(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-11
(54)【発明の名称】仕分け車および仕分け機
(51)【国際特許分類】
B65G 35/06 20060101AFI20240304BHJP
H02G 11/00 20060101ALI20240304BHJP
【FI】
B65G35/06 E
H02G11/00
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023557083
(86)(22)【出願日】2022-01-05
(85)【翻訳文提出日】2023-09-15
(86)【国際出願番号】 CN2022070252
(87)【国際公開番号】W WO2022193801
(87)【国際公開日】2022-09-22
(31)【優先権主張番号】202110291934.5
(32)【優先日】2021-03-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】320015083
【氏名又は名称】北京京東乾石科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】BEIJING JINGDONG QIANSHI TECHNOLOGY CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】ROOM A1905, 19TH FLOOR, NO. 2 BUILDING, NO. 18 KECHUANG 11 STREET, BEIJING ECONOMIC AND TECHNOLOGICAL DEVELOPMENT ZONE, BEIJING 100176, PEOPLE’S REPUBLIC OF CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】単 文君
(72)【発明者】
【氏名】張 力
(72)【発明者】
【氏名】宋 国庫
(72)【発明者】
【氏名】湯 育文
(72)【発明者】
【氏名】李 彬
【テーマコード(参考)】
5G371
【Fターム(参考)】
5G371AA07
5G371BA04
(57)【要約】
仕分け車(100)および仕分け機(1000)である。仕分け車(100)は、ハーネス構造(2)および少なくとも2つの車体(1)を備え、少なくとも2つの車体(1)は順次枢着され、ハーネス構造(2)は、隣接する2つの車体(1)にそれぞれ接続され、ハーネス構造(2)は弾性変形部を含み、弾性変形部は隣接する2つの車体(1)の接合位置に位置する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
順次枢着される少なくとも2つの車体(1)と、
隣接する2つの前記車体(1)にそれぞれ接続され、隣接する2つの前記車体(1)の接合位置に位置する弾性変形部を含むハーネス構造(2)と、を備える、
仕分け車。
【請求項2】
前記弾性変形部は螺旋構造である、
請求項1に記載の仕分け車。
【請求項3】
前記ハーネス構造(2)は通信ハーネス(21)を含み、前記通信ハーネス(21)は、第1弾性変形部(211)と、前記第1弾性変形部(211)の両端にそれぞれ設けられた2つの第1接続部(212)とを含み、前記第1弾性変形部(211)は隣接する2つの前記車体(1)の接合位置に位置し、各前記第1接続部(212)は第1直線セグメントを含み、2つの前記第1直線セグメントは隣接する2つの前記車体(1)にそれぞれ固定される、
請求項1に記載の仕分け車。
【請求項4】
前記車体(1)はドライバ(13)を含み、前記通信ハーネス(21)の2つの前記第1接続部(212)は、隣接する2つの前記車体(1)における前記ドライバ(13)にそれぞれ接続される、
請求項3に記載の仕分け車。
【請求項5】
前記ハーネス構造(2)は導電ハーネス(22)を更に含み、前記導電ハーネス(22)は、第2弾性変形部(221)と、前記第2弾性変形部(221)の両端にそれぞれ設けられた2つの第2接続部(222)とを含み、前記第2弾性変形部(221)は隣接する2つの前記車体(1)の接合位置に位置し、各前記第2接続部(222)は第2直線セグメントを含み、2つの前記第2直線セグメントは隣接する2つの前記車体(1)にそれぞれ固定される、
請求項4に記載の仕分け車。
【請求項6】
前記車体(1)は少なくとも3つであり、前記仕分け車は、スプリッター(4)、サブワイヤ(5)および電源を更に含み、各前記車体(1)にスプリッター(4)が設けられ、前記スプリッター(4)と対応する前記ドライバ(13)とは前記サブワイヤ(5)を介して接続され、中間にある前記車体(1)の前記スプリッター(4)は、隣接する2つの前記導電ハーネス(22)の前記第2接続部(222)に接続され、端部に位置する前記車体(1)の前記スプリッター(4)は、前記電源および隣接する前記導電ハーネス(22)の前記第2接続部(222)にそれぞれ接続される、
請求項5に記載の仕分け車。
【請求項7】
前記ハーネス構造(2)を前記車体(1)に固定する固定構造(3)を更に備え、前記固定構造(3)は、
前記車体(1)に設けられた取り付けプレート(31)と、
前記取り付けプレート(31)と共に前記第1直線セグメントおよび前記第2直線セグメントを挟持するワイヤ押え具(32)と、
前記取り付けプレート(31)と前記ワイヤ押え具(32)とを固定する固定具(33)と、を備える、
請求項6に記載の仕分け車。
【請求項8】
前記ワイヤ押え具(32)に収容溝が開設され、前記第1直線セグメントおよび前記第2直線セグメントは前記収容溝内に収容される、
請求項7に記載の仕分け車。
【請求項9】
前記ワイヤ押え具(32)の下端面に前記収容溝が開設され、前記ワイヤ押え具(32)の側面に前記収容溝に連通する縦溝が開設され、前記収容溝の底面と前記縦溝の底面とは円弧遷移面を介して接続される、
請求項8に記載の仕分け車。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか1項に記載の仕分け車を備える、仕分け機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2021年3月18日に中国専利局に提出された出願番号が202110291934.5である中国特許出願に対して優先権を主張するものであり、該出願の全ての内容が引用により本願に援用される。
【0002】
本願は、物流技術分野に関し、例えば、仕分け車および仕分け機に関する。
【背景技術】
【0003】
仕分け車は、ハーネス構造と、順次接続された複数の車体とを備え、車体は、シャーシおよびチェーン構造を含み、チェーン構造の一端は、それに対応するシャーシに枢着され、チェーン構造の他端は、隣接するシャーシに枢着される。ハーネス構造は、シャーシに接続され、且つ、複数の車体の配列方向に沿って延在し、ハーネス構造は仕分け車のドライバに接続され、ハーネス構造は、ドライバに信号および電力を提供することができる。仕分け車がカーブの位置にある場合、隣接する車体は一直線になく、一定の角度をなして配列されるため、ハーネス構造が繰り返し屈曲し、ハーネス構造は折損しやすく、寿命が短く、上記構造が適用された仕分け車および仕分け機の運転安定性は悪い。
【0004】
よって、ハーネス構造が折損しやすく、寿命が短いという問題、および仕分け車および仕分け機の運転安定性が悪いという問題を解決するための仕分け車および仕分け機の出願が差し迫って必要となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願は、ハーネス構造の折損を防止し、ハーネス構造の寿命を向上させ、仕分け車運転の安定性を向上させることができる仕分け車を提供する。
【0006】
本願は、上記仕分け車を適用することにより、仕分け機の運転安定性を向上させることができる仕分け機を更に提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願は、以下の技術案を採用する。
【0008】
態様1において、本願は、
順次枢着された少なくとも2つの車体と、
隣接する2つの前記車体にそれぞれ接続され、隣接する2つの前記車体の接合位置に位置する弾性変形部を含むハーネス構造と、を備える、
仕分け車を提供する。
【0009】
態様2において、本願は、
上記のような仕分け車を備える、
仕分け機を更に提供する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図3】実施例に係る車体およびハーネス構造の構造模式図である。
【
図4】実施例に係るハーネス構造および固定構造の構造模式図である。
【
図5】実施例に係るワイヤ押え具の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面および実施例を参照しながら本願について詳細に説明する。
【0012】
本願の説明において、特に明確な規定および限定がない限り、「接続」、「連結」、「固定」という用語は広義的に理解すべきであり、例えば、固定接続であってもよし、着脱可能な接続であってもよいし、一体成形であってもよく、機械的接続であってもよいし、電気的接続であってもよく、直接接続であってもよいし、中間媒体を介する間接的な接続であってもよく、2つの素子の内部の連通または2つの素子の相互作用の関係であってもよい。当業者は、具体的な状況に応じて上記用語の本願中の具体的な意味を理解することができる。
【0013】
本願において、特に明確な規定および限定がない限り、第1の特徴が第2の特徴の「上」または「下」にあることは、第1の特徴と第2の特徴とが直接接触することを含んでもよく、第1の特徴と第2の特徴とが直接接触するのではなく、それらの間の他の特徴を介して接触することを含んでもよい。更に、第1の特徴が第2の特徴の「上」、「上方」および「上面」にあることは、第1の特徴が第2の特徴の真上および斜め上にあることを含むか、または単に第1の特徴の水平高さが第2の特徴よりも高いことを表しているだけである。第1の特徴が第2の特徴の「下」、「下方」および「下面」にあることは、第1の特徴が第2の特徴の真下および斜め下にあることを含むか、または単に第1の特徴の水平高さが第2の特徴よりも低いことを表しているだけである。
【0014】
本実施例の記述において、「上」、「下」、「左」、「右」という用語等の方位または位置関係は、図面に示す方位または位置関係に基づくものであり、説明を容易にして操作を簡略化するためのものに過ぎず、指している装置または素子が必ず特定の方位を有し、特定の方位で構造されて操作される必要があることを明示または暗示するものではないため、本願を限定するものと理解すべきではない。また、「第1」、「第2」という用語は、記述上で区別するためのものに過ぎず、特別な意味はない。
【0015】
図1に示すように、本実施例は、仕分け機1000を提供し、該仕分け機1000は、仕分け車100、フレーム300、レールアセンブリ200および駆動アセンブリを備える。レールアセンブリ200および駆動アセンブリは、いずれもフレーム300に取り付けられ、仕分け車100はレールアセンブリ200に設けられ、駆動アセンブリは、レールアセンブリ200に沿って動くように仕分け車100を駆動する。
【0016】
図2に示すように、仕分け車100は、ハーネス構造2と、少なくとも2つの順次接続された車体1とを備え、車体1はシャーシ11およびチェーン構造12を含み、チェーン構造12は、第1連結フレーム121、ローラ122および第2連結フレーム123を含み、第1連結フレーム121はシャーシ11に固定され、ローラ122は第1連結フレーム121に枢着され、第2連結フレーム123の一端は、対応する車体1の第1連結フレーム121に枢着され、他端は、隣接する車体1の第1連結フレーム121に枢着され、レールアセンブリ200は環状であり、ローラ122は環状のレールアセンブリ200に沿って運転する。ハーネス構造2は、隣接する2つの車体1にそれぞれ接続され、ハーネス構造2は車体1のドライバ13に電気的に接続され、ハーネス構造は、ドライバに信号および電力を提供することができる。仕分け車100がカーブの位置にある場合、隣接する車体1は一直線になく、一定の角度をなして配列されるため、ハーネス構造2が繰り返し屈曲し、ハーネス構造2は折損しやすく、寿命が短く、上記構造が適用された仕分け車100および仕分け機1000の運転安定性は悪い。
【0017】
上記問題を解決するために、
図2および
図3に示すように、本実施例のハーネス構造2は、隣接する2つの車体1にそれぞれ接続され、ハーネス構造2は弾性変形部を含み、弾性変形部は隣接する2つの車体1の接合位置に位置し、仕分け車100がカーブ位置にある場合、カーブ位置の弾性変形部は弾性変形することで、ハーネス構造2における屈曲力を弾性変形部に分散することを実現し、ハーネス構造2を硬く折ることを回避し、ハーネス構造2の寿命を確保し、仕分け車100および仕分け機1000の運転安定性を向上させる。
【0018】
例示的には、
図2に示すように、弾性変形部は螺旋構造であり、隣接する車体1が一定の角度をなすと、螺旋構造が大きく屈曲して変形することができ、仕分け車100の角度変化が大きい屈曲を実現する。
【0019】
好ましくは、ハーネス構造2は、ワイヤコアおよび弾性シースを含み、弾性シースはワイヤコアの外周に被覆され、弾性シースは、螺旋構造の弾性変形能力を向上させることができ、螺旋構造は、より大きな程度の弾性変形に適応することができる。例示的には、弾性シースは、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン等で作製でき、ここで、弾性シースはポリプロピレン材料を採用し、無毒で、無臭で、密度が小さく、強度が高く、硬度が高く、信号ケーブルが伸縮性の高い螺旋状構造を有することを効果的に確保し、ポリプロピレンで作製された弾性シースは、ポリ塩化ビニルで作製された弾性シースと比べて弾性変形能力が4~5倍高い。
【0020】
図2を参照しながらハーネス構造2の構造について説明し、
図2に示すように、車体1はドライバ13を含み、ハーネス構造2は通信ハーネス21を含み、通信ハーネス21の2つの第1接続部212は、隣接する2つの車体1におけるドライバ13にそれぞれ接続され、車体1と車体1との間の信号の伝送を実現し、通信ハーネス21は、車体1の信号の伝送を実現することができる。
【0021】
ハーネス構造2全体をねじ形状に加工すると、ハーネス構造2と車体1との固定は強固でなくなり、ハーネス構造2は車体1から脱落しやすくなる。上記問題を解決するために、
図2に示すように、通信ハーネス21は、第1弾性変形部211と、第1弾性変形部211の両端に設けられた第1接続部212とを含み、第1弾性変形部211は隣接する2つの車体1の接合位置に位置し、第1接続部212は第1直線セグメントを含み、2つの第1直線セグメントは隣接する2つの車体1にそれぞれ固定され、第1直線セグメントの構造がねじ形状と比べて平坦であるため、車体1との固定を実現しやすく、ハーネス構造2と車体1との良好な固定を確保することができる。
【0022】
図2に示すように、ハーネス構造2は導電ハーネス22を更に備え、導電ハーネス22は、第2弾性変形部221と、第2弾性変形部221の両端に設けられた第2接続部222とを含み、第2弾性変形部221は、隣接する2つの車体1の接合位置に位置し、2つの第2接続部222は、隣接する2つの車体1にそれぞれ固定され、好ましくは、第2接続部222は第2直線セグメントを含み、2つの第2直線セグメントは隣接する2つの車体1にそれぞれ固定され、第2直線セグメントの構造がねじ形状と比べて平坦であるため、車体1との固定を実現しやすく、導電ハーネス22と車体1との良好な固定を確保することができる。
【0023】
図2に示すように、車体は少なくとも3つであり、仕分け車は、スプリッター4、サブワイヤ5および電源を更に含み、各車体1にスプリッター4が設けられ、スプリッター4と対応するドライバ13とはサブワイヤ5を介して接続され、中間にある車体1のスプリッター4は隣接する2つの導電ハーネス22の第2接続部222に接続され、端部にある車体1のスプリッター4は、電源および隣接する導電ハーネス22の第2接続部222にそれぞれ接続されることで、電源の異なるドライバ13への給電を実現する。
【0024】
仕分け車100は固定構造3を更に含み、固定構造3の構造を容易に理解するために、
図4に示すように、固定構造3は、取り付けプレート31、ワイヤ押え具32および固定具33を含み、取り付けプレート31は車体1に設けられ、ワイヤ押え具32は取り付けプレート31と共に第1直線セグメントおよび第2直線セグメントを挟持し、固定具33は取り付けプレート31とワイヤ押え具32とを固定し、これにより、固定構造3は、ハーネス構造2を車体1に固定する作用を実現する。仕分け車100の運転中に、ハーネス構造2が車体1から落下することを回避し、仕分け車100の正常な運転を確保する。ハーネス構造2と車体1との強固な接続を実現するために、本実施例において、ワイヤ押え具32はブロック状をなし、ブロック状のワイヤ押え具32の強度および硬度がより大きいため、取り付けプレート31と共に第1直線セグメントおよび第2直線セグメントを強固に挟持する作用を実現する。例示的には、固定具33はネジまたはピン等であってもよい。
【0025】
好ましい形態として、
図5に示すように、ワイヤ押え具32に収容溝が開設され、第1直線セグメントおよび第2直線セグメントは収容溝に収容され、第1直線セグメントおよび第2直線セグメントをそれぞれワイヤ押え具32に迅速に取り付けて位置決めする作用を実現し、ハーネス構造2、固定構造3および車体1の取り付け効率を向上させることができる。例示的には、ワイヤ押えブロック32には、それぞれが独立した第1収容溝321および第2収容溝324がそれぞれ開設され、ここで、第1収容溝321の形状およびサイズはそれぞれ第1直線セグメントに合致し、第2収容溝324の形状およびサイズはそれぞれ第2直線セグメントに合致し、通信ハーネス21と導電ハーネス22との物理的隔離を実現し、通信ハーネス21と導電ハーネス22との間の信号の干渉を防止し、通信ハーネス21および導電ハーネス22がいずれも正常に運転できることを確保することができる。
【0026】
好ましい形態として、ワイヤ押え具32の下端面に収容溝が開設され、ワイヤ押え具32の側面に収容溝に連通する縦溝が開設され、収容溝の底面と縦溝の底面とは円弧遷移面を介して接続される。例示的には、
図5に示すように、ワイヤ押え具32の下端面に第1収容溝321および第2収容溝324が開設され、ワイヤ押え具32の側面に第1縦溝322および第2縦溝325が開設され、第1縦溝322は第1収容溝321に連通し、第2縦溝325は第2収容溝324に連通する。第1収容溝321の底面と第1縦溝322の底面とが第1円弧遷移面323を介して接続され、第2収容溝324の底面と第2縦溝325の底面とが第2円弧遷移面326を介して接続され、第1円弧遷移面323および第2円弧遷移面326は、第1直線セグメントおよび第2直線セグメントにおける応力集中を減少し、第1直線セグメントおよび第2直線セグメントの破損を回避し、通信ハーネス21と導電ハーネス22との使用寿命を向上させることができる。
【0027】
好ましい形態として、第1直線セグメントおよび第2直線セグメントに一定の弾性変形を発生することができ、第1収容溝321の深さが第1直線セグメントの直径よりも1mm~2mm小さく、第2収容溝326の深さが第2直線セグメントの直径よりも1mm~2mm小さいため、固定構造3が第1直線セグメントおよび第2直線セグメントを車体1に固定すると、ワイヤ押え具32は、取り付けプレート31と共に通信ハーネス21および導電ハーネス22を密に挟持する作用を実現することができる。
【符号の説明】
【0028】
1000:仕分け機;100:仕分け車;200:レールアセンブリ;300:フレーム;1:車体;11:シャーシ;12:チェーン構造;121:第1連結フレーム;122:ローラ;123:第2連結フレーム;13:ドライバ;2:ハーネス構造;21:通信ハーネス;211:第1弾性変形部;212:第1接続部;22:導電ハーネス;221:第2弾性変形部;222:第2接続部;3:固定構造;31:取り付けプレート;32:ワイヤ押え具;321:第1収容溝;322:第1縦溝;323:第1円弧遷移面;324:第2収容溝;325:第2縦溝;326:第2円弧遷移面;33:固定具;4:スプリッター;5:サブワイヤ。
【国際調査報告】