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特表2024-510829制御チャネルモニタリング方法、装置、端末及びネットワーク側機器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-11
(54)【発明の名称】制御チャネルモニタリング方法、装置、端末及びネットワーク側機器
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/232 20230101AFI20240304BHJP
   H04W 72/0457 20230101ALN20240304BHJP
【FI】
H04W72/232
H04W72/0457 110
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023558641
(86)(22)【出願日】2022-03-24
(85)【翻訳文提出日】2023-11-16
(86)【国際出願番号】 CN2022082728
(87)【国際公開番号】W WO2022199655
(87)【国際公開日】2022-09-29
(31)【優先権主張番号】202110321320.7
(32)【優先日】2021-03-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001151
【氏名又は名称】あいわ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】劉 思▲キ▼
(72)【発明者】
【氏名】李 根
(72)【発明者】
【氏名】紀 子超
(72)【発明者】
【氏名】潘 学明
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE61
5K067JJ13
(57)【要約】
本出願は、制御チャネルモニタリング方法、装置、端末及びネットワーク側機器を開示し、通信技術分野に属し、本出願の実施例の制御チャネルモニタリング方法は、端末が第一のチャネルモニタリングバジェットを取得することであって、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であることと、前記端末が第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースに対して第一の操作を実行することであって、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含むこととを含む。
【選択図】 図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御チャネルモニタリング方法であって、
端末が第一のチャネルモニタリングバジェットを取得することであって、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記端末が第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースに対して第一の操作を実行することであって、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含むこととを含む、制御チャネルモニタリング方法。
【請求項2】
前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含む、請求項1に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項3】
前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルの制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第一のセルにおける特定の制御リソースとのうちの一つを含む、請求項1又は2に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項4】
前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルにおける少なくとも一つの公衆サーチスペースCSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つの専用サーチスペースUSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つのCSS及び少なくとも一つのUSSと、
前記第一のセルにおける特定のサーチスペースSSとのうちの一つを含む、請求項1又は2に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項5】
第一のブラインド検出対象数は、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第一のブラインド検出対象数は、前記端末がN1個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N1は、正整数である、請求項1又は2に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項6】
第二のブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットよりも大きい場合、前記端末は、
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することとのうちの少なくとも一つを実行し、
前記第二のブラインド検出対象数は、前記端末がN2個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N2は、正整数である、請求項1又は2に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項7】
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することは、
前記第一の制御リソースの少なくとも一つのUSSの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
前記第一の制御リソースの特定の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
第一の予め設定されたルールに従って第一のサブ制御リソース内のブラインド検出対象をマッピングした後に、前記端末がモニタリングする必要があるブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットよりも大きい場合、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを含む前記第一のサブ制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することとのうちの一つを含む、請求項6に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項8】
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することは、
前記第一の制御リソースの少なくとも一つのCSSの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することと、
第二の予め設定されたルールに従って第二のサブ制御リソース内のブラインド検出対象をマッピングした後に、前記端末がモニタリングする必要があるブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下である場合、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを含む前記第二のサブ制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することとのうちの一つを含む、請求項6に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項9】
前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルである、請求項1に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項10】
第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、前記第一の制御リソースは、
前記第二のセルの制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第二のセルにおける特定の制御リソースとのうちのいずれか一つを含む、請求項1又は9に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項11】
第三のブラインド検出対象数は、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第三のブラインド検出対象数は、前記端末がN3個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、N3は、正整数である、請求項1又は9に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項12】
前記M個のセルは、前記第一のセルと第二のセルとを含み、前記第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットである、請求項1又は9に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項13】
前記M個のセルは、第三のセルを含み、前記第三のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
第二の制御リソースに基づいて決定された第四のチャネルモニタリングバジェットと、
少なくとも一つの第五のチャネルモニタリングバジェットと少なくとも一つの第六のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つに基づいて決定された第七のチャネルモニタリングバジェットであって、前記第五のチャネルモニタリングバジェットは、第四のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットであり、前記第四のセルは、前記M個のセルのうちの前記第三のセルと異なるセルであり、前記第六のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットである第七のチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第三のチャネルモニタリングバジェットである、請求項1に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項14】
前記第三のチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、
前記第七のチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、前記第七のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つである、請求項13に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項15】
前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値、最小値、平均値又は重み付け値であり、
各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれN4個の時間単位のうちの各時間単位における前記第二の制御リソースの少なくとも一つの制御リソース内のブラインド検出対象に基づいて決定される、請求項13又は14に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項16】
各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれ前記端末がN4個の時間単位のうちの各時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第三のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数であり、前記第三のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の一つの制御リソースを含み、
又は
各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれ前記端末がN4個の時間単位のうちの各時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第四のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数の重み付け値であり、前記第四のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の少なくとも二つの制御リソースを含む、請求項15に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項17】
前記N4個の時間単位は、第一のリファレンスサブキャリア帯域幅に対応するN4個の時間単位である、請求項15に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項18】
前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記M個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最小サブキャリア帯域幅と、
予め構成されたサブキャリア帯域幅と、
プロトコルにより予め定義されたサブキャリア帯域幅と、
ネットワーク側機器により構成されたサブキャリア帯域幅とのうちの一つである、請求項17に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項19】
前記第三のセルは、前記第一のセルであり、前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、前記N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値であり、前記第二の制御リソースは、前記第一のセルを含むすべてのCSSである、請求項15に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項20】
前記第三のセルは、前記第一のセルであり、前記第二の制御リソースは、
前記第一のセルにおける自己スケジューリングに使用できる少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルにおける自己スケジューリングに専用の少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルの少なくとも一つの公衆制御リソースと、
前記第一のセルの少なくとも一つの専用制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項13に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項21】
前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、前記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と前記M個のセルのサブキャリア帯域幅とのうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と前記M個のセルのサブキャリア帯域幅とのうちの最小サブキャリア帯域幅と、
予め構成されたサブキャリア帯域幅と、
プロトコルにより予め定義されたサブキャリア帯域幅と、
ネットワーク側機器により構成されたサブキャリア帯域幅とのうちの一つである、請求項17に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項22】
前記N4個の時間単位は、連続的なN4個の時間単位である、請求項15に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項23】
前記N4個の時間単位は、予め設定された時間範囲内の連続的なN4個の時間単位である、請求項22に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項24】
前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項13に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項25】
前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用されない制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける自己スケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおけるクロスキャリアスケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルのスケジューリングに使用される少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースと、
前記第三のセルにおける少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項13に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項26】
前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットを含み、前記N個のセルは、前記M個のセルのうちの任意のN個のセルであり、Nは、1よりも大きく且つM以下の整数であり、前記N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応する制御リソースに基づいて決定された第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
リファレンス構成に基づいて決定された第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットに基づいて決定された第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットである、請求項1に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項27】
前記第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つを含む、請求項26に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項28】
前記N個のセルは、第一のセルを含み、前記第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するキャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットと、前記第一のセルに対応する非キャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットとのうちの一つを含む、請求項26に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項29】
前記リファレンス構成は、第二のリファレンスサブキャリア帯域幅を含む、請求項26に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項30】
前記第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、前記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅に対応する少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットのうちの最大チャネルモニタリングバジェットを含む、請求項29に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項31】
前記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記N個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記N個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記N個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最小サブキャリア帯域幅とのうちの一つを含む、請求項29に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項32】
制御チャネルモニタリング装置であって、
第一のチャネルモニタリングバジェットを取得するための取得モジュールであって、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含む取得モジュールと、
第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースに対して第一の操作を実行するための操作モジュールであって、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含む操作モジュールとを含む、制御チャネルモニタリング装置。
【請求項33】
制御チャネルモニタリング方法であって、
ネットワーク側機器が第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースを構成する又は割り当てることを含み、
前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、
前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、
又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含む、制御チャネルモニタリング方法。
【請求項34】
前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含む、請求項33に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項35】
前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルの制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第一のセルにおける特定の制御リソースとのうちの一つを含む、請求項33又は34に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項36】
前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルにおける少なくとも一つの公衆サーチスペースCSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つの専用サーチスペースUSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つのCSS及び少なくとも一つのUSSと、
前記第一のセルにおける特定のサーチスペースSSとのうちの一つを含む、請求項33又は34に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項37】
第一のブラインド検出対象数は、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第一のブラインド検出対象数は、端末がN1個の時間単位内において第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N1は、正整数であり、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含む、請求項33又は34に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項38】
前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルである、請求項33に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項39】
第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、前記第一の制御リソースは、
前記第二のセルの制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第二のセルにおける特定の制御リソースとのうちのいずれか一つを含む、請求項33又は38に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項40】
第三のブラインド検出対象数は、前記第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第三のブラインド検出対象数は、端末がN3個の時間単位内に第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N3は、正整数であり、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含む、請求項33又は38に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項41】
前記M個のセルは、前記第一のセルと第二のセルとを含み、前記第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットである、請求項33又は38に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項42】
前記M個のセルは、第三のセルを含み、前記第三のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、
端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
第二の制御リソースに基づいて決定された第四のチャネルモニタリングバジェットと、
少なくとも一つの第五のチャネルモニタリングバジェットと少なくとも一つの第六のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つに基づいて決定された第七のチャネルモニタリングバジェットであって、前記第五のチャネルモニタリングバジェットは、第四のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットであり、前記第四のセルは、前記M個のセルのうちの前記第三のセルと異なるセルであり、前記第六のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットである第七のチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第三のチャネルモニタリングバジェットである、請求項33に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項43】
前記第三のチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、
前記第七のチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、前記第七のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つである、請求項42に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項44】
前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値、最小値、平均値又は重み付け値であり、
各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれN4個の時間単位のうちの各時間単位における前記第二の制御リソースの少なくとも一つの制御リソース内のブラインド検出対象に基づいて決定される、請求項42又は43に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項45】
各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれ前記端末がN4個の時間単位のうちの各時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第三のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数であり、前記第三のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の一つの制御リソースを含み、
又は
各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれ前記端末がN4個の時間単位のうちの各時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第四のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数の重み付け値であり、前記第四のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の少なくとも二つの制御リソースを含む、請求項44に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項46】
前記N4個の時間単位は、第一のリファレンスサブキャリア帯域幅に対応するN4個の時間単位である、請求項44に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項47】
前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記M個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最小サブキャリア帯域幅と、
予め構成されたサブキャリア帯域幅と、
プロトコルにより予め定義されたサブキャリア帯域幅と、
ネットワーク側機器により構成されたサブキャリア帯域幅とのうちの一つである、請求項46に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項48】
前記第三のセルは、前記第一のセルであり、前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、前記N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値であり、前記第二の制御リソースは、前記第一のセルを含むすべてのCSSである、請求項44に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項49】
前記第三のセルは、前記第一のセルであり、前記第二の制御リソースは、
前記第一のセルにおける自己スケジューリングに使用できる少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルにおける自己スケジューリングに専用の少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルの少なくとも一つの公衆制御リソースと、
前記第一のセルの少なくとも一つの専用制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項42に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項50】
前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、前記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と前記M個のセルのサブキャリア帯域幅とのうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と前記M個のセルのサブキャリア帯域幅とのうちの最小サブキャリア帯域幅と、
予め構成されたサブキャリア帯域幅と、
プロトコルにより予め定義されたサブキャリア帯域幅と、
ネットワーク側機器により構成されたサブキャリア帯域幅とのうちの一つである、請求項46に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項51】
前記N4個の時間単位は、連続的なN4個の時間単位である、請求項44に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項52】
前記N4個の時間単位は、予め設定された時間範囲内の連続的なN4個の時間単位である、請求項51に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項53】
前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項42に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項54】
前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用されない制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける自己スケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおけるクロスキャリアスケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルのスケジューリングに使用される少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースと、
前記第三のセルにおける少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項42に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項55】
前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットを含み、前記N個のセルは、前記M個のセルのうちの任意のN個のセルであり、Nは、1よりも大きく且つM以下の整数であり、前記N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応する制御リソースに基づいて決定された第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
リファレンス構成に基づいて決定された第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットに基づいて決定された第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットである、請求項33に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項56】
前記第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つを含む、請求項55に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項57】
前記N個のセルは、第一のセルを含み、前記第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するキャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットと、前記第一のセルに対応する非キャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットとのうちの一つを含む、請求項55に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項58】
前記リファレンス構成は、第二のリファレンスサブキャリア帯域幅を含む、請求項55に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項59】
前記第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、前記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅に対応する少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットのうちの最大チャネルモニタリングバジェットを含む、請求項58に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項60】
前記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記N個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記N個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記N個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最小サブキャリア帯域幅とのうちの一つを含む、請求項58に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項61】
制御チャネルモニタリング装置であって、
第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースを構成する又は割り当てるための処理モジュールを含み、
前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、
前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、
又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含む、制御チャネルモニタリング装置。
【請求項62】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含む端末であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から31のいずれか1項に記載の制御チャネルモニタリング方法のステップを実現する、端末。
【請求項63】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含むネットワーク側機器であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項33から60のいずれか1項に記載の制御チャネルモニタリング方法のステップを実現する、ネットワーク側機器。
【請求項64】
プログラム又は命令が記憶される可読記憶媒体であって、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から31のいずれか1項に記載の制御チャネルモニタリング方法を実現し、又は請求項33から60のいずれか1項に記載の制御チャネルモニタリング方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項65】
プロセッサと通信インターフェースとを含むチップであって、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、請求項1から31のいずれか1項に記載の制御チャネルモニタリング方法を実現し、又は請求項33から60のいずれか1項に記載の制御チャネルモニタリング方法のステップを実現するために用いられる、チップ。
【請求項66】
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が非揮発性の記憶媒体に記憶され、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項1から31のいずれか1項に記載の制御チャネルモニタリング方法を実現し、又は請求項33から60のいずれか1項に記載の制御チャネルモニタリング方法のステップを実現する、コンピュータプログラム製品。
【請求項67】
通信機器であって、請求項1から31のいずれか1項に記載の制御チャネルモニタリング方法を実行し、又は請求項33から60のいずれか1項に記載の制御チャネルモニタリング方法のステップを実行するように構成されている、通信機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年3月25日に中国で提出された中国特許出願No.202110321320.7の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
【0002】
本出願は、通信技術分野に属し、具体的に制御チャネルモニタリング方法、装置、端末及びネットワーク側機器に関する。
【背景技術】
【0003】
第五世代(5th-Generation、5G)ニューラジオ(New Radio、NR)システムは、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation、CA)をサポートし、ユーザ機器(User Equipment、UE)のために複数のキャリア(Component Carrier、CC)又はセルを構成し且つアクティブ化し、且つCAにおけるクロスキャリアスケジューリングをサポートすることができる。しかしながら、従来の技術では、一つのセルは、往々にして一つのスケジューリングセルでしかスケジューリングできない。即ち自己でしかスケジューリングできず又は別のセルでしかスケジューリングできず、且つプライマリセル(Primary Cell、PCell)は、PCell自分でしかスケジューリングできない。一つのスケジューリングセルにおける制御リソースが限られているため、スケジューリングセルにおけるスケジューリングブロッキング問題を招きやすい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願の実施例は、スケジューリングセルにおけるスケジューリングブロッキング問題を緩和できる制御チャネルモニタリング方法、装置、端末及びネットワーク側機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第一の態様によれば、制御チャネルモニタリング方法を提供し、この方法は、
端末が第一のチャネルモニタリングバジェットを取得することであって、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記端末が第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースに対して第一の操作を実行することであって、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含むこととを含む。
【0006】
第二の態様によれば、制御チャネルモニタリング装置を提供し、この装置は、
第一のチャネルモニタリングバジェットを取得するための取得モジュールであって、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含む取得モジュールと、
第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースに対して第一の操作を実行するための操作モジュールであって、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含む操作モジュールとを含む。
【0007】
第三の態様によれば、制御チャネルモニタリング方法を提供し、この方法は、
ネットワーク側機器が第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースを構成する又は割り当てることを含み、
ここで、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、
前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、
又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含む。
【0008】
第四の態様によれば、制御チャネルモニタリングの装置を提供し、この装置は、
第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースを構成する又は割り当てるための処理モジュールを含み、
ここで、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、
前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、
又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含む。
【0009】
第五の態様によれば、端末を提供し、この端末は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0010】
第六の態様によれば、プロセッサと通信インターフェースとを含む端末を提供し、前記プロセッサは、第一のチャネルモニタリングバジェットを取得するために用いられ、ここで、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、
前記通信インターフェースは、第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースに対して第一の操作を実行するために用いられ、ここで、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含む。
【0011】
第七の態様によれば、ネットワーク側機器を提供し、このネットワーク側機器は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第三の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0012】
第八の態様によれば、プロセッサと通信インターフェースとを含むネットワーク側機器を提供し、前記通信インターフェースは、第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースを構成する又は割り当てるために用いられ、
ここで、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、
前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、
又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含む。
【0013】
第九の態様によれば、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体にプログラム又は命令が記憶され、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現し、又は第三の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0014】
第十の態様によれば、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、第一の態様に記載の方法のステップを実現し、又は第三の態様に記載の方法のステップを実現するために用いられる。
【0015】
第十一の態様によれば、コンピュータプログラム又はプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム又はプログラム製品が非揮発性の記憶媒体に記憶され、前記プログラム又はプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様に記載の方法のステップを実現し、又は第三の態様に記載の方法を実現する。
【発明の効果】
【0016】
本出願の実施例では、第一のセルが複数のセルによりスケジューリングされることをサポートする場合、端末は、第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースに対して割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つを行い、第一のセルのスケジューリングセルにおけるスケジューリングブロッキング問題を緩和できるとともに、第一のセルが複数のセルによりスケジューリングされる時の端末による復調の複雑さを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本出願の実施例が適用可能な無線通信システムのブロック図である。
図2】本出願の実施例による異なるセルの周波数バンドの概略図である。
図3】本出願の実施例によるSCellによりPCellをスケジューリングする概略図である。
図4】本出願の実施例による制御リソース構成の概略図のその一である。
図5】本出願の実施例による制御チャネルモニタリング方法のフローチャートである。
図6】本出願の実施例による別の制御チャネルモニタリング方法のフローチャートである。
図7a】本出願の実施例による制御リソース構成の概略図のその二である。
図7b】本出願の実施例による制御リソース構成の概略図のその三である。
図7c】本出願の実施例による制御リソース構成の概略図のその四である。
図7d】本出願の実施例による制御リソース構成の概略図のその五である。
図7e】本出願の実施例による制御リソース構成の概略図のその六である。
図8】本出願の実施例による制御チャネルモニタリング装置の構造図である。
図9】本出願の実施例による別の制御チャネルモニタリング装置の構造図である。
図10】本出願の実施例による通信機器の構造図である。
図11】本出願の実施例による端末の構造図である。
図12】本出願の実施例によるネットワーク側機器の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭に記述する。明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者により得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0019】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用される用語は、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能であり、且つ「第一」、「第二」によって区別される対象は、一般的には同一つの類であり、対象の数を限定しない。例えば第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0020】
指摘すべきこととして、本出願の実施例に記述された技術は、ロングタームエボリューション型(Long Term Evolution、LTE)/LTEの進化(LTE-Advanced、LTE-A)システムに限らず、他の無線通信システム、例えば符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、CDMA)、時分割多重接続(Time Division Multiple Access、TDMA)、周波数分割多重接続(Frequency Division Multiple Access、FDMA)、直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、OFDMA)、単一キャリア周波数分割多重接続(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access、SC-FDMA)と他のシステムにも適用できる。本出願の実施例における用語である「システム」と「ネットワーク」は、常に交換可能に使用され、記述された技術は、以上に言及されたシステムとラジオ技術に用いられてもよく、他のシステムとラジオ技術に用いられてもよい。以下の記述は、例示の目的でニューラジオ(New Radio、NR)システムを記述しているとともに、以下の大部分の記述においてNR用語を使用しているが、これらの技術は、NRシステム応用以外の応用、例えば第六世代(6th Generation、6G)通信システムに適用されてもよい。
【0021】
図1は、本出願の実施例が適用可能な無線通信システムのブロック図を示す。無線通信システムは、端末11とネットワーク側機器12とを含む。ここで、端末11は、端末機器又はユーザ端末(User Equipment、UE)と呼ばれてもよく、端末11は、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)(又は、ノートパソコンと呼ばれる)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、パームトップコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、モバイルインターネットディバイス(Mobile Internet Device、MID)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)又は車載機器(Vehicle User Equipment、VUE)、歩行者端末(Pedestrian User Equipment、PUE)などの端末側機器であってもよく、ウェアラブルデバイスは、スマートウォッチ、ブレスレット、イヤホン、メガネなどを含む。説明すべきこととして、本出願の実施例では、端末11の具体的なタイプを限定するものではない。ネットワーク側機器12は、基地局又はコアネットワークであってもよい。ここで、基地局は、ノードB、進化ノードB、アクセスポイント、ベーストランシーバステーション(Base Transceiver Station、BTS)、ラジオ基地局、ラジオ送受信機、ベーシックサービスセット(Basic Service Set、BSS)、拡張サービスセット(Extended Service Set、ESS)、Bノード、進化型Bノード(eNB)、家庭用Bノード、家庭用進化型Bノード、WLANアクセスポイント、WiFiノード、トランスミッションポイント(Transmitting Receiving Point、TRP)又は当分野における他のある適切な用語と呼ばれてもよく、同じ技術的効果が達成される限り、前記基地局は、特定の技術用語に限らず、説明すべきこととして、本出願の実施例においてNRシステムにおける基地局のみを例にするが、基地局の具体的なタイプを限定するものではない。
【0022】
理解の便宜上、以下は、本出願の実施例に関わる関連内容を説明する。
セルのスケジューリング:
第五世代(5th-Generation、5G)ニューラジオ(New Radio、NR)システムは、ユーザ機器(User Equipment、UE)のために一つ又は複数のキャリア(component carrier、CC)又はセルを構成することをサポートする。UEが単一キャリアモード又はキャリアアグリゲーション(carrier aggregation、CA)下における自己スケジューリングモードとして構成される時、各CC又はセルは、複数の制御リソースセット(Control Resource Set、CORESET)、及び公衆サーチスペース(Common Search Space、CSS)とUEの特定のサーチスペース(UE-specific Search Space、USS)とを含む複数のサーチスペース(Search Space、SS)を構成することができる。ネットワークは、各サーチスペースセットのために、ブラインド検出の数を柔軟に構成することができ、CORESETとサーチスペースセットとは、柔軟に関連してもよい。UEは、構成されたCORESETとSSに基づいて、様々な無線ネットワーク一時識別子(Radio Network Temporary Identity、RNTI)を使用することにより、物理下りリンク制御チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDCCH)をブラインド検出し、下りリンク制御情報(Downlink control information、DCI)を復調し、各セルのスケジューリング情報を取得する。各DCIは、一つのセルのデータをスケジューリングする。
【0023】
いくつかのセルのチャネル品質が十分でない場合、又はチャネルのブロッキング確率が高い場合、ネットワークは、UEのために、クロスキャリアスケジューリングを構成する。即ち制御チャネルをチャネル品質が比較的に良い他のセル、例えばプライマリセル(Primary Cell、PCell)に構成することにより、クロスキャリアにおいて他のセル、例えばセカンダリセル(Secondary Cell、SCell)のデータをスケジューリングすることができる。スケジューリングセル(Scheduling Cell)がスケジューリングされるセル(Scheduled Cell)のサブキャリア帯域幅(Subcarrier Spacing、SCS)と同じであっても異なっていてもよい。スケジューリングセルは、自己スケジューリングモードであってもよい。この時、このセルは、自分のみをスケジューリングする。スケジューリングセルにクロスキャリアスケジューリングが構成される場合、一つ又は複数の自分以外のスケジューリングされるセルをスケジューリングすることができる。スケジューリングされるセルは、自分のPDCCHがなく、一つのスケジューリングセルでしかスケジューリングできない。第十五バージョン(Release 15)NRシステムでは、一つのセルは、一つのスケジューリングセルでしかスケジューリングできない。即ち自分でしかスケジューリングできず又は別のセルでしかスケジューリングできず、且つPCellは、PCell自分でしかスケジューリングできない。
【0024】
UEの実現複雑さを低減するために、NRシステムは、一つのCC又はセルをブラインド検出するPDCCHのUEの最大処理能力を規定する。この能力は、一つのスロット(slot)内にブラインド検出するPDCCH候補(candidate)の最大数と、UEがブラインド検出を実行することに必要な最大チャネルの推定数、即ち非重複制御チャネルエレメント(Control Channel Element、CCE)の数との二つの部分を含む。UEの最大処理能力は、ブラインド検出するCC又はセルのSCSに関連する。即ち異なるSCSの次のslot内の処理能力は、異なり、例えば表1~表3に示す。なお、UEは、CA時にそれがサポートする最大ブラインド検出能力を報告することもできる。
【0025】
なお、UEの実現複雑さを低減するために、NRシステムは、UEのDCIサイズバジェット(DCI size budget)を規定する。即ちスケジューリングされるセルの各々に対して、UEが最も多くモニタリングする異なるサイズのDCIフォーマットの数が4であり、且つUSSにおける異なるサイズのDCIフォーマットの最大数が3であることを規定する。
【0026】
[表1]UEがサポートするSCS構成
【0027】
[表2]シングルセルにおける異なるSCS構成の場合での各スロットのPDCCH候補の最大数
【0028】
[表3]シングルセルにおける異なるSCS構成の場合での各slotの非重複 CCE の最大数
【0029】
説明すべきこととして、図2に示すように、制御チャネルのカバレッジを拡張することを考慮するため、一般的にはPCellを低周波数バンドのキャリアに配備する。低周波数バンドのキャリアの帯域幅が不足しており、且つ他のシリーズ、例えばロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)にすでに大量配備されている。この時、図3に示すように、SCellによりPCellをスケジューリングすることによって、PCell制御チャネルの容量が限られる問題を解決し、制御チャネルPDCCHのオーバヘッドを低減させることを実現する必要がある。しかしながら、Release 15 NRシステムは、SCellを使用してPCellをスケジューリングすることをサポートせず、且つ二つのスケジューリングセルからのPDCCHを同時にモニタリングすると、UEの復調と実現の複雑さと消費電力が大幅に向上し、UEのハードウェアコストが上がり、UEの実現に有利ではない。
【0030】
オーバーブッキング(Overbooking):
複数のサーチスペースセット(Search Space Set、SS set)が構成される時、異なるSS setのモニタリング空間が独立して構成されるため、異なる時間にPDCCH候補/CCEsの数が変化する。そのため、基地局(Base Station、BS)が各slotにおけるPDCCH候補/CCEの総数がユーザ能力を超えるように構成することを許容し、これは、オーバーブッキング(Overbooking)と呼ばれる。
【0031】
構成に基づいて、各slotにおいて、以下のルールに基づいてSS setをマッピングし、
(1)、CSS setを優先的にマッピングし、即ちブラインド検出リソースを優先に割り当て、
(2)、USSをマッピングし、即ちUSSのためにブラインド検出リソースを割り当て、SS set IDの昇順にマッピング又は割り当てを行い、PDCCH候補/CCEの数がユーザ処理能力の制限を超える場合、SS setのマッピング又は割り当てをしない。
【0032】
Overbooking機能がない場合、SS setの構成は、最も悪いケース(worst case)により制限される。即ち各slotにおけるSS setをマッピングした後のPDCCH候補/CCEの総数がいずれもユーザ能力を超えないことを保証する必要があるため、BSは、ユーザブラインド検出能力を最大限度に発揮できず、複数のユーザのブロッキングを引き起こす。
【0033】
例えば、図4に示すように、CSS、USS#1、USS#2がCCEをマッピングすることを例として、CSS、USS#1、USS#2のモニタリング時間構成は、図4に示され、slot1、slot5、slot9に対して、CSS、USS#1をマッピングした後にUSS#2をさらにマッピングできず、ユーザ能力を超える。
【0034】
以下では、図面を結び付けながら、いくつかの実施例及びその応用シナリオにより本出願の実施例による制御チャネルモニタリング方法を詳細に説明する。
【0035】
図5は、本出願の実施例による制御チャネルモニタリング方法のフローチャートであり、この方法は、端末により実行されてもよく、図5に示すように、以下のステップを含む。
【0036】
ステップ501において、端末は、第一のチャネルモニタリングバジェットを取得する。ここで、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含む。
【0037】
本実施例では、上記チャネルモニタリングバジェットは、チャネルモニタリングの数と呼ばれてもよく、チャネルブラインド検出バジェットと呼ばれてもよく、ブラインド検出対象数の上限値(即ち最大値)又は下限値(即ち最小値)と理解されてもよい。ここで、上記ブラインド検出対象は、PDCCH candidate、CCE、DCI format、サーチスペース、モニタリングオケージョン、時間スパン(Span)とCORESETなどのうちの少なくとも一つを含んでもよいが、それらに限らない。
【0038】
説明すべきこととして、上記ブラインド検出対象がPDCCH candidate、CCEとDCI format、サーチスペース、モニタリングオケージョン、spanとCORESETなどのうちの少なくとも二つを含む場合、上記チャネルモニタリングバジェット(Budget)は、上記少なくとも二つの各々に対応するしきい値を含んでもよい。例えば上記ブラインド検出対象がPDCCH candidateとCCEを含む場合、上記チャネルモニタリングバジェットは、PDCCH candidateの数のしきい値とCCEの数のしきい値を含んでもよく、ここで、上記しきい値は、上限値又は下限値を含んでもよい。
【0039】
一つの実施の形態では、上記M個のセルは、第一のセルを含んでもよい。即ち第一のセルは、自己スケジューリングされてもよく、他のセルでスケジューリングされてもよい。例えば、プライマリセルは、自己スケジューリングされてもよく、セカンダリセルでスケジューリングされてもよい。この実施の形態では、第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。選択的に、上記第一のチャネルモニタリングバジェットは、第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを少なくとも含む。説明すべきこととして、上記M個のセルは、いずれも端末のサービングセルであってもよい。
【0040】
別の実施の形態では、上記M個のセルは、第一のセルを含まない。即ち第一のセルは、自己スケジューリングされることができず、他の複数のセルでしかスケジューリングできない。この実施の形態では、第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。選択的に、上記第一のチャネルモニタリングバジェットは、第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを少なくとも含む。説明すべきこととして、上記第一のセルとM個のセルは、いずれも端末のサービングセルであってもよい。
【0041】
ここで、第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットL1は、
第一のセルの自己スケジューリング又は第一のセルが自己スケジューリングされる時に対応するチャネルモニタリングバジェットであって、例えば第一のセルは、Pcellであり、L1は、Pcellが自己スケジューリングするチャネルモニタリングバジェットであるものと、
第一のセルがスケジューリングされるセルである時に対応するチャネルモニタリングバジェットであって、例えばL1は、第一のセルが第一のセル自己のスケジューリングされるセルである時に対応するチャネルモニタリングバジェットであるものと、
第一のセルにおけるサーチスペースに対応するチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0042】
選択的に、上記第一のセルにおけるサーチスペースは、第一のセルにおけるCSS及び/又はUSSと、第一のセルにおける特定のサーチスペースと、第一のセルにおける自己スケジューリングに使用されるCSS及び/又はUSSとのうちの一つを含んでもよい。
【0043】
第二のセルは、M個のセルのうち第一のセル以外のいずれかのセルであってもよく、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットL2は、
第一のセルが第二のセルによりスケジューリングされることに対応するチャネルモニタリングバジェットであって、例えば第一のセルは、Pcellであり、L2は、PcellがScellによりスケジューリングされることに対応するチャネルモニタリングバジェットであるものと、
第二のセルが第一のセルをスケジューリングすることに対応するチャネルモニタリングバジェットと、
第二のセルにおけるサーチスペースに対応するチャネルモニタリングバジェットと、
第二のセルにおける第一のセルスケジューリングに使用できるサーチスペースに対応するチャネルモニタリングバジェットであって、例えば第一のセルは、Pcellであり、Scell#1においてUSS#XとUSS#YがPcellのスケジューリングに使用できる場合、L2は、USS#XとUSS#Yに対応するチャネルモニタリングバジェットであるものとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0044】
上記ジョイントチャネルモニタリングバジェットは、合計チャネルモニタリングバジェットと理解されてもよい。上記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、少なくとも一つのジョイントチャネルモニタリングバジェットを含んでもよい。例えば上記M個のセルは、Cell#1、Cell#2とCell#3を含み、上記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、Cell#1とCell#2との間のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、Cell#2とCell#3との間のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、Cell#1とCell#3との間のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、Cell#1、Cell#2とCell#3との間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0045】
説明すべきこととして、上記少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、上記少なくとも二つのセルのうちのいずれかのセルに対応するジョイントチャネルモニタリングバジェットと呼ばれてもよい。例えばCell#1とCell#2との間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、Cell#1に対応するジョイントチャネルモニタリングバジェットと呼ばれてもよく、又はCell#2に対応するジョイントチャネルモニタリングバジェットと呼ばれてもよい。ジョイントチャネルモニタリングバジェットの数が1である場合、上記少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、直接にジョイントチャネルモニタリングバジェットと呼ばれてもよい。
【0046】
選択的に、第一のセルに対応するジョイントチャネルモニタリングバジェットは、第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットであってもよく、又は、第一のセルに対応するジョイントチャネルモニタリングバジェットは、第一のセルがスケジューリングされるセルである時に対応するチャネルモニタリングバジェットであってもよい。例えば第一のセルに対応するジョイントチャネルモニタリングバジェットは、第一のセルが第一のセルのスケジューリングされるセルであり、及び第一のセルが第二のセルのスケジューリングされるセルである時に対応するチャネルモニタリングバジェットであってもよい。
【0047】
ステップ502において、前記端末は、第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースに対して第一の操作を実行する。ここで、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含む。
【0048】
本実施例では、上記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含む。例えば第一のチャネルモニタリングバジェットは、第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットL1と、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットL2と、第一のセルと第二のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットL3とを含み、上記第二のチャネルモニタリングバジェットは、L1を含む。
【0049】
上記第一の制御リソースは、サーチスペース、モニタリングオケージョン、時間スパン(Span)、CORESET、CCE、PDCCH candidateとDCI formatなどのうちの少なくとも一つを含んでもよいが、それらに限らない。例えば、上記第一の制御リソースは、第一のセルにおける少なくとも一つのCSSを含み、又は、第一のセルにおける少なくとも一つのUSSを含み、又は、第二のセルにおけるすべてのSSを含み、又は、第二のセルにおける第一のセルのスケジューリングに使用されるSSなどを含む。
【0050】
一つの実施の形態では、端末は、第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを割り当ててもよい。説明すべきこととして、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを割り当てることは、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースをマッピングすると呼ばれてもよい。
【0051】
別の実施の形態では、端末は、第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースをモニタリングしてもよい。説明すべきこととして、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースをモニタリングすることは、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースをブラインド検出すると呼ばれてもよい。
【0052】
別の実施の形態では、端末は、第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを割り当て且つモニタリングしてもよい。
【0053】
本出願の実施例による制御チャネルモニタリング方法では、第一のセルが複数のセルによりスケジューリングされることをサポートする場合、端末は、第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースに対して割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つを行うことができ、第一のセルのスケジューリングセルにおけるスケジューリングブロッキング問題を緩和できるとともに、第一のセルが複数のセルによりスケジューリングされる時の端末による復調の複雑さを低減させることができる。
【0054】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含む。
【0055】
本実施例では、第一のセルは、自己スケジューリングをサポートし、端末は、第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを割り当て及び/又はモニタリングすることができる。
【0056】
選択的に、前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルの制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第一のセルにおける特定の制御リソースとのうちの一つを含んでもよい。
【0057】
本実施例では、第一のセルの制御リソースは、例えば第一のセルにおけるSSである。
【0058】
上記第一のセルの自己スケジューリングに使用できる制御リソースは、第一のセルにおける第一のセルの自己スケジューリングに使用できる制御リソースと、M個のセルのうち第一のセル以外のセルにおける第一のセルの自己スケジューリングに使用できる制御リソースとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。例えば、第一のセルにおける第一のセルの自己スケジューリングに使用できるUSSである。
【0059】
前記第一のセルの自己スケジューリングに専用の制御リソースは、第一のセルにおける第一のセルの自己スケジューリングに専用の制御リソースと、M個のセルのうち第一のセル以外のセルにおける第一のセルの自己スケジューリングに専用の制御リソースとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。例えば、第一のセルにおける第一のセルの自己スケジューリングに専用のSS及びM個のセルのうち第一のセル以外のセルにおける第一のセルの自己スケジューリングに専用のSSである。
【0060】
上記第一のセルにおける特定の制御リソースは、例えば第一のセルにおける特定のSSである。説明すべきこととして、上記第一のセルにおける特定の制御リソースは、プロトコルにより予め定義されてもよく、ネットワーク側機器により指示されてもよい。
【0061】
選択的に、前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルにおける少なくとも一つのCSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つのUSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つのCSS及び少なくとも一つのUSSと、
前記第一のセルにおける特定のSSとのうちの一つを含んでもよい。
【0062】
選択的に、第一のブラインド検出対象数は、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第一のブラインド検出対象数は、前記端末がN1個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N1は、正整数である。
【0063】
本実施例では、上記ブラインド検出対象は、サーチスペース、モニタリングオケージョン(Occasion)、時間スパン(Span)、CORESET、PDCCH candidate、CCEとDCI formatなどのうちの少なくとも一つを含んでもよいが、それらに限らない。上記N1の値は、予め構成されたもの、プロトコルにより予め定義されるもの又はネットワーク側機器により構成されるものなどであってもよい。上記時間単位は、スロット(slot)、モニタリングオケージョン(Occasion)又は時間スパン(Span)などを含んでもよいが、それらに限らない。上記N1個の時間単位は、いずれかN1個の時間単位であってもよく、特定のN1個の時間単位であってもよい。
【0064】
上記第一のブラインド検出対象数は、端末がN1個の時間単位内に割り当てる必要がある第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であってもよく、又は、上記第一のブラインド検出対象数は、端末がN1個の時間単位内にモニタリングする必要がある第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であってもよく、又は上記第一のブラインド検出対象数は、端末がN1個の時間単位内に割り当てとモニタリングを行う必要がある第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であってもよい。
【0065】
例示的に、端末がN1個の時間単位内にモニタリングする必要がある第一の制御リソース内のPDCCH candidateの数又はCCEの数は、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下である。
【0066】
選択的に、ネットワーク側機器は、合理的に設定することにより、第一のブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であることを保証してもよく、例えばネットワーク側機器は、N1個の時間単位内に第一の制御リソース内のブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であるように構成してもよい。それに応じて、端末は、第一のブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットよりも大きいことを期待しなくてもよい。即ち端末は、第一のブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であることを期待してもよい。
【0067】
選択的に、第二のブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットよりも大きい場合、前記端末は、
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することとのうちの少なくとも一つを実行してもよく、
ここで、前記第二のブラインド検出対象数は、前記端末がN2個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N2は、正整数である。
【0068】
本実施例では、上記ブラインド検出対象は、PDCCH candidate、CCEとDCIなどのうちの少なくとも一つを含んでもよいが、それらに限らない。上記N2の値は、予め構成されるもの、プロトコルにより予め定義されるもの又はネットワーク側機器により構成されるものなどであってもよい。上記時間単位は、スロット(slot)、オケージョン(occasion)又は時間スパン(span)などを含んでもよいが、それらに限らない。上記N2個の時間単位は、いずれかN2個の時間単位であってもよく、特定のN2個の時間単位であってもよい。
【0069】
上記第一のブラインド検出対象数は、端末がN2個の時間単位内に割り当てる必要がある第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であってもよく、又は、上記第一のブラインド検出対象数は、端末がN2個の時間単位内にモニタリングする必要がある第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であってもよく、又は上記第一のブラインド検出対象数は、端末がN2個の時間単位内に割り当てとモニタリングを行う必要がある第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であってもよい。
【0070】
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することは、例えば第一の制御リソースのうちの一部の制御リソースを直接に廃棄し、該当するこの一部の制御リソースのすべてのブラインド検出対象も廃棄することであってもよく、又は第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの一部のブラインド検出対象を廃棄することであってもよい。
【0071】
例えば、ある時間単位において、SS#XのPDCCH candidate/CCEを割り当てた後に、端末がモニタリングする必要があるPDCCH candidate/CCEの数がL1を超える場合、SS#XのPDCCH candidate/CCEを割り当てず、又はSS#XにおけるL1を超える一部のPDCCH candidate/CCEを割り当てない。ここで、L1は、第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットである。
【0072】
説明すべきこととして、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することは、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象をモニタリングしない又はマッピングしないことと呼ばれてもよい。
【0073】
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することは、例えば前記第一の制御リソースのうちの一部の制御リソースのブラインド検出対象のみに対して前記第一の操作を実行することであってもよい。
【0074】
例えば、ある時間単位において、SS#XとSS#YのPDCCH candidate/CCEを割り当てた後に、端末がモニタリングする必要があるPDCCH candidate/CCEの数が第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットL1を超えるが、SS#XのPDCCH candidate/CCEのみを割り当てるとL1を超えない場合、SS#Xのみを割り当てる。
【0075】
選択的に、上記N1とN2とは、等しくてもよい。
【0076】
選択的に、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することは、
前記第一の制御リソースの少なくとも一つのUSSの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
前記第一の制御リソースの特定の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
第一の予め設定されたルールに従って第一のサブ制御リソース内のブラインド検出対象をマッピングした後に、前記端末がモニタリングする必要があるブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットよりも大きい場合、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを含む前記第一のサブ制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することとのうちの一つを含む。
【0077】
本実施例では、上記特定の制御リソースは、特定のUSSであってもよい。
【0078】
上記第一の予め設定されたルールは、実際の需要に応じて合理的に設定されてもよい。例えば上記第一の予め設定されたルールは、制御リソースのインデックス(例えば、サーチスペースのインデックス)の昇順に制御リソース内のブラインド検出対象をマッピングすることであってもよい。
【0079】
第一の予め設定されたルールに従って第一のサブ制御リソース内のブラインド検出対象をマッピングした後に、前記端末がモニタリングする必要があるブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットよりも大きい場合、前記第一のサブ制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄する。例えば第一のサブ制御リソースのすべてのブラインド検出対象を廃棄してもよく、又は第一のサブ制御リソースのうち第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを超える一部のブラインド検出対象のみを廃棄してもよい。
【0080】
選択的に、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することは、
前記第一の制御リソースの少なくとも一つのCSSの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することと、
第二の予め設定されたルールに従って第二のサブ制御リソース内のブラインド検出対象をマッピングした後に、前記端末がモニタリングする必要があるブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下である場合、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを含む前記第二のサブ制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することとのうちの一つを含んでもよい。
【0081】
本実施例では、上記第二の予め設定されたルールは、実際の需要に応じて合理的に設定されてもよく、例えば上記第二の予め設定されたルールは、制御リソースのインデックス(例えば、サーチスペースのインデックス)の昇順に制御リソース内のブラインド検出対象をマッピングすることであってもよい。
【0082】
例えば、第一の制御リソースの少なくとも一つのCSSの少なくとも一部のブラインド検出対象を割り当て又はモニタリングしてもよく、又は、第二のサブ制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を割り当て又はモニタリングしてもよい。
【0083】
選択的に、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルである。
【0084】
本実施例では、M個のセルが第一のセルを含む。即ち第一のセルが自己スケジューリングをサポートする場合、上記第二のセルは、M個のセルのうち第一のセルと異なるいずれかのセルであってもよく、M個のセルが第一のセルを含まない。即ち第一のセルが自己スケジューリングをサポートしない場合、上記第二のセルは、M個のセルのうちのいずれかのセルであってもよい。具体的には、端末は、第一のセルをスケジューリングする第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを割り当て及び/又はモニタリングしてもよい。
【0085】
選択的に、第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、前記第一の制御リソースは、
前記第二のセルの制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第二のセルにおける特定の制御リソースとのうちのいずれか一つを含む。
【0086】
本実施例では、第二のセルの制御リソースは、第二のセルのいずれかの制御リソース、例えば第二のセルにおける一部又はすべてのSSとして理解されてもよい。
【0087】
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースは、第二のセルにおける前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースと、M個のセルのうちの第二のセル以外のセルにおける前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。例示的に、前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースは、前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースのSSであってもよい。
【0088】
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースは、第二のセルにおける前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースと、M個のセルのうちの第二のセル以外のセルにおける前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。例示的に、前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースは、前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに専用のSSであってもよい。
【0089】
上記第二のセルにおける特定の制御リソースは、例えば第二のセルにおける特定のSSである。説明すべきこととして、上記第二のセルにおける特定の制御リソースは、プロトコルにより予め定義されてもよく、ネットワーク側機器により指示されてもよい。
【0090】
選択的に、第三のブラインド検出対象数は、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第三のブラインド検出対象数は、前記端末がN3個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、N3は、正整数である。
【0091】
本実施例では、上記ブラインド検出対象は、PDCCH candidate、CCEとDCIなどのうちの少なくとも一つを含んでもよいが、それらに限らない。上記N3の値は、予め構成されるもの、プロトコルにより予め定義されるもの又はネットワーク側機器により構成されるものなどであってもよい。上記時間単位は、スロット(slot)、オケージョン(occasion)又は時間スパン(span)などを含んでもよいが、それらに限らない。上記N3個の時間単位は、いずれかN3個の時間単位であってもよく、特定のN3個の時間単位であってもよい。
【0092】
上記第三のブラインド検出対象数は、端末がN3個の時間単位内に割り当てる必要がある第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であってもよく、又は、上記第三のブラインド検出対象数は、端末がN3個の時間単位内にモニタリングする必要がある第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であってもよく、又は上記第三のブラインド検出対象数は、端末がN3個の時間単位内に割り当てとモニタリングを行う必要がある第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であってもよい。
【0093】
例示的に、端末がN3個の時間単位内にモニタリングする必要がある第一の制御リソース内のPDCCH candidateの数又はCCEの数は、前記第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下である。
【0094】
選択的に、ネットワーク側機器は、合理的に設定することにより、第三のブラインド検出対象数が前記第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であることを保証してもよく、例えばネットワーク側機器は、N3個の時間単位内に第一の制御リソース内のブラインド検出対象数が前記第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であるように構成してもよい。それに応じて、端末は、第三のブラインド検出対象数が前記第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットよりも大きいことを期待しなくてもよい。即ち端末は、第三のブラインド検出対象数が前記第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であることを期待してもよい。
【0095】
例えば、N3=1であり、第一の制御リソースは、第二のセルにおけるすべてのSSであり、ある時間単位において、ネットワーク側機器は、第二のセルにおいてすべてのSSのPDCCH candidate/CCEをマッピングした後に、端末がモニタリングする必要があるPDCCH candidate又はCCEの数が第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを超えないことを保証する。
【0096】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルと第二のセルとを含み、前記第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットである。
【0097】
本実施例では、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットであってもよい。例えば、Pcellが自己でスケジューリングされ且つScellによりスケジューリングされ、PcellとScellが同じSCSを使用する場合、Scellに対応するチャネルモニタリングバジェットは、Pcellに対応するチャネルモニタリングバジェットであり、又はPcellのチャネルモニタリングバジェットをScellで再使用する場合、Scellに対応するチャネルモニタリングバジェットは、Pcellに対応するチャネルモニタリングバジェットである。
【0098】
選択的に、前記M個のセルは、第三のセルを含み、前記第三のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
第二の制御リソースに基づいて決定された第四のチャネルモニタリングバジェットと、
少なくとも一つの第五のチャネルモニタリングバジェットと少なくとも一つの第六のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つに基づいて決定された第七のチャネルモニタリングバジェットであって、前記第五のチャネルモニタリングバジェットは、第四のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットであり、前記第四のセルは、前記M個のセルのうちの前記第三のセルと異なるセルであり、前記第六のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットである第七のチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第三のチャネルモニタリングバジェットである。
【0099】
本実施例では、上記第三のセルは、第一のセルであってもよく、M個のセルのうち第一のセルと異なるセルであってもよい。
【0100】
上記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットは、例えば、端末の能力がサポートするチャネルモニタリングバジェットであってもよい。選択的に、端末は、それがサポートするチャネルモニタリングバジェットをネットワーク側機器に報告して、ネットワーク側機器にこの端末の能力を知らせてもよい。
【0101】
予め構成されたチャネルモニタリングバジェットに対して、選択的に、端末は、この予め構成されたチャネルモニタリングバジェットをネットワーク側機器に報告してもよい。例えば、予め構成されたチャネルモニタリングバジェットを端末の能力とし、端末は、予め構成されたチャネルモニタリングバジェットをネットワーク側機器に報告して、端末の能力をネットワーク側機器に知らせてもよい。
【0102】
ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットに対して、例えばネットワーク側機器は、SIB、DCI、RRC又はMAC CEなどのシグナリングにより端末に第三のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを指示してもよい。
【0103】
上記第二の制御リソースは、第三のセルの制御リソース、例えば第三のセルのSSを含んでもよい。
【0104】
上記少なくとも一つの第五のチャネルモニタリングバジェットと少なくとも一つの第六のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つに基づいて決定された第七のチャネルモニタリングバジェットに対して、以下では例を合わせて説明し、
例えば、第五のチャネルモニタリングバジェットがL5であり、第六のチャネルモニタリングバジェットの数がL6であり、第七のチャネルモニタリングバジェットがL7であると、以下の計算式のうちの一つに基づいて、L7を決定してもよく、
L7=(γ*L6-β*L5)/α、ここで、α、βとγは、ウェイト値であり、
L7=θ*L6、ここで、θは、ウェイト値であり、
L7=Δ*L5、ここで、Δは、ウェイト値であり、
/L7+Y/L5=1、ここで、XとYは、いずれも正整数であり、
L7/P+L5/Q=1、ここで、PとQは、いずれも正整数であり、
/L7+Y/L6=1、ここで、XとYは、いずれも正整数であり、
L7/P+L6/Q=1、ここで、PとQは、いずれも正整数である。
【0105】
選択的に、前記第三のチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、
前記第七のチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、前記第七のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つである。
【0106】
本実施例では、第三のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット、即ち第三のチャネルモニタリングバジェットは、端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットであってもよく、又は、予め構成されたチャネルモニタリングバジェットであってもよく、又は、プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットであってもよく、又は、ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットであってもよく、又は、第四のチャネルモニタリングバジェット、即ち第二の制御リソースに基づいて決定されたチャネルモニタリングバジェットであってもよく、又は、第七のチャネルモニタリングバジェット、即ち少なくとも一つの第五のチャネルモニタリングバジェットと少なくとも一つの第六のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つに基づいて決定されたチャネルモニタリングバジェット、又は上記六つの方式で得られたチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも二つに基づいて計算して得られたチャネルモニタリングバジェットであってもよく、例えば端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットは、Laであり、ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットは、Lbであり、LaとLbのうちの比較的大きい値又は比較的小さい値を第三のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットとしてもよい。
【0107】
選択的に、前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値、最小値、平均値又は重み付け値であり、
ここで、各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれN4個の時間単位のうちの各時間単位における前記第二の制御リソースの少なくとも一つの制御リソース内のブラインド検出対象に基づいて決定される。
【0108】
本実施例では、上記N4の値は、予め構成されるもの、プロトコルにより予め定義されるもの又はネットワーク側機器により構成されるものなどであってもよい。上記時間単位は、スロット(slot)、オケージョン(occasion)又は時間スパン(span)などを含んでもよいが、それらに限らない。上記N4個の時間単位は、いずれかN4個の時間単位であってもよく、特定のN4個の時間単位であってもよい。
【0109】
上記N4個の第四のブラインド検出対象数は、それぞれN4個の時間単位における前記第二の制御リソースの少なくとも一つの制御リソース内のブラインド検出対象に基づいて決定されてもよい。例えば、上記N4個の第四のブラインド検出対象数は、それぞれ端末がN4個の時間単位がモニタリングする必要がある第二の制御リソース内の一つの制御リソース内のブラインド検出対象数であってもよく、又は上記N4個の第四のブラインド検出対象数は、それぞれ端末がN4個の時間単位がモニタリングする必要がある第二の制御リソース内の複数の制御リソース内のブラインド検出対象数の重み付け値であってもよい。
【0110】
選択的に、各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれ前記端末がN4個の時間単位のうちの各時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第三のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数であり、前記第三のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の一つの制御リソースを含み、
又は
各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれ前記端末がN4個の時間単位のうちの各時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第四のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数の重み付け値であり、前記第四のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の少なくとも二つの制御リソースを含む。
【0111】
本実施例では、上記第三のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の一つの制御リソースを含み、例えば上記第三のサブ制御リソースは、第二の制御リソース内のいずれか一つの制御リソースを含んでもよく、又は上記第三のサブ制御リソースは、第二の制御リソース内の一つの特定の制御リソースを含んでもよい。選択的に、上記第三のサブ制御リソースは、第二の制御リソース内の一つのCSSを含んでもよく、又は、第二の制御リソース内の一つのUSSを含んでもよい。
【0112】
上記第四のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の少なくとも二つの制御リソースを含んでもよい。例えば上記第四のサブ制御リソースは、第二の制御リソース内の任意の複数の制御リソースを含んでもよく、又は上記第四のサブ制御リソースは、第二の制御リソース内の特定の複数の制御リソースを含んでもよい。選択的に、上記第四のサブ制御リソースは、第二の制御リソース内の少なくとも一つのCSSと少なくとも一つのUSSを含んでもよく、又は、第二の制御リソース内の少なくとも二つのCSSを含んでもよい。
【0113】
一つの実施の形態では、上記N4個の第四のブラインド検出対象数は、それぞれ端末がN4個の時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第三のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数であってもよい。例えばN4個の時間単位が時間単位#1と時間単位#2とを含むと、上記N4個の第四のブラインド検出対象数は、端末が時間単位#1においてモニタリングする必要がある第三のサブ制御リソースのブラインド検出対象数と、端末が時間単位#2においてモニタリングする必要がある第三のサブ制御リソースのブラインド検出対象数とを含んでもよい。
【0114】
端末が各時間単位においてモニタリングする必要がある第三のサブ制御リソースのブラインド検出対象数に対して、例えば第三のサブ制御リソースがサーチスペース#Xである場合、端末が各時間単位においてモニタリングする必要がある第三のサブ制御リソースのブラインド検出対象数は、端末が各時間単位においてモニタリングする必要があるサーチスペース#X内のブラインド検出対象数である。
【0115】
別の実施の形態では、上記N4個の第四のブラインド検出対象数は、それぞれ端末がN4個の時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第四のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数の重み付け値であり、例えばN4個の時間単位が時間単位#1と時間単位#2とを含むと、上記N4個の第四のブラインド検出対象数は、端末が時間単位#1においてモニタリングする必要がある第四のサブ制御リソースのブラインド検出対象数の重み付け値と、端末が時間単位#2においてモニタリングする必要がある第四のサブ制御リソースのブラインド検出対象数の重み付け値とを含んでもよい。説明すべきこととして、本実施例では重み付け係数は、実際の場合に応じて合理的に設定されてもよく、例えば重み付け係数は、いずれも1である。
【0116】
例えば、第四のサブ制御リソースがSS#1とSS#2とを含み、SS#1がslot#1とslot#3においてそれぞれ2つと4つのPDCCH candidateを有し、SS#2がslot#1において3つのPDCCH candidateを有すると、slot#1において合計5(即ち2+3)つのPDCCH candidateをモニタリングする必要がある。即ち端末がslot#1においてモニタリングする必要があるSS#1内のブラインド検出対象数とSS#2内のブラインド検出対象数の重み付け値は、5であり、slot#3において合計4つのPDCCH candidateをモニタリングする必要がある。即ち端末がslot#3においてモニタリングする必要があるSS#1内のブラインド検出対象数とSS#2内のブラインド検出対象数の重み付け値は、4(即ち4+0)である。選択的に、前記第四のチャネルモニタリングバジェットがN4個の第四のブラインド検出対象数の最大値である場合、この実施例では5>4であるため、第四のチャネルモニタリングバジェットは、5である。
【0117】
本実施例では、上記第四のチャネルモニタリングバジェットは、上記N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値又は最小値又は平均値又は重み付け値であってもよく、以下では例を合わせて説明する。
【0118】
例1:第三のサブ制御リソースがSS#1を含み、slot#1においてSS#1内のPDCCH candidateの数がC1であり、slot#2においてSS#1内のPDCCH candidateの数がD1であると、第四のチャネルモニタリングバジェットは、C1とD1との最大値、又はC1とD1との最小値、又はC1とD1との平均値、又はC1とD1との重み付け値であってもよい。
【0119】
例2:第四のサブ制御リソースがSS#1とSS#2とを含み、slot#1においてSS#1内のPDCCH candidateとSS#2内のPDCCH candidateの重み付け値がC2であり、slot#2においてSS#1内のPDCCH candidateとSS#2内のPDCCH candidateの重み付け値がD2であると、第四のチャネルモニタリングバジェットは、C2とD2との最大値、又はC2とD2との最小値、又はC2とD2との平均値、又はC2とD2との重み付け値であってもよい。
【0120】
例3:第四のサブ制御リソースがSS#1とSS#2とを含み、SS#1とSS#2があるslotのみにおいて重なる。即ち上記N個の時間単位が1つのslotであり、且つ重なったslotにおいてSS#1のPDCCH candidateの数が4であり、SS#2のPDCCH candidateの数が2であると、第四のチャネルモニタリングバジェットは、4+2=6であってもよい。選択的に、上記SS#1とSS#2は、第一のセルのスケジューリングに使用されるSSであってもよい。
【0121】
例4:重み付け係数は、1であり、第四のサブ制御リソースは、SS#1とSS#2とを含み、SS#1とSS#2は、ある4つの連続的な30kHz slotにおいて重なり、且つこの4つのslotは、2つの15kHz slotに対応してもよく、且つ重なった一番目の30kHz slotにおいてSS#1のPDCCH candidateの数は、4であり、SS#2のPDCCH candidateの数は、4であり、重なった二番目の30kHz slotにおいてSS#1のPDCCH candidateの数は、2であり、SS#2のPDCCH candidateの数は、2であり、重なった三番目の30kHz slotにおいてSS#1のPDCCH candidateの数は、4であり、SS#2のPDCCH candidateの数は、4であり、重なった四番目の30kHz slotにおいてSS#1のPDCCH candidateの数は、6であり、SS#2のPDCCH candidateの数は、6であり、N4個の時間単位は、1つの15kHz slotの時間範囲内の2つの連続的な30kHzのslotであり、第四のチャネルモニタリングバジェットは、三番目のslotにおけるPDCCH candidateの重み付け値(即ち4+4)と四番目のslotにおけるPDCCH candidateの重み付け値(即ち6+6)に基づいて決定されてもよい。即ち第四のチャネルモニタリングバジェットは、(4+4)+(6+6)=20であってもよい。選択的に、上記SS#1とSS#2は、第一のセルのスケジューリングに使用されるSSであってもよい。
【0122】
例5:重み付け係数が1であり、第四のサブ制御リソースがSS#1とSS#2とを含み、SS#1とSS#2がある4つの30kHz slotにおいて重なり、且つ重なった一番目のslotにおいてSS#1のPDCCH candidateの数が4であり、SS#2のPDCCH candidateの数が4であり、重なった二番目の30kHz slotにおいてSS#1のPDCCH candidateの数が2であり、SS#2のPDCCH candidateの数が2であり、重なった三番目の30kHz slotにおいてSS#1のPDCCH candidateの数が3であり、SS#2のPDCCH candidateの数が4であり、重なった四番目の30kHz slotにおいてSS#1のPDCCH candidateの数が6であり、SS#2のPDCCH candidateの数が6であり、N4個の時間単位が2つの30kHzのslotである。ここで、この2つの30kHzのslotは、連続的であってもよく、連続的ではなくてもよく、第四のチャネルモニタリングバジェットは、一番目のslotにおけるPDCCH candidateの重み付け値(即ち4+4)と四番目のslotにおけるPDCCH candidateの重み付け値(即ち6+6)に基づいて決定されてもよい。即ち第四のチャネルモニタリングバジェットは、(4+4)+(6+6)=20であってもよい。選択的に、上記SS#1とSS#2は、第一のセルのスケジューリングに使用されるSSであってもよい。
【0123】
選択的に、前記N4個の時間単位は、第一のリファレンスサブキャリア帯域幅に対応するN4個の時間単位である。
【0124】
例えば、N4個の時間単位は、1つの15kHzに対応するslotである。
【0125】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記M個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最小サブキャリア帯域幅と、
予め構成されたサブキャリア帯域幅と、
プロトコルにより予め定義されたサブキャリア帯域幅と、
ネットワーク側機器により構成されたサブキャリア帯域幅とのうちの一つである。
【0126】
本実施例では、上記M個のセルは、前記第一のセルを含み、即ち第一のセルは、自己スケジューリングをサポートする。
【0127】
上記M個のセルが第一のセルと第二のセルとを含み、且つ第一のセルがCell#1で、第二のセルがCell#2であることを例として、上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、Cell#1 SCSであってもよく、又は上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、Cell#2 SCSであってもよく、又は上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、max(Cell#1 SCS、Cell#2 SCS)であってもよく、又は上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、min(Cell#1 SCS、Cell#2 SCS)であってもよく、又は上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、予め構成されたSCSであってもよく、又は上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、プロトコルにより予め定義されたSCSであってもよく、又は上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、ネットワーク側機器により構成されたSCSであってもよい。
【0128】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルであり、前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、前記N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値であり、前記第二の制御リソースは、前記第一のセルを含むすべてのCSSである。
【0129】
本実施例では、第一のセルのチャネルモニタリングバジェットがN4個の第四のブラインド検出対象数の最大値である場合、第二の制御リソースは、前記第一のセルのすべてのCSSを含んでもよい。
【0130】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルであり、前記第二の制御リソースは、
前記第一のセルにおける自己スケジューリングに使用できる少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルにおける自己スケジューリングに専用の少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルの少なくとも一つの公衆制御リソースと、
前記第一のセルの少なくとも一つの専用制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0131】
例示的に、本実施例の制御リソースは、SSを含んでもよく、本実施例の公衆制御リソースは、CSSを含んでもよく、本実施例の専用制御リソースは、USSを含んでもよい。
【0132】
上記第一のセルにおける自己スケジューリングに使用できる少なくとも一つの制御リソースは、例えば、第一のセルにおける自己スケジューリングに使用できるいずれかのSS又は特定のSS又はすべてのSSなどであってもよい。
【0133】
上記第一のセルにおける自己スケジューリングに専用の少なくとも一つの制御リソースは、例えば、第一のセルにおける自己スケジューリングに専用のいずれかのSS又は特定のSS又はすべてのSSなどであってもよい。
【0134】
上記第一のセルの少なくとも一つの公衆制御リソースは、例えば、第一のセルにおけるいずれかのCSS又は特定のCSS又はすべてのCSSなどであってもよい。
【0135】
上記第一のセルの少なくとも一つの専用制御リソースは、例えば、第一のセルにおけるいずれかのUSS又は特定のUSS又はすべてのUSSなどであってもよい。
【0136】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、前記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と前記M個のセルのサブキャリア帯域幅とのうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と前記M個のセルのサブキャリア帯域幅とのうちの最小サブキャリア帯域幅と、
予め構成されたサブキャリア帯域幅と、
プロトコルにより予め定義されたサブキャリア帯域幅と、
ネットワーク側機器により構成されたサブキャリア帯域幅とのうちの一つである。
【0137】
本実施例では、M個のセルは、第一のセルを含まない。即ち第一のセルは、自己スケジューリングをサポートしない。
【0138】
第一のセルがCell#1であり、上記M個のセルがCell#2とCell#3を含むことを例として、上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、Cell#1 SCSであってもよく、又は上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、Cell#2 SCSであってもよく、又は上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、Cell#3 SCSであってもよく、又は上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、max(Cell#1 SCS、Cell#2 SCS、Cell#3 SCS)であってもよく、又は上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、min(Cell#1 SCS、Cell#2 SCS、Cell#3 SCS)であってもよく、又は上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、予め構成されたSCSであってもよく、又は上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、プロトコルにより予め定義されたSCSであってもよく、又は上記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、ネットワーク側機器により構成されたSCSであってもよい。
【0139】
選択的に、前記N4個の時間単位は、連続的なN4個の時間単位である。
【0140】
例えば、N4個の時間単位は、二つの連続的な30kHzのslotである。
【0141】
選択的に、前記N4個の時間単位は、予め設定された時間範囲内の連続的なN4個の時間単位である。
【0142】
例えば、N4個の時間単位は、一つの15kHz slotの時間範囲内の二つの連続的な30kHz slotである。
【0143】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0144】
例示的に、本実施例の制御リソースは、SSであってもよい。
【0145】
上記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースは、例えば上記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用できるSSのうちの少なくとも一つのSSである。選択的に、前記第一のセルのスケジューリングに使用できるSSは、さらに、第三のセルの自己スケジューリングに使用されてもよい。
【0146】
上記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースは、例えば上記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに専用のSSのうちの少なくとも一つのSSである。
【0147】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用されない制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける自己スケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおけるクロスキャリアスケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルのスケジューリングに使用される少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースと、
前記第三のセルにおける少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0148】
例示的に、本実施例における制御リソースは、SSであってもよい。
【0149】
上記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用されない制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースは、例えば第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用できないSSのうちの少なくとも一つのSSである。
【0150】
上記第三のセルにおける自己スケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースは、例えば第三のセルにおける自己スケジューリングに使用されるSSのうちの少なくとも一つのSSである。
【0151】
上記第三のセルにおけるクロスキャリアスケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソース、例えば第三のセルにおけるクロスキャリアスケジューリングに使用されるSSのうちの少なくとも一つのSSである。
【0152】
前記第一のセルのスケジューリングに使用される少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースは、例えば前記第一のセルのスケジューリングに使用されるいずれかのSS、又は前記第一のセルのスケジューリングに使用されるすべてのSS、又は前記第一のセルのスケジューリングに使用される特定のSSである。
【0153】
上記第三のセルにおける少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースは、例えば第三のセルにおけるいずれかのSS、又は第三のセルにおけるすべてのSS、又は第三のセルにおける特定のSSである。
【0154】
選択的に、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットを含み、前記N個のセルは、前記M個のセルのうちの任意のN個のセルであり、Nは、1よりも大きく且つM以下の整数であり、前記N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応する制御リソースに基づいて決定された第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
リファレンス構成に基づいて決定された第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットに基づいて決定された第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットである。
【0155】
本実施例では、上記N個のセルは、M個のセルのうちの任意のN個のセルであってもよい。
【0156】
上記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットは、例えば、端末の能力がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットであってもよい。選択的に、端末は、それがサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットをネットワーク側機器に報告して、この端末の能力をネットワーク側機器に知らせてもよい。
【0157】
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットに対して、選択的に、端末は、この予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットをネットワーク側機器に報告してもよい。例えば、予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットを端末の能力とし、端末は、予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットをネットワーク側機器に報告して、端末の能力をネットワーク側機器に知らせる。
【0158】
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットに対して、例えばネットワーク側機器は、SIB、DCI、RRC又はMAC CEなどのシグナリングにより端末にN個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットを指示してもよい。
【0159】
上記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応する制御リソースは、例えば上記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルの少なくとも一つのSSである。
【0160】
上記リファレンス構成は、リファレンスサブキャリア帯域幅を含んでもよい。
【0161】
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットに基づいて決定された第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットに対して、以下では例を合わせて説明し、
例えば、N個のセルが第一のセルと第二のセルとを含み、第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットがL1であり、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットがL2であり、第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットがL3であると、以下の計算式のうちの一つに基づいて、L3を決定してもよく、
γL3=αL1+βL2、ここで、α、βとγは、ウェイト値であり、
L3=θ*L1、ここで、θは、ウェイト値であり、
L3=Δ*L2、ここで、Δは、ウェイト値であり、
/L1+Y/L2=L3、ここで、XとYは、いずれも正整数であり、
L1/P+L2/Q=L3、ここで、PとQは、いずれも正整数であり、
/L1+Y/L3=1、ここで、XとYは、いずれも正整数であり、
L1/P+L3/Q=1、ここで、PとQは、いずれも正整数であり、
/L2+Y/L3=1、ここで、XとYは、いずれも正整数であり、
L2/P+L3/Q=1、ここで、PとQは、いずれも正整数である。
【0162】
選択的に、前記第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つを含む。
【0163】
本実施例では、N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェット、即ち第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットであってもよく、又は、予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットであってもよく、又は、プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットであってもよく、又は、ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットであってもよく、又は、第二のジョイントチャネルモニタリングバジェット、即ち前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応する制御リソースに基づいて決定されたジョイントチャネルモニタリングバジェットであってもよく、又は、第三のジョイントチャネルモニタリングバジェット、即ちリファレンス構成に基づいて決定されたジョイントチャネルモニタリングバジェットであってもよく、又は、第四のジョイントチャネルモニタリングバジェット、即ち前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットに基づいて決定されたジョイントチャネルモニタリングバジェット、又は上記七つの方式で得られたジョイントチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも二つに基づいて計算して得られたチャネルモニタリングバジェットであってもよく、例えば端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットは、Lcであり、ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットは、Ldであり、LcとLdの重み付け値を第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットとしてもよい。
【0164】
選択的に、前記N個のセルは、第一のセルを含み、前記第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するキャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットと、前記第一のセルに対応する非キャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットとのうちの一つを含む。
【0165】
本実施例では、上記第一のセルに対応するキャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットは、CA limitedモニタリングバジェットであり、上記第一のセルに対応する非キャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットは、non CA limitedモニタリングバジェットである。
【0166】
具体的には、上記non CA limitedモニタリングバジェットは、又はnon CA limited モニタリングの数と呼もばれ、又はnon CA limitedブラインド検出バジェット又はnon CA limitedブラインド検出の数と呼ばれ、又はnon CA limitedシングルセルバジェット又はnon CA limitedシングルセルの数と呼ばれ、上記表2又は表3におけるPDCCH候補の最大数Mmax,slot,μ PDCCHと非重複CCEの最大数Cmax,slot,μ PDCCHとを含んでもよい。端末は、Ncap cells個のセルのために、規定されたPDCCHの最大処理能力に従ってPDCCHブラインド検出を同時に行うことをサポートする可能性があり、即ちUEのブラインド検出能力は、Ncap cells個のNon CA limitedブラインド検出バジェットであり、端末がブラインド検出をサポートするPDCCHの数は、大きくてもNon CA limitedブラインド検出バジェット*Ncap cells又はこのセルに対応するNon CA limitedブラインド検出バジェットの和である。
【0167】
ネットワーク側機器により構成されたセルの数がNcap cellsを超える時、端末がブラインド検出をサポートするPDCCH候補数及び/又はCCEの数がNon CA limitedブラインド検出バジェット*Ncap cells又はNcap cells個のセルに対応するNon CA limitedブラインド検出バジェットの和を超えないため、ブラインド検出バジェットを調整する必要がある。例えば、スケジューリングセルSCSに基づいてグループに分け、グループ内のセルの数に基づいて調整し、調整後のブラインド検出バジェットは、上記表2と表3の数値ではない可能性があり、例えばより大きい可能性もあり、より小さい可能性もあり、この調整後のブラインド検出バジェットは、セルのCA limitedブラインド検出バジェットと呼ばれてもよく、Mtotal,slot,μ PDCCHとCtotal,slot,μ PDCCHで表される。
【0168】
選択的に、前記リファレンス構成は、第二のリファレンスサブキャリア帯域幅を含む。
【0169】
選択的に、前記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記N個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記N個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記N個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最小サブキャリア帯域幅とのうちの一つを含んでもよい。
【0170】
上記N個のセルがCell#1とCell#2を含むことを例として、上記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅は、Cell#1 SCSであってもよく、又は上記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅は、Cell#2 SCSであってもよく、又は上記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅は、max(Cell#1 SCS、Cell#2 SCS)であってもよく、又は上記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅は、min(Cell#1 SCS、Cell#2 SCS)であってもよい。
【0171】
選択的に、前記第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、前記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅に対応する少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットのうちの最大チャネルモニタリングバジェットを含む。
【0172】
例えば、第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、第二のリファレンスサブキャリア帯域幅内の各時間単位に対応するチャネルモニタリングバジェットのうちの最大チャネルモニタリングバジェットであってもよい。ここで、各時間単位に対応するチャネルモニタリングバジェットは、各時間単位内の上記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応する制御リソースのブラインド検出対象数の重み付け値であってもよい。
【0173】
図6は、本出願の実施例による別の制御チャネルモニタリング方法のフローチャートであり、この方法は、ネットワーク側機器により実行されてもよく、図6に示すように、以下のステップを含む。
【0174】
ステップ601において、ネットワーク側機器は、第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースを構成し又は割り当て、
ここで、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、
前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、
又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含む。
【0175】
一つの実施の形態では、ネットワーク側機器は、第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースを構成することで、端末が一つ又は複数の時間単位内に割り当てる必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数が第二のチャネルモニタリングバジェットを超えないようにし、又は端末が一つ又は複数の時間単位内にモニタリングする必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数が第二のチャネルモニタリングバジェットを超えないようにし、又は端末が一つ又は複数の時間単位内に割り当てとモニタリングを行う必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数がいずれも第二のチャネルモニタリングバジェットを超えないようにすることができる。
【0176】
別の実施の形態では、ネットワーク側機器が第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースを割り当てることは、ネットワーク側機器が第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースをマッピングしてもよい。この実施の形態では、ネットワーク側機器により構成された第一の制御リソースの一つ又は複数の時間単位におけるブラインド検出対象数は、第二のチャネルモニタリングバジェットを超えなくてもよく、又はネットワーク側機器により構成された第一の制御リソースの一つ又は複数の時間単位におけるブラインド検出対象数は、第二のチャネルモニタリングバジェットを超えてもよい。
【0177】
選択的に、ネットワーク側機器により構成された第一の制御リソースの一つ又は複数の時間単位におけるブラインド検出対象数が第二のチャネルモニタリングバジェットを超えてもよい場合、ネットワーク側機器は、端末と同じ割り当て方式に従って第一の制御リソースを割り当てることにより、端末が一つ又は複数の時間単位内にモニタリングする必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数が第二のチャネルモニタリングバジェットの場合に受信できるスケジューリング情報を超えるようにしてもよい。例えば、マッピングしたブラインド検出対象数が第二のチャネルモニタリングバジェットよりも大きくなるまで、第一の予め設定されたルールに従って第一の制御リソース内のブラインド検出対象をマッピングする。
【0178】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0179】
本出願の実施例による制御チャネルモニタリング方法では、第一のセルが複数のセルによりスケジューリングされることをサポートする場合、ネットワーク側機器は、第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースを構成し又は割り当て、第一のセルのスケジューリングセルにおけるスケジューリングブロッキング問題を緩和できるとともに、第一のセルが複数のセルによりスケジューリングされる時の端末による復調の複雑さを低減させることができる。
【0180】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含む。
【0181】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0182】
選択的に、前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルの制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第一のセルにおける特定の制御リソースとのうちの一つを含む。
【0183】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0184】
選択的に、前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルにおける少なくとも一つの公衆サーチスペースCSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つの専用サーチスペースUSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つのCSS及び少なくとも一つのUSSと、
前記第一のセルにおける特定のサーチスペースSSとのうちの一つを含む。
【0185】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0186】
選択的に、第一のブラインド検出対象数は、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第一のブラインド検出対象数は、端末がN1個の時間単位内において第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N1は、正整数であり、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含む。
【0187】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0188】
選択的に、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルである。
【0189】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0190】
選択的に、第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、前記第一の制御リソースは、
前記第二のセルの制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第二のセルにおける特定の制御リソースとのうちのいずれか一つを含む。
【0191】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0192】
選択的に、第三のブラインド検出対象数は、前記第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第三のブラインド検出対象数は、端末がN3個の時間単位内に第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N3は、正整数であり、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含む。
【0193】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0194】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルと第二のセルとを含み、前記第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットである。
【0195】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0196】
選択的に、前記M個のセルは、第三のセルを含み、前記第三のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、
端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
第二の制御リソースに基づいて決定された第四のチャネルモニタリングバジェットと、
少なくとも一つの第五のチャネルモニタリングバジェットと少なくとも一つの第六のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つに基づいて決定された第七のチャネルモニタリングバジェットであって、前記第五のチャネルモニタリングバジェットは、第四のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットであり、前記第四のセルは、前記M個のセルのうちの前記第三のセルと異なるセルであり、前記第六のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットである第七のチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第三のチャネルモニタリングバジェットである。
【0197】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0198】
選択的に、前記第三のチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、
前記第七のチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、前記第七のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つである。
【0199】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0200】
選択的に、前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値、最小値、平均値又は重み付け値であり、
ここで、各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれN4個の時間単位のうちの各時間単位における前記第二の制御リソースの少なくとも一つの制御リソース内のブラインド検出対象に基づいて決定される。
【0201】
選択的に、各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれ前記端末がN4個の時間単位のうちの各時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第三のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数であり、前記第三のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の一つの制御リソースを含み、
又は
各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれ前記端末がN4個の時間単位のうちの各時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第四のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数の重み付け値であり、前記第四のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の少なくとも二つの制御リソースを含む。
【0202】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0203】
選択的に、前記N4個の時間単位は、第一のリファレンスサブキャリア帯域幅に対応するN4個の時間単位である。
【0204】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0205】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記M個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最小サブキャリア帯域幅と、
予め構成されたサブキャリア帯域幅と、
プロトコルにより予め定義されたサブキャリア帯域幅と、
ネットワーク側機器により構成されたサブキャリア帯域幅とのうちの一つである。
【0206】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0207】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルであり、前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、前記N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値であり、前記第二の制御リソースは、前記第一のセルを含むすべてのCSSである。
【0208】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0209】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルであり、前記第二の制御リソースは、
前記第一のセルにおける自己スケジューリングに使用できる少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルにおける自己スケジューリングに専用の少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルの少なくとも一つの公衆制御リソースと、
前記第一のセルの少なくとも一つの専用制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0210】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0211】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、前記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と前記M個のセルのサブキャリア帯域幅とのうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と前記M個のセルのサブキャリア帯域幅とのうちの最小サブキャリア帯域幅と、
予め構成されたサブキャリア帯域幅と、
プロトコルにより予め定義されたサブキャリア帯域幅と、
ネットワーク側機器により構成されたサブキャリア帯域幅とのうちの一つである。
【0212】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0213】
選択的に、前記N4個の時間単位は、連続的なN4個の時間単位である。
【0214】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0215】
選択的に、前記N4個の時間単位は、予め設定された時間範囲内の連続的なN4個の時間単位である。
【0216】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0217】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0218】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0219】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用されない制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける自己スケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおけるクロスキャリアスケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルのスケジューリングに使用される少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースと、
前記第三のセルにおける少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0220】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0221】
選択的に、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットを含み、前記N個のセルは、前記M個のセルのうちの任意のN個のセルであり、Nは、1よりも大きく且つM以下の整数であり、前記N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応する制御リソースに基づいて決定された第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
リファレンス構成に基づいて決定された第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットに基づいて決定された第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットである。
【0222】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0223】
選択的に、前記第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つを含む。
【0224】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0225】
選択的に、前記N個のセルは、第一のセルを含み、前記第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するキャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットと、前記第一のセルに対応する非キャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットとのうちの一つを含む。
【0226】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0227】
選択的に、前記リファレンス構成は、第二のリファレンスサブキャリア帯域幅を含む。
【0228】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0229】
選択的に、前記第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、前記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅に対応する少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットのうちの最大チャネルモニタリングバジェットを含む。
【0230】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0231】
選択的に、前記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記N個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記N個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記N個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最小サブキャリア帯域幅とのうちの一つを含む。
【0232】
説明すべきこととして、この実施の形態の実現方式は、図5に示す実施例の関連説明を参照すればよい。ここでこれ以上説明しない。
【0233】
以下では例を合わせて本出願の実施例を説明する。ここで、各例における時間単位は、スロット(slot)、オケージョン(occasion)又は時間スパン(span)などであってもよく、L1は、cell#1(即ち第一のセル)に対応するチャネルモニタリングバジェットであってもよく、L2は、cell#2(即ち第二のセル)に対応するチャネルモニタリングバジェットであり、L3は、cell#1とcell#2との間のジョイントチャネルモニタリングバジェットである。
【0234】
例1:
特定の又はいずれかN1個の時間単位内にモニタリングする必要がある可能性がある又は実際にモニタリングする必要がある第一の制御リソース内のPDCCH candidate又はCCEの数がL1を超えない一つの選択的な実施例は、以下であってもよい。第一の制御リソースは、cell#1(即ち第一のセル)におけるCSSとUSSである。即ちcell#1において特定の又はいずれかN1個の時間単位内にモニタリングする必要がある可能性がある又は実際にモニタリングする必要があるCSSとUSS内のPDCCH candidateの数又はCCEの数は、L1を超えない。ここで、上記時間単位は、スロット(slot)、オケージョン(occasion)又は時間スパン(span)などであってもよい。さらに、一つの好ましい実施例は、以下である。L1は、一つの時間単位における第一のセルにおける一つ又は複数のCSSに対応するブラインド検出対象の最大数であり、又は、一つの時間単位における第一のセルにおける一つ又は複数のCSSに対応するブラインド検出対象の和の最大値である。
【0235】
特定の又はいずれかN1個の時間単位内にモニタリングする必要がある可能性がある又は実際にモニタリングする必要がある第一の制御リソース内のPDCCH candidate又はCCEの数がL1を超えない別の選択的な実施例は、以下であってもよい。第一の制御リソースは、cell#1におけるUSSである。即ちcell#1において特定の又はいずれかN1個の時間単位内にモニタリングする必要がある可能性がある又は実際にモニタリングする必要があるUSS内のPDCCH candidateの数又はCCEの数は、L1を超えない。さらに、一つの好ましい実施例は、以下である。L1は、一つの時間単位における第一のセルにおける一つ又は複数のCSSに対応するブラインド検出対象の最大数であり、又は、一つの時間単位における第一のセルにおける一つ又は複数のCSSに対応するブラインド検出対象の和の最大値である。
【0236】
特定の又はいずれかN1個の時間単位内にモニタリングする必要がある可能性がある又は実際にモニタリングする必要がある第一の制御リソース内のPDCCH candidate又はCCEの数がL1を超えない別の選択的な実施例は、以下である。第一の制御リソースは、cell#1におけるCSSである。即ちcell#1において特定の又はいずれかN1個の時間単位内にモニタリングする必要がある可能性がある又は実際にモニタリングする必要があるCSS内のPDCCH candidateの数又はCCEの数は、L1を超えない。さらに、一つの好ましい実施例は、以下である。L1は、一つの時間単位における第一のセルにおける一つ又は複数のCSSに対応するブラインド検出対象の最大数であり、又は、一つの時間単位における第一のセルにおける一つ又は複数のCSSに対応するブラインド検出対象の和の最大値である。
【0237】
説明すべきこととして、上記時間単位は、スロット(slot)、オケージョン(occasion)又は時間スパン(span)などであってもよい。L1は、cell#1(即ち第一のセル)に対応するチャネルモニタリングバジェットであってもよく、L2は、cell#2(即ち第二のセル)に対応するチャネルモニタリングバジェットであり、L3は、cell#1とcell#2との間のジョイントチャネルモニタリングバジェットである。
【0238】
例えば、図7aに示すように、L3=44で、L2=20である場合、L1=44-20=24であり、cell#1においてSS#1とSS#2があり、cell#2においてSS#3がある。ここで、SS#2は、cell#2によるcell#1のスケジューリングに用いられてもよい。そのため、特定の又はいずれかN1個の時間単位内にモニタリングする必要がある可能性がある又は実際にモニタリングする必要がある第一の制御リソース数がL1を超えない一例は、以下である。N1=1であり、時間単位は、slotであり、第一の制御リソースは、PDCCH candidateであり、それによっていずれか一つのslot内にモニタリングする必要があるPDCCH candidateの数は、44を超えない。
【0239】
また例えば、図7bに示すように、図7bにおいて各SSにおける数字がこのslotにおけるこのSS内のPDCCH candidateの数であると、slot2において、cell#1をスケジューリングする場合、cell#1においてモニタリングする必要がある自己スケジューリングのPDCCH candidateの数は、16+16=32>L1であるため、ユーザは、slot2においてSS#2を廃棄して、マッピングしない又はモニタリングしない。
【0240】
例2:同じSCSでのL2
例えば、図7cに示すように、cell#1においてSS#1とSS#2があり、cell#2においてSS#3がある。ここで、SS#2は、cell#2によるcell#1のスケジューリングに用いられてもよく、cell#1とcell#2とは、SCSが同じである。図7cにおいて各SSにおける数字がこのslotにおけるこのSS内のPDCCH candidateの数であると、slot2において、cell#2においてSS#2内にモニタリングする必要がある可能性があるPDCCH candidateの数は、16である。
【0241】
そのため、L2が端末が特定の又はいずれかN4個の時間単位におけるモニタリングする必要がある可能性がある又は実際にモニタリングする必要がある第三のサブ制御リソースにおけるブラインド検出対象の最大数である一つの選択的に実施例は、以下である。N4=1であり、時間単位は、slotであり、第三のサブ制御リソースは、SS#2であり、ブラインド検出対象の最大数は、PDCCH candidateの最大数であり、L2=16である。
【0242】
例3:異なるSCSでのL2
例えば、図7dに示すように、Cell#1におけるSS構成は、仮定せず、cell#2においてSS#1とSS#2があり、cell#1 SCS=15KHzであり、cell#2 SCS=30KHzである。図7dにおいて各SSにおける数字がこのslotにおけるこのSS内のPDCCH candidate数であると、L2が端末が特定の又はいずれかN4個の時間単位におけるモニタリングする必要がある可能性がある又は実際にモニタリングする必要がある第三のサブ制御リソースにおけるブラインド検出対象重み付けの数の最大値である一つの選択的に実施例は、以下である。重み付け係数は、1であり、SS#1とSS#2は、ある4つの連続的な30kHz slotにおいて重なり、且つこの4つのslotは、2つの15kHz slotに対応してもよく、且つ重なった一番目のslotにおいてSS#1のPDCCH candidateは、4であり、SS#2のPDCCH candidateは、4であり、重なった二番目のslotにおいてSS#1のPDCCH candidateは、2であり、SS#2のPDCCH candidateは、2であり、重なった三番目のslotにおいてSS#1のPDCCH candidateの数は、4であり、SS#2のPDCCH candidateは、4であり、重なった四番目のslotにおいてSS#1のPDCCH candidateは、6であり、SS#2のPDCCH candidateは、6であり、且つN4個の時間単位は、1つの15kHz slotの時間範囲内の2つの連続的な30kHzのslotであり、L2は、slot#2 slot#3に基づいて決定され、即ちL2=4+4+6+6=20であり、さらに、SS#1とSS#2は、cell#1のSSのスケジューリングに用いられてもよい。
【0243】
例えば、図7eに示すように、Cell#1におけるSS構成は、仮定せず、cell#2においてSS#1とSS#2があり、cell#1 SCS=15KHzであり、cell#2 SCS=30KHzである。L2が端末が特定の又はいずれかN4個の時間単位におけるモニタリングする必要がある可能性がある、又は実際にモニタリングする必要がある第三のサブ制御リソースにおけるブラインド検出対象重み付けの数の最大値である別の選択的に実施例は、以下である。重み付け係数は、1であり、SS#1とSS#2は、ある4つの30kHz slotにおいて重なり、且つ重なった一番目のslotにおいてSS#1のPDCCH candidateは、4であり、SS#2のPDCCH candidateは、4であり、重なった二番目のslotにおいてSS#1のPDCCH candidateは、2であり、SS#2のPDCCH candidateは、2であり、重なった三番目のslotにおいてSS#1のPDCCH candidateは、2であり、SS#2のPDCCH candidateは、4であり、重なった四番目のslotにおいてSS#1のPDCCH candidateは、6であり、SS#2のPDCCH candidateは、6であり、且つN4個の時間単位は、2つの30kHzのslotであり、L2は、slot#0 slot#3に基づいて決定され、即ちL2=4+4+6+6=20であり、さらに、SS#1とSS#2は、cell#1のSSのスケジューリングに用いられてもよい。
【0244】
例4:L1は、cell#1 CSSの一つのslotにおける最も大きいPDCCH candidateの数である
例えば、cell#1においてCSS#1とCSS#2があり、且つCSS#1とCSS#2とは、slot#1とslot#2において重なり、他のslotにおいて重ならず、且つCSS#1のslot#1とslot#2におけるPDCCH candidateの数は、それぞれ2と4であり、CSS#2のslot#1とslot#2におけるPDCCH candidateの数は、それぞれ2と4であり、且つ重ならない部分のCSS#1とCSS#2のPDCCH candidateの数は、8を超えず、L1=4+4=8である。
【0245】
例5:L1は、cell#1におけるすべてのSSの一つのslotにおける必要な最も大きいPDCCH candidateの数である
例えば、cell#1においてCSS#1とUSS#2があり、且つCSS#1とUSS#2とは、slot#1とslot#2において重なり、且つCSS#1のslot#1とslot#2におけるPDCCH candidateの数は、それぞれ2と4であり、USS#2のslot#1とslot#2におけるPDCCH candidateの数は、それぞれ2と4であり、且つ重ならない部分のCSS#1とUSS#2のPDCCH candidateの数は、8を超えず、L1=4+4=8である。
【0246】
以上をまとめて分かるように、本出願の実施例による制御チャネルモニタリング方法は、端末による復調と実現の複雑さ及び端末の消費電力を低減させることができる。
【0247】
説明すべきこととして、本出願の実施例による制御チャネルモニタリング方法の実行本体は、制御チャネルモニタリング装置、又は、この制御チャネルモニタリング装置における制御チャネルモニタリング方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例では、制御チャネルモニタリング装置が制御チャネルモニタリング方法を実行することを例として、本出願の実施例による制御チャネルモニタリング装置を説明する。
【0248】
図8は、本出願の実施例による制御チャネルモニタリング装置の構造図であり、図8に示すように、制御チャネルモニタリング装置800は、
第一のチャネルモニタリングバジェットを取得するための取得モジュール801であって、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含む取得モジュール801と、
第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースに対して第一の操作を実行するための操作モジュール802であって、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含む操作モジュール802とを含む。
【0249】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含む。
【0250】
選択的に、前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルの制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第一のセルにおける特定の制御リソースとのうちの一つを含む。
【0251】
選択的に、前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルにおける少なくとも一つの公衆サーチスペースCSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つの専用サーチスペースUSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つのCSS及び少なくとも一つのUSSと、
前記第一のセルにおける特定のサーチスペースSSとのうちの一つを含む。
【0252】
選択的に、第一のブラインド検出対象数は、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第一のブラインド検出対象数は、前記端末がN1個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N1は、正整数である。
【0253】
選択的に、第二のブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットよりも大きい場合、前記端末は、
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することとのうちの一つを実行し、
ここで、前記第二のブラインド検出対象数は、前記端末がN2個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N2は、正整数である。
【0254】
選択的に、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することは、
前記第一の制御リソースの少なくとも一つのUSSの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
前記第一の制御リソースの特定の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
第一の予め設定されたルールに従って第一のサブ制御リソース内のブラインド検出対象をマッピングした後に、前記端末がモニタリングする必要があるブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットよりも大きい場合、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを含む前記第一のサブ制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することとのうちの一つを含む。
【0255】
選択的に、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することは、
前記第一の制御リソースの少なくとも一つのCSSの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することと、
第二の予め設定されたルールに従って第二のサブ制御リソース内のブラインド検出対象をマッピングした後に、前記端末がモニタリングする必要があるブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下である場合、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを含む前記第二のサブ制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することとのうちの一つを含む。
【0256】
選択的に、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルである。
【0257】
選択的に、第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、前記第一の制御リソースは、
前記第二のセルの制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第二のセルにおける特定の制御リソースとのうちのいずれか一つを含む。
【0258】
選択的に、第三のブラインド検出対象数は、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第三のブラインド検出対象数は、前記端末がN3個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、N3は、正整数である。
【0259】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルと第二のセルとを含み、前記第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットである。
【0260】
選択的に、前記M個のセルは、第三のセルを含み、前記第三のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
第二の制御リソースに基づいて決定された第四のチャネルモニタリングバジェットと、
少なくとも一つの第五のチャネルモニタリングバジェットと少なくとも一つの第六のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つに基づいて決定された第七のチャネルモニタリングバジェットであって、前記第五のチャネルモニタリングバジェットは、第四のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットであり、前記第四のセルは、前記M個のセルのうちの前記第三のセルと異なるセルであり、前記第六のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットである第七のチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第三のチャネルモニタリングバジェットである。
【0261】
選択的に、前記第三のチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、
前記第七のチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、前記第七のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つである。
【0262】
選択的に、前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値、最小値、平均値又は重み付け値であり、
ここで、各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれN4個の時間単位のうちの各時間単位における前記第二の制御リソースの少なくとも一つの制御リソース内のブラインド検出対象に基づいて決定される。
【0263】
選択的に、各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれ前記端末がN4個の時間単位のうちの各時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第三のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数であり、前記第三のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の一つの制御リソースを含み、
又は
各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれ前記端末がN4個の時間単位のうちの各時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第四のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数の重み付け値であり、前記第四のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の少なくとも二つの制御リソースを含む。
【0264】
選択的に、前記N4個の時間単位は、第一のリファレンスサブキャリア帯域幅に対応するN4個の時間単位である。
【0265】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記M個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最小サブキャリア帯域幅と、
予め構成されたサブキャリア帯域幅と、
プロトコルにより予め定義されたサブキャリア帯域幅と、
ネットワーク側機器により構成されたサブキャリア帯域幅とのうちの少なくとも一つである。
【0266】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルであり、前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、前記N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値であり、前記第二の制御リソースは、前記第一のセルを含むすべてのCSSである。
【0267】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルであり、前記第二の制御リソースは、
前記第一のセルにおける自己スケジューリングに使用できる少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルにおける自己スケジューリングに専用の少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルの少なくとも一つの公衆制御リソースと、
前記第一のセルの少なくとも一つの専用制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0268】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、前記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と前記M個のセルのサブキャリア帯域幅とのうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と前記M個のセルのサブキャリア帯域幅とのうちの最小サブキャリア帯域幅と、
予め構成されたサブキャリア帯域幅と、
プロトコルにより予め定義されたサブキャリア帯域幅と、
ネットワーク側機器により構成されたサブキャリア帯域幅とのうちの一つである。
【0269】
選択的に、前記N4個の時間単位は、連続的なN4個の時間単位である。
【0270】
選択的に、前記N4個の時間単位は、予め設定された時間範囲内の連続的なN4個の時間単位である。
【0271】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0272】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用されない制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける自己スケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおけるクロスキャリアスケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルのスケジューリングに使用される少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースと、
前記第三のセルにおける少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0273】
選択的に、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットを含み、前記N個のセルは、前記M個のセルのうちの任意のN個のセルであり、Nは、1よりも大きく且つM以下の整数であり、前記N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応する制御リソースに基づいて決定された第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
リファレンス構成に基づいて決定された第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットに基づいて決定された第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットである。
【0274】
選択的に、前記第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つを含む。
【0275】
選択的に、前記N個のセルは、第一のセルを含み、前記第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するキャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットと、前記第一のセルに対応する非キャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットとのうちの一つを含む。
【0276】
選択的に、前記リファレンス構成は、第二のリファレンスサブキャリア帯域幅を含む。
【0277】
選択的に、前記第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、前記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅に対応する少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットのうちの最大チャネルモニタリングバジェットを含む。
【0278】
選択的に、前記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記N個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記N個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記N個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最小サブキャリア帯域幅とのうちの一つを含む。
【0279】
本出願の実施例におけるチャネルモニタリング装置は、装置であってもよく、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置又は電子機器は、移動端末であってもよく、非移動端末であってもよい。例示的には、移動端末は、以上に列挙された端末11のタイプを含んでもよいが、それらに限らず、非移動端末は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、テレビ(television、TV)、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0280】
本出願の実施例によるチャネルモニタリング装置は、図5の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0281】
図9は、本出願の実施例による制御チャネルモニタリング装置の構造図であり、図9に示すように、制御チャネルモニタリング装置900は、
第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースを構成する又は割り当てるための処理モジュール901を含み、
ここで、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、
前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、
又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含む。
【0282】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含む。
【0283】
選択的に、前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルの制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第一のセルにおける特定の制御リソースとのうちの一つを含む。
【0284】
選択的に、前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルにおける少なくとも一つの公衆サーチスペースCSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つの専用サーチスペースUSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つのCSS及び少なくとも一つのUSSと、
前記第一のセルにおける特定のサーチスペースSSとのうちの一つを含む。
【0285】
選択的に、第一のブラインド検出対象数は、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第一のブラインド検出対象数は、端末がN1個の時間単位内において第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N1は、正整数であり、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含む。
【0286】
選択的に、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルである。
【0287】
選択的に、第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、前記第一の制御リソースは、
前記第二のセルの制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第二のセルにおける特定の制御リソースとのうちのいずれか一つを含む。
【0288】
選択的に、第三のブラインド検出対象数は、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第三のブラインド検出対象数は、端末がN3個の時間単位内に第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N3は、正整数であり、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含む。
【0289】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルと第二のセルとを含み、前記第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットである。
【0290】
選択的に、前記M個のセルは、第三のセルを含み、前記第三のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、
端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
第二の制御リソースに基づいて決定された第四のチャネルモニタリングバジェットと、
少なくとも一つの第五のチャネルモニタリングバジェットと少なくとも一つの第六のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つに基づいて決定された第七のチャネルモニタリングバジェットであって、前記第五のチャネルモニタリングバジェットは、第四のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットであり、前記第四のセルは、前記M個のセルのうちの前記第三のセルと異なるセルであり、前記第六のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットである第七のチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第三のチャネルモニタリングバジェットである。
【0291】
選択的に、前記第三のチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、
前記第七のチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、前記第七のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つである。
【0292】
選択的に、前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値、最小値、平均値又は重み付け値であり、
ここで、各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれ前記端末がN4個の時間単位のうちの各時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第三のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数であり、又は各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれ前記端末がN4個の時間単位のうちの各時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第四のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数の重み付け値であり、前記第三のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の一つの制御リソースを含み、前記第四のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の少なくとも二つの制御リソースを含む。
【0293】
選択的に、前記N4個の時間単位は、第一のリファレンスサブキャリア帯域幅に対応するN4個の時間単位である。
【0294】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記M個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最小サブキャリア帯域幅と、
予め構成されたサブキャリア帯域幅と、
プロトコルにより予め定義されたサブキャリア帯域幅と、
ネットワーク側機器により構成されたサブキャリア帯域幅とのうちの一つである。
【0295】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルであり、前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、前記N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値であり、前記第二の制御リソースは、前記第一のセルを含むすべてのCSSである。
【0296】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルであり、前記第二の制御リソースは、
前記第一のセルにおける自己スケジューリングに使用できる少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルにおける自己スケジューリングに専用の少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルの少なくとも一つの公衆制御リソースと、
前記第一のセルの少なくとも一つの専用制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0297】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、前記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と前記M個のセルのサブキャリア帯域幅とのうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と前記M個のセルのサブキャリア帯域幅とのうちの最小サブキャリア帯域幅と、
予め構成されたサブキャリア帯域幅と、
プロトコルにより予め定義されたサブキャリア帯域幅と、
ネットワーク側機器により構成されたサブキャリア帯域幅とのうちの一つである。
【0298】
選択的に、前記N4個の時間単位は、連続的なN4個の時間単位である。
【0299】
選択的に、前記N4個の時間単位は、予め設定された時間範囲内の連続的なN4個の時間単位である。
【0300】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0301】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用されない制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける自己スケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおけるクロスキャリアスケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルのスケジューリングに使用される少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースと、
前記第三のセルにおける少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0302】
選択的に、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットを含み、前記N個のセルは、前記M個のセルのうちの任意のN個のセルであり、Nは、1よりも大きく且つM以下の整数であり、前記N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応する制御リソースに基づいて決定された第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
リファレンス構成に基づいて決定された第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットに基づいて決定された第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットである。
【0303】
選択的に、前記第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つを含む。
【0304】
選択的に、前記N個のセルは、第一のセルを含み、前記第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するキャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットと、前記第一のセルに対応する非キャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットとのうちの一つを含む。
【0305】
選択的に、前記リファレンス構成は、第二のリファレンスサブキャリア帯域幅を含む。
【0306】
選択的に、前記第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、前記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅に対応する少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットのうちの最大チャネルモニタリングバジェットを含む。
【0307】
選択的に、前記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記N個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記N個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記N個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最小サブキャリア帯域幅とのうちの一つを含む。
【0308】
本出願の実施例におけるチャネルモニタリング装置は、装置であってもよく、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、ネットワーク側機器における部材、集積回路、又はチップであってもよい。例示的には、ネットワーク側機器は、以上に列挙されたネットワーク側機器12のタイプを含んでもよいが、それらに限らない。
【0309】
本出願の実施例による制御チャネルモニタリング装置は、図6の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0310】
選択的に、図10に示すように、本出願の実施例は、通信機器1000をさらに提供し、この通信機器1000は、プロセッサ1001と、メモリ1002と、メモリ1002に記憶され、且つ前記プロセッサ1001上で運行できるプログラム又は命令とを含む。例えばこの通信機器1000が端末である場合、このプログラム又は命令がプロセッサ1001により実行される時、上記端末側がチャネルモニタリング方法を制御する実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。この通信機器1000がネットワーク側機器である場合、このプログラム又は命令がプロセッサ1001により実行される時、上記ネットワーク側機器側がチャネルモニタリング方法を制御する実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0311】
本出願の実施例は、プロセッサと通信インターフェースとを含む端末をさらに提供する。ここで、前記プロセッサは、第一のチャネルモニタリングバジェットを取得するために用いられる。ここで、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、前記通信インターフェースは、第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースに対して第一の操作を実行するために用いられる。ここで、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含む。この端末の実施例は、上記端末側の方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこの端末の実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。具体的には、図11は、本出願の実施例を実現する端末のハードウェア構造概略図である。
【0312】
この端末1100は、無線周波数ユニット1101、ネットワークモジュール1102、オーディオ出力ユニット1103、入力ユニット1104、センサ1105、表示ユニット1106、ユーザ入力ユニット1107、インターフェースユニット1108、メモリ1109、及びプロセッサ1110などのうちの少なくとも一部の部材を含む。
【0313】
当業者であれば理解できるように、端末1100は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ1110にロジック的に接続されてもよい。それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。図11に示す端末構造は、端末に対する限定を構成しない。端末は、図示された部材の数よりも多く又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0314】
理解すべきこととして、本出願の実施例では、入力ユニット1104は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)11041とマイクロホン11042を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ11041は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット1106は、表示パネル11061を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形式で表示パネル11061が構成されてもよい。ユーザ入力ユニット1107は、タッチパネル11071及び他の入力機器11072を含む。タッチパネル11071は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル11071は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。他の入力機器11072は、物理的キーボード、機能キー(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここでこれ以上説明しない。
【0315】
本出願の実施例では、無線周波数ユニット1101は、ネットワーク側機器からの下りリンクのデータを受信した後に、プロセッサ1110に処理させ、また、上りリンクのデータをネットワーク側機器に送信する。一般的には、無線周波数ユニット1101は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。
【0316】
メモリ1109は、ソフトウェアプログラム又は命令及び様々なデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ1109は、主にプログラム又は命令記憶領域とデータ記憶領域を含んでもよい。ここで、プログラム又は命令記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム又は命令(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができる。なお、メモリ1109は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリを含んでもよい。ここで、非揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非揮発性ソリッドステートメモリデバイスであってもよい。
【0317】
プロセッサ1110は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ1110は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを統合してもよい。ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェースとアプリケーションプログラム又は命令などを処理するものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するものであり、例えばベースバンドプロセッサである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ1110に統合されなくてもよい。
【0318】
ここで、プロセッサ1110は、第一のチャネルモニタリングバジェットを取得するために用いられる。ここで、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、
無線周波数ユニット1101は、第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースに対して第一の操作を実行するために用いられる。ここで、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含む。
【0319】
本出願の実施例では、第一のセルが複数のセルによりスケジューリングされることをサポートする場合、端末は、第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースに対して割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つを行い、第一のセルのスケジューリングセルにおけるスケジューリングブロッキング問題を緩和できるとともに、第一のセルが複数のセルによりスケジューリングされる時の端末による復調の複雑さを低減させることができる。
【0320】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含む。
【0321】
選択的に、前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルの制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第一のセルにおける特定の制御リソースとのうちの一つを含む。
【0322】
選択的に、前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルにおける少なくとも一つの公衆サーチスペースCSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つの専用サーチスペースUSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つのCSS及び少なくとも一つのUSSと、
前記第一のセルにおける特定のサーチスペースSSとのうちの一つを含む。
【0323】
選択的に、第一のブラインド検出対象数は、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第一のブラインド検出対象数は、前記端末がN1個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N1は、正整数である。
【0324】
選択的に、第二のブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットよりも大きい場合、前記端末は、
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することとのうちの少なくとも一つを実行し、
ここで、前記第二のブラインド検出対象数は、前記端末がN2個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N2は、正整数である。
【0325】
選択的に、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することは、
前記第一の制御リソースの少なくとも一つのUSSの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
前記第一の制御リソースの特定の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
第一の予め設定されたルールに従って第一のサブ制御リソース内のブラインド検出対象をマッピングした後に、前記端末がモニタリングする必要があるブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットよりも大きい場合、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを含む前記第一のサブ制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することとのうちの一つを含む。
【0326】
選択的に、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することは、
前記第一の制御リソースの少なくとも一つのCSSの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することと、
第二の予め設定されたルールに従って第二のサブ制御リソース内のブラインド検出対象をマッピングした後に、前記端末がモニタリングする必要があるブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下である場合、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを含む前記第二のサブ制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することとのうちの一つを含む。
【0327】
選択的に、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルである。
【0328】
選択的に、第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、前記第一の制御リソースは、
前記第二のセルの制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第二のセルにおける特定の制御リソースとのうちのいずれか一つを含む。
【0329】
選択的に、第三のブラインド検出対象数は、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第三のブラインド検出対象数は、前記端末がN3個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、N3は、正整数である。
【0330】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルと第二のセルとを含み、前記第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットである。
【0331】
選択的に、前記M個のセルは、第三のセルを含み、前記第三のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
第二の制御リソースに基づいて決定された第四のチャネルモニタリングバジェットと、
少なくとも一つの第五のチャネルモニタリングバジェットと少なくとも一つの第六のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つに基づいて決定された第七のチャネルモニタリングバジェットであって、前記第五のチャネルモニタリングバジェットは、第四のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットであり、前記第四のセルは、前記M個のセルのうちの前記第三のセルと異なるセルであり、前記第六のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットである第七のチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第三のチャネルモニタリングバジェットである。
【0332】
選択的に、前記第三のチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、
前記第七のチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、前記第七のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つである。
【0333】
選択的に、前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値、最小値、平均値又は重み付け値であり、
ここで、各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれN4個の時間単位のうちの各時間単位における前記第二の制御リソースの少なくとも一つの制御リソース内のブラインド検出対象に基づいて決定される。
【0334】
選択的に、各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれ前記端末がN4個の時間単位のうちの各時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第三のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数であり、前記第三のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の一つの制御リソースを含み、
又は
各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれ前記端末がN4個の時間単位のうちの各時間単位において前記第一の操作を実行する必要がある第四のサブ制御リソース内のブラインド検出対象数の重み付け値であり、前記第四のサブ制御リソースは、前記第二の制御リソース内の少なくとも二つの制御リソースを含む。選択的に、前記N4個の時間単位は、第一のリファレンスサブキャリア帯域幅に対応するN4個の時間単位である。
【0335】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記M個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最小サブキャリア帯域幅と、
予め構成されたサブキャリア帯域幅と、
プロトコルにより予め定義されたサブキャリア帯域幅と、
ネットワーク側機器により構成されたサブキャリア帯域幅とのうちの一つである。
【0336】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルであり、前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、前記N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値であり、前記第二の制御リソースは、前記第一のセルを含むすべてのCSSである。
【0337】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルであり、前記第二の制御リソースは、
前記第一のセルにおける自己スケジューリングに使用できる少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルにおける自己スケジューリングに専用の少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルの少なくとも一つの公衆制御リソースと、
前記第一のセルの少なくとも一つの専用制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0338】
選択的に、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、前記第一のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と、
前記M個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と前記M個のセルのサブキャリア帯域幅とのうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記第一のセルのサブキャリア帯域幅と前記M個のセルのサブキャリア帯域幅とのうちの最小サブキャリア帯域幅と、
予め構成されたサブキャリア帯域幅と、
プロトコルにより予め定義されたサブキャリア帯域幅と、
ネットワーク側機器により構成されたサブキャリア帯域幅とのうちの一つである。
【0339】
選択的に、前記N4個の時間単位は、連続的なN4個の時間単位である。
【0340】
選択的に、前記N4個の時間単位は、予め設定された時間範囲内の連続的なN4個の時間単位である。
【0341】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0342】
選択的に、前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用されない制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける自己スケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおけるクロスキャリアスケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルのスケジューリングに使用される少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースと、
前記第三のセルにおける少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0343】
選択的に、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットを含み、前記N個のセルは、前記M個のセルのうちの任意のN個のセルであり、Nは、1よりも大きく且つM以下の整数であり、前記N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応する制御リソースに基づいて決定された第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
リファレンス構成に基づいて決定された第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットに基づいて決定された第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットである。
【0344】
選択的に、前記第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つを含む。
【0345】
選択的に、前記N個のセルは、第一のセルを含み、前記第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するキャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットと、前記第一のセルに対応する非キャリアアグリゲーション制限モニタリングバジェットとのうちの一つを含む。
【0346】
選択的に、前記リファレンス構成は、第二のリファレンスサブキャリア帯域幅を含む。
【0347】
選択的に、前記第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、前記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅に対応する少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットのうちの最大チャネルモニタリングバジェットを含む。
【0348】
選択的に、前記第二のリファレンスサブキャリア帯域幅は、
前記N個のセルのうちのいずれか一つのセルのサブキャリア帯域幅と、
前記N個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最大サブキャリア帯域幅と、
前記N個のセルのサブキャリア帯域幅のうちの最小サブキャリア帯域幅とのうちの一つを含む。
【0349】
本出願の実施例は、プロセッサと通信インターフェースとを含むネットワーク側機器をさらに提供する。ここで、前記通信インターフェースは、第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースを構成する又は割り当てるために用いられる。ここで、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含む。このネットワーク側機器の実施例は、上記ネットワーク側機器方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこのネットワーク側機器の実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。
【0350】
具体的には、本出願の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供する。図12に示すように、このネットワーク側機器1200は、アンテナ121と、無線周波数装置122と、ベースバンド装置123とを含む。アンテナ121と無線周波数装置122とが接続される。上りリンク方向において、無線周波数装置122は、アンテナ121を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置123に送信して処理させる。下りリンク方向において、ベースバンド装置123は、送信する情報を処理し、無線周波数装置122に送信し、無線周波数装置122は、受信した情報を処理した後にアンテナ121を介して送出する。
【0351】
上記周波数帯域処理装置は、ベースバンド装置123に位置してもよく、以上の実施例においてネットワーク側機器により実行される方法は、ベースバンド装置123に実現されてもよく、このベースバンド装置123は、プロセッサ124とメモリ125とを含む。
【0352】
ベースバンド装置123は、例えば少なくとも一つのベースバンドボードを含んでもよく、このベースバンドボード上に複数のチップが設置され、図12に示すように、そのうちの一つのチップは、例えばプロセッサ124であり、メモリ125と接続されて、メモリ125におけるプログラムを呼び出し、以上の方法の実施例に示すネットワーク側機器の操作を実行する。
【0353】
このベースバンド装置123は、ネットワークインターフェース126をさらに含んでもよく、無線周波数装置122との情報のやり取りに用いられ、このインターフェースは、例えば共通公衆無線インターフェース(common public radio interface、CPRIと略称)である。
【0354】
具体的には、本発明の実施例のネットワーク側機器は、メモリ125に記憶され、且つプロセッサ124上で運行できる命令又はプログラムをさらに含み、プロセッサ124は、メモリ125における命令又はプログラムを呼び出し、図9に示す各モジュールにより実行される方法を実行し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0355】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記端末側がチャネルモニタリング方法を制御する実施例の各プロセスを実現し、又はネットワーク側機器側がチャネルモニタリング方法を制御する実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0356】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の端末におけるプロセッサ、又は上記実施例に記載のネットワーク側機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0357】
本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記端末側がチャネルモニタリング方法を制御する実施例の各プロセスを実現し、又はネットワーク側機器側がチャネルモニタリング方法を制御する実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0358】
理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0359】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合、「・・・を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
【0360】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案が実質には又は従来の技術に寄与した部分は、コンピュータソフトウェア製品の形式で具現化されてもよく、このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク側機器などであってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0361】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と特許請求の範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7a
図7b
図7c
図7d
図7e
図8
図9
図10
図11
図12
【手続補正書】
【提出日】2023-11-16
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御チャネルモニタリング方法であって、
端末が第一のチャネルモニタリングバジェットを取得することであって、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記端末が第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースに対して第一の操作を実行することであって、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含むこととを含む、制御チャネルモニタリング方法。
【請求項2】
前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含み、又は、
前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットを含み、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルである、請求項1に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項3】
前記第一の制御リソースは、
前記第一のセルの制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第一のセルの自己スケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第一のセルにおける特定の制御リソースと
前記第一のセルにおける少なくとも一つの公衆サーチスペースCSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つの専用サーチスペースUSSと、
前記第一のセルにおける少なくとも一つのCSS及び少なくとも一つのUSSと、
前記第一のセルにおける特定のサーチスペースSSとのうちの一つを含む、請求項1又は2に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項4】
第一のブラインド検出対象数は、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第一のブラインド検出対象数は、前記端末がN1個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N1は、正整数であり、又は、
第二のブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットよりも大きい場合、前記端末は、
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することとのうちの少なくとも一つを実行し、
前記第二のブラインド検出対象数は、前記端末がN2個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N2は、正整数である、請求項1又は2に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項5】
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することは、
前記第一の制御リソースの少なくとも一つのUSSの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
前記第一の制御リソースの特定の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することと、
第一の予め設定されたルールに従って第一のサブ制御リソース内のブラインド検出対象をマッピングした後に、前記端末がモニタリングする必要があるブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットよりも大きい場合、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを含む前記第一のサブ制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象を廃棄することとのうちの一つを含み、
前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することは、
前記第一の制御リソースの少なくとも一つのCSSの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することと、
第二の予め設定されたルールに従って第二のサブ制御リソース内のブラインド検出対象をマッピングした後に、前記端末がモニタリングする必要があるブラインド検出対象数が前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下である場合、前記第一の制御リソースのうちの少なくとも一部の制御リソースを含む前記第二のサブ制御リソースの少なくとも一部のブラインド検出対象に対して前記第一の操作を実行することとのうちの一つを含む、請求項4に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項6】
第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、前記第一の制御リソースは、
前記第二のセルの制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースと、
前記第二のセルによる前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースと、
前記第二のセルにおける特定の制御リソースとのうちのいずれか一つを含む、請求項1に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項7】
第三のブラインド検出対象数は、第二のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第三のブラインド検出対象数は、前記端末がN3個の時間単位内に前記第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、前記第二のセルは、前記M個のセルのうち、前記第一のセルと異なるセルであり、N3は、正整数である、請求項1又は6に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項8】
前記M個のセルは、第三のセルを含み、前記第三のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
第二の制御リソースに基づいて決定された第四のチャネルモニタリングバジェットと、
少なくとも一つの第五のチャネルモニタリングバジェットと少なくとも一つの第六のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つに基づいて決定された第七のチャネルモニタリングバジェットであって、前記第五のチャネルモニタリングバジェットは、第四のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットであり、前記第四のセルは、前記M個のセルのうちの前記第三のセルと異なるセルであり、前記第六のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットである第七のチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第三のチャネルモニタリングバジェットである、請求項1に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項9】
前記第三のチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、
前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、
前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、
前記第七のチャネルモニタリングバジェットと、
前記端末がサポートするチャネルモニタリングバジェットと、前記予め構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記プロトコルにより予め定義されたチャネルモニタリングバジェットと、前記ネットワーク側機器により構成されたチャネルモニタリングバジェットと、前記第四のチャネルモニタリングバジェットと、前記第七のチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも二つの最大値、最小値、平均値又は重み付け値とのうちの一つであり、
前記第四のチャネルモニタリングバジェットは、N4個の第四のブラインド検出対象数の最大値、最小値、平均値又は重み付け値であり、
各前記第四のブラインド検出対象数は、それぞれN4個の時間単位のうちの各時間単位における前記第二の制御リソースの少なくとも一つの制御リソース内のブラインド検出対象に基づいて決定される、請求項8に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項10】
前記第三のセルは、前記第一のセルと異なり、前記第二の制御リソースは、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用できる制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソース、又は、前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに使用されない制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける前記第一のセルのスケジューリングに専用の制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおける自己スケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第三のセルにおけるクロスキャリアスケジューリングに使用される制御リソースのうちの少なくとも一つの制御リソースと、
前記第一のセルのスケジューリングに使用される少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースと、
前記第三のセルにおける少なくとも一つの制御リソース又は特定の制御リソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項8に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項11】
前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットを含み、前記N個のセルは、前記M個のセルのうちの任意のN個のセルであり、Nは、1よりも大きく且つM以下の整数であり、前記N個のセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットは、
前記端末がサポートするジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
予め構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
プロトコルにより予め定義されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
ネットワーク側機器により構成されたジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応する制御リソースに基づいて決定された第二のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
リファレンス構成に基づいて決定された第三のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、
前記N個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットに基づいて決定された第四のジョイントチャネルモニタリングバジェットと、のうちの少なくとも一つに基づいて決定された第一のジョイントチャネルモニタリングバジェットである、請求項1に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項12】
制御チャネルモニタリング方法であって、
ネットワーク側機器が第二のチャネルモニタリングバジェットに基づいて、第一の制御リソースを構成する又は割り当てることを含み、
前記第二のチャネルモニタリングバジェットは、第一のチャネルモニタリングバジェットのうちの少なくとも一つのチャネルモニタリングバジェットを含み、第一のセルは、M個のセルによりスケジューリングされることをサポートし、Mは、1よりも大きい整数であり、
前記M個のセルは、前記第一のセルを含み、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含み、
又は、前記M個のセルは、前記第一のセルを含まず、且つ前記第一のチャネルモニタリングバジェットは、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも一つのセルに対応するチャネルモニタリングバジェットと、前記M個のセルのうちの少なくとも二つのセル間のジョイントチャネルモニタリングバジェットとのうちの少なくとも一つを含む、制御チャネルモニタリング方法。
【請求項13】
第一のブラインド検出対象数は、前記第一のセルに対応するチャネルモニタリングバジェット以下であり、前記第一のブラインド検出対象数は、端末がN1個の時間単位内において第一の操作を実行する必要がある前記第一の制御リソース内のブラインド検出対象数であり、N1は、正整数であり、前記第一の操作は、割り当てとモニタリングとのうちの少なくとも一つの操作を含む、請求項12に記載の制御チャネルモニタリング方法。
【請求項14】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含む端末であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から11のいずれか1項に記載の制御チャネルモニタリング方法のステップを実現する、端末。
【請求項15】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含むネットワーク側機器であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項12又は13に記載の制御チャネルモニタリング方法のステップを実現する、ネットワーク側機器。
【国際調査報告】