(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-11
(54)【発明の名称】眼鏡支持接着剤
(51)【国際特許分類】
C09J 133/04 20060101AFI20240304BHJP
C08F 222/38 20060101ALI20240304BHJP
C09J 133/26 20060101ALI20240304BHJP
C09J 11/06 20060101ALI20240304BHJP
C09J 11/08 20060101ALI20240304BHJP
C09J 11/04 20060101ALI20240304BHJP
G02C 5/12 20060101ALI20240304BHJP
【FI】
C09J133/04
C08F222/38
C09J133/26
C09J11/06
C09J11/08
C09J11/04
G02C5/12
【審査請求】未請求
【予備審査請求】有
(21)【出願番号】P 2023572046
(86)(22)【出願日】2022-02-09
(85)【翻訳文提出日】2023-10-05
(86)【国際出願番号】 AU2022050081
(87)【国際公開番号】W WO2022170389
(87)【国際公開日】2022-08-18
(32)【優先日】2021-02-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】AU
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523303909
【氏名又は名称】ガイ,ニール
(74)【代理人】
【識別番号】100114775
【氏名又は名称】高岡 亮一
(74)【代理人】
【識別番号】100121511
【氏名又は名称】小田 直
(74)【代理人】
【識別番号】100202751
【氏名又は名称】岩堀 明代
(74)【代理人】
【識別番号】100208580
【氏名又は名称】三好 玲奈
(74)【代理人】
【識別番号】100191086
【氏名又は名称】高橋 香元
(72)【発明者】
【氏名】ガイ,ニール
【テーマコード(参考)】
2H006
4J040
4J100
【Fターム(参考)】
2H006AB00
4J040BA022
4J040DF041
4J040DF051
4J040DF101
4J040HA196
4J040HB09
4J040HB11
4J040HB30
4J040HC01
4J040KA17
4J040KA22
4J040KA23
4J040KA25
4J040KA39
4J040LA06
4J040LA11
4J040MA14
4J040NA02
4J040NA05
4J100AL00Q
4J100AM14P
4J100JA03
(57)【要約】
眼鏡の眼用支持具(鼻パッドなど)の接触面に直接塗布して皮膚と結合させ、かつ眼鏡が鼻梁から下にずれ落ちる可能性を防止するか減少させる眼鏡支持接着剤は、蒸発して樹脂の粘着性残留物を残して皮膚との結合を形成する担体中の樹脂を含む。当該樹脂はアクリレーツ/オクチルアクリルアミドコポリマーを含み、これは試行および実験により、皮膚に当てられる鼻パッド上に使用された場合に優れた耐発汗保持特性を有し、それにより制汗添加剤の必要性をなくすことが分かった。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
蒸発性担体と、
アクリレーツ/オクチルアクリルアミドコポリマーを含む樹脂と
を含む眼鏡支持接着剤。
【請求項2】
前記接着剤は制汗剤を含んでいない、請求項1に記載の接着剤。
【請求項3】
前記蒸発性担体はアルコールを含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項4】
前記アルコールはエタノールを含む、請求項3に記載の接着剤。
【請求項5】
前記接着剤は60~80重量%の前記エタノールを含む、請求項4に記載の接着剤。
【請求項6】
前記エタノールは95PGF2香水グレードエタノールおよびバイオエタノール95から選択される、請求項4に記載の接着剤。
【請求項7】
前記接着剤は10~20重量%の前記樹脂を含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項8】
増粘剤をさらに含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項9】
前記増粘剤はヒドロキシプロピルセルロースを含む、請求項8に記載の接着剤。
【請求項10】
前記接着剤は約1重量%の前記増粘剤を含む、請求項8に記載の接着剤。
【請求項11】
pH中和剤をさらに含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項12】
前記pH中和剤はアミノメチルプロパノールを含む、請求項11に記載の接着剤。
【請求項13】
前記接着剤は2~8重量%の前記pH中和剤を含む、請求項11に記載の接着剤。
【請求項14】
湿潤剤をさらに含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項15】
前記湿潤剤はグリセリンを含む、請求項14に記載の接着剤。
【請求項16】
前記接着剤は1~5重量%の前記湿潤剤を含む、請求項14に記載の接着剤。
【請求項17】
皮膚軟化剤をさらに含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項18】
前記皮膚軟化剤は、酢酸セチルおよびアセチル化ラノリンアルコールを含む、請求項17に記載の接着剤。
【請求項19】
前記接着剤は1~5重量%の前記皮膚軟化剤を含む、請求項17に記載の接着剤。
【請求項20】
接着遅延剤をさらに含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項21】
前記接着遅延剤は炭酸マグネシウムを含む、請求項20に記載の接着剤。
【請求項22】
前記接着剤は1~10重量%の前記接着遅延剤を含む、請求項21に記載の接着剤。
【請求項23】
前記樹脂に対する前記接着遅延剤の比は前記接着剤の所望の粘着特性に従って決定される、請求項20に記載の接着剤。
【請求項24】
請求項1に記載の接着剤を眼鏡の眼用支持具に塗布することを含む方法。
【請求項25】
前記方法は前記接着剤の塗布前に前記眼用支持具をアルコールで清潔にすることをさらに含む、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記方法は前記眼用支持具を配置する前に前記蒸発性担体を若干蒸発させることをさらに含む、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
請求項1に記載の接着剤でコーティングされた鼻パッドを有する眼鏡を取り外す方法であって、前記鼻パッドが鼻梁の皮膚から剥がれるように前記眼鏡をそのアームによって後方に持ち上げることを含む方法。
【請求項28】
増粘剤を前記蒸発性担体中に分散させ、かつ前記増粘剤および蒸発性担体を塊がなくなるまで混合することを含む、請求項1に記載の接着剤を作製する方法。
【請求項29】
前記増粘剤および前記担体の混合物を増粘することをさらに含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記樹脂を溶解するまで添加することをさらに含む、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記樹脂を添加した後にpH中和剤を添加することをさらに含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記pH中和剤を添加した後に湿潤剤および皮膚軟化剤を添加することをさらに含む、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
接着遅延剤を添加することをさらに含む、請求項30に記載の方法。
【請求項34】
前記接着遅延剤を添加することは、前記接着剤の所望の粘着特性に従ってある量の前記接着遅延剤を添加することさらに含む、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記樹脂を添加することは、前記接着剤の所望の粘着特性に従ってある量の前記樹脂を添加することを含む、請求項30に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鼻パッドなどの支持を維持するための眼鏡支持具に塗布することができる眼鏡支持接着剤に関する。
【背景技術】
【0002】
眼鏡の鼻の下へのずれ落ちは、眼鏡アームの遠位端を加熱して下方に曲げること、および接着シースを眼鏡アームの遠位端に付けることなどを含む多くの解決法が提案されてきた一般的な問題である。
【0003】
米国特許第4251302A号(LEONARDら)(1981年2月17日)は、周囲条件で乾燥して皮膚との結合を形成する、眼鏡の眼用支持具に塗布される感圧接着剤希釈液を提案している。
【0004】
発汗は結合を弱める可能性があるため、LEONARDらは、眼鏡の着用者が汗を掻いている場合に接着が失われることを有利に対処するために制汗剤(アルミニウムクロロハイドレートなど)を使用することをさらに提案している。
【発明の概要】
【0005】
本明細書では、皮膚に結合させ、かつ眼鏡が鼻梁の下にずれ落ちる可能性を防止するか減少させるために、眼鏡の眼用支持具(鼻パッドなど)の接触面に直接塗布される眼鏡支持接着剤が提供される。
【0006】
本接着剤は、蒸発して樹脂の粘着性残留物を残して皮膚との結合を形成する担体中の樹脂を含む。
【0007】
当該樹脂はアクリレーツ/オクチルアクリルアミドコポリマーを含む。アクリレーツ/オクチルアクリルアミドコポリマーは、オクチルアクリルアミドとエアロゾル、ポンプ式ヘアスプレーおよびスタイリング剤に通常用いられるアクリル酸、メタクリル酸またはそれらの単純なエステルの1つからなる1種以上のモノマーとのコポリマーである。しかし、アクリレーツ/オクチルアクリルアミドコポリマーは試行および実験によって、驚くべきことに皮膚に当てられる眼鏡鼻パッドに塗布された場合に優れた耐発汗保持特性を与え、それにより特にスポーツ活動時の発汗を軽減するためにLEONARDらによって教示されている制汗添加剤の必要性をなくすことが分かった。
【0008】
本接着剤は、分注アプリケータ(スクイーズボトルまたは吸着先端など)により鼻パッドに塗布された場合に、鼻パッド上への本接着剤の滴形成を支援する増粘剤をさらに含んでいてもよい。
【0009】
樹脂の量は、所望の粘着特性(すなわち、強いまたは弱い接着)に従って調整してもよい。さらに本接着剤は接着遅延剤を含んでいてもよく、本接着剤を例えば読書用途の場合と比較してより強い接着を必要とするスポーツ用途のために使用するか否かなどで、当該樹脂に対するその比を調整して本接着剤の粘着性を制御してもよい、。
【0010】
本接着剤はpH中和剤、湿潤剤および皮膚軟化剤をさらに含んでいてもよい。
【0011】
本開示は本明細書において、特定の化学物質および組成物、本出願人によって実験的に得られたそれらの特定の比ならびに本接着剤を作製する方法およびその使用を提供する。
【0012】
本発明の他の態様も開示されている。
【発明を実施するための形態】
【0013】
眼鏡支持接着剤は、眼鏡が鼻梁からずれ落ちるのを防止するための鼻パッドなどの眼鏡の眼用支持具の接触面上にコーティングとして塗布される。
【0014】
本接着剤は、蒸発性担体とアクリレーツ/オクチルアクリルアミドコポリマーを含む樹脂とを含む。
【0015】
蒸発性担体は好ましくはアルコールを含む(例えば水と比較した場合により速い蒸発のため)。このアルコールは好ましくはエタノールである。
【0016】
エタノールは60~80重量%、好ましくは76重量%であってもよい。エタノールは95PGF2香水グレードエタノールまたはバイオエタノール95%であってもよい。
【0017】
アクリレーツ/オクチルアクリルアミドコポリマーは10~20重量%、好ましくは15重量%であってもよい。
【0018】
上記樹脂の重量は、本接着剤の所望の粘着特性によって変えてもよい。
【0019】
本接着剤は増粘剤をさらに含んでいてもよく、これはヒドロキシプロピルセルロースを含んでもよい。ヒドロキシプロピルセルロースは約1重量%であってもよい。
【0020】
本接着剤はアミノメチルプロパノールなどのpH中和剤をさらに含んでいてもよく、これは2~8重量%、好ましくは4重量%であってもよい。
【0021】
本接着剤は湿潤剤をさらに含んでいてもよく、これは1~5重量%、好ましくは約2重量%のグリセリンまたはラノリンであってもよい。
【0022】
本接着剤は皮膚軟化剤をさらに含んでいてもよく、これは1~5重量%、好ましくは約2重量%の酢酸セチルおよびアセチル化ラノリンアルコールを含んでもよい。
【0023】
本接着剤は接着遅延剤をさらに含んでいてもよく、これは炭酸マグネシウムであってもよい。炭酸マグネシウムは1~10重量%、好ましくは約5重量%であってもよい。但し、樹脂に対する炭酸マグネシウムの比は本接着剤の所望の粘着特性によって変えてもよい。例えば樹脂に対する炭酸マグネシウムの比を5%超まで増加させることにより粘着性を低下させ、それにより読書用途などにより適するようにしてもよく、樹脂に対する炭酸マグネシウムの比を5%未満に減少させることにより粘着性を上昇させ、それによりスポーツ用途などにより適するようにしてもよい。
【0024】
本接着剤の作製は、ヒドロキシプロピルセルロースをエタノール中に分散させ、かつ塊がなくなり、次いで増粘されるまで混合することを含んでいてもよい。
【0025】
次いでアクリレーツ/オクチルアクリルアミドコポリマーを添加し、かつ溶解するまで混合してもよい。
【0026】
その後に、アミノメチルプロパノールを均一になり、かつそのバッチが若干薄くなるまで混合してもよい。
【0027】
その後に、グリセリンおよび酢酸セチルおよびアセチル化ラノリンアルコールを均一になるまで混合してもよい。
【0028】
本接着剤は、アプリケータ先端を本接着剤で浸す貯蔵部を含むディスペンサとして提供してもよい。貯蔵部は、送出管によってアプリケータ先端に接続された小型のスクイーズボトルであってもよい。従って、貯蔵部を押し潰してアプリケータ先端を本接着剤で浸してもよく、次いでこれを眼鏡鼻パッドの表面全体にこすりつけることができる。
【0029】
担体を若干蒸発させてもよく、その後に眼鏡を鼻梁に当ててもよく、ここでは当該樹脂により眼鏡鼻パッドを鼻梁において皮膚に保持する。接着遅延剤はその粘着性を制御してもよい。
【0030】
眼鏡の取り外しは、そのアームの後部で眼鏡を持ち上げて眼鏡鼻パッドを鼻梁から引っ張るのではなく剥がすように眼鏡を前方に傾けることを含んでもよい。
【0031】
本明細書において提供されている実施形態は、好ましい実施形態に従って接着剤を眼鏡鼻パッドに塗布することについて記載しているが、他の実施形態では、本接着剤は追加または代わりとして眼鏡アームの遠位端の内面に塗布してもよい。
【0032】
説明のための上の記載では、本発明の徹底的な理解を提供するために特定の名称を使用した。但し、本発明を実施するために具体的な詳細は必要でないことは当業者に明らかであろう。従って本発明の具体的な実施形態の上記説明は、例示および説明のために提供されている。上記教示を考慮して明らかに多くの修飾および変形が可能であるため、それらは網羅的であること、または本発明を開示されている正確な形態に限定することを意図するものではない。当該実施形態は、本発明の原理およびその実際の適用を最も良く説明し、それにより他の当業者が、考えられる特定の使用に合わせられたものとして様々な修飾と共に本発明および様々な実施形態を最も良く利用するのを可能にするために選択および説明されたものである。以下の特許請求の範囲およびそれらの均等物は本発明の範囲を定めることを意図としている。
【0033】
本明細書で使用される「約」という用語または同様の用語は、特に指示がない限り、指定されている値の10%以内であると解釈されるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2022-12-02
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
眼鏡支持に使用される接着剤であって、
蒸発性担体と、
アクリレーツ/オクチルアクリルアミドコポリマーを含む樹脂と
を含
む接着剤。
【請求項2】
前記接着剤は制汗剤を含んでいない、請求項1に記載の接着剤。
【請求項3】
前記蒸発性担体はアルコールを含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項4】
前記アルコールはエタノールを含む、請求項3に記載の接着剤。
【請求項5】
前記接着剤は60~80重量%の前記エタノールを含む、請求項4に記載の接着剤。
【請求項6】
前記エタノールは95PGF2香水グレードエタノールおよびバイオエタノール95から選択される、請求項4に記載の接着剤。
【請求項7】
前記接着剤は10~20重量%の前記樹脂を含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項8】
増粘剤をさらに含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項9】
前記増粘剤はヒドロキシプロピルセルロースを含む、請求項8に記載の接着剤。
【請求項10】
前記接着剤は約1重量%の前記増粘剤を含む、請求項8に記載の接着剤。
【請求項11】
pH中和剤をさらに含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項12】
前記pH中和剤はアミノメチルプロパノールを含む、請求項11に記載の接着剤。
【請求項13】
前記接着剤は2~8重量%の前記pH中和剤を含む、請求項11に記載の接着剤。
【請求項14】
湿潤剤をさらに含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項15】
前記湿潤剤はグリセリンを含む、請求項14に記載の接着剤。
【請求項16】
前記接着剤は1~5重量%の前記湿潤剤を含む、請求項14に記載の接着剤。
【請求項17】
皮膚軟化剤をさらに含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項18】
前記皮膚軟化剤は、酢酸セチルおよびアセチル化ラノリンアルコールを含む、請求項17に記載の接着剤。
【請求項19】
前記接着剤は1~5重量%の前記皮膚軟化剤を含む、請求項17に記載の接着剤。
【請求項20】
接着遅延剤をさらに含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項21】
前記接着遅延剤は炭酸マグネシウムを含む、請求項20に記載の接着剤。
【請求項22】
前記接着剤は1~10重量%の前記接着遅延剤を含む、請求項21に記載の接着剤。
【請求項23】
前記樹脂に対する前記接着遅延剤の比は前記接着剤の所望の粘着特性に従って決定される、請求項20に記載の接着剤。
【請求項24】
請求項1に記載の接着剤を眼鏡の眼用支持具に塗布することを含む方法。
【請求項25】
前記方法は前記接着剤の塗布前に前記眼用支持具をアルコールで清潔にすることをさらに含む、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記方法は前記眼用支持具を配置する前に前記蒸発性担体を若干蒸発させることをさらに含む、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
請求項1に記載の接着剤でコーティングされた鼻パッドを有する眼鏡を取り外す方法であって、前記鼻パッドが鼻梁の皮膚から剥がれるように前記眼鏡をそのアームによって後方に持ち上げることを含む方法。
【請求項28】
増粘剤を前記蒸発性担体中に分散させ、かつ前記増粘剤および蒸発性担体を塊がなくなるまで混合することを含む、請求項1に記載の接着剤を作製する方法。
【請求項29】
前記増粘剤および前記担体の混合物を増粘することをさらに含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記樹脂を溶解するまで添加することをさらに含む、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記樹脂を添加した後にpH中和剤を添加することをさらに含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記pH中和剤を添加した後に湿潤剤および皮膚軟化剤を添加することをさらに含む、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
接着遅延剤を添加することをさらに含む、請求項30に記載の方法。
【請求項34】
前記接着遅延剤を添加することは、前記接着剤の所望の粘着特性に従ってある量の前記接着遅延剤を添加することさらに含む、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記樹脂を添加することは、前記接着剤の所望の粘着特性に従ってある量の前記樹脂を添加することを含む、請求項30に記載の方法。
【国際調査報告】