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特表2024-510915ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報内の統合送信構成指示に対応するフィードバック
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-12
(54)【発明の名称】ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報内の統合送信構成指示に対応するフィードバック
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/232 20230101AFI20240305BHJP
   H04W 28/04 20090101ALI20240305BHJP
   H04W 16/28 20090101ALI20240305BHJP
   H04W 72/04 20230101ALI20240305BHJP
【FI】
H04W72/232
H04W28/04 110
H04W16/28
H04W72/04
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023552349
(86)(22)【出願日】2021-03-12
(85)【翻訳文提出日】2023-08-29
(86)【国際出願番号】 CN2021080380
(87)【国際公開番号】W WO2022188130
(87)【国際公開日】2022-09-15
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】ジョウ、ヤン
(72)【発明者】
【氏名】ユアン、ファン
(72)【発明者】
【氏名】バイ、ティアンヤン
(72)【発明者】
【氏名】ルオ、タオ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA01
5K067DD24
5K067DD34
5K067EE02
5K067EE10
5K067HH28
5K067JJ21
5K067KK02
(57)【要約】
本開示の様々な態様は、一般にワイヤレス通信に関する。いくつかの態様では、ユーザ機器(UE)は、第1のスロット内で、統合送信構成インジケータ(TCI)を示すダウンリンク制御情報(DCI)送信を受信することができ、DCI送信はダウンリンク割当てを含まない。UEは、統合TCIに対応するハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを送信することができ、HARQフィードバックは、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示す肯定応答、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示す否定応答を備える。多数の他の態様が記載される。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法であって、
第1のスロット内で、統合送信構成インジケータ(TCI)を示すダウンリンク制御情報(DCI)送信を受信することと、ここにおいて、前記DCI送信はダウンリンク割当てを含まない、
前記統合TCIに対応するハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを送信することと、ここにおいて、前記HARQフィードバックは、前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の成功を示す肯定応答(ACK)、または前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の失敗を示す否定応答(NACK)を備える、
を備える、方法。
【請求項2】
前記HARQフィードバックを送信することは、第2のスロット内で物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信を使用して前記HARQフィードバックを送信することを備え、
前記第2のスロットは、スロットパラメータの値によって示された数のスロットだけ前記第1のスロットから離れている、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記DCI送信は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドを備え、
前記PDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドは、前記スロットパラメータの前記値を示す、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記DCI送信は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドと、時間領域リソース割当て(TDRA)フィールドとを備え、
前記TDRAフィールドと前記PDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドの値の和は、前記スロットパラメータの前記値を示す、
請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記スロットパラメータの前記値を示す無線リソース制御メッセージを受信することをさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記スロットパラメータの前記値はゼロであり、
前記第2のスロットは、前記DCI送信の受信と重複する前記PUCCH送信の最後のスロットを備える、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記HARQフィードバックを送信することは、インデックスを有する物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースを使用して前記HARQフィードバックを送信することを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記DCI送信のPUCCHインジケータフィールドに少なくとも部分的に基づいて、前記PUCCHリソースを決定することをさらに備える、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することと、
前記RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、前記PUCCHリソースを決定することと、
をさらに備える、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記RRCメッセージはTCI-PUCCHを示す、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記DCI送信は、DCIフォーマット1_0、DCIフォーマット1_1、DCIフォーマット1_2、DCIフォーマット0_1、DCIフォーマット0_2、DCIフォーマット0_0、またはDCIフォーマット2_xを有する、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記HARQフィードバックは、1つのACKまたはNACKビットを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記HARQフィードバックを送信することは、動的HARQ-ACKコードブックを使用して前記HARQフィードバックを送信することを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記DCI送信はデータ割当てインジケータ(DAI)を含み、
前記方法は、前記DAIに少なくとも部分的に基づいて、前記HARQフィードバックのための前記動的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える、
請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記DAIはカウンタDAIを備える、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記DAIはカウンタDAIとトータルDAIとを備える、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記HARQフィードバックを送信することは、静的HARQ-ACKコードブックを使用して前記HARQフィードバックを送信することを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記DCI送信は、仮想物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を示す時間領域リソース割当て(TDRA)フィールドを含み、
前記方法は、前記仮想PDSCHに少なくとも部分的に基づいて、前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える、
請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の前記位置を決定することは、前記仮想PDSCHを示す時間領域割振りリストに少なくとも部分的に基づいて、前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の前記位置を決定することを備える、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記TDRAフィールドは、開始および長さインジケータ値(SLIV)を備え、
前記方法は、前記SLIVに少なくとも部分的に基づいて、前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える、
請求項18に記載の方法。
【請求項21】
ACK/NACK位置を示す無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することと、
前記RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することと、
をさらに備える、請求項17に記載の方法。
【請求項22】
前記ACK/NACK位置は、前記静的HARQ-ACKコードブックの最初のビットを備える、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
関連付けられた物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会に少なくとも部分的に基づいて、前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える、請求項17に記載の方法。
【請求項24】
前記PDSCH機会を示す無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することをさらに備え、
前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の前記位置を決定することは、前記RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の前記位置を決定することを備える、
請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の前記位置を決定することは、前記PDSCH機会を示す時間領域割振りリストに少なくとも部分的に基づいて、前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の前記位置を決定することを備える、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
前記静的HARQ-ACKコードブック内の専用ビット位置に少なくとも部分的に基づいて、前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える、請求項17に記載の方法。
【請求項27】
前記DCI送信は前記専用ビット位置を示す、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記専用ビット位置は、前記静的HARQ-ACKコードブックの最初のビットまたは前記静的HARQ-ACKコードブックの最後のビットを備える、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記DCI送信に少なくとも部分的に基づいて、前記静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加することをさらに備える、請求項17に記載の方法。
【請求項30】
前記統合TCIが更新されたTCIを備えると決定することをさらに備え、
前記静的HARQ-ACKコードブックの前記終端に前記1つまたは複数の専用ビットを付加することは、前記統合TCIが更新されたTCIを備えると決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記静的HARQ-ACKコードブックの前記終端に前記1つまたは複数の専用ビットを付加することを備える、
請求項29に記載の方法。
【請求項31】
さらなる統合TCIを示すさらなるDCI送信を受信することをさらに備え、前記さらなるDCI送信はダウンリンク割当てを含まず、
前記HARQフィードバックは、前記DCI送信に対応する第1のACK/NACKビットと、前記さらなるDCI送信に対応する第2のACK/NACKビットとを備える、
請求項17に記載の方法。
【請求項32】
前記第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または前記第1のDCI送信に関連付けられた第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することと、
前記第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または前記第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のACK/NACKビットの第2の位置を決定することと、
をさらに備える、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記第1のDCI送信は、前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のACK/NACK位置または前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つを示し、
前記第2のDCI送信は、前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のACK/NACK位置または前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つを示す、
請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記第1のDCI送信は、前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のACK/NACK位置または前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つを示す第1の時間領域リソース割当て(TDRA)フィールドを備え、
前記第2のDCI送信は、前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のACK/NACK位置または前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つを示す第2のTDRAフィールドを備える、
請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記第1のTDRAフィールドは、前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のACK/NACK位置または前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つを示す第1の開始および長さインジケータ値(SLIV)を備え、
前記第2のTDRAフィールドは、前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のACK/NACK位置または前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つを示す第2のSLIVを備える、
請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のACK/NACK位置または前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のACK/NACKビットの前記第1の位置を決定することは、
前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のACK/NACK位置または前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを有する前記第1のDCI送信内の第1の指示の第1の識別子(ID)をマッピングするマッピング規則に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のACK/NACK位置または前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のACK/NACKビットの前記第1の位置を決定することを備える、請求項32に記載の方法。
【請求項37】
前記第1のIDは、第1のTCIコードポイントまたは第1のHARQ IDフィールドのうちの少なくとも1つを備える、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のACK/NACK位置または前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のACK/NACKビットの前記第2の位置を決定することは、
前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のACK/NACK位置または前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを有する前記第2のDCI送信内の第2の指示の第2の識別子(ID)をマッピングするマッピング規則に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のACK/NACK位置または前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のACK/NACKビットの前記第2の位置を決定することを備える、請求項32に記載の方法。
【請求項39】
前記第2のIDは、第2のTCIコードポイントまたは第2のHARQ IDフィールドのうちの少なくとも1つを備える、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
前記静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することと、
前記静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された前記専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のACK/NACKビットの第2の位置を決定することと、
をさらに備える、請求項31に記載の方法。
【請求項41】
前記専用固定サイズ位置は、統合TCIを示しかつダウンリンク割当てをもたない受信されたDCI送信の数よりも大きい数のビットを備える、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することと、
前記静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された前記動的位置に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のACK/NACKビットの第2の位置を決定することと、
をさらに備える、請求項31に記載の方法。
【請求項43】
前記DCI送信を受信することは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会に関連付けられた前記DCI送信を受信することを備え、
前記方法は、前記PDSCH機会に関連付けられたPDSCH送信を受信することをさらに備え、
前記HARQフィードバックを送信することは、規則に少なくとも部分的に基づいて前記HARQフィードバックを送信することを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項44】
前記DCI送信を受信することは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会に関連付けられた前記DCI送信を受信することを備え、
前記方法は、前記PDSCH機会に関連付けられたPDSCH送信を受信することをさらに備え、
前記HARQフィードバックを送信することは、前記HARQフィードバックを送信するために使用されるHARQ-ACKコードブックのサイズを増やすことに少なくとも部分的に基づいて、前記HARQフィードバックを送信することを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項45】
前記HARQ-ACKコードブックの終端に前記DCI送信に対応するACK/NACKビットを付加することをさらに備える、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記HARQ-ACKコードブック内の前記PDSCH送信に対応するACK/NACKビットに隣接する前記DCI送信に対応するACK/NACKビットを付加することをさらに備える、請求項44に記載の方法。
【請求項47】
基地局によって実行されるワイヤレス通信の方法であって、
第1のスロット内で、統合送信構成インジケータ(TCI)を示すダウンリンク制御情報(DCI)送信を送信することと、ここにおいて、前記DCI送信はダウンリンク割当てを含まない、
前記統合TCIに対応するハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを受信することと、ここにおいて、前記HARQフィードバックは、前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の成功を示す肯定応答(ACK)、または前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の失敗を示す否定応答(NACK)を備える、
を備える、方法。
【請求項48】
前記HARQフィードバックを受信することは、第2のスロット内で物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信を使用して前記HARQフィードバックを受信することを備え、
前記第2のスロットは、スロットパラメータの値によって示された数のスロットだけ前記第1のスロットから離れている、
請求項47に記載の方法。
【請求項49】
前記DCI送信は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドを備え、
前記PDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドは、前記スロットパラメータの前記値を示す、
請求項48に記載の方法。
【請求項50】
前記DCI送信は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドと、時間領域リソース割当て(TDRA)フィールドとを備え、
前記TDRAフィールドと前記PDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドの値の和は、前記スロットパラメータの前記値を示す、
請求項48に記載の方法。
【請求項51】
前記スロットパラメータの前記値を示す無線リソース制御メッセージを送信することをさらに備える、請求項48に記載の方法。
【請求項52】
前記スロットパラメータの前記値はゼロであり、
前記第2のスロットは、前記DCI送信の受信と重複する前記PUCCH送信の最後のスロットを備える、請求項48に記載の方法。
【請求項53】
前記HARQフィードバックを受信することは、インデックスを有する物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースを使用して前記HARQフィードバックを受信することを備える、請求項47に記載の方法。
【請求項54】
前記PUCCHリソースの決定は、前記DCI送信のPUCCHインジケータフィールドに少なくとも部分的に基づく、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
無線リソース制御(RRC)メッセージを送信することをさらに備え、
前記PUCCHリソースの決定は、前記RRCメッセージに少なくとも部分的に基づく、
請求項53に記載の方法。
【請求項56】
前記RRCメッセージはTCI-PUCCHを示す、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
前記DCI送信は、DCIフォーマット1_0、DCIフォーマット1_1、DCIフォーマット1_2、DCIフォーマット0_1、DCIフォーマット0_2、DCIフォーマット0_0、またはDCIフォーマット2_xを有する、請求項47に記載の方法。
【請求項58】
前記HARQフィードバックは、1つのACKまたはNACKビットを備える、請求項47に記載の方法。
【請求項59】
前記HARQフィードバックを受信することは、動的HARQ-ACKコードブックを使用して前記HARQフィードバックを受信することを備える、請求項47に記載の方法。
【請求項60】
前記DCI送信はデータ割当てインジケータ(DAI)を含み、
前記HARQフィードバックのための前記動的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、前記DAIに少なくとも部分的に基づく、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記DAIはカウンタDAIを備える、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記DAIはカウンタDAIとトータルDAIとを備える、請求項60に記載の方法。
【請求項63】
前記HARQフィードバックを受信することは、静的HARQ-ACKコードブックを使用して前記HARQフィードバックを受信することを備える、請求項47に記載の方法。
【請求項64】
前記DCI送信は、仮想物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を示す時間領域リソース割当て(TDRA)フィールドを含み、
前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、前記仮想PDSCHに少なくとも部分的に基づく、
請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の前記位置の前記決定は、前記仮想PDSCHを示す時間領域割振りリストに少なくとも部分的に基づく、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記TDRAフィールドは、開始および長さインジケータ値(SLIV)を備え、
前記方法は、前記SLIVに少なくとも部分的に基づいて、前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える、
請求項64に記載の方法。
【請求項67】
ACK/NACK位置を示す無線リソース制御(RRC)メッセージを送信することをさらに備え、
前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、前記RRCメッセージに少なくとも部分的に基づく、
請求項63に記載の方法。
【請求項68】
前記ACK/NACK位置は、前記静的HARQ-ACKコードブックの最初のビットを備える、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、関連付けられた物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会に少なくとも部分的に基づく、請求項63に記載の方法。
【請求項70】
前記PDSCH機会を示す無線リソース制御(RRC)メッセージを送信することをさらに備え、
前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の前記位置の決定は、前記RRCメッセージに少なくとも部分的に基づく、
請求項69に記載の方法。
【請求項71】
前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の前記位置の決定は、前記PDSCH機会を示す時間領域割振りリストに少なくとも部分的に基づく、請求項69に記載の方法。
【請求項72】
前記HARQフィードバックのための前記静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、前記静的HARQ-ACKコードブック内の専用ビット位置に少なくとも部分的に基づく、請求項63に記載の方法。
【請求項73】
前記DCI送信は前記専用ビット位置を示す、請求項72に記載の方法。
【請求項74】
前記専用ビット位置は、前記静的HARQ-ACKコードブックの最初のビットまたは前記静的HARQ-ACKコードブックの最後のビットを備える、請求項72に記載の方法。
【請求項75】
1つまたは複数の専用ビットは、前記DCI送信に少なくとも部分的に基づいて、前記静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加される、請求項63に記載の方法。
【請求項76】
前記1つまたは複数のビットは、前記統合TCIが更新されたTCIを備えると決定することに少なくとも部分的に基づいて付加される、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
さらなる統合TCIを示すさらなるDCI送信を送信することをさらに備え、前記さらなるDCI送信はダウンリンク割当てを含まず、
前記HARQフィードバックは、前記DCI送信に対応する第1のACK/NACKビットと、前記さらなるDCI送信に対応する第2のACK/NACKビットとを備える、
請求項63に記載の方法。
【請求項78】
前記第1のACK/NACKビットの第1の位置の決定は、前記第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または前記第1のDCI送信に関連付けられた第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づき、
前記第2のACK/NACKビットの第2の位置の決定は、前記第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または前記第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づく、
請求項63に記載の方法。
【請求項79】
前記第1のDCI送信は、前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のACK/NACK位置または前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つを示し、
前記第2のDCI送信は、前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のACK/NACK位置または前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つを示す、
請求項78に記載の方法。
【請求項80】
前記第1のDCI送信は、前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のACK/NACK位置または前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つを示す第1の時間領域リソース割当て(TDRA)フィールドを備え、
前記第2のDCI送信は、前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のACK/NACK位置または前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つを示す第2のTDRAフィールドを備える、
請求項79に記載の方法。
【請求項81】
前記第1のTDRAフィールドは、前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のACK/NACK位置または前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つを示す第1の開始および長さインジケータ値(SLIV)を備え、
前記第2のTDRAフィールドは、前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のACK/NACK位置または前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つを示す第2のSLIVを備える、
請求項79に記載の方法。
【請求項82】
前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のACK/NACK位置または前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づく前記第1のACK/NACKビットの前記第1の位置の決定は、
前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のACK/NACK位置または前記第1のDCI送信に関連付けられた前記第1のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つを有する前記第1のDCI送信内の第1の指示の第1の識別子(ID)をマッピングするマッピング規則に少なくとも部分的に基づく、請求項78に記載の方法。
【請求項83】
前記第1のIDは、第1のTCIコードポイントまたは第1のHARQ IDフィールドのうちの少なくとも1つを備える、請求項82に記載の方法。
【請求項84】
前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のACK/NACK位置または前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づく前記第2のACK/NACKビットの前記第2の位置の決定は、
前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のACK/NACK位置または前記第2のDCI送信に関連付けられた前記第2のPDSCH機会のうちの前記少なくとも1つを有する前記第2のDCI送信内の第2の指示の第2の識別子(ID)をマッピングするマッピング規則に少なくとも部分的に基づく、請求項78に記載の方法。
【請求項85】
前記第2のIDは、第2のTCIコードポイントまたは第2のHARQ IDフィールドのうちの少なくとも1つを備える、請求項84に記載の方法。
【請求項86】
前記第1のACK/NACKビットの第1の位置の決定は、前記静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づき、
前記第1のACK/NACKビットの第2の位置の決定は、前記静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された前記専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づく、
請求項63に記載の方法。
【請求項87】
前記専用固定サイズ位置は、統合TCIを示しかつダウンリンク割当てをもたない受信されたDCI送信の数よりも大きい数のビットを備える、請求項86に記載の方法。
【請求項88】
前記第1のACK/NACKビットの第1の位置の決定は、前記静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づき、
前記第1のACK/NACKビットの第2の位置の決定は、前記静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された前記動的位置に少なくとも部分的に基づく、
請求項63に記載の方法。
【請求項89】
前記DCI送信を送信することは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会に関連付けられた前記DCI送信を送信することを備え、
前記方法は、前記PDSCH機会に関連付けられたPDSCH送信を送信することをさらに備え、
前記HARQフィードバックを受信することは、規則に少なくとも部分的に基づいて前記HARQフィードバックを受信することを備える、
請求項47に記載の方法。
【請求項90】
前記DCI送信を送信することは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会に関連付けられた前記DCI送信を送信することを備え、
前記方法は、前記PDSCH機会に関連付けられたPDSCH送信を送信することをさらに備え、
前記HARQフィードバックを受信することは、前記HARQフィードバックを送信するために使用されるHARQ-ACKコードブックのサイズを増やすことに少なくとも部分的に基づいて、前記HARQフィードバックを受信することを備える、
請求項47に記載の方法。
【請求項91】
前記DCI送信に対応するACK/NACKビットは、前記HARQ-ACKコードブックの終端に付加される、請求項90に記載の方法。
【請求項92】
前記DCI送信に対応するACK/NACKビットは、前記HARQ-ACKコードブック内の前記PDSCH送信に対応するACK/NACKビットに隣接する、請求項90に記載の方法。
【請求項93】
ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
メモリと、
前記メモリに結合された1つまたは複数のプロセッサと、を備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、
第1のスロット内で、統合送信構成インジケータ(TCI)を示すダウンリンク制御情報(DCI)送信を受信することと、ここにおいて、前記DCI送信はダウンリンク割当てを含まない、
前記統合TCIに対応するハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを送信することと、ここにおいて、前記HARQフィードバックは、前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の成功を示す肯定応答(ACK)、または前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の失敗を示す否定応答(NACK)を備える、
を行うように構成された、ユーザ機器(UE)。
【請求項94】
ワイヤレス通信のための基地局であって、
メモリと、
前記メモリに結合された1つまたは複数のプロセッサと、を備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、
第1のスロット内で、統合送信構成インジケータ(TCI)を示すダウンリンク制御情報(DCI)送信を送信することと、ここにおいて、前記DCI送信はダウンリンク割当てを含まない、
前記統合TCIに対応するハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを受信することと、ここにおいて、前記HARQフィードバックは、前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の成功を示す肯定応答(ACK)、または前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の失敗を示す否定応答(NACK)を備える、
を行うように構成された、基地局。
【請求項95】
ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令の前記セットは、
ユーザ機器(UE)の1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記UEに、
第1のスロット内で、統合送信構成インジケータ(TCI)を示すダウンリンク制御情報(DCI)送信を受信することと、ここにおいて、前記DCI送信はダウンリンク割当てを含まない、
前記統合TCIに対応するハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを送信することと、ここにおいて、前記HARQフィードバックは、前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の成功を示す肯定応答(ACK)、または前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の失敗を示す否定応答(NACK)を備える、
を行わせる1つまたは複数の命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項96】
ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令の前記セットは、
基地局の1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記基地局に、
第1のスロット内で、統合送信構成インジケータ(TCI)を示すダウンリンク制御情報(DCI)送信を送信することと、ここにおいて、前記DCI送信はダウンリンク割当てを含まない、
前記統合TCIに対応するハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを受信することと、ここにおいて、前記HARQフィードバックは、前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の成功を示す肯定応答(ACK)、または前記DCI送信の受信の失敗を示す否定応答(NACK)を備える、
を行わせる1つまたは複数の命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項97】
ワイヤレス通信のための装置であって、
第1のスロット内で、統合送信構成インジケータ(TCI)を示すダウンリンク制御情報(DCI)送信を受信するための手段と、ここにおいて、前記DCI送信はダウンリンク割当てを含まない、
前記統合TCIに対応するハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを送信するための手段と、ここにおいて、前記HARQフィードバックは、前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の成功を示す肯定応答(ACK)、または前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の失敗を示す否定応答(NACK)を備える、
を備える、装置。
【請求項98】
ワイヤレス通信のための装置であって、
第1のスロット内で、統合送信構成インジケータ(TCI)を示すダウンリンク制御情報(DCI)送信を送信するための手段と、ここにおいて、前記DCI送信はダウンリンク割当てを含まない、
前記統合TCIに対応するハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを受信するための手段と、ここにおいて、前記HARQフィードバックは、前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の成功を示す肯定応答(ACK)、または前記DCI送信内の前記統合TCIの受信の失敗を示す否定応答(NACK)を備える、
を備える、装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001]本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信ならびにダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報内の統合送信構成指示(unified transmission configuration indication)に対応するフィードバックに関連付けられた技法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
[0002]ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力など)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を使用することができる。そのような多元接続技術の例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システム、およびロングタームエボリューション(LTE(登録商標))が含まれる。LTE/LTEアドバンストは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)モバイル規格に対する拡張のセットである。
【0003】
[0003]ワイヤレスネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができるいくつかの基地局(BS)を含む場合がある。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介してBSと通信することができる。ダウンリンク(または順方向リンク)はBSからUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEからBSへの通信リンクを指す。本明細書でより詳細に記載されるように、BSは、ノードB、gNB、アクセスポイント(AP)、ラジオヘッド、送受信ポイント(TRP)、新無線(NR)BS、5GノードBなどと呼ばれる場合がある。
【0004】
[0004]上記の多元接続技術は、異なるユーザ機器が都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。5Gと呼ばれる場合もあるNRは、3GPPによって公表されたLTEモバイル規格に対する拡張のセットである。NRは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、およびダウンリンク(DL)上でサイクリックプレフィックス(CP)を伴う直交周波数分割多重化(OFDM)(CP-OFDM)を使用し、アップリンク(UL)上でCP-OFDMおよび/または(たとえば、離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-s-OFDM)としても知られている)SC-FDMを使用して、他のオープン規格とより良く統合すること、ならびにビームフォーミング、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術、およびキャリアアグリゲーションをサポートすることにより、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が高まり続けるにつれて、LTE、NR、および他の無線アクセス技術におけるさらなる改善が依然として有用である。
【発明の概要】
【0005】
[0005]いくつかの態様では、ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法は、第1のスロット内で、統合送信構成インジケータ(TCI)を示すダウンリンク制御情報(DCI)送信を受信すること、ここにおいて、DCI送信がダウンリンク割当てを含まない、と、統合TCIに対応するハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを送信すること、ここにおいて、HARQフィードバックが、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示す肯定応答(ACK)、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示す否定応答(NACK)を備える、と、を含む。
【0006】
[0006]いくつかの態様では、基地局によって実行されるワイヤレス通信の方法は、第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を送信すること、ここにおいて、DCI送信がダウンリンク割当てを含まない、と、統合TCIに対応するHARQフィードバックを受信すること、ここにおいて、HARQフィードバックが、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示すACK、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示すNACKを備える、と、を含む。
【0007】
[0007]いくつかの態様では、ワイヤレス通信用のUEは、メモリと、メモリに結合され、第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を受信すること、ここにおいて、DCI送信がダウンリンク割当てを含まない、と、統合TCIに対応するHARQフィードバックを送信すること、ここにおいて、HARQフィードバックが、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示すACK、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示すNACKを備える、と、を行うように構成された1つまたは複数のプロセッサとを含む。
【0008】
[0008]いくつかの態様では、ワイヤレス通信用の基地局は、メモリと、メモリに結合され、第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を送信すること、ここにおいて、DCI送信がダウンリンク割当てを含まない、と、統合TCIに対応するHARQフィードバックを受信すること、ここにおいて、HARQフィードバックが、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示すACK、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示すNACKを備える、と、を行うように構成された1つまたは複数のプロセッサとを含む。
【0009】
[0009]いくつかの態様では、ワイヤレス通信用の命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体は、UEの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を受信すること、ここにおいて、DCI送信がダウンリンク割当てを含まない、と、統合TCIに対応するHARQフィードバックを送信すること、ここにおいて、HARQフィードバックが、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示すACK、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示すNACKを備える、と、をUEに行わせる1つまたは複数の命令を含む。
【0010】
[0010]いくつかの態様では、ワイヤレス通信用の命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体は、基地局の1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を送信すること、ここにおいて、DCI送信がダウンリンク割当てを含まない、と、統合TCIに対応するHARQフィードバックを受信すること、ここにおいて、HARQフィードバックが、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示すACK、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示すNACKを備える、と、を基地局に行わせる1つまたは複数の命令を含む。
【0011】
[0011]いくつかの態様では、ワイヤレス通信用の装置は、第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を受信するための手段、ここにおいて、DCI送信がダウンリンク割当てを含まない、と、統合TCIに対応するHARQフィードバックを送信するための手段、ここにおいて、HARQフィードバックが、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示すACK、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示すNACKを備える、と、を含む。
【0012】
[0012]いくつかの態様では、ワイヤレス通信用の装置は、第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を送信するための手段、ここにおいて、DCI送信がダウンリンク割当てを含まない、と、統合TCIに対応するHARQフィードバックを受信するための手段、ここにおいて、HARQフィードバックが、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示すACK、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示すNACKを備える、と、を含む。
【0013】
[0013]態様は、概して、図面および明細書を参照して本明細書に実質的に記載され、図面および明細書によって示されたように、方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、非一時的コンピュータ可読媒体、ユーザ機器、基地局、ワイヤレス通信デバイス、および/または処理システムを含む。
【0014】
[0014]上記は、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点をかなり広く概説している。さらなる特徴および利点が以下に記載される。開示される概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を修正または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書に開示される概念の特性、それらの編成と動作方法の両方は、関連する利点とともに、添付の図とともに考慮されるときに以下の説明からより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明のために提供され、特許請求の範囲の限定の定義として提供されるものではない。
【0015】
[0015]態様は、いくつかの例に対する例示によって本開示に記載されるが、そのような態様が多くの異なる構成およびシナリオにおいて実装され得ることを当業者は理解されよう。本明細書に記載される技法は、異なるプラットフォームタイプ、デバイス、システム、形状、サイズ、および/またはパッケージング構成を使用して実装され得る。たとえば、いくつかの態様は、集積チップ実施形態または他の非モジュール構成要素ベースのデバイス(たとえば、エンドユーザデバイス、車両、通信デバイス、コンピューティングデバイス、工業機器、小売り/購買デバイス、医療デバイス、または人工知能対応デバイスなど)を介して実装され得る。態様は、チップレベル構成要素、モジュール式構成要素、非モジュール式構成要素、非チップレベル構成要素、デバイスレベル構成要素、またはシステムレベル構成要素に実装され得る。記載される態様と特徴とを組み込むデバイスは、特許請求および記載される態様の実装および実践のためにさらなる構成要素と特徴とを含む場合がある。たとえば、ワイヤレス信号の送信および受信は、アナログおよびデジタル目的のためのいくつかの構成要素(たとえば、アンテナ、RFチェーン、電力増幅器、変調器、バッファ、プロセッサ、インターリーバ、加算器、またはアナログ加算器を含むハードウェア構成要素)を含む場合がある。本明細書に記載される態様は、様々なサイズ、形状、および構造の多種多様なデバイス、構成要素、システム、分散構成、またはエンドユーザデバイスにおいて実践され得ることが意図される。
【0016】
[0016]本開示の上記に列挙された特徴が詳細に理解され得るように、添付の図面にそのうちの一部が示される態様を参照することにより、上記で手短に要約されたより詳細な説明が得られ得る。しかしながら、添付の図面は、本開示のいくつかの典型的な態様を示すにすぎず、したがって、説明は他の等しく効果的な態様を認めることができるので、その範囲を限定するものと見なされるべきではないことに留意されたい。異なる図面内の同じ参照番号は、同じまたは同様の要素を識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】[0017]本開示による、ワイヤレスネットワークの一例を示す図。
図2】[0018]本開示による、ワイヤレスネットワークにおいてユーザ機器(UE)と通信している基地局の一例を示す図。
図3】[0019]本開示による、ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報(DCI)内の統合送信構成指示(TCI)に対応するフィードバックに関連する例を示す図。
図4】本開示による、ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報(DCI)内の統合送信構成指示(TCI)に対応するフィードバックに関連する例を示す図。
図5】本開示による、ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報(DCI)内の統合送信構成指示(TCI)に対応するフィードバックに関連する例を示す図。
図6】本開示による、ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報(DCI)内の統合送信構成指示(TCI)に対応するフィードバックに関連する例を示す図。
図7】本開示による、ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報(DCI)内の統合送信構成指示(TCI)に対応するフィードバックに関連する例を示す図。
図8】本開示による、ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報(DCI)内の統合送信構成指示(TCI)に対応するフィードバックに関連する例を示す図。
図9】本開示による、ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報(DCI)内の統合送信構成指示(TCI)に対応するフィードバックに関連する例を示す図。
図10】本開示による、ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報(DCI)内の統合送信構成指示(TCI)に対応するフィードバックに関連する例を示す図。
図11】本開示による、ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報(DCI)内の統合送信構成指示(TCI)に対応するフィードバックに関連する例を示す図。
図12】本開示による、ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報(DCI)内の統合送信構成指示(TCI)に対応するフィードバックに関連する例を示す図。
図13】本開示による、ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報(DCI)内の統合送信構成指示(TCI)に対応するフィードバックに関連する例を示す図。
図14】本開示による、ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報(DCI)内の統合送信構成指示(TCI)に対応するフィードバックに関連する例を示す図。
図15】[0020]本開示による、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連する例示的なプロセスを示す図。
図16】本開示による、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連する例示的なプロセスを示す図。
図17】[0021]本開示による、ワイヤレス通信のための例示的な装置のブロック図。
図18】本開示による、ワイヤレス通信のための例示的な装置のブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
[0022]本開示の様々な態様は、添付の図面を参照して以下でより完全に記載される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化される場合があり、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が完璧で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように提供される。本明細書の教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲が、本開示のいずれかの他の態様とは無関係に実装されるか、本開示のいずれかの他の態様と組み合わされて実装されるかにかかわらず、本明細書で開示される本開示のいかなる態様も包含するものであることを諒解されたい。たとえば、本明細書に記載された任意の数の態様を使用して、装置が実装されてもよく、方法が実践されてもよい。加えて、本開示の範囲は、本明細書に記載される本開示の様々な態様に加えて、またはそれら以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実践されるそのような装置または方法をカバーするものである。本明細書で開示される開示のいかなる態様も、請求項の1つまたは複数の要素によって具現化され得ることを理解されたい。
【0019】
[0023]次に、様々な装置および技法を参照して電気通信システムのいくつかの態様が提示される。これらの装置および技法は、以下の発明を実施するための形態に記載され、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付図面内に示される。これらの要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるかソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
【0020】
[0024]本明細書では、通常5GまたはNR無線アクセス技術(RAT)に関連付けられた専門用語を使用して態様が記載される場合があるが、本開示の態様は、3G RAT、4G RAT、および/または5Gに続くRAT(たとえば、6G)などの他のRATに適用され得ることに留意されたい。
【0021】
[0025]図1は、本開示による、ワイヤレスネットワーク100の一例を示す図である。ワイヤレスネットワーク100は、例の中でも、5G(NR)ネットワークおよび/またはLTEネットワークの要素であり得るか、またはそれらを含む場合がある。ワイヤレスネットワーク100は、(BS110a、BS110b、BS110c、およびBS110dとして示された)いくつかの基地局110と、他のネットワークエンティティとを含む場合がある。基地局(BS)は、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、NR BS、ノードB、gNB、5GノードB(NB)、アクセスポイント、送受信ポイント(TRP)などと呼ばれる場合もある。各BSは、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供することができる。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに応じて、BSのカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアをサービスするBSサブシステムを指すことができる。
【0022】
[0026]BSは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または別のタイプのセルに通信カバレージを提供することができる。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーすることができ、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることができる。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーすることができ、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることができる。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることができ、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)内のUE)による制限付きアクセスを可能にすることができる。マクロセルのためのBSはマクロBSと呼ばれる場合がある。ピコセルのためのBSはピコBSと呼ばれる場合がある。フェムトセルのためのBSはフェムトBSまたはホームBSと呼ばれる場合がある。図1に示された例では、BS110aがマクロセル102aのためのマクロBSであり得、BS110bがピコセル102bのためのピコBSであり得、BS110cがフェムトセル102cのためのフェムトBSであり得る。BSは、1つまたは複数(たとえば、3つ)のセルをサポートすることができる。「eNB」、「基地局」、「NR BS」、「gNB」、「TRP」、「AP」、「ノードB」、「5G NB」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用される場合がある。
【0023】
[0027]いくつかの態様では、セルは必ずしも固定であるとは限らない場合があり、セルの地理的エリアは、モバイルBSの位置に従って移動する場合がある。いくつかの態様では、BSは、任意の適切なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続または仮想ネットワークなどの様々なタイプのバックホールインターフェースを介して、互いに、および/またはワイヤレスネットワーク100内の1つもしくは複数の他のBSもしくはネットワークノード(図示せず)に相互接続される場合がある。
【0024】
[0028]ワイヤレスネットワーク100は、リレー局を含む場合もある。リレー局は、上流局(たとえば、BSまたはUE)からデータの送信を受信し、そのデータの送信を下流局(たとえば、UEまたはBS)に送ることができるエンティティである。リレー局はまた、他のUEのための送信を中継することができるUEであり得る。図1に示された例では、リレーBS110dは、BS110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、マクロBS110aおよびUE120dと通信することができる。リレーBSは、リレー局、リレー基地局、リレーなどと呼ばれる場合もある。
【0025】
[0029]ワイヤレスネットワーク100は、マクロBS、ピコBS、フェムトBS、リレーBSなどの異なるタイプのBSを含む異種ネットワークであり得る。これらの異なるタイプのBSは、異なる送信電力レベル、異なるカバレージエリア、およびワイヤレスネットワーク100内の干渉に対する異なる影響を有する場合がある。たとえば、マクロBSは、高い送信電力レベル(たとえば、5~40ワット)を有する場合があるが、ピコBS、フェムトBS、およびリレーBSは、より低い送信電力レベル(たとえば、0.1~2ワット)を有する場合がある。
【0026】
[0030]ネットワークコントローラ130は、一組のBSに結合することができ、これらのBSのための調整および制御を提供することができる。ネットワークコントローラ130はバックホールを介してBSと通信することができる。BSはまた、たとえば、直接、またはワイヤレスバックホールもしくは有線バックホールを介して間接的に、互いに通信することができる。
【0027】
[0031]UE120(たとえば、120a、120b、120c)は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散される場合があり、各UEは固定型または移動型であり得る。UEは、アクセス端末、端末、移動局、加入者ユニット、局などと呼ばれる場合もある。UEは、携帯電話(たとえば、スマートフォン)、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、カメラ、ゲームデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、医療デバイスまたは医療機器、生体センサ/生体デバイス、ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ、スマート衣類、スマートグラス、スマートリストバンド、スマートジュエリ(たとえば、スマートリング、スマートブレスレット))、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽デバイスもしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、車両構成要素または車両センサ、スマートメータ/スマートセンサ、工業用製造機器、全地球測位システムデバイス、あるいはワイヤレス媒体または有線媒体を介して通信するように構成された任意の他の適切なデバイスであり得る。
【0028】
[0032]いくつかのUEは、マシンタイプ通信(MTC)または発展型もしくは拡張マシンタイプ通信(eMTC)のUEと見なされる場合がある。MTCおよびeMTCのUEは、たとえば、基地局、別のデバイス(たとえば、リモートデバイス)、または何らかの他のエンティティと通信することができる、ロボット、ドローン、リモートデバイス、センサ、メータ、モニタ、および/またはロケーションタグを含む。ワイヤレスノードは、たとえば、有線またはワイヤレスの通信リンクを介して、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなどのワイドエリアネットワーク)のための接続、またはネットワークへの接続を提供することができる。いくつかのUEは、モノのインターネット(IoT)デバイスと見なされる場合があり、および/またはNB-IoT(狭帯域モノのインターネット)デバイスとして実装される場合がある。いくつかのUEは、顧客構内機器(CPE)と見なされる場合がある。UE120は、プロセッサ構成要素および/またはメモリ構成要素などのUE120の構成要素を収容するハウジング内に含まれる場合がある。いくつかの態様では、プロセッサ構成要素およびメモリ構成要素は、一緒に結合される場合がある。たとえば、プロセッサ構成要素(たとえば、1つまたは複数のプロセッサ)およびメモリ構成要素(たとえば、メモリ)は、動作可能に結合され、通信可能に結合され、電子的に結合され、および/または電気的に結合される場合がある。
【0029】
[0033]概して、任意の数のワイヤレスネットワークが所与の地理的エリア内に展開される場合がある。各ワイヤレスネットワークは、特定のRATをサポートすることができ、1つまたは複数の周波数上で動作することができる。RATは、無線技術、エアインターフェースなどと呼ばれる場合もある。周波数は、キャリア、周波数チャネルなどと呼ばれる場合もある。各周波数は、異なるRATのワイヤレスネットワーク間での干渉を回避するために、所与の地理的エリア内の単一のRATをサポートすることができる。場合によっては、NRまたは5G RATネットワークが展開される場合がある。
【0030】
[0034]いくつかの態様では、(たとえば、UE120aおよびUE120eとして示された)2つ以上のUE120が、(たとえば、互いに通信するための媒介として基地局110を使用せずに)1つまたは複数のサイドリンクチャネルを使用して直接通信することができる。たとえば、UE120は、ピアツーピア(P2P)通信、デバイスツーデバイス(D2D)通信、(たとえば、車両間(V2V)プロトコルもしくは車両対基盤(V2I)プロトコルを含む場合がある)車両対あらゆるモノ(V2X)プロトコル、および/またはメッシュネットワークを使用して通信することができる。この場合、UE120は、スケジューリング動作、リソース選択動作、および/または基地局110によって実行されるものとして本明細書の他の場所に記載される他の動作を実行することができる。
【0031】
[0035]ワイヤレスネットワーク100のデバイスは電磁スペクトルを使用して通信することができ、電磁スペクトルは、周波数または波長に基づいて、様々なクラス、帯域、チャネルなどに再分割される場合がある。たとえば、ワイヤレスネットワーク100のデバイスは、410MHzから7.125GHzに及ぶ場合がある第1の周波数範囲(FR1)を有する動作帯域を使用して通信することができ、および/または24.25GHzから52.6GHzに及ぶ場合がある第2の周波数範囲(FR2)を有する動作帯域を使用して通信することができる。FR1とFR2との間の周波数は、ミッドバンド周波数と呼ばれることがある。FR1の一部分は6GHzよりも大きいが、FR1は、しばしば、「サブ6GHz」帯域と呼ばれる。同様に、FR2は、国際電気通信連合(ITU)によって「ミリメートル波」帯域として識別される極高周波数(EHF)帯域(30GHz~300GHz)とは異なるにもかかわらず、しばしば、「ミリメートル波」帯域と呼ばれる。したがって、別段に明記されていない限り、「サブ6GHz」などの用語は、本明細書で使用される場合、6GHz未満の周波数、FR1内の周波数、および/または(たとえば、7.125GHzよりも大きい)ミッドバンド周波数を広く表すことができることを理解されたい。同様に、別段に明記されていない限り、「ミリメートル波」などの用語は、本明細書で使用される場合、EHF帯域内の周波数、FR2内の周波数、および/または(たとえば、24.25GHzよりも小さい)ミッドバンド周波数を広く表すことができることを理解されたい。FR1およびFR2に含まれる周波数は修正される場合があり、本明細書に記載された技法は、それらの修正された周波数範囲に適用可能であると考えられる。
【0032】
[0036]上記のように、図1は一例として提供される。他の例は、図1に関して記載されたものとは異なる場合がある。
【0033】
[0037]図2は、本開示による、ワイヤレスネットワーク100においてUE120と通信している基地局110の例200を示す図である。基地局110はT個のアンテナ234a~234tを装備することができ、UE120はR個のアンテナ252a~252rを装備することができ、ここで、概してT≧1およびR≧1である。
【0034】
[0038]基地局110において、送信プロセッサ220は、1つまたは複数のUEのためのデータソース212からデータを受信し、UEから受信されたチャネル品質インジケータ(CQI)に少なくとも部分的に基づいて、UEごとに1つまたは複数の変調およびコーディング方式(MCS)を選択し、UEのために選択されたMCSに少なくとも部分的に基づいて、UEごとにデータを処理(たとえば、符号化および変調)し、すべてのUEのためのデータシンボルを提供することができる。送信プロセッサ220はまた、(たとえば、半静的リソース区分情報(SRPI)のための)システム情報と、制御情報(たとえば、CQI要求、許可、および/または上位レイヤシグナリング)とを処理し、オーバーヘッドシンボルと制御シンボルとを提供することができる。送信プロセッサ220はまた、基準信号(たとえば、セル固有基準信号(CRS)または復調基準信号(DMRS))および同期信号(たとえば、1次同期信号(PSS)または2次同期信号(SSS))のための基準シンボルを生成することができる。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行することができ、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)232a~232tに提供することができる。各変調器232は、出力サンプルストリームを取得するために、(たとえば、OFDMの場合)それぞれの出力シンボルストリームを処理することができる。各変調器232は、ダウンリンク信号を取得するために、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログに変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)することができる。変調器232a~232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれ、T個のアンテナ234a~234tを介して送信される場合がある。
【0035】
[0039]UE120において、アンテナ252a~252rは、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信することができ、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)254a~254rに提供することができる。各復調器254は、入力サンプルを取得するために、受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)することができる。各復調器254は、受信シンボルを取得するために、(たとえば、OFDMの場合)入力サンプルをさらに処理することができる。MIMO検出器256は、すべてのR個の復調器254a~254rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供することができる。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調および復号)し、UE120のための復号データをデータシンク260に提供し、復号された制御情報とシステム情報とをコントローラ/プロセッサ280に提供することができる。「コントローラ/プロセッサ」という用語は、1つもしくは複数のコントローラ、1つもしくは複数のプロセッサ、またはそれらの組合せを指すことができる。チャネルプロセッサは、例の中でも、基準信号受信電力(RSRP)パラメータ、受信信号強度インジケータ(RSSI)パラメータ、基準信号受信品質(RSRQ)パラメータ、および/またはCQIパラメータを決定することができる。いくつかの態様では、UE120の1つまたは複数の構成要素は、ハウジング284に含まれる場合がある。
【0036】
[0040]ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294と、コントローラ/プロセッサ290と、メモリ292とを含む場合がある。ネットワークコントローラ130は、たとえば、コアネットワーク内の1つまたは複数のデバイスを含む場合がある。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294を介して基地局110と通信することができる。
【0037】
[0041]アンテナ(たとえば、アンテナ234a~234tおよび/またはアンテナ252a~252r)は、例の中でも、1つまたは複数のアンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/もしくはアンテナアレイを含む場合があるか、またはそれらに含まれる場合がある。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/またはアンテナアレイは、1つまたは複数のアンテナ要素を含む場合がある。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/またはアンテナアレイは、同一平面アンテナ要素のセットおよび/または非同一平面アンテナ要素のセットを含む場合がある。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/またはアンテナアレイは、単一のハウジング内のアンテナ要素および/または複数のハウジング内のアンテナ要素を含む場合がある。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/またはアンテナアレイは、図2の1つまたは複数の構成要素などの1つまたは複数の送信構成要素および/または受信構成要素に結合された1つまたは複数のアンテナ要素を含む場合がある。
【0038】
[0042]アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からのデータと、コントローラ/プロセッサ280からの(たとえば、RSRP、RSSI、RSRQ、および/またはCQIを含む報告のための)制御情報とを受信し処理することができる。送信プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号のための基準シンボルを生成することができる。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、(たとえば、DFT-s-OFDMまたはCP-OFDMの場合)変調器254a~254rによってさらに処理され、基地局110に送信される場合がある。いくつかの態様では、UE120の変調器および復調器(たとえば、MOD/DEMOD254)は、UE120のモデムに含まれる場合がある。いくつかの態様では、UE120はトランシーバを含む。トランシーバは、アンテナ252、変調器および/もしくは復調器254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、ならびに/またはTX MIMOプロセッサ266の任意の組合せを含む場合がある。トランシーバは、たとえば、図3図16を参照して記載されるように、本明細書に記載される方法のうちのいずれかの態様を実行するために、プロセッサ(たとえば、コントローラ/プロセッサ280)およびメモリ282によって使用される場合がある。
【0039】
[0043]基地局110において、UE120および他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器236によって検出され、UE120によって送られた復号データおよび制御情報を取得するために受信プロセッサ238によってさらに処理される場合がある。受信プロセッサ238は、復号データをデータシンク239に提供し、復号制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供することができる。基地局110は、通信ユニット244を含み、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130に通信することができる。基地局110は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク通信についてUE120をスケジュールするためのスケジューラ246を含む場合がある。いくつかの態様では、基地局110の変調器および復調器(たとえば、MOD/DEMOD232)は、基地局110のモデムに含まれる場合がある。いくつかの態様では、基地局110はトランシーバを含む。トランシーバは、アンテナ234、変調器および/もしくは復調器232、MIMO検出器236、受信プロセッサ238、送信プロセッサ220、ならびに/またはTX MIMOプロセッサ230の任意の組合せを含む場合がある。トランシーバは、たとえば、図3図16を参照して記載されるように、本明細書に記載される方法のうちのいずれかの態様を実行するために、プロセッサ(たとえば、コントローラ/プロセッサ240)およびメモリ242によって使用される場合がある。
【0040】
[0044]基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、および/または図2の任意の他の構成要素は、本明細書の他の場所でより詳細に記載されるように、ダウンリンク割当てをもたないダウンリンク制御情報(DCI)内の統合送信構成指示(TCI)に対応するフィードバックに関連付けられた1つまたは複数の技法を実行することができる。たとえば、基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、および/または図2の任意の他の構成要素は、たとえば、図15のプロセス1500、図16のプロセス1600、および/または本明細書に記載される他のプロセスの動作を実行または指示することができる。メモリ242および282は、それぞれ、基地局110およびUE120のためのデータとプログラムコードとを記憶することができる。いくつかの態様では、メモリ242および/またはメモリ282は、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令(たとえば、コードおよび/またはプログラムコード)を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体を含む場合がある。たとえば、1つまたは複数の命令は、基地局110および/またはUE120の1つまたは複数のプロセッサによって(たとえば、直接、またはコンパイル、変換、および/もしくは解釈の後に)実行されたとき、1つまたは複数のプロセッサ、UE120、および/または基地局110に、たとえば、図15のプロセス1500、図16のプロセス1600、および/または本明細書に記載される他のプロセスの動作を実行または指示させることができる。いくつかの態様では、命令を実行することは、例の中でも、命令を起動すること、命令を変換すること、命令をコンパイルすること、および/または命令を解釈することを含む場合がある。
【0041】
[0045]いくつかの態様では、UEは、第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を受信するための手段、ここにおいて、DCI送信がダウンリンク割当てを含まない、またはDCI送信内の統合TCIに対応する、およびそれに応答するハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを送信するための手段、ここにおいて、HARQフィードバックが、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示す肯定応答(確認としてACK)、もしくはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示す否定応答(NACK)を備える、を含む。DCI送信内のダウンリンク割当ては、UEによって受信されるべき1つまたは複数のトランスポートブロックを有する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)の指示であり得、DCIがいかなるダウンリンク割当ても含まない場合、UEは、PDSCHを受信し、受信されたPDSCHに対するHARQフィードバックを生成する必要がない。UEが本明細書に記載される動作を実行するための手段は、たとえば、アンテナ252、復調器254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、変調器254、コントローラ/プロセッサ280、またはメモリ282のうちの1つまたは複数を含む場合がある。
【0042】
[0046]いくつかの態様では、UEは、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応するHARQフィードバック用の送信のスロットを決定するための手段を含む。いくつかの態様では、DCI内のDCIフィールドはスロットパラメータの値を示し、UEは、DCIフィールドに部分的に基づいて、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応するHARQフィードバック用の送信のスロットを決定するための手段を含む。いくつかの態様では、無線リソース制御(RRC)メッセージはスロットパラメータの値を示し、UEは、RRCメッセージに部分的に基づいて、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応するHARQフィードバック用の送信のスロットを決定するための手段を含む。
【0043】
[0047]いくつかの態様では、UEは、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応するHARQフィードバックを送信するためにPUCCHリソースセット内のPUCCHリソースを決定するための手段を含む。いくつかの態様では、DCI内のDCIフィールドはPUCCHリソースを示し、UEは、DCIフィールドに部分的に基づいて、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応するHARQフィードバックを送信するためにPUCCHリソースを決定するための手段を含む。いくつかの態様では、RRCメッセージはPUCCHリソースを示し、UEは、RRCメッセージに部分的に基づいて、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応するHARQフィードバックを送信するためにPUCCHリソースを決定するための手段を含む。
【0044】
[0048]いくつかの態様では、UEは、動的HARQコードブック内の複数のACK/NACKビットを送信するように指示される場合がある。いくつかの態様では、UEは、DCI内のダウンリンク割当てインデックス(DAI)フィールドに少なくとも部分的に基づいて、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応するHARQフィードバックのための動的HARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置を決定するための手段を含む。
【0045】
[0049]いくつかの態様では、UEは、静的HARQコードブック内の複数のACK/NACKビットを送信するように指示される場合がある。いくつかの態様では、UEは、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応するHARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置を示すRRCメッセージを受信するための手段、またはRRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応するHARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置を決定するための手段を含む。
【0046】
[0050]いくつかの態様では、UEは、関連付けられたPDSCH機会に少なくとも部分的に基づいて、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応するHARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置を決定するための手段を含む。いくつかの態様では、UEは、DCI内の時間領域リソース割当てフィールドによって示された関連付けられたPDSCH機会およびPDSCHのために構成された時間領域割振りリストに少なくとも部分的に基づいて、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応するHARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置を決定するための手段を含む。いくつかの態様では、UEは、所定のPDSCH機会を示すRRCメッセージを受信するための手段を含み、UEは、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応するHARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置を決定するための手段を含む。
【0047】
[0051]いくつかの態様では、UEは、静的HARQ-ACKコードブック内の専用ビット位置に少なくとも部分的に基づいて、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応するHARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定するための手段を含む。いくつかの態様では、UEは、DCI送信に少なくとも部分的に基づいて、静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加するための手段を含む。いくつかの態様では、UEは、統合TCIが更新されたTCIを備えると決定するための手段を含み、静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加することは、統合TCIが更新されたTCIを備えると決定することに少なくとも部分的に基づいて、静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加することを備える。
【0048】
[0052]いくつかの態様では、UEは、さらなる統合TCIを示すさらなるDCI送信を受信するための手段を含み、さらなるDCI送信はダウンリンク割当てを含まず、HARQフィードバックは、DCI送信に対応する第1のACK/NACKビットと、さらなるDCI送信に対応する第2のACK/NACKビットとを備える。
【0049】
[0053]いくつかの態様では、UEは、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置もしくは第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定するための手段、または第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置もしくは第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第2のACK/NACKビットの第2の位置を決定するための手段を含む。
【0050】
[0054]いくつかの態様では、UEは、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定するための手段、または静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第2の位置を決定するための手段を含む。いくつかの態様では、UEは、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定するための手段、または静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第2の位置を決定するための手段を含む。
【0051】
[0055]いくつかの態様では、UEは、HARQ-ACKコードブックの終端にDCI送信に対応するACK/NACKビットを付加するための手段を含む。いくつかの態様では、UEは、HARQ-ACKコードブック内のPDSCH送信に対応するACK/NACKビットに隣接するDCI送信に対応するACK/NACKビットを付加するための手段を含む。
【0052】
[0056]いくつかの態様では、基地局は、第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を送信するための手段、ここにおいて、DCI送信がダウンリンク割当てを含まない、または統合TCIに対応するHARQフィードバックを受信するための手段、ここにおいて、HARQフィードバックが、DCI送信の受信の成功を示すACK、もしくはDCI送信の受信の失敗を示すNACKを備える、を含む。基地局が本明細書に記載された動作を実行するための手段は、たとえば、送信プロセッサ220、TX MIMOプロセッサ230、変調器232、アンテナ234、復調器232、MIMO検出器236、受信プロセッサ238、コントローラ/プロセッサ240、メモリ242、またはスケジューラ246のうちの1つまたは複数を含む場合がある。
【0053】
[0057]いくつかの態様では、基地局は、スロットパラメータの値を示すRRCメッセージを送信するための手段を含む。いくつかの態様では、基地局はRRCメッセージを送信するための手段を含み、PUCCHリソースの決定はRRCメッセージに少なくとも部分的に基づく。いくつかの態様では、基地局は、ACK/NACK位置を示すRRCメッセージを送信するための手段を含み、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づく。
【0054】
[0058]いくつかの態様では、基地局は、PDSCH機会を示すRRCメッセージを送信するための手段を含み、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づく。いくつかの態様では、基地局は、さらなる統合TCIを示すさらなるDCI送信を送信するための手段を含み、さらなるDCI送信はダウンリンク割当てを含まず、HARQフィードバックは、DCI送信に対応する第1のACK/NACKビットと、さらなるDCI送信に対応する第2のACK/NACKビットとを備える。
【0055】
[0059]図2のブロックは別個の構成要素として示されているが、ブロックに関して上述された機能は、単一のハードウェア、ソフトウェア、もしくは組合せ構成要素に、または構成要素の様々な組合せに実装されてもよい。たとえば、送信プロセッサ264、受信プロセッサ258、および/またはTX MIMOプロセッサ266に関して記載された機能は、コントローラ/プロセッサ280により、またはその制御下で実行されてもよい。
【0056】
[0060]上記のように、図2は一例として提供されている。他の例は、図2に関して記載されたものとは異なる場合がある。
【0057】
[0061]UEおよび基地局などのワイヤレス通信デバイスは、互いとの通信を容易にするためにビームを使用することができる。「ビーム」は、受信デバイスの方向に送信されるワイヤレス信号などの指向性送信を指すことができる。ビームは、指向性信号、信号に関連付けられた方向、信号に関連付けられた指向性リソースのセット(たとえば、到来角、水平方向、垂直方向)、ならびに/または指向性信号、信号に関連付けられた方向、および/もしくは信号に関連付けられた指向性リソースのセットの1つもしくは複数の態様を示すパラメータのセットを含む場合がある。
【0058】
[0062]アンテナ要素および/またはサブ要素は、ビームを生成するために使用される場合がある。たとえば、アンテナ要素は、1つまたは複数の対応する増幅器の振幅を制御することにより、信号(または複数の信号)の送信のために個別に選択または選択解除される場合がある。ビームフォーミングは、異なるアンテナ要素上の複数の信号を使用するビームの生成を含み、複数の信号のうちの1つまたは複数またはすべては、互いに対して位相がシフトする。形成されたビームは、物理的なまたは上位レイヤの基準信号または情報を搬送することができる。複数の信号の各信号がそれぞれのアンテナ要素から放射されるにつれて、放射された信号は、互いに相互作用し、干渉(建設的干渉または相殺的干渉)し、増幅して、結果としてビームを生成する。(振幅、幅、および/またはサイドローブの存在などの)形状、ならびに(アンテナアレイの表面に対するビームの角度などの)方向は、互いに対する複数の信号の位相シフトまたは位相オフセットを修正することによって動的に制御され得る。
【0059】
[0063]5Gおよび他のタイプのRATでは、ビームフォーミングは、ミリメートル波通信などのために、UEと基地局との間の通信に使用される場合がある。そのような場合、基地局は、PDSCHを受信するなどのために、UEによって使用され得るビームをそれぞれ示す送信構成インジケータ(TCI)状態の構成をUEに提供することができる。基地局は、アクティブ化されたTCI状態をUEに示すことができ、UEは、それを使用してPDSCHを受信するためのビームを選択することができる。
【0060】
[0064]ビーム指示はビームの指示である。ビーム指示は、例の中でも、TCI状態情報要素、ビーム識別子(ID)、空間関係情報、TCI状態ID、閉ループインデックス、パネルID、TRP ID、および/またはサウンディング基準信号(SRS)セットIDであり得るか、またはそれらを含む場合がある。(本明細書ではTCI状態と呼ばれる)TCI状態情報要素は、ダウンリンクビームなどのビームに関連付けられた情報を示すことができる。たとえば、TCI状態情報要素は、TCI状態識別情報(たとえば、tci-StateID)、擬似コロケーション(QCL)タイプ(たとえば、qcl-Type1、qcl-Type2、qcl-TypeA、qcl-TypeB、qcl-TypeC、qcl-TypeDなど)、セル識別情報(たとえば、ServCellIndex)、帯域幅パート識別情報(bwp-Id)、CSI-RSなどの基準信号識別情報(たとえば、NZP-CSI-RS-ResourceId、SSB-Indexなど)などを示すことができる。空間関係情報は、アップリンクビームに関連付けられた情報を同様に示すことができる。
【0061】
[0065]ビーム指示は、統合TCIフレームワーク内の合同または個別のダウンリンク(DL)/アップリンク(UL)ビーム指示であり得る。場合によっては、ネットワークは、アクティブなTCI状態から合同または個別のDL/ULビーム指示を示すために、少なくともUE固有の(ユニキャスト)DCIを使用してレイヤ1(L1)ベースのビーム指示をサポートすることができる。場合によっては、既存のDCIフォーマット1_0、1_1、1_2、0_1、0_2、0_0、および/または2_xがビーム指示に再使用される場合がある。たとえば、DCI送信は、統合TCIのためのビーム指示の6つのタイプのうちの1つを有するビーム指示を含む場合がある。タイプ1は、少なくとも1つのDLチャネルおよび/または基準信号プラス少なくとも1つのULチャネルおよび/または基準信号のための共通ビームを示すために、合同DL/UL共通TCI状態を含む場合がある。タイプ2は、2つ以上のDLチャネルおよび/または基準信号のための共通ビームを示すために、個別DL共通TCI状態を含む場合がある。タイプ3は、2つ以上のULチャネルおよび/または基準信号のための共通ビームを示すために、個別UL共通TCI状態を含む場合がある。タイプ4は、単一のDLチャネルおよび/または基準信号のためのビームを示すために、個別DL単一チャネル/基準信号TCI状態を含む場合がある。タイプ5は、単一のULチャネルおよび/または基準信号のためのビームを示すために、個別UL単一チャネル/基準信号TCI状態を含む場合がある。タイプ6は、単一のULチャネルおよび/または基準信号のためのビームを示すために、UL空間関係情報(たとえば、SRSリソースインジケータ(SRI))を含む場合がある。統合TCI内のソース基準信号は、少なくともサービングセル内のPDSCH受信およびPDCCH受信のうちの少なくとも1つのための擬似コロケーション(QCL)情報を提供することができ、統合TCI内のソース基準信号は、適用可能な場合、サービングセル内のSRS送信、PUSCH送信、およびPUCCH送信のうちの少なくとも1つのための共通空間送信フィルタを決定するための基準を提供することができる。
【0062】
[0066]ネットワークは、UEがビーム指示(たとえば、TCI)に対するACKとしてビーム指示を搬送するDCIによってスケジュールされたPDSCHの肯定応答/否定応答(ACK/NACK)を使用することによってビーム指示の復号の成功に確認応答するためのサポート機構を含む場合がある。しかしながら、場合によっては、DCI送信は、ダウンリンク割当てを含まないでTCI状態を示すために使用され得る。たとえば、上記に列挙されたフォーマットの1つを有するDCI送信は、TCI状態を示すために使用されてもよいが、ダウンリンクデータ用のいかなるスケジューリング情報も含まない場合がある。したがって、PDSCHに対するACK/NACKは、ビーム指示に対するフィードバックに使用されるために利用可能でない場合がある。結果として、ダウンリンク割当てをもたないDCI送信内のビーム指示は、フィードバックの欠如に起因して不必要な再送信につながる場合があり、それはネットワークオーバーヘッドを増大させ、ネットワーク効率を低下させる場合があり、それによりネットワーク性能に悪影響がもたらされる。
【0063】
[0067]本明細書に記載された技法および装置のいくつかの態様は、ダウンリンク割当てをもたないDCI送信内の統合TCI指示に対応するフィードバックを提供することを容易にすることができる。たとえば、いくつかの態様では、UEは、第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を受信することができ、DCI送信はダウンリンク割当てを含まない。UEは、DCI内の統合TCI指示に対応する、およびそれに応答するHARQフィードバックを送信することができる。HARQフィードバックは、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示す(確認としての)ACK、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示すNACKを含む場合がある。UEは、スロットパラメータの値に少なくとも部分的に基づいて決定された第2のスロット内で、HARQフィードバックを送信することができる。このようにして、いくつかの態様は、フィードバックの欠如に起因する不必要な再送信の回避を容易にすることができ、ネットワークオーバーヘッドを減少させ、ネットワーク効率を向上させることができ、それによりネットワーク性能に好影響がもたらされる。
【0064】
[0068]図3は、本開示による、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連する例300を示す図である。図示されたように、UE305および基地局310は、互いに通信することができる。
【0065】
[0069]参照番号315によって示されたように、基地局310はRRCメッセージを送信することができ、UE305はそれを受信することができる。RRCメッセージは、ダウンリンク割当てを含まないDCI送信内の統合TCI指示に関連付けられた、およびそれに応答するHARQフィードバックを送信するためのスロット、PUCCHリソース、および/またはHARQコードブック内のACK/NACK位置を決定するためにUE305によって使用され得る1つまたは複数のパラメータを示すことができる。たとえば、いくつかの態様では、RRCメッセージは、HARQフィードバックを送信するスロットを決定するために使用され得るスロットパラメータの値を示すことができる。いくつかの態様では、RRCメッセージは、UE305がHARQフィードバックを送信するためのPUCCHリソースをそれから決定することができる情報を含む場合がある。たとえば、いくつかの態様では、RRCメッセージは、TCI-PUCCHなどのパラメータによって構成されたPUCCHリソースインデックスを示すことができる。いくつかの態様では、RRCメッセージは、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置(たとえば、HARQ-ACKコードブック内の最初のビットまたは最後のビット)を示すことができる。いくつかの態様では、所定のPDSCH機会は、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置に関連付けられる場合があり、RRCメッセージは、関連付けられたPDSCH機会を示すことができる。
【0066】
[0070]参照番号320によって示されたように、基地局310は、統合TCIを示すDCI送信を送信することができ、UE305はそれを受信することができる。DCI送信はダウンリンク割当てを含まない場合がある。いくつかの態様では、DCI送信は、DCI送信用の巡回冗長検査(CRC)をスクランブルするために使用され得る構成されたスケジューリング無線ネットワーク一時識別子(CS-RNTI)に少なくとも部分的に基づいて、いかなるダウンリンク割当ても含まないTCI指示を有するDCI送信として検証される場合がある。DCI送信は、いくつかのフィールド内のいくつかの値に少なくとも部分的にさらに基づいて、いかなるダウンリンク割当ても含まないTCI指示を有するDCI送信として検証される場合がある。たとえば、いかなるダウンリンク割当ても含まないTCI指示を有するDCI送信用の以下のDCIフィールドの値は、以下のように設定される場合がある:例の中でも、冗長バージョンフィールドにおけるすべて1、変調およびコーディング方式フィールドにおけるすべて1、新規データインジケータにおけるゼロ、周波数領域リソース割振り(FDRA)がタイプ0として構成された場合のFDRAフィールドにおけるすべてゼロ、FDRAがタイプ1として構成された場合のFDRAフィールドにおけるすべて1、ならびに/またはFDRAがdynamicSwitchとして構成された場合のFDRAフィールドにおけるすべてゼロ。いくつかの態様では、DCI送信は、DCIフォーマット1_0、DCIフォーマット1_1、DCIフォーマット1_2、DCIフォーマット0_1、DCIフォーマット0_2、DCIフォーマット0_0、またはDCIフォーマット2_xを有し得る。
【0067】
[0071]参照番号325によって示されたように、UE305は、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応するHARQフィードバックを送信するために使用されるべき1つまたは複数のリソースを決定することができる。参照番号330によって示されたように、UE305は、決定されたリソースに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックを送信することができ、基地局310はそれを受信することができる。HARQフィードバックは、DCI送信の受信の成功を示すACK、またはDCI送信の受信の失敗を示すNACKを含む場合がある。
【0068】
[0072]いくつかの態様では、たとえば、UE305は、第1のスロットnから離れた第2のスロット内でPUCCH送信を使用して、いかなるダウンリンク割当ても含まないDCI内の統合TCIに対応する、またはそれに応答するHARQフィードバックを送信することができ、UE305は、スロットパラメータの値kによって示された数のスロットによってDCIを受信する。すなわち、第2のスロットは、n+kによって決定される場合がある。DCI送信のDCIフォーマットは、スロットパラメータの値kを示す(たとえば、スロットオフセットk1を示すための)PDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドを含む場合がある。DCI送信のDCIフォーマットは、スロットオフセットk1を示すPDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドと、パラメータk0の値を示す時間領域リソース割当てフィールドとを含む場合がある。時間領域リソース割当て(TDRA)フィールドとPDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドの値の和は、スロットパラメータの値:k=k0+k1を示すことができる。いくつかの態様では、RRCメッセージはスロットパラメータの値kを示すことができる。いくつかの態様では、スロットパラメータの値kはゼロであり得、第2のスロットは、DCI送信の受信と重複するPUCCH送信の最後のスロットを含み得る。
【0069】
[0073]いくつかの態様では、UE305は、インデックスを有するPUCCHリソースを使用してHARQフィードバックを送信することができる。UE305は、DCI送信のPUCCHリソースインジケータフィールドに少なくとも部分的に基づいて、PUCCHリソースを決定することができる。いくつかの態様では、UE305は、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、PUCCHリソースを決定することができる。
【0070】
[0074]UE305によって送信されるHARQフィードバックは、1つのACKまたはNACKビットを含む場合があり、HARQ-ACKコードブックを使用して送信される場合がある。たとえば、いくつかの態様では、UE305は、動的HARQ-ACKコードブック(たとえば、タイプIIのHARQコードブック)を使用してHARQフィードバックを送信することができる。いくつかの態様では、たとえば、UE305は、RRCパラメータ値pdsch-HARQ-ACK-Codebook=dynamicを受信することに少なくとも部分的に基づいて、動的HARQコードブックを使用することができる。DCI送信のDCIフォーマットは、ダウンリンク割当てインデックス(DAI)フィールドを含む場合があり、UE305は、DCI内で示されたDAI値に少なくとも部分的に基づいて、DCI内のTCI指示に応答するHARQフィードバックのための動的HARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置を決定することができる。DAI値はカウンタDAI値を含む場合がある。いくつかの態様では、DAI値は、カウンタDAI値と、トータルDAI値とを含む場合がある。
【0071】
[0075]いくつかの態様では、UE305は、静的HARQ-ACKコードブックを使用してHARQフィードバックを送信することができる。たとえば、ACK/NACK位置は、静的HARQ-ACKコードブックの最初のビットを含む場合がある。いくつかの態様では、たとえば、UE305は、RRCパラメータ値pdsch-HARQ-ACK-Codebook=semi-staticを受信することに少なくとも部分的に基づいて、静的HARQコードブックを使用することができる。DCI送信のDCIフォーマットは、仮想PDSCH機会を示す時間領域リソース割当てフィールドを含む場合がある。たとえば、いくつかの態様では、UE305は、仮想PDSCH機会に少なくとも部分的に基づいて、DCI内のTCI指示に応答するHARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置を決定することができる。いくつかの態様では、UE305は、仮想PDSCHを示す時間領域割振りリストのエントリに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することができる。いくつかの態様では、TDRAフィールドは開始および長さインジケータ値(SLIV)を含む場合があり、UE305は、SLIVに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することができる。
【0072】
[0076]上記のように、RRCメッセージはACK/NACK位置を示すことができ、UE305は、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定することができる。いくつかの態様では、RRCメッセージは関連付けられたPDSCH機会を示すことができ、UE305は、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定することができる。いくつかの態様では、UE305は、PDSCH機会を示す時間領域割当てリスト内のエントリに少なくとも部分的に基づく場合がある。
【0073】
[0077]いくつかの態様では、UE305は、静的HARQ-ACKコードブック内の専用ビット位置に少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することができる。たとえば、DCI送信は専用ビット位置を示すことができる。いくつかの態様では、DCIが位置を示さない場合、NACKが専用ビットに埋められる場合がある。いくつかの態様では、専用ビット位置は、静的HARQ-ACKコードブックの最初のビットまたは静的HARQ-ACKコードブックの最後のビットを含む場合がある。
【0074】
[0078]いくつかの態様では、UE305は、DCI送信に少なくとも部分的に基づいて、静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加することができる。たとえば、いくつかの態様では、UE305は、統合TCIが更新されたTCIを含むと決定することができ、その決定に少なくとも部分的に基づいて、UE305は、静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加することができる。
【0075】
[0079]いくつかの態様では、いくつかのDCI送信に関連付けられたHARQフィードバックを示すために、同様の技法が使用され得る。たとえば、UE305は、ダウンリンク割当てを含まないさらなる統合TCIを示すさらなるDCI送信を受信することができる。いくつかの態様では、HARQフィードバックは、DCI送信に対応する第1のACK/NACKビットと、さらなるDCI送信に対応する第2のACK/NACKビットとを含み得る。
【0076】
[0080]たとえば、UE305は、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することができ、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第2のACK/NACKビットの第2の位置を決定することができる。いくつかの態様では、第1のDCI送信は、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示すことができ、第2のDCI送信は、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示すことができる。
【0077】
[0081]いくつかの態様では、第1のDCI送信は、第1のACK/NACK位置のうちの少なくとも1つを示す第1のTDRAフィールドを含む場合があり、第2のDCI送信は、第2のACK/NACK位置のうちの少なくとも1つを示す第2のTDRAフィールドを含む場合がある。いくつかの態様では、第1のTDRAフィールドは、第1のACK/NACK位置のうちの少なくとも1つを示す第1のSLIVを含む場合があり、第2のTDRA送信フィールドは、第2のACK/NACK位置のうちの少なくとも1つを示す第2のSLIVを含む場合がある。
【0078】
[0082]いくつかの態様では、UE305は、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを有する第1のDCI送信内の第1の指示の第1のIDをマッピングするマッピング規則に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することができる。たとえば、第1のIDは、第1のTCIコードポイント、第1のPDCCH監視機会、または第1のHARQ IDフィールドのうちの少なくとも1つを含む場合がある。UE305は、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを有する第2のDCI送信内の第2の指示の第2のIDをマッピングするマッピング規則に少なくとも部分的に基づいて、第2のACK/NACKビットの位置を決定することができる。第2のIDは、第2のTCIコードポイント、第2のPDCCH監視機会、または第2のHARQ IDフィールドのうちの少なくとも1つを含む場合がある。
【0079】
[0083]いくつかの態様では、UE305は、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することができ、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第2の位置を決定することができる。専用固定サイズ位置は、統合TCIを示し、ダウンリンク割当てをもたない受信されたDCI送信の数よりも大きい数のビットを含む場合がある。いくつかの態様では、UE305は、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することができ、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第2の位置を決定することができる。
【0080】
[0084]いくつかの態様では、UE305は、PDSCH機会に関連付けられたDCI送信を受信することができ、PDSCH機会に関連付けられたPDSCH送信を受信することができる。UE305は、規則に少なくとも部分的に基づいてHARQフィードバックを送信することができる。いくつかの態様では、UE305は、HARQフィードバックを送信するために使用されるHARQ-ACKコードブックのサイズを増やすことに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックを送信することができる。UE305は、HARQ-ACKコードブックの終端にDCI送信に対応するACK/NACKビットを付加することができる。いくつかの態様では、UE305は、HARQ-ACKコードブック内のPDSCH送信に対応するACK/NACKビットに隣接するDCI送信に対応するACK/NACKビットを付加することができる。
【0081】
[0085]上記のように、図3は一例として提供されている。他の例は、図3に関して記載されたものとは異なる場合がある。
【0082】
[0086]図4は、本開示による、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連する例400を示す図である。図示されたように、UE405および基地局410は、互いに通信することができる。いくつかの態様では、UE405は、図3に示されたUE305であるか、またはそれと同様であり得る。基地局410は、図3に示された基地局310であるか、またはそれと同様であり得る。
【0083】
[0087]図示されたように、UE405は、基地局410から、スロットn内の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)に関連付けられた(「DCI(TCI)」として示された)統合TCIを示すDCI送信を受信することができる。UE405は、スロットn+k内のPUCCHリソースのセット420の1つまたは複数のPUCCHリソース415を使用して、(「A/N」として示された)ACKまたはNACKを示すHARQフィードバックを送信することができる。スロットn+kおよび/または1つもしくは複数のPUCCHリソース415は、図3に関連して上述されたように決定される場合がある。
【0084】
[0088]たとえば、いくつかの態様では、ダウンリンク割当てをもたないビーム指示(たとえば、統合TCI指示)のためのDCI送信は、DCIフォーマット1_1または1_2を含む場合がある。ビーム指示DCIの受信に成功すると、UE405は基地局にACKを報告することができ、ビーム指示DCIの受信に失敗すると、UE405は基地局にNACKを報告することができる。
【0085】
[0089]1つまたは複数のPUCCHリソース415は、いかなるダウンリンク割当てももたないDCI内のビーム指示に対応するHARQフィードバックのためのACK/NACKビットのうちの少なくとも1つを含む複数のACK/NACKビットのHARQ-ACKコードブックを送信するために使用される場合がある。HARQ-ACKコードブックは、(たとえば、RRCパラメータpdsch-HARQ-ACK-Codebook=staticによる)タイプ1のHARQ-ACKコードブック、または(たとえば、RRCパラメータpdsch-HARQ-ACK-Codebook=dynamicによる)タイプ2のHARQ-ACKコードブックとして構成される場合がある。いくつかの態様では、たとえば、タイプ1のHARQ-ACKコードブックの場合、いかなるダウンリンク割当てももたないDCI内のビーム指示に応答するACK/NACK情報のためのHARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置は、DCI内のTDRAフィールドによって示された仮想PDSCH機会に基づいて、およびPDSCH用に構成された時間領域割当てリストに基づいて決定される場合がある。たとえば、時間領域割当てリストは、RRC構成pdsch-TimeDomainAllocationListに基づく場合がある。仮想PDSCH機会は、RRCメッセージによって構成された複数の候補PDSCH機会の中のPDSCH機会を識別するために基準またはインデックスを提供するだけであり、UEは仮想PDSCH機会内で信号を受信しない。
【0086】
[0090]いくつかの他の態様では、タイプ1のHARQ-ACKコードブックの場合、UE405は、複数の指示によって一緒に識別された仮想PDSCH機会に少なくとも部分的に基づいて、いかなるダウンリンク割当てももたないDCI内のビーム指示に応答するACK/NACK情報のためのHARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置を決定することができる。
1)存在する場合、DCI内のTDRAフィールド、そうでない場合、RRCメッセージpdsch-TimeDomainAllocationList内で構成されたTDRA指示。
2)存在する場合、DCI内のPDSCH-to-HARQ_feedbackタイミングインジケータフィールド、そうでない場合、RRCメッセージ内のdl-DataToUL-ACK(またはdl-DataToUL-ACK-ForDCI-Format1-2-r16)。
3)サービングセル内のダウンリンクおよびアップリンクのヌメロロジー(numerology)に基づいて、1つのアップリンクスロットが複数のダウンリンクスロットと重複する場合、DCIまたは仮想PDSCHに関連付けられたDLスロットインデックス。
【0087】
[0091]いくつかの態様では、タイプ2のHARQ-ACKコードブックの場合、UE405は、DCI内のDAIフィールドに少なくとも部分的に基づいて、いかなるダウンリンク割当てももたないDCI内のビーム指示に応答するACK/NACK情報のためのHARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置を決定することができる。いくつかの態様では、タイプ2のHARQ-ACKコードブックの場合、いかなるダウンリンク割当てももたないDCI内のビーム指示に応答するACK/NACK情報のためのHARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置は、半永続的スケジューリング(SPS)リリースDCIに応答するHARQ-ACKコードブック内のACK情報のためのHARQ-ACKコードブック内のACK/NACK位置を決定するのと同じ規則に基づいて決定され得る。
【0088】
[0092]いくつかの態様では、DCI内のビーム指示に応答するACK/NACK情報は、DCIのためのPDCCH受信の終端のkスロット後のPUCCH内で送信される場合があり、ここで、kはDCIフォーマットのPDSCH-to-HARQ_feedbackタイミングインジケータフィールドによって示されるか、またはPDSCH-to-HARQ_feedbackタイミングインジケータフィールドがDCI内に存在しない場合、dl-DataToUL-ACK(もしくはdl-DataToUL-ACK-ForDCI-Format1-2-r16)によって提供される。
【0089】
[0093]いくつかの態様では、タイプ2のHARQ-ACKコードブックの場合、UE405は、UEが対応するDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1のPDSCH-to-HARQ_feedbackタイミングインジケータフィールドの値によって示されたスロット内で送信するという、HARQ-ACKコードブック内のDCIのみのビーム指示についてのHARQ-ACK情報を報告することができる。UEは、UEが対応するDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1のPDSCH-to-HARQ_feedbackタイミングインジケータフィールドの値によって示されないスロット内で送信するという、HARQ-ACKコードブック内のHARQ-ACK情報ビットのためのNACK値を報告する。
【0090】
[0094]上記のように、図4は一例として提供されている。他の例は、図4に関して記載されたものとは異なる場合がある。
【0091】
[0095]図5は、本開示による、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連する例500を示す図である。図示されたように、UE505および基地局510は、互いに通信することができる。いくつかの態様では、UE505は、図3に示されたUE305であるか、またはそれと同様であり得る。基地局510は、図3に示された基地局310であるか、またはそれと同様であり得る。
【0092】
[0096]図示されたように、UE505は、基地局510から、PDCCH515に関連付けられた(「DCI(TCI)」として示された)統合TCIを示すDCI送信を受信することができる。UE505は、(「HARQコードブック」として示された)HARQ-ACKコードブック内の位置520を使用して、(「A/N(TCI)」として示された)TCIに対応するACKまたはNACKを示すHARQフィードバックを送信することができる。たとえば、位置520は、ダウンリンク割当てをもたないDCI内で示されたカウンタDAI(C-DAI)に基づいて決定される場合がある。一例では、DCI(TCI)は、C-DAIに対応する1の値を示すことができる。位置520はC-DAI=1に対応することができる。
【0093】
[0097]上記のように、図5は一例として提供されている。他の例は、図5に関して記載されたものとは異なる場合がある。
【0094】
[0098]図6は、本開示による、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連する例600を示す図である。例600は、いくつかの態様による静的HARQ-ACKコードブック(たとえば、タイプIのHARQ-ACKコードブック)の使用を示す。
【0095】
[0099]いくつかの態様では、UEが、いかなるダウンリンク割当てももたないDCIによって示された統合TCIを受信し、pdsch-HARQ-ACK-Codebook=semi-staticを提供された場合、UEは、DCIのためのタイプIのHARQコードブック内の1つのA/Nビットを生成することができ、DCI内のTCI指示に応答するHARQコードブック内のA/Nビットの位置は、DCIを有するTDRAフィールドで示されたPDSCH機会のための位置と同じである。いくつかの態様では、UEは、PDSCH機会がDCIと同じスロット内に配置されるという仮定に基づいて、DCI内のTCI指示に応答するHARQコードブック内のA/Nビットの位置を決定することができる。いくつかの態様では、UEは、DCIの示されたTDRAがHARQコードブック内のA/Nビットに対応することを予想することができる。
【0096】
[0100]図6に示されたように、たとえば、時間1において、UEは、PDSCHをスケジュールする第1のPDCCH(たとえば、DCI送信)に関連付けられたA/Nビットと、第2のPDSCHをスケジュールする第2のPDCCHに関連付けられた第2のA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。図示されたように、未使用ビットは(「N」として示された)NACKで埋められる場合がある。時間2において、UEは、PDSCHをスケジュールするPDCCHに関連付けられたA/Nビットと、ダウンリンク割当てを含まないTCIを示すPDCCHに関連付けられたA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。TCIに対応するA/Nビットは、DCI内のTDRAおよび/またはSLIVに少なくとも部分的に基づいて決定され得る関連付けられたPDSCHに対応する位置に含まれる場合がある。時間3において、UEは、PDSCHをスケジュールするPDCCHに関連付けられたA/Nビットと、ダウンリンク割当てを含まないTCIを示すPDCCHに関連付けられたA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。TCIに対応するA/Nビットは、TDRAおよび/またはSLIVに少なくとも部分的に基づいて決定され得る異なる関連付けられたPDSCHに対応する専用位置に含まれる場合がある。
【0097】
[0101]上記のように、図6は一例として提供されている。他の例は、図6に関して記載されたものとは異なる場合がある。
【0098】
[0102]図7は、本開示による、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連する例700を示す図である。例700は、いくつかの態様による静的HARQ-ACKコードブック(たとえば、タイプIのHARQ-ACKコードブック)の使用を示す。
【0099】
[0103]いくつかの態様では、UEが、いかなるダウンリンク割当てももたないDCIによって示された統合TCIを受信し、pdsch-HARQ-ACK-Codebook=semi-staticを提供された場合、UEは、DCIのためのタイプIのHARQコードブック内の1つのA/Nビットを生成することができ、DCI用のA/Nの位置は、いかなるダウンリンク割当てももたない統合TCI指示のDCIに関連付けられて構成されたPDSCH機会用と同じである。
【0100】
[0104]たとえば、図7に示されたように、時間1において、UEは、PDSCHをスケジュールする第1のPDCCHに関連付けられたA/Nビットと、第2のPDSCHをスケジュールする第2のPDCCHに関連付けられた第2のA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。図示されたように、未使用ビットは(「N」として示された)NACKで埋められる場合がある。時間2において、UEは、PDSCHをスケジュールするPDCCHに関連付けられたA/Nビットと、ダウンリンク割当てを含まないTCIを示すPDCCHに関連付けられたA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。TCIに対応するA/Nビットは、PDCCH(TCI)に関連付けられた位置に含まれる場合がある。時間3において、UEは、PDSCHをスケジュールするPDCCHに関連付けられたA/Nビットと、ダウンリンク割当てを含まないTCIを示すPDCCHに関連付けられたA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。TCIに対応するA/Nビットは、RRC構成によって構成された関連付けられたPDSCH機会に対応するか、または(たとえば、HARQコードブック内の第1のA/Nビット、もしくはpdsch-TimeDomainAllocationList内の1番目のエントリによって識別されたPDSCH機会に関連付けられた)デフォルトの位置である専用位置に含まれる場合がある。
【0101】
[0105]上記のように、図7は一例として提供されている。他の例は、図7に関して記載されたものとは異なる場合がある。
【0102】
[0106]図8は、本開示による、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連する例800を示す図である。例800は、コードブックサイズが固定された静的HARQ-ACKコードブック(たとえば、タイプIのHARQ-ACKコードブック)の使用を示す。
【0103】
[0107]いくつかの態様では、UEが、いかなるダウンリンク割当てももたないDCIによって示された統合TCIを受信し、pdsch-HARQ-ACK-Codebook=semi-staticを提供された場合、UEは、DCIのためのタイプIのHARQコードブック内の1つのA/Nビットを生成することができ、A/Nの位置は、PDSCH受信用のHARQ-ACK情報の後に付加されたビットである。いくつかの態様では、UEは、いかなるDL割当てももたない統合TCI指示に対してDCIが受信されなかった場合、NACKを付加することができる。いくつかの態様では、UEは、いかなるDL割当てももたない統合TCI指示に対してDCIが受信されなかった場合、NACKビットを付加しない。
【0104】
[0108]いくつかの態様では、A/Nの位置は、図8に示されたようにコードブック内の最初のビットであり得る。たとえば、図示されたように、時間1において、UEは、PDSCHをスケジュールする第1のPDCCHに関連付けられたA/Nビットと、第2のPDSCHをスケジュールする第2のPDCCHに関連付けられた第2のA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。図示されたように、未使用TCI専用ビットは、(「N」として示された)NACKで埋められる場合がある。時間2において、UEは、PDSCHをスケジュールするそれぞれのPDCCHに関連付けられた2つのA/Nビットと、ダウンリンク割当てを含まないTCIを示すPDCCHに関連付けられたA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。TCIに対応するA/Nビットは、たとえば、コードブックの最初のビットなどのデフォルトの位置に含まれる場合がある。時間3において、UEは、PDSCHをスケジュールするそれぞれのPDCCHに関連付けられた2つのA/Nビットを含むHARQコードブックを送信することができる。
【0105】
[0109]上記のように、図8は一例として提供されている。他の例は、図8に関して記載されたものとは異なる場合がある。
【0106】
[0110]図9は、本開示による、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連する例900を示す図である。例900は、コードブックサイズが変化する場合がある静的HARQ-ACKコードブック(たとえば、タイプIのHARQ-ACKコードブック)の使用を示す。
【0107】
[0111]たとえば、図示されたように、時間1において、UEは、PDSCHをスケジュールする第1のPDCCHに関連付けられたA/Nビットと、第2のPDSCHをスケジュールする第2のPDCCHに関連付けられた第2のA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。図示されたように、未使用TCI専用ビットは、(「N」として示された)NACKで埋められる場合がある。時間2において、UEは、PDSCHをスケジュールするそれぞれのPDCCHに関連付けられた2つのA/Nビットと、ダウンリンク割当てを含まないTCIを示すPDCCHに関連付けられた付加されたA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。TCIに対応するA/Nビットは、コードブックの最初のビットとして付加される場合がある。時間3において、UEは、PDSCHをスケジュールするそれぞれのPDCCHに関連付けられた2つのA/Nビットを含むHARQコードブックを送信することができる。
【0108】
[0112]上記のように、図9は一例として提供されている。他の例は、図9に関して記載されたものとは異なる場合がある。
【0109】
[0113]図10は、本開示による、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連する例1000を示す図である。例1000は、コードブックサイズが固定された静的HARQ-ACKコードブック(たとえば、タイプIのHARQ-ACKコードブック)の使用を示す。
【0110】
[0114]いくつかの態様では、UEが、いかなるダウンリンク割当てももたないDCIによって示された複数の統合TCIを受信し、pdsch-HARQ-ACK-Codebook=semi-staticを提供された場合、UEは、各DCIに応答するタイプIのHARQコードブック内の1つのA/Nビットを生成することができ、DCIのためのA/Nの位置は、DCI内のTDRAフィールドによって識別されたPDSCH機会に基づいて決定される。いくつかの態様では、UEは、DCIの示されたTDRAがHARQコードブック内のA/Nに対応することを予想することができる。
【0111】
[0115]たとえば、図10に示されたように、時間1において、UEは、PDSCHをスケジュールする第1のPDCCHに関連付けられたA/Nビットと、第2のPDSCHをスケジュールする第2のPDCCHに関連付けられた第2のA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。図示されたように、未使用ビットは(「N」として示された)NACKで埋められる場合がある。時間2において、UEは、PDSCHをスケジュールするPDCCHに関連付けられたA/Nビットと、ダウンリンク割当てを含まないTCIを示すPDCCHに関連付けられたA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。TCIに対応するA/Nビットは、PDCCH(TCI)に関連付けられた位置に含まれる場合がある。時間3において、UEは、ダウンリンク割当てを含まない(PDCCH(TCI1)として示された)TCIを示す第1のPDCCHに関連付けられた(「loc1」として示された)第1の位置内の第1のA/Nビットと、ダウンリンク割当てを含まない(PDCCH(TCI2)として示された)TCIを示す第2のPDCCHに関連付けられた第2のA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。TCIに対応するA/Nビットは、PDCCHに関連付けられたそれぞれの位置に含まれる場合がある。
【0112】
[0116]上記のように、図10は一例として提供されている。他の例は、図10に関して記載されたものとは異なる場合がある。
【0113】
[0117]図11は、本開示による、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連する例1100を示す図である。例1100は、コードブックサイズが固定された静的HARQ-ACKコードブック(たとえば、タイプIのHARQ-ACKコードブック)の使用を示す。
【0114】
[0118]いくつかの態様では、UEが、いかなるダウンリンク割当てももたないDCIによって示された複数の統合TCIを受信し、pdsch-HARQ-ACK-Codebook=semi-staticを提供された場合、UEは、DCIごとにタイプIのHARQコードブック内の1つのA/Nビットを生成することができ、DCIごとのA/Nの位置は、統合TCI指示に関連付けられて構成されたPDSCH機会用と同じである。位置は、位置にIDをマッピングすることができるRRC構成を使用して示される場合がある。
【0115】
[0119]たとえば、図11に示されたように、時間1において、UEは、PDSCHをスケジュールする第1のPDCCHに関連付けられたA/Nビットと、第2のPDSCHをスケジュールする第2のPDCCHに関連付けられた第2のA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。図示されたように、未使用ビットは(「N」として示された)NACKで埋められる場合がある。時間2において、UEは、PDSCHをスケジュールするPDCCHに関連付けられたA/Nビットと、ダウンリンク割当てを含まないTCIを示すPDCCHに関連付けられたA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。TCIに対応するA/Nビットは、(「Loc1]として示された)第1の位置に(「TCIコードポイント0」として示された)第1のTCIコードポイントをマッピングするマッピングに基づいて、PDCCH(TCI)に関連付けられた第1の位置に含まれる場合がある。時間3において、UEは、ダウンリンク割当てを含まない(PDCCH(TCI1)として示された)TCIを示す第1のPDCCHに関連付けられた(「Loc1」として示された)第1の位置内の第1のA/Nビットと、ダウンリンク割当てを含まない(PDCCH(TCI2)として示された)TCIを示す第2のPDCCHに関連付けられた(「Loc2」として示された)第2の位置内の第2のA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。PDCCH(TCI)に関連付けられた第2の位置は、(「Loc2]として示された)第2の位置に(「TCIコードポイント1」として示された)第2のTCIコードポイントをマッピングするマッピングに基づく場合がある。
【0116】
[0120]いくつかの態様では、いかなるダウンリンク割当ても含まないTCI指示を有する複数のDCIに応答する複数のACK/NACK情報の間のマッピング、およびHARQコードブック内の複数の構成された位置またはデフォルトの位置は、デフォルトの順序またはRRC構成された順序によってあらかじめ決定される場合がある。たとえば、第1のTCIコードポイントを使用してTCI指示を有するDCIに応答するACK/NACK情報は、HARQコードブックの第1のデフォルトの位置にマッピングされる場合があり、第2のTCIコードポイントを使用してTCI指示を有するDCIに応答するACK/NACK情報は、HARQコードブックの第2のデフォルトの位置にマッピングされる。いくつかの他の態様では、いかなるダウンリンク割当ても含まないTCI指示を有するDCI内のHARQ IDフィールドは、HARQコードブック内のACK/NACK位置を決定するために使用される場合がある。たとえば、第1のHARQ IDを使用してTCI指示を有するDCIに応答するACK/NACK情報は、HARQコードブックの第1のデフォルトの位置にマッピングされる場合があり、第2のHARQ IDを使用してTCI指示を有するDCIに応答するACK/NACK情報は、HARQコードブックの第2のデフォルトの位置にマッピングされる。いくつかの他の態様では、いかなるダウンリンク割当ても含まないTCI指示を有するDCIを有するPDCCH監視機会インデックスは、HARQコードブック内のACK/NACK位置を決定するために使用される場合がある。たとえば、第1のPDCCH監視機会インデックス内のTCI指示を有するDCIに応答するACK/NACK情報は、HARQコードブックの第1のデフォルトの位置にマッピングされる場合があり、第2のPDCCH監視機会インデックス内のTCI指示を有するDCIに応答するACK/NACK情報は、HARQコードブックの第2のデフォルトの位置にマッピングされる場合がある。
【0117】
[0121]上記のように、図11は一例として提供されている。他の例は、図11に関して記載されたものとは異なる場合がある。
【0118】
[0122]図12は、本開示による、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連する例1200を示す図である。例1200は、コードブックサイズが固定された静的HARQ-ACKコードブック(たとえば、タイプIのHARQ-ACKコードブック)の使用を示す。
【0119】
[0123]いくつかの態様では、UEが、いかなるダウンリンク割当てももたない複数のDCIによって示された複数の統合TCIを受信し、pdsch-HARQ-ACK-Codebook=semi-staticを提供された場合、UEは、DCIごとにタイプIのHARQコードブック内の1つのA/Nビットを生成することができ、複数のA/Nの位置は、PDSCH受信用のHARQ-ACK情報の後に付加された固定された数の複数のビットである。UEは、いかなるDL割当てももたない統合TCI指示に対して1つのDCIが受信されなかった場合、NACKを付加することができる。いくつかの態様では、コードブック内の最初のビットとして固定された数のビットが付加される場合がある。
【0120】
[0124]たとえば、図示されたように、時間1において、UEは、PDSCHをスケジュールする第1のPDCCHに関連付けられたA/Nビットと、第2のPDSCHをスケジュールする第2のPDCCHに関連付けられた第2のA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。コードブックはまた、専用の付加されたビット内の(PDCCH(TCI1)として示された)TCIを示す第1のPDCCHに関連付けられたA/Nを含む場合がある。図示されたように、未使用TCI専用ビットは、(「N」として示された)NACKで埋められる場合がある。時間2において、UEは、PDSCHをスケジュールするそれぞれのPDCCHに関連付けられた2つのA/Nビットと、(PDCCH(TCI1)およびPDCCH(TCI2)として示された)ダウンリンク割当てを含まないTCIを示す2つのそれぞれのPDCCHに関連付けられた2つのA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。時間3において、UEは、PDSCHをスケジュールするそれぞれのPDCCHに関連付けられた2つのA/Nビットを含み、N個の未使用ビットを含む場合があるHARQコードブックを送信することができる。
【0121】
[0125]上記のように、図12は一例として提供されている。他の例は、図12に関して記載されたものとは異なる場合がある。
【0122】
[0126]図13は、本開示による、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連する例1300を示す図である。例1300は、コードブックサイズが変化する場合がある静的HARQ-ACKコードブック(たとえば、タイプIのHARQ-ACKコードブック)の使用を示す。
【0123】
[0127]いくつかの態様では、UEは、いかなるDL割当てももたない統合TCI指示に対してDCIのどれも受信されなかった場合、いかなるビットも付加しない場合がある。たとえば、図示されたように、時間1において、UEは、PDSCHをスケジュールする第1のPDCCHに関連付けられたA/Nビットと、第2のPDSCHをスケジュールする第2のPDCCHに関連付けられた第2のA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。コードブックはまた、専用の付加されたビット内の(PDCCH(TCI1)として示された)TCIを示す第1のPDCCHに関連付けられたA/Nを含む場合がある。図示されたように、未使用TCI専用ビットは、(「N」として示された)NACKで埋められる場合がある。時間2において、UEは、PDSCHをスケジュールするそれぞれのPDCCHに関連付けられた2つのA/Nビットと、(PDCCH(TCI1)およびPDCCH(TCI2)として示された)ダウンリンク割当てを含まないTCIを示す2つのそれぞれのPDCCHに関連付けられた2つのA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。時間3において、UEは、PDSCHをスケジュールするそれぞれのPDCCHに関連付けられた2つのA/Nビットを含むHARQコードブックを送信することができる。図示されたように、コードブックは、TCIを有するPDCCHが受信されなかった場合、付加されたA/Nビットをもたない場合がある。
【0124】
[0128]上記のように、図13は一例として提供されている。他の例は、図13に関して記載されたものとは異なる場合がある。
【0125】
[0129]図14は、本開示による、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連する例1400を示す図である。例1400は、コードブックサイズが変化する場合がある静的HARQ-ACKコードブック(たとえば、タイプIのHARQ-ACKコードブック)の使用を示す。
【0126】
[0130]いくつかの態様では、UEが、いかなるダウンリンク割当てももたない複数のDCIによって示された複数の統合TCIを受信し、pdsch-HARQ-ACK-Codebook=semi-staticを提供された場合、UEは、DCIのためのタイプIのHARQコードブック内の1つのA/Nビットを生成することができ、A/Nの位置は、PDSCH受信用のHARQ-ACK情報の後に付加されたビットである。いくつかの態様では、UEは、いかなるDL割当てももたない統合TCI指示に対してDCIが受信されなかった場合、NACKを付加しない場合がある。
【0127】
[0131]いくつかの態様では、付加されたA/Nビットの位置は、コードブックの最初にあり得る。たとえば、図14に示されたように、時間1において、UEは、PDSCHをスケジュールする第1のPDCCHに関連付けられたA/Nビットと、第2のPDSCHをスケジュールする第2のPDCCHに関連付けられた第2のA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。時間2において、UEは、付加されたビット内の(PDCCH(TCI1)として示された)TCIを示す第1のPDCCHに関連付けられたA/Nを含む場合もあるコードブックを送信することができる。図示されたように、未使用TCI専用ビットは、(「N」として示された)NACKで埋められる場合がある。時間3において、UEは、PDSCHをスケジュールするそれぞれのPDCCHに関連付けられた2つのA/Nビットと、(PDCCH(TCI1)およびPDCCH(TCI2)として示された)ダウンリンク割当てを含まないTCIを示す2つのそれぞれのPDCCHに関連付けられた2つの付加されたA/Nビットとを含むHARQコードブックを送信することができる。
【0128】
[0132]上記のように、図14は一例として提供されている。他の例は、図14に関して記載されたものとは異なる場合がある。
【0129】
[0133]図15は、本開示による、たとえば、UEによって実行される例示的なプロセス1500を示す図である。例示的なプロセス1500は、UE(たとえば、UE305)が、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連付けられた動作を実行する一例である。
【0130】
[0134]図15に示されたように、いくつかの態様では、プロセス1500は、第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を受信することを含み得、DCI送信はダウンリンク割当てを含まない(ブロック1510)。たとえば、UEは、(たとえば、図17に描写された受信構成要素1702を使用して)第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を受信することができ、DCI送信は、上述されたように、ダウンリンク割当てを含まない。
【0131】
[0135]図15にさらに示されたように、いくつかの態様では、プロセス1500は、統合TCIに対応するHARQフィードバックを送信することを含み得、HARQフィードバックは、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示すACK、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示すNACKを備える(ブロック1520)。たとえば、UEは、(たとえば、図17に描写された送信構成要素1704を使用して)統合TCIに対応するHARQフィードバックを送信することができ、HARQフィードバックは、上述されたように、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示すACK、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示すNACKを備える。
【0132】
[0136]プロセス1500は、以下に記載される、および/または本明細書の他の場所に記載された1つもしくは複数の他のプロセスに関連する、任意の単一の態様または態様の任意の組合せなどのさらなる態様を含む場合がある。
【0133】
[0137]第1の態様では、HARQフィードバックを送信することは、第2のスロット内でPUCCH送信を使用してHARQフィードバックを送信することを備え、第2のスロットは、スロットパラメータの値によって示された数のスロットだけ第1のスロットから離れている。
【0134】
[0138]第2の態様では、単独で、または第1の態様と組み合わせて、DCI送信はPDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドを備え、PDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドは、スロットパラメータの値を示す。
【0135】
[0139]第3の態様では、単独で、または第1の態様および第2の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、DCI送信はPDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドと、時間領域リソース割当て(TDRA)フィールドとを備え、TDRAフィールドとPDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドの値の和は、スロットパラメータの値を示す。
【0136】
[0140]第4の態様では、単独で、または第1の態様から第3の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、プロセス1500は、スロットパラメータの値を示す無線リソース制御メッセージを受信することを含む。
【0137】
[0141]第5の態様では、単独で、または第1の態様から第4の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、スロットパラメータの値はゼロであり、第2のスロットは、DCI送信の受信と重複するPUCCH送信の最後のスロットを備える。
【0138】
[0142]第6の態様では、単独で、または第1の態様から第5の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、HARQフィードバックを送信することは、インデックスを有するPUCCHリソースを使用してHARQフィードバックを送信することを備える。
【0139】
[0143]第7の態様では、単独で、または第6の態様と組み合わせて、プロセス1500は、DCI送信のPUCCHインジケータフィールドに少なくとも部分的に基づいて、PUCCHリソースを決定することを含む。
【0140】
[0144]第8の態様では、単独で、または第6の態様から第7の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、プロセス1500は、RRCメッセージを受信することと、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、PUCCHリソースを決定することとを含む。
【0141】
[0145]第9の態様では、単独で、または第8の態様と組み合わせて、RRCメッセージはTCI-PUCCHを示す。
【0142】
[0146]第10の態様では、単独で、または第1の態様から第9の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、DCI送信は、DCIフォーマット1_0、DCIフォーマット1_1、DCIフォーマット1_2、DCIフォーマット0_1、DCIフォーマット0_2、DCIフォーマット0_0、またはDCIフォーマット2_xを有する。
【0143】
[0147]第11の態様では、単独で、または第1の態様から第10の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、HARQフィードバックは、1つのACKまたはNACKビットを備える。
【0144】
[0148]第12の態様では、単独で、または第1の態様から第11の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、HARQフィードバックを送信することは、動的HARQ-ACKコードブックを使用してHARQフィードバックを送信することを備える。
【0145】
[0149]第13の態様では、単独で、または第12の態様と組み合わせて、DCI送信はDAIを含み、方法は、DAIに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための動的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える。
【0146】
[0150]第14の態様では、単独で、または第13の態様と組み合わせて、DAIはカウンタDAIを備える。
【0147】
[0151]第15の態様では、単独で、または第13の態様と組み合わせて、DAIはカウンタDAIとトータルDAIとを備える。
【0148】
[0152]第16の態様では、単独で、または第1の態様から第11の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、HARQフィードバックを送信することは、静的HARQ-ACKコードブックを使用してHARQフィードバックを送信することを備える。
【0149】
[0153]第17の態様では、単独で、または第16の態様と組み合わせて、DCI送信は仮想PDSCHを示すTDRAフィールドを含み、方法は、仮想PDSCHに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える。
【0150】
[0154]第18の態様では、単独で、または第17の態様と組み合わせて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することは、仮想PDSCHを示す時間領域割振りリストに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することを備える。
【0151】
[0155]第19の態様では、単独で、または第17の態様から第18の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、TDRAフィールドはSLIVを備え、方法は、SLIVに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える。
【0152】
[0156]第20の態様では、単独で、または第16の態様から第19の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、プロセス1500は、ACK/NACK位置を示すRRCメッセージを受信することと、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することとを含む。
【0153】
[0157]第21の態様では、単独で、または第20の態様と組み合わせて、ACK/NACK位置は静的HARQ-ACKコードブックの最初のビットを備える。
【0154】
[0158]第22の態様では、単独で、または第16の態様から第21の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、プロセス1500は、関連付けられたPDSCH機会に少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することを含む。
【0155】
[0159]第23の態様では、単独で、または第22の態様と組み合わせて、プロセス1500は、PDSCH機会を示すRRCメッセージを受信することを含み、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することは、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することを備える。
【0156】
[0160]第24の態様では、単独で、または第22の態様と組み合わせて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することは、PDSCH機会を示す時間領域割振りリストに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することを備える。
【0157】
[0161]第25の態様では、単独で、または第16の態様と組み合わせて、プロセス1500は、静的HARQ-ACKコードブック内の専用ビット位置に少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することを含む。
【0158】
[0162]第26の態様では、単独で、または第25の態様と組み合わせて、DCI送信は専用ビット位置を示す。
【0159】
[0163]第27の態様では、単独で、または第25の態様から第26の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、専用ビット位置は、静的HARQ-ACKコードブックの最初のビットまたは静的HARQ-ACKコードブックの最後のビットを備える。
【0160】
[0164]第28の態様では、単独で、または第16の態様と組み合わせて、プロセス1500は、DCI送信に少なくとも部分的に基づいて、静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加することを含む。
【0161】
[0165]第29の態様では、単独で、または第28の態様と組み合わせて、プロセス1500は、統合TCIが更新されたTCIを備えると決定することを含み、静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加することは、統合TCIが更新されたTCIを備えると決定することに少なくとも部分的に基づいて、静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加することを備える。
【0162】
[0166]第30の態様では、単独で、または第16の態様から第29の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、プロセス1500は、さらなる統合TCIを示すさらなるDCI送信を受信することを含み、さらなるDCI送信はダウンリンク割当てを含まず、HARQフィードバックは、DCI送信に対応する第1のACK/NACKビットと、さらなるDCI送信に対応する第2のACK/NACKビットとを備える。
【0163】
[0167]第31の態様では、単独で、または第30の態様と組み合わせて、プロセス1500は、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することと、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第2のACK/NACKビットの第2の位置を決定することとを含む。
【0164】
[0168]第32の態様では、単独で、または第31の態様と組み合わせて、第1のDCI送信は、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示し、第2のDCI送信は、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す。
【0165】
[0169]第33の態様では、単独で、または第32の態様と組み合わせて、第1のDCI送信は、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第1のTDRAフィールドを備え、第2のDCI送信は、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第2のTDRAフィールドを備える。
【0166】
[0170]第34の態様では、単独で、または第33の態様と組み合わせて、第1のTDRAフィールドは、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第1のSLIVを備え、第2のTDRAフィールドは、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第2のSLIVを備える。
【0167】
[0171]第35の態様では、単独で、または第31の態様と組み合わせて、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することは、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを有する第1のDCI送信内の第1の指示の第1のIDをマッピングするマッピング規則に少なくとも部分的に基づいて、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することを備える。
【0168】
[0172]第36の態様では、単独で、または第35の態様と組み合わせて、第1のIDは、第1のTCIコードポイントまたは第1のHARQ IDフィールドのうちの少なくとも1つを備える。
【0169】
[0173]第37の態様では、単独で、または第31の態様と組み合わせて、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第2のACK/NACKビットの第2の位置を決定することは、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを有する第2のDCI送信内の第2の指示の第2のIDをマッピングするマッピング規則に少なくとも部分的に基づいて、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第2のACK/NACKビットの第2の位置を決定することを備える。
【0170】
[0174]第38の態様では、単独で、または第37の態様と組み合わせて、第2のIDは、第2のTCIコードポイントまたは第2のHARQ IDフィールドのうちの少なくとも1つを備える。
【0171】
[0175]第39の態様では、単独で、または第30の態様と組み合わせて、プロセス1500は、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することと、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第2の位置を決定することとを含む。
【0172】
[0176]第40の態様では、単独で、または第39の態様と組み合わせて、専用固定サイズ位置は、統合TCIを示し、ダウンリンク割当てをもたない受信されたDCI送信の数よりも大きい数のビットを備える。
【0173】
[0177]第41の態様では、単独で、または第30の態様と組み合わせて、プロセス1500は、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することと、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第2の位置を決定することを含む。
【0174】
[0178]第42の態様では、単独で、または第1の態様から第41の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、DCI送信を受信することは、PDSCH機会に関連付けられたDCI送信を受信することを備え、方法は、PDSCH機会に関連付けられたPDSCH送信を受信することをさらに備え、HARQフィードバックを送信することは、規則に少なくとも部分的に基づいてHARQフィードバックを送信することを備える。
【0175】
[0179]第43の態様では、単独で、または第1の態様から第42の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、DCI送信を受信することは、PDSCH機会に関連付けられたDCI送信を受信することを備え、方法は、PDSCH機会に関連付けられたPDSCH送信を受信することをさらに備え、HARQフィードバックを送信することは、HARQフィードバックを送信するために使用されるHARQ-ACKコードブックのサイズを増やすことに少なくとも部分的に基づいてHARQフィードバックを送信することを備える。
【0176】
[0180]第44の態様では、単独で、または第43の態様と組み合わせて、プロセス1500は、HARQ-ACKコードブックの終端にDCI送信に対応するACK/NACKビットを付加することを含む。
【0177】
[0181]第45の態様では、単独で、または第43の態様と組み合わせて、プロセス1500は、HARQ-ACKコードブック内のPDSCH送信に対応するACK/NACKビットに隣接するDCI送信に対応するACK/NACKビットを付加することを含む。
【0178】
[0182]図15は、プロセス1500の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス1500は、図15に描写されたもの以外に、さらなるブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または異なるように構成されたブロックを含む場合がある。追加または代替として、プロセス1500のブロックのうちの2つ以上は、並行して実行されてもよい。
【0179】
[0183]図16は、本開示による、たとえば、基地局によって実行される例示的なプロセス1600を示す図である。例示的なプロセス1600は、基地局(たとえば、基地局110)が、ダウンリンク割当てをもたないDCI内の統合TCIに対応するフィードバックに関連付けられた動作を実行する一例である。
【0180】
[0184]図16に示されたように、いくつかの態様では、プロセス1600は、第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を送信することを含む場合があり、DCI送信はダウンリンク割当てを含まない(ブロック1610)。たとえば、基地局は、(たとえば、図18に描写された送信構成要素1804を使用して)第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を送信することができ、DCI送信は、上述されたように、ダウンリンク割当てを含まない。
【0181】
[0185]図16にさらに示されたように、いくつかの態様では、プロセス1600は、統合TCIに対応するHARQフィードバックを受信することを含む場合があり、HARQフィードバックは、DCI送信の受信の成功を示すACK、またはDCI送信の受信の失敗を示すNACKを備える(ブロック1620)。たとえば、基地局は、(たとえば、図18に描写された受信構成要素1802を使用して)統合TCIに対応するHARQフィードバックを受信することができ、HARQフィードバックは、上述されたように、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示すACK、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示すNACKを備える。
【0182】
[0186]プロセス1600は、以下に記載される、および/または本明細書の他の場所に記載された1つもしくは複数の他のプロセスに関連する、任意の単一の態様または態様の任意の組合せなどのさらなる態様を含む場合がある。
【0183】
[0187]第1の態様では、HARQフィードバックを受信することは、第2のスロット内でPUCCH送信を使用してHARQフィードバックを受信することを備え、第2のスロットは、スロットパラメータの値によって示された数のスロットだけ第1のスロットから離れている。
【0184】
[0188]第2の態様では、単独で、または第1の態様と組み合わせて、DCI送信はPDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドを備え、PDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドは、スロットパラメータの値を示す。
【0185】
[0189]第3の態様では、単独で、または第1の態様と組み合わせて、DCI送信はPDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドと、TDRAフィールドとを備え、TDRAフィールドとPDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドの値の和は、スロットパラメータの値を示す。
【0186】
[0190]第4の態様では、単独で、または第1の態様と組み合わせて、プロセス1600は、スロットパラメータの値を示す無線リソース制御メッセージを送信することを含む。
【0187】
[0191]第5の態様では、単独で、または第1の態様から第4の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、スロットパラメータの値はゼロであり、第2のスロットは、DCI送信の受信と重複するPUCCH送信の最後のスロットを備える。
【0188】
[0192]第6の態様では、単独で、または第1の態様から第5の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、HARQフィードバックを受信することは、インデックスを有するPUCCHリソースを使用してHARQフィードバックを受信することを備える。
【0189】
[0193]第7の態様では、単独で、または第6の態様と組み合わせて、PUCCHリソースの決定は、DCI送信のPUCCHインジケータフィールドに少なくとも部分的に基づく。
【0190】
[0194]第8の態様では、単独で、または第6の態様から第7の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、プロセス1600は、RRCメッセージを送信することを含み、PUCCHリソースの決定は、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づく。
【0191】
[0195]第9の態様では、単独で、または第8の態様と組み合わせて、RRCメッセージはTCI-PUCCHを示す。
【0192】
[0196]第10の態様では、単独で、または第1の態様から第9の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、DCI送信は、DCIフォーマット1_0、DCIフォーマット1_1、DCIフォーマット1_2、DCIフォーマット0_1、DCIフォーマット0_2、DCIフォーマット0_0、またはDCIフォーマット2_xを有する。
【0193】
[0197]第11の態様では、単独で、または第1の態様から第10の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、HARQフィードバックは、1つのACKまたはNACKビットを備える。
【0194】
[0198]第12の態様では、単独で、または第1の態様から第11の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、HARQフィードバックを受信することは、動的HARQ-ACKコードブックを使用してHARQフィードバックを受信することを備える。
【0195】
[0199]第13の態様では、単独で、または第12の態様と組み合わせて、DCI送信はDAIを含み、HARQフィードバックのための動的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、DAIに少なくとも部分的に基づく。
【0196】
[0200]第14の態様では、単独で、または第13の態様と組み合わせて、DAIはカウンタDAIを備える。
【0197】
[0201]第15の態様では、単独で、または第13の態様と組み合わせて、DAIはカウンタDAIとトータルDAIとを備える。
【0198】
[0202]第16の態様では、単独で、または第1の態様から第11の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、HARQフィードバックを受信することは、静的HARQ-ACKコードブックを使用してHARQフィードバックを受信することを備える。
【0199】
[0203]第17の態様では、単独で、または第16の態様と組み合わせて、DCI送信は仮想PDSCHを示すTDRAフィールドを含み、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、仮想PDSCHに少なくとも部分的に基づく。
【0200】
[0204]第18の態様では、単独で、または第17の態様と組み合わせて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、仮想PDSCHを示す時間領域割振りリストに少なくとも部分的に基づく。
【0201】
[0205]第19の態様では、単独で、または第17の態様から第18の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、TDRAフィールドはSLIVを備え、方法は、SLIVに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える。
【0202】
[0206]第20の態様では、単独で、または第16の態様と組み合わせて、プロセス1600は、ACK/NACK位置を示すRRCメッセージを送信することを含み、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づく。
【0203】
[0207]第21の態様では、単独で、または第20の態様と組み合わせて、ACK/NACK位置は静的HARQ-ACKコードブックの最初のビットを備える。
【0204】
[0208]第22の態様では、単独で、または第16の態様と組み合わせて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、関連付けられたPDSCH機会に少なくとも部分的に基づく。
【0205】
[0209]第23の態様では、単独で、または第22の態様と組み合わせて、プロセス1600は、PDSCH機会を示すRRCメッセージを送信することを含み、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づく。
【0206】
[0210]第24の態様では、単独で、または第22の態様から第23の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、PDSCH機会を示す時間領域割振りリストに少なくとも部分的に基づく。
【0207】
[0211]第25の態様では、単独で、または第16の態様と組み合わせて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、静的HARQ-ACKコードブック内の専用ビット位置に少なくとも部分的に基づく。
【0208】
[0212]第26の態様では、単独で、または第25の態様と組み合わせて、DCI送信は専用ビット位置を示す。
【0209】
[0213]第27の態様では、単独で、または第25の態様から第26の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、専用ビット位置は、静的HARQ-ACKコードブックの最初のビットまたは静的HARQ-ACKコードブックの最後のビットを備える。
【0210】
[0214]第28の態様では、単独で、または第16の態様と組み合わせて、1つまたは複数の専用ビットは、DCI送信に少なくとも部分的に基づいて、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加される。
【0211】
[0215]第29の態様では、単独で、または第28の態様と組み合わせて、1つまたは複数のビットは、統合TCIが更新されたTCIを備えると決定することに少なくとも部分的に基づいて付加される。
【0212】
[0216]第30の態様では、単独で、または第16の態様から第29の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、プロセス1600は、さらなる統合TCIを示すさらなるDCI送信を送信することを含み、さらなるDCI送信はダウンリンク割当てを含まず、HARQフィードバックは、DCI送信に対応する第1のACK/NACKビットと、さらなるDCI送信に対応する第2のACK/NACKビットとを備える。
【0213】
[0217]第31の態様では、単独で、または第16の態様から第30の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、第1のACK/NACKビットの第1の位置の決定は、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づき、第2のACK/NACKビットの第2の位置の決定は、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づく。
【0214】
[0218]第32の態様では、単独で、または第31の態様と組み合わせて、第1のDCI送信は、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示し、第2のDCI送信は、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す。
【0215】
[0219]第33の態様では、単独で、または第32の態様と組み合わせて、第1のDCI送信は、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第1のTDRAフィールドを備え、第2のDCI送信は、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第2のTDRAフィールドを備える。
【0216】
[0220]第34の態様では、単独で、または第32の態様と組み合わせて、第1のTDRAフィールドは、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第1のSLIVを備え、第2のTDRAフィールドは、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第2のSLIVを備える。
【0217】
[0221]第35の態様では、単独で、または第31の態様と組み合わせて、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づく第1のACK/NACKビットの第1の位置の決定は、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを有する第1のDCI送信内の第1の指示の第1のIDをマッピングするマッピング規則に少なくとも部分的に基づく。
【0218】
[0222]第36の態様では、単独で、または第35の態様と組み合わせて、第1のIDは、第1のTCIコードポイントまたは第1のHARQ IDフィールドのうちの少なくとも1つを備える。
【0219】
[0223]第37の態様では、単独で、または第31の態様と組み合わせて、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づく第2のACK/NACKビットの第2の位置の決定は、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを有する第2のDCI送信内の第2の指示の第2のIDをマッピングするマッピング規則に少なくとも部分的に基づく。
【0220】
[0224]第38の態様では、単独で、または第37の態様と組み合わせて、第2のIDは、第2のTCIコードポイントまたは第2のHARQ IDフィールドのうちの少なくとも1つを備える。
【0221】
[0225]第39の態様では、単独で、または第16の態様と組み合わせて、第1のACK/NACKビットの第1の位置の決定は、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づき、第1のACK/NACKビットの第2の位置の決定は、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づく。
【0222】
[0226]第40の態様では、単独で、または第39の態様と組み合わせて、専用固定サイズ位置は、統合TCIを示し、ダウンリンク割当てをもたない受信されたDCI送信の数よりも大きい数のビットを備える。
【0223】
[0227]第41の態様では、単独で、または第16の態様と組み合わせて、第1のACK/NACKビットの第1の位置の決定は、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づき、第1のACK/NACKビットの第2の位置の決定は、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づく。
【0224】
[0228]第42の態様では、単独で、または第1の態様から第41の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、DCI送信を送信することは、PDSCH機会に関連付けられたDCI送信を送信することを備え、方法は、PDSCH機会に関連付けられたPDSCH送信を送信することをさらに備え、HARQフィードバックを受信することは、規則に少なくとも部分的に基づいてHARQフィードバックを受信することを備える。
【0225】
[0229]第43の態様では、単独で、または第1の態様から第42の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、DCI送信を送信することは、PDSCH機会に関連付けられたDCI送信を送信することを備え、方法は、PDSCH機会に関連付けられたPDSCH送信を送信することをさらに備え、HARQフィードバックを受信することは、HARQフィードバックを送信するために使用されるHARQ-ACKコードブックのサイズを増やすことに少なくとも部分的に基づいてHARQフィードバックを受信することを備える。
【0226】
[0230]第44の態様では、単独で、または第43の態様と組み合わせて、DCI送信に対応するACK/NACKビットは、HARQ-ACKコードブックの終端に付加される。
【0227】
[0231]第45の態様では、単独で、または第43の態様と組み合わせて、DCI送信に対応するACK/NACKビットは、HARQ-ACKコードブック内のPDSCH送信に対応するACK/NACKビットに隣接する。
【0228】
[0232]図16は、プロセス1600の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス1600は、図16に描写されたもの以外に、さらなるブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または異なるように構成されたブロックを含む場合がある。追加または代替として、プロセス1600のブロックのうちの2つ以上は、並行して実行されてもよい。
【0229】
[0233]図17は、ワイヤレス通信のための例示的な装置1700のブロック図である。装置1700はUEであってもよく、またはUEは装置1700を含んでもよい。いくつかの態様では、装置1700は受信構成要素1702と送信構成要素1704とを含み、それらは(たとえば、1つもしくは複数のバスおよび/または1つもしくは複数の他の構成要素を介して)互いに通信している場合がある。図示されたように、装置1700は、受信構成要素1702および送信構成要素1704を使用して(UE、基地局、または別のワイヤレス通信デバイスなどの)別の装置1706と通信している場合がある。さらに図示されたように、装置1700は決定構成要素1708を含む場合がある。
【0230】
[0234]いくつかの態様では、装置1700は、図3図14に関して本明細書に記載された1つまたは複数の動作を実行するように構成される場合がある。追加または代替として、装置1700は、図15のプロセス1500などの本明細書に記載された1つまたは複数のプロセスを実行するように構成される場合がある。いくつかの態様では、図17に示された装置1700および/または1つもしくは複数の構成要素は、図2に関して上述されたUEの1つまたは複数の構成要素を含む場合がある。追加または代替として、図17に示された1つまたは複数の構成要素は、図2に関して上述された1つまたは複数の構成要素内に実装される場合がある。追加または代替として、構成要素のセットの1つまたは複数の構成要素は、メモリに記憶されたソフトウェアとして少なくとも部分的に実装される場合がある。たとえば、構成要素(または構成要素の一部分)は、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され、構成要素の機能または動作を実行するためにコントローラまたはプロセッサによって実行可能な命令またはコードとして実装される場合がある。
【0231】
[0235]受信構成要素1702は、装置1706から、基準信号、制御情報、データ通信、またはそれらの組合せなどの通信を受信することができる。受信構成要素1702は、受信された通信を装置1700の1つまたは複数の他の構成要素に提供することができる。いくつかの態様では、受信構成要素1702は、(例の中でも、フィルタ処理、増幅、復調、アナログデジタル変換、逆多重化、デインターリービング、デマッピング、等化、干渉除去、または復号などの)受信された通信に対する信号処理を実行することができ、処理された信号を装置1706の1つまたは複数の他の構成要素に提供することができる。いくつかの態様では、受信構成要素1702は、図2に関して上述されたUEの1つもしくは複数のアンテナ、復調器、MIMO検出器、受信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、またはそれらの組合せを含む場合がある。
【0232】
[0236]送信構成要素1704は、装置1706に、基準信号、制御情報、データ通信、またはそれらの組合せなどの通信を送信することができる。いくつかの態様では、装置1706の1つまたは複数の他の構成要素は、通信を生成することができ、生成された通信を装置1706への送信のために送信構成要素1704に提供することができる。いくつかの態様では、送信構成要素1704は、(例の中でも、フィルタ処理、増幅、変調、デジタルアナログ変換、多重化、インターリービング、マッピング、または符号化などの)生成された通信に対する信号処理を実行することができ、処理された信号を装置1706に送信することができる。いくつかの態様では、送信構成要素1704は、図2に関して上述されたUEの1つもしくは複数のアンテナ、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、またはそれらの組合せを含む場合がある。いくつかの態様では、送信構成要素1704は、トランシーバ内で受信構成要素1702とコロケートされる場合がある。
【0233】
[0237]受信構成要素1702は、第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を受信することができ、DCI送信はダウンリンク割当てを含まない。送信構成要素1704は、統合TCIに対応するHARQを送信することができ、HARQフィードバックは、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示すACK、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示すNACKを備える。
【0234】
[0238]受信構成要素1702は、スロットパラメータの値を示す無線リソース制御メッセージを受信することができる。
【0235】
[0239]決定構成要素1708は、DCI送信のPUCCHインジケータフィールドに少なくとも部分的に基づいて、PUCCHリソースを決定することができる。いくつかの態様では、決定構成要素1708は、図2に関して上述されたUEの1つもしくは複数のアンテナ、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、またはそれらの組合せを含む場合がある。いくつかの態様では、決定構成要素1708は、受信構成要素1702および/または送信構成要素1704を含む場合がある。
【0236】
[0240]受信構成要素1702は、RRCメッセージを受信することができる。
【0237】
[0241]決定構成要素1708は、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、PUCCHリソースを決定することができる。
【0238】
[0242]受信構成要素1702は、ACK/NACK位置を示すRRCメッセージを受信することができる。
【0239】
[0243]決定構成要素1708は、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することができる。
【0240】
[0244]決定構成要素1708は、関連付けられたPDSCH機会に少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することができる。
【0241】
[0245]受信構成要素1702は、PDSCH機会を示すRRCメッセージを受信することができ、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することは、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することを備える。
【0242】
[0246]決定構成要素1708は、静的HARQ-ACKコードブック内の専用ビット位置に少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することができる。
【0243】
[0247]決定構成要素1708は、DCI送信に少なくとも部分的に基づいて、静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加することができる。
【0244】
[0248]決定構成要素1708は、統合TCIが更新されたTCIを備えると決定することができ、静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加することは、統合TCIが更新されたTCIを備えると決定することに少なくとも部分的に基づいて、静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加することを備える。
【0245】
[0249]受信構成要素1702は、さらなる統合TCIを示すさらなるDCI送信を受信することができ、さらなるDCI送信はダウンリンク割当てを含まず、HARQフィードバックは、DCI送信に対応する第1のACK/NACKビットと、さらなるDCI送信に対応する第2のACK/NACKビットとを備える。
【0246】
[0250]決定構成要素1708は、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することができる。
【0247】
[0251]決定構成要素1708は、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第2のACK/NACKビットの第2の位置を決定することができる。
【0248】
[0252]決定構成要素1708は、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することができる。
【0249】
[0253]決定構成要素1708は、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第2の位置を決定することができる。
【0250】
[0254]決定構成要素1708は、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することができる。
【0251】
[0255]決定構成要素1708は、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第2の位置を決定することができる。
【0252】
[0256]決定構成要素1708は、HARQ-ACKコードブックの終端にDCI送信に対応するACK/NACKビットを付加することができる。
【0253】
[0257]決定構成要素1708は、HARQ-ACKコードブック内のPDSCH送信に対応するACK/NACKビットに隣接するDCI送信に対応するACK/NACKビットを付加することができる。
【0254】
[0258]図17に示された構成要素の数および構成は、一例として提供されている。実際には、図17に示されたもの以外に、さらなる構成要素、より少ない構成要素、異なる構成要素、または異なるように構成された構成要素が存在する場合がある。さらに、図17に示された2つ以上の構成要素は単一の構成要素内で実装されてもよく、または図17に示された単一の構成要素は複数の分散された構成要素として実装されてもよい。追加または代替として、図17に示された(1つまたは複数の)構成要素のセットは、図17に示された構成要素の別のセットによって実行されるものとして記載された1つまたは複数の機能を実行することができる。
【0255】
[0259]図18は、ワイヤレス通信のための例示的な装置1800のブロック図である。装置1800は基地局であってもよく、または基地局は装置1800を含んでもよい。いくつかの態様では、装置1800は受信構成要素1802と送信構成要素1804とを含み、それらは(たとえば、1つもしくは複数のバスおよび/または1つもしくは複数の他の構成要素を介して)互いに通信している場合がある。図示されたように、装置1800は、受信構成要素1802および送信構成要素1804を使用して(UE、基地局、または別のワイヤレス通信デバイスなどの)別の装置1806と通信している場合がある。さらに図示されたように、装置1800は決定構成要素1808を含む場合がある。
【0256】
[0260]いくつかの態様では、装置1800は、図3図14に関して本明細書に記載された1つまたは複数の動作を実行するように構成される場合がある。追加または代替として、装置1800は、図16のプロセス1600などの本明細書に記載された1つまたは複数のプロセスを実行するように構成される場合がある。いくつかの態様では、図18に示された装置1800および/または1つもしくは複数の構成要素は、図2に関して上述された基地局の1つまたは複数の構成要素を含む場合がある。追加または代替として、図18に示された1つまたは複数の構成要素は、図2に関して上述された1つまたは複数の構成要素内に実装される場合がある。追加または代替として、構成要素のセットの1つまたは複数の構成要素は、メモリに記憶されたソフトウェアとして少なくとも部分的に実装される場合がある。たとえば、構成要素(または構成要素の一部分)は、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され、構成要素の機能または動作を実行するためにコントローラまたはプロセッサによって実行可能な命令またはコードとして実装される場合がある。
【0257】
[0261]受信構成要素1802は、装置1806から、基準信号、制御情報、データ通信、またはそれらの組合せなどの通信を受信することができる。受信構成要素1802は、受信された通信を装置1800の1つまたは複数の他の構成要素に提供することができる。いくつかの態様では、受信構成要素1802は、(例の中でも、フィルタ処理、増幅、復調、アナログデジタル変換、逆多重化、デインターリービング、デマッピング、等化、干渉除去、または復号などの)受信された通信に対する信号処理を実行することができ、処理された信号を装置1806の1つまたは複数の他の構成要素に提供することができる。いくつかの態様では、受信構成要素1802は、図2に関して上述された基地局の1つもしくは複数のアンテナ、復調器、MIMO検出器、受信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、またはそれらの組合せを含む場合がある。
【0258】
[0262]送信構成要素1804は、装置1806に、基準信号、制御情報、データ通信、またはそれらの組合せなどの通信を送信することができる。いくつかの態様では、装置1806の1つまたは複数の他の構成要素は、通信を生成することができ、生成された通信を装置1806への送信のために送信構成要素1804に提供することができる。いくつかの態様では、送信構成要素1804は、(例の中でも、フィルタ処理、増幅、変調、デジタルアナログ変換、多重化、インターリービング、マッピング、または符号化などの)生成された通信に対する信号処理を実行することができ、処理された信号を装置1806に送信することができる。いくつかの態様では、送信構成要素1804は、図2に関して上述された基地局の1つもしくは複数のアンテナ、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、またはそれらの組合せを含む場合がある。いくつかの態様では、送信構成要素1804は、トランシーバ内で受信構成要素1802とコロケートされる場合がある。
【0259】
[0263]受信構成要素1804は、第1のスロット内で、統合TCIを示すDCI送信を送信することができ、DCI送信はダウンリンク割当てを含まない。受信構成要素1802は、統合TCIに対応するHARQフィードバックを受信することができ、HARQフィードバックは、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示すACK、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示すNACKを備える。
【0260】
[0264]送信構成要素1804は、スロットパラメータの値を示す無線リソース制御メッセージを送信することができる。
【0261】
[0265]送信構成要素1804は、RRCメッセージを送信することができ、PDCCHリソースの決定はRRCメッセージに少なくとも部分的に基づく。
【0262】
[0266]送信構成要素1804は、ACK/NACK位置を示すRRCメッセージを送信することができ、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づく。
【0263】
[0267]送信構成要素1804は、PDSCH機会を示すRRCメッセージを送信することができ、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定は、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づく。
【0264】
[0268]送信構成要素1804は、さらなる統合TCIを示すさらなるDCI送信を送信することができ、さらなるDCI送信はダウンリンク割当てを含まず、HARQフィードバックは、DCI送信に対応する第1のACK/NACKビットと、さらなるDCI送信に対応する第2のACK/NACKビットとを備える。
【0265】
[0269]決定構成要素1808は、例の中でも、統合TCI、PUCCHリソース、PDCCHリソース、および/または構成を決定することができる。いくつかの態様では、決定構成要素1808は、図2に関して上述された基地局の1つもしくは複数のアンテナ、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、またはそれらの組合せを含む場合がある。いくつかの態様では、決定構成要素1808は、受信構成要素1802および/または送信構成要素1804を含む場合がある。
【0266】
[0270]図18に示された構成要素の数および構成は、一例として提供されている。実際には、図18に示されたもの以外に、さらなる構成要素、より少ない構成要素、異なる構成要素、または異なるように構成された構成要素が存在する場合がある。さらに、図18に示された2つ以上の構成要素は単一の構成要素内で実装されてもよく、または図18に示された単一の構成要素は複数の分散された構成要素として実装されてもよい。追加または代替として、図18に示された(1つまたは複数の)構成要素のセットは、図18に示された構成要素の別のセットによって実行されるものとして記載された1つまたは複数の機能を実行することができる。
【0267】
[0271]以下は、本開示のいくつかの態様の概要を提供する。
【0268】
[0272]態様1:ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法であって、第1のスロット内で、統合送信構成インジケータ(TCI)を示すダウンリンク制御情報(DCI)送信を受信することと、ここにおいて、DCI送信がダウンリンク割当てを含まない、統合TCIに対応するハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを送信することと、ここにおいて、HARQフィードバックが、DCI送信内の統合TCIの受信の成功を示す肯定応答(ACK)、またはDCI送信内の統合TCIの受信の失敗を示す否定応答(NACK)を備える、を備える、方法。
【0269】
[0273]態様2:HARQフィードバックを送信することが、第2のスロット内で物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信を使用してHARQフィードバックを送信することを備え、第2のスロットが、スロットパラメータの値によって示された数のスロットだけ第1のスロットから離れている、態様1の方法。
【0270】
[0274]態様3:DCI送信が物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドを備え、PDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドがスロットパラメータの値を示す、態様2の方法。
【0271】
[0275]態様4:DCI送信が、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドと、時間領域リソース割当て(TDRA)フィールドとを備え、TDRAフィールドとPDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドの値の和が、スロットパラメータの値を示す、態様2または3のいずれかの方法。
【0272】
[0276]態様5:スロットパラメータの値を示す無線リソース制御メッセージを受信することをさらに備える、態様2~4のいずれかの方法。
【0273】
[0277]態様6:スロットパラメータの値がゼロであり、第2のスロットが、DCI送信の受信と重複するPUCCH送信の最後のスロットを備える、態様2~5のいずれかの方法。
【0274】
[0278]態様7:HARQフィードバックを送信することが、インデックスを有する物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースを使用してHARQフィードバックを送信することを備える、態様1~6のいずれかの方法。
【0275】
[0279]態様8:DCI送信のPUCCHインジケータフィールドに少なくとも部分的に基づいて、PUCCHリソースを決定することをさらに備える、態様7の方法。
【0276】
[0280]態様9:無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することと、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースを決定することとをさらに備える、態様7または8のいずれかの方法。
【0277】
[0281]態様10:RRCメッセージがTCI-PUCCHを示す、態様9の方法。
【0278】
[0282]態様11:DCI送信が、DCIフォーマット1_0、DCIフォーマット1_1、DCIフォーマット1_2、DCIフォーマット0_1、DCIフォーマット0_2、DCIフォーマット0_0、またはDCIフォーマット2_xを有する、態様1~10のいずれか方法。
【0279】
[0283]態様12:HARQフィードバックが1つのACKまたはNACKビットを備える、態様1~11のいずれかの方法。
【0280】
[0284]態様13:HARQフィードバックを送信することが、動的HARQ-ACKコードブックを使用してHARQフィードバックを送信することを備える、態様1~12のいずれかの方法。
【0281】
[0285]態様14:DCI送信がデータ割当てインジケータ(DAI)を含み、方法が、DAIに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための動的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える、態様13の方法。
【0282】
[0286]態様15:DAIがカウンタDAIを備える、態様14の方法。
【0283】
[0287]態様16:DAIがカウンタDAIとトータルDAIとを備える、態様14の方法。
【0284】
[0288]態様17:HARQフィードバックを送信することが、静的HARQ-ACKコードブックを使用してHARQフィードバックを送信することを備える、態様1~12のいずれかの方法。
【0285】
[0289]態様18:DCI送信が、仮想物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を示す時間領域リソース割当て(TDRA)フィールドを含み、方法が、仮想PDSCHに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える、態様17の方法。
【0286】
[0290]態様19:HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することが、仮想PDSCHを示す時間領域割振りリストに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することを備える、態様18の方法。
【0287】
[0291]態様20:TDRAフィールドが開始および長さインジケータ値(SLIV)を備え、方法が、SLIVに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える、態様18または19のいずれかの方法。
【0288】
[0292]態様21:ACK/NACK位置を示す無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することと、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することとをさらに備える、態様17~20のいずれかの方法。
【0289】
[0293]態様22:ACK/NACK位置が、静的HARQ-ACKコードブックの最初のビットを備える、態様21の方法。
【0290】
[0294]態様23:関連付けられた物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会に少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える、態様17~22のいずれかの方法。
【0291】
[0295]態様24:PDSCH機会を示す無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することをさらに備え、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することが、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することを備える、態様23の方法。
【0292】
[0296]態様25:HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することが、PDSCH機会を示す時間領域割振りリストに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することを備える、態様23の方法。
【0293】
[0297]態様26:静的HARQ-ACKコードブック内の専用ビット位置に少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える、態様17の方法。
【0294】
[0298]態様27:DCI送信が専用ビット位置を示す、態様26の方法。
【0295】
[0299]態様28:専用ビット位置が、静的HARQ-ACKコードブックの最初のビットまたは静的HARQ-ACKコードブックの最後のビットを備える、態様26または27のいずれかの方法。
【0296】
[0300]態様29:DCI送信に少なくとも部分的に基づいて、静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加することをさらに備える、態様17の方法。
【0297】
[0301]態様30:統合TCIが更新されたTCIを備えると決定することをさらに備え、静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加することが、統合TCIが更新されたTCIを備えると決定することに少なくとも部分的に基づいて、静的HARQ-ACKコードブックの終端に1つまたは複数の専用ビットを付加することを備える、態様29の方法。
【0298】
[0302]態様31:さらなる統合TCIを示すさらなるDCI送信を受信することをさらに備え、さらなるDCI送信がダウンリンク割当てを含まず、HARQフィードバックが、DCI送信に対応する第1のACK/NACKビットと、さらなるDCI送信に対応する第2のACK/NACKビットとを備える、態様17~30のいずれかの方法。
【0299】
[0303]態様32:第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することと、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第2のACK/NACKビットの第2の位置を決定することとをさらに備える、態様31の方法。
【0300】
[0304]態様33:第1のDCI送信が、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示し、第2のDCI送信が、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す、態様32の方法。
【0301】
[0305]態様34:第1のDCI送信が、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第1の時間領域リソース割当て(TDRA)フィールドを備え、第2のDCI送信が、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第2のTDRAフィールドを備える、態様33の方法。
【0302】
[0306]態様35:第1のTDRAフィールドが、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第1の開始および長さインジケータ値(SLIV)を備え、第2のTDRAフィールドが、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第2のSLIVを備える、態様34の方法。
【0303】
[0307]態様36:第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することが、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを有する第1のDCI送信内の第1の指示の第1の識別子(ID)をマッピングするマッピング規則に少なくとも部分的に基づいて、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することを備える、態様32の方法。
【0304】
[0308]態様37:第1のIDが、第1のTCIコードポイントまたは第1のHARQ IDフィールドのうちの少なくとも1つを備える、態様36の方法。
【0305】
[0309]態様38:第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第2のACK/NACKビットの第2の位置を決定することが、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを有する第2のDCI送信内の第2の指示の第2の識別子(ID)をマッピングするマッピング規則に少なくとも部分的に基づいて、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第2のACK/NACKビットの第2の位置を決定することを備える、態様32の方法。
【0306】
[0310]態様39:第2のIDが、第2のTCIコードポイントまたは第2のHARQ IDフィールドのうちの少なくとも1つを備える、態様38の方法。
【0307】
[0311]態様40:静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することと、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第2の位置を決定することとをさらに備える、態様31の方法。
【0308】
[0312]態様41:専用固定サイズ位置が、統合TCIを示し、ダウンリンク割当てをもたない受信されたDCI送信の数よりも大きい数のビットを備える、態様40の方法。
【0309】
[0313]態様42:静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第1の位置を決定することと、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づいて、第1のACK/NACKビットの第2の位置を決定することとをさらに備える、態様31の方法。
【0310】
[0314]態様43:DCI送信を受信することが、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会に関連付けられたDCI送信を受信することを備え、方法が、PDSCH機会に関連付けられたPDSCH送信を受信することをさらに備え、HARQフィードバックを送信することが、規則に少なくとも部分的に基づいてHARQフィードバックを送信することを備える、態様1~42のいずれかの方法。
【0311】
[0315]態様44:DCI送信を受信することが、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会に関連付けられたDCI送信を受信することを備え、方法が、PDSCH機会に関連付けられたPDSCH送信を受信することをさらに備え、HARQフィードバックを送信することが、HARQフィードバックを送信するために使用されるHARQ-ACKコードブックのサイズを増やすことに少なくとも部分的に基づいてHARQフィードバックを送信することを備える、態様1~43のいずれかの方法。
【0312】
[0316]態様45:HARQ-ACKコードブックの終端にDCI送信に対応するACK/NACKビットを付加することをさらに備える、態様44の方法。
【0313】
[0317]態様46:HARQ-ACKコードブック内のPDSCH送信に対応するACK/NACKビットに隣接するDCI送信に対応するACK/NACKビットを付加することをさらに備える、態様44の方法。
【0314】
[0318]態様47:基地局によって実行されるワイヤレス通信の方法であって、第1のスロット内で、統合送信構成インジケータ(TCI)を示すダウンリンク制御情報(DCI)送信を送信することと、ここにおいて、DCI送信がダウンリンク割当てを含まない、統合TCIに対応するハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを受信することと、ここにおいて、HARQフィードバックが、DCI送信の受信の成功を示す肯定応答(ACK)、またはDCI送信の受信の失敗を示す否定応答(NACK)を備える、を備える、方法。
【0315】
[0319]態様48:HARQフィードバックを受信することが、第2のスロット内で物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信を使用してHARQフィードバックを受信することを備え、第2のスロットが、スロットパラメータの値によって示された数のスロットだけ第1のスロットから離れている、態様47の方法。
【0316】
[0320]態様49:DCI送信が物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドを備え、PDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドがスロットパラメータの値を示す、態様48の方法。
【0317】
[0321]態様50:DCI送信が、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドと、時間領域リソース割当て(TDRA)フィールドとを備え、TDRAフィールドとPDSCH-to-HARQフィードバックタイミングインジケータフィールドの値の和が、スロットパラメータの値を示す、態様48の方法。
【0318】
[0322]態様51:スロットパラメータの値を示す無線リソース制御メッセージを送信することをさらに備える、態様48の方法。
【0319】
[0323]態様52:スロットパラメータの値がゼロであり、第2のスロットが、DCI送信の受信と重複するPUCCH送信の最後のスロットを備える、態様48~51のいずれかの方法。
【0320】
[0324]態様53:HARQフィードバックを受信することが、インデックスを有する物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースを使用してHARQフィードバックを受信することを備える、態様47~52のいずれかの方法。
【0321】
[0325]態様54:PUCCHリソースの決定が、DCI送信のPUCCHインジケータフィールドに少なくとも部分的に基づく、態様53の方法。
【0322】
[0326]態様55:無線リソース制御(RRC)メッセージを送信することをさらに備え、PUCCHリソースの決定がRRCメッセージに少なくとも部分的に基づく、態様53または54のいずれかの方法。
【0323】
[0327]態様56:RRCメッセージがTCI-PUCCHを示す、態様55の方法。
【0324】
[0328]態様57:DCI送信が、DCIフォーマット1_0、DCIフォーマット1_1、DCIフォーマット1_2、DCIフォーマット0_1、DCIフォーマット0_2、DCIフォーマット0_0、またはDCIフォーマット2_xを有する、態様47~56のいずれかの方法。
【0325】
[0329]態様58:HARQフィードバックが1つのACKまたはNACKビットを備える、態様47~57のいずれかの方法。
【0326】
[0330]態様59:HARQフィードバックを受信することが、動的HARQ-ACKコードブックを使用してHARQフィードバックを受信することを備える、態様47~58のいずれかの方法。
【0327】
[0331]態様60:DCI送信がデータ割当てインジケータ(DAI)を含み、HARQフィードバックのための動的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定が、DAIに少なくとも部分的に基づく、態様59の方法。
【0328】
[0332]態様61:DAIがカウンタDAIを備える、態様60の方法。
【0329】
[0333]態様62:DAIがカウンタDAIとトータルDAIとを備える、態様60の方法。
【0330】
[0334]態様63:HARQフィードバックを受信することが、静的HARQ-ACKコードブックを使用してHARQフィードバックを受信することを備える、態様47~58のいずれかの方法。
【0331】
[0335]態様64:DCI送信が、仮想物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を示す時間領域リソース割当て(TDRA)フィールドを含み、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定が、仮想PDSCHに少なくとも部分的に基づく、態様63の方法。
【0332】
[0336]態様65:HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定が、仮想PDSCHを示す時間領域割振りリストに少なくとも部分的に基づく、態様64の方法。
【0333】
[0337]態様66:TDRAフィールドが開始および長さインジケータ値(SLIV)を備え、方法が、SLIVに少なくとも部分的に基づいて、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置を決定することをさらに備える、態様64または65のいずれかの方法。
【0334】
[0338]態様67:ACK/NACK位置を示す無線リソース制御(RRC)メッセージを送信することをさらに備え、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定が、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づく、態様63の方法。
【0335】
[0339]態様68:ACK/NACK位置が、静的HARQ-ACKコードブックの最初のビットを備える、態様67の方法。
【0336】
[0340]態様69:HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定が、関連付けられた物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会に少なくとも部分的に基づく、態様63の方法。
【0337】
[0341]態様70:PDSCH機会を示す無線リソース制御(RRC)メッセージを送信することをさらに備え、HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定が、RRCメッセージに少なくとも部分的に基づく、態様69の方法。
【0338】
[0342]態様71:HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定が、PDSCH機会を示す時間領域割振りリストに少なくとも部分的に基づく、態様69または70のいずれかの方法。
【0339】
[0343]態様72:HARQフィードバックのための静的HARQ-ACKコードブック内の位置の決定が、静的HARQ-ACKコードブック内の専用ビット位置に少なくとも部分的に基づく、態様63の方法。
【0340】
[0344]態様73:DCI送信が専用ビット位置を示す、態様72の方法。
【0341】
[0345]態様74:専用ビット位置が、静的HARQ-ACKコードブックの最初のビットまたは静的HARQ-ACKコードブックの最後のビットを備える、態様72または73のいずれかの方法。
【0342】
[0346]態様75:1つまたは複数の専用ビットが、DCI送信に少なくとも部分的に基づいて、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加される、態様63の方法。
【0343】
[0347]態様76:1つまたは複数のビットが、統合TCIが更新されたTCIを備えると決定することに少なくとも部分的に基づいて付加される、態様75の方法。
【0344】
[0348]態様77:さらなる統合TCIを示すさらなるDCI送信を送信することをさらに備え、さらなるDCI送信がダウンリンク割当てを含まず、HARQフィードバックが、DCI送信に対応する第1のACK/NACKビットと、さらなるDCI送信に対応する第2のACK/NACKビットとを備える、態様63~76のいずれかの方法。
【0345】
[0349]態様78:第1のACK/NACKビットの第1の位置の決定が、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づき、第2のACK/NACKビットの第2の位置の決定が、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づく、態様63~77のいずれかの方法。
【0346】
[0350]態様79:第1のDCI送信が、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示し、第2のDCI送信が、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す、態様78の方法。
【0347】
[0351]態様80:第1のDCI送信が、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第1の時間領域リソース割当て(TDRA)フィールドを備え、第2のDCI送信が、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第2のTDRAフィールドを備える、態様79の方法。
【0348】
[0352]態様81:第1のTDRAフィールドが、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第1の開始および長さインジケータ値(SLIV)を備え、第2のTDRAフィールドが、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを示す第2のSLIVを備える、態様79の方法。
【0349】
[0353]態様82:第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づく第1のACK/NACKビットの第1の位置の決定が、第1のDCI送信に関連付けられた第1のACK/NACK位置または第1のDCI送信に関連付けられた第1のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを有する第1のDCI送信内の第1の指示の第1の識別子(ID)をマッピングするマッピング規則に少なくとも部分的に基づく、態様78の方法。
【0350】
[0354]態様83:第1のIDが、第1のTCIコードポイントまたは第1のHARQ IDフィールドのうちの少なくとも1つを備える、態様82の方法。
【0351】
[0355]態様84:第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づく第2のACK/NACKビットの第2の位置の決定が、第2のDCI送信に関連付けられた第2のACK/NACK位置または第2のDCI送信に関連付けられた第2のPDSCH機会のうちの少なくとも1つを有する第2のDCI送信内の第2の指示の第2の識別子(ID)をマッピングするマッピング規則に少なくとも部分的に基づく、態様78の方法。
【0352】
[0356]態様85:第2のIDが、第2のTCIコードポイントまたは第2のHARQ IDフィールドのうちの少なくとも1つを備える、態様84の方法。
【0353】
[0357]態様86:第1のACK/NACKビットの第1の位置の決定が、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づき、第1のACK/NACKビットの第2の位置の決定が、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された専用固定サイズ位置に少なくとも部分的に基づく、態様63の方法。
【0354】
[0358]態様87:専用固定サイズ位置が、統合TCIを示し、ダウンリンク割当てをもたない受信されたDCI送信の数よりも大きい数のビットを備える、態様86の方法。
【0355】
[0359]態様88:第1のACK/NACKビットの第1の位置の決定が、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づき、第1のACK/NACKビットの第2の位置の決定が、静的HARQ-ACKコードブックの終端に付加された動的位置に少なくとも部分的に基づく、第態様63の方法。
【0356】
[0360]態様89:DCI送信を送信することが、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会に関連付けられたDCI送信を送信することを備え、方法が、PDSCH機会に関連付けられたPDSCH送信を送信することをさらに備え、HARQフィードバックを受信することが、規則に少なくとも部分的に基づいてHARQフィードバックを受信することを備える、態様47~88のいずれかの方法。
【0357】
[0361]態様90:DCI送信を送信することが、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)機会に関連付けられたDCI送信を送信することを備え、方法が、PDSCH機会に関連付けられたPDSCH送信を送信することをさらに備え、HARQフィードバックを受信することが、HARQフィードバックを送信するために使用されるHARQ-ACKコードブックのサイズを増やすことに少なくとも部分的に基づいてHARQフィードバックを受信することを備える、態様47~89のいずれかの方法。
【0358】
[0362]態様91:DCI送信に対応するACK/NACKビットが、HARQ-ACKコードブックの終端に付加される、態様90の方法。
【0359】
[0363]態様92:DCI送信に対応するACK/NACKビットが、HARQ-ACKコードブック内のPDSCH送信に対応するACK/NACKビットに隣接する、態様90の方法。
【0360】
[0364]態様93:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶され、態様1から46のうちの1つまたは複数の態様の方法を装置に実行させるためにプロセッサによって実行可能である命令とを備える、装置。
【0361】
[0365]態様94:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つまたは複数のプロセッサとを備え、メモリおよび1つまたは複数のプロセッサが、態様1から46のうちの1つまたは複数の態様の方法を実行するように構成される、デバイス。
【0362】
[0366]態様95:ワイヤレス通信のための装置であって、態様1から46のうちの1つまたは複数の態様の方法を実行するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0363】
[0367]態様96:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様1から46のうちの1つまたは複数の態様の方法を実行するためにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0364】
[0368]態様97:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットが、デバイスの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、態様1から46のうちの1つまたは複数の態様の方法をデバイスに実行させる1つまたは複数の命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0365】
[0369]態様98:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶され、態様47から92のうちの1つまたは複数の態様の方法を装置に実行させるためにプロセッサによって実行可能である命令とを備える、装置。
【0366】
[0370]態様99:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つまたは複数のプロセッサとを備え、メモリおよび1つまたは複数のプロセッサが、態様47から92のうちの1つまたは複数の態様の方法を実行するように構成される、デバイス。
【0367】
[0371]態様100:ワイヤレス通信のための装置であって、態様47から92のうちの1つまたは複数の態様の方法を実行するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0368】
[0372]態様101:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様47から92のうちの1つまたは複数の態様の方法を実行するためにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0369】
[0373]態様102:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットが、デバイスの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、態様47から92のうちの1つまたは複数の態様の方法をデバイスに実行させる1つまたは複数の命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0370】
[0374]上記の開示は、例示および説明を提供するものであり、網羅的なものでも、態様を開示されたまさにその形態に限定するものでもない。修正および変形が、上記の開示に照らして行われてもよく、または態様の実践から取得されてもよい。
【0371】
[0375]本明細書で使用される「構成要素」という用語は、ハードウェア、および/またはハードウェアとソフトウェアの組合せとして広く解釈されるものである。「ソフトウェア」は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、例の中でも、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、および/または関数を意味すると広く解釈されるべきである。本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェア、および/またはハードウェアとソフトウェアの組合せで実装される。本明細書に記載されたシステムおよび/または方法は、ハードウェア、および/またはハードウェアとソフトウェアの組合せの異なる形態で実装され得ることが明らかであろう。これらのシステムおよび/または方法を実装するために使用される実際の特殊な制御ハードウェアまたはソフトウェアコードは、態様を限定するものではない。したがって、システムおよび/または方法の動作および挙動は、特定のソフトウェアコードと無関係に本明細書に記載され、ソフトウェアおよびハードウェアは、本明細書の説明に少なくとも部分的に基づいて、システムおよび/または方法を実装するように設計され得ることを理解されたい。
【0372】
[0376]本明細書で使用されるしきい値を満たすことは、コンテキストに応じて、値が、しきい値よりも大きいこと、しきい値よりも大きいかまたはそれに等しいこと、しきい値よりも小さいこと、しきい値よりも小さいかまたはそれに等しいこと、しきい値に等しいこと、しきい値に等しくないことなどを指すことができる。
【0373】
[0377]特徴の特定の組合せが特許請求の範囲において列挙され、および/または本明細書で開示されたが、これらの組合せは、様々な態様の開示を限定するものではない。実際は、これらの特徴の多くは、具体的に特許請求の範囲において列挙されず、および/または本明細書で開示されない方法で組み合わされる場合がある。以下に列挙される各従属請求項は、1つの請求項のみに直接従属することができるが、様々な態様の開示は、特許請求の範囲のあらゆる他の請求項と組み合わせた各従属請求項を含む。本明細書で使用される、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-c、ならびに複数の同じ要素を有する任意の組合せ(たとえば、a-a、a-a-a、a-a-b、a-a-c、a-b-b、a-c-c、b-b、b-b-b、b-b-c、c-c、およびc-c-c、またはa、b、およびcの任意の他の順序付け)を包含するものである。
【0374】
[0378]本明細書で使用されるいかなる要素、動作、または命令も、明示的にそのように記載されない限り、重要または必須と解釈されるべきではない。また、本明細書で使用される冠詞「a」および「an」は、1つまたは複数の項目を含むものであり、「1つまたは複数」と互換的に使用される場合がある。さらに、本明細書で使用される冠詞「the」は、冠詞「the」とともに参照される1つまたは複数の項目を含むものであり、「1つまたは複数」と互換的に使用される場合がある。さらに、本明細書で使用される「セット」および「グループ」という用語は、1つまたは複数の項目(たとえば、関係する項目、関係しない項目、または関係する項目と関係しない項目の組合せ)を含むものであり、「1つまたは複数」と互換的に使用される場合がある。1つの項目のみが意図される場合、「ただ1つの」という句または同様の語法が使用される。また、本明細書で使用される「有する(has)」、「有する(have)」、「有する(having)」などという用語は、オープンエンド用語であるものである。さらに、「に基づく」という句は、別段に明記されていない限り、「に少なくとも部分的に基づく」を意味するものである。また、本明細書で使用される「または」という用語は、連続して使用されるときに包括的であるものであり、別段に明記されていない限り(たとえば、「いずれか」または「のうちの1つのみ」と組み合わせて使用される場合)「および/または」と互換的に使用される場合がある。
図1
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【国際調査報告】