(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-12
(54)【発明の名称】測定ギャップパターンをコンフィグレーションするための方法、装置、及びコンピュータ可読媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 24/10 20090101AFI20240305BHJP
H04W 72/231 20230101ALI20240305BHJP
H04W 72/232 20230101ALI20240305BHJP
【FI】
H04W24/10
H04W72/231
H04W72/232
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023558954
(86)(22)【出願日】2021-03-26
(85)【翻訳文提出日】2023-10-30
(86)【国際出願番号】 CN2021083297
(87)【国際公開番号】W WO2022198641
(87)【国際公開日】2022-09-29
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】515076873
【氏名又は名称】ノキア テクノロジーズ オサケユイチア
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【氏名又は名称】近藤 直樹
(72)【発明者】
【氏名】ヘ,ジン
(72)【発明者】
【氏名】ユアン,ピン
(72)【発明者】
【氏名】ドゥ,レイ
(72)【発明者】
【氏名】ダルスゴーア,ラーズ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD11
5K067DD43
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE71
(57)【要約】
測定ギャップパターンをコンフィグレーションするための方法が開示される。例示的な方法は、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を受信することと、帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を受信することと、コンフィグレーション情報及びインデックス情報の少なくとも1つに基づいて、帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションすることと、を含み得る。関連する装置及びコンピュータ可読媒体も開示される。
【選択図】
図12
【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリであって、前記少なくとも1つのメモリと前記コンピュータプログラムコードとが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、
複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を受信することと、
帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を受信することと、
前記コンフィグレーション情報及び前記インデックス情報の少なくとも1つに基づいて、前記帯域幅部分の前記少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションすることと、
を行わせるように構成されている、前記メモリと、
を備える、前記装置。
【請求項2】
前記コンフィグレーション情報は、前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに対応する複数の情報項目を含み、前記複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの前記インデックスは、所定の識別子であり、または前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンにおける前記対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの順序に依存する、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記インデックス情報は、前記帯域幅部分に適用される前記少なくとも1つの測定ギャップパターンに対する少なくとも1つのインデックス値を含む、請求項2または請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記コンフィグレーション情報は、前記複数の測定ギャップパターンに関連付けられた複数の測定ギャップパターンパラメータのうちのある測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目を含み、前記測定ギャップパターンパラメータに対する前記複数の情報項目のある情報項目は、前記測定ギャップパターンパラメータの値と、前記測定ギャップパターンパラメータの前記値に対応するインデックスとを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記インデックス情報は、前記複数の測定ギャップパターンパラメータのうちの少なくとも1つの測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含む、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが所定の識別子を共有する、請求項2~6のいずれかに記載の装置。
【請求項8】
前記コンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインディケーションを含む、請求項1~7のいずれかに記載の装置。
【請求項9】
前記インデックス情報は、
前記少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターン、または少なくとも1つの以前の測定ギャップパターンを前記帯域幅部分に適用することをインディケートするための情報と、
前記少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンを前記帯域幅部分に適用するかどうかをインディケートするための情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記インデックス情報は、前記帯域幅部分の少なくとも1つのアクティブ化された測定ギャップパターンを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含む、請求項1~9のいずれかに記載の装置。
【請求項11】
前記コンフィグレーション情報は、少なくとも1つの第1のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信される、請求項1~10のいずれかに記載の装置。
【請求項12】
前記インデックス情報は、ダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信される、請求項1~11のいずれかに記載の装置。
【請求項13】
前記インデックス情報は、帯域幅部分切り替えのためのダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信され、前記帯域幅部分切り替えを完了することの遅延は、事前定義された帯域幅部分切り替え時間と測定ギャップパターン適用時間との両方を含む、請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記少なくとも1つのメモリと前記コンピュータプログラムコードとが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、
別の複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられた別のコンフィグレーション情報を受信することと、
前記別のコンフィグレーション情報に基づいて前記コンフィグレーション情報を更新することと、
をさらに行わせるように構成される、請求項1~13のいずれかに記載の装置。
【請求項15】
前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分に関連付けられている、請求項1~14のいずれかに記載の装置。
【請求項16】
方法であって、
複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を受信することと、
帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を受信することと、
前記コンフィグレーション情報及び前記インデックス情報の少なくとも1つに基づいて、前記帯域幅部分の前記少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションすることと、
を含む、前記方法。
【請求項17】
前記コンフィグレーション情報は、前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに対応する複数の情報項目を含み、前記複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションの少なくとも1つを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの前記インデックスは、所定の識別子であり、または前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンにおける前記対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの順序に依存する、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記インデックス情報は、前記帯域幅部分に適用される前記少なくとも1つの測定ギャップパターンに対する少なくとも1つのインデックス値を含む、請求項17または請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記コンフィグレーション情報は、前記複数の測定ギャップパターンに関連付けられた複数の測定ギャップパターンパラメータのうちのある測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目を含み、前記測定ギャップパターンパラメータに対する前記複数の情報項目のある情報項目は、前記測定ギャップパターンパラメータの値と、前記測定ギャップパターンパラメータの前記値に対応するインデックスとを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項21】
前記インデックス情報は、前記複数の測定ギャップパターンパラメータのうちの少なくとも1つの測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが所定の識別子を共有する、請求項17~21のいずれかに記載の方法。
【請求項23】
前記コンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインディケーションを含む、請求項16~22のいずれかに記載の方法。
【請求項24】
前記インデックス情報は、前記少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターン、または少なくとも1つの以前の測定ギャップパターンを前記帯域幅部分に適用することをインディケートするための情報を含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記インデックス情報は、前記帯域幅部分の少なくとも1つのアクティブ化された測定ギャップパターンを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含む、請求項16~24のいずれかに記載の方法。
【請求項26】
前記コンフィグレーション情報は、少なくとも1つの第1のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信される、請求項16~25のいずれかに記載の方法。
【請求項27】
前記インデックス情報は、ダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信される、請求項16~26のいずれかに記載の方法。
【請求項28】
前記インデックス情報は、帯域幅部分切り替えのためのダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信され、前記帯域幅部分切り替えを完了することの遅延は、事前定義された帯域幅部分切り替え時間と測定ギャップパターン適用時間との両方を含む、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
別の複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられた別のコンフィグレーション情報を受信することと、
前記別のコンフィグレーション情報に基づいて前記コンフィグレーション情報を更新することと、
をさらに含む、請求項16~28のいずれかに記載の方法。
【請求項30】
前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分に関連付けられている、請求項16~29のいずれかに記載の方法。
【請求項31】
装置であって、
複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を受信するための手段と、
帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を受信するための手段と、
前記コンフィグレーション情報及び前記インデックス情報の少なくとも1つに基づいて、前記帯域幅部分の前記少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするための手段と、
を備える、前記装置。
【請求項32】
装置に、
複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を受信することと、
帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を受信することと、
前記コンフィグレーション情報及び前記インデックス情報の少なくとも1つに基づいて、前記帯域幅部分の前記少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションすることと、
を行わせるための命令が格納された、コンピュータ可読媒体。
【請求項33】
装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリであって、前記少なくとも1つのメモリと前記コンピュータプログラムコードとが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、
複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を移動局に送信することと、
帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を前記移動局に送信することと、
を行わせるように構成されている、前記メモリと、
を備える、前記装置。
【請求項34】
前記コンフィグレーション情報は、前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに対応する複数の情報項目を含み、前記複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションの少なくとも1つを含む、請求項33に記載の装置。
【請求項35】
前記対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの前記インデックスは、所定の識別子であり、または前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンにおける前記対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの順序に依存する、請求項34に記載の装置。
【請求項36】
前記インデックス情報は、前記帯域幅部分に適用される前記少なくとも1つの測定ギャップパターンに対する少なくとも1つのインデックス値を含む、請求項34または請求項35に記載の装置。
【請求項37】
前記コンフィグレーション情報は、前記複数の測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた複数の測定ギャップパターンパラメータのうちのある測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目を含み、前記測定ギャップパターンパラメータに対する前記複数の情報項目のある情報項目は、前記測定ギャップパターンパラメータの値と、前記測定ギャップパターンパラメータの前記値に対応するインデックスとを含む、請求項33に記載の装置。
【請求項38】
前記インデックス情報は、前記複数の測定ギャップパターンパラメータのうちの少なくとも1つの測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含む、請求項37に記載の装置。
【請求項39】
前記コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが所定の識別子を共有する、請求項35~38のいずれかに記載の装置。
【請求項40】
前記コンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインディケーションを含む、請求項33~39のいずれかに記載の装置。
【請求項41】
前記インデックス情報は、前記少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターン、または少なくとも1つの以前の測定ギャップパターンを前記帯域幅部分に適用することをインディケートするための情報を含む、請求項40に記載の装置。
【請求項42】
前記インデックス情報は、前記帯域幅部分の少なくとも1つのアクティブ化された測定ギャップパターンを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含む、請求項33~41のいずれかに記載の装置。
【請求項43】
前記少なくとも1つのメモリと前記コンピュータプログラムコードとが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、
前記移動局の性能に基づいて前記コンフィグレーション情報を決定すること、
をさらに行わせるように構成される、請求項33~42のいずれかに記載の装置。
【請求項44】
前記コンフィグレーション情報は、少なくとも1つの第1のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信される、請求項33~43のいずれかに記載の装置。
【請求項45】
前記インデックス情報は、ダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信される、請求項33~44のいずれかに記載の装置。
【請求項46】
前記インデックス情報は、帯域幅部分切り替えのためのダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信され、前記帯域幅部分切り替えを完了すること遅延には、事前定義された帯域幅部分切り替え時間と測定ギャップパターン適用時間との両方を含む、請求項45に記載の装置。
【請求項47】
前記少なくとも1つのメモリと前記コンピュータプログラムコードとが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、
別の複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられた別のコンフィグレーション情報をネットワークノードから受信することと、
前記別のコンフィグレーション情報及び前記移動局の性能の少なくとも1つに基づいて前記コンフィグレーション情報を決定することと、
をさらに行わせるように構成される、請求項33~46のいずれかに記載の装置。
【請求項48】
前記少なくとも1つのメモリと前記コンピュータプログラムコードとが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、
前記コンフィグレーション情報をネットワークノードに送信すること、
をさらに行わせるように構成される、請求項33~47のいずれかに記載の装置。
【請求項49】
前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分に関連付けられている、請求項33~48のいずれかに記載の装置。
【請求項50】
方法であって、
複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を移動局に送信することと、
帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を前記移動局に送信することと、
を含む、前記方法。
【請求項51】
前記コンフィグレーション情報は、前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに対応する複数の情報項目を含み、前記複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションの少なくとも1つを含む、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの前記インデックスは、所定の識別子であり、または前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンにおける前記対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの順序に依存する、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記インデックス情報は、前記帯域幅部分に適用される前記少なくとも1つの測定ギャップパターンに対する少なくとも1つのインデックス値を含む、請求項51または請求項52に記載の方法。
【請求項54】
前記コンフィグレーション情報は、前記複数の測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた複数の測定ギャップパターンパラメータのうちのある測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目を含み、前記測定ギャップパターンパラメータに対する前記複数の情報項目のある情報項目は、前記測定ギャップパターンパラメータの値と、前記測定ギャップパターンパラメータの前記値に対応するインデックスとを含む、請求項50に記載の方法。
【請求項55】
前記インデックス情報は、前記複数の測定ギャップパターンパラメータのうちの少なくとも1つの測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含む、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
前記コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが所定の識別子を共有する、請求項51~54のいずれかに記載の方法。
【請求項57】
前記コンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインディケーションを含む、請求項50~56のいずれかに記載の方法。
【請求項58】
前記インデックス情報は、前記少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターン、または少なくとも1つの以前の測定ギャップパターンを前記帯域幅部分に適用することをインディケートするための情報を含む、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記インデックス情報は、前記帯域幅部分の少なくとも1つのアクティブ化された測定ギャップパターンを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含む、請求項50~58のいずれかに記載の方法。
【請求項60】
前記移動局の性能に基づいて前記コンフィグレーション情報を決定すること、をさらに含む、請求項50~59のいずれかに記載の方法。
【請求項61】
前記コンフィグレーション情報は、少なくとも1つの第1のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信される、請求項50~60のいずれかに記載の方法。
【請求項62】
前記インデックス情報は、ダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信される、請求項50~61のいずれかに記載の方法。
【請求項63】
前記インデックス情報は、帯域幅部分切り替えのためのダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信され、前記帯域幅部分切り替えを完了することの遅延は、事前定義された帯域幅部分切り替え時間と測定ギャップパターン適用時間との両方を含む、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
別の複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられた別のコンフィグレーション情報を受信することと、
前記別のコンフィグレーション情報及び前記移動局の性能の少なくとも1つに基づいて前記コンフィグレーション情報を決定することと、
をさらに含む、請求項50~63のいずれかに記載の方法。
【請求項65】
前記コンフィグレーションをネットワークノードに送信すること、をさらに含む、請求項50~64のいずれかに記載の方法。
【請求項66】
前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分に関連付けられている、請求項50~65のいずれかに記載の方法。
【請求項67】
装置であって、
複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を移動局に送信するための手段と、
帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を前記移動局に送信するための手段と、
を備える、前記装置。
【請求項68】
コンピュータ可読媒体であって、装置に、
複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を移動局に送信することと、
帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を前記移動局に送信することと、
を行わせるための命令が格納された、前記コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
様々な実施形態は、測定ギャップパターンをコンフィグレーションするための方法、装置、及びコンピュータ可読媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
ロングタームエボリューション(LTE)システム及び新無線(NRまたは5G)システムなどの電気通信システムでは、移動局またはユーザ機器(UE)のギャップを利用した測定のために測定ギャップ(MG)がコンフィグレーションされる場合がある。その間、UEとその現在のサービングセルとの間でデータの送受信は行われず、UEはターゲットセルの受信セル電力(または信号品質)を測定することができる。測定ギャップパターン(MGP)は、測定ギャップ長(MGL)、測定ギャップ繰り返し周期(MGRP)、ギャップオフセット、測定ギャップタイミングアドバンス(MGTA)などの1つ以上のパラメータをUEに提供するようにコンフィグレーションされ得る。
【発明の概要】
【0003】
第1の態様では、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を受信することと、帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を受信することと、コンフィグレーション情報及びインデックス情報の少なくとも1つに基づいて、帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションすることと、を含む、方法が開示される。例えば、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分(例えば、複数の帯域幅部分の全体)に関連付けられてもよい。
【0004】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに対応する複数の情報項目を含んでもよく、複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションの少なくとも1つを含んでもよい。
【0005】
いくつかの例示的な実施形態では、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインデックスは、所定の識別子であってもよく、または複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンにおける対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの順序に依存してもよい。
【0006】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分に適用される少なくとも1つの測定ギャップパターンに対する少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0007】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の測定ギャップパターンに関連付けられた複数の測定ギャップパターンパラメータのうちのある測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目を含んでもよく、測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目のある情報項目は、測定ギャップパターンパラメータの値と、測定ギャップパターンパラメータの値に対応するインデックスとを含んでもよい。
【0008】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、複数の測定ギャップパターンパラメータのうちの少なくとも1つの測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0009】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが所定の識別子を共有してもよい。例えば、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが、実質的に同じ所定の識別子に対応してもよい。
【0010】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインディケーションを含んでもよい。
【0011】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターン、または少なくとも1つの以前の測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用することをインディケートするための情報と、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用するかどうかをインディケートするための情報と、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0012】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分の少なくとも1つのアクティブ化された測定ギャップパターンを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含んでもよい。
【0013】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つの第1のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信されてもよい。
【0014】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、ダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信されてもよい。
【0015】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分切り替えのためのダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信されてもよく、帯域幅部分切り替えを完了することの遅延は、事前定義された帯域幅部分切り替え時間と測定ギャップパターン適用時間との両方を含んでもよい。
【0016】
いくつかの例示的な実施形態では、別の複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられた別のコンフィグレーション情報が受信されてもよく、コンフィグレーション情報が別のコンフィグレーション情報に基づいて更新されてもよい。
【0017】
第2の態様では、少なくとも第1の態様の方法を実行するように構成され得る装置が開示される。本装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及び少なくとも1つのメモリを含んでもよい。少なくとも1つのメモリはコンピュータプログラムコードを含んでもよく、少なくとも1つのメモリとコンピュータプログラムコードとが、少なくとも1つのプロセッサを用いて、本装置に、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を受信することと、帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を受信することと、コンフィグレーション情報及びインデックス情報の少なくとも1つに基づいて、帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションすることと、を行わせるように構成されてもよい。例えば、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分(例えば、複数の帯域幅部分の全体)に関連付けられてもよい。
【0018】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに対応する複数の情報項目を含んでもよく、複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0019】
いくつかの例示的な実施形態では、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインデックスは、所定の識別子であってもよく、または複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンにおける対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの順序に依存してもよい。
【0020】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分に適用される少なくとも1つの測定ギャップパターンに対する少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0021】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の測定ギャップパターンに関連付けられた複数の測定ギャップパターンパラメータのうちのある測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目を含んでもよく、測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目のある情報項目は、測定ギャップパターンパラメータの値と、測定ギャップパターンパラメータの値に対応するインデックスとを含んでもよい。
【0022】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、複数の測定ギャップパターンパラメータのうちの少なくとも1つの測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0023】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが所定の識別子を共有してもよい。例えば、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが、実質的に同じ所定の識別子に対応してもよい。
【0024】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインディケーションを含んでもよい。
【0025】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンまたは少なくとも1つの以前の測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用することをインディケートするための情報、及び、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用するかどうかをインディケートするための情報、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0026】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分の少なくとも1つのアクティブ化された測定ギャップパターンを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含んでもよい。
【0027】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つの第1のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信されてもよい。
【0028】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、ダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信されてもよい。
【0029】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分切り替えのためのダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信されてもよく、帯域幅部分切り替えを完了することの遅延は、事前定義された帯域幅部分切り替え時間と測定ギャップパターン適用時間との両方を含んでもよい。
【0030】
いくつかの例示的な実施形態では、別の複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられた別のコンフィグレーション情報が受信されてもよく、コンフィグレーション情報が別のコンフィグレーション情報に基づいて更新されてもよい。
【0031】
第3の態様では、少なくとも第1の態様の方法を実行するように構成され得る装置が開示される。本装置は、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を受信するための手段と、帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を受信するための手段と、コンフィグレーション情報及びインデックス情報の少なくとも1つに基づいて、帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするための手段と、を含んでもよい。例えば、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分(例えば、複数の帯域幅部分の全体)に関連付けられてもよい。
【0032】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに対応する複数の情報項目を含んでもよく、複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションの少なくとも1つを含んでもよい。
【0033】
いくつかの例示的な実施形態では、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインデックスは、所定の識別子であってもよく、または複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンにおける対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの順序に依存してもよい。
【0034】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分に適用される少なくとも1つの測定ギャップパターンに対する少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0035】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の測定ギャップパターンに関連付けられた複数の測定ギャップパターンパラメータのうちのある測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目を含んでもよく、測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目のある情報項目は、測定ギャップパターンパラメータの値と、測定ギャップパターンパラメータの値に対応するインデックスとを含んでもよい。
【0036】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、複数の測定ギャップパターンパラメータのうちの少なくとも1つの測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0037】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが所定の識別子を共有してもよい。例えば、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが、実質的に同じ所定の識別子に対応してもよい。
【0038】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインディケーションを含んでもよい。
【0039】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンまたは少なくとも1つの以前の測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用することをインディケートするための情報、及び、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用するかどうかをインディケートするための情報、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0040】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分の少なくとも1つのアクティブ化された測定ギャップパターンを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含んでもよい。
【0041】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つの第1のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信されてもよい。
【0042】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、ダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信されてもよい。
【0043】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分切り替えのためのダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信されてもよく、帯域幅部分切り替えを完了することの遅延は、事前定義された帯域幅部分切り替え時間と測定ギャップパターン適用時間との両方がを含んでもよい。
【0044】
いくつかの例示的な実施形態では、別の複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられた別のコンフィグレーション情報が受信されてもよく、コンフィグレーション情報が別のコンフィグレーション情報に基づいて更新されてもよい。
【0045】
第4の態様では、コンピュータ可読媒体が開示される。本コンピュータ可読媒体は、装置に第1の態様の方法を実行させるための命令が格納されてもよい。この命令は、装置に、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を受信することと、帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を受信することと、コンフィグレーション情報及びインデックス情報の少なくとも1つに基づいて、帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションすることと、を行わせてもよい。例えば、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分(例えば、複数の帯域幅部分の全体)に関連付けられてもよい。
【0046】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに対応する複数の情報項目を含んでもよく、複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションの少なくとも1つを含んでもよい。
【0047】
いくつかの例示的な実施形態では、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインデックスは、所定の識別子であってもよく、または複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンにおける対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの順序に依存してもよい。
【0048】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分に適用される少なくとも1つの測定ギャップパターンに対する少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0049】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の測定ギャップパターンに関連付けられた複数の測定ギャップパターンパラメータのうちのある測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目を含んでもよく、測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目のある情報項目は、測定ギャップパターンパラメータの値と、測定ギャップパターンパラメータの値に対応するインデックスとを含んでもよい。
【0050】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、複数の測定ギャップパターンパラメータのうちの少なくとも1つの測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0051】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが所定の識別子を共有してもよい。例えば、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが、実質的に同じ所定の識別子に対応してもよい。
【0052】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインディケーションを含んでもよい。
【0053】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンまたは少なくとも1つの以前の測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用することをインディケートするための情報、及び、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用するかどうかをインディケートするための情報、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0054】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分の少なくとも1つのアクティブ化された測定ギャップパターンを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含んでもよい。
【0055】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つの第1のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信されてもよい。
【0056】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、ダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信されてもよい。
【0057】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分切り替えのためのダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して受信されてもよく、帯域幅部分切り替えを完了することの遅延は、事前定義された帯域幅部分切り替え時間と測定ギャップパターン適用時間との両方を含んでもよい。
【0058】
いくつかの例示的な実施形態では、別の複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられた別のコンフィグレーション情報が受信されてもよく、コンフィグレーション情報が別のコンフィグレーション情報に基づいて更新されてもよい。
【0059】
第5の態様では、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を移動局に送信することと、帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を移動局に送信することと、を含む方法が開示される。例えば、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分(例えば、複数の帯域幅部分の全体)に関連付けられてもよい。
【0060】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに対応する複数の情報項目を含んでもよく、複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションの少なくとも1つを含んでもよい。
【0061】
いくつかの例示的な実施形態では、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインデックスは、所定の識別子であってもよく、または複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンにおける対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの順序に依存してもよい。
【0062】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分に適用される少なくとも1つの測定ギャップパターンに対する少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0063】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた複数の測定ギャップパターンパラメータのうちのある測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目を含んでもよく、測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目のある情報項目は、測定ギャップパターンパラメータの値と、測定ギャップパターンパラメータの値に対応するインデックスとを含んでもよい。
【0064】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、複数の測定ギャップパターンパラメータのうちの少なくとも1つの測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0065】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが所定の識別子を共有してもよい。例えば、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが、実質的に同じ所定の識別子に対応してもよい。
【0066】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインディケーションを含んでもよい。
【0067】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンまたは少なくとも1つの以前の測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用することをインディケートするための情報、及び、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用するかどうかをインディケートするための情報、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0068】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分の少なくとも1つのアクティブ化された測定ギャップパターンを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含んでもよい。
【0069】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、移動局の性能に基づいて決定されてもよい。
【0070】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つの第1のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信されてもよい。
【0071】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、ダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信されてもよい。
【0072】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分切り替えのためのダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信されてもよく、帯域幅部分切り替えを完了することの遅延は、事前定義された帯域幅部分切り替え時間と測定ギャップパターン適用時間との両方を含んでもよい。
【0073】
いくつかの例示的な実施形態では、別の複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられた別のコンフィグレーション情報がネットワークノードから受信されてもよく、コンフィグレーション情報が、別のコンフィグレーション情報及び移動局の性能のうちの少なくとも1つに基づいて決定されてもよい。
【0074】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーションはさらにネットワークノードに送信されてもよい。
【0075】
第6の態様では、少なくとも第5の態様の方法を実行するように構成され得る装置が開示される。本装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及び少なくとも1つのメモリを含んでもよい。少なくとも1つのメモリはコンピュータプログラムコードを含んでもよく、少なくとも1つのメモリとコンピュータプログラムコードとが、少なくとも1つのプロセッサを用いて、本装置に、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を移動局に送信することと、帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を移動局に送信することと、を行わせるように構成されてもよい。例えば、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分(例えば、複数の帯域幅部分の全体)に関連付けられてもよい。
【0076】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに対応する複数の情報項目を含んでもよく、複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションの少なくとも1つを含んでもよい。
【0077】
いくつかの例示的な実施形態では、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインデックスは、所定の識別子であってもよく、または複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンにおける対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの順序に依存してもよい。
【0078】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分に適用される少なくとも1つの測定ギャップパターンに対する少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0079】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた複数の測定ギャップパターンパラメータのうちのある測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目を含んでもよく、測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目のある情報項目は、測定ギャップパターンパラメータの値と、測定ギャップパターンパラメータの値に対応するインデックスとを含んでもよい。
【0080】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、複数の測定ギャップパターンパラメータのうちの少なくとも1つの測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0081】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが所定の識別子を共有してもよい。例えば、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが、実質的に同じ所定の識別子に対応してもよい。
【0082】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインディケーションを含んでもよい。
【0083】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンまたは少なくとも1つの以前の測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用することをインディケートするための情報、及び、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用するかどうかをインディケートするための情報、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0084】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分の少なくとも1つのアクティブ化された測定ギャップパターンを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含んでもよい。
【0085】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、移動局の性能に基づいて決定されてもよい。
【0086】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つの第1のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信されてもよい。
【0087】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、ダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信されてもよい。
【0088】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分切り替えのためのダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信されてもよく、帯域幅部分切り替えを完了することの遅延は、事前定義された帯域幅部分切り替え時間と測定ギャップパターン適用時間との両方を含んでもよい。
【0089】
いくつかの例示的な実施形態では、別の複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられた別のコンフィグレーション情報がネットワークノードから受信されてもよく、コンフィグレーション情報が、別のコンフィグレーション情報及び移動局の性能のうちの少なくとも1つに基づいて決定されてもよい。
【0090】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーションはさらにネットワークノードに送信されてもよい。
【0091】
第7の態様では、少なくとも第5の態様の方法を実行するように構成され得る装置が開示される。本装置は、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を移動局に送信するための手段と、帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を移動局に送信するための手段と、を含んでもよい。例えば、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分(例えば、複数の帯域幅部分の全体)に関連付けられてもよい。
【0092】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに対応する複数の情報項目を含んでもよく、複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションの少なくとも1つを含んでもよい。
【0093】
いくつかの例示的な実施形態では、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインデックスは、所定の識別子であってもよく、または複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンにおける対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの順序に依存してもよい。
【0094】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分に適用される少なくとも1つの測定ギャップパターンに対する少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0095】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた複数の測定ギャップパターンパラメータのうちのある測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目を含んでもよく、測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目のある情報項目は、測定ギャップパターンパラメータの値と、測定ギャップパターンパラメータの値に対応するインデックスとを含んでもよい。
【0096】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、複数の測定ギャップパターンパラメータのうちの少なくとも1つの測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0097】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが所定の識別子を共有してもよい。例えば、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが、実質的に同じ所定の識別子に対応してもよい。
【0098】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインディケーションを含んでもよい。
【0099】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンまたは少なくとも1つの以前の測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用することをインディケートするための情報、及び、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用するかどうかをインディケートするための情報、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0100】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分の少なくとも1つのアクティブ化された測定ギャップパターンを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含んでもよい。
【0101】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、移動局の性能に基づいて決定されてもよい。
【0102】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つの第1のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信されてもよい。
【0103】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、ダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信されてもよい。
【0104】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分切り替えのためのダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信されてもよく、帯域幅部分切り替えを完了することの遅延は、事前定義された帯域幅部分切り替え時間と測定ギャップパターン適用時間との両方を含んでもよい。
【0105】
いくつかの例示的な実施形態では、別の複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられた別のコンフィグレーション情報がネットワークノードから受信されてもよく、コンフィグレーション情報が、別のコンフィグレーション情報及び移動局の性能のうちの少なくとも1つに基づいて決定されてもよい。
【0106】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーションはさらにネットワークノードに送信されてもよい。
【0107】
第8の態様では、コンピュータ可読媒体が開示される。本コンピュータ可読媒体は、装置に第5の態様の方法を実行させるための命令が格納されてもよい。この命令は、装置に、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を移動局に送信することと、帯域幅部分の少なくとも1つの測定ギャップパターンをコンフィグレーションするためのインデックス情報を移動局に送信することと、を行わせてもよい。例えば、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分(例えば、複数の帯域幅部分の全体)に関連付けられてもよい。
【0108】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに対応する複数の情報項目を含んでもよく、複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションの少なくとも1つを含んでもよい。
【0109】
いくつかの例示的な実施形態では、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインデックスは、所定の識別子であってもよく、または複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンにおける対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの順序に依存してもよい。
【0110】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分に適用される少なくとも1つの測定ギャップパターンに対する少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0111】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、複数の測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた複数の測定ギャップパターンパラメータのうちのある測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目を含んでもよく、測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目のある情報項目は、測定ギャップパターンパラメータの値と、測定ギャップパターンパラメータの値に対応するインデックスとを含んでもよい。
【0112】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、複数の測定ギャップパターンパラメータのうちの少なくとも1つの測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含んでもよい。
【0113】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが所定の識別子を共有してもよい。例えば、コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが、実質的に同じ所定の識別子に対応してもよい。
【0114】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインディケーションを含んでもよい。
【0115】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンまたは少なくとも1つの以前の測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用することをインディケートするための情報、及び、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンを帯域幅部分に適用するかどうかをインディケートするための情報、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0116】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分の少なくとも1つのアクティブ化された測定ギャップパターンを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含んでもよい。
【0117】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、移動局の性能に基づいて決定されてもよい。
【0118】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーション情報は、少なくとも1つの第1のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信されてもよい。
【0119】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、ダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信されてもよい。
【0120】
いくつかの例示的な実施形態では、インデックス情報は、帯域幅部分切り替えのためのダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して送信されてもよく、帯域幅部分切り替えを完了することの遅延は、事前定義された帯域幅部分切り替え時間と測定ギャップパターン適用時間との両方を含んでもよい。
【0121】
いくつかの例示的な実施形態では、別の複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられた別のコンフィグレーション情報がネットワークノードから受信されてもよく、コンフィグレーション情報が、別のコンフィグレーション情報及び移動局の性能のうちの少なくとも1つに基づいて決定されてもよい。
【0122】
いくつかの例示的な実施形態では、コンフィグレーションはさらにネットワークノードに送信されてもよい。
【0123】
次に、いくつかの例示的な実施形態を、非限定的な例として、添付の図面を参照しながら説明する。
【図面の簡単な説明】
【0124】
【
図1】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする例を示す。
【
図2】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする手順の例を示す。
【
図3】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする例を示す。
【
図4】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする例を示す。
【
図5】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションするを示す。
【
図6】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする手順の例を示す。
【
図7】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする例を示す。
【
図8】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする例を示す。
【
図9】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする手順の例を示す。
【
図10】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする手順の例を示す。
【
図11】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする手順の例を示す。
【
図12】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする方法の例を示す。
【
図13】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする方法の例を示す。
【
図14】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする装置の例を示す。
【
図15】例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする装置の例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0125】
少なくとも1つのMGPが、UEによってサポートされる少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)に対してネットワーク(NW)によって事前コンフィグレーションされる場合があり、事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられたコンフィグレーション情報が、UEによってサポートされる少なくとも1つのBWPに関連付けられたコンフィグレーション情報、及び少なくとも1つのBWPと少なくとも1つの事前コンフィグレーションされたMGPとの間の関連付けと共に、ダウンリンク無線リソース制御(RRC)シグナリング(例えば、ダウンリンクRRC再コンフィグレーションメッセージ)を介してUEに提供され得る。
【0126】
例えば、
図1に示すように、4つのBWP101、102、103、及び104がUEに対してコンフィグレーションされている。ここで、BWP101は、MGP105が事前コンフィグレーションされアクティブ化されたアクティブなBWPであり、BWP102は、現在非アクティブであり、MGP106で事前コンフィグレーションされており、BWP103は、現在非アクティブであり、MGP107、108、及び109で事前コンフィグレーションされており、BWP104は現在非アクティブであり、MGP110で事前コンフィグレーションされている。次に、BWP102がアクティブBWPに切り替えられると、UEは、BWPと事前コンフィグレーションされたMGPとの間の関連付けに基づいて、アクティブBWP102に対してMGP106をアクティブ化することを自律的に決定することができる。同じように、BWP104がアクティブBWPに切り替えられると、UEは、BWPと事前コンフィグレーションされたMGPとの間の関連付けに基づいて、アクティブBWP104に対してMGP110をアクティブ化することを自律的に決定することができる。しかしながら、BWP103がアクティブBWPに切り替えられるときは、例えば、MGP107、108、及び109のうちのどのMGP(1つのMGPまたは複数のMGP)がアクティブBWP103に対してアクティブ化されるかをUEにインディケートするために、余分なダウンリンクシグナリング(例えば、余分なダウンリンクRRCシグナリング)が必要になる場合がある。このような余分なダウンリンクシグナリングにより、例えば、MGコンフィグレーションが遅くなり、測定待ち時間が増加する場合がある。
【0127】
さらに、非アクティブなBWPに関連付けられた事前コンフィグレーションされたMGPの場合、事前コンフィグレーションされたMGPをアクティブ化する前に、例えばサービス品質(QoS)要件の変更により、1つ以上のMGPパラメータが不適切になる場合がある。次に、例えば1つ以上のMGPパラメータの再コンフィグレーションを提供するために、または別の適切なMGPをコンフィグレーションするために、余分なダウンリンクシグナリング(例えば、余分なダウンリンクRRCシグナリング)が必要になる場合があり、これによってまたMGコンフィグレーションが遅くなり、測定待ち時間が増加する場合もある。
【0128】
図2は、例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする手順の例を示す。
【0129】
図2に示す手順例では、UE201は、ネットワーク202(例えば、サービングセルに関連付けられた基地局またはBS)から、1つ以上のBWPに関連付けられたコンフィグレーション情報、及び事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報を含む情報203を受信することができる。例えば、情報203は、1つ以上のBWPと事前コンフィグレーションされたMGPのセットとの間の関連付けに関連付けられた情報を含まない。
【0130】
図2に示すように、情報203は、ネットワーク202からUE201への少なくとも1つのダウンリンクRRCシグナリング、例えばネットワーク202からUE201へのダウンリンクRRC再コンフィグレーションメッセージを介して搬送され得る。
【0131】
例えば、情報203内にコンフィグレーションされる事前コンフィグレーションされたMGPのセットは、UE201の性能、1つ以上のサービスタイプ(例えば、セット内の少なくとも1つの事前コンフィグレーションされたMGPがサービスタイプに関連付けられてもよい)などの1つ以上の考慮される事項に基づいて決定されてもよく、UE201に対してコンフィグレーションされた全てまたは一部のBWPに適用されてもよい。
【0132】
例えば、事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報は、セット内の事前コンフィグレーションされたそれぞれのMGPのパラメータコンフィグレーションを含むことがある。例えば、セット内の事前コンフィグレーションされたMGPは、MGL、MGRP、ギャップオフセット、MGTAなどを含むMGPパラメータの所定のMGPパラメータ値の組み合わせに対応してもよく、これらは、サービスのタイプに対する情報203に含まれることがあり、セット内の別の事前コンフィグレーションされたMGPは、MGL、MGRP、ギャップオフセット、MGTAなどを含むMGPパラメータの所定のMGPパラメータ値の別の組み合わせに対応してもよく、これらは、例えば、サービスの別のタイプに対する情報203に含まれることがある。
【0133】
さらに、少なくとも1つの事前コンフィグレーションされたMGPは、事前コンフィグレーションされたMGPのセット内でインデックス付けされ得る。例えば、セット内の事前コンフィグレーションされたそれぞれのMGPのインデックスは、ネットワーク202によってコンフィグレーションされた所定の識別子であってもよい。別の例では、セット内の事前コンフィグレーションされたそれぞれのMGPのインデックスは、暗黙的であり、例えば、セット内の事前コンフィグレーションされたそれぞれのMGPの順序または位置に対応してもよく、またはそれらに依存してもよい。
【0134】
別の例では、セット内の1つ以上(例えば、全て)の事前コンフィグレーションされたMGPは、GP1、GP2、・・・、GP25など、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)技術仕様(TS)で指定された1つ以上のMGPに対応してもよい。次に、セット内の事前コンフィグレーションされたそれぞれのMGPのインデックスは、情報203に含まれ、3GPP TSで指定されたMGPへのインデックスであってもよく、対応するMGPパラメータコンフィグレーション(3GPP TSで指定されている)は、セット内の事前コンフィグレーションされたそれぞれのMGPに関連付けられているコンフィグレーション情報において省略され得る。
【0135】
例えば、セット内の少なくとも1つの事前コンフィグレーションMGPは、一意のインデックスを使用してコンフィグレーションされ得る。いくつかの別の例では、セット内の1つ以上の事前コンフィグレーションされたMGPがインデックスを共有する場合がある。例えば、セット内の1つ以上の事前コンフィグレーションされたMGPは、実質的に同じインデックスを有することができる。
【0136】
図1の情報203には、1つ以上のBWPに関連付けられたコンフィグレーション情報と事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報との両方が含まれているが、別の例では、1つ以上のBWPに関連付けられたコンフィグレーション情報、及び事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報はまた、分離されたダウンリンクRRCシグナリングを介して、例えば分離されたダウンリンクRRC再コンフィグレーションメッセージを介して、ネットワーク202からUE201に送信され得ることが理解される。さらに別の例では、事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報はまた、複数のダウンリンクRRCシグナリングを介してネットワーク202からUE201に送信され得る。
【0137】
さらに、
図2に示すように、UE201は、ネットワーク202から、指定されたBWPのインディケーションと、指定されたBWPのMGPをコンフィグレーションするための1つ以上のMGPインデックスとを含む情報204を受信することができる。例えば、ネットワーク202は、UE201に関連付けられた進行中のサービスタイプに基づいて、UE201の1つのBWPに対してコンフィグレーションされる1つ以上のMGPを決定してもよく、情報204をUE201に送信することができる。
【0138】
図2に示す例では、情報204は、ダウンリンク制御情報(DCI)、例えばBWP切り替えのためのDCIで搬送される。例えば、DCIフォーマットサイズは、指定されたBWPのMGPをコンフィグレーションするための1つ以上のMGPインデックスをインディケートするように拡張され得る。例えば、情報203内に与えられている事前コンフィグレーションされたMGPのセットが最大8つのMGPを含む場合、情報204に使用されるDCIフォーマットは、指定されたBWPのMGPをコンフィグレーションするための1つ以上のMGPインデックスをインディケートするために3ビットで拡張され得る。別の例では、情報204はまた、少なくとも1つのRRCシグナリング、例えばBWP切り替えのための少なくとも1つのRRCシグナリングを介して搬送されてもよい。
【0139】
次に、
図2に示すように、情報204を受信すると、UE201は、情報203及び情報204のうちの少なくとも1つに基づいて、情報204に指定されたBWPに対してMGPをコンフィグレーションする動作205を実行することができる。
【0140】
例えば、情報204を受信すると、動作205において、UE201は、情報204内の1つ以上のMGPインデックスに基づいて、情報203内の事前コンフィグレーションされたMGPのセットを検索することができ、インデックスが情報204内の1つ以上のMGPインデックスと一致するセットから、1つ以上の事前コンフィグレーションされたMGPを決定することができる。
【0141】
次に、例えば、情報204で指定されたBWPがアクティブなBWPである場合、動作205において、UE201は、アクティブなBWPに対して元のMGP(複数可)を非アクティブ化することができ、アクティブなBWPに対して1つ以上の決定された事前コンフィグレーションされたMGPをアクティブ化すること、または適用することができる。
【0142】
例えば、情報204で指定されたBWPが現在のアクティブなBWPとは異なる場合、動作205において、UE201は、アクティブなBWPを情報204で指定されたBWPに切り替えることができ、アクティブなBWPに対して1つ以上の決定された事前コンフィグレーションされたMGPをアクティブ化すること、または適用することができる。
【0143】
例えば、情報204で指定されたBWPが現在のアクティブBWPであるが、事前コンフィグレーションされたMGPのセット内の事前コンフィグレーションされたMGPが、情報204で指定された1つ以上のMGPインデックスに対応しない、例えば1つ以上のMGPインデックスが1つ以上の所定の特別なインデックスである場合、現在アクティブなBWPの1つ以上のアクティブ化されたMGPを非アクティブ化することができる。
【0144】
図3は、例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする例を示しており、RRCシグナリング301は、
図2の情報203の例であり得、UE(例えば、
図2のUE201)用の1つ以上のBWPに関連付けられたコンフィグレーション情報302、及び事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報303を含み得る。RRCシグナリング301には、情報302と情報303との間の関連付け情報は含まれない。
【0145】
次に、
図3の例では、ネットワーク(例えば、
図2のネットワーク202)は、
図2の情報204の例であり得る、BWPのインディケーション及びMGPのインデックスを指定するDCI304を送信し得る。
【0146】
DCI304を受信すると、UEは、DCI304で指定されたBWPインディケーションに基づいて、コンフィグレーション情報302でコンフィグレーションされたUEの1つ以上のBWPからBWP305を決定することができ、DCI304で指定されたMGPインデックスに基づいて、コンフィグレーション情報303でコンフィグレーションされた事前コンフィグレーションされたMGPのセットから事前コンフィグレーションされたMGP306を決定することができる。したがって、
図3に示すように、BWP305と事前コンフィグレーションされたMGP306との間の関連付けが、UEによって決定され得る。
【0147】
次に、例えば
図2の動作205において、UEは、BWP305を、アクティブBWPにすること、またはアクティブBWPに維持することができ、アクティブBWP305に対して、事前コンフィグレーションされたMGP306をアクティブ化することができる。
【0148】
図4は、例示的な実施形態における別のMGPのコンフィグレーション例を示しており、RRCシグナリング401は、
図2の情報203の別の例であり得、UE(例えば、
図2のUE201)用の1つ以上のBWPに関連付けられたコンフィグレーション情報402、及び事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報403を含み得る。また、RRCシグナリング401には、情報402と情報403との間の関連付け情報は含まれない。
【0149】
次に、
図4の例では、ネットワーク(例えば、
図2のネットワーク202)は、
図2の情報204の例であり得る、BWPのインディケーション及び2つのMGPインデックスを指定するDCI404を送信し得る。
【0150】
DCI404を受信すると、UEは、DCI404で指定されたBWPインディケーションに基づいて、コンフィグレーション情報402でコンフィグレーションされたUEの1つ以上のBWPからBWP405を決定することができ、DCI404で指定されたMGPインデックスに基づいて、コンフィグレーション情報403でコンフィグレーションされた事前コンフィグレーションされたMGPのセットから2つの事前コンフィグレーションされたMGP406及び407を決定することができる。したがって、
図4に示すように、BWP405と事前コンフィグレーションされたMGP406及び407との間の関連付けが、UEによって決定され得る。
【0151】
次に、例えば
図2の動作205において、UEは、BWP405を、アクティブBWPにすること、またはアクティブBWPに維持することができ、アクティブBWP405に対して2つの事前コンフィグレーションされたMGP406及び407の両方をアクティブ化することができる。例えば、このことは、同時発生の測定ギャップがUEによってサポートされており、例えば複数のサービスタイプのために必要な場合に起こり得る。したがって、例えば、1つのBWPに対して同時発生のMGPを有効にすることができる。別の例では、UEは、2つの事前コンフィグレーションされたMGPのうちの1つを一回につきアクティブ化し、それらを交互にアクティブにすることができる。例えば、アクティブ化された事前コンフィグレーションされた406は、1つ以上の所定期間中にBWP405に対して使用され得、アクティブ化された事前コンフィグレーションされた407は、1つ以上の別の所定期間中にBWP405に対して使用され得る。
【0152】
図5は、例示的な実施形態における別のMGPをコンフィグレーションする例を示しており、RRCシグナリング501は、
図2の情報203の別の例であり得、UE(例えば、
図2のUE201)用の1つ以上のBWPに関連付けられたコンフィグレーション情報502、及び事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報503を含み得る。また、RRCシグナリング501には、情報502と情報503との間の関連付け情報は含まれない。
【0153】
次に、
図5の例では、ネットワーク(例えば、
図2のネットワーク202)は、
図2の情報204の例であり得る、BWPのインディケーション及びMGPインデックスを指定するDCI504を送信し得る。
【0154】
DCI504を受信すると、UEは、DCI504で指定されたBWPインディケーションに基づいて、コンフィグレーション情報502でコンフィグレーションされたUEの1つ以上のBWPからBWP505を決定することができ、UEは、コンフィグレーション情報503でコンフィグレーションされた事前コンフィグレーションされたMGPのセット内の2つの事前コンフィグレーションされたMGP506及び507が実質的に同じインデックスを共有しており、実質的に同じインデックスがDCI504で指定されたMGPインデックスと一致していると判定することができる。したがって、
図5に示すように、BWP505と事前コンフィグレーションされたMGP506及び507との間の関連付けが、UEによって決定され得る。
【0155】
次に、例えば
図2の動作205において、UEは、BWP505を、アクティブBWPにすること、またはアクティブBWPに維持することができ、アクティブBWP505に対して2つの事前コンフィグレーションされたMGP506及び507の両方をアクティブ化することができる。したがって、例えば、1つのBWPに対して同時発生のMGPを有効にすることができる。例えば、アクティブ化された事前コンフィグレーションされた506は、1つ以上の所定期間中にBWP505に対して使用され得、アクティブ化された事前コンフィグレーションされた507は、1つ以上の別の所定期間中にBWP405に対して使用され得る。
【0156】
図6は、例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする手順の別の例を示す。
【0157】
図2に示す手順例と同様に、
図6に示す手順例では、UE601は、ネットワーク602(例えば、サービングセルに関連付けられた基地局またはBS)から、1つ以上のBWPに関連付けられたコンフィグレーション情報、及び事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報を含む情報603を受信することができる。例えば、情報603は、1つ以上のBWPと事前コンフィグレーションされたMGPのセットとの間の関連付けに関連付けられた情報を含まない。
【0158】
図6に示すように、情報603は、ネットワーク602からUE601への少なくとも1つのダウンリンクRRCシグナリング、例えばネットワーク602からUE601への少なくとも1つのダウンリンクRRC再コンフィグレーションメッセージを介して搬送され得る。
【0159】
例えば、情報603内にコンフィグレーションされる事前コンフィグレーションされたMGPのセットは、UE601の性能、1つ以上のサービスタイプ(例えば、セット内の少なくとも1つの事前コンフィグレーションされたMGPがサービスタイプに関連付けられてもよい)などの1つ以上の考慮される事項に基づいて決定されてもよく、UE601に対してコンフィグレーションされた全てまたは一部のBWPに適用されてもよい。
【0160】
例えば、MGL、MGRP、ギャップオフセット、MGTAなどを含む1つ以上のMGPパラメータのうちの少なくとも1つのMGPパラメータについては、事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報は、MGPパラメータのパラメータ値のセットであってもよい。例えば、パラメータMGLの場合、事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報には、パラメータMGLに対してコンフィグレーション可能な1つ以上の値が含まれてもよく、パラメータMGRPの場合、事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報には、パラメータMGRPに対してコンフィグレーション可能な1つ以上の値が含まれてもよい。次に、セット内の事前コンフィグレーションされたMGPは、異なるMGPパラメータの値の組み合わせに対応することがあり、またはその組み合わせに依存することがある。
【0161】
さらに、MGPパラメータにコンフィグレーション可能な少なくとも1つの値については、インデックスを使用してコンフィグレーションすることができる。例えば、それぞれのMGPパラメータのそれぞれの値のインデックスは、ネットワーク202によってコンフィグレーションされる所定の識別子であってもよい。別の例では、MGPパラメータの値のインデックスは、暗黙的であり、例えば、MGPパラメータのコンフィグレーション可能な値のセットまたはリストにおける値の順序または位置に対応してもよく、またはそれらに依存してもよい。
【0162】
例えば、MGPパラメータの少なくとも1つの値は、例えば少なくともMGPパラメータのコンフィグレーション可能な値のセットまたはリストにおける一意のインデックスを用いてコンフィグレーションされ得る。いくつかの別の例では、MGPパラメータの1つ以上の値がインデックスを共有する場合がある。例えば、MGPパラメータの1つ以上の値が、実質的に同じインデックスを有する場合がある。
【0163】
図6の情報603には、1つ以上のBWPに関連付けられたコンフィグレーション情報と事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報との両方が含まれているが、別の例では、1つ以上のBWPに関連付けられたコンフィグレーション情報、及び事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報はまた、分離されたダウンリンクRRCシグナリングを介して、例えば分離されたダウンリンクRRC再コンフィグレーションメッセージを介して、ネットワーク602からUE601に送信され得ることが理解される。さらに別の例では、事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報はまた、複数のダウンリンクRRCシグナリングを介してネットワーク602からUE601に送信され得る。
【0164】
さらに、
図6に示すように、UE601は、ネットワーク602に対して、指定されたBWPのインディケーションと、指定されたBWPのMGPをコンフィグレーションするための1つ以上のMGPパラメータインデックスとを含む情報604を受信することができる。例えば、ネットワーク602は、UE601に関連付けられた進行中のサービスタイプに基づいて、UE601の1つのBWPに対してコンフィグレーションされる1つ以上のMGPパラメータインデックスを決定してもよく、情報604をUE601に送信することができる。
【0165】
図6に示す例では、情報604は、DCI、例えばBWP切り替えのためのDCIで搬送される。例えば、情報604に使用されるDCIフォーマットは、複数のビットで拡張されてもよく、この場合、ビットの一部は、MGLパラメータのインデックスをインディケートするために使用され得、ビットの別の部分は、MGRPパラメータのインデックスをインディケートするために使用され得る、などである。別の例では、情報604はまた、少なくとも1つのRRCシグナリング、例えばBWP切り替えのための少なくとも1つのRRCシグナリングを介して搬送されてもよい。
【0166】
次に、
図6に示すように、情報604を受信すると、UE601は、情報603及び情報604のうちの少なくとも1つに基づいて、情報604に指定されたBWPに対してMGPをコンフィグレーションする動作605を実行することができる。
【0167】
例えば、情報604を受信すると、動作605において、情報604内の少なくとも1つのMGPパラメータインデックスについて、UE601は、事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報から、対応するMGPパラメータの値を決定することができ、決定された値のインデックスは、対応するMGPパラメータインデックスと一致する。したがって、UE601は、指定されたBWPに対する1つ以上のMGPパラメータの値のセットを決定することができる。
【0168】
次に、例えば、情報604で指定されたBWPがアクティブBWPである場合、動作605において、UE601は、1つ以上のMGPパラメータの迅速な修正をアクティブBWPに対して実施することができるように、アクティブBWPに対して1つ以上のMGPパラメータの決定された値をアクティブ化すること、または適用することができる。
【0169】
例えば、情報604で指定されたBWPが現在のアクティブなBWPと異なる場合、動作605において、UE601は、アクティブなBWPを情報604で指定されたBWPに切り替えてもよく、1つ以上のMGPをアクティブ化すること、または適用することができ、1つ以上のMGPの1つ以上のMGPパラメータの値は、決定された値のセットに基づいてコンフィグレーションされ得る。
【0170】
例えば、情報604で指定されたBWPが現在のアクティブBWPであるが、情報604で指定された1つ以上のMGPパラメータインデックスに対して、事前コンフィグレーションされたMGPのセットのコンフィグレーション内に対応する値が見つからない場合、例えば、1つ以上の対応するMGPパラメータが無視されることがあり、または現在のアクティブBWPの1つ以上のアクティブ化されたMGPが非アクティブ化されることがある。
【0171】
図6に示されるような例示的な手順を通じて、例えば、指定されたBWPに対する1つ以上のMGPの1つ以上のパラメータ値を迅速に指定/調整することができる。
【0172】
図7は、例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする例を示しており、RRCシグナリング701は、
図6の情報603の例であり得、UE(例えば、
図6のUE601)用の1つ以上のBWPに関連付けられたコンフィグレーション情報702、及び事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報703を含み得る。RRCシグナリング701には、情報702と情報703との間の関連付け情報は含まれない。
【0173】
次に、
図7の例では、ネットワーク(例えば、
図6のネットワーク602)は、
図6の情報604の例であり得る、BWPのインディケーション及びMGPパラメータの値のインデックスを指定するDCI704を送信し得る。
【0174】
DCI704を受信すると、UEは、DCI704で指定されたBWPインディケーションに基づいて、コンフィグレーション情報702でコンフィグレーションされたUEの1つ以上のBWPからBWP705を決定することができ、DCI704で指定されたMGPパラメータ値インデックスに基づいて、コンフィグレーション情報703でコンフィグレーションされた事前コンフィグレーションされたMGPのセットのコンフィグレーションからMGRPパラメータの値706を決定することができる。したがって、
図7に示すように、BWP705とMGRPパラメータの値706との間の関連付けが、UEによって決定され得る。
【0175】
次に、例えば
図6の動作605において、UEは、BWP705を、アクティブBWPにすること、またはアクティブBWPに維持することができ、アクティブBWPに適用されるMGRPパラメータの値を値706に変更することができる。したがって、MGPパラメータ値の迅速な変更を実施することができる。
【0176】
図8は、例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする例を示しており、RRCシグナリング801は、
図6の情報603の例であり得、UE(例えば、
図6のUE601)用の1つ以上のBWPに関連付けられたコンフィグレーション情報802、及び事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報803を含み得る。RRCシグナリング801には、情報802と情報803との間の関連付け情報は含まれない。
【0177】
次に、
図8の例では、ネットワーク(例えば、
図6のネットワーク602)は、
図6の情報604の例であり得る、BWPのインディケーション及びMGPパラメータの2つ以上の値のインデックスを指定するDCI804を送信し得る。
【0178】
DCI804を受信すると、UEは、DCI804で指定されたBWPインディケーションに基づいて、コンフィグレーション情報802でコンフィグレーションされたUEの1つ以上のBWPからBWP805を決定することができ、DCI804で指定されたMGPパラメータ値インデックスに基づいて、コンフィグレーション情報803でコンフィグレーションされた事前コンフィグレーションされたMGPのセットのコンフィグレーションから、MGRPパラメータの値806、MGLパラメータの値807、などを決定することができる。したがって、
図8に示すように、BWP805と、MGRPパラメータの値806及びMGLパラメータ値の値807を含む複数のMGPパラメータ値との間の関連付けが、UEによって決定され得る。
【0179】
次に、例えば
図6の動作605において、UEは、BWP805を、アクティブBWPにすること、またはアクティブBWPに維持することができ、アクティブBWP805に対してMGPをコンフィグレーションすること、または決定されたMGPパラメータ値に基づいてアクティブBWP805のアクティブ化されたMGPの2つ以上のMGPパラメータを修正することができ、ここで、アクティブBWPに適用されるMGRPパラメータの値は値806であってもよく、アクティブBWPに適用されるMGLパラメータの値は値807であってもよい。したがって、複数のMGPパラメータ値の迅速な適用または変更を実施することができる。
【0180】
いくつかの例では、事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報(例えば、情報703または情報803)内に事前コンフィグレーションされる1つ以上のMGPパラメータ値は、実質的に同じインデックスを共有し得る。いくつかの例では、例えば
図6の情報604で指定される2つ以上の値インデックスが、事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報において事前コンフィグレーションされる1つのMGPパラメータの2つ以上の値に対応することを意図する場合がある。
【0181】
いくつかの例では、事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報は、事前コンフィグレーションされたMGP、及び1つ以上のMGPパラメータの両方が、例えばBWPが切り替わるときに、指定されたBWPに対して迅速に調整することができるように、例えば
図2~
図5に示すフォーマットのコンフィグレーション情報、及び例えば
図6~
図8に示すフォーマットのコンフィグレーション情報の両方を含んでもよい。
【0182】
図9は、例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする手順の別の例を示す。
【0183】
図2または
図6に示す手順例と同様に、
図9に示す手順例では、UE901は、ネットワーク902(例えば、サービングセルに関連付けられた基地局またはBS)から、1つ以上のBWPに関連付けられたコンフィグレーション情報、及び事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報を含む情報903を受信することができ、ここで、事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報は、例えば
図2~
図5に示すフォーマットのコンフィグレーション情報、及び例えば
図6~
図8に示すフォーマットのコンフィグレーション情報のうちの少なくとも1つを含んでもよい。例えば、情報903は、1つ以上のBWPと事前コンフィグレーションされたMGPのセットとの間の関連付けに関連付けられた情報を含まない。
【0184】
また、
図9に示すように、情報903、または情報903内の事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報は、1つ以上のデフォルトの事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられた情報をさらに含むことができる。例えば、デフォルトの事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられたそのような情報は、情報903内の事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報で定義される(例えば、1つのBWPに対する同時発生のMGPのアクティブ化をサポートする場合)1つ以上の事前コンフィグレーションされたMGPのインデックスであってもよい。別の例では、デフォルトの事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられたそのような情報は、情報903内の事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報で定義される1つ以上のMGPパラメータの事前コンフィグレーションされた値のセットのインデックスを含むことができる。
【0185】
例えば、
図9に示すように、情報903は、ネットワーク902からUE901への少なくとも1つのダウンリンクRRCシグナリング、例えばネットワーク902からUE901への少なくとも1つのダウンリンクRRC再コンフィグレーションメッセージを介して搬送され得る。
【0186】
さらに、
図9に示すように、UE901は、ネットワーク902に対して、指定されたBWPのインディケーションと、デフォルトのMGPコンフィグレーションまたは以前のMGPコンフィグレーションの指示のインディケーション(例えば、1つ以上のビットを使用するフラグ)とを含む情報904を受信することができる。別の例では、情報904は、指定されたBWPのインディケーションと、指定されたBWPに少なくとも1つのデフォルトのMGPコンフィグレーションを適用するかどうかのインディケーション(例えば、1つ以上のビットを使用する)とを含むことができる。
【0187】
図9に示す例では、情報904は、DCI、例えばBWP切り替えのためのDCIで搬送される。例えば、デフォルトのMGPコンフィグレーションまたは以前のMGPコンフィグレーションのインディケーションを搬送するために、DCIフォーマットサイズを拡張してもよい。別の例では、情報904はまた、少なくとも1つのRRCシグナリング、例えばBWP切り替えのための少なくとも1つのRRCシグナリングを介して搬送されてもよい。
【0188】
次に、
図9に示すように、情報904を受信すると、UE901は、情報903及び情報904のうちの少なくとも1つに基づいて、情報904に指定されたBWPに対してMGPをコンフィグレーションする動作905を実行することができる。
【0189】
例えば、動作905において、UE901は、情報904で指定されたBWPをアクティブBWPにすること、またはアクティブBWPに維持することができる。次に、情報904内のインディケーションがデフォルトのMGPコンフィグレーションを使用することをインディケートしている場合、UE901は、情報903に基づいて1つ以上のデフォルトの事前コンフィグレーションされたMGPを決定することができ、アクティブなBWPに対して、1つ以上の決定されたデフォルトの事前コンフィグレーションされたMGPをアクティブ化すること、または適用することができる。
【0190】
情報904で指定されたBWPが現在のアクティブなBWPと異なり、情報904内のインディケーションが以前のMGPコンフィグレーションを使用することをインディケートしている場合、UE901は、アクティブなBWPを情報904で指定されたBWPに切り替えることができ、切り替え後の新しいアクティブBWPに切り替える前に、古いアクティブBWPの1つ以上のアクティブ化されたMGPを適用することができる。
【0191】
図10は、例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションする手順の別の例を示す。
【0192】
図2、
図6、または
図9に示す手順例と同様に、
図10に示す手順例では、UE1001は、ネットワーク1002(例えば、サービングセルに関連付けられた基地局またはBS)から、1つ以上のBWPに関連付けられたコンフィグレーション情報、及び事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報を含む情報1003を受信することができ、ここで、事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報は、例えば
図2~
図5に示すフォーマットのコンフィグレーション情報、及び例えば
図6~
図8に示すフォーマットのコンフィグレーション情報のうちの少なくとも1つを含んでもよい。さらに、情報1003、または情報1003内の事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報は、
図9に示す1つ以上のデフォルトの事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられた情報などの他の情報を含むこともある。例えば、情報1003は、1つ以上のBWPと事前コンフィグレーションされたMGPのセットとの間の関連付けに関連付けられた情報を含まない。
【0193】
例えば、
図10に示すように、情報1003は、ネットワーク1002からUE1001への少なくとも1つのダウンリンクRRCシグナリング、例えばネットワーク1002からUE1001への少なくとも1つのダウンリンクRRC再コンフィグレーションメッセージを介して搬送され得る。
【0194】
さらに、
図10に示すように、UE1001は、ネットワーク1002に対して、MGP非アクティブ化情報を含む情報1004を受信することができる。例えば、MGP非アクティブ化情報は、所定の(例えば、特別な)インデックス値、所定の(例えば、特別な)(例えば、1つ以上のビットを使用する)フラグ、空のインデックス値(例えば、NULL値)などのうちの少なくとも1つを含むことができる。
【0195】
図10に示す例では、情報1004は、DCI、例えばBWP切り替えのためのDCIで搬送される。例えば、MGP非アクティブ化情報を搬送するために、DCIフォーマットのサイズを拡張してもよい。別の例では、情報1004はまた、少なくとも1つのRRCシグナリング、例えばBWP切り替えのための少なくとも1つのRRCシグナリングを介して搬送されてもよい。
【0196】
次に、
図10に示すように、情報1004を受信すると、UE1001は、情報1004に基づいて、情報1004で指定されたBWPに対してMGPをコンフィグレーションする動作1005を実行することができ、指定されたBWPの1つ以上のアクティブ化されたMGPが、MGP非アクティブ化情報のインディケーションに従って非アクティブ化され得る。したがって、BWPに対する1つ以上のアクティブ化されたMGPの高速非アクティブ化を実施することができる。
【0197】
上記の例では、例えばDCIベースのBWP切り替えの場合、指定されたBWPに対して少なくとも1つのMGPまたは少なくとも1つのMGPパラメータをコンフィグレーションする際の余分な信号が不要であり、例えばBWP切り替え、またはアクティブBWPに対する1つ以上のMGPパラメータの調整を迅速に実施できるようにする。例えば、上記の例では、BWPの切り替えを完了することの遅延には、事前定義されたBWP切り替え時間と、1つ以上の事前コンフィグレーションされたMGPが、指定されたBWPに適用されるかまたはアクティブ化される、あるいはBWPに対するアクティブ化された1つ以上のMGPが非アクティブ化される、あるいはBWPに対する1つ以上のアクティブ化されたMGPの1つ以上のMGPパラメータの値が調整されるなどの、MGP適用時間とが含まれ得る。
【0198】
いくつかの例では、事前コンフィグレーションされたMGPのセット内の1つ以上のMGPが追加され、修正され、または削除され得る。
【0199】
例えば、
図11に示すように、UE1101(例えば、UE201、601、901、及び1001のうちの1つ以上に対応し得る)は、情報1104(例えば、情報203、603、903、及び1003のうちの1つ以上に対応し得る)をネットワークノード1102(例えば、ネットワーク202、602、902、及び1002のうちの1つ以上に対応し得る)から受信し得る。次に、ネットワークノード1102は、情報1104内の事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられたコンフィグレーション情報1105を、例えば少なくとも1つのノード間メッセージを介して、ネットワークノード1103(例えば、ネットワーク202、602、902、及び1002のうちの1つ以上に対応し得る)に送信することができる。
【0200】
例えば、ネットワークノード1102は、UE1101のサービングセルに関連付けられてもよく、ネットワークノード1103は、UE1101のターゲットセルに関連付けられてもよい。例えば、コンフィグレーション情報1105の送信は、ソースセルからターゲットセルへのハンドオーバ(HO)手順においてトリガされてもよく、コンフィグレーション1105は、少なくとも1つのHO準備情報メッセージを介してネットワークノード1102からネットワークノード1103に送信されてもよい。
【0201】
例えば、ネットワークノード1102からコンフィグレーション情報1105を受信すると、ネットワークノード1103は、動作1106を実行して、例えば、取得されたコンフィグレーション情報1105、及び進行中のサービスの要件またはタイプ、UE1101の性能などのうちの少なくとも1つに基づいて、UE1101の1つ以上のBWPに対する事前コンフィグレーションされたMGPのセットに関連付けられた新しいコンフィグレーション情報を決定することができる。
【0202】
次に、ネットワークノード1103は、場合により、UE1101の1つ以上のBWPに対する事前コンフィグレーションされたMGPの更新されたセットに関連付けられた、決定されたまたは更新されたコンフィグレーション情報1107をUE1101に送信することができる。
【0203】
一例では、コンフィグレーション情報1107は、動作1106で決定された、UE1101の1つ以上のBWPに対する事前コンフィグレーションされたMGPの(場合により更新された)セットに関連付けられた完全なコンフィグレーション情報を含むことができる。別の例では、コンフィグレーション情報1107は、コンフィグレーション情報1105と、動作1106で決定または更新されたコンフィグレーション情報との間の差分を含むことがある。さらに別の例では、コンフィグレーション1107は、コンフィグレーション情報1105が修正されたかどうかに対するインディケーションを含むことがある。
【0204】
本開示は上記の例に限定されないことが理解される。
【0205】
図12は、例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションするための例示的な方法1200を示しており、これは、例えば上記の例におけるUE201、601、901、1001、1101などのUEにおいて実行され得る。
【0206】
図12に示すように、例示的な方法1200は、動作1201、動作1202、及び動作1203を含むことができる。
【0207】
動作1201において、UEは、例えばネットワークノード(例えば、上記の例のNW202、NW602、NW902、NW1002、NWノード1102、NWノード1103など)から、複数の事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられたコンフィグレーション情報を受信することができる。例えば、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分(例えば、複数の帯域幅部分の全体)に関連付けられてもよい。動作1201で受信されるコンフィグレーション情報には、上記の例の情報203、603、903、1003、1104などの、または上記の例のコンフィグレーション1107の複数の事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられたコンフィグレーション情報が含まれ得るが、これに限定されない。
【0208】
動作1202において、UEは、例えばネットワークノードから、BWPの少なくとも1つのMGPをコンフィグレーションするためのインデックス情報をさらに受信することができる。動作1202で受信されるインデックス情報は、上記の例における情報204、604、904、1004などを含むことができるが、これらに限定されない。
【0209】
動作1203において、UEは、動作1201で受信されるコンフィグレーション情報及び動作1202で受信されるインデックス情報のうちの少なくとも1つに基づいて、BWPの少なくとも1つのMGPをコンフィグレーションすることができる。動作1202で受信されるインデックス情報に応じて、動作1203で実行されるコンフィグレーションには、BWPに対して少なくとも1つの事前コンフィグレーションされたMGPを適用するまたはアクティブ化すること、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされたMGPまたは少なくとも1つの以前のMGPをBWPに対して適用すること、BWPに対して少なくとも1つのMGPを非アクティブ化すること、BWPに対して適用される少なくとも1つのMGPパラメータの値を修正することなど、のうちの少なくとも1つが含まれ得る。動作1203の例としては、上記の例における動作205、605、905、1005などが挙げられ得るが、これらに限定されない。
【0210】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1201で受信されるコンフィグレーション情報は、複数の事前コンフィグレーションされたMGPに対応する複数の情報項目を含んでもよく、複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションの少なくとも1つを含んでもよい。例えば、対応する事前コンフィグレーションされたMGPのインデックスは、所定の識別子であってもよく、または複数の事前コンフィグレーションされたMGPにおける対応する事前コンフィグレーションされたMGPの順序に依存してもよい。
【0211】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1201で受信されるコンフィグレーション情報は、複数のMGPに関連付けられた複数のMGPパラメータのうちのMGPパラメータに対する複数の情報項目を含んでもよく、MGPパラメータに対する複数の情報項目のある情報項目は、MGPパラメータの値と、MGPパラメータの値に対応するインデックスとを含んでもよい。
【0212】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1201で受信されるコンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが、実質的に同じ所定の識別子に対応してもよい。
【0213】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1201で受信されるコンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられた情報(例えば、インディケーション)を含んでもよい。
【0214】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1201で受信されるコンフィグレーション情報は、少なくとも1つのダウンリンクRRCシグナリング、例えば少なくとも1つのダウンリンクRRC再コンフィグレーションシグナリングを介して受信され得る。
【0215】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1202で受信されるインデックス情報は、BWPに適用される少なくとも1つのMGPに対する少なくとも1つのインデックス値を含むことができる。
【0216】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1202で受信されるインデックス情報は、複数のMGPパラメータのうちの少なくとも1つのMGPパラメータと関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含むことができる。
【0217】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1202で受信されるインデックス情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされたMGP、または少なくとも1つの以前のMGPをBWPに適用することをインディケートするための情報、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされたMGPをBWPに適用するかどうかをインディケートするための情報、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0218】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1202で受信されるインデックス情報は、BWPの少なくとも1つのアクティブ化されたMGPを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含んでもよい。
【0219】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1202で受信されるインデックス情報は、DCIまたは少なくとも1つのダウンリンクRRCシグナリングを介して受信され得る。例えば、動作1202で受信されるインデックス情報は、BWP切り替えのためのDCIまたは少なくとも1つのダウンリンクRRCシグナリングを介して受信されてもよく、BWP切り替えを完了することの遅延は、事前定義されたBWP切り替え時間とMGP適用時間との両方を含み得る。
【0220】
いくつかの例示的な実施形態では、例示的な方法1200は、別の複数の事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられた別のコンフィグレーション情報を受信する動作(例えば、
図11に示されるコンフィグレーション情報1107の受信)と、別のコンフィグレーション情報に基づいてコンフィグレーション情報を更新する動作とをさらに含んでもよい。
【0221】
図13は、例示的な実施形態におけるMGPをコンフィグレーションするための例示的な方法1300を示しており、これは、例えば上記の例におけるネットワークノード202、602、902、1002、1102、1103などのネットワークノードにおいて実行され得る。
【0222】
図13に示すように、例示的な方法1300は、動作1301及び動作1302を含むことができる。
【0223】
動作1301において、ネットワークノードは、複数の事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられたコンフィグレーション情報をUEに送信することができる。例えば、複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分(例えば、複数の帯域幅部分の全体)に関連付けられてもよい。動作1301で送信されるコンフィグレーション情報には、上記の例の情報203、603、903、1003、1104などの、または上記の例のコンフィグレーション1107の複数の事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられたコンフィグレーション情報が含まれ得るが、これに限定されない。
【0224】
動作1302において、ネットワークノードは、BWPの少なくとも1つのMGPをコンフィグレーションするためのインデックス情報をUEにさらに送信することができる。動作1302で送信されるインデックス情報は、上記の例における情報204、604、904、1004などを含むことができるが、これらに限定されない。
【0225】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1301で送信されるコンフィグレーション情報は、複数の事前コンフィグレーションされたMGPに対応する複数の情報項目を含んでもよく、複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションの少なくとも1つを含んでもよい。例えば、対応する事前コンフィグレーションされたMGPのインデックスは、所定の識別子であってもよく、または複数の事前コンフィグレーションされたMGPにおける対応する事前コンフィグレーションされたMGPの順序に依存してもよい。
【0226】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1301で送信されるコンフィグレーション情報は、複数のMGPに関連付けられた複数のMGPパラメータのうちのMGPパラメータに対する複数の情報項目を含んでもよく、MGPパラメータに対する複数の情報項目のある情報項目は、MGPパラメータの値と、MGPパラメータの値に対応するインデックスとを含んでもよい。
【0227】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1301で送信されるコンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが、実質的に同じ所定の識別子に対応してもよい。
【0228】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1301で送信されるコンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられた情報(例えば、インディケーション)を含んでもよい。
【0229】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1301で送信されるコンフィグレーション情報は、UEの性能、少なくとも1つのサービスの要件などのうちの少なくとも1つに基づいて決定され得る。
【0230】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1301で送信されるコンフィグレーション情報は、少なくとも1つのダウンリンクRRCシグナリング、例えば少なくとも1つのダウンリンクRRC再コンフィグレーションシグナリングを介して送信され得る。
【0231】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1302で送信されるインデックス情報は、BWPに適用される少なくとも1つのMGPに対する少なくとも1つのインデックス値を含むことができる。
【0232】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1302で送信されるインデックス情報は、複数のMGPパラメータのうちの少なくとも1つのMGPパラメータと関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含むことができる。
【0233】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1302で送信されるインデックス情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされたMGP、または少なくとも1つの以前のMGPをBWPに適用することをインディケートするための情報、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされたMGPをBWPに適用するかどうかをインディケートするための情報、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0234】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1302で送信されるインデックス情報は、BWPの少なくとも1つのアクティブ化されたMGPを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含んでもよい。
【0235】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1302で送信されるインデックス情報は、UEの性能、少なくとも1つの進行中のサービスの要件などのうちの少なくとも1つに基づいて決定され得る。
【0236】
いくつかの例示的な実施形態では、動作1302で送信されるインデックス情報は、DCIまたは少なくとも1つのダウンリンクRRCシグナリングを介して送信され得る。例えば、動作1302で送信されるインデックス情報は、BWP切り替えのためのDCIまたは少なくとも1つのダウンリンクRRCシグナリングを介して送信されてもよく、BWP切り替えを完了することの遅延は、事前定義されたBWP切り替え時間とMGP適用時間との両方を含み得る。
【0237】
いくつかの例示的な実施形態では、例示的な方法1300は、別の複数の事前コンフィグレーションされたMGPに関連付けられた別のコンフィグレーション情報を受信する動作をさらに含むことができ、その例には、上記の例におけるネットワークノード1103によるネットワークノード1102からのコンフィグレーション情報1105の受信が含まれ得るが、これに限定されない。さらに、例1300は、別の受信されたコンフィグレーション情報、UEの性能、少なくとも1つのサービスの要件などのうちの少なくとも1つに基づいて、動作1301で送信されるコンフィグレーション情報を決定する動作を含むこともでき、その例としては、上記の例における動作1106が挙げられ得るが、これに限定されない。いくつかの例示的な実施形態では、例えば、例示的な方法1300が
図11のネットワークノード1102などのネットワークノードで実行される場合、例示的な方法1300は、例えば少なくとも1つのノード間メッセージを介して、コンフィグレーション情報を別のネットワークノードに送信する動作をさらに含むことができる。
【0238】
図14は、例示的な実施形態においてMGPをコンフィグレーションするための例示的な装置1400を示しており、これは、上記の例におけるUE201、601、901、1001、1101などのUEの少なくとも一部であり得る。
【0239】
図14に示すように、例示的な装置1400は、少なくとも1つのプロセッサ1401と、コンピュータプログラムコード1403を含み得る少なくとも1つのメモリ1402とを含んでもよく、少なくとも1つのメモリ1402とコンピュータプログラムコード1403とは、少なくとも1つのプロセッサ1401を用いて、装置1400に、少なくとも上述の方法例1200の動作を少なくとも実行させるように構成され得る。
【0240】
様々な例示的な実施形態では、例示的な装置1400内の少なくとも1つのプロセッサ1401は、中央処理装置(CPU)などの少なくとも1つのマイクロプロセッサ、少なくとも1つのハードウェアプロセッサの一部、ならびに例えばフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)及び特定用途向け集積回路(ASIC)に基づいて開発されたプロセッサなどの他の適切な任意の専用プロセッサを含む少なくとも1つのハードウェアプロセッサを含むことができるが、これに限定されない。さらに、少なくとも1つのプロセッサ1401は、
図14に示されていない少なくとも1つの他の回路または要素を含むこともできる。
【0241】
様々な例示的な実施形態において、例示的な装置1400内の少なくとも1つのメモリ1402は、揮発性メモリ及び/または不揮発性メモリなどの様々な形態の少なくとも1つの記憶媒体を含み得る。揮発性メモリには、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュなどが含まれ得るが、これらに限定されない。不揮発性メモリとしては、例えば、読み取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、フラッシュメモリなどが挙げられ得るが、これらに限定されない。さらに、少なくともメモリ1402は、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、または半導体のシステム、装置もしくはデバイス、またはそれらの任意の組み合わせを含み得るが、これらに限定されない。
【0242】
さらに、様々な例示的な実施形態において、例示的な装置1400は、少なくとも1つの他の回路、要素、及びインターフェース、例えば少なくとも1つのI/Oインターフェース、少なくとも1つのアンテナ素子などを含むこともできる。
【0243】
様々な例示的な実施形態において、少なくとも1つのプロセッサ1401及び少なくとも1つのメモリ1402を含む例示的な装置1400内の回路、部品、要素、及びインターフェースは、バス、クロスバー、配線及び/または無線回線を含むがこれらに限定されない任意の適切な接続を介して、例えば電気的、磁気的、光学的、電磁気的などの任意の適切な方法で互いに結合され得る。
【0244】
MGPをコンフィグレーションするためのUEにおける実装は例示的な装置1400に限定されないことが理解される。別の例示的な実施形態では、MGPをコンフィグレーションするためのUEにおける例示的な実装は、動作1201を実行するための手段、動作1202を実行するための手段、及び動作1203を実行するための手段を含む、例示的な方法1200における動作を実行するための手段を含むことができる。
【0245】
いくつかの例示的な実施形態では、手段の例には、回路、ソフトウェアモジュール、及び任意の他の適切な機能エンティティが含まれる場合もある。本開示全体を通して「回路」という用語は、以下の1つ以上、または全て、すなわち、(a)ハードウェアのみの回路実装(アナログ及び/またはデジタル回路のみでの実装など)、(b)ハードウェア回路とソフトウェアとの組み合わせ、例えば(該当する場合)、(i)アナログ及び/またはデジタルハードウェア回路(複数可)とソフトウェア/ファームウェアとの組み合わせ、及び(ii)ハードウェアプロセッサ(複数可)の任意の部分とソフトウェア(携帯電話またはサーバなどの装置に様々な機能を実行させるように協働するデジタル信号プロセッサ(複数可)、ソフトウェア、及びメモリ(複数可)を含む)との組み合わせ、ならびに(c)動作にソフトウェア(例えば、ファームウェア)を必要とするが、動作に必要がない場合にはソフトウェアが存在しない場合がある、マイクロプロセッサ(複数可)またはマイクロプロセッサ(複数可)の一部などのハードウェア回路(複数可)及び/またはプロセッサ(複数可)、を指す場合がある。「回路」のこの定義は、あらゆる請求項を含む、本開示におけるこの用語の1つまたは全ての使用に適用する。さらなる例として、本開示で使用される場合、用語「回路」はまた、単にハードウェア回路またはプロセッサ(もしくは複数のプロセッサ)の実施態様、あるいはハードウェア回路またはプロセッサの一部と、それに(またはそれらに)付随するソフトウェア及び/またはファームウェアの実施態様も包含する。用語回路はまた、例えば、請求項の構成要素に該当する場合、モバイルデバイス用のベースバンド集積回路またはプロセッサ集積回路、あるいはサーバ、セルラーネットワークデバイス、または他のコンピューティングデバイスもしくはネットワークデバイス内の同様の集積回路も包含する。
【0246】
図15は、例示的な実施形態においてMGPをコンフィグレーションするための例示的な装置1500を示しており、これは、上記の例におけるネットワークノード202、602、902、1002、1102、1103などのネットワークノードの少なくとも一部であり得る。
【0247】
図15に示すように、例示的な装置1500は、少なくとも1つのプロセッサ1501と、コンピュータプログラムコード1503を含み得る少なくとも1つのメモリ1502とを含んでもよく、少なくとも1つのメモリ1502とコンピュータプログラムコード1503とは、少なくとも1つのプロセッサ1501を用いて、装置1500に、少なくとも上述の方法例1300の動作を少なくとも実行させるように構成され得る。
【0248】
様々な例示的な実施形態では、例示的な装置1500内の少なくとも1つのプロセッサ1501は、CPUなどの少なくとも1つのマイクロプロセッサ、少なくとも1つのハードウェアプロセッサの一部、ならびに例えばFPGA及びASICに基づいて開発されたプロセッサなどの他の適切な任意の専用プロセッサを含む少なくとも1つのハードウェアプロセッサを含むことができるが、これに限定されない。さらに、少なくとも1つのプロセッサ1501は、
図15に示されていない少なくとも1つの他の回路または要素を含むこともできる。
【0249】
様々な例示的な実施形態において、例示的な装置1500内の少なくとも1つのメモリ1502は、揮発性メモリ及び/または不揮発性メモリなどの様々な形態の少なくとも1つの記憶媒体を含み得る。揮発性メモリには、例えば、RAM、キャッシュなどが含まれ得るが、これらに限定されない。不揮発性メモリとしては、例えば、ROM、ハードディスク、フラッシュメモリなどが挙げられ得るが、これらに限定されない。さらに、少なくともメモリ1502は、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、または半導体のシステム、装置もしくはデバイス、またはそれらの任意の組み合わせを含み得るが、これらに限定されない。
【0250】
さらに、様々な例示的な実施形態において、例示的な装置1500は、少なくとも1つの他の回路、要素、及びインターフェース、例えば少なくとも1つのI/Oインターフェース、少なくとも1つのアンテナ素子などを含むこともできる。
【0251】
様々な例示的な実施形態において、少なくとも1つのプロセッサ1501及び少なくとも1つのメモリ1502を含む例示的な装置1500内の回路、部品、要素、及びインターフェースは、バス、クロスバー、配線及び/または無線回線を含むがこれらに限定されない任意の適切な接続を介して、例えば電気的、磁気的、光学的、電磁気的などの任意の適切な方法で互いに結合され得る。
【0252】
MGPをコンフィグレーションするためのネットワークノードにおける実装は例示的な装置1500に限定されないことが理解される。別の例示的な実施形態では、MGPをコンフィグレーションするためのネットワークノードにおける例示的な実装は、動作1301を実行するための手段、及び動作1302を実行するための手段を含む、例示的な方法1300における動作を実行するための手段を含むことができる。いくつかの例示的な実施形態では、手段の例には、回路、ソフトウェアモジュール、及び任意の他の適切な機能エンティティが含まれる場合もある。
【0253】
さらに、1つ以上の例示的な実施形態は、デバイスツーデバイス(D2D)の場合のシナリオにも適用され得る。その場合、
図1~
図15に示すネットワークまたはネットワークノードは、1つ以上の制御ノードとして機能する1つ以上のUEを含むこともできる。
【0254】
別の例示的な実施形態は、装置に少なくとも上記のそれぞれの方法を実行させることができるコンピュータプログラムコードまたは命令に関連し得る。別の例示的な実施形態は、そのようなコンピュータプログラムコードまたは命令が記憶されたコンピュータ可読媒体に関連し得る。いくつかの実施形態では、そのようなコンピュータ可読媒体は、揮発性メモリ及び/または不揮発性メモリなどの様々な形態の少なくとも1つの記憶媒体を含み得る。揮発性メモリには、例えば、RAM、キャッシュなどが含まれ得るが、これらに限定されない。不揮発性メモリとしては、ROM、ハードディスク、フラッシュメモリなどが挙げられ得るが、これらに限定されない。不揮発性メモリは、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、または半導体のシステム、装置もしくはデバイス、またはそれらの任意の組み合わせを含むこともあるが、これらに限定されない。
【0255】
文脈上明らかに別の解釈を必要とする場合を除き、明細書及び特許請求の範囲全体を通して、「含む(comprise)」、「含んでいる(comprising)」等の用語は、排他的または網羅的な意味ではなく、包括的な意味で解釈されるべきであり、すなわち、「~を含むが~に限定されない(including,but not limited to)」という意味で解釈されるべきである。本明細書で一般に使用される「結合された」という用語は、直接接続されるか、または1つ以上の中間要素を介して接続され得る2つ以上の要素を指す。同様に、本明細書で一般に使用される「接続された」という用語は、直接接続されるか、または1つ以上の中間要素を介して接続され得る2つ以上の要素を指す。さらに、「本明細書では(herein)」、「上記の(above)」、「以下の(below)」、及び類似の意味の用語は、本出願において使用される場合、本出願全体を指し、本出願の特定の部分を指すものではない。文脈上許容される場合、単数または複数の数を使用する説明における語は、それぞれ複数または単数の数を含むこともできる。2つ以上の項目のリストに対する「または(or)」という単語は、その語の次の解釈、すなわち、リスト内の任意の項目、リスト内の全ての項目、及びリスト内の項目の任意の組み合わせの全てをカバーする。
【0256】
さらに、とりわけ、「できる(can)」、「可能性がある(could)」、「場合がある(might)」、「~し得る(may)」、「例えば(e.g.,)」、「例えば(for example)」、「例えば~など(such as)」などの本明細書中で用いられる条件的言語は、そうでないことが具体的に記述されない限り、または使用される文脈内でそれ以外に理解されない限り、特定の実施形態は特定の特徴、要素、及び/または状態を含み、他の実施形態はこれらを含まないことを伝えることが一般的に意図されている。したがって、そのような条件的言語は、一般に、特徴、要素、及び/または状態が、1つ以上の実施形態にいずれの形であれ必要とされるか、あるいは1つ以上の実施形態が、オーサ入力またはプロンプティングを用いて、または用いずに、これらの特徴、要素、及び/または状態が含まれるか、または任意の特定の実施形態で行われるべきであるかを決定するための論理を必ず含むことを含意することは意図していない。
【0257】
いくつかの実施形態を記載してきたが、これらの実施形態は例として提示したものであり、本開示の範囲を限定する意図はない。実際のところ、本明細書中に記載される装置、方法、及びシステムは、様々な他の形式で実施され得、さらに、本明細書中に記載される方法及びシステムの形式の様々な省略、置換及び変更は、本開示の趣旨から逸脱せずになされ得る。例えば、ブロックは所与の配置で提示されるが、代替実施形態は、異なるコンポーネント及び/または回路トポロジを用いて同様の機能を実行することができ、一部のブロックは、削除、移動、追加、細分割、組み合わせ、及び/または修正されてもよい。これらのブロックの少なくとも1つは、多様な方法で実装されてもよい。これらのブロックの順序は変更することもできる。上記のいくつかの実施形態の要素及び行為の任意の適切な組み合わせを組み合わせて、さらなる実施形態を提供することができる。添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物は、本開示の範囲及び趣旨に収まるような形式または修正を包含するように意図されている。
【手続補正書】
【提出日】2023-10-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置であって、
前記装置に対してコンフィグレーションされた複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報をネットワークデバイスから受信するための手段と、
前記ネットワークデバイスから、帯域幅部分に対して、前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンからの少なくとも1つの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンをアクティブ化することまたは非アクティブ化することのためのインデックス情報を受信するための手段と、
少なくとも前記インデックス情報に基づいて、前記帯域幅部分に対して、前記少なくとも1つの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンをアクティブ化することまたは非アクティブ化することのための手段と、
を備える、装置。
【請求項2】
前記コンフィグレーション情報は、前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに対応する複数の情報項目を含み、前記複数の情報項目のある情報項目は、対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたインデックス及びパラメータコンフィグレーションのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインデックスは、所定の識別子であり、または前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンにおける前記対応する事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンの順序に依存する、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記インデックス情報は、前記帯域幅部分に適用すべき前記少なくとも1つの測定ギャップパターンに対する少なくとも1つのインデックス値を含む、請求項2または3に記載の装置。
【請求項5】
前記コンフィグレーション情報は、前記複数の測定ギャップパターンに関連付けられた複数の測定ギャップパターンパラメータのうちのある測定ギャップパターンパラメータに対する複数の情報項目を含み、前記測定ギャップパターンパラメータに対する前記複数の情報項目のある情報項目は、前記測定ギャップパターンパラメータの値と、前記測定ギャップパターンパラメータの値に対応するインデックスとを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記インデックス情報は、前記複数の測定ギャップパターンパラメータのうちの少なくとも1つの測定ギャップパターンパラメータに関連付けられた少なくとも1つのインデックス値を含む、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記コンフィグレーション情報における2つ以上のインデックスが、同じ所定の識別子に対応する、請求項2~6のいずれか一項に記載の装置。
【請求項8】
前記コンフィグレーション情報は、少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンのインディケーションを含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
前記インデックス情報は、
前記少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターン、または少なくとも1つの以前の測定ギャップパターンを前記帯域幅部分に適用することをインディケートするための情報と、
前記少なくとも1つのデフォルトの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンを前記帯域幅部分に適用するかどうかをインディケートするための情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記インデックス情報は、前記帯域幅部分の少なくとも1つのアクティブ化された測定ギャップパターンを非アクティブ化することをインディケートするための少なくとも1つの所定のインデックスまたは少なくとも1つの空のインデックスを含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の装置。
【請求項11】
前記装置は、少なくとも1つの第1のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して前記コンフィグレーション情報を受信するように構成される、請求項1~10のいずれか一項に記載の装置。
【請求項12】
前記装置は、ダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して前記インデックス情報を受信するように構成される、請求項1~11のいずれか一項に記載の装置。
【請求項13】
前記装置は、帯域幅部分切り替えのためのダウンリンク制御情報または少なくとも1つの第2のダウンリンク無線リソース制御シグナリングを介して、前記インデックス情報iを受信するように構成され、前記帯域幅部分切り替えを完了することの遅延は、事前定義された帯域幅部分切り替え時間と測定ギャップパターン適用時間との両方を含む、請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記装置は、
別の複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられた別のコンフィグレーション情報を受信するための手段と、
前記別のコンフィグレーション情報に基づいて前記コンフィグレーション情報を更新するための手段と、
を備える、請求項1~13のいずれか一項に記載の装置。
【請求項15】
前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンは、複数の帯域幅部分に関連付けられている、請求項1~14のいずれか一項に記載の装置。
【請求項16】
装置であって、
移動局に対してコンフィグレーションされた複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンに関連付けられたコンフィグレーション情報を前記移動局に送信するための手段と、
前記移動局に、帯域幅部分に対して、前記複数の事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンからの少なくとも1つの事前コンフィグレーションされた測定ギャップパターンをアクティブ化することまたは非アクティブ化することのためのインデックス情報を送信するための手段と、
を備える、装置。
【国際調査報告】