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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-13
(54)【発明の名称】ディスクブレーキ装置及び自転車
(51)【国際特許分類】
   F16D 65/12 20060101AFI20240306BHJP
   B60B 1/04 20060101ALI20240306BHJP
   B60B 27/00 20060101ALI20240306BHJP
【FI】
F16D65/12 R
B60B1/04
B60B27/00 D
【審査請求】有
【予備審査請求】有
(21)【出願番号】P 2023557273
(86)(22)【出願日】2022-01-14
(85)【翻訳文提出日】2023-09-26
(86)【国際出願番号】 CN2022071973
(87)【国際公開番号】W WO2022193810
(87)【国際公開日】2022-09-22
(31)【優先権主張番号】202120558303.0
(32)【優先日】2021-03-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522310133
【氏名又は名称】大行科工(深▲せん▼)股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】DAHON TECH(SHENZHEN)CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】110000291
【氏名又は名称】弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】韓 徳▲ウェイ▼
(72)【発明者】
【氏名】李 文旭
【テーマコード(参考)】
3J058
【Fターム(参考)】
3J058AA43
3J058AA48
3J058AA53
3J058AA63
3J058AA73
3J058AA87
3J058BA44
3J058CB12
3J058CB17
3J058CC22
3J058DD20
3J058FA09
(57)【要約】
ディスクブレーキ装置(100)及び自転車に関する。ディスクブレーキ装置(100)は、フレーム、取付軸(60)、車輪(70)及びディスクブレーキ盤(10)を含み、フォーク片(51)は、フレーム本体に固定接続され、取付軸(60)は、フォーク片(51)に固定接続され、ハブ(71)は、取付軸(60)に可動接続され、スポーク(72)は、ハブ(71)とリム(73)との間に設けられ、ディスクブレーキ盤(10)は、ハブ(71)に固定接続され、ディスクブレーキ盤(10)は車輪(70)と共に取付軸(60)に対して回転可能であり、ディスクブレーキ盤(10)は、スポーク(72)に面して設けられた内面と、フォーク片(51)に面して設けられた外面とを有し、取付軸(60)の径方向においてディスクブレーキ盤(10)の内面のハブ(71)から最も遠い縁とスポーク(72)との間の取付軸(60)の軸方向における第1距離(L1)は、10mm以下であり、及び/又は、取付軸(60)の径方向においてディスクブレーキ盤(10)の外面のハブ(71)からの最も遠い縁とフォーク片(51)の内側面(511)との間の取付軸(60)の軸方向における第2距離(L2)は、20mm以上である。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスクブレーキ装置であって、
フレームと、取付軸と、車輪と、ディスクブレーキ盤とを含み、
前記フレームは、フレーム本体及びフォーク片を含み、前記フォーク片は、前記フレーム本体に固定接続され、前記取付軸は、前記フォーク片に固定接続され、前記車輪は、ハブと、リムと、スポークとを含み、前記ハブは、前記取付軸に可動接続され、前記スポークは、前記ハブと前記リムとの間に設けられ、前記ディスクブレーキ盤は、前記ハブに固定接続され、前記ディスクブレーキ盤は前記車輪と共に前記取付軸に対して回転可能であり、
前記ディスクブレーキ盤は、前記スポークに面して設けられた内面と、前記フォーク片に面して設けられた外面とを有し、
前記取付軸の径方向において前記ディスクブレーキ盤の内面の前記ハブから最も遠い縁と前記スポークとの間の前記取付軸の軸方向における第1距離は、10mm以下であり、及び/又は、前記取付軸の径方向において前記ディスクブレーキ盤の外面の前記ハブから最も遠い縁と前記フォーク片の内側面との間の前記取付軸の軸方向における第2距離は、20mm以上である、ことを特徴とするディスクブレーキ装置。
【請求項2】
前記ディスクブレーキ盤は、取付フレームと、ディスク片とを含み、前記ディスク片は、前記取付フレームの周方向に沿って前記取付フレームの縁に設けられ、前記取付軸の軸方向において、前記取付フレーム全体は、前記ディスク片の内面を超えず、前記取付フレームは、前記ディスク片の内面と同一側に位置する車輪取付面を有し、前記ハブは、前記車輪取付面に当接し、前記取付軸の軸方向において、前記車輪取付面は、前記ディスク片の内面と間隔をあけて設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載のディスクブレーキ装置。
【請求項3】
前記ディスク片は、前記取付軸の軸方向において第1取付孔が貫通して設けられ、前記取付フレームの周縁は、前記第1取付孔の孔壁に接続され、或いは、前記取付フレームの周縁は、前記ディスク片の前記外面を有する一端に接続され、
前記ディスク片が位置する平面における前記車輪取付面の正投影は、前記ディスク片が位置する平面における前記取付孔の正投影の範囲内に位置する、ことを特徴とする請求項2に記載のディスクブレーキ装置。
【請求項4】
前記取付フレームは、取付片及び複数の取付脚を含み、各前記取付脚の一端は、前記取付片の周縁に接続され、各前記取付脚の他端は、前記ディスク片に接続され、全ての前記取付脚は、前記ディスク片の周方向に沿って間隔をあけて設けられており、
前記車輪取付面は、前記ディスク片の内面と同一側に位置する平面である、ことを特徴とする請求項3に記載のディスクブレーキ装置。
【請求項5】
前記ディスクブレーキ盤は、平板状構造であり、前記ハブの前記ディスクブレーキ盤に面する側にディスクブレーキ盤取付面を有し、前記ディスクブレーキ盤は、前記ディスクブレーキ盤取付面に当接する、ことを特徴とする請求項1に記載のディスクブレーキ装置。
【請求項6】
前記ハブは、前記取付軸に可動接続された本体と、前記本体に接続されたディスクブレーキ盤取付部とを含み、前記スポークは、前記本体と前記リムとの間に設けられ、
前記ディスクブレーキ盤取付部は、前記本体の前記ディスクブレーキ盤に面する側に凸設された星状多角形構造である、ことを特徴とする請求項1に記載のディスクブレーキ装置。
【請求項7】
前記ディスクブレーキ盤は、ブレーキ面を有し、前記ブレーキ面は、前記取付軸の軸線に垂直であり、又は前記ブレーキ面と前記取付軸の軸線とは、鋭角又は鈍角を呈して設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載のディスクブレーキ装置。
【請求項8】
前記ディスクブレーキ装置は、前記フレームに接続されたディスクブレーキをさらに含み、前記ディスクブレーキは、挟持口を有し、前記ディスクブレーキは、前記挟持口を介して前記ディスクブレーキ盤の外に挟持され、
前記スポークは、前記ハブと前記リムとの間に傾斜して設けられ、前記ディスクブレーキは、前記スポークに面する第1表面を有し、前記第1表面の傾斜方向は、前記スポークの傾斜方向と同じである、ことを特徴とする請求項1に記載のディスクブレーキ装置。
【請求項9】
前記ディスクブレーキ装置は、前記フレームに接続されたディスクブレーキをさらに含み、前記ディスクブレーキは、挟持口を有し、前記ディスクブレーキは、前記挟持口を介して前記ディスクブレーキ盤の外に挟持され、
前記スポークは、前記ハブと前記リムとの間に傾斜して設けられ、前記ディスクブレーキは、前記スポークに面する第1表面を有し、前記第1表面に凹凸構造が設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載のディスクブレーキ装置。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1項に記載のディスクブレーキ装置を含む、ことを特徴とする自転車。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブレーキ技術分野に関し、特に、ディスクブレーキ装置及び自転車に関する。
【背景技術】
【0002】
自転車は、交通手段の一種として、人々の日常生活において重要な役割を果たしている。ブレーキ機構は、自転車の信頼的な作動を確保するために不可欠な部材であり、ディスクブレーキ機構は、自転車に広く適用されている。
【0003】
ディスクブレーキ機構は、ディスクブレーキ盤及びディスクブレーキを含み、ディスクブレーキ盤は、車輪に連結され、ディスクブレーキは、ディスクブレーキ盤に挟持され、ブレーキが必要な場合には、ディスクブレーキは、ディスクブレーキ盤をクランプし、ディスクブレーキ盤は、ディスクブレーキがそれに加える摩擦力の作用で回転を停止して、車輪の回転を停止させ、ブレーキの目的に達成する。
【0004】
従来のディスクブレーキ機構は、ディスクブレーキ盤とフォーク片の内側面との距離が4mm~12mmであり、ディスクブレーキ盤と車輪のスポークとの間の距離が遠いため、ディスクブレーキとディスクブレーキ盤が車輪の中心平面から突出しすぎて、構造上に多くの空間の浪費を引き起こすだけでなく、突出した部位が衝突によって破損されやすく又は衝突によって人を傷つける傾向がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
これに基づいて、従来のディスクブレーキ盤と車輪スポークとの間の距離が遠くて空間の浪費を引き起こし、かつ衝突によって破損されやすく又は衝突によって人を傷つける傾向があるという問題に対して、空間の浪費を減少させるとともに、衝突によって破損されにくく、又は衝突によって人を傷つける傾向が低下するディスクブレーキ装置及び自転車を提供する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ディスクブレーキ装置は、フレームと、取付軸と、車輪と、ディスクブレーキ盤とを含み、前記フレームは、フレーム本体及びフォーク片を含み、前記フォーク片は、前記フレーム本体に固定接続され、前記取付軸は、前記フォーク片に固定接続され、前記車輪は、ハブと、リムと、スポークとを含み、前記ハブは、前記取付軸に可動接続され、前記スポークは、前記ハブと前記リムとの間に設けられ、前記ディスクブレーキ盤は、前記ハブに固定接続され、前記ディスクブレーキ盤は前記車輪と共に前記取付軸に対して回転可能であり、
前記ディスクブレーキ盤は、前記スポークに面して設けられた内面と、前記フォーク片に面して設けられた外面とを有し、
前記取付軸の径方向において前記ディスクブレーキ盤の内面の前記ハブから最も遠い縁と前記スポークとの間の前記取付軸の軸方向における第1距離は、10mm以下であり、及び/又は、前記取付軸の径方向において前記ディスクブレーキ盤の外面の前記ハブから最も遠い縁と前記フォーク片の内側面との間の前記取付軸の軸方向における第2距離は、20mm以上である。
【0007】
一実施例では、前記ディスクブレーキ盤は、取付フレームと、ディスク片とを含み、前記ディスク片は、前記取付フレームの周方向に沿って前記取付フレームの縁に設けられ、
前記取付軸の軸方向において、前記取付フレーム全体は、前記ディスク片の内面を超えず、
前記取付フレームは、前記ディスク片の内面と同一側に位置する車輪取付面を有し、前記ハブは、前記車輪取付面に当接し、前記取付軸の軸方向において、前記車輪取付面は、前記ディスク片の内面と間隔をあけて設けられている。
【0008】
一実施例では、前記ディスク片は、前記取付軸の軸方向において第1取付孔が貫通して設けられ、前記取付フレームの周縁は、前記第1取付孔の孔壁に接続され、或いは、前記取付フレームの周縁は、前記ディスク片の前記外面を有する一端に接続され、
前記ディスク片が位置する平面における前記車輪取付面の正投影は、前記ディスク片が位置する平面における前記取付孔の正投影の範囲内に位置する。
【0009】
一実施例では、前記取付フレームは、取付片及び複数の取付脚を含み、各前記取付脚の一端は、前記取付片の周縁に接続され、各前記取付脚の他端は、前記ディスク片に接続され、全ての前記取付脚は、前記ディスク片の周方向に沿って間隔をあけて設けられ、
前記車輪取付面は、前記ディスク片の内面と同一側に位置する平面である。
【0010】
一実施例では、前記ディスクブレーキ盤は、平板状構造であり、前記ハブの前記ディスクブレーキ盤に面する側にディスクブレーキ盤取付面を有し、前記ディスクブレーキ盤は、前記ディスクブレーキ盤取付面に当接する。
【0011】
一実施例では、前記ハブは、前記取付軸に可動接続された本体と、前記本体に接続されたディスクブレーキ盤取付部とを含み、前記スポークは、前記本体と前記リムとの間に設けられ、
前記ディスクブレーキ盤取付部は、前記本体の前記ディスクブレーキ盤に面する側に凸設された星状多角形である。
【0012】
一実施例では、前記ディスクブレーキ盤は、ブレーキ面を有し、前記ブレーキ面は、前記取付軸の軸線に垂直であり、又は前記ブレーキ面と前記取付軸の軸線とは、鋭角又は鈍角を呈して設けられる。
【0013】
一実施例では、前記ディスクブレーキ装置は、前記フレームに接続されたディスクブレーキをさらに含み、前記ディスクブレーキは、挟持口を有し、前記ディスクブレーキは、前記挟持口を介して前記ディスクブレーキ盤の外に挟持され、
前記スポークは、前記ハブと前記リムとの間に傾斜して設けられ、前記ディスクブレーキは、前記スポークに面する第1表面を有し、前記第1表面の傾斜方向は、前記スポークの傾斜方向と同じである。
【0014】
一実施例では、前記ディスクブレーキ装置は、前記フレームに接続されたディスクブレーキをさらに含み、前記ディスクブレーキは、挟持口を有し、前記ディスクブレーキは、前記挟持口を介して前記ディスクブレーキ盤の外に挟持され、
前記スポークは、前記ハブと前記リムとの間に傾斜して設けられ、前記ディスクブレーキは、前記スポークに面する第1表面を有し、前記第1表面に凹凸構造が設けられている。
【0015】
自転車は、上記いずれかのディスクブレーキ装置を含む。
【0016】
上記ディスクブレーキ装置及び自転車によれば、ディスクブレーキ盤の内面のハブからの最も遠い縁とスポークとの間の取付軸の軸方向における第1距離は、10mm以下であり、及び/又はディスクブレーキ盤の外面のハブから最も遠い縁とフォーク片の内側面との間の取付軸の軸方向における第2距離は、20mm以下であるため、従来技術に対して、ディスクブレーキ盤とスポークとの間の距離を減少させ、ディスクブレーキ盤とスポークとの間の空間の浪費を減少させ、且つディスクブレーキ盤の車輪の中心平面から突出した部分が少なく、衝突によって破損されにくくなり、又は衝突によって人を傷つける傾向が低下する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の一実施例が提供するディスクブレーキ装置の組立図である。
図2図1に示すディスクブレーキ装置の分解図である。
図3図1に示すディスクブレーキ装置の正面図である。
図4図1に示すディスクブレーキ装置の部分構成の正面図である。
図5図4に示すディスクブレーキ装置の部分構成の斜視図である。
図6図1に示すディスクブレーキ装置のディスクブレーキ装置のディスクブレーキ盤の分解図である。
図7】本発明の別の実施例が提供するディスクブレーキ装置の分解図である。
図8】本発明のまた別の実施例が提供するディスクブレーキ装置の分解図である。
図9】本発明のさらに別の実施例が提供するディスクブレーキ装置の分解図である。
図10図9に示すディスクブレーキ装置の側面図である。
図11図4に示すディスクブレーキ装置の部分構成の側面図である。
図12図4に示すディスクブレーキ装置の部分構成の分解図である。
図13図1又は図7に示すディスクブレーキ装置のディスクブレーキの分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の上記目的、特徴及び利点をより明らかにするために、以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態について詳細に説明する。以下の説明では、本発明を十分に理解するために、多くの具体的な詳細を説明する。しかしながら、本発明は、ここで説明されたものと異なる多くの他の形態で実施することができ、当業者は、本発明の内容に反しない場合においても同様の改良を行うことができるため、本発明は、以下に開示される具体的な実施例に限定されない。
【0019】
本発明の説明において、用語「中心」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「時計回り」、「反時計回り」、「軸方向」、「径方向」、「周方向」等によって示される方位又は位置関係は、図面に示される方位又は位置関係に基づくものであり、本発明及び簡単化の説明を容易にするためのものであり、言及された装置又は部品が特定の方位を有し、特定の方位で構造及び操作されなければならないことを指示又は暗示するものではないので、本発明に対する制限と理解できない。
【0020】
また、用語「第1」、「第2」は、単に説明するためのものであり、相対的な重要性を指示又は暗示する、又は指示された技術的特徴の数を暗黙的に示すものと理解できない。よって、「第1」、「第2」の特徴は、明示的または暗黙的に少なくとも1つの当該特徴を含んでもよい。本発明の説明において、「複数」は、特に明記しない限り、少なくとも2つ、例えば、2つ、3つなどを意味する。
【0021】
本発明において、特に明記されていない限り、用語「取り付ける」、「つながる」、「接続」、「固定」などの用語は、広義に理解されるべきであり、例えば、固定接続であってもよく、取り外し可能に接続されてもよく、または一体であってもよく、機械的に接続されてもよく、電気的に接続されてもよく、直接に接続されてもよく、中間媒体を介して間接的に接続されてもよく、2つの素子の内部の連通または2つの素子の相互作用関係であってもよい。当業者であれば、具体的な状況に基づいて、上記の用語の本発明における具体的な意味を理解することができる。
【0022】
本発明において、特に明記しない限り、第1の特徴が第2の特徴の「上」または「下」にあるのは、第1および第2の特徴が直接接触してもよく、または第1および第2の特徴が中間媒体を介して間接的に接触してもよい。また、第1の特徴が第2の特徴の「上」、「上方」及び「上側」にあるのは、第1の特徴が第2の特徴の真上又は斜め上方にあるか、又は第1の特徴の水平高さが第2の特徴よりも高いことのみを示す。第1の特徴が第2の特徴「下」、「下方」及び「下」にあるのは、第1の特徴が第2の特徴の真下又は斜め下方にあるか、又は第1の特徴の水平高さが第2の特徴よりも小さいことのみを示してもよい。
【0023】
なお、一方の素子が他方の素子に「固定されている」又は「設けられている」と呼ばれている場合、他方の素子に直接あるか又は中間素子が存在していてもよい。一方の素子が他方の素子に「接続されている」とみなされたのは、他方の素子に直接接続されてもよいし、中間素子が同時に存在してもよい。本文で使用される用語「垂直」、「水平」、「上」、「下」、「左」、「右」及び類似の表現は、説明のためのものであり、唯一の実施形態を示すものではない。
【0024】
図1を参照すると、本発明の一実施例は、自転車を提供し、当該自転車は、ディスクブレーキ装置100を含み、ディスクブレーキ装置100は、フレーム、取付軸60、車輪70及びディスクブレーキ盤10を含み、フレームは、フレーム本体とフォーク片51を含み、フォーク片51は、フレーム本体に固定接続され、取付軸60は、フォーク片51に固定接続されている。車輪70は、互いに接続されたハブ71及びホイールを含み、ハブ71は、取付軸60に可動接続され、具体的には、ハブ71は、取付軸60の外に回転可能に嵌設され、ホイールは、スポーク72及びリム73を含み、スポーク72は、ハブ71とリム73との間に設けられている。ディスクブレーキ盤10は、ハブ71に固定接続され、ホイールは、ハブ及びディスクブレーキ盤10とともに取付軸に対して回転可能である。
【0025】
図2図4を参照すると、ディスクブレーキ装置100は、フォーク片51に固定接続されたディスクブレーキ20をさらに含み、ディスクブレーキ20は、挟持口21を有し、ディスクブレーキ20は、挟持口21を介してディスクブレーキ盤10の外に挟持され、ディスクブレーキ20は、ディスクブレーキ盤10を離す離し状態及びディスクブレーキ盤10をクランプするクランプ状態を有する。ディスクブレーキ盤10は、ブレーキ面を有し、ディスクブレーキ20が離し状態にある場合、ディスクブレーキ20は、ディスクブレーキ盤10のブレーキ面から分離し、ディスクブレーキ盤10は、車輪とともに取付軸に対して回転可能であり、ディスクブレーキ20がクランプ状態にある場合、ディスクブレーキ20は、ディスクブレーキ盤10のブレーキ面に密着し、ディスクブレーキ20は、ディスクブレーキ盤10の回転を制限することで、車輪の回転を制限して、ブレーキの効果を奏する。
【0026】
図5及び図6を参照すると、ディスクブレーキ盤10は、対向設置された内面と外面を有し、ディスクブレーキ盤10の内面は、スポーク72に面して設けられ、ディスクブレーキ盤10の外面は、フォーク片51に面して設けられている。
【0027】
引き続き図3を参照すると、取付軸60の径方向においてディスクブレーキ盤10の内面のハブ71からの最も遠い縁とスポーク72との間の取付軸60の軸方向における第1距離L1は、10mm以下であり、及び/又は、取付軸60の径方向においてディスクブレーキ盤10の外面のハブ71からの最も遠い縁とフォーク片51の内側面511との間の取付軸60の軸方向における第2距離L2は、20mm以上である。
【0028】
即ち、一具体的な実施例では、取付軸60の径方向において、ディスクブレーキ盤10の内面は、ハブ71から最も遠い第1縁を有し(図7を参照)、取付軸60の軸方向において、該第1縁とスポーク72との間の第1距離L1は、10mm以下である。他の具体的な実施例では、取付軸60の径方向において、ディスクブレーキ盤10の外面は、ハブ71から最も遠い第2縁を有し(図3を参照)、取付軸60の軸方向において、該第2縁とフォーク片51との間の第2距離L2は、20mm以上である。他の具体的な実施例では、取付軸60の径方向において、ディスクブレーキ盤10の内面は、ハブ71から最も遠い第1縁を有し、取付軸60の軸方向において、該第1縁とスポーク72との間の第1距離L1は、10mm以下である。また、取付軸60の径方向において、ディスクブレーキ盤10の外面は、ハブ71から最も遠い第2縁を有し、取付軸60の軸方向において、当該第2縁とフォーク片51との間の第2距離L2は、20mm以上である。
【0029】
本実施例が提供する自転車によれば、ディスクブレーキ盤10の内面のハブ71から最も遠い縁とスポーク72との間の取付軸60の軸方向における第1距離L1が10mm以下であり、及び/又は、ディスクブレーキ盤10の外面のハブ71から最も遠い縁とフォーク片51の内側面511との間の取付軸60の軸方向における第2距離L2が20mm以上であるため、従来技術に対して、ディスクブレーキ盤10とスポーク72との間の距離を減少させ、ディスクブレーキ盤10とスポーク72との間の空間の浪費を減少させるとともに、ディスクブレーキ盤10の車輪の中心平面から突出した部分が少なく、衝突によって破損されにくくなり、又は衝突によって人を傷つける傾向が低下する。
【0030】
なお、取付軸60の径方向において、ディスクブレーキ盤10の内面は、ハブ71から最も遠い第1縁を有し、取付軸60の軸方向において、該第1縁とスポーク72との間の第1距離L1は、6mm、7mm又は8mmであってもよく、第1距離L1の具体的な数値は、限定されない。取付軸60の径方向において、ディスクブレーキ盤10の外面は、ハブ71から最も遠い第2縁を有し、取付軸60の軸方向において、該第2縁とフォーク片51との間の第2距離L2は、20mm、21mm又は22mmであってもよく、第2距離L2の具体的な数値は、限定されない。
【0031】
一実施例では、図8を参照すると、ハブ71は、取付軸60に可動接続された本体712、及び本体712に接続されたディスクブレーキ盤取付部713を含み、スポーク72は、本体712とリム73との間に設けられている。ディスクブレーキ盤取付部713は、本体712のディスクブレーキ盤10に面する側に凸設された星状多角形構造である。このように設置すれば、ディスクブレーキ盤取付部713は、ディスクブレーキ盤10の取付が可能であると保証しつつ、十分な剛性を有することを前提としてハブ71の重量を軽減することができ、ディスクブレーキ装置10全体の軽量化を図ることができる。
【0032】
具体的には、ディスクブレーキ盤取付部713は、本体712のディスクブレーキ盤10に面する側に凸設された六角星構造である。当然ながら、他のいくつかの実施例では、ディスクブレーキ盤取付部713は、三角星構造、四角星構造、五角星構造又は六角よりも多い星状多角形構造であってもよく、ここで限定しない。
【0033】
図3図9及び図10を参照すると、一実施例では、ディスクブレーキ盤10は、平板状構造である。ディスクブレーキ盤取付部713のディスクブレーキ盤10に面する側にディスクブレーキ盤取付面711を有し、ディスクブレーキ盤10は、ディスクブレーキ盤取付面711に当接する。ディスクブレーキ盤取付面711とフォーク片51の内側面511との間の取付軸60の軸方向における第3距離は、20mm以上である。このように設置すれば、軸受の取付位置が一定であることを保証することができ、取付軸60の曲げ強度を確保するとともに、ディスクブレーキ盤10とスポーク72との間の距離をさらに減少させ、ディスクブレーキ盤10とスポーク72との間の空間の浪費を減少させ、且つディスクブレーキ盤10の車輪の中心平面から突出した部分が少なく、衝突によって破損されにくくなり、又は衝突によって人を傷つける傾向が低下する。
【0034】
なお、ディスクブレーキ盤取付面711とフォーク片51の内側面511との間の取付軸60の軸方向における第3距離は、20mm、21mm又は22mmであってもよく、第3距離の具体的な数値は、限定されない。
【0035】
引き続き図4を参照すると、他の実施例では、ディスクブレーキ盤10は、ディスク片11及び取付フレーム12を含む。取付フレーム12は、ハブ71に固定接続され、ディスク片11は、取付軸60の周方向に沿って取付フレーム12の縁に設けられ、且つディスクブレーキ20と合わせ、ブレーキ面は、ディスク片11に設けられ、ディスクブレーキ20は、挟持口21を介してディスク片11の外に挟持され、ディスクブレーキ20は、ディスク片11を離す離し状態、及びディスク片11をクランプするクランプ状態を有する。ディスクブレーキ20が離し状態にある場合、ディスクブレーキ盤10は、車輪とともに取付軸60に対して回転可能であり、ディスクブレーキ20がクランプ状態にある場合、ディスクブレーキ20は、ディスクブレーキ盤10の回転を制限することで、車輪の回転を制限して、ブレーキの効果を奏する。
【0036】
一実施例では、取付軸60の軸方向において、取付フレーム12全体は、ディスク片11の内面(ディスク片11の内面は、ディスクブレーキ盤の内面の一部である)を超えない。即ち、ディスク片11のホイールに近い面をその内側表面と定義すると、取付軸60の軸方向において、取付フレーム12全体は、ディスク片11の内側表面の外に位置するか、又は、一部がディスク片11の内側表面と面一である。
【0037】
引き続き図5を参照すると、さらに、取付フレーム12は、ディスク片11の内面と同一側に位置する車輪取付面121を有し、ハブ71は、車輪取付面121に当接し、他の固定構造によって取付フレーム12に固定接続されている。取付軸60の軸方向において、車輪取付面121は、ディスク片11の内面と間隔をあけて設けられ、即ち、取付軸60の径方向において、車輪取付面121とディスク片11の内面とはずれている。このように、ディスク片11の内面は、車輪取付面121に対して内側に設置され、従来技術に対して、ディスクブレーキ盤10とホイールとの間の間隔を減少させ、ディスクブレーキ盤10とホイールとの間の空間の浪費を減少させる。
【0038】
一実施例では、取付フレーム12は、ディスク片11の内面に対してディスク片11の外面に向かう方向に凹んで車輪取付面121を形成し、即ち、取付フレーム12は、車輪から離れる方向に向かって外へ凹んで、ディスク片11の内面と同一側に位置する車輪取付面121を形成する。理解できるように、他のいくつかの実施例では、車輪取付面121は、上記のように凹む態様で形成されず、直接取付フレーム12に形成されてもよい。
【0039】
具体的には、スポーク72は、ハブ71とリム72との間に傾斜して設けられ、ディスク片11は、スポークに正対し、ディスク片11の内面が車輪取付面121に対して内側に設けられる場合、従来技術に対して、ディスクブレーキ盤10とスポーク72との間の間隔を減少させ、ディスクブレーキ盤10とスポーク72との間の空間の浪費を減少させる。
【0040】
一実施例では、ディスク片11は、取付軸60の軸方向において第1取付孔113が貫通して設けられ、取付フレーム12の周縁は、第1取付孔113の孔壁に接続され、或いは、取付フレーム12の周縁は、ディスク片11の外面を有する側に接続される。このように設置すれば、取付フレーム12全体がディスク片11の内面を超えないように保証できる。
【0041】
一具体的な実施例では、取付フレーム12とディスク片11は、リベット30(図11を参照)によってカシメ固定される。具体的には、取付フレーム12の周縁には、第1半穴が設けられ、第1取付孔113の孔壁に第2半穴が設けられ、第1半穴と第2半穴が突き合わされてカシメ穴が形成され、リベット30は、カシメ穴内に穿設されて取付フレーム12とディスク片11をカシメ固定する。理解できるように、他のいくつかの実施例では、取付フレーム12とディスク片11は、他の態様で固定されてもよく、例えばネジによって接続固定されてもよく、或いは、他のいくつかの実施例では、取付フレーム12とディスク片11は、一体成形されてもよく、ここで限定しない。
【0042】
さらに、取付フレーム12の中心軸線は、ディスク片11の中心軸線と重ね合わせる。当然ながら、他のいくつかの実施例では、取付フレーム12の中心軸線とディスク片11の中心軸線がずれることが許容される。
【0043】
引き続き図5を参照すると、一実施例では、取付フレーム12は、取付片122及び複数の取付脚123を含み、各取付フレーム12の一端は、取付片122の周縁に接続され、各取付フレーム12の他端は、ディスク片11に接続され、全ての取付脚123は、ディスク片11の周方向に沿って間隔をあけて設けられている。このように設置すれば、取付脚123の長さを変更することにより、車輪取付面121とディスク片11の内面との間の距離を変更することができる。
【0044】
引き続き図6を参照すると、具体的には、取付片122は、第2取付孔124を有し、取付軸60は、第2取付孔124内に穿設されている。取付脚123の数は、5つであり、取付片122と複数の取付脚123は、一体成形されている。当然ながら、他のいくつかの実施例では、取付脚123の数は、限定されず、且つ取付片122と取付脚123は、他の接続構造によって接続されてもよい。
【0045】
さらに、ディスク片11は、平板状構造であり、ブレーキ面は、取付軸60の軸線に垂直であり、取付片122の位置する平面は、ディスク片11の位置する平面に平行であり、車輪取付面121は、ディスク片11の内面と同一側に位置する平面である。このように、取り付け時に、車輪取付面121とハブ71の端面との接触面積を増加させることができ、組立の強固性及び安定性を確保できる。
【0046】
図7を参照すると、他の実施例では、ブレーキ面と取付軸60の軸線とは、鋭角又は鈍角を呈して設けられ、ディスク片11は、第1ディスクプレート114及び第2ディスクプレート115を含み、第1ディスクプレート114は、取付フレーム12に固定接続され、第2ディスクプレート115は、第1ディスクプレート114に接続されるとともに、第1ディスクプレート114に対してスポーク72に近づく方向に折り曲げられる。このように設置すれば、ディスク片11とスポーク72との間の距離をさらに減少させ、ディスクブレーキ盤10とスポーク72との間の空間の浪費を減少させることができる。
【0047】
取付軸60の軸方向において、ディスク片11の外面は、車輪取付面121とディスク片11の内面との間に位置する。このように設置すれば、ディスク片11全体が車輪取付面121の内側に位置することを確保して、鋭利なディスク片11が使用者を誤って傷つけることを防止するとともに、自転車が折り畳み式自転車である場合、自転車の折り畳み時にディスク片11の干渉を防止し、かつ折り畳み式自転車の折り畳み体積を減少させることができる。
【0048】
さらに、取付フレーム12の厚さは、ディスク片11の厚さと等しい。理解できるように、他のいくつかの実施例では、取付フレーム12の厚さがディスク片11の厚さと等しくないようにしてもよく、ここで限定しない。
【0049】
取付脚123が湾曲した弧状を呈して取付片122とディスク片11との間に設けられ、このように設置すれば、取付フレーム12とディスク片11との接続強度を増加させることができる。他のいくつかの実施例では、取付脚123は、平板状であり、平板状の取付脚123は、取付片122とディスク片11との間に傾斜して接続されてもよい。
【0050】
図12を参照すると、一実施例では、ディスクブレーキ20は、スポークに面する第1表面22を有し、第1表面22の傾斜方向は、スポークの傾斜方向と同じである。このように設置すれば、ディスクブレーキ20は、より大きい強度で車輪のスポーク72に近づくことができ、ディスクブレーキ盤10及びディスクブレーキ20がより良好な内オフセット量を有する。
【0051】
図13を参照すると、さらに、ディスクブレーキ20の第1表面22には、凹凸構造23が設けられる。このように、ディスクブレーキ20の放熱面積を増加させることができ、ディスクブレーキ盤10及びディスクブレーキ20の放熱効果を向上させ、ブレーキ性能を確保し、且つディスクブレーキ盤10とディスクブレーキ20の耐用年数を向上させることができる。具体的には、第1表面22には、複数の凹溝が凹設され、凹溝が設けられていない領域は、凹溝に対して突起を形成し、このように上記凹凸構造23が形成される。理解できるように、他のいくつかの実施例では、第1表面22に複数の突起が凸設され、突起が設けられていない領域は、突起に対して凹溝を形成し、このように上記凹凸構造23が形成されてもよい。より具体的には、上記凹溝又は突起は、同一方向に沿って並べて設けられたストライプ状であり、又は上記凹溝又は突起は、ドット状である。
【0052】
ディスクブレーキ20は、別体に設けられたディスクブレーキホルダ24及びディスクブレーキブロック25を含み、ディスクブレーキブロック25とディスクブレーキホルダ24は、接続され、且つ両者の間に上記挟持口21が形成され、上記第1表面22は、ディスクブレーキブロック25に形成される。具体的には、ディスクブレーキブロック25とディスクブレーキホルダ24は、締結具40により固定接続され、より具体的には、締結具40は、ネジである。
【0053】
本発明の別の実施例は、上記自転車に含まれるディスクブレーキ装置100をさらに提供する。なお、該ディスクブレーキ装置100は、自転車のほか、他のタイプの車両に適用されてもよく、ここで限定しない。
【0054】
上記の実施例の各技術的特徴は任意に組合せることができ、説明を簡潔にするために、上記実施例における各技術的特徴の全ての可能な組合せについて説明していないが、これらの技術的特徴の組合せに矛盾がない限り、本明細書に記載の範囲であると理解すべきである。
【0055】
上記の実施例は、本発明のいくつかの実施形態を示したに過ぎず、その説明は具体的かつ詳細であるが、これによって特許の範囲に対する制限として理解することはできない。当業者にとって、本発明の構想から逸脱することなく、いくつかの変形及び改良が可能であり、これらはいずれも本発明の保護範囲に属する。したがって、本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲に準じる。
【符号の説明】
【0056】
100 ディスクブレーキ装置
10 ディスクブレーキ盤
11 ディスク片
113 第1取付孔
114 第1ディスクプレート
115 第2ディスクプレート
12 取付フレーム
121 車輪取付面
122 取付片
123 取付脚
124 第2取付孔
20 ディスクブレーキ
21 挟持口
22 第1表面
23 凹凸構造
24 ディスクブレーキホルダ
25 ディスクブレーキブロック
30 リベット
40 締結具
51 フォーク片
511 内側面
60 取付軸
70 車輪
71 ハブ
711 ディスクブレーキ盤取付面
712 本体
713 ディスクブレーキ盤取付部
72 スポーク
73 リム
L1 第1距離
L2 第2距離
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
【手続補正書】
【提出日】2023-09-26
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0043】
引き続き図5を参照すると、一実施例では、取付フレーム12は、取付片122及び複数の取付脚123を含み、各取付脚123の一端は、取付片122の周縁に接続され、各取付脚123の他端は、ディスク片11に接続され、全ての取付脚123は、ディスク片11の周方向に沿って間隔をあけて設けられている。このように設置すれば、取付脚123の長さを変更することにより、車輪取付面121とディスク片11の内面との間の距離を変更することができる。
【国際調査報告】