(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-13
(54)【発明の名称】非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法及び装置
(51)【国際特許分類】
H04W 16/28 20090101AFI20240306BHJP
H04W 16/32 20090101ALI20240306BHJP
H04W 72/0457 20230101ALI20240306BHJP
H04W 92/20 20090101ALI20240306BHJP
H04W 24/10 20090101ALI20240306BHJP
【FI】
H04W16/28
H04W16/32
H04W72/0457 110
H04W92/20
H04W24/10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023560722
(86)(22)【出願日】2022-03-24
(85)【翻訳文提出日】2023-09-29
(86)【国際出願番号】 CN2022082845
(87)【国際公開番号】W WO2022206565
(87)【国際公開日】2022-10-06
(31)【優先権主張番号】202110363920.X
(32)【優先日】2021-04-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】510065207
【氏名又は名称】大唐移▲動▼通信▲設▼▲備▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】DATANG MOBILE COMMUNICATIONS EQUIPMENT CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】1/F, Building 1, No.5 Shangdi East Road, Haidian District,Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】▲許▼ 萌
(72)【発明者】
【氏名】梁 靖
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD17
5K067EE02
5K067EE10
5K067KK02
(57)【要約】
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法及び装置が開示される。この処理方法は、設定されたセカンダリセルグループ(SCG)及び/又はセカンダリセルグループのプライマリセル(PSCell)が非アクティブ状態にある場合、前記SCGのビーム失敗が検出された場合、報告ノードにビーム失敗メッセージを報告し、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)であり、前記SCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであり、前記SCGに対応するノードは非アクティブ化されたSNであり、前記報告ノードからフィードバックされた応答メッセージを受信し、前記応答メッセージに基づいて処理する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法であって、ユーザ機器(UE)に適用され、前記方法は、
設定されたセカンダリセルグループ(SCG)及び/又はプライマリSCGセル(PSCell)が非アクティブ状態にある場合、指定されたSCGにビーム失敗が発生したか否かを検出するステップであって、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであるステップと、
前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出された場合、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送するステップと、
を含む、
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項2】
前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出されることは、
前記指定されたSCGのPSCellにビーム失敗が発生したことが検出されることと、
前記指定されたSCGのセカンダリセル(SCell)にビーム失敗が発生したことが検出されることと、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項3】
前記ビーム失敗メッセージは、
前記指定されたSCGのビーム失敗を指示するための指示情報と、
前記指定されたSCGの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのPSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報と、
のうちの少なくとも1つまたは複数を含む、
請求項1または2に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項4】
プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送するステップは、
前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信し、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送するステップ
を含む、
請求項1~3のいずれかに記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項5】
前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)に送信することは、
MNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CEを生成して、プライマリノード(MN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信し、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであること、
を含む、
請求項4に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項6】
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信することは、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングをプライマリノード(MN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをプライマリノード(MN)に送信すること、
を含む、
請求項5に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項7】
前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUには、非アクティブ化されたSNの識別子情報と非アクティブ化されたSNノードの符号化シグナリング長さとのうちの少なくとも1つがさらに含まれる、
請求項6に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信するステップをさらに含み、
前記応答メッセージは、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報と、
非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージと、
ビーム回復の設定情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1~7のいずれかに記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項9】
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信するステップは、
RCCシグナリングによって前記応答メッセージを受信するステップと、
MAC PDU/MAC CEによって前記応答メッセージを受信するステップと、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項8に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項10】
前記RCCシグナリング/MAC PDU/MAC CEには、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージまたは非アクティブ化されたSNによって生成されたRRCシグナリング/MAC PDU/MAC CEが含まれる、
請求項8または9に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項11】
前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
のうちの1つまたは複数を含む、
請求項8に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項12】
前記方法は、
前記応答メッセージにおける前記ビーム回復の設定情報に基づいて、対応するビームを回復するステップ、または、
前記応答メッセージに基づいて、ビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellによって報告されたチャネル品質が最も良いビームを回復するステップ、または、
前記応答メッセージにおけるビーム回復を拒否する指示情報、または前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報に基づいて、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告するステップ、
をさらに含む、
請求項1または6に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項13】
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージが予め設定された時間内に受信されなかった場合、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告するステップをさらに含む、
請求項1~12のいずれかに記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項14】
前記他のアクティブ化されたSNと前記非アクティブ化されたSNとの間には通信インターフェースがある、
請求項1~13のいずれかに記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項15】
前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果は、
予め設定された閾値より高いビーム測定結果と、
最も高いビーム測定結果と、
すべてのビームの測定結果と、
のうちの1つまたは複数を含む、
請求項3に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項16】
前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報は、
測定結果が予め設定された閾値より高いビームの指示情報と、
最も高いビーム測定結果に対応するビームの指示情報と、
のうちの1つまたは複数を含む、
請求項3に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項17】
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法であって、プライマリノード(MN)またはアクティブ化されたSNに適応され、前記方法は、
UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信するステップと、
前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信するステップであって、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであるステップと、
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信するステップと、
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信するステップと、
を含む、
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項18】
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、
前記フィードバックメッセージは、
ビーム回復を確認する指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
ビーム回復の設定情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項17に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項19】
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成するステップは、
前記フィードバックメッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、UEに送信するステップを含む、
請求項17に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項20】
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成するステップは、
前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングをUEに送信するステップ、または、
前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをUEに送信するステップ、
を含む、
請求項19に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項21】
前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項18に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項22】
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法であって、非アクティブ化されたネットワーク側デバイスに適用され、前記方法は、
報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信するステップであって、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ化されたSNであるステップと、
フィードバックメッセージを生成するステップと、
前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信するステップと、
を含む、
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項23】
前記フィードバックメッセージは、
ビーム回復を確認する指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
ビーム回復の設定情報と、
のうちの1つまたは複数を含む、
請求項22に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項24】
前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項23に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項25】
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置であって、メモリ、トランシーバ及びプロセッサを含み、
メモリはコンピュータプログラムを記憶し、
トランシーバは前記プロセッサの制御でデータを送受信し、
プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、以下の操作を実行し、
設定されたセカンダリセルグループ(SCG)及び/又はプライマリSCGセル(PSCell)が非アクティブ状態にある場合、指定されたSCGにビーム失敗が発生したか否かを検出し、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであり、
前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出された場合、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送する、
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項26】
前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出されることは、
前記指定されたSCGのPSCellにビーム失敗が発生したことが検出されること、及び/又は、
前記指定されたSCGのセカンダリセル(SCell)にビーム失敗が発生したことが検出されること、
を含む、
請求項25に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項27】
前記ビーム失敗メッセージは、
前記指定されたSCGのビーム失敗を指示するための指示情報と、
前記指定されたSCGの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのPSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報と、
のうちの少なくとも1つまたは複数を含む、
請求項25または26に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項28】
プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送することは、
前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信し、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送することを含む、
請求項25~27のいずれかに記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項29】
前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)に送信することは、
MNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CEを生成して、プライマリノード(MN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信し、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであること、
を含む、
請求項28に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項30】
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信することは、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングをプライマリノード(MN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをプライマリノード(MN)に送信すること、
を含む、
請求項29に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項31】
前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUには、非アクティブ化されたSNの識別子情報及び/又は非アクティブ化されたSNノードの符号化シグナリング長さがさらに含まれる、
請求項30に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項32】
前記装置は、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信すること
をさらに含み、
前記応答メッセージは、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報と、
非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージと、
ビーム回復の設定情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項25~31のいずれかに記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項33】
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信することは、
RCCシグナリングによって前記応答メッセージを受信することと、
MAC PDU/MAC CEによって前記応答メッセージを受信することと、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項32に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項34】
前記RCCシグナリング/MAC PDU/MAC CEには、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージまたは非アクティブ化されたSNによって生成されたRRCシグナリング/MAC PDU/MAC CEが含まれる、
請求項32または33に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項35】
前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
のうちの1つまたは複数を含む、
請求項32に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項36】
前記装置は、
前記応答メッセージにおける前記ビーム回復の設定情報に基づいて、対応するビームを回復すること、または、
前記応答メッセージに基づいて、ビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellによって報告されたチャネル品質が最も良いビームを回復すること、または、
前記応答メッセージにおけるビーム回復を拒否する指示情報、または前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報に基づいて、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告すること、
を含む、
請求項25または30に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項37】
前記装置は、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージが予め設定された時間内に受信されなかった場合、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告することをさらに含む、
請求項25~36のいずれかに記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項38】
前記他のアクティブ化されたSNと前記非アクティブ化されたSNとの間には通信インターフェースがある、
請求項25~37のいずれかに記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項39】
前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果は、
予め設定された閾値より高いビーム測定結果と、
最も高いビーム測定結果と、
すべてのビームの測定結果と、
のうちの1つまたは複数を含む、
請求項27に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項40】
前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報は、
測定結果が予め設定された閾値より高いビームの指示情報と、
最も高いビーム測定結果に対応するビームの指示情報と、
のうちの1つまたは複数を含む、
請求項27に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項41】
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置であって、メモリ、トランシーバ及びプロセッサを含み、
メモリはコンピュータプログラムを記憶し、
トランシーバは前記プロセッサの制御でデータを送受信し、
プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、以下の操作を実行し、
UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信し、
前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信し、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであり、
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信する、
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項42】
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、
前記フィードバックメッセージは、
ビーム回復を確認する指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
ビーム回復の設定情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項41に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項43】
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成することは、
前記フィードバックメッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、UEに送信することを含む、
請求項41に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項44】
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成することは、
前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングをUEに送信すること、または、
前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをUEに送信すること、を含む、
請求項43に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項45】
前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項42に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項46】
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置であって、メモリ、トランシーバ及びプロセッサを含み、
メモリはコンピュータプログラムを記憶し、
トランシーバは前記プロセッサの制御でデータを送受信し、
プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、以下の操作を実行し、
報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信し、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ化されたSNであり、
フィードバックメッセージを生成し、
前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信する、
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項47】
前記フィードバックメッセージは、
ビーム回復を確認する指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
ビーム回復の設定情報と、
のうちの1つまたは複数を含む、
請求項46に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項48】
前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
のうちの1つまたは複数を含む、
請求項47に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項49】
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置であって、
設定されたセカンダリセルグループ(SCG)及び/又はプライマリSCGセル(PSCell)が非アクティブ状態にある場合、指定されたSCGにビーム失敗が発生したか否かを検出するための報告ユニットであって、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGである報告ユニットと、
前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出された場合、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送するための応答ユニットと、
を含む、
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項50】
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置であって、
UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信するための第1の受信ユニットと、
前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信するための報告ユニットであって、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGである報告ユニットと、
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信するための第2の受信ユニットと、
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信するための応答ユニットと、
を含む、
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項51】
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置であって、
報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信するための受信ユニットであって、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ化されたSNである受信ユニットと、
フィードバックメッセージを生成するためのフィードバックユニットと、
前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信するための送信ユニットと、
を含む、
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置。
【請求項52】
コンピュータプログラムが記憶されているプロセッサ読み取り可能な媒体であって、
前記コンピュータプログラムが、前記プロセッサに請求項1~16のいずれかに記載の方法、または、請求項17~21のいずれかに記載の方法、または、請求項22~24のいずれかに記載の方法を実行させる、
プロセッサ読み取り可能な媒体。
【請求項53】
コンピュータプログラムコードが含まれるコンピュータプログラム製品であって、
前記コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行される場合、請求項1~16のいずれかに記載の方法、または、請求項17~21のいずれかに記載の方法、または、請求項22~24のいずれかに記載の方法を実行する、
コンピュータプログラム製品。
【請求項54】
コンピュータプログラムコードが含まれるコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行される場合、前記コンピュータに請求項1~16のいずれかに記載の方法、または、請求項17~21のいずれかに記載の方法、または、請求項22~24のいずれかに記載の方法を実行させる、
コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互引用]
本出願は、中国特許出願番号が202110363920.Xであり、出願日が2021年4月2日である中国特許出願に基づいて提案され、当該中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容は参照として本出願に導入されている。
【0002】
本出願は無線通信技術の分野に関し、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
高周波通信では、非頻繁な大データストリームに対応するために、大きなデータパケットが伝送されていない場合、セカンダリセルグループ(Secondary Cell group、SCG)は非アクティブ状態になる。ユーザ機器(user equipment、UE)とネットワーク側は、SCGのコンテキストを保存し、同時にいくつかのアクティビティを一時停止して、UEの消費電力を低減する。
【0004】
しかしながら、従来の技術では、SCGが非アクティブ状態にあり、かつビーム失敗が発生した場合、ビーム失敗回復を行う手段がまだ不足している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願は、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗を処理するための方法、装置、デバイス及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本出願の第1の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法を提供し、ユーザ機器UEに適用され、前記方法は、
設定(configure)されたセカンダリセルグループ(SCG)及び/又はプライマリSCGセル(PSCell)が非アクティブ状態にある場合、指定されたSCGにビーム失敗が発生したか否かを検出するステップであって、前記指定されたSCGは、非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであるステップと、
前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出された場合、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送するステップと、を含む。
【0007】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出されることは、
前記指定されたSCGのPSCellにビーム失敗が発生したことが検出されること、及び/又は、
前記指定されたSCGのセカンダリセル(SCell)にビーム失敗が発生したことが検出されること、を含む。
【0008】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗メッセージは、
前記指定されたSCGのビーム失敗を指示するための指示情報と、
前記指定されたSCGの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのPSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報と、のうちの少なくとも1つまたは複数を含む。
【0009】
いくつかの実施例では、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送するステップは、
前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信し、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送するステップを含む。
【0010】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)に送信することは、
MNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CEを生成して、プライマリノード(MN)に送信するステップ、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信するステップであって、ここで、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであるステップ、を含む。
【0011】
いくつかの実施例では、非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信するステップは、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングをプライマリノード(MN)に送信するステップ、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをプライマリノード(MN)に送信するステップ、を含む。
【0012】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUには、非アクティブ化されたSNの識別子情報及び/又は非アクティブ化されたSNノードの符号化シグナリング長さがさらに含まれる。
【0013】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信するステップをさらに含み、ここで、前記応答メッセージは、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報と、
非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージと、
ビーム回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0014】
いくつかの実施例では、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信するステップは、
RCCシグナリングによって前記応答メッセージを受信するステップと、
MAC PDU/MAC CEによって前記応答メッセージを受信するステップと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0015】
いくつかの実施例では、前記RCCシグナリング/MAC PDU/MAC CEには、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージまたは非アクティブ化されたSNによって生成されたRRCシグナリング/MAC PDU/MAC CEが含まれる。
【0016】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0017】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記応答メッセージにおける前記ビーム回復の設定情報に基づいて、対応するビームを回復するステップ、
または、前記応答メッセージに基づいて、ビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellによって報告されたチャネル品質が最も良いビームを回復するステップ、または、
前記応答メッセージにおけるビーム回復を拒否する指示情報、または前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報に基づいて、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告するステップ、をさらに含む。
【0018】
いくつかの実施例では、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージが予め設定された時間内に受信されなかった場合、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告するステップをさらに含む。
【0019】
いくつかの実施例では、前記他のアクティブ化されたSNと前記非アクティブ化されたSNとの間には通信インターフェースがある。
【0020】
いくつかの実施例では、前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果は、
予め設定された閾値より高いビーム測定結果と、
最も高いビーム測定結果と、
すべてのビームの測定結果と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0021】
いくつかの実施例では、前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報は、
測定結果が予め設定された閾値より高いビームの指示情報と、
最も高いビーム測定結果に対応するビームの指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0022】
本出願の第2の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法を提供し、報告ノードに適用され、前記方法は、
UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信するステップと、
前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信し、前記非アクティブ化されたSNは、前記指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは、非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであるステップと、
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信するステップと、
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信するステップと、を含む。
【0023】
いくつかの実施例では、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、前記フィードバックメッセージは、
ビーム回復を確認する指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
ビーム回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0024】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成することは、
前記フィードバックメッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、UEに送信することを含む。
【0025】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成することは、
前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングをUEに送信すること、または、
前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをUEに送信すること、を含む。
【0026】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0027】
本出願の第3の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法を提供し、非アクティブ化されたネットワーク側デバイスに適用され、前記方法は、
報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信するステップであって、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ化されたSNであるステップと、
フィードバックメッセージを生成するステップと、
前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信するステップと、を含む。
【0028】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージは、
ビーム回復を確認する指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
ビーム回復の設定情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0029】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0030】
本出願の第4の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供し、メモリ、トランシーバ及びプロセッサを含み、
メモリはコンピュータプログラムを記憶し、トランシーバは、前記プロセッサの制御でデータを送受信し、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、以下の操作を実行し、
設定されたセカンダリセルグループ(SCG)及び/又はプライマリSCGセル(PSCell)が非アクティブ状態にある場合、指定されたSCGにビーム失敗が発生したか否かを検出し、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであり、
前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出された場合、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送する。
【0031】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出されることは、
前記指定されたSCGのPSCellにビーム失敗が発生したことが検出されること、及び/又は、
前記指定されたSCGのセカンダリセル(SCell)にビーム失敗が発生したことが検出されることを含む。
【0032】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗メッセージは、
前記指定されたSCGのビーム失敗を指示するための指示情報と、
前記指定されたSCGの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのPSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報と、のうちの少なくとも1つまたは複数を含む。
【0033】
いくつかの実施例では、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送することは、
前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信し、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送することを含む。
【0034】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)に送信することは、
MNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CEを生成して、プライマリノード(MN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信し、ここで、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであること、を含む。
【0035】
いくつかの実施例では、非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信することは、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングをプライマリノード(MN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをプライマリノード(MN)に送信すること、を含む、
【0036】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUには、非アクティブ化されたSNの識別子情報及び/又は非アクティブ化されたSNノードの符号化シグナリング長さがさらに含まれる。
【0037】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信することをさらに含み、ここで、前記応答メッセージは、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報と、
非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージと、
ビーム回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0038】
いくつかの実施例では、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信することは、
RCCシグナリングによって前記応答メッセージを受信することと、
MAC PDU/MAC CEによって前記応答メッセージを受信することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0039】
いくつかの実施例では、前記RCCシグナリング/MAC PDU/MAC CEには、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージまたは非アクティブ化されたSNによって生成されたRRCシグナリング/MAC PDU/MAC CEが含まれる。
【0040】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0041】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記応答メッセージにおける前記ビーム回復の設定情報に基づいて、対応するビームを回復すること、
または、前記応答メッセージに基づいて、ビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellによって報告されたチャネル品質が最も良いビームを回復すること、または、
前記応答メッセージにおけるビーム回復を拒否する指示情報、または前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報に基づいて、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告すること、をさらに含む。
【0042】
いくつかの実施例では、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージが予め設定された時間内に受信されなかった場合、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告することをさらに含む。
【0043】
いくつかの実施例では、前記他のアクティブ化されたSNと前記非アクティブ化されたSNとの間には通信インターフェースがある。
【0044】
いくつかの実施例では、前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果は、
予め設定された閾値より高いビーム測定結果と、
最も高いビーム測定結果と、
すべてのビームの測定結果と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0045】
いくつかの実施例では、前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報は、
測定結果が予め設定された閾値より高いビームの指示情報と、
最も高いビーム測定結果に対応するビームの指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0046】
本出願の第5の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供し、メモリ、トランシーバ及びプロセッサを含み、
メモリはコンピュータプログラムを記憶し、トランシーバは前記プロセッサの制御でデータを送受信し、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、以下の操作を実行し、
UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信し、
前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信し、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであり、
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信する。
【0047】
いくつかの実施例では、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、前記フィードバックメッセージは、
ビーム回復を確認する指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
ビーム回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0048】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成することは、
前記フィードバックメッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、UEに送信することを含む。
【0049】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成することは、
前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングをUEに送信すること、または、
前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをUEに送信することを含む。
【0050】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0051】
本出願の第6の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供し、メモリ、トランシーバ及びプロセッサを含み、
メモリはコンピュータプログラムを記憶し、トランシーバは前記プロセッサの制御でデータを送受信し、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、以下の操作を実行し、
報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信し、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ化されたSNであり、
フィードバックメッセージを生成し、
前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信する。
【0052】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージは、
ビーム回復を確認する指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
ビーム回復の設定情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0053】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0054】
本出願の第7の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供し、
設定されたセカンダリセルグループ(SCG)及び/又はプライマリSCGセル(PSCell)が非アクティブ状態にある場合、指定されたSCGにビーム失敗が発生したか否かを検出するための報告ユニットであって、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGである報告ユニットと、
前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出された場合、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送するための応答ユニットと、を含む。
【0055】
本出願の第8の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供し、
UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信するための第1の受信ユニットと、
前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信するための報告ユニットであって、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGである報告ユニットと、
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信するための第2の受信ユニットと、
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信するための応答ユニットと、を含む。
【0056】
本出願の第9の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供し、
報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信するための受信ユニットであって、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ化されたSNである受信ユニットと、
フィードバックメッセージを生成するためのフィードバックユニットと、
前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信するための送信ユニットと、を含む。
【0057】
本出願の第10の態様によれば、コンピュータプログラムが記憶されているプロセッサ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに上記第1の態様に記載の方法を実行させる。
【0058】
本出願の第11の態様によれば、コンピュータプログラムが記憶されているプロセッサ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに上記第2の態様に記載の方法を実行させる。
【0059】
本出願の第12の態様によれば、コンピュータプログラムが記憶されているプロセッサ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに上記第3の態様に記載の方法を実行させる。
【0060】
本出願の第13の態様によれば、コンピュータプログラムコードが含まれるコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されている場合、上記第1の態様に記載の方法を実行する。
【0061】
本出願の第14の態様によれば、コンピュータプログラムコードが含まれるコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されている場合、上記第2の態様に記載の方法を実行する。
【0062】
本出願の第15の態様によれば、コンピュータプログラムコードが含まれるコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されている場合、上記第3の態様に記載の方法を実行する。
【0063】
本出願の第16の態様によれば、コンピュータプログラムコードが含まれるコンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されている場合、コンピュータに上記第1の態様に記載の方法を実行させる。
【0064】
本出願の第17の態様によれば、コンピュータプログラムコードが含まれるコンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されている場合、コンピュータに上記第2の態様に記載の方法を実行させる。
【0065】
本出願の第18の態様によれば、コンピュータプログラムコードが含まれるコンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されている場合、コンピュータに上記第3の態様に記載の方法を実行させる。
【0066】
本出願の技術によれば、SCGが非アクティブ状態にある場合、報告ノードによって非アクティブ化されたSNにビーム失敗メッセージを報告し、報告ノードに非アクティブ化されたSNによって生成されたフィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成させ、さらにUEに応答メッセージに基づいてUEがビーム失敗を処理する方法を決定させることにより、SCGが非アクティブ状態にある場合のビーム失敗回復を実現し、通信システムのロバスト性を向上させることができる。
【0067】
なお、この部分に記載されている内容は、本出願の実施例の肝心または重要な特徴を特定することを意図しておらず、本出願の範囲を限定することも意図していないことを理解されたい。本出願の他の特徴は、以下の説明を通して容易に理解される。
【図面の簡単な説明】
【0068】
図面は、本技術案をよりよく理解し、本開示を限定するものではない。
【
図1】本出願の実施例によって提供される非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法の概略フローチャートである。
【
図2】本出願の実施例によって提供される別の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法の概略フローチャートである。
【
図3】本出願の実施例によって提供される別の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法の概略フローチャートである。
【
図4】本出願の実施例によって提供される別の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置の概略構成図である。
【
図5】本出願の実施例によって提供される別の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置の概略構成図である。
【
図6】本出願の実施例によって提供される非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置の概略構成図である。
【
図7】本出願の実施例によって提供される非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置の概略構成図である。
【
図8】本出願の実施例によって提供される非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置の概略構成図である。
【
図9】本出願の実施例によって提供される非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0069】
以下、図面と組み合わせて本出願の例示的な実施例を説明し、理解を容易にするためにその中には本出願の実施例の様々な詳細事項を含んでおり、それらは単なる例示的なものと見なされるべきである。したがって、当業者は、本出願の範囲及び精神から逸脱することなく、ここで説明される実施例に対して様々な変更と修正を行うことができることを認識されたい。同様に、明確及び簡潔にするために、以下の説明では、周知の機能及び構造の説明を省略する。
【0070】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例に係るビーム指示方法、端末、ネットワーク側デバイス、装置及び記憶媒体について説明する。
【0071】
非頻繁な大データストリームに対して、UEの消費電力を低減するために、5G新無線のR17(release 17)規格にはSCG非アクティブ化が導入され、ここでSCG非アクティブ化は、SCG休止状態(dormant)、またはSCGサスペンドまたはセカンダリセルグループプライマリセル(primary SCG Cell、PSCell)サスペンドまたはPSCell休止状態またはPSCell非アクティブ化などの概念と等価である。大きなデータパケットの伝送がない場合、SCGを非アクティブ化状態にし、UEとネットワーク側はSCGのコンテキストを保存するが、SCG側の物理層ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)のモニタを停止するなどの動作を一時停止し、これにより、UEの消費電力を低減することができる。一方、大きなデータストリームインタラクションがある場合、UEのSCGを迅速にアクティブ化してデータ伝送を行う。
【0072】
SCGを迅速にアクティブ化してデータ伝送を行うために、UEはSCG非アクティブ化時に依然としてSCG側ビーム失敗検出(beam failure detection、BFD)を行う可能性があり、UEがSCG側にビーム失敗(beam failure)が発生したことを検出した場合、UEの動作はまだ定義されていない。
【0073】
これに基づいて、本出願の実施例は、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法を提案し、具体的には、以下の通りである。セカンダリセルグループ(SCG)及び/又はプライマセカンダリセル(PSCell)が非アクティブ状態にある場合、前記非アクティブ化されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出された場合、報告ノードにビーム失敗メッセージを報告し、ここで、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ化されたSNであり、前記SCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであり、前記SCGに対応するノードは非アクティブ化されたSNであり、前記報告ノードからフィードバックされた応答メッセージを受信し、前記応答メッセージに基づいて処理する。これによってSCGが非アクティブ状態にある場合のビーム失敗回復を実現する。
【0074】
理解を容易にするために、本出願に関連する用語を紹介する。
【0075】
1、セカンダリセルグループ(Secondary Cell Group、SCG)
データ伝送速度を向上させるために、ネットワークは負荷分担を行うためにUEにSCGを設定して、UEのデータ伝送速度を向上させることができる。ネットワークがUEにSCGを設定した後、UEはSCGの特殊セル(special Cell、SpCell)、すなわちPSCellでSNにアクセスする。ネットワークは、UEにSCGでベアラ伝送を設定することができる。UEはMCGとSCGの設定情報を同時に維持する。
【0076】
NR R17プロジェクトは、SCG非アクティブ化をサポートすることが期待されており、ここでSCG非アクティブ化はSCGサスペンド(suspend)またはSCG休止状態(dormant)またはPSCell非アクティブ化またはPSCellサスペンドまたはPSCell休止状態などの概念と等価であってもよく、非頻繁なビッグデータストリームを対象とすることを意図する。大きなデータパケットの伝送がない場合、SCGを非アクティブ状態にし、UEとネットワーク側はSCGのコンテキストを保存するが、SCG側のPDCCHなどのモニタを停止するなどの動作を一時停止し、UEがSCGチャネルをモニタしなく、SCG側のデータ伝送を停止し、ランダムアクセスを停止するなどことにより、UEの電力消費を節約するという目的を達成する。一方、大きなデータストリームインタラクションがある場合、またUEのSCGを迅速にアクティブ化してデータ伝送を行う。UEは、SCG非アクティブ化の時に、BFDなどの動作を維持し続ける可能性がある。
【0077】
現在のプロトコルは、UEが2つのノード、すなわち1つのプライマリノード(Master Node、MN)と、1つのセカンダリノード(Secondary Node)SNを同時に接続することをサポートしているが、マルチ接続アーキテクチャは、UEが1つのプライマリノードと複数のセカンダリノードなどの2つ以上のノードを同時に接続することを将来的にもサポートすることが期待されており、ここでノード間は、Cell group ID識別子などの異なる識別子情報によって識別される。
【0078】
2、ビーム失敗回復(beam failure recovery、BFR)
5G新無線システムはマルチビーム(beam)をサポートし、UEはネットワーク側にアクセスするために、測定によって適切なビームを選択する必要があり、接続状態のUEはサービスセルに対してビーム失敗監視BFDを実行し、UEがSpCellにbeam failureが発生したことを検出した時、UEはランダムアクセス過程をトリガしてビーム失敗回復を実現し、UEがセカンダリセル(Secondary Cell,SCell)にビーム失敗(beam failure)が発生したことを検出した場合、対応するメディアアクセス制御(media access control,MAC)エンティティによってMAC制御ユニット(MAC control element,MAC CE)に報告してBFRをトリガし、すなわちMAC CEにビーム失敗のSCellの指示情報を含ませ、適切な測定信号の指示情報も含ませる可能性があり、これにより、ネットワーク側は、この指示情報に基づいて適切なビームを知り、このSCellのUEと接続されるビームを回復することができる。
【0079】
図1は、本出願の実施例によって提供される非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法の概略フローチャートである。本出願の実施例によって提供される方法は、様々なシステム、特に5Gシステムに適用することができる。例えば、適用されるシステムは、グローバル移動体通信(Global System of Mobile Communication、GSM)システム、符号分割多元アクセス(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元アクセス(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)システム、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)システム、先進的なロングタームエボリューション(long term evolution advanced,LTE-A)システム、ユニバーサル移動体システム(universal mobile telecommunication system,UMTS)、グローバル相互接続マイクロ波アクセス(worldwide interoperability for microwave access,WiMAX)システム、5G新無線(New Radio、NR)システムなどであってもよい。
【0080】
図1に示すように、この非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法は、ユーザ機器UEに適用され、前記方法は以下のステップ101~102を含む。
【0081】
ステップ101では、設定されたセカンダリセルグループ(SCG)及び/又はプライマリSCGセル(PSCell)が非アクティブ状態にある場合、指定されたSCGにビーム失敗が発生したか否かを検出し、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGである。
【0082】
ステップ102では、前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出された場合、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送する。
【0083】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出されることは、
前記指定されたSCGのPSCellにビーム失敗が発生したことが検出されること、及び/又は、
前記指定されたSCGのセカンダリセル(SCell)にビーム失敗が発生したことが検出されることを含む。
【0084】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗メッセージは、
前記指定されたSCGのビーム失敗を指示するための指示情報と、
前記指定されたSCGの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのPSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報と、のうちの少なくとも1つまたは複数を含む。
【0085】
いくつかの実施例では、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送するステップは、
前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信し、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送するステップを含む。
【0086】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)に送信することは、
MNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CEを生成して、プライマリノード(MN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信し、ここで、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであることを含む。
【0087】
いくつかの実施例では、非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信することは、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングをプライマリノード(MN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをプライマリノード(MN)に送信すること、を含む。
【0088】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信することは、
MNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CEを生成して、他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信し、ここで、前記非アクティブ化されたSNが前記指定されたSCGに対応するSNであること、を含む。
【0089】
いくつかの実施例では、非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信することは、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングを他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信することを含む。
【0090】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUには非アクティブ化されたSNの識別子情報及び/又は非アクティブ化されたSNノードの符号化シグナリング長さがさらに含まれる。
【0091】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信するステップをさらに含み、ここで、前記応答メッセージは、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報と、
非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージと、
ビーム回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0092】
いくつかの実施例では、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信するステップは、
RCCシグナリングによって前記応答メッセージを受信するステップと、
MAC PDU/MAC CEによって前記応答メッセージを受信するステップと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0093】
いくつかの実施例では、前記RCCシグナリング/MAC PDU/MAC CEには、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージまたは非アクティブ化されたSNによって生成されたRRCシグナリング/MAC PDU/MAC CEが含まれる。
【0094】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報とのうちの1つまたは複数を含む。
【0095】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記応答メッセージにおける前記ビーム回復の設定情報に基づいて、対応するビームを回復するステップ、
または、前記応答メッセージに基づいて、ビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellによって報告されたチャネル品質が最も良いビームを回復するステップ、または、
前記応答メッセージにおけるビーム回復を拒否する指示情報、または前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報に基づいて、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告するステップ、をさらに含む。
【0096】
いくつかの実施例では、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージが予め設定された時間内に受信されなかった場合、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告するステップをさらに含む。
【0097】
いくつかの実施例では、前記他のアクティブ化されたSNと前記非アクティブ化されたSNとの間には通信インターフェースがある。
【0098】
いくつかの実施例では、前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果は、
予め設定された閾値より高いビーム測定結果と、
最も高いビーム測定結果と、
すべてのビームの測定結果と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0099】
いくつかの実施例では、前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報は、
測定結果が予め設定された閾値より高いビームの指示情報と、
最も高いビーム測定結果に対応するビームの指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0100】
本出願の実施例では、SCGが非アクティブ状態にある場合、UEは、報告ノードによって非アクティブ化されたSNにビーム失敗メッセージを報告し、報告ノードに非アクティブ化されたSNによって生成されたフィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成させ、さらにUEに応答メッセージに基づいてUEがビーム失敗を処理する方法を決定させることにより、SCGが非アクティブ状態にある場合のビーム失敗回復を実現することができる。
【0101】
図2は、本出願によって提供される非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法の概略フローチャートであり、報告ノードに適用され、前記報告ノードはMNまたは他のアクティブ化されたSNである。
【0102】
図2に示すように、本出願の一実施例では、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法を提供し、報告ノードに適用され、前記方法は以下のステップ201~204を含む。
【0103】
ステップ201では、UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信する。
【0104】
ステップ202では、前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信し、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGである。
【0105】
ステップ203では、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信する。
【0106】
ステップ204では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信する。
【0107】
いくつかの実施例では、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、前記フィードバックメッセージは、
ビーム回復を確認する指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
ビーム回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0108】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成するステップは、
前記フィードバックメッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、UEに送信するステップを含む。
【0109】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成するステップは、
前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングをUEに送信するステップ、または、
前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをUEに送信するステップ、を含む。
【0110】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0111】
本出願の実施例では、SCGが非アクティブ状態にある場合、UEは、報告ノードによって非アクティブ化されたSNにビーム失敗メッセージを報告し、報告ノードに非アクティブ化されたSNによって生成されたフィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成させ、さらにUEに応答メッセージに基づいてUEがビーム失敗を処理する方法を決定させることにより、SCGが非アクティブ状態にある場合のビーム失敗回復を実現することができる。
【0112】
図3は本出願によって提供される非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法の概略フローチャートであり、非アクティブ化されたネットワーク側デバイスに適用される。前記非アクティブネットワーク側デバイスは非アクティブ化されたSNを含む。
【0113】
図3に示すように、前記方法は以下のステップ301~303を含む。
【0114】
ステップ301では、報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信し、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ化されたSNである。
【0115】
ステップ302では、フィードバックメッセージを生成する。
【0116】
ステップ303では、前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信する。
【0117】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージは、
ビーム回復を確認する指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
ビーム回復の設定情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0118】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0119】
本出願の実施例では、SCGが非アクティブ状態にある場合、UEは、報告ノードによって非アクティブ化されたSNにビーム失敗メッセージを報告し、報告ノードに非アクティブ化されたSNによって生成されたフィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成させ、さらにUEに応答メッセージに基づいてUEがビーム失敗を処理する方法を決定させることにより、SCGが非アクティブ状態にある場合のビーム失敗回復を実現することができる。
【0120】
本出願の実施例によれば、本出願は、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置をさらに提案し、前記装置は端末デバイスである。
図4は本出願の実施例によって提供される非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置の概略構成図である。本出願の実施例に係る端末デバイスは、ユーザに音声および/またはデータ接続性を提供するデバイス、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイス、または無線モデムに接続された他の処理デバイスなどであってもよい。異なるシステムでは、端末デバイスの名前も異なる可能性があり、例えば、5Gシステムでは、端末デバイスはユーザ機器(User Equipment、UE)と呼ぶことができる。無線端末デバイスは、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)によって1つまたは複数のコアネットワーク(Core Network, CN)と通信することができ、無線端末デバイスは移動端末デバイスであってもよく、例えば、携帯電話(または「セルラー」電話と呼ぶ)及び移動端末デバイスを有するコンピュータであってもよく、例えば、携帯式、ポケット式、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵または車載の移動装置であってもよく、これらは、無線アクセスネットワークと言語および/またはデータを交換する。例えば、パーソナル通信サービス(Personal Communication Service、PCS)電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiated Protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)などのデバイスである。無線端末デバイスはシステムとも呼ぶことができ、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者局(subscriber station)、モバイルステーション(mobile station)、モバイル(mobile)、リモートステーション(remote station)、アクセスポイント(access point)、リモート端末(remote terminal)デバイス、アクセス端末(access terminal)デバイス、ユーザ端末(user terminal)デバイス、ユーザエージェント(user agent)、ユーザ装置(user device)であってもよいが、本出願の実施例では限定されない。
【0121】
図4に示すように、前記非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置は、メモリ410、トランシーバ420、プロセッサ430、及びユーザインターフェース440を含み、
ここでメモリ410はコンピュータプログラムを記憶し、トランシーバ420は前記プロセッサの制御でデータを送受信し、ユーザインターフェース440は、ユーザとシステムとの間で情報交互を行うために使用され、プロセッサ430は、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、以下の操作を実行し、
設定されたセカンダリセルグループ(SCG)及び/又はプライマリSCGセル(PSCell)が非アクティブ状態にある場合、指定されたSCGにビーム失敗が発生したか否かを検出し、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであり、
前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出された場合、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送する。
【0122】
トランシーバ420は、プロセッサ430の制御でデータを送受信する。
【0123】
ここで、
図4では、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバス及びブリッジを含むことができ、具体的には、プロセッサ430によって表される1つまたは複数のプロセッサと、メモリ410によって表されるメモリの様々な回路とがリンクされている。バスアーキテクチャはまた、周辺デバイス、電圧レギュレータ、電力管理回路などの様々な他の回路をリンクすることができ、これらは当技術分野で周知されているため、本明細書ではこれ以上説明しない。バスインターフェースがインターフェースを提供する。トランシーバ420は、無線チャネル、有線チャネル、光ケーブルなどの伝送媒体を含む伝送媒体上で様々な他の装置と通信するためのユニットを提供する送信機および受信機を含む複数の要素であってもよい。異なるユーザ機器に対して、ユーザインターフェース440はまた、デバイスを必要とする外部接続が可能なインターフェースであってもよく、接続されたデバイスは、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイク、ジョイスティックなどを含むが、これらに限定されない。
【0124】
プロセッサ430はバスアーキテクチャと一般的な処理の管理を担当し、メモリ410は、プロセッサ430が動作を実行する際に使用するデータを記憶することができる。
【0125】
いくつかの実施例では、プロセッサ430は、CPU(中央処理装置)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit、専用集積回路)、FPGA(Field-Programmable Gate Array、フィールドプログラマブルゲートアレイ)、またはCPLD(Complex Programmable Logic Device、複雑プログラマブル論理デバイス)であってもよく、プロセッサはマルチコアアーキテクチャを採用してもよい。
【0126】
プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出すことにより、取得された実行可能な命令に従って本出願の実施例によって提供される方法のいずれかを実行する。
【0127】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出されることは、
前記指定されたSCGのPSCellにビーム失敗が発生したことが検出されること、及び/又は、
前記指定されたSCGのセカンダリセル(SCell)にビーム失敗が発生したことが検出されること、を含む。
【0128】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗メッセージは、
前記指定されたSCGのビーム失敗を指示するための指示情報と、
前記指定されたSCGの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのPSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報と、のうちの少なくとも1つまたは複数を含む。
【0129】
いくつかの実施例では、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送することは、
前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信し、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送することを含む。
【0130】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)に送信することは、
MNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CEを生成して、プライマリノード(MN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信し、ここで、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであること、を含む。
【0131】
いくつかの実施例では、非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信することは、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングをプライマリノード(MN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをプライマリノード(MN)に送信すること、を含む。
【0132】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信することは、
MNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CEを生成して、他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信し、ここで、前記非アクティブ化されたSNが前記指定されたSCGに対応するSNであること、を含む。
【0133】
いくつかの実施例では、非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信することは、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングを他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信すること、を含む。
【0134】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUには、非アクティブ化されたSNの識別子情報及び/又は非アクティブ化されたSNノードの符号化シグナリング長さがさらに含まれる。
【0135】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信することをさらに含み、ここで、前記応答メッセージは、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報と、
非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージと、
ビーム回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0136】
いくつかの実施例では、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信することは、
RCCシグナリングによって前記応答メッセージを受信することと、
MAC PDU/MAC CEによって前記応答メッセージを受信することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0137】
いくつかの実施例では、前記RCCシグナリング/MAC PDU/MAC CEには、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージまたは非アクティブ化されたSNによって生成されたRRCシグナリング/MAC PDU/MAC CEが含まれる。
【0138】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0139】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記応答メッセージにおける前記ビーム回復の設定情報に基づいて、対応するビームを回復すること、
または、前記応答メッセージに基づいて、ビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellによって報告されたチャネル品質が最も良いビームを回復すること、または、
前記応答メッセージにおけるビーム回復を拒否する指示情報、または前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報に基づいて、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告すること、をさらに含む。
【0140】
いくつかの実施例では、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージが予め設定された時間内に受信されなかった場合、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告することをさらに含む。
【0141】
いくつかの実施例では、前記他のアクティブ化されたSNと前記非アクティブ化されたSNとの間には通信インターフェースがある。
【0142】
いくつかの実施例では、前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果は、
予め設定された閾値より高いビーム測定結果と、
最も高いビーム測定結果と、
すべてのビームの測定結果と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0143】
いくつかの実施例では、前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報は、
測定結果が予め設定された閾値より高いビームの指示情報と、
最も高いビーム測定結果に対応するビームの指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0144】
本出願の実施例では、SCGが非アクティブ状態にある場合、UEは、報告ノードによって非アクティブ化されたSNにビーム失敗メッセージを報告し、報告ノードに非アクティブ化されたSNによって生成されたフィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成させ、さらにUEに応答メッセージに基づいてUEがビーム失敗を処理する方法を決定させることにより、SCGが非アクティブ状態にある場合のビーム失敗回復を実現することができる。本出願の実施例によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供し、前記装置はネットワーク側デバイスであり、
図5は、本出願の実施例によって提供される非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置の概略構成図である。メモリ510、トランシーバ520、プロセッサ530を含み、
メモリ510はコンピュータプログラムを記憶し、トランシーバ520は前記プロセッサの制御でデータを送受信し、プロセッサ530は、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、以下の操作を実行し、
UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信し、
前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信し、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであり、
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信する。
【0145】
トランシーバ520は、プロセッサ530の制御でデータを送受信する。
【0146】
ここで、
図5では、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバス及びブリッジを含むことができ、具体的には、プロセッサ530によって表される1つまたは複数のプロセッサと、メモリ510によって表されるメモリの様々な回路とがリンクされている。バスアーキテクチャはまた、周辺デバイス、電圧レギュレータ、電力管理回路などの様々な他の回路をリンクすることができ、これらは当技術分野で周知されているため、本明細書ではこれ以上説明しない。バスインターフェースがインターフェースを提供する。トランシーバ520は、無線チャネル、有線チャネル、光ケーブルなどの伝送媒体を含む伝送媒体上で様々な他の装置と通信するためのユニットを提供する送信機および受信機を含む複数の要素であってもよい。プロセッサ530はバスアーキテクチャと一般的な処理の管理を担当し、メモリ510は、プロセッサ530が動作を実行する際に使用するデータを記憶することができる。
【0147】
プロセッサ530は、中央処理装置(CPU)、専用集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array,FPGA)、または複雑プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device,CPLD)であってもよいく、プロセッサはマルチコアアーキテクチャを採用することもできる。
【0148】
いくつかの実施例では、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、前記フィードバックメッセージは、
ビーム回復を確認する指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
ビーム回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0149】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成することは、
前記フィードバックメッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、UEに送信することを含む。
【0150】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成することは、
前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングをUEに送信すること、または、
前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをUEに送信すること、を含む。
【0151】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0152】
本出願の実施例では、SCGが非アクティブ状態にある場合、UEは、報告ノードによって非アクティブ化されたSNにビーム失敗メッセージを報告し、報告ノードに非アクティブ化されたSNによって生成されたフィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成させ、さらにUEに応答メッセージに基づいてUEがビーム失敗を処理する方法を決定させることにより、SCGが非アクティブ状態にある場合のビーム失敗回復を実現することができる。本出願の実施例によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供し、前記装置はネットワーク側デバイスであり、前記ネットワーク側デバイスは非アクティブ化されたSNを含む。
図6は、本出願の実施例によって提供される非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置の概略構成図である。メモリ610、トランシーバ620、プロセッサ630を含み、
メモリ610はコンピュータプログラムを記憶し、トランシーバ620は前記プロセッサの制御でデータを送受信し、プロセッサ630は、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、以下の操作を実行し、
報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信し、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ化されたSNであり、
フィードバックメッセージを生成し、
前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信する。
【0153】
トランシーバ620はプロセッサ630の制御でデータを送受信しる。
【0154】
ここで、
図6では、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバス及びブリッジを含むことができ、具体的には、プロセッサ630によって表される1つまたは複数のプロセッサと、メモリ610によって表されるメモリの様々な回路とがリンクされている。バスアーキテクチャはまた、周辺デバイス、電圧レギュレータ、電力管理回路などの様々な他の回路をリンクすることができ、これらは当技術分野で周知されているため、本明細書ではこれ以上説明しない。バスインターフェースがインターフェースを提供する。トランシーバ620は、無線チャネル、有線チャネル、光ケーブルなどの伝送媒体を含む伝送媒体上で様々な他の装置と通信するためのユニットを提供する送信機および受信機を含む複数の要素であってもよい。プロセッサ630はバスアーキテクチャと一般的な処理の管理を担当し、メモリ610は、プロセッサ630が動作を実行する際に使用するデータを記憶することができる。
【0155】
プロセッサ630は、中央処理装置(CPU)、専用集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array,FPGA)、または複雑プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device,CPLD)であってもよいく、プロセッサはマルチコアアーキテクチャを採用することもできる。
【0156】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージは、
ビーム回復を確認する指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
ビーム回復の設定情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0157】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0158】
本出願の実施例では、SCGが非アクティブ状態にある場合、UEは、報告ノードによって非アクティブ化されたSNにビーム失敗メッセージを報告し、報告ノードに非アクティブ化されたSNによって生成されたフィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成させ、さらにUEに応答メッセージに基づいてUEがビーム失敗を処理する方法を決定させることにより、SCGが非アクティブ状態にある場合のビーム失敗回復を実現することができる。本出願の実施例を実現するために、本出願の実施例は、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供する。
図7は、前記非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置の概略構成図である。
【0159】
なお、本出願の各実施例の各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよいし、各ユニットが物理的に個別に存在してもよいし、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されていてもよい。上記統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実現されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現されてもよい。
【0160】
統合されたユニットは、ソフトウェア機能ユニットとして実現され、独立した製品として販売または使用される場合に、プロセッサ読み取り可能な記憶媒体に格納することができる。このような理解に基づいて、本出願の技術案は本質的に、あるいは既存の技術に貢献した部分、あるいはこの技術案の全部または一部を、ソフトウェア製品の形態で具現化することができ、このコンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワーク側デバイスなどであってもよい)またはプロセッサ(processor)が本出願の各実施例の方法のすべてまたは一部のステップを実行するように、いくつかの命令を含む。前記憶媒体は、USBメモリ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用のメモリ(Read-Only Memory、ROMと省略される)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと省略される)、磁気ディスクまたは光ディスクなど、プログラムコードを記憶することができる様々な媒体を含む。
【0161】
図7に示すように、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置は、
設定されたセカンダリセルグループ(SCG)及び/又はプライマリSCGセル(PSCell)が非アクティブ状態にある場合、指定されたSCGにビーム失敗が発生したか否かを検出するための報告ユニット710であって、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGである報告ユニット710と、
前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出された場合、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送するための応答ユニット720と、を含む。
【0162】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出されることは、
前記指定されたSCGのPSCellにビーム失敗が発生したことが検出されること、及び/又は、
前記指定されたSCGのセカンダリセル(SCell)にビーム失敗が発生したことが検出されることを含む。
【0163】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗メッセージは、
前記指定されたSCGのビーム失敗を指示するための指示情報と、
前記指定されたSCGの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのPSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報と、のうちの少なくとも1つまたは複数を含む。
【0164】
いくつかの実施例では、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送することは、
前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信し、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送することを含む。
【0165】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)に送信することは、
MNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CEを生成して、プライマリノード(MN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信し、ここで、前記非アクティブ化されたSNが前記指定されたSCGに対応するSNであること、を含む。
【0166】
いくつかの実施例では、非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信することは、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングをプライマリノード(MN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをプライマリノード(MN)に送信すること、を含む。
【0167】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信することは、
MNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CEを生成して、他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信し、ここで、前記非アクティブ化されたSNが前記指定されたSCGに対応するSNであること、を含む。
【0168】
いくつかの実施例では、非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信することは、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングを他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信すること、を含む。
【0169】
いくつかの実施例では、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUには、非アクティブ化されたSN識別子の情報及び/又は非アクティブ化されたSNノードの符号化シグナリング長さがさらに含まれる。
【0170】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信することをさらに含み、ここで、前記応答メッセージは、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報と、
非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージと、
ビーム回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0171】
いくつかの実施例では、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信することは、
RCCシグナリングによって前記応答メッセージを受信することと、
MAC PDU/MAC CEによって前記応答メッセージを受信することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0172】
いくつかの実施例では、前記RCCシグナリング/MAC PDU/MAC CEには、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージまたは非アクティブ化されたSNによって生成されたRRCシグナリング/MAC PDU/MAC CEが含まれる。
【0173】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0174】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記応答メッセージにおける前記ビーム回復の設定情報に基づいて、対応するビームを回復すること、
または、前記応答メッセージに基づいて、ビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellによって報告されたチャネル品質が最も良いビームを回復すること、または、
前記応答メッセージにおけるビーム回復を拒否する指示情報、または前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報に基づいて、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告すること、をさらに含む。
【0175】
いくつかの実施例では、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージが予め設定された時間内に受信されなかった場合、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告することをさらに含む。
【0176】
いくつかの実施例では、前記他のアクティブ化されたSNと前記非アクティブ化されたSNとの間には通信インターフェースがある。
【0177】
いくつかの実施例では、前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果は、
予め設定された閾値より高いビーム測定結果と、
最も高いビーム測定結果と、
すべてのビームの測定結果と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0178】
いくつかの実施例では、前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報は、
測定結果が予め設定された閾値より高いビームの指示情報と、
最も高いビーム測定結果に対応するビームの指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0179】
本出願の実施例では、SCGが非アクティブ状態にある場合、UEは、報告ノードによって非アクティブ化されたSNにビーム失敗メッセージを報告し、報告ノードに非アクティブ化されたSNによって生成されたフィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成させ、さらにUEに応答メッセージに基づいてUEがビーム失敗を処理する方法を決定させることにより、SCGが非アクティブ状態にある場合のビーム失敗回復を実現することができる。本出願の実施例を実現するために、本出願の実施例は、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供する。
図8は前記非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置の概略構成図である。
【0180】
図8に示すように、この非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置は、
UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信するための第1の受信ユニット810と、
前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信するための報告ユニット820であって、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGである報告ユニット820と、
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信するための第2の受信ユニット830と、
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信するための応答ユニット840と、を含む。
【0181】
いくつかの実施例では、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、前記フィードバックメッセージは、
ビーム回復を確認する指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
ビーム回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0182】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成することは、
前記フィードバックメッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、UEに送信することを含む。
【0183】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成することは、
前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングをUEに送信すること、または、
前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをUEに送信すること、を含む。
【0184】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0185】
本出願の実施例では、SCGが非アクティブ状態にある場合、UEは、報告ノードによって非アクティブ化されたSNにビーム失敗メッセージを報告し、報告ノードに非アクティブ化されたSNによって生成されたフィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成させ、さらにUEに応答メッセージに基づいてUEがビーム失敗を処理する方法を決定させることにより、SCGが非アクティブ状態にある場合のビーム失敗回復を実現することができる。本出願の実施例を実現するために、本出願の実施例非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供する。
図9は前記非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置の概略構成図である。
【0186】
図9に示すように、この非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置は、
報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信するための受信ユニット910であって、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ化されたSNである受信ユニット910と、
フィードバックメッセージを生成するためのフィードバックユニット920と、
前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信するための送信ユニット930と、を含む。
【0187】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージは、
ビーム回復を確認する指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、
ビーム回復の設定情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0188】
いくつかの実施例では、前記ビーム回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム回復の指示情報と、
ビーム回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【0189】
本出願の実施例では、SCGが非アクティブ状態にある場合、UEは、報告ノードによって非アクティブ化されたSNにビーム失敗メッセージを報告し、報告ノードに非アクティブ化されたSNによって生成されたフィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成させ、さらにUEに応答メッセージに基づいてUEがビーム失敗を処理する方法を決定させることにより、SCGが非アクティブ状態にある場合のビーム失敗回復を実現することができる。
【0190】
本出願の実施例を実現するために、本出願は、コンピュータプログラムが記憶されているプロセッサ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサに本出願の
図1に記載の方法を実行させる。
【0191】
ここで、前記プロセッサ読み取り可能な記憶媒体は、プロセッサがアクセス可能な任意の利用可能な媒体またはデータ記憶デバイスであってもよく、磁気メモリ(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク(MO)など)、光メモリ(例えばCD、DVD、BD、HVDなど)および半導体メモリ(例えば、ROM、EPROM、EEPROM、非揮発性メモリ(NAND FLASH)、ソリッドステートハードディスク(SSD)などを含むが、これらに限定されない。
【0192】
本出願の実施例を実現するために、本出願は、コンピュータプログラムが記憶されているプロセッサ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサに本出願の
図2に記載の方法を実行させる。
【0193】
ここで、前記プロセッサ読み取り可能な記憶媒体は、プロセッサがアクセス可能な任意の利用可能な媒体またはデータ記憶デバイスであってもよく、磁気メモリ(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク(MO)など)、光メモリ(例えばCD、DVD、BD、HVDなど)および半導体メモリ(例えば、ROM、EPROM、EEPROM、非揮発性メモリ(NAND FLASH)、ソリッドステートハードディスク(SSD)などを含むが、これらに限定されない。
【0194】
本出願の実施例を実現するために、本出願は、コンピュータプログラムが記憶されているプロセッサ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサに本出願の
図3に記載の方法を実行させる。
【0195】
ここで、前記プロセッサ読み取り可能な記憶媒体は、プロセッサがアクセス可能な任意の利用可能な媒体またはデータ記憶デバイスであってもよく、磁気メモリ(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク(MO)など)、光メモリ(例えばCD、DVD、BD、HVDなど)および半導体メモリ(例えば、ROM、EPROM、EEPROM、非揮発性メモリ(NAND FLASH)、ソリッドステートハードディスク(SSD)などを含むが、これらに限定されない。
【0196】
本出願の実施例を実現するために、本出願は、コンピュータプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行される場合、本出願の
図1に記載の方法を実行する。
【0197】
本出願の実施例を実現するために、本出願は、コンピュータプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行される場合、本出願の
図2に記載の方法を実行する。
【0198】
本出願の実施例を実現するために、本出願は、コンピュータプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行される場合、本出願の
図3に記載の方法を実行する。
【0199】
本出願の実施例を実現するために、本出願は、コンピュータプログラムコードを含むコンピュータプログラムをさらに提供し、前記コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行される場合、コンピュータに本出願の
図1に記載の方法を実行させる。
【0200】
本出願の実施例を実現するために、本出願は、コンピュータプログラムコードを含むコンピュータプログラムをさらに提供し、前記コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行される場合、コンピュータに本出願の
図2に記載の方法を実行させる。
【0201】
本出願の実施例を実現するために、本出願は、コンピュータプログラムコードを含むコンピュータプログラムをさらに提供し、前記コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行される場合、コンピュータに本出願の
図3に記載の方法を実行させる。
【0202】
当業者は、本出願の実施例が方法、システム、またはコンピュータプログラム製品として提供されることができることを理解されたい。このため、本出願は、完全ハードウェア実施例、完全ソフトウェア実施例、またはソフトウェア及びハードウェアを組み合わせた実施例を採用することができる。さらに、本出願は、1つまたは複数のコンピュータ使用可能なプログラムコードを含むコンピュータ使用可能な記憶媒体(磁気ディスクメモリ、光学メモリなどを含むがこれらに限定されない)において実施されるコンピュータプログラム製品の形態を採用することができる。
【0203】
本出願は、本出願の実施例に係る方法、デバイス(システム)およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明されたものである。フローチャートおよび/またはブロック図における各フローおよび/またはブロック、及びフローチャートおよび/またはブロック図においけるフローおよび/またはブロックの結合は、コンピュータ実行可能命令によって実現され得ることを理解されたい。これらのコンピュータ実行可能命令を、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供して、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサによって実行される命令が、フローチャートの1つまたは複数のフロー、および/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能を実現しる装置を生成することができる。
【0204】
これらのプロセッサ実行可能な命令は、このプロセッサ読み取り可能なメモリに記憶されている命令が、フローチャートの1つまたは複数のフローおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能を実現する命令装置を含む製造品を生成するように、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置を特定の方式で動作させるように導くことができるプロセッサ読み取り可能なメモリに記憶することもできる。
【0205】
これらのプロセッサ実行可能な命令はまた、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置にロードされ、コンピュータまたは他のプログラマブルデバイス上で一連の動作ステップを実行してコンピュータ実装の処理を生成することができ、したがって、コンピュータまたは他のプログラマブルデバイス上で実行される命令は、フローチャートの1つまたは複数のフローおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロック内において指定された機能を実現するためのステップを提供する。
【0206】
本出願のすべての実施例は、単独で実行されてもよく、他の実施例と組み合わせて実行されてもよく、いずれも本出願の要求の保護範囲とみなされる。
【符号の説明】
【0207】
410 メモリ
420 トランシーバ
430 プロセッサ
440 ユーザインターフェース
510 メモリ
520 トランシーバ
530 プロセッサ
610 メモリ
620 トランシーバ
630 プロセッサ
710 報告ユニット
720 応答ユニット
810 第1の受信ユニット
820 報告ユニット
830 第2の受信ユニット
840 応答ユニット
910 受信ユニット
920 フィードバックユニット
930 送信ユニット
【手続補正書】
【提出日】2023-09-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法であって、ユーザ機器(UE)に適用され、前記方法は、
設定されたセカンダリセルグループ(SCG
)又はプライマリSCGセル(PSCell)が非アクティブ状態にある場合、指定されたSCGにビーム失敗が発生したか否かを検出するステップであって、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSC
G又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであるステップと、
前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出された場合、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送するステップと、
を含む、
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項2】
前記指定されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出されることは、
前記指定されたSCGのPSCellにビーム失敗が発生したことが検出されることと、
前記指定されたSCGのセカンダリセル(SCell)にビーム失敗が発生したことが検出されることと、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項3】
前記ビーム失敗メッセージは、
前記指定されたSCGのビーム失敗を指示するための指示情報と、
前記指定されたSCGの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのPSCellの識別子情報と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果と、
前記指定されたSCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報と、
のうちの少なくとも1つまたは複数を含む、
請求項
1に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項4】
プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送するステップは、
前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に送信し、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)によって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージを前記指定されたSCGに伝送するステップ
を含む、
請求項
1に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項5】
前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、プライマリノード(MN)に送信することは、
MNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CEを生成して、プライマリノード(MN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信し、前記非アクティブ化されたSNは前記指定されたSCGに対応するSNであること、
を含む、
請求項4に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項6】
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUを生成して、プライマリノード(MN)に送信することは、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリングをプライマリノード(MN)に送信すること、または、
非アクティブ化されたSNの符号化方式に従って、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをプライマリノード(MN)に送信すること、
を含む、
請求項5に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項7】
前記指定されたSCGのビーム失敗メッセージが含まれているRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUには、非アクティブ化されたSNの識別子情報と非アクティブ化されたSNノードの符号化シグナリング長さとのうちの少なくとも1つがさらに含まれる、
請求項6に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信するステップをさらに含み、
前記応答メッセージは、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報と、
非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージと、
ビーム失敗回復の設定情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項
1に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項9】
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信するステップは、
RCCシグナリングによって前記応答メッセージを受信するステップと、
MAC PDU/MAC CEによって前記応答メッセージを受信するステップと、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項8に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項10】
前記RCCシグナリング/MAC PDU/MAC CEには、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージまたは非アクティブ化されたSNによって生成されたRRCシグナリング/MAC PDU/MAC CEが含まれる、
請求項
8に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項11】
前記
ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
のうちの1つまたは複数を含む、
請求項8に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項12】
前記方法は、
前記応答メッセージにおける前記
ビーム失敗回復の設定情報に基づいて、対応するビームを回復するステップ、または、
前記応答メッセージに基づいて、ビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellによって報告されたチャネル品質が最も良いビームを回復するステップ、または、
前記応答メッセージにおける
ビーム失敗回復を拒否する指示情報、または前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報に基づいて、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告するステップ、
をさらに含む、
請求項
1に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項13】
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージが予め設定された時間内に受信されなかった場合、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告するステップをさらに含む、
請求項
1に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項14】
前記
他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)と前記非アクティブ化されたSNとの間には通信インターフェースがある、
請求項1~
12のいずれかに記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項15】
前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム測定結果は、
予め設定された閾値より高いビーム測定結果と、
最も高いビーム測定結果と、
すべてのビームの測定結果と、
のうちの1つまたは複数を含む、
請求項3に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項16】
前記SCGのビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellのビーム識別子の指示情報は、
測定結果が予め設定された閾値より高いビームの指示情報と、
最も高いビーム測定結果に対応するビームの指示情報と、
のうちの1つまたは複数を含む、
請求項3に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項17】
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法であって、プライマリノード(MN)またはアクティブ化されたSNに適応され、前記方法は、
UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信するステップと、
前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信するステップであって、前記非アクティブ化されたSN
は指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSC
G又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであるステップと、
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信するステップと、
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信するステップと、
を含む、
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項18】
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、
前記フィードバックメッセージは、
ビーム失敗回復を確認する指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
ビーム失敗回復の設定情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項17に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項19】
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成
して、前記UEに送信するステップは、
前記フィードバックメッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、UEに送信するステップを含む、
請求項17に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項20】
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成
して、前記UEに送信するステップは、
前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングをUEに送信するステップ、または、
前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをUEに送信するステップ、
を含む、
請求項19に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項21】
前記
ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項18に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項22】
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法であって、非アクティブ化されたネットワーク側デバイスに適用され、前記方法は、
報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信するステップであって、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または
他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)であるステップと、
フィードバックメッセージを生成するステップと、
前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信するステップと、
を含む、
非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項23】
前記フィードバックメッセージは、
ビーム失敗回復を確認する指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
ビーム失敗回復の設定情報と、
のうちの1つまたは複数を含む、
請求項22に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【請求項24】
前記
ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項23に記載の非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信するステップをさらに含み、ここで、前記応答メッセージは、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報と、
非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージと、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記応答メッセージにおける前記ビーム失敗回復の設定情報に基づいて、対応するビームを回復するステップ、
または、前記応答メッセージに基づいて、ビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellによって報告されたチャネル品質が最も良いビームを回復するステップ、または、
前記応答メッセージにおけるビーム失敗回復を拒否する指示情報、または前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報に基づいて、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告するステップ、をさらに含む。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0019】
いくつかの実施例では、前記他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)と前記非アクティブ化されたSNとの間には通信インターフェースがある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0022】
本出願の第2の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法を提供し、報告ノードに適用され、前記方法は、
UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信するステップと、
前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信し、前記非アクティブ化されたSNは、指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは、非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであるステップと、
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信するステップと、
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信するステップと、を含む。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0023】
いくつかの実施例では、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、前記フィードバックメッセージは、
ビーム失敗回復を確認する指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0024】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信することは、
前記フィードバックメッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、UEに送信することを含む。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信することは、
前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングをUEに送信すること、または、
前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをUEに送信すること、を含む。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0026】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0027】
本出願の第3の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法を提供し、非アクティブ化されたネットワーク側デバイスに適用され、前記方法は、
報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信するステップであって、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)であるステップと、
フィードバックメッセージを生成するステップと、
前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信するステップと、を含む。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0028】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージは、
ビーム失敗回復を確認する指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0029】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0037】
いくつかの実施例では、前記プロセッサは、さらに、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信し、ここで、前記応答メッセージは、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報と、
非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージと、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0040】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0041】
いくつかの実施例では、前記プロセッサは、さらに、
前記応答メッセージにおける前記ビーム失敗回復の設定情報に基づいて、対応するビームを回復し、
または、前記応答メッセージに基づいて、ビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellによって報告されたチャネル品質が最も良いビームを回復し、または、
前記応答メッセージにおけるビーム失敗回復を拒否する指示情報、または前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報に基づいて、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告する。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0043】
いくつかの実施例では、前記他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)と前記非アクティブ化されたSNとの間には通信インターフェースがある。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0046】
本出願の第5の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供し、メモリ、トランシーバ及びプロセッサを含み、
メモリはコンピュータプログラムを記憶し、トランシーバは前記プロセッサの制御でデータを送受信し、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、以下の操作を実行し、
UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信し、
前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信し、前記非アクティブ化されたSNは指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであり、
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信する。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0047】
いくつかの実施例では、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、前記フィードバックメッセージは、
ビーム失敗回復を確認する指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0048】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信することは、
前記フィードバックメッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、UEに送信することを含む。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0049】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信することは、
前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングをUEに送信すること、または、
前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをUEに送信することを含む。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0050】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0051】
本出願の第6の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供し、メモリ、トランシーバ及びプロセッサを含み、
メモリはコンピュータプログラムを記憶し、トランシーバは前記プロセッサの制御でデータを送受信し、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、以下の操作を実行し、
報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信し、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)であり、
フィードバックメッセージを生成し、
前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信する。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0052】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージは、
ビーム失敗回復を確認する指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0053】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0055】
本出願の第8の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供し、
UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信するための第1の受信ユニットと、
前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信するための報告ユニットであって、前記非アクティブ化されたSNは指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGである報告ユニットと、
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信するための第2の受信ユニットと、
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信するための応答ユニットと、を含む。
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0056】
本出願の第9の態様によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供し、
報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信するための受信ユニットであって、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)である受信ユニットと、
フィードバックメッセージを生成するためのフィードバックユニットと、
前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信するための送信ユニットと、を含む。
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0070】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例に係る非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法、端末、ネットワーク側デバイス、装置及び記憶媒体について説明する。
【手続補正30】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0073】
これに基づいて、本出願の実施例は、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法を提案し、具体的には、以下の通りである。セカンダリセルグループ(SCG)及び/又はプライマセカンダリセル(PSCell)が非アクティブ状態にある場合、前記非アクティブ化されたSCGにビーム失敗が発生したことが検出された場合、報告ノードにビーム失敗メッセージを報告し、ここで、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)であり、前記SCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであり、前記SCGに対応するノードは非アクティブ化されたSNであり、前記報告ノードからフィードバックされた応答メッセージを受信し、前記応答メッセージに基づいて処理する。これによってSCGが非アクティブ状態にある場合のビーム失敗回復を実現する。
【手続補正31】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0091】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信するステップをさらに含み、ここで、前記応答メッセージは、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報と、
非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージと、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正32】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0094】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報とのうちの1つまたは複数を含む。
【手続補正33】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0095
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0095】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記応答メッセージにおける前記ビーム失敗回復の設定情報に基づいて、対応するビームを回復するステップ、
または、前記応答メッセージに基づいて、ビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellによって報告されたチャネル品質が最も良いビームを回復するステップ、または、
前記応答メッセージにおけるビーム失敗回復を拒否する指示情報、または前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報に基づいて、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告するステップ、をさらに含む。
【手続補正34】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0097
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0097】
いくつかの実施例では、前記他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)と前記非アクティブ化されたSNとの間には通信インターフェースがある。
【手続補正35】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0101
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0101】
図2は、本出願によって提供される非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理方法の概略フローチャートであり、報告ノードに適用され、前記報告ノードはMNまたは
他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)である。
【手続補正36】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0104
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0104】
ステップ202では、前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信し、前記非アクティブ化されたSNは指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGである。
【手続補正37】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0107
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0107】
いくつかの実施例では、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、前記フィードバックメッセージは、
ビーム失敗回復を確認する指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正38】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0108
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0108】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信するステップは、
前記フィードバックメッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、UEに送信するステップを含む。
【手続補正39】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0109
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0109】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信するステップは、
前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングをUEに送信するステップ、または、
前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをUEに送信するステップ、を含む。
【手続補正40】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0110
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0110】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正41】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0114
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0114】
ステップ301では、報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信し、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)である。
【手続補正42】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0117
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0117】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージは、
ビーム失敗回復を確認する指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【手続補正43】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0118
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0118】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【手続補正44】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0135
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0135】
いくつかの実施例では、前記プロセッサは、さらに、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信し、ここで、前記応答メッセージは、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報と、
非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージと、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正45】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0138
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0138】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【手続補正46】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0139
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0139】
いくつかの実施例では、前記プロセッサは、さらに、
前記応答メッセージにおける前記ビーム失敗回復の設定情報に基づいて、対応するビームを回復し、
または、前記応答メッセージに基づいて、ビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellによって報告されたチャネル品質が最も良いビームを回復し、または、
前記応答メッセージにおけるビーム失敗回復を拒否する指示情報、または前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報に基づいて、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告する。
【手続補正47】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0141
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0141】
いくつかの実施例では、前記他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)と前記非アクティブ化されたSNとの間には通信インターフェースがある。
【手続補正48】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0144
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0144】
本出願の実施例では、SCGが非アクティブ状態にある場合、UEは、報告ノードによって非アクティブ化されたSNにビーム失敗メッセージを報告し、報告ノードに非アクティブ化されたSNによって生成されたフィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成させ、さらにUEに応答メッセージに基づいてUEがビーム失敗を処理する方法を決定させることにより、SCGが非アクティブ状態にある場合のビーム失敗回復を実現することができる。本出願の実施例によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供し、前記装置はネットワーク側デバイスであり、
図5は、本出願の実施例によって提供される非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置の概略構成図である。メモリ510、トランシーバ520、プロセッサ530を含み、
メモリ510はコンピュータプログラムを記憶し、トランシーバ520は前記プロセッサの制御でデータを送受信し、プロセッサ530は、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、以下の操作を実行し、
UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信し、
前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信し、前記非アクティブ化されたSN
は指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGであり、
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信する。
【手続補正49】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0148
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0148】
いくつかの実施例では、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、前記フィードバックメッセージは、
ビーム失敗回復を確認する指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正50】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0149
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0149】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信することは、
前記フィードバックメッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、UEに送信することを含む。
【手続補正51】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0150
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0150】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信することは、
前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングをUEに送信すること、または、
前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをUEに送信すること、を含む。
【手続補正52】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0151
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0151】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正53】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0152
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0152】
本出願の実施例では、SCGが非アクティブ状態にある場合、UEは、報告ノードによって非アクティブ化されたSNにビーム失敗メッセージを報告し、報告ノードに非アクティブ化されたSNによって生成されたフィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成させ、さらにUEに応答メッセージに基づいてUEがビーム失敗を処理する方法を決定させることにより、SCGが非アクティブ状態にある場合のビーム失敗回復を実現することができる。本出願の実施例によれば、非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置を提供し、前記装置はネットワーク側デバイスであり、前記ネットワーク側デバイスは非アクティブ化されたSNを含む。
図6は、本出願の実施例によって提供される非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置の概略構成図である。メモリ610、トランシーバ620、プロセッサ630を含み、
メモリ610はコンピュータプログラムを記憶し、トランシーバ620は前記プロセッサの制御でデータを送受信し、プロセッサ630は、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、以下の操作を実行し、
報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信し、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または
他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)であり、
フィードバックメッセージを生成し、
前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信する。
【手続補正54】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0156
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0156】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージは、
ビーム失敗回復を確認する指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【手続補正55】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0157
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0157】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【手続補正56】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0170
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0170】
いくつかの実施例では、前記装置は、さらに、
前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)からフィードバックされた応答メッセージを受信することをさらに含み、ここで、前記応答メッセージは、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報と、
非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージと、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正57】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0173
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0173】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【手続補正58】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0174
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0174】
いくつかの実施例では、前記装置は、さらに、
前記応答メッセージにおける前記ビーム失敗回復の設定情報に基づいて、対応するビームを回復すること、
または、前記応答メッセージに基づいて、ビーム失敗が発生したSCellまたはPSCellによって報告されたチャネル品質が最も良いビームを回復すること、または、
前記応答メッセージにおけるビーム失敗回復を拒否する指示情報、または前記非アクティブ化されたSNを再設定する指示情報に基づいて、前記プライマリノード(MN)または他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)に前記指定されたSCGの失敗メッセージを報告すること、をさらに含む。
【手続補正59】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0176
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0176】
いくつかの実施例では、前記他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)と前記非アクティブ化されたSNとの間には通信インターフェースがある。
【手続補正60】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0180
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0180】
図8に示すように、この非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置は、
UEから送信されたビーム失敗メッセージを受信するための第1の受信ユニット810と、
前記ビーム失敗メッセージを非アクティブ化されたSNに送信するための報告ユニット820であって、前記非アクティブ化されたSN
は指定されたSCGに対応するSNであり、前記指定されたSCGは非アクティブ化されたSCG及び/又は非アクティブ化されたPSCellが属するSCGである報告ユニット820と、
前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信するための第2の受信ユニット830と、
前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信するための応答ユニット840と、を含む。
【手続補正61】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0181
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0181】
いくつかの実施例では、前記非アクティブ化されたSNのフィードバックメッセージを受信し、前記フィードバックメッセージは、
ビーム失敗回復を確認する指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正62】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0182
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0182】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信することは、
前記フィードバックメッセージをRRCシグナリング/MAC CE/MAC PDUに含ませて、UEに送信することを含む。
【手続補正63】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0183
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0183】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージに基づいて応答メッセージを生成して、前記UEに送信することは、
前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングを生成し、プライマリノード(MN)のRRCシグナリング/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているRRCシグナリングをUEに送信すること、または、
前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUを生成し、プライマリノード(MN)のMAC CE/MAC PDUによって、前記フィードバックメッセージが含まれているMAC CE/MAC PDUをUEに送信すること、を含む。
【手続補正64】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0184
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0184】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【手続補正65】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0186
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0186】
図9に示すように、この非アクティブ化されたセカンダリノード(SN)のビーム失敗の処理装置は、
報告ノードから送信されたビーム失敗メッセージを受信するための受信ユニット910であって、前記報告ノードはプライマリノード(MN)または
他のアクティブ状態にあるセカンダリノード(SN)である受信ユニット910と、
フィードバックメッセージを生成するためのフィードバックユニット920と、
前記フィードバックメッセージを前記報告ノードに送信するための送信ユニット930と、を含む。
【手続補正66】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0187
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0187】
いくつかの実施例では、前記フィードバックメッセージは、
ビーム失敗回復を確認する指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、
ビーム失敗回復の設定情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【手続補正67】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0188
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0188】
いくつかの実施例では、前記ビーム失敗回復の設定情報は、
アクティブ化された伝送設定指示(TCI)情報と、
同期信号ブロックインデックス(SSB index)と、
チャネル状態指示基準信号インデックス(CSI RS index)と、
ビーム識別子情報と、
SCGの識別子情報と、
セル識別子情報と、
ビーム失敗回復の指示情報と、
ビーム失敗回復を拒否する指示情報と、のうちの1つまたは複数を含む。
【国際調査報告】