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特表2024-511961通信プラットフォームのオブジェクトに対するクイックアクセスのためのオブジェクトインタフェース
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-18
(54)【発明の名称】通信プラットフォームのオブジェクトに対するクイックアクセスのためのオブジェクトインタフェース
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0482 20130101AFI20240311BHJP
【FI】
G06F3/0482
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023555780
(86)(22)【出願日】2022-03-10
(85)【翻訳文提出日】2023-11-10
(86)【国際出願番号】 US2022019678
(87)【国際公開番号】W WO2022192491
(87)【国際公開日】2022-09-15
(31)【優先権主張番号】202121010591
(32)【優先日】2021-03-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IN
(31)【優先権主張番号】17/240,000
(32)【優先日】2021-04-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】322001222
【氏名又は名称】スラック テクノロジーズ, エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】コスロシャヒ,ファルザド
(72)【発明者】
【氏名】ジョージ,アイザック
(72)【発明者】
【氏名】ジャームワール,ラジャ
(72)【発明者】
【氏名】バラクリシュナ,マデュ
(72)【発明者】
【氏名】ヴェナプサラ,ローハン
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA61
5E555BA03
5E555BA04
5E555BA76
5E555BB03
5E555BB04
5E555BC10
5E555BE17
5E555CB42
5E555CC01
5E555CC03
5E555DB11
5E555DD08
5E555FA00
(57)【要約】
通信プラットフォームのオブジェクトへのクイックアクセスのためのオブジェクトインタフェースを説明する。通信プラットフォームのサーバは、通信プラットフォームのユーザインタフェースに関連して、オブジェクトを、通信プラットフォームの仮想空間に関連付けられるオブジェクトインタフェースに関連付ける要求を受信することができる。サーバは、ユーザインタフェースを介して1つ以上のオブジェクトを提示させることができ、1つ以上のオブジェクトからの特定のオブジェクトの選択を受け取ることができる。サーバは、選択に応答して、特定のオブジェクトを表すユーザインタフェース要素をオブジェクトインタフェースに関連付けさせることができ、該ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、ユーザインタフェースを介して特定のオブジェクトを提示させる作動機構に関連付けられる。特定のオブジェクトに関連付けられる通知を、ユーザインタフェースに対する注釈によって示すことができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
グループベース通信プラットフォームのユーザインタフェースに関連して、オブジェクトを、前記グループベース通信プラットフォームの仮想空間に関連付けられるオブジェクトインタフェースに関連付ける要求を受け取るステップと、
前記グループベース通信プラットフォームに関連付けられる1つ以上のオブジェクトを、前記ユーザインタフェースを介して提示させるステップと、
前記ユーザインタフェースを介して、前記1つ以上のオブジェクトからの特定のオブジェクトの選択を受け取るステップと、
前記選択に応答して、前記特定のオブジェクトを表す第1ユーザインタフェース要素を前記オブジェクトインタフェースに関連付けさせるステップであって、前記第1ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、前記ユーザインタフェースを介して前記特定のオブジェクトを提示させる作動機構に関連付けられる、ステップと、
前記特定のオブジェクトに関連付けられる通知を受け取るステップと、
前記通知を受信してから閾値期間内に、前記ユーザインタフェースを介して第2ユーザインタフェース要素を提示させるステップであって、前記第2ユーザインタフェース要素は、前記第1ユーザインタフェース要素と、前記仮想空間を介して提示されるメッセージとのうちの少なくとも一方に関連付けられる、ステップと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記仮想空間は、チャネル、ダイレクトメッセージ又は掲示板を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記仮想空間は、2つ以上の異なる組織に関連付けられる、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記1つ以上のオブジェクトのうちの少なくとも1つは、前記グループベース通信プラットフォームが通信している第三者アプリケーションに関連付けられる、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記仮想空間に関連して、閾値期間内にアクセスされた前記1つ以上のオブジェクトを識別することに少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上のオブジェクトを生成するステップを更に含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記1つ以上のオブジェクトが、要求ユーザ又は前記仮想空間のうちの少なくとも一方に関連するという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上のオブジェクトを生成するステップを更に含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1ユーザインタフェース要素は、前記仮想空間に関連付けられる各メンバに対して閲覧可能である、
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1ユーザインタフェース要素は、前記オブジェクトインタフェースに関連付けられる複数のオブジェクトを表す複数のユーザインタフェース要素のうちの1つであり、前記複数のユーザインタフェース要素の配置は、前記仮想空間に関連付けられるユーザによって構成可能である、
請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記オブジェクトインタフェースは、前記仮想空間のヘッダに関連付けられる、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記オブジェクトインタフェースは、第3ユーザインタフェース要素に関連付けられ、前記第3ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、前記オブジェクトインタフェースが前記グループベース通信プラットフォームの1つ以上の他の仮想空間と共有されることを可能にする作動機構に関連付けられる、
請求項1に記載の方法。
【請求項11】
システムであって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、当該システムに、
グループベース通信プラットフォームのユーザインタフェースに関連して、オブジェクトを、前記グループベース通信プラットフォームの仮想空間に関連付けられるオブジェクトインタフェースに関連付ける要求を受け取るステップと、
前記グループベース通信プラットフォームに関連付けられる1つ以上のオブジェクトを、前記ユーザインタフェースを介して提示させるステップと、
前記ユーザインタフェースを介して、前記1つ以上のオブジェクトからの特定のオブジェクトの選択を受け取るステップと、
前記選択に応答して、前記特定のオブジェクトを表す第1ユーザインタフェース要素を前記オブジェクトインタフェースに関連付けさせるステップであって、前記第1ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、前記ユーザインタフェースを介して前記特定のオブジェクトを提示させる作動機構に関連付けられる、ステップと、
前記特定のオブジェクトに関連付けられる通知を受け取るステップと、
前記通知を受信してから閾値期間内に、前記ユーザインタフェースを介して第2ユーザインタフェース要素を提示させるステップであって、前記第2ユーザインタフェース要素は、前記第1ユーザインタフェース要素と、前記仮想空間を介して提示されるメッセージとのうちの少なくとも一方に関連付けられる、ステップと、
を含む動作を実行させる命令を記憶する、1つ以上の非一時的コンピュータ読取可能媒体と、
を備えるシステム。
【請求項12】
前記動作は、前記仮想空間に関連して、閾値期間内にアクセスされた前記1つ以上のオブジェクトを識別することに少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上のオブジェクトを生成するステップを更に含む、
請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
前記動作は、前記1つ以上のオブジェクトが、要求ユーザ又は前記仮想空間のうちの少なくとも一方に関連するという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上のオブジェクトを生成するステップを更に含む、
請求項11に記載のシステム。
【請求項14】
前記第1ユーザインタフェース要素は、前記オブジェクトインタフェースに関連付けられる複数のオブジェクトを表す複数のユーザインタフェース要素のうちの1つであり、前記複数のユーザインタフェース要素の配置は、前記仮想空間に関連付けられるユーザによって構成可能である、
請求項11に記載のシステム。
【請求項15】
前記オブジェクトインタフェースは、第3ユーザインタフェース要素に関連付けられ、前記第3ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、前記オブジェクトインタフェースが前記グループベース通信プラットフォームの1つ以上の他の仮想空間と共有されることを可能にする作動機構に関連付けられる、
請求項11に記載のシステム。
【請求項16】
1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記1つ以上のプロセッサに、
グループベース通信プラットフォームのユーザインタフェースに関連して、オブジェクトを、前記グループベース通信プラットフォームの仮想空間に関連付けられるオブジェクトインタフェースに関連付ける要求を受け取るステップと、
前記グループベース通信プラットフォームに関連付けられる1つ以上のオブジェクトを、前記ユーザインタフェースを介して提示させるステップと、
前記ユーザインタフェースを介して、前記1つ以上のオブジェクトからの特定のオブジェクトの選択を受け取るステップと、
前記選択に応答して、前記特定のオブジェクトを表す第1ユーザインタフェース要素を前記オブジェクトインタフェースに関連付けさせるステップであって、前記第1ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、前記ユーザインタフェースを介して前記特定のオブジェクトを提示させる作動機構に関連付けられる、ステップと、
前記特定のオブジェクトに関連付けられる通知を受け取るステップと、
前記通知を受信してから閾値期間内に、前記ユーザインタフェースを介して第2ユーザインタフェース要素を提示させるステップであって、前記第2ユーザインタフェース要素は、前記第1ユーザインタフェース要素と、前記仮想空間を介して提示されるメッセージとのうちの少なくとも一方に関連付けられる、ステップと、
を含む動作を実行させる命令を記憶する、1つ以上の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
【請求項17】
前記動作は、前記仮想空間に関連して、閾値期間内にアクセスされた前記1つ以上のオブジェクトを識別することに少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上のオブジェクトを生成するステップを更に含む、
請求項16に記載の1つ以上の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
【請求項18】
前記動作は、前記1つ以上のオブジェクトが、要求ユーザ又は前記仮想空間のうちの少なくとも一方に関連するという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上のオブジェクトを生成するステップを更に含む、
請求項16に記載の1つ以上の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
【請求項19】
前記オブジェクトインタフェースは、前記仮想空間のヘッダに関連付けられ、前記第1ユーザインタフェース要素は、前記仮想空間に関連付けられる各メンバに対して閲覧可能である、
請求項16に記載の1つ以上の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
【請求項20】
前記オブジェクトインタフェースは、第3ユーザインタフェース要素に関連付けられ、前記第3ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、前記オブジェクトインタフェースが前記グループベース通信プラットフォームの1つ以上の他の仮想空間と共有されることを可能にする作動機構に関連付けられる、
請求項16に記載の1つ以上の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2021年3月12日に出願されたインド特許出願第202121010591号の優先権を主張する、2021年4月26日に出願された米国特許出願第17/240,000号の優先権を主張するものであり、その各々の内容全体は参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
技術分野
通信プラットフォームは、ネットワークベースのコンピューティングシステムを活用して、ユーザが通信及び/又はコラボレーションのためにデータを交換することを可能にすることができる。いくつかの例では、ユーザは通信プラットフォームを介してメッセージを交換することができる。いくつかの例では、第三者プラットフォームに関連付けられるアプリケーション(例えば第三者アプリケーション)を、通信プラットフォームに統合することができ、ユーザによって、通信プラットフォームを介して通信し、通信プラットフォームに関連するアクションを実行し、かつ/又は通信プラットフォームにデータを提供するために使用することができる。このように、ユーザ及び/又はアプリケーションは、通信プラットフォームのユーザインタフェースを介して提示することができるデータを生成することができる。
【0003】
いくつかの例では、ユーザインタフェースは、特定のチャネル、ダイレクトメッセージ等に関連してポストされるメッセージ及び/又は取られるアクションを示すデータフィードを提示することができる。既存の技術では、ユーザインタフェースは雑然としており、ユーザに対して圧倒的である可能性がある。既存の技術では、ユーザインタフェースは、ユーザが、ユーザやアプリケーション等からのデータをスクロールし、かつ/又は他の方法でナビゲートして、通信のコンテキストを理解し、通信プラットフォームを効果的に利用することを要求する可能性がある。いくつかの例では、例えばユーザがスクロールし、かつ/又はナビゲートする必要があるデータの量に起因して、ユーザが重要なメッセージを見逃す可能性がある。さらに、このスクロール及び/又は他のナビゲーションは、乏しいユーザ体験を引き起こす可能性があり、非効率的である可能性がある。
【図面の簡単な説明】
【0004】
詳細な説明は、添付の図面を参照して説明される。図面では、参照番号の1番左の桁は、参照番号が最初に現れる図面を識別する。異なる図における同じ参照番号の使用は、類似又は同一の構成要素又は特徴を示す。図面は、縮尺通りには描かれていない。
【0005】
図1】本明細書で説明される技術を実行するための例示的な環境を示す図である。
【0006】
図2】本明細書で説明される、通信プラットフォームを介して提示されるユーザインタフェースの例を示す図である。
【0007】
図3A】本明細書で説明される、通信プラットフォームのユーザインタフェースを介して提示することができるオブジェクトインタフェースの例を示す図である。
図3B】本明細書で説明される、通信プラットフォームのユーザインタフェースを介して提示することができるオブジェクトインタフェースの例を示す図である。
図3C】本明細書で説明される、通信プラットフォームのユーザインタフェースを介して提示することができるオブジェクトインタフェースの例を示す図である。
【0008】
図4A】本明細書で説明される、通信プラットフォームのユーザインタフェース及び該ユーザインタフェースを介して提示されるオブジェクトインタフェースの例を示す図である。
図4B】本明細書で説明される、通信プラットフォームのユーザインタフェース及び該ユーザインタフェースを介して提示されるオブジェクトインタフェースの例を示す図である。
図4C】本明細書で説明される、通信プラットフォームのユーザインタフェース及び該ユーザインタフェースを介して提示されるオブジェクトインタフェースの例を示す図である。
図4D】本明細書で説明される、通信プラットフォームのユーザインタフェース及び該ユーザインタフェースを介して提示されるオブジェクトインタフェースの例を示す図である。
図4E】本明細書で説明される、通信プラットフォームのユーザインタフェース及び該ユーザインタフェースを介して提示されるオブジェクトインタフェースの例を示す図である。
図4F】本明細書で説明される、通信プラットフォームのユーザインタフェース及び該ユーザインタフェースを介して提示されるオブジェクトインタフェースの例を示す図である。
図4G】本明細書で説明される、通信プラットフォームのユーザインタフェース及び該ユーザインタフェースを介して提示されるオブジェクトインタフェースの例を示す図である。
図4H】本明細書で説明される、通信プラットフォームのユーザインタフェース及び該ユーザインタフェースを介して提示されるオブジェクトインタフェースの例を示す図である。
図4I】本明細書で説明される、通信プラットフォームのユーザインタフェース及び該ユーザインタフェースを介して提示されるオブジェクトインタフェースの例を示す図である。
【0009】
図5A】本明細書で説明される、通信プラットフォームを介して提示されるユーザインタフェースの他の例を示す図である。
図5B】本明細書で説明される、通信プラットフォームを介して提示されるユーザインタフェースの他の例を示す図である。
図5C】本明細書で説明される、通信プラットフォームを介して提示されるユーザインタフェースの他の例を示す図である。
【0010】
図6】本明細書で説明される、オブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付けるための例示的なプロセスを示す図である。
【0011】
図7】本明細書で説明される、オブジェクトインタフェースに関連するオブジェクトに関連付けられる通知に少なくとも部分的に基づいて、ユーザインタフェースに注釈を付けるための例示的なプロセスを示す図である。
【0012】
図8】本明細書で説明される、通信プラットフォームと第三者プラットフォームとの間の対話を可能にするアプリケーションプログラミングインタフェースを提供し、APIを介して受信されるオブジェクトに関連付けられる通知に少なくとも部分的に基づいてユーザインタフェースに注釈を付けるための例示的なプロセスを示す図である。
【0013】
図9】本明細書で説明される、通信プラットフォームに関連付けられるユーザグループのためのオブジェクトインタフェーステンプレートを生成するための例示的なプロセスを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
通信プラットフォームのオブジェクトに対するクイックアクセスのためのオブジェクトインタフェースを説明する。通信プラットフォームは、いくつかの例では、グループベース通信プラットフォーム、チャネルベース通信プラットフォーム、許可ベース通信プラットフォーム、チャネルベースメッセージングプラットフォーム、及び/又はユーザ間の通信を容易にするための任意の他のプラットフォームとすることができ、ユーザが通信プラットフォームを介してメッセージを交換することを可能にすることができる。ユーザは、チャネル、ダイレクトメッセージ及び/又は他の仮想空間を介して、メッセージを交換するか又は他の方法で共同作業をする(collaborate)ことができる。すなわち、そのような仮想空間は、ユーザがメッセージ(例えば会話)を交換し、他の情報又はデータ(例えばファイル、画像等)を共有し、アプリケーション及び/又はワークフローと対話し、かつ/又は他の方法でそれらを利用し、かつ/又は他の方法で互いに共同作業をすることを可能にする。既存の技術では、そのような仮想空間に関連付けられるデータを、対話の最新性(recency)に基づいて提示することができる。すなわち、そのようなデータの優先度及び階層を、対話の最新性に基づいて決定することができる。しかしながら、そのような仮想空間に関連付けられる必ずしもすべてのデータが等しい重要性を有するわけではなく、いくつかの例では、対話の最新性は、ユーザに情報を提示するための優先度、階層及び/又は他の配列を決定するには不十分である。本明細書で説明されるオブジェクトインタフェースは、通信プラットフォームのユーザが、情報資産、アプリケーション、ワークフロー、及び/又はクイックアクセスにとって重要な他のオブジェクトに優先順位を付けることを可能にする。すなわち、本明細書で説明される技術は、ユーザが、共同作業をするときに有用なオブジェクトに優先順位を付けて、それらが通信プラットフォームのユーザインタフェース上に遍在するようにすることを可能にするオブジェクトインタフェースに関する。
【0015】
本明細書で説明される技法は、オブジェクト(又はオブジェクトへのクイックリンク)を、通信プラットフォームのユーザインタフェースに関連付けられるオブジェクトインタフェースに「ピン止め」又は他の方法で関連付けることに関する。この議論の目的のために、オブジェクトは、テキスト、画像、ビデオ、コンテンツの断片、ユーザプロファイル、メッセージ、ファイル、チャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板(board)、仮想空間、招待、サインイン要求、ワークフロー、アプリケーション及び/又は任意の他のデータアイテムとすることができる。いくつかの例では、オブジェクトは、「第一者オブジェクト」とすることができ、これを、通信プラットフォームに関連付けることができる。すなわち、通信プラットフォームは、「第一者プラットフォーム」とすることができる。いくつかの例では、オブジェクトは、該オブジェクトが「第三者プラットフォーム」に関連付けられるように、「第三者オブジェクト」とすることができる。第三者プラットフォームは、第一者プラットフォームの外部(例えば異なるエンティティ又は組織、第一者プラットフォームの制御又は権限の外部等)とすることができる。少なくとも一例では、第三者プラットフォームは、1つ以上のオブジェクトをホストし、記憶し、管理し、又は他の方法で所有することができる。すなわち、第三者プラットフォームによって作成されたオブジェクトは、「第三者オブジェクト」とすることができ、第三者プラットフォームによってホストされ、記憶され、管理され又は他の方法で所有され得る。少なくとも一例では、通信プラットフォーム内から第三者オブジェクトにアクセスすることができるように、第三者オブジェクトを通信プラットフォーム内に統合することができる。少なくとも一例では、ユーザは、通信プラットフォームのユーザインタフェースから第三者オブジェクトにアクセスすることを要求することができる。ユーザがユーザインタフェースを介して第三者オブジェクトを閲覧し、編集し、又は他の方法で対話することができるように、第三者オブジェクトを、第三者プラットフォームから取得し、ユーザインタフェースを介して提示することができる。
【0016】
少なくとも一例では、オブジェクトインタフェースは、「クイックリンク」又は他の機構を利用して、オブジェクトインタフェースに関連付けられるオブジェクトへのクイックアクセスを可能にすることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェースは、各々が1つ以上のオブジェクトを表す1つ以上のユーザインタフェース要素を含むことができる。いくつかの例では、個々のユーザインタフェース要素は個々のオブジェクトを表すことができる。いくつかの例では、個々のユーザインタフェース要素を、リンクのような個々の作動機構に関連付けることができる。リンクが作動したと決定したことに少なくとも部分的に基づいて、通信プラットフォームに関連付けられるコンピューティングデバイスは、リンクが作動したという指示を受け取り、対応するオブジェクトを取得し、通信プラットフォームのユーザインタフェースを介して、対応するオブジェクトを提示させることができる。
【0017】
いくつかの例では、オブジェクトインタフェースに関連付けられるユーザインタフェース要素を、1つ以上のオブジェクトに関連付けることができる。このような例では、このようなユーザインタフェース要素の作動又はこれとの対話は、1つ以上のオブジェクトをそれぞれ表す1つ以上の追加のユーザインタフェース要素を、ユーザインタフェースを介して提示させることができる。このような例では、1つ以上のユーザインタフェース要素は、ユーザが、通信プラットフォームに関連付けられるコンピューティングデバイスを介して1つ以上のオブジェクトにアクセスすることを可能にすることができる、1つ以上のリンクのような1つ以上の作動機構に関連付けられ得る。すなわち、いくつかの例では、単一のオブジェクト(例えばそれに関連付けられた作動機構)との対話が、1つ以上のオブジェクトへのアクセスを可能にすることができるように、同じアプリケーション、トピック、ユーザ、日付、時間又は他の共通の特徴に関連付けられるオブジェクトを、いくつかの例では、オブジェクトユーザインタフェース内の単一のオブジェクトによって表すことができる。
【0018】
本明細書で説明される技術は、ユーザが、既存の技術に対する技術的改善を提供することができる通信プラットフォームに関連付けられる最近のオブジェクト(例えば現在のシステム時間の閾値期間内にアクセスされたオブジェクト)及び/又は関連するオブジェクト(例えば閾値を超える関連性メトリックに関連付けられるオブジェクト)へのクイックアクセスを有することを可能にする。上述したように、いくつかの例では、通信プラットフォームのユーザインタフェースは、特定のチャネル、ダイレクトメッセージ等に対してポストされたメッセージ及び/又は取られたアクションを示すデータフィードを提示することができる。既存の技術では、ユーザインタフェースは雑然としており、ユーザにとって圧倒的である。既存の技術では、ユーザインタフェースは、ユーザが、(ユーザやアプリケーション等からの)データをスクロールするか、かつ/又は他の方法でナビゲートして、通信のコンテキストを理解し、通信プラットフォームを効果的に利用することを要求する可能性がある。既存の技術では、ユーザは、ユーザがスクロールするか、かつ/又は他の方法でナビゲートすることを要求されるデータの量に起因して、重要なメッセージを見逃す可能性がある。既存の技術では、ユーザは、通信プラットフォームに関連付けられるデータの量及び新しいデータが受信される速度に起因して、オブジェクトに対する更新を見逃す可能性がある。さらに、スクロール及び/又は他のナビゲーションは、乏しいユーザ体験を引き起こす可能性があり、非効率的である可能性がある。
【0019】
本明細書で説明されるオブジェクトインタフェースは、ユーザが、共同作業するときに有用なオブジェクトに優先順位を付けて、それらが通信プラットフォームのユーザインタフェース上に遍在するようにすることを可能にする。そのため、ユーザは、上述のようにデータをスクロールするか又は他の方法でナビゲートすることなく、重要なオブジェクトに迅速にアクセスすることができる。いくつかの例では、本明細書で説明されるように、オブジェクトインタフェースに関連付けられるオブジェクトは、通信の仮想空間との対話及び/又はユーザ対話(例えば最近行われた/使用されたこと、かつ/又は現在関連していること)に基づいて、経時的に(例えば動的に)変化することができる。これにより、最近のオブジェクト及び/又はユーザのためにクイックアクセスに関連するオブジェクトの優先順位付けを可能になり得る。すなわち、本明細書で説明されるオブジェクトインタフェースは、本明細書で説明されるように、ユーザインタフェースと対話する際に、改善されたユーザ体験及び改善されたユーザ効率を提供することができる。
【0020】
さらに、本明細書で説明されるように、技術は、例えばオブジェクトインタフェースに関連して、あるいはオブジェクトインタフェースが関連付けられる仮想空間のフィード内に、オブジェクトに対する修正又は他の更新に関する通知を、ユーザインタフェースを介して提示することを可能にすることができる。このように、ユーザは、ユーザインタフェース及び/又は通信プラットフォームから離れてナビゲートし、かつ/又は本明細書で説明されるようにデータをスクロール又はナビゲートする必要なく、オブジェクトに対する更新について迅速かつ効率的に警告を受けることができる。したがって、本明細書で説明される技術は、本明細書に記載されるように、ユーザインタフェースと対話する際に、改善されたユーザ体験及び改善されたユーザ効率を提供することができる。
【0021】
さらに、いくつかの例では、本明細書で説明される技術は、タスクを達成するために必要とされる入力の数を低減することができ(例えばオブジェクトインタフェース内の単一のオブジェクトが複数のオブジェクトに関連付けられ、したがって、複数のアクションを起動することができるとき)、それによって、本明細書に記載されるように、ユーザコンピューティングデバイスの性能を改善する。すなわち、本明細書に記載されるように、説明される技術は、既存の技術に対する改善を提示する。
【0022】
図1は、本明細書に記載される技術を実行するための例示的環境100を示す。少なくとも一例では、例示的環境100は、1つ以上のサーバコンピューティングデバイス(又は「サーバ」)102を含むことができる。少なくとも一例では、サーバ102は、1つ以上のサーバ、あるいは任意の数の方法で具現化することができる他のタイプのコンピューティングデバイスを含むことができる。例えばサーバの場合、機能構成要素及びデータを、単一のサーバ、サーバのクラスタ、サーバファーム又はデータセンタ、クラウドホストコンピューティングサービス、クラウドホストストレージサービス等で実装することができるが、他のコンピュータアーキテクチャを追加的又は代替的に使用することもできる。
【0023】
少なくとも一例では、サーバ102は、ネットワークベースのコンピューティングシステムを利用して、通信プラットフォームのユーザがデータを交換することを可能にする通信プラットフォームに関連付けられ得る。少なくとも一例では、通信プラットフォームは、プラットフォーム、及び関連するシステム、チャネル、メッセージ及び/又は仮想空間が、定義されたユーザグループへのアクセスを制限するセキュリティ(許可によって定義することができる)を有するように、「グループベース」とすることができる。いくつかの例では、このようなユーザグループを識別子によって定義することができ、該識別子を、共通のアクセス資格証明(access credential)、ドメイン等に関連付けることができる。いくつかの例では、通信プラットフォームは、ユーザが互いにチャットをする、会う、通話をする、共同作業をする、ファイル又は他のデータを転送する、メッセージをする、又は他の方法で通信することを可能にする、安全でプライベートな仮想空間を供給するハブとすることができる。
【0024】
いくつかの例では、各グループを組織に関連付けることができ、組織を、組織識別子に関連付けることができる。組織識別子に関連付けられるユーザは、通信プラットフォームを介して利用可能な安全でプライベートな仮想空間において、互いにチャットをする、会う、通話をする、共同作業をする、ファイル又は他のデータを転送する、メッセージをする、又は他の方法で通信することができる。いくつかの例では、各グループを、ワークスペース識別子に関連付けられるワークスペースに関連付けることができる。ワークスペース識別子に関連付けられるユーザは、通信プラットフォームを介して利用可能な安全でプライベートな仮想空間において、互いにチャットをする、会う、通話をする、共同作業をする、ファイル又は他のデータを転送する、メッセージをする、又は他の方法で通信することができる。いくつかの例では、グループを複数の組織及び/又はワークスペースに関連付けることができる。いくつかの例では、ワークスペースを複数の組織に関連付けることができる。いくつかの例では、1つの組織を複数のワークスペースに関連付けることができる。
【0025】
少なくとも一例では、サーバ102は、1つ以上のネットワーク106を介して、ユーザコンピューティングデバイス104と通信することができる。すなわち、サーバ102及びユーザコンピューティングデバイス104は、本明細書に記載されるように、ネットワーク106を使用してデータ(例えばコンテンツ、情報等)を送信し、受信し、かつ/又は記憶することができる。ユーザコンピューティングデバイス104は、任意の適切なタイプのコンピューティングデバイス、例えばポータブル、セミポータブル、セミステーショナリ又はステーショナリとすることができる。ユーザコンピューティングデバイス104のいくつかの例は、タブレットコンピューティングデバイス、スマートフォン、モバイル通信デバイス、ラップトップ、ネットブック、デスクトップコンピューティングデバイス、端末コンピューティングデバイス、ウェアラブルコンピューティングデバイス、拡張現実デバイス、モノのインターネット(IOT)デバイス又は本明細書に記載される技術に従って通信を送信し、機能を実行することができる任意の他のコンピューティングデバイスを含むことができる。単一のユーザコンピューティングデバイス104が示されているが、実際には、例示的な環境100は、複数(例えば数十、数百、数千、数百万)のユーザコンピューティングデバイスを含むことができる。少なくとも一例では、ユーザコンピューティングデバイス104のようなユーザコンピューティングデバイスは、ユーザによって、とりわけ、通信プラットフォームを介して通信サービスにアクセスするために操作可能であることができる。ユーザは、個人、個人のグループ、雇用者、企業、組織等とすることができる。いくつかの例では、ユーザは、指定された役割(例えば管理者、チームリーダ等)及び/又はタイプ(例えば検証済み等)に関連付けることができる。
【0026】
ネットワーク106は、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワーク、インターネット、無線ネットワーク、セルラネットワーク、ローカル無線ネットワーク、Wi-Fi及び/又は近距離無線通信、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth低エネルギ(BLE)、近距離無線通信(NFC)、有線ネットワーク又は任意の他のそのようなネットワーク又はこれらの任意の組合せのような、当技術分野で公知の任意のタイプのネットワークを含むことができるが、これらに限定されない。このような通信に使用される構成要素は、少なくとも部分的には、ネットワークのタイプ、選択される環境又はその両方に依存することができる。このようなネットワーク106を介して通信するためのプロトコルは周知であり、本明細書では詳細には説明しない。
【0027】
少なくとも一例では、サーバ102は、1つ以上のプロセッサ108、コンピュータ読取可能媒体110、1つ以上の通信インタフェース112及び入出力デバイス114を含むことができる。
【0028】
少なくとも一例では、プロセッサ108の各プロセッサは、単一の処理ユニット又は複数の処理ユニットとすることができ、単一又は複数のコンピューティングユニット又は複数の処理コアを含むことができる。プロセッサ108を、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、中央処理ユニット(CPU)、グラフィクス処理ユニット(GPU)、状態マシン、論理回路及び/又は動作命令に基づいて信号を操作する任意のデバイスとして実装することができる。例えばプロセッサ108は、1つ以上のハードウェアプロセッサとすることができ、かつ/又は本明細書に記載されたアルゴリズム及びプロセスを実行するように特別にプログラムされるか又は構成される任意の適切なタイプの論理回路とすることができる。プロセッサ108は、コンピュータ読取可能媒体に記憶されたコンピュータ読取可能命令をフェッチして実行するように構成されることができ、コンピュータ読取可能命令は、本明細書に記載された機能を実行するようにプロセッサをプログラムすることができる。
【0029】
コンピュータ読取可能媒体110は、揮発性、不揮発性、リムーバブル及び/又は非リムーバブルメモリ、あるいはコンピュータ読取可能命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータのようなデータの記憶のための任意のタイプの技術で実装された他の媒体を含むことができる。このようなコンピュータ読取可能媒体110は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ又は他のメモリ技術、光学ストレージ、ソリッドステートストレージ、磁気テープ、磁気ディスクストレージ、RAIDストレージシステム、ストレージアレイ、ネットワーク取付けストレージ、記憶エリアネットワーク、クラウドストレージ、又は所望のデータを記憶するために使用することができ、かつコンピューティングデバイスによってアクセスすることができる任意の他の媒体を含むことができるが、これらに限定されない。サーバ102の構成に応じて、コンピュータ読取可能媒体110は、コンピュータ読取可能記憶媒体の一種とすることができ、かつ/又は、言及されるときに、非一時的コンピュータ読取可能媒体がエネルギ、搬送信号、電磁波及び信号自体のような媒体を除外する範囲までの有形の非一時的媒体とすることができる。
【0030】
コンピュータ読取可能媒体110は、プロセッサ108によって実行可能な任意の数の機能構成要素を記憶するために使用されることができる。多くの実装では、これらの機能構成要素は、プロセッサ108によって実行可能であり、実行されると、上記でサーバ102に帰属するアクションを実行するようにプロセッサ108を具体的に構成する命令又はプログラムを含む。コンピュータ読取可能媒体に記憶された機能構成要素は、オブジェクトインタフェース管理構成要素116、チャネル管理構成要素118、ダイレクトメッセージ管理構成要素119、オペレーティングシステム120及びデータストア122を任意に含むことができる。いくつかの例では、通信プラットフォームに関連付けられる追加又は代替のオブジェクトを管理するために、追加の又は代替の構成要素をコンピュータ読取可能媒体に記憶することができる。例えばアプリケーション管理構成要素は、アプリケーション及び/又はその統合を管理することができ、掲示板管理構成要素は、本明細書に記載されるような、掲示板等を管理することができる。
【0031】
少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、本明細書に記載されるユーザインタフェースのオブジェクトインタフェースとオブジェクトとの関連付けを管理することができる。少なくとも一例では、オブジェクトインタフェースは、上述のように、通信プラットフォームに関連付けられる1つ以上のオブジェクトを表す1つ以上の他のユーザインタフェース要素を含むことができる。上述のように、オブジェクトインタフェースは、ユーザが、オブジェクトインタフェースとの対話を介して特定のオブジェクトに迅速にアクセスすることを可能にすることができる。少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトを、通信プラットフォームの仮想空間に関連付けられるオブジェクトインタフェースに関連付ける要求を受け取ることができる。いくつかの例では、仮想空間は、チャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板等を含むことができる。上述のように、オブジェクトは、テキスト、画像、ビデオ、コンテンツの断片、ユーザプロファイル、メッセージ、ファイル、チャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板、仮想空間、招待、サインイン要求、アプリケーション、ワークフロー及び/又は任意の他のデータ項目とすることができる。一部の例では、オブジェクトは第一者オブジェクト又は第三者オブジェクトであることができる。いくつかの例では、第三者オブジェクトに関連付けられるリソースロケータのプロビジョン、第三者オブジェクトに関連付けられるドラッグアンドドロップアクション(例えば第三者リソースから通信プラットフォームへの第三者オブジェクトのドラッグ)、ストレージリポジトリからの第三者オブジェクトのアップロード等によって、第三者オブジェクトを通信プラットフォームに関連付けることができる。いくつかの例では、通信に関連付けることができる第三者オブジェクトを、管理者等によって提供される許可によって決定することができる。第三者プラットフォームと通信プラットフォームの統合に関連する更なる詳細は、2020年12月3日に出願された米国特許出願第17/111,408号に関連して説明されており、その内容の全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
【0032】
少なくとも一例では、オブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付ける要求を受信することに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付け、オブジェクトを表すユーザインタフェース要素をオブジェクトインタフェース内に提示させることができる。いくつかの例では、オブジェクトが要求で識別されない場合、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、選択のためのユーザインタフェース(例えばオブジェクト選択ユーザインタフェース)を介して、1つ以上のオブジェクトを提示させることができる。いくつかの例では、選択のために提示される1つ以上のオブジェクトは、ユーザや仮想空間等に関連すると決定され得る。追加の詳細は以下に説明される。1つ以上のオブジェクトのうちのあるオブジェクトの選択を受け取ることに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付け、オブジェクトを表すユーザインタフェース要素をオブジェクトインタフェースに提示させることができる。少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトを表すユーザインタフェース要素を、仮想空間に関連付けられるユーザのユーザコンピューティングデバイスを介して提示されるユーザインタフェースの各インスタンスを介して提示させることができる。例えば仮想空間がチャネルである場合、チャネルの各メンバに提示されるユーザインタフェースのインスタンスは、チャネルに関連付けられるオブジェクトインタフェース内のオブジェクトを表すユーザインタフェース要素を含むように更新され得る。いくつかの例では、そのような更新を、リアルタイムに、あるいはオブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付ける要求が受信されたときの閾値期間内に、ユーザコンピューティングデバイスにプッシュすることができる。
【0033】
いくつかの例では、通信プラットフォームは、通信プラットフォームと統合するために、第三者プラットフォームのための(例えば第三者サーバ121に関連付けられる)アプリケーションプログラミングインタフェース(API)を提供することができる。上述のように、第三者サーバ121に関連付けることができる第三者プラットフォームは、通信プラットフォームの外部とすることができ、通信プラットフォームによって提供されるサービスの追加の又は代替のサービスを提示することができる。一例では、第三者プラットフォームのサービスに、第三者アプリケーションやウェブブラウザ等を介してアクセスすることができる。少なくとも一例では、第三者プラットフォームは、1つ以上のオブジェクトをホストし、記憶し、管理し、又は他の方法で所有することができる。上述のように、第三者プラットフォームによって作成されたオブジェクトは、「第三者オブジェクト」とすることができ、第三者プラットフォームによってホストされ、記憶され、管理され、又は他の方法で所有されることができる。いくつかの例では、通信プラットフォームによって提供されるAPIにより、第三者プラットフォームは、例えば通知に関して、第三者プラットフォームと通信プラットフォームとの間の対話を可能にすることができる。
【0034】
少なくとも一例では、(例えばAPIを介して又は他の方法で)オブジェクトに関連付けられる通知を受信することに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、ユーザインタフェースに注釈を付けることができる。例えば少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、新しいユーザインタフェース要素(例えばバッジ等)を、オブジェクトインタフェース内のオブジェクトを表すユーザインタフェース要素に関連付けさせることができる。少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトインタフェースが関連付けられる仮想空間に関連付けられるデータフィード内に新しいメッセージを提示させることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトに対する更新の通知又は他の指示を受け取ったことに応答して、ポップアップ、オーバーレイ又は他のユーザインタフェース要素を、ユーザインタフェースを介して提示させることができる。いくつかの例では、そのようなポップアップ、オーバーレイ又は他のユーザインタフェース要素は、短命(例えば短期間又は一時的)であり得る。
【0035】
少なくとも一例では、オブジェクトインタフェースに関連付けられるオブジェクトを表すユーザインタフェース要素を、リンクのような作動機構に関連付けることができる。いくつかの例では、作動機構の作動は、通信プラットフォームのユーザインタフェースを介してオブジェクトを提示させることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、選択の指示を受信することができ、(例えば通信プラットフォームス内から又は第三者プラットフォームへのAPI接続を介して)オブジェクトを取得することができる。オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、次いで、通信プラットフォームのユーザインタフェースを介してオブジェクトを提示させることができる。いくつかの例では、オブジェクトを、第三者プラットフォームに関連付けられる新しいユーザインタフェース内に提示することができる。追加の詳細は以下で提供される。
【0036】
いくつかの例では、オブジェクトインタフェース及びそれに関連付けられるオブジェクトは、通信プラットフォームの他のユーザと共有可能であり得る。以下に説明するように、いくつかの例では、オブジェクトインタフェースは、作動されると、オブジェクトインタフェース及びそれに関連付けられるオブジェクトを、他の仮想空間、ユーザの他のグループ等に共有することを可能にすることができる作動機構に関連付けることができる。例えば第1チャネルのユーザは、第1チャネルに関連付けられるオブジェクトインタフェースを第2チャネルと共有することができる。このように、第1チャネルと第2チャネルを、同じオブジェクトインタフェースに関連付けることができ、両方のチャネルのメンバは、オブジェクトインタフェース及びそれに関連付けられるオブジェクトにアクセスすることができる。しかしながら、いくつかの例では、そのようなアクセスを、そのようなオブジェクト及び/又はユーザに関連付けられた許可に少なくとも部分的に基づいて決定することができる。
【0037】
いくつかの例では、以下で説明されるように、管理者は、ユーザグループ及び/又は仮想空間のタイプのためのオブジェクトインタフェーステンプレートを、例えばプログラムによって構成することができる。管理者は、ユーザが管理者であるユーザグループに対して、ユーザが操作を実行し、かつ/又は通信プラットフォームの態様を他の方法で構成することを可能にする権限を有するユーザとすることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、管理者ユーザインタフェースを、通信プラットフォームに関連付けられるユーザインタフェースを介して提示させることができる。少なくとも一例では、管理者は、管理者ユーザインタフェースと対話して、特定のユーザグループ(例えばワークスペース、組織等)及び/又は仮想空間のタイプ(例えばパブリックチャネル、プライベートチャネル、アナウンスチャネル、共有チャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板等)のためのオブジェクトインタフェースに関連付けられるオブジェクトを指定することができる。このように構成されたオブジェクトインタフェースは、「テンプレート」を含むことができ、以下に説明されるように、データストア122に記憶されることができる。追加の例は以下で提供される。
【0038】
少なくとも一例では、チャネル管理構成要素118は、通信プラットフォームのチャネルを管理することができる。少なくとも一例では、通信プラットフォームは、プラットフォームが、所定のユーザグループ(例えばチャネルのメンバ)へのアクセスを制限するために、セキュリティ(許可によって定義され得る)を有するチャネルに編成され得るように、「チャネルベース」とすることができる。チャネル又は仮想空間は、通信プラットフォームに関連付けられるシステムとデバイスの間でデータを交換するために使用されるデータルートとすることができる。いくつかの例では、チャネルは「パブリック」であってもよく、これは、チャネルが関連付けられる(例えば組織識別子に関連付けられる、ワークスペース識別子に関連付けられる等)グループ内のいずれかのユーザが、チャネルを通してデータ共有に加わって(join)、参加することを可能にし得る。いくつかの例では、チャネルは「プライベート」であってもよく、これは、チャネル内のデータ通信を、特定のユーザ、あるいは特定の役割(例えばマネージャ、管理者等)及び/又はタイプ(例えば検証済み等)を有するユーザに制限し得る。アナウンスチャネルは、ユーザがアナウンスをポストすることができるチャネルを含むことができる。
【0039】
いくつかの例では、チャネルは「共有」されてよく、これは、2つ以上の異なるグループ(例えば2つ以上の異なる組織及び/又はワークスペース識別子に関連付けられるエンティティ)に関連付けられるユーザが、チャネルを通じてデータ共有に加わって、参加することを可能にし得る。共有チャネルは、該共有チャネルに関連付けられるグループの任意のユーザがアクセス可能であるようにパブリックであってよく、あるいは特定のユーザ又は特定の役割及び/又はタイプを有するユーザによるアクセスに制限されるようにプライベートであってもよい。「共有チャネル」又は「外部共有チャネル」は、第1組織と第2組織のような2つ以上の組織がデータを共有し、通信を交換すること等を可能にすることができる。一例では、第1組織及び第2組織を、異なる組織識別子に関連付けることができ、異なるビジネスエンティティに関連付けることができ、異なる納税番号(tax identification number)を有することができ、かつ/又は、第1組織に関連付けられたユーザ及び第2組織に関連付けられたユーザが、外部共有チャネルを確立することなく、他の組織に関連付けられたデータにアクセスすることができないように、他の方法で異なる許可に関連付けることができる。いくつかの例では、共有チャネルは、共有通信を持たなければ、本明細書に記載された通信プラットフォームの許可ベース及び/又はグループベースの構成の性質によって、互いのデータアクセスできないであろう、1つ以上の異なるワークスペース及び/又は組織と共有され得る。
【0040】
少なくとも一例では、チャネル管理構成要素118は、チャネルを生成する要求を受信することができる。いくつかの例では、要求は、チャネルに関連付けられる名前、チャネルに加わるよう招待すべき1人以上のユーザ、かつ/又はチャネルに関連付けられる許可を含むことができる。少なくとも一例では、1つ以上のユーザ及び/又は1つ以上のユーザアカウントに関連付けられる1つ以上のユーザ識別子を、チャネル(例えばそれに関連付けられるチャネル識別子)にマッピングするか又は他の方法で関連付けることができる。チャネルに関連付けられるユーザは、チャネルの「メンバ」とすることができる。チャネルのメンバは、該チャネルを介して他のメンバと通信することができる。すなわち、少なくとも一例では、チャネル管理構成要素118は、チャネルに関連付けられるユーザ識別子に関連する様々なユーザコンピューティングデバイスの間でチャネルを確立することができ、ユーザコンピューティングデバイスが互いに通信し、データを共有することを可能にする。本明細書に記載されるように、いくつかの例では、そのような通信及び/又はデータの共有は、チャネルを介して交換され得る1つ以上のメッセージを介して行うことができる。少なくとも一例では、チャネル管理構成要素118は、そのような通信及び/又はデータの共有を管理することができる。いくつかの例では、チャネルに関連付けられるデータを、ユーザインタフェースを介して提示することができる。
【0041】
上述のように、少なくとも一例では、1つ以上の許可を、チャネル及び/又はそれに関連付けられるメンバにマッピングするか又は他の方法で関連付けることができる。このような許可は、どのユーザがチャネルにアクセスする許可を有するか、チャネルで許可されるアクション及び/又はメッセージ、どのユーザ及び/又はユーザのタイプがメンバを追加又は除去することを許可されるか、どのユーザ及び/又はユーザのタイプが他のユーザとチャネルを共有することを許可されるか、チャネル内のデータに関連する保持ポリシー、チャネルがパブリックであるかプライベートであるか等を示すことができる。
【0042】
少なくとも一例では、ダイレクトメッセージ管理構成要素119は、「ダイレクトメッセージ」を管理することができ、これは、個々のユーザ又は複数の指定されたユーザ(例えば組織のメンバのすべて又は一部の代わりに)との通信を含むことができる。少なくとも一例では、「ダイレクトメッセージ」は、通信プラットフォームに関連付けられるシステム及びデバイスの間でデータを交換するために使用されるデータルート又は仮想空間を含むことができる。いくつかの例では、ダイレクトメッセージは、通信プラットフォームの2人以上のユーザの間のプライベートメッセージとすることができる。いくつかの例では、ダイレクトメッセージは「共有」されてよく、これは、2つ以上の異なるグループ(例えば2つ以上の異なる組織及び/又はワークスペース識別子に関連付けられるエンティティ)に関連付けられるユーザが、ダイレクトメッセージを通じてデータ共有に加わり、参加することを可能にし得る。
【0043】
少なくとも一例では、ダイレクトメッセージ管理構成要素119は、ダイレクトメッセージを生成する要求を受信することができる。いくつかの例では、要求は、ダイレクトメッセージの意図された受信者である1人以上のユーザに関連付けられる識別子を含むことができる。少なくとも一例では、1人以上のユーザ及び/又は1つ以上のユーザアカウントに関連付けられる1つ以上のユーザ識別子を、ダイレクトメッセージ(例えばそれに関連付けられるダイレクトメッセージ識別子)にマッピングするか又は他の方法で関連付けることができる。ダイレクトメッセージに関連付けられるユーザは、互いに通信することができ、かつ/又は、そうでなければダイレクトメッセージを介して互いにデータを共有することができる。本明細書で説明されるように、いくつかの例では、そのような通信及び/又はデータの共有は、直接メッセージを介して交換され得る1つ以上のメッセージを介して行うことができる。少なくとも一例では、ダイレクトメッセージ管理構成要素119は、そのような通信及び/又はデータの共有を管理することができる。いくつかの例では、ダイレクトメッセージに関連付けられるデータを、ユーザインタフェースを介して提示することができる。
【0044】
少なくとも一例では、オペレーティングシステム120は、サーバ102のプロセッサ108、コンピュータ読取可能媒体110、ハードウェア、ソフトウェア等を管理することができる。
【0045】
少なくとも一例では、データストア122は、アクセス可能で、管理可能で、更新可能なデータを記憶するように構成されることができる。いくつかの例では、図1に示されるように、データストア122を、サーバ102と統合することができる。他の例では、データストア122は、サーバ102から離れて配置されることができ、サーバ102及び/又はユーザデバイス104等のユーザデバイスにアクセス可能であることができる。データストア122は、1つ以上のデータベースを含むことができ、これは、ユーザデータ124、オブジェクトデータ126、チャネルデータ128及びダイレクトメッセージ(DM)データ130を含むことができる。追加のデータ又は代替データが、データストア及び/又は1つ以上の他のデータストアに記憶されてもよい。
【0046】
少なくとも一例では、ユーザデータ124は、通信プラットフォームのユーザに関連付けられるデータを記憶することができる。少なくとも一例では、ユーザデータ124は、ユーザプロファイル(「ユーザアカウント」とも呼ばれることがある)にデータを記憶することができ、ユーザプロファイルは、ユーザに関連付けられるデータを記憶することができ、ユーザに関連付けられるデータは、これらに限定されないが、ユーザが関連付けられる複数の異なる組織、グループ又はエンティティに関連付けられる1つ以上のユーザ識別子、ユーザがアクセスを許可されたチャネルに関連付けられる1つ以上のチャネル識別子、ユーザが関連付けられるグループ(又は組織、チーム、エンティティ等)の1つ以上のグループ識別子、ユーザがいずれかのチャネルの所有者又は管理者であるかどうかの指示、ユーザがいずれかのチャネル制限を有するかどうかの指示、複数のメッセージ、複数の絵文字、複数の会話、複数の会話トピック、アバター、電子メールアドレス、実名(例えばJohn Doe)、ユーザ名(例えばj doe)、パスワード、タイムゾーン、ステータス、トークン等を含む。いくつかの例では、ユーザデータ124は、個々のユーザが関連付けられるサブスクリプションの指示を記憶することができる。
【0047】
少なくとも一例では、ユーザデータ124は、通信プラットフォームの個々のユーザの許可を示す許可データを含むことができる。いくつかの例では、許可は、自動的に、あるいは通信プラットフォームの管理者、雇用者、企業、組織、又は通信プラットフォームを利用する他のエンティティ、チームリーダ、グループリーダ、又はチームメンバーやグループメンバー等と通信する通信プラットフォームを利用する他のエンティティ、個々のユーザ等によって設定されることができる。いくつかの例では、個々のユーザに関連付けられる許可を、ユーザデータ124に関連付けられるプロファイル及び/又はアカウントにマッピングするか又は他の方法で関連付けることができる。いくつかの例では、許可は、どのユーザが他のユーザと直接通信することができるか、ユーザがどのチャネルにアクセスすることを許可されているか、個々のチャネルに対する制限、ユーザがどのワークスペースにアクセスすることを許可されているか、個々のワークスペースに対する制限、サブスクリプションに対する制限、サブスクリプションの許可された機能等を示すことができる。少なくとも一例では、許可は、定義されたユーザグループへのアクセスを制限するためのセキュリティを維持することによって、通信プラットフォームをサポートすることができる。いくつかの例では、そのようなユーザを、上述のように、共通アクセス資格証明、グループ識別子等によって定義することができる。
【0048】
いくつかの例では、データストア122は、通信プラットフォームに関連付けられるグループの許可に関連付けられる許可データを記憶することができる。いくつかの例では、許可は、自動的に、あるいは、通信プラットフォームの管理者、雇用者、企業、組織、又は通信プラットフォームを利用する他のエンティティ、チームリーダ、グループリーダ、又はチームメンバーやグループメンバー等と通信するために通信プラットフォームを利用する他のエンティティ、個々のユーザ等によって設定されることができる。いくつかの例では、グループに関連付けられる許可を、グループに関連付けられるデータにマッピングすることができるか又は他の方法で関連付けることができる。いくつかの例では、許可は、個々のグループに対する制限、個々のグループに関連付けられるチャネルに対する制限、個々のグループに関連付けられるユーザに対する制限等を示すことができる。少なくとも一例では、グループ許可を、そのようなグループに関連付けられるユーザプロファイルにマッピングするか、又は他の方法で関連付けることができる。
【0049】
少なくとも一例では、オブジェクトデータ126は、オブジェクトに関連付けられるデータを記憶することができる。いくつかの例では、各オブジェクトは、オブジェクトの「所有者」の指示(例えばそれに関連付けられる通知を記憶及び/又は提供するプラットフォーム及び/又はアプリケーション)、オブジェクトが関連付けられるユーザ識別子、グループ識別子、チャネル識別子、ダイレクトメッセージ識別子、掲示板識別子等のうちの少なくとも1つ、オブジェクトが関連付けられるオブジェクトインタフェース(例えばそれに関連付けられるオブジェクトインタフェース識別子)、オブジェクトに関連付けられるリソースロケータ、通知データ(例えば頻度、優先度、提示の好み等)等に関連付けられることができる。いくつかの例では、権限インジケータ(authorization indicator)(例えばフラグ、トークン等)をオブジェクトに関連付けることができ、それによって、オブジェクトが、特定のユーザ、ユーザグループ、仮想空間等によるアクセスについて権限が与えられていることを示すことができる。いくつかの例では、認証インジケータ(authentication indicator)(例えばトークン等)をオブジェクトに関連付けることができ、それによって、特定のユーザ及び/又はユーザコンピューティングデバイスが、オブジェクトに関連付けられる通知を受信することについて(例えば第三者プラットフォームによって)認証されていることを示すことができる。
【0050】
いくつかの例では、オブジェクトデータ126は、特定のユーザ、グループ(例えば組織、ワークスペース)、チャネル、ダイレクトメッセージ等について、どの第三者プラットフォームを通信プラットフォームに統合することができるかの指示を記憶することができる。いくつかの例では、そのようなオブジェクトデータ126は、管理者によって、あるいは許可を設定する能力に関連付けられる特定の役割を有する他のユーザによって設定することができる。
【0051】
少なくとも一例では、チャネルデータ128は、個々のチャネルに関連付けられるデータを記憶することができる。少なくとも一例では、チャネル管理構成要素118は、様々なユーザコンピューティングデバイスの間でチャネルを確立することができ、ユーザコンピューティングデバイスが互いに通信し、データを共有することを可能にする。少なくとも一例では、チャネル識別子がチャネルに割り当てられてよく、これは、そのチャネルに関連するデータが記憶されているチャネルデータ128内の物理アドレスを示す。
【0052】
いくつかの例では、チャネルデータ128は、個々のチャネルの許可に関連付けられるデータを記憶することができる。いくつかの例では、許可は、自動的に、あるいは、通信プラットフォームの管理者、雇用者、企業、組織、又は通信プラットフォームを利用する他のエンティティ、チームリーダ、グループリーダ、又はチームメンバーやグループメンバー等と通信するために通信プラットフォームを利用する他のエンティティ、個々のユーザ等によって設定され得る。いくつかの例では、チャネルに関連付けられる許可を、チャネルデータ128内のチャネルに関連付けられるデータにマッピングするか又は他の方法で関連付けることができる。いくつかの例では、許可は、個々のチャネルに対する制限、個々のチャネルに関連付けられるユーザに対する制限等を示すことができる。
【0053】
いくつかの例では、チャネルデータ128は、特定のチャネルに関連付けられるオブジェクト及び/又はそれに関連付けられるオブジェクトインタフェースの指示を記憶することができる。
【0054】
少なくとも一例では、DMデータ130は、個々のダイレクトメッセージに関連付けられるデータを記憶することができる。少なくとも一例では、ダイレクトメッセージ管理構成要素119は、様々なユーザコンピューティングデバイスの間でダイレクトメッセージを確立することができ、ユーザコンピューティングデバイスが、ダイレクトメッセージを介して互いに通信し、データを共有することを可能にする。少なくとも一例では、ダイレクトメッセージ識別子が、そのダイレクトメッセージに関連するデータが記憶されるDMデータ130内の物理アドレスを示すダイレクトメッセージに割り当てられてもよい。いくつかの例では、DMデータ130は、特定のダイレクトメッセージに関連付けることができるオブジェクト及び/又はそれに関連付けられるオブジェクトインタフェースの指示を記憶することができる。
【0055】
いくつかの例では、データストア122は、個別にアクセスされて管理され得る、データの離散項目(discrete items)(例えばデータシャード(data shards))に分割され得る。データシャードは、データ保持、データへのアクセス、統合設定のような技術的タスクが実行され得る効率を最適化することができる。いくつかの例では、データシャードを、グループ(例えば組織、ワークスペース)、チャネル、ダイレクトメッセージ、ユーザ等に関連付けることができる。
【0056】
いくつかの例では、個々のグループを、特定のグループ識別に関連するデータを記憶するデータストア122内のデータベースシャードに関連付けることができる。例えばデータベースシャードは、特定のグループのメンバに関連付けられる電子通信データを記憶してもよく、これは、その特定のグループのメンバが、リアルタイム又はほぼリアルタイムで、同じグループの他のメンバと通信し、データを交換することを可能にする。この例では、グループ自体がデータベースシャードの所有者になることができ、関連するデータを記憶する場所と記憶する方法に対する制御を有する。いくつかの例では、データベースシャードは、(例えば共有チャネル内のように)2つ以上のグループに関連するデータを記憶することができる。
【0057】
いくつかの例では、チャネルを、特定のチャネル識別に関連するデータを記憶するデータストア122内のデータベースシャードに関連付けることができる。例えばデータベースシャードは、チャネルに関連付けられる電子通信データを記憶してよく、これは、その特定のチャネルのメンバが、リアルタイム又はほぼリアルタイムで、同じチャネルの他のメンバと通信し、データを交換することを可能にする。この例では、グループ又は組織は、データベースシャードの所有者になることができ、関連するデータを記憶する場所と記憶する方法を制御することができる。
【0058】
いくつかの例では、ダイレクトメッセージを、特定のダイレクトメッセージ識別に関連するデータを記憶するデータストア122内のデータベースシャードに関連付けることができる。例えばデータベースシャードは、ダイレクトメッセージに関連付けられる電子通信データを記憶してよく、これは、特定のダイレクトメッセージに関連付けられるユーザが、リアルタイム又はほぼリアルタイムで、同じダイレクトメッセージに関連付けられる他のユーザと通信し、データを交換することを可能にする。この例では、グループ又は組織は、データベースシャードの所有者になることができ、関連するデータを記憶する場所と記憶する方法を制御することができる。
【0059】
いくつかの例では、個々のユーザを、特定のユーザアカウントに関連するデータを記憶するデータストア122内のデータベースシャードに関連付けることができる。例えばデータベースシャードは、個々のユーザに関連付けられる電子通信データを記憶してよく、これは、ユーザが、リアルタイム又はほぼリアルタイムで、通信プラットフォームの他のユーザと通信し、データを交換することを可能にする。いくつかの例では、ユーザ自身がデータベースシャードの所有者になることができ、関連するデータを記憶する場所と記憶する方法に対する制御を有することができる。
【0060】
通信インタフェース112は、例えばネットワーク106を介して又は直接に、様々な他のデバイス(例えばユーザコンピューティングデバイス104)との通信を可能にするための1つ以上のインタフェース及びハードウェア構成要素を含むことができる。いくつかの例では、通信インタフェース112は、Websocket、アプリケーションプログラミングインタフェース(API)(例えばAPIコールを使用する)、HypterText転送プロトコル(HTTPs)等を介した通信を容易にすることができる。いくつかの例では、通信インタフェース112は、テキスト及び/又は他のデータが、タイプされるか又は作成されたときに、瞬時に又は実質的に瞬時に送信され得るように、リアルタイムテキスト(RTT)を容易にすることができる。
【0061】
サーバ102は、様々な入出力デバイス114(例えばI/Oデバイス)を更に備えることができる。このようなI/Oデバイス114は、ディスプレイ、様々なユーザインタフェースコントロール(例えばボタン、ジョイスティック、キーボード、マウス、タッチスクリーン等)、オーディオスピーカ、接続ポート等を含むことができる。
【0062】
少なくとも一例では、ユーザコンピューティングデバイス104は、1つ以上のプロセッサ132、コンピュータ読取可能媒体134、1つ以上の通信インタフェース136及び入出力デバイス138を含むことができる。
【0063】
少なくとも一例では、プロセッサ132の各プロセッサは、単一の処理ユニット又は複数の処理ユニットとすることができ、単一又は複数のコンピューティングユニット又は複数の処理コアを含むことができる。プロセッサ132は、プロセッサ108に関連して上述したタイプのプロセッサのいずれかを含むことができ、プロセッサ108と同じであっても異なっていてもよい。
【0064】
コンピュータ読取可能媒体134は、コンピュータ読取可能媒体110に関連して上述したコンピュータ読取可能媒体134のタイプのいずれかを含むことができ、コンピュータ読取可能媒体110と同じであっても異なっていてもよい。コンピュータ読取可能媒体に記憶される機能構成要素は、任意に、少なくとも1つのアプリケーション140及びオペレーティングシステム142を含むことができる。
【0065】
少なくとも一例では、アプリケーション140は、モバイルアプリケーション、ウェブアプリケーション又はデスクトップアプリケーションであってもよく、これは、通信プラットフォームによって提供されることができ、あるいは専用アプリケーションとすることができる。少なくとも一例では、アプリケーション140は、通信プラットフォームに関連付けられたネイティブアプリケーションとすることができる。いくつかの例では、環境100に関連付けられる個々のユーザコンピューティングデバイスは、アプリケーション140のインスタンス又はバージョン管理されたインスタンスを有することができ、これは、アプリケーションストアからダウンロードすることができ、インターネットを介してアクセス可能であり、あるいは本明細書に記載されるような動作を実行するためにプロセッサ132によって実行可能である。すなわち、アプリケーション140は、ユーザコンピューティングデバイス104がサーバ102と対話して、通信プラットフォームを介して利用可能な通信サービスにアクセスし、かつ/又はこれを使用することを可能にする、アクセスポイントとすることができる。少なくとも一例では、アプリケーション140は、例えばサーバ102を介して、様々な他のユーザコンピューティングデバイス間でのデータの交換を容易にすることができる。少なくとも一例では、アプリケーション140は、本明細書に記載されるように、ユーザインタフェースを提示することができ、いくつかの例では、該ユーザインタフェースは、サーバ102から受信された命令に少なくとも部分的に基づいて、レンダリングされることができる。少なくとも一例では、ユーザは、タッチ入力、キーボード入力、マウス入力、音声入力又は任意の他のタイプの入力を介して、ユーザインタフェースと対話することができる。ウェブブラウザのような追加の又は代替のアクセスポイントを使用して、ユーザコンピューティングデバイス104が、本明細書に記載されるように、サーバ102と対話することを可能にすることができる。すなわち、アプリケーション140が以下で動作を実行するものとして説明される例において、追加の又は代替の例では、このような動作は、ウェブブラウザのような別のアクセスポイントによって実行され得る。
【0066】
ユーザインタフェース144の非限定的な例が図1に示されている。図1に示されるように、ユーザインタフェース144は、1つ以上のチャネル、ダイレクトメッセージ及び/又は通信プラットフォームに関連付けられる他の仮想空間に関連付けられるデータを提示することができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース144は、ユーザ(例えばユーザのアカウント)が関連付けられるチャネル、ダイレクトメッセージ及び/又は他の仮想空間(例えば掲示板等)を表すユーザインタフェース要素を含む、第1セクション146(例えばユーザインタフェース144の一部、ペイン(pane)又は他の区分されたユニットとすることができる)を含むことができる。第1セクション146及び関連する指示(indication)に関連付けられる追加の詳細は、図2に関連して以下で説明される。
【0067】
少なくとも一例では、ユーザインタフェース144は、本明細書に記載されるように、仮想空間に関連付けられるデータを提示することができる、第2セクション148(例えばユーザインタフェース144の一部、ペイン又は他の区分されたユニットとすることができる)を含むことができる。いくつかの例では、第2セクション148を、本明細書で説明されるように、1つ以上のチャネル及び/又は通信を容易にするための他の仮想空間(例えば直接メッセージ通信に関連付けられる仮想空間、イベント及び/又はアクションに関連付けられる仮想空間等)に関連してポストされたメッセージ及び/又は取られたアクションを示す、データフィード(又は「フィード」)に関連付けることができる。少なくとも一例では、第2セクション148に関連付けられるデータを、同じ又は異なるワークスペースに関連付けることができる。すなわち、いくつかの例では、第2セクション148は、統合されたフィードを介して、同じ又は異なるワークスペースに関連付けられるデータを提示することができる。いくつかの例では、データは、日付、時間(例えば関連するデータがポストされるとき又は関連する操作が他の方法で実行されるとき)、アクションのタイプ及び/又はデータ、ワークスペース、チャネル、ユーザ、トピック、関連性メトリック等によって編成されることができ、かつ/又はソート可能である。いくつかの例では、そのようなデータは、どのユーザ(例えばチャネルのメンバ)及び/又はアプリケーションが、メッセージをポストしたか、あるいは他の方法でメッセージをポストさせ、かつ/又はアクションを実行したかの指示に関連付けられ得る。複数のワークスペースに関連付けられるデータを第2セクション148が提示する例では、少なくとも一部のデータを、そのデータがどのワークスペースに関連付けられるかの指示に関連付けることができる。
【0068】
いくつかの例では、第2セクション148を、掲示板のような仮想空間に関連付けることができ、これは、フィードとは異なる構成でデータを提示することができる。掲示板及び/又はそのようなデータ提示に関連付けられる追加の詳細は、以下で説明される。すなわち、第2セクション148は、図1に関連して説明したものに対して追加又は代替の構成で、追加の又は代替のデータを提示することができる。
【0069】
少なくとも一例では、第1セクション146と第2セクション148を、組み合わせて、ユーザが通信プラットフォームと対話することができる「グループベースの通信ユーザインタフェース」に関連付けることができる。ユーザインタフェース144、第1セクション146及び第2セクション148に関連する更なる詳細は、以下で図2に関連して説明される。
【0070】
少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース150を、ユーザインタフェース144に関連付けることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース150は「バー」を含むことができ、これを、仮想空間のヘッダ又は上部に近接して配置することができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース150を、ユーザインタフェース144の側面に沿って配置することができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース150を、チャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板等のような仮想空間に関連付けることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース150を、仮想空間のヘッダに関連付けることができ、これは、仮想空間の名前、仮想空間に関連付けられるメンバ、仮想空間の説明、仮想空間に関連付けられる詳細等のような、仮想空間に関連付けられる情報を提供することができる。少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース150は、該オブジェクトインタフェース150に関連付けられる1つ以上のオブジェクトを表すことができる1つ以上のユーザインタフェース要素152を含むことができる。このようなオブジェクトは、上述のように、第一者オブジェクト又は第三者オブジェクトとすることができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース要素152を、対応するオブジェクトに関連付けられる対話データに少なくとも部分的に基づく順序で配置することができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース要素152を、ユーザによる順序で配置することができる。
【0071】
いくつかの例では、オブジェクトが修正されるか又は他の方法で対話されるとき、新しいユーザインタフェース要素154は、オブジェクトを表すユーザインタフェース要素に関連付けて提示されることができる。いくつかの例では、新しいユーザインタフェース要素154はバッジ等とすることができる。いくつかの例では、そのような新しいユーザインタフェース要素154は、オブジェクトが修正されたか又は他の方法で対話されたというリアルタイム通知を提供することができる。いくつかの例では、あるユーザインタフェース要素が(例えば以前の修正又は対話に応答して)そのユーザインタフェース要素に既に関連付けられている場合、新しいユーザインタフェース要素をそれに関連付ける代わりに、ユーザインタフェース要素に関連付けられるカウントを更新することができる。いくつかの例では、新しいメッセージ156を、追加的に又は代替的に、仮想空間のデータフィード(例えばチャネルDのデータフィード)に提示することができ、これは、オブジェクトが修正されたこと、かつ/又は他の方法で対話されたことのリアルタイム通知を提供することができる。ユーザインタフェース144及びオブジェクトインタフェース150に関連付けられる追加の詳細は、図2図5Cに関連して以下で説明される。
【0072】
少なくとも一例では、オペレーティングシステム142は、ユーザコンピューティングデバイス104のプロセッサ132、コンピュータ読取可能媒体134、ハードウェア、ソフトウェア等を管理することができる。
【0073】
通信インタフェース136は、例えばネットワーク106を介して又は直接に、様々な他のデバイス(例えばユーザコンピューティングデバイス104)との通信を可能にするための1つ以上のインタフェース及びハードウェア構成要素を含むことができる。いくつかの例では、通信インタフェース136は、Websockets、API(例えばAPIコールを使用する)、HTTPs等を介した通信を容易にすることができる。いくつかの例では、通信インタフェース136は、テキスト及び/又は他のデータを、それがタイプされるか又は作成されたときに、瞬時に又は実質的に瞬時に送信することができるようにRTTを容易にすることができる。
【0074】
ユーザコンピューティングデバイス104は、様々な入出力デバイス138(例えばI/Oデバイス)を更に備えることができる。このようなI/Oデバイス138は、ディスプレイ、様々なユーザインタフェースコントロール(例えばボタン、ジョイスティック、キーボード、マウス、タッチスクリーン等)、オーディオスピーカ、接続ポート等を含むことができる。
【0075】
本明細書で説明される技術は、オブジェクトインタフェース管理構成要素116、チャネル管理構成要素118、ダイレクトメッセージ管理構成要素119及びアプリケーション140によって実行されるものとして説明されるが、本明細書で説明される技術を、任意の他の構成要素又は構成要素の組合せによって実行することができ、これらをサーバ102、ユーザコンピューティングデバイス104又はそれらの組合せに関連付けることができる。
【0076】
図2は、本明細書で説明されるように、通信プラットフォームを介して提示される例示的なユーザインタフェース200を示す。ユーザインタフェース200は、図1を参照して上述したユーザインタフェース144に対応することができる。上述したように、いくつかの例では、通信プラットフォームを介して提示されるユーザインタフェース200は、ユーザ(例えばユーザのアカウント)が関連付けられる仮想空間を表しているユーザインタフェース要素を含む、第1セクション202(図1を参照して上述した第1セクション146に対応することができる)を含むことができる。少なくとも一例では、第1セクション202は、1つ以上のサブセクションを含むことができ、サブセクションは、異なる仮想空間を表すユーザインタフェース要素を含むことができる。例えば第1サブセクション204は、複数のチャネル及び/又はワークスペースに関連付けられるデータを集約することができる仮想空間を表す、ユーザインタフェース要素を含むことができる。少なくとも一例では、各仮想空間を、第1サブセクション204内のユーザインタフェース要素に関連付けることができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、アプリケーション140に、ユーザインタフェース200の第2セクション206(図1を参照して上述した第2セクション148に対応することができる)を介して、対応する仮想空間に関連付けられるデータを提示させることができる作動機構に関連付けられ得る。
【0077】
少なくとも一例では、仮想空間を、ユーザが関連付けられるワークスペースのうちの1つ以上に関連付けられているすべての未読データに関連付けることができる。すなわち、いくつかの例では、ユーザが「未読」に関連付けられる仮想空間にアクセスすることを要求する場合、ユーザによって読まれていない(例えば閲覧されていない)すべてのデータを、例えばデータフィード又は他の構成で第2セクション206に提示することができる。
【0078】
別の例では、仮想空間を、ユーザが関連付けられる「掲示板」に関連付けることができる。少なくとも一例では、ユーザが「掲示板」に関連付けられる仮想空間へのアクセスを要求する場合、ユーザが関連付けられる1つ以上の掲示板を、ユーザインタフェース200を介して提示することができる。
【0079】
少なくとも一例では、本明細書で説明されるように、掲示板を個々のグループ及び/又はチャネルに関連付けて、通信プラットフォームのユーザがそのような掲示板に関連付けられるデータを作成し、対話し、かつ/又は閲覧することを可能にすることができる。すなわち、掲示板は、「電子掲示板」とすることができるが、通信プラットフォーム内の協調的通信及び/又は組織化のための仮想空間、キャンバス、ページ等とすることができる。少なくとも一例では、掲示板は、順序付け、追加し、削除し、修正すること等ができる編集可能なテキスト及び/又はオブジェクトをサポートすることができる。いくつかの例では、掲示板を、通信プラットフォームのユーザが該掲示板を閲覧及び/又は編集することができることを定義する許可に関連付けることができる。いくつかの例では、掲示板を、チャネルに関連付けることができ、チャネルの少なくとも一部のメンバが掲示板を閲覧及び/又は編集することができる。いくつかの例では、掲示板は、該掲示板に関連付けられるデータが複数のチャネル、ワークスペース、組織等のメンバに対してアクセス可能であるか、かつ/又は対話可能であるように、共有可能であり得る。
【0080】
少なくとも一例では、掲示板は、セクション及び/又はオブジェクトを含むことができる。いくつかの例では、各セクションは1つ以上のオブジェクトを含むことができる。少なくとも一例では、オブジェクトを、オブジェクトタイプに関連付けることができ、オブジェクトタイプは、これらに限定されないが、テキスト(例えば編集可能であり得る)、タスク、イベント、画像、グラフィック、ローカルオブジェクトへのリンク、リモートオブジェクトへのリンク、ファイル等を含むことができる。いくつかの例では、セクション及び/又はオブジェクトを、順序変更し、かつ/又は他の方法で再配置することができ、新しいセクション及び/又はオブジェクトを追加又は除去することができ、並びに/あるいは、そのようなセクション及び/又はオブジェクトに関連付けられるデータを編集及び/又は修正することができる。すなわち、掲示板を、様々な用途のために作成及び/又は修正することができる。すなわち、ユーザは、本明細書で説明されるように、個々のニーズに応えるために掲示板をカスタマイズ及び/又はパーソナライズすることができる。例えばセクション及び/又はオブジェクトを配置し、タスクを生成及び/又は割り当て、進捗を追跡し、かつ/又はプロジェクトを管理するために使用することができるプロジェクト掲示板を作成することができる。さらに、いくつかの例では、掲示板は、会社のメトリクスを提示することができ、また、会社の目標へのアクセスを可能にして、そのような情報を単一の場所を介して記憶及び/又はアクセスすることができるようにすることができる。いくつかの例では、掲示板を使用して、作業進捗及び/又はキャリアの成長を追跡することができ、これは、従業員、エージェント及び/又は他の労働者を管理及び/又は監督するために、マネージャ又はスーパーバイザによって使用されることができる。少なくとも一例では、掲示板を使用して、インシデント、入ってくる顧客サービス要求等を追跡することができる。掲示板に関連付けられる追加の詳細は、2020年8月14日に出願された米国特許出願第16/993,859号に提供されており、その内容全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
【0081】
少なくとも一例では、「アプリケーション」を、通信プラットフォームと統合され、かつ(例えば許可データに基づいて)ユーザがアクセス可能なアプリケーションに関連付けることができる。いくつかの例では、ユーザが、「アプリケーション」に関連付けられる仮想空間へのアクセスを要求する場合、ユーザと統合され、ユーザがアクセス可能な1つ以上のアプリケーションの1つ以上の指示を、ユーザインタフェース200を介して提示することができる。
【0082】
別の例では、図2には示されていないが、第1サブセクション204は、「スレッド」及び/又は「メンション及びリアクション」に関連付けられるユーザインタフェース要素を含むことができ、「スレッド」は、チャネルにポストされたメッセージに対してスレッド内にポストされたメッセージやファイル等に関連付けられることができ、「メンション及びリアクション」は、ユーザ(例えばユーザF)が(例えばタグを介して)メンションされたメッセージ又はスレッド、あるいはユーザによってポストされたメッセージ又はスレッドに別のユーザが(例えば絵文字やリアクション等を介して)反応したことに関連付けられることができる。いくつかの例では、第1サブセクション204は、「コンテンツの断片」を表すユーザインタフェース要素に関連付けられることができ、「コンテンツの断片」は、通信プラットフォームに関連付けられるユーザによって提供されるオーディオ及び/又はビデオコンテンツの断片に関連付けられ得る。
【0083】
いくつかの例では、上述した様々な仮想空間に関連付けられるデータは、第2セクション206に提示されるとき、日付、(例えば関連するデータがポストされるとき、あるいは関連する操作が他の方法で実行されるときの)時間、アクション及び/又はデータのタイプ、ワークスペース、チャネル、ユーザ、トピック、関連性メトリック等によって編成されることができ、かつ/又はソート可能である。いくつかの例では、そのようなデータを、どのユーザ(例えばチャネルのメンバ)及び/又はアプリケーションがメッセージをポストしたか、アクションを実行したか等の指示に関連付けることができる。追加の詳細は以下に説明される。
【0084】
少なくとも一例では、ユーザインタフェース200の第1セクション202は、チャネルを表すユーザインタフェース要素を含む第2サブセクション208を含むことができる。いくつかの例では、チャネルは、パブリックチャネル、プライベートチャネル、アナウンスチャネル、(例えば組織間の)共有チャネル、単一のワークスペースチャネル、クロスワークスペースチャネル、前述の組合せ等を含むことができる。いくつかの例では、表現されるチャネルを単一のワークスペースに関連付けることができる。いくつかの例では、表現されるチャネルを、異なるワークスペース(例えばクロスワークスペース)に関連付けることができる。いくつかの例では、表現されるチャネルを、単一のワークスペースに関連付けられるチャネルと、異なるワークスペースに関連付けられるチャネルとの組合せに関連付けることができる。
【0085】
いくつかの例では、第2サブセクション208は、ユーザがアクセスする許可を有する(例えばユーザデータ124によって決定される)すべてのチャネル又はすべてのチャネルのサブセットを示すことができる。このような例では、チャネルを、最新の対話に基づいて、対話の頻度に基づいて、チャネルタイプ(例えばパブリック、プライベート、共有、クロスワークスペース等)に基づいて、ワークスペースに基づいて、ユーザ指定されたセクション内等で、アルファベット順に配置することができる。いくつかの例では、第2サブセクション208は、ユーザがメンバであるすべてのチャネル又はすべてのチャネルのサブセットを示すことができ、ユーザは、該ユーザがメンバではないが第2サブセクション208に現在表示されていない他のチャネルをブラウズ又は閲覧するために、ユーザインタフェース200と対話することができる。いくつかの例では、異なるタイプのチャネル(例えばパブリック、プライベート、共有等)は、第2サブセクション208の異なるセクション内にあることができ、あるいはユーザインタフェース200内にそれら自身のサブセクションを有することができる。いくつかの例では、異なるワークスペースに関連付けられるチャネルは、第2サブセクション208の異なる部分内にあることができ、あるいはユーザインタフェース200内にそれら自身のセクション又はサブセクションを有することができる。
【0086】
いくつかの例では、チャネルを表すユーザインタフェース要素を、チャネルのタイプを視覚的に区別する追加の又は代替のユーザインタフェース要素に関連付けることができる。例えばチャネルBを表現するユーザインタフェース要素は、(他のチャネルを表すユーザインタフェース要素のような)円のユーザインタフェース要素の代わりに、二重正方形(double square)のユーザインタフェース要素に関連付けられる。非限定的な例として、また、この議論の目的のために、二重正方形のユーザインタフェース要素は、関連するチャネル(例えばチャネルB)が外部共有チャネルであることを示すことができる。いくつかの例では、そのようなユーザインタフェース要素は、すべての外部共有チャネルに対して同じものとすることができる。他の例では、そのようなユーザインタフェース要素は、外部共有チャネルが関連付けられる他のグループに固有のものとすることができる。いくつかの例では、追加の又は代替のグラフィカルユーザインタフェース要素を使用して、パブリックチャネル、プライベートチャネル、共有チャネル、異なるワークスペースに関連付けられるチャネル等を区別することができる。他の例では、ユーザが現在メンバでないチャネルは、ユーザインタフェース200の第2サブセクション208内で表現されないことがある。このような例では、ユーザは、異なるインタフェース(図示せず)にナビゲートして、ユーザがアクセス可能であるが、ユーザが現在メンバではない、追加のチャネルをブラウズしてもよい。
【0087】
いくつかの例では、チャネルを表すユーザインタフェース要素の個々を、ユーザに情報を通信するための1つ以上の他のユーザインタフェース要素に関連付けることができる。例えばユーザインタフェース要素(例えばロック)を、チャネルDに対応するユーザインタフェース要素に関連付けることができ、チャネルDは、チャネルがプライベートチャネルであることを示すことができる。図2に示されるユーザインタフェース要素は、ユーザに情報を通信するためにユーザインタフェース200に関連付けることができるユーザインタフェース要素の非限定的な例である。
【0088】
第2サブセクション208に加えて、第1セクション202は、ダイレクトメッセージを表すユーザインタフェース要素を含むことができる第3サブセクション210を含むことができる。すなわち、第3サブセクション210は、上述のように、1人以上のユーザ間のプライベートメッセージに関連付けられる仮想空間を表すユーザインタフェース要素を含むことができる。
【0089】
上述のように、少なくとも一例では、ユーザインタフェース200は第2セクション206を含むことができ、第2セクション206は、いくつかの例では、通信を容易にするために、チャネル及び/又は他の仮想空間(例えば直接メッセージ通信に関連付けられる仮想空間、イベント及び/又はアクションに関連付けられる仮想空間等)に対してポストされたメッセージ及び/又は取られたアクションを示すデータフィードに関連付けられることができる。上述したように、少なくとも一例では、第2セクション206に関連付けられるデータを、同じ又は異なるワークスペースに関連付けることができる。すなわち、いくつかの例では、第2セクション206は、統合データフィードを介して、同じ又は異なるワークスペースに関連付けられるデータを提示することができる。いくつかの例では、データを、日付、(例えば関連するデータがポストされるか、又は関連する操作が他の方法で実行されるときの)時間、アクション及び/又はデータのタイプ、ワークスペース、チャネル、ユーザ、トピック、関連性メトリック等によって編成することができ、かつ/又はソート可能である。いくつかの例では、そのようなデータを、どのユーザ及び/又はアプリケーションがメッセージをポストしたか、かつ/又はアクションを実行したかの指示に関連付けることができる。いくつかの例では、アプリケーションによってポストされたメッセージは、以下で更に説明されるように、イベントのステータス(例えば保留中、レビュー中、完了等)を示してよい。
【0090】
この説明の目的のために、「メッセージ」は、ユーザコンピューティングデバイス104を使用するユーザ、並びに/あるいは、チャネル、ダイレクトメッセージ及び/又は通信を容易にするための他の仮想空間内に表示するように構成されるアプリケーションによって提供される、オブジェクトを含むことができる。メッセージは、ユーザによって(ユーザコンピューティングデバイスを使用して)提供される任意のテキスト、画像、ビデオ、オーディオ又はそれらの組合せ、あるいはイベントのステータスを含み得る。例えばユーザは、メッセージコンテンツとして、メッセージ内のテキスト、画像及び/又はビデオを含むメッセージを提供し得る。このような例では、テキスト、画像及び/又はビデオはメッセージを含むことができる。通信プラットフォームのチャネルに送信又はポストされる各メッセージは、送信ユーザの識別子(例えば送信ユーザ又は発信ユーザを識別する)、受信ユーザの識別子(例えば受信ユーザ又はエンティティを識別する)、メッセージ識別子(例えばメッセージを識別する)、グループ識別子(例えばメッセージが関連付けられるグループを識別する)、チャネル識別子(例えばメッセージが関連付けられるチャネルを識別する)、ダイレクトメッセージ識別子(例えばメッセージが関連付けられるダイレクトメッセージを識別する)等を含むメタデータを含むことができる。少なくとも一例では、前述の識別子の各々は、情報交換用米国標準コード(ASCII、American Standard Code for Information Interchange)テキスト、ポインタ、メモリアドレス等を含み得る。少なくとも一例では、そのようなメタデータは、これらに限定されないが、メッセージコンテンツ、発信源(例えばメッセージがどのユーザ及び/又はアプリケーションから発信されたか、かつ/又は送信されたか)、メッセージが送信された日付、メッセージが送信されたときに関連付けられるタイムスタンプ、メッセージに関連付けられる優先度(例えば低、標準、高等)、メッセージに関連付けられる有効期限、メッセージに関連付けられる開/閉ステータス、メッセージに関連付けられるラベル、メッセージに関連付けられる譲受人(assignee)等を含む、追加又は代替のデータを含むことができる。少なくとも一例では、メッセージを、ユーザインタフェース200内のユーザインタフェース要素によって表すことができる。
【0091】
いくつかの例では、ユーザは、「スレッド」内のメッセージに対してコメントすることができる。スレッドは、チャネルにポストされていない別のメッセージに関連付けられるメッセージとすることができるが、代わりに元のメッセージに関連付けられるオブジェクト内に維持される。メッセージ及び/又はスレッドを、ファイル、絵文字、アプリケーション等に関連付けることができ、スレッドを表すユーザインタフェース要素との対話に基づいて閲覧(view)することができる。いくつかの例では、そのようなユーザインタフェース要素は、作動されたときに、ユーザインタフェース200を介して、スレッド化されたメッセージを提示させることができる作動機構に関連付けられることができる。いくつかの例では、スレッド化されたメッセージを、ユーザインタフェース200の第3セクションを介して提示することができる。
【0092】
チャネル、ダイレクトメッセージ又は他の仮想空間を、メッセージ以外のデータ及び/又はコンテンツ、あるいはメッセージに関連付けられるデータ及び/又はコンテンツに関連付けることができる。例えばユーザインタフェース200の第2セクション206を介して提示することができる追加データの非限定的な例は、チャネルに追加されるか及び/又はチャネルから除去されたメンバ、チャネルにアップロードされるか及び/又はチャネルから除去されたファイル(例えばファイル添付)、チャネルに追加されるか及び/又はチャネルから除去されたアプリケーション、チャネルに追加されるか及び/又はチャネルから除去された投稿(チャネルの1以上のメンバによって、ほぼリアルタイムで、共同で編集され得るデータ)、チャネルに追加されるか、修正されるか及び/又はチャネルから除去された記述、チャネルのプロパティの修正等を含む。このような追加データ及び/又はアクションの指示は、メッセージとして提示することができ、ユーザインタフェース144内のユーザインタフェース要素によって表されることができる。
【0093】
いくつかの例では、通信プラットフォームに統合されたアプリケーション及び/又は他のサービスは、アクションを実行することができ、かつ/又は第2セクション206を介して提示され得るデータを提供することができる。いくつかの例では、そのようなアクション及び/又は他のデータを、イベントに関連付けることができる。いくつかの例では、そのようなアクション及び/又は他のデータは、メッセージとして提示することができる。すなわち、アプリケーション及び/又はサービスによって実行されるアクションを、ユーザインタフェース200内のユーザインタフェース要素によって表すことができる。例えばオブジェクトに対する更新を、第2セクション206を介して提示されるメッセージに関連付けることができる。別の例では、アプリケーションを介して実行されるタスクの完了を、第2セクション206を介して提示され得るメッセージに関連付けることができる。すなわち、第2セクション206は、ユーザ及び/又はアプリケーションに関連付けられるメッセージを提示することができる。いくつかの例では、このようなメッセージ及び関連するメタデータを、「イベント」と呼ぶことができる。いくつかの例では、このようなアプリケーション及び/又はサービスは、第三者アプリケーション及び/又はサービスとすることができる。
【0094】
上述のように、(ユーザ、アプリケーション等からの)個々のメッセージを、メタデータに関連付けることができる。このようなメタデータは、識別子、発信源(例えばメッセージがどのユーザ及び/又はアプリケーションから発信及び/又は送信されたか)、メッセージが送信された日付、メッセージが送信されたときに関連付けられるタイムスタンプ、メッセージに関連付けられる優先度(例えば低、標準、高等)、メッセージに関連付けられる有効期限、メッセージに関連付けられる開/閉ステータス、メッセージに関連付けられるラベル、メッセージに関連付けられる譲受人等を含むことができる。少なくとも一例では、このようなメタデータは、これらがサーバ102によって受信されるときに、個々のメッセージに付加され得る。すなわち、このような例では、発信源は、メッセージをサーバ102に送信する前に、メタデータを生成し、かつ/又はメタデータをメッセージに関連付けることができる。少なくとも一例では、メタデータは、サーバ102によって生成されることができ、サーバ102によってメッセージに関連付けられることができる。いくつかの例では、メッセージに関連付けられるメタデータを、発信元ソースによって部分的に、及びサーバ102によって部分的に生成することができる。いくつかの例では、メタデータを、ユーザインタフェース200内でメッセージをどのように提示するかを決定するために使用することができる。例えば関連するメタデータ内で示される異なる優先度を有するメッセージを、異なる提示特性(例えばサイズ、フォント、色、アニメーション、メッセージダイジェストで(又はそうでないもの)等)で提示することができる。いくつかの例では、メッセージに関連付けられるメタデータを、ユーザインタフェース200に注釈を付け、ワークフローを検索し、フィルタリングし、かつ/又はトリガするために使用することができる。
【0095】
いくつかの例では、第2セクション206は、単一のチャネルに関連付けられるデータフィードを含むことができる。このような例では、チャネルに関連付けられるデータを、データフィードを介して提示することができる。少なくとも一例では、チャネルに関連付けられるデータは、同じグループ識別子に関連付けられるユーザグループのユーザのうちの少なくとも一部に対して閲覧可能であり得る。いくつかの例では、チャネルのメンバに対して、チャネルのコンテンツ(例えばメッセージング通信及び/又はオブジェクト)をチャネルの各メンバに表示することができる。例えばチャネルのコンテンツ(例えばメッセージング通信及び/又はオブジェクト)がチャネルのメンバごとに変化し得ないように、グループベースのメッセージング通信の共通のセットをチャネルの各メンバに表示することができる。いくつかの例では、チャネルに関連付けられるメッセージング通信は、異なるユーザに対して(例えば個人の構成、グループメンバシップ、許可、ポリシー等に基づいて)異なるように見えることがある。
【0096】
少なくとも一例では、個々のチャネル又は仮想空間のフォーマットは、異なるユーザに対して異なるように見えることがある。いくつかの例では、個々のチャネル又は仮想スペースのフォーマットは、ユーザが現在対話している又は最近対話したワークスペース又は組織に基づいて、異なるように見えることがある。いくつかの例では、個々のチャネル又は仮想スペースのフォーマットは、異なるユーザに対して(例えば個人の構成、グループメンバシップ、許可等に基づいて)異なるように見えることがある。いくつかの例では、提示特性は、異なるユーザに対して(例えば個人の構成、グループのメンバーシップ、許可等に基づいて)異なるように見えることがある。
【0097】
少なくとも一例では、ユーザインタフェース200は、検索機構212を含むことができ、ここで、ユーザは検索語を入力することができ、サーバ102は、通信プラットフォームに関連付けられる検索を実行することができる。いくつかの例では、検索を、ユーザが関連付けられる各グループにわたって実行することができ、あるいは、検索を、ユーザの指定に基づいて特定のグループに制限することができる。
【0098】
図2では、ユーザは、第2サブセクション208内のチャネルDに対応するユーザインタフェース要素と対話することができ、したがって、チャネルに関連付けられるデータフィードを、ユーザインタフェースの第2セクション206を介して提示することができる。いくつかの例では、第2セクション206は、チャネルDに関連付けられる情報を表すユーザインタフェース要素214を含む、ヘッダに関連付けられることができる。さらに、第2セクション206は、ユーザインタフェース要素216、218、219、220及び221を含むことができ、これらは各々、チャネルにポストされたメッセージを表す。図示されるように、ユーザインタフェース要素216~221は、メッセージをポストしたユーザ及び/又はアプリケーション、メッセージがポストされた時間、メッセージに関連付けられるコンテンツ、メッセージに関連付けられるリアクション等の指示を含むことができる。少なくとも一例では、第2セクション206は、入力機構222を含むことができ、入力機構222を、チャネルにポストされるメッセージをユーザが構成することを可能にするために、メッセージ構成ユーザインタフェースに関連付けることができる。プライベートな内部チャネルとして上述したが、いくつかの例では、チャネルDは、パブリックチャネル、外部共有チャネル、アナウンスチャネル等とすることができる。チャネルDは単に、例示の目的のために提供される。
【0099】
少なくとも一例では、ユーザインタフェース200を、オブジェクトインタフェース224に関連付けることができる。オブジェクトインタフェース224は、第2セクション206の上部に位置し、チャネルDに関連付けられる情報を表すユーザインタフェース要素214に近接するバーとして図示されている。すなわち、図2では、オブジェクトインタフェース224は、チャネルDのヘッダに近接して又はそのヘッダの閾値距離内に提示される。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース224は、「ピン止め」されるか他の方法でオブジェクトインタフェース224に関連付けられるオブジェクトを表す、1つ以上のユーザインタフェース要素226に関連付けられることができる。オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることによって、ユーザは、チャネルに関連付けられる他のデータをスクロールするか、又は他の方法でナビゲートすることなく、そのようなオブジェクトに迅速にアクセスすることができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース要素226は、アプリケーションの指示、オブジェクトの名前又はタイトル等を含むことができる。いくつかの例では、そのようなユーザインタフェース要素226は、作動されると、提示のために対応するオブジェクトの取得を引き起こすことができる作動機構に関連付けられ得る。いくつかの例では、取得されたオブジェクトを、本明細書で記載されるように、ユーザインタフェース200に提示することができる。いくつかの例では、取得されたオブジェクトを、ウェブブラウザ又は別のアプリケーションに関連付けられる別のユーザインタフェースを介して提示することができる。追加の詳細は以下に提供される。
【0100】
少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース224は、作動機構に関連付けることができるユーザインタフェース要素228を含むことができる。作動機構は、作動されたとき、追加のオブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることを可能にする。追加の又は代替のメカニズムを介して、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることができる。例えば通信プラットフォームは、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることができるときを示すために、ユーザインタフェース要素を用いてユーザインタフェース200に注釈を付けることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース224に関連付けることができるオブジェクトは、ユーザがオブジェクトをオブジェクトインタフェース224に追加することを可能にするユーザインタフェース要素230に関連付けられることができる。例えばユーザインタフェース要素230は、作動されたときに、ユーザがオブジェクトをオブジェクトインタフェース224に追加することを可能にすることができる作動機構に関連付けられることができる。いくつかの例では、ユーザは、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に「ピン止め」するか又は他の方法で関連付けるために、オブジェクトインタフェース224内でオブジェクトをドラッグアンドドロップすることができる。ユーザインタフェース200及びオブジェクトインタフェース224に関連付けられる追加の詳細は、以下に説明される。
【0101】
図3A図3B及び図3Cは、図2のオブジェクトインタフェース224の例を示す。すなわち、図3A図3Cは各々、ユーザインタフェース200を介して提示することができるオブジェクトインタフェース224の異なる構成を示す。いくつかの例では、図3Aに示されるように、オブジェクトインタフェース224は、チャネルDのような仮想空間に関連付けられる情報を表すユーザインタフェース要素214と一直線に並ぶように配置されることができる。いくつかの例では、図3B及び図3Cに示されるように、オブジェクトインタフェース224は、チャネルDのような仮想空間に関連付けられる情報を表すユーザインタフェース要素214の上又は下に配置されることができる。各例では、オブジェクトインタフェース224を、仮想空間のヘッダ内に配置することができ、これにより、ユーザは、オブジェクトインタフェース224を容易に位置特定し、それに関連付けられるオブジェクトに迅速にアクセスすることができる。
【0102】
いくつかの例では、ユーザインタフェース要素226を、少なくとも部分的に対話データに基づいて配置することができる。すなわち、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトインタフェース224に関連付けられるオブジェクトとの対話を追跡することができ、少なくとも部分的にそのような対話データに基づいてオブジェクトを再配置することができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、少なくとも部分的に対話データに基づいて決定することができる、対話の最新性、対話の頻度、対話の長さ等に少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース224に関連付けられるオブジェクトを配置することができる。このように、仮想空間に関連付けられるユーザ又は他のユーザが最近、より頻繁に、又はより長い期間にわたって対話するオブジェクトは、オブジェクトインタフェース224において、仮想空間に関連付けられるユーザ又は他のユーザがあまり最近ではなく、あまり頻繁ではなく、又はより短い期間にわたって対話する他のオブジェクトよりも優先されることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、少なくとも部分的に上述の対話データに基づいて、オブジェクトを自動的に配置することができる。すなわち、いくつかの例では、オブジェクトの順序又は配置は、オブジェクトインタフェース管理構成要素116によって、少なくとも部分的に対話データに基づいて決定されることができ、決定されたとおりの順序又は配置に少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース224を介して提示することができる。いくつかの例では、仮想空間に関連付けられるユーザは、オブジェクトインタフェース224に関連付けられるオブジェクトを手動で(例えばドラッグアンドドロップ操作等を介して)配置することができる。すなわち、いくつかの例では、ユーザインタフェース要素226に関連付けられる順序又は配置は、ユーザによって構成可能である。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース224に関連付けられるオブジェクトの配置は、オブジェクトインタフェース224が関連付けられる仮想空間に関連付けられるすべてのユーザに対して同じものとすることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース224に関連付けられるオブジェクトの配置は、仮想空間に関連付けられるユーザの個々に対して異なるものとすることができる。
【0103】
いくつかの例では、本明細書で説明されるように、ユーザインタフェース要素に関連付けられる作動機構の作動により、ユーザインタフェース200を介して追加のユーザインタフェース要素を提示させることができるように、ユーザインタフェース要素226の個々を複数のオブジェクトに関連付けることができる。追加のユーザインタフェース要素を、オブジェクトインタフェース224に関連付けられるオブジェクトに関連付けることができる。少なくとも一例では、ユーザは、追加のユーザインタフェース要素のうちの1つと対話して、それに関連するオブジェクトにアクセスすることができる。追加の詳細は以下に提供される。
【0104】
いくつかの例では、オブジェクトインタフェース224を介して提示することができるものよりも多くのオブジェクトを、オブジェクトインタフェース224に関連付けることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース224は、作動機構に関連付けることができるユーザインタフェース要素302を含むことができる。少なくとも一例では、(例えばアプリケーション140から)ユーザインタフェース要素300に関連付けられる作動機構との対話の指示を受け取ったことに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトインタフェース224を介して、かつ/又はユーザインタフェース200を介して提示される別のユーザインタフェースを介して、追加の又は代替のユーザインタフェース要素を提示させることができる。
【0105】
いくつかの例では、オブジェクトインタフェース224は、オブジェクトインタフェース224を他のユーザ、仮想空間等と共有することを可能にするユーザインタフェース要素302に関連付けることができる。例えばユーザインタフェース要素302は、作動されたときに、ユーザが、オブジェクトインタフェース224を共有すべき別のユーザ、仮想空間等を指定することを可能にすることができる、作動機構に関連付けられ得る。少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース224が共有されるべきユーザ、仮想空間等の指示を受け取ることに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトインタフェース224を、指示されたユーザ、仮想空間等に関連付けることができ、オブジェクトインタフェース224を、それに関連付けられたユーザコンピューティングデバイス上のユーザインタフェース200のインスタンスを介して提示させることができる。例えばオブジェクトインタフェース224が新しいチャネルと共有される場合、オブジェクトインタフェース224は、ユーザインタフェース200を介して提示されるときに、新たなチャネルのヘッダに関連して提示され得る。あるいは、オブジェクトインタフェース224が、特定のユーザと共有される場合、オブジェクトインタフェース224を、特定のユーザによってアクセス可能な1つ以上の仮想空間に関連して(例えばユーザのユーザコンピューティングデバイスを介して提示されるユーザインタフェース200のインスタンスを介して)提示することができる。
【0106】
図3A図3Cは、オブジェクトインタフェース224が「バー」構成を含む例を示しているが、いくつかの例では、オブジェクトインタフェース224は、追加の又は代替の構成を含むことができる。例えば少なくとも一例では、ユーザインタフェース要素226をスタックすることができ、あるいは他の方法で配置することができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース224を、ユーザインタフェースの第1セクション202内に、ユーザインタフェースの第2セクション206内に、(例えば図3A図3Cに示されるような)ヘッダ内に、入力機構222の近くに及び/又は同様に配置することができる。
【0107】
図4A図4Iは、本明細書で説明されるように、通信プラットフォームのユーザインタフェース及びユーザインタフェースを介して提示されるオブジェクトインタフェースの例を示す。上述のように、少なくとも一例では、図4Aに示されるように、ユーザインタフェース200をオブジェクトインタフェース224に関連付けることができる。少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース224は、作動機構に関連付けることができるユーザインタフェース要素228を含むことができる。作動機構は、作動されたとき、図4Bに示されるように、追加のオブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることを可能にすることができる。すなわち、ユーザインタフェース要素228に関連付けられる作動機構の作動を検出することに少なくとも部分的に基づいて、アプリケーション140は、そのような作動の指示をオブジェクトインタフェース管理構成要素116に送信することができる。すなわち、アプリケーション140は、新たなオブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付ける要求を受信することができ、その要求をサーバ102に送信することができる。
【0108】
少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、要求を受信することができ、いくつかの例では、要求に関連付けられるユーザ及び/又は仮想空間に関連する1つ以上のオブジェクトを識別することができる。いくつかの例では、1つ以上の識別されたオブジェクトは、要求が関連付けられる仮想空間に関連付けられるオブジェクトとすることができる。すなわち、そのような「関連性」を、仮想空間に関連付けられるオブジェクトに少なくとも部分的に基づいて決定することができる。いくつかの例では、1つ以上の識別されたオブジェクトは、要求が関連付けられるユーザに関連付けられるオブジェクトとすることができる。すなわち、そのような「関連性」を、ユーザに関連付けられているオブジェクトに少なくとも部分的に基づいて決定することができる。いくつかの例では、そのような「関連性」を、少なくとも部分的に対話データに基づいて決定することができる。例えば1つ以上の識別されたオブジェクトは、要求を受信した閾値期間内の対話に関連付けられると決定され得る(例えばユーザ及び/又は仮想空間に関連付けられる他のユーザが最近対話したオブジェクト)。いくつかの例では、1つ以上の識別されたオブジェクトは、閾値を超える頻度に関連付けられると決定され得る(例えばユーザ又は仮想空間に関連付けられる他のユーザが頻繁に対話するオブジェクト)。いくつかの例では、1つ以上の識別されたオブジェクトは、閾値を超える対話の長さに関連付けられると決定され得る(例えばユーザ又は仮想空間に関連付けられる他のユーザがかなりの時間にわたって対話したオブジェクト)。
【0109】
少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、図4Bに示されるように、1つ以上の識別されたオブジェクトを、ユーザインタフェース要素400を介して提示させることができる。少なくとも一例では、ユーザインタフェース要素400は、オブジェクト選択ユーザインタフェースに対応することができる。少なくとも一例では、ユーザインタフェース要素400は、ポップアップ、オーバーレイ、新たなユーザインタフェース、ユーザインタフェース200の一部を含むことができる。少なくとも一例では、ユーザインタフェース要素400は、オブジェクトインタフェース224に関連付けることができる1つ以上のオブジェクトを表すことができる1つ以上の追加のユーザインタフェース要素402を含むことができる。少なくとも一例では、追加のユーザインタフェース要素402の各々は、作動されたときに、関連するオブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることができる、作動機構に関連付けられ得る。例えばユーザが、「アプリケーションN」に関連付けられる「ファイル」に対応するユーザインタフェース要素に関連付けられる作動機構を作動させる場合、オブジェクト(すなわち、アプリケーションNに関連付けられるファイル)を、オブジェクトインタフェース224に関連付けることができる。すなわち、アプリケーション140は、作動機構の作動を検出することができ、そのような指示をサーバ102に送信することができる。オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、指示を受信することができ、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることができる。いくつかの例では、オブジェクト選択ユーザインタフェースは、ユーザがオブジェクトインタフェース224を介した提示のために選択されたオブジェクトに名前を付けることを可能にする入力機構を含むことができる。
【0110】
いくつかの例では、ユーザインタフェース要素400は、ユーザが、オブジェクトインタフェース224に関連付けられるオブジェクトに関連付けられるリンク又は他のリソースロケータを入力することを可能にする、入力機構を含むことができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース要素400は、オブジェクトを検索するための検索メカニズム、通信プラットフォームと統合され、かつ仮想空間に関連付けられるアプリケーションの指示、新たなオブジェクトを生成するための機構等を含むことができる。
【0111】
上述のように、オブジェクトは、追加の又は代替の機構を介してオブジェクトインタフェース224に関連付けられ得る。例えば通信プラットフォームは、図4Cに示されるように、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることができるときを示すために、ユーザインタフェース要素を用いてユーザインタフェース200に注釈を付けることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116によって、そのような注釈を行うことができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース224に関連付けることができるオブジェクトは、ユーザがオブジェクトをオブジェクトインタフェース224に追加することを可能にするユーザインタフェース要素230に関連付けられ得る。例えばユーザインタフェース要素230は、作動されたときに、ユーザがオブジェクトをオブジェクトインタフェース224に追加することを可能にすることができる作動機構に関連付けられ得る。すなわち、アプリケーション140は、作動機構の作動を検出することができ、そのような指示をサーバ102に送信することができる。オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、指示を受信することができ、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることができる。いくつかの例では、図4Dに示されるように、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、ユーザインタフェース200を介してユーザインタフェース要素404を提示させることができ、これは、関連するオブジェクト(すなわち、アプリケーションNに関連付けられるファイル)の追加を確認するようにユーザに促すことができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース要素404は、確認ユーザインタフェース(confirmation user interface)に対応することができる。少なくとも一例では、アプリケーション140は、ユーザインタフェース要素404との対話の指示を受信することができ、その指示をオブジェクトインタフェース管理構成要素116に送信することができる。指示を受信することに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることができる。いくつかの例では、確認ユーザインタフェースは、ユーザがオブジェクトインタフェース224を介して提示するためにオブジェクトに名前を付けることを可能にする入力機構を含むことができる。
【0112】
上述のように、追加の又は代替の機構によって、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に追加することができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース224が関連付けられるチャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板等に関連してユーザがオブジェクトを共有するか又は他の方法でメンションするとき、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に自動的に追加することができる。すなわち、オブジェクトがチャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板等で共有されたか又はメンションされたことを検出したことに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることができる。いくつかの例では、ユーザは、オブジェクトインタフェース管理構成要素116がそのような関連付けを行う前に、関連付けを確認するように促されてもよい。いくつかの例では、そのような関連付けを自動的に行うことができる。いくつかの例では、ワークフローをトリガして、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に追加することができる。例えばオブジェクトインタフェース管理構成要素116は、ユーザが特定の頻度で又はそれぞれの閾値を超える期間にわたって特定のオブジェクトにアクセスしていることを検出することができ、ワークフローをトリガして、そのようなオブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることができる。
【0113】
いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、ユーザが特定の頻度で又はある期間の間、特定のオブジェクトにアクセスしていることを決定することができ、そのようなオブジェクトをオブジェクトインタフェース224に追加することを推奨することができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、チャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板等に関連するユーザが特定の頻度で又はある期間の間、特定のオブジェクトにアクセスしていることを決定することができ、そのようなオブジェクトをオブジェクトインタフェース224に追加することを推奨することができる。いくつかの例では、チャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板等においてタグ付けされた又は他の方法でメンションされたオブジェクトは更に、そのようなオブジェクトをオブジェクトインタフェース224に追加することを推奨するように、オブジェクトインタフェース管理構成要素116をトリガすることができる。いくつかの例では、上述のように、オブジェクト選択ユーザインタフェース(例えばユーザインタフェース要素400)を介して、あるいはポップアップ、オーバーレイ等を含むことができる別のユーザインタフェース要素を介して、推奨を表面化(surfaced)させることができる。推奨されたオブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることをユーザが望むことを示す入力を受信することに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることができる。
【0114】
少なくとも一例では、例えばオブジェクトの指示とデータストア122内のオブジェクトインタフェース224の指示とのマッピング又は他の関連付けを含むことができるが、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に関連付けることに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は次に、オブジェクトを表すユーザインタフェース要素406を、オブジェクトインタフェース224に関連付けさせることができる。そのような例は、図4Eに示されており、最近追加されたオブジェクトは、ここでは、オブジェクトインタフェース224に関連付けられるユーザインタフェース要素406によって表されている。図示されているように、ユーザインタフェース要素406は、オブジェクト(例えばデフォルト又は指定された名前とすることができる「ファイル」)と、該オブジェクトが関連付けられるプラットフォーム又はアプリケーションの指示を識別する。いくつかの例では、ユーザインタフェース要素406は、オブジェクトに関連付けられる追加の又は代替の情報を含むことができる。
【0115】
少なくとも一例では、ユーザインタフェース要素406は、作動されたときに、図4F及び図4Gに示されるように、ユーザインタフェース200を介してオブジェクト(すなわち、アプリケーションNに関連付けられるファイル)を提示させることができる作動機構に関連付けられ得る。あるいは、オブジェクトがワークフローに関連付けられる(例えばワークフローがオブジェクトインタフェース224に「ピン止め」されている)例では、ワークフローは、それに関連付けられたユーザインタフェース要素との対話を介してトリガされることができ、ユーザインタフェース200を介して実行されることができる。オブジェクトがユーザプロファイルである例(例えばユーザのユーザプロファイルがオブジェクトインタフェース224に「ピン止め」されている)では、そのようなオブジェクトに関連付けられる作動機構の作動は、ユーザが、関連するユーザにメッセージをする(例えばダイレクトメッセージをする)ことを可能にすることができる。オブジェクトがユーザプロファイルである例では、そのようなオブジェクトに関連付けられる作動機構の作動は、ユーザに関連付けられる更新(例えばステータス更新)を提示させ、ユーザに関連付けられるコンテンツの断片(例えばストーリー)を提示させること等ができる。
【0116】
少なくとも一例では、ユーザインタフェース要素406との対話を検出したことに少なくとも部分的に基づいて、アプリケーション140は、対話の指示をサーバ102に送信することができる。少なくとも一例では、対話は、作動機構の作動を含むことができる。少なくとも一例では、対話の指示は、オブジェクトにアクセスする要求を含むことができる。いくつかの例では、要求は、オブジェクトに関連付けられるオブジェクト識別子を含むことができる。オブジェクト識別子は、オブジェクトに関連付けられるリソースロケータにアクセスするために使用され得るリソースロケータ又は別の識別子を含むことができる。少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、リソースロケータを使用してオブジェクトを取得することができ、ユーザインタフェース200を介してオブジェクトを提示させることができる。いくつかの例では、オブジェクトが第三者プラットフォームに関連付けられる場合、サーバ102は、第三者サーバ121を介してオブジェクトを取得することができる。いくつかの例では、このような取得は、サーバ102と第三者サーバ121との間の統合を可能にするAPI又は他の機構を介して行うことができる。
【0117】
少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、図4Fに示されるように、ユーザインタフェース200を介してオブジェクトを提示させることができる。いくつかの例では、第2セクション206と統合されたユーザインタフェース要素408を介してオブジェクトを提示することができる。すなわち、ユーザが同じユーザインタフェースを介してグループベース通信プラットフォームに関連付けられるデータとオブジェクトにアクセスすることができるように、ユーザインタフェース要素408をユーザインタフェース200に埋め込むことができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース200の新たなセクションを介してオブジェクトを提示することができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース200を介して(例えばテイクオーバ(takeover)として)オブジェクトを提示することができる。いくつかの例では、図4Gに示されるように、ポップアップ410、オーバーレイ又は新たなユーザインタフェースを介して、オブジェクトを提示することができる。いくつかの例では、ポップアップ、オーバーレイ又は新たなユーザインタフェースを通信プラットフォーム又は第三者プラットフォームに関連付けることができる。いくつかの例では、ポップアップ、オーバーレイ又は新たなユーザインタフェースは、ウェブブラウザを介して、あるいは通信プラットフォーム又は第三者プラットフォームに関連付けられるアプリケーションを介して提示されることができる。少なくとも一例では、ユーザは、ユーザインタフェース200、ポップアップ、オーバーレイ、新たなユーザインタフェース等を介してオブジェクトと対話し、オブジェクトに対する変更に直接影響を与えることができる。
【0118】
図4Hは、オブジェクトインタフェース224に関連付けられるユーザインタフェース要素226のうちの1つ以上に関連して提示され得るユーザインタフェース要素412(例えばバッジ等)の例を示す。すなわち、少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトインタフェースに関連付けられるオブジェクトとの修正又は他の対話を示す通知を受信することができる。いくつかの例では、そのような通知を、オブジェクトと、そのようなオブジェクトに関連付けられるプラットフォーム及び/又はアプリケーションとの間の通信を容易にするためのAPI又は他の機構を介して受信することができる。少なくとも一例では、(例えばAPIを介して又は他の方法で)オブジェクトに対する更新の通知又は他の指示を受信したことに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、ユーザインタフェースに注釈を付けることができる。例えば少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、ユーザインタフェース要素412(例えばバッジ等)を、オブジェクトインタフェース224内のオブジェクトを表すユーザインタフェース要素に関連付けさせることができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース要素412は、ユーザがオブジェクトにアクセスすることに応答して又は他の方法で通知を確認することに応答して、オブジェクトインタフェース224から除去されてもよい。いくつかの例では、修正又は他の対話に関連付けられる追加の通知が、第1通知が除去される前に受信される場合、ユーザインタフェース要素412を、新たな通知の受信に基づいて増加するカウントに関連付けることができる。
【0119】
いくつかの例では、オブジェクトインタフェース224を介してユーザインタフェース要素412を提示させることに加えて又はその代替として、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、チャネルのデータフィード(又はオブジェクトがオブジェクトインタフェース224に関連付けられる他の仮想空間)内に、1つ以上の通知に関連付けられる1つ以上のメッセージを提示させることができる。一例として、ユーザインタフェース200は、ユーザインタフェース要素219~221を含み、これらは、ユーザインタフェース要素412によって表される更新の各々を表すことができる。
【0120】
いくつかの例では、ユーザインタフェース要素226のユーザインタフェース要素に関連付けられる、スクロールオーバ又はドウェル等の対話を検出したことに少なくとも部分的に基づいて、ユーザインタフェース200を介してユーザインタフェース要素414を提示することができる。少なくとも一例では、ユーザインタフェース要素414は、オブジェクト情報ユーザインタフェースに対応することができる。少なくとも一例では、ユーザインタフェース要素414を、ポップアップ、オーバーレイ、新たなユーザインタフェース、ユーザインタフェース200のセクション等として提示することができる。少なくとも一例では、ユーザインタフェース要素414は、オブジェクトに関連付けられる情報、例えば更新の数(例えばユーザがオブジェクトに最後にアクセスしてから修正又は他の対話)、最新の修正又は他の対話、最新の修正又は他の対話に関連付けられるタイムスタンプ、オブジェクトと現在対話しているユーザの数、オブジェクトが共有された(すなわち、オブジェクトインタフェース224に関連付けられた)日付及び/又はタイムスタンプ等を提示することができる。すなわち、少なくとも一例では、アプリケーション140は、対話を検出し、そのような指示をサーバ102に送信することができる。オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトデータ126に記憶することができる、ユーザインタフェース要素414を介して提示されるデータを取得することができ、ユーザインタフェース要素414を介してこのデータを提示させることができる。
【0121】
図4Iは、ユーザインタフェース要素226のうちのあるユーザインタフェース要素が1つより多くのオブジェクトを表す例を示す。上述したように、いくつかの例では、ユーザインタフェース要素226のうちのあるユーザインタフェース要素は、1つ又は複数のオブジェクトを表すことができる。少なくとも一例では、ユーザインタフェース要素を用いた作動機構の作動を検出したことに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、ユーザインタフェース200を介してユーザインタフェース要素416を提示させることができる。少なくとも一例では、ユーザインタフェース要素416は、1つ以上のオブジェクトを表す1つ以上の他のユーザインタフェース要素を含むことができる。いくつかの例では、オブジェクトの各々を、同じソース(例えばプラットフォーム又はアプリケーション)に関連付けることができる。いくつかの例では、オブジェクトの各々を、同じ作者、ユーザ、ユーザグループ、トピック等に関連付けることができる。少なくとも一例では、オブジェクトの各々は、本明細書に記載されるように、作動されたときに、ユーザインタフェース200を介して作動機構を提示させることができる作動機構に関連付けられ得る。
【0122】
オブジェクトインタフェース224が仮想空間に関連付けられるとき、仮想空間に関連付けられる各ユーザは、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に追加することができることに留意されたい。仮想空間が(例えば複数のワークスペース、複数の組織等に関連付けられる)共有空間である例では、複数のワークスペース又は組織の各々からのユーザは、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224に追加することができる。いくつかの例では、対話データに基づいて、一定時間の経過後に、(例えばオブジェクトが削除されるか又は他の方法で除去される)イベントの発生後に、又はオブジェクトをオブジェクトインタフェース224から除去するための明示的なアクションによって、オブジェクトをオブジェクトインタフェース224から除去することができる。オブジェクトインタフェース224からのオブジェクトの除去により、オブジェクトとオブジェクトインタフェース224との間のすべてのマッピング又は他の関連付けを終了させることができる。
【0123】
図5A図5Cは、本明細書で説明されるように、通信プラットフォームを介して提示されるユーザインタフェースの他の例を示す。いくつかの例では、以下で説明されるように、管理者は、ユーザグループ及び/又は仮想空間のタイプに対してオブジェクトインタフェーステンプレートを構成することができる。すなわち、いくつかの例では、管理者は、特定の仮想空間のオブジェクトインタフェースにどのオブジェクトが関連付けられるかを、そのような仮想空間のタイプ及び/又はそれに関連付けられるユーザグループに少なくとも部分的に基づいて、プログラム的に制御することができる。そのような例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、通信プラットフォームに関連付けられるユーザインタフェースを介して、管理者ユーザインタフェースを提示させることができる。いくつかの例では、図5Aに示されるように、管理者ユーザインタフェースは、ユーザインタフェース200の第2セクション206を介して提示される。いくつかの例では、ユーザインタフェース200の第2セクション206は、管理者が、ユーザ、グループ(例えばワークスペース、組織等)、仮想空間のタイプ(例えばチャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板等のタイプ)等のためのテンプレートを設計することを可能にするように対話可能なものとすることができる、ユーザインタフェース要素500を提示することができる。すなわち、少なくとも一例では、管理者は、管理者ユーザインタフェースと対話して、特定のユーザグループ(例えばワークスペース、組織等)及び/又は仮想空間のタイプ(例えばパブリックチャネル、プライベートチャネル、アナウンスチャネル、共有チャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板等)のオブジェクトインタフェースに関連付けられるオブジェクトを設計することができる。このように構成されたオブジェクトインタフェースは、「テンプレート」を含むことができ、以下に説明されるように、データストア122に記憶されることができる。
【0124】
このように、ユーザが、テンプレート化されたオブジェクトインタフェースに関連付けられる仮想空間へのアクセスを要求するとき、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、どのテンプレートが仮想空間に関連付けられるか(例えば仮想空間のタイプ、ユーザ等について)を決定し、ユーザインタフェース200を介して、対応するオブジェクトインタフェースを提示させることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、ユーザデータ124、チャネルデータ128、DMデータ130等にアクセスして、ユーザ及び/又は仮想空間に関連付けられるデータを決定することができる。このようなデータを使用して、テンプレート化されたオブジェクトインタフェースが仮想空間に関連付けられているかどうか、及びどのテンプレートを仮想空間に関連付けるかを決定することができる。例えば図5Bに示されるように、ユーザ(例えばユーザF)が、第1ワークスペース(例えばワークスペース123)に関連して通信プラットフォームにアクセスしている場合、第1オブジェクトインタフェース502をユーザインタフェース200に関連して提示することができる。そして、図5Cに示されるように、ユーザ(例えばユーザF)が、第2ワークスペース(例えばワークスペース875)に関連して通信プラットフォームにアクセスしている場合、第2オブジェクトインタフェース504を、ユーザインタフェース200を介して提示することができる。第1オブジェクトインタフェース502及び第2オブジェクトインタフェース504を、異なるオブジェクトに関連付けることができ、異なるオブジェクトは、各ワークスペース、チャネル、ダイレクトメッセージ、ユーザ等に特有のものとすることができる。
【0125】
図1図5Cは、「ユーザインタフェース要素」について言及している。ユーザインタフェース要素は、オブジェクト、メッセージ、仮想空間等を表すユーザインタフェースの任意の要素とすることができる。ユーザインタフェース要素は、テキスト要素、グラフィカル要素、ピクチャ、ロゴ、シンボル等とすることができる。少なくとも一例では、ユーザインタフェース要素の個々を作動機構に関連付けることができる。このような作動機構は、対応するユーザインタフェース要素を選択可能にすることができる。すなわち、本明細書に記載される作動機構の作動は、いくつかの例では、対応するユーザインタフェース要素の選択を示すことができる。少なくとも一例では、アプリケーション140は、ユーザインタフェース要素との対話の指示(例えば選択及び/又は作動機構の作動の指示)を受信することができ、そのような指示をサーバ102に送信することができる。いくつかの例では、サーバ102は、データ及び/又は命令をアプリケーション140に送信して、本明細書に記載されるように、新たなユーザインタフェースを生成し、かつ/又はユーザインタフェース200を更新することができる。
【0126】
上述したユーザインタフェース200及び変形は、非限定的な例として提供される。追加の又は代替のデータを、ユーザインタフェース200を介して提示することができ、かつ/又はユーザインタフェース200を介して提示されるデータの追加の又は代替の構成は、本開示の範囲内である。
【0127】
図6図9は、本明細書に記載される技術に関与する例示的なプロセスを示すフローチャートである。図6図9に示されるプロセスは、便宜性のため及び理解を容易にするために、図1に示される環境100及び/又は図2図5Cに示されるユーザインタフェース200に関して上述した構成要素を参照して説明される。しかしながら、図6図9に示されるプロセスは、環境100及び/又はユーザインタフェース200に関して上述した構成要素を使用して実行されることに限定されない。さらに、環境100及び/又はユーザインタフェース200に関して上述した構成要素は、図6図9に示されるプロセスに関して説明される態様に限定されない。
【0128】
図6図9のプロセスは、ハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組合せで実装することができる動作のシーケンスを表す論理フローグラフのブロックの集合として示されている。ソフトウェアの文脈では、ブロックは、プロセッサによって実行されると、記載された動作を実行する、1つ以上のコンピュータ読取可能記憶媒体に記憶された、コンピュータ実行可能命令を表す。一般に、コンピュータ実行可能命令は、特定の機能を実行するか又は特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造等を含む。動作が説明される順序は、限定として解釈されるように意図されておらず、説明された任意の数のブロックを任意の順序で、かつ/又は並列に組み合わせて、プロセスを実装することができる。一部の実施形態では、プロセスの1つ以上のブロックを完全に省略することができる。さらに、図6図9のプロセスは、全体又は一部を互いに又は他のプロセスと組み合わせることができる。
【0129】
図6は、本明細書で説明されるように、オブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付けるための例示的なプロセス600を示す。
【0130】
動作602において、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、通信プラットフォームのユーザインタフェース200を介して、オブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付ける要求を受信することができる。少なくとも一例では、ユーザは、通信プラットフォームのユーザインタフェース200と対話して、オブジェクトインタフェースにオブジェクトを追加することを要求することができ、オブジェクトインタフェースの例は、オブジェクトインタフェース224として上述されている。上述のように、オブジェクトインタフェースは、該オブジェクトインタフェースに「ピン止め」されるか又は他の方法で関連付けるオブジェクトを表す1つ以上のユーザインタフェース要素に関連付けられ得る。オブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付けることによって、ユーザは、チャネルに関連付けられる他のデータをスクロールするか又は他の方法でナビゲートすることなく、そのようなオブジェクトに迅速にアクセスすることができる。少なくとも一例では、オブジェクトは、テキスト、画像、ビデオ、コンテンツの断片、ユーザプロファイル、メッセージ、ファイル、チャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板、仮想空間、招待、サインイン要求、ワークフロー、アプリケーション及び/又は任意の他のデータ項目とすることができる。いくつかの例では、オブジェクトは、通信プラットフォームに関連付けることができる「第一者オブジェクト」とすることができる。いくつかの例では、オブジェクトが「第三者プラットフォーム」に関連付けられるように、オブジェクトは、「第三者オブジェクト」とすることができる。
【0131】
少なくとも一例では、オブジェクトインタフェースを、通信プラットフォームの仮想空間に関連付けることができる。すなわち、オブジェクトインタフェースは、ユーザインタフェースを介して仮想空間に関連付けて提示されることができる。いくつかの例では、図2及び図3A図3Cを参照して上述したように、オブジェクトインタフェースを仮想空間のヘッダに関連して提示することができる。いくつかの例では、仮想空間は、チャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板等を含むことができる。例えば仮想空間は、パブリックチャネル、プライベートチャネル、共有チャネル、アナウンスチャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板等とすることができる。いくつかの例では、仮想空間を、1つ以上の「メンバ」(例えば仮想空間にアクセスする許可、及び/又は仮想空間を介して他の方法で通信又は共同作業する許可を有するユーザ)に関連付けることができる。いくつかの例では、仮想空間が「共有される」(すなわち、外部的に共有される)ように、メンバを、1つ以上のグループ(例えばワークスペース、組織)に関連付けることができる。
【0132】
少なくとも一例では、オブジェクトインタフェースを、ユーザがオブジェクトをオブジェクトインタフェースに追加することを可能にするユーザインタフェース要素に関連付けることができる。すなわち、作動されたときに、オブジェクトインタフェースに追加されるオブジェクトの選択を可能にする作動機構に、ユーザインタフェース要素を関連付けることができる。このようなユーザインタフェース要素の例であるユーザインタフェース要素228は、図2図4Iを参照して上記で説明されている。少なくとも一例では、ユーザインタフェース200に、ユーザがオブジェクトをオブジェクトインタフェースに追加することを可能にするユーザインタフェース要素で注釈を付けることができる。いくつかの例では、そのような注釈は、仮想空間内で提示される近接オブジェクトであるユーザインタフェース要素を含むことができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、対応するオブジェクトのオブジェクトインタフェースへの関連付けを可能にする作動機構に関連付けられ得る。いくつかの例では、そのような注釈は、どのオブジェクト、アプリケーション、プラットフォーム等をオブジェクトインタフェースに関連付けることができるかを示す許可に基づくことができる。このようなユーザインタフェース要素の例であるユーザインタフェース要素230は、図2図4Iを参照して上記で説明されている。
【0133】
少なくとも一例では、ユーザのユーザコンピューティングデバイス104上のアプリケーション140は、上述のようなユーザインタフェース要素(例えばオブジェクトインタフェースに関連付けられるユーザインタフェース要素、及び/又は仮想空間内で提示されたオブジェクトに近接するユーザインタフェース要素)との対話を検出することができる。したがって、ユーザが作動機構を作動させることに少なくとも部分的に基づいて、アプリケーション140は、作動を検出し、作動の指示をサーバ102に送信することができる。いくつかの例では、そのような指示は、要求(すなわち、オブジェクトをオブジェクトインタフェースに追加する要求)を含むことができる。いくつかの例では、要求を、オブジェクトの識別子(又はそうでないもの)、要求の日付、要求の時間、要求を発した仮想空間の指示、及び/又は要求に関連付けられる他のコンテキストデータに関連付けることができる。少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、要求を受け取ることができる。
【0134】
動作604において、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトが要求内で識別されているかどうかを判断することができる。少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、要求を分析して、要求がオブジェクト識別子に関連付けられているかどうかを判断することができる。
【0135】
動作606において、オブジェクトが要求で識別されない場合(すなわち、動作604において「いいえ」)、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、関連するオブジェクトを識別することができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、ユーザ及び/又は要求に関連付けられる仮想空間に関連する、1つ以上のオブジェクトを識別することができる。いくつかの例では、1つ以上の識別されたオブジェクトは、要求が関連付けられる仮想空間に関連付けられるオブジェクトとすることができる。すなわち、オブジェクトが仮想空間に関連付けられていることに少なくとも部分的に基づいて、そのような「関連性」を決定することができる。いくつかの例では、要求が関連付けられるユーザに、1つ以上の識別されたオブジェクトを関連付けることができる。すなわち、オブジェクトがユーザに関連付けられていることに少なくとも部分的に基づいて、そのような「関連性」を決定することができる。いくつかの例では、対話データに少なくとも部分的に基づいて、そのような「関連性」を決定することができる。例えば1つ以上の識別されたオブジェクトは、要求を受信した閾値期間内の対話に関連付けられると決定され得る(例えばユーザ及び/又は仮想空間に関連付けられる他のユーザが最近対話したオブジェクト)。いくつかの例では、1つ以上の識別されたオブジェクトは、閾値を超える頻度に関連付けられると決定され得る(例えばユーザ又は仮想空間に関連付けられる他のユーザが頻繁に対話するオブジェクト)。いくつかの例では、1つ以上の識別されたオブジェクトは、閾値を超える対話の長さに関連付けられると決定され得る(例えばユーザ又は仮想空間に関連付けられる他のユーザがかなりの時間にわたって対話したオブジェクト)。
【0136】
いくつかの例では、個々のオブジェクトを、要求が関連付けられるユーザ及び/又は仮想空間に対する関連性を示す関連性メトリックに関連付けることができる。少なくとも一例では、オブジェクトに関連付けられる関連性メトリックは、オブジェクトに関連付けられるオブジェクトデータ(例えばオブジェクトタイプ、オブジェクトが関連付けられる仮想空間、トピック、コンテンツ等)及び/又は上述の対話データに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116によって決定されることができる。いくつかの例では、関連性メトリックを、マシントレーニングされたモデル、統計モデル等を使用して決定することができる。少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、ユーザによる選択のために提示すべき1つ以上の関連オブジェクトを選択することができる。いくつかの例では、そのようなオブジェクトのためのユーザインタフェース200上のスペースよりも多くの関連オブジェクトが存在し得る。このような例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、関連付けられる関連性メトリックに少なくとも部分的に基づいて、提示のために関連オブジェクトのセットを選択することができる。
【0137】
動作608において、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、ユーザインタフェース200を介して関連オブジェクトを提示させることができる。いくつかの例では、図4Bに示されるように、関連オブジェクトをユーザインタフェース要素に関連付けて提示することができる。いくつかの例では、関連オブジェクトを提示するユーザインタフェース要素(例えばそれと関連付けられるユーザインタフェース要素)は、オブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付けるためのオブジェクト選択ユーザインタフェースとすることができる。少なくとも一例では、オブジェクト選択ユーザインタフェースを、ポップアップ、オーバーレイ、新たなユーザインタフェース、ユーザインタフェース200の部分として提示することができる。少なくとも一例では、オブジェクト選択ユーザインタフェースは、オブジェクトインタフェースに関連付けることができる1つ以上のオブジェクトを表すことができる、1つ以上の追加のユーザインタフェース要素を含むことができる。いくつかの例では、関連オブジェクトを表すユーザインタフェース要素を、関連性の順序で提示することができ、関連性の順序を、関連付けられる関連性メトリックに基づいて少なくとも部分的に決定することができる。少なくとも一例では、追加のユーザインタフェース要素の各々を、作動されたときに、関連付けられるオブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付けさせることができる作動機構に関連付けられ得る。
【0138】
動作610において、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、関連オブジェクトのうちの1つの選択を受け取ることができる。上述のように、オブジェクト選択ユーザインタフェースは、オブジェクトインタフェースに関連付けられるオブジェクトの選択を可能にする作動機構を含むことができる。少なくとも一例では、アプリケーション140は、特定のオブジェクトに対応するユーザインタフェース要素に関連付けられる作動機構の作動を検出することができ、そのような指示をサーバ102に送信することができる。オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、動作612において示されるように、オブジェクトの識別子を含むことができる指示を受け取ることができ、オブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付けることができる。少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトの指示(例えばオブジェクト識別子)をオブジェクトインタフェースの指示(例えばオブジェクトインタフェース識別子)にマッピングするか又は他の方法で関連付けることによって、オブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付けることができる。このようなマッピング又は他の関連付けをデータストア122に記憶することができる。
【0139】
いくつかの例では、ユーザは、オブジェクト選択ユーザインタフェースと対話して、オブジェクトインタフェースに現れるように、オブジェクトに関連付けられる名前を提供することができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトに関連付けられるオブジェクトデータに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトのデフォルト名を決定することができる。いくつかの例では、ユーザは、オブジェクト選択ユーザインタフェースを介してオブジェクトの名前を提供することができる。
【0140】
動作614において、要求がオブジェクトの識別子を含んでいることに少なくとも部分的に基づいて(すなわち、動作604において「はい」)、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付けることができる。上述のように、いくつかの例では、通信プラットフォームは、オブジェクトがオブジェクトインタフェースに関連付けられることができるときを示すために、ユーザインタフェース要素でユーザインタフェース200に注釈を付けることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェースに関連付けることができるオブジェクトは、ユーザがオブジェクトをオブジェクトインタフェースに追加することを可能にするユーザインタフェース要素に関連付けることができる。例えばそのようなユーザインタフェース要素は、作動されたときに、ユーザがオブジェクトをオブジェクトインタフェースに追加することを可能にすることができる作動機構に関連付けられ得る。このような例では、オブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付ける要求は、オブジェクトの識別子を含むことができる。したがって、要求がオブジェクトの識別子を含んでいることに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、動作614において示されるように、ユーザに、関連付けのためにオブジェクトを選択するか又は他の方法で識別するように更に促すことなく、オブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付けることができる。いくつかの例では、図4Dを参照して上述したように、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトとオブジェクトインタフェースとの関連付けをユーザが確認することを要求することができる。いくつかの例では、ユーザは、確認に関連してオブジェクトの名前を提供することができる。
【0141】
少なくとも一例では、動作612及び/又は動作614において示されるように、オブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付けることに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトインタフェースを表すユーザインタフェース要素を、オブジェクトインタフェースが関連付けられる仮想空間に関連付けて、オブジェクトインタフェースを介して提示させることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、仮想空間に関連付けられるユーザの各々に更新を送信することができる。すなわち、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトを表すユーザインタフェース要素を、仮想空間に関連付けられるユーザのユーザコンピューティングデバイスを介して提示されるユーザインタフェースの各インスタンスを介して提示させることができる。例えば仮想空間がチャネルである場合、チャネルの各メンバに提示されるユーザインタフェースのインスタンスは、チャネルに関連付けられるオブジェクトインタフェース内のオブジェクトを表すユーザインタフェース要素を含むように更新され得る。いくつかの例では、そのような更新は、リアルタイムで、又はオブジェクトをオブジェクトインタフェースに関連付ける要求が受信されたときの閾値時間内に、ユーザコンピューティングデバイスにプッシュされ得る。
【0142】
図7は、本明細書で説明されるように、オブジェクトインタフェースに関連付けられるオブジェクトに関連付けられる通知に少なくとも部分的に基づいて、ユーザインタフェースに注釈を付けるための例示的なプロセス700を示す。
【0143】
動作702において、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、通信プラットフォームの仮想空間のオブジェクトインタフェースに関連付けられたオブジェクトについて、そのオブジェクトに関連付けられる通知を受け取ることができる。いくつかの例では、通知は、オブジェクトに対する修正を示すことができ、ここで、該修正は、文書に関連付けられるコンテンツに対する編集等を含むことができる。いくつかの例では、通知は、オブジェクトに関連付けられる対話を示すことができ、ここで、該対話は、オブジェクトに関連付けられる変更された許可、オブジェクトと対話している現在のユーザに対する変更等を含むことができる。少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトインタフェースに関連付けられるオブジェクトに関連付けられる通知を受け取ることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、該オブジェクトインタフェース管理構成要素116がオブジェクトのステータスの要求を送信し、要求を送信することに応答して通知を受信することができるように、オブジェクトから通知をプルすることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、最初に要求を送信することなく、通知を受け取ることができる。すなわち、いくつかの例では、オブジェクトは、オブジェクトインタフェース管理構成要素116に通知をプッシュすることができる。
【0144】
いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトに関連付けられる通知にサブスクライブ(subscribe)することができる。このような例では、このようなサブスクリプションに関連する更なる詳細は、2021年1月29日に出願された米国特許出願第17/163,017号において提供されており、その内容全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
【0145】
一部の例では、APIを介して通知を受け取ることができる。例えば通信プラットフォームは、該通信プラットフォームと統合するために、第三者プラットフォームのためのAPIを提供することができる。いくつかの例では、APIは、第三者プラットフォームが通知等の通信を可能にすることを可能にし、通知を促す修正及び/又は対話のタイプ、通知が送信される頻度、そのような通知がユーザインタフェース200を介してどのように提示されるか等に関する好みを指定することができる。そのため、いくつかの例では、オブジェクトに関連付けられる通知を、APIを介して受け取ることができる。
【0146】
動作704において、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、通信プラットフォームのユーザインタフェースを介してユーザインタフェース要素を提示させることができ、ここで、ユーザインタフェース要素は通知を示す。少なくとも一例では、通知を受け取ったことに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、ユーザインタフェース200を介してユーザインタフェース要素を提示させることができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース要素は、バッジ等とすることができ、オブジェクトインタフェース内のオブジェクトを表すユーザインタフェース要素に関連付けられることができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース要素は、ある期間内に、あるいはユーザがオブジェクトを最後に見てから、オブジェクトに関連して受信された通知の数を示すカウントに関連付けられることができる。このようなユーザインタフェース要素の例は、上記の図4Hに図示されている。
【0147】
動作706において、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、メッセージを、仮想空間に関連付けてユーザインタフェースを介して提示させることができ、ここで、メッセージは通知を示す。いくつかの例では、通知の指示を受け取ったことに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、ユーザインタフェース200を介して、例えば仮想空間に関連付けられるフィード内に、メッセージを提示させることができる。すなわち、少なくとも一例では、通知に関連付けられるメッセージを、ユーザインタフェース200の第2セクション206内に提示させることができる。いくつかの例では、メッセージ(例えばそれに関連付けられるユーザインタフェース要素)は、動作704に関して上述したように提示されるユーザインタフェース要素の代わりに又はそれに加えて、ユーザインタフェース200を介して提示されることができる。
【0148】
少なくとも一例では、動作704及び/又は動作706は、以下で説明されるように、通知を受け取ったことに応答して、ユーザインタフェースに「注釈を付ける」ことを含むことができる。
【0149】
図8は、本明細書で説明されるように、通信プラットフォームと第三者プラットフォームとの間の通信の第三者制御を可能にするアプリケーションプログラミングインタフェース(API)を提供し、少なくとも部分的に、APIを介して受信されるオブジェクトの修正に基づいて、ユーザインタフェースに注釈を付けるための例示的なプロセス800を示す。
【0150】
動作802において、通信プラットフォームは、第三者プラットフォームに、アプリケーションプログラミングインタフェース(API)を提供して、第三者プラットフォームと通信プラットフォームとの間の通信の制御を可能にすることができる。いくつかの例では、上述のように、通信プラットフォームは、通信プラットフォームと統合するために、第三者プラットフォームのためにAPIを提供することができる。いくつかの例では、APIは、第三者プラットフォームが、通知を促す修正及び/又は対話のタイプ、通知が送信される頻度、ユーザインタフェース200を介してそのような通知がどのように提示されるか等のような、通知及び/又は他の通信に関する入力を提供することを可能にすることができる。いくつかの例では、APIは、行うことができる通信の種類(例えば呼び出し又は要求)、それらを行う方法、使用されるべきデータフォーマット、従うべき規約等を定義することができる。
【0151】
動作804において、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、図7の動作702を参照して上述したように、通信プラットフォームの仮想空間のオブジェクトインタフェースに関連付けられるオブジェクトについて、APIを介して、オブジェクトに関連付けられる通知を受け取ることができる。
【0152】
動作806において、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、通知を受け取ることに少なくとも部分的に基づいて、通信プラットフォームのユーザインタフェース200に注釈を付けることができる。動作704及び動作706を参照して上述したように、少なくとも一例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、修正又は対話を表すユーザインタフェース要素を、ユーザインタフェース200を介して提示させることができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース要素は、バッジ等とすることができ、これを、オブジェクトインタフェース内のオブジェクトを表すユーザインタフェース要素に関連付けることができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース要素は、オブジェクトインタフェースが関連付けられる仮想空間のフィード内に提示されるメッセージとすることができる。いくつかの例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトに対する更新の通知又は他の指示を受け取ったことに応答して、ポップアップ、オーバーレイ又は他のユーザインタフェース要素を、ユーザインタフェースを介して提示させることができる。いくつかの例では、そのようなポップアップ、オーバーレイ又は他のユーザインタフェース要素は、短命(例えば短期間又は一時的)とすることができる。
【0153】
図9は、本明細書で説明されるように、通信プラットフォームに関連付けられるユーザグループのためのオブジェクトインタフェーステンプレートを生成するための例示的なプロセス900を示す。
【0154】
動作902において、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、通信プラットフォームの管理者ユーザインタフェースを介して、通信プラットフォームに関連付けられるユーザグループのために、オブジェクトを仮想空間のオブジェクトインタフェースに関連付ける要求を受け取ることができる。図5Aを参照して上述したように、いくつかの例では、管理者は、ユーザグループ及び/又は仮想空間のタイプに対してオブジェクトインタフェーステンプレートを構成することができる。このような例では、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、通信プラットフォームに関連付けられるユーザインタフェース200を介して、管理者ユーザインタフェースを提示させることができる。いくつかの例では、ユーザインタフェース200の第2セクション206は、管理者がユーザ、グループ(例えばワークスペース、組織等)、仮想空間のタイプ(例えばチャネル、ダイレクトメッセージ、掲示板等のタイプ)等のためのテンプレートを設計することを可能にする対話可能なものとすることができる、ユーザインタフェース要素500を提示することができる。すなわち、少なくとも一例では、管理者が、管理者ユーザインタフェースと対話して、特定のユーザグループ(例えばワークスペース、組織等)のための仮想空間のオブジェクトインタフェースに関連付けられるべきオブジェクトを指定することができる。少なくとも一例では、管理者は、オブジェクトを仮想空間のオブジェクトインタフェースに関連付けることを要求することができ、そのようなオブジェクト及びオブジェクトインタフェースが提示されるユーザグループを示すことができる。いくつかの例では、オブジェクト、オブジェクトインタフェース及びユーザグループを各々、識別子に関連付けることができる。
【0155】
動作904において、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクト及びオブジェクトインタフェースとユーザグループとの関連付けの指示を通信プラットフォームのデータストア122に記憶することができる。少なくとも一例では、オブジェクトを、ユーザグループの仮想空間のオブジェクトインタフェースに関連付ける要求を受け取ったことに少なくとも部分的に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクト及び仮想空間のオブジェクトユーザインタフェースをデータストア122内のユーザグループにマッピングするか又は他の方法で関連付けることができる。いくつかの例では、そのようなマッピング又は他の関連付けは、オブジェクト識別子を、仮想空間の識別子にマッピングすることができるオブジェクトインタフェース識別子にマッピングし、オブジェクトインタフェース識別子をユーザグループのグループ識別子にマッピングすることによって達成され得る。
【0156】
動作906において、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、仮想空間にアクセスする要求を受け取ることができる。少なくとも一例では、ユーザは、仮想空間へのアクセスを要求することができる。いくつかの例では、そのような要求を、ユーザインタフェース200を介して受け取ることができる。アプリケーション140は、サーバ102に要求の指示を送信することができる。いくつかの例では、チャネル管理構成要素118、ダイレクトメッセージ管理構成要素119、掲示板管理構成要素等は、要求を受け取ることができ、該要求を(例えば特定のオブジェクトインタフェースが、要求ユーザのための仮想空間に関連付けられているかどうかのクエリとして)オブジェクトインタフェース管理構成要素116に転送することができる。いくつかの例では、要求は、ユーザ及び/又は仮想空間に関連付けられる識別子を含むことができる。ユーザに関連付けられる識別子を使用して、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、ユーザに関連付けられるユーザデータにアクセスして、ユーザが1つ以上のグループ識別子に関連付けられるかどうかを判断することができる。このような判断に基づいて、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、動作908において示されるように、要求がユーザグループのユーザからのものであるかどうかを判断することができる。
【0157】
動作910において、要求がユーザグループのユーザからのものではないことに少なくとも部分的に基づいて(すなわち、動作908において「いいえ」)、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトインタフェース及び/又はオブジェクトを伴わない通信プラットフォームのユーザインタフェース200を介して、仮想空間を提示させることができる。少なくとも一例では、要求がユーザグループのグループ識別子に関連付けられていないユーザからのものである場合、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトインタフェース及びオブジェクトを伴わないユーザインタフェース200を介して仮想空間を提示させることができる。いくつかの例では、別のオブジェクトインタフェース及び/又はオブジェクトは、要求ユーザが関連付けられているグループ識別子に関連付けられてよい。
【0158】
動作912において、要求が、ユーザグループのユーザからのものであることに少なくとも部分的に基づいて(すなわち、動作912において「はい」)、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトインタフェース及びオブジェクトを伴う通信プラットフォームのユーザインタフェース200を介して、仮想空間を提示させることができる。少なくとも一例では、要求がユーザグループのグループ識別子に関連付けられたユーザからのものである場合、オブジェクトインタフェース管理構成要素116は、オブジェクトインタフェース及びオブジェクトを伴うユーザインタフェース200を介して、仮想空間を提示させることができる。このような例では、オブジェクトインタフェースは、ユーザグループに関連付けられる各ユーザが仮想空間にアクセスするときに、オブジェクトとのオブジェクトインタフェースを仮想空間に関連付けて提示することができるような種類のテンプレートとすることができる。
【0159】
上述のように、管理者は、異なるユーザグループに対してオブジェクトインタフェースのテンプレートを生成することができる。同様に、管理者は、ユーザグループのために、異なるタイプの仮想空間のためのオブジェクトインタフェースのテンプレートを生成することができる。例えば組織に関連付けられるアナウンスチャネルを、第1オブジェクトインタフェースに関連付けることができ、組織に関連付けられるプライベートチャネルを、第1オブジェクトインタフェース以外の追加の又は代替のオブジェクトを含む第2オブジェクトインタフェースに関連付けることができる。
【0160】
結論
本明細書で説明される技術の1つ以上の例を説明してきたが、それらの様々な変更、追加、置換及び均等物が、本明細書で説明される技術の範囲内に含まれる。
【0161】
実施例の説明において、特許請求に係る主題の具体的な例を例示として示す、本明細書の一部を形成する添付図面を参照する。他の実施例を使用することができ、構造変化等の変化又は改変を行うことができることを理解されたい。このような実施例、変更又は改変は、意図された特許請求に係る主題に関する範囲から必ずしも逸脱しない。本明細書におけるステップを、ある順序で提示することができるが、場合によっては、記載されるシステム及び方法の機能を変更することなく、ある入力が異なる時間に又は異なる順序で提供されるように、順序を変更することができる。開示された手順を、異なる順序で実行することもできる。さらに、本明細書に記載される様々な計算は、開示された順序で実行される必要はなく、計算の代替順序を使用する他の例は、容易に実装され得る。順序変更することに加えて、計算は、同じ結果を持つサブ計算に分解することもできる。
【0162】
例示の節
A.グループベース通信プラットフォームのユーザインタフェースに関連して、オブジェクトを、前記グループベース通信プラットフォームの仮想空間に関連付けられるオブジェクトインタフェースに関連付ける要求を受け取るステップと;前記グループベース通信プラットフォームに関連付けられる1つ以上のオブジェクトを、前記ユーザインタフェースを介して提示させるステップと;前記ユーザインタフェースを介して、前記1つ以上のオブジェクトからの特定のオブジェクトの選択を受け取るステップと;前記選択に応答して、前記特定のオブジェクトを表す第1ユーザインタフェース要素を前記オブジェクトインタフェースに関連付けさせるステップであって、前記第1ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、前記ユーザインタフェースを介して前記特定のオブジェクトを提示させる作動機構に関連付けられる、ステップと;前記特定のオブジェクトに関連付けられる通知を受け取るステップと;前記通知を受信してから閾値期間内に、前記ユーザインタフェースを介して第2ユーザインタフェース要素を提示させるステップであって、前記第2ユーザインタフェース要素は、前記第1ユーザインタフェース要素と、前記仮想空間を介して提示されるメッセージとのうちの少なくとも一方に関連付けられる、ステップと、を含む、方法。
【0163】
B.前記仮想空間は、チャネル、ダイレクトメッセージ又は掲示板を含む、段落Aに記載の方法。
【0164】
C.前記仮想空間は、2つ以上の異なる組織に関連付けられる、段落Bに記載の方法。
【0165】
D.前記1つ以上のオブジェクトのうちの少なくとも1つは、前記グループベース通信プラットフォームが通信している第三者アプリケーションに関連付けられる、クレームA~Cのいずれかに記載の方法。
【0166】
E.前記仮想空間に関連して、閾値期間内にアクセスされた前記1つ以上のオブジェクトを識別することに少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上のオブジェクトを生成するステップを更に含む、クレームA~Dのいずれかに記載の方法。
【0167】
F.前記1つ以上のオブジェクトが、要求ユーザ又は前記仮想空間のうちの少なくとも一方に関連するという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上のオブジェクトを生成するステップを更に含む、クレームA~Eのいずれかに記載の方法。
【0168】
G.前記第1ユーザインタフェース要素は、前記仮想空間に関連付けられる各メンバに対して閲覧可能(viewable)である、クレームA~Fのいずれかに記載の方法。
【0169】
H.前記第1ユーザインタフェース要素は、前記オブジェクトインタフェースに関連付けられる複数のオブジェクトを表す複数のユーザインタフェース要素のうちの1つであり、前記複数のユーザインタフェース要素の配置は、前記仮想空間に関連付けられるユーザによって構成可能である、クレームA~Gのいずれかに記載の方法。
【0170】
I.前記オブジェクトインタフェースは、前記仮想空間のヘッダに関連付けられる、クレームA~Hのいずれかに記載の方法。
【0171】
J.前記オブジェクトインタフェースは、第3ユーザインタフェース要素に関連付けられ、前記第3ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、前記オブジェクトインタフェースが前記グループベース通信プラットフォームの1つ以上の他の仮想空間と共有されることを可能にする作動機構に関連付けられる、クレームA~Iのいずれかに記載の方法。
【0172】
K.システムであって、1つ以上のプロセッサと、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、当該システムに:グループベース通信プラットフォームのユーザインタフェースに関連して、オブジェクトを、前記グループベース通信プラットフォームの仮想空間に関連付けられるオブジェクトインタフェースに関連付ける要求を受け取るステップと;前記グループベース通信プラットフォームに関連付けられる1つ以上のオブジェクトを、前記ユーザインタフェースを介して提示させるステップと;前記ユーザインタフェースを介して、前記1つ以上のオブジェクトからの特定のオブジェクトの選択を受け取るステップと、前記選択に応答して、前記特定のオブジェクトを表す第1ユーザインタフェース要素を前記オブジェクトインタフェースに関連付けさせるステップであって、前記第1ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、前記ユーザインタフェースを介して前記特定のオブジェクトを提示させる作動機構に関連付けられる、ステップと;前記特定のオブジェクトに関連付けられる通知を受け取るステップと;前記通知を受信してから閾値期間内に、前記ユーザインタフェースを介して第2ユーザインタフェース要素を提示させるステップであって、前記第2ユーザインタフェース要素は、前記第1ユーザインタフェース要素と、前記仮想空間を介して提示されるメッセージとのうちの少なくとも一方に関連付けられる、ステップと;を含む動作を実行させる命令を記憶する、1つ以上の非一時的コンピュータ読取可能媒体と、を備えるシステム。
【0173】
L.前記動作は、前記仮想空間に関連して、閾値期間内にアクセスされた前記1つ以上のオブジェクトを識別することに少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上のオブジェクトを生成するステップを更に含む、段落Kに記載のシステム。
【0174】
M.前記動作は、前記1つ以上のオブジェクトが、要求ユーザ又は前記仮想空間のうちの少なくとも一方に関連するという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上のオブジェクトを生成するステップを更に含む、段落K又はLに記載のシステム。
【0175】
N.前記第1ユーザインタフェース要素は、前記オブジェクトインタフェースに関連付けられる複数のオブジェクトを表す複数のユーザインタフェース要素のうちの1つであり、前記複数のユーザインタフェース要素の配置は、前記仮想空間に関連付けられるユーザによって構成可能である、クレームK~Mのいずれかに記載のシステム。
【0176】
O.前記オブジェクトインタフェースは、第3ユーザインタフェース要素に関連付けられ、前記第3ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、前記オブジェクトインタフェースが前記グループベース通信プラットフォームの1つ以上の他の仮想空間と共有されることを可能にする作動機構に関連付けられる、クレームK~Nのいずれかに記載のシステム。
【0177】
P.1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記1つ以上のプロセッサに:グループベース通信プラットフォームのユーザインタフェースに関連して、オブジェクトを、前記グループベース通信プラットフォームの仮想空間に関連付けられるオブジェクトインタフェースに関連付ける要求を受け取るステップと;前記グループベース通信プラットフォームに関連付けられる1つ以上のオブジェクトを、前記ユーザインタフェースを介して提示させるステップと;前記ユーザインタフェースを介して、前記1つ以上のオブジェクトからの特定のオブジェクトの選択を受け取るステップと;前記選択に応答して、前記特定のオブジェクトを表す第1ユーザインタフェース要素を前記オブジェクトインタフェースに関連付けさせるステップであって、前記第1ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、前記ユーザインタフェースを介して前記特定のオブジェクトを提示させる作動機構に関連付けられる、ステップと;前記特定のオブジェクトに関連付けられる通知を受け取るステップと;前記通知を受信してから閾値期間内に、前記ユーザインタフェースを介して第2ユーザインタフェース要素を提示させるステップであって、前記第2ユーザインタフェース要素は、前記第1ユーザインタフェース要素と、前記仮想空間を介して提示されるメッセージとのうちの少なくとも一方に関連付けられる、ステップと;を含む動作を実行させる命令を記憶する、1つ以上の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
【0178】
Q.前記動作は、前記仮想空間に関連して、閾値期間内にアクセスされた前記1つ以上のオブジェクトを識別することに少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上のオブジェクトを生成するステップを更に含む、段落Pに記載の1つ以上の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
【0179】
R.前記動作は、前記1つ以上のオブジェクトが、要求ユーザ又は前記仮想空間のうちの少なくとも一方に関連するという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上のオブジェクトを生成するステップを更に含む、段落P又はQに記載の1つ以上の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
【0180】
S.前記オブジェクトインタフェースは、前記仮想空間のヘッダに関連付けられ、前記第1ユーザインタフェース要素は、前記仮想空間に関連付けられる各メンバに対して閲覧可能である、クレームP~Rのいずれかに記載の1つ以上の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
【0181】
T.前記オブジェクトインタフェースは、第3ユーザインタフェース要素に関連付けられ、前記第3ユーザインタフェース要素は、作動されたときに、前記オブジェクトインタフェースが前記グループベース通信プラットフォームの1つ以上の他の仮想空間と共有されることを可能にする作動機構に関連付けられる、クレームP~Sのいずれかに記載の1つ以上の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
【0182】
上記の段落は、1つの特定の実装に関して説明されているが、本文書の文脈において、上記の段落の内容は、方法、デバイス、システム、コンピュータ読取可能媒体及び/又は別の実装を介して実装される可能性もあることを理解されたい。さらに、段落A~Tのいずれかを、単独で、あるいは段落A~Tのいずれかの他の1つ以上と組み合わせて実装してもよい。

図1
図2
図3A
図3B
図3C
図4A
図4B
図4C
図4D
図4E
図4F
図4G
図4H
図4I
図5A
図5B
図5C
図6
図7
図8
図9
【国際調査報告】