特表 2024-512076 資産クラス裏付けされたトークン化プラットフォーム

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公表特許公報(A)

(11)【公表番号】

(43)【公表日】2024-03-18

(54)【発明の名称】資産クラス裏付けされたトークン化プラットフォーム

(51)【国際特許分類】

   G06Q 20/38 20120101AFI20240311BHJP

【ＦＩ】

G06Q20/38 310

【審査請求】未請求

【予備審査請求】未請求

(21)【出願番号】P 2023558903

(86)(22)【出願日】2022-03-24

(85)【翻訳文提出日】2023-10-24

(86)【国際出願番号】 US2022021783

(87)【国際公開番号】W WO2022204425

(87)【国際公開日】2022-09-29

(31)【優先権主張番号】63/165,433

(32)【優先日】2021-03-24

(33)【優先権主張国・地域又は機関】US

(31)【優先権主張番号】63/221,899

(32)【優先日】2021-07-14

(33)【優先権主張国・地域又は機関】US

(81)【指定国・地域】

【公序良俗違反の表示】

（特許庁注：以下のものは登録商標）

１．ＶＥＲＩＬＯＧ

２．ＪＡＶＡＳＣＲＩＰＴ

３．ＪＡＶＡ

４．ＰＹＴＨＯＮ

(71)【出願人】

【識別番号】520435566

【氏名又は名称】ストロング フォース ティエクス ポートフォリオ ２０１８，エルエルシー

【氏名又は名称原語表記】ＳＴＲＯＮＧ ＦＯＲＣＥ ＴＸ ＰＯＲＴＦＯＬＩＯ ２０１８，ＬＬＣ

(74)【代理人】

【識別番号】110001999

【氏名又は名称】弁理士法人はなぶさ特許商標事務所

(72)【発明者】

【氏名】セラ，チャールズ ハワード

(57)【要約】

資産ベースのトークンに関連するシステム、方法、及び装置について記述する。例示的な装置は、トークン化ユーザインタフェースを実装するトークン化コントローラを含み、トークン化コントローラは、ユーザ操作に応答してトークン記述を解釈するトークン定義回路を含む。例示的な装置は、ユーザ操作に応答して資産クラス記述を解釈する資産定義回路と、資産クラス記述の少なくとも１つの資産の有益な特性に対応するトークン性能表現を含むトークンリンク記述を解釈し、トークンリンク記述と資産クラス記述とに応答して少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成する資産裏付け回路と、を更に含むことができる。例示的な装置は、少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンをトークンマーケットプレイスシステムに公開するためのトークン展開回路を更に含むことができる。

【特許請求の範囲】

【請求項1】

トークン化ユーザインターフェースを実装すること、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作に応じて、トークン記述を解釈すること、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作に応じて、資産クラス記述を解釈すること、
前記資産クラス記述に対応する少なくとも１つの資産の有益な特性に対応するトークン性能表現を含むトークンリンク記述を解釈すること、
前記トークンリンク記述及び前記資産クラス記述に応じて、少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成すること、及び、
前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを、トークンマーケットプレイスシステムに公開すること、を含むことを特徴とする方法。

【請求項2】

前記資産クラス記述に関連するガバナンススキームを解釈すること、及び、
前記ガバナンススキームに応じて、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを更に生成すること、を更に含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項3】

前記資産クラス記述は、
代替性資産クラス記述、非代替性資産クラス記述、前記資産クラス記述に対応する資産クラスに関連するバリューストリーム、前記資産クラス記述に対応する資産クラスに関連するバリューチェンジ記述、或いは、前記資産クラス記述に対応する資産クラスに関連するバリュークラス特徴付け、
のうちの少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項4】

前記資産クラス記述は、
貴金属資産クラス、資産プレカーサー、不換紙幣資産クラス、不動産資産クラス、金融資産クラス、証券資産クラス、知的財産資産クラス、生産資産クラス、前述のうちのいずれか１つ以上の受益資産、前述のうちのいずれか１つ以上の派生資産、或いは、前述のうちのいずれか２つ以上の複合資産、
のうちの少なくとも１つに対応する記述を含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項5】

前記少なくとも１つの資産の前記有益な特性は、
前記資産の価値、前記資産のリスクプロファイル、前記資産クラスのリスクプロファイル、前記資産クラスのボラティリティ、前記資産クラスのボラティリティ、或いは、前記資産クラスの流動性、
のうちの少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項6】

前記トークン記述を解釈することは、トークン性能特性を解釈することを更に含み、
前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成することは、更に前記トークン性能特性に応じたものであることを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項7】

前記トークン性能特性は、
トークンの価値、トークンの推定される将来の価値、トークンのボラティリティ、トークンのリスクプロファイル、或いは、トークンのインデックス記述、
のうちの少なくとも１つを更に含むことを特徴とする請求項６記載の方法。

【請求項8】

前記トークン性能表現は、少なくとも１つのリンクルールを含み、
本方法は更に、前記少なくとも１つのリンクルールに応じて、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを調整すること、を含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項9】

トークン化ユーザインターフェースを実装するように構成されたトークン化コントローラを含み、該トークン化コントローラは、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作に応じて、トークン記述を解釈するように構成されたトークン定義回路と、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作に応じて、資産クラス記述を解釈するように構成された資産定義回路と、
前記資産クラス記述に対応する少なくとも１つの資産の有益な特性に対応するトークン性能表現を含むトークンリンク記述を解釈し、前記トークンリンク記述及び前記資産クラス記述に応じて、少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成するように構成された資産裏付け回路と、
前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを、トークンマーケットプレイスシステムに公開するように構成されたトークン展開回路と、を含むことを特徴とする装置。

【請求項10】

前記資産定義回路は、前記資産クラス記述に関連するガバナンススキームを解釈するように更に構成され、
前記資産裏付け回路は、更に前記ガバナンススキームに応じて、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成するように更に構成されることを特徴とする請求項９記載の装置。

【請求項11】

前記資産クラス記述は、
代替性資産クラス記述、非代替性資産クラス記述、前記資産クラス記述に対応する資産クラスに関連するバリューストリーム、前記資産クラス記述に対応する資産クラスに関連するバリューチェンジ記述、或いは、前記資産クラス記述に対応する資産クラスに関連するバリュークラス特徴付け、
のうちの少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項９記載の装置。

【請求項12】

前記資産クラス記述は、
貴金属資産クラス、資産プレカーサー、不換紙幣、不動産資産クラス、金融資産クラス、証券資産クラス、知的財産資産クラス、生産資産クラス、農業資産クラス、前述のうちのいずれか１つ以上の受益資産、前述のうちのいずれか１つ以上の派生資産、或いは、前述のうちのいずれか２つ以上の複合資産、
のうちの少なくとも１つに対応する記述を含むことを特徴とする請求項９記載の装置。

【請求項13】

前記少なくとも１つの資産の前記有益な特性は、
前記資産の価値、前記資産のリスクプロファイル、前記資産クラスのリスクプロファイル、前記資産クラスのボラティリティ、或いは、前記資産クラスの流動性、
のうちの少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項９記載の装置。

【請求項14】

前記トークン記述は、トークン性能特性を更に含み、
前記資産裏付け回路は、前記トークン性能特性に応じて少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成するように、更に構成されていることを特徴とする請求項９記載の装置。

【請求項15】

前記トークン性能特性は、
トークンの価値、トークンの推定される将来の価値、トークンのリスクプロファイル、或いは、トークンのインデックス記述、
のうち少なくとも１つを更に含むことを特徴とする請求項９記載の装置。

【請求項16】

前記トークン性能表現は、少なくとも１つのリンクルールを含み、
前記トークン展開回路は、前記少なくとも１つのリンクルールに応じて、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを調整するように、更に構成されていることを特徴とする請求項９記載の装置。

【請求項17】

トークン化ユーザインターフェースを実装するように構成されたトークン化コントローラを含むシステムであって、
前記トークン化コントローラは、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作に応じて、トークン記述を解釈するように構成されたトークン定義回路と、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作に応じて、資産クラス記述を解釈するように構成された資産定義回路と、
前記資産クラス記述に対応する少なくとも１つの資産の有益な特性に対応するトークン性能表現を含むトークンリンク記述を解釈し、前記トークンリンク記述及び前記資産クラス記述に応じて、少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成するように構成された資産裏付け回路と、
前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを、トークンマーケットプレイスシステムに公開するように構成されたトークン展開回路と、を含み、
前記システムは、資産クラス裏付けされたトークントランザクションを実装するように構成されたトークン展開コントローラを更に含み、
該トークン展開コントローラは、
前記公開された少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを前記トークンマーケットプレイスシステムに公表するように構成されたトークン提供コンポーネントと、
前記公表された少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを取得するためのスマートコントラクトを実行するように構成されたトークンコントラクトコンポーネントと、
前記実行されたスマートコントラクトに応じて、前記公表された少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンのトランザクションを記録するように構成されたトークン記録コンポーネントと、を含むことを特徴とするシステム。

【請求項18】

資産クラス裏付けされたトークン取引システムを実装するように構成されたトークンマーケットプレイスコントローラを更に含み、
該トークンマーケットプレイスコントローラは、
前記公表された少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを、前記資産クラス裏付けされたトークン取引システムのユーザの少なくとも一部が利用できるようにし、前記公表された少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンのトランザクションのためのユーザ入力を受け付けるように構成された、取引システムコンポーネントを含むことを特徴とする請求項１７記載のシステム。

【請求項19】

前記トークンマーケットプレイスコントローラは、前記資産クラス記述に関連するガバナンススキームに応じて前記トークンリンク記述を調整すること、又は前記資産クラス記述に関連する前記ガバナンススキームに応じて前記トークンリンク記述を確認すること、のうちの少なくとも１つを実行するように構成されたガバナンスシステムコンポーネントを更に含むことを特徴とする請求項１８記載のシステム。

【請求項20】

前記トークン記録コンポーネントは、前記公表された少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンのトランザクションをブロックチェーン上に記録するように、更に構成されることを特徴とする請求項１８記載のシステム。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

〔関連出願との相互参照〕
本出願は、以下の米国仮出願の優先権を主張する：２０２１年３月２４日に出願されたシリアル番号第６３／１６５，４３３号（ＳＦＴＸ－００２１－Ｐ０１）のタイトル「ASSET-BACKED TOKENIZATION PLATFORM」、及び２０２１年７月１４日に出願されたシリアル番号第６３／２２１，８９９号（ＳＦＴＸ－００２１－Ｐ０２）のタイトル「ASSET-BACKED TOKENIZATION PLATFORM」。

【0002】

前述の各出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。

【0003】

２０２１年１２月１７日に出願された米国特許出願番号第１７／５５４，６６３号（ＳＦＴＸ－００２０－Ｕ０１）のタイトル「MARKET ORCHESTRATION SYSTEM FOR FACILITATING ELECTRONIC MARKETPLACE TRANSACTIONS」も、参照によりその全体が組み込まれる。

【背景技術】

【0004】

ビットコイン及びイーサリアムのような主要プレーヤーだけでなく、クリプトキティーズのような新興プレーヤーも、驚異的なレベルの富と主に非公開の評価を生み出しているため、暗号通貨はここに定着しているように見える。ボラティリティ（volatility）、ファンダメンタル価値分析（fundamental value analysis）を可能にする「真の実用性」の欠如、及び予想される規制の取り締まりなど、多くの懸念が残っている。その結果、大半の機関投資家向けプラットフォームは、顧客向けに暗号通貨の取引をサポートしていないか、非常に限定的なアクセスを提供している。しかしながら、こうした制限にも関わらず、投資家の関心は高まり続けている。

【0005】

特許や芸術作品など、他の資産クラスにリンクされた特注のトークンが存在する一方で、可能なタイプの範囲はほぼ確実に増殖し、設計者、購入者、販売者、貸し手、及びマーケットプレイスや取引所などでトークンとやり取りする、その他の人々にとっての課題につながる。

【発明の概要】

【0006】

本明細書の実施形態は、現在の暗号通貨の問題点を解決又は軽減するトークンと、そのようなトークンの便利な設計、開発、及び展開を容易にするプラットフォームとを提供する。重要な問題の１つである実用性は、暗号通貨を別の資産又は資産クラス、特にファンダメンタル評価分析へより従順な資産で裏付け（backing）することで対処できる。本明細書の実施形態は、広範な代替資産クラス、資産クラスのミックス、及び、特定のタイプのイベントに対する価値応答を含むリスクプロファイル、ボラティリティプロファイル、及び／又はバリュープロファイルなどの、資産クラスの側面にリンクされたものを含む、トークンの新しいセットの設計、開発、シミュレーション、展開、監視、及び分析を容易にする堅牢なプラットフォームを提供する。

【0007】

資産裏付けされた（asset-backed）トークン化プラットフォームが開示されており、このプラットフォームには、相互接続されたツール、サービス、及びアプリケーションのセットが含まれ、ユーザは、例えば、知的財産、農場、製造生産能力、エネルギー生産施設、及び不動産、からの収益ストリームなどの代替資産クラスを含む、１つ又は複数の他の資産クラスにリンクされるか、又はそのような資産クラスによって裏付けされるものなどの、暗号的に安全で取引可能なトークンを、設計、開発、シミュレーション、展開、監視、及び分析することができる。このプラットフォームにおいて、ユーザは、資産クラスの及び関連するトークンの特性を発見し、一連の目標を満たし及び／又は戦略に従うように（例えば、設計者の目標に調整されたリスク／リターンのプロファイルを提供する、トークンのセット及び／又はアンブレラトークンを設計することによって）トークンセットを構成することができる。これらのトークンは、ボラティリティの要因（drivers）を他の資産クラスと結びつけることで透明性を高めたり、複数の資産クラスの経済的特性をブレンド又は組み合わせることでボラティリティを緩和又は管理したり、分散及び／又は資産配分の目標を満たすように構成したりすることができる。

【0008】

代替資産クラスにリンクされたトークンは、本明細書では「資産裏付けされたトークン」、「資産クラス裏付けされたトークン」、「資産リンクされたトークン」などと呼ばれる場合がある。このような用語は、文脈上そうでない場合を除き、互換的に使用される。トークンと代替資産クラス又はそのメンバーとの裏付け又はリンクは、これらに限定されることはないが、以下のような様々な方法で実施することができる：トークンの価値を、資産クラス、或いはその中の特定の資産又は価値の流れの経済パラメータ（例えば、資産によって生み出される収入額、流通市場、貸出市場、又は保険市場におけるトークンの評価、基礎となる資産クラス又はメンバーに関するインデックスの値、その他多数）にインデックス付けすること；トークンを、一連のユニット及び／又はバリューストリームの特定の部分（パーセンテージシェア、期間、又はそれらの組み合わせなど）と交換可能にすること；トークンを、保有者がバリューストリームにアクセスするためのアクセス制御メカニズムとして使用すること（例えば、３Ｄプリンターによるユニットの生産を制御する権利）；トークンの価値を決定するルールやアルゴリズムなどを設定することであって、そのルールが、資産クラス又はそのメンバーに関連する基礎的な経済データに基づいて動作すること（例えば、不動産トークンの価値を関連する地域の不動産の平均販売価格に基づかせる）；トークンを類似の特性を有する他のトークン（例えば、類似の資産クラス又はそのメンバーと交換可能な他のトークンなど）と比較すること；などである。本開示の全体を通じて、リンク又は裏付けへの言及は、文脈が特にそうでないことを示す場合を除き、これらのいずれか、又はこれらの組み合わせを包含することを意図している。

【図面の簡単な説明】

【0009】

【図1】図１は、様々な実施形態による資産裏付けされたトークン化プラットフォーム、アプリケーション、及びサポートシステムの構成要素及び相互作用を概略的に示している。

【0010】

【図2】図２は、様々な実施形態による資産ベースのトークン化プラットフォームを概略的に示している。

【0011】

【図3】図３は、様々な実施形態によるトークン設計システムを概略的に示している。

【0012】

【図4】図４は、様々な実施形態によるトークン属性を示している。

【0013】

【図5】図５は、様々な実施形態による資産クラス属性を示している。

【0014】

【図6】図６は、様々な実施形態による資産トークンフレームワークパラメータを示している。

【0015】

【図7】図７は、様々な実施形態によるトークンシミュレータのパラメータを示している。

【0016】

【図8】図８は、様々な実施形態による資産リンクされたトークンを作成するための例示的なシステムを示している。

【0017】

【図9】図９は、様々な実施形態による例示的なトークン化コントローラを示している。

【0018】

【図10】図１０は、様々な実施形態による例示的なトークンリンク記述を示している。

【0019】

【図11】図１１は、様々な実施形態による例示的なトークン展開コントローラを示している。

【0020】

【図12】図１２は、様々な実施形態による例示的なトークンマーケットプレイスコントローラを示している。

【0021】

【図13】図１３は、様々な実施形態による例示的な資産クラス記述を示している。

【0022】

【図14】図１４は、様々な実施形態による例示的な有益な特性を示している。

【0023】

【図15】図１５は、様々な実施形態による例示的な性能表現を示している。

【0024】

【図16】図１６は、様々な実施形態による資産クラスリンクされたトークンを生成する例示的な手順を示している。

【0025】

【図17】図１７は、様々な実施形態による資産リンクされたトークンを生成する例示的な手順を示している。

【0026】

【図18】図１８は、様々な実施形態による資産リンクされたトークンを調整する例示的な手順を示している。

【0027】

【図19】図１９は、様々な実施形態による例示的な戦略エンジンを示している。

【発明を実施するための形態】

【0028】

図１を参照すると、資産裏付けされたトークン化プラットフォーム層３３０２及び関連アプリケーション３３１２のオプションの実施形態の追加の詳細、構成要素、サブシステム、及び他の要素が図示されている。資産裏付けされたトークン化プラットフォーム層３３０２及び以降の図である。データ処理層は、エッジ、ＩｏＴ、及び他のネットワーキングシステムなどを通じて関連情報を自動的に収集することができ、関連サービス及びアプリケーション（トークンの設計、構成、シミュレーション、展開、監視、及び分析に関与するものを含む）が使用するために関連データを格納することができ、（関連分析を生成するため、トークンの動作のシミュレーションのため、類似性及びクラスタリングのため、及び他の用途のためを含む）データなどに様々なアルゴリズム及びインテリジェンスを適用することができる。これらの機能は全て、本開示全体を通じて説明する資産裏付けされたトークン化プラットフォームの様々なコア機能を可能にする。資産裏付けされたトークン化プラットフォーム３３０２は、様々なオプションの実施形態において、便宜上アプリケーション３３１２と総称される一連のアプリケーション、システム、ソリューション、インターフェースなどを含み、これによって、資産、トークン、取引又は金融エンティティのオペレータ又は所有者、或いは他のユーザが、エンティティ３３３０の１つ又は複数の要素を管理、監視、制御、分析、又はその他の方法で相互作用することができる。実施形態において、資産裏付けされたトークン化プラットフォーム層３３０２は、データ処理層３３０８のセットを含むことができ、各データ処理層３３０８は、自動化、機械学習、人工知能の応用、インテリジェントトランザクション、状態管理、イベント管理、プロセス管理、及びその他多くの、多種多様な金融及び取引アプリケーション及び最終用途のためのインテリジェンスの開発及び展開を促進するための機能のセットを提供するように構成される。実施形態において、データ処理層３３０８は、金融及びトランザクション監視システム層３３０６、金融及びトランザクションエンティティ指向データ記憶システム層３３１０（本明細書において場合によっては便宜上単にデータ記憶層３３１０と呼ばれる）、適応型インテリジェンスシステム層３３０４、及び資産裏付けされたトークン化プラットフォーム層３３０２を含む。データ処理層３３０８の各々は、本明細書及び参照により本明細書に組み込まれる文書において更に説明されるように、様々なサービス、プログラム、アプリケーション、ワークフロー、システム、コンポーネント、及びモジュールを含み得る。実施形態において、データ処理層３３０８（及び任意選択で全体として資産裏付けされたトークン化プラットフォーム層３３０２）の各々は、その要素の１つ又は複数が、他のデータ処理層３３０８によって、又は他のシステムによって、サービスとしてアクセスされ得るように構成される（例えば、マイクロサービスアーキテクチャにおいて一連のクラウドインフラストラクチャコンポーネント上にデプロイされるプラットフォームアズアサービスとして構成される）。例えば、データ処理層３３０８は、アプリケーションプログラミングインターフェース（ＡＰＩ）、ブローカー、サービス、コネクタ、有線又は無線通信リンク、ポート、人がアクセス可能なインターフェース、ソフトウェアインターフェース、或いは、データ処理層３３０８と、資産裏付けされたトークン化プラットフォーム層３３０２の他の層、システム、又はサブシステムとの間で、同様に、クラウドベース又はオンプレミスのエンタープライズシステム（会計システム、リソース管理システム、ＣＲＭシステム、サプライチェーン管理システムなど）といった金融エンティティ３３３０などの他のシステム又は外部システムとの間で、データを交換することができるものなどの、アプリケーションプログラミングインターフェース３３１６のセットを有することができる。データ処理層３３０８の各々は、データ抽出、変換及びロードのための設備、データクレンジング及び重複排除のための設備、データ正規化のための設備、データ同期のための設備、データセキュリティのための設備、計算のための設備（例えば、データストリームに対して予め定義された計算操作を実行し、出力ストリームを提供するための設備）、圧縮及び脱圧縮のための設備、分析のための設備（例えば、データ視覚化の自動生成を提供するための設備）などを含む、データ処理のためのサービスのセット（例えば、マイクロサービス）を含むことができる。

【0029】

実施形態では、各データ処理層３３０８は、他のデータ処理層３３０８のそれぞれとのデータ交換を自動化するためのアプリケーションプログラミングインターフェース３３１６のセットを有する。これらは、層及び／又はアプリケーション３３１２間で交換されるデータパケット、信号、及び他の情報を抽出、変換、ロード、正規化、圧縮、解凍、符号化、復号化、及び他の方法で処理するためのような、データ統合機能を含み得る。実施形態では、データ処理層３３０８は、金融及びトランザクション監視システム層３３０６によって、資産裏付けされたトークン化プラットフォーム層３３０２内の複数のアプリケーション及び用途にわたる共有データ収集及び分配を容易にするトポロジーで構成される。金融及びトランザクション監視システム層３３０６は、金融及び取引エンティティ３３３０から又は金融及び取引エンティティ３３３０について収集されたデータ、並びに様々なデータ処理層３３０８又はそのサービス若しくはコンポーネントから又はそのサービス若しくはコンポーネントについて収集されたデータを収集及び組織化するための、場合によっては便宜上データ収集システム３３１８と呼ばれる様々なデータ収集及び管理システム３３１８を含み、それと統合し、及び／又はそれと協力することができる。

【0030】

アプリケーション３３１２のセットは、限定されないが、以下のものなどの広範なタイプのアプリケーションのいずれか１つ以上を含み得る：投資アプリケーション３４０２（例えば、限定されないが、株式、持分、通貨、商品、オプション、先物、デリバティブ、不動産、信託、暗号通貨、トークン、及び他の資産クラスへの投資のためのもの）；資産管理アプリケーション３４０４（投資資産、不動産、備品、動産、不動産、設備、知的財産、車両、人的資源、ソフトウェア、情報技術資源、データ処理資源、データ記憶資源、発電及び／又は蓄電資源、計算資源、及びその他の資産を管理するためのものなど）；貸出アプリケーション３４１０（個人貸出、商業貸出、担保付貸出、マイクロ貸出、ピアツーピア貸出、保険関連貸出、資産担保貸出、担保付債務貸出、企業債務貸出、学生ローン、住宅ローン貸出、自動車貸出、その他など）；リスク管理アプリケーション３４０８（製品、資産、人、家、車両、設備、部品、情報技術システム、セキュリティシステム、セキュリティイベント、サイバーセキュリティシステムに関するリスク又は責任を管理するためのものなど、財物、健康状態、死亡、火災、洪水、天候、障害、過誤、事業中断、侵害、広告傷害、誹謗、中傷、プライバシー権又はパブリシティ権の侵害、傷害、財物への損害、事業への損害、契約違反、その他）；決済アプリケーション３４３３（クレジットカード、デビットカード、電信送金、ＡＣＨ、当座預金、通貨及びその他の決済を含む、マーケットプレイス内及びマーケットプレイス間での様々な決済を可能にするためのものなど）；マーケティングアプリケーション３４１２（金融又は取引製品又はサービスをマーケティングするためのアプリケーション、広告アプリケーション、商品、サービス又は他のアイテムのためのマーケットプレイスプラットフォーム又はシステム、マーケティング分析アプリケーション、顧客関係管理アプリケーション、検索エンジン最適化アプリケーション、販売管理アプリケーション、広告ネットワークアプリケーション、行動追跡アプリケーション、マーケティング分析アプリケーション、位置ベースの製品又はサービスターゲティングアプリケーション、協調フィルタリングアプリケーション、製品又はサービスのための推奨エンジン、その他など）；取引アプリケーション３４２８（買いアプリケーション、売りアプリケーション、入札アプリケーション、オークションアプリケーション、逆オークションアプリケーション、ビッド／アスクマッチングアプリケーション、証券取引アプリケーション、商品取引アプリケーション、オプション取引アプリケーション、先物取引アプリケーション、デリバティブ取引アプリケーション、暗号通貨取引アプリケーション、トークン取引アプリケーション、財務又は取引のパフォーマンス、利回り、投資収益率、又はその他の指標を分析するための分析アプリケーション、ブック構築アプリケーション、その他など）；税アプリケーション３４１４（例えば、限定されないが、消費税、所得税、固定資産税、自治体手数料、公害税、再生エネルギークレジット、公害軽減クレジット、付加価値税、輸入関税、輸出関税など、税、賦課金、関税、関税、クレジット、手数料、又はその他の政府課徴金に関するデータ、イベント、ワークフロー、又はその他の要素を管理、計算、報告、最適化、又はその他の方法で処理するためのものなど）；不正防止アプリケーション３４１６（例えば、限定されないが、本人確認アプリケーション、生体認証識別検証アプリケーション、取引パターンベースの不正検知アプリケーション、位置情報ベースの不正検知アプリケーション、ユーザ行動ベースの不正検知アプリケーション、ネットワークアドレスベースの不正検知アプリケーション、ブラックリストアプリケーション、ホワイトリストアプリケーション、コンテンツ検査ベースの不正検知アプリケーション、又はその他の不正検知アプリケーション、金融サービス、アプリケーション又はソリューション３４０９（「金融サービス」と総称されるが、これらに限定されない、ファイナンシャルプランニングサービス、タックスプランニングサービス、ポートフォリオ管理サービス、取引サービス、貸出サービス、銀行サービス、通貨変換サービス、通貨交換サービス、送金サービス、送金サービス、資産管理サービス、遺産計画サービス、投資銀行サービス、商業銀行サービス、外国為替サービス、保険サービス、投資サービス、投資管理サービス、ヘッジファンドサービス、投資信託サービス、ヘッジファンドサービスなど、投資管理サービス、ヘッジファンドサービス、投資信託サービス、カストディサービス、クレジットカードサービス、保管サービス、当座預金サービス、デビットカードサービス、貸出サービス、ＡＴＭサービス、ＥＴＦサービス、電信送金サービス、当座貸越サービス、レポーティングサービス、サーティファイドチェックサービス、公証サービス、キャピタルマーケッツサービス、ブローカーサービス、ブローカーディーラーサービス、プライベートバンキングサービス、保険サービス、保険ブローカーサービス、引受サービス年金サービス、生命保険サービス、健康保険サービス、退職保険サービス、損害保険サービス、金融保険サービス、再保険サービス、仲介サービス、貿易清算機関サービス、プライベートエクイティサービス、ベンチャーキャピタルサービス、エンジェル投資サービス、ファミリーオフィス投資サービス、取引所サービス、決済サービス、銀行間ネットワークサービス、債務解決サービス、又はその他の金融サービス）；セキュリティアプリケーション、ソリューション、又はサービス３４１８（本明細書ではセキュリティアプリケーションと呼ばれ、例えば、限定されないが、上述の不正防止アプリケーション３４１６のいずれか、並びに物理的セキュリティシステム（例えば、アクセス制御システム（バイオメトリックアクセス制御、指紋認証、網膜スキャン、パスワード、及びその他のアクセス制御を使用するなど）、金庫、保管庫、ケージ、セーフルームなど）、監視システム（カメラを使用するなど、監視システム（カメラ、モーションセンサ、赤外線センサ、その他のセンサを使用するものなど）、サイバーセキュリティシステム（ヴィムスの検出と修復、侵入の検出と修復、スパムの検出と修復、フィッシングの検出と修復、ソーシャルエンジニアリングの検出と修復、サイバー攻撃の検出と修復、パケット検査、トラフィック検査、ＤＮＳ攻撃の修復と検出など）、又はその他のセキュリティアプリケーション）；引受アプリケーション３４２０（例えば、限定されないが、あらゆる保険募集、あらゆるローン、又はあらゆる他の取引の引受のためのものであり、本開示全体又は参照により本明細書に組み込まれる文書を通じて指摘されるデータソース、事象、又は実体のいずれかに基づく引受を含む、リスクの可能性及び／又は範囲を検出、特徴付け、又は予測するためのあらゆるアプリケーションを含む）；償還アプリケーション３４２２（限定されないが、トークンにリンクされている、又はトークンを裏付けしている原資産クラス、又はそのメンバーの出力を投資家又は所有者に提供するための分配システムなどであり、出力が財務配当、収益分配、生産設備などであるかどうかに関わらず、本明細書で指摘したリンク又は裏付けの枠組みのいずれかを含むことができる（例えば、トークンを償還権の証拠として使用する、トークンを生産要素のアクセス制御メカニズムとして使用する、トークンの価値をインデックスに結び付ける、など）；不動産アプリケーション３４２４（限定されないが、不動産仲介アプリケーション、不動産評価アプリケーション、不動産投資信託アプリケーション、不動産モーゲージ又は融資アプリケーション、不動産評価アプリケーション、不動産マーケティングアプリケーション、又はその他など）；規制アプリケーション３４２６（価格設定、マーケティング、有価証券の提供、保険の提供、ブローカー又はディーラーの活動の引き受け、データの使用（データプライバシー規制、データの保存に関する規制などを含む）、銀行業務、マーケティング、販売、ファイナンシャルプランニングなどの規制など、本明細書及び本明細書に参考として組み込まれる文書に記載されているアプリケーション、サービス、取引、活動、ワークフロー、イベント、エンティティ、又はその他の項目を規制するためのアプリケーションなど）；プラットフォームが運営するマーケットプレイス３３２７アプリケーション、ソリューション、又はサービス（場合によっては、単にマーケットプレイスアプリケーションと呼ばれる（この用語は、文脈が許す限り、様々なタイプの外部マーケットプレイス３３９０を含むこともある）、例えば、電子商取引マーケットプレイス、オークションマーケットプレイス、現物マーケットプレイス、仮想商品マーケットプレイス、広告マーケットプレイス、逆オークションマーケットプレイス、広告ネットワーク、注目資源マーケットプレイス、エネルギー取引マーケットプレイス、コンピューティング資源マーケットプレイス、ネットワーク資源マーケットプレイス、周波数割り当てマーケットプレイス、インターネット広告マーケットプレイス、テレビ広告マーケットプレイス、印刷広告マーケットプレイス、ラジオ広告マーケットプレイス、ゲーム内広告マーケットプレイス、仮想現実内広告マーケットプレイス、拡張現実内マーケットプレイス、不動産マーケットプレイス、ホスピタリティマーケットプレイス、旅行サービスマーケットプレイス、金融サービスマーケットプレイス、ブロックチェーンベースのマーケットプレイス、暗号通貨マーケットプレイス、トークンベースのマーケットプレイス、ロイヤリティプログラムマーケットプレイス、タイムシェアマーケットプレイス、ライドシェアマーケットプレイス、モビリティマーケットプレイス、交通マーケットプレイス、スペースシェアリングマーケットプレイス、又はその他のマーケットプレイス）；保証アプリケーション３４１７（製品、サービス、提供物、ソリューション、物理的製品、ソフトウェア、サービスレベル、サービス品質、金融商品、負債、担保品目、サービスのパフォーマンス、又はその他の品目に関する保証又は保証のアプリケーションなど）；分析ソリューション３４１９（限定されないが、ビッグデータアプリケーション、ユーザ行動アプリケーション、予測アプリケーション、分類アプリケーション、ダッシュボード、パターン認識アプリケーション、計量経済学アプリケーション、財務利回りアプリケーション、投資収益率アプリケーション、シナリオプランニングアプリケーション、意思決定支援アプリケーションなど、本開示又は参照により本明細書に組み込まれる文書全体を通じて言及されるデータ型、アプリケーション、イベント、ワークフロー、又はエンティティのいずれかに関する分析アプリケーションなど）；価格設定アプリケーション３４２１（例えば、限定されないが、商品、サービス（本開示及び参照により本明細書に組み込まれる文書全体を通じて言及されるものを含む）、アプリケーション（本開示及び参照により本明細書に組み込まれる文書全体を通じて言及されるものを含む）、ソフトウェア、データサービス、保険、仮想商品、広告プレースメント、検索エンジン及びキーワードプレースメント、並びにその他多くのものの価格設定のためのもの；及び、スマートコントラクトアプリケーション、ソリューション、又はサービス（本明細書においてスマートコントラクトアプリケーションと総称されるが、これらに限定されない、本開示又は参照により本明細書に組み込まれる文書において言及されるスマートコントラクトタイプのいずれか、例えば、対価としてトークン又は暗号通貨を使用するスマートコントラクト、権利、オプション、又は権益を付与するスマートコントラクトなど、例えば、トークン又は暗号通貨を対価とするスマートコントラクト、権利、オプション、将来、又は将来の条件に基づく利権を付与するスマートコントラクト、証券、商品、将来、オプション、デリバティブなどのスマートコントラクト、現在又は将来

のリソースのスマートコントラクト、税、規制、又はコンプライアンスパラメータを考慮又は対応するように構成されたスマートコントラクト、裁定取引を実行するように構成されたスマートコントラクト、又はその他多数）。従って、資産裏付けされたトークン化プラットフォーム層３３０２は、共有マイクロサービス、共有データインフラ、及び共有インテリジェンスによって、そのようなサービスの任意の組又はより大きな組合せ又は順列が、同じタイプの孤立したアプリケーションと比較して改善され得るように、広範な異種アプリケーション３３１２（そのような用語は、上記及び他の金融又は取引アプリケーション、サービス、ソリューションなどを含む）間の相互作用を可能にするようにホストすることができる。

【0031】

実施形態において、適応型インテリジェンスシステム層３３０４は、集合的に、資産裏付けされたトークン化プラットフォーム層３３０２におけるアプリケーション３３１２の１つ以上を強化することができるものなど、インテリジェントシステムの調整された開発及び展開を促進するシステム、コンポーネント、サービス、及び他の能力のセットを含むことができる。これらの適応型インテリジェンスシステム層３３０４は、適応型エッジ計算管理ソリューション３４３０、ロボットプロセス自動化システム３４４２、プロトコルアダプタ３４９１のセット、パケット高速化システム３４３４、エッジインテリジェンスシステム３４３８、適応型ネットワーキングシステム３４４０、状態及びイベントマネージャ３４４４のセット、機会採掘部３４４６のセット、人工知能システム３４４８及び他のシステムを含み得る。ロボットプロセス自動化システム３４４２は、様々なアプリケーションから出力及び結果３３２８を取り込むように構成され得る。

【0032】

実施形態では、金融及びトランザクション監視システム層３３０６及びそのデータ収集システム３３１８は、データ収集のための広範囲のシステムを含み得る。この層は、限定するものではないが、以下のようなものを含み得る：リアルタイム監視システム３４６８（ＡＴＭ、ＰＯＳシステム、キオスク、自動販売機などのイベント及びステータス報告システムのような車載監視システム、車両及び機器の車載診断及びテレマティクスシステム、イベントバス、通信ポート、又は他の通信システムを介して診断コード及びイベントを提供するシステムなど）；監視インフラストラクチャー（カメラ、モーションセンサ、ビーコン、ＲＦＩＤシステム、スマート照明システム、資産追跡システム、人物追跡システム、及び取引やその他のイベントが行われる様々な環境に設置された周囲感知システムなど）、並びにポータブル及びモバイルデータコレクタ、ＲＦＩＤ及びその他のタグリーダー、スマートフォン、タブレット、及びデータ収集が可能なその他のモバイルデバイスなどの取り外し可能で交換可能な監視システム）；ソフトウェアインタラクション観察システム３４５０（マウスの動き、タッチパッドインタラクション、マウスのクリック、カーソルの動き、キーボードインタラクション、ナビゲーションアクション、目の動き、指の動き、ジェスチャー、メニュー選択、その他多数、及びＡＰＩを介するなど他のプログラムの結果として発生するソフトウェアインタラクションなど、ソフトウェアユーザインターフェースとユーザのインタラクションに関わるイベントを記録及び追跡するためのものなど）；モバイルデータコレクタ３４５２（本明細書及び参照により組み込まれる文書に広範に記載されるような）、視覚監視システム３４５４（ビデオ及び静止画像システム、ＬＩＤＡＲ、ＩＲ、及びエンティティ３３３０のアイテム、人、材料、コンポーネント、機械、装置、人員、ジェスチャー、表情、位置、構成、及び他の要因又はパラメータを視覚化できる他のシステム、並びにプロセス、作業員の活動などをモニタリングする検査システムを使用するような）；インタラクションのポイントシステム３４７０（ＰＯＳシステム、キオスク、ＡＴＭ、自動販売機、タッチパッド、カメラベースのインタラクション追跡システム、スマートショッピングカート、オンライン及び店舗内自動販売及びコマースシステムのユーザインターフェース、タブレット、及びショッピング及び／又は取引に関与する顧客又は作業者による販売又は他のインタラクションのポイントにおける他のシステムなど）；物理的プロセスインタラクション観察システム３４５８（顧客の物理的活動、取引当事者（取引業者、ベンダー、マーチャント、顧客、交渉者、ブローカーなど）の物理的活動、作業員と他の作業員との物理的相互作用、作業員と機械や装置などの物理的エンティティとの相互作用を追跡するためなど、及び他の物理的エンティティとの物理的エンティティの相互作用は、ビデオ及び静止画像カメラ、動作検知システム（光学センサ、ＬＩＤＡＲ、ＩＲ及び他のセンサセットを含むなど）、ロボット動作追跡システム（人間又は物理的エンティティに取り付けられたシステムの動作の追跡など）及び他の多くのものの使用によるが、これらに限定されない；機械状態監視システム３４６０（クライアント、サーバ、クラウドリソース、ＡＴＭ、キオスク、自動販売機、ＰＯＳシステム、センサ、カメラ、スマートショッピングカート、スマートシェルフ、車両、ロボット、又は他の機械などの機械の状態、状態、動作パラメータ、又は状態の他の尺度のオンボードモニタ及び外部モニタを含む）；金融又は取引環境（限定されないが、オフィス、バックオフィス、店舗、モール、仮想店舗、オンライン環境、ウェブサイト、銀行、又は他の多くのものなど）内又はそれらに関するセンサ及びカメラ３４６２並びに他のＩｏＴデータ収集システム３４６４（オンボードセンサ、センサ又は他のデータ収集器（クリックトラッキングセンサを含む）を含む、環境全体を監視するためのカメラ、特定の機械、プロセス、作業者などのための専用カメラ、ウェアラブルカメラ、ポータブルカメラ、移動ロボット上に配置されたカメラ、スマートフォンやタブレットのようなポータブルデバイスのカメラ、その他多数（本開示全体を通じて、又は参照により本明細書に組み込まれる文書に開示される多数のセンサタイプのいずれかを含む）；屋内位置監視システム３４７２（カメラ、ＩＲシステム、動き検出システム、ビーコン、ＲＦＩＤリーダー、スマート照明システム、三角測量システム、ＲＦ及びその他のスペクトル検出システム、飛行時間システム、ケミカルノーズ及びその他の化学センサセット、並びにその他のセンサを含む）；ユーザフィードバックシステム３４７４（調査システム、タッチパッド、音声ベースのフィードバックシステム、評価システム、表情モニタリングシステム、影響モニタリングシステム、ジェスチャーモニタリングシステムなどを含む）；行動監視システム３４７８（動作、買い物行動、購買行動、クリック行動、詐欺又は欺瞞を示す行動、ユーザインターフェース相互作用、製品返品行動、関心、注意、退屈などを示す行動、気分を示す行動（そわそわする、じっとしている、近づく、姿勢を変えるなど）、及び他の多くのものを監視するためなど）；及び、本開示全体及び参照により本明細書に組み込まれる文書に記載されるものなど、多種多様なモノのインターネット（ＩｏＴ）データコレクタ３４６４のいずれか。

【0033】

金融及び取引エンティティ３３３０は、本開示全体又は参照により本明細書に組み込まれる文書において言及される多種多様な資産、システム、デバイス、機械、施設、個人又は他のエンティティのいずれかを含むことができ、例えば、限定されないが、金融機械３３５２及びそれらのコンポーネント（例えば、自動預け払い機、ＰＯＳ機、自動販売機、キオスク端末、スマートカード対応機、及びその他多数）、金融及び取引プロセス３３５０（貸出プロセス、ソフトウェアプロセス（アプリケーション、プログラム、サービス、及びその他を含む）、生産プロセス、銀行業務プロセス（貸出プロセス、引受プロセス、投資プロセス、及びその他を含む、貸出プロセス、引受プロセス、投資プロセス、その他多数）、金融サービスプロセス、診断プロセス、セキュリティプロセス、安全プロセス、その他多数）、ウェアラブル及びポータブルデバイス３３４８（携帯電話、タブレット、金融アプリケーション専用ポータブルデバイス、データコレクタ（モバイルデータコレクタを含む）、センサベースデバイス、時計、眼鏡、ヒアラブル、頭部装着デバイス、衣服一体型デバイス、腕輪、ブレスレット、首装着デバイス、ＡＲ／ＶＲデバイス、ヘッドフォン、その他多数）；労働者３３４４（銀行員、金融サービス要員、管理者、エンジニア、フロア管理者、金庫員、検査員、配送要員、通貨処理要員、プロセス監督者、セキュリティ要員、安全要員、その他多数）、インタラクションのポイント３３４２（例えば、キオスク、ＡＴＭ、ＰＯＳシステム、レジ、チェックアウトシステム、利用ポイントなど）；及び、資産運用施設３３４０（通貨生産施設、保管施設、金庫、銀行支店、オフィスビル、銀行施設、金融サービス施設、暗号通貨採掘施設、データセンター、取引フロア、高頻度取引業務、その他多数など）であり、これらに限定されないが、とりわけ、保管及び金融サービス施設３３３８（金融サービスの在庫、構成要素、包装材料、商品、製品、機械、設備、その他物品用など）；保険施設３３３４（支店、事務所、保管施設、データセンター、引受業務など）、銀行施設３３３２（商業銀行業務、投資業務、消費者銀行業務、貸出業務、その他多くの銀行業務など）が含まれる。

【0034】

実施形態において、データ記憶層３３１０は、会計データ３３５８、アクセスデータ３３６２、価格設定データ３３６４、資産データ３３２０、労働者データ３３２２、イベントデータ３３２４、引受データ３３６０及びクレームデータ３３５４などのデータを記憶するための様々なシステムを含むことができる。資産データ３３２０は、価格データ、収益データ、利益データ、利回りデータ、賃貸収入データ、生産量データ、タイミングデータ、運用データ（例えば、履歴及び予測生産出力）、状態データ（例えば、健康状態、保守状態、又は運用状態）、ワークフローデータ（資産の過去及び予測活動など）、集計データ又はインデックスデータ、評価データ、格付けデータ（信用格付け、品質格付けなどを含む）、及びその他多くのものを含む、資産クラス又はそのメンバーに関連する広範囲の履歴及び／又は予測経済データ及びその他のデータ及び属性を含み得る。記憶システム層３３１０は、限定されないが、物理ストレージシステム、仮想ストレージシステム、ローカルストレージシステム、分散ストレージシステム、データベース、メモリ、ネットワークベースのストレージ、ネットワーク接続ストレージシステム（ＮＶＭＥ、ストレージ接続ネットワーク、及び他のネットワークストレージシステムを使用するなど）、及び他の多くを含み得る。実施形態において、データ記憶層３３１０は、１つ又は複数の知識グラフ（有向無サイクルグラフ、データマップ、データ階層、リンク及びノードを含むデータクラスタ、自己組織化マップなど）にデータを記憶することができる。実施形態において、データ記憶層３３１０は、本明細書で説明されるエンティティのいずれかを含むエンティティ３３３０の経時的記録を維持するためなど、デジタルスレッド、台帳などにデータを記憶してもよい。実施形態において、データ記憶層３３１０は、仮想資産タグ３４８８を使用し、これを可能にすることができる。仮想資産タグ３４８８は、資産に関連付けられ、アクセス制御を使用するなどして、タグがあたかも資産上に物理的に配置されているかのようにアクセス可能かつ管理可能なデータ構造を含むことができ、データの記憶及び検索が、任意選択でローカルプロセスにリンクされるが、任意選択でリモート検索及び記憶オプションにも開放される。実施形態において、データ記憶層３３１０は、ＩＤデータ、取引データ、エンティティ３３３０のエンティティデータ、価格設定データ、所有権移転データ、スマートコントラクト３４３１による操作のためのデータ、過去の相互作用データなどを記憶するものなどの１つ又は複数のブロックチェーン３４９０を含むことができ、役割ベースであってもよいし、エンティティ３３３０、サービス、又は１つ又は複数のアプリケーション３３１２に関連付けられた資格情報に基づいてもよいアクセス制御を伴うものであってもよい。

【0035】

図２を参照すると、資産ベーストークン化プラットフォーム２００が示されている。資産ベーストークン化プラットフォーム２００は、ユーザが、知的財産からの収益ストリーム、農場、製造生産能力、エネルギー生産設備、及び不動産などの代替資産クラスを含む、１つ又は複数の他の資産クラスにリンクされるか、又はそれらによって裏付けられるものなど、暗号的に安全で取引可能なトークンを設計、開発、シミュレート、配備、監視、及び分析できるようにするための、相互接続されたツール、サービス、及びアプリケーションのセットを含むことができる。通貨建てかその他の単位建て（例えば、エネルギー、注目度（ページビュー、クリック数など））かを問わず、収益又は価値のストリームを生み出す資産クラスは全て、トークン又はトークンのセットにリンク又は関連付けられ、トークンをサポートする裏付け、ユーティリティ、又はリンクを提供することができる。これには、収益の流れ（レンタル、ロイヤルティ、収益分配契約、販売手数料、サービス、その他多数）、評価（証券、債券、通貨、ポイント、トークンなどのインデックスなど）、生産単位（商品、エネルギー、材料、商品など）、サービス（データサービス、物理的サービス、マイクロサービス、ネットワークサービスなど）、行動（注意など）、及びその他への、リンク又は裏付けが含まれ得る。

【0036】

プラットフォーム２００において、ユーザは、トークン（及び類似の他のもの）の特性だけでなく、トークンにリンクされ得るか又はトークンを裏付ける資産クラスの特性を発見することができる。これは、図１及びそれに関連する資産裏付けされたトークン化プラットフォーム３３０２の実施形態に関連して指摘した様々なメカニズムを使用して、公開データソース、専有データソース、履歴データなどからのデータ収集を含むことができる。

【0037】

プラットフォーム２００のインターフェースを使用して、トークン設計者は、一連の目標を満たすように、及び／又は戦略に従うように（例えば、設計者の目標に調整されたリスク／リターンのプロファイルを提供するトークンセット及び／又はアンブレラトークンを設計することによって）トークンセットを構成することができる。設計されたトークンは、他の資産クラスと結びつけるなどしてボラティリティのドライバーをより透明化することができ、（複数の資産クラスの経済的特性をブレンド又は組み合わせるなどして）ボラティリティを緩和又は管理することができ、（トークンセットがポートフォリオ又はファンドのように経済的に動作するように複数の資産クラスと結び付けるなどして）分散及び／又は資産配分の目標を満たすように構成することができる。

【0038】

資産担保トークン化プラットフォーム２００は、トークン設計システム２０４、トークン展開システム２０８、及びトークンマーケットプレイスシステム２１０を含むことができる。トークン設計システムは、指定されたトークン属性プロファイル３２２、指定された資産クラス属性プロファイル３２４、及び資産－トークンリンクフレームワーク３２８を有するトークンをユーザが設計できるようにするためのトークン設計インターフェース３０２を含むことができる。トークン設計システム２０４インターフェースでトークンを構成することは、トークンと代替資産クラス又はそのメンバーとの裏付け又はリンクの性質を選択及び／又は構成することを含む場合がある。このような裏付け又はリンクは、以下のような様々な方法で実施することができる（但し、これらに限定されない）：トークンの価値を、資産クラス又はその中の特定の資産又は価値の流れの経済パラメータのセット（例えば、資産によって生成される収入額、流通市場、貸出市場、保険市場でトークンに付与される評価、基礎となる資産クラス又は構成員に関するインデックスの値、その他多数）にインデックス化する；トークンを、ユニットセット及び／又は価値の流れの特定の部分（例えば、パーセンテージシェア、期間、期間、その他多数）と交換可能にする；トークンを、ユニットセット及び／又は価値の流れの特定の部分（例えば、パーセンテージシェア、期間、期間、その他多数）と交換可能にする；トークンを、ユニットセット及び／又は価値の流れの特定の部分（例えば、パーセンテージシェア、期間、その他多数）と交換可能にする；トークンを、保有者が価値の流れにアクセスするためのアクセス制御メカニズムとして使用すること（例えば、３Ｄプリンターによるユニットの生産を制御する権利）、トークンの価値を決定するルールやアルゴリズムなどを設定すること、不動産トークンの価値を関連する地域の不動産の平均販売価格に基づかせる）、トークンを類似の特性を持つ他のトークン（類似の資産クラス又はそのメンバーと交換可能な他のトークンなど）と比較する、など。上述したように、本開示全体を通じてリンク又は裏付けへの言及は、文脈が特にそうでないことを示す場合を除き、これらのいずれか、又はこれらの組み合わせを包含することを意図している。選択及び構成には、（ドロップダウンメニューなどからの）資産クラスの選択、利用可能な様々なものからのリンクフレームワークの選択、トークンの数の決定、リリースのタイミングの設定、及びその他の属性（償還ルール、リリースのタイミング、取引ルールなど）の構成が含まれる場合がある。このように、トークン設計システムは、少なくとも１つの資産及び／又はその資産クラスの有益な特性に対応するトークン性能表現と、少なくとも１つの資産及び／又はその資産クラスに対応する資産クラス記述とを含むトークンリンク記述を解釈することができる。トークン設計システムはまた、トークンリンク記述及び資産クラス記述に応答して、少なくとも１つの資産クラスリンクトークンを生成することができる。トークン展開システム２０８は、トークンインスタンス２４２、資産インスタンス２５２、資産－トークンリンク２４８、ホストインターフェース２４４、スマートコントラクト２５０、及びブロックチェーン２５４を含むことができる。

【0039】

例えば、トークンシミュレーションシステムにおいて、裏付け又はリンクされた資産クラスに関する過去の経済データ及び予測データに基づいてトークンの動作をシミュレーションする。シミュレーションには、基礎となる資産クラスをカバーするものを含む他のシミュレーションを集約したものなど、アルゴリズムによるシミュレーションが含まれる場合がある。シミュレーションにより、設計者は、起こりそうな事象を予測し、調整することができ、また、起こりそうもない（例えば、「ブラックスワン」）事象に対処するルールを設定することができる。シミュレーションは、シミュレートされたマーケットプレイスだけでなく、実際のマーケットプレイスからのデータ収集を使用することができ、本開示及び参照により本明細書に組み込まれた文書全体を通して指摘された様々な人工知能及び機械学習機能を利用することができる。

【0040】

準備が整うと、トークンは、トークンマーケットプレイスシステム２１０を使用するなどして、トークン市場に展開される可能性があり、このシステムには、市場ローンチのためのシステム２６２、市場追跡及び分析２７４、並びに資産追跡及び分析２７２が含まれる可能性がある。トークンマーケットプレイスシステム２１０は、取引システム２６４、ガバナンスシステム２７０、及び検証システム２６８、又は１つ以上の資産クラスに関連するそのようなシステムの更なる例を更に含むことができる。

【0041】

トークン設計者は、資産ベーストークン化プラットフォーム２００のトークン設計インターフェース３０２と対話し、それらが表す資産クラスに基づいて、提案された資産ベーストークン３１８の属性を設計することができる。トークン設計者は、検証のためにブロックチェーン及びコンセンサスアルゴリズムを選択し、適用可能な場合にはトークノミクスパラメータを設定し、トークンのトランシェを開始するための数量及びタイミングを決定し、開始価格を設定し、取引の統治ルールを作成することなどができる。トークンの設計では、トークンの属性を、アライメントされたタイミング、リスク／リターン曲線など、原資産クラスの属性に合わせて調整することができる。

【0042】

図３を参照すると、トークン設計システム２０４は、提案された資産ベーストークン３１８を定義するためのトークン設計インターフェース３０２（ユーザインターフェースとしても参照される）を含むことができる。トークン設計インターフェース３０２は、トークン属性プロファイルインターフェース３３２、資産クラス属性プロファイルインターフェース３３４、資産－トークンリンクフレームワークプロファイルインターフェース３３８、及びトークンシミュレータインターフェース３４０を含むことができる。トークン属性プロファイルインターフェース３３２は、ユーザ又は設計者が、提案された資産ベーストークン３１８のトークン属性プロファイル３２２を定義する様々なトークン属性３０４を選択することを可能にする。資産クラス属性プロファイルインターフェース３３４は、ユーザ又は設計者が、提案された資産ベーストークン３１８の資産クラス属性プロファイル３２４を定義するために、様々な資産クラス属性３０８を選択することを可能にする。資産－トークンリンクフレームワークプロファイルインターフェース３３８は、ユーザ又は設計者が資産－トークンリンクフレームワーク属性３１０を選択し、資産－トークンリンクフレームワーク３２８を定義することを可能にする。トークンシミュレータインターフェース３４０により、ユーザ又は設計者は、トークンシミュレータ３１２を実行してトークンシミュレータ出力３２０を表示し、提案された資産ベーストークン３１８の性能を予測することができる。

【0043】

トークン設計インターフェース３０２では、ユーザがトークン属性及び資産クラス属性の範囲を確認し、過去の分析データセットに基づいて属性を分析し、資産－トークンリンクフレームワーク属性３１０のセットから選択することを含め、提案された資産ベーストークン３１８の特性を設計し、提案された資産ベーストークン３１８の市場動作をシミュレーションすることができる。これは、トークン属性プロファイル３２２、資産クラス属性プロファイル３２４、及び資産－トークンリンクフレームワーク３２８が、シミュレーションの１つ又は複数の結果に基づいて変更されるため、反復プロセスとなる可能性がある。

【0044】

図１９を参照すると、本発明の別の態様は、トークン設計インターフェース３０２を介してエンゲージ可能な戦略（strategy）エンジン１９０２に関する。実施形態では、戦略エンジン１９０２は、機械学習モデル１９０８のセットを訓練して、トークン設計者が採用するトークン設計戦略のセットに関連する決定１９１８を出力する機械学習システム１９０４を含み、これは任意選択で、資産クラス及び／又はトークンの特徴、属性、パラメータ、及び結果の少なくとも１つから成る訓練データセット１９１０を使用して訓練される。実施形態では、戦略エンジンは、ユーザによって選択及び／又は構成された戦略をサポートするように構成される可能性のある資産クラス属性のセットの決定１９１８の要求１９１４を受信し、資産クラス（及び該当する場合、トークン）に関する推奨アクションが、ユーザによって選択及び／又は構成された戦略を実施するように、資産クラスのセットに関する資産クラス推奨のセット（任意選択で、資産クラスのセットを表す、資産クラスのセットと交換可能である、資産クラスのセットにインデックス付けされる、資産クラスのセットにリンクされる、又はその他の方法で資産クラスのセットに関連付けられるトークンの推奨セットを含む）を生成する、人工知能システム１９１２を含む。戦略は、トークン設計インターフェースで指定したり、シミュレーションインターフェースでシミュレートしたりして、各資産クラス／資産クラストークンと戦略の側面との関連性を表示することができる。戦略のパラメータには、戦略が求める特定の目標（例えば、資本の保全、所望のリスク／リターンのプロファイル、（例えば、定義された目標を達成するための）特定量の価値の蓄積など）を含めることができる。戦略に関連する資産クラスの挙動がシミュレートされる場合があり、資産クラスの推奨及びシミュレーションとトークン属性との関連付けには、過去のパフォーマンスの視覚的表現が含まれる場合がある（トークンのセットの集約的な影響が表現されるように、任意でレイヤ表示され、履歴及び／又は予測ボラティリティ／バランスが表示される）。

【0045】

実施形態では、戦略エンジン１９０２は、以下のような、所定の戦略及び関連する資産クラスのセットを含むことができる：（ｉ）資本保全戦略のための、低いヒストリカルボラティリティ、保証されたリターン、原資産価値への裏付け又はテザリングなどを有する資産クラス、（ｉｉ）高いリターンを求め、高いリスクを受け入れる、より積極的な戦略のための、新興国の債券のような投機的な資産クラスからのリターンを表すトークン、及び（ｉｉｉ）所定のピボットポイント（例えば、価値の閾値レベルが蓄積されるにつれて、ユーザが一定の年齢に達するにつれて、積極的なものから保守的なものへとシフトする、など）を有するものを含む、他の戦略に関連する様々な順列。事前設定及び／又はカスタム戦略は、バイアンドホールド、株式ロング／ショート、クレジットデフォルトスワップ戦略、資産配分、時間間ポートフォリオ選択、ペア取引、スイング取引、スキャルピング、デイトレード、ニュースベース、マーケットタイミング、ソーシャル取引、フロントランニング、チャートベース、コンピュータサイエンスベース、自動化／アルゴリズム、及び前述のハイブリッドや組み合わせなど、利用可能な多くの戦略の中から選択又は設計することができる。カスタム戦略、ハイブリッド戦略、及び複合戦略は、基礎となる戦略をサポートするために必要な異なる側面を表すトークンのセットによってサポートされる場合がある。例えば、ポートフォリオにおける成長株式配分のためのセキュリティトークン、ポートフォリオにおける現在の利回り目標のための知的財産ロイヤリティストリームトークン又は生産利回りトークン、及びトークンの投機的価値蓄積目標のための新興市場の不動産トークンなどである。トークンの各セットは、基礎となる資産クラスの過去の挙動、予測又はシミュレートされた挙動（任意で、挙動を予測するために過去のデータセット上で動作する機械学習又はＡＩを使用する）、資産クラス間の相関関係（例えば、選択されたトークンが、ボラティリティ及び／又は予想されるリターンを増加させる傾向（例えば、２つの資産クラスの補強的な側面又は基礎的な関係を有することによる）、或いは、ボラティリティ及び／又はリターンを減少させる傾向（例えば、資産クラス／トークンがリスクをヘッジする方法で相関する傾向がある場合）の、基礎的な経済関係を有する可能性がある場所を示すために）などの、本明細書で説明する分析インターフェースで表すことができる。

【0046】

実施形態では、戦略エンジン１９０２は、プラットフォーム上のトークン設計者及びトークンの結果の訓練データセット１９１０上など、時間をかけて訓練され、入力された戦略を取り込み、戦略を満たす候補である資産クラスのセットを発見し、資産クラスにリンクされたトークンのセットを選択し、戦略を実行するために、トークン（及び場合によっては他の資産）の取得及び／又は処分の計画を生成し、計画を実行するために（時間をかけて実行可能な）命令のセットを発行することができる。実施形態では、戦略エンジンは、同様の入力及び結果に関するフィードバックを使用して、市場の変化（例えば、トークン又は他の資産の価値の変化）、戦略の変更（事前に計画された変更及び出現した変更を含む）、及び／又は他の要因に基づくなど、トークンのセットを監視及びリバランスするように訓練される場合がある。

【0047】

実施形態では、トークン設計者に対する推奨、及び／又はトークン設計のためにアルゴリズムで生成されたプランは、他の設計者のトークン設計のセット、及び／又は類似の戦略、類似のユーザなどに対して自動的に生成されたトークン設計のセットを操作するなど、協調フィルタリングによって生成された入力のセットを含むことができる。協調フィルタリングのためのコホートの選択は、戦略の類似性属性（例えば、リスク／リワードのプロファイル、目標、タイミング、特定の資産クラスに対する好み、地理、その他多数）、ユーザの類似性属性（例えば、人口統計学的、心理統計学的、好み、場所、年齢、その他要因）などに基づいて行うことができる。一旦コホートが形成されると、推奨は、最も類似したユーザによって好まれている戦略、及び／又は属性が最も類似している戦略に基づいて提供される可能性がある。協調フィルタリングによる推奨は、上述の予測やシミュレーションと同様に、リスク／リターンのプロファイルなどの過去の結果を考慮に入れてもよい。

【0048】

図４を参照すると、トークン属性プロファイル３２２の一部であり得るトークン属性３０４は、メディアタイプ４０２、市場ルール４１０（例えば、トークンがどのように償還され得るか、トークンがシングル又はトランシェでローンチされるかどうか）、プルーフ４０８、トークン設計４１２（例えば、静的又はライブ）、チェーン４０４（例えば、ビットコイン、イーサリアム）などを含み得、資産クラス間で異なり得る。トークン属性３０４は、メディア及び表示プロパティ、取引ルール、ブロックチェーン属性、コンセンサスアルゴリズムの詳細、トークノミクスの詳細、及びトークン処理（トークンのローンチ（例えば、トランシェ単位）、バーニング、償還、交換などを含む）のためのスマートコントラクトオプションを含む場合がある。参照設計のライブラリは、ドロップダウンメニューやドラッグアンドドロップなどによってアクセスすることができ、前例からの新しいトークンの迅速な生成や、異なるトークン属性３０４の選択などを容易にすることができる。

【0049】

ハイブリッド資産トークンは、コモディティ、証券、不動産、知的財産バスケットなど、複数の資産クラスの属性を持つことができる。資産クラス属性３０８は、トークンの資産クラス属性プロファイル３２４の一部であってもよい。資産クラス属性３０８は、識別データ（どのような従来の法的及び市場フレームワークが資産の所有権及び移転を支配しているかなど）、資産クラスに関する履歴データ（価格及び取引量パターン、ボラティリティ、評価推定値、専門家のコメント、格付け、その他多数の表示など、関連する分析データセットへのリンクを含む）、及び／又は資産クラスの動作の予測又はシミュレーションを含む場合がある。図５を参照すると、資産クラス属性３０８は、属性クラス５０２、資産格付け５０４、資産の過去のパフォーマンスに関する情報５０８、資産に関連するあらゆる管理機関５１０、資産の現在の取引メカニズム５１２に関する情報などを含み得る。

【0050】

図６を参照すると、資産－トークンリンクフレームワークプロファイルインターフェース３３８は、資産又はトークンがインデックス６０２（ＤＯＷ、Ｓ＆Ｐなど）で取引される場所、資産タグなどの物理的リンケージ６０４があるか否か、ユーザＩＤ、デジタルウォレット、暗号リンケージ及びリンクなどの資産とトークンとの間のデジタルリンケージ６０８があるか否かなど、ユーザが異なる資産－トークンリンクフレームワーク３２８を選択することを可能にする場合がある。関連するブロックチェーン６１０や、資産とトークンのリンクがどのように検証されるか６１２（ＩｏＴセンサ、生体測定、署名、専門家による認証など）に関するデータやルールがあってもよい。

【0051】

資産－トークンリンクフレームワークプロファイルインターフェース３３８は、暗号リンク（例えば、トークンと別のデジタルアイテムとの間）を介して、オーケストレーションシステム（購入、販売、及び資産クラスに関するその他のアクションが、トークンのアクションに対応するようにオーケストレーションされる場合、及びその逆の場合など）を介して、物理的リンク６０４を介して（資産タグなどを介して）、検証又は認証プロセス（資産クラス上のアクションを記録するセンサ又はカメラが関与する場合など）を介して、或いは、これらの組み合わせやその他のリンクフレームワークなどで、ユーザ（例えば、トークン設計者）が、トークンを資産クラスにどのようにリンクするかを決定できるようにすることができる。実施形態では、ユーザは、トークンリンク記述及び資産クラス記述に応答して、少なくとも１つの資産クラスリンクトークンを生成することができる。

【0052】

トークンシミュレータ３１２により、トークン設計者は、過去の資産クラスの挙動、過去のトークン取引データ、及び一連の経済分析モデル及び／又はトークノミック分析モデルなどに基づいて、提案された資産ベーストークン３１８の市場挙動をシミュレートすることができる。トークンシミュレータインターフェース３４０により、設計者は、提案された資産ベーストークン３１８の市場動作をシミュレートする際にトークンシミュレータ３１２が使用するトークンシミュレータパラメータを選択することができる。図７を参照すると、トークンシミュレータ出力３２０は、トークンのボラティリティ７０２、トークン取引量７０４、トークン価格７０８、合計値７１０、本明細書の他の箇所で説明する償還申請７１２に関する情報などの予測を含む場合がある。償還申請７１２は、トークンが単に基礎となる資産クラス又はそのメンバーにインデックスによってリンクされる場合など、間接的であってもよい。このような場合、スマートコントラクトを定義して、資産クラス又はそのメンバーのインデックス値を取得し、トークンの現在の償還価値（通貨、暗号通貨、他のトークン、ポイント、又は他の額面で表すことができる）を計算することができる。（償還申請７１２又はそのインターフェースにおけるような）償還の信号があると、スマートコントラクトは、その計算を実行し、価値を決定し、その価値を償還ユーザに引き渡すように関連エンティティ（例えば、口座及び／又は決済システム）に指示を送信してもよい。スマートコントラクトは、同様に、償還が完了したらトークンを「焼却」するか、又は他の方法で使用不能にするよう指示することができる。償還は、資金の一部が引き渡され、トークンに関連付けられたスマートコントラクトが将来の償還のために新たな価値を設定するような、部分的なものであってもよい。また、トークンがアクセス制御を表す、又は具現化するような、直接的な償還もあり得る。例えば、トークンを使用して、３Ｄプリンターなどの生産設備へのアクセスを解除することができ、プリンターの生産は、指定された期間、指定された生産ユニット数などでトークン保有者に割り当てられる。これは、エネルギー生産、材料、農産物、製造ラインなど、様々な生産タイプに適用することができる。他の償還と同様に、スマートコントラクトは、インクリメンタル又は部分的な償還を追跡し、完全な償還時にトークンを焼却又は無効にするなど、償還ルールを具体化し、管理することができる。償還はまた、分散型台帳やウォレット等におけるトークンの移転などのアカウント変更をトリガーすることもできる。

【0053】

本明細書で使用される回路は、広義に理解されるべきである。特定の実施形態では、コントローラ、コンポーネント、エンジン、プロセッサなどの用語を有するコンポーネントが、回路の代わりに、及び／又は回路と組み合わせて利用される場合があり、従って、これらの用語は、回路に関して提示されたものと同様の考察を伴って広く理解されるべきである。本明細書で使用される回路は、その選択された動作を実行するように構成されたシステムの相関する側面を含み、論理ゲート、プログラマブル論理回路、インターフェースデバイス（例えば、ネットワーク通信デバイス及び／又は接続ハードウェア）、Ｉ／Ｏデバイス（例えば、マウス、コンピュータなどのユーザ入力デバイス、マウス、キーボード、タッチスクリーン、音声入力、ディスプレイなどのユーザ入力デバイス）、システムによって利用される任意のセンサ、システムによって利用される任意のアクチュエータ、プロセッサ又は処理リソース、コンピュータ可読メモリ、コンピュータ可読メモリに格納されたデータ、システムによってアクセスされるデータ、ＡＰＩインターフェース（例えば、マーケットプレイス、サードパーティサービスなどへの）などを含むことができる。特定の実施形態では、回路の態様は、それによって命令を実行するプロセッサが回路の１つ又は複数の動作を実行するように構成されたコンピュータ可読メモリ上に記憶された命令として具現化され得る。特定の実施形態では、本明細書の特定の説明の文脈で理解されるように、回路は、これらのうちの任意の１つ以上を含み、及び／又はこれらのうちの任意の１つ以上と通信する。本開示では、本明細書の説明を明瞭にするために、各コントローラ、回路、コンポーネント、エンジン、メモリ要素、データ構造などを単一のデバイスとして描いている。所定のコントローラ、回路、コンポーネント、エンジン、メモリ要素、データ構造などは、追加的又は代替的に、全体又は一部が分散されていてもよい。

【0054】

図８を参照すると、資産リンクトークンを作成するための例示的なシステム８００が概略的に描かれている。例示的なシステム８００は、少なくとも図１～図３に関連して規定されるプラットフォーム及び／又はシステムを含む、本開示全体を通じて規定されるような任意のシステム、アセンブリ、コントローラ、コンポーネント、回路などと共に利用され、これらと共に含まれ、及び／又は全体的又は部分的に含まれ得る。加えて、又は代替的に、システム８００及び／又はその態様は、本開示を通じて規定される任意の方法、動作、及び／又は手順を実行するために利用され得る。例示的なシステム８００は、トークン化ユーザインターフェース８０８を実装するトークン化コントローラ８０２、資産担保トークン取引を実装するトークン展開コントローラ８０４、及び資産担保トークン取引システムを実装するトークンマーケットプレイスコントローラ８０６を含む。

【0055】

図９を参照すると、例示的なトークン化コントローラ８０２が概略的に描かれている。例示的なトークン化コントローラ８０２は、トークン化ユーザインターフェース８０８によるユーザ操作に応答してトークン記述９１０を解釈するトークン定義回路９０２と、トークン化ユーザインターフェース８０８によるユーザ操作に応答して資産クラス記述９１２を解釈する資産定義回路９０４と、資産クラス記述９１２に対応する少なくとも１つの資産の有益な特性に対応するトークン性能記述を含むトークンリンク記述９１４を解釈する資産裏付け回路９０６とを含む。例示的な資産裏付け回路９０６は、トークンリンク記述９１４及び資産クラス記述９１２に応答して、少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークン９１６を生成する。

【0056】

特定の実施形態において、トークン記述９１０は、トークン化ユーザインターフェース８０８を利用してトークンを作成するユーザによって設定されるトークンの側面を含み、例えば、トークンの名前又は識別子、トークンと共に利用される説明（例えば、マーケットプレイス上）、トークンの目的などを含む。特定の実施形態では、トークン記述９１０に対するユーザの選択は、プラットフォーム及び／又はトークン化ユーザインターフェース８０８によって制限される場合があり、例えば、トークンの最大又は最小の初期値を制限するため、トークンに関する特定の情報が潜在的な購入者に利用可能になるようにするため（例えば、規制、ポリシー、管理者によって設定される、例えば、規制、ポリシー、プラットフォームの管理者などによって設定される）であり、及び／又は、プラットフォームの管理者によって利用可能にされる選択に制限される可能性がある（例えば、特定のタイプの資産、資産の特定の有益な特性、トークンにリンクできる資産又は資産タイプの限られた総数などに制限される）。

【0057】

特定の実施形態では、資産クラス記述９１２は、裏付け資産又はリンク資産の説明、及び／又はトークンにリンク可能な資産の利用可能な有益な特性を含む。特定の実施形態では、トークンにリンク可能な資産の有益な特性は、資産自体に依存する可能性がある（例えば、不動産ベースの資産は、不動産の賃貸収入、固定資産税、及び／又は保険料徴収へのリンクを可能にする可能性があり、貴金属ベースの資産は、価値、価値のボラティリティ、国、特定の鉱山、世界全体などの生産量、鉱山又は地域の鉱石カットなどの明確な特性へのリンクを可能にする可能性がある）。

【0058】

特定の実施形態では、トークンリンク記述９１４は、裏付け（又はリンク）資産又は資産クラス、資産の量、資産のどの有益な特性がトークンにリンクされているかなどを含む。特定の実施形態では、トークンリンク記述９１４は、トークンを支配するルール、例えば、利用される有益な特性に関連する閾値（例えば、トークンの性能が、インフレ、生産能力、ニュースイベント、作物収量、トークンが作成されてからの経過時間、最初に取得された時間、最後に取引された時間などの外部要因に基づいて調節される場合など）、及び／又はいずれかの要因が選択されたことに応答する資産－トークンリンクの変更を更に含む。特定の実施形態では、資産（及び／又は資産クラス）とトークンとの間の裏付け（又はリンク）は、ハードリンクであってもよく、例えば、トークン性能が、ハード制約（例えば、トークンの所有権が原資産の特定量にリンクされる）及び／又は特定のルール（例えば、トークンの性能が保証される－例えば、元のトークン性能が厳密に有益な特性に従わなかったことに応答して価値が変化する別のリンクされたトークンなど）に起因して、資産又は資産クラスの有益な特性に従う場合などである。特定の実施形態では、資産又は資産クラスとトークンとの間の裏付け（又はリンク）は、ソフトリンクである場合がある。例えば、トークンのリンク及び／又はルールは、トークン性能が有益な特性に従うことが期待されるように構成されているが、実際の運用ではその性能と一致しない場合がある。例えば、金の価値にリンクされたトークンは、代わりに、金の価格に連動する傾向があるが、実際には金の価格に正確には連動しない、他の貴金属や他の資産のバスケットにリンクされることがある。トークンリンク記述９１４の性質は、例えば、適用される規制、プラットフォームの管理者からの方針決定、トークンを作成するユーザによる選択などに応じて、資産クラスリンクされたトークン９１６と共に示されるか、又は示されない場合がある。例えば、マーケットプレイスで提供するために提示された、公表された（published）資産リンクされたトークン１１０８は、どの資産又は資産クラスがトークンにリンクされているか、リンクがハードリンク又は制約リンクであるか、或いはソフトリンクであるか、及び、どの閾値、データ、又はイベントがトークンに適用されるか、及び／又はリンクが時間の経過と共にどのように変化すると予想されるか、又は予定されているか（例えば、バリュートラッキング、ボラティリティトラッキング、リスクトラッキングなどの特性を持つトークンの場合、特定のイベントや指標に関して、時間の経過とともに既知又は計画された方法で変化する）を含み、資産又は資産クラスへのリンクを強制するためにトークンにどのようなルールが適用されるか、についての情報を含み得る。特定の実施形態では、トークンリンク記述９１４は、特定の資産及び／又は資産クラスをトークンに関連付ける。例えば、特定の農場又はホテルの収益ストリームなどであり、これも時間の経過と共に変化する可能性がある（例えば、季節などに基づいてどの農場がリンクされるかを切り替えるなど）。特定の実施形態では、トークンリンク記述９１４は、特定の資産をトークンに関連付けない。例えば、可換資産、資産クラス、及び／又は派生資産（例えば、農場のバスケット、知的財産など）にリンクされたトークンに裏付けられたトークンなどである。特定の実施形態では、トークンリンク記述９１４は、例えば、実際に消費可能な資産（例えば、特定の貯蔵作物、石油などの消費可能な資産）及び／又は論理的な意味で消費可能な資産（例えば、特定の使用回数、ユーザ数、インストール回数などを可能にする知的財産資産）を用いて、全体又は一部が消耗可能である。特定の実施形態では、トークンリンク記述９１４は、例えば、サブスクリプションのグループ（及び／又はサブスクリプションの収益ストリーム）、ライセンスシートの数などを表すトークンなど、時間の経過と共に変化する可能性のある多数の資産又は資産クラスに関連付けられている。

【0059】

図１０を参照すると、例示的なトークンリンク記述９１４が概略的に描かれている。例示的なトークンリンク記述９１４は、リンクされた資産１００６の有益な特性１００４に対応するトークン性能表現１００２を含む。リンクされた資産１００６は、限定するものではないが、本開示を通じて規定されるようなあらゆる種類の資産を含む、あらゆる種類の資産であり得る。例示的かつ非限定的なリンクされた資産１００６としては、以下を含む：貴金属資産（例えば、金、銀、プラチナ、貴金属指数、及び／又は金属の組み合わせ）；資産プレカーサー（pre-cursor）（例えば、植えられた作物、建設中の資産の収益ストリーム、処理前の鉱山から産出された鉱石など）；不換紙幣（例えば、ソブリン通貨ベースの資産）；不動産資産（例えば、不動産資産（例えば、不動産、不動産に関連する収益、不動産の売却又は処分による残余価値など）；金融資産（例えば、金融商品、契約及び／又は契約に関連する収益、及び／又は証券もしくはその他の金融商品に関連する配当など）；証券資産（security asset）（例えば、株式、債券、又は関連する利益もしくはそれによる収益などの担保付商品）；知的財産資産（例えば、著作物のような知的財産の要素に関連する収益、サブスクリプションのグループ及び／又はそれからの収益、著作物、製造命令セットなどの知的財産要素を利用する権利など）；生産資産（例えば、農場からの作物、製造施設の生産物、及び／又はそこから生じる収益）；前述のいずれか１つ以上の受益資産（例えば、特定のイベントの発生、経過時間などに基づく、これらのいずれかに対する偶発的又は残余の権利）；及び／又は、前述のいずれか１つ以上の派生資産（例えば、製造施設グループからの収益のシェア、特定のライセンスの下で製造された資産など、前述のいずれかのパッケージ化及び／又は証券化されたバージョン）。特定の実施形態では、リンクされた資産１００６は、例えば、特定のオブジェクトを製造するためのＩＰライセンスからのライセンス収益のシェアと、特定のオブジェクトの一定数のユニットを製造するためのライセンスとを組み合わせた、これらの組み合わせであってもよい。特定の実施形態では、組み合わされた資産は、類似の性質のものであってもよく、例えば、ライセンスされた種子に関連する収入シェアと、特定の農場の収穫された作物収入とが組み合わされたものであってもよく、異種の性質のものであってもよく、例えば、貴金属資産に関連する資産（又は資産クラス）と、特定の株式からの配当に関連する資産とが組み合わされたものであってもよい。トークンにリンクされた、及び／又はトークンの裏付けとなる類似及び／又は異種の資産を利用することにより、トークン性能表現１００２を有益な特性１００４とは別に調整することが可能になる。例えば、資産クラスリンクされたトークン９１６が、ボラティリティの低い資産の価値に追随し、価値の動きをレバレッジ（又はデレバレッジ）させることなどが可能になる。特定の実施形態では、複数のリンクされた資産１００６の利用により、特定のユーザ又はユーザのクラスに関連する可能性があり、一般的な経済システムではリンクされていない、作物、住宅価格などに影響を与える可能性がある天候イベントの発生などのイベントに対する特定の選択された応答を有するトークンの生成が可能になる。

【0060】

図１１を参照すると、例示的なトークン展開コントローラ８０４が概略的に描かれている。例示的なトークン展開コントローラ８０４は、例えばトークン展開回路９０８によって公開され（exposed）、公表された資産クラスされたリンクトークン１１０８として提供される資産クラスリンクされたトークン９１６に基づいて、公開された資産クラスリンクされたトークンをトークンマーケットプレイスシステム（例えば、トークンマーケットプレイスコントローラ８０６によって運営される）に公表する（publishes）トークン提供コンポーネント１１０２を含む。特定の実施形態では、資産クラスリンクされたトークン９１６は、トークン展開コントローラ８０４の操作がトークン展開回路９０８によって実行される作成時に公表される。特定の実施形態では、例えば、トークンマーケットプレイスの管理者が、トークンが公表される前にトークンを検証及び／又は他の方法で承認することを選択する場合、及び／又は、一部のユーザ及び／又は選択されたユーザグループのみに資産クラスリンクされたトークン９１６を提供することを可能にする公表制御が提供される場合、トークン提供コンポーネント１１０２は、資産クラスリンクされたトークン（複数可）の公表１１０８を実行する。公表された資産クラスリンクされたトークン１１０８は、例えばウェブサイト、ウェブポータル、モバイルアプリケーションなどで運営されるマーケットなどのインターフェースに掲載されてもよく、及び／又は公表された資産クラスリンクされたトークン１１０８は、ブロックチェーン１１１２又は他の所有権及び／又は移転記録システムに記録されてもよく、それによってマーケット及び／又はブロックチェーン１１１２にアクセスできるユーザが利用できるようになる。例示的なトークン展開コントローラ８０４は、例えば、公表された資産クラスされたリンクトークン１１０８を取得するためのユーザ選択に応答して、及び／又は特定の特性（例えば、価格、期待値、ボラティリティ記述（複数可）、流動性記述（複数可）など）を有するトークンを自動的に取得するように設定されたユーザルールに応答して、公表された資産クラスリンクされたトークン１１０８を取得するためにスマートコントラクト１１１０を実行するトークンコントラクトコンポーネント１１０４を含む。特定の実施形態では、スマートコントラクト１１１０は、トークンに関連する条件に当事者（例えば、トークンの作成者及び／又は以前の所有者、並びにトークンの取得者）を拘束することを含め、本開示全体を通じて規定されるような任意の方法で実行する。トークンに関連する条件は、トークン記述９１０の一部として、及び／又はトークンマーケットプレイスの管理者によって適用される条件に従って作成することができる。例示的なトークン展開コントローラ８０４は、実行されたスマートコントラクト１１１０に応答して、公表されたトークン１１０８の取引を記録するトークン記録コンポーネント１１０６を含む。特定の実施形態では、例えば取引がスマートコントラクト１１１０を使用して実行されない場合、トークン記録コンポーネント１１０６の操作は、例えばトークン作成者、買い手、及び／又は売り手のユーザ操作に応答してトークンマーケットプレイスコントローラ８０６から受信した通知又は取引値に基づく、取引が発生したことを示す受信した表示に応答して実行される。

【0061】

図１２を参照すると、例示的なトークンマーケットプレイスコントローラ８０６が概略的に描かれている。例示的なトークンマーケットプレイスコントローラ８０６は、公表された資産クラスリンクされたトークン１１０８を、資産裏付けされたトークン取引システム８００のユーザの少なくとも一部、例えば、全てのユーザ、選択されたユーザ（例えば、積極的に選択されたユーザ、特定のエンティティに関連付けられたユーザ、市場の特定のサブマーケットに関連付けられたユーザなど）、及び／又はルールに基づくユーザの選択（例えば、特定の資産閾値を満たすユーザ、購読ユーザ、検索で特定のキーワードを使用するなど特定の検索を実行するユーザ、及び／又は特定の種類のトークン及び／又は特定の種類の資産又は資産クラスに関連する取引を実行したユーザなど）に利用可能にする、取引システムコンポーネント１２０２を含む。例示的な取引システムコンポーネント１２０２は更に、トークンを検索する、トークンにアクセスする、トークンを発見及び／又は取引のために利用可能にする、トークンを取引のために提供する、及び／又はトークンを購入するための少なくともユーザインタラクション１２０８を含む、公表された資産クラスリンクされたトークン１１０８の取引のためのユーザ入力を（例えば、ユーザインタラクション１２０８として）受け付ける。

【0062】

例示的なトークンマーケットプレイスコントローラ８０６は、トークンの生成、トークンの公表、トークンの提供、トークンの購入、及び／又はトークンの維持の側面を規制し得る操作を含む、資産クラスリンクされたトークン１１０８のガバナンススキーム（複数可）１２０６をサポートする操作を実行する、ガバナンスシステムコンポーネント１２０４を含む。ガバナンススキーム（複数可）１２０６は、トークンに関して実施及び／又は維持される規制コンポーネント（例えば、トークン及び／又はトークンを提供及び／又は購入するエンティティに適用される法律に関して）、ポリシーコンポーネント（例えば、トークンを提供する当事者、取引する当事者、トークンマーケットプレイスの管理者、及び／又はトークンにリンクされた資産又は資産クラスの管理者（上場会社、取引所など）によるポリシーがトークンに関して実施及び／又は維持されるようにするためのもの）を含み得る。特定の実施形態では、適用されるガバナンススキーム（複数可）１２０６は、全体的又は部分的に、特定のトークンにリンクされた資産又は資産クラスの組み合わせ、トークンを提供及び／又は購入するエンティティの性質（例えば、規模、投資家クラス、示された嗜好など）、マーケットプレイスやトランザクションの一側面の管轄地域（例えば、マーケットプレイスの管理者の所在地、マーケットプレイスのサーバの所在地、オファーするエンティティの所在地、購入するエンティティの所在地、及び／又はリンクされた資産及び／又は資産クラスの所在地など）に依存する場合がある。特定のトークンのリンクは時間の経過と共に変化する可能性があり、トークンの関連当事者も時間の経過と共に変化する可能性があるため（例えば、トークンの取引、及び／又はエンティティの売却や合併など、マーケットプレイスから離れた関連当事者の変化による）、トークンに関連するガバナンススキーム（複数可）１２０６も時間の経過と共に変化する可能性がある。特定の実施形態では、ガバナンスシステムコンポーネント１２０４は、資産クラス記述９１２に関連するガバナンススキーム１２０６に応じてトークンリンク記述９１４を調整する、及び／又はトークンリンク記述９１４を確認する（例えば、トークンの属性及び記述が準拠したままであることの確認、及び／又は適切な通知、確認などが完了したことの確認）などの１つ又は複数の操作を実行する。特定の実施形態では、ガバナンスシステムコンポーネント１２０４は、適用されるガバナンススキーム１２０６、及び／又はトークン、関連するエンティティ、トークンとの取引、及び／又はガバナンススキーム１２０６自体の変更（例えば、規制、法律、ポリシーなどの変更）に応じて、エンティティに通知を提供し、トークンを上場又は公表から削除し、及び／又はガバナンス情報をユーザに提供し、及び／又はユーザから確認を得るためにユーザインターフェースを操作することができる。特定の実施形態では、トークンに対する変更、例えば、どの資産又は資産クラスがリンクされるか、及びそれらの混合は、トークン、マーケットプレイス、及びマーケットプレイスのユーザが、適用されるガバナンススキーム１２０６に準拠し続けることを保証するために、ガバナンスシステムコンポーネント１２０４の操作を伴うこともある。

【0063】

本明細書で使用される用語である資産裏付けされたクトークン、資産－裏付けされたトークン、資産クラス裏付けされたトークン、及び／又は資産クラスリンクされたトークンは、広義に理解されるべきである。本開示のトークンは、デジタル財産として保有、取引、又は他の方法で行使することができる暗号的に安全な要素である。トークンは、所有権及びアクセスを管理するための任意のセキュアなデジタルバックボーンを使用して、例えばデジタル証明書又は取引を記録するためのブロックチェーンを使用して、管理、保有、及び／又は取引することができる。特定の実施形態では、トークンは、単一の単位の所有権、複数の単位の所有権、及び／又は単位の共有の所有権を表すことができる。本開示の他の態様を制限することなく、本明細書で利用されるトークンは、暗号通貨資産と同様の方法で動作し、暗号通貨資産であってもよく、及び／又はトークンの裏付け資産又は資産クラスの一部又は全部として、及び／又はトークンとリンクされた資産クラスとして、１つ又は複数の暗号通貨資産を含んでもよい。資産クラスにリンクされたトークンは、本明細書では、資産裏付けされたトークン、資産クラス裏付けされたトークン、資産リンクされたトークン、及び／又は他の同様の用語として参照される場合がある。資産クラスリンクされたトークンは、トークン自体とは異なる別の資産、又は資産クラスの有益な特性を表し、及び／又はそれと連動する。例えば、資産クラスリンクされたトークンは、特定の資産（例えば、特定の農場、生産施設などの識別可能な資産）又は資産クラス（例えば、金、大豆、石油、カリフォルニアの不動産、マンハッタンのダウンタウンの不動産、特定の業界の企業バスケットの純利益など）のリスクプロファイル、ボラティリティ、流動性、価値の軌跡、価値のオフセットプロファイル（例えば、インフレ又は別の動的指標に対する相対的な）などに追随するように生成することができる。特定の実施形態では、識別可能な資産が資産クラスにリンクされたトークンにリンクされている場合でも、識別可能な資産は時間の経過と共に変更される可能性がある。

【0064】

本明細書で使用する有益な特性という用語は、広義に理解されるべきである。有益な特性とは、原資産に依存する特性である。従って、資産（及び／又は資産クラス）の有益な特性に対応する性能を（例えば、トークン性能表現として）有するトークンは、ある意味で、資産及び／又は資産クラスのその特性の性能に追随する性能を有するように作成されたトークンである。例えば、資産の有益な特性が資産価値である場合、その有益な特性に連動する性能を有するように作成されたトークンは、資産価値に追随する価値を有することになる。特定の実施形態では、トークンは、資産又は資産クラスの複数の有益な特性（例えば、資産価値、資産のボラティリティ、資産の流動性など）に対応する性能を有することができ、及び／又は複数の資産又は資産クラスの１つ又は複数の有益な特性に対応する性能を有することができる（例えば、金資産の量の価値に対応する性能を有し、更に生産資産の収益の流れに対応する性能を有するトークン）。本開示の他の態様を制限することなく、有益な特性に対応する性能は、有益な特性に一致する性能（例えば、リンクされた資産の価値が２倍になれば、トークンの価値も２倍になる）、及び／又は有益な特性に相対的に選択された機能を有する性能（例えば、１．５ｘ、２ｘ、０．５ｘなどのように、有益な特性に相対的にスケーリングされるもの；ｘ＋０．５、ｘ－１．０などのように、有益な特性に対してオフセットされるもの；及び／又は、有益な特性自体の値又は性能に応じて、有益な特性とのマッチング、スケーリング、及び／又はオフセットなど、有益な特性に対してより複雑な関係を有するもの－例えば、５％までのリターンを一致させ、及び５％以上のリターンを倍増又は半減するなど異なる機能を利用するものであり、例えば、バリューリターンに基づいてトークンのレバレッジを調整することで、損失を抑える、利益を最大化する、ボラティリティを調整するなど、任意の理由で実行することができる）であってもよい。特定の実施形態では、トークンは、任意の方法でいくつかの有益な特性に対応する性能を有することができ、例えば、分別された性能（例えば、有益な特性Ａのような２５％、有益な特性Ｂのような７５％）、優先順位に基づく性能（例えば、特定の条件下で有益な特性Ａに追従し、他の条件下で有益な特性Ｂに追従する）、及び／又は、重み付け又はコストベースの性能（例えば、有益な特性Ａに関するスコアリング関数、有益な特性Ｂに関する別のスコアリング関数を使用し、トークンの性能が、スコアリング関数からの全体的なスコア値の閾値を最大化、漸進的に改善、及び／又は強制するように調整される）である。

【0065】

これにより、本明細書の実施形態は、独立した価値を有する原資産に基づいてトークンの性能を調整するために利用することができ、原資産の選択された特性に基づいて選択された性能特性を有するトークンを作成し、トークンの所有権及び取引が性能を基礎付け、選択された目的のためにトークンの利点を行使するレバレッジをユーザに与える。本明細書の実施形態により、トークンの作成者、保有者、及びトレーダーは、従来知られている手段を利用して行うことができない多数の実世界での操作を行うことができる。例えば、トークンは、第１の資産の価値に追随し、第２の資産のボラティリティをエミュレートするように構成することができる。別の例では、トークンは、従来知られているシステムでは取引不可能な資産に関連する価値を取引するように構成されてもよく、例えば、資産からの収益ストリームの一部を取引したり、収益ストリームの選択可能な部分（例えば、資産の収益ストリームの静的（例えば、年間１００万ドルを超える金額）又は動的（例えば、純利益８％を超える金額）閾値を超える収益ストリームの金額など）を取引したりするような、より複雑な操作を行うことができる。本明細書の実施形態はまた、資産の側面に付着及び／又は追従するための同様のオプションが、以前は同様の機能を実行するために複数の当事者間で複雑かつ高度に専門化された合意を必要とした場合に、そのようなトークンを作成及び実行するための便利なインターフェースを提供する。本明細書の実施形態はまた、流動性の強化を提供し、当事者が合意条件を交渉することなく、そうでなければ複雑な取り決めに関与して取引することを可能にし、潜在的に資産クラスにリンクされたトークンの取引市場へのアクセスを有するあらゆる当事者を含む多数の当事者が、参入の負担が少なく、取り決めを作成及び維持するコストを削減し、及び／又はトークンの作成、公表、及び取引を容易にすることによってトークンの流動性を向上させて、資産を取引することを可能にする。本明細書の実施形態は、リスクを管理し、十分な規模の投資家プール全体に投資を分配し、及び／又はそれらのプロジェクト、投資、及び／又は取引の取り決めに対する投資に対するリターンの十分な保護及び透明性を提供するために、以前に利用可能であったツールの不足のために、そうでなければ利用不可能であったプロジェクト、投資、及び／又は取引の取り決めの作成及び実行を容易にすることができる構成された取り決めを可能にする、技術的ツールを提供する。

【0066】

図１３を参照すると、例示的な資産クラス記述９１２が概略的に描かれている。資産クラス記述９１２は、トークン化ユーザインターフェース８０８上のユーザエントリに応答して決定され、及び／又はデフォルト値、ガバナンススキーム１２０６に従って決定された値、ユーザによって一般的に示された好み、及び／又はトークン化コントローラ８０２の管理者によって設定されたルールに従って決定された値に応答して更に決定され得る。特定の実施形態では、資産クラス記述９１２の資産又は資産クラスのタイプは、これらのいずれかを調整又は制約するために利用され得る（例えば、特定の資産又は資産クラスをリストすることは、デフォルト値、ルールなどのセットを呼び出す可能性がある）。資産クラス記述９１２は、潜在的にブロックチェーン（例えば、ブロックチェーン１１１２など、トークンのトランザクションを記録するために利用されるブロックチェーンと同じ又は別個のブロックチェーン）などを含むデータ構造に格納されてもよい。特定の実施形態では、資産クラス記述９１２は、ローカルに（例えば、トークンを生成するための操作を実行しているユーザデバイス上に）保存されてもよく、及び／又は、例えば、資産クラス記述９１２が単一のワークフローにおいて公表された資産クラスリンクされたトークン１１０８のために作成及び利用される場合、資産クラス記述９１２がトークンを生成するために利用され、その後破棄される場合など、保存されなくてもよい。特定の実施形態では、資産クラス記述９１２又はその一部は、例えば、複数のセッションにわたってトークンを生成することをサポートするため、及び／又は同じ資産又は資産クラスを使用して別のトークンを生成する際に後で使用するために資産クラス記述９１２の全部又は一部を再利用するために、保存することができる。例示的な資産クラス記述９１２は、代替性（fungible）資産記述（例えば、代替性資産に基づく資産又は資産クラスの場合）、非代替性資産記述（例えば、非代替性資産及び／又は識別可能資産に基づく資産又は資産クラスの場合）、バリューストリーム（例えば、収益の流れへのトークンのリンクを可能にする、資産に関連する資産（時間と共に変化する可能性がある）等）、バリューチェンジ記述（例えば、資産価値が総価値であるか価値の流れであるかを問わず、ベースラインに対する資産価値の変化にトークンをリンクできるようにする）、及び／又は、バリュークラス特徴付け（例えば、コンプライアンス要件は、保管、保守、検査、場所、セキュリティなどに関する場合があり、コンプライアンスを満たさない場合、及び／又は検査結果などのコンプライアンス実績の結果が、資産又は資産クラスの価値に影響を及ぼす場合がある）を含む。

【0067】

図１４を参照すると、例示的な有益な特性１００４が概略的に描かれている。例示的な有益な特性１００４は、トークンの全部又は一部が、リンクされた資産又は資産クラスの選択された特性に依存することを可能にする。例示的かつ非限定的な有益な特性１００４には、以下のうちの１つ以上が含まれる：資産価値、資産リスクプロファイル、資産ボラティリティ（例えば、選択された期間内のバリューチェンジ及び／又はバリューチェンジ変動の傾向、及び／又はこれらの統計的記述であり、売却価値、担保価値、収益ストリーム価値など、資産又は資産クラスの任意の価値次元に対して決定され得る）、資産流動性（例えば、原資産又は資産クラスが売却、購入等される可能性がどの程度あるかの説明で、時間的要因（取引に要すると予想される時間）、価格設定要因（市場価格に対して価格の変動がどの程度予想されるか）、市場規模要因（例えば、１０,０００単位の資産が関与する可能性が高いトークンは、１,０００単位の資産が関与する可能性が高いトークンとは異なる流動性特性を有する可能性がある）。特定の実施形態では、有益な特性１００４は、トークンを生成しているエンティティに依存する場合があり、例えば、ある資産クラスの主要な生産者であるエンティティ（例えば、貴金属採掘会社）が、大量の貴金属資産にリンクされるトークンを生成する場合、その資産クラスの主要な消費者である別のエンティティ（例えば、高品位電気コネクタ会社）とは異なる市場に対する影響（例えば、資産価値、ボラティリティ、流動性などに対する調整として反映される）が期待される場合がある。特定の実施形態では、トークンに関連付けられたトークン性能表現１００２（例えば、図１５を参照）は、例えば、トークンの特定のタイプの保有者のために調整されたトークンの性能で、トークンのターゲット提供者及び／又は取得者を反映することができる。特定の実施形態では、有益な特性１００４は、追加的又は代替的に、資産クラスの価値、資産クラスのリスクプロファイル、資産クラスのボラティリティ、及び／又は資産クラスの流動性を含み得る。

【0068】

図１５を参照すると、例示的なトークン性能表現１００２が概略的に描かれている。特定の実施形態では、トークン性能表現１００２は、トークンの意図された性能（例えば、８％の収益率、ＸＸのボラティリティ指数、ＹＹの流動性指数など）を反映する。特定の実施形態では、トークン性能表現１００２は、トークンの期待される性能を反映する。特定の実施形態では、トークン化ユーザインターフェース８０８と対話するユーザは、これらの両方を利用する。例えば、トークンの意図された性能値を設定し、トークンの期待性能が意図された性能値に一致するか、十分に近くなるまで、リンクされた資産の資産クラス記述９１２及び／又は有益な特性１００４を調整する。特定の実施形態では、トークン化コントローラ８０２は、トークンの意図する性能に基づいて推奨資産及び／又は資産クラスを入力するため、ユーザは意図する性能を達成するために資産及び／又は資産クラスのリンクミックスを調整するのに便利である。特定の実施形態では、トークン性能表現１００２は、トークンが生成、公表、及び／又は取引された後に、例えば本開示全体を通じて説明されるようなルールに従って、資産／資産クラスのリンクミックスを調整するために（例えば、資産裏付け回路９０６によって）利用される。トークン性能表現１００２の例示的かつ非限定的な態様には、トークン価値（例えば、トークンの価値、トークンの価値進行、及び／又は収益率、正味現在価値などの価値説明）、トークンの推定将来価値（例えば、選択された将来時刻、選択された将来時刻の範囲、永続的な価値進行目標などにおける価値パラメータのいずれか）、トークンのリスクプロファイル（例えば、ボラティリティリスク、流動性リスク、総価値損失リスク、最低収益率や最低価値などの閾値に対するリスクなど、選択されたリスクに対する相対的なリスク）、及び／又は、トークンのインデックス記述（例えば、現在又は将来の資産の組み合わせ、投資リターン、流動性、ボラティリティなどの現在又は将来のスコアリングパラメータを追跡するトークン、及び／又は、時間経過と共に、及び／又はイベントに応じて、選択された方法で性能目標を変更するトークンであり、例えば：最初の時点で第１のリターン／リスクのプロファイルを有し、後の時点で第２のリターン／リスクのプロファイルを有する；天候事故や施設の生産開始などの第１のイベント前に第１のリターン／リスクのプロファイルを有し、イベント後に第２のリターン／リスクのプロファイルを有する；最初の時点で第１の資産クラスミックスに連動し、第２の時点で第２の資産クラスミックスに連動するトークン；及び／又はこれらの軌道などである）。

【0069】

図１６を参照すると、資産クラスリンクされたトークンを生成するための例示的な手順１６００が概略的に描かれている。手順１６００の操作は、少なくとも、図１～図３に関連して規定されるプラットフォームの構成要素、及び図８～図９及び図１１～図１２に関連して規定されるコントローラを含む、本明細書に規定される任意の構成要素、コントローラ、回路などによって実行され得る。例示的な手順１６００は、トークン化ユーザインターフェースを実装する操作１６０２と、トークン記述を解釈する操作１６０４と、資産クラス記述を解釈する操作１６０６と、トークンリンク記述を解釈する操作１６０８とを含む。例示的な手順１６００は、トークン記述、資産クラス記述、及び／又はトークンリンク記述に応答して、資産リンクされたトークンを生成する操作１６１０を更に含む。例示的な手順１６００は、資産リンクされたトークンをトークンマーケットプレイスシステムに公開する操作１６１２を更に含み、トークンマーケットプレイスシステムでの取引のために公表（例えば、提供）され得る。

【0070】

図１７を参照すると、資産リンクされたトークンを生成するための例示的な手順１７００が概略的に描かれている。例示的な手順１７００は、手順１６００と同様であるが、資産リンクされたトークンのガバナンススキームを実装するための操作を更に含む。例示的な手順１７００は、ガバナンススキームを解釈する操作１７０２を含み、資産リンクされたトークンを生成する操作１６１０は、ガバナンススキームに応答して更に実行される－例えば、生成されたトークンがガバナンススキームに準拠していることを保証し、及び／又はトークンのライフサイクルにわたってガバナンススキームを実施するためのリンクルールを含む。

【0071】

図１８を参照すると、資産リンクされたトークンを調整する手順１８００の一例が概略的に描かれている。手順１８００の操作は、生成トークン、公表トークン、及び／又は、例えばトークンマーケットプレイスとの操作を通じて、取得エンティティによって既に保有されているトークンに関連して実行することができる。例示的な手順１８００は、トークン性能特性を解釈する操作１８０２と、トークン性能特性に応じて資産リンクされたトークンを調整する（例えば、リンクされた資産又は資産クラスのミックスを調整する）操作１８０４とを含む。

【0072】

様々な実施形態は、多くの異なる貸出ユースケースのために本明細書に開示された多くのコンポーネントに対応する多くのプラットフォームコンポーネントを有するマイクロサービスアーキテクチャを想定している。

【0073】

実施形態では、様々なユースケースには、プラットフォームが、貴金属担保トークン、不換紙幣担保トークン、不動産担保トークン、及びＩＰ担保トークン（大規模ＩＰ保有者向け－特許権、ロイヤルティ、ブランド、パブリシティ権）を含む、トークンを裏付けるための資産クラスにわたる汎用プロバイダであることが含まれる。これらの実施形態では、プラットフォームは、本開示及び参照により本明細書に組み込まれる文書の他の箇所に記載されるように、知識機能のためにブロックチェーンを更に活用することができる。

【0074】

実施形態では、資産裏付けトークンは、発電機又はタービンによって生成されるエネルギーなど、機械又はシステムの特定の生産能力を表すトークンを含み、トークン保有者は、トークンを機械の名目的及び／又は実際の物理的能力の表象として含む、売買、償還、貸出、借用（トークンを担保として使用するなど）、又は他の取引を行うことができる。トークンは、本明細書で言及される他のトークンと同様に、生産量の端数シェアに対するものであってもよく、これは、代替性端数シェアであってもよいし、非代替性端数シェアであってもよい（例えば、特定の生産期間、及び／又は、所定の単位量のエネルギーの生産など、特定の容量量を表すものなど）。生産能力は、エネルギー生産、熱生産、物質生産、商品生産、サービス生産（「アズアサービス」ビジネスモデルなど、機械又はシステムがサービスを生産する場合）、その他多くのものを含む、あらゆる種類の生産を含む可能性がある。

【0075】

実施形態において、本明細書における方法及びシステムは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームを含む。

【0076】

実施形態において、本明細書における方法及びシステムは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームを含み、トークンは、代替資産クラスの特定の単位を表す非代替性トークンである。

【0077】

実施形態において、本明細書の方法及びシステムは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスの量を表す代替性トークンであるような取引を可能にするためのプラットフォームを含む。

【0078】

実施形態において、本明細書における方法及びシステムは、トークンのセットが生成され、トークンが代替資産クラスのインデックス化された価値を表す代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームを含む

【0079】

実施形態において、本明細書における方法及びシステムは、トークンのセット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンのセットが代替資産クラスの単位の小数所有権を表すように、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームを含む。

【0080】

実施形態において、本明細書の方法及びシステムは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームを含み、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの１つ以上である。

【0081】

実施形態において、本明細書における方法及びシステムは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームを含み、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの少なくとも２つの資産の混合資産クラスである。

【0082】

実施形態において、本明細書における方法及びシステムは、トークンのセットが生成され、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームを含み、ターゲットとするリスク／リターンのプロファイルを提供するためにインターフェースのユーザによってブレンドされる代替資産のセットを表すトークンを設計するためのインターフェースのセットを有する。

【0083】

実施形態では、本明細書の方法及びシステムは、トークンのセットが生成され、そのセットのトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームを含み、トークン及びトークンを裏付ける代替資産のパラメータのセットを表すためのデジタルツインシステムを有する。

【0084】

実施形態では、本明細書における方法及びシステムは、トークンのセットが生成され、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームを含み、トークンを裏付ける代替資産に関する情報を自動的に収集するためのデータ収集システムを有する。

【0085】

実施形態において、本明細書における方法及びシステムは、トークンのセットが生成され、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークンを裏付ける代替資産のパラメータを表す尺度のセットを計算及び出力する分析システムを有し、尺度が、価格、価値、ボラティリティ、リスク尺度、取引尺度、将来価格、オプション価格、及びデリバティブ価格のうちの１つ以上を表す。

【0086】

実施形態では、本明細書における方法及びシステムは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームを含み、トークンのパラメータを表す一連の測定値を計算及び出力する分析システムを有し、測定値のセットは、トークン価格、トークン価値、トークンのボラティリティ、トークンの取引速度、トークンの将来価格、トークンのリスク測定値、トークンのデリバティブ価格、及びトークンのオプション価格のうちの１つ以上を含む。

【0087】

実施形態において、本明細書における方法及びシステムは、取引を可能にするためのプラットフォームを含み、特定の資産からのエネルギーのストリームに対するＮＦＴ又は他のトークンを含む。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような、取引を可能にするためのプラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すようなトランザクションを可能にするためのプラットフォームであって、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すようなトランザクションを可能にするためのプラットフォームであって、トークンが代替資産クラスの特定の単位を表す非腐敗性トークンである、プラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークンが代替資産クラスの量を表す代替性トークンである、プラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すようにし、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すようにし、トークンが代替資産クラスのインデックス化された価値を表す、取引を可能にするためのプラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成されて代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンのセットが生成されて代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンのセットが代替資産クラスの単位の小数所有権を表すような取引を可能にするためのプラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるような、プラットフォームであり、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの１つ以上である。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる、プラットフォームであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの少なくとも２つの資産の混合資産クラスである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、目標とするリスク／リターンのプロファイルを提供するためにインターフェースのユーザによってブレンドされる代替資産のセットを表すトークンを設計するためのインターフェースのセットを有する、プラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークン及びトークンを裏付ける代替資産のパラメータのセットを表すためのデジタルツインシステムを有する、プラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークンを裏付ける代替資産に関する情報を自動的に収集するためのデータ収集システムを有する、プラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるプラットフォームであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンを裏付ける代替資産のパラメータを表す尺度のセットを計算及び出力する分析システムを有し、尺度が、価格、価値、ボラティリティ、リスク尺度、取引尺度、将来価格、オプション価格、及びデリバティブ価格のうちの１つ以上を表す。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであり、トークンのパラメータを表す一連の測定値を計算及び出力する分析システムを有し、前記一連の測定値には、トークン価格、トークン価値、トークンのボラティリティ、トークンの取引速度、トークンの将来価格、トークンのリスク測定値、トークンのデリバティブ価格、及びトークンのオプション価格のうちの１つ又は複数が含まれる。

【0088】

実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すようなトランザクションを可能にするためのプラットフォームであり、トークンは、代替資産クラスの特定の単位を表す非腐敗性トークンである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであり、トークンが、代替資産クラスの特定の単位を表す非代替性トークンであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が、代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンが、代替資産クラスの量を表す代替性トークンである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成されて代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスの特定の単位を表す非代替性トークンであり、トークンのセットが生成されて代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスのインデックス化された価値を表すような取引を可能にするためのプラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスの特定の単位を表す非代替性トークンであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンのセットが代替資産クラスの単位の小数所有権を表すような取引を可能にするためのプラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであって、トークンが代替資産クラスの特定の単位を表す非代替性トークンであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるプラットフォームであり、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの１つ以上である。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであって、トークンが代替資産クラスの特定の単位を表す非代替性トークンであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるプラットフォームであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの少なくとも２つの資産の混合資産クラスである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークンが代替資産クラスの特定の単位を表す非腐敗性トークンであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるプラットフォームであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、ターゲティングされたリスク／リターンのプロファイルを提供するためにインターフェースのユーザによってブレンドされる代替資産のセットを表すトークンを設計するためのインターフェースのセットを有する。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであり、ここで、トークンは、代替資産クラスの特定の単位を表す非腐食性トークンであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが生成され、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すトランザクションを可能にするプラットフォームであって、トークン及びトークンを裏付ける代替資産のパラメータのセットを表すためのデジタルツインシステムを有する、プラットフォームが提供される。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであり、トークンが、代替資産クラスの特定の単位を表す非腐食性トークンであり、トークンのセットが生成されて代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンを裏付ける代替資産に関する情報を自動的に収集するためのデータ収集システムを有する。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークンは、代替資産クラスの特定の単位を表す非腐敗性トークンであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるプラットフォームであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンを裏付ける代替資産のパラメータを表す指標のセットを計算及び出力する分析システムを有し、指標が、価格、価値、ボラティリティ、リスク指標、取引指標、将来価格、オプション価格、及びデリバティブ価格のうちの１つ又は複数を表す。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークンは、代替資産クラスの特定の単位を表す非腐敗性トークンであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるプラットフォームであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのパラメータを表す測定値のセットを計算及び出力する分析システムを有し、測定値のセットが、トークン価格、トークン価値、トークンのボラティリティ、トークンの取引速度、トークンの将来価格、トークンのリスク測定値、トークンのデリバティブ価格、及びトークンのオプション価格のうちの１つ以上を含む。

【0089】

実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスの量を表す代替性トークンであるような取引を可能にするためのプラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成されて代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスの量を表す代替性トークンであるような取引を可能にするためのプラットフォームであり、トークンのセットが生成されて代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスのインデックス化された価値を表すような取引を可能にするためのプラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成されて代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスの量を表す代替性トークンであり、トークンのセットが生成されて代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンのセットが代替資産クラスの単位の小数所有権を表すような取引を可能にするためのプラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスの量を表す代替性トークンであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるようなプラットフォームであり、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの１つ以上である。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであり、トークンは代替資産クラスの量を表す代替性トークンであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの少なくとも２つの資産の混合資産クラスである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであって、セット内のトークンの価値は、代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンは、代替資産クラスの量を表す代替性トークンであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、ターゲットとするリスク／リターンのプロファイルを提供するためにインターフェースのユーザによってブレンドされる代替資産のセットを表すトークンを設計するためのインターフェースのセットを有し、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであり、セット内のトークンの価値は、トークンが代替資産クラスの量を表す代替性トークンであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるような代替資産クラスの定義された単位を表す、トークンのセット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークン及びトークンを裏付ける代替資産のパラメータのセットを表すためのデジタルツインシステムを有する。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンが代替資産クラスの量を表す代替性トークンであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークンを裏付ける代替資産に関する情報を自動的に収集するためのデータ収集システムを有する、プラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであって、トークンが代替資産クラスの量を表す代替性トークンであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるプラットフォームであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンを裏付ける代替資産のパラメータを表す指標のセットを計算及び出力する分析システムを有し、指標が、価格、価値、ボラティリティ、リスク指標、取引指標、将来価格、オプション価格、及びデリバティブ価格のうちの１つ又は複数を表す。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであって、セット内のトークンの価値は、代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンは、代替資産クラスの量を表す代替性トークンであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのパラメータを表す一連の測定値を計算及び出力する分析システムを有し、測定値のセットが、トークン価格、トークン価値、トークンのボラティリティ、トークンの取引速度、トークンの将来価格、トークンのリスク測定値、トークンのデリバティブ価格、及びトークンのオプション価格のうちの１つ以上を含む。

【0090】

実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスのインデックス化された価値を表すような取引を可能にするためのプラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成されて代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスのインデックス化された価値を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであり、トークンのセットが生成されて代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンのセットが代替資産クラスの単位の小数所有権を表すような取引を可能にするためのプラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスのインデックス化された価値を表し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるようなプラットフォームであり、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの１つ以上である。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスのインデックス化された価値を表し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるようなプラットフォームであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの少なくとも２つの資産の混合資産クラスである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスのインデックス化された価値を表し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるようなプラットフォームであり、セット内のトークンの値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、ターゲットのリスク／リターンのプロファイルを提供するためにインターフェースのユーザによってブレンドされる代替資産のセットを表すトークンを設計するためのインターフェースのセットを有する。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンが代替資産クラスのインデックス化された価値を表し、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークン及びトークンを裏付ける代替資産のパラメータのセットを表すためのデジタルツインシステムを有する、プラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンが代替資産クラスのインデックス化された価値を表し、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークンを裏付ける代替資産に関する情報を自動的に収集するためのデータ収集システムを有する、プラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンが代替資産クラスのインデックス化された価値を表し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンが代替資産クラスのインデックス化された価値を表し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる、プラットフォームであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンを裏付ける代替資産のパラメータを表す指標のセットを計算及び出力する分析システムを有し、指標が、価格、価値、ボラティリティ、リスク指標、取引指標、将来価格、オプション価格、及びデリバティブ価格のうちの１つ又は複数を表す。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンが代替資産クラスのインデックス化された価値を表し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるような、プラットフォームであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのパラメータを表す指標のセットを計算及び出力する分析システムを有し、指標のセットは、トークン価格、トークン価値、トークンのボラティリティ、トークンの取引速度、トークンの将来価格、トークンのリスク指標、トークンのデリバティブ価格、及びトークンのオプション価格のうちの１つ以上を含む。

【0091】

実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンのセットが代替資産クラスの単位の小数所有権を表すような取引を可能にするためのプラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンのセットが代替資産クラスの単位の小数所有権を表すような、プラットフォームであり、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの１つ以上である。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンのセットが代替資産クラスの単位の小数所有権を表し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの少なくとも２つの資産の混合資産クラスである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンのセットが代替資産クラスの単位の小数所有権を表し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであり、ターゲットとするリスク／リターンのプロファイルを提供するためにインターフェースのユーザによってブレンドされる代替資産のセットを表すトークンを設計するためのインターフェースのセットを有し、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義されたユニットを表すように、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであって、セット内のトークンの価値は、代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンのセットは、代替資産クラスの単位の小数所有権を表し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであり、トークンのセット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義されたユニットを表すように、トークン及びトークンを裏付ける代替資産のパラメータのセットを表すためのデジタルツインシステムを有する。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークンのセットが代替資産クラスの単位の小数所有権を表し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークンを裏付ける代替資産に関する情報を自動的に収集するためのデータ収集システムを有する、プラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンのセットが代替資産クラスの単位の小数所有権を表し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであり、トークンのセット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンを裏付ける代替資産のパラメータを表す指標のセットを計算及び出力する分析システムを有し、指標が、価格、価値、ボラティリティ、リスク指標、取引指標、将来価格、オプション価格、及びデリバティブ価格のうちの１つ又は複数を表す。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表し、トークンのセットが代替資産クラスの単位の小数所有権を表し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのパラメータを表す一連の指標を計算及び出力する分析システムを有し、前記一連の指標は、トークン価格、トークン価値、トークンのボラティリティ、トークンの取引速度、トークンの将来価格、トークンのリスク測定、トークンのデリバティブ価格、及びトークンのオプション価格のうちの１つ以上を含む。

【0092】

実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであり、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの１つ以上である。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであり、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力のうちの１つ以上であり、及び前述のいずれかの将来又は派生物であり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が、代替資産クラスの定義された単位を表すように、代替資産クラスが、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの少なくとも２つの資産の混合資産クラスである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであり、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力のうちの１つ以上であり、及び前述のいずれかの将来又は派生物であり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すようになっており、インターフェースのユーザによってブレンドされる代替資産のセットを表すトークンを設計するためのインターフェースのセットを有し、目標とするリスク／リターンのプロファイルを提供する。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであり、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び将来の生産能力のうちの１つ以上であり、トークンのセットが生成され、トークンのセットのトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが代替資産クラスにリンクされ、トークン及びトークンを裏付ける代替資産のパラメータのセットを表すためのデジタルツインシステムを有する。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであり、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び将来の生産能力のうちの１つ以上であり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンを裏付ける代替資産に関する情報を自動的に収集するためのデータ収集システムを有する。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであり、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力のうちの１つ以上であり、トークンのセットが生成され、トークンのセット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、トークンを裏付ける代替資産のパラメータを表す尺度のセットを計算及び出力する分析システムを有し、尺度が、価格、価値、ボラティリティ、リスク尺度、取引尺度、将来価格、オプション価格、及び派生価格のうちの１つ以上を表す。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであり、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力のうちの１つ以上であり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表す、分析システム、トークンのパラメータを表す一連の測定値を計算及び出力する分析システムを有し、前記一連の測定値には、トークン価格、トークン価値、トークンのボラティリティ、トークンの取引速度、トークンの将来価格、トークンのリスク測定値、トークンのデリバティブ価格、及びトークンのオプション価格のうちの１つ又は複数が含まれる。

【0093】

実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が、代替資産クラスの定義された単位を表すように、代替資産クラスが、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力、及び前述のいずれかの将来又は派生物のうちの少なくとも２つの資産の混合資産クラスである、プラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであって、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力のうちの少なくとも２つの資産の混合資産クラスである、プラットフォームであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すようになっており、インターフェースのユーザによってブレンドされた代替資産のセットを表すトークンを設計するためのインターフェースのセットを有し、目標とするリスク／リターンのプロファイルを提供する。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであり、このセット内のトークンの価値は、代替資産クラスの定義された単位を表し、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力のうちの少なくとも２つの資産のブレンド資産クラスであり、トークンのセットが生成され、トークンのセットのトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが代替資産クラスにリンクされ、トークン及びトークンを裏付ける代替資産のパラメータのセットを表すためのデジタルツインシステムを有する。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力のうちの少なくとも２つの資産の混合資産クラスであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンを裏付ける代替資産に関する情報を自動的に収集するためのデータ収集システムを有する。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであって、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力のうちの少なくとも２つの資産の混合資産クラスである、プラットフォームであり、トークンのセットが生成され、トークンのセット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、トークンを裏付ける代替資産のパラメータを表す尺度のセットを計算及び出力する分析システムを有し、尺度は、価格、価値、ボラティリティ、リスク尺度、取引尺度、将来価格、オプション価格、及び派生価格のうちの１つ以上を表す。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、セット内のトークンの価値は、代替資産クラスの定義された単位を表し、代替資産クラスは、データストリーム、収益ストリーム、エネルギーストリーム、将来の収入ストリーム、将来の生産能力、将来の知的財産能力のうちの少なくとも２つの資産の混合資産クラスであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すようにし、トークンのパラメータを表す一連の測定値を計算及び出力する分析システムを有し、前記一連の測定値には、トークン価格、トークン価値、トークンのボラティリティ、トークンの取引速度、トークンの将来価格、トークンのリスク測定値、トークンのデリバティブ価格、及びトークンのオプション価格のうちの１つ又は複数が含まれる。

【0094】

実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、ターゲットとするリスク／リターンのプロファイルを提供するためにインターフェースのユーザによってブレンドされる代替資産のセットを表すトークンを設計するためのインターフェースのセットを有する、プラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであり、ターゲットとするリスク／リターンのプロファイルを提供するためにインターフェースのユーザによってブレンドされる代替資産のセットを表すトークンを設計するためのインターフェースのセットを有し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであって、トークン及びトークンを裏付ける代替資産のパラメータのセットを表すためのデジタルツインシステムを有する。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであり、ターゲットとするリスク／リターンのプロファイルを提供するためにインターフェースのユーザによってブレンドされる代替資産のセットを表すトークンを設計するためのインターフェースのセットを有し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンを支持する代替資産に関する情報を自動的に収集するためのデータ収集システムを有する。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、インターフェースのユーザによってブレンドされる代替資産のセットを表すトークンを設計するためのインターフェースのセットを有し、目標とするリスク／リターンのプロファイルを提供し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるプラットフォームであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンを裏付ける代替資産のパラメータを表す尺度のセットを計算及び出力する分析システムを有し、尺度が価格、価値、ボラティリティ、リスク尺度、取引尺度、将来価格、オプション価格、及びデリバティブ価格のうちの１つ以上を表す。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような、プラットフォームであり、インターフェースのユーザによってブレンドされる代替資産のセットを表すトークンを設計するためのインターフェースのセットを有し、目標とするリスク／リターンのプロファイルを提供し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるような、プラットフォームであり、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのパラメータを表す測定値のセットを計算及び出力する分析システムを有し、測定値のセットは、トークン価格、トークン価値、トークンのボラティリティ、トークンの取引速度、トークンの将来価格、トークンのリスク測定値、トークンのデリバティブ価格、及びトークンのオプション価格のうちの１つ以上を含む。

【0095】

実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークン及びトークンを裏付ける代替資産のパラメータのセットを表すためのデジタルツインシステムを有するプラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであり、トークン及びトークンを裏付ける代替資産のパラメータのセットを表すためのデジタルツインシステムであって、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表す、デジタルツインシステムと、トークンを裏付ける代替資産に関する情報を自動的に収集するためのデータ収集システムと、を有する。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであって、トークン及びトークンを裏付ける代替資産のパラメータのセットを表すためのデジタルツインシステムを有し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるプラットフォームであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、トークンのセット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンを裏付ける代替資産のパラメータを表す指標のセットを計算及び出力する分析システムを有し、指標が価格、価値、ボラティリティ、リスク指標、取引指標、将来価格、オプション価格、及びデリバティブ価格のうちの１つ以上を表す。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするプラットフォームであって、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークン及びトークンを裏付ける代替資産のパラメータのセットを表すためのデジタルツインシステムを有し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるプラットフォームであり、トークンのセットを生成し、トークンのセットを代替資産クラスにリンクし、トークンのセット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのパラメータを表す指標のセットを計算及び出力する分析システムを有し、指標のセットがトークン価格、トークン価値、トークンのボラティリティ、トークンの取引速度、トークンの将来価格、トークンのリスク指標、トークンのデリバティブ価格、及びトークンのオプション価格のうちの１つ以上を含む。

【0096】

実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークンを裏付ける代替資産に関する情報を自動的に収集するためのデータ収集システムを有する、プラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであって、トークンを裏付ける代替資産に関する情報を自動的に収集するデータ収集システムを有し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるプラットフォームであり、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、トークンのセット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンを裏付ける代替資産のパラメータを表す指標のセットを計算及び出力する分析システムを有し、指標が価格、価値、ボラティリティ、リスク指標、取引指標、将来価格、オプション価格、及びデリバティブ価格のうちの１つ以上を表す。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであって、トークンを裏付ける代替資産に関する情報を自動的に収集するデータ収集システムを有し、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされるプラットフォームであり、トークンのセット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのパラメータを表す指標のセットを計算及び出力する分析システムを有し、指標のセットは、トークン価格、トークン価値、トークンのボラティリティ、トークンの取引速度、トークンの将来価格、トークンのリスク指標、トークンのデリバティブ価格、及びトークンのオプション価格のうちの１つ以上を含む。

【0097】

実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すように、トークンのセットが代替資産クラスにリンクされる取引を可能にするためのプラットフォームであって、トークンを裏付ける代替資産のパラメータを表す尺度のセットを計算及び出力するための分析システムを有し、尺度が、価格、価値、ボラティリティ、リスク尺度、取引尺度、将来価格、オプション価格、及びデリバティブ価格のうちの１つ以上を表す、プラットフォームである。実施形態において、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするプラットフォームであって、トークンを裏付ける代替資産のパラメータを表す指標のセットを計算及び出力する分析システムを有し、指標が価格、価値、ボラティリティ、リスク指標、取引指標、将来価格、オプション価格のうちの１つ以上を表す、プラットフォームであり、トークンのセットが生成され、トークンのセットが代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すようになっており、トークンのパラメータを表す指標のセットを計算及び出力する分析システムを有し、指標のセットがトークン価格、トークン価値、トークンのボラティリティ、トークンの取引速度、トークンの将来価格、トークンのリスク指標、トークンのデリバティブ価格、及びトークンのオプション価格のうちの１つ以上を含む。

【0098】

実施形態では、本明細書で提供されるのは、トークンのセットが生成され、代替資産クラスにリンクされ、セット内のトークンの価値が代替資産クラスの定義された単位を表すような取引を可能にするためのプラットフォームであり、トークンのパラメータを表す一連の測定値を計算及び出力する分析システムを有し、測定値のセットは、トークン価格、トークン価値、トークンのボラティリティ、トークンの取引速度、トークンの将来価格、トークンのリスク測定値、トークンのデリバティブ価格、及びトークンのオプション価格のうちの１つ以上を含む。

【0099】

背景の説明は、単に文脈のために提示されたものであり、必ずしも十分に理解されている、日常的である、又は従来のものであるとは限らない。更に、背景の記載は、何が先行技術として適格であるか否かを認めるものではない。実際、背景説明の一部又は全部は、当該技術分野において未知の、指定された発明者に帰属する著作物である可能性がある。

【0100】

本明細書で説明する特定の操作は、１つ又は複数の値、パラメータ、入力、データ、又は他の情報（「受信データ」）を解釈、受信、及び／又は決定することを含む。データを受信する動作には、限定されないが、ユーザ入力を介してデータを受信すること、任意のタイプのネットワークを介してデータを受信すること、受信デバイスと通信するメモリ位置からデータ値を読み取ること、受信データ値としてデフォルト値を利用すること、受信デバイスが利用可能な他の情報に基づいてデータ値を推定、計算、又は導出すること、及び／又は、後の受信データ値に応答してこれらのいずれかを更新することが含まれる。特定の実施形態では、データ値は、データ値の受信の一部として、第１の操作によって受信され、後に第２の操作によって更新される場合がある。例えば、通信が停止、断続、又は中断している場合、第１の受信動作が実行され、通信が回復したときに更新された受信動作が実行されてもよい。

【0101】

本明細書における操作の特定の論理的グループ化、例えば本開示の方法又は手順は、本開示の態様を説明するために提供される。本明細書において説明される操作は、概略的に説明され、及び／又は描写され、操作は、本明細書の開示と一致する方法で、組み合わされ、分割され、再順序付けされ、追加され、又は削除され得る。操作の説明の文脈は、１つ又は複数の操作の順序を必要とする場合があり、及び／又は１つ又は複数の操作の順序が明示的に開示される場合があるが、操作の順序は、操作の等価な結果を提供するための操作の任意の等価なグループ化が本明細書で特に企図される、広範に理解されるべきであることが理解される。例えば、ある値が１つの操作ステップで使用される場合、値の決定は、ある文脈（例えば、ある効果を達成するための操作のためのデータの時間遅延が重要である場合）ではその操作ステップの前に必要とされるかもしれないが、他の文脈（例えば、操作の前の実行サイクルからの値の使用がそれらの目的のために十分であろう場合）ではその操作ステップの前に必要とされないかもしれない。従って、特定の実施形態では、説明されるような操作の順序及び操作のグループ化が本明細書で明示的に企図され、特定の実施形態では、操作の再順序付け、細分化、及び／又は異なるグループ化が本明細書で明示的に企図される。

【0102】

要素間（例えば、モジュール間、回路素子間、半導体層間など）の物理的（空間的及び／又は電気的など）及び機能的関係は、様々な用語を用いて説明される。「直接」であると明示的に記述されない限り、第１及び第２の要素間の関係が記述される場合、その関係は、（ｉ）第１及び第２の要素間に他の介在要素が存在しない直接的な関係と、（ｉｉ）第１及び第２の要素間に１つ又は複数の介在要素が存在する間接的な関係との両方を包含する。

【0103】

例示的な関係用語には、「隣接」、「送信」、「受信」、「接続」、「係合」、「結合」、「隣接」、「～の次」、「～の上」、「上」、「下」、「隣接」、「配置」などがある。

【0104】

詳細な説明には、例示のための特定の実施例が含まれ、本開示又はその適用可能性を限定するものではない。実施例は、網羅的なリストであることを意図しておらず、代わりに、現在提示され、想定される将来の特許請求の範囲の全範囲を本発明者らが所有していることを単に示すものである。実施例の変形、組み合わせ、及び等価物は、本開示の範囲内である。

【0105】

本明細書中のいかなる文言も、クレームされていない要素が本開示の実施に必須又は重要であることを示すものとして解釈されるべきではない。

【0106】

「例示的」という用語は、単に「例」という意味であり、最良の例や好ましい例を示すものではない。

【0107】

「集合」という用語は、必ずしも空集合を除外しない－言い換えれば、状況によっては、「集合」はゼロ個の要素を持つことがある。つまり、「非空集合」は１つ以上の要素を持たなければならない。

【0108】

「部分集合」という用語は、必ずしも適切な部分集合を必要としない。言い換えると、第１の集合の「部分集合」は、第１の集合と共拡大（等しい）であってもよい。更に、「部分集合」という用語は、必ずしも空集合を排除するものではなく、状況によっては、「部分集合」がゼロ要素を有することもある。

【0109】

「Ａ、Ｂ、Ｃのうちの少なくとも１つ」という表現は、非排他的論理和を用いた論理（Ａ又はＢ又はＣ）を意味するものと解釈されるべきであり、「Ａのうちの少なくとも１つ、Ｂのうちの少なくとも１つ、Ｃのうちの少なくとも１つ」を意味するものと解釈されるべきではない。

【0110】

本開示及び特許請求の範囲を説明する文脈における用語「a」、「an」、「the」、及び類似の参照語の使用は、明示的に又は文脈によって矛盾しない限り、単数形及び複数形の両方を包含する。

【0111】

特に断らない限り、用語「含む（comprising）」、「有する（having）」、「備える（with）」、「含む（including）」、及び「含む（containing）」、並びにそれらの変形は、オープンエンド用語であり、「以下を含むが、これらに限定されない」という意味である。

【0112】

外国及び国内の特許出願及び特許を含め、本開示において言及される各出版物は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。

【0113】

本開示の各実施形態は、特定の特徴を有するものとして上述されているが、本開示の任意の実施形態に関して記載されたそれらの特徴のうちの任意の１つ以上は、その組み合わせが明示的に記載されていない場合であっても、他の実施形態の任意の特徴に実装され、及び／又はそれと組み合わせることができる。言い換えれば、記載された実施形態は相互に排他的ではなく、複数の実施形態の順列は本開示の範囲内にある。

【0114】

本開示の原理を変更することなく、１つ又は複数の要素（例えば、方法内のステップ、命令、アクション、又は操作）を異なる順序で（及び／又は同時に）実行することができる。

【0115】

技術的に不可能でない限り、直列であると説明された要素は、部分的又は完全に並列に実装されてもよい。同様に、技術的に不可能でない限り、並列であると説明された要素は、部分的に又は完全に直列に実装されてもよい。

【0116】

本開示は、クレームされた要素に対応する構造を記述しているが、これらの要素は、「～のための手段」という符号を明示的に使用しない限り、必ずしも手段＋機能の解釈を呼び起こすものではない。

【0117】

図面は、本開示の要素を異なる機能ブロック又はアクションブロックに分割しているが、これらの分割は、例示のためだけである。本開示の原則によれば、別々に描かれた複数のブロックからの一部又は全ての機能を単一の機能ブロックに実装することができるように、機能を他の方法で組み合わせることができる。同様に、単一のブロックに描かれた機能を複数のブロックに分離することができる。

【0118】

相互に排他的であると明示されない限り、異なる図面に描かれた特徴は、本開示の原理と一致するように組み合わせることができる。

【0119】

図面において、参照番号は、同一の要素を識別するために再使用されるか、又は単に類似の機能を実装する要素を識別するために再使用される。

【0120】

指示や方法のステップに番号やその他のラベルを付けるのは、参照に便利なようにするためであり、決まった順序を示すためではない。

【0121】

図面において、矢頭によって示される矢印の方向は、一般に、図示に関心のある情報（データ又は命令など）の流れを示す。例えば、要素Ａと要素Ｂが様々な情報を交換するが、要素Ａから要素Ｂに送信される情報が図示に関連する場合、矢印は要素Ａから要素Ｂを指すことがある。この一方向の矢印は、要素Ｂから要素Ａに他の情報が送信されないことを意味するものではない。

【0122】

別段の指示がない限り、値の範囲の記載は、単に、範囲内に入る各別個の値を個別に参照するための略記として役立つことを意図しており、各別個の値は、あたかも個別に記載されているかのように、本明細書に組み込まれる。
〔専用システム〕

【0123】

専用システムは、ハードウェア及び／又はソフトウェアを含み、装置、方法、又はコンピュータ読み取り可能媒体で説明される場合がある。様々な実施形態において、機能は、ソフトウェアとハードウェアとの間で異なるように配分されてもよい。例えば、ある実施形態では一部の機能がハードウェアによって実装され、別の実施形態ではソフトウェアによって実装される場合がある。更に、ソフトウェアはハードウェア構造によって符号化され、ハードウェアはソフトウェア定義ネットワーキングやソフトウェア定義無線などのようにソフトウェアによって定義される場合がある。

【0124】

特許請求の範囲を含む本願において、モジュールという用語は、専用システムを指す。モジュールは、１つ以上の専用システムによって実装されてもよい。また、１つ又は複数の専用システムは、他のモジュールの一部又は全てを実装してもよい。

【0125】

特許請求の範囲を含む本願において、モジュールという用語は、コントローラ又は回路という用語に置き換えることができる。

【0126】

特許請求の範囲を含む本願において、プラットフォームという用語は、一連の機能を提供する１つ以上のモジュールを指す。

【0127】

特許請求の範囲を含む本願において、システムという用語は、モジュール又は専用システムという用語と互換的に使用される場合がある。

【0128】

専用システムは、オペレータによって指示又は制御される場合がある。専用システムは、オペレータが所有する資産、オペレータがリースする資産、及びサードパーティの資産のうちの１つ以上によってホストされる場合がある。資産は、プライベート、コミュニティ、又はハイブリッドクラウドコンピューティングネットワーク又はクラウドコンピューティング環境と呼ばれることがある。

【0129】

例えば、専用システムは、ソフトウェアアズアサービス（ＳａａＳ）、プラットフォームアズアサービス（ＰａａＳ）、及び／又はインフラストラクチャアズアサービス（ＩａａＳ）を提供するサードパーティによって、部分的又は完全にホストされる可能性がある。

【0130】

専用システムは、アジャイル開発及び運用（ＤｅｖＯｐｓ）の原則を使用して実装されてもよい。実施形態において、専用システムの一部又は全部は、複数環境アーキテクチャで実装されてもよい。例えば、複数の環境は、１つ又は複数の本番環境、１つ又は複数の統合環境、１つ又は複数の開発環境などを含み得る。
〔デバイスの例〕

【0131】

専用システムは、モバイルデバイスを使用して、又はモバイルデバイスによって、部分的又は完全に実装される場合がある。モバイルデバイスの例には、ナビゲーションデバイス、携帯電話、スマートフォン、携帯電話、モバイルパーソナルデジタルアシスタント、パームトップ、ネットブック、ページャー、電子ブックリーダー、タブレット、音楽プレーヤーなどが含まれる。

【0132】

専用システムは、ネットワークデバイスを使用して、又はネットワークデバイスによって、部分的又は完全に実装される場合がある。ネットワークデバイスの例には、スイッチ、ルータ、ファイアウォール、ゲートウェイ、ハブ、基地局、アクセスポイント、リピータ、ヘッドエンド、ユーザ機器、セルサイト、アンテナ、タワーなどが含まれる。

【0133】

専用システムは、様々なフォームファクタ及び他の特性を有するコンピュータを使用して、部分的又は完全に実装される可能性がある。例えば、コンピュータは、パーソナルコンピュータ、サーバ等として特徴付けられる。コンピュータは、ラップトップ、ネットブックなどのように携帯可能であってもよい。コンピュータは、モニタ、ラインプリンタ、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）、発光ダイオード（ＬＥＤ）等の出力装置を有していても有していなくてもよい。コンピュータは、キーボード、マウス、タッチパッド、トラックパッド、コンピュータビジョンシステム、バーコードスキャナ、ボタンアレイなどの入力装置を備えていてもいなくてもよい。コンピュータは、マイクロソフト社のＷＩＮＤＯＷＳ（登録商標）オペレーティングシステム、アップル社のＭＡＣＯＳ（登録商標）オペレーティングシステム、又はＬＩＮＵＸ（登録商標）オペレーティングシステムの変種などの汎用オペレーティングシステムを実行することができる。

【0134】

サーバの例としては、ファイルサーバ、プリントサーバ、ドメインサーバ、インターネットサーバ、イントラネットサーバ、クラウドサーバ、インフラストラクチャアズアサービスサーバ、プラットフォームアズアサービスサーバ、ウェブサーバ、セカンダリーサーバ、ホストサーバ、分散サーバ、フェイルオーバーサーバ、バックアップサーバなどがある。
〔ハードウェア〕

【0135】

ハードウェアという用語は、処理ハードウェア、ストレージハードウェア、ネットワーキングハードウェア、及びその他の汎用コンポーネントや特殊用途コンポーネントのようなコンポーネントを包含する。これらは相互に排他的なカテゴリではないことに留意されたい。例えば、処理ハードウェアは、ストレージハードウェアを統合することができ、その逆も同様である。

【0136】

コンポーネントの例としては、集積回路（ＩＣ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、デジタル回路素子、アナログ回路素子、組合せ論理回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）などのゲートアレイ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、複合プログラマブルロジックデバイス（ＣＰＬＤ）などが挙げられる。

【0137】

ハードウェアの複数のコンポーネントは、単一のダイ上、単一のパッケージ内、又は単一のプリント回路基板若しくはロジック基板上などに集積されてもよい。例えば、ハードウェアの複数のコンポーネントは、システムオンチップとして実装されてもよい。コンポーネント、又は統合されたコンポーネントのセットは、チップ、チップセット、チップレット、又はチップスタックと呼ばれることがある。

【0138】

システムオンチップの例には、無線周波数（ＲＦ）システムオンチップ、人工知能（ＡＩ）システムオンチップ、ビデオ処理システムオンチップ、臓器オンチップ、量子アルゴリズムシステムオンチップなどが含まれる。

【0139】

ハードウェアは、センサからの信号を統合及び／又は受信することができる。センサは、温度、圧力、摩耗、光、湿度、変形、膨張、収縮、たわみ、曲げ、応力、ひずみ、耐荷重、収縮、電力、エネルギー、質量、位置、温度、湿度、圧力、粘度、液体の流れ、化学物質／ガスの存在、音、及び空気の質を含む状態の観察及び測定を可能にすることができる。センサは、電荷結合素子（ＣＣＤ）又は相補型金属酸化膜半導体（ＣＭＯＳ）センサのような、可視及び／又は非可視（熱など）波長の画像及び／又はビデオキャプチャを含むことができる。
〔処理ハードウェア〕

【0140】

処理ハードウェアの例には、中央処理装置（ＣＰＵ）、グラフィックス処理装置（ＧＰＵ）、近似コンピューティングプロセッサ、量子コンピューティングプロセッサ、並列コンピューティングプロセッサ、ニューラルネットワークプロセッサ、信号プロセッサ、デジタルプロセッサ、データプロセッサ、組込みプロセッサ、マイクロプロセッサ、及びコプロセッサが含まれる。コプロセッサは、速度や消費電力など、追加の処理機能及び／又は最適化を提供することができる。コプロセッサの例としては、数学コプロセッサ、グラフィックコプロセッサ、通信コプロセッサ、ビデオコプロセッサ、人工知能（ＡＩ）コプロセッサなどがある。
〔プロセッサアーキテクチャ〕

【0141】

プロセッサは、複数のスレッドの実行を可能にすることができる。これらの複数のスレッドは、異なるプログラムに対応する場合がある。様々な実施形態において、単一のプログラムは、プログラマによって複数のスレッドとして実装されてもよいし、処理ハードウェアによって複数のスレッドに分解されてもよい。スレッドは、プロセッサの性能を高め、アプリケーションの同時動作を容易にするために、同時に実行されてもよい。

【0142】

プロセッサは、パッケージ化された半導体ダイとして実装されてもよい。ダイは、１つ又は複数の処理コアを含み、キャッシュなどの追加の機能ブロックを含んでもよい。様々な実施形態において、プロセッサは、複数のダイによって実装されてもよく、これらのダイは、単一のパッケージに組み合わされてもよく、別々にパッケージ化されてもよい。
〔ネットワークハードウェア〕

【0143】

ネットワークハードウェアは、１つ又は複数のインターフェース回路を含むことができる。いくつかの例では、インターフェース回路は、１つ又は複数のネットワークに直接的又は間接的に接続する有線又は無線インターフェースを実装することができる。ネットワークの例には、セルラーネットワーク、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク（ＷＰＡＮ）、メトロポリタンエリアネットワーク（ＭＡＮ）、及び／又はワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）が含まれる。ネットワークは、ポイントツーポイント技術及びメッシュ技術のうちの１つ以上を含むことができる。ネットワーキングコンポーネントによって送受信されるデータは、同一又は異なるネットワークを横断することがある。ネットワークは、マルチプロトコルラベルスイッチング（ＭＰＬＳ）やバーチャルプライベートネットワーク（ＶＰＮ）などの技術を用いて、ＷＡＮやポイントツーポイントの専用線を介して互いに接続されることがある。

【0144】

セルラーネットワークの例には、ＧＳＭ、ＧＰＲＳ、３Ｇ、４Ｇ、５Ｇ、ＬＴＥ、及びＥＶＤＯが含まれる。セルラーネットワークは、周波数分割多重アクセス（ＦＤＭＡ）ネットワーク又は符号分割多重アクセス（ＣＤＭＡ）ネットワークを使用して実装され得る。

【0145】

ＬＡＮの例としては、米国電気電子技術者協会（ＩＥＥＥ）規格８０２．１１－２０２０（ＷＩＦＩ無線ネットワーキング標準としても知られている）及びＩＥＥＥ規格８０２．３－２０１８（ＥＴＨＥＲＮＥＴ有線ネットワーキング規格としても知られている）がある。

【0146】

ＷＰＡＮの例には、ＺｉｇＢｅｅ（登録商標） ＡｌｌｉａｎｃｅのＺＩＧＢＥＥ（登録商標）規格を含むＩＥＥＥ規格８０２．１５．４が含まれる。ＷＰＡＮの更なる例には、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標） Ｓｐｅｃｉａｌ Ｉｎｔｅｒｅｓｔ Ｇｒｏｕｐ（ＳＩＧ）のコア仕様バージョン３．０、４．０、４．１、４．２、５．０、及び５．１を含むＢＬＵＥＴＯＯＴＨ（登録商標）ワイヤレスネットワーキング規格が含まれる。

【0147】

ＷＡＮは、分散通信システム（ＤＣＳ）とも呼ばれることがある。ＷＡＮの一例はインターネットである。
〔ストレージハードウェア〕

【0148】

ストレージハードウェアは、コンピュータ読み取り可能媒体であるか、又はコンピュータ読み取り可能媒体を含む。本開示で使用するコンピュータ可読媒体という用語は、不揮発性記憶装置と、ダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＲＡＭ）などの揮発性記憶装置との両方を包含する。コンピュータ可読媒体という用語は、媒体（搬送波上など）を伝搬する一過性の電気信号又は電磁信号のみを除外する。従って、本開示におけるコンピュータ可読媒体は、非一過性であり、有形であるとも考えられる。
〔例示〕

【0149】

ストレージハードウェアによって実装されるストレージの例には、データベース（リレーショナルデータベース又はＮｏＳＱＬデータベースなど）、データストア、データレイク、カラムストア、データウェアハウスが含まれる。

【0150】

ストレージハードウェアの例には、不揮発性メモリデバイス、揮発性メモリデバイス、磁気記憶媒体、ストレージエリアネットワーク（ＳＡＮ）、ネットワーク接続ストレージ（ＮＡＳ）、光学記憶媒体、印刷媒体（バーコードや磁気インクなど）、紙媒体（パンチカードや紙テープなど）が含まれる。ストレージハードウェアはキャッシュメモリを含むことがあり、これは処理ハードウェアに併設されることもあれば、統合されることもある。

【0151】

ストレージハードウェアは、読み取り専用、書き込み専用、又は読み取り／書き込みの特性を持つことがある。ストレージハードウェアは、ランダムアクセス又はシーケンシャルアクセスであってもよい。ストレージハードウェアは、ロケーションアドレス指定可能、ファイルアドレス指定可能、及び／又はコンテンツアドレス指定可能である。

【0152】

不揮発性メモリデバイスの例としては、フラッシュメモリ（ＮＡＮＤ及びＮＯＲ技術を含む）、ソリッドステートドライブ（ＳＳＤ）、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ）デバイスなどの消去可能プログラマブル読み取り専用メモリデバイス、及びマスク読み取り専用メモリデバイス（ＲＯＭ）が挙げられる。

【0153】

揮発性メモリデバイスの例には、プロセッサレジスタ、及びスタティックＲＡＭ（ＳＲＡＭ）、ダイナミックＲＡＭ（ＤＲＡＭ）、シンクロナスＤＲＡＭ（ＳＤＲＡＭ）、シンクロナスグラフィックスＲＡＭ（ＳＧＲＡＭ）、及びビデオＲＡＭ（ＶＲＡＭ）などのランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）が含まれる。

【0154】

磁気記憶媒体の例には、アナログ磁気テープ、デジタル磁気テープ、及び回転ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）が含まれる。

【0155】

光記憶媒体の例としては、ＣＤ（ＣＤ－Ｒ、ＣＤ－ＲＷ、又はＣＤ－ＲＯＭなど）、ＤＶＤ、ブルーレイディスク、及びウルトラＨＤブルーレイディスクが挙げられる。

【0156】

ストレージハードウェアによって実装されるストレージの例には、パーミッション付きブロックチェーン又はパーミッションレスブロックチェーンなどの分散台帳が含まれる。

【0157】

ブロックチェーンなどのトランザクションを記録するエンティティは、プルーフオブステーク、プルーフオブワーク、プルーフオブストレージなどのアルゴリズムを使用してコンセンサスに達することができる。

【0158】

本開示の要素は、非代替性トークン（ＮＦＴ）によって表されるか、又は非代替性トークン（ＮＦＴ）として符号化される場合がある。非代替性トークンに関連する所有権は、分散型台帳に記録されるか、又は分散型台帳によって参照される。

【0159】

本開示によって開始された、又は本開示に関連する取引は、不換紙幣及び暗号通貨の一方又は両方を使用することができ、その例にはビットコイン及びエーテルが含まれる。

【0160】

ハードウェアの一部又は全ての機能は、ＩＥＥＥ規格１３６４－２００５（一般に「Ｖｅｒｉｌｏｇ」と呼ばれる）及びＩＥＥＥ規格１０７６－２００８（一般に「ＶＨＤＬ」と呼ばれる）などのハードウェア記述のための言語を使用して定義され得る。ハードウェア記述言語は、ハードウェアの製造及び／又はプログラミングに使用することができる。

【0161】

専用システムは、複数の異なるソフトウェア及びハードウェアエンティティに分散されることがある。専用システム内及び専用システム間の通信は、ネットワーキングハードウェアを使用して実行される場合がある。分散は、実施形態によって異なる可能性があり、時間と共に変化する可能性がある。例えば、分配は需要に基づいて変化してもよく、より高い需要を処理するために追加のハードウェアエンティティ及び／又はソフトウェアエンティティが呼び出される。様々な実施形態において、ロードバランサは、要求を特別目的システムの複数のインスタンスのうちの１つに向けることができる。ハードウェアエンティティ及び／又はソフトウェアエンティティは、物理的に別個であってもよく、及び／又は、仮想化環境などにおいて、いくつかのハードウェア及び／又はソフトウェアを共有してもよい。複数のハードウェアエンティティは、サーバラック、サーバファーム、データセンターなどと呼ばれることがある。
〔ソフトウェア〕

【0162】

ソフトウェアには、機械可読及び／又は実行可能な命令が含まれる。命令は、プログラム、コード、メソッド、ステップ、アクション、ルーチン、関数、ライブラリ、オブジェクト、クラスなどに論理的にグループ化されることがある。ソフトウェアは、ストレージハードウェアによって格納される場合もあれば、他のハードウェアに符号化される場合もある。ソフトウェアは、（ｉ）ＨＴＭＬ（ハイパーテキストマークアップ言語）、ＸＭＬ（拡張可能マークアップ言語）、ＪＳＯＮ（ＪａｖａＳｃｒｉｐｔ Ｏｂｊｅｃｔ Ｎｏｔａｔｉｏｎ）などの解析される記述テキスト、（ｉｉ）アセンブリコード、（ｉｉｉ）コンパイラによってソースコードから生成されるオブジェクトコード、（ｉｖ）インタプリタによる実行のためのソースコード、（ｖ）バイトコード、（ｖｉ）ジャストインタイムコンパイラによるコンパイル及び実行のためのソースコードなどを包含する。例として、ソースコードは、Ｃ、Ｃ＋＋、ＪａｖａＳｃｒｉｐｔ、Ｊａｖａ、Ｐｙｔｈｏｎ、Ｒなどを含む言語の構文を使用して記述される。

【0163】

ソフトウェアにはデータも含まれる。しかし、データと命令は相互に排他的なカテゴリではない。様々な実施形態において、命令は、１つ又は複数のオペレーションにおいてデータとして使用されてもよい。別の例として、命令はデータから導出されてもよい。

【0164】

本開示の機能ブロック及びフローチャート要素は、熟練した技術者又はプログラマのルーチンワークによってソフトウェアに翻訳することができるソフトウェア仕様として機能する。

【0165】

ソフトウェアは、ファームウェア、プロセッサマイクロコード、オペレーティングシステム（ＯＳ）、基本入出力システム（ＢＩＯＳ）、アプリケーションプログラミングインターフェース（ＡＰI）、ダイナミックリンクライブラリ（ＤＬＬ）などのライブラリ、デバイスドライバ、ハイパーバイザ、ユーザアプリケーション、バックグラウンドサービス、バックグラウンドアプリケーションなどを含み、及び／又はこれらに依存し得る。ソフトウェアには、ネイティブアプリケーションとウェブアプリケーションが含まれる。例えば、ウェブアプリケーションは、ハイパーテキストマークアップ言語第５改訂版（ＨＴＭＬ５）を使用して、ブラウザを介してデバイスに提供される場合がある。

【0166】

ソフトウェアは、機械学習又は他の計算知能を含み得る人工知能システムを含み得る。例えば、人工知能は、１つ又は複数の問題ドメインに使用される１つ又は複数のモデルを含むことができる。

【0167】

多くのデータ特徴が提示された場合、問題領域に関連する特徴のサブセットを識別することで、予測精度が向上し、記憶領域が削減され、処理速度が向上する可能性がある。この識別は、特徴エンジニアリングと呼ばれることがある。特徴エンジニアリングは、ユーザによって実行されてもよいし、ユーザによってのみ誘導されてもよい。様々な実装において、機械学習システムは、出力に対する異なる特徴の寄与について特異値分解を実行することなどにより、関連する特徴を計算により特定することができる。

【0168】

モデルの例には、長期短期記憶（ＬＳＴＭ）などのリカレントニューラルネットワーク（ＲＮＮ）、トランスフォーマなどのディープラーニングモデル、決定木、サポートベクターマシン、遺伝的アルゴリズム、ベイジアンネットワーク、及び回帰分析が含まれる。変換器モデルに基づくシステムの例には、変換器からの双方向エンコーダ表現（ＢＥＲＴ）及び生成的事前訓練変換器（ＧＰＴ）が含まれる。

【0169】

機械学習モデルのトレーニングは、教師あり学習（例えば、ラベル付けされた入力データに基づく）、教師なし学習、及び強化学習を含み得る。様々な実施形態において、機械学習モデルは、オペレータ又は第三者によって事前に訓練される場合がある。

【0170】

問題領域には、構造化データが収集され得るほぼ全ての状況が含まれ、自然言語処理（ＮＬＰ）、コンピュータビジョン（ＣＶ）、分類、画像認識などが含まれる。
〔アーキテクチャ〕

【0171】

ソフトウェアの一部又は全部は、ハードウェア上で直接実行するのではなく、仮想環境で実行してもよい。仮想環境には、ハイパーバイザ、エミュレータ、サンドボックス、コンテナエンジンなどが含まれる。ソフトウェアは、仮想マシン、コンテナなどとして構築することができる。仮想化リソースは、例えば、ＤＯＣＫＥＲコンテナプラットフォーム、ピボットクラウドファウンドリ（ＰＣＦ）プラットフォームなどを使用して制御することができる。

【0172】

クライアントサーバモデルでは、ソフトウェアの一部は、機能的にサーバとして識別される第１のハードウェア上で実行され、ソフトウェアの他の一部は、機能的にクライアントとして識別される第２のハードウェア上で実行される。クライアントとサーバの同一性は固定されておらず、一部の機能では第１のハードウェアがサーバとして動作し、他の機能では第１のハードウェアがクライアントとして動作する場合がある。異なる実施形態及び異なるシナリオにおいて、機能は、クライアントとサーバとの間で移行することができる。ある動的な例では、第２のハードウェアの能力が低い場合、通常は第２のハードウェアによって実行されるいくつかの機能が、第１のハードウェアにシフトされる。様々な実施形態において、「クライアント」の代わりに「ローカル」という用語が使用されることがあり、「サーバ」の代わりに「リモート」という用語が使用されることがある。

【0173】

ソフトウェアの一部又は全部は、論理的にマイクロサービスに分割されることがある。各マイクロサービスは、機能の縮小されたサブセットを提供する。様々な実施形態において、各マイクロサービスは、より多くのリソースをマイクロサービスに割くことによって、又はより多くのマイクロサービスのインスタンスをインスタンス化することによって、負荷に応じて独立してスケーリングされ得る。様々な実施形態において、１つ又は複数のマイクロサービスによって提供される機能は、互いに、及び／又はマイクロサービスモデルに準拠していない他のソフトウェアと組み合わされてもよい。

【0174】

ソフトウェアの一部又は全部は、論理的に層状に配置されることがある。層アーキテクチャでは、第２の層を第１の層と第３の層の間に論理的に配置することができる。第１の層と第３の層は、一般に第２の層と相互作用し、互いに作用しない。様々な実施形態において、これは厳密には強制されない。つまり、第１の層と第３層の間で、いくつかの直接的な通信が発生する可能性がある。

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【図8】

【図9】

【図10】

【図11】

【図12】

【図13】

【図14】

【図15】

【図16】

【図17】

【図18】

【図19】

【手続補正書】

【提出日】2023-11-29

【手続補正1】

【補正対象書類名】特許請求の範囲

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正の内容】

【特許請求の範囲】

【請求項1】

トークン化ユーザインターフェースを実装すること、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作に応じて、トークン記述を解釈すること、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作に応じて、資産クラス記述を解釈すること、
トークン性能を示すトークンリンク記述を解釈することであって、前記トークン性能が、前記資産クラス記述に対応する資産クラスの少なくとも１つの資産の、少なくとも１つの有益な特性に基づくものであり、前記少なくとも１つの有益な特性が、前記少なくとも１つの資産の現在及び／又は将来の市場価値以外の、前記トークン性能を向上させる前記少なくとも１つの資産の少なくとも１つの特徴を示すこと、
前記トークンリンク記述及び前記資産クラス記述に応じて、少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成すること、及び、
前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを、トークンマーケットプレイスシステムに公開すること、を含むことを特徴とする方法。

【請求項2】

前記資産クラス記述に関連するガバナンススキームを解釈すること、及び、
前記ガバナンススキームに応じて、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを更に生成すること、を更に含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項3】

前記資産クラス記述は、
代替性資産クラス記述、非代替性資産クラス記述、前記資産クラス記述に対応する資産クラスに関連するバリューストリーム、前記資産クラス記述に対応する資産クラスに関連するバリューチェンジ記述、或いは、前記資産クラス記述に対応する資産クラスに関連するバリュークラス特徴付け、
のうちの少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項4】

前記資産クラス記述は、
貴金属資産クラス、資産プレカーサー、不換紙幣資産クラス、不動産資産クラス、金融資産クラス、証券資産クラス、知的財産資産クラス、生産資産クラス、前述のうちの少なくとも１つの受益資産、前述のうちの少なくとも１つの派生資産、或いは、前述のうちの少なくとも２つの複合資産、
のうちの少なくとも１つに対応する記述を含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項5】

前記少なくとも１つの資産の前記少なくとも１つの有益な特性は、
前記少なくとも１つの資産のリスクプロファイル、前記資産クラスのリスクプロファイル、前記少なくとも１つの資産のボラティリティ、前記資産クラスのボラティリティ、前記少なくとも１つの資産の流動性、或いは、前記資産クラスの流動性、
のうちの少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項6】

前記トークン記述を解釈することは、トークン性能特性を更に含み、該トークン性能特性が、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンの前記少なくとも１つの有益な特性に基づくものであり、
前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成することは、更に前記トークン性能特性に応じたものであることを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項7】

前記トークン性能特性は、
トークンの価値、トークンの推定される将来の価値、トークンのボラティリティ、トークンのリスクプロファイル、或いは、トークンのインデックス記述、
のうちの少なくとも１つを更に含むことを特徴とする請求項６記載の方法。

【請求項8】

前記トークン性能は、少なくとも１つのリンクルールを含み、
本方法は更に、前記少なくとも１つのリンクルールに応じて、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを調整すること、を含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項9】

トークン化ユーザインターフェースを実装するように構成されたトークン化コントローラを含み、該トークン化コントローラは、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作に応じて、トークン記述を解釈するように構成されたトークン定義回路と、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作に応じて、資産クラス記述を解釈するように構成された資産定義回路と、
トークン性能を示すトークンリンク記述を解釈し、前記トークンリンク記述及び前記資産クラス記述に応じて、少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成するように構成された資産裏付け回路であって、前記トークン性能が、前記資産クラス記述に対応する資産クラスの少なくとも１つの資産の、少なくとも１つの有益な特性に基づくものであり、前記少なくとも１つの有益な特性が、前記少なくとも１つの資産の現在及び／又は将来の市場価値以外の、前記トークン性能を向上させる前記少なくとも１つの資産の少なくとも１つの特徴を示す、前記資産裏付け回路と、
前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを、トークンマーケットプレイスシステムに公開するように構成されたトークン展開回路と、を含むことを特徴とする装置。

【請求項10】

前記資産定義回路は、前記資産クラス記述に関連するガバナンススキームを解釈するように更に構成され、
前記資産裏付け回路は、更に前記ガバナンススキームに応じて、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成するように更に構成されることを特徴とする請求項９記載の装置。

【請求項11】

前記資産クラス記述は、
代替性資産クラス記述、非代替性資産クラス記述、前記資産クラス記述に対応する資産クラスに関連するバリューストリーム、前記資産クラス記述に対応する資産クラスに関連するバリューチェンジ記述、或いは、前記資産クラス記述に対応する資産クラスに関連するバリュークラス特徴付け、
のうちの少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項９記載の装置。

【請求項12】

前記資産クラス記述は、
貴金属資産クラス、資産プレカーサー、不換紙幣、不動産資産クラス、金融資産クラス、証券資産クラス、知的財産資産クラス、生産資産クラス、農業資産クラス、前述のうちの少なくとも１つの受益資産、前述のうちの少なくとも１つの派生資産、或いは、前述のうちの少なくとも２つの複合資産、
のうちの少なくとも１つに対応する記述を含むことを特徴とする請求項９記載の装置。

【請求項13】

前記少なくとも１つの資産の前記少なくとも１つの有益な特性は、
前記少なくとも１つの資産のリスクプロファイル、前記資産クラスのリスクプロファイル、前記少なくとも１つの資産のボラティリティ、前記資産クラスのボラティリティ、前記少なくとも１つの資産の流動性、或いは、前記資産クラスの流動性、
のうちの少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項９記載の装置。

【請求項14】

前記トークン記述は、トークン性能特性を更に含み、該トークン性能特性が、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンの前記少なくとも１つの有益な特性に基づいており、
前記資産裏付け回路は、前記トークン性能特性に応じて少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成するように、更に構成されていることを特徴とする請求項９記載の装置。

【請求項15】

前記トークン性能特性は、
トークンの価値、トークンの推定される将来の価値、トークンのリスクプロファイル、或いは、トークンのインデックス記述、
のうち少なくとも１つを更に含むことを特徴とする請求項１４記載の装置。

【請求項16】

前記トークンリンク記述は、少なくとも１つのリンクルールを含み、
前記トークン展開回路は、前記少なくとも１つのリンクルールに応じて、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを調整するように、更に構成されていることを特徴とする請求項９記載の装置。

【請求項17】

トークン化ユーザインターフェースを実装するように構成されたトークン化コントローラを含むシステムであって、
前記トークン化コントローラは、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作に応じて、トークン記述を解釈するように構成されたトークン定義回路と、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作に応じて、資産クラス記述を解釈するように構成された資産定義回路と、
トークン性能を示すトークンリンク記述を解釈し、前記トークンリンク記述及び前記資産クラス記述に応じて、少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成するように構成された資産裏付け回路であって、前記トークン性能が、前記資産クラス記述に対応する資産クラスの少なくとも１つの資産の、少なくとも１つの有益な特性に基づくものであり、前記少なくとも１つの有益な特性が、前記少なくとも１つの資産の現在及び／又は将来の市場価値以外の、前記トークン性能を向上させる前記少なくとも１つの資産の少なくとも１つの特徴を示す、前記資産裏付け回路と、
前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを、トークンマーケットプレイスシステムに公開するように構成されたトークン展開回路と、を含み、
前記システムは、資産クラス裏付けされたトークントランザクションを実装するように構成されたトークン展開コントローラを更に含み、
該トークン展開コントローラは、
前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを前記トークンマーケットプレイスシステムに公表するように構成されたトークン提供コンポーネントと、
前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを取得するためのスマートコントラクトを実行するように構成されたトークンコントラクトコンポーネントと、
前記スマートコントラクトの実行に応じて、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンのトランザクションを記録するように構成されたトークン記録コンポーネントと、を含むことを特徴とするシステム。

【請求項18】

資産クラス裏付けされたトークン取引システムを実装するように構成されたトークンマーケットプレイスコントローラを更に含み、
該トークンマーケットプレイスコントローラは、
前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを、前記資産クラス裏付けされたトークン取引システムのユーザの少なくとも一部が利用できるようにし、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンのトランザクションのためのユーザ入力を受け付けるように構成された、取引システムコンポーネントを含むことを特徴とする請求項１７記載のシステム。

【請求項19】

前記トークンマーケットプレイスコントローラは、前記資産クラス記述に関連するガバナンススキームに応じて前記トークンリンク記述を調整すること、又は前記資産クラス記述に関連する前記ガバナンススキームに応じて前記トークンリンク記述を確認すること、のうちの少なくとも１つを実行するように構成されたガバナンスシステムコンポーネントを更に含むことを特徴とする請求項１８記載のシステム。

【請求項20】

前記トークン記録コンポーネントは、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンのトランザクションをブロックチェーン上に記録するように、更に構成されることを特徴とする請求項１８記載のシステム。

【請求項21】

前記少なくとも１つの資産の前記少なくとも１つの有益な特性は、
前記少なくとも１つの資産のリスクプロファイル、前記資産クラスのリスクプロファイル、前記少なくとも１つの資産のボラティリティ、前記資産クラスのボラティリティ、前記少なくとも１つの資産の流動性、或いは、前記資産クラスの流動性、
のうちの少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項１８記載のシステム。

【請求項22】

前記トークン性能は、前記トークン性能の第１の特徴を増加させる第１の少なくとも１つの資産の有益な特性と、前記トークン性能の第２の特徴を増加させる第２の少なくとも１つの資産の有益な特性と、に基づくものであり、
前記第１の少なくとも１つの資産の前記有益な特性は、前記第２の少なくとも１つの資産の前記有益な特性とは異なり、
前記第１の少なくとも１つの資産の前記有益な特性によって増加する前記トークン性能の前記第１の特徴は、前記第２の少なくとも１つの資産の前記有益な特性によって増加する前記トークン性能の前記第２の特徴とは異なることを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項23】

第１の少なくとも１つの資産の特徴は、前記トークン性能の特徴の減少を引き起こし、
第２の少なくとも１つの資産の有益な特性は、前記トークン性能の前記特徴を増加させると共に、前記第１の少なくとも１つの資産による前記トークン性能の前記特徴の減少を少なくとも部分的にオフセットする、前記第２の少なくとも１つの資産の少なくとも１つの特徴を示すことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項24】

前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成することは、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作を介して、前記資産クラス記述を受信すること、及び、
前記資産クラス記述に基づいて、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンに、少なくとも１つの推奨資産を入力することであって、前記少なくとも１つの推奨資産が、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンの前記トークン性能を向上させる前記少なくとも１つの資産の少なくとも１つの特徴を示す前記少なくとも１つの有益な特性に基づくこと、を更に含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項25】

前記トークン化ユーザインターフェースを介して、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンのトークン性能記述を表示することであって、前記トークン性能記述が、前記少なくとも１つの資産の現在及び／又は将来の市場価値以外の、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンの前記トークン性能を向上させる、前記少なくとも１つの資産の前記少なくとも１つの特徴の有益な特性の記述を含むこと、を更に含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項26】

前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成することは、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作を介して、前記資産クラスの前記少なくとも１つの資産の前記少なくとも１つの有益な特性を受信すること、及び、
前記資産クラス記述に基づいて、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンに、少なくとも１つの推奨資産を入力することであって、前記少なくとも１つの推奨資産が、前記トークン化ユーザインターフェースでの前記ユーザ操作を介して受信した前記少なくとも１つの有益な特性に従って、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンの前記トークン性能を向上させる、前記少なくとも１つの推奨資産の少なくとも１つの特徴に基づくこと、を更に含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項27】

前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成することは、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作を介して、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンにリンクされる少なくとも１つの資産の資産記述を受信すること、
前記資産記述に対応する前記少なくとも１つの資産を決定すること、
前記少なくとも１つの資産の少なくとも１つの特徴に基づいて、少なくとも１つの有益な特性を決定すること、及び、
前記少なくとも１つの有益な特性に基づいて、前記トークン性能を決定すること、を更に含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項28】

前記少なくとも１つの有益な特性は、
前記トークン性能と前記少なくとも１つの資産の前記少なくとも１つの特徴の実際の値との間のハードリンク、或いは、
前記トークン性能と前記少なくとも１つの資産の前記少なくとも１つの特徴の期待値との間のソフトリンク、のうちの少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項２７記載の方法。

【請求項29】

前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成することは、
前記トークン化ユーザインターフェースでのユーザ操作を介して、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンの意図された性能値を受信すること、及び、
前記資産クラス記述に基づいて、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンに、少なくとも１つの推奨資産を入力することであって、前記少なくとも１つの推奨資産が、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンの前記意図された性能値に基づくこと、を更に含むことを特徴とする請求項１記載の方法。

【請求項30】

前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンを生成することは、
前記少なくとも１つの推奨資産に基づいて、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンの予測された性能値と、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンの前記意図された性能値との比較を実行すること、及び、
前記トークン化ユーザインターフェースを介して、前記予測された性能値と前記意図された性能値との比較の記述を提示すること、を更に含み、
前記トークン化ユーザインターフェースは、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンの前記予測された性能値が、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンの前記意図された性能値の閾値内に収まるまでの、前記少なくとも１つの資産クラスリンクされたトークンの反復調整を容易にすることを特徴とする請求項２９記載の方法。

【国際調査報告】