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特表2024-512532最適化された照明モジュールおよびそのための照明デバイスのためのシステムおよび方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-19
(54)【発明の名称】最適化された照明モジュールおよびそのための照明デバイスのためのシステムおよび方法
(51)【国際特許分類】
   F21V 23/04 20060101AFI20240312BHJP
   F21V 19/00 20060101ALI20240312BHJP
   F21L 4/00 20060101ALI20240312BHJP
【FI】
F21V23/04 130
F21V19/00 170
F21V19/00 150
F21L4/00 601
F21L4/00 500
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023558162
(86)(22)【出願日】2022-03-29
(85)【翻訳文提出日】2023-11-02
(86)【国際出願番号】 US2022071407
(87)【国際公開番号】W WO2022213065
(87)【国際公開日】2022-10-06
(31)【優先権主張番号】17/217,371
(32)【優先日】2021-03-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】513181366
【氏名又は名称】ナイト・アイズ,インコーポレーテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100118902
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 修
(74)【代理人】
【識別番号】100106208
【弁理士】
【氏名又は名称】宮前 徹
(74)【代理人】
【識別番号】100196508
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 淳一
(74)【代理人】
【識別番号】100101373
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 茂雄
(72)【発明者】
【氏名】オームスビー,ボウデン
(72)【発明者】
【氏名】ランドキスト,スティーブン・エル
【テーマコード(参考)】
3K013
3K014
【Fターム(参考)】
3K013BA01
3K013CA05
3K014AA01
(57)【要約】
カラビナ装置がカラビナ本体を含み、カラビナ本体は、第1の部分と第2の部分とを有し、第1の部分と第2の部分とがG形アームによって画定され、第1の部分がカラビナ開口部を含み、G形アームがカラビナ開口部に隣接する。カラビナは、第1のゲートをさらに含み、第1のゲートは、カラビナ開口部を開閉するように向けられる。カラビナは、第2のゲートをさらに含み、第2のゲートは、G形アームからカラビナ本体の一部分まで延び、第2のゲートは、閉じたときに、カラビナ本体の第1の部分をカラビナ本体の第2の部分から分離する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャビティを含む本体であって、前記キャビティが開口部を有する、本体と、
前記キャビティ内にあり、押しボタンスイッチを有する照明モジュールと、
キャップとを備える照明デバイスであって、前記キャップが、前記開口部を覆い、開口部側と外側とを有し、前記開口部側が突出部を有し、前記突出部と前記押しボタンスイッチとが互いに近接するように位置決めされ、前記キャップが前記突出部の近くで内側に押されるとき、前記突出部が前記押しボタンを押して前記照明モジュールを起動させ、前記キャップがさらに、前記外側に、前記突出部を取り囲む第1の隆起部を含み、前記第1の隆起部は、前記キャップがほぼ前記突出部の位置で押されない限り、前記突出部が前記押しボタンに押し込まれるのを防止する、
照明デバイス。
【請求項2】
前記隆起部が、前記突出部の前記位置を取り囲む、請求項1に記載の照明デバイス。
【請求項3】
前記キャップが、前記キャップの前記開口部側の第2の隆起部を含み、前記第2の隆起部が、前記開口部側の前記突出部を取り囲み、前記第2の隆起部は、前記キャップがほぼ前記突出部の位置で押されない限り、前記突出部が前記押しボタンに押し込まれるのを防止する、請求項2に記載の照明デバイス。
【請求項4】
前記第1および第2の隆起部と前記キャップの表面とが協働して、前記キャップがほぼ前記突出部の位置で押されたときにのみ前記突出部の前進を可能にする、請求項3に記載の照明デバイス。
【請求項5】
前記本体に取り付けられたカラビナをさらに含む、請求項4に記載の照明デバイス。
【請求項6】
前記本体に取り付けられたフライングディスクをさらに備える、請求項5に記載の照明デバイス。
【請求項7】
キャビティを含む本体であって、前記キャビティが開口部を有し、前記キャビティの内部が複数の切欠部を有する、本体と、
照明モジュールとを備える照明デバイスであって、前記照明モジュールが、前記キャビティ内にあり、前記複数の切欠部と位置合わせ可能な複数の歯を含み、前記複数の切欠部と前記複数の歯との組合せが、前記本体内での前記照明モジュールの摩擦嵌めを提供する、
照明デバイス。
【請求項8】
キャップをさらに備え、前記キャップが、前記開口部を覆い、開口部側と外側とを有し、前記開口部側が突出部を有し、前記突出部と押しボタンスイッチとが互いに近接するように位置決めされ、前記キャップが前記突出部の近くで内側に押されるとき、前記突出部が前記押しボタンを押して前記照明モジュールを起動させ、前記キャップがさらに、前記外側に、前記突出部を取り囲む第1の隆起部を含み、前記第1の隆起部は、前記キャップがほぼ前記突出部の位置で押されない限り、前記突出部が前記押しボタンに押し込まれるのを防止する、
請求項7に記載の照明デバイス。
【請求項9】
前記隆起部が、前記突出部の前記位置を取り囲む、請求項8に記載の照明デバイス。
【請求項10】
第1のプリント回路基板および第2のプリント回路基板と、
前記第1のプリント回路基板と前記第2のプリント回路基板との間に挟まれたバッテリとを備える照明モジュールであって、前記第1のプリント回路基板と前記第2のプリント回路基板とが、前記バッテリを所定の位置に保持し、前記照明モジュールを形成する、
照明モジュール。
【請求項11】
前記第1のプリント回路基板と前記第2のプリント回路基板との間に位置され、前記照明モジュール内の前記バッテリを封入する、側壁をさらに備える、
請求項10に記載の照明モジュール。
【請求項12】
前記第1のプリント回路基板と前記第2のプリント回路基板とのうちの一方が、前記バッテリ用の充電ポートを含む、請求項11に記載の照明モジュール。
【請求項13】
前記第1のプリント回路基板と前記第2のプリント回路基板とのうちの一方が、押しボタンスイッチを含む、請求項12に記載の照明モジュール。
【請求項14】
前記第1のプリント回路基板と前記第2のプリント回路基板とのうちの一方が、LEDを含む、請求項13に記載の照明モジュール。
【請求項15】
前記LEDと前記押しボタンスイッチとが、前記第1のプリント回路基板および前記第2のプリント回路基板のうちの同じ基板上にない、請求項14に記載の照明モジュール。
【請求項16】
前記第1のプリント回路基板と前記第2のプリント回路基板とを相互接続する、ポストをさらに備える、請求項15に記載の照明モジュール。
【請求項17】
前記側壁が、照明デバイスの本体の複数の切欠部と位置合わせ可能な複数の歯を含み、前記複数の切欠部と前記複数の歯との組合せが、前記本体内での前記照明モジュールの摩擦嵌めを提供する、請求項16に記載の照明モジュール。
【請求項18】
キャビティを含む本体であって、前記キャビティが開口部を有する、本体と、
前記キャビティ内にあり、押しボタンスイッチ、第1のプリント回路基板および第2のプリント回路基板、ならびに前記第1のプリント回路基板と前記第2のプリント回路基板との間に挟まれたバッテリを有する照明モジュールであって、前記第1のプリント回路基板と前記第2のプリント回路基板とが、前記バッテリを所定の位置に保持し、前記照明モジュールを形成する、照明モジュールと、
キャップとを備える照明デバイスであって、前記キャップが、前記開口部を覆い、開口部側と外側とを有し、前記開口部側が突出部を有し、前記突出部と前記押しボタンスイッチとが互いに近接するように位置決めされ、前記キャップが前記突出部の近くで内側に押されるとき、前記突出部が前記押しボタンを押して前記照明モジュールを起動させ、前記キャップがさらに、前記外側に、前記突出部を取り囲む第1の隆起部を含み、前記第1の隆起部は、前記キャップがほぼ前記突出部の位置で押されない限り、前記突出部が前記押しボタンに押し込まれるのを防止する、
照明デバイス。
【請求項19】
前記本体がカラビナ部分を含む、請求項18に記載の照明デバイス。
【請求項20】
前記本体部分がフライングディスクに取り付けられる、請求項18に記載の照明デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
【背景技術】
【0002】
[0001]様々なシナリオにおいて、視認性、安全性、娯楽性を目的としたデバイスの照明が望まれている。照明デバイスは、サイズが小さく、モジュール式で、幅広い構成に適用可能であると望ましい。様々な実施形態において、デバイスの製造が簡単であり制御が容易であるように、単一ボタン制御機能を有することが望ましいことがある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
[0002]一実施形態では、照明デバイスは、キャビティを含む本体を含み、キャビティは開口部を有する。照明デバイスは、照明モジュールをさらに含み、照明モジュールは、キャビティ内にあり、押しボタンスイッチを有する。照明デバイスは、キャップをさらに備え、キャップが、開口部を覆い、開口部側と外側とを有し、開口部側が突出部を有し、突出部と押しボタンスイッチとが互いに近接するように位置決めされ、キャップが突出部の近くで内側に押されるとき、突出部が押しボタンを押して照明モジュールを起動させ、キャップがさらに、外側に、突出部を取り囲む第1の隆起部を含み、第1の隆起部は、キャップがほぼ突出部の位置で押されない限り、突出部が押しボタンに押し込まれるのを防止する。代替として、隆起部が、突出部の位置を取り囲む。別の代替形態では、キャップが、キャップの開口部側の第2の隆起部を含み、第2の隆起部が、開口部側の突出部を取り囲み、第2の隆起部は、キャップがほぼ突出部の位置で押されない限り、突出部が押しボタンに押し込まれるのを防止する。1つの代替形態では、第1および第2の隆起部とキャップの表面とが協働して、キャップがほぼ突出部の位置で押されたときにのみ突出部の前進を可能にする。別の代替形態では、照明デバイスは、本体に取り付けられたカラビナをさらに含む。別の代替形態では、照明デバイスは、本体に取り付けられたフライングディスクをさらに含む。
【0004】
[0003]一実施形態では、照明デバイスは、キャビティを含む本体を含み、キャビティは開口部を有し、キャビティの内部は複数の切欠部を有する。照明デバイスは、照明モジュールをさらに備え、照明モジュールが、キャビティ内にあり、複数の切欠部と位置合わせ可能な複数の歯を含み、複数の切欠部と複数の歯との組合せが、本体内での照明モジュールの摩擦嵌めを提供する。代替として、照明デバイスは、キャップをさらに備え、キャップが、開口部を覆い、開口部側と外側とを有し、開口部側が突出部を有し、突出部と押しボタンスイッチとが互いに近接するように位置決めされ、キャップが突出部の近くで内側に押されるとき、突出部が押しボタンを押して照明モジュールを起動させ、キャップがさらに、外側に、突出部を取り囲む第1の隆起部を含み、第1の隆起部は、キャップがほぼ突出部の位置で押されない限り、突出部が押しボタンに押し込まれるのを防止する。代替として、隆起部が、突出部の位置を取り囲む。
【0005】
[0004]一実施形態では、照明モジュールは、第1のプリント回路基板と第2のプリント回路基板とを含む。照明モジュールは、第1のプリント回路基板と第2のプリント回路基板との間に挟まれたバッテリをさらに含み、第1のプリント回路基板と第2のプリント回路基板とが、バッテリを所定の位置に保持し、照明モジュールを形成する。代替として、照明モジュールは第1のプリント回路基板と第2のプリント回路基板との間に位置され、照明モジュール内のバッテリを封入する、側壁を含む。1つの代替形態では、第1のプリント回路基板と第2のプリント回路基板とのうちの一方が、バッテリ用の充電ポートを含む。別の代替形態では、第1のプリント回路基板と第2のプリント回路基板とのうちの一方が、押しボタンスイッチを含む。代替として、第1のプリント回路基板と第2のプリント回路基板とのうちの一方が、LEDを含む。別の代替形態では、LEDと押しボタンスイッチとが、第1のプリント回路基板および第2のプリント回路基板のうちの同じ基板上にない。代替として、照明モジュールは、ポストをさらに含み、ポストが、第1のプリント回路基板と第2のプリント回路基板とを相互接続する。代替として、側壁が、照明デバイスの本体の複数の切欠部と位置合わせ可能な複数の歯を含み、複数の切欠部と複数の歯との組合せが、本体内での照明モジュールの摩擦嵌めを提供する。
【0006】
[0005]一実施形態では、照明デバイスは、キャビティを含む本体を含み、キャビティは開口部を有する。照明デバイスは、キャビティ内にあり、押しボタンスイッチと、第1のプリント回路基板および第2のプリント回路基板と、第1のプリント回路基板と第2のプリント回路基板との間に挟まれたバッテリとを有する照明モジュールをさらに含み、第1のプリント回路基板と第2のプリント回路基板とが、バッテリを所定の位置に保持し、照明モジュールを形成する。照明デバイスは、キャップをさらに含み、キャップが、開口部を覆い、開口部側と外側とを有し、開口部側が突出部を有し、突出部と押しボタンスイッチとが互いに近接するように位置決めされ、キャップが突出部の近くで内側に押されるとき、突出部が押しボタンを押して照明モジュールを起動させ、キャップがさらに、外側に、突出部を取り囲む第1の隆起部を含み、第1の隆起部は、キャップがほぼ突出部の位置で押されない限り、突出部が押しボタンに押し込まれるのを防止する。代替として、本体はカラビナ部分を含む。1つの代替形態では、本体部分は、フライングディスクに取り付けられる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】[0006]照明モジュールの一実施形態を示す図である。
図2】[0007]図1の照明モジュールの背面図である。
図3】[0008]図1の照明モジュールの平面図である。
図4】[0009]図1の照明モジュールの側面図である。
図5】[0010]図1の照明モジュールの底面図である。
図6】[0011]図1の照明モジュールの分解図である。
図7】[0012]図1の照明モジュールの分解X線図である。
図8】[0013]照明モジュールを含むフライングディスクの分解図である。
図9】[0014]照明デバイス用のキャップを示す図である。
図10】[0015]図9のキャップの断面図である。
図11】[0016]照明デバイス用の本体を示す図である。
図12】[0017]図11の本体の断面図である。
図13】[0018]図11の本体の底面図である。
図14】[0019]照明デバイスを示す図である。
図15】[0020]図14の照明デバイスの分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[0021]本明細書では、特定の用語が単に便宜的に使用されており、照明デバイスおよび照明モジュールのシステムおよび方法の実施形態を限定するものと解釈すべきではない。多くの実施形態での照明モジュールは、照明デバイス内に位置された多様な受入機構に適合するように設計される。照明デバイスの実施形態は、本出願に示されるものを含めた様々な形態を取ることができる。多くの構成において、本明細書での設計は、照明モジュールが広範なデバイス(照明デバイス)に適合することができるモジュール式システムを提供する。
【0009】
[0022]図1は、照明モジュール100の一実施形態を示す。照明モジュール100は、一般に、回路構成用に使用され、照明モジュール100を支持して封入するために使用される2つのプリント回路基板(PCB)を含む。照明モジュール100は、PCB110およびPCB120を含む。プラスチックリング130が、PCB110とPCB120の間に配置されて、照明モジュール100の筐体を完成させる。プラスチックリング130は、照明モジュール100を照明デバイス内に保持する摩擦またはスナップ嵌めを提供する突出部140を含む。これについては以下でより詳細に述べる。多くの照明モジュールとは異なり、PCBがモジュールの一部分を形成し、これにより製造コストが節約される。さらに、図1ではLED150が見える。多くの構成でのこのLEDは、光の垂直な投射を可能にし、すなわち最大の外向きの面に対して垂直である。代替として、90°LEDを使用して、光をPCBに平行に、またはPCBの面に沿って向けることもできる。多くの実施形態では、PCB110は、露出されたマイクロプロセッサ、コンデンサ、および/または他の回路構成を含むこともある。これは、図1でのデバイスの実施形態には示されていない。
【0010】
[0023]図2は、照明モジュール100の別の図を示す。この図では、押しボタンスイッチ210(モーメンタリスイッチ)が示されている。さらに、充電ポート220が示されている。多くの実施形態では、充電ポート220は、micro USBポートでよい。代替形態では、デバイスの全体のサイズに応じて、他の充電ポート、例えばUSBポートも可能である。図1の図と同様に、PCB220は、露出された回路または相互接続を含むことがある。
【0011】
[0024]図3は、照明モジュール100の上面図を示す。図4は、照明モジュール100の側面図を示す。図5は、照明モジュール100の底面図を示す。さらに、図5では、ポスト510、520の露出された端部が見える。これらのポストは、PCB110、120を一緒に保持するように設計される。これらは、プラスチック、金属、はんだ、または他の材料で形成されることがある。
【0012】
[0025]図6は、照明モジュール100の分解図を示す。この図では、バッテリ610が見える。照明モジュールの有用な特徴は、PCB110、120およびプラスチックリング130によるバッテリ610の保護である。図示される実施形態では、プラスチックリング130はプラスチックで形成されているが、代替形態では、様々な材料を採用することができる。多くの構成では、バッテリが十分には保護されていない場所にあると、バッテリへのリード線が外れる可能性や、デバイスに他の損傷が発生する可能性がある。図7は、ポスト510、520が見えるようにされた別の分解図を示し、それらがデバイスを潜在的に相互接続する様子が示されている。
【0013】
[0026]多くの実施形態において、照明モジュール100の構成を変更することができる。モジュールの原理は、照明を提供するために必要とされるすべての態様を含む独立したパッケージを提供することを含む。多くの実施形態では、モジュールの上部と底部を形成するのは一対の回路基板である。多くの構成では、LEDシステムの配線に回路基板が必要とされるため、これは有利である。多くの構成では、一方のPCBにLEDが取り付けられ、他方のPCBにボタンが取り付けられる。代替形態では、ボタンとLEDとが同じPCBにあってもよい。多くの実施形態では、モジュールは、2つのPCBの間に位置された包囲フレームをさらに含む。これにより筐体が作成される。さらに、多くの実施形態では、PCBは、少なくとも1つの構造構成要素を有し、構造構成要素は、PCB間にまたがって筐体に対する支持を提供する。多くの実施形態において、構造構成要素は、下部回路基板と上部回路基板との間に電気的接触を提供し、PCBを一緒に保持するための支持体も提供する金属ピンポストである。代替形態では、コネクタまたは他の電気接触手段を使用してPCBを保持することもできる。代替形態では、構造構成要素は、1組の2つのプラスチックポストでよい。代替形態では、1つまたは複数のポスト、コネクタ、または他の特徴部を使用してPCBを一緒に保持することもできる。多くの構成では、バッテリは、筐体内でPCBの間に収容される。これにより、バッテリのための保護構成が提供され、構造の強化が提供される。多くの実施形態では、デバイスは充電ポートを含む。多くの構成では、照明モジュールは、照明モジュールを照明デバイスの本体に保持するように設計された突出部または他の特徴部を有する。照明デバイスは、広範な要素でよい。典型的には、照明デバイスの本体は、透明または半透明である。なぜなら、照明モジュールが照明デバイスの本体に挿入されるとき、LEDは通常、それが取り付けられているPCBに対して垂直な方向に光を提供し、デバイスはこの光を投射するように設計されるからである。代替として、光を伝達するために、照明デバイスにファイバまたはライトパイプを位置することもできる。多くの実施形態では、押しボタンまたはモーメンタリスイッチはLEDとは反対側に位置され、押されると応答する。照明モジュールの構造は、モジュールが損傷されることなく圧力に耐えることができるように、押しボタン用の固い取付け位置を提供する。多くの実施形態では、照明デバイスは可撓性キャップを含み、可撓性キャップを使用者が押すことにより押しボタンを作動させることができる。多くの構成では、可撓性キャップは、押しボタンと整列するように向けられた特徴部または突出部を含む。多くの構成では、可撓性キャップは隆起部を含むこともあり、隆起部は、キャップが作動点で押されない限り、キャップが押しボタンを押し下げるのを防ぐ。広範な照明デバイスを、照明モジュールおよび構造システムを含むように設計することができる。ここで与えられる例は、フライングディスクおよび個人用照明デバイスに関するものである。しかし、照明モジュールは、ボール、ビーコン、ランプ、または他の照明デバイスに統合することもできる。照明デバイスの種類に制限はない。
【0014】
[0027]図8は、照明デバイスの一実施形態、この場合にはフライングディスク840を示す。図8に示されるように、照明デバイスは、キャップ810と、照明モジュール100(本明細書に記載の照明モジュール、または代替形態では別の照明モジュールでもよい)と、基部820と、複数の光ファイバ830と、受入領域850および複数の取付けポスト855を有するディスク840とを含む。組み立てられたとき、基部820は、取付けポスト855に圧入されることがある。基部820は、テーパの付いた複数の開口部を有し、取付けポスト855が挿入されるとき、取付けポスト855は両側で圧縮された後に拡張し、基部820の取外しを困難にする。様々な他の技法を使用して、基部820をディスク840に取り付けることができる。さらに、ディスク840は、複数のファイバ導波構造860を含み、ファイバ導波構造860は、基部820にある屈折デバイス(以下で屈折器1130と呼ぶ)の端部に隣接して、光ファイバ830を適切な位置に配置する。この場合、ファイバ導波構造は、隆起したU字形の成形体であり、U字形の成形体の間にファイバを摩擦または締り嵌めすることができる。ファイバ導波構造から遠位には、光ファイバをさらに位置決めする隆起部870がある。
【0015】
[0028]図9は、キャップ810の一実施形態の拡大図を示す。キャップ810は、偶発的な起動を防ぐように特別に設計される。図9に示されるように、隆起部920が電源起動領域930を取り囲む。ユーザが電源起動領域930を押すと、キャップが押し下がり、照明モジュールの押しボタンスイッチ210を起動する。隆起部920は、電源起動領域930が誤って押されないように電源起動領域930を凹ませるのに役立つ。図10は、起動を防止するためにキャップ810がどのように構成されるかについての追加の詳細を示す。この断面図では、2つの追加の特徴部が見える。第1に、キャップ810の下面は、中央突出部1010と、中央突出部を取り囲む隆起部1020とを含む。動作中、この構成は、キャップ810がほぼ電源起動領域930で押し下げられたときのみ中央突出部1010が照明モジュールの押しボタンスイッチ210を押し下げるように、キャップ810が撓むことを可能にする。他の場所が押されたときは、隆起部1020が照明モジュールを押し、中央突出部1010は、起動を引き起こすのに十分な力で押さない。また、隆起部1020の向きは、キャップの剛性も生み出し、したがって、そこで押されるときには中心点の周りで撓みやすいが、他の場所で押されるときには撓みにくい。このようにして、デバイスは、誤って起動される可能性が低くなる。このキャップは、論じたディスクの状況において配備されているものとして示されているが、広範な状況で使用することができる。
【0016】
[0029]図11は、照明モジュールを受け入れるための本体部分820を示す。前に示したように、本体部分820は、複数の切欠部1120を含む。これらの切欠部は、突出部140と嵌合するように構成される。これは、摩擦または締り嵌めタイプの構成で達成される。これにより、照明モジュールが本体にしっかりと保持される。代替形態では、他のタイプのスナップ嵌めまたは他の連結システムが使用されてもよい。さらに、本体820は、複数の取付けポスト855を受け入れるための複数の開口部1140を含む。最後に、本体部分820の基部上のレンズ領域1130は、LED150からの光を受け取るように構成される。
【0017】
[0030]図12は、本体820の断面図を示す。この図では、切欠部1120の構成をさらに見ることができる。図示される構成では、切欠部は、本体の中心に向かって突出する中央部分を含み、2つの部片が接触するときにこれらの部片が変形する、または切欠部を変形させる。さらに、レンズ領域1130は、角度付きレンズ1210が刻み込まれているものとして示されており、角度付きレンズに向かって下方に投射される光の屈折/反射を提供する。このレンズ1210は、本質的に、光の90度の再指向を可能にする。いくつかの実施形態では、レンズ1210は、単に45度の角度である。他の実施形態では、レンズ1210は放物線型の曲線でもよい。これにより、本質的に平らな放射状の光の投射が生じる。いずれの場合にも、この構成の要点は、光を水平方向/径方向パターンに再指向することである。
【0018】
[0031]図13は、本体820の底面図を示す。ここで、スポーク1310は、内部で光を反射し、スポークの端部に光を導くように構成された小さいアームである。スポーク1310の端部は研磨されて、光ファイバ830と接触するように構成され、光がそこに投射される。
【0019】
[0032]図14は、照明デバイス1400の別の可能な実施形態を示す。この実施形態では、照明デバイス1400は、カラビナ部分1410を含む。図15は、照明デバイス1400の分解図を示す。この図では、照明モジュール100、ならびに本体部片1520およびキャップ1530を見ることができる。カラビナ部分1410は、ゲート1510と、本体部片1520のリップ1550の周囲に嵌合するように設計された円形ループとを含む。モジュール100は、前述したように本体部片1520に嵌合し、本体部分1520の切欠部が照明モジュールの突出部を受け入れる。本体部片1520およびキャップ1530は半透明であり、照明モジュール100からの光を通過および屈折させることができる。多くの構成において、本体部片の側壁は複数の歯を含み、歯は、本体のライトモジュールへの締り係止摩擦嵌めにより、TPR、TPE、TPU、シリコーンなどのより柔らかいプラスチック材料本体に食い込む。歯が、軟性のプラスチック材料に噛み込むこともある。本体部片1520は、スポーク取付けデバイスまたは他の発光デバイスを含む実質的に任意の形態を取ることができることに留意されたい。例えば、本体部片は、別の物体または表面と接続するための溝、タブ、または他の特徴部を有するように修正されてもよい。これらの接続体は、磁石、スナップ、ベルクロ(登録商標)、ラッチ、または他の特徴部を含むことがある。一般に、本体部片は、半透明である、透明である、または光を透過する特徴部を含む。
【0020】
[0033]上記の詳細な説明で特定の実施形態を詳細に述べてきたが、本開示の全体的な教示および本発明の広範な発明概念に照らして、それらの詳細に対する様々な修正形態および代替形態を開発することができることが当業者には理解されよう。したがって、本開示の範囲は、本明細書に開示される特定の例および実装形態に限定されず、添付の特許請求の範囲およびそのすべての均等物によって定義される本発明の趣旨および範囲内の修正形態を網羅することを意図されていることを理解されたい。
図1
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【国際調査報告】