(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-19
(54)【発明の名称】アプリケーションのビデオ処理方法及び電子機器
(51)【国際特許分類】
H04N 23/63 20230101AFI20240312BHJP
H04R 3/00 20060101ALI20240312BHJP
【FI】
H04N23/63 100
H04R3/00 320
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023560029
(86)(22)【出願日】2022-03-15
(85)【翻訳文提出日】2023-10-10
(86)【国際出願番号】 CN2022080816
(87)【国際公開番号】W WO2022206366
(87)【国際公開日】2022-10-06
(31)【優先権主張番号】202110341049.3
(32)【優先日】2021-03-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】チョ,ワンリ
(72)【発明者】
【氏名】モ,ウェイシュ
(72)【発明者】
【氏名】リ,チョン
(72)【発明者】
【氏名】フウ,シュエルン
【テーマコード(参考)】
5C122
5D220
【Fターム(参考)】
5C122DA03
5C122DA09
5C122DA42
5C122EA59
5C122EA61
5C122FJ01
5C122FJ03
5C122FJ06
5C122FJ15
5C122FK12
5C122FK24
5C122FK40
5C122FL03
5C122FL08
5C122GA01
5C122GA31
5C122HA13
5C122HA35
5C122HB01
5C122HB05
5D220BB01
(57)【要約】
本開示は、アプリケーションのビデオ処理方法及び電子機器に関する。該方法は、オーディオに対する配置コマンドに応じて、ビデオを撮影している間にオーディオを配置し、ビデオの撮影ページにマイクコントロールを表示することとを含み、マイクコントロールがオン状態にある場合、ビデオを撮影している間に原音を録音するように配置し、マイクコントロールがオフ状態にある場合、ビデオを撮影している間に原音を録音しないように配置する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオを編集している間に、オーディオに対する配置コマンドを受け付けることと、
前記配置コマンドに応じて、前記ビデオを撮影している間に前記オーディオを配置し、配置結果が前記ビデオを撮影している間に前記オーディオが配置されていることを示すことに応じて、マイクコントロールを前記ビデオの撮影ページに表示することとを含み、
前記マイクコントロールがオン状態にある場合、前記ビデオを撮影している間に原音を録音するように配置し、前記マイクコントロールがオフ状態にある場合、前記ビデオを撮影している間に原音を録音しないように配置することを特徴とする、アプリケーションのビデオ処理方法。
【請求項2】
配置結果が前記ビデオを撮影している間に前記オーディオが配置されていないことを示すことに応じて、前記ビデオの撮影ページに前記マイクロホンコントロールを表示しないことをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記マイクコントロールがオン状態にある場合、前記方法は、
前記オーディオに対する入れ替えコマンドを受け付けることと、
前記入れ替えコマンドに応じて、前記ビデオを撮影している間に入れ替え後のオーディオを配置し、前記ビデオの撮影ページに前記マイクコントロールを表示することとをさらに含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記マイクコントロールがオフ状態にある場合、前記方法は、
前記マイクコントロールが前記ビデオの撮影ページにぶれ表示されるように配置することをさらに含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
前記マイクコントロールがオンされたことが検出されたことに応じて、前記方法は、
配置された前記オーディオを使用して前記ビデオを撮影するとき、前記原音を録音することをさらに含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項6】
ユーザがイヤホンを用いずに前記ビデオを撮影することに応じて、低遅延エコーキャンセラ技術を用いて、電子機器のマイク音声を前記原音とすることと、
ユーザがイヤホンを用いて前記ビデオを撮影する場合、イヤホンのマイク音声を原音とすることとをさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ビデオの音量に対する編集コマンドを受け付けることと、
前記編集コマンドに応じて、前記オーディオと前記原音の音量との比例配分を調整するための調整コントロールを前記ビデオの音量編集ページに表示することと、
前記ビデオの音量に対する調整コマンドを受け付けることと、をさらに含み、
前述した、前記ビデオの音量に対する調整コマンドを受け付けることは、
前記調整コントロールでの前記調整コマンドを受け付けることを含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記ビデオの再生効果に影響を与えるために用いられ、且つ原音録音をサポートしない道具に対する配置コマンドを受け付けることと、
前記配置コマンドに応じて、前記ビデオを撮影している間に前記道具を配置し、オフ状態にあり、且つ状態変更をサポートしない前記マイクコントロールを、前記ビデオの撮影ページに表示することとをさらに含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項9】
分割撮影方式を採用して前記ビデオを撮影することに応じて、前記方法は、
前記ビデオの1つのセグメントの撮影を一時停止した後、前記マイクコントロールでの編集コマンドを受け付けることと、
前記編集コマンドに応じて、オン状態にある前記マイクコントロールを前記ビデオの撮影ページに表示し、又は、
前記編集コマンドに応じて、オフ状態にある前記マイクコントロールを前記ビデオの撮影ページに表示することとをさらに含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項10】
分割撮影方式を採用して前記ビデオを撮影するプロセスが終了した後、前記方法は、
前記ビデオの音量に対する調整コマンドを受け付けることと、
前記調整コマンドに応じて、前記ビデオの少なくとも1つのセグメントにおける前記オーディオの音量及び/又は前記原音の音量を調整することとをさらに含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
1つ又は複数のプロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶された1つ又は複数のコンピュータプログラムと、を含む電子機器であって、前記1つ又は複数のプロセッサが前記1つ又は複数のコンピュータプログラムを実行すると、前記電子機器に請求項1~10のいずれか1項に記載のアプリケーションのビデオ処理方法を実現させることを特徴とする、電子機器。
【請求項12】
電子機器で稼動されると、前記電子機器に請求項1~10のいずれか1項に記載のアプリケーションのビデオ処理方法を実行させるためのコンピュータ命令を含むことを特徴する、コンピュータ記憶媒体。
【請求項13】
コンピュータで稼動されると、前記コンピュータに請求項1~10のいずれか1項に記載のアプリケーションのビデオ処理方法を実行させることを特徴する、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は、2021年3月30日に中国特許局に提出された、出願番号が202110341049.3であり、出願の名称が「アプリケーションのビデオ処理方法及び電子機器」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容の全てが参照によって本出願に組み込まれる。
【0002】
本開示は、インターネット技術分野に関し、特にアプリケーションのビデオ処理方法及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術が進んでいるにつれて、ユーザは往々にしてアプリケーション(application、APP)を利用してビデオ作成を行うように選択する。現在では、ユーザは、既存のAPPを利用して、オーディオを選択して撮影すべきビデオに背景音楽として再生することができる。しかし、既存のAPPでは、オーディオを選択した後、ビデオを撮影している間に、マイクをオンにして原音を録音することができなくなる。それにより、APPは、伴奏に合わせて歌い、ラップ、朗読、アフレコ解説などの、背景音楽と原音とが同時にビデオに存在する撮影シーンを実現することができず、ユーザがAPPでビデオを作成し、ビデオを共有する意欲を制限してしまう。
【発明の概要】
【0004】
上記技術課題を解決し、又は少なくとも部分的に上記技術課題を解決するために、本開示は、アプリケーションのビデオ処理方法及び電子機器を提供する。
【0005】
第1の側面によれば、本開示は、アプリケーションのビデオ処理方法を提供し、該方法は、
ビデオを編集している間に、オーディオに対する配置コマンドを受け付けることと、
配置コマンドに応じて、ビデオを撮影している間にオーディオを配置し、配置結果がビデオを撮影している間にオーディオが配置されていることを示すことに応じて、マイクコントロールをビデオの撮影ページに表示することとを含み、
マイクコントロールがオン状態にある場合、ビデオを撮影している間に原音を録音するように配置し、マイクコントロールがオフ状態にある場合、ビデオを撮影している間に原音を録音しないように配置する。
【0006】
第1の側面による方法によれば、電子機器は、ビデオを編集している間に、オーディオに対する配置コマンドを受け付けることができる。配置コマンドを受信した後、電子機器は、ビデオを撮影している間にオーディオを配置し、配置結果がビデオを撮影している間にオーディオが配置されていることを示すことに応じて、マイクコントロールをビデオの撮影ページに表示することができる。ここで、マイクコントロールがオン状態にある場合、ビデオを撮影している間に原音を録音するように配置し、マイクコントロールがオフ状態にある場合、ビデオを撮影している間に原音を録音しないように配置する。
【0007】
それにより、電子機器は、アプリケーションにおけるビデオの撮影ページでオーディオを背景音楽として選択して撮影すべきビデオに設定して再生した後、マイクコントロールをビデオの撮影ページに表示し、ユーザがマイクコントロールを介して原音を録音するか否かを手動で制御することを容易にし、アプリケーションは、ユーザの主観的な意思に基づいて、音楽の選択後に、マイクをオンにして原音を録音することをオン又はオフすることをサポートできるようになり、音楽の付加後に原音を取り込むというユーザの撮影予想及び作成要求を満たし、ユーザがアプリケーションを利用して伴奏に合わせて歌い、ラップ、朗読、アフレコ解説などの、背景音楽と原音とが同時にビデオに存在する撮影シーンを実現することに寄与し、ユーザに十分な作成の自由度、簡便性を与え、ユーザが該アプリケーションでビデオを作成する興味度を高め、より多くのユーザが該アプリケーションでビデオを作成し投稿することを促進する。
【0008】
1つの可能な設計では、該方法は、配置結果がビデオを撮影している間にオーディオが配置されていないことを示すことに応じて、ビデオの撮影ページにマイクコントロールを表示しないことをさらに含む。それにより、オーディオが配置されている場合、マイクコントロールを表示し、オーディオが配置されていない場合、マイクコントロールを表示しないので、マイクコントロールの動的な表示を可能にする。
【0009】
1つの可能な設計では、マイクコントロールがオン状態にある場合、該方法は、オーディオに対する入れ替えコマンドを受け付けることと、入れ替えコマンドに応じて、ビデオを撮影している間に入れ替え後のオーディオを配置し、マイクコントロールをビデオの撮影ページに表示することとをさらに含む。
【0010】
1つの可能な設計では、マイクコントロールがオフ状態にある場合、該方法は、マイクコントロールがビデオの撮影ページにぶれ表示されるように配置することをさらに含む。
【0011】
1つの可能な設計では、マイクコントロールがオフ状態からオン状態に切り替えられた場合、該方法は、イヤホンを使用してビデオを撮影するほうが効果が優れることをユーザに提示するための第1の提示内容を第1の所定時間帯内にビデオの撮影ページに表示するように配置することをさらに含む。
【0012】
1つの可能な設計では、マイクコントロールがオンにされたことが検出されたことに応じて、該方法は、配置されたオーディオを使用してビデオを撮影するとき、原音を録音することをさらに含む。
【0013】
1つの可能な設計では、該方法は、ユーザがイヤホンを用いずにビデオを撮影することに応じて、低遅延エコーキャンセラ技術を用いて、電子機器のマイク音声を原音とし、ユーザがイヤホンを用いてビデオを撮影する場合、イヤホンのマイク音声を原音とすることをさらに含む。
【0014】
1つの可能な設計では、ビデオを撮影するプロセスが終了した後、該方法は、ビデオの音量に対する調整コマンドを受け付けることと、調整コマンドに応じて、ビデオにおけるオーディオの音量及び/又は原音の音量を調整することとをさらに含む。
【0015】
1つの可能な設計では、該方法は、ビデオの音量に対する編集コマンドを受け付けることと、編集コマンドに応じて、オーディオの音量を調整するための第1のコントロールと、原音の音量を調整するための第2のコントロールとをビデオの音量編集ページに表示することと、第1のコントロール及び/又は第2のコントロールでの調整コマンドを受け付けることを含むビデオの音量に対する調整コマンドを受け付けることとをさらに含む。
【0016】
1つの可能な設計では、該方法は、ビデオの音量に対する編集コマンドを受け付けることと、編集コマンドに応じて、オーディオと原音との音量比例配分を調整するための調整コントロールをビデオの音量編集ページに表示することと、調整コントロールでの調整コマンドを受け付けることを含むビデオの音量に対する調整コマンドを受け付けることとをさらに含む。
【0017】
1つの可能な設計では、編集コマンドに応じて、該方法は、オーディオの音量及び原音の音量をビデオの音量編集ページに表示することをさらに含む。
【0018】
1つの可能な設計では、該方法は、ビデオの再生効果に影響を与えるために用いられ、且つ原音録音をサポートしない道具に対する配置コマンドを受け付けることと、配置コマンドに応じて、ビデオを撮影している間に道具を配置し、オフ状態にあり、且つ状態変更をサポートしないマイクコントロールをビデオの撮影ページに表示することとをさらに含む。
【0019】
1つの可能な設計では、該方法は、第2の所定時間帯内に、道具が原音録音をサポートしないことをユーザに提示するための第2の提示内容をビデオの撮影ページに表示することをさらに含む。
【0020】
1つの可能な設計では、分割撮影方式を採用してビデオを撮影することに応じて、該方法は、ビデオの1つのセグメントの撮影を一時停止した後、マイクコントロールでの編集コマンドを受け付けることと、編集コマンドに応じて、オン状態にあるマイクコントロールをビデオの撮影ページに表示し、又は、編集コマンドに応じて、オフ状態にあるマイクコントロールをビデオの撮影ページに表示することとをさらに含む。
【0021】
1つの可能な設計では、分割撮影方式を採用してビデオを撮影するプロセスが終了した後、該方法は、ビデオの音量に対する調整コマンドを受け付けることと、調整コマンドに応じて、ビデオの少なくとも1つのセグメントにおけるオーディオの音量及び/又は原音の音量を調整することとをさらに含む。
【0022】
第2の側面によれば、本開示は電子機器を提供し、電子機器は、プログラム命令を記憶するためのメモリと、メモリ中のプログラム命令を呼び出して電子機器に第1の側面及び第1の側面のいずれか1つの可能な設計におけるアプリケーションのビデオ処理方法を実行させるためのプロセッサとを含む。
【0023】
第3の側面によれば、本開示はコンピュータ記憶媒体を提供し、コンピュータ記憶媒体は、電子機器で稼動されると、電子機器に第1の側面及び第1の側面のいずれか1つの可能な設計におけるアプリケーションのビデオ処理方法を実行させるためのコンピュータ命令を含む。
【0024】
第4の側面によれば、本開示はコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム製品は、コンピュータで稼動されると、コンピュータに第1の側面及び第1の側面のいずれか1つの可能な設計におけるアプリケーションのビデオ処理方法を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示しており、明細書とともに本開示の原理を解釈するために用いられる。
本開示の実施例又は従来技術における技術案をより明確に説明するために、以下は、実施例又は従来技術の説明において使用される必要がある図面を簡単に説明する。自明なことに、当業者にとっては、創造的な労力を払わない前提で、それらの図面に基づき、他の図面を取得することもできる。
【
図1A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図1B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図1C】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図1D】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図1E】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図1F】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図1G】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図1H】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図1I】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図1J】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図1K】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図1L】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図1M】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図1N】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図1O】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【
図2】本開示の実施例によるアプリケーションのビデオ処理方法の流れを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下は、本開示の方案についてさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0027】
本開示を十分に理解するために、以下の説明において、多くの具体的な詳細が説明されているが、本開示は、ここで説明されている形態と異なる他の形態で実施されてもよい。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0028】
例示的に、本開示によるプリケーションのビデオ処理方法、装置、機器、コンピュータ記憶媒体及びコンピュータプログラム製品は、アプリケーションにおけるビデオの撮影ページでオーディオを背景音楽として選択し撮影すべきビデオに対して設定し再生した後、原音を録音するか否かを制御するためのコントロールを該ビデオ撮影ページに表示することができる。それにより、ユーザは、該コントロールでの操作に基づいて、ビデオを撮影している間に原音を録音するか否かを自ら決定することができ、ユーザの主観的な意思を十分に尊重することができる。それにより、該アプリケーションは、音楽の選択後にマイクをオンにして原音を録音することをサポートするようになり、また、該アプリケーションは、伴奏に合わせて歌い、ラップ、朗読、アフレコ解説などの、背景音楽と原音とが同時にビデオに存在する撮影シーンを実現できるようになり、音楽の付加後に原音を取り込むというユーザの撮影予想及び作成要求を満たし、ユーザが該アプリケーションでビデオを作成する興味度を高め、該アプリケーションがユーザに十分な作成の簡便性を与え、より多くのユーザが該アプリケーションでビデオを作成し投稿することを促進することができる。
【0029】
なお、ここの原音を環境音として捉えることができる。
【0030】
ここで、本開示のアプリケーションのビデオ処理方法は、電子機器によって実行される。電子機器は、タブレット、携帯電話(例えば、折り畳み画面スマホ、大画面スマホなど)、ウェアラブルデバイス、車載機器、拡張現実(augmented reality、AR)/仮想現実(virtual reality、VR)機器、ノートパソコン、ウルトラモバイルパソコン(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック、パーソナルディジタルアシスタント(personaldigital assistant、PDA)、スマートテレビ、スマートスクリーン、ハイビジョンテレビ、4Kテレビ、スマートスピーカ、スマートプロジェクターなどのモノのインターネット(the internet of things、IOT)機器であってもよく、本開示は、電子機器の具体的なタイプを何ら制限するものではない。
【0031】
ここで、本開示は、電子機器のオペレーティングシステムのタイプを限定するものではない。例えば、Androidシステム、Linux(登録商標)システム、Windowsシステム、iOSシステムなどである。
【0032】
前の説明に基づいて、本開示の実施例は、電子機器を例に、図面及び応用シーンを参照して、本開示によるアプリケーションのビデオ処理方法を詳細に説明する。
【0033】
図1A~
図10を参照して、本開示によるアプリケーションのビデオ処理方法の具体的な実現プロセスを説明する。説明の便宜上、
図1A~
図1Oでは、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にショートビデオソーシャルAPP 1(アプリケーション1と略称)がインストールされている例を示している。
【0034】
図1A~
図1Oを参照する。
図1A~
図1Oは、本開示の実施例によるヒューママシンインタラクションインターフェースの概略図である。
【0035】
アプリケーション1は、
図1Aに例示的に示されるユーザインターフェース11を携帯電話に表示させてもよい。ユーザインターフェース11は、アプリケーション1のホームページを表示するためのものである。アプリケーション1は、アプリケーション1のホームページである機能の集合を実行し、例えば、マルチメディア情報(例えば、ショートビデオ)を再生する。
【0036】
ここで、ユーザインターフェース11には、アプリケーション1の作成ページにアクセスするためのコントロール101が含まれてもよく、この作成ページは、ユーザがビデオを作成するツールを提供し、ユーザが作成したビデオの画面を展示するためのものである。本開示は、コントロール101の形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。
【0037】
アプリケーション1が
図1Aに示されるユーザインターフェース11においてユーザによるコントロール101をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Bに例示的に示されるユーザインターフェース12をユーザインターフェース11に表示してもよい。ユーザインターフェース12は、アプリケーション1の作成ページを表示するためのものである。
【0038】
ここで、ユーザインターフェース12には、コントロール102、コントロール1031、コントロール1032、コントロール1041、及びコントロール1042が含まれてもよい。
【0039】
ここで、コントロール102は、リアルタイムにビデオを撮影する前に、ユーザにオーディオを選択し編集させるエントリを提供し、ユーザが選択したオーディオの名称を表示するためのものである。本開示は、コントロール102の形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。
【0040】
ここで、コントロール1031は、リアルタイムにビデオを撮影する前に、ユーザに道具を選択させるエントリを提供し、ユーザが選択した道具の名称を表示するためのものである。ここの道具を、ビデオの再生効果に影響を与える要素、例えば、人の化粧を変更するものなどとして捉えることができる。本開示は、コントロール1031の形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。
【0041】
ここで、コントロール1032は、リアルタイムにビデオを撮影する前に、ユーザにビデオの撮影を開始させるエントリを提供するためのものである。本開示は、コントロール1032の形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。
【0042】
ここで、コントロール1041は、リアルタイムにビデオを撮影する前に、ビデオの分割撮影方式をユーザに提供するためのものである。本開示は、コントロール1041の形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。
【0043】
ここで、コントロール1042は、リアルタイムにビデオを撮影する前に、ビデオの早撮り方式をユーザに提供するためのものである。本開示は、コントロール1042の形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。
【0044】
また、ビデオの撮影方式を選択した後、ハイライト又は黒くするなどの形態で、コントロール1041又はコントロール1042を強調表示してもよい。例えば、アプリケーション1により選択された撮影方式が早撮り方式である場合、
図1Bに示すユーザインターフェース12においてコントロール1042を黒く表示される。
【0045】
以上の通り、ビデオに背景音楽が付加されていない場合、マイクコントロールが表示されず、且つ該アプリケーションが原音録音をサポートすることを黙認する。
【0046】
アプリケーション1が
図1Bに示されるユーザインターフェース12においてユーザによるコントロール102をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Cに例示的に示されるページ13をユーザインターフェース12に表示してもよい。ページ13は、ビデオに利用可能なオーディオを提供するためのものである。
【0047】
ここで、ページ13には領域105が含まれてもよい。領域105は、オーディオ1に関する情報、例えば、曲名1、歌手aのアカウント、該オーディオ1のジャケット、及び該オーディオ1の再生時間長さ(32秒)を表示し、該オーディオ1を選択(使用)するエントリを提供し、該オーディオ1を編集するエントリを提供するためのものである。
【0048】
アプリケーション1が
図1Cに示される領域105においてユーザによるタップのような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Dに例示的に示されるコントロール1051を領域105に表示してもよい。コントロール1051は、該オーディオ1を選択(使用)するエントリを提供するためのものである。
【0049】
1、オーディオ1を選択した後、マイクコントロール(即ち、コントロール1061又はコントロール1062)を表示する
アプリケーション1が
図1Dに示される領域105においてユーザによるコントロール1051をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Eに例示的に示される追加されたコントロール1061をユーザインターフェース12に表示してもよい。また、
図1Eには、ビデオに背景音楽が付加されていることを示すために、更新後のコントロール102がさらに表示されている。
【0050】
ここで、コントロール102は、選択されたオーディオ1の名称、例えば、曲名1を表示するためのものである。コントロール1061は、原音を録音しないように制御し、原音を録音するエントリを提供するためのものである。本開示は、コントロール1061の形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。
【0051】
また、アプリケーション1は、ユーザインターフェース12においてコントロール1061をぶれ表示してもよい。それにより、主観的な意思に基づいてマイクをオンにして原音を録音するか否かを選択することを、ユーザに提示することに寄与する。
【0052】
以上の通り、ビデオに背景音楽を付加するプロセスにおいて、ビデオに背景音楽が付加されている場合、マイクコントロールを表示してもよい。それにより、マイクコントロールによって、ビデオに背景音楽を付加した後に環境音を取り込むというユーザの要求を満たすことができる。
【0053】
また、アプリケーション1が
図1Dに示される領域105においてユーザによるコントロール1051をタップする操作以外の操作、例えば、ユーザインターフェース12に戻る操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Bに例示的に示されるユーザインターフェース12を携帯電話に表示してもよい。ユーザインターフェース12には、新たに追加されたコントロール1061が含まれない。また、選択的に、ユーザインターフェース12には、ビデオに背景音楽が付加されていないことを示すために、更新後のコントロール102が含まれていない。
【0054】
以上の通り、ビデオに背景音楽を付加するプロセスにおいて、ビデオに背景音楽が付加されていない場合、マイクコントロールを表示しなくてもよい。それにより、マイクコントロールの動的な表示を実現する。
【0055】
2、マイクコントロールの状態を変更する
アプリケーション1が
図1Eに示されるユーザインターフェース12においてユーザによるコントロール1061をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース12においてコントロール1061を表示することを、
図1Fに例示的に示されるコントロール1062を表示することに変更してもよい。
【0056】
ここで、コントロール1062は、原音を録音するように制御し、原音を録音しないエントリを提供するためのものである。本開示は、コントロール1062の形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。また、コントロール1061とコントロール1062は、ユーザインターフェース12での同じ位置に設けられてもよい。
【0057】
また、アプリケーション1がユーザインターフェース12において
図1Fに例示的に示されるコントロール1062を表示している間に、アプリケーション1は、第1の所定時間帯内に提示内容107を表示してもよい。
【0058】
ここで、提示内容107は、より効果の優れた原音が得られるように、イヤホンを用いてビデオを録画するほうが効果が優れることをユーザに提示するためのものである。第1の所定時間帯は、提示内容107がユーザインターフェース12に表示される時間長さである。本開示は、第1の所定時間帯の大きさを限定するものではない。また、本開示は、提示内容107の表示形態と表示位置を限定するものではない。幾つかの実施例では、提示内容107は、Toastポップアップにより提示されてもよい。
【0059】
なお、上記表示方式の他に、アプリケーション1は、オーディオ1が選択された後、原音を録音できることを黙認するようにしてもよい。即ち、アプリケーション1が
図1Dに示される領域105においてユーザによるコントロール1051をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース12において、
図1Eに例示的に示される追加されたコントロール1062を表示し、第1の所定時間帯内に提示内容107を表示してもよい。
【0060】
それにより、アプリケーション1が
図1Eに示されるユーザインターフェース12においてユーザによるコントロール1062をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース12においてコントロール1062を表示することを、
図1Fに例示的に示されるコントロール1061を表示することに変更してもよい。
【0061】
提示内容106が消えた後、アプリケーション1は、
図1Gに例示的に示されるユーザインターフェース12を携帯電話に表示してもよい。このときのユーザインターフェース12には、コントロール102、コントロール1062、コントロール1031、コントロール1032、コントロール1041、及びコントロール1042が含まれてもよい。
【0062】
以上の通り、ビデオに背景音楽が付加された後、ユーザによるマイクコントロールに対する操作に基づいて環境音を取り込むか否かを選択し、決定することができ、ユーザの主観的な意思を十分に尊重し、ユーザに該アプリケーションにおける作成の自由度を与える。
【0063】
図1Gでは、コントロール1062がオン状態にあり、原音の録音をサポートすることを示している。アプリケーション1が
図1Gに示されるユーザインターフェース12においてユーザによるコントロール102をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Hに例示的に示される更新後のページ13をユーザインターフェース12に表示し、
図1Hに例示的に示されるウィンドウ108を更新後のページ13に表示してもよい。
【0064】
ここで、
図1Hに示されるページ13と
図1Cに示されるページ13とは、一般的には異なるオーディオを提供する。ページ13には領域109が含まれてもよい。領域109は、オーディオ2に関する情報、例えば、曲名4、歌手dのアカウント、該オーディオ2のジャケット、及び該オーディオ2の再生時間長さ(33秒)を表示し、該オーディオ2を選択(使用)するエントリを提供し、該オーディオ2を編集するエントリを提供するためのものである。
【0065】
3、オーディオ1をオーディオ2に入れ替える
アプリケーション1が
図1Hに示される領域109においてユーザによるタップのような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Iに例示的に示されるコントロール1091を領域109に表示してもよい。コントロール1091は、オーディオ2を選択(使用)するエントリを提供するためのものである。本開示は、コントロール1091の形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。
【0066】
アプリケーション1が
図1Iに示される領域109においてユーザによるコントロール1091をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Jに例示的に示される更新後のコントロール102をユーザインターフェース12に表示し、コントロール1062の表示を保持してもよい。ここで、コントロール102は、選択されたオーディオ2の名称、例えば、曲名4を表示するためのものである。
【0067】
以上の通り、ビデオに背景音楽が付加された後、マイクコントロールがオン状態にされた場合、背景音楽を入れ替えれば、マイクコントロールは依然としてオン状態を保持する。それにより、背景音楽を入れ替えた後もアプリケーションが原音を録音する機能をサポートすることを確保する必要がなくなる。
【0068】
4、オーディオ1をキャンセルする
図1Hにおいて、ウィンドウ108は、ユーザがオーディオ1を編集、キャンセルするエントリを提供するためのものである。ウィンドウ108には、ユーザによりオーディオ1をキャンセルするエントリを提供するためのコントロール1081が含まれてもよい。本開示は、コントロール1081の形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。
【0069】
アプリケーション1が
図1Hに示されるウィンドウ108においてユーザによるコントロール1081をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Bに例示的に示されるユーザインターフェース12を携帯電話に表示してもよく、且つ、このときのユーザインターフェース12において、コントロール1061及びコントロール1062が表示されない。
【0070】
なお、ユーザインターフェース12においてコントロール1061及びコントロール1062が表示されない形態に加えて、アプリケーション1は、
図1Gに示すコントロール1062をユーザインターフェース12にグレーアウト表示してもよい。ここで、本開示で言及された、グレイアウト表示するということは、アプリケーション1がユーザによるコントロール対する操作をマスクすることとして捉えることができる。
【0071】
以上の通り、ビデオに背景音楽が付加された場合、環境音を取り込むか否かを選択するためのマイクコントロールをユーザに提供し、ビデオに背景音楽が付加されていない場合、マイクコントロールをユーザに継続して提供しない。それにより、マイクコントロールをビデオの撮影ページに動的に表示することができ、アプリケーションが実際の状況に基づいてページ内容を柔軟に表示することに有利になる。
【0072】
5、道具1を選択した後のマイクコントロールの表示状態
ユーザが
図1Gに示されるユーザインターフェース12においてコントロール1031を介して道具1を選択した後、道具1が原音録音をサポートしないので、アプリケーション1は、ユーザインターフェース12において
図1Gに例示的に示されるコントロール1062を表示することを、
図1Kに例示的に示されるコントロール1063を表示することに変更してもよい。
【0073】
ここで、コントロール1063は、オフ状態にあり状態変更をサポートしないことを示すためのものである。本開示は、コントロール1063の形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。幾つかの実施例では、コントロール1063は、ユーザインターフェース12にグレーアウト表示されてもよいし、ユーザインターフェース12に表示されなくてもよい。
【0074】
また、アプリケーション1が
図1Kに例示的に示されるコントロール1063をユーザインターフェース12に表示していると同時に、アプリケーション1は、第2の所定時間帯内に提示内容を表示してもよい。ここで、該提示内容は、使用される道具が原音録音をサポートしないことをユーザに提示するためのものである。第2の所定時間帯は、該提示内容がユーザインターフェース12に表示される時間長さである。本開示は、第2の所定時間帯の長さを限定するものではない。また、本開示は、該提示内容の表示方式及び表示位置を限定するものではない。幾つかの実施例では、該提示内容は、Toastポップアップにより提示されてもよい。
【0075】
以上の通り、ビデオに背景音楽が付加された後、ビデオ1に原音録音をサポートしない道具が付加されたか否かなどの要素を十分に考慮して、マイクコントロールの表示状態をタイムリーに調整することにより、該アプリケーションが原音録音をサポートするか否かをユーザに提示することができる。
【0076】
6、ビデオの撮影方式を選択する
図1Gでは、ユーザインターフェース12におけるコントロール1041が通常表示され、コントロール1042が太く表示されている。即ち、ビデオの撮影方式が早撮り方式であることを示す。
【0077】
アプリケーション1が
図1Gに示されるユーザインターフェース12においてユーザによるコントロール1042をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Lに例示的に示されるユーザインターフェース12を携帯電話に表示してもよく、且つ、このときのユーザインターフェース12におけるコントロール1041が太く表示され、コントロール1042が通常表示される。即ち、ビデオの撮影方式が分割撮影方式であることを示す。
【0078】
以上の通り、マイクコントロールによって、ビデオに背景音楽を付加した後、環境音を取り込むことができるというユーザの要求を満たすとともに、ビデオの撮影方式の変更をサポートする。
【0079】
7、ビデオ1を撮影する
図1G又は
図1Lに示される選択されたオーディオ1と、表示されたコントロール1062とに基づいて、アプリケーション1は、配置されたオーディオ1を用いてビデオを撮影するとともに、原音(即ち、環境音)を録音することができる。
【0080】
なお、ユーザがイヤホンを用いずにビデオ1を撮影することに応じて、低遅延エコーキャンセラ技術を用いて、電子機器のマイク音声をビデオ1における原音としてもよい。ユーザがイヤホンを用いてビデオ1を撮影する場合、イヤホンのマイク音声をビデオ1における原音としてもよい。これにより、収集された原音におけるノイズが小さく、信号が良く、ビデオの再生効果を確保することに有利になる。
【0081】
また、ビデオ1が分割撮影方式を採用する場合、ビデオ1の撮影を開始する前に、ユーザインターフェース12にコントロール1062が表示されるか、コントロール1061が表示されるかに基づいて、アプリケーション1は、原音を録音するか否かを決定することができる。
【0082】
一方、ビデオ1の1つのセグメントの撮影が一時停止された後、アプリケーション1は、ビデオ1における各セグメントの撮影中に原音を録音するか否かをユーザにより選択することをサポートしなくてもよい。これにより、アプリケーション1は、状態の変更をサポートしないコントロール1062又はコントロール1061をユーザインターフェース12に表示して、例えば、グレーアウト表示し、又は非表示とすることができる。
【0083】
他方で、ビデオ1の1つのセグメントの撮影が一時停止された後、アプリケーション1は、ビデオ1における各セグメントの撮影中に原音を録音するか否かをユーザにより選択することをサポートしてもよい。それにより、アプリケーション1は、コントロール1062又はコントロール1061をユーザインターフェース12に表示することができ、ユーザ選択に基づいて、ビデオ1の1つのセグメントに原音を取り込むか否かを容易に決定する。
【0084】
ビデオ撮影のプロセスが終了すると、アプリケーション1は、
図1Mに例示的に示されるユーザインターフェース14を携帯電話に表示してもよい。ユーザインターフェース14は、既にリアルタイムに収集されたビデオ1を表示し、ユーザがオーディオ1を変更するエントリを提供し、ユーザがビデオ1の音量を変更するエントリを提供し、ユーザがビデオ1を投稿するエントリを提供するためのものである。
【0085】
図1Mにおいて、ユーザインターフェース14には、コントロール110及びコントロール111が含まれてもよい。本開示は、コントロール110及びコントロール111の形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。
【0086】
ここで、コントロール110は、ユーザがオーディオ1を入れ替えるエントリを提供し、ユーザがビデオ1の音量を調整するエントリを提供し、選択されたオーディオ1の名称を表示するためのものである。コントロール111は、ユーザがビデオ1を投稿するエントリを提供するためのものである。
【0087】
8、ビデオ1の音量を調整する
アプリケーション1が
図1Mに示されるユーザインターフェース14においてユーザによるコントロール110をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Nに例示的に示されるユーザインターフェース15を携帯電話に表示してもよい。ユーザインターフェース15は、ユーザがビデオ1に利用可能なオーディオを提供し、ユーザがビデオ1の音量を調整するエントリを提供するためのものである。
【0088】
ここで、ユーザインターフェース15には、ユーザがオーディオ1を入れ替えるエントリと、ユーザがビデオ1の音量を調整するエントリとを提供するためのウィンドウ112が含まれてもよい。ウィンドウ112には、ユーザがビデオ1の音量を調整するエントリを提供するためのコントロール1121が含まれてもよい。本開示は、ウィンドウ112及びコントロール1121の形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。
【0089】
アプリケーション1が
図1Nに示されるウィンドウ112においてユーザによるコントロール1121をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Oに例示的に示される更新後のウィンドウ112をユーザインターフェース15に表示してもよい。
【0090】
図1Oにおいて、更新後のウィンドウ112には、コントロール1122及びコントロール1123が含まれてもよい。本開示は、コントロール1122及びコントロール1123の形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。
【0091】
ここで、コントロール1122は、ユーザがビデオ1における原音の音量を調整するエントリを提供するためのものである。コントロール1123は、ユーザがビデオ1におけるオーディオ1の音量を調整するエントリを提供するためのものである。
【0092】
また、更新後のウィンドウ112には、ビデオ1における原音の音量と、ビデオ1におけるオーディオ1の音量とがリアルタイムに表示されてもよい。例えば、数字及び/又は音量バーの表示方式を採用する。また、オーディオ1及び原音のビデオ1における音量は、デフォルトで100%である。
【0093】
なお、
図1Oに示される実施例のビデオ1の音量を調整する方式に加え、アプリケーション1は、ビデオ1における原音及びオーディオ1の音量の比例配分を携帯電話に表示することで、ビデオ1の音量を調整してもよい。また、本開示は、上記の2つの実現方式に限定されない。
【0094】
さらに、ビデオ1が分割撮影方式を採用する場合、ユーザがビデオ1の音量を変更したい場合、アプリケーション1は、ビデオ1における各セグメントの音量を調整するためのコンポーネントを別々に携帯電話に表示してもよい。例えば、1つのウィンドウに異なるオプションを表示し、各オプションがビデオ1における1つのセグメントに対応し、且つ各オプションが該ウィンドウの1つのページに対応する。該ページは、
図1Oに示される更新後のウィンドウ112の説明を参照してもよい。それにより、該コンポーネントに対する操作に基づいて、ビデオ1の相応なセグメントにおける原音及びオーディオ1の音量を調整する。
【0095】
9、ビデオ1を投稿する
ビデオ1の音量を調整した後、アプリケーション1が
図1Oに示されるユーザインターフェース15においてユーザによるユーザインターフェース15におけるウィンドウ112以外の領域をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Mに例示的に示されるユーザインターフェース14を携帯電話に表示してもよい。
【0096】
アプリケーション1が
図1Mに示されるユーザインターフェース14においてユーザによるコントロール111をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、ビデオ1をアプリケーション1に投稿して、アプリケーション1における関連ユーザに視聴させてもよい。
【0097】
図1A~
図1Oによる実施例の説明を基に、
図2を結合して、本開示によるアプリケーションのビデオ処理方法の具体的な実現プロセスを詳細に説明する。
【0098】
図2を参照する。
図2は、本開示の実施例によるアプリケーションのビデオ処理方法の流れを示す図である。
図2に示すように、本開示によるアプリケーションのビデオ処理方法は、以下のステップを含み得る。
【0099】
S101:ビデオを編集している間に、オーディオに対する配置コマンドを受け付ける。
【0100】
なお、ここで言及されるビデオとは、ユーザがアプリケーションを用いるが作成を開始していないビデオである。ビデオを編集するプロセスを、ビデオを撮影する前に、例えば、背景音楽の付加や、撮影後のビデオの再生効果に影響を与えるための道具の付加などのプロセスとして捉えることができる。
【0101】
ここで、オーディオとは、アプリケーションにより提供される1つのオーディオ、例えば、1曲の完全な楽曲、又は、1曲の楽曲の一部のセグメント、又は、切り出された1つのオーディオセグメントなどである。
【0102】
ここで、配置コマンドは、オーディオがビデオの再生に伴い再生されるように、オーディオをビデオの背景音楽とするためのものである。本開示は、配置コマンドの具体的な実現方式を限定するものではない。配置コマンドは、タップ、ダブルタップ、長押し、スワイプなどのタイプの操作を含み得るが、これらに限定されない。例えば、アプリケーションの1つのページ(例えば、
図1Dの実施例における領域105)にオーディオを編集するためのコントロールが設定されている場合、配置コマンドは、該コントロールで受け付けられる操作である。
【0103】
幾つかの実施例では、アプリケーションが
図1A~
図1Oにおけるアプリケーション1であり、オーディオが
図1A~
図1Oの実施例におけるオーディオ1である場合、配置コマンドの具体的な実現方式は、
図1Dの実施例における、領域105においてユーザによるコントロール1051をタップするような操作に関する説明を参照してもよく、ここでは贅言しない。
【0104】
S102:配置コマンドに応じて、ビデオを撮影している間にオーディオを配置する。
【0105】
電子機器は、配置コマンドを受け付けると、ビデオを撮影している間にオーディオを配置してもよい。ここで、電子機器がビデオを撮影している間にオーディオを配置するプロセスを、配置コマンドに対応するオーディオをビデオに配置するプロセス、例えば、ユーザがオーディオを選択し、オーディオのパラメータを調整するなどのプロセスとして捉えることができる。
【0106】
S103:配置結果がビデオを撮影している間にオーディオが配置されていることを示すか否かを判断する。
【0107】
電子機器は、ビデオを撮影している間にオーディオを配置するプロセスにおいて、配置結果を取得することができる。ここで、配置結果は、ビデオを撮影している間にオーディオが配置されているか否かを示すためのものである。本開示は、配置結果の具体的な実現方式を限定するものではない。
【0108】
ここで、配置結果がビデオを撮影している間にオーディオが配置されていることを示すことを、前記オーディオがビデオの再生に伴い再生されるように、配置コマンドに対応するオーディオをビデオに配置したこととして捉えることができる。配置結果がビデオを撮影している間にオーディオが配置されていないことを示すことを、配置コマンドに対応するオーディオをビデオに配置していなく、前記オーディオがビデオの再生に伴い再生できないこととして捉えることができる。
【0109】
それにより、配置結果がビデオを撮影している間にオーディオが配置されていることを示すことに応じて、電子機器はステップS1031を実行し、配置結果がビデオを撮影している間にオーディオが配置されていないことを示すことに応じて、電子機器はステップS1032を実行する。
【0110】
S1031:ビデオの撮影ページにマイクコントロールを表示する。
【0111】
電子機器は、配置結果がビデオを撮影している間にオーディオが配置されていることを示すことに応じて、ビデオの撮影ページにマイクコントロールを表示してもよい。
【0112】
S1032:ビデオの撮影ページにマイクコントロールを表示しない。
【0113】
電子機器は、配置結果がビデオを撮影している間にオーディオが配置されていないことを示すことに応じて、マイクコントロールをビデオの撮影ページに表示しなくてもよい。これにより、マイクコントロールの動的な表示が実現される。
【0114】
ここで、ビデオの撮影ページは、アプリケーションの1つのページである。幾つかの実施例では、上記の配置プロセスは、ビデオの撮影ページに設定されてもよい。例えば、アプリケーションの1つのページ(例えば、
図1Bの実施例におけるユーザインターフェース12)にオーディオを選択するためのコントロールが設定されている場合、上記の配置プロセスは、該コントロールを介してビデオのために背景音楽を選択することを実現するプロセスである。
【0115】
また、配置結果は、ビデオの撮影ページに表示されなくてもよく、オーディオの関連パラメータを表示する形でビデオの撮影ページに表示されてもよく、本開示はこれについて限定しない。
【0116】
本開示では、マイクコントロールは、2つの状態、即ち、オン状態及びオフ状態を有する。マイクコントロールのデフォルト状態は、オン状態であってもよいし、オフ状態であってもよく、本開示はこれについて限定しない。しかも、このときのマイクコントロールは、これら2つの状態間で切り替えられることができる。即ち、マイクコントロールの状態は、オン状態からオフ状態に切り替えられてもよいし、オフ状態からオン状態に切り替えられてもよい。
【0117】
マイクコントロールがオン状態にある場合、ビデオを撮影している間に原音を録音するように配置する。
【0118】
ここで、マイクコントロールがオンされることを、マイクコントロールに対する操作により、マイクコントロールがオフ状態からオン状態に切り替えられることとして捉えることができる。前記操作は、タップ、ダブルタップ、長押し、スワイプなどのタイプの操作を含むが、これらに限定されない。例えば、前記操作は、
図1Eに示されるユーザインターフェース12においてユーザによるコントロール1061をタップするような操作であってもよい。マイクコントロールは、
図1Eに例示的に示されるコントロール1061から
図1Fに例示的に示されるコントロール1062に切り替えられてもよい。
【0119】
マイクコントロールがオフ状態にある場合、ビデオを撮影している間に原音を録音しないように配置する。
【0120】
ここで、マイクコントロールがオフされることを、マイクコントロールに対する操作により、マイクコントロールがオン状態からオフ状態に切り替えられることとして捉えることができる。前記操作は、タップ、ダブルタップ、長押し、スワイプなどのタイプの操作を含むが、これらに限定されない。例えば、前記操作は、
図1Eに示されるユーザインターフェース12においてユーザによるコントロール1062をタップするような操作であってもよい。マイクコントロールは、
図1Eに例示的に示されるコントロール1062から
図1Fに例示的に示されるコントロール1061に切り替えられてもよい。
【0121】
ここで、本開示は、マイクコントロールの形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。例えば、マイクコントロールがオンされる状態を、マイク形状上の斜線が消えるように表示してもよい。マイクコントロールがオフされる状態を、マイク形状上の斜線が現れるように表示してもよい。
【0122】
幾つかの実施例では、アプリケーションが
図1A~
図1Oにおけるアプリケーション1であり、オーディオが
図1A~
図1Oの実施例におけるオーディオ1である場合、上記プロセスの具体的な実現方式は、
図1Dの実施例における、ユーザが
図1Dに示される領域105においてコントロール1051をタップするような操作を実行した後、アプリケーション1が
図1Eに例示的に示される新たに追加されたコントロール1061又はコントロール1062をユーザインターフェース12に表示する説明を参照してもよく、ここでは贅言しない。
【0123】
また、
図1Eに更新後のコントロール102がさらに表示されているか否かは、配置結果を表すことができる。
図1Eに更新後のコントロール102がさらに表示されている場合、配置結果がビデオを撮影している間にオーディオが配置されていることを示すことを表すことができる。
図1Eに更新後のコントロール102が表示されていない場合、配置結果がビデオを撮影している間にオーディオが配置されていないことを示すことを表すことができる。
【0124】
以上の通り、一方では、マイクコントロールを介して原音を録音できることをユーザに提示することができる。他方では、ユーザがマイクコントロールで実行した操作に基づいて、原音を録音するか否かを自ら制御することができ、ユーザの主観的な意思を十分に尊重する。それにより、背景音楽を選択した後に原音を録音するというユーザの作成要求を満たすだけでなく、ユーザが作成したビデオの再生効果を向上させることに有利になる。
【0125】
本開示によるアプリケーションのビデオ処理方法によれば、電子機器により、ビデオを編集している間に、オーディオに対する配置コマンドを受け付けることができる。配置コマンドを受信した後、電子機器は、ビデオを撮影している間にオーディオを配置し、配置結果がビデオを撮影している間にオーディオが配置されていることを示す場合、マイクコントロールをビデオの撮影ページに表示することができる。ここで、マイクコントロールがオン状態にある場合、ビデオを撮影している間に、原音を録音するように配置し、マイクコントロールがオフ状態にある場合、ビデオを撮影している間に原音を録音しないように配置する。
【0126】
それにより、電子機器は、アプリケーションにおけるビデオの撮影ページでオーディオを背景音楽として選択して撮影すべきビデオに設定して再生した後、マイクコントロールをビデオの撮影ページに表示し、ユーザがマイクコントロールを介して原音を録音するか否かを手動で制御することを容易にし、アプリケーションは、ユーザの主観的な意思に基づいて、音楽の選択後に、マイクをオンにして原音を録音することをオン又はオフすることをサポートできるようになり、音楽の付加後に原音を取り込むというユーザの撮影予想及び作成要求を満たし、ユーザがアプリケーションを利用して伴奏に合わせて歌い、ラップ、朗読、アフレコ解説などの、背景音楽と原音とが同時にビデオに存在する撮影シーンを実現することに寄与し、ユーザに十分な作成の自由度、簡便性を与え、ユーザが該アプリケーションでビデオを作成する興味度を高め、より多くのユーザが該アプリケーションでビデオを作成し投稿することを促進する。
【0127】
また、電子機器は、配置結果がビデオを撮影している間にオーディオが配置されていないことを示す場合、ビデオの撮影ページにマイクコントロールを表示しない。これにより、マイクコントロールの動的な表示が実現される。
【0128】
幾つかの実施例では、アプリケーションが
図1A~
図1Oにおけるアプリケーション1であり、オーディオが
図1A~
図1Oの実施例におけるオーディオ1である場合、上記プロセスの具体的な実現方式は、
図1Dの実施例における、ユーザが
図1Dに示される領域105においてコントロール1051をタップする操作以外の操作、例えば、ユーザインターフェース12に戻る操作を実行すると、アプリケーション1が
図1Bに例示的に示される、更新後のコントロール102及び新たに追加されたコントロール1061又はコントロール1062を含まないユーザインターフェース12を携帯電話に表示してもよい説明を参照してもよく、ここでは贅言しない。
【0129】
上記の説明に基づいて、マイクコントロールがオン状態にあるとき、ユーザが選択されたオーディオを入れ替えた後、マイクコントロールは依然としてオン状態を保持する。
【0130】
幾つかの実施例では、電子機器は、オーディオに対する入れ替えコマンドを受け付けてもよい。ここで、入れ替えコマンドは、タップ、ダブルタップ、長押し、スワイプなどのタイプの操作を含み得るが、これらに限定されない。例えば、アプリケーションの1つのページ(例えば、
図1Iの実施例における領域109)にオーディオを選択(使用)するためのコントロール(例えば、
図1Iの実施例におけるコントロール1091)が設定される場合、入れ替えコマンドは、該コントロールを介してオーディオの入れ替えを実現する操作である。
【0131】
それにより、電子機器は、入れ替えコマンドを受け付けると、ビデオを撮影している間に入れ替え後のオーディオを配置し、マイクコントロールをビデオの撮影ページに表示することができる。
【0132】
ここで、入れ替え前のオーディオは、
図1Iに例示されるオーディオ1であってもよく、入れ替え後のオーディオは、
図1Iに例示されるオーディオ2であってもよく、上記のプロセスの具体的な実現方式は、アプリケーション1が
図1Iに示される領域109においてユーザによるコントロール1091をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Jに例示的に示される更新後のコントロール102をユーザインターフェース12に表示し、コントロール1062の表示を保持する説明を参照してもよく、ここでは贅言しない。
【0133】
また、電子機器は、選択されたオーディオをキャンセルしてもよい。このとき、マイクコントロールはビデオの撮影ページに表示されることを続けない。それにより、マイクコントロールをビデオの撮影ページに動的に表示することができ、アプリケーションが実際の状況に基づいてページの内容を柔軟に表示することに有利になる。
【0134】
上記の説明に基づいて、マイクコントロールがオフ状態にある場合、マイクコントロールがオフ状態にあることを表示する他、電子機器は、マイクコントロールがビデオの撮影ページにぶれ表示されるように配置してもよい。それにより、さらに主観的な意思に基づいてマイクをオンにして原音を録音するか否かを選択できることをユーザに提示する。
【0135】
上記の説明に基づいて、マイクコントロールがオフ状態からオン状態に切り替えられた場合、マイクコントロールがオン状態にあることを表示する他、電子機器は、イヤホンを使用してビデオを撮影するほうが効果が優れることをユーザに提示するための第1の提示内容を第1の所定時間帯内にビデオの撮影ページに表示するように配置してもよい。これにより、該アプリケーションがマイクをオンにして原音を録音することをオンしたことをユーザに提示する。
【0136】
ここで、本開示は、第1の提示内容及び第1の所定時間帯の具体的な実現方式を限定するものではない。例えば、第1の提示内容として、
図1Fに例示的に示される提示内容107を参照してもよい。
【0137】
上記の説明に基づいて、マイクコントロールがオンされたことが検出されたことに応じて、電子機器は、配置されたオーディオを使用してビデオを撮影するとき、原音を録音することができる。ここで、ユーザは、ビデオを撮影している間にイヤホンを使用してもよいし、ビデオを撮影している間にイヤホンを使用しなくてもよく、本開示はこれについて限定しない。
【0138】
ユーザがイヤホンを用いずにビデオを撮影することに応じて、電子機器は、低遅延エコーキャンセラ技術を用いて、電子機器のマイク音声を原音としてもよい。ユーザがイヤホンを用いてビデオを撮影する場合、電子機器は、イヤホンのマイク音声を原音としてもよい。これにより、収集された原音におけるノイズが小さく、信号が良く、ビデオの再生効果を確保することに有利になる。
【0139】
上記の説明に基づいて、ビデオを撮影するプロセスが終了した後、電子機器は、さらにビデオの音量を調整してもよい。なお、ここで言及されるビデオとは、ユーザがアプリケーションを使用して撮影したビデオである。
【0140】
幾つかの実施例では、電子機器は、ビデオの音量に対する調整コマンドを受け付けてもよい。ここで、調整コマンドは、タップ、ダブルタップ、長押し、スワイプなどのタイプの操作を含み得るが、これらに限定されない。例えば、アプリケーションの1つのページ(例えば、
図1Nの実施例におけるウィンドウ112)にビデオ1の音量を調整するためのコントロール(例えば、
図1Nの実施例におけるコントロール1121)が設定される場合、調整コマンドは、該コントロールを介してビデオの音量の調整を実現する操作である。
【0141】
電子機器は、調整コマンドを受け付けると、ビデオにおけるオーディオの音量及び/又は原音の音量を調整し得る。それにより、ビデオの音量の調整により、ユーザは、アプリケーションを使用して、伴奏に合わせて歌い、ラップ、朗読、アフレコ解説などの、背景音楽と原音とが同時にビデオに存在する撮影シーンを実現することができ、ユーザがAPPでビデオを作成し、ビデオを共有する意欲を高めた。
【0142】
ここで、上記のプロセスの具体的な実現方式は、アプリケーション1が
図1Nに示されるウィンドウ112においてユーザによるコントロール1121をタップするような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図1Oに例示的に示される更新後のウィンドウ112をユーザインターフェース15に表示する説明を参照してもよく、ここでは贅言しない。
【0143】
ここで、本開示は、複数の方式を採用して、ビデオにおけるオーディオの音量、又は、ビデオにおける原音の音量、又は、ビデオにおけるオーディオの音量及び原音の音量を調整してもよい。
【0144】
幾つかの実施例では、電子機器は、ビデオの音量に対する編集コマンドを受け付けてもよい。ここで、編集コマンドは、タップ、ダブルタップ、長押し、スワイプなどのタイプの操作を含み得るが、これらに限定されない。例えば、アプリケーションの1つのページ(例えば、
図1Nの実施例におけるウィンドウ112)にビデオ1の音量を調整するためのコントロール(例えば、
図1Nの実施例におけるコントロール1121)が設定される場合、編集コマンドは、該コントロールを介してビデオの音量の調整を実現する操作である。
【0145】
電子機器は、編集コマンドを受け付けると、オーディオの音量を調整するための第1のコントロールと、原音の音量を調整するための第2のコントロールとをビデオの音量編集ページに表示してもよい。
【0146】
ここで、本開示は、第1のコントロール及び第2のコントロールの形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。例えば、ビデオの音量編集ページは、
図1Oの実施例における更新後のウィンドウ112であり、第1のコントロールは、
図1Oの実施例におけるコントロール1123であり、第2のコントロールは、
図1Oの実施例におけるコントロール1122である。
【0147】
それにより、電子機器は、第1のコントロールでの調整コマンドを受け付けてビデオにおけるオーディオの音量を調整することができ、また、第2のコントロールでの調整コマンドを受け付けてビデオにおける原音の音量を調整することができ、さらに、第1のコントロール及び第2のコントロールでの調整コマンドを受け付けてビデオにおけるオーディオの音量及び原音の音量を調整することができる。
【0148】
別の幾つかの実施例では、電子機器は、ビデオの音量に対する編集コマンドを受け付けてもよい。ここで、編集コマンドは、前記説明を参照してもよく、ここでは贅言しない。電子機器は、編集コマンドを受け付けると、オーディオと原音の音量比例配分を調整するための調整コントロールをビデオの音量編集ページに表示してもよい。ここで、本開示は、調整コントロールの形状、大きさ、色、位置などのパラメータを限定するものではない。それにより、電子機器は、調整コントロールでの調整コマンドを受け付けてビデオにおけるオーディオの音量及び原音の音量を調整することができる。
【0149】
また、編集コマンドを受け付けると、ビデオの音量を調整することができる他、電子機器は、ビデオの音量編集ページにオーディオの音量及び原音の音量をリアルタイムに表示することができる。ここで、本開示は、音量の表示方式を限定するものではない。例えば、パーセンテージで表示される。これにより、ビデオにおけるオーディオ及び原音の音量をユーザに直感的に展示でき、ユーザがビデオの音量をタイムリーで正確に調整することに有利になる。
【0150】
以上の説明に基づき、ビデオを編集している間に、電子機器は、ビデオを撮影する前に道具を付加してもよい。それにより、ビデオの作成の興趣性を高め、作成されたビデオの再生効果を向上させることに有利になる。なお、ここで言及されるビデオとは、ユーザがアプリケーションを使用するが作成を開始していないビデオであり、道具は、撮影済みのビデオの再生効果に影響を与えるためのものである。
【0151】
幾つかの実施例では、電子機器は、道具に対する配置コマンドを受け付けてもよい。前記道具は、ビデオの再生効果に影響を与えるだけでなく、原音の録音をサポートしないようにするためのものである。
【0152】
ここで、配置コマンドは、タップ、ダブルタップ、長押し、スワイプなどのタイプの操作を含み得るが、これらに限定されない。例えば、アプリケーションの1つのページ(例えば、
図1Gの実施例におけるユーザインターフェース12)にビデオのために道具を選択するためのコントロール(例えば、
図1Gの実施例におけるコントロール1031)が設定される場合、配置コマンドは、該コントロールを介してビデオに道具を付加することを実現する操作である。
【0153】
それにより、電子機器は、配置コマンドを受け付けると、ビデオを撮影している間に道具を配置し、ビデオの撮影ページに、オフ状態にあり且つ状態変更をサポートしないマイクコントロールを表示することができる。
【0154】
ここで、上記のプロセスの具体的な実現方式は、説明を参照してもよく、ここでは贅言しない。すなわち、ユーザが
図1Gに示されるユーザインターフェース12においてコントロール1031を介して道具1を選択した後、アプリケーション1は、ユーザインターフェース12において
図1Gに例示的に示されるコントロール1062を表示することから、
図1Kに例示的に示されるコントロール1063を表示することに変更する。
【0155】
それにより、ビデオに背景音楽が付加された後、ビデオに原音録音をサポートしない道具が付加されたか否かなどの要素を十分に考慮して、マイクコントロールの表示状態をタイムリーに調整することにより、該アプリケーションが原音録音をサポートするか否かをユーザに提示することができる。
【0156】
また、マイクコントロールの状態を変更する他、電子機器は、第2の所定時間帯内に、道具が原音録音をサポートしないことをユーザに提示するための第2の提示内容をビデオの撮影ページに表示してもよい。それにより、該アプリケーションがマイクをオンして原音を録音できないことをユーザに提示する。
【0157】
ここで、本開示は、第2の提示内容及び第2の所定時間帯の具体的な実現方式を限定するものではない。例えば、第2の提示内容としては、
図1Kに例示的に示される第1の提示内容の説明を参照してもよく、ここでは贅言しない。
【0158】
上記の説明に基づいて、アプリケーションは、ビデオの複数の撮影方式、例えば、早撮り方式、分割撮影方式、アルバム撮影方式、ライブ撮影方式などをユーザに提供することができる。
【0159】
分割撮影方式を採用してビデオを撮影することに応じて、ビデオの1つのセグメントの撮影を一時停止した後、マイクコントロールは、状態変更をサポートしなく、アプリケーションがビデオを作成する効率を低下させてもよい。また、状態変更をサポートして、アプリケーションがビデオを作成する可能性を増加させてもよい。なお、ここで言及されるビデオとは、ユーザがアプリケーションを用いるが作成を開始していないビデオである。
【0160】
幾つかの実施例では、電子機器は、マイクコントロールでの編集コマンドを受け付けてもよい。ここで、編集コマンドは、タップ、ダブルタップ、長押し、スワイプなどのタイプの操作を含み得るが、これらに限定されない。編集コマンドは、マイクコントロールの状態を変更するためのものである。
【0161】
電子機器は、編集コマンドを受け付けると、マイクコントロールをオフ状態からオン状態に切り替え、オン状態にあるマイクコントロールをビデオの撮影ページに表示してもよい。この時、電子機器は、マイクコントロールがオンされたことを検出することができる。それによって、電子機器は、ビデオの1つのセグメントを撮影している間に原音を録音するように配置することができる。
【0162】
電子機器は、編集コマンドを受け付けると、マイクコントロールをオン状態からオフ状態に切り替え、オフ状態にあるマイクコントロールをビデオの撮影ページに表示してもよい。この時、電子機器は、マイクコントロールがオフされたことを検出することができる。それによって、電子機器は、ビデオの1つのセグメントを撮影している間に原音を録音しないように配置することができる。
【0163】
また、分割撮影方式を採用してビデオを撮影するプロセスが終了した後、電子機器は、ビデオの全体音量を調整してもよいし、ビデオの各セグメントの音量を調整してもよく、本開示は、電子機器がビデオの音量を調整する方式を限定するものではない。なお、ここで言及されるビデオとは、ユーザがアプリケーションを使用して撮影したビデオである。
【0164】
幾つかの実施例では、電子機器は、ビデオの音量に対する調整コマンドを受け付けてもよい。ここで、調整コマンドは、タップ、ダブルタップ、長押し、スワイプなどのタイプの操作を含み得るが、これらに限定されない。調整コマンドは、ビデオの音量を調整するためのものである。それにより、調整コマンドを受け付けると、電子機器は、ビデオの少なくとも1つのセグメントにおけるオーディオの音量及び/又は原音の音量を調整し得る。
【0165】
それにより、ビデオの音量の調整により、ユーザは、アプリケーションを使用して、伴奏に合わせて歌い、ラップ、朗読、アフレコ解説などの、背景音楽と原音とが同時にビデオに存在する撮影シーンを実現することができ、ユーザがAPPでビデオを作成し、ビデオを共有する意欲を高めた。
【0166】
例示的に、本開示によるアプリケーションのビデオ処理装置は、上記のアプリケーションのビデオ処理方法に説明された実施例における技術案を実行するために用いられることができ、その実現原理や技術効果が似ており、ここでは贅言しない。
【0167】
例示的に、本開示は、1つ又は複数のプロセッサと、メモリと、メモリに記憶された1つ又は複数のコンピュータプログラムと、を含む電子機器であって、1つ又は複数のプロセッサが1つ又は複数のコンピュータプログラムを実行すると、電子機器に、上記実施例のアプリケーションのビデオ処理方法を実現させる電子機器を提供する。
【0168】
例示的に、本開示は、メモリとセンサとを含む電子機器に応用されるチップシステムであって、上記実施例のアプリケーションのビデオ処理方法を実行するプロセッサを含むチップシステムを提供する。
【0169】
例示的に、本開示は、プロセッサによって実行されると、電子機器に上記実施例のアプリケーションのビデオ処理方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記録媒体を提供する。
【0170】
例示的に、本開示は、コンピュータで稼動されると、コンピュータに上記実施例のアプリケーションのビデオ処理方法を実行させるコンピュータプログラム製品を提供する。
【0171】
上記実施例の全部又は一部の機能は、ソフトウェア、ハードウェア又はそれらの組み合わせによって実現されてもよい。ソフトウェアによって実現される場合、その全部又は一部がコンピュータプログラム製品の形で実現されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされて実行されると、本開示の実施例に従うプロセス又は機能の全部又は一部が生じる。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又はその他のプログラマブル装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる如何なる使用可能な媒体であってもよいし、又は、1つ又は複数の使用可能な媒体が集積されたサーバ、データセンタなどのデータ記憶デバイスであってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、又は半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(solid state disk、SSD))などであり得る。
【0172】
なお、本明細書において、「第1」及び「第2」などのような関係用語は、単に一つのエンティティ又は動作を他のエンティティ又は動作と区別する目的だけに用いられ、これらのエンティティ又は動作間にこのような実際の関係又は順序が存在することを要求又は暗示するものではない。さらに、用語「含む」、「包含する」又はその任意の他の変体は、非排他的な含有を示すことで、一系列の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、それらの要素だけでなく、明示されていない他の要素も含み、又はこのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素も含む。さらに多い制限がない場合に、「1つの・・・を含む」という表現によって限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、物品又は機器にほかの同じ要素も含むことを除外しない。
【0173】
以上は本開示の具体的な実施形態にすぎず、当業者が本開示を理解又は実現することを可能にするためのものである。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者には自明となり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく他の実施例において実現され得る。従って、本開示は、本明細書のこれらの実施例に限定されるものではなく、本明細書で開示される原理及び新規の特徴に適合する最も広い範囲を有する。
【手続補正書】
【提出日】2023-10-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーションのビデオ処理方法であって、
オーディオに対する配置コマンドに応じて、ビデオを撮影している間に前記オーディオを配置し
、マイクコントロールを前記ビデオの撮影ページに表示することとを含み、
前記マイクコントロールがオン状態にある場合、前記ビデオを撮影している間に原音を録音するように配置し、前記マイクコントロールがオフ状態にある場合、前記ビデオを撮影している間に原音を録音しないように配置することを特徴とする、方法。
【請求項2】
前記ビデオを撮影している間に前記オーディオが配置されていないこ
とに応じて、前記ビデオの撮影ページに前記マイクコントロールを表示しないことをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記マイクコントロールがオン状態にある場合、前記方法は、
前記オーディオに対する入れ替えコマンドを受け付けることと、
前記入れ替えコマンドに応じて、前記ビデオを撮影している間に入れ替え後のオーディオを配置し、前記ビデオの撮影ページに前記マイクコントロールを表示することとをさらに含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記マイクコントロールがオフ状態にある場合、前記方法は、
前記マイクコントロールが前記ビデオの撮影ページにぶれ表示されるように配置することをさらに含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
前記マイクコントロールがオンされたことが検出されたことに応じて、前記方法は、
配置された前記オーディオを使用して前記ビデオを撮影するとき、前記原音を録音することをさらに含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項6】
ユーザがイヤホンを用いずに前記ビデオを撮影することに応じて、低遅延エコーキャンセラ技術を用いて、電子機器のマイク音声を前記原音とすることと、
ユーザがイヤホンを用いて前記ビデオを撮影する場合、イヤホンのマイク音声を原音とすることとをさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ビデオの音量に対する編集コマンドを受け付けることと、
前記編集コマンドに応じて、前記オーディオと前記原音の音量との比例配分を調整するための調整コントロールを前記ビデオの音量編集ページに表示することと、
前記ビデオの音量に対する調整コマンドを受け付けることと、をさらに含み、
前記ビデオの音量に対する調整コマンドを受け付けることは、
前記調整コントロールでの前記調整コマンドを受け付けることを含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記ビデオの再生効果に影響を与えるために用いられ、且つ原音録音をサポートしない道具に対する配置コマンドを受け付けることと、
前記配置コマンドに応じて、前記ビデオを撮影している間に前記道具を配置し、オフ状態にあり、且つ状態変更をサポートしない前記マイクコントロールを、前記ビデオの撮影ページに表示することとをさらに含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項9】
分割撮影方式を採用して前記ビデオを撮影することに応じて、前記方法は、
前記ビデオの1つのセグメントの撮影を一時停止した後、前記マイクコントロールでの編集コマンドを受け付けることと、
前記編集コマンドに応じて、オン状態にある前記マイクコントロールを前記ビデオの撮影ページに表示し、又は、
前記編集コマンドに応じて、オフ状態にある前記マイクコントロールを前記ビデオの撮影ページに表示することとをさらに含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項10】
分割撮影方式を採用して前記ビデオを撮影するプロセスが終了した後、前記方法は、
前記ビデオの音量に対する調整コマンドを受け付けることと、
前記調整コマンドに応じて、前記ビデオの少なくとも1つのセグメントにおける前記オーディオの音量及び/又は前記原音の音量を調整することとをさらに含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
1つ又は複数のプロセッサと、メモリと
、を含む電子機器であって、
1つ又は複数のコンピュータプログラムが前記メモリに記憶されており、前記1つ又は複数のプロセッサが前記1つ又は複数のコンピュータプログラムを実行すると、前記電子機器に請求項1~10のいずれか1項に記載のアプリケーションのビデオ処理方法を実現させることを特徴とする、電子機器。
【請求項12】
電子機器で稼動されると、前記電子機器に請求項1~10のいずれか1項に記載のアプリケーションのビデオ処理方法を実行させるためのコンピュータ命令を含むことを特徴する、コンピュータ記憶媒体。
【請求項13】
コンピュータで稼動されると、前記コンピュータに請求項1~10のいずれか1項に記載のアプリケーションのビデオ処理方法を実行させることを特徴する、コンピュータプログラム製品。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0120
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0120】
ここで、マイクコントロールがオフされることを、マイクコントロールに対する操作により、マイクコントロールがオン状態からオフ状態に切り替えられることとして捉えることができる。前記操作は、タップ、ダブルタップ、長押し、スワイプなどのタイプの操作を含むが、これらに限定されない。例えば、前記操作は、
図1Fに示されるユーザインターフェース12においてユーザによるコントロール1062をタップするような操作であってもよい。マイクコントロールは、
図1Fに例示的に示されるコントロール1062から
図1Eに例示的に示されるコントロール1061に切り替えられてもよい。
【国際調査報告】