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特表2024-512670サービスベースインターフェース(SBI)サービス運用をサポートしないネットワーク機能(NF)のためのSBIサポートを提供するための方法、システム、およびコンピュータ可読媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-19
(54)【発明の名称】サービスベースインターフェース(SBI)サービス運用をサポートしないネットワーク機能(NF)のためのSBIサポートを提供するための方法、システム、およびコンピュータ可読媒体
(51)【国際特許分類】
   H04L 41/5041 20220101AFI20240312BHJP
   H04W 88/18 20090101ALI20240312BHJP
   H04W 92/24 20090101ALI20240312BHJP
   H04L 43/20 20220101ALI20240312BHJP
   H04L 41/0895 20220101ALI20240312BHJP
   H04L 41/40 20220101ALI20240312BHJP
【FI】
H04L41/5041
H04W88/18
H04W92/24
H04L43/20
H04L41/0895
H04L41/40
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023560371
(86)(22)【出願日】2022-03-14
(85)【翻訳文提出日】2023-11-13
(86)【国際出願番号】 US2022020185
(87)【国際公開番号】W WO2022212019
(87)【国際公開日】2022-10-06
(31)【優先権主張番号】17/219,366
(32)【優先日】2021-03-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】502303739
【氏名又は名称】オラクル・インターナショナル・コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】弁理士法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】スリバスタバ,アンキット
(72)【発明者】
【氏名】ジャー,アビナシュ
(72)【発明者】
【氏名】シバラジャプラ,アヌープ
(72)【発明者】
【氏名】アラバムダーン,ベンカテシュ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067HH22
5K067HH23
(57)【要約】
サービスベースインターフェース(SBI)サービス運用をサポートしないネットワーク要素(NE)のためのSBIサポートを提供するための方法は、SBIサービス運用をサポートしないNEのためのSBI構成パラメータを受信することを含む。本方法は、SBIサービス運用をサポートしない前記NEとの接続を確立することをさらに含む。本方法は、ネットワーク機能(NF)リポジトリ機能(NRF)に、前記SBI構成パラメータを使用して、SBIサービス運用をサポートしない前記NEを登録することをさらに含む。本方法は、前記接続を介して、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのステータスを監視することをさらに含む。本方法は、前記NRFを用いて、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの前記ステータスを更新することをさらに含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サービスベースインターフェース(SBI)サービス運用をサポートしないネットワーク要素(NE)のためのSBIサポートを提供するための方法であって、
SBIサービス運用をサポートしないNEのためのSBI構成パラメータを受信することと、
SBIサービス運用をサポートしない前記NEとの接続を確立することと、
前記SBI構成パラメータを使用して、SBIサービス運用をサポートしない前記NEをネットワーク機能(NF)リポジトリ機能(NRF)に登録することと、
前記接続を介して、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのステータスを監視することと、
SBIサービス運用をサポートしない前記NEの前記ステータスを前記NRFにおいて更新することと
を含む、方法。
【請求項2】
SBI構成パラメータを受信することは、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのためにNFプロファイルを作成するためのNFプロファイルパラメータを受信することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
SBIサービス運用をサポートしない前記NEを登録することは、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの代わりに、前記NRFを用いてNFRegisterサービス運用を実行することを含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記NFRegisterサービス運用を実行することは、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのためのNFプロファイルを含むハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)PUTメッセージを前記NRFに対して送信することを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
SBIサービス運用をサポートしない前記NEとの接続を確立することが、インターワーキング機能(IWF)とSBIサービス運用をサポートしない前記NEとの間のトランスポート層接続を確立することを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
SBIサービス運用をサポートしない前記NEの前記ステータスを監視することは、前記IWFによって、前記接続を介して、Diameterウォッチドッグメッセージを、SBIサービス運用をサポートしない前記NEと交換することを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記NRFを用いたSBIサービス運用をサポートしない前記NEの前記ステータスを前記NRFにおいて更新することは、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの代わりに、前記NRFを用いてNF Heart-Beatサービス運用を実行することを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
SBIサービス運用をサポートしない前記NEの前記ステータスを監視することは、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのネイティブプロトコルを使用して、SBIサービス運用をサポートしない前記NEが利用可能であることを検出することを含み、前記NF Heart-Beatサービス運用を実行することは、ハートビート間隔内に、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)PATCHメッセージを前記NRFに送ることと、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのNFプロファイルのnfStatus属性上のリプレース運用および前記nfStatus属性の値をREGISTEREDとして示すこととを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
SBIサービス運用をサポートしない前記NEの前記ステータスを前記NRFにおいて更新することは、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの代わりに、前記NRFを用いてNFUpdateサービス運用を実行することを含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項10】
SBIサービス運用をサポートしない前記NEの前記ステータスを監視することは、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのネイティブプロトコルを使用して、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの到達不可能性を検出することを含み、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの代わりに、前記NFUpdateサービス運用を実行することは、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのNFプロファイルのnfStatus属性上のリプレース運用および前記nfStatus属性の値をUNDISCOVERABLEとして示すハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)PATCHメッセージを前記NRFに送ることを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
サービスベースインターフェース(SBI)サービス運用をサポートしないネットワーク要素(NE)のためのSBIサポートを提供するためのシステムであって、
SBIサービス運用をサポートしないNEのためのSBI構成パラメータを受信し、ネットワーク機能(NF)リポジトリ機能(NRF)に、前記SBI構成パラメータを使用して、SBIサービス運用をサポートしない前記NEを登録するためのクラウドネイティブコアコンソール(CNCC)と、
SBIサービス運用をサポートしない前記NEとの接続を確立し、前記接続を介して、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのステータスを監視するためのインターワーキング機能(IWF)とを備え、
前記CNCCは、前記IWFによって監視された前記ステータスに基づいて、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの前記ステータスを前記NRFにおいて更新するように構成されている、システム。
【請求項12】
前記CNCCが、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのためにNFプロファイルを作成するためのNFプロファイルパラメータを受信するように構成されている、請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
前記CNCCが、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの代わりに、前記NRFを用いてNFRegisterサービス運用を実行することによって、SBIサービス運用をサポートしない前記NEを登録するように構成されている、請求項11または12に記載のシステム。
【請求項14】
前記CNCCが、前記NRFに対して、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのためのNFプロファイルを含むハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)PUTメッセージを送信することによって、前記NFRegisterサービス運用を実行するように構成されている、請求項13に記載のシステム。
【請求項15】
SBIサービス運用をサポートしない前記NEとの前記接続は、トランスポート層接続を含む、請求項11~14のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項16】
前記IWFは、前記接続を介して、Diameterウォッチドッグメッセージを、SBIサービス運用をサポートしない前記NEと交換することによって、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの前記ステータスを監視するように構成されている、請求項15に記載のシステム。
【請求項17】
前記CNCCは、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの代わりに、前記NRFを用いてNF Heart-Beatサービス運用を実行することによって、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの前記ステータスを前記NRFにおいて更新するように構成されている、請求項11~16のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項18】
前記IWFは、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのネイティブプロトコルを使用して、SBIサービス運用をサポートしない前記NEが利用可能であることを検出することによってSBIサービス運用をサポートしない前記NEの前記ステータスを監視するように構成されており、前記CNCCが、ハートビート間隔内に、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)PATCHメッセージを前記NRFに送ることと、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのNFプロファイルのnfStatus属性上のリプレース運用および前記nfStatus属性の値をREGISTEREDとして示すこととによって、前記NF Heart-Beatサービス運用を実行するように構成されている、請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
前記IWFは、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのネイティブプロトコルを使用して、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの到達不可能性を検出することによって、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの前記ステータスを監視するように構成されており、前記CNCCは、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのNFプロファイルのnfStatus属性上のリプレース運用および前記nfStatus属性の値をUNDISCOVERABLEとして示すハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)PATCHメッセージを前記NRFに送ることを含む、前記NFUpdateサービス運用を、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの代わりに実行することによって、SBIサービス運用をサポートしない前記NEの前記ステータスを更新するように構成されている、
請求項11~18のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項20】
実行可能な命令が記憶されている非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、コンピュータのプロセッサによって実行されると、前記コンピュータが、
サービスベースインターフェース(SBI)サービス運用をサポートしないネットワーク要素(NE)のためのSBI構成パラメータを受信することと、
SBIサービス運用をサポートしない前記NEとの接続を確立することと、
ネットワーク機能(NF)リポジトリ機能(NRF)に、前記SBI構成パラメータを使用して、SBIサービス運用をサポートしない前記NEを登録することと、
前記接続を介して、SBIサービス運用をサポートしない前記NEのステータスを監視することと、
SBIサービス運用をサポートしない前記NEの前記ステータスを前記NRFにおいて更新することと、
を含むステップを実行するように制御する、非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
優先権主張
本出願は、2021年3月31日に出願された米国特許出願第17/219,366号の優先権の利益を主張するものであり、その開示は、全体として参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
技術分野
本明細書で説明される主題は、通信ネットワークにおける相互運用性に関する。より具体的には、本明細書で説明される主題は、SBIサービス運用をサポートしないNFのためのSBIサポートを提供するための方法、システム、およびコンピュータ可読媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
背景
5G電気通信ネットワークにおいて、サービスを提供するネットワーク機能は、プロデューサネットワーク機能(NF)またはNFサービスプロデューサと呼ばれる。サービスを消費するネットワーク機能は、コンシューマNFまたはNFサービスコンシューマと呼ばれる。ネットワーク機能は、そのネットワーク機能がサービスを消費しているか、生み出しているか、または消費し生み出しているかに応じて、プロデューサNF、コンシューマNF、または両方となり得る。「プロデューサNF」および「NFサービスプロデューサ」という用語は、本明細書では区別なく使用される。同様に、「コンシューマNF」および「NFサービスコンシューマ」という用語は、本明細書で区別なく使用される。
【0004】
所与のプロデューサNFは、多くのサービスエンドポイントを有し得、サービスエンドポイントは、プロデューサNFによってホストされる1つまたは複数のNFインスタンスのためのポイントオブコンタクトである。サービスエンドポイントは、インターネットプロトコル(IP)アドレスおよびポート番号の組み合わせ、またはプロデューサNFをホストするネットワークノード上のIPアドレスおよびポート番号に分解される完全修飾ドメイン名によって識別される。NFインスタンスは、サービスを提供するプロデューサNFのインスタンスである。所与のプロデューサNFは、2つ以上のNFインスタンスを含み得る。また、複数のNFインスタンスが同一のサービスエンドポイントを共有できることに留意されたい。
【0005】
プロデューサNFは、ネットワーク機能リポジトリ機能(NRF)に登録する。NRFは、各NFインスタンスによってサポートされるサービスを識別する利用可能なNFインスタンスのサービスプロファイルを維持する。「サービスプロファイル」および「NFプロファイル」という用語は、本明細書では区別なく使用される。コンシューマNFは、NRFに登録したプロデューサNFインスタンスに関する情報を受け取るために加入できる。
【0006】
コンシューマNFに加えて、NFサービスインスタンスに関する情報を受け取るために加入できる別の種類のネットワークノードは、サービス通信プロキシ(SCP)である。SCPは、NRFで加入し、プロデューサNFサービスインスタンスに関する到達可能性およびサービスプロファイル情報を取得する。コンシューマNFは、サービス通信プロキシに接続し、サービス通信プロキシは、要求されたサービスを提供する、または宛先プロデューサNFインスタンスへのトラフィックを直接ルーティングするプロデューサNFサービスインスタンス間でトラフィックのロードバランシングを行う。
【0007】
SCPに加えて、プロデューサとコンシューマNF間のトラフィックをルーティングする中間プロキシノードの別の例は、セキュリティエッジ保護プロキシ(SEPP)である。SEPPは、異なる5G公共陸上移動通信網(PLMN)間で交換される制御プレーントラフィックを保護するために使用されるネットワークノードである。そのため、SEPPは、PLMN間で送信された全てのアプリケーションプログラミングインターフェース(API)メッセージのためのメッセージフィルタリング、ポリシングおよびトポロジ隠蔽を行う。
【0008】
SBIサービス運用をサポートしないネットワーク機能と相互作用するとき、5G通信ネットワークにおける1つの問題が発生する。5Gネットワークでは、サービスベースインターフェースは、NFと呼ばれる5Gネットワーク要素が相互に通信するインターフェースである。3GPP(登録商標)技術仕様書(TS)29.510などの第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)標準は、SBI上で実行されたサービス運用と呼ばれる運用を定義する。サービス運用の例は、NFがそのアイデンティティをNFリポジトリ機能に登録可能にするNFRegisterサービス、NFがそのステータスをNRFで更新可能にするNFUpdate運用、および、NFUpdate運用のサブセットであり、かつNFがNRFへのその利用可能性を定期的に伝達することを可能にするNF Heart-Beat運用を含む。別のNFサービス運用は、他のNFがNRFに登録されているNFのアイデンティティおよび他の属性を発見できるようにするNFDiscoverサービス運用である。
【0009】
非5Gネットワークでは、ネットワーク要素またはネットワーク機能をNRFに登録する概念がない。ただし、SBIサービス運用をサポートしていない、4G/5G equipment identity register(EIR)、アプリケーション機能(AF)、またはアプリケーションサーバ(AS)など、非SBIネットワーク要素と相互作用することが望ましい場合がある。また、5G NFへのそのようなノードのステータスにおける更新を提供する必要があり得る。ただし、非SBI NEは、SBIサービス運用を使用して通信しないため、5G NFに、非SBI NEのアイデンティティもしくはステータスを通知する機能がない。
【0010】
上記および他の難点に照らして、SBIサービス運用をサポートしないNEに対するSBIサポートを提供するための方法、システム、およびコンピュータ可読媒体に対する必要性が存在する。
【発明の概要】
【0011】
概要
サービスベースインターフェース(SBI)サービス運用をサポートしないネットワーク要素(NE)のためのSBI構成パラメータを受信することを含む、SBIサービス運用をサポートしないNEのためのSBIサポートを提供するための方法が提供される。本方法は、SBIサービス運用をサポートしないNEとの接続を確立することを含む。本方法は、ネットワーク機能(NF)リポジトリ機能(NRF)に、SBI構成パラメータを使用して、SBIサービス運用をサポートしないNEを登録することをさらに含む。本方法は、接続を介して、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスを監視することをさらに含む。本方法は、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスをNRFにおいて更新することをさらに含む。
【0012】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、SBI構成パラメータを受信することが、SBIサービス運用をサポートしないNEのためにNFプロファイルを作成するためのNFプロファイルパラメータを受信することを含む。
【0013】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、SBIサービス運用をサポートしないNEを登録することが、SBIサービス運用をサポートしないNEの代わりに、NRFを用いてNFRegisterサービス運用を実行することを含む。
【0014】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、NFRegisterサービス運用を実行することが、SBIサービス運用をサポートしないNEのためのNFプロファイルを含むハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)PUTメッセージをNRFに対して送信することを含む。
【0015】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、SBIサービス運用をサポートしないNEとの接続を確立することが、インターワーキング機能(IWF:interworking fucntion)とSBIサービス運用をサポートしないNEとの間のトランスポート層の接続を確立することを含む。
【0016】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスを監視することが、IWFによって、接続を介して、Diameterウォッチドッグメッセージを、SBIサービス運用をサポートしないNEと交換することを含む。
【0017】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスをNRFにおいて更新することが、SBIサービス運用をサポートしないNEの代わりに、NRFを用いてNF Heart-Beatサービス運用を実行することを含む。
【0018】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスを監視することが、SBIサービス運用をサポートしないNEのネイティブプロトコルを使用して、SBIサービス運用をサポートしないNEが利用可能であることを検出することを含み、NF Heart-Beatサービス運用を実行することが、ハートビート間隔内に、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)PATCHメッセージをNRFに送ることと、SBIサービス運用をサポートしないNEのNFプロファイルのnfStatus属性上のリプレース運用およびnfStatus属性の値をREGISTEREDとして示すこととを含む。
【0019】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスをNRFにおいて更新することが、SBIサービス運用をサポートしないNEの代わりに、NRFを用いてNFUpdateサービス運用を実行することを含む。
【0020】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスを監視することが、SBIサービス運用をサポートしないNEのネイティブプロトコルを使用して、SBIサービス運用をサポートしないNEの到達不可能性を検出することを含み、SBIサービス運用をサポートしないNEの代わりに、NFUpdateサービス運用を実行することが、SBIサービス運用をサポートしないNEのNFプロファイルのnfStatus属性上のリプレース運用およびnfStatus属性の値をUNDISCOVERABLEとして示すハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)PATCHメッセージをNRFに送る送信することを含む。
【0021】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、サービスベースインターフェース(SBI)サービス運用をサポートしないネットワーク要素(NE)のためのSBIサポートを提供するためのシステムは、SBIサービス運用をサポートしないNEのためのSBI構成パラメータを受信し、ネットワーク機能(NF)リポジトリ機能(NRF)に、SBI構成パラメータを使用して、SBIサービス運用をサポートしないNEを登録するためのクラウドネイティブコアコンソール(CNCC)を含む。本システムは、SBIサービス運用をサポートしないNEとの接続を確立し、接続を介して、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスを監視するためのインターワーキング機能(IWF)をさらに含む。CNCCは、IWFによって監視されたステータスに基づいて、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスをNRFにおいて更新するように構成されている。
【0022】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、CNCCが、SBIサービス運用をサポートしないNEのためにNFプロファイルを作成するためのNFプロファイルパラメータを受信するように構成されている。
【0023】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、CNCCが、SBIサービス運用をサポートしないNEの代わりに、NRFを用いてNFRegisterサービス運用を実行することによって、SBIサービス運用をサポートしないNEを登録するように構成されている。
【0024】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、CNCCが、NRFに対して、SBIサービス運用をサポートしないNEのためのNFプロファイルを含むハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)PUTメッセージを送信することによってNFRegisterサービス運用を実行するように構成されている。
【0025】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、SBIサービス運用をサポートしないNEとの接続がトランスポート層接続を含む。
【0026】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、IWFが、接続を介して、Diameterウォッチドッグメッセージを、SBIサービス運用をサポートしないNEと交換することによって、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスを監視するように構成されている。
【0027】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、CNCCが、SBIサービス運用をサポートしないNEの代わりに、NRFを用いてNF Heart-Beatサービス運用を実行することによって、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスをNRFにおいて更新するように構成されている。
【0028】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、IWFが、SBIサービス運用をサポートしないNEのネイティブプロトコルを使用して、SBIサービス運用をサポートしないNEが利用可能であることを検出することによってSBIサービス運用をサポートしないNEのステータスを監視するように構成されており、CNCCが、ハートビート間隔内に、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)PATCHメッセージをNRFに送ることと、SBIサービス運用をサポートしないNEのNFプロファイルのnfStatus属性上のリプレース運用およびnfStatus属性の値をREGISTEREDとして示すこととによって、NF Heart-Beatサービス運用を実行するように構成されている。
【0029】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、IWFが、SBIサービス運用をサポートしないNEのネイティブプロトコルを使用して、SBIサービス運用をサポートしないNEの到達不可能性を検出することによって、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスを監視するように構成されており、CNCCが、SBIサービス運用をサポートしないNEのNFプロファイルのnfStatus属性上のリプレース運用およびnfStatus属性の値をUNDISCOVERABLEとして示すハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)PATCHメッセージをNRFに送ることを含む、NFUpdateサービス運用を、SBIサービス運用をサポートしないNEの代わりに実行することによって、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスを更新するように構成されている。
【0030】
本明細書に記載の主題の別の態様によれば、実行可能な命令が記憶されている非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令は、コンピュータのプロセッサによって実行されると、コンピュータがステップを実行するように制御する、非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。ステップは、サービスベースインターフェース(SBI)サービス運用をサポートしないネットワーク要素(NE)のためのSBI構成パラメータを受信することを含む。ステップは、SBIサービス運用をサポートしないNEとの接続を確立することをさらに含む。ステップは、ネットワーク機能(NF)リポジトリ機能(NRF)に、SBI構成パラメータを使用して、SBIサービス運用をサポートしないNEを登録することをさらに含む。ステップは、接続を介して、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスを監視することをさらに含む。ステップは、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスをNRFにおいて更新することをさらに含む。
【0031】
本明細書に記載の主題は、ハードウェアおよび/またはファームウェアと組み合わせてソフトウェアにおいて実施され得る。例えば、本明細書に記載の主題は、プロセッサによって実行されるソフトウェアにおいて実施され得る。例示的な一実施例では、本明細書に記載の主題は、コンピュータが実行可能な命令が記憶されている非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令は、コンピュータのプロセッサによって実行されると、コンピュータがステップを実行するように制御する、非一時的コンピュータ可読媒体を使用して実施され得る。本明細書に記載の主題を実施するのに適した例示的なコンピュータ可読媒体は、例えば、ディスクメモリデバイス、チップメモリデバイス、プログラマブル論理デバイス、および特定用途向け集積回路など、非一時的コンピュータ可読媒体を含む。加えて、本明細書に記載の主題を実施するコンピュータ可読媒体は、単一のデバイスまたはコンピューティングプラットフォーム上に位置し得、または複数のデバイスまたはコンピューティングプラットフォームにわたって分散され得る。
【図面の簡単な説明】
【0032】
図1】例示的な5Gシステムネットワークアーキテクチャを示すネットワーク図である。
図2A】NFRegisterサービス運用のために交換される例示的なメッセージを示すメッセージフロー図である。
図2B】NFUpdateまたはNF Heart-Beatサービス運用のために交換される例示的なメッセージを示すメッセージフロー図である。
図3】SBIサービス運用をサポートしないNEのためのSBIサポートを提供するための例示的なコンポーネントを示すブロック図である。
図4】SBIサービス運用をサポートしない4G/5G EIRのためのSBIサポートの提供を示すネットワーク図である。
図5】SBIサービス運用をサポートしない4G/5G AFまたはASのためのSBIサポートの提供を示すネットワーク図である。
図6】SBIサービス運用をサポートしないNEの代わりに、NFRegister、NFUpdate、およびNF Heart-Beatサービス運用を実行する際に交換される例示的なメッセージを示すメッセージフロー図である。
図7】SBIサービス運用をサポートしないNEのためのSBIサポートを提供するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0033】
詳細な説明
図1は、例示的な5Gシステムネットワークアーキテクチャを示すブロック図である。図1のアーキテクチャは、同じホーム公衆移動通信網(HPLMN)に位置し得るNRF100およびSCP101を含む。上述したように、NRF100は、利用可能なプロデューサNFサービスインスタンスおよびそれらがサポートされたサービスのプロファイルを維持し、コンシューマNFまたはSCPが、新規/更新されたプロデューサNFサービスインスタンスの登録に加入し、それが通知されることを可能にし得る。SCP101はまた、プロデューサNFインスタンスのサービス発見および選択をサポートし得る。SCP101は、コンシューマとプロデューサNFとの間の接続のロードバランシングを行い得る。
【0034】
NRF100は、プロデューサNFインスタンスのNFまたはサービスプロファイルのためのリポジトリである。プロデューサNFインスタンスと通信するために、コンシューマNFまたはSCPは、NRF100からプロデューサNFインスタンスのNFまたはサービスプロファイルを取得する必要がある。NFまたはサービスプロファイルは、3GPP TS 29.510に定義されているJavaScript(登録商標) object notation(JSON)データ構造である。NFまたはサービスプロファイル定義は、完全修飾ドメイン名(FQDN)、インターネットプロトコル(IP)バージョン4(IPv4)アドレスまたはIPバージョン6(IPv6)アドレスのうちの少なくとも1つを含む。
【0035】
図1では、ネットワーク機能のうちのいずれも、そのネットワーク機能がサービスを要求しているか、サービスを提供しているか、またはサービスを要求および提供しているかに応じて、コンシューマNF、プロデューサNF、またはその両方となり得る。図示されている例において、NFは、ネットワークにおいてポリシー関連運用を実行するPCF102と、ユーザデータを管理するユーザデータ管理(UDM)機能104と、およびアプリケーションサービスを提供するアプリケーション機能(AF)106とを含む。
【0036】
図1に示されるNFは、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)110とPCF102との間のセッションを管理するセッション管理機能(SMF)108をさらに含む。AMF110は、4Gネットワークにおいてモビリティ管理エンティティ(MME)によって実行されるものに類似したモビリティ管理運用を実行する。認証サーバ機能(AUSF)112は、ユーザ機器(UE)114など、ネットワークへのアクセスを求めるユーザ機器(UE)のための認証サービスを実行する。
【0037】
ネットワークスライスセレクション機能(NSSF)116は、ネットワークスライスと関連付けられた特定のネットワーク機能および特性にアクセスすることを求めるデバイスのためにネットワークスライシングサービスを提供する。ネットワーク公開機能(NEF)118は、モノのインターネット(IoT)デバイスおよびネットワークにアタッチされた他のUEに関する情報を取得することを求めるアプリケーション機能のためのアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を提供する。NEF118は、4Gネットワークにおいてサービス機能公開機能(SCEF)と類似した機能を実行する。
【0038】
無線アクセスネットワーク(RAN)120は、ユーザ機器(UE)114を、無線リンクを介してネットワークに接続する。無線アクセスネットワーク120は、g-NodeB(gNB)(図1では図示せず)または他の無線アクセスポイントを使用してアクセスされ得る。ユーザプレーン機能(UPF)122は、ユーザプレーンサービスのための様々なプロキシ機能をサポートできる。そのようなプロキシ機能の一例は、マルチパス伝送制御プロトコル(MPTCP)プロキシ機能である。UPF122はまた、ネットワーク性能計測値を取得するためにUE114によって使用され得る性能計測機能をサポートし得る。図1にさらに図示されているのは、データネットワーク(DN)124であり、UEは、DN124を通じて、インターネットサービスなどのデータネットワークサービスにアクセスする。
【0039】
SEPP126は、別のPLMNからの着信トラフィックのフィルタリングを行い、ホームPLMNを出るトラフィックのためのトポロジ隠蔽を実行する。SEPP126は、外国PLMNのためのセキュリティを管理する外国PLMNにおけるSEPPと通信し得る。それによって、異なるPLMNにおけるNF間のトラフィックは、2つのSEPP機能、すなわち一方はホームPLMN用、他方は外国PLMN用を横断し得る。
【0040】
上述したように、5Gネットワークで発生し得る1つの問題は、SBIサービス運用をサポートしないNFが、そのアイデンティティを5G NFに伝達できず、SBIを介してNRFと通信することによってそのステータスを5G NFで更新できないことである。ユースケースが5Gネットワークにおいて存在し得る非SBI NEの例は、上述したEIR、AF、およびAS、ポリシー制御機能(PCF)、加入者管理装置(home subscriber server、HSS)、ホームロケーションレジスタ(HLR)、または5GネットワークにおけるNFとインターフェース接続する必要がある他の非SBIネットワーク要素を含む。
【0041】
非SBI NEの代わりに提供することが望ましい場合があるSBIサービス運用の一例は、NFRegisterサービス運用である。図2Aは、NFRegisterサービス運用を実行する際に交換され得る例示的なメッセージを示すメッセージフロー図である。NFRegisterサービス運用は、3GPP TS 29.510において定義されている。NFRegisterサービス運用は、要求元のNFのNFプロファイルをNRFに提供することによって、NFをNRFに登録するために使用される。このNFプロファイルは、NF、NFによって提供されたサービス、およびNFと通信するためのアイデンティティを記述するデータ構造である。NFがNFRegisterサービス運用の呼び出しに成功すると、NRFは、要求元NFを、他のNFによって発見されるために利用可能であるとマーキングする。NFRegisterサービス運用はまた、既存のNFインスタンスと関連付けられたサービスを登録するために使用される。NFRegisterサービス運用はまた、NRF情報および他の情報を登録するために使用され、この情報は、サービス発見要求を転送またはリダイレクトするために使用される。
【0042】
図2Aのメッセージフローを参照すると、ライン1において、要求元NFサービスコンシューマ200が、HTTP PUTメッセージをNRF100に送る。HTTP PUTメッセージは、NFインスタンスを表すリソースのuniform resource identifier(URI)を含む。このURIは、NFインスタンスによって決定される。変数「nfInstanceId」は、NFが登録されているNRF100のPLMNの内側でグローバルに一意である、NFサービスコンシューマ200によって提供される識別子を表す。NFインスタンスIDの形式は、インターネット技術タスクフォース(IETF)コメント要求(RFC)4122に記載されるような汎用固有識別子(UUID)バージョン4である。
【0043】
PUT要求のペイロード本文は、作成されるNFインスタンスの表現を含む。図2Aの例において、その表現は、NFプロファイルによって指定される。NFプロファイルは、以下の表1に示される属性を含むデータ構造である。
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
表1:NFプロファイル属性
表1に示すように、NFプロファイルは、登録されている5Gネットワーク機能を説明する属性を含む。5Gネットワーク機能はNFプロファイルを含むように構成またはプログラムされている。ただし、非SBI NEは、NFプロファイルを有さず、したがってそれらのアイデンティティをNRF100に登録できない。
【0057】
図2Aのライン2aにおいて、NFインスタンス200の登録が成功すると、NRF100は、201のCreatedメッセージを返す。201のCreatedメッセージのペイロード本文は、作成されたリソースの表現を含み、応答のlocationヘッダは、作成されたリソースのURIを含む。加えて、NRF100は、NFインスタンス200からNRF100への2つの連続したハートビートメッセージ間の予想秒数を含むハートビートタイマーを返す。作成されたリソースの表現は、完全NFプロファイルまたはNFプロファイルの必須属性およびNRF100が追加または変更した属性を含むNFプロファイルであり得る。
【0058】
ライン2bにおいて、失敗またはリダイレクト時に、NFインスタンス200の登録が、NFプロファイルJSONオブジェクトの符号化におけるエラーに起因してNRF100において失敗した場合、NRF100は、内部エラーに起因してNR100においてNFインスタンスの登録が失敗した場合のエラーの詳細を提供する問題詳細情報要素を有する4xx bad requestステータスコードを返す。NRF100は、エラーの詳細を提供する問題詳細情報要素を有する5xx internal server errorステータスコードを返す。リダイレクトの場合、NRF100は、別のNRFサービスインスタンスのエンドポイントを指すURIを有するlocationヘッダを含む3xxステータスコードを返す。
【0059】
非SBI NEの代わりに行うことが望ましい場合がある他のSBIサービス運用は、NFUpdateサービス運用および特殊なタイプのNFUpdateサービス運用であるNF Heart-Beatサービス運用を含む。図2Bは、NFUpdateサービス運用のために交換される例示的なメッセージを示すメッセージフロー図である。NFUpdateサービス運用は、要求元のNFの更新済みNFプロファイルをNRFに提供することによってNRFにおいて以前に登録されたNFのプロファイルを更新する。NFUpdateサービス運用は、NFのプロファイル全体(既存プロファイルを新規プロファイルで完全に置き換えたもの)に適用でき、または、プロファイルのパラメータのサブセットのみに適用できる(NFプロファイルに対するサービスの追加/削除/置換を含む)。
【0060】
NF Heart-Beatサービス運用を実行するためにNFUpdateサービス運用を使用する場合、NFが依然として動作していることを示すために、以前に登録されたNFが、定期的にNRFに連絡する。NRFが連絡を受ける時間間隔は、展開別であり、登録成功の結果として、NRFによってNFサービスコンシューマへ返される。所与のNFがそのプロファイルを、構成可能な時間量(ハートビート間隔よりも長い)の間に更新していないことをNRFが検出すると、NRFは、NFのステータスをSUSPENDEDに変更し、NFおよびそのサービスがNFDiscoveryサービスを介して他のNFによって発見可能でなくなったと考える。NRFは、NFプロファイルの変更の通知を受信するように加入されたNFに、NFステータスがSUSPENDEDに変更されたことを通知する。
【0061】
NRFが現在登録されている所与のNFインスタンスのハートビート間隔値を修正した(例えば、運用、管理および保守(OA&M)動作の結果として)場合、そのNFから受信された、次の定期的なハートビート相互作用の応答において、新しい値を、登録されているNFに返し、その時まで、NRFは、元の間隔値にしたがってハートビートチェック手順を適用する。
【0062】
図2Bにおけるライン1によって示されるように、NFUpdateサービス運用を実行する際に、NFサービスコンシューマ200は、NFインスタンスを表すリソースURIにHTTP PATCH要求を送る。NFUpdateサービス運用がNF Heart-Beatサービスのために使用されている場合、PATCH要求のペイロード本文は、NFインスタンスのNFプロファイルの「nfStatus」属性に対する「リプレース」動作を含み、nfStatus属性の値は、NFが到達可能であるか否かに応じて「REGISTERED」または「UNDISCOVERABLE」に設定される。
【0063】
加えて、NFサービスコンシューマ200はまた、NFの負荷情報および/または関連NFサービスの負荷情報を提供し得る。そのような負荷情報の提供は、わずかな負荷変動の通知を避けるために、適切な構成(例えば粒度閾値)を介して、上記NFによって制限され得る。
【0064】
図2Bのライン2aにおいて、成功時に、NRF100は、204 No Contentメッセージを返す。NRF100はまた、例えば最後のハートビートから、NFプロファイルが有意で変化したとNRF100が判定した場合に全NFプロファイルとともに200のOKメッセージで回答し、新しいプロファイルをNFサービスコンシューマ200へ送ることを望む場合がある。
【0065】
図2Bのライン2bにおいて、失敗またはリダイレクト時に、nfInstanceIDによって識別されたNFインスタンスがNRFのデータベースの登録済みNFインスタンスのリストに見出されない場合、NRF100は、エラーの詳細を提供するProblemDetails IEを有する「404 Not Found」ステータスコードを返す。リダイレクトが発生した時に、NRF100は、別のNRFサービスインスタンスのエンドポイントを指すURIを有するlocationヘッダを含む3xxステータスコードを返す。
【0066】
非SBI NEは図2Aおよび図2Bに示すサービス運用をサポートしないため、本明細書に記載の主題は、非SBI NEの代わりにそれらのサービス運用を実行するための機構を提供する。図3は、SBIサービス運用をサポートしないNEの代わりに、図2Aおよび図2Bに関して上述されたNFRegister、NFUpdate、およびNF Heart-Beatサービス運用などのSBIサービス運用を実行するためのシステムの例示的なコンポーネントを示す図である。図3を参照すると、クラウドネイティブコアコンソール(CNCC)300は、非SBI NE304について、オペレータ302から、図示された例ではequipment identity register(EIR)またはアプリケーション機能(AF)である構成情報を受信する。CNCC300は、非SBI NE304の代わりに上述したNFRegisterサービスを実施するNFRegisterモジュール308と、非SBI NE304の代わりに、上述したNFUpdateサービス運用を実施するNFUpdateモジュール310と、非SBI NE304の代わりに、上述したNF Heart Beatサービス運用を実施するNF Heart-Beatモジュール312とを含むNF管理サービス306を含む。
【0067】
CNCC300は、オペレータ302から非SBI NE構成パラメータを受信し、非SBI NE構成パラメータを、非SBIモジュール316としてメモリに記憶するCNCCコア314をさらに含む。非SBI NE構成パラメータは、表1に示すものなどのNFプロファイルパラメータであり得、CNCC300は、受信したパラメータを使用して非SBI NE304のためのNFプロファイルを作成し得る。CNCC300は、役割の作成およびユーザへの割り当てなど、CNCC300の認証および認可機能を実行するCNCCアイデンティティアクセス管理(IAM)モジュール321をさらに含む。
【0068】
図3に図示されたシステムは、NE304などの非SBI NEと直接インターフェース接続し、かつCNCCコア314とも通信する非SBI NEインターワーキング機能(IWF)320をさらに含む。非SBI NE IWF320は、非SBI NE304のステータスを監視し、ステータスの更新をCNCCコア314に伝達するオーディター322を含む。モジュール308、310および312は、非SBI NE304のNFプロファイルをNRF100で更新するためにステータスの更新によってトリガされ得る。NRF100は、3GPP TS 29.510で定義されたアプリケーションプログラミングインターフェース(API)324を含み、図2Aおよび図2Bに関して上述されたメッセージおよびパラメータを含む。
【0069】
NFRegisterサービス運用を実行する際に、NFRegisterモジュール308は、オペレータ302から構成パラメータを受信し、非SBI NE304のためのNFプロファイルを作成し、図2Aに示すメッセージフローを使用して、そのNFプロファイルをNRF100に伝送する。NFUpdateサービス運用を実行する際に、NF更新モジュール310は、非SBI NE304のNFプロファイルの1つまたは複数のパラメータにおける更新を受信または検出する非SBI NE IWF320によってトリガされ得、図2Bに関して上述されたNFUpdateサービス運用を使用してNFプロファイルを更新する。
【0070】
NF Heart-Beatモジュール312は、オーディター322によって実行された非SBI NE 304の監視の結果に基づいて、上述されたNF Heart-Beatサービス運用を使用して、NRF100を有する非SBI NE304のステータスを維持し得る。非SBI NE304がIETF RFC6733に記載されるようにDiameterプロトコルを実施する一例では、オーディター322は、非SBI NE304のステータスを監視するためにDiameterウォッチドッグメッセージ交換を使用し得る。Diameterウォッチドッグ手順を使用して、オーディター322は、Diameterウォッチドッグ要求を非SBI NE304に送り得る。Diameterウォッチドッグ要求を送ると、オーディター322は、Diameterウォッチドッグタイマーを開始させ、非SBI NE304からのDiameterウォッチドッグ応答を待つ。オーディター322が、非SBI NE304から、Diameterウォッチドッグ応答をタイマーが満了する前に受信した場合、オーディター322は、Diameterウォッチドッグタイマーをリセットし、非SBI NE304が利用可能であることを示すCNCCコア314を更新し、NF Heart-Beatモジュール312は、NFUpdateサービス運用を使用して、Heart-BeatステータスメッセージをNRF100に配信し得る。オーディター322が、Diameterウォッチドッグダイマーが満了する前に、Diameterウォッチドッグ要求に対する応答を受信しない場合、オーディター322は、CNCCコア314に通知し得、これは、NFUpdateモジュール310および/またはNF Heart-Beatモジュール312に、上述したNFUpdateおよび/またはNF Heart-Beat手順を利用して、NRF100を有する非SBI NE304の到達可能性ステータス(UNDISCOVERABLEを示す)を更新させる。
【0071】
図3のクラウドネットワーク環境におけるコンポーネントは、少なくとも1つのプロセッサ326およびメモリ328を使用して実施され得る。例えば、CNCC300およびIWF320は、メモリ328に記憶され、かつプロセッサ326によって実行されるコンピュータ実行可能命令を使用して実施され得る。また、CNCC300およびIWF320が、同じまたは異なるコンピューティングプラットフォーム上に位置し得ることを留意されたい。
【0072】
図4は、例えばUEの携帯電話の機体識別番号(IMEI)を検証または取得するために、5G AMF110が4G/5G EIR400と通信する必要がある例を示す。4G/5G EIR400は、Diameterインターフェースなどの非SBIインターフェースを利用して、他のネットワーク要素と通信し得る。IWF320は、4G/5G EIR400によって実施されたネイティブ非SBIインターフェースプロトコルを使用して、4G/5G EIR400と通信し得、SBIプロトコルを使用してAMF110と通信し得、SBIもしくは独自インターフェースプロトコルを使用してCNCC300と通信し得る。一例としてDiameterを使用して、IWF320は、AMF110と4G/5G EIR400との間のメッセージングのために、DiameterとHTTPとの間を変換し得る。
【0073】
図示された例では、オペレータ302は、CNCC300を用いて4G/5G EIR400のための構成を作成し得る。構成パラメータの受信に応答して、CNCC300は、4G/5G EIR400のためのNFプロファイルを作成し、NFプロファイルNRF100を登録し得る。NFプロファイルは、表1において上記で例解したNFプロファイル属性の全てまたは一部の適したサブセットを含み得る。IWF320は、Diameterウォッチドッグまたは他の適した手順を使用して4G/5G EIR400のステータスを監視し、CNCC300に4G/5G EIR400の現在のステータスを通知し得る。4G/5G EIR400のステータスの通知を受信すると、CNCC300は、上述したSBIサービス運用のうちの1つを利用して、4G/5G EIR400のNFプロファイルのステータスをNRF100において更新し得る。AMF110が4G/5G EIR400のNFプロファイルにおける変化の通知を受信するように加入されている場合、NRF100は、NFプロファイルに対する変更または更新が発生したときにAMF110に通知する。
【0074】
図5は、CNCC300およびIWF320についての別のユースケースを示す図である。図5では、オペレータ302は、CNCC300を用いて4G/5G AF500のためのパラメータを構成し得る。CNCC300は、4G/5G AF500のためのNFプロファイルを作成し、NRF100内でプロファイルを登録することができる。AMF110、PCF102、SEPP126、SMF108、NSSF116、およびAUSF112などの5G NFはAF500のステータスに関する更新を受信するように、NRF100で加入し得る。IWF320は、AF500のステータスを監視し、そのステータスをCNCC300に伝達する。IWF320はまた、AF500と互換性があるものを有する5Gコアで使用されるメッセージ書式間を変換し得る。例えば、IWF320は、AF500に向けられたメッセージのHTTPからDiameterへの変換およびAF500から5Gコアに向けられたメッセージのDiameterからHTTPの変換を行い得る。
【0075】
図6は、非SBIネットワーク要素の代わりに、NFRegister、NF Heart-Beat、およびNFUpdateサービス運用を実行することを示すメッセージフロー図である。図6を参照すると、ステップ1において、ネットワークオペレータ302などのユーザは、新規コンシューマ(またはプロデューサ)NFを非SBIネットワーク要素として構成する。ネットワークオペレータ302によって入力されたパラメータは、表1の上記NFプロファイルにおいて必須として図示または表示されるパラメータであり得る。以下は、非SBI NEのために構成され得るパラメータの例である:
パラメータ:
- 名称:nfInstanceID
場所:パス
条件:真
説明:登録するNFインスタンスの一意のID
スキーマ:
$ref:TS29571_CommonData.yaml#/components/schemas/NfInstanceId’
- 名称:Content-Encoding
場所:ヘッダ
説明:IETF RFC7231に記載のContent-Encoding
スキーマ:
タイプ:文字列
- 名称:Accept-Encoding
場所:ヘッダ
説明:IETF RFC 7231に記載のAccept-Encoding
スキーマ:
タイプ:文字列
requestBody:
コンテンツ:
application/json:
スキーマ:
$ref:’#/components/schemas/NFProfile’
条件:真
ステップ2において、非SBIネットワーク要素304のための構成を受信後、CNCC300はIWF320に、新規で構成された非SBIネットワーク要素を通知する。詳細は、IPアドレスまたはドメイン名などの情報を含み、IWF320が非SBIネットワーク要素304との接続を開始できるようにする。
【0076】
ステップ3において、IWF320は、非SBIネットワーク要素304との接続を確立する。一例では、この接続は、伝送制御プロトコル(TCP)またはストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)接続などのトランスポート層接続である。ステップ4において、IWF320は、接続の確立が成功したことをCNCC300に通知する。
【0077】
ステップ5において、CNCC300は、IWF320から、非SBIネットワーク要素304との接続確立成功の通知を受信すると、非SBIネットワーク要素304に到達するのに十分な詳細を用いてNRF100によりNFRegisterサービス運用を実行する。NFRegister手順を実行することは、図2Aに関して上述したような関連パラメータを用いてHTTP PUTメッセージをNRF100に送ることを含み得る。ステップ6において、NRF100は、登録が成功したか否かを示す応答を行う。この応答は、図2Aに関して上述された応答のうちのいずれかであり得る。
【0078】
ステップ7において、IWF320は、非SBIネットワーク要素304のステータスを監視する。非SBIネットワーク要素304のステータスを監視することは、非SBIネットワーク要素304のネイティブプロトコルにおける、非SBIネットワーク要素304とハートビートメッセージを交換することを含み得る。一例では、ハートビートメッセージは、上述したようなDiameterウォッチドッグメッセージでもよい。別の例では、非SBIネットワーク要素304がSS7もしくはSigtranメッセージングを実施する場合、このハートビートメッセージは、message transfer part (MTP) level 3 user adaptation layer (M3UA) ハートビートメッセージであり得る。非SBIネットワーク要素304がセッション開始プロトコル(SIP)を実施する場合、このハートビートメッセージは、SIP heartbeatまたは等価メッセージであり得る。
【0079】
ステップ8において、IWF320は、非SBIネットワーク要素304がアップ、または利用可能であることを示すステータスメッセージをCNCC300に送る。このメッセージフロー図のステップ9において、CNCC300は、非SBIネットワーク要素304の代わりに、NF Heart-Beatサービス運用を実行する。NF Heart-Beatサービス運用を実行することは、図2Bに関して上述したように、非SBIネットワーク要素304が利用可能であることを示すHTTP PATCHメッセージをNRF100に送ることを含み得る。このメッセージフロー図のステップ10において、NRF100は、NF Heart-Beatサービス運用が成功したかどうか、または運用が失敗したかどうかを示す応答をCNCC300に対して行う。
【0080】
このメッセージフロー図のステップ11において、非SBIネットワーク要素304とIWF320との間のDiameterウォッチドッグメッセージングが失敗する。例えば、非SBIネットワーク要素304は、タイムアウト期間内にDiameterウォッチドッグ要求メッセージに応答することに失敗する場合がある。Diameterウォッチドッグメッセージングの失敗の検出に応答して、IWF320は、ステップ12において、非SBIネットワーク要素304の利用不能性を示す通知をCNCC300に送る。
【0081】
メッセージフロー図のライン13において、CNCC300は、非SBIネットワーク要素304の代わりに、NRF100に対して、非SBIネットワーク要素304がダウン、または一時停止していることを示すNFUpdateサービス運用を実施する。代替例において、NF Heart-Beatサービス運用は、非SBIネットワーク要素304がダウンであることを示すために使用され得る。メッセージフロー図のライン14において、NRF100は、上記サービス運用が成功したかどうかに応じて、成功または失敗応答を用いてCNCC300に応答する。
【0082】
図7は、SBIサービス運用をサポートしないNEのためにサービスベースインターフェース(SBI)サポートを提供するための方法を示すフローチャートである。図7を参照すると、ステップ700において、プロセスは、SBIサービス運用をサポートしないNEのためのSBI構成パラメータを受信することを含む。例えば、CNCC300は、オペレータ302から、5G NFが非SBI NEに関する通知を受信するように発見および加入可能にするNFプロファイルを作成するためのNFプロファイルパラメータを含み得るSBI構成パラメータを受信し得る。
【0083】
ステップ702において、本プロセスは、SBIサービス運用をサポートしないNEとの接続を確立することを含む。例えば、構成パラメータを受信後、CNCC300は、IWF320に、非SBI NE304との接続を発生させるように命令し得る。この命令に応答して、IWF320は、非SBI NE304とのTCPまたはSCTP接続などのトランスポート層接続を発生させ得る。
【0084】
ステップ704において、本プロセスは、SBI構成パラメータを使用して、SBIサービス運用をサポートしないNEをネットワーク機能(NF)リポジトリ機能(NRF)に登録することを含む。例えば、CNCC300は、非SBIネットワーク要素304のNFプロファイルをNRF100に伝達するためにNFRegisterサービス運用を実行し得る。
【0085】
ステップ706において、本プロセスは、接続を介して、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスを監視することを含む。例えば、IWF320は、非SBI NE304のネイティブプロトコルを使用して非SBI NE304のステータスを監視し得る。ネイティブプロトコルがDiameterの場合、IWF320は、Diameterウォッチドッグメッセージングを使用して非SBI NE304のステータスを監視し得る。ネイティブプロトコルがSS7 over Sigtranである場合、IWF320は、M3UAメッセージを使用してステータスを監視し得る。ネイティブプロトコルがSIPの場合、IWF320は、SIPメッセージを使用してステータスを監視し得る。
【0086】
ステップ708において、本プロセスは、SBIサービス運用をサポートしないNEのステータスをNRFにおいて更新することを含む。例えばCNCC300は、非SBI NE304の利用可能性ステータスをNRF100に伝達するために、NFUpdateまたはNF Heart Beatサービス運用を使用し得る。
【0087】
本明細書に記載の主題の例示的な利点は、非SBI NEをNRFに登録可能にすることを含み、それによってNFは、非SBI NEを発見し、非SBI NEに関するステータス更新を受信できる。非SBI NEの代わりに、SBIサービス運用を実行するCNCCおよびIWFを提供することに対する別の利点は、個々の非SBI NEがSBIサービス運用をサポートするように構成される必要がないことである。それによって、解決策は、個々の非SBI NEがSBIサービス運用をサポートするように構成される手法を上回る、スケーラビリティおよび構成効率性の利点を提供する。
【0088】
以下の参考文献の各々の開示は、ここに、全体として参照によって本明細書に組み込まれる。
【0089】
参考文献
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本明細書に記載の主題の様々な詳細は、本明細書に記載の主題の範囲から逸脱せずに変更され得ることが理解されるであろう。さらに、本明細書に記載の主題は、以下に記載の特許請求の範囲によって定義されるため、上記説明は、例示を目的としているに過ぎず、限定を目的としたものではない。
図1
図2A
図2B
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】