(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-21
(54)【発明の名称】少なくとも1つの導電性タブを備え、内部にシールばねを収容するための、外側ハウジング
(51)【国際特許分類】
H01R 13/52 20060101AFI20240313BHJP
H01R 43/00 20060101ALI20240313BHJP
【FI】
H01R13/52 301H
H01R43/00 B
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022562014
(86)(22)【出願日】2022-03-30
(85)【翻訳文提出日】2022-11-28
(86)【国際出願番号】 US2022022605
(87)【国際公開番号】W WO2022212549
(87)【国際公開日】2022-10-06
(32)【優先日】2022-03-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2021-04-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】507164434
【氏名又は名称】ジェイ.エス.ティー.コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】100120628
【氏名又は名称】岩田 慎一
(72)【発明者】
【氏名】デマラトス デイビッド
【テーマコード(参考)】
5E051
5E087
【Fターム(参考)】
5E051BA01
5E087EE07
5E087LL04
5E087LL12
5E087RR12
(57)【要約】
本発明は、タブ又は複数のタブを有し、ハウジングが、シール(シールばね)、第2の外側ハウジング、及び第3の外側ハウジングを収容する外側ハウジングに関する。タブは、外側ハウジングを含むコネクタアセンブリのためのグランド方式の要素又は部分を提供するために、導電性塗膜が形成される。タブは第3の外側ハウジングと実質的に接触し、コネクタアセンブリグランド方式の一部を完成させる。外側ハウジングにシールばねが設けられている場合、シールばねは、シールばねがない場合よりも、第3の外側ハウジングとの接触圧力を高めるための大きな力、追加の力を提供する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体と、
側壁を有する内部空洞と、
前記内部空洞内に位置し、第1の表面、第2の表面、及び傾斜先頭部を有し、シールからのばね力をその表面に受けることができる特徴を有するタブと、
前記内部空洞に通じている開口部と、
後壁と、
を特徴とする外側ハウジング。
【請求項2】
前記内部空洞が、シール前進停止部を有することを特徴とする、請求項1記載の外側ハウジング。
【請求項3】
前記外側ハウジングが、前記タブとは別の1つのタブを有することを特徴とする、請求項1記載の外側ハウジング。
【請求項4】
前記外側ハウジングが前記タブを有しており、前記タブが第1のタブであり、前記外側ハウジングが前記タブとは別の1つのタブを有することを特徴とし、前記タブとは別の1つのタブが第2のタブであることを特徴とする、請求項1記載の外側ハウジング。
【請求項5】
前記外側ハウジングがタブを有しており、前記タブに導電性塗膜が形成されていることを特徴とする、請求項1記載の外側ハウジング。
【請求項6】
前記外側ハウジングが前記タブを有しており、前記タブが第1のタブであり、前記外側ハウジングが前記タブとは別の1つのタブを有することを特徴とし、前記タブとは別の1つのタブが第2のタブであることを特徴とし、前記第1のタブと前記第2のタブとに導電性塗膜が形成されていることを特徴とする、請求項1記載の外側ハウジング。
【請求項7】
前記外側ハウジングが前記タブを有しており、前記タブが第1のタブであり、前記外側ハウジングが前記タブとは別の1つのタブを有しており、前記タブとは別の1つのタブが第2のタブであることを特徴とし、前記第1のタブと前記第2のタブとが互いに対向していることを特徴とする、請求項1記載の外側ハウジング。
【請求項8】
前記外側ハウジングが前記タブを有しており、前記タブが第1のタブであり、前記外側ハウジングが前記タブとは別の1つのタブを有していることを特徴とし、前記タブとは別の1つのタブが第2のタブであることを特徴とし、前記第1のタブと前記第2のタブとが互いに対向していることを特徴とし、前記第1のタブと前記第2のタブとに導電性塗膜が形成されていることを特徴とする、請求項1記載の外側ハウジング。
【請求項9】
外側ハウジングの内部空洞にシールばねを挿入するステップと、
前記シールばねを、前記外側ハウジングの前記内部空洞内に圧入するステップと、
次いで、前記外側ハウジングの前記内部空洞内において前記シールばねをタブに対して位置合わせするように、前記シールばねを前記外側ハウジングに圧入するステップと、
次いで、第2の外側ハウジングを、前記ハウジングの前記内部空洞に挿入するステップと、
次いで、前記タブに対してバネ力を与えるステップと、
次いで、第3の外側ハウジングを、前記ハウジングの前記内部空洞に挿入するステップと、
次いで、前記タブを前記第3の外側ハウジングに接触させるステップと、
を含むことを特徴とする、コネクタアセンブリに外側ハウジングを組付ける方法。
【請求項10】
コネクタアセンブリに外側ハウジングを組付ける方法は、前記シールばねにバネ力を与える前記ステップの後に、前記シールばねが前記外側ハウジングの前進停止部に押し付けられることを特徴とする、請求項9記載の方法。
【請求項11】
前記シールばねを備えた外側ハウジングを組付ける方法は、前記シールばねにバネ力を与える前記ステップの後に、前記シールばねが第3の外側ハウジングに接触し、前記第3の外側ハウジングが前記シールばねの内部アパーチャに挿入されることを特徴とする、請求項9記載の方法。
【請求項12】
前記シールばねを備えた外側ハウジングを組付ける方法は、前記タブが前記第3の外側ハウジングに圧力を与えることを特徴とする、請求項9記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願への相互参照]
この特許出願は、2021年4月1日に出願された仮特許出願第63/169,511号に対して優先権を主張するものであり、その全体を、本明細書の一部を構成するものとして援用する。
【背景技術】
【0002】
外側ハウジングがタブを備えており、タブが内側ハウジングに対する接触圧力を与え、タブが、完成したコネクタアセンブリ内におけるグランド方式を完成させるための導電性塗膜表面をさらに備えていることが望ましい。外側ハウジングは、タブに対して追加の力を与えるシール(シールばね)を収容することもでき、完成されたコネクタアセンブリ内で使用されるときに、内側ハウジングに対してより高い接触圧力を与える。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明は、内部空洞内にタブ又は複数のタブを有する外側ハウジングに関する。外側ハウジングは、使用時に、その内部空洞内にシール(シールばね)、第2の外側ハウジング、及び第3の外側ハウジングを収容することができる。外側ハウジングのタブは、外側ハウジングの内部空洞内で、外側ハウジングの開口部に向かって延びている。外側ハウジングはまた、内部空洞内へのシール(シールばね)のさらなる前進移動を防止するためのシール前進停止部を有する. シール(シールばね)は、シール(シールばね)が内部空洞内に挿入されるとタブと相互作用し、シール(シールばね)が完全に挿入されると、タブにばね力を印加する。
【0004】
外側ハウジングのタブは、外側ハウジングを含むコネクタアセンブリのためのグランド方式の要素又は部分を提供するために、導電性塗膜が形成される。完成したコネクタアセンブリで外側ハウジングが使用されると、タブが第3の外側ハウジングと実質的に接触し、コネクタアセンブリグランド方式の一部を完成させることができる。外側ハウジングにシールばねが設けられている場合、シールばねは、シールばねがない場合よりも、第3の外側ハウジングとの接触圧力を高めるための大きな力、追加の力を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【
図1】
図1は、本発明の外側ハウジングの端面斜視図である。
【
図2】
図2は、外側ハウジング及びシールばねの断面図であり、シールばねは外側ハウジング内に存在する。
【
図3】
図3は、外側ハウジングの断面図であり、外側ハウジングは、外側ハウジングの空洞に挿入されて存在するシールばねを有し、第2の外側ハウジングが設置されている。
【
図4】
図4は、外側ハウジングを有する完成したコネクタアセンブリの断面図であり、外側ハウジングは、外側ハウジングの空洞に挿入されて存在するシールばねと、実装された第2の外側ハウジングと、実装された導電性の第3の外側ハウジングとを有している。
【発明を実施するための形態】
【0006】
図1には、コネクタアセンブリの外側ハウジング200が示されている。外側ハウジング200は、本体206を有する。本体206の一方の端部が第1の端部212であり、反対側の端部が第2の端部222である。本体206はまた、内部空洞204を有し、内部空洞204は側壁214を有する。また、外側ハウジング200の内部空洞204は、外側ハウジング200の第1の端部212に開口部202を有する。開口部202は、内部空洞204に通じている。外側ハウジング200の内部空洞204はまた、表面252を有するシール前進停止部250を有する。表面252を備えたシール前進停止部250は、その長さに沿って側壁214から、外側ハウジング200の長手方向(第1の端部212から第2の端部222への方向と定義され、その逆も然り)に対して実質的に垂直に延びている。シール前進停止部250及びその表面252は、シールばね100が内部空洞204に挿入され、シールばね100が外側ハウジング200と共に使用されるときに、シールばね100と相互作用するように設けられる。シール前進停止部250は、シールばね100が第2の端部222に向かって内部空洞204内にさらに前方に挿入されるのを防止して停止させるために設けられている(
図2~4参照)。
【0007】
外側ハウジング200は、溶接もろう付けもせずに、連続した単一の構造又は形態で構成されていることが好ましい。さらに、本発明の外側ハウジング200は、実質的に、その全体が切れ目なく続く連続した単一の構造である。本発明の外側ハウジング200の部品又は部分は、溶接、はんだ付け、又はろう付けされた部品又は部分で構成されていない。
【0008】
図1には、外側ハウジング200の第1のタブ230a、及び外側ハウジング200の第2のタブ230bも示されている。外側ハウジング200は、図示のように、一対の第1のタブ230aを有し得るが、その数はこれに限定されない。外側ハウジング200は、図示のように、一対の第2のタブ230bを有し得るが、その数はこれに限定されない。外側ハウジング200の第1のタブ230a及び外側ハウジング200の第2のタブ230bは、内部空洞204内に延在し、外側ハウジング200の後壁240から実質的に垂直に延びている。後壁240は、内部空洞204内にあり、その長さに沿って外側ハウジング200の内部空洞204の側壁214から、外側ハウジング200の長手方向(第1の端部212から第2の端部222への方向と定義され、その逆も然り)に対して実質的に垂直に延びている。第1のタブ230a及び第2のタブ230bはそれぞれ、各タブ230a、230bの端部に位置する先端部232a、232bを有する。タブ230a、230bは、内部空洞204内で開口部202に向かってに延び、その方向に、外側ハウジング200の開口部202の方を実質的に向いている先端部232a、232bを有する。タブ230a、230bの反対側の端部は、取付け端239a、239bである。取付け端239a、239bは、タブ230a、230bの、外側ハウジング200の後壁240に取り付けられた部分である。各タブ230a、230bは、それぞれ片持梁アーム238a、238bを有する。片持梁アーム238a、238bは、タブ230a、230bの長さによってその長さに沿って、より具体的には、取付け端239a、239bと先端部232a、232bとの間のタブ230a、230bの部分によって形成される。
【0009】
第1のタブ230aは、傾斜先頭部236aも有し、第2のタブ230bは、傾斜先頭部236bも有する。傾斜先頭部236a、236bの各々は、先端部232a、232bに向かってその長さにほぼ沿って傾斜しているか、又は先細になっており、外側ハウジング200の長手方向(第1の端部212から第2の端部222への方向と定義され、その逆も同様である)に対する方向に先細になっている。傾斜先頭部236a、236bの各々は、外側ハウジング200の内部空洞204の側壁214に実質的に面している。第1のタブ230a及び第2のタブ230bの各々の、傾斜先頭部236a、236bは、後述するように、使用時にシールばね100と接触するように設けられている。
【0010】
第1のタブ230aは第1の表面234a及び第2の表面235aも有し、第2のタブ230bは第1の表面234b及び第2の表面235bも有する。各第1の表面234a、234bは、外側ハウジング200の内部空洞204に面している。各第1の表面は、他方の第1の表面234a、234bと対向してもよい。
図1に示されるように、その長さに沿って、第1のタブ230aの第1の表面234aは、第2のタブ230bの対向する反対側の第1の表面234bに実質的に面し、逆もまた同様である。第2の表面235a、235bは、外側ハウジング200の内部空洞204の側壁214に面している。
【0011】
図2には、シールばね100が挿入された外側ハウジング200が示されている。ここで、シールばね100は、外側ハウジング200に挿入されるが、最初に第1の面102が外側ハウジング200の後部222に向かって挿入される。シールばね100の第1の面102と該第1の面の表面112はまた、その前進停止部250及び表面252に当接してもよい。外側ハウジング200の第1のタブ230a及び第2のタブ230bがシールばね100の内部アパーチャ108に入っているが、最初にそれぞれの先端部232a、232bがシールばね100の内部アパーチャ108に入り、シールばね100と接触している。さらに、1つ以上のタブ230a、230bの各々の、傾斜先頭部236a、236bは、図示のように、シールばね100が外側ハウジング200内にさらに挿入されると、シールばね100の内部側壁109とさらに接触する。
【0012】
図3に示されるように、シールばね100が外側ハウジング200内に挿入されてもよく、シールばね100は、第2の外側ハウジング300によって外側ハウジング200内に保持される。外側ハウジング200及びシールばね100の空洞は、
図4に示されるように、第3の外側ハウジング400が挿入及び収容され得る空間を有する。
【0013】
上述したように、タブ230a、230bは、シールばね100の内部側壁109の表面110に隣接して当接する。より具体的には、タブ230a、230bは、内部側壁109のフレア部又は傾斜部に隣接して接触する。タブ230a、230bが内部アパーチャ108に入ってシールばね100に接触すると、シールばね100の内部側壁109のフレア部又は傾斜部分が圧縮し、シールばね100がタブ230a、230bに対してばね様の力を加える。タブ230a、230bは、
図2に示されるように、シールばね100の内面109に圧入されて押し込まれている。シールばね100は、外側ハウジング200及びタブ230a、230bにさらに挿入することができ、第2の外側ハウジング300が挿入され、その後、第3の外側ハウジング400が挿入されると(
図3、
図4参照)、シールばね100の内面109にさらに圧入されて押し込まれる。シールばね100は、使用時に、タブ230a、230bに対して適切なばね力を提供して発揮し、先端部232a、232bと、傾斜先頭部236a、236bと、タブ230a、230bの第2の表面235a、235bとに対して自身を外側方向に押し出して、そのばね力を印加する。さらに、内部側壁109の角度又はテーパは、タブ230a、230bがシールばね100の内部側壁の表面110と実質的に接触するときに、タブ230a、230bの部分傾斜先頭部236a、236bが内部側壁109のフレア部又は傾斜部分の上に存在するようになっている。各タブ230a、230bの先端部232a、232bは、ハウジング200に挿入されるときにシールばね100の第1の面102と実質的に接触しなくてもよい。シールばね100が挿入されたときに、第1の面102は、その中で、先端部232a、232bと、傾斜先頭部236a、236bと、第2の表面235a、235bの下にある。また、内部側壁109の角度又はテーパは、内部側壁109のフレア部分又は傾斜部分が、それぞれのタブ230a、230bの部分236a、236bの傾斜先頭部の下に存在するようになっている。したがって、内部側壁109の傾斜又はテーパ部分によってシールばね100のばね力が発揮され、タブ230、230bに印加される。より具体的には、ばね力は、一般に、タブ230a、230bの部分傾斜先頭部236a、236bに向けられる。タブ230a、230bはわずかに可撓性であり、片持梁アーム238a、238bの部分でその長さに沿って可撓性であることが好ましい。タブ230a、230bは、先端部232a、232b、又は傾斜先頭部236a、236b、又は第2の表面235a、235bが、ここではシールばね100(
図3、
図4参照)と接触すると撓む。シール100の内部側壁109の角度又はテーパはまた、シールばね100が挿入されて使用されるときにタブ230a、230b又はコネクタハウジングの同様特徴と接触したとき、シールばね100が使用中に損なわれたり、歪んだり、破れたり、裂けたり、又は破壊されたりするのを防止する。同様に、傾斜先頭部236a、236bは、シールばね100又は他の挿入されたシールが、その使用時に損なわれたり、反ったり、裂けたり、引き裂かれたり、あるいは破壊されたりすることを防止する。
【0014】
外側ハウジング200のタブ230a、230bは導電性塗膜を有し、したがって、タブ230a、230bは、外側ハウジング200を含むコネクタアセンブリのためのグランド方式の要素又は部分を提供することができる。ここで、導電性塗膜により、挿入された第3のハウジング400と相互作用する、外側ハウジング200を含むグランド方式が実現される。より具体的には、タブ230a、230bの片持梁部分が、第3の外側ハウジング400と実質的に接触してもよい。シールばね100はまた、組み立てられたときに、タブ230a、230bに対して圧縮及びばね力をかけ、タブ230a、230bを第3の外側ハウジング400に対して押圧する。したがって、タブ230a、230bが第3の外側ハウジング400に接触すると、コネクタアセンブリのグランド方式の部分が完成する。
【0015】
図4に詳細に示されているのは、完成したコネクタアセンブリに組みあげられた外側ハウジング200の例であり、シールばね100、第2の外側ハウジング300、及び第3の外側ハウジング400が存在している。ここで、上述したように、片持梁アーム238a、238bはわずかに撓み、撓み運動は、タブ230a、230bがシールばね100の内部側壁109と接触する方向とは反対の方向又は逆の方向である。タブ230a、230bが撓む方向は、一般に内側方向、すなわち、内部空洞204、内部アパーチャ108、又は(前述のように)対向する他方のタブ230a、230b、に向かう方向である。したがって、
図4に示すように、各タブ230a、230bの第1の表面234a、234bは、完成したコネクタアセンブリの外側ハウジング200内に挿入されて、そこにあり、そこに存在している第3の外側ハウジング400の表面にさらに接触する。ここで、第3の外側ハウジング400は、第1の表面234a、234bと係合しており、タブ230a、230bをシールばね100の内部側壁109にさらに押し込む。これにより、シールばね100が圧縮され、その結果、タブ230a、230bに対する上向きのばね力が発生し、シールばね100がない場合よりも、第3の外側ハウジング400に対するタブ230a、230bの接触圧力を高めるためのさらに大きな力、追加の力が提供される。この力及びその後の圧力は、樹脂のみから作られたタブ230a、230b、片持梁アーム238a、238b、及びハウジング200の使用と比較して、応力緩和に対してはるかに耐性がある。シールばね100の利点は、外側ハウジング200と第3の外側ハウジング400との間のより高い接触圧力にある。第3の外側ハウジング400は、めっき樹脂のハウジング、且つ導電性で、及びコネクタアセンブリの遮蔽を助けるものであることが好ましい。外側ハウジング200はまた、導電性で、金属注入樹脂から構成され、使用時にコネクタアセンブリの遮蔽を補助するものでもあることが好ましい。タブ230a、230bが、導電性塗膜されることが好ましいが、導電性の第3の外側ハウジング400と接触すると、外側ハウジング200を使用するコネクタアセンブリのグランド方式の部分を完成することができる。
【0016】
前述の説明は本発明の好ましい実施形態を対象としているが、当業者には他の変形及び修正が明らかであり、本発明の精神又は範囲から逸脱することなく行うことができることに留意されたい。さらに、本発明の一実施形態に関連して説明された特徴は、上記で明示的に述べられていなくても、他の実施形態と併せて使用され得る。
【国際調査報告】