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特表2024-512836モジュール式のリバース型人工肩関節
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-21
(54)【発明の名称】モジュール式のリバース型人工肩関節
(51)【国際特許分類】
   A61F 2/40 20060101AFI20240313BHJP
【FI】
A61F2/40
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022576874
(86)(22)【出願日】2022-03-09
(85)【翻訳文提出日】2023-09-11
(86)【国際出願番号】 EP2022056089
(87)【国際公開番号】W WO2022189532
(87)【国際公開日】2022-09-15
(31)【優先権主張番号】102021000005858
(32)【優先日】2021-03-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IT
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】515156197
【氏名又は名称】リマコーポレート・ソチエタ・ペル・アチオニ
【氏名又は名称原語表記】LIMACORPORATE S.P.A.
【住所又は居所原語表記】Via Nazionale, 52 Villanova 33038 San Daniele del Friuli(UD), Italy
(74)【代理人】
【識別番号】110001896
【氏名又は名称】弁理士法人朝日奈特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】プランゼッティ、アントニー
(72)【発明者】
【氏名】ファットーリ、アンドレア
(72)【発明者】
【氏名】ヴィドーニ、ガブリエレ
(72)【発明者】
【氏名】プレッサッコ、ミケーレ
【テーマコード(参考)】
4C097
【Fターム(参考)】
4C097AA11
4C097BB01
4C097CC01
4C097CC13
4C097CC16
4C097DD01
4C097DD09
4C097DD10
(57)【要約】
モジュール式のリバース型人工肩関節が提供され、モジュール式のリバース型人工肩関節は、テーパ状の本体(111)および第1の環状ハウジング(112)を含むステム(110)と、第1の環状ハウジング(112)に挿入するためのドーム要素(121)を含み、第2の環状ハウジング(122)をさらに含む、トレイ(120)と、ドーム要素(121)に少なくとも部分的に挿入するための係合要素(131)を含み、第2の環状ハウジング(122)と連結するように構成された接合凹状要素(132)をさらに含む、ライナー(130)と、を備える。トレイ(120)の第2の環状ハウジング(122)は、接合凹状要素(132)を支持するように構成され、トレイ(120)の少なくとも径方向に対向する部分(123a;123b)において高さが異なる展開を有する全体的な輪郭を画定する、隆起した縁部(123)を備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モジュール式のリバース型人工肩関節であって、前記モジュール式のリバース型人工肩関節が、
テーパ状の本体(111)および第1の環状ハウジング(112)を含むステム(110)と、
前記第1の環状ハウジング(112)に挿入するためのドーム要素(121)を含み、第2の環状ハウジング(122)をさらに含む、トレイ(120)と、
前記ドーム要素(121)に少なくとも部分的に挿入するための係合要素(131)を含み、前記第2の環状ハウジング(122)と連結するように構成された接合凹状要素(132)をさらに含む、ライナー(130)と、を備え、
前記トレイ(120)の前記第2の環状ハウジング(122)が、前記接合凹状要素(132)を支持するように構成された隆起した縁部(123)を備え、
前記隆起した縁部(123)が、前記トレイ(120)の少なくとも径方向に対向する部分(123a;123b)において異なる高さの展開を有する全体的な輪郭を画定することを特徴とする、モジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項2】
前記隆起した縁部(123)の前記全体的な輪郭が、前記接合凹状要素(132)のそれぞれの平面と連結するように構成された第1の平面部分(123a’)を備え、前記第1の平面部分(123a’)が、前記隆起した縁部の径方向に対向する第2の部分(123b)と比べて高さがより小さな展開を有する、請求項1記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項3】
前記隆起した縁部(123)の前記全体的な輪郭が、前記接合凹状要素(132)のそれぞれの傾斜面(133a)と連結するように構成された第1の傾斜部分(123a;123a”)を備え、前記第1の傾斜部分(123a;123a”)が、前記隆起した縁部の径方向に対向する第2の部分(123b;123b”)と比べてより小さな高さの展開を有する、請求項1記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項4】
前記第1の部分(123a)が、前記隆起した縁部(123)の半円形の半分を実質的に含む、請求項2または3に記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項5】
前記隆起した縁部(123)の前記全体的な輪郭が、前記第1の部分(123a;123a’)と径方向に対向しており、前記第1の部分(123;123a’)と比べてより大きな高さの展開を有する平面部分(123b)を有する、請求項1~4のいずれか1項に記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項6】
前記隆起した縁部(123)が、前記トレイ(120)および前記ライナー(130)の相対回転を遮断するように、前記接合凹状要素(132)上のそれぞれの複数の外側突出部(134)と連結するように構成された複数の切り欠き(124)を備える、請求項1~5のいずれか1項に記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項7】
前記ドーム要素(121)が、挿入軸(10)に沿って前記第1の環状ハウジング(112)に挿入されるように構成され、前記係合要素(131)が、前記挿入軸(10)に沿って前記ドーム要素(121)に挿入されるように構成され、前記第2の環状ハウジング(122)が、前記挿入軸(10)に実質的に垂直に配置される、請求項1~6のいずれか1項に記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項8】
前記ライナー(130)の前記接合凹状要素(132)が、補正面(11)上に実質的に位置する上面を備え、前記補正面(11)が、前記挿入軸(10)に垂直な平面に対して補正角度だけ傾斜している、請求項7記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項9】
前記テーパ状の本体(111)が、前記挿入軸(10)に対して角度を付けられているステム主軸(12)を画定する、請求項7または8に記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項10】
前記隆起した縁部(123)が、高さの展開を有する前記全体的な輪郭を画定し、前記高さの展開が、前記挿入軸(10)と平行に評価され、前記トレイ(120)の少なくとも径方向に対向する部分(123a、123b)において異なる、請求項7~9のいずれか1項に記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項11】
前記トレイ(120)が、前記ドーム要素(121)と前記第1の環状ハウジング(112)との間の円錐連結によって、好ましくは、中央安全ねじ(140)またはモジュール式ピン(140b)とのさらなる連結によって、前記ステム(110)に組み付けられる、請求項1~10のいずれか1項に記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項12】
前記ライナー(130)が、前記係合要素(131)と前記ドーム要素(121)の内面との間のスナップ係合(150)によって、好ましくは、前記係合要素(131)と前記ドーム要素(121)の前記内面との間のさらなる干渉によって、前記トレイ(120)に組み付けられる、請求項1~11のいずれか1項に記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項13】
前記トレイ(120)が、金属材料、好ましくはチタン合金、またはチタンを含む金属材料で作られ、前記ライナー(130)が、プラスチック材料、好ましくはポリエチレンで作られる、請求項1~12のいずれか1項に記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項14】
前記ステム(110)が、前記テーパ状の本体(111)と前記第1の環状ハウジング(112)とを接続し、それらを互いに角度を付けた状態に保つ、複数の支持体(113)をさらに備える、請求項1~13のいずれか1項に記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項15】
前記複数の支持体(113)が、第1の中間支持体(211)、2つの前後支持体(212a、212b)、および側方支持体(213)を備える、請求項14記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項16】
前記前後支持体(212a、212b)が、前記テーパ状の本体(111)と前記第1の環状ハウジング(112)との間の角度に従って湾曲した形態を有する、請求項15記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項17】
前記第1の環状ハウジング(112)が、小柱構造(201)を外部に備える、請求項1~16のいずれか1項に記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項18】
前記ステム(110)が上腕骨端に埋め込まれるように構成され、前記ライナー(130)がリバース型人工肩関節のそれぞれの関節球状要素と関節接合するように構成されている、請求項1~17のいずれか1項に記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項19】
前記ステム(110)がコンバーチブルな人工関節のためにさらに構成され、前記第1の環状ハウジング(112)が解剖学的構成に従って人工関節要素を収容するようにさらに適合されている、請求項1~18のいずれか1項に記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【請求項20】
前記テーパ状の本体(111)が、円形断面を有する実質的に円錐形または円錐台形の形態を有し、好ましくは、前記テーパ状の本体(111)が、研磨された端部(202)を備える、請求項1~19のいずれか1項に記載のモジュール式のリバース型人工肩関節。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モジュール式のリバース型人工肩関節に関する。
【0002】
本発明は、リバース型人工肩関節インプラントの手術において特に有用であり、以下の記載は、その説明を簡単にするために、この具体的な適用分野が参照されている。
【0003】
概して、本発明は、他のタイプの人工関節に適用され得ることを排除するものではない。
【背景技術】
【0004】
周知されているように、全体的な人工肩関節は、人工関節窩コンポーネントおよび上腕骨コンポーネントを提供し、これらは互いに関節接合している。
【0005】
臨床現場では、2種類の全体的な人工肩関節が使用される。
【0006】
肩甲上腕関節の自然な解剖学的構造(natural anatomy)を再現することを意図された、「解剖学的(anatomical)」と呼ばれる第1のタイプの人工関節は、上腕骨コンポーネントに、関節窩コンポーネントの凹状端で関節接合する凸状端を提供する。
【0007】
「リバース」と呼ばれる第2のタイプの人工関節は、代わりに、上腕骨頭の切除後に、凹状の上腕骨コンポーネントに関節接合する凸状の関節窩コンポーネントを提供し、回旋筋腱板の不安定性の危機的状況ではリバース型人工関節が好まれる。
【0008】
すべてのインプラントコンポーネントを取り外す必要なく、解剖学的人工関節をリバース型人工関節に変換することを可能にし、さらに元の骨固定を有利に維持する、「コンバーチブルな」人工関節もある。
【0009】
概して、上腕骨頭をプロテーゼと置き換える場合、特にリバース型人工関節の場合、インプラントの複数のステムを複数のインサートに適合させることによって、インプラントの所望の全体的な傾斜角度を得ることを可能にする、さまざまな要素が設けられるべきである。これによって、患者の解剖学的構造の切除面および一般的な状態によって課せられる制限内で、より良好な関節可動性を得ることが可能になる。
【0010】
米国特許出願公開第2014/236304号明細書は、遠位ステム、逆骨幹端、角度を付けることができるリバース型インサートまたはライナー、およびリバース型骨幹端を遠位ステムと連結するためのモジュールネジを含む、モジュール式のリバース型およびコンバーチブルな人工肩関節に関する。
【0011】
国際公開第2014/067961号は、上腕骨ステム、反転トレイ、およびポリエチレン製のリバース型インサートまたはライナーを含む、コンバーチブルなリバース型人工関節のインプラントに関する。リバース型インサートは、さまざまな傾斜角度、たとえば7.5°、12.5°、および17.5°を有する代替品で提供される。
【0012】
先行技術で生じた困難は、特にモジュール式のリバース型人工関節の場合、人工関節のサイズによって、周囲組織の過度の緊張を招く可能性があり、手術部位で人工関節を縮小することを困難にするだけでなく、短中期的な結果、中でもたとえば、不利な生体力学的構成(最適以下の作用の筋肉線、過度に緊張した筋肉など)または骨折(過度の緊張による肩峰骨折)にもつながるという事実によるものである。これらのサイズ(および相対的な結果)は、上腕骨切除面に対する凹面の位置に厳密に関連している。具体的には、人工関節設計が「インレー」タイプであるほど、上腕骨の凹状関節面の下点が切除面より下に配置される。逆に、人工関節設計が「アンレー」タイプであるほど、上腕骨の凹状関節面の下点が切除面より上に配置される。特にモジュール式人工関節の場合、上腕骨の凹状関節面の下点を切除面(骨幹端)より下の領域に維持することが難しく、関節面の凹面を収容するために上記領域で利用可能なスペースをほとんど残さない、いくつかのモジュール式コンポーネント間の接続システムが、実際に設けられなければならず、また関節材料の最小厚さに関連する技術的制限があるため、その設計はアンレータイプになる傾向がある。
【0013】
また、半径方向に対称なライナーとは異なり、独自の傾斜角度を有するライナーの場合に、アンレーレベルがさらにより顕著になり得るが、実際に、最小の機械的強度の要件に適合する最小厚さを確保するために、傾斜したライナーでは、下部の凹面点を高くする必要があり、したがってアンレーレベルが高くなる。
【0014】
したがって、リバース型のモジュール式人工関節における過度のアンレーレベルは、可動特性(回転、伸長、内転)を悪化させ、概して、上記のように、インプラントの性能を低下させかねない。
【0015】
一方、アンレーレベルを低くすることは容易ではなく、それは、骨幹端におけるスペースの減少だけでなく、凹状ライナーの接合面を切除面に近づけることによる、典型的に超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)で作られるライナー自体の薄化が観察され得ることが原因である。ライナーは金属トレイで支持されていても、その過度な薄化によって、機械的強度が低下し、したがって、インプラントの性能が全体的に低下し、負荷がかかったときに損傷する危険性がある。
【0016】
本発明の一般的な目的は、先行技術の欠点を解決する人工肩関節を外科医に提供することである。
【0017】
本発明のさらなる目的は、リバース型のモジュール式人工関節のライナーにおいてアンレーレベルを制限または低下させることである。
【0018】
本発明のさらなる目的は、リバース型のモジュール式人工関節のライナーのさまざまな補正角度を効果的に許容することである。
【0019】
本発明のさらなる目的は、人工肩関節の可動特性を改善することである。
【0020】
本発明のさらなる目的は、人工肩関節の要素、特にポリエチレンライナーの機械的強度を改善することである。
【0021】
本発明のさらなる目的は、特徴が改善されたモジュール式人工関節ステムを有することである。
【0022】
本発明のさらなる目的は、可能な解剖学的人工関節およびリバース型人工関節の構成を有する、コンバーチブルなモジュール式人工関節に適用することができる解決策を有することである。
【発明の概要】
【0023】
本発明の根底にある解決策は、リバース型肩構成を形成する、ステム、ステムに挿入されたトレイ、およびトレイに連結されたライナーを備える、モジュール式人工肩関節を提供することである。
【0024】
トレイは、ライナーの接合凹状要素を支持する隆起した縁部を備える。隆起した縁部は、角度が付けられたライナーが薄くなる側で高さが低くなるため、径方向に対向する部分に対して非対称のトレイが形成される。
【0025】
このデバイスによって、ライナーはアンレーレベルを大幅に低下させることができるが、ライナーの最小厚さに影響を与えることはなく、依然として、特に隆起した縁部の全高部分で、ライナーを十分に支持することが可能である。
【0026】
この解決策に基づいて、モジュール式のリバース型人工肩関節が提供され、モジュール式のリバース型人工肩関節は、テーパ状の本体および第1の環状ハウジングを含むステムと、第1の環状ハウジングに挿入するためのドーム要素を含み、さらに第2の環状ハウジングを含むトレイと、ドーム要素に少なくとも部分的に挿入するための係合要素を含み、さらに第2の環状ハウジングと連結するように構成された接合凹状要素を含むライナーと、を備える。
【0027】
トレイの第2の環状ハウジングは、接合凹状要素を支持するように構成された隆起した縁部を備える。隆起した縁部は、上記トレイの少なくとも径方向に対向する部分において異なる高さの展開を有する全体的な輪郭を画定する。
【0028】
これによって、優れたモジュール性および汎用性を備えた人工肩関節システムが製造される。これにより、さまざまな補正角度を有するさまざまなライナーの埋め込みが可能になる。補正角度が大きい場合も、アンレーレベル、すなわち、骨切除面とトレイに挿入された凹状ライナーの接合面の下点との間の距離が短縮される。
【0029】
利点として、アンレーレベルの低下により、可動特性(回転、伸長、内転)および人工関節の一般的な性能が改善される。
【0030】
一方で、利点として、異なるまたは非対称の高さの展開を有する、トレイ縁部の全体的な輪郭によって、ライナー自体の各部分において十分な厚さを維持することが可能であり、ライナーおよび人工関節インプラント全体の機械的強度が改善される。
【0031】
本発明のさらなる特徴および利点は、非限定的な例として与えられる以下の詳細な説明、および本説明の不可欠な部分である請求項から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
図1】本発明によるモジュール式のリバース型人工肩関節の実施形態の三次元分解図を示す。
図2図1のトレイの横断面図を示す。
図3図1のモジュール式のリバース型人工肩関節の分解図の横断面を示す。
図4図1のモジュール式のリバース型人工肩関節の組立図の、図3と同様の横断面を示す。
図5図1のライナーおよびトレイのアセンブリの側面図を示す。
図6図5の横断面を示す。
図7図6の詳細を示す。
図8】本発明による解決策でのライナーの厚さを示す。
図9】別の例による解決策でのライナーの厚さを示す。
図10図1のライナーおよびトレイのアセンブリの垂直面での断面図を示す。
図11図1のライナーおよびトレイのアセンブリの垂直面での断面図を示す。
図12】本発明によるモジュール式のリバース型人工肩関節のためのトレイのさらなる実施形態を示す。
図13】本発明によるモジュール式のリバース型人工肩関節のためのトレイのさらなる実施形態を示す。
図14】本発明による代替のモジュール式のリバース型人工肩関節の三次元分解図を示す。
図15】モジュール式のリバース型人工肩関節のさらなる代替の分解図の横断面を示す。
図16】モジュール式のリバース型人工肩関節のさらなる代替の組立図の、図15と同様の横断面を示す。
図17】本発明によるモジュール式のリバース型人工肩関節のためのステムの実施形態の三次元図を示す。
図18図17のステムの正面図を示す。
図19図17のステムの側面図を示す。
【0033】
異なる図において、同様の要素は同様の参照番号で示される。
【0034】
図に示される技術図面は、単に例示目的であり、必ずしも一定の縮尺や、同じ縮尺で描かれているわけではない。
【発明を実施するための形態】
【0035】
図1は、本発明によるモジュール式のリバース型人工肩関節100の実施形態の三次元分解図を示す。
【0036】
モジュール式のリバース型人工肩関節100は、テーパ状の本体111および第1の環状ハウジング112を含むステム110を備える。
【0037】
好ましくは、ステム110は、テーパ状の本体111と第1の環状ハウジング112とを互いに接続し、それらを互いに角度を付けた状態に保つ複数の支持体113をさらに備える。以下で包括的に検討されるように、ステム110は、侵襲性の低減およびステムが占める骨容積の低減が要因で特に利点がある上腕骨プロテーゼのカテゴリ「短いステム」に分類され、「応力遮蔽」現象の軽減を可能にする。
【0038】
モジュール式のリバース型人工肩関節100は、ステム110の第1の環状ハウジング112に挿入するためのドーム要素121を含むトレイ120をさらに備える。トレイ120は第2の環状ハウジング122をさらに備える。
【0039】
モジュール式のリバース型人工肩関節100は、トレイ120のドーム要素121に少なくとも部分的に挿入するように構成された係合要素131を含むライナー130を備える。ライナー130は、トレイ120の第2の環状ハウジング122と連結するように構成された接合凹状要素132をさらに備える。特に、接合凹状要素132は、トレイ120の第2の環状ハウジング122との周囲連結のために構成されている。
【0040】
概して、モジュール式のリバース型人工肩関節100は、さらに説明されるように、高度なモジュール性および汎用性を可能にし、さまざまな補正角度を有するさまざまなライナー130を収容することができる。
【0041】
また、トレイ120の第2の環状ハウジング122は、ライナー130の接合凹状要素132を支持するように構成された隆起した縁部123を備える。
【0042】
トレイ120は、金属材料、好ましくはチタンまたはその合金から作られている。特に、テーパ状の本体111および第1の環状ハウジング112は、複数の支持体113も含めて、ステム110内の単一部品として形成されている。
【0043】
代わりに、ライナー130は、プラスチック材料、好ましくはポリエチレン、特に超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)で作られる。
【0044】
図2は、トレイ120の横断面図を示す。
【0045】
説明したように、トレイ120は、ドーム要素121および第2の環状ハウジング122を備える。第2の環状ハウジング122は、ライナー130の接合凹状要素132を支持するように構成された、隆起した縁部123を備える(図2では見えない)。
【0046】
隆起した縁部123は、図2によく見られるように、トレイ120の少なくとも径方向に対向する部分123aおよび123bにおいて異なる高さの展開を有する全体的な輪郭を画定する。
【0047】
図3は、モジュール式のリバース型人工肩関節100の分解図の側面断面を示しており、既に記載したステム110、トレイ120、およびライナー130が示されている。
【0048】
具体的には、トレイ120は、ドーム要素121と第1の環状ハウジング112との間の円錐連結によって、好ましくは中央安全ねじ140とのさらなる連結によって、ステム110に組み付けられる。ライナー130は、係合要素131とドーム要素121の内面との間で作用するスナップ係合150によってトレイ120に組み付けられる。また、好ましくは、ライナー130は、係合要素131とドーム要素121の内面との間のさらなる干渉によってトレイ120に組み付けられる。
【0049】
モジュール式のリバース型人工肩関節100のこの図面において、隆起した縁部123の全体的な輪郭が、接合凹状要素132の傾斜面133a(図のセクションでは見えない)と連結するように構成された第1の傾斜部分123aを備えることを理解することができる。第1の傾斜部分123aは、隆起した縁部123の径方向に対向する第2の部分123bと比べて高さの展開が小さい。
【0050】
特に、図3に見られるように、ドーム要素121は、挿入軸10に沿って第1の環状ハウジング112に挿入されるように構成され、係合要素131は、同じ挿入軸10に沿ってドーム要素121に挿入されるように構成されている。本明細書において、トレイ120の隆起した縁部の「高さ」または「高さの展開」に言及する場合、挿入軸10に沿って評価される隆起した縁部の寸法が意図される。
【0051】
概して、隆起した縁部123は、トレイ120の少なくとも径方向に対向する部分123aおよび123bにおいて異なる、挿入軸10に平行に評価された、高さの展開を有する全体的な輪郭を画定する。
【0052】
第1の傾斜部分123aに焦点を当てると、第1の傾斜部分123aは隆起した縁部123の半円形の半分を実質的に含む。隆起した縁部123のもう1つの半円形の半分において、全体の輪郭は、平面部分123bを備える。平面部分123bは、第1の傾斜部分123aと径方向に対向しており、第1の傾斜部分123aと比べてより大きな高さの展開を有する。
【0053】
図4は、モジュール式のリバース型人工肩関節100の組立図の、図3と同様の横断面を示す。
【0054】
この図面では、モジュール式のリバース型人工肩関節100のモジュール構造を形成するために、ドーム要素121が、挿入軸10に沿って第1の環状ハウジング112に挿入されるように構成され、係合要素131も同様に、同じ挿入軸10に沿ってドーム要素121に挿入されるように構成されていることが理解される。第2の環状ハウジング122が、挿入軸10に実質的に垂直に配置されることも留意される。
【0055】
ライナー130の接合凹状要素132は、補正平面11上に実質的に位置する上面を備える。補正平面11は、挿入軸10に垂直な平面に対して補正角度だけ傾斜している。代わりに、テーパ状の本体111は、挿入軸10に対して角度を付けられているステム主軸12を画定する。
【0056】
概して、ステム110が上腕骨端に埋め込まれるように構成される一方で、ライナー130は、リバース型人工肩関節のそれぞれの関節球状要素、すなわちグレノスフィア(glenosphere)と関節接合するように構成されている。
【0057】
人工肩関節の代替において、既に記載した要素120および130の代わりに、ステム110は、コンバーチブルな人工関節に採用されるようにさらに構成され、この場合、第1の環状ハウジング112は、解剖学的構成に従って人工関節要素を収容するようにさらに適合される。
【0058】
図5は、ライナー130およびトレイ120を備える部分プロテーゼアセンブリの側面図を示す。
【0059】
この図面では、隆起した縁部123が、接合凹状要素132上のそれぞれの複数の外側突出部134と連結するように構成された複数の切り欠き124を備える。したがって、突出部134と切り欠き124とは、トレイ120とライナー130との間の相対回転を遮断するように構成されていることを理解することができる。
【0060】
図6は、図5のアセンブリの横断面VI-VIを示す。既に説明したように、隆起した縁部123は、図6に見られるように、トレイ120の少なくとも径方向に対向する部分123aおよび123bにおいて異なる高さの展開を有する全体的な輪郭を画定する。
【0061】
実際に、隆起した縁部123の高さを減少させることによって、提供された補正角度によりライナー130の高さの展開がより小さい側123aで、トレイ120は高さが非対称にされる。この変更によって、ライナー130は、アンレーレベルを大幅に低下させることが可能になるが、接合凹状要素132の最小厚さに影響を与えることはなく、依然としてトレイ120の縁部123の最も高い部分123bによるライナー130の十分な支持を可能にしている。
【0062】
図7図6の詳細を示している。ここで、環状ハウジング122の隆起した縁部の第1の部分123aと接合凹状要素132のそれぞれの表面133aとの間の連結がより良好に視認される。
【0063】
本発明の効果を明確にするために、図8および9は、本発明による解決策と別の例とによるライナーの厚さの比較を示す。図8は本発明の解決策を示し、図9は別の例を示している。破線で特定された部分の局所的な拡大も示されている。
【0064】
図8には、トレイ120およびライナー130が示されている。ここで、トレイ120の隆起した縁部が、少なくとも径方向に対向する部分で異なる高さの展開を有する全体的な輪郭を画定し、したがって高さが非対称である。この場合、凹面とトレイ120との界面との間のライナー130の最小厚さ80は、たとえば、3.9923mmである。
【0065】
図9には、図8の例のものと同様の実質的な直径およびサイズを有する、一般的なトレイおよび一般的なライナーが示されている。しかし、この場合、トレイの隆起した縁部は、径方向に対向する部分で同じ高さの展開を有する全体的な輪郭を画定し、したがって高さが対称である。この場合、凹面とトレイとの境界面との間のライナーの最小厚さ90は、例としてのみ1.6187mmであり、したがって、図8の場合の最小厚さ80に比べてかなり小さい。
【0066】
したがって、本発明の解決策では、同じアンレーレベルに関して、およびライナーの同じ補正角度の存在下で、機械的強度の恩恵に対して、ライナー自体の厚さの薄化がないことは明らかである。
【0067】
別の観点から、ライナーの同じ最小厚さのための、したがってライナーの機械的強度の特性を合理的に維持するための本発明の解決策では、アンレーレベルを人工関節の機能性および有効性の恩恵のために低下させることができる。
【0068】
図10および図11は、既に記載したライナー130およびトレイ120から構成され、さらに、既に記載した中央安全ねじ140およびスナップ係合150から構成される部分アセンブリの互いに垂直な平面上のそれぞれの断面図を示す。
【0069】
図12は、本発明によるモジュール式のリバース型人工肩関節のためのトレイ120’のさらなる実施形態を示す。
【0070】
この代替では、トレイ120’は、非対称の隆起した縁部123’を依然として備えるが、既に上記した実施形態の隆起した縁部123におけるように平坦で傾斜していない構成を有するが、それに関連するライナーの最小厚さに従う、環状ハウジング122’を有する。
【0071】
詳細には、隆起した縁部123’の全体的な輪郭は、隆起した縁部123’の径方向に対向する第2の部分123bと比べて高さがより小さい展開を依然として有する第1の平面部分123a’を備える。概して、隆起した縁部123’の全体的な輪郭は、接合凹状要素のそれぞれの平面(図12では見えない)と連結するように構成された第1の平面部分123a’を備える。
【0072】
非対称の隆起した縁部123’および第1の平面部分123a’を有するこの代替例では、同じアンレーレベルを維持しながらも、より大きな最小の縁部厚さがある。この代替例は、前の例示的な実施形態に対するトレードオフのようなものである。したがって、この代替例は、角度が付けられたライナー130のバージョンと比べてより小さな厚さを有するライナーの形態をとる。このトレードオフは、ライナーの機械的強度に必要な最小厚さが満たされている限り許容され、したがってライナーの補正角度が制限される。
【0073】
隆起した縁部123’の隆起が、隆起した縁部123と比べて、ライナーの抑制および安定性の観点から有益であることが証明されていることも考慮されるべきである。非対称で平坦な隆起した縁部123’は、非対称で角度が付けられた縁部123と比べて、干渉による連結があるトレイ120’にいくらかの材料を追加し、ライナーの挿入のための強制斜角(urging bevel)があるところでいくらかの材料を除去する。したがって、非対称のトレイ120’の平坦なバージョンが、ライナーとの干渉による連結のためのより使用可能な表面を有し、そのアセンブリをより安定にし得ると言える。
【0074】
図13は、本発明によるモジュール式のリバース型人工肩関節のためのトレイ120”のさらなる実施形態の断面図を示す。
【0075】
この代替例では、トレイ120”は、既に上記した実施形態の隆起した縁部123の部分的にのみ傾斜した構成と比べて完全に傾斜した構成を有する、非対称の隆起した縁部123”を備える環状ハウジング122”を有する。
【0076】
詳細には、隆起した縁部123”の全体的な輪郭は、依然として傾斜した径方向に対向する第2の部分123b”と比べてより小さい高さの展開を有する第1の傾斜部分123a”を備える。
【0077】
ライナーの機械的強度に必要な最小厚さが満たされている限り、完全に傾斜した隆起した縁部123”を有するトレイ120”のこの代替も許容される。
【0078】
図14は、本発明による代替のモジュール式のリバース型人工肩関節100’の三次元分解図を示す。
【0079】
モジュール式のリバース型人工肩関節100’は、既に記載したステム110、トレイ120”、およびライナー130を備える。
【0080】
本実施形態において、トレイ120”は、ドーム要素121と第1の環状ハウジング112との間の円錐連結によって、およびモジュール式ピン140bとのさらなる連結によって、ステム110に組み付けられる。
【0081】
モジュール式ピン140bは、好ましくはトレイ120”に予め組み付けられている。既に記載したねじシステム140に関して、モジュール式ピン140bによって、手術室におけるコンポーネントの挿入を容易にし、加速することが可能になり、人工関節修正(prosthesis revision)の場合には引き抜きを加速することも可能になり、これは、ステム110からのトレイ120”の引き抜きの調整のためにフォーク状のツールを置くことで十分であるためである。また、ピン140bはねじ140に比べて軸方向の引き抜きに対してより低い抵抗を提供するが、円錐連結のみが保持に寄与するため、肩に基本的に圧縮力が存在することで依然として「レバーアウト(lever-out)」に対する適切な抵抗を確なのものとしている。
【0082】
図15は、モジュール式のリバース型人工肩関節100”のさらなる代替の分解図の横断面を示している。ここで、既に記載したステム110、トレイ120、ライナー130、およびモジュール式ピン140bが示されている。
【0083】
本実施形態においても、好ましくは、モジュール式ピン140bはトレイ120に予め組み付けられる。
【0084】
図16は、モジュール式のリバース型人工肩関節100”の組立図の、図15と同様の横断面を示す。
【0085】
この図面では、人工関節100”のモジュール構造を形成するために、ドーム要素121が、ピン140bの協働によって、ステム110の第1の環状ハウジング112に挿入されるように構成されていることが理解される。
【0086】
図17は本発明によるモジュール式のリバース型人工肩関節のためのステム110の実施形態の三次元図を示し、図18はステム110の正面図を示し、図19はステム110の側面図を示す。
【0087】
モジュール式のリバース型人工肩関節のためのステム110は、テーパ状の本体111と、モジュール式人工関節の他の上腕骨コンポーネント、たとえば既に記載したようなライナー130のためのトレイ120を収容するように構成された第1の環状ハウジング112とを備える。
【0088】
人工肩関節の埋め込みにおいて、ステム110は、上腕骨端に埋め込まれるように構成されている。ステム110は、主にモジュール式のリバース型人工肩関節のために構成されているが、コンバーチブルな人工関節のためにもさらに構成される。ここで、第1の環状ハウジング112は、利点として、モジュール式解剖学的人工関節要素を収容するように構成される。
【0089】
好ましくは、第1の環状ハウジング112は、上腕骨とのより良好な固定を得るように構成された小柱構造201を外部に備える。第1の環状ハウジング112によって、負荷を切除部の直下の上腕骨に移すことが可能になり、したがって、骨幹端タイプのより良好な固定を促進することに寄与している。
【0090】
ステム110は、テーパ状の本体111と第1の環状ハウジング112とを接続し、それらを互いに角度を付けた状態に保つ複数の支持体113をさらに備える。特に、テーパ状の本体111と第1の環状ハウジング112の両方および複数の支持体113は、ステム110内の単一部品として作られている。
【0091】
概して、複数の支持体113は、人工関節インプラントの固定および安定化のために構成されている。より詳細には、複数の支持体113は、テーパ状の本体111と第1の環状ハウジング112とを接続するフィン付き部分を画定し、テーパ状の本体111と接続する領域で順に先細りになる。特に、複数の支持体113は、第1の中間支持体211、2つの前後支持体212aおよび212b、ならびに側方支持体213を備える。複数の支持体113は、ステム110に回転安定性を提供する他に、曲げモーメントを安定させるように構成されている。
【0092】
好ましくは、前後支持体212aおよび212bの形態は、テーパ状の本体111と第1の環状ハウジング112との間の角度に従って湾曲される。これによって、ステム110の湾曲した埋め込み方向が決定され、挿入工程において上腕骨の中間の湾曲を追従することが可能になり、解剖学的構造により良好に適合し、したがって手術室での埋め込み工程が容易になる。
【0093】
また、テーパ状の本体111と第1の環状ハウジング112との間の角度による、ステム110のアンダーカット20によって、上腕骨の骨幹軸に沿った挿入による近位の過剰な骨の除去を回避することが可能になる。
【0094】
示されていない代替では、より直観的かつ再現可能な方法で骨幹の軸にインプラントを挿入することを可能にするために、2つの前後支持体がステムの主軸に対して真っ直ぐにされ得る。
【0095】
利点として、複数の支持体113間に生じる間隙によって、支持体211、212a、212b、および213のより大きな横方向領域を骨に露出することが可能になり、インプラントの曲げおよびねじりの安定性が改善される。また、利点として、複数の支持体113間に生じる間隙は、インプラント全体の重量および体積を減少させ、移植のために除去される骨の量をかなり減少させ、これによって、順に(人工関節から除去された骨の体積と人工関節のない骨の体積との比率によって与えられる)充填係数が減少し、結果として、侵襲性が低くなって、「応力遮蔽」のリスクが低減される。最後に、複数の支持体113間に作られた間隙によって、修正介入の場合に人工関節の遠位部分にアクセスすることが可能になる。
【0096】
ステム110の遠位部分は、テーパ状の本体111において、円形断面を有する実質的に円錐形または円錐台形の形態を有し、これによって、特に骨が第1の環状ハウジング112にまだ統合されていない手術直後の期間において、インプラントに追加の安定性が提供される。
【0097】
より具体的には、ステム110の実質的に円錐形の形状は、軸方向の並進移動を周方向の力に変換することに寄与し、したがって、インプラントの「圧入」を増大させる。
【0098】
好ましくは、テーパ状の本体111は研磨された端部202を備える。研磨された端部202は、外科手術中のステム110の挿入を容易にすることに加えて、局所的な骨統合を回避することも可能にし、したがって、負荷の遠位への移送およびその結果としての「応力遮蔽」による近位骨の再吸収を回避し、テーパ状の本体111の遠位部分にアクセスして、過度に侵襲的になることなく付着した骨を取り外すことが困難となる、インプラント修正工程における問題が回避される。
【0099】
最後に、好ましくは、ステム110は左右の上腕骨の両方に移植するために対称である。しかし、それは、上腕骨に解剖学的に存在するオフセットを最善の状態で再現するように構成された、ステム主軸12と第1の環状ハウジング112の中心22との間の横平均オフセット21を有する。
【0100】
ステム110は、上記のトレイ120およびライナー130から離間されたモジュール式コンポーネントであるため、逆および解剖学的の両方の人工肩関節の他の代替にも使用され得ることが留意されるべきである。
【0101】
また、偶発的な必要性を満たすために、本発明のさらなる実装および修正が当業者に可能であることは明らかである。
【0102】
したがって、上記の実施形態は、例示的かつ非限定的な目的で提供されるものとして理解されるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
【国際調査報告】