(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-21
(54)【発明の名称】参考信号伝送位置指示の決定方法および装置
(51)【国際特許分類】
H04W 72/232 20230101AFI20240313BHJP
【FI】
H04W72/232
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023561370
(86)(22)【出願日】2022-03-24
(85)【翻訳文提出日】2023-10-05
(86)【国際出願番号】 CN2022082833
(87)【国際公開番号】W WO2022213815
(87)【国際公開日】2022-10-13
(31)【優先権主張番号】202110368544.3
(32)【優先日】2021-04-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】510065207
【氏名又は名称】大唐移▲動▼通信▲設▼▲備▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】DATANG MOBILE COMMUNICATIONS EQUIPMENT CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】1/F, Building 1, No.5 Shangdi East Road, Haidian District,Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】黄 秋▲萍▼
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD11
(57)【要約】
本発明は、参考信号伝送位置指示の決定方法および装置を開示する。前記方法は、ネットワーク側が、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すステップと、ネットワーク側が、DCIによりRSリソース内の少なくとも1つのRSリソースをトリガし、DCIにより第1の指示情報を送信するステップとを含む。一方、UEは、DCI内の第1の指示情報に基づき、少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定し、第1の時間単位オフセット値に基づき、対応するRSリソースの伝送位置を決定し、ここで、少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、第1の時間単位オフセット値は、各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、第1の時間単位オフセット値のセットは、少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法であり、
構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をユーザー機器(UE)示すテップと、
ダウンリンク制御情報(DCI)によって少なくとも1つの前記RSリソースをトリガし、前記DCIを介して第1の指示情報を送信するステップと、を含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報で示し、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つであることを特徴とする参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項2】
前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースであり、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示すことを特徴とする請求項1に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項3】
前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセット内の第1の位置における時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態に関連付けられた時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の識別子として識別される時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることと、
前記第1の位置が、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態が、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子が、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスが、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号が、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号であることとのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項4】
構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、
RSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことを含み、
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値であることを特徴とする請求項1に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースであり、
前記第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソース集合に属し、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、異なる第1のRSリソース集合に対して同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示すことを特徴とする請求項4に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項6】
前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、
第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であることと、
第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であることと、
第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であることと、
第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることと、
第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることと、
前記第1の位置が、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態が、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子が、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスが、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号が、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号であることとのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項7】
少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値であり、
前記第2のRSリソース集合は、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成され、前記少なくとも一部のトリガ状態に前記DCIによって示されるトリガ状態が含まれる、第1のRSリソース集合であることを特徴とする請求項4に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項8】
少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、
前記第2のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる時間単位オフセット値のセットと、
前記第2のRSリソース集合に構成された、第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値のセットと、のうちの少なくとも1つを含み、
前記第2のRSリソース集合は、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成され、前記少なくとも一部のトリガ状態に前記DCIによって示されるトリガ状態が含まれる、第1のRSリソース集合であり、
前記第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態であることを特徴とする請求項4に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項9】
少なくとも1つの前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、
前記RSリソースに構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる時間単位オフセット値のセットと、
前記第1のRSリソースに構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる時間単位オフセット値のセットと、
うちの少なくとも1つを含み、
前記第1のトリガ状態は、前記DCIが前記RSリソースをトリガする場合に対応のトリガ状態であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項10】
構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、
少なくとも一部の前記RSリソースについて、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することを含むことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項11】
少なくとも一部の前記RSリソースについて、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することは、
少なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、各RSリソースの、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することを含むことを特徴とする請求項10に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項12】
UEに示されるRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、
少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合について、各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することを含むことを特徴とする請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項13】
前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することは、
少なくとも一部の前記複数の第2のRSリソース集合について、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することを含むことを特徴とする請求項12に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項14】
構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、
無線リソース制御(RRC)シグナリングによって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すか、または、
媒体アクセス制御-制御エレメント(MAC-CE)シグナリングにより、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すか、または、
RRCシグナリングにより、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値をUEに示し、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を、MAC-CEシグナリングによってUEに示すことを含むことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項15】
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、RRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングによってUEに示し、または、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、または、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定されることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項16】
前記RSリソースは、1つの帯域幅部分BWP/サービングセル/周波数帯域において前記UEのために構成されたRSリソースであることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項17】
参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法であって、
ネットワーク側の指示にしたがって、構成されたRSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定するステップと、
ネットワーク側から送信されたDCIを受信し、前記DCIにしたがって少なくとも1つの前記RSリソースを決定するステップと、
前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定するステップと、
前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値にしたがって、前記RSリソースの伝送位置を決定するステップと、を含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つであることを特徴とする参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項18】
前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースであり、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示すことを特徴とする請求項17に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項19】
前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることと、
前記第1の位置が、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態が、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子が、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスが、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号が、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号であることとのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項17または請求項18に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項20】
ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、
ネットワーク側によって示されるRSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することを含み、
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、1セットの時間単位オフセット値であることを特徴とする請求項17に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項21】
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースであり、
前記第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソース集合に属し、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、異なる第1のRSリソース集合に対して同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示すことを特徴とする請求項20に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項22】
前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であることと、
第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であることと、
第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であることと、
第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることと、
第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることと、
前記第1の位置が、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子が、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスが、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号であることとのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項20または請求項21に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項23】
第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうちの、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成され、且前記少なくとも一部のトリガ状態に前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、
少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値であることを特徴とする請求項20に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項24】
少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、
前記第1のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる時間単位オフセット値のセットと、
前記第1のRSリソース集合に構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる時間単位オフセット値のセットと
のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態であることを特徴とする請求項20に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項25】
第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、少なくとも1つの前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、
第2のRSリソースに構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる時間単位オフセット値のセットと、
第2のRSリソースに構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる時間単位オフセット値のセットと
うちの少なくとも1つを含み
前記第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソースをトリガする場合に対応するトリガ状態であることを特徴とする請求項17に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項26】
ネットワーク側の指示にしたがって、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、
少なくとも一部の前記RSリソースについて、ネットワーク側によって個別的に構成された各RSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することを含むことを特徴とする請求項17から請求項25のいずれか1項に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項27】
ネットワーク側の指示にしたがって、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、
なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、ネットワーク側によって個別的に構成された各RSリソースの少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することを含むことを特徴とする請求項26に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項28】
前記RSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、ネットワーク側の指示にしたがって、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、
少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合について、ネットワーク側によって個別的に構成された各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することを含むことを特徴とする請求項20から請求項24のいずれか1項に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項29】
前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、ネットワーク側の指示にしたがって、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、
少なくとも一部の前記複数の第2のRSリソース集合について、ネットワーク側によって個別的に構成された各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することを含むことを特徴とする請求項28に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項30】
ネットワーク側の指示にしたがって、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、
ネットワーク側から送信された無線リソース制御(RRC)シグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定するか、または、
ネットワーク側から送信された媒体アクセス制御-制御エレメント(MAC-CE)シグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定するか、または、
ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値を決定し、ネットワーク側から送信されたMAC-CEシグナリングにしたがって、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することを含むことを特徴とする請求項20から請求項29のいずれか1項に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項31】
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングによって決定されるか、または、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であるか、または、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定されることを特徴とする請求項17から請求項25のいずれか1項に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項32】
前記RSリソースは、1つの帯域幅部分BWP/サービングセル/周波数帯域において前記UEのために構成されたRSリソースであることを特徴とする請求項17から請求項25のいずれか1項に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項33】
前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定することは、
対応の少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成されていない第3のRSリソースを決定し、前記第3のRSリソースに対して事前に合意された時間単位オフセット値を採用することと、
対応する第1の時間単位オフセット値のセットに前記第1の指示情報によって示される関連関係に対応する時間単位オフセット値が存在しない第4のRSリソースを決定し、前記第4のRSリソースに対して、事前に合意された時間単位オフセット値を採用するか、または、前記第4のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットにおける、最小時間単位オフセット値または最大時間単位オフセット値または指定位置の時間単位オフセット値を採用することと
のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項17、請求項20から請求項29のいずれか1項に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項34】
参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置であって、
参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置は、メモリ、送受信機およびプロセッサを含み、
前記メモリは、コンピュータプログラムを格納するように構成され、前記送受信機は、前記プロセッサの制御下でデータを送受信するように構成され、
前記プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取り、
構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をユーザー機器(UE)示し、
ダウンリンク制御情報(DCI)によって少なくとも1つの前記RSリソースをトリガし、前記DCIを介して第1の指示情報を送信し、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報で示し、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つであることを特徴とする参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置。
【請求項35】
前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースであり、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示すことを特徴とする請求項34に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置。
【請求項36】
前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセット内の第1の位置における時間単位オフセット値であり、第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態に関連付けられた時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の識別子として識別される時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることと、
前記第1の位置が、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態が、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子が、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスが、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号が、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号であることと、
のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項34または請求項35に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置。
【請求項37】
前記プロセッサは、
RSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示し、
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値であることを特徴とする請求項34に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置。
【請求項38】
参考信号(RS)の伝送位置を決定するための装置であって、
前記参考信号(RS)の伝送位置を決定するための装置は、メモリ、送受信機およびプロセッサを含み、
前記メモリは、コンピュータプログラムを格納するように構成され、前記送受信機は、前記プロセッサの制御下でデータを送受信するように構成され、
前記プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取り、
ネットワーク側の指示にしたがって、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、
ネットワーク側から送信されたDCIを受信し、前記DCIにしたがって少なくとも1つの前記RSリソースを決定し、
前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定し、
前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値にしたがって、前記RSリソースの伝送位置を決定し、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つであることを特徴とする請求項34に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置。
【請求項39】
前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースであり、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示すことを特徴とする請求項38に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置。
【請求項40】
前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることと、
前記第1の位置が、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態が、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスが、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号が、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号であることと
のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項38または請求項39に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置。
【請求項41】
前記プロセッサは、
ネットワーク側によって示されるRSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、1セットの時間単位オフセット値であることを特徴とする請求項38に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置。
【請求項42】
参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置であって、
構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をユーザー機器(UE)に示すように構成される構成ユニットと、
ダウンリンク制御情報(DCI)を介して前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースをトリガし、前記DCIを介して第1の指示情報を送信するように構成される指示ユニットと、を含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報で示し、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つであることを特徴とする参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置。
【請求項43】
前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースであり、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示すことを特徴とする請求項42に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置。
【請求項44】
前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセット内の第1の位置における時間単位オフセット値であり、第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態に関連付けられた時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の識別子として識別される時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であること、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることと、
前記第1の位置が、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号であることと
のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項42または請求項43に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置。
【請求項45】
前記構成ユニットは、
RSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示し、
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値であることを特徴とする請求項42に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置。
【請求項46】
参考信号(RS)の伝送位置を決定するための装置であって、
ネットワーク側の指示にしたがって、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定するように構成される構成ユニットと、
ネットワーク側から送信されたDCIを受信し、前記DCIにしたがって前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースを決定するように構成されるトリガユニットと、
前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定するように構成される時間単位オフセット値決定ユニットと、
前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースの伝送位置を決定するように構成される伝送位置決定ユニットと、を含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つであることを特徴とする参考信号(RS)の伝送位置を決定するための装置。
【請求項47】
前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースであり、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示すことを特徴とする請求項46に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための装置。
【請求項48】
前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含み、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号であることを特徴とする請求項46または請求項47に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための装置。
【請求項49】
参考信号(RS)の伝送位置を決定するための装置であって、
前記構成ユニットは、
ネットワーク側によって示されるRSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、1セットの時間単位オフセット値であることを特徴とする請求項46に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2021年04月06日に中国特許局に提出し、出願番号が202110368544.3であり、発明名称が「参考信号伝送位置指示の決定方法および装置」との中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。
【0002】
本発明は、無線通信技術の分野に関するものであり、特に参考信号伝送位置指示の決定方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
現在の無線通信システムにおいて、非周期的なサウンディング参照信号(Sounding Reference Signal,SRS)(以下では、非周期SRSをAP-SRSと表記し,Aperiodic-Sounding Reference Signal)は、ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control CHannel,PDCCH)内のダウンリンク制御情報(Downlink Control Information,DCI)によってトリガされる。AP-SRSをトリガするための1つのDCIは、1つ以上のSRSリソース集合を同時にトリガすることができる。各SRSリソース集合には1つ以上のSRSリソースが含まれる。
【0004】
3GPP(登録商標、下記同様)の新無線(New Radio,NR)システムのRel-15およびRel-16において、ユーザー機器(User Equipment,UE)は、スロットnでAP-SRSをトリガするDCIを受信した後、スロット
【数1】
において、当該DCIトリガによってトリガされた非周期SRSを送信する。ここで、kは、無線リソース制御(Radio Resource Control,RRC)シグナリングによって当該非周期SRSに関連付けられたSRSリソース集合に構成されたスロットオフ集合パラメータによって示されるスロットオフセット値であり、
【数2】
それぞれトリガされたSRSおよびトリガ命令がのせられるPDCCHのサブキャリア構成パラメータである。このような伝送スロットの決定方法は、SRSのトリガの柔軟性低下を引き起こす。
【0005】
非周期SRSトリガの柔軟性を高めるために、3GPPのNRシステムは次の方法を使用してAP-SRSを伝送するスロットを決定する。AP-SRSリソース集合は、参照スロットから(t+1)番目に使用可能なスロット(tの値は0にする)で送信される。SRSリソース集合の使用可能なスロットは、次の2つの条件を満たす。当該SRSリソース集合内のいずれかのSRSリソースの伝送時間と、当該SRSリソース集合をトリガするPDCCHの伝送時間との時間差が、AP-SRSをトリガするPDCCHおよびAP-SRSの最小伝送時間要件を満たす。当該SRSリソース集合内のすべてのSRSリソースの時間領域における位置は、当該スロットにおけるアップリンクシンボルまたは柔軟なシンボルである(つまり、SRSリソース集合内のいずれかのSRSリソースの時間領域にける位置は、当該スロット内のダウンリンクシンボルではない)。
【0006】
前述の実施では、RRCシグナリングは1セットのtの値を持つSRSリソース集合を構成できる(値の数がNであり、Nが1以上であると仮定する)。ネットワーク側は、選択したtの値をUEに示す。
【0007】
関連技術の非周期ダウンリンク参考信号(例えば、チャネル状態情報参考信号(Channel State Information- Reference Signal,CSI-RS)、チャネル状態情報干渉測定(Channel State Information-Interference Measurement,CSI-IM)など)は、上記非周期的なアップリンクAP-SRSの伝送メカニズムと同様である。現在、非周期参考信号伝送位置指示の解決策において、非周期参考信号リソース集合が多い場合、位置を伝送するためのDCIフィールドのオーバーヘッド非常に大きく、物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared CHannel,PDSCH)のオーバーヘッドの増加は、PDSCHの復調性能に影響を与える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の実施形態は、参考信号(RS)の伝送位置指示の決定方法および装置を提供し、関連技術において多くの非周期参考信号リソース集合がある場合、位置を伝送するためのDCIフィールドのオーバーヘッド非常に大きく、位置を伝送するためのDCIフィールドのオーバーヘッド非常に大きく、PDSCHオーバーヘッドのオーバーヘッドの増加がPDSCHの復調性能に影響を与えるという問題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の態様によれば、本発明の実施形態は、参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法を提供する。前記方法は、
RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに指示するステップと、
ダウンリンク制御情報(DCI)を介して前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースをトリガし、前記DCIを介して第1の指示情報を送信するステップと、を含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つである。
【0010】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースを含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0011】
選択的に、前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含み、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0012】
選択的に、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、次の少なくとも1つを含み、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0013】
選択的に、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すステップは、
RSリソースにおける第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示し、前記第1のRSリソースは関連付けられたRSリソース集合であり、関連付けられたRSリソース集合は、少なくとも1セットの時間単位オフセットのRSリソースで構成され、前記第1のRSリソース集合は、は少なくとも1つの前記第1のRSリソースに関連付けられており、少なくとも1セットの時間単位オフセット値で構成されるRSリソース集合であり、
前記少なくとも1つのRSリソースは、少なくとも1つの第1のRSリソースを含み、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値であり、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットであり、
前記第1の指示情報は、前記少なくとも1つの第1のRSリソースにおける各第1のRSリソースに関連付けられた少なくとも一部の第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0014】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースに関連付けられた各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0015】
選択的に、前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含み、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0016】
選択的に、第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、具体的には、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0017】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、
少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値である。
【0018】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含み、
前記第2のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
前記第2のRSリソース集合に構成された、第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0019】
選択的に、少なくとも1つの前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含み、
前記RSリソースに構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
前記第1のRSリソースに構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット、
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記RSリソースをトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0020】
選択的に、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、
少なくとも一部の前記RSリソースについて、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することを含む。
【0021】
選択的に、少なくとも一部の前記RSリソースについて、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することは、具体的には、
少なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、各RSリソースの、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0022】
選択的に、UEに示されるRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的には、
少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合について、各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0023】
選択的に、前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することは、具体的には、
少なくとも一部の前記複数の第2のRSリソース集合について、各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0024】
選択的に、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的には、
無線リソース制御(RRC)シグナリングによって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示し、
または、媒体アクセス制御-制御エレメント(Medium Access Control-Control Element,MAC-CE)シグナリングによって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示し、
または、RRCシグナリングにより、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値をUEに示し、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を、MAC-CEシグナリングによってUEに示す。
【0025】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、RRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングによってUEに示し、
または、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、
または、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定される。
【0026】
選択的に、前記RSリソースは、1つの帯域幅部分(Bandwidth Part,BWP)/サービングセル/周波数帯域の前記UE用に構成されたRSリソースである。
【0027】
第2の態様によれば、本発明の実施形態は、参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法を提供する。前記方法は、
ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定するステップと、
ネットワーク側から送信されたDCIを受信し、前記DCIにしたがって前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースを決定するステップと、
前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定するステップと、
前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースの伝送位置を決定するステップと、を含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つである。
【0028】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースを含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0029】
選択的に、前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含み、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0030】
選択的に、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、次の少なくとも1つを含み、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0031】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定すること、具体的には、
ネットワーク側によって示されるRSリソースのうち、第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットを決定し、前記第1のRSリソースは関連付けられたRSリソース集合であり、関連付けられたRSリソース集合は、少なくとも1セットの時間単位オフセット値で構成されるRSリソースであり、前記第1のRSリソース集合は、は少なくとも1つの前記第1のRSリソースに関連付けられており、少なくとも1セットの時間単位オフセット値で構成されるRSリソース集合であり、
前記少なくとも1つのRSリソースは、少なくとも1つの第1のRSリソースを含み、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値であり、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットであり、
前記第1の指示情報は、前記少なくとも1つの第1のRSリソースにおける各第1のRSリソースに関連付けられた少なくとも一部の第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0032】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースに関連付けられた各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0033】
選択的に、前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含み、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
または、第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
または、第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0034】
選択的に、第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、次の少なくとも1つを含み、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0035】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、
少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値である。
【0036】
選択的に、少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含み、
前記第1のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
前記第1のRSリソース集合に構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0037】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、少なくとも1つの前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含み、
第2のRSリソースに構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
第2のRSリソースに構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット、
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソースをトリガする場合に対応するトリガ状態である。
【0038】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的には、
少なくとも一部の前記RSリソースについて、ネットワーク側によって個別的に構成された各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0039】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的には、
少なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、ネットワーク側によって個別的に構成された各RSリソースの少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0040】
選択的に、前記RSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的には、
少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合について、ネットワーク側によって個別的に構成された各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0041】
選択的に、前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的には、
少なくとも一部の前記複数の第2のRSリソース集合について、ネットワーク側によって個別的に構成された各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0042】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的には、
ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、
または、ネットワーク側から送信されたMAC-CEシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、
または、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値を決定し、ネットワーク側から送信されたMAC-CEシグナリングにしたがって、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0043】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングによって決定され、
または、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、または、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定される。
【0044】
選択的に、前記RSリソースは、1つの帯域幅部分BWP/サービングセル/周波数帯域において前記UEのために構成されたRSリソースである。
【0045】
選択的に、前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定することは、次の少なくとも1つを含み、
対応の少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成されていない第3のRSリソースを決定し、前記第3のRSリソースに対して事前に合意された時間単位オフセット値を採用し、
対応する第1の時間単位オフセット値のセットに前記第1の指示情報によって示される関連関係に対応する時間単位オフセット値が存在しない第4のRSリソースを決定し、前記第4のRSリソースに対して、事前に合意された時間単位オフセット値を採用するか、または、前記第4のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットにおける、最小時間単位オフセット値または最大時間単位オフセット値または指定位置の時間単位オフセット値を採用する。
【0046】
第3の態様によれば、本発明の実施形態は、メモリ、送受信機およびプロセッサを含む参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置をさらに提供し、
前記メモリは、コンピュータプログラムを格納するように構成され、前記送受信機は、前記プロセッサの制御下でデータを送受信するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取り、次の操作を実行するように設定され、
構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をユーザー機器(UE)示し、
ダウンリンク制御情報(DCI)によって少なくとも1つの前記RSリソースをトリガし、前記DCIを介して第1の指示情報を送信し、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報で示し、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つである。
【0047】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースであり、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0048】
選択的に、前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含み、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセット内の第1の位置における時間単位オフセット値であり、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態に関連付けられた時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の識別子として識別される時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0049】
選択的に、前記プロセッサは、具体的には、
RSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示し、
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値である。
【0050】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースであり、
前記第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソース集合に属し、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、異なる第1のRSリソース集合に対して同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0051】
選択的に、前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含み、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0052】
選択的に、第2のRSリソース集合は、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成され、前記少なくとも一部のトリガ状態に前記DCIによって示されるトリガ状態が含まれる、第1のRSリソース集合であり、
少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値である。
【0053】
選択的に、第2のRSリソース集合は、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成され、前記少なくとも一部のトリガ状態に前記DCIによって示されるトリガ状態が含まれる、第1のRSリソース集合であり、少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含み、
前記第2のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
前記第2のRSリソース集合に構成された、第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0054】
選択的に、少なくとも1つの前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含み、
前記RSリソースに構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
前記第1のRSリソースに構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記RSリソースをトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0055】
選択的に、前記プロセッサは、具体的には、
少なくとも一部の前記RSリソースについて、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0056】
選択的に、前記プロセッサは、具体的には、
少なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、各RSリソースの、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0057】
選択的に、UEに示されるRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、前記プロセッサは、具体的には、
少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合について、各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0058】
選択的に、前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、前記プロセッサは、具体的には、
少なくとも一部の前記複数の第2のRSリソース集合について、各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0059】
選択的に、前記プロセッサは、具体的には、
無線リソース制御(RRC)シグナリングによって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示し、または、
媒体アクセス制御-制御エレメント(MAC-CE)シグナリングにより、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示し、または、
RRCシグナリングにより、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値をUEに示し、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を、MAC-CEシグナリングによってUEに示す。
【0060】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、RRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングによってUEに示し、または、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、または、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定される。
【0061】
選択的に、前記RSリソースは、1つの帯域幅部分BWP/サービングセル/周波数帯域において前記UEのために構成されたRSリソースである。
【0062】
第4の態様によれば、本発明の実施形態は、メモリ、送受信機およびプロセッサを含む参考信号(RS)の伝送位置を決定するための装置をさらに提供し、
前記メモリは、コンピュータプログラムを格納するように構成され、前記送受信機は、前記プロセッサの制御下でデータを送受信するように構成され、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取り、次の操作を実行するように設定され、
ネットワーク側の指示にしたがって、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、
ネットワーク側から送信されたDCIを受信し、前記DCIにしたがって少なくとも1つの前記RSリソースを決定し、
前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定し、
前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値にしたがって、前記RSリソースの伝送位置を決定し、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つである。
【0063】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースであり、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0064】
選択的に、前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含み、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0065】
選択的に、前記プロセッサは、具体的には、
ネットワーク側によって示されるRSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、1セットの時間単位オフセット値である。
【0066】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースであり、
前記第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソース集合に属し、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、異なる第1のRSリソース集合に対して同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0067】
選択的に、前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含み、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、または、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、または、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0068】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうちの、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成され、且前記少なくとも一部のトリガ状態に前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、
少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値である。
【0069】
選択的に、少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含み、
前記第1のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
前記第1のRSリソース集合に構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0070】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、少なくとも1つの前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含み、
第2のRSリソースに構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
第2のRSリソースに構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソースをトリガする場合に対応するトリガ状態である。
【0071】
選択的に、前記プロセッサは、具体的には、
少なくとも一部の前記RSリソースについて、ネットワーク側によって個別的に構成された各RSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0072】
選択的に、前記プロセッサは、具体的には、
少なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、ネットワーク側によって個別的に構成された各RSリソースの少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0073】
選択的に、前記RSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、前記プロセッサは、具体的には、
少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合について、ネットワーク側によって個別的に構成された各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0074】
選択的に、前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、前記プロセッサは、具体的には、
少なくとも一部の前記複数の第2のRSリソース集合について、ネットワーク側によって個別的に構成された各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0075】
選択的に、前記プロセッサは、具体的には、
ネットワーク側から送信された無線リソース制御(RRC)シグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、または、
ネットワーク側から送信された媒体アクセス制御-制御エレメント(MAC-CE)シグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、または、
ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値を決定し、ネットワーク側から送信されたMAC-CEシグナリングにしたがって、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0076】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングによって決定され、または、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、または、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定される。
【0077】
選択的に、前記RSリソースは、1つの帯域幅部分BWP/サービングセル/周波数帯域において前記UEのために構成されたRSリソースである。
【0078】
選択的に、前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定し、次の少なくとも1つを含み、
対応の少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成されていない第3のRSリソースを決定し、前記第3のRSリソースに対して事前に合意された時間単位オフセット値を採用し、
対応する第1の時間単位オフセット値のセットに前記第1の指示情報によって示される関連関係に対応する時間単位オフセット値が存在しない第4のRSリソースを決定し、前記第4のRSリソースに対して、事前に合意された時間単位オフセット値を採用するか、または、前記第4のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットにおける、最小時間単位オフセット値または最大時間単位オフセット値または指定位置の時間単位オフセット値を採用する。
【0079】
第5の態様によれば、本発明の実施形態はさらに、参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置を提供し、前記装置は、
構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をユーザー機器(UE)に示すように構成される構成ユニットと、
ダウンリンク制御情報(DCI)を介して前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースをトリガし、前記DCIを介して第1の指示情報を送信するように構成される指示ユニットと、を含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つである。
【0080】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースであり、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0081】
選択的に、前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含み、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセット内の第1の位置における時間単位オフセット値であり、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態に関連付けられた時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の識別子として識別される時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0082】
選択的に、前記構成ユニットは、具体的には、
RSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する 少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示し、
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値である。
【0083】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースであり、
前記第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソース集合に属し、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、異なる第1のRSリソース集合に対して同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0084】
選択的に、前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含み、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0085】
選択的に、第2のRSリソース集合は、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成され、前記少なくとも一部のトリガ状態に前記DCIによって示されるトリガ状態が含まれる、第1のRSリソース集合であり、
少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値である。
【0086】
選択的に、第2のRSリソース集合は、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成され、前記少なくとも一部のトリガ状態に前記DCIによって示されるトリガ状態が含まれる、第1のRSリソース集合であり、少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含み、
前記第2のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
前記第2のRSリソース集合に構成された、第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0087】
選択的に、少なくとも1つの前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含み、
前記RSリソースに構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
前記第1のRSリソースに構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記RSリソースをトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0088】
選択的に、前記構成ユニットは、具体的には、
少なくとも一部の前記RSリソースについて、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0089】
選択的に、前記構成ユニットは、具体的には、
少なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、各RSリソースの、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0090】
選択的に、UEに示されるRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、前記構成ユニットは、具体的には、
少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合について、各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0091】
選択的に、前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、前記構成ユニットは、具体的には、
少なくとも一部の前記複数の第2のRSリソース集合について、各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0092】
選択的に、前記構成ユニットは、具体的には、
無線リソース制御(RRC)シグナリングによって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示し、または、
媒体アクセス制御-制御エレメント(MAC-CE)シグナリングにより、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示し、または、
RRCシグナリングにより、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値をUEに示し、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を、MAC-CEシグナリングによってUEに示す。
【0093】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、RRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングによってUEに示し、または、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、または、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定される。
【0094】
選択的に、前記RSリソースは、1つの帯域幅部分BWP/サービングセル/周波数帯域において前記UEのために構成されたRSリソースである。
【0095】
第6の態様によれば、本発明の実施形態は、参考信号(RS)の伝送位置を決定するための装置をさらに提供し、前記装置は、
ネットワーク側の指示にしたがって、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定するように構成される構成ユニットと、
ネットワーク側から送信されたDCIを受信し、前記DCIにしたがって前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースを決定するように構成されるトリガユニットと、
前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定するように構成される時間単位オフセット値決定ユニットと、
前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースの伝送位置を決定するように構成される伝送位置決定ユニットと、を含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つである。
【0096】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースであり、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0097】
選択的に、前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含み、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0098】
選択的に、前記構成ユニットは、具体的には、
ネットワーク側によって示されるRSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、1セットの時間単位オフセット値である。
【0099】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースであり、
前記第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソース集合に属し、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、異なる第1のRSリソース集合に対して同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0100】
選択的に、前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含み、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、または、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、または、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0101】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうちの、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成され、且前記少なくとも一部のトリガ状態に前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、
少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値である。
【0102】
選択的に、少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含み、
前記第1のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
前記第1のRSリソース集合に構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0103】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、少なくとも1つの前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含み、
第2のRSリソースに構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
第2のRSリソースに構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソースをトリガする場合に対応するトリガ状態である。
【0104】
選択的に、前記構成ユニットは、具体的には、
少なくとも一部の前記RSリソースについて、ネットワーク側によって個別的に構成された各RSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0105】
選択的に、前記構成ユニットは、具体的には、
少なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、ネットワーク側によって個別的に構成された各RSリソースの少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0106】
選択的に、前記RSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、前記構成ユニットは、具体的には、
少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合について、ネットワーク側によって個別的に構成された各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0107】
選択的に、前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、前記構成ユニットは、具体的には、
少なくとも一部の前記複数の第2のRSリソース集合について、ネットワーク側によって個別的に構成された各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0108】
選択的に、前記構成ユニットは、具体的には、
ネットワーク側から送信された無線リソース制御(RRC)シグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、または、
ネットワーク側から送信された媒体アクセス制御-制御エレメント(MAC-CE)シグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、または、
ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値を決定し、ネットワーク側から送信されたMAC-CEシグナリングにしたがって、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0109】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングによって決定され、または、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、または、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定される。
【0110】
選択的に、前記RSリソースは、1つの帯域幅部分BWP/サービングセル/周波数帯域において前記UEのために構成されたRSリソースである。
【0111】
選択的に、前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定し、次の少なくとも1つを含み、
対応の少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成されていない第3のRSリソースを決定し、前記第3のRSリソースに対して事前に合意された時間単位オフセット値を採用し、
対応する第1の時間単位オフセット値のセットに前記第1の指示情報によって示される関連関係に対応する時間単位オフセット値が存在しない第4のRSリソースを決定し、前記第4のRSリソースに対して、事前に合意された時間単位オフセット値を採用するか、または、前記第4のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットにおける、最小時間単位オフセット値または最大時間単位オフセット値または指定位置の時間単位オフセット値を採用する。
【0112】
第7の態様によれば、本発明の実施形態はさらにプロセッサ可読記憶媒体を提供し、前記プロセッサ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納し、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサが第1の態様で説明された参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法、または、第2の態様で説明された参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法を実行するように構成される。
【発明の効果】
【0113】
本発明の有益な効果は次のとおりである。
【0114】
本発明の実施形態によって提供される参考信号(RS)の伝送位置指示の決定方法および装置は、DCIによってトリガされる伝送位置によって示されるRSリソースによって、同じ第1の指示情報を使用して、各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示し、少ないDCIシグナリングでRSリソースの伝送位置を示すことができ、RSリソースのトリガと伝送の柔軟性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0115】
【
図1】本発明の実施形態によるRS伝送位置を指示および決定する方法により適用されるシステムアーキテクチャの概略図である。
【
図2】本発明の実施形態によるRS伝送位置を指示するための方法のフローチャートである。
【
図3】本発明の実施形態によるRS伝送位置を決定するための方法のフローチャートである。
【
図4】本発明の実施形態によるRS伝送位置を指示するための装置の概略構成図である。
【
図5】本発明の実施形態によるRS伝送位置を決定するための装置の概略構成図である。
【
図6】本発明の実施形態によるRS伝送位置を指示するための装置の概略構成図である。
【
図7】本発明の実施形態によるRS伝送位置を決定するための装置の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0116】
本発明の実施形態における「及び/又は」という用語は、関連オブジェクトの関連関係を説明するものであり、例えば、A及び/又はBの3種類の関係が存在する可能性があることを示し、A単独、AとBの両方、及びB単独とを表現することができる。文字「/」は、一般に、関連オブジェクトと関連オブジェクトとの間の「又は」の関係を示す。
【0117】
本発明の実施形態における「複数」という用語は、2つ以上を意味し、他の量詞も同様である。
【0118】
AP-SRSトリガの柔軟性を高めるために、3GPPNRシステムはRel-17で次の方法を使用してAP-SRSを伝送するスロットを決定する。非周期SRSリソース集合は、参考スロットから(t+1)番目に使用可能なスロット(tはスロットオフセット値であり、0にすることができる)で伝送される。非周期ダウンリンク参考信号(例えば、CSI-RS,CSI-IMなど)に対しては、上記の非周期アップリンクAP-SRSの伝送メカニズムと類似し、非周期ダウンリンク参考信号が参考スロットから(t+1)番目に使用可能なスロットにおいて、参考スロットの決定方法は、合意によって定義することができる。
【0119】
基地局が非周期RSリソースをUEに対して構成した後、非周期RSリソースに対応するスロットオフセット値を構成してUEに示す方法は、DCIのオーバーヘッドに影響する可能性がある。非周期RSに複数のスロットオフセット値を構成すると、トリガした非周期RSが多い場合、従来の方法で伝送位置を示すため、DCIフィールドオーバーヘッドが非常に大きくなる。PDSCHオーバーヘッドの増加は、PDSCHの復調性能に影響する。
【0120】
これに鑑みて、本発明のいくつかの実施形態は、RS伝送位置を指示および決定する解決案を提供し、より少ないDCIシグナリングでRSリソース伝送位置を示し、RSリソーストリガおよび伝送の柔軟性を高めることができる。
【0121】
図1は、本発明の一実施形態によるRS伝送位置を指示および決定する方法によって適用されるシステムアーキテクチャを示す図である。
図1に示すように、本発明の実施形態によるRS伝送位置を指示および決定する方法が適用するシステムは、ネットワーク側装置101と端末装置102とを有する。
【0122】
上記システムは、5Gシステム、6Gシステムまたは他の直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing,OFDM)システム、離散フーリエ変換拡散(Discrete Fourier Transform-Spread-OFDM,DFT-S-OFDM)システムなどを含むがこれらに限定されない様々なシステムであってもよい。特に5Gシステムの場合、適切なシステムとしては、モバイル通信のグローバルシステム(global system of mobile communication,GSM)システム、コード分割多元接続(code division multiple access,CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access,WCDMA(登録商標、下記同様))一般パケット無線サービス(general packet radio service,GPRS)システム、ロングタームエボリューション(long term evolution,LTE)システム、LTE周波数多重(frequency division duplex,FDD)システム、LTE時分割多重(time division duplex,TDD)システム、高級ロングタームエボリューション(long term evolution advanced,LTE-A)システム、ユニバーサルモバイルシステム(universal mobile telecommunication system,UMTS)、マイクロ波アクセスのための世界的な相互運用性(worldwide interoperability for microwave access,WiMAX)システム、5G NRシステムなどがる。各システムは、端末装置とネットワーク側装置とを有する。前述の各システムは、さらに、エブラブド・パケット・システム(Evloved Packet System,EPS)、5Gシステム(5GS)などのコアネットワークを含むことができる。
【0123】
本発明の実施形態に関与する端末装置は、音声および/またはデータ接続をユーザーに提供するためのデバイス、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイス、または無線モデムに接続された他の処理デバイスを指すことができる。システムによっては、端末装置の名前も異なる場合がある。例えば、5Gシステムでは、端末装置をユーザー機器(User Equipment,UE)と呼ぶことができる。無線端末装置は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network,RAN)を介して1つ以上のコアネットワーク(Core Network,CN)と通信できる。無線端末装置は、例えば、携帯電話(セルラー電話)および移動端末を有するコンピュータのようなモバイル端末であってもよい。たとえば、モバイル端末を備えたコンピュータは、ポータブル、ポケット、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵または車両搭載のモバイルデバイスであり、音声および/またはデータを無線アクセスネットワークと交換する。例えば、パーソナル通信サービス(Personal Communication Service,PCS)電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop,WLL)局、携帯情報端末(Personal Digital Assistant,PDA)などの装置であってもよい。無線端末装置はさらに、システム、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、移動局(Mobile Station)、モバイル(Mobile)、遠隔局(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、遠隔端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザー端末(Remote Station)、ユーザーエージェント(User Agent)、ユーザーデバイス(User Device)などと呼ばれることもあり、これに限定されない。
【0124】
本発明の実施形態におけるネットワーク側装置は、端末装置にサービスを提供するための複数のセルを含む基地局であってもよい。異なるアプリケーションシナリオにしたがって、基地局はアクセスポイント、または、無線インターフェイスにおいて、1つまたは複数のセクターを介して無線端末と通信する設備とも呼ばれ得るか、または他の名前を有する。ネットワーク装置は、受信したエアーフレームをインターネットプロトコル(Internet Protocol,IP)ループと交換し、無線端末装置とアクセスネットワークの他の部分との間でルータとして機能できる。ここで、アクセスネットワークの他の部分には、IP通信ネットワークが含まれる場合がある。ネットワーク側装置は、エアーインターフェイスのプロパティ管理を調整することもできる。例えば、本発明の実施形態におけるネットワーク側装置は、移動体通信グローバルシステム(Global System for Mobile communications,GSM)または符号分割多元接続(Code Division Multiple Access,CDMA)のネットワーク装置(Base Transceiver Station,BTS)であってもよいし、広帯域符号分割多元接続(Wide-band Code Division Multiple Access,WCDMA)のネットワーク装置(NodeB)、または、ロングタームエボリューション(long term evolution,LTE)システムの進化的ネットワーク装置(evolutional Node B,eNBまたはe-NodeB)、5Gネットワークアーキテクチャ(next generation system)の5G基地局(gNB)、または、ホーム進化した基地局(Home evolved Node B,HeNB)、リレーノード(relay node)、フェムト(femto)、ピコ(pico)等であり、本発明の実施形態に限定されない。いくつかのネットワーク構造では、ネットワーク側装置は、集中ユニット(centralized unit,CU)ノードと分散ユニット(distributed unit,DU)ノードを含む。集中ユニットおよび分散ユニットは、地理的に別々に配布することもできる。
【0125】
本発明の実施形態における解決策は、本発明の実施形態の図面と組み合わせて、明確かつ統合的に説明されるものとする。明らかに、説明された実施形態は、すべての実施形態ではなく、本発明の実施形態の一部にすぎない。本発明の実施形態に基づく創作活動を行わずに当業者によって得られた他の実施形態は,本発明の範囲に属する。
【0126】
実施形態1
本発明の実施形態によって提供されるRS伝送位置を指示するための方法は、ネットワーク側装置に適用され、
図2に示すように、前記方法は、次のステップを含む。
【0127】
ステップS201:構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示す。
【0128】
上記RSリソースには、非周期RSリソース、半永続的なRSリソース、または、周期RSリソースがある。RSリソースのタイプには、SRSリソース、CSI-RSリソース、CSI-IM リソースなどが含まれるが、これらに限定されない。非周期RSリソースの例を挙げると、非周期RSリソースは、アップリンク非周期RSリソースまたはダウンリンク非周期RSリソースを含む。アップリンク非周期RSリソースは、非周期SRSリソースを含むが、これらに限定されない。ダウンリンク非周期RSリソースは、非周期CSI-RSリソース,非周期CSI-IMリソースを含むが、これらに限定されない。本発明の実施形態に係るRSリソースは、前述したリソースのいずれかであってもよい。
【0129】
ステップS202:DCIにより少なくとも1つの前記RSリソースをトリガし、前記DCIを介して第1の指示情報を送信する。
【0130】
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、1セットの時間単位オフセット値である。
【0131】
本実施形態において、第1の指示情報は、前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示すことによって、前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースの第1の時間単位オフセット値を示す。前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースの第1の時間単位オフセット値を示すことによって、UEが前記第1の時間単位オフセット値に基づいて前記各RSリソースの時間領域伝送位置を決定することが可能である。
【0132】
本発明DCIによってトリガされ、伝送位置指示が必要なRSリソースについて、について、第1の指示情報でRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示し、少ないDCIシグナリングでRSリソースの伝送位置を示すことができ、RSリソースのトリガと伝送の柔軟性を向上させる。
【0133】
上記第1の指示情報は、DCIの指定された情報フィールドにある。指定された情報フィールドの異なる値を使用して、異なる第1の指示情報を表すことができる。
【0134】
本発明の実施形態において、DCIの指定情報フィールドのある状態は、第1のスロット時間単位値が第1の時間単位オフセット値のセットにおける何番目のスロットユニットのオフセット値を示し、DCIが第1のスロット時間単位値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0135】
時間単位がスロットである場合、時間単位オフセットは、スロットオフセット(slot offset)として表すことができる。
【0136】
選択的に、前記DCIの指定情報フィールドには次の少なくとも1つが含まれるが、これに限定されない:
(1)前記DCIによってトリガされるRSリソースのスロットオフセット値を示すスロットオフセット情報フィールド。
【0137】
(2)変調および符号化方式(Modulation and coding scheme,MCS)指示フィールド。MCS指示フィールドの一部の状態は、前記DCIによってスケジュールされるデータの変調および符号化方式を示し、一部の状態は、前記時間単位オフセット値を示す。
【0138】
(3)SRS請求(SRS request)フィールド。前記SRS請求フィールドは、前記少なくとも1つのRSリソースを同時にトリガし、前記RSスロットオフセット値を示す。
【0139】
前記DCIの指定情報フィールドが前記DCIによってトリガされるRSリソースのスロットオフセット値を示すスロットオフセット情報フィールドおよびMCS指示フィールドを含むとき、前記MCS指示フィールドおよび前記スロットオフセット情報フィールドは、組み合わせて、示された情報にしたがって、RSリソースの時間領域位置および前記関連関係を示す。
【0140】
本実施形態において、選択的に、前記DCIは、RSリソースに関連付けられたRSリソース集合をトリガすることによってRSリソースをトリガする。つまり、前記DCIは、特定のRSリソース集合をトリガすると、当該RSリソース集合に関連付けられたRSリソースは、トリガされる。選択的に、1つのRSリソースに1つのRSリソース集合に関連付けられるとは、当該RSリソースが当該RSリソース集合に設定されることを意味する。
【0141】
選択的に、DCIは前記少なくとも1つのRSリソースを除く他のいくつかのRSリソースをトリガする。DCIによってトリガされるその他のRSリソースは、対応する1つの時間単位オフセット値だけで構成されているか、または時間単位オフセット値では構成されていない。
【0142】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースを含み、前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。前記少なくとも1つのRSリソース内の各RSリソースは、1つの第1の指示情報により、各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示すことができる。
【0143】
選択的に、上記時間単位は、スロットまたはサブスロットまたはシンボルである。
【0144】
選択的に、前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含む:
(1)第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置である。
【0145】
各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセット内の第1の位置における第1の時間単位オフセット値は、第1の指示情報によって決定可能である。第1の指示情報が1つの関連関係を示す場合、第1の指示情報によって、各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセット内の同じ位置における第1の時間単位オフセット値を決定することができる。
【0146】
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、次の少なくとも1つを含む:
(i)第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスである。
【0147】
時間単位をスロットと仮定し、ネットワーク側装置は、3つのRSリソースに対してスロットオフセット値のセットを構成し、スロットオフセット値のセットそれぞれ{0,1,2,3},{1,2},{2,3,4,5}とする。これら3つのRSリソースはDCIによってトリガされる。DCIに含まれる第1の指示情報がシーケンス番号が2であることを示す場合、3つのRSリソースに対応するスロットオフセット値はそれぞれ1、2、3である。
【0148】
(ii)第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0149】
ネットワーク側装置が同じシーケンス番号に対して異なる時間単位オフセット値をRSリソースに設定した場合、UEは、異なる時間単位オフセット値の位置上で異なるRSリソースを伝送できる。シーケンス番号は、シーケンスの関数n=m-kであってもよいし、nはシーケンスであり、mはシーケンス番号であり、kはmより小さい自然数(初期時間単位オフセット値の位置を1とする)であるか、または、kはm未満の自然数(初期時間単位オフセット値位位置を0とする)である。時間単位をスロットと仮定し、初期スロットオフセット値の位置を1とする。スロットオフセット値のセットについてはシーケンスn=m-1とし、ネットワーク側装置は、3つのRSリソースに対してスロットオフセット値のセットを構成し、スロットオフセット値のセットそれぞれ{0,1,2,3},{1,2},{2,3,4,5}とする。これら3つのRSリソースはDCIによってトリガされる。DCIに含まれる第1の指示情報がシーケンス番号が2であることを示す場合、3つのRSリソースに対応するスロットオフセット値はそれぞれ0、1、2である。
【0150】
(2)第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態である。
【0151】
選択的に、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値として予め定められる。前記第1の指示情報は、前記第1のトリガ状態を示す。
【0152】
第1の指示情報が1つの関連関係を示す場合、各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態の第1の時間単位オフセット値を、第1の指示情報によって決定することが可能である。時間単位をスロットと仮定し、ネットワーク側装置は、RSリソース1に1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を設定する。ここで、トリガ状態1はロットオフセット値2に対応し、トリガ状態2は、スロットオフセット値5に対応し、トリガ状態3はスロットオフセット値4に対応する。第1の指示情報がトリガ状態2である場合、スロットオフセット値が5であることを示すために用いられる。
【0153】
(3)第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0154】
第1の指示情報が1つの関連関係を示す場合、各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態の第1の時間単位オフセット値を、第1の指示情報によって決定することが可能である。時間単位をスロットと仮定し、ネットワーク側装置が1つのRSリソースに対して構成した1セットのスロットオフセット値は{0, 1, 2, 3}である。対応する識別子それぞれは{2, 1,3,0}である。当該RSリソースはDCIによってトリガされる。DCIに含まれる第1の指示情報によって示される識別子が0である場合、当該RSリソースに対応するスロットオフセット値は3である。
【0155】
第1の指示情報によって示される関連関係は、前述した関連関係の組み合わせであってもよい。具体的には、第2種の関連関係は、他のいずれかの関連関係と組み合わせることができる。例えば、第2種の関連関係が第1種の関連関係と組み合わせる場合、第1の指示情報により、各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態での第1の位置における第1の時間単位オフセット値を決定することができる。時間単位をスロットと仮定し、RSリソースに対してネットワーク側装置によって構成されたスロットオフセット値それぞれは、トリガ状態1に対応する{0, 1, 2, 3}、トリガ状態2に対応する{1, 2}、トリガ状態3に対応する{2, 3, 4, 5}である。トリガ状態2下でDCIがRSリソースをトリガする場合、DCIに含まれる第1の指示情報により、トリガ状態2のシーケンスが2であるスロットオフセット値を示し、当該RSリソースに対応するスロットオフセット値は2である。
【0156】
選択的に、前記第1の指示情報は、第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係が、次の少なくとも1つを含むことを示す:
前記第1の指示情報は、第1の時間単位オフセット値が第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であることを示し、または、第1の時間単位オフセット値を第1の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1の位置においける時間単位オフセット値とすることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1の位置を示す。
【0157】
前記第1の指示情報は、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であることを示し、または、第1の時間単位オフセット値を、第1の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1のトリガ状態に関連付けられた時間単位オフセット値とすることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1のトリガ状態を示す。
【0158】
前記第1の指示情報は、第1の時間単位オフセット値が第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であることを示し、または、第1の時間単位オフセット値を第1の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1の識別子の時間単位オフセット値とすることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1の識別子を示す。
【0159】
事前に合意される方式は、プロトコルにしたがって予め合意されていてもよく、ネットワーク側装置が第2の指示情報をUEに伝送することであってもよい。前記第2の指示情報は、第1の時間単位オフセット値が第1の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1の位置/第1のトリガ状態/第1の識別子の時間単位オフセット値であることを示す。
【0160】
第2の指示情報が伝送される場合、第2の指示情報を伝送するステップは、「DCIによって前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースをトリガし、前記DCIを介して第1の指示情報を送信する」ステップよりも前であってもよい。
【0161】
選択的に、前記第1の指示情報は、第1の時間単位オフセット値が第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であることを示し、または、第1の時間単位オフセット値を第1の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1の位置においける時間単位オフセット値とすることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、以下のいずれかにより前記第1の位置を示す。
【0162】
第1の指示情報は、第1の時間単位オフセット値が第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることを示し、情報は、第1の時間単位オフセット値が第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスまたは、第1の時間単位オフセット値を第1の時間単位オフセット値のセット内のシーケンスが前記第1の指示情報によって示される第1のシーケンスである時間単位オフセット値とすることを事前に合意する。ある時間単位オフセット値であることを示し、前記第1の指示情報は、前記第1のシーケンスを示す。
【0163】
第1の指示情報は、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることを示し、または、第1の時間単位オフセット値を第1の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値とすることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1のシーケンス番号を示す。
【0164】
ネットワーク側装置は、構成情報をUEに伝送することにより、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに指示する。RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに対して構成することとも呼ばれる。ネットワーク側装置がRSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに対して構成する場合、前記RSリソースは複数である。使用する構成方式は次のとおりである。
【0165】
構成方式1:RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースに対して、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を構成する。
【0166】
ネットワーク側装置は、RSソースを時間単位オフセット値で個別に構成する。例えば、RSリソース1に対して1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2, 3}を構成し、RSリソース2に対して1セットのスロットオフセット値{1, 2}を構成し、RSリソース3に対して1セットのスロットオフセット値{2, 3, 4, 5}を構成する。
【0167】
構成方式2:RSリソース内の少なくとも1つの第1のRSリソースと、各第1のRSリソースに関連付けられたRSリソース集合に対して、対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を構成する。
【0168】
1つのRSリソースが1つのRSリソース集合と関連付けることは、当該RSリソース集合に構成されたRSリソースリストに当該RSリソースが含まれていることを意味する。1つのRSリソースは、複数のRSリソースリストに構成でき、すなわち、1つのRSリソースは、複数のRSリソース集合に関連付けられる。
【0169】
第1のRSリソースは関連付けられたRSリソース集合であり、関連付けられたRSリソース集合は、少なくとも1セットの時間単位オフセットのRSリソースで構成され、1つの第1のRSリソースに関連付けられる1つの第1のRSリソース集合は、は少なくとも1つの前記第1のRSリソースに関連付けられており、少なくとも1セットの時間単位オフセット値で構成されるRSリソース集合である。
【0170】
選択的に、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示ことは、具体的に、
RSリソースにおける第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示し、前記第1のRSリソースは関連付けられたRSリソース集合であり、関連付けられたRSリソース集合は、少なくとも1セットの時間単位オフセットのRSリソースで構成され、前記第1のRSリソース集合は、は少なくとも1つの前記第1のRSリソースに関連付けられており、少なくとも1セットの時間単位オフセット値で構成されるRSリソース集合である。
【0171】
前記少なくとも1つのRSリソースは、少なくとも1つの第1のRSリソースを含み、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値であり、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットである。
【0172】
前記第1の指示情報は、前記少なくとも1つの第1のRSリソースにおける各第1のRSリソースに関連付けられた少なくとも一部の第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0173】
ここで、いくつかの実施形態では、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、
RSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことを含む。
【0174】
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値である。
【0175】
例えば、ネットワーク側装置は、第1のRSリソースに対して、関連付けられた第1のRSリソース集合にしたがって、時間単位オフセット値を構成し、例えば、RSリソース1、RSリソース2およびRSリソース3は、RSリソース集合set 1のRSリソースリストに構成され、RSリソース4、RSリソース5は、RSリソース集合set 2のRSリソースリストに構成され、set1は、1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2, 3}で構成され、set 2は1セットのスロットオフセット値{1, 2}で構成される。
【0176】
選択的に、ネットワーク側装置は、第1のRSリソースに対して、関連付けられた第1のRSリソース集合にしたがって、時間単位オフセット値を構成する場合、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値であり、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットである。
【0177】
前記第1の指示情報は、前記少なくとも1つの第1のRSリソースにおける各第1のRSリソースに関連付けられた少なくとも一部の第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0178】
選択的に、1つの第1のRSリソースに関連付けられた少なくとも一部の第1のRSリソース集合は、前記第1のRSリソースに関連付けられた、前記DCIによってトリガされる第1のRSリソース集合である。
【0179】
前述の実施形態では、前記第1の指示情報は、前記少なくとも1つの第1のRSリソースにおける各第1のRSリソースに関連付けられた少なくとも一部の第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示すことにより、前記少なくとも1つの第1のRSリソースにおける各第1のRSリソースの第1の時間単位オフセット値と前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0180】
set1に1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2, 3}を構成し、set2に1セットのスロットオフセット値{1, 2}を構成した場合を例にとると、DCIによりRSリソース4及びRSリソース5をトリガし、スロットオフセット値2を示す場合、第1の指示情報は、set2のスロットオフセット値2と{1, 2}との間の関連関係を示す。
【0181】
選択的に、本実施形態による方法は以下を含む:
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースに関連付けられた各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0182】
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースに関連付けられた各第1のRSリソース集合について、1つの第1の指示情報により、各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0183】
選択的に、前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含む:
(1)第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置である。
【0184】
第1の指示情報により、第1のRSリソースに関連付けられた各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセット内の第1の位置における第2の時間単位オフセット値を決定することができる。第1の指示情報が1つの関連関係を示す場合、第1の指示情報により、第1のRSリソースに関連付けられた各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセット内の同じ位置における第2の時間単位オフセット値を決定することができる。
【0185】
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、次の少なくとも1つを含む:
(i)第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスである。
【0186】
時間単位をスロットと仮定し、3つのRSリソース集合に対してネットワーク側装置によって構成された1セットのスロットオフセット値それぞれは、{0, 1, 2, 3}、{1, 2}、{2, 3, 4, 5}である。これら3つのRSリソース集合のRSリソースが DCIによってトリガされ、DCIに含まれる第1の指示情報がシーケンス番号が2であることを示す場合、3つのRSリソース集合のRSリソースに対応するスロットオフセット値はそれぞれ1、2、3である。
【0187】
(ii)第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0188】
同じシーケンス番号に対して、ネットワーク側装置によって各RSリソース集合に構成された時間単位オフセット値が異なる場合、UEは異なる時間単位オフセット位置でRSリソース集合を伝送できる。シーケンス番号は、シーケンスの関数n=m-kであってもよいし、nはシーケンスであり、mはシーケンス番号であり、kはmより小さい自然数(初期時間単位オフセット値の位置を1とする)であるか、または、kはm未満の自然数(初期時間単位オフセット値位位置を0とする)である。時間単位をスロットと仮定し、初期スロットオフセット値の位置を1とする。スロットオフセット値のセットについてはシーケンスn=m-1とし、3つのRSリソース集合に対してネットワーク側装置によって構成された1セットのスロットオフセット値それぞれは、{0, 1, 2, 3}、{1, 2}、{2, 3, 4, 5}である。DCIにより3つのRSリソース集合をトリガし、DCIに含まれる第1の指示情報がシーケンス番号が2であることを示す場合、3つのRSリソース集合に対応するスロットオフセット値はそれぞれ0、1、2である。
【0189】
(2)第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態である。
【0190】
第1の指示情報が1つの関連関係を示す場合、第1の指示情報により、各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態の第2の時間単位オフセット値を決定することができる。時間単位をスロットと仮定し、ネットワーク側装置は、RSリソース集合1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成する。ここで、トリガ状態1はロットオフセット値2に対応し、トリガ状態2は、スロットオフセット値5に対応し、トリガ状態3はスロットオフセット値4に対応する。第1の指示情報がトリガ状態2を示す場合、スロットオフセット値が5であることを示すために用いられる。
【0191】
(3)第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0192】
第1の指示情報が1つの関連関係を示す場合、第1の指示情報により、各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態の第2の時間単位オフセット値を決定することができる。時間単位をスロットと仮定し、ネットワーク側装置が1つのRSリソース集合に対して構成した1セットのスロットオフセット値は、それぞれ{0, 1, 2, 3}であり、対応する識別子それぞれは{2, 1,3,0}である。DCIにより当該RSリソース集合のRSリソースをトリガし、DCIに含まれる第1の指示情報によって示される識別子が0である場合、当該RSリソース集合のRSに対応するスロットオフセット値は3である。
【0193】
上記関連関係および指示方式について、選択的に、前記第1の指示情報指示第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含む:
(1)前記第1の指示情報は、第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であることを示し、または、第2の時間単位オフセット値が第2の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1の位置における時間単位オフセット値であることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1の位置を示す。
【0194】
(2)前記第1の指示情報は、第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であることを示し、または、第2の時間単位オフセット値が第2の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1のトリガ状態に関連つけられた時間単位オフセット値であることを事前に合意し、前記第1の指示情報は、前記第1のトリガ状態を示す。
【0195】
(3)前記第1の指示情報は、第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であることを示し、または、第2の時間単位オフセット値が第2の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1の識別子に対応する時間単位オフセット値であることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1の識別子を示す。
【0196】
事前に合意された方式は、プロトコルにしたがって事前に合意され、ネットワーク側装置が1つの第3の指示情報をUEに伝送することも可能である前記第3の指示情報は、第2の時間単位オフセット値が第2の時間単位オフセット値のセット内の、前記第1の指示情報によって示される第1の位置/第1のトリガ状態/第1の識別子に対応する時間単位オフセット値であることを示す。
【0197】
第3の指示情報が伝送されていれば、第3の指示情報を送信するステップは、「DCIにより前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースをトリガし、前記DCIを介して第1の指示情報を送信し、「DCIにより前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースをトリガし、前記DCIを介して第1の指示情報を送信する」前記ステップS202よりも前であってもよい。
【0198】
選択的に、前記第3の指示情報は、第2の指示情報と同じ指示情報である。
【0199】
選択的に、前記第1の指示情報は、第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であることを示し、または、第2の時間単位オフセット値が第2の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1の位置における時間単位オフセット値であることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、以下のいずれかにより前記第1の位置を示す。
【0200】
(1)第1の指示情報は、第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることを示し、または、第2の時間単位オフセット値が第2の時間単位オフセット値のセット内のシーケンスが前記第1の指示情報によって示される第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1のシーケンスを示す。
【0201】
(2)第1の指示情報は、第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることを示し、または、第2の時間単位オフセット値が第2の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1のシーケンス番号を示す。
【0202】
第1の指示情報によって示される関連関係は、前述した関連関係の組み合わせであってもよい。具体的には、第2種の関連関係は、他のいずれかの関連関係と組み合わせることができる。例えば、第2種の関連関係が第1種の関連関係と組み合わせる場合、第1の指示情報により、各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態での第1の位置における第2の時間単位オフセット値決定することができる。時間単位をスロットと仮定し、ネットワークRSリソース集合に対してネットワーク側装置によって構成されたスロットオフセット値それぞれは、トリガ状態1に対応する{0, 1, 2, 3}、トリガ状態2に対応する{1, 2}、トリガ状態3に対応する{2, 3, 4, 5}である。トリガ状態2で、DCIによりRS集合のRSリソースをトリガする場合、DCIに含まれる第1の指示情報は、トリガ状態2でのシーケンスが2であるスロットオフセット値を示し、当該RSリソース集合内のRSリソースに対応するスロットオフセット値は2である。
【0203】
ネットワーク側装置がRSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を示す場合、すべてのRSリソースは前述の構成方式1を使用して構成されてもよいし、すべてのRSリソースは上記の構成方式2を使用して構成されてもよい。または、一部のRSリソースは、前述の構成方式1を使用して構成されてもよいし、一部のRSリソースは、前述の構成方式2を使用して構成されてもよい。
【0204】
選択可能な実施形態として、ネットワーク側装置がRSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的には、
少なくとも一部の前記RSリソースについて、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0205】
ネットワーク側装置がすべてのRSリソースを構成する必要があると判断した場合、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成し、構成される時間単位オフセット値の数は同じでも異なっていても構わない。または、ネットワーク側装置は、一部のRSリソースが事前に合意された時間オフセット値を使用すると判断し、一部のRSリソースについて、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する,構成される時間単位オフセット値の数は同じでも異なっていても構わない。
【0206】
ネットワーク側装置がUEに対して構成した各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値は、すべてのトリガ状態に適用可能な少なくとも1セットの時間単位オフセット値を含みうる。そして、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を含むことができる。
【0207】
選択可能な実施形態として、少なくとも一部の前記RSリソースについて、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することは、具体的には、
少なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、各RSリソースの、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0208】
この方式は、RSリソースのトリガ状態とRS時間領域伝送位置との関係を確立するため、以前の方式と同じDCIオーバーヘッドの場合には、DCIを介してより多くのRSリソース時間領域伝送位置の組み合わせを示すことができる。
【0209】
選択可能な実施形態として、少なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、すべてのトリガ状態での各RSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別的に構成する。
【0210】
各RSリソースの、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する場合、前記各RSリソースに対して少なくとも一部のトリガ状態うちの各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値を構成することができる。選択的に、一部のトリガ状態のうちの各トリガ状態での各前記RSリソースそれぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値を構成する。例えば、RSリソース1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5 }を構成する。ここで、トリガ状態1はロットオフセット値2に対応し、トリガ状態2はスロットオフセット値5に対応する。選択的に、各前記RSリソースに対して、すべてのトリガ状態のうちの各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値を構成する。例えば、RSリソース1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成する。ここで、トリガ状態1はロットオフセット値2に対応し、トリガ状態2は、スロットオフセット値5に対応し、トリガ状態3はスロットオフセット値4に対応する。例えば、RSリソース1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース1に対して、各トリガ状態に、1つのスロットオフセット値(それぞれ1、2、3である)を構成すると、RSリソース1に対して構成した各トリガ状態それぞれに対応するスロットオフセット値からなる1セットのスロットオフセット値は{1,2,3}である。
【0211】
前記RSリソースに対して、少なくとも一部の状態のうちの各トリガ状態それぞれに対応する1セットの時間単位オフセット値を構成してもよい。選択的に、前記RSリソースに対して、一部の状態のうちの各トリガ状態それぞれに対応する1セットの時間単位オフセット値を構成してもよい。例えば、RSリソース1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース1のトリガ状態1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成する。RSリソース1のトリガ状態2に対して1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2}を構成する。選択的に、前記RSリソースに対して、すべてのトリガ状態のうちの各トリガ状態それぞれに対応する1セットの時間単位オフセット値を構成する。例えば、RSリソース1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース1のトリガ状態1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成し、RSリソース1のトリガ状態2に対して1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2}を構成し、RSリソース1のトリガ状態3に対して1セットのスロットオフセット値{0, 3, 4}を構成する。
【0212】
選択的に、少なくとも1つの前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含む:
(1)前記RSリソースに構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。
【0213】
(2)前記RSリソースに構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。第1のトリガ状態は、前記DCIが前記RSリソースをトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0214】
ネットワーク側装置が少なくとも1つのRSリソースに対して構成方式2で時間単位オフセット値を構成する場合、時間単位オフセット値が構成されるRSリソースは、少なくとも1つの第1のRSリソースを含み、各第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に構成された対応の少なくとも1セットの時間単位オフセット値は、すべてのトリガ状態に適用可能な少なくとも1セットの時間単位オフセット値を含み、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を含むことができる。
【0215】
選択的に、RSリソース集合に対して時間単位オフセット値を構成する。1つの第1のRSリソースが1つのRSリソース集合に関連付けられている場合、当該RSリソース集合に対して構成された1セットの時間単位オフセット値も、当該RSリソースに対して構成された1セットの時間単位オフセット値となる。
【0216】
選択可能な実施形態として、UEに示されるRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的に、
少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合について、各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0217】
選択可能な実施形態として、前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、第2のRSリソース集合が第1のRSリソース集合の一部である。少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれる。例えば、トリガされた第1のRSリソースは、RSリソース1、RSリソース2、RSリソース3、RSリソース4、RSリソース5、RSリソース6、RSリソース7を含む。ここで、RSリソース1、RSリソース2およびRSリソース3は、RSリソース集合1に関連付けられRSリソース4およびRSリソース5はRSリソース集合2に関連付けられ、RSリソース5、RSリソース6およびRSリソース7は、RSリソース集合3に関連付けられ、RSリソース集合1に対して構成された1セットは、すべてのトリガ状態の時間単位オフセット値に適用可能です。RSリソース集合2に対して構成された2セットの時間単位オフセット値は、それぞれトリガ状態1に対応する1セットの時間単位オフセット値およびトリガ状態2に対応する1セットの時間単位オフセット値である。RSリソース集合1に対して構成された1セットが、すべてのトリガ状態の時間単位オフセット値に適用可能であると決定する。RSリソース集合3に対して3セットの時間単位オフセット値を構成すると決定する。ここで、すべてのトリガ状態に適用可能な1セットの時間単位オフセット値、トリガ状態1に対応する1セットの時間単位オフセット値およびトリガ状態2に対応する1セットの時間単位オフセット値が含まれる。
【0218】
選択的に、各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することは、具体的に、少なくとも一部の前記複数の第2のRSリソース集合について、各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0219】
選択可能な実施形態として、各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する場合、前記第2のRSリソース集合に対して各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値を構成する。選択的に、前記各第2のRSリソース集合に対して一部のトリガ状態のうちの各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値を構成することができる。例えば、RSリソース集合1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース集合1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5 }を構成し、ここで、トリガ状態1はロットオフセット値2に対応し、トリガ状態2は、スロットオフセット値5に対応する。選択的に、各第2のRSリソース集合に対してすべてのトリガ状態のうち各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値を構成する。例えば、RSリソース集合1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース集合1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成し、ここで、トリガ状態1はロットオフセット値2に対応し、トリガ状態2は、スロットオフセット値5に対応し、トリガ状態3はスロットオフセット値4に対応する。
【0220】
各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する場合、選択的に、前記各第2のRSリソース集合に対して一部の状態うちの各トリガ状態それぞれに対応する1セットの時間単位オフセット値を構成する。例えば、RSリソース集合1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース集合1のトリガ状態1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成し、RSリソース集合1のトリガ状態2に対して1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2}を構成する。選択的に、各第2のRSリソース集合に対してすべてのトリガ状態のうちの各トリガ状態それぞれに対応する1セットの時間単位オフセット値を構成してもよい。例えば、RSリソース集合1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース集合1のトリガ状態1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成し、RSリソース集合1のトリガ状態2に対して1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2}を構成し、RSリソース集合1のトリガ状態3に対して1セットのスロットオフセット値{0, 3, 4}を構成する。
【0221】
選択的に、少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含む:
前記第2のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値
前記第2のRSリソース集合に構成された、第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。
【0222】
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0223】
少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値である。例えば、RSリソース集合1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース集合1のトリガ状態1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成し、RSリソース集合1のトリガ状態2に対して1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2}を構成し、RSリソース集合1のトリガ状態3に対して1セットのスロットオフセット値{0, 3, 4}を構成する。DCIがトリガ状態2を介してRSリソース集合1内のRSリソースをトリガする場合、RSリソース集合1に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは{0, 1, 2}であり、第1の指示情報によって示されるシーケンスが2である場合、対応する第2の時間オフセット値は1である。
【0224】
ネットワーク側装置が各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する場合、構成方式1を使用する1つのRSリソースについて、当該RSリソースに対して構成された少なくとも1セットの時間単位オフセット値のうち、各セットの時間単位オフセット値は、すべてのトリガ状態に適用可能であり、各セットの時間単位オフセット値は、当該セットに対応するトリガ状態に適用可能である。ここで、少なくとも1セットの時間単位オフセット値は、すべてのトリガ状態に適用可能であり、少なくとも1セットの時間単位オフセット値は、当該セットに対応するトリガ状態に適用可能である。
【0225】
ネットワーク側装置は、次のいずれかの方式で、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示す。
【0226】
方式1:ネットワーク側は、RRCシグナリングにより、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示す。
【0227】
選択的に、前記ネットワーク側は、RRCシグナリングにより、1つのRSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的に、前記ネットワーク側は、RRCシグナリングにより、当該RSリソースの構成、当該RSリソースに関連付けられたRSリソース集合の構成および当該RSリソースに関連付けられたRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示す。
【0228】
方式2:ネットワーク側は、MAC-CEシグナリングを介して、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示す。
【0229】
選択的に、ネットワーク側は、MAC-CEシグナリングを介して、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的に
前記ネットワーク側は、MAC-CEシグナリングを介して、当該RSリソースの構成、当該RSリソースに関連付けられたRSリソース集合の構成および当該RSリソースに関連付けられたRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示す。
【0230】
方式3:RRCシグナリングにより、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値をUEに示し、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を、MAC-CEシグナリングによってUEに示す。
【0231】
選択的に、RRCシグナリングにより、1つのRSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値をUEに示し、当該RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値をMAC-CEシグナリングを介して、UEに示すことは、具体的に、前記ネットワーク側は、RRCシグナリングにより、当該RSリソースに関連付けられたRSリソース集合の構成及当該RSリソースに関連付けられたRSリソース集合に対応する複数の時間単位オフセット値をUEに示し、当該RSリソースに関連付けられたRSリソース集合に対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を、MAC-CEシグナリングを介して、UEに示す。
【0232】
選択的に、前記DCIにおける第1の指示情報が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、または、前記DCIにおける第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定される。例えば、ネットワーク側は、前記第1の指示情報が前記DCI内でNビット(Nは正の整数)を占有することを、UEと合意する。通常は1ビット、2ビット、3ビット、4ビット等を有する。
【0233】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定されることは、具体的には、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数の最大値に基づいて決定される。
【0234】
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、
【数3】
である。ここで、Nは、セットの時間単位オフセット値のうちの時間単位オフセット値の数の最大値である
【数4】
例えば、ネットワーク側は、構成された3つのRSリソース集合RS set 1、RS set 2およびRS set 3をUEに示す。前記3つのRSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値はそれぞれ、{0, 1, 2, 3}、{1, 2}、{2, 2, 4, 4}である。前記3つのRSリソースに対応する時間単位オフセット値の数の最大値は4であるため、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、
【数5】
となる。
【0235】
選択的に、ネットワーク側装置は、RRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングを介して、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数をUEに示す。
【0236】
選択的に、ネットワーク側によって構成される非周期RSリソースは、1つのBWP/サービングセル/周波数帯域で前記UEに対して構成されるRSリソースである。
【0237】
選択的に、RSリソース的1セットの時間単位オフセット値は、次の方式で構成される:
(1)RSリソースの最大時間単位オフセット値を構成する。
【0238】
RSリソースに対応する1セットの時間単位オフセット値は、デフォルトで最小時間単位オフセット値から最大時間単位オフセット値までの時間単位オフセット値である。最大時間単位オフセット値は、DCIによって示される。スロットとして時間単位を例にとると、RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値が{0,1,2,3}である場合、0は、デフォルトで最小スロットオフセット値である。ネットワーク側装置通は、RSリソース1の最大スロット値3を構成することにより、当該RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値を構成する。
【0239】
選択的に、RSリソースの最大時間単位オフセット値を構成することは、具体的に、RSリソースに関連付けられたRSリソース集合の最大時間単位オフセット値を構成する。RSリソースをSRSリソースとして例にとると、1つまたは複数のRSリソース集合に対してそれぞれの最大時間単位オフセット値を構成する。
【0240】
(2)RSリソースの最小時間単位オフセット値および最大時間単位オフセット値を構成する。
【0241】
RSリソースに対応する1セットの時間単位オフセット値は、構成された最小時間単位オフセット値から最大時間単位オフセット値までの時間単位オフセット値である。DCIによって示される最小時間単位オフセット値および最大時間単位オフセット値は、DCIでされることができる。スロットとして時間単位を例にとると、RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値が{2,3,4,5,6}である場合、ネットワーク側装置は、RSリソース1の最小スロット値2および最大スロット値6を構成することにより、当該RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値を構成する。
【0242】
選択的に、RSリソースの最小時間単位オフセット値および最大時間単位オフセット値を構成することは、具体的に、RSリソースに関連付けられたRSリソース集合の最小時間単位オフセット値および最大時間単位オフセット値を構成する。RSリソースをSRSリソースとして例にとると、1つまたは複数のRSリソース集合に対してそれぞれの最小時間単位オフセット値および最大時間単位オフセット値を構成する。
【0243】
(3)前記DCIにより前記第1の指示情報が占有するビット数Nを示す。
【0244】
RSリソースに対応する1セットの時間単位オフセット値は、デフォルトで最小時間単位オフセット値から
【数6】
までの時間単位オフセット値であり、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数Nを示すことができる。例えば、スロットとして時間単位を例にとると、RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値は{1,2,3,4}であり、1はデフォルトで最小スロットオフセット値であり、ネットワーク側装置は、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数が2であることを示し、当該RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値を構成する。例えば、RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値は{0,1,2,3}であり、0は、デフォルトで最小スロットオフセット値である。ネットワーク側装置は、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数が2であることを示し、当該RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値を構成する。
【0245】
選択的に、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値がRSリソースに関連付けられたRSリソース集合に対応する1セットまたは複数セットの時間単位オフセット値である場合、RSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値は、デフォルトで最小時間単位オフセット値から
【数7】
までの時間単位オフセット値であり、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数Nを示すことができる。(i)例えば、RSリソース集合1に対応する1セットのスロットオフセット値は{1,2,3,4}であり、1はデフォルトで最小スロットオフセット値であり、ネットワーク側装置は、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数が2であることを示すことにより、当該RSリソース集合1に対応する1セットのスロットオフセット値を構成する。(ii)例えば、RSリソース集合1に対応する1セットのスロットオフセット値は{0,1,2,3}であり、0は、デフォルトで最小スロットオフセット値である。ネットワーク側装置は、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数が2であることを示すことにより、当該RSリソース集合1に対応する1セットのスロットオフセット値を構成する。
【0246】
(4)前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数Nを示し、最小時間単位オフセット値を構成する。
【0247】
RSリソースに対応する1セットの時間単位オフセット値は、構成される最小時間単位オフセット値から
【数8】
までの最小時間単位オフセット値であり、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数Nを示すことができる。スロットとして時間単位を例にとると、例えば、RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値は{2,3,4}であり、ネットワーク側装置は、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数が2であることを示し、最小スロット値を2として、当該RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値を構成する。または、例えば、RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値は{0,1,2,3}であり、最小スロット値を0として構成し、ネットワーク側装置は、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数が2であることを示し、当該RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値を構成する。
【0248】
選択的に、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値がRSリソースに関連付けられたRSリソース集合に対応する1セットまたは複数セットの時間単位オフセット値である場合、RSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値は、デフォルトで最小時間単位オフセット値から
【数9】
までの時間単位オフセット値である。前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数Nを示すことができる。スロットとしての時間単位を例にとると、(i)RSリソース集合1に対応する1セットのスロットオフセット値は{2,3,4}であり、ネットワーク側装置は、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数が2であることを示し、最小スロット値を2として当該RSリソース集合1に対応する1セットのスロットオフセット値を構成する。または、(ii)例えば、RSリソース集合1に対応する1セットのスロットオフセット値は{0,1,2,3}であり、スロット値0を構成し、ネットワーク側装置は、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数が2であることを示すことにより、当該RSリソース集合1に対応する1セットのスロットオフセット値を構成する。
【0249】
次に、ネットワーク側装置を基地局として使用する場合、RSリソースは非周期的SRSリソースであり、時間単位はスロットであり、非周期的SRSは構成方式2を採用し、対応する2つの例としてスロットオフセット値を構成する。
【0250】
例1
基地局は、非周期SRSリソースに関連付けられたSRSリソース集合の構成情報UEに伝送する。各SRSリソース集合に対して、基地局は少なくとも1セットのスロットオフセット値を構成する。1セットのスロットオフセット値は、1つまたは複数のスロットオフセット値を含む。
【0251】
基地局は、非周期SRSリソース伝送をトリガするためのDCIをUEに伝送する。前記DCIは、指示当該DCIによってトリガされた少なくとも1つのSRSリソース集合の伝送スロットを示すための第1の指示情報を含む。当該第1の指示情報は、1つのシーケンス番号を示し、前記シーケンス番号は、基地局によってそれぞれ構成された複数のスロットオフセット値のうち、当該DCIによってトリガされた各SRSリソース集合の実際の伝送スロットに対応するスロットオフセット値のシーケンス番号を示す。すなわち、同じシーケンスシリアル番号に対応する各SRSリソース集合をトリガし、シーケンス番号mはシーケンスnの関数であり、n=m-1であり、詳細は上記の説明を参照されたい。
【0252】
基地局がRRCシグナリングを介してUEに対して3つの非周期SRSリソース集合を構成する例を挙げれば、3つの非周期SRSリソース集合はそれぞれSRS set 1、SRS set 2およびSRS set 3として表される。3つのSRSリソース集合に対して構成された基地局によって構成された対応する1セットのスロットオフセット値がそれぞれ{0, 1, 2, 3};{1, 2};{2, 2, 4, 4}であると仮定する。基地局は、非周期SRSS伝送をトリガするための1つのDCIをUEに伝送する。このDCIがSRS set 1およびSRS set 2の伝送をトリガし、第1の指示情報がシーケンス番号2を示すと仮定すると、SRS set 1およびSRS set 2のスロットオフセット値はそれぞれ0および1である。すなわち、DCIは、SRS set 1に対応する参考スロットから1番目の使用可能なスロットにSRS set 1伝送があることを示し、SRS set 2に対応する参考スロットから2番目の使用可能なスロットにSRS set 2伝送があることを示す。
【0253】
異なるSRSリソース集合に対応する少なくとも1セットのスロットオフセット値を個別に構成することができ、任意の2つのSRSリソース集合に対して構成された1セットのスロットオフセット値のうち、スロットオフセット値の数は同一であっても異なっていてもよい。例えば、前述の例では、基地局はSRS set 1およびSRS set 3に同じ数のスロットオフセット値を構成するか、SRS set 2に構成されたスロットオフセット値の数は、SRS set 1およびSRS set 3に構成されたスロットオフセット値とは異なる。
【0254】
選択的に、すべてのSRSリソース集合に対応する少なくとも1セットのスロットオフセットにおいて、スロットオフセット値の数は同じである。
【0255】
すべての非周期SRSリソース集合について、基地局は、各非周期SRSリソース集合に対応する少なくとも1セットのスロットオフセット値を個別に構成する。
【0256】
または、基地局がデフォルトのスロット値を持つ非周期SRSリソース集合があると判断した場合、UEに対して、当該非周期SRSリソース集合に対応する少なくとも1セットのスロットオフセット値を構成しなくてもよい。基地局は、一部の非周期SRSリソース集合に対して、各非周期SRSリソース集合に対応する少なくとも1セットのスロットオフセット値を個別に構成する。例えば、デフォルトでSRS set 1に対応するスロットオフセット値が0である場合、基地局は、SRS set 2およびSRS set 3それぞれに対応する少なくとも1セットのスロットオフセット値を構成し、SRS set 1に対応する少なくとも1セットのスロットオフセット値を構成しないようにする。
【0257】
SRSリソース集合に対して基地局によって構成された少なくとも1セットのスロットオフセット値は、RRCシグナリングを介して構成することができる。例えば、SRSリソース集合の構成情報に構成される。
【0258】
または、各SRSリソース集合に対して基地局によって構成されたスロットオフセット値をMAC-CEシグナリングを介して構成することもできる。直接構成または間接構成などである。
【0259】
直接構成では、MAC-CEシグナリングを介してSRSリソース集合に構成された少なくとも1セットのスロットオフセット値を構成する。
【0260】
間接的な構成方式は、基地局がSRSリソース集合のために複数のスロットオフセット値を構成し、少なくとも一部のSRSリソース集合について、RRCシグナリングにより、一部のSRSリソース集合内の各SRSリソース集合の構成および対応する複数の時間単位オフセット値をUEに示す。少なくとも一部のSRSリソース集合に対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を、MAC-CEシグナリングを介してUEに示し、それによっていくつかのスロットオフセット値が活性化する。DCIが当該SRSリソース集合をトリガすると、当該DCI内の第1の指示情報は、MAC-CEシグナリングを介して基地局によって当該SRSリソース集合に対して構成された少なくとも1セットの時間単位オフセット値のうち、当該SRSリソース集合の伝送スロットに対応するスロットオフセット値のシーケンス番号を示す。たとえば、基地局は、RRCシグナリングを介して3つのSRSリソース集合SRS set 1、SRS set 2およびSRS set 3を構成し、RRCシグナリングを介して3つのSRSリソース集合に対して基地局によって構成されたスロットオフセット値それぞれが、{0, 1, 2, 3}、{1, 2}および{2, 2, 4, 4}であると仮定する。基地局は、MAC-CEシグナリングを介して{0, 1, 2, 3}内の{1, 3}をSRS set 1に対応する1セットのスロットオフセット値としてUEに示し、基地局は、MAC-CEシグナリングを介して{2, 2, 4, 4}内の{2, 4}をSRS set 3に対応する1セットのスロットオフセット値としてUEに示す。基地局が、非周期SRSS伝送をトリガするための1つのDCIをUEに伝送すると仮定する。当該DCIは、SRS set 1およびSRS set 2の伝送をトリガし、DCI内のSRS伝送スロット指示情報がシーケンス番号1を示すと、SRS set 1に対応するロットオフセット値それぞれは、MAC-CEによって活性化された1番目のスロットオフセット値1であり、SRS set 2に対応するスロットオフセット値は、RRCシグナリングによって構成された1番目のスロットオフセット値1である。
【0261】
前記DCIで上記シーケンス番号が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、
または、前記DCIで上記シーケンス番号が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定される。
【0262】
前記DCIで上記シーケンス番号が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数の最大値に基づいて決定される。例えば、基地局は、RRCシグナリングを介して3つのSRSリソース集合SRS set 1,SRS set 2およびSRS set 3を構成し、これらの3つのSRSリソース集合に構成されたスロットオフセット値それぞれが{0, 1, 2, 3}、{1, 2}および{2, 2, 4, 4}である。これらの3つのSRSリソース集合に対応するスロットオフセット値の数の最大値が4であるため、DCIの伝送スロット指示情報のオーバーヘッドは、
【数10】
である。
【0263】
前記UE用に基地局によって構成されるすべての非周期SRSリソース集合は、1つのBWP/サービングセル/周波数帯域で基地局によって前記UE用に構成されるすべての非周期SRSリソース集合であってもよい。
【0264】
基地局は、次の方式で1つのSRSリソース集合に複数のスロットオフセット値を構成する。
【0265】
方式1:基地 局は、最大スロットオフセット値Mを構成するか、または、最小スロットオフセット値mおよび最大スロットオフセット値Mを構成し、当該SRSリソース集合に対してDCIが示す1セットのスロットオフセット値の範囲mから当該数値Mまでである。最小スロットオフセット値mの値は、デフォルトのスロット0または1、またはその他の構成値であってもよい。例えば、RRCシグナリングを介してUEに対して3つのSRSリソース集合SRS set 1,SRS set 2およびSRS set 3を構成する基地局を例として、基地局は、それぞれ3つのSRSリソース集合に対して最大スロットオフセット値を構成し、例えば、それぞれ1、2、3である。当該3つのSRSリソース集合に対応するスロットオフセット値それぞれは、{0,1}、{0,1,2}、{0,1,2,3}である。
【0266】
選択的に、基地局が特定のSRSリソース集合に対して最大スロットオフセット値を構成しない場合、このSRSリソース集合のスロットオフセット値は0である。
【0267】
方式2:基地局は、DCI内の第1の指示情報のオーバーヘッドを介して複数のスロットオフセット値を構成するか、または、DCI内の第1の指示情報のオーバーヘッドと構成された最小スロットオフセット値を介して複数のスロットオフセット値を構成する。
【0268】
例2
基地局は、非周期SRSリソースに関連付けられたSRSリソース集合の構成情報UEに伝送する。少なくとも一部の前記SRSリソース集合について、基地局は、対応するトリガ状態の少なくとも一部に対して少なくとも1セットのスロットオフセット値を構成する。選択的に、すべての前記SRSリソース集合について、基地局は、すべてのSRSリソース集合に対応するトリガ状態に対してそれぞれ1セットのスロットオフセット値を構成する。
【0269】
基地局は、非周期SRSリソース伝送をトリガするためのDCIをUEに伝送する。前記DCIは、いくつかの非周期SRSリソース集合で、特定のトリガステートを介して非周期SRSリソースをトリガし、前記DCIは、当該DCIによってトリガされたすべてのSRSリソース集合の伝送スロットと対応する第1のスロットオフセット値のセットとの間の関連関係を示すための第1の指示情報をふくむ。当該指示情報は、1つのシーケンス番号を示し、前記シーケンス番号は、前記DCIによって示されるトリガ状態で基地局によって構成された少なくとも1セットのスロットオフセット値のうち、当該DCIによってトリガされた各SRSリソース集合の実際の伝送スロットに対応するスロットオフセット値のシーケンス番号を示す。
【0270】
選択的に、特定のSRSリソース集合について、基地局は各トリガ状態においてそれに対してスロットオフセット値を構成しないが、基地局は少なくとも1セットのスロットオフセット値を構成し、そのセットのスロットオフセット値は、すべてのトリガ状態に適用可能であり、当該SRSリソース集合の実際の伝送スロットに対応するスロットオフセット値は、基地局によって構成された第1のスロットオフセット値のセット内のDCIが示すシーケンス番号に対応するスロットオフセット値である。選択的に、特定のSRSリソース集合について、基地局は、当該SRSリソース集合に対して、各トリガ状態でスロットオフセット値を構成せず、このとき、当該SRSリソース集合の実際の伝送スロットに対応するスロットオフセット値はデフォルト値、例えば、0である。SRSリソース集合1(set 1)の場合、少なくとも1セットのスロットオフセット値が次のように構成されているとする。
【0271】
【0272】
SRSリソース集合(set 2)の場合、少なくとも1セットのスロットオフセット値が次のように構成されているとする。
【0273】
【0274】
DCIによって示されるトリガ状態、DCI内のSRS伝送スロット指示情報の表示値、および各SRSリソース集合のスロットオフセット値との関連付けは次のとおりである(初期位置を0とする)。
【0275】
【0276】
各トリガ状態において異なるSRSリソース集合に対して構成される少なくとも1セットのスロットオフセット値を個別に構成することができ、つまり、各トリガ状態における任意の2つのSRSリソース集合に対して構成されるスロットオフセット値の数は、同一でも異なってもよい。
【0277】
選択的に、すべてのSRSリソース集合の各トリガ状態に対応する少なくとも1セットのスロットオフセットにおいて、スロットオフセット値の数は同じである。
【0278】
基地局は、すべての非周期SRSリソース集合について、各トリガ状態における各非周期SRSリソース集合に対応する少なくとも1セットのスロットオフセット値を個別に構成する。
【0279】
基地局が、各トリガ状態における特定の非周期SRSリソース集合に対して少なくとも1セットのスロットオフセット値を構成しない場合、各トリガ状態における当該SRSリソース集合の対応するスロットオフセット値は、デフォルトで0である。たとえば、基地局は3つの非周期SRSリソース集合を構成し、ここで、1番目のSRSリソース集合がトリガ状態1においてスロットオフセット値を構成していない場合、UEはトリガ状態1における当該SRSリソース集合に対応するスロットオフセット値が0であるとみなす。
【0280】
各トリガ状態で構成された各SRSリソースに対して基地局によって構成されたスロットオフセット値は、RRCシグナリングを介して構成することができる。例えば、SRSリソース集合の構成情報に構成される。
【0281】
各トリガ状態で構成された各SRSリソースに対して基地局によって構成されたスロットオフセット値は、MAC-CEシグナリングを介して構成される。例えば、直接構成または間接構成などである。
【0282】
直接の構成では、MAC-CEシグナリングによるSRSリソース集合に対して、各トリガ状態で少なくとも1セットのスロットオフセット値を構成する。
【0283】
間接的な構成は、基地局が各トリガ状態でSRSリソース集合に複数のスロットオフセット値を構成し、少なくとも一部のSRSリソース集合について、RRCシグナリングにより、一部のSRSリソース集合内の各SRSリソース集合の構成および対応する複数の時間単位オフセット値をUEに示し、各トリガ状態での少なくとも一部のSRSリソース集合に対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値をMAC-CEシグナリングを介してUEに示す。それによっていくつかのスロットオフセット値が活性化する。DCIが当該SRSリソース集合をトリガすると、当該DCI内の第1の指示情報は、MAC-CEシグナリングを介して、基地局によって各トリガ状態で構成された少なくとも1セットの時間単位オフセット値のうちの、当該SRSリソース集合の伝送スロットに対応するスロットオフセット値のシーケンス番号を示す。
【0284】
たとえば、基地局は、RRCシグナリングを介して3つのSRSリソース集合SRS set 1,SRS set 2およびSRS set 3を構成する。RRCシグナリングを介して3つのSRSリソース集合に対して基地局によって構成されたスロットオフセット値それぞれが、{0, 1, 2, 3}、{1, 2}および{2, 2, 4, 4}であると仮定する。基地局は、MAC-CEを介して{0, 1, 2, 3}内の{1, 3}をトリガ状態1でのSRS set 1に対応する1セットのスロットオフセット値としてUEに示し、基地局は、MAC-CEを介して{2, 2, 4, 4}内の{2, 4}をトリガ状態1でのSRS set 3に対応する1セットのスロットオフセット値としてUEに示す。基地局が、非周期SRSS伝送をトリガするための1つのDCIをUEに伝送するすると仮定する。当該DCIはトリガ状態1を介してSRS set 1およびSRS set 2の伝送をトリガし、DCI内のSRS伝送スロット指示情報がシーケンス番号1を示す場合、SRS set 1に対応するロットオフセット値それぞれは、トリガ状態1においてSRS set 1に対してMAC-CEによって活性化された1番目のスロットオフセット値1であり、SRS set 2に対応するスロットオフセット値は、トリガ状態1においてSRS set 2に対してRRCシグナリングを介して構成された1番目のスロットオフセット値1である。
【0285】
前記DCIで上記シーケンス番号が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、
または、前記DCIで上記シーケンス番号が占有するビット数は、基地局が、UEのために、各トリガ状態においてすべての非周期SRSリソース集合に対して構成されたスロットオフセット値の数に基づいて決定される。
【0286】
前記DCIで上記シーケンス番号が占有するビット数は、基地局が、UEのために、各トリガ状態においてすべての非周期SRSリソース集合に対して構成されたスロットオフセット値の数の最大値に基づいて決定される(前記UE用に基地局によって構成されるすべての非周期SRSリソース集合は、1つのBWP/サービングセル/周波数帯域で基地局によって前記UE用に構成されるすべての非周期SRSリソース集合であってもよい)。
【0287】
選択的に、最大値がNであると仮定し、前記DCI内の第1の指示情報のオーバーヘッドは
【数11】
である。または、最大値がNであると仮定し、前記DCIにおける伝送スロット指示情報のオーバーヘッドは
【数12】
である。
【0288】
選択的に、基地局は、以下の方式でSRSリソース集合に対して各トリガ状態に対応する少なくとも1セットのスロットオフセット値を構成する。
【0289】
方式1:基地局は、トリガ状態ごとにSRSリソース集合に対して最大スロットオフセット値を個別に構成し、当該SRSリソース集合に対してDCIによって示される1セットのスロットオフセット値の範囲はmから当該数値Mまでの範囲である。最小スロットオフセット値mの値は、デフォルトで0または1である。例えば、RRCシグナリングを介してUEに対して3つのSRSリソース集合SRS set 1,SRS set 2およびSRS set 3を構成する基地局を例として、基地局基地局は、それぞれトリガ状態1における当該3つのSRSリソース集合に対して最大スロットオフセット値を構成し、例えば、それぞれ1、2、3である。トリガ状態1での当該3つのSRSリソース集合に対応するスロットオフセット値それぞれは、{0,1}、{0,1,2}、{0,1,3}である。選択的に、基地局が特定のSRSリソース集合のあるトリガ状態に対して最大スロットオフセット値を構成しない場合、このトリガ状態に構成されたSRSリソースのスロットオフセット値はデフォルト値(例えば、0)である。
【0290】
方式2:基地局は、DCI内の第1の指示情報のオーバーヘッドを通じて複数のスロットオフセット値を構成し、または、DCI内の第1の指示情報のオーバーヘッドと構成された最小スロットオフセット値を介して複数のスロットオフセット値を構成する。
【0291】
ネットワーク側装置に適用されるRS伝送位置を指示するための方法を説明した後、UEに適用されるRS伝送位置を決定するための方法を以下に詳しく説明する。
【0292】
本発明の実施形態は、
図3に示すように、UEに適用されるRS伝送位置を決定するための方法を提供する。前記方法は、次のステップを含む。
【0293】
ステップS301:ネットワーク側の指示にしたがって、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0294】
上記RSリソースは、非周期RSリソース、半永続的なRSリソース、または、周期RSリソースであってもよい。RSリソースのタイプは、SRSリソース、CSI-RSリソース、CSI-IMリソースなどを含むが、これらに限定されない。非周期RSリソースを例にとると、非周期RSリソースは、アップリンク非周期RSリソースまたはダウンリンク非周期RSリソースを含むことができ、アップリンク非周期RSリソースは、非周期SRSリソースを含むことができるが、これに限定されない。ダウンリンク非周期RSは、非周期CSI-RSリソース、非周期CSI-IMリソースを含むことができるが、これに限定され。本発明の実施形態に係る前記RSリソースは、上述したリソースのいずれかであってもよい。
【0295】
ステップS302:ネットワーク側から送信されたDCIを受信し、前記DCIにしたがって前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースを決定する。
【0296】
ステップS303:前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定する。
【0297】
ステップS304:前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースの伝送位置を決定する。
【0298】
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つである。
【0299】
本発明DCIによってトリガされ、伝送位置指示が必要なRSリソースについて、について、第1の指示情報でRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示し、少ないDCIシグナリングでRSリソースの伝送位置を示すことができ、RSリソースのトリガと伝送の柔軟性を向上させる。
【0300】
上記第1の指示情報は、DCIの指定された情報フィールドにある。指定された情報フィールドの異なる値を使用して、異なる第1の指示情報を表すことができる。
【0301】
本発明の実施形態において、DCIの指定情報フィールドのある状態は、第1のスロット時間単位値が第1の時間単位オフセット値のセットにおける何番目のスロットユニットのオフセット値を示し、DCIが第1のスロット時間単位値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0302】
時間単位がスロットである場合、時間単位オフセットは、スロットオフセット(slot offset)として表すことができる。
【0303】
選択的に、前記指定情報フィールドは、次の少なくとも1つである。つまり、UEは、次の指定情報フィールドの少なくとも1つに基づいて、前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定する:
(1)前記DCIによってトリガされるRSリソースのスロットオフセット値を示すスロットオフセット情報フィールド。
【0304】
(2)MCS指示フィールド。MCS指示フィールドの一部の状態は、前記DCIによってスケジュールされるデータの変調および符号化方式を示し、一部の状態は、前記時間単位オフセット値を示す。
【0305】
(3)SRS requestフィールド。前記SRS請求フィールドは、前記少なくとも1つのRSリソースを同時にトリガし、前記RSスロットオフセット値を示す。
【0306】
前記DCIの指定情報フィールドが前記DCIによってトリガされるRSリソースのスロットオフセット値を示すスロットオフセット情報フィールドおよびMCS指示フィールドを含むとき、前記MCS指示フィールドおよび前記スロットオフセット情報フィールドおよび指定された情報に基づいてRSリソースの時間領域位置および前記関連関係を決定する。
【0307】
前記DCIにしたがって前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースを決定することは、具体的に、
前記DCI内のトリガシグナリングにより、前記少なくとも1つのRSリソースを決定する。
【0308】
前記少なくとも1つのRSリソースは、前記DCIのトリガシグナリングによってトリガされるRSリソースである。
【0309】
選択的に、UEは、RSリソースの伝送時間単位を次のように決定する。
【0310】
1つのRSリソースを伝送するための時間単位は、参考時間単位から(t+1)番目に使用可能な時間単位であり、tは第1の時間単位オフセット値である。
【0311】
選択的に、参考時間単位は、前記DCIが位置する時間単位である。
【0312】
選択的に、参考時間単位は、前記DCIが位置する時間単位からk時間単位がオフセットされた時間単位であり、前記kは、ネットワーク側装置が示す情報に基づいて情報決定される。
【0313】
選択的に、DCIはRSリソース集合をトリガすることによってRSリソースをトリガする。つまり、DCIは1つまたは複数のRSリソース集合をトリガする。この時点で、トリガされたRSリソース集合に関連付けられたRSリソースがトリガされる。
【0314】
選択的に、1つのRSリソースの第1の時間単位オフセット値は、このRSリソースに関連付けられる1つのRSリソース集合の第1の時間単位オフセット値によって決定され、UEは、当該RSリソース集合の第1の時間単位オフセット値によって当該RSリソース集合を伝送する時間単位を決定する。当該RSリソース集合を伝送する時間単位は、当該RSリソースを伝送する時間単位である。つまり、前記DCI内の第1の指示情報は、前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を示し、前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値は、前記DCI内の第1の指示情報指示少なくとも1つのRSリソース集合の第1の時間単位オフセット値を含む。
【0315】
選択的に、UE UEは、次のように1つのRSリソース集合を伝送するための時間単位を決定する。1つのRSリソース集合を伝送する時間単位は、参考時間単位から(t+1)番目に使用可能な時間単位であり、tは第1の時間単位オフセット値である。選択的に、参考時間単位は、前記DCIが位置する時間単位である。選択的に、参考スロットは、前記DCIが位置する時間単位からk個の時間単位をオフセットした時間単位であり、前記時間単位kは、ネットワーク側装置指示が示す情報に基づいて決定される。
【0316】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースを含む。
【0317】
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じでる。
【0318】
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0319】
選択的に、上記時間単位は、スロットまたはサブスロットまたはシンボルである。
【0320】
選択的に、前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含む:
(1)第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置である。
【0321】
各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセット内の第1の位置における第1の時間単位オフセット値は、第1の指示情報によって決定可能である。第1の指示情報が1つの関連関係を示す場合、第1の指示情報によって、各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセット内の同じ位置における第1の時間単位オフセット値を決定することができる。
【0322】
選択的に、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、次の少なくとも1つを含む:
(i)第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスである。
【0323】
時間単位をスロットと仮定し、ネットワーク側装置は、3つのRSリソースに対してスロットオフセット値のセットを構成し、スロットオフセット値のセットそれぞれ{0,1,2,3},{1,2},{2,3,4,5}とする。これら3つのRSリソースはDCIによってトリガされる。DCIに含まれる第1の指示情報がシーケンス番号が2であることを示す場合、UEは、3つのRSリソースに対応するスロットオフセット値がそれぞれ1、2、3であると決定する。
【0324】
(ii)第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0325】
同じシーケンス番号について、RSリソースごとにネットワーク側によって異なる時間単位オフセット値が構成されている場合、UEは異なる時間単位オフセット位置で異なるRSリソースを伝送できる。シーケンス番号は、シーケンスの関数n=m-kであってもよいし、nはシーケンスであり、mはシーケンス番号であり、kはmより小さい自然数(初期時間単位オフセット値の位置を1とする)であるか、または、kはm未満の自然数(初期時間単位オフセット値位位置を0とする)である。時間単位をスロットと仮定し、初期スロットオフセット値の位置を1とする。スロットオフセット値のセットについてはシーケンスn=m-1とし、ネットワーク側装置の指示にしたがって3つのRSリソースに対して構成された1セットのスロットオフセット値それぞれが{0, 1, 2, 3}、{1, 2}、{2, 3, 4, 5}であると決定する。これら3つのRSリソースはDCIによってトリガされる。UEは、DCIに含まれる第1の指示情報に基づいてシーケンス番号が2であることを示し、3つのRSリソースに対応するスロットオフセット値がそれぞれ0、1、2であると決定する。
【0326】
(2)第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態である。
【0327】
選択的に、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値として予め定められる。前記第1の指示情報は、前記第1のトリガ状態を示す。
【0328】
第1の指示情報が1つの関連関係を示す場合、各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態の第1の時間単位オフセット値を、第1の指示情報によって決定することが可能である。時間単位をスロットと仮定し、ネットワーク側装置は、RSリソース1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成する。ここで、トリガ状態1はロットオフセット値2に対応し、トリガ状態2は、スロットオフセット値5に対応し、トリガ状態3はスロットオフセット値4に対応する。UEは、DCI内の第1の指示情報に基づいてトリガ状態2であると判断する場合、ネットワーク側によって示されるスロットオフセット値が5であることを決定する。
【0329】
(3)第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0330】
第1の指示情報が1つの関連関係を示す場合、第1の指示情報により、各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態の第1の時間単位オフセット値を決定する。時間単位をスロットと仮定し、ネットワーク側装置が1つのRSリソースに対して構成した1セットのスロットオフセット値は{0, 1, 2, 3}である。対応する識別子それぞれは{2, 1,3,0}である。UEは、DCIにしたがってRSリソースをトリガし、DCIに含まれる第1の指示情報によって示される識別子が0である場合、当該RSリソースに対応するスロットオフセット値は3であると決定する。
【0331】
選択的に、UEは、前記第1の指示情報によって示される前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係に基づき、前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定する。
【0332】
第1の指示情報によって示される関連関係は、前述した関連関係の組み合わせであってもよい。具体的には、第2種の関連関係は、他のいずれかの関連関係と組み合わせることができる。例えば、第2種の関連関係が第1種の関連関係と組み合わせる場合、第1の指示情報により、各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態での第1の位置における第1の時間単位オフセット値を決定することができる。時間単位をスロットと仮定し、RSリソースに対してネットワーク側装置によって構成されたスロットオフセット値それぞれは、トリガ状態1に対応する{0, 1, 2, 3}、トリガ状態2に対応する{1, 2}、トリガ状態3に対応する{2, 3, 4, 5}である。UEがDCIにしたがってトリガ状態2でRSリソースをトリガすると、DCIに含まれる第1の指示情報は、トリガ状態2でのシーケンスが2であるスロットオフセット値を示し、当該RSリソースに対応するスロットオフセット値は2であると決定する。
【0333】
選択的に、UEは、前記DCIによって示される第1の位置/第1のトリガ状態/第1の識別子の少なくとも1つに基づき、前記第1の時間単位オフセット値を決定する。
【0334】
前記第1の指示情報は、第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係が、次の少なくとも1つを含むことを示す:
前記第1の指示情報は、第1の時間単位オフセット値が第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であることを示し、または、第1の時間単位オフセット値を第1の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1の位置においける時間単位オフセット値とすることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1の位置を示す。
【0335】
前記第1の指示情報は、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であることを示し、または、第1の時間単位オフセット値を、第1の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1のトリガ状態に関連付けられた時間単位オフセット値とすることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1のトリガ状態を示す。
【0336】
前記第1の指示情報は、第1の時間単位オフセット値が第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であることを示し、または、第1の時間単位オフセット値を第1の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1の識別子の時間単位オフセット値とすることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1の識別子を示す。
【0337】
事前に合意された方式は、プロトコルによって事前に合意されることがある。また、UEは、また、ネットワーク側装置から伝送された1つの第2の指示情報を受信する場合もある。前記第2の指示情報は、第1の時間単位オフセット値が第1の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1の位置/第1のトリガ状態/第1の識別子の時間単位オフセット値であることを示す。
【0338】
また、ネットワーク側装置から伝送された前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定する」前であってもよい。
【0339】
選択的に、前記第1の指示情報は、第1の時間単位オフセット値が第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であることを示し、または、第1の時間単位オフセット値を第1の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1の位置においける時間単位オフセット値とすることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、以下のいずれかにより前記第1の位置を示す。
【0340】
第1の指示情報は、第1の時間単位オフセット値が第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることを示し、情報は、第1の時間単位オフセット値が第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスまたは、第1の時間単位オフセット値を第1の時間単位オフセット値のセット内のシーケンスが前記第1の指示情報によって示される第1のシーケンスである時間単位オフセット値とすることを事前に合意する。ある時間単位オフセット値であることを示し、前記第1の指示情報は、前記第1のシーケンスを示す。
【0341】
第1の指示情報は、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることを示し、または、第1の時間単位オフセット値を第1の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値とすることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1のシーケンス番号を示す。
【0342】
UEは、ネットワーク側装置によって伝送された構成情報に基づいて、ネットワーク側装置によって示されるRSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。ネットワーク側装置がRSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに対して構成することとも呼ばれる。したがって、UEは、ネットワーク側の指示に基づき、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。前記RSリソースが複数ある場合には、対応する決定方式は以下の通りである。
【0343】
決定方式1:RSリソースのうち少なくとも1つのRSリソースに対して、ネットワーク側装置によって構成される各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0344】
UEは、単一のRSリソースにしたがってネットワーク側で構成された時間単位オフセット値を決定する。例えば、RSリソース1に対してネットワーク側装置によって構成された1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2, 3}、RSリソース2に対してネットワーク側装置によって構成された1セットのスロットオフセット値{1, 2}、RSリソース3に対してネットワーク側装置によって構成された1セットのスロットオフセット値{2, 3, 4, 5}を決定する。
【0345】
決定方式2:RSリソース内の少なくとも1つの第1のRSリソースについて、各第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対してネットワーク側装置によって構成された対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。前記第1のRSリソースは関連付けられたRSリソース集合であり、関連付けられたRSリソース集合は、少なくとも1セットの時間単位オフセット値で構成されるRSリソースであり、前記第1のRSリソース集合は、は少なくとも1つの前記第1のRSリソースに関連付けられており、少なくとも1セットの時間単位オフセット値で構成されるRSリソース集合である。
【0346】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースのうち、第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。例えば、UEは、RSリソース1、RSリソース2およびRSリソース3がRSリソース集合set 1のRSリソースリストに構成されていると決定する。UEは、RSリソース4、RSリソース5がRSリソース集合set 2のRSリソースリストに構成されていると決定する。UEは、RSリソース集合set1に対応する1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2, 3}を決定する。UEは、RSリソース集合set 2に対応する1セットのスロットオフセット値{1, 2}を決定する。
【0347】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースのうち、第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する場合、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値であり、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットである。
【0348】
前記第1の指示情報は、前記少なくとも1つの第1のRSリソースにおける各第1のRSリソースに関連付けられた少なくとも一部の第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0349】
選択的に、1つの第1のRSリソースに関連付けられた少なくとも一部の第1のRSリソース集合は、前記第1のRSリソースに関連付けられた、前記DCIによってトリガされる第1のRSリソース集合である。
【0350】
前述の実施形態では、前記第1の指示情報は、前記少なくとも1つの第1のRSリソースにおける各第1のRSリソースに関連付けられた少なくとも一部の第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示すことにより、前記少なくとも1つの第1のRSリソースにおける各第1のRSリソースの第1の時間単位オフセット値と前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0351】
set 1に対して1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2, 3}を構成し、set 2に対して1セットのスロットオフセット値{1, 2}を構成する上記構成を例にとり、DCIを介してRSリソース4及びRSリソース4がトリガされ、スロットオフセット値2が示される場合に、第1の指示情報は、set 2のスロットオフセット値2と{1, 2}との間の関連関係を示す。
【0352】
選択的に、本実施形態に係る方法において、
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースに関連付けられた各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0353】
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースに関連付けられた各第1のRSリソース集合について、1つの第1の指示情報により、各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0354】
選択的に、前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含む:
(1)第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置である。
【0355】
第1の指示情報により、第1のRSリソースに関連付けられた各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセット内の第1の位置における第2の時間単位オフセット値を決定することができる。第1の指示情報が1つの関連関係を示す場合、第1の指示情報により、第1のRSリソースに関連付けられた各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセット内の同じ位置における第2の時間単位オフセット値を決定することができる。
【0356】
選択的に、第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、次の少なくとも1つを含む:
(i)第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスである。
【0357】
時間単位をスロットと仮定し、UEは、ネットワーク側の指示にしたがって、3つのRSリソース集合に対応するスロットオフセット値のセットが{0, 1, 2, 3}、{1, 2}、{2, 3, 4, 5}であると決定する:{0, 1, 2, 3};{1, 2};{2, 3, 4, 5}。UEがDCIにより3つのRSリソース集合のRSリソースをトリガする場合、UEは、DCIに含まれる第1の指示情報指に基づいてシーケンスが2であることを示し、3つのRSリソース集合のRSリソースに対応するスロットオフセット値はそれぞれ1、2、3であると決定する。
【0358】
(ii)第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0359】
同じシーケンス番号について、RSリソース集合ごとにネットワーク側によって構成された時間単位オフセット値は異なる。UEは異なる時間単位オフセット位置でRSリソース集合を伝送できる。シーケンス番号は、シーケンスの関数n=m-kであってもよいし、nはシーケンスであり、mはシーケンス番号であり、kはmより小さい自然数(初期時間単位オフセット値の位置を1とする)であるか、または、kはm未満の自然数(初期時間単位オフセット値位位置を0とする)である。時間単位をスロットと仮定し、初期スロットオフセット値の位置を1とする。スロットオフセット値のセットについてはシーケンスn=m-1とし、UEは、ネットワーク側装置によって示される3つのRSリソース集合それぞれに対応する1セットのスロットオフセット値が{0, 1, 2, 3}、{1, 2}、{2, 3, 4, 5}であると決定する。UEは、DCIにより当該3つのRSリソース集合をトリガし、DCIに含まれる第1の指示情報に基づき、シーケンス番号が2であることを示す場合、3つのRSリソース集合に対応するスロットオフセット値はそれぞれ0、1、2であると決定する。
【0360】
(2)第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態である。
【0361】
第1の指示情報が1つの関連関係を示す場合、第1の指示情報により、各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態の第2の時間単位オフセット値を決定することができる。時間単位をスロットと仮定し、UEは、ネットワーク側装置の指示にしたがって、RSリソース集合1に対応する1セットのスロットオフセット値が{2, 5, 4}であると決定する。ここで、トリガ状態1はロットオフセット値2に対応し、トリガ状態2は、スロットオフセット値5に対応し、トリガ状態3はスロットオフセット値4に対応する。UEは、据第1の指示情報に基づいてトリガ状態2を示す場合、しめされたスロットオフセット値が5であると決定する。
【0362】
(3)第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0363】
第1の指示情報が1つの関連関係を示す場合、第1の指示情報により、各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態の第2の時間単位オフセット値を決定することができる。時間単位をスロットと仮定し、UEは、ネットワーク側装置によって構成された1つのRSリソース集合に対応する1セットのスロットオフセット値それぞれが{0, 1, 2, 3}であり、対応する識別子それぞれが{2, 1,3,0}であると決定する。UEは、DCIにより当該RSリソース集合のRSリソースをトリガする場合、DCIに含まれる第1の指示情報によって示される識別子0に基づいて、当該RSリソース集合のRSに対応するスロットオフセット値は3であると決定する。
【0364】
上記関連関係および決定方式について、選択的に、前記第1の指示情報指示第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含む:
(1)前記第1の指示情報は、第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であることを示し、または、第2の時間単位オフセット値が第2の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1の位置における時間単位オフセット値であることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1の位置を示す。
【0365】
(2)前記第1の指示情報は、第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であることを示し、または、第2の時間単位オフセット値が第2の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1のトリガ状態に関連つけられた時間単位オフセット値であることを事前に合意し、前記第1の指示情報は、前記第1のトリガ状態を示す。
【0366】
(3)前記第1の指示情報は、第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であることを示し、または、第2の時間単位オフセット値が第2の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1の識別子に対応する時間単位オフセット値であることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1の識別子を示す。
【0367】
事前に合意された方式は、プロトコルにしたがって事前に合意され、また、UEは、ネットワーク側装置から伝送された1つの第3の指示情報を受信し、前記第3の指示情報は、第2の時間単位オフセット値が第2の時間単位オフセット値のセット内の、前記第1の指示情報によって示される第1の位置/第1のトリガ状態/第1の識別子に対応する時間単位オフセット値であることを示す。
【0368】
UEがネットワーク側装置から伝送された第3の指示情報を受信した場合には、第3の指示情報を受信するステップは、前記ステップS302:「ネットワーク側から送信されたDCIを受信し、前記DCIにしたがって前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースを決定する」の前であってもよい。
【0369】
選択的に、前記第3の指示情報は、第2の指示情報と同じ指示情報である。
【0370】
選択的に、前記第1の指示情報は、第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であることを示し、または、第2の時間単位オフセット値が第2の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1の位置における時間単位オフセット値であることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、以下のいずれかにより前記第1の位置を示す。
【0371】
(1)第1の指示情報は、第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることを示し、または、第2の時間単位オフセット値が第2の時間単位オフセット値のセット内のシーケンスが前記第1の指示情報によって示される第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1のシーケンスを示す。
【0372】
(2)第1の指示情報は、第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることを示し、または、第2の時間単位オフセット値が第2の時間単位オフセット値のセット内の前記第1の指示情報によって示される第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることを事前に合意する。前記第1の指示情報は、前記第1のシーケンス番号を示す。
【0373】
第1の指示情報によって示される関連関係は、前述した関連関係の組み合わせであってもよい。具体的には、第2種の関連関係は、他のいずれかの関連関係と組み合わせることができる。例えば、第2種の関連関係が第1種の関連関係と組み合わせる場合、第1の指示情報により、UE各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態での第1の位置における第2の時間単位オフセット値決定することができる。時間単位をスロットと仮定し、UEは、ネットワーク側装置の指示にしたがって、RSリソース集合に対応するスロットオフセット値それぞれが、トリガ状態1に対応する{0, 1, 2, 3}、トリガ状態2に対応する{1, 2}、トリガ状態3に対応する{2, 3, 4, 5}であると決定する。UEは、DCIによって状態2でRS集合のRSリソースをトリガする場合、DCIに含まれる第1の指示情報により、トリガ状態2でのシーケンスが2であるスロットオフセット値を示し、当該RSリソース集合内のRSリソースに対応するスロットオフセット値は2であると決定する。
【0374】
UEは、ネットワーク側装置により、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する場合、すべてのRSリソースが上記決定方式1で決定されるか、または、すべてのRSリソースが上記決定方式2で決定される。または、一部のRSリソースが上記決定方式1で決定され、一部のRSリソースが上記決定方式2で決定される。
【0375】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
少なくとも一部の前記RSリソースについて、ネットワーク側によって個別的に構成された各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。構成される時間単位オフセット値の数は同じでも異なっていても構わない。構成される各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値は、すべてのトリガ状態に適用可能な少なくとも1セットの時間単位オフセット値、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を含むことができる。
【0376】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、ネットワーク側によって個別的に構成された各RSリソースの少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0377】
この方式では、RSリソースのトリガ状態とRS時間領域伝送位置との関連付けが確立される。これにより、以前の方法と同じDCIオーバーヘッドの場合、DCIを介してより多くのRSリソース時間領域伝送位置の組み合わせを示すことができる。
【0378】
選択可能な実施形態として、少なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、ネットワーク側により、各RSリソースに対してすべてのトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0379】
ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソース少なくとも一部の状態のうち各トリガ状態それぞれに対応する1セットの時間単位オフセット値を決定する場合、前記各RSリソースに対してネットワーク側により構成された少なくとも一部のトリガ状態のうち各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値を決定することができる。選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、各前記RSリソースに対して構成された一部のトリガ状態のうち各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値を決定することができる。例えば、RSリソース1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5 }を構成する。ここで、トリガ状態1はロットオフセット値2に対応し、トリガ状態2は、スロットオフセット値5に対応する。選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、各前記RSリソースに対して構成されたすべてのトリガ状態のうち各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値を決定する。例えば、RSリソース1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成する。ここで、トリガ状態1はロットオフセット値2に対応し、トリガ状態2は、スロットオフセット値5に対応し、トリガ状態3はスロットオフセット値4に対応する。例えば、RSリソース1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース1に対してトリガ状態ごとに1つのスロットオフセット値を構成し、それぞれは、1、2、3である。この場合、RSリソース1に対してを構成された各トリガ状態それぞれに対応するスロットオフセット値からなる1セットのスロットオフセット値は、{1,2,3}である。
【0380】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、少なくとも一部の状態のうち各トリガ状態それぞれに対応する1セットの時間単位オフセット値を決定する。選択的に、前記RSリソースに構成された一部の状態のうち各トリガ状態それぞれに対応する1セットの時間単位オフセット値を決定する。例えば、RSリソース1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース1のトリガ状態1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成し、RSリソース1のトリガ状態2に対して1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2}を構成する。選択的に、前記RSリソースに対してすべてのトリガ状態のうち各トリガ状態それぞれに対応する1セットの時間単位オフセット値を構成することもできる。例えば、RSリソース1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース1のトリガ状態1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成し、RSリソース1のトリガ状態2に対して1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2}を構成し、RSリソース1のトリガ状態3に対して1セットのスロットオフセット値{0, 3, 4}を構成する。
【0381】
少なくとも1つの前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含む:
(1)第2のRSリソースに構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。
【0382】
(2)第2のRSリソースに構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット。
【0383】
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソースをトリガする場合に対応するトリガ状態である。
【0384】
ネットワーク側装置が少なくとも1つのRSリソースに対して構成方式2で時間単位オフセット値を構成する場合、時間単位オフセット値が構成されるRSリソースは、少なくとも1つの第1のRSリソースを含み、UEネットワーク側の指示にしたがって、各第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対してネットワーク側によって構成された対応の少なくとも1セットの時間単位オフセット値を構成し、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値は、すべてのトリガ状態に適用可能な少なくとも1セットの時間単位オフセット値を含み、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を含むことができる。
【0385】
選択的に、前記RSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合について、ネットワーク側によって個別的に構成された各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0386】
選択可能な実施形態として、前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれるである。例えば、トリガされた第1のRSリソースは、RSリソース1、RSリソース2、RSリソース3、RSリソース4、RSリソース5、RSリソース6、RSリソース7を含む。ここで、RSリソース1、RSリソース2、RSリソース3は、RSリソース集合1に関連付けられ、RSリソース4およびRSリソース5は、RSリソース集合2に関連付けられ、RSリソース5、RSリソース6、RSリソース7は、RSリソース集合3に関連付けられる。UEは、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソース集合1に対して構成された対応する1セットのすべてのトリガ状態に適用可能な時間単位オフセット値を決定する。RSリソース集合2に対してを構成っされた対応する2セットの時間単位オフセット値それぞれがトリガ状態1に対応する1セットの時間単位オフセット値と、トリガ状態2に対応する1セットの時間単位オフセット値であると決定する。RSリソース集合1に対してを構成された1セットのすべてのトリガ状態に適用可能な時間単位オフセット値を決定する。RSリソース集合3に対してを構成された3セットの時間単位オフセット値を決定する。ここで、1セットのすべてのトリガ状態に適用可能な時間単位オフセット値と、トリガ状態1に対応する1セットの時間単位オフセット値と、トリガ状態2に対応する1セットの時間単位オフセット値とが含まれる。
【0387】
選択可能な実施形態として、選択的に、前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
少なくとも一部の前記複数の第2のRSリソース集合について、ネットワーク側によって個別的に構成された各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0388】
選択的に、構成された前記各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値を決定する場合、前記第2のRSリソース集合に対して各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値を構成し、選択的に、前記各第2のRSリソース集合に対して一部のトリガ状態のうち各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値を構成する。例えば、RSリソース集合1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース集合1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5 }を構成し、ここで、トリガ状態1はロットオフセット値2に対応し、トリガ状態2は、スロットオフセット値5に対応する。選択的に、各第2のRSリソース集合に対してすべてのトリガ状態のうち各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値を構成する。例えば、RSリソース集合1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース集合1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成し、ここで、トリガ状態1はロットオフセット値2に対応し、トリガ状態2は、スロットオフセット値5に対応し、トリガ状態3はスロットオフセット値4に対応する。
【0389】
ネットワーク側で個別に構成された各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する場合、選択的に、前記各第2のRSリソース集合に対して一部の状態うちの各トリガ状態それぞれに対応する1セットの時間単位オフセット値を構成する。例えば、RSリソース集合1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース集合1のトリガ状態1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成し、RSリソース集合1のトリガ状態2に対して1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2}を構成する。選択的に、各第2のRSリソース集合に対してすべてのトリガ状態のうちの各トリガ状態それぞれに対応する1セットの時間単位オフセット値を構成してもよい。例えば、RSリソース集合1は3つのトリガ状態を有し、RSリソース集合1のトリガ状態1に対して1セットのスロットオフセット値{2, 5, 4}を構成し、RSリソース集合1のトリガ状態2に対して1セットのスロットオフセット値{0, 1, 2}を構成する。RSリソース集合1のトリガ状態3に対して1セットのスロットオフセット値{0, 3, 4}を構成する。
【0390】
選択的に、少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含む:
前記第1のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。
【0391】
前記第1のRSリソース集合に構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。
【0392】
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0393】
選択的に、少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値である。
【0394】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
方式1:ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0395】
選択的に、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、示すRSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、具体的に、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、示すRSリソースの構成、当該RSリソースに関連付けられたRSリソース集合の構成および当該RSリソースに関連付けられたRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0396】
方式2:ネットワーク側から送信されたMAC-CEシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0397】
選択的に、ネットワーク側から送信されたMAC-CEシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
前記ネットワーク側は、MAC-CEシグナリングを介して、示すRSリソースの構成、当該RSリソースに関連付けられたRSリソース集合の構成および当該RSリソースに関連付けられたRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0398】
方式3:ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値を決定し、ネットワーク側から送信されたMAC-CEシグナリングにしたがって、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0399】
選択的に、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値を決定し、ネットワーク側から送信されたMAC-CEシグナリングにしたがって、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定するすることは、具体的に、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、示すRSリソースに関連付けられたRSリソース集合の構成および当該RSリソースに関連付けられたRSリソース集合に対応する複数の時間単位オフセット値を決定する。また、ネットワーク側から送信されたMAC-CEシグナリングにしたがって、当該RSリソースに関連付けられたRSリソース集合に対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0400】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、または、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定される。例えば、ネットワーク側は、前記第1の指示情報が前記DCI内でNビット(Nは正の整数)を占有することを、UEと合意する。通常は1ビット、2ビット、3ビット、4ビット等を有する。
【0401】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定されることは、具体的には、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数の最大値に基づいて決定される。
【0402】
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は
【数13】
である。ここで、Nは、セットの時間単位オフセット値のうちの時間単位オフセット値の数の最大値である。例えば、ネットワーク側は、構成された3つのRSリソース集合RS set 1、RS set 2およびRS set 3をUEに示す。前記3つのRSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値はそれぞれ、{0, 1, 2, 3}、{1, 2}、{2, 2, 4, 4}である。前記3つのRSリソースに対応する時間単位オフセット値の数の最大値は4であるため、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は
【数14】
である。
【0403】
選択的に、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングにより、前記DCIにおける第1の指示情報が占有するビット数を決定する。
【0404】
選択的に、前記RSリソースは、1つのBWP/サービングセル/周波数帯域で前記UEに対して構成されるRSリソースである。
【0405】
選択的に、前記RSリソースの1セットの時間単位オフセット値は、以下の情報に基づいて決定される:
(1)ネットワーク側で構成された最大時間単位オフセット値。
【0406】
RSリソースに対応する1セットの時間単位オフセット値は、デフォルトで最小時間単位オフセット値から最大時間単位オフセット値までの時間単位オフセット値である。DCI指示により最大時間単位オフセット値を決定する。スロットとして時間単位を例にとると、例えば、0は、デフォルトで最小スロットオフセット値である。UEは、ネットワーク側装置によって構成されたRSリソース1の最大スロット値3に基づいて、当該RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値が{0,1,2,3}であると決定する。
【0407】
選択的に、最大時間単位オフセット値は、RSリソースに関連付けられたRSリソース集合の最大時間単位オフセット値を含む。RSリソースをSRSリソースとして例にとると、1つまたは複数のRSリソース集合それぞれに対応する最大時間単位オフセット値である。
【0408】
(2)ネットワーク側で構成された最小時間単位オフセット値および最大時間単位オフセット値。
【0409】
RSリソースに対応する1セットの時間単位オフセット値は、構成された最小時間単位オフセット値から最大時間単位オフセット値までの時間単位オフセット値である。DCI指示によって最小時間単位オフセット値および最大時間単位オフセット値を決定する。スロットとして時間単位を例にとると、例えば、UEは、ネットワーク側装置によって構成されたRSリソース1の最小スロットオフセット値2および最大スロットオフセット値6に基づき、当該RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値が{2,3,4,5,6}であると決定する。
【0410】
選択的に、RSリソースの最小時間単位オフセット値および最大時間単位オフセット値は、RSリソースに関連付けられたRSリソース集合の最小時間単位オフセット値および最大時間単位オフセット値を含む。RSリソースをSRSリソースとして例にとると、1つまたは複数のRSリソース集合それぞれに対応する最小時間単位オフセット値および最大時間単位オフセット値であることができる。
【0411】
(3)前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数N。
【0412】
RSリソースに対応する1セットの時間単位オフセット値は、デフォルトで最小時間単位オフセット値から
【数15】
までの単位オフセット値である。前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数Nに基づき、時間単位オフセット値を決定する。(i)例えば、スロットとして時間単位を例にとると、1はデフォルトで最小スロットオフセット値であり、UEは、ネットワーク側装置により、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数2を示し、RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値{1,2,3,4}を構成する。(ii)例えば、0は、デフォルトで最小スロットオフセット値である。UEは、ネットワーク側装置により、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数2を示し、RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値{0,1,2,3}を構成する。
【0413】
選択的に、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値がRSリソースに関連付けられたRSリソース集合に対応する1セットまたは複数セットの時間単位オフセット値である場合、RSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値は、デフォルトで最小時間単位オフセット値から
【数16】
までの単位オフセット値である。前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数Nに基づき、時間単位オフセット値を決定することができる。(i)例えば、1はデフォルトで最小スロットオフセット値であり、UEは、ネットワーク側装置により、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数2を示し、RSリソース集合1に対応する1セットのスロットオフセット値{1,2,3,4}を構成する。(ii)例えば、0は、デフォルトで最小スロットオフセット値である。UEは、ネットワーク側装置により、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数2を示し、RSリソース集合1に対応する1セットのスロットオフセット値{0,1,2,3}を構成する。
【0414】
(4)前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数N、および構成された最小時間単位オフセット値。
【0415】
RSリソースに対応する1セットの時間単位オフセット値は、構成された最小時間単位オフセット値から
【数17】
までの時間単位オフセット値である。前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数Nに基づき、時間単位オフセット値を決定することができる。スロットとして時間単位を例にとると、(i)例えば、UEは、ネットワーク側装置により、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数2と、構成された最小スロットオフセット値2とを示し、RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値{2,3,4}を構成する。または、(ii)例えば、UEは、ネットワーク側装置によって示される最小スロットオフセット値0および前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数2に基づき、当該RSリソース1に対応する1セットのスロットオフセット値{0,1,2,3}を構成する。
【0416】
選択的に、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値がRSリソースに関連付けられたRSリソース集合に対応する1セットまたは複数セットの時間単位オフセット値である場合、RSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値は、デフォルトで最小時間単位オフセット値から
【数18】
までの時間単位オフセット値である。前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数Nに基づき、時間単位オフセット値を決定することができる。スロットとして時間単位を例にとると、(i)例えば、UEは、ネットワーク側装置によって示される前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数2および最小スロットオフセット値2に基づき、RSリソース集合1に対応する1セットのスロットオフセット値{2,3,4}を決定する。または、(ii)例えば、UEは、ネットワーク側装置指示により、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数2および最小スロットオフセット値0を示し、RSリソース集合1に対応する1セットのスロットオフセット値{0,1,2,3}を決定する。
【0417】
選択的に、前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定し、次の少なくとも1つを含む:
(1)対応の少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成されていない第3のRSリソースを決定し、前記第3のRSリソースに対して事前に合意された時間単位オフセット値を採用する。一般的に、前記事前に合意された時間単位オフセット値は0である。
【0418】
例えば、UEは、ネットワーク側装置の指示にしたがって、RSリソース1及びRSリソース2に対応する時間単位オフセット値がそれぞれ{0,1,2,3},{1,2}である2つのRSリソースを決定する。UEは、DCIによってRSリソース1およびRSリソース3をトリガする際に、DCIに含まれる第1の指示情報によりシーケンスが2である時間単位オフセット値を示し、当該RSリソース1に対応するロットオフセット値が1であると決定する。ただし、RSリソース3には対応する時間単位オフセット値が構成されていないので、RSリソース3に対応する時間単位オフセット値は、事前に合意された0となる。さらに、対応の少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成されていない第3のRSリソースに関連付けられたRSリソース集合を決定し、前記第3のRSリソース集合に対して事前に合意された時間単位オフセット値を採用する。
【0419】
例えば、UEは、ネットワーク側装置の指示にしたがって、2つのRSリソース集合RS set 1およびRS set 2に対応する時間単位オフセット値がそれぞれ{0, 1, 2, 3}、{1, 2}であると決定する。UEは、DCIによってRS set 1およびRS set 3をトリガすると、DCIに含まれる第1の指示情報によりシーケンスが2である時間単位オフセット値を示し、当該RS set 1に対応するロットオフセット値が1であると決定する。ただし、RS set 3には対応する時間単位オフセット値が構成されておらず、RS set 3に対応する時間単位オフセット値は事前に合意された0である。
【0420】
さらに、トリガ状態の一部に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成されていない第3のRSリソースを決定し、間単位オフセット値のセットが構成されていない前記第3のRSリソースに対して事前に合意された時間単位オフセット値を採用する。
【0421】
例えば、UEは、ネットワーク側装置の指示にしたがって、トリガ状態1及びトリガ状態2におけるRSリソース1に対応する時間単位オフセット値がそれぞれ{0,1,2,3},{1,2}であると決定する。UEがDCIによってRSリソース1をトリガ状態3でトリガすると、トリガ状態3におけるRSリソース1の対応する時間単位オフセット値は、事前に合意された0である。
【0422】
さらに、トリガ状態の一部に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成されていない第3のRSリソースに関連付けられた第3のRSリソース集合を決定し、時間単位オフセット値のセットが構成されていない前記第3のRSリソース集合に対して事前に合意された時間単位オフセット値を採用する。
【0423】
例えば、UEは、ネットワーク側装置の指示にしたがって、トリガ状態1及びトリガ状態2におけるRS set 1に対応する時間単位オフセット値がそれぞれ{0,1,2,3},{1,2}であると決定する。UEがDCIによってRS set 11をトリガ状態3にトリガすると、トリガ状態3におけるRS set 11の対応する時間単位オフセット値は、事前に合意された0となる。
【0424】
(2)対応する第1の時間単位オフセット値のセットに前記第1の指示情報によって示される関連関係に対応する時間単位オフセット値が存在しない第4のRSリソースを決定し、前記第4のRSリソースに対して、事前に合意された時間単位オフセット値を採用するか、または、前記第4のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットにおける、最小時間単位オフセット値または最大時間単位オフセット値または指定位置の時間単位オフセット値を採用する。
【0425】
例えば、UEは、ネットワーク側装置の指示にしたがって、2つのRSリソースであるRSリソース1とRSリソース2に対応する時間単位オフセット値{0,1,2,3},{1,2}を決定する。UEは、DCIによってRSリソース1及びRSリソース2をトリガすると、DCIに含まれる第1の指示情報により、シーケンスが4である時間単位オフセット値を示し、当該RSリソース1に対応するロットオフセット値が3であると決定する。ただし、RSリソース2にはシーケンスが4である時間単位オフセット値はなく、RSリソース2に対応する時間単位オフセット値が最小時間単位オフセット値1となる。
【0426】
さらに、対応する第1の時間単位オフセット値のセットに前記第1の指示情報によって示される関連関係に対応する時間単位オフセット値の第4のRSリソースに関連付けられた第4のRSリソース集合が存在しないと決定し、前記第4のRSリソース集合に対して事前に合意された時間単位オフセット値を採用するか、または、前記第4のRSリソース集合に対応する第1の時間単位オフセット値のセット内の最小時間単位オフセット値または最大時間単位オフセット値または指定位置の時間単位オフセット値を採用する。
【0427】
例えば、UEは、ネットワーク側装置の指示にしたがって、2つのRSリソース集合RS set 1およびRS set 2に対応する時間単位オフセット値それぞれが{0, 1, 2, 3}、{1, 2}であると決定する。UEは、DCIによってRS set 1およびRS set 2をトリガすると、DCIに含まれる第1の指示情報によりシーケンスが4である時間単位オフセット値を示し、当該RS set 1に対応するロットオフセット値が3であると決定する。ただし、RS set 2はシーケンスが4の時間単位オフセット値を有さず、RS set 2に対応する時間単位オフセット値は、最大時間単位オフセット値2となる。
【0428】
また、対応する第1の時間単位オフセット値のセット内の一部のトリガ状態の場合、前記第1の指示情報によって示される関連関係に対応する時間単位オフセット値が存在しない第4のRSリソース決定する。対応する時間単位オフセット値が存在しないトリガ状態で前記第4のRSリソースに対して、事前に合意された時間単位オフセット値を採用するか、または、前記第4のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットにおける、最小時間単位オフセット値または最大時間単位オフセット値または指定位置の時間単位オフセット値を採用する。
【0429】
例えば、UEは、ネットワーク側装置の指示にしたがって、トリガ状態1及びトリガ状態2におけるRSリソース1に対応する時間単位オフセット値がそれぞれ{0,1,2,3},{1,2}であると決定する。UEがDCIによってRSリソース1をトリガ状態2でトリガすると、DCIに含まれる第1の指示情報によりシーケンスが4である時間単位オフセット値を示し、トリガ状態3のRSリソース1に対応する時間単位オフセット値は、事前に合意された0となる。
【0430】
また、対応する第1の時間単位オフセット値のセット内の一部のトリガ状態で前記第1の指示情報によって示される関連関係に対応する時間単位オフセット値が存在しない第4のRSリソースに関連付けられた第4のRSリソース集合を決定する。対応する時間単位オフセット値が存在しないトリガ状態で前記第4のRSリソース集合に対して用事前に合意された時間単位オフセット値を採用するか、または、前記第4のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセット内の、最小時間単位オフセット値または最大時間単位オフセット値または指定位置の時間単位オフセット値を採用する。
【0431】
例えば、UEは、ネットワーク側装置の指示にしたがって、トリガ状態1及びトリガ状態2におけるRS set 1に対応する時間単位オフセット値がそれぞれ{0,1,2,3},{1,2}であると決定するUEがDCIによってRS set 1をトリガ状態2でトリガすると、DCIに含まれる第1の指示情報によりシーケンスが4である時間単位オフセット値を示し、トリガ状態2のRS set 1に対応する時間単位オフセット値は事前に合意された0である。
【0432】
次に、UE側で前述した2つの例の対応する実施について説明し、主にUE側とネットワーク側の実施との対応について説明する。繰り返し内容については、上記の該当部分を参照してください。以下は繰り返されない。
【0433】
例1
この例では、UEは、基地局から伝送されたSRSリソース集合の構成情報および前記DCIを受信し、
UEは、前記DCI中的伝送スロット指示情報により、前記DCIトによってトリガされる各非周期SRSリソース集合の伝送スロットを決定し、各SRSリソース集合の伝送スロットは、前記伝送スロット指示情報によって示されるシーケンス番号に応じて決定された各SRSリソース集合に対応するスロットオフセット値に対応するスロットである。なお、上記の例として、UEは、SRS set 1がSRS set 1に対応する参考スロットから1番目の使用可能なスロット上で伝送されると決定し、SRS set 2がSRS set 2に対応する参考スロットから2番目の使用可能なスロット上で伝送されると決定する。
【0434】
例3
UEは、基地局から伝送されたSRSリソース集合の構成情報および前記DCIを受信する。
【0435】
UEは、前記DCI中的伝送スロット指示情報により、前記DCIトによってトリガされる各非周期SRSリソース集合の伝送スロットを決定し、各SRSリソース集合の伝送スロットは、前記伝送スロット指示情報によって示されるシーケンス番号に応じて決定された各SRSリソース集合に対応するスロットオフセット値に対応するスロットである。
【0436】
UEは、各SRSリソース集合の伝送スロットが、前記伝送スロット指示情報によって示されるシーケンス番号によって決定された各SRSリソース集合に対応する参考スロットからの(前記スロットオフセット値+1)個の使用可能なスロットであると決定する。
【0437】
特定のSRSリソース集合にDCIによって示されるシーケンス番号のスロットオフセット値がない場合、当該SRSリソース集合に対応するスロットオフセット値はデフォルト値(たとえば 0)である。それでも、RRCシグナリングにより基地局がUEに対して3つの非周期SRSリソース集合(SRS set 1,SRS set 2およびSRS set 3)を構成していることを前提として、当該3つのSRSリソース集合は、トリガ状態1の場合構成されたスロットオフセット値それぞれが{0, 1, 2, 3}、{1, 2}および{2, 2, 4, 4}であることを例とする。基地局が、非周期SRSS伝送をトリガするための1つのDCIをUEに伝送する仮定する。当該DCIはトリガ状態1を介してSRS set 1およびSRS set 2の伝送をトリガし、DCI内のSRS伝送スロット指示情報は、シーケンス番号3を示す。この場合、SRS set 1に対応するロットオフセット値は、トリガ状態1で構成された3番目のスロットオフセット値2である。トリガ状態1の場合SRS set 2に3番目のスロットオフセット値が存在しないため、デフォルト値にする必要がある。選択的に、当該デフォルト値は、当該SRSリソース集合に対して基地局によって構成された1番目のスロットオフセット値であり、この場合、SRS set 2に対応するスロットオフセット値は1である。選択的に、当該デフォルト値は0であり、この場合、SRS set 2に対応するスロットオフセット値は0である。
【0438】
実施形態2
本発明の実施形態は、
図4に示すように、メモリ420、送受信機410およびプロセッサ400を含むRS伝送位置を指示するための装置をさらに提供する。
【0439】
前記メモリ420は、コンピュータプログラムを格納するように構成され、前記送受信機410は、前記プロセッサ400の制御下でデータを送受信するように構成され、前記プロセッサ400は前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み出し、次の動作を実行するように構成される:
前記プロセッサ400は、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示し、
DCIにより前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースをトリガし、前記DCIを介して第1の指示情報を送信する。
【0440】
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つである。
【0441】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースを含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0442】
選択的に、前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含む:
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0443】
選択的に、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、次の少なくとも1つを含む:
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0444】
選択的に、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的に、
RSリソースにおける第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示し、前記第1のRSリソースは関連付けられたRSリソース集合であり、関連付けられたRSリソース集合は、少なくとも1セットの時間単位オフセットのRSリソースで構成され、前記第1のRSリソース集合は、は少なくとも1つの前記第1のRSリソースに関連付けられており、少なくとも1セットの時間単位オフセット値で構成されるRSリソース集合である。
【0445】
前記少なくとも1つのRSリソースは、少なくとも1つの第1のRSリソースを含み、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値であり、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットである。
【0446】
前記第1の指示情報は、前記少なくとも1つの第1のRSリソースにおける各第1のRSリソースに関連付けられた少なくとも一部の第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0447】
具体的に、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的に、
RSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示す。
【0448】
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値である。
【0449】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含む。
【0450】
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースに関連付けられた各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じである。
【0451】
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0452】
選択的に、前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含む:
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0453】
選択的に、第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、具体的には、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0454】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、
少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値である。
【0455】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含む:
前記第2のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。
【0456】
前記第2のRSリソース集合に構成された、第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。
【0457】
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0458】
選択的に、少なくとも1つの前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含む:
前記RSリソースに構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。
【0459】
前記第1のRSリソースに構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット。
【0460】
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記RSリソースをトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0461】
選択的に、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的に、
少なくとも一部の前記RSリソースについて、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0462】
選択的に、少なくとも一部の前記RSリソースについて、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することは、具体的に、
少なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、各RSリソースの、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0463】
選択的に、UEに示されるRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的に、
少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合について、各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0464】
選択的に、前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することは、具体的に、
少なくとも一部の前記複数の第2のRSリソース集合について、各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0465】
選択的に、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的に、
RRCシグナリングにより、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すか、または、
MAC-CEシグナリングにより、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すか、または、
RRCシグナリングにより、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値をUEに示し、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を、MAC-CEシグナリングによってUEに示す。
【0466】
選択的に、RRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングにより、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数をUEに示す。
【0467】
つまり、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、RRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングによってUEに示す。
【0468】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、
または、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定される。
【0469】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定されることは、具体的には、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数の最大値に基づいて決定される。
【0470】
選択的に、前記RSリソースは、1つのBWP/サービングセル/周波数帯域で前記UEに対して構成されるRSリソースである。
【0471】
選択的に、次の方式で前記RSリソースの1セットの時間単位オフセット値を示す:
最大時間単位オフセット値、または最小時間単位オフセット値および最大時間単位オフセット値を構成し、
または、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数N、または前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数Nを示すことにより、最小時間単位オフセット値を構成する。
【0472】
選択的に、前記時間単位は、スロットまたはサブスロットまたはシンボルである。
【0473】
ここで、
図4において、バスアーキテクチャは、相互接続されたバスおよびブリッジの任意の数を含みうる。具体的には、プロセッサ400によって表される1つまたは複数のプロセッサとメモリ420によって表されるメモリの様々な回路とがリンクされている。バスアーキテクチャはまた、周辺機器、電圧レギュレータ、電源管理回路などの他のさまざまな回路を接続することができる。これらの回路は技術的によく知られているため、ここでは説明しない。バスインターフェイスがインターフェイスを提供する。送受信機410は、伝送機及び受信機を含む複数の要素であってもよく、無線チャネル、有線チャネル、光ケーブル及び他の伝送媒体を含む伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するユニットを提供する。プロセッサ400は、バスアーキテクチャおよび一般的な処理を管理する責任があり、メモリ420は、プロセッサ400によって使用されるデータを格納することが可能である。
【0474】
プロセッサ400は、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)、アプリケーション固有集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array,FPGA)、または複合プログラマブルロジックデバイス(Comple4 Programmable Logic Device,CPLD)であってもよい。プロセッサはマルチコアアーキテクチャを採用することもできる。
【0475】
プロセッサ400は、メモリ420に格納されたコンピュータプログラムを呼び出すことにより、得られた実行可能命令にしたがって本発明の実施形態で提供される方法のいずれかを実施するよう構成される。プロセッサ400とメモリ420は、物理的に別々に配置されてもよい。
【0476】
したがって、本発明の実施形態は、メモリ520、送受信機510およびプロセッサ500を含む
図5に示すような参考信号(RS)の伝送位置を決定するための装置も提供する。
【0477】
前記メモリ520は、コンピュータプログラムを格納するように構成され、前記送受信機510は、前記プロセッサの制御下でデータを送受信するように構成され、前記プロセッサ500は、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み出し、次の動作を実行するように構成される:
ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、
ネットワーク側から送信されたDCIを受信し、前記DCIにしたがって前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースを決定し、
前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定し、
前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースの伝送位置を決定し、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つである。
【0478】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースを含む。
【0479】
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じである。
【0480】
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0481】
選択的に、前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含む:
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0482】
選択的に、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、次の少なくとも1つを含む:
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0483】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
ネットワーク側によって示されるRSリソースのうち、第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットを決定し、前記第1のRSリソースは関連付けられたRSリソース集合であり、関連付けられたRSリソース集合は、少なくとも1セットの時間単位オフセット値で構成されるRSリソースであり、前記第1のRSリソース集合は、は少なくとも1つの前記第1のRSリソースに関連付けられており、少なくとも1セットの時間単位オフセット値で構成されるRSリソース集合である。
【0484】
前記少なくとも1つのRSリソースは、少なくとも1つの第1のRSリソースを含み、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値であり、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットであり、
前記第1の指示情報は、前記少なくとも1つの第1のRSリソースにおける各第1のRSリソースに関連付けられた少なくとも一部の第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0485】
具体的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
ネットワーク側によって示されるRSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットを決定する。
【0486】
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、1セットの時間単位オフセット値である。
【0487】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含む。
【0488】
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースに関連付けられた各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じである。
【0489】
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0490】
選択的に、前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含む:
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
または、第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
または、第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0491】
選択的に、第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、次の少なくとも1つを含む:
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0492】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、
少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値である。
【0493】
選択的に、少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含む:
前記第1のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。
【0494】
前記第1のRSリソース集合に構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。
【0495】
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0496】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、少なくとも1つの前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含む:
第2のRSリソースに構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。
【0497】
第2のRSリソースに構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット。
【0498】
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソースをトリガする場合に対応するトリガ状態である。
【0499】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
少なくとも一部の前記RSリソースについて、ネットワーク側によって個別的に構成された各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0500】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
少なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、ネットワーク側によって個別的に構成された各RSリソースの少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0501】
選択的に、前記RSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合について、ネットワーク側によって個別的に構成された各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0502】
選択的に、前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
少なくとも一部の前記複数の第2のRSリソース集合について、ネットワーク側によって個別的に構成された各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0503】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、
または、ネットワーク側から送信されたMAC-CEシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定し、
または、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値を決定し、ネットワーク側から送信されたMAC-CEシグナリングにしたがって、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0504】
選択的に、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングにより、前記DCIにおける第1の指示情報が占有するビット数を決定する。
【0505】
つまり、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングによって決定される。
【0506】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、
または、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定される。
【0507】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定されることは、具体的には、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数の最大値に基づいて決定される。
【0508】
選択的に、前記RSリソースは、1つのBWP/サービングセル/周波数帯域で前記UEに対して構成されるRSリソースである。
【0509】
選択的に、次の情報により前記RSリソースの1セットの時間単位オフセット値を決定し、具体的に、
ネットワーク側によって構成された最大時間単位オフセット値、または最小時間単位オフセット値および最大時間単位オフセット値。
【0510】
または、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数N、または前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数Nおよび構成された最小時間単位オフセット値。
【0511】
選択的に、前記時間単位は、スロットまたはサブスロットまたはシンボルである。
【0512】
選択的に、前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定し、次の少なくとも1つを含む:
対応の少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成されていない第3のRSリソースを決定し、前記第3のRSリソースに対して事前に合意された時間単位オフセット値を採用し、
対応する第1の時間単位オフセット値のセットに前記第1の指示情報によって示される関連関係に対応する時間単位オフセット値が存在しない第4のRSリソースを決定し、前記第4のRSリソースに対して、事前に合意された時間単位オフセット値を採用するか、または、前記第4のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットにおける、最小時間単位オフセット値または最大時間単位オフセット値または指定位置の時間単位オフセット値を採用する。
【0513】
ここで、
図5において、バスアーキテクチャは、相互接続されたバスおよびブリッジの任意の数を含みうる。具体的には、プロセッサ500によって表される1つまたは複数のプロセッサとメモリ520によって表されるメモリの様々な回路とがリンクされている。バスアーキテクチャはまた、周辺機器、電圧レギュレータ、電源管理回路などの他のさまざまな回路を接続することができる。これらの回路は技術的によく知られているため、ここでは説明しない。バスインターフェイスがインターフェイスを提供する。送受信機510は、伝送機および受信機を含む複数の要素であってもよく、無線チャネル、有線チャネル、光ファイバケーブルなどを含む伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するためのユニットを提供する。異なるユーザー機器については、ユーザーインターフェイス530は、必要な機器に外部および内部を接続可能なインターフェイスであってもよく、接続された機器は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイク、ジョイスティック等を含むがこれらに限定されないものである。
【0514】
プロセッサ500は、バスアーキテクチャおよび一般的な処理を管理する責任があり、メモリ520は、プロセッサ500によって使用されるデータを格納することが可能である。
【0515】
選択的に、プロセッサ500は、CPU、ASIC、FPGAまたはCPLDであってもよく、プロセッサはマルチコアアーキテクチャを採用してもよい。
【0516】
プロセッサ500は、メモリ520に格納されたコンピュータプログラムを呼び出すことにより、得られた実行可能命令にしたがって本発明の実施形態で提供される方法のいずれかを実施するよう構成される。プロセッサ500とメモリ520は、物理的に別々に配置されてもよい。
【0517】
ここで、本発明の実施形態によって提供される前記装置は、前記方法の実施形態によって実現されるすべての方法ステップを実現することができ、同じ技術的効果を達成することができることに留意する。本実施形態の方法の実施形態と同じ部分および有益な効果については、本明細書では特に繰り返さない。
【0518】
実施形態3
本発明の実施形態は、
図6に示すように、参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置をさらに提供する。前記装置は、
構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すように構成される構成ユニット601と、
ダウンリンク制御情報(DCI)を介して前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースをトリガし、前記DCIを介して第1の指示情報を送信するように構成される指示ユニット602と、を含む。
【0519】
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つである。
【0520】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースを含む。
【0521】
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じである。
【0522】
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0523】
選択的に、前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含む:
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0524】
選択的に、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、次の少なくとも1つを含む:
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0525】
選択的に、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的に、
RSリソースにおける第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示す。前記第1のRSリソースは関連付けられたRSリソース集合であり、関連付けられたRSリソース集合は、少なくとも1セットの時間単位オフセットのRSリソースで構成され、前記第1のRSリソース集合は、は少なくとも1つの前記第1のRSリソースに関連付けられており、少なくとも1セットの時間単位オフセット値で構成されるRSリソース集合である。
【0526】
前記少なくとも1つのRSリソースは、少なくとも1つの第1のRSリソースを含み、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値であり、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットである。
【0527】
前記第1の指示情報は、前記少なくとも1つの第1のRSリソースにおける各第1のRSリソースに関連付けられた少なくとも一部の第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0528】
具体的に、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的に、
RSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示す。
【0529】
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値である。
【0530】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含む。
【0531】
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースに関連付けられた各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じである。
【0532】
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0533】
選択的に、前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含む:
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0534】
選択的に、第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、具体的には、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0535】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、
少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値である。
【0536】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含む:
前記第2のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
前記第2のRSリソース集合に構成された、第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。
【0537】
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0538】
選択的に、少なくとも1つの前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含む:
前記RSリソースに構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。
【0539】
前記第1のRSリソースに構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット。
【0540】
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記RSリソースをトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0541】
選択的に、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的に、
少なくとも一部の前記RSリソースについて、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0542】
選択的に、少なくとも一部の前記RSリソースについて、各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することは、具体的に、
少なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、各RSリソースの、少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0543】
選択的に、UEに示されるRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的に、
少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合について、各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0544】
選択的に、前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成することは、具体的に、
少なくとも一部の前記複数の第2のRSリソース集合について、各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を個別に構成する。
【0545】
選択的に、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、具体的に、
RRCシグナリングにより、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すか、
または、MAC-CEシグナリングにより、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すか、
または、RRCシグナリングにより、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値をUEに示し、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を、MAC-CEシグナリングによってUEに示す。
【0546】
選択的に、RRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングにより、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数をUEに示す。
【0547】
つまり、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、RRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングによってUEに示す。
【0548】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、
または、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定される。
【0549】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定されることは、具体的には、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数の最大値に基づいて決定される。
【0550】
選択的に、前記RSリソースは、1つのBWP/サービングセル/周波数帯域で前記UEに対して構成されるRSリソースである。
【0551】
選択的に、次の方式で前記RSリソースの1セットの時間単位オフセット値を示す。
【0552】
最大時間単位オフセット値、または最小時間単位オフセット値および最大時間単位オフセット値を構成するか、
または、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数N、または前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数Nを示すことにより、最小時間単位オフセット値を構成する。
【0553】
選択的に、前記時間単位は、スロットまたはサブスロットまたはシンボルである。
【0554】
したがって、本発明の実施形態は、
図7に示すように、参考信号(RS)の伝送位置を決定するための装置も提供する。前記装置は、
ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定するように構成される構成ユニット701と、
ネットワーク側から送信されたDCIを受信し、前記DCIにしたがって前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースを決定するように構成されるトリガユニット702と、
前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定するように構成される時間単位オフセット値決定ユニット703と、
前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースの伝送位置を決定するように構成される伝送位置決定ユニット704と、を含む。
【0555】
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つである。
【0556】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースを含む。
【0557】
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じである。
【0558】
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0559】
選択的に、前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含む:
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0560】
選択的に、第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、次の少なくとも1つを含む:
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第1の時間単位オフセット値は、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0561】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
ネットワーク側によって示されるRSリソースのうち、第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットを決定し、前記第1のRSリソースは関連付けられたRSリソース集合であり、関連付けられたRSリソース集合は、少なくとも1セットの時間単位オフセット値で構成されるRSリソースであり、前記第1のRSリソース集合は、は少なくとも1つの前記第1のRSリソースに関連付けられており、少なくとも1セットの時間単位オフセット値で構成されるRSリソース集合であり、
前記少なくとも1つのRSリソースは、少なくとも1つの第1のRSリソースを含み、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値であり、前記第1のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットであり、
前記第1の指示情報は、前記少なくとも1つの第1のRSリソースにおける各第1のRSリソースに関連付けられた少なくとも一部の第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係を示す。
【0562】
具体的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
ネットワーク側によって示されるRSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットを決定する。
【0563】
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、1セットの時間単位オフセット値である。
【0564】
選択的に、前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースを含む。
【0565】
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースに関連付けられた各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じである。
【0566】
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示す。
【0567】
選択的に、前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、次の少なくとも1つを含む:
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、
または、第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であり、または、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であり、
前記第1の位置は、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子は、前記第1の指示情報によって示される識別子である。
【0568】
選択的に、第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であり、次の少なくとも1つを含む:
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であり、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であり、
前記第1のシーケンスは、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号である。
【0569】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、
少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値である。
【0570】
選択的に、少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含む:
前記第1のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
前記第1のRSリソース集合に構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値、
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態である。
【0571】
選択的に、第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうち、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセットが構成され、前記少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態には前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、少なくとも1つの前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットは、次の少なくとも1つを含む:
第2のRSリソースに構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット値。
【0572】
第2のRSリソースに構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる1セットの時間単位オフセット。
【0573】
ここで、第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソースをトリガする場合に対応するトリガ状態である。
【0574】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
少なくとも一部の前記RSリソースについて、ネットワーク側によって個別的に構成された各RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0575】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
少なくとも一部の前記RSリソースのうちの少なくとも1つのRSリソースについて、ネットワーク側によって個別的に構成された各RSリソースの少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0576】
選択的に、前記RSリソースは、複数の第1のRSリソースを含み、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合について、ネットワーク側によって個別的に構成された各第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0577】
選択的に、前記少なくとも一部の前記複数の第1のRSリソースに関連付けられた第1のRSリソース集合は、複数の第2のRSリソース集合を含み、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
少なくとも一部の前記複数の第2のRSリソース集合について、ネットワーク側によって個別的に構成された各第2のRSリソース集合それぞれに対応する少なくとも一部のトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0578】
選択的に、ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、具体的に、
ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定するか、
または、ネットワーク側から送信されたMAC-CEシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定するか、
または、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングにしたがって、RSリソースの構成および対応する複数の時間単位オフセット値を決定し、ネットワーク側から送信されたMAC-CEシグナリングにしたがって、少なくとも一部の前記RSリソースに対応する複数の時間単位オフセット値のうちの少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定する。
【0579】
選択的に、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングにより、前記DCIにおける第1の指示情報が占有するビット数を決定する。
【0580】
つまり、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、ネットワーク側から送信されたRRCシグナリングまたはMAC-CEシグナリングによって決定される。
【0581】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、あらかじめ定義された固定値であり、
または、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定される。
【0582】
選択的に、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数に基づいて決定されることは、具体的には、
前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数は、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットそれぞれに含まれる時間単位オフセット値の数の最大値に基づいて決定される。
【0583】
選択的に、前記RSリソースは、1つのBWP/サービングセル/周波数帯域で前記UEに対して構成されるRSリソースである。
【0584】
選択的に、次の情報により前記RSリソース的1セットの時間単位オフセット値を決定する:
ネットワーク側によって構成された最大時間単位オフセット値、または最小時間単位オフセット値および最大時間単位オフセット値。
【0585】
または、前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数N、または前記DCIにおいて前記第1の指示情報が占有するビット数Nおよび構成された最小時間単位オフセット値。
【0586】
選択的に、前記時間単位は、スロットまたはサブスロットまたはシンボルである。
【0587】
選択的に、前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定し、次の少なくとも1つを含む:
対応の少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成されていない第3のRSリソースを決定し、前記第3のRSリソースに対して事前に合意された時間単位オフセット値を採用し、
対応する第1の時間単位オフセット値のセットに前記第1の指示情報によって示される関連関係に対応する時間単位オフセット値が存在しない第4のRSリソースを決定し、前記第4のRSリソースに対して、事前に合意された時間単位オフセット値を採用するか、または、前記第4のRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットにおける、最小時間単位オフセット値または最大時間単位オフセット値または指定位置の時間単位オフセット値を採用する。
【0588】
なお、本発明の実施形態における単位分割は、概略的なものであり、論理的な機能分割にすぎないことに留意する必要があり、実際の実施形態には別の分割方法がある。さらに、本発明の各実施形態における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されていてもよく、各ユニットは別々に物理的に存在していてもよく、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されていてもよい。前述の統合ユニットは、ハードウェアの形で実施することも、ソフトウェア機能ユニットの形で実施することもできる。
【0589】
前記統合ユニットは、ソフトウェア機能ユニットとして実装され、別の製品として販売または使用される場合に、1つのプロセッサ可読記憶媒体に格納されてもよい。この理解に基づいて、本発明の技術的解決策は、本質的にまたは部分的に関連技術への貢献として具体化する部分、あるいは技術的解決策の全部または一部を、ソフトウェア製品の形で具体化することができる。当該コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に格納され、いくつかの命令を含み、コンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク装置等であってもよい)またはプロセッサ(processor)に本発明の様々な実施形態に係る前記方法ステップの一部または全部を実行させる。上記の記憶媒体は、USBフラッシュディスク、リムーバブルハードディスク、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory ,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスクまたはCD-ROM、およびプログラムコードを格納するその他のメディアを含む。
【0590】
ここで、本発明の実施形態によって提供される前記装置は、前記方法の実施形態によって実現されるすべての方法ステップを実現することができ、同じ技術的効果を達成することができることに留意する。本実施形態の方法の実施形態と同じ部分および有益な効果については、本明細書では特に繰り返さない。
【0591】
実施形態4
本発明の実施形態はまた、プロセッサ可読記憶媒体を提供し、前記プロセッサ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納し、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサが前記参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法、または、前記参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法を実行することを可能にするために使用される。
【0592】
前記プロセッサ可読記憶媒体は、磁気記憶装置(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、磁気光学ディスク(MO)等)、光記憶装置(例えば、CD、DVD、BD、HVD等)及び半導体メモリ(例えば、ROM、EPROM、EEPROM、不揮発性メモリ(NAND FLASH)、ソリッドステートディスク(SSD)などを含むがこれらに限定されない任意の利用可能な媒体又はデータ記憶装置であってもよい。
【0593】
当業者は、本発明の実施形態が方法、システム又はコンピュータ・プログラム製品として提供されることを理解すべきである。したがって、本発明は、完全なハードウェア実施形態、完全なソフトウェア実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの態様を組み合わせた実施形態の形態をとることができる。さらに、本発明は、コンピュータ使用可能なプログラムコードを有する1つ以上のコンピュータ使用可能な記憶媒体(ディスク記憶装置及び光学記憶装置等を含むがこれに限定されない)上に具現化されたコンピュータプログラム製品の形態をとることができる。
【0594】
本発明の実施形態の方法、装置(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフロー図および/またはブロック図によって、本発明を記述した。理解すべきことは、コンピュータプログラム指令によって、フロー図および/またはブロック図における各フローおよび/またはブロックと、フロー図および/またはブロック図におけるフローおよび/またはブロックの結合を実現できる。プロセッサはこれらのコンピュータプログラム指令を、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込み式処理装置、或いは他のプログラム可能なデータ処理装置設備の処理装置器に提供でき、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサは、これらのコンピュータプログラム指令を実行し、フロー図における一つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における一つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0595】
これらのプロセッサで実行可能な命令は、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置が特定の方法で動作するように指示すことができるプロセッサで読み取り可能なメモリに格納されてもよいし、プロセッサで読み取り可能なメモリに格納された命令が命令デバイスを含む製造製品を生成するように指示してもよい。当該命令デバイスは、フローチャートおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックの1つ以上の手順で指定された機能を実現する。
【0596】
これらコンピュータプログラム指令はさらに、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置設備に実装もできる。コンピュータプログラム指令が実装されたコンピュータ或いは他のプログラム可能設備は、一連の操作ステップを実行することによって、関連の処理を実現し、コンピュータ或いは他のプログラム可能な設備において実行される指令によって、フロー図における一つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における一つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0597】
明らかに、当業者は、本発明の精神と範囲を逸脱することなく、本発明に対して種々の変更および変更を行うことができる。したがって、本発明のこれらの変更および変更が本請求範囲およびその技術的同等物の範囲内にある場合、本発明は、そのような変更および変更を含むことを意図する。
【符号の説明】
【0598】
400 プロセッサ
410 送受信機
420 メモリ
500 プロセッサ
510 送受信機
520 メモリ
530 ユーザーインターフェイス
601 構成ユニット
602 指示ユニット
701 構成ユニット
702 トリガユニット
703 時間単位オフセット値決定ユニット
704 位置決定ユニット
【手続補正書】
【提出日】2023-10-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法であり、
構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をユーザー機器(UE)示すテップと、
ダウンリンク制御情報(DCI)によって少なくとも1つの前記RSリソースをトリガし、前記DCIを介して第1の指示情報を送信するステップと、を含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報で示し、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つであることを特徴とする参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項2】
前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースであり、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示すことを特徴とする請求項1に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項3】
前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセット内の第1の位置における時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセット内の第1のトリガ状態に関連付けられた時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の識別子として識別される時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることと、
前記第1の位置が、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態が、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子が、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスが、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号が、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号であること
とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項4】
構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことは、
RSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をUEに示すことを含み、
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、前記第1のRSリソース集合に対応する1セットの時間単位オフセット値であることを特徴とする請求項1に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースであり、
前記第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソース集合に属し、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、異なる第1のRSリソース集合に対して同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示すことを特徴とする請求項4に記載の参考信号(RS)の伝送位置を指示するための方法。
【請求項6】
参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法であって、
ネットワーク側の指示にしたがって、構成されたRSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定するステップと、
ネットワーク側から送信されたDCIを受信し、前記DCIにしたがって少なくとも1つの前記RSリソースを決定するステップと、
前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定するステップと、
前記RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値にしたがって、前記RSリソースの伝送位置を決定するステップと、を含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つであることを特徴とする参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項7】
前記少なくとも1つのRSリソースは、複数のRSリソースであり、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示すことを特徴とする請求項6に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項8】
前記第1の時間単位オフセット値と第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることと、
第1の時間単位オフセット値が、第1の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることと、
前記第1の位置が、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態が、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子が、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスが、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号が、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号であることとのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項9】
ネットワーク側の指示にしたがって、RSリソースに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することは、
ネットワーク側によって示されるRSリソースのうち、第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定することを含み、
前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、第1の指示情報によって示され、前記第2の時間単位オフセット値は、前記第1のRSリソースが属する第1のRSリソース集合の伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第2の時間単位オフセット値のセットは、1セットの時間単位オフセット値であることを特徴とする請求項6に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項10】
前記少なくとも1つのRSリソース中の第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソースであり、
前記第1のRSリソースは、複数の第1のRSリソース集合に属し、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は同じであり、第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値と前記各第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、異なる第1のRSリソース集合に対して同じであり、
前記第1の指示情報は、1つの関連関係を示すことを特徴とする請求項9に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項11】
前記第2の時間単位オフセット値と第2の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、
第2の時間単位オフセット値は、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1の位置での時間単位オフセット値であることと、
第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のトリガ状態に関連する時間単位オフセット値であることと、
第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける識別子が第1の識別子である時間単位オフセット値であることと、
第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおけるシーケンスが第1のシーケンスである時間単位オフセット値であることと、
第2の時間単位オフセット値が、第2の時間単位オフセット値のセットにおける第1のシーケンス番号に対応する時間単位オフセット値であることと、
前記第1の位置が、前記第1の指示情報によって示される位置であり、前記第1のトリガ状態は、前記第1の指示情報によって示されるトリガ状態であり、前記第1の識別子が、前記第1の指示情報によって示される識別子であり、前記第1のシーケンスが、前記第1の指示情報によって示されるシーケンスであり、前記第1のシーケンス番号は、前記第1の指示情報によって示されるシーケンス番号であることとのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項12】
第2のRSリソース集合は、第1のRSリソース集合のうちの、少なくとも一部の関連つけられたトリガ状態それぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値が構成され、且前記少なくとも一部のトリガ状態に前記DCIによって示されるトリガ状態の第1のRSリソース集合が含まれ、
少なくとも1つの第2のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、前記DCIによって示されるトリガ状態に対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値であることを特徴とする請求項9に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項13】
少なくとも1つの前記第1のRSリソース集合に対応する第2の時間単位オフセット値のセットは、
前記第1のRSリソース集合に構成された各トリガ状態それぞれに対応する時間単位オフセット値からなる時間単位オフセット値のセットと、
前記第1のRSリソース集合に構成された第1のトリガ状態に対応するすべての時間単位オフセット値からなる時間単位オフセット値のセットと
のうちの少なくとも1つを含み、
前記第1のトリガ状態は、前記DCIが前記第1のRSリソース集合をトリガする場合に対応のトリガ状態であることを特徴とする請求項9に記載の参考信号(RS)の伝送位置を決定するための方法。
【請求項14】
参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置であって、
構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値をユーザー機器(UE)に示すように構成される構成ユニットと、
ダウンリンク制御情報(DCI)を介して前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースをトリガし、前記DCIを介して第1の指示情報を送信するように構成される指示ユニットと、を含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報で示し、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つであることを特徴とする参考信号(RS)の伝送位置を指示するための装置。
【請求項15】
参考信号(RS)の伝送位置を決定するための装置であって、
ネットワーク側の指示にしたがって、構成されたRSリソースそれぞれに対応する少なくとも1セットの時間単位オフセット値を決定するように構成される構成ユニットと、
ネットワーク側から送信されたDCIを受信し、前記DCIにしたがって前記RSリソース内の少なくとも1つのRSリソースを決定するように構成されるトリガユニットと、
前記DCI内の第1の指示情報にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値を決定するように構成される時間単位オフセット値決定ユニットと、
前記少なくとも1つのRSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値にしたがって、前記少なくとも1つのRSリソースの伝送位置を決定するように構成される伝送位置決定ユニットと、を含み、
前記少なくとも1つのRSリソースにおける各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値と前記各RSリソースに対応する第1の時間単位オフセット値のセットとの間の関連関係は、同一の第1の指示情報によって示され、前記第1の時間単位オフセット値は、前記各RSリソースの伝送位置に対応する時間単位オフセット値であり、前記第1の時間単位オフセット値のセットは、前記少なくとも1セットの時間単位オフセット値のセットのうちの1つであることを特徴とする参考信号(RS)の伝送位置を決定するための装置。
【国際調査報告】