(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-22
(54)【発明の名称】化粧箱
(51)【国際特許分類】
A45D 33/00 20060101AFI20240314BHJP
【FI】
A45D33/00 615Z
【審査請求】有
【予備審査請求】有
(21)【出願番号】P 2023539236
(86)(22)【出願日】2022-04-04
(85)【翻訳文提出日】2023-06-26
(86)【国際出願番号】 EP2022058836
(87)【国際公開番号】W WO2023134881
(87)【国際公開日】2023-07-20
(32)【優先日】2022-01-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523236319
【氏名又は名称】ビューティー モリキュールズ インターナショナル リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000855
【氏名又は名称】弁理士法人浅村特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】シャルロ、ピエール
(72)【発明者】
【氏名】チャミ、ラルフ
(72)【発明者】
【氏名】コックス、ナタリー
(72)【発明者】
【氏名】ニコライ、オードリー
(72)【発明者】
【氏名】タラバザ、セリーヌ
(57)【要約】
一実施形態では、少なくとも1つの小袋を保持するための化粧箱が提供される。箱は、少なくとも1つの小袋を保持する詰め替え可能で取り外し可能なスリーブを含む。箱には、箱を開いたときに使用者が袋を取り出すために所定の位置に小袋を保持するプラットフォームを付勢するばねが含まれている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの小袋を保持するための化粧箱であって、
前記箱の後部に沿ってヒンジによって基部に接続された蓋を含み、
前記基部は、
基部縁部で終端する基部下面と、
前記基部縁部から上方に延在して間に基部吹き抜け部を画定し、基部側壁上縁部まで延在する連続した基部側壁部と、
を含むように画定され、
一端が前記基部下面に固定され、もう一方の遠位端がプラットフォームに固定され、プラットフォームを前記基部下面から離れるように付勢する、ばねと、
前記基部吹き抜け部内に嵌合され固定された基部土台であって、
円形のくぼみに向かい、その後、内周縁部に向かって半径方向内方に延在する上部リッジと、
前記内周縁部から、半径方向内方に延在する下部リッジに向かって下方に延在する内面壁部であって、前記下部リッジは、前記基部下面に隣接し、前記内面壁部間に副吹き抜け部を画定する、内面壁部と、
前記内周縁部から前記下部リッジまで延在する前記内面壁部に沿った少なくとも1つのチャネルであって、前記少なくとも1つのチャネルは、前記下部リッジの近傍に長手方向に向けられたノッチをさらに含む、少なくとも1つのチャネルと、
を含むように画定される、基部土台と、
前記基部土台に取り外し可能に嵌合されるスリーブであって、
スリーブ吹き抜け部を画定するために下方に延在するスリーブ側壁部まで内側に延在し、前記スリーブ吹き抜け部の一部の上に張り出す隆起した張り出し唇部をさらに有する上面領域と、
少なくとも1つの小袋を受け入れるように構成された前記上面領域の下の側部開口部と、
前記スリーブ側壁部の外側に位置し、前記チャネルおよびノッチ内で滑らかに動くように構成され、それによって前記スリーブが前記土台から取り外され、前記土台内に固定されるように構成される、少なくとも1つの突出ノブと、
を含むように画定される、スリーブと、
前記スリーブ吹き抜け部内に保持されるような形状であり、前記蓋が開いた構成にあるときに、プラットフォームと前記スリーブ上に画定された前記隆起した張り出し唇部との間から取り出し可能である、少なくとも1つの小袋と、
を備えた、化粧箱。
【請求項2】
前記スリーブは、前記上面領域の下で終端縁部の周囲に、前記土台の前記上部リッジ上に画定された円形のくぼみ内に嵌合するサイズの円形延長部をさらに含むことにより、前記スリーブ吹き抜け部が副吹き抜け部内に嵌合するときに、前記スリーブを前記土台の周りにひねることができる、請求項1に記載の化粧箱。
【請求項3】
前記少なくとも1つのチャネルは、前記内面壁部の周囲に遠位に位置する2つのチャネルを含み、各々のチャネルは、前記スリーブ上に画定された突出ノブを別々に収容する、請求項1に記載の化粧箱。
【請求項4】
前記少なくとも1つのチャネルは、前記内周縁部付近においてより幅広であり、前記下部リッジ付近においてより狭い開口部に向かって先細りになっている、請求項3に記載の化粧箱。
【請求項5】
前記蓋は、
蓋終端縁部まで延在する蓋上面と、
前記終端縁部から前記基部に向かって下方に延在し、蓋肩部唇部で終端する蓋肩部セクションと、
凹んだ輪郭を含むように構成された前記蓋上面の周りに画定された蓋内面と、
を含む、請求項1に記載の化粧箱。
【請求項6】
前記土台は、前記基部側壁上縁部より上の高さまで延在する外面壁部を有し、前記箱が閉じた構成にある場合に、前記蓋と前記基部との間に隙間を画定して、前記基部側壁上縁部が前記蓋の肩部唇部と接触するのを防止するように構成される、請求項5に記載の化粧箱。
【請求項7】
蓋内面の凹んだ輪郭は、前記スリーブ上に画定された隆起部分を収容するように構成される、請求項1に記載の化粧箱。
【請求項8】
前記基部側壁部は、前記基部側壁上縁部に沿って、かつ前記後部に沿って隙間を含み、前記蓋から延在し、ヒンジピンを形成するためのピン用の開口部と位置合わせされるフランジを収容する、請求項1に記載の化粧箱。
【請求項9】
前記副吹き抜け部の上にわたって延在し、前記スリーブ内の前記側部開口部の底部に画定された底部リッジの一部と接触して、前記スリーブが前記土台から完全に取り外されるのを防止するように構成された、張り出し係止部をさらに備える、請求項1に記載の化粧箱。
【請求項10】
少なくとも1つの小袋を保持するための化粧箱であって、
前記箱の後部に沿ってヒンジによって基部土台に接続される蓋を含み、
前記基部土台は、
円形のくぼみに向かい、その後、内周縁部に向かって半径方向内方に延在する上部リッジまで上方に延在する外部側壁部に沿って終端する基部土台下面を含むように画定され、
前記基部土台は、さらに、
内面壁部であって、前記内周縁部から半径方向内方に延在する基部土台下面に向かって下方に延在して、前記内面壁部間に副吹き抜け部を画定する、内面壁部と、
前記内周縁部から前記基部土台下面に向かって延在する前記内面壁部に沿った少なくとも1つのチャネルであって、前記少なくとも1つのチャネルは、前記基部土台下面の近傍に長手方向に向けられたノッチをさらに含む、少なくとも1つのチャネルと、
を含み、
前記基部土台に取り外し可能に嵌合されるスリーブであって、
スリーブ吹き抜け部を画定するために下方に延在するスリーブ側壁部まで内側に延在し、前記スリーブ吹き抜け部の一部の上に張り出す隆起した張り出し唇部をさらに有する上面領域と、
少なくとも1つの小袋を受け入れるように構成された前記上面領域の下の側部開口部と、
前記スリーブ側壁部の外側に位置し、前記チャネルおよびノッチ内で滑らかに動くように構成され、それによって前記スリーブが前記土台から取り外され、前記土台内に固定されるように構成される、少なくとも1つの突出ノブと、
を含むように画定される、スリーブと、
一端が前記基部土台下面に固定され、もう一方の遠位端がプラットフォームに固定され、プラットフォームを前記基部土台下面から離れるように付勢する、ばねと、
前記スリーブ吹き抜け部内に保持されるような形状であり、前記蓋が開いた構成にあるときに、プラットフォームと前記スリーブ上に画定された前記隆起した張り出し唇部との間から取り出し可能である、少なくとも1つの小袋と、
を備えた、化粧箱。
【請求項11】
前記スリーブは、前記上面領域の下で終端縁部の周囲に、前記土台の前記上部リッジ上に画定された円形のくぼみ内に嵌合するサイズの円形延長部をさらに含むことにより、前記スリーブ吹き抜け部が副吹き抜け部内に嵌合するときに、前記スリーブを前記土台の周りにひねることができる、請求項10に記載の化粧箱。
【請求項12】
前記少なくとも1つのチャネルは、前記内面壁部の周囲に遠位に位置する2つのチャネルを含み、各々のチャネルは、前記スリーブ上に画定された突出ノブを別々に収容する、請求項10に記載の化粧箱。
【請求項13】
前記少なくとも1つのチャネルは、前記内周縁部付近においてより幅広であり、前記下部リッジ付近においてより狭い開口部に向かって先細りになっている、請求項12に記載の化粧箱。
【請求項14】
前記蓋は、
蓋終端縁部まで延在する蓋上面と、
前記終端縁部から前記基部に向かって下方に延在し、蓋肩部唇部で終端する蓋肩部セクションと、
凹んだ輪郭を含むように構成された前記蓋上面の周りに画定された蓋内面と、
を含む、請求項10に記載の化粧箱。
【請求項15】
蓋内面の凹んだ輪郭は、前記スリーブ上に画定された隆起部分を収容するように構成される、請求項10に記載の化粧箱。
【請求項16】
前記土台の基部側壁部は、前記基部側壁上縁部に沿って、かつ前記後部に沿って隙間を含み、前記蓋から延在し、ヒンジピンを形成するためのピン用の開口部と位置合わせされるフランジを収容する、請求項10に記載の化粧箱。
【請求項17】
前記副吹き抜け部の上に延在し、前記スリーブ内の前記側部開口部の底部に画定された底部リッジの一部と接触して、前記スリーブが前記土台から完全に取り外されるのを防止するように構成された、張り出し係止部をさらに備える、請求項10に記載の化粧箱。
【請求項18】
少なくとも1つの小袋を保持するための化粧箱であって、
前記箱の後部に沿ってヒンジによって基部に接続された蓋であって、前記基部は、
基部縁部で終端する基部下面と、
前記基部縁部から上方に延在して間に基部吹き抜け部を画定し、基部側壁上縁部まで延在する連続した基部側壁部と、
を含むように画定される、
一端が前記基部下面に固定され、もう一方の遠位端がプラットフォームに固定され、プラットフォームを前記基部下面から離れるように付勢する、ばねと、
前記基部吹き抜け部内に嵌合され固定された基部土台であって、
円形のくぼみに向かい、その後、内周縁部に向かって半径方向内方に延在する上部リッジと、
前記内周縁部から、半径方向内方に延在する下部リッジに向かって下方に延在する内面壁部であって、前記下部リッジは、前記基部下面に隣接し、前記内面壁部間に副吹き抜け部を画定する、内面壁部と、
前記内周縁部から前記下部リッジまで延在する前記内面壁部に沿った少なくとも1つのチャネルであって、前記少なくとも1つのチャネルは、前記下部リッジの近傍に長手方向に向けられたノッチをさらに含む、少なくとも1つのチャネルと、
を含むように画定される、基部土台と、
前記基部土台に取り外し可能に嵌合されるスリーブであって、
スリーブ吹き抜け部を画定するために下方に延在するスリーブ側壁部まで内側に延在し、前記スリーブ吹き抜け部の一部の上に張り出す隆起した張り出し唇部をさらに有する上面領域と、
少なくとも1つの小袋を受け入れるように構成された前記上面領域の下の側部開口部と、
前記スリーブ側壁部の外側に位置し、前記チャネルおよびノッチ内で滑らかに動くように構成され、それによって前記スリーブが前記土台から取り外され、前記土台内に固定されるように構成される、少なくとも1つの突出ノブと、
を含むように画定される、スリーブと、
前記スリーブ吹き抜け部内に保持されるような形状であり、前記蓋が開いた構成にあるときに、プラットフォームと前記スリーブ上に画定された前記隆起した張り出し唇部との間から取り出し可能である、少なくとも1つの小袋と、
を備え、
前記スリーブは、前記上面領域の下で終端縁部の周囲に、前記土台の前記上部リッジ上に画定された円形のくぼみ内に嵌合するサイズの円形延長部をさらに含み、したがって、前記スリーブ吹き抜け部が副吹き抜け部内に嵌合するときに、前記スリーブは、前記土台の周りにひねることができる、化粧箱。
【請求項19】
前記蓋は、
蓋終端縁部まで延在する蓋上面と、
前記終端縁部から前記基部に向かって下方に延在し、蓋肩部唇部で終端する蓋肩部セクションと、
凹んだ輪郭を含むように構成された前記蓋上面の周りに画定された蓋内面と、
を含む、請求項18に記載の化粧箱。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、小型の手持ち箱に関するものであり、より詳細には、使用者が1回分の用量のアプリケータ小袋を取り出すことを可能にする化粧箱に関するものである。
【背景技術】
【0002】
小さな化粧箱は、業界ではよく知られている。しかしながら、目的を解決するために、常に、特別に設計された独自の化粧箱を設計して作製する必要性がある。対照的に、開放された化粧品が入っている化粧箱は、乾燥したりこぼれたりする可能性がある。そのため、業界は、事前にパッケージ化された1回分の用量の小袋を保持するための化粧箱を開発した。これらの小袋は、顔または手に使用した後に廃棄されるアプリケータ、ワイプ、またはクリームを含み得る。しかしながら、これらの1回分の小袋を保持する箱は使いにくいことが多く、1回分の用量を簡単に詰め替えることはできない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、従来技術を超えて、使いやすく、詰め替えが容易な化粧箱を提供することができる発明が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一実施形態では、少なくとも1つの小袋を保持するための化粧箱が提供される。箱は、箱の後部に沿ってヒンジによって基部に接続された蓋を含む。基部は、基部縁部で終端する基部下面を含むように画定することができる。連続した基部側壁部が基部縁部から上方に延在して、間に基部吹き抜け部を画定する。基部側壁部は、基部側壁部の上縁部まで延在している。箱は、さらに、一端が基部下面に固定され、もう一方の遠位端がプラットフォームに固定されたばねを含み、ばねは、プラットフォームを基部下面から離れるように付勢する。箱は、また、基部吹き抜け部内に嵌合され固定された基部土台も含む。土台は、円形のくぼみに向かい、その後、内周縁部に向かって半径方向内方に延在する上部リッジを有する。内面壁部は、内周縁部から半径方向内方に延在する下部リッジに向かって下方に延在し、下部リッジは、基部下面に隣接し、内面壁部間に副吹き抜け部を画定する。内面壁部に沿った少なくとも1つのチャネルが、内周縁部から下部リッジまで延在している。少なくとも1つのチャネルの各々は、下部リッジの近傍に長手方向に向けられたノッチをさらに含む。スリーブは、基部土台に取り外し可能に嵌合される。スリーブは、スリーブ吹き抜け部を画定するために下方に延在するスリーブ側壁部まで内方に延在する上面領域を含むように画定される。上面領域は、スリーブ吹き抜け部の一部の上に張り出す隆起した張り出し唇部をさらに有する。上面領域の下の側部開口部は、少なくとも1つの小袋を受け入れるように構成される。少なくとも1つの突出ノブが、スリーブ側壁部の外側に配置され、チャネルおよびノッチ内で滑らかに動くように構成される。ここで、スリーブは、土台から取り外され、土台内に固定されるように構成される。最後に、少なくとも1つの小袋は、スリーブ吹き抜け部内に保持されるような形状であり、蓋が開いた構成にあるときに、プラットフォームとスリーブ上に画定された隆起した張り出し唇部との間から取り出し可能である。
【0005】
本発明の別の一実施形態では、スリーブは、上面領域の下で終端縁部の周囲に、土台の上部リッジ上に画定された円形のくぼみ内に嵌合するサイズの円形延長部をさらに含む。これにより、スリーブ吹き抜け部が副吹き抜け部内に嵌合するときに、スリーブを土台の周りにひねることができる。
【0006】
本発明のさらに別の一実施形態では、少なくとも1つのチャネルは、内面壁部の周囲に遠位に位置する2つのチャネルを含み、各々のチャネルは、スリーブ上に画定された突出ノブを別々に収容する。少なくとも1つのチャネルは、内周縁部付近においてより幅広であり、下部リッジ付近においてより狭い開口部に向かって先細りになるように構成することも可能である。
【0007】
さらなる実施形態では、蓋は、蓋終端縁部まで延在する蓋上面と、終端縁部から基部に向かって下方に延在し、蓋肩部唇部で終端する蓋肩部セクションと、凹んだ輪郭を含むように構成された蓋上面の周りに画定された蓋内面とを含む。蓋内面の凹んだ輪郭は、スリーブ上に画定された隆起部分を収容するように構成される。
【0008】
本発明の別の一態様では、土台は、基部側壁上縁部より上の高さまで延在する外面壁部を有し、箱が閉じた構成にある場合に、蓋と基部との間に隙間を画定して、基部側壁上縁部が蓋の肩部唇部と接触するのを防止するように構成される。
【0009】
異なる一実施形態における化粧箱は、基部側壁上縁部に沿って、かつ後部に沿って隙間を含むように構成される基部側壁部であって、蓋から延在し、ヒンジピンを形成するためのピン用の開口部と位置合わせされるフランジを収容する、基部側壁部を画定することができる。
【0010】
さらに異なる一実施形態における化粧箱は、副吹き抜け部の上にわたって延在し、スリーブ内の側部開口部の底部に画定された底部リッジの一部と接触して、スリーブが土台から完全に取り外されるのを防止するように構成された、張り出し係止部を備えることができる。
【0011】
さらに別の実施形態では、少なくとも1つの小袋を保持するための化粧箱を提供することができる。箱は、
(a)箱の後部に沿ってヒンジによって基部土台に接続される蓋と、(b)基部土台であって、円形のくぼみに向かい、その後、内周縁部に向かって半径方向内方に延在する上部リッジまで上方に延在する外部側壁部に沿って終端する基部土台下面を含むように画定され、基部土台は、内面壁部であって、内周縁部から半径方向内方に延在する基部土台下面に向かって下方に延在して、内面壁部間に副吹き抜け部を画定する、内面壁部と、内周縁部から基部土台下面に向かって延在する内面壁部に沿った少なくとも1つのチャネルであって、少なくとも1つのチャネルは、基部土台下面の近傍に長手方向に向けられたノッチをさらに含む、少なくとも1つのチャネルとをさらに含むように画定される、基部土台と、(c)基部土台に取り外し可能に嵌合されるスリーブであって、スリーブ吹き抜け部を画定するために下方に延在するスリーブ側壁部まで内側に延在し、スリーブ吹き抜け部の一部の上に張り出す隆起した張り出し唇部をさらに有する上面領域と、少なくとも1つの小袋を受け入れるように構成された上面領域の下の側部開口部と、スリーブ側壁部の外側に位置し、チャネルおよびノッチ内で滑らかに動くように構成され、それによってスリーブが土台から取り外され、土台内に固定されるように構成される、少なくとも1つの突出ノブとを含むように画定される、スリーブと、(d)一端が基部土台下面に固定され、もう一方の遠位端がプラットフォームに固定され、プラットフォームを基部土台下面から離れるように付勢する、ばねと、(e)スリーブ吹き抜け部内に保持されるような形状であり、蓋が開いた構成にあるときに取り出し可能である、少なくとも1つの小袋とを有するように画定され得る。
【0012】
本発明の他の多くの利点および構成は、以下の本発明の詳細な説明およびその実施形態、特許請求の範囲、および添付の図面から容易に明らかになるであろう。
【0013】
添付の図面を参照することにより、上記の内容をより完全に理解することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の一実施形態に係る化粧箱の斜視図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る化粧箱の正面図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係る化粧箱の背面図である。
【
図4】本発明の一実施形態に係る、開いた構成にある化粧箱の斜視図である。
【
図5】本発明の一実施形態に係る、開いた構成で、小袋が取り出された状態の化粧箱の斜視図である。
【
図6】本発明の一実施形態に係る、開いた構成にある化粧箱の斜視図である。
【
図7】本発明の一実施形態に係る、開いた構成で、スリーブが箱から分離するために回転されている状態の化粧箱の斜視図である。
【
図8】本発明の一実施形態に係る箱からのスリーブの分離を示す部分分解図である。
【
図9】本発明の一実施形態に係る箱からのスリーブの分離を示す別の部分分解図である。
【
図10】本発明の一実施形態に係る基部からのスリーブの分離を示す部分分解図である。
【
図11】本発明の一実施形態に係る基部からのスリーブの分離の断面図である。
【
図12】本発明の一実施形態に係るばねおよびプラットフォームの斜視図である。
【
図13】本発明の一実施形態に係る箱の分解図である。
【
図14】本発明の一実施形態に係る基部からのスリーブの分離の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明は多くの異なる形態の実施形態が可能であるが、本発明の好ましい実施形態を図面に示し、本明細書で詳細に説明する。しかしながら、本開示は本発明の原理の例示とみなされるべきであり、本発明の趣旨または範囲および/または図示された実施形態の特許請求の範囲を限定することを意図するものではないことを理解すべきである。
【0016】
ここで
図1~
図13を参照すると、化粧箱100が示されている。箱は、八角形で図示されているが、箱100の機能を維持しながら、実際の箱の形状を変更することができる。箱は、箱100の後部120に沿ってヒンジピン115によって基部110に接続された蓋105を含む。
【0017】
蓋105は、終端縁部132まで延在する上面130を含む。肩部セクション134は、終端縁部から基部110に向かって下向きに延在し、肩部セクション134全体に沿って肩部唇部136で終端する。また、上面130の内面138は、スリーブ180上に画定された隆起部分182を収容するための凹んだ輪郭140を含む(以下により詳細に説明する)。
【0018】
提供されるように、蓋105は、基部110にヒンジで取り付けられる。基部110は下面160を含み、下面160は基部縁部162で終端し、その後基部側壁部164に沿って上方に延在して間に吹き抜け部166を形成する。基部側壁部164は、側壁上縁部168まで延在している。基部側壁部164は、さらに、フランジ172を収容するために、上縁部168に沿って、かつ後部120に沿って間隙170を含み、フランジ172は、蓋105から延在し、ピン174用の開口部と位置合わせされ、これらすべてによってヒンジピン115が形成される。下面160は、下面160とプラットフォーム178との間に圧縮されたばね176を収容する。ばね176は、小袋200が取り出されるときにプラットフォーム178が次の小袋を上方に押すように、プラットフォームを基部から離れるように付勢する。
【0019】
上述のように、箱100は、基部110から取り外し可能なスリーブ180を含む。これは、基部110によって画定された吹き抜け部166内に嵌合および固定された土台210を含むことによって達成される。土台210は、内周縁部214に向かって半径方向内方に延在する上部リッジ212を含む。内面壁部216は、内周縁部214から、半径方向内方に延在する下部リッジ218に向かって下方に延在する。下部リッジ218は、下面160に隣接している。これにより、副吹き抜け部220も作製される。内面壁部216は、内周縁部214から下部リッジ218まで延在するチャネル222を含む。チャネル222は、内周縁部214付近で幅がより広く、下部リッジ218付近においてより狭い開口部に向かって先細りになる。チャネル222はさらに、下部リッジ218でチャネルに隣接するノッチ224を含む。これにより、スリーブ180が下に滑り落ち、ひねって所定の位置に固定することが可能になる。また、土台210は、土台210が基部吹き抜け部166内に位置決めされたときに、基部側壁部164の上縁部168より上の高さで延在する外面壁部226を有する。これにより、上縁部168が肩部唇部136と接触することが防止され、閉じた構成では、蓋と基部の間に隙間228が残る。
【0020】
スリーブ180は、画定されたスリーブ吹き抜け部側壁部188を有するスリーブ吹き抜け部186内に内方に延在する上面領域184を含む。スリーブ吹き抜け部186は、小袋を収容するような形状である。上述したように、上面領域184は、ばねの力に抗して小袋を押下するために、スリーブ吹き抜け部186の一部に張り出す湾曲した輪郭183を有する隆起部分182をさらに含む。スリーブ吹き抜け部側壁部188は、上面領域184の下に側部開口部189を含み、小袋の交換を可能にする。また、スリーブ吹き抜け部側壁部188の外側には、各々のノブが土台210のチャネル222およびノッチ224内で滑らかに動くように配置された一対の突出ノブ190が含まれる。
【0021】
最後に、上面領域184の下には、土台上の円形のくぼみ213内に嵌合するようなサイズの終端縁部194の周囲に円形の延長部192がある。従って、スリーブ吹き抜け部186が副吹き抜け部220内に嵌合されるとき、スリーブ180は、外側輪郭が多角形であっても、土台を中心にひねることができる。チャネルおよびノッチ内で作用する突出ノブ190は、スリーブが過度にねじれたり位置がずれたりするのを防ぐねじり止めを提供する。
【0022】
さらに、分離を防止するため、または製造を容易にするために、土台および基部は、一体成形した一体部品とすることも可能である。
【0023】
箱100を使用する場合、使用者は、スリーブをひねって引き上げて側部開口部189にアクセスし、小袋を補充する。一実施形態では、スリーブは、完全に取り外すことができるが、土台の取り外しを防ぐことも可能である。
図14では、土台210は、側部開口部189の底部に画定された底部隆起部187を捕捉して土台210からスリーブが取り外されるのを防ぐように構成された張り出し係止部215を含むが、小袋を補充するために依然として開口部にアクセスできる。
【0024】
以上のことから、また上述のように、本発明の新規な概念の趣旨および範囲から逸脱することなく、数多くの変形および修正を行うことができることが分かる。本明細書に示される実施形態に関して、いかなる限定も意図されていないか、または、いかなる限定も推測されるべきではないことを理解すべきである。添付の特許請求の範囲によって、添付の特許請求の範囲の範囲内のすべてのそのような修正を網羅することが意図されている。
【手続補正書】
【提出日】2023-01-18
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの小袋
(200)を保持するための化粧箱
(100)であって、
前記箱の後部
(120)に沿ってヒンジによって基部に接続された蓋
(105)を含み、
前記基部は、
基部縁部
(162)で終端する基部下面
(160)と、
前記基部縁部
(162)から上方に延在して間に基部吹き抜け部
(166)を画定し、基部側壁上縁部
(168)まで延在する連続した基部側壁部
(188)と、
を含むように画定され、
一端が前記基部下面
(160)に固定され、もう一方の遠位端がプラットフォーム
(178)に固定され、プラットフォーム
(178)を前記基部下面
(160)から離れるように付勢する、ばね
(176)と、
前記基部吹き抜け部
(166)内に嵌合され固定され
た土台
(210)であって、
円形のくぼみ
(213)に向かい、その後、内周縁部
(214)に向かって半径方向内方に延在する上部リッジ
(212)と、
前記内周縁部
(214)から、半径方向内方に延在する下部リッジ
(218)に向かって下方に延在する内面壁部
(216)であって、前記下部リッジ
(218)は、前記基部下面
(160)に隣接し、前記内面壁部
(216)間に副吹き抜け部
(220)を画定する、内面壁部
(216)と、
前記内周縁部
(214)から前記下部リッジ
(218)まで延在する前記内面壁部
(216)に沿った少なくとも1つのチャネル
(222)であって、前記少なくとも1つのチャネル
(222)は、前記下部リッジ
(218)の近傍に長手方向に向けられたノッチ
(224)をさらに含む、少なくとも1つのチャネル
(222)と、
を含むように画定される
、土台
(210)と、
前
記土台
(210)に取り外し可能に嵌合されるスリーブ
(180)であって、
スリーブ吹き抜け部
(186)を画定するために下方に延在するスリーブ
(180)側壁部
(188)まで内側に延在し、前記スリーブ吹き抜け部
(186)の一部の上に張り出す隆起した張り出し唇部
(136)をさらに有する上面
(130)領域
(184)と、
少なくとも1つの小袋
(200)を受け入れるように構成された前記上面
(130)領域
(184)の下の側部開口部
(189)と、
前記スリーブ側壁部
(188)の外側に位置し、前記チャネル
(222)およびノッチ
(224)内で滑らかに動くように構成され、それによって前記スリーブ
(180)が前記土台
(210)から取り外され、前記土台
(210)内に固定されるように構成される、少なくとも1つの突出ノブ
(190)と、
を含むように画定される、スリーブ
(180)と、
前記スリーブ吹き抜け部
(186)内に保持されるような形状であり、前記蓋
(105)が開いた構成にあるときに、プラットフォーム
(178)と前記スリーブ
(180)上に画定された前記隆起した張り出し唇部
(136)との間から取り出し可能である、少なくとも1つの小袋
(200)と、
を備えた、化粧箱
(100)。
【請求項2】
前記スリーブ
(180)は、前記上面
(130)領域
(184)の下で終端縁部
(132)の周囲に、前記土台
(210)の前記上部リッジ
(212)上に画定された円形のくぼみ
(213)内に嵌合するサイズの円形延長部
(192)をさらに含むことにより、前記スリーブ吹き抜け部
(186)が副吹き抜け部
(220)内に嵌合するときに、前記スリーブ
(180)を前記土台
(210)の周りにひねることができる、請求項1に記載の化粧箱
(100)。
【請求項3】
前記少なくとも1つのチャネル
(222)は、前記内面壁部
(216)の周囲に遠位に位置する2つのチャネル
(222)を含み、各々のチャネル
(222)は、前記スリーブ
(180)上に画定された突出ノブ
(190)を別々に収容する、請求項1に記載の化粧箱
(100)。
【請求項4】
前記少なくとも1つのチャネル
(222)は、前記内周縁部
(214)付近においてより幅広であり、前記下部リッジ
(218)付近においてより狭い開口部に向かって先細りになっている、請求項3に記載の化粧箱
(100)。
【請求項5】
前記蓋
(105)は、
蓋
(105)終端縁部
(132)まで延在する蓋
(105)上面
(130)と、
前記終端縁部
(132)から前記基部に向かって下方に延在し、蓋
(105)肩部唇部
(136)で終端する蓋
(105)肩部セクション
(134)と、
凹んだ輪郭
(140)を含むように構成された前記蓋
(105)上面
(130)の周りに画定された蓋
(105)内面
(138)と、
を含む、請求項1に記載の化粧箱
(100)。
【請求項6】
前記土台
(210)は、前記基部側壁上縁部
(168)より上の高さまで延在する外面壁部
(226)を有し、前記箱が閉じた構成にある場合に、前記蓋
(105)と前記基部との間に隙間
(228)を画定して、前記基部側壁上縁部
(168)が前記蓋
(105)の肩部唇部
(136)と接触するのを防止するように構成される、請求項5に記載の化粧箱
(100)。
【請求項7】
蓋
(105)内面
(138)の凹んだ輪郭
(140)は、前記スリーブ
(180)上に画定された隆起部分
(182)を収容するように構成される、請求項1に記載の化粧箱
(100)。
【請求項8】
前
記側壁部
(188)は、前
記側壁上縁部
(168)に沿って、かつ前記後部
(120)に沿って隙間
(228)を含み、前記蓋
(105)から延在し、ヒンジピン
(115)を形成するためのピン
(174)用の開口部と位置合わせされるフランジを収容する、請求項1に記載の化粧箱
(100)。
【請求項9】
前記副吹き抜け部
(220)の上にわたって延在し、前記スリーブ
(180)内の前記側部開口部
(189)の底部に画定された底部リッジ
(187)の一部と接触して、前記スリーブ
(180)が前記土台
(210)から完全に取り外されるのを防止するように構成された、張り出し係止部
(215)をさらに備える、請求項1に記載の化粧箱
(100)。
【請求項10】
少なくとも1つの小袋
(200)を保持するための化粧箱
(100)であって、
前記箱の後部
(120)に沿ってヒンジによっ
て土台
(210)に接続される蓋
(105)を含み、
前
記土台
(210)は、
円形のくぼみ
(213)に向かい、その後、内周縁部
(214)に向かって半径方向内方に延在する上部リッジ
(212)まで上方に延在する外部側壁部
(188)に沿って終端する
土台(210)基部下面
(160)を含むように画定され、
前
記土台
(210)は、さらに、
内面壁部
(216)であって、前記内周縁部
(214)から半径方向内方に延在する
土台(210)基部下面
(160)に向かって下方に延在して、前記内面壁部
(216)間に副吹き抜け部
(220)を画定する、内面壁部
(216)と、
前記内周縁部
(214)から前記
土台(210)基部下面
(160)に向かって延在する前記内面壁部
(216)に沿った少なくとも1つのチャネル
(222)であって、前記少なくとも1つのチャネル
(222)は、前記
土台(210)基部下面
(160)の近傍に長手方向に向けられたノッチ
(224)をさらに含む、少なくとも1つのチャネル
(222)と、
を含み、
前
記土台
(210)に取り外し可能に嵌合されるスリーブ
(180)であって、
スリーブ吹き抜け部
(186)を画定するために下方に延在するスリーブ
(180)側壁部
(188)まで内側に延在し、前記スリーブ吹き抜け部
(186)の一部の上に張り出す隆起した張り出し唇部をさらに有する上面
(130)領域
(184)と、
少なくとも1つの小袋
(200)を受け入れるように構成された前記上面
(130)領域
(184)の下の側部開口部
(189)と、
前記スリーブ側壁部
(188)の外側に位置し、前記チャネル
(222)およびノッチ
(224)内で滑らかに動くように構成され
(105)、それによって前記スリーブ
(180)が前記土台
(210)から取り外され、前記土台
(210)内に固定されるように構成される、少なくとも1つの突出ノブ
(190)と、
を含むように画定される、スリーブ
(180)と、
一端が前記
土台(210)基部下面
(160)に固定され、もう一方の遠位端がプラットフォーム
(178)に固定され、プラットフォーム
(178)を前記
土台(210)基部下面
(160)から離れるように付勢する、ばね
(176)と、
前記スリーブ吹き抜け部
(186)内に保持されるような形状であり、前記蓋
(105)が開いた構成にあるときに、プラットフォーム
(178)と前記スリーブ
(180)上に画定された前記隆起した張り出し唇部
(136)との間から取り出し可能である、少なくとも1つの小袋
(200)と、
を備えた、化粧箱
(100)。
【請求項11】
前記スリーブ
(180)は、前記上面
(130)領域
(184)の下で終端縁部
(132)の周囲に、前記土台
(210)の前記上部リッジ
(212)上に画定された円形のくぼみ
(213)内に嵌合するサイズの円形延長部
(192)をさらに含むことにより、前記スリーブ吹き抜け部
(186)が副吹き抜け部
(220)内に嵌合するときに、前記スリーブ
(180)を前記土台
(210)の周りにひねることができる、請求項10に記載の化粧箱
(100)。
【請求項12】
前記少なくとも1つのチャネル
(222)は、前記内面壁部
(216)の周囲に遠位に位置する2つのチャネル
(222)を含み、各々のチャネル
(222)は、前記スリーブ
(180)上に画定された突出ノブ
(190)を別々に収容する、請求項10に記載の化粧箱
(100)。
【請求項13】
前記少なくとも1つのチャネル
(222)は、前記内周縁部
(214)付近においてより幅広であり、前記下部リッジ
(218)付近においてより狭い開口部に向かって先細りになっている、請求項12に記載の化粧箱
(100)。
【請求項14】
前記蓋
(105)は、
蓋
(105)終端縁部
(132)(132)まで延在する蓋
(105)上面
(130)と、
前記終端縁部
(132)から
下方に向かっ
て延在し、蓋
(105)肩部唇部
(136)で終端する蓋
(105)肩部セクション
(134)と、
凹んだ輪郭
(140)を含むように構成された前記蓋
(105)上面
(130)の周りに画定された蓋
(105)内面
(138)と、
を含む、請求項10に記載の化粧箱
(100)。
【請求項15】
蓋
(105)内面
(138)の凹んだ輪郭
(140)は、前記スリーブ
(180)上に画定された隆起部分
(182)を収容するように構成される、請求項10に記載の化粧箱
(100)。
【請求項16】
前記土
台基部側壁部
(188)は、前記基部側壁
(188)上縁部に沿って、かつ前記後部
(120)に沿って隙間
(228)を含み、前記蓋
(105)から延在し、ヒンジピン
(115)を形成するためのピン用の開口部と位置合わせされるフランジを収容する、請求項10に記載の化粧箱
(100)。
【請求項17】
前記副吹き抜け部
(220)の上に延在し、前記スリーブ
(180)内の前記側部開口部
(189)の底部に画定された底部リッジ
(187)の一部と接触して、前記スリーブ
(180)が前記土台
(210)から完全に取り外されるのを防止するように構成された、張り出し係止部をさらに備える、請求項10に記載の化粧箱
(100)。
【国際調査報告】