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特表2024-513765複数データスケジューリングにおける電力制御
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-27
(54)【発明の名称】複数データスケジューリングにおける電力制御
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/21 20230101AFI20240319BHJP
   H04W 72/232 20230101ALI20240319BHJP
   H04W 72/1268 20230101ALI20240319BHJP
   H04W 52/18 20090101ALI20240319BHJP
   H04L 27/26 20060101ALI20240319BHJP
【FI】
H04W72/21
H04W72/232
H04W72/1268
H04W52/18
H04L27/26 113
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023558480
(86)(22)【出願日】2022-03-24
(85)【翻訳文提出日】2023-09-22
(86)【国際出願番号】 US2022021657
(87)【国際公開番号】W WO2022204355
(87)【国際公開日】2022-09-29
(31)【優先権主張番号】63/165,526
(32)【優先日】2021-03-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.SIMULINK
2.VERILOG
(71)【出願人】
【識別番号】517308024
【氏名又は名称】オフィノ, エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】シリク, アリ チャガタイ
(72)【発明者】
【氏名】ジョウ, フア
(72)【発明者】
【氏名】ディナン, エスマエル ヘジャジ
(72)【発明者】
【氏名】イ, ユンジュン
(72)【発明者】
【氏名】パク, ジョンヒョン
(72)【発明者】
【氏名】ラステガードゥースト, ナザニン
(72)【発明者】
【氏名】シュー, カイ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA01
5K067DD34
5K067EE02
5K067EE10
5K067HH21
5K067JJ21
(57)【要約】
複数のデータスケジューリングにおける電力制御のための方法は、無線装置によって、セルに対する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することを含み得る。DCIが、第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールド、第二のPTRS-DMRS関連付けフィールド、およびサウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドを含み得る。SRSリソースセットフィールドの第一の値が、第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づくPUSCH送信のPUSCH送信を示してもよく、SRSリソースセットフィールドの第二の値が、第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づくPUSCH送信を示し得る。方法はまた、SRSリソースセットフィールドに基づきPUSCH送信を送信することを含み得る。
【選択図】図18
【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、
セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を無線装置によって受信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含み、
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値が、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信のPUSCH送信を示し、および
前記SRSリソースセットフィールドの第二の値が、前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信を示す、受信することと、
前記SRSリソースセットフィールドに基づき前記PUSCH送信を送信することと、を含む、方法。
【請求項2】
方法であって、
セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を無線装置によって受信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、受信することと、
前記SRSリソースセットフィールドに基づき、前記PUSCH送信のPUSCH送信を、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの一つを使用して送信することと、を含む、方法。
【請求項3】
方法であって、
セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を無線装置によって受信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、受信することと、
前記SRSリソースセットフィールドの値に基づき、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドおよび前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドから、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、PTRS-DMRS関連付けフィールドを決定することと、
前記PTRS-DMRS関連付けフィールドに基づき、前記PUSCH送信を送信することと、を含む、方法。
【請求項4】
方法であって、
セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を無線装置によって受信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、受信することと、
前記SRSリソースセットフィールドの値に基づき、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドの一つを選択することと、
前記選択することに基づき、前記PUSCH送信を送信することと、を含む、方法。
【請求項5】
方法であって、
セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を無線装置によって受信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、受信することと、
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値に基づき、
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信の第一のPUSCH送信、および
前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信の第二のPUSCH送信を送信することと、を含む、方法。
【請求項6】
一つまたは複数の構成パラメーターを含む一つまたは複数のメッセージを受信することをさらに含む、請求項1~5のいずれかに記載の方法。
【請求項7】
前記一つまたは複数の構成パラメーターが、少なくとも二つのSRSリソースセットを示す、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記PUSCH送信の送信ランクが、4に等しい、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記送信することが、
前記PUSCH送信のDMRSポート上のPTRSを送信することを含む、請求項1~4のいずれかに記載の方法。
【請求項10】
前記DMRSポートが、前記PTRSのPTRSポートと関連付けられる、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの一つが、前記DMRSポートと前記PTRSポートとの間の関連付けを示す、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記送信することが、
前記第一のPUSCH送信の第一のDMRSポート上の第一のPTRS、および
前記第二のPUSCH送信の第二のDMRSポート上の第二のPTRSを送信することを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項13】
前記第一のDMRSポートが、前記第一のPTRSの第一のPTRSポートと関連付けられ、および
前記第二のDMRSポートが、前記第二のPTRSの第二のPTRSポートと関連付けられる、請求項12記載の方法。
【請求項14】
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドが、前記第一のDMRSポートと前記第一のPTRSポートとの間の関連付けを示し、および
前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドが、前記第二のDMRSポートと前記第二のPTRSポートとの間の関連付けを示す、請求項13記載の方法。
【請求項15】
無線装置であって、
一つまたは複数のプロセッサーと、
前記一つまたは複数のプロセッサーによって実行されるときに、前記無線装置に、請求項1~14のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリーと、を含む、無線装置。
【請求項16】
一つまたは複数のプロセッサーによって実行されるとき、前記一つまたは複数のプロセッサーに、請求項1~14のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、コンピューター可読媒体。
【請求項17】
方法であって、
基地局によって無線装置に、セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含み、
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値が、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信のPUSCH送信を示し、および
前記SRSリソースセットフィールドの第二の値が、前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信を示す、送信することと、
前記SRSリソースセットフィールドに基づき前記PUSCH送信を受信することと、を含む、方法。
【請求項18】
方法であって、
基地局によって無線装置に、セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、送信することと、
前記SRSリソースセットフィールドに基づき、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの一つに従って前記PUSCH送信のPUSCH送信を受信することと、を含む、方法。
【請求項19】
方法であって、
基地局によって無線装置から、セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、送信することと、
前記SRSリソースセットフィールドの値に基づき、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドおよび前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドから、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、PTRS-DMRS関連付けフィールドを決定することと、
前記PTRS-DMRS関連付けフィールドに基づき、前記PUSCH送信を受信することと、を含む、方法。
【請求項20】
方法であって、
基地局によって無線装置から、セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、送信することと、
前記SRSリソースセットフィールドの値に基づき、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドの一つを選択することと、
前記選択することに基づき、前記PUSCH送信を受信することと、を含む、方法。
【請求項21】
方法であって、
基地局によって無線装置に、セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、送信することと、
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値に基づき、
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信の第一のPUSCH送信、および
前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信の第二のPUSCH送信を受信することと、を含む、方法。
【請求項22】
基地局であって、
一つまたは複数のプロセッサーと、
前記一つまたは複数のプロセッサーによって実行されるとき、前記基地局に請求項17~21のいずれか一項に記載の方法を実施させる命令を記憶するメモリーと、を含む、基地局。
【請求項23】
一つまたは複数のプロセッサーによって実行されるとき、前記一つまたは複数のプロセッサーに請求項17~21のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピューター可読媒体。
【請求項24】
システムであって、
一つまたは複数の第一のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第一のプロセッサーによって実行されるとき、基地局に、
セルに対する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含み、
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値が、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信のPUSCH送信を示し、および
前記SRSリソースセットフィールドの第二の値が、前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信を示す、送信することを実行させる命令を記憶する第一のメモリーと、を含む、前記基地局と、
一つまたは複数の第二のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第二のプロセッサーによって実行されるとき、無線装置に、
前記DCIを受信すること、および
前記SRSリソースセットフィールドに基づき前記PUSCH送信を送信すること、を実行させる命令を記憶する第二のメモリーと、を含む、前記無線装置とを含む、システム。
【請求項25】
システムであって、
一つまたは複数の第一のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第一のプロセッサーによって実行されるとき、基地局に、
セルに対する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、送信することを実行させる命令を記憶する第一のメモリーと、を含む、前記基地局と、
一つまたは複数の第二のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第二のプロセッサーによって実行されるとき、無線装置に、
前記DCIを受信すること、および
前記SRSリソースセットフィールドに基づき、前記PUSCH送信のPUSCH送信を、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの一つを使用して送信すること、を実行させる命令を記憶する第二のメモリーと、を含む、前記無線装置とを含む、システム。
【請求項26】
システムであって、
一つまたは複数の第一のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第一のプロセッサーによって実行されるとき、基地局に、
セルに対する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、送信することを実行させる命令を記憶する第一のメモリーと、を含む、前記基地局と、
一つまたは複数の第二のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第二のプロセッサーによって実行されるとき、無線装置に、
前記DCIを受信すること、
前記SRSリソースセットフィールドの値に基づき、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドおよび前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドから、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、PTRS-DMRS関連付けフィールドを決定すること、および
前記PTRS-DMRS関連付けフィールドに基づき、前記PUSCH送信を送信すること、を実行させる命令を記憶する第二のメモリーと、を含む、前記無線装置とを含む、システム。
【請求項27】
システムであって、
一つまたは複数の第一のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第一のプロセッサーによって実行されるとき、基地局に、
セルに対する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、受信することを実行させる命令を記憶する第一のメモリーと、を含む、前記基地局と、
一つまたは複数の第二のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第二のプロセッサーによって実行されるとき、無線装置に、
前記DCIを受信すること、
前記SRSリソースセットフィールドの値に基づき、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの一つを選択すること、および
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの前記選択された一つに基づき、前記PUSCH送信を送信すること、を実行させる命令を記憶する第二のメモリーと、を含む、前記無線装置とを含む、システム。
【請求項28】
システムであって、
一つまたは複数の第一のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第一のプロセッサーによって実行されるとき、基地局に、
セルに対する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、送信することを実行させる命令を記憶する第一のメモリーと、を含む、前記基地局と、
一つまたは複数の第二のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第二のプロセッサーによって実行されるとき、無線装置に、
前記DCIを受信すること、および
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値に基づき、
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信の第一のPUSCH送信、および
前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信の第二のPUSCH送信を送信すること、を実行させる命令を記憶する第二のメモリーと、を含む、前記無線装置とを含む、システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2021年3月24日に出願された米国仮特許出願第63/165,526号の優先権を主張し、その出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
本開示では、さまざまな実施形態が、開示された技術がどのように実装され得るか、および/または開示された技術がどのように環境およびシナリオで実践され得るかの例として提示される。関連技術分野の当業者には、範囲から逸脱することなく、形態および詳細のさまざまな変更を行うことができることは明らかであろう。実際、明細書を読んだ後、代替的な実施形態を実装する方法が関連技術分野の当業者に明らかになるであろう。本実施形態は、例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではない。本開示の実施形態は、添付図面を基準して説明される。開示された例示的実施形態からの制限、特徴、および/または要素が組み合わせられ、本開示の範囲内でさらなる実施形態を作成し得る。機能と利点を強調する図は、例としてのみ示される。開示されたアーキテクチャーは、示される以外の方式で利用され得るように、十分に柔軟で構成可能である。例えば、いかなるフローチャートにリストされたアクションも、いくつかの実施形態で再配列され、または任意選択的にのみ使用され得る。
【図面の簡単な説明】
【0003】
本開示のさまざまな実施形態のうちのいくつかの例が、図面を参照して本明細書に記載される。
【0004】
図1図1Aおよび図1Bは、本開示の実施形態が実装され得る、移動体通信ネットワークの例を示す。
【0005】
図2図2Aおよび図2Bは、新しい無線(NR)ユーザープレーンおよび制御プレーンプロトコルスタックをそれぞれ示す。
【0006】
図3図3は、図2AのNRユーザープレーンプロトコルスタックのプロトコル層の間に提供されたサービスの一実施例を示す。
【0007】
図4図4Aは、図2AのNRユーザープレーンプロトコルスタックを通る例示的なダウンリンクデータフローを示す。図4Bは、MAC PDUにおけるMACサブヘッダーの例示的なフォーマットを示す。
【0008】
図5図5Aおよび図5Bは、ダウンリンクとアップリンクの論理チャネル、トランスポートチャネル、および物理チャネル間のマッピングをそれぞれ示す。
【0009】
図6図6は、UEのRRC状態移行を示す例示的な図である。
【0010】
図7図7は、OFDMシンボルがグループ化されたNRフレームの例示的な構成を示す。
【0011】
図8図8は、NRキャリアの時間および周波数ドメインにおけるスロットの例示的な構成を示す。
【0012】
図9図9は、NRキャリアに対して三つの構成されるBWPを使用した帯域幅適応の一実施例を示す。
【0013】
図10図10Aは、二つのコンポーネントキャリアを有する三つのキャリアアグリゲーション構成を示す。図10Bは、アグリゲーションセルがどのように一つまたは複数のPUCCHグループに構成され得るかの一実施例を示す。
【0014】
図11図11Aは、SS/PBCHブロック構造および位置の一実施例を示す。図11Bは、時間および周波数ドメインにマッピングされたCSI-RSの一実施例を示す。
【0015】
図12図12Aおよび図12Bは、三つのダウンリンクおよびアップリンクビーム管理手順の例をそれぞれ示す。
【0016】
図13図13A図13B、および図13Cは、4ステップ競合ベースのランダムアクセス手順、2ステップ競合のないランダムアクセス手順、および別の2ステップランダムアクセス手順をそれぞれ示す。
【0017】
図14図14Aは、帯域幅部分に対するCORESET構成の一実施例を示す。図14Bは、CORESETおよびPDCCH処理上のDCI送信に対するCCE~REGマッピングの一実施例を示す。
【0018】
図15図15は、基地局と通信する無線装置の一実施例を示す。
【0019】
図16図16A図16B図16C、および図16Dは、アップリンク送信およびダウンリンク送信のための例示的な構造を示す。
【0020】
図17図17は、本開示の実施形態の一態様による時間ドメインリソース割り当て表の構成の例を示す。
【0021】
図18図18は、本開示の実施形態の一態様による複数のトランスポートブロックのスケジューリングの一例を示す。
【0022】
図19図19A図19B図19Cおよび図19Dは、本開示の実施形態の一態様によるビットマップの例を示す。
【0023】
図20図20は、本開示の実施形態の一態様による、複数のトランスポートブロックのスケジューリングの例示的なフロー図を示す。
【0024】
図21図21は、本開示の実施形態の一態様による、複数のトランスポートブロックのスケジューリングの例示的なフロー図を示す。
【0025】
図22図22は、本開示の実施形態の一態様による、複数のトランスポートブロックのスケジューリングの例示的なフロー図を示す。
【0026】
図23図23は、本開示の実施形態の一態様による複数のトランスポートブロックのスケジューリングの一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0027】
発明の詳細な説明
実施形態は、必要に応じて動作するように構成され得る。開示されたメカニズムは、例えば、無線装置、基地局、無線環境、ネットワーク、上記の組み合わせなどで、特定の基準が満たされると実行され得る。例示的な基準は、例えば、無線装置またはネットワークノード構成、トラフィック負荷、初期システムセットアップ、パケットサイズ、トラフィック特性、上記の組み合わせなどに少なくとも部分的に基づき得る。一つまたは複数の基準が満たされるときに、さまざまな例示的実施形態が適用され得る。従って、開示されたプロトコルを選択的に実装する例示的実施形態を実装することが可能であり得る。
【0028】
基地局は、無線装置の混合と通信し得る。無線装置および/または基地局は、複数の技術、および/または同じ技術の複数のリリースをサポートし得る。無線装置は、無線装置のカテゴリーおよび/または能力に応じて、いくつかの特定の能力を有し得る。本開示が複数の無線装置と通信する基地局に言及する場合、本開示は、カバレッジエリア内の全無線装置のサブセットに言及し得る。本開示は、例えば、所定の能力を含み、基地局の所定のセクターにある、所定のLTEまたは5Gリリースの複数の無線装置に言及し得る。本開示における複数の無線装置は、選択された複数の無線装置、および/または開示された方法などに従って実行するカバレッジエリア内の全無線装置のサブセットに言及し得る。開示された方法に準拠しえないカバレッジエリアに複数の基地局または複数の無線装置が存在し得る。例えば、それらの無線装置または基地局は、LTEまたは5G技術の古いリリースに基づき実行される。
【0029】
本明細書では、「a」および「an」、並びに同様の句は「少なくとも一つ」および「一つまたは複数」として解釈される。同様に、接尾辞「(s)」で終わる任意の用語は、「少なくとも一つ」および「一つまたは複数」として解釈されるべきである。本明細書では、「may」という用語は「例えば、~であり得る」として解釈されるべきである。換言すれば、「may」という用語は、「may」という用語に続く句が複数の好適な可能性の一実施例であり、種々の実施形態の一つまたは複数によって用いられても用いられ得ないことを示す。本明細書で使用される場合、「含む(comprises)」および「からなる(consists of)」という用語は、記載される要素の一つまたは複数のコンポーネントを列挙する。「含む(comprises)」という用語は、「含む(includes)」と互換性があり記載される要素に含まれる列挙されていないコンポーネントを除外しない。対照的に、「からなる(consists of)」は、記述される要素の一つまたは複数のコンポーネントの完全な列挙を提供する。本明細書で使用される場合、「に基づく」という用語は、例えば、「のみに基づく」というよりも、むしろ「少なくとも部分的に基づく」と解釈されるべきである。本明細書で使用される場合、「および/または」という用語は、列挙された要素の任意の可能な組み合わせを表す。例えば、「A、B、および/またはC」は、A、B、C、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはA、B、およびCを表し得る。
【0030】
AおよびBがセットであり、Aの全ての要素がBの要素でもある場合、AはBのサブセットと呼ばれる。本明細書では、非空集合およびサブセットのみが考慮される。例えば、B={セル1、セル2}の可能なサブセットは、{セル1}、{セル2}、および{セル1、セル2}である。「に基づき」(または同等に「に少なくとも基づき」)という句は、「に基づき」という用語に続く句がさまざまな実施形態の一つまたは複数に用いられる場合と用いられない場合とがある多数の好適な可能性の一実施例であることを示す。「に応答して」(または同等に「に少なくとも応答して」)という句は、「に応答して」という句に続く句がさまざまな実施形態の一つまたは複数に用いられる場合と用いられない場合とがある多数の好適な可能性の一実施例であることを示す。「に応じて」(または同等に「に少なくとも応じて」)という句は、「に応じて」という句に続く句がさまざまな実施形態の一つまたは複数に用いられる場合と用いられない場合とがある多数の好適な可能性の一実施例であることを示す。「採用/使用」(または同等に「少なくとも採用/使用」)という句は、「採用/使用」という句に続く句がさまざまな実施形態の一つまたは複数に使用される場合または使用され得ない多数の好適な可能性の一つの例であることを示す。
【0031】
構成されるという用語は、装置が動作状態にあるか非動作状態にあるかにかかわらず、装置の容量に関連し得る。構成されるとは、デバイスが動作状態にあるか非動作状態にあるかにかかわらず、デバイスの動作特性に影響するデバイスの特定の設定を指し得る。換言すれば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、レジスタ、メモリー値などは、デバイスが特定の特性を提供するために、デバイスが動作状態または非動作状態にあるかどうかにかかわらず、デバイス内で「構成され」得る。「装置において発生する制御メッセージ」などの用語は、装置が動作状態か非動作状態かにかかわらず、制御メッセージが装置における特定の特性を構成するために使用され得る、または装置における特定のアクションを実装するために使用され得るパラメーターを有することを意味し得る。
【0032】
本開示では、パラメーター(または同等にフィールド、または情報要素:IEと呼ばれる)は、一つまたは複数の情報オブジェクトを含み得、情報オブジェクトは、一つまたは複数の他のオブジェクトを含み得る。例えば、パラメーター(IE)Nがパラメーター(IE)Mを含み、パラメーター(IE)Mがパラメーター(IE)Kを含み、パラメーター(IE)Kがパラメーター(情報要素)Jを含む場合、例えば、NはKを含み、NはJを含む。例示的実施形態においては、一つまたは複数のメッセージが複数のパラメーターを含むとき、それは、複数のパラメーターのうちのパラメーターが一つまたは複数のメッセージのうちの少なくとも一つに含まれるが、一つまたは複数のメッセージの各々に含まれる必要はないことを意味する。
【0033】
提示された多くの特徴は、「may」の使用または括弧の使用を通じて、任意選択的であるものとして説明される。簡潔さおよび読みやすさのために、本開示は、任意選択的な特徴のセットから選択することによって得られ得るありとあらゆる変更を明示的に記載していない。本開示は、そのような全ての変更を明示的に開示すと解釈されるべきである。例えば、三つの任意選択的な特徴を有するものとして説明されたシステムは、七つの方式、すなわち、三つの可能な特徴の一つのみ、三つの特徴のいずれか二つ、または三つの特徴の三つによって具現化され得る。
【0034】
開示された実施形態で説明される要素の多くは、モジュールとして実装され得る。ここで、モジュールは、定義された機能を実行し、他の要素への定義されたインターフェイスを有する要素として定義される。本開示で説明されるモジュールは、ハードウェア、ハードウェアと組み合わせたソフトウェア、ファームウェア、ウェットウェア(例えば、生物学的要素を有するハードウェア)、またはそれらの組み合わせで実装され得、それらは、挙動的に等価であり得る。例えば、モジュールは、ハードウェアマシン(C、C++、Fortran、Java(登録商標)、Basic、Matlab(登録商標)など)もしくはSimulink、Stateflow、GNU Octave、またはLabVIEWMathScriptで実行されるように構成されるコンピューター言語で記述されたソフトウェアルーチンで実装され得る。ディスクリートまたはプログラム可能なアナログ、デジタル、および/または量子ハードウェアを組み込む物理ハードウェアを使用してモジュールを実装することも可能であり得る。プログラム可能なハードウェアの例には、コンピューター、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサー、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コンプレックスプログラマーブルロジックデバイス(CPLD)が含まれる。コンピューター、マイクロコントローラー、およびマイクロプロセッサーは、アセンブリー、C、C++などの言語を使用してプログラムされる。FPGA、ASIC、CPLDは、多くの場合、プログラマーブルデバイスの機能が少ない内部ハードウェアモジュール間の接続を構成するVHSICハードウェア記述言語(VHDL)またはVerilogなどのハードウェア記述言語(HDL)を使用してプログラムされる。機能モジュールの結果を達成するために、上記の技術がしばしば組み合わせて使用される。
【0035】
図1Aは、本開示の実施形態が実装され得る移動体通信ネットワーク100の一実施例を示す。移動体通信ネットワーク100は、例えば、ネットワークオペレーターによって実行される公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)であり得る。図1Aに示されるように、移動体通信ネットワーク100は、コアネットワーク(CN)102、無線アクセスネットワーク(RAN)104、および無線装置106を含む。
【0036】
CN102は、無線装置106に、パブリックDN(例えば、インターネット)、プライベートDN、および/またはオペレーター内DNなどの一つまたは複数のデータネットワーク(DN)へのインターフェイスを提供し得る。インターフェイス機能の一部として、CN102は、無線装置106と一つまたは複数のDNとの間のエンドツーエンドの接続を設定し、無線装置106を認証し、充電機能を提供し得る。
【0037】
RAN104は、エアーインターフェイス上で無線通信を介して、CN102を無線装置106に接続し得る。無線通信の一部として、RAN104は、スケジューリング、無線リソース管理、および再送信プロトコルを提供し得る。エアーインターフェイス上のRAN104から無線装置106への通信方向は、ダウンリンクとして知られ、エアーインターフェイス上の無線装置106からRAN104への通信方向は、アップリンクとして知られる。ダウンリンク送信は、周波数分割二重化(FDD)、時間分割二重化(TDD)、および/または二つの二重化技術のいくつかの組み合わせを使用して、アップリンク送信から分離され得る。
【0038】
無線装置という用語は、本開示全体を通して、無線通信が必要または利用可能な任意のモバイルデバイスまたは固定(非携帯)デバイスを指し、および包含するために使用され得る。例えば、無線装置は、電話、スマートフォン、タブレット、コンピューター、ラップトップ、センサー、メーター、ウェアラブルデバイス、モノのインターネット(IoT)デバイス、車両道路側ユニット(RSU)、中継ノード、自動車、および/またはそれらの任意の組み合わせであり得る。無線装置という用語は、ユーザー機器(UE)、ユーザー端末(UT)、アクセス端末(AT)、モバイルステーション、受話器、無線送受信ユニット(WTRU)、および/または無線通信デバイスを含む、他の用語を包含する。
【0039】
RAN104は、一つまたは複数の基地局(図示せず)を含み得る。基地局という用語は、ノードB(UMTSおよび/または3G標準に関連付けられる)、進化したノードB(eNB、E-UTRAおよび/または4G規格と関連)、遠隔無線ヘッド(RRH)、一つまたは複数のRRHに結合されるベースバンド処理ユニット、ドナーノードのカバレッジエリアを拡張するために使用されるリピーターノードまたは中継ノード、次世代進化ノードB(ng-eNB)、世代ノードB(gNB、NRおよび/または5G規格と関連)、アクセスポイント(AP、例えばWiFiまたは他の好適な無線通信規格に関連している)、および/またはそれらの任意の組み合わせを指し、かつそれを包含するために、本開示全体を通して使用され得る。基地局は、少なくとも一つのgNB中央ユニット(gNB-CU)および少なくとも一つのgNB分散ユニット(gNB-DU)を含み得る。
【0040】
RAN104に含まれる基地局は、無線装置106とエアーインターフェイス上で通信するための一つまたは複数のアンテナのセットを含み得る。例えば、一つまたは複数の基地局は、三つのセル(またはセクター)をそれぞれ制御するための三つのアンテナセットを含み得る。セルのサイズは、受信機(例えば、基地局受信機)が、セルで動作する送信機(例えば、無線装置送信機)からの送信の受信に成功することができる範囲によって判定され得る。一緒に、基地局のセルは、無線装置可動性をサポートするために、広い地理的エリアにわたって無線装置106に無線カバレッジを提供し得る。
【0041】
三つのセクターサイトに加えて、基地局の他の実装も可能である。例えば、RAN104の一つまたは複数の基地局は、三つより多いまたはそれ未満のセクターを有するセクターサイトとして実装され得る。RAN104の一つまたは複数の基地局は、アクセスポイントとして、複数の遠隔無線ヘッド(RRH)に結合されるベースバンド処理ユニットとして、および/またはドナーノードのカバレッジエリアを拡張するために使用されるリピータまたは中継ノードとして実装され得る。RRHに結合されるベースバンド処理ユニットは、集中型またはクラウドRANアーキテクチャーの一部であり得、ベースバンド処理ユニットは、ベースバンド処理ユニットのプール内に集中型であるか、または仮想化され得る。リピーターノードは、ドナーノードから受信した無線信号を増幅および再ブロードキャストし得る。中継ノードは、リピーターノードと同じ/類似の機能を実行し得るが、ドナーノードから受信した無線信号を復号して、無線信号を増幅および再ブロードキャストする前にノイズを除去し得る。
【0042】
RAN104は、類似のアンテナパターンおよび類似の高レベル送信電力を有するマクロセル基地局の均質なネットワークとして展開され得る。RAN104は、異種ネットワークとして展開され得る。異種ネットワークでは、スモールセル基地局を使用して、例えば、マクロセル基地局によって提供される比較的大きなカバレッジエリアとオーバーラップするカバレッジエリアなど、小さなカバレッジエリアを提供することができる。小さなカバレッジエリアは、データトラフィックの多いエリア(またはいわゆるホットスポット)、またはマクロセルカバレッジが弱いエリアに提供され得る。スモールセル基地局の例としては、カバレッジエリアが縮小する順に、マイクロセル基地局、ピコセル基地局、およびフェムトセル基地局またはホーム基地局が挙げられる。
【0043】
第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))は、図1Aの移動体通信ネットワーク100と同様の移動体通信ネットワークの仕様のグローバル標準化を提供するために1998年に形成される。現在までに、3GPP(登録商標)は、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)として知られる第三世代(3G)ネットワーク、ロング・ターム・エボリューション(LTE)として知られる第四世代(4G)ネットワーク、および5Gシステム(5GS)として知られる第五世代(5G)ネットワークという、三世代のモバイルネットワークの仕様を生産している。本開示の実施形態は、次世代RAN(NG-RAN)と称される、3GPP(登録商標)5GネットワークのRANを参照して記載される。実施形態は、図1AのRAN104、以前の3Gおよび4GネットワークのRAN、およびまだ仕様化されていない将来のネットワーク(例えば、3GPP(登録商標)6Gネットワーク)などの他の移動体通信ネットワークのRANに適用可能であり得る。NG-RANは、新しい無線(NR)として知られる5G無線アクセス技術を実装し、4G無線アクセス技術または非3GPP(登録商標)無線アクセス技術を含む他の無線アクセス技術を実装するために供給され得る。
【0044】
図1Bは、本開示の実施形態が実装され得る、別の実施例の移動体通信ネットワーク150を示す。移動体通信ネットワーク150は、例えば、ネットワークオペレーターによって実行されるPLMNであり得る。図1Bに示されるように、移動体通信ネットワーク150は、5Gコアネットワーク(5G-CN)152、NG-RAN154、およびUE156AおよびUE156B(総称してUE156)を含む。これらの構成要素は、図1Aに関して説明された対応する構成要素と同じまたは同様の方法で実装され得、かつ動作し得る。
【0045】
5G-CN152は、UE156に、パブリックDN(例えば、インターネット)、プライベートDN、および/またはオペレーター内DNなどの一つまたは複数のDNへのインターフェイスを提供する。インターフェイス機能の一部として、5G-CN152は、UE156と一つまたは複数のDNとの間のエンドツーエンドの接続をセットアップし、UE156を認証し、充電機能を提供し得る。3GPP(登録商標)4GネットワークのCNと比較して、5G-CN152のベースは、サービスベースのアーキテクチャーであり得る。これは、5G-CN152を構成するノードのアーキテクチャーが、他のネットワーク機能へのインターフェイスを介してサービスを提供するネットワーク機能として定義され得ることを意味する。5G-CN152のネットワーク機能は、専用もしくは共有ハードウェア上のネットワーク要素として、専用もしくは共有ハードウェア上で動作するソフトウェアインスタンスとして、またはプラットフォーム(例えば、クラウドベースのプラットフォーム)上でインスタンス化された仮想化機能として、いくつかの方法で実装され得る。
【0046】
図1Bに示されるように、5G-CN152は、説明を容易にするために、図1Bで一つの構成要素AMF/UPF158として示されるように、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)158Aおよびユーザープレーン機能(UPF)158Bを含む。UPF158Bは、NG-RAN154と一つまたは複数のDNとの間のゲートウェイとして機能し得る。UPF158Bは、パケットルーティングおよび転送、パケット検査およびユーザープレーンポリシールールの施行、トラフィック利用のレポート、一つまたは複数のDNへのトラフィックフローのルーティングをサポートするアップリンク分類、ユーザープレーンに対するサービス品質(QoS)処理(例えば、パケットフィルターリング、ゲーティング、アップリンク/ダウンリンクレート実施、およびアップリンクトラフィック検証)、ダウンリンクパケットバッファリング、およびダウンリンクデータ通知トリガーなどの機能を実行し得る。UPF158Bは、イントラ/インター無線アクセス技術(RAT)モビリティのアンカーポイント、一つまたは複数のDNに相互接続される外部プロトコル(またはパケット)データユニット(PDU)セッションポイント、および/または分岐ポイントとして機能して、マルチホームPDUセッションをサポートし得る。UE156は、UEとDNとの間の論理接続である、PDUセッションを介してサービスを受信するように構成され得る。
【0047】
AMF158Aは、非アクセス層(NAS)シグナリングの終了、NASシグナリングセキュリティ、アクセス層(AS)セキュリティ制御、3GPP(登録商標)アクセスネットワーク間のモビリティのためのCN間ノードシグナリング、アイドルモードUE到達可能性(例えば、ページング再送信の制御と実行)、登録エリア管理、システム内およびシステム間モビリティサポート、アクセス認証、ローミング権限のチェックを含むアクセス許可、モビリティ管理制御(サブスクリプションとポリシー)、ネットワークスライシングのサポート、および/またはセッション管理機能(SMF)の選択などの機能を実行し得る。NASは、CNとUEの間で動作する機能を指し得、ASは、UEとRANの間で動作する機能を指し得る。
【0048】
5G-CN152は、わかりやすくするために図1Bに示されていない一つまたは複数の追加のネットワーク機能を含み得る。例えば、5G-CN152は、セッション管理機能(SMF)、NRリポジトリ機能(NRF)、ポリシー制御機能(PCF)、ネットワーク露出機能(NEF)、統一データ管理(UDM)、アプリケーション機能(AF)、および/または認証サーバー機能(AUSF)のうちの一つまたは複数を含み得る。
【0049】
NG-RAN154は、5G-CN152を、エアーインターフェイス上で無線通信を介してUE156に接続し得る。NG-RAN154は、gNB160AおよびgNB160Bとして図示された一つまたは複数のgNB(まとめてgNB160)および/またはng-eNB162Aおよびng-eNB162Bとして図示された一つまたは複数のng-eNB(まとめてng-eNB162)を含み得る。gNB160およびng-eNB162は、より一般的に基地局と称され得る。gNB160およびng-eNB162は、エアーインターフェイス上でUE156と通信するための一つまたは複数のアンテナのセットを含み得る。例えば、gNB160の一つまたは複数および/またはng-eNB162の一つまたは複数は、三つのセル(またはセクター)をそれぞれ制御するための三つのアンテナセットを含み得る。合わせて、gNB160およびng-eNB162のセルは、UEモビリティをサポートするために、広い地理的エリアにわたってUE156に無線カバレッジを提供し得る。
【0050】
図1Bに示されるように、gNB160および/またはng-eNB162は、NGインターフェイスによって5G-CN152に接続され得、Xnインターフェイスによって他の基地局に接続され得る。NGおよびXnインターフェイスは、インターネットプロトコル(IP)トランスポートネットワークなどの基となるトランスポートネットワーク上に、直接的な物理的接続および/または間接的な接続を使用して確立され得る。gNB160および/またはng-eNB162は、UuインターフェイスによってUE156に接続され得る。例えば、図1Bに示されるように、gNB160Aは、UuインターフェイスによってUE156Aに接続され得る。NG、Xn、およびUuインターフェイスは、プロトコルスタックと関連付けられている。インターフェイスと関連付けられるプロトコルスタックは、データおよびシグナリングメッセージを交換するため図1Bのネットワーク要素によって使用され得、ユーザープレーンおよび制御プレーンの二つのプレーンを含み得る。ユーザープレーンは、ユーザーにとって関心対象のデータを処理し得る。制御プレーンは、ネットワーク要素に対する関心対象のシグナリングメッセージを処理し得る。
【0051】
gNB160および/またはng-eNB162は、一つまたは複数のNGインターフェイスによって、AMF/UPF158など、5G-CN152の一つまたは複数のAMF/UPF機能に接続され得る。例えば、gNB160Aは、NG-ユーザープレーン(NG-U)インターフェイスによって、AMF/UPF158のUPF158Bに接続され得る。NG-Uインターフェイスは、gNB160AとUPF158Bとの間のユーザープレーンPDUの供給を提供し得る(例えば、非保証送達)。gNB160Aは、NG制御プレーン(NG-C)インターフェイスを使用してAMF158Aに接続できる。NG-Cインターフェイスは、例えば、NGインターフェイス管理、UEコンテキスト管理、UEモビリティ管理、NASメッセージのトランスポート、ページング、PDUセッション管理および構成転送および/または警告メッセージ送信を提供し得る。
【0052】
gNB160は、Uuインターフェイス上のUE156に向かってNRユーザープレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供し得る。例えば、gNB160Aは、第一のプロトコルスタックと関連付けられるUuインターフェイス上で、UE156Aに向かってNRユーザープレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供し得る。ng-eNB162は、Uuインターフェイス上のUE156に向かって、Evolved UMTS地上無線アクセス(E-UTRA)ユーザープレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供し得、E-UTRAは3GPP(登録商標)4G無線アクセス技術を指す。例えば、ng-eNB162Bは、第二のプロトコルスタックと関連付けられるUuインターフェイス上で、UE156Bに向かってE-UTRAユーザープレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供し得る。
【0053】
5G-CN152は、NRおよび4Gの無線アクセスを処理するように構成されると記述された。当業者であれば、NRが4Gコアネットワークに、「非スタンドアローン動作」として知られるモードで接続することが可能であり得ることを理解するであろう。非スタンドアローン動作では、4Gコアネットワークを使用して、制御プレーン機能(例えば、初期アクセス、モビリティ、およびページング)を提供する(または少なくともサポートする)。一つのAMF/UPF158のみが図1Bに示されるが、一つのgNBまたはng-eNBは、複数のAMF/UPFノードに接続されて、冗長性を提供し、および/または複数のAMF/UPFノードにわたって共有をロードし得る。
【0054】
考察されるように、図1Bにおいて、ネットワーク要素間のインターフェイス(例えば、Uu、Xn、およびNGインターフェイス)がデータおよびシグナリングメッセージを交換するためにネットワーク要素が使用するプロトコルスタックと関連付けられ得る。プロトコルスタックは、二つのプレーン、すなわち、ユーザープレーンおよび制御プレーンを含み得る。ユーザープレーンは、ユーザーにとって関心対象のデータを処理し得、制御プレーンは、ネットワーク要素に対する関心対象のシグナリングメッセージを処理し得る。
【0055】
図2Aおよび図2Bはそれぞれ、UE210とgNB220の間にあるUuインターフェイス用のNRユーザープレーンおよびNR制御プレーンプロトコルスタックの例を示す。図2Aおよび図2Bに示されるプロトコルスタックは、例えば、図1Bに示されるUE156AとgNB160Aとの間のUuインターフェイスに使用されるものと同じまたは類似であり得る。
【0056】
図2Aは、UE210およびgNB220に実装された五つの層を含むNRユーザープレーンプロトコルスタックを示す。プロトコルスタックの底部で、物理層(PHYs)211および221は、プロトコルスタックの上位層にトランスポートサービスを提供し得、オープンシステム相互接続(OSI)モデルの層1に対応し得る。PHY211および221の上の次の四つのプロトコルは、メディアアクセス制御層(MAC)212および222、無線リンク制御層(RLC)213および223、パケットデータ収束プロトコル層(PDCP)214および224、並びにサービスデータアプリケーションプロトコル層(SDAP)215および225を含む。合わせて、これらの四つのプロトコルは、OSIモデルの層2またはデータリンク層を構成し得る。
【0057】
図3は、NRユーザープレーンプロトコルスタックのプロトコル層間に提供されるサービスの例を示す。図2Aおよび図3の上からスタートして、SDAP215および225は、QoSフロー処理を実行し得る。UE210は、UE210とDNとの間の論理接続であり得る、PDUセッションを介してサービスを受信し得る。PDUセッションは、一つまたは複数のQoSフローを有し得る。CNのUPF(例えば、UPF158B)は、QoS要件(例えば、遅延、データレート、および/またはエラー率に関して)に基づき、PDUセッションの一つまたは複数のQoSフローにIPパケットをマッピングし得る。SDAP215および225は、一つまたは複数のQoSフローと一つまたは複数のデータ無線ベアラーとの間のマッピング/マッピング解除を実行し得る。QoSフローとデータ無線ベアラーとの間のマッピング/マッピング解除は、gNB220でSDAP225によって判定され得る。UE210でのSDAP215は、gNB220から受信した反射マッピングまたは制御シグナリングを介して、QoSフローとデータ無線ベアラーとの間のマッピングについて通知され得る。反射マッピングについては、gNB220でのSDAP225は、ダウンリンクパケットを、UE210のSDAP215によって観察されて、QoSフローとデータ無線ベアラーとの間のマッピング/マッピング解除を決定し得る、QoSフローインジケーター(QFI)でマークし得る。
【0058】
PDCP214および224は、エアーインターフェイス上で送信する必要のあるデータ量を低減するためのヘッダー圧縮/解凍、エアーインターフェイス上で送信されるデータの不正な復号を防止するための暗号/暗号解除、および完全性保護(制御メッセージが意図されたソースから発信されることを確実にするため)を実行し得る。PDCP214および224は、例えば、未送達のパケットの再送信、パケットのシーケンス内送達およびリオーダリング、並びにgNB内ハンドオーバーのために、重複して受信されたパケットの除去を実行し得る。PDCP214および224は、受信されるパケットの可能性を改善し、受信機で、任意の重複パケットを除去するために、パケット重複を実行し得る。パケット重複は、高信頼性を必要とするサービスに有用であり得る。
【0059】
図3には示されていないが、PDCP214および224は、二重接続シナリオにおいて、スプリット無線ベアラーとRLCチャネルとの間のマッピング/マッピング解除を実行し得る。二重接続は、UEが二つのセル、またはより一般的には、マスターセルグループ(MCG)および二次セルグループ(SCG)の二つのセルグループに接続することを可能にする技術である。スプリットベアラーは、SDAP215および225へのサービスとしてPDCP214および224によって提供される無線ベアラーのうちの一つなどの単一の無線ベアラーが、二重接続でセルグループによって処理されるときである。PDCP214および224は、セルグループに属するRLCチャネル間でスプリット無線ベアラーをマッピング/マッピング解除し得る。
【0060】
RLC213および223は、それぞれ、MAC212および222から受信した複製データユニットのセグメンテーション、自動繰り返し要求(ARQ)を通した再送信、および除去を実行し得る。RLC213および223は、トランスペアレントモード(TM)、未確認応答モード(UM)、および確認応答モード(AM)の三つの送信モードをサポートし得る。RLCが動作している送信モードに基づき、RLCは、指摘された機能のうちの一つまたは複数を実行し得る。このRLC構成は、ヌメロロジーおよび/または送信時間間隔(TTI)持続時間に依存せずに論理チャネルごとであり得る。図3に示されるように、RLC213および223は、それぞれPDCP214および224にサービスとしてRLCチャネルを提供し得る。
【0061】
MAC212および222は、論理チャネルの多重化/多重分離、および/または論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングを実行し得る。多重化/多重分離は、PHY211および221へ/から送達されるトランスポートブロック(TB)へ/からの一つまたは複数の論理チャネルに属するデータユニットの多重化/多重分離を含み得る。MAC222は、動的スケジューリングによって、UE間の、スケジューリング、スケジューリング情報レポート、および優先度処理を行うように構成され得る。スケジューリングは、ダウンリンクおよびアップリンクのためにgNB220(MAC222にて)で実施され得る。MAC212および222は、ハイブリッド自動繰り返し要求(HARQ)(例えば、キャリアアグリゲーション(CA)の場合、キャリアごとに一つのHARQエンティティ)を通して、エラー訂正、論理チャネル優先度付けによるUE210の論理チャネル間の優先度処理、および/またはパディングを行うように構成され得る。MAC212および222は、一つまたは複数のヌメロロジーおよび/または送信タイミングをサポートし得る。一実施例では、論理チャネル優先順位付けにおけるマッピング制限により、論理チャネルがどのヌメロロジーおよび/または送信タイミングを使用し得るかを制御し得る。図3に示されるように、MAC212および222は、サービスとしてRLC213および223に論理チャネルを提供し得る。
【0062】
PHY211および221は、エアーインターフェイス上で情報を送信および受信するために、物理チャネルへのトランスポートチャネルのマッピングおよびデジタルおよびアナログ信号処理機能を実行し得る。これらのデジタルおよびアナログ信号処理機能は、例えば、コーディング/デコーディングおよび変調/復調を含み得る。PHY211および221は、マルチアンテナマッピングを実行し得る。図3に示されるように、PHY211および221は、サービスとして、MAC212および222に一つまたは複数のトランスポートチャネルを提供し得る。
【0063】
図4Aは、NRユーザープレーンプロトコルスタックを通るダウンリンクデータフローの例を示す。図4Aは、NRユーザープレーンプロトコルスタックを通した三つのIPパケット(n、n+1、およびm)のダウンリンクデータフローを示し、gNB220で二つのTBを生成する。NRユーザープレーンプロトコルスタックを通るアップリンクデータフローは、図4Aに示すダウンリンクデータフローと類似し得る。
【0064】
図4Aのダウンリンクデータフローは、SDAP225が、一つまたは複数のQoSフローから三つのIPパケットを受信し、三つのパケットを無線ベアラーにマッピングしたときに開始する。図4Aでは、SDAP225は、IPパケットnおよびn+1を第一の無線ベアラー402にマッピングし、IPパケットmを第二の無線ベアラー404にマッピングする。SDAPヘッダー(図4Aで「H」とラベル付けされる)がIPパケットに追加される。より高いプロトコル層から/へのデータユニットは、より低いプロトコル層のサービスデータユニット(SDU)と称され、より低いプロトコル層へ/からのデータユニットは、より高いプロトコル層のプロトコルデータユニット(PDU)と称される。図4Aに示されるように、SDAP225からのデータユニットは、より低いプロトコル層PDCP224のSDUであり、SDAP225のPDUである。
【0065】
図4Aの残りのプロトコル層は、関連する機能(例えば、図3に関して)を実行し、対応するヘッダーを追加し、それぞれの出力を次の下位層に転送し得る。例えば、PDCP224は、IPヘッダー圧縮および暗号化を実行し、その出力をRLC223に転送し得る。RLC223は、任意選択的に(例えば、図4AのIPパケットmについて示されるように)セグメンテーションを実行し、その出力をMAC222に転送し得る。MAC222は、いくつかのRLC PDUを多重化し得、MACサブヘッダーをRLC PDUに取り付けてトランスポートブロックを形成し得る。NRでは、図4Aに示されるように、MACサブヘッダーはMAC PDU全体に分散され得る。LTEでは、MACサブヘッダーはMAC PDUの先頭に完全に配置され得る。NR MAC PDU構造は、MAC PDUサブヘッダーが、完全なMAC PDUが組み立てられる前に計算され得るため、処理時間および関連遅延を低減し得る。
【0066】
図4Bは、MAC PDUにおけるMACサブヘッダーの例示的なフォーマットを示す。MACサブヘッダーには、MACサブヘッダーが対応しているMAC SDUの長さ(バイト単位など)を示すためのSDU長さフィールド、MAC SDUが多重分離プロセスを支援するために開始した論理チャネルを識別するための論理チャネル識別子(LCID)フィールド、SDU長さフィールドのサイズを示すためのフラグ(F)、および将来使用するための予約ビット(R)フィールドが含まれる。
【0067】
図4Bはさらに、MAC223またはMAC222などのMACによってMAC PDUに挿入されるMAC制御要素(CE)を示す。例えば、図4Bは、MAC PDUに挿入された二つのMAC CEを示す。MAC CEは、ダウンリンク送信(図4Bに示されるように)のためMAC PDUの開始に、およびアップリンク送信のためMAC PDUの終わりに挿入され得る。MAC CEは、インバンド制御シグナリングに使用され得る。MAC CEの例としては、バッファステータスレポートや電力ヘッドルームレポートなどのスケジューリング関連MAC CE、PDCP重複検出の起動/停止、チャネル状態情報(CSI)レポート、サウンディング基準信号(SRS)送信、および事前構成済みコンポーネント、のためのものなどの起動/停止MAC CE、不連続受信(DRX)関連MAC CE、タイミング進行MAC CE、およびランダムアクセス関連MAC CEが挙げられる。MAC CEは、MAC SDUに説明されるのと類似したフォーマットのMACサブヘッダーによって先行され得、MAC CEに含まれる制御情報のタイプを示すLCIDフィールドに予約値で識別され得る。
【0068】
NR制御プレーンプロトコルスタックを説明する前に、論理チャネル、トランスポートチャネル、および物理チャネル、並びにチャネルタイプ間のマッピングを最初に説明する。一つまたは複数のチャネルを使用して、後述するNR制御プレーンプロトコルスタックに関連する機能を実行し得る。
【0069】
図5Aおよび図5Bは、それぞれダウンリンクおよびアップリンクについて、論理チャネル、トランスポートチャネル、および物理チャネル間のマッピングを示す。情報は、NRプロトコルスタックのRLC、MAC、およびPHY間のチャネルを通して渡される。論理チャネルは、RLCとMACとの間で使用され得、NR制御プレーンにおいて制御および構成情報を搬送する制御チャネルとして、またはNRユーザープレーンにおいてデータを搬送するトラフィックチャネルとして分類され得る。論理チャネルは、特定のUE専用の専用論理チャネルとして、または二つ以上のUEによって使用され得る共通の論理チャネルとして分類され得る。論理チャネルはまた、それが搬送する情報のタイプによって定義され得る。NRによって定義される論理チャネルのセットには、例えば、
- 位置がセルレベルでネットワークに知られていないUEをページングするために使用されるページングメッセージを指標するためのページング制御チャネル(PCCH)と、
- マスター情報ブロック(MIB)およびいくつかのシステム情報ブロック(SIB)の形態でシステム情報メッセージを伝達するためのブロードキャスト制御チャネル(BCCH)であって、システム情報メッセージがUEによって使用されて、セルがどのように構成され、セル内でどのように動作するかについての情報を取得し得る、ブロードキャスト制御チャネルと、
- ランダムアクセスとともに制御メッセージを運ぶための共通制御チャネル(CCCH)と、
- UEを構成するために、特定のUEとの間で制御メッセージを運ぶための専用制御チャネル(DCCH)と、
- ユーザーデータを特定のUEとの間で運ぶための専用トラフィックチャネル(DTCH)とを含む。
【0070】
トランスポートチャネルは、MAC層とPHY層の間で使用され、それらが運ぶ情報をエアーインターフェイス上でどのように送信するかによって定義され得る。NRによって定義されるトランスポートチャネルのセットには、例えば、
- PCCHから発信されたページングメッセージを運ぶためのページングチャネル(PCH)と、
- BCCHからMIBを運ぶためのブロードキャストチャネル(BCH)と、
- BCCHからのSIBを含む、ダウンリンクデータおよびシグナリングメッセージを運ぶためのダウンリンク共有チャネル(DL-SCH)と、
- アップリンクデータおよびシグナリングメッセージを運ぶためのアップリンク共有チャネル(UL-SCH)と、
- 事前スケジューリングなしに、UEがネットワークに接触することを可能にするランダムアクセスチャネル(RACH)と、を含む。
【0071】
PHYは、物理チャネルを使用して、PHYの処理レベル間で情報を渡し得る。物理チャネルは、一つまたは複数のトランスポートチャネルの情報を搬送するための時間周波数リソースの関連セットを有し得る。PHYは、制御情報を生成して、PHYの低レベル動作をサポートし、L1/L2制御チャネルとして知られる物理制御チャネルを介して、PHYの低レベルへ制御情報を提供し得る。NRによって定義される物理チャネルおよび物理制御チャネルのセットは、例えば、
- BCHからMIBを運ぶための物理ブロードキャストチャネル(PBCH)と、
- DL-SCHからのダウンリンクデータおよびシグナリングメッセージ、並びにPCHからのページングメッセージを運ぶための物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)と、
- ダウンリンクスケジューリングコマンド、アップリンクスケジューリンググラント、およびアップリンク電力制御コマンドを含み得る、ダウンリンク制御情報(DCI)を運ぶための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)と、
- UL-SCHおよび以下に記載されるように、一部の例ではアップリンク制御情報(UCI)からアップリンクデータおよびシグナリングメッセージを運ぶための物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)と、
- HARQ確認応答、チャネル品質インジケーター(CQI)、プリコーディングマトリックスインジケーター(PMI)、ランクインジケーター(RI)、およびスケジューリング要求(SR)を含み得る、UCIを運ぶための物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と、
- ランダムアクセスのための物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)と、を含む。
【0072】
物理制御チャネルと同様に、物理層は、物理層の低レベル動作をサポートするために物理信号を生成する。図5Aおよび図5Bに示されるように、NRによって定義される物理層信号には、一次同期信号(PSS)、二次同期信号(SSS)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、復調基準信号(DMRS)、サウンディング基準信号(SRS)、および位相トラッキング基準信号(PT-RS)が含まれる。これらの物理層信号は、以下でより詳細に説明される。
【0073】
図2Bは、NR制御プレーンプロトコルスタックの例を示す。図2Bにおいて、NR制御プレーンプロトコルスタックは、NRユーザープレーンプロトコルスタックの例と同じ/類似の第一の四つのプロトコル層を使用し得る。これら四つのプロトコル層には、PHY211および221、MAC212および222、RLC213および223、並びにPDCP214および224が含まれる。NRユーザープレーンプロトコルスタックのように、スタックの上部にSDAP215および225を有する代わりに、NR制御プレーンスタックは、NR制御プレーンプロトコルスタックの上部に無線リソース制御(RRC)216および226、並びにNASプロトコル217および237を持つ。
【0074】
NASプロトコル217および237は、UE210とAMF230(例えば、AMF158A)の間、またはより一般的には、UE210とCNとの間に制御プレーン機能を提供し得る。NASプロトコル217および237は、NASメッセージと称されるシグナリングメッセージを介して、UE210とAMF230との間に制御プレーン機能を提供し得る。UE210とAMF230との間には、NASメッセージがトランスポートされ得る直接経路はない。NASメッセージは、UuおよびNGインターフェイスのASを使用してトランスポートされ得る。NASプロトコル217および237は、認証、セキュリティ、接続セットアップ、モビリティ管理、およびセッション管理などの制御プレーン機能を提供し得る。
【0075】
RRC216および226は、UE210とgNB220との間に、またはより一般的には、UE210とRANとの間に制御プレーン機能を提供し得る。RRC216および226は、RRCメッセージと称されるシグナリングメッセージを介して、UE210とgNB220との間に制御プレーン機能を提供し得る。RRCメッセージは、シグナリング無線ベアラー、および同一/同様のPDCP、RLC、MAC、およびPHYプロトコル層を使用して、UE210とRANとの間で送信され得る。MACは、制御プレーンおよびユーザープレーンデータを、同じトランスポートブロック(TB)内に多重化し得る。RRC216および226は、ASおよびNASに関連するシステム情報のブロードキャスト、CNまたはRANによって開始されたページング、UE210とRANとの間のRRC接続の確立、メンテナンス、およびリリース、キー管理を含むセキュリティ機能、シグナリング無線ベアラーおよびデータ無線ベアラーの確立、構成、メンテナンス、およびリリース、モビリティ機能、QoS管理機能、UE測定レポートとレポートの制御、無線リンク障害(RLF)の検出と回復、および/またはNASメッセージ転送のような制御プレーン機能を提供し得る。RRC接続の確立の一部として、RRC216および226は、UE210とRANとの間の通信のためのパラメーターの設定を伴い得る、RRCコンテキストを確立し得る。
【0076】
図6は、UEのRRC状態移行を示す例示的な図である。UEは、図1Aに示す無線装置106、図2Aおよび図2Bに示すUE210、または本開示に記載される任意の他の無線装置、と同一または類似であり得る。図6に示されるように、UEは、三つのRRC状態のうちのうちの少なくとも一つにあり得る。つまり、RRC接続602(例えば、RRC_CONNECTED)、RRCアイドル604(例えば、RRC_IDLE)、およびRRC非アクティブ606(例えば、RRC_INACTIVE)。
【0077】
RRC接続602では、UEは確立されたRRCコンテキストを有し、基地局と少なくとも一つのRRC接続を有し得る。基地局は、図1Aに示すRAN104に含まれる一つまたは複数の基地局の一つ、図1Bに示すgNB160またはng-eNB162の一つ、図2Aおよび図2Bに示すgNB220、または本開示に記載される任意の他の基地局に類似であり得る。UEが接続される基地局には、UEのRRCコンテキストがあり得る。UEコンテキストと称されるRRCコンテキストは、UEと基地局との間の通信のためのパラメーターを含み得る。これらのパラメーターには、例えば、一つまたは複数のASコンテキスト、一つまたは複数の無線リンク構成パラメーター、ベアラー構成情報(例えば、データ無線ベアラー、シグナリング無線ベアラー、論理チャネル、QoSフロー、および/またはPDUセッションに関連する)、セキュリティ情報、および/またはPHY、MAC、RLC、PDCP、および/またはSDAP層構成情報が含まれ得る。RRC接続602では、UEのモビリティはRAN(例えば、RAN104またはNG-RAN154)によって管理され得る。UEは、サービングセルおよび隣接セルからの信号レベル(例えば、基準信号レベル)を測定し、これらの測定値を現在UEにサービスを提供している基地局にレポートし得る。UEのサービング基地局は、報告された測定値に基づき、隣接基地局の一つのセルへのハンドオーバーを要求し得る。RRC状態は、RRC接続602から、接続リリース手順608を介して、RRCアイドル604に、遷移し得、または接続停止手順610を介してRRC非アクティブ606に遷移し得る。
【0078】
RRCアイドル604では、RRCコンテキストは、UEに対して確立され得ない。RRCアイドル604では、UEは基地局とのRRC接続を有しえない。RRCアイドル604にある間、UEは、ほとんどの時間にわたってスリープ状態であり得る(例えば、バッテリー電力を節約するため)。UEは、周期的に(例えば、不連続受信サイクルごとに1回)起動して、RANからのページングメッセージを監視し得る。UEのモビリティは、セル再選択として知られる手順を通してUEによって管理され得る。RRC状態は、以下でより詳細に考察されるようにランダムアクセス手順を伴い得る接続確立手順612を介して、RRCアイドル604からRRC接続602に遷移し得る。
【0079】
RRC非アクティブ606では、以前に確立されたRRCコンテキストは、UEおよび基地局で維持される。これにより、RRCアイドル604からRRC接続602への遷移と比較して、シグナリングオーバーヘッドが低減されて、RRC接続602への高速遷移が可能となる。RRC非アクティブ606では、UEはスリープ状態にあり、UEのモビリティは、セル再選択を通してUEによって管理され得る。RRC状態は、RRC非アクティブ606から、接続再開手順614によって、RRC接続602に、または接続リリース手順608と同一または類似の接続リリース手順616を介して、RRCアイドル604に遷移し得る。
【0080】
RRC状態は、モビリティ管理機構と関連付けられ得る。RRCアイドル604およびRRC非アクティブ606では、モビリティは、セル再選択を通してUEによって管理される。RRCアイドル604およびRRC非アクティブ606におけるモビリティ管理の目的は、ネットワークが、移動体通信ネットワーク全体にわたりページングメッセージをブロードキャストすることなく、ページングメッセージを介してイベントをUEに通知できるようにすることである。RRCアイドル604およびRRC非アクティブ606で使用されるモビリティ管理メカニズムは、ページングメッセージが、移動体通信ネットワーク全体の代わりにUEが現在存在するセルグループのセル上にブロードキャストされ得るように、ネットワークがセルグループレベル上でUEを追跡することを可能にし得る。RRCアイドル604およびRRC非アクティブ606のモビリティ管理メカニズムは、セルグループレベル上でUEを追跡する。それらは、異なる粒度のグループ化を使用して、それを行い得る。例えば、セルグループ化の粒度の三つのレベル、すなわち、個々のセル、RANエリア識別子(RAI)によって識別されるRANエリア内のセル、および追跡エリアと称され、追跡エリア識別子(TAI)によって識別されるRANエリアのグループ内のセル、であり得る。
【0081】
追跡エリアは、CNレベルでUEを追跡するために使用され得る。CN(例えば、CN102または5G-CN152)は、UE登録エリアと関連付けられるTAIのリストをUEに提供し得る。UEが、セル再選択を通して、UE登録エリアと関連付けられるTAIのリストに含まれないTAIと関連付けられているセルに移動した場合、UEは、CNがUEの位置を更新することを可能にするようにCNで登録更新を行い、UEに新しいUE登録エリアを提供し得る。
【0082】
RANエリアは、RANレベルでUEを追跡するために使用され得る。RRC非アクティブ606状態のUEに対して、RAN通知エリアがUEに割り当てられ得る。RAN通知エリアは、一つまたは複数のセルアイデンティティ、RAIのリスト、またはTAIのリストを含み得る。一実施例では、基地局は、一つまたは複数のRAN通知エリアに属し得る。一実施例では、セルは、一つまたは複数のRAN通知エリアに属し得る。UEがセル再選択を通して、UEに割り当てられたRAN通知エリアに含まれないセルに移動した場合、UEは、RANで通知エリアの更新を実行し、UEのRAN通知エリアを更新し得る。
【0083】
UEに対するRRCコンテキストを格納する基地局、またはUEの最後のサービング基地局は、アンカー基地局と称され得る。アンカー基地局は、少なくとも、UEがアンカー基地局のRAN通知エリアに留まっているある期間、および/またはUEがRRC非アクティブ606に留まっている時間の間に、UEに対するRRCコンテキストを維持し得る。
【0084】
図1BのgNB160などのgNBは、二つの部分、つまり中央ユニット(gNB-CU)、および一つまたは複数の分散ユニット(gNB-DU)に分割され得る。gNB-CUは、F1インターフェイスを使用して、一つまたは複数のgNB-DUに結合され得る。gNB-CUは、RRC、PDCP、およびSDAPを含み得る。gNB-DUは、RLC、MAC、およびPHYを含み得る。
【0085】
NRでは、物理信号および物理チャネル(図5Aおよび図5B)を直交周波数分割多重化(OFDM)シンボル上にマッピングし得る。OFDMは、F直交サブキャリア(またはトーン)上でデータを送信するマルチキャリア通信方式である。送信前に、データは、ソースシンボルと称され、F平行シンボルストリームに分割される、一連の複雑なシンボル(例えば、M直交振幅変調(M-QAM)またはM相シフトキーイング(M-PSK)シンボル)にマッピングされ得る。F平行シンボルストリームは、それらが周波数ドメイン内にあるかのように扱われ、それらを時間ドメインに変換する逆高速フーリエ変換(IFFT)ブロックへの入力として使用され得る。IFFTブロックが、F平行シンボルストリームのそれぞれから一つを、Fソースシンボルに一度に取り込み、各ソースシンボルを使用して、F直交サブキャリアに対応するF正弦波基底関数の一つの振幅および位相を変調し得る。IFFTブロックの出力は、F直交サブキャリアの総和を表すF時間ドメインサンプルであり得る。F時間ドメインサンプルは、単一OFDMシンボルを形成し得る。いくつかの処理(例えば、周期プレフィックスの追加)およびアップコンバージョンの後、IFFTブロックによって提供されるOFDMシンボルは、キャリア周波数でエアーインターフェイス上で送信され得る。F平行シンボルストリームは、IFFTブロックによって処理される前に、FFTブロックを使用して混合され得る。この処理は、ディスクリートフーリエ変換(DFT)でプリコーディングされたOFDMシンボルを生成し、アップリンク内のUEにより使用され、ピーク対平均電力比(PAPR)を減少させることができる。逆処理を、FFTブロックを使用して受信機でOFDMシンボルに実行して、ソースシンボルにマッピングされたデータを復元し得る。
【0086】
図7は、OFDMシンボルがグループ化されたNRフレームの例示的な構成を示す。NRフレームは、システムフレーム番号(SFN)によって識別され得る。SFNは、1024フレームの期間で繰り返し得る。図示するように、一つのNRフレームは、持続時間が10ミリ秒(ms)であり得、持続時間が1ミリ秒である10のサブフレームを含み得る。サブフレームは、例えば、スロット当たり14のOFDMシンボルを含むスロットに分割され得る。
【0087】
スロットの持続時間が、スロットのOFDMシンボルに使用されるヌメロロジーに依存し得る。NRでは、異なるセル展開(例えば、最大mm波の範囲のキャリア周波数のセルまでのキャリア周波数が1GHz未満のセル)を収容するために、柔軟なヌメロロジーがサポートされる。ヌメロロジーは、サブキャリア間隔および周期プレフィックス持続時間に関して定義され得る。NRにおけるヌメロロジーについては、サブキャリア間隔は、15kHzのベースラインサブキャリア間隔から2の累乗によってスケールアップされ得、周期プレフィックス持続時間が、4.7μsのベースライン周期プレフィックス持続時間から2の累乗によってスケールダウンされ得る。例えば、NRは、以下のサブキャリア間隔/周期プレフィックス持続時間の組み合わせを、伴ってヌメロロジーを定義する:15kHz/4.7μs、30kHz/2.3μs、60kHz/1.2μs、120kHz/0.59μs、および240kHz/0.29μs。
【0088】
スロットは、固定数のOFDMシンボル(例えば、14個のOFDMシンボル)を有し得る。より高いサブキャリア間隔を有するヌメロロジーは、スロット持続時間が短く、それに応じて、サブフレーム当たりのスロット数が多い。図7は、このヌメロロジー依存性スロット持続時間およびサブフレーム当たりのスロット送信構造を示す(図示を容易にするために、240kHzのサブキャリア間隔を有するヌメロロジーは図7には示されていない)。NR内のサブフレームは、ヌメロロジー非依存時間基準として使用され得るが、スロットは、アップリンクおよびダウンリンク送信がスケジューリングされるユニットとして使用され得る。低遅延サポートするために、NRでのスケジューリングは、スロット持続時間から分離され、任意のOFDMシンボルでスタートし、送信に必要なだけ多くのシンボルの間続き得る。これらの部分スロット送信は、ミニスロット送信またはサブスロット送信と称され得る。
【0089】
図8は、NRキャリアの時間および周波数ドメインにおけるスロットの例示的な構成を示す。スロットには、リソース要素(RE)とリソースブロック(RB)が含まれる。REは、NRの中で最小の物理リソースである。REは、図8に示されるように、周波数ドメインの一つのサブキャリアによって、時間ドメインの一つのOFDMシンボルにわたる。RBは、図8に示されるように、周波数ドメインで12個の連続するREにわたる。NRキャリアは、275RBまたは275×12=3300サブキャリアの幅に制限され得る。こうした制限は、使用される場合、NRキャリアをサブキャリア間隔が15、30、60、および120kHzのそれぞれについて、50、100、200、および400MHzに制限し得、400MHzの帯域幅が、キャリア帯域幅制限当たり400MHzに基づき設定され得る。
【0090】
図8は、NRキャリアの全帯域幅にわたって使用される単一ヌメロロジーを示す。他の例示的な構成では、複数のヌメロロジーが、同じキャリア上でサポートされ得る。
【0091】
NRは、広範なキャリア帯域幅(例えば、120kHzのサブキャリア間隔に対して最大400MHz)をサポートし得る。全てのUEが、全キャリア帯域幅を受信できるとは限らない(例えば、ハードウェアの制限など)。また、全キャリア帯域幅を受信することが、UEの電力消費量の観点からは禁止され得る。一実施例では、電力消費量を低減するため、および/または他の目的のために、UEは、UEが受信するようにスケジューリングされるトラフィック量に基づき、UEの受信帯域幅のサイズを適合させ得る。これは帯域幅適応と称される。
【0092】
NRは、全キャリア帯域幅を受信することができないUEをサポートし、帯域幅適応をサポートする帯域幅部分(BWP)を定義する。一実施例では、BWPは、キャリア上の連続RBのサブセットによって定義され得る。UEは、サービングセル当たり一つまたは複数のダウンリンクBWPおよび一つまたは複数のアップリンクBWP(例えば、サービングセル当たり最大四つのダウンリンクBWPおよび最大四つのアップリンクBWP)で(例えば、RRC層を介して)で構成され得る。所与の時間で、サービングセルに対して構成されるBWPのうちの一つまたは複数がアクティブであり得る。これらの一つまたは複数のBWPは、サービングセルのアクティブBWPと称され得る。サービングセルが二次アップリンクキャリアで構成されるとき、サービングセルは、アップリンクキャリアに一つまたは複数の第一のアクティブBWP、および二次アップリンクキャリアに一つまたは複数の第二のアクティブBWPを有し得る。
【0093】
ペアでないスペクトルについては、ダウンリンクBWPのダウンリンクBWPインデックスとアップリンクBWPのアップリンクBWPインデックスが同じ場合、構成済みダウンリンクBWPのセットからのダウンリンクBWPを、構成済みのアップリンクBWPのセットからのアップリンクBWPとリンクし得る。ペアでないスペクトルについては、UEは、ダウンリンクBWPの中心周波数がアップリンクBWPの中心周波数と同じであると予期し得る。
【0094】
一次セル(PCell)上の構成済みダウンリンクBWPのセット内のダウンリンクBWPについて、基地局は、少なくとも一つの検索空間に対してUEを、一つまたは複数の制御リソースセット(CORESET)で構成し得る。検索空間は、UEが制御情報を見つけることができる、時間および周波数ドメイン内の位置のセットである。検索空間は、UE固有検索空間または共通検索空間(複数のUEによって潜在的に使用可能)であり得る。例えば、基地局は、アクティブダウンリンクBWPにおいて、PCell上または一次二次セル(PSCell)上に、共通検索空間でUEを構成し得る。
【0095】
構成済みのアップリンクBWPのセット内のアップリンクBWPの場合、BSは、一つまたは複数のPUCCH送信のための一つまたは複数のリソースセットでUEを構成し得る。UEは、ダウンリンクBWPに対して、構成されるヌメロロジー(例えば、サブキャリア間隔および周期プレフィックス持続時間)に従って、ダウンリンクBWP内のダウンリンク受信(例えば、PDCCHまたはPDSCH)を受信し得る。UEは、構成されるヌメロロジー(例えば、アップリンクBWPのサブキャリア間隔および周期プレフィックス長)に従って、アップリンクBWP内のアップリンク送信(例えば、PUCCHまたはPUSCH)を送信し得る。
【0096】
一つまたは複数のBWPインジケーターフィールドが、ダウンリンク制御情報(DCI)に提供され得る。BWPインジケーターフィールドの値が、構成されるBWPのセットのどのBWPが、一つまたは複数のダウンリンク受信に対するアクティブダウンリンクBWPであるかを示し得る。一つまたは複数のBWPインジケーターフィールドの値が、一つまたは複数のアップリンク送信に対するアクティブアップリンクBWPを示し得る。
【0097】
基地局は、PCellと関連付けられる構成済みダウンリンクBWPのセット内のデフォルトダウンリンクBWPで、UEを半静的に構成し得る。基地局が、UEに対するデフォルトダウンリンクBWPを提供していない場合、デフォルトダウンリンクBWPは、初期アクティブダウンリンクBWPであり得る。UEは、PBCHを使用して取得されたCORESET構成に基づき、どのBWPが初期アクティブダウンリンクBWPであるかを決定し得る。
【0098】
基地局は、PCellのBWP非アクティブタイマー値でUEを構成し得る。UEは、適切な任意の時点でBWP非アクティブタイマーをスタートまたは再スタートし得る。例えば、(a)UEが、対のスペクトル動作に対するデフォルトダウンリンクBWP以外のアクティブダウンリンクBWPを示すDCIを検出するときに、または(b)UEが、非対のスペクトル動作に対するデフォルトダウンリンクBWPまたはアップリンクBWP以外のアクティブダウンリンクBWPまたはアクティブアップリンクBWPを示すDCIを検出するときに、UEがBWP非アクティブタイマーを開始または再開し得る。UEが一定期間(例えば、1ミリ秒または0.5ミリ秒)DCIを検出しない場合、UEは、BWP非アクティブタイマーを満了に向かって実行し得る(例えば、ゼロからBWP非アクティブタイマー値まで増加させるか、またはBWP非アクティブタイマー値からゼロへ減少させる)。BWP非アクティブタイマーが満了になると、UEはアクティブダウンリンクBWPからデフォルトダウンリンクBWPにスイッチングされ得る。
【0099】
一実施例では、基地局は、一つまたは複数のBWPを有するUEを半静的に構成し得る。UEは、第二のBWPをアクティブBWPとして示すDCIを受信することに応答して、および/またはBWP非アクティブタイマーの満了に応答して(例えば、第二のBWPがデフォルトBWPである場合)、アクティブBWPを第一のBWPから第二のBWPにスイッチングし得る。
【0100】
ダウンリンクおよびアップリンクBWPスイッチング(BWPスイッチングが、現在アクティブBWPから、現在アクティブBWPでないへのスイッチングを指す)は、ペアのスペクトルで独立して行われ得る。ペアでないスペクトルでは、ダウンリンクおよびアップリンクBWPスイッチングを同時に実行され得る。構成されるBWP間のスイッチングは、RRCシグナリング、DCI、BWP非アクティブタイマーの満了、および/またはランダムアクセスの開始に基づき発生し得る。
【0101】
図9は、NRキャリアに対して三つの構成されるBWPを使用した帯域幅適応の一実施例を示す。三つのBWPで構成されるUEは、切り替え点で、一つのBWPから別のBWPにスイッチングされ得る。図9に示される例では、BWPに、帯域幅が40MHz、サブキャリア間隔が15kHzのBWP902、帯域幅が10MHz、サブキャリア間隔が15kHzのBWP904、および帯域幅が20MHz、サブキャリア間隔が60kHzのBWP906が含まれる。BWP902は、初期アクティブBWPであり得、BWP904は、デフォルトBWPであり得る。UEは、切り替え点においてBWP間をスイッチングし得る。図9の例では、UEは、切り替え点908でBWP902からBWP904にスイッチングし得る。切り替え点908でのスイッチングは、例えば、BWP非アクティブタイマー(デフォルトBWPへのスイッチングを示す)の満了に応答して、および/またはアクティブBWPとしてBWP904を示すDCIを受信することに応答して、任意の好適な理由のために発生し得る。UEは、BWP906をアクティブBWPとして示すDCIを受信する応答で、切り替え点910でアクティブBWP904からBWP906に切り替え得る。UEは、BWP非アクティブタイマーの満了に応答して、および/またはBWP904をアクティブBWPとして示すDCIを受信することに応答して、切り替え点912でアクティブBWP906からBWP904に切り替え得る。UEは、BWP902をアクティブBWPとして示すDCIを受信する応答で、切り替え点914でアクティブBWP904からBWP902にスイッチングされ得る。
【0102】
UEが、構成済みダウンリンクBWPのセットとタイマー値におけるデフォルトダウンリンクBWPで二次セルに対して構成される場合、二次セル上のBWPをスイッチングするためのUE手順は、一次セル上のものと同一/類似であり得る。例えば、UEは、UEが一次セルに対してこれらの値を使用するのと同じ/同様の様式で、二次セルに対してタイマー値およびデフォルトダウンリンクBWPを使用し得る。
【0103】
より大きなデータレートを提供するために、キャリアアグリゲーション(CA)を使用して、二つ以上のキャリアをアグリゲーションし、同じUEとの間で同時に送信され得る。CAのアグリゲーションキャリアは、コンポーネントキャリア(CC)と称され得る。CAが使用されるとき、UEに対するサービングセルは多数あり、CCに対して一つである。CCは、周波数ドメイン内に三つの構成を有し得る。
【0104】
図10Aは、二つのCCを有する三つのCA構成を示す。バンド内、連続的な構成1002において、二つのCCは、同じ周波数帯(周波数帯A)にアグリゲーションされ、周波数帯内で互いに直接隣接して配置される。バンド内、連続しない構成1004では、二つのCCは、同じ周波数帯(周波数帯A)にアグリゲーションされ、ギャップによって周波数帯に分離される。バンド内構成1006では、二つのCCは、周波数帯(周波数帯Aおよび周波数帯B)に位置する。
【0105】
一実施例では、最大32個のCCがアグリゲーションされ得る。アグリゲーションされたCCは、同じまたは異なる帯域幅、サブキャリア間隔、および/または二重化スキーム(TDDまたはFDD)を有し得る。CAを使用するUEのサービングセルは、ダウンリンクCCを有し得る。FDDの場合、一つまたは複数のアップリンクCCは、任意選択的に、サービングセルに対して構成され得る。アップリンクキャリアよりも多くのダウンリンクキャリアをアグリゲーションする能力は、例えば、UEがアップリンクよりもダウンリンクにおいてより多くのデータトラフィックを有する場合に有用であり得る。
【0106】
CAを使用する場合、UEのアグリゲーションセルの一つを、一次セル(PCell)と称され得る。PCellは、UEが最初にRRC接続確立、再確立、および/またはハンドオーバーで接続するサービングセルであり得る。PCellは、UEにNASモビリティ情報とセキュリティ入力を提供し得る。UEは異なるPCellを有し得る。ダウンリンクでは、PCellに対応するキャリアは、ダウンリンク一次CC(DL PCC)と称され得る。アップリンクでは、PCellに対応するキャリアは、アップリンク一次CC(UL PCC)と称され得る。UEに対する他のアグリゲーションセルは、二次セル(SCell)と称され得る。一実施例では、SCellは、PCellがUEに対して構成される後に構成され得る。例えば、SCellは、RRC接続再構成手順を介して構成され得る。ダウンリンクでは、SCellに対応するキャリアは、ダウンリンク二次CC(DL SCC)と称され得る。アップリンクでは、SCellに対応するキャリアは、アップリンク二次CC(UL SCC)と称され得る。
【0107】
UEに対して構成されるSCellは、例えば、トラフィックおよびチャネル条件に基づき起動および停止され得る。SCellの停止は、SCell上のPDCCHおよびPDSCH受信が停止され、SCell上のPUSCH、SRS、およびCQI送信が停止されることを意味し得る。構成されるSCellは、図4Bに関して、MAC CEを使用して起動および停止され得る。例えば、MAC CEは、ビットマップ(例えば、SCell当たり1ビット)を使用して、UEに対するどのSCell(例えば、構成されるSCellのサブセットの中)が起動または停止されるかを示し得る。構成されるSCellは、SCell停止タイマー(例えば、SCell当たり一つのSCell停止タイマー)の満了に応答して停止され得る。
【0108】
セルのスケジューリング割り当ておよびスケジューリンググラントなどのダウンリンク制御情報は、自己スケジューリングとして知られる、割り当ておよびグラントに対応するセル上で送信され得る。セルに対するDCIが、クロスキャリアスケジューリングとして知られる別のセル上で送信され得る。アグリゲーションセルに対するアップリンク制御情報(例えば、CQI、PMI、および/またはRIなどのHARQ確認応答およびチャネル状態フィードバック)は、PCellのPUCCH上で送信され得る。アグリゲーションされたダウンリンクCCの数が多いと、PCellのPUCCHが過負荷になり得る。セルは、複数のPUCCHグループに分けられ得る。
【0109】
図10Bは、アグリゲーションセルがどのように一つまたは複数のPUCCHグループに構成され得るかの一実施例を示す。PUCCHグループ1010およびPUCCHグループ1050は、それぞれ一つまたは複数のダウンリンクCCを含み得る。図10Bの例において、PUCCHグループ1010は、PCell1011、SCell1012、およびSCell1013の三つのダウンリンクCCを含む。PUCCHグループ1050は、本例において、PCell1051、SCell1052、およびSCell1053の三つのダウンリンクCCを含む。一つまたは複数のアップリンクCCは、PCell1021、SCell1022、およびSCell1023として構成され得る。一つまたは複数の他のアップリンクCCは、一次Sセル(PSCell)1061、SCell1062、およびSCell1063として構成され得る。UCI1031、UCI1032、およびUCI1033として示されるPUCCHグループ1010のダウンリンクCCに関連するアップリンク制御情報(UCI)は、PCell1021のアップリンクで送信され得る。UCI1071、UCI1072、およびUCI1073として示されるPUCCHグループ1050のダウンリンクCCに関連するアップリンク制御情報(UCI)は、PSCell1061のアップリンクで送信され得る。一実施例では、図10Bに描写されるアグリゲーションセルがPUCCHグループ1010およびPUCCHグループ1050に分割されていない場合、ダウンリンクCCに関連するUCIを送信するための単一アップリンクPCellおよびPCellは、過負荷状態になり得る。UCIの送信をPCell1021とPSCell1061の間で分割することによって、過負荷を防止し得る。
【0110】
ダウンリンクキャリアと、任意選択的にアップリンクキャリアと、を含むセルには、物理セルIDおよびセルインデックスが割り当てられ得る。物理セルIDまたはセルインデックスは、例えば、物理セルIDが使用される、コンテキストに応じて、セルのダウンリンクキャリアおよび/またはアップリンクキャリアを識別し得る。物理セルIDは、ダウンリンクコンポーネントキャリア上で送信される同期信号を使用して判定され得る。セルインデックスは、RRCメッセージを使用して判定され得る。本開示では、物理セルIDは、キャリアIDと称され得、セルインデックスは、キャリアインデックスと称され得る。例えば、本開示が第一のダウンリンクキャリアに対する第一の物理セルIDに言及する場合、本開示は、第一の物理セルIDが、第一のダウンリンクキャリアを含むセルに対するものであることを意味し得る。同じ概念は、例えば、キャリアの起動に適用され得る。本開示が第一のキャリアが起動されることを示す場合、本明細書は、第一のキャリアを含むセルが起動されることを意味し得る。
【0111】
CAでは、PHYのマルチキャリアの性質がMACに曝露され得る。一実施例では、HARQエンティティは、サービングセル上で動作し得る。トランスポートブロックが、サービングセル当たりの割り当て/グラント当たりに生成され得る。トランスポートブロックおよびトランスポートブロックの潜在的なHARQ再送信は、サービングセルにマッピングされ得る。
【0112】
ダウンリンクでは、基地局が、UEへの一つまたは複数の基準信号(RS)(例えば、図5Aに示されるように、PSS、SSS、CSI-RS、DMRS、および/またはPT-RS)を送信(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト、および/またはブロードキャスト)し得る。アップリンクでは、UEは、一つまたは複数のRSを基地局(例えば、図5Bに示されるように、DMRS、PT-RS、および/またはSRS)に送信し得る。PSSおよびSSSは、基地局によって送信され、UEによって使用され、UEを基地局に同期化し得る。PSSおよびSSSは、PSS、SSS、およびPBCHを含む同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック内に提供され得る。基地局は、SS/PBCHブロックのバーストを周期的に送信し得る。
【0113】
図11Aは、SS/PBCHブロックの構造および位置の例を示す。SS/PBCHブロックのバーストは、一つまたは複数のSS/PBCHブロック(例えば、図11Aに示されるように、4つのSS/PBCHブロック)を含み得る。バーストは、周期的に送信され得る(例えば、2フレームごとまたは20ミリ秒ごと)。バーストは、ハーフフレーム(例えば、持続時間5ミリ秒を有する第一のハーフフレーム)に制限され得る。図11Aは一実施例であり、これらのパラメーター(バースト当たりのSS/PBCHブロックの数、バーストの周期、フレーム内のバーストの位置)は、例えば、SS/PBCHブロックが送信されるセルのキャリア周波数、セルのヌメロロジーまたはサブキャリア間隔、ネットワークによる構成(例えば、RRCシグナリングを使用する)、または任意の他の好適な要因に基づき構成され得ることが理解されよう。一実施例では、UEは、監視されるキャリア周波数に基づきSS/PBCHブロックに対するサブキャリア間隔を想定し得る。ただし、無線ネットワークが、異なるサブキャリア間隔を想定するようUEを構成している場合はこの限りではない。
【0114】
SS/PBCHブロックが、時間ドメイン内の一つまたは複数のOFDMシンボル(例えば、図11Aの例に示されるような4つのOFDMシンボル)にわたり得、周波数ドメインの一つまたは複数のサブキャリア(例えば、240個の連続サブキャリア)にわたり得る。PSS、SSS、およびPBCHは、共通中心周波数を有し得る。PSSは、最初に送信され得、例えば、1つのOFDMシンボルおよび127個のサブキャリアにわたり得る。SSSは、PSSの後に送信され得(例えば、後の二つのシンボル)、1OFDMシンボルおよび127サブキャリアにわたり得る。PBCHは、PSSの後に送信され得(例えば、次の3つのOFDMシンボルにわたって)、240個のサブキャリアにわたり得る。
【0115】
時間および周波数ドメインにおけるSS/PBCHブロックの位置は、UEには不明であり得る(例えば、UEがセルを検索している場合)。セルを見つけて選択するために、UEはPSSのキャリアを監視し得る。例えば、UEは、キャリア内の周波数位置を監視し得る。ある特定の持続時間(例えば、20ミリ秒)後にPSSが見つからない場合、UEは、同期ラスタによって示されるように、キャリア内の異なる周波数位置でPSSを検索し得る。PSSが時間および周波数ドメイン内の位置に見られる場合、UEは、SS/PBCHブロックの既知の構造に基づき、SSSおよびPBCHの位置をそれぞれ判定し得る。SS/PBCHブロックが、セル定義SSブロック(CD-SSB)であり得る。一実施例では、一次セルは、CD-SSBと関連付けられ得る。CD-SSBは、同期ラスタ上に位置し得る。一実施例では、セル選択/検索および/または再選択は、CD-SSBに基づき得る。
【0116】
SS/PBCHブロックが、UEによってセルの一つまたは複数のパラメーターを決定するのに使用され得る。例えば、UEは、PSSおよびSSSのシーケンスそれぞれに基づき、セルの物理セル識別子(PCI)を判定し得る。UEは、SS/PBCHブロックの位置に基づき、セルのフレーム境界の位置を判定し得る。例えば、SS/PBCHブロックが、送信パターンに従って送信されたことを示し得、送信パターン中のSS/PBCHブロックが、フレーム境界から既知の距離である。
【0117】
PBCHは、QPSK変調を使用し得、順方向エラー訂正(FEC)を使用し得る。FECは、極性符号化を使用し得る。PBCHがまたがる一つまたは複数のシンボルは、PBCHの復調のために一つまたは複数のDMRSを搬送し得る。PBCHは、セルの現在のシステムフレーム番号(SFN)および/またはSS/PBCHブロックタイミングインデックスの指標を含み得る。これらのパラメーターが、UEの基地局への時間同期を容易にし得る。PBCHは、UEに一つまたは複数のパラメーターを提供するために使用されるマスター情報ブロック(MIB)を含み得る。MIBは、UEがセルに関連付けられる残りの最小システム情報(RMSI)を特定するために使用される。RMSIは、システム情報ブロックタイプ1(SIB1)を含み得る。SIB1は、UEがセルにアクセスするために必要な情報を含み得る。UEは、PDSCHをスケジューリングするために使用され得る、PDCCHを監視するためにMIBの一つまたは複数のパラメーターを使用し得る。PDSCHは、SIB1を含み得る。SIB1は、MIBに提供されたパラメーターを使用してデコーディングされ得る。PBCHは、SIB1の不在を示し得る。SIB1が存在しないことを示すPBCHに基づき、UEに周波数が指し示され得る。UEは、UEが指される周波数でSS/PBCHブロックを検索し得る。
【0118】
UEは、同じSS/PBCHブロックインデックスで送信された一つまたは複数のSS/PBCHブロックが、準共位置に配置される(QCLされる)(例えば、同じ/類似のドップラー拡散、ドップラーシフト、平均利得、平均遅延、および/または空間Rxパラメーターを持つ)と想定し得る。UEは、SS/PBCHブロック送信に対してQCLが異なるSS/PBCHブロックインデックスを有することを想定しえない。
【0119】
SS/PBCHブロック(例えば、半フレーム内にあるブロック)は、空間方向(例えば、セルのカバレッジエリアにわたる異なるビームを使用して)に送信され得る。一実施例では、第一のSS/PBCHブロックが、第一のビームを使用して第一の空間方向に送信され得、第二のSS/PBCHブロックが、第二のビームを使用して第二の空間方向に送信され得る。
【0120】
一実施例では、キャリアの周波数スパン内で、基地局は、複数のSS/PBCHブロックを送信し得る。一実施例では、複数のSS/PBCHブロックの第一のSS/PBCHブロックの第一のPCIは、複数のSS/PBCHブロックの第二のSS/PBCHブロックの第二のPCIと異なり得る。異なる周波数位置で送信されるSS/PBCHブロックのPCIは、異なり得るか、または同一であり得る。
【0121】
CSI-RSは、基地局によって送信され、UEによってチャネル状態情報(CSI)を取得するために使用され得る。基地局は、チャネル推定または他の任意の好適な目的のために、一つまたは複数のCSI-RSでUEを構成し得る。基地局は、同一/類似のCSI-RSのうちの一つまたは複数でUEを構成し得る。UEは、一つまたは複数のCSI-RSを測定し得る。UEは、一つまたは複数のダウンリンクCSI-RSの測定に基づき、ダウンリンクチャネル状態を推定し、および/またはCSIレポートを生成し得る。UEは、CSIレポートを基地局に提供し得る。基地局は、UEによって提供されるフィードバック(例えば、推定されたダウンリンクチャネル状態)を使用して、リンク適合を実行し得る。
【0122】
基地局は、一つまたは複数のCSI-RSリソースセットでUEを半静的に構成できる。CSI-RSリソースは、時間および周波数ドメイン内の位置および周期性と関連付けられ得る。基地局は、CSI-RSリソースを選択的に起動および/または停止し得る。基地局は、CSI-RSリソースセット内のCSI-RSリソースが起動および/または停止されることをUEに示し得る。
【0123】
基地局は、CSI測定値をレポートするようにUEを構成し得る。基地局は、周期的に、非周期的に、または半永続的にCSIレポートを提供するようにUEを構成し得る。周期的CSIレポートの場合、UEは、複数のCSIレポートのタイミングおよび/または周期性で構成され得る。非周期的CSIレポートについては、基地局がCSIレポートを要求し得る。例えば、基地局は、UEに、構成されるCSI-RSリソースを測定し、測定値に関するCSIレポートを提供するように命令し得る。半持続性CSIレポートトについては、基地局は、周期的レポートを周期的に送信し、選択的に起動または停止するようUEを構成し得る。基地局は、RRCシグナリングを使用して、CSI-RSリソースセットおよびCSIレポートでUEを構成し得る。
【0124】
CSI-RS構成は、例えば、最大32個のアンテナポートを示す一つまたは複数のパラメーターを含み得る。UEは、ダウンリンクCSI-RSおよびCORESETが空間的にQCLされ、ダウンリンクCSI-RSに関連付けられるリソース要素がCORESET用に構成される物理リソースブロック(PRB)の外部にある場合、ダウンリンクCSI-RSと制御リソースセット(CORESET)に同じOFDMシンボルを使用するように構成され得る。UEは、ダウンリンクCSI-RSおよびSS/PBCHブロックが空間的にQCLされ、ダウンリンクCSI-RSと関連付けられるリソース要素がSS/PBCHブロック用に構成されるPRBの外部にある場合、ダウンリンクCSI-RSおよびSS/PBCHブロックに同じOFDMシンボルを使用するように構成できる。
【0125】
ダウンリンクDMRSは、基地局によって送信され得、UEによってチャネル推定のために使用され得る。例えば、ダウンリンクDMRSは、一つまたは複数のダウンリンク物理チャネル(例えば、PDSCH)のコヒーレント復調に使用され得る。NRネットワークは、データ復調のために一つまたは複数の可変および/または構成可能なDMRSパターンをサポートし得る。少なくとも一つのダウンリンクDMRS構成は、フロントロードされたDMRSパターンをサポートし得る。フロントロードされたDMRSは、一つまたは複数のOFDMシンボル(例えば、一つまたは二つの隣接するOFDMシンボル)にマッピングできる。基地局は、PDSCHのフロントロードされたDMRSシンボルの数(例えば、最大数)を使用してUEを半静的に構成できる。DMRS構成は、一つまたは複数のDMRSポートをサポートし得る。例えば、シングルユーザーMIMOの場合、DMRS構成は、UE当たり最大八つの直交ダウンリンクDMRSポートをサポートし得る。マルチユーザーMIMOの場合、DMRS構成は、UE当たり最大4つの直交ダウンリンクDMRSポートをサポートし得る。無線ネットワークは、ダウンリンクとアップリンクの一般的なDMRS構造を(例えば、少なくともCP-OFDMに対し)サポートできる。DMRS位置、DMRSパターン、および/またはスクランブルシーケンスは、同じか、または異なり得る。基地局は、同じプリコーディングマトリックスを使用して、ダウンリンクDMRSおよび対応するPDSCHを送信し得る。UEは、PDSCHのコヒーレント復調/チャネル推定のために一つまたは複数のダウンリンクDMRSを使用し得る。
【0126】
一実施例では、送信機(例えば、基地局)は、送信帯域幅の一部に対してプリコーダーマトリックスを使用し得る。例えば、送信機が、第一の帯域幅に第一のプリコーダーマトリックスを、第二の帯域幅に第二のプリコーダーマトリックスを使用し得る。第一のプリコーダーマトリックスおよび第二のプリコーダーマトリックスは、第一の帯域幅が第二の帯域幅とは異なることに基づき異なり得る。UEは、同じプリコーディングマトリックスが、PRBのセットにわたって使用されると仮定し得る。PRBのセットは、プリコーディングリソースブロックグループ(PRG)として示され得る。
【0127】
PDSCHは、一つまたは複数の層を含み得る。UEは、DMRSを有する少なくとも一つのシンボルが、PDSCHの一つまたは複数の層の層上に存在すると仮定し得る。上位層は、PDSCHに対して最大3つのDMRSを構成し得る。
【0128】
ダウンリンクPT-RSは、基地局によって送信され得、位相雑音補償のためにUEによって使用され得る。ダウンリンクPT-RSが存在するかどうかは、RRC構成によって異なる。ダウンリンクPT-RSの存在および/またはパターンは、RRCシグナリングの組み合わせ、および/またはDCIによって示され得る、他の目的(例えば、変調およびコーディングスキーム(MCS))に使用される一つまたは複数のパラメーターとの関連付けを使用して、UE固有ベースで構成され得る。構成されるとき、ダウンリンクPT-RSの動的存在は、少なくともMCSを含む一つまたは複数のDCIパラメーターに関連付けられ得る。NRネットワークは、時間および/または周波数ドメインで定義された複数のPT-RS密度をサポートし得る。周波数ドメイン密度は、それが存在する場合、スケジューリングされた帯域幅の少なくとも一つの構成に関連付けられ得る。UEは、DMRSポートおよびPT-RSポートのための同じプリコーディングを仮定し得る。PT-RSポート数は、スケジューリングされたリソース内のDMRSポート数よりも少ない場合がある。ダウンリンクPT-RSは、UEのスケジューリングされた時間/周波数期間に制限され得る。ダウンリンクPT-RSは、受信機での位相追跡を容易にするためにシンボル上で送信され得る。
【0129】
UEは、アップリンクDMRSを基地局に送信してチャネル推定を行うことができる。例えば、基地局は、一つまたは複数のアップリンク物理チャネルのコヒーレント復調のためにアップリンクDMRSを使用し得る。例えば、UEは、PUSCHおよび/またはPUCCHでアップリンクDMRSを送信し得る。アップリンクDM-RSは、対応する物理チャネルに関連付けられる周波数の範囲に類似する周波数の範囲にわたり得る。基地局は、一つまたは複数のアップリンクDMRS構成でUEを構成し得る。少なくとも一つのDMRS構成が、フロントロードされたDMRSパターンをサポートし得る。フロントロードされたDMRSは、一つまたは複数のOFDMシンボル(例えば、一つまたは二つの隣接するOFDMシンボル)にマッピングされ得る。一つまたは複数のアップリンクDMRSは、PUSCHおよび/またはPUCCHの一つまたは複数のシンボルで送信するように構成され得る。基地局は、UEが、単一シンボルDMRSおよび/または二重シンボルDMRSをスケジュールするために使用し得る、PUSCHおよび/またはPUCCH用のフロントロードDMRSシンボルの数(例えば、最大数)を伴って、UEを半静的に構成し得る。NRネットワークは、ダウンリンクおよびアップリンク用の共通DMRS構造(例えば、周期プレフィックス直交周波数分割多重化(CP-OFDM)のために)をサポートし得、ここで、DMRS位置、DMRSパターン、および/またはDMRSのスクランブルシーケンスは、同じまたは異なり得る。
【0130】
PUSCHは、一つまたは複数の層を含み得、UEは、PUSCHの一つまたは複数の層の層上に存在するDMRSを有する少なくとも一つのシンボルを送信し得る。一実施例では、上位層は、PUSCHに対して最大三つのDMRSを構成し得る。
【0131】
アップリンクPT-RS(位相追跡および/または位相雑音補償のために基地局によって使用され得る)は、UEのRRC構成に応じて存在する場合または存在しえない。アップリンクPT-RSの存在および/またはパターンは、RRCシグナリングおよび/またはDCIによって示され得る、他の目的(例えば、変調およびコーディングスキーム(MCS))に使用される一つまたは複数のパラメーターの組み合わせによってUE固有ベースに構成され得る。構成されるとき、アップリンクPT-RSの動的存在は、少なくともMCSを含む一つまたは複数のDCIパラメーターに関連付けられ得る。無線ネットワークは、時間/周波数ドメインで画定される複数のアップリンクPT-RS密度をサポートし得る。周波数ドメイン密度は、それが存在する場合、スケジューリングされた帯域幅の少なくとも一つの構成に関連付けられ得る。UEは、DMRSポートおよびPT-RSポートのための同じプリコーディングを仮定し得る。PT-RSポート数は、スケジューリングされたリソース内のDMRSポート数よりも少ない場合がある。例えば、アップリンクPT-RSは、UEのスケジューリングされた時間/周波数持続時間に制限され得る。
【0132】
SRSは、アップリンクチャネル依存スケジューリングおよび/またはリンク適合をサポートするために、チャネル状態推定のためにUEによって基地局に送信され得る。UEによって送信されるSRSは、基地局が一つまたは複数の周波数でアップリンクチャネル状態を推定することを可能にし得る。基地局のスケジューラは、推定されたアップリンクチャネル状態を使用して、UEからのアップリンクPUSCH送信のために一つまたは複数のリソースブロックを割り当てることができる。基地局は、一つまたは複数のSRSリソースセットを用いてUEを半静的に構成し得る。SRSリソースセットの場合、基地局は、一つまたは複数のSRSリソースを用いてUEを構成し得る。SRSリソースセット適用性は、上位層(例えば、RRC)のパラメーターによって構成され得る。例えば、上位層パラメーターがビーム管理を示すとき、一つまたは複数のSRSリソースセット(例えば、同一/同様の時間ドメイン挙動、周期性、非周期性、および/または同様のものを有する)のSRSリソースセット内のSRSリソースが、瞬時に(例えば、同時に)送信され得る。UEは、SRSリソースセット内の一つまたは複数のSRSリソースを送信し得る。NRネットワークは、非周期的、周期的、および/または半持続的SRS送信をサポートし得る。UEは、一つまたは複数のトリガータイプに基づきSRSリソースを送信し得、一つまたは複数のトリガータイプは、上位層シグナリング(例えば、RRC)および/または一つまたは複数のDCIフォーマットを含み得る。一実施例では、少なくとも一つのDCIフォーマットが、UEが一つまたは複数の構成されるSRSリソースセットのうちの少なくとも一つを選択するために用いられ得る。SRSトリガータイプ0は、上位層シグナリングに基づきトリガーされたSRSを指し得る。SRSトリガータイプ1は、一つまたは複数のDCIフォーマットに基づきトリガーされたSRSを指し得る。一実施例では、PUSCHとSRSが同じスロットで送信される場合、UEは、PUSCHおよび対応するアップリンクDMRSの送信の後にSRSを送信するように構成され得る。
【0133】
基地局は、SRSリソース構成識別子、SRSポートの数、SRSリソース構成の時間ドメイン挙動(例えば、周期的、半永続的、または非周期的SRSの指標)、スロット、ミニスロット、および/またはサブフレームレベル周期性、周期的および/または非周期的SRSリソースのためのオフセット、SRSリソース内のOFDMシンボルの数、SRSリソースの開始OFDMシンボル、SRS帯域幅、周波数ホッピング帯域幅、周期シフト、および/またはSRSシーケンスIDのうちの少なくとも一つを示す一つまたは複数のSRS構成パラメーターを伴ってUEを準統計学的に構成し得る。
【0134】
アンテナポートは、アンテナポート上のシンボルが搬送されるチャネルが、同じアンテナポート上の別のシンボルが搬送されるチャネルから推測され得るように画定される。第一のシンボルおよび第二のシンボルが同じアンテナポート上に送信される場合、受信機は、アンテナポート上の第一のシンボルを搬送するためのチャネルから、アンテナポート上の第二のシンボルを搬送するためのチャネル(例えば、フェードゲイン、マルチパス遅延、および/または類似のもの)を推測し得る。第一のアンテナポートおよび第二のアンテナポートは、第一のアンテナポート上の第一のシンボルが搬送されるチャネルの一つまたは複数の大規模特性が、第二のアンテナポートの第二のシンボルが搬送されるチャネルから推測され得る場合、準共位置に配置される(QCLされる)と称され得る。一つまたは複数の大規模特性は、遅延拡散、ドップラー拡散、ドップラーシフト、平均利得、平均遅延、および/または空間受信(Rx)パラメーターのうちの少なくとも一つを含み得る。
【0135】
ビームフォーミングを使用するチャネルでは、ビーム管理が必要である。ビーム管理は、ビーム測定、ビーム選択、およびビーム表示を含み得る。ビームは、一つまたは複数の基準信号と関連付けられ得る。例えば、ビームは、一つまたは複数のビーム形成基準信号によって識別され得る。UEは、ダウンリンク基準信号(例えば、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS))に基づきダウンリンクビーム測定を実行し、ビーム測定レポートを生成し得る。UEは、RRC接続が基地局でセットアップされた後、ダウンリンクビーム測定手順を実施し得る。
【0136】
図11Bは、時間および周波数ドメインにマッピングされるチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)の例を示す。図11Bに示される正方形は、セルの帯域幅内のリソースブロック(RB)にわたり得る。基地局は、一つまたは複数のCSI-RSを示すCSI-RSリソース構成パラメーターを含む一つまたは複数のRRCメッセージを送信できる。次のパラメーターの一つまたは複数は、CSI-RSリソース構成に対する、上位層シグナリング(例えば、RRCおよび/またはMACシグナリング)によって設定できる。CSI-RSリソース構成アイデンティティ、CSI-RSポートの数、CSI-RS構成(例えば、サブフレーム内のシンボルおよびリソース要素(RE)の位置)、CSI-RSサブフレーム構成(例えば、サブフレーム位置、オフセット、および無線フレームの周期性)、CSI-RS電力パラメーター、CSI-RSシーケンスパラメーター、符号分割多重化(CDM)タイプパラメーター、周波数密度、送信コーム、疑似コロケーション(QCL)パラメーター(例えば、QCL-scramblingidentity、crs-portscount、mbsfn-subframeconfiglist、csi-rs-configZPid、qcl-csi-rs-configNZPid)、および/または他の無線リソースパラメーター。
【0137】
図11Bに示す三つのビームは、UE固有の構成のUEに対して構成され得る。三つのビームを図11Bに示し(ビーム#1、ビーム#2、およびビーム#3)、それより多い、またはそれより少ないビームを構成し得る。ビーム#1は、第一のシンボルのRB内の一つまたは複数のサブキャリアで送信され得るCSI-RS1101で割り当てられ得る。ビーム#2は、第二のシンボルのRB内の一つまたは複数のサブキャリアで送信され得るCSI-RS1102で割り当てられ得る。ビーム#3は、第三のシンボルのRB内の一つまたは複数のサブキャリアで送信され得るCSI-RS1103で割り当てられ得る。周波数分割多重化(FDM)を使用することにより、基地局は、同じRB内の他のサブキャリア(例えば、CSI-RS1101を送信するために使用されないもの)を使用して、別のUEのビームに関連付けられる別のCSI-RSを送信し得る。時間ドメイン多重化(TDM)を使用することで、UEに使用されるビームは、UEのビームが他のUEのビームからのシンボルを使用するように構成され得る。
【0138】
図11Bに示されるCSI-RS(例えば、CSI-RS1101、1102、1103)は、基地局によって送信され、一つまたは複数の測定のためにUEによって使用され得る。例えば、UEは、構成されるCSI-RSリソースの基準信号受信電力(RSRP)を測定し得る。基地局は、レポート構成を用いてUEを構成し得、UEは、レポート構成に基づき、RSRP測定値をネットワークに(例えば、一つまたは複数の基地局を介して)報告し得る。一実施例では、基地局は、報告された測定結果に基づき、いくつかの基準信号を含む一つまたは複数の送信構成表示(TCI)状態を判定し得る。一実施例では、基地局は、一つまたは複数のTCI状態をUEに示し得る(例えば、RRCシグナリング、MAC CE、および/またはDCIを介して)。UEは、一つまたは複数のTCI状態に基づき判定される受信(Rx)ビームを有するダウンリンク送信を受信し得る。一実施例では、UEは、ビームコレスポンデンス能力を有しても有しえない。UEがビームコレスポンデンス能力を有する場合、UEは、コレスポンデンスするRxビームの空間ドメインフィルターに基づき、送信(Tx)ビームの空間ドメインフィルターを判定し得る。UEがビームコレスポンデンス能力を有していない場合、UEは、アップリンクビーム選択手順を実行して、Txビームの空間ドメインフィルターを判定し得る。UEは、基地局によってUEに構成される一つまたは複数のサウンディング基準信号(SRS)リソースに基づき、アップリンクビーム選択手順を実行し得る。基地局は、UEによって送信される一つまたは複数のSRSリソースの測定値に基づき、UE用のアップリンクビームを選択し、指標し得る。
【0139】
ビーム管理手順において、UEは、一つまたは複数のビームペアリンク、基地局によって送信される送信ビーム、およびUEによって受信される受信ビームを含むビームペアリンクのチャネル品質を評価(例えば、測定)し得る。評価に基づき、UEは、例えば、一つまたは複数のビーム識別(例えば、ビームインデックス、基準信号インデックス、または類似のもの)、RSRP、プリコーディングマトリックスインジケーター(PMI)、チャネル品質インジケーター(CQI)、および/またはランクインジケーター(RI)を含む、一つまたは複数のビームペア品質パラメーターを示すビーム測定レポートを送信し得る。
【0140】
図12Aは、三つのダウンリンクビーム管理手順、P1、P2、およびP3の例を示す。手順P1は、例えば、一つまたは複数の基地局Txビームおよび/またはUE Rxビーム(P1の頂部行と底部行にそれぞれ楕円として示される)の選択をサポートするために、送信受信点(TRP)(または複数のTRP)の送信(Tx)ビームでのUE測定を可能にし得る。TRPでのビームフォーミングは、ビームのセットのTxビームスイープを含み得る(P1とP2の頂部行に、破線の矢印で示される反時計回り方向に楕円が回転しているように示される)。UEでのビームフォーミングは、ビームのセットのためのRxビームスイープを含み得る(P1とP3の底部行に、破線の矢印で示されるとき計回り方向に楕円が回転しているように示される)。手順P2を使用して、TRPのTxビームでUE測定を有効にし得る。(P2の頂部行に、破線の矢印で示されるよう反時計回り方向に楕円が回転しているように示される)。UEおよび/または基地局は、手順P1で使用されるよりも小さなビームのセットを使用して、または手順P1で使用されるビームよりも狭いビームを使用して、手順P2を実行し得る。これは、ビームリファインメントと称され得る。UEは、基地局で同じTxビームを使用し、UEでRxビームをスイープすることによって、Rxビーム決定のための手順P3を実施し得る。
【0141】
図12Bは、三つのアップリンクビーム管理手順、U1、U2、およびU3の例を示す。手順U1を使用して、例えば、一つまたは複数のUE Txビームおよび/または基地局Rxビーム(U1の頂部行および底部行にそれぞれ楕円として示される)の選択をサポートするために、UEのTxビームに対して基地局が測定を実行することを可能にし得る。UEでのビームフォーミングは、例えば、ビームのセットからのTxビームスイープを含み得る。(U1とU3の底部行に、破線の矢印で示されるとき計回り方向に楕円が回転しているように示される)。基地局でのビームフォーミングは、例えば、ビームのセットからのRxビームスイープを含み得る。(U1とU2の頂部行に、破線の矢印で示される反時計回り方向に楕円が回転しているように示される)。手順U2を使用して、UEが固定Txビームを使用するときに基地局がそのRxビームを調整できるようにし得る。UEおよび/または基地局は、手順P1で使用されるよりも小さなビームのセットを使用して、または手順P1で使用されるビームよりも狭いビームを使用して、手順U2を実行し得る。これは、ビームリファインメントと称され得る。UEは、基地局が固定Rxビームを使用するときに、そのTxビームを調整する手順U3を実施し得る。
【0142】
UEは、ビーム障害の検出に基づき、ビーム障害復旧(BFR)手順を開始し得る。UEは、BFR手順の開始に基づき、BFR要求(例えば、プリアンブル、UCI、SR、MAC CE、および/または同様のもの)を送信し得る。UEは、関連する制御チャネルのビームペアリンクの品質が満足のいかない(例えば、エラー率閾値よりも高いエラー率、受信信号パワー閾値より低い受信信号パワー、タイマーの満了、および/または類似のものを有する)という決定に基づき、ビーム障害を検出し得る。
【0143】
UEは、一つまたは複数のSS/PBCHブロック、一つまたは複数のCSI-RSリソース、および/または一つまたは複数の復調基準信号(DMRS)を含む一つまたは複数の基準信号(RS)を使用して、ビームペアリンクの品質を測定し得る。ビームペアリンクの品質は、ブロックエラー率(BLER)、RSRP値、信号対干渉プラスノイズ比(SINR)値、基準信号受信品質(RSRQ)値、および/またはRSリソースで測定されるCSI値の一つまたは複数に基づき得る。基地局は、RSリソースが、チャネル(例えば、制御チャネル、共有データチャネル、および/または類似のもの)の一つまたは複数のDM-RSと準共位置に配置される(QCLされる)ことを示し得る。チャネルのRSリソースおよび一つまたは複数のDMRSは、RSリソースを介したUEへの送信からのチャネル特性(例えば、ドップラーシフト、ドップラー拡散、平均遅延、遅延拡散、空間Rxパラメーター、フェード、および/または類似のもの)が、チャネルを介してUEへの送信からのチャネル特性と類似または同一であるとき、QCLされ得る。
【0144】
ネットワーク(例えば、ネットワークのgNBおよび/またはng-eNB)および/またはUEは、ランダムアクセス手順を開始し得る。RRC-IDLE状態のUEおよび/またはRRC-INACTIVE状態のUEは、ランダムアクセス手順を開始して、ネットワークへの接続セットアップを要求し得る。UEは、RRC-CONNECTED状態からランダムアクセス手順を開始し得る。UEは、ランダムアクセス手順を開始して、アップリンクリソースを要求し(例えば、利用可能なPUCCHリソースがない場合にSRのアップリンク送信のために)、および/またはアップリンクタイミング(例えば、アップリンク同期状態が同期されていない場合)を獲得し得る。UEは、ランダムアクセス手順を開始し、一つまたは複数のシステム情報ブロック(SIB)(例えば、SIB2、SIB3、および/または同様のものなどの他のシステム情報)を要求し得る。UEは、ビーム障害復旧要求のためのランダムアクセス手順を開始し得る。ネットワークは、ハンドオーバーのための、および/またはSCell追加のための時間アライメントを確立するためのランダムアクセス手順を開始し得る。
【0145】
図13Aは、4ステップの競合ベースのランダムアクセス手順を示す。手順の開始前に、基地局は、構成メッセージ1310をUEに送信し得る。図13Aは、Msg1 1311、Msg2 1312、Msg3 1313、およびMsg4 1314の四つのメッセージの送信を含む。Msg1 1311は、プリアンブル(またはランダムアクセスプリアンブル)を含み得、および/またはプリアンブルと称され得る。Msg2 1312は、ランダムアクセス応答(RAR)を含み得、および/またはランダムアクセス応答(RAR)と称され得る。
【0146】
構成メッセージ1310は、例えば、一つまたは複数のRRCメッセージを使用して送信され得る。一つまたは複数のRRCメッセージは、UEへの一つまたは複数のランダムアクセスチャネル(RACH)パラメーターを示し得る。一つまたは複数のRACHパラメーターが、一つまたは複数のランダムアクセス手順に対する一般的なパラメーター(例えば、RACH-configGeneral)、セル固有のパラメーター(例えば、RACH-ConfigCommon)、および/または専用パラメーター(例えば、RACH-configDedicated)のうちの少なくとも一つを含み得る。基地局は、一つまたは複数のRRCメッセージを一つまたは複数のUEにブロードキャストまたはマルチキャストし得る。一つまたは複数のRRCメッセージは、UE固有であり得る(例えば、RRC_CONNECTED状態および/またはRRC_INACTIVE状態において、UEに送信される専用RRCメッセージ)。UEは、一つまたは複数のRACHパラメーターに基づき、Msg1 1311および/またはMsg3 1313の送信に対する時間周波数リソースおよび/またはアップリンク送信電力を判定し得る。一つまたは複数のRACHパラメーターに基づき、UEは、Msg2 1312およびMsg4 1314を受信するための受信タイミングおよびダウンリンクチャネルを決定し得る。
【0147】
構成メッセージ1310に提供される一つまたは複数のRACHパラメーターが、Msg1 1311の送信に利用可能な一つまたは複数の物理RACH(PRACH)機会を示し得る。一つまたは複数のPRACH機会は、事前定義され得る。一つまたは複数のRACHパラメーターが、一つまたは複数のPRACH機会の一つまたは複数の利用可能なセットを示し得る(例えば、prach-ConfigIndex)。一つまたは複数のRACHパラメーターが、(a)一つまたは複数のPRACH機会と、(b)一つまたは複数の基準信号との間の関連付けを示し得る。一つまたは複数のRACHパラメーターが、(a)一つまたは複数のプリアンブルと、(b)一つまたは複数の基準信号との間の関連付けを示し得る。一つまたは複数の基準信号は、SS/PBCHブロックおよび/またはCSI-RSであり得る。例えば、一つまたは複数のRACHパラメーターが、PRACH機会にマッピングされたSS/PBCHブロックの数、および/またはSS/PBCHブロックにマッピングされたプリアンブルの数を示し得る。
【0148】
構成メッセージ1310に提供される一つまたは複数のRACHパラメーターを使用して、Msg1 1311および/またはMsg3 1313のアップリンク送信電力を決定し得る。例えば、一つまたは複数のRACHパラメーターが、プリアンブル送信のための基準電力(例えば、受信した標的電力および/またはプリアンブル送信の初期電力)を示し得る。一つまたは複数のRACHパラメーターによって示される一つまたは複数の電力オフセットがあり得る。例えば、一つまたは複数のRACHパラメーターが、電力ランピングステップ、SSBとCSI-RSとの間の電力オフセット、Msg1 1311およびMsg3 1313の送信間の電力オフセット、および/またはプリアンブルグループ間の電力オフセット値を示し得る。一つまたは複数のRACHパラメーターが、UEが少なくとも一つの基準信号(例えば、SSBおよび/またはCSI-RS)および/またはアップリンクキャリア(例えば、正常アップリンク(NUL)キャリアおよび/または補完的アップリンク(SUL)キャリア)を決定し得るための、一つまたは複数の閾値を示し得る。
【0149】
Msg1 1311は、一つまたは複数のプリアンブル送信(例えば、プリアンブル送信および一つまたは複数のプリアンブル再送信)を含み得る。RRCメッセージは、一つまたは複数のプリアンブルグループ(例えば、グループAおよび/またはグループB)を構成するために使用され得る。プリアンブルグループは、一つまたは複数のプリアンブルを含み得る。UEは、経路損失測定および/またはMsg3 1313のサイズに基づき、プリアンブルグループを判定し得る。UEは、一つまたは複数の基準信号(例えば、SSBおよび/またはCSI-RS)のRSRPを測定し、RSRP閾値(例えば、rsrp-ThresholdSSBおよび/またはrsrp-ThresholdCSI-RS)を超えるRSRPを有する少なくとも一つの基準信号を判定し得る。UEは、例えば、一つまたは複数のプリアンブルと少なくとも一つの基準信号との間の関連付け付がRRCメッセージによって構成される場合、一つまたは複数の基準信号および/または選択されたプリアンブルグループに関連付けられる少なくとも一つのプリアンブルを選択し得る。
【0150】
UEは、構成メッセージ1310に提供される一つまたは複数のRACHパラメーターに基づき、プリアンブルを決定し得る。例えば、UEは、経路損失測定、RSRP測定、および/またはMsg3 1313のサイズに基づき、プリアンブルを判定し得る。別の実施例として、一つまたは複数のRACHパラメーターが、プリアンブルフォーマット、プリアンブル送信の最大数、および/または一つまたは複数のプリアンブルグループ(例えば、グループAおよびグループB)を判定するための一つまたは複数の閾値を示し得る。基地局は、一つまたは複数のRACHパラメーターを使用して、一つまたは複数のプリアンブルと一つまたは複数の基準信号(例えば、SSBおよび/またはCSI-RS)との間の関連付けでUEを構成し得る。関連付けが構成される場合、UEは、関連付けに基づき、Msg1 1311に含めるようにプリアンブルを判定し得る。Msg1 1311は、一つまたは複数のPRACH機会を介して基地局に送信され得る。UEは、プリアンブルの選択およびPRACH機会の判定のために、一つまたは複数の基準信号(例えば、SSBおよび/またはCSI-RS)を使用し得る。一つまたは複数のRACHパラメーター(例えば、ra-ssb-OccasionMskIndexおよび/またはra-OccasionList)は、PRACH機会と一つまたは複数の基準信号との間の関連付けを示し得る。
【0151】
UEは、プリアンブル送信後に応答が受信されない場合、プリアンブル再送信を実行し得る。UEは、プリアンブル再送信のためにアップリンク送信電力を増加させ得る。UEは、ネットワークによって構成される、経路損失測定および/または標的受信プリアンブル電力に基づき、初期プリアンブル送信電力を選択し得る。UEは、プリアンブルを再送信することを判定し得、アップリンク送信電力をランプアップし得る。UEは、プリアンブル再送信のランピングステップを示す一つまたは複数のRACHパラメーター(例えば、PREAMBLE_POWER_RAMPING_STEP)を受信し得る。ランピングステップは、再送信のためのアップリンク送信電力の増分増加の量であり得る。UEが、前のプリアンブル送信と同じである基準信号(例えば、SSBおよび/またはCSI-RS)を判定する場合、UEはアップリンク送信電力をランプアップし得る。UEは、プリアンブル送信および/または再送信の数を数えることができる(例えば、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER)。UEは、ランダムアクセス手順が、例えば、プリアンブル送信の数が、一つまたは複数のRACHパラメーター(例えば、preambleTransMax)によって構成される閾値を超える場合、失敗して完了したと決定し得る。
【0152】
UEが受信するMsg2 1312は、RARを含み得る。一部のシナリオでは、Msg2 1312は、複数のUEに対応する複数のRARを含み得る。Msg2 1312は、Msg1 1311の送信の後またはそれに応答して受信され得る。Msg2 1312は、DL-SCH上でスケジューリングされ、ランダムアクセスRNTI(RA-RNTI)を使用してPDCCH上で指標され得る。Msg2 1312は、Msg1 1311が基地局によって受信されたことを示し得る。Msg2 1312は、UEがUEの送信タイミングを調整するために使用し得る時間アライメントコマンド、Msg3 1313の送信のためのスケジューリンググラント、および/または一時セルRNTI(TC-RNTI)を含み得る。UEは、プリアンブルを送信した後、UEは、Msg2 1312のPDCCHを監視する時間ウィンドウ(例えば、ra-ResponseWindow)をスタートし得る。UEは、UEがプリアンブルを送信するために使用するPRACH機会に基づき、いつ時間ウィンドウをスタートするかを判定し得る。例えば、UEは、プリアンブルの最後のシンボルの一つまたは複数のシンボルの後に(例えば、プリアンブル送信の終了からの第一のPDCCH機会に)、時間ウィンドウをスタートし得る。一つまたは複数のシンボルは、ヌメロロジーに基づき判定され得る。PDCCHは、RRCメッセージによって構成される共通検索空間(例えば、Type1-PDCCH共通検索空間)の中にあり得る。UEは、無線ネットワーク一時識別子(RNTI)に基づきRARを識別し得る。RNTIは、ランダムアクセス手順を開始する一つまたは複数のイベントに応じて使用され得る。UEは、ランダムアクセスRNTI(RA-RNTI)を使用し得る。RA-RNTIは、UEがプリアンブルを送信するPRACH機会と関連付けられ得る。例えば、UEは、OFDMシンボルインデックス、スロットインデックス、周波数ドメインインデックス、および/またはPRACH機会のULキャリアインジケーターに基づき、RA-RNTIを判定し得る。RA-RNTIの例は、以下の通りであり得る。
RA-RNTI=1+s_id+14×t_id+14×80×f_id+14×80×8×ul_carrier_id
ここで、s_idは、PRACH機会の第一のOFDMシンボルのインデックスであり得(例えば、0≦s_id<14)、t_idは、システムフレーム内のPRACH機会の第一のスロットのインデックスであり得(例えば、0≦t_id<80)、f_idは、周波数ドメインでのPRACH機会のインデックスであり得(例えば、0≦f_id<8)、ul_carrier_idは、プリアンブル送信に使用されるULキャリアであり得る(例えば、NULキャリアの場合は0、SULキャリアの場合は1)。
UEは、Msg2 1312の受信成功に応答して(例えば、Msg2 1312で識別されたリソースを使用して)、Msg3 1313を送信し得る。Msg3 1313は、例えば、図13Aに示される競合ベースのランダムアクセス手順における競合解決のために使用され得る。一部のシナリオでは、複数のUEが、同じプリアンブルを基地局に送信し得、基地局は、UEに対応するRARを提供し得る。複数のUEが、RARをそれ自体に対応するものとして解釈する場合、不一致が発生し得る。競合解決(例えば、Msg3 1313およびMsg4 1314の使用)を使用して、UEが別のUEのアイデンティティを誤って使用しない可能性を増加させ得る。競合解決を実施するために、UEは、Msg3 1313にデバイス識別子(例えば、割り当てられた場合、C-RNTI、Msg2 1312に含まれるTC-RNTI、および/または任意の他の好適な識別子)を含み得る。
【0153】
Msg4 1314は、Msg3 1313の送信の後、またはそれに応答して受信され得る。C-RNTIがMsg3 1313に含まれていた場合、基地局は、C-RNTIを使用してPDCCH上のUEに対処する。UEの固有のC-RNTIがPDCCH上で検出された場合、ランダムアクセス手順が成功裏に完了したと決定される。TC-RNTIがMsg3 1313に含まれる場合(例えば、UEがRRC_IDLE状態であるか、またはそうでなければ基地局に接続されていない場合)、Msg4 1314は、TC-RNTIと関連付けられるDL-SCHを使用して受信される。MAC PDUが正常に復号され、MAC PDUが、Msg3 1313で送信された(例えば、送信された)CCCH SDUと一致するか、そうでなければ対応するUE競合解決アイデンティティMAC CEを含む場合、UEは、競合解決が成功したと決定し得る、および/またはUEは、ランダムアクセス手順が成功裏に完了したと決定し得る。
【0154】
UEは、補完的アップリンク(SUL)キャリアおよび正常アップリンク(NUL)キャリアで構成され得る。初期アクセス(例えば、ランダムアクセス手順)は、アップリンクキャリアでサポートされ得る。例えば、基地局は、二つの別個のRACH構成、すなわち、SULキャリアのためのものと、NULキャリアのためのものでUEを構成し得る。SULキャリアで構成されるセル内のランダムアクセスの場合、ネットワークは、どのキャリア(NULまたはSUL)を使用するかを示し得る。UEは、例えば、一つまたは複数の基準信号の測定品質がブロードキャスト閾値よりも低い場合、SULキャリアを判定し得る。ランダムアクセス手順(例えば、Msg1 1311および/またはMsg3 1313)のアップリンク送信は、選択されたキャリア上にとどまり得る。UEは、一つまたは複数の事例において、ランダムアクセス手順(例えば、Msg1 1311とMsg3 1313との間)中にアップリンクキャリアを切り替え得る。例えば、UEは、チャネルクリアアセスメント(例えば、リッスンビフォアトーク)に基づき、Msg1 1311および/またはMsg3 1313のアップリンクキャリアを決定および/またはスイッチングし得る。
【0155】
図13Bは、2ステップの競合のないランダムアクセス手順を示す。図13Aに示される4ステップの競合ベースのランダムアクセス手順と同様、基地局は、手順の開始前に、構成メッセージ1320をUEに送信し得る。構成メッセージ1320は、構成メッセージ1310に対して一部の点で類似し得る。図13Bは、Msg1 1321およびMsg2 1322の二つのメッセージの送信を含む。Msg1 1321およびMsg2 1322は、いくつかの点で、図13Aそれぞれに示されるMsg1 1311およびMsg2 1312に類似し得る。図13Aおよび図13Bから理解されるように、競合のないランダムアクセス手順は、Msg3 1313および/またはMsg4 1314に類似したメッセージを含み得ない。
【0156】
図13Bに示す競合のないランダムアクセス手順は、ビーム障害復旧、他のSI要求、SCell追加、および/またはハンドオーバーのために開始され得る。例えば、基地局は、Msg1 1321に使用されるプリアンブルをUEに指標または割り当て得る。UEは、PDCCHおよび/またはRRCを介して基地局から、プリアンブル(例えば、ra-PreambleIndex)の指標を受信し得る。
【0157】
プリアンブルを送信した後、UEは、RARのPDCCHを監視する時間ウィンドウ(例えば、ra-ResponseWindow)を開始し得る。ビーム障害復旧要求の場合、基地局は、RRCメッセージ(例えば、recoverySearchSpaceId)によって示される検索空間内に別個の時間ウィンドウおよび/または別個のPDCCHでUEを構成し得る。UEは、検索空間上のCell RNTI(C-RNTI)宛のPDCCH送信に対し監視し得る。図13Bに示す競合のないランダムアクセス手順において、UEは、Msg1 1321の送信および対応するMsg2 1322の受信の後、またはこれに応答して、ランダムアクセス手順が成功裏に完了したと決定し得る。UEは、例えば、PDCCH送信がC-RNTIにアドレス指定される場合に、ランダムアクセス手順が成功裏に完了すると決定し得る。UEは、ランダムアクセス手順が、例えば、UEが、UEによって送信されるプリアンブルに対応するプリアンブル識別子を含むRARを受信した場合、および/またはRARが、プリアンブル識別子を含むMACサブPDUを含む場合、成功裏に完了すると決定し得る。UEは、応答をSI要求に対する応答確認の指標として決定し得る。
【0158】
図13Cは、別の2ステップランダムアクセス手順を示す。図13Aおよび図13Bに示されるランダムアクセス手順と同様に、基地局は、手順の開始前に、構成メッセージ1330をUEに送信し得る。構成メッセージ1330は、構成メッセージ1310および/または構成メッセージ1320に対して一部の点で類似し得る。図13Cは、二つのメッセージ、すなわち、Msg A 1331およびMsg B 1332の送信を含む。
【0159】
Msg A 1331は、UEによってアップリンク送信で送信され得る。Msg A 1331は、プリアンブル1341の一つまたは複数の送信および/またはトランスポートブロック1342の一つまたは複数の送信を含み得る。トランスポートブロック1342は、図13Aに示されるMsg3 1313の内容と類似および/または同等である内容を含み得る。トランスポートブロック1342は、UCI(例えば、SR、HARQ ACK/NACK、および/または類似のもの)を含み得る。UEは、Msg A 1331の送信の後、またはその送信に応答して、Msg B 1332を受信し得る。Msg B 1332は、図13Aおよび13B示されるMsg 2 1312(例えば、RAR)、および/または図13Aに示されるMsg4 1314の内容と類似および/または同等である内容を含み得る。
【0160】
UEは、認可スペクトルおよび/または無認可スペクトルに対し、図13Cの2ステップランダムアクセス手順を開始し得る。UEは、一つまたは複数の要因に基づき、2ステップランダムアクセス手順を開始するかどうかを決定し得る。一つまたは複数の要因は、使用中の無線アクセス技術(例えば、LTE、NR、および/または類似のもの)、UEが有効なTAを有するかどうか、セルサイズ、UEのRRC状態、スペクトルのタイプ(例えば、認可対無認可)、および/または任意の他の好適な要因であり得る。
【0161】
UEは、構成メッセージ1330に含まれる2ステップのRACHパラメーターに基づき、プリアンブル1341および/またはMsg A 1331に含まれるトランスポートブロック1342に対する無線リソースおよび/またはアップリンク送信電力を決定し得る。RACHパラメーターが、変調およびコーディングスキーム(MCS)、時間周波数リソース、および/またはプリアンブル1341および/またはトランスポートブロック1342に対する電力制御を示し得る。プリアンブル1341(例えば、PRACH)の送信のための時間周波数リソースおよびトランスポートブロック1342(例えば、PUSCH)の送信のための時間周波数リソースは、FDM、TDM、および/またはCDMを使用して多重化され得る。RACHパラメーターが、UEが、Msg B 1332の監視および/または受信のための受信タイミングおよびダウンリンクチャネルを決定することを可能にし得る。
【0162】
トランスポートブロック1342は、データ(例えば、遅延に敏感なデータ)、UEの識別子、セキュリティ情報、および/またはデバイス情報(例えば、International Mobile Subscriber Identity(IMSI))を含み得る。基地局は、Msg A 1331に対する応答としてMsg B 1332を送信し得る。Msg B 1332は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンスコマンド、電力制御コマンド、アップリンクグラント(例えば、無線リソース割り当ておよび/またはMCS)、競合解決のためのUE識別子、および/またはRNTI(例えば、C-RNTIまたはTC-RNTI)のうちの少なくとも一つを含み得る。UEは、Msg B 1332のプリアンブル識別子がUEによって送信されるプリアンブルに一致し、および/またはMsg B 1332のUEの識別子がMsg A 1331のUEの識別子(例えば、トランスポートブロック1342)に一致した場合に、2ステップランダムアクセス手順が成功裏に完了されると決定し得る。
【0163】
UEおよび基地局は、制御シグナリングを交換し得る。制御シグナリングは、L1/L2制御シグナリングと称され得、PHY層(例えば、層1)および/またはMAC層(例えば、層2)に由来し得る。制御シグナリングは、基地局からUEに送信されるダウンリンク制御シグナリングおよび/またはUEから、基地局に送信されるアップリンク制御シグナリングを含み得る。
【0164】
ダウンリンク制御シグナリングは、ダウンリンクスケジューリング割り当て、アップリンク無線リソースおよび/またはトランスポートフォーマットを示すアップリンクスケジューリンググラント、スロットフォーマット情報、プリエンプション表示、電力制御コマンド、および/または他の任意の好適なシグナリングを含み得る。UEは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上の基地局によって送信されるペイロードにおいてダウンリンク制御シグナリングを受信し得る。PDCCH上で送信されるペイロードは、ダウンリンク制御情報(DCI)と称され得る。一部のシナリオでは、PDCCHは、UEのグループに共通なグループ共通PDCCH(GC-PDCCH)であり得る。
【0165】
基地局は、送信エラーの検出を容易にするために、一つまたは複数の巡回冗長検査(CRC)パリティビットをDCIに取り付け得る。DCIがUE(またはUEのグループ)に対して意図されるとき、基地局は、UEの識別子(またはUEのグループの識別子)でCRCパリティビットをスクランブルし得る。識別子を用いてCRCパリティビットをスクランブルすることが、識別子値およびCRCパリティビットのModulo-2追加(または排他的OR演算)を含み得る。識別子は、16ビットの値の無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を含み得る。
【0166】
DCIが、異なる目的に使用され得る。目的は、CRCパリティビットをスクランブルするために使用されるRNTIのタイプによって示され得る。例えば、ページングRNTI(P-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIが、ページング情報および/またはシステム情報変更通知を示し得る。P-RNTIは、十六進法で「FFFE」として事前定義され得る。システム情報RNTI(SI-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIが、システム情報のブロードキャスト送信を示し得る。SI-RNTIは、十六進法で「FFFF」として事前定義され得る。ランダムアクセスRNTI(RA-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIが、ランダムアクセス応答(RAR)を示し得る。セルRNTI(C-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIが、動的スケジューリングのユニキャスト送信および/またはPDCCH順序のランダムアクセスのトリガーを示し得る。一時セルRNTI(TC-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIが、競合解決を示し得る(例えば、図13Aに示されるMsg3 1313に類似するMsg3)。基地局によってUEに構成される他のRNTIの符号化は、Configured Scheduling RNTI(CS-RNTI)、Transmit Power Control-PUCCH RNTI(TPC-PUCCH-RNTI)、Transmit Power Control-PUSCH RNTI(TPC-PUSCH-RNTI)、Transmit Power Control-SRS RNTI(TPC-SRS-RNTI)、Interruption RNTI(INT-RNTI)、Slot Format Indication RNTI(SFI-RNTI)、Semi-Persistent CSI RNTI(SP-CSI-RNTI)、Modulation and Coding Scheme Cell RNTI(MCS-C-RNTI)、および/または類似のものを含む。
【0167】
DCIの目的および/または内容に応じて、基地局は、一つまたは複数のDCIフォーマットでDCIを送信し得る。例えば、DCIフォーマット0_0は、セル内のPUSCHのスケジューリングに使用できる。DCIフォーマット0_0は、フォールバックDCIフォーマットであり得る(例えば、コンパクトなDCIペイロードを有する)。DCIフォーマット0_1は、セル内のPUSCHのスケジューリングに使用され得る(例えば、DCIフォーマット0_0よりも多くのDCIペイロードを有する)。DCIフォーマット1_0は、セル内のPDSCHのスケジューリングに使用され得る。DCIフォーマット1_0は、フォールバックDCIフォーマットであり得る(例えば、コンパクトなDCIペイロードを有する)。DCIフォーマット1_1は、セル内のPDSCHのスケジューリングに使用され得る(例えば、DCIフォーマット1_0よりも多くのDCIペイロードを有する)。DCIフォーマット2_0は、UEのグループにスロットフォーマット表示を提供するために使用され得る。DCIフォーマット2_1は、UEへの送信を意図していないとUEが仮定する物理リソースブロックおよび/またはOFDMシンボルをUEのグループに通知するために使用され得る。DCIフォーマット2_2は、PUCCHまたはPUSCH用の送信電力制御(TPC)コマンドの送信のために使用され得る。DCIフォーマット2_3は、一つまたは複数のUEによるSRS送信のためのTPCコマンドのグループの送信のために使用され得る。新しい機能のためのDCIフォーマットが、今後のリリースで定義され得る。DCIフォーマットは、異なるDCIサイズを有するか、または同じDCIサイズを共有し得る。
【0168】
RNTIでDCIをスクランブルした後、基地局は、チャネル符号化(例えば、極性符号化)、レートマッチング、スクランブルおよび/またはQPSK変調を伴ってDCIを処理し得る。基地局は、PDCCHのために使用および/または構成されるリソース要素上に、符号化および変調されたDCIをマッピングし得る。DCIのペイロードサイズおよび/または基地局のカバレッジに基づき、基地局は、いくつかの連続制御チャネル要素(CCE)を占有するPDCCHを介してDCIを送信し得る。連続するCCEの数(アグリゲーションレベルと称される)は、1、2、4、8、16、および/または任意の他の好適な数であり得る。CCEは、リソース要素グループ(REG)の数(例えば、6)を含み得る。REGは、OFDMシンボルにおけるリソースブロックを含み得る。リソース要素上の符号化および変調されたDCIのマッピングは、CCEおよびREGのマッピング(例えば、CCE~REGマッピング)に基づき得る。
【0169】
図14Aは、帯域幅部分に対するCORESET構成の一実施例を示す。基地局は、一つまたは複数の制御リソースセット(CORESET)上のPDCCHを介してDCIを送信し得る。CORESETは、UEが一つまたは複数の検索空間を使用してDCIをデコーディングしようとする時間周波数リソースを含み得る。基地局は、時間周波数ドメイン内にCORESETを構成し得る。図14Aの例において、第一のCORESET1401および第二のCORESET1402は、スロット内の第一のシンボルで生じる。第一のCORESET1401は、周波数ドメイン内の第二のCORESET1402と重複する。第三のCORESET1403は、スロット内の第三のシンボルで発生する。第四のCORESET1404は、スロットの第七のシンボルで発生する。CORESETは、周波数ドメイン内に異なる数のリソースブロックを有し得る。
【0170】
図14Bは、CORESETおよびPDCCH処理上のDCI送信に対するCCE~REGマッピングの一実施例を示す。CCE~REGマッピングは、インターリーブマッピング(例えば、周波数多様性を提供する目的で)または非インターリーブマッピング(例えば、干渉調整および/または制御チャネルの周波数選択送信を促進する目的で)であり得る。基地局は、異なるまたは同じCCE~REGマッピングを異なるCORESET上で実行し得る。CORESETは、RRC構成によるCCE~REGマッピングと関連付けられ得る。CORESETは、アンテナポート疑似コロケーション(QCL)パラメーターで構成され得る。アンテナポートのQCLパラメーターが、CORESET内のPDCCH受信用の復調基準信号(DMRS)のQCL情報を示し得る。
【0171】
基地局は、一つまたは複数のCORESETおよび一つまたは複数の検索空間セットの構成パラメーターを含むRRCメッセージをUEに送信し得る。構成パラメーターが、検索空間セットとCORESETとの間の関連付けを示し得る。検索空間セットは、所与のアグリゲーションレベルでCCEによって形成されるPDCCH候補のセットを含み得る。構成パラメーターが、アグリゲーションレベルごとに監視されるPDCCH候補の数、PDCCH監視周期およびPDCCH監視パターン、UEによって監視される一つまたは複数のDCIフォーマット、および/または検索空間セットが、共通検索空間セットまたはUE固有検索空間セットであるかどうかを示し得る。共通検索空間セット内のCCEのセットは、事前定義され、UEに既知であり得る。UE固有検索空間セット内のCCEのセットは、UEのアイデンティティ(例えば、C-RNTI)に基づき構成され得る。
【0172】
図14Bに示されるように、UEは、RRCメッセージに基づき、CORESETの時間周波数リソースを決定し得る。UEは、CORESETの構成パラメーターに基づき、CORESETに対するCCE~REGマッピング(例えば、インターリーブまたは非インターリーブ、および/またはマッピングパラメーター)を決定し得る。UEは、RRCメッセージに基づき、CORESET上に構成される検索空間セットの数(例えば、最大で10)を判定し得る。UEは、検索空間セットの構成パラメーターに従って、PDCCH候補のセットを監視し得る。UEは、一つまたは複数のDCIを検出するために、一つまたは複数のCORESET内のPDCCH候補のセットを監視し得る。監視は、監視されたDCIフォーマットに従って、PDCCH候補のセットの一つまたは複数のPDCCH候補をデコーディングすることを含み得る。監視は、可能な(または構成される)PDCCH位置、可能な(または構成される)PDCCHフォーマット(例えば、共通検索空間におけるCCEの数、PDCCH候補の数、および/またはUE固有検索空間におけるPDCCH候補の数)、および可能な(または構成される)DCIフォーマットを有する一つまたは複数のPDCCH候補のDCI内容をデコーディングすることを含み得る。デコーディングは、ブラインドデコーディングと称され得る。UEは、CRCチェック(例えば、RNTI値に一致するDCIのCRCパリティビットに対するスクランブルビット)に応答して、UEに対して有効なDCIを判定し得る。UEは、DCIに含まれる情報(例えば、スケジューリング割り当て、アップリンクグラント、電力制御、スロットフォーマット表示、ダウンリンクプリエンプション、および/または類似のもの)を処理し得る。
【0173】
UEは、アップリンク制御シグナリング(例えば、アップリンク制御情報(UCI))を基地局に送信し得る。アップリンク制御シグナリングは、受信したDL-SCHトランスポートブロックに対するハイブリッド自動繰り返し要求(HARQ)確認応答を含み得る。UEは、DL-SCHトランスポートブロックを受信した後、HARQ確認応答を送信し得る。アップリンク制御シグナリングは、物理ダウンリンクチャネルのチャネル品質を示すチャネル状態情報(CSI)を含み得る。UEは、CSIを基地局に送信し得る。基地局は、受信したCSIに基づき、ダウンリンク送信のための送信フォーマットパラメーター(例えば、マルチアンテナおよびビーム形成スキームを含む)を判定し得る。アップリンク制御シグナリングは、スケジューリング要求(SR)を含み得る。UEは、アップリンクデータが基地局に送信に利用可能であることを示すSRを送信し得る。UEは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を介して、UCI(例えば、HARQ確認応答(HARQ-ACK)、CSIレポート、SRなど)を送信し得る。UEは、いくつかのPUCCHフォーマットのうちの一つを使用して、PUCCHを介してアップリンク制御シグナリングを送信し得る。
【0174】
五つのPUCCHフォーマットがあり得、UEは、UCIのサイズ(例えば、UCI送信のアップリンクシンボルの数およびUCIビットの数)に基づきPUCCHフォーマットを決定し得る。PUCCHフォーマット0は、一つまたは二つのOFDMシンボルの長さを有し得、2以下のビットを含み得る。UEは、送信が一つまたは二つのシンボルを超えており、正または負のSRを有するHARQ-ACK情報ビットの数(HARQ-ACK/SRビット)が一つまたは二つである場合、PUCCHフォーマット0を使用して、PUCCHリソースにおいてUCIを送信し得る。PUCCHフォーマット1は、4~14のOFDMシンボルの間の数を占め得、2以下のビットを含み得る。UEは、送信が四つ以上のシンボルであり、HARQ-ACK/SRビットの数が一つまたは二つである場合、PUCCHフォーマット1を使用し得る。PUCCHフォーマット2は、一つまたは二つのOFDMシンボルを占有し得、2ビット超を含み得る。UEは、送信が一つまたは二つのシンボルを超え、UCIビットの数が二つ以上である場合、PUCCHフォーマット2を使用し得る。PUCCHフォーマット3は、4~14のOFDMシンボルの間の数を占有し得、2ビット超を含み得る。UEは、送信が四つ以上のシンボルであり、UCIビットの数が二つ以上であり、PUCCHリソースが直交カバーコードを含まない場合、PUCCHフォーマット3を使用し得る。PUCCHフォーマット4は、4~14のOFDMシンボルの間の数を占有し得、2ビット超を含み得る。UEは、送信が四つ以上のシンボルであり、UCIビットの数が二つ以上であり、PUCCHリソースが直交カバーコードを含む場合、PUCCHフォーマット4を使用し得る。
【0175】
基地局は、例えば、RRCメッセージを使用して、複数のPUCCHリソースセットの構成パラメーターをUEに送信し得る。複数のPUCCHリソースセット(例えば、最大四つのセット)は、セルのアップリンクBWP上に構成され得る。PUCCHリソースセットが、PUCCHリソースセットインデックス、PUCCHリソースがPUCCHリソース識別子(例えば、pucch-Resourceid)によって識別される複数のPUCCHリソース、および/またはUEが、PUCCHリソースセット内の複数のPUCCHリソースのうちの一つを使用して送信し得るUCI情報ビットの数(例えば、最大数)で構成され得る。複数のPUCCHリソースセットで構成する場合、UEは、UCI情報ビット(例えば、HARQ-ACK、SR、および/またはCSI)の合計ビット長に基づき、複数のPUCCHリソースセットのうちの一つを選択し得る。UCI情報ビットの合計ビット長が2以下である場合、UEは、PUCCHリソースセットのインデックスが「0」に等しい第一のPUCCHリソースセットを選択し得る。UCI情報ビットの合計ビット長が2より大きく、第一の構成値以下である場合、UEは、「1」に等しいPUCCHリソースセットインデックスを有する第二のPUCCHリソースセットを選択し得る。UCI情報ビットの合計ビット長が第一の構成値より大きく、第二の構成値以下である場合、UEは、「2」に等しいPUCCHリソースセットインデックスを有する第三のPUCCHリソースセットを選択し得る。UCI情報ビットの合計ビット長が第二の構成値より大きく、第三の値(例えば、1406)以下である場合、UEは、「3」に等しいPUCCHリソースセットインデックスを有する第四のPUCCHリソースセットを選択し得る。
【0176】
複数のPUCCHリソースセットからPUCCHリソースセットを決定した後、UEは、UCI(HARQ-ACK、CSI、および/またはSR)送信用のPUCCHリソースセットからPUCCHリソースを決定し得る。UEは、PDCCH上で受信されたDCI(例えば、DCIフォーマット1_0またはフォーDCI1_1)内のPUCCHリソースインジケーターに基づき、PUCCHリソースを判定し得る。DCIの3ビットPUCCHリソースインジケーターが、PUCCHリソースセット内の八つのPUCCHリソースのうちの一つを示し得る。PUCCHリソースインジケーターに基づき、UEは、DCI内のPUCCHリソースインジケーターによって示されるPUCCHリソースを使用してUCI(HARQ-ACK、CSIおよび/またはSR)を送信し得る。
【0177】
図15は、本開示の実施形態による基地局1504と通信する無線装置1502の例を示す。無線装置1502および基地局1504は、図1Aに示される移動体通信ネットワーク100、図1Bに示される移動体通信ネットワーク150、または他の通信ネットワークなどの移動体通信ネットワークの一部であり得る。図15には、一つの無線装置1502および一つの基地局1504のみが示されるが、移動体通信ネットワークは、図15に示されるものと同じまたは同様の構成を有する、一つより多いUEおよび/または一つより多い基地局を含み得ることが理解されよう。
【0178】
基地局1504は、無線装置1502を、エアーインターフェイス(または無線インターフェイス)1506上で無線通信を介してコアネットワーク(図示せず)に接続し得る。エアーインターフェイス1506上の基地局1504から無線装置1502への通信方向は、ダウンリンクとして知られ、エアーインターフェイス上の無線装置1502から、基地局1504への通信方向は、アップリンクとして知られる。ダウンリンク送信は、FDD、TDD、および/または二つの二重化技術のいくつかの組み合わせを使用して、アップリンク送信から分離され得る。
【0179】
ダウンリンクでは、基地局1504から無線装置1502に送信されるデータは、基地局1504の処理システム1508に提供され得る。データは、例えば、コアネットワークによって処理システム1508に提供され得る。アップリンクでは、無線装置1502から、基地局1504に送信されるデータは、無線装置1502の処理システム1518に提供され得る。処理システム1508および処理システム1518は、層3および層2のOSI機能を実装して、送信のためにデータを処理し得る。層2は、例えば、図2A図2B図3、および図4Aに関して、SDAP層、PDCP層、RLC層、およびMAC層を含み得る。層3は、図2Bに関してRRC層を含み得る。
【0180】
処理システム1508によって処理された後、無線装置1502に送信されるデータは、基地局1504の送信処理システム1510に提供され得る。同様に、処理システム1518によって処理された後、基地局1504に送信されるデータは、無線装置1502の送信処理システム1520に提供され得る。送信処理システム1510および送信処理システム1520は、層1のOSI機能を実装し得る。層1は、図2A図2B図3、および図4Aに関してPHY層を含み得る。送信処理のために、PHY層は、例えば、トランスポートチャネルの順方向エラー訂正符号化、インターリーブ、レートマッチング、トランスポートチャネルの物理チャネルへのマッピング、物理チャネルの変調、多重入力多重出力(MIMO)またはマルチアンテナ処理、および/または類似のものを実行し得る。
【0181】
基地局1504で、受信処理システム1512は、無線装置1502からアップリンク送信を受信し得る。無線装置1502において、受信処理システム1522は、基地局1504からダウンリンク送信を受信し得る。受信処理システム1512および受信処理システム1522は、層1のOSI機能を実装し得る。層1は、図2A図2B図3、および図4Aに関してPHY層を含み得る。受信処理のために、PHY層は、例えば、エラー検出、順方向エラー訂正復号、デインターリーブ、物理チャネルへのトランスポートチャネルのデマッピング、物理チャネルの復調、MIMOまたはマルチアンテナ処理、および/または類似のものを実行し得る。
【0182】
図15に示されるように、無線装置1502および基地局1504は、複数のアンテナを含み得る。複数のアンテナは、空間多重化(例えば、単一ユーザーMIMOまたはマルチユーザーMIMO)、送信/受信多様性、および/またはビームフォーミングなどの一つまたは複数のMIMOまたはマルチアンテナ技術を実施するために使用され得る。他の例では、無線装置1502および/または基地局1504は、単一アンテナを有し得る。
【0183】
処理システム1508および処理システム1518は、それぞれメモリー1514およびメモリー1524と関連付けられ得る。メモリー1514およびメモリー1524(例えば、一つまたは複数の非一時的コンピューター可読媒体)は、本出願で考察される一つまたは複数の機能を実施するために、処理システム1508および/または処理システム1518によって実行され得るコンピュータープログラム命令またはコードを記憶し得る。図15には示されていないが、送信処理システム1510、送信処理システム1520、受信処理システム1512、および/または受信処理システム1522は、それらのそれぞれの機能のうちの一つまたは複数を実行するために実行され得るコンピュータープログラム命令またはコードを格納するメモリー(例えば、一つまたは複数の非一時的コンピューター可読媒体)に結合され得る。
【0184】
処理システム1508および/または処理システム1518は、一つまたは複数のコントローラーおよび/または一つまたは複数のプロセッサーを含み得る。一つまたは複数のコントローラーおよび/または一つまたは複数のプロセッサーは、例えば、汎用プロセッサー、デジタル信号プロセッサー(DSP)、マイクロコントローラー、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)および/または他のプログラマーブルロジックデバイス、ディスクリートゲートおよび/またはトランジスターロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、オンボードユニット、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。処理システム1508および/または処理システム1518は、信号符号化/処理、データ処理、電力制御、入出力処理、および/または無線装置1502および基地局1504が無線環境で動作するのを可能にし得る他の任意の機能のうちのうちの少なくとも一つを実行し得る。
【0185】
処理システム1508および/または処理システム1518は、それぞれ、一つまたは複数の周辺装置1516および一つまたは複数の周辺装置1526に接続され得る。一つまたは複数の周辺装置1516および一つまたは複数の周辺装置1526は、特徴および/または機能を提供するソフトウェアおよび/またはハードウェア、例えば、スピーカ、マイク、キーパッド、ディスプレイ、タッチパッド、電源、衛星トランシーバー、ユニバーサルシリ線ユニアルバス(USB)ポート、ハンズフリーヘッドセット、周波数変調(FM)無線ユニット、メディアプレーヤ、インターネットブラウザ、電子制御ユニット(例えば、車両用)、並びに/または一つまたは複数のセンサー(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、温度センサー、レーダセンサー、ライダセンサー、超音波センサー、光センサー、カメラ、および/もしくは同様のもの)を含み得る。処理システム1508および/または処理システム1518は、一つまたは複数の周辺装置1516および/または一つまたは複数の周辺装置1526からユーザー入力データを受信し、および/またはユーザー出力データを提供し得る。無線装置1502内の処理システム1518は、電源から電力を受け取ることができ、および/または無線装置1502内の他のコンポーネントに電力を分配するように構成され得る。電源は、一つまたは複数の電源、例えば、バッテリー、太陽電池、燃料電池、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。処理システム1508および/または処理システム1518は、それぞれ、GPSチップセット1517およびGPSチップセット1527に接続され得る。GPSチップセット1517およびGPSチップセット1527は、それぞれ、無線装置1502および基地局1504の地理的位置情報を提供するように構成され得る。
【0186】
図16Aは、アップリンク送信のための例示的な構造を示す。物理アップリンク共有チャネルを代表するベースバンド信号は、一つまたは複数の機能を実行し得る。この一つまたは複数の機能は、スクランブリング、複素数値シンボルを生成するためのスクランブルビットの変調、一つまたはいくつかの送信層上への複素数値変調シンボルのマッピング、複素数値シンボルを生成するための変換プリコーディング、複素数値シンボルのプリコーディング、プリコーディングされた複素数値シンボルのリソース要素へのマッピング、複素数値時間ドメイン単一キャリア周波数分割多重アクセス(SC-FDMA)またはCP-OFDM信号のアンテナポートへの生成、および/または同様のもののうちの少なくとも一つを含み得る。一実施例において、変換プリコーディングが有効である場合は、アップリンク送信のためのSC-FDMA信号が生成され得る。一実施例では、変換プリコーディングが有効でない場合は、図16Aによって、アップリンク送信のためのCP-OFDM信号が生成され得る。これらの機能は、例として示されており、さまざまな実施形態で他の機構を実装し得ることが予想される。
【0187】
図16Bは、ベースバンド信号のキャリア周波数への変調およびアップコンバージョンのための例示的な構造を示す。ベースバンド信号は、アンテナポートに対する、複素数値SC-FDMAまたはCP-OFDMベースバンド信号および/または複素数値物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)ベースバンド信号であり得る。送信前にフィルターリングが用いられ得る。
【0188】
図16Cは、ダウンリンク送信の例示的な構造を示す。物理ダウンリンクチャネルを表すベースバンド信号は、一つまたは複数の機能を実行できる。この一つまたは複数の機能は、物理チャネル上で送信されるべきコードワード内の符号化されたビットのスクランブリング、複素数値変調シンボルを生成するためのスクランブルされたビットの変調、複素数値変調シンボルの一つまたはいくつかの送信層上へのマッピング、アンテナポート上での送信のための層上にある複素数値変調シンボルのプリコーディング、アンテナポートの複素数値変調シンボルのリソース要素へのマッピング、アンテナポートごとの複素数値時間ドメインOFDM信号の生成、および/または同様のものを含み得る。これらの機能は、例として示されており、さまざまな実施形態で他の機構を実装し得ることが予想される。
【0189】
図16Dは、ベースバンド信号のキャリア周波数への変調およびアップコンバージョンのための別の実施例の構造を示す。ベースバンド信号は、アンテナポート用の複素数値OFDMベースバンド信号であり得る。送信前にフィルターリングが用いられ得る。
【0190】
無線装置は、複数のセル(例えば、一次セル、二次セル)の構成パラメーターを含む一つまたは複数のメッセージ(例えば、RRCメッセージ)を基地局から受信し得る。無線装置は、複数のセルを介して、少なくとも一つの基地局(例えば、二重接続の二つ以上の基地局)と通信し得る。一つまたは複数のメッセージ(例えば、構成パラメーターの一部として)は、無線装置を構成するための物理的、MAC、RLC、PCDP、SDAP、RRC層のパラメーターを含み得る。例えば、構成パラメーターが、物理層およびMAC層チャネル、ベアラーなどを構成するためのパラメーターを含み得る。例えば、構成パラメーターが、物理層、MAC層、RLC層、PCDP層、SDAP層、RRC層、および/または通信チャネル用のタイマーの値を示すパラメーターを含み得る。
【0191】
タイマーが開始されると実行を開始し、停止するまで、または満了するまで、実行を継続し得る。タイマーは、動いていない場合に開始され得るか、動いている場合に再開され得る。タイマーは、値と関連付けられ得る(例えば、タイマーは、ある値から開始または再開され得、またはゼロから開始され、値に到達したら満了し得る)。タイマーの持続時間が、(例えば、BWPスイッチングにより)タイマーが停止するか、または満了するまで更新され得ない。タイマーを使用して、プロセスの時間期間/ウィンドウを測定し得る。本明細書が、一つまたは複数のタイマーに関連する実装および手順を指す場合、一つまたは複数のタイマーを実装する複数の方法があることが理解されよう。例えば、タイマーを実装するための複数の方法のうちの一つまたは複数が、手順の期間/ウィンドウを測定するために使用され得ることが理解されよう。例えば、ランダムアクセス応答ウィンドウタイマーは、ランダムアクセス応答を受信するためのウィンドウ時間を測定するために使用され得る。一実施例では、ランダムアクセス応答ウィンドウタイマーのスタートおよび満了の代わりに、二つの時間スタンプ間の時間差が使用され得る。タイマーが再スタートされるとき、時間ウィンドウの測定のためのプロセスが再スタートされ得る。他の例示的実装は、時間ウィンドウの測定を再スタートするために提供され得る。
【0192】
無線装置は、例えば基地局からダウンリンク制御情報(DCI)を受信することができる。DCIが、セルに対して/上で複数のトランスポートブロック(例えば、PDSCH、PUSCH)をスケジュールし得る。
【0193】
複数のトランスポートブロックが、トランスポートブロックの繰り返しではあり得ない。DCIが、複数のトランスポートブロックの繰り返しをスケジュールしえない。複数のトランスポートブロックの各トランスポートブロックが、異なり得る。トランスポートブロックの繰り返しが、堅牢性および/またはカバレッジを増加させ得る。複数のトランスポートブロックのスケジューリングは、ダウンリンク制御チャネル監視のシグナリングオーバーヘッドおよび/または複雑さを低減し得る。
【0194】
一実施例では、セルは、高周波数帯(例えば、20GHz超、40GHz超、52GHz超、52GHz~71GHz、71GHz超など)で動作し得る。スロット持続時間が、高周波数帯(例えば、240kHz、480kHz、および960kHzなど)において短くなり得る(例えば、より大きなサブキャリア間隔により)ので、既存のスロット毎レベルのトランスポートブロック(例えば、PDSCH/PUSCH)スケジューリングは、例えば、基地局が複数のトランスポートブロックをスケジュールすることを所望する場合に、過剰なCORESET/検索空間のオーバーヘッドおよびPDCCHのブラインド検出時に冗長なUE電力消費をもたらし得る。高周波数帯におけるスロット持続時間の減少は、より短いスロット持続時間でPDCCH監視の複雑さを増大させ得る。(単一)DCIを用いて複数のトランスポートブロックをスケジューリングすることが、PDCCH監視負担を低減し得る。
【0195】
一実施例では、セルは、ライセンスされていない帯域で動作し得る。(単一)DCIで複数のトランスポートブロックをスケジューリングすることが、複数のトランスポートブロックを複数のDCIでスケジューリングすると比較して、例えば、基地局で実施されるリッスンビフォアトーク(LBT)手順の数を低減し得る。
【0196】
一実施例では、DCIが、サウンディング基準信号リソースインジケーター(SRI)フィールドを含み得る。無線装置は、SRIフィールドに基づき決定された送信電力で複数のトランスポートブロックを送信することができる。無線装置は、複数のトランスポートブロックの各トランスポートブロックを送信電力で送信することができる。
【0197】
一実施例では、DCIが、送信電力制御(TPC)フィールドを含み得る。無線装置は、TPCフィールドに基づき決定された送信電力で複数のトランスポートブロックを送信することができる。無線装置は、複数のトランスポートブロックの各トランスポートブロックを送信電力で送信することができる。
【0198】
一実施例では、DCIが、送信プリコーディングマトリックスインジケーター(TPI)フィールドを含み得る。無線装置は、TPMIフィールドに基づき決定された送信プリコーダーで、複数のトランスポートブロックを送信し得る。無線装置は、送信プリコーダーで複数のトランスポートブロックの各トランスポートブロックを送信することができる。
【0199】
一実施例では、DCIが、位相追跡基準信号(PTRS)-DMRSフィールドを含み得る。無線装置は、PTRS-DMRSフィールドによって示される、複数のトランスポートブロックのうちの、DMRSポート上に/内に/を介してPTRSを送信し得る。無線装置は、PTRS-DMRSフィールドによって示される、複数のトランスポートブロックの各トランスポートブロックの、DMRSポート上に/内に/を介してPTRSを送信し得る。
【0200】
一実施例では、無線装置は、第一のTRPおよび第二のTRPを含む複数のTRPによって機能され得る(例えば、複数のTRPとの間で送信/受信する)。無線装置は、複数のTRPとの間で、複数のトランスポートブロックを送信/受信し得る。無線装置は、複数のトランスポートブロックの各トランスポートブロックを、複数のTRPのそれぞれのTRPとの間で送信/受信し得る。複数のTRPは、複数のトランスポートブロックを受信/送信し得る。複数のTRPの各TRPは、複数のトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックを受信/送信し得る。
【0201】
第一のTRPと第二のTRPは、同一位置に配置され得ない。第一のTRPおよび第二のTRPの位置/方向は異なり得る。第一のTRPおよび第二のTRPは、異なるチャネル条件(例えば、チャネルのフェード、距離、経路損失閉塞など)の対象となってもよい。複数のトランスポートブロックをスケジューリングするDCIが、少なくとも二つのフィールド(例えば、少なくとも二つのSRIフィールド、少なくとも二つのTPCフィールド、少なくとも二つのTPMIフィールド、少なくとも二つのPTRS-DMRSフィールドなど)を示し得る。既存の技術の実施において、無線装置は、DCIの少なくとも二つのフィールドの第一のフィールド(または第二のフィールド)に基づき、複数のトランスポートブロックのうち、どれを送信するかを知り得ない。整列していないフィールド(例えば、SRIフィールド、TPCフィールド、TPMIフィールド、PTRS-DMRSフィールド)に基づき、複数のトランスポートブロックのトランスポートブロックを受信/送信することが、エラー率の増加、データレートの減少、再送信の増加、および/または電力消費の増加をもたらし得る。
【0202】
例示的実施形態は、無線装置が、複数のトランスポートブロック(例えば、PDSCH、PUSCH)をスケジューリングするi)DCIを受信し、少なくとも二つのフィールド(例えば、少なくとも二つのSRIフィールド、少なくとも二つのTPCフィールド、少なくとも二つのTPMIフィールド、少なくとも二つのPTRS-DMRSフィールドなど)を含む場合、フィールド上の不一致を低減し得る。一実施例では、DCIが、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールド(または第二のフィールド)に基づき複数のトランスポートブロックのうちのどれを受信するかを示すビットマップフィールドを含み得る。一実施例では、無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールド(または第二のフィールド)に基づき複数のトランスポートブロックのどれを受信するか示すビットマップフィールドを示す、一つまたは複数の構成パラメーターを含む一つまたは複数のメッセージを受信し得る。TDRAフィールドが、例えば、ビットマップフィールドを含み得る。例えば、ビットマップフィールドにおいて、複数のトランスポートブロックのトランスポートブロックに対応するビットが、ゼロ/1に等しいとき、無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一/第二のフィールドに基づき、トランスポートブロックを送信/受信し得る。例示的実施形態では、無線装置は、第一のフィールドに基づき複数のトランスポートブロックの第一のN個のトランスポートブロックを、第二のフィールドに基づき複数のトランスポートブロックの第二のN個のトランスポートブロックを、受信/送信し得る。このパターンは、存在する場合、複数のトランスポートブロック(例えば、順次ビームマッピング)の残りのトランスポートブロックにおいて継続し得る。例えば、DCIが、N(例えば、N=2、3、4、5、8など)の値を示し得る。DCIが、Nの値を示すフィールド(例えば、TDRA、TCI)を含み得る。例えば、無線装置は、Nの値を示す一つまたは複数の構成パラメーターを含む一つまたは複数のメッセージを受信し得る。
【0203】
例示的実施形態の実施は、エラー率の低下、データレートの増加、再送信の低減、および/または電力消費の低減をもたらし得る。
【0204】
一実施例においては、無線装置は、一つまたは複数のメッセージを受信することができる。一実施例では、無線装置は、基地局から一つまたは複数のメッセージを受信することができる。一つまたは複数のメッセージは、一つまたは複数の構成パラメーターを含み得る。一実施例では、一つまたは複数の構成パラメーターが、RRC構成パラメーターであり得る。一実施例において、一つまたは複数の構成パラメーターが、RRC再構成パラメーターであり得る。
【0205】
一実施例では、一つまたは複数の構成パラメーターが、一つまたは複数のセルのためのものであり得る。
【0206】
一つまたは複数のセルはセルを含んでもよい。一実施例では、一つまたは複数の構成パラメーターのうちの少なくとも一つの構成パラメーターが、セルのためのものであり得る。一実施例では、セルは一次セル(PCell)であり得る。一実施例では、セルは二次セル(SCell)であり得る。セルは、PUCCHで構成される二次セル(例えば、PUCCH SCell)であり得る。一実施例では、セルは、例えば、ライセンスされていない帯域で動作する、ライセンスされていないセルであり得る。一実施例では、セルは、例えば、ライセンスされた帯域で動作する、ライセンスされたセルであり得る。一実施例では、セルは、第一の周波数範囲(FR1)で動作し得る。FR1は、例えば、6GHz未満の周波数帯を含み得る。一実施例では、セルは、第二の周波数範囲(FR2)で動作し得る。FR2は、例えば、24GHz~52.6GHzの周波数帯を含み得る。一実施例では、セルは第三の周波数範囲(FR3)で動作することができる。FR3は、例えば、52.6GHz~71GHzの周波数帯を含み得る。FR3は、例えば、52.6GHzから始まる周波数帯域を含み得る。
【0207】
一実施例において、無線装置は、第一の時間および第一の周波数で、セルを介してアップリンク送信(例えば、PUSCH、PUCCH、SRS)を行ってもよい。無線装置は、第二の時間および第二の周波数で、セルを介してダウンリンク受信(例えば、PDCCH、PDSCH)を実行し得る。一実施例では、セルは、時間分割二重(TDD)モードで動作し得る。TDDモードでは、第一の周波数および第二の周波数は同じであり得る。TDDモードでは、第一の時間と第二の時間が異なり得る。一実施例では、セルは、周波数分割二重(FDD)モードで動作し得る。FDDモードでは、第一の周波数と第二の周波数は異なり得る。FDDモードでは、第一の時間と第二の時間が同じであり得る。
【0208】
一実施例では、無線装置は、RRC接続モードであり得る。一実施例では、無線装置は、RRCアイドルモードであり得る。一実施例では、無線装置は、RRC非アクティブモードであり得る。
【0209】
一実施例では、セルは、複数のBWPを含み得る。複数のBWPは、セルのアップリンクBWPを含む一つまたは複数のアップリンクBWPを含み得る。複数のBWPは、セルのダウンリンクBWPを含む一つまたは複数のダウンリンクBWPを含み得る。
【0210】
一実施例では、複数のBWPのあるBWPは、アクティブ状態および非アクティブ状態のうちの一つであり得る。一実施例では、一つまたは複数のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPのアクティブ状態において、無線装置は、ダウンリンクBWP上で/用に/経由でダウンリンクチャネル/信号(例えば、PDCCH、DCI、CSI-RS、PDSCH)を監視し得る。一実施例では、一つまたは複数のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPのアクティブ状態において、無線装置は、ダウンリンクBWP上で/を介して/に対してPDSCHを受信し得る。一実施例では、一つまたは複数のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPの非アクティブ状態では、無線装置は、ダウンリンクBWP上で/を介して/に対してダウンリンクチャネル/信号(例えば、PDCCH、DCI、CSI-RS、PDSCH)を監視しえない。一つまたは複数のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPの非アクティブ状態では、無線装置は、ダウンリンクBWP上で/を介して/に対してダウンリンクチャネル/信号(例えば、PDCCH、DCI、CSI-RS、PDSCH)を監視すること(または受信すること)をストップし得る。一実施例では、一つまたは複数のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPの非アクティブ状態では、無線装置は、ダウンリンクBWP上で/を介して/のためにPDSCHを受信しえない。一つまたは複数のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPの非アクティブ状態では、無線装置は、ダウンリンクBWP上で/を介して/のためにPDSCHを受信することをストップし得る。
【0211】
一実施例では、一つまたは複数のアップリンクBWPのアップリンクBWPのアクティブ状態において、無線装置は、アップリンクBWP上で/を介してアップリンク信号/チャネル(例えば、PUCCH、プリアンブル、PUSCH、PRACH、SRSなど)を送信することができる。一実施例では、一つまたは複数のアップリンクBWPのアップリンクBWPの非アクティブ状態では、無線装置は、アップリンクBWP上で/を介してアップリンク信号/チャネル(例えば、PUCCH、プリアンブル、PUSCH、PRACH、SRSなど)を送信し得ない。
【0212】
一実施例では、無線装置は、セルの一つまたは複数のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPを起動にすることができる。一実施例では、ダウンリンクBWPを起動することが、無線装置が、ダウンリンクBWPをセルのアクティブダウンリンクBWPとして設定すること(またはそれにスイッチングすること)を含み得る。一実施例では、ダウンリンクBWPを起動することが、無線装置がダウンリンクBWPをアクティブ状態に設定することを含み得る。一実施例では、ダウンリンクBWPを起動することが、ダウンリンクBWPを非アクティブ状態からアクティブ状態にスイッチングすることを含み得る。
【0213】
一実施例では、無線装置は、セルの一つまたは複数のアップリンクBWPのアップリンクBWPを起動し得る。一実施例では、アップリンクBWPを起動することが、無線装置が、アップリンクBWPをセルのアクティブアップリンクBWPとして設定すること(またはそれにスイッチングすること)を含み得る。一実施例では、アップリンクBWPを起動することが、無線装置がアップリンクBWPをアクティブ状態に設定することを含み得る。一実施例では、アップリンクBWPを起動することが、アップリンクBWPを非アクティブ状態からアクティブ状態にスイッチングすることを含み得る。
【0214】
一実施例では、一つまたは複数の構成パラメーターが、セルの(アクティブな)ダウンリンクBWPのためのものであり得る。一実施例では、一つまたは複数の構成パラメーターの少なくとも一つの構成パラメーターが、セルのダウンリンクBWPのためのものであり得る。
【0215】
一実施例では、一つまたは複数の構成パラメーターが、セルの(アクティブな)アップリンクBWPのためのものであり得る。一実施例では、一つまたは複数の構成パラメーターの少なくとも一つの構成パラメーターが、セルのアップリンクBWPのためのものであり得る。
【0216】
一つまたは複数の構成パラメーターが、ダウンリンクBWPのサブキャリア間隔(またはヌメロロジー)を示し得る。
【0217】
一つまたは複数の構成パラメーターが、アップリンクBWPのサブキャリア間隔(またはヌメロロジー)を示し得る。
【0218】
(ダウンリンクBWPおよび/またはアップリンクBWPの)サブキャリア間隔の値が、例えば、15kHz(μ=0)であり得る/を示し得る。サブキャリア間隔の値が、例えば、30kHz(μ=1)であり得る/を示し得る。サブキャリア間隔の値が、例えば、60kHz(μ=2)であり得る/を示し得る。サブキャリア間隔の値が、例えば、120kHz(μ=3)であり得る/を示し得る。サブキャリア間隔の値が、例えば、240kHz(μ=4)であり得る/を示し得る。サブキャリア間隔の値が、例えば、480kHz(μ=5)であり得る/を示し得る。サブキャリア間隔の値が、例えば、960kHz(μ=6)であり得る/を示し得る。例えば、480kHzは、FR3で有効/適用可能であり得る。例えば、960kHzは、FR3で有効/適用可能であり得る。例えば、240kHzは、FR3で有効/適用可能であり得る。例えば、120kHzは、FR3で有効/適用可能であり得る。
【0219】
図17は、本開示の実施形態の一態様による時間ドメインリソース割り当て表の構成の例を示す。
【0220】
一つまたは複数の構成パラメーターが、時間ドメインリソース割り当てのリスト/表(例えば、pusch-imeDomainAllocationListForMultiPUSCH, pdsch-TimeDomainAllocationListForMultiPDSCH)を示し/含み得る。時間ドメインリソース割り当てのリスト/表(例えば、TDRA表)は、一つまたは複数の行(または一つまたは複数の時間ドメインリソース割り当て(TDRA)(例えば、PUSCH-TimeDomainResourceAllocation、PDSCH-TimeDomainResourceAllocation)を含み得る。
【0221】
一つまたは複数の行(または一つまたは複数のTDRAの各TDRA)の各行は、スケジューリングされたトランスポートブロックのそれぞれの数を示し得る。一つまたは複数の行(または一つまたは複数のTDRAのTDRA)の行は、スケジューリングされたトランスポートブロックの数を示し得る(例えば、スケジューリングされたPDSCH受信/送信、スケジューリングされたPUSCH送信など)。例えば、図17において、puschAllocationListのサイズ/長さは、スケジューリングされたトランスポートブロックの数を示し得る(または等しくなる)。スケジューリングされたトランスポートブロックの数の最大値が、最大値(例えば、4、8、16、32など)と等しくてもよい。一つまたは複数の構成パラメーターが、最大値(例えば、maxNrofMultiplePUSCHs、maxNrofMultiplePDSCHs)を示し得る。
【0222】
一つまたは複数の行(または一つまたは複数のTDRAの各TDRA)の各行は、一つまたは複数のそれぞれのスロットオフセット(例えば、PUSCHの場合はk2、PDSCHの場合はk0)を示し得る。一つまたは複数の行(または一つまたは複数のTDRAのTDRA)の行は、一つまたは複数のスロットオフセットを示し得る。一つまたは複数のスロットオフセットの各スロットオフセットは、スケジューリングされたトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックに対してであり得る(またはそれらに対して関連付けられるか、または構成される)。
【0223】
一実施例では、一つまたは複数の行の行は、第一のスロットオフセット(例えば、m1)、第二のスロットオフセット(例えば、m2)、および第三のスロットオフセット(例えば、m3)を示し得る。無線装置は、スケジューリングされたトランスポートブロックの第一の/開始の/最早のトランスポートブロックを時間スロットn+m1で送信/受信することができる。無線装置は、時間スロットn+m2で、スケジューリングされたトランスポートブロックの第二の/第二の開始の/第二の最早のトランスポートブロックを送信/受信し得る。無線装置は、時間スロットn+m3で、スケジューリングされたトランスポートブロックの第三の/第三の開始の/第三の最早のトランスポートブロックを送信/受信し得る。以下同様。無線装置は、時間スロットnで、第一の/開始の/最早のトランスポートブロック、第二の/第二の開始の/第二の最早のトランスポートブロック、および第三の/第三の開始の/第三の最早のトランスポートブロックをスケジューリングするDCIを受信し得る。スロットオフセットは、例えば、無線装置がトランスポートブロックをスケジュールするDCIを受信する第一の時間スロットと、無線装置がトランスポートブロックを受信/送信する第二の時間スロットとの間のスロットのオフセットであり得る。スケジューリングされたトランスポートブロックが、トランスポートブロックを含んでもよい。トランスポートブロックを受信/送信するためのダウンリンク/アップリンクリソースは、第二の時間スロット内にあり得る(または中に生じ得る)。スロットオフセットは、DCIとダウンリンク/アップリンクリソースとの間にあり得る。
【0224】
一実施例では、一つまたは複数の行の行は、単一のスロットオフセットを示し得る。単一のスロットオフセットの値が、スケジューリングされたトランスポートブロックに適用され得る。例えば、単一のスロットオフセットの値がkと等しい場合、無線装置は、時間スロットn+kで、スケジューリングされたトランスポートブロックの第一の/開始の/最早のトランスポートブロックを送信/受信し得る。無線装置は、時間スロットn+k+1で、スケジューリングされたトランスポートブロックの第二の/第二の開始の/第二の最早のトランスポートブロックを送信/受信し得る。無線装置は、時間スロットn+k+2で、スケジューリングされたトランスポートブロックの第三の/第三の開始の/第三の最早のトランスポートブロックを送信/受信し得る。以下同様。無線装置は、時間スロットnで、第一の/開始の/最早のトランスポートブロック、第二の/第二の開始の/第二の最早のトランスポートブロック、および第三の/第三の開始の/第三の最早のトランスポートブロックをスケジューリングするDCIを受信し得る。単一のスロットオフセットは、例えば、無線装置がスケジューリングされたトランスポートブロックをスケジューリングするDCIを受信する第一の時間スロットと、無線装置が第一の/開始の/最早のトランスポートブロックを受信/送信する第二の時間スロットとの間のスロットのオフセットであり得る。無線装置は、単一のスロットオフセットに基づき、スケジューリングされたトランスポートブロックの残りのトランスポートブロックのスロットオフセットを決定し得る。残りのトランスポートブロックが、第一の/開始の/最早のトランスポートブロックを含み得ない。第一の/開始の/最早のトランスポートブロックを受信/送信するためのダウンリンク/アップリンクリソースは、第二の時間スロット内にあり得る(または中に生じ得る)。単一のスロットオフセットは、DCIとダウンリンク/アップリンクリソースとの間にあり得る。
【0225】
一つまたは複数の行(または一つまたは複数のTDRAの各TDRA)の各行は、一つまたは複数のそれぞれのマッピングタイプ(例えば、マッピングタイプ、タイプA、タイプB)を示し得る。一つまたは複数の行の行(または一つまたは複数のTDRAのTDRA)は、一つまたは複数のマッピングタイプを示し得る。一つまたは複数のマッピングタイプの各マッピングタイプは、スケジューリングされたトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックに対してであり得る(またはそれらに対して関連付けられるか、または構成される)。
【0226】
一つまたは複数の行の各行(または一つまたは複数のTDRAの各TDRA)は、一つまたは複数のそれぞれのSLIV(例えば、startSymbolAndLength)を示し得る。一つまたは複数の行の行(または一つまたは複数のTDRAのTDRA)は、一つまたは複数のSLIVを示し得る。一つまたは複数のSLIVの各SLIVは、スケジューリングされたトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックに対してであり得る(またはそれらに対して関連付けられるか、または構成される)。無線装置は、トランスポートブロックに関連付けられる(またはそれに対して構成される)SLIVに基づき、スケジューリングされたトランスポートブロックの開始シンボルおよびトランスポートブロックの長さを決定し得る。一つまたは複数のSLIVは、トランスポートブロックに関連付けられる(またはそれに対して構成される)SLIVを含んでもよい。トランスポートブロックの長さは、トランスポートブロックに割り当てられるシンボル(例えば、OFDMシンボル)の数であり得る/それを含み得る。トランスポートブロックに関連付けられる(またはそれに対して構成される)SLIVは、トランスポートブロックの開始シンボルおよび長さ(共同で符号化される)の有効な組み合わせを与える/提供するインデックスを示し得る。
【0227】
一つまたは複数の行の各行(または一つまたは複数のTDRAの各TDRA)は、一つまたは複数のそれぞれの開始シンボル(例えば、startSymbol)を示し得る。一つまたは複数の行の行(または一つまたは複数のTDRAの各TDRA)は、一つまたは複数の開始シンボルを示し得る。一つまたは複数の開始シンボルの各開始シンボルは、スケジューリングされたトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックに対してであり得る(またはそれらに対して関連付けられるか、または構成される)。無線装置は、トランスポートブロックに関連付けられる(またはそれに対して構成される)開始シンボルに基づき、スケジューリングされたトランスポートブロックのトランスポートブロックの開始シンボルを決定し得る。一つまたは複数の開始シンボルは、トランスポートブロックに関連付けられる(またはそれに対して構成される)開始シンボルを含み得る。トランスポートブロックの開始シンボルは、トランスポートブロックの開始シンボルのインデックスを示し得る。
【0228】
一つまたは複数の行(または一つまたは複数のTDRAの各TDRA)の各行は、一つまたは複数のそれぞれの長さ(例えば、長さ)を示し得る。一つまたは複数の行(または一つまたは複数のTDRAのTDRA)の行は、一つまたは複数の長さを示し得る。一つまたは複数の長さの各長さは、スケジューリングされたトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックに対してであり得る(またはそれらに対して関連付けられるか、または構成される)。無線装置は、トランスポートブロックに関連付けられる(またはそれに対して構成される)長さに基づき、スケジューリングされたトランスポートブロックのトランスポートブロックの長さを決定し得る。一つまたは複数の長さは、トランスポートブロックに関連付けられる(またはそれに対して構成される)長さを含み得る。トランスポートブロックの長さは、トランスポートブロックに割り当てられるシンボル(例えば、OFDMシンボル)の数であり得る/それを含み得る。
【0229】
一つまたは複数の行(または一つまたは複数のTDRAの各TDRA)の各行は、一つまたは複数のそれぞれの繰り返し数(例えば、numberOfRepetitions)を示し得る。一つまたは複数の行(または一つまたは複数のTDRAのTDRA)の行は、一つまたは複数の繰り返し数を示し得る。一つまたは複数の繰り返し数の各繰り返し数は、スケジューリングされたトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックに対してであり得る(またはそれらに対して関連付けられるか、または構成される)。実施例では、一つまたは複数の行の行は、第一の繰り返し数(例えば、n=2)、第二の繰り返し数(例えば、n=4)、および第三の繰り返し数(例えば、n=12)を示し得る。無線装置は、第一の繰り返し数(例えば、n=2回)で、スケジューリングされたトランスポートブロックの第一の/開始の/最早のトランスポートブロックの送信/受信を繰り返し得る。無線装置は、第二の繰り返し数(例えば、n=4回)で、スケジューリングされたトランスポートブロックの第二の/第二の開始の/第二の最早のトランスポートブロックの送信/受信を繰り返し得る。無線装置は、第三の繰り返し数の回数(例えば、n=12回)で、スケジューリングされたトランスポートブロックの第三の/第三の開始の/第三の最早のトランスポートブロックの送信/受信を繰り返し得る。以下同様。
【0230】
一つまたは複数の行(または一つまたは複数のTDRAの各TDRA)の各行は、それぞれのビットマップ(例えば、またはTRPビットマップまたはコアセットプールビットマップ、アンテナパネルビットマップ、DMRSポートビットマップ、SRSリソースセットビットマップ)を示し得る。一つまたは複数の行(または一つまたは複数のTDRAのTDRA)の行は、一つまたは複数のビットを含むビットマップを示し得る。一つまたは複数のビットの各ビットは、スケジューリングされたトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックに対してであり得る(またはそれらに対して関連付けられるか、または構成される)。一つまたは複数のビットの各ビットは、それぞれのコアセットプールインデックスを示し得る。一つまたは複数のビットの各ビットは、それぞれのTRPを示し得る。一つまたは複数のビットの各ビットは、それぞれのアンテナパネルを示し得る。例えば、一つまたは複数のビットのビット(pdschAllocation、図17のpuschAllocation)が、複数のトランスポートブロックの第一の値(例えば、0)と等しい場合、そのビットに関連付けられるトランスポートブロックが、複数のTRPの第一のTRPと関連付けられ得る。例えば、一つまたは複数のビットのビット(pdschAllocation、図17のpuschAllocation)が、第二の値(例えば、1)と等しい場合、ビットに関連付けられる複数のトランスポートブロックのトランスポートブロックが、複数のTRPの第二のTRPと関連付けられ得る。例えば、一つまたは複数のビットのビット(pdschAllocation、図17のpuschAllocation)が、第三の値(例えば、10)と等しい場合、そのビットに関連付けられる複数のトランスポートブロックのトランスポートブロックが、複数のTRPの第一のTRPおよび複数のTRPの第二のTRPと関連付けられてもよい。無線装置は、例えば、トランスポートブロックに関連付けられるビットの値に基づき、スケジューリングされたトランスポートブロックのトランスポートブロックを送信/受信し得る。無線装置は、トランスポートブロックの送信/受信のために、ビットの値に基づき送信電力を決定し得る。無線装置は、トランスポートブロックの送信/受信のために、ビットの値に基づき送信電力を調整し得る。無線装置は、トランスポートブロックの送信/受信のために、ビットの値に基づき、送信プリコーダーを決定し得る。無線装置は、トランスポートブロックの送信/受信のために、ビットの値に基づき、トランスポートブロックの層の数を決定し得る。無線装置は、ビットの値に基づき、トランスポートブロックのDMRSポートとPTRSポートとの間の関連付けを決定し得る。
【0231】
一実施例では、スケジューリングされたトランスポートブロックの各トランスポートブロックが、異なってもよい/別々にし得る/個別にし得る(例えば、反復ではない)。
【0232】
図18および図23は、本開示の実施形態の一態様による、複数のトランスポートブロックのスケジューリングの例を示す。
【0233】
無線装置は、DCIを受信することができる(例えば、図18および図23の時間T1で)。DCIが、複数のトランスポートブロックをスケジュールし得る。(単一の)DCIが、複数のトランスポートブロックをスケジュールし得る。図18および図23では、複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)であるか、またはそれらを含む。
【0234】
DCIが、セルの複数のトランスポートブロックをスケジュールすることができる。DCIが、セルに対して複数のトランスポートブロックの各トランスポートブロックをスケジュールし得る。一実施例では、DCIが、セルのダウンリンクBWPに対して複数のトランスポートブロックをスケジュールすることができる。DCIが、セルのダウンリンクBWPに対して、複数のトランスポートブロックの各トランスポートブロックをスケジュールし得る。一実施例では、DCIが、セルのアップリンクBWPに対して複数のトランスポートブロックをスケジュールし得る。DCIが、セルのアップリンクBWPに対して、複数のトランスポートブロックの各トランスポートブロックをスケジュールし得る。
【0235】
無線装置は、第二のセルを介してDCIを受信することができる。セルおよび第二のセルは、例えば、同一であり得る(例えば、自己スケジューリング)。セルおよび第二のセルは、例えば、異なってもよい(例えば、クロスキャリアスケジューリング)。
【0236】
一実施例では、複数のトランスポートブロックの各トランスポートブロックが、異なってもよい/別々にし得る/個別にし得る。DCIが、例えば、複数のトランスポートブロックの各トランスポートブロックが異なる/別々の/個別であることに基づき、トランスポートブロックの繰り返しのために、複数のトランスポートブロックをスケジュールし得ない。複数のトランスポートブロックをスケジューリングするDCIを送信すると、PDCCH監視の負荷が低減され、節電につながり、LBT手順が低減され、遅延が低減され得る。トランスポートブロックの反復は、堅牢性と信頼性を増大させ得る。
【0237】
一実施例では、複数のトランスポートブロックが、連続であり得る。複数のトランスポートブロックが、連続した時間スロットにあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)は、時間スロットnにあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第二のトランスポートブロック(TB2)は、時間スロットn+1にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第三のトランスポートブロック(TB3)は、時間スロットn+2にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第四のトランスポートブロック(TB4)は、時間スロットn+3にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。
【0238】
一実施例では、複数のトランスポートブロックが、非連続であり得る。複数のトランスポートブロックが、非連続時間スロットにあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)は、時間スロットnにあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第二のトランスポートブロック(TB2)は、時間スロットn+2にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第三のトランスポートブロック(TB3)は、時間スロットn+5にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第四のトランスポートブロック(TB4)は、時間スロットn+7にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。
【0239】
一実施例では、複数のトランスポートブロックが、連続および非連続であり得る。複数のトランスポートブロックの少なくとも二つのトランスポートブロックが、例えば、連続であり得る。複数のトランスポートブロックの少なくとも二つのトランスポートブロックが、例えば、非連続であり得る。複数のトランスポートブロックの少なくとも二つのトランスポートブロックが、例えば、連続した時間スロットにあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。複数のトランスポートブロックの少なくとも二つのトランスポートブロックが、例えば、非連続時間スロットにあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)は、時間スロットnにあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第二のトランスポートブロック(TB2)は、時間スロットn+1にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第三のトランスポートブロック(TB3)は、時間スロットn+3にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第四のトランスポートブロック(TB4)は、時間スロットn+4にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。
【0240】
DCIが、一つまたは複数の時間スロットで複数のトランスポートブロックをスケジュールし得る。DCIが、一つまたは複数の時間スロットのそれぞれの時間スロットにおける、複数のトランスポートブロックの各トランスポートブロックをスケジュールし得る。
【0241】
一実施例では、一つまたは複数の時間スロットの各時間スロットは異なり得る。例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)は、時間スロットnにあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第二のトランスポートブロック(TB2)は、時間スロットn+1にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第三のトランスポートブロック(TB3)は、時間スロットn+2にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第四のトランスポートブロック(TB4)は、時間スロットn+3にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。
【0242】
一実施例では、複数のトランスポートブロックの少なくとも二つのトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックの同じ時間スロットにあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)は、時間スロットnにあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第二のトランスポートブロック(TB2)は、時間スロットnにあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第三のトランスポートブロック(TB3)は、時間スロットn+1にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第四のトランスポートブロック(TB4)は、時間スロットn+1にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。
【0243】
一実施例では、トランスポートブロックの各トランスポートブロックが、一つまたは複数の時間スロットのそれぞれの時間スロット内に限定/スケジュールされ得る。例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)は、時間スロットnにあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る/制限され得る。第二のトランスポートブロック(TB2)は、時間スロットn+1にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る/制限され得る。第三のトランスポートブロック(TB3)は、時間スロットn+2にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る/制限され得る。第四のトランスポートブロック(TB4)は、時間スロットn+3にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る/制限され得る。
【0244】
一実施例では、トランスポートブロックのトランスポートブロックが、一つまたは複数の時間スロットの時間スロットにわたってスケジュールされ得る。例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)は、時間スロットnおよび時間スロットn+1にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第二のトランスポートブロック(TB2)は、時間スロットn+2および時間スロットn+3にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第三のトランスポートブロック(TB3)は、時間スロットn+3および時間スロットn+4にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第四のトランスポートブロック(TB4)は、時間スロットn+5および時間スロットn+6にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。
【0245】
一実施例では、複数のトランスポートブロックをスケジューリングするDCIが、複数のPDSCH受信/送信をスケジューリングするDCIを含んでもよい。複数のPDSCH受信/送信は、複数のトランスポートブロックを含み得る/であり得る。複数のPDSCH受信/送信の各PDSCH受信/送信は、複数のトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックを含み得る/であり得る。例えば、図18および図23において、第一のPDSCH受信/送信は、第一のトランスポートブロック(TB1)を含み得る/であり得る、第二のPDSCH受信/送信は、第二のトランスポートブロック(TB2)を含み得る/であり得る、第三のPDSCH受信/送信は、第三のトランスポートブロック(TB3)を含み得る/であり得る、および第四のPDSCH受信/送信は、第四のトランスポートブロック(TB4)を含み得る/であり得る。複数のPDSCH受信/送信は、第一のPDSCH受信/送信、第二のPDSCH受信/送信、第三のPDSCH受信/送信、および第四のPDSCH受信/送信を含み得る。
【0246】
一実施例では、複数のトランスポートブロックをスケジューリングするDCIが、複数のPUSCH送信をスケジューリングするDCIを含んでもよい。複数のPUSCH送信は、複数のトランスポートブロックを含み得る/であり得る。複数のPUSCH送信の各PUSCH送信は、複数のトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックを含み得る/であり得る。例えば、図18および図23において、第一のPUSCH送信は、第一のトランスポートブロック(TB1)を含み得る/であり得る、第二のPUSCH送信は、第二のトランスポートブロック(TB2)を含み得る/であり得る、第三のPUSCH送信は、第三のトランスポートブロック(TB3)を含み得る/であり得る、および第四のPUSCH送信は、第四のトランスポートブロック(TB4)を含み得る/であり得る。複数のPUSCH送信は、第一のPUSCH送信、第二のPUSCH送信、第三のPUSCH送信、および第四のPUSCH送信を含み得る。
【0247】
DCIが、少なくとも二つのフィールドを含んでもよい。少なくとも二つのフィールドが、第一のフィールドおよび第二のフィールドを含み得る。DCIが、例えば、複数のトランスポートブロックの送信/受信のための少なくとも二つのフィールドを含み得る。少なくとも二つのフィールドが、例えば、少なくとも二つのサウンディング基準信号リソースインジケーター/インデックス(SRI)フィールドであり得る。第一のフィールドおよび第二のフィールドが、それぞれ第一のSRIフィールドおよび第二のSRIフィールドであり得る。少なくとも二つのフィールドが、例えば、少なくとも二つの送信電力制御(TPC)フィールドであり得る。第一のフィールドおよび第二のフィールドが、それぞれ第一のTPCフィールドおよび第二のTPCフィールドであり得る。少なくとも二つのフィールドが、例えば、少なくとも二つの位相追跡基準信号(PTRS)-DMRSフィールドであり得る。第一のフィールドおよび第二のフィールドが、それぞれ第一のPTRS-DMRSフィールドおよび第二のPTRS-DMRSフィールドであり得る。少なくとも二つのフィールドが、例えば、少なくとも二つの送信プリコーディングマトリックスインジケーター(TPI)フィールドであり得る。第一のフィールドおよび第二のフィールドが、それぞれ、第一のTPMIフィールドおよび第二のTPMIフィールドであり得る。
【0248】
例えば、少なくとも二つのフィールドが、少なくとも二つのSRIフィールドであり得る。少なくとも二つのSRIフィールドが、少なくとも二つの電力制御パラメーターセット(例えば、SRI-PUSCH-PowerControl)を示し得る(またはマッピングされる)。少なくとも二つのSRIフィールドの各SRIフィールドが、少なくとも二つの電力制御パラメーターセットのそれぞれの電力制御パラメーターセットを示し得る(またはマッピングされる)。少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第一のSRIフィールドが、少なくとも二つの電力制御パラメーターセットのうちの第一の電力制御パラメーターセットを示し得る(またはマッピングされる)。少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第二のSRIフィールドが、少なくとも二つの電力制御パラメーターセットのうちの第二の電力制御パラメーターセットを示し得る(またはマッピングされる)。一つまたは複数の構成パラメーターが、少なくとも二つの電力制御パラメーターセットを示し得る。少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドおよび少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドが、それぞれ、第一のSRIフィールドおよび第二のSRIフィールドであり得る。
【0249】
電力制御パラメーターセットを示す(またはマッピングされる)SRIフィールドが、電力制御パラメーターセットを示す(またはマッピングされる)SRIフィールドの値を含み得る。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、SRIフィールドの値と電力制御パラメーターセットとの間のマッピングを示し得る。フィールドの値が、例えば、電力制御パラメーターセットを識別/示す、電力制御パラメーターセットインデックス/識別子/アイデンティティ(例えば、sri-PUSCH-PowerControlId)と等しくてもよい。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、SRIフィールドの値と電力制御パラメーターセットインデックス/識別子/アイデンティティとの間のマッピングを示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターが、電力制御パラメーターセットについて、電力制御パラメーターセットインデックス/識別子/アイデンティティを示し得る。
【0250】
例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、少なくとも二つの電力制御パラメーターセットについて、少なくとも二つのインデックス(例えば、SRSリソースセットインデックス、TRPインデックス、コアセットプールインデックス、アンテナパネルインデックス)を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターが、少なくとも二つの電力制御パラメーターセットの各電力制御パラメーターセットについて、少なくとも二つのインデックスのそれぞれのインデックスを示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターが、第一の電力制御パラメーターセットに関して、少なくとも二つのインデックスのうちの第一のインデックス(例えば、0)を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターが、第二の電力制御パラメーターセットについて、少なくとも二つのインデックスの第二のインデックス(例えば、1)を示し得る。第一のSRIフィールド(または第一のSRIフィールドの値)は、例えば、第一の電力制御パラメーターセットに対して第一のインデックスを示す、一つまたは複数の構成パラメーターに基づき、第一の電力制御パラメーターセットを示し得る。第二のSRIフィールド(または第二のSRIフィールドの値)は、例えば、第二の電力制御パラメーターセットに対して第二のインデックスを示す、一つまたは複数の構成パラメーターに基づき、第二の電力制御パラメーターセットを示し得る。第一のSRIフィールドが、第一のインデックス(例えば、第一のSRSリソースセットインデックス)によって表示/識別される第一のSRSリソースセットの間の/内の/からの第一のSRSリソースを示し得る。第二のSRIフィールドが、第二のインデックス(例えば、第二のSRSリソースセットインデックス)によって表示/識別される第二のSRSリソースセットの間の/内の/からの第二のSRSリソースを示し得る。
【0251】
例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、少なくとも二つの電力制御パラメーターセットリスト(例えば、sri-PUSCH-MappingToAddModList)を示し得る。第一のSRIフィールドが、少なくとも二つの電力制御パラメーターセットリストの第一の電力制御パラメーターセットリスト(例えば、第1のsri-PUSCH-MappingToAddModList)で構成される/その中の第一の電力制御パラメーターセットを示し得る。第二のSRIフィールドが、少なくとも二つの電力制御パラメーターセットリストの第二の電力制御パラメーターセットリスト(例えば、第2のsri-PUSCH-MappingToAddModList)で構成される/その中の第二の電力制御パラメーターセットを示し得る。
【0252】
第一のSRIフィールドによって示される第一の電力制御パラメーターセットは、一つまたは複数の第一の送信電力制御パラメーターを示し/含み得る。一つまたは複数の第一の送信電力制御パラメーターが、第一の経路損失基準信号(例えば、CSI-RS、sri-PUSCH-PathlossReferenceRS-Id、pusch-PathlossReferenceRS-Idによって示される/識別されるまたはそれにマッピングされるSSB、pusch-PathlossReferenceRS-Id)、第一の標的受信電力(例えば、p0、P_0-PUSCH)、第一の経路損失補償係数(例えば、α)、および第一の閉ループプロセス番号/インデックス(例えば、l、sri-PUSCH-ClosedLoopIndex)の少なくとも一つを含む/示す/または(それにマップされて)もよい。第二のSRIフィールドによって示される第二の電力制御パラメーターセットは、一つまたは複数の第二の送信電力制御パラメーターを示し/含み得る。一つまたは複数の第二の送信電力制御パラメーターが、第二の経路損失基準信号(例えば、CSI-RS、sri-PUSCH-PathlossReferenceRS-Id、pusch-PathlossReferenceRS-Idによって示される/識別されるまたはそれにマッピングされるSSB、pusch-PathlossReferenceRS-Id)、第二の標的受信電力(例えば、p0、P_0-PUSCH)、第二の経路損失補償係数(例えば、α)、および第二の閉ループプロセス番号/インデックス(例えば、l、sri-PUSCH-ClosedLoopIndex)の少なくとも一つを含む/示し得る。
【0253】
基地局は、電力制御(例えば、開電力制御)のために、少なくとも二つのSRIフィールドを含むDCIを送信し得る。少なくとも二つのSRIフィールドの各SRIフィールドが、複数のTRPのTRPのそれぞれの電力制御用であり得る。第一のSRIフィールドが、複数のTRPの第一のTRPの第一の電力制御用であり得る。第二のSRIフィールドが、複数のTRPの第二のTRPの第二の電力制御用であり得る。TRPは、アンテナパネルを含んでもよい。TRPとアンテナパネルは互換的に使用できる。
【0254】
例えば、少なくとも二つのフィールドが、少なくとも二つのTPCフィールド(またはTPCコマンドフィールド)であり得る。少なくとも二つのTPCフィールドが、少なくとも二つのTPCコマンド値(例えば、δPUSCH,f,c(i,l))を示し得る。少なくとも二つのTPCフィールドの各TPCフィールドが、少なくとも二つのTPCコマンド値のそれぞれのTPCコマンド値を示し得る。少なくとも二つのTPCフィールドの第一のTPCフィールドが、少なくとも二つのTPCコマンド値の第一のTPCコマンド値を示し得る。少なくとも二つのTPCフィールドの第二のTPCフィールドが、少なくとも二つのTPCコマンド値の第二のTPCコマンド値を示し得る。無線装置は、電力制御調整(例えば、PUSCH電力制御調整状態fb,f,c(i,l))のために、少なくとも二つのTPCコマンド値を使用し得る。基地局は、閉電力制御のために、少なくとも二つのTPCフィールドを含むDCIを送信し得る。少なくとも二つのTPCフィールドの各TPCフィールドが、複数のTRPのTRPのそれぞれの閉電力制御用であり得る。第一のTPCフィールドが、複数のTRPの第一のTRPの第一の閉電力制御用であり得る。第二のTPCフィールドが、複数のTRPの第二のTRPの第二の閉電力制御用であり得る。TRPは、アンテナパネルを含んでもよい。TRPとアンテナパネルは互換的に使用できる。少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドおよび少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドが、それぞれ、第一のTPCフィールドおよび第二のTPCフィールドであり得る。
【0255】
TPCコマンド値を示すTPCフィールドが、TPCコマンド値を示すTPCフィールドの値を含んでもよい。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、TPCフィールドの値とTPCコマンド値との間のマッピングを示し得る。例えば、TPCフィールドの値とTPCコマンド値との間のマッピングは、表に基づき決定され得る。表は、例えば、固定/事前定義/事前構成することができる。例えば、TPCフィールドの値が0に等しい場合、TPCコマンド値は第一の値(例えば、-1dB、-4dB)と等しくてもよい。値が1に等しい場合、TPCコマンド値が、第二の値(例えば、0dB、-1dB)と等しくてもよい。値が2に等しい場合、TPCコマンド値が、第三の値(例えば、1dB、1dB)と等しくてもよい。値が3に等しい場合、TPCコマンド値が、第四の値(例えば、3dB、4dB)に等しくてもよい。
【0256】
例えば、少なくとも二つのフィールドが、少なくとも二つのPTRS-DMRSフィールド(PTRS-DMRS関連付けフィールド)であり得る。少なくとも二つのPTRS-DMRSフィールドが、少なくとも二つのPTRS-DMRS関連付け/値を示し得る。少なくとも二つのPTRS-DMRSフィールドのそれぞれのPTRS-DMRSフィールドが、少なくとも二つのPTRS-DMRS関連付けのそれぞれのPTRS-DMRS関連付け/値を示し得る。少なくとも二つのPTRS-DMRSフィールドの第一のPTRS-DMRSフィールドが、少なくとも二つのPTRS-DMRS関連付けの第一のPTRS-DMRS関連付けを示し得る。少なくとも二つのPTRS-DMRSフィールドの第二のPTRS-DMRSフィールドが、少なくとも二つのPTRS-DMRS関連付けの第二のPTRS-DMRS関連付けを示し得る。少なくとも二つのPTRS-DMRS関連付けは、PTRSポート(例えば、アップリンクPTRSポート)とDMRSポートとの間の関連付けを示し得る。無線装置は、例えば、PTRSポートとDMRSポートとの間の関連付けに基づき、位相ノイズを決定/推定/追跡/表示/報告し得る。DCIが、DMRSポートを示すアンテナポートフィールドを含んでもよい。アンテナポートフィールドが、DMRSポートにマッピングされたアンテナポートを示し得る。一つまたは複数の構成パラメーター(例えば、PTRS-UplinkConfigのmaxNrofPorts)は、例えば、PTRSポートの数(またはPTRSポートの最大数)を示し得る。DCIが、例えば、PTRSポートの数(またはPTRSポートの実際の数)を示し得る。DCI内の一つまたは複数のSRIフィールドが、例えば、PTRSポートの数(またはPTRSポートの実際の数)を示し得る。
【0257】
少なくとも二つのPTRS-DMRSフィールドのそれぞれのPTRS-DMRSフィールドが、複数のTRPのTRPのそれぞれのPTRS-DMRS関連付けのためであり得る(または示すことができる)。第一のPTRS-DMRSフィールドが、複数のTRPの第一のTRPの第一のPTRS-DMRS関連付けのためであり得る。第二のPTRS-DMRSフィールドが、複数のTRPの第二のTRPの第二のPTRS-DMRS関連付けのためであり得る。TRPは、アンテナパネルを含んでもよい。TRPとアンテナパネルは互換的に使用できる。少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドおよび少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドが、それぞれ、第一のPTRS-DMRSフィールドおよび第二のPTRS-DMRSフィールドであり得る。
【0258】
PTRS-DMRS関連付けを示すPTRS-DMRSフィールドが、PTRS-DMRS関連付けを示すPTRS-DMRSフィールドの値を含んでもよい。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、PTRS-DMRSフィールドの値とPTRS-DMRS関連付けとの間のマッピングを示し得る。例えば、PTRS-DMRSフィールドの値とPTRS-DMRS関連付けとの間のマッピングは、表に基づき決定され得る。表は、例えば、固定/事前定義/事前構成することができる。
【0259】
例えば、PTRSポートの数は、1と等しくてもよい(例えば、アップリンクPTRSポート0)。複数のトランスポートブロックのトランスポートブロックの送信ランク(または層数)は、四つ(例えば、maxRank=4)まで(およびそれらを含む)であり得る。PTRS-DMRSフィールドの値が0に等しい場合、PTRS-DMRS関連付けは、アップリンクPTRSポート0対して/で第1にスケジュールしたDMRSポートを表示/関連付け得る。値が1に等しい場合、PTRS-DMRS関連付けは、アップリンクPTRSポート0対して/で第2にスケジュールしたDMRSポートを表示/関連付け得る。値が2と等しい場合、PTRS-DMRS関連付けは、アップリンクPTRSポート0対して/で第3にスケジュールされたDMRSポートを表示/関連付け得る。値が3に等しい場合、PTRS-DMRS関連付けは、アップリンクPTRSポート0対して/で第4にスケジュールされたDMRSポートを表示/関連付け得る。
【0260】
例えば、PTRSポートの数は、2(例えば、アップリンクPTRSポート0およびアップリンクPTRSポート1)と等しくてもよい。複数のトランスポートブロックのトランスポートブロックの送信ランク(または層数)は、四つ(例えば、maxRank=4)まで(およびそれらを含む)であり得る。PTRS-DMRSフィールドの値の第一の/開始の/最早の/MSBビットが0に等しい場合、PTRS-DMRS関連付けは、アップリンクPTRSポート0(またはアップリンクPTRSポート0に共有/マッピングされた第1のDMRSポート)対して/で第1のDMRSポートを表示/関連付け得る。値の第一の/開始の/最早の/MSBビットが1に等しい場合、PTRS-DMRS関連付けは、アップリンクPTRSポート0(またはアップリンクPTRSポート0と共有/マッピングされる第2のDMRSポート)対して/で第2のDMRSポートを表示/関連付け得る。値の第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の/LSBビットが0に等しい場合、PTRS-DMRS関連付けは、アップリンクPTRSポート1(またはアップリンクPTRSポート1に共有/マッピングされる第1のDMRSポート)対して/で第3のDMRSポートを表示/関連付け得る。値の第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の/LSBビットが1に等しい場合、PTRS-DMRS関連付けは、アップリンクPTRSポート1(またはアップリンクPTRSポート1に共有/マッピングされる第2のDMRSポート)対して/で第4のDMRSポートを表示/関連付け得る。
【0261】
例えば、無線装置は、PTRSポートに関連付けられるDMRSポートに基づき、層(例えば、最強の層、最良の方向など)上にPTRSを送り/送信し得る。層(例えば、最強の層、最良の方向など)上のPTRSを送り/送信することが、位相追跡性能を改善し得る。例えば、無線装置は、PTRSポートに関連付けられるDMRSポートに基づき、層(例えば、最強層)上にPTRSを送り/送信し得る。DMRSポートの各DMRSポートは、PTRSポートのそれぞれのPTRSポートと関連付けられてもよい。無線装置は、第一のPTRSポートと関連付けられる第一のDMRSポートに基づき、層の第一の層でPTRSを送り/送信し得る。無線装置は、第二のPTRSポートに関連付けられる第二のDMRSポートに基づき、層の第二の層上でPTRSを送り/送信し得る。DMRSポートは、第一のDMRSポートおよび第二のDMRSポートを含んでもよい。PTRSポートは、第一のPTRS DMRSポートおよび第二のPTRS DMRSポートを含んでもよい。
【0262】
一実施例では、複数のトランスポートブロックのトランスポートブロックの送信ランク(または層数または最大送信ランク/層)が1と等しい場合、PTRS-DMRS関連付けは必要とされ得ない/要求され得ない。
【0263】
無線装置は、最大数のPTRSポートを示すUE能力メッセージ/情報を送信/報告し得る。一つまたは複数の構成パラメーター(例えば、PTRS-UplinkConfigのmaxNrofPorts)は、例えば、PTRSポートの最大数を示すUE能力メッセージ/情報に基づき、一つのPTRSポートまたは二つのPTRSポートを示し得る。一実施例では、二つのPTRSポートを、非コヒーレント/部分的コヒーレントアップリンク送信に使用し得る。一実施例では、一つのPTRSポートを、全コヒーレントアップリンク送信に使用し得る。UE能力メッセージ/情報は、全コヒーレントアップリンク送信をサポートする能力を示し得る。
【0264】
例えば、少なくとも二つのフィールドが、少なくとも二つのTPMIフィールド(またはプリコーディング情報および層数フィールド)であり得る。少なくとも二つのTPMIフィールドが、少なくとも二つのTPMI値を示し得る。少なくとも二つのTPMIフィールドの各TPMIフィールドが、少なくとも二つのTPMI値のそれぞれのTPMI値を示し得る。少なくとも二つのTPMIフィールドの第一のTPMIフィールドが、少なくとも二つのTPMI値の第一のTPMI値を示し得る。少なくとも二つのTPMIフィールドの第二のTPMIフィールドが、少なくとも二つのTPMI値の第二のTPMI値を示し得る。無線装置は、例えば、少なくとも二つのTPMI値に基づき、少なくとも二つの送信プリコーダーを決定し得る。無線装置は、少なくとも二つのTPMI値のそれぞれのTPMI値に基づき、少なくとも二つの送信プリコーダーの各送信プリコーダーを決定し得る。無線装置は、第一のTPMI値に基づき、少なくとも二つの送信プリコーダーの第一の送信プリコーダーを決定し得る。無線装置は、第二のTPMI値に基づき、少なくとも二つの送信プリコーダーの第二の送信プリコーダーを決定し得る。無線装置は、複数のトランスポートブロックの第一のトランスポートブロックの一つまたは複数の第一の層の上に、第一の送信プリコーダーを適用し得る。第一のTPMI値が、例えば、一つまたは複数の第一の層の数を示し得る。無線装置は、複数のトランスポートブロックの第二のトランスポートブロックの一つまたは複数の第二の層の上に、第二の送信プリコーダーを適用し得る。第二のTPMI値が、例えば、一つまたは複数の第二の層の数を示し得る。第一のTPMI値が、例えば、一つまたは複数の第二の層の数を示し得る。無線装置は、一つまたは複数の第一の層の数に基づき、一つまたは複数の第二の層の数を決定し得る。少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドおよび少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドが、それぞれ、第一のTPMIフィールドおよび第二のTPMIフィールドであり得る。
【0265】
TPMI値を示すTPMIフィールドが、TPMI値を示すTPMIフィールドの値を含んでもよい。一実施例では、TPMI値が、層数(または送信ランク)およびTPMIインデックス(例えば、プリコーディングマトリックス情報)を示し得る。層の数およびTPMIインデックスは、例えば、共同で符号化され得る。層数およびTPMIインデックス(例えば、プリコーディングマトリックス情報)は両方とも、(単一の)TPMIフィールドの状態によって示され得る。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、TPMIフィールドの値とTPMI値との間のマッピングを示し得る。例えば、TPMIフィールドの値とTPMI値との間のマッピングは、表に基づき決定され得る。表は、例えば、固定/事前定義/事前構成することができる。例えば、TPMIフィールドの値が0に等しい場合、TPMI値は第一の値(例えば、1層、TPMI=0)と等しくてもよい。値が3に等しい場合、TPMI値が、第二の値(例えば、1層、TPMI=3)と等しくてもよい。値が20に等しい場合、TPMI値が、第三の値(例えば、2層、TPMI=6)と等しくてもよい。値が29に等しい場合、TPMI値が、第四の値(例えば、3層、TPMI=2)と等しくてもよい。
【0266】
TPMI値を示すTPMIフィールドが、TPMI値を示すTPMIフィールドの値を含んでもよい。一実施例では、TPMI値が、TPMIインデックス(例えば、プリコーディング情報)を示し得る。TPMI値が、層数(または送信ランク)を示しえない。無線装置は、例えば、第一のTPMIフィールドによって示される第一のTPMI値に基づき、層数を決定し得る。これにより、TPMIフィールドのサイズ/長さが減少し得る。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、TPMIフィールドの値とTPMI値との間のマッピングを示し得る。例えば、TPMIフィールドの値とTPMI値との間のマッピングは、表に基づき決定され得る。表は、例えば、固定/事前定義/事前構成することができる。例えば、TPMIフィールドの値が0に等しい場合、TPMI値は第一の値(例えば、TPMI=0)と等しくてもよい。値が3に等しい場合、TPMI値が、第二の値(例えば、TPMI=3)と等しくてもよい。値が20に等しい場合、TPMI値が、第三の値(例えば、TPMI=6)と等しくてもよい。値が29に等しい場合、TPMI値が、第四の値(例えば、TPMI=2)と等しくてもよい。
【0267】
一実施例では、第一のTPMIフィールド(または第一のTPMI値)は、第一のTPMIインデックスおよび第一の層数(例えば、第一のランク情報)を示し/含み得る。第二のTPMIフィールド(または第二のTPMI値)は、第二のTPMIインデックスおよび第二の層数(例えば、第二のランク情報)を示し/含み得る。複数のトランスポートブロックのうちの一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの層数は、第一の層数と等しくてもよい。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの各トランスポートブロックの層数は、第一の層数と等しくてもよい。複数のトランスポートブロックのうちの一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの層の数は、第二の層数と等しくてもよい。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの各トランスポートブロックの層数は、第二の層数と等しくてもよい。
【0268】
一実施例では、第一のTPMIフィールド(または第一のTPMI値)は、第一のTPMIインデックスおよび第一の層数を示し/含み得る。第二のTPMIフィールド(または第二のTPMI値)は、第二のTPMIインデックスを示し/含み得る。第二のTPMIは、第二の層数を示し/含み得ない。複数のトランスポートブロックの層の数は、第一の層数と等しくてもよい。複数のトランスポートブロックの各トランスポートブロックの層数は、第一の層数と等しくてもよい。
【0269】
一実施例では、一つまたは複数の構成パラメーターが、複数のSRSリソースセットを示し得る。複数のSRSリソースセットが、第一のSRSリソースセットと第二のSRSリソースセットとを含んでもよい。一つまたは複数の構成パラメーターが、複数のSRSリソースセットに対して、例えば、「コードブック」を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターが、複数のSRSリソースセットの各SRSリソースセットに対する「コードブック」を示し得る。DCIが、例えば、複数のSRSリソースセットに対して「コードブック」を示す一つまたは複数の構成パラメーターに基づき、少なくとも二つのフィールドを含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターが、複数のSRSリソースセットについて、例えば、「非コードブック」を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターが、複数のSRSリソースセットの各SRSリソースセットについて「非コードブック」を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターが、複数のSRSリソースセットについて、複数のSRSリソースセットインデックスを示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターが、複数のSRSリソースセットの各SRSリソースセットについて、複数のSRSリソースセットインデックスのそれぞれのSRSリソースセットインデックスを示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターが、第一のSRSリソースセットについて、複数のSRSリソースセットインデックスの第一のSRSリソースセットインデックスを示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターが、第二のSRSリソースセットについて、複数のSRSリソースセットインデックスの第二のSRSリソースセットインデックスを示し得る。DCIが、例えば、複数のSRSリソースセットについて、「非コードブック」を示す、一つまたは複数の構成パラメーターに基づいて、少なくとも二つのフィールドを含み得る。DCIの少なくとも二つのSRIフィールドが、少なくとも二つのSRSリソースを示し得る。少なくとも二つのSRIフィールドの各SRIフィールドが、少なくとも二つのSRSリソースのそれぞれのSRSリソースを示し得る。少なくとも二つのSRIフィールドの第一のSRIフィールドが、少なくとも二つのSRSリソースの第一のSRSリソースを示し得る。少なくとも二つのSRIフィールドの第二のSRIフィールドが、少なくとも二つのSRSリソースの第二のSRSリソースを示し得る。複数のSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットが、第一のSRIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)第一のSRSリソースを含んでもよい。複数のSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットが、第二のSRIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)第二のSRSリソースを含んでもよい。
【0270】
一実施例では、DCIはフィールド(例えば、TDRAフィールド)を含んでもよい。フィールド(またはフィールドの値)は、時間ドメインリソース割り当てのリスト/表内の一つまたは複数の行(または一つまたは複数のTDRAのTDRA)の行を示し得る。
【0271】
行は、複数のトランスポートブロック(または複数のPDSCH送信/受信、または複数のPUSCH送信)の数を示し得る。例えば、行は、一つまたは複数のSLIVを示し得る。一つまたは複数のSLIVの各SLIVは、複数のトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックに対してであり得る(またはそれらに対して関連付けられるか、または構成される)。複数のトランスポートブロックの数は、一つまたは複数のSLIVの数と等しくてもよい。一つまたは複数のSLIVは、有効であり得る。一つまたは複数のSLIVの各SLIVは、有効であり得る。複数のトランスポートブロックの数は、一つまたは複数の(有効な)SLIVの数と等しくてもよい。
【0272】
行は、リソース割り当てリスト(例えば、pdschAllocationList、図17のpuschAllocationList)を含む/示し得る。リソース割り当てリストは、複数のリソース割り当て(例えば、pdschAllocationList、図17のpuschAllocationList)を含む/示し得る。
【0273】
一実施例では、複数のトランスポートブロックをスケジューリングするDCIが、複数のリソース割り当てを示すDCIを含んでもよい。一実施例では、複数のトランスポートブロックをスケジューリングするDCIが、複数のトランスポートブロックの送信/受信のための複数のリソース割り当てを示すDCIを含んでもよい。複数のリソース割り当ての各リソース割り当ては、スロットオフセット、マッピングタイプ、SLIV、開始シンボル、長さ、および繰り返し数のうちの少なくとも一つを含み得る。複数のリソース割り当ての各リソース割り当ては、それぞれのスロットオフセット、それぞれのマッピングタイプ、それぞれのSLIV、それぞれの開始シンボル、それぞれの長さ、およびそれぞれの繰り返し数のうちの少なくとも一つを含み得る。複数のリソース割り当ての各リソース割り当ては、トランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックと関連付けられてもよい。例えば、図18および図23において、複数のリソース割り当ては、第一のリソース割り当て、第二のリソース割り当て、第三のリソース割り当て、および第四のリソース割り当てであり得る/それを含み得る。第一のリソース割り当ては、第一のスロットオフセット、第一のマッピングタイプ、第一のSLIV、第一の開始シンボル、第一の長さ、および第一の繰り返し数のうちの少なくとも一つを示し/含み得る。第二のリソース割り当ては、第二のスロットオフセット、第二のマッピングタイプ、第二のSLIV、第二の開始シンボル、第二の長さ、および第二の繰り返し数のうちの少なくとも一つを示し/含み得る。第三のリソース割り当ては、第三のスロットオフセット、第三のマッピングタイプ、第三のSLIV、第三の開始シンボル、第三の長さ、および第三の繰り返し数のうちの少なくとも一つを示し/含み得る。第四のリソース割り当ては、第四のスロットオフセット、第四のマッピングタイプ、第四のSLIV、第四の開始シンボル、第四の長さ、および第四の繰り返し数のうちの少なくとも一つを示し/含み得る。
【0274】
無線装置は、複数のリソース割り当てに基づき、複数のトランスポートブロックを送信/受信し得る。無線装置は、複数のリソース割り当てのそれぞれのリソース割り当てに基づき、複数のトランスポートブロックの各トランスポートブロックを送信/受信し得る。例えば、無線装置は、第一のリソース割り当てに基づき、第一のトランスポートブロック(TB1)を送信/受信し得る。無線装置は、第二のリソース割り当てに基づき、第二のトランスポートブロック(TB2)を送信/受信し得る。無線装置は、第三のリソース割り当てに基づき、第三のトランスポートブロック(TB3)を送信/受信し得る。無線装置は、第四のリソース割り当てに基づき、第四のトランスポートブロック(TB4)を送信/受信し得る。
【0275】
無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを、複数のトランスポートブロックのうちの一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、第一のフィールドを、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの各トランスポートブロックに適用し得る。
【0276】
無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを、複数のトランスポートブロックの一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、第二のフィールドを一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの各トランスポートブロックに適用することができる。
【0277】
例えば、図18において、無線装置は、第一のフィールド(例えば、第1のフィールド)を第一のトランスポートブロック(TB1)および第四のトランスポートブロック(TB4)に適用する。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)および第四のトランスポートブロック(TB4)を含む/である。無線装置は、第二のフィールド(例えば、第2のフィールド)を第二のトランスポートブロック(TB2)および第三のトランスポートブロック(TB3)に適用する。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第二のトランスポートブロック(TB2)および第三のトランスポートブロック(TB3)を含む/である。
【0278】
例えば、図23において、無線装置は、第一のフィールド(例えば、第1のフィールド)を第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に適用する。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)を含む/である。無線装置は、第二のフィールド(例えば、第2のフィールド)を第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に適用する。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)を含む/である。
【0279】
一実施例では、無線装置は、第一のフィールドおよび第二のフィールドを、複数のトランスポートブロックのうちの一つまたは複数の第三のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、第一のフィールドおよび第二のフィールドを、一つまたは複数の第三のトランスポートブロックの各トランスポートブロックに適用し得る。一つまたは複数の第三のトランスポートブロックのトランスポートブロックが、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックおよび一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに属し得る。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、一つまたは複数の第三のトランスポートブロックのトランスポートブロックを含み得る。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、一つまたは複数の第三のトランスポートブロックのトランスポートブロックを含み得る。例えば、無線装置は、第一のフィールド(例えば、第1のフィールド)および第二のフィールド(例えば、第2のフィールド)を第二のトランスポートブロック(TB2)に適用し得る。
【0280】
一実施例では、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックおよび一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、直交であり得る。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックおよび一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックの共通トランスポートブロックを含んでいなく/共有しなくてもよい。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロックを含み得る。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロックを含み得ない。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第二のトランスポートブロックを含み得る。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第二のトランスポートブロックを含み得ない。例えば、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)であり得る/それを含み得る。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)であり得る/それを含み得る。例えば、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)であり得る/それを含み得る。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)であり得る/それを含み得る。例えば、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第二のトランスポートブロック(TB2)および第四のトランスポートブロック(TB4)であり得る/それを含み得る。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)および第三のトランスポートブロック(TB3)であり得る/それを含み得る。
【0281】
一実施例では、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックおよび一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、直交型ではあり得ない。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックおよび一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックのうちの少なくとも一つの共通トランスポートブロックを含んでもよい/共有し得る。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロックを含み得る。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロックを含み得る。例えば、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)であり得る/それを含み得る。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)であり得る/それを含み得る。例えば、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第二のトランスポートブロック(TB2)および第四のトランスポートブロック(TB4)であり得る/それを含み得る。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)であり得る/それを含み得る。
【0282】
例えば、少なくとも二つのフィールドが、少なくとも二つのSRIフィールドであり得る。フィールド(またはSRIフィールド)をトランスポートブロックに適用することが、例えば、フィールド(またはSRIフィールド)に基づきトランスポートブロックを受信することを含み得る。フィールド(またはSRIフィールド)をトランスポートブロックに適用することが、例えば、フィールド(またはSRIフィールド)に基づきトランスポートブロックを送信することを含み得る。SRIフィールドをトランスポートブロックに適用することが、例えば、SRIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)電力制御パラメーターセットに基づき決定/演算/計算される送信電力で/それを用いて、トランスポートブロックを送信することを含み得る。無線装置は、SRIフィールドに基づき送信電力を決定/演算/計算することができる。無線装置は、例えば、SRIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)電力制御パラメーターセットに基づき、送信電力を決定し得る。少なくとも二つのフィールドが、フィールドを含んでもよい。少なくとも二つのSRIフィールドが、SRIフィールドを含んでもよい。複数のトランスポートブロックが、トランスポートブロックを含み得る。例えば、無線装置は、少なくとも二つのSRIフィールドの第一のSRIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)第一の電力制御パラメーターセットに基づき、第一の送信電力を決定し得る。無線装置は、第一の送信電力で/それを用いて、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックを送信することができる。無線装置は、少なくとも二つのSRIフィールドの第二のSRIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)第二の電力制御パラメーターセットに基づき、第二の送信電力を決定し得る。無線装置は、第二の送信電力で/それを用いて、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックを送信することができる。
【0283】
トランスポートブロックの送信のために、電力制御パラメーターセットに基づき送信電力を決定することが、電力制御パラメーターセットによって示される(またはそれにマッピングされる)、経路損失基準信号に基づき、送信電力を決定/演算/算出することを含み得る。経路損失基準信号に基づき送信電力を決定/演算/算出することが、経路損失基準信号の一つまたは複数の測定品質(例えば、L1-RSRP、L3-RSRPまたはより高いフィルターリングされたRSRP測定値)に基づき、送信電力のためのダウンリンク経路損失推定(または経路損失測定)を決定/演算/算出することを含み得る。無線装置は、トランスポートブロックの送信のための送信電力を決定/演算/算出する際に、ダウンリンク経路損失推定を使用し得る。送信電力は、ダウンリンク経路損失推定を含み得る。一実施例では、無線装置は、ダウンリンク経路損失推定に対して、経路損失基準信号のフィルターリングされたRSRP値(例えば、L1-RSRP、L3-RSRP)を決定/算出/計算/測定し得る。無線装置は、トランスポートブロックの送信に対するフィルターリングされたRSRP値を決定/算出/計算/測定し得る。例えば、無線装置は、第一の電力制御パラメーターセットによって示される(またはそれにマッピングされる)第一の経路損失基準信号に基づき、第一の送信電力を決定することができる。無線装置は、第二の電力制御パラメーターセットによって示される(またはそれにマッピングされる)第二の経路損失基準信号に基づき第二の送信電力を決定することができる。
【0284】
トランスポートブロックの送信のために、電力制御パラメーターセットに基づき送信電力を決定することが、電力制御パラメーターセットによって示される(またはそれにマッピングされる)標的受信電力に基づき、送信電力を決定/演算/算出することを含み得る。例えば、無線装置は、第一の電力制御パラメーターセットによって示される(またはそれにマッピングされる)第一の標的受信電力に基づき、第一の送信電力を決定し得る。無線装置は、第二の電力制御パラメーターセットによって示される(またはそれにマッピングされる)第二の標的受信電力に基づき、第二の送信電力を決定し得る。
【0285】
トランスポートブロックの送信のために、電力制御パラメーターセットに基づき送信電力を決定することが、電力制御パラメーターセットによって示される(またはそれにマッピングされる)経路損失補償係数に基づき、送信電力を決定/演算/算出することを含み得る。例えば、無線装置は、第一の電力制御パラメーターセットによって示される(またはそれにマッピングされる)第一の経路損失補償係数に基づき、第一の送信電力を決定することができる。無線装置は、第二の電力制御パラメーターセットによって示される(またはそれにマッピングされる)第二の経路損失補償係数に基づき第二の送信電力を決定することができる。
【0286】
トランスポートブロックの送信のために、電力制御パラメーターセットに基づき送信電力を決定することが、電力制御パラメーターセットによって示される(またはそれにマッピングされる)閉ループプロセス番号/インデックスに基づき、送信電力を決定/演算/算出することを含んでもよい。例えば、無線装置は、第一の電力制御パラメーターセットによって示される(またはそれにマッピングされる)第一の閉ループプロセス番号/インデックスに基づき、第一の送信電力を決定することができる。無線装置は、第二の電力制御パラメーターセットによって示される(またはそれにマッピングされる)第二の閉ループプロセス番号/インデックスに基づき、第二の送信電力を決定し得る。
【0287】
無線装置は、一つまたは複数の電力項に基づき(例えば、一つまたは複数の電力項の対数、冪、および任意の数式を加算/減算/乗算/除算/採用するによって)、第一の送信電力を決定し得る。一つまたは複数の電力項は、例えば、第一の経路損失基準信号を含むことができる。一つまたは複数の電力項は、例えば、第一の標的受信電力を含んでもよい。一つまたは複数の電力項は、例えば、第一の経路損失補償係数を含み得る。一つまたは複数の電力項は、例えば、第一の閉ループプロセス番号/インデックスを含み得る。
【0288】
無線装置は、一つまたは複数の電力項に基づき(例えば、一つまたは複数の電力項の対数、冪、および任意の数式を加算/減算/乗算/除算/採用するによって)、第二の送信電力を決定し得る。一つまたは複数の電力項は、例えば、第二の経路損失基準信号を含むことができる。一つまたは複数の電力項は、例えば、第二の標的受信電力を含み得る。一つまたは複数の電力項は、例えば、第二の経路損失補償係数を含み得る。一つまたは複数の電力項は、例えば、第二の閉ループプロセス番号/インデックスを含み得る。
【0289】
例えば、少なくとも二つのフィールドが、少なくとも二つのTPCフィールドであり得る。フィールド(またはTPCフィールド)をトランスポートブロックに適用することが、例えば、フィールド(またはTPCフィールド)に基づきトランスポートブロックを受信することを含み得る。フィールド(またはTPCフィールド)をトランスポートブロックに適用することが、例えば、フィールド(またはTPCフィールド)に基づきトランスポートブロックを送信することを含み得る。TPCフィールドをトランスポートブロックに適用することが、例えば、TPCフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)TPCコマンド値に基づき決定/演算/計算される送信電力で/それを用いて、トランスポートブロックを送信することを含み得る。無線装置は、TPCフィールドに基づき送信電力を決定/演算/計算することができる。無線装置は、例えば、TPCフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)TPCコマンド値に基づき、送信電力を決定し得る。少なくとも二つのフィールドが、フィールドを含んでもよい。少なくとも二つのTPCフィールドが、TPCフィールドを含んでもよい。複数のトランスポートブロックが、トランスポートブロックを含み得る。例えば、無線装置は、少なくとも二つのTPCフィールドの第一のTPCフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)第一のTPCコマンド値に基づき、第一の送信電力を決定し得る。無線装置は、第一の送信電力で/それを用いて、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックを送信することができる。無線装置は、少なくとも二つのTPCフィールドの第二のTPCフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)第二のTPCコマンド値に基づき、第二の送信電力を決定し得る。無線装置は、第二の送信電力で/それを用いて、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックを送信することができる。
【0290】
TPCコマンド値に基づき送信電力を決定することが、TPCコマンド値に基づき送信電力を調整することを含み得る。送信電力を調整することが、例えば、送信電力の増加を示すTPCコマンド値に基づき、送信電力を増加させることを含み得る。送信電力を調整することが、例えば、送信電力の減少を示すTPCコマンド値に基づき、送信電力を減少/減らすることを含み得る。
【0291】
例えば、少なくとも二つのフィールドが、少なくとも二つのPTRS-DMRSフィールドであり得る。フィールド(またはPTRS-DMRSフィールド)をトランスポートブロックに適用することが、例えば、フィールド(またはPTRS-DMRSフィールド)に基づきトランスポートブロックを送信することを含み得る。PTRS-DMRSフィールドをトランスポートブロックに適用することが、例えば、トランスポートブロックのDMRSポート(または層、または最も高いSINRを有する最強層など)内に/上に/を介して、DMRSポートに関連付けられるPTRSポートのPTRSを送信することを含み得る。PTRS-DMRSフィールドが、PTRSポートとDMRSポートとの間の関連付けを示すPTRS-DMRS関連付けを示し得る。PTRS-DMRSフィールドが、PTRSポートをDMRSポートと/に関連付けてもよい。無線装置は、PTRS-DMRSフィールドに基づき、PTRSポートとDMRSポートとの間の関連付けを決定し得る。少なくとも二つのフィールドが、フィールドを含んでもよい。少なくとも二つのPTRS-DMRSフィールドが、PTRS-DMRSフィールドを含んでもよい。複数のトランスポートブロックが、トランスポートブロックを含み得る。
【0292】
例えば、無線装置は、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの第一のDMRSポート(または第一の層、または第一の最強層、最も高いSINRを有する第一の層など)内に/上に/を介して、第一のDMRSポートに関連付けられる第一のPTRSポートのPTRSを送信し得る。第一のPTRS-DMRSフィールドによって示される第一のPTRS-DMRS関連付けは、第一のPTRSポートと第一のDMRSポートとの間の関連付けを示し得る。無線装置は、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックの第一のDMRSポート内に/上に/を介して、PTRSを送信し得る。無線装置は、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの第二のDMRSポート(または第二の層、または第二の最強層、最も高いSINRを有する第二の層など)内に/上に/を介して、第二のDMRSポートに関連付けられる第二のPTRSポートのPTRSを送信し得る。第二のPTRS-DMRSフィールドによって示される第二のPTRS-DMRS関連付けは、第二のPTRSポートと第二のDMRSポートとの間の関連付けを示し得る。無線装置は、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの各トランスポートブロックの第二のDMRSポート内に/上に/を介して、PTRSを送信し得る。一実施例では、PTRSポートの数は、1(例えば、アップリンクPTRSポート0)と等しくてもよい。第一のPTRSポートおよび第二のPTRSポートは、例えば、PTRSポートの数が1に等しいことに基づき、同一であり得る。例えば、複数のトランスポートブロックのトランスポートブロックの送信ランク(または層数)は、四つ(例えば、maxRank=4)まで(およびそれを含む)であり得る。
【0293】
例えば、無線装置は、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの第一のDMRSポート(または第一の層、または第一の最強層、最も高いSINRを有する第一の層など)内に/上に/を介して、第一のDMRSポートに関連付けられる第一のPTRSポートのPTRSを送信し得る。第一のPTRS-DMRSフィールド(または第一のPTRS-DMRSフィールドの値の第一の/開始の/最早の/MSBビット)によって示される第一のPTRS-DMRS関連付けは、第一のPTRSポートと第一のDMRSポートとの間の関連付けを示し得る。無線装置は、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックの第一のDMRSポート内に/上に/を介して、PTRSを送信し得る。無線装置は、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの第二のDMRSポート(または第二の層、または第二の最強層、最も高いSINRを有する第二の層など)内に/上に/を介して、第二のDMRSポートに関連付けられる第二のPTRSポートのPTRSを送信し得る。第一のPTRS-DMRSフィールド(または第一のPTRS-DMRSフィールドの値の第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の/LSBビット)によって示される第一のPTRS-DMRS関連付けは、第二のPTRSポートと第二のDMRSポートとの間の関連付けを示し得る。無線装置は、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの各トランスポートブロックの第二のDMRSポート内に/上に/を介して、PTRSを送信し得る。無線装置は、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの第三のDMRSポート(または第一の層、または第一の最強層、最も高いSINRを有する第一の層など)内に/上に/を介して、第三のDMRSポートに関連付けられる第一のPTRSポートのPTRSを送信し得る。第二のPTRS-DMRSフィールド(または第二のPTRS-DMRSフィールドの値の第一の/開始の/最早の/MSBビット)によって示される第二のPTRS-DMRS関連付けは、第一のPTRSポートと第三のDMRSポートとの間の関連付けを示し得る。無線装置は、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの各トランスポートブロックの第三のDMRSポート内に/上に/を介して、PTRSを送信し得る。無線装置は、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの第四のDMRSポート(または第二の層、または第二の最強層、最も高いSINRを有する第二の層など)内に/上に/を介して、第四のDMRSポートに関連付けられる第二のPTRSポートのPTRSを送信し得る。第二のPTRS-DMRSフィールド(または第二のPTRS-DMRSフィールドの値の第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の/LSBビット)によって示される第二のPTRS-DMRS関連付けは、第二のPTRSポートと第四のDMRSポートとの間の関連付けを示し得る。無線装置は、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの各トランスポートブロックの第四のDMRSポート内に/上に/を介して、PTRSを送信し得る。一実施例では、PTRSポートの数は、2(例えば、アップリンクPTRSポート0、アップリンクPTRSポート1)と等しくてもよい。複数のトランスポートブロックのトランスポートブロックの送信ランク(または層数)は、四つ(例えば、maxRank=4)まで(およびそれらを含む)であり得る。
【0294】
例えば、少なくとも二つのフィールドが、少なくとも二つのTPMIフィールドであり得る。フィールド(またはTPMIフィールド)をトランスポートブロックに適用することが、例えば、フィールド(またはTPMIフィールド)に基づきトランスポートブロックを受信することを含み得る。フィールド(またはTPMIフィールド)をトランスポートブロックに適用することが、例えば、フィールド(またはTPMIフィールド)に基づきトランスポートブロックを送信することを含み得る。TPMIフィールドをトランスポートブロックに適用することが、例えば、TPMIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)TPMI値に基づき決定される送信プリコーダーで/それを用いて、トランスポートブロックを送信することを含み得る。無線装置は、TPMIフィールドに基づき、送信プリコーダーを決定し得る。無線装置は、例えば、TPMIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)TPMI値に基づき、送信プリコーダーを決定し得る。少なくとも二つのフィールドが、フィールドを含んでもよい。少なくとも二つのTPMIフィールドが、TPMIフィールドを含んでもよい。複数のトランスポートブロックが、トランスポートブロックを含み得る。例えば、無線装置は、少なくとも二つのTPMIフィールドの第一のTPMIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)第一のTPMI値に基づき、第一の送信プリコーダーを決定し得る。無線装置は、第一の送信プリコーダーで/それを用いて、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックを送信することができる。無線装置は、少なくとも二つのTPMIフィールドの第二のTPMIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)第二のTPMI値に基づき、第二の送信プリコーダーを決定し得る。無線装置は、第二の送信プリコーダーで/それを用いて、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックを送信することができる。
【0295】
TPMIフィールドをトランスポートブロックに適用することが、例えば、TPMIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)TPMI値に基づき、トランスポートブロックの層数を決定することを含み得る。例えば、無線装置は、一つまたは複数の第一の層を介して、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックを送信し得る。無線装置は、一つまたは複数の第一の層を介して、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの各トランスポートブロックを送信することができる。無線装置は、少なくとも二つのTPMIフィールドの第一のTPMIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)第一のTPMI値に基づき、一つまたは複数の第一の層の数を決定し得る。無線装置は、一つまたは複数の第二の層を介して、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックを送信することができる。無線装置は、一つまたは複数の第二の層を介して、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの各トランスポートブロックを送信し得る。無線装置は、例えば、少なくとも二つのTPMIフィールドの第二のTPMIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)第二のTPMI値に基づき、一つまたは複数の第二の層の数を決定し得る。無線装置は、例えば、少なくとも二つのTPMIフィールドの第一のTPMIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)第一のTPMI値に基づき、一つまたは複数の第二の層の数を決定し得る。一つまたは複数の第一の層の数および一つまたは複数の第二の層の数は、同じ(または等しい)であり得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第一の層および一つまたは複数の第二の層の数が同一であるのに応答して、第一のTPMI値に基づき、一つまたは複数の第二の層の数を決定し得る。第二のTPMIフィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)第二のTPMI値が、一つまたは複数の第二の層の数を示しえない。
【0296】
図19A図19B図19Cおよび図19Dは、本開示の実施形態の一態様によるビットマップの例を示す。
【0297】
一実施例では、DCIはフィールドを含んでもよい。フィールドはビットマップであり得る/それを含み得る。
【0298】
一実施例では、一つまたは複数の構成パラメーター(例えば、puschAllocationList)は、ビットマップを示し得る。
【0299】
ビットマップは、一つまたは複数のビットを含んでもよい。ビットマップは、例えば、TRPビットマップであり得る。ビットマップは、例えば、コアセットプールビットマップであり得る。ビットマップは、例えば、コアセットプールインデックスビットマップであり得る。ビットマップは、例えば、アンテナパネルビットマップであり得る。ビットマップは、例えば、DMRSポートビットマップであり得る。ビットマップは、例えば、アンテナパネルビットマップであり得る。ビットマップは、例えば、SRSリソースセットビットマップであり得る。
【0300】
無線装置は、最大値(例えば、時間ドメインリソース割り当てのリスト/表の一つまたは複数の行の間のスケジューリングされたトランスポートブロックの数の最大値)に基づき、フィールド(またはビットマップ)のサイズ/長さを決定し得る。フィールドのサイズ/長さは、ビットマップ内の一つまたは複数のビットの数を示し得る(例えば、2、3、4、5、6、7、8、. . .、16ビット)。例えば、最大値が4に等しいとき、図19Aにおいて、フィールド(またはビットマップ)のサイズ/長さは、最大値と等しい(例えば、一つまたは複数のビットの数が4ビットである→[0 1 1 0])。図19Bでは、フィールド(またはビットマップ)のサイズ/長さは、最大値*2と等しい(例えば、一つまたは複数のビットの数が8ビットである→[00 10 01 01])。図19Cにおいて、フィールド(またはビットマップ)のサイズ/長さは、最大値/2と等しい(例えば、一つまたは複数のビットの数が2ビットである→[0 1])。
【0301】
一実施例では、ビットマップ内の一つまたは複数のビットの各ビットは、複数のトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックに対応し得る(または関連付けられ得る)。例えば、ビットマップ内の一つまたは複数のビットのn番目のビットは、複数のトランスポートブロックのn番目のトランスポートブロックに対応し得る(または関連付けられ得る)。例えば、図19Aにおいて、一つまたは複数のビット(またはビットマップ)が[0 1 1 0]に等しい。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第一のトランスポートブロック(TB1)に対応し得る(または関連付けられ得る)。第一のトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックの開始の/最早の/第一のトランスポートブロックであり得る。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。第二のトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックの第二の開始の/第二の最早の/第二のトランスポートブロックであり得る。一つまたは複数のビットの第三の開始の/第三の最早の/第三のビット(例えば、第三のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第三のトランスポートブロック(TB3)に対応し得る(または関連付けられ得る)。第三のトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックの第三の開始の/第三の最早の/第三のトランスポートブロックであり得る。一つまたは複数のビットの第四の開始の/第四の最早の/第四のビット(例えば、第四の入力/要素/場所/位置の0)は、第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。第四のトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックの第四の開始の/第四の最早の/第四のトランスポートブロックであり得る。
【0302】
例えば、一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[1 1 0 0]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第一のトランスポートブロック(TB1)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第三の開始の/第三の最早の/第三のビット(例えば、第三のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第三のトランスポートブロック(TB3)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第四の開始の/第四の最早の/第四のビット(例えば、第四の入力/要素/場所/位置の0)は、第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0303】
一実施例では、ビットマップは、一つまたは複数のビットセットを含んでもよい。一つまたは複数のビットは、一つまたは複数のビットセットにグループ化され得る。例えば、ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットのn番目のビットセットは、複数のトランスポートブロックのn番目のトランスポートブロックに対応し得る(または関連付けられ得る)。例えば、図19Bにおいて、一つまたは複数のビットセットは、第一のビットセット(例えば、00)、第二のビットセット(例えば、10)、第三のビットセット(例えば、01)、および第四のビットセット(例えば、01)を含む。ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットの各ビットセットは、複数のトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックに対応し得る(または関連付けられ得る)。例えば、図19Bにおいて、一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[00 10 01 01]と等しい。一つまたは複数のビットセットの開始の/最早の/第一のビットセット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置/ビットセットの00)は、第一のトランスポートブロック(TB1)に対応し得る(または関連付けられ得る)。第一のトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックの開始の/最早の/第一のトランスポートブロックであり得る。一つまたは複数のビットセットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置/ビットセットの10)は、第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。第二のトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックの第二の開始の/第二の最早の/第二のトランスポートブロックであり得る。一つまたは複数のビットセットの第三の開始の/第三の最早の/第三のビットセット(例えば、第三のエントリー/要素/場所/位置/ビットセットの01)は、第三のトランスポートブロック(TB3)に対応し得る(または関連付けられ得る)。第三のトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックの第三の開始の/第三の最早の/第三のトランスポートブロックであり得る。一つまたは複数のビットセットの第四の開始の/第四の最早の/第四のビットセット(例えば、第四のエントリー/要素/場所/位置/ビットセットの01)は、第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。第四のトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックの第四の開始の/第四の最早の/第四のトランスポートブロックであり得る。
【0304】
例えば、一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[01 00 10 00]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットセットの開始の/最早の/第一のビットセット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置/ビットセットの01)は、第一のトランスポートブロック(TB1)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットセットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置/ビットセットの00)は、第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットセットの第三の開始の/第三の最早の/第三のビットセット(例えば、第三のエントリー/要素/場所/位置/ビットセットの10)は、第三のトランスポートブロック(TB3)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットセットの第四の開始の/第四の最早の/第四のビットセット(例えば、第四のエントリー/要素/場所/位置/ビットセットの00)は、第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0305】
ビットマップ内の一つまたは複数のビットは、第一の値(例えば、0、1)に設定される一つまたは複数の第一のビットを含み得る。ビットマップ内の一つまたは複数のビットは、第二の値(例えば、0、1)に設定される一つまたは複数の第二のビットを含み得る。第一の値は第二の値と異なり得る。例えば、図19Aにおいて、開始の/最早の/第一のビットおよび第四の開始の/第四の最早の/第四のビットは、第一の値(例えば、0)に設定される。一つまたは複数の第一のビットは、開始の/最早の/第一のビットおよび第四の開始の/第四の最早の/第四のビットである。第二の開始の/第二の最早の/第二のビットおよび第三の開始の/第三の最早の/第三のビットは、第二の値(例えば、1)に設定される。一つまたは複数の第二のビットは、第二の開始の/第二の最早の/第二のビットおよび第三の開始の/第三の最早の/第三のビットである。
【0306】
ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットは、第一の値(例えば、00)に設定される一つまたは複数の第一のビットセットを含み得る。ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットは、第二の値(例えば、01)に設定される一つまたは複数の第二のビットセットを含み得る。ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットは、第三の値(例えば、10)に設定される一つまたは複数の第三のビットセットを含み得る。ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットは、第四の値(例えば、11)に設定される一つまたは複数の第四のビットセットを含み得る。第一の値は第二の値と異なり得る。第一の値は第三の値と異なり得る。第一の値は第四の値と異なり得る。第二の値は第三の値と異なり得る。第二の値は第四の値と異なり得る。第三の値は第四の値と異なり得る。例えば、図19Bにおいて、開始の/最早の/第一のビットセットが第一の値(例えば、00)に設定される。一つまたは複数の第一のビットセットは、開始の/最早の/第一のビットセットである。第三の開始の/第三の最早の/第三のビットセットと第四の開始の/第四の最早の/第四のビットセットは、第二の値(例えば、01)に設定される。一つまたは複数の第二のビットセットは、第三の開始の/第三の最早の/第三のビットセット、および第四の開始の/第四の最早の/第四のビットセットである。第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセットは、第三の値(例えば、10)に設定される。一つまたは複数の第三のビットセットは、第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセットである。
【0307】
ビットマップのサイズ/長さは、例えば、複数のトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックに対応するビットマップ内の一つまたは複数のビットの各ビットに基づき、増大し得る。ビットマップのサイズ/長さは、例えば、複数のトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックに対応するビットマップ内の一つまたは複数のビットセットの各ビットセットに基づき、増大し得る。一実施例では、複数のトランスポートブロックの連続するトランスポートブロックが、類似の(または実質的に同じ)チャネル条件(例えば、遅延拡散、ドップラー拡散、ドップラーシフト、フェード係数)を受け得る。複数のトランスポートブロックの連続するトランスポートブロックが、例えば、高周波数帯(例えば、FR3)において、チャネル一貫性時間内にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。ビットマップのサイズ/長さは、例えば、複数のトランスポートブロックのそれぞれの連続するトランスポートブロック(または連続するトランスポートブロックセット)に対応するビットマップ内の一つまたは複数のビットの各ビットに基づき、減少され得る。ビットマップのサイズ/長さの減少は、より少ない送信/受信ビームスイッチング(例えば、ビームスイッチング遅延の低減)をもたらし得る。
【0308】
一実施例では、連続するトランスポートブロックが、時間スロットnにスケジュールされる第一のトランスポートブロックと、時間スロットn+1にスケジュールされる第二のトランスポートブロックとを含んでもよい。複数のトランスポートブロックが、連続するトランスポートブロック(または第一のトランスポートブロックおよび第二のトランスポートブロック)を含み得る。連続するトランスポートブロックが、連続する時間単位(例えば、時間スロット、ミニスロット、サブフレームなど)で発生し得る(またはスケジュールされ得る)。
【0309】
一実施例では、連続するトランスポートブロックが、時間スロットnでスケジュールされる第一のトランスポートブロック、時間スロットn+1でスケジュールされる第二のトランスポートブロック、および時間スロットn+2でスケジュールされる第三のトランスポートブロックを含み得る。複数のトランスポートブロックが、連続するトランスポートブロック(または第一のトランスポートブロック、第二のトランスポートブロック、および第三のトランスポートブロック)を含み得る。連続するトランスポートブロックが、連続する時間単位(例えば、時間スロット、ミニスロット、サブフレームなど)で発生し得る(またはスケジュールされ得る)。
【0310】
一実施例では、連続するトランスポートブロックが、時間スロットnにスケジュールされる第一のトランスポートブロックと、時間スロットn+k、k>1にスケジュールされる第二のトランスポートブロックとを含み得る。複数のトランスポートブロックが、連続するトランスポートブロック(または第一のトランスポートブロックおよび第二のトランスポートブロック)を含み得る。複数のトランスポートブロックが、時間スロットnと時間スロットn+kとの間に発生する(またはスケジュールされる)第三のトランスポートブロックを含み得ない。連続するトランスポートブロックが、非連続時間単位(例えば、時間スロット、ミニスロット、サブフレームなど)で発生し得る(またはスケジュールされ得る)。
【0311】
一実施例では、連続するトランスポートブロックが、時間スロットnでスケジュールされる第一のトランスポートブロック、時間スロットn+2でスケジュールされる第二のトランスポートブロック、および時間スロットn+5でスケジュールされる第三のトランスポートブロックを含み得る。複数のトランスポートブロックが、連続するトランスポートブロック(または第一のトランスポートブロック、第二のトランスポートブロック、および第三のトランスポートブロック)を含み得る。
【0312】
一実施例では、連続するトランスポートブロックが、時間スロットnにスケジュールされる第一のトランスポートブロック、時間スロットn+2にスケジュールされる第二のトランスポートブロック、および時間スロットn+3にスケジュールされる第三のトランスポートブロックを含み得る。複数のトランスポートブロックが、連続するトランスポートブロック(または第一のトランスポートブロック、第二のトランスポートブロック、および第三のトランスポートブロック)を含み得る。
【0313】
連続するトランスポートブロックの開始時間(またはシンボル)は、昇順/降順であり得る。連続するトランスポートブロックが、第一の開始時間を有する第一のトランスポートブロック、第二の開始時間を有する第二のトランスポートブロック、および第三の開始時間を有する第三のトランスポートブロックを含み得る。例えば、第三の開始時間>=第二の開始時間>=第一の開始時間である。例えば、第三の開始時間>第二の開始時間>第一の開始時間。複数のトランスポートブロックが、第一の開始時間と第三の開始時間との間に(または内に)発生する開始時間を有する第四のトランスポートブロックを含み得ない。
【0314】
例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、数値を示し得る(例えば、図23のN=2)。
【0315】
例えば、複数のトランスポートブロックをスケジューリングするDCIが、数値(例えば、図23のN=2)。DCIが、数値を示すフィールド(例えば、新しいフィールド、またはHARQプロセス番号フィールド、TCIフィールド、TDRAフィールド、FDRAフィールドなどの既存のフィールド)を含み得る。DCIのフィールドのサイズ/長さは、最大値に基づき決定され得る。DCIのフィールドのサイズ/長さは、例えば、log2(最大値)と等しくてもよい。DCIのフィールドのサイズ/長さは、例えば、下限(log2(最大値))と等しくてもよい。DCIのフィールドのサイズ/長さは、例えば、上限(log2(最大値))と等しくてもよい。DCIのフィールドのサイズ/長さは、例えば、log2(最大値-1)と等しくてもよい。DCIのフィールドのサイズ/長さは、例えば、下限(log2(最大値-1))と等しくてもよい。DCIのフィールドのサイズ/長さは、例えば、上限(log2(最大値-1))と等しくてもよい。DCIのフィールドのサイズ/長さは、例えば、log2(最大値/2)と等しくてもよい。DCIのフィールドのサイズ/長さは、例えば、下限(log2(最大値/2))と等しくてもよい。DCIのフィールドのサイズ/長さは、例えば、上限(log2(最大値/2))と等しくてもよい。下限(x)は、x以下の最も近い整数を示し得る。例えば、下限(5.3)=5、下限(2.8)=2、および下限(3)=3である。上限(x)は、x以上の最も近い整数を示し得る。例えば、上限(5.3)=6、上限(2.8)=3、および上限(3)=3である。
【0316】
一実施例では、DCIを介して数(N)を示すことは、動的であり得る。DCIを介して数(N)を示すことは、一つまたは複数の構成パラメーターを介して数(N)を示すよりも動的であり得る。基地局は、例えば、無線装置のチャネル条件に基づき、数(N)を決定し得る。無線装置は、高可動性環境(例えば、高速トレーン)にあり得る。DCIを介した数(N)の表示は、例えば、高可動性環境において効率的であり得る。
【0317】
一実施例では、一つまたは複数の構成パラメーターを介して数(N)を示すことは、信頼性/堅牢性であり得る。一つまたは複数の構成パラメーターを介して数(N)を示すことは、DCIを介して数(N)を示すよりも信頼性/堅牢性であり得る。無線装置は、一つまたは複数の構成パラメーターの受信成功のために、確認応答メッセージ(例えば、HARQ-ACK)を送信し得る。基地局は、例えば、無線装置のチャネル条件に基づき、数(N)を決定し得る。無線装置は、静的環境(例えば、動きが少ない環境または低可動性環境)にあり得る。数(N)を一つまたは複数の構成パラメーターを介して示すことは、例えば、静的環境において効率的であり得る。
【0318】
ビットマップのサイズ/長さは、例えば、最大値に基づいてもよい。ビットマップのサイズ/長さは、例えば、数(N)に基づいてもよい。ビットマップのサイズ/長さは、例えば、最大値/数(N)に基づいてもよい。ビットマップのサイズ/長さは、例えば、最大値/数値(N)と等しくてもよい。ビットマップのサイズ/長さは、例えば、上限(最大値/数(N))と等しくてもよい。ビットマップのサイズ/長さは、例えば、下限(最大値/数値(N))と等しくてもよい。例えば、最大値が4に等しく、数(N)が2に等しい場合、ビットマップのサイズ/長さは2に等しい。例えば、最大値が8に等しく、数(N)が2に等しい場合、ビットマップのサイズ/長さは4に等しい。例えば、最大値が16に等しく、数(N)が4に等しい場合、ビットマップのサイズ/長さは4に等しい。例えば、最大値が6に等しく、数(N)がと等しい場合、ビットマップのサイズ/長さは2に等しい。
【0319】
数(例えば、一つまたは複数の構成パラメーターまたはDCIによって示される)は、例えば、ビットマップの各ビットが対応する(または関連する)連続するトランスポートブロックの数を示し得る/そうである。数(例えば、一つまたは複数の構成パラメーターまたはDCIによって示される)は、例えば、ビットマップ内の各ビットセットが対応する(または関連する)連続するトランスポートブロックの数を示し得る/そうである。数は、例えば、類似のチャネル条件の対象となるいくつかの連続するトランスポートブロックを示し得る/そうである。
【0320】
一実施例では、ビットマップ内の一つまたは複数のビットの各ビットは、複数のトランスポートブロックのそれぞれの連続するトランスポートブロックに対応し得る(または関連付けられ得る)。数(例えば、一つまたは複数の構成パラメーターまたはDCIによって示される)は、例えば、それぞれの連続するトランスポートブロックの数を示し得る/そうである。例えば、ビットマップ内の一つまたは複数のビットのn番目のビットは、複数のトランスポートブロックのn番目の連続するトランスポートブロックに対応し得る(または関連付けられ得る)。例えば、図19Cおよび図23において、数(N)が2と等しくてもよい。一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[0 1]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0321】
例えば、複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)と、第二のトランスポートブロック(TB2)と、第三のトランスポートブロック(TB3)と、第四のトランスポートブロック(TB4)と、第五のトランスポートブロック(TB5)と、第六のトランスポートブロック(TB6)と、第七のトランスポートブロック(TB7)と、第八のトランスポートブロック(TB8)とを含み得る。
【0322】
一実施例では、数(N)は2と等しくてもよい。一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[1 0 0 1]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第三の開始の/第三の最早の/第三のビット(例えば、第三のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第五のトランスポートブロック(TB5)および第六のトランスポートブロック(TB6)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第四の開始の/第四の最早の/第四のビット(例えば、第四のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第七のトランスポートブロック(TB7)および第八のトランスポートブロック(TB8)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0323】
一実施例では、数(N)は4に等しくてもよい。一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[1 0]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0324】
一実施例では、数(N)は3と等しくてもよい。一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[1 0 1]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、および第六のトランスポートブロック(TB6)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第三の開始の/第三の最早の/第三のビット(例えば、第三のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第七のトランスポートブロック(TB7)および第八のトランスポートブロック(TB8)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0325】
例えば、数は1に等しくてもよい(例えば、N=1)。一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[1 0 0 1 ]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第一のトランスポートブロック(TB1)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第三の開始の/第三の最早の/第三のビット(例えば、第三のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第三のトランスポートブロック(TB3)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第四の開始の/第四の最早の/第四のビット(例えば、第四の入力/要素/場所/位置の1)は、第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0326】
例えば、数は、2と等しくてもよい(例えば、N=2)。一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[0 1]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0327】
例えば、数は、2と等しくてもよい(例えば、N=2)。一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[0 1 1]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第三の開始の/第三の最早の/第三のビット(例えば、第三のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第五のトランスポートブロック(TB5)および第六の第四のトランスポートブロック(TB6)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0328】
例えば、数は、2と等しくてもよい(例えば、N=3)。一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[0 1]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、および第三のトランスポートブロック(TB3)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、および第六のトランスポートブロック(TB6)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0329】
一実施例では、ビットマップは、一つまたは複数のビットセットを含んでもよい。一つまたは複数のビットは、一つまたは複数のビットセットにグループ化され得る。例えば、ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットのn番目のビットセットは、複数のトランスポートブロックのn番目の連続するトランスポートブロックに対応し得る(または関連付けられ得る)。例えば、一つまたは複数のビットセットは、第一のビットセット(例えば、00)、第二のビットセット(例えば、10)、第三のビットセット(例えば、01)、および第四のビットセット(例えば、01)を含む。ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットの各ビットセットは、複数のトランスポートブロックのそれぞれの連続するトランスポートブロックに対応し得る(または関連付けられ得る)。例えば、図19Dにおいて、一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は[00 10]と等しくてもよい。数(N)は、2と等しくてもよい。一つまたは複数のビットセットの開始の/最早の/第一のビットセット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置/ビットセットの00)は、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットセットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置/ビットセットの10)は、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0330】
例えば、一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[00 10 01]と等しくてもよい。数(N)は、3と等しくてもよい。一つまたは複数のビットセットの開始の/最早の/第一のビットセット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置/ビットセットの00)は、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、および第三のトランスポートブロック(TB3)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットセットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置/ビットセットの10)は、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、および第六のトランスポートブロック(TB6)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットセットの第三の開始の/第三の最早の/第三のビットセット(例えば、第三のエントリー/要素/場所/位置/ビットセットの01)は、第七のトランスポートブロック(TB7)および第八のトランスポートブロック(TB8)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0331】
無線装置は、第一の値に設定される一つまたは複数の第一のビットに対応する(と関連付けられる)一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを適用し得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに対応する(関連する)一つまたは複数の第一のビットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに適用し得る。
【0332】
例えば、図19Aにおいて、開始の/最早の/第一のビットおよび第四の開始の/第四の最早の/第四のビットは、第一の値(例えば、0)に設定される。開始の/最早の/第一のビットは、第一のトランスポートブロック(TB1)に対応し得る(または関連付けられ得る)。第四の開始の/第四の最早の/第四のビットは、第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビット、および第四のトランスポートブロック(TB4)に関連付けられる第四の開始の/第四の最早の/第四のビットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)および第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。無線装置は、第一のトランスポートブロック(TB1)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)に適用し得る。無線装置は、例えば、第四のトランスポートブロック(TB4)に関連付けられる第四の開始の/第四の最早の/第四のビットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。
【0333】
例えば、一つまたは複数のビットのビットは、第一の値(例えば、0)に設定され得る。ビットは、連続するトランスポートブロック(例えば、TB1およびTB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、連続するトランスポートブロックに関連付けられるビットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを連続するトランスポートブロックに適用し得る。例えば、図19Cにおいて、開始の/最早の/第一のビットは、第一の値(例えば、0)に設定される。開始の/最早の/第一のビットは、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に適用し得る。無線装置は、第一のトランスポートブロック(TB1)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)に適用し得る。無線装置は、例えば、第二のトランスポートブロック(TB2)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを第二のトランスポートブロック(TB2)に適用し得る。
【0334】
無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを、第二の値に設定される一つまたは複数の第二のビットに対応する(と関連付けられる)一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに対応する(関連する)一つまたは複数の第二のビットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。
【0335】
例えば、図19Aにおいて、第二の開始の/第二の最早の/第二のビットおよび第三の開始の/第三の最早の/第三のビットは、第二の値(例えば、1)に設定される。第二の開始の/第二の最早の/第二のビットは、第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。第三の開始の/第三の最早の/第三のビットは、第三のトランスポートブロック(TB3)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、第二のトランスポートブロック(TB2)と関連付けられる第二の開始の/第二の最早の/第二のビットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを第二のトランスポートブロック(TB2)に適用して、し得る。無線装置は、例えば、第三のトランスポートブロック(TB3)に関連付けられる第三の開始の/第三の最早の/第三のビットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを第三のトランスポートブロック(TB3)に適用し得る。
【0336】
例えば、一つまたは複数のビットのビットは、第二の値(例えば、1)に設定され得る。ビットは、連続するトランスポートブロック(例えば、TB3およびTB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、連続するトランスポートブロックに関連付けられるビットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを連続するトランスポートブロックに適用し得る。例えば、図19Cにおいて、第二の開始の/第二の最早の/第二のビットは、第二の値(例えば、1)に設定される。第二の開始の/第二の最早の/第二のビットは、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、第三のトランスポートブロック(TB3)に関連付けられる第二の開始の/第二の最早の/第二のビットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを第三のトランスポートブロック(TB3)に適用し得る。無線装置は、例えば、第四のトランスポートブロック(TB4)に関連付けられる第二の開始の/第二の最早の/第二のビットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。
【0337】
無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを第一の値に設定される一つまたは複数の第一のビットセットに対応する(と関連付けられる)一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに対応する(関連する)一つまたは複数の第一のビットセットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに適用し得る。
【0338】
例えば、図19Bにおいて、開始の/最早の/第一のビットセットが第一の値(例えば、00)に設定される。開始の/最早の/第一のビットセットは、第一のトランスポートブロック(TB1)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、第一のトランスポートブロック(TB1)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビットセットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)に適用し得る。
【0339】
例えば、一つまたは複数のビットセットのビットセットは、第一の値(例えば、00)に設定され得る。ビットセットは、連続するトランスポートブロック(例えば、TB1およびTB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、連続するトランスポートブロックに関連付けられるビットセットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを連続するトランスポートブロックに適用し得る。例えば、図19Dにおいて、開始の/最早の/第一のビットセットが第一の値(例えば、00)に設定される。開始の/最早の/第一のビットセットは、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、第一のトランスポートブロック(TB1)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビットセットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)に適用し得る。無線装置は、例えば、第二のトランスポートブロック(TB2)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビットセットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを第二のトランスポートブロック(TB2)に適用し得る。無線装置は、例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビットセットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に適用し得る。
【0340】
無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを、第二の値に設定される一つまたは複数の第二のビットセットに対応する(と関連付けられる)一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに対応する(関連する)一つまたは複数の第二のビットセットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。
【0341】
例えば、図19Bにおいて、第三の開始の/第三の最早の/第三のビットセットおよび第四の開始の/第四の最早の/第四のビットセットは第二の値(例えば、01)に設定される。第三の開始の/第三の最早の/第三のビットセットは、第三のトランスポートブロック(TB3)に対応し得る(または関連付けられ得る)。第四の開始の/第四の最早の/第四のビットセットは、第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、第三のトランスポートブロック(TB3)に関連付けられる第三の開始の/第三の最早の/第三のビットセットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを第三のトランスポートブロック(TB3)に適用し得る。無線装置は、例えば、第四のトランスポートブロック(TB4)に関連付けられる第四の開始の/第四の最早の/第四のビットセットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。
【0342】
例えば、一つまたは複数のビットセットのビットセットは、第二の値(例えば、01)に設定され得る。ビットセットは、連続するトランスポートブロック(例えば、TB3およびTB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、連続するトランスポートブロックに関連付けられるビットセットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを連続するトランスポートブロックに適用し得る。例えば、図19Dにおいて、第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセットが第二の値(例えば、01)に設定される。第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセットは、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、第三のトランスポートブロック(TB3)に関連付けられる第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを第三のトランスポートブロック(TB3)に適用し得る。無線装置は、例えば、第四のトランスポートブロック(TB4)に関連付けられる第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。
【0343】
無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドおよび第二のフィールドを、第三の値に設定される一つまたは複数の第三のビットセットに対応する(関連する)一つまたは複数の第三のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第三のトランスポートブロックに対応する(関連する)一つまたは複数の第三のビットセットが第三の値に設定されることに基づき、第一のフィールドおよび第二のフィールドを一つまたは複数の第三のトランスポートブロックに適用し得る。
【0344】
例えば、図19Bにおいて、第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセットは、第三の値(例えば、10)に設定される。第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセットは、第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、第二のトランスポートブロック(TB2)と関連付けられる第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセットが第三の値に設定されることに基づき、第一のフィールドおよび第二のフィールドを第二のトランスポートブロック(TB2)に適用し得る。
【0345】
例えば、一つまたは複数のビットセットのビットセットは、第三の値(例えば、10)に設定され得る。ビットセットは、連続するトランスポートブロック(例えば、TB1およびTB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、連続するトランスポートブロックに関連付けられるビットセットが第三の値に設定されることに基づき、第一のフィールドおよび第二のフィールドを連続するトランスポートブロックに適用し得る。
【0346】
実施例では、ビットマップのサイズ/長さは、値と等しくてもよい。値が、例えば、固定/事前定義/事前構成/プリセットされ得る。値が、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターによって示され得る。値が、例えば2に等しくなってもよい。値が、例えば4に等しくなってもよい。値が、例えば8に等しくなってもよい。
【0347】
一実施例では、ビットマップ内の一つまたは複数のビットの各ビットは、複数のトランスポートブロックのそれぞれの半分に対応し得る(または関連付けられ得る)。例えば、ビットマップ内の一つまたは複数のビットのn番目のビットは、複数のトランスポートブロックのn番目の半分に対応(または関連)し得る(例えば、n=1、2)。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置のビット)は、複数のトランスポートブロックの前半に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置のビット)は、複数のトランスポートブロックの後半に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0348】
例えば、複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)を含み得る。一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[0 1]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0349】
例えば、複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)を含み得る。一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[0 1]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0350】
例えば、複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、および第七のトランスポートブロック(TB7)を含み得る。一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[0 1]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、および第七のトランスポートブロック(TB7)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0351】
例えば、複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、および第七のトランスポートブロック(TB7)を含み得る。一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[0 1]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、および第三のトランスポートブロック(TB3)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、および第七のトランスポートブロック(TB7)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0352】
一実施例では、ビットマップは、一つまたは複数のビットセットを含んでもよい。一つまたは複数のビットは、一つまたは複数のビットセットにグループ化され得る。一実施例では、ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットの各ビットセットは、複数のトランスポートブロックのそれぞれの半分に対応し得る(または関連付けられてもよい)。例えば、ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットのn番目のビットセットは、複数のトランスポートブロック(例えば、n=1、2)のn番目の半分に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットセットの開始の/最早の/第一のビットセット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置のビットセット)は、複数のトランスポートブロックの前半に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットセットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置におけるビットセット)は、複数のトランスポートブロックの後半に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0353】
例えば、複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)を含み得る。一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[00 01]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットセットの開始の/最早の/第一のビットセット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の00)は、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットセットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の01)は、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0354】
例えば、複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)を含み得る。一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[00 01]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットセットの開始の/最早の/第一のビットセット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の00)は、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットセットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の01)は、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)に対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0355】
無線装置は、第一の値に設定される一つまたは複数の第一のビットに対応する(と関連付けられる)一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを適用し得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに対応する(関連する)一つまたは複数の第一のビットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに適用し得る。
【0356】
無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを、第二の値に設定される一つまたは複数の第二のビットに対応する(と関連付けられる)一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに対応する(関連する)一つまたは複数の第二のビットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。
【0357】
一実施例では、一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は、[0 1]と等しくてもよい。例えば、一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)および第四のトランスポートブロック(TB4)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に、適用し得る。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に関連付けられる第二の開始の/第二の最早の/第二のビットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。
【0358】
例えば、一つまたは複数のビットの開始の/最早の/第一のビット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の0)は、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。一つまたは複数のビットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置の1)は、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)に関連付けられる第二の開始の/第二の最早の/第二のビットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)に、適用し得る。
【0359】
無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを第一の値に設定される一つまたは複数の第一のビットセットに対応する(と関連付けられる)一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに対応する(関連する)一つまたは複数の第一のビットセットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに適用し得る。
【0360】
無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを、第二の値に設定される一つまたは複数の第二のビットセットに対応する(と関連付けられる)一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに対応する(関連する)一つまたは複数の第二のビットセットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。
【0361】
一実施例では、一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は[00 01]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットセットの開始の/最早の/第一のビットセット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の00)は、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットセットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置における01)は、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に適用し得る。無線装置は、例えば、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に関連付けられる第二の開始の/第二の最早の/第二のビットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。
【0362】
無線装置は、例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビットが第三の値に設定されることに基づき、第一のフィールドおよび第二のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に適用し得る。無線装置は、例えば、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に関連付けられる第二の開始の/第二の最早の/第二のビットが第三の値に設定されることに基づき、第一のフィールドおよび第二のフィールドを第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。
【0363】
一実施例では、一つまたは複数のビット(またはビットマップ)は[00 01]と等しくてもよい。一つまたは複数のビットセットの開始の/最早の/第一のビットセット(例えば、第一のエントリー/要素/場所/位置の00)は、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)に対応し得る(または関連付けられ得る)。一つまたは複数のビットセットの第二の開始の/第二の最早の/第二のビットセット(例えば、第二のエントリー/要素/場所/位置における01)は、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)に対応し得る(または関連付けられ得る)。無線装置は、例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。無線装置は、例えば、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)に関連付けられる第二の開始の/第二の最早の/第二のビットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)に、適用し得る。
【0364】
無線装置は、例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)に関連付けられる開始の/最早の/第一のビットが第三の値に設定されることに基づき、第一のフィールドおよび第二のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。無線装置は、例えば、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)に関連付けられる第二の開始の/第二の最早の/第二のビットが第三の値に設定されることに基づき、第一のフィールドおよび第二のフィールドを、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)に適用し得る。
【0365】
一実施例では、第一のフィールドが適用される一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックの第一の/開始の/最早の半分であり得る。一実施例では、第二のフィールドが適用される一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックの第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の半分であり得る。
【0366】
一実施例では、複数のトランスポートブロックの数が偶数(または奇数)でない場合、複数のトランスポートブロックの第一の/開始の/最早の半分のトランスポートブロックの数が、上限(複数のトランスポートブロック/2の数)である。複数のトランスポートブロックの第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の半分のトランスポートブロックの数は、下限(複数のトランスポートブロック/2の数)である。例えば、複数のトランスポートブロックの数が7に等しい場合、複数のトランスポートブロックの前半は、四つのトランスポートブロック(例えば、TB1、TB2、TB3、およびTB4)を含んでもよく、複数のトランスポートブロックの後半は、三つのトランスポートブロック(例えば、TB5、TB6、およびTB7)を含んでもよい。
【0367】
一実施例では、複数のトランスポートブロックの数が偶数(または奇数)でない場合、複数のトランスポートブロックの第一の/開始の/最早の半分のトランスポートブロックの数が、下限(複数のトランスポートブロック/2の数)である。複数のトランスポートブロックの第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の半分のトランスポートブロックの数は、上限(複数のトランスポートブロック/2の数)である。例えば、複数のトランスポートブロックの数が7に等しい場合、複数のトランスポートブロックの前半は、三つのトランスポートブロック(例えば、TB1、TB2、およびTB3)を含んでもよく、複数のトランスポートブロックの後半は、四つのトランスポートブロック(例えば、TB4、TB5、TB6、およびTB7)を含んでもよい。
【0368】
一実施例では、複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)を含み得る。複数のトランスポートブロックの第一の/開始の/最早の半分は、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)を含み得る/であり得る。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)であり得る/それを含み得る。複数のトランスポートブロックの第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の半分は、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)を含んでもよい。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)であり得る/それを含み得る。
【0369】
一実施例では、複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)を含み得る。複数のトランスポートブロックの第一の/開始の/最早の半分は、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)を含み得る/であり得る。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)であり得る/それを含み得る。複数のトランスポートブロックの第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の半分は、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)を含み得る。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)であり得る/それを含み得る。
【0370】
一実施例では、複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、および第七のトランスポートブロック(TB7)を含み得る。複数のトランスポートブロックの第一の/開始の/最早の半分は、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)を含み得る/であり得る。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)であり得る/それを含み得る。複数のトランスポートブロックの第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の半分は、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、および第七のトランスポートブロック(TB7)を含んでもよい。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、および第七のトランスポートブロック(TB7)であり得る/それを含み得る。
【0371】
一実施例では、複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、および第七のトランスポートブロック(TB7)を含み得る。複数のトランスポートブロックの第一の/開始の/最早の半分は、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、および第三のトランスポートブロック(TB3)を含み得る/であり得る。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、および第三のトランスポートブロック(TB3)であり得る/それを含み得る。複数のトランスポートブロックの第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の半分は、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、および第七のトランスポートブロック(TB7)を含んでもよい。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、および第七のトランスポートブロック(TB7)であり得る/それを含み得る。
【0372】
一実施例では、複数のトランスポートブロックの数は、2であり得る。複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(例えば、TB1)および第二のトランスポートブロック(例えば、TB2)を含み得る。無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを第一のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを第二のトランスポートブロックに適用し得る。
【0373】
例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、周期マッピングを指示/有効化することができる。周期マッピングは、例えば、周期的に(例えば、周期的にフィールド(または送信/受信ビーム)を切り替える)複数のトランスポートブロックへの少なくとも二つのフィールドのマッピング/適用を可能にし/示すことができる。周期マッピングを示す一つまたは複数の構成パラメーターのうちのパラメーターが、例えば、PUSCH/PUCCH反復のための周期マッピングを示すパラメーターとは異なってもよい。周期マッピングを示す一つまたは複数の構成パラメーターのうちのパラメーターが、例えば、PUSCH/PUCCH反復のための周期マッピングを示すパラメーターと同じであり得る。
【0374】
一実施例では、複数のトランスポートブロックの数は、2より大きく(またはそれ超)てもよい。複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)を含み得る。無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを第一のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを第二のトランスポートブロックに適用し得る。(同じ)フィールドマッピングパターンは、複数のトランスポートブロックの残りのトランスポートブロックに継続し得る。(同じ)フィールドマッピングパターンは、例えば、周期マッピングを示す一つまたは複数の構成パラメーターに基づき、複数のトランスポートブロックの残りのトランスポートブロックに継続し得る。(同じ)フィールドマッピングパターンは、例えば、FR3を動作させるセルに基づき、複数のトランスポートブロックの残りのトランスポートブロックに継続し得る。(同じ)フィールドマッピングパターンは、例えば、サブキャリア間隔が値(例えば、120kHz、240kHz、480kHz、960kHzなど)と等しいことに基づき、複数のトランスポートブロックの残りのトランスポートブロックに継続し得る。残りのトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロックおよび第二のトランスポートブロックを含み得ない。無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを第三のトランスポートブロック、第五のトランスポートブロックおよび第七のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを、第四のトランスポートブロック、第六のトランスポートブロック、および第八のトランスポートブロックに適用し得る。
【0375】
無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを第一のトランスポートブロック、第三のトランスポートブロック、第五のトランスポートブロック、および第七のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、周期マッピングを示す一つまたは複数の構成パラメーターに基づき、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを、第一のトランスポートブロック、第三のトランスポートブロック、第五のトランスポートブロック、および第七のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、FR3を動作させるセルに基づき、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを第一のトランスポートブロック、第三のトランスポートブロック、第五のトランスポートブロック、および第七のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、サブキャリア間隔が値(例えば、120kHz、240kHz、480kHz、960kHzなど)と等しいことに基づき、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを第一のトランスポートブロック、第三のトランスポートブロック、第五のトランスポートブロック、および第七のトランスポートブロックに適用し得る。
【0376】
無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを、第二のトランスポートブロック、第四のトランスポートブロック、第六のトランスポートブロック、および第八のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、周期マッピングを示す一つまたは複数の構成パラメーターに基づき、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを、第二のトランスポートブロック、第四のトランスポートブロック、第六のトランスポートブロック、および第八のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、FR3を動作させるセルに基づき、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを第二のトランスポートブロック、第四のトランスポートブロック、第六のトランスポートブロック、および第八のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、サブキャリア間隔が値(例えば、120kHz、240kHz、480kHz、960kHzなど)と等しいことに基づき、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを第二のトランスポートブロック、第四のトランスポートブロック、第六のトランスポートブロック、および第八のトランスポートブロックに適用し得る。
【0377】
一実施例においては、一つまたは複数の構成パラメーターが順次マッピングを指示/有効化することができる。順次マッピングは、例えば、順次(例えば、順次フィールド(または送信/受信ビーム)を切り替える)、複数のトランスポートブロックへの少なくとも二つのフィールドのマッピング/適用を可能にし/示すことができる。一つまたは複数の構成パラメーターのうち、順次マッピングを示すパラメーターが、例えば、PUSCH/PUCCH反復のための順次マッピングを示すパラメーターとは異なってもよい。一つまたは複数の構成パラメーターのうち、順次マッピングを示すパラメーターが、例えば、PUSCH/PUCCH反復のための順次マッピングを示すパラメーターと同じであり得る。
【0378】
一実施例では、複数のトランスポートブロックの数は、2より大きく(またはそれ超)てもよい。複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、第四のトランスポートブロック(TB4)、第五のトランスポートブロック(TB5)、第六のトランスポートブロック(TB6)、第七のトランスポートブロック(TB7)、および第八のトランスポートブロック(TB8)を含み得る。無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを第一のトランスポートブロックおよび第二のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを第三のトランスポートブロックおよび第四のトランスポートブロックに適用し得る。(同じ)フィールドマッピングパターンは、複数のトランスポートブロックの残りのトランスポートブロックに継続し得る。(同じ)フィールドマッピングパターンは、例えば、順次マッピングを示す一つまたは複数の構成パラメーターに基づき、複数のトランスポートブロックの残りのトランスポートブロックに継続し得る。(同じ)フィールドマッピングパターンは、例えば、FR3を動作させるセルに基づき、複数のトランスポートブロックの残りのトランスポートブロックに継続し得る。(同じ)フィールドマッピングパターンは、例えば、サブキャリア間隔が値(例えば、120kHz、240kHz、480kHz、960kHzなど)と等しいことに基づき、複数のトランスポートブロックの残りのトランスポートブロックに継続し得る。残りのトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック、第二のトランスポートブロック、第三のトランスポートブロックおよび第四のトランスポートブロックを含み得ない。無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを第五のトランスポートブロックおよび第六のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを第七のトランスポートブロックおよび第八のトランスポートブロックに適用し得る。
【0379】
無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを、第一のトランスポートブロック、第二のトランスポートブロック、第五のトランスポートブロックおよび第六のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、順次マッピングを示す一つまたは複数の構成パラメーターに基づき、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを、第一のトランスポートブロック、第二のトランスポートブロック、第五のトランスポートブロックおよび第六のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、FR3を動作させるセルに基づき、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを第一のトランスポートブロック、第二のトランスポートブロック、第五のトランスポートブロックおよび第六のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、サブキャリア間隔が値(例えば、120kHz、240kHz、480kHz、960kHzなど)と等しいことに基づき、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを第一のトランスポートブロック、第二のトランスポートブロック、第五のトランスポートブロック、および第六のトランスポートブロックに適用し得る。
【0380】
無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを、第三のトランスポートブロック、第四のトランスポートブロック、第七のトランスポートブロック、および第八のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、順次マッピングを示す一つまたは複数の構成パラメーターに基づき、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを第三のトランスポートブロック、第四のトランスポートブロック、第七のトランスポートブロック、および第八のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、FR3を動作させるセルに基づき、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを第三のトランスポートブロック、第四のトランスポートブロック、第七のトランスポートブロック、および第八のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、サブキャリア間隔が値(例えば、120kHz、240kHz、480kHz、960kHzなど)と等しいことに基づき、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを第三のトランスポートブロック、第四のトランスポートブロック、第七のトランスポートブロック、および第八のトランスポートブロックに適用し得る。
【0381】
図20図21および図22は、本開示の実施形態の一態様による、複数のトランスポートブロックのスケジューリングのフロー図の例を示す。
【0382】
無線装置は、例えば、基地局から、一つまたは複数の構成パラメーターを含む一つまたは複数のメッセージを受信し得る。
【0383】
無線装置はDCIを受信し得る。DCIが、複数のトランスポートブロックをスケジュールし得る。DCIが、セル(またはセルのBWP)に対して、複数のトランスポートブロックをスケジュールし得る。セルのBWPは、例えば、セルのアップリンクBWPであり得る。セルのBWPは、例えば、セルのダウンリンクBWPであり得る。
【0384】
DCIが、例えば、非フォールバックDCI(例えば、DCI 0-1、DCI 1-1、DCI 0-2、DCI 1-2など)であり得る。
【0385】
DCIが、少なくとも二つのフィールドを含んでもよい。
【0386】
一実施例では、DCIが、複数のトランスポートブロックの送信/受信のためにビットマップを示すことができる。DCIが、ビットマップを示すフィールドを含み得る。
【0387】
一実施例では、一つまたは複数の構成パラメーターが、複数のトランスポートブロックの送信/受信のためにビットマップを示し得る。
【0388】
ビットマップは、一つまたは複数のビットを含んでもよい。ビットマップ内の一つまたは複数のビットは、複数のトランスポートブロックに対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0389】
一実施例では、ビットマップ内の一つまたは複数のビットの各ビットは、複数のトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックに対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0390】
一実施例では、ビットマップ内の一つまたは複数のビットの各ビットは、複数のトランスポートブロックのそれぞれの(連続する)トランスポートブロックに対応し得る(または関連付けられ得る)。例えば、DCIが、連続するトランスポートブロックの数を示し得る(例えば、図23で論じられるN)。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、連続するトランスポートブロックの数を示し得る(例えば、図23で論じられるNで論じられるN)。例えば、複数の連続するトランスポートブロックが、事前に定義され/固定され/事前構成され/事前設定され得る。
【0391】
ビットマップ内の一つまたは複数のビットは、第一の値(例えば、0、1)に設定される一つまたは複数の第一のビットを含み得る。ビットマップ内の一つまたは複数のビットは、第二の値(例えば、0、1)に設定される一つまたは複数の第二のビットを含み得る。
【0392】
図20では、無線装置は、第一の値に設定される一つまたは複数の第一のビットに対応する(関連する)一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを適用し得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに対応する(関連する)一つまたは複数の第一のビットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに適用し得る。複数のトランスポートブロックが、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックを含むことができる。
【0393】
図20では、無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを、第二の値に設定される一つまたは複数の第二のビットに対応する(と関連付けられる)一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに対応する(関連する)一つまたは複数の第二のビットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。複数のトランスポートブロックが、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックを含むことができる。
【0394】
図21では、ビットマップ内の一つまたは複数のビットのビットが、複数のトランスポートブロックのトランスポートブロックと関連付けられてもよい。ビットは、例えば、第一の値に設定され得る(または等しくてもよい)。無線装置は、第一の値に設定されるビットに対応する(関連する)トランスポートブロックに、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを適用し得る。無線装置は、例えば、トランスポートブロックに対応する(関連する)ビットが第一の値に設定されることに基づき、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドをトランスポートブロックに適用し得る。ビットは、例えば、第二の値に設定され得る(または等しくてもよい)。無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを、第二の値に設定されるビットに対応する(関連する)、トランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、トランスポートブロックに対応する(関連する)ビットが第二の値に設定されることに基づき、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドをトランスポートブロックに適用し得る。
【0395】
図22では、ビットマップは、一つまたは複数のビットセットを含み得る。一つまたは複数のビットは、一つまたは複数のビットセットにグループ化され得る。ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットは、複数のトランスポートブロックに対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0396】
一実施例では、ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットの各ビットセットは、複数のトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックに対応し得る(または関連付けられ得る)。
【0397】
一実施例では、ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットの各ビットセットは、複数のトランスポートブロックのそれぞれの(連続する)トランスポートブロックに対応し得る(または関連付けられ得る)。例えば、DCIが、連続するトランスポートブロックの数を示し得る(例えば、図23で論じられるN)。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、連続するトランスポートブロックの数を示し得る(例えば、図23で論じられるNで論じられるN)。例えば、複数の連続するトランスポートブロックが、事前に定義され/固定され/事前構成され/事前設定され得る。
【0398】
ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットは、第一の値(例えば、00)に設定される一つまたは複数の第一のビットセットを含み得る。ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットは、第二の値(例えば、01)に設定される一つまたは複数の第二のビットセットを含み得る。ビットマップ内の一つまたは複数のビットセットは、第三の値(例えば、10)に設定される一つまたは複数の第三のビットセットを含み得る。
【0399】
図22では、無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを、第一の値に設定される一つまたは複数の第一のビットセットに対応する(と関連付けられる)一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに対応する(関連する)一つまたは複数の第一のビットセットが第一の値に設定されることに基づき、第一のフィールドを一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに適用し得る。複数のトランスポートブロックが、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックを含むことができる。
【0400】
図22では、無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを、第二の値に設定される一つまたは複数の第二のビットセットに対応する(と関連付けられる)一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに対応する(関連する)一つまたは複数の第二のビットセットが第二の値に設定されることに基づき、第二のフィールドを一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。複数のトランスポートブロックが、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックを含むことができる。
【0401】
図22では、無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドと、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを、第三の値に設定される一つまたは複数の第三のビットセットに対応する(関連する)一つまたは複数の第三のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、一つまたは複数の第三のトランスポートブロックに対応する(関連する)一つまたは複数の第三のビットセットが第三の値に設定されることに基づき、第一のフィールドおよび第二のフィールドを一つまたは複数の第三のトランスポートブロックに適用し得る。複数のトランスポートブロックが、一つまたは複数の第三のトランスポートブロックを含んでもよい。
【0402】
トランスポートブロックにフィールド(例えば、SRIフィールド)を適用することが、フィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)電力制御パラメーターセットに基づき決定/演算/計算される送信電力で/それを用いて、トランスポートブロックを送信することを含み得る。
【0403】
トランスポートブロックにフィールド(例えば、TPCフィールド)を適用することが、フィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)TPCコマンド値に基づき決定/演算/計算される送信電力で/それを用いて、トランスポートブロックを送信することを含み得る。トランスポートブロックにフィールド(例えば、TPCフィールド)を適用することが、フィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)TPCコマンド値に基づき調整される送信電力で/それを用いて、トランスポートブロックを送信することを含み得る。
【0404】
フィールド(例えば、PTRS-DMRSフィールド)をトランスポートブロックに適用することが、例えば、トランスポートブロックのDMRSポート(または層、または最も高いSINRを有する最強層など)内に/上に/を介して、DMRSポートに関連付けられるPTRSポートのPTRSを送信することを含み得る。フィールド(またはPTRS-DMRSフィールド)は、PTRSポートとDMRSポートとの間の関連付けを示すPTRS-DMRS関連付けを示し得る。PTRS-DMRSフィールドが、PTRSポートを、DMRSポートと/に関連付け(またはその間の関連付けを示す)てもよい。無線装置は、フィールド(またはPTRS-DMRSフィールド)に基づき、PTRSポートとDMRSポートとの間の関連付けを決定し得る。
【0405】
トランスポートブロックにフィールド(例えば、TPMIフィールド)を適用することが、フィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)TPMI値に基づき決定/演算/計算される送信プリコーダーで/それを用いて、トランスポートブロックを送信することを含み得る。無線装置は、一つまたは複数の層を介してトランスポートブロックを送信することができる。フィールドによって示される(またはそれにマッピングされる)TPMI値が、一つまたは複数の層の数を示し得る(例えば、ランク情報、送信ランク、送信層)。
【0406】
一実施例では、無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第一のフィールドを、複数のトランスポートブロックの一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに適用し得る。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックの第一の/開始の/最早の半分で発生し得る(またはスケジュールされ得る)。無線装置は、例えば、複数のトランスポートブロックの第一の/開始の/最早の半分で発生する(またはスケジュールされる)一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに基づき、第一のフィールドを一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに適用し得る。
【0407】
一実施例では、無線装置は、少なくとも二つのフィールドの第二のフィールドを、複数のトランスポートブロックの一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックの第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の半分で発生し得る(またはスケジュールされ得る)。無線装置は、例えば、複数のトランスポートブロックの第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の半分で発生する(またはスケジュールされる)一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに基づき、第二のフィールドを一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。
【0408】
一実施例では、DCIは値を示し得る。DCIが、値を示すフィールドを含んでもよい。
【0409】
第一のフィールドが適用される一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、例えば、値の前に発生し得る(またはスケジュールされ得る)。第二のフィールドが適用される一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、例えば、値の後に発生し得る(またはスケジュールされ得る)。
【0410】
一実施例では、複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)を含み得る。
【0411】
DCIによって示される値が、例えば1であり得る。第一のフィールドが適用される一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)であり得る。第二のフィールドが適用される一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)であり得る。
【0412】
DCIによって示される値が、例えば、2と等しくてもよい。第一のフィールドが適用される一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)であり得る。第二のフィールドが適用される一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)であり得る。
【0413】
DCIによって示される値が、例えば、3と等しくてもよい。第一のフィールドが適用される一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、および第三のトランスポートブロック(TB3)であり得る。第二のフィールドが適用される一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第四のトランスポートブロック(TB4)であり得る。
【0414】
実施例では、DCIによって示される値が、時間スロット(例えば、スロットオフセット)であり得る。無線装置は、時間スロットの前にスケジュールされる(または発生する)一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに第一のフィールドを適用し得る。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの開始時間が、時間スロットの前に発生し得る。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの開始時間が、時間スロット上に/内に発生し得る。無線装置は、時間スロットの後にスケジュールされる(または発生する)一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに第二のフィールドを適用し得る。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの開始時間が、時間スロットの後に発生し得る。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの開始時間が、時間スロット上に/内に発生し得る。例えば、DCIによって示される値が、kと等しくてもよい(例えば、k=0、1、2、...、16、...)。無線装置は、時間スロットnにおいてDCIを受信し得る。無線装置は、時間スロットn+kの前にスケジュールされる(または発生する)一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに第一のフィールドを適用し得る。無線装置は、時間スロットn+kにスケジュールされる(または発生する)一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに第一のフィールドを適用し得る。無線装置は、時間スロットn+kの後にスケジュールされる(または発生する)一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに第二のフィールドを適用し得る。無線装置は、時間スロットn+kにスケジュールされる(または発生する)一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに第二のフィールドを適用し得る。
【0415】
実施例では、DCIによって示される値が、複数のトランスポートブロックの場所/位置/開始順序/順序であり得る。無線装置は、場所/位置/順序の前にスケジュールされる(または発生する)一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに第一のフィールドを適用し得る。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの開始時間が、場所/位置/順序の前に発生し得る。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの開始時間が、場所/位置/順序上に/内に発生し得る。無線装置は、場所/位置/順序の後にスケジュールされる(または発生する)一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに第二のフィールドを適用し得る。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの開始時間が、場所/位置/順序の後に発生し得る。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの開始時間が、場所/位置/順序上に/内に発生し得る。
【0416】
例えば、DCIによって示される値が、kと等しくてもよい(例えば、k=0、1、2、...、16、...)。
【0417】
一実施例では、無線装置は、複数のトランスポートブロック内のk番目の場所/位置/順序において、複数のトランスポートブロックの、トランスポートブロックの前に、スケジュールされる(または発生する)一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに、第一のフィールドを適用し得る。無線装置は、複数のトランスポートブロック内のk番目の場所/位置/順序において、複数のトランスポートブロックのトランスポートブロックの後にスケジュールされる(または発生する)一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに、第二のフィールドを適用し得る。例えば、k=2の時、無線は第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)に適用し得る。無線装置は、第二のフィールドを第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。例えば、k=3の時、無線は、第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に適用し得る。無線装置は、第二のフィールドを第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。
【0418】
一実施例では、無線装置は、複数のトランスポートブロック内の(k+1)番目の場所/位置/順序において、複数のトランスポートブロックの、トランスポートブロックの前にスケジュールされる(または発生する)一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに、第一のフィールドを適用し得る。無線装置は、複数のトランスポートブロック内の(k+1)番目の場所/位置/順序において、複数のトランスポートブロックの、トランスポートブロックの後にスケジュールされる(または発生する)一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに第二のフィールドを適用し得る。例えば、k=2の場合、無線は、第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)および第二のトランスポートブロック(TB2)に適用し得る。無線装置は、第二のフィールドを第三のトランスポートブロック(TB3)および第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。例えば、k=3の時、無線は第一のフィールドを第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、および第三のトランスポートブロック(TB3)に適用し得る。無線装置は、第二のフィールドを第四のトランスポートブロック(TB4)に適用し得る。
【0419】
一実施例では、無線装置は、例えば、現在のトランスポートブロックと次のトランスポートブロックとの間のギャップ(例えば、シンボルの数、時間スロットの数、少なくとも一つのシンボル、少なくとも一つの時間スロットなど)を決定することに基づき、第一のフィールドから第二のフィールドに、またはその逆に切り替えてもよい。複数のトランスポートブロックが、現在のトランスポートブロックおよび次のトランスポートブロックを含み得る。
【0420】
例えば、複数のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロック(TB1)、第二のトランスポートブロック(TB2)、第三のトランスポートブロック(TB3)、および第四のトランスポートブロック(TB4)を含み得る。
【0421】
例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)は、時間スロットnにあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第二のトランスポートブロック(TB2)は、時間スロットn+1にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第三のトランスポートブロック(TB3)は、時間スロットn+3にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第四のトランスポートブロック(TB4)は、時間スロットn+4にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。無線装置は、第一のフィールドを第一のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、第一のトランスポートブロックと第二のトランスポートブロックとの間のギャップ(例えば、連続する時間スロット)を決定しえない。無線装置は、第一のフィールドを第二のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、第一のトランスポートブロックと第二のトランスポートブロックとの間のギャップを決定しないことに基づき、第二のフィールドを第二のトランスポートブロックに適用しえない。無線装置は、例えば、第一のトランスポートブロックと第二のトランスポートブロックとの間のギャップを決定しないことに基づき、第二のトランスポートブロックの送信/受信のために、第一のフィールドから第二のフィールドへ切り替ええない。無線装置は、第二のトランスポートブロックと第三のトランスポートブロックとの間のギャップ(例えば、1つの時間スロット、非連続時間スロット)を決定し得る。無線装置は、第二のフィールドを第三のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、第二のトランスポートブロックと第三のトランスポートブロックとの間のギャップを決定することに基づき、第二のフィールドを第三のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、第三のトランスポートブロックの送信/受信のために、例えば、第二のトランスポートブロックと第三のトランスポートブロックとの間のギャップを決定することに基づき、第一のフィールドから第二のフィールドへ切り替えてもよい。無線装置は、第三のトランスポートブロックと第四のトランスポートブロックとの間のギャップ(例えば、連続する時間スロット)を決定しえない。無線装置は、第二のフィールドを第四のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、第三のトランスポートブロックと第四のトランスポートブロックとの間のギャップを決定しないことに基づき、第二のフィールドを第四のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、第三のトランスポートブロックと第四のトランスポートブロックとの間のギャップを決定しないことに基づき、第四のトランスポートブロックの送信/受信のために、第二のフィールドから第一のフィールドへ切り替ええない。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロックおよび第二のトランスポートブロックである。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第三のトランスポートブロックおよび第四のトランスポートブロックである。
【0422】
例えば、第一のトランスポートブロック(TB1)は、時間スロットnにあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第二のトランスポートブロック(TB2)は、時間スロットn+2にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第三のトランスポートブロック(TB3)は、時間スロットn+3にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。第四のトランスポートブロック(TB4)は、時間スロットn+5にあり得る/発生し得る/スケジュールされ得る。無線装置は、第一のフィールドを第一のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、第一のトランスポートブロックと第二のトランスポートブロックとの間のギャップ(例えば、非連続時間スロット)を決定し得る。無線装置は、第二のフィールドを第二のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、第一のトランスポートブロックと第二のトランスポートブロックとの間のギャップを決定することに基づき、第二のフィールドを第二のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、第一のトランスポートブロックと第二のトランスポートブロックとの間のギャップを決定することに基づき、第二のトランスポートブロックの送信/受信のために、第一のフィールドから第二のフィールドへ切り替えてもよい。無線装置は、第二のトランスポートブロックと第三のトランスポートブロックとの間のギャップ(例えば、連続する時間スロット)を決定しえない。無線装置は、第二のフィールドを第三のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、第二のトランスポートブロックと第三のトランスポートブロックとの間のギャップを決定しないことに基づき、第二のフィールドを第三のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、第二のトランスポートブロックと第三のトランスポートブロックとの間のギャップを決定しないことに基づき、第三のトランスポートブロックの送信/受信のために、第二のフィールドから第一のフィールドに切り替ええない。無線装置は、第三のトランスポートブロックと第四のトランスポートブロックとの間のギャップ(例えば、非連続時間スロット)を決定し得る。無線装置は、第一のフィールドを第四のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、第三のトランスポートブロックと第四のトランスポートブロックとの間のギャップを決定することに基づき、第一のフィールドを第四のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、例えば、第三のトランスポートブロックと第四のトランスポートブロックとの間のギャップを決定することに基づき、第四のトランスポートブロックの送信/受信のために、第二のフィールドから第一のフィールドへ切り替えてもよい。一つまたは複数の第一のトランスポートブロックが、第一のトランスポートブロックおよび第四のトランスポートブロックである。一つまたは複数の第二のトランスポートブロックが、第二のトランスポートブロックおよび第三のトランスポートブロックである。
【0423】
一実施例では、DCIが、PTRS-DMRSフィールド(例えば、単一のPTRS-DMRSフィールド)を含んでもよい。PTRS-DMRSフィールドが、一つまたは複数のPTRS-DMRS関連付けを示し得る。PTRS-DMRSフィールドの中の/の各ビットは、一つまたは複数のPTRS-DMRS関連付けのそれぞれのPTRS-DMRS関連付けを示し得る。PTRS-DMRSフィールド内の/それの第一の/開始の/最早の/MSBビットは、例えば、複数のTRPの第一のTRPについて、一つまたは複数のPTRS-DMRS関連付けの第一のPTRS-DMRS関連付けを示し得る。PTRS-DMRSフィールドの第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の/LSBビットは、例えば、複数のTRPの第二のTRPについて、一つまたは複数のPTRS-DMRS関連付けのうちの第二のPTRS-DMRS関連付けを示し得る。TRPは、アンテナパネルを含んでもよい。TRPとアンテナパネルは互換的に使用できる。
【0424】
PTRS-DMRSフィールドのサイズ/長さは、例えば、Nビット(例えば、N=2ビット、4ビット)と等しくてもよい。
【0425】
例えば、PTRSポートの数は、1と等しくてもよい(例えば、アップリンクPTRSポート0)。複数のトランスポートブロックのトランスポートブロックの送信ランク(または層数)は、最大二つ(例えば、maxRank=2)までとすることができる。
【0426】
PTRS-DMRSフィールドの第一の/開始の/最早の/MSBビットが、例えば、第一の値(例えば、0)と等しいとき、第一のPTRS-DMRS関連付けは、PTRSポート(例えば、アップリンクPTRSポート0)対して/で第一のDMRSポートを表示/関連付け得る。PTRS-DMRSフィールドの第一の/開始の/最早の/MSBビットが、例えば、第二の値(例えば、1)と等しい場合、第一のPTRS-DMRS関連付けは、PTRSポート(例えば、アップリンクPTRSポート0)対して/で第二のDMRSポートを表示/関連付け得る。
【0427】
PTRS-DMRSフィールドの第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の/LSBビットが、例えば、第一の値(例えば、0)と等しい場合、第二のPTRS-DMRS関連付けは、PTRSポート(例えば、アップリンクPTRSポート0)対して/で第一のDMRSポートを表示/関連付け得る。PTRS-DMRSフィールドの第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の/LSBビットが、例えば、第二の値(例えば、1)と等しい場合、第二のPTRS-DMRS関連付けは、PTRSポート(例えば、アップリンクPTRSポート0)対して/で第二のDMRSポートを表示/関連付け得る。
【0428】
一実施例では、複数のトランスポートブロックのトランスポートブロックの送信ランク(または層数または最大送信ランク/層)が2に等しく、PTRSポートの数が2(例えば、アップリンクPTRSポート0およびアップリンクPTRSポート1)と等しい場合、PTRS-DMRS関連付けは必要とされ得ない/要求され得ない。
【0429】
無線装置は、第一のPTRS-DMRS関連付けを、複数のトランスポートブロックの一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、第一のフィールドを、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの各トランスポートブロックに適用し得る。
【0430】
無線装置は、第二のPTRS-DMRS関連付けを、複数のトランスポートブロックの一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、第二のフィールドを一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの各トランスポートブロックに適用することができる。
【0431】
PTRS-DMRS関連付けをトランスポートブロックに適用することが、例えば、トランスポートブロックのDMRSポート(または層、または最も高いSINRを有する最強層など)内に/上に/を介して、DMRSポートに関連付けられるPTRSポートのPTRSを送信することを含み得る。PTRS-DMRS関連付けは、PTRSポートとDMRSポートとの間の関連付けを示し得る。
【0432】
例えば、無線装置は、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの第一のDMRSポート(または第一の層、または第一の最強層、最も高いSINRを有する第一の層など)内に/上に/を介して、第一のDMRSポートに関連付けられるPTRSポートのPTRSを送信し得る。PTRS-DMRSフィールド(またはPTRS-DMRSフィールドの第一の/開始の/最早の/MSBビット)によって示される第一のPTRS-DMRS関連付けは、PTRSポートと第一のDMRSポートとの間の関連付けを示し得る。無線装置は、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックのそれぞれのトランスポートブロックの第一のDMRSポート内に/上に/を介して、PTRSを送信し得る。無線装置は、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの第二のDMRSポート(または第二の層、または第二の最強層、最も高いSINRを有する第二の層など)内に/上に/を介して、第二のDMRSポートに関連付けられるPTRSポートのPTRSを送信し得る。第二のPTRS-DMRSフィールド(またはPTRS-DMRSフィールドの第二の/第二の開始の/第二の最早の/最後の/終了の/LSBビット)によって示される第二のPTRS-DMRS関連付けは、PTRSポートと第二のDMRSポートとの間の関連付けを示し得る。無線装置は、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの各トランスポートブロックの第二のDMRSポート内に/上に/を介して、PTRSを送信し得る。
【0433】
一実施例において、一つまたは複数の構成パラメーターが、複数のTCI状態(例えば、PDSCH-Config、PUSCH-Config、またはPUCCH-Configにおける上位層パラメーターtci-StatesToAddModListによって提供される)を示し得る。一実施例では、無線装置は、複数のTCI状態のうちの第一の複数のTCI状態を起動/選択/表示/更新する起動コマンド(例えば、UE固有のPDSCH MAC CEに対するTCI状態の起動/停止、UE固有のPUSCH MAC CEに対するTCI状態の起動/停止、MAC-CE、DCI、制御コマンド、など)を受信し得る。無線装置は、第一の複数のTCI状態を一つまたは複数のTCIコードポイントにマッピングすることができる。第一の複数のTCI状態を一つまたは複数のTCIコードポイントにマッピングすることが、第一の複数のTCI状態を一つまたは複数のTCIコードポイントにグループ化することを含んでもよい。一つまたは複数のTCIコードポイントの各TCIコードポイントは、第一の複数のTCI状態のうちの少なくとも一つのTCI状態を含む/示し得る。DCIにおけるTCIフィールドが、一つまたは複数のTCIコードポイントのうちのあるTCIコードポイントと等しくてもよい。一実施例では、第一の複数のTCI状態は、TCI状態0、TCI状態1、TCI状態8、TCI状態4、およびTCI状態3であり得る。一つまたは複数のTCIコードポイントは、TCIコードポイント00、TCIコードポイント01、TCIコードポイント10、およびTCIコードポイント11であり得る。TCIコードポイント00は、TCI状態0を示してもよく、TCIコードポイント01は、TCI状態1およびTCI状態8を示してもよく、TCIコードポイント10は、TCI状態4およびTCI状態3を示してもよく、TCIコードポイント11は、TCI状態8を示し得る。TCIコードポイント00は、TCI状態0にマッピングされてもよく、TCIコードポイント01は、TCI状態1およびTCI状態8にマッピングされてもよく、TCIコードポイント10は、TCI状態4およびTCI状態3にマッピングされてもよく、TCIコードポイント11は、TCI状態8にマッピングされ得る。
【0434】
複数のTCI状態は、セルの/のためのPDSCHを(復号化)するためのものであり得る。一つまたは複数の構成パラメーターが、セルのダウンリンクBWPの/ためのPDSCHを復号化するために複数のTCI状態を示し得る。例えば、第一の複数のTCI状態は、セルの/のためのPDSCHを(復号化)するためのものであり得る。起動コマンドは、セルのダウンリンクBWPのPDSCHを復号化するための、第一の複数のTCI状態を表示/起動/更新/選択し得る。
【0435】
例えば、複数のTCI状態は、セルのアップリンクリソース(例えば、PUSCHリソース、PUCCHリソース、SRSリソース)の/のための/の上の/を介したアップリンク信号(例えば、UCI、PUSCH、トランスポートブロック、SR、CSI、HARQ-ACK)の送信のためであり得る。一つまたは複数の構成パラメーターが、セルのアップリンクBWPのアップリンクリソースの/のための/の上の/を介したアップリンク信号の送信のために、複数のTCI状態を示し得る。例えば、第一の複数のTCI状態は、セルのアップリンクリソース(例えば、PUSCHリソース、PUCCHリソース、SRSリソース)の/のための/の上の/を介したアップリンク信号(例えば、UCI、PUSCH、トランスポートブロック、SR、CSI、HARQ-ACK)の送信のためであり得る。起動コマンドは、セルのアップリンクBWPのアップリンクリソースの/のための/の上の/を介したアップリンク信号の送信のための第一の複数のTCI状態を表示/起動/更新/選択することができる。複数のアップリンクリソースは、アップリンクリソースを含み得る。
【0436】
例示的実施形態では、少なくとも二つのSRIフィールドが、TCIフィールド(例えば、単一のTCIフィールド)であり得る/それを含み得る。少なくとも二つのSRIフィールドが、TCIフィールドで組み合わせられてもよい。DCIが、TCIフィールドを含んでもよい。TCIフィールド(またはTCIフィールドの値)は、TCIコードポイントを示し得る。TCIフィールド(またはTCIフィールドの値)は、TCIコードポイントと等しくてもよい。一つまたは複数のTCIコードポイントは、TCIコードポイントを含んでもよい。
【0437】
TCIコードポイントは、少なくとも二つのTCI状態を示し得る(またはマッピングされる)。第一の複数のTCI状態は、少なくとも二つのTCI状態を含み得る。DCIが、少なくとも二つのTCI状態を示し得る。少なくとも二つのTCI状態は、第一のTCI状態と第二のTCI状態とを含むことができる。例えば、TCIフィールド(例えば、TCIコードポイント)の値が、01と等しくてもよい。TCIフィールドの値が、TCI状態1およびTCI状態8を示す(またはマッピングされる)TCIコードポイント01と等しく(または示す)ことができる。DCIによって示される少なくとも二つのTCI状態は、TCI状態1およびTCI状態8であり得る。少なくとも二つのTCI状態の第一のTCI状態は、TCI状態1であってもよく、少なくとも二つのTCI状態の第二のTCI状態は、TCI状態8であり得る。例えば、TCIフィールド(例えば、TCIコードポイント)の値が、10と等しくてもよい。TCIフィールドの値が、TCI状態4およびTCI状態3を示す(またはマッピングされる)TCIコードポイント10と等しく(または示す)ことができる。DCIによって示される少なくとも二つのTCI状態は、TCI状態4およびTCI状態3であり得る。少なくとも二つのTCI状態の第一のTCI状態は、TCI状態4であってもよく、少なくとも二つのTCI状態の第二のTCI状態は、TCI状態3であり得る。
【0438】
一実施例では、少なくとも二つのTCI状態は、少なくとも二つのダウンリンクTCI状態であり得る/それを含み得る。無線装置は、複数のトランスポートブロック(または複数のPDSCH送信/受信)の受信のために、少なくとも二つのダウンリンクTCI状態を使用し得る。
【0439】
一実施例では、少なくとも二つのTCI状態は、少なくとも二つのアップリンクTCI状態であり得る/それを含み得る。無線装置は、複数のトランスポートブロック(または複数のPUSCH送信)の送信のために、少なくとも二つのアップリンクTCI状態を使用し得る。
【0440】
一実施例では、少なくとも二つのTCI状態は、少なくとも二つの共通/合同TCI状態であり得る/それを含み得る。無線装置は、複数のトランスポートブロック(または複数のPUSCH送信)の送信のために、少なくとも二つの共通/合同TCI状態を使用し得る。無線装置は、複数のトランスポートブロック(または複数のPDSCH送信/受信)の受信のために、少なくとも二つの共通/合同TCI状態を使用し得る。
【0441】
少なくとも二つの電力制御パラメーターセットを示す(またはマッピングされる)少なくとも二つのSRIフィールドが、少なくとも二つの電力制御パラメーターセットを示す(またはマッピングされる、または関連付けられる)少なくとも二つのTCI状態を含み得る/であり得る。少なくとも二つのTCI状態の各TCI状態は、少なくとも二つの電力制御パラメーターセットのそれぞれの電力制御パラメーターセットを示し得る(またはマッピングされる)。少なくとも二つのTCI状態の第一のTCI状態は、少なくとも二つの電力制御パラメーターセットの第一の電力制御パラメーターセットを示し得る(またはマッピングされる)。少なくとも二つのTCI状態の第二のTCI状態は、少なくとも二つの電力制御パラメーターセットの第二の電力制御パラメーターセットを示し得る(またはマッピングされる)。
【0442】
電力制御パラメーターセットを示す(またはマッピングされる、または関連付けられる)TCI状態は、電力制御パラメーターセットに対する/の経路損失基準信号を含む/示すTCI状態を含み得る。TCI状態は、経路損失基準信号を含む/示し得る。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、TCI状態に関して、経路損失基準信号を示し得る。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、TCI状態と経路損失基準信号との間の関連付け/マッピングを示し得る。TCI状態は、例えば、経路損失基準信号として使用される周期基準信号を示し/含んでもよい。
【0443】
電力制御パラメーターセットを示す(またはマッピングされる、または関連付けられる)TCI状態は、電力制御パラメーターセットに対する/の標的受信電力を含む/示すTCI状態を含み得る。TCI状態は、標的受信電力を含む/示し得る。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、TCI状態について、標的受信電力を示し得る。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、TCI状態と標的受信電力との間の関連付け/マッピングを示し得る。
【0444】
電力制御パラメーターセットを示す(またはマッピングされる、または関連付けられる)TCI状態は、電力制御パラメーターセットに対する/の経路損失補償係数を含む/示すTCI状態を含み得る。TCI状態は、経路損失補償係数を含む/示し得る。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、TCI状態について、経路損失補償係数を示し得る。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、TCI状態と経路損失補償係数との間の関連付け/マッピングを示し得る。
【0445】
電力制御パラメーターセットを示す(またはマッピングされる、または関連付けられる)TCI状態は、電力制御パラメーターセットに対する/の閉ループプロセス番号/インデックスを含む/示すTCI状態を含み得る。TCI状態は、閉ループプロセス番号/インデックスを含む/示し得る。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、TCI状態について、閉ループプロセス番号/インデックスを示し得る。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、TCI状態と閉ループプロセス番号/インデックスとの間の関連付け/マッピングを示し得る。
【0446】
例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、TCI状態と電力制御パラメーターセットとの間のマッピングを示し得る。TCI状態は、例えば、電力制御パラメーターセットを識別/示す、電力制御パラメーターセットインデックス/識別子/アイデンティティ(例えば、sri-PUSCH-PowerControlId)を含む/示し得る。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、TCI状態の値と電力制御パラメーターセットインデックス/識別子/アイデンティティとの間のマッピングを示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターが、電力制御パラメーターセットについて、電力制御パラメーターセットインデックス/識別子/アイデンティティを示し得る。
【0447】
基地局は、電力制御(例えば、開放電力制御)のために、少なくとも二つのTCI状態を示すDCIを送信し得る。少なくとも二つのTCI状態の各TCI状態は、複数のTRPのTRPのそれぞれの電力制御のためのものであり得る。第一のTCI状態は、複数のTRPの第一のTRPの第一の電力制御のためのものであり得る。第二のTCI状態は、複数のTRPの第二のTRPの第二の電力制御のためのものであり得る。TRPは、アンテナパネルを含んでもよい。TRPとアンテナパネルは互換的に使用できる。
【0448】
無線装置は、少なくともTCI状態の第一のTCI状態を、複数のトランスポートブロックの一つまたは複数の第一のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、第一のTCI状態を、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックの各トランスポートブロックに適用し得る。
【0449】
無線装置は、少なくとも二つのTCI状態の第二のTCI状態を、複数のトランスポートブロックのうちの一つまたは複数の第二のトランスポートブロックに適用し得る。無線装置は、第二のTCI状態を、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックの各トランスポートブロックに適用し得る。
【0450】
TCI状態をトランスポートブロックに適用することが、例えば、TCI状態によって示される(またはそれと関連付けられる)TCI状態(または基準信号)に基づき、トランスポートブロックを受信することを含み得る。TCI状態をトランスポートブロックに適用することが、例えば、TCI状態によって示される(またはそれと関連付けられる)TCI状態(または基準信号)に基づき、トランスポートブロックを送信することを含み得る。TCI状態をトランスポートブロックに適用することが、例えば、TCI状態によって示される(またはそれにマッピングされる、またはそれに関連付けられる)電力制御パラメーターセットに基づき決定/演算/計算される送信電力で/それを用いて、トランスポートブロックを送信することを含み得る。無線装置は、TCI状態に基づき送信電力を決定/演算/計算することができる。無線装置は、例えば、TCI状態によって示される(またはそれにマッピングされる、またはそれと関連づけられる)電力制御パラメーターセットに基づき、送信電力を決定し得る。少なくとも二つのTCI状態は、TCI状態を構成することができる。複数のトランスポートブロックが、トランスポートブロックを含み得る。例えば、無線装置は、少なくとも二つのTCI状態の第一のTCI状態によって示される(またはそれにマッピングされる、またはそれと関連付けられる)第一の電力制御パラメーターセットに基づき、第一の送信電力を決定し得る。無線装置は、第一の送信電力で/それを用いて、一つまたは複数の第一のトランスポートブロックを送信することができる。無線装置は、少なくとも二つのTCI状態の第二のTCI状態によって示される(またはそれにマッピングされる、またはそれと関連付けられる)第二の電力制御パラメーターセットに基づき、第二の送信電力を決定し得る。無線装置は、第二の送信電力で/それを用いて、一つまたは複数の第二のトランスポートブロックを送信することができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
【手続補正書】
【提出日】2023-10-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線装置であって、
一つまたは複数のプロセッサーと、
前記一つまたは複数のプロセッサーによって実行されるとき、前記無線デバイスに、
セルに対する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含み、
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値が、前記PUSCH送信が前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づくことを示し、
前記SRSリソースセットフィールドの第二の値が、前記PUSCH送信が前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドと前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドの両方に基づくことを示す、受信すること、および
前記SRSリソースセットフィールドに基づき前記PUSCH送信を送信すること、を実行させる命令を記憶するメモリーと、を含む、無線装置。
【請求項2】
前記命令がさらに、前記無線装置に、前記第一の値または前記第二の値に基づいて、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドおよび前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドから、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、PTRS-DMRS関連付けフィールドを決定させる、請求項1に記載の無線装置。
【請求項3】
前記命令がさらに、前記無線装置に、前記第一の値または前記第二の値に基づいて、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドの一つを、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用するように選択させる、請求項1に記載の無線装置。
【請求項4】
前記命令がさらに、前記無線装置に、前記PUSCH送信の一つまたは複数のDMRSポートを介して一つまたは複数のPTRSを送信させる、請求項1に記載の無線装置。
【請求項5】
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの一つが、前記PUSCH送信のPUSCH送信のDMRSポートとPTRSポートとの間の関連付けを示す、請求項1に記載の無線装置。
【請求項6】
前記命令がさらに、前記無線装置に、
前記PUSCH送信の第一のPUSCH送信の第一のDMRSポート上の第一のPTRS、および
前記PUSCH送信の第二のPUSCH送信の第二のDMRSポート上の第二のPTRSを送信させる、請求項1に記載の無線装置。
【請求項7】
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドが、前記PUSCH送信の第一のPUSCH送信の第一のDMRSポートと第一のPRTRポートとの間の関連付けを示し、
前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドが、前記PUSCH送信の第二のPUSCH送信のDMRSポートと第二のPTRSポートとの間の関連付けを示す、請求項1に記載の無線装置。
【請求項8】
基地局であって、
一つまたは複数のプロセッサーと、
前記一つまたは複数のプロセッサーによって実行されるとき、前記基地局に、
無線装置に、セルに対する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含み、
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値が、前記PUSCH送信が前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づくことを示し、
前記SRSリソースセットフィールドの第二の値が、前記PUSCH送信が前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づくことを示す、送信すること、および
前記SRSリソースセットフィールドに基づき前記PUSCH送信を受信すること、を実行させる命令を記憶するメモリーと、を含む、基地局。
【請求項9】
前記命令がさらに、前記基地局に、前記第一の値または前記第二の値に基づいて、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドおよび前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドから、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、PTRS-DMRS関連付けフィールドを決定させる、請求項8に記載の基地局。
【請求項10】
前記命令がさらに、前記基地局に、前記第一の値または前記第二の値に基づいて、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドの一つを、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用するように選択させる、請求項8に記載の基地局。
【請求項11】
前記命令がさらに、前記基地局に、前記PUSCH送信の一つまたは複数のDMRSポート上の一つまたは複数のPTRSを受信させる、請求項8に記載の基地局。
【請求項12】
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの一つが、前記PUSCH送信のPUSCH送信のDMRSポートとPTRSポートとの間の関連付けを示す、請求項8に記載の基地局。
【請求項13】
前記命令がさらに、前記基地局に、
前記PUSCH送信の第一のPUSCH送信の第一のDMRSポート上の第一のPTRS、および
前記PUSCH送信の第二のPUSCH送信の第二のDMRSポート上の第二のPTRSを受信させる、請求項8に記載の基地局。
【請求項14】
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドが、前記PUSCH送信の第一のPUSCH送信の第一のDMRSポートと第一のPRTRポートとの間の関連付けを示し、
前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドが、前記PUSCH送信の第二のPUSCH送信のDMRSポートと第二のPTRSポートとの間の関連付けを示す、請求項8に記載の基地局。
【請求項15】
無線装置の一つまたは複数のプロセッサーによって実行されたとき、前記無線装置に、
セルに対する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含み、
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値が、前記PUSCH送信が前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づくことを示し、
前記SRSリソースセットフィールドの第二の値が、前記PUSCH送信が前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドと前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドの両方に基づくことを示す、受信すること、および
前記SRSリソースセットフィールドに基づき前記PUSCH送信を送信すること、を実行させる命令を記憶する非一時的コンピューター可読媒体。
【請求項16】
前記命令がさらに、前記無線装置に、前記第一の値または前記第二の値に基づいて、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドおよび前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドから、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、PTRS-DMRS関連付けフィールドを決定させる、請求項15に記載の非一時的コンピューター可読媒体。
【請求項17】
前記命令がさらに、前記無線装置に、前記第一の値または前記第二の値に基づいて、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドの一つを、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用するように選択させる、請求項15に記載の非一時的コンピューター可読媒体。
【請求項18】
前記命令がさらに、前記無線装置に、前記PUSCH送信の一つまたは複数のDMRSポートを介して一つまたは複数のPTRSを送信させる、請求項15に記載の非一時的コンピューター可読媒体。
【請求項19】
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの一つが、前記PUSCH送信のPUSCH送信のDMRSポートとPTRSポートとの間の関連付けを示す、請求項15に記載の非一時的コンピューター可読媒体。
【請求項20】
前記命令がさらに、前記無線装置に、
前記PUSCH送信の第一のPUSCH送信の第一のDMRSポート上の第一のPTRS、および
前記PUSCH送信の第二のPUSCH送信の第二のDMRSポート上の第二のPTRSを送信させる、請求項15に記載の非一時的コンピューター可読媒体。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0002】
本開示では、さまざまな実施形態が、開示された技術がどのように実装され得るか、および/または開示された技術がどのように環境およびシナリオで実践され得るかの例として提示される。関連技術分野の当業者には、範囲から逸脱することなく、形態および詳細のさまざまな変更を行うことができることは明らかであろう。実際、明細書を読んだ後、代替的な実施形態を実装する方法が関連技術分野の当業者に明らかになるであろう。本実施形態は、例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではない。本開示の実施形態は、添付図面を基準して説明される。開示された例示的実施形態からの制限、特徴、および/または要素が組み合わせられ、本開示の範囲内でさらなる実施形態を作成し得る。機能と利点を強調する図は、例としてのみ示される。開示されたアーキテクチャーは、示される以外の方式で利用され得るように、十分に柔軟で構成可能である。例えば、いかなるフローチャートにリストされたアクションも、いくつかの実施形態で再配列され、または任意選択的にのみ使用され得る。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
方法であって、
セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を無線装置によって受信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含み、
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値が、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信のPUSCH送信を示し、および
前記SRSリソースセットフィールドの第二の値が、前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信を示す、受信することと、
前記SRSリソースセットフィールドに基づき前記PUSCH送信を送信することと、を含む、方法。
(項目2)
方法であって、
セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を無線装置によって受信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、受信することと、
前記SRSリソースセットフィールドに基づき、前記PUSCH送信のPUSCH送信を、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの一つを使用して送信することと、を含む、方法。
(項目3)
方法であって、
セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を無線装置によって受信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、受信することと、
前記SRSリソースセットフィールドの値に基づき、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドおよび前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドから、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、PTRS-DMRS関連付けフィールドを決定することと、
前記PTRS-DMRS関連付けフィールドに基づき、前記PUSCH送信を送信することと、を含む、方法。
(項目4)
方法であって、
セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を無線装置によって受信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、受信することと、
前記SRSリソースセットフィールドの値に基づき、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドの一つを選択することと、
前記選択することに基づき、前記PUSCH送信を送信することと、を含む、方法。
(項目5)
方法であって、
セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を無線装置によって受信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、受信することと、
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値に基づき、
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信の第一のPUSCH送信、および
前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信の第二のPUSCH送信を送信することと、を含む、方法。
(項目6)
一つまたは複数の構成パラメーターを含む一つまたは複数のメッセージを受信することをさらに含む、項目1~5のいずれかに記載の方法。
(項目7)
前記一つまたは複数の構成パラメーターが、少なくとも二つのSRSリソースセットを示す、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記PUSCH送信の送信ランクが、4に等しい、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記送信することが、
前記PUSCH送信のDMRSポート上のPTRSを送信することを含む、項目1~4のいずれかに記載の方法。
(項目10)
前記DMRSポートが、前記PTRSのPTRSポートと関連付けられる、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの一つが、前記DMRSポートと前記PTRSポートとの間の関連付けを示す、項目10に記載の方法。
(項目12)
前記送信することが、
前記第一のPUSCH送信の第一のDMRSポート上の第一のPTRS、および
前記第二のPUSCH送信の第二のDMRSポート上の第二のPTRSを送信することを含む、項目5に記載の方法。
(項目13)
前記第一のDMRSポートが、前記第一のPTRSの第一のPTRSポートと関連付けられ、および
前記第二のDMRSポートが、前記第二のPTRSの第二のPTRSポートと関連付けられる、項目12記載の方法。
(項目14)
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドが、前記第一のDMRSポートと前記第一のPTRSポートとの間の関連付けを示し、および
前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドが、前記第二のDMRSポートと前記第二のPTRSポートとの間の関連付けを示す、項目13記載の方法。
(項目15)
無線装置であって、
一つまたは複数のプロセッサーと、
前記一つまたは複数のプロセッサーによって実行されるときに、前記無線装置に、項目1~14のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリーと、を含む、無線装置。
(項目16)
一つまたは複数のプロセッサーによって実行されるとき、前記一つまたは複数のプロセッサーに、項目1~14のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、コンピューター可読媒体。
(項目17)
方法であって、
基地局によって無線装置に、セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含み、
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値が、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信のPUSCH送信を示し、および
前記SRSリソースセットフィールドの第二の値が、前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信を示す、送信することと、
前記SRSリソースセットフィールドに基づき前記PUSCH送信を受信することと、を含む、方法。
(項目18)
方法であって、
基地局によって無線装置に、セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、送信することと、
前記SRSリソースセットフィールドに基づき、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの一つに従って前記PUSCH送信のPUSCH送信を受信することと、を含む、方法。
(項目19)
方法であって、
基地局によって無線装置から、セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、送信することと、
前記SRSリソースセットフィールドの値に基づき、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドおよび前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドから、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、PTRS-DMRS関連付けフィールドを決定することと、
前記PTRS-DMRS関連付けフィールドに基づき、前記PUSCH送信を受信することと、を含む、方法。
(項目20)
方法であって、
基地局によって無線装置から、セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、送信することと、
前記SRSリソースセットフィールドの値に基づき、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドの一つを選択することと、
前記選択することに基づき、前記PUSCH送信を受信することと、を含む、方法。
(項目21)
方法であって、
基地局によって無線装置に、セルの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、送信することと、
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値に基づき、
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信の第一のPUSCH送信、および
前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信の第二のPUSCH送信を受信することと、を含む、方法。
(項目22)
基地局であって、
一つまたは複数のプロセッサーと、
前記一つまたは複数のプロセッサーによって実行されるとき、前記基地局に項目17~21のいずれか一項に記載の方法を実施させる命令を記憶するメモリーと、を含む、基地局。
(項目23)
一つまたは複数のプロセッサーによって実行されるとき、前記一つまたは複数のプロセッサーに項目17~21のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピューター可読媒体。
(項目24)
システムであって、
一つまたは複数の第一のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第一のプロセッサーによって実行されるとき、基地局に、
セルに対する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含み、
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値が、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信のPUSCH送信を示し、および
前記SRSリソースセットフィールドの第二の値が、前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信を示す、送信することを実行させる命令を記憶する第一のメモリーと、を含む、前記基地局と、
一つまたは複数の第二のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第二のプロセッサーによって実行されるとき、無線装置に、
前記DCIを受信すること、および
前記SRSリソースセットフィールドに基づき前記PUSCH送信を送信すること、を実行させる命令を記憶する第二のメモリーと、を含む、前記無線装置とを含む、システム。
(項目25)
システムであって、
一つまたは複数の第一のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第一のプロセッサーによって実行されるとき、基地局に、
セルに対する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、送信することを実行させる命令を記憶する第一のメモリーと、を含む、前記基地局と、
一つまたは複数の第二のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第二のプロセッサーによって実行されるとき、無線装置に、
前記DCIを受信すること、および
前記SRSリソースセットフィールドに基づき、前記PUSCH送信のPUSCH送信を、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの一つを使用して送信すること、を実行させる命令を記憶する第二のメモリーと、を含む、前記無線装置とを含む、システム。
(項目26)
システムであって、
一つまたは複数の第一のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第一のプロセッサーによって実行されるとき、基地局に、
セルに対する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、送信することを実行させる命令を記憶する第一のメモリーと、を含む、前記基地局と、
一つまたは複数の第二のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第二のプロセッサーによって実行されるとき、無線装置に、
前記DCIを受信すること、
前記SRSリソースセットフィールドの値に基づき、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドおよび前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドから、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、PTRS-DMRS関連付けフィールドを決定すること、および
前記PTRS-DMRS関連付けフィールドに基づき、前記PUSCH送信を送信すること、を実行させる命令を記憶する第二のメモリーと、を含む、前記無線装置とを含む、システム。
(項目27)
システムであって、
一つまたは複数の第一のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第一のプロセッサーによって実行されるとき、基地局に、
セルに対する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、受信することを実行させる命令を記憶する第一のメモリーと、を含む、前記基地局と、
一つまたは複数の第二のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第二のプロセッサーによって実行されるとき、無線装置に、
前記DCIを受信すること、
前記SRSリソースセットフィールドの値に基づき、前記PUSCH送信のPUSCH送信に適用する、前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの一つを選択すること、および
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドまたは前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドのうちの前記選択された一つに基づき、前記PUSCH送信を送信すること、を実行させる命令を記憶する第二のメモリーと、を含む、前記無線装置とを含む、システム。
(項目28)
システムであって、
一つまたは複数の第一のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第一のプロセッサーによって実行されるとき、基地局に、
セルに対する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIが、
第一の位相追跡基準信号-復調基準信号(PTRS-DMRS)関連付けフィールドと、
第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドと、
サウンディング基準信号(SRS)リソースセットフィールドと、を含む、送信することを実行させる命令を記憶する第一のメモリーと、を含む、前記基地局と、
一つまたは複数の第二のプロセッサーと、前記一つまたは複数の第二のプロセッサーによって実行されるとき、無線装置に、
前記DCIを受信すること、および
前記SRSリソースセットフィールドの第一の値に基づき、
前記第一のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信の第一のPUSCH送信、および
前記第二のPTRS-DMRS関連付けフィールドに基づく前記PUSCH送信の第二のPUSCH送信を送信すること、を実行させる命令を記憶する第二のメモリーと、を含む、前記無線装置とを含む、システム。
【国際調査報告】