(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-27
(54)【発明の名称】部分感知ベースのリソース割り当て
(51)【国際特許分類】
H04W 72/02 20090101AFI20240319BHJP
H04W 72/52 20230101ALI20240319BHJP
H04W 72/543 20230101ALI20240319BHJP
H04W 72/40 20230101ALI20240319BHJP
【FI】
H04W72/02
H04W72/52
H04W72/543
H04W72/40
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023560048
(86)(22)【出願日】2022-03-28
(85)【翻訳文提出日】2023-11-06
(86)【国際出願番号】 US2022022164
(87)【国際公開番号】W WO2022212267
(87)【国際公開日】2022-10-06
(32)【優先日】2021-05-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2021-08-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2021-03-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2021-11-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2021-09-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】510030995
【氏名又は名称】インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】110002848
【氏名又は名称】弁理士法人NIP&SBPJ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ホアン、トゥオン、デュク
(72)【発明者】
【氏名】フリーダ、マルティーノ、エム.
(72)【発明者】
【氏名】デン、タオ
(72)【発明者】
【氏名】リー、ムーン-イル
(72)【発明者】
【氏名】ペレティエ、ベノア
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067EE25
5K067JJ12
(57)【要約】
送信側無線送信/受信ユニット(Tx WTRU)が、1つ以上のパラメータを示す構成情報を受信することができる。1つ以上のパラメータは、リソース選択と関連付けられ得る。Tx WTRUは、第1のリソース選択ウィンドウ及び第2のリソース選択ウィンドウを決定することができる。第1のリソース選択ウィンドウは、受信側無線送信/受信ユニット(Rx WTRU)のアクティブ時間と関連付けられ得る。第2のリソース選択ウィンドウは、Rx WTRUの非アクティブ時間と関連付けられ得る。Tx WTRUは、第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数を決定することができる。Tx WTRUは、第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数を決定することができる。いくつかの例では、Tx WTRUは、第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数を、第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第2の数に増加させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の無線送信/受信ユニット(WTRU)であって、
プロセッサを含み、前記プロセッサが、
リソース選択と関連付けられた1つ以上のパラメータを示す構成情報を受信し、
第2のWTRUのアクティブ時間と関連付けられた第1のリソース選択ウィンドウ及び、前記第2のWTRUの非アクティブ時間と関連付けられた第2のリソース選択ウィンドウを決定し、
前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数及び、前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数を決定し、
前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数を、前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第2の数に増加させ、前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第2の数は第1のリソース閾値を上回り、
1つ以上の(再)送信リソースを選択し、前記選択された1つ以上の(再)送信リソースは、前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた前記第2の数の候補リソースからのものであり、前記選択された1つ以上の(再)送信リソースの数は、前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第2の数に基づき、
前記1つ以上の選択された(再)送信リソースの指示を送信し、
前記1つ以上の選択された(再)送信リソースでデータを送信する、
ように構成されている、第1の無線送信/受信ユニット(WTRU)。
【請求項2】
前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数から前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第2の数への前記増加は、前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数が前記第1のリソース閾値未満であることに基づく、請求項1に記載のWTRU。
【請求項3】
前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数への前記増加を実行するために、前記プロセッサは、第1のサイドリンク参照信号受信電力(SL-RSRP)閾値を、前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第2の数が前記第1のリソース閾値を上回るレベルまで増加させるように更に構成されている、請求項2に記載のWTRU。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数を、前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第2の数に増加させるように更に構成され、前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第2の数は、第2のリソース閾値を上回る、請求項1に記載のWTRU。
【請求項5】
前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数から前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第2の数への前記増加は、前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数が前記第2のリソース閾値未満であることに基づく、請求項4に記載のWTRU。
【請求項6】
前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数への前記増加を実行するために、前記プロセッサは、第2のサイドリンク参照信号受信電力(SL-RSRP)閾値を、前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第2の数が前記第2のリソース閾値を上回るレベルまで増加させるように更に構成されている、請求項5に記載のWTRU。
【請求項7】
前記第2のWTRUは受信(Rx)WTRUである、請求項1に記載のWTRU。
【請求項8】
前記第1のリソース選択ウィンドウの前記決定は、前記第1のリソース選択ウィンドウ内にある数のスロットを含める決定を含み、前記スロットの数はスロット閾値を上回る、請求項1に記載のWTRU。
【請求項9】
前記1つ以上のパラメータは、第1のパラメータ及び第2のパラメータを含み、前記第1のパラメータは、前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた送信リソースの最小数を示し、前記第2のパラメータは、トランスポートブロック(TB)と関連付けられた送信の最大数を示す、請求項1に記載のWTRU。
【請求項10】
方法であって、
リソース選択と関連付けられた1つ以上のパラメータを示す構成情報を受信することと、
第2のWTRUのアクティブ時間と関連付けられた第1のリソース選択ウィンドウ及び、前記第2のWTRUの非アクティブ時間と関連付けられた第2のリソース選択ウィンドウを決定することと、
前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数及び、前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数を決定することと、
前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数を、前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第2の数に増加させることであって、前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第2の数は第1のリソース閾値を上回る、増加させることと、
1つ以上の(再)送信リソースを選択することであって、前記選択された1つ以上の(再)送信リソースは、前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた前記第2の数の候補リソースからのものであり、前記選択された1つ以上の(再)送信リソースの数は、前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第2の数に基づく、選択することと、
前記1つ以上の選択された(再)送信リソースの指示を送信することと、
前記1つ以上の選択された(再)送信リソースでデータを送信することと、
を含む、方法。
【請求項11】
前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数から前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第2の数への前記増加は、前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数が前記第1のリソース閾値未満であることに基づく、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数への前記増加を実行するために、前記プロセッサは、第1のサイドリンク参照信号受信電力(SL-RSRP)閾値を、前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第2の数が前記第1のリソース閾値を上回るレベルに増加させるように更に構成されている、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数を、前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第2の数に増加させることを更に含み、前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第2の数は、第2のリソース閾値を上回る、請求項10に記載の方法。
【請求項14】
前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数から前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第2の数への前記増加は、前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数が前記第2のリソース閾値未満であることに基づく、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第1の数への前記増加を実行するために、前記方法は、第2のサイドリンク参照信号受信電力(SL-RSRP)閾値を、前記第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの前記第2の数が前記第2のリソース閾値を上回るレベルまで増加させることを更に含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記第2のWTRUは受信(Rx)WTRUである、請求項10に記載の方法。
【請求項17】
前記第1のリソース選択ウィンドウの前記決定は、前記第1のリソース選択ウィンドウ内にある数のスロットを含める決定を含み、前記スロットの数はスロット閾値を上回る、請求項10に記載の方法。
【請求項18】
前記1つ以上のパラメータは、第1のパラメータ及び第2のパラメータを含み、前記第1のパラメータは、前記第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた送信リソースの最小数を示し、前記第2のパラメータは、トランスポートブロック(TB)と関連付けられた送信の最大数を示す、請求項10に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年3月30日に出願された米国仮特許出願第63/168,052号、2021年5月7日に出願された米国仮特許出願第63/185,675号、2021年8月3日に出願された米国仮特許出願第63/228,812号、2021年9月28日に出願された米国仮特許出願第63/249,384号、及び2021年11月3日に出願された米国仮特許出願第63/275,212号の利益を主張し、当該特許出願の開示は、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
デバイスツーデバイス(D2D)通信及びビークルツーエブリシング(V2X)通信は、無線送信/受信ユニット(WTRU)が、例えば、PC5インターフェースを介して直接通信することを可能にし得る。D2D及びV2X通信のカバレッジ内モード及びカバレッジ外モードが提供され得る。しかしながら、D2D通信及びV2X通信の現在の機構は、いくつかのV2Xベースの使用事例では適切でない場合がある。
【発明の概要】
【0003】
送信側無線送信/受信ユニット(Tx WTRU)が、1つ以上のパラメータを示す構成情報を受信することができる。1つ以上のパラメータは、リソース選択と関連付けられ得る。Tx WTRUは、第1のリソース選択ウィンドウ及び第2のリソース選択ウィンドウを決定することができる。第1のリソース選択ウィンドウは、受信側無線送信/受信ユニット(Rx WTRU)のアクティブ時間と関連付けられ得る。第2のリソース選択ウィンドウは、Rx WTRUの非アクティブ時間と関連付けられ得る。Tx WTRUは、第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数を決定することができる。Tx WTRUは、第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数を決定することができる。いくつかの例では、Tx WTRUは、第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数を、第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第2の数に増加させることができる。第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第2の数は、リソース閾値(例えば、第1のリソース閾値)を上回り得る。Tx WTRUは、1つ以上の(再)送信リソースを選択することができる。選択された1つ以上の(再)送信リソースは、第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた第2の数の候補リソースからのものであり得る。選択された1つ以上の(再)送信リソースの数が、第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第2の数に基づいてもよい。1つ以上の選択された(再)送信リソースの指示が送信されてもよく、Tx WTRUは、1つ以上の選択された(再)送信リソースでデータを送信することができる。
【0004】
Tx WTRUは、例えば、Rx WTRU(例えば、DRX Rx WTRU)であり得る別のWTRUへの送信用のリソースを選択することができる。Tx WTRUは、リソース選択ウィンドウがRx WTRUの少なくともある数のアクティブスロット(例えば、Rx WTRUの(事前に)構成された数のアクティブスロット)を含むように、リソース選択トリガ時間(例えば、リソース選択ウィンドウの開始前のスロットn)を選択することができる。Tx WTRUが、リソース選択ウィンドウ内のRx WTRUのアクティブスロットの数が閾値よりも大きいという条件を満たすトリガ時間を見つけることができない場合、Tx WTRUは、トランスポートブロック(transport block、TB)をドロップし、及び/又はTBを送信するための別のリソースプールを選択することができる。
【0005】
Tx WTRUは、候補スロットのセットを選択することができる。Tx WTRUは、リソース選択ウィンドウ内の候補スロットのセットを選択することができる。候補スロットのセットは、Rx WTRUの少なくともある数のアクティブスロット(例えば、Rx WTRUの(事前に)構成された数のアクティブスロット)を含むことができる。Rx WTRUのアクティブスロットの数は、例えば、時間的に、候補スロットのセットの先頭に配置されてもよい。
【0006】
Tx WTRUは、例えば、利用不可能なリソースを除外することによって、選択可能なリソースのセットを決定することができる。Tx WTRUは、Rx WTRUのアクティブスロットのセット内の選択可能なリソースの数が閾値(例えば、(事前に)構成された閾値)より小さく、かつ/又は候補スロットのセット内の選択可能なリソースのパーセンテージが閾値(例えば、別の閾値)より小さい場合、選択可能なリソースの数を増加させることができる。例えば、Tx WTRUは、Rx WTRUのアクティブスロットのセット内の選択可能なリソースの数が閾値(例えば、(事前に)構成された閾値)よりも小さい場合、及び/又は候補スロットのセット内の選択可能なリソースのパーセンテージが閾値(例えば、別の閾値)よりも小さい場合、(例えば、候補スロットのセット内のリソースの利用可能性を決定するために)参照信号受信電力(reference signal received power、RSRP)閾値を増加させることができる。
【0007】
Tx WTRUは、トランスポートブロック(TB)を送信するための送信リソースを、選択可能なリソースのセットから選択することができる。送信リソースは、Rx WTRUのアクティブ時間内にあり、範囲(例えば、第1の閾値よりも大きく、第2の閾値よりも小さいなど、(事前に)構成された範囲)内にある送信リソースであり得る。WTRUは、選択された送信リソースのセットを使用してTBの送信を実行することができる。
【0008】
Tx WTRUが、DRXでの輻輳制御を実行する。Tx WTRUは、CBR_drx測定を実行して、TBのTx WTRUのDRXの構成又はRx WTRUのDRXの構成と関連付けられたリソースの輻輳レベルを決定することができる。Tx WTRUは、TBのサービス品質、CBR_drx、又はリソースプールのチャネルビジー率(channel busy ratio、CBR)のうちの1つ以上に基づいて、許容可能なリソース選択トリガ時間のセット(例えば、nの値のセット)を決定することができる。Tx WTRUは、許容可能なセット内のリソース選択トリガ時間を選択する(例えば、ランダムに選択する)ことができる。
【0009】
Tx WTRUは、周期的リソース予約を検出するための感知を実行することができる。Tx WTRUは、予約間隔のセットを(事前に)構成され、(例えば、周期的予約の周期的感知及び/又は検出のための)感知を実行し、かつ/又は感知結果を抽出することができる。Tx WTRUは、トラフィックタイプ(例えば、選択されたリソースの周期的予約をWTRUが実行するかどうか)及び/又はTBのQoSに基づいて予約間隔のサブセットを決定することができる。選択されたリソースの周期的予約をTx WTRUが実行する場合、Tx WTRUは、(事前に)構成された予約期間(例えば、事前に構成された予約期間の各々)から感知結果を感知及び/又は抽出することができる。Tx WTRUが周期的予約を実行しない場合、Tx WTRUは、TBのQoSに基づいて、感知結果を感知及び/又は抽出するための予約期間のセットを決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1A】1つ以上の開示された実施形態が実装され得る、例示的な通信システムを例解するシステム図である。
【
図1B】一実施形態による、
図1Aに例解される通信システム内で使用され得る、例示的な無線送信/受信ユニット(WTRU)を例解するシステム図である。
【
図1C】一実施形態による、
図1Aに例解される通信システム内で使用され得る、例示的な無線アクセスネットワーク(RAN)及び例示的なコアネットワーク(core network、CN)を例解するシステム図である。
【
図1D】一実施形態による、
図1Aに例解される通信システム内で使用され得る、更なる例示的なRAN及び更なる例示的なCNを例解するシステム図である。
【
図2】PC5インターフェースを介したセキュアなレイヤ2リンクの確立の一例を示す。
【
図3】無線送信/受信ユニット(WTRU)と関連付けられたトランスポートブロック(TB)のリソース選択ウィンドウを示す。
【
図4】リソース選択のための例示的な参照信号受信電力(RSRP)閾値増分を示す。
【
図6】異なるタイプのTBと関連付けられた感知の様々な例を示す。
【
図7】候補スロットの潜在的なセットの前にリソース割り当てをトリガするかどうかを決定するWTRUの例を示す。
【
図8】候補スロットのセット外の選択可能なスロットの例示的な選択を示す。
【
図9】選択可能なスロットのセットを初期化するWTRUの例を示す。
【
図10】短期部分感知ウィンドウを決定するWTRUの例を示す。
【
図11】タイムスロットmでリソースのリソース再評価又はプリエンプションを実行するWTRUを示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1Aは、1つ以上の開示された実施形態が実装され得る、例示的な通信システム100を示す図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージ伝達、ブロードキャストなどのコンテンツを、複数の無線ユーザに提供する、多重アクセスシステムであり得る。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を通じて、上記のようなコンテンツにアクセスすることを可能にし得る。例えば、通信システム100は、コード分割多重アクセス(code division multiple access、CDMA)、時分割多重アクセス(time division multiple access、TDMA)、周波数分割多重アクセス(frequency division multiple access、FDMA)、直交FDMA(orthogonal FDMA、OFDMA)、シングルキャリアFDMA(single-carrier FDMA、SC-FDMA)、ゼロテールユニークワードDFT-Spread OFDM(zero-tail unique-word DFT-Spread OFDM、ZT UW DTS-s OFDM)、ユニークワードOFDM(unique word OFDM、UW-OFDM)、リソースブロックフィルタ処理OFDM、フィルタバンクマルチキャリア(filter bank multicarrier、FBMC)などの、1つ以上のチャネルアクセス方法を用い得る。
【0012】
図1Aに示されるように、通信システム100は、無線送信/受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102dと、RAN104/113と、CN106/115と、公衆交換電話網(public switched telephone network、PSTN)108と、インターネット110と、他のネットワーク112とを含み得るが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、及び/又はネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作し、かつ/又は通信するように構成された、任意のタイプのデバイスであり得る。例として、それらのいずれも「局」及び/又は「STA」と称され得るWTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信及び/又は受信するように構成され得、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局、固定又は移動加入者ユニット、加入ベースのユニット、ページャ、セルラ電話、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポット又はMi-Fiデバイス、モノのインターネット(Internet of Things、IoT)デバイス、ウォッチ又は他のウェアラブル、ヘッドマウントディスプレイ(head-mounted display、HMD)、車両、ドローン、医療デバイス及びアプリケーション(例えば、遠隔手術)、工業用デバイス及びアプリケーション(例えば、工業用及び/又は自動処理チェーンコンテキストで動作するロボット及び/又は他の無線デバイス)、家電デバイス、商業用及び/又は工業用無線ネットワークで動作するデバイスなどを含み得る。WTRU102a、102b、102c、及び102dのいずれも、互換的にUEと称され得る。
【0013】
通信システム100はまた、基地局114a及び/又は基地局114bを含み得る。基地局114a、114bの各々は、CN106/115、インターネット110、及び/又は他のネットワーク112など、1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェース接続するように構成された、任意のタイプのデバイスであり得る。例として、基地局114a、114bは、基地局トランシーバ(base transceiver station、BTS)、Node-B、eNode B、Home Node B、Home eNode B、gNB、NR NodeB、サイトコントローラ、アクセスポイント(access point、AP)、無線ルータなどであり得る。基地局114a、114bは各々単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局及び/又はネットワーク要素を含み得ることが理解されるであろう。
【0014】
基地局114aは、基地局コントローラ(base station controller、BSC)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、リレーノードなど、他の基地局及び/又はネットワーク要素(図示せず)も含み得る、RAN104/113の一部であり得る。基地局114a及び/又は基地局114bは、セル(図示せず)と称され得る、1つ以上のキャリア周波数で無線信号を送信及び/又は受信するように構成され得る。これらの周波数は、認可スペクトル、未認可スペクトル、又は認可スペクトル及び未認可スペクトルの組み合わせであり得る。セルは、相対的に固定され得るか又は経時的に変化し得る特定の地理的エリアに、無線サービスのカバレッジを提供し得る。セルは、更にセルセクタに分割され得る。例えば、基地局114aと関連付けられたセルは、3つのセクタに分割され得る。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つのトランシーバを、すなわち、セルのセクタごとに1つのトランシーバを含み得る。一実施形態では、基地局114aは、多重入力多重出力(multiple-input multiple output、MIMO)技術を用い得、セルのセクタごとに複数のトランシーバを利用し得る。例えば、ビームフォーミングを使用して、所望の空間方向に信号を送信し、かつ/又は受信し得る。
【0015】
基地局114a、114bは、エアインターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上と通信し得るが、このエアインターフェース116は、任意の好適な無線通信リンク(例えば、無線周波数(radio frequency、RF)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(infrared、IR)、紫外線(ultraviolet、UV)、可視光など)であり得る。エアインターフェース116は、任意の好適な無線アクセス技術(radio access technology、RAT)を使用して確立され得る。
【0016】
より具体的には、上記のように、通信システム100は、多重アクセスシステムであり得、例えば、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAなどの、1つ以上のチャネルアクセススキームを用い得る。例えば、RAN104/113内の基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)地上無線アクセス(UMTS Terrestrial Radio Access、UTRA)などの無線技術を実装し得、これは広帯域CDMA(wideband CDMA、WCDMA)を使用してエアインターフェース115/116/117を確立し得る。WCDMAは、高速パケットアクセス(High-Speed Packet Access、HSPA)及び/又は進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含み得る。HSPAは、高速ダウンリンク(Downlink、DL)パケットアクセス(High-Speed Downlink Packet Access、HSDPA)及び/又は高速アップリンクパケットアクセス(High-Speed UL Packet Access、HSUPA)を含み得る。
【0017】
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、進化型UMTS地上無線アクセス(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access、E-UTRA)などの無線技術を実装し得、これは、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)及び/又はLTE-Advanced(LTE-Advanced、LTE-A)及び/又はLTE-Advanced Pro(LTE-A Pro)を使用してエアインターフェース116を確立し得る。
【0018】
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、NR無線アクセスなどの無線技術を実装することができ、この技術は、新しい無線(New Radio、NR)を使用してエアインターフェース116を確立することができる。
【0019】
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、複数の無線アクセス技術を実装し得る。例えば、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、例えば、デュアルコネクティビティ(dual connectivity、DC)原理を使用して、LTE無線アクセス及びNR無線アクセスを一緒に実装し得る。したがって、WTRU102a、102b、102cによって利用されるエアインターフェースは、複数のタイプの基地局(例えば、eNB及びgNB)に/から送信される複数のタイプの無線アクセス技術及び/又は送信によって特徴付けられ得る。
【0020】
他の実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.11(すなわち、無線フィデリティ(Wireless Fidelity、WiFi)、IEEE802.16(すなわち、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV-DO、暫定規格2000(IS-2000)、暫定規格95(IS-95)、暫定規格856(IS-856)、汎欧州デジタル移動電話方式(Global System for Mobile communications、GSM)、GSM進化型高速データレート(Enhanced Data rates for GSM Evolution、EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実装し得る。
【0021】
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、Home Node B、Home eNode B又はアクセスポイントであり得、事業所、家庭、車両、キャンパス、工業施設、(例えば、ドローンによる使用のための)空中回廊、道路などの場所などの局所的エリアにおける無線接続を容易にするために、任意の好適なRATを利用し得る。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実装して、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)を確立し得る。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実装して、無線パーソナルエリアネットワーク(wireless personal area network、WPAN)を確立し得る。更に別の一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)を利用して、ピコセル又はフェムトセルを確立し得る。
図1Aに示すように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有し得る。したがって、基地局114bは、CN106/115を介してインターネット110にアクセスする必要がない場合がある。
【0022】
RAN104/113は、CN106/115と通信し得、これは、音声、データ、アプリケーション、及び/又はボイスオーバインターネットプロトコル(voice over internet protocol、VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上に提供するように構成された、任意のタイプのネットワークであり得る。データは、例えば、異なるスループット要件、待ち時間要件、エラー許容要件、信頼性要件、データスループット要件、モビリティ要件などの、様々なサービス品質(quality of service、QoS)要件を有し得る。CN106/115は、呼制御、支払い請求サービス、移動体位置ベースのサービス、プリペイド呼、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供し、かつ/又はユーザ認証などの高レベルセキュリティ機能を実行し得る。
図1Aには示されていないが、RAN104/113及び/又はCN106/115は、RAN104/113と同じRAT又は異なるRATを採用する他のRANと、直接又は間接的に通信し得ることが理解されよう。例えば、NR無線技術を利用し得るRAN104/113に接続されていることに加えて、CN106/115はまた、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、E-UTRA、又はWiFi無線技術を採用して別のRAN(図示せず)と通信し得る。
【0023】
CN106/115はまた、PSTN108、インターネット110、及び/又は他のネットワーク112にアクセスするために、WTRU102a、102b、102c、102dのためのゲートウェイとしての機能を果たし得る。PSTN108は、基本電話サービス(plain old telephone service、POTS)を提供する公衆交換電話網を含み得る。インターネット110は、相互接続されたコンピュータネットワーク及びデバイスのグローバルシステムを含み得るが、これらのネットワーク及びデバイスは、送信制御プロトコル(transmission control protocol、TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(user datagram protocol、UDP)、及び/又はTCP/IPインターネットプロトコルスイートのインターネットプロトコル(internet protocol、IP)などの、共通通信プロトコルを使用する。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は運営される、有線及び/又は無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク112は、RAN104/113と同じRAT又は異なるRATを採用し得る、1つ以上のRANに接続された別のCNを含み得る。
【0024】
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのいくつか又は全ては、マルチモード能力を含み得る(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための複数のトランシーバを含み得る)。例えば、
図1Aに示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を用い得る基地局114a、及びIEEE802無線技術を用い得る基地局114bと通信するように構成され得る。
【0025】
図1Bは、例示的なWTRU102を示すシステム図である。
図1Bに示すように、WTRU102は、とりわけ、プロセッサ118、トランシーバ120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、非リムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(global positioning system、GPS)チップセット136、及び/又は他の周辺機器138を含み得る。WTRU102は、一実施形態との一貫性を有したまま、前述の要素の任意の部分的組み合わせを含み得ることが理解されよう。
【0026】
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられた1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(integrated circuit、IC)、状態機械などであり得る。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、及び/又はWTRU102が無線環境で動作することを可能にする任意の他の機能性を実行し得る。プロセッサ118は、送信/受信要素122に結合され得るトランシーバ120に結合され得る。
図1Bは、プロセッサ118及びトランシーバ120を別個のコンポーネントとして示すが、プロセッサ118及びトランシーバ120は、電子パッケージ又はチップにおいて一緒に統合され得るということが理解されよう。
【0027】
送信/受信要素122は、エアインターフェース116を介して基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信するか又は基地局(例えば、基地局114a)から信号を受信するように構成され得る。例えば、一実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号を送信し、かつ/又は受信するように構成されたアンテナであり得る。一実施形態では、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV又は可視光信号を送信し、かつ/又は受信するように構成されたエミッタ/検出器であり得る。更に別の実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号及び光信号の両方を送信し、かつ/又は受信するように構成され得る。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信し、かつ/又は受信するように構成され得るということが理解されよう。
【0028】
送信/受信要素122は、単一の要素として
図1Bに示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含み得る。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を用い得る。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェース116を介して無線信号を送受信するための2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
【0029】
トランシーバ120は、送信/受信要素122によって伝送される信号を変調し、送信/受信要素122によって受信される信号を復調するように構成され得る。上記のように、WTRU102は、マルチモード能力を有し得る。したがって、トランシーバ120は、例えば、NR及びIEEE802.11などの複数のRATを介してWTRU102が通信することを可能にするための複数のトランシーバを含み得る。
【0030】
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)表示ユニット若しくは有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)表示ユニット)に結合され得、これらからユーザが入力したデータを受信し得る。プロセッサ118はまた、ユーザデータをスピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128に出力し得る。加えて、プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ130及び/又はリムーバブルメモリ132などの任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、かつ当該メモリにデータを記憶し得る。非リムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(random-access memory、RAM)、読み取り専用メモリ(read-only memory、ROM)、ハードディスク、又は任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(secure digital、SD)メモリカードなどを含み得る。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバ又はホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU102上に物理的に配置されていないメモリから情報にアクセスし、かつ当該メモリにデータを記憶し得る。
【0031】
プロセッサ118は、電源134から電力を受電し得るが、WTRU102における他のコンポーネントに電力を分配し、かつ/又は制御するように構成され得る。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の好適なデバイスであり得る。例えば、電源134は、1つ以上の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(nickel-cadmium、NiCd)、ニッケル亜鉛(nickel-zinc、NiZn)、ニッケル金属水素化物(nickel metal hydride、NiMH)、リチウムイオン(lithium-ion、Li-ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含み得る。
【0032】
プロセッサ118はまた、GPSチップセット136に結合され得、これは、WTRU102の現在の場所に関する場所情報(例えば、経度及び緯度)を提供するように構成され得る。GPSチップセット136からの情報に加えて又はその代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース116を介して場所情報を受信し、かつ/又は2つ以上の近くの基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて、その場所を判定し得る。WTRU102は、一実施形態との一貫性を有したまま、任意の好適な位置判定方法によって位置情報を取得し得るということが理解されよう。
【0033】
プロセッサ118は、他の周辺機器138に更に結合され得、他の周辺機器138には、追加の特徴、機能、及び/又は有線若しくは無線接続を提供する1つ以上のソフトウェア及び/又はハードウェアモジュールが含まれ得る。例えば、周辺機器138には、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、(写真及び/又はビデオのための)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポート、振動デバイス、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(frequency modulated、FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実及び/又は拡張現実(Virtual Reality/Augmented Reality、VR/AR)デバイス、アクティビティトラッカなどが含まれ得る。周辺機器138は、1つ以上のセンサを含み得、センサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、磁力計、方位センサ、近接センサ、温度センサ、時間センサ、ジオロケーションセンサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、磁力計、気圧計、ジェスチャセンサ、生体認証センサ、及び/又は湿度センサのうちの1つ以上であり得る。
【0034】
WTRU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)及びダウンリンク(例えば、受信用)の両方のための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のいくつか又は全ての送信及び受信が並列及び/又は同時であり得る、全二重無線機を含み得る。全二重無線機は、ハードウェア(例えば、チョーク)又はプロセッサを介した信号処理(例えば、別個のプロセッサ(図示せず)又はプロセッサ118を介して)のいずれかを介して自己干渉を低減し、かつ又は実質的に排除するための干渉管理ユニットを含み得る。一実施形態では、WRTU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)又はダウンリンク(例えば、受信用)のいずれかのための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のうちのいくつか又は全てのうちのどれかの送信及び受信のための半二重無線機を含み得る。
【0035】
図1Cは、一実施形態によるRAN104及びCN106を図示するシステム図である。上記のように、RAN104は、E-UTRA無線技術を用いて、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信し得る。RAN104はまた、CN106と通信し得る。
【0036】
RAN104は、eNode-B160a、160b、160cを含み得るが、RAN104は、一実施形態との一貫性を有しながら、任意の数のeNode-Bを含み得るということが理解されよう。eNode-B160a、160b、160cは各々、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含み得る。一実施形態では、eNode-B160a、160b、160cは、MIMO技術を実装し得る。したがって、eNode-B160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつ/又はWTRU102aから無線信号を受信し得る。
【0037】
eNode-B160a、160b、160cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられ得、UL及び/又はDLにおいて、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ユーザのスケジューリングなどを処理するように構成され得る。
図1Cに示すように、eNode-B160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して互いに通信し得る。
【0038】
図1Cに示されるCN106は、モビリティ管理エンティティ(mobility management entity、MME)162、サービングゲートウェイ(serving gateway、SGW)164、及びパケットデータネットワーク(packet data network、PDN)ゲートウェイ(又はPGW)166を含み得る。前述の要素の各々は、CN106の一部として示されているが、これらの要素のいずれも、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は操作され得ることが理解されよう。
【0039】
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeNode-B162a、162b、162cの各々に接続され得、かつ制御ノードとして機能し得る。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中に特定のサービス中のゲートウェイを選択すること、などの役割を果たし得る。MME162は、RAN104と、GSM及び/又はWCDMAなどの他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)との間で切り替えるための制御プレーン機能を提供し得る。
【0040】
SGW164は、S1インターフェースを介してRAN104におけるeNode-B160a、160b、160cの各々に接続され得る。SGW164は、概して、ユーザデータパケットをWTRU102a、102b、102cに/それらからルーティングし、かつ転送し得る。SGW164は、eNode B間ハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカする機能、DLデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能であるときにページングをトリガする機能、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理かつ記憶する機能などの、他の機能を実行し得る。
【0041】
SGW164は、PGW166に接続され得、PGW166は、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。
【0042】
CN106は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN106は、WTRU102a、102b、102cと従来の地上回線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108などの回路交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IP multimedia subsystem、IMS)サーバ)を含み得るか、又はそれと通信し得る。加えて、CN106は、WTRU102a、102b、102cに他のネットワーク112へのアクセスを提供し得、他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有される、かつ/又は動作される他の有線及び/又は無線ネットワークを含み得る。
【0043】
WTRUは、無線端末として
図1A~
図1Dに記載されているが、特定の代表的な実施形態では、そのような端末は、通信ネットワークとの(例えば、一時的又は永久的に)有線通信インターフェースを使用し得ることが企図される。
【0044】
代表的な実施形態では、他のネットワーク112は、WLANであり得る。
【0045】
インフラストラクチャ基本サービスセット(Basic Service Set、BSS)モードのWLANは、BSSのアクセスポイント(Access Point、AP)及びAPと関連付けられた1つ以上のステーション(station、STA)を有し得る。APは、配信システム(Distribution System、DS)若しくはBSSに入る、かつ/又はBSSから出るトラフィックを搬送する別のタイプの有線/無線ネットワークへのアクセス又はインターフェースを有し得る。BSS外から生じる、STAへのトラフィックは、APを通って到達し得、STAに配信され得る。STAからBSS外の宛先への生じるトラフィックは、APに送信されて、それぞれの宛先に送信され得る。BSS内のSTA間のトラフィックは、例えば、APを介して送信され得、ソースSTAは、APにトラフィックを送信し得、APは、トラフィックを宛先STAに配信し得る。BSS内のSTA間のトラフィックは、ピアツーピアトラフィックとして見なされ得る、かつ/又は称され得る。ピアツーピアトラフィックは、ソースSTAと宛先STAとの間で(例えば、それらの間で直接的に)、直接リンクセットアップ(direct link setup、DLS)で送信され得る。特定の代表的な実施形態では、DLSは、802.11e DLS又は802.11zトンネル化DLS(tunneled DLS、TDLS)を使用し得る。独立BSS(Independent BSS、IBSS)モードを使用するWLANは、APを有しない場合があり、IBSS内又はそれを使用するSTA(例えば、STAの全部)は、互いに直接通信し得る。通信のIBSSモードは、本明細書では、「アドホック」通信モードと称され得る。
【0046】
802.11acインフラストラクチャ動作モード又は同様の動作モードを使用するときに、APは、プライマリチャネルなどの固定チャネル上にビーコンを送信し得る。プライマリチャネルは、固定幅(例えば、20MHz幅の帯域幅)又はシグナリングを介して動的に設定される幅であり得る。プライマリチャネルは、BSSの動作チャネルであり得、APとの接続を確立するためにSTAによって使用され得る。特定の代表的な実施形態では、例えば、802.11システムにおいて、衝突回避を備えたキャリア感知多重アクセス(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance、CSMA/CA)が実装され得る。CSMA/CAの場合、APを含むSTA(例えば、全てのSTA)は、プライマリチャネルを感知し得る。プライマリチャネルが特定のSTAによってビジーであると感知され/検出され、かつ/又は判定される場合、特定のSTAは、バックオフされ得る。1つのSTA(例えば、1つのステーションのみ)は、所与のBSSにおいて、任意の所与の時間に送信し得る。
【0047】
高スループット(High Throughput、HT)STAは、通信のための40MHz幅のチャネルを使用し得るが、この40MHz幅のチャネルは、例えば、プライマリ20MHzチャネルと、隣接又は非隣接の20MHzチャネルとの組み合わせを介して形成され得る。
【0048】
非常に高いスループット(Very High Throughput、VHT)のSTAは、20MHz、40MHz、80MHz、及び/又は160MHz幅のチャネルをサポートし得る。上記の40MHz及び/又は80MHz幅のチャネルは、連続する複数の20MHzチャネルを組み合わせることによって形成され得る。160MHzチャネルは、8つの連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって、又は80+80構成と称され得る2つの連続していない80MHzチャネルを組み合わせることによって、形成され得る。80+80構成の場合、チャネル符号化後、データは、データを2つのストリームに分割し得るセグメントパーサを通過し得る。逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform、IFFT)処理及び時間ドメイン処理は、各ストリームで別々に行われ得る。ストリームは、2つの80MHzチャネルにマッピングされ得、データは、送信STAによって送信され得る。受信STAの受信機では、80+80構成に対する上記で説明される動作は逆にされ得、組み合わされたデータを媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)に送信し得る。
【0049】
サブ1GHzの動作モードは、802.11af及び802.11ahによってサポートされる。チャネル動作帯域幅及びキャリアは、802.11n及び802.11acで使用されるものと比較して、802.11af及び802.11ahでは低減される。802.11afは、TVホワイトスペース(TV White Space、TVWS)スペクトルにおいて、5MHz、10MHz及び20MHz帯域幅をサポートし、802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用して、1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、及び16MHz帯域幅をサポートする。代表的な実施形態によれば、802.11ahは、マクロカバレッジエリア内のMTCデバイスなど、メータタイプの制御/マシンタイプ通信をサポートし得る。MTCデバイスは、例えば、特定の、かつ/又は限定された帯域幅のためのサポート(例えば、そのためのみのサポート)を含む、特定の能力を有し得る。MTCデバイスは、(例えば、非常に長いバッテリ寿命を維持するために)閾値を超えるバッテリ寿命を有するバッテリを含み得る。
【0050】
複数のチャネル、並びに802.11n、802.11ac、802.11af、及び802.11ahなどのチャネル帯域幅をサポートし得るWLANシステムは、プライマリチャネルとして指定され得るチャネルを含む。プライマリチャネルは、BSSにおける全てのSTAによってサポートされる最大共通動作帯域幅に等しい帯域幅を有し得る。プライマリチャネルの帯域幅は、最小帯域幅動作モードをサポートするBSSで動作する全てのSTAの中から、STAによって設定され、かつ/又は制限され得る。802.11ahの例では、プライマリチャネルは、AP及びBSSにおける他のSTAが2MHz、4MHz、8MHz、16MHz、及び/又は他のチャネル帯域幅動作モードをサポートする場合であっても、1MHzモードをサポートする(例えば、それのみをサポートする)STA(例えば、MTCタイプデバイス)に対して1MHz幅であり得る。キャリア感知及び/又はネットワーク配分ベクトル(Network Allocation Vector、NAV)設定は、プライマリチャネルの状態に依存し得る。例えば、APに送信する(1MHz動作モードのみをサポートする)STAに起因してプライマリチャネルがビジーである場合、周波数帯域の大部分がアイドルのままであり、利用可能であり得るとしても、利用可能な周波数帯域全体がビジーであると見なされ得る。
【0051】
米国では、802.11ahにより使用され得る利用可能な周波数帯域は、902MHz~928MHzである。韓国では、利用可能な周波数帯域は917.5MHz~923.5MHzである。日本では、利用可能な周波数帯域は916.5MHz~927.5MHzである。802.11ahに利用可能な総帯域幅は、国のコードに応じて6MHz~26MHzである。
【0052】
図1Dは、一実施形態によるRAN113及びCN115を例解するシステム図である。上記のように、RAN113は、NR無線技術を用いて、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信し得る。RAN113はまた、CN115と通信し得る。
【0053】
RAN113は、gNB180a、180b、180cを含み得るが、RAN113は、一実施形態との一貫性を維持しながら、任意の数のgNBを含み得ることが理解されよう。gNB180a、180b、180cは各々、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含み得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、MIMO技術を実装し得る。例えば、gNB180a、108bは、ビームフォーミングを利用して、gNB180a、180b、180cに信号を送信し、かつ/又は受信し得る。したがって、gNB180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し得る、かつ/又はWTRU102aから無線信号を受信し得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、キャリアアグリゲーション技術を実装し得る。例えば、gNB180aは、複数のコンポーネントキャリアをWTRU102a(図示せず)に送信し得る。これらのコンポーネントキャリアのサブセットは、未認可スペクトル上にあり得、残りのコンポーネントキャリアは、認可スペクトル上にあり得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、協調マルチポイント(Coordinated Multi-Point、CoMP)技術を実装し得る。例えば、WTRU102aは、gNB180a及びgNB180b(及び/又はgNB180c)からの協調送信を受信し得る。
【0054】
WTRU102a、102b、102cは、拡張可能なヌメロロジと関連付けられた送信を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。例えば、OFDMシンボル間隔及び/又はOFDMサブキャリア間隔は、無線送信スペクトルの異なる送信、異なるセル、及び/又は異なる部分に対して変化し得る。WTRU102a、102b、102cは、(例えば、様々な数のOFDMシンボルを含み、かつ/又は様々な長さの絶対時間が持続する)様々な又はスケーラブルな長さのサブフレーム又は送信時間間隔(transmission time interval、TTI)を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。
【0055】
gNB180a、180b、180cは、スタンドアロン構成及び/又は非スタンドアロン構成でWTRU102a、102b、102cと通信するように構成され得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、他のRAN(例えば、eNode-B160a、160b、160cなど)にアクセスすることなく、gNB180a、180b、180cと通信し得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、モビリティアンカポイントとしてgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上を利用し得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、未認可バンドにおける信号を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。非スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、gNB180a、180b、180cと通信し、これらに接続する一方で、eNode-B160a、160b、160cなどの別のRANとも通信し、これらに接続し得る。例えば、WTRU102a、102b、102cは、1つ以上のgNB180a、180b、180c及び1つ以上のeNode-B160a、160b、160cと実質的に同時に通信するためのDC原理を実装し得る。非スタンドアロン構成では、eNode-B160a、160b、160cは、WTRU102a、102b、102cのモビリティアンカとして機能し得るが、gNB180a、180b、180cは、WTRU102a、102b、102cをサービス提供するための追加のカバレッジ及び/又はスループットを提供し得る。
【0056】
gNB180a、180b、180cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられ得、無線リソース管理意思決定、ハンドオーバ意思決定、UL及び/又はDLにおけるユーザのスケジューリング、ネットワークスライシングのサポート、デュアルコネクティビティ、NRとE-UTRAとの間のインターワーキング、ユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)184a、184bへのユーザプレーンデータのルーティング、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)182a、182bへの制御プレーン情報のルーティングなどを処理するように構成され得る。
図1Dに示すように、gNB180a、180b、180cは、Xnインターフェースを介して互いに通信し得る。
【0057】
図1Dに示されるCN115は、少なくとも1つのAMF182a、182b、少なくとも1つのUPF184a、184b、少なくとも1つのセッション管理機能(Session Management Function、SMF)183a、183b、及び場合によってはデータネットワーク(Data Network、DN)185a、185bを含み得る。前述の要素の各々は、CN115の一部として示されているが、これらの要素のいずれも、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は操作され得ることが理解されよう。
【0058】
AMF182a、182bは、N2インターフェースを介してRAN113におけるgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続され得、制御ノードとして機能し得る。例えば、AMF182a、182bは、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ネットワークスライシングのサポート(例えば、異なる要件を有する異なるPDUセッションの処理)、特定のSMF183a、183bの選択、登録エリアの管理、NASシグナリングの終了、モビリティ管理などの役割を果たすことができる。ネットワークスライスは、WTRU102a、102b、102cを利用しているサービスのタイプに基づいて、WTRU102a、102b、102cのCNサポートをカスタマイズするために、AMF182a、182bによって使用され得る。例えば、異なるネットワークスライスは、高信頼低遅延(ultra-reliable low latency、URLLC)アクセスに依存するサービス、高速大容量(enhanced massive mobile broadband、eMBB)アクセスに依存するサービス、マシンタイプ通信(machine type communication、MTC)アクセスのためのサービス、及び/又は同様のものなどの異なる使用事例のために確立され得る。AMF162は、RAN113と、LTE、LTE-A、LTE-A Pro及び/又はWiFiなどの非3GPPアクセス技術などの他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)との間で切り替えるための制御プレーン機能を提供し得る。
【0059】
SMF183a、183bは、N11インターフェースを介して、CN115内のAMF182a、182bに接続され得る。SMF183a、183bはまた、N4インターフェースを介して、CN115内のUPF184a、184bに接続され得る。SMF183a、183bは、UPF184a、184bを選択及び制御し、UPF184a、184bを通るトラフィックのルーティングを構成し得る。SMF183a、183bは、UE IPアドレスを管理して割り当てること、PDUセッションを管理すること、ポリシー執行及びQoSを制御すること、ダウンリンクデータ通知を提供することなど、他の機能を実施し得る。PDUセッションタイプは、IPベース、非IPベース、イーサネットベースなどであり得る。
【0060】
UPF184a、184bは、N3インターフェースを介して、RAN113内のgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続され得、これにより、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。UPF184、184bは、パケットをルーティングして転送すること、ユーザプレーンポリシーを執行すること、マルチホームPDUセッションをサポートすること、ユーザプレーンQoSを処理すること、ダウンリンクパケットをバッファすること、モビリティアンカリングを提供することなど、他の機能を実施し得る。
【0061】
CN115は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN115は、CN115とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IP multimedia subsystem、IMS)サーバ)を含み得るか、又はそれと通信し得る。加えて、CN115は、WTRU102a、102b、102cに他のネットワーク112へのアクセスを提供し得、他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有される、かつ/又は動作される他の有線及び/又は無線ネットワークを含み得る。一実施形態では、WTRU102a、102b、102cは、UPF184a、184bへのN3インターフェース、及びUPF184a、184bとDN185a、185bとの間のN6インターフェースを介して、UPF184a、184bを通じてローカルデータネットワーク(DN)185a、185bに接続され得る。
【0062】
図1A~
図1D、及び
図1A~
図1Dの対応する説明から見て、WTRU102a~d、基地局114a~b、eNode-B160a~c、MME162、SGW164、PGW166、gNB180a~c、AMF182a~b、UPF184a~b、SMF183a~b、DN185a~b、及び/又は本明細書に記載される任意の他のデバイスのうちの1つ以上に関する、本明細書に記載される機能のうちの1つ以上又は全ては、1つ以上のエミュレーションデバイス(図示せず)によって実施され得る。エミュレーションデバイスは、本明細書に説明される機能の1つ以上又は全てをエミュレートするように構成された1つ以上のデバイスであり得る。例えば、エミュレーションデバイスを使用して、他のデバイスを試験し、かつ/又はネットワーク及び/若しくはWTRU機能をシミュレートし得る。
【0063】
エミュレーションデバイスは、ラボ環境及び/又はオペレータネットワーク環境における他のデバイスの1つ以上の試験を実装するように設計され得る。例えば、1つ以上のエミュレーションデバイスは、通信ネットワーク内の他のデバイスを試験するために、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として完全に若しくは部分的に実装され、かつ/又は展開されている間、1つ以上若しくは全ての機能を実行し得る。1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として一時的に実装/展開されている間、1つ以上若しくは全ての機能を実行し得る。エミュレーションデバイスは、試験を目的として別のデバイスに直接結合され得、かつ/又は地上波無線通信を使用して試験を実行し得る。
【0064】
1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として実装/展開されていない間、全てを含む1つ以上の機能を実行し得る。例えば、エミュレーションデバイスは、1つ以上のコンポーネントの試験を実装するために、試験実験室での試験シナリオ、並びに/又は展開されていない(例えば、試験用の)有線及び/若しくは無線通信ネットワークにおいて利用され得る。1つ以上のエミュレーションデバイスは、試験機器であり得る。RF回路(例えば、1つ以上のアンテナを含み得る)を介した直接RF結合及び/又は無線通信は、データを送信する、かつ/又は受信するように、エミュレーションデバイスによって使用され得る。
【0065】
車両通信は、互いに通信する複数のWTRUを含むことができる通信モードである。WTRUは、例えば、PC5インターフェース(例えば、サイドリンクインターフェース)を介して直接通信することができる。車両通信は、WTRUが通信するためにビークルツーエブリシング(V2X)通信を利用することができる。WTRU間のV2X通信は、カバレッジ内モード又はカバレッジ外モードで動作することができる。カバレッジ内モードで動作することは、V2X WTRUのうちの1つ以上が、V2X WTRUがV2Xメッセージを送信及び/又は受信することを可能にするネットワークノードからの支援を受信することを含み得る。カバレッジ外モードでは、V2X WTRUは、V2X WTRUがV2Xメッセージを送信及び/又は受信することを可能にするパラメータを事前に構成されてもよい。
【0066】
V2X通信は、デバイス間(device-to-device、D2D)通信に基づき得る。V2X通信サービスは、車両WTRUが互いに直接的に通信することができるビークルツービークル(vehicle to vehicle、V2V)、車両WTRUが1つ以上の路側ユニット(road side unit、RSU)及び/又は1つ以上の基地局(例えば、eNB若しくはgNB)と通信することができるビークルツーインフラストラクチャ(Vehicle to infrastructure、V2I)、車両のWTRUがコアネットワークと通信することができるビークルツーネットワーク(vehicle to network、V2N)、及び/又は、車両のWTRUが、例えば低バッテリ容量などの特別な条件でWTRUと通信することができるビークルツーペデストリアン(vehicle to pedestrian、V2P)のうちの1つ以上を含むことができる。
【0067】
NR V2Xアクセス技術システムは、例えば、拡張モバイルブロードバンド(enhanced Mobile Broadband、eMBB)、超高信頼性及び低遅延通信(ultra-high reliability and low latency communications、URLLC)を含む使用事例をサポートすることが可能であってもよい。拡張V2X(Enhanced V2X、eV2X)通信は、NRベースのシステムによってサポートされ得る。eV2Xは、安全シナリオ及び/又は非安全シナリオ(例えば、センサ共有、自動運転、車両隊列走行、遠隔運転など)のためのサービスを備え得る。eV2Xサービスのパフォーマンスは、例えば、3ms程度の待ち時間であってもよい。
【0068】
NR V2Xは、以下の使用事例、すなわち、車両隊列走行、高度な運転、拡張センサ、遠隔運転などのうちの1つ以上をサポートすることができる。
【0069】
車両隊列走行は、複数の車両がグループを動的に形成することを可能にすることができ、これにより、隊列内の車両が一緒に走行することが可能となる。隊列内の車両は、隊列の先頭車両からデータ(例えば、周期的データ)を受信することができる。データは、車両が隊列走行を行うことを可能にし得る。データは、隊列内の車両が車両間の距離を調整することを可能にし得る。例えば、車両間の距離が小さくてもよい。いくつかの例では、時間に変換されたときの車両間のギャップ距離は、(例えば、1秒未満程度の値など)小さくてもよい。隊列の一部である車両が自律的に運転されることを隊列走行アプリケーションが可能にしてもよい。
【0070】
高度な運転は、半自動又は全自動運転を可能にし得る。より長い車間距離が想定され得る。1つ以上の車両及び/又はRSU(例えば、各車両及び/又はRSU)が、そのローカルセンサから得られたデータを近くの車両と共有してもよく、これにより、車両がそれらの軌道及び/又は操縦を調整することが可能となってもよい。いくつかの例では、車両は、その運転情報をその近くの他の車両と共有することができる。車両による運転情報をその近くの他の車両とのそのように共有することは、より安全な走行、衝突回避、及び/又は交通効率の改善を可能にし得る。
【0071】
拡張センサは、ローカルセンサを介して収集された生データ及び/又は処理データ、並びに/あるいはビデオ装置(例えば、カメラ)から収集されたデータを、他の車両、RSU、歩行者デバイス、及び/又はV2Xアプリケーションサーバと交換することを可能にし得る。車両、RSU、歩行者デバイス、及び/又はV2Xアプリケーションサーバ間でのデータのそのような共有は、それら自体のセンサが検出することができるものを超えて環境の認識を向上させることができる。そのようなデータの共有は、車両又は他のデバイスがローカル状況のより全体的なビューを有することを可能にし得る。
【0072】
遠隔運転は、遠隔ドライバ及び/又はV2Xアプリケーションが、自分自身では運転することができない乗客用の遠隔車両、及び/又は危険な環境に配置された遠隔車両を操作することを可能にし得る。公共交通機関のように変動が少なく、経路が予測可能な場合には、クラウドコンピューティングによる運転を利用してもよい。いくつかの例では、この使用事例群に対しては、クラウドベースのバックエンドサービスプラットフォームへのアクセスが考慮され得る。
【0073】
QoSが、NR V2X通信のために提供され得る。例えば、PC5上のQoSは、アプリケーションと関連付けられたProSeパケット単位優先度(PPPP)を使用してサポートされ得る。アプリケーション層は、PPPPを使用してパケットをマークしてもよい。PPPPは、使用されるQoSレベルを示すことができる。いくつかの例では、パケット遅延測定値(例えば、パケット遅延バジェット(packet delay budget、PDB))が、PPPPから導出されてもよい。
【0074】
1つ以上のQoSキーパフォーマンスインジケータ(key performance indicator、KPI)が、以下のパラメータ、すなわち、ペイロード(例えば、バイト単位)、送信速度(例えば、メッセージ/秒);最大エンドツーエンド待ち時間(例えば、ms単位);信頼性(例えば、パーセンテージとして);データレート(例えば、メガビット毎秒(Mbps)単位)、又は最小通信範囲(例えば、メートル単位)のうちの1つ以上と共に提供されてもよい。
【0075】
サービス要件のセットを、PC5ベースのV2X通信及び/又はUuベースのV2X通信に適用することができる。QoS特性は、NR QoS識別子(5QI)で表すことができる。PC5及び/又はUuのための統一されたQoSモデルが提供されてもよい。WTRUのアプリケーション層が、例えば、使用されるリンクとは無関係に、QoS要件を示す一貫したメカニズムを有することができるように、PC5を介したV2X通信に5QIを利用することができる。
【0076】
V2X対応WTRUは、異なるタイプのトラフィック、すなわちブロードキャスト、マルチキャスト、及び/又はユニキャストをサポートすることができる。ユニキャストトラフィックの場合、Uu QoSモデルを利用することができる。例えば、ユニキャストリンク(例えば、ユニキャストリンクの各々)をベアラとして指定してもよい。1つ以上のQoSフローを、ユニキャストリンク(例えば、ユニキャストリンクの各々)に関連付けてもよい。5QIで定義されたQoS特性及びパラメータ(例えば、データレート)を適用してもよい。PC5用のパラメータとして、最低限必要な通信範囲を指定してもよい。
【0077】
マルチキャストトラフィックを、ユニキャストトラフィックの特別なケースとして(例えば、同様に)扱ってもよい。例えば、マルチキャストトラフィックのケースを、トラフィックの複数の定義された受信機を有するユニキャストトラフィックのケースとして扱ってもよい。ブロードキャストトラフィックの場合、ベアラを指定しないことが可能である。したがって、ブロードキャストメッセージ(例えば、ブロードキャストメッセージの各々)が、アプリケーション要件に従った特性を有してもよい。5QIを、PPPP/PPPRと同様に使用してもよい。いくつかの例では、5QIをブロードキャストパケット(例えば、ブロードキャストパケットの各々)でタグ付けしてもよい。5QIが、PC5ブロードキャスト動作と関連付けられた1つ以上の特性を表してもよい。例えば、5QIが、待ち時間、優先度、信頼性などのうちの1つ以上を表してもよい。V2Xブロードキャスト固有の5QI(例えば、VQI)のグループが、PC5用に提供されてもよい。
【0078】
PC5 QoSパラメータをネゴシエートしてもよい。例えば、PC5 QoSパラメータを、WTRU(例えば、2つのWTRU)間の1対1通信の確立時にネゴシエートしてもよい。WTRU(例えば、2つのWTRU)間のPC5 QoSパラメータネゴシエーションをサポートするために、通信確立手順が提供されてもよい。PC5 QoSパラメータがネゴシエートされると、同じQoSを、WTRU(例えば、2つのWTRU)間で両方向に使用することができる。
【0079】
図2は、PC5を介したセキュアなレイヤ2リンクの確立を示す。
図2に示すように、WTRU(例えば、WTRU-1及びWTRU-2)が、リンク確立手順中にPC5 QoSパラメータをネゴシエートするために、1対1通信に関与してもよい。WTRU-1は、例えば、相互認証をトリガするために、WTRU-2に直接通信要求メッセージを送信することができる。直接通信要求メッセージは、要求されたPC5 QoSパラメータを含み得る。WTRU-2は、相互認証のための手順を開始することができる。WTRU-2は、受け入れたPC5 QoSパラメータを応答メッセージに含めることができる。WTRU-2は、直接通信要求メッセージに応答して応答メッセージを送信することができる。
【0080】
NR V2Xトラフィックモデルが提供されてもよい。NR V2Xが、トラフィックのタイプ(例えば、2つのタイプ)、例えば、周期的トラフィック及び非周期的トラフィックを提供してもよい。トラフィックのタイプ(例えば、2つのタイプ)は、複数のタイプのパケットサイズ、パケット到着レート、及び/又は待ち時間要件をサポートすることができる。例えば、モデル2の非周期的トラフィックが、以下の特性、すなわち、10000~30000バイトのパケットサイズ範囲、20msの平均到着間レート、又は10msの待ち時間要件のうちの1つ以上をサポートしてもよい。モデル3の周期的トラフィックが、以下の特性、すなわち、30000バイト~60000バイトのパケットサイズ範囲、30msの平均到着間レート、又は30msの待ち時間要件のうちの1つ以上をサポートしてもよい。
【0081】
部分感知及び/又はランダムな選択が提供されてもよい。部分感知を、(例えば、V2Xにおいて)電力節約機構として利用してもよい。WTRUは、リソース選択ウィンドウ[T1、T2]内の最小数の候補サブフレームを構成されてもよい(例えば、上位層によって構成されてもよい)。候補サブフレーム(例えば、特定の候補サブフレーム)を、WTRU実装によって選択してもよい。WTRUは、候補サブフレームからの整数個の予約期間である感知ウィンドウ内のサブフレームに対して感知を実行することができる。そのような感知機構は、WTRUが感知(例えば、感知ウィンドウ内の感知)を実行するために使用し得るリソースの量を低減することができる。いくつかの例では、歩行者WTRUは、リソースプールからのランダムな選択を実行することができる。例えば、リソースプールがランダムな選択用に構成されている場合、WTRUは、(例えば、感知手順中に感知結果を考慮することなく)リソースの選択を実行することができる。
【0082】
電力節約のために、NRにおいて不連続受信(discontinuous reception、DRX)を使用してもよい。DRXを、例えばCONNECTEDモードでUuインターフェース上で使用してもよい。例えば、RRC_CONNECTEDモードにあるWTRUが、電力節約のためにDRXを利用してもよい。DRX構成が、WTRUでのウェイクアップ時間の構成されたスケジュールに基づいてもよい。例えば、WTRUがそのウェイクアップ時間中に物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)スケジューリングを受信した場合、WTRUは、更なる送信スケジューリングが受信されなくなるまでの間、起動したままであってもよい。WTRUは、以下のDRXパラメータ、すなわち、drx-onDurationTimer、drx-SlotOffset、drx-InactivityTimer、drx-RetransmissionTimerDL、drx-RetransmissionTimerUL、drx-LongCycleStartOffset、drx-ShortCycle、drx-ShortCycleTimer、drx-HARQ-RTT-TimerDL、又はdrx-HARQ-RTT-TimerULのうちの1つ以上を構成されてもよい。drx-onDurationTimerパラメータは、DRXサイクルの開始時の持続時間を示すことができる。drx-SlotOffsetパラメータは、drx-onDurationTimerを始動させる前の遅延を示すことができる。drx-InactivityTimerパラメータは、PDCCH送信がMACエンティティのアップリンク(UL)又はダウンリンク(DL)送信を示すPDCCH機会の後の持続時間を示すことができる。drx-RetransmissionTimerDLパラメータは、例えば、ブロードキャストプロセスを除いて、DL HARQプロセスごとに提供され得る。drx-RetransmissionTimerDLパラメータは、DL再送信が受信されるまでの最大持続時間を示すことができる。drx-RetransmissionTimerULは、UL HARQプロセスごとに提供され得る。drx-RetransmissionTimerULパラメータは、UL再送信の許可が受信されるまでの最大持続時間を示すことができる。drx-LongCycleStartOffsetパラメータは、長いDRXサイクルと、長いDRXサイクル及び短いDRXサイクルが開始するサブフレームを定義するdrx-StartOffsetとを示すことができる。drx-ShortCycleパラメータは、短いDRXサイクルを示すことができる。drx-ShortCycleTimerパラメータは、WTRUが短いDRXサイクルに従うことができる持続時間を示すことができる。drx-HARQ-RTT-TimerDLパラメータは、例えば、ブロードキャストプロセスを除いて、DL HARQプロセスごとに提供され得る。drx-HARQ-RTT-TimerDLパラメータは、HARQ再送のためのDL割り当てがMACエンティティによって予想される前の最小持続時間を示すことができる。drx-HARQ-RTT-TimerULパラメータは、UL HARQプロセスごとに提供され得る。drx-HARQ-RTT-TimerULパラメータは、UL HARQ再送信許可がMACエンティティによって予想される前の最小持続時間を示すことができる。
【0083】
DRXを構成されたWTRUが、そのアクティブ時間を決定してもよい。アクティブ時間は、WTRUがPDCCH送信をアクティブに監視する時間とすることができる。DRXサイクルが構成されている場合、アクティブ時間は、drx-onDurationTimer、drx-InactivityTimer、drx-RetransmissionTimerDL、drx-RetransmissionTimerUL又はra-ContentionResolutionTimerのうちの1つ以上が実行されている時間を含み得る。アクティブ時間は、スケジューリング要求がPUCCHを介して送信され、保留中である間の時間を含み得る。アクティブ時間は、MACエンティティによって選択されていないプリアンブルに対するランダムアクセス応答の受信に成功した後に、MACエンティティのC-RNTI宛ての送信が受信されていないことをPDCCHが示している間の時間を含み得る。
【0084】
受信側WTRU(Rx WTRU)が、DRX構成情報を受信してもよい。Rx WTRUは、受信されたDRX構成情報を使用して構成され得る。Rx WTRUは、例えば、送信がRx WTRUのアクティブ時間内にない場合、送信側WTRU(Tx WTRU)からの送信(例えば、トランスポートブロック(TB))の機会を逃す可能性がある。DRX構成されたサービスを有するリソースプールの場合、DRX ON時間でのスロットは、OFF時間でのスロットよりも輻輳している可能性がある。例えば、DRX Rx WTRUにかなりの量のデータがある場合、DRX ON時間スロットで衝突が発生する可能性がある。
【0085】
半永続的リソース予約を検出するために周期的感知が利用されてもよい。WTRUは、例えば、候補スロットのセット内のリソース選択を実行する前に、例えば最大1000msの期間にわたって感知を実行することができる。周期的トラフィックの場合、WTRUがトラフィックパターンを認識してもよく、実際のデータが到着する前に最大1000msの感知を実行してもよい。非周期的トラフィックのためのサポートが提供されてもよい。非周期的トラフィックパターンの場合、WTRUがトラフィックの到着を予測できない可能性がある。そのような場合、トラフィックの到着前の最大1000msにわたる感知が実行可能でない(例えば、不可能である)場合がある。感知、リソース割り当て、及び/又は輻輳制御のためのサポートが提供されてもよい。例えば、感知、リソース割り当て、及び/又は輻輳制御のためのそのようなサポートが、DRXを構成されたWTRUに提供されてもよい。DRXを構成されたWTRUの送信の衝突を低減し、かつ/又は信頼性を改善するために、感知、リソース割り当て、及び/又は輻輳制御のためのサポートが提供されてもよい。
【0086】
WTRUのアクティブウィンドウ、WTRUのアクティブ時間、及びWTRUのDRX ON時間を、本明細書では互換的に使用することができる。WTRUの非アクティブ時間及びDRX OFF時間を、本明細書では互換的に使用することができる。候補スロットのセット及び候補スロットのウィンドウを、本明細書では互換的に使用することができる。
【0087】
Tx WTRUからWTRU(例えば、DRX Rx WTRU)への送信用リソース割り当てが提供されてもよい。WTRUは、リソース選択をトリガするかどうかを決定してもよく、及び/又は(例えば、DRX WTRUをターゲットとするTBのための)リソース選択をトリガするスロットのセットを決定してもよい。
【0088】
WTRUは、TBのQoS、Tx WTRUのアクティブ時間、Rx WTRUのアクティブ時間、リソースプールのチャネルビジー率(CBR)、若しくはTBのキャストタイプのうちの1つ以上に基づいて、リソース選択をトリガするかどうかを決定してもよく、及び/又は、SL DRXがTx WTRUに(事前に)構成されている場合、(例えば、DRX Rx WTRUをターゲットとするTBのための)リソース(再)選択をトリガするスロットのセットを決定してもよい。
【0089】
例えば、WTRUは、TBのQoSに基づいて、リソース選択をトリガするかどうかを決定してもよく、及び/又は、SL DRXがTx WTRUに(事前に)構成されている場合、(例えば、DRX Rx WTRUをターゲットとするTBのための)リソース(再)選択をトリガするスロットのセットを決定してもよい。いくつかの例では、データは、DRXサイクル(例えば、現在のDRXサイクル)で到着してもよい。WTRUは、例えば、データ到着時間とRx WTRUの最後のアクティブ時間との間の時間ギャップが閾値よりも小さい場合、TBのQoS(例えば、TBのPDB)に基づいてリソース選択をトリガするかどうかを決定することができる。WTRUは、例えば、TBのPDBが閾値よりも小さい場合、リソース選択をトリガすることができる。そうではなく、例えば、TBのPDBが閾値よりも大きい場合、WTRUは、DRXサイクル(例えば、現在のDRXサイクル)におけるリソース選択のトリガを控える(例えば、トリガしない)ことが可能である。WTRUは、例えば、次のDRXサイクルまで待機してリソース再選択をトリガしてもよい。閾値は、(事前に)構成されてもよいし、Rx WTRUのDRXサイクルに基づいて決定されてもよい。
【0090】
例えば、WTRUは、Tx WTRUのアクティブ時間に基づいて、リソース選択をトリガすべきかどうかを決定してもよく、及び/又は、SL DRXがTx WTRUに(事前に)構成されている場合、(例えば、DRX Rx WTRUをターゲットとするTBのための)リソース(再)選択をトリガするスロットのセットを決定してもよい。例えば、WTRUは、Tx WTRUのアクティブ時間内にリソース選択をトリガすることができる。WTRUは、例えば、スロットnと、Tx WTRUのDRXサイクルにおける最後のアクティブスロットとの間の時間ギャップが閾値より大きい場合、リソース選択をトリガすることができる。そうでない場合、WTRUは、リソース選択をトリガすることを控える(例えば、トリガしない)ことが可能である。閾値は、固定(例えば、31スロット)及び/又は(事前に)構成されてもよい(例えば、閾値はTBのQoS及び/又は最小連続部分感知(contiguous partial sensing、CPS)ウィンドウに基づいてもよい)。WTRUは、例えば、リソース選択トリガスロットnと、サイクル(例えば、現在のサイクル)におけるDRX Tx WTRUの第1のアクティブスロットとの間の時間ギャップが閾値よりも小さい場合、リソース割り当てをトリガすることができる。そうでない場合、WTRUは、リソース割り当てをトリガすることを控える(例えば、トリガしない)ことが可能である。閾値は、固定(例えば、31スロット)及び/又は(例えば、TBのQoS及び/又は最小CPS感知ウィンドウに基づいて)(事前に)構成されてもよい。
【0091】
例えば、WTRUは、Rx WTRUのアクティブ時間に基づいて、リソース選択をトリガすべきかどうかを決定してもよく、及び/又は、SL DRXがTx WTRUに(事前に)構成されている場合、(例えば、DRX Rx WTRUをターゲットとするTBのための)リソース(再)選択をトリガするスロットのセットを決定してもよい。いくつかの例では、WTRUは、Rx WTRUのアクティブ時間内にリソース選択をトリガすることができる。WTRUは、例えば、リソース選択スロットnと、WTRUの1つのDRXサイクルにおけるアクティブ時間の最後のスロット(例えば、現在のアクティブ時間の場合、現在のサイクルにおけるDRX ON時間の最後のスロット)との間の時間ギャップが閾値より大きい場合、TBのためのリソース割り当てをトリガすることができる。閾値は、TBのQoS、リソースプールのCBR、及び/又はTBのキャストタイプに基づいて(事前に)構成されてもよい。WTRUは、例えば、リソース選択トリガスロットnと、現在のサイクルにおけるDRX Rx WTRUの第1のアクティブスロットとの間の時間ギャップが閾値よりも小さい場合、リソース割り当てをトリガすることができる。そうでない場合、WTRUは、リソース割り当てをトリガすることを控える(例えば、トリガしない)ことが可能である。閾値は、固定(例えば、31スロット)及び/又は(例えば、TBのQoS及び/又は最小CPS感知ウィンドウに基づいて)(事前に)構成されてもよい。
【0092】
WTRUは、例えば、DRXでのRx WTRUをターゲットとするTBのためのCPSウィンドウを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、SL DRXがTx WTRUに(事前に)構成されている場合、例えば、DRXでのRx WTRUをターゲットとするTBのためのリソース割り当てのために、又はTBのためのリソース割り当てのために、CPSウィンドウ[n+TA,n+TB](例えば、TA=TBを含み得る)を決定することができる。CPSウィンドウは、例えば、CPSウィンドウが固定されているかどうか、又は(事前に)構成されているかどうか、Tx WTRUのアクティブ時間、Rx WTRUのアクティブ時間、TBのQoS、TBのキャストタイプ、あるいは、非DRX WTRUをターゲットとするリソース割り当てに使用されるCPSパラメータ、及び/又は、DRXがWTRUに(事前に)構成されていない場合にリソース割り当てに使用されるCPSパラメータのうちの1つ以上に基づいて決定されてもよい。
【0093】
CPSウィンドウは、例えば、CPSウィンドウが固定されているか、又は(事前に)構成されているかに基づいて決定され得る。例えば、DRXでのRx WTRUをターゲットとするTBのためのリソース割り当てのためのCPSウィンドウは、固定されていてもよい(例えば、31スロット)。DRXでのRx WTRUをターゲットとするTBのためのリソース割り当てのためのCPSウィンドウは、例えば、TBのQoS及び/又はリソースプールのCBRに基づいて(事前に)構成されてもよい。
【0094】
CPSウィンドウを、例えば、Tx WTRUのアクティブ時間に基づいて決定してもよい。例えば、WTRUは、リソース選択トリガスロットnと、DRXサイクル(例えば、現在のDRXサイクル)におけるTx WTRUの最後のアクティブ時間との間の時間ギャップに基づいて、CPSウィンドウを決定することができる。WTRUは、Rx WTRUの最後のアクティブ時間とCPSウィンドウ内の最後のスロットとの間の時間ギャップが閾値よりも大きくなるように、CPSウィンドウを選択することができる。閾値は、例えば、TBのQoS、リソースプールのCBR、及び/又はTBのキャストタイプに基づいて(事前に)構成されてもよい。WTRUは、例えば、CPSウィンドウの最後のスロットとTx WTRUの最後のアクティブ時間との間の時間ギャップを満たすように、CPSウィンドウを決定することができる。
【0095】
CPSウィンドウを、例えば、Rx WTRUのアクティブ時間に基づいて決定してもよい。例えば、WTRUは、リソース選択トリガスロットnと、DRXサイクル(例えば、現在のDRXサイクル)におけるRx WTRUの最後のアクティブ時間との間の時間ギャップに基づいて、CPSウィンドウを決定することができる。WTRUは、Rx WTRUの最後のアクティブ時間とCPSウィンドウ内の最後のスロットとの間の時間ギャップが閾値よりも大きくなるように、CPSウィンドウを選択することができる。閾値は、例えば、TBのQoS、リソースプールのCBR、及び/又はTBのキャストタイプに基づいて(事前に)構成されてもよい。WTRUは、CPSウィンドウの最後のスロットとRx WTRUの最後のアクティブ時間との間の時間ギャップを満たすように、CPSウィンドウを決定することができる。
【0096】
CPSウィンドウを、例えば、非DRX WTRUをターゲットとするリソース割り当てに使用されるCPSパラメータ、及び/又はDRXがWTRUに(事前に)構成されていない場合にリソース割り当てに使用されるCPSパラメータに基づいて決定してもよい。例えば、WTRUは、初期リソース割り当てに使用されるCPSウィンドウに基づいて、DRX Rx WTRUをターゲットとするリソース割り当てのためのCPSウィンドウを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、最小又は最大CPSウィンドウ、DRX Rx WTRUをターゲットとするリソース割り当てに使用されるCPSウィンドウ、及び/又は通常のリソース割り当て(例えば、非DRX WTRUをターゲットとするリソース割り当て、及び/又はDRXが(事前に)構成されていない場合のリソース割り当て)に使用されるCPSウィンドウの間のオフセットを(事前に)構成されてもよい。オフセットは、固定されても、又はTBのQoSに基づいて(事前に)構成されてもよい。
【0097】
例えば、DRX WTRUをターゲットとするTBのためのリソース割り当てのための最小CPSウィンドウが満たされない場合に、WTRU挙動が提供されてもよい。いくつかの例では、WTRUは、最小又は最大CPS感知ウィンドウを満たさない(例えば、満たすことができない)可能性がある。WTRUは、例えば、TBのPDBが閾値(例えば、DRXサイクル)よりも大きい場合に、次のDRXサイクルまで待機して感知及び/又はリソース割り当てを実行すること、TBをドロップし、及び/又は別のリソースプール(例えば、例外リソースプール)において送信を実行すること、TBの(再)送信の数を減らすこと、例えば、CPS感知ウィンドウ(例えば、必要なCPS感知ウィンドウ)が半永続的予約用に(事前に)構成されている場合に、半永続的予約から非周期的送信に変更すること、あるいは、例えば、リソースプールがランダムなリソース割り当てを可能にする場合、TBのためのランダムなリソース選択を実行すること、のうちの1つ以上を実行することができる。
【0098】
WTRU(例えば、Tx WTRU)は、DRX Rx WTRUへの送信用のリソース選択ウィンドウを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、DRX Rx WTRUへのTBターゲットのためのリソース選択を実行するために、以下のパラメータ、すなわち、リソース選択ウィンドウ(例えば、[n+T1,n+T2])、リソース選択ウィンドウ内の候補スロットのセット、又は候補スロットのウィンドウ(例えば、[n+Y1,n+Y2])のうちの1つ以上を決定することができる。パラメータを、Tx WTRUがRx WTRUのアクティブ時間内に1つ以上の送信リソースを選択することを可能にするように選択してもよい。パラメータを、Rx WTRUのDRX ON時間、Tx WTRUのDRX ON時間、Tx WTRUのアクティブ時間、及び/又はRx WTRUのアクティブ時間に基づいて選択してもよい。
【0099】
WTRU(例えば、Tx WTRU)が、リソース選択ウィンドウ、及びリソース選択ウィンドウ内の候補スロットのセットを選択してもよい。WTRUは、候補スロットのウィンドウとRx WTRUのアクティブウィンドウとの間の重複領域(例えば、重複スロットの数)が閾値よりも大きいという判定に基づいて、選択を実行することができる。WTRU(例えば、Tx WTRU)が、リソース選択ウィンドウと、このリソース選択ウィンドウ内の候補スロットのセットとを選択してもよい。WTRUは、候補スロットのウィンドウの第1のスロット(例えば、n+Y1)がRx WTRUのアクティブウィンドウ内で発生したという判定に基づいて、選択を実行することができる。WTRUは、候補スロットのウィンドウとRx WTRUのアクティブウィンドウとの間の重複領域が閾値よりも大きくなるように、候補スロットのセットを選択することができる。重複スロットの数の閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成されたもの、DRX構成、リソースプールのCBR、TBのQoS(例えば、優先度)、又はTBのHARQタイプ(例えば、TBがHARQ対応であるかHARQ非対応であるか)のうちの1つ以上に基づいて決定され得る。
【0100】
図3は、DRX Rx WTRUと関連付けられたTBのためのリソース選択ウィンドウを示す。
図3に示すように、WTRUは、スロットnでRx WTRUのアクティブウィンドウであり得るリソース選択ウィンドウ[n+T1,n+T2]におけるリソース選択をトリガすることができる。WTRUは、重複ウィンドウ及び/又は重複スロットのセットが閾値よりも大きくなるように、候補ウィンドウ(例えば、[n+Y1,n+Y2])及び/又はY個の候補スロットのセットを選択することができる。
【0101】
WTRUは、候補リソースのセット(例えば、セットA)を初期化するためのスロットのセットを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、TBのキャストタイプに基づいて、(例えば、セットAを)初期化するためのスロットのセットを決定することができる。WTRUは、例えば、候補ウィンドウ[n+Y1,n+Y2]内の候補スロットのセットとブロードキャストのためのRx WTRUのアクティブ時間との間の重複スロットのセット内のセットAを初期化することができる。WTRUは、ユニキャスト及び/又はグループキャストTBのための候補ウィンドウ[n+Y1,n+Y2]内のセットAを初期化することができる。WTRUは、例えば、初期化されたセットA(例えば、各初期化されたセットA)に対し、リソース除外を実行してセットAを終了してもよい。
【0102】
WTRUは、例えば、複数の(例えば、2つの)アクティブ時間(例えば、DRXでのRx WTRUの現在のアクティブ時間及び将来のアクティブ時間)に基づいて、リソース割り当てのための候補リソースのセット(例えば、セットA)を初期化することができる。WTRUは、例えば、TBのキャストタイプに基づいて、セットAを初期化するために使用され得るアクティブ時間を決定することができる。WTRUは、ブロードキャストTBのための第1のアクティブ時間(例えば、現在のアクティブ時間)内にセットAを初期化することができる。WTRUは、ユニキャスト又はグループキャストTBのための第2のアクティブ時間(例えば、将来のアクティブ時間)内にセットAを初期化することができる。
【0103】
WTRUは、例えば、複数のアクティブ時間(例えば、2つのアクティブ時間)に基づいて、リソース選択ウィンドウ[n+T1,n+T2]を決定することができる。例えば、リソース選択ウィンドウは、第1のリソース選択ウィンドウ(例えば、Y個の候補スロットがRx WTRUのアクティブウィンドウと重複するウィンドウであって、重複スロットウィンドウとも呼ばれ得るウィンドウ)と、第2のリソース選択ウィンドウ(例えば、Y個の候補スロットがRx WTRUのアクティブウィンドウと重複しないウィンドウ)とを含むことができる。第1のリソース選択ウィンドウは、第1のアクティブ時間と関連付けられてもよく、第2のリソース選択ウィンドウは、第2のアクティブ時間と関連付けられてもよい。複数のアクティブ時間(例えば、2つのアクティブ時間)は、Tx WTRUによって決定されてもよい(例えば、第1のアクティブ時間は、現在のアクティブ時間であってよく、かつ重複スロットウィンドウと関連付けられてもよく、第2のアクティブ時間は、将来のアクティブ時間であってよく、かつY個の候補スロットがRx WTRUのアクティブウィンドウと重複しないウィンドウと関連付けられてもよい)。WTRUは、例えば、TBのキャストタイプに基づいて、セットAを初期化するために使用することのできるアクティブ時間を決定してもよい。WTRUは、ブロードキャストTBのための第1のアクティブ時間(例えば、現在のアクティブ時間)内にT2を選択することができる。WTRUは、ユニキャスト又はグループキャストTBのための第2のアクティブ時間(例えば、将来のアクティブ時間)内にT2を選択することができる。
【0104】
WTRUは、例えば、(例えば、キャストタイプに基づいて)DRXでのRx WTRUをターゲットとするTBのためのリソース選択ウィンドウ[n+T1,n+T2]を決定することができる。WTRUは、Rx WTRUのアクティブ時間を示す指示を(例えば、1つ以上のパラメータを含むことができる構成情報で)受信してもよい。例えば、TBが(例えば、構成情報に含まれる1つ以上のパラメータを介して示され得る)ユニキャスト又はグループキャストのためのものである場合、T2の値は、Tx WTRUのアクティブ時間の範囲内であるか又は範囲を超えるように選択されてもよい。例えば、TBが(例えば、構成情報に含まれる1つ以上のパラメータを介して示され得る)ブロードキャストのためのものである場合、WTRUは、Rx WTRUのアクティブ時間内にT2を選択することができる。
【0105】
WTRUは、TBの再送信のためのリソース割り当てプロセス(例えば、後続のリソース割り当てプロセス)をトリガするかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、例えば、
図3に示すように、アクティブウィンドウ内の(例えば、アクティブウィンドウ内のみの)候補リソースのセットAを初期化することができる。WTRUは、例えば、TBのキャストタイプ、TBのQoS、又はTBのRx WTRUからのHARQフィードバックのうちの1つ以上に基づいて、TBのためのリソース割り当てプロセス(例えば、後続のリソース割り当てプロセス)をトリガするかどうかを決定することができる。
【0106】
WTRUは、例えば、TBのキャストタイプに基づいて、TBのためのリソース割り当てプロセス(例えば、後続のリソース割り当てプロセス)をトリガするかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、ブロードキャストのためのリソース割り当てプロセス(例えば、後続のリソース割り当てプロセス)をトリガすることを控える(例えば、トリガしない)ことが可能である。WTRUは、ユニキャスト又はグループキャストのためのリソース割り当てプロセス(例えば、後続のリソース割り当てプロセス)をトリガすることができる。
【0107】
WTRUは、例えば、TBのQoSに基づいて、TBのためのリソース割り当てプロセス(例えば、後続のリソース割り当てプロセス)をトリガするかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、リソース割り当てプロセス(例えば、後続のリソース割り当てプロセス)を、例えば、TBの優先度及び/又はTBの信頼性が閾値よりも大きい場合にトリガすることができる。そうでない場合、WTRUは、TBのためのリソース割り当てプロセス(例えば、後続のリソース割り当てプロセス)をトリガすることを控える(例えば、トリガしない)ことが可能である。
【0108】
WTRUは、例えば、TBのRx WTRUからのHARQフィードバックに基づいて、TBのためのリソース割り当てプロセス(例えば、後続のリソース割り当てプロセス)をトリガするかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、TBのためのリソース割り当てプロセス(例えば、後続のリソース割り当てプロセス)を、例えば、WTRUがユニキャスト又はグループキャストに対する否定応答(NACK)を受信した場合にトリガすることができる。
【0109】
WTRUは、例えば、重複スロットの数が閾値よりも小さい場合、及び/又はWTRUが(事前に)定義された条件のうちの1つ以上を満たすリソース選択ウィンドウを選択することができない場合、リソース選択方式を変更すること(例えば、WTRUがランダムなリソース割り当て方式に切り替えてもよい)、TBをドロップすること、あるいは、TBの送信用の別のリソースプールにおいてリソース選択を実行すること、のうちの1つ以上を実行することができる。
【0110】
WTRUは、1つ以上のTBの送信用の選択可能なリソースのセットを決定することができる。WTRUは、候補スロットのウィンドウ内で、例えば、予約されたメッセージ内で測定されたサイドリンク参照信号受信電力(sidelink reference signal received power、SL-RSRP)が閾値より大きい場合、他のWTRUによって予約されたリソースを除外することができる。
【0111】
WTRUは、例えば、1つ以上のウィンドウ内の選択可能なリソースの数に基づいて、SL-RSRP閾値を増加させることができる。WTRUは、増加させたSL-RSRP閾値を利用して、1つの予約されたリソースの利用可能性を決定してもよい。例えば、WTRUは、増加させたSL-RSRP閾値を利用して、1つ以上のウィンドウ内の選択可能なリソースの数及び/又はパーセンテージに基づき、1つの予約されたリソースの利用可能性を決定してもよい。WTRUは、例えば、SL-RSRP閾値を増加させることによって、選択ウィンドウ(例えば、
図3の重複スロットウィンドウ、
図4のRx WTRUアクティブウィンドウ、
図4のRx WTRU非アクティブウィンドウなど)内の利用可能なリソースの数を増加させることができ、増加は、以下の条件、すなわち、Rx WTRUのアクティブウィンドウ内の選択可能なリソースの数及び/又はパーセンテージが閾値より小さいこと、候補スロットのウィンドウ内の選択可能なリソースの数及び/又はパーセンテージが閾値よりも小さいこと、あるいは、候補ウィンドウ[n+Y1,n+Y2]とRxアクティブウィンドウとの間にある非重複スロット内の選択可能なリソースの数及び/又はパーセンテージが閾値よりも小さいこと、のうちの1つ以上に基づき得る。閾値は、固定されていてもよいが、リソースプール構成、DRX構成、TBの優先度、Rx WTRUのアクティブウィンドウのサイズ、リソースプールのCBR、DRXと関連付けられたCBR、TBのキャストタイプ、及び/若しくは候補ウィンドウ[n+Y1,n+Y2]のサイズに基づいて決定されてもよい。
【0112】
いくつかの例では、WTRUは、例えば、RSRP閾値を増加させて、候補スロットウィンドウ内の選択可能なリソースの数及び/又はパーセンテージが閾値(例えば、限界値)よりも小さい場合、候補スロットウィンドウ内の選択可能なリソースのセットを決定することによって、選択ウィンドウ(例えば、
図3の重複スロットウィンドウ、
図4のRx WTRUアクティブウィンドウ、
図4のRx WTRU非アクティブウィンドウなど)内の利用可能なリソースの数を増加させることができる。WTRUは、RSRP閾値を増加させて、候補スロットウィンドウ内の選択可能なリソースのセットを決定することができる。WTRUは、例えば、候補スロットウィンドウ内の選択可能なリソースの数及び/又はパーセンテージが閾値よりも大きい場合、RSRP閾値(例えば、限界値)を増加させるかどうかを決定することができる。WTRUは、Rx WTRUのアクティブウィンドウ内の選択可能なリソースの数及び/又はパーセンテージに基づいて、RSRP閾値(例えば、限界値)を増加させるかどうかを決定することができる。WTRUは、例えば、Rx WTRUのアクティブウィンドウ内の選択可能なリソースの数及び/又はパーセンテージが閾値よりも大きい場合、RSRP限界値を変更しないことが可能である(例えば、増加させないことが可能である)。WTRUは、例えば、Rx UEのアクティブウィンドウ内の選択可能なリソースの数及び/又はパーセンテージが閾値よりも小さい場合、RSRP閾値を変更してもよい(例えば、増加させてもよい)。
【0113】
いくつかの例では、WTRUは、例えば、RSRP閾値(例えば、限界値)を増加させて、候補スロットのウィンドウ内の選択可能なリソースのセットを決定することによって、選択ウィンドウ(例えば、
図3の重複スロットウィンドウ、
図4のRx WTRUアクティブウィンドウ、
図4のRx WTRU非アクティブウィンドウなど)内の利用可能なリソースの数を増加させることができる。いくつかの例では、WTRUは、例えば、RSRP閾値を増加させて、Rx WTRUのアクティブウィンドウ内の選択可能なリソースのセットを決定することによって、選択ウィンドウ(例えば、
図3の重複スロットウィンドウ、
図4のRx WTRUアクティブウィンドウ、
図4のRx WTRU非アクティブウィンドウなど)内の利用可能なリソースの数を増加させることができる。
【0114】
図4は、例えば、パラメータ(例えば、パラメータは、リソース選択のための例示的なRSRP閾値増加/増分であってもよく、RSRP増加は、説明のための例示的なパラメータとして本明細書で使用され得る)を変更することによって、リソース選択ウィンドウ(例えば、リソース選択ウィンドウ内のウィンドウ)内の利用可能なリソースの数を増加させることを示す。候補リソースの第1の数は、
図4Aに示すように、Rx WTRUアクティブウィンドウ内で初期化(例えば、決定)することができる。候補リソースの第1の数は、
図4Aに示すように、Rx WTRU非アクティブウィンドウ内で初期化(例えば、決定)することができる。Rx WTRUアクティブウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数を増加させることができる。Rx WTRU非アクティブウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数を増加させることができる。例えば、Rx WTRUのアクティブウィンドウ内の候補/選択可能なリソースの数が閾値よりも小さい場合(例えば、
図4に示すように、アクティブウィンドウについてリソース閾値が3であり得る場合)には、例えば、WTRU(例えばTx WTRU)が、Rx WTRUアクティブウィンドウと関連付けられた利用可能な/候補リソースの数を(例えば、RSRP(例えば、SL-RSRP)限界値を増加させることによって)増加させてもよい。WTRUは、最初に、(例えば
図4の部分(A)において)例えば初期RSRPを使用して、選択可能なリソース(例えば候補リソース、ここで、利用可能なリソース、選択可能なリソース、及び候補リソースは互換的に使用することができる)のセットを決定することができる。Rx WTRUのアクティブウィンドウ内の選択可能なリソースの数が2である(例えば、リソース閾値よりも小さい)場合、WTRUは、(例えば、RSRP閾値を増加させることによって)リソースの数を増加させ、選択可能なリソースのセットを(再)決定することができる(例えば、
図4の部分(B)をもたらす)。そのような場合、
図4Aに示すように、Rx WTRUアクティブウィンドウ内の候補リソースの第1の数を、
図4Bに示すように、Rx WTRUアクティブウィンドウ内の候補リソースの第2の数に増加させてもよい。
図4Aに示すように、Rx WTRU非アクティブウィンドウ内の候補リソースの第1の数がリソース閾値未満である場合、
図4Aに示すように、例えば、RSRP閾値を増加させることによって、Rx WTRU非アクティブウィンドウ内の候補リソースの第1の数を、Rx WTRU非アクティブウィンドウ内の候補リソースの第2の数に増加させてもよい(例えば、
図4Bに示すような結果となる)。Rx WTRUのアクティブウィンドウ及び非アクティブウィンドウ内の選択可能なリソースの増加した数(例えば、候補リソースの第2の数)は4であり、この増加は、増加したRSRPなどの変更されたパラメータを使用することによるものであってもよい。増加した選択可能なリソースの数は、この例ではリソース閾値3より大きい。WTRUは、例えば、1つ以上のTBの送信(例えば、送信又は再送信)のために、(例えば、候補リソースの第2の数に基づく)第2の数の候補リソースから1つ以上のリソースを選択することができる。選択されたリソースを示すために、情報(例えば、制御情報)を送信してもよい。本明細書の例は
図3に適用されてもよく、
図3の重複スロットウィンドウはRx WTRUアクティブウィンドウに対応してもよく、
図3に示すように、Y個の候補スロットが重複スロットウィンドウと重複しないウィンドウが、Rx WTRU非アクティブウィンドウに対応してもよい。
【0115】
いくつかの例では、Rx WTRUアクティブウィンドウ及びRx WTRU非アクティブウィンドウは、それぞれのリソース閾値(例えば、Rx WTRUアクティブウィンドウと関連付けられた第1のリソース閾値、及びRx WTRU非アクティブウィンドウと関連付けられた第2のリソース閾値)と関連付けられ得る。そのような例では、Rxアクティブウィンドウ内の候補リソースの第1の数が第1のリソース閾値未満である場合、Rxアクティブウィンドウ内の候補リソースの第1の数は、Rx WTRUアクティブウィンドウ内の候補リソースの第2の数に増加されてもよく、Rx WTRUアクティブウィンドウ内の候補リソースの第2の数は、第1のリソース閾値よりも大きい。Rx非アクティブウィンドウ内の候補リソースの第1の数が第2のリソース閾値未満である場合、Rx WTRU非アクティブウィンドウ内の候補リソースの第1の数は、Rx WTRU非アクティブウィンドウ内の候補リソースの第2の数に増加されてもよく、Rx WTRU非アクティブウィンドウ内の候補リソースの第2の数は、第2のリソース閾値よりも大きい。
【0116】
WTRUは、ウィンドウ(例えば、Rx WTRUアクティブウィンドウ及びRx WTRU非アクティブウィンドウ)ごとに、利用可能なリソースのセットA(例えば、リソース閾値を上回る候補リソースの第2の数)を決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、例えば、非監視スロットによるスロット除外を実行すること、及び/又はRSRP閾値を増加させてより多くの利用可能なリソースを得ること(例えば、Rx WTRUアクティブウィンドウ及び/又はRx WTRU非アクティブウィンドウと関連付けられた第2の数の候補リソースがリソース閾値を上回るレベルまでRSRP閾値を増加させること)によって、利用可能なリソースのセット(例えば、第2の数の候補リソース)を決定することができる。WTRUは、例えば、(例えば、
図4に示すような)Rx WTRUのアクティブ時間内に利用可能なリソースの数及び/又はパーセンテージ(例えば、候補リソースの第2の数)がX1より大きいこと、Rx WTRUの非アクティブウィンドウ(
図4に示すような、非アクティブ時間と関連付けられた第2のリソース選択ウィンドウ)内の利用可能なリソースの数及び/又はパーセンテージ(例えば、候補リソースの第2の数)がX2より大きいこと、あるいは、(例えば、
図4に示すような)候補スロットのウィンドウ[n+Y1,n+Y2]内の候補スロットのセット内の利用可能なリソースの数及び/又はパーセンテージがXよりも大きいこと、のうちの1つ以上に基づいて、リソース除外を実行することができる。
【0117】
X1、X2、Xの値、及び/又はどの条件を満たすべきかを、例えば、値が(事前に)決定されているかどうか、TBのキャストタイプ、ウィンドウ(例えば、各ウィンドウ)のサイズ及び/又はウィンドウ(例えば、各ウィンドウ)内の候補スロットの数、あるいはTBのQoSのうちの1つ以上に基づいて決定してもよい。
【0118】
X1、X2、Xの値及び/又はどの条件を満たすべきかを、例えば、値が(事前に)決定されているかどうかに基づいて決定してもよい。例えば、X1=そのウィンドウ内の候補スロットの20%、X2=そのウィンドウ内の候補スロットの20%、及びX=そのウィンドウ内の候補スロットの20%と事前に決定されてもよい。例えば、X1=ウィンドウ内の候補スロットの20%、X2=ウィンドウ内の候補スロットの0%、及びX=ウィンドウ内の候補スロットの20%と事前に決定されてもよい。例えば、X1=20%、X2=X=0%と決定してもよい。
【0119】
X1、X2、Xの値、及び/又はどの条件を満たすべきかを、例えば、TBのキャストタイプに基づいて決定してもよい。例えば、X1、X2、及びXの値のセットが、TBのキャストタイプに基づいて事前に決定されてもよい。WTRUは、ユニキャスト又はグループキャストのために(X1,X2,X)の1つのセット(例えば、X1=X2=X3=20%)を使用し、ブロードキャストのために(X1,X2,X)の別のセット(例えば、X1=20%、X2=X=0%)を使用することができる。
【0120】
いくつかの例では、WTRUは、セットAを初期化するためのスロット及び/又はウィンドウのセットを、(例えば、TBのキャストタイプに基づいて)決定することができる。WTRUは、例えばブロードキャストTBの場合、Rx WTRUのアクティブウィンドウと候補スロットのウィンドウ[n+Y1,n+Y2]内の候補スロットのセットとの間の重複スロット(例えば、
図4に示すうようなアクティブウィンドウ)内のセットAを初期化することができる。WTRUは、例えば、非監視リソースを除外することによって、及び/又はRSRP閾値を増加させることによって(例えば、セットA内の利用可能なリソースのパーセンテージ及び/又は数がX1(例えば、20%)よりも大きくなるように)、リソース除外を実行することができる。WTRUは、例えばユニキャスト又はグループキャストTBの場合、候補スロットのウィンドウ内の候補スロットのセット内のセットAを初期化することができる。WTRUは、非監視スロットを除外することによって、及び/又はRSRP閾値を増加させることによって(例えば、Rx WTRUのウィンドウアクティブ時間における候補リソースの第2の数と呼ばれる利用可能なリソースのパーセンテージ及び/又は数がX1(例えば、20%)より大きく、かつ候補スロットのウィンドウ[n+Y1,n+Y2]における候補スロットのセットにおける利用可能なリソースのパーセンテージ及び/又は数がX(例えば、20%)より大きくなるように)、リソース除外を実行することができる。
【0121】
いくつかの例では、選択可能なリソースの干渉レベルが、RSRP閾値が変化する(例えば、増加する)につれて変化(例えば、増加)してもよい。WTRUは、例えば、増加したRSRP閾値が閾値よりも大きい場合、リソース選択方式を変更すること(例えば、WTRUは、Rx WTRUのアクティブウィンドウ内でランダムなリソース選択に切り替えることができる)、送信リソースの数を減らすこと、TBをドロップすること、あるいは、TBの送信用の別のリソースプールにおいてリソース選択を実行すること、のうちの1つ以上を実行することができる。
【0122】
WTRU(例えば、Tx WTRU)が、TBを送信するための送信リソースの数を決定してもよい。例えば、WTRUは、リソース選択ウィンドウ内及びRx WTRUのアクティブウィンドウ内でTB(例えば、1つのTB)を送信するための送信リソースの数(例えば、送信リソースの最小数)を決定することができる。
図3に関して説明したように、送信リソースの数の指示が、制御情報を介して(例えば、パラメータとして)Rx WTRUに送信されてもよい。WTRUは、候補スロットのウィンドウ内及びRx WTRUのアクティブスロットのウィンドウ内のTBのための、(例えば、第1の限界値より多く、第2の限界値より少ない)ある範囲の数の送信リソースを(事前に)構成されてもよい。例えば、送信の最大数が、(例えば、パラメータとして制御情報を介して示される)TBと関連付けられてもよい。WTRUは、送信リソースの数の範囲又は送信リソースの実際の数のうちの1つ以上を決定することができる。例えば、WTRUがある範囲の数の送信リソースを構成されている場合、WTRUは、最大値を選択するか、最小値を選択するか、又は範囲内の値(例えば、1つの値)をランダムに選択することができる。
【0123】
TBを送信するための送信リソースの数の範囲及び/又は送信リソースの実際の数の決定は、リソースプールごとに(事前に)構成された、DRX構成、リソースプールのCBR、ウィンドウ(例えば、各ウィンドウ)内の選択可能なリソースのセット、WTRUのDRX構成と関連付けられたCBR、RSRP閾値、TBのQoS、又はTBのHARQタイプのうちの1つ以上に基づいてもよい。例示的なリソースプール構成では、WTRUは、Rx WTRUのアクティブウィンドウ内のある範囲の数の送信リソース、及び/又は候補スロットのウィンドウ内のある範囲の数の送信リソースを(事前に)構成されてもよい。例示的なDRX構成では、WTRUは、Rx WTRUのアクティブウィンドウ内及びDRX構成ごとの候補スロットのウィンドウ内のある範囲の数の送信リソースを(事前に)構成されてもよい。ウィンドウ(例えば、各ウィンドウ)内の例示的な選択可能なリソースでは、WTRUが、ウィンドウ内の選択可能なリソースの数に基づいて、Rx WTRUのアクティブウィンドウ内のTBのための送信リソースの数を選択してもよい。例えば、WTRUは、選択可能なリソースの数が少ないか多いかに応じて、それぞれ少数又は多数の送信リソースを選択することができる。WTRUのDRX構成と関連付けられたCBRは、CBR_drxを示すことができる。RSRP閾値は、選択可能なリソースのセットを決定するために利用され得る最終RSRP閾値であってもよい。TBのQoSは、優先度(例えば、優先度レベル)を示すことができる。TBのHARQタイプは、TBがHARQ対応であるかHARQ非対応であるかを示すことができる。例えば、WTRUは、Rx WTRUのアクティブウィンドウ内及び/又は候補スロットのウィンドウ内の2つの範囲の数の送信リソースを(事前に)構成されてもよい。2つの範囲のうちの第1の範囲を、HARQ対応TB用に(事前に)構成してもよく、2つの範囲のうちの第2の範囲を、HARQ非対応TB用に(事前に)構成してもよい。
【0124】
WTRUが、DRX ON時間内の送信と関連付けられたサイドリンク制御情報(SCI)を利用して、DRX OFF時間内の送信を予約してもよい。WTRUが、DRX OFF時間内のTBのための1つ以上の送信リソースを選択してもよい。WTRUは、例えば、DRX ON時間内の送信のうちの1つ以上が、DRX OFF時間内のリソースを示し、かつ/又は予約する場合、DRX OFF時間と関連付けられたリソースを介して送信を送るかどうかを決定することができる。WTRUは、例えば、DRX ON時間内の送信のいずれもDRX OFF時間内のリソースを指示及び/又は予約しない場合、DRXサイクル(例えば、現在のDRCサイクル)におけるTBの送信を停止することができる。DRX OFF時間内の送信を予約するためにDRX ON時間内の送信と関連付けられたSCIを使用することにより、Rx WTRUがDRX OFF時間内にTBを受信することが可能となる。
【0125】
WTRUが、HARQ対応TBの送信を行ってもよい。送信側WTRUが、DRX ON時間内の送信からのHARQフィードバックを受信しなかった(例えば、不連続送信(discontinuous transmission、DTX)が検出された)場合、WTRUは、DRX OFF時間内に選択された、及び/又は予約されたリソースをドロップすること、Rx WTRUのDRX OFF時間内に(事前に)構成された数の再送信を実行すること、あるいは、次のDRX ON時間内にTBの再送信を実行すること、のうちの1つ以上を実行することができる。WTRUは、例えば、DRX OFF時間内の(事前に)構成された数の再送信の後にDTXが検出された場合、DRXサイクル(例えば、現在のDRXサイクル)における送信を停止し、かつ/又はTBをドロップすることができる。いくつかの例では、DRX OFF時間内の(事前に)構成された再送信の数を、リソースプールのTB及び/又はCBRのQoSに応じて(事前に)構成してもよい。WTRUは、例えば、次のDRX ON時間内の送信がTBのPDBを満たす場合、次のDRX時間内にTBの再送信を実行することができる。WTRUは、次のDRX ON時間内の送信がTBのPDBを満たさない場合、TBをドロップすることができる。
【0126】
WTRUが、リソース(再)選択プロセスのために選択される送信リソースの数を決定してもよい。例えば、WTRUが、リソース選択ウィンドウ及び/若しくはリソース選択ウィンドウ内の選択可能なスロットのセット、TBのHARQタイプ、又はRx WTRUの残りのSL DRX ON時間及び/若しくは残りのアクティブ時間のうちの1つ以上に基づいて、リソース(再)選択プロセスのために選択される送信リソースの数を決定することができる。
【0127】
WTRUが、リソース選択ウィンドウ及び/又はリソース選択ウィンドウ内の選択可能なスロットのセットに基づいて、リソース(再)選択プロセスのために選択される送信リソースの数を決定してもよい。WTRUは、選択可能なスロットの数、選択可能なリソースの数、及び/又はリソース選択ウィンドウのサイズに基づいて選択する最大数の送信リソースを(事前に)構成されてもよい。WTRUは、リソース(再)選択プロセス(例えば、1つのリソース(再)選択プロセス)のために選択する送信リソースの数を選択することができる。選択された送信リソースは、(事前に)構成された最大数の送信リソースよりも少なくてもよい。
【0128】
WTRUが、リソース(再)選択プロセスのために選択される送信リソースの数を、TBのHARQタイプに基づいて決定してもよい。WTRUは、TBのHARQタイプに基づいて、リソース(再)選択プロセスごとにある数(例えば、最大2つ)の送信リソースのセットを(事前に)構成されてもよい。最大数の送信リソースのうちの1つを、HARQ対応TBに使用してもよい。最大数の送信リソースのうちの第2の送信リソースを、HARQ非対応TBに使用してもよい。WTRUは、TBのHARQタイプに基づいて、使用され得る送信リソースの最大数を決定することができる。
【0129】
WTRUが、Rx WTRUの残りのSL DRX ON時間及び/又は残りのアクティブ時間に基づいて、リソース(再)選択プロセスのために選択される送信リソースの数を決定してもよい。WTRUは、Rx WTRUの残りのSL DRX ON時間及び/又は残りのアクティブ時間に基づいて選択される最大数の送信リソースを(事前に)構成されてもよい。WTRUは、Rx WTRUの残りのSL DRX ON及び/又はアクティブ時間に基づいて、選択される送信リソースの数を決定することができる。
【0130】
WTRUが、DRX WTRUへのTB(例えば、1つのTB)のリソース選択の短期部分感知を実行するかどうかを決定してもよい。WTRUが、DRX WTRUをターゲットとするTBの短期部分感知を実行するかどうかを決定してもよい。WTRUは、リソース選択トリガと、例えば、DRX期間(例えば、現在のDRX期間)におけるRx WTRUの最後のアクティブスロットとの間の時間ギャップに基づいて、決定を行うことができる。WTRUが、例えば、リソース選択トリガと、DRX期間(例えば、現在のDRX期間)におけるRx WTRUの最後のアクティブスロットとの間の時間ギャップが閾値(例えば、限界値)よりも小さい場合、短期部分感知を実行することができないと決定してもよい。いくつかの例では、WTRUは、例えば、時間ギャップが閾値(例えば、限界値)よりも大きい場合、短期部分感知を実行することができると決定してもよい。時間ギャップ閾値は、(事前に)構成されてもよい。例えば、時間ギャップ閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成されてもよい。
【0131】
WTRUが、DRX WTRUをターゲットとするTBのための短期感知ウィンドウを決定してもよい。いくつかの例では、WTRUは、リソース選択トリガと、DRX期間(例えば、現在のDRX期間)におけるRx WTRUの最後のアクティブスロットとの間の時間ギャップに基づいて、DRX WTRUをターゲットとするTBのための短期部分感知ウィンドウを決定することができる。リソース選択トリガとRx WTRUの最後のアクティブスロットとの間の時間ギャップが閾値よりも大きい場合、WTRUは、固定された短期感知ウィンドウ(例えば、31スロット)を選択することができる。WTRUは、例えば、時間ギャップが閾値よりも小さい場合、リソース選択ウィンドウと感知ウィンドウとの間のバランスをとるように短期部分感知ウィンドウを選択することができる。WTRUは、例えば、トリガスロットと最後のアクティブスロットとの間の時間ギャップが小さい場合、小さい短期感知ウィンドウを選択することができる。WTRUは、例えば、トリガスロットと最後のアクティブスロットとの間の時間ギャップが大きい場合、大きい短期感知ウィンドウを選択することができる。
【0132】
部分感知及び/又はリソース割り当てを提供してもよい。WTRUが、感知(例えば、周期的感知)を実行して、例えば、変動する周期性の周期的トラフィックと関連付けられたリソース予約(例えば、周期的リソース予約)を検出してもよい。WTRUは、候補スロットのウィンドウの前の監視に使用するための周期性のセットを(事前に)構成されてもよい。周期性のセットは、(事前に)構成されてもよい。例えば、周期性のセットは、リソースプールと関連付けられた(例えば、リソースプールにおいてサポートされる)リソース予約間隔のセットに基づいて(事前に)構成されてもよい。
【0133】
図5は、例示的な周期的感知シナリオを示す。
図5に示すように、リソースが、2つのリソース予約間隔(例えば、100ms及び150ms)をサポートしてもよい。Y個の候補スロットのウィンドウ内の送信リソースを選択するために、WTRUがウィンドウ504及び502を監視してもよい。ウィンドウ502及び504は、Y個の候補スロットのウィンドウからそれぞれ150ms及び100msである。周期的感知及び監視は、WTRUが、504ウィンドウ及び502ウィンドウ内の送信によって行われる候補リソースのセット内のリソースの予約を検出することを可能にし得る。
【0134】
WTRUは、監視対象の予約間隔のサブセット及び期間の数を決定することができ、かつ/又は感知結果を抽出することができる。決定を、トラフィックタイプ(例えば、周期的トラフィック又は非周期的トラフィック)、TBのQoS、リソースプールのCBR、周期的トラフィックの1つ以上の予約間隔、リソース割り当て、プリエンプション、若しくはリソース再評価に周期的部分感知を使用するかどうかの決定、又は、SL DRXがWTRUに(事前に)構成されているかどうか、のうちの1つ以上に基づいて行ってもよい。周期的トラフィックタイプに関して、WTRUは、例えば、後続の間隔におけるTBのための送信リソースを予約するために、1つ以上の選択されたリソースの半永続的リソース予約を実行することができる。例えば、周期的トラフィックの場合、WTRUが、(事前に)構成された予約間隔(例えば、全ての(事前に)構成された予約間隔)を監視してもよい。非周期的トラフィックの場合、WTRUが周期的予約をスキップしてもよく(例えば、予約間隔を監視しなくてもよく)、又は、WTRUが予約間隔のサブセットを監視してもよい。
【0135】
非周期的トラフィックの場合、WTRUは、監視対象の予約間隔をTBのQoS(例えば、PDB)に基づいて決定してもよい。例えば、PDBが高い(例えば、閾値を上回る)TBの場合、WTRUは、長い間隔及び/又は短い間隔を含む多数の予約間隔を監視することができる。PDBが低いTBの場合、WTRUは、短い予約間隔を監視する(例えば、監視するだけ)か、又はいかなる間隔も監視しないことが可能である。
【0136】
リソースプールのCBRに基づいて行われる決定に基づいて、以下のうちの1つ以上が適用されてもよい。WTRUは、監視対象の予約間隔の複数のセットを(事前に)構成されてもよい。予約間隔のセット(例えば、各セット)が、CBR範囲(例えば、1つのCBR範囲)と関連付けられてもよい。WTRUは、例えば、リソースプールのCBR及び/又は関連する構成に基づいて、監視されるセットを決定することができる。
【0137】
周期的トラフィックの予約間隔に基づいて行われる決定に基づいて、以下のうちの1つ以上が適用されてもよい。例えば、周期的トラフィックタイプのためのWTRUが、周期ベースの部分感知のための予約間隔のセット内のWTRUと関連付けられたトラフィックの予約間隔(例えば、Preserve_Tx)を含んでもよい。
【0138】
周期ベースの部分感知がリソース割り当て、プリエンプション、又はリソース再評価に使用されるかどうかに基づいて行われる決定に基づいて、以下のうちの1つ以上が適用されてもよい。WTRUは、予約間隔の複数のセットを(事前に)構成されてもよい。予約間隔の複数のセットのうちの第1のセットを、リソース割り当てに使用してもよく、予約間隔の複数のセットのうちの第2のセットを、リソース再評価に使用してもよく、予約間隔の複数のセットのうちの第3のセットを、プリエンプションに使用してもよい。WTRUは、複数の予約間隔のセットの中から、周期ベースの部分感知が使用されている目的に基づいて、リソース割り当て、プリエンプション、又はリソース再評価に使用されるセットを決定することができる。
【0139】
SL DRXが(事前に)構成されているか否かに基づいて行われる決定に基づいて、以下のうちの1つ以上が適用されてもよい。WTRUは、周期ベースの部分感知(periodic-based partial sensing、PBPS)のための監視対象の予約間隔の複数のセット(例えば、2つのセット)を(事前に)構成されてもよい。例えば、予約間隔の第1のセットは、SL DRXを(事前に)構成されているWTRUによって使用されてもよく、予約間隔の第2のセットは、SL DRXを(事前に)構成されていないWTRUによって使用されてもよい。WTRUが、PBPSについて監視される予約間隔のセットを決定してもよい。予約間隔のセットが、SL DRXが(事前に)構成されているかどうかに基づいてもよい。例えば、WTRUは、SL DRXを(事前に)構成されている場合、予約間隔の第1のセットを使用してもよい。例えば、WTRUは、SL DRXを(事前に)構成されていない場合、予約間隔の第2のセットを使用してもよい。
【0140】
図6は、異なるタイプのTBと関連付けられた感知の様々な例を示す。
図6に示すように、WTRUは、トラフィックタイプ及び/又はTBの優先度に基づいて、監視対象の予約間隔のセットを決定してもよい。例えば、トラフィックが周期的タイプである場合、WTRUは、(事前に)構成された予約間隔(例えば、全ての(事前に)構成された予約間隔)を監視することができる。いくつかの例では、トラフィックが非周期的タイプである場合、WTRUは、(事前に)構成された予約間隔のサブセットを監視することができる。QoS TBが低い(例えば、優先度が低い)非周期的タイプトラフィックの例では、WTRUはより多くの予約間隔を監視してもよい。QoS TBが高い(例えば、優先度が高い)非周期的タイプトラフィックの例では、WTRUはより少ない予約間隔を監視してもよい。
【0141】
WTRUが、TBの周期的感知をトリガしてもよい。WTRUは、周期的監視がトリガされ得る時間を決定することができる。WTRUは、トラフィックタイプに基づいてトリガ時間を決定することができる。非周期的トラフィックの場合、WTRUは、パケットの到着に基づいて周期的監視をトリガすることができる。周期的トラフィックの場合、WTRUは、周期的感知を実行することができる。例えば、WTRUは、リソース選択トリガの前に、(事前に)構成された最大間隔の間、周期的感知を実行することができる。WTRUは、意図されたリソース選択トリガ時間に基づいて周期的感知をトリガすることができる。
【0142】
例示的な部分感知ベースのリソース割り当てでは、WTRUは、TBのQoS、リソースプールのCBR、TBのHARQタイプ、TBの送信のためにWTRUが選択する再送信リソースの数、TBのトラフィックタイプ、WTRUが半永続的にリソースを予約するかどうか、又はWTRUがリソース再評価によってリソース選択を実行するかどうか、のうちの1つ以上に基づいて、候補スロットのウィンドウ外の送信リソースを選択するかどうかを決定することができる。TBの優先度が閾値よりも大きい場合、WTRUは候補スロットのウィンドウ外の送信リソースを選択することができる。そうでない場合、WTRUは、候補スロットのウィンドウ内で送信リソースを選択することができる。閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。例えば、TBの優先度が閾値よりも大きい場合、WTRUは候補スロットのウィンドウ内で送信リソースを選択することができる。そうでない場合、WTRUは、候補スロットのセット内及び候補スロットのセット外で送信リソースを選択することができる。
【0143】
候補スロットのウィンドウ外の送信リソースを選択するかどうかを、リソースプールのCBRに基づいてWTRUが決定することに関して、以下のうちの1つ以上が適用され得る。いくつかの例では、WTRUは、(例えば、優先度レベルを有する)TBの送信用に(事前に)構成されてもよい。WTRUは、CBR範囲ごとに候補スロットのウィンドウ外の送信リソースを選択することができる。優先度を有するTBに対して、WTRUは、候補スロットのウィンドウ外の1つ以上の送信リソースを選択することができるかどうかを決定することができる。WTRUは、測定されたCBR及び対応する構成に基づいて決定を行うことができる。
【0144】
候補スロットのウィンドウ外の送信リソースを選択するかどうかを、TBのHARQタイプに基づいてWTRUが決定することに関して、以下のうちの1つ以上が適用され得る。WTRUは、候補スロットのセット外の送信リソースを選択するかどうかを決定することができる。WTRUは、TBがHARQ対応であるか、又はHARQ非対応であるかに基づいて、決定を行うことができる。例えば、優先度(例えば、優先度レベル)を有するTBに対して、WTRUは、TBと関連付けられたHARQタイプが対応型として構成されている場合、候補スロットのセット外の送信リソースを選択することができる。いくつかの例では、優先度(例えば、優先度レベル)を有するTBに対しては、WTRUは、TBと関連付けられたHARQタイプが非対応型として構成されている場合、候補スロットのセット外の送信リソースを選択しないことが可能である。WTRUは、候補スロットのセット外のリソースの選択が可能な優先度セット(例えば、2つの優先度セット)を(事前に)構成されてもよい。第1の優先度セットをHARQ対応TBに使用してもよく、第2の優先度セットをHARQ非対応TBに使用してもよい。
【0145】
候補スロットのウィンドウ外の送信リソースを選択するかどうかを、WTRUがTBの送信のために選択する再送信リソースの数に基づいてWTRUが決定することに関して、以下のうちの1つ以上が適用され得る。WTRUは、例えば、TB(例えば、1つのTB)の再送信の数が閾値より大きい場合、候補スロットのセット外の送信リソースを選択することができる。そうでない場合、WTRUは、候補スロットのセット内でTB(例えば、1つのTB)のための送信リソースを選択することができる。閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。
【0146】
WTRUが、少なくともTBのトラフィックタイプに基づいて、候補スロットのウィンドウ外の送信リソースを選択するかどうかを決定してもよい。TBのトラフィックタイプは、周期的であっても非周期的であってもよい。周期的トラフィックの場合、WTRUは、TBの1つ以上の送信リソースの半永続的予約を実行することができる。非周期的トラフィックの場合、WTRUは、送信リソースの半永続的予約を実行しないことが可能である。いくつかの例では、WTRUは、非周期的トラフィックの場合、候補スロットのセット外の送信リソースを選択することができる。周期的トラフィックの場合、WTRUは、候補スロットのセット内で送信リソースを選択することができる。
【0147】
候補スロットのウィンドウ外の送信リソースを選択するかどうかを、WTRUが半永続的にリソースを予約するかどうかに基づいてWTRUが決定することに関して、以下のうちの1つ以上が適用され得る。例えば、WTRUが選択されたリソースを半永続的に予約する場合、WTRUは、候補スロットのセット内で送信リソースを選択することができる。例えば、WTRUが半永続的にリソースを予約しない場合、WTRUは、候補スロットのセット内又は候補スロットのセット外で送信リソースを選択することができる。
【0148】
WTRUは、少なくとも、WTRUがリソース再評価によりリソース選択を実行するかどうかに基づいて、候補スロットのウィンドウ外の送信リソースを選択するかどうかを決定することができる。WTRUは、リソース再評価のために候補スロットのセット内及び/又は候補スロットのセット外で送信リソースを選択することができる。
【0149】
WTRUは、HARQ対応TBをドロップするかどうかを決定することができる。HARQ対応TBの例では、WTRUがRx WTRU(例えば、Rx WTRUのうちの1つ)からNACKフィードバックを受信するか、又はDTXを検出した場合、WTRUは、TBをドロップし、かつ/又は候補スロットのウィンドウ外でリソースを選択することができる(例えば、WTRUが候補スロット内で送信リソースを選択することができない場合)。WTRUは、TBのQoS、リソースプールのCBR、又はWTRUによって行われたTBの(再)送信の数のうちの1つ以上に基づいて、TBをドロップするかどうか、及び/又は候補スロットのウィンドウ外のリソースを選択するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、TBの優先度が閾値よりも小さい場合、WTRUはTBをドロップすることができる。いくつかの例では、(例えば、TBの優先度が閾値よりも大きい場合)、WTRUは、候補スロットのウィンドウ外のリソースを選択し、TBを送信し続けることができる。WTRUに、CBRの範囲(例えば、各範囲)、TBをドロップするための優先度のセット、及び/又は候補スロットのセット外で選択を実行してTB送信を送り続けるための優先度のセットを(事前に)構成してもよい。WTRUは、リソースプールのCBR及び/又はTBの優先度に基づいて、TBをドロップするか、又はTBを送信し続けるかを決定することができる。WTRUは、TB送信をドロップするかどうかを決定することができる。WTRUは、TBと関連付けられたWTRUの(再)送信の数が範囲内にあるかどうかに基づいて決定を行うことができる。TBと関連付けられたWTRUの(再)送信の数が範囲内にないとWTRUが判定した場合、WTRUは候補スロットのウィンドウ外のリソースを選択し続けることができる。
【0150】
WTRUは、選択されたリソースに対する半永続的リソース予約が可能かどうかを決定することができる。WTRUは、周期的感知が実行されるかどうか、及び/若しくは監視される予約間隔のセット、又は選択されたリソースのウィンドウのうちの1つ以上に基づいて、決定を行うことができる。いくつかの例では、WTRUは、周期的感知が実行されない場合、半永続的予約を実行することが不可能であってもよい。WTRUは、1つ以上の予約間隔が監視されない場合、半永続的予約を実行することが不可能であってもよい。WTRUは、例えば、半永続的予約を実行する前に監視対象の予約間隔のセットを(事前に)構成されてもよい。WTRUは、(事前に)構成されたセット内の1つ以上の間隔が監視されない場合、半永続的予約を実行しなくてもよい。
【0151】
1つの選択されたリソースに対する半永続的リソース予約が可能であるかどうかを、選択されたリソースのウィンドウに基づいて決定することに関して、以下のうちの1つ以上が適用され得る。WTRUは、選択されたリソースのウィンドウに基づいて、選択されたリソースにおいて半永続的予約が可能であるかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、リソースが候補スロットのウィンドウ内にある場合、リソースを半永続的に予約してもよい(例えば、WTRUは、候補スロットのウィンドウの前に周期的感知を実行してもよい)。WTRUは、例えば、選択されたリソースが候補スロットのウィンドウ外にある場合、リソースを半永続的に予約することが不可能であってもよい。
【0152】
WTRUは、リソース再評価をトリガするかどうかを決定することができる。WTRUは、Rx WTRUのアクティブスロットと候補スロットのウィンドウとの間の重複ウィンドウ、DRX ON時間、又は残りのDRX ON時間のうちの1つ以上に基づいて決定を行うことができる。WTRUは、例えば、Rx WTRUのアクティブスロットとリソース選択ウィンドウ内の候補スロットのウィンドウとの間の重複ウィンドウが閾値よりも小さい場合、リソース再評価をスキップすることができる。閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。いくつかの例では、WTRUは、DRX ON時間及び/又は残りのDRX ON時間が閾値よりも小さい場合、リソース再評価をスキップすることができる。閾値は、リソースプールごとに、かつ/又はDRX構成ごとに(事前に)構成され得る。
【0153】
WTRUは、候補スロットのセットからスロット(例えば、1つのスロット)を除外するかどうかを決定することができる。WTRUは、例えば、候補スロットのセットから送信リソースを選択する前に、予約間隔のk(例えば、k>1)個の期間を監視するように(事前に)構成されてもよい。例えば、WTRUがk個の期間のうちの1つ以上の期間にわたって監視しない場合、WTRUは、関連する候補スロット(例えば、1つの関連する候補スロット)を候補スロットのセットから除外するかどうかを決定することができる。WTRUは、WTRUが最新の期間を監視する場合、関連する候補スロットを除外しないことが可能である。WTRUは、WTRUが(事前に)構成された予約間隔の期間にわたって監視する場合、関連する候補スロットを除外しないことが可能である。WTRUが予約間隔の最新の期間を監視しない場合、WTRUは、関連する候補スロットを除外することができる。いくつかの例では、WTRUは、予約間隔の(事前に)構成された期間を監視しない場合、関連する候補スロットを除外することができる。
【0154】
WTRUは、WTRUが監視することができる予約間隔のセットに基づいて、候補スロットのセットからスロット(例えば、1つのスロット)を除外するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、WTRUが監視することができる予約間隔のセットに基づいて、候補スロットのセットからスロット(例えば、1つのスロット)を除外するかどうかを決定することができる。WTRUは、周期ベースの部分感知のための監視対象の予約間隔のセットを(事前に)構成されてもよい。WTRUは、1つ以上の予約間隔をスキップすることができる。WTRUは、WTRUがスキップした可能性がある予約間隔のセットに基づいて、関連する候補スロットをリソース選択から除外するかどうかを決定することができる。WTRUが(事前に)構成された予約間隔のセットから予約間隔(例えば、1つの予約間隔)をスキップする場合、WTRUは、関連する候補スロットを除外することができる。WTRUは、スキップされた予約間隔の数が閾値よりも大きい場合、関連する候補スロットを除外することができる。閾値は、リソースプール内で(事前に)構成されてもよく、及び/又は、TBのQoS、トラフィックタイプ(例えば、周期的トラフィック又は非周期的トラフィック)、TBのHARQタイプ、若しくは、リソースプールのCBRのうちの1つ以上に基づいて決定されてもよい。
【0155】
WTRUは、監視対象の予約間隔のセットを決定することができる。WTRUは、リソース選択トリガを受信する前に決定を行うことができる。いくつかの例では、WTRUは、候補スロットのセット内でリソース選択を実行する前に監視する予約間隔のセット(例えば、1つのセット)を(事前に)構成されてもよい。WTRUは、予約間隔のセットを予約間隔の複数のサブセット(例えば、2つのサブセット)に分割することができる。WTRUは、予約間隔のサブセットのうちの1つについて、パケット到着前に感知を実行することができる。WTRUは、例えば、予約間隔の別のサブセットについて、パケット到着後に感知を実行することができる。これは、非周期的トラフィックの場合に、周期ベースの部分感知のためのサポートを提供し得る。
【0156】
WTRUは、パケット到着前に周期的感知を実行することができる。WTRUは、例えば、周期ベースの部分感知のリソース選択のためのパケットの到着の前に、周期的感知を実行してもよく、及び/又は、感知パターンに従ってもよい。WTRUは、100msごとにY個のスロット(例えば、Y個の連続するスロット)の感知を実行することができる。そのような感知を実行することによって、WTRUは、k*100msの予約間隔を検出することができる。Y個の連続するスロット(例えば、将来の各Y個の連続するスロット)は、リソース選択に使用され得るY個の候補スロットのセットであり得る。
【0157】
WTRUは、リソース選択をトリガするかどうかを決定してもよい。WTRUは、候補スロットの潜在的なセットの前にそのような決定を行うことができる。WTRUは、パケット到着時間と候補スロットの潜在的なセットとの間の時間ギャップ、WTRUが監視することができる予約間隔(例えば、必要な予約間隔)、及び/又は連続感知ウィンドウのサイズに基づいて、決定を行うことができる。WTRUは、例えば、パケット到着時間と候補スロットの潜在的なセットとの間の時間ギャップが、監視対象の連続感知ウィンドウ(例えば、必要な連続感知ウィンドウ)及び予約間隔(例えば、必要な予約間隔)よりも大きい場合、Y個の候補スロットのセットの前にリソース選択をトリガしてもよい。そうでない場合、WTRUは、Y個の候補スロットの次のセットを待機してもよい。
【0158】
図7は、Y個の候補スロットの潜在的なセットの前にリソース割り当てをトリガするかどうかを決定するWTRUの例を示す。
図7に示すように、WTRUは、100msごとにY個の候補スロットの周期的感知を実行することができる。感知サブウィンドウ(例えば、全ての感知サブウィンドウ)は、Y個の候補スロットの潜在的なセットであってもよい。WTRUは、パケットが時刻x1又はその前に到着した場合、第1のY個の候補スロットのセットの前にリソース選択をトリガすることができる。WTRUは、例えば、パケットが時刻x2に到着した場合、第2のY個の候補スロットのセットの前にリソース選択をトリガすることができる。
【0159】
WTRUは、リソース選択トリガの前又は後に周期ベースの部分感知を実行するかどうかを決定することができる。WTRUは、リソース選択トリガ(例えば、スロットn)の後に周期ベースの部分感知を実行する(例えば、更に実行する)かどうかを決定することができる。WTRUは、監視対象の予約間隔、及び/又はリソース選択トリガと候補スロットのウィンドウとの間の時間ギャップに少なくとも基づいて、周期ベースの部分感知を実行する(例えば、更に実行する)かどうかの決定を行うことができる。例えば、リソース選択トリガと候補スロットのウィンドウとの間の時間ギャップが閾値よりも大きい場合、WTRUは、周期ベースの部分感知を実行する(例えば、更に実行する)ことができる。WTRUは、リソース選択トリガの後に、周期ベースの部分感知を実行することができる。閾値は、周期ベースの部分感知のための監視対象の予約間隔(例えば、必要な予約間隔)に基づいて決定され得る。
【0160】
WTRUは、短期部分感知ウィンドウを決定するように構成され得る。例えば、WTRUは、別のWTRUからの非周期的送信を検出するために、短期部分感知ウィンドウ(例えば、連続感知)を決定することができる。WTRUは、例えば、スロットnにおいて、リソース(再)選択、プリエンプション、及び/又はリソース再評価をトリガすることができる。WTRUは、ウィンドウ[n+TA,n+TB]内で短期部分感知を実行することができる。WTRUは、TA及び/又はTBの値を決定することができる。TA、TB、及び/又はTB-TAの値は、半永続的予約がリソースプールにおいて有効であるか無効であるか、WTRUがTBの長期部分感知を実行するかどうか、TBのHARQタイプ、あるいは、DRXがRx WTRU及び/又はTx WTRU用に構成されているかどうか、のうちの1つ以上に基づいて決定されてもよい。
【0161】
TA、TB、及び/又はTB-TAの値は、リソースプールにおいて半永続的予約が有効であるか無効であるかに基づいて決定されてもよい。いくつかの例では、TAは、例えば、半永続的がリソースプールにおいて無効である場合、WTRUの処理時間を考慮するために使用することができる固定数のスロットであってもよい。いくつかの例では、TAは、15kHzサブキャリア間隔について値0又は1スロットに設定され得る。例えば、TB-TAは、固定数のスロット(例えば、31スロット)であるように選択され得る。
【0162】
TA、TB、及び/又はTB-TAの値は、リソースプールにおいて半永続的予約が有効であるか無効であるかに基づいて決定されてもよい。いくつかの例では、WTRUは、半永続的がリソースプールにおいて有効である場合、別のWTRUからの半永続的リソース予約を監視するために、長期部分感知を実行することができる。WTRUは、リソース選択のためのY個の候補スロットのセットの位置に基づいて、TA、TB、及び/又はTB-TAを決定することができる。例えば、短期部分感知ウィンドウは、Y個の候補スロットのセットの前に位置してもよい。
【0163】
TA、TB、及び/又はTB-TAの値は、WTRUがTBの長期部分感知を実行するかどうかに基づいて決定され得る。WTRUがTBの長期部分感知を実行する場合、短期部分感知は、Y個の候補スロットのセットの直前に位置してもよい。いくつかの例では、短期部分感知ウィンドウは、例えば、WTRUがTBの長期部分感知を実行しない場合、リソース選択トリガスロットnの直後に位置してもよい。
【0164】
TA、TB、及び/又はTB-TAの値は、TBのHARQタイプ、例えば、TBがHARQ対応であるかHARQ非対応であるかに基づいて決定され得る。WTRUは、TB-TAの値(例えば、2つの値)を(事前に)構成されてもよい。値の一方をHARQ対応TBに使用してもよく、他方の値をHARQ非対応TBに使用してもよい。
【0165】
TA、TB、及び/又はTB-TAの値は、DRXがRx WTRU及び/又はTx WTRUに構成されているかどうかに基づいて決定することができる。WTRUは、DRXがTx WTRU及び/又はRx WTRUに構成されているかどうかに基づいて、短期部分感知ウィンドウのセット(例えば、2つのセット)を(事前に)構成されてもよい。WTRUは、例えば、DRXがTx WTRU及び/又はRx WTRUに構成されているかどうかに基づいて、短期部分感知のどのセットを使用するかを決定することができる。
【0166】
WTRUが、選択可能なリソースのセットを決定してもよい。いくつかの例では、WTRUは、TBのHARQタイプ、又はDRX構成(例えば、Tx及び/又はRx用のDRX)のうちの1つ以上に基づいて、リソース選択のための選択可能なリソースのセットの最小サイズ(例えば、Xmin%)を決定することができる。WTRUは、Xmin%のセット(例えば、2つのセット)を(事前に)構成されてもよい。第1のセットをHARQ対応TBに使用してもよく、第2のセットをHARQ非対応TBに使用してもよい。WTRUは、TBのHARQタイプに基づいて、どのXmin%のセットを使用するかを決定することができる。
【0167】
WTRUは、DRX構成に基づいて、リソース選択のための選択可能なリソースのセットの最小サイズ(例えば、Xmin%)を決定することができる。一例では、WTRUは、Xmin%のセット(例えば、2つのセット)を(事前に)構成されてもよい。第1のセットは、DRXがTx WTRU及び/又はRx WTRUに構成されている場合に使用することができ、第2のセットは、DRXがTx WTRU及び/又はRx WTRUに構成されていない場合に使用することができる。
【0168】
WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内で選択するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、Yのサブセットであり得るYmin個の候補スロットがWTRUのPDB内にあるかどうかに基づいて、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内で選択するかどうかを決定することができる。例えば、Ymin個の候補スロットがTBのPDB内にある場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内で選択することができる。PDB内の候補スロットのセットが閾値より小さい(例えば、Yminより小さい)場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをYmin個の候補スロットのセット内及びセット外で選択することができる。
【0169】
図8は、候補スロットのセット外の選択可能なスロットの例示的な選択を示す。
図8に示すように、オプション1では、Ymin個の候補スロットのセットは、WTRUのPDB内にある。オプション1では、WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセットとして決定することができる。オプション2の場合、Ymin個の候補のセットは、TBのPDBを超える。オプション2では、WTRUは、Y個の候補スロットのセット内及びY個の候補スロット外の両方となるように候補スロットのセットを選択することができる。
図8に示すように、WTRUは、Y個の候補スロットのセットをウィンドウ[n+TC,n+PDB]内で選択することができる。
【0170】
いくつかの例では、Ymin個の候補スロットの最も早いセットが、TBのQoSを満たす範囲内にない場合、WTRUは、以下のうちの1つ以上を実行することができる。WTRUは、TBのための再送信リソースの数を減らすことができる。例えば、WTRUは、Ymin当たりの再送信リソースの最大数を(事前に)構成されてもよい。WTRUは、例えば、WTRUがTBのPDB内にいくつのYmin候補スロットを有することができるかに基づいて、WTRUが選択に利用可能なリソースの数を決定することができる。WTRUは、TBの優先度を下げることができる。例えば、WTRUは、YminをTBの優先度ごとに(事前に)構成されてもよい。WTRUは、TBのPDB内のYmin候補スロットの数に基づいて、どの優先度をSCIに入れるかを決定することができる。WTRUは、SCIを介して感知情報を示すことができる。例えば、WTRUは、WTRUが十分な感知情報を有していないことをSCIを介して示すことができる。他のWTRUは、プリエンプション及び/又はリソース再評価をトリガして、そのようなリソースを回避することができる。WTRUは、TBをドロップすることができる。WTRUは、別のリソース選択方式(例えば、ランダムなリソース割り当て方式)に切り替えることができる。例えば、WTRUは、WTRUがTBのPDB内でYmin個の候補スロットを見つけることに失敗した場合、ランダムなリソース選択方式に切り替えることができる。WTRUは、他のリソースプール(例えば、例外的なリソースプール)においてTBのためのリソース選択を実行することができる。
【0171】
WTRUは、リソース(再)選択をトリガするためのスロットを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、Y個の候補スロットのセットの前に少なくともT個のスロットのリソース選択をトリガすることができる。WTRUは、意図されたトリガスロットとY個の候補スロットのセットとの間の時間ギャップに基づいて、リソース選択をトリガするかどうかを決定することができる。
【0172】
WTRUは、非周期的トラフィックのためのY個の候補スロットのセットから選択可能なスロットのセットを選択するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、1つ以上の条件に基づいて、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内で選択するか、又はY個の候補スロットのセット内及びセット外の両方で選択するかを決定することができる。WTRUは、所定の機構、事前構成、TBのQoS、TBの残りのPDB、リソース(再)選択トリガスロットとY個の候補スロットのセットとの間の時間ギャップ、リソースプールのCBR、TBのHARQタイプ、SL-DRXがWTRUに構成されているかどうか、WTRUが選択することができる送信リソースの数、Y個の候補スロットの数、又はY個の候補スロット内の利用可能なリソースの数のうちの1つ以上に基づいて、選択可能なスロットのセットをリソース(再)選択プロセスのための(例えば、非周期的TBのための)Y個の候補スロットのセット内で選択するかどうかを決定することができる。
【0173】
選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内で選択するかどうかが、WTRUについて事前に決定されてもよい。例えば、WTRUは、例えばYmin個の候補スロットのセットの位置とは無関係に、選択可能なスロットのセットを非周期的トラフィックのためのY個の候補スロットのセット内に限定しないことを決定してもよい。
【0174】
WTRUは、WTRUが選択可能なスロットのセットを非周期的送信のためのY個の候補スロットのセット内に限定することができるかどうかを、リソースプールごとに(事前に)構成されてもよい。WTRUは、選択可能なスロットのセットを非周期的送信のためのY個の候補スロットのセット内に限定しないように(事前に)構成され得る。WTRUは、例えば、Y個の候補スロットとは無関係に、選択可能なスロットのセットを選択することができる。いくつかの例では、WTRUは、選択可能なスロットのセットを非周期的送信のためのY個の候補スロットのセット内に限定するように(事前に)構成され得る。WTRUは、例えば、Y個の候補スロットがリソース選択ウィンドウ内にある場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。
【0175】
WTRUは、TBのQoSに基づいて、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内で選択するか、又はセット内及びセット外で選択するかの決定を行うことができる。例えば、非周期的トラフィックの場合、WTRUは、TBの優先度が閾値よりも小さい場合に、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。そうでない場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。閾値(例えば、優先度値閾値)は、リソースプールごとに(事前に)構成されてもよい。TBの優先度が閾値よりも小さいことに基づいて決定を行うことにより、優先度の高いTBの衝突を低減することができる。非周期的トラフィックの場合、WTRUは、TBの優先度が閾値よりも大きい場合に、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。そうでない場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。閾値(例えば、優先度値閾値)は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。TBの優先度が閾値よりも大きいことに基づいて決定を行うことにより、高優先度TBのためのリソース選択ウィンドウを増加させることができる。
【0176】
WTRUは、TBの残りのPDBに基づいて、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内で選択するか、又はY個の候補スロットのセット内及びセット外で選択するかの決定を行うことができる。例えば、WTRUは、TBの残りのPDBが閾値よりも小さい場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。WTRUは、TBの残りのPDBが閾値よりも大きい場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。残りのPDB閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成されてもよい。WTRUは、WTRUの残りのPDBが閾値よりも大きい場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。WTRUは、TBの残りのPDBが閾値よりも小さい場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。残りのPDB閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成されてもよい。
【0177】
WTRUは、リソース(再)選択トリガスロットとY個の候補スロットのセットとの間の時間ギャップに基づいて、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内で選択するか、又はY個の候補スロットのセット内及びセット外で選択するかの決定を行うことができる。例えば、WTRUは、リソース(再)選択トリガnとY個の候補スロットとの間の時間ギャップが範囲内にある(例えば、第1の閾値より大きく、第2の閾値より小さい)場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。WTRUは、時間ギャップが範囲外である場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。時間ギャップ閾値の範囲は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。時間ギャップ閾値の範囲は、TBのQoSに基づいてもよい。
【0178】
WTRUは、リソース(再)選択トリガとY個の候補スロットのウィンドウとの間の時間ギャップに基づいて、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内で選択するか、又はY個の候補スロットのセット内及びセット外で選択するかの決定を行うことができる。リソース(再)選択トリガとY個の候補スロットのウィンドウとの間の時間ギャップは、リソース(再)選択トリガ(例えば、スロットn)とY個の候補スロットの最初のスロットとの間の時間ギャップ、及び/又はスロットnとY個の候補スロットの最後のスロットとの間の時間ギャップを含み得る。例えば、WTRUは、スロットnとY個の候補スロットとの間の時間ギャップが閾値よりも小さい場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロット内に限定することができる。WTRUは、スロットnとY個の候補スロットとの間の時間ギャップが閾値よりも大きい場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロット内に限定しないことが可能である。時間ギャップ閾値は、TBの残りのPDBに基づいて(事前に)構成され得る。WTRUは、Ymin個の候補スロットのセットがリソース選択ウィンドウ内にある場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。そうではなく、Ymin個の候補スロットのセットがリソース選択ウィンドウ内にない場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。そのような場合、選択可能なスロットのセットは、Y個の候補スロットのセット内及びセット外にあってもよい。
【0179】
WTRUは、リソースプールのCBRに基づいて、選択可能なスロットのセットを、Y個の候補スロットのセット内で選択するか、又はY個の候補スロットのセット内及びセット外で選択するかの決定を行うことができる。例えば、WTRUは、リソースプールのCBRが閾値より大きい場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。そうでない場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。CBR閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成されてもよい。CBR閾値は、TBのQoSに基づいてもよい。WTRUは、リソースプールのCBRが閾値よりも小さい場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。そうでない場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。CBR閾値は、TBのQoSに基づいて、リソースプールごとに(事前に)構成されてもよい。
【0180】
WTRUは、TBのHARQタイプに基づいて、選択可能なスロットのセットを、Y個の候補スロットのセット内で選択するか、又はY個の候補スロットのセット内及びセット外で選択するかの決定を行うことができる。WTRUは、HARQ非対応TBの場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。そうではなく、HARQ対応TBの場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。WTRUは、TBのHARQタイプがHARQ対応TBである場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。そうではなく、HARQ非対応TBの場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。
【0181】
WTRUは、SL-DRXがWTRUに構成されているかどうかに基づいて、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内で選択するか、又はY個の候補スロットのセット内及びセット外で選択するかの決定を行うことができる。WTRUは、SL-DRXがWTRUに(事前に)構成されている場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。そうではなく、SL-DRXがWTRUに(事前に)構成されていない場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。いくつかの例では、WTRUは、SL-DRXがWTRUに(事前に)構成されている場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。WTRUは、SL-DRXがWTRUに(事前に)構成されていない場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。
【0182】
WTRUは、SL DRXがターゲットRx WTRUに(事前に)構成されているかどうかに基づいて、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内で選択するか、又はY個の候補スロットのセット内及びセット外で選択するかの決定を行うことができる。WTRUは、SL-DRXがターゲットWTRUに(事前に)構成されている場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。そうではなく、SL-DRXがターゲットRx WTRUに(事前に)構成されていない場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。WTRUは、SL-DRXがターゲットWTRUに(事前に)構成されている場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。そうではなく、SL-DRXがターゲットRx WTRUに(事前に)構成されていない場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。
【0183】
WTRUは、WTRUが選択することができる送信リソースの数に基づいて、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内で選択するか、又はY個の候補スロットのセット内及びセット外で選択するかの決定を行うことができる。例えば、WTRUは、WTRUが選択することができる送信リソースの数が閾値よりも小さい場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。そうではなく、WTRUが選択することが可能である送信リソースの数が閾値よりも大きい場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。送信リソースの数の閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成されてもよい。送信リソースの数の閾値は、Yにおけるスロットの数又はYにおける利用可能なリソースの数に基づいてもよい。
【0184】
WTRUは、Yにおけるスロットの数に基づいて、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内で選択するか、又はY個の候補スロットのセット内及びセット外で選択するかの決定を行うことができる。例えば、WTRUは、Yにおけるスロットの数が閾値よりも大きい場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。そうではなく、Yにおけるスロットの数が閾値よりも小さい場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。
【0185】
WTRUは、Yにおける利用可能なリソースの数に基づいて、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内で選択するか、又はY個の候補スロットのセット内及びセット外で選択するかの決定を行うことができる。例えば、WTRUは、Yにおける利用可能なリソースの数が閾値よりも大きい場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定することができる。WTRUは、Yにおける利用可能なリソースの数が閾値よりも小さい場合、選択可能なスロットのセットをY個の候補スロットのセット内に限定しないことが可能である。閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。
【0186】
リソース(再)選択トリガスロット(例えば、スロットn)とYmin個の候補スロットの最初のスロットとの間の時間ギャップが閾値よりも大きく、Ymin個のスロットがリソース(再)選択プロセスのリソース選択ウィンドウ内にある場合、WTRUは、選択可能なスロットのセットをYmin個の候補スロットのセット内に限定することができる。短期部分感知を実行するのに十分なスロットをWTRUが有することができるように、時間ギャップ閾値が提供されてもよい(例えば、閾値を、31スロットにいくらかのWTRU処理時間を加えたものに固定してもよい)。
【0187】
WTRUは、スロットnとYmin個の候補スロットのセットとの間の時間ギャップが閾値よりも小さい場合、選択可能なスロットのセットをYmin個の候補スロットのセットに限定しないことが可能である。選択可能なスロットのセットは、Yminの範囲内のスロット及びYminの範囲外のスロットを含み得る。選択可能なスロットのセットは、Ymin個の候補スロットのセットがリソース選択ウィンドウ(例えば、[n+T1,n+T2])外にある場合、Yminの範囲内のスロットとYminの範囲外のスロットとを含み得る。
【0188】
WTRUは、非周期的TBのための周期ベースの部分感知(PBPS)を初期化するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、TBのためのスロットnにおけるリソース(再)選択トリガに基づいて、PBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化することができる。WTRUは、監視されたスロットの感知結果に基づいて、リソース間の1つ以上の予約期間を監視すること、又はリソース除外を実行することのうちの1つ以上を実行することによって、PBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化することができる。
【0189】
WTRUは、PBPS(例えば、非周期的TBのためであり得る、スロットnにおいてトリガされるリソース(再)選択のための新しいPBPS)を初期化するかどうかを、WTRUが既存のPBPSを有するかどうか、及び/又は現在のPBPSのY個の候補スロットのセットの位置;監視対象の予約期間(例えば、必要な予約期間)のセット及び/又は監視対象の予約期間(例えば、必要な予約期間)の残りのセット;短期部分感知ウィンドウが(事前に)設定された予約期間を含むか否か;TBのQoS、TBのHARQタイプ、SL-DRXがWTRUに(事前に)構成されているかどうか、SL DRXがターゲットRx WTRUに(事前に)構成されているかどうか、あるいはプロセスが初期リソース割り当てに使用されるのか、又は再評価及び/若しくはプリエンプションに使用されるのかのうちの1つ以上に基づいて決定することができる。
【0190】
WTRUは、WTRUが既存のPBPSを有するかどうか、及び/又は現在のPBPSのためのY個の候補スロットのセットの位置に基づいて、スロットnにおいてトリガされるリソース(再)選択のためのPBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、WTRUが既存のPBPSプロセスを有し、Y個の候補スロットのセットがWTRUのリソース選択ウィンドウ内にある場合、PBPSプロセス(例えば、新しいPBPSプロセス)を開始しないことが可能である。WTRUは、WTRUが既存のPBPSを有していない場合、及び/又はY個の候補スロットのセットがリソース選択ウィンドウ外にある場合、PBPSプロセス(例えば、新しいPBPSプロセス)を開始しないことが可能である。
【0191】
WTRUは、監視対象の予約期間(例えば、必要な予約期間)のセット、及び/又は監視対象の予約期間(例えば、必要な予約期間)の残りのセットに基づいて、PBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、監視対象の予約期間の残りのセットがWTRUのPDB内にある場合、TBのリソース割り当てのためのPBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化することができる。そうでない場合、WTRUは、PBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化しないことが可能である。
【0192】
WTRUは、短期部分感知ウィンドウが(事前に)構成された予約期間を含むかどうかに基づいて、PBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、短期部分感知ウィンドウが(事前に)構成された予約期間を含むかどうかに基づいて、非周期的TBのリソース(再)割り当てのためのPBPSプロセスを初期化するかどうかを決定することができる。WTRUは、非周期的TBのリソース(再)選択のための予約期間のセットを監視することができる。WTRUは、短期部分感知ウィンドウが監視対象の予約期間のセット(例えば、全ての必要な予約期間)を含む場合、PBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化しないことが可能である。WTRUは、例えば、短期部分感知が監視対象の1つ以上の予約期間(例えば、必要な予約期間)を含まない場合、PBPSプロセス(例えば、新しいPBPSプロセス)を初期化することができる。
【0193】
WTRUは、TBのQoS(例えば、TBの優先度及び/又は残りのPDB)に基づいて、PBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、WTRUの残りのPDBが閾値よりも大きい場合、PBPSプロセス(例えば、新しいPBPSプロセス)を初期化することができる。そうでない場合、WTRUは、PBPSプロセス(例えば、新しいPBPSプロセス)を初期化しないことが可能である。閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。
【0194】
WTRUは、TBのHARQタイプに基づいて、PBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、HARQ非対応TBのためのPBPSプロセス(例えば、新しいPBPSプロセス)を初期化してもよく、HARQ対応TBのためのPBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化しないことが可能である。
【0195】
WTRUは、SL-DRXがWTRUに(事前に)構成されているかどうかに基づいて、PBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、SL-DRXがWTRUに(事前に)構成されている場合、PBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化しないことが可能である。WTRUは、SL-DRXがWTRUに(事前に)構成されていない場合、PBPSプロセス(例えば、新しいPBPSプロセス)を初期化することができる。
【0196】
WTRUは、SL DRXがターゲットRx WTRUに(事前に)構成されているかどうかに基づいて、PBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、SL DRXを(事前に)構成されているWTRUをTBがターゲットとする場合、PBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化しないことが可能である。そうでない場合、WTRUは、PBPSプロセス(例えば、新しいPBPSプロセス)を初期化することができる。
【0197】
WTRUは、プロセスが初期リソース割り当てに使用されるのか、又は再評価及び/若しくはプリエンプションに使用されるのかに基づいて、PBPS(例えば、新しいPBPS)を初期化するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、初期リソース(再)選択のためのPBPSプロセス(例えば、新しいPBPSプロセス)を開始することを決定することができる。WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションチェックのためのPBPSプロセス(例えば、新しいPBPSプロセス)を開始しないことを決定することができる。
【0198】
WTRUは、Y個の候補スロットのセットからの送信用リソースの選択を優先することができる。WTRUは、感知結果(例えば、CPS結果及び/又はPBPS結果)を有する送信リソースの選択を優先することができる。いくつかの例では、WTRUは、PBPS感知結果及びCPS感知結果の両方を有する送信リソースの選択を優先することができる。いくつかの例では、WTRUは、CPS感知結果又はPBPS感知結果を有するリソースの選択を優先することができる。WTRUは、PBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有するTB(例えば、1つのTB)及び/又はリソース割り当てプロセス(例えば、1つのリソース割り当てプロセス)のためのいくつかの送信リソースを選択することを決定することができる。WTRUは、例えば、PBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有するスロット内のX個のリソースを選択する(例えば、ランダムに選択する)ことによって、PBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有するX個の送信リソースの選択を優先することができる。PBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有する、選択対象の送信リソースの最大数、最小数及び/又は数(例えば、正確な数)は、(事前)決定、TBのQoS、あるいはPBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有する利用可能なリソース/スロットの数のうちの1つ以上に基づいてもよい。
【0199】
いくつかの例では、PBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有する、選択対象の送信リソースの最大数、最小数、及び/又は数(例えば、正確な数)は、例えば、事前決定に基づいて決定されてもよい。WTRUは、PBPS感知結果を有するX(例えば、X=1)個の送信リソースの選択を優先することができる。いくつかの例では、WTRUは、CPS感知結果を有し得るX個(例えば、X=1)の送信リソースの選択を優先することができる。WTRUは、CPS感知結果又はPBPS感知結果のいずれかを有し得るX個の送信リソースの選択を優先することができる。WTRUは、CPS感知結果及びPBPS感知結果(例えば、CPS感知結果及びPBPS感知結果の両方)を有するX個の送信リソースの選択を優先することができる。WTRUは、例えば、(例えばPBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有する)X個の送信リソースを選択した後に、セットA内の送信用の残りのリソースを選択(例えば、ランダムに選択)することができる。
【0200】
いくつかの例では、PBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有する、選択対象の送信リソースの最大数、最小数、及び/又は数(例えば、正確な数)は、例えば、TBのQoSに基づいて決定されてもよい。WTRUは、PBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有するX個の送信リソースの選択を優先してもよい。Xの値は、TBのQoS(例えば、TBの優先度及び/又はTBのPDB)に基づいて(事前に)構成されてもよい。
【0201】
いくつかの例では、PBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有する選択対象の送信リソースの最大数、最小数及び/又は数(例えば、正確な数)は、例えば、PBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有する利用可能なリソース及び/又はスロットの数に基づいて決定されてもよい。WTRUは、例えば、PBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有する利用可能なリソース及び/又はスロットの数に基づいて、選択対象のPBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有する送信リソースの数を決定することができる。WTRUは、例えば、PBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有するリソース及び/又はスロットの数が閾値よりも大きい場合、PBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有するX個の送信リソースの選択を優先することができる。そうでない場合、WTRUは、PBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有する送信リソースの選択を優先することを控える(例えば、優先しない)ことができる。閾値は、リソースプールのTB及び/又はCBRの優先度に基づいて(事前に)構成されてもよい。
【0202】
WTRUは、例えば、WTRUが(例えば、非周期的トラフィックのための)リソース(再)選択プロセスを開始する場合、(例えば、PBPS感知結果を有する)Y個の候補スロットのセット内の送信リソースの選択を優先することができる。WTRUは、Y個の候補スロットのセット内のいくつかの送信リソースを選択することができる。WTRUが選択することができる送信リソースの数は、Y個の候補スロットのサイズ、TBのQoS、TBの残りのPDB、又はリソースプールのCBRなどのうちの1つ以上に基づいてもよい。
【0203】
いくつかの例では、WTRUは、例えば、WTRUが選択することができるリソースの数が、WTRUがY個の候補スロットのセット内で選択したリソースの数よりも大きい場合、Y個の候補スロットのセット内又はY個の候補スロットのセット外の送信リソースを選択することができる。
【0204】
一例では、WTRUは、リソース選択に利用可能なリソースのセット(例えば、セットSA)を初期化するための1つ以上のウィンドウを決定することができる。ウィンドウは、リソース選択ウィンドウ内のY個の候補スロットのセット(例えば、本明細書に記載のように、Y個の候補スロットの数は閾値を上回る)、TBのQoS、又は連続部分感知ウィンドウのうちの1つ以上に基づいて決定されてもよい。
【0205】
ウィンドウは、リソース選択ウィンドウ内のY個の候補スロットのセットに基づいて決定されてもよい。例えば、WTRUは、Y個の候補スロットのセット(例えば、Y個の候補スロットの全て、Y個の候補スロットのうちのX%など)のうちの少なくともある数のスロット(例えば、閾値を上回る数のスロット)をリソース選択ウィンドウ内に含めるように(事前に)構成され得る。WTRUは、Y個の候補スロットのセットのうちの(事前に)構成された数のスロットを、セットSAを初期化するためのリソース選択ウィンドウ内に含めるように選択することができる。いくつかの例では、WTRUは、Y個の候補スロットのセットのうちのこれらのスロットを、リソース(再)選択ウィンドウ内に優先的に含めることができる。
【0206】
ウィンドウは、TBのQoSに基づいて決定され得る。例えば、WTRUは、セットSAを初期化するためのウィンドウの最小サイズを(事前に)構成されてもよい。WTRUは、(事前に)構成された最小ウィンドウサイズに基づいて、セットSAを決定することができる。
【0207】
ウィンドウは、連続部分感知ウィンドウに基づいて決定され得る。いくつかの例では、WTRUは、CPS結果を有する少なくともある数のスロットを含めることができる。CPS結果を有するスロットのセットは、CPSウィンドウの後の31個のスロット(例えば、次の31個のスロット)であり得る。WTRUは、31個のスロットのうちの少なくともX%を選択することができる。WTRUは、CPSウィンドウの後に少なくともある数のスロットを含めることができる。WTRUは、CPS結果を有するリソース(例えば、CPSウィンドウの最後のスロットから31スロット以内の時間ギャップを有するスロット)を優先的に含めることができる。
【0208】
図9は、選択可能なスロットのセットを初期化するWTRUの例を示す。
図9に示すように、WTRUは、ウィンドウを選択することが可能であってもよい。ウィンドウは、選択可能なスロットのセットを、選択可能なリソースのセット(例えば、セットSA)を初期化するためのリソース割り当てウィンドウ内に含めることができる。WTRUは、CPS結果を有するスロットのセット、又はPBPS結果を有するスロットのセットのうちの1つ以上に基づいて、選択可能なスロットのセットを決定することができる。
【0209】
いくつかの例では、WTRUは、CPS結果を有するスロット(例えば、全てのスロット)及びPBPS結果を有するスロット(例えば、全てのスロット)を含む選択可能なスロットのセットを、リソース(再)選択ウィンドウ内で選択することができる。WTRUは、CPS結果を有するスロット(例えば、全てのスロット)を含む選択可能なスロットのセットを、リソース(再)選択ウィンドウ内で選択することができる。WTRUは、PBPS結果を有するスロット(例えば、全てのスロット)を含む選択可能なスロットのセット(例えば、Y個の候補スロットのセット)を選択することができる。
【0210】
WTRUは、Y’個の候補スロットのセットのうちでPBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有するスロットを優先することができる。WTRUは、例えば、PBPS感知結果及び/又はCPS感知結果を有するスロットが(事前に)構成された値Y’minよりも小さい場合、Y’個の候補スロットのセットのうちで感知結果を有さないスロットを、リソース選択ウィンドウ(RSW)内で選択することができる。WTRUは、時間的により早いスロットをY’個の候補スロットのセットに優先的に含めることができる。いくつかの例では、WTRUは、PBPS感知結果を有するスロットをY’個の候補スロットのセットに優先的に(例えば、最初に優先的に)含めることができる。WTRUは、(例えば、PBPS感知結果を有するスロットをY’個の候補スロットのセットに優先的に含めた後に)PBPS感知結果又はCPS感知結果を有するスロットをY’個の候補スロットのセットに優先的に含めてもよい。WTRUは、(例えば、PBPS感知結果を有するスロット、次いでPBPS感知結果又はCPS感知結果を有するスロットをY’個の候補スロットのセットに優先的に含めた後に)PBPS感知結果及びCPS感知結果を有さないスロットをY’個の候補スロットのセットに含めることができる。
【0211】
WTRUは、例えば、CPSが実行された場合/時に、(例えば、CPS結果を有するスロットに基づいて)セットAを初期化することができる。WTRUは、CPS結果を有するX個のスロット又はX%のスロットをY’個の候補スロットのセットに含める(例えば、最初に含める)ことができる。WTRUは、(例えば、Y’個の候補スロットのセットに、CPS結果を有するX個のスロット又はX%のスロットを含めた後に)追加のスロットを、例えば、Y’≧Y’minになるまで、Y’個の候補スロットのセットに含めることができる。X又はX%の値は、事前に決定されてもよく(例えば、Xは、CPS結果を有する全てのスロットをRSW内に含めることができる)、及び/又は(事前に)構成されてもよい。
【0212】
WTRUは、候補リソースのセット(例えば、セットSA)を初期化するためのRSW内でY’≧Y’min個の候補スロットを選択するように(事前に)構成され得る。例えば、Y’min個の候補スロットが満たされない場合に、WTRU挙動が提供されてもよい。WTRUは、TBをドロップすること、及び/又は別のリソースプール(をドロップすること、及び/又は別のリソースプール(例えば、例外的なリソースプール)において送信を実行すること、TBの(再)送信の数を減らすこと、例えば、必要なCPS感知ウィンドウが半永続的予約用に(事前に)構成されている場合に、半永続的予約から非周期的送信に変更すること、あるいは、例えば、リソースプールがランダムなリソース割り当てを可能にする場合に、TBのためのランダムなリソース選択を実行すること、のうちの1つ以上を実行することができる。
【0213】
WTRUは、リソース(再)選択トリガ(例えば、スロットn)とリソース(再)選択ウィンドウ内のYmin個の候補スロットのセットとの間の時間ギャップ、TBのQoS、又はTBのHARQタイプのうちの1つ以上に基づいて、(例えば、半永続的予約が有効なリソースプール内の非周期的トラフィックに対する)CPSを実行するかどうかを決定することができる。スロットnとYmin個の候補スロットのセットとの間の時間ギャップが閾値よりも小さい場合、WTRUはCPSをスキップすることができる。WTRUは、Y個の候補スロットのセット内の選択可能なスロットのセットを初期化することができる。WTRUは、TBの優先度が閾値よりも大きく、かつ/又はTBの残りのPDBが閾値よりも小さい場合、CPSを開始することができる。そうでない場合、WTRUは、TBのためのリソース(再)選択に対するCPSを開始しないことが可能である。WTRUは、TBの優先度が閾値よりも小さく、かつ/又はTBの残りのPDBが閾値よりも大きい場合、CPSを開始することができる。そうでない場合、WTRUは、TBのためのリソース(再)選択に対するCPSを開始しないことが可能である。いくつかの例では、WTRUは、HARQ非対応TBに対するCPSを開始することができる。WTRUは、HARQ対応TBに対するCPSを開始しないことが可能である。
【0214】
いくつかの例では、WTRUは、WTRUがリソース選択ウィンドウ内にYmin個の候補スロットのセットを有するかどうか、リソース(再)選択トリガスロットとYmin個の候補スロットとの間の時間ギャップ、又はTBのQoS及び/若しくはTBの残りのPDBのうちの1つ以上に基づいて、(例えば、半永続的予約が有効なリソースプール内の非周期的トラフィックのための)短期部分感知ウィンドウを決定することができる。
【0215】
WTRUは、WTRUがリソース選択ウィンドウ内にYmin個の候補スロットのセットを有するかどうかに基づいて、短期部分感知ウィンドウを決定することができる。WTRUがウィンドウ(例えば、リソース(再)選択ウィンドウ)内にYmin個の候補スロットを有する場合、WTRU処理時間を考慮して、Y個の候補スロットのセットの前(例えば、直前)に短期部分感知ウィンドウを配置することができる。WTRUがウィンドウ(例えば、リソース(再)選択ウィンドウ)内にYmin個の候補スロットのセットを有していない場合、WTRU処理時間を考慮して、リソース(再)選択トリガスロットnの後(例えば、直後)に短期部分感知ウィンドウを配置することができる。いくつかの例では、WTRUがリソース(再)選択ウィンドウ内にYmin個の候補スロットのセットを有する場合、WTRUは、Ymin個の候補スロットの位置に基づいて短期部分感知ウィンドウの位置を決定することができる。例えば、WTRUは、短期部分感知ウィンドウ決定のための参照時間として、Ymin個の候補スロットのセットの第1のスロットを使用することができる。例えば、WTRUは、n+TBをn+ty0-Tprocとして決定することができ、ここで、n+TBは、短期部分感知のための最後のスロットであり、n+ty0は、Ymin個の候補スロットのセットの第1のスロットであり、Tprocは、WTRU処理時間を考慮するためのパラメータである。そのような場合、n+TAは、短期部分感知ウィンドウのサイズに基づいて決定され得る。いくつかの例では、WTRUは、WTRUがリソース(再)選択ウィンドウ内にYmin個の候補スロットのセットを有しない場合、リソース(再)選択トリガ時間に基づいて、短期部分感知ウィンドウの位置を決定することができる。例えば、WTRUは、n+Tprocに基づいてn+TAを決定することができ、ここで、n+TAは、短期部分感知ウィンドウの第1のスロットであり、Tprocは、WTRU処理時間を考慮するために使用することができる。
【0216】
WTRUは、リソース(再)選択トリガスロットとYmin個の候補スロットとの間の時間ギャップに基づいて、短期部分感知ウィンドウを決定することができる。
図10は、短期部分感知ウィンドウを決定するWTRUの例を示す。
図10に示すように、WTRUは、リソース(再)選択トリガスロットとYmin個の候補スロットとの間の時間ギャップに基づいて、短期部分感知ウィンドウを決定することができる。例えば、第1のケース(例えば、
図10のケース1)では、スロットnとYmin個の候補スロットとの間の時間ギャップが閾値よりも大きい(例えば、X0=31スロット+Tprocよりも大きい)場合、短期部分感知は固定されてもよく(例えば、31スロット)、かつYmin個の候補スロットのセットの前(例えば、直前)に配置されてもよい。第2のケース(例えば、
図10のケース2)では、スロットnとYmin個の候補スロットとの間の時間ギャップが閾値(例えば、図中のX1)よりも大きく、かつ別の閾値(例えば、X0)よりも小さい場合、短期部分感知は、スロットnとYmin個の候補スロットのセットとの間の時間ギャップに基づいて決定され得る。第3のケース(例えば、
図10のケース3)では、スロットnとYmin候補スロットのセットとの間の時間ギャップが閾値(例えば、X1)よりも小さい場合、WTRUは、短期部分感知を実行しないこと及び、Ymin個の候補スロットのセット内の選択可能なリソースのセット(例えば、セットSA)を初期化することと、WTRU処理時間(例えば、n+Tproc)を考慮して、スロットnの直後の(事前に)構成された数のスロット(例えば、31スロット)の短期部分感知を実行し、Ymin個の候補スロット外のリソース及び場合によってはYmin個の候補スロット内のリソースを含み得る、短期部分感知ウィンドウの後の選択可能なリソースのセット(例えば、セットSA)を初期化することと、のうちの1つ以上を実行することを決定してもよい。WTRUは、選択可能なスロットのセットをウィンドウ[n+TB+Tproc,n+TC]内に含めることができ、ここで、TBは、短期部分感知ウィンドウの最後のスロットであってもよく、TCは、TBのT2及びPDBによって囲まれていてもよい。WTRUは、TBのQoS及び/又はTBの残りのPDBに基づいて、短期部分感知ウィンドウを決定することができる。
【0217】
WTRUは、例えば、PBPSウィンドウ内の非監視スロットに基づいて、RSW内のスロットを除外するかどうかを決定することができる。WTRUは、RSW内の関連するスロット(例えば、各関連するスロット)のための予約期間ごとの予約期間のセット及び/又は感知機会のセットを(事前に)構成されてもよい。WTRUは、1つ以上の予約期間にわたって1つ以上の機会を監視しないことが可能である。
【0218】
WTRUは、事前決定、トラフィックタイプ、DRXがWTRUに構成されているかどうか、WTRUによって監視されなかった予約期間及び/又は予約期間の機会(例えば、1つの予約期間)、WTRUが予約期間のサブセットを監視するかどうか、非監視スロットがDRX OFF時間にあるか又はDRX ON時間にあるか、TBのQoS、リソースプールのCBR、リソース除外及び/又はスロット除外後の残りのリソース及び/又はスロット、あるいはスロットがCPS結果を有するかどうか、のうちの1つ以上に基づいて、関連するスロットを除外するかどうかを決定することができる。
【0219】
関連するスロットを除外するかどうかに関してWTRUによって行われる決定が、事前に決定されてもよい。例えば、WTRUは、予約期間(例えば、必要な予約期間)を監視していない場合、リソース選択ウィンドウ内の関連するスロットを除外しないことが可能である。
【0220】
WTRUは、トラフィックタイプ(例えば、周期的トラフィックか非周期的トラフィックか)に基づいて、関連するスロットを除外するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、1つ以上の予約期間(例えば、必要な予約期間)において1つ以上の(事前に)構成された機会を監視しない場合、周期的トラフィックのためのY個の候補スロットのセット内の関連するスロットを除外することができる。非周期的トラフィックの場合、WTRUは、Y個の候補スロットのセット内のスロットを除外しないことが可能である。
【0221】
WTRUは、DRXがWTRUに構成されているかどうかに基づいて、関連するスロットを除外するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、SL DRXが構成されていない場合、関連するスロットを除外することができる。そうではなく、SL DRXが構成されている場合、WTRUは関連するスロットを除外しないことが可能である。
【0222】
WTRUは、WTRUがどの予約期間及び/又は予約期間のどの機会(例えば、1つの予約期間)を監視していないかに基づいて、関連するスロットを除外するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUに、予約期間の2つのセットを(事前に)構成してもよい。WTRUが1つのセット内の予約期間(例えば、1つの予約期間)を監視していない場合、WTRUは、RSW内の関連するスロットを除外することができる。WTRUが別のセット内の予約期間(例えば、1つの予約期間)を監視していない場合、WTRUは、RSW内の関連するスロットを除外しないことが可能である。いくつかの例では、予約期間のX%超が監視されない場合、WTRUは、関連するスロットを除外することができる。そうではなく、予約期間のX%未満が監視される場合、WTRUは、関連するスロットを除外しないことが可能である。WTRUは、予約期間ごとに複数の感知機会が(事前に)構成されている場合、関連するスロットを除外するかどうかを決定することができる。WTRUは、1つ以上の予約期間の最新の感知機会が監視されない場合、関連するスロットを除外することができる。WTRUは、1つ以上の予約期間の(事前に)構成された感知機会が監視されない場合、関連するスロットを除外することができる。WTRUは、(事前に)構成された予約期間(例えば、(事前に)構成された必要な予約期間の全て)の各々の(事前に)構成された感知機会が監視される場合、関連するスロットを除外しないことが可能である。
【0223】
WTRUは、WTRUが予約期間のサブセットを監視するかどうかに基づいて、関連するスロットを除外するかどうかを決定することができる。例えば、予約期間のサブセットをWTRUに(事前に)構成してもよい。WTRUは、WTRUが予約期間のサブセットを監視しない場合、関連するスロットを除外することができる。WTRUは、WTRUが予約期間のサブセットを監視する場合、関連するスロットを除外しないことが可能である。
【0224】
WTRUは、非監視スロットがDRX OFF時間にあるか、又はDRX ON時間にあるかに基づいて、関連するスロットを除外するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、非監視スロットがDRX OFF期間に属する場合、関連するスロットを除外しないことが可能である。WTRUは、非監視スロットがWTRUのDRX ON時間に属する場合、関連するスロットを除外することができる。
【0225】
WTRUは、TBのQoSに基づいて、関連するスロットを除外するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、TBの優先度が閾値よりも大きい場合に関連するスロットを除外することができる。WTRUは、TBの優先度が閾値よりも小さい場合に関連するスロットを除外しないことが可能である。WTRUは、TBの優先度が閾値よりも大きい場合に関連するスロットを除外しないことが可能である。WTRUは、TBの優先度が閾値より小さい場合に関連するスロットを除外することができる。
【0226】
WTRUは、リソースプールのCBRに基づいて、メ関連するスロットを除外するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、リソースプールのCBRが閾値よりも大きい場合、関連するスロットを除外することができる。WTRUは、リソースプールのCBRが閾値よりも小さい場合、関連するスロットを除外しないことが可能である。いくつかの例では、WTRUは、リソースプールのCBRが閾値よりも大きい場合、関連するスロットを除外しないことが可能である。WTRUは、リソースプールのCBRが閾値よりも小さい場合、関連するスロットを除外することができる。
【0227】
WTRUは、リソース除外及び/又はスロット除外の後の残りのリソース及び/又はスロットに基づいて、関連するスロットを除外するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、除外後に残っているスロット及び/又はリソースの数がX%より大きい場合、RSW内の関連するスロットを除外することができる。そうでない場合、WTRUは、関連するスロットを除外しないことが可能である。Xの値は、リソースプールごと及び/又はQoS(例えば、TBの優先度)ごとに(事前に)構成され得る。
【0228】
WTRUは、スロットがCPS結果を有するかどうかに基づいて、関連するスロットを除外するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、関連するスロットがCPS結果を有する(例えば、CPSウィンドウの最後のスロットと関連するスロットとの間の時間ギャップが31スロットよりも小さい)場合、関連するスロットを除外しないことが可能である。そうではなく、関連するスロットがCPS結果を有しない(例えば、CPSウィンドウの最後のスロットと関連するスロットとの間の時間ギャップが31スロットよりも大きい)場合、WTRUは、関連するスロットを除外することができる。
【0229】
WTRUは、CPSウィンドウ内の1つ以上の非監視スロットに起因してRSW内の関連するスロットを除外するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、短期部分感知ウィンドウ(例えば、連続する部分感知ウィンドウ)内のスロット(例えば、1つのスロット)を監視しない場合、リソース選択ウィンドウ内で除外するスロットを決定することができる。WTRUは、CPS内の非監視スロットに起因して除外する予約期間のセットを(事前に)構成されてもよい。WTRUは、WTRUがCPS内のスロット(例えば、1つのスロット)を監視しない場合、(事前に)構成された期間のセット内の予約期間のうちの1つに等しい距離を有するスロットを除外することができる。いくつかの例では、WTRUは、CPSウィンドウ内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行しないことが可能である。
【0230】
WTRUは、CPSウィンドウ内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行するかどうかを、以下のうちの1つ以上に基づいて決定することができる。RSWにおける関連するスロットの除外は、事前に決定され得る。例えば、WTRUは、予約期間(例えば、必要な予約期間)を監視していない場合、リソース選択ウィンドウ内の関連するスロットを除外しないことが可能である。WTRUは、TBのQoSに基づいて、スロット除外を実行するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、TBの優先度が閾値よりも小さい場合、CPS内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行することができる。そうではなく、TBの優先度が閾値よりも大きい場合、WTRUは、CPS内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行しないことが可能である。いくつかの例では、WTRUは、TBの優先度が閾値よりも大きい場合、CPS内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行することができる。そうではなく、TBの優先度が閾値よりも小さい場合、WTRUは、CPS内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行しないことが可能である。
【0231】
WTRUは、トラフィックタイプ(例えば、周期的トラフィックか非周期的トラフィックか)に基づいて、CPSウィンドウ内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、非周期的トラフィックのためのCPSウィンドウ内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行することができる。WTRUは、周期的トラフィックのためのCPSウィンドウ内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行しないことが可能である。WTRUは、周期的トラフィックのためのCPSウィンドウ内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行することができる。WTRUは、非周期的トラフィックのためのCPSウィンドウ内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行しないことが可能である。
【0232】
WTRUは、DRXがWTRUのために構成されているかどうかに基づいて、CPSウィンドウ内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、SL DRXがWTRUに構成されている場合、WTRUは、CPS内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行しないことが可能である。そうでない場合、WTRUは、CPS内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行することができる。SL DRXがWTRUに構成されている場合、WTRUは、CPS内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行することができる。そうでない場合、WTRUは、CPS内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行しないことが可能である。
【0233】
WTRUは、リソースプールのCBRに基づいて、CPSウィンドウ内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、TBの優先度が閾値よりも小さい場合、CPS内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行することができる。そうでない場合、WTRUは、CPS内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行しないことが可能である。
【0234】
WTRUは、スロットがPBPS結果を有するかどうかに基づいて、CPSウィンドウ内の非監視スロットに起因するスロット除外を実行するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、(事前に)構成された予約期間のうちの1つに等しいギャップを有するスロットを除外して、CPSウィンドウ内の非監視スロットとすることができる。考慮されるスロットがY個の候補スロットのセットに属する場合、WTRUは、そのようなスロットを除外しないことが可能である。
【0235】
DRXの感知及び/又はリソース割り当てが、WTRUに提供されてもよい。WTRUは、DRX ON時間外で感知を実行するかどうかを決定することができる。WTRUは、部分感知ベースのリソース選択のために必要な感知スロットの複数のセット(例えば、2つのセット)を(事前に)構成されてもよい。必要な感知スロットのセット(例えば、各セット)について、WTRUは、必要な感知スロットがDRX OFF時間内にある場合に感知をスキップすることが可能であるかどうかを決定するように構成されてもよい。WTRUは、必要な感知スロットのセット(例えば、1セット)を、例えば、感知スロットがDRX ON時間外にある場合にスキップすることができる。WTRUは、必要な感知スロットのセットを、例えば、必要な感知スロットがDRX ON時間内にあるかDRX ON時間外にあるかに関係なくスキップしないことが可能である。WTRUは、DRX OFF時間内に必要な感知スロットをスキップするかどうかを、例えば、必要な感知スロットが必要なセット(例えば、WTRUがDRX OFF時間内に感知をスキップすることを可能にするセット、又はWTRUがDRX OFF時間内に感知をスキップすることを可能にしないセット)に属するかどうかに基づいて決定することができる。
【0236】
いくつかの例では、WTRUは、周期ベースの部分感知スロットを、例えば周期ベースの部分感知がDRX ON時間外にある場合にスキップすることができる。WTRUは、スロットがDRX ON時間内にあるかDRX ON時間外にあるかに関係なく、連続する部分感知スロットをスキップしないことが可能である。
【0237】
WTRUは、感知及び/又はリソース割り当てを実行するために、DRX ON時間の前にウェイクアップするかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、そのDRX ON時間の前に到着するデータを有することができる。WTRUは、部分感知ベースのリソース選択を実行することができる。例えば、WTRUは、感知及び/若しくはリソース割り当てを実行するためにウェイクアップすること、DRX ON時間の間待機して感知及び/若しくはリソース割り当てを実行すること、又はTBをドロップすることのうちの1つ以上を実行するかどうかを決定することができる。WTRUは、TBのQoS(例えば、TBの優先度)、リソースプールのCBR、感知タイプ、TBのHARQタイプ、WTRUが半永続的リソース予約を実行するかどうか、又はWTRUがリソース再評価及び/若しくはプリエンプションの感知を実行するかどうか、のうちの1つ以上に基づいて決定を行うことができる。WTRUは、高優先度及び/又は低遅延TBのための感知及び/又はリソース割り当てを実行するためにウェイクアップすることができる。低優先度及び/又は高PDBのTBの場合、WTRUは、感知及び/又はリソース割り当てを実行する前に、DRX ON時間が満了するまで待機することができる。TBの優先度が低い場合、WTRUはTBをドロップすることができる。WTRUは、例えば、リソースプールのCBRが高い場合、感知を実行するためにウェイクアップすることができる。そうでない場合、WTRUは、感知及び/又はリソース割り当てを実行する前に、DRX ON時間が満了するまで待機することができる。WTRUは、例えば、感知タイプに基づいて、感知を実行するためにウェイクアップするかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、感知タイプに基づいて、短期感知を実行するためにウェイクアップすることができる。そうでない場合、WTRUは、(例えば、長期感知を実行するために)ウェイクアップしないことが可能である。WTRUは、感知タイプに基づいて、長期感知を実行するためにウェイクアップすることができる。そうでない場合、WTRUは、(例えば、短期感知を実行するために)ウェイクアップしないことが可能である。WTRUは、HARQ対応TBの感知を実行するためにウェイクアップすることが可能であり、及び/又は、WTRUは、HARQ非対応TBの感知を実行するためにウェイクアップしないことが可能である。いくつかの例では、WTRUは、HARQ非対応TBの感知を実行するためにウェイクアップすることが可能であり、WTRUは、HARQ対応TBの感知を実行するためにウェイクアップしないことが可能である。WTRUは、WTRUが半永続的なリソース予約を実行する場合、感知を実行するためにウェイクアップすることが可能である。いくつかの例では、WTRUは、WTRUが半永続的リソース予約を実行しない場合、感知を実行するためにウェイクアップしないことが可能である。例えば、WTRUは、WTRUがDRX OFFサイクルにある場合、リソース再評価及び/又はプリエンプションのための感知を実行することを決定することができる。
【0238】
WTRUは、リソース選択をトリガする際に考慮されるべきデータを決定することができる。バッファ(例えば、MACバッファ)へのデータ到着に基づいて、WTRUは、到着したデータのためのリソース(再)選択をトリガすることができる。WTRUは、論理チャネル(例えば、LCH)の優先度及び/又は宛先のDRXタイプに基づいて、リソース割り当てをトリガする宛先を決定することができる。WTRUは、最高の優先度を有するLCHのためのリソース選択をトリガすることができる。同じ最高の優先度を有する複数のLCHが存在する場合、WTRUは、SL DRX Rx WTRUと関連付けられたLCHを優先することができる。WTRUは、例えば優先度とは無関係に、DRX Rx WTRUと関連付けられた(例えば、ターゲットとする)LCHのためのリソース選択をトリガすることができる。
【0239】
例えば、最小CPSウィンドウが満たされない場合に、WTRU挙動が提供されてもよい。いくつかの例では、WTRUは、最小CPS感知ウィンドウ及び/又は最大CPS感知ウィンドウを満たすことができない(例えば、不可能である)。WTRUは、TBをドロップすること、及び/又は別のリソースプール(をドロップすること、及び/又は別のリソースプール(例えば、例外的なリソースプール)において送信を実行すること、TBの(再)送信の数を減らすこと、例えば、必要なCPS感知ウィンドウが半永続的予約用に(事前に)構成されている場合に、半永続的予約から非周期的送信に変更すること、あるいは、例えば、リソースプールがランダムなリソース割り当てを可能にする場合に、TBのためのランダムなリソース選択を実行すること、のうちの1つ以上を実行することができる。
【0240】
リソース再評価及び/又はプリエンプションが提供されてもよい。いくつかの例では、WTRUは、リソース再評価をトリガするかどうかを決定することができる。WTRUは、候補スロットの最小数の複数の値を(事前に)構成されてもよい。複数の値のうちの第1の値を、リソース選択に使用してもよい。複数の値のうちの第2の値を、リソース再評価に使用してもよい。複数の値のうちの第3の値を、プリエンプションに使用してもよい。候補スロットの最小数は、リソースプールのCBR、TBのQoS値、又はTBのリソース予約のうちの1つ以上に基づいて決定され得る。
【0241】
WTRUは、例えば、リソース選択ウィンドウ内の候補スロットの数が候補スロットの最小数よりも小さい場合、リソース再評価を実行しないこと、選択されたリソースをドロップし、事前に選択されたリソースに対するリソース再選択を実行しないこと、又はリソース選択ウィンドウを候補スロットのセット外に拡張することのうちの1つ以上を実行することができる。
【0242】
WTRUは、リソース再評価のための候補スロットのセットを決定することができる。WTRUは、リソース再評価のための候補スロットのセット(例えば、上位層に報告するためのリソースのセットを決定するためのスロットのセット)を決定することができる。候補スロットのセットは、WTRUのリソース選択に使用される候補スロットのセット、TBのQoS、TBと関連付けられた再送信の数、又はリソースプールのCBRのうちの1つ以上に基づいて決定され得る。WTRUは、候補スロットのセットを、WTRUが初期リソース選択に使用した候補スロットのセット内で選択することができる。WTRUは、例えば、リソースプールのCBRが閾値よりも小さい場合、候補スロットのセットを、初期リソース選択のための候補スロットのセット内で選択することができる。WTRUは、例えば、リソースプールのCBRが閾値よりも大きい場合、候補スロットのセットを、初期リソース選択のための候補スロットのセット内及び候補スロットのセット外、並びに候補スロットのセット外で選択することができる。WTRUは、例えば、TBと関連付けられた再送信の数が閾値よりも小さい場合、候補スロットのセットを、初期リソース選択のために候補スロットのセット内で選択することができる。WTRUは、TBと関連付けられた再送信の数が閾値よりも大きい場合、候補スロットのセットを、初期リソース選択のための候補スロットのセット内及び候補スロットのセット外で選択することができる。閾値は、(事前に)構成され得る。例えば、閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。
【0243】
WTRUは、プリエンプションチェックを実行するための予約期間を決定することができる。WTRUは、例えば、予約されたリソースが、周期ベースの部分感知リソース割り当てに指定された候補スロットのセット内にあるかどうかに基づいて、予約期間(例えば、1つの予約期間)にわたってプリエンプションチェックを実行するかどうかを決定することができる。WTRUは、例えば、予約されたスロットが候補スロットのセット内にある場合、プリエンプションチェックを実行することができる。そうでない場合、WTRUは、プリエンプションチェックをスキップすることができる。
【0244】
WTRUは、プリエンプションチェックに使用することができる感知スロットのセットを決定することができる。WTRUは、プリエンプションチェックのための周期ベースの部分感知を実行することができる。WTRUは、半永続的予約を検出するための感知を実行し、感知結果を抽出することができる。WTRUは、例えば、選択されたリソースが、より高い優先度を有する別の半永続的予約と衝突する場合、リソース再選択を実行することができる。
【0245】
図11は、タイムスロットmでリソースのリソース再評価及び/又はプリエンプションを実行するWTRUを示す。
図11に示すように、WTRUは、時点mで予約/選択されたリソースのリソース再評価及び/又はプリエンプションを時間m-T3で実行することができる。候補スロットのセットは、「Y個の候補スロットのセット」とマークされた長方形内にあり、残りの候補スロットのセットは、「残りの候補スロットのセット」とマークされた長方形内にある。
【0246】
WTRUは、事前に選択された、及び/又は予約されたリソースのリソース再評価及び/又はプリエンプションをトリガするかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、事前選択された及び/又は予約されたリソースのリソース再評価及び/又はプリエンプションをトリガするかどうかを、リソース選択スロットと再評価の第1の選択されたリソースのスロットとの間の時間ギャップ、又は、リソース再評価のためのCPSウィンドウを有する可能性のうちの1つ以上に基づいて判定することができる。
【0247】
WTRUは、リソース選択スロットと再評価のための第1の選択されたリソースのスロットとの間の時間ギャップに基づいて、事前に選択された/予約されたリソースのリソース再評価/プリエンプションをトリガするかどうかを決定することができる。WTRUは、例えば、リソース選択スロットと再評価のための第1の選択されたリソースのスロットとの間の時間ギャップが閾値より小さい場合、リソース再評価をトリガすることを控える(例えば、トリガしない)ことが可能である。そうではなく、例えば、リソース選択スロットと再評価のための第1の選択されたリソースのスロットとの間の時間ギャップが閾値よりも大きい場合、WTRUは、リソース再評価をトリガすることができる。閾値は、固定(例えば、31スロット)及び/又は(事前に)構成されてもよく、(事前)構成はTBのQoSに基づいて決定され得る。
【0248】
WTRUは、例えば、リソース再評価のためのCPSウィンドウを有する可能性に基づいて、事前に選択された、及び/又は予約されたリソースのリソース再評価及び/又はプリエンプションをトリガするかどうかを決定することができる。WTRUは、例えば、CPSウィンドウが閾値よりも大きい場合、リソース再評価をトリガすることができる。そうではなく、例えば、CPSウィンドウが閾値よりも小さい場合、WTRUは、リソース再評価をトリガすることを控える(例えば、トリガしない)ことが可能である。閾値は、(事前に)構成することができ、TBのQoS(例えば、TBの優先度又はTBの残りのPDB)の関数であってもよい。
【0249】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのための感知タイプを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPS(例えば、CPSのみ)を実行することができる。WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPS(例えば、PBPSのみ)を実行することができる。WTRUは、プリエンプション及びリソース再評価のためのCPS及びPBPSの両方を実行することができる。WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPS(例えば、新しいPBPS)の開始することを制限されてもよい(例えば、開始することが不可能であってもよい)。WTRUは、別のTB及び/又は別のリソース割り当てプロセスをターゲットとすることができるPBPSプロセス(例えば、既存のPBPSプロセス)からのPBPS感知結果を再利用してもよい。
【0250】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのための感知をトリガすることができる。いくつかの例では、WTRUは、リソース再評価/プリエンプションのためのCPS及び/又はPBPSをトリガすることができる。トリガは、リソース選択スロット、第1の期間における第1の送信スロット、TBの到着、リソース再評価及び/又はプリエンプションの第1の事前に選択された、及び/又は予約されたリソース、あるいはTBのQoSのうちの1つ以上に基づいてもよい。
【0251】
リソース再評価及び/又はプリエンプションのための感知のトリガは、例えば、リソース選択スロットに基づき得る。いくつかの例では、WTRUは、WTRUが半永続的予約のためのリソース選択を実行する場合/時に、プリエンプションのためのPBPSをトリガすることができる。WTRUは、例えば、リソース選択と、次の期間(例えば、後続の期間)における予約のための第1の選択されたリソースとの間のタイミングに基づいて、PBPSのための予約期間のセット及び/又は期間(例えば、各期間)のための周期的感知機会(periodic sensing occasion、PSO)を決定することができる。WTRUは、例えば、リソース選択スロットと、次の期間(例えば、後続の期間)における予約されたリソースを有するスロットとの間の時間ギャップよりも小さい、PBPSのための予約期間を選択することができる。いくつかの例では、WTRUは、リソース選択スロットに基づいてリソース再評価のためのCPSをトリガすることができる。WTRUは、例えば、リソース選択スロットと再評価のための第1のリソースとの間の時間ギャップが閾値よりも小さい場合、事前に選択されたリソースのリソース再評価のためのCPSをトリガすることができる。そうではなく、例えば、時間ギャップが閾値よりも大きい場合、WTRUは、リソース再評価のためのCPSをトリガすることを控える(例えば、トリガしない)ことが可能である。閾値は、固定(例えば、31スロット)又はTBのQoSに基づいて(事前に)構成され得る。
【0252】
リソース再評価及び/又はプリエンプションのための感知のトリガは、例えば、第1の期間における第1の送信スロットに基づき得る。WTRUは、例えば、WTRUが選択されたリソースの送信及び/又は予約を第1の期間において実行する場合/時に、予約されたリソースに対するPBPSをトリガすることができる。WTRUは、例えば、リソース予約期間に基づいて、予約期間(例えば、各予約期間)ごとにPBPS及び/又はPSOの予約期間のセットを決定することができる。WTRUは、例えば、予約期間よりも短いPBPSの予約期間を選択することができる。
【0253】
リソース再評価及び/又はプリエンプションのための感知のトリガは、例えば、TBの到着に基づき得る。いくつかの例では、WTRUは、例えば、予約されたリソースにおいて送信される(例えば、送信されることが意図される)周期的データの到着に基づいて、予約されたリソースのプリエンプションのためのCPSをトリガすることができる。
【0254】
リソース再評価及び/又はプリエンプションのための感知のトリガは、例えば、リソース再評価及び/又はプリエンプションの第1の事前に選択された、及び/又は予約されたリソースに基づき得る。例えば、WTRUは、例えば、リソース再評価及び/又はプリエンプションのための第1の事前に選択された、及び/又は予約されたリソースのタイミングに基づいて、CPS感知をトリガすることができる。WTRUは、例えば、第1の事前に選択された、及び/又は予約されたリソースの(例えば、少なくとも)Mスロット前に感知をトリガすることができる。Mの値は、固定(例えば、31スロット)及び/又はTBのQoSに基づいて(事前に)構成され得る。
【0255】
リソース再評価及び/又はプリエンプションのための感知のトリガは、例えば、TBのQoSに基づき得る。TBのQoSは、最後の期間において送信されたTBのQoS、現在の期間において利用可能なTBのQoS、又は現在の期間において送信されることが予想されるTBのQoSのうちの1つ以上を含み得る。
【0256】
いくつかの例では、WTRUは、例えば、TBの到着及びプリエンプションのための第1の予約済みリソースに基づいて、プリエンプションのためのCPSをトリガすることができる。いくつかの例では、WTRUは、TBの到着又は第1の予約されたリソースのいずれかに基づいて、CPS感知をトリガすることができる。WTRUは、例えば、周期的データが到着した場合、感知をトリガすることができる。WTRUは、例えば、データが到着していない場合、第1の予約されたリソースのMスロット前にCPSをトリガすることができる。いくつかの例では、WTRUは、TBの到着と第1の予約されたリソースとの両方に基づいてCPSをトリガすることができる。WTRUは、例えば、周期的データが到着した場合、第1の予約されたリソースの(例えば、少なくとも)Mスロット前にCPSをトリガすることができる。WTRUは、例えば、周期的データが到着していない場合、CPSをトリガすることを控える(トリガしない)ことが可能である。Mは、(例えば、TBのQoSに基づいて)(事前に)構成され、及び/又は(例えば、31スロットになるように)固定され得る。
【0257】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSを実行するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSを実行するかどうかを、TBのQoS、初期リソース選択における最後の感知スロットとリソース(再)評価/プリエンプショントリガスロットnとの間の時間ギャップ、初期リソース選択における最後の感知スロットとリソース再評価の対象となる第1のリソース(r0)との間の時間ギャップ、リソース予約期間、又は、WTRUが初期リソース割り当てのためのCPSを実行するかどうか、のうちの1つ以上に基づいて決定することができる。
【0258】
WTRUは、例えば、(事前)構成が存在するかどうかに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSを実行するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSが有効であるか無効であるかどうかを示す、リソースプールと関連付けられた情報(例えば、受信構成情報)を(事前に)構成されてもよい。WTRUは、例えば、CPSが有効である場合、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSを実行することができる。そうでない場合、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSを実行することを控える(例えば、実行しない)ことが可能である。
【0259】
WTRUは、例えば、TBのQoSに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSを実行するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、例えば、TBのPDBが閾値よりも小さい場合、CPSを実行することを控える(例えば、実行しない)ことが可能である。そうでない場合、WTRUはCPSを実行することができる。
【0260】
WTRUは、例えば、初期リソース選択における最後の感知スロットと、リソース(再)評価及び/又はプリエンプショントリガスロットnとの間の時間ギャップに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSを実行するかどうかを決定することが可能である。WTRUは、例えば、初期リソース選択における最後の感知スロットと、リソース再評価及び/又はプリエンプショントリガスロットnとの間の時間ギャップが閾値よりも小さい場合、CPSを実行することを控える(例えば、実行しない)ことが可能である。そうでない場合、WTRUはCPSを実行することができる。閾値は、TBのQoSに基づいて(事前に)構成され得る。
【0261】
WTRUは、例えば、初期リソース選択における最後の感知スロットとリソース再評価の対象となる第1のリソース(r0)との間の時間ギャップに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSを実行するかどうかを決定することができる。WTRUは、例えば、初期リソース選択における最後の感知スロットとリソース再評価の対象となる第1のリソース(r0)との間の時間ギャップが閾値よりも小さい場合、CPSを実行することを控える(例えば、実行しない)ことが可能である。そうでない場合、WTRUはCPSを実行することができる。閾値は、TBのQoSに基づいて(事前に)構成され得る。
【0262】
WTRUは、例えば、リソース予約期間に基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSを実行するかどうかを決定することができる。WTRUは、例えば、リソース予約期間が閾値よりも小さい場合、CPSを実行することを控える(例えば、実行しない)ことが可能である。そうでない場合、WTRUは、プリエンプションのためのCPSを実行することができる。閾値は、TBのQoSに基づいて(事前に)構成され得る。
【0263】
WTRUは、例えば、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSを実行するかどうかに基づいて、リソース割り当てのためのCPSを実行するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、例えば、WTRUが初期リソース割り当てのためのCPSを実行する場合、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSを実行する(例えば、実行することを決定する)ことができる。そうでない場合、WTRUは、例えば、WTRUが初期リソース割り当てのためのCPSを実行しない場合、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSを実行することを控える(例えば、実行しない)ことが可能である。いくつかの例では、WTRUは、例えば、WTRUが初期リソース割り当てのためのCPSを実行しない場合、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSを実行する(例えば、実行することを決定する)ことができる。そうでない場合、WTRUは、例えば、WTRUが初期リソース割り当てのためのCPSを実行しない場合、リソース再評価/プリエンプションのためのCPSを実行することができる。
【0264】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSパラメータを決定することができる。リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSパラメータは、以下のパラメータ、すなわち、CPS感知をトリガする、並びに/又はリソース再評価及び/若しくはプリエンプションをトリガするスロット(例えば、スロットn)、CPSウィンドウn+TAの第1のスロット、CPSウィンドウn+TBの最後のスロット、あるいは、TA=TBの場合を含み得る、最小及び/又は最大CPSウィンドウ(例えば、CPSウィンドウ[n+TA,n+TB])のうちの1つ以上を含むことができる。
【0265】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSパラメータのうちの1つ以上を、初期リソース割り当てに使用されるCPSウィンドウ、TBのQoS、初期リソース選択における最後の感知スロットとリソース再評価の対象となる第1のリソース(r0)との間の時間ギャップ、プリエンプショントリガスロットnとプリエンプションの第1のリソースとの間の時間ギャップ(r0’)、リソース予約期間、あるいは、初期リソース割り当てに使用されるCPSパラメータのうちの1つ以上に基づいて決定することができる。
【0266】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSパラメータのうちの1つ以上を、(事前)構成に基づいて決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのための最小及び/又は最大CPSウィンドウを示す情報(例えば、受信構成情報)を(事前に)構成されてもよい。WTRUは、例えば、最小及び/又は最大CPSウィンドウが満たされるようにするために、ウィンドウ内でCPSを実行することができる。
【0267】
WTRUは、初期リソース割り当てに使用されるCPSウィンドウに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSパラメータのうちの1つ以上を決定することができる。例えば、WTRUは、同じTBの初期リソース割り当て及び/又はリソース再評価及び/又はプリエンプションのために同じCPSウィンドウサイズを使用することができる。例えば、WTRUは、他の期間(例えば、全ての期間)におけるプリエンプションに同じCPSウィンドウサイズを使用することができる。
【0268】
WTRUは、TBのQoSに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSパラメータのうちの1つ以上を決定することができる。例えば、WTRUは、TBのQoS(例えば、優先度、残りのPDBなど)に基づいて、最小及び/又は最大CPSウィンドウを示す情報(例えば、受信構成情報)を(事前に)構成されてもよい。WTRUは、例えば、WTRUがTBのリソース再評価を実行する場合/時に、TBのQoSを決定することができる。WTRUは、例えば、CPSウィンドウが、TBのQoSの関数であり得る(事前に)構成された最小及び/又は最大CPSウィンドウを満たすように、TBのCPSウィンドウを決定することができる。
【0269】
WTRUは、初期リソース選択における最後の感知スロットと、リソース再評価の対象となる第1のリソース(r0)との間の時間ギャップに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSパラメータのうちの1つ以上を決定することができる。例えば、WTRUは、スロットnとプリエンプションの第1のリソースとの間の時間ギャップが閾値より小さい場合、スロットnとプリエンプションの第1のリソース(例えば、WTRU処理に使用されるスロットを除く)との間のスロット(例えば、全てのスロット)においてCPSを実行することができる。閾値は、(事前に)構成され得る。そうではなく、例えば、スロットnとプリエンプションの第1のリソースとの間の時間ギャップが閾値よりも大きい場合、WTRUは、プリエンプションの第1のリソース(r0’)の(例えば、少なくとも)Mスロット前にCPSを実行することができる。Mの値は、固定及び/又はTBのQoSに基づいて(事前に)構成され得る。
【0270】
WTRUは、プリエンプショントリガスロットnとプリエンプションの第1のリソース(r0’)との間の時間ギャップに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSパラメータのうちの1つ以上を決定することができる。例えば、WTRUは、スロットnとプリエンプションの第1のリソースとの間の時間ギャップが閾値より小さい場合、スロットnとプリエンプションの第1のリソース(例えば、WTRU処理に使用されるスロットを除く)との間のスロット(例えば、全てのスロット)においてCPSを実行することができる。閾値は、(事前に)構成され得る。そうではなく、例えば、スロットnとプリエンプションの第1のリソースとの間の時間ギャップが閾値よりも大きい場合、WTRUは、プリエンプションの第1のリソース(r0’)の(例えば、少なくとも)Mスロット前にCPSを実行することができる。Mの値は、固定及び/又はTBのQoSに基づいて(事前に)構成され得る。
【0271】
WTRUは、リソース予約期間に基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSパラメータのうちの1つ以上を決定することができる。例えば、WTRUは、複数の最小CPSウィンドウを(事前に)構成されてもよい(例えば、そのようなウィンドウを示す構成情報を受信してもよい)。CPSウィンドウ(例えば、各CPSウィンドウ)は、1つ以上の予約期間と関連付けられてもよい。WTRUは、例えば、予約されたリソースの予約期間に基づいて、CPSウィンドウを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、第1のウィンドウ(例えば、M<31スロット)が(例えば、短い予約期間の場合に)予約期間の第1のセットと関連付けられてもよく、第2のウィンドウ(例えば、M=31スロット)が(例えば、長い予約期間の場合に)予約期間の第2のセットと関連付けられてもよい複数の最小CPSウィンドウ(例えば、2つの最小CPSウィンドウ)を(事前に)構成されてもよい(例えば、そのようなウィンドウを示す構成情報を受信してもよい)。WTRUは、予約されたリソースの予約期間に基づいてCPSウィンドウを決定することができる。
【0272】
WTRUは、初期リソース割り当てに使用されるCPSパラメータに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSパラメータのうちの1つ以上を決定することができる。例えば、WTRUは、例えば、初期リソース割り当てに使用されるCPSウィンドウに基づいて、最小及び/若しくは最大CPSウィンドウ並びに/又はリソース再評価及び/若しくはプリエンプションのCPSウィンドウを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、最小及び/又は最大CPSウィンドウと、初期リソース割り当て並びにリソース再評価及び/又はプリエンプションに使用されるCPSウィンドウとの間のオフセットを(事前に)構成されてもよい(例えば、そのようなオフセットを示す構成情報を受信することができる)。オフセットは、固定及び/又はTBのQoSに基づいて(事前に)構成され得る。例えば、WTRUは、M個のスロットの初期リソース割り当てのためのCPSウィンドウを(事前に)構成されてもよい(例えば、そのようなウィンドウを示す構成情報を受信してもよい)。WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのCPSウィンドウをMオフセット(例えば、スロット)として決定することができる。例えば、WTRUは、M個のスロットの最小及び/又は最大CPSウィンドウを(事前に)構成されてもよい(例えば、そのようなウィンドウを示す構成情報を受信してもよい)。WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのための最小及び/又は最大CPSウィンドウをMオフセット(例えば、スロット)として決定することができる。オフセットは、負、正、又は0であり得る。WTRUは、(事前に)構成された最小ウィンドウを満たすようにCPSウィンドウを決定することができる。
【0273】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPSパラメータを決定することができる。リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPSパラメータは、以下のパラメータ、すなわち、トリガされたCPS感知スロット並びに/又はトリガされたリソース再評価及び/若しくはプリエンプションスロット、感知する予約期間のセット、予約期間ごとに設定された感知機会、及び感知ウィンドウ[n-T0,n]のうちの1つ以上を含むことができる。
【0274】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPSパラメータのうちの1つ以上を、リソース予約期間、又は初期リソース割り当てのPBPSに使用されるパラメータのうちの1つ以上に基づいて決定することができる。
【0275】
WTRUは、(事前)構成に基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPSパラメータのうちの1つ以上を決定することができる。例えば、WTRUは、(例えば、リソース再評価及び/又はプリエンプションのための監視対象の)予約期間のセット及び/又はPSOのセットを(事前に)構成されてもよい(例えば、そのようなセットを示す構成情報を受信することができる)。WTRUは、予約期間及び/又はPSOのセットにおいて、ある期間(例えば、各期間)にわたって感知を実行することができる。例えば、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのための監視対象の予約期間のセットを(事前に)構成され得る(例えば、予約期間のセットを示す構成情報を受信することができる)。WTRUは、リソース予約期間ごとのPSOのセットを(事前に)構成されなくてもよい(例えば、構成情報は、リソース予約期間ごとのPSOのセットを示さなくてもよい)。WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのリソース予約期間ごとの最新のPSOにおける感知を実行することができる。
【0276】
WTRUは、リソース予約期間に基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPSパラメータのうちの1つ以上を決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、予約されたリソース予約期間に基づいて、予約期間ごとに監視対象の予約期間のセット及び/又はPSOのセットを決定することができる。WTRUは、予約されたリソースの予約期間以下の(例えば、予約期間として決定された)予約期間においてPBPSを実行することができる。
【0277】
WTRUは、初期リソース割り当てのPBPSに使用されるパラメータに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPSパラメータのうちの1つ以上を決定することができる。例えば、WTRUは、初期リソース割り当て用に(事前に)構成された期間において、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPSを実行することができる。WTRUは、例えば、初期リソース割り当て用に(事前に)構成されたPSOのセットとは無関係に、ある期間(例えば、各期間のみ)の最新のPSOにおいて感知を実行することができる。
【0278】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPSのためのY個の候補スロットのセットを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPSのためのY個の候補スロットのセットを、(事前)構成、又は、WTRUが同じTBの初期リソース割り当てに使用するY0個の候補スロットのセットのうちの1つ以上に基づいて決定することができる。
【0279】
WTRUは、(事前)構成(例えば、受信された構成情報)に基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPSのためのY個の候補スロットのセットを決定することができる。例えば、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPSのためのYmin個の候補スロットを(事前に)構成されてもよい(例えば、そのような候補スロットを示す構成情報を受信してもよい)。WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPSのためのY>Ymin個の候補スロットを選択することができる。
【0280】
WTRUは、WTRUが同じTBの初期リソース割り当てに使用するY0個の候補スロットのセットに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのPBPSのためのY個の候補スロットのセットを決定することができる。例えば、WTRUは、WTRUが同じTBのための初期リソース割り当てに使用したRSW内のY0個の候補スロットの残りのセットに基づいて、Y個の候補スロットのセットを決定することができる。WTRUは、残りのY0個の候補スロット(例えば、全ての残りのY0個の候補スロット)をPBPSのためのRSW内に含めることができる。
【0281】
WTRUは、リソース再評価のためのリソース選択ウィンドウを決定することができる。リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのリソース選択ウィンドウパラメータは、以下のパラメータ、すなわち、T1,T2の値、又はリソース選択ウィンドウ[n+T1,n+T2]のうちの1つ以上を含み得る。
【0282】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのリソース選択ウィンドウパラメータのうちの1つ以上を、リソース再評価及び/又はプリエンプションの対象となるリソースのセットのうちの1つ以上、あるいはTBのQoSのうちの1つ以上に基づいて決定してもよい。
【0283】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションの対象となるリソースのセットに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのリソース選択ウィンドウパラメータのうちの1つ以上を決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションの対象となる第1のリソースのタイミングに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのトリガスロットnを決定することができる。WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションの第1のリソースの(例えば、少なくとも)Xスロット前に、リソース再評価及び/又はプリエンプションをトリガする(例えば、トリガするように要求される)ことが可能である。Xの値は固定され得る(例えば、31スロット)。Xの値は、(事前に)構成されてもよく、更に、TBのQoS、リソースプールのCBR、及び/又はリソース予約期間に基づいて(事前に)構成されてもよい。いくつかの例では、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションの対象となるリソースのセットに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのリソース選択ウィンドウ[n+T1,n+T2]を決定することができる。
【0284】
WTRUは、リソース再評価のための候補リソースのセット(例えば、セットA)を初期化することができる。WTRUは、(例えば、リソース再評価及び/又はプリエンプションのための候補リソースセットAのセットを初期化するために)、候補リソースのセットAを初期化するためのウィンドウ[n+Y1,n+Y2]、又は、候補リソースのセットを初期化するための、候補リソースのウィンドウ内のスロットのセットのうちの1つ以上を決定することができる。(例えば、セットAを初期化するためのスロットのセットを決定するための)パラメータは、事前に選択されたリソースをWTRUが半永続的に予約するかどうか、再選択されたリソースをWTRUが半永続的に予約するかどうか、初期リソース割り当てに使用されるY0個の候補スロットのセット、又は初期リソース選択に使用されるY0個の候補スロットのセットの残りのスロットのセット、あるいは、PBPS結果を有する既存のYmin個の候補スロットがリソース再評価のためのRSW内に存在するかどうか、のうちの1つ以上に基づいて決定され得る。
【0285】
(例えば、セットAを初期化するためのスロットのセットを決定するための)パラメータは、事前に選択されたリソースをWTRUが半永続的に予約するかどうかに基づいて決定され得る。WTRUは、例えば、事前に選択されたリソースをWTRUが半永続的に予約する場合、(例えば、リソース再評価のための)PBPS結果を有するY個の候補スロットを選択することができる。WTRUは、Y個の候補スロットのセットにおけるリソース再評価のためのセットAを初期化することができる。そうではなく、例えば、事前に選択されたリソースをWTRUが半永続的に予約しない場合、WTRUは、(例えば、スロットがPBPS感知結果を有するか否かにかかわらず)スロットのセットからセットAを初期化することができる。
【0286】
(例えば、セットAを初期化するためのスロットのセットを決定するための)パラメータは、再選択されたリソースをWTRUが半永続的に予約するかどうかに基づいて決定することができる。例えば、再選択されたリソースをWTRUが半永続的に予約する場合、WTRUは、PBPS結果を有するY個の候補スロットを選択することができる。WTRUは、Y個の候補スロットのセット内のセットAを初期化することができる。そうではなく、例えば、再選択されたリソースをWTRUが半永続的に予約しない場合、WTRUは、(例えば、スロットがPBPS感知結果を有するか否かにかかわらず)スロットのセットからセットAを初期化することができる。
【0287】
(例えば、セットAを初期化するためのスロットのセットを決定するための)パラメータは、初期リソース割り当てに使用されるY0個の候補スロットのセット、又は初期リソース選択に使用されるY0個の候補スロットのセットの残りのスロットのセットに基づいて決定され得る。例えば、WTRUは、初期リソース割り当てに使用されるY0個の候補スロットのセットに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのための候補リソースのセットAを初期化するためのスロットのセットを決定することができる。例えば、WTRUは、セットAを初期化するためのRSW内の初期リソース割り当てに使用されるY0個の候補スロットの残りのセット(例えば、Y0個の候補スロットの残りのセットの全て)を含むことができる。WTRUは、例えば、Y0個の候補スロットの残りのセットがYminより小さい場合、Y0個の候補スロットの残りのセット外の他のスロットを含むことができる。
【0288】
(例えば、セットAを初期化するためのスロットのセットを決定するための)パラメータは、リソース再評価のためのPBPS結果を有する既存のYmin個の候補スロットがRSW内に存在するかどうかに基づいて決定され得る。例えば、WTRUは、PBPS結果を有するYmin個の候補スロットがRSW内に存在するかどうかに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのための候補リソースのセットAを初期化するためのスロットのセットを決定することができる。WTRUは、例えば、PBPS結果を有するYmin個の候補スロットが存在する場合、Ymin個の候補スロット(例えば、全てのYmin個の候補スロット)内の候補リソースのセットAを初期化することができる。WTRUは、再選択されたリソースの半永続的予約を実行することができる。そうではなく、例えば、RSWE内にYmin個の候補スロットが存在しない場合、WTRUは、(例えば、スロットがPBPS結果を有するか否かを考慮せずに)ウィンドウ[n+Y1,n+Y2]内の候補リソースのセットAを初期化することができる。WTRUは、再選択されたリソースの半永続的予約を実行することを控える(例えば、実行しない)ことが可能である。
【0289】
WTRUは、PBPS結果を有するセットAからのリソース再評価及び/又はプリエンプションに起因して、送信リソースを優先的に再選択することができる。いくつかの例では、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションに起因して、事前に選択及び/又は予約されたリソースの衝突を検出することができる。WTRUは、候補リソースのセット(例えば、セットA)内の別のリソースを再選択することができる。WTRUは、PBPS結果を有するリソースを優先することができる。WTRUは、例えば、PBPS感知結果を有するセットA内のリソースの数が閾値より大きい場合、PBPS結果を有するスロットのセット内の衝突したリソースと置き換える1つ以上のリソースを再選択することができる。WTRUは、セットA全体の中の残りのリソースを再選択することができる。閾値は、(事前に)構成され得る。WTRUは、例えば、再選択されたリソースが、PBPS感知結果を有するY個の候補スロットのセット内にある場合、再選択されたリソースの半永続的予約を実行することができる。そうではなく、再選択されたリソースがY個の候補スロット外にある場合、WTRUは、再選択されたリソースの半永続的予約を実行することを控える(例えば、実行しない)ことが可能である。
【0290】
WTRUは、予約されたリソースと同じスロットにおけるプリエンプションに起因して、リソースを再選択することができる。いくつかの例では、WTRUは、予約されたリソースの衝突を検出することができる。WTRUは、予約されたリソースと置き換える別のリソースを再選択することができる。WTRUは、衝突したリソースと同じスロット内のリソースを優先的に再選択することができる。プリエンプションのための感知は、例えば、予約されたリソースと同じスロットにおけるプリエンプションに起因してWTRUがリソースを再選択することに基づいて低減され得る。
【0291】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションを実行するかどうかを、WTRUがリソースの半永続的リソース予約を実行するかどうか、可能なリソース再選択のための候補スロットのセット、TBのHARQタイプ、又は、リソースプールのCBRのうちの1つ以上のうちの1つ以上に基づいて決定することができる。
【0292】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションを実行するかどうかを、WTRUがリソースの半永続的リソース予約を実行するかどうかに基づいて決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、半永続的に予約されたリソースのリソース再評価及び/又はプリエンプションを実行することができ、ショット送信リソース(例えば、ワンショット送信リソース)のリソース再評価及び/又はプリエンプションを実行しなくてもよい。WTRUは、ショット送信リソース(例えば、ワンショット送信リソース)のリソース再評価を実行することができ、半永続的に予約されたリソースのリソース再評価を実行しなくてもよい。
【0293】
WTRUは、可能なリソース再選択のための候補スロットのセットに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションを実行するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、可能なリソース再選択のための残りの候補スロットのセットが閾値よりも大きい場合、リソース再評価及び/又はプリエンプションを実行することができる。そうでない場合、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションを実行しないことが可能である。閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。閾値は、TBの優先度の関数であってもよい。
【0294】
WTRUは、TBのHARQタイプに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションを実行するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、HARQ非対応TBのリソース再評価及び/又はプリエンプションを実行することができ、HARQ対応TBのリソース再評価及び/又はプリエンプションを実行しなくてもよい。
【0295】
WTRUは、リソースプールのCBRに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションを実行するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、リソースプールのCBRが閾値より大きい場合、リソース再評価及び/又はプリエンプションを実行することができる。そうでない場合、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションを実行しないことが可能である。閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。
【0296】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションをトリガするスロットを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、残りの候補スロットのセットに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションをトリガするスロットを決定することができる。例えば、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのための最小候補スロットを(事前に)構成され得る。WTRUは、残りの候補スロットのセットが閾値よりも大きくなるように、リソース再評価及び/又はプリエンプションをトリガすることができる。
【0297】
WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのリソース選択ウィンドウを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、残りの候補スロットのセットのサイズに基づいて、リソース再評価及び/又はプリエンプションのためのリソース選択ウィンドウを決定することができる。例えば、WTRUは、リソース再評価及び/又はプリエンプションのための候補スロット最小数を(事前に)構成され得る。いくつかの例では、リソース選択ウィンドウは、残りの候補スロットのセットが閾値よりも大きい場合、残りの候補スロットのセット内であってもよい。WTRUは、残りの候補スロットのセットが閾値よりも小さい場合、残りの候補スロットのセット及び残りの候補スロットのセット外の両方を含むようにリソース選択ウィンドウを拡張すること、リソースのリソース再評価及び/又はプリエンプションを実行しないこと、TBをドロップすること、あるいは、リソース再評価及び/又はプリエンプションの対象となるリソースをドロップすること、のうちの1つ以上を実行することができる。
【0298】
WTRUは、プリエンプションチェックをトリガすることができる。いくつかの例では、WTRUは、TBのQoSの変化、リソースプールのCBRの変化、過去の期間におけるTB(例えば、1つのTB)に対してWTRUが行った送信の数、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)に対してWTRUが行った送信の数、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)に対してWTRUが受信したNACK及び/又はDTXの数、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)に対してWTRUが受信したNACK及び/又はDTXのパーセンテージ、予約されたリソースのセットのプリエンプションチェックのための十分なPBPS及び/又はCPS結果をWTRUが得た後の予約されたリソースのセットのチェック、又は周期的プリエンプションチェック(例えば、必要な期間のプリエンプションチェック)のうちの1つ以上に基づいて、プリエンプションチェックを実行するかどうかを決定することができる。
【0299】
WTRUは、TBのQoSの変化に基づいてプリエンプションチェックを実行するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、現在の期間のTBの優先度が最後の期間のTBの優先度と比較して変化した場合、将来の予約期間における予約されたリソースのプリエンプションチェックをトリガすることができる。WTRUは、現在の期間と最後の期間との間の優先度ギャップが閾値よりも大きい場合、プリエンプションチェックをトリガすることができる。閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。
【0300】
WTRUは、リソースプールのCBRの変化に基づいて、プリエンプションチェックを実行するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、リソースプールのCBRが閾値よりも大きくなった場合、プリエンプションチェックをトリガすることができる。閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。
【0301】
WTRUは、過去の期間においてWTRUがTB(例えば、1つのTB)に対して行った送信の数に基づいて、プリエンプションチェックを実行するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、TB(例えば、1つのTB)に対する送信の数が閾値よりも大きい場合、将来のリソース予約期間のプリエンプションチェックをトリガすることができる。閾値は、TBの優先度に基づいてリソースプールごとに(事前に)構成することができる。
【0302】
WTRUは、WTRUが予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)に対して行った送信の数に基づいて、プリエンプションチェックを実行するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、リソースを半永続的に予約することができる。WTRUは、N個の予約期間の後、及び/又は予約されたリソースにおけるN個の送信の後に、予約されたリソースのプリエンプションチェックを実行することができる。Nの値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。
【0303】
WTRUは、プリエンプションチェックを実行するかどうかを、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)に対してWTRUが受信したNACK及び/又はDTXの数に基づいて決定することができる。例えば、WTRUは、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)に対してN個の(例えば、N個の連続する)NACK及び/又はDTXを受信した場合、プリエンプションチェックを実行することを決定してもよい。Nの値は、TBのQoSに基づいてリソースプールごとに(事前に)構成することができる。
【0304】
WTRUは、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)に対してWTRUが受信したNACK及び/又はDTXのパーセンテージに基づいて、プリエンプションチェックを実行するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUがX%のNACK及び/又はDTXを受信した場合、WTRUは、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)のプリエンプションチェックを実行することを決定することができる。Xの値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。Xの値は、TBのQoS(例えば、TBの優先度)に基づいてもよい。
【0305】
WTRUは、予約されたリソースのセットのプリエンプションチェックのための十分なPBPS及び/又はCPS結果をWTRUが得た後に、プリエンプションチェックを実行するかどうかを決定することができる。WTRUは、十分なPBPS及び/又はCPS結果をWTRUが得た後に、プリエンプションチェックをトリガすることができる。WTRUは、半永続的にリソースを予約することができる。WTRUは、1つ以上の予約期間にわたって送信を実行することができる。WTRUは、PBPSのための予約期間のセット(例えば、あるセット)を監視することができる。WTRUは、WTRUがPBPSのための十分な予約期間を監視した時、及びある期間(例えば、1つの特定の期間)にわたってリソース(例えば、1つのリソース)のプリエンプションチェックのための十分なCPS結果を収集した時に、プリエンプションチェックを実行する(例えば、その後にプリエンプションチェックを実行する)ことができる。
【0306】
WTRUは、周期的プリエンプションチェック(例えば、必要な期間のプリエンプションチェック)に基づいて、プリエンプションチェックを実行するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、リソース予約プロセス(例えば、1つのリソース予約プロセス)のプリエンプションチェックを周期的に実行することができる。
【0307】
WTRUは、プリエンプションチェックのための感知をトリガすることができる。WTRUは、PBPSプロセス(例えば、新しいPBPSプロセス)のための感知をトリガするか、又はCPS感知プロセスをトリガすることのうちの1つ以上を実行することによって、感知をトリガすることができる。
【0308】
(例えば、プリエンプションチェックのための)感知のトリガは、半永続的に予約された送信リソースのためのリソース(再)選択をWTRUが実行すること、半永続的に予約されたリソース内でWTRUが送信を行うこと、TBのQoSの変化、リソースプールのCBR、過去の期間においてWTRUがTB(例えば、1つのTB)に対して行った送信の数、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)に対してWTRUが行った送信の数、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)に対してWTRUが受信したNACK及び/又はDTXの数、あるいは、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)に対してWTRUが受信したNACK及び/又はDTXのパーセンテージのうちの1つ以上に基づいてもよい。
【0309】
感知のトリガは、半永続的に予約された送信リソースのためのリソース(再)選択をWTRUが実行することに基づいてもよい。例えば、WTRUは、例えば、TBのためのリソース(再)選択を実行し、半永続的にリソースを予約することを意図した後に、予約されたリソースのプリエンプションチェックのための感知を将来の予約期間においてトリガすることができる。例えば、MAC層は、半永続的に予約されたリソースのセットを、現在の期間において物理(PHY)層に通知してもよい。MAC層は、予約されたリソースの潜在的なプリエンプションチェックのためのPBPS(例えば、新しいPBPS)を、将来の予約期間において初期化することができる。
【0310】
感知のトリガは、半永続的に予約されたリソースにおける送信をWTRUが行うことに基づいてもよい。例えば、WTRUは、予約されたリソースのプリエンプションチェックのための感知を、将来の予約期間においてトリガすることができる。手順中に、WTRUは、選択されたリソース上で送信を行うことができる。いくつかの例では、WTRUは、選択されたリソース上で送信を行うためにWTRUがTBを構築した後に、PBPSプロセス(例えば、新しいPBPSプロセス)をトリガすることができる。そのような場合、WTRUのMAC層は、半永続的に予約されたリソースのセットを、現在の期間においてPHY層に通知することができる。MAC層は、予約されたリソースの潜在的なプリエンプションチェックのためのPBPS(例えば、新しいPBPS)を、将来の予約期間において初期化してもよい。
【0311】
感知のトリガは、TBのQoSの変化に基づいてもよい。例えば、WTRUは、現在の期間におけるTBの優先度が、最後の期間におけるTBの優先度と比較して変化した場合、将来の予約期間における予約されたリソースのプリエンプションチェックのための感知をトリガすることができる。例えば、WTRUは、現在の期間と最後の期間との間の優先度ギャップが閾値よりも大きい場合、プリエンプションチェックのための感知をトリガすることができる。閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。
【0312】
感知のトリガは、リソースプールのCBRの変化に基づいてもよい。例えば、WTRUは、リソースプールのCBRが閾値よりも大きい場合、プリエンプションチェックのための感知をトリガすることができる。閾値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。
【0313】
感知のトリガは、過去の期間においてWTRUがTB(例えば、1つのTB)に対して行った送信の数に基づいてもよい。例えば、WTRUは、TB(例えば、1つのTB)に対してWTRUが行った送信の数が閾値よりも大きい場合、将来のリソース予約期間のプリエンプションチェックのための感知をトリガすることができる。閾値は、TBの優先度に基づいて、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。
【0314】
感知のトリガは、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)に対してWTRUが行った送信の数に基づいてもよい。例えば、WTRUは、リソースを半永続的に予約することができる。WTRUは、N個の予約期間の後、及び/又は予約されたリソースにおいてN個の送信を行った後に、予約されたリソースのプリエンプションチェックのための感知をトリガすることができる。Nの値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。
【0315】
感知のトリガは、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)に対してWTRUが受信したNACK及び/又はDTXの数に基づいてもよい。例えば、WTRUは、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)における送信に対してWTRUがN個の(例えば、N個の連続する)NACK及び/又はDTXを受信した場合、プリエンプションのための感知をトリガすることができる。Nの値は、リソースプールごとに(事前に)構成され得る。Nの値は、TBのQoSに基づいてもよい。
【0316】
感知のトリガは、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)に対してWTRUが受信したNACK及び/又はDTXのパーセンテージに基づいてもよい。例えば、WTRUがX%のNACK及び/又はDTXを受信した場合、WTRUは、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)のプリエンプションチェックのための感知をトリガすることができる。Xの値は、TBのQoSに基づいてリソースプールごとに(事前に)構成することができる。
【0317】
WTRUは、リソース再評価のために候補スロットのセットを初期化することができる。WTRUは、リソース再評価のためのセットSAを初期化するためのウィンドウを、リソース再評価対象の最初に選択されたリソースのセットが半永続的に予約すべきものであるかどうか、WTRUが半永続的なリソース予約のためのリソースを再選択するかどうか、又は、リソース再評価のためのリソース選択ウィンドウ内のY個の候補スロットのセットのうちの1つ以上に基づいて決定することができる。
【0318】
WTRUは、リソース再評価のための最初に選択されたリソース対象のセットが半永続的に予約すべきものであるかどうかに基づいて、リソース再評価のためのセットSAを初期化するウィンドウを決定することができる。例えば、WTRUは、リソース再評価対象の最初に選択されたリソースが半永続的に予約すべきものである場合、Y個の候補スロットのセット内のSAのセットを初期化することができる。そうでない場合、WTRUは、Y個の候補スロットに関係なくセットSAを初期化することができる(例えば、WTRUは、Y個の候補スロットのセット内及びセット外のSAを初期化することができる)。
【0319】
WTRUは、WTRUが半永続的なリソース予約のためのリソースを再選択するかどうかに基づいて、リソース再評価のためのセットSAを初期化するウィンドウを決定することができる。例えば、WTRUは、選択されたリソースを半永続的に予約することを意図する場合、Y個の候補スロットのセット内のSAのセットを初期化することができる。そうでない場合、WTRUは、Y個の候補スロットに関係なくセットSAを初期化することができる(例えば、WTRUは、Y個の候補スロットのセット内及びセット外のSAを初期化することができる)。
【0320】
WTRUは、リソース再評価のためのリソース選択ウィンドウ内のY個の候補スロットのセットに基づいて、リソース再評価のためのセットSAを初期化するウィンドウを決定することができる。例えば、Y個の候補スロットのセットは、事前に選択されたリソース(例えば、リソース再評価の対象のリソース)のためのセットSAを初期化するために使用され得る候補スロットのセットのサブセットであってもよい。例えば、Y個の候補スロットのセットが、リソース再評価のためのリソース(再)選択ウィンドウより大きく、Yminより大きい場合、WTRUは、Y個の候補スロットのセット内のセットSAを初期化することができる。そうでない場合、WTRUは、Y個の候補スロットのセットとは無関係にセットSAを初期化することができる(例えば、WTRUは、Y個の候補スロットのセット内及びY個の候補スロットのセット外の両方のスロットを含むようにセットSAを初期化することができる)。
【0321】
いくつかの例では、WTRUは、事前に選択されたリソースが半永続的に予約されているか否か、及びリソース(再)選択ウィンドウ内に(例えば、Y個の候補スロットのセット内の)少なくともYmin個の候補スロットがあるか否かに基づいて、再選択されたリソースを半永続的に予約するかどうかを決定することができる。条件(例えば、両方の条件)が満たされる場合、WTRUは、Y個の候補スロットのセット内のセットSAを初期化することによって、リソースを半永続的に再選択することを決定することができる。
【0322】
WTRUは、プリエンプションのための候補スロットのセットを初期化することができる。いくつかの例では、WTRUは、プリエンプションチェックのための候補スロットのセットを初期化することができる。候補スロットのセットは、WTRUがプリエンプションチェックを実行することを意図するターゲットリソースに基づいて決定され得る。例えば、Y個の候補スロットのセットは、WTRUがプリエンプションチェックを実行することを意図するターゲットリソースのセットをカバーするように初期化され得る。
【0323】
WTRUは、予約プロセス(例えば、1つの予約プロセス)のプリエンプションチェックを実行するために使用され得る予約期間を決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、半永続的予約プロセス(例えば、1つの半永続的予約プロセス)の2つのプリエンプションチェックプロセス間の時間ギャップに基づいて、プリエンプションチェックプロセスのための監視対象の予約期間を決定することができる。例えば、WTRUは、Nmsごとに半永続的予約(例えば、1つの半永続的予約)のプリエンプションチェックを実行することができる。監視対象の予約期間のセットは、Nmsよりも小さい予約間隔を有するPBPSのための構成された予約期間(例えば、全ての構成された予約期間)を含み得る。
【0324】
WTRUは、プリエンプションチェックの頻度を決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、WTRUがリソースを予約した予約期間、TBのQoS、PBPSのための監視対象の最大予約期間(例えば、必要な予約期間)、TBのHARQタイプ、リソースプールのCBR、SL-DRXが(事前に)構成されているかどうか、又はRx WTRUにSL DRXが構成されているかどうか、のうちの1つ以上に基づいて、プリエンプションチェックの頻度を決定することができる。
【0325】
WTRUは、WTRUがリソースを予約した予約期間に基づいてプリエンプションチェックの頻度を決定することができる。例えば、WTRUは、予約期間ごとのプリエンプションチェックの頻度(例えば、最小頻度及び/又は最大頻度)を(事前に)構成され得る。例えば、WTRUは、予約期間の数当たり及び/又は時間経過当たりのプリエンプションチェックの最小数を(事前に)構成され得る。WTRUは、プリエンプションチェック頻度(例えば、必要なプリエンプションチェック頻度)を満たすようにプリエンプションチェックの頻度を決定することができる。
【0326】
WTRUは、TBのQoSに基づいてプリエンプションチェックの頻度を決定することができる。例えば、WTRUは、予約期間ごとのプリエンプションチェックの頻度(例えば、最小頻度及び/又は最大頻度)を(事前に)構成され得る。例えば、WTRUは、予約期間の数当たり及び/又は時間経過当たりのプリエンプションチェックの最小数を(事前に)構成され得る。WTRUは、プリエンプションチェック頻度(例えば、必要なプリエンプションチェック頻度)を満たすようにプリエンプションチェックの頻度を決定することができる。
【0327】
WTRUは、PBPSの監視対象の最大予約期間(例えば、必要な予約期間)に基づいてプリエンプションチェックの頻度を決定することができる。例えば、WTRUは、半永続的予約プロセス(例えば、1つの半永続的予約プロセス)をチェックする2つのプリエンプション間の時間ギャップが、PBPSのための監視対象の最大予約期間(例えば、必要な予約期間)よりも大きいと決定することができる。
【0328】
WTRUは、TBのHARQタイプに基づいてプリエンプションチェックの頻度を決定することができる。例えば、WTRUは、複数のプリエンプションチェック周波数(例えば、2つのプリエンプションチェック周波数)を(事前に)構成されてもよく、第1の周波数は、HARQ対応TBに使用されてもよく、他のプリエンプションチェック周波数は、HARQ非対応TBに使用されてもよい。WTRUは、TBのHARQタイプに基づいて、どのプリエンプションチェック周波数を使用するかを決定することができる。例えば、WTRUは、TBがHARQ対応である場合、第1のプリエンプションチェック周波数を使用することができ、WTRUは、TBがHARQ非対応である場合、第2のプリエンプションチェック周波数を使用することができる。
【0329】
WTRUは、リソースプールのCBRに基づいてプリエンプションチェックの頻度を決定することができる。例えば、WTRUは、リソースプールのCBRの関数としてプリエンプションチェック頻度を(事前に)構成され得る。WTRUは、例えば、リソースプールの測定されたCBRに基づいて、どのプリエンプションチェック頻度を使用するかを判定することができる。
【0330】
WTRUは、SL-DRXが(事前に)構成されているかどうかに基づいてプリエンプションチェックの頻度を決定することができる。例えば、WTRUは、複数のプリエンプションチェック頻度(例えば、2つのプリエンプションチェック頻度)を(事前に)構成され得る。第1のプリエンプションチェック周波数は、SL-DRXが(事前に)構成されている場合に使用されてもよく、第2のプリエンプションチェック周波数は、SL-DRXがWTRUに構成されていない場合に使用されてもよい。WTRUは、SL-DRXがWTRUに(事前に)構成されているかどうかに基づいて、使用され得るプリエンプションチェック頻度を決定することができる。
【0331】
WTRUは、Rx WTRUにSL DRXが構成されているかどうかに基づいて、プリエンプションチェックの頻度を決定することができる。例えば、WTRUは、複数のプリエンプションチェック周波数(例えば、2つのプリエンプションチェック周波数)を(事前に)構成されてもよく、第1のプリエンプションチェック周波数は、ターゲットRx WTRUにSL-DRXが構成されている場合に使用されてもよく、他のプリエンプションチェック周波数は、ターゲットRx WTRUにSL-DRXが(事前に)構成されていない場合に使用され得る。WTRUは、ターゲットRx WTRUにSL-DRXが(事前に)構成されているかどうかに基づいて、どのプリエンプションチェック周波数を使用するかを決定することができる。
【0332】
いくつかの例では、WTRUは、リソース予約プロセスごとにプリエンプションチェックを実行するためのある範囲の時間ギャップ(例えば、予約期間の数及び/又は開始から終了までの時間)を(事前に)構成され得る。WTRUは、プリエンプションチェックを実行するためのある範囲内の期間を選択(例えば、ランダムに選択)することができる。範囲は、予約の期間、TBのQoS、PBPSのための監視対象の最大予約期間(例えば、必要な予約期間)、TBのHARQタイプ、又はリソースプールのCBRのうちの1つ以上に基づいて決定され得る。
【0333】
WTRUは、予約期間(例えば、1つの予約期間)においてプリエンプションチェックを実行するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、SL DRXを(事前に)構成されたWTRUは、リソース予約期間がWTRUのDRX ON時間内にあるかどうかに基づいて、期間(例えば、オン期間)においてリソース予約のプリエンプションチェックを実行するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUは、半永続的に予約されたリソースがWTRUのDRX ON時間内にある場合、プリエンプションチェックを実行することができる。半永続的に予約されたリソースがWTRUのDRX ON時間内にない場合、WTRUは、予約されたリソースのプリエンプションチェックを実行しないことを決定することができる。WTRUは、プリエンプションチェックなしに、予約されたリソースでの送信を実行することができる。
【0334】
WTRUは、再選択されたリソースを半永続的に予約するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、事前に選択されたリソースのためのリソース再選択を、リソース再評価及び/又はプリエンプションに起因して実行することができる。WTRUは、再選択されたリソースを半永続的に予約するかどうかを、以下の事前決定、すなわち、再選択されたリソースが(例えば、PBPS感知結果を有し得る)Y個の候補スロット内にあるかどうか、事前に選択された、及び/又は予約されたリソースが半永続的に予約されているかどうか、又は、再選択されたリソースに対してWTRUがPBPSを実行するかどうか、のうちの1つ以上に基づいて決定することができる。
【0335】
WTRUは、例えば、再選択されたリソースを半永続的に予約するかどうかを、事前決定に基づいて決定することができる。WTRUは、再選択されたリソースの半永続的予約を、リソース再評価及び/又はプリエンプションに起因して実行しない(例えば、実行するように要求されない)ことが可能である。WTRUは、再選択されたリソース(例えば、任意の再選択されたリソース)の動的送信を、リソース再評価及び/又はプリエンプションに起因して実行することができる。
【0336】
WTRUは、例えば、再選択されたリソースが(例えば、PBPS感知結果を有し得る)Y個の候補スロット内にあるかどうかに基づいて、半永続的に再選択されたリソースを予約するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUが半永続的に予約されたリソースの衝突を検出した場合、WTRUは、事前に選択されたリソースと置き換える別のリソースを再選択することができる。WTRUは、選択されたリソースがY個の候補スロットのセット内にあるかどうかに基づいて、再選択されたリソースを半永続的に予約するかどうかを決定することができる。例えば、再選択されたリソースがY個の候補スロットのセット内にある場合、WTRUは、半永続的にリソースを予約することができる。WTRUは、再選択されたリソースが候補スロットのセット外にある場合、半永続的にリソースを予約しなくてもよい。
【0337】
WTRUは、例えば、事前に選択された、及び/又は予約されたリソースが半永続的に予約されているかどうかに基づいて、再選択されたリソースを半永続的に予約するかどうかを決定することができる。WTRUは、例えば、事前に選択された、及び/又は予約されたリソースが半永続的に予約されていない場合、再選択されたリソースを半永続的に予約することを控える(例えば、予約しない)ことが可能である。事前に選択された、及び/又は予約されたリソースが半永続的に予約されている場合、WTRUは、再選択されたリソースを半永続的に予約することを決定することができ、及び/又は、WTRUは、再選択されたリソースを半永続的に予約することを控える(例えば、予約しない)ことが可能である。
【0338】
WTRUは、WTRUが再選択されたリソースに対してPBPSを実行するかどうかに基づいて、再選択されたリソースを半永続的に予約するかどうかを決定することができる。WTRUは、例えば、WTRUが再評価及び/又はプリエンプションのリソース選択プロセスに対してPBPSを実行する場合、再選択されたリソースを半永続的に予約することができる。そうではなく、例えば、再評価及び/又はプリエンプションのリソース選択プロセスに対してPBPSが実行されない場合、WTRUは、再選択されたリソースを半永続的に予約することを控える(例えば、予約しない)ことが可能である。
【0339】
WTRUは、半永続的に予約されたリソースに対して異なるRSRP閾値を使用することができる。いくつかの例では、WTRUは、動的に予約されたリソースと比較して異なるRSRP閾値を、半永続的に予約されたリソースに対して適用することができる。例えば、WTRUは、複数のタイプ(例えば、2つのタイプ)のリソースに対して異なるRSRP閾値を適用するために、WTRUが、半永続的に予約されたリソースに対して異なる初期RSRP閾値を使用すること、又は、WTRUが、動的に予約されたリソースと比較して異なるRSRP増分ステップを、半永続的に予約されたリソースに対して使用すること、のうちの1つ以上を実行することができる。WTRUは、半永続的に予約されたリソースに対して異なる初期RSRP閾値を使用することができる。例えば、半永続的予約リソースに適用される初期RSRP閾値は、動的に予約されたリソースに適用される閾値よりも低くてもよい。WTRUは、動的に予約されたリソースと比較して異なるRSRP増分ステップを、半永続的に予約されたリソースに対して使用することができる。例えば、WTRUは、RSRP増分ステップ(例えば、2つのRSRP増分ステップ)を(事前に)構成されてもよく、第1のステップは、半永続的に予約されたリソースと関連付けられてもよく、他のステップは、動的に予約されたリソースと関連付けられてもよい。WTRUは、例えば、リソースが半永続的に予約されるか又は動的に予約されるかに基づいて、使用できるRSRP増分ステップを決定することができる。
【0340】
輻輳制御が提供されてもよい。WTRUは、例えば、DRX構成と関連付けられたリソースの輻輳レベルを決定するために、DRXのチャネルビジー率(例えば、CBR_drx)を測定することができる。WTRUは、DRX ONリソースのセット内でサイドリンク受信信号強度インジケータ(SL-RSSI)測定を実行することができる。スロットnにおけるCBR_drx計算のために、WTRUは、(事前に)構成された数のDRX ON期間においてSL-RSSI測定を実行することができる。CBR_drxは、DRX ON時間(例えば、各DRX ON時間)において測定されたCBRの加重和として決定され得る。重みベクトルは、リソースプールごとに、及び/又はDRX構成ごとにネットワークによって(事前に)構成され得る。
【0341】
WTRUは、DRX ON時間及びDRX OFF時間においてSL-RSSI測定を実行することができる。CBR_drxは、DRX ON時間における重み付けされたCBR及びDRX OFF時間内のCBRとして計算され得る。重みベクトルは、リソースプールごとに、及び/又はDRX構成ごとに(事前に)構成され得る。DRX ON時間におけるCBRは、DRX OFF時間におけるCBRよりも高い加重値を有することができる。そのようなCBR_drx測定は、WTRUが、例えば、DRX ON時間の間に輻輳(例えば、輻輳レベル)を低減することを可能にしてもよい。
【0342】
WTRUは、CBR_drx(例えば、測定ウィンドウの時間)を計算するために使用され得る測定ウィンドウを(事前に)構成され得る。CBR_drxは、TB QoS(例えば、TBのQoS)と関連付けられ得る。WTRUは、TB QoSに基づいてCBR_drx計算を実行するために利用することができるCBR_drxの時間を決定することができる。いくつかの例では、CBR及び/又はCBR_drxは、PC5インターフェース、無線リソース制御(radio resource control、RRC)メッセージ、又は媒体アクセス制御要素(medium access control element、MAC CE)を介してピアWTRUから受信され得る。CBR及び/又はCBR_drxは、メッセージ、例えば、サイドリンクメッセージを介してピアWTRUから受信され得る。
【0343】
WTRUは、別のWTRUからCBR及び/又はCBR_drxを受信することができる。受信側WTRUは、受信したCBR及び/又はCBR_drxに基づいて輻輳制御を実行することができる。CBR及び/又はCBR_drxは、(例えば、サイドリンク物理ブロードキャストチャネル(sidelink physical broadcast channel、SL-PBCH)を介して)1つ以上の同期信号で示され得る。
【0344】
WTRUは、例えば、CBR_drxに基づいて、DRX ON時間における1つ以上の送信パラメータを決定することができる。DRX ON及び/又はDRX OFF時間における送信に関して、WTRUは、WTRUのCBR_drxに基づいて、以下のパラメータ、すなわち、リソースプール内でサポートされる所与のMCSテーブルに関する、変調及びコーディング方式(例えば、MCS)の範囲、TB送信(例えば、1つのTB送信)に使用されるサブチャネルの数の範囲、TB(再)送信の数の範囲、又は送信電力の範囲のうちの1つ以上を決定することができる。
【0345】
WTRUは、TB(例えば、1つのTB)のためのリソース選択をトリガするためのスロットを決定することができる。WTRUは、TBのための許容可能なリソース選択トリガスロットのセットを(事前に)構成され得る。WTRUは、リソースプールかつ/又はリレーサービスごとに(事前に)構成され得る。WTRUは、TBのためのリソース選択トリガスロットを、許容可能なリソース選択トリガスロットのセット内で選択する(例えば、ランダムに選択する)ことができる。許容可能なリソース選択トリガスロットのセットは、TBのQoS、リソースプール内で測定されたCBR_drx、又はリソースプールのDRX構成及び/若しくはCBRのうちの1つ以上に基づいて(事前に)構成され得る。WTRUは、TBの優先度に基づいて、許容可能なリソース選択トリガスロットのセットを決定することができる。例えば、高優先度TBは、あるスロット(例えば、任意のスロット)でリソース選択をトリガすることが可能であってもよい。低優先度のTBは、あるスロット(例えば、DRXサイクルにおけるDRX ON時間の開始時のスロット)でリソース選択をトリガすることが不可能であってもよい。いくつかの例では、許容可能なリソース選択トリガスロットの複数のセットは、CBR及び/又はCBR_drxの範囲と関連付けられたセット(例えば、各セット)を含んでもよい。WTRUは、CBR及び/又はCBR_drxに基づいて、許容可能なリソース選択トリガスロットのセットを選択することができる。
【0346】
WTRUは、リソース選択のための候補スロット及び/又は候補スロットのセットのウィンドウを決定することができる。WTRUは、リソース選択のための許容可能なスロットのセットを(事前に)構成され得る。リソース選択のための許容可能なスロットのセットは、TBのQoS、リソースプールのCBR、又はCBR_drxのうちの1つ以上に基づいて決定され得る。WTRUは、これらのパラメータ及び/又は関連する構成に基づいて、リソース選択を実行するために利用され得るスロットを決定することができる。
【0347】
いくつかの例では、部分感知ベースのリソース割り当ての場合、WTRUは、開始ウィンドウ候補スロットをランダムに選択する(例えば、候補スロットのウィンドウ[n+Y1,n+Y2]に対してスロットn+Y1をランダムに選択する)ことができる。ランダムな開始ウィンドウ候補スロット選択は、WTRUがリソース選択のために候補スロットの同様のウィンドウを選択することを回避することを可能にし得る。
【0348】
WTRUは、CR_drx計算を実行することができる。WTRUは、DRX ON時間におけるWTRUのチャネル占有率を決定するために、DRXのチャネル占有率(例えば、CR_drx)を計算することができる。スロットnにおけるCR_drxは、過去のXDRX ON期間における送信に使用されたリソースの数、並びに/又は将来のYDRX ON期間における送信のために予約及び/若しくは選択されたリソースの数に基づいて計算され得る。X及び/又はYの値は、リソースプールごとのDRX構成ごとに固定及び/又は(事前に)構成され得る。
【0349】
WTRUは、CR_drxに基づいて輻輳制御を実行することができる。例えば、CR_drxが閾値よりも大きい場合、WTRUは、TBの送信をドロップすることができ、WTRUは、次のDRX ON時間においてTBを再送信することができる。いくつかの例では、送信(例えば、1つの送信)が輻輳制御に起因してドロップされると、WTRUは、後続の送信がシグナリングされていない場合、及び/又は後続の送信がDRX OFF時間に含まれる場合に、TBの1つ以上のサブシーケンス送信をドロップすることができる。
【0350】
WTRUは、予約されたリソース(例えば、1つの予約されたリソース)の前にCBRを測定するかどうかを決定することができる。WTRUは、複数のCBR(例えば、2つのCBR)を(事前に)構成され得る。CBRは、デフォルトCBR及び測定されたCBRを含み得る。WTRUは、サイドリンクリソースを使用して送信を実行するかどうかを決定するために、CBRを使用することができる。WTRUは、WTRUのチャネル占有率(例えば、CR)及び/又はCBRが閾値よりも大きい場合、サイドリンクリソースにおいて送信を実行しないことが可能である。WTRUは、WTRUのCR及び/又はCBRが閾値より小さい場合、サイドリンクリソースを使用して送信することができる。CR閾値は、CBRの関数として(事前に)構成され得る。予約されたサイドリンクリソースの場合、WTRUは、どのCBRを使用するかを決定することができる。WTRUは、予約されたサイドリンクリソースのプリエンプションチェックをWTRUが実行するかどうかに基づいて決定を行うことができる。WTRUは、プリエンプションチェックが実行されない場合、デフォルトCBRを使用することができる。そうでない場合、WTRUは、測定されたCBRを使用することができる。
【0351】
WTRUは、リソースプールのCBRを計算するためのウィンドウを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、リソースプールのCBRを計算するためのウィンドウを、リソースプールにおいて半永続的予約が有効であるか無効であるか、TBのQoS、TBのHARQタイプ(例えば、HARQ対応又は非対応TB)、あるいは、選択されたリソースの半永続的予約をWTRUが実行することができるかどうか、又はSL DRXがWTRUに構成されているかどうか、のうちの1つ以上に基づいて決定することができる。
【0352】
いくつかの例では、WTRUは、半永続的予約がリソースプールにおいて有効であるか無効であるかに基づいて、リソースプールのCBRを計算するためのウィンドウを決定することができる。例えば、WTRUは、CBRを計算するための感知ウィンドウのセット(例えば、2つのセット)を(事前に)構成され得る。感知ウィンドウの第1のセットは、半永続的予約が有効なリソースプールに使用され得る。感知ウィンドウの第2のセットは、半永続的予約が無効なリソースプールに使用され得る。
【0353】
WTRUは、リソースプールのCBRを計算するためのウィンドウをTBのQoSに基づいて決定することができる。例えば、WTRUは、TBの優先度ごとに1つのウィンドウを(事前に)構成され得る。WTRUは、CBRを測定するためのウィンドウをTBの優先度に基づいて決定することができる。
【0354】
WTRUは、リソースプールのCBRを計算するためのウィンドウを、TBのHARQタイプ(例えば、HARQ対応又は非対応TB)に基づいて決定することができる。例えば、WTRUは、CBRを決定するための感知ウィンドウ(例えば、2つの感知ウィンドウ)を(事前に)構成され得る。感知ウィンドウのうちの1つは、HARQ対応TBに使用され得る。感知ウィンドウのうちの別の1つは、HARQ非対応TBに使用され得る。WTRUは、どの感知ウィンドウを使用するかを、TBのHARQタイプに基づいて決定することができる。
【0355】
WTRUは、選択されたリソースの半永続的予約をWTRUが実行することができるかどうかに基づいて、リソースプールのCBRを計算するためのウィンドウを決定することができる。例えば、WTRUは、CBRを決定するための感知ウィンドウ(例えば、2つの感知ウィンドウ)を(事前に)構成されてもよい。感知ウィンドウのうちの1つは、半永続的に選択されたリソースに使用されてもよく、他の感知ウィンドウは、動的に選択されたリソースに使用されてもよい。
【0356】
WTRUは、SL DRXがWTRUに構成されているかどうかに基づいて、リソースプールのCBRを計算するためのウィンドウを決定することができる。例えば、WTRUは、CBRを決定するための感知ウィンドウ(例えば、2つの感知ウィンドウ)を(事前に)構成され得る。SL DRXがTx WTRU及び/又はRx WTRUに構成されている場合、これらの感知ウィンドウのうちの1つを使用することができる。DRXがTx WTRU又はRx WTRUのいずれにも構成されていない場合、他の感知ウィンドウを使用することができる。
【0357】
WTRUは、CBRを計算するためのスライディングウィンドウ(例えば、100スロット)をリソースプールごとに(事前に)構成され得る。WTRUは、リソースプールのCBRを決定するためのスライディングウィンドウ(例えば、各スライディングウィンドウ)内の最小数のスロットを(事前に)構成され得る。WTRUがスライディングウィンドウ内の最小数を超える数のスロットを測定する場合、WTRUは測定されたCBRを使用することができる。WTRUは、WTRUが最小必要数に満たない数のスロットを測定する場合、TBをドロップすること、又は、リソースプールごとに(事前に)構成され得るデフォルトCBRを使用することのうちの1つ以上を実行することができる。
【0358】
スライディングウィンドウ内の感知スロットの最小数及び/又はスライディングウィンドウサイズは、半永続的予約がリソースプールにおいて有効であるか無効であるか、TBのQoS、TBのHARQタイプ、選択されたリソースの半永続的予約をWTRUが実行するかどうか、又は、SL DRXがWTRUに構成されているかどうか、のうちの1つ以上に基づいて構成され得る。
【0359】
スライディングウィンドウ内の感知スロットの最小数及び/又はスライディングウィンドウサイズは、半永続的予約がリソースプールにおいて有効であるか無効であるかに基づいて構成され得る。例えば、WTRUは、CBRを計算するためのスライディングウィンドウサイズ内の感知スロットの最小数のセット(例えば、2つのセット)を(事前に)構成されてもよく、2つのセットのうちの一方のセットは、半永続的予約が有効なリソースプールに使用され得る。2つのセットのうちの他方のセットは、半永続的予約が無効なリソースプールに使用され得る。
【0360】
スライディングウィンドウ内の感知スロットの最小数及び/又はスライディングウィンドウサイズは、TBのQoSに基づいて構成され得る。例えば、WTRUは、TBの優先度ごとにCBRを計算するためのスライディングウィンドウサイズ内の感知スロットの最小数及び/又はスライディングウィンドウサイズの1つ以上のセットを構成され得る。WTRUは、CBRを測定するために使用されるセットを、TBの優先度に基づいて決定することができる。
【0361】
スライディングウィンドウ内の感知スロットの最小数及び/又はスライディングウィンドウサイズは、TBのHARQタイプに基づいて構成され得る。例えば、WTRUは、CBRを計算するためのスライディングウィンドウサイズ内の感知スロットの最小数のセット(例えば、2つのセット)及び/又はスライディングウィンドウサイズを(事前に)構成されてもよく、1つのセットはHARQ対応TBに使用されてもよく、別のセットはHARQ非対応TBに使用されてもよい。WTRUは、スライディングウィンドウサイズ内の感知スロットの最小数のどのセットをCBRを計算するために使用することができるかを、TBのHARQタイプに基づいて決定することができる。
【0362】
スライディングウィンドウ内の感知スロットの最小数及び/又はスライディングウィンドウサイズは、選択されたリソースの半永続的予約をWTRUが実行するかどうかに基づいて構成され得る。例えば、WTRUは、CBRを計算するためのスライディングウィンドウサイズ内の感知スロットの最小数のセット(例えば、2つのセット)及び/又はスライディングウィンドウサイズを(事前に)構成され得る。構成されたセットのうちの1つを、半永続的に選択されたリソースに使用してもよい。構成されたセットのうちの第2のセットを、動的に選択され得るリソースに使用してもよい。
【0363】
スライディングウィンドウ内の感知スロットの最小数及び/又はスライディングウィンドウサイズは、SL DRXがWTRUに構成されているかどうかに基づいて構成され得る。例えば、WTRUは、CBRを決定するためのスライディングウィンドウサイズ内の感知スロットの最小数のセット(例えば、2つのセット)及び/又はスライディングウィンドウサイズを(事前に)構成され得る。構成されたセットのうちの1つを、SL DRXがTx WTRU及び/又はRx WTRUに構成されている場合に使用してもよい。構成されたセットのうちの第2のセットを、DRXがTx WTRU又はRx WTRUのいずれにも構成されていない場合に使用してもよい。
【0364】
ランダムなリソース割り当て拡張が提供されてもよい。Tx WTRUは、SL送信のためのリソースのランダムな選択のためのリソース割り当てのセットを(事前に)構成され得る。リソース割り当ては、リソースプール及び/又はリソースプールのサブバンドを含むことができる。リソースプールは、SL帯域幅部分(bandwidth part、BWP)及び/若しくはSLキャリア内で(事前に)構成され得る、並びに/又はリソースプールインデックスで識別され得るサブチャネルのセットを含むことができる。リソースプールのサブバンドは、リソースプール内に(事前に)構成されたサブチャネル(例えば、連続サブチャネル)のセットを含むことができる。サブチャネルのセットは、サブバンドインデックスを使用して識別され得る。
【0365】
Tx WTRUは、SL TBのSL送信のための(事前に)構成されたリソース割り当ての中からリソース割り当てを(再)選択することができる。Tx WTRUは、SL送信のための選択されたリソース割り当て内でリソースをランダムに(再)選択することができる。Tx WTRUは、本明細書で説明するように、SL TBの送信のためのリソース割り当てを(再)選択することができる。
【0366】
Tx WTRUは、SL送信のためのリソース選択のためのリソース割り当てをランダムに(再)選択することができる。例えば、Tx WTRUは、いくつかのSL送信リソースプール(例えば、8つのSL送信リソースプール)を(事前に)構成され得る。Tx WTRUは、SL送信のためのリソース選択の一部として、(事前に)構成されたSL送信リソースプールのうちの1つをランダムに(再)選択することができる。Tx WTRUは、リソースプール内のいくつかのサブバンド(例えば、4つのサブバンド)を(事前に)構成され得る。Tx WTRUは、リソース選択のための1つのサブバンドを(例えば、いくつかのサブバンドから)ランダムに(再)選択することができる。
【0367】
Tx WTRUは、SL送信のリソース選択のためのリソース割り当てを、送信するSL TBの優先度及び/又はWTRU IDに基づいて(再)選択することができる。例えば、リソース割り当て(例えば、リソースプール及び/又はリソースプールのサブバンド)に、ある範囲の優先度を(事前に)構成してもよい。Tx WTRUは、送信されるSL TBの優先度と関連付けられたリソース割り当てを(再)選択することができる。Tx WTRUは、L1宛先及び/又はソースIDを使用して、リソース割り当て(例えば、リソースプール及び/又はリソースプールのサブバンド)のインデックスを決定することができる。L1宛先ID及び/又はソースIDは、上位層によって構成され得る。決定は、(事前に)構成されたリソース割り当ての総数を法とするWTRU L1宛先及び/又はソースIDの10進バージョンの動作に基づいてもよい。Tx WTRUは、リソース割り当てインデックスによって識別されるリソース割り当てを(再)選択することができる。
【0368】
Tx WTRUは、Rx WTRUからPSICH(Physical SL Indication Channel、物理SL指示チャネル)及び/又はPSCCHを介して受信した情報に基づいて、SL送信のリソース選択のためのリソース割り当てを(再)選択することができる。PSICHで示される情報は、Tx WTRUによって予約されたリソースにおいて予想及び/又は検出される競合のタイプ、例えば、スロット競合情報及び/又は予約されたリソース競合情報、又はリソースビジー指示情報のうちの1つ以上を含むことができる。
【0369】
スロット競合情報は、受信に利用可能でない1つ以上のタイムスロット、例えば、予約されたリソースにおけるRx WTRUによるSL及び/又はUL送信用にスケジュールされたスロットに固有であり得る。このタイプの競合は、例えば、Tx WTRUによって送信され得るTBをRx WTRUが見失うことを回避するために解決されてもよい。PSICH中のビットフィールドは、そのような競合スロットを示し得る。例えば、時間リソースインジケータ値(time resource indicator value、TRIV)は、Tx WTRUの予約されたスロットに対する競合スロットの時間オフセットに基づいて計算され得る。
【0370】
予約されたリソース競合情報は、予約されたリソース(例えば、SLスロット内のサブチャネルの数)に固有であり得る。例えば、予約されたリソースは、複数のTx WTRUのSL送信によって予約されてもよい。競合は、送信用の別のリソースを再選択するために、例えば、WTRUのうちの1つによって解決されてもよい。そのような場合、競合は回避され得る。
【0371】
PSICHで示される情報は、リソースビジー指示を含み得る。リソースビジー指示は、Rx WTRUによって測定された1つ以上のリソースビジーメトリックに基づいてもよい。リソースビジー指示は、Tx WTRUリソース(再)選択に使用され得るリソース割り当ての指示を含むことができる。例えば、リソースプール及び/又はリソースプールのサブバンドのインデックスは、PSCCHのPSICH又はSCIのビットフィールドで示され得る。示されたリソース割り当ては、リソース割り当て内で測定及び/又は評価されたCBR、RSSI、優先度、及び/又は優先度固有CBRに基づき得る。リソースビジー指示は、ビットマップを含み得る。ビットマップ中のビット(例えば、各ビット)は、(事前に)構成されたリソース割り当て(例えば、リソースプール及び/又はリソースプールのサブバンド)を示し得る。ビットマップは、Tx WTRUの(再)選択に使用され得るリソース割り当てに関する情報を提供することができる。例えば、ビット(例えば、各ビット)は、そのビットに対応するリソース割り当ての測定されたリソースビジーメトリックが(事前に)構成された(例えば、リソース(再)選択に使用することが推奨される)閾値未満である場合、1に設定され得る。
【0372】
Rx WTRUは、リソースビジーメトリック評価ウィンドウ及び/又はリソースビジーメトリックに基づいて、リソースビジー指示を測定及び/又は評価することができる。リソースビジーメトリック評価ウィンドウの場合、Rx WTRUは、評価ウィンドウ長さ(L)を(事前に)構成され得る。リソースビジーメトリック評価ウィンドウの配置は、評価ウィンドウ(L)及び/又はPSICH送信スロット(n)に基づいてもよい。例えば、リソースビジーメトリックは、(n-L-Tproc)で開始し、(n-Tproc)で終了するウィンドウにおいて、Rx WTRUによって評価され得る。リソースビジーメトリックは、CBR、RSSI、優先度、優先度固有のCBR、又は優先度固有のRSSIのうちの1つ以上を含み得る。Rx WTRUは、リソース割り当て(例えば、(事前に)構成されたリソースビジーメトリック評価ウィンドウ内のリソースプール及び/又はリソースプールのサブバンド)のCBRを測定及び/又は評価することができる。CBRが低いリソース割り当ては、リソース割り当てがビジーでないことを示すことができ、及び/又は、ランダムに選択されたリソースを使用した送信の衝突の確率が低いことを示すことができる。Rx WTRUは、リソース割り当て(例えば、(事前に)構成されたリソースビジーメトリック評価ウィンドウ内のリソースプール及び/又はリソースプールのサブバンド)のリソース(例えば、リソースの各々)のRSSIを測定及び/又は評価することができる。リソース割り当て(例えば、各リソース割り当て)に関して、Rx WTRUは、リソース割り当てに属するサブチャネル(例えば、全てのサブチャネル)の平均、最小、及び/又は最大RSSIに基づいて、リソースビジーメトリックを決定することができる。RSSIメトリックが低いリソース割り当ては、リソース割り当てがビジーでないこと、及び/又は、ランダムに選択されたリソースを使用した送信の衝突の確率が低いことを示すことができる。Rx WTRUは、(事前に)構成されたリソースビジーメトリック評価ウィンドウ内のリソース割り当てにおいて、復号されたSCI(例えば、復号されたSCIの各々)と関連付けられたL1優先度を測定及び/又は評価することができる。リソース割り当て(例えば、各リソース割り当て)に関して、Rx WTRUは、リソース割り当てにおける復号されたSCI(例えば、復号されたSCIの各々)の平均、最小、及び/又は最大L1優先度に基づいて、リソースビジーメトリックを決定することができる。Rx WTRUは、(事前に)構成された優先度(例えば、各事前に構成された優先度)に固有のリソース割り当てに属するリソース(例えば、全てのリソース)のCBRを測定及び/又は評価することができる。CBR測定及び/又は評価は、復号されたSCIの優先度が関連する優先度未満であるリソース(例えば、全てのリソース)を含み得る。例えば、L1優先度3に固有のCBRは、復号されたL1優先度が3より小さいサブチャネルで測定及び/又は評価され得る。Rx WTRUは、Tx WTRUによってリソース予約において示された優先度に対応する優先度固有のCBRを、PSICHを介して示すことができる。Rx WTRUは、PSICHを介してリソース割り当て及び/又は関連する優先度を示すことができる。Rx WTRUは、(事前に)構成された優先度(例えば、各(事前に)構成された優先度)に固有であり得るリソース割り当てに属するリソース(例えば、リソースの各々)のRSSIを測定及び/又は評価することができる。RSSI測定及び/又は評価は、復号されたSCIの優先度が関連する優先度未満であるリソース(例えば、リソースの各々)を含み得る。例えば、L1優先度3に固有のRSSIは、復号されたL1優先度が3より小さいサブチャネルで測定及び/又は評価され得る。Rx WTRUは、例えば、平均、最小、及び/又は最大RSSIに基づいて、関連する優先度に固有のRSSIメトリックを決定することができる。Rx WTRUは、リソース割り当て及び/又は関連する優先度をPSICHを介して示すことができる。
【0373】
Tx WTRUは、PSCIHを介して示されたリソース割り当て内でリソースのランダムな選択を実行することができる。例えば、Tx WTRUは、受信したPSICHを介して示されたインデックスに対応するリソースプール内でランダムな(再)選択を実行することができる。いくつかの例では、Tx WTRUは、PSICHを介して受信したビットマップ内の「1」に対応するサブバンド内でランダムな(再)選択を実行することができる。
【0374】
Tx WTRUは、PSICHを介して示されたリソース割り当てを、リソースのランダムな選択から除外することができる。例えば、Tx WTRUは、受信したPSCCHを介してスロット競合が示される、示されたSLスロットを除外することができる。
【0375】
Tx WTRUは、送信されるTBの優先度、及び/又はPSICHを介して示された優先度固有のCBRに基づいて、リソース(再)選択のためのランダムな選択を実行するかどうかを決定することができる。優先度に固有のCBRがリソース割り当て内で(事前に)構成された閾値よりも高い場合、Tx WTRUは、CBRに固有の優先度以下の優先度を有するTBのためのリソースのランダムな選択からリソース割り当てを除外することができる。
【0376】
Tx WTRUは、送信されるTBの優先度、及び/又はPSICHを介して示された優先度固有のRSSIメトリックに基づいて、リソース(再)選択のためのランダムな選択を実行するかどうかを決定することができる。優先度に固有のCBRがリソース割り当て内で(事前に)構成された閾値よりも高い場合、Tx WTRUは、CBRに固有の優先度以下の優先度を有するTBのためのリソースのランダムな選択からリソース割り当てを除外してもよい。
【0377】
Tx WTRUは、(再)選択されたリソースで送信されたPSSCHと関連付けられたPSCCHを介してランダムな選択リソース割り当てを示すことができる。PSCCHで搬送されるSCIは、実行されるリソース割り当てのタイプを示すビットフィールドを含み得る。例えば、2ビットのSCIフィールドが適用されてもよく、コードポイントは、完全感知、部分感知、又はランダムな選択を示すように(事前に)定義されてもよい。
【0378】
WTRUは、ランダムに選択されたリソースを半永続的に予約するかどうかを決定することができる。いくつかの例では、WTRUは、ランダムに選択されたリソースを半永続的に予約するかどうかを、TBのQoS、トラフィックタイプ(例えば、周期的トラフィック又は非周期的トラフィック)、TBのHARQタイプ、リソースプールのCBR、あるいは、DRXがWTRUに構成されているかどうか、のうちの1つ以上に基づいて決定することができる。
【0379】
WTRUは、ランダムに選択されたリソースを半永続的に予約するかどうかを、TBのQoSに基づいて決定することができる。WTRUに優先度閾値を(事前に)構成してもよい。WTRUは、TBの優先度が閾値よりも小さい場合、半永続的にリソースを予約することができる。WTRUは、TBの優先度が閾値よりも大きい場合、半永続的にリソースを予約することが不可能であってもよい。いくつかの例では、WTRUに1つの優先度閾値を(事前に)構成することができる。WTRUは、TBの優先度が閾値よりも大きい場合、半永続的にリソースを予約することができる。WTRUは、TBの優先度が閾値よりも小さい場合、半永続的にリソースを予約することが不可能であってもよい。
【0380】
WTRUは、ランダムに選択されたリソースを半永続的に予約するかどうかを、TBのHARQタイプに基づいて決定することができる。例えば、WTRUは、HARQ対応TBのために半永続的にリソースを予約することができる。WTRUは、HARQ非対応TBのためにリソースを永続的に予約することが不可能であってもよい。
【0381】
WTRUは、ランダムに選択されたリソースを半永続的に予約するかどうかを、リソースプールのCBRに基づいて決定することができる。例えば、WTRUは、リソースプールのCBRが閾値よりも大きい場合、半永続的にリソースを予約することができる。そうでない場合、WTRUは、半永続的にリソースを予約することが不可能であってもよい。
【0382】
WTRUは、DRXがWTRUに構成されているかどうかに基づいて、ランダムに選択されたリソースを半永続的に予約するかどうかを決定することができる。例えば、WTRUにDRXが構成されている場合、WTRUは、半永続的にリソースを予約することが可能であってもよい。WTRUにDRXが構成されていない場合、WTRUは、半永続的にリソースを予約することが不可能であってもよい。
【0383】
送信側無線送信/受信ユニット(Tx WTRU)が、1つ以上のパラメータを示す構成情報を受信することができる。1つ以上のパラメータは、リソース選択と関連付けられ得る。Tx WTRUは、第1のリソース選択ウィンドウ及び第2のリソース選択ウィンドウを決定することができる。第1のリソース選択ウィンドウは、受信側無線送信/受信ユニット(Rx WTRU)のアクティブ時間と関連付けられ得る。第2のリソース選択ウィンドウは、Rx WTRUの非アクティブ時間と関連付けられ得る。Tx WTRUは、第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数を決定することができる。Tx WTRUは、第2のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数を決定することができる。いくつかの例では、Tx WTRUは、第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第1の数を、第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第2の数に増加させることができる。第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第2の数は、リソース閾値(例えば、第1のリソース閾値)を上回り得る。Tx WTRUは、1つ以上の(再)送信リソースを選択することができる。選択された1つ以上の(再)送信リソースは、第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた第2の数の候補リソースからのものであり得る。選択された1つ以上の(再)送信リソースの数が、第1のリソース選択ウィンドウと関連付けられた候補リソースの第2の数に基づいてもよい。1つ以上の選択された(再)送信リソースの指示が送信されてもよく、Tx WTRUは、1つ以上の選択された(再)送信リソースでデータを送信することができる。
【0384】
Tx WTRUは、例えば、Rx WTRU(例えば、DRX Rx WTRU)であり得る別のWTRUへの送信用のリソースを選択することができる。Tx WTRUは、リソース選択ウィンドウがRx WTRUの少なくともある数のアクティブスロット(例えば、Rx WTRUの(事前に)構成された数のアクティブスロット)を含むように、リソース選択トリガ時間(例えば、リソース選択ウィンドウの開始前のスロットn)を選択することができる。Tx WTRUが、リソース選択ウィンドウ内のRx WTRUのアクティブスロットの数が閾値よりも大きいという条件を満たすトリガ時間を見つけることができない場合、Tx WTRUは、トランスポートブロック(transport block、TB)をドロップし、及び/又はTBを送信するための別のリソースプールを選択することができる。
【0385】
Tx WTRUは、候補スロットのセットを選択することができる。Tx WTRUは、リソース選択ウィンドウ内の候補スロットのセットを選択することができる。候補スロットのセットは、Rx WTRUの少なくともある数のアクティブスロット(例えば、Rx WTRUの(事前に)構成された数のアクティブスロット)を含むことができる。Rx WTRUのアクティブスロットの数は、例えば、時間的に、候補スロットのセットの先頭に配置されてもよい。
【0386】
Tx WTRUは、例えば、利用不可能なリソースを除外することによって、選択可能なリソースのセットを決定することができる。Tx WTRUは、Rx WTRUのアクティブスロットのセット内の選択可能なリソースの数が閾値(例えば、(事前に)構成された閾値)より小さく、かつ/又は候補スロットのセット内の選択可能なリソースのパーセンテージが閾値(例えば、別の閾値)より小さい場合、選択可能なリソースの数を増加させることができる。例えば、Tx WTRUは、Rx WTRUのアクティブスロットのセット内の選択可能なリソースの数が閾値(例えば、(事前に)構成された閾値)よりも小さい場合、及び/又は候補スロットのセット内の選択可能なリソースのパーセンテージが閾値(例えば、別の閾値)よりも小さい場合、(例えば、候補スロットのセット内のリソースの利用可能性を決定するために)参照信号受信電力(reference signal received power、RSRP)閾値を増加させることができる。
【0387】
Tx WTRUは、トランスポートブロック(TB)を送信するための送信リソースを、選択可能なリソースのセットから選択することができる。送信リソースは、Rx WTRUのアクティブ時間内にあり、範囲(例えば、第1の閾値よりも大きく、第2の閾値よりも小さいなど、(事前に)構成された範囲)内にある送信リソースであり得る。WTRUは、選択された送信リソースのセットを使用してTBの送信を実行することができる。
【0388】
Tx WTRUが、DRXでの輻輳制御を実行する。Tx WTRUは、CBR_drx測定を実行して、TBのTx WTRUのDRXの構成又はRx WTRUのDRXの構成と関連付けられたリソースの輻輳レベルを決定することができる。Tx WTRUは、TBのサービス品質、CBR_drx、又はリソースプールのチャネルビジー率(channel busy ratio、CBR)のうちの1つ以上に基づいて、許容可能なリソース選択トリガ時間のセット(例えば、nの値のセット)を決定することができる。Tx WTRUは、許容可能なセット内のリソース選択トリガ時間を選択する(例えば、ランダムに選択する)ことができる。
【0389】
Tx WTRUは、周期的リソース予約を検出するための感知を実行することができる。Tx WTRUは、予約間隔のセットを(事前に)構成され、(例えば、周期的予約の周期的感知及び/又は検出のための)感知を実行し、かつ/又は感知結果を抽出することができる。Tx WTRUは、トラフィックタイプ(例えば、選択されたリソースの周期的予約をWTRUが実行するかどうか)及び/又はTBのQoSに基づいて予約間隔のサブセットを決定することができる。選択されたリソースの周期的予約をTx WTRUが実行する場合、Tx WTRUは、(事前に)構成された予約期間(例えば、事前に構成された予約期間の各々)から感知結果を感知及び/又は抽出することができる。Tx WTRUが周期的予約を実行しない場合、Tx WTRUは、TBのQoSに基づいて、感知結果を感知及び/又は抽出するための予約期間のセットを決定することができる。
【0390】
上述の特徴及び要素は、特定の組み合わせで説明されているが、各特徴又は要素は、好ましい実施形態の他の特徴及び要素なしで単独で使用されてもよく、又は他の特徴及び要素を用いて若しくはそれらを用いずに、様々な組み合わせで使用されてもよい。
【0391】
本明細書に記載の実装形態は、3GPP特有プロトコルを考慮し得るが、本明細書に記載の実装形態は、このシナリオに限定されず、他の無線システムに適用可能であり得ることが理解される。例えば、本明細書に記載の解決策は、LTE、LTE-A、新たな無線(NR)、又は5G特有プロトコルを考慮するが、本明細書に記載の解決策は、このシナリオに限定されず、他の無線システムにも更に適用可能であることが理解される。例えば、システムを、3GPP、5G、及び/又はNRネットワーク層を参照して説明してきたが、想定される実施形態は、特定のネットワーク層技術を使用する実装以外にも広がっている。同様に、潜在的な実装形態は、全てのタイプのサービス層アーキテクチャ、システム、及び実施形態に及ぶ。本明細書に記載の技術は、独立して適用することができ、及び/又は他のリソース構成技術と組み合わせて使用することができる。
【0392】
本明細書で説明されるプロセスは、コンピュータ及び/又はプロセッサによる実行のためにコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、及び/又はファームウェアに実装され得る。コンピュータ可読媒体の例としては、(有線及び/又は無線接続を介して送信される)電子信号及び/又はコンピュータ可読記憶媒体が挙げられるが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、読み取り専用メモリ(read only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部ハードディスク及びリムーバブルディスクなどであるがこれらに限定されない磁気媒体、磁気光学媒体、並びに/又はコンパクトディスク(compact disc、CD)-ROMディスク、及び/若しくはデジタル多用途ディスク(digital versatile disk、DVD)などの光学媒体が挙げられるが、これらに限定されない。ソフトウェアと関連付けられたプロセッサを使用して、WTRU、端末、基地局、RNC、及び/又は任意のホストコンピュータにおいて使用するための無線周波数トランシーバを実装し得る。
【0393】
本明細書に記載のプロセスを実行するエンティティは、モバイルデバイス、ネットワークノード、又はコンピュータシステムのメモリに記憶され、そのプロセッサ上で実行されるソフトウェア(例えば、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る論理エンティティであり得ることが理解される。すなわち、プロセスは、モバイルデバイス、及び/又はノード若しくはコンピュータシステムなどのネットワークノードのメモリに記憶されたソフトウェア(例えば、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装されてもよく、このコンピュータ実行可能命令は、ノードのプロセッサによって実行されると、議論されたプロセスを実行する。また、図面に示される任意の送信及び受信プロセスは、ノードのプロセッサ及びそれが実行するコンピュータ実行可能命令(例えば、ソフトウェア)の制御下でノードの通信回路によって実行され得ることが理解される。
【0394】
本明細書に記載の様々な技術は、ハードウェア若しくはソフトウェア、又は必要に応じて両方の組み合わせに関連して実装され得る。したがって、本明細書に記載された主題の実装形態及び装置、又はその特定の態様若しくは部分は、任意の他の機械可読記憶媒体を含む有形媒体で具体化されたプログラムコード(例えば、命令)の形態をとることができ、プログラムコードは、コンピュータなどの機械にロードされて実行されるとき、その機械は、本明細書に記載された主題を実施するための装置となる。プログラムコードが媒体に記憶されている場合、当該プログラムコードは、当該アクションを集合的に実行する1つ以上の媒体に記憶されている場合があり、すなわち、1つ以上の媒体は共に、アクションを実行するためのコードを含み、ただし、2つ以上の単一媒体が存在する場合、コードの特定の部分を特定の媒体に記憶する必要はない。プログラマブルデバイス上でのプログラムコード実行の場合、コンピューティングデバイスは、一般に、プロセッサ、プロセッサによって読み取り可能な記憶媒体(揮発性メモリと不揮発性メモリ及び/又は記憶素子を含む)、少なくとも1つの入力デバイス、及び少なくとも1つの出力デバイスを含む。1つ以上のプログラムは、例えば、API、再利用可能なコントロールなどの使用を通じて、本明細書に記載の主題に関連して記載されたプロセスを実装又は利用することができる。このようなプログラムは、コンピュータシステムと通信するために、高レベルの手続き型又はオブジェクト指向プログラミング言語で実装されることが好ましい。ただし、プログラムは、必要に応じて、アセンブリ言語又は機械語で実装することができる。いずれの場合も、言語はコンパイル型言語又はインタプリタ型言語であってもよく、またハードウェア実装と組み合わされてもよい。
【0395】
例示的な実施形態は、1つ以上のスタンドアロンコンピューティングシステムの環境で本明細書に記載の主題の態様を利用することを言及する場合があるが、本明細書に記載の主題は、そのように限定されるものではなく、むしろ、ネットワーク又は分散コンピューティング環境などの任意のコンピューティング環境に関連して実装されてもよい。更に、本明細書に記載の主題の態様は、複数の処理チップ若しくはデバイス内又はそれらにわたって実装することができ、ストレージは、複数のデバイスにわたって同様に影響を受ける場合がある。このようなデバイスには、パーソナルコンピュータ、ネットワークサーバ、ハンドヘルドデバイス、スーパーコンピュータ、又は自動車や飛行機などの他のシステムに統合されたコンピュータが含まれる場合がある。
【0396】
本開示の主題の好ましい実施形態を説明する際には、図に例解されるように、分かりやすくするために特定の用語が使用される。しかしながら、特許請求された主題は、そのように選択された特定の用語に限定されることを意図するものではなく、各特定の要素は、同様の目的を達成するために同様の方法で動作する全ての技術的同等物を含むことを理解されたい。
【手続補正書】
【提出日】2023-12-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の無線送信/受信ユニット(WTRU)であって、
プロセッサを含み、前記プロセッサが、
デフォルトCBR値と閾値とを含むチャネルビジー率(CBR)情報を示す構成情報を受信し、
CBR測定ウィンドウ内の測定スロットの数を決定し、
前記CBR測定ウィンドウ内の測定スロットの前記決定された数と前記閾値とに基づいてCBR値を選択し、前記選択されたCBR値は、前記デフォルトCBR値又は測定されたCBR値のうちの1つであり、
前記選択されたCBR値に基づいて送信パラメータを決定し、
前記送信パラメータを使用して送信を行う、
ように構成されている、第1の無線送信/受信ユニット(WTRU)。
【請求項2】
前記CBR測定ウィンドウ内の測定スロットの前記決定された数が前記閾値未満である場合、前記デフォルトCBR値は前記選択されたCBR値である、請求項1に記載のWTRU。
【請求項3】
前記CBR測定ウィンドウ内の測定スロットの前記決定された数が前記閾値を満たす場合、前記測定されたCBR値は前記選択されたCBR値である、請求項1に記載のWTRU。
【請求項4】
前記プロセッサが、トランスポートブロックと関連付けられたサービス品質(QoS)を決定するように更に構成され、前記CBR値は、前記トランスポートブロックと関連付けられた前記QoSに基づいて更に選択される、請求項1に記載のWTRU。
【請求項5】
前記プロセッサが、周期的予約がリソースプールに対して有効であるかどうかを決定するように更に構成され、前記CBR値は、周期的予約が前記リソースプールに対して有効であるかどうかに基づいて更に選択される、請求項1に記載のWTRU。
【請求項6】
前記デフォルトCBR値はリソースプールと関連付けられている、請求項1に記載のWTRU。
【請求項7】
前記CBR測定ウィンドウ内の測定スロットの前記数は、周期的予約が有効であるかどうか、トランスポートブロック(TB)と関連付けられたサービス品質(QoS)、前記TBと関連付けられたハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request、HARQ)タイプ、サイドリンク不連続受信が有効であるかどうかのうちの1つ以上に基づいて決定される、請求項1に記載のWTRU。
【請求項8】
方法であって、
デフォルトCBR値と閾値とを含むチャネルビジー率(CBR)情報を示す構成情報を受信することと、
CBR測定ウィンドウ内の測定スロットの数を決定することと、
前記CBR測定ウィンドウ内の測定スロットの前記決定された数と前記閾値とに基づいてCBR値を選択することであって、前記選択されたCBR値は、前記デフォルトCBR値又は測定されたCBR値のうちの1つである、選択することと、
前記選択されたCBR値に基づいて送信パラメータを決定することと、
前記送信パラメータを使用して送信を行うことと、
を含む、方法。
【請求項9】
前記CBR測定ウィンドウ内の測定スロットの前記決定された数が前記閾値未満である場合、前記デフォルトCBR値は前記選択されたCBR値である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記CBR測定ウィンドウ内の測定スロットの前記決定された数が前記閾値を満たす場合、前記測定されたCBR値は前記選択されたCBR値である、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記方法は、トランスポートブロックと関連付けられたサービス品質(QoS)を決定することであって、前記トランスポートブロックと関連付けられた前記QoSに基づいて前記CBR値が更に選択される、決定することを更に含む、
請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記方法は、
周期的予約がリソースプールに対して有効であるかどうかを決定することであって、周期的予約が前記リソースプールに対して有効であるかどうかに基づいて前記CBR値が更に選択される、決定することを更に含む、
請求項8に記載の方法。
【請求項13】
前記デフォルトCBR値はリソースプールと関連付けられている、請求項8に記載の方法。
【請求項14】
前記CBR測定ウィンドウ内の測定スロットの前記数は、周期的予約が有効であるかどうか、トランスポートブロック(TB)と関連付けられたサービス品質(QoS)、前記TBと関連付けられたハイブリッド自動再送要求(HARQ)タイプ、サイドリンク不連続受信が有効であるかどうかのうちの1つ以上に基づいて決定される、請求項8に記載の方法。
【国際調査報告】