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特表2024-513900特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体及び製品
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-27
(54)【発明の名称】特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体及び製品
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/6332 20110101AFI20240319BHJP
   H04N 21/431 20110101ALI20240319BHJP
   H04N 21/234 20110101ALI20240319BHJP
   H04L 51/04 20220101ALI20240319BHJP
   H04L 67/131 20220101ALI20240319BHJP
【FI】
H04N21/6332
H04N21/431
H04N21/234
H04L51/04
H04L67/131
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023561379
(86)(22)【出願日】2022-04-06
(85)【翻訳文提出日】2023-10-05
(86)【国際出願番号】 CN2022085302
(87)【国際公開番号】W WO2022213979
(87)【国際公開日】2022-10-13
(31)【優先権主張番号】202110369428.3
(32)【優先日】2021-04-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.PYTHON
(71)【出願人】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ヂャン,ポンウェイ
(72)【発明者】
【氏名】イェ,ツォン
(72)【発明者】
【氏名】ヂョウ,シーティン
(72)【発明者】
【氏名】グォ,シュエン
(72)【発明者】
【氏名】リ,ビーフー
(72)【発明者】
【氏名】シュ,ウェイジェン
(72)【発明者】
【氏名】ヂョウ,エンジェ
(72)【発明者】
【氏名】スン,シンジェン
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164FA06
5C164SB01P
5C164TB22P
5C164UB88P
(57)【要約】
本開示の実施例は、特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体及び製品を提供し、当該方法は、特殊効果トリガー命令を取得することであって、特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応することと、特殊効果トリガー命令に応答し、第1の特殊効果情報及び第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定することと、目標特殊効果情報をライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、第1のクライアント端末機器に目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることと、を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
特殊効果表示方法であって、
特殊効果トリガー命令を取得することであって、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応することと、
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定することと、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることと、を含む、特殊効果表示方法。
【請求項2】
特殊効果トリガー命令を取得する前に、前記方法は、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定することと、
前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを決定することと、
前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
特殊効果トリガー命令を取得することは、
前記特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー命令を生成することを含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定した後、前記方法は、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することをさらに含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
特殊効果トリガー命令を取得することは、
前記第1のクライアント端末機器から前記特殊効果トリガー命令を取得することであって、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報をさらに指示することを含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示することは、
前記特殊効果トリガー命令が第1の時間情報を指示し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを含むことを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定した後、前記方法は、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第2のクライアント端末機器に送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることをさらに含む、請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記ライブ空間の現在のライブ配信のタイプを決定することと、
前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得することと、をさらに含む、請求項1~7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得することは、
前記ライブ配信のタイプが、ライブ空間に対応する目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合するライブ配信のタイプであるとき、前記目標ライバーユーザの識別子を決定することと、
前記目標ライバーユーザの識別子に応じて、前記第1の時間情報に対応する画像フレームに対してスクリーンショット操作を行い、前記目標ライバーユーザの識別子に対応する第1の画像フレームを取得することと、を含み、
ここで、前記目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合してライブ配信するとき、前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠が前記画像フレームの中に同時に表示される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得することは、
前記ライブ配信のタイプがライブ空間に対応する目標ライバーユーザのワンマンライブ配信のタイプであるとき、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを前記第1の画像フレームとして決定することを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信した後、前記方法は、
前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠の上層に、前記目標特殊効果情報を全画面で表示するように、前記クライアント端末機器を制御することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定することは、
前記第1の画像フレームに対して顔認識操作を行い、前記目標オブジェクトを取得することと、
前記目標オブジェクトと前記第1の特殊効果情報とに対してデータ融合操作を行い、前記目標特殊効果情報を取得することと、を含む、請求項1~7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
前記方法は、
いずれかの前記クライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーしたか否かをリアルタイムで検出することと、
いずれかの前記クライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーした場合、前記目標操作に対応する第2の特殊効果情報及び前記目標操作に対応する第2の時間情報を決定することと、
第1の時間情報及び前記第2の時間情報に基づき、前記第1の特殊効果情報及び前記第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加することと、をさらに含む、請求項2~7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
前記第1の時間情報及び前記第2の時間情報に基づき、前記第1の特殊効果情報及び前記第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加した後、前記方法は、
前記メッセージキューの中の第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報を前記時間順に順次取得し、前記第1の特殊効果情報又は前記第2の特殊効果情報、及び前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレーム又は前記第2の時間情報に対応する第2の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて、目標特殊効果情報を決定することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
特殊効果表示方法であって、
ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示することと、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の特殊効果情報を決定することと、
サーバに特殊効果トリガー命令を送信することであって、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示することと、
前記サーバから特殊効果表示命令を取得することであって、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられていることと、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することと、を含む、特殊効果表示方法。
【請求項16】
特殊効果表示方法であって、
ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュすることと、
前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得することであって、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含むことと、
前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることと、を含む、特殊効果表示方法。
【請求項17】
特殊効果表示装置であって、
特殊効果トリガー命令を取得するための取得モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応する取得モジュールと、
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定するための決定モジュールと、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための送信モジュールと、を含む、特殊効果表示装置。
【請求項18】
特殊効果表示装置であって、
ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示するためのコンテンツ表示モジュールと、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の特殊効果情報を決定するための特殊効果決定モジュールと、
サーバに特殊効果トリガー命令を送信するための命令送信モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示する命令送信モジュールと、
前記サーバから特殊効果表示命令を取得するための命令取得モジュールであって、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられている命令取得モジュールと、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示するための特殊効果表示モジュールと、を含む、特殊効果表示装置。
【請求項19】
特殊効果表示装置であって、
ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュするためのコンテンツプッシュモジュールと、
前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得するための命令取得モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含む命令取得モジュールと、
前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための目標特殊効果送信モジュールと、を含む、特殊効果表示装置。
【請求項20】
メモリ及びプロセッサを含む、特殊効果表示機器であって、
前記メモリがコンピュータ命令を記憶するために用いられ、
前記プロセッサが、前記メモリに記憶されたコンピュータ命令を実行して、前記特殊効果表示機器に請求項1~16のいずれか1項に記載の特殊効果表示方法を実現させるために用いられる、特殊効果表示機器。
【請求項21】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータ実行命令が記憶されており、前記コンピュータ実行命令がコンピューティングデバイスにより実行されると、前記コンピューティングデバイスが請求項1~16のいずれか1項に記載の特殊効果表示方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項22】
コンピュータプログラムを含む、コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1~16のいずれか1項に記載の特殊効果表示方法が実現される、コンピュータプログラム製品。
【請求項23】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1~16のいずれか1項に記載の特殊効果表示方法が実現される、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の実施例は、データ処理技術の分野に関し、特に、特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体及び製品に関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワーク技術の継続的な進歩に伴い、ネットライブ配信は徐々にユーザの生活に入ってきた。ネットライブ配信とは、インターネット上のすべての人が視聴できるように、端末を通じて自分の映像や音声をリアルタイムでインターネット上に配信することである。ライブ配信中に、ユーザは相応の特殊効果情報に対応する仮想オブジェクトをライバーユーザに贈ることができ、又はライバーユーザは異なる特殊効果を選択してライブ配信中に使用することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示の実施例は、特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体、コンピュータプログラム製品及びコンピュータプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の態様では、本開示の実施例は、特殊効果表示方法を提供し、前記方法は、
特殊効果トリガー命令を取得することであって、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応することと、
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定することと、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることと、を含む。
【0005】
第2の態様では、本開示の実施例は、特殊効果表示方法を提供し、前記方法は、
ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示することと、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の特殊効果情報を決定することと、
サーバに特殊効果トリガー命令を送信することであって、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示することと、
前記サーバから特殊効果表示命令を取得することであって、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられていることと、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することと、を含む。
【0006】
第3の態様では、本開示の実施例は、特殊効果表示方法を提供し、前記方法は、
ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュすることと、
前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得することであって、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含むことと、
前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることと、を含む。
【0007】
第4の態様では、本開示の実施例は、特殊効果表示装置を提供し、前記装置は、
特殊効果トリガー命令を取得するための取得モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応する取得モジュールと、
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定するための決定モジュールと、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための送信モジュールと、を含む。
【0008】
第5の態様では、本開示の実施例は、特殊効果表示装置を提供し、前記装置は、
ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示するためのコンテンツ表示モジュールと、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の特殊効果情報を決定するための特殊効果決定モジュールと、
サーバに特殊効果トリガー命令を送信するための命令送信モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示する命令送信モジュールと、
前記サーバから特殊効果表示命令を取得するための命令取得モジュールであって、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられている命令取得モジュールと、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示するための特殊効果表示モジュールと、を含む。
【0009】
第6の態様では、本開示の実施例は、特殊効果表示装置を提供し、前記装置は、
ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュするためのコンテンツプッシュモジュールと、
前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得するための命令取得モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含む命令取得モジュールと、
前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための目標特殊効果送信モジュールと、を含む。
【0010】
第7の態様では、本開示の実施例は、特殊効果表示機器を提供し、前記機器は、メモリ及びプロセッサを含み、
前記メモリがコンピュータ命令を記憶するために用いられ、
前記プロセッサが、前記メモリに記憶されたコンピュータ命令を実行して、前記特殊効果表示機器に第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法を実現させるために用いられる。
【0011】
第8の態様では、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータ実行命令が記憶されており、前記コンピュータ実行命令がコンピューティングデバイスにより実行されると、前記コンピューティングデバイスが第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法を実現することを特徴とする。
【0012】
第9の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを含む、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法が実現される。
【0013】
第10の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
以下、本開示の実施例や従来の技術における解決手段をより明瞭に説明するために、実施例又は従来の技術の記述において使用する必要がある図面を簡単に説明する。当然ながら、以下、記載する図面は本開示のいくつかの実施例であり、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を想到しうる。
図1】本開示の実施例1により提供される特殊効果表示方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例が基づくシステムアーキテクチャ図である。
図3】本開示の実施例が基づく別のシステムアーキテクチャ図である。
図4】本開示の実施例2により提供される特殊効果表示方法のフローチャートである。
図5】本開示の実施例3により提供される特殊効果表示方法のフローチャートである。
図6】本開示の実施例により提供される1つの表示画面の概略図である。
図7】本開示の実施例により提供される別の表示画面の概略図である。
図8】本開示の実施例4により提供される特殊効果表示方法のフローチャートである。
図9】本開示の実施例5により提供される特殊効果表示方法のフローチャートである。
図10】本開示の実施例6により提供される特殊効果表示方法のフローチャートである。
図11】本開示の実施例7により提供される特殊効果表示装置の構造概略図である。
図12】本開示の実施例8により提供される特殊効果表示装置の構造概略図である。
図13】本開示の実施例9により提供される特殊効果表示装置の構造概略図である。
図14】本開示の実施例10により提供される特殊効果表示機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本開示の実施例の目的、技術的解決手段及び利点をより明瞭にするために、本開示の実施例に係る図面を参照しながら、その技術的解決手段について明瞭、且つ完全に説明するが、当然ながら、記載される実施例は本開示の実施例の一部にすぎず、そのすべての実施例ではない。当業者は、本開示における実施例に基づいて創造的な労働をすることなく、取得されたその他のすべての実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属する。
【0016】
上記言及した関連するライブ配信中の特殊効果融合方法では融合された特殊効果を遮り、特殊効果情報を完全に表示することができないという問題に対して、本開示は、特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体及び製品を提供する。
【0017】
なお、本開示により提供される特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体及び製品は、様々なライブ空間の仮想オブジェクトの特殊効果表示のシーンに適用され得る。
【0018】
関連技術において、特殊効果がトリガーされると、特殊効果とライブ配信コンテンツとの融合操作はライバーユーザ側で実現されるのが一般的である。具体的には、ライブ配信の画像データをライバーユーザ側で取得し、画像データを特殊効果と融合し、融合されたデータをビデオストリームの手段を用いて生放送を視聴するユーザ側に送信して表示することができる。しかし、上記の方法を利用して特殊効果融合を行うとき、生放送を視聴するユーザ側においてライバーユーザ側から送信された融合されたデータを再生すると、コメントやライブ空間通知などのデータが画面上に同時に表示されるため、融合された特殊効果を遮り、特殊効果情報を完全に表示することができなくなっている。
【0019】
上記の技術的問題を解決するために、本発明者らは、鋭意研究した結果、第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報に対応する特殊効果トリガー命令を生成して、当該特殊効果トリガー命令に従って、クライアント端末機器側又はサーバ側において目標特殊効果情報の合成を行い、当該目標特殊効果情報をライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して表示することができ、これにより、ライバーの端末機器において特殊効果の融合操作を行う必要がなく、第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報を決定するだけで、クライアント端末機器又はサーバ上において目標特殊効果情報の合成及びその対応する特殊効果の表示を実現することができ、ライブ空間内のデータが目標特殊効果情報に対応する特殊効果を遮ることもなくなることを発見した。
【0020】
図1は、本開示の実施例1により提供される特殊効果表示方法のフローチャートであり、図1に示すように、当該方法は、ステップ101~ステップ103を含む。
【0021】
ステップ101では、特殊効果トリガー命令を取得し、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応する。
【0022】
本実施例の実行主体は特殊効果表示装置であり、当該特殊効果表示装置はクライアント端末機器内にカップリングされてもよいし、サーバ内にカップリングされてもよく、本開示はそれを限定しない。
【0023】
本実施形態では、特殊効果の表示を実現するためには、まず、特殊効果トリガー命令を取得することができ、当該特殊効果トリガー命令は、具体的に、ライブ配信を視聴するユーザがライブ空間に対応する目標ライバーに仮想オブジェクトを贈ることが検出された後に生成されたものであってもよいし、あるいは、当該特殊効果トリガー命令は、目標ライバーユーザが実際の必要に応じて特殊効果をトリガーして生成したものであってもよい。
【0024】
具体的には、当該特殊効果トリガー命令は、ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応することができ、当該ストリーミングコンテンツは、具体的に、ストリームの手段を用いてクライアント端末機器に送信して表示される目標ライバーユーザのライブ配信ビデオデータとすることができる。また、当該特殊効果トリガー命令は第1の特殊効果情報にさらに対応する。上記の例を参照して、当該第1の特殊効果情報は、仮想オブジェクトに対応する特殊効果情報であってもよいし、当該第1の特殊効果情報は、目標ライバーユーザが実際の必要に応じてトリガーした特殊効果に対応する特殊効果情報であってもよい。ここで、ライブ空間は、相互接続関係を有する仮想空間である。
【0025】
ステップ102では、前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定する。
【0026】
本実施形態では、特殊効果トリガー命令を取得した後、当該特殊効果トリガー命令に応答し、当該第1の特殊効果情報及び第1の画像フレームに基づいて融合操作を行い、目標特殊効果情報を取得することができる。
【0027】
具体的には、第1の画像フレームに対して画像認識操作を行い、第1の画像フレームに対応する目標オブジェクトを取得し、当該第1の特殊効果情報と目標オブジェクトとに対して融合操作を行い、当該目標特殊効果情報を取得することができる。
【0028】
もしくは、第1の特殊効果情報を、第1の画像フレーム内のプリセットの位置又はユーザにより指定された位置に融合して、目標特殊効果情報を取得することもできる。本開示はそれを限定しない。
【0029】
ステップ103では、前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させる。
【0030】
本実施形態では、目標特殊効果情報を生成した後、当該目標特殊効果情報を第1のクライアント端末機器に送信することができる。ここで、当該第1のクライアント端末機器は、具体的に、ライブ空間の視聴者のクライアント端末機器であってもよい。これに応じて、第1のクライアント端末機器は、当該目標特殊効果情報を取得した後、当該目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することができる。
【0031】
ここで、当該目標特殊効果情報は、融合された特殊効果情報であってもよいし、第1の特殊効果情報及び目標オブジェクトが含まれる1つのグループのデータであってもよいため、第1のクライアント端末機器は、当該目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することができる。
【0032】
本実施例により提供される特殊効果表示方法では、特殊効果トリガー命令を取得した後、当該特殊効果トリガー命令に対応するライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報に基づき、目標特殊効果情報を生成し、当該目標特殊効果情報を当該ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、第1のクライアント端末機器に目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させ、これにより、ライバーの端末機器において特殊効果の融合操作を行う必要がなく、第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報を決定するだけで、クライアント端末機器又はサーバ上において目標特殊効果情報の合成及びその対応する特殊効果の表示を実現することができ、ライブ空間内のデータが目標特殊効果情報に対応する特殊効果を遮ることもなくなる。
【0033】
さらに、実施例1に基づき、ステップ101の前に、前記方法は、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定するステップと、前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを決定するステップと、前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定するステップと、をさらに含む。
【0034】
図2は、本実施例が基づくシステムアーキテクチャ図であり、図2に示すように、当該システムアーキテクチャは、ライバークライアント端末機器21及び第1のクライアント端末機器22を含み、そのうち、ライバークライアント端末機器21内には、C/C++、Java(登録商標)、Shell又はPythonなどの言語で書かれた特殊効果表示装置が配置されており、ライバークライアント端末機器21及び第1のクライアント端末機器22は、例えば携帯電話、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータなどとすることができる。ライバークライアント端末機器21と第1のクライアント端末機器22は、情報インタラクションができるように、通信可能に接続されている。
【0035】
上記のシステムアーキテクチャに基づき、本実施例の実行主体は、具体的に、特殊効果表示装置とすることができ、当該特殊効果表示装置は、第1のクライアント端末機器22内にカップリングされることができる。特殊効果表示装置は、特殊効果トリガー操作を検出したことに応答すると、当該特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定することができる。ここで、当該第1の時間情報は、具体的に、ライブ空間を視聴するユーザがトリガーする仮想オブジェクトの贈り操作の時間に関する情報であってもよいし、ライブ空間のライバーユーザが特殊効果情報をトリガーする時間に関する情報であってもよい。
【0036】
当該ストリーミングコンテンツには、ライブ空間のライブ配信中の複数の画像フレーム及び各画像フレームに対応するタイムスタンプが含まれているため、当該第1の時間情報に基づき、ストリーミングコンテンツにおける、当該第1の時間情報に対応する第1の画像フレームを決定することができる。
【0037】
当該特殊効果トリガー操作に対応する第1の特殊効果情報を決定する。具体的には、当該特殊効果トリガー操作には、特殊効果識別子情報が含まれ得る。したがって、当該特殊効果識別子情報に基づき、プリセットのデータサーバにおいて当該特殊効果識別子情報に対応する第1の特殊効果情報を取得することができる。
【0038】
さらに、実施例1に基づき、ステップ101は、具体的に、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー命令を生成するステップを含む。
【0039】
本実施例では、当該特殊効果表示装置は、ユーザの特殊効果トリガー操作を取得することができ、当該特殊効果トリガー操作は、具体的に、ライブ空間を視聴するユーザの仮想オブジェクトの贈り操作であってもよいし、ライブ空間に対応するライバーユーザの特殊効果選択操作であってもよい。当該特殊効果トリガー操作に基づき、当該特殊効果トリガー命令を生成する。
【0040】
さらに、実施例1に基づき、ステップ102の後、前記方法は、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示するステップをさらに含む。
【0041】
本実施例では、第1のクライアント端末機器内にカップリングされている特殊効果表示装置は、目標特殊効果情報を生成した後、プリセットの表示画面を直接に制御して、当該目標特殊効果情報を表示することができる。選択的に、当該第1のクライアント端末機器は、当該目標特殊効果情報を当該ライブ空間に関連するすべての他の第1のクライアント端末機器に送信して、他の第1のクライアント端末機器に当該目標特殊効果情報を表示させることもできる。
【0042】
本実施例により提供される特殊効果表示方法は、第1のクライアント端末機器内にカップリングされている特殊効果表示装置が、当該特殊効果トリガー命令に対応するライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報に基づき、目標特殊効果情報を生成し、当該目標特殊効果情報を当該ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、第1のクライアント端末機器に目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることにより、ライバーの端末機器において特殊効果の融合操作を行う必要がなく、特殊効果トリガー命令に基づくだけで第1のクライアント端末内に目標特殊効果情報の生成を実現することができ、目標特殊効果情報の生成効率を向上させるとともに、ライバークライアント端末機器においてデータ融合が行われた後に特殊効果が遮られてしまうという問題を回避することができる。
【0043】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、ステップ101は、具体的に、
前記第1のクライアント端末機器から前記特殊効果トリガー命令を取得するステップを含み、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報をさらに指示する。
【0044】
図3は、本開示の実施例が基づく別のシステムアーキテクチャ図であり、図3に示すように、当該システムアーキテクチャは、サーバ31及び第1のクライアント端末機器32を少なくとも含み、そのうち、サーバ31には、C/C++、Java、Shell又はPythonなどの言語で書かれた特殊効果表示装置が配置されており、第1のクライアント端末機器32は、例えば携帯電話、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータなどとすることができる。サーバ31と第1のクライアント端末機器32は、情報インタラクションができるように、通信可能に接続されている。
【0045】
上記のシステムアーキテクチャに基づき、本実施例の実行主体は特殊効果表示装置であり、当該特殊効果表示装置はサーバ内にカップリングされることができる。当該特殊効果表示装置は第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得することができ、そのうち、当該特殊効果トリガー命令が第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報を指示する。ここで、当該特殊効果トリガー命令は、第1のクライアント端末機器がライバーユーザ又は視聴者ユーザにより予め設定された特殊効果トリガー操作を検出した後に生成されたものである。当該特殊効果トリガー操作は、具体的に、ライブ空間を視聴するユーザの仮想オブジェクトの贈り操作であってもよいし、ライブ空間に対応するライバーユーザの特殊効果選択操作であってもよい。
【0046】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示することは、
前記特殊効果トリガー命令が第1の時間情報を指示し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを含むこと、を含む。
【0047】
本実施例では、当該特殊効果トリガー命令が第1の時間情報を指示し、当該第1の時間情報は、具体的に、ライブ空間を視聴するユーザがトリガーする仮想オブジェクトの贈り操作の時間に関する情報であってもよいし、ライブ空間のライバーユーザが特殊効果選択をトリガーする時間に関する情報であってもよい。
【0048】
当該ストリーミングコンテンツには、ライブ空間のライブ配信中の複数の画像フレーム及び各画像フレームに対応するタイムスタンプが含まれているため、当該第1の時間情報に基づき、ストリーミングコンテンツにおける、当該第1の時間情報に対応する第1の画像フレームを決定することができる。
【0049】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、ステップ102の後、前記方法は、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第2のクライアント端末機器に送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるステップをさらに含む。
【0050】
本実施例では、目標特殊効果情報を生成した後、当該目標特殊効果情報をライブ空間に関連するすべての第2のクライアント端末機器に送信することができ、これによって、第2のクライアント端末機器は、当該目標特殊効果情報を取得した後、当該目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することができる。
【0051】
本実施例により提供される特殊効果表示方法は、サーバ内にカップリングされている特殊効果表示装置が、当該特殊効果トリガー命令に対応するライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報に基づき、目標特殊効果情報を生成し、当該目標特殊効果情報を当該ライブ空間に関連する第2のクライアント端末機器に送信することにより、第2のクライアント端末機器に目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させ、これにより、ライバーの端末機器において特殊効果の融合操作を行う必要がなく、特殊効果トリガー命令に基づくだけで第2のクライアント端末内に目標特殊効果情報の生成を実現することができ、目標特殊効果情報の生成効率を向上させるとともに、ライバークライアント端末機器においてデータ融合が行われた後に特殊効果が遮られてしまうという問題を回避することができる。
【0052】
図4は、本開示の実施例2により提供される特殊効果表示方法のフローチャートであり、実施例1に基づき、図4に示すように、ステップ102は、具体的に、ステップ401及びステップ402を含む。
【0053】
ステップ401では、前記第1の画像フレームに対して顔認識操作を行い、前記目標オブジェクトを取得する。
【0054】
ステップ402では、前記目標オブジェクトと前記第1の特殊効果情報とに対してデータ融合操作を行い、前記目標特殊効果情報を取得する。
【0055】
本実施例では、特殊効果トリガー命令を取得した後、当該特殊効果トリガー命令によって指示される第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報に基づいて融合操作を行い、目標特殊効果情報を取得することができる。
【0056】
具体的には、第1の画像フレームの中のライバーのプロフィール画像に対して顔認識操作を行い、目標オブジェクトを取得することができ、当該目標オブジェクトは、具体的に、ライバーの顔領域とすることができる。当該目標オブジェクトと第1の特殊効果情報とに対してデータ融合操作を行い、当該目標特殊効果情報を取得する。
【0057】
選択的に、当該特殊効果トリガー命令は、特殊効果融合の位置をさらに指示することができるため、当該特殊効果融合の位置に従って、当該第1の特殊効果情報を第1の画像フレームの中の当該特殊効果融合位置に融合し、目標特殊効果情報を取得することができる。
【0058】
本実施例により提供される特殊効果表示方法は、第1の画像フレームに対して画像認識操作を行い、目標オブジェクトを取得し、目標オブジェクトと第1の特殊効果情報とに対してデータ融合操作を行い、目標特殊効果情報を取得することにより、第1の特殊効果情報と第1の画像フレームとの融合度を向上させ、目標特殊効果情報の表示効果を向上させることができる。
【0059】
図5は、本開示の実施例3により提供される特殊効果表示方法のフローチャートであり、実施例1に基づき、図5に示すように、ステップ102は、具体的に、ステップ501~ステップ502を含む。
【0060】
ステップ501では、前記ライブ空間の現在のライブ配信のタイプを決定する。
【0061】
ステップ502では、前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得する。
【0062】
本実施例では、ライブ空間内のライブ配信のタイプは、具体的に、ワンマンライブ配信のタイプ及び競合ライブ配信のタイプを含むことができ、この2つのライブ配信タイプの表示画面に表示されるライバー枠が異なる。目標特殊効果情報を正確に処理するために、第1の画像フレームを取得する前に、まず、ライブ空間の現在のライブ配信のタイプを決定する必要がある。当該ライブ配信のタイプに応じて、当該ライブ配信のタイプに対応する手段を用いて第1の画像フレームを取得する。
【0063】
さらに、実施例1に基づき、ステップ502は、具体的に、
前記ライブ配信のタイプがライブ空間に対応する目標ライバーユーザのワンマンライブ配信のタイプであるとき、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを前記第1の画像フレームとして決定するステップを含む。
【0064】
本実施例では、ライブ配信のタイプは目標ライバーユーザのワンマンライブ配信のタイプであるとき、現在の表示画面上に当該目標ライバーユーザのライブ配信枠がのみ表示される。したがって、ビデオストリームにおける、第1の時間情報に対応する画像フレームを第1の画像フレームとして直接に決定することができる。
【0065】
図6は、本開示の実施例により提供される1つの表示画面の概略図であり、図6に示すように、現在の表示画面61には、目標ライバーユーザに対応するライブ配信枠62がのみ含まれているため、ビデオストリームにおける、第1の時間情報に対応する画像フレームを第1の画像フレーム63として直接に決定することができる。
【0066】
さらに、実施例1に基づき、ステップ502は、具体的に、
前記ライブ配信のタイプが、ライブ空間に対応する目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合するライブ配信のタイプであるとき、前記目標ライバーユーザの識別子を決定するステップと、
前記目標ライバーユーザの識別子に応じて、前記第1の時間情報に対応する画像フレームに対してスクリーンショット操作を行い、前記ライバーユーザの識別子に対応する第1の画像フレームを取得するステップと、を含み、
ここで、前記目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合してライブ配信するとき、目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠を前記画像フレームに同時に表示する。
【0067】
本実施例では、ライブ配信のタイプが、目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合するライブ配信のタイプであるとき、目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠がライブ配信を視聴するユーザ側の表示画面に同時に表示される。したがって、目標特殊効果情報を正確に生成するために、当該目標ライバーユーザの識別子に応じて、第1の時間情報に対応する画像フレームに対してスクリーンショット操作を行い、第1の画像フレームを取得することができる。
【0068】
図7は、本開示の実施例により提供される別の表示画面の概略図であり、図7に示すように、現在の表示画面71上に、目標ライバーユーザのライブ配信枠72と他のライバーユーザのライブ配信枠73が同時に表示されており、このとき、目標ライバーユーザの識別子に応じて、第1の時間情報に対応する画像フレームに対してスクリーンショット操作を行い、第1の画像フレーム74を取得することができる。
【0069】
さらに、実施例1に基づき、前記表示待ちのデータを、前記ライブ配信を視聴するユーザ側に送信して表示するステップの後、前記方法は、
前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠の上層に、前記目標特殊効果情報を全画面で表示するように、クライアント端末機器を制御するステップをさらに含む。
【0070】
本実施例では、競合ライブ配信のタイプでは、目標特殊効果情報が目標ライバーユーザのライブ配信枠内にのみ表示されるため、特殊効果の表示効果が悪くなるという問題を回避するために、目標特殊効果情報を取得した後、目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠の上層に、目標特殊効果情報を全画面で表示するように、ライブ配信を視聴するユーザ側を制御することができる。
【0071】
本実施例により提供される特殊効果表示方法は、当該ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得して、目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠の上層に、目標特殊効果情報を全画面で表示するように、ライブ配信を視聴するユーザ側を制御することにより、競合ライブ配信のタイプでは、融合された特殊効果が目標ライバーユーザのライブ配信枠内にのみ表示されるため、特殊効果の表示効果が悪くなるという問題を効果的に回避し、特殊効果の表示効果を向上させることができる。
【0072】
図8は、本開示の実施例4により提供される特殊効果表示方法のフローチャートであり、上記のいずれかの実施例に基づき、図8に示すように、ステップ101の後、前記方法は、ステップ801~ステップ803をさらに含む。
【0073】
ステップ801では、いずれかのクライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーしたか否かをリアルタイムで検出する。
【0074】
ステップ802では、いずれかのクライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーした場合、前記目標操作に対応する第2の特殊効果情報及び前記目標操作に対応する第2の時間情報を決定する。
【0075】
ステップ803では、前記第1の時間情報及び前記第2の時間情報に基づき、前記第1の特殊効果情報及び前記第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加する。
【0076】
本実施例では、関連する特殊効果表示方法には、目標ライバーユーザ側から送信された融合された特殊効果が含まれているビデオストリームを再生するとき、ライブ配信を視聴するユーザ側はプリセットの目標操作を同時にトリガーする可能性があり、その場合、目標特殊効果情報に対応する特殊効果及び目標操作に対応する特殊効果が同時に表示されるため、目標特殊効果情報が遮られ、表示効果が悪いという問題が存在する。ここで、当該プリセットの目標操作は、具体的に、視聴するユーザ側がライブ空間内で特定の仮想オブジェクトを贈った後に生成されたものとすることができる。
【0077】
したがって、特殊効果トリガー命令によって指示される第1の時間情報を決定し、目標特殊効果情報を第1のクライアント端末機器に送信した後、いずれかのクライアント端末機器がライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーしたか否かをリアルタイムで検出する。いずれかのクライアント端末機器がライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーした場合、目標操作に対応する第2の特殊効果情報及び目標操作に対応する第2の時間情報を決定する。第1の時間情報及び第2の時間情報に基づき、第1の特殊効果情報及び第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加する。
【0078】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、ステップ803の後、前記方法は、
前記メッセージキューの中の第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報を前記時間順に順次取得し、前記第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報、及び前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレーム又は第2の時間情報に対応する第2の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて、目標特殊効果情報を決定するステップをさらに含む。
【0079】
本実施例では、第1の特殊効果情報及び第2の特殊効果情報が現在、同一のメッセージキューにあるため、同時に再生されることはない。このとき、メッセージキューの中の第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報を時間順に順次取得し、第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報、及び第1の時間情報に対応する第1の画像フレーム又は第2の時間情報に対応する第2の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて、目標特殊効果情報を決定する。
【0080】
本実施例により提供される特殊効果表示方法は、第1の特殊効果情報及び第2の特殊効果情報を同一のメッセージキューに追加することにより、同時に再生しないようにしているため、第1の特殊効果情報に対応する特殊効果が第2の特殊効果情報に対応する特殊効果で遮られるという技術的問題を回避し、目標特殊効果情報の表示効果を向上させる。
【0081】
図9は、本開示の実施例5により提供される特殊効果表示方法のフローチャートであり、図9に示すように、当該方法は、ステップ901~ステップ905を含む。
【0082】
ステップ901では、ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示する。
【0083】
ステップ902では、特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定する。
【0084】
ステップ903では、サーバに特殊効果トリガー命令を送信し、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示する。
【0085】
ステップ904では、前記サーバから特殊効果表示命令を取得し、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられている。
【0086】
ステップ905では、前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示する。
【0087】
本実施例の実行主体は特殊効果表示装置であり、当該特殊効果表示装置は第1のクライアント端末機器内にカップリングされることができる。これに応じて、サーバを利用して目標特殊効果情報の処理を行うことができる。
【0088】
本実施例では、当該第1のクライアント端末機器は、ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示することができる。ライバーユーザ又は視聴者ユーザがトリガーした特殊効果トリガー操作は検出されたとき、当該特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、当該特殊効果トリガー操作に対応する第1の特殊効果情報を決定する。当該特殊効果トリガー操作に基づいて特殊効果トリガー命令を生成し、サーバに特殊効果トリガー命令を送信する。ここで、当該特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報を指示し、特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示する。サーバは当該特殊効果トリガー命令を取得した後、当該特殊効果トリガー命令に従って、第1の画像フレームと第1の特殊効果情報とに対して融合操作を行い、目標特殊効果情報を取得して、当該目標特殊効果情報をフィードバックすることができる。第1のクライアント端末機器はサーバから送信された特殊効果表示命令を取得することができ、当該特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、当該目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられている。第1のクライアント端末機器は当該目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することができる。
【0089】
本実施例により提供される特殊効果表示方法は、当該特殊効果トリガー操作に基づいて特殊効果トリガー命令を生成し、サーバに特殊効果トリガー命令を送信し、サーバは、当該特殊効果トリガー命令に対応するライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報に基づき、目標特殊効果情報を生成し、当該目標特殊効果情報を当該ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、第1のクライアント端末機器に目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させ、これによりライバーの端末機器において特殊効果の融合操作を行う必要がなく、第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報を決定するだけで、クライアント端末機器又はサーバ上において目標特殊効果情報の合成及びその対応する特殊効果の表示を実現することができ、ライブ空間内のデータが目標特殊効果情報に対応する特殊効果を遮ることもなくなる。
【0090】
図10は、本開示の実施例6により提供される特殊効果表示方法のフローチャートであり、図10に示すように、当該方法は、ステップ1001~ステップ1003を含む。
【0091】
ステップ1001では、ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュする。
【0092】
ステップ1002では、前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得し、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含む。
【0093】
ステップ1003では、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させる。
【0094】
本実施例の実行主体は特殊効果表示装置であり、当該特殊効果表示装置はサーバ内にカップリングされ得る。当該目標特殊効果情報は、具体的に、サーバ内に生成され得る。
【0095】
本実施例では、サーバは、ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュすることができる。第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得し、特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及びストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、第1の特殊効果情報が第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、第1の画像フレームが、ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、第1の時間情報に対応する画像フレームを含む。当該目標特殊効果情報は、具体的に、第1のクライアント端末機器内に生成されて、第1のクライアント端末機器によってサーバにフィードバックされることができる。サーバは、第2のクライアント端末機器に目標特殊効果情報を送信して、第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることができる。
【0096】
本実施例により提供される特殊効果表示方法は、第1のクライアント端末機器において目標特殊効果情報の生成を行い、生成された目標特殊効果情報をライブ空間に関連する第2のクライアント端末機器に送信して表示し、これにより、ライバーの端末機器において特殊効果の融合操作を行う必要がなく、第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報を決定するだけで、クライアント端末機器又はサーバ上において目標特殊効果情報の合成及びその対応する特殊効果の表示を実現することができ、ライブ空間内のデータが目標特殊効果情報に対応する特殊効果を遮ることもなくなる。
【0097】
図11は、本開示の実施例7により提供される特殊効果表示装置の構造概略図であり、図11に示すように、当該装置は、取得モジュール1101、決定モジュール1102、及び送信モジュール1103を含む。そのうち、取得モジュール1101は、特殊効果トリガー命令を取得するために用いられ、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応する。決定モジュール1102は、前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定するために用いられる。送信モジュール1103は、前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるために用いられる。
【0098】
さらに、実施例7に基づき、前記装置は、特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定することと、前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを決定することと、前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定することと、に用いられる処理モジュールをさらに含む。
【0099】
さらに、実施例7に基づき、前記取得モジュールは、特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー命令を生成するために用いられる。
【0100】
さらに、実施例7に基づき、前記装置は、前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示するための表示モジュールをさらに含む。
【0101】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記取得モジュールは、前記第1のクライアント端末機器から前記特殊効果トリガー命令を取得するために用いられ、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報をさらに指示する。
【0102】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示することは、前記特殊効果トリガー命令が第1の時間情報を指示し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを含むこと、を含む。
【0103】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記装置は、前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第2のクライアント端末機器に送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための特殊効果送信モジュールをさらに含む。
【0104】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記装置は、前記ライブ空間の現在のライブ配信のタイプを決定するためのタイプ決定モジュールをさらに含む。画像処理モジュールは、前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得するために用いられる。
【0105】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記画像処理モジュールは、前記ライブ配信のタイプが、ライブ空間に対応する目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合するライブ配信のタイプであるとき、前記目標ライバーユーザの識別子を決定することと、前記目標ライバーユーザの識別子に応じて、前記第1の時間情報に対応する画像フレームに対してスクリーンショット操作を行い、前記目標ライバーユーザの識別子に対応する第1の画像フレームを取得することと、に用いられる。そのうち、前記目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合してライブ配信するとき、目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠を前記画像フレームに同時に表示する。
【0106】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記画像処理モジュールは、前記ライブ配信のタイプがライブ空間に対応する目標ライバーユーザのワンマンライブ配信のタイプであるとき、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを前記第1の画像フレームとして決定するために用いられる。
【0107】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記装置は、前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠の上層に、前記目標特殊効果情報を全画面で表示するように、クライアント端末機器を制御するための制御モジュールをさらに含む。
【0108】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記決定モジュールは、前記第1の画像フレームに対して顔認識操作を行い、前記目標オブジェクトを取得することと、前記目標オブジェクトと前記第1の特殊効果情報とに対してデータ融合操作を行い、前記目標特殊効果情報を取得することと、に用いられる。
【0109】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記装置は、いずれかのクライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーしたか否かをリアルタイムで検出するための検出モジュールと、いずれかのクライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーした場合、前記目標操作に対応する第2の特殊効果情報及び前記目標操作に対応する第2の時間情報を決定するための時間情報決定モジュールと、前記第1の時間情報及び前記第2の時間情報に基づき、前記第1の特殊効果情報及び前記第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加するための順序付けモジュールと、をさらに含む。
【0110】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記装置は、前記メッセージキューの中の第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報を前記時間順に順次取得し、前記第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報、及び前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレーム又は第2の時間情報に対応する第2の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて、目標特殊効果情報を決定するための特殊効果取得モジュールをさらに含む。
【0111】
図12は、本開示の実施例8により提供される特殊効果表示装置の構造概略図であり、図12に示すように、当該装置は、コンテンツ表示モジュール1201、特殊効果決定モジュール1202、命令送信モジュール1203、命令取得モジュール1204、及び特殊効果表示モジュール1205を含む。そのうち、コンテンツ表示モジュール1201は、ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示するために用いられる。特殊効果決定モジュール1202は、特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定するために用いられる。命令送信モジュール1203は、サーバに特殊効果トリガー命令を送信するために用いられ、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示する。命令取得モジュール1204は、前記サーバから特殊効果表示命令を取得するために用いられ、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられている。特殊効果表示モジュール1205は、前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示するために用いられる。
【0112】
図13は、本開示の実施例9により提供される特殊効果表示装置の構造概略図であり、図13に示すように、当該装置は、コンテンツプッシュモジュール1301、命令取得モジュール1302、及び目標特殊効果送信モジュール1303を含む。そのうち、コンテンツプッシュモジュール1301は、ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュするために用いられる。命令取得モジュール1302は、前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得するために用いられ、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含む。目標特殊効果送信モジュール1303は、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるために用いられる。
【0113】
本実施例により提供される装置は、上記の方法の実施例の技術的解決手段を実行するために使用されることができ、その実現原理及び技術的効果が類似するため、本実施例はここで繰り返して説明しない。
【0114】
図14は、本開示の実施例10により提供される特殊効果表示機器の構造概略図であり、本開示の実施例を実現するために適した電子機器1400の構造概略図を示しており、当該電子機器1400は、端末機器又はサーバにすることができる。端末機器は、携帯電話、ノートブックコンピュータ、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDAと略称)、タブレットコンピュータ(Portable Android(登録商標) Device、PADと略称)、携帯型マルチメディアプレーヤー(Portable Media Player、PMPと略称)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などの移動端末、及びデジタルTV(Television)、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含むことができるが、それらに限定されない。図14に示される電子機器は単なる一例であり、本開示の実施例の機能及び使用範囲にいかなる制限も課すべきでない。
【0115】
図14に示すように、電子機器1400は、処理装置(中央処理装置やグラフィックプロセッサなど)1401を含むことができ、当該処理装置は、読み取り専用メモリ(Read Only Memory、ROMと略称)1402に記憶されたプログラム又は記憶装置1408からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略称)1403にロードされたプログラムに従って、様々な適切な動作及び処理を実行することができる。RAM1403には、電子機器1400の操作に必要な様々なプログラム及びデータも記憶されている。処理装置1401、ROM1402及びRAM1403は、バス1404を介して互いに接続されている。入力/出力(Input/Output、I/Oと略称)インタフェース1405もバス1404に接続されている。
【0116】
通常、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置1406と、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCDと略称)、スピーカー、バイブレータなどを含む出力装置1407と、磁気テープやハードディスクなどを含む記憶装置1408と、通信装置1409とは、I/Oインタフェース1405に接続されることができる。通信装置1409は、電子機器1400が他のデバイスと無線又は有線で通信してデータを交換することを可能にし得る。図14は、様々なデバイスを備える電子機器1400を示すが、図示されたデバイスのすべてが実施又は配置される必要があるわけではないことを理解すべきである。代替的に、より多くの又は少ないデバイスが実施又は配置され得る。
【0117】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して説明されている上記のプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実施されることができる。例えば、本開示の実施例は、コンピュータ可読媒体に搭載されているコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムがフローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、当該コンピュータプログラムは、通信装置1409を介してネットワークからダウンロード及びインストールされるか、又は記憶装置1408からインストールされるか、又はROM1402からインストールされることができる。当該コンピュータプログラムは、処理装置1401により実行されると、本開示の実施例に係る方法で限定されている上記の機能は実行される。
【0118】
なお、本開示に記載されたコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記2つの任意の組み合わせであり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、あるいは上記の任意の組み合わせにすることができるが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例として、1本又は複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROM又はフラッシュメモリと略称)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(Portable Compact Disk Read-Only Memory、CD-ROMと略称)、光ストレージデバイス、磁気メモリコンポーネント、又は上記の任意の適切な組み合わせを含み得るが、それらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用されるか、又はそれらに組み合わせて使用できるプログラムを含む又は記憶する任意の有形媒体であり得る。本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドで、又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含むことができ、その中にコンピュータ可読プログラムコードが搭載されている。このような伝播されたデータ信号は、電磁信号、光信号、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むがそれらに限定されない多くの形をとることができる。コンピュータ可読信号媒体は、さらに、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体にすることができ、当該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用されるか、又はそれらに組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝播、又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれたプログラムコードは、電線、光ファイバケーブル、RF(Radio Frequency、無線周波数)などを含むがそれらに限定されない任意の適切な媒体、又は上記の任意の適切な組み合わせを使用して伝送することができる。
【0119】
上記のコンピュータ可読媒体は、上記の電子機器に含まれていてもよく、又は当該電子機器に組み立てられずに単独で存在していてもよい。
【0120】
上記のコンピュータ可読媒体には、1つ又は複数のプログラムが搭載されており、上記の1つ又は複数のプログラムは当該電子機器により実行されると、当該電子機器は、上記の実施例に示される方法を実行する。
【0121】
本開示の別の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータ実行命令が記憶されており、前記コンピュータ実行命令がコンピューティングデバイスにより実行されると、前記コンピューティングデバイスが上記のいずれかの実施例に記載されている特殊効果表示方法を実現する。
【0122】
本開示の別の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、当該コンピュータプログラム製品の特徴は、コンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、上記のいずれかの実施例に記載されている特殊効果表示方法が実現される。
【0123】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語と、「C」言語又はそれに類似するプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語と、を含む1つ又は複数のプログラミング言語、あるいはそれらの組み合わせで書くことができる。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で、一部はユーザのコンピュータ上で、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、一部はユーザのコンピュータ上で、一部はリモートコンピュータ上で、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバ上で実行できる。リモートコンピュータの場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LANと略称)やワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、WANと略称)など、あらゆる種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されることができ、もしくは、外部コンピュータに接続されることもできる(例えば、インターネットサービスプロバイダーを使用してインターネット経由で接続する)。
【0124】
図面のフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例によるシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品によって実現可能なアーキテクチャ、機能、及び操作を示している。これに関して、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、指定される論理的機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な命令を含むモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができる。いくつかの代替の実現では、ブロックに示されている機能は、図に示されている順序と異なる順序で実行できることにも注意すべきである。例えば、連結して表示される2つのブロックは、実際には、基本的に並行して実行できるが、あるいは、関連する機能に応じて、ブロックが逆の順序で実行される場合もある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組み合わせは、指定される機能又は操作を実行する専用のハードウェアベースのシステムを使用して実現することができ、あるいは、専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせを使用して実現することもできる。
【0125】
本開示の実施例に記載されたモジュールは、ソフトウェアで実現されてもよいし、ハードウェアで実現されてもよい。モジュールの名称は、特定の状況下でモジュール自体を制限する目的ではない場合がある。
【0126】
本明細書で上記に説明された機能は、少なくとも部分的に、1つ又は複数のハードウェアロジックコンポーネントによって実行され得る。例えば、使用できるハードウェアロジックコンポーネントの例示的なタイプとして、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGAと略称)、特定用途向け集積回路(Field-Programmable Gate Array、ASICと略称)、特定用途向け標準部品(Application Specific Standard Product、ASSPと略称)、システムオンチップ(System-on-a-chip、SOCと略称)、複雑なプログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLDと略称)などを含むことができるが、それらに限定されない。
【0127】
本開示のコンテキストでは、機械可読媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用されるか、あるいはそれらに組み合わせて使用できるプログラムを含む又は記憶する有形媒体であり得る。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であり得る。機械可読媒体は、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、あるいは上記の任意の組み合わせにすることができるが、それらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例として、1本又は複数のワイヤに基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光ストレージデバイス、磁気メモリコンポーネント、又は上記の任意の適切な組み合わせを含み得る。
【0128】
第1の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果表示方法を提供し、前記方法は、
特殊効果トリガー命令を取得することであって、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応することと、
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定することと、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることと、を含む。
【0129】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果トリガー命令を取得する前に、前記方法は、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定することと、前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを決定することと、前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定することと、をさらに含む。
【0130】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果トリガー命令を取得することは、特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー命令を生成することを含む。
【0131】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定した後、前記方法は、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することをさらに含む。
【0132】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果トリガー命令を取得することは、
前記第1のクライアント端末機器から前記特殊効果トリガー命令を取得することを含み、ここで、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報をさらに指示する。
【0133】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示することは、
前記特殊効果トリガー命令が第1の時間情報を指示し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを含むことを含む。
【0134】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定した後、前記方法は、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第2のクライアント端末機器に送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることをさらに含む。
【0135】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記方法は、
前記ライブ空間の現在のライブ配信のタイプを決定することと、
前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得することと、をさらに含む。
【0136】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得することは、
前記ライブ配信のタイプが、ライブ空間に対応する目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合するライブ配信のタイプであるとき、前記目標ライバーユーザの識別子を決定することと、
前記目標ライバーユーザの識別子に応じて、前記第1の時間情報に対応する画像フレームに対してスクリーンショット操作を行い、前記目標ライバーユーザの識別子に対応する第1の画像フレームを取得することと、を含み、
ここで、前記目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合してライブ配信するとき、前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠が前記画像フレームの中に同時に表示される。
【0137】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得することは、
前記ライブ配信のタイプがライブ空間に対応する目標ライバーユーザのワンマンライブ配信のタイプであるとき、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを前記第1の画像フレームとして決定することを含む。
【0138】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信した後、前記方法は、
前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠の上層に、前記目標特殊効果情報を全画面で表示するように、前記クライアント端末機器を制御することをさらに含む。
【0139】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定することは、
前記第1の画像フレームに対して顔認識操作を行い、前記目標オブジェクトを取得することと、
前記目標オブジェクトと前記第1の特殊効果情報とに対してデータ融合操作を行い、前記目標特殊効果情報を取得することと、を含む。
【0140】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記方法は、
いずれかの前記クライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーしたか否かをリアルタイムで検出することと、
いずれかの前記クライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーした場合、前記目標操作に対応する第2の特殊効果情報及び前記目標操作に対応する第2の時間情報を決定することと、
前記第1の時間情報及び前記第2の時間情報に基づき、前記第1の特殊効果情報及び前記第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加することと、をさらに含む。
【0141】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1の時間情報及び前記第2の時間情報に基づき、前記第1の特殊効果情報及び前記第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加した後、前記方法は、
前記メッセージキューの中の第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報を前記時間順に順次取得し、前記第1の特殊効果情報又は前記第2の特殊効果情報、及び前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレーム又は前記第2の時間情報に対応する第2の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて、目標特殊効果情報を決定することをさらに含む。
【0142】
第2の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果表示方法を提供し、前記方法は、
ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示することと、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の特殊効果情報を決定することと、
サーバに特殊効果トリガー命令を送信することであって、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示することと、
前記サーバから特殊効果表示命令を取得することであって、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられていることと、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することと、を含む。
【0143】
第3の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果表示方法を提供し、前記方法は、
ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュすることと、
前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得することであって、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含むことと、
前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることと、を含む。
【0144】
第3の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果表示装置を提供し、前記装置は、
特殊効果トリガー命令を取得するための取得モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応する取得モジュールと、
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定するための決定モジュールと、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための送信モジュールと、を含む。
【0145】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置は、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定することと、前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを決定することと、前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定することと、に用いられる処理モジュールをさらに含む。
【0146】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記取得モジュールは、特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー命令を生成するために用いられる。
【0147】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置は、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示するための表示モジュールをさらに含む。
【0148】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記取得モジュールは、
前記第1のクライアント端末機器から前記特殊効果トリガー命令を取得するために用いられ、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報をさらに指示する。
【0149】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示することは、
前記特殊効果トリガー命令が第1の時間情報を指示し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを含むことを含む。
【0150】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置は、前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第2のクライアント端末機器に送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための特殊効果送信モジュールをさらに含む。
【0151】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置は、
前記ライブ空間の現在のライブ配信のタイプを決定するためのタイプ決定モジュールと、
前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得するための画像処理モジュールと、をさらに含む。
【0152】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記画像処理モジュールは、
前記ライブ配信のタイプが、ライブ空間に対応する目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合するライブ配信のタイプであるとき、前記目標ライバーユーザの識別子を決定することと、
前記目標ライバーユーザの識別子に応じて、前記第1の時間情報に対応する画像フレームに対してスクリーンショット操作を行い、前記目標ライバーユーザの識別子に対応する第1の画像フレームを取得することと、に用いられ、
そのうち、前記目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合してライブ配信するとき、前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠が前記画像フレームの中に同時に表示される。
【0153】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記画像処理モジュールは、
前記ライブ配信のタイプがライブ空間に対応する目標ライバーユーザのワンマンライブ配信のタイプであるとき、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを前記第1の画像フレームとして決定するために用いられる。
【0154】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置は、
前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠の上層に、前記目標特殊効果情報を全画面で表示するように、クライアント端末機器を制御するための制御モジュールをさらに含む。
【0155】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記決定モジュールは、
前記第1の画像フレームに対して顔認識操作を行い、前記目標オブジェクトを取得することと、
前記目標オブジェクトと前記第1の特殊効果情報とに対してデータ融合操作を行い、前記目標特殊効果情報を取得することと、に用いられる。
【0156】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置は、
いずれかのクライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーしたか否かをリアルタイムで検出するための検出モジュールと、
いずれかのクライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーした場合、前記目標操作に対応する第2の特殊効果情報及び前記目標操作に対応する第2の時間情報を決定するための時間情報決定モジュールと、
前記第1の時間情報及び前記第2の時間情報に基づき、前記第1の特殊効果情報及び前記第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加するための順序付けモジュールと、をさらに含む。
【0157】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置は、
前記メッセージキューの中の第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報を前記時間順に順次取得し、前記第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報、及び前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレーム又は第2の時間情報に対応する第2の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて、目標特殊効果情報を決定するための特殊効果取得モジュールをさらに含む。
【0158】
第5の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果表示装置を提供し、前記装置は、
ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示するためのコンテンツ表示モジュールと、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定するための特殊効果決定モジュールと、
サーバに特殊効果トリガー命令を送信するための命令送信モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示する命令送信モジュールと、
前記サーバから特殊効果表示命令を取得するための命令取得モジュールであって、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられている命令取得モジュールと、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示するための特殊効果表示モジュールと、を含む。
【0159】
第6の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果表示装置を提供し、前記装置は、
ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュするためのコンテンツプッシュモジュールと、
前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得するための命令取得モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含む命令取得モジュールと、
前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための目標特殊効果送信モジュールと、を含む。
【0160】
第7の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、メモリ及びプロセッサを含む、特殊効果表示機器を提供し、
前記メモリがコンピュータ命令を記憶するために用いられ、
前記プロセッサが前記メモリに記憶されたコンピュータ命令を実行して、前記特殊効果表示機器に上記の第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法を実現させるために用いられる。
【0161】
第8の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータ実行命令が記憶されており、前記コンピュータ実行命令がコンピューティングデバイスにより実行されると、前記コンピューティングデバイスが上記の第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法を実現する。
【0162】
第9の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータプログラムを含む、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、上記の第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法が実現される。
【0163】
第10の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータプログラムを提供し、当該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、上記の第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法が実現される。
【0164】
本開示により提供される特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体及び製品によれば、前記方法は、特殊効果トリガー命令を取得した後、当該特殊効果トリガー命令に対応するライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報に基づき、目標特殊効果情報を生成し、当該目標特殊効果情報を当該ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、第1のクライアント端末機器に目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させ、ライバーの端末機器において特殊効果の融合操作を行う必要がなく、第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報を決定するだけで、クライアント端末機器又はサーバ上において目標特殊効果情報の合成及びその対応する特殊効果の表示を実現することができ、ライブ空間内のデータが目標特殊効果情報に対応する特殊効果を遮ることもなくなる。
【0165】
上記した説明は、本開示のいくつかの好ましい実施例に関する説明、及び適用される技術的原理に関する説明にすぎない。当業者は、本開示に係る開示範囲は、上記の技術的特徴の特定の組み合わせによって形成される解決手段に限定されず、上記の開示構想から逸脱することなく、上記の技術的特徴又はそれらの同等の特徴の任意の組み合わせによって形成される他の解決手段、例えば、上記特徴を、本開示で開示される(ただしこれに限定されない)同様の機能を有する技術的特徴に置き換えることによって形成される解決手段もカバーすべきであることを理解すべきである。
【0166】
なお、特定の順序で各操作について説明したが、これらの操作は示されている特定の順序又は順番に実行されることを要求するものと理解されるべきではない。マルチタスクや並列処理は、一定の環境下では有利である場合がある。同様に、上記の説明にはいくつかの具体的な実現の詳細が含まれるが、これらは本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。個々の実施例のコンテキストにおいて説明される特定の特徴は、単一の実施例において組み合わせて実現されてもよい。逆に、単一の実施例のコンテキストにおいて説明される様々な特徴は、複数の実施例において、単独で又は任意の適切なサブ組合せで実現されてもよい。
【0167】
本主題は、構造的特徴及び/又は方法的論理動作に固有の言語を用いて説明されてきたが、添付の特許請求の範囲に限定される主題は、必ずしも上記の特定の特徴又は動作に限定されないことが理解されるべきである。逆に、上記の特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施するための例示的な形態にすぎない。
【0168】
本出願は2021年4月6日に提出された、出願番号が202110369428.3で、発明の名称が「特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体及び製品」という中国特許出願の優先権を主張し、そのすべての内容は引用によって本出願に組み込まれる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【手続補正書】
【提出日】2023-10-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
特殊効果表示方法であって、
特殊効果トリガー命令を取得することであって、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応することと、
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定することと、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることと、を含む、特殊効果表示方法。
【請求項2】
特殊効果トリガー命令を取得する前に、前記方法は、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定することと、
前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを決定することと、
前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
特殊効果トリガー命令を取得することは、
前記特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー命令を生成することを含む、請求項に記載の方法。
【請求項4】
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定した後、前記方法は、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することをさらに含む、請求項に記載の方法。
【請求項5】
特殊効果トリガー命令を取得することは、
前記第1のクライアント端末機器から前記特殊効果トリガー命令を取得することであって、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報をさらに指示することを含む、請求項に記載の方法。
【請求項6】
前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示することは、
前記特殊効果トリガー命令が第1の時間情報を指示し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを含むことを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定した後、前記方法は、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第2のクライアント端末機器に送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることをさらに含む、請求項に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記ライブ空間の現在のライブ配信のタイプを決定することと、
前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得することと、をさらに含む、請求項に記載の方法。
【請求項9】
前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得することは、
前記ライブ配信のタイプが、ライブ空間に対応する目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合するライブ配信のタイプであるとき、前記目標ライバーユーザの識別子を決定することと、
前記目標ライバーユーザの識別子に応じて、前記第1の時間情報に対応する画像フレームに対してスクリーンショット操作を行い、前記目標ライバーユーザの識別子に対応する第1の画像フレームを取得することと、を含み、
ここで、前記目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合してライブ配信するとき、前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠が前記画像フレームの中に同時に表示される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得することは、
前記ライブ配信のタイプがライブ空間に対応する目標ライバーユーザのワンマンライブ配信のタイプであるとき、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを前記第1の画像フレームとして決定することを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信した後、前記方法は、
前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠の上層に、前記目標特殊効果情報を全画面で表示するように、前記第1のクライアント端末機器を制御することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定することは、
前記第1の画像フレームに対して識操作を行い、前記目標オブジェクトを取得することと、
前記目標オブジェクトと前記第1の特殊効果情報とに対してデータ融合操作を行い、前記目標特殊効果情報を取得することと、を含む、請求項に記載の方法。
【請求項13】
前記方法は、
いずれかのライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーしたか否かをリアルタイムで検出することと、
いずれかの前記クライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーした場合、前記目標操作に対応する第2の特殊効果情報及び前記目標操作に対応する第2の時間情報を決定することと、
第1の時間情報及び前記第2の時間情報に基づき、前記第1の特殊効果情報及び前記第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加することと、をさらに含む、請求項に記載の方法。
【請求項14】
前記第1の時間情報及び前記第2の時間情報に基づき、前記第1の特殊効果情報及び前記第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加した後、前記方法は、
前記メッセージキューの中の第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報を前記時間順に順次取得し、前記第1の特殊効果情報又は前記第2の特殊効果情報、及び前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレーム又は前記第2の時間情報に対応する第2の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて、目標特殊効果情報を決定することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
特殊効果表示方法であって、
ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示することと、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の特殊効果情報を決定することと、
サーバに特殊効果トリガー命令を送信することであって、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示することと、
前記サーバから特殊効果表示命令を取得することであって、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられていることと、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することと、を含む、特殊効果表示方法。
【請求項16】
特殊効果表示方法であって、
ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示することと、
特殊効果トリガー操作を検出した場合、目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することであって、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報であり、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記特殊効果トリガー操作に対応する画像フレームであることと、を含む、特殊効果表示方法。
【請求項17】
特殊効果表示方法であって、
ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュすることと、
前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得することであって、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含むことと、
前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることと、を含む、特殊効果表示方法。
【請求項18】
特殊効果表示装置であって、
特殊効果トリガー命令を取得するための取得モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応する取得モジュールと、
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定するための決定モジュールと、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための送信モジュールと、を含む、特殊効果表示装置。
【請求項19】
特殊効果表示装置であって、
ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示するためのコンテンツ表示モジュールと、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の特殊効果情報を決定するための特殊効果決定モジュールと、
サーバに特殊効果トリガー命令を送信するための命令送信モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示する命令送信モジュールと、
前記サーバから特殊効果表示命令を取得するための命令取得モジュールであって、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられている命令取得モジュールと、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示するための特殊効果表示モジュールと、を含む、特殊効果表示装置。
【請求項20】
特殊効果表示装置であって、
ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュするためのコンテンツプッシュモジュールと、
前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得するための命令取得モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含む命令取得モジュールと、
前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための目標特殊効果送信モジュールと、を含む、特殊効果表示装置。
【請求項21】
メモリ及びプロセッサを含む、特殊効果表示機器であって、
前記メモリがコンピュータ命令を記憶するために用いられ、
前記プロセッサが、前記メモリに記憶されたコンピュータ命令を実行して、前記特殊効果表示機器に請求項1~17のいずれか1項に記載の特殊効果表示方法を実現させるために用いられる、特殊効果表示機器。
【請求項22】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータ実行命令が記憶されており、前記コンピュータ実行命令がコンピューティングデバイスにより実行されると、前記コンピューティングデバイスが請求項1~17のいずれか1項に記載の特殊効果表示方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項23】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1~17のいずれか1項に記載の特殊効果表示方法が実現される、コンピュータプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の実施例は、データ処理技術の分野に関し、特に、特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体及び製品に関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワーク技術の継続的な進歩に伴い、ネットライブ配信は徐々にユーザの生活に入ってきた。ネットライブ配信とは、インターネット上のすべての人が視聴できるように、端末を通じて自分の映像や音声をリアルタイムでインターネット上に配信することである。ライブ配信中に、ユーザは相応の特殊効果情報に対応する仮想オブジェクトをライバーユーザに贈ることができ、又はライバーユーザは異なる特殊効果を選択してライブ配信中に使用することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示の実施例は、特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体、コンピュータプログラム製品及びコンピュータプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の態様では、本開示の実施例は、特殊効果表示方法を提供し、前記方法は、
特殊効果トリガー命令を取得することであって、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応することと、
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定することと、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることと、を含む。
【0005】
第2の態様では、本開示の実施例は、特殊効果表示方法を提供し、前記方法は、
ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示することと、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の特殊効果情報を決定することと、
サーバに特殊効果トリガー命令を送信することであって、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示することと、
前記サーバから特殊効果表示命令を取得することであって、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられていることと、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することと、を含む。
【0006】
第3の態様では、本開示の実施例は、特殊効果表示方法を提供し、前記方法は、
ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュすることと、
前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得することであって、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含むことと、
前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることと、を含む。
【0007】
第4の態様では、本開示の実施例は、特殊効果表示装置を提供し、前記装置は、
特殊効果トリガー命令を取得するための取得モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応する取得モジュールと、
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定するための決定モジュールと、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための送信モジュールと、を含む。
【0008】
第5の態様では、本開示の実施例は、特殊効果表示装置を提供し、前記装置は、
ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示するためのコンテンツ表示モジュールと、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の特殊効果情報を決定するための特殊効果決定モジュールと、
サーバに特殊効果トリガー命令を送信するための命令送信モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示する命令送信モジュールと、
前記サーバから特殊効果表示命令を取得するための命令取得モジュールであって、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられている命令取得モジュールと、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示するための特殊効果表示モジュールと、を含む。
【0009】
第6の態様では、本開示の実施例は、特殊効果表示装置を提供し、前記装置は、
ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュするためのコンテンツプッシュモジュールと、
前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得するための命令取得モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含む命令取得モジュールと、
前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための目標特殊効果送信モジュールと、を含む。
【0010】
第7の態様では、本開示の実施例は、特殊効果表示機器を提供し、前記機器は、メモリ及びプロセッサを含み、
前記メモリがコンピュータ命令を記憶するために用いられ、
前記プロセッサが、前記メモリに記憶されたコンピュータ命令を実行して、前記特殊効果表示機器に第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法を実現させるために用いられる。
【0011】
第8の態様では、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータ実行命令が記憶されており、前記コンピュータ実行命令がコンピューティングデバイスにより実行されると、前記コンピューティングデバイスが第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法を実現することを特徴とする。
【0012】
第9の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを含む、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法が実現される。
【0013】
第10の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
以下、本開示の実施例や従来の技術における解決手段をより明瞭に説明するために、実施例又は従来の技術の記述において使用する必要がある図面を簡単に説明する。当然ながら、以下、記載する図面は本開示のいくつかの実施例であり、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を想到しうる。
図1】本開示の実施例1により提供される特殊効果表示方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例が基づくシステムアーキテクチャ図である。
図3】本開示の実施例が基づく別のシステムアーキテクチャ図である。
図4】本開示の実施例2により提供される特殊効果表示方法のフローチャートである。
図5】本開示の実施例3により提供される特殊効果表示方法のフローチャートである。
図6】本開示の実施例により提供される1つの表示画面の概略図である。
図7】本開示の実施例により提供される別の表示画面の概略図である。
図8】本開示の実施例4により提供される特殊効果表示方法のフローチャートである。
図9】本開示の実施例5により提供される特殊効果表示方法のフローチャートである。
図10】本開示の実施例6により提供される特殊効果表示方法のフローチャートである。
図11】本開示の実施例7により提供される特殊効果表示装置の構造概略図である。
図12】本開示の実施例8により提供される特殊効果表示装置の構造概略図である。
図13】本開示の実施例9により提供される特殊効果表示装置の構造概略図である。
図14】本開示の実施例10により提供される特殊効果表示機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本開示の実施例の目的、技術的解決手段及び利点をより明瞭にするために、本開示の実施例に係る図面を参照しながら、その技術的解決手段について明瞭、且つ完全に説明するが、当然ながら、記載される実施例は本開示の実施例の一部にすぎず、そのすべての実施例ではない。当業者は、本開示における実施例に基づいて創造的な労働をすることなく、取得されたその他のすべての実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属する。
【0016】
上記言及した関連するライブ配信中の特殊効果融合方法では融合された特殊効果を遮り、特殊効果情報を完全に表示することができないという問題に対して、本開示は、特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体及び製品を提供する。
【0017】
なお、本開示により提供される特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体及び製品は、様々なライブ空間の仮想オブジェクトの特殊効果表示のシーンに適用され得る。
【0018】
関連技術において、特殊効果がトリガーされると、特殊効果とライブ配信コンテンツとの融合操作はライバーユーザ側で実現されるのが一般的である。具体的には、ライブ配信の画像データをライバーユーザ側で取得し、画像データを特殊効果と融合し、融合されたデータをビデオストリームの手段を用いて生放送を視聴するユーザ側に送信して表示することができる。しかし、上記の方法を利用して特殊効果融合を行うとき、生放送を視聴するユーザ側においてライバーユーザ側から送信された融合されたデータを再生すると、コメントやライブ空間通知などのデータが画面上に同時に表示されるため、融合された特殊効果を遮り、特殊効果情報を完全に表示することができなくなっている。
【0019】
上記の技術的問題を解決するために、本発明者らは、鋭意研究した結果、第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報に対応する特殊効果トリガー命令を生成して、当該特殊効果トリガー命令に従って、クライアント端末機器側又はサーバ側において目標特殊効果情報の合成を行い、当該目標特殊効果情報をライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して表示することができ、これにより、ライバーの端末機器において特殊効果の融合操作を行う必要がなく、第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報を決定するだけで、クライアント端末機器又はサーバ上において目標特殊効果情報の合成及びその対応する特殊効果の表示を実現することができ、ライブ空間内のデータが目標特殊効果情報に対応する特殊効果を遮ることもなくなることを発見した。
【0020】
図1は、本開示の実施例1により提供される特殊効果表示方法のフローチャートであり、図1に示すように、当該方法は、ステップ101~ステップ103を含む。
【0021】
ステップ101では、特殊効果トリガー命令を取得し、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応する。
【0022】
本実施例の実行主体は特殊効果表示装置であり、当該特殊効果表示装置はクライアント端末機器内にカップリングされてもよいし、サーバ内にカップリングされてもよく、本開示はそれを限定しない。
【0023】
本実施形態では、特殊効果の表示を実現するためには、まず、特殊効果トリガー命令を取得することができ、当該特殊効果トリガー命令は、具体的に、ライブ配信を視聴するユーザがライブ空間に対応する目標ライバーに仮想オブジェクトを贈ることが検出された後に生成されたものであってもよいし、あるいは、当該特殊効果トリガー命令は、目標ライバーユーザが実際の必要に応じて特殊効果をトリガーして生成したものであってもよい。
【0024】
具体的には、当該特殊効果トリガー命令は、ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応することができ、当該ストリーミングコンテンツは、具体的に、ストリームの手段を用いてクライアント端末機器に送信して表示される目標ライバーユーザのライブ配信ビデオデータとすることができる。また、当該特殊効果トリガー命令は第1の特殊効果情報にさらに対応する。上記の例を参照して、当該第1の特殊効果情報は、仮想オブジェクトに対応する特殊効果情報であってもよいし、当該第1の特殊効果情報は、目標ライバーユーザが実際の必要に応じてトリガーした特殊効果に対応する特殊効果情報であってもよい。ここで、ライブ空間は、相互接続関係を有する仮想空間である。
【0025】
ステップ102では、前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定する。
【0026】
本実施形態では、特殊効果トリガー命令を取得した後、当該特殊効果トリガー命令に応答し、当該第1の特殊効果情報及び第1の画像フレームに基づいて融合操作を行い、目標特殊効果情報を取得することができる。
【0027】
具体的には、第1の画像フレームに対して画像認識操作を行い、第1の画像フレームに対応する目標オブジェクトを取得し、当該第1の特殊効果情報と目標オブジェクトとに対して融合操作を行い、当該目標特殊効果情報を取得することができる。
【0028】
もしくは、第1の特殊効果情報を、第1の画像フレーム内のプリセットの位置又はユーザにより指定された位置に融合して、目標特殊効果情報を取得することもできる。本開示はそれを限定しない。
【0029】
ステップ103では、前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させる。
【0030】
本実施形態では、目標特殊効果情報を生成した後、当該目標特殊効果情報を第1のクライアント端末機器に送信することができる。ここで、当該第1のクライアント端末機器は、具体的に、ライブ空間の視聴者のクライアント端末機器であってもよい。これに応じて、第1のクライアント端末機器は、当該目標特殊効果情報を取得した後、当該目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することができる。
【0031】
ここで、当該目標特殊効果情報は、融合された特殊効果情報であってもよいし、第1の特殊効果情報及び目標オブジェクトが含まれる1つのグループのデータであってもよいため、第1のクライアント端末機器は、当該目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することができる。
【0032】
本実施例により提供される特殊効果表示方法では、特殊効果トリガー命令を取得した後、当該特殊効果トリガー命令に対応するライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報に基づき、目標特殊効果情報を生成し、当該目標特殊効果情報を当該ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、第1のクライアント端末機器に目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させ、これにより、ライバーの端末機器において特殊効果の融合操作を行う必要がなく、第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報を決定するだけで、クライアント端末機器又はサーバ上において目標特殊効果情報の合成及びその対応する特殊効果の表示を実現することができ、ライブ空間内のデータが目標特殊効果情報に対応する特殊効果を遮ることもなくなる。
【0033】
さらに、実施例1に基づき、ステップ101の前に、前記方法は、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定するステップと、前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを決定するステップと、前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定するステップと、をさらに含む。
【0034】
図2は、本実施例が基づくシステムアーキテクチャ図であり、図2に示すように、当該システムアーキテクチャは、ライバークライアント端末機器21及び第1のクライアント端末機器22を含み、そのうち、ライバークライアント端末機器21内には、C/C++、Java(登録商標)、Shell又はPythonなどの言語で書かれた特殊効果表示装置が配置されており、ライバークライアント端末機器21及び第1のクライアント端末機器22は、例えば携帯電話、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータなどとすることができる。ライバークライアント端末機器21と第1のクライアント端末機器22は、情報インタラクションができるように、通信可能に接続されている。
【0035】
上記のシステムアーキテクチャに基づき、本実施例の実行主体は、具体的に、特殊効果表示装置とすることができ、当該特殊効果表示装置は、第1のクライアント端末機器22内にカップリングされることができる。特殊効果表示装置は、特殊効果トリガー操作を検出したことに応答すると、当該特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定することができる。ここで、当該第1の時間情報は、具体的に、ライブ空間を視聴するユーザがトリガーする仮想オブジェクトの贈り操作の時間に関する情報であってもよいし、ライブ空間のライバーユーザが特殊効果情報をトリガーする時間に関する情報であってもよい。
【0036】
当該ストリーミングコンテンツには、ライブ空間のライブ配信中の複数の画像フレーム及び各画像フレームに対応するタイムスタンプが含まれているため、当該第1の時間情報に基づき、ストリーミングコンテンツにおける、当該第1の時間情報に対応する第1の画像フレームを決定することができる。
【0037】
当該特殊効果トリガー操作に対応する第1の特殊効果情報を決定する。具体的には、当該特殊効果トリガー操作には、特殊効果識別子情報が含まれ得る。したがって、当該特殊効果識別子情報に基づき、プリセットのデータサーバにおいて当該特殊効果識別子情報に対応する第1の特殊効果情報を取得することができる。
【0038】
さらに、実施例1に基づき、ステップ101は、具体的に、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー命令を生成するステップを含む。
【0039】
本実施例では、当該特殊効果表示装置は、ユーザの特殊効果トリガー操作を取得することができ、当該特殊効果トリガー操作は、具体的に、ライブ空間を視聴するユーザの仮想オブジェクトの贈り操作であってもよいし、ライブ空間に対応するライバーユーザの特殊効果選択操作であってもよい。当該特殊効果トリガー操作に基づき、当該特殊効果トリガー命令を生成する。
【0040】
さらに、実施例1に基づき、ステップ102の後、前記方法は、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示するステップをさらに含む。
【0041】
本実施例では、第1のクライアント端末機器内にカップリングされている特殊効果表示装置は、目標特殊効果情報を生成した後、プリセットの表示画面を直接に制御して、当該目標特殊効果情報を表示することができる。選択的に、当該第1のクライアント端末機器は、当該目標特殊効果情報を当該ライブ空間に関連するすべての他の第1のクライアント端末機器に送信して、他の第1のクライアント端末機器に当該目標特殊効果情報を表示させることもできる。
【0042】
本実施例により提供される特殊効果表示方法は、第1のクライアント端末機器内にカップリングされている特殊効果表示装置が、当該特殊効果トリガー命令に対応するライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報に基づき、目標特殊効果情報を生成し、当該目標特殊効果情報を当該ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、第1のクライアント端末機器に目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることにより、ライバーの端末機器において特殊効果の融合操作を行う必要がなく、特殊効果トリガー命令に基づくだけで第1のクライアント端末内に目標特殊効果情報の生成を実現することができ、目標特殊効果情報の生成効率を向上させるとともに、ライバークライアント端末機器においてデータ融合が行われた後に特殊効果が遮られてしまうという問題を回避することができる。
【0043】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、ステップ101は、具体的に、
前記第1のクライアント端末機器から前記特殊効果トリガー命令を取得するステップを含み、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報をさらに指示する。
【0044】
図3は、本開示の実施例が基づく別のシステムアーキテクチャ図であり、図3に示すように、当該システムアーキテクチャは、サーバ31及び第1のクライアント端末機器32を少なくとも含み、そのうち、サーバ31には、C/C++、Java、Shell又はPythonなどの言語で書かれた特殊効果表示装置が配置されており、第1のクライアント端末機器32は、例えば携帯電話、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータなどとすることができる。サーバ31と第1のクライアント端末機器32は、情報インタラクションができるように、通信可能に接続されている。
【0045】
上記のシステムアーキテクチャに基づき、本実施例の実行主体は特殊効果表示装置であり、当該特殊効果表示装置はサーバ内にカップリングされることができる。当該特殊効果表示装置は第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得することができ、そのうち、当該特殊効果トリガー命令が第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報を指示する。ここで、当該特殊効果トリガー命令は、第1のクライアント端末機器がライバーユーザ又は視聴者ユーザにより予め設定された特殊効果トリガー操作を検出した後に生成されたものである。当該特殊効果トリガー操作は、具体的に、ライブ空間を視聴するユーザの仮想オブジェクトの贈り操作であってもよいし、ライブ空間に対応するライバーユーザの特殊効果選択操作であってもよい。
【0046】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示することは、
前記特殊効果トリガー命令が第1の時間情報を指示し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを含むこと、を含む。
【0047】
本実施例では、当該特殊効果トリガー命令が第1の時間情報を指示し、当該第1の時間情報は、具体的に、ライブ空間を視聴するユーザがトリガーする仮想オブジェクトの贈り操作の時間に関する情報であってもよいし、ライブ空間のライバーユーザが特殊効果情報をトリガーする時間に関する情報であってもよい。
【0048】
当該ストリーミングコンテンツには、ライブ空間のライブ配信中の複数の画像フレーム及び各画像フレームに対応するタイムスタンプが含まれているため、当該第1の時間情報に基づき、ストリーミングコンテンツにおける、当該第1の時間情報に対応する第1の画像フレームを決定することができる。
【0049】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、ステップ102の後、前記方法は、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第2のクライアント端末機器に送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるステップをさらに含む。
【0050】
本実施例では、目標特殊効果情報を生成した後、当該目標特殊効果情報をライブ空間に関連するすべての第2のクライアント端末機器に送信することができ、これによって、第2のクライアント端末機器は、当該目標特殊効果情報を取得した後、当該目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することができる。
【0051】
本実施例により提供される特殊効果表示方法は、サーバ内にカップリングされている特殊効果表示装置が、当該特殊効果トリガー命令に対応するライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報に基づき、目標特殊効果情報を生成し、当該目標特殊効果情報を当該ライブ空間に関連する第2のクライアント端末機器に送信することにより、第2のクライアント端末機器に目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させ、これにより、ライバーの端末機器において特殊効果の融合操作を行う必要がなく、特殊効果トリガー命令に基づくだけで第2のクライアント端末内に目標特殊効果情報の生成を実現することができ、目標特殊効果情報の生成効率を向上させるとともに、ライバークライアント端末機器においてデータ融合が行われた後に特殊効果が遮られてしまうという問題を回避することができる。
【0052】
図4は、本開示の実施例2により提供される特殊効果表示方法のフローチャートであり、実施例1に基づき、図4に示すように、ステップ102は、具体的に、ステップ401及びステップ402を含む。
【0053】
ステップ401では、前記第1の画像フレームに対して識操作を行い、前記目標オブジェクトを取得する。
【0054】
ステップ402では、前記目標オブジェクトと前記第1の特殊効果情報とに対してデータ融合操作を行い、前記目標特殊効果情報を取得する。
【0055】
本実施例では、特殊効果トリガー命令を取得した後、当該特殊効果トリガー命令によって指示される第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報に基づいて融合操作を行い、目標特殊効果情報を取得することができる。
【0056】
具体的には、第1の画像フレームの中のライバーのプロフィール画像に対して認識操作を行い、目標オブジェクトを取得することができ、当該目標オブジェクトは、具体的に、ライバーのローカル(例えば、ヘッド部)領域とすることができる。当該目標オブジェクトと第1の特殊効果情報とに対してデータ融合操作を行い、当該目標特殊効果情報を取得する。
【0057】
選択的に、当該特殊効果トリガー命令は、特殊効果融合の位置をさらに指示することができるため、当該特殊効果融合の位置に従って、当該第1の特殊効果情報を第1の画像フレームの中の当該特殊効果融合位置に融合し、目標特殊効果情報を取得することができる。
【0058】
本実施例により提供される特殊効果表示方法は、第1の画像フレームに対して画像認識操作を行い、目標オブジェクトを取得し、目標オブジェクトと第1の特殊効果情報とに対してデータ融合操作を行い、目標特殊効果情報を取得することにより、第1の特殊効果情報と第1の画像フレームとの融合度を向上させ、目標特殊効果情報の表示効果を向上させることができる。
【0059】
図5は、本開示の実施例3により提供される特殊効果表示方法のフローチャートであり、実施例1に基づき、図5に示すように、ステップ102は、具体的に、ステップ501~ステップ502を含む。
【0060】
ステップ501では、前記ライブ空間の現在のライブ配信のタイプを決定する。
【0061】
ステップ502では、前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得する。
【0062】
本実施例では、ライブ空間内のライブ配信のタイプは、具体的に、ワンマンライブ配信のタイプ及び競合ライブ配信のタイプを含むことができ、この2つのライブ配信タイプの表示画面に表示されるライバー枠が異なる。目標特殊効果情報を正確に処理するために、第1の画像フレームを取得する前に、まず、ライブ空間の現在のライブ配信のタイプを決定する必要がある。当該ライブ配信のタイプに応じて、当該ライブ配信のタイプに対応する手段を用いて第1の画像フレームを取得する。
【0063】
さらに、実施例1に基づき、ステップ502は、具体的に、
前記ライブ配信のタイプがライブ空間に対応する目標ライバーユーザのワンマンライブ配信のタイプであるとき、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを前記第1の画像フレームとして決定するステップを含む。
【0064】
本実施例では、ライブ配信のタイプは目標ライバーユーザのワンマンライブ配信のタイプであるとき、現在の表示画面上に当該目標ライバーユーザのライブ配信枠がのみ表示される。したがって、ビデオストリームにおける、第1の時間情報に対応する画像フレームを第1の画像フレームとして直接に決定することができる。
【0065】
図6は、本開示の実施例により提供される1つの表示画面の概略図であり、図6に示すように、現在の表示画面61には、目標ライバーユーザに対応するライブ配信枠62がのみ含まれているため、ビデオストリームにおける、第1の時間情報に対応する画像フレームを第1の画像フレーム63として直接に決定することができる。
【0066】
さらに、実施例1に基づき、ステップ502は、具体的に、
前記ライブ配信のタイプが、ライブ空間に対応する目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合するライブ配信のタイプであるとき、前記目標ライバーユーザの識別子を決定するステップと、
前記目標ライバーユーザの識別子に応じて、前記第1の時間情報に対応する画像フレームに対してスクリーンショット操作を行い、前記ライバーユーザの識別子に対応する第1の画像フレームを取得するステップと、を含み、
ここで、前記目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合してライブ配信するとき、目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠を前記画像フレームに同時に表示する。
【0067】
本実施例では、ライブ配信のタイプが、目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合するライブ配信のタイプであるとき、目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠がライブ配信を視聴するユーザ側の表示画面に同時に表示される。したがって、目標特殊効果情報を正確に生成するために、当該目標ライバーユーザの識別子に応じて、第1の時間情報に対応する画像フレームに対してスクリーンショット操作を行い、第1の画像フレームを取得することができる。
【0068】
図7は、本開示の実施例により提供される別の表示画面の概略図であり、図7に示すように、現在の表示画面71上に、目標ライバーユーザのライブ配信枠72と他のライバーユーザのライブ配信枠73が同時に表示されており、このとき、目標ライバーユーザの識別子に応じて、第1の時間情報に対応する画像フレームに対してスクリーンショット操作を行い、第1の画像フレーム74を取得することができる。
【0069】
さらに、実施例1に基づき、前記表示待ちのデータを、前記ライブ配信を視聴するユーザ側に送信して表示するステップの後、前記方法は、
前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠の上層に、前記目標特殊効果情報を全画面で表示するように、クライアント端末機器を制御するステップをさらに含む。
【0070】
本実施例では、競合ライブ配信のタイプでは、目標特殊効果情報が目標ライバーユーザのライブ配信枠内にのみ表示されるため、特殊効果の表示効果が悪くなるという問題を回避するために、目標特殊効果情報を取得した後、目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠の上層に、目標特殊効果情報を全画面で表示するように、ライブ配信を視聴するユーザ側を制御することができる。
【0071】
本実施例により提供される特殊効果表示方法は、当該ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得して、目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠の上層に、目標特殊効果情報を全画面で表示するように、ライブ配信を視聴するユーザ側を制御することにより、競合ライブ配信のタイプでは、融合された特殊効果が目標ライバーユーザのライブ配信枠内にのみ表示されるため、特殊効果の表示効果が悪くなるという問題を効果的に回避し、特殊効果の表示効果を向上させることができる。
【0072】
図8は、本開示の実施例4により提供される特殊効果表示方法のフローチャートであり、上記のいずれかの実施例に基づき、図8に示すように、ステップ101の後、前記方法は、ステップ801~ステップ803をさらに含む。
【0073】
ステップ801では、いずれかのクライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーしたか否かをリアルタイムで検出する。
【0074】
ステップ802では、いずれかのクライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーした場合、前記目標操作に対応する第2の特殊効果情報及び前記目標操作に対応する第2の時間情報を決定する。
【0075】
ステップ803では、前記第1の時間情報及び前記第2の時間情報に基づき、前記第1の特殊効果情報及び前記第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加する。
【0076】
本実施例では、関連する特殊効果表示方法には、目標ライバーユーザ側から送信された融合された特殊効果が含まれているビデオストリームを再生するとき、ライブ配信を視聴するユーザ側はプリセットの目標操作を同時にトリガーする可能性があり、その場合、目標特殊効果情報に対応する特殊効果及び目標操作に対応する特殊効果が同時に表示されるため、目標特殊効果情報が遮られ、表示効果が悪いという問題が存在する。ここで、当該プリセットの目標操作は、具体的に、ライブ配信を視聴するユーザ側がライブ空間内で特定の仮想オブジェクトを贈った後に生成されたものとすることができる。
【0077】
したがって、特殊効果トリガー命令によって指示される第1の時間情報を決定し、目標特殊効果情報を第1のクライアント端末機器に送信した後、いずれかのクライアント端末機器がライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーしたか否かをリアルタイムで検出する。いずれかのクライアント端末機器がライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーした場合、目標操作に対応する第2の特殊効果情報及び目標操作に対応する第2の時間情報を決定する。第1の時間情報及び第2の時間情報に基づき、第1の特殊効果情報及び第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加する。
【0078】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、ステップ803の後、前記方法は、
前記メッセージキューの中の第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報を前記時間順に順次取得し、前記第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報、及び前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレーム又は第2の時間情報に対応する第2の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて、目標特殊効果情報を決定するステップをさらに含む。
【0079】
本実施例では、第1の特殊効果情報及び第2の特殊効果情報が現在、同一のメッセージキューにあるため、同時に再生されることはない。このとき、メッセージキューの中の第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報を時間順に順次取得し、第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報、及び第1の時間情報に対応する第1の画像フレーム又は第2の時間情報に対応する第2の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて、目標特殊効果情報を決定する。
【0080】
本実施例により提供される特殊効果表示方法は、第1の特殊効果情報及び第2の特殊効果情報を同一のメッセージキューに追加することにより、同時に再生しないようにしているため、第1の特殊効果情報に対応する特殊効果が第2の特殊効果情報に対応する特殊効果で遮られるという技術的問題を回避し、目標特殊効果情報の表示効果を向上させる。
【0081】
図9は、本開示の実施例5により提供される特殊効果表示方法のフローチャートであり、図9に示すように、当該方法は、ステップ901~ステップ905を含む。
【0082】
ステップ901では、ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示する。
【0083】
ステップ902では、特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定する。
【0084】
ステップ903では、サーバに特殊効果トリガー命令を送信し、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示する。
【0085】
ステップ904では、前記サーバから特殊効果表示命令を取得し、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられている。
【0086】
ステップ905では、前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示する。
【0087】
本実施例の実行主体は特殊効果表示装置であり、当該特殊効果表示装置は第1のクライアント端末機器内にカップリングされることができる。これに応じて、サーバを利用して目標特殊効果情報の処理を行うことができる。
【0088】
本実施例では、当該第1のクライアント端末機器は、ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示することができる。ライバーユーザ又は視聴者ユーザがトリガーした特殊効果トリガー操作は検出されたとき、当該特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、当該特殊効果トリガー操作に対応する第1の特殊効果情報を決定する。当該特殊効果トリガー操作に基づいて特殊効果トリガー命令を生成し、サーバに特殊効果トリガー命令を送信する。ここで、当該特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報を指示し、特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示する。サーバは当該特殊効果トリガー命令を取得した後、当該特殊効果トリガー命令に従って、第1の画像フレームと第1の特殊効果情報とに対して融合操作を行い、目標特殊効果情報を取得して、当該目標特殊効果情報をフィードバックすることができる。第1のクライアント端末機器はサーバから送信された特殊効果表示命令を取得することができ、当該特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、当該目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられている。第1のクライアント端末機器は当該目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することができる。
【0089】
本実施例により提供される特殊効果表示方法は、当該特殊効果トリガー操作に基づいて特殊効果トリガー命令を生成し、サーバに特殊効果トリガー命令を送信し、サーバは、当該特殊効果トリガー命令に対応するライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報に基づき、目標特殊効果情報を生成し、当該目標特殊効果情報を当該ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、第1のクライアント端末機器に目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させ、これによりライバーの端末機器において特殊効果の融合操作を行う必要がなく、第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報を決定するだけで、クライアント端末機器又はサーバ上において目標特殊効果情報の合成及びその対応する特殊効果の表示を実現することができ、ライブ空間内のデータが目標特殊効果情報に対応する特殊効果を遮ることもなくなる。
【0090】
図10は、本開示の実施例6により提供される特殊効果表示方法のフローチャートであり、図10に示すように、当該方法は、ステップ1001~ステップ1003を含む。
【0091】
ステップ1001では、ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュする。
【0092】
ステップ1002では、前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得し、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含む。
【0093】
ステップ1003では、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させる。
【0094】
本実施例の実行主体は特殊効果表示装置であり、当該特殊効果表示装置はサーバ内にカップリングされ得る。当該目標特殊効果情報は、具体的に、サーバ内に生成され得る。
【0095】
本実施例では、サーバは、ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュすることができる。第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得し、特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及びストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、第1の特殊効果情報が第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、第1の画像フレームが、ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、第1の時間情報に対応する画像フレームを含む。当該目標特殊効果情報は、具体的に、第1のクライアント端末機器内に生成されて、第1のクライアント端末機器によってサーバにフィードバックされることができる。サーバは、第2のクライアント端末機器に目標特殊効果情報を送信して、第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることができる。
【0096】
本実施例により提供される特殊効果表示方法は、第1のクライアント端末機器において目標特殊効果情報の生成を行い、生成された目標特殊効果情報をライブ空間に関連する第2のクライアント端末機器に送信して表示し、これにより、ライバーの端末機器において特殊効果の融合操作を行う必要がなく、第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報を決定するだけで、クライアント端末機器又はサーバ上において目標特殊効果情報の合成及びその対応する特殊効果の表示を実現することができ、ライブ空間内のデータが目標特殊効果情報に対応する特殊効果を遮ることもなくなる。
【0097】
図11は、本開示の実施例7により提供される特殊効果表示装置の構造概略図であり、図11に示すように、当該装置は、取得モジュール1101、決定モジュール1102、及び送信モジュール1103を含む。そのうち、取得モジュール1101は、特殊効果トリガー命令を取得するために用いられ、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応する。決定モジュール1102は、前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定するために用いられる。送信モジュール1103は、前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるために用いられる。
【0098】
さらに、実施例7に基づき、前記装置は、特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定することと、前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを決定することと、前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定することと、に用いられる処理モジュールをさらに含む。
【0099】
さらに、実施例7に基づき、前記取得モジュールは、特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー命令を生成するために用いられる。
【0100】
さらに、実施例7に基づき、前記装置は、前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示するための表示モジュールをさらに含む。
【0101】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記取得モジュールは、前記第1のクライアント端末機器から前記特殊効果トリガー命令を取得するために用いられ、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報をさらに指示する。
【0102】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示することは、前記特殊効果トリガー命令が第1の時間情報を指示し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを含むこと、を含む。
【0103】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記装置は、前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第2のクライアント端末機器に送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための特殊効果送信モジュールをさらに含む。
【0104】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記装置は、前記ライブ空間の現在のライブ配信のタイプを決定するためのタイプ決定モジュールをさらに含む。画像処理モジュールは、前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得するために用いられる。
【0105】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記画像処理モジュールは、前記ライブ配信のタイプが、ライブ空間に対応する目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合するライブ配信のタイプであるとき、前記目標ライバーユーザの識別子を決定することと、前記目標ライバーユーザの識別子に応じて、前記第1の時間情報に対応する画像フレームに対してスクリーンショット操作を行い、前記目標ライバーユーザの識別子に対応する第1の画像フレームを取得することと、に用いられる。そのうち、前記目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合してライブ配信するとき、目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠を前記画像フレームに同時に表示する。
【0106】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記画像処理モジュールは、前記ライブ配信のタイプがライブ空間に対応する目標ライバーユーザのワンマンライブ配信のタイプであるとき、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを前記第1の画像フレームとして決定するために用いられる。
【0107】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記装置は、前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠の上層に、前記目標特殊効果情報を全画面で表示するように、クライアント端末機器を制御するための制御モジュールをさらに含む。
【0108】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記決定モジュールは、前記第1の画像フレームに対して識操作を行い、前記目標オブジェクトを取得することと、前記目標オブジェクトと前記第1の特殊効果情報とに対してデータ融合操作を行い、前記目標特殊効果情報を取得することと、に用いられる。
【0109】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記装置は、いずれかのクライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーしたか否かをリアルタイムで検出するための検出モジュールと、いずれかのクライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーした場合、前記目標操作に対応する第2の特殊効果情報及び前記目標操作に対応する第2の時間情報を決定するための時間情報決定モジュールと、前記第1の時間情報及び前記第2の時間情報に基づき、前記第1の特殊効果情報及び前記第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加するための順序付けモジュールと、をさらに含む。
【0110】
さらに、上記のいずれかの実施例に基づき、前記装置は、前記メッセージキューの中の第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報を前記時間順に順次取得し、前記第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報、及び前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレーム又は第2の時間情報に対応する第2の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて、目標特殊効果情報を決定するための特殊効果取得モジュールをさらに含む。
【0111】
図12は、本開示の実施例8により提供される特殊効果表示装置の構造概略図であり、図12に示すように、当該装置は、コンテンツ表示モジュール1201、特殊効果決定モジュール1202、命令送信モジュール1203、命令取得モジュール1204、及び特殊効果表示モジュール1205を含む。そのうち、コンテンツ表示モジュール1201は、ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示するために用いられる。特殊効果決定モジュール1202は、特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定するために用いられる。命令送信モジュール1203は、サーバに特殊効果トリガー命令を送信するために用いられ、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示する。命令取得モジュール1204は、前記サーバから特殊効果表示命令を取得するために用いられ、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられている。特殊効果表示モジュール1205は、前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示するために用いられる。
【0112】
図13は、本開示の実施例9により提供される特殊効果表示装置の構造概略図であり、図13に示すように、当該装置は、コンテンツプッシュモジュール1301、命令取得モジュール1302、及び目標特殊効果送信モジュール1303を含む。そのうち、コンテンツプッシュモジュール1301は、ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュするために用いられる。命令取得モジュール1302は、前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得するために用いられ、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含む。目標特殊効果送信モジュール1303は、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるために用いられる。
【0113】
本実施例により提供される装置は、上記の方法の実施例の技術的解決手段を実行するために使用されることができ、その実現原理及び技術的効果が類似するため、本実施例はここで繰り返して説明しない。
【0114】
図14は、本開示の実施例10により提供される特殊効果表示機器の構造概略図であり、本開示の実施例を実現するために適した電子機器1400の構造概略図を示しており、当該電子機器1400は、端末機器又はサーバにすることができる。端末機器は、携帯電話、ノートブックコンピュータ、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDAと略称)、タブレットコンピュータ(Portable Android(登録商標) Device、PADと略称)、携帯型マルチメディアプレーヤー(Portable Media Player、PMPと略称)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などの移動端末、及びデジタルTV(Television)、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含むことができるが、それらに限定されない。図14に示される電子機器は単なる一例であり、本開示の実施例の機能及び使用範囲にいかなる制限も課すべきでない。
【0115】
図14に示すように、電子機器1400は、処理装置(中央処理装置やグラフィックプロセッサなど)1401を含むことができ、当該処理装置は、読み取り専用メモリ(Read Only Memory、ROMと略称)1402に記憶されたプログラム又は記憶装置1408からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略称)1403にロードされたプログラムに従って、様々な適切な動作及び処理を実行することができる。RAM1403には、電子機器1400の操作に必要な様々なプログラム及びデータも記憶されている。処理装置1401、ROM1402及びRAM1403は、バス1404を介して互いに接続されている。入力/出力(Input/Output、I/Oと略称)インタフェース1405もバス1404に接続されている。
【0116】
通常、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置1406と、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCDと略称)、スピーカー、バイブレータなどを含む出力装置1407と、磁気テープやハードディスクなどを含む記憶装置1408と、通信装置1409とは、I/Oインタフェース1405に接続されることができる。通信装置1409は、電子機器1400が他のデバイスと無線又は有線で通信してデータを交換することを可能にし得る。図14は、様々なデバイスを備える電子機器1400を示すが、図示されたデバイスのすべてが実施又は配置される必要があるわけではないことを理解すべきである。代替的に、より多くの又は少ないデバイスが実施又は配置され得る。
【0117】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して説明されている上記のプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実施されることができる。例えば、本開示の実施例は、コンピュータ可読媒体に搭載されているコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムがフローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、当該コンピュータプログラムは、通信装置1409を介してネットワークからダウンロード及びインストールされるか、又は記憶装置1408からインストールされるか、又はROM1402からインストールされることができる。当該コンピュータプログラムは、処理装置1401により実行されると、本開示の実施例に係る方法で限定されている上記の機能は実行される。
【0118】
なお、本開示に記載されたコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記2つの任意の組み合わせであり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、あるいは上記の任意の組み合わせにすることができるが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例として、1本又は複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROM又はフラッシュメモリと略称)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(Portable Compact Disk Read-Only Memory、CD-ROMと略称)、光ストレージデバイス、磁気メモリコンポーネント、又は上記の任意の適切な組み合わせを含み得るが、それらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用されるか、又はそれらに組み合わせて使用できるプログラムを含む又は記憶する任意の有形媒体であり得る。本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドで、又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含むことができ、その中にコンピュータ可読プログラムコードが搭載されている。このような伝播されたデータ信号は、電磁信号、光信号、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むがそれらに限定されない多くの形をとることができる。コンピュータ可読信号媒体は、さらに、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体にすることができ、当該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用されるか、又はそれらに組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝播、又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれたプログラムコードは、電線、光ファイバケーブル、RF(Radio Frequency、無線周波数)などを含むがそれらに限定されない任意の適切な媒体、又は上記の任意の適切な組み合わせを使用して伝送することができる。
【0119】
上記のコンピュータ可読媒体は、上記の電子機器に含まれていてもよく、又は当該電子機器に組み立てられずに単独で存在していてもよい。
【0120】
上記のコンピュータ可読媒体には、1つ又は複数のプログラムが搭載されており、上記の1つ又は複数のプログラムは当該電子機器により実行されると、当該電子機器は、上記の実施例に示される方法を実行する。
【0121】
本開示の別の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータ実行命令が記憶されており、前記コンピュータ実行命令がコンピューティングデバイスにより実行されると、前記コンピューティングデバイスが上記のいずれかの実施例に記載されている特殊効果表示方法を実現する。
【0122】
本開示の別の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、当該コンピュータプログラム製品の特徴は、コンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、上記のいずれかの実施例に記載されている特殊効果表示方法が実現される。
【0123】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語と、「C」言語又はそれに類似するプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語と、を含む1つ又は複数のプログラミング言語、あるいはそれらの組み合わせで書くことができる。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で、一部はユーザのコンピュータ上で、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、一部はユーザのコンピュータ上で、一部はリモートコンピュータ上で、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバ上で実行できる。リモートコンピュータの場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LANと略称)やワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、WANと略称)など、あらゆる種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されることができ、もしくは、外部コンピュータに接続されることもできる(例えば、インターネットサービスプロバイダーを使用してインターネット経由で接続する)。
【0124】
図面のフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例によるシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品によって実現可能なアーキテクチャ、機能、及び操作を示している。これに関して、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、指定される論理的機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な命令を含むモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができる。いくつかの代替の実現では、ブロックに示されている機能は、図に示されている順序と異なる順序で実行できることにも注意すべきである。例えば、連結して表示される2つのブロックは、実際には、基本的に並行して実行できるが、あるいは、関連する機能に応じて、ブロックが逆の順序で実行される場合もある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組み合わせは、指定される機能又は操作を実行する専用のハードウェアベースのシステムを使用して実現することができ、あるいは、専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせを使用して実現することもできる。
【0125】
本開示の実施例に記載されたモジュールは、ソフトウェアで実現されてもよいし、ハードウェアで実現されてもよい。モジュールの名称は、特定の状況下でモジュール自体を制限する目的ではない場合がある。
【0126】
本明細書で上記に説明された機能は、少なくとも部分的に、1つ又は複数のハードウェアロジックコンポーネントによって実行され得る。例えば、使用できるハードウェアロジックコンポーネントの例示的なタイプとして、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGAと略称)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASICと略称)、特定用途向け標準部品(Application Specific Standard Product、ASSPと略称)、システムオンチップ(System-on-a-chip、SOCと略称)、複雑なプログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLDと略称)などを含むことができるが、それらに限定されない。
【0127】
本開示のコンテキストでは、機械可読媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用されるか、あるいはそれらに組み合わせて使用できるプログラムを含む又は記憶する有形媒体であり得る。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であり得る。機械可読媒体は、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、あるいは上記の任意の組み合わせにすることができるが、それらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例として、1本又は複数のワイヤに基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光ストレージデバイス、磁気メモリコンポーネント、又は上記の任意の適切な組み合わせを含み得る。
【0128】
第1の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果表示方法を提供し、前記方法は、
特殊効果トリガー命令を取得することであって、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応することと、
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定することと、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることと、を含む。
【0129】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果トリガー命令を取得する前に、前記方法は、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定することと、前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを決定することと、前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定することと、をさらに含む。
【0130】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果トリガー命令を取得することは、特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー命令を生成することを含む。
【0131】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定した後、前記方法は、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することをさらに含む。
【0132】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果トリガー命令を取得することは、
前記第1のクライアント端末機器から前記特殊効果トリガー命令を取得することを含み、ここで、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報をさらに指示する。
【0133】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示することは、
前記特殊効果トリガー命令が第1の時間情報を指示し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを含むことを含む。
【0134】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定した後、前記方法は、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第2のクライアント端末機器に送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることをさらに含む。
【0135】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記方法は、
前記ライブ空間の現在のライブ配信のタイプを決定することと、
前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得することと、をさらに含む。
【0136】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得することは、
前記ライブ配信のタイプが、ライブ空間に対応する目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合するライブ配信のタイプであるとき、前記目標ライバーユーザの識別子を決定することと、
前記目標ライバーユーザの識別子に応じて、前記第1の時間情報に対応する画像フレームに対してスクリーンショット操作を行い、前記目標ライバーユーザの識別子に対応する第1の画像フレームを取得することと、を含み、
ここで、前記目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合してライブ配信するとき、前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠が前記画像フレームの中に同時に表示される。
【0137】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得することは、
前記ライブ配信のタイプがライブ空間に対応する目標ライバーユーザのワンマンライブ配信のタイプであるとき、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを前記第1の画像フレームとして決定することを含む。
【0138】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信した後、前記方法は、
前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠の上層に、前記目標特殊効果情報を全画面で表示するように、前記第1のクライアント端末機器を制御することをさらに含む。
【0139】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定することは、
前記第1の画像フレームに対して識操作を行い、前記目標オブジェクトを取得することと、
前記目標オブジェクトと前記第1の特殊効果情報とに対してデータ融合操作を行い、前記目標特殊効果情報を取得することと、を含む。
【0140】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記方法は、
いずれかのライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーしたか否かをリアルタイムで検出することと、
いずれかの前記クライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーした場合、前記目標操作に対応する第2の特殊効果情報及び前記目標操作に対応する第2の時間情報を決定することと、
前記第1の時間情報及び前記第2の時間情報に基づき、前記第1の特殊効果情報及び前記第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加することと、をさらに含む。
【0141】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1の時間情報及び前記第2の時間情報に基づき、前記第1の特殊効果情報及び前記第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加した後、前記方法は、
前記メッセージキューの中の第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報を前記時間順に順次取得し、前記第1の特殊効果情報又は前記第2の特殊効果情報、及び前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレーム又は前記第2の時間情報に対応する第2の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて、目標特殊効果情報を決定することをさらに含む。
【0142】
第2の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果表示方法を提供し、前記方法は、
ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示することと、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の特殊効果情報を決定することと、
サーバに特殊効果トリガー命令を送信することであって、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示することと、
前記サーバから特殊効果表示命令を取得することであって、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられていることと、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示することと、を含む。
【0143】
第3の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果表示方法を提供し、前記方法は、
ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュすることと、
前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得することであって、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含むことと、
前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させることと、を含む。
【0144】
の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果表示装置を提供し、前記装置は、
特殊効果トリガー命令を取得するための取得モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令がライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームに対応し、前記特殊効果トリガー命令が第1の特殊効果情報にさらに対応する取得モジュールと、
前記特殊効果トリガー命令に応答し、前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて目標特殊効果情報を決定するための決定モジュールと、
前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、前記第1のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための送信モジュールと、を含む。
【0145】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置は、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定することと、前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを決定することと、前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定することと、に用いられる処理モジュールをさらに含む。
【0146】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記取得モジュールは、特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー命令を生成するために用いられる。
【0147】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置は、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示するための表示モジュールをさらに含む。
【0148】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記取得モジュールは、
前記第1のクライアント端末機器から前記特殊効果トリガー命令を取得するために用いられ、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報をさらに指示する。
【0149】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の画像フレームを指示することは、
前記特殊効果トリガー命令が第1の時間情報を指示し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを含むことを含む。
【0150】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置は、前記目標特殊効果情報を前記ライブ空間に関連する第2のクライアント端末機器に送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための特殊効果送信モジュールをさらに含む。
【0151】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置は、
前記ライブ空間の現在のライブ配信のタイプを決定するためのタイプ決定モジュールと、
前記ライブ配信のタイプに応じて、前記特殊効果トリガー命令に対応する第1の時間情報に対応する前記第1の画像フレームを取得するための画像処理モジュールと、をさらに含む。
【0152】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記画像処理モジュールは、
前記ライブ配信のタイプが、ライブ空間に対応する目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合するライブ配信のタイプであるとき、前記目標ライバーユーザの識別子を決定することと、
前記目標ライバーユーザの識別子に応じて、前記第1の時間情報に対応する画像フレームに対してスクリーンショット操作を行い、前記目標ライバーユーザの識別子に対応する第1の画像フレームを取得することと、に用いられ、
そのうち、前記目標ライバーユーザが他のライバーユーザと競合してライブ配信するとき、前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠が前記画像フレームの中に同時に表示される。
【0153】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記画像処理モジュールは、
前記ライブ配信のタイプがライブ空間に対応する目標ライバーユーザのワンマンライブ配信のタイプであるとき、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを前記第1の画像フレームとして決定するために用いられる。
【0154】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置は、
前記目標ライバーユーザと他のライバーユーザとのライブ配信枠の上層に、前記目標特殊効果情報を全画面で表示するように、クライアント端末機器を制御するための制御モジュールをさらに含む。
【0155】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記決定モジュールは、
前記第1の画像フレームに対して識操作を行い、前記目標オブジェクトを取得することと、
前記目標オブジェクトと前記第1の特殊効果情報とに対してデータ融合操作を行い、前記目標特殊効果情報を取得することと、に用いられる。
【0156】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置は、
いずれかのクライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーしたか否かをリアルタイムで検出するための検出モジュールと、
いずれかのクライアント端末機器が前記ライブ空間内でプリセットの目標操作をトリガーした場合、前記目標操作に対応する第2の特殊効果情報及び前記目標操作に対応する第2の時間情報を決定するための時間情報決定モジュールと、
前記第1の時間情報及び前記第2の時間情報に基づき、前記第1の特殊効果情報及び前記第2の特殊効果情報を時間順に同一のメッセージキューに追加するための順序付けモジュールと、をさらに含む。
【0157】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置は、
前記メッセージキューの中の第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報を前記時間順に順次取得し、前記第1の特殊効果情報又は第2の特殊効果情報、及び前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレーム又は第2の時間情報に対応する第2の画像フレームの中の目標オブジェクトに応じて、目標特殊効果情報を決定するための特殊効果取得モジュールをさらに含む。
【0158】
第5の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果表示装置を提供し、前記装置は、
ライブ空間のストリーミングコンテンツを表示するためのコンテンツ表示モジュールと、
特殊効果トリガー操作を検出したことに応答し、前記特殊効果トリガー操作に対応する第1の時間情報を決定して、前記特殊効果トリガー操作に対応する前記第1の特殊効果情報を決定するための特殊効果決定モジュールと、
サーバに特殊効果トリガー命令を送信するための命令送信モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令が前記第1の特殊効果情報を指示し、前記特殊効果トリガー命令が前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する第1の画像フレームをさらに指示する命令送信モジュールと、
前記サーバから特殊効果表示命令を取得するための命令取得モジュールであって、前記特殊効果表示命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が前記第1の特殊効果情報及び前記第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられている命令取得モジュールと、
前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示するための特殊効果表示モジュールと、を含む。
【0159】
第6の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果表示装置を提供し、前記装置は、
ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器と第2のクライアント端末機器とにストリーミングコンテンツをプッシュするためのコンテンツプッシュモジュールと、
前記第1のクライアント端末機器から特殊効果トリガー命令を取得するための命令取得モジュールであって、前記特殊効果トリガー命令が目標特殊効果情報を指示し、前記目標特殊効果情報が第1の特殊効果情報及び前記ストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレームの中の目標オブジェクトと関連付けられており、前記第1の特殊効果情報が前記第1のクライアント端末機器により検出された特殊効果トリガー操作に対応する特殊効果情報を含み、前記特殊効果トリガー操作が第1の時間情報に対応し、前記第1の画像フレームが前記ライブ空間のストリーミングコンテンツにおける、前記第1の時間情報に対応する画像フレームを含む命令取得モジュールと、
前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報を送信して、前記第2のクライアント端末機器に前記目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させるための目標特殊効果送信モジュールと、を含む。
【0160】
第7の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、メモリ及びプロセッサを含む、特殊効果表示機器を提供し、
前記メモリがコンピュータ命令を記憶するために用いられ、
前記プロセッサが前記メモリに記憶されたコンピュータ命令を実行して、前記特殊効果表示機器に上記の第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法を実現させるために用いられる。
【0161】
第8の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータ実行命令が記憶されており、前記コンピュータ実行命令がコンピューティングデバイスにより実行されると、前記コンピューティングデバイスが上記の第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法を実現する。
【0162】
第9の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータプログラムを含む、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、上記の第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法が実現される。
【0163】
第10の態様では、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータプログラムを提供し、当該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、上記の第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載されている特殊効果表示方法が実現される。
【0164】
本開示により提供される特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体及び製品によれば、前記方法は、特殊効果トリガー命令を取得した後、当該特殊効果トリガー命令に対応するライブ空間のストリーミングコンテンツにおける第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報に基づき、目標特殊効果情報を生成し、当該目標特殊効果情報を当該ライブ空間に関連する第1のクライアント端末機器に送信して、第1のクライアント端末機器に目標特殊効果情報に対応する特殊効果を表示させ、ライバーの端末機器において特殊効果の融合操作を行う必要がなく、第1の画像フレーム及び第1の特殊効果情報を決定するだけで、クライアント端末機器又はサーバ上において目標特殊効果情報の合成及びその対応する特殊効果の表示を実現することができ、ライブ空間内のデータが目標特殊効果情報に対応する特殊効果を遮ることもなくなる。
【0165】
上記した説明は、本開示のいくつかの好ましい実施例に関する説明、及び適用される技術的原理に関する説明にすぎない。当業者は、本開示に係る開示範囲は、上記の技術的特徴の特定の組み合わせによって形成される解決手段に限定されず、上記の開示構想から逸脱することなく、上記の技術的特徴又はそれらの同等の特徴の任意の組み合わせによって形成される他の解決手段、例えば、上記特徴を、本開示で開示される(ただしこれに限定されない)同様の機能を有する技術的特徴に置き換えることによって形成される解決手段もカバーすべきであることを理解すべきである。
【0166】
なお、特定の順序で各操作について説明したが、これらの操作は示されている特定の順序又は順番に実行されることを要求するものと理解されるべきではない。マルチタスクや並列処理は、一定の環境下では有利である場合がある。同様に、上記の説明にはいくつかの具体的な実現の詳細が含まれるが、これらは本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。個々の実施例のコンテキストにおいて説明される特定の特徴は、単一の実施例において組み合わせて実現されてもよい。逆に、単一の実施例のコンテキストにおいて説明される様々な特徴は、複数の実施例において、単独で又は任意の適切なサブ組合せで実現されてもよい。
【0167】
本主題は、構造的特徴及び/又は方法的論理動作に固有の言語を用いて説明されてきたが、添付の特許請求の範囲に限定される主題は、必ずしも上記の特定の特徴又は動作に限定されないことが理解されるべきである。逆に、上記の特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施するための例示的な形態にすぎない。
【0168】
本出願は2021年4月6日に提出された、出願番号が202110369428.3で、発明の名称が「特殊効果表示方法、装置、機器、記憶媒体及び製品」という中国特許出願の優先権を主張し、そのすべての内容は引用によって本出願に組み込まれる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正の内容】
図4
【国際調査報告】