(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-27
(54)【発明の名称】組立および変形が容易な断片ベッド
(51)【国際特許分類】
A47C 19/00 20060101AFI20240319BHJP
【FI】
A47C19/00 Z
A47C19/00 B
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023561771
(86)(22)【出願日】2022-03-24
(85)【翻訳文提出日】2023-10-23
(86)【国際出願番号】 KR2022004145
(87)【国際公開番号】W WO2022215913
(87)【国際公開日】2022-10-13
(31)【優先権主張番号】10-2021-0043856
(32)【優先日】2021-04-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523380254
【氏名又は名称】イ イェダム
(74)【代理人】
【識別番号】110003801
【氏名又は名称】KEY弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】イ イェダム
(57)【要約】
本発明の一側面によると、使用者が横になって安楽さを感じる素材で形成されるマットレス;および前記マットレスが載置され得る空間が形成され、底から前記マットレスが離隔配置されるように形成されるベッドユニット;を含み、前記ベッドユニットは上部面に前記マットレスが載置され得る空間が形成される下部支持フレーム;および前記下部支持フレームを設置面から離隔するように形成されるベッド脚;を含む断片ベッドが提供され得る。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者が安楽さを感じる素材からなる表地と、スプリングまたは充填材とを含んで形成されるマットレス(100);および
前記マットレス(100)が上部に載置され得る空間が形成され、底から前記マットレス(100)が離隔配置されるように形成されたベッドユニット(200);を含み、
前記ベッドユニット(200)は
上部面に前記マットレス(100)が載置され得る空間が形成される下部支持フレーム(210);および
前記下部支持フレーム(210)を設置面から離隔するように形成されるベッド脚(220);を含む、断片ベッド。
【請求項2】
前記下部支持フレーム(210)は、
外観が、下部が開放された直六面体の形態で形成され、側面に磁性が形成された導体(211)が埋め込まれた形態で締結されて突出しないように形成される、請求項1に記載の断片ベッド。
【請求項3】
前記ベッドユニット(200)は、
前記下部支持フレーム(210)の下部に結合されて配置され、前記ベッド脚(220)が結合されて支持される固定板の補強支持台(214);を含む、請求項1に記載の断片ベッド。
【請求項4】
前記ベッドユニット(200)は、
前記補強支持台(214)の下部に積層された形態で位置する第1棒差し込み台(230);および
前記第1棒差し込み台(230)の下部方向に所定間隔離隔した位置に配置されて、前記下部支持フレーム(210)に一側が接触して支持される第2棒差し込み台(240);を含み、
前記第1棒差し込み台(230)および前記第2棒差し込み台(240)に前記ベッド脚(220)が挿入されて結合される、請求項3に記載の断片ベッド。
【請求項5】
前記補強支持台(214)と前記ベッド脚(220)とはヒンジ構造で結合される、請求項3に記載の断片ベッド。
【請求項6】
前記下部支持フレーム(210)は、
中心に格子形態で支持構造が形成され、左右対称の形態でベルクロ(登録商標)(213)が所定面積に形成された、請求項1に記載の断片ベッド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は多様な形態に変形が容易であるように組立および分割される断片ベッドに関する。
【背景技術】
【0002】
最近の住居形態は、単身世帯が増加している状況および特に一人で生活する若者たちが増加する趨勢である。これに伴い、彼らの好みに合わせて家具の配置を新しくしたり、ワンルームやツールームなどの生活空間に合うようにベッドを自由に配置するために、または、進取的で新しい環境を指向する性向にしたがって室内の雰囲気を変えるために家具を再配置したり再購入する場合がある。このような趨勢に合わせて消費者が自身が望む物を自ら作れるようにした商品として、DIY(DO It Yourself)家具が生産されている。DIY家具は半製品状態の製品を購入して直接組み立てたり製作するようにした商品をいう。消費者は製品を組み立てる過程を通じて創造的な面白さを感じることができる。また、消費者は組立費用が低減された商品を受けることができるようになるので安価で購入が可能である。このような理由でDIY家具は最近多大な人気を集めている。これに関連して韓国登録実用新案第20-0465564号公報では組立が容易なベッドフレームを開示している。このような技術は使用者が直接組み立てて使用できる家具を提供しており、最近では同業界に使用環境に応じて規格変更が可能な家具の開発が進行中にある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】韓国登録実用新案第20-0465564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施例は従来のベッドを代替して使用環境に応じた形態の変形が容易なベッドを提供しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一側面によると、使用者が横になって安楽さを感じる素材で形成されるマットレス;および前記マットレスが載置され得る空間が形成され、底から前記マットレスが離隔配置されるように形成されたベッドユニット;を含み、前記ベッドユニットは上部面に前記マットレスが載置され得る空間が形成される下部支持フレーム;および前記下部支持フレームを設置面から離隔するように形成されるベッド脚;を含む断片ベッドが提供され得る。
【発明の効果】
【0006】
本発明の実施例に係る断片ベッドは、断片の形態で分割された複数個の断片ベッドユニットの結合を通じて、使用環境に応じた形態の変形が容易なベッドが提供され得るようにする。特に、このような本実施例の断片ベッドは環境または体形が変わる場合に再購入を必要とする従来のベッドを代替して活用され得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本発明の一実施例に係る断片ベッドを概略的に示した斜視図である。
【
図2】
図1に図示されたベッドユニットを概略的に示した図面である。
【
図3】
図2に図示された下部支持フレームの一実施例を示した図面である。
【
図4】ベッドユニットの断面の形状を示した図面である。
【
図5】本発明のベッドユニットの第1変形例を示した図面である。
【
図6】ベッドユニットの第1変形例の側面断面図を示した図面である。
【
図7】(a)、(b)および(c)は、ベッドユニットの第2変形例と作動例を示した図面である。
【
図8】本発明の実施例に係る複数個の断片ベッドが結合された姿を図示した図面である。
【
図9】本発明の実施例に係る断片ベッドが配列された実施例を図示した図面である。
【
図10】本発明の実施例に係る断片ベッドが配列された実施例を図示した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施例を、添付された図面を参照して説明することにする。ただし、以下の実施例は本発明の理解を助けるために提供されるものであり、本発明の範囲は以下の実施例に限定されるものではないことを明らかにしておく。以下の実施例は該当技術分野で平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものであり、不要に本発明の技術的要旨を曖昧にさせ得る恐れがあると判断される公知の構成に対しては詳細な記述を省略することにする。
【0009】
図1は、本発明の一実施例に係る断片ベッドを概略的に示した斜視図である。
【0010】
図1を参照すると、本実施例の断片ベッド10は使用者が横になって安楽さを感じる素材で形成されるマットレス100および前記マットレス100が載置され得る空間が形成され、前記マットレス100が設置面から所定高さ離隔配置されるベッドユニット200;を含むことができる。
【0011】
以下、図面を参照して各構成を詳細に説明することにする。
【0012】
本実施例の断片ベッドは使用者のマットレスを含むことができる。マットレス100は表地が使用者が安楽さを感じる素材で形成され得る。例えばマットレスの表地はオーガニックコットン(orgarnic cotton)、テンセル(tencel)、ジャカード(Jacguard)などとなり得る。また、マットレス100は表地の内部にスプリングまたは充填材が備えられて使用者の着座姿勢または横になる姿勢を取る場合、快適さを感じることができるように弾性および衝撃緩和効果が形成され得る。このようなマットレス100はベッドユニット200の上部に結合されて配置され得る。また、マットレス100はベッドユニット200の大きさと対応する大きさで形成され得る。
【0013】
図2は、
図1に図示されたベッドユニットを概略的に示した図面である。
【0014】
図2を参照すると、本実施例の断片ベッドはベッドユニットを含むことができる。
【0015】
ベッドユニット200は上部面に前記マットレス100が載置され得る空間が形成される下部支持フレーム210;および前記下部支持フレーム210を設置面から離隔するように形成されるベッド脚220;を含むことができる。ベッドユニット200は本発明の一実施例に係る断片ベッドの一つのユニットをなす形態となり得る。ベッドユニット200はマットレス100が設置地面から所定高さ離隔配置されるように形成され得る。ベッドユニット200はプラスチック、リサイクルプラスチック、鉄、または木のような一般的な器具に使われる材料で形成され得る。また、ベッドユニット200は複数個が互いに結合されてマットレス100を支持するようにすることができる。
【0016】
このような、ベッドユニット200は下部支持フレーム210を含むことができる。
【0017】
図3は、
図2に図示された下部支持フレーム210の一実施例を示した図面である。
【0018】
図3を参照すると、下部支持フレーム210は外観が直六面体の形態であり、下部が開放されて形成され得る。また、下部支持フレーム210は側面に磁性が形成された導体211が埋め立てられた形態で結合されて外側に突出しないように形成され得る。また、下部支持フレーム210は横×縦の大きさが30×30または40×40または50×40の大きさで形成され得る。この時、横および縦の長さ単位はcmとなり得る。これに伴い、上部に載置されるマットレスの大きさも対応する大きさで形成され得る。
【0019】
また、下部支持フレーム210は上部面の中心に四角の格子形態で形成されたマットレス支え面212が形成され得る。マットレス支え面212は四角の格子形態の中心部分に所定厚さで形成された二つの端部が「X」形態で交差して配置され得る。また、マットレス支え面212には左右対称の形態でベルクロ(登録商標)面213が所定面積に形成され得る。このようなベルクロ面213はマットレス100の一側面が付着されて固定される部分となり得る。
【0020】
図4は、ベッドユニットの断面の形状を示した図面である。
【0021】
図4を参照すると、下部支持フレーム210は下部空間が形成され得る。下部支持フレーム210は下部が開放された直六面体の形態であって、「П」の断面形態で形成されることによって、下部空間Aが形成され得る。
【0022】
このような下部空間Aには補強支持台214が形成され得る。
【0023】
補強支持台214は下部支持フレーム210の下部空間Aの上面と側面に接触した形態で支持されて形成され得る。補強支持台214はベッド脚220が固定され得るように発生する支持力が補強されるように形成され得る。
【0024】
一方、ベッドユニット200は第1棒差し込み台230を含むことができる。
【0025】
第1棒差し込み台230はベッド脚220が差し込まれて固定される柱となり得る。第1棒差し込み台230は
図4に図示された通り、四角柱の形態で形成され得るが、必要に応じて三角、六角などの多角形の形態で形成され得る。このような第1棒差し込み台230は中心に第1ベッド脚結合ホール231が形成され得る。第1ベッド脚結合ホール231はベッド脚220が結合されて支持されるホールとなり得る。これに伴い、第1棒差し込み台230にはベッド脚220が結合され得る。また、第1棒差し込み台230は補強支持台214の下側に連結されて支持され得る。
【0026】
一方、ベッドユニット200は第1棒差し込み台230を含むことができる。
【0027】
第2棒差し込み台240は第1棒差し込み台230の下側面から下部方向に所定間隔離隔した位置に配置され得る。第2棒差し込み台240は第1棒差し込み台230に結合されるベッド脚220の中心側を支持できるようになる。このような第2棒差し込み台240はベッド脚220の位置固定を補完できるようになる。また、第2棒差し込み台240には第2ベッド脚結合ホール241が形成され得る。第2ベッド脚結合ホール241はベッド脚220が貫通して締結されるホールとなり得る。これに伴い、ベッド脚220は第2ベッド脚結合ホール241に挿入されて第1ベッド脚結合ホール231まで到達して挿入され得る。
【0028】
ベッドユニット200はベッド脚を含むことができる。
【0029】
ベッド脚220は長さ方向に長く形成されて一側が設置面に接触され得る。また、ベッド脚220の他側は前記下部支持フレーム210の下部に接触して設置面から離隔が形成され得る。また、ベッド脚はステンレススチール、プラスチックのような構造用材料で形成され得る。このようなベッド脚220は長さ方向に長く形成された柱形態の挿入部221および下部終端に形成される底接触部222で形成され得る。
【0030】
ベッド脚220に形成された挿入部221は第1棒差し込み台230および第2棒差し込み台240に挿入されて結合される部分となり得る。また、挿入部221は第1棒差し込み台230および第2棒差し込み台240にすべて挿入され得る十分な長さで形成され得る。また、挿入部221は下部支持フレーム210と設置される底面が離隔され得る十分な長さで形成され得る。
【0031】
ベッド脚220に形成された底接触部222は挿入部221の下側終端に形成される部分となり得る。底接触部222は挿入部221の厚さより大きい直径で形成された円柱形態となり得る。底接触部222は底接触面222aがローレット加工またはすべり防止コーティング処理されて設置される底面との滑り現象が防止され得る。
【0032】
本発明のベッドユニット200は
図4のような構造で形成され得るが、このような構造に制限されるものではない。
【0033】
図5は、本発明のベッドユニット200の第1変形例を示した図面である。
【0034】
図5を参照すると、本発明の変形例に係るベッドユニット200は下部支持フレーム210とベッド脚220の結合がヒンジ構造で形成され得る。これに伴い、ベッド脚220は折り畳まれる構造で形成され得る。ベッド脚220は下部支持フレーム210の内側から外側方向に広げられる構造で形成され得る。このようなベッド脚220は折畳み構造で形成されて、ベッドユニット200の運送時に運搬が容易であるようにベッドユニット200の外観の大きさを小さく変換できるようになる。
【0035】
図6は、ベッドユニット200の第1変形例の側面断面図を示した図面である。
【0036】
図6を参照すると、補強支持台214とベッド脚220の間にはベッド脚回転軸固定板215が形成され得る。ベッド脚回転軸固定板215はベッド脚220の回転角度を制限する板となり得る。ベッド脚回転軸固定板215はベッド脚220の回転が内側に90゜以上曲がる動作を制限するために、90゜以上回転するベッド脚220の一側を移動を制限するように形成され得る。この時、ベッド脚回転軸固定板215のベッド脚220の回転角度を制限するために衝撃緩和部215aが間に配置され得る。衝撃緩和部215aはゴムまたはシリコンのような弾性素材で形成され得る。また、衝撃緩和部215aは結合溝Hが形成され得る。結合溝Hはベッド脚220の一側に形成された結合突起Dと結合される構造で形成され得る。これに伴い、ベッド脚220が折り畳まれる姿勢が形成される場合、結合突起Dと結合溝Hの締結によってベッド脚220は下部支持フレーム210の内側に位置した形態で固定が維持され得る。
【0037】
図7の(a)、(b)および(c)は、ベッドユニットの第2変形例と作動例を示した図面である。
【0038】
図7を参照すると、第2変形例に係るベッドユニット200は棒差し込み台レール250を含むことができる。棒差し込み台レール250は下部支持フレーム210の下部空間Aの側面に結合されて配置され得る。棒差し込み台レール250は「⊂」の形態のレールであり、第1、2棒差し込み台230、240が結合されて移動経路が案内されるレールとなり得る。棒差し込み台レール250は下部支持フレーム210の下部空間Aの上側から下側終端まで延びて形成され得る。また、棒差し込み台レール250は下部支持フレーム210に埋め立てられた形態で配置されて突出しない形態となり得る。また、棒差し込み台レール250は上下に延びた経路で形成される昇下降移動路250aが形成され得る。また、棒差し込み台レール250は昇下降移動路250aの一側には複数個の退出路250bが形成され得る。退出路250bは円弧状の経路で形成された通路となり得る。このように形成された退出路250bは、第1、2棒差し込み台230、240が離脱され得るように棒差し込み台レール250の外側に開放される経路となり得る。
【0039】
一方、このような棒差し込み台レール250を通じて移動する第1、2棒差し込み台230、240には、レールに載って移動され得るようにホイールが形成され得る。また、第1、2棒差し込み台230、240は棒差し込み台レール250を通じて移動中に任意の位置で停止され得る停止手段(図示されず)が備えられ得る。この時、停止手段(図示されず)はレールとホイールを密着させて摩擦を形成したりホイールの転がり動作を制限する装置となり得る。
【0040】
また、第1棒差し込み台230のホイールが形成された部分の反対側には、補強支持台214とヒンジ結合構造で結合されるヒンジレール260が形成され得る。ヒンジレール260は二つのレールが結合された形態となり得る。また、ヒンジレール260は上側と下側に形成されたレールが重なって結合された形態のレールとなり得る。このようなヒンジレール260の上側に結合されたレールは、補強支持台214に結合され得る。また、下側に結合されたレールは、下側終端にヒンジが形成されて第1棒差し込み台230が回転動作できるように形成され得る。このようなヒンジレール260に結合される第1棒差し込み台230は上下移動および回転運動が可能となり得る。
【0041】
このように形成されたベッドユニット200は、第1、2棒差し込み台230、240の高さを任意に設定できるようになってベッド脚220の長さ調節が容易に形成され得る。
【0042】
また、第1、2棒差し込み台230、240と結合はレールとヒンジ構造が併合されて締結された形態となって、第1実施例の通り、折り畳み式姿勢が具現可能であるように形成され得る。
【0043】
このように形成される断片ベッド10は、配置される形態または配列により複数の用途で活用され得る。
【0044】
図8は、本発明の実施例に係る複数個の断片ベッドが結合された姿を図示した図面である。
【0045】
図8を参照すると、本発明の断片ベッド10は複数個が互いに側面が接触した形態で結合され得る。この時、断片ベッド10の結合状態は側面に位置した導体211が互いに接触した形態となり得る。これに伴い、断片ベッド10は接触した導体211で作用される引力によって結合が維持され得る。これに伴い、断片ベッド10は使用者の必要に応じて多様な配列で結合されて活用され得る。
【0046】
図9、
図10は、本発明の実施例に係る断片ベッドが配列された実施例を図示した図面である。以下で説明する大きさの単位はcmである。
【0047】
図9を参照すると、断片ベッド10は、1)番の例示のように、一個の断片ベッド10の横×縦の大きさが50×40の大きさで形成されて、横100×200の大きさを形成して1人用ベッドの大きさが形成され得る。
【0048】
また、断片ベッド10は使用者の体形に応じて40×40の大きさで形成された断片ベッド10が配列されて、2)番、3)番の例のように、80×200および120×200の大きさが形成され得る。また、4)番の例のように、30×30の大きさで形成された断片ベッド10が配列されて90×180の大きさが形成され得る。また、5)番の例のように、40×30の大きさで形成された断片ベッド10が配列されて80×180の大きさが形成され得る。このような配置で1人用ベッドまたはソファの用途で使われ得る。
【0049】
また、断片ベッド10は使用者の腰部分の補強のために、6)番の例のように、腰が配置される部分に脊椎の長さに対応する大きさで形成される断片ベッドを配置して腰補強用組立形態が形成され得る。また、7)番の例のように、大型のベッドを形成できるように50×40の断片ベッドを配列して150×200の大きさのベッドを形成できるようになる。
【0050】
前記例示の他にも多様な大きさと形で自分だけのベッドを組み立てることができるようになる。
【0051】
以上で説明したように、本実施例に係る断片ベッドは断片の形態で分割された複数個の断片ベッドユニットの結合を通じて、使用環境に応じた形態の変形が容易なベッドを提供できるようにする。特に、このような本実施例の断片ベッドは環境または体形が変わる場合、再購入を必要とする従来のベッドを代替して活用され得る。
【0052】
以上、本発明の実施例について説明したが、該当技術分野で通常の知識を有する者であれば特許請求の範囲に記載された本発明の思想から逸脱しない範囲内で、構成要素の付加、変更、削除または追加などによって本発明を多様に修正および変更することができ、これも本発明の権利範囲内に含まれると言える。
【国際調査報告】