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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-28
(54)【発明の名称】ハーブ組成物の製造方法
(51)【国際特許分類】
   A23L 27/14 20160101AFI20240321BHJP
   A23L 27/10 20160101ALI20240321BHJP
   A23L 2/58 20060101ALI20240321BHJP
   A23L 2/38 20210101ALI20240321BHJP
   A23F 3/16 20060101ALI20240321BHJP
   A23F 3/34 20060101ALI20240321BHJP
【FI】
A23L27/14
A23L27/10 C
A23L2/00 M
A23L2/38 K
A23F3/16
A23F3/34
【審査請求】未請求
【予備審査請求】有
(21)【出願番号】P 2023555373
(86)(22)【出願日】2022-03-02
(85)【翻訳文提出日】2023-09-08
(86)【国際出願番号】 EP2022055314
(87)【国際公開番号】W WO2022189232
(87)【国際公開日】2022-09-15
(31)【優先権主張番号】202121010140
(32)【優先日】2021-03-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IN
(31)【優先権主張番号】21198110.5
(32)【優先日】2021-09-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522414316
【氏名又は名称】エカテラ・リサーチ・アンド・デベロップメント・ユーケー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ロケシュ・バサヴァラジュ
(72)【発明者】
【氏名】スレーラムル・グッタパドゥ
(72)【発明者】
【氏名】ヴァディヴェル・ゴヴィンダスワミ
【テーマコード(参考)】
4B027
4B047
4B117
【Fターム(参考)】
4B027FB13
4B027FC10
4B027FK08
4B027FK09
4B027FP85
4B047LB02
4B047LE06
4B047LF07
4B047LG43
4B047LP07
4B117LC02
4B117LG17
4B117LG18
4B117LP01
(57)【要約】
本発明はハーブ組成物に関する。したがって、本発明は、a)少なくとも50質量%の水分含量を有する1つ又は複数のハーブを提供する工程;b)前記1つ又は複数のハーブを400パスカル未満の真空下に置き、それによってハーブの水分を少なくとも50%低減させる工程;及びc)前記1つ又は複数のハーブを5質量%未満の水分含量まで乾燥させる工程;を含む、ハーブ組成物を製造する方法を提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)少なくとも50質量%の水分含量を有する1つ又は複数のハーブを提供する工程;
b)前記1つ又は複数のハーブを400パスカル未満の真空下に置き、それによって前記ハーブの水分を少なくとも50%低減させる工程;及び
c)前記1つ又は複数のハーブを5質量%未満の水分含量まで乾燥させる工程;
を含む、ハーブ組成物を製造する方法。
【請求項2】
前記1つ又は複数のハーブの水分含量が10質量%未満であり、前記方法が前記ハーブに水を添加して前記水分含量を50質量%から65質量%に上昇させるさらなる工程を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
工程(b)で適用される前記真空が300パスカル未満である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
工程(b)で適用される前記真空が250パスカル未満である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記ハーブが、ハイビスカス、ローズヒップ、ミント、レモンバーベナ、チコリ及びオレンジから選択される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記ハーブはハイビスカスである、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
請求項1から6のいずれかに一項により得られた前記ハーブ組成物が伝統的茶製品とブレンドされる、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記伝統的茶製品が、紅茶、緑茶、白茶及び烏龍茶又はこれらの混合物から選択される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記ハーブ組成物とブレンドされる伝統的茶製品の量はブレンドされた製品の5質量%から95質量%の範囲である、請求項7又は8に記載の方法。
【請求項10】
前記ハーブ組成物とブレンドされた伝統的茶製品の量はブレンドされた製品の30質量%から60質量%の範囲である、請求項9に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハーブ組成物に関する。特に、本発明は、色を強化したハーブ組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
あらゆる種類の飲料製品は気持ちをリフレッシュすると考えられている。いくつかのノンアルコール飲料が消費用に市販されている。これらのノンアルコール飲料の中で最も人気があるのは茶及びコーヒーである。典型的には、茶は、茶ノ木から実際に得られる製品を指す。しかしながら、茶の定義はあらゆる形態のハーブ浸出液を含むようにはるかに広くなり、現在ではあらゆるハーブ浸出液が広く茶(tea)、より詳細にはハーブティーと呼ばれている。
【0003】
ハーブティー又はハーブ浸出液は、種々のハーブにより提供される様々な健康効果のために人気が高まっている。飲料として役目を果たすだけでなく、ハーブに応じて様々な健康効果の提供もする新しいフォーマットである。
【0004】
先行技術はハーブティー組成物を開示している。
【0005】
WO8906966(1989年、EGAL VEGYIPARI KOEZOES VALLALAT)は、10~30質量%のパセリシダの花(タナセティフロス(Tanaceti flos))、10~30質量%のサンザシの先端(クラテギフロスカムフォリス(Crataegi flos cum foliis))、5~15質量%のシトロネラ(レモンバーム葉)、及び25~75質量%の強壮剤、薬物、刺激剤及びビタミンを含むハーブティーを開示している。
【0006】
DE10243934(2003年、STERKEN BRIGITTE)は、セイヨウトチノキ(horse chestnut)の花及び/又はセイヨウトチノキの葉を含む、水で浸出又は煮沸するためのソバ(buvkwheat)植物体茶組成物を開示している。
【0007】
RU2346452(2009年、LIABILITY COMPANY LTD)は、マテ茶、レモングラス及び天然のグレープフルーツフレーバーを特定の割合で含むハーブティー組成物を開示している。
【0008】
我々は、ハーブ浸出液に関連する問題の一つが浸出液の色であることを発見した。先行技術はハーブティー製品を開示しているが、ハーブ製品から生じる典型的に非常に薄い色の浸出液の問題を扱ったものはなく、これは、伝統的茶製品、特に紅茶製品を主に消費し、濃厚な赤色等のより色の濃い飲料を飲む消費者にとっては問題である。
【0009】
したがって、濃厚な色の浸出液を有するハーブ製品が依然として望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】WO8906966
【特許文献2】DE10243934
【特許文献3】RU2346452
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
上記を考慮して、本発明の目的はハーブ組成物を提供することである。本発明の別の目的は、濃厚な色の浸出液を提供するハーブ組成物を提供することである。
【0012】
本発明者らは、驚くべきことに、ハーブを処理する特定の方法、真空処理の工程を含む方法により濃厚な色の浸出液を有するハーブ組成物が製造されることを見出した。
【課題を解決するための手段】
【0013】
したがって、第一の態様において、本発明は、
a)少なくとも50質量%の水分含量を有する1つ又は複数のハーブを提供する工程;
b)前記1つ又は複数のハーブを400パスカル未満の真空下に置き、それによってハーブの水分を少なくとも50%低減させる工程;及び
c)前記1つ又は複数のハーブを5質量%未満の水分含量まで乾燥させる工程;
を含む、ハーブ組成物を製造する方法を提供する。
【0014】
この並びに他の態様、特徴及び利点は、以下の詳細な説明を読むことから当業者には明らかになるであろう。誤解を避けるために記すと、本発明の一態様の任意の特徴は、本発明の任意の他の態様で利用されてもよい。単語「含む(comprising)」は、「含む(including)」を意味することを意図し、必ずしも「からなる(consisting of)」又は「から構成される(composed of)」を意味することを意図するものではない。言い換えると、記載された工程又は選択肢は網羅的である必要はない。以下の説明に示される実施例は、本発明を明確にすることを意図しており、本発明をそれらの実施例自体に限定することを意図するものではないことに留意されたい。同様に、特に指示がない限り、全てのパーセンテージは質量/質量パーセンテージである。実施例及び比較例を除き、又は明示的に示されている場合を除き、材料の量又は反応の条件、材料の物理的特性及び/又は使用を示す本明細書中の全ての数字は、「約」という単語によって修飾されているものと理解されるべきである。「xからy(from x to y)」という形式で表される数字の範囲は、x及びyを含むものと理解されるべきである。特定の特徴について複数の好ましい範囲が「xからy」の形式で記載されている場合、異なる端点を組み合わせた全ての範囲も考慮されることが理解される。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明は、
a)少なくとも50質量%の水分含量を有する1つ又は複数のハーブを提供する工程;
b)前記1つ又は複数のハーブを400パスカル未満の真空下に置き、それによってハーブの水分を少なくとも50%低減させる工程;及び
c)前記1つ又は複数のハーブを5質量%未満の水分含量まで乾燥させる工程;
を含む、ハーブ組成物を製造する方法を開示する。
【0016】
本発明の目的に関して、ハーブという用語は、好ましくは、ヒトが消費するのに適した任意の植物材料であってもよい。植物材料は、好ましくは、植物の葉、植物の根、植物の花、植物の果実又は植物の任意の他の部分であってもよい。より詳細には、ハーブはヒトの健康に関連した有益な特性を有する植物を好ましくは意味する薬草(medical plant)を含む。より詳細には、ハーブは、ハイビスカス、ローズヒップ、ミント、レモンバーベナ、チコリ及びオレンジから選択される。最も好ましくは、ハーブはハイビスカスである。
【0017】
本発明の方法に関して、ハーブの水分含量は少なくとも50質量%、より好ましくは少なくとも55質量%、最も好ましくは少なくとも60質量%である。ハーブの水分含量は好ましくは50から80質量%、より好ましくは55から75質量%、最も好ましくは60から75質量%の範囲である。
【0018】
乾燥したハーブを使用する場合、ハーブの水分含量を上記のように少なくとも50質量%とするために好ましくは水(水分)が添加される。乾燥したハーブの水分含量は、一般的には10質量%未満、最も好ましくは5質量%未満の範囲である。
【0019】
上記した要件のとおりにハーブを選択した後、ハーブを400パスカル未満、好ましくは350パスカル未満、より好ましくは300パスカル未満、最も好ましくは250パスカル未満の真空下に置く。必要な真空は任意の標準的な方法で適用され得る。ハーブは、水分含量が開始点から少なくとも半分に低減する時点まで真空にさらされる。例えば、ハーブの初期水分含量が60%である場合、ハーブの水分含量が少なくとも30%になるまで真空が適用される。好ましくは、ハーブは水分含量が60%、より好ましくは70%、より好ましくは80%、最も好ましくは90%減少する時点まで真空にさらされる。
【0020】
真空工程の後、ハーブは5質量%未満の水分含量まで乾燥され、最終製品が得られる。
【0021】
乾燥工程は、好ましくは熱乾燥、凍結乾燥又は真空乾燥によって実行されてもよい。
【0022】
熱乾燥は、好ましくは葉を空気と接触させることによって行われ、空気の温度は好ましくは80から160℃、より好ましくは90から150℃、最も好ましくは100から130℃である。熱乾燥は任意の従来型の乾燥機で実行されてもよい。しかしながら、流動層乾燥機又は箱型乾燥機が熱乾燥のために特に好ましい。
【0023】
好ましい実施形態において、本発明の方法によって得られるハーブ組成物は伝統的茶(traditional tea)製品とブレンドされてもよい。伝統的茶製品は、好ましくは紅茶、緑茶、白茶及び烏龍茶又はこれらの混合物から選択される。
【0024】
本明細書で使用される場合、伝統的茶製品は、カメリアシネンシス中国種(Camellia sinensis var. sinensis)及び/又はカメリアシネンシスアッサム種(Camellia sinensis var. assamica)由来の材料を意味する。中国種よりも茶の活性成分のレベルが高いため、アッサム種由来の材料が特に好ましい。
【0025】
紅茶、緑茶、白茶及び烏龍茶という用語は、上記のようにそれらのそれぞれの名称で一般的に知られる茶を指す。
【0026】
「紅茶」とは、実質的に発酵した茶を指す。紅茶は、緑茶と異なる特性を有している。紅茶は、緑茶よりも味に渋味があり、苦味が少ない。紅茶液の赤色はまた、緑茶のものよりも著しく高い。紅茶は、より高いレベルのテアフラビンも含有する。
【0027】
ブレンドする場合、伝統的茶製品の量は好ましくは5質量%から95質量%、より好ましくは10質量%から80質量%、さらにより好ましくは20質量%から70質量%、その上さらに好ましくは25質量%から65質量%、最も好ましくは30質量%から60質量%の範囲である。
【0028】
本発明を以下の非限定的な実施例によって説明する。実施例はただ説明のためのものであり、本発明の範囲をいかなる方法でも限定するものではない。
【実施例
【0029】
実験を行うために、市販のリプトン100%ハイビスカスハーブティーバッグ浸出液サンプルをUnilever Dubaiから購入した。サンプルはユニリーバガルフ(ドバイ、UAE)で製造され、ドバイティートレーディングセンター(ドバイ、UAE)により包装された。サンプルは2020年8月に製造され、製造バッチナンバーは20236であった。ティーバッグから回収されたハーブ材料の粒径は、1mm未満又はファニングス/ダストグレードであった。
【0030】
(ティーバッグから取り除かれた)上記のサンプルを用いて、以下のハーブ製品を調製した。
【0031】
例A
入手したリプトン(登録商標)ハイビスカスティーを追加の処理をせずそのまま使用する。
【0032】
例B
60(質量)%の水をハイビスカスティーに添加して、周囲温度(~25℃)で約1時間吸収させた。水和の後、トレイ内で保持して、9000ミリトールで真空を適用して50(質量)%の水分を取り除いた。真空処理はコンデンサ容量30Lのパイロットスケール凍結乾燥機(Lyomax LT 8S)を用いて湿潤ハイビスカスティーサンプルについて行った。棚の全面積は約1.1から1.67mであった。サンプリング棚の全幅及び全長は、それぞれ約12インチ(30.48cm)及び24インチ(60.96cm)であった。コンデンサ温度は-60℃に維持され、棚設定温度は24℃であった。その後、トレイから取り出して、110℃の熱風オーブンに入れて、水分含量が5質量%未満のハーブ製品を得た。
【0033】
例C
この例は、適用された真空が4500ミリトールであることを除いて例Bと同じである。
【0034】
例1
この例は、適用された真空が2000ミリトールであることを除いて例Bと同じである。
【0035】
以下に記載されるプロトコルに従って、上記製品を用いて浸出液を調製した。
【0036】
浸出液は上記で製造した各製品1グラムをピラミッド型チャンバー付きバッグに個別にいれることにより調製した。続いてバッグをそれぞれ200mlの水(25℃)を含む異なるビーカーに置き、30回(1秒当たり~1回浸漬)浸漬した。この後、バッグを水から取り除いた。浸出液の色値(L*、a*、b*)を以下に述べるプロトコルに従って、透過モードでHunter Lab Colour Meterを使用することにより測定した。
【0037】
色測定
色(CIE L値)を、デュアルビーム分光光度計の測定原理で動作するHunter Lab Ultrascan Vis(Hunter Lab Associates Laboratories Inc.社、Virginia)を使用して測定した。パルスキセノンランプを光源として使用した。使用した光源はD65(Daylight)であり、観察者角度は10°であった。路長10mmの石英キュベットを使用して測定を行った。取扱説明書に提供された指示に従って、標準白色タイル(Hunterlab Diffuse/8°、モード-RSIN/RSEX、ポート-1’’、及び、領域-大)を使用して、装置を較正した。TTRANモードは浸出液サンプルの測定のために使用される。浸出液を石英キュベットの淵まで満たし、色測定のために機器の透過率セクションに置いた。L値を室温(25℃)で測定した。Lの最大値は100であり、これは完全拡散反射面を表す。最小値はL=0であり、これは黒色を表す。a軸及びb軸は、具体的な数的限界値を有さない。正のaは赤色を意味し、負のaは緑色を意味する。同様に、正のbは黄色を意味し、負のbは青色を意味する。a値が高いほど浸出液は赤い。結果を以下の表1に要約する。
【0038】
【表1】
【0039】
上記の表から、本発明の範囲外である対照実験(例A、B及びC)と比較したとき、本発明の方法により製造された製品(例1)は非常に高い赤色値を有する茶浸出液を提供することが明らかである。
【手続補正書】
【提出日】2023-01-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)少なくとも50質量%の水分含量を有する1つ又は複数のハーブを提供する工程;
b)前記1つ又は複数のハーブを350パスカル未満の真空下に置き、それによって前記ハーブの水分を少なくとも50%低減させる工程;及び
c)前記1つ又は複数のハーブを5質量%未満の水分含量まで乾燥させる工程;
を含む、ハーブ組成物を製造する方法であって、
前記ハーブが、ハイビスカス、ローズヒップ、ミント、レモンバーベナ、チコリ及びオレンジから選択される、方法
【請求項2】
前記1つ又は複数のハーブの水分含量が10質量%未満であり、前記方法が前記ハーブに水を添加して前記水分含量を50質量%から65質量%に上昇させるさらなる工程を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
工程(b)で適用される前記真空が300パスカル未満である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
工程(b)で適用される前記真空が250パスカル未満である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記ハーブはハイビスカスである、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
請求項1からのいずれかに一項により得られた前記ハーブ組成物が伝統的茶製品とブレンドされる、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記伝統的茶製品が、紅茶、緑茶、白茶及び烏龍茶又はこれらの混合物から選択される、請求項に記載の方法。
【請求項8】
前記ハーブ組成物とブレンドされる伝統的茶製品の量はブレンドされた製品の5質量%から95質量%の範囲である、請求項又はに記載の方法。
【請求項9】
前記ハーブ組成物とブレンドされた伝統的茶製品の量はブレンドされた製品の30質量%から60質量%の範囲である、請求項に記載の方法。
【国際調査報告】