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  • 特表-花火バースデーキャンドル 図1
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  • 特表-花火バースデーキャンドル 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-28
(54)【発明の名称】花火バースデーキャンドル
(51)【国際特許分類】
   C11C 5/00 20060101AFI20240321BHJP
   F42B 4/20 20060101ALI20240321BHJP
   A63H 33/36 20060101ALI20240321BHJP
【FI】
C11C5/00 B
F42B4/20
A63H33/36
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023558714
(86)(22)【出願日】2022-03-17
(85)【翻訳文提出日】2023-11-17
(86)【国際出願番号】 ES2022070152
(87)【国際公開番号】W WO2022200656
(87)【国際公開日】2022-09-29
(31)【優先権主張番号】202120604704.5
(32)【優先日】2021-03-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523363154
【氏名又は名称】コマーシャル デ フェステス イ レベトレス,エス.エル.
【氏名又は名称原語表記】COMERCIAL DE FESTES I REVETLLES, S.L.
【住所又は居所原語表記】C/ La Cierva, 1 Poligono Can Cortes 08184 PALAU-SOLITA I PLEGAMANS-BARCELONA Spain
(71)【出願人】
【識別番号】523363165
【氏名又は名称】リュウヤン ユエバンワン アーツ アンド クラフツ マニュファクチャリング シーオー,リミテッド
【氏名又は名称原語表記】LIUYANG YUEBANWAN ARTS & CRAFTS MANUFACTURING CO, LTD
【住所又は居所原語表記】Jinwan Group, Nanyue Neighborhood Committee, Guandu Town, Liuyang City, Hunan province China
(74)【代理人】
【識別番号】100119091
【弁理士】
【氏名又は名称】豊山 おぎ
(72)【発明者】
【氏名】ツォ リャン
【テーマコード(参考)】
2C150
4H059
【Fターム(参考)】
2C150AA01
2C150AA26
2C150AA30
2C150BC10
2C150DG01
4H059DA18
4H059DA19
4H059DA20
4H059EA40
(57)【要約】
本発明は、花火バースデーキャンドルに関するものであり、この花火バースデーキャンドルは、キャンドル本体(1)からなり、その下端にはバースデーケーキに挿入される突起(2)が設けられており、また、花火ピース(5)からなり、キャンドル本体(1)の上部には花火のパーツ(5)の挿入孔(4)が設けられている。花火ピース(5)の下端部には、バースデーキャンドルの芯(3)に近接する挿入孔(4)に嵌合可能な挿入部が設けられている。前記の技術的解決手段を採用することにより、花火を挿入孔(4)に挿入して点火するだけでよく、花火が燃焼して火花を散らすと、キャンドル芯(3)に点火することができる。本製品は安価であり、使い捨て製品として幅広く利用するのに適しており、花火とキャンドルを別々に梱包して輸送することも可能である。本製品は、安全上のリスクを低減すると同時に、使用現場で素早く簡単に組み立てて使用することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
花火バースデーキャンドルであって、キャンドル本体(1)を含み、キャンドル本体(1)の下部には、バースデーケーキに挿入するためのスパイク(2)が設けられ、さらに花火ピース(5)を含み、キャンドル本体の上部には、花火ピース(5)を挿入するための挿入孔(4)が設けられ、この挿入孔(4)の下端には、バースデーキャンドルの芯(3)の近傍にスナップで挿入することができる挿入ピースが設けられていることを特徴とする花火バースデーキャンドル。
【請求項2】
挿入孔(4)は、上部が大きく下部が小さいテーパ穴であることを特徴とする請求項1に記載の花火用バースデーキャンドル。
【請求項3】
挿入孔(4)の中心軸とキャンドル芯(3)の中心軸が平行であり、前記の両中心軸間の距離が2.5mm以下である請求項1又は2に記載の花火バースデーキャンドル。
【請求項4】
挿入孔(4)の中心軸とキャンドル芯(3)の中心軸との交差角度が0.5°~5°であることを特徴とする請求項1又は2に記載の花火バースデーキャンドル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バースデーキャンドルに関する。
【0002】
バースデーケーキにキャンドルを立てて火を灯し、誕生日の主役が願い事をした後にキャンドルを吹き消すことは、人生において一般的な誕生日祝いのセレモニーである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
新しさを出すために、既存の技術でも花火の使用をバースデーキャンドルに組み込んでいるが、その構造は複雑で、製造コストは比較的高い。使い捨て製品として大規模で使用するには価格が高すぎ、資源の浪費をもたらし、建設的なものとはかけ離れている。同時に、環境保全型社会の発展目標、既存の技術では、キャンドルや花火は生産過程で、まとめて組み立て、輸送、販売されなければならない。別々に包装して輸送すること、及び現場で素早く組み立てて使用することは困難であり、安全上のリスクを高める。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述の欠点を解決するために、本発明が解決しようとする技術的課題は、低コストで、花火効果をバースデーキャンドルに提供することであり、花火及びキャンドルは別々に包装して輸送することができ、現場で素早く組み立てて使用することができることである。
【0005】
上述の技術的課題を解決するために、本発明が採用した技術的解決手段は、キャンドル本体を含む花火バースデーキャンドルである。キャンドル本体の下部には、バースデーケーキに挿入するためのスパイクが設けられている。本体の上部には花火ピースの挿入孔が設けられ、花火ピースの下端には、挿入孔に嵌合及び挿入可能な挿入部が設けられ、挿入孔はバースデーキャンドルの芯の近傍にある。
【0006】
好ましくは、レセプタクルは上部が大きく下部が小さいテーパ穴である。
【0007】
好ましくは、ソケットの中心軸とキャンドル芯の中心軸は平行であり、2つの中心軸間の距離は2.5mm以下である。
【0008】
好ましくは、ソケットの中心軸とキャンドル芯の中心軸との交差角度は0.5°~5°である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の有益な効果は、上述の技術方式を採用し、花火ピースをソケットに挿入して点火するだけでよく、花火ピースが燃焼して花火を放つ時に、花火ピースによってキャンドル芯が点火することができる。本製品はコストが低く、使い捨て製品として大規模に使用するのに適しており、パーツとキャンドルは、安全上のリスクを低減するために別々に梱包して輸送することも可能でありながら、シンプルで使用時には素早く組み立て使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】実施例1(花火棒を挿入していない状態)の構造の模式図である。
図2】実施例1(花火棒を挿入した状態)の構造の模式図である。
図3】実施形態2のソケットとキャンドル芯の嵌合関係を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の上述の目的、特徴および利点をより明らかにし、理解しやすくするために、本発明について、添付の図面および具体的な実施形態と併せて、以下により詳細に説明する。
【0012】
以下の説明では、本発明を十分に理解できるよう多くの具体的な詳細を説明する。
【0013】
ただし、本発明は、本明細書に記載された以外の多くの方法で実施することができ、当業者であれば、本発明の意味合いから逸脱することなく同様の改良を行うことができる。したがって、本発明は、以下に説明する具体的な実施形態に限定されるものではない。
【0014】
ある要素が他の要素に「取り付けられている」と言及されている場合、その要素は直接他の要素の上に取り付けられている場合もあれば、中央の要素も存在する場合があることに注意されたい。
【0015】
ある要素が他の要素に「接続」されているとみなされる場合、その要素は他の要素に直接接続されている場合もあれば、中間的な要素が同時に存在する場合もある。
【0016】
別段の定義がない限り、本明細書において使用されるすべての技術用語及び科学用語は、本発明の技術分野の当業者によって一般的に理解されるものと同一の意味を有する。
【0017】
本実用新案の明細書の説明で使用される用語は、特定の実施形態を説明するためのものであり、本発明を限定することを意図するものではない。
【0018】
本明細書で使用される「及び/又は」という用語は、1つ以上の関連要素のあらゆる組み合わせを含む。
【実施例1】
【0019】
実施例1:実用新案の具体的な構造を反映した図1及び2を参照。
【0020】
花火バースデーキャンドルは、キャンドル本体(1)を含み、キャンドル本体(1)の下端には、バースデーケーキ(不図示)に差し込むためのスパイク(2)が設けられている。
【0021】
本実施例では、キャンドル本体(1)は「S」字形をしている。本発明で説明するキャンドル本体は、この形状に限定されるものではない。他の実施形態において、キャンドル本体は他の形状を有していてもよい。
【0022】
本実施例では、花火ピースは、花火棒(5)であり、キャンドル本体(1)の上部には花火棒(5)の挿入孔(4)が設けられている。花火棒(5)は、花火ライターや導火線などの棒状体であってもよい。
【0023】
花火棒(5)の下端には、挿入孔(4)にスナップで挿入できる挿入部がある。
【0024】
その他の実施形態では、火工術要素は、火工品を生成することができる他の構成要素であってもよい。
【0025】
挿入孔(4)は、バースデーキャンドルの芯(3)の近傍にある。
【0026】
挿入孔(4)は、花火棒(5)の下端を挿入孔(4)に挿入したときに、その密着程度に関わらず、落下しないよう、上部が大きく下部が小さい円錐形の穴になっている。
【0027】
本実施例では、挿入孔(4)の中心軸とキャンドル芯(3)の中心軸は平行であり、両中心軸間の距離は2.5mm以下である。花火棒(5)は、花火を発しながら燃焼するとき、確実にキャンドル芯(3)に点火することができる。
【実施例2】
【0028】
実施形態2:本発明の別の具体的構造を反映した図3参照。
【0029】
実施形態1との相違点は、受け(24)の中心軸とキャンドル芯(23)の中心軸との交差角度が約2.5°であり、花火棒(22)が受け(24)に挿入され、キャンドル芯(23)側に傾くことにより、花火棒(22)が燃焼して花火を放つようにした点である。キャンドル芯(23)は、花火の間、確実に点火される。
【0030】
上記実施形態では、花火棒とキャンドルを別々に梱包して輸送することで安全上のリスクを低減すると同時に、使用現場で花火棒を受け皿に挿入しすることで、花火棒は点火することができる。
【0031】
上記実施形態は、本発明の技術的解決策を明確に説明するためのものであり、本発明を制限するものとして理解されるべきではない。
【0032】
実用新案には、技術分野において様々な周知の代用又は変更があり、それらはすべて、実用新案の本質的な意味を逸脱することなく、実用新案の保護範囲に属する。
図1
図2
図3
【国際調査報告】