IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 維沃移動通信有限公司の特許一覧

特表2024-514192共有チャンネル管理方法、第一のコアネットワークノード及び第二のコアネットワークノード
<>
  • 特表-共有チャンネル管理方法、第一のコアネットワークノード及び第二のコアネットワークノード 図1
  • 特表-共有チャンネル管理方法、第一のコアネットワークノード及び第二のコアネットワークノード 図2
  • 特表-共有チャンネル管理方法、第一のコアネットワークノード及び第二のコアネットワークノード 図3
  • 特表-共有チャンネル管理方法、第一のコアネットワークノード及び第二のコアネットワークノード 図4
  • 特表-共有チャンネル管理方法、第一のコアネットワークノード及び第二のコアネットワークノード 図5
  • 特表-共有チャンネル管理方法、第一のコアネットワークノード及び第二のコアネットワークノード 図6
  • 特表-共有チャンネル管理方法、第一のコアネットワークノード及び第二のコアネットワークノード 図7
  • 特表-共有チャンネル管理方法、第一のコアネットワークノード及び第二のコアネットワークノード 図8
  • 特表-共有チャンネル管理方法、第一のコアネットワークノード及び第二のコアネットワークノード 図9
  • 特表-共有チャンネル管理方法、第一のコアネットワークノード及び第二のコアネットワークノード 図10
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-28
(54)【発明の名称】共有チャンネル管理方法、第一のコアネットワークノード及び第二のコアネットワークノード
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/30 20230101AFI20240321BHJP
   H04W 4/06 20090101ALI20240321BHJP
   H04W 76/40 20180101ALI20240321BHJP
【FI】
H04W72/30
H04W4/06
H04W76/40
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023563127
(86)(22)【出願日】2022-04-20
(85)【翻訳文提出日】2023-10-13
(86)【国際出願番号】 CN2022087869
(87)【国際公開番号】W WO2022228226
(87)【国際公開日】2022-11-03
(31)【優先権主張番号】202110460704.7
(32)【優先日】2021-04-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】202110497329.3
(32)【優先日】2021-05-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】チャン、イェンシア
(72)【発明者】
【氏名】シエ、チェンホア
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA11
5K067DD11
5K067DD57
5K067EE10
5K067EE16
(57)【要約】
本出願は、共有チャンネル管理方法、装置、コアネットワークノード及びアクセスネットワークノードを開示し、通信技術分野に属し、本出願の実施例の共有チャンネル管理方法は、第一のコアネットワークノードが少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を取得すること(101)を含み、ここで、MBS能力情報は、共有チャンネル確立の管理に用いられる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
共有チャンネル管理方法であって、
第一のコアネットワークノードが少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を取得することを含み、
ここで、MBS能力情報は、共有チャンネル確立の管理に用いられる、共有チャンネル管理方法。
【請求項2】
前記第一のコアネットワークノードが少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を知った後に、
前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、第一の操作を実行することをさらに含み、
ここで、前記第一の操作は、
前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに指示することと、
第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求に応答することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記MBS能力情報は、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートするか又はMBSをサポートしないことを指示する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記の、第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求に応答することは、
前記第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求を受信し、アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、前記共有チャンネル確立要求を受け入れるか又は拒否することと、
前記第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求を受信し、アクセスネットワークノードのMBS能力情報と端末の状態に基づいて、グループ通知メッセージ又は単一端末ページングを前記アクセスネットワークノードに送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記端末は、前記共有チャンネル確立要求に基づいて決定される、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記の、アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、前記共有チャンネル確立要求を受け入れるか又は拒否することは、
前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないことを指示する場合、前記共有チャンネル確立要求を拒否することと、
前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートすることを指示する場合、前記共有チャンネル確立要求を受け入れることとのうちの少なくとも一つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記の、前記共有チャンネル確立要求を受け入れる場合に、前記方法は、
共有チャンネル確立要求メッセージを前記アクセスネットワークノードに送信することをさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記の、前記共有チャンネル確立要求を拒否する場合に、前記方法は、
共有チャンネル確立拒否メッセージを第二のコアネットワークノードに送信することをさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記の、アクセスネットワークノードのMBS能力情報と端末の状態に基づいて、グループ通知メッセージ又は単一端末ページングを前記アクセスネットワークノードに送信することは、
前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないことを指示し、且つ前記端末がアイドル状態である場合、単一端末ページングを前記アクセスネットワークノードに送信することと、
前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートすることを指示し、且つ前記端末がアイドル状態である場合、グループ通知を前記アクセスネットワークノードに送信することとを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
前記グループ通知メッセージは、端末がネットワークにアクセスしたことを通知するために用いられる、請求項4又は8に記載の方法。
【請求項10】
前記単一端末ページングは、端末がネットワークにアクセスしたことを通知するために用いられる、請求項4又は8に記載の方法。
【請求項11】
前記第一のコアネットワークノードが少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を取得することは、
MBS能力取得要求情報を前記少なくとも一つのアクセスネットワークノードに送信し、前記少なくとも一つのアクセスネットワークノードが前記MBS能力取得要求情報に基づいてフィードバックしたMBS能力情報を受信すること、又は
少なくとも一つのアクセスネットワークノードにより送信される能力指示情報を受信し、前記能力指示情報に基づいて前記少なくとも一つのアクセスネットワークノードのMBS能力情報を決定することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記の、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに指示することは、
前記第一のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに送信すること、
前記第一のコアネットワークノードが第三のコアネットワークノードを介して前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに送信することを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項13】
共有チャンネル管理方法であって、
第二のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得し、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を開始するか又はその開始を拒否すること、又は、
第二のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードの共有チャンネルの確立要求を第一のコアネットワークノードに送信し、前記第一のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立拒否メッセージを受信することを含む、共有チャンネル管理方法。
【請求項14】
前記MBS能力情報は、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートするか又はMBSをサポートしないことを指示する、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記共有チャンネル確立拒否メッセージは、前記第一のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないと決定する場合に送信されるものである、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記の、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を開始するか又はその開始を拒否することは、
前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしない場合に、前記第二のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始することを拒否すること、又は
前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートする場合に、前記第二のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始することを含む、請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記の、前記第一のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立拒否メッセージを受信した後に、
前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないと決定し、前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始することを拒否することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項18】
前記第二のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得することは、
第一のコアネットワークノードにより指示されるアクセスネットワークノードのMBS能力情報を受信することと、
前記第二のコアネットワークノードとアクセスネットワークノードとの間ですでに確立されたサービス情報に基づいて、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を決定することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項13に記載の方法。
【請求項19】
マルチキャストサービスチャンネル管理方法であって、
第二のコアネットワークノードが、アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在する場合、共有チャンネル確立要求の開始を拒否すること、又は、
第二のコアネットワークノードが、アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在しない場合、共有チャンネル確立要求を開始すること、又は、
第二のコアネットワークノードがマルチキャストセッションの状態に基づいて、共有チャンネルの確立を指示し又は共有チャンネルの確立を指示することを拒否すること、又は、
第二のコアネットワークノードがマルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在する場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示すること、又は、
第二のコアネットワークノードがマルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在しない場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示することを拒否することを含む、マルチキャストサービスチャンネル管理方法。
【請求項20】
前記記憶レコードは、前記アクセスネットワークノードがすでにマルチキャストセッションに参加したことを指示するために用いられる、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記の、マルチキャストセッションの状態に基づいて、共有チャンネルの確立を指示し又は共有チャンネルの確立を指示することを拒否することは、
前記マルチキャストセッションの状態がアクティブ化状態である時、共有チャンネルの確立を指示すること、又は、
前記マルチキャストセッションの状態が非アクティブ化状態である時、共有チャンネルの確立を指示することを拒否することを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
前記の、共有チャンネルの確立を指示することは、
第一のコアネットワーク機能によってアクセスネットワークノードに共有チャンネルを確立する指示を送信すること、又は、
アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を送信することを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項23】
前記の、共有チャンネルの確立を指示することを拒否することは、
第一のコアネットワーク機能によってアクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立を拒否する指示を送信すること、又は、
アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を送信することを拒否することを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項24】
前記の、ユニキャストチャンネルの確立を指示することは、
第一のコアネットワーク機能にユニキャストチャンネルを確立する指示を送信することを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項25】
前記の、ユニキャストチャンネルの確立を指示することを拒否することは、
第一のコアネットワーク機能にユニキャストチャンネルの確立を拒否する指示を送信すること、又は、
第一のコアネットワーク機能にユニキャストチャンネルを確立する指示を送信することを拒否することを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項26】
前記の、ユニキャストチャンネルを確立する指示はさらに、アクセスネットワークノードにユニキャストチャンネルに関連するマルチキャストサービス情報を送信するよう第一のコアネットワーク機能に指示するために用いられる、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
共有チャンネル管理方法であって、
第一のコアネットワークノードにより送信されるMBS能力取得要求情報を受信した場合に、アクセスネットワークノードがマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を第一のコアネットワークノードに送信すること、又は
アクセスネットワークノードが能力指示情報を第一のコアネットワークノードに送信することを含み、前記能力指示情報は、MBS能力情報の決定を行うように第一のコアネットワークノードを支援するために用いられる、共有チャンネル管理方法。
【請求項28】
前記MBS能力情報は、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートするか又はMBSをサポートしないことを指示する、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
第一のコアネットワークノードに用いられる共有チャンネル管理装置であって、
少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を取得するための取得モジュールを含み、
ここで、MBS能力情報は、共有チャンネル確立の管理に用いられる、共有チャンネル管理装置。
【請求項30】
第一のコアネットワークノードであり、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から12のいずれか1項に記載の共有チャンネル管理方法のステップを実現する、コアネットワークノード。
【請求項31】
第二のコアネットワークノードに用いられる共有チャンネル管理装置であって、
アクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得し、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を開始するか又はその開始を拒否し、又は、
アクセスネットワークノードの共有チャンネルの確立要求を第一のコアネットワークノードに送信し、前記第一のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立拒否メッセージを受信するための第二の実行モジュールを含む、共有チャンネル管理装置。
【請求項32】
第二のコアネットワークノードに用いられるマルチキャストサービスチャンネル管理装置であって、
アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在する場合、共有チャンネル確立要求の開始を拒否し、又は、
アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在しない場合、共有チャンネル確立要求を開始し、又は、
マルチキャストセッションの状態に基づいて、共有チャンネルの確立を指示し又は共有チャンネルの確立を指示することを拒否し、又は、
マルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在する場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示し、又は、
マルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在しない場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示することを拒否するための第三の実行モジュールを含む、マルチキャストサービスチャンネル管理装置。
【請求項33】
コアネットワークノードであって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項13から18のいずれか1項に記載の共有チャンネル管理方法のステップ又は請求項19から26のいずれか1項に記載のマルチキャストサービスチャンネル管理方法のステップを実現する、コアネットワークノード。
【請求項34】
アクセスネットワークノードに用いられる共有チャンネル管理装置であって、
第一のコアネットワークノードにより送信されるMBS能力取得要求情報を受信した場合に、マルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を第一のコアネットワークノードに送信し、又は
能力指示情報を第一のコアネットワークノードに送信するための能力送信モジュールを含み、前記能力指示情報は、MBS能力情報の決定を行うように第一のコアネットワークノードを支援するために用いられる、共有チャンネル管理装置。
【請求項35】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項27又は28に記載の共有チャンネル管理方法のステップを実現する、アクセスネットワークノード。
【請求項36】
プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から18、27と28のいずれか1項に記載の共有チャンネル管理方法のステップ又は請求項19から26のいずれか1項に記載のマルチキャストサービスチャンネル管理方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項37】
プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、請求項1から18、27と28のいずれか1項に記載の共有チャンネル管理方法のステップ又は請求項19から26のいずれか1項に記載のマルチキャストサービスチャンネル管理方法のステップを実現するために用いられる、チップ。
【請求項38】
非揮発性の記憶媒体に記憶されており、少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項1から18、27と28のいずれか1項に記載の共有チャンネル管理方法のステップ又は請求項19から26のいずれか1項に記載のマルチキャストサービスチャンネル管理方法のステップを実現する、コンピュータプログラム製品。
【請求項39】
請求項1から18、27と28のいずれか1項に記載の共有チャンネル管理方法のステップ又は請求項19から26のいずれか1項に記載のマルチキャストサービスチャンネル管理方法のステップを実行するように構成される、通信機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、通信分野に属し、特に共有チャンネル管理方法、装置、コアネットワークノード及びアクセスネットワークノードに関する。
【背景技術】
【0002】
ニューラジオ(New Radio、NR)R17バージョンは、マルチキャストブロードキャストサービス(Multicast Broadcast Service、MBS)の提供をサポートすることができる。現在、MBSをサポートするために、基地局とコアネットワーク機器は、MBSのサービスデータを伝送するための共有チャンネル(shared tunnel、このデータチャンネルが複数の端末に共通であると理解されてもよい)を確立することができる。一方、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)側は、マルチキャストベアラを通じてマルチキャストサービスを提供することができ、具体的にはポイントツーポイント(Point to Point、PTP)とポイントツーマルチポイント(Point to Multipoint、PTM)の二つの方式でMBSサービスを提供することができる。ここで、PTMは、ポイントツーマルチポイントの伝送方式であり、RANが同じ無線リソースを用いて複数の端末にマルチキャストサービスデータを伝送すると理解されてもよく、PTPは、ポイントツーポイントの伝送方式であり、RANが端末専用の無線リソースを用いて特定の端末にマルチキャストサービスデータを伝送すると理解されてもよい。
【0003】
現在、コアネットワークは、基地局との共有チャンネルの確立(例えばブロードキャストサービスに対する共有データチャンネルの確立)を能動的にトリガーすることができる。コアネットワークは、基地局が共有チャンネルの確立をサポートするかどうかを取得することができないため、開始された共有チャンネルの確立に失敗することがあり、コアネットワークが必要のない共有チャンネル確立プロセスを開始する可能性があると理解されてもよい。
【0004】
理想的なバックホール回線の場合、マルチトランスミッションポイント(Transmission Reception Point、TRP)の間でスケジューリング情報とユーザ機器(User Equipment、UE)のフィードバック情報をリアルタイムにやり取りすることができ、上記のマルチ下りリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)によってマルチ物理下りリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)をスケジューリングすることができるほか、単一のDCIによってPDSCHをスケジューリングすることもでき、以下のいくつかの伝送方案を含む。
【0005】
(1)空間分割多重化(Space Division Multiplexing、SDM):同一伝送ブロック(Transport Block、TB)の異なるデータ層は、異なるTRPのノンコヒーレントジョイント伝送(Non-Coherent Joint Transmission、NCJT)からのものである。
【0006】
(2)周波数分割多重化(Frequency Division Multiplexing、FDM):同一TBの同一冗長バージョン(Redundancy Version、RV)は、異なる周波数領域リソースにマッピングされ、且つ異なるTRPから発され、又は同一TBの異なるRVは、異なる周波数領域リソースにマッピングされ且つ異なるTRPから発される。
【0007】
(3)時分割多重化(Time division multiplexing、TDM):同一TBの異なるRVの複数回の繰り返し、例えば一つのスロット内の繰り返し、又は複数のスロットの繰り返しは、異なるTRPからのものである。
【0008】
この時、肯定確認/否定確認(Acknowledgement/Negative Acknowledge、ACK/NACK)フィードバックとチャネル状態情報(Channel State Information、CSI)レポートは、いずれか一つのTRPにフィードバックされることができる。
【0009】
しかしながら、従来のCSIレポートのマッピングは、主に1つの測定仮説に対して設計され、様々な測定仮説をうまくサポートすることができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本出願の実施例は、コアネットワークが必要のない共有チャンネル確立プロセスを開始する可能性があり、通信リソースの浪費をもたらすという従来の技術における問題を解決できる共有チャンネル管理方法、装置、コアネットワークノード及びアクセスネットワークノードを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0011】
第一の態様によれば、共有チャンネル管理方法を提供し、この方法は、
第一のコアネットワークノードが少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を取得することを含み、
ここで、MBS能力情報は、共有チャンネル確立の管理に用いられる。
【0012】
第二の態様によれば、共有チャンネル管理方法を提供し、この方法は、
第二のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得し、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を開始するか又はその開始を拒否すること、又は、
第二のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードの共有チャンネルの確立要求を第一のコアネットワークノードに送信し、前記第一のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立拒否メッセージを受信することを含む。
【0013】
第三の態様によれば、共有チャンネル管理方法を提供し、この方法は、
第一のコアネットワークノードにより送信されるMBS能力取得要求情報を受信した場合に、アクセスネットワークノードがマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を第一のコアネットワークノードに送信すること、又は
アクセスネットワークノードが能力指示情報を第一のコアネットワークノードに送信することを含み、前記能力指示情報は、MBS能力情報の決定を行うように第一のコアネットワークノードを支援するために用いられる。
【0014】
第四の態様によれば、マルチキャストサービスチャンネル管理方法を提供し、この方法は、
第二のコアネットワークノードが、アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在する場合、共有チャンネル確立要求の開始を拒否すること、又は、
第二のコアネットワークノードが、アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在しない場合、共有チャンネル確立要求を開始すること、又は、
第二のコアネットワークノードがマルチキャストセッションの状態に基づいて、共有チャンネルの確立を指示し又は共有チャンネルの確立を指示することを拒否すること、又は、
第二のコアネットワークノードがマルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在する場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示すること、又は、
第二のコアネットワークノードがマルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在しない場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示することを拒否することを含む。
【0015】
第五の態様によれば、第一のコアネットワークノードに用いられる共有チャンネル管理装置を提供し、この装置は、
少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を取得するための取得モジュールを含み、
ここで、MBS能力情報は、共有チャンネル確立の管理に用いられる。
【0016】
第六の態様によれば、コアネットワークノードを提供し、前記コアネットワークノードは、第一のコアネットワークノードであり、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の共有チャンネル管理方法のステップを実現する。
【0017】
第七の態様によれば、コアネットワークノードを提供し、前記コアネットワークノードは、第一のコアネットワークノードであり、プロセッサと通信インターフェースとを含み、ここで、前記プロセッサは、少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を取得するために用いられ、
ここで、MBS能力情報は、共有チャンネル確立の管理に用いられる。
【0018】
第八の態様によれば、第二のコアネットワークノードに用いられる共有チャンネル管理装置を提供し、この装置は、
アクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得し、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を開始するか又はその開始を拒否し、又は、
アクセスネットワークノードの共有チャンネルの確立要求を第一のコアネットワークノードに送信し、前記第一のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立拒否メッセージを受信するための第二の実行モジュールを含む。
【0019】
第九の態様によれば、コアネットワークノードを提供し、前記コアネットワークノードは、第二のコアネットワークノードであり、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第二の態様に記載の共有チャンネル管理方法のステップを実現する。
【0020】
第十の態様によれば、コアネットワークノードを提供し、前記コアネットワークノードは、第二のコアネットワークノードであり、プロセッサと通信インターフェースとを含み、ここで、前記通信インターフェースは、アクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得し、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を開始するか又はその開始を拒否し、又は、
アクセスネットワークノードの共有チャンネルの確立要求を第一のコアネットワークノードに送信し、前記第一のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立拒否メッセージを受信するために用いられる。
【0021】
第十一の態様によれば、アクセスネットワークノードに用いられる共有チャンネル管理装置を提供し、この装置は、
第一のコアネットワークノードにより送信されるMBS能力取得要求情報を受信した場合に、マルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を第一のコアネットワークノードに送信し、又は
能力指示情報を第一のコアネットワークノードに送信するための能力送信モジュールを含み、前記能力指示情報は、MBS能力情報の決定を行うように第一のコアネットワークノードを支援するために用いられる。
【0022】
第十二の態様によれば、アクセスネットワークノードを提供し、このアクセスネットワークノードは、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第三の態様に記載の共有チャンネル管理方法のステップを実現する。
【0023】
第十三の態様によれば、アクセスネットワークノードを提供し、このアクセスネットワークノードは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、ここで、前記通信インターフェースは、第一のコアネットワークノードにより送信されるMBS能力取得要求情報を受信した場合に、マルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を第一のコアネットワークノードに送信し、又は
能力指示情報を第一のコアネットワークノードに送信するために用いられ、前記能力指示情報は、MBS能力情報の決定を行うように第一のコアネットワークノードを支援するために用いられる。
【0024】
第十四の態様によれば、第二のコアネットワークノードに用いられるマルチキャストサービスチャンネル管理装置を提供し、この装置は、
アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在する場合、共有チャンネル確立要求の開始を拒否し、又は、
アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在しない場合、共有チャンネル確立要求を開始し、又は、
マルチキャストセッションの状態に基づいて、共有チャンネルの確立を指示し又は共有チャンネルの確立を指示することを拒否し、又は、
マルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在する場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示し、又は、
マルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在しない場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示することを拒否するための第三の実行モジュールを含む。
【0025】
第十五の態様によれば、コアネットワークノードを提供し、前記コアネットワークノードは、第二のコアネットワークノードであり、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第四の態様に記載のマルチキャストサービスチャンネル管理方法のステップを実現する。
【0026】
第十六の態様によれば、コアネットワークノードを提供し、前記コアネットワークノードは、第二のコアネットワークノードであり、プロセッサと通信インターフェースとを含み、ここで、前記プロセッサは、
アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在しない場合、共有チャンネル確立要求を開始し、又は、
マルチキャストセッションの状態に基づいて、共有チャンネルの確立を指示し又は共有チャンネルの確立を指示することを拒否し、又は、
マルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在する場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示し、又は、
マルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在しない場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示することを拒否するために用いられる。
【0027】
第十七の態様によれば、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体上には、プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様、第二の態様、第三の態様又は第四の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0028】
第十八の態様によれば、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、第一の態様、第二の態様、第三の態様又は第四の態様に記載の方法のステップを実現するために用いられる。
【0029】
第十九の態様によれば、コンピュータプログラム/プログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム/プログラム製品は、非揮発性の記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム/プログラム製品は少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様、第二の態様、第三の態様又は第四の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0030】
第二十の態様によれば、本出願の実施例は、通信機器を提供し、この通信機器は、第一の態様に記載の方法のステップを実行するように構成され、第二の態様に記載の方法のステップを実行するように構成され、第三の態様に記載の方法のステップを実行するように構成され又は第四の態様に記載の方法のステップを実行するように構成される。
【発明の効果】
【0031】
本出願の実施例では、第一のコアネットワークノードは、アクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得することによって共有チャンネル確立の管理を行い、それによってコアネットワークが効果的な共有チャンネルを確立できることを保証し、通信リソースの浪費を回避する。
【図面の簡単な説明】
【0032】
図1】本出願の実施例の共有チャンネル管理方法のフローチャートのその一である。
図2】本出願の実施例の共有チャンネル管理装置の構造ブロックである。
図3】本出願の実施例のコアネットワークノードの構造ブロック図である。
図4】本出願の実施例の共有チャンネル管理方法のフローチャートのその二である。
図5】本出願の実施例のマルチキャストサービスチャンネル管理方法のフローチャートである。
図6】本出願の実施例の共有チャンネル管理装置の構造ブロックである。
図7】本出願の実施例の共有チャンネル管理方法のフローチャートのその三である。
図8】本出願の実施例の共有チャンネル管理装置の構造ブロックである。
図9】本出願の実施例のアクセスネットワークノードの構造ブロック図である。
図10】本出願の実施例の通信機器の構造ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭に記述し、明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者により得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0034】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用される用語は、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能であり、且つ「第一」、「第二」によって区別される対象は、一般的には同一種類であり、対象の個数を限定せず、例えば第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0035】
指摘すべきこととして、本出願の実施例に記述された技術は、ロングタームエボリューション型(Long Term Evolution、LTE)/LTEの進化(LTE-Advanced、LTE-A)システムに限らず、他の無線通信システム、例えば符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、CDMA)、時分割多重接続(Time Division Multiple Access、TDMA)、周波数分割多重接続(Frequency Division Multiple Access、FDMA)、直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、OFDMA)、単一キャリア周波数分割多重接続(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access、SC-FDMA)と他のシステムにも適用できる。本出願の実施例における用語である「システム」と「ネットワーク」は、常に交換可能に使用され、記述された技術は、以上に言及されたシステムとラジオ技術に用いられてもよく、他のシステムとラジオ技術に用いられてもよい。以下の記述は、例示の目的でニューラジオ(New Radio、NR)システムを記述しているとともに、以下の大部分の記述においてNR用語を使用しているが、これらの技術は、NRシステム応用以外の応用、例えば第六世代(6th Generation、6G)通信システムに適用されてもよい。
【0036】
以下では、図面を結び付けながら、いくつかの実施例及びその応用シナリオによって本出願の実施例による共有チャンネル管理方法、装置、コアネットワークノード及びアクセスネットワークノードを詳細に説明する。
【0037】
図1に示すように、本出願の実施例は、共有チャンネル管理方法を提供し、
第一のコアネットワークノードが少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を取得するステップ101を含み、
説明すべきこととして、アクセスネットワークノードの、共有チャンネル確立の管理に用いられるMBS能力情報を追加することによって、共有チャンネルがアクセスネットワークノードのMBS能力情報に関連することを保証し、コアネットワークノードが無効な共有チャンネル確立フローを開始することをできる限り回避することができる。
【0038】
さらに説明すべきこととして、選択的に、ステップ101の後に、前記共有チャンネル管理方法は、
前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、第一の操作を実行することをさらに含んでもよく、
説明すべきこととして、本出願の実施例では第一のコアネットワークノードは、少なくとも一つのアクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得することができ、このMBS能力情報は、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートするか又はMBSをサポートしないことを指示するために用いられ、つまり、第一のコアネットワークノードは、すべてのアクセスネットワークノードのうちの各アクセスネットワークノードがMBSをサポートするかどうかを取得し、そしてこれに基づいて第一の操作を行うことができる。
【0039】
選択的に、前記第一の操作は、以下の少なくとも一つを含んでもよく、
A11、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに指示し、
説明すべきこととして、第一のコアネットワークノードがすべてのアクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得することができるが、第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求が、ある一つ又はいくつかのアクセスネットワークノードに対するものであるため、第一のコアネットワークノードは、アクセスネットワークノードのMBS能力情報の送信を行う時に、共有チャンネル確立を必要とするアクセスネットワークノードのMBS能力情報のみを送信してもよく、例えば第二のコアネットワークノードがアクセスネットワークノード1及びアクセスネットワークノード2との間の共有チャンネルを作成する必要がある場合、第二のコアネットワークノードは、アクセスネットワークノード1とアクセスネットワークノード2のMBS能力情報を取得するために、MBS能力情報取得要求を第一のコアネットワークノードに送信してもよく、無論、第一のコアネットワークノードは、アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに能動的に送信してもよく、例えば第一のコアネットワークノードは、各アクセスネットワークノードのMBS能力情報を交互に第二のコアネットワークノードに送信してもよい。
【0040】
A12、第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求に応答する。
【0041】
以下、それぞれ各操作における具体的な行動について以下のように詳細に説明する。
【0042】
A11について、
選択的に、A11は、以下のような方式のうちの少なくとも一つで実現されてもよく、
A111、前記第一のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに送信し、
つまり、このような方式では、第一のコアネットワークノードは、アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに直接送信する。
【0043】
A112、前記第一のコアネットワークノードが第三のコアネットワークノードを介して前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに送信し、
つまり、このような方式では、第一のコアネットワークノードは、アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに直接送信するのではなく、第三のコアネットワークノード(即ち第一のコアネットワークノードと第二のコアネットワークノードを除く他のコアネットワークノード)を介してMBS能力情報を送信してもよい。例えば、一例として、第一のコアネットワークノードは、メッセージ終点が第二のコアネットワークノードであるメッセージを受信した時、前記メッセージにおいてアクセスネットワークノードのMBS能力情報を追加的に運ぶ。例示的には、端末は、アクセスネットワークノードを介してMBSサービス受信に参加する要求メッセージを開始し、第一のコアネットワークノード(例えばアクセスとモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF))は、前記要求メッセージを受信した後に、前記要求メッセージにおいて前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を追加的に運ぶ。第二のコアネットワークノード(例えばマルチキャストブロードキャストセッション管理機能(MulticastBroadcast Session Management Function、MB-SMF))は、アクセスネットワークノードのMBS能力情報を運ぶMBSサービス受信に参加する要求メッセージを受信した後に、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて共有チャンネル確立要求を開始するかどうかを決定する。具体的な実現として、第一のコアネットワークノード(例えばAMF)は、アクセスネットワークノードのMBS能力情報を知った後に、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第三のコアネットワークノード(例えばSMF)に指示し、前記第三のコアネットワークノードは、さらに前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノード(例えばMB-SFM)に指示する。
【0044】
さらに、このような操作方式では、選択的に、第二のコアネットワークノードは、第一のコアネットワークノードにより指示されるアクセスネットワークノードのMBS能力情報を受信した後に、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を開始するか又はその開始を拒否し、つまり、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしない場合に、前記第二のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始することを拒否し、又は、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートする場合に、前記第二のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始する。
【0045】
さらに説明すべきこととして、ある場合に、第二のコアネットワークノードは、第一のコアネットワークノードにより指示されるアクセスネットワークノードのMBS能力情報を受信してもよく、このような場合に第二のコアネットワークノードは、アクセスネットワークノードのMBS能力情報を自ら取得する必要がなく、別の場合に、第二のコアネットワークノードは、前記第二のコアネットワークノードと前記アクセスネットワークノードとの間ですでに確立されたサービス情報に基づいて、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を決定してもよく、このような場合に第二のコアネットワークノードは、アクセスネットワークノードのMBS能力情報を自ら取得する必要がある。
【0046】
A12について、
選択的に、A12は、以下のような方式のうちの少なくとも一つで実現されてもよく、
A121、前記第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求を受信し、アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、前記共有チャンネル確立要求を受け入れるか又は拒否し、
説明すべきこととして、このような方式での更なる選択的な実現プロセスは、以下のとおりである。
【0047】
A1211、前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないことを指示する場合、前記共有チャンネル確立要求を拒否し、
第一のコアネットワークノードが共有チャンネル確立要求を拒否した場合に、第一のコアネットワークノードは、共有チャンネル確立拒否メッセージを第二のコアネットワークノードに送信する必要があり、つまり、この共有チャンネル確立拒否メッセージは、前記第一のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないと決定する場合に送信されるものである。第二のコアネットワークノードは、この共有チャンネル確立拒否メッセージを受信した後に、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないと決定し、前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始することを拒否する。
【0048】
例えば、第二のコアネットワークノードは、共有チャンネル確立要求メッセージを第一のコアネットワークノードに送信して、アクセスネットワークノード1との間の共有チャンネルを確立することを要求し、第一のコアネットワークノードは、前記アクセスネットワークノード1がMBSをサポートしないと決定する時、共有チャンネルの確立を拒否し、第二のコアネットワークノードは、共有チャンネル確立拒否メッセージを受信した後に、アクセスネットワークノード1がMBSの能力をサポートしないと決定するため、後続にアクセスネットワークノード1との間のデータ共有チャンネルを確立することを要求しなくなる。
【0049】
A1212、前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートすることを指示する場合、前記共有チャンネル確立要求を受け入れ、
第一のコアネットワークノードが共有チャンネル確立要求を受け入れた場合に、第一のコアネットワークノードは、共有チャンネル確立要求メッセージを前記アクセスネットワークノードに直接送信して、共有チャンネルの確立を行う。
【0050】
A122、前記第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求を受信し、アクセスネットワークノードのMBS能力情報と端末の状態に基づいて、グループ通知メッセージ又は単一端末ページングを前記アクセスネットワークノードに送信し、
ここで、前記端末は、前記共有チャンネル確立要求に基づいて決定される。
【0051】
ここで説明すべきこととして、前記グループ通知メッセージは、端末がネットワークにアクセスしたことを通知するために用いられ、前記単一端末ページングも、端末がネットワークにアクセスしたことを通知するために用いられる。
【0052】
説明すべきこととして、このような方式での更なる選択的な実現プロセスは、以下のとおりである。
【0053】
A1221、前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないことを指示し、且つ前記端末がアイドル状態である場合、単一端末ページングを前記アクセスネットワークノードに送信し、
A1222、前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートすることを指示し、且つ前記端末がアイドル状態である場合、グループ通知を前記アクセスネットワークノードに送信する。
【0054】
さらに説明すべきこととして、本出願の実施例におけるステップ101は、以下のような実現方式のうちの一つを採用してもよい。
【0055】
B11、MBS能力取得要求情報を前記少なくとも一つのアクセスネットワークノードに送信し、前記少なくとも一つのアクセスネットワークノードが前記MBS能力取得要求情報に基づいてフィードバックしたMBS能力情報を受信し、
つまり、このような方式でのMBS能力情報は、第一のコアネットワークノード要求に基づいて送信され、第一のコアネットワークノードは、どの又はどれらのアクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得する必要があれば、これらのアクセスネットワークノードにMBS能力取得要求情報を送信することができ、アクセスネットワークノードは、第一のコアネットワークノードにより送信されるMBS能力取得要求情報を受信した後に、MBS能力情報を第一のコアネットワークノードにフィードバックする。
【0056】
例えば、第一のコアネットワークノードは、アクセスネットワークノードAにMBS能力取得要求情報を送信し、アクセスネットワークノードAは、第一のコアネットワークノードに能力取得応答情報をフィードバックし、この能力取得応答情報には、MBS能力情報が運ばれる。
【0057】
B12、少なくとも一つのアクセスネットワークノードにより送信される能力指示情報を受信し、前記能力指示情報に基づいて前記少なくとも一つのアクセスネットワークノードのMBS能力情報を決定し、
例えば、一つの実現として、アクセスネットワークノードは、アクセスネットワークノードと第一のコアネットワークノードとの間のNGインターフェース確立プロセスの開始中に前記アクセスネットワークノードの能力指示情報を運んでもよい。
【0058】
さらに説明すべきこととして、このような方式でのMBS能力情報は、アクセスネットワークノードが能動的に第一のコアネットワークノードに間接的又は直接的に送信するものである。直接的な送信とは、能力指示がMBS能力情報であることを指し、間接的な送信とは、能力指示に様々な情報が運ばれ、そのうちの一つの情報がMBS能力情報であり、又は能力指示がMBS能力情報を間接的に反映することができることを指し、例えばアクセスネットワークノードは、能力指示情報を送信し、第一のコアネットワークノードは、この能力指示情報に基づいてMBS能力情報を推論することができる。
【0059】
例えば、能力指示情報がMBS能力情報である場合に、NG setup requestメッセージには、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートするMBS能力情報が運ばれ、又は前記アクセスネットワークノードがMBS能力をサポートしないMBS能力情報が運ばれ又はアクセスネットワークノードは、MBS能力情報を運ばない。理解できることとして、アクセスネットワークノードがMBS能力情報を運ばない場合、第一のコアネットワークノードは、アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないと黙認してもよい。
【0060】
さらに説明すべきこととして、選択的に、本出願の実施例に言及された第一のコアネットワークノードは、アクセスとモビリティ管理機能(AMF)エンティティであってもよく、第二のコアネットワークノードは、共有チャンネルの管理ノードであり、例えば、マルチキャストブロードキャストセッション管理機能(MB-SMF)エンティティであってもよい。
【0061】
以下、AMFエンティティとMB-SMFエンティティを例にして、本出願の具体的な実現について、以下のように例を挙げて説明する。
【0062】
実現方式1、AMFエンティティは、少なくとも一つのアクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得し、AMFエンティティは、アクセスネットワークノードAのMBS能力情報をMB-SMFエンティティに送信し、MB-SMFエンティティは、アクセスネットワークノードAとの間の共有チャンネルを確立する必要がある時、まずアクセスネットワークノードAのMBS能力情報に基づいてアクセスネットワークノードAがMBSをサポートするかどうかを決定し、アクセスネットワークノードAがMBSをサポートする場合、共有チャンネル確立要求を開始し、アクセスネットワークノードAがMBSをサポートしない場合、共有チャンネル確立要求の開始を拒否する。
【0063】
説明すべきこととして、この実現方式1は、MB-SMFエンティティの観点から共有チャンネル確立の管理を行うことであり、即ちMB-SMFエンティティは、MBSをサポートするアクセスネットワークノードとのみ共有チャンネルを確立することにより、必要のない共有チャンネルの確立フローを回避し、シグナリングオーバヘッドを減少させることができる。
【0064】
実現方式2、AMFエンティティは、少なくとも一つのアクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得し、MB-SMFエンティティにより送信されたアクセスネットワークノードBとの共有チャンネル確立要求を受信した場合に、AMFエンティティは、アクセスネットワークノードBのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を受け入れるかそれとも共有チャンネル確立要求を拒否するかを決定し、アクセスネットワークノードBがMBSをサポートする場合、前記共有チャンネル確立要求を受け入れ、且つ共有チャンネル確立要求メッセージを前記アクセスネットワークノードBに送信し、アクセスネットワークノードBがMBSをサポートしない場合、前記共有チャンネル確立要求を拒否し、共有チャンネル確立拒否メッセージをMB-SMFエンティティに送信する。
【0065】
説明すべきこととして、このような実現方式と実現方式1との相違点は、AMFエンティティがMBSの能力情報をMB-SMFエンティティに送信せず、つまり、MB-SMFエンティティが共有チャンネル確立要求の送信を直接行い、AMFエンティティがこの共有チャンネル確立要求を許容するかどうかを決定することであり、このような実現方式も、必要のない共有チャンネルの確立フローを回避し、シグナリングオーバヘッドを減少させることができる。
【0066】
説明すべきこととして、本出願の実施例は、コアネットワークノードがアクセスネットワークノードのMBS能力を取得することを可能にすることができ、それによって後続に必要のない共有チャンネルの確立フローを開始して通信リソースの浪費につながることを回避することができる。
【0067】
説明すべきこととして、本出願の実施例による共有チャンネル管理方法では、実行本体は、共有チャンネル管理装置、又は、この共有チャンネル管理装置における共有チャンネル管理方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例では、共有チャンネル管理装置による共有チャンネル管理方法の実行を例にして、本出願の実施例による共有チャンネル管理装置を説明する。
【0068】
図2に示すように、本出願の実施例は、共有チャンネル管理装置200を提供し、
少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を取得するための取得モジュール201を含み、
ここで、MBS能力情報は、共有チャンネル確立の管理に用いられる。
【0069】
選択的に、前記取得モジュール201が少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を知った後に、
前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、第一の操作を実行するための第一の実行モジュールをさらに含み、
ここで、前記第一の操作は、
前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに指示することと、
第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求に応答することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0070】
選択的に、前記MBS能力情報は、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートするか又はMBSをサポートしないことを指示する。
【0071】
選択的に、前記の、第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求に応答する実現方式は、
前記第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求を受信し、アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、前記共有チャンネル確立要求を受け入れるか又は拒否することと、
前記第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求を受信し、アクセスネットワークノードのMBS能力情報と端末の状態に基づいて、グループ通知メッセージ又は単一端末ページングを前記アクセスネットワークノードに送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記端末は、前記共有チャンネル確立要求に基づいて決定される。
【0072】
選択的に、前記の、アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、前記共有チャンネル確立要求を受け入れるか又は拒否する実現方式は、
前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないことを指示する場合、前記共有チャンネル確立要求を拒否することと、
前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートすることを指示する場合、前記共有チャンネル確立要求を受け入れることとを含む。
【0073】
選択的に、前記の、前記共有チャンネル確立要求を受け入れる場合に、前記共有チャンネル管理装置は、
共有チャンネル確立要求メッセージを前記アクセスネットワークノードに送信するための第一の送信モジュールをさらに含む。
【0074】
選択的に、前記の、前記共有チャンネル確立要求を拒否する場合に、前記共有チャンネル管理装置は、
共有チャンネル確立拒否メッセージを第二のコアネットワークノードに送信するための第二の送信モジュールをさらに含む。
【0075】
選択的に、前記の、アクセスネットワークノードのMBS能力情報と端末の状態に基づいて、グループ通知メッセージ又は単一端末ページングを前記アクセスネットワークノードに送信する実現方式は、
前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないことを指示し、且つ前記端末がアイドル状態である場合、単一端末ページングを前記アクセスネットワークノードに送信することと、
前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートすることを指示し、且つ前記端末がアイドル状態である場合、グループ通知を前記アクセスネットワークノードに送信することとを含む。
【0076】
選択的に、前記グループ通知メッセージは、端末がネットワークにアクセスしたことを通知するために用いられる。
【0077】
選択的に、前記単一端末ページングは、端末がネットワークにアクセスしたことを通知するために用いられる。
【0078】
選択的に、前記取得モジュール201は、
MBS能力取得要求情報を前記少なくとも一つのアクセスネットワークノードに送信し、前記少なくとも一つのアクセスネットワークノードが前記MBS能力取得要求情報に基づいてフィードバックしたMBS能力情報を受信し、又は
少なくとも一つのアクセスネットワークノードにより送信される能力指示情報を受信し、前記能力指示情報に基づいて前記少なくとも一つのアクセスネットワークノードのMBS能力情報を決定するために用いられる。
【0079】
選択的に、前記の、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに指示する実現方式は、
前記第一のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに送信すること、
前記第一のコアネットワークノードが第三のコアネットワークノードを介して前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに送信するこを含む。
【0080】
説明すべきこととして、少なくとも一つのアクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに指示し、又は第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求に応答することによって、コアネットワークが効果的な共有チャンネルを確立できることを保証し、通信リソースの浪費を回避する。
【0081】
本出願の実施例における共有チャンネル管理装置は、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、電子機器における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置又は電子機器は、主に非移動端末である。例示的には、非移動端末は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、テレビ(television、TV)、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0082】
本出願の実施例による共有チャンネル管理装置は、図1の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0083】
本出願の実施例は、コアネットワークノードをさらに提供し、前記コアネットワークノードは、第一のコアネットワークノードであり、プロセッサと通信インターフェースとを含み、プロセッサは、
少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を取得するために用いられ、
ここで、MBS能力情報は、共有チャンネル確立の管理に用いられる。
【0084】
このコアネットワークノードの実施例は、上記第一のコアネットワークノード側の方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこのコアネットワークノードの実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。具体的には、図3は、本出願の実施例のコアネットワークノードを実現するハードウェア構造概略図である。
【0085】
このコアネットワークノード300は、アンテナ301、無線周波数装置302、ベースバンド装置303を含む。アンテナ301と無線周波数装置302とが接続される。上りリンク方向において、無線周波数装置302は、アンテナ301を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置303に送信して処理させる。下りリンク方向において、ベースバンド装置303は、送信する情報を処理し、無線周波数装置302に送信し、無線周波数装置302は、受信した情報を処理した後にアンテナ301を介して送出する。
【0086】
上記周波数帯域処理装置は、ベースバンド装置303に位置してもよく、以上の実施例においてコアネットワークノードにより実行される方法は、ベースバンド装置303に実現されてもよく、このベースバンド装置303は、プロセッサ304とメモリ305とを含む。
【0087】
ベースバンド装置303は、例えば少なくとも一つのベースバンドボードを含んでもよく、このベースバンドボード上に複数のチップが設置され、図3に示すように、そのうちの一つのチップは、例えばプロセッサ304であり、メモリ305と接続されて、メモリ305におけるプログラムを呼び出し、以上の方法の実施例に示すコアネットワークノードの操作を実行する。
【0088】
このベースバンド装置303は、ネットワークインターフェース306をさらに含んでもよく、無線周波数装置302との情報のやり取りに用いられ、このインターフェースは、例えば共通公衆無線インターフェース(common public radio interface、CPRIと略称)である。
【0089】
具体的には、本発明の実施例のコアネットワークノードは、メモリ305に記憶されており、且つプロセッサ304上で運行できる命令又はプログラムをさらに含み、プロセッサ304は、メモリ305における命令又はプログラムを呼び出し、図2に示す各モジュールにより実行される方法を実行し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0090】
好ましくは、本出願の実施例は、コアネットワークノードをさらに提供し、前記コアネットワークノードは、第一のコアネットワークノードであり、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶されており且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一のコアネットワークノード側に用いられる共有チャンネル管理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0091】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一のコアネットワークノード側に用いられる共有チャンネル管理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。ここで、前記のコンピュータ可読記憶媒体は、例えばリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROMと略称)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略称)、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
【0092】
図4に示すように、本出願の実施例は、共有チャンネル管理方法をさらに提供し、
第二のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得し、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を開始するか又はその開始を拒否し、又は、
第二のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードの共有チャンネルの確立要求を第一のコアネットワークノードに送信し、前記第一のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立拒否メッセージを受信するステップ401を含む。
【0093】
選択的に、前記MBS能力情報は、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートするか又はMBSをサポートしないことを指示する。
【0094】
選択的に、前記共有チャンネル確立拒否メッセージは、前記第一のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないと決定する場合に送信されるものである。
【0095】
選択的に、前記の、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を開始するか又はその開始を拒否することは、
前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしない場合に、前記第二のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始することを拒否すること、又は
前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートする場合に、前記第二のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始することを含む。
【0096】
選択的に、前記の、前記第一のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立拒否メッセージを受信した後に、
前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないと決定し、前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始することを拒否することをさらに含む。
【0097】
選択的に、前記第二のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得することは、
第一のコアネットワークノードにより指示されるアクセスネットワークノードのMBS能力情報を受信することと、
前記第二のコアネットワークノードとアクセスネットワークノードとの間ですでに確立されたサービス情報に基づいて、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を決定することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0098】
説明すべきこととして、上記実施例における第二のコアネットワークノードに関するすべての記述は、いずれもこの実施例に適用され、上記実施例と同じ技術的効果を達成することもでき、ここでこれ以上説明しない。
【0099】
図5に示すように、本出願の実施例は、マルチキャストサービスチャンネル管理方法をさらに提供し、
第二のコアネットワークノードが、アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在する場合、共有チャンネル確立要求の開始を拒否し、又は、第二のコアネットワークノードが、アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在しない場合、共有チャンネル確立要求を開始し、又は、第二のコアネットワークノードがマルチキャストセッションの状態に基づいて、共有チャンネルの確立を指示し又は共有チャンネルの確立を指示することを拒否し、又は、第二のコアネットワークノードがマルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在する場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示し、又は、第二のコアネットワークノードがマルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在しない場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示することを拒否するステップ501を含む。
【0100】
選択的に、前記記憶レコードは、アクセスネットワークノードがすでにマルチキャストセッションに参加したことを指示するために用いられる。
【0101】
選択的に、前記マルチキャストセッションの状態がアクティブ化状態である時、共有チャンネルの確立を指示する。
【0102】
選択的に、前記マルチキャストセッションの状態が非アクティブ化状態である時、共有チャンネルの確立を指示することを拒否する。
【0103】
選択的に、前記の、共有チャンネルの確立を指示することは、
第一のコアネットワーク機能によってアクセスネットワークノードに共有チャンネルを確立する指示を送信すること、又は
アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を送信することを含む。
【0104】
選択的に、前記の、共有チャンネルの確立を指示することを拒否することは、
第一のコアネットワーク機能によってアクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立を拒否する指示を送信すること、又は
アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を送信することを拒否することを含む。
【0105】
選択的に、前記の、ユニキャストチャンネルの確立を指示することは、
第一のコアネットワーク機能にユニキャストチャンネルを確立する指示を送信することを含む。
【0106】
選択的に、前記の、ユニキャストチャンネルの確立を指示することを拒否することは、
第一のコアネットワーク機能にユニキャストチャンネルの確立を拒否する指示を送信すること、又は
第一のコアネットワーク機能にユニキャストチャンネルを確立する指示を送信することを拒否することを含む。
【0107】
選択的に、前記の、ユニキャストチャンネルを確立する指示はさらに、
アクセスネットワークノードにユニキャストチャンネルに関連するマルチキャストサービス情報を送信するよう第一のコアネットワーク機能に指示するために用いられる。
【0108】
説明すべきこととして、上記実施例における第二のコアネットワークノードに関するすべての記述は、いずれもこの実施例に適用され、上記実施例と同じ技術的効果を達成することもでき、ここでこれ以上説明しない。
【0109】
図6に示すように、本出願の実施例は、第二のコアネットワークノードに用いられる共有チャンネル管理装置600をさらに提供し、
アクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得し、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を開始するか又はその開始を拒否し、又は、
アクセスネットワークノードの共有チャンネルの確立要求を第一のコアネットワークノードに送信し、前記第一のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立拒否メッセージを受信するための第二の実行モジュール601を含む。
【0110】
選択的に、前記MBS能力情報は、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートするか又はMBSをサポートしないことを指示する。
【0111】
選択的に、前記共有チャンネル確立拒否メッセージは、前記第一のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないと決定する場合に送信されるものである。
【0112】
選択的に、前記第二の実行モジュール601が前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を開始するか又はその開始を拒否することを実行する実現方式は、
前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしない場合に、前記第二のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始することを拒否すること、又は
前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートする場合に、前記第二のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始することを含む。
【0113】
選択的に、前記第二の実行モジュール601が前記第一のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立拒否メッセージを受信した後に、
前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないと決定し、前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始することを拒否するための決定モジュールをさらに含む。
【0114】
選択的に、アクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得する実現方式は、
第一のコアネットワークノードにより指示されるアクセスネットワークノードのMBS能力情報を受信することと、
前記第二のコアネットワークノードとアクセスネットワークノードとの間ですでに確立されたサービス情報に基づいて、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を決定することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0115】
説明すべきこととして、本出願の実施例は、コアネットワークが効果的な共有チャンネルを確立できることを保証し、通信リソースの浪費を回避することができる。
【0116】
本出願の実施例における共有チャンネル管理装置は、装置であってもよく、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、電子機器における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置又は電子機器は、主に非移動端末である。例示的には、非移動端末は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、テレビ(television、TV)、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0117】
本出願の実施例による共有チャンネル管理装置は、図4の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0118】
好ましくは、本出願の実施例は、コアネットワークノードをさらに提供し、前記コアネットワークノードは、第二のコアネットワークノードであり、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶されており且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第二のコアネットワーク側に用いられる共有チャンネル管理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0119】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第二のコアネットワーク側に用いられる共有チャンネル管理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0120】
ここで、前記のコンピュータ可読記憶媒体は、例えばリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROMと略称)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略称)、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
【0121】
本出願の実施例は、コアネットワークノードをさらに提供し、前記コアネットワークノードは、第二のコアネットワークノードであり、プロセッサと通信インターフェースとを含み、通信インターフェースは、
アクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得し、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を開始するか又はその開始を拒否し、又は、
アクセスネットワークノードの共有チャンネルの確立要求を第一のコアネットワークノードに送信し、前記第一のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立拒否メッセージを受信するために用いられる。
【0122】
この第二のコアネットワークノードの実施例は、上記第二のコアネットワークノード側の方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこの第二のコアネットワークノードの実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。
【0123】
具体的には、本出願の実施例は、コアネットワークノードをさらに提供する。このコアネットワークノードの具体的な構造は、3に示すものを参照すればよく、このコアネットワークノードは、第二のコアネットワークノードである。
【0124】
具体的には、本出願の実施例のコアネットワークノードには、メモリに記憶されており、プロセッサ上で運行できる命令又はプログラムが含まれ、プロセッサは、メモリにおける命令又はプログラムを呼び出し、図6に示す各モジュールにより実行される方法を実行し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0125】
本出願の実施例は、第二のコアネットワークノードに用いられるマルチキャストサービスチャンネル管理装置をさらに提供し、
アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在する場合、共有チャンネル確立要求の開始を拒否し、又は、
アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在しない場合、共有チャンネル確立要求を開始し、又は、
マルチキャストセッションの状態に基づいて、共有チャンネルの確立を指示し又は共有チャンネルの確立を指示することを拒否し、又は、
マルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在する場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示し、又は、
マルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在しない場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示することを拒否するための第三の実行モジュールを含む。
【0126】
選択的に、前記記憶レコードは、アクセスネットワークノードがすでにマルチキャストセッションに参加したことを指示するために用いられる。
【0127】
選択的に、前記第三の実行モジュールが、マルチキャストセッションの状態に基づいて、共有チャンネルの確立を指示し又は共有チャンネルの確立を指示することを拒否するのを実行する時、
マルチキャストセッションの状態がアクティブ化状態である時、共有チャンネルの確立を指示すること、又は
前記マルチキャストセッションの状態が非アクティブ化状態である時、共有チャンネルの確立を指示することを拒否することを実現するために用いられる。
【0128】
選択的に、前記第三の実行モジュールが共有チャンネルの確立を指示するのを実行することは、
第一のコアネットワーク機能によってアクセスネットワークノードに共有チャンネルを確立する指示を送信すること、又は
アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を送信することを実現するために用いられる。
【0129】
選択的に、前記第三の実行モジュールが、共有チャンネルの確立を指示することを拒否するのを実行することは、
第一のコアネットワーク機能によってアクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立を拒否する指示を送信すること、又は
アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を送信することを拒否することを実現するために用いられる。
【0130】
選択的に、前記第三の実行モジュールが、ユニキャストチャンネルの確立を指示するのを実行することは、
第一のコアネットワーク機能にユニキャストチャンネルを確立する指示を送信することを実現するために用いられる。
【0131】
選択的に、前記第三の実行モジュールが、ユニキャストチャンネルの確立を指示することを拒否するのを実行することは、
第一のコアネットワーク機能にユニキャストチャンネルの確立を拒否する指示を送信すること、又は
第一のコアネットワーク機能にユニキャストチャンネルを確立する指示を送信することを拒否することを実現するために用いられる。
【0132】
選択的に、前記の、ユニキャストチャンネルを確立する指示はさらに、
アクセスネットワークノードにユニキャストチャンネルに関連するマルチキャストサービス情報を送信するよう第一のコアネットワーク機能に指示するために用いられる。
【0133】
本出願の実施例におけるマルチキャストサービスチャンネル管理装置は、装置であってもよく、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、電子機器における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置又は電子機器は、主に非移動端末である。例示的には、非移動端末は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、テレビ(television、TV)、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0134】
本出願の実施例によるマルチキャストサービスチャンネル管理装置は、図5の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0135】
好ましくは、本出願の実施例は、コアネットワークノードをさらに提供し、前記コアネットワークノードは、第二のコアネットワークノードであり、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶されており且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第二のコアネットワーク側に用いられるマルチキャストサービスチャンネル管理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0136】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第二のコアネットワーク側に用いられるマルチキャストサービスチャンネル管理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0137】
ここで、前記のコンピュータ可読記憶媒体は、例えばリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROMと略称)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略称)、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
【0138】
本出願の実施例は、コアネットワークノードをさらに提供し、前記コアネットワークノードが第二のコアネットワークノードであり、プロセッサと通信インターフェースとを含み、プロセッサは、
アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在する場合、共有チャンネル確立要求の開始を拒否し、又は、
アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在しない場合、共有チャンネル確立要求を開始し、又は、
マルチキャストセッションの状態に基づいて、共有チャンネルの確立を指示し又は共有チャンネルの確立を指示することを拒否し、又は、
マルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在する場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示し、又は、
マルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在しない場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示することを拒否するために用いられる。
【0139】
この第二のコアネットワークノードの実施例は、上記第二のコアネットワークノード側の方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこの第二のコアネットワークノードの実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。
【0140】
具体的には、本出願の実施例は、コアネットワークノードをさらに提供する。このコアネットワークノードの具体的な構造は、図3に示すものを参照すればよく、このコアネットワークノードは、第二のコアネットワークノードである。
【0141】
具体的には、本出願の実施例のコアネットワークノードには、メモリに記憶されており、プロセッサ上で運行できる命令又はプログラムが含まれ、プロセッサは、メモリにおける命令又はプログラムを呼び出し、上記に示す各モジュールにより実行される方法を実行し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0142】
図7に示すように、本出願の実施例は、共有チャンネル管理方法をさらに提供し、
第一のコアネットワークノードにより送信されるMBS能力取得要求情報を受信した場合に、アクセスネットワークノードがマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を第一のコアネットワークノードに送信し、又は
アクセスネットワークノードが能力指示情報を第一のコアネットワークノードに送信するステップ701を含み、前記能力指示情報は、MBS能力情報の決定を行うように第一のコアネットワークノードを支援するために用いられる。
【0143】
選択的に、前記MBS能力情報は、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートするか又はMBSをサポートしないことを指示する。
【0144】
説明すべきこととして、上記実施例におけるアクセスネットワークノードに関するすべての記述は、いずれもこの実施例に適用され、上記実施例と同じ技術的効果を達成することもでき、ここでこれ以上説明しない。
【0145】
図8に示すように、本出願の実施例は、アクセスネットワークノードに用いられる共有チャンネル管理装置800をさらに提供し、
第一のコアネットワークノードにより送信されるMBS能力取得要求情報を受信した場合に、マルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を第一のコアネットワークノードに送信し、又は
能力指示情報を第一のコアネットワークノードに送信するための能力送信モジュール801を含み、前記能力指示情報は、MBS能力情報の決定を行うように第一のコアネットワークノードを支援するために用いられる。
【0146】
選択的に、前記MBS能力情報は、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートするか又はMBSをサポートしないことを指示する。
【0147】
説明すべきこととして、本出願の実施例は、コアネットワークが効果的な共有チャンネルを確立できることを保証し、通信リソースの浪費を回避することができる。
【0148】
本出願の実施例における共有チャンネル管理装置は、装置であってもよく、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、電子機器における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置又は電子機器は、主に非移動端末である。例示的には、非移動端末は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、テレビ(television、TV)、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0149】
本出願の実施例による共有チャンネル管理装置は、図6の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0150】
本出願の実施例は、アクセスネットワークノードをさらに提供し、プロセッサと通信インターフェースとを含み、通信インターフェースは、
第一のコアネットワークノードにより送信されるMBS能力取得要求情報を受信した場合に、アクセスネットワークノードがマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を第一のコアネットワークノードに送信し、又は
アクセスネットワークノードが能力指示情報を第一のコアネットワークノードに送信するために用いられ、前記能力指示情報は、MBS能力情報の決定を行うように第一のコアネットワークノードを支援するために用いられる。
【0151】
このアクセスネットワークノードの実施例は、上記アクセスコアネットワークノード側方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこのアクセスネットワークノードの実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。具体的には、図9は、本出願の実施例のアクセスネットワークノードを実現するハードウェア構造概略図である。
【0152】
このアクセスネットワークノード900は、アンテナ901、無線周波数装置902、ベースバンド装置903を含む。アンテナ901と無線周波数装置902とが接続される。上りリンク方向において、無線周波数装置902は、アンテナ901を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置903に送信して処理させる。下りリンク方向において、ベースバンド装置903は、送信する情報を処理し、無線周波数装置902に送信し、無線周波数装置902は、受信した情報を処理した後にアンテナ901を介して送出する。
【0153】
上記周波数帯域処理装置は、ベースバンド装置903に位置してもよく、以上の実施例においてネットワーク側機器により実行される方法は、ベースバンド装置903に実現されてもよく、このベースバンド装置903は、プロセッサ904とメモリ905とを含む。
【0154】
ベースバンド装置903は、例えば少なくとも一つのベースバンドボードを含んでもよく、このベースバンドボード上に複数のチップが設置され、図9に示すように、そのうちの一つのチップは、例えばプロセッサ904であり、メモリ905と接続されて、メモリ905におけるプログラムを呼び出し、以上の方法の実施例に示すコアネットワークノードの操作を実行する。
【0155】
このベースバンド装置903は、ネットワークインターフェース906をさらに含んでもよく、無線周波数装置902との情報のやり取りに用いられ、このインターフェースは、例えば共通公衆無線インターフェース(common public radio interface、CPRIと略称)である。
【0156】
具体的には、本発明の実施例のアクセスネットワークノードは、メモリ905に記憶されており、且つプロセッサ904上で運行できる命令又はプログラムをさらに含み、プロセッサ904は、メモリ905における命令又はプログラムを呼び出し、図8に示す各モジュールにより実行される方法を実行し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0157】
好ましくは、本出願の実施例は、アクセスネットワークノードをさらに提供し、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶されており且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、アクセスネットワークノード側に用いられる共有チャンネル管理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0158】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、アクセスネットワークノード側に用いられる共有チャンネル管理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。ここで、前記のコンピュータ可読記憶媒体は、例えばリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROMと略称)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略称)、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
【0159】
選択的に、図10に示すように、本出願の実施例は、通信機器1000をさらに提供し、プロセッサ1001と、メモリ1002と、メモリ1002に記憶されており、且つ前記プロセッサ1001上で運行できるプログラム又は命令とを含み、例えばこの通信機器1000がコアネットワークノードである場合、このプログラム又は命令がプロセッサ1001により実行される時、上記の、第一のコアネットワークノード又は第二のコアネットワークノード側に用いられる共有チャンネル管理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。この通信機器1000がアクセスネットワークノードである場合、このプログラム又は命令がプロセッサ1001により実行される時、上記の、アクセスネットワークノード側に用いられる共有チャンネル管理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0160】
本出願の実施例に係わる端末は、ユーザに音声及び/又はデータ接続性を提供する機器、無線接続機能を有するハンドヘルド型機器、又は無線モデムに接続された他のプロセッシングデバイスなどを指してもよい。システムによって、端末機器の名称が異なる可能性があり、例えば5Gシステムにおいて、端末機器は、ユーザ機器と呼ばれてもよい。無線端末機器は、無線アクセスネットワークを介して一つ又は複数のコアネットワーク(Core Network、CN)と通信することができ、無線端末機器は、移動端末機器、例えば携帯電話(又は「セルラー」電話と呼ばれる)と移動端末機器を有するコンピュータであってもよく、例えば携帯型、ポケット型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型又は車載型の移動装置であってもよく、それらは、無線アクセスネットワークと言語及び/又はデータを交換する。例えば、個人通信サービス(Personal Communication Service、PCS)電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiated Protocol、SIP)電話機、ワイアレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)などの機器である。無線端末機器は、システム、サブスクライバユニット(subscriber unit)、サブスクライバステーション(subscriber station)、モバイルステーション(mobile station)、モバイル局(mobile)、リモートステーション(remote station)、アクセスポイント(access point)、リモート端末機器(remote terminal)、アクセス端末機器(access terminal)、ユーザ端末機器(user terminal)、ユーザエージェント(user agent)、ユーザ装置(user device)と呼ばれてもよく、本出願の実施例では限定されない。
【0161】
本出願の実施例に係わるアクセスネットワークノードは、グローバル移動通信(Global System of Mobile communication、GSM(登録商標)と略称)又は符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、CDMAと略称)における基地局(Base Transceiver Station、BTSと略称)であってもよく、ブロードバンド符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標)と略称)における基地局(NodeB、NBと略称)であってもよく、LTEにおける進化型基地局(Evolved NodeB、eNB又はeNodeBと略称)、又は中継局又はアクセスポイント、又は将来の第五世代移動通信(5th Generation、5G)ネットワークにおける基地局などであってもよく、ここで限定されない。
【0162】
ネットワーク側機器と端末との間は、それぞれ一本又は複数本のアンテナを用いて多入力多出力(Multi Input Multi Output、MIMO)伝送を行うことができ、MIMO伝送は、シングルユーザMIMO(Single User MIMO、SU-MIMO)又はマルチユーザMIMO(Multiple User MIMO、MU-MIMO)であってもよい。アンテナ組み合わせの形態と数量に応じて、MIMO伝送は、2次元多入力多出力(2 Dimension MIMO、2D-MIMO)、3次元多入力多出力(3 Dimension MIMO、3D-MIMO)、全次元多入力多出力(Full Dimension MIMO、FD-MIMO)又は大規模多入力多出力(massive-MIMO)であってもよく、ダイバーシチ伝送又はプリコーディング伝送又はビームフォーミング伝送などであってもよい。
【0163】
本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0164】
理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0165】
本出願の実施例は、コンピュータプログラム/プログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が非揮発性の記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、上記方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0166】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
【0167】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案が実質には又は従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって具現化されてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台のネットワーク機器に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0168】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と特許請求の範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。
〔関連出願の相互参照〕
【0169】
本出願は、2021年04月27日に中国で提出された中国特許出願No.202110460704.7の優先権及び2021年05月07日に中国で提出された中国特許出願No.202110497329.3の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2023-10-13
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0026】
第十六の態様によれば、コアネットワークノードを提供し、前記コアネットワークノードは、第二のコアネットワークノードであり、プロセッサと通信インターフェースとを含み、ここで、前記プロセッサは、
アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在する場合、共有チャンネル確立要求の開始を拒否し、又は、
アクセスネットワークノードの情報に記憶レコードが存在しない場合、共有チャンネル確立要求を開始し、又は、
マルチキャストセッションの状態に基づいて、共有チャンネルの確立を指示し又は共有チャンネルの確立を指示することを拒否し、又は、
マルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在する場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示し、又は、
マルチキャストセッションにマルチキャストをサポートしないアクセスネットワークノードが存在しない場合、ユニキャストチャンネルの確立を指示することを拒否するために用いられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0053】
A1221、前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないことを指示し、且つ前記端末がアイドル状態である場合、単一端末ページングを前記アクセスネットワークノードに送信し、
A1222、前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートすることを指示し、且つ前記端末がアイドル状態である場合、グループ通知メッセージを前記アクセスネットワークノードに送信する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0075】
選択的に、前記の、アクセスネットワークノードのMBS能力情報と端末の状態に基づいて、グループ通知メッセージ又は単一端末ページングを前記アクセスネットワークノードに送信する実現方式は、
前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないことを指示し、且つ前記端末がアイドル状態である場合、単一端末ページングを前記アクセスネットワークノードに送信することと、
前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートすることを指示し、且つ前記端末がアイドル状態である場合、グループ通知メッセージを前記アクセスネットワークノードに送信することとを含む。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0079】
選択的に、前記の、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに指示する実現方式は、
前記第一のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに送信すること、又は、
前記第一のコアネットワークノードが第三のコアネットワークノードを介して前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに送信するこを含む。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0123
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0123】
具体的には、本出願の実施例は、コアネットワークノードをさらに提供する。このコアネットワークノードの具体的な構造は、3に示すものを参照すればよく、このコアネットワークノードは、第二のコアネットワークノードである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
共有チャンネル管理方法であって、
第一のコアネットワークノードが少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を取得することを含み、
前記MBS能力情報は、共有チャンネル確立の管理に用いられる、共有チャンネル管理方法。
【請求項2】
前記第一のコアネットワークノードが少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を知った後に、
前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、第一の操作を実行することをさらに含み、
前記第一の操作は、
前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに指示することと、
第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求に応答することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の共有チャンネル管理方法。
【請求項3】
前記MBS能力情報は、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートするか又はMBSをサポートしないことを指示する、請求項1に記載の共有チャンネル管理方法。
【請求項4】
記第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求に応答することは、
前記第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求を受信し、アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、前記共有チャンネル確立要求を受け入れるか又は拒否することと、
前記第二のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立要求を受信し、アクセスネットワークノードのMBS能力情報と端末の状態に基づいて、グループ通知メッセージ又は単一端末ページングを前記アクセスネットワークノードに送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
前記端末は、前記共有チャンネル確立要求に基づいて決定される、請求項2に記載の共有チャンネル管理方法。
【請求項5】
記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、前記共有チャンネル確立要求を受け入れるか又は拒否することは、
前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないことを指示する場合、前記共有チャンネル確立要求を拒否することと、
前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートすることを指示する場合、前記共有チャンネル確立要求を受け入れることとのうちの少なくとも一つを含
前記共有チャンネル確立要求を受け入れる場合に、前記共有チャンネル管理方法は、
共有チャンネル確立要求メッセージを前記アクセスネットワークノードに送信することをさらに含み、
前記共有チャンネル確立要求を拒否する場合に、前記共有チャンネル管理方法は、
共有チャンネル確立拒否メッセージを第二のコアネットワークノードに送信することをさらに含む、
請求項4に記載の共有チャンネル管理方法。
【請求項6】
記アクセスネットワークノードのMBS能力情報と端末の状態に基づいて、グループ通知メッセージ又は単一端末ページングを前記アクセスネットワークノードに送信することは、
前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないことを指示し、且つ前記端末がアイドル状態である場合、単一端末ページングを前記アクセスネットワークノードに送信することと、
前記MBS能力情報が、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートすることを指示し、且つ前記端末がアイドル状態である場合、グループ通知メッセージを前記アクセスネットワークノードに送信することとを含む、請求項4に記載の共有チャンネル管理方法。
【請求項7】
前記第一のコアネットワークノードが少なくとも一つのアクセスネットワークノードのマルチキャストブロードキャストサービスMBS能力情報を取得することは、
MBS能力取得要求情報を前記少なくとも一つのアクセスネットワークノードに送信し、前記少なくとも一つのアクセスネットワークノードが前記MBS能力取得要求情報に基づいてフィードバックしたMBS能力情報を受信すること、又は
少なくとも一つのアクセスネットワークノードにより送信される能力指示情報を受信し、前記能力指示情報に基づいて前記少なくとも一つのアクセスネットワークノードのMBS能力情報を決定することを含む、請求項1に記載の共有チャンネル管理方法。
【請求項8】
前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに指示することは、
前記第一のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに送信すること、又は、
前記第一のコアネットワークノードが第三のコアネットワークノードを介して前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を第二のコアネットワークノードに送信することを含む、請求項2に記載の共有チャンネル管理方法。
【請求項9】
共有チャンネル管理方法であって、
第二のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得し、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を開始するか又はその開始を拒否すること、又は、
第二のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードの共有チャンネルの確立要求を第一のコアネットワークノードに送信し、前記第一のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立拒否メッセージを受信することを含む、共有チャンネル管理方法。
【請求項10】
前記MBS能力情報は、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートするか又はMBSをサポートしないことを指示し、
又は、
前記共有チャンネル確立拒否メッセージは、前記第一のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないと決定する場合に送信されるものである、
請求項に記載の共有チャンネル管理方法。
【請求項11】
前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報に基づいて、共有チャンネル確立要求を開始するか又はその開始を拒否することは、
前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしない場合に、前記第二のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始することを拒否すること、又は
前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートする場合に、前記第二のコアネットワークノードが前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始することを含む、請求項に記載の共有チャンネル管理方法。
【請求項12】
前記第一のコアネットワークノードにより送信される共有チャンネル確立拒否メッセージを受信した後に、
前記アクセスネットワークノードがMBSをサポートしないと決定し、前記アクセスネットワークノードに共有チャンネルの確立要求を開始することを拒否することをさらに含む、請求項に記載の共有チャンネル管理方法。
【請求項13】
前記第二のコアネットワークノードがアクセスネットワークノードのMBS能力情報を取得することは、
第一のコアネットワークノードにより指示されるアクセスネットワークノードのMBS能力情報を受信することと、
前記第二のコアネットワークノードとアクセスネットワークノードとの間ですでに確立されたサービス情報に基づいて、前記アクセスネットワークノードのMBS能力情報を決定することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項に記載の共有チャンネル管理方法。
【請求項14】
第一のコアネットワークノードであって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項から請求項8のいずれか1項に記載の共有チャンネル管理方法のステップを実現する、第一のコアネットワークノード。
【請求項15】
第二のコアネットワークノードであって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項9から請求項13のいずれか1項に記載の共有チャンネル管理方法のステップを実現する、第二のコアネットワークノード。
【国際調査報告】