(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-04-02
(54)【発明の名称】イメージの動きを表現するためのサーバ、電子装置、および制御方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20240326BHJP
H04N 21/234 20110101ALI20240326BHJP
【FI】
G06Q50/10
H04N21/234
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023551168
(86)(22)【出願日】2021-03-15
(85)【翻訳文提出日】2023-09-22
(86)【国際出願番号】 KR2021003155
(87)【国際公開番号】W WO2022191350
(87)【国際公開日】2022-09-15
(31)【優先権主張番号】10-2021-0031974
(32)【優先日】2021-03-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】523318224
【氏名又は名称】クラウンドタートル カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110003801
【氏名又は名称】KEY弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】イ キュホ
(72)【発明者】
【氏名】イ サンフン
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164MA03S
5C164SB01P
5C164SB41S
5C164TA08S
5C164YA11
(57)【要約】
少なくとも一つの使用者端末と通信を行うサーバの制御方法が開示される。本制御方法は、使用者端末を通じて、少なくとも一つのコンテンツを構成する複数のイメージを表示するステップ、複数のイメージの中で既設定されたイメージの動きを要請する使用者入力を受信するステップ、および使用者端末を通じて、既設定されたイメージに含まれた少なくとも一つの客体の動きを表現するための複数のイメージフレームを順次表示するステップ、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一つの使用者端末と通信を行うサーバの制御方法において、
前記使用者端末を通じて、少なくとも一つのコンテンツを構成する複数のイメージを表示するステップ;
前記複数のイメージの中で既設定されたイメージの動きを要請する使用者入力を受信するステップ;および
前記使用者端末を通じて、前記既設定されたイメージに含まれた少なくとも一つの客体の動きを表現するための複数のイメージフレームを順次表示するステップ;を含む、サーバの制御方法。
【請求項2】
前記サーバの制御方法は、
前記使用者端末を通じて前記複数のイメージの中で前記既設定されたイメージが表示されると、前記使用者端末を通じて、前記既設定されたイメージの動きを提供するための少なくとも一つの項目を表示するステップ;を含み、
前記複数のイメージフレームを順次表示するステップは、
前記少なくとも一つの項目を選択する使用者入力が受信されると、前記複数のイメージフレームを順次表示する、請求項1に記載のサーバの制御方法。
【請求項3】
前記少なくとも一つの項目を表示するステップは、
前記既設定されたイメージの動きと一緒に前記既設定されたイメージの動きと関連するサウンドを提供するための第1項目を表示し、
前記既設定されたイメージの動きを提供するための第2項目を表示し、
前記複数のイメージフレームを表示するステップは、
前記第1項目を選択する使用者入力が受信されると、前記複数のイメージフレームを順次表示し、前記客体の動きと関連するサウンドを出力し、
前記第2項目を選択する使用者入力が受信されると、前記複数のイメージフレームを順次表示する、請求項2に記載のサーバの制御方法。
【請求項4】
前記サーバの制御方法は、
前記第1項目を選択する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて第1金額に対する決済サービスを提供するステップ;および
前記第2項目を選択する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて前記第1金額よりも少ない第2金額に対する決済サービスを提供するステップ;をさらに含む、請求項3に記載のサーバの制御方法。
【請求項5】
前記複数のイメージフレームは、
前記客体の動きと関連する少なくとも一つのテキストの出現と消えを表現する、請求項1に記載のサーバの制御方法。
【請求項6】
前記サーバの制御方法は、
前記複数のイメージフレームが順次表示される間に、前記使用者端末を通じて、前記複数のイメージフレームが表示される速度を制御するための少なくとも一つの制御項目を表示するステップ;および
前記制御項目に対する使用者入力に基づいて、前記複数のイメージフレームが順次表示される速度を制御するステップ;を含む、請求項1に記載のサーバの制御方法。
【請求項7】
前記サーバの制御方法は、
第1イメージの動きを要請する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて前記第1イメージに含まれた客体の動きを表現するための第1の複数のイメージフレームを順次表示するステップ;
第2イメージの動きを要請する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて前記第2イメージに含まれた客体の動きを表現するための第2の複数のイメージフレームを順次表示するステップ;および
前記第1の複数のイメージフレームおよび前記第2の複数のイメージフレームを含むコンテンツを前記使用者端末の使用者のコンテンツとして登録するステップ;を含む、請求項1に記載のサーバの制御方法。
【請求項8】
前記サーバの制御方法は、
前記使用者端末を通じて前記複数のイメージの中で前記既設定されたイメージが表示されると、前記使用者端末を通じて、前記既設定されたイメージに含まれた少なくとも一つの客体と関連する広告コンテンツを提供するステップをさらに含む、請求項1に記載のサーバの制御方法。
【請求項9】
前記サーバの制御方法は、
前記既設定されたイメージの動きを要請する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて、前記複数のイメージフレームが順次表示される間に、前記広告コンテンツの対象製品に対する少なくとも一つのクーポンを提供するステップをさらに含む、請求項8に記載のサーバの制御方法。
【請求項10】
電子装置の制御方法において、
少なくとも一つのコンテンツを構成する複数のイメージを表示するステップ;および
前記複数のイメージの中で既設定されたイメージの動きを要請する使用者入力が受信されると、前記既設定されたイメージに含まれた少なくとも一つの客体の動きを表現するための複数のイメージフレームを順次表示するステップ;を含む、電子装置の制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、使用者端末を通じて複数のイメージで構成されたコンテンツを提供するサーバに関し、より詳しくは、複数のイメージの少なくとも一つのイメージの動きを提供するサーバに関する。
【背景技術】
【0002】
ウェブ漫画、ウェブニュース、ウェブフォトなどウェブ上で多様なイメージをカット単位で提供するコンテンツサービスが増加している。
【0003】
ウェブ漫画の場合、世界的市場規模は毎年上昇しており、それによって、より多様でアクティブなウェブ漫画を提供するための試みが先行されたことがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、ウェブ漫画などのコンテンツを構成する複数のイメージの中で既設定されたイメージの動きを表現することができるサーバ、および使用者端末の制御方法を提供する。
【0005】
本開示の目的は、以上で言及した目的に制限されず、言及されなかった本開示の他の目的および長所は下記の説明によって理解され得、本開示の実施形態によってより明らかに理解され得るはずである。また、本開示の目的および長所は、特許請求の範囲に示した手段およびその組み合わせによって実現され得ることを容易に理解され得るはずである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態によって、少なくとも一つの使用者端末と通信を行うサーバの制御方法は、前記使用者端末を通じて、少なくとも一つのコンテンツを構成する複数のイメージを表示するステップ、前記複数のイメージの中で既設定されたイメージの動きを要請する使用者入力を受信するステップ、および前記使用者端末を通じて、前記既設定されたイメージに含まれた少なくとも一つの客体の動きを表現するための複数のイメージフレームを順次表示するステップを含む。
【0007】
前記サーバの制御方法は、前記使用者端末を通じて前記複数のイメージの中で前記既設定されたイメージが表示されると、前記使用者端末を通じて、前記既設定されたイメージの動きを提供するための少なくとも一つの項目を表示するステップを含んでもよい。この場合、前記複数のイメージフレームを順次表示するステップは、前記少なくとも一つの項目を選択する使用者入力が受信されると、前記複数のイメージフレームを順次表示することができる。
【0008】
ここで、前記少なくとも一つの項目を表示するステップは、前記既設定されたイメージの動きとともに前記既設定されたイメージの動きと関連するサウンドを提供するための第1項目を表示し、前記既設定されたイメージの動きを提供するための第2項目を表示することができる。そして、前記複数のイメージフレームを表示するステップは、前記第1項目を選択する使用者入力が受信されると、前記複数のイメージフレームを順次表示し、前記客体の動きと関連するサウンドを出力し、前記第2項目を選択する使用者入力が受信されると、前記複数のイメージフレームを順次表示することができる。
【0009】
そして、前記サーバの制御方法は、前記第1項目を選択する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて第1金額に対する決済サービスを提供するステップ、前記第2項目を選択する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて前記第1金額よりも少ない第2金額に対する決済サービスを提供するステップをさらに含んでもよい。
【0010】
一方、前記複数のイメージフレームは、前記客体の動きと関連する少なくとも一つのテキストの出現と消えを表現することができる。
【0011】
そして、前記サーバの制御方法は、前記複数のイメージフレームが順次表示される間に、前記使用者端末を通じて、前記複数のイメージフレームが表示される速度を制御するための少なくとも一つの制御項目を表示するステップ、前記制御項目に対する使用者入力に基づいて、前記複数のイメージフレームが順次表示される速度を制御するステップを含んでもよい。
【0012】
一方、前記サーバの制御方法は、第1イメージの動きを要請する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて前記第1イメージに含まれた客体の動きを表現するための第1の複数のイメージフレームを順次表示するステップ、第2イメージの動きを要請する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて前記第2イメージに含まれた客体の動きを表現するための第2の複数のイメージフレームを順次表示するステップ、および前記第1の複数のイメージフレームおよび前記第2の複数のイメージフレームを含むコンテンツを前記使用者端末の使用者のコンテンツに登録するステップを含んでもよい。
【0013】
一方、前記サーバの制御方法は、前記使用者端末を通じて、前記複数のイメージの中で前記既設定されたイメージが表示されると、前記使用者端末を通じて、前記既設定されたイメージに含まれた少なくとも一つの客体と関連する広告コンテンツを提供するステップをさらに含んでもよい。
【0014】
この場合、前記サーバの制御方法は、前記既設定されたイメージの動きを要請する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて、前記複数のイメージフレームが順次表示される間に、前記広告コンテンツの対象製品に対する少なくとも一つのクーポンを提供するステップをさらに含んでもよい。
【0015】
本開示の一実施形態による電子装置の制御方法は、少なくとも一つのコンテンツを構成する複数のイメージを表示するステップ、前記複数のイメージの中で既設定されたイメージの動きを要請する使用者入力が受信されると、前記既設定されたイメージに含まれた少なくとも一つの客体の動きを表現するための複数のイメージフレームを順次表示するステップを含む。
【発明の効果】
【0016】
本開示に係るサーバおよび使用者端末は、ウェブ漫画などのコンテンツを提供する際において、選択されたイメージの動きを動的に表現して、主要場面乃至特定イメージに対する豊かな鑑賞効果を提供する。
【0017】
本開示に係るサーバおよび使用者端末は、動的イメージと関連する広告コンテンツを提供することにより、広告効果を極大化することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本開示の一実施形態によって複数の使用者端末を通じてコンテンツを提供するサーバの動作を説明するためのブロック図である。
【
図2】本開示の一実施形態によって使用者端末を通じてイメージの動きを提供するサーバの動作を説明するための流れ図である。
【
図3a】本開示の一実施形態によってイメージの動きを表現するサーバおよび使用者端末の動作を説明するための図面である。
【
図4a】本開示の一実施形態によって広告を提供するサーバおよび使用者端末の動作を説明するための図面である。
【
図5】本開示の一実施形態によって特定使用者のコンテンツを登録するサーバの動作を説明するための図面である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本開示について具体的に説明する際に先たち、本明細書および図面の記載方法について説明する。
【0020】
まず、本明細書および特許請求の範囲で用いられる用語は、本開示の多様な実施形態での機能を考慮して一般的な用語を選択した。しかしながら、このような用語は当該技術分野における通常の技術者の意図や法律的または技術的解釈および新しい技術の出現などによって異なってもよい。また、一部用語は出願人が任意に選定した用語もある。このような用語に対しては、本明細書で定義された意味で解釈されてもよく、具体的な用語の定義がない場合、本明細書の全般的な内容および当該技術分野における通常の技術的常識に基づいて解釈されてもよい。
【0021】
また、本明細書に添付された各図面に記載された同じ参照番号または符号は、実質的に同じ機能を実行する部品または構成要素を示す。説明および理解の便宜のために、互いに異なる実施形態でも同じ参照番号または符号を用いて説明する。すなわち、複数の図面で同じ参照番号を有する構成要素を全部図示したとしても、複数の図面が一つの実施形態を意味するものではない。
【0022】
また、本明細書および特許請求の範囲では、構成要素の間の区別のために、「第1」、「第2」などのように序数を含む用語が用いられてもよい。このような序数は、同一または類似の構成要素を互いに区別するために用いるのであり、このような序数の使用により、用語の意味が限定されて解釈されてはならない。一例として、このような序数と結合された構成要素は、その数字によって使用手順や配置順序などが制限されてはならない。必要によって、各序数は互いに取り替えて用いられてもよい。
【0023】
本明細書において、単数の表現は、文脈上明らかに異なる意味ではない限り、複数の表現を含む。本出願において、「含む」または「構成される」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであり、一つまたはそれ以上の異なる特徴や、数字、ステップ、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものの存在又は付加の可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
【0024】
本開示の実施形態において、「モジュール」、「ユニット」、「部(part)」などのような用語は、少なくとも一つの機能や動作を実行する構成要素を指称するための用語であり、このような構成要素は、ハードウェアまたはソフトウェアで具現されるか、ハードウェアおよびソフトウェアの結合で具現されることができる。また、複数の「モジュール」、「ユニット」、「部(part)」などは、それぞれが個別的な特定のハードウェアで具現される必要がある場合を除いては、少なくとも一つのモジュールやチップに一体化されて少なくとも一つのプロセッサで具現されることができる。
【0025】
また、本開示の実施形態において、ある部分が他の部分と接続されているという時、これは直接的な接続だけでなく、他の媒体を介した間接的な接続の場合も含む。また、ある部分がある構成要素を含むという意味は、特に反対される記載がない限り、他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいことを意味する。
【0026】
図1は、本開示の一実施形態によって複数の使用者端末を通じてコンテンツを提供するサーバの動作を説明するためのブロック図である。
【0027】
図1を参照すると、サーバ100は、多様な使用者端末200-1、200-2、200-3、…と通信を行うことができる。
【0028】
サーバ100は、一つ以上の使用者端末を通じて複数のイメージで構成されたコンテンツを提供するための機器に該当し、一つ以上のコンピュータで構成された電子装置乃至システムであってもよい。
【0029】
コンテンツは、ウェブ漫画、ウェブニュース、ウェブフォトなど複数のイメージを含む多様な種類の著作物を含んでもよい。ウェブ漫画の場合、アクション、ドラマ、ロマンス、スポーツ、スリラー、ホラー、アダルトなど多様なジャンルのウェブ漫画に該当し得る。
【0030】
サーバ100は、一つ以上のプロセッサおよび一つ以上のメモリを含んでもよく、多様な通信方式によって使用者端末と通信を行うことができる。
【0031】
サーバ100は、一つ以上のネットワークを介して使用者端末と接続することできる。
【0032】
ネットワークは、領域または規模によって、パーソナルエリアネットワーク(PAN;Personal Area Network)、ローカルエリアネットワーク(LAN;Local Area Network)、広域ネットワーク(WAN;Wide Area Network)などであってもよく、ネットワークの開放性によって、イントラネット(Intranet)、エクストラネット(Extranet)、またはインターネット(Internet)などであってもよい。
【0033】
サーバ100は、LTE(long-term evolution)、LTE-A(LTE Advance)、5G(5th Generation)移動通信、CDMA(code division multiple access)、WCDMA(wideband CDMA)、UMTS(universal mobile telecommunications system)、WiBro(Wireless Broadband)、GSM(Global System for Mobile Communications)、DMA(Time Division Multiple Access)、WiFi(Wi-Fi)、WiFi Direct、Bluetooth、NFC(near field communication)、Zigbeeなど多様な無線通信方式を介して外部装置と接続されてもよい。
【0034】
また、サーバ100は、イーサネット(Ethernet)、光ネットワーク(optical network)、USB(Universal Serial Bus)、サンダーボルト(ThunderBolt)などの有線通信方式によって使用者端末と接続されてもよい。
【0035】
サーバ100は、少なくとも一つのアプリケーションまたはウェブページを介して使用者端末と連動してコンテンツを提供することができる。
【0036】
一例として、サーバ100は、複数のイメージを含むコンテンツが含まれたウェブページを提供することができ、使用者端末は、該当ウェブページに接続して、複数のイメージを表示することができる。
【0037】
使用者端末200-1、200-2、200-3、…は、スマートフォン、タブレットPC、デスクトップPC、ノートPC、PDA、AR/VR機器など多様な端末装置に該当してもよく、これに限定されない。
【0038】
以下、図面を通して、コンテンツを提供するサーバ100、および使用者端末の動作をより詳しく説明する。
【0039】
図2は、本開示の一実施形態によって使用者端末を通じてイメージの動きを提供するサーバの動作を説明するための流れ図である。
【0040】
図2を参照すると、サーバ100は、少なくとも一つの使用者端末を通じて、少なくとも一つのコンテンツを構成する複数のイメージを表示することができる(S210)。
【0041】
一例として、サーバ100は一ウェブ漫画の特定回次(話)を含むウェブページを提供することができ、使用者端末は当該ウェブページに接続することにより、当該ウェブ漫画に含まれた複数のカットイメージを提供することができる。
【0042】
この時、使用者端末は、当該ウェブページ内で上下左右に移動するための使用者入力(例えば、タッチアンドドラッグ、スクロール操作など)に基づいてウェブページ内の少なくとも一つの領域を(使用者端末のディスプレイを介して)表示することができる。その結果、ウェブ漫画に含まれた複数のイメージの中で少なくとも一つのイメージが使用者端末のディスプレイに表示されることができる。
【0043】
この場合、サーバ100は、複数のイメージそれぞれと関連する少なくとも一つのサウンドを出力するように使用者端末を制御してもよい。この時、各イメージが表示される度に、使用者端末は各イメージにマッチングされるサウンドを出力することができる。一例として、コンテンツがウェブ漫画である場合、サウンドは、キャラクタの話声、ナレーション、効果音など複数のイメージそれぞれと関連するサウンドであってもよい。
【0044】
ここで、サーバ100は、各イメージが表示された状態で、スクロールが下がる速度に応じて当該イメージにマッチングされるサウンドの再生速度を調整してもよい。具体的には、サーバ100は、スクロールが下がる速度が臨界速度以上である場合、サウンドの再生速度を増加させることができ、ここで、スクロールが下がる速度が早いほどサウンドの再生速度がよりたくさん増加することができる。
【0045】
または、使用者端末は、当該ウェブページ内で表示される領域が自動に下へ移動(例えば、スクロール移動)するように制御してもよい。その結果、上から下方へ順次配置された複数のイメージが順次ディスプレイに表示されることができる。この時、複数のイメージそれぞれにマッチングされるサウンドが出力されてもよい。
【0046】
または、使用者端末は、当該ウェブページ内で複数のイメージを順次提供することができる。この場合、使用者端末は、複数のイメージを順次一つずつ自動に表示してもよく、特定イメージ(最初のイメージ、前のイメージ、次のイメージ、最後のイメージなど)の提供を受けるための使用者入力によって、各イメージを一つずつ表示してもよい。
【0047】
この他にも、サーバ100は、多様な使用者インターフェースに基づくウェブページ/アプリケーションを通じてコンテンツ(複数のイメージ)を提供するように使用者端末を制御してもよい。
【0048】
一方、
図2を参照すると、上述したように、複数のイメージの少なくとも一つのイメージが表示される間に、サーバ100は複数のイメージの中で既設定されたイメージの動きを要請する使用者入力を使用者端末を通じて受信することができる(S220)。
【0049】
既設定されたイメージは、主要場面を表す多様なイメージであってもよく、著作者またはコンテンツ提供者によって既設定されてもよい。
【0050】
コンテンツがウェブ漫画である場合、既設定されたイメージは、ウェブ漫画内の名場面に該当する多様なイメージであってもよく、ウェブ漫画内で客体(人物、キャラクタ、事物など)が動く場面を表現するように意図されたイメージであってもよい。
【0051】
既設定されたイメージの動きを要請する使用者入力は、既設定されたイメージが表示されている間に入力されてもよい。
【0052】
具体的には、既設定されたイメージの動きを提供するための少なくとも一つの項目が既設定されたイメージと一緒に表示された状態で、当該項目を選択する使用者入力が受信されることができる。
【0053】
このように既設定されたイメージの動きを要請する使用者入力が受信されると、サーバ100は、使用者端末を通じて既設定されたイメージに含まれた客体の動きを表現するための複数のイメージフレームを順次表示することができる(S230)。
【0054】
複数のイメージフレームは、既設定されたイメージに含まれた少なくとも一つの客体の動きを表す一つのビデオを構成することができる。すなわち、複数のイメージフレームが順次表示された結果、一つのビデオが提供されることができる。
【0055】
また、複数のイメージフレームは、客体の動きと関連する少なくとも一つのテキストの出現と消えを表現してもよい。
【0056】
具体的な例として、複数のイメージフレームが順次表示された結果、特定人物のせりふまたは場面内のサウンドを表すテキストが動的に出現したり、および/または消えるように具現されることができる。
【0057】
複数のイメージフレームは、既設定されたイメージにマッチングされるように、サーバ100上に既保存されていてもよい。または、サーバ100は、少なくとも一つの外部サーバに(既設定されたイメージとマッチングされる)複数のイメージフレームを要請して受信してもよい。
【0058】
この場合、サーバ100は、複数のイメージフレームを使用者端末に伝送することができ、使用者端末は複数のイメージフレームで構成されたビデオを使用者に提供することができる。
【0059】
一方、複数のイメージフレームが順次表示される間に、サーバ100は、少なくとも一つのサウンドを出力するように、使用者端末を制御することもできる。
【0060】
具体的には、使用者端末は、スピーカまたはヘッドセット/イヤホン端子を介して、既設定されたイメージに含まれた特定人物のせりふまたは場面内のサウンドを聴覚的に出力することができる。
【0061】
図3a~
図3cは、本開示の一実施形態によってイメージの動きを表現するサーバおよび使用者端末の動作を説明するための図面である。
【0062】
図3aを参照すると、サーバ100は、使用者端末200を通じて複数のイメージ310、320、330、…で構成されたウェブ漫画を提供することができる。
【0063】
この場合、使用者端末200は、ウェブページ内の上下方向に順次配置された複数のイメージ310、320、330、…を順次表示することができる。
【0064】
ここで、複数のイメージ310、320、330、…のうち既設定されたイメージが表示されると、サーバ100は、既設定されたイメージの動きを提供するための少なくとも一つの項目を表示するように、使用者端末を制御することができる。
【0065】
具体的には、既設定されたイメージ全体が表示されるか、または既設定されたイメージが所定比率以上表示される場合、サーバ100は、既設定されたイメージの動きを提供するための項目を表示するように、使用者端末を制御することもできる。
【0066】
例えば、
図3bを参照すると、既設定されたイメージ320が所定比率(例えば、100%、70%など)以上表示される場合、サーバ100は、当該イメージ320に含まれた客体の動きを提供するための項目321、322を表示するように、使用者端末200を制御することができる。
【0067】
または、既設定されたイメージ320が臨界時間(例えば、5秒、10秒など)以上表示される場合、サーバ100は、当該イメージ320に含まれた客体の動きを提供するための項目321、322を表示するように、使用者端末200を制御することができる。
【0068】
この時、使用者端末200は、
図3bのように、当該イメージ320上に項目321、322を表示してもよく、
図3bと違って、当該イメージ320の周辺(外郭)に項目321、322を表示してもよい。
【0069】
第1項目321は、当該イメージ320の動きとともに関連サウンドを提供するための項目であり、第2項目322は、当該イメージ320の動きを提供するための項目に該当する。
【0070】
ここで、第1項目321を選択する使用者入力(例えば、タッチ、クリックなど)が受信されると、サーバ100は、使用者端末200を通じて第1金額に対する決済サービスを提供することができる。
【0071】
すなわち、第1金額に対する決済が行われた場合にのみ当該イメージ320の動きを表現する複数のイメージフレームおよびサウンド(出力)が提供されることができる。
【0072】
この場合、サーバ100は、使用者端末200による決済を行うために、少なくとも一つの認証を行ってもよく、少なくとも一つの認証サーバ乃至金融機関サーバと連動して決済を行ってもよい。
【0073】
一方、第2項目322を選択する使用者入力が受信されると、サーバ100は、使用者端末200を通じて上述した第1金額よりも少ない第2金額に対する決済サービスを提供することができる。
【0074】
すなわち、第2金額に対する決済が行われた場合にのみ、複数のイメージフレームが提供されることができる。
【0075】
一方、
図3cは、
図3bで第1項目321を選択する使用者入力が受信された場合を説明するための図面である。
【0076】
図3cを参照すると、サーバ100は、使用者端末200を通じて前のイメージ320内の客体(登場人物)の動きを表現するためのビデオ320’を提供することができる。
【0077】
本ビデオ320’は、客体の動きを表現するための複数のイメージフレーム320’-1、320’-2、320’-3、…で構成される。
【0078】
ここで、イメージ320と関連するせりふや効果音を示すテキスト(例えば、わ!!、最高だ!!など)の出現/消えが表現されることができる。
【0079】
複数のイメージフレーム320’-1、320’-2、320’-3、…が順次表示される間に、サーバ100は、複数のイメージフレームが順次表示される速度を制御するための少なくとも一つの制御項目326を表示するように、使用者端末200を制御することができる。
【0080】
図3cを参照すると、制御項目326に対する使用者入力によって複数のイメージフレーム320’-1、320’-2、320’-3、…が順次表示される速度が制御(増加/減少)されることができる。
【0081】
また、制御項目326内に現在再生速度が表示されることができる(例えば、×0.5(0.5倍)、×1(1倍)、×2(2倍)、×3(3倍)など)。
【0082】
そして、ウェブページ内で複数のイメージ310、320、330、…が順次提供されるように、スクロールが自動に下領域に移動するように設定されている場合、使用者端末200は、固定項目327に対する使用者入力によってスクロールの制御を中断することができる。
【0083】
すなわち、固定項目327によってスクロール(画面移動)が固定(中断)された場合、ウェブページ内のスクロールが固定された状態でビデオ320’が提供されることもできる。
【0084】
一方、上述した実施形態では、既設定されたイメージのみに対して、複数のイメージフレームが既保存されているので、残りイメージに対しては複数のイメージフレームが提供されることができない場合が普通である。
【0085】
ただ、本開示の一実施形態によるサーバ100は、既設定されたイメージではない特定イメージに対しても、所定条件によって複数のイメージフレームを取得することができる。
【0086】
一例として、サーバ100は、複数の使用者端末それぞれを通じて当該イメージが表示された(例えば、スクロールが維持された)履歴によって当該イメージが表示された平均時間を識別してもよい。
【0087】
そして、平均時間が臨界時間(例えば、7秒)以上である場合、サーバ100は、当該イメージの動きを表現する複数のイメージフレームを生成することができる。
【0088】
この場合、サーバ100は、停止イメージの動きを表現する複数のイメージを生成するように訓練された少なくとも一つの人工知能モデルを利用してもよい。
【0089】
本人工知能モデルは、GAN(Generative Adversarial Network)に該当してもよく、少なくとも一つの訓練イメージ、および訓練イメージの動きを表す複数の訓練イメージフレームに基づいて訓練されることができる。
【0090】
また、本人工知能モデルは、特定ビデオを構成する複数のイメージフレーム、および複数のイメージフレームの中で選択された少なくとも一つのイメージフレームに基づいて訓練されてもよい。ここで、ビデオは、描かれたイメージで構成されてもよく、撮影されたイメージで構成されてもよく、これらに限定されない。
【0091】
例えば、本人工知能モデルは、キャラクタの動きを表現するビデオおよび当該ビデオ内の特定の一つのイメージを訓練データにして訓練されてもよい。
【0092】
このように、特定イメージに対して複数のイメージフレームが生成された後には、サーバ100は、当該イメージに対しても上述した項目321、322に準ずる少なくとも一つの項目を提供することができる。また、少なくとも一つの項目に対する使用者入力によって(生成された)複数のイメージフレームが提供されることができる。
【0093】
一方、サーバ100は、使用者端末を通じて複数のイメージが提供される間に少なくとも一つの広告コンテンツを提供することができる。
【0094】
関連して、
図4a~
図4bは、本開示の一実施形態によって広告を提供するサーバ、および使用者端末の動作を説明するための図面である。
【0095】
図4aを参照すると、使用者端末200を通じて複数のイメージ410、420、…が表示される間に、サーバ100は既設定されたイメージ410の動きを表現する複数のイメージフレームを提供するための項目411、412を表示するように、使用者端末200を制御することができる。
【0096】
また、
図4aを参照すると、使用者端末200を通じて複数のイメージ410、420、…が表示される間に、サーバ100は、少なくとも一つの広告コンテンツ415を提供するように、使用者端末200を制御することができる。
【0097】
具体的には、既設定されたイメージ410が表示されると、サーバ100は、当該イメージ410に含まれた客体である『ポテトチップス』と関連する広告コンテンツ415を提供するように使用者端末200を制御することができる。
【0098】
または、サーバ100は、既設定されたイメージ410に含まれた客体を選択する使用者入力(例えば、タッチ、クリックなど)が受信されることによって、少なくとも一つの広告コンテンツ415を提供することもできる。
【0099】
具体的な例として、
図4aでイメージ410に含まれたポテトチップス410-1または410-2をタッチする使用者入力が受信される場合、サーバ100は、広告コンテンツ415を表示するように使用者端末200を制御することができる。
【0100】
広告コンテンツ415を選択する使用者入力が受信される場合、サーバ100は、広告コンテンツの広告対象製品(例えば、ABポテトチップス)を広告または販売するための少なくとも一つのウェブページを使用者端末200を通じて提供することができる。
【0101】
一方、上述した項目411、412の少なくとも一つが選択されて決済などが行われる場合、サーバ100は、
図4bのように、イメージ410の動きを表現する複数のイメージフレーム410’-1、410’-2、410’-3、…を表示するように、使用者端末200を制御することができる。
【0102】
この場合、順次表示される複数のイメージフレーム410’-1、410’-2、410’-3、…は、キャラクタがポテトチップスを食べる当該イメージ410の場面と関連するせりふまたは音を表すテキスト(例えば、サクサク(食べる音))の出現および/または消えを表現してもよい。
【0103】
この時、サーバ100は、キャラクタがポテトチップスを食べるイメージ410の場面と関連するサウンド(例えば、食べる音(サクサク、パリッ)など)を出力するように、使用者端末200を制御することもできる。
【0104】
また、順次表示される複数のイメージフレーム410’-1、410’-2、410’-3、…で構成されたビデオ410’が提供される間に、サーバ100は、上述した広告コンテンツ415の対象製品(例えば、ABポテトチップス)に対する少なくとも一つのクーポンを提供することができる。
【0105】
本クーポンは、対象製品に対する購買クーポン、割引クーポン、イベントクーポン、対象製品の購買を前提にするプレゼント贈呈クーポンなど多様なクーポンに該当し得る。
【0106】
図4bでクーポンを提供するための項目415’を選択する使用者入力が受信されると、サーバ100は、クーポンの識別番号またはコードを使用者端末200を通じて提供することができる。または、サーバ100は、クーポンの識別番号またはコードを使用者端末200の使用者に対して登録して、ログインされた使用者が追後自由に用いることができるように設定することができる。
【0107】
ここで、サーバ100は、決済が行われた項目が上述した項目411、412のどれによって他のクーポンを提供することもできる。
【0108】
具体的な例として、複数のイメージフレームとサウンドを提供するための項目411に対する選択および決済が行われた場合、サーバ100は、第1比率(20%)だけの割引が適用されるクーポンを提供することができる。
【0109】
一方、サウンドなしに複数のイメージフレームのみを提供するための項目412に対する選択および決済が行われた場合、サーバ100は、第1比率よりも低い第2比率(40%)だけの割引が適用されるクーポンを提供することができる。
【0110】
すなわち、より大きい金額に対する決済が行われるほど、より大きい特典を含むクーポンが提供されることができる。
【0111】
このように、上述した実施形態によれば、
図4aでキャラクタがポテトチップスを食べる場面を含むイメージ410が提供される間に広告コンテンツ415が提供されることによって、1次的に広告効果を期待することができ、これに加えて、キャラクタがポテトチップスを食べる場面がアクティブなビデオで提供される
図4bの状態では、購買意欲を最大化することができるクーポンまで提供された結果、2次的な広告効果を期待することができる。
【0112】
このような効果は、
図4a~
図4bのように、何かを食べる場面以外にも、多様な広告対象製品と関連する場面を表すイメージに適用されることができることは勿論である。
【0113】
一方、一実施形態によれば、サーバ100は、既設定されたイメージの動きを表現する複数のイメージフレームが提供された履歴(決済履歴)によって広告契約金を算出することができる。
【0114】
具体的には、サーバ100は、所定期間(例えば、最近1週間)間に既設定されたイメージの動きを表現するための複数のイメージフレームが提供された回数または複数のイメージフレームを受けた使用者の数を識別することができる。
【0115】
ここで、サーバ100は、複数のイメージフレームが多様な使用者端末を通じて提供された回数または複数のイメージフレームを受けた使用者の数によって、既設定されたイメージと一緒に提供される広告コンテンツの広告契約金を算出することができる。
【0116】
ここで、使用者の数は、使用者端末の数またはログインされた使用者の数を意味してもよい。
【0117】
広告契約金は、単位期間当たり金額に設定されてもよく、所定期間全体に対して設定されてもよく、広告コンテンツ提供回数別に設定されてもよい。
【0118】
一例として、
図4aのイメージ410に対して、ビデオ410’が提供された回数が多いほどおよび/またはビデオ410’が提供される使用者の数が多いほど、サーバ100はイメージ410と一緒に提供される広告コンテンツの広告契約金をより高く算出することができる。
【0119】
このように算出された広告契約金は、追後イメージ410と一緒に提供される広告コンテンツ(例えば、415)に対して適用されることができる。
【0120】
また、サーバ100は、イメージ410に対して算出された広告契約金に対する情報を少なくとも一つの広告主端末(サーバ)に伝送することもできる。
【0121】
特定広告主端末によって広告契約金に対する決済が行われる場合、サーバ100は、当該広告主端末から受信される広告コンテンツおよび/またはクーポンをイメージ410および/またはビデオ410’とともに提供することができる。
【0122】
一方、
図5は、本開示の一実施形態によって特定使用者のコンテンツを登録するサーバの動作を説明するための図面である。
【0123】
図5を参照すると、サーバ100は、多様な使用者端末200-1、200-2、200-3、…を通じて各使用者にコンテンツを提供することができる。
【0124】
一実施形態として、サーバ100は、使用者端末200-1を通じて受信される使用者入力によって使用者Aのログイン過程を提供することができ、使用者Aがログインされた状態で使用者端末200-1を通じて多様なウェブ漫画を提供することができる。
【0125】
ここで、サーバ100は、使用者端末200-1を通じて受信される使用者Aの要請によって、上述した
図3cおよび
図4bのビデオ320’、410’を提供することができる。
【0126】
この時、
図5を参照すると、サーバ100は、使用者Aの要請によって再生された履歴(例えば、
図3a~
図3c、
図4a~
図4b)があるビデオ320’、410’を使用者Aのコンテンツ510として登録することもできる。
【0127】
具体的な例として、サーバ100は、使用者端末200-1を通じて受信された使用者Aの入力によって使用者Aが決済したビデオ(イメージフレーム、サウンドなど)のリストを(使用者端末200-1を通じて)提供することができる。
【0128】
この時、リスト内で少なくとも一つのビデオが使用者Aによって選択されると、サーバ100は選択された少なくとも一つのビデオを含むコンテンツを使用者Aのコンテンツ510として登録することができる。
【0129】
ここで、サーバ100は、使用者Aの入力によってコンテンツ510の名前、(他の使用者に対する)公開可否、公開期間、販売可否、販売価格などを設定してもよい。
【0130】
そして、サーバ100は、登録された使用者Aのコンテンツ510を少なくとも一人の他の使用者に提供することができる。
【0131】
一例として、使用者Aのコンテンツ510が他の使用者に公開されるように設定された場合を仮定する。
【0132】
ここで、他の使用者端末200-2を通じて使用者Bがログインを行った場合、サーバ100は、登録された使用者Aのコンテンツ510に対する情報(例えば、名前、サムネイル、使用者AのID/名前など)を使用者端末200-2を通じて提供することができる。
【0133】
この時、使用者Aのコンテンツ510の提供を受けるための使用者Bの要請が受信されると、サーバ100は、使用者端末200-2を通じて使用者Aのコンテンツ510を表示することができる。
【0134】
使用者Aのコンテンツ510に対して販売価格が設定された場合、サーバ100は、使用者端末200-2を通じて使用者Bの決済(販売価格)が行われたことを前提に使用者Aのコンテンツ510を使用者端末200-2に提供することができる。
【0135】
この場合、販売代金のうち、一部は使用者Aに割り当てられ、販売代金のうち、他の一部はサーバ100の運営主体および/または著作物の著作権者/製作者に割り当てられることができる。
【0136】
このように、サーバ100は、各使用者が所望のビデオを収集して、新しいコンテンツを製作して共有することもできるようにして、ウェブ漫画などのコンテンツの健全な2次流通環境に寄与することができる。
【0137】
一方、本開示の一実施形態による電子装置の制御方法は、少なくとも一つのコンテンツを構成する複数のイメージを表示するステップ、複数のイメージの中で既設定されたイメージの動きを要請する使用者入力が受信されると、既設定されたイメージに含まれた少なくとも一つの客体の動きを表現するための複数のイメージフレームを順次表示するステップをそれぞれ含んでもよい。
【0138】
ここで、電子装置は、上述したそれぞれの使用者端末200、200-1、200-2、200-3、…に該当してもよく、この他にも複数のイメージで構成されたコンテンツを提供することができる多様な電子機器に該当してもよい。
【0139】
電子装置は、上述した使用者端末200、200-1、200-2、200-3、…のように、サーバ100を通じてコンテンツが提供されてもよく、または少なくとも一つの外部装置(例えば、セットトップボックス、コンソール装置など)からコンテンツが提供されてもよい。
【0140】
または、電子装置は、電子装置内に既保存されたコンテンツおよびビデオ(複数のイメージフレーム)を上述したステップによって提供することができる。
【0141】
一方、以上で説明された多様な実施形態は、互いに抵触したり矛盾したりしない限り2つ以上の実施形態が互いに結合されて具現されてもよい。
【0142】
一方、以上で説明された多様な実施形態は、ソフトウェア(software)、ハードウェア(hardware)またはこれらの組み合わせを利用してコンピュータ(computer)またはこれと類似する装置で読み取り可能な記録媒体内で具現されてもよい。
【0143】
ハードウェア的な具現によれば、本開示で説明される実施形態は、ASICs(Application Specific Integrated Circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ(processors)、コントローラ(controllers)、マイクロコントローラ(micro-controllers)、マイクロプロセッサ(microprocessors)、その他の機能を実行するための電気的ユニット(unit)の少なくとも一つを利用して具現されてもよい。
【0144】
一部の場合において、本明細書で説明される実施形態がプロセッサ自体で具現されてもよい。ソフトウェア的な具現によれば、本明細書で説明される過程および機能のような実施形態は、別途のソフトウェアモジュールで具現されてもよい。上述したソフトウェアモジュールのそれぞれは、本明細書で説明される一つ以上の機能および作動を実行してもよい。
【0145】
一方、上述した本開示の多様な実施形態によるサーバ、使用者端末、電子装置での処理動作を実行するためのコンピュータ命令語(computer instructions)またはコンピュータプログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer-readable medium)に保存されてもよい。このような非一時的なコンピュータ可読媒体に保存されたコンピュータ命令語またはコンピュータプログラムは、特定機器のプロセッサによって実行された時、上述した多様な実施形態によるサーバ、使用者端末、電子装置などでの処理動作を上述した特定機器が実行するようにする。
【0146】
非一時的なコンピュータ可読媒体とは、レジスター、キャッシュ、メモリなどのように短い瞬間の間データを保存する媒体ではなく、半永久的にデータを保存し、機器によって読み取り(reading)が可能な媒体を意味する。非一時的なコンピュータ可読媒体の具体的な例としては、CD、DVD、ハードディスク、ブルーレイディスク、USB、メモリカード、ROMなどがあり得る。
【0147】
以上、本開示の好ましい実施形態について図示して説明したが、本開示は上述した特定の実施形態に限定されず、特許請求の範囲で請求する本開示の要旨を逸脱することなく、当該開示に属する技術分野において通常の知識を有する者によって多様な変形実施が可能であることは勿論であり、このような変形実施は本開示の技術的思想や見込みから個別的に理解されてはならない。
【手続補正書】
【提出日】2023-09-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一つの使用者端末と通信を行うサーバの制御方法において、
前記使用者端末を通じて、少なくとも一つのコンテンツを構成する複数のイメージを表示するステップ;
前記使用者端末を通じて、前記複数のイメージの中で既設定されたイメージの動きを要請する使用者入力を受信するステップ;および
前記使用者端末を通じて、前記既設定されたイメージに含まれた少なくとも一つの客体の動きを表現するための複数のイメージフレームを順次表示するステップ;を含
み、
前記サーバの制御方法は、
前記使用者端末を通じて前記複数のイメージの中で前記既設定されたイメージが表示されると、前記使用者端末を通じて、前記既設定されたイメージの動きを提供するための少なくとも一つの項目を表示するステップ;を含み、
前記少なくとも一つの項目を表示するステップは、
前記既設定されたイメージの動きと一緒に前記既設定されたイメージの動きと関連するサウンドを提供するための第1項目を表示し、
前記既設定されたイメージの動きを提供するための第2項目を表示し、
前記複数のイメージフレームを順次表示するステップは、
前記第1項目を選択する使用者入力が受信されると、前記複数のイメージフレームを順次表示し、前記客体の動きと関連するサウンドを出力し、
前記第2項目を選択する使用者入力が受信されると、前記複数のイメージフレームを順次表示し、
前記サーバの制御方法は、
前記第1項目を選択する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて第1金額に対する決済サービスを提供するステップ;および
前記第2項目を選択する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて前記第1金額よりも少ない第2金額に対する決済サービスを提供するステップ;をさらに含むサーバの制御方法。
【請求項2】
前記複数のイメージフレームは、
前記客体の動きと関連する少なくとも一つのテキストの出現と消えを表現する、請求項1に記載のサーバの制御方法。
【請求項3】
前記サーバの制御方法は、
前記複数のイメージフレームが順次表示される間に、前記使用者端末を通じて、前記複数のイメージフレームが表示される速度を制御するための少なくとも一つの制御項目を表示するステップ;および
前記制御項目に対する使用者入力に基づいて、前記複数のイメージフレームが順次表示される速度を制御するステップ;を含む、請求項1に記載のサーバの制御方法。
【請求項4】
前記サーバの制御方法は、
第1イメージの動きを要請する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて前記第1イメージに含まれた客体の動きを表現するための第1の複数のイメージフレームを順次表示するステップ;
第2イメージの動きを要請する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて前記第2イメージに含まれた客体の動きを表現するための第2の複数のイメージフレームを順次表示するステップ;および
前記第1の複数のイメージフレームおよび前記第2の複数のイメージフレームを含むコンテンツを前記使用者端末の使用者のコンテンツとして登録するステップ;を含む、請求項1に記載のサーバの制御方法。
【請求項5】
前記サーバの制御方法は、
前記使用者端末を通じて前記複数のイメージの中で前記既設定されたイメージが表示されると、前記使用者端末を通じて、前記既設定されたイメージに含まれた少なくとも一つの客体と関連する広告コンテンツを提供するステップをさらに含む、請求項1に記載のサーバの制御方法。
【請求項6】
前記サーバの制御方法は、
前記既設定されたイメージの動きを要請する使用者入力が受信されると、前記使用者端末を通じて、前記複数のイメージフレームが順次表示される間に、前記広告コンテンツの対象製品に対する少なくとも一つのクーポンを提供するステップをさらに含む、請求項
5に記載のサーバの制御方法。
【請求項7】
電子装置の制御方法において、
少なくとも一つのコンテンツを構成する複数のイメージを表示するステップ;および
前記複数のイメージの中で既設定されたイメージの動きを要請する使用者入力が受信されると、前記既設定されたイメージに含まれた少なくとも一つの客体の動きを表現するための複数のイメージフレームを順次表示するステップ;を含
み、
前記電子装置の制御方法は、
前記複数のイメージの中で前記既設定されたイメージが表示されると、前記既設定されたイメージの動きを提供するための少なくとも一つの項目を表示するステップ;を含み、
前記少なくとも一つの項目を表示するステップは、
前記既設定されたイメージの動きと一緒に前記既設定されたイメージの動きと関連するサウンドを提供するための第1項目を表示し、
前記既設定されたイメージの動きを提供するための第2項目を表示し、
前記複数のイメージフレームを順次表示するステップは、
前記第1項目を選択する使用者入力が受信されると、前記複数のイメージフレームを順次表示し、前記客体の動きと関連するサウンドを出力し、
前記第2項目を選択する使用者入力が受信されると、前記複数のイメージフレームを順次表示し、
前記電子装置の制御方法は、
前記第1項目を選択する使用者入力が受信されると、第1金額に対する決済サービスを提供するステップ;および
前記第2項目を選択する使用者入力が受信されると、前記第1金額よりも少ない第2金額に対する決済サービスを提供するステップ;をさらに含む電子装置の制御方法。
【国際調査報告】