(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-04-03
(54)【発明の名称】コントロール表示方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 16/78 20190101AFI20240327BHJP
【FI】
G06F16/78
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023565161
(86)(22)【出願日】2022-06-13
(85)【翻訳文提出日】2023-10-23
(86)【国際出願番号】 CN2022098365
(87)【国際公開番号】W WO2022267914
(87)【国際公開日】2022-12-29
(31)【優先権主張番号】202110699317.9
(32)【優先日】2021-06-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】リー,ホイ
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ヤンホイ
(72)【発明者】
【氏名】ジャオ,ズフォン
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ウェンロン
(72)【発明者】
【氏名】リー,ユイハン
(72)【発明者】
【氏名】ヤン,ティン
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175DA04
5B175FB02
(57)【要約】
本開示はコントロール表示方法、装置、機器及び記憶媒体を提供し、前記方法は、まず、ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為を受け付けた場合、現在のユーザーがターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定し、プリセットコメント行為は展示オブジェクトに対する現在のユーザーの興味を特徴付けるために使用される。現在のユーザーが当該展示オブジェクトをお気に入りにしていないと決定すると、ターゲットビデオに対応するコメントパネルに当該展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールを表示し、当該展示オブジェクトをお気に入りにする。このように、本開示の実施例は、現在のユーザーがターゲットビデオにおける展示オブジェクトに興味があると決定した場合、当該展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールをコメントパネルに表示することで、展示オブジェクトをお気に入りにするようにユーザーを誘導し、ユーザーのターゲットビデオにおける展示オブジェクトに対するお気に入り率を高める。また、お気に入りコントロールをコメントパネルに表示することで、ユーザーが展示オブジェクトをお気に入りにしやすくなり、ユーザーエクスペリエンスが向上する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コントロール表示装置により実行されるコントロール表示方法であって、
ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為に応答して、前記現在のユーザーが前記ターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定するステップであって、前記プリセットコメント行為は前記展示オブジェクトに対する前記現在のユーザーの興味を特徴付けるために使用されるステップと、
前記現在のユーザーが前記展示オブジェクトをお気に入りにしていないと決定すると、前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールを前記ターゲットビデオに対応するコメントパネルに表示するステップであって、前記お気に入りコントロールは前記展示オブジェクトをお気に入りにするために使用されるステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記プリセットコメント行為は、いいね行為、コメント返信行為、及びプリセットコメント投稿行為のうちの少なくとも1つの行為を含み、前記プリセットコメント投稿行為は、友達通知行為付きコメントの投稿又はプリセットキーワード付きコメントの投稿を含み、前記プリセットキーワードは、前記展示オブジェクトに興味があることを表現したキーワードを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールを前記ターゲットビデオに対応するコメントパネルに表示する前記ステップは、
前記ターゲットビデオに対応するコメントパネルを表示するステップであって、前記コメントパネルには、前記展示オブジェクトに対応するアンカーポイントが含まれるステップと、
前記コメントパネル上の前記アンカーポイントを前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールに切り替えるステップと、を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記コメントパネル上の前記アンカーポイントを前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールに切り替える前記ステップの後、
前記お気に入りコントロールに対して、プリセット発光アニメーション効果を展示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記ターゲットビデオに対応するコメントパネルに前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールを表示する前記ステップの後、
前記お気に入りコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記現在のユーザーに対して前記展示オブジェクトをお気に入りにするステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記コメントパネルを閉じた後、前記コメントパネルを再び表示する場合、前記方法は、
前記コメントパネル上の前記お気に入りコントロールの状態を隠れ状態に切り替えるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
コントロール表示装置であって、
ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為に応答して、前記現在のユーザーが前記ターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定する決定モジュールであって、前記プリセットコメント行為は前記展示オブジェクトに対する前記現在のユーザーの興味を特徴付けるために使用される決定モジュールと、
前記現在のユーザーが前記展示オブジェクトをお気に入りにしていないと決定した場合、前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールを前記ターゲットビデオに対応するコメントパネルに表示する表示モジュールであって、前記お気に入りコントロールは前記展示オブジェクトをお気に入りにするために使用される表示モジュールと、を含むことを特徴とする装置。
【請求項8】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には指令が記憶されており、前記指令が端末機器で実行される場合、前記端末機器に請求項1~6の何れか1項に記載のコントロール表示方法を実現させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項9】
機器であって、メモリ、プロセッサ、及び前記メモリに記憶され、前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサは前記コンピュータプログラムを実行する場合、請求項1~6の何れか1項に記載のコントロール表示方法を実現することを特徴とする機器。
【請求項10】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは指令を含み、前記指令がプロセッサによって実行される場合、請求項1~6の何れか1項に記載のコントロール表示方法を実現することを特徴とするコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は2021年06月23日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が202110699317.9であり、発明の名称が「コントロール表示方法、装置、機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その全内容を援用により本開示に組み込む。
【0002】
本開示はデータ処理分野に関し、特にコントロール表示方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット情報がますます豊富になるにつれて、人々は様々なチャネルを通じて興味のあるものを「お薦めする」ことができる。例えば、人々が生活サービス類のショートビデオを視聴する場合、ショートビデオの中の食べ物や観光地などに「お薦め」され、「購入」を便利にするために、人々は通常、ショートビデオにおける興味のあるポイント(POI:Point of Interest)をお気に入りにする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在、通常、ショートビデオにおける展示オブジェクト詳細ページに設定されたお気に入りコントロールに基づいて、ショートビデオにおける展示オブジェクトに対するお気に入りをトリガする。しかしながら、当該方式は、ユーザーの展示オブジェクトに対するお気に入り率にある程度影響を与える。
【0005】
上記の技術問題又はその少なくとも一部を解决するために、本開示の実施例はコントロール表示方法を提供し、ターゲットビデオのコメントパネルにお気に入りコントロールを表示し、ターゲットビデオにおける展示オブジェクトをお気に入りにするように、ユーザーを誘導することで、ユーザーのターゲットビデオにおける展示オブジェクトに対するお気に入り率を高める。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様によれば、本開示の実施例はコントロール表示方法を提供し、前記方法は、
ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為に応答して、前記現在のユーザーが前記ターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定するステップであって、前記プリセットコメント行為は前記展示オブジェクトに対する前記現在のユーザーの興味を特徴付けるために使用されるステップと、
前記現在のユーザーが前記展示オブジェクトをお気に入りにしていないと決定すると、前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールを前記ターゲットビデオに対応するコメントパネルに表示するステップであって、前記お気に入りコントロールは前記展示オブジェクトをお気に入りにするために使用されるステップと、を含む。
【0007】
選択可能な実施形態では、前記プリセットコメント行為は、いいね行為、コメント返信行為、及びプリセットコメント投稿行為のうちの少なくとも1つの行為を含み、前記プリセットコメント投稿行為は、友達通知行為付きコメントの投稿又はプリセットキーワード付きコメントの投稿を含み、前記プリセットキーワードは前記展示オブジェクトに興味があることを表現したキーワードを含む。
【0008】
選択可能な実施形態では、前記ターゲットビデオに対応するコメントパネルに前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールを表示する前記ステップは、
前記ターゲットビデオに対応するコメントパネルを表示するステップであって、前記コメントパネルには、前記展示オブジェクトに対応するアンカーポイントが含まれるステップと、
前記コメントパネル上の前記アンカーポイントを前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールに切り替えるステップと、を含む。
【0009】
選択可能な実施形態では、前記コメントパネル上の前記アンカーポイントを前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールに切り替える前記ステップの後、
前記お気に入りコントロールに対して、プリセット発光アニメーション効果を展示するステップをさらに含む。
【0010】
選択可能な実施形態では、前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールを前記ターゲットビデオに対応するコメントパネルに表示する前記ステップの後、
前記お気に入りコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記現在のユーザーに対して前記展示オブジェクトをお気に入りにするステップをさらに含む。
【0011】
選択可能な実施形態では、前記コメントパネルを閉じた後、前記コメントパネルを再び表示する場合、前記コメントパネル上の前記お気に入りコントロールの状態を隠れ状態に切り替える。
【0012】
第2の態様によれば、本開示の実施例はコントロール表示装置をさらに提供し、前記装置は、
ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為に応答して、前記現在のユーザーが前記ターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定する決定モジュールであって、前記プリセットコメント行為は前記展示オブジェクトに対する前記現在のユーザーの興味を特徴付けるために使用される決定モジュールと、
前記現在のユーザーが前記展示オブジェクトをお気に入りにしていないと決定すると、前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールを前記ターゲットビデオに対応するコメントパネルに表示する表示モジュールであって、前記お気に入りコントロールは前記展示オブジェクトをお気に入りにするために使用される表示モジュールと、を含む。
【0013】
第3の態様によれば、本開示の実施例は、指令が記憶されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記指令が端末機器で実行される場合、前記端末機器に上記のコントロール表示方法を実現させる。
【0014】
第4の態様によれば、本開示の実施例は機器を提供し、メモリ、プロセッサ、及び前記メモリに記憶され、前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサは前記コンピュータプログラムを実行する場合、上記のコントロール表示方法を実現する。
【0015】
第5の態様によれば、本開示の実施例はコンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムは指令を含み、前記指令がプロセッサによって実行される場合、上記のコントロール表示方法を実現する。
【発明の効果】
【0016】
従来技術に比べると、本開示の実施例により提供される技術案は以下の利点を備える。
本開示の実施例はコントロール表示方法を提供し、まず、ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為を受け付けた場合、現在のユーザーがターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定し、プリセットコメント行為は展示オブジェクトに対する現在のユーザーの興味を特徴付けるために使用される。そして、現在のユーザーが当該展示オブジェクトをお気に入りにしていないと決定すると、当該展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールをターゲットビデオに対応するコメントパネルに表示し、当該展示オブジェクトをお気に入りにする。このように、本開示の実施例により提供されるコントロール表示方法は、現在のユーザーがターゲットビデオにおける展示オブジェクトに興味があると決定した場合、展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールをコメントパネルに表示することで、展示オブジェクトをお気に入りにするようにユーザーを誘導し、ユーザーのターゲットビデオにおける展示オブジェクトに対するお気に入り率を高める。また、お気に入りコントロールをコメントパネルに表示することで、ユーザーが展示オブジェクトをお気に入りにしやすくなり、ユーザーエクスペリエンスが向上する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
ここでの図面は明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に合う実施例を示し、明細書とともに本開示の実施例の原理を解釈するために使用される。
本開示の実施例又は従来技術における技術案をより明らかに説明するために、以下、実施例又は従来技術の記述に必要な図面を簡単に紹介する。明らかに、当業者にとって、創造的な労働なしにこれらの図面から他の図面を得ることができる。
【
図1】本開示の実施例により提供されるコントロール表示方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の実施例により提供されるターゲットビデオコメントパネルの概略図である。
【
図3】本開示の実施例により提供される別のターゲットビデオコメントパネルの概略図である。
【
図4】本開示の実施例により提供される別のターゲットビデオコメントパネルの概略図である。
【
図5】本開示の実施例により提供される別のターゲットビデオコメントパネルの概略図である。
【
図6】本開示の実施例により提供されるコントロール表示装置の構造概略図である。
【
図7】本開示の実施例により提供されるコントロール表示機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本開示の上記の目的、特徴及び利点をより明瞭に理解できるために、以下、本開示の実施例の方案をさらに記述する。なお、矛盾しない場合、本開示の実施例、及び実施例における特徴を互いに組み合わせることができる。
【0019】
本開示の実施例を十分に理解するために、以下の記述において、多くの具体的な詳細が述べられているが、本開示の実施例はさらに、ここで記述する方式と異なる他の方式を採用して実施することができる。明らかに、明細書における実施例は、全ての実施例ではなく、本開示の一部の実施例にすぎない。
【0020】
現在、通常、ショートビデオにおける展示オブジェクト詳細ページに設置されるお気に入りコントロールに基づいて、ショートビデオにおける展示オブジェクトに対するお気に入りをトリガする。つまり、ユーザーはショートビデオの展示オブジェクト詳細ページに入った場合に限り、ショートビデオにおける展示オブジェクトをお気に入りにする。明らかに、展示オブジェクトをお気に入りにするようにトリガするための入口が単一であり、展示オブジェクトをお気に入りにするようにユーザーを誘導するのは不利になって、展示オブジェクトに対するユーザーのお気に入り率にある程度影響する。
【0021】
ターゲットビデオにおける展示オブジェクトをお気に入りにするように、ユーザーを積極的に誘導することで、ターゲットビデオにおける展示オブジェクトに対するユーザーのお気に入り率を高めるために、本開示の実施例はコントロール表示方法を提出する。まず、ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為を受け付けた場合、現在のユーザーがターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定し、プリセットコメント行為は展示オブジェクトに対する現在のユーザーの興味を特徴付けるために使用される。そして、現在のユーザーが当該展示オブジェクトをお気に入りにしていないと決定すると、当該展示オブジェクトをお気に入りにするように、当該展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールをターゲットビデオに対応するコメントパネルに表示する。このように、本開示の実施例は、現在のユーザーがターゲットビデオにおける展示オブジェクトに興味があると決定した場合、展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールをコメントパネルに表示することで、展示オブジェクトをお気に入りにするようにユーザーを誘導し、ユーザーのターゲットビデオにおける展示オブジェクトに対するお気に入り率を高める。また、お気に入りコントロールをコメントパネルに表示することで、ユーザーが展示オブジェクトをお気に入りにしやすくなり、ユーザーエクスペリエンスが向上する。
【0022】
これに基づいて、本開示の実施例はコントロール表示方法を提供し、
図1を参照し、本開示の実施例により提供されるコントロール表示方法のフローチャートであり、当該方法は以下のステップを含み、
S101:ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為に応答して、前記現在のユーザーが前記ターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定する。
前記プリセットコメント行為は、前記展示オブジェクトに対する前記現在のユーザーの興味を特徴付けるために使用される。
【0023】
本開示の実施例では、ターゲットビデオに対応する展示オブジェクトは、ターゲットビデオに展示されるPOI(Point of Interest、興味のあるポイント)、展示されるプロップ、展示される音楽、展示される品物などを含んでもよい。地理情報システムにおいて、POIは家屋、店舗、ポスト、バス停などであってもよい。例えば、ターゲットビデオは、おすすめの観光地ビデオストリームにおけるビデオ、おすすめの食べ物ビデオストリームにおけるビデオなどであってもよい。ターゲットビデオは、POI付きのビデオであってもよく、ターゲットビデオに展示されるPOIは、ターゲットビデオにおいてすすめの事物(例えば観光地、食べ物など)に含まれる4つの情報を備え、具体的に、4つの情報は、名称情報、カテゴリ情報、座標情報、分類情報を含む。
【0024】
本開示の実施例では、ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為は、ターゲットビデオにおける展示オブジェクトに対する現在のユーザーの興味を特徴付けるために使用される。例えば、現在のユーザーはターゲットビデオに対応するPOI、ターゲットビデオにおける音楽、ターゲットビデオにおける展示品物などに興味がある。
【0025】
選択可能な実施形態では、前記プリセットコメント行為は、いいね行為、コメント返信行為、及びプリセットコメント投稿行為のうちの少なくとも1つの行為を含む。
【0026】
例えば、いいね行為及びコメント返信行為は、ターゲットビデオの人気コメントに対するいいね及び返信行為を含んでもよい。人気コメントは通常、いいね数又は返信数が多く、且つターゲットビデオにおける展示オブジェクトに興味があることを特徴付けることができる関連コメントであり、一般的に、コメントパネルの前の位置にある。例えば、人気コメントとは、ターゲットビデオの原作者が投稿した、ターゲットビデオにおける展示オブジェクトの紹介情報に関するコメントであり、上記のコメントに対して「いいね!」をしたり、又は返信したりすることで、当該展示オブジェクトに対する現在のユーザーの興味を特徴付けるために使用される。人気コメントは、他のユーザーが投稿した、当該展示オブジェクトに興味があることを特徴付けることができるコメントであってもよい。例えば、他のユーザーが投稿した、ターゲットビデオに展示されるPOIに対する「購入」体験に関するコメントは、上記のコメントに対して「いいね!」をしたり、又は返信したりすることで、当該POIに対する現在のユーザーの興味などを特徴付けることができる。
【0027】
前記プリセットコメント投稿行為は、友達通知行為付きコメントの投稿又はプリセットキーワード付きコメントの投稿を含み、前記プリセットキーワードは前記展示オブジェクトに興味があることを表現したキーワードを含む。
【0028】
例えば、友達通知行為付きコメントの投稿は、現在のユーザーがターゲットビデオのコメントパネルで@友達の関連コメントを投稿し、現在のユーザーに対応するコメントパネルで当該コメントはトップ位置にある。プリセットキーワード付きコメントを投稿することは、ターゲットビデオのコメントパネルで現在のユーザーが「行きたい」、「好き」、「食べたい」などの文字付きのコメントなどを投稿することである。
【0029】
なお、本実施例では、ターゲットビデオにおける展示オブジェクトに興味があることを表現するプリセットキーワードの具体的な単語について、限定しなく、「行きたい」、「好き」、「食べたい」などの文字付きの単語などであってもよい。
【0030】
実際適用において、現在のユーザーがターゲットビデオに対してプリセットコメント行為を行う前、まず、ターゲットビデオに対応するコメントパネルを表示し、現在のユーザーはコメントパネルのプリセット表示コントロールをトリガすることで、対応するコメントパネル(例えば、ターゲットビデオ再生ページ上の「コメント」コントロールをクリックする)を表示する。コメントパネルでコメントチェック行為、コメント投稿行為、コメントへのいいね行為などを実行できる。
【0031】
本開示の実施例では、ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為を受け付けた場合、現在のユーザーがターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定する。実際、ターゲットビデオに対する現在のユーザーの上記のプリセットコメント行為のいずれかを受け付けた場合、現在のユーザーがターゲットビデオの展示オブジェクトに興味があることを特徴付けることができる。そして、現在のユーザーがターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定することで、お気に入りコントロールをコメントパネルに表示するかどうかを決定する。例えば、ターゲットビデオがおすすめの観光地ターゲットPOI付きのビデオであり、現在のユーザーが当該ターゲットビデオのコメントパネルで投稿した@友達のコメントを受け付けた場合、まず、現在のユーザーがターゲットビデオに対応するターゲットPOIを気に入りにしたかどうかを決定する。
【0032】
選択可能な実施形態では、現在のユーザーのお気に入りリストには、ターゲットビデオに対応する展示オブジェクトが含まれるかどうかを問い合わせることによって、現在のユーザーがターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定する。例えば、現在のユーザーのPOIお気に入りリストには、ターゲットビデオに対応するターゲットPOIが含まれるかどうかを問い合わせることによって決定してもよいし、現在のユーザーの音楽お気に入りリストには、ターゲットビデオに対応する展示音楽が含まれるかどうかを問い合わせることによって決定してもよいし、現在のユーザーの品物お気に入りリストには、ターゲットビデオに対応する展示品物が含まれるかどうかを問い合わせることによって決定してもよい。現在のユーザーのPOIお気に入りリストにターゲットビデオに対応するターゲットPOIを問い合わせた場合、現在のユーザーがターゲットビデオに対応するターゲットPOIをお気に入りにしたと決定し、さもなければ、今、現在のユーザーがターゲットビデオに対応するターゲットPOIをお気に入りにしていない。
【0033】
S102:前記現在のユーザーが前記展示オブジェクトをお気に入りにしていないと決定すると、前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールを前記ターゲットビデオに対応するコメントパネルに表示する。
前記お気に入りコントロールは前記展示オブジェクトをお気に入りにするために使用される。
【0034】
実際適用において、ターゲットビデオに対応するコメントパネルには展示オブジェクトアンカーポイントが設置され、展示オブジェクトアンカーポイントをクリックすることで、展示オブジェクト詳細ページに入ることができる。例えば、POI付きのビデオに対応するコメントパネルにはPOIアンカーポイントが配置され、POIアンカーポイントをクリックすることで、ターゲットPOI詳細ページに入ることができる。
図2に示すように、本開示の実施例により提供されるターゲットビデオコメントパネルの概略図であり、POIアンカーポイントはコメントパネルの最上方の位置に設置される。また、コメントパネルにはPOI名称コントロールがさらに設置され、POIアンカーポイント、あるいはPOI名称コントロールをクリックすることで、何れもターゲットPOI詳細ページに入ることができる。
【0035】
本開示の実施例では、ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為を受け付けた場合、現在のユーザーがターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定する。現在のユーザーが当該展示オブジェクトをお気に入りにしていないと決定すると、当該展示オブジェクトをお気に入りにするために、ターゲットビデオのコメントパネルには、当該展示オブジェクトに対応するアンカーポイントだけではなく、当該展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールも表示することができる。
【0036】
展示オブジェクトがターゲットビデオに対応するターゲットPOIであることを例とし、ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為を受け付けた場合、現在のユーザーがターゲットビデオに対応するターゲット興味ポイントPOIをお気に入りにしたかどうかを決定する。現在のユーザーがターゲットPOIをお気に入りにしていないと決定すると、ターゲットPOIをお気に入りにするために、ターゲットビデオのコメントパネルには、ターゲットPOIに対応するPOIアンカーポイントだけではなく、ターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールも表示することができる。つまり、ターゲットビデオのコメントパネルで、ユーザーはお気に入りコントロールを直接的にクリックすることで、ターゲットPOIに対するお気に入りをトリガし、ターゲットPOI詳細ページに入ってターゲットPOIをお気に入りにする必要がなく、ユーザーエクスペリエンスが向上する。
【0037】
選択可能な実施形態では、ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント投稿行為を受け付け、現在のユーザーがターゲットPOIをお気に入りにしていないと決定した場合、ターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールをターゲットビデオに対応するコメントパネルに表示することができる。興味があるPOIをお気に入りにするように、ユーザーをより効果的に誘導するために、ターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールをコメントパネル上の、ユーザーが投稿したプリセットコメントにより近い位置に表示することができる。例えば、
図3に示すように、本開示の実施例により提供される別のターゲットビデオコメントパネルの概略図であり、ターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールは、現在のユーザーが投稿した、@友達行為付きのコメントの下方に表示されることで、興味があるPOIをお気に入りにするように、ユーザーを直接的に誘導する。また、お気に入りコントロールは、現在のユーザートがトリガしたいいね行為に対応するコメント下方に表示されてもよいし、現在のユーザーがトリガしたコメント返信行為に対応するコメント下方に表示されてもよい。
【0038】
別の選択可能な実施形態では、興味があるPOIをお気に入りにするように、ユーザーを効果的に誘導するために、ターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールを、コメントパネル上の、ターゲットPOIにより近い位置に表示することができる。例えば、
図4に示すように、本開示の実施例により提供される別のターゲットビデオコメントパネルの概略図であり、ターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールはコメントパネル上のPOI名称コントロールのそばに設置され、ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為を受け付けた場合、興味があるPOIをお気に入りにするように、現在のユーザーを誘導する。
【0039】
なお、ターゲットビデオにおける展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールは、「行きたい」、「お気に入り」、「好き」などの文字付きのコントロールであり、ターゲットビデオにおける展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールはターゲットビデオに対応するコメントパネルの右下隅の位置などに表示されてもよい。本実施例では、ターゲットビデオにおける展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールの具体的な仕様及び位置について、何れも限定しない。
【0040】
また、本開示の実施例では、ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為を受け付けた場合、現在のユーザーがターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定し、現在のユーザーが当該展示オブジェクトをお気に入りにしたと決定した場合、当該展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールをターゲットビデオのコメントパネルに表示しない。
【0041】
選択可能な実施形態では、ターゲットビデオに対応するコメントパネルのプリセット表示コントロールに対するトリガ操作を受け付けた場合、ターゲットビデオに対応するコメントパネルを表示し、当該コメントパネルには、展示オブジェクトに対応するアンカーポイントが表示されている。展示オブジェクトが、ターゲットビデオに展示されるPOIであることを例として、コメントパネルにはターゲットPOIアンカーポイントが表示されている。ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為を受け付け、現在のユーザーがターゲットPOIをお気に入りにしないと決定した場合、当該コメントパネル上のターゲットPOIアンカーポイント(
図2を参照する)をターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールに切り替える。
【0042】
本開示の実施例では、コメントパネル上のターゲットPOIアンカーポイントをターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールに切り替える方式は多種がある。例えば、ターゲットPOIアンカーポイントは下方向に切り出し、同時にターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールは上方から切り込み、又は、ターゲットPOIアンカーポイントは右方向に切り出し、同時にターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールは左側から切り込む。
【0043】
コメントパネル上のターゲットPOIアンカーポイントをターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールに切り替えた後、ユーザーがお気に入りコントロールを直接的にクリックして、ターゲットPOIのお気に入りをトリガするように、ターゲットビデオに対応するコメントパネルには、POI名称コントロールだけではなく、ターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールも表示してもよい。
図5に示すように、本開示の実施例により提供される別のターゲットビデオコメントパネルの概略図であり、POI名称コントロールの左側には、ターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールが設置され、ユーザーは当該お気に入りコントロールをクリックすることで、ターゲットPOIをお気に入りにすることができる。
【0044】
お気に入りコントロールに対してトリガ操作を行うように、ユーザーを引き付けるために、お気に入りコントロールに対して動的効果を展示して、お気に入りコントロールをクリックするようにユーザーを引き付けて、ターゲットPOIをお気に入りにするように、ユーザーを誘導するという効果を実現する。
【0045】
選択可能な実施形態では、コメントパネル上の展示オブジェクトに対応するアンカーポイントを、展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールに切り替えた後、当該お気に入りコントロールに対して、プリセット発光アニメーション効果を展示する。プリセット発光アニメーション効果は、お気に入りコントロールがプリセットの時間間隔で点滅することで、ターゲットビデオにおける展示オブジェクトをお気に入りにするように、ユーザーを誘導する。例えば、コメントパネル上のターゲットPOIに対応するアンカーポイントをターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールに切り替えた後、当該お気に入りコントロールは1秒ごとに1回点滅し、合計、3回点滅する。
【0046】
なお、お気に入りコントロールは1秒ごとに1回点滅してもよいし、2秒ごとに1回点滅し、合計、3回点滅してもよいし、4回点滅してもよく、お気に入りコントロールのプリセット発光アニメーション効果について、本実施例は具体的に限定しない。
【0047】
選択可能な実施形態では、展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールをターゲットビデオに対応するコメントパネルに表示した後、お気に入りコントロールに対するトリガ操作に応答して、現在のユーザーに対して、当該展示オブジェクトをお気に入りにする。
【0048】
本開示の実施例では、展示オブジェクトがターゲットビデオに展示されるPOIであることを例として、お気に入りコントロールに対するトリガ操作を受け付けた場合、現在のユーザーに対して当該ターゲットPOIをお気に入りにすることで、現在のユーザーが興味のあるPOIに対してお気に入り操作を完成し、以降、ユーザーはPOIお気に入りリストから興味があるPOIを見つけやすい。
【0049】
選択可能な実施形態では、現在のユーザーが、ターゲットビデオに対応するコメントパネルを閉じた後、ターゲットビデオに対応するコメントパネルのプリセット表示コントロールに対するトリガ操作を再び受け付けた場合、ターゲットビデオに対応するコメントパネルを表示する。この場合、コメントパネル上のお気に入りコントロールの状態を隠れ状態に切り替え、即ち、
図2に示すようなコメントパネルを直接的に表示し、この場合、コメントパネルには、ターゲットPOIに対応するお気に入りコントロールが表示されていない。
【0050】
本開示の実施例により提供されるコントロール表示方法において、まず、ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為を受け付けた場合、現在のユーザーがターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定し、プリセットコメント行為は展示オブジェクトに対する現在のユーザーの興味を特徴付けるために使用される。そして、現在のユーザーが当該展示オブジェクトをお気に入りにしていないと決定すると、当該展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールをターゲットビデオに対応するコメントパネルに表示し、当該展示オブジェクトをお気に入りにする。このように、本開示の実施例により提供されるコントロール表示方法は、現在のユーザーがターゲットビデオにおける展示オブジェクトに興味があると決定した場合、展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールをコメントパネルに表示することで、展示オブジェクトをお気に入りにするようにユーザーを誘導し、ユーザーのターゲットビデオにおける展示オブジェクトに対するお気に入り率を高める。また、お気に入りコントロールをコメントパネルに表示することで、ユーザーが展示オブジェクトをお気に入りにしやすくなり、ユーザーエクスペリエンスが向上する。
【0051】
上記の方法実施例に基づいて、本開示の実施例はコントロール表示装置をさらに提供し、
図6を参照し、本開示の実施例により提供されるコントロール表示装置の構造概略図であり、前記装置は、
ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為に応答して、前記現在のユーザーが前記ターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定する決定モジュール601であって、前記プリセットコメント行為は前記展示オブジェクトに対する前記現在のユーザーの興味を特徴付けるために使用される決定モジュール601と、
前記現在のユーザーが前記展示オブジェクトをお気に入りにしていないと決定すると、前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールを前記ターゲットビデオに対応するコメントパネルに表示する表示モジュール602であって、前記お気に入りコントロールは前記展示オブジェクトをお気に入りにするために使用される表示モジュール602と、を含む。
【0052】
選択可能な実施形態では、前記プリセットコメント行為は、いいね行為、コメント返信行為、及びプリセットコメント投稿行為のうちの少なくとも1つの行為を含み、前記プリセットコメント投稿行為は、友達通知行為付きコメントの投稿又はプリセットキーワード付きコメントの投稿を含み、前記プリセットキーワードは前記展示オブジェクトに興味があることを表現したキーワードを含む。
【0053】
選択可能な実施形態では、前記表示モジュール602は、
前記ターゲットビデオに対応するコメントパネルを表示する表示サブモジュールであって、前記コメントパネルには、前記展示オブジェクトに対応するアンカーポイントが含まれる表示サブモジュールと、
前記コメントパネル上の前記アンカーポイントを前記展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールに切り替える切り替えサブモジュールと、を含む。
【0054】
選択可能な実施形態では、前記装置は、
前記お気に入りコントロールに対して、プリセット発光アニメーション効果を展示する展示モジュールをさらに含む。
【0055】
選択可能な実施形態では、前記装置は、
前記お気に入りコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記現在のユーザーに対して前記展示オブジェクトをお気に入りにするお気に入りモジュールをさらに含む。
【0056】
選択可能な実施形態では、前記装置は、
前記コメントパネルを閉じた後、前記コメントパネルを再び表示する場合、前記コメントパネル上の前記お気に入りコントロールの状態を隠れ状態に切り替える隠れモジュールをさらに含む。
【0057】
本開示の実施例により提供されるコントロール表示装置において、まず、ターゲットビデオに対する現在のユーザーのプリセットコメント行為を受け付けた場合、現在のユーザーがターゲットビデオに対応する展示オブジェクトをお気に入りにしたかどうかを決定し、プリセットコメント行為は展示オブジェクトに対する現在のユーザーの興味を特徴付けるために使用される。そして、現在のユーザーが当該展示オブジェクトをお気に入りにしていないと決定すると、当該展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールをターゲットビデオに対応するコメントパネルに表示し、当該展示オブジェクトをお気に入りにする。このように、本開示の実施例により提供されるコントロール表示装置は、現在のユーザーがターゲットビデオにおける展示オブジェクトに興味があると決定した場合、展示オブジェクトに対応するお気に入りコントロールをコメントパネルに表示することで、展示オブジェクトをお気に入りにするようにユーザーを誘導し、ユーザーのターゲットビデオにおける展示オブジェクトに対するお気に入り率を高める。また、お気に入りコントロールをコメントパネルに表示することで、ユーザーが展示オブジェクトをお気に入りにしやすくなり、ユーザーエクスペリエンスが向上する。
【0058】
上記の方法及び装置以外、本開示の実施例は、指令が記憶されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記指令が端末機器で実行される場合、前記端末機器に本開示の実施例に記載のコントロール表示方法を実現させる。
【0059】
本開示の実施例はコンピュータプログラムをさらに提供し、前記コンピュータプログラムは指令を含み、前記指令がプロセッサによって実行される場合、本開示の実施例に記載のコントロール表示方法を実現する。
【0060】
また、本開示の実施例はコントロール表示機器をさらに提供し、
図7に示すように、プロセッサ701、メモリ702、入力装置703、及び出力装置704を含む。コントロール表示機器におけるプロセッサ701の数は1つ又は複数であってもよく、
図7において、1つのプロセッサを例とする。本開示のいくつかの実施例では、プロセッサ701、メモリ702、入力装置703、及び出力装置704はバス又は他の方式で接続され、
図7においてバス接続を例とする。
【0061】
メモリ702はソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶するために使用され、プロセッサ701はメモリ702に記憶されるソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することで、コントロール表示機器の各種の機能アプリケーション及びデータ処理を実行する。メモリ702は主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含み、プログラム記憶領域にはオペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムなどが記憶される。また、メモリ702は高速ランダムアクセスメモリを含んでもよいし、不揮発性メモリ、例えば少なくとも1つの磁気ディスクメモリ、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性固体記憶装置を含んでもよい。入力装置703は入力される数字又は文字情報を受信し、コントロール表示機器のユーザー設置及び機能制御に関する信号入力を生成するために使用される。
【0062】
具体的に、本実施例では、プロセッサ701は、以下の指令に従って、1つ以上のアプリケーションプログラムのプロセスに対応する実行可能なファイルをメモリ702にロードし、プロセッサ701はメモリ702に記憶されるアプリケーションプログラムを実行することで、上記のコントロール表示機器の各種機能を実現する。
【0063】
なお、本明細書において、「第1の」及び「第2の」のような関係用語は1つのエンティティ又は操作を他のエンティティ又は操作に区別するためのものであり、これらのエンティティ又は操作同士の間にはこのような実際の関係又は順序があるように要求又は暗示するとは限らない。且つ、用語「含む」「包含」又はその他の任意の変形は非排他的包含をカバーするように意図され、それにより、一連の要素を含む過程、方法、品物又は機器はそれらの要素を含むだけでなく、更に明確に列挙されていない他の要素を含み、或いは、このような過程、方法、品物又は機器の固有の要素をさらに含む。それ以上の制限がない場合、語句「○○を含む」で限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、品物又は機器には更に他の同じ要素があることを排除しない。
【0064】
以上の記述は、当業者が本開示を理解し又は実現できるように、本開示の具体的な実施形態に過ぎない。これらの実施例に対する多種の修正は当業者にとって自明であり、本開示の精神又は範囲から逸脱しない場合、本明細書に定義される一般的な原理は他の実施例では実現できる。従って、本開示は本明細書に記載のこれらの実施例に限定されず、本明細書が開示した原理及び新規特点と一致する最も幅広い範囲に合う。
【国際調査報告】