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特表2024-515455空調温度感知ヘッド取り付け構造及び空調機
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-04-10
(54)【発明の名称】空調温度感知ヘッド取り付け構造及び空調機
(51)【国際特許分類】
   F24F 13/20 20060101AFI20240403BHJP
【FI】
F24F1/0007 401E
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023557390
(86)(22)【出願日】2022-01-11
(85)【翻訳文提出日】2023-11-16
(86)【国際出願番号】 CN2022071392
(87)【国際公開番号】W WO2022227705
(87)【国際公開日】2022-11-03
(31)【優先権主張番号】202120939091.0
(32)【優先日】2021-04-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】515266108
【氏名又は名称】浙江盾安人工環境股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Zhejiang DunAn Artificial Environment Co., Ltd
【住所又は居所原語表記】Diankou Industry Zone, Zhuji, Zhejiang, China
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100108213
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 豊隆
(72)【発明者】
【氏名】馮 忠波
(72)【発明者】
【氏名】王 文杰
(72)【発明者】
【氏名】郎 壮
【テーマコード(参考)】
3L051
【Fターム(参考)】
3L051BH07
(57)【要約】
被測温パイプライン(10)及び固定クランピングプレート(20)を含み、固定クランピングプレート(20)は被測温パイプライン(10)の直線パイプ部分の外壁に溶接され、固定クランピングプレート(20)と被測温パイプライン(10)との溶接部位は面接触であり、固定クランピングプレート(20)と被測温パイプライン(10)とが係合されて、空調温度感知ヘッドを取り付けるための組み立てチャンバが形成される、空調温度感知ヘッド取り付け構造及び空調機。固定クランピングプレート(20)と被測温パイプライン(10)との溶接部位が面接触であるため、両者を炉中ろう付けする際に両者の相対位置を固定しやすい。
【選択図】 図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
被測温パイプライン及び固定クランピングプレートを含み、前記固定クランピングプレートは前記被測温パイプラインの直線パイプ部分の外壁に溶接され、前記固定クランピングプレートと前記被測温パイプラインとの溶接部位は面接触であり、前記固定クランピングプレートと前記被測温パイプラインとが係合されて、空調温度感知ヘッドを取り付けるための組み立てチャンバが形成される、空調温度感知ヘッド取り付け構造。
【請求項2】
前記固定クランピングプレートの長手方向と前記被測温パイプラインの軸方向とは一致しており、前記固定クランピングプレートの長手方向に垂直な方向を第1方向と定義し、
前記固定クランピングプレートは、本体部及び2つの接続部を含み、前記本体部の前記第1方向における断面は1/2円弧形であり、2つの前記接続部はそれぞれ本体部の両側辺に接続され、前記固定クランピングプレートは前記接続部によって前記被測温パイプラインに接続され、
前記本体部の前記接続部が接続される両側辺を本体辺と定義し、2つの前記接続部間の最小距離は2つの前記本体辺間の距離より小さい、請求項1に記載の空調温度感知ヘッド取り付け構造。
【請求項3】
前記接続部の前記第1方向における断面は曲線型であり、前記接続部は、本体部が接続される一側から他側へ順に設けられた第1弧形部、第2弧形部、及び第3弧形部を含み、前記第1弧形部の凹面は前記組み立てチャンバを向いており、前記第2弧形部の凸面は前記組み立てチャンバを向いており、前記第3弧形部の凹面は前記組み立てチャンバを向いている、請求項2に記載の空調温度感知ヘッド取り付け構造。
【請求項4】
2つの前記第2弧形部間の最小距離をBと定義し、2つの前記本体辺間の距離をAと定義すると、B及びAは関係式:0.8≦B/A<1を満たす、請求項3に記載の空調温度感知ヘッド取り付け構造。
【請求項5】
2つの前記第3弧形部間の最大距離はCであり、B及びCは関係式:0.8≦B/C<1を満たす、請求項4に記載の空調温度感知ヘッド取り付け構造。
【請求項6】
前記固定クランピングプレートは2つのガイド部を更に含み、2つのガイド部はそれぞれ対応する2つの前記第3弧形部の前記第2弧形部から離れた一側辺に接続され、前記ガイド部は断面が直線であるシート体であり、且つ2つの前記ガイド部は平行に設けられる、請求項3から5のいずれか一項に記載の空調温度感知ヘッド取り付け構造。
【請求項7】
前記接続部の前記第1方向における断面は直線形であり、2つの前記接続部は前記本体部が接続される一端から他端へ徐々に近づく、請求項2に記載の空調温度感知ヘッド取り付け構造。
【請求項8】
2つの前記接続部間に夾角Dが形成され、且つDは関係式:0°<D≦30°を満たす、請求項7に記載の空調温度感知ヘッド取り付け構造。
【請求項9】
前記固定クランピングプレートはステンレス鋼材質である、請求項1に記載の空調温度感知ヘッド取り付け構造。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか一項に記載の空調温度感知ヘッド取り付け構造を含む、空調機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2021年4月30日に出願された、出願番号が202120939091.0であり、発明の名称が「空調温度感知ヘッド取り付け構造及び空調機」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は参照により本出願に組み込まれる。
【0002】
本出願は空調の技術分野に関し、特に、空調温度感知ヘッド取り付け構造及び空調機に関する。
【背景技術】
【0003】
空調システムにおいて、通常は、温度感知ヘッドによってパイプラインの温度を検出することで圧縮機等の設備の運転を制御する。従来の空調機において、温度感知ヘッドを取り付けるための構造は、通常は1本の円形パイプであり、円形パイプは被測温パイプラインに溶接され、円形パイプと被測温パイプラインとが線接触であるため、円形パイプと被測温パイプラインとの溶接が堅牢ではないという問題が生じやすい。
【発明の概要】
【0004】
これに鑑みて、空調温度感知ヘッドを取り付けるための固定クランピングプレートと被測温パイプラインとの溶接が堅牢である、空調温度感知ヘッド取り付け構造及び空調機を提供する必要がある。
【0005】
本出願は、被測温パイプライン及び固定クランピングプレートを含み、固定クランピングプレートは被測温パイプラインの直線パイプ部分の外壁に溶接され、固定クランピングプレートと被測温パイプラインとの溶接部位は面接触であり、固定クランピングプレートと被測温パイプラインとが係合されて、空調温度感知ヘッドを取り付けるための組み立てチャンバが形成される、空調温度感知ヘッド取り付け構造を提供する。
【0006】
一実施例において、固定クランピングプレートの長手方向と被測温パイプラインの軸方向とは一致しており、固定クランピングプレートの長手方向に垂直な方向を第1方向と定義し、固定クランピングプレートは、本体部及び2つの接続部を含み、本体部の第1方向における断面は1/2円弧形であり、2つの接続部はそれぞれ本体部の両側辺に接続され、固定クランピングプレートは、接続部によって被測温パイプラインに接続され、本体部の接続部が接続される両側辺を本体辺と定義し、2つの接続部間の最小距離は2つの本体辺間の距離より小さい。
【0007】
一実施例において、接続部の第1方向における断面は曲線型であり、接続部は、本体部が接続される一側から他側へ順に設けられた第1弧形部、第2弧形部、及び第3弧形部を含み、第1弧形部の凹面は組み立てチャンバを向いており、第2弧形部の凸面は組み立てチャンバを向いており、第3弧形部の凹面は組み立てチャンバを向いている。
【0008】
一実施例において、2つの第2弧形部間の最小距離をBと定義し、2つの本体辺間の距離をAと定義すると、B及びAは関係式:0.8≦B/A<1を満たす。
【0009】
一実施例において、2つの第2弧形部間の最小距離をBと定義し、2つの第3弧形部間の最大距離をCと定義すると、B及びCは関係式:0.8≦B/C<1を満たす。
【0010】
一実施例において、固定クランピングプレートは2つのガイド部を更に含み、2つのガイド部はそれぞれ第3弧形部の第2弧形部から離れた一側辺に接続され、ガイド部は断面が直線であるシート体であり、且つ2つのガイド部は平行に設けられる。
【0011】
一実施例において、接続部の第1方向における断面は直線形であり、2つの接続部は本体部が接続される一端から他端へ徐々に近づく。
【0012】
一実施例において、2つの接続部間に夾角Dが形成され、且つDは関係式:0°<D≦30°を満たす。
【0013】
一実施例において、固定クランピングプレートはステンレス鋼材質である。
【0014】
本出願は、上述のような空調温度感知ヘッド取り付け構造を含む空調機を更に提供する。
【0015】
本出願で提供される空調温度感知ヘッド取り付け構造及び空調機は、固定クランピングプレートと被測温パイプラインとの溶接部位が面接触であるため、両者を炉中ろう付けする際に、両者の相対位置を固定しやすく、固定クランピングプレートと被測温パイプラインとの溶接の良品率を確保し、且つ固定クランピングプレートと被測温パイプラインとの溶接が堅牢である。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本出願の一実施例の空調温度感知ヘッド取り付け構造の模式図である。
図2図1に示される空調温度感知ヘッド取り付け構造の上面図である。
図3】本出願の一実施例の固定クランピングプレートの構造模式図である。
図4図3に示される固定クランピングプレートの断面模式図である。
図5】本出願の他の実施例の固定クランピングプレートの構造模式図である。
図6図5に示される固定クランピングプレートの断面模式図である。
図7】本出願の更に他の実施例の固定クランピングプレートの構造模式図である。
図8図7に示される固定クランピングプレートの断面模式図である。
【0017】
10 被測温パイプライン、20 固定クランピングプレート、201 組み立てチャンバ、21 本体部、22 接続部、221 第1弧形部、222 第2弧形部、223 第3弧形部、23 ガイド部。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本出願の実施形態における図面を参照して、本出願の実施形態における技術態様を明瞭に且つ完全に記述するが、記述される実施形態は単に本出願の一部の実施形態にすぎず、全ての実施形態ではないことは明らかである。当業者が、本出願における実施形態に基づいて、創造的な労力なしに得られた全ての他の実施形態は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。
【0019】
なお、素子が他の素子に「設けられる」とされる場合、他の素子に直接設けられてもよく、又は、介在する素子が存在してもよい。1つの素子が他の素子に「設けられる」とみなされる場合、他の素子に直接設けられてもよく、又は、介在する素子が共存する可能性がある。1つの素子が他の素子に「固定される」とみなされる場合、他の素子に直接固定されてもよく、又は、介在する素子が共存する可能性がある。
【0020】
本文で使用される全ての技術的及び科学的用語は、別途の定義がない限り、本出願の技術分野に属する当業者によって通常理解されているものと同じ意味である。本出願の明細書で使用される用語は、単に具体的な実施形態を記述するためのものであり、本出願を制限することを意図していない。本文で使用される用語「及び/又は」は、羅列された1つ又は複数の関連する項目の任意及び全ての組み合わせを含む。
【0021】
図1及び図2を参照すると、本出願は、被測温パイプライン10及び固定クランピングプレート20を含む空調温度感知ヘッド取り付け構造を提供する。固定クランピングプレート20は被測温パイプライン10の直線パイプ部分の外壁に溶接され、固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10との溶接部位は面接触であり、固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10とが係合されて、空調温度感知ヘッドを取り付けるための組み立てチャンバ201が形成される。
【0022】
固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10との溶接部位が面接触であるため、両者を炉中ろう付けする際に、両者の相対位置を固定しやすく、固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10との溶接の良品率を確保し、且つ固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10との溶接が堅牢である。
【0023】
固定クランピングプレート20はステンレス鋼材質である。炉中ろう付けする際に、固定クランピングプレート20が容易に軟化したり変形したりせず、固定クランピングプレート20の元の形状を維持することができ、固定クランピングプレート20が被測温パイプライン10に溶接された後、空調温度感知ヘッドが効果的に固定される構造が形成されることを確保することで、固定クランピングプレート20による空調温度感知ヘッドの固定に有利である。
【0024】
固定クランピングプレート20の長手方向と被測温パイプライン10の軸方向とは一致している。固定クランピングプレート20の長手方向に垂直な方向を第1方向と定義し、図1において、矢印Kで示される方向が第1方向である。固定クランピングプレート20は本体部21及び2つの接続部22を含み、本体部21の第1方向における断面は1/2円弧形であり、2つの接続部22はそれぞれ本体部21の両側辺に接続され、固定クランピングプレート20は接続部22によって被測温パイプライン10に接続される。本体部21の接続部22が接続される両側辺を本体辺と定義し、2つの接続部22間の最小距離は2つの本体辺間の距離より小さい。このようにして、固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10との接触面積が増加し、且つ固定クランピングプレート20が被測温パイプライン10をクランプすることに有利であることで、固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10とを炉中ろう付けすることが容易になる。
【0025】
図3及び図4を参照すると、一実施例において、接続部22の第1方向における断面は曲線形であり、接続部22は、本体部21が接続される一側から他側へ順に設けられた第1弧形部221、第2弧形部222、及び第3弧形部223を含み、第1弧形部221の凹面は組み立てチャンバ201を向いており、第2弧形部222の凸面は組み立てチャンバ201を向いており、第3弧形部223の凹面は組み立てチャンバ201を向いている。このように、2つの第2弧形部222間の最小距離は2つの接続部22間の最小距離である。第2弧形部222により、接続部22が被測温パイプライン10をクランプする力を有するようになり、第3弧形部223の内壁が被測温パイプライン10の外壁に良好に密着できるようになることで固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10との接触面積が増加し、固定クランピングプレート20を被測温パイプライン10により良好に固定することに有利であり、且つ溶接後固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10との接続が堅牢である。
【0026】
更に、2つの第2弧形部222間の最小距離をBと定義し、2つの本体辺間の距離をAと定義すると、B及びAは関係式:0.8≦B/A<1を満たす。B/Aが小さすぎると、固定クランピングプレート20の内側に取り付けられた空調温度感知ヘッドと被測温パイプライン10との接触面積が相応的に減少し、測温が不正確になる。本実施例において、0.8≦B/A<1であるため、固定クランピングプレート20の内側に取り付けられた空調温度感知ヘッドと被測温パイプライン10との間に十分な接触面積を有するように確保し、測温の精密性を確保する。
【0027】
更に、2つの第3弧形部223間の最大距離をCと定義すると、B及びCは関係式:0.8≦B/C<1を満たす。B/Cが小さすぎると、固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10との接触面積が比較的小さく、固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10との間に堅牢な接続を形成することに不利である。本実施例において、0.8≦B/C<1であるため、固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10との間に十分な接触面積を有するように確保し、固定クランピングプレート20が被測温パイプライン10の外壁に堅牢に溶接できるように確保する。本実施例において、C=Aであり、このようにして固定クランピングプレート20の加工がより容易になる。
【0028】
図5及び図6を参照すると、他の実施例において、固定クランピングプレート20は2つのガイド部23を更に含み、2つのガイド部23はそれぞれ対応する2つの第3弧形部223の第2弧形部222から離れた一側辺に接続され、ガイド部23は断面が直線であるシート体であり、且つ2つのガイド部23は平行に設けられる。本実施例では、ガイド部23を設けることにより、固定クランピングプレート20を被測温パイプライン10に組み付けることに有利であり、このようにして、溶接前の組み立て效率を大幅に向上させる。
【0029】
図7及び図8を参照すると、更に他の実施例において、接続部22の第1方向における断面は直線形であり、2つの接続部22は本体部21が接続される一端から他端へ徐々に近づく。このように、固定クランピングプレート20を被測温パイプライン10に組み付ける際に、接続部22は両側から被測温パイプライン10をクランプすることができ、炉中ろう付けする際に固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10との相対位置が固定され、固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10との溶接が堅牢になる。
【0030】
更に、2つの接続部22間に夾角Dが形成され、且つDは関係式:0°<D≦30°を満たす。この範囲の夾角Dにより、2つの接続部22が被測温パイプライン10をしっかりクランプすることを確保することができる。
【0031】
本出願で提供される空調温度感知ヘッド取り付け構造は、生産・加工を行う際、まず固定クランピングプレート20を被測温パイプライン10に組み付けた後、固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10とをスポット溶接して固定し、その後、更に固定クランピングプレート20及び被測温パイプライン10をろう付け炉中に入れて炉中ろう付けを行ってもよい。固定クランピングプレート20と被測温パイプライン10とが面接触であるため、固定クランピングプレート20を被測温パイプライン10に組み付ける際に両者の相対位置が固定され、従って、固定クランピングプレート20を被測温パイプライン10に組み付けた後、固定クランピングプレート20及び被測温パイプライン10を直接ろう付け炉中に入れて炉中ろう付けを行ってもよい。炉中ろう付けの温度は900℃~1100℃である。
【0032】
本出願は、以上のいずれか一実施例に記載の空調温度感知ヘッド取り付け構造を含む空調機を更に提供する。
【0033】
以上の実施形態の各技術特徴は任意の組み合わせが可能であり、記述を簡潔にするために、上述の実施形態における各技術特徴の全ての可能な組み合わせについて記述されていないが、これらの技術特徴の組み合わせに矛盾がない限り、いずれも本明細書に記載された範囲とみなされるべきである。
【0034】
以上の実施形態は、単に本出願を説明するためのものにすぎず、本出願を限定するものとして用いられるのではなく、本出願の実質的な趣旨の範囲内であれば、以上の実施形態に対してなされた適切な変更及び変化は、いずれも本出願で保護を求めている範囲内に収まることを当業者は認識すべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【国際調査報告】