(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-04-10
(54)【発明の名称】換気騒音低減ハウジング及び組立体、換気保湿装置、呼吸マスク組立体及び呼吸支援装置
(51)【国際特許分類】
A61M 16/08 20060101AFI20240403BHJP
A61M 16/06 20060101ALI20240403BHJP
A61M 16/16 20060101ALI20240403BHJP
【FI】
A61M16/08 330
A61M16/06 A
A61M16/16 F
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023562804
(86)(22)【出願日】2022-04-12
(85)【翻訳文提出日】2023-10-12
(86)【国際出願番号】 CN2022086380
(87)【国際公開番号】W WO2022218309
(87)【国際公開日】2022-10-20
(31)【優先権主張番号】202120745619.0
(32)【優先日】2021-04-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523191650
【氏名又は名称】天津怡和嘉業医療科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】BMC (TIANJIN) MEDICAL CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】3/F, Building No. 4, No. 1 Xinxing Road, Wuqing District Tianjin 301700, China
(74)【代理人】
【識別番号】100146374
【氏名又は名称】有馬 百子
(72)【発明者】
【氏名】王 亜杰
(72)【発明者】
【氏名】周 明▲しょう▼
(72)【発明者】
【氏名】庄 志
(72)【発明者】
【氏名】劉 遠翔
(72)【発明者】
【氏名】馬 国輝
(57)【要約】
本開示は医療機器分野に関し、換気騒音低減ハウジング及び組立体、換気保湿装置、呼吸マスク組立体及び呼吸支援装置を開示する。換気騒音低減ハウジングは呼吸通路セグメントを含み、前記呼吸通路セグメントは一端が換気騒音低減ハウジング接続端であり、他端が呼吸管連通端であり、前記呼吸通路セグメントの通路壁は換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントを含み、前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントには、排気口と、前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントの外面から延出する支持突起構造とが設けられ、前記支持突起構造は、前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントに設けられた換気騒音低減ユニットの換気騒音低減コアを支持して、前記換気騒音低減コアと前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントの外面との間に換気ギャップを少なくとも部分的に維持することに用いられる。該換気騒音低減ハウジングは騒音を低減させるとともに、衛生性を向上させることができ、それによって治療効果を向上させる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
換気騒音低減ハウジングであって、呼吸通路セグメント(1)を含み、
前記呼吸通路セグメント(1)は一端が換気騒音低減ハウジング接続端(2)であり、
他端が呼吸管連通端(3)であり、
前記呼吸通路セグメント(1)の通路壁は換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント(4)を含み、
前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント(4)には、排気口(5)と、前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント(4)の外面から延出する支持突起構造とが設けられ、
前記支持突起構造は、前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント(4)に設けられた換気騒音低減ユニット(6)の換気騒音低減コア(7)を支持して前記換気騒音低減コア(7)と前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント(4)の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ(8)を維持することに用いられる、
ことを特徴とする換気騒音低減ハウジング。
【請求項2】
前記支持突起構造は前記排気口(5)に近接して設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の換気騒音低減ハウジング。
【請求項3】
前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント(4)は径方向に外へ延伸する端面壁(9)を含み、前記排気口(5)と前記支持突起構造は前記端面壁(9)に形成される、ことを特徴とする請求項1に記載の換気騒音低減ハウジング。
【請求項4】
前記支持突起構造の径方向外端の上面と前端面との間に傾斜面(29)を有する、ことを特徴とする請求項3に記載の換気騒音低減ハウジング。
【請求項5】
前記支持突起構造は周方向に間隔をあけて配置される複数の径方向延伸凸リブ(10)を含み、隣接する前記径方向延伸凸リブ(10)の間には周方向に間隔をあけている複数の前記排気口(5)が配置されるか、
又は、
複数の前記排気口(5)は周方向に間隔をあけており、前記支持突起構造は周方向突起(12)を含み、前記周方向突起(12)は前記排気口(5)の径方向外側に位置する、ことを特徴とする請求項1-4のいずれか一項に記載の換気騒音低減ハウジング。
【請求項6】
前記支持突起構造は周方向に間隔をあけて配置される複数の径方向延伸凸リブ(10)と、周方向に間隔をあけている複数の突起群(11)とを含み、隣接する前記径方向延伸凸リブ(10)の間には周方向に間隔をあけている前記排気口(5)が配置され、複数の前記突起群(11)は前記排気口(5)の径方向外側に位置し、隣接する前記径方向延伸凸リブ(10)の間には1つの前記突起群(11)が配置され、各前記突起群(11)は間隔をあけている複数の周方向突起(12)を含む、ことを特徴とする請求項1-4のいずれか一項に記載の換気騒音低減ハウジング。
【請求項7】
前記支持突起構造は複数の周方向凸リブセグメント(13)と、周方向に間隔をあけて配置される複数の径方向延伸凸リブ(10)とを含み、隣接する前記径方向延伸凸リブ(10)の間には周方向に間隔をあけている前記排気口(5)が配置され、隣接する前記径方向延伸凸リブ(10)の間には1つの前記周方向凸リブセグメント(13)が配置され、前記周方向凸リブセグメント(13)は前記排気口(5)の径方向外側に位置する、ことを特徴とする請求項1-4のいずれか一項に記載の換気騒音低減ハウジング。
【請求項8】
換気騒音低減組立体であって、換気騒音低減ユニット(6)と、請求項1-7のいずれか一項に記載の換気騒音低減ハウジング(14)とを含み、
前記換気騒音低減ユニット(6)は換気騒音低減コア(7)と外側カバー(15)とを含み、前記外側カバー(15)に換気開口(16)が形成され、前記外側カバー(15)は前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント(4)に接続され、前記換気騒音低減コア(7)は前記外側カバー(15)と前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント(4)との間に設けられ、且つ前記支持突起構造により支持され、前記換気騒音低減コア(7)と前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント(4)の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ(8)を維持し、前記排気口(5)は前記換気騒音低減コア(7)と前記換気ギャップ(8)を介して前記換気開口(16)に連通する、ことを特徴とする換気騒音低減組立体。
【請求項9】
換気保湿装置であって、前記換気保湿装置(17)は換気保湿装置ハウジング(18)と請求項1-7のいずれか一項に記載の換気騒音低減ハウジング(14)とを含み、
前記換気保湿装置ハウジング(18)は前記換気騒音低減ハウジング接続端(2)に接続され、前記換気保湿装置ハウジング(18)は呼吸マスク連通端(19)を含み、前記換気保湿装置(17)は前記呼吸マスク連通端(19)と前記呼吸管連通端(3)との間に位置する呼吸通路(20)を含み、前記呼吸通路(20)は前記呼吸通路セグメント(1)を含み、
前記呼吸通路(20)は前記呼吸マスク連通端(19)と前記呼吸管連通端(3)との間に位置する換気保湿ユニット収容セグメント(21)を含み、前記換気保湿ユニット収容セグメント(21)は呼吸ガスの通過を許容するとともに呼気ガス中の水分と熱の通過を緩める換気保湿ユニット(22)を収容することに用いられ、
前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント(4)は前記換気保湿ユニット収容セグメント(21)と前記呼吸管連通端(3)との間に位置する、ことを特徴とする換気保湿装置。
【請求項10】
前記換気保湿装置は換気騒音低減ユニット(6)を含み、前記換気騒音低減ユニット(6)は換気騒音低減コア(7)と外側カバー(15)とを含み、前記外側カバー(15)に換気開口(16)が形成され、前記外側カバー(15)は前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント(4)に接続され、前記換気騒音低減コア(7)は前記外側カバー(15)と前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント(4)との間に設けられ、且つ前記支持突起構造により支持され、前記換気騒音低減コア(7)と前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント(4)の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ(8)を維持し、前記排気口(5)は前記換気騒音低減コア(7)と前記換気ギャップ(8)を介して前記換気開口(16)に連通する、ことを特徴とする請求項9に記載の換気保湿装置。
【請求項11】
前記換気保湿装置は換気保湿ユニット(22)を含み、前記換気保湿ユニット(22)は前記換気保湿ユニット収容セグメント(21)内に設けられる、ことを特徴とする請求項9に記載の換気保湿装置。
【請求項12】
前記換気保湿ユニット(22)は内部ガス通路(25)と、前記内部ガス通路(25)の外部に設けられる環状の外部ガススリット(26)とを含み、前記内部ガス通路(25)内に換気保湿コア(27)が設けられ、前記換気保湿コア(27)は呼吸ガスの通過を許容するとともに呼気ガス中の水分と熱の通過を緩めることに用いられ、前記換気保湿ユニット(22)の少なくとも前記呼吸管連通端(3)を向く端部において、前記外部ガススリット(26)の環状外側壁(30)は軸方向に延伸して前記外部ガススリット(26)の環状内側壁(31)を越えており、且つ前記環状内側壁(31)の一端は軸方向に流れる一部の呼吸ガスを前記外部ガススリット(26)へガイドするように偏向させるための風上側偏向面(32)を含む、ことを特徴とする請求項11に記載の換気保湿装置。
【請求項13】
呼吸マスク組立体であって、前記呼吸マスク組立体は呼吸マスクと請求項8に記載の換気騒音低減組立体(23)とを含み、前記呼吸マスクは呼吸室を有するマスク本体(24)を含み、前記呼吸通路セグメント(1)は前記呼吸室に連通するか、
又は、
前記呼吸マスク組立体は呼吸マスクと請求項9-12のいずれか一項に記載の換気保湿装置(17)とを含み、前記呼吸マスクは呼吸室を有するマスク本体(24)を含み、前記呼吸マスク連通端(19)は前記呼吸室に連通する、ことを特徴とする呼吸マスク組立体。
【請求項14】
呼吸支援装置であって、呼吸器、呼吸管及び請求項13に記載の呼吸マスク組立体を含み、前記呼吸器は前記呼吸管を介して前記呼吸管連通端(3)に連通する、ことを特徴とする呼吸支援装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2021年04月13日に中国特許庁に提出された、出願番号が202120745619.0、名称が「換気騒音低減ハウジング及び組立体、換気保湿装置、呼吸マスク組立体及び呼吸支援装置」である中国特許の優先権を主張し、その全内容が引用により本願に組み込まれている。
【0002】
本開示は医療機器の技術分野に関し、具体的には、換気騒音低減ハウジング、換気騒音低減組立体、換気保湿装置、呼吸マスク組立体及び呼吸支援装置に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、マスク呼吸システムは呼吸器、呼吸管及び呼吸マスクを含み、呼吸マスクは呼吸室を含み、該呼吸室は使用者の鼻部又は鼻部と口部を収容可能であり、その後、ヘッドバンドによって患者の顔に固定されて密閉された呼吸室を形成し、このように、呼吸管は呼吸器によって生成された呼吸可能なガスを密閉された呼吸室に送達し、それによって使用者に対して呼吸治療を行う。また、使用者が呼気した廃ガスを排出しやすくするために、呼吸マスクには通常排気口が設けられ、このように、呼気した廃ガスは排気孔から排出可能である。呼気した廃ガスは排気孔を通過する時に気孔の側壁を洗い流して騒音を発生させてしまう。
【0004】
そのため、排気孔の外部には1層のフィルターコットンが排気孔に密着して配置されており、このように、排気孔から排出される廃ガスはフィルターコットンをを通じてしか排出できず、フィルターコットンは呼気した廃ガスに対して緩和作用を果たし、それによってこの騒音を効果的に低減させる。一方、新しいリスクが同時に導入されてしまい、フィルターコットンのろ過作用のため、長時間使用し且つ要求通りにクリーニングしないと、排気孔にほこりが蓄積し、排気孔の流量値を小さくし、タイムリーに清掃しないと排気孔を塞ぎ、使用リスクを高め、所望の治療効果を達成できない。
【0005】
また、実際の使用では、このような呼吸治療は通常時間が長く、例えば、多くの場合、使用者は一日中、一晩中呼吸マスクを着用する必要がある。空気温度が低く、空気が乾燥している場合、呼吸マスクを長時間着用すると着用快適性が低下してしまう。従って、通常、呼吸器には例えば水タンク又は加湿器などの加熱加湿装置が設けられ、ガスは水タンク又は加湿器を通過すると、一部の水蒸気を運んで加熱加湿された呼吸可能なガスを使用者に供給する。しかしながら、呼吸器は通常体積が相対的に大きく、持ち運び難い。
【0006】
上記事情に鑑みて、本開示の解決手段を提案する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示の1つの目的は、換気騒音低減ハウジングを提供することであり、該換気騒音低減ハウジングは騒音を低減させるとともに、衛生性を向上させることができ、それによって治療効果を向上させる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そのため、本開示は換気騒音低減ハウジングを提供し、該換気騒音低減ハウジングは呼吸通路セグメントを含み、前記呼吸通路セグメントは一端が換気騒音低減ハウジング接続端であり、他端が呼吸管連通端であり、前記呼吸通路セグメントの通路壁は換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントを含み、前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントには、排気口と、前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントの外面から延出する支持突起構造とが設けられ、前記支持突起構造は、前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントに設けられた換気騒音低減ユニットの換気騒音低減コアを支持して、前記換気騒音低減コアと前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントの外面との間の少なくとも一部に換気ギャップを維持することに用いられる。
【0009】
該技術的解決手段では、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントには、排気口と、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントの外面から延出する支持突起構造とが設けられ、支持突起構造は、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントに設けられた換気騒音低減ユニットの換気騒音低減コアを支持して、換気騒音低減コアと換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントの外面との間の少なくとも一部に換気ギャップを維持することに用いられ、このように、該換気騒音低減ハウジングの実際の使用では、換気騒音低減ユニットは換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントに設けられることが可能になり、このとき、支持突起構造は換気騒音低減コアを支持して換気騒音低減コアと換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントの外面との間の少なくとも一部に換気ギャップを維持し、呼気した廃ガスが排気孔から排出される時、換気ギャップの存在により、呼気した廃ガスは換気ギャップと換気騒音低減コアを通過して換気騒音低減ユニットの外部に排出され、換気騒音低減コアは呼気した廃ガスに対して緩和作用を果たすことによって、呼気した廃ガスが排気口を洗い流して発生する騒音を低減させ、静音の効果を向上させ、また、呼気した廃ガスに運ばれた例えばほこりなどの異物の小部分は換気騒音低減コアに蓄積されるが、大部分の異物は呼気した廃ガスとともに換気ギャップをスムーズに通過して換気騒音低減ユニットの外部に排出されるか又は排気口から離れた位置に蓄積され、それによって排気口を塞ぐことがなくなり、さらに使用者の使用リスクを低下させ、衛生性を向上させ、それによって治療効果を向上させる。
【0010】
さらに、前記支持突起構造は前記排気口に近接して設けられる。
【0011】
さらに、前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントは径方向に外へ延伸する端面壁を含み、前記排気口と前記支持突起構造は前記端面壁に形成される。
【0012】
さらに、前記支持突起構造の径方向外端の上面と前端面との間に傾斜面を有する。
【0013】
一実施例では、前記支持突起構造は周方向に間隔をあけて配置される複数の径方向延伸凸リブを含み、隣接する前記径方向延伸凸リブの間には周方向に間隔をあけている複数の前記排気口が配置される。
【0014】
選択的に、一実施例では、複数の前記排気口は周方向に間隔をあけており、前記支持突起構造は周方向突起を含み、前記周方向突起は前記排気口の径方向外側に位置する。
【0015】
選択的に、一実施例では、前記支持突起構造は、周方向に間隔をあけて配置される複数の径方向延伸凸リブと、周方向に間隔をあけている複数の突起群とを含み、隣接する前記径方向延伸凸リブの間には周方向に間隔をあけている前記排気口が配置され、複数の前記突起群は前記排気口の径方向外側に位置し、隣接する前記径方向延伸凸リブの間には1つの前記突起群が配置され、各前記突起群は間隔をあけている複数の周方向突起を含む。
【0016】
さらに、前記支持突起構造は複数の周方向凸リブセグメントと、周方向に間隔をあけて配置される複数の径方向延伸凸リブとを含み、隣接する前記径方向延伸凸リブの間には周方向に間隔をあけている前記排気口が配置され、隣接する前記径方向延伸凸リブの間には1つの前記周方向凸リブセグメントが配置され、前記周方向凸リブセグメントは前記排気口の径方向外側に位置する。
【0017】
また、本願は換気騒音低減組立体を提供し、該換気騒音低減組立体は換気騒音低減ユニットと以上のいずれかに記載の換気騒音低減ハウジングとを含み、前記換気騒音低減ユニットは換気騒音低減コアと外側カバーとを含み、前記外側カバーに換気開口が形成され、前記外側カバーは前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントに接続され、前記換気騒音低減コアは前記外側カバーと前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントとの間に設けられ、且つ前記支持突起構造により支持され、前記換気騒音低減コアと前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントの外面との間の少なくとも一部に換気ギャップを維持し、前記排気口は前記換気騒音低減コアと前記換気ギャップを介して前記換気開口に連通する。
【0018】
上述したように、該換気騒音低減組立体の実際の使用では、支持突起構造は換気騒音低減コアを支持して換気騒音低減コアと換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントの外面との間の少なくとも一部に換気ギャップを維持することで、呼気した廃ガスが排気孔から排出される時、換気ギャップの存在により、呼気した廃ガスが換気ギャップと換気騒音低減コアを通過して換気開口から外部に排出され、換気騒音低減コアは呼気した廃ガスに対して緩和作用を果たすことによって、呼気した廃ガスが排気口を洗い流して発生する騒音を低減させ、静音の効果を向上ささせ、また、呼気した廃ガスに運ばれた例えばほこりなどの異物の小部分は換気騒音低減コアに蓄積されるが、大部分の異物は呼気した廃ガスとともに換気ギャップをスムーズに通過して換気開口から外部に排出されるか又は排気口から離れた位置に蓄積され、それによって排気口を塞ぐことがなくなり、さらに使用者の使用リスクを低下させ、衛生性を向上させ、それによって治療効果を向上させる。
【0019】
また、本願は換気保湿装置を提供し、前記換気保湿装置は換気保湿装置ハウジングと以上のいずれかに記載の換気騒音低減ハウジングとを含み、前記換気保湿装置ハウジングは前記換気騒音低減ハウジング接続端に接続され、前記換気保湿装置ハウジングは呼吸マスク連通端を含み、前記換気保湿装置は前記呼吸マスク連通端と前記呼吸管連通端との間に位置する呼吸通路を含み、前記呼吸通路は前記呼吸通路セグメントを含み、前記呼吸通路は前記呼吸マスク連通端と前記呼吸管連通端との間に位置する換気保湿ユニット収容セグメントを含み、前記換気保湿ユニット収容セグメントは呼吸ガスの通過を許容するとともに呼気ガス中の水分と熱の通過を緩める換気保湿ユニットを収容し設けることに用いられ、前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントは前記換気保湿ユニット収容セグメントと前記呼吸管連通端との間に位置する。
【0020】
該技術的解決手段では、換気保湿ユニット収容セグメントは呼吸ガスの通過を許容するとともに呼気ガス中の水分と熱の通過を緩める換気保湿ユニットを収容して設けることに用いられ、且つ換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントは換気保湿ユニット収容セグメントと呼吸管連通端との間に位置し、このように、実際の使用では、呼吸ガスの通過を許容するとともに呼気ガス中の水分と熱の通過を緩める換気保湿ユニットは換気保湿ユニット収容セグメント内に設けられることが可能になり、換気保湿ユニットは呼吸ガスの通過を許容するとともに呼気ガス中の水分と熱の通過を緩めることに用いられ、呼吸マスク連通端は呼吸マスクに連通し、このように、着用者が呼気したガス(排ガス)は換気保湿ユニットを通過して排気口から排出可能であり、このとき、呼気ガス中の水分と熱は換気保湿ユニットによる緩和作用下で、呼吸マスク連通端と換気保湿ユニットとの間の通路セグメントにおける湿度が増加し、且つ水分は換気保湿ユニット内で凝縮して換気保湿ユニットの内部湿度も増加させ、また、呼気ガスに含まれる熱は呼吸マスク連通端と換気保湿ユニットとの間の通路セグメント及び換気保湿ユニットの温度を上昇させ、このように、着用者に供給される呼吸可能なガスが換気保湿ユニット、及び呼吸マスク連通端と換気保湿ユニットとの間の通路セグメントを通過する時、増加した湿度及び上昇した温度の作用下で、該換気保湿装置は保湿保温された呼吸可能なガスを着用者に供給でき、呼吸マスク着用の快適性を向上させ、また、該換気保湿装置は呼吸マスクと呼吸管に連通可能であり、呼吸マスクと呼吸管が軽量で持ち運びやすいため、該換気保湿装置は体積が小さく柔軟で簡単に持ち運ぶことができ、それによって保湿保温された呼吸ガスを呼吸マスクの着用者に柔軟で簡単に供給することができる。勿論、必要に応じて、換気保湿ユニット収容セグメントは少なくとも2種の異なる仕様の換気保湿ユニットを収容して設けることに用いられてもよく、それによって所要の換気保湿ユニットを柔軟で簡単に交換することができる。また、上述したように、支持突起構造は換気騒音低減コアを支持して換気騒音低減コアと換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントの外面との間の少なくとも一部に換気ギャップを維持することで、呼気した廃ガスが排気孔から排出される時、換気ギャップの存在により、呼気した廃ガスが換気ギャップと換気騒音低減コアを通過して換気開口から外部に排出され、換気騒音低減コアは呼気した廃ガスに対して緩和作用を果たすことによって、呼気した廃ガスが排気口を洗い流して発生する騒音を低減させ、静音の効果を向上ささせ、また、呼気した廃ガスに運ばれた例えばほこりなどの異物の小部分は換気騒音低減コアに蓄積されるが、大部分の異物は呼気した廃ガスとともに換気ギャップをスムーズに通過して換気開口から外部に排出されるか又は排気口から離れた位置に蓄積され、それによって排気口を塞ぐことがなくなり、さらに使用者の使用リスクを低下させ、衛生性を向上させ、それによって治療効果を向上させる。
【0021】
さらに、前記換気保湿装置は換気騒音低減ユニットを含み、前記換気騒音低減ユニットは換気騒音低減コアと外側カバーとを含み、前記外側カバーに換気開口が形成され、前記外側カバーは前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントに接続され、前記換気騒音低減コアは前記外側カバーと前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントとの間に設けられ、且つ前記支持突起構造により支持され、前記換気騒音低減コアと前記換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントの外面との間の少なくとも一部に換気ギャップを維持し、前記排気口は前記換気騒音低減コアと前記換気ギャップを介して前記換気開口に連通する。
【0022】
また、前記換気保湿装置は換気保湿ユニットを含み、前記換気保湿ユニットは前記換気保湿ユニット収容セグメント内に設けられる。
【0023】
また、前記換気保湿ユニットは内部ガス通路と、前記内部ガス通路の外部に設けられる環状の外部ガススリットとを含み、前記内部ガス通路内に換気保湿コアが設けられ、前記換気保湿コアは呼吸ガスの通過を許容するとともに呼気ガス中の水分と熱の通過を緩めることに用いられ、前記換気保湿ユニットの少なくとも前記呼吸管連通端を向く端部において、前記外部ガススリットの環状外側壁は軸方向に延伸して前記外部ガススリットの環状内側壁を越えており、且つ前記環状内側壁の一端は軸方向に流れる一部の呼吸ガスを前記外部ガススリットへガイドするように偏向させるための風上側偏向面を含む。
【0024】
また、本願は呼吸マスク組立体を提供し、前記呼吸マスク組立体は呼吸マスクと以上に記載の換気騒音低減組立体とを含み、前記呼吸マスクは呼吸室を有するマスク本体を含み、前記呼吸通路セグメントは前記呼吸室に連通するか、
又は、
前記呼吸マスク組立体は呼吸マスクと以上のいずれかに記載の換気保湿装置とを含み、前記呼吸マスクは呼吸室を有するマスク本体を含み、前記呼吸マスク連通端は前記呼吸室に連通する。
【0025】
また、本願は呼吸支援装置を提供し、該呼吸支援装置は呼吸器、呼吸管及び以上に記載の呼吸マスク組立体を含み、前記呼吸器は前記呼吸管を介して前記呼吸管連通端に連通する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【
図1】本開示の特定実施形態に係る第1の換気騒音低減ハウジングの構造模式図である。
【
図2】本開示の特定実施形態に係る第2の換気騒音低減ハウジングの構造模式図である。
【
図3】本開示の特定実施形態に係る換気騒音低減組立体の半断面模式図である。
【
図5】本開示の特定実施形態に係る換気保湿装置の断面構造模式図であり、換気保湿ユニット及び本願に係る第3の換気騒音低減ハウジングを示す。
【
図6】本開示の特定実施形態に係る換気保湿装置に使用される別の換気保湿ユニットの斜視図である。
【
図8】本開示の特定実施形態に係る呼吸マスク組立体の分解状態図である。
【
図10】本開示の特定実施形態に係る換気保湿装置に使用されるほかの構造の換気保湿ユニットの断面構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
なお、矛盾しない限り、本開示の実施形態及び実施形態の特徴を互いに組み合わせることができる。以下、図面及び実施形態を参照しながら本開示を詳細に説明する。
【0028】
図1及び
図2に示すように、本開示は換気騒音低減ハウジング14を提供し、該換気騒音低減ハウジング14は呼吸通路セグメント1を含み、呼吸通路セグメント1は一端が換気騒音低減ハウジング接続端2であり、他端が呼吸管連通端3であり、換気騒音低減ハウジング接続端2は以下に記載の換気保湿装置ハウジング18に接続されるか又はほかの呼吸チューブ部材に接続されてもよく、呼吸通路セグメント1の通路壁は換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4を含み、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4には、排気口5と、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面から延出する支持突起構造とが設けられ、支持突起構造は換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4に設けられた換気騒音低減ユニット6の換気騒音低減コア7を支持して、換気騒音低減コア7と換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ8を維持することに用いられる。
【0029】
該技術的解決手段では、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4には、排気口5と、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面から延出する支持突起構造とが設けられ、支持突起構造は換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4に設けられた換気騒音低減ユニット6の換気騒音低減コア7を支持して、換気騒音低減コア7と換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ8を維持することに用いられ、このように、該換気騒音低減ハウジング14の実際の使用では、換気騒音低減ユニット6は換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4に設けられることが可能になり、このとき、支持突起構造は換気騒音低減コア7を支持して換気騒音低減コア7と換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ8を維持し、呼気した廃ガスが排気口5から排出される時、換気ギャップ8の存在により、呼気した廃ガスは換気ギャップ8と換気騒音低減コア7を通過して換気騒音低減ユニット6の外部に排出され、呼気した廃ガスの流れは
図4の矢印に例示的に示されてもよく、換気騒音低減コア7は呼気した廃ガスに対して緩和作用を果たすことによって、呼気した廃ガスが排気口5を洗い流して発生する騒音を低減させ、静音の効果を向上させ、また、呼気した廃ガスに運ばれた例えばほこりなどの異物の小部分は換気騒音低減コア7に蓄積されるが、大部分の異物は呼気した廃ガスとともに換気ギャップ8をスムーズに通過して換気騒音低減ユニット6の外部に排出されるか又は排気口5から離れた位置に蓄積され、それによって排気口5を塞ぐことがなくなり、さらに使用者の使用リスクを低下させ、衛生性を向上させ、それによって治療効果を向上させる。
【0030】
排気口5の数は1つであってもよいか、又は複数であってもよい。複数の排気口5は周方向において換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の周方向壁の一部、例えば周方向壁の半分に配置されてもよく、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の周方向壁全体に配置されてもよい。
【0031】
該換気騒音低減ハウジング14では、支持突起構造は換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面の任意の位置に設けられてもよく、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4に設けられた換気騒音低減ユニット6の換気騒音低減コア7を支持して換気騒音低減コア7と換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ8を維持できればよい。例えば、支持突起構造は排気口5から離れた位置に設けられてもよい。又は、支持突起構造は排気口5に近接して設けられ、このように、材質が柔らかい換気騒音低減コア7の場合、排気口5に近接する支持突起構造は換気騒音低減コア7をより容易に支持でき、換気騒音低減コア7がすべての排気口5を覆うことを回避し、例えば、排気口5が複数である場合、換気騒音低減コア7がそのうちのいくつかの排気口5を遮ることを回避できる。
【0032】
また、該換気騒音低減ハウジング14では、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4は様々な形状を有し得るが、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4がどんな形状を採用するかにかかわらず、排気口5と支持突起構造が形成され、且つ換気騒音低減ユニット6を取り付けることができればよい。例えば、1つの構造形態では、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4は軸方向に延伸する軸方向壁を含み、該軸方向壁には排気口が形成され、且つ支持突起構造が延出し、換気騒音低減ユニット6は該軸方向壁の外面に取り付けることができる。又は、
図1-
図4に示すように、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4は径方向に外へ延伸する端面壁9を含み、排気口5と支持突起構造は端面壁9に形成され、このように、端面壁9が径方向に外へ延伸するため、呼気した廃ガスは呼吸通路セグメント1に沿って流れる時、軸方向に沿って排気口5から排出されやすくなる。
図3及び
図4に示されるように、端面壁9は径方向に外へ延伸する取り付け段差を換気騒音低減コア7に提供することができ、それによって換気騒音低減コア7を該取り付け段差に設ける信頼性を向上させる。又は、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4は軸方向に外へ傾斜する傾斜壁を含み、排気口5と支持突起構造は端面壁9に形成される。
【0033】
また、
図1及び
図2に示すように、支持突起構造の径方向外端の上面と前端面との間に傾斜面29を有し、つまり、支持突起構造の径方向外端の上面と前端面との間の一部を切り取り、それによって傾斜面29を形成し、径方向外端を切り取って形成されたこの部分の空間は、換気騒音低減コア7を収容することに使用でき、それによって換気騒音低減コア7の収容空間を増加させる。このように、
図3及び
図4に示すように、換気騒音低減コア7が支持突起構造により支持されている時、換気騒音低減コア7の一部は湾曲されて該収容空間内に収容されるか、又は、換気騒音低減コア7自体の湾曲した部分は該収容空間内に収容されてもよい。
【0034】
また、該換気騒音低減ハウジング14では、支持突起構造は様々な形状を有し得るが、なお、支持突起構造がどんな形状を採用するかにかかわらず、換気騒音低減コア7を支持して換気騒音低減コア7と換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ8を維持できればよい。例えば、支持突起構造の第1の形状では、支持突起構造は第1環状突出板と第2環状突出板とを含んでもよく、第1環状突出板と第2環状突出板は軸方向に間隔をあけて配置されるか、又は、第1環状突出板は径方向に間隔をあけて第2環状突出板の外部に位置してもよく、排気口5は第1環状突出板と第2環状突出板との間に位置し、換気騒音低減コア7は第1環状突出板と第2環状突出板により支持されて換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ8を維持することができ、第1環状突出板と第2環状突出板にはそれぞれ換気切欠きが形成され、このように、排気口5から排出される呼気した廃ガスの一部は換気騒音低減コア7から排出でき、呼気した廃ガスの残りの部分は換気切欠きから換気ギャップ8に流れ込む。第1環状突出板と第2環状突出板は上記軸方向壁、端面壁9、又は軸方向に外へ傾斜する傾斜壁に設けられてもよい。
【0035】
また、例えば、支持突起構造の第2の形状では、
図1及び
図2に示すように、支持突起構造は周方向に間隔をあけて配置される複数の径方向延伸凸リブ10を含み、隣接する径方向延伸凸リブ10の間には周方向に間隔をあけている複数の排気口5が配置され、このように、換気騒音低減コア7は複数の径方向延伸凸リブ10により支持されて換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ8を維持することができ、また、径方向延伸凸リブ10はその両側の排気口5を隔てることができることで、2つの径方向延伸凸リブ10間の複数の排気口5から排出される呼気した廃ガスは換気ギャップ8を迅速に通過し、呼気した廃ガスに運ばれた異物をより速く持ち去ることができ、それによって排気口5での蓄積を回避する。
【0036】
複数の径方向延伸凸リブ10は上記軸方向壁、端面壁9、又は軸方向に外へ傾斜する傾斜壁に設けられてもよい。複数の径方向延伸凸リブ10は排気口に近接して配置されてもよい。複数の径方向延伸凸リブ10の径方向外端の上面と前端面との間に傾斜面29を有してもよい。
【0037】
また、例えば、支持突起構造の第3の形状では、
図1に示すように、複数の排気口5は周方向に間隔をあけており、支持突起構造は間隔にあけている複数の周方向突起12を含み、複数の周方向突起12は排気口5の径方向外側に位置し、このように、換気騒音低減コア7は複数の周方向突起12により支持されて換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面との間少なくとも一部に換気ギャップ8を維持することができる。周方向に間隔をあけている複数の周方向突起12は換気騒音低減コア7全体を支持して持ち上げて換気ギャップ8を増加させることができ、さらに排気口5を塞ぐことを回避し、安全性を向上させる。複数の周方向突起12は端面壁9、又は軸方向に外へ傾斜する傾斜壁に設けられてもよい。複数の周方向突起12は排気口に近接して配置されてもよい。複数の周方向突起12の径方向外端の上面と前端面との間に傾斜面29を有してもよい。
【0038】
また、例えば、支持突起構造の第4の形状では、
図1に示すように、支持突起構造は、周方向に間隔をあけて配置される複数の径方向延伸凸リブ10と、周方向に間隔をあけている複数の突起群11とを含み、隣接する径方向延伸凸リブ10の間には周方向に間隔をあけている排気口5が配置され、複数の突起群11は排気口5の径方向外側に位置し、隣接する径方向延伸凸リブ10の間には1つの突起群11が配置され、各突起群11は間隔をあけている複数の周方向突起12を含む。このように、換気騒音低減コア7は複数の径方向延伸凸リブ10と複数の周方向突起12により支持されて換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ8を維持することができ、また、径方向延伸凸リブ10はその両側の排気口5を隔てることができることで、2つの径方向延伸凸リブ10間の複数の排気口5から排出される呼気した廃ガスは換気ギャップ8を迅速に通過し、呼気した廃ガスに運ばれた異物をより速く持ち去ることができ、それによって排気口5での蓄積を回避する。周方向に間隔をあけている複数の突起群11の複数の周方向突起12はさらに換気騒音低減コア7全体を支持して持ち上げることで換気ギャップ8を増加させることができ、さらに排気口5を塞ぐことを回避し、安全性を向上させる。
【0039】
また、例えば、支持突起構造の第5の形状では、
図2に示すように、支持突起構造は複数の周方向凸リブセグメント13と、周方向に間隔をあけて配置される複数の径方向延伸凸リブ10とを含み、隣接する径方向延伸凸リブ10の間には周方向に間隔をあけている排気口5が配置され、隣接する径方向延伸凸リブ10の間には1つの周方向凸リブセグメント13が配置され、周方向凸リブセグメント13は排気口5の径方向外側に位置し、周方向凸リブセグメント13はその周方向両端の径方向延伸凸リブ10と間隔をあけている。このように、換気騒音低減コア7は複数の径方向延伸凸リブ10と複数の周方向凸リブセグメント13により支持されて換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ8を維持することができ、また、径方向延伸凸リブ10はその両側の排気口5を隔てることができることで、2つの径方向延伸凸リブ10間の複数の排気口5から排出される呼気した廃ガスは換気ギャップ8を迅速に通過し、呼気した廃ガスに運ばれた異物をより速く持ち去ることができ、それによって排気口5での蓄積を回避する。また、周方向凸リブセグメント13は換気騒音低減コア7全体を支持して持ち上げることで換気ギャップ8を増加させることができ、さらに排気口5を塞ぐことを回避し、安全性を向上させる。
【0040】
また、換気騒音低減ハウジング14はPP、PC、ナイロン又はポリカーボネートPCであってもよく、好ましくは、PC材料である。換気騒音低減ハウジング14のハウジング壁の厚さは1-3mmであり、好ましくは1.5mmである。排気口5の内部寸法について、例えば直径は0.5-1.5mmであり、好ましくは0.8mmである。排気口5が複数である場合、排気口5間の間隔は2-8mmであり、好ましくは4mmである。また、径方向延伸凸リブ10、周方向突起12及び周方向凸リブセグメント13の高さは0.5mm-3.5mmであってもよく、好ましくは1mmであり、径方向延伸凸リブ10、周方向突起12及び周方向凸リブセグメント13の厚さは0.5mm-2mmであり、好ましくは1mmである。
【0041】
また、換気騒音低減ハウジング接続端2は様々な構造形態を有し得るが、換気騒音低減ハウジング14を接続できればよい。例えば、
図3に示すように、換気騒音低減ハウジング接続端2は接続筒であり、該接続筒の外面又は内面に接続ねじ山が形成される。
【0042】
また、本開示は換気騒音低減組立体23を提供し、
図3、
図4及び
図8に示すように、換気騒音低減組立体23は換気騒音低減ユニット6と以上のいずれかに記載の換気騒音低減ハウジング14とを含み、換気騒音低減ユニット6は換気騒音低減コア7と外側カバー15とを含み、外側カバー15に換気開口16が形成され、外側カバー15は換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4に接続され、換気騒音低減コア7は外側カバー15と換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4との間に設けられ、且つ支持突起構造により支持され、換気騒音低減コア7と換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ8を維持し、排気口5は換気騒音低減コア7と換気ギャップ8を介して換気開口16に連通する。
【0043】
上述したように、該換気騒音低減組立体23の実際の使用では、支持突起構造は換気騒音低減コア7を支持して換気騒音低減コア7と換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ8を維持することで、呼気した廃ガスが排気口5から排出される時、換気ギャップ8の存在により、呼気した廃ガスは換気ギャップ8と換気騒音低減コア7を通過して換気騒音低減ユニット6の外部に排出され、呼気した廃ガスの流れは
図4の矢印に例示的に示されてもよく、換気騒音低減コア7は呼気した廃ガスに対して緩和作用を果たすことによって、呼気した廃ガスが排気口5を洗い流して発生する騒音を低減させ、静音の効果を向上させ、また、呼気した廃ガスに運ばれた例えばほこりなどの異物の小部分は換気騒音低減コア7に蓄積されるが、大部分の異物は呼気した廃ガスとともに換気ギャップ8をスムーズに通過して換気騒音低減ユニット6の外部に排出されるか又は排気口5から離れた位置に蓄積され、それによって排気口5を塞ぐことがなくなり、さらに使用者の使用リスクを低下させ、衛生性を向上させ、それによって治療効果を向上させる。
【0044】
換気騒音低減コア7はフィルターコットン又はシルクであってもよい。また、換気騒音低減コア7は排気口5の配置形状に応じて対応する形状を選択することができ、例えば、
図1及び
図2に示す排気口5の場合、換気騒音低減コア7は
図8に示す環状体であってもよい。
【0045】
また、外側カバー15は様々な構造形態を有し得る。例えば、外側カバー15は環状メッシュであってもよく、環状メッシュは通路セグメントに係合して接続されてもよい。例えば、
図8に示すように、外側カバー15は外環状体と内環状体とを含み、内環状体は外環状体内に環状間隔をあけて設けられ、外環状体は環状間隔内に設けられた周方向に間隔をあけて配置される複数の接続ストリップを介して内環状体に接続され、複数の接続ストリップは環状間隔を仕切って換気開口16を形成し、また、接続ストリップは内部に組み立てられたフィルターコットンを制限し、内部に組み立てられたフィルターコットンを安定させることができる。このように、
図8及び
図9に示すように、一実施例では、呼吸管接続端は内環状体を通ることが可能であり、外環状体は呼吸通路セグメントに接続され、それによって環状フィルターコットンを環状に配置される複数の排気口5を覆うように位置決めさせ、さらに排気騒音を低減させる。
【0046】
また、本開示は換気保湿装置を提供し、
図5、
図8及び
図9に示すように、換気保湿装置17は換気保湿装置ハウジング18と以上のいずれかに記載の換気騒音低減ハウジング14とを含み、換気保湿装置ハウジング18は換気騒音低減ハウジング接続端2に接続され、換気保湿装置ハウジング18は呼吸マスク連通端19を含み、換気保湿装置17は呼吸マスク連通端19と呼吸管連通端3との間に位置する呼吸通路20を含み、呼吸通路20は呼吸通路セグメント1を含み、呼吸通路20は呼吸マスク連通端19と呼吸管連通端3との間に位置する換気保湿ユニット収容セグメント21を含み、換気保湿ユニット収容セグメント21は、呼吸ガスの通過を許容するとともに呼気ガス中の水分と熱の通過を緩める換気保湿ユニット22を収容して設けることに用いられ、換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4は換気保湿ユニット収容セグメント21と呼吸管連通端3との間に位置する。
【0047】
該技術的解決手段では、換気保湿ユニット収容セグメント21は呼吸ガスの通過を許容するとともに呼気ガス中の水分と熱の通過を緩める換気保湿ユニット22を収容して設けることに用いられ、且つ換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4は換気保湿ユニット収容セグメント21と呼吸管連通端3との間に位置し、このように、実際の使用では、呼吸ガスの通過を許容するとともに呼気ガス中の水分と熱の通過を緩める換気保湿ユニット22は換気保湿ユニット収容セグメント21内に設けられることが可能になり、換気保湿ユニット22は呼吸ガスの通過を許容するとともに呼気ガス中の水分と熱の通過を緩めることに用いられ、呼吸マスク連通端は呼吸マスクに連通し、このように、着用者が呼気したガス(排ガス)は換気保湿ユニットを通過して排気口から排出可能であり、このとき、呼気ガス中の水分と熱は換気保湿ユニットによる緩和作用下で、呼吸マスク連通端と換気保湿ユニットとの間の通路セグメントにおける湿度が増加し、且つ水分は換気保湿ユニット内で凝縮して換気保湿ユニットの内部湿度も増加させ、また、呼気ガスに含まれる熱は呼吸マスク連通端と換気保湿ユニットとの間の通路セグメント及び換気保湿ユニットの温度を上昇させ、このように、着用者に供給される呼吸可能なガスが換気保湿ユニット、及び呼吸マスク連通端と換気保湿ユニットとの間の通路セグメントを通過する時、増加した湿度及び上昇した温度の作用下で、該換気保湿装置は保湿保温された呼吸可能なガスを着用者に供給でき、呼吸マスク着用の快適性を向上させ、また、該換気保湿装置は呼吸マスクと呼吸管に連通可能であり、呼吸マスクと呼吸管が軽量で持ち運びやすいため、該換気保湿装置は体積が小さく柔軟で簡単に持ち運ぶことができ、それによって保湿保温された呼吸ガスを呼吸マスクの着用者に柔軟で簡単に供給することができる。勿論、必要に応じて、換気保湿ユニット収容セグメントは少なくとも2種の異なる仕様の換気保湿ユニットを収容して設けることに用いられてもよく、それによって所要の換気保湿ユニットを柔軟で簡単に交換することができる。また、上述したように、支持突起構造は換気騒音低減コアを支持して換気騒音低減コアと換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメントの外面との間の少なくとも一部に換気ギャップを維持することで、呼気した廃ガスが排気孔から排出される時、換気ギャップの存在により、呼気した廃ガスが換気ギャップと換気騒音低減コアを通過して換気開口から外部に排出され、換気騒音低減コアは呼気した廃ガスに対して緩和作用を果たすことによって、呼気した廃ガスが排気口を洗い流して発生する騒音を低減させ、静音の効果を向上ささせ、また、呼気した廃ガスに運ばれた例えばほこりなどの異物の小部分は換気騒音低減コアに蓄積されるが、大部分の異物は呼気した廃ガスとともに換気ギャップをスムーズに通過して換気開口から外部に排出されるか又は排気口から離れた位置に蓄積され、それによって排気口を塞ぐことがなくなり、さらに使用者の使用リスクを低下させ、衛生性を向上させ、それによって治療効果を向上させる。
【0048】
また、
図8及び
図9に示すように、換気保湿装置は換気騒音低減ユニット6を含み、換気騒音低減ユニット6は換気騒音低減コア7と外側カバー15とを含み、外側カバー15に換気開口16が形成され、外側カバー15は換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4に接続され、換気騒音低減コア7は外側カバー15と換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4との間に設けられ、且つ支持突起構造により支持され、換気騒音低減コア7と換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント4の外面との間の少なくとも一部に換気ギャップ8を維持し、排気口5は換気騒音低減コア7と換気ギャップ8を介して換気開口16に連通し、このように、上述したように、該換気保湿装置は保湿保温された呼吸ガスを呼吸マスクの着用者に簡単に供給することができるとともに、排気騒音を低減させ、衛生性を向上させることができる。
【0049】
また、該換気保湿装置は換気保湿ユニット22を含まなくてもよいが、実際の使用では、換気保湿ユニット22は換気保湿ユニット収容セグメント21内に組み立てられてもよい。又は、
図5に示す一実施例、及び
図8と
図9に示す別の実施例に示されるように、換気保湿装置は換気保湿ユニット22を含み、換気保湿ユニット22は換気保湿ユニット収容セグメント21内に設けられ、つまり、独立した製品としての換気保湿装置において、換気保湿ユニット収容セグメント21に換気保湿ユニット22が組み立てられている。
【0050】
また、換気保湿ユニット22は様々な形態を有し得る。例えば、
図5は1種の換気保湿ユニット22を示し、
図8は2種の異なる仕様の換気保湿ユニット22を示す。例えば、
図6及び
図7に示す換気保湿ユニット22に示されるように、該換気保湿ユニット22は内部ガス通路25と環状の外部ガススリット26とを含み、内部ガス通路25内に換気保湿コア27が設けられ、換気保湿コア27は呼吸ガスの通過を許容するとともに呼気ガス中の水分と熱の通過を緩める。このように、
図7に示すように、呼気した廃ガスは該換気保湿コア27の端平面に直接衝撃でき、
図7における矢印に示すように、呼気した廃ガスは外部ガススリット26に分散し、呼吸過程において、呼吸気流と呼気した廃ガスが相殺することで、外部ガススリット26を通過する呼気した廃ガスをさらに弱め、さらに呼気した気流が外部ガススリット26に衝撃する騒音を低減させる。供給された呼吸気流と比較して、ヒトの呼気したガスの流速が弱く、供給された相対的に強い呼吸気流の作用下で、呼気した廃ガスは内部ガス通路25をより多く通過し、同様に保湿保温性能をさらに向上させることができる。
【0051】
また、
図10に示すように、換気保湿ユニット22のほかの選択可能な実施例では、換気保湿ユニット22は内部ガス通路25と、内部ガス通路25の外部に設けられる環状の外部ガススリット26とを含み、内部ガス通路25内に換気保湿コア27が設けられ、換気保湿コア27は呼吸ガスの通過を許容するとともに呼気ガス中の水分と熱の通過を緩めることに用いられ、換気保湿ユニット22の少なくとも呼吸管連通端3を向く端部において、外部ガススリット26の環状外側壁30は軸方向に延伸し外部ガススリット26の環状内側壁31を越えており、且つ環状内側壁31の一端は軸方向に流れる一部の呼吸ガスを外部ガススリット26へガイドするように偏向させる風上側偏向面32を含む。このように、
図10に示すように、外部ガススリット26の環状外側壁30は軸方向に延伸して外部ガススリット26の環状内側壁31を越えており、このように、内部ガス通路25内で換気保湿コア27の軸方向長さを減少させることができ、外部ガススリット26の抵抗は小さく、内部ガス通路25のガス抵抗は大きく、このように、外部ガススリット26の流速は速く、内部ガス通路25の流速は遅く、それによって内外圧力差を引き起こし、その結果、呼吸ガスは外部ガススリット26をより多く通過し、このように、呼吸ガスの抵抗は大幅に低下し、それによって患者は呼吸ガスをより吸入しやすくなる。また、
図10における曲がり矢印に示すように、風上側偏向面32は軸方向に流れる一部の呼吸ガスを外部ガススリット26へガイドするように偏向させることができ、一部のガスは偏向して環状外側壁31の内面に到達して再偏向して吸気気流と相殺することで、気流のエネルギーを弱め、さらに呼吸気流が換気保湿ユニット22のハウジングに衝撃する騒音を低減させる。吸気端から入る呼吸気流と比較して、ヒトの呼気した呼気ガスの流速が弱く、相対的に強い気流の下で、呼気ガスは内部ガス通路25内の換気保湿コア27をより多く通過し、同様に保湿性能を向上させることができる。
【0052】
また、様々な形態によって環状内側壁31の一端に風上側偏向面32を形成することができ、例えば、
図7に示す環状内側壁31の端部の一部を切り取り、それによって
図7に示す環状内側壁31の端面を風上側偏向面32とするようにしてもよい。又は、環状内側壁31の一端に環状の風上側偏向板を設けてもよく、該風上側偏向板の板面を風上側偏向面32として機能させてもよい。
【0053】
また、呼吸管連通端3は呼吸管に直接接続されてもよいか、又は接続スリーブ28を嵌設することに用いられてもよく、接続スリーブ28は呼吸管に接続されてもよい。
【0054】
また、本開示は呼吸マスク組立体を提供し、
図8及び
図9に示すように、該呼吸マスク組立体は呼吸マスクと以上に記載の換気騒音低減組立体23とを含み、呼吸マスクは呼吸室を有するマスク本体24を含み、呼吸通路セグメント1は呼吸室に連通し、例えば、呼吸通路セグメント1はマスク本体24に直接接続されてもよいか、又は呼吸マスク組立体のほかのチューブ部材、例えばホースなどを介してマスク本体24に接続されてもよい。このように、上述したように、該呼吸マスク組立体の品質は効果的に向上する。
【0055】
また、本開示は呼吸マスク組立体を提供し、
図8及び
図9に示すように、該呼吸マスク組立体は呼吸マスクと以上のいずれかに記載の換気保湿装置17とを含み、呼吸マスクは呼吸室を有するマスク本体24を含み、呼吸マスク連通端19は呼吸室に連通し、例えば、呼吸マスク連通端19は直接マスク本体24に接続されてもよいか、又は呼吸マスク組立体のほかのチューブ部材、例えばホースなどを介してマスク本体24に接続されてもよい。このように、上述したように、該呼吸マスク組立体の品質は効果的に向上する。
【0056】
最後に、本開示は呼吸支援装置を提供し、該呼吸支援装置は呼吸器(図示せず)、呼吸管(図示せず)及び以上に記載の呼吸マスク組立体を含み、呼吸器は呼吸管を介して呼吸管連通端3に連通する。このように、上述したように、該呼吸支援装置の品質は効果的に向上する。
【0057】
以上、図面を参照しながら本開示の好ましい実施形態を詳細に説明したが、本開示はこれに限定されない。本開示の技術的概念の範囲内で本開示の技術的解決手段に対して種々の簡単な変形を行うことができる。各具体的な技術的特徴を任意の適切な方法で組み合わせることが含まれる。不必要な重複を回避するために、本開示は様々な可能な組合せ形態を別途説明しないが、これらの簡単な変形や組合せは同様に本開示に開示されている内容とみなされ、本開示の保護範囲に属すべきである。
【符号の説明】
【0058】
1-呼吸通路セグメント、2-換気騒音低減ハウジング接続端、3-呼吸管連通端、4-換気騒音低減ユニット取り付け壁セグメント、5-排気口、6-換気騒音低減ユニット、7-換気騒音低減コア、8-換気ギャップ、9-端面壁、10-径方向延伸凸リブ、11-突起群、12-周方向突起、13-周方向凸リブセグメント、14-換気騒音低減ハウジング、15-外側カバー、16-換気開口、17-換気保湿装置、18-換気保湿装置ハウジング、19-呼吸マスク連通端、20-呼吸通路、21-換気保湿ユニット収容セグメント、22-換気保湿ユニット、23-換気騒音低減組立体、24-マスク本体、25-内部ガス通路、26-外部ガススリット、27-換気保湿コア、28-接続スリーブ、29-傾斜面、30-環状外側壁、31-環状内側壁、32-風上側偏向面
【国際調査報告】