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特表2024-515688設定グラントのダウンリンクフィードバック情報の伝送方法、装置及び媒体
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  • 特表-設定グラントのダウンリンクフィードバック情報の伝送方法、装置及び媒体 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-04-10
(54)【発明の名称】設定グラントのダウンリンクフィードバック情報の伝送方法、装置及び媒体
(51)【国際特許分類】
   H04L 1/1607 20230101AFI20240403BHJP
   H04W 28/04 20090101ALI20240403BHJP
   H04W 72/231 20230101ALI20240403BHJP
【FI】
H04L1/1607
H04W28/04 110
H04W72/231
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023564240
(86)(22)【出願日】2021-04-25
(85)【翻訳文提出日】2023-10-19
(86)【国際出願番号】 CN2021089734
(87)【国際公開番号】W WO2022226708
(87)【国際公開日】2022-11-03
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
(72)【発明者】
【氏名】フー,ティン
【テーマコード(参考)】
5K014
5K067
【Fターム(参考)】
5K014DA02
5K014FA03
5K067AA11
5K067AA21
5K067DD17
5K067HH22
5K067HH28
(57)【要約】
【課題】
【解決手段】本開示は、設定グラントのダウンリンクフィードバック情報(CG-DFI)の伝送方法、装置及び読み取り可能記憶媒体を提供し、前記方法は、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。本開示では、最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きい場合に対して、対応するCG-DFIの構成方式を設定し、前記構成方式に基づいて、前記構成方式に適合するCG-DFIを構築し、前記構成方式に適合するCG-DFIをユーザ装置101に送信し、これによって、最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きい適用シーンでは、最大アップリンクHARQプロセス数に対応するすべてのアップリンクHARQプロセスのうちのすべて又は一部のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を、前記構成方式に適合するCG-DFIに反映させる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークデバイスによって実行される設定グラントのダウンリンクフィードバック情報(CG-DFI)の送信方法であって、
CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数は16より大きいステップと、
前記構成方式に適合するCG-DFIをユーザ装置に送信するステップと、を含む、
設定グラントのダウンリンクフィードバック情報(CG-DFI)の送信方法。
【請求項2】
CG-DFIの構成方式を決定するステップは、
ユーザ装置に無線リンク層シグナリングを送信するステップを含み、前記無線リンク層シグナリングが第1指示情報を含み、前記第1指示情報がCG-DFIの構成方式を指示するために使用される、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
CG-DFIの構成方式を決定するステップは、
プロトコルにより定められたCG-DFIの構成方式を決定するステップを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記構成方式は第1方式に対応し、前記第1方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数に等しい、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記構成方式は第2方式に対応し、前記第2方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より大きい、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記構成方式は第3方式に対応し、前記第3方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、前記論理値は、1つ以上のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応する、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記構成方式は第4方式に対応し、前記第4方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、各論理値はN個のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応し、前記Nは、前記最大アップリンクHARQプロセス数と16との比であり、前記Nは0より大きい整数である、
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記論理演算は論理積である、
請求項6又は7に記載の方法。
【請求項9】
前記構成方式は第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスである、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記第5方式では、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれ、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子を指示するために使用される、
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
ユーザ装置に無線リンク層シグナリングを送信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングが第2指示情報を含み、前記第2指示情報は、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれないことを指示するために使用され、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子を指示するために使用されるステップと、
前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうち識別子の最も小さいアップリンクHARQプロセスから連続するアップリンクHARQプロセスに対応するステップと、を含む、
請求項9に記載の方法。
【請求項12】
ユーザ装置に無線リンク層シグナリングを送信し、前記無線リンク層シグナリングは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスのプロセス数を含む、
請求項9又は10に記載の方法。
【請求項13】
ユーザ装置によって実行される設定グラントのダウンリンクフィードバック情報(CG-DFI)の受信方法であって、
構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップを含む、
設定グラントのダウンリンクフィードバック情報(CG-DFI)の受信方法。
【請求項14】
前記ネットワークデバイスから無線リンク層シグナリングを受信するステップを含み、前記無線リンク層シグナリングが第1指示情報を含み、前記第1指示情報がCG-DFIの前記構成方式を指示するために使用される、
請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記構成方式はプロトコルにより定められたCG-DFIの構成方式である、
請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記構成方式は第1方式に対応し、前記第1方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数に等しい、
請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記構成方式は第2方式に対応し、前記第2方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より大きい、
請求項13に記載の方法。
【請求項18】
前記構成方式は第3方式に対応し、前記第3方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、前記論理値は、1つ以上のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応する、
請求項13に記載の方法。
【請求項19】
前記構成方式は第4方式に対応し、前記第4方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、各論理値はN個のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応し、前記Nは、前記最大アップリンクHARQプロセス数と16との比であり、前記Nは0より大きい整数である、
請求項13に記載の方法。
【請求項20】
前記論理演算は論理積である、
請求項18又は19に記載の方法。
【請求項21】
前記構成方式は第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスである、
請求項13に記載の方法。
【請求項22】
前記第5方式では、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれ、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子を指示するために使用される、
請求項21に記載の方法。
【請求項23】
ネットワークデバイスから無線リンク層シグナリングを受信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングが第2指示情報を含み、前記第2指示情報は、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれないことを指示するために使用され、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子を指示するために使用されるステップと、
前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうち識別子の最も小さいアップリンクHARQプロセスから連続するアップリンクHARQプロセスに対応するステップと、を含む、
請求項21に記載の方法。
【請求項24】
ネットワークデバイスから無線リンク層シグナリングを受信し、前記無線リンク層シグナリングは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスのプロセス数を含む、
請求項21又は22に記載の方法。
【請求項25】
通信装置であって、
CG-DFIの構成方式を決定するための処理モジュールであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数は16より大きい処理モジュールと、
前記構成方式に適合するCG-DFIをユーザ装置に送信するための送受信モジュールと、を含む、
通信装置。
【請求項26】
通信装置であって、
構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するための送受信モジュールであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きい送受信モジュールを含む、
通信装置。
【請求項27】
通信装置であって、
プロセッサ及びメモリを含み、
前記メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、
前記プロセッサは、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法を実現するように、前記コンピュータプログラムを実行するために使用される、
通信装置。
【請求項28】
通信装置であって、
プロセッサ及びメモリを含み、
前記メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、
前記プロセッサは、請求項13~24のいずれか一項に記載の方法を実現するように、前記コンピュータプログラムを実行するために使用される、
通信装置。
【請求項29】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には命令が記憶されており、当前記命令がコンピュータにおいて呼び出されて実行されると、前記コンピュータは請求項1~12のいずれか一項に記載の方法を実行する、
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項30】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には命令が記憶されており、当前記命令がコンピュータにおいて呼び出されて実行されると、前記コンピュータは請求項13~24のいずれか一項に記載の方法を実行する、
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は無線通信技術分野に関し、特に設定グラントのダウンリンクフィードバック情報(configured grant-downlink feedback information、CG-DFI)の伝送方法、装置及読み取り可能記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
新しい無線(new radio、NR)の52.6ギガヘルツ(GHz)~71GHzの周波数帯域では、480キロヘルツ(KHz)又は960KHzのサブキャリア間隔を用いる。ここで、480KHzのサブキャリア間隔に対応するスロットの時間長は1/32ミリ秒(ms)であり、960KHzのサブキャリア間隔に対応するスロットの時間長は1/64msである。短いスロット時間長では、1つの物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel、PDSCH)の処理時間長は、持続する複数のスロットに対応し、メッセージのラウンドトリップ時間(round trip time、RTT)の時間長は、より多くのスロットに対応し、例えば、1つのRTT時間長は64個のスロットに対応する。この場合、より多くの並列したハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request、HARQ)プロセスをサポートする必要がある。
【0003】
52.6GHz~71GHzの周波数帯域では、通信用のアンライセンス周波数が含まれてもよい。アンライセンス周波数帯域では、ユーザ装置(user equipment、UE)がアップリンクデータを送信した後に、前記アップリンクデータに関するフィードバックを取得できるようにするために、設定グラントのダウンリンクフィードバック情報(configured grant-downlink feedback information、CG-DFI)が導入される。
【0004】
サブキャリア間隔が増加し、最大アップリンクHARQプロセス数が増加することにつれて、数の多いアップリンクHARQプロセスに対してどのようにフィードバックするかは、解決すべき問題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
これを鑑みて、本開示の実施例はCG-DFIの伝送方法、装置及び読み取り可能記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様によると、本開示の実施例はCG-DFIの伝送方法を提供し、前記方法はネットワークデバイスによって実行され、又はネットワークデバイス内のチップによって実行される。ここで、ネットワークデバイスは基地局、nodeBなどのアクセスネットワークデバイスを含む。
【0007】
この方法は、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数は16より大きいステップと、
前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。
【0008】
この方法を用いると、最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きい場合に対して、対応するCG-DFIの構成方式を設定し、前記構成方式に基づいて、前記構成方式に適合するCG-DFIを構築し、前記構成方式に適合するCG-DFIをユーザ装置101に送信し、これによって、最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きい適用シーンでは、最大アップリンクHARQプロセス数に対応するすべてのアップリンクHARQプロセスのうちのすべて又は一部のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を、前記構成方式に適合するCG-DFIに反映させる。
【0009】
選択可能に、CG-DFIの構成方式を決定するステップは、ユーザ装置に無線リンク層シグナリングを送信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングが第1指示情報を含み、前記第1指示情報がCG-DFIの構成方式を指示するために使用されるステップを含む。
【0010】
選択可能に、CG-DFIの構成方式を決定するステップは、プロトコルにより定められたCG-DFIの構成方式を決定するステップを含む。
【0011】
選択可能に、前記構成方式は第1方式に対応し、前記第1方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数に等しい。
【0012】
選択可能に、前記構成方式は第2方式に対応し、前記第2方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より大きい。
【0013】
選択可能に、前記構成方式は第3方式に対応し、前記第3方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、前記論理値は、1つ以上のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応する。
【0014】
選択可能に、前記構成方式は第4方式に対応し、前記第4方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、各論理値はN個のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応し、前記Nは、前記最大アップリンクHARQプロセス数と16との比であり、前記Nは0より大きい整数である。
【0015】
選択可能に、前記論理演算は論理積である。
【0016】
選択可能に、前記構成方式は第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスである。
【0017】
選択可能に、前記第5方式では、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれ、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子を指示するために使用される。
【0018】
選択可能に、前記方法は、ユーザ装置に無線リンク層シグナリングを送信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングが第2指示情報を含み、前記第2指示情報は、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれないことを指示するために使用され、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子を指示するために使用されるステップと、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうち識別子の最も小さいアップリンクHARQプロセスから連続するアップリンクHARQプロセスに対応するステップと、を含む。
【0019】
選択可能に、ユーザ装置に無線リンク層シグナリングを送信し、前記無線リンク層シグナリングは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスのプロセス数を含む。
【0020】
第2態様によると、本開示の実施例はCG-DFIの方法を提供し、前記方法はユーザ装置によって実行され、又はユーザ装置内のチップによって実行される。ネットワークデバイスは携帯電話であってもよい。
【0021】
この方法は、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップを含む。
【0022】
選択可能に、前記方法は、前記ネットワークデバイスから無線リンク層シグナリングを受信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングが第1指示情報を含み、前記第1指示情報がCG-DFIの前記構成方式を指示するために使用されるステップを含む。
【0023】
選択可能に、前記構成方式はプロトコルにより定められたCG-DFIの構成方式である。
【0024】
選択可能に、前記構成方式は第1方式に対応し、前記第1方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数に等しい。
【0025】
選択可能に、前記構成方式は第2方式に対応し、前記第2方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より大きい。
【0026】
選択可能に、前記構成方式は第3方式に対応し、前記第3方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、前記論理値は、1つ以上のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応する。
【0027】
選択可能に、前記構成方式は第4方式に対応し、前記第4方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、各論理値はN個のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応し、前記Nは、前記最大アップリンクHARQプロセス数と16との比であり、前記Nは0より大きい整数である。
【0028】
選択可能に、前記論理演算は論理積である。
【0029】
選択可能に、前記構成方式は第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスである。
【0030】
選択可能に、前記第5方式では、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれ、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子を指示するために使用される。
【0031】
選択可能に、前記方法は、ネットワークデバイスから無線リンク層シグナリングを受信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングが第2指示情報を含み、前記第2指示情報は、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれないことを指示するために使用され、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子を指示するために使用されるステップと、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうち識別子の最も小さいアップリンクHARQプロセスから連続するアップリンクHARQプロセスに対応するステップと、を含む。
【0032】
選択可能に、ネットワークデバイスから無線リンク層シグナリングを受信し、前記無線リンク層シグナリングは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスのプロセス数を含む。
【0033】
第3態様によると、本開示の実施例は通信装置を提供する。該通信装置は、上記第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な設計における、ネットワークデバイスにより実行されるステップを実行するために使用されてもよい。該ネットワークデバイスはハードウェア構造、ソフトウェアモジュール、又はハードウェア構造にソフトウェアモジュールを加える形で上記各方法における各機能を実現することができる。
【0034】
ソフトウェアモジュールによって第3態様に示す通信装置を実現する時、該通信装置は互いに結合された送受信モジュール及び処理モジュールを含むことができ、ここで、送受信モジュールは通信するように通信装置をサポートするために使用されてもよく、処理モジュールは、通信装置に処理操作を実行させるために使用されてもよく、例えば、送信する必要がある情報/メッセージの送信、又は受信した信号を処理することで情報/メッセージを得ることである。
【0035】
上記第1態様に記載のステップを実行する時、処理モジュールは、CG-DFIの構成方式を決定するために使用され、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数は16より大きく、送受信モジュールは、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するために使用される。
【0036】
第4態様によると、本開示の実施例は通信装置を提供する。該通信装置は、上記第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な設計における、ユーザ装置により実行されるステップを実行するために使用されてもよい。該ユーザ装置は、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュール、又はハードウェア構造にソフトウェアモジュールを加える形で上記各方法における各機能を実現することができる。
【0037】
ソフトウェアモジュールによって第4態様に示す通信装置を実現する時、該通信装置は互いに結合された送受信モジュール及び処理モジュールを含むことができ、ここで、送受信モジュールは通信するように通信装置をサポートすることができ、処理モジュールは、通信装置に処理操作を実行させるために使用されてもよく、例えば、送信する必要がある情報/メッセージの送信、又は受信した信号を処理することで情報/メッセージを得ることである。
【0038】
上記第2態様に記載のステップを実行する時、送受信モジュールは、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するために使用されてもよく、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数は16より大きい。
【0039】
第5態様によると、本開示は通信システムを提供し、該通信システムは第3態様に示す通信装置及び第4態様に示す通信装置を含むことができる。ここで、第3態様に示す通信装置はソフトウェアモジュール及び/又はハードウェアコンポーネントで構成されてもよい。第4態様に示す通信装置はソフトウェアモジュール及び/又はハードウェアコンポーネントで構成されてもよい。
【0040】
第6態様によると、本開示は通信装置を提供し、該通信装置は、プロセッサ及びメモリを含み、前記メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは前記コンピュータプログラムを実行することで、第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な設計を実現するために使用される。
【0041】
第7態様、本開示は通信装置を提供し、該通信装置は、プロセッサ及びメモリを含み、前記メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは前記コンピュータプログラムを実行することで、第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な設計を実現するために使用される。
【0042】
第8態様によると、本開示はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には命令(コンピュータプログラム、プログラムともいう)が記憶されており、当該命令は、コンピュータにおいて呼び出されて実行されると、コンピュータに上記第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な設計を実行させる。
【0043】
第9態様によると、本開示はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には命令(コンピュータプログラム、プログラムともいう)が記憶されており、当該命令は、コンピュータにおいて呼び出されて実行されると、コンピュータに上記第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な設計を実行させる。
【0044】
上記第2態様~第9態様及びその可能な設計における有益な効果は、第1態様及びそのいずれか1つの可能な設計における前記方法の有益な効果に対する説明を参照されたい。
【0045】
なお、以上の一般的な説明と後文の詳しい説明は例示的かつ説明的なものに過ぎず、本開示を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0046】
図1】本開示の実施例によって提供される無線通信システムアーキテクチャ概略図である。
図2】例示的な一実施例に示すCG-DFIの伝送方法のフローチャートである。
図3】例示的な一実施例に示すCG-DFIの伝送装置の構造図である。
図4】例示的な一実施例に示すもう1つのCG-DFIの伝送装置の構造図である。
図5】例示的な一実施例に示すもう1つのCG-DFIの伝送装置の構造図である。
図6】例示的な一実施例に示すもう1つのCG-DFIの伝送装置の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0047】
以下、図面と具体的な実施形態に合わせて本開示の実施例をさらに説明する。
【0048】
ここで、例示的な実施例を説明し、その例は図面に表示される。以下の説明は図面に関連すると、別に表示がない限り、異なる図面における同じ数字は同じ又は類似する要素を表す。以下の例示的な実施例で説明される実施形態は、本開示の実施例に一致するすべての実施形態を表すものではない。むしろ、それらは、添付の特許請求の範囲で詳しく説明された、本開示の一部の態様に一致する装置と方法の例に過ぎない。
【0049】
図1に示すように、本開示の実施例によって提供されるCG-DFIの伝送方法は無線通信システム100に適用することができ、該無線通信システムはユーザ装置101及びネットワークデバイス102を含むことができる。ここで、ユーザ装置101はキャリアアグリゲーションをサポートするように構成され、ユーザ装置101はネットワークデバイス102の複数のキャリアユニットに接続することができ、1つのメインキャリアユニット及び1つ又は複数の補助キャリアユニットを含む。
【0050】
なお、以上の無線通信システム100は低周波数のシーンと高周波数の両方に適用可能である。無線通信システム100の適用シーンは、長期的進化(long term evolution、LTE)システム、周波数分割複信(frequency division duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(time division duplex、TDD)システム、マイクロ波アクセスのグローバルな相互運用(worldwide interoperability for micro wave access、WiMAX)通信システム、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network、CRAN)システム、将来の第5世代(5th-Generation、5G)システム、新しい無線(new radio、NR)通信システム又は将来の進化型公衆陸上移動体ネットワーク(public land mobile network、PLMN)システムなどを含むが、これらに限定されない。
【0051】
以上に示すユーザ装置101はユーザ装置(user equipment、UE)、端末(terminal)、アクセス端末、端末ユニット、端末局、移動局(mobile station、MS)、遠隔局、遠隔端末、移動端末(mobile terminal)、無線通信デバイス、端末エージェント又は端末デバイスなどであってもよい。該ユーザ装置101は、無線送受信機能を備えることができ、それは、1つ又は複数の通信システムの1つ又は複数のネットワークデバイスと通信(例えば無線通信)し、かつネットワークデバイスにより提供されるネットワークサービスを受け入れることができ、ここでのネットワークデバイスは、図面に示すネットワークデバイス102を含むが、これに限らない。
【0052】
ここで、ユーザ装置101は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)局、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)デバイス、無線通信機能を備えるハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス又は無線モデムに接続された他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークにおける端末デバイス又は将来の進化型PLMNネットワークにおける端末デバイス等であってもよい。
【0053】
ネットワークデバイス102はアクセスネットワークデバイス(アクセスネットワークサイトともいう)であってもよい。ここで、アクセスネットワークデバイスは、例えば無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)基地局などネットワークアクセス機能を提供しているデバイスを指す。ネットワークデバイス102は、具体的に、基地局(base station、BS)を含むことができ、又は基地局及び基地局を制御するための無線リソース管理デバイスなどを含む。該ネットワークデバイス102は中継局(中継デバイス)、アクセスポイント及び将来の5Gネットワークにおける基地局、将来の進化型PLMNネットワークにおける基地局又はNR基地局などをさらに含むことができる。ネットワークデバイス102はウェアラブルデバイス又は車載デバイスであってもよい。ネットワークデバイス102は通信モジュールを有する通信チップであってもよい。
【0054】
例えば、ネットワークデバイス102は、5Gにおける次世代基地局(gnodeB、gNB)、LTEシステムにおける進化型ノードB(evolved node B、eNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、WCDMA(登録商標)システムにおけるノードB(node B、NB)、CRANシステム下の無線コントローラ、基地局コントローラ(basestation controller、BSC)、GSMシステム又はCDMAシステムにおける基地局送受信ステーション(base transceiver station、BTS)、ホーム基地局(例えば、home evolved nodeB、又はhome node B、HNB)、ベースバンドユニット(baseband unit、BBU)、送受信ポイント(transmitting and receiving point、TRP)、送信ポイント(transmitting point、TP)又は移動交換センタなどを含むが、これらに限らない。
【0055】
本開示の実施例はCG-DFIの伝送方法を提供する。図2を参照すると、図2は例示的な一実施例に示すCG-DFIの伝送方法のフローチャートであり、図2に示すように、この方法は以下のステップS21~ステップS23を含む。
【0056】
ステップS21、ネットワークデバイス102はCG-DFIの構成方式を決定し、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数は16より大きい。
【0057】
ステップS22、ネットワークデバイス102は、前記構成方式に適合するCG-DFIをユーザ装置101に送信する。
【0058】
ステップS23、ユーザ装置101は前記構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイス102から受信する。
【0059】
幾つかの可能な実施例では、CG-PUSCH伝送機能が設定された後にCG-DFIがアクティブ化される。
【0060】
CG-DFI伝送は以下の2つの効果を実現することができる。
一、ネットワークデバイス102は、ユーザ装置101が次の伝送で競争ウィンドウのサイズを調整するように、CG-PUSCHのHARQ-ACK情報をタイムリーに提供する。
二、ユーザ装置101はHARQ-ACK情報に基づいて、CG-PUSCHを再送するか、又はCG-PUSCHの伝送を早期に終了するかを判断することができる。
【0061】
幾つかの可能な実施例では、フォーマットが0-1であるダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)、即ちDCI0-1を用いてCG-DFIを伝送し、無線ネットワーク一時的識別子(configured scheduled -radio network temporary identifier、CS-RNTI)を用いてスクランブルする。
【0062】
ユーザ装置101がアンライセンス周波数において通信する時、DCI 0-1を検出することが設定され且つCG-PUSCH伝送機能がアクティブ化された時、ユーザ装置101はCG-DFIを検出する。
【0063】
本開示の実施例は、CG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102によって実行され、この方法は、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。
【0064】
1つの可能な実施例では、CG-DFIは複数のHARQ-ACK情報を含む。
【0065】
伝送ブロック(transport block、TB)に基づくHARQ-ACK伝送では、1つのTBは1つのHARQ-ACKビットに対応しており、1つのHARQ-ACK情報は1つのHARQ-ACKビットに対応している。例えば、CG-DFIは16個のビットを含み、各ビットは1つのHARQ-ACK情報を表す。
【0066】
コードブロックグループ(code block group、CBG)に基づくHARQ-ACK伝送では、1つのTBは複数のCBGを含み、1つのHARQ-ACK情報は1つのTBのHARQ-ACK情報に対応し、各CGBは1つのHARQ-ACKビットに対応することにより、1つのHARQ-ACK情報は複数のHARQ-ACKビットに対応する。例えば、CG-DFIは16個のビットを含み、各2ビットは1つのHARQ-ACK情報を表す。
【0067】
本開示の実施例では、最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きい場合に対して、対応するCG-DFIの構成方式を設定し、前記構成方式に基づいて、前記構成方式に適合するCG-DFIを構築し、前記構成方式に適合するCG-DFIをユーザ装置101に送信し、これによって、最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きい適用シーンでは、最大アップリンクHARQプロセス数に対応するすべてのアップリンクHARQプロセスのうちのすべて又は一部のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を、前記構成方式に適合するCG-DFIに反映させる。
【0068】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102により実行され、この方法は、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップであって、前記構成方式に適合する前記CG-DFI内のHARQ-ACK情報が前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちのすべて又は一部のアップリンクHARQプロセスに対応するステップと、を含む。
【0069】
本開示の実施例では、最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きい場合に対して、対応するCG-DFIの構成方式を設定し、前記構成方式に基づいて、前記構成方式に適合するCG-DFIを構築し、前記構成方式に適合するCG-DFIをユーザ装置101に送信し、これによって、最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きい適用シーンでは、最大アップリンクHARQプロセス数に対応するすべてのアップリンクHARQプロセスのうちのすべて又は一部のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を、前記構成方式に適合するCG-DFIに反映させる。
【0070】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102により実行され、この方法は、ユーザ装置に無線リンク層シグナリングを送信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングが第1指示情報を含み、前記第1指示情報がCG-DFIの構成方式を指示するために使用され、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。
【0071】
本開示の実施例では、無線リンク層シグナリングによって、CG-DFIの構成方式を指示するための第1指示情報を送信して、ユーザ装置101にCG-DFIの構成方式を明確に知らせることで、CG-DFIを正確に解析する。
【0072】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102により実行され、この方法は、プロトコルにより定められたCG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。
【0073】
本開示の実施例では、プロトコルによりCG-DFIの構成方式を定めて、ネットワークデバイス102とユーザ装置101は、プロトコルに基づいて、いずれも片側でCG-DFIの構成方式を決定することができる。
【0074】
本開示の実施例のCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102により実行され、この方法は、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きく、前記構成方式が第1方式に対応し、前記第1方式では、前記CG-DFIに含まれるHARQ-ACK情報の数が前記最大アップリンクHARQプロセス数に等しいステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。
【0075】
本開示の実施例では、CG-DFIの容量を拡張することで、すべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報をCG-DFIに運ばせ、これによって、最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きい場合、ユーザ装置にすべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を送信して、すべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報をユーザ装置101に知らせる。
【0076】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は32である。CG-DFIは32個のビットを含み、各ビットは1つのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報に対応する。これによって、CG-DFIはすべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を反映することができる。
【0077】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は64である。CG-DFIは64個のビットを含み、各ビットは1つのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報に対応する。これによって、CG-DFIはすべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を反映することができる。
【0078】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は128である。CG-DFIは128個のビットを含み、各ビットは1つのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報に対応する。これによって、CG-DFIはすべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を反映することができる。
【0079】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は256である。CG-DFIは256個のビットを含み、各ビットは1つのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報に対応する。これによって、CG-DFIはすべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を反映することができる。
【0080】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102により実行され、この方法は、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きく、前記構成方式が第2方式に対応し、前記第2方式では、前記CG-DFIに含まれるHARQ-ACK情報の数が前記最大アップリンクHARQプロセス数より大きいステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップ、とを含む。
【0081】
本開示の実施例では、CG-DFIの容量を拡張することで、すべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報をCG-DFIに運ばせ、これによって、アップリンクHARQプロセス数が16より大きい場合、ユーザ装置にすべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を送信して、すべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報をユーザ装置101に知らせる。
【0082】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は32である。CG-DFIは64個のビットを含み、最初の32個のビットのうち、各ビットは1つのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報に対応する。これによって、CG-DFIはすべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を反映することができる。
【0083】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は64である。CG-DFIは128個のビットを含み、最初の64個のビットのうち、各ビットは1つのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報に対応する。これによって、CG-DFIはすべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を反映することができる。
【0084】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は128である。CG-DFIは256個のビットを含み、最初の128個のビットのうち、各ビットは1つのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報に対応する。これによって、CG-DFIはすべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を反映することができる。
【0085】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102によって実行され、この方法は、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きく、前記構成方式が第3方式に対応し、前記第3方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数が、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報が1つの論理値に対応し、前記論理値が、1つ以上のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応するステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。
【0086】
本開示の実施例では、1つ以上のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報に対して論理演算を行った後に1つの論理値に圧縮することで、1つの論理値によって前記1つ以上のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を表し、これにより、CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数が前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さい時にも、前記最大アップリンクHARQプロセス数に対応するすべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を反映することができる。
【0087】
1つの可能な実施例では、前記CG-DFIは少なくとも2つのHARQ-ACK情報を含み、前記2つのHARQ-ACK情報のうち、異なるHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの数は異なる。
【0088】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は64である。CG-DFIは16個のビットを含む。最初の8個のビットのうちの各ビットは2個のアップリンクHARQプロセスの論理値に対応し、後の8個のビットのうちの各ビットは6個のアップリンクHARQプロセスの論理値に対応する。
【0089】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102によって実行され、この方法は、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きく、前記構成方式が第3方式に対応し、前記第3方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数が、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報が1つの論理値に対応し、前記論理値が1つ以上のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理積の結果に対応するステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。
【0090】
1つの可能な実施例では、前記CG-DFIは少なくとも2つのHARQ-ACK情報を含み、前記2つのHARQ-ACK情報のうち異なるHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの数は異なる。
【0091】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は64である。CG-DFIは16個のビットを含む。最初の8個のビットのうちの各ビットは2つのアップリンクHARQプロセスの論理積の結果に対応し、後の8個のビットのうちの各ビットは6個のアップリンクHARQプロセスの論理積の結果に対応する。
【0092】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102により実行され、この方法は、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きく、前記構成方式が第4方式に対応し、前記第4方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数が、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報が1つの論理値に対応し、各論理値がN個のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応し、前記Nが、前記最大アップリンクHARQプロセス数と16との比であり、前記Nが0より大きい整数であるステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。
【0093】
本開示の実施例では、各N個のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報に対して論理演算を行った後に1つの論理値に圧縮して、各論理値はいずれもN個のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を表し、これによって、CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数が前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さい時にも、前記最大アップリンクHARQプロセス数に対応するすべてのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を反映することができる。
【0094】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は32である。CG-DFIは16個のビットを含む。各ビットは2つのアップリンクHARQプロセスの論理値に対応する。
【0095】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は64である。CG-DFIは16個のビットを含む。各ビットは4つのアップリンクHARQプロセスの論理値に対応する。
【0096】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は128である。CG-DFIは16個のビットを含む。各ビットは8個のアップリンクHARQプロセスの論理値に対応する。
【0097】
本開示の実施例は、CG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102によって実行され、この方法は、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きく、前記構成方式が第4方式に対応し、前記第4方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数が、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報が1つの論理値に対応し、各論理値がN個のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理積の結果に対応し、前記Nが、前記最大アップリンクHARQプロセス数と16との比であり、前記Nが0より大きい整数であるステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。
【0098】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は32である。CG-DFIは16個のビットを含む。各ビットは2つのアップリンクHARQプロセスの論理積の結果に対応する。
【0099】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は64である。CG-DFIは16個のビットを含む。各ビットは4つのアップリンクHARQプロセスの論理積の結果に対応する。
【0100】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は128である。CG-DFIは16個のビットを含む。各ビットは8つのアップリンクHARQプロセスの論理積の結果に対応する。
【0101】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102により実行され、この方法は、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きく、前記構成方式が第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報が、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスであるステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。
【0102】
本開示の実施例では、CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報の数が最大アップリンクHARQプロセス数より小さい場合、CG-DFIを用いて最大アップリンクHARQプロセス数に対応するすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を表し、この一部のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報は、すべてのアップリンクHARQプロセスのうち比較的重要なアップリンクHARQプロセスであってもよいので、最大アップリンクHARQプロセス数に対応するすべてのアップリンクHARQプロセスに対して最大の有効なフィードバックが行われる。
【0103】
1つの可能な例では、最大アップリンクHARQプロセス数は64である。CG-DFIは16個のHARQ-ACKビットを含む。この16個のHARQ-ACKビットは64個のアップリンクHARQプロセスのうちの最初の16個のアップリンクHARQプロセスに対応し、即ち、この16個のHARQ-ACKビットは64個のアップリンクHARQプロセスのうちの最初の16個のアップリンクHARQプロセスに順次対応し、具体的に以下のとおりである。
第1個のHARQ-ACKビットは、64個のアップリンクHARQプロセスのうちの一番目のアップリンクHARQプロセスに対応し、第2個のHARQ-ACKビットは64個のアップリンクHARQプロセスのうちの二番目のアップリンクHARQプロセスに対応し、第3個のHARQ-ACKビットは64個のアップリンクHARQプロセスのうちの三番目のアップリンクHARQプロセスに対応し、このように類推する。
第16個のHARQ-ACKビットは64個のアップリンクHARQプロセスのうちの十六番目のアップリンクHARQプロセスに対応する。
【0104】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102により実行され、この方法は、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きく、前記構成方式が第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報が、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスであり、かつ、前記第5方式では、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれ、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子を指示するために使用されるステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。
【0105】
1つの可能な実施例では、前記情報フィールドは、前記CG-DFIのうちの最初のHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子を指示するために使用される。
【0106】
1つの可能な例では、前記CG-DFIは20個のビットを含み、最初の16個のビットは、一番目のHARQ-ACK情報~十六番目のHARQ-ACK情報に対応し、後の4個のビットは情報フィールドであり、前記情報フィールドは最初のHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子を指示するために使用される。
【0107】
本開示の実施例では、CG-DFIに情報フィールドを設定し、情報フィールドを使用して昇順の開始アップリンクHARQプロセスの識別子を示し、前記開始アップリンクHARQプロセスの識別子を開始点とする連続した複数のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報をCG-DFIにおいて指示し、これによって、CG-DFIにおいてどのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報をフィードバックしたかを明確にユーザ装置101に知らせる。
【0108】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は64であり、対応する64個のアップリンクHARQプロセスの識別子は順次0~63である。CG-DFIは16個のHARQ-ACKビット及び1つの情報フィールドを含む。前記情報フィールドにおいて指示されたアップリンクHARQプロセスの識別子は0であり、かつ情報フィールドにおいて指示された識別子が、CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子であると認める。
【0109】
したがって、CG-DFIに含まれる16個のHARQ-ACKビットは、識別子が0~15であるアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を順次表す。
【0110】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102により実行され、この方法は、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きく、前記構成方式が第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報が、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスであり、かつ、前記第5方式では、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれ、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最大の識別子を指示するために使用されるステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。
【0111】
1つの可能な実施例では、前記情報フィールドは、前記CG-DFIのうちの最初のHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子を指示するために使用される。
【0112】
本開示の実施例では、CG-DFIに情報フィールドを設定し、情報フィールドを使用して、降順の開始アップリンクHARQプロセスの識別子を指示し、前記開始アップリンクHARQプロセスの識別子を開始点とする連続した複数のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報をCG-DFIにおいて指示し、これによって、CG-DFIにおいてどのアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報をフィードバックしたかを明確にユーザ装置101に知らせる。
【0113】
1つの可能な具体例では、最大アップリンクHARQプロセス数は64であり、対応する64個のアップリンクHARQプロセスの識別子は順次0~63である。CG-DFIは16個のHARQ-ACKビット及び1つの情報フィールドを含む。前記情報フィールドにおいて指示されるアップリンクHARQプロセスの識別子は63であり、かつ情報フィールドにおいて指示された識別子が、CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最大の識別子であると認める。
【0114】
したがって、CG-DFIに含まれる16個のHARQ-ACKビットは、識別子が63~48であるアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を順次表す。
【0115】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102により実行され、この方法は、ユーザ装置に無線リンク層シグナリングを送信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングが第2指示情報を含み、前記第2指示情報は、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれないことを指示するために使用され、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子を指示するために使用されるステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップであって、前記構成方式が第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報が、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスであり、かつ、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報が、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうち識別子の最も小さいアップリンクHARQプロセスから連続するアップリンクHARQプロセスに対応するステップと、を含む。
【0116】
本開示の実施例では、ネットワークデバイス102は無線リンク層シグナリングを介して、CG-DFIに情報フィールドが含まれないことをユーザ装置101に指示する場合は、CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報が、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうち識別子の最も小さいアップリンクHARQプロセスから連続するアップリンクHARQプロセスに対応することを表す。
【0117】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102により実行され、この方法は、ユーザ装置に無線リンク層シグナリングを送信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングが第1指示情報と第2指示情報を含むステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップ、とを含む。
【0118】
ここで、前記第1指示情報は、CG-DFIの構成方式が第5方式に対応することを指示するために使用され、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスである。
【0119】
前記第2指示情報は、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれないことを指示するために使用され、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子を指示するために使用される。
【0120】
前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうち識別子の最も小さいアップリンクHARQプロセスから連続するアップリンクHARQプロセスに対応する。
【0121】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102により実行され、この方法は、ユーザ装置に無線リンク層シグナリングを送信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスのプロセス数を含むステップと、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きく、前記構成方式が第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報が、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスであるステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。
【0122】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はネットワークデバイス102により実行され、この方法は、ユーザ装置に無線リンク層シグナリングを送信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスのプロセス数を含むステップと、CG-DFIの構成方式を決定するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きく、前記構成方式が第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報が、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスであり、そして前記第5方式では、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれ、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最大の識別子を指示するために使用されるステップと、前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するステップと、を含む。
【0123】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101によって実行され、この方法は、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップとを含む。
【0124】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101により実行され、この方法は、前記ネットワークデバイスから無線リンク層シグナリングを受信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングが第1指示情報を含み、前記第1指示情報がCG-DFIの前記構成方式を指示するために使用されるステップと、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数は16より大きいステップと、を含む。
【0125】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101により実行され、この方法は、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップを含む。ここで、前記構成方式はプロトコルにより定められたCG-DFIの構成方式である。
【0126】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101により実行され、この方法は、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数は16より大きいステップを含む。ここで、前記構成方式は第1方式に対応し、前記第1方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数に等しい。
【0127】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101により実行され、この方法は、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップを含む。ここで、前記構成方式は第2方式に対応し、前記第2方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より大きい。
【0128】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101により実行され、この方法は、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップを含む。ここで、前記構成方式は第3方式に対応し、前記第3方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、前記論理値は、1つ以上のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応する。
【0129】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101により実行され、この方法は、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップを含む。ここで、前記構成方式は第4方式に対応し、前記第4方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、各論理値はN個のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応し、前記Nは、前記最大アップリンクHARQプロセス数と16との比であり、前記Nは0より大きい整数である。
【0130】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101により実行され、この方法は、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップを含む。ここで、前記構成方式は第3方式に対応し、前記第3方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、前記論理値は、1つ以上のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理積の結果に対応する。
【0131】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101により実行され、この方法は、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップを含む。ここで、前記構成方式は第4方式に対応し、前記第4方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、各論理値はN個のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理積の結果に対応し、前記Nは、前記最大アップリンクHARQプロセス数と16との比であり、前記Nは0より大きい整数である。
【0132】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101により実行され、この方法は、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップを含む。ここで、前記構成方式は第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスである。
【0133】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101により実行され、この方法は、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップを含む。ここで、前記構成方式が第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報が、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスであり、かつ、前記第5方式では、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれ、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子を指示するために使用される。
【0134】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101により実行され、この方法は、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップを含む。ここで、前記構成方式は第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスであり、かつ、前記第5方式では、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれ、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最大の識別子を指示するために使用される。
【0135】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101により実行され、この方法は、ネットワークデバイスから無線リンク層シグナリングを受信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングが第2指示情報を含み、前記第2指示情報は、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれないことを指示するために使用され、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子を指示するために使用される。
【0136】
構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きいステップを含む。ここで、前記構成方式は第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスであり、そして前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうち識別子の最も小さいアップリンクHARQプロセスから連続するアップリンクHARQプロセスに対応する。
【0137】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101により実行され、この方法は、ネットワークデバイスから無線リンク層シグナリングを受信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスのプロセス数を含むステップと、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きく、前記構成方式が第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報が、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスであるステップと、を含む。
【0138】
本開示の実施例はCG-DFIの送信方法を提供し、この方法はユーザ装置101により実行され、この方法は、ネットワークデバイスから無線リンク層シグナリングを受信するステップであって、前記無線リンク層シグナリングは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスのプロセス数を含むステップと、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きく、前記構成方式が第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報が、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスであり、そして、前記第5方式では、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれ、前記情報フィールドは、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子を指示するために使用されるステップと、を含む。
【0139】
以上の方法実施例と同様な構想に基づいて、本開示の実施例は通信装置をさらに提供し、該通信装置は上記方法実施例におけるネットワークデバイス102の機能を備えることができ、上記方法実施例によって提供された、ネットワークデバイス102によって実行されるステップを実行するために使用されてもよい。該機能はハードウェアを介して実現してもよいし、ソフトウェア又はハードウェアが対応するソフトウェアを実行することによって実現してもよい。該ハードウェア又はソフトウェアは上記機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。
【0140】
1つの可能な実現形態では、図3に示す通信装置300は上記方法実施例に係るネットワークデバイスとされ、かつ上記方法実施例における、ネットワークデバイスにより実行されるステップを実行することができる。図3に示すように、該通信装置300は送受信モジュール301及び処理モジュール302を含むことができ、該送受信モジュール301と処理モジュール302との間は互いに結合される。該送受信モジュール301は、通信装置300による通信をサポートするために使用されてもよく、送受信モジュール301は無線通信機能を備えることができ、例えば、無線インターフェースを介して他の通信装置と無線通信することができる。処理モジュール302は上記方法実施例における処理動作を実行するように該通信装置300をサポートするために使用されてもよく、前記処理動作は、受信モジュール301によって送信される情報、メッセージを送信すること、及び/又は、送受信モジュール301によって受信される信号に対して復調と復号を行うことなどを含むが、これらに限らない。
【0141】
ネットワークデバイス102によって実施されるステップを実行する時、処理モジュール302は、CG-DFIの構成方式を決定するために使用され、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数は16より大きい。送受信モジュール301は前記構成方式に適合するCG-DFIを前記ユーザ装置に送信するために使用される。
【0142】
選択可能に、前記送受信モジュール301は、さらに、ユーザ装置に無線リンク層シグナリングを送信するために使用され、前記無線リンク層シグナリングは第1指示情報を含み、前記第1指示情報はCG-DFIの構成方式を指示するために使用される。
【0143】
選択可能に、CG-DFIの構成方式を決定するステップは、プロトコルにより定められたCG-DFIの構成方式を決定するステップを含む。
【0144】
選択可能に、前記構成方式は第1方式に対応し、前記第1方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数に等しい。
【0145】
選択可能に、前記構成方式は第2方式に対応し、前記第2方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より大きい。
【0146】
選択可能に、前記構成方式は第3方式に対応し、前記第3方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、前記論理値は、1つ以上のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応する。
【0147】
選択可能に、前記構成方式は第4方式に対応し、前記第4方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、各論理値はN個のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応し、前記Nは、前記最大アップリンクHARQプロセス数と16との比であり、前記Nは0より大きい整数である。
【0148】
選択可能に、前記論理演算は論理積である。
【0149】
選択可能に、前記構成方式は第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスである。
【0150】
選択可能に、前記第5方式では、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれ、前記情報フィールドは、前記CG-DFIのうちの最初のHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子を指示するために使用され、前記情報フィールドにより指示される識別子は、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子であり、又は、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最大の識別子である。
【0151】
選択可能に、前記送受信モジュール301は、ユーザ装置に無線リンク層シグナリングを送信するために使用され、前記無線リンク層シグナリングは第2指示情報を含み、前記第2指示情報は、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれないことを指示するために使用され、前記情報フィールドは、前記CG-DFIのうちの最初のHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子を指示するために使用され、前記情報フィールドにより指示される識別子は、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子であり、又は、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最大の識別子である。
【0152】
前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうち識別子の最も小さいアップリンクHARQプロセスから連続するアップリンクHARQプロセスに対応する。
【0153】
該通信装置がネットワークデバイス102である場合、その構造は図4に示すとおりであってもよい。基地局を例として通信装置の構造を説明する。図4に示すように、装置400はメモリ401、プロセッサ402、送受信コンポーネント403、電源コンポーネント406を含む。ここで、メモリ401は、プロセッサ402に結合され、通信装置400が各機能を実現することに必要なプログラムとデータを記憶するために使用することができる。該プロセッサ402は、通信装置400が上記方法における対応する機能をサポートするように構成され、前記機能は、メモリ401に記憶されるプログラムを呼び出すことで実現することができる。送受信コンポーネント403は、通信装置400が無線インターフェースを介してシグナリング及び/又はデータを受信すること、及びシグナリング及び/又はデータを送信するをサポートするために使用される無線送受信器であってもよい。送受信コンポーネント403は送受信ユニット又は通信ユニットとも呼ばれ、送受信コンポーネント403は、無線周波数コンポーネント404及び1つ又は複数のアンテナ405を含むことができ、ここで、無線周波数コンポーネント404は遠隔無線周波数ユニット(remote radio unit、RRU)であってもよく、具体的には、無線周波数信号の伝送、及び無線周波数信号とベースバンド信号との変換に用いることができ、該1つ又は複数のアンテナ405は、具体的に、無線周波数信号の放射と受信を行うために使用されてもよい。
【0154】
通信装置400がデータを送信する必要がある場合、プロセッサ402は、送信対象のデータに対してベースバンド処理を行った後に、ベースバンド信号を無線周波数ユニットに送信することができ、無線周波数ユニットはベースバンド信号に対して無線周波数処理を行った後に、アンテナを介して無線周波数信号を電磁波の形で送信する。データが通信装置400に送信されると、無線周波数ユニットはアンテナを介して無線周波数信号を受信し、無線周波数信号をベースバンド信号に変換し、かつベースバンド信号をプロセッサ402に出力し、プロセッサ402はベースバンド信号をデータに変換し且つ該データを処理する。
【0155】
以上の方法実施例と同様な構想に基づいて、本開示の実施例は通信装置をさらに提供し、該通信装置は上記方法実施例におけるユーザ装置101の機能を備えることができ、上記方法実施例により提供された、ユーザ装置101により実行されるステップを実行するために使用することができる。該機能はハードウェアを介して実現することができ、ソフトウェア又はハードウェアが対応するソフトウェアを実現することによって実現することができる。該ハードウェア又はソフトウェアは上記機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含むことができる。
【0156】
1つの可能な実現形態では、図5に示す通信装置500は上記方法実施例に係るユーザ装置とされ、かつ上記方法実施例におけるユーザ装置により実行されるステップを実行することができる。図5に示すように、該通信装置500は送受信モジュール501及び処理モジュール502を含み、該送受信モジュール501と処理モジュール502との間は互いに結合される。該送受信モジュール501は通信装置500による通信をサポートするために使用され、送受信モジュール501は無線通信機能を備えることができ、例えば無線インターフェースを介して他の通信装置と無線通信することができる。処理モジュール502は、上記方法実施例における処理動作を実行するように該通信装置500をサポートするために使用されてもよく、前記処理動作は、受信モジュール501によって送信される情報、メッセージを送信すること、及び/又は、送受信モジュール501によって受信される信号に対して復調と復号を行うことなどを含むが、これらに限らない。
【0157】
ユーザ装置101によって実施されるステップを実行する時、送受信モジュール501は、構成方式に適合するCG-DFIをネットワークデバイスから受信するために使用され、前記構成方式に対応する最大アップリンクHARQプロセス数は16より大きい。
【0158】
選択可能に、送受信モジュール501は、さらに、前記ネットワークデバイスから無線リンク層シグナリングを受信するために使用され、前記無線リンク層シグナリングは第1指示情報を含み、前記第1指示情報はCG-DFIの前記構成方式を指示するために使用される。
【0159】
選択可能に、前記構成方式はプロトコルにより定められたCG-DFIの構成方式である。
【0160】
選択可能に、前記構成方式は第1方式に対応し、前記第1方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数に等しい。
【0161】
選択可能に、前記構成方式は第2方式に対応し、前記第2方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より大きい。
【0162】
選択可能に、前記構成方式は第3方式に対応し、前記第3方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、前記論理値は、1つ以上のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応する。
【0163】
選択可能に、前記構成方式は第4方式に対応し、前記第4方式では、前記CG-DFIに含まれるハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報の数は、前記最大アップリンクHARQプロセス数より小さく、前記CG-DFIに含まれる各ハイブリッド自動再送要求フィードバック(HARQ-ACK)情報は1つの論理値に対応し、各論理値はN個のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報の論理演算の結果に対応し、前記Nは、前記最大アップリンクHARQプロセス数と16との比であり、前記Nは0より大きい整数である。
【0164】
選択可能に、前記論理演算は論理積である。
【0165】
選択可能に、前記構成方式は第5方式に対応し、前記第5方式では、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうちの一部のアップリンクHARQプロセスに対応し、前記一部のアップリンクHARQプロセスは、識別子が連続したアップリンクHARQプロセスである。
【0166】
選択可能に、前記第5方式では、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれ、前記情報フィールドは、前記CG-DFIのうちの最初のHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子を指示するために使用され、前記情報フィールドにより指示される識別子は、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子であり、又は、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最大の識別子である。
【0167】
選択可能に、前記送受信モジュール501は、さらに、ネットワークデバイスから無線リンク層シグナリングを受信するために使用され、前記無線リンク層シグナリングは第2指示情報を含み、前記第2指示情報は、前記CG-DFIに情報フィールドが含まれないことを指示するために使用され、前記情報フィールドは、前記CG-DFIのうちの最初のHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子を指示するために使用され、前記情報フィールドにより指示される識別子は、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最小の識別子であり、又は、前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報に対応するアップリンクHARQプロセスの識別子のうちの最大の識別子である。
【0168】
前記CG-DFIに含まれるすべてのHARQ-ACK情報は、前記最大アップリンクHARQプロセス数のすべてのアップリンクHARQプロセスのうち識別子の最も小さいアップリンクHARQプロセスから連続するアップリンクHARQプロセスに対応する。
【0169】
該通信装置がユーザ装置101である場合、その構造は図6に示すとおりであってもよい。装置600は携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
【0170】
図6を参照すると、装置600は、処理コンポーネント602、メモリ604、電源コンポーネント606、マルチメディアコンポーネント608、オーディオコンポーネント610、入力/出力(I/O)インターフェース612、センサコンポーネント614、及び通信コンポーネント616の1つの又は複数のコンポーネントを含むことができる。
【0171】
処理コンポーネント602は、通常、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作、および操作に関連する操作の記録のような装置600の全体的な操作を制御する。処理コンポーネント602は、上記方法の全てまたは一部のステップを完成するために、命令を実行するための1つ又は複数のプロセッサ620を含むことができる。また、処理コンポーネント602は、他のコンポーネントとのインタラクションを容易にするために、1つ以上のモジュールを含むことができる。例えば、処理コンポーネント602は、マルチメディアコンポーネント608と処理コンポーネント602とのインタラクションを容易にするために、マルチメディアモジュールを含むことができる。
【0172】
メモリ604は、装置600上の操作をサポートするために、様々なタイプのデータを記憶するように構成される。これらのデータの例は、装置600において操作される如何なるアプリケーション又は方法の命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、写真、ビデオなどを含む。メモリ604は、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、光ディスクなどの任意のタイプの揮発性または不揮発性の記憶装置またはそれらの組み合わせによって実現されてもよい。
【0173】
電源コンポーネント606は、装置600の様々なコンポーネントのために電力を提供する。電源コンポーネント606は、電源管理システム、1つまたは複数の電源、および他の装置600のために電源を生成し、管理し、割り当てることに関連するコンポーネントを含むことができる。
【0174】
マルチメディアコンポーネント608は、前記装置600とユーザとの間に出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。幾つかの実施例において、スクリーンは液晶ディスプレイ(LCD)とタッチパネル(TP)を含むことができる。スクリーンがタッチパネルを含む場合、スクリーンは、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンとして実現することができる。タッチパネルは、タッチ、スライド及びタッチパネル上のジェスチャを感知するように、1つ又は複数のタッチセンサを含む。前記タッチセンサはタッチ又はスライド動作の境界だけではなく、前記タッチ又はスライド操作に関連する持続時間と圧力を検出する。幾つかの実施例において、マルチメディアコンポーネント608は1つのフロントカメラおよび/またはバックカメラを含む。装置600が撮影モードやビデオモードなどの操作モードにある場合、フロントカメラおよび/またはバックカメラは、外部のマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラおよびバックカメラは、固定の光学レンズシステムであってもよく、または焦点距離および光学ズーム能力を備えてもよい。
【0175】
オーディオコンポーネント610はオーディオ信号を出力及び/又は入力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント610は1つのマイクロフォン(MIC)を含み、装置600が、呼び出しモード、記録モード及び音声認識モードなどの操作モードである場合、マイクロフォンは外部オーディオ信号を受信するように構成される。受信されるオーディオ信号はさらにメモリ604に記憶するか又は通信コンポーネント616を介して送信することができる。幾つかの実施例において、オーディオコンポーネント610は、オーディオ信号を出力するための1つのスピーカーをさらに含む。
【0176】
I/Oインターフェース612は処理コンポーネント602と周辺インターフェースモジュールとの間にインターフェースを提供し、上記周辺インターフェースモジュールはキーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、音量ボタン、スタートボタン、およびロックボタンを含むことができるが、これらに限定されない。
【0177】
センサコンポーネント614は、装置600のために様々な態様の状態評価を提供するために、1つ又は複数のセンサを含む。例えば、センサコンポーネント614は、装置600のオン/オフ状態、コンポーネントの相対的な位置決めを検出でき、例えば、前記コンポーネントは装置600のディスプレイおよびキーパッドであり、センサコンポーネント614は、装置600または装置600のコンポーネントの位置変更、ユーザが装置600との接触が存在するか存在しないか、装置600の方位または加速/減速および装置600の温度変化を検出することもできる。センサコンポーネント614は、任意の物理的接触がない場合、付近の物体の存在を検出するように構成される近接センサを含むこともできる。センサコンポーネント614は、イメージングアプリケーションで使用するためのCMOSまたはCCDイメージセンサのような光センサをさらに含むことができる。いくつかの実施例では、当該センサコンポーネント614はまた、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサまたは温度センサを含むことができる。
【0178】
通信コンポーネント616は、装置600と他の装置との間の有線または無線方式の通信を容易にするように構成される。装置600は、通信規格に基づく無線ネットワーク、例えばWiFi、2Gまたは3G、またはこれらの組み合わせにアクセスすることができる。例示的な一実施例では、通信コンポーネント616は、ブロードキャストチャネルを介して外部放送管理システムからのブロードキャスト信号またはブロードキャスト関連情報を受信する。例示的な実施例では、前記通信コンポーネント616は、短距離通信を容易にするために、近距離通信(NFC)モジュールをさらに含む。例えば、NFCモジュールでは、無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(BT:登録商標)技術、および他の技術に基づいて実現されてもよい。
【0179】
例示的な実施例では、装置600は、上記方法を実行するために、専用集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品、1つまたは複数のアプリケーションによって実現されてもよい。
【0180】
例示的な実施例では、命令を含む非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば、命令を含むメモリ604をさらに提供し、上記命令は、上記方法を完成するために、装置600のプロセッサ620によって実行されてもよい。例えば、前記非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体はROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶装置であっても良い。
【0181】
当業者であれば、明細書を考慮し、かつ、本明細書で開示された発明を実践した後、本開示の他の実施案を容易に想到し得る。本出願は、本発明の任意の変形、用途または適応的変化をカバーすることを意図し、これらの変形、用途または適応的変化は、本発明の一般原理に従い、本開示で開示されていない本技術分野における技術常識または慣用されている技術手段を含む。明細書および実施例は、単なる例示として見なされ、本発明の真の範囲および精神は、以下の特許請求の範囲によって指摘される。
【0182】
なお、本発明は、上記に記載され且つ図面に示されている厳密な構造に限定されず、その範囲から逸脱しない限り、様々な修正や変更を行うことができる。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲のみによって限定される。
【産業上の利用可能性】
【0183】
最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きい場合に対して、対応するCG-DFIの構成方式を設定し、前記構成方式に基づいて、前記構成方式に適合するCG-DFIを構築し、前記構成方式に適合するCG-DFIをユーザ装置101に送信し、これによって、最大アップリンクHARQプロセス数が16より大きい適用シーンでは、最大アップリンクHARQプロセス数に対応するすべてのアップリンクHARQプロセスのうちのすべて又は一部のアップリンクHARQプロセスのHARQ-ACK情報を、前記構成方式に適合するCG-DFIに反映させる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【国際調査報告】