(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-04-10
(54)【発明の名称】テーブル展示方法、装置、機器及び媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0481 20220101AFI20240403BHJP
G06F 3/0483 20130101ALI20240403BHJP
【FI】
G06F3/0481
G06F3/0483
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023564425
(86)(22)【出願日】2022-04-28
(85)【翻訳文提出日】2023-10-20
(86)【国際出願番号】 CN2022089776
(87)【国際公開番号】W WO2022237553
(87)【国際公開日】2022-11-17
(31)【優先権主張番号】202110507031.6
(32)【優先日】2021-05-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ワン,シーチー
(72)【発明者】
【氏名】シン,ホンシァオ
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA26
5E555BA04
5E555BB04
5E555BC07
5E555BC17
5E555CA12
5E555CB16
5E555CC22
5E555DB58
5E555DC26
5E555FA00
(57)【要約】
本開示の実施例は、テーブル展示方法、装置、機器及び媒体に関し、該方法は、テーブルの現在のインターフェースでの展示モードを決定することと、テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、展示モードに応じて、現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することとを含む。これにより、携帯端末の展示サイズと展示モードに適応してテーブル内容の展示を行い、テーブルの読み易さを向上させ、テーブルにおける内容の閲覧に利便性を提供する
【特許請求の範囲】
【請求項1】
テーブルの現在のインターフェースでの展示モードを決定することと、
前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することとを含む、テーブル展示方法。
【請求項2】
前記テーブルのモバイル端での展示モードを決定することは、
システムによってデフォルト設定される展示モードを受信すること、又は、
ユーザが展示モードの候補のリストから選択した展示モードを受信すること、又は、
現在の展示モードに対する切替操作に応答して、切替後の展示モードを決定することを含む、請求項1に記載のテーブル展示方法。
【請求項3】
前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することは、
前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの横型画面視聴サイズにマッチングするテーブル情報を表示すること、又は、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの縦型画面視聴サイズにマッチングするテーブル情報を表示することを含む、請求項1又は2に記載のテーブル展示方法。
【請求項4】
前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することは、
前記展示モードが第1の展示モードである場合、前記テーブルに対するスライド閲覧操作に応答して、前記スライド閲覧操作のスライド方向に関連付けて、前記現在のインターフェースに、前記展示サイズにマッチングするテーブル情報を連続的にスライド表示することを含む、請求項1~3のいずれか1項に記載のテーブル展示方法。
【請求項5】
前記スライド閲覧操作は、
左右スライド閲覧操作又は上下スライド閲覧操作を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することは、
前記展示モードが第1の展示モードである場合、テーブル閲覧コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記トリガ操作のページ戻り・ページ送り方向に関連付けて、前記現在のインターフェースに、前記展示サイズにマッチングするテーブル情報を連続的にめくり表示することを含む、請求項1~5のいずれか1項に記載のテーブル展示方法。
【請求項7】
前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することは、
前記展示モードが第2の展示モードである場合、前記テーブルに対するスライド閲覧操作に応答して、前記現在のインターフェースの第1の関連領域に、前記テーブルにおけるインデックスフィールドを持続的に展示することと、
前記スライド閲覧操作のスライド方向に関連付けて、前記現在のインターフェースの第2の関連領域に、前記展示サイズにマッチングし、且つ前記インデックスフィールドに対応するテーブル情報を連続的にスライド表示することとを含む、請求項1~6のいずれか1項に記載のテーブル展示方法。
【請求項8】
前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することは、
前記展示モードが第2の展示モードである場合、テーブル閲覧コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記現在のインターフェースの第1の関連領域に、前記テーブルにおけるインデックスフィールドを持続的に展示することと、
前記トリガ操作のページ戻り・ページ送り方向に関連付けて、前記現在のインターフェースの第2の関連領域に、前記展示サイズにマッチングし、且つ前記インデックスフィールドに対応するテーブル情報を連続的にめくり表示することとを含む、請求項1~7のいずれか1項に記載のテーブル展示方法。
【請求項9】
前記テーブルのインデックスフィールドは、第1のインデックスフィールドと第2のインデックスフィールドとを含み、前記テーブル展示方法は、さらに、
前記第1の関連領域に前記第1のインデックスフィールドを展示することと、
前記テーブルの閲覧トリガ操作に関連付けて、前記現在のインターフェースの第3の関連領域に、前記展示サイズにマッチングする第2のインデックスフィールドを変化表示すると共に、前記第2の関連領域に前記第3の関連領域と連動させて前記第1のインデックスフィールドと前記第2のインデックスフィールドに対応するテーブル情報を変化表示することとを含む、請求項7又は8に記載のテーブル展示方法。
【請求項10】
前記現在のインターフェースの第1の関連領域に、前記テーブルにおけるインデックスフィールドを持続的に展示することは、
前記第1の関連領域に前記インデックスフィールドを持続的に固定展示すること、又は、前記第1の関連領域に前記インデックスフィールドを持続的に点滅展示することを含む、請求項7~9のいずれか1項に記載のテーブル展示方法。
【請求項11】
マッチングする前記第1の関連領域と前記第2の関連領域に表示される情報は、上下に隣接するように展示され、又は、マッチングする前記第1の関連領域と前記第2の関連領域に表示される情報は、左右に隣接するように展示されることをさらに含む、請求項7~10のいずれか1項に記載のテーブル展示方法。
【請求項12】
前記第1の関連領域と前記第2の関連領域に表示される情報をカードの形で拡大展示することをさらに含む、請求項7~11のいずれか1項に記載のテーブル展示方法。
【請求項13】
第1の展示モードから第2の展示モードに切り替えられたことに応答して、前記テーブルのデータ構造とフィールドの展示位置を変化させることをさらに含む、請求項1~12のいずれか1項に記載のテーブル展示方法。
【請求項14】
前記テーブルのデータ構造とフィールドの展示位置を変化させることは、
第2の展示モードに切り替えられたとき、前記第1の展示モードにおける部分インデックスフィールドを、前記テーブルの元の領域から、残りのインデックスフィールドに対応するテーブル情報の内容行における関連領域に変化させて固定表示することを含む、請求項13に記載のテーブル展示方法。
【請求項15】
前記テーブルのデータ構造とフィールドの展示位置を変化させることは、
第2の展示モードに切り替えられたとき、前記テーブルにおける内容行の行間距離を、前記第1の展示モードに対応する第1の距離から前記第2の展示モードに対応する第2の距離に変化させることをさらに含む、請求項14に記載のテーブル展示方法。
【請求項16】
テーブルの現在のインターフェースでの展示モードを決定するための決定モジュールと、
前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示するための表示モジュールとを含む、テーブル展示装置。
【請求項17】
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を含み、
前記プロセッサは、前記メモリから前記命令を読み出し、前記命令を実行して上記請求項1~15のいずれか1項に記載のテーブル展示方法を実現させるためのものである、電子機器。
【請求項18】
s請求項1~15のいずれか1項に記載のテーブル展示方法を実行するためのコンピュータプログラムが記憶された、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項19】
プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに請求項1~15のいずれか1項に記載のテーブル展示方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
【請求項20】
プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに請求項1~15のいずれか1項に記載のテーブル展示方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、中国出願番号が202110507031.6であり、出願日が2021年5月10日である出願を基礎としており、その優先権を主張し、該中国出願の開示内容の全てが参照によって本出願に取り込まれる。
【0002】
本開示は、データフロントエンド処理技術分野に関し、特にテーブル展示方法、装置、機器及び媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
コンピュータ技術の発展に伴い、オンライン生産生活が普遍化しており、オンラインデータを記憶するテーブルも一般的になってきている。テーブルには、一般的には、データとオブジェクトとの関係が記憶され、一般的には、縦方向の列と横方向の行とからなる。例えば、作者情報の氏名に関するテーブルでは、各列には、全ての作者のある特定のタイプの情報、例えば、「苗字」が含まれ、各行には、ある特定の作者の全ての情報、例えば、苗字、名前、住所などが含まれる。
【発明の概要】
【0004】
本開示は、テーブル展示方法、装置、機器及び媒体を提供する。
【0005】
本開示の実施例は、テーブルの現在のインターフェースでの展示モードを決定することと、前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することとを含むテーブル展示方法を提供する。
【0006】
本開示の実施例は、テーブルの現在のインターフェースでの展示モードを決定するための決定モジュールと、前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示するための表示モジュールとを含むテーブル展示装置をさらに提供する。
【0007】
本開示の実施例は、メモリから前記実行可能命令を読み出し、前記命令を実行して本開示の実施例によるテーブル展示方法を実現させるためのプロセッサと、前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を含む電子機器をさらに提供する。
【0008】
本開示の実施例は、本開示の実施例によるテーブル展示方法を実行するためのコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0009】
本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに本開示の実施例によるテーブル展示方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラムをさらに提供する。
【0010】
本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに本開示の実施例によるテーブル展示方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点、並びに態様は、添付図面を結び付けながら、以下の発明を実施するための形態を参照することでより明らかとなる。全ての添付図面において、同一又は類似する要素を同一又は類似する符号で示している。添付図面は概略的なものであり、原本及び要素は必ずしも縮尺通りに描かれていないことを理解されたい。
【
図1】本開示の実施例によるテーブル展示方法の流れを示す図である。
【
図2】本開示の実施例によるテーブル情報展示の現在のインターフェースの概略図である。
【
図3(a)】本開示の実施例による別のテーブル情報展示の現在のインターフェースの概略図である。
【
図3(b)】本開示の実施例による別のテーブル情報展示の現在のインターフェースの概略図である。
【
図4(a)】本開示の実施例による別のテーブル情報展示の現在のインターフェースの概略図である。
【
図4(b)】本開示の実施例による別のテーブル情報展示の現在のインターフェースの概略図である。
【
図5】本開示の実施例による別のテーブル展示方法の流れを示す図である。
【
図6(a)】本開示の実施例による別のテーブル情報展示の現在のインターフェースの概略図である。
【
図6(b)】本開示の実施例による別のテーブル情報展示の現在のインターフェースの概略図である。
【
図6(c)】本開示の実施例による別のテーブル情報展示の現在のインターフェースの概略図である。
【
図6(d)】本開示の実施例による別のテーブル情報展示の現在のインターフェースの概略図である。
【
図7(a)】本開示の実施例による別のテーブル情報展示の現在のインターフェースの概略図である。
【
図7(b)】本開示の実施例による別のテーブル情報展示の現在のインターフェースの概略図である。
【
図8】本開示の実施例によるテーブル展示装置の構成概略図である。
【
図9】本開示の実施例による電子機器の構成概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下は、添付図面を参照しながら、本開示の実施例をより詳細に記述する。添付図面においては本開示のいくつかの実施例が示されたが、本開示を各種の形態で実現することができ、ここで記述された実施例に限定されると解釈されないことを理解されたい。逆に、これらの実施例は、本開示をより徹底的且つ完全に理解するために提供される。本開示の添付図面及び実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を制限するものではないことを理解されたい。
【0013】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、且つ/又は並行して実行されてもよいことを理解されたい。さらに、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、且つ/又は示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点において制限されない。
【0014】
本明細書で使用される「含む」という用語及びその変形は、開放式包括であり、即ち、「を含むが、それらに限らない」を意味する。「基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」を意味する。「一実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を意味し、「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を意味し、「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語の関連定義は、以下の記述において与えられる。
【0015】
なお、本開示で記載された「第1の」、「第2の」などの概念は、単に異なる装置、モジュール、又はユニットを区別するためのものであり、これらの装置、モジュール、又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではない。
【0016】
なお、本開示で記載された「1つ」、「複数」の修飾は、模式的なものであり、制限性のあるものではない。特別な説明がない限り、「1つ又は複数」と理解されることが当業者に自明である。
【0017】
本開示の実施形態における複数の装置間でやりとりされるメッセージ又は情報の名称は、説明的なものに過ぎず、これらメッセージ又は情報の範囲を制限するものではない。
【0018】
関連技術では、テーブル閲覧を行う場合、テーブル全体を画像として端末機器に導出し、ユーザは、画像をドラッグすることによりデータ閲覧を行う。
【0019】
しかしながら、上記のようなユーザが手動でテーブルをドラッグして閲覧することに依存する方式では、ユーザは、閲覧の需要に応じて、対応する方向にテーブルの画像をドラッグして閲覧する必要があり、また、テーブルが比較的大きい場合、テーブルの画像を連続的に拡大又は縮小して閲覧する必要があり、テーブルの閲覧が不便である。
【0020】
上述したテーブルの閲覧が不便であるという問題を解決するために、本開示の実施例は、より読み易さの高いテーブルの展示方法を提案する。該方法では、ユーザの手動ドラッグ展示のみに依存するのではなく、展示モードと併せてテーブルの展示を行うことで、テーブルの展示の柔軟性を確保し、一方で、現在のインターフェースの展示サイズに適応して展示を行い、ユーザが手動でテーブルを拡大又は縮小して閲覧する必要がなく、テーブルの読み易さを向上させた。
【0021】
ここで、上記現在のインターフェースは、任意の端末機器に位置してもよい。該端末機器は、表示画面を有する携帯電話、ノートパソコン、ウェアラブルデバイスなどを含むが、それらに限定されない。上記テーブルは、従来のデータベーステーブルであってもよいし、他の任意のテーブル形式で展示されるデータ情報であってもよい。例えば、いくつかのデータ情報がデータベースに由来しないが、展示されるときにテーブル形式で展示される場合、該データ情報も本実施例におけるテーブルに属する。
【0022】
以下は、具体的な実施例を結び付けながら、テーブル展示方法について説明する。
【0023】
図1は、本開示の実施例によるテーブル展示方法の流れを示す図である。該方法は、テーブル展示装置によって実行されてもよい。ここで、該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアで実装されてもよく、一般的には電子機器に統合され得る。
図1に示すように、該方法は以下のようなステップを含む。
【0024】
ステップ101:テーブルの現在のインターフェースでの展示モードを決定する。
【0025】
本実施例における展示モードは、テーブルの現在のインターフェースでの展示内容(テーブルのインデックスフィールド、テーブルにおけるセル内のデータなどを含むが、これらに限定されない)、展示フォーマット(展示内容の展示位置、展示動画、展示フォントサイズのうちの1つ又は複数を含むが、これらに限定されない)などを規定するために使用される。
【0026】
本実施例では、テーブルの現在のインターフェースでの展示モードを決定して、さらに展示モードに応じて、現在のインターフェースに展示するテーブルの具体的内容を決定する。
【0027】
なお、異なる応用シナリオでは、テーブルのモバイル側での展示モードを決定する方式は異なり、いくつかの可能な実施例では、システムによってデフォルト設定される展示モードを受信する。即ち、本実施例では、展示モードは、システムによってデフォルト設定される。
【0028】
別のいくつかの可能な実施例では、展示モードの候補のリストを予め設定してもよい。展示モードの候補のリストには、複数の展示モードが含まれてもよい。これにより、ユーザが展示モードの候補のリストから選択した展示モードを、テーブルのモバイル側での展示モードとして受信する。
【0029】
さらに別のいくつかの可能な実施例では、異なる展示モードの切替順序を予め設定しておき、現在の展示モードに対する切替操作に応答して、切替後の展示モードを決定する。即ち、ユーザが1回の切替操作を実行する場合、展示モードを現在の展示モードの次の展示モードに切り替える。例えば、展示モード1、展示モード2、展示モード3が順次切り替えられると決定される場合、現在の展示モードが展示モード1であり、かつ、ユーザが1回の切替操作を実行すれば、展示モード2がテーブルのモバイル側での展示モードとして決定される。
【0030】
ステップ102:テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、展示モードに応じて、現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示する。
【0031】
ここで、本実施例における、テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答することについて、該閲覧トリガ操作は、ユーザによる現在のインターフェースでのテーブルに対するトリガ軌跡により実現されてもよいし、ユーザの音声により実現されてもよいし、ユーザによる予め設定されたテーブルの閲覧コントロールに対するトリガにより実現されてもよい。ここでは一々列挙しない。
【0032】
このため、本実施例では、テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、展示モードに応じてテーブル情報を表示する。上述したように、展示モードは、テーブルの展示内容や展示フォーマットなどを決定するので、展示モードに応じてテーブルの直感的な展示内容を柔軟に決定することができる。
【0033】
また、テーブル情報のサイズが大き過ぎることによりテーブル情報の表示が限られ、又はテーブル情報のサイズが小さいことによりユーザがテーブル情報を明確に知ることが困難になることを避けるために、本実施例では、現在のインターフェースの表示サイズに基づいてテーブル情報をマッチングさせることにより、展示モードと現在のインターフェースの表示サイズとを組み合わせてテーブル情報を表示し、テーブル情報と現在のインターフェースとがぴったり合うという感覚をユーザに直感的に与える。
【0034】
例えば、展示モードは、テーブルのデフォルトの展示行高と列幅を含む場合、展示サイズの長さ及び幅に基づいて、展示するテーブルの行位置と列位置を決定する(ここで、展示の平滑性のために、
図2に示すように、ここの行と列は、整数でなくてもよい。即ち、展示サイズに応じて、ある行の部分領域又はある列の部分領域などを展示してもよい)。
【0035】
ここで、いくつかの可能な実施例では、展示サイズは、横型画面サイズであってもよいし、縦型画面サイズであってもよい。即ち、本実施例では、展示モードに応じて現在のインターフェースの横型画面視聴サイズにマッチングするテーブル情報を表示してもよいし、展示モードに応じて現在のインターフェースの縦型画面視聴サイズにマッチングするテーブル情報を表示してもよい。
【0036】
ここで、本実施例では、テーブルの行が多く、列が少ない場合には、
図3(a)に示すように、横型画面視聴サイズでは、テーブルの行が横型画面方向に切り替えて表示されるように制御し、縦型画面視聴サイズでは、テーブルの行に対応する内容が縦型画面方向に切り替えて表示されるように制御する。
【0037】
逆に、テーブルの行が少なく、列が多い場合には、
図3(b)に示すように、横型画面視聴サイズでは、テーブルの列が横型画面方向に切り替えて表示されるように制御し、縦型画面視聴サイズでは、テーブルの列が縦型画面方向に切り替えて表示されるように制御する。
【0038】
以上のように、本開示の実施例によるテーブル展示方法は、テーブルの現在のインターフェースでの展示モードを決定し、さらに、テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、展示モードに応じて、現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示する。これにより、携帯端末の展示サイズと展示モードに適応してテーブル内容の展示を行い、テーブルの読み易さを向上させ、テーブルにおける内容の閲覧に利便性を提供する。
【0039】
本開示の実施例におけるテーブル情報は、展示モードに応じて展示を行い、直感的にテーブルにおけるテーブル情報を展示モードによって自動的に適応して分割展示し、ユーザが手動でテーブルをドラッグしてテーブル情報の閲覧を行う必要がなく、従来のテーブル情報の表示方式を打ち破り、テーブルの読み易さを向上させる。
【0040】
当業者が本開示の実施例のテーブルがどのように展示モードに応じて展示されるかを明瞭に理解できるように、以下、それぞれ異なる展示モード例と併せて説明する。
【0041】
例1
この例では、展示モードは、第1の展示モードである。
【0042】
本実施例では、テーブルに対するスライド閲覧操作に応答して、スライド閲覧操作のスライド方向に関連付けて、現在のインターフェースに展示サイズにマッチングするテーブル情報を連続的にスライド表示する。ここで、スライド閲覧操作は、左右スライド閲覧操作であってもよい。このとき、スライド閲覧操作のスライド方向は、左右方向である。又は、スライド閲覧操作は、上下スライド閲覧操作であってもよい。このとき、スライド閲覧操作のスライド方向は、上下方向などである。勿論、スライド閲覧操作のスライド方向は、他の方向、例えば、左下、左上などであってもよく、ここでは一々列挙しない。
【0043】
理解できるように、本実施例では、現在のインターフェースでのテーブルは、リストの形でフィールド名や具体的なセル内容などのテーブル情報を展示する。リストの形で提示する場合、スライド閲覧操作に応じて内容の自由な切り替えを行うことができる。
【0044】
例えば、
図4(a)に示すように、展示モードが第1の展示モードである場合、テーブルの右から左へのスライド閲覧操作に応答して、テーブルを右から左に切り替えて表示することで、平滑な切り替え感覚をユーザに直感的に与える。
【0045】
勿論、本例においても、コントロールを介して第1の展示モードにおけるテーブル情報の切替表示をトリガしてもよい。
【0046】
本例では、展示モードが第1の展示モードである場合、テーブル閲覧コントロールに対するトリガ操作に応答して、該テーブル閲覧コントロールは、モバイル端のボリュームなどのハードウェアコントロールに統合されてもよいし、現在のインターフェースに表示される仮想コントロールであってもよい。
【0047】
本実施例では、トリガ操作のページ戻り、送りページ方向に関連付けて、例えば、閲覧コントロールのダブルタップ操作にページ戻りを関連付け、閲覧コントロールの長押し操作にページ送りを関連付けるなどして、現在のインターフェースに、展示サイズにマッチングするテーブル情報を連続的にめくり表示する。それにより、テーブル情報をめくり表示する感覚をユーザに直感的に与え、ユーザがテーブルを閲覧するとき、電子書籍などのオンラインコンテンツを読むように感じて、便利に閲覧することができる。
【0048】
例えば、
図4(b)に示すように、閲覧コントロールが現在のインターフェースに表示されている「前のページ」と「次のページ」という仮想コントロールである場合、ユーザが「次のページ」をタップすると、現在のインターフェースでページ送りして、展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示する。
【0049】
例2
この例では、展示モードは、第2の展示モードである。
【0050】
この例では、
図5に示すように、テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、展示モードに応じて、現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することは、以下のようなステップを含む。
【0051】
ステップ501:展示モードが第2の展示モードである場合、テーブルに対するスライド閲覧操作に応答して、現在のインターフェースの第1の関連領域に、テーブルにおけるインデックスフィールドを持続的に展示する。
【0052】
ここで、スライド閲覧操作は、左右スライド閲覧操作であってもよい。このとき、スライド閲覧操作のスライド方向は、左右方向であり、又は、上下スライド閲覧操作である。このとき、スライド閲覧操作のスライド方向は、上下方向などである。勿論、スライド閲覧操作のスライド方向は、他の方向、例えば、左下、左上などであってもよく、ここでは一々列挙しない。
【0053】
本実施例では、多くのシナリオにおいて、テーブルが比較的大きい場合、非インデックスフィールドが位置するセル内容を表示するとき、ユーザは、現在閲覧しているセル内容がどのインデックスフィールドに対応するかを知ることが困難である。例えば、インデックスフィールドがユーザの氏名を含む場合、ユーザは、ユーザの氏名が位置するインデックスフィールドを含まない現在のインターフェースのテーブル情報を閲覧するとき、現在のテーブル情報がどのユーザに対応するかを知ることができない。従って、テーブルの読み易さをさらに向上させるために、本実施例では、現在のインターフェースの第1の関連領域にテーブルにおけるインデックスフィールドを持続的に展示する。それにより、テーブル情報がテーブルのどれらのセルに対応するかにかかわらず、ユーザは、現在のインターフェースでセル内容に対応するインデックスフィールドを明確に知ることができる。
【0054】
ここで、上記第1の関連領域は、インデックスフィールドに対応するテーブル情報が位置する領域の任意の空白領域であってもよいし、インデックスフィールドに対応するテーブル情報が位置する領域の背景領域などであってもよい。ここでは制限しない。
【0055】
ステップ502:スライド閲覧操作のスライド方向に関連付けて、現在のインターフェースの第2の関連領域に、展示サイズにマッチングし、且つインデックスフィールドに対応するテーブル情報を連続的にスライド表示する。
【0056】
本実施例では、スライド閲覧操作のスライド方向に関連付けて、現在のインターフェースの第2の関連領域に、展示サイズにマッチングし、且つインデックスフィールドに対応するテーブル情報を連続的にスライド表示する。即ち、第2の関連領域は、インデックスフィールドに対応するセルにおけるテーブル情報の現在のインターフェースでの表示領域と捉えることができる。これにより、テーブル情報が切り替えられるとき、常に第1の関連領域にインデックスフィールドが表示されることを確保することができる。例えば、
図6(a)に示すように、展示モードが第2の展示モードであり、インデックスフィールドがユーザの氏名であり、第1の関連領域がインデックスフィールドに対応するテーブル情報が位置する領域における任意の空白領域である場合、テーブルに対する右から左へのスライド閲覧操作に応答して、第2の関連領域にテーブルのテーブル情報を右から左へ切り替えて表示し、常に第1の関連領域にインデックスフィールドを表示する。それにより、テーブル情報がどのセルに対応するかにかかわらず、現在のインターフェースでテーブル情報が属するインデックスフィールドを知ることができる。
【0057】
同様に、本例においても、コントロールを介して第2の展示モードにおけるテーブル情報の切替表示をトリガしてもよい。
【0058】
本例では、展示モードが第2の展示モードである場合、テーブル閲覧コントロールに対するトリガ操作に応答して、現在のインターフェースの第1の関連領域にテーブルにおけるインデックスフィールドを持続的に展示する。該テーブル閲覧コントロールは、モバイル端のボリュームなどのハードウェアコントロールに統合されてもよいし、現在のインターフェースに表示される仮想コントロールであってもよい。
【0059】
さらに、トリガ操作のページ戻り、ページ送り方向に関連付ける。例えば、閲覧コントロールのダブルタップ操作にページ戻りを関連付け、閲覧コントロールの長押し操作にページ送りを関連付けるなどして、現在のインターフェースの第2の関連領域に、展示サイズにマッチングし、且つインデックスフィールドに対応するテーブル情報を連続的にめくり表示する。これにより、テーブル情報がめくり表示される際に、常に第1の関連領域にインデックスフィールド名が表示されることを確保することができる。
【0060】
例えば、
図6(b)に示すように、閲覧コントロールが現在のインターフェースに表示されている「前のページ」と「次のページ」という仮想コントロールであり、展示モードが第2の展示モードであり、インデックスフィールドがユーザの氏名であり、第1の関連領域がインデックスフィールドに対応するテーブル情報が位置する領域における任意の空白領域である場合、ユーザが「次のページ」をタップすると、現在のインターフェースの第2の関連領域に、展示サイズにマッチングするテーブル情報をページ送り表示して、第1の関連領域にインデックスフィールドを表示する。それにより、テーブル情報がどのセルに対応するかにかかわらず、現在のインターフェースでテーブル情報が属するインデックスフィールドを知ることができる。
【0061】
以上の説明を踏まえ、テーブルの読み易さをさらに向上させるために、第1の関連領域と第2の関連領域に対して表示方式の処理を行ってもよい。例示すると、以下の通りである。
【0062】
本開示の一実施例では、上述した、現在のインターフェースの第1の関連領域にテーブルにおけるインデックスフィールドを持続的に展示するとき、第1の関連領域にインデックスフィールドを持続的に固定展示してもよい。また、表示の興趣性を高めるために、第1の関連領域にインデックスフィールドを持続的に点滅展示してもよい。
【0063】
本開示の一実施例では、第1の関連領域と第2の関連領域に表示される情報は、カードの形で拡大展示されてもよい。これにより、ユーザは、テーブル情報をより直感的に知ることができる。
【0064】
本開示の別の実施例では、マッチングする第1の関連領域と第2の関連領域に表示される情報は、上下に隣接するように展示される。例えば、
図6(b)に示すように、第1の関連領域は、第2の関連領域の上方に位置している。又は、マッチングする第1の関連領域と第2の関連領域に表示される情報は、左右に隣接するように展示される。例えば、
図6(c)に示すように、テーブルが縦型画面サイズで表示される場合、マッチングする第1の関連領域と第2の関連領域に表示される情報は、左右に隣接するように展示される。
【0065】
強調されることとして、実際の応用において、テーブルのインデックスフィールドは、第1のインデックスフィールドと第2のインデックスフィールドとを含む。ここで、第1のインデックスフィールドは、上述の実施例で説明したインデックスフィールド、即ち、テーブル情報が属するオブジェクトを一意に特定できるフィールド、例えば、
図6(a)における「氏名」インデックスフィールドなどと捉えることができる。第2のインデックスフィールドは、各第1のインデックスフィールドでの複数のテーブル情報がそれぞれ属するオブジェクトのどの属性を指し示すかを区別するものと捉えることができ、例えば、第1のインデックスフィールドが「氏名」であれば、対応する第2のインデックスフィールドは、「年齢」、「身長」、「性別」などであってもよい。
【0066】
本実施例では、テーブルの読み易さをさらに向上させるために、第1の関連領域に第1のインデックスフィールドを展示し、テーブルの閲覧トリガ操作(該閲覧トリガ操作は、閲覧コントロールに対するトリガ操作又はスライド閲覧操作などを含む)に関連付け、現在のインターフェースの第3の関連領域に、展示サイズにマッチングする第2のインデックスフィールドを変化表示する。それにより、各テーブル情報がどの属性に対応するかを直観的に指し示す。ここで、第3の関連領域は、同じ属性に対応するテーブル情報が位置する行又は列における関連領域、例えば、位置する行又は列における空白領域、又は対応するテーブル情報が位置する行又は列の先頭セル領域などであってもよい。本実施例では、各テーブル情報がどの属性に対応するかを直観的に指し示すために、第2の関連領域に、第3の関連領域と連動させて第1のインデックスフィールドと前記第2のインデックスフィールドに対応するテーブル情報を変化表示する。
【0067】
本開示のいくつかの実施例では、第1の関連領域と第2の関連領域は、テーブルデータの数に基づいて、相応な調整を行う。第1の関連領域は、全てのデータ行の第1のインデックスフィールドに対応する領域であってもよいし、いずれか一つのデータ行の単一の第1のインデックスフィールドに対応する領域であってもよい。第2の関連領域は、全てのデータ行のテーブル情報に対応する領域であってもよいし、いずれか一つのデータ行のいずれかのテーブル情報に対応する領域であってもよい。
【0068】
続いて、
図6(a)に示すシナリオを例にすると、
図6(d)を参照して、第1のインデックスフィールドが「氏名」フィールドであり、第2のインデックスフィールドが「年齢」、「学年」、「性別」などの他のインデックスフィールドであり、第3の関連領域が第2のインデックスフィールドに対応するテーブル情報が位置する列の先頭セルが位置する領域である場合、閲覧トリガ操作に応答して、「氏名」インデックスフィールドを固定展示するとき、第2のインデックスフィールドと対応するテーブル情報とを連動させて展示する。
【0069】
以上のように、本開示の実施例によるテーブル展示方法は、展示モードに応じてテーブル情報を適応して展示することにより、テーブル情報の読み易さをさらに向上させる。
【0070】
上記実施例で言及したように、展示モード間は切り替え可能である。展示モードを切り替えるとき、切り替えの平滑感を高めるために、本開示の実施例では、さらにテーブルに対して表示上の調整を行う。以下、第1の展示モードと第2の展示モードとの間の切り替えを例にして説明する。
【0071】
本開示の一実施例では、第1の展示モードから第2の展示モードへ切り替えられ、例えば、ユーザが第1の展示モードから第2の展示モードへ切り替えるコントロールをトリガしたことに応答して、第1の展示モードから第2の展示モードへ切り替える切り替え命令をトリガして、テーブルのデータ構造とフィールドの展示位置を変化させる。ここで、データ構造は、テーブルにおける行又は列の位置関係などのうちの1つ又は複数を含むが、これらに限定されない。
【0072】
本開示の一実施例では、第2の展示モードに切り替えられるとき、第1の展示モードにおける部分インデックスフィールドを、テーブルの元の領域から、残りのインデックスフィールドに対応するテーブル情報の内容行における関連領域に変化させて固定表示して、テーブルのデータ構造の変化を実現する。
【0073】
ここで、テーブル情報における部分インデックスフィールドは、上述した第1のインデックスフィールドなどであってもよいし、第1のインデックスフィールドと、現在のインターフェースに一部が表示されていない第2のインデックスフィールドなどであってもよい。部分インデックスフィールドがどのインデックスフィールドに対応するかは、シナリオに応じて設定することができ、ここでは表示しない。また、テーブル情報の内容行における関連領域は、上記実施例における第1の関連領域などであってもよい。
【0074】
勿論、テーブル情報の内容行における関連領域は、対応するテーブル情報の内容行における先頭セル領域であってもよい。例えば、
図7(a)に示すように、部分インデックスフィールドが「氏名」インデックスフィールドである場合、第2の展示モードに切り替えられたとき、第1の展示モードにおける「氏名」インデックスフィールドをテーブルの元の領域から、残りのインデックスフィールドに対応するテーブル情報の内容行における先頭セル領域に変化させて固定表示してもよい。このとき、他のインデックスフィールドと対応するテーブル情報の位置を適応的に調整する。
【0075】
本実施例では、切り替えの平滑性をさらに高めるために、テーブルにおけるフィールドの展示位置を適応的に調整してもよい。即ち、第2の展示モードに切り替えられたとき、テーブルにおける内容行の行間距離が、第1の展示モードに対応する第1の距離から第2の展示モードに対応する第2の距離に変化する。ここで、第1の距離と第2の距離は、実験データによって規格化されてもよいし、テーブルにおける内容行中のテーブル情報のフォントサイズに応じて適応されてもよい。
【0076】
続いて
図7(a)に示すシナリオを例にして、
図7(b)に示すように、第2の展示モードに切り替えられたとき、インデックスフィールド及び対応するテーブル情報を明確に展示するために、行高などを適応的に調整する。
【0077】
勿論、上記実施例では、単に行間距離を例に説明したが、実際の応用に際して、列幅などを調整してもよい。列幅の調整論理は行間距離の調整論理と同じであるので、ここではこれ以上説明しない。
【0078】
以上のように、本開示の実施例のテーブル展示方法は、展示モードの切り替えに適応し、テーブルのデータ構造と展示位置を調整し、展示モードの切り替えの平滑性を向上させる。
【0079】
本開示の実施例による技術案は、関連技術に比較して、次の利点がある。本開示の実施例によるテーブル展示態様は、テーブルの現在のインターフェースでの展示モードを決定し、さらに、テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、展示モードに応じて、現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示する。これにより、携帯端末の展示サイズと展示モードに適応してテーブル内容の展示を行い、テーブルの読み易さを向上させ、テーブルにおける内容の閲覧に利便性を提供する。
【0080】
上記の実施例を実現するために、本開示は、テーブル展示装置をさらに提案する。
【0081】
図8は、本開示の実施例によるテーブル展示装置の構成概略図である。該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアで実装されてもよく、一般的には電子機器に統合され得る。
図8に示すように、該装置は、決定モジュール810と、表示モジュール820とを含み、そのうち、
決定モジュール810は、テーブルの現在のインターフェースでの展示モードを決定するためのものである。
【0082】
表示モジュール820は、テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、展示モードに応じて、現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示するためのものである。
【0083】
本開示の実施例によるテーブル展示装置は、本開示のいずれかの実施例によるテーブル展示方法を実行することができ、方法の実行に対応する機能モジュールと有益な効果を有する。
【0084】
上記実施例を実現するために、本開示は、プロセッサによって実行されると、上記実施例におけるテーブル展示方法を実現させるコンピュータプログラム/命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提案する。
【0085】
図9は、本開示の実施例による電子機器の構成概略図である。
【0086】
以下、本開示の実施例を実現することに適合する電子機器900の構成概略図を示す
図9を具体的に参照する。本開示の実施例中の電子機器900は、例えば、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(可搬式マルチメディア再生機)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などの携帯端末、及び例えばデジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含み得るが、それらに限らない。
図9に示された電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何の制限も加えない。
【0087】
図9に示すように、電子機器900は処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックプロセッサーなど)901を含んでもよく、それはリードオンリーメモリ(ROM)902に記憶されたプログラム又は記憶装置908からランダムアクセスメモリ(RAM)903にロードされたプログラムによって各種の適切な動作及び処理を実行することができる。RAM 903には、電子機器900の操作に必要な各種のプログラムやデータがさらに格納されている。処理装置901、ROM 902及びRAM 903は、バス904を介して相互に接続される。入力/出力(I/O)インターフェース905もバス904に接続される。
【0088】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラヘッド、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置906と、例えば液晶ディスプレイー(LCD)、スピーカー、発振器などを含む出力装置907と、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置908と、通信装置909とがI/Oインターフェース905に接続されていてもよい。通信装置909は電子機器900が他のデバイスと無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。
図9に各種の装置を備えた電子機器900が示されているが、示された装置の全てを実施したり、具備したりすることを要求する意図がないことを理解されたい。それより多く又は少ない装置を代替的に実施したり、具備したりすることが可能である。
【0089】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら上述したプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現できる。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、それは非一時的なコンピュータ可読媒体に搭載された、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置909によってネットワークからダウンロード及びインストールされ、又は記憶装置908からインストールされ、又はROM 902からインストールされ得る。処理装置901によって該コンピュータプログラムが実行されると、本開示の実施例のテーブル展示方法で限定された上記機能を実行する。
【0090】
なお、本開示における上記コンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又はそれらの任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス或いはそれらの任意の組み合わせであってもよいが、それらに限らない。コンピュータ可読記憶媒体は、より具体的な例として、1つ又は複数の導線を有する電気接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディス、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか記憶するいかなる有形媒体であってもよく、該プログラムはコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、それらと組み合わせて使用されることが可能である。本開示では、コンピュータ可読信号媒体はベースバンドで伝播されるデータ信号又は搬送波で一部を伝播するデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードを搭載した。このように伝播されるデータ信号は多種の形式を採用してもよく、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限らない。コンピュータ可読信号媒体は更にコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体はコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるかそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送可能であり、電線、光ケーブル、RF(ラジオ周波数)など又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。
【0091】
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキスト転送プロトコル)などの任意の現在既知の又は将来開発されるネットワークプロトコルを用いて通信することができ、任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、インターネット(例えば、インターネット)、及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、並びに現在既知の又は将来開発される任意のネットワークを含む。
【0092】
上記コンピュータ可読媒体は上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に実装されていない単独したものであってもよい。
【0093】
上記コンピュータ可読媒体には1つ又は複数のプログラムが搭載されており、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器によって実行されると、該電子機器に、
テーブルの現在のインターフェースでの展示モードを決定し、さらに、前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することを実行させる。これにより、携帯端末の展示サイズと展示モードに適応してテーブル内容の展示を行い、テーブルの読み易さを向上させ、テーブルにおける内容の閲覧に利便性を提供する。
【0094】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組み合わせを用いて書くことが可能であり、上記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava、Smalltalk、C++を含み、更に一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含むが、それらに限らない。プログラムコードは完全にユーザコンピュータで実行したり、部分的にユーザコンピュータで実行したり、独立したソフトウェアパッケージとして実行したり、一部をユーザコンピュータで一部をリモートコンピュータで実行したり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行したりすることができる。リモートコンピュータの場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意のネットワークによってユーザコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えば、インターネットサービスプロバイダーを用いてインターネット経由で接続する)。
【0095】
添付図面のうちフローチャート及びブロック図は本開示の各種の実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び動作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは1つのモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分を代表することができ、該モジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分は指定された論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含む。なお、いくつかの置換としての実現では、ブロックに表記される機能は図面に付したものと異なる順序で実現してもよい。例えば、二つの連続的に示されたブロックは実質的に同時に実行してもよく、また、係る機能によって、それらは逆な順序で実行してもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定される機能又は操作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよいし、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現してもよいことを注意されたい。
【0096】
本開示の実施例に係るユニットはソフトウェアで実現してもよいし、ハードウェアで実現してもよい。ここで、ユニットの名称は該ユニット自身を限定しない場合がある。
【0097】
本明細書で上述された機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理構成要素によって実行され得る。例えば、使用可能な例示的なハードウェア論理構成要素は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブル論理装置(CPLD)などを含むが、それらに限らない。
【0098】
本開示において、機械可読媒体は、有形媒体であってもよく、コマンド実行システム、装置、又はデバイスによって使用され、又はコマンド実行システム、装置、又はデバイスと組み合わせて使用されるプログラムを含み、又は記憶することができる。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であり得る。機械可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体システム、装置、もしくはデバイス、又は上記の任意の好適な組み合わせを含み得るが、それらに限らない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の配線に基づく電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含む。
【0099】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示は、テーブルの現在のインターフェースでの展示モードを決定することと、前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することとを含むテーブル展示方法を提供する。
【0100】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示方法において、前述した、テーブルのモバイル端での展示モードを決定することは、
システムによってデフォルト設定される展示モードを受信すること、又は、
ユーザが展示モードの候補のリストから選択した展示モードを受信すること、又は、
現在の展示モードに対する切替操作に応答して、切替後の展示モードを決定することを含む。
【0101】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示方法において、前述した、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することは、
前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの横型画面視聴サイズにマッチングするテーブル情報を表示すること、
又は、
前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの縦型画面視聴サイズにマッチングするテーブル情報を表示することを含む。
【0102】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示方法において、
前述した、前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することは、
前記展示モードが第1の展示モードである場合、前記テーブルに対するスライド閲覧操作に応答して、前記スライド閲覧操作のスライド方向に関連付けて、前記現在のインターフェースに、前記展示サイズにマッチングするテーブル情報を連続的にスライド表示することを含む。
【0103】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示方法において、前記スライド閲覧操作は、
左右スライド閲覧操作又は上下スライド閲覧操作を含む。
【0104】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示方法において、前述した、前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することは、
前記展示モードが第1の展示モードである場合、前記テーブル閲覧コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記トリガ操作のページ戻り・ページ送り方向に関連付けて、前記現在のインターフェースに、前記展示サイズにマッチングするテーブル情報を連続的にめくり表示することを含む。
【0105】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示方法において、前述した、前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することは、
前記展示モードが第2の展示モードである場合、前記テーブルに対するスライド閲覧操作に応答して、前記現在のインターフェースの第1の関連領域に、前記テーブルにおけるインデックスフィールドを持続的に展示することと、
前記スライド閲覧操作のスライド方向に関連付けて、前記現在のインターフェースの第2の関連領域に、前記展示サイズにマッチングし、且つ前記インデックスフィールドに対応するテーブル情報を連続的にスライド表示することとを含む。
【0106】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示方法において、前述した、前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示することは、
前記展示モードが第2の展示モードである場合、前記テーブル閲覧コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記現在のインターフェースの第1の関連領域に、前記テーブルにおけるインデックスフィールドを持続的に展示することと、
前記トリガ操作のページ戻り・ページ送り方向に関連付けて、前記現在のインターフェースの第2の関連領域に、前記展示サイズにマッチングし、且つ前記インデックスフィールドに対応するテーブル情報を連続的にめくり表示することとを含む。
【0107】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示方法において、
前記現在のインターフェースの第1の関連領域に、前記テーブルにおけるインデックスフィールドを持続的に展示することは、
前記第1の関連領域に前記インデックスフィールドを持続的に固定展示すること、又は、
前記第1の関連領域に前記インデックスフィールドを持続的に点滅展示することを含む。
【0108】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示方法において、マッチングする前記第1の関連領域と前記第2の関連領域に表示される情報は、上下に隣接するように展示され、又は、
マッチングする前記第1の関連領域と前記第2の関連領域に表示される情報は、左右に隣接するように展示される。
【0109】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示方法において、さらに、
前記第1の関連領域と前記第2の関連領域に表示される情報をカードの形で拡大展示することを含む。
【0110】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置は、テーブルの現在のインターフェースでの展示モードを決定するための決定モジュールと、
前記テーブルに対する閲覧トリガ操作に応答して、前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの展示サイズにマッチングするテーブル情報を表示するための表示モジュールとを含む。
【0111】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置において、前記決定モジュールは、具体的には、
システムによってデフォルト設定される展示モードを受信すること、又は、
ユーザが展示モードの候補のリストから選択した展示モードを受信すること、又は、
現在の展示モードに対する切替操作に応答して、切替後の展示モードを決定することに用いられる。
【0112】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置において、前記表示モジュールは、具体的には、
前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの横型画面視聴サイズにマッチングするテーブル情報を表示すること、
又は、
前記展示モードに応じて、前記現在のインターフェースの縦型画面視聴サイズにマッチングするテーブル情報を表示することに用いられる。
【0113】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置において、前記表示モジュールは、具体的には、
前記展示モードが第1の展示モードである場合、前記テーブルに対するスライド閲覧操作に応答して、前記スライド閲覧操作のスライド方向に関連付けて、前記現在のインターフェースに、前記展示サイズにマッチングするテーブル情報を連続的にスライド表示することに用いられる。
【0114】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置において、前記スライド閲覧操作は、
左右スライド閲覧操作又は上下スライド閲覧操作を含む。
【0115】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置において、前記表示モジュールは、具体的には、前記展示モードが第1の展示モードである場合、前記テーブル閲覧コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記トリガ操作のページ戻り・ページ送り方向に関連付けて、前記現在のインターフェースに、前記展示サイズにマッチングするテーブル情報を連続的にめくり表示することに用いられる。
【0116】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置において、前記表示モジュールは、具体的には、
前記展示モードが第2の展示モードである場合、前記テーブルに対するスライド閲覧操作に応答して、前記現在のインターフェースの第1の関連領域に、前記テーブルにおけるインデックスフィールドを持続的に展示することと、
前記スライド閲覧操作のスライド方向に関連付けて、前記現在のインターフェースの第2の関連領域に、前記展示サイズにマッチングし、且つ前記インデックスフィールドに対応するテーブル情報を連続的にスライド表示することとに用いられる。
【0117】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置において、前記テーブルのインデックスフィールドは、第1のインデックスフィールドと第2のインデックスフィールドとを含み、前記表示モジュールは、さらに、
前記第1の関連領域に前記第1のインデックスフィールドを展示することと、
前記テーブルの閲覧トリガ操作に関連付けて、前記現在のインターフェースの第3の関連領域に、前記展示サイズにマッチングする第2のインデックスフィールドを変化表示すると共に、前記第2の関連領域に前記第3の関連領域と連動させて前記第1のインデックスフィールドと前記第2のインデックスフィールドに対応するテーブル情報を変化表示することとに用いられる。
【0118】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置において、前記表示モジュールは、
前記展示モードが第2の展示モードである場合、前記テーブル閲覧コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記現在のインターフェースの第1の関連領域に、前記テーブルにおけるインデックスフィールドを持続的に展示するための展示部と、
第2の前記トリガ操作のページ戻り・ページ送り方向に関連付けて、前記現在のインターフェースの第2の関連領域に、前記展示サイズにマッチングし、且つ前記インデックスフィールドに対応するテーブル情報を連続的にめくり表示するための表示部とを含む。
【0119】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置において、前記表示部は、具体的には、
前記第1の関連領域に前記インデックスフィールドを持続的に固定展示すること、又は、
前記第1の関連領域に前記インデックスフィールドを持続的に点滅展示することに用いられる。
【0120】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置において、マッチングする前記第1の関連領域と前記第2の関連領域に表示される情報は、上下に隣接するように展示され、又は、
マッチングする前記第1の関連領域と前記第2の関連領域に表示される情報は、左右に隣接するように展示される。
【0121】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置において、前記表示モジュールは、さらに、前記第1の関連領域と前記第2の関連領域に表示される情報をカードの形で拡大展示することに用いられる。
【0122】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置において、前記表示モジュールは、さらに、第1の展示モードから第2の展示モードに切り替えられたことに応答して、前記テーブルのデータ構造とフィールドの展示位置を変化させることに用いられる。
【0123】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置において、前記展示モジュールは、具体的には、第2の展示モードに切り替えられたとき、前記第1の展示モードにおける部分インデックスフィールドを、前記テーブルの元の領域から、残りのインデックスフィールドに対応するテーブル情報の内容行における関連領域に変化させて固定表示することに用いられる。
【0124】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示によるテーブル展示装置において、前記展示モジュールは、具体的には、第2の展示モードに切り替えられたとき、前記テーブルにおける内容行の行間距離を前記第1の展示モードに対応する第1の距離から前記第2の展示モードに対応する第2の距離に変化させることに用いられる。
【0125】
上記のモジュール又はユニットは、1つ又は複数の汎用プロセッサ上で実行されるソフトウェアコンポーネントとして実現されてもよいし、何らかの機能又はそれらの組み合わせを実行するハードウェア、例えば、プログラマブルロジックデバイス及び/又は特定用途向け集積回路として実現されてもよい。いくつかの実施例において、これらモジュール又はユニットは、ソフトウェア製品の形態で具現化されてもよく、該ソフトウェア製品は、不揮発性記憶媒体に記憶されてもよく、これら不揮発性記憶媒体には、コンピュータデバイス(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク機器、携帯端末など)に本開示の実施例において説明された方法を実現させることが含まれる。他のいくつかの実施例において、上記モジュール又はユニットは、単一の装置上に実現されてもよいし、複数の装置上に分散されてもよい。これらのモジュール又はユニットの機能は、互いに統合されてもよいし、更に複数のサブユニットに分割されてもよい。
【0126】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示は、
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を含み、
前記プロセッサは、前記メモリから前記実行可能命令を読み出し、前記命令を実行して本開示によるいずれか一つのテーブル展示方法を実現させるためのものである、電子機器を提供する。
【0127】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示は、本開示によるいずれか一つのテーブル展示方法を実行するためのコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0128】
本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに本開示の実施例によるテーブル展示方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラムをさらに提供する。
【0129】
本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに本開示の実施例によるテーブル展示方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0130】
上述したのは本開示の好ましい実施例及び適用する技術原理の説明に過ぎない。本開示に係る開示の範囲は、上記技術特徴の特定組合による技術案に限定されず、上記開示の構想を逸脱することなく上記技術特徴又はそれと同等な特徴を任意に組み合わせて形成した他の技術案をも含むことが当業者に自明である。例えば、上記特徴と本開示に開示された(それらに限らない)類似的な機能を有する技術的特徴を互いに取り替えて形成した技術案をも含む。
【0131】
また、各操作は、特定の順序で記述されているが、これは、そのような操作が、示されている特定の順序で、又は順次的な順序で実行されることを求めている、と理解されない。所定の環境では、マルチタスクと並行処理が有利であり得る。同様に、若干の具体的な実現の詳細が上記の記述に含まれているが、それらは、本開示の範囲を制限するものとして解釈されない。単一の実施例に関連して記載されている特定の特徴は、単一の実施例と組み合わせても実装可能である。逆に、単一の実施例に関連して記載されている様々な特徴はまた、複数の実施例で別々に、又は何らかの適切なサブコンビネーションで実装可能である。
【0132】
本主題は、構造的特徴及び/又は方法論理動作に特有の言語で記述されたが、添付の特許請求の範囲に限定された主題は、必ずしも上記で記述された特定の特徴又は動作に限定されないことを理解されたい。むしろ、上述された特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形態に過ぎない。
【国際調査報告】