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特表2024-515898ドロップトレイのための装置及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-04-10
(54)【発明の名称】ドロップトレイのための装置及び方法
(51)【国際特許分類】
   A47D 15/00 20060101AFI20240403BHJP
【FI】
A47D15/00
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024505650
(86)(22)【出願日】2022-04-08
(85)【翻訳文提出日】2023-12-08
(86)【国際出願番号】 IB2022053331
(87)【国際公開番号】W WO2022219480
(87)【国際公開日】2022-10-20
(31)【優先権主張番号】2021901051
(32)【優先日】2021-04-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】AU
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523386016
【氏名又は名称】キャッチー ベイビー ピーティーワイ リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】コーエン,ブラッドリー
(57)【要約】
こぼれを捕らえるための装置及び方法が開示されている。装置は、ドロップトレイと、1つ以上の脚部及び高椅子シートを含む高椅子とを含む。装置はさらに、高椅子に接続されてもよい1つ以上の脚部を含み、1つ以上の脚部は、高椅子シートを床の上方に上げてもよい。また、装置は、床の上方で高椅子シートの下方に配置されてもよいドロップトレイを含む。ドロップトレイは、高椅子の1つ以上の脚部を囲んでもよく、ドロップトレイは、基部の上方にあり前記基部を囲む上部周縁部を含んでいてもよい。さらに、ドロップトレイは、上部周縁部と基部との間を延びる1つ以上の側壁を含んでいてもよい。また、基部は、高椅子の1つ以上の脚部に取り付けられてもよい。
【選択図】図9
【特許請求の範囲】
【請求項1】
こぼれ、用具、またはプレートを捕らえるための装置であって、前記装置は、
ドロップトレイと、1つ以上の脚部及び高椅子シートを含む高椅子と、を含み、
前記1つ以上の脚部は、前記高椅子に接続され、
前記1つ以上の脚部は、前記高椅子シートを床の上方に上げ、
前記ドロップトレイは、前記床の上方で前記高椅子シートの下方に配置され、
前記ドロップトレイは、前記高椅子の前記1つ以上の脚部を囲み、
前記ドロップトレイはさらに、
基部の上方にあり前記基部を囲む上部周縁部と、
前記上部周縁部と前記基部との間を延びる1つ以上の側壁と、を含み、
前記基部は、前記高椅子の前記1つ以上の脚部に取り付けられている、前記装置。
【請求項2】
前記基部の表面領域は前記高椅子シートよりも広い、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記基部は、前記1つ以上の側壁が、前記高椅子シートの下方の前側、右側、及び左側をカバーするように、前記高椅子の前記1つ以上の脚部に対して偏っている、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記基部は、前記1つ以上の側壁が、前記高椅子シートの下方の後側、右側、左側、及び前記前側をカバーするように、前記高椅子の前記1つ以上の脚部に対して中央に置かれている、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記ドロップトレイの前記1つ以上の側壁は、前記高椅子シートの下方の前記前側、前記右側、及び前記左側を越えて延びている、請求項3に記載の装置。
【請求項6】
前記ドロップトレイの前記1つ以上の側壁は、前記高椅子シートの下方の前記後側、前記右側、前記左側、及び前記前側を越えて延びている、請求項4に記載の装置。
【請求項7】
前記ドロップトレイは、薄いシートプラスチックで形成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記1つ以上の側壁は変形可能であり、その動作位置まで跳ね返る、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
ドロップトレイの前記基部は、前記高椅子の前記1つ以上の脚部に取り付けるための1つ以上の開口部を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記1つ以上の開口部は、前記高椅子の前記1つ以上の脚部の異なる構成と連結する汎用開口部である、請求項9に記載の装置。
【請求項11】
高椅子からのこぼれ、用具、またはプレートを捕らえるための方法であって、前記方法は、
高椅子から1つ以上の脚部を分離することであって、前記高椅子は、床の上方に上げられた高椅子シートを含む、前記分離することと、
前記高椅子の前記1つ以上の脚部をドロップトレイの基部上の1つ以上の開口部に挿入することであって、前記ドロップトレイは、
前記基部の上方にあり前記基部を囲む上部周縁部と、
前記上部周縁部と前記基部との間を延びる1つ以上の側壁と、を含む、前記挿入することと、
前記1つ以上の脚部を前記高椅子に再び取り付けることと、
前記ドロップトレイを前記床の上方で前記高椅子シートの下方に位置付けることと、を含む前記方法。
【請求項12】
前記基部の表面領域は前記高椅子シートよりも広い、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記基部の前記1つ以上の開口部は、前記1つ以上の側壁が、前記高椅子シートの下方の前側、右側、及び左側をカバーするように、前記高椅子の前記1つ以上の脚部に対して偏っている、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記基部の前記1つ以上の開口部は、前記1つ以上の側壁が、前記高椅子シートの下方の後側、右側、左側、及び前記前側をカバーするように、前記高椅子の前記1つ以上の脚部に対して中央に置かれている、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記ドロップトレイの前記1つ以上の側壁は、前記高椅子シートの下方の前記前側、前記右側、及び前記左側を越えて延びている、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記ドロップトレイの前記1つ以上の側壁は、前記高椅子シートの下方の前記後側、前記右側、前記左側、及び前記前側を越えて延びている、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記ドロップトレイは、薄いシートプラスチックで形成されている、請求項11に記載の方法。
【請求項18】
前記側壁は変形可能で、その動作位置まで跳ね返る、請求項11に記載の方法。
【請求項19】
前記1つ以上の開口部は、前記高椅子の前記1つ以上の脚部の異なる構成と連結する汎用開口部である、請求項11に記載の方法。
【請求項20】
1つ以上の脚部を備える高椅子であって、前記1つ以上の脚部は前記高椅子を床の上方に上げる前記高椅子からのこぼれを捕らえるための装置であって、前記装置は、
ドロップトレイを含み、
前記ドロップトレイは、前記床の上方で前記高椅子シートの下方に配置され、
前記ドロップトレイは、前記高椅子に取り付けられ、
前記ドロップトレイはさらに、
基部の上方にあり前記基部を囲む上部周縁部と、
前記上部周縁部と前記基部との間を延びる複数の側壁と、を含む、前記装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、オーストラリア仮出願第2021/901051号(2021年4月11日に出願)に対する優先権を主張する。なおこの文献は本明細書において全体として組み込まれている。
【0002】
本開示の実施形態は、落下する残骸(詳細には、限定することなく、高椅子に座っている間に幼児によって落とされた残骸、たとえば、食品及び液体)を捕らえるために使用されるドロップトレイのための装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0003】
任意の従来技術または背景の説明が本明細書に含まれることを、本出願人によって特定及び解決された問題を含む何らかの議論された問題が本出願人以外の誰かに知られたこと、どこにおいても公共の知識または共通の一般知識であったことを認めるものと解釈すべきではない。
【0004】
従来の高椅子は、4つの広がった脚部、シート、脚部穴、及びレールとともに形成されたある形式の拘束手段または上側部分(通常はフロントテーブル部分)を含んでいる場合がある。
【0005】
食品、液体、用具、またはプレートが、床の上に落ちるかまたはこぼれることが多い場合がある。幼児は非常に楽しくて機嫌が悪くなることがある。通常の解決策は、ドロップシートまたはマットを床の上に設けることである場合があり、椅子をマットの上に置く場合がある。マットは、幼児の活動から落下する残骸の範囲に応じるために、椅子の周りに十分なマージンを有する場合がある。椅子を動かしたい場合、マットがすでに乱雑になっている場合があるときには、マットは椅子とは別個に動かさなければならない。非常に多くの場合、ベビーフードはそれほど魅力的ではないことがあるため、マットは、動かせる前に掃除しなければならないことがある。マットを動かすと、より多くの乱雑が生じることがある。椅子とマットを別個に動かすと、親に対する仕事がさらに生じる場合がある。
【0006】
椅子とともに動かし得て、設置が簡単で、掃除がしやすく、安価であり得る有用な代替物、特にドロップトレイを提供することが望ましい。
【発明の概要】
【0007】
本発明の実施形態によって、高椅子用ドロップトレイであって、基部の上方にあり基部を囲む上部周縁部と、周縁部と基部との間を延びる側壁とを有し、基部は、離間に配置された高椅子脚部のための離間に配置された開口部を画定する手段を有する、高椅子用ドロップトレイが提供される。
【0008】
好ましくは、トレイは、薄いシートプラスチックのブランクから形成され、ブランクは、前記周縁部に対応する周囲と、周囲の内側にあり基部に対応する基部部分であって、離間に配置された開口部、好ましくは脚部穴を画定する手段を有する基部部分を有し、基部部分と周囲との間にマージンが存在し、マージンは側壁に対応し、さらに少なくとも1つの結合器部分であって、側壁と嵌合し、同時に側壁をその動作位置に偏らせるように適応された少なくとも1つの結合器部分が存在する。
【0009】
一実施形態では、トレイは、椅子のシート領域から脚部の端部まで延びる4つの広がった脚部を有する高椅子とともに使用するためであり、前記脚部の対向する対の端部は、対向する端部間の脚部端部間隔で直径方向に対向し、離間に配置された開口部を画定する手段が、4つの脚部穴を、椅子の脚部に対応する直径方向に対向する穴の対として提供し、対向する脚部穴間の間隔は、前記脚部端部間隔を下回る。
【0010】
別の実施形態では、トレイは、2つの脚部または直立物を有する椅子とともに使用するためであり、この場合、離間に配置された開口部を画定する手段は、離間に配置された正方形プロファイルの椅子の直立物または脚部のための2つの離間に配置されたスロットを提供する。
【0011】
一実施形態では、トレイは、隣接する壁部分の背後に引っ張られた側壁部分を含む単一材料から形成してもよく、壁部分を共に固定するための解放可能な手の挿入可能な留め具を有する。
【0012】
さらに他の実施形態では、トレイは、結合器を使用することによって形成してもよく、結合器は、隣接する壁部分の背後に引っ張られた側壁部分を含み、壁部分を共に固定するための解放可能な手の挿入可能な留め具を有する。
【0013】
トレイは、落下した食品を捕捉するのに適した任意の形状を有してもよいが、好ましくは、トレイは全般的に、基部よりも広い上側の口を画定する傾斜した側壁を伴って皿形であってもよく、典型的に、箱形の形状であってもよい。別の実施形態では、薄いプラスチックを使用してもよいが、側壁は好ましくは、手動で有効に変形可能で、その動作位置まで跳ね返るように構成されていてもよい。トレイから食品を掃除または除去するのを助けるために引っ張られてもよい。
【0014】
離間に配置された開口部を画定する手段は切断開口部であってもよいが、任意の型式であってもよく、たとえば、限定することなく、閉ループの意味で実際の穴、スロット、横方向の入口経路、基部内の押し出し部分を含むこれら内に形成され得る配列または手段にあるクリップである。
【0015】
添付図面は、本明細書の一部に組み込まれてこれを構成するが、いくつかの実施形態を例示し、説明と併せて、開示した原理を説明する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本開示のいくつかの実施形態と一致する開口部を有するドロップトレイの典型的な図である。
図2】本開示のいくつかの実施形態と一致する、スロット開口部を有するドロップトレイの典型的な図である。
図3】本開示のいくつかの実施形態と一致する、開口部を有するドロップトレイの切断されたブランクシートの図である。
図4】本開示のいくつかの実施形態と一致する、ドロップトレイ角部の角部を組み立てる図である。
図5】本開示のいくつかの実施形態と一致する、スロット開口部を有するドロップトレイの切断されたブランクシートの図である。
図6】本開示のいくつかの実施形態と一致する、対角線上のスロット開口部を有するドロップトレイの切断されたブランクシートの図である。
図7】本開示のいくつかの実施形態と一致する、汎用開口部を有するドロップトレイの切断されたブランクシートの図である。
図8】本開示のいくつかの実施形態と一致する、高椅子の脚部を取り外すことなく取り付けられ得るドロップトレイの切断されたブランクシートの図である。
図9】本開示の実施形態と一致する、高椅子に取り付けられた成形または熱成形されたドロップトレイの図である。
図10A】本開示の実施形態と一致する、2脚の高椅子上のドロップトレイの図である。
図10B】本開示の実施形態と一致する、2脚の高椅子上のドロップトレイの図である。
図11】本開示の実施形態と一致する、椅子上にスライドするための2つのスロットを備えた開いた背もたれを有する2脚の高椅子のためのドロップトレイの図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下の詳細な説明は、添付図面を参照する。可能な限り、同じ参照番号を図面及び以下の説明において使用して、同一または類似の部分を参照する。本明細書においていくつかの例示的な実施形態を説明するが、変更、適応、及び他の実施態様も可能である。たとえば、置換、追加、または変更を、図面に例示したコンポーネント及びステップに対して行ってもよく、本明細書に記載の例示的な方法を、開示した方法に対してステップを置換し、並べ換え、除去し、または追加することによって変更してもよい。したがって、以下の詳細な説明は、開示した実施形態及び例に限定されない。本開示と一致する実施形態は、高椅子から落下した食品の散らかしまたは液体のこぼれ、用具、プレート、及び他の残骸を捕らえるために子供達の高椅子に取り外し可能な取付具であってもよいドロップトレイに関する。ドロップトレイは、高椅子とともに使用してもよく、高椅子は、1つ以上の脚部と、子供を置いてもよい高椅子シートとを有していてよい。ドロップトレイは、高椅子の1つ以上の脚部と連結することなく、高椅子と直接連結してもよいし、高椅子の下(高椅子シートの真下)に取り付けてもよい。ドロップトレイの取付具またはインターフェースは、フットレスト、自動車シート、椅子、ブースターシート、または子供達用の任意の他の機能的に類似のデバイスとのクリッピング、スナッピング、差し込み、及び/または一体化を含んでいてもよい。ドロップトレイは、床と高椅子シートの底部との間に配置してもよく、ドロップトレイは床の上方に上げられている。ドロップトレイは、高椅子シートの下で床の上方に配置されるが、高椅子及び/または高椅子シートの底部を含みかつ囲む表面領域を有していてもよい。ドロップトレイの表面領域はまた、全方向に延びて高椅子を全方向に囲んでもよく、ドロップトレイは、高椅子から幼児または子供が落とした食品の散らかしまたは液体のこぼれ、用具、プレート、及び他の残骸を捕らえてもよい。ドロップトレイの取付具(1つ以上の脚部も含む)は、子供のためのフットレストとして機能してもよい。ドロップトレイは、共通のピースに接合して分離できない1つ以上のピースを有する単一材料であってもよく、1つ以上のピースは、変形可能なタブクリップを使用してそれ自体に折り畳んで、立ち上がった壁を有する固定された安定したドロップトレイを形成してもよく、高椅子、フットレスト、自動車シート、椅子、ブースターシート、または子供達用の任意の他の機能的に類似のデバイスに取り付けてもよい。またドロップトレイは、変形可能なタブクリップを使用してそれ自体に折り畳んで、立ち上がった壁を有する固定された、安定した、及び/または剛性のドロップトレイを形成するように別個に互いに接続された1つ以上のピースであってもよく、高椅子、フットレスト、自動車シート、椅子、ブースターシート、または子供達用の任意の他の機能的に類似のデバイスに取り付けてもよい。ドロップトレイは、基部及び立ち上がった壁を有する連続的な単一材料から形成された単一の装置であってもよく、高椅子、フットレスト、自動車シート、椅子、ブースターシート、または子供達用の任意の他の機能的に類似のデバイスに取り付けてもよい。ドロップトレイは、高椅子フレームがドロップトレイを通って入り得るかまたはドロップトレイと連結し得る特異的に配置された穴またはインターフェースによって、高椅子シート、フットレスト、自動車シート、椅子、ブースターシート、または任意の他の機能的に類似のデバイスに、ぴったりと固定されてもよいしまたはそれらの下に置かれていてもよい。配置された穴またはインターフェースは、高椅子から幼児または子供が落とした食品の散らかしまたは液体のこぼれ、用具、及び他の残骸が床に落下するのを防止し得る。ドロップトレイは、供給トレイもしくはフットレスト、または子供達用の任意の他の機能的に類似のデバイスの有無にかかわらず、高椅子上で使用してもよい。ドロップトレイは、防水及び食品安全材料から形成してもよい。また、ドロップトレイは、食品グレードのプラスチック材料、熱可塑性材料、熱硬化性材料、射出成形プラスチック、シリコーン、または他の材料であって、変形可能で、成形され、熱成形され、及び/または食器洗い機に安全であり得るものから形成してもよい。ドロップトレイを熱成形するとは、ドロップトレイの部品を組み立てる必要なく、ドロップトレイが連続的な単一材料から形成され得ることを意味する場合がある。熱成形プロセスには、射出成形、シリコーン成形、ポリウレタン発泡体(PURフォーム)成形、及び/または当業者に明らかな任意の他の機能的に類似のプロセスなどの、任意の他の類似の製造またはプラスチック成形または成形プロセスが含まれていてもよい。
【0018】
全般的に、子供達の高椅子は、高椅子フレーム、シート、及び供給トレイからなり得る。シートは、乳幼児が座るためのものであってもよい。供給トレイは、ボウル、ボトル、用具、食器、または食品を入れるために使用してもよい。
【0019】
従来の高椅子は、高椅子から落下した食品または液体のこぼれ、用具、プレート、及び他の残骸を捕らえるためのトレイを含んでいない場合がある。したがって、子供が食べ得る場合、食品及び用具は一般的に、高椅子のトレイ、前面、側面、及び背面から、または高椅子の脚部コンパートメント間から、床上にこぼれるかまたは落下する。
【0020】
ドロップトレイは、食品または液体のこぼれ、プレート、または用具を捕らえ得るため、食品を回収してもまたは捨ててもよく、こぼれを廃棄してもよく、用具またはプレートを再使用してもよく、一方で、高椅子の下方の床を損傷または汚れた残骸から保護する。ドロップトレイはまた、食品及び用具が適切な高さでドロップトレイから回収され得ることを確実にして、保護者が乳児に食事を与え、食事時間の間及び後に掃除するのを助けるときに、低い不快な位置に繰り返しかがむ必要がなくなり得ることを確実にし得る。ドロップトレイの高さが上がっているとフットレストとして機能することもあり、そのため、食事時間の間に、乳児の足は休んでいて、不安定で不快を感じ得るようにぶら下がっていない場合がある。
【0021】
図1は、本開示のいくつかの実施形態と一致する開口部を有するドロップトレイの典型的な図である。図1に例示したように、開口部を有するドロップトレイ100は、基部とともに、立ち上がった側壁及び開放上面を含んでいてもよい。ドロップトレイ100は、基部112と、基部112の上方に位置付けられ、基部112を囲んで、開放上面を形成する複数の上部周縁部114と、を含んでいてもよく、基部112は、基部112から複数の周縁部114まで延びる複数の立ち上がった側壁によって、複数の周縁部114に接続されていてもよい。
【0022】
複数の立ち上がった側壁は、第1の側壁116、第2の側壁118、第3の側壁120、及び第4の側壁122を含んでいてもよい。第1の側壁116は、寸法及び形状が、第2の側壁118と等しくてもよい。第1の側壁116は、基部112に対して、第2の側壁118と平行で反対場所に位置付けてもよい。第3の側壁120は、寸法及び形状が、第4の側壁122と等しくてもよい。第3の側壁120は、基部112に対して、第4の側壁122と平行で反対場所に位置付けてもよい。第1の側壁116は、寸法及び形状が、第3の側壁120と等しくなくてもよい。他の実施形態では、第1の側壁116、第2の側壁118、第3の側壁120、及び第4の側壁122は、寸法及び形状が等しくてもよい。
【0023】
複数の立ち上がった側壁及び基部112はそれぞれ、正方形、長方形、円形、三角形、長円形、及び/またはそれらの任意の組み合わせの形状であってもよい。さらに、複数の立ち上がった側壁はまた、三角形状、楕円形状、円形状、矩形形状、台形状、丸形状、または四角形状のように見え得る第1の角部側壁124及び第2の側壁126を含んでいてもよい。第1の角部側壁124は、第1の側壁116、第3の側壁120、及び基部112に接続されていてもよい。第2の角部側壁126は、第1の側壁116、第4の側壁122、及び基部112に接続されていてもよい。さらに、複数の立ち上がった側壁はまた、台形状を有するように見え得る第3の角部側壁128及び第4の角部側壁130を含んでいてもよい。第3の角部側壁128は、第2の側壁118、第3の側壁120、及び基部112に接続されていてもよい。第4の角部側壁130は、第2の側壁118、第4の側壁122、及び基部112に接続されていてもよい。
【0024】
さらに、第1の角部側壁124及び第3の角部128はそれぞれ、第3の側壁120と縁部を共有して、第3の側壁120と直接接続してもよい。また、第1の角部側壁124は、変形可能なタブクリップ132を含んでいてもよい。変形可能なタブクリップ132は、第1の側壁116のほぼ上部の角部表面上に、変形可能なスリット開口部を介して挿入してもよい。同様に、第3の角部側壁128は、変形可能なタブクリップ134を含んでいてもよい。変形可能なタブクリップ134は、第2の側壁118のほぼ上部の角部表面上に挿入してもよい。
【0025】
また、第2の角部側壁126及び第4の角部130はそれぞれ、第4の側壁122と縁部を共有して、第4の側壁122と直接接続してもよい。また、第2の角部側壁126は、変形可能なタブクリップ136を含んでいてもよい。変形可能なタブクリップ136は、第1の側壁116のほぼ上部の角部表面上に、変形可能なスリット開口部を介して挿入してもよい。同様に、第4の角部側壁130は、変形可能なタブクリップ138を含んでいてもよい。変形可能なタブクリップ138は、第2の側壁118のほぼ上部の角部表面上に挿入してもよい。変形可能なタブクリップ132、134、136、及び138は、三角形、円形、長方形、台形、長円形、スペード、矢印、及び/またはそれらの任意の組み合わせの形状であってもよい。
【0026】
基部112は、高椅子の脚部またはスタンド、フットレスト、自動車シート、または子供達用の任意の他の機能的に類似のデバイスと連結するかまたはこれらを収容する1つ以上の開口部140を含んでいてもよい。基部112は、高椅子の脚部またはスタンド、フットレスト、自動車シート、または子供達用の任意の他の機能的に類似のデバイスに取り付けてもよい。1つ以上の開口部140はそれぞれ、正方形、長方形、長円形、円形、三角形、星形、及び/またはそれらの任意の組み合わせの形状であってもよい。1つ以上の開口部140は、基部112の角部、縁部、及び/または中央の付近にほぼ配置してもよい。一実施形態では、1つ以上の開口部140は、基部112の角部にほぼ配置された4つの円であってもよい。1つ以上の開口部は、基部112の表面の上方に上げられて基部112の表面に接続され得る局所表面領域を有していてもよい。これは、高椅子から幼児によって落とされた食品または液体のこぼれ、用具、プレート、及び他の残骸が、高椅子の脚部またはスタンド、フットレストのインターフェース、自動車シートのインターフェース、または子供達用の任意の他の機能的に類似のデバイスのインターフェースを通って滑り落ちることを防止するためである。開口部は、正方形、長方形、長円形、円形、三角形、星形、及び/またはそれらの任意の組み合わせの形状であってもよい。
【0027】
別の実施形態では、基部112は、1つ以上の開口部140の代わりに、1つ以上の脚部を有して、ドロップトレイ100が、高椅子、フットレスト、椅子、ブースターシート、または子供達用の任意の他の機能的に類似のデバイスの下方で、それ自身で立ち得てもよい。
【0028】
さらに他の実施形態では、1つ以上の開口部140は、基部112の代わりに、複数の立ち上がった側壁上に配置して、1つ以上の開口部140が、高椅子の脚部またはスタンド、フットレスト、自動車シート、または子供達用の任意の他の機能的に類似のデバイスと連結するかまたはそれらを収容し得てもよい。
【0029】
図2は、本開示のいくつかの実施形態と一致する、スロット開口部を有するドロップトレイの典型的な図である。図2に例示したように、スロット開口部を有するドロップトレイ200は、基部とともに、立ち上がった側壁及び開放上面を含んでいてもよい。ドロップトレイ200は、図1におけるドロップトレイ100と同じ特徴をすべて共有してもよい。ドロップトレイ200は、基部212(基部112も参照)と、基部212の上方に位置付けられて基部212を囲んで開放上面を形成する複数の上部周縁部214(複数の上部周縁部114も参照)とを含んでいてもよい。基部212は、基部212から複数の周縁部214まで延びる複数の立ち上がった側壁216によって、複数の周縁部214に接続してもよい。複数の立ち上がった側壁216は、前述した図1と同じ第1の側壁116、第2の側壁118、第3の側壁120、第4の側壁122、第1の角部側壁124、第2の角部側壁126、第3の角部側壁128、及び第4の角部側壁130を含んでいてもよい。
【0030】
基部212は、高椅子、フットレスト、自動車シート、または子供達用の任意の他の機能的に類似のデバイスと連結するかまたはそれらを収容する1つ以上の開口部218を含んでいてもよい。1つ以上の開口部218は、基部212の縁部220の付近にほぼ配置され、基部212の縁部222と縁部224との間で中央にある2つのスロットであってもよい。スロットは、正方形、長方形、長円形、円形、三角形、星形、及び/またはそれらの任意の組み合わせの形状であってもよい。
【0031】
図3は、本開示のいくつかの実施形態と一致する、開口部を有するドロップトレイの切断されたブランクシートの図である。図3に例示したように、開口部を有するドロップトレイ300は、折り畳まれた構成であってもよく、この構成から、図1のドロップトレイ100を組み立ててもよい。ドロップトレイ300は、基部312(図1の基部112も参照)、第1の側壁316(図1の第1の側壁116も参照)、第2の側壁318(図1の第2の側壁118も参照)、第3の側壁320(図1の第3の側壁120も参照)、及び第4の側壁322(図1の第4の側壁122も参照)を含んでいてもよい。
【0032】
さらに、ドロップトレイ300は、第1の角部側壁324(図1の第1の角部側壁124も参照)、第2の角部側壁326(図1の第2の角部側壁126も参照)、第3の角部側壁328(図1の第3の角部側壁128も参照)、及び第4の角部側壁330(図1の第4の角部側壁130も参照)を含んでいてもよい。図1の複数の立ち上がった側壁は、第1の側壁316、第2の側壁318、第3の側壁320、第4の側壁322、第1の角部側壁324、第2の角部側壁326、第3の角部側壁328、及び第4の角部側壁330を含んでいてもよい。
【0033】
また、ドロップトレイ300は、第1の角部側壁324に接続された変形可能なタブクリップ332(図1の変形可能なタブクリップ132も参照)、第3の角部側壁328に接続された変形可能なタブクリップ334(図1の変形可能なタブクリップ134も参照)、第2の角部側壁326に接続された変形可能なタブクリップ336(図1の変形可能なタブクリップ136も参照)、及び第4の角部側壁330に接続された変形可能なタブクリップ338(図1の変形可能なタブクリップ138も参照)を含んでいてもよい。
【0034】
さらに、ドロップトレイ300は、基部312上の4つの開口部340、第1の側壁316上の変形可能なスリット開口部342(変形可能なタブクリップ332を変形可能なスリット開口部342内に挿入するために、変形可能なスリット開口部342を変形可能なタブクリップ332の付近に配置してもよい)、第2の側壁318上の変形可能なスリット開口部344(変形可能なタブクリップ334を変形可能なスリット開口部344内に挿入するために、変形可能なスリット開口部344を変形可能なタブクリップ334の付近に配置してもよい)、第1の側壁316上の変形可能なスリット開口部346(変形可能なタブクリップ336を変形可能なスリット開口部346内に挿入するために、変形可能なスリット開口部346を変形可能なタブクリップ336の付近に配置してもよい)、及び第2の側壁318上の変形可能なスリット開口部348(変形可能なタブクリップ338を変形可能なスリット開口部348内に挿入するために、変形可能なスリット開口部348を変形可能なタブクリップ338の付近に配置してもよい)を含んでいてもよい。開口部は、正方形、長方形、長円形、円形、三角形、星形、及び/またはそれらの任意の組み合わせの形状であってもよい。
【0035】
また、第1の角部側壁324は、第3の側壁320と縁部350を共有してもよく、第3の角部側壁328は、第3の側壁320と縁部352を共有してもよく、第2の角部側壁326は、第4の側壁322と縁部354を共有してもよく、第4の角部側壁330は、第4の側壁322と縁部356を共有してもよい。
【0036】
加えて、図1の複数の上部周縁部114は、第1の側壁316の縁部358、第1の角部側壁324の縁部360、第3の側壁320の縁部362、第3の角部側壁328の縁部364、第2の側壁318の縁部366、第4の角部側壁330の縁部368、第4の側壁322の縁部370、及び第2の角部側壁326の縁部372を含んでいてもよい。変形可能なスリット開口部342及び346は、縁部358に垂直であってもよく、変形可能なスリット開口部344及び348は、縁部366に垂直であってもよい。別の実施形態では、縁部358、360、362、364、366、368、370、及び372は、直線及び/または曲線であってもよい。さらに他の実施形態では、縁部360、364、368、及び372は、図1のドロップトレイ100を組み立てたもの及び図2のドロップトレイ200における第1の角部側壁324、第2の角部側壁326、第3の角部側壁328、及び第4の側壁330に対する皿形状を形成し得る曲線であってもよい。
【0037】
さらに、変形可能なスリット開口部342、344、346、及び348はそれぞれ、開口部を形成する離間に配置された2本の平行線の形態で形成してもよい。円が一方の端部にある各線の一端を接続してもよく、別の円が他方の端部にある各線の他端を接続する。
【0038】
図4は、本開示のいくつかの実施形態と一致する、ドロップトレイ角部の角部を組み立てる図である。図4に例示したように、ドロップトレイ400(図1のドロップトレイ100、図2の200、及び300も参照)を組み立てるために、変形可能なスリット438(図3の変形可能なスリット342、344、346、または348も参照)を、角部側壁440(図3の第1の角部側壁324、第2の角部側壁326、第3の角部側壁328、または第4の角部側壁330も参照)を側壁441(図3の第1の側壁316または第2の側壁318も参照)の背後に引っ張るように適応された変形可能なタブクリップ439(変形可能なタブクリップ332、334、336、または336も参照)と協働するように適応してもよい。変形可能なタブクリップ439は、その最も広い部分の幅が変形可能なスリット438の長さを超えていてもよい。変形可能なタブクリップ439を、変形可能なスリット438に変形可能に通過させてもよく、変形可能なクリップ439の最も広い部分は、変形可能なタブクリップ439のネック443が変形可能なスリット438と位置が合い得るように固定され得る。変形可能なスリット438は、側壁441の縁部444(図3の縁部358または366も参照)から90度の角度であってもよく、これにより、角部側壁440が側壁441の縁部444と平行になり得る。
【0039】
図5は、本開示のいくつかの実施形態と一致する、スロット開口部を有するドロップトレイの切断されたブランクシートの図である。図5に例示したように、スロット開口部を有するドロップトレイ500は折り畳まれた構成であってもよく、この構成から、図2のドロップトレイ200を組み立ててもよい。ドロップトレイ500も、図3におけるドロップトレイ300と同じ特徴をすべて共有してもよい。ドロップトレイ500は、基部512(図1の基部112、図2の基部212、及び図3の基部313も参照)、第1の側壁516(図1の第1の側壁116、図2の第1の側壁216、及び図3の第1の側壁316も参照)、第2の側壁518(図1の第2の側壁118、図2の第2の側壁218、及び図3の第2の側壁318も参照)、第3の側壁520(図1の第3の側壁120、図2の第3の側壁220、及び図3の第3の側壁318も参照)、及び第4の側壁522(図1の第4の側壁122、図2の第4の側壁222、及び図3の第4の側壁322も参照)を含んでいてもよい。
【0040】
さらに、基部512は、縁部524、526、528、及び530を有していてもよい。縁部524は縁部526の反対側であってもよく、縁部528は縁部530の反対側であってもよい。縁部524は縁部526と平行であってもよく、縁部528は縁部530と平行であってもよい。第1の側壁516は、基部512と縁部524を共有してもよく、第2の側壁518は、基部512と縁部526を共有してもよく、第3の側壁520は、基部512と縁部528を共有してもよく、及び第4の側壁522は、基部512と縁部530を共有してもよい。
【0041】
また、基部512は、スロット開口部532及びスロット開口部534(図2の1つ以上の開口部218も参照)を含んでいてもよい。スロット開口部532は、平行な縁部538及び542を含んでいてもよく、それらの端部は半円536及び540にそれぞれ接続されている。スロット開口部534は、平行な縁部546及び550を含んでいてもよく、それらの端部は半円544及び548にそれぞれ接続されている。スロット開口部532及び534は、縁部528と縁部530との間で中央にあってもよい。さらに、スロット開口部532及び534は、縁部524の付近にかつ縁部526からさらに離れて位置付けられるように偏っていてもよい。スロット開口部532の縁部538及び542は、縁部528と平行でかつ縁部524に垂直であってもよい。スロット開口部534の縁部546及び550も、縁部528と平行でかつ縁部524に垂直であってもよい。スロット開口部は、正方形、長方形、長円形、円形、三角形、星形、及び/またはそれらの任意の組み合わせの形状であってもよい。
【0042】
図6は、本開示のいくつかの実施形態と一致する、対角線上のスロット開口部を有するドロップトレイの切断されたブランクシートの図である。図6に例示したように、対角線上のスロット開口部を有するドロップトレイ600は、折り畳まれた構成であってもよく、この構成から、図1のドロップトレイ100を組み立ててもよい。ドロップトレイ600も、図3におけるドロップトレイ300と同じ特徴をすべて共有してもよい。ドロップトレイ600は、基部612(図1の基部112、図2の基部212、及び図3の基部313も参照)、第1の側壁616(図1の第1の側壁116、図2の第1の側壁216、及び図3の第1の側壁316も参照)、第2の側壁618(図1の第2の側壁118、図2の第2の側壁218、及び図3の第2の側壁318も参照)、第3の側壁620(図1の第3の側壁120、図2の第3の側壁220、及び図3の第3の側壁318も参照)、及び第4の側壁622(図1の第4の側壁122、図2の第4の側壁222、及び図3の第4の側壁322も参照)を含んでいてもよい。
【0043】
さらに、基部612は、対角線上のスロット開口部624、626、628、及び630を含んでいてもよい。対角線上のスロット開口部624は、基部612の角部638の付近であってもよく、対角線上のスロット開口部626は、基部612の角部634の付近であってもよく、対角線上のスロット開口部628は、基部612の角部632の付近であってもよく、対角線上のスロット開口部630は、基部612の角部636の付近であってもよい。また、対角線上のスロット開口部624は頂点640を有していてもよく、対角線上のスロット開口部626は頂点642を有していてもよく、頂点640及び頂点642は、角部638と角部634とを接続する仮想線と平行であってもよい仮想線を形成してもよい。加えて、対角線上のスロット開口部628は頂点644を有していてもよく、対角線上のスロット開口部630は頂点646を有していてもよく、頂点644及び頂点646は、角部632と角部636とを接続する仮想線と平行であるかまたは位置合わせされていてもよい仮想線を形成してもよい。スロット開口部は、正方形、長方形、長円形、円形、三角形、星形、及び/またはそれらの任意の組み合わせの形状であってもよい。
【0044】
図7は、本開示のいくつかの実施形態と一致する、汎用開口部を有するドロップトレイの切断されたブランクシートの図である。図7に例示したように、汎用開口部を有するドロップトレイ700は、折り畳まれた構成であってもよく、この構成から、図1のドロップトレイ100を組み立ててもよい。ドロップトレイ700も、図3におけるドロップトレイ300と同じ特徴をすべて共有してもよい。ドロップトレイ700は、基部712(図1の基部112、図2の基部212、及び図3の基部313も参照)、第1の側壁616(図1の第1の側壁116、図2の第1の側壁216、及び図3の第1の側壁316も参照)、第2の側壁718(図1の第2の側壁118、図2の第2の側壁218、及び図3の第2の側壁318も参照)、第3の側壁720(図1の第3の側壁120、図2の第3の側壁220、及び図3の第3の側壁318も参照)、及び第4の側壁722(図1の第4の側壁122、図2の第4の側壁222、及び図3の第4の側壁322も参照)を含んでいてもよい。
【0045】
さらに、基部712は、第1の側壁716と共有され得る縁部724、第2の側壁718と共有され得る縁部726、第3の側壁728と共有され得る縁部728、第4の側壁722と共有され得る縁部730を含んでいてもよい。また、基部712は、汎用開口部を含んでいてもよい。汎用開口部によって、ドロップトレイ700は、異なる高椅子、フットレスト、自動車シート、または子供達用の任意の他の機能的に類似のデバイスに対する種々の構成のためのインターフェースに適合できてもよい。
【0046】
汎用開口部は、4つの第1の小さな円形開口部732と、4つの大きな円形開口部734と、2つの長方形の開口部736からなる対と、を含んでいてもよい。汎用開口部は、長円形、正方形、三角形、台形、星形、及び/またはそれらの任意の他の組み合わせなどの種々の形状であってもよい。さらに、汎用開口部は、縁部728と730との間で中央にあってもよい。さらに、汎用開口部は、縁部724の付近にかつ縁部726から離れて配置されるように偏っていてもよい。
【0047】
図8は、本開示のいくつかの実施形態と一致する、高椅子の脚部を取り外すことなく取り付けられ得るドロップトレイの切断されたブランクシートの図である。図8に例示したように、ドロップトレイ800は、折り畳まれた構成であってもよく、この構成から、図1のドロップトレイ100である。さらに、ドロップトレイ800は、高椅子の脚部を取り外すことなく高椅子に組み付けてもよい。ドロップトレイ800は、図3のドロップトレイ300と同じ位置にあってもよい穴860、861、862、及び863を有していてもよい。穴860~863は、円形、長円形、正方形、長方形、及び/またはそれらの任意の組み合わせの形状であってもよい。
【0048】
さらに、経路864及び865によって、高椅子の脚部をドロップトレイ800に挿入できてもよい。穴860~863に組み込まれたクリッピング作用によって、ドロップトレイ800が高椅子の下方に固定される。領域866が、食品、こぼれ、プレート、及び/または用具を捕らえるために高椅子シートの下にあってもよい。また、周囲側壁またはマージン867、868、及び869は、穴860~863に組み込まれたクリッピング作用によって、ドロップトレイ800が高椅子の下方でかつ床の上方に固定され得るときに、皿形状を形成してもよい。穴860~863に組み込まれたクリッピング作用は、高椅子から1つ以上の脚部を分解する必要なしに、高椅子の1つ以上の脚部に対して行われる。
【0049】
図9は、本開示の実施形態と一致する、高椅子に取り付けられた成形または熱成形されたドロップトレイの図である。図9に例示したように、ドロップトレイ900は、図1のドロップトレイ100、図2のドロップトレイ200、図3のドロップトレイ300を組み立てたもの、図6のドロップトレイ600を組み立てたもの、図7のドロップトレイ700を組み立てたもの、及び図8のドロップトレイ800を組み立てたものであってもよい。高椅子911は、4つの広がった脚部912、913、及び914(第4の広がった脚部は図示せず)を有していてもよい。
【0050】
高椅子は、高椅子シート915、背もたれ部916、及びテーブル917を有していてもよい。典型的な脚部912に関して、各脚部は、ソケット918内に嵌合してもよい。ソケット918はネジ山が付いていてもよいし、プッシュボタンリリースを有していてもよく、これにより、広がった脚部をシートから取り外し得るかまたは分離し得る。
【0051】
広がった脚部を取り外すかまたは分離したら、ドロップトレイ900を高椅子に取り付けてもよい。ドロップトレイ900における穴919、920、921、及び922(図1の1つ以上の開口部140、図2の1つ以上の開口部218、図3の4つの開口部340、図6の対角線上のスロット開口部624、626、628、及び630、図7の汎用開口部、または図8の穴860、861、862、及び863も参照)のサイズは、高椅子の広がった脚部に合うように設定してもよい。広がった脚部は、シートから取り外すかまたは分離してもよく、穴919、920、921、及び922(図示せず)を通して供給してもよく、高椅子及び脚部は、ドロップトレイ900が高椅子シートの下方でかつ床の上方にあり得る場所で再び組立ててもよい。ドロップトレイ900は、故障し得る高椅子への複雑な取付具がない場合があるため、堅固なフィットを提供し得る単純で効率的なデザインであってもよい。広がった脚部及び穴919、920、921、及び922は、ドロップトレイ900の高さがくさび形式で設定され得るように、位置付けてもよい。ドロップトレイ900は、子供に対するフットレストを提供するのに十分な高さに位置付けてもよい。ドロップトレイ900の外周(図1図2図3図6図7における基部及び複数の立ち上がった側壁、及び図8における周囲側壁またはマージンも参照)は、設置されたときに、食品または液体のこぼれ、プレート、及び/または用具を高い率で捕捉する可能性を高めるために、幼児の届く範囲によって決定される架空の円錐、錐体、立方体、または体積よりも大きくなくてはならない。ほとんどの食品は、高椅子の側面から落下し得る。一実施形態では、ドロップトレイ900は、椅子の周りの食品、こぼれ、プレート、及び/または用具を捕らえるために、均一なマージン(図1図2図3図6図7における基部及び複数の立ち上がった側壁、及び図8における周囲側壁またはマージンも参照)を有していてもよいし、またはドロップトレイ900は、高椅子シート915及びテーブル917の周りの食品、こぼれ、プレート、及び/または用具を捕らえるために、より多くのマージンを有するように偏っていてもよい。ドロップトレイ900が低く位置付けられ得るほど、食品、こぼれ、プレート、及び/または用具を捕らえるマージンが広くなり得る。たとえば、ドロップトレイは、高椅子の高椅子シート915の約200mm下方であってもよい。
【0052】
一実施形態では、高椅子911は、高椅子911から分離され得る1つ以上の脚部を有していてもよい。
【0053】
別の実施形態では、ドロップトレイ900は、4つの広がった脚部912、913、及び914(第4の広がった脚部は図示せず)に取り付けてもよい。この場合、ドロップトレイ900は、4つの広がった脚部とドロップトレイ900とが分離され得ないという点で、高椅子911に一体化してもよい。ドロップトレイ900が高椅子911と一体になっているということは、ドロップトレイ900と4つの広がった脚部とが不可分であってもよいか、またはドロップトレイ900を、高椅子911の4つの広がった脚部及び/または高椅子911によって予め形成してもよく、この場合、高椅子911の4つの広がった脚部及び/または高椅子が同じ材料から形成され得る、ということを意味してもよい。
【0054】
別の実施形態では、高椅子911は、ドロップトレイ900に取り付けられ得る1つ以上の脚部を有していてもよく、この場合、ドロップトレイ900は、1つ以上の脚部及びドロップトレイ900が分離され得ないという点で、高椅子911に一体化してもよい。ドロップトレイ900が高椅子911と一体になっているということは、ドロップトレイ900と1つ以上の脚部とが不可分であってもよいか、またはドロップトレイ900を、高椅子911の1つ以上の脚部及び/または高椅子911によって予め形成してもよく、この場合、高椅子911の1つ以上の脚部及び/または高椅子が同じ材料から形成され得る、ということを意味する。
【0055】
さらに他の実施形態では、食品または液体のこぼれ、プレート、及び/または用具を捕らえるマージンの範囲は、概ね皿形状または湾曲した構成を有することによって最適化してもよい。さらに他の実施形態では、ドロップトレイ900の側面またはマージン(図1図2図3図6図7における複数の立ち上がった側壁、及び図8における周囲側壁またはマージンも参照)は、ドロップトレイ900の基部927と平行な水平軸から10~90度の間であってもよい。ドロップトレイ900の側面の角度は、高椅子の周りで変化してもよく、この場合、高椅子の後側は角度を必要としなくてもよく、高椅子の正面及び側面は、ドロップトレイ900の側面に対して角度を必要としてもよい。また、側面923、924、925、及び926は、基部927の周りに皿を形成してもよく、側面923、924、925、及び926は、薄い柔軟なプラスチックシートを使用してドロップトレイ900を形成する場合に、さらなる機能を果たしてもよい。この形態では、ドロップトレイ900は手動で有用に操作し得る。たとえば、角部928(図1図2図3図7の第1の角部側壁、第2の角部側壁、第3の角部側壁、または第4の角部側壁、及び図8における周囲側壁またはマージンも参照)は、ドロップトレイ900内に捕らえられた液体用の効果的な注ぎ口を形成するために引き下げてもよい。ドロップトレイ900の側面923、924、925、及び926も、食品の除去または掃除を助けるために、同様に引き下げてもよい。ドロップトレイ900を任意に下方に引っ張ることは、側面923、924、925、及び926が跳ね返るために、ドロップトレイ900を損傷しない場合がある。一実施形態では、ドロップトレイ900の材料は、1.2mmの食品安全ポリプロピレンであってもよいが、他の材料を使用してもよい。
【0056】
別の実施形態では、ドロップトレイ900は、穴919、920、921、及び922上に配置されない排水穴を含んでいてもよい。排水穴は、こぼれ、液体、及び/または食品を排水穴を通して注いでゴミ箱内に注ぐために取り外してもよい栓を有していてもよい。
【0057】
皿形の構成によって、角部928上に捕捉された食品を取り除くための容易な方法が提供され得るが、ドロップトレイ900は、その場で分解してその切断されたブランクシート形状にすることによって掃除してもよく、その後、乾燥させた後に、ドロップトレイ900を再び組立ててもよい。
【0058】
他の実施形態では、切断されたブランクシート形状のドロップトレイ900を、食器洗い機内に配置してもよい。さらに他の実施形態では、ドロップトレイ900は、高椅子、フットレスト、自動車シート、または子供達用の任意の他の機能的に類似のデバイスの周りに嵌合するように一緒に構築された2つ以上のピースであってもよい。
【0059】
図10Aは、本開示の実施形態と一致する、2脚の高椅子上のドロップトレイの図である。図10Aに例示したように、ドロップトレイ1000Aは、高椅子1037の角張った脚部1035及び1036を収容するための穴1031及び1032(図2の1つ以上の開口部140、図5のスロット開口部532及び534も参照)を有していてもよい。ドロップトレイ1000Aは、シート1038の下方かつ床1033の上方で高椅子1037上に位置付けてもよい。
【0060】
図10Bは、本開示の実施形態と一致する、高椅子のフットレスト上にクリップ留めされた2脚の高椅子上のドロップトレイの背面図である。図10Bに例示したように、図10Aの背面図を示し得る。ドロップトレイ1000B(図10Aのドロップトレイ1000A、図2のドロップトレイ200、及び図5のドロップトレイ500も参照)は、高椅子1056の角張った脚部1052及び1054を収容してもよい。高椅子1056は、フットレスト1058、シート1060、及び背もたれ1062を含んでいてもよい。フットレスト1058は、床1064の上方かつシート1060の下方に位置付けてもよい。ドロップトレイ1000Bは、高椅子1056上のシート1060の下方かつ床1064の上方に位置付けてもよい。ドロップトレイ1000Bは、フットレスト1058の上に置かれるように位置付けてもよい。ドロップトレイ1000Bは、ドロップトレイ1000Bの基部1068に接続される1つ以上のタブまたはクリップ1066を含んでいてもよい。1つ以上のタブまたはクリップ1066は、ドロップトレイ1000Bがフットレスト1058から滑り落ちるのを防ぐために、フットレスト1058の後面1070(及び/または側面及び前面)及び/または基部1072と接触または連結してもよい。1つ以上のタブまたはクリップ1066は、空間、正方形、長方形、三角形、フックの形状、及び/または任意の他の形状であって、フットレスト1058の後面1070及び/または基部1072と接触または連結する機能を果たし得るものであってもよい。
【0061】
図11は、本開示の実施形態と一致する、椅子上にスライドするための2つのスロットを備えた開いた背もたれを有する2脚の高椅子用のドロップトレイの図である。図11に例示したように、ドロップトレイ1100(図1のドロップトレイ100、図2のドロップトレイ200、図3のドロップトレイ300、図5のドロップトレイ500、図6のドロップトレイ600、図7のドロップトレイ700、図9のドロップトレイ900、図10Aのドロップトレイ1000A、及び図10Bのドロップトレイ1000Bも参照)は、基部1102、前側壁1104、左側壁1106、右側壁1108、左前角部側壁1110、及び右前角部側壁1112を含んでいてもよい。ドロップトレイ1100は、ドロップトレイ1100の後方領域1114に、後側壁、左後側壁、または右後側壁を有していなくてもよい。左前角部側壁1110は、前側壁1104のスリット内に挿入され得る変形可能なタブクリップ1116を含んでいてもよい。右前角部側壁1112は、前側壁1104のスリット内に挿入され得る変形可能なタブクリップ1118を含んでいてもよい。変形可能なタブクリップ1116は、左側壁1106及び左前角部側壁1110を前側壁1104に接続してもよい。変形可能なタブクリップ1118は、右側壁1108及び右前角部側壁1112を前側壁1104に接続してもよい。基部1102は、前側壁1104、左側壁1106、及び右側壁1108に接続されていてもよい。基部1102は、1つ以上のスロット1120を含んでいてもよく、1つ以上のスロット1120はそれぞれ、1つ以上のスロット1120から後方領域1114まで延び得るスリット開口部1122を含んでいてもよい。スリット開口部1122によって、ドロップトレイ1100をスライドさせて、高椅子、高椅子の1つ以上の脚部、フットレスト、バンパシート、自動車シート、及び/または椅子上に、いかなる脚部も取り外す必要なく適合させることができ得る。たとえば、ドロップトレイ1100は、図10Bにおけるドロップトレイ1000Bであってもよく、ドロップトレイ1100をフットレスト1058の上に配置してもよい。ドロップトレイ1100の後方領域1114は、左側壁1106、右側壁1108、左前角部側壁1110、右前角部側壁1112、及び前側壁1104が、シート1060(図10Bを参照)を囲んでこれを越えて延び得るように、高椅子1056(図10Bを参照)の後方に面していてもよい。ドロップトレイ1100はまた、1つ以上のタブまたはクリップ1066(図10Bを参照)を含んでいてもよい。1つ以上のタブまたはクリップ1066は、ドロップトレイ1100の基部1102(図10Bを参照)に接続されてもよい。1つ以上のタブまたはクリップ1066は、ドロップトレイ1100がフットレスト1058から滑り落ちるのを防ぐために、フットレスト1058の後面1070(及び/または側面及び前面)及び/または基部1072(図10Bを参照)と接触または連結してもよい。1つ以上のスロット1120のそれぞれは、基部1102と1つ以上のスロット1120の背後のスリット開口部1122とに取り付けられ得る折り畳み部1124を含んでいてもよい。折り畳み部1124は、ドロップトレイ1100を、1つ以上の脚部、フットレスト、高椅子、バンパシート、自動車シート、及び/または椅子に固定してもよい。
【0062】
一実施形態では、ドロップトレイ1100は、変形可能なタブクリップ1116を必要性とせずに、単一の連続材料に熱成形してもよい。なぜならば、左側壁1106、基部1102、右側壁1108、左前角部側壁1110、右前角部側壁1112、及び前側壁1104が1つの連続材料であってもよいからである。さらに、ドロップトレイ1100は、基部1102上に1つ以上のタブまたはクリップ1066を含むように熱成形してもよい。
【0063】
本開示の種々の実施形態の説明を、説明の目的として提示してきており、網羅的であることも限定であることも意図されていない。開示した実施形態の複数の変更及び変形が、説明した実施形態の範囲及び趣旨から逸脱することなく、当業者には明らかである。本明細書で使用した専門用語は、実施形態の原理、市場で見出される技術に対する実際の応用または技術的改善を最良に説明するように、または本明細書で開示した実施形態を他の当業者が理解できるようにするために選択した。
【0064】
明瞭にするために別個の実施形態の文脈で説明した本開示の特定の特徴を、単一の実施形態において組み合わせてもよい。逆に、簡略にするために単一の実施形態の文脈で説明した本発明の種々の特徴を、別個に、または任意の好適な部分組み合わせで、または本開示の任意の他の説明した実施形態において好適なものとして提供してもよい。種々の実施形態の文脈で説明した特定の特徴は、実施形態がそれらの要素なしには動作不能となる場合を除き、それらの実施形態の本質的な特徴であると考えてはならない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10A
図10B
図11
【手続補正書】
【提出日】2023-12-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
こぼれ、用具、玩具、またはプレートを捕らえるための装置であって、前記装置は、
高椅子と連結するように構成されたドロップトレイであって、前記高椅子は1つ以上の脚部及び高椅子シートを含む、前記ドロップトレイを含み、
前記ドロップトレイは、床の上方で前記高椅子シートの下方に配置されるように構成され、
前記ドロップトレイは、前記高椅子の前記1つ以上の脚部と連結するように構成され、
前記ドロップトレイはさらに、
基部の上方にあり前記基部を囲む上部周縁部と、
1つ以上の側壁であって、各側壁は前記上部周縁部と前記基部との間を延び、
前記基部は、少なくとも第1の縁部及び第2の縁部を含み、前記第1の縁部は第1の側壁と共有され、前記第2の縁部は第2の側壁と共有される、前記1つ以上の側壁と、
前記基部の前記第1の縁部と前記第2の縁部との間にある少なくとも1つの開口部と、を含み、
前記少なくとも1つの開口部は、前記高椅子の前記1つ以上の脚部と連結するように構成されている、前記装置。
【請求項2】
前記基部の表面領域は前記高椅子シートよりも広い請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記基部、前記1つ以上の側壁のうちの少なくとも1つが、前記高椅子シートの下方の前側、右側、または左側のうちの少なくとも1つをカバーするように、前記高椅子の前記1つ以上の脚部に対して偏っている、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記基部は、前記1つ以上の側壁のうちの少なくとも1つが、前記高椅子シートの下方の後側、右側、左側、または前側のうちの少なくとも1つをカバーするように、前記高椅子の前記1つ以上の脚部に対して中央に置かれている、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記ドロップトレイの前記1つ以上の側壁のうちの少なくとも1つは、前記高椅子シートの下方の前記前側、前記右側、または前記左側のうちの少なくとも1つを越えて延びている、請求項3に記載の装置。
【請求項6】
前記ドロップトレイの前記1つ以上の側壁のうちの少なくとも1つは、前記高椅子シートの下方の前記後側、前記右側、前記左側、または前記前側のうちの少なくとも1つを越えて延びる、請求項4に記載の装置。
【請求項7】
前記ドロップトレイはプラスチックで形成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記1つ以上の側壁のうちの少なくとも1つは変形可能であり、動作位置まで跳ね返る、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
ドロップトレイの前記基部は、前記高椅子の前記1つ以上の脚部に取り付けるように構成された1つ以上の開口部を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記1つ以上の開口部は、前記高椅子の前記1つ以上の脚部の異なる構成と連結するように構成された汎用開口部である、請求項9に記載の装置。
【請求項11】
高椅子からのこぼれ、用具、玩具、またはプレートを捕らえるための方法であって、前記方法は、
高椅子の1つ以上の脚部をドロップトレイの基部と連結させることであって、前記ドロップトレイは、
前記基部の上方にあり前記基部を囲む上部周縁部と、
1つ以上の側壁であって、各側壁は前記上部周縁部と前記基部との間を延び、
前記基部は、少なくとも第1の縁部及び第2の縁部を含み、前記第1の縁部は第1の側壁と共有され、前記第2の縁部は第2の側壁と共有される、前記1つ以上の側壁と、
前記基部の前記第1の縁部と前記第2の縁部との間にある少なくとも1つの開口部であって、
前記少なくとも1つの開口部は、前記高椅子の前記1つ以上の脚部と連結するように構成されている、前記少なくとも1つの開口部と、を含む前記連結させることと、
前記ドロップトレイを、前記床の上方で前記高椅子のシートの下方に位置付けることと、を含む前記方法。
【請求項12】
前記基部の表面領域は前記高椅子シートよりも広い、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記基部の前記1つ以上の開口部は、前記1つ以上の側壁のうちの少なくとも1つが、前記高椅子シートの下方の前側、右側、または左側のうちの少なくとも1つをカバーするように、前記高椅子の前記1つ以上の脚部に対して偏っている、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記基部の前記1つ以上の開口部は、前記1つ以上の側壁のうちの少なくとも1つが、前記高椅子シートの下方の後側、右側、左側、または前側のうちの少なくとも1つをカバーするように、前記高椅子の前記1つ以上の脚部に対して中央に置かれている、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記ドロップトレイの前記1つ以上の側壁のうちの少なくとも1つが、前記高椅子シートの下方の前記前側、前記右側、または前記左側のうちの少なくとも1つを越えて延びている、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記ドロップトレイの前記1つ以上の側壁のうちの少なくとも1つが、前記高椅子シートの下方の前記後側、前記右側、前記左側、または前記前側のうちの少なくとも1つを越えて延びている、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記ドロップトレイはプラスチックで形成されている、請求項11に記載の方法。
【請求項18】
前記1つ以上の側壁のうちの少なくとも1つは変形可能であり、動作位置まで跳ね返る、請求項11に記載の方法。
【請求項19】
前記1つ以上の開口部は、前記高椅子の前記1つ以上の脚部の異なる構成と連結するように構成された汎用開口部である、請求項11に記載の方法。
【請求項20】
1つ以上の脚部を備える高椅子であって、前記1つ以上の脚部は前記高椅子を床の上方に上げる前記高椅子からのこぼれ、用具、玩具、またはプレートを捕らえるための装置であって、前記装置は、
ドロップトレイを含み、
前記ドロップトレイは、前記床の上方で高椅子のシートの下方に配置されるように構成され、
前記ドロップトレイは、高椅子に取り外し可能に取り付けられるように構成され、
前記ドロップトレイはさらに、
基部の上方にあり前記基部を囲む上部周縁部と、
1つ以上の側壁であって、各側壁は前記上部周縁部と前記基部との間を延び、
前記基部は、少なくとも第1の縁部及び第2の縁部を含み、前記第1の縁部は第1の側壁と共有され、前記第2の縁部は第2の側壁と共有される、前記1つ以上の側壁と、を含み、
前記基部は、前記高椅子と取り外し可能に連結するように構成されている、前記基部と、を含む前記装置。
【国際調査報告】