(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-04-11
(54)【発明の名称】ページ遷移方法、装置、機器、記憶媒体及びプログラム製品
(51)【国際特許分類】
G06F 15/00 20060101AFI20240404BHJP
H04N 7/15 20060101ALI20240404BHJP
H04M 3/56 20060101ALI20240404BHJP
【FI】
G06F15/00 440B
H04N7/15 150
H04M3/56 C
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023549012
(86)(22)【出願日】2022-09-19
(85)【翻訳文提出日】2023-08-15
(86)【国際出願番号】 CN2022119642
(87)【国際公開番号】W WO2023045872
(87)【国際公開日】2023-03-30
(31)【優先権主張番号】202111109230.8
(32)【優先日】2021-09-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 霜
(72)【発明者】
【氏名】▲孫▼ 林
【テーマコード(参考)】
5C164
5K201
【Fターム(参考)】
5C164FA10
5C164VA12P
5K201BB10
(57)【要約】
本開示の実施例はページ遷移方法、装置、機器、記憶媒体及びプログラム製品を開示し、該方法は、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップであって、前記ターゲット文書リンクは現在文書にネストされており、前記現在文書はリアルタイムインタラクションインターフェースに表示されている共有文書であるステップと、現在文書をリアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示するステップと、を含む。本開示に係る技術的解決手段は、音声及びビデオ会議では、共有者と被共有者がターゲット文書リンクに対してショートカット操作を行うことで、現在文書にネストされたリンクを迅速に開くことができ、それによってユーザは現在共有文書とターゲット文書に簡単で同時にアクセスできる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ページ遷移方法であって、
リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップであって、前記ターゲット文書リンクは現在文書にネストされており、前記現在文書はリアルタイムインタラクションインターフェースに表示されている共有文書である、ステップと、
前記現在文書を前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示するステップと、を含むことを特徴とするページ遷移方法。
【請求項2】
前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示するステップは、
サードパーティブラウザに遷移するステップと、
前記ターゲット文書アドレスに基づいて、前記サードパーティブラウザのページに前記ターゲット文書を表示するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップは、
プリセットショートカットキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップは、
ターゲット文書リンクに対する第2操作に応答して、第1表示ボックスを表示するステップと、
前記第1表示ボックスにおける開きキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示する操作を実行するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1表示ボックスにおけるコピーキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップは、
リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記第1操作に対応する位置情報を決定するステップと、
前記位置情報に基づいて前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを決定するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答する前に、
リアルタイムインタラクションに参加するフォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースにおける自由閲覧キーに対するトリガー操作に応答して、自由閲覧モードに入るステップであって、前記自由閲覧モードでは、前記フォローユーザは、前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示される共有文書に対して前記現在文書のプレゼンターとは独立して閲覧操作権限を持つ、ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
自由閲覧モードでは、現在プレゼンターのプレゼンテーション位置を指示するための識別子を前記フォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースに提示することを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
リアルタイムインタラクションに参加するフォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースにおける自由閲覧キーに対するトリガー操作に応答して、自由閲覧モードに入った後、
リアルタイムインタラクションに参加するフォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースにおけるフォローキーに対するトリガー操作に応答して、共有者フォローモードに入るステップであって、前記共有者フォローモードでは、前記フォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースと現在プレゼンターのリアルタイムインタラクションインターフェースは同じページコンテンツを提示する、ステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項10】
リアルタイムインタラクションに参加する会議参加ユーザは共有文書の記憶アドレスに対するアクセスによって前記共有文書の共有コンテンツを取得し、前記共有文書は前記ターゲット文書及び前記現在文書のうちのいずれか一方を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
ページ遷移装置であって、
ターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するための操作応答モジュールであって、前記ターゲット文書リンクは現在文書にネストされており、前記現在文書はリアルタイムインタラクションインターフェースに表示されている共有文書である、操作応答モジュールと、
前記現在文書を前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示するためのページ遷移モジュールと、を含むことを特徴とするページ遷移装置。
【請求項12】
ページ遷移機器であって、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置と、を含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサは請求項1~10のいずれか1項に記載の方法を実現することを特徴とするページ遷移機器。
【請求項13】
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、該プログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1~10のいずれか1項に記載の方法を実現することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項14】
コンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム又は命令を含み、該コンピュータプログラム又は命令がプロセッサにより実行されると、請求項1~10のいずれか1項に記載の方法を実現するコンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、出願番号が202111109230.8、出願日が2021年09月22日、名称が「ページ遷移方法、装置、機器、記憶媒体及びプログラム製品」の中国特許出願に基づいて提案され、該中国特許出願の優先権を主張し、ここで該中国特許出願の全内容は引用により参考として本願に組み込まれている。
【0002】
本開示は情報の技術分野に関し、特にページ遷移方法、装置、機器、記憶媒体及びプログラム製品に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の継続的な発展に伴い、ますます多くのユーザは端末の機能を利用して生活や仕事をより便利にしている。例えば、端末機器を介してほかのユーザとリモート音声及びビデオ会議を開く。ユーザ間はオンラインの音声及びビデオ会議を介してインタラクションし、従来の対面会議の開催地や場所の制限を回避し、ユーザは1か所に集まることなく会議を開くことができる。
【0004】
音声及びビデオ会議では、ユーザのコミュニケーションエクスペリエンスを向上させるために、端末機器を介して文書を共有するとともに、共有文書に対して様々な操作を行うことができる。しかしながら、従来技術における文書の操作方式は単一であり、共有文書にネストされたリンクについて、開くためのURL全体は長く複雑である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記技術的問題を解決するか、又は上記技術的問題を少なくとも部分的に解決するために、本開示の実施例は、共有文書にネストされたネストリンクを迅速に開くことを実現するページ遷移方法、装置、機器、記憶媒体及びプログラム製品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様によれば、本開示の実施例はページ遷移方法を提供し、
リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップであって、前記ターゲット文書リンクは現在文書にネストされており、前記現在文書はリアルタイムインタラクションインターフェースに表示されている共有文書であるステップと、
前記現在文書を前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示するステップと、を含む。
【0007】
第2態様によれば、本開示の実施例はページ遷移装置を提供し、
リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するための操作応答モジュールであって、前記ターゲット文書リンクは現在文書にネストされており、前記現在文書はリアルタイムインタラクションインターフェースに表示されている共有文書である操作応答モジュールと、
前記現在文書を前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示するためのターゲット文書表示モジュールと、を含む。
【0008】
第3態様によれば、本開示の実施例はページ遷移機器を提供し、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置と、を含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが上記第1態様のいずれか1項に記載のページ遷移方法を実現する。
【0009】
第4態様によれば、本開示の実施例はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、コンピュータプログラムが記憶されており、該プログラムがプロセッサにより実行されると、上記第1態様のいずれか1項に記載のページ遷移方法を実現する。
【0010】
第5態様によれば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を提供し、該コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラム又は命令を含み、該コンピュータプログラム又は命令がプロセッサにより実行されると、上記第1態様のいずれか1項に記載のページ遷移方法を実現する。
【0011】
本開示の実施例に係る技術的解決手段は、従来技術と比較して以下の利点を有する。本開示の実施例は、ページ遷移方法、装置、機器、記憶媒体及びプログラム製品を開示し、該方法は、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップであって、前記ターゲット文書リンクは現在文書にネストされており、前記現在文書はリアルタイムインタラクションインターフェースに表示されている共有文書であるステップと、前記現在文書を前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示するステップと、を含む。本開示は、音声及びビデオ会議では、共有者と被共有者がターゲット文書リンクに対してショートカット操作を行うことで、現在文書にネストされたリンクを迅速に開くことができ、それによってユーザは現在共有文書とターゲット文書に簡単で同時にアクセスできる。
【0012】
図面及び以下の具体的な実施形態を参照すると、本開示の各実施例の上記及びほかの特徴、利点及び態様がより明白になる。図面全体において、同一又は類似の符号は同一又は類似の要素を示す。図面が例示的なものであり、素子及び要素が必ずしも縮尺に合わせて描かれているわけではないことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本開示の実施例におけるページ遷移方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の実施例に係る文書リンクのネストの模式図である。
【
図3】本開示の実施例に係る右ボタンクリック後の第1表示ボックスの模式図である。
【
図4】本開示の実施例におけるページ遷移方法のフローチャートである。
【
図5】本開示の実施例におけるページ遷移装置の構造模式図である。
【
図6】本開示の実施例におけるページ遷移機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照しながら本開示の実施例をより詳細に説明する。図面には本開示のいくつかの実施例が示されているが、理解すべきこととして、本開示は様々な形態で実現されることができ、ここに記載される実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施例は本開示をより明白かつ完全に理解するために提供されるものである。理解されるべきこととして、本開示の図面及び実施例は単に例示的なものであり、本開示の保護範囲を制限するためのものではない。
【0015】
理解されるべきこととして、本開示の方法実施形態に記載される各ステップは順序で及び/又は並行して実行されてもよい。また、方法実施形態は付加的なステップを含み、及び/又は示されるステップの実行を省略するようにしてもよい。本開示の範囲はこの点において限定されない。
【0016】
本明細書で使用される用語「含む」及びその変形は、開放的な包括であり、即ち、「含むが、これに限定されない」である。用語「に基づく」は、「少なくとも部分的に基づく」である。用語「1つの実施例」は、「少なくとも1つの実施例」を表し、用語「別の実施例」は、「少なくとも1つの別の実施例」を表し、用語「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。ほかの用語の関連定義は以下の説明に記載される。
【0017】
なお、本開示で言及される「第1」、「第2」などの概念は異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためにのみ使用され、これらの装置、モジュール又はユニットにより実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではない。
【0018】
なお、本開示で言及される「1つ」は、制限的な修飾ではなく例示的な修飾であり、当業者であれば理解すべきこととして、文脈において別段の明示がない限り、「1つ又は複数」とされるべきである。
【0019】
本開示の実施形態における複数の装置間で交換されたメッセージ又は情報の名称は説明の目的にのみ使用され、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するためのものではない。
【0020】
インターネット技術の継続的な発展に伴い、リアルタイムインタラクションを必要とする場合、リアルタイムインタラクションの各参加者は、インターネットを利用してデータのリアルタイム伝送及びインタラクションを行うことができる。例えば、ユーザ間はオンラインの音声及びビデオ会議を介してインタラクションすることができ、従来の対面会議の開催地や場所の制限を回避し、ユーザは、1か所に集まることなく、会議を開くことができる。
【0021】
音声及びビデオ会議とは、複数の関係者が会議室のハードウェア機器又は機器側のソフトウェア本体を介して、音声、画像及びファイルや資料などをリモートで相互伝送し、ほかのアプリケーションの統合と相まってリアルタイムでインタラクティブなコミュニケーションを実現することであり、ユーザに高解像度、高効率、高品質の会議エクスペリエンスを提供し、空間距離による会議コストの問題を解決する。
【0022】
ユーザのコミュニケーションエクスペリエンスを向上させるために、音声及びビデオ会議のリアルタイムインタラクションインターフェースに共有対象となる文書を提示することができる。例えば、画面共有によって、会議に参加する特定のユーザ端末に提示されるコンテンツをビデオストリームとして、会議に参加するほかのクライアントに共有することができる。又は、各会議参加ユーザが特定のアクセスアドレスによってアクセスできるそれらのコンテンツ(例えば、クラウドに記憶される共有文書)について、該アクセスアドレスを会議参加ユーザに共有することができ、それによって、各会議参加ユーザは、自分のクライアントインターフェースにおいて該アクセスアドレスにアクセスすることによって対応する共有コンテンツを取得することができる。
【0023】
音声及びビデオ会議のシーンでは、現在共有文書(即ち、音声及びビデオ会議では、プレゼンターユーザがプレゼンテーションしている共有文書)にはネストされた共有文書が存在する可能性がある。そして、以下のようないくつかのニーズがあり、即ち、フォローユーザ(例えば、音声及びビデオ会議では、現在のプレゼンターユーザ以外のほかの会議参加ユーザ)はプレゼンターユーザをフォローして現在共有文書を視聴すると同時に、それにネストされた共有文書を開いてアクセスすることを期待している。
【0024】
一方、上記ニーズに対して、関連技術では、会議ウィンドウにおいてネストされた共有文書を直接開いて現在共有文書から該ネストされた共有文書に遷移するしかできない。このようにして、フォローユーザはプレゼンターユーザをフォローして現在共有文書を視聴すると同時に、それにネストされた共有文書にアクセスすることを期待する場合、まず、会議ウィンドウにおいてネストされた共有文書に遷移し、該ネストされた共有文書のアクセスアドレスを取得し、クライアント外で(例えば、ブラウザにおいて)該ネストされた共有文書にアクセスし、さらに、会議ウィンドウに戻り、プレゼンターによる現在共有文書のプレゼンテーションをフォローする必要がある。該手段を使用すると、共有文書にネストされた文書リンクのURL全体は非常に長く複雑になってしまう。
【0025】
該問題に対して、本開示の実施例はページ遷移方法を提供し、会議インターフェースに提示される現在共有文書を変更することなく、共有文書にネストされた文書リンクを同時に開く。以下、具体的な実施例を参照しながら該方法を説明する。
【0026】
図1は本開示の実施例におけるページ遷移方法のフローチャートであり、本実施例は、クライアントにおけるページ遷移に適用でき、該方法は、ページ遷移装置により実行されてもよく、該ページ遷移装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの形態で実現されてもよく、該ページ遷移装置は、具体的には、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント、タブレットコンピュータ、表示スクリーンを備えたウェアラブル機器、デスクトップコンピュータ、ノートパソコン、オールインワンコンピュータ、スマートホーム機器などを含むがこれらに限定されない端末などの端末機器に配置されてもよい。又は、本実施例は、サーバにおけるページ遷移に適用でき、該ページ遷移方法はページ遷移装置により実行されてもよく、該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの形態で実現されてもよく、該装置はサーバなどの端末機器に配置されてもよい。
【0027】
図1に示すように、本開示の実施例に係るページ遷移方法は主に以下のステップを含む。
【0028】
S11、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得し、前記ターゲット文書リンクは現在文書にネストされており、前記現在文書はリアルタイムインタラクションインターフェースに表示されている共有文書である。
【0029】
ターゲット文書とは、現在ユーザがリアルタイムインタラクションインターフェースにおいて開こうとする文書であり、現在文書とは、現在ユーザがリアルタイムインタラクションインターフェースにおいて表示している文書である。ターゲット文書リンクは、ターゲット文書の現在文書にネストされた1つのハイパーリンクとして理解できる。現在文書は、例えば文書、テーブル、プレゼンテーション文書、マインドノートなどの任意の形式を有してもよく、ターゲット文書も任意の形式を有してもよく、word文書、excelテーブル、powerpoint文書、マインドノート、ウェブページ、電子メール、アプレットなどのコンテンツであってもよい。現在文書の形式は、ターゲット文書の形式と同じであってもよく、異なってもよく、現在文書のタイプは、ターゲット文書のタイプと同じであってもよく、異なってもよく、本実施例では、これに限定されない。現在文書は、電子端末にインストールされたアプリケーションプログラムで開くことができ、上記アプリケーションプログラムは、文書アプリケーションプログラムであってもよく、ブラウザであってもよい。なお、現在文書とターゲット文書はいずれもクラウド記憶アドレスによってアクセスでき、上記クラウド記憶アドレスはURLアドレスを含む。
【0030】
選択可能に、現在文書は、今回の音声及びビデオ会議においてユーザがリアルタイムインタラクションインターフェースを介して共有している文書である。リアルタイムインタラクションインターフェースを介して音声及びビデオ会議に参加するいずれかのユーザ(共有者及び被共有者を含む)は現在文書を閲覧することができる。共有者とは、文書をリアルタイムインタラクションインターフェースに共有するユーザであり、被共有者とは、リアルタイムインタラクションインターフェースを介して音声及びビデオ会議に参加する共有者以外のほかのユーザである。
【0031】
図2は本開示の実施例に係る文書リンクのネストの模式図であり、
図2に示すように、該ページにおいて、共有者が現在文書を共有しており、共有文書に1つのターゲット文書リンクを保存し、現在文書を表示する時、ターゲット文書リンクの表示方式はほかの文書コンテンツの表示方式とは異なる。ターゲット文書リンクは、ここに操作可能なリンクがあることをユーザに促すように、特別なフォント又は特別な色でほかの文書コンテンツと区別して表示されてもよい。さらに、ほかの文書コンテンツが第1色を使用する場合、文書リンクは第2色を利用してもよく、第1色と第2色は異なる。例えば、ほかの文書コンテンツが黒色を使用する場合、文書リンクは青色を利用してもよい。なお、
図2は単に一例であり、共有文書に複数の文書リンクがあり得る。
【0032】
本実施例では、ターゲット文書リンクに対する第1操作は、ターゲット文書リンクに対してクリック操作を行うことであってもよく、ターゲット文書に対応するショートカットキーを操作することであってもよく、ショートカットキーとクリック操作とを組み合わせた操作であってもよい。さらに、上記第1操作はさらに、ターゲット文書リンクに対してクリック操作を行った後、メニューを表示し、メニューを再度操作することであってもよい。本実施例では、ターゲット文書リンクに対する第1操作を説明したが、それを限定するものではない。
【0033】
一実施形態では、前記第1操作は端末機器に電気的に接続される制御機器により取得され、前記端末機器は、制御機器に作用する第1操作をプリセット制御命令として生成し、その後、リモート伝送方式でプリセット制御命令を前記端末機器に遠距離で送信し、端末機器のブラウザは前記プリセット制御命令を受信すると、ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得し、前記リモート伝送方式はTCP/IPUDPプロトコルに基づくコンピュータネットワーク通信伝送、及びブルートゥース(登録商標)、赤外線伝送標準に基づく近距離無線伝送方式を含む。
【0034】
選択可能に、前記制御機器は、端末機器に無線接続されたリモコン又はマウスであり、ユーザが端末機器を近距離で制御することが不都合である場合、該制御機器を利用して制御命令を端末機器に遠距離で送信することで、前記端末機器を制御して対応する操作を行うことができる。また、前記制御機器は、ジェスチャー操作を収集してプリセット制御命令を生成するための収集ユニットであってもよく、例えば、収集ユニットは、モバイル端末の端末機器を制御するアプリケーションプログラムに作用するジェスチャー操作を収集することによって、前記プリセット制御命令をトリガーし、その後、端末機器に送信する。
【0035】
別の実施例では、前記第1操作は、リアルタイムインタラクションインターフェースにおける現在共有文書に作用するプリセット動作によってトリガーされ、前記端末機器には、入力信号を受信するためのタッチスクリーン(「タッチ制御スクリーン」、「タッチパネル」とも呼ばれる)が配置され、前記タッチスクリーンがタッチスクリーンに作用する第1操作を受信すると、端末機器のスクリーンにおける触覚フィードバックシステムは、予めプログラミングされたプログラムに応じて様々な連結装置を駆動することができ、本実施例では、前記端末機器は、リアルタイムインタラクションインターフェースにおける現在共有文書に作用するプリセット動作を受信することによって、前記プリセット制御命令をトリガーし、リアルタイムインタラクションインターフェースは該制御命令に応答して、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示する。
【0036】
なお、下記の第2操作、第3操作、第4操作及び第5操作はいずれも上記いずれか1つの入力方式を使用でき、下記の実施例では繰り返し説明を省略する。
【0037】
前記ターゲット文書アドレスは、ローカルに記憶される文書の物理アドレスであってもよく、ハイパーテキスト転送プロトコルに基づくウェブページアドレスであってもよく、本実施例では、これに限定されない。
【0038】
S12、前記現在文書を前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示する。
【0039】
本実施例では、ターゲット文書アドレスに対応するページに遷移した後、該ページは1つの新しい現在表示ページとなり、ターゲット文書を表示する。新しい現在表示ページは、現在文書を表示するアプリケーションプログラムにおけるページであってもよく、サードパーティアプリケーションプログラムにおけるページであってもよい。本実施例では、これに限定されない。
【0040】
1つの実施形態では、前記現在文書を前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示するステップは、サードパーティブラウザに遷移し、前記ターゲット文書アドレスに基づいて、前記サードパーティブラウザのページに前記ターゲット文書を表示するステップを含む。
【0041】
上記サードパーティブラウザとは、端末機器にインストールされたブラウザアプリケーションプログラムであり、本実施例では、サードパーティブラウザのタイプを限定しない。
【0042】
1つの実施形態では、ターゲット文書は、クライアント内で開かれてもよく、クライアント外で開かれてもよい。ターゲット文書がクライアント内で開かれると、リアルタイムインタラクションインターフェースに現在文書とターゲット文書を同時に提示することができる。一方、ターゲット文書がクライアント外で開かれると、現在文書をリアルタイムインタラクションインターフェースで開き、ターゲット文書をサードパーティブラウザに提示することができる。
【0043】
本実施例では、上記ターゲット文書アドレスは、選択可能に、ハイパーテキスト転送プロトコルに基づくウェブページアドレスであり、ターゲット文書アドレスを取得すると、現在ページがサードパーティブラウザに遷移する。
【0044】
さらに、サードパーティブラウザに遷移する前に、ユーザが選択できるように、端末機器にインストールされたブラウザを現在ページに表示し、ユーザの選択に基づいて遷移する必要があるサードパーティブラウザを決定する。端末機器にサードパーティブラウザがインストールされていない場合、サードパーティブラウザのダウンロードをユーザに促す。
【0045】
本実施例では、サードパーティブラウザは、ターゲット文書アドレスに応じて該アドレスに記憶されたターゲット文書を読み取り、サードパーティブラウザのページに表示する。
【0046】
本開示の実施例はページ遷移方法を開示し、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップであって、前記ターゲット文書リンクは現在文書にネストされており、前記現在文書はリアルタイムインタラクションインターフェースに表示されている共有文書であるステップと、前記ターゲット文書アドレスに基づいて現在ページに前記ターゲット文書を表示するステップと、を含む。本開示は、音声及びビデオ会議では、ユーザがターゲット文書リンクに対してショートカット操作を行い、現在文書にネストされたリンクを迅速に開くことができ、それによってユーザは現在共有文書とターゲット文書に簡単で同時にアクセスできる。
【0047】
1つの実施形態では、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップは、プリセットショートカットキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップを含む。
【0048】
本実施例では、プリセットショートカットキーとは、端末機器に外付けされた入力装置に設置されたショートカット機能を持つキーである。
【0049】
選択可能に、本実施例におけるショートカットキーのトリガー操作は主に、ユーザが入力装置(例えば、キーボード)のショートカットキーに作用すると同時にターゲット文書リンクを左ボタンでシングルクリックすることを含む。キーボードにおけるショートカットキーの選択はユーザの実際の使用習慣に応じて設定できる。本実施例におけるショートカットキーは選択可能に、Ctrl/Commandである。
【0050】
本実施例では、ショートカットキーのトリガー操作は、カーネルコードをカスタマイズすることによって実現される。ショートカットキー+左ボタンシングルクリックによって文書リンクを開く機能について、該動作はカーネルにおいて、新しいタブでページを開くものとして認識され、開く対象のページのリンクを保存し、後のデフォルト動作をブロッキングし、その代わりにサードパーティブラウザで開く。
【0051】
本実施例では、ショートカットキーを押下すると同時にターゲット文書リンクを左ボタンでシングルクリックすると、サードパーティブラウザに遷移し、サードパーティブラウザにターゲット文書を表示する。一方では、会議ウィンドウにおいてクリックして該ターゲット文書に入った後、ターゲット文書のリンクを取得し、さらにブラウザで該ターゲット文書を開く必要がない。他方では、現在共有文書に対するプレゼンターのプレゼンテーション操作をフォローすることが望まれる場合としても、会議に戻った後、共有者が共有している文書に再度戻ってフォローするという煩瑣なプロセスが不要である。また、共有者と被共有者が共有中にフォローする状態に影響を与えることなく、共有される文書にネストされた文書リンクを迅速に開く。
【0052】
1つの実施形態では、ターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップは、ターゲット文書リンクに対する第2操作に応答して、第1表示ボックスを表示するステップと、前記第1表示ボックスにおける開きキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示する操作を実行するステップと、を含む。
【0053】
本実施例では、上記第2操作は、選択可能に、マウスの右ボタンシングルクリック操作であり、タッチパネルの右ボタンシングルクリック機能を実現するキーであってもよい。
【0054】
上記第1表示ボックスは、例えばメニュー表示ボックスであってもよく、
図3に示すように、第1表示ボックスは、例えば「ブラウザで開く」操作及び「リンクコピー」操作の2種類を含んでもよい。
【0055】
前記第1表示ボックスにおける開き操作は、上記第1表示ボックスにおける「ブラウザで開く」キーに対するトリガー操作として理解されてもよく、上記トリガー操作は、マウスの左ボタンシングルクリック操作、ダブルクリック操作、マウスの右ボタンシングルクリック操作などであってもよい。
【0056】
本実施例では、上記第1表示ボックスにおける「ブラウザで開く」キーに対するトリガー操作に応答して、サードパーティブラウザに直接遷移し、サードパーティブラウザにターゲット文書を表示し、それによって音声及びビデオ会議ウィンドウにおいてプレゼンターがプレゼンテーションしている共有文書の表示を維持しながら、ターゲット文書のリンクを取得して表示する。
【0057】
1つの実施形態では、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第2操作に応答して、第1表示ボックスを表示し、前記第1表示ボックスにおける開きキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップの後、前記第1表示ボックスにおけるコピーキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得し、前記ターゲット文書アドレスをクリップボードにコピーするステップを含む。
【0058】
本実施例では、文書リンクを右ボタンでシングルクリックして文書を開く機能について、ブラウザカーネルのサポートによって現在クリック位置のリンクを取得し、ユーザが後の動作を選択できるように、ネイティブUIに基づいて実現される1つのメニューをWebページ上にオーバーレイする。
【0059】
前記第1表示ボックスにおけるコピーキーに対するトリガー操作は、上記第1表示ボックスにおける「リンクコピー」キーに対するトリガー操作として理解されてもよく、上記トリガー操作は、マウスの左ボタンシングルクリック操作、ダブルクリック操作、マウスの右ボタンシングルクリック操作などであってもよい。
【0060】
本実施例では、上記第1表示ボックスにおける「リンクコピー」キーに対するトリガー操作に応答して、ターゲット文書リンクに対応する文書アドレスをクリップボードにコピーすることで、文書アドレスを迅速にコピーすることを実現し、共有文書をリアルタイムインタラクションインターフェースで開いて文書アドレスをコピーするという煩瑣な操作を回避する。
【0061】
1つの実施例では、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップは、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記第1操作に対応する位置情報を決定するステップと、前記位置情報に基づいて前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを決定するステップと、を含む。
【0062】
本実施例では、上記位置情報とは、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクの位置情報である。位置情報と文書アドレスとの対応関係を予め記憶し、第1操作に対応する位置情報を取得した後、該位置情報に対応する文書アドレスを照会し、該文書アドレスをターゲット文書アドレスとする。
【0063】
図4は本開示の実施例に係る別のページ遷移方法のフローチャートであり、
図1に示すように、本開示の実施例に係るページ遷移方法は主に、以下のステップを含む。
【0064】
S21、リアルタイムインタラクションに参加するフォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースにおける自由閲覧キーに対するトリガー操作に応答して、自由閲覧モードに入る。
【0065】
前記自由閲覧モードでは、前記フォローユーザは、前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示される共有文書に対して前記現在文書のプレゼンターとは独立して閲覧操作権限を持つ。
【0066】
現在プレゼンターは現在共有文書をプレゼンテーションするユーザである。共有者とプレゼンターは1つのユーザであってもよく、異なるユーザであってもよい。被共有者がフォロー状態であると、そのインターフェースに提示されるのは共有者により共有される文書及びプレゼンターの共有文書に対する操作である。
【0067】
前記フォローユーザと現在プレゼンターはリアルタイムインタラクションインターフェースのページコンテンツを共有する。なお、現在プレゼンターは、トリガー操作によってフォローユーザになることができ、フォローユーザはトリガー操作によって現在プレゼンターになることもできる。
【0068】
前記自由閲覧モードとは、フォローユーザが自らリアルタイムインタラクションインターフェースのページコンテンツを操作及び処理できることである。上記自由閲覧モードはフォローモードに対する概念であり、フォローモードとは、フォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースと現在プレゼンターのリアルタイムインタラクションインターフェースが同じコンテンツを表示し、文書に対する現在プレゼンターの操作をフォローし、操作ステップ及び操作により実現される様々な機能を表示することである。
【0069】
さらに、自由閲覧モードでは、現在プレゼンターのプレゼンテーション位置を指示するための識別子をフォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースに提示する。上記プレゼンテーション位置の識別子は現在プレゼンターのプロフィール画像である。
図3に示すように、ユーザAは現在プレゼンターのプレゼンテーション位置の識別子である。現在プレゼンターの身元識別子(例えば、プロフィール画像)及び/又は方向識別子で現在プレゼンターの位置を指示することで、フォローユーザは自由閲覧モードで現在プレゼンターのプレゼンテーション位置を明確に確認できる。
【0070】
1つの実施形態では、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるフォローキーに対するフォローユーザのトリガー操作に応答して、共有者フォローモードに入り、前記共有者フォローモードでは、前記フォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースと現在プレゼンターのリアルタイムインタラクションインターフェースは同じページコンテンツを提示する。
【0071】
図3に示すように、上記フォローキーはリアルタイムインタラクションインターフェースの上部に設定され、フォローユーザがフォローキーをクリックすると、共有者フォローモードに入る。このように、フォローユーザは自由閲覧モードとフォローモードを自由に切り替えることができ、文書の操作性を高める。
【0072】
1つの実施形態では、リアルタイムインタラクションインターフェースにおける共有キーに対するフォローユーザのトリガー操作に応答して、共有者モードに入り、前記共有者モードでは、前記フォローユーザはプレゼンテーション権限を取得し、現在プレゼンターとなる。
【0073】
図3に示すように、上記共有キーはリアルタイムインタラクションインターフェースの上部に設定され、フォローユーザが共有キーをクリックすると、共有者モードに入る。このように、フォローユーザはプレゼンテーション権限を迅速に取得してプレゼンターになることができ、文書の操作性を高める。
【0074】
S22、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得し、前記ターゲット文書リンクは現在文書にネストされており、前記現在文書はリアルタイムインタラクションインターフェースに表示されている共有文書である。
【0075】
S23、前記現在文書を前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示する。
【0076】
本実施例に係るステップS22~S23は上記実施例に係るステップS11~S12と同様であり、具体的には、上記実施例の説明を参照すればよく、本実施例では、これに限定されない。
【0077】
本実施例では、音声及びビデオ会議に参加するフォローユーザが自由閲覧モードになった後、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対して第1操作を行い、サードパーティブラウザに遷移し、ターゲット文書アドレスに基づいて、サードパーティブラウザのページにターゲット文書を表示するようにしてもよい。
【0078】
本開示の実施例は、ページ遷移方法を開示し、リアルタイムインタラクションインターフェースにおける自由閲覧キーに対するフォローユーザのトリガー操作に応答して、自由閲覧モードに入り、ターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得し、前記現在文書を前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示するステップを含む。本開示は、音声及びビデオ会議では、被共有ユーザがターゲット文書リンクに対してショートカット操作を行うことで、現在文書にネストされたリンクをサードパーティブラウザで開くこともでき、それによってユーザは現在共有文書とターゲット文書に簡単で同時にアクセスできる。
【0079】
図5は本開示の実施例におけるページ遷移装置の構造模式図である。本開示の実施例に係るページ遷移装置は、クライアントに配置されてもよいか、又はサーバに配置されてもよく、該ページ遷移装置50は、具体的には、操作応答モジュール51と、ページ遷移モジュール52と、を含む。
【0080】
操作応答モジュール51は、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得することに用いられ、前記ターゲット文書リンクは現在文書にネストされており、前記現在文書は、リアルタイムインタラクションインターフェースに表示されている共有文書であり、ページ遷移モジュール52は、前記現在文書を前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示することに用いられる。
【0081】
本開示の実施例はページ遷移装置を開示し、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップであって、前記ターゲット文書リンクは現在文書にネストされており、前記現在文書はリアルタイムインタラクションインターフェースに表示されている共有文書であるステップと、前記現在文書を前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示するステップと、を実行する。本開示に係る技術的解決手段は、音声及びビデオ会議では、共有者と被共有者がターゲット文書リンクに対してショートカット操作を行うことで、現在文書にネストされたリンクを迅速に開くことができ、それによってユーザは現在共有文書とターゲット文書に簡単で同時にアクセスできる。
【0082】
1つの実施形態では、ページ遷移モジュール53は、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示することに用いられる際には、
サードパーティブラウザに遷移するためのブラウザ遷移ユニットと、
前記ターゲット文書アドレスに基づいて、前記サードパーティブラウザのページに前記ターゲット文書を表示するための文書表示ユニットと、を含む。
【0083】
1つの実施形態では、操作応答モジュール51は、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得することに用いられる際には、
プリセットショートカットキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するためのトリガー操作応答ユニットを含む。
【0084】
1つの実施形態では、操作応答モジュール51は、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得することに用いられる際には、
ターゲット文書リンクに対する第2操作に応答して、第1表示ボックスを表示するための第2操作応答ユニットと、
前記第1表示ボックスにおける開きキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示する操作を実行するための第3操作応答ユニットと、を含む。
【0085】
1つの実施形態では、第3操作応答ユニットはさらに、前記第1表示ボックスにおけるコピーキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得することに用いられる。
【0086】
1つの実施形態では、操作応答モジュール51は、具体的には、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記第1操作に対応する位置情報を決定し、前記位置情報に基づいて前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを決定することに用いられる。
【0087】
1つの実施形態では、第4操作応答モジュールは、リアルタイムインタラクションに参加するフォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースにおける自由閲覧キーに対するトリガー操作に応答して、自由閲覧モードに入ることに用いられ、前記自由閲覧モードでは、前記フォローユーザは、前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示される共有文書に対して前記現在文書のプレゼンターとは独立して閲覧操作権限を持つ。
【0088】
1つの実施形態では、自由閲覧モードでは、現在プレゼンターのプレゼンテーション位置を指示するための識別子を前記フォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースに提示する。
【0089】
1つの実施形態では、第5操作応答モジュールは、リアルタイムインタラクションに参加するフォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースにおける自由閲覧キーに対するトリガー操作に応答した後、リアルタイムインタラクションに参加するフォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースにおけるフォローキーに対するトリガー操作に応答して、共有者フォローモードに入ることに用いられ、前記共有者フォローモードでは、前記フォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースと現在プレゼンターのリアルタイムインタラクションインターフェースは同じページコンテンツを提示する。
【0090】
1つの実施形態では、リアルタイムインタラクションに参加する会議参加ユーザは、共有文書の記憶アドレスにアクセスすることで前記共有文書の共有コンテンツを取得することができる。ここで、共有文書はターゲット文書及び現在文書のうちのいずれか一方を含んでもよい。
【0091】
本開示の実施例に係るページ遷移装置は、本開示の方法実施例に係るページ遷移方法で実行されるステップを実行でき、ここで、実行ステップ及び有益な効果についての繰り返し説明を省略する。
【0092】
図6は本開示の実施例におけるページ遷移機器の構造模式図である。以下、具体的には、
図6を参照するように、本開示の実施例におけるページ遷移機器600を実現するための構造模式図を示す。本開示の実施例におけるページ遷移機器600は、例えば携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットコンピュータ)、PMP(ポータブルメディアプレーヤ)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)、ウェアラブル端末機器などのモバイル端末、及び例えばデジタルTV、デスクトップコンピュータ、スマートホーム機器などの固定端末を含んでもよいが、これらに限定されない。
図6に示す端末機器は単に一例であり、本開示の実施例の機能及び使用範囲を何ら限定するものとするべきではない。
【0093】
図6に示すように、端末機器600は、読み出し専用メモリ(ROM)602に記憶されているプログラム又は記憶装置608からランダムアクセスメモリ(RAM)603にロードされるプログラムに応じて様々な適切な動作及び処理を実行して本開示の上記実施例におけるページ遷移方法を実現することが可能である処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックプロセッサなど)601を含んでもよい。RAM603には、端末機器600の操作に必要な様々なプログラム及びデータがさらに記憶されている。処理装置601、ROM602及びRAM603はバス604を介して互いに接続されている。入力/出力(I/O)インターフェース605もバス604に接続されている。
【0094】
通常、例えばタッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置606、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、バイブレータなどを含む出力装置607、例えばテープ、ハードディスクなどを含む記憶装置608、及び通信装置609は、I/Oインターフェース605に接続されてもよい。通信装置609は、端末機器600がほかの機器と無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。
図6は様々な装置を有する端末機器600を示すが、示されるすべての装置を実施又は具備する必要がないことを理解すべきである。代替的にはより多い又は少ない装置を実施又は具備してもよい。
【0095】
特に、本開示の実施例によれば、以上のフローチャートを参照しながら説明されるプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現され得る。例えば、本開示の実施例は、非一時的コンピュータ可読媒体に運ばれるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含み、それによって上記ページ遷移方法を実現する。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置609によってネットワークからダウンロード及びインストールされるか、又は記憶装置608からインストールされるか、又はROM602からインストールされるようにしてもよい。該コンピュータプログラムが処理装置601により実行されると、本開示の実施例における方法で限定される上記機能を実行する。
【0096】
なお、本開示の上記コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば電気、磁気、光学、電磁、赤外線又は半導体システム、装置又はデバイス、又は以上の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の導線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD~ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。本開示では、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体はプログラムを含む又は記憶するいかなる有形の媒体であってもよく、該プログラムは命令実行システム、装置又はデバイスにより使用されるか、又はそれらと組み合わせて使用されるようにしてもよい。本開示では、コンピュータ可読信号媒体はベースバンドにおいて又はキャリアの一部として伝播されるデータ信号を含んでもよく、コンピュータ可読プログラムコードが運ばれている。この伝播されるデータ信号は、電磁信号、光信号又は上記の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な形態を使用し得る。コンピュータ可読信号媒体はさらにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外のいかなるコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は命令実行システム、装置又はデバイスに使用するか又はそれと組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝播又は伝送し得る。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、ワイヤ、光ケーブル、RF(無線周波数)など、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されないいかなる適切な媒体で伝送され得る。
【0097】
いくつかの実施形態では、クライアントとサーバは、例えばHTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキスト転送プロトコル)など現在知られている又は将来開発されるいかなるネットワークプロトコルを利用して通信可能であり、任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、エクストラネット(例えば、インターネット)及びピアツーピアネットワーク(例えば、adhocピアツーピアネットワーク)、及び現在知られている又は将来開発されるいかなるネットワークを含む。
【0098】
上記コンピュータ可読媒体は、上記ページ遷移機器に含まれるものであってもよく、該ページ遷移機器に組み立てられずに単独で存在するものであってもよい。
【0099】
上記コンピュータ可読媒体は1つ又は複数のプログラムが運ばれており、上記1つ又は複数のプログラムが該端末機器により実行されると、該端末機器は、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得し、前記ターゲット文書リンクは現在文書にネストされており、前記現在文書はリアルタイムインタラクションインターフェースに表示されている共有文書であり、前記現在文書を前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示する。
【0100】
選択可能に、上記1つ又は複数のプログラムが該端末機器により実行されると、該端末機器は上記実施例に記載のほかのステップを実行してもよい。
【0101】
1種又は複数種のプログラミング言語又はそれらの組み合わせによって、本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成し、上記プログラミング言語は、例えばJava(登録商標)、Smalltalk(登録商標)、C++のようなオブジェクト指向プログラミング言語を含むがこれらに限定されず、例えば「C」言語又は類似するプログラミング言語のような一般的な手続き型プログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、ユーザコンピュータで完全に実行されるか、ユーザコンピュータで部分的に実行されるか、1つの独立するソフトウェアパッケージとして実行されるか、ユーザコンピュータで部分的に実行されリモートコンピュータで部分的に実行されるか、又はリモートコンピュータ又はサーバで完全に実行されるようにしてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザコンピュータに接続されてもよいか、又は、外部コンピュータに接続されてもよい(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続される)。
【0102】
図面のフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び操作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を代表ことができ、該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は所定の論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な命令を含む。さらに、いくつかの代替実装では、ブロックに示される機能が図面に示される順序とは異なる順序で発生し得ることに注意されたい。例えば、連続して示される2つのブロックは、実際にほぼ並列に実行されてもよく、場合によっては逆の順序で実行されてもよく、これは係る機能に応じて決定される。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせが、所定の機能又は操作を実行するためのハードウェアに基づく専用システムで実現されてもよいか、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現されてもよいとにも注意されたい。
【0103】
本開示の実施例に係るユニットはソフトウェアの形態で実現されてもよいし、ハードウェアの形態で実現されてもよい。場合によっては、ユニットの名称は該ユニット自体を限定するものではない。
【0104】
本明細書では、上述した機能は少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェアロジックコンポーネントによって実行され得る。例えば、制限的ではないが、使用可能なタイプのハードウェアロジックコンポーネントの例は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)などを含む。
【0105】
本開示の文脈において、機械可読媒体は有形の媒体であってもよく、命令実行システム、装置又は機器に使用されるか又は命令実行システム、装置又は機器と組み合わせて使用されるプログラムを含み又は記憶し得る。機械可読媒体は機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は電子、磁気、光学、電磁、赤外線又は半導体システム、装置又は機器、又は上記の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤに基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD~ROM)、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含み得る。
【0106】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示はページ遷移方法を提供し、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップであって、前記ターゲット文書リンクは現在文書にネストされており、前記現在文書はリアルタイムインタラクションインターフェースに表示されている共有文書であるステップと、前記現在文書を前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示するステップと、を含む。
【0107】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移方法では、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示するステップは、サードパーティブラウザに遷移するステップと、前記ターゲット文書アドレスに基づいて、前記サードパーティブラウザのページに前記ターゲット文書を表示するステップと、を含む。
【0108】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移方法では、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップは、プリセットショートカットキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップを含む。
【0109】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移方法では、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップは、ターゲット文書リンクに対する第2操作に応答して、第1表示ボックスを表示するステップと、前記第1表示ボックスにおける開きキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示する操作を実行するステップと、を含む。
【0110】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移方法では、前記方法は、前記第1表示ボックスにおけるコピーキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書を取得するステップをさらに含む。
【0111】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移方法では、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するステップは、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記第1操作に対応する位置情報を決定するステップと、前記位置情報に基づいて前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを決定するステップと、を含む。
【0112】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移方法では、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答する前に、リアルタイムインタラクションに参加するフォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースにおける自由閲覧キーに対するトリガー操作に応答して、自由閲覧モードに入るステップであって、前記自由閲覧モードでは、前記フォローユーザは、前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示される共有文書に対して前記現在文書のプレゼンターとは独立して閲覧操作権限を持つステップをさらに含む。
【0113】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移方法では、自由閲覧モードでは、現在プレゼンターのプレゼンテーション位置を指示するための識別子を前記フォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースに提示する。
【0114】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移方法では、リアルタイムインタラクションに参加するフォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースにおける自由閲覧キーに対するトリガー操作に応答して、自由閲覧モードに入った後、リアルタイムインタラクションに参加するフォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースにおけるフォローキーに対するトリガー操作に応答して、共有者フォローモードに入るステップであって、前記共有者フォローモードでは、前記フォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースと現在プレゼンターのリアルタイムインタラクションインターフェースは同じページコンテンツを提示するステップをさらに含む。
【0115】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移方法では、リアルタイムインタラクションに参加する会議参加ユーザは共有文書の記憶アドレスに対するアクセスによって前記共有文書の共有コンテンツを取得し、前記共有文書は前記ターゲット文書及び前記現在文書のうちのいずれか一方を含む。
【0116】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示はページ遷移装置を提供し、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するための操作応答モジュールであって、前記ターゲット文書リンクは現在文書にネストされており、前記現在文書はリアルタイムインタラクションインターフェースに表示されている共有文書である操作応答モジュールと、前記現在文書を前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示するためのページ遷移モジュールと、を含む。
【0117】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移装置では、ページ遷移モジュールは、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示することに用いられる際には、サードパーティブラウザに遷移するためのブラウザ遷移ユニットと、前記ターゲット文書アドレスに基づいて、前記サードパーティブラウザのページに前記ターゲット文書を表示するための文書表示ユニットと、を含む。
【0118】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移装置では、操作応答モジュールは、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得することに用いられる際には、プリセットショートカットキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得するためのトリガー操作応答ユニットを含む。
【0119】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移装置では、操作応答モジュールは、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得することに用いられる際には、ターゲット文書リンクに対する第2操作に応答して、第1表示ボックスを表示するための第2操作応答ユニットと、前記第1表示ボックスにおける開きキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得し、前記ターゲット文書アドレスに基づいてターゲット文書を表示する操作を実行するための第3操作応答ユニットと、を含む。
【0120】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移装置では、第3操作応答ユニットはさらに、前記第1表示ボックスにおけるコピーキーに対するトリガー操作に応答して、前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを取得することに用いられる。
【0121】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移装置では、前記装置は操作応答モジュールをさらに含み、具体的には、リアルタイムインタラクションインターフェースにおけるターゲット文書リンクに対する第1操作に応答して、前記第1操作に対応する位置情報を決定し、前記位置情報に基づいて前記ターゲット文書リンクに対応するターゲット文書アドレスを決定することに用いられる。
【0122】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移装置では、第4操作応答モジュールは、リアルタイムインタラクションに参加するフォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースにおける自由閲覧キーに対するトリガー操作に応答して、自由閲覧モードに入ることに用いられ、前記自由閲覧モードでは、前記フォローユーザは、前記リアルタイムインタラクションインターフェースに提示される共有文書に対して前記現在文書のプレゼンターとは独立して閲覧操作権限を持つ。
【0123】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移装置では、自由閲覧モードでは、現在プレゼンターのプレゼンテーション位置を指示するための識別子を前記フォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースに提示する。
【0124】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示に係るページ遷移装置では、第5操作応答モジュールは、リアルタイムインタラクションに参加するフォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースにおける自由閲覧キーに対するトリガー操作に応答した後、リアルタイムインタラクションに参加するフォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースにおけるフォローキーに対するトリガー操作に応答して、共有者フォローモードに入ることに用いられ、前記共有者フォローモードでは、前記フォローユーザのリアルタイムインタラクションインターフェースと現在プレゼンターのリアルタイムインタラクションインターフェースは同じページコンテンツを提示する。
【0125】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示はページ遷移機器を提供し、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサは本開示に係るいずれかに記載のページ遷移方法を実現する。
【0126】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、コンピュータプログラムが記憶されており、該プログラムがプロセッサにより実行されると、本開示に係るいずれかに記載のページ遷移方法を実現する。
【0127】
本開示の実施例はコンピュータプログラム製品をさらに提供し、該コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラム又は命令を含み、該コンピュータプログラム又は命令がプロセッサにより実行されると、上記ページ遷移方法を実現する。
【0128】
以上の説明は単に本開示の好適実施例及び適用される技術原理についての説明である。当業者であれば理解できるように、本開示に係わる開示範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせからなる技術的解決手段に限定されるのではなく、上記開示の思想を逸脱せずに上記技術的特徴又はその同等特徴を任意に組み合わせてなるほかの技術的解決手段もカバーすべきであることを理解すべきである。例えば、上記特徴及び類似の機能を有する本開示に開示されている技術的特徴(ただし、これらに限定されない)とを互いに置換して形成される技術的解決手段が挙げられる。
【0129】
また、特定の順序で各操作を説明したが、これらの操作を示される特定の順序で又は順番に実行することを要求すると理解すべきではない。特定の状況では、マルチタスクと並列処理が有利な場合がある。同様に、以上の説明に多くの具体的な実現の詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものではないと理解すべきである。単独な実施例の文脈において説明される特定の特徴は単一の実施例において組み合わせて実現されてもよい。逆に、単一の実施例の文脈において説明される様々な特徴は単独で又は任意の適切なサブ組み合わせの形態で複数の実施例において実現されてもよい。
【0130】
構造的特徴及び/又は方法の論理的動作に特有の言語で本主題を説明したが、添付される特許請求の範囲に限定される主題が必ずしも以上に説明された特定の特徴又は動作に限定されるとは限らないことを理解すべきである。逆に、以上説明された特定の特徴及び動作は単に特許請求の範囲を実現する例示的な形態である。
【国際調査報告】