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特表2024-516666検索結果表示方法、装置、機器及び媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-04-16
(54)【発明の名称】検索結果表示方法、装置、機器及び媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/9038 20190101AFI20240409BHJP
   G06F 16/904 20190101ALI20240409BHJP
【FI】
G06F16/9038
G06F16/904
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023566605
(86)(22)【出願日】2022-05-11
(85)【翻訳文提出日】2023-10-27
(86)【国際出願番号】 CN2022092157
(87)【国際公開番号】W WO2023005339
(87)【国際公開日】2023-02-02
(31)【優先権主張番号】202110875304.2
(32)【優先日】2021-07-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ヂュ,リーピン
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175DA10
5B175JC05
(57)【要約】
検索結果表示方法、装置、機器及び媒体であって、コンピュータ技術分野に関し、該方法は、複数の検索意図に対応する検索語を受信するステップ(S110)と、検索結果ページに、各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示するステップ(S120)であって、ここで、ターゲット検索結果は、検索意図を特徴づけるキー情報及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを含むステップ(S120)と、を含む。該方法によると、ユーザは、検索結果ページに複数の検索意図のターゲット検索結果を同時に見ることができ、検索結果ページの情報含有量を向上させることができ、且つ、検索結果ページにおける同一領域に同一検索意図の各ターゲットマルチメディアコンテンツを表示し、それによって、ユーザは、ある検索意図に対応する検索結果に対して連続する消費を行い、検索結果のスクリーニング効率と消費効率を向上させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の検索意図に対応する検索語を受信することと、
検索結果ページに、各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示することであって、ここで、前記ターゲット検索結果は、前記検索意図を特徴づけるキー情報、及び前記キー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを含むことと、を含む、ことを特徴とする検索結果表示方法。
【請求項2】
検索結果ページに、各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示することは、
前記検索結果ページに、予め設定された方向に配列される複数の検索結果カードを表示し、ここで、異なる検索結果カードに、異なる検索意図に関連するターゲット検索結果を表示することを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲットマルチメディアコンテンツは、前記ターゲットマルチメディアコンテンツのキー情報を表示するためのマルチメディアコンテンツプレビュー情報を含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前述した、検索結果ページに、各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示することは、
前記検索結果ページに、第1の予め設定された順序に従って各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示し、ここで、前記第1の予め設定された順序は、各前記検索意図に対するユーザの注目度に基づいて決定されることを含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
前述した、検索結果ページに、各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示することは、
前記検索結果ページに、第2の予め設定された順序に従って各前記検索意図に関連するターゲット検索結果と、前記検索語に対応する複数の検索結果とを領域別に表示し、ここで、異なる領域は、異なる検索意図に関連するターゲット検索結果又は検索語に対応する検索結果を表示し、前記第2の予め設定された順序は、前記検索意図に対するユーザの注目度と前記検索結果の第1の設定指標値に基づいて決定され、前記第1の設定指標値は、前記検索結果と前記検索語との間の相関度、前記検索結果のコンテンツ品質、前記検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つを含むことを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記検索結果ページのターゲット領域に、前記検索語に対応する複数の検索結果を表示し、ここで、前記ターゲット領域は、各前記検索意図に関連するターゲット検索結果が位置する各領域の後の表示領域であることをさらに含む、ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記ターゲットマルチメディアコンテンツは、第2の設定指標値に基づいて前記検索意図に関連する一種の検索結果からスクリーニングして決定され、
ここで、前記第2の設定指標値は、前記キー情報の属性、前記検索結果と前記検索語との間の相関度、前記検索結果のコンテンツ品質、前記検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記検索意図に関連するターゲット検索結果には、予め設定されたコントロールがさらに含まれ、
検索結果ページに、各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示した後、前記方法は、
前記予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、前記検索結果ページから特集ページにジャンプし、且つ前記特集ページに前記予め設定されたコントロールに対応する前記検索意図に関連する一種の検索結果を表示すること、
又は、前記予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、前記検索結果ページにフローティングレイヤページを作成し、且つ前記フローティングレイヤページに、前記予め設定されたコントロールに対応する前記検索意図に関連する一種の検索結果を表示すること、
又は、前記予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、前記検索結果ページに、前記予め設定されたコントロールに対応する領域を拡張し、且つ拡張後の領域に、前記予め設定されたコントロールに対応する前記検索意図に関連する一種の検索結果を表示し、且つ拡張方向に前記予め設定されたコントロールに対応する領域の後にある各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を前記拡張方向に沿って移動させることをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記検索意図に関連するターゲット検索結果には、前記検索意図に関連する一種の検索結果の数がさらに含まれる、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記検索意図は、多義語検索意図又はマルチトピック検索意図である、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
複数の検索意図に対応する検索語を受信するための検索語受信モジュールと、
検索結果ページに、各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示するための検索結果表示モジュールであって、ここで、前記ターゲット検索結果は、前記検索意図を特徴づけるキー情報、及び前記キー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを含む検索結果表示モジュールと、を含む、ことを特徴とする検索結果表示装置。
【請求項12】
プロセッサと、
実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を含み、
ここで、前記プロセッサは、前記メモリから前記実行可能な指令を読み取り、且つ前記実行可能な指令を実行して上記請求項1~10のいずれか一項に記載の検索結果表示方法を実現させるために用いられる、ことを特徴とする検索結果表示機器。
【請求項13】
プロセッサによって実行されるとき、プロセッサに上記請求項1~10のいずれか一項に記載の検索結果表示方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶される、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
本願は、2021年07月30日に国家知的財産局に提出された、出願番号が202110875304.2、出願名称が「検索結果表示方法、装置、機器及び媒体」の中国特許出願の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、本出願に参照として取り込まれる。
【技術分野】
【0002】
本開示は、コンピュータ技術分野に関し、特に検索結果表示方法、装置、機器及び媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
現在の総合検索エンジンは、通常、検索結果と検索語との間の関連性、検索結果の内容品質などの要素に基づき、ネット全体で検索条件に合致する個々の検索結果を総合的にソートし、その後、ソートされた各検索結果をユーザに提示する。
【0004】
検索意図が比較的に一般的な汎用検索語の場合、その対応する各検索結果は、往々にして、複数のカテゴリをカバーし、ユーザの検索意図は、通常、複数のカテゴリのうちのある1つ又はいくつかのカテゴリである。このように、ユーザは、統合検索エンジンによって提示された各検索結果から選別と消費を行う必要があり、間違いなくユーザが所望の検索結果を取得する難易度を増加させ、ユーザが検索結果を消費する効率を低減させる。
【発明の概要】
【0005】
上記技術課題を解決するために、又は上記技術課題を少なくとも部分的に解決するために、本開示は、ユーザが所望の検索結果を取得する難易度を低減させ、ユーザが検索結果を消費する効率を向上させることができる検索結果表示方法、装置、機器及び媒体を提供する。
【0006】
第1の態様によると、本開示は、検索結果表示方法を提供し、該方法は、
複数の検索意図に対応する検索語を受信することと、
検索結果ページに、各検索意図に関連する検索結果を領域別に表示することであって、ここで、検索結果は、検索意図を特徴づけるキー情報、及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを含むことと、を含む。
【0007】
第2の態様によると、本開示は、検索結果表示装置を提供し、該装置は、
複数の検索意図に対応する検索語を受信するための検索語受信モジュールと、
検索結果ページに、各検索意図に関連する検索結果を領域別に表示するための検索結果表示モジュールであって、ここで、検索結果は、検索意図を特徴づけるキー情報、及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを含む検索結果表示モジュールと、を含む。
【0008】
第3の態様によると、本開示は、検索結果表示機器を提供し、該機器は、
プロセッサと、
実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を含み、
ここで、プロセッサは、メモリから実行可能な指令を読み取り、且つ実行可能な指令を実行して上記第1の態様で説明した検索結果表示方法を実現させるために用いられる。
【0009】
第4の態様によると、本開示は、プロセッサによって実行されるとき、プロセッサに上記第1の態様で説明した検索結果表示方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0010】
本開示の実施例の検索結果表示方法、装置、機器及び媒体は、該方法は、検索結果ページに、検索語に対応する各検索意図に関連する検索結果を領域別に表示し、且つ該検索意図に関連する検索結果には、該検索意図を特徴づけるキー情報及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツが含まれる。このように、ユーザは、検索結果ページに複数の検索意図の検索結果を同時に見ることができ、検索結果に対するユーザのスクリーニング効率を向上させることができ、検索結果ページの情報含有量を向上させることができる。且つ、検索結果ページにおける同一領域に同一検索意図の各検索結果を表示し、それによって、ユーザは、ある検索意図に対応する検索結果に対して連続する消費を行うことができ、ユーザが検索結果に対して消費を行う効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
添付の図面に関連し、以下の具体的な実施形態を参照すると、本開示の各実施例の上記と他の特徴、利点、及び態様がより明らかになる。図面全体を通して、同一又は類似する符号は、同一又は類似する要素を表す。図面が概略的なものであり、原本及び要素が必ずしも比例的に描かれていないことが理解されるべきである。
図1】本開示の実施例による検索結果表示方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例による検索結果ページの模式図である。
図3】本開示の実施例による別の検索結果ページの模式図である。
図4】本開示の実施例によるまた別の検索結果ページの模式図である。
図5】本開示の実施例によるまた別の検索結果ページの模式図である。
図6】本開示の実施例によるまた別の検索結果ページの模式図である。
図7】本開示の実施例による特集ページの模式図である。
図8】本開示の実施例によるフローティングレイヤページの模式図である。
図9】本開示の実施例によるまた別の検索結果ページの模式図である。
図10】本開示の実施例による検索結果表示装置の構造模式図である。
図11】本開示の実施例による検索結果表示機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下では、添付図面を参照しながら、本開示の実施例について詳細に説明する。図面には本開示のいくつかの実施例が表示されているが、本開示は、様々な形態で実現でき、本明細書に説明された実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、本開示をより明白かつ完全に理解するために提供されるものであることが理解されるべきである。本開示の図面及び実施例は、例示的な作用のためにのみ使用され、本開示の保護の範囲を制限するために使用されるものではないことが理解されるべきである。
【0013】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行され、及び/又は並行して実行されてもよいことが理解されるべきである。なお、方法の実施形態は、附加のステップを含んでもよく、及び/又は示されるステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲は、この点で制限されない。
【0014】
本明細書に用いられる用語「含む」及びその変形は、開放的な包含であり、すなわち「含むが、それらに限らない」。用語「基づく」は、「少なくとも部分的に基づく」である。用語「1つの実施例」は、「少なくとも1つの実施例」を表し、用語「別の実施例」は、「少なくとも1つ別の実施例」を表し、用語「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連する定義は、以下の記述で与えられる。
【0015】
なお、本開示で言及されている「第1の」、「第2の」などの概念は、異なる装置、モジュール、又はユニットを区別するためにのみ使用され、これらの装置、モジュール、又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するものではない。
【0016】
なお、本開示で言及されている「1つの」、「複数の」という修飾は、限定的ではなく概略的なものであり、文脈において別段の明示的な指摘がない限り、「1つ又は複数の」と理解されるべきである。
【0017】
本開示の実施形態における複数の装置の間で相互作用するメッセージ又は情報の名称は、単に例示の目的のために使用されるものであり、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限するために使用されるものではない。
【0018】
既存の検索エンジンは、往々にして、検索語に基づいて検索して全ての検索結果を取得し、そして様々な要素に基づいて各検索結果を総合的に判断してそれをソートし、さらにソートされた後の各検索結果をユーザに提示する。ユーザによって入力された検索語が汎用検索エントリの場合に、検索エンジンによってフィードバックされる各検索結果は、検索語に対応する複数の検索意図(又はカテゴリ)の検索結果を混在して配列する。ユーザがその興味を持っている検索意図の検索結果を消費したい場合、全ての検索結果から選別して消費する必要があり、このように、ユーザが検索結果をスクリーニングする効率も、検索結果を消費する効率も低い。
【0019】
上記問題を解決するために、本開示の実施例は、汎用検索シーンに対して、検索結果ページに異なる検索意図(又はカテゴリ)の検索結果を領域別に表示する検索結果表示方法、装置、機器及び媒体を提供し、それにより、検索結果ページにおける情報表示密度(すなわち情報含有量)を向上させ、検索結果のスクリーニング効率と消費効率を向上させることができる。
【0020】
以下では、まず図1~9に関連して、本開示の実施例による検索結果表示方法を説明する。
【0021】
本開示の実施例では、該検索結果表示方法は、電子機器によって実行されてもよい。ここで、電子機器は、モバイル電話、ノートパソコン、デジタルブロードキャスト受信器、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットパソコン)、PMP(ポータブルマルチメディア再生器)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)、ウェアラブル機器等のような移動端末、及びデジタルTV、卓上型コンピュータ、スマートハウス機器等のような固定端末を含んでもよいが、それらに限らない。
【0022】
図1は、本開示の実施例による検索結果表示方法のフローチャートを示す。図1に示すように、該検索結果表示方法は、以下のステップを含んでもよい:
【0023】
S110、複数の検索意図に対応する検索語を受信する。
【0024】
ここで、検索語は、ユーザによって入力された、検索エンジンが検索操作を実行し検索結果をフィードバックする必要がある時に根拠となるコンテンツである。本開示の実施例が汎用検索シーンに応用されることに鑑みて、検索語は、キーワード又は短文であってもよい。検索意図(「ユーザ意図」とも呼ばれる)は、ユーザが検索エンジンで検索する時に実現したい主なターゲットを指す。本開示の実施例では、検索意図は、検索語がカバーする検索ターゲットである。
【0025】
選択的に、検索意図は、多義語検索意図又はマルチトピック検索意図である。多義語検索意図は、検索語が複数の義語を含む場合に、各義語に対応する検索意図を指す。マルチトピック検索意図は、検索語が意味の漠然とした汎用検索語である場合に、その及ぶことができる範囲又はトピックに対応する検索意図を指す。検索意図のタイプは、具体的には、検索語のタイプに基づいて決定される。例えば、検索語が多義語であれば、検索意図は、多義語検索意図であり、また例えば、検索語が汎用検索語であれば、検索意図は、マルチトピック検索意図である。検索語によって検索意図のタイプ及び各検索意図を決定するプロセスは、その後の実施例におけるサーバに関する関連する説明を確認することができる。
【0026】
具体的には、電子機器は、特定のアプリケーションプログラム又は特定のウェブサイトの検索ページ内にユーザによって入力された検索語を受信することができる。
【0027】
いくつかの実施例では、ユーザは、検索ページ内の検索フレーム内に文字、音声と画像等のいずれかの形式の情報を入力することができ、それによって電子機器は、ユーザによって入力された情報に対応する文字をユーザによって入力された検索語とすることができる。
【0028】
例えば、ユーザは、検索ページ内の検索フレーム内に文字情報「李XX」を入力することができ、電子機器は、「李XX」を検索語として、さらに、ユーザのために「李XX」に関連するコンテンツを検索することができる。
【0029】
さらに例えば、ユーザは、検索ページ内の検索フレーム内に音声情報「李XX」を入力することができ、電子機器は、音声情報に対して音声認識処理を行い、検索語「李XX」を取得し、さらに、ユーザのために「李XX」に関連するコンテンツを検索することができる。
【0030】
また例えば、ユーザは、検索ページ内の検索フレーム内に「李XX」文字付きの画像又は「李XX」画面コンテンツ付きの画像を入力することができ、電子機器は、画像に対して画像テキスト認識処理又は画像コンテンツ認識処理を行い、検索語「李XX」を取得し、さらに、ユーザのために「李XX」に関連するコンテンツを検索することができる。
【0031】
別のいくつかの実施例では、検索ページ内に複数の候補検索語が表示されてもよく、電子機器にユーザが選択した候補検索語を検索語として使用させるために、ユーザは、表示される候補検索語の中から選択することができる。
【0032】
例えば、検索ページに例えば「ワンピース」、「春夏の服装」、「着こなし」等の候補検索語が表示されてもよく、ユーザは、「ワンピース」を選択することができ、電子機器にユーザが選択した「ワンピース」を検索語として使用させ、さらにユーザのために「ワンピース」に関連するコンテンツを検索することができる。
【0033】
本開示の実施例では、電子機器がユーザによって入力された検索語を受信した後、該検索語をサーバに送信することができる。
【0034】
サーバは、該検索語に基づいて検索を行い、それによって該検索語に対応する各検索結果を取得することができる。サーバはさらに、該検索語及び/又は該検索語に対応する各検索結果を解析し、該検索語に対応する検索意図のタイプ、各検索意図、各検索意図に対応するキー情報、及び相応なキー情報に対応する一種の検索結果を決定することができる。ここで、キー情報は、相応な検索意図を記述することができる情報を指す。
【0035】
いくつかの実施例では、サーバにシソーラスが予め設定され、シソーラスに複数の単語、各単語に対応する検索意図のタイプと具体的な検索意図が記憶される。サーバは、検索語とシソーラスにおける単語とをマッチングし、且つマッチング度が最も高い単語に対応する検索意図のタイプを検索語に対応する検索意図のタイプとして決定し、且つ該単語に対応する具体的な検索意図を検索語に対応する各検索意図として決定する。そして、サーバは、決定された各検索意図に基づいて検索語の各検索結果を分類又は重ね合わせし、検索語の各検索意図に対応する一種の検索結果を取得することができる。上記シソーラスの設置は、サーバの検索効率を向上させることができる。
【0036】
別のいくつかの実施例では、サーバは、まず百科等の専門エントリ解釈ツールに基づいて検索語が多義語エントリであるか否かをクエリする。そうであれば、検索語の検索意図のタイプを多義語検索意図として決定し、且つ検索語の各義語を検索語の検索意図として決定する。次に、決定された各検索意図に基づいて検索語に対応する各検索結果を分類し、検索語の各検索意図に対応する一種の検索結果を取得する。例えば、検索語が「李XX」であり、百科には多義語「詩人李XX」、「ゲームキャラクタ李XX」と「歌曲李XX」が存在すれば、「詩人李XX」、「ゲームキャラクタ李XX」と「歌曲李XX」を検索語「李XX」の3つの検索意図として決定する。
【0037】
上記クエリが、検索語が多義語エントリでないと決定すれば、検索語の検索意図のタイプをマルチトピック検索意図として決定する。そして、サーバは、予め設定されたシソーラスから検索語のために単語のマッチングを行う。そして、サーバは、マッチング度が最も高い単語に対応する検索意図のタイプを検索語に対応する検索意図のタイプとして決定し、且つ該単語に対応する具体的な検索意図を検索語に対応する各検索意図として決定する。その後、サーバは、決定された各検索意図に基づいて検索語の各検索結果に対して分類と重ね合せを行い、検索語の各検索意図に対応する一種の検索結果を取得することができる。上記百科等の専門エントリ解釈ツールとシソーラスとを組み合わせて設定することは、シソーラス構築の作業量を減少した上で、サーバの検索効率を向上させることができる。
【0038】
また別のいくつかの実施例では、サーバにシソーラスが予め設定されておらず、検索語及びその検索結果をリアルタイムに解析して検索語の検索意図関連情報を決定する。
【0039】
前の実施例と類似し、サーバは、まず百科等の専門エントリ解釈ツールに基づいて検索語をクエリする。クエリされた場合、同じ方式で検索語の検索意図のタイプ、各検索意図及び各検索意図に対応する一種の検索結果を決定する。
【0040】
上記クエリが、検索語が多義語エントリでないと決定すれば、検索語の検索意図のタイプをマルチトピック検索意図として決定する。そして、サーバは、検索語に対応する全ての検索結果に対してキーワード抽出を行い、各キーワードを取得する。且つ、サーバは、各キーワードから、代表的な(例えばキーワードに対応する検索結果の数が比較的に多い)キーワードと、一定の差異度を有する(例えば単語と単語との間の類似度が比較的に低い)キーワードを検索語に対応する各検索意図としてスクリーニングする。そして、サーバは、スクリーニングされた各キーワードに基づいて検索語の全ての検索結果に対して分類と重ね合せを行い、検索語の各キーワードに対応する一種の検索結果を取得する。
【0041】
上記のキーワード抽出の方式は、各検索結果からキーワードを直接抽出してもよく、まず各検索結果からそのコアコンテンツを抽出し、さらにコアコンテンツからキーワードを抽出してもよい。どのキーワード抽出方式でも、検索結果によって具体的な抽出方法が異なる。例えば、比較的に良いウェブページ構造を有する検索結果に対して、検索結果から構造化情報をキーワードとして直接抽出することができる。また例えば、ウェブページ構造が比較的に低い検索結果に対して、該検索結果が消費される時に対応する検索語を該結果に対応するキーワードとして決定することができる。また例えば、ロングテールコンテンツに対して、機械学習モデルの自己学習によってキーワードの抽出を実現することができる。
【0042】
なお、上記各実施例におけるシソーラスの構築プロセスは、上述した、各検索結果を解析して検索意図関連情報を決定するプロセスと同じであってもよい。
【0043】
上記各実施例を基礎として、サーバは、検索意図に対応する一種の検索結果に基づいて相応な検索意図のキー情報を決定することができる。例えば、検索意図が「ゲームキャラクタ李XX」であれば、サーバは、該検索意図の一種の検索結果に対して情報抽出を行い、該検索意図のキー情報を「XXゲームの英雄、刺客」と決定することができる。また例えば、検索語「ワンピース」のある検索意図が「着こなし」であれば、サーバは、該検索意図の一種の検索結果に対して情報抽出を行い、該検索意図のキー情報を「春夏ワンピース着こなし」と決定することができる。
【0044】
サーバは、上記プロセスを経た後、決定された検索語の複数の検索意図及び各検索意図に対応するキー情報と検索結果を電子機器にフィードバックすることができる。
【0045】
S120、検索結果ページに、各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示し、該ターゲット検索結果は、検索意図を特徴づけるキー情報、及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを含む。
【0046】
ここで、検索結果ページは、最終的な検索フィードバック情報のページを表示するために用いられる。該検索フィードバック情報は、検索語に対応する各検索結果であってもよく、各検索結果を処理した後に得られたターゲット検索結果であってもよい。ターゲットマルチメディアコンテンツは、検索結果ページに表示される、検索意図に関連する一種の検索結果に基づいて取得された1つ又は複数のコンテンツを指す。ターゲットマルチメディアコンテンツは、文字、ピクチャ、オーディオとビデオのうちの少なくとも1つであってもよい。
【0047】
具体的には、電子機器は、サーバによってフィードバックされる検索語の複数の検索意図、各検索意図に対応するキー情報と一種の検索結果を取得した後、まず各検索意図に関連する一種の検索結果に基づいて、相応なキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを生成する。そして、電子機器は、各検索意図に対応するキー情報及びそのターゲットマルチメディアコンテンツを相応な検索意図に対応するターゲット検索結果に組み合わせる。最後に、各検索意図に対応するターゲット検索結果を検索結果ページに領域別に表示し、すなわち検索結果ページに複数の領域を同時に表示し、1つの領域に1つの検索意図に関連するターゲット検索結果を表示する。
【0048】
図2は、本開示の実施例による検索結果ページの模式図を示す。図2に示すように、ユーザは、検索語「李XX」を入力して検索をトリガした後、サーバは、検索語「李XX」の3つの検索意図をそれぞれ「詩人李XX」、「ゲームキャラクタ李XX」と「歌曲李XX」と決定し、且つ各検索意図に対応するキー情報と一種の検索結果を取得する。電子機器20に検索結果ページ21が表示され、検索結果ページ21の上部領域210に検索意図「詩人李XX」に対応するターゲット検索結果が表示され、該ターゲット検索結果に検索意図「詩人李XX」のキー情報である「XX王朝の著名な詩人」2101及びその対応するターゲットマルチメディアコンテンツ2102が表示される。検索結果ページ21の中部領域220に検索意図「ゲームキャラクタ李XX」に対応するターゲット検索結果が表示され、該ターゲット検索結果に検索意図「ゲームキャラクタ李XX」のキー情報である「XXゲーム英雄、刺客」2201及びその対応するターゲットマルチメディアコンテンツ2202が表示される。検索結果ページ21の下部領域230に検索意図「歌曲李XX」に対応するターゲット検索結果が表示され、該ターゲット検索結果に検索意図「歌曲李XX」のキー情報である「XXXのオリジナル曲」2301及びその対応するターゲットマルチメディアコンテンツ2302が表示される。
【0049】
いくつかの実施例では、検索意図に関連するターゲット検索結果には、相応な検索意図に関連する一種の検索結果の数がさらに含まれる。すなわちターゲット検索結果には、対応する検索意図に関連する一種の検索結果の統計情報、例えば検索結果の数、検索結果が消費される時に関するユーザの数等がさらに含まれる。このように、関連する検索意図の検索熱度、消費熱等の情報を一定の程度に反映することができる。
【0050】
図2を継続的に参照し、上部領域210、中部領域220と下部領域230に検索意図「詩人李XX」、「ゲームキャラクタ李XX」と「歌曲李XX」に対応する一種の検索結果に含まれる検索結果の数「合計3982件の関連コンテンツ」、「合計10W+件の関連コンテンツ」と「合計733+件の関連コンテンツ」がそれぞれ表示される。
【0051】
いくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアコンテンツは、マルチメディアコンテンツプレビュー情報を含む。
【0052】
ここで、マルチメディアコンテンツプレビュー情報は、ターゲットマルチメディアコンテンツをプレビューする情報を指し、該マルチメディアコンテンツプレビュー情報は、ターゲットマルチメディアコンテンツのキー情報を表示するために用いられる。
【0053】
具体的には、ターゲットマルチメディアコンテンツは、検索意図に関連する一種の検索結果のうちの1つ又は複数の検索結果に対応してもよく、これらの検索結果は、多くの情報を含む個々のファイルであるため、それに対してキー情報の抽出を行う必要があり、各検索結果に対応するマルチメディアコンテンツプレビュー情報を取得し、さらに組み合わせてターゲットマルチメディアコンテンツを取得し、且つ検索結果ページに表示する。
【0054】
異なる検索意図のキー情報の属性が異なり、そのマルチメディアコンテンツプレビュー情報の表示形態が異なってもよい。例えば、検索意図「詩人李XX」のキー情報である「XX王朝の著名な詩人」の属性が人物であれば、そのマルチメディアコンテンツプレビュー情報は、テキストタイトル及び/又はピクチャであってもよい。また例えば、検索意図「ゲームキャラクタ李XX」のキー情報である「XXゲーム英雄、刺客」の属性がゲームであれば、そのマルチメディアコンテンツプレビュー情報は、ゲームビデオのビデオカバーであってもよい。また例えば、検索意図「歌曲李XX」のキー情報である「XXXのオリジナル曲」の属性が歌曲であれば、そのマルチメディアコンテンツプレビュー情報は、歌曲オーディオのオーディオカバーであってもよい。
【0055】
いくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアコンテンツは、第2の設定指標値に基づいて検索意図に関連する検索結果からスクリーニングして決定される。
【0056】
ここで、第2の設定指標値は、予め設定されたいくつかの指標の評価結果を指す。これらの第2の設定指標値は、キー情報の属性、検索結果と検索語との間の相関度、検索結果のコンテンツ品質、検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つを含む。キー情報の属性は、キー情報が所属するカテゴリであってもよく、例えば、人物、ゲーム、音楽、動植物、商品等であってもよい。検索結果のクリック率は、1つの検索結果の消費熱を反映する。
【0057】
具体的には、ターゲットマルチメディアコンテンツには、検索意図に関連する一種の検索結果のうちの1つ又は複数の検索結果のマルチメディアコンテンツプレビュー情報が含まれてもよく、該1つ又は複数の検索結果は、一種の検索結果からスクリーニングされた総合ソート上位の検索結果である。一種の検索結果のうちの検索結果をソートする時に考慮されるソート要素には、キー情報の属性、検索結果と検索語との間の相関度、検索結果のコンテンツ品質、検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つがある。
【0058】
検索結果をスクリーニングするプロセスは、まず一種の検索結果からキー情報の属性に強く関連する各検索結果を選択することであってもよい。例えば、キー情報が「XXゲーム英雄、刺客」である場合に、ゲームビデオに関する各検索結果を選択し、キー情報が「XX王朝の著名な詩人」である場合に、李XXに関する百科情報又は有名な詩文に関連する各検索結果を選択し、キー情報が「XXXのオリジナル曲」である場合に、歌曲オーディオに関する各検索結果を選択し、キー情報が「春夏ワンピース着こなし」である場合に、着こなし提案又は着こなしガイドに関する各検索結果を選択する。そして、検索結果と検索語との間の相関度、検索結果のコンテンツ品質、検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つに基づいて、上記選択された各検索結果をソートし、且つソート上位の1つ又は複数の検索結果を最終的なスクリーニング結果として決定する。このように、ターゲットマルチメディアコンテンツに検索意図に関連する最も良質な検索結果の情報を提示し、検索結果の消費効率をさらに向上させることができる。
【0059】
本開示による検索結果表示方法は、検索結果ページに、検索語に対応する各検索意図に関連する検索結果を領域別に表示することができ、且つ該検索意図に関連する検索結果には、該検索意図を特徴づけるキー情報及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツが含まれる。このように、ユーザは、検索結果ページに複数の検索意図の検索結果を同時に見ることができ、検索結果に対するユーザのスクリーニング効率を向上させることができ、検索結果ページの情報含有量を向上させることができる。且つ、検索結果ページにおける同一領域に同一検索意図の各検索結果を表示し、それによって、ユーザは、ある検索意図に対応する検索結果に対して連続する消費を行うことができ、ユーザが検索結果に対して消費を行う効率を向上させることができる。
【0060】
本開示による一実施形態では、検索意図に関連するターゲット検索結果は、カード形式で表示される。すなわちS120は、結果ページに、予め設定された方向に配列される複数の検索結果カードを表示し、ここで、1つの検索結果カードに、1つの検索意図に関連するターゲット検索結果を表示することを含む。
【0061】
ここで、予め設定された方向は、予め設定された検索結果カードの表示配列方向であり、例えば、横方向であってもよく、縦方向であってもよい。
【0062】
具体的には、検索結果カードを利用して検索意図に関連するターゲット検索結果を表示し、異なる検索結果カードは、検索結果ページにおける異なる表示領域に対応する。該場合に、検索結果ページに、予め設定された方向に複数の検索結果カードを配列する。ユーザは、予め設定された方向に沿ってスライドすることによって、異なる検索結果カードを切り替えて表示することができる。このように、各検索意図に関連するターゲット検索結果をより柔軟に提示することができる。
【0063】
いくつかの実施例では、検索結果ページに1列又は複数列の検索結果カードを縦方向に配列し、各検索結果カードの間を縦方向に沿ってスライドして切り替えて表示する。図3に示すように、電子機器30の中に検索結果ページ31が表示され、検索結果ページ31の中に縦方向に配列される1列の検索結果カード310が表示される。図3に表示される2つの検索結果カード310は、それぞれ、検索語「ワンピース」のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」と、キー情報である「百元安価ワンピースビデオ」に対応する検索結果カードである。表示画面が限られているため、表示されていない他の検索結果カードもある。ユーザは、検索結果ページ31に縦方向に上向き又は下向きにスライドすることができ、異なる検索結果カードを切り替えて表示することができる。
【0064】
別のいくつかの実施例では、検索結果ページに1行の検索結果カードを横方向に配列し、各検索結果カードの間を横方向に沿ってスライドして切り替えて表示する。図4に示すように、電子機器40の中に検索結果ページ41が表示され、検索結果ページ41の中に横方向に配列される1行の検索結果カード410が表示される。表示画面が限られているため、表示されていない他の検索結果カードもある。ユーザは、検索結果ページ41に横方向に左向き又は右向きにスライドすることができ、異なる検索結果カードを切り替えて表示することができる。
【0065】
本開示による別の実施形態では、各検索意図に関連するターゲット検索結果ソートが検索結果ページに表示される。すなわちS120は、検索結果ページに、第1の予め設定された順序に従って各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示することを含む。
【0066】
ここで、第1の予め設定された順序は、予め決定されたソート順序である。本開示の実施例では、第1の予め設定された順序は、各検索意図に対するユーザの注目度に基づいて決定される。ここで、注目度は、検索意図に対してユーザが興味を持っている程度を指す。ユーザの履歴行動データ(例えば履歴検索語と履歴消費検索結果等)に基づいて各検索意図の注目度を決定することができる。
【0067】
具体的には、電子機器は、各検索意図の注目度に基づいて各ターゲット検索結果の第1の予め設定された順序を決定する。そして、該第1の予め設定された順序に基づいて各ターゲット検索結果をソートする。最後に、ソートされた後の各ターゲット検索結果を検索結果ページに領域別に順に表示する。このように、ユーザが最も興味を持っている可能性のあるターゲット検索結果を最初に提示し、さらに検索結果のスクリーニング効率と消費効率を向上させることができる。
【0068】
本開示によるまた別の実施形態では、検索結果ページには、検索語に対応する複数の検索結果がさらに含まれる。
【0069】
いくつかの実施例では、各検索意図に関連するターゲット検索結果と検索語に対応する各検索結果を検索結果ページに混在して配列する。すなわちS120は、検索結果ページに、第2の予め設定された順序に従って各検索意図に関連するターゲット検索結果及び検索語に対応する複数の検索結果を領域別に表示することを含む。
【0070】
ここで、第2の予め設定された順序は、予め決定されたソート順序である。本開示の実施例では、第2の予め設定された順序は、検索意図に対するユーザの注目度と検索結果の第1の設定指標値に基づいて決定され、該第1の設定指標値は、検索結果と検索語との間の相関度、検索結果のコンテンツ品質、検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つを含む。
【0071】
具体的には、各ターゲット検索結果と各検索結果とを混在してソートする場合に、まず、電子機器は、ターゲット検索結果に対応する検索意図の注目度、及びターゲット検索結果に対応する一種の検索結果のうちの少なくとも一部の検索結果(例えばターゲットマルチメディアコンテンツ)の第1の設定指標値に基づいて、相応なターゲット検索結果のソート値を決定することができる。且つ、電子機器は、検索語に対応する検索結果のユーザ注目度及びその第1の設定指標値に基づいて、相応な検索結果のソート値を決定することができる。ここで、検索結果のユーザ注目度は、該検索結果に対応する検索意図に対するユーザの注目度に基づいて決定される。そして、電子機器は、各ターゲット検索結果のソート値と各検索結果のソート値に基づいて、各ターゲット検索結果と各検索結果との間の第2の予め設定された順序を決定する。その後、該第2の予め設定された順序に基づいて各ターゲット検索結果と各検索結果とを混在してソートする。最後に、混在してソートされた後の各ターゲット検索結果と各検索結果を、1つの領域に1つのターゲット検索結果又は1つの検索結果を表示する規則に従って、検索結果ページに領域別に順序に従って表示する。このように、ユーザが最も興味を持っている可能性のある検索結果又はターゲット検索結果を最初に提示し、さらに検索結果のスクリーニング効率と消費効率を向上させることができる。
【0072】
図5に示すように、検索語「ワンピース」に対して、電子機器50の検索結果ページ51に3つの結果が表示され、第1は、検索語「ワンピース」に対する百科検索結果であり、第2は、検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対するターゲット検索結果であり、第3は、検索語「ワンピース」に対する電子商取引から推薦された検索結果である。
【0073】
別のいくつかの実施例では、各検索意図に関連するターゲット検索結果が検索語に対応する各検索結果の前に表示される。すなわちS120は、検索結果ページのターゲット領域に、検索語に対応する複数の検索結果を表示し、ここで、ターゲット領域は、各検索意図に関連するターゲット検索結果が位置する各領域の後の表示領域であることを含む。
【0074】
具体的には、検索結果ページにおける情報含有量と検索結果消費の連続性を向上させるために、本実施例では、各検索意図に対応するターゲット検索結果を検索結果ページに領域別に表示し、且つ各ターゲット検索結果の後の表示領域に、検索語に対応する各検索結果を領域別に表示する。
【0075】
図6に示すように、検索語「ワンピース」に対して、電子機器60の検索結果ページ61に3つの結果が表示され、第1は、検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対するターゲット検索結果であり、第2は、検索意図のキー情報である「百元安価ワンピースビデオ」に対するターゲット検索結果であり、第3は、検索語「ワンピース」に対する百科検索結果である。
【0076】
なお、ターゲット検索結果にインタラクティブ操作コントロールが表示されることもできる。例えば、図6における「良い」、「悪い」、「シェア」などのコントロールである。
【0077】
本開示によるまた別の実施形態では、検索意図に関連するターゲット検索結果には、検索意図に対応する一種の検索結果のうちの各検索結果をトリガして表示するための予め設定されたコントロールがさらに含まれる。図2に示すように、各ターゲット検索結果の表示領域の下に、「クリックして展開して「李XX(***)」の内容をもっと見る」という予め設定されたコントロールが表示される。図3に示すように、各ターゲット検索結果の表示領域の右上隅に、「もっと見る」という予め設定されたコントロールが表示される。
【0078】
いくつかの実施例では、新たなページによって検索意図に対応するより多い検索結果が表示される。すなわちS120の後、予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、検索結果ページから特集ページにジャンプし、且つ特集ページに予め設定されたコントロールに対応する検索意図に関連する一種の検索結果を表示する。
【0079】
ここで、トリガ操作は、クリック操作、音声制御、ジェスチャ制御と眼球運動制御等の非接触式の操作であってもよい。特集ページは、あるユーザの意図に対応する一種の検索結果を表示する新たなページを指す。
【0080】
具体的には、図3に示すように、電子機器30は、検索結果ページ31における検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」のターゲット検索結果310における予め設定されたコントロールに対するユーザのトリガ操作を検出した場合に、該検索結果ページ31から特集ページにジャンプして表示し、その表示効果は、図7に示される。図7において、電子機器70に特集ページ71が表示され、該特集ページ71の中に検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対応する一種の検索結果のうちの複数の検索結果が表示される。
【0081】
別のいくつかの実施例では、フローティングレイヤページ(フローティングウィンドウにおけるページ)によって検索意図に対応するより多い検索結果が表示される。すなわちS120の後、予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、検索結果ページにフローティングレイヤページを作成し、且つフローティングレイヤページに、予め設定されたコントロールに対応する検索意図に関連する一種の検索結果を表示する。
【0082】
具体的には、図3に示すように、電子機器30は、検索結果ページ31における検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」のターゲット検索結果310における予め設定されたコントロールに対するユーザのトリガ操作を検出した場合に、該検索結果ページ31にフローティングレイヤページを作成して表示し、その表示効果は、図8に示される。図8において、電子機器80に検索結果ページ81が表示され、検索結果ページ81にフローティングレイヤページ82が表示され、該フローティングレイヤページ82に検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対応する一種の検索結果のうちの複数の検索結果が表示される。ユーザが検索結果ページ81に戻る必要があれば、フローティングレイヤページ81を閉じるだけでよいので、一定の程度にユーザ消費検索結果の効率をさらに向上させる。
【0083】
また別のいくつかの実施例では、検索結果ページに検索意図に対応するより多い検索結果を拡張して表示する。すなわちS120の後、予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、検索結果ページに、予め設定されたコントロールに対応する領域を拡張し、且つ拡張後の領域に、予め設定されたコントロールに対応する検索意図に関連する一種の検索結果を表示し、且つ拡張方向に予め設定されたコントロールに対応する領域の後にある各検索意図に関連するターゲット検索結果を拡張方向に沿って移動させる。
【0084】
具体的には、図3に示すように、電子機器30は、検索結果ページ31における検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」のターゲット検索結果310における予め設定されたコントロールに対するユーザのトリガ操作を検出した場合に、該ターゲット検索結果310が位置する領域を下向きに拡張することで検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対応する一種の検索結果のうちの複数の検索結果を表示し、その表示効果は、図9に示される。図9において、電子機器90に検索結果ページ91が表示され、検索結果ページ91に検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対応するターゲット検索結果910が位置する表示領域を一定の範囲下向きに拡張し、且つ拡張後の該表示領域に検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対応する一種の検索結果のうちの複数の検索結果を表示する。該キー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対応するターゲット検索結果の後に表示される各ターゲット検索結果が位置する表示領域は、順次に下向きに移動して表示される。例えば、図3におけるキー情報である「百元安価ワンピースビデオ」のターゲット検索結果が検索結果ページ31の中間部分に表示され、図9における該キー情報である「百元安価ワンピースビデオ」のターゲット検索結果が下向きに移動して検索結果ページ91の末尾部分に表示される。また、拡張後の該表示領域に、「もっと」のように、より多くの検索結果を表示するようにトリガするコントロールが表示されてもよく、「戻る」のように、表示領域から外れた各検索結果を表示するようにトリガし、最初のターゲット検索結果に戻るようにトリガするコントロールが表示されてもよい。このように、検索意図に対応するより多くの検索結果の表示の柔軟性を一定の程度に向上させることができる。
【0085】
本開示の実施例は、検索結果表示装置をさらに提供し、以下では図10を結びながら説明する。
【0086】
本開示の実施例では、該検索結果表示装置は、電子機器であってもよい。ここで、電子機器は、モバイル電話、ノートパソコン、デジタルブロードキャスト受信器、PDA、PAD、PMP、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)、ウェアラブル機器等のような移動端末、及びデジタルTV、卓上型コンピュータ、スマートハウス機器等のような固定端末を含んでもよいが、それらに限らない。
【0087】
図10は、本開示の実施例による検索結果表示装置の構造模式図を示す。
【0088】
図10に示すように、該検索結果表示装置1000は、検索語受信モジュール1010と検索結果表示モジュール1020を含んでもよい。
【0089】
検索語受信モジュール1010は、複数の検索意図に対応する検索語を受信するために用いられる。
【0090】
検索結果表示モジュール1020は、検索結果ページに、各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示するために用いられ、ここで、ターゲット検索結果は、検索意図を特徴づけるキー情報、及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを含む。
【0091】
上記検索結果表示装置は、検索結果ページに、検索語に対応する各検索意図に関連する検索結果を領域別に表示することができ、且つ該検索意図に関連する検索結果には、該検索意図を特徴づけるキー情報及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツが含まれる。このように、ユーザは、検索結果ページに複数の検索意図の検索結果を同時に見ることができ、検索結果に対するユーザのスクリーニング効率を向上させることができ、検索結果ページの情報含有量を向上させることができる。且つ、検索結果ページにおける同一領域に同一検索意図の各検索結果を表示し、それによって、ユーザは、ある検索意図に対応する検索結果に対して連続する消費を行うことができ、ユーザが検索結果に対して消費を行う効率を向上させることができる。
【0092】
いくつかの実施例では、検索結果表示モジュール1020は、具体的には、
検索結果ページに、予め設定された方向に配列される複数の検索結果カードを表示するために用いられ、ここで、異なる検索結果カードに、異なる検索意図に関連するターゲット検索結果を表示する。
【0093】
いくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアコンテンツは、ターゲットマルチメディアコンテンツのキー情報を表示するためのマルチメディアコンテンツプレビュー情報を含む。
【0094】
いくつかの実施例では、検索結果表示モジュール1020は、具体的には、
検索結果ページに、第1の予め設定された順序に従って各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示するために用いられ、ここで、第1の予め設定された順序は、各検索意図に対するユーザの注目度に基づいて決定される。
【0095】
いくつかの実施例では、検索結果表示モジュール1020はさらに、具体的には、
検索結果ページに、第2の予め設定された順序に従って各検索意図に関連するターゲット検索結果と、検索語に対応する複数の検索結果とを領域別に表示することであって、ここで、異なる領域は、異なる検索意図に関連するターゲット検索結果又は検索語に対応する検索結果を表示し、第2の予め設定された順序は、検索意図に対するユーザの注目度と検索結果の第1の設定指標値に基づいて決定され、第1の設定指標値は、検索結果と検索語との間の相関度、検索結果のコンテンツ品質、検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つを含むこと、
又は、検索結果ページのターゲット領域に、検索語に対応する複数の検索結果を表示することであって、ここで、ターゲット領域は、各検索意図に関連するターゲット検索結果が位置する各領域の後の表示領域であることに用いられる。
【0096】
いくつかの実施例では、検索結果表示モジュール1020はさらに、具体的には、
ターゲットマルチメディアコンテンツは、第2の設定指標値に基づいて検索意図に関連する一種の検索結果からスクリーニングして決定されるために用いられ、検索意図に関連する一種の検索結果は、検索語に対応する各検索結果のうち、検索意図に関連する各検索結果であり、
ここで、第2の設定指標値は、キー情報の属性、検索結果と検索語との間の相関度、検索結果のコンテンツ品質、検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つを含む。
【0097】
いくつかの実施例では、検索意図に関連するターゲット検索結果には、予め設定されたコントロールがさらに含まれ、
それに応じて、検索結果表示装置1000は、カテゴリ検索結果表示モジュールをさらに含み、それは、
検索結果ページに、各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示した後、予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、検索結果ページから特集ページにジャンプし、且つ特集ページに予め設定されたコントロールに対応する検索意図に関連する一種の検索結果を表示すること、
又は、検索結果ページに、各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示した後、予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、検索結果ページにフローティングレイヤページを作成し、且つフローティングレイヤページに予め設定されたコントロールに対応する検索意図に関連する一種の検索結果を表示すること、
又は、検索結果ページに、各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示した後、予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、検索結果ページに、予め設定されたコントロールに対応する領域を拡張し、且つ拡張後の領域に、予め設定されたコントロールに対応する検索意図に関連する一種の検索結果を表示し、且つ拡張方向に予め設定されたコントロールに対応する領域の後にある各検索意図に関連するターゲット検索結果を拡張方向に沿って移動させることに用いられる。
【0098】
いくつかの実施例では、検索意図に関連するターゲット検索結果には、相応な検索意図に関連する一種の検索結果の数がさらに含まれる。
【0099】
いくつかの実施例では、検索意図は、多義語検索意図又はマルチトピック検索意図である。
【0100】
なお、図10に示される検索結果表示装置1000は、図1図9に示される方法実施例における各ステップを実行することができ、且つ図1図9に示される方法実施例における各プロセスと効果を実現することができ、ここでこれ以上説明しない。
【0101】
本開示の実施例は、プロセッサと実行可能な指令を記憶するためのメモリを含んでもよい検索結果表示機器をさらに提供する。ここで、プロセッサは、メモリから実行可能な指令を読み取り、且つ実行可能な指令を実行して上記実施例における検索結果表示方法を実現させるために用いられる。
【0102】
図11は、本開示の実施例による検索結果表示機器の構造模式図を示す。以下では、具体的には図11を参照し、それは、本開示の実施例における検索結果表示機器1100を実現するのに適した構造模式図である。
【0103】
本開示の実施例における検索結果表示機器1100は、電子機器であってもよい。ここで、電子機器は、モバイル電話、ノートパソコン、デジタルブロードキャスト受信器、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットパソコン)、PMP(ポータブルマルチメディア再生器)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)、ウェアラブル機器等のような移動端末、及びデジタルTV、卓上型コンピュータ、スマートハウス機器等のような固定端末を含んでもよいが、それらに限らない。
【0104】
なお、図11に示される検索結果表示機器1100は、一例に過ぎず、本開示の実施例の機能と使用範囲を制限するものではない。
【0105】
図11に示すように、該検索結果表示機器1100は、処理装置(例えば中央処理装置、グラフィックス処理装置等)1101を含んでもよく、それは、リードオンリーメモリ(ROM)1102に記憶されるプログラム又は記憶装置1108からランダムアクセスメモリ(RAM)1103にロードされるプログラムに基づいて、様々な適切な動作と処理を実行することができる。RAM1103において、さらに情報処理機器1100を操作するために必要な様々なプログラムとデータが記憶される。処理装置1101、ROM1102及びRAM1103は、バス1104によって互いに接続される。入力/出力インターフェース(I/Oインターフェース)1105もバス1104に接続される。
【0106】
通常、以下の装置は、例えばタッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープ等を含む入力装置1106、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、振動子等を含む出力装置1107、例えば磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置1108、及び通信装置1109というI/Oインターフェース1105に接続されることができる。通信装置1109は、検索結果表示機器1100がデータを交換するために他の機器と無線又は有線通信を行うことを許可することができる。図11は、様々な装置を有する検索結果表示機器1100を示すが、示される全ての装置を実施又は備えることを要求しないことを理解すべきである。代替的に、より多くの又はより少ない装置を実施又は備えることができる。
【0107】
本開示の実施例は、プロセッサによって実行されるとき、プロセッサに上記実施例における検索結果表示方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0108】
特に、本開示の実施例によると、上述した、フローチャートを参照して記述したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されることができる。例えば、本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ可読媒体上に担持された、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは、通信装置1109によってネットワークからダウンロードされてインストールされてもよく、又は記憶装置1108からインストールされてもよく、又はROM1102からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムが処理装置1101によって実行される場合に、本開示の実施例の情報表示方法に限定される上記機能を実行する。
【0109】
なお、本開示の上記のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記両方の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体システム、装置又はデバイス、又は以上の任意の組み合わせであってもよいが、それらに限らない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクト磁気ディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含むか又は記憶する任意の有形媒体であってもよく、該プログラムは、指令実行システム、装置又はデバイスによって使用され又はそれらと組み合わせて使用することができる。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読プログラムコードが担持される、ベースバンドに又はキャリアの一部として伝播されるデータ信号を含んでもよい。このような伝播されるデータ信号は、電磁信号、光信号又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限らない複数の形式を採用してもよい。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、指令実行システム、装置又はデバイスによって使用され、又はそれらと組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体上に含まれるプログラムコードは、電線、光ケーブル、RF(無線周波数)等、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限らない任意の適切な媒体で伝送されてもよい。
【0110】
いくつかの実施形態では、クライアント端、サーバは、HTTPのような任意の現在知られている、又は未来研究開発されるネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互に接続されることができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、ネットワークのネットワーク(例えば、インターネット)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び任意の現在知られている、又は未来研究開発されるネットワークを含む。
【0111】
上記コンピュータ可読媒体は、上記検索結果表示機器に含まれるものであってもよく、単独に存在し、該検索結果表示機器に組み込まれていないものであってもよい。
【0112】
上記コンピュータ可読媒体に1つ又は複数のプログラムが担持され、上記1つ又は複数のプログラムが該検索結果表示機器によって実行される時、該検索結果表示機器に上記各実施例で説明された検索結果表示方法のステップを実行させる。
【0113】
本開示の実施例では、1つ又は複数のプログラミング言語又はそれらの組み合わせで、本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを記述することができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++のようなオブジェクト指向のプログラミング言語を含むが、それらに限らず、「C」言語又は類似するプログラミング言語のような通常の手続き型プログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータで実行してもよく、部分的にユーザコンピュータで実行してもよく、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行してもよく、部分的にユーザコンピュータで部分的にリモートコンピュータで実行してもよく、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行してもよい。リモートコンピュータに関する状況で、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークによってユーザコンピュータに接続されることができ、又は、外部コンピュータに接続されることができる(例えばインターネットサービスプロバイダを利用してインターネットによって接続される)。
【0114】
添付図面におけるフローチャートとブロック図は、本開示の様々な実施例の機器、方法とコンピュータプログラム製品に従って実現できるアーキテクチャ、機能と操作を図示している。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができ、該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は、所定のロジック機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な指令を含む。なお、代替としての一部の実現において、ブロックに表示された機能は、添付図面に表示された順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、連続的に表された2つのブロックは、実際には実質的に並列に実行されてもよく、係る機能に応じて逆の順序で実行されてもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行する専用のハードウェアベースのシステムによって実現されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ指令との組み合わせによって実現されてもよい。
【0115】
本開示の実施例に関連して記述されたユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよく、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、ユニットの名称は、ある場合に該ユニット自体に対する限定を構成しない。
【0116】
本明細書で以上に記述された機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェアロジック部品によって実行されることができる。例えば、非限定的に、使用可能な例示的なタイプのハードウェアロジック部品は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複雑プログラマブルロジック機器(CPLD)等を含む。
【0117】
本開示の文脈において、機械可読媒体は、有形の媒体であってもよく、指令実行システム、装置又は機器に使用される又は指令実行システム、装置又は機器に結合されて使用されるプログラムを具備又は記憶してよい。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体システム、装置又は機器、又は上記内容のいかなる適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のリード線による電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又は上記内容のいかなる適切な組み合わせを含む。
【0118】
以上の記述は、本開示の好ましい実施例及び運用される技術原理に対する説明に過ぎない。当業者は、本開示に係る開示の範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせからなる技術的解決手段に限定されるものではなく、上記開示の発想から逸脱することなく、上記技術的特徴又はその均等な特徴の任意の組み合わせからなる他の技術的解決手段も対象とすべきであることを理解すべきである。例えば、上記特徴と本開示で開示された(ただし、これらに限定されない)類似する機能を有する技術的特徴とを相互に置換して形成された技術的解決手段である。
【0119】
なお、各操作は、特定の順序で示されているが、これらの操作が示されている特定の順序で実行されるか、または順次実行されることを必要とするものとして理解されるべきではない。ある環境では、マルチタスクや並列処理が有利になる場合がある。同様に、いくつかの具体的な実現の詳細が上記の論述に含まれているが、これらは、本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。個別の実施例の文脈で記述されたある特徴は、単一の実施例において組み合わせて実現されてもよい。対照的に、単一の実施例の文脈で記述された様々な特徴は、複数の実施例において、個別にまたは任意の適切なサブ組み合わせで実現されてもよい。
【0120】
本トピックは、構造的特徴及び/又は方法的ロジック動作に固有の言語で記述されているが、添付の特許請求の範囲において限定されるトピックは、上記記述された特定の特徴又は動作に必ずしも限定されないことを理解すべきである。対照的に、上記で記述された特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形態にすぎない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2023-10-27
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
本願は、2021年07月30日に国家知的財産局に提出された、出願番号が202110875304.2、出願名称が「検索結果表示方法、装置、機器及び媒体」の中国特許出願の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、本出願に参照として取り込まれる。
【技術分野】
【0002】
本開示は、コンピュータ技術分野に関し、特に検索結果表示方法、装置、機器及び媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
現在の総合検索エンジンは、通常、検索結果と検索語との間の関連性、検索結果の内容品質などの要素に基づき、ネット全体で検索条件に合致する個々の検索結果を総合的にソートし、その後、ソートされた各検索結果をユーザに提示する。
【0004】
検索意図が比較的に一般的な汎用検索語の場合、その対応する各検索結果は、往々にして、複数のカテゴリをカバーし、ユーザの検索意図は、通常、複数のカテゴリのうちのある1つ又はいくつかのカテゴリである。このように、ユーザは、統合検索エンジンによって提示された各検索結果から選別と消費を行う必要があり、間違いなくユーザが所望の検索結果を取得する難易度を増加させ、ユーザが検索結果を消費する効率を低減させる。
【発明の概要】
【0005】
上記技術課題を解決するために、又は上記技術課題を少なくとも部分的に解決するために、本開示は、ユーザが所望の検索結果を取得する難易度を低減させ、ユーザが検索結果を消費する効率を向上させることができる検索結果表示方法、装置、機器及び媒体を提供する。
【0006】
第1の態様によると、本開示は、検索結果表示方法を提供し、該方法は、
複数の検索意図に対応する検索語を受信することと、
検索結果ページに、各検索意図に関連する検索結果を領域別に表示することであって、ここで、検索結果は、検索意図を特徴づけるキー情報、及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを含むことと、を含む。
【0007】
第2の態様によると、本開示は、検索結果表示装置を提供し、該装置は、
複数の検索意図に対応する検索語を受信するための検索語受信モジュールと、
検索結果ページに、各検索意図に関連する検索結果を領域別に表示するための検索結果表示モジュールであって、ここで、検索結果は、検索意図を特徴づけるキー情報、及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを含む検索結果表示モジュールと、を含む。
【0008】
第3の態様によると、本開示は、検索結果表示機器を提供し、該機器は、
プロセッサと、
実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を含み、
ここで、プロセッサは、メモリから実行可能な指令を読み取り、且つ実行可能な指令を実行して上記第1の態様で説明した検索結果表示方法を実現させるために用いられる。
【0009】
第4の態様によると、本開示は、プロセッサによって実行されるとき、プロセッサに上記第1の態様で説明した検索結果表示方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0010】
本開示の実施例の検索結果表示方法、装置、機器及び媒体は、該方法は、検索結果ページに、検索語に対応する各検索意図に関連する検索結果を領域別に表示し、且つ該検索意図に関連する検索結果には、該検索意図を特徴づけるキー情報及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツが含まれる。このように、ユーザは、検索結果ページに複数の検索意図の検索結果を同時に見ることができ、検索結果に対するユーザのスクリーニング効率を向上させることができ、検索結果ページの情報含有量を向上させることができる。且つ、検索結果ページにおける同一領域に同一検索意図の各検索結果を表示し、それによって、ユーザは、ある検索意図に対応する検索結果に対して連続する消費を行うことができ、ユーザが検索結果に対して消費を行う効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
添付の図面に関連し、以下の具体的な実施形態を参照すると、本開示の各実施例の上記と他の特徴、利点、及び態様がより明らかになる。図面全体を通して、同一又は類似する符号は、同一又は類似する要素を表す。図面が概略的なものであり、原本及び要素が必ずしも比例的に描かれていないことが理解されるべきである。
図1】本開示の実施例による検索結果表示方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例による検索結果ページの模式図である。
図3】本開示の実施例による別の検索結果ページの模式図である。
図4】本開示の実施例によるまた別の検索結果ページの模式図である。
図5】本開示の実施例によるまた別の検索結果ページの模式図である。
図6】本開示の実施例によるまた別の検索結果ページの模式図である。
図7】本開示の実施例による特集ページの模式図である。
図8】本開示の実施例によるフローティングレイヤページの模式図である。
図9】本開示の実施例によるまた別の検索結果ページの模式図である。
図10】本開示の実施例による検索結果表示装置の構造模式図である。
図11】本開示の実施例による検索結果表示機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下では、添付図面を参照しながら、本開示の実施例について詳細に説明する。図面には本開示のいくつかの実施例が表示されているが、本開示は、様々な形態で実現でき、本明細書に説明された実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、本開示をより明白かつ完全に理解するために提供されるものであることが理解されるべきである。本開示の図面及び実施例は、例示的な作用のためにのみ使用され、本開示の保護の範囲を制限するために使用されるものではないことが理解されるべきである。
【0013】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行され、及び/又は並行して実行されてもよいことが理解されるべきである。なお、方法の実施形態は、附加のステップを含んでもよく、及び/又は示されるステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲は、この点で制限されない。
【0014】
本明細書に用いられる用語「含む」及びその変形は、開放的な包含であり、すなわち「含むが、それらに限らない」。用語「基づく」は、「少なくとも部分的に基づく」である。用語「1つの実施例」は、「少なくとも1つの実施例」を表し、用語「別の実施例」は、「少なくとも1つ別の実施例」を表し、用語「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連する定義は、以下の記述で与えられる。
【0015】
なお、本開示で言及されている「第1の」、「第2の」などの概念は、異なる装置、モジュール、又はユニットを区別するためにのみ使用され、これらの装置、モジュール、又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するものではない。
【0016】
なお、本開示で言及されている「1つの」、「複数の」という修飾は、限定的ではなく概略的なものであり、文脈において別段の明示的な指摘がない限り、「1つ又は複数の」と理解されるべきである。
【0017】
本開示の実施形態における複数の装置の間で相互作用するメッセージ又は情報の名称は、単に例示の目的のために使用されるものであり、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限するために使用されるものではない。
【0018】
既存の検索エンジンは、往々にして、検索語に基づいて検索して全ての検索結果を取得し、そして様々な要素に基づいて各検索結果を総合的に判断してそれをソートし、さらにソートされた後の各検索結果をユーザに提示する。ユーザによって入力された検索語が汎用検索エントリの場合に、検索エンジンによってフィードバックされる各検索結果は、検索語に対応する複数の検索意図(又はカテゴリ)の検索結果を混在して配列する。ユーザがその興味を持っている検索意図の検索結果を消費したい場合、全ての検索結果から選別して消費する必要があり、このように、ユーザが検索結果をスクリーニングする効率も、検索結果を消費する効率も低い。
【0019】
上記問題を解決するために、本開示の実施例は、汎用検索シーンに対して、検索結果ページに異なる検索意図(又はカテゴリ)の検索結果を領域別に表示する検索結果表示方法、装置、機器及び媒体を提供し、それにより、検索結果ページにおける情報表示密度(すなわち情報含有量)を向上させ、検索結果のスクリーニング効率と消費効率を向上させることができる。
【0020】
以下では、まず図1~9に関連して、本開示の実施例による検索結果表示方法を説明する。
【0021】
本開示の実施例では、該検索結果表示方法は、電子機器によって実行されてもよい。ここで、電子機器は、モバイル電話、ノートパソコン、デジタルブロードキャスト受信器、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットパソコン)、PMP(ポータブルマルチメディア再生器)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)、ウェアラブル機器等のような移動端末、及びデジタルTV、卓上型コンピュータ、スマートハウス機器等のような固定端末を含んでもよいが、それらに限らない。
【0022】
図1は、本開示の実施例による検索結果表示方法のフローチャートを示す。図1に示すように、該検索結果表示方法は、以下のステップを含んでもよい:
【0023】
S110、複数の検索意図に対応する検索語を受信する。
【0024】
ここで、検索語は、ユーザによって入力された、検索エンジンが検索操作を実行し検索結果をフィードバックする必要がある時に根拠となるコンテンツである。本開示の実施例が汎用検索シーンに応用されることに鑑みて、検索語は、キーワード又は短文であってもよい。検索意図(「ユーザ意図」とも呼ばれる)は、ユーザが検索エンジンで検索する時に実現したい主なターゲットを指す。本開示の実施例では、検索意図は、検索語がカバーする検索ターゲットである。
【0025】
選択的に、検索意図は、多義語検索意図又はマルチトピック検索意図である。多義語検索意図は、検索語が複数の義語を含む場合に、各義語に対応する検索意図を指す。マルチトピック検索意図は、検索語が意味の漠然とした汎用検索語である場合に、その及ぶことができる範囲又はトピックに対応する検索意図を指す。検索意図のタイプは、具体的には、検索語のタイプに基づいて決定される。例えば、検索語が多義語であれば、検索意図は、多義語検索意図であり、また例えば、検索語が汎用検索語であれば、検索意図は、マルチトピック検索意図である。検索語によって検索意図のタイプ及び各検索意図を決定するプロセスは、その後の実施例におけるサーバに関する関連する説明を確認することができる。
【0026】
具体的には、電子機器は、特定のアプリケーションプログラム又は特定のウェブサイトの検索ページ内にユーザによって入力された検索語を受信することができる。
【0027】
いくつかの実施例では、ユーザは、検索ページ内の検索フレーム内に文字、音声と画像等のいずれかの形式の情報を入力することができ、それによって電子機器は、ユーザによって入力された情報に対応する文字をユーザによって入力された検索語とすることができる。
【0028】
例えば、ユーザは、検索ページ内の検索フレーム内に文字情報「李XX」を入力することができ、電子機器は、「李XX」を検索語として、さらに、ユーザのために「李XX」に関連するコンテンツを検索することができる。
【0029】
さらに例えば、ユーザは、検索ページ内の検索フレーム内に音声情報「李XX」を入力することができ、電子機器は、音声情報に対して音声認識処理を行い、検索語「李XX」を取得し、さらに、ユーザのために「李XX」に関連するコンテンツを検索することができる。
【0030】
また例えば、ユーザは、検索ページ内の検索フレーム内に「李XX」文字付きの画像又は「李XX」画面コンテンツ付きの画像を入力することができ、電子機器は、画像に対して画像テキスト認識処理又は画像コンテンツ認識処理を行い、検索語「李XX」を取得し、さらに、ユーザのために「李XX」に関連するコンテンツを検索することができる。
【0031】
別のいくつかの実施例では、検索ページ内に複数の候補検索語が表示されてもよく、電子機器にユーザが選択した候補検索語を検索語として使用させるために、ユーザは、表示される候補検索語の中から選択することができる。
【0032】
例えば、検索ページに例えば「ワンピース」、「春夏の服装」、「着こなし」等の候補検索語が表示されてもよく、ユーザは、「ワンピース」を選択することができ、電子機器にユーザが選択した「ワンピース」を検索語として使用させ、さらにユーザのために「ワンピース」に関連するコンテンツを検索することができる。
【0033】
本開示の実施例では、電子機器がユーザによって入力された検索語を受信した後、該検索語をサーバに送信することができる。
【0034】
サーバは、該検索語に基づいて検索を行い、それによって該検索語に対応する各検索結果を取得することができる。サーバはさらに、該検索語及び/又は該検索語に対応する各検索結果を解析し、該検索語に対応する検索意図のタイプ、各検索意図、各検索意図に対応するキー情報、及び相応なキー情報に対応する一種の検索結果を決定することができる。ここで、キー情報は、相応な検索意図を記述することができる情報を指す。
【0035】
いくつかの実施例では、サーバにシソーラスが予め設定され、シソーラスに複数の単語、各単語に対応する検索意図のタイプと具体的な検索意図が記憶される。サーバは、検索語とシソーラスにおける単語とをマッチングし、且つマッチング度が最も高い単語に対応する検索意図のタイプを検索語に対応する検索意図のタイプとして決定し、且つ該単語に対応する具体的な検索意図を検索語に対応する各検索意図として決定する。そして、サーバは、決定された各検索意図に基づいて検索語の各検索結果を分類又は重ね合わせし、検索語の各検索意図に対応する一種の検索結果を取得することができる。上記シソーラスの設置は、サーバの検索効率を向上させることができる。
【0036】
別のいくつかの実施例では、サーバは、まず百科等の専門エントリ解釈ツールに基づいて検索語が多義語エントリであるか否かをクエリする。そうであれば、検索語の検索意図のタイプを多義語検索意図として決定し、且つ検索語の各義語を検索語の検索意図として決定する。次に、決定された各検索意図に基づいて検索語に対応する各検索結果を分類し、検索語の各検索意図に対応する一種の検索結果を取得する。例えば、検索語が「李XX」であり、百科には多義語「詩人李XX」、「ゲームキャラクタ李XX」と「歌曲李XX」が存在すれば、「詩人李XX」、「ゲームキャラクタ李XX」と「歌曲李XX」を検索語「李XX」の3つの検索意図として決定する。
【0037】
上記クエリが、検索語が多義語エントリでないと決定すれば、検索語の検索意図のタイプをマルチトピック検索意図として決定する。そして、サーバは、予め設定されたシソーラスから検索語のために単語のマッチングを行う。そして、サーバは、マッチング度が最も高い単語に対応する検索意図のタイプを検索語に対応する検索意図のタイプとして決定し、且つ該単語に対応する具体的な検索意図を検索語に対応する各検索意図として決定する。その後、サーバは、決定された各検索意図に基づいて検索語の各検索結果に対して分類と重ね合せを行い、検索語の各検索意図に対応する一種の検索結果を取得することができる。上記百科等の専門エントリ解釈ツールとシソーラスとを組み合わせて設定することは、シソーラス構築の作業量を減少した上で、サーバの検索効率を向上させることができる。
【0038】
また別のいくつかの実施例では、サーバにシソーラスが予め設定されておらず、検索語及びその検索結果をリアルタイムに解析して検索語の検索意図関連情報を決定する。
【0039】
前の実施例と類似し、サーバは、まず百科等の専門エントリ解釈ツールに基づいて検索語をクエリする。クエリされた場合、同じ方式で検索語の検索意図のタイプ、各検索意図及び各検索意図に対応する一種の検索結果を決定する。
【0040】
上記クエリが、検索語が多義語エントリでないと決定すれば、検索語の検索意図のタイプをマルチトピック検索意図として決定する。そして、サーバは、検索語に対応する全ての検索結果に対してキーワード抽出を行い、各キーワードを取得する。且つ、サーバは、各キーワードから、代表的な(例えばキーワードに対応する検索結果の数が比較的に多い)キーワードと、一定の差異度を有する(例えば単語と単語との間の類似度が比較的に低い)キーワードを検索語に対応する各検索意図としてスクリーニングする。そして、サーバは、スクリーニングされた各キーワードに基づいて検索語の全ての検索結果に対して分類と重ね合せを行い、検索語の各キーワードに対応する一種の検索結果を取得する。
【0041】
上記のキーワード抽出の方式は、各検索結果からキーワードを直接抽出してもよく、まず各検索結果からそのコアコンテンツを抽出し、さらにコアコンテンツからキーワードを抽出してもよい。どのキーワード抽出方式でも、検索結果によって具体的な抽出方法が異なる。例えば、比較的に良いウェブページ構造を有する検索結果に対して、検索結果から構造化情報をキーワードとして直接抽出することができる。また例えば、ウェブページ構造が比較的に低い検索結果に対して、該検索結果が消費される時に対応する検索語を該結果に対応するキーワードとして決定することができる。また例えば、ロングテールコンテンツに対して、機械学習モデルの自己学習によってキーワードの抽出を実現することができる。
【0042】
なお、上記各実施例におけるシソーラスの構築プロセスは、上述した、各検索結果を解析して検索意図関連情報を決定するプロセスと同じであってもよい。
【0043】
上記各実施例を基礎として、サーバは、検索意図に対応する一種の検索結果に基づいて相応な検索意図のキー情報を決定することができる。例えば、検索意図が「ゲームキャラクタ李XX」であれば、サーバは、該検索意図の一種の検索結果に対して情報抽出を行い、該検索意図のキー情報を「XXゲームの英雄、刺客」と決定することができる。また例えば、検索語「ワンピース」のある検索意図が「着こなし」であれば、サーバは、該検索意図の一種の検索結果に対して情報抽出を行い、該検索意図のキー情報を「春夏ワンピース着こなし」と決定することができる。
【0044】
サーバは、上記プロセスを経た後、決定された検索語の複数の検索意図及び各検索意図に対応するキー情報と検索結果を電子機器にフィードバックすることができる。
【0045】
S120、検索結果ページに、各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示し、該ターゲット検索結果は、検索意図を特徴づけるキー情報、及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを含む。
【0046】
ここで、検索結果ページは、最終的な検索フィードバック情報のページを表示するために用いられる。該検索フィードバック情報は、検索語に対応する各検索結果であってもよく、各検索結果を処理した後に得られたターゲット検索結果であってもよい。ターゲットマルチメディアコンテンツは、検索結果ページに表示される、検索意図に関連する一種の検索結果に基づいて取得された1つ又は複数のコンテンツを指す。ターゲットマルチメディアコンテンツは、文字、ピクチャ、オーディオとビデオのうちの少なくとも1つであってもよい。
【0047】
具体的には、電子機器は、サーバによってフィードバックされる検索語の複数の検索意図、各検索意図に対応するキー情報と一種の検索結果を取得した後、まず各検索意図に関連する一種の検索結果に基づいて、相応なキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを生成する。そして、電子機器は、各検索意図に対応するキー情報及びそのターゲットマルチメディアコンテンツを相応な検索意図に対応するターゲット検索結果に組み合わせる。最後に、各検索意図に対応するターゲット検索結果を検索結果ページに領域別に表示し、すなわち検索結果ページに複数の領域を同時に表示し、1つの領域に1つの検索意図に関連するターゲット検索結果を表示する。
【0048】
図2は、本開示の実施例による検索結果ページの模式図を示す。図2に示すように、ユーザは、検索語「李XX」を入力して検索をトリガした後、サーバは、検索語「李XX」の3つの検索意図をそれぞれ「詩人李XX」、「ゲームキャラクタ李XX」と「歌曲李XX」と決定し、且つ各検索意図に対応するキー情報と一種の検索結果を取得する。電子機器20に検索結果ページ21が表示され、検索結果ページ21の上部領域210に検索意図「詩人李XX」に対応するターゲット検索結果が表示され、該ターゲット検索結果に検索意図「詩人李XX」のキー情報である「XX王朝の著名な詩人」2101及びその対応するターゲットマルチメディアコンテンツ2102が表示される。検索結果ページ21の中部領域220に検索意図「ゲームキャラクタ李XX」に対応するターゲット検索結果が表示され、該ターゲット検索結果に検索意図「ゲームキャラクタ李XX」のキー情報である「XXゲーム英雄、刺客」2201及びその対応するターゲットマルチメディアコンテンツ2202が表示される。検索結果ページ21の下部領域230に検索意図「歌曲李XX」に対応するターゲット検索結果が表示され、該ターゲット検索結果に検索意図「歌曲李XX」のキー情報である「XXXのオリジナル曲」2301及びその対応するターゲットマルチメディアコンテンツ2302が表示される。
【0049】
いくつかの実施例では、検索意図に関連するターゲット検索結果には、相応な検索意図に関連する一種の検索結果の数がさらに含まれる。すなわちターゲット検索結果には、対応する検索意図に関連する一種の検索結果の統計情報、例えば検索結果の数、検索結果が消費される時に関するユーザの数等がさらに含まれる。このように、関連する検索意図の検索熱度、消費熱等の情報を一定の程度に反映することができる。
【0050】
図2を継続的に参照し、上部領域210、中部領域220と下部領域230に検索意図「詩人李XX」、「ゲームキャラクタ李XX」と「歌曲李XX」に対応する一種の検索結果に含まれる検索結果の数「合計3982件の関連コンテンツ」、「合計10W+件の関連コンテンツ」と「合計733+件の関連コンテンツ」がそれぞれ表示される。
【0051】
いくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアコンテンツは、マルチメディアコンテンツプレビュー情報を含む。
【0052】
ここで、マルチメディアコンテンツプレビュー情報は、ターゲットマルチメディアコンテンツをプレビューする情報を指し、該マルチメディアコンテンツプレビュー情報は、ターゲットマルチメディアコンテンツのキー情報を表示するために用いられる。
【0053】
具体的には、ターゲットマルチメディアコンテンツは、検索意図に関連する一種の検索結果のうちの1つ又は複数の検索結果に対応してもよく、これらの検索結果は、多くの情報を含む個々のファイルであるため、それに対してキー情報の抽出を行う必要があり、各検索結果に対応するマルチメディアコンテンツプレビュー情報を取得し、さらに組み合わせてターゲットマルチメディアコンテンツを取得し、且つ検索結果ページに表示する。
【0054】
異なる検索意図のキー情報の属性が異なり、そのマルチメディアコンテンツプレビュー情報の表示形態が異なってもよい。例えば、検索意図「詩人李XX」のキー情報である「XX王朝の著名な詩人」の属性が人物であれば、そのマルチメディアコンテンツプレビュー情報は、テキストタイトル及び/又はピクチャであってもよい。また例えば、検索意図「ゲームキャラクタ李XX」のキー情報である「XXゲーム英雄、刺客」の属性がゲームであれば、そのマルチメディアコンテンツプレビュー情報は、ゲームビデオのビデオカバーであってもよい。また例えば、検索意図「歌曲李XX」のキー情報である「XXXのオリジナル曲」の属性が歌曲であれば、そのマルチメディアコンテンツプレビュー情報は、歌曲オーディオのオーディオカバーであってもよい。
【0055】
いくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアコンテンツは、第2の設定指標値に基づいて検索意図に関連する検索結果からスクリーニングして決定される。
【0056】
ここで、第2の設定指標値は、予め設定されたいくつかの指標の評価結果を指す。これらの第2の設定指標値は、キー情報の属性、検索結果と検索語との間の相関度、検索結果のコンテンツ品質、検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つを含む。キー情報の属性は、キー情報が所属するカテゴリであってもよく、例えば、人物、ゲーム、音楽、動植物、商品等であってもよい。検索結果のクリック率は、1つの検索結果の消費熱を反映する。
【0057】
具体的には、ターゲットマルチメディアコンテンツには、検索意図に関連する一種の検索結果のうちの1つ又は複数の検索結果のマルチメディアコンテンツプレビュー情報が含まれてもよく、該1つ又は複数の検索結果は、一種の検索結果からスクリーニングされた総合ソート上位の検索結果である。一種の検索結果のうちの検索結果をソートする時に考慮されるソート要素には、キー情報の属性、検索結果と検索語との間の相関度、検索結果のコンテンツ品質、検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つがある。
【0058】
検索結果をスクリーニングするプロセスは、まず一種の検索結果からキー情報の属性に強く関連する各検索結果を選択することであってもよい。例えば、キー情報が「XXゲーム英雄、刺客」である場合に、ゲームビデオに関する各検索結果を選択し、キー情報が「XX王朝の著名な詩人」である場合に、李XXに関する百科情報又は有名な詩文に関連する各検索結果を選択し、キー情報が「XXXのオリジナル曲」である場合に、歌曲オーディオに関する各検索結果を選択し、キー情報が「春夏ワンピース着こなし」である場合に、着こなし提案又は着こなしガイドに関する各検索結果を選択する。そして、検索結果と検索語との間の相関度、検索結果のコンテンツ品質、検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つに基づいて、上記選択された各検索結果をソートし、且つソート上位の1つ又は複数の検索結果を最終的なスクリーニング結果として決定する。このように、ターゲットマルチメディアコンテンツに検索意図に関連する最も良質な検索結果の情報を提示し、検索結果の消費効率をさらに向上させることができる。
【0059】
本開示による検索結果表示方法は、検索結果ページに、検索語に対応する各検索意図に関連する検索結果を領域別に表示することができ、且つ該検索意図に関連する検索結果には、該検索意図を特徴づけるキー情報及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツが含まれる。このように、ユーザは、検索結果ページに複数の検索意図の検索結果を同時に見ることができ、検索結果に対するユーザのスクリーニング効率を向上させることができ、検索結果ページの情報含有量を向上させることができる。且つ、検索結果ページにおける同一領域に同一検索意図の各検索結果を表示し、それによって、ユーザは、ある検索意図に対応する検索結果に対して連続する消費を行うことができ、ユーザが検索結果に対して消費を行う効率を向上させることができる。
【0060】
本開示による一実施形態では、検索意図に関連するターゲット検索結果は、カード形式で表示される。すなわちS120は、結果ページに、予め設定された方向に配列される複数の検索結果カードを表示し、ここで、1つの検索結果カードに、1つの検索意図に関連するターゲット検索結果を表示することを含む。
【0061】
ここで、予め設定された方向は、予め設定された検索結果カードの表示配列方向であり、例えば、横方向であってもよく、縦方向であってもよい。
【0062】
具体的には、検索結果カードを利用して検索意図に関連するターゲット検索結果を表示し、異なる検索結果カードは、検索結果ページにおける異なる表示領域に対応する。該場合に、検索結果ページに、予め設定された方向に複数の検索結果カードを配列する。ユーザは、予め設定された方向に沿ってスライドすることによって、異なる検索結果カードを切り替えて表示することができる。このように、各検索意図に関連するターゲット検索結果をより柔軟に提示することができる。
【0063】
いくつかの実施例では、検索結果ページに1列又は複数列の検索結果カードを縦方向に配列し、各検索結果カードの間を縦方向に沿ってスライドして切り替えて表示する。図3に示すように、電子機器30の中に検索結果ページ31が表示され、検索結果ページ31の中に縦方向に配列される1列の検索結果カード310が表示される。図3に表示される2つの検索結果カード310は、それぞれ、検索語「ワンピース」のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」と、キー情報である「百元安価ワンピースビデオ」に対応する検索結果カードである。表示画面が限られているため、表示されていない他の検索結果カードもある。ユーザは、検索結果ページ31に縦方向に上向き又は下向きにスライドすることができ、異なる検索結果カードを切り替えて表示することができる。
【0064】
別のいくつかの実施例では、検索結果ページに1行の検索結果カードを横方向に配列し、各検索結果カードの間を横方向に沿ってスライドして切り替えて表示する。図4に示すように、電子機器40の中に検索結果ページ41が表示され、検索結果ページ41の中に横方向に配列される1行の検索結果カード410が表示される。表示画面が限られているため、表示されていない他の検索結果カードもある。ユーザは、検索結果ページ41に横方向に左向き又は右向きにスライドすることができ、異なる検索結果カードを切り替えて表示することができる。
【0065】
本開示による別の実施形態では、各検索意図に関連するターゲット検索結果ソートが検索結果ページに表示される。すなわちS120は、検索結果ページに、第1の予め設定された順序に従って各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示することを含む。
【0066】
ここで、第1の予め設定された順序は、予め決定されたソート順序である。本開示の実施例では、第1の予め設定された順序は、各検索意図に対するユーザの注目度に基づいて決定される。ここで、注目度は、検索意図に対してユーザが興味を持っている程度を指す。ユーザの履歴行動データ(例えば履歴検索語と履歴消費検索結果等)に基づいて各検索意図の注目度を決定することができる。
【0067】
具体的には、電子機器は、各検索意図の注目度に基づいて各ターゲット検索結果の第1の予め設定された順序を決定する。そして、該第1の予め設定された順序に基づいて各ターゲット検索結果をソートする。最後に、ソートされた後の各ターゲット検索結果を検索結果ページに領域別に順に表示する。このように、ユーザが最も興味を持っている可能性のあるターゲット検索結果を最初に提示し、さらに検索結果のスクリーニング効率と消費効率を向上させることができる。
【0068】
本開示によるまた別の実施形態では、検索結果ページには、検索語に対応する複数の検索結果がさらに含まれる。
【0069】
いくつかの実施例では、各検索意図に関連するターゲット検索結果と検索語に対応する各検索結果を検索結果ページに混在して配列する。すなわちS120は、検索結果ページに、第2の予め設定された順序に従って各検索意図に関連するターゲット検索結果及び検索語に対応する複数の検索結果を領域別に表示することを含む。
【0070】
ここで、第2の予め設定された順序は、予め決定されたソート順序である。本開示の実施例では、第2の予め設定された順序は、検索意図に対するユーザの注目度と検索結果の第1の設定指標値に基づいて決定され、該第1の設定指標値は、検索結果と検索語との間の相関度、検索結果のコンテンツ品質、検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つを含む。
【0071】
具体的には、各ターゲット検索結果と各検索結果とを混在してソートする場合に、まず、電子機器は、ターゲット検索結果に対応する検索意図の注目度、及びターゲット検索結果に対応する一種の検索結果のうちの少なくとも一部の検索結果(例えばターゲットマルチメディアコンテンツ)の第1の設定指標値に基づいて、相応なターゲット検索結果のソート値を決定することができる。且つ、電子機器は、検索語に対応する検索結果のユーザ注目度及びその第1の設定指標値に基づいて、相応な検索結果のソート値を決定することができる。ここで、検索結果のユーザ注目度は、該検索結果に対応する検索意図に対するユーザの注目度に基づいて決定される。そして、電子機器は、各ターゲット検索結果のソート値と各検索結果のソート値に基づいて、各ターゲット検索結果と各検索結果との間の第2の予め設定された順序を決定する。その後、該第2の予め設定された順序に基づいて各ターゲット検索結果と各検索結果とを混在してソートする。最後に、混在してソートされた後の各ターゲット検索結果と各検索結果を、1つの領域に1つのターゲット検索結果又は1つの検索結果を表示する規則に従って、検索結果ページに領域別に順序に従って表示する。このように、ユーザが最も興味を持っている可能性のある検索結果又はターゲット検索結果を最初に提示し、さらに検索結果のスクリーニング効率と消費効率を向上させることができる。
【0072】
図5に示すように、検索語「ワンピース」に対して、電子機器50の検索結果ページ51に3つの結果が表示され、第1は、検索語「ワンピース」に対する百科検索結果であり、第2は、検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対するターゲット検索結果であり、第3は、検索語「ワンピース」に対する電子商取引から推薦された検索結果である。
【0073】
別のいくつかの実施例では、各検索意図に関連するターゲット検索結果が検索語に対応する各検索結果の前に表示される。すなわちS120は、検索結果ページのターゲット領域に、検索語に対応する複数の検索結果を表示し、ここで、ターゲット領域は、各検索意図に関連するターゲット検索結果が位置する各領域の後の表示領域であることを含む。
【0074】
具体的には、検索結果ページにおける情報含有量と検索結果消費の連続性を向上させるために、本実施例では、各検索意図に対応するターゲット検索結果を検索結果ページに領域別に表示し、且つ各ターゲット検索結果の後の表示領域に、検索語に対応する各検索結果を領域別に表示する。
【0075】
図6に示すように、検索語「ワンピース」に対して、電子機器60の検索結果ページ61に3つの結果が表示され、第1は、検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対するターゲット検索結果であり、第2は、検索意図のキー情報である「百元安価ワンピースビデオ」に対するターゲット検索結果であり、第3は、検索語「ワンピース」に対する百科検索結果である。
【0076】
なお、ターゲット検索結果にインタラクティブ操作コントロールが表示されることもできる。例えば、図6における「良い」、「悪い」、「シェア」などのコントロールである。
【0077】
本開示によるまた別の実施形態では、検索意図に関連するターゲット検索結果には、検索意図に対応する一種の検索結果のうちの各検索結果をトリガして表示するための予め設定されたコントロールがさらに含まれる。図2に示すように、各ターゲット検索結果の表示領域の下に、「クリックして展開して「李XX(***)」の内容をもっと見る」という予め設定されたコントロールが表示される。図3に示すように、各ターゲット検索結果の表示領域の右上隅に、「もっと見る」という予め設定されたコントロールが表示される。
【0078】
いくつかの実施例では、新たなページによって検索意図に対応するより多い検索結果が表示される。すなわちS120の後、予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、検索結果ページから特集ページにジャンプし、且つ特集ページに予め設定されたコントロールに対応する検索意図に関連する一種の検索結果を表示する。
【0079】
ここで、トリガ操作は、クリック操作、音声制御、ジェスチャ制御と眼球運動制御等の非接触式の操作であってもよい。特集ページは、あるユーザの意図に対応する一種の検索結果を表示する新たなページを指す。
【0080】
具体的には、図3に示すように、電子機器30は、検索結果ページ31における検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」のターゲット検索結果310における予め設定されたコントロールに対するユーザのトリガ操作を検出した場合に、該検索結果ページ31から特集ページにジャンプして表示し、その表示効果は、図7に示される。図7において、電子機器70に特集ページ71が表示され、該特集ページ71の中に検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対応する一種の検索結果のうちの複数の検索結果が表示される。
【0081】
別のいくつかの実施例では、フローティングレイヤページ(フローティングウィンドウにおけるページ)によって検索意図に対応するより多い検索結果が表示される。すなわちS120の後、予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、検索結果ページにフローティングレイヤページを作成し、且つフローティングレイヤページに、予め設定されたコントロールに対応する検索意図に関連する一種の検索結果を表示する。
【0082】
具体的には、図3に示すように、電子機器30は、検索結果ページ31における検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」のターゲット検索結果310における予め設定されたコントロールに対するユーザのトリガ操作を検出した場合に、該検索結果ページ31にフローティングレイヤページを作成して表示し、その表示効果は、図8に示される。図8において、電子機器80に検索結果ページ81が表示され、検索結果ページ81にフローティングレイヤページ82が表示され、該フローティングレイヤページ82に検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対応する一種の検索結果のうちの複数の検索結果が表示される。ユーザが検索結果ページ81に戻る必要があれば、フローティングレイヤページ81を閉じるだけでよいので、一定の程度にユーザ消費検索結果の効率をさらに向上させる。
【0083】
また別のいくつかの実施例では、検索結果ページに検索意図に対応するより多い検索結果を拡張して表示する。すなわちS120の後、予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、検索結果ページに、予め設定されたコントロールに対応する領域を拡張し、且つ拡張後の領域に、予め設定されたコントロールに対応する検索意図に関連する一種の検索結果を表示し、且つ拡張方向に予め設定されたコントロールに対応する領域の後にある各検索意図に関連するターゲット検索結果を拡張方向に沿って移動させる。
【0084】
具体的には、図3に示すように、電子機器30は、検索結果ページ31における検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」のターゲット検索結果310における予め設定されたコントロールに対するユーザのトリガ操作を検出した場合に、該ターゲット検索結果310が位置する領域を下向きに拡張することで検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対応する一種の検索結果のうちの複数の検索結果を表示し、その表示効果は、図9に示される。図9において、電子機器90に検索結果ページ91が表示され、検索結果ページ91に検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対応するターゲット検索結果910が位置する表示領域を一定の範囲下向きに拡張し、且つ拡張後の該表示領域に検索意図のキー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対応する一種の検索結果のうちの複数の検索結果を表示する。該キー情報である「春夏ワンピース着こなし」に対応するターゲット検索結果の後に表示される各ターゲット検索結果が位置する表示領域は、順次に下向きに移動して表示される。例えば、図3におけるキー情報である「百元安価ワンピースビデオ」のターゲット検索結果が検索結果ページ31の中間部分に表示され、図9における該キー情報である「百元安価ワンピースビデオ」のターゲット検索結果が下向きに移動して検索結果ページ91の末尾部分に表示される。また、拡張後の該表示領域に、「もっと」のように、より多くの検索結果を表示するようにトリガするコントロールが表示されてもよく、「戻る」のように、表示領域から外れた各検索結果を表示するようにトリガし、最初のターゲット検索結果に戻るようにトリガするコントロールが表示されてもよい。このように、検索意図に対応するより多くの検索結果の表示の柔軟性を一定の程度に向上させることができる。
【0085】
本開示の実施例は、検索結果表示装置をさらに提供し、以下では図10を結びながら説明する。
【0086】
本開示の実施例では、該検索結果表示装置は、電子機器であってもよい。ここで、電子機器は、モバイル電話、ノートパソコン、デジタルブロードキャスト受信器、PDA、PAD、PMP、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)、ウェアラブル機器等のような移動端末、及びデジタルTV、卓上型コンピュータ、スマートハウス機器等のような固定端末を含んでもよいが、それらに限らない。
【0087】
図10は、本開示の実施例による検索結果表示装置の構造模式図を示す。
【0088】
図10に示すように、該検索結果表示装置1000は、検索語受信モジュール1010と検索結果表示モジュール1020を含んでもよい。
【0089】
検索語受信モジュール1010は、複数の検索意図に対応する検索語を受信するために用いられる。
【0090】
検索結果表示モジュール1020は、検索結果ページに、各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示するために用いられ、ここで、ターゲット検索結果は、検索意図を特徴づけるキー情報、及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを含む。
【0091】
上記検索結果表示装置は、検索結果ページに、検索語に対応する各検索意図に関連する検索結果を領域別に表示することができ、且つ該検索意図に関連する検索結果には、該検索意図を特徴づけるキー情報及びキー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツが含まれる。このように、ユーザは、検索結果ページに複数の検索意図の検索結果を同時に見ることができ、検索結果に対するユーザのスクリーニング効率を向上させることができ、検索結果ページの情報含有量を向上させることができる。且つ、検索結果ページにおける同一領域に同一検索意図の各検索結果を表示し、それによって、ユーザは、ある検索意図に対応する検索結果に対して連続する消費を行うことができ、ユーザが検索結果に対して消費を行う効率を向上させることができる。
【0092】
いくつかの実施例では、検索結果表示モジュール1020は、具体的には、
検索結果ページに、予め設定された方向に配列される複数の検索結果カードを表示するために用いられ、ここで、異なる検索結果カードに、異なる検索意図に関連するターゲット検索結果を表示する。
【0093】
いくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアコンテンツは、ターゲットマルチメディアコンテンツのキー情報を表示するためのマルチメディアコンテンツプレビュー情報を含む。
【0094】
いくつかの実施例では、検索結果表示モジュール1020は、具体的には、
検索結果ページに、第1の予め設定された順序に従って各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示するために用いられ、ここで、第1の予め設定された順序は、各検索意図に対するユーザの注目度に基づいて決定される。
【0095】
いくつかの実施例では、検索結果表示モジュール1020はさらに、具体的には、
検索結果ページに、第2の予め設定された順序に従って各検索意図に関連するターゲット検索結果と、検索語に対応する複数の検索結果とを領域別に表示することであって、ここで、異なる領域は、異なる検索意図に関連するターゲット検索結果又は検索語に対応する検索結果を表示し、第2の予め設定された順序は、検索意図に対するユーザの注目度と検索結果の第1の設定指標値に基づいて決定され、第1の設定指標値は、検索結果と検索語との間の相関度、検索結果のコンテンツ品質、検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つを含むこと、
又は、検索結果ページのターゲット領域に、検索語に対応する複数の検索結果を表示することであって、ここで、ターゲット領域は、各検索意図に関連するターゲット検索結果が位置する各領域の後の表示領域であることに用いられる。
【0096】
いくつかの実施例では、検索結果表示モジュール1020はさらに、具体的には、
ターゲットマルチメディアコンテンツは、第2の設定指標値に基づいて検索意図に関連する一種の検索結果からスクリーニングして決定されるために用いられ、検索意図に関連する一種の検索結果は、検索語に対応する各検索結果のうち、検索意図に関連する各検索結果であり、
ここで、第2の設定指標値は、キー情報の属性、検索結果と検索語との間の相関度、検索結果のコンテンツ品質、検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つを含む。
【0097】
いくつかの実施例では、検索意図に関連するターゲット検索結果には、予め設定されたコントロールがさらに含まれ、
それに応じて、検索結果表示装置1000は、カテゴリ検索結果表示モジュールをさらに含み、それは、
検索結果ページに、各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示した後、予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、検索結果ページから特集ページにジャンプし、且つ特集ページに予め設定されたコントロールに対応する検索意図に関連する一種の検索結果を表示すること、
又は、検索結果ページに、各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示した後、予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、検索結果ページにフローティングレイヤページを作成し、且つフローティングレイヤページに予め設定されたコントロールに対応する検索意図に関連する一種の検索結果を表示すること、
又は、検索結果ページに、各検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示した後、予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、検索結果ページに、予め設定されたコントロールに対応する領域を拡張し、且つ拡張後の領域に、予め設定されたコントロールに対応する検索意図に関連する一種の検索結果を表示し、且つ拡張方向に予め設定されたコントロールに対応する領域の後にある各検索意図に関連するターゲット検索結果を拡張方向に沿って移動させることに用いられる。
【0098】
いくつかの実施例では、検索意図に関連するターゲット検索結果には、相応な検索意図に関連する一種の検索結果の数がさらに含まれる。
【0099】
いくつかの実施例では、検索意図は、多義語検索意図又はマルチトピック検索意図である。
【0100】
なお、図10に示される検索結果表示装置1000は、図1図9に示される方法実施例における各ステップを実行することができ、且つ図1図9に示される方法実施例における各プロセスと効果を実現することができ、ここでこれ以上説明しない。
【0101】
本開示の実施例は、プロセッサと実行可能な指令を記憶するためのメモリを含んでもよい検索結果表示機器をさらに提供する。ここで、プロセッサは、メモリから実行可能な指令を読み取り、且つ実行可能な指令を実行して上記実施例における検索結果表示方法を実現させるために用いられる。
【0102】
図11は、本開示の実施例による検索結果表示機器の構造模式図を示す。以下では、具体的には図11を参照し、それは、本開示の実施例における検索結果表示機器1100を実現するのに適した構造模式図である。
【0103】
本開示の実施例における検索結果表示機器1100は、電子機器であってもよい。ここで、電子機器は、モバイル電話、ノートパソコン、デジタルブロードキャスト受信器、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットパソコン)、PMP(ポータブルマルチメディア再生器)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)、ウェアラブル機器等のような移動端末、及びデジタルTV、卓上型コンピュータ、スマートハウス機器等のような固定端末を含んでもよいが、それらに限らない。
【0104】
なお、図11に示される検索結果表示機器1100は、一例に過ぎず、本開示の実施例の機能と使用範囲を制限するものではない。
【0105】
図11に示すように、該検索結果表示機器1100は、処理装置(例えば中央処理装置、グラフィックス処理装置等)1101を含んでもよく、それは、リードオンリーメモリ(ROM)1102に記憶されるプログラム又は記憶装置1108からランダムアクセスメモリ(RAM)1103にロードされるプログラムに基づいて、様々な適切な動作と処理を実行することができる。RAM1103において、さらに情報処理機器1100を操作するために必要な様々なプログラムとデータが記憶される。処理装置1101、ROM1102及びRAM1103は、バス1104によって互いに接続される。入力/出力インターフェース(I/Oインターフェース)1105もバス1104に接続される。
【0106】
通常、以下の装置は、例えばタッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープ等を含む入力装置1106、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、振動子等を含む出力装置1107、例えば磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置1108、及び通信装置1109というI/Oインターフェース1105に接続されることができる。通信装置1109は、検索結果表示機器1100がデータを交換するために他の機器と無線又は有線通信を行うことを許可することができる。図11は、様々な装置を有する検索結果表示機器1100を示すが、示される全ての装置を実施又は備えることを要求しないことを理解すべきである。代替的に、より多くの又はより少ない装置を実施又は備えることができる。
【0107】
本開示の実施例は、プロセッサによって実行されるとき、プロセッサに上記実施例における検索結果表示方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0108】
特に、本開示の実施例によると、上述した、フローチャートを参照して記述したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されることができる。例えば、本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ可読媒体上に担持された、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは、通信装置1109によってネットワークからダウンロードされてインストールされてもよく、又は記憶装置1108からインストールされてもよく、又はROM1102からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムが処理装置1101によって実行される場合に、本開示の実施例の情報表示方法に限定される上記機能を実行する。
【0109】
なお、本開示の上記のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記両方の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体システム、装置又はデバイス、又は以上の任意の組み合わせであってもよいが、それらに限らない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクト磁気ディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含むか又は記憶する任意の有形媒体であってもよく、該プログラムは、指令実行システム、装置又はデバイスによって使用され又はそれらと組み合わせて使用することができる。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読プログラムコードが担持される、ベースバンドに又はキャリアの一部として伝播されるデータ信号を含んでもよい。このような伝播されるデータ信号は、電磁信号、光信号又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限らない複数の形式を採用してもよい。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、指令実行システム、装置又はデバイスによって使用され、又はそれらと組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体上に含まれるプログラムコードは、電線、光ケーブル、RF(無線周波数)等、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限らない任意の適切な媒体で伝送されてもよい。
【0110】
いくつかの実施形態では、クライアント端、サーバは、HTTPのような任意の現在知られている、又は未来研究開発されるネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互に接続されることができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、ネットワークのネットワーク(例えば、インターネット)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び任意の現在知られている、又は未来研究開発されるネットワークを含む。
【0111】
上記コンピュータ可読媒体は、上記検索結果表示機器に含まれるものであってもよく、単独に存在し、該検索結果表示機器に組み込まれていないものであってもよい。
【0112】
上記コンピュータ可読媒体に1つ又は複数のプログラムが担持され、上記1つ又は複数のプログラムが該検索結果表示機器によって実行される時、該検索結果表示機器に上記各実施例で説明された検索結果表示方法のステップを実行させる。
【0113】
本開示の実施例では、1つ又は複数のプログラミング言語又はそれらの組み合わせで、本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを記述することができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++のようなオブジェクト指向のプログラミング言語を含むが、それらに限らず、「C」言語又は類似するプログラミング言語のような通常の手続き型プログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータで実行してもよく、部分的にユーザコンピュータで実行してもよく、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行してもよく、部分的にユーザコンピュータで部分的にリモートコンピュータで実行してもよく、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行してもよい。リモートコンピュータに関する状況で、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークによってユーザコンピュータに接続されることができ、又は、外部コンピュータに接続されることができる(例えばインターネットサービスプロバイダを利用してインターネットによって接続される)。
【0114】
添付図面におけるフローチャートとブロック図は、本開示の様々な実施例の機器、方法とコンピュータプログラム製品に従って実現できるアーキテクチャ、機能と操作を図示している。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができ、該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は、所定のロジック機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な指令を含む。なお、代替としての一部の実現において、ブロックに表示された機能は、添付図面に表示された順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、連続的に表された2つのブロックは、実際には実質的に並列に実行されてもよく、係る機能に応じて逆の順序で実行されてもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行する専用のハードウェアベースのシステムによって実現されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ指令との組み合わせによって実現されてもよい。
【0115】
本開示の実施例に関連して記述されたユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよく、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、ユニットの名称は、ある場合に該ユニット自体に対する限定を構成しない。
【0116】
本明細書で以上に記述された機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェアロジック部品によって実行されることができる。例えば、非限定的に、使用可能な例示的なタイプのハードウェアロジック部品は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複雑プログラマブルロジック機器(CPLD)等を含む。
【0117】
本開示の文脈において、機械可読媒体は、有形の媒体であってもよく、指令実行システム、装置又は機器に使用される又は指令実行システム、装置又は機器に結合されて使用されるプログラムを具備又は記憶してよい。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体システム、装置又は機器、又は上記内容のいかなる適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のリード線による電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又は上記内容のいかなる適切な組み合わせを含む。
【0118】
以上の記述は、本開示の好ましい実施例及び運用される技術原理に対する説明に過ぎない。当業者は、本開示に係る開示の範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせからなる技術的解決手段に限定されるものではなく、上記開示の発想から逸脱することなく、上記技術的特徴又はその均等な特徴の任意の組み合わせからなる他の技術的解決手段も対象とすべきであることを理解すべきである。例えば、上記特徴と本開示で開示された(ただし、これらに限定されない)類似する機能を有する技術的特徴とを相互に置換して形成された技術的解決手段である。
【0119】
なお、各操作は、特定の順序で示されているが、これらの操作が示されている特定の順序で実行されるか、または順次実行されることを必要とするものとして理解されるべきではない。ある環境では、マルチタスクや並列処理が有利になる場合がある。同様に、いくつかの具体的な実現の詳細が上記の論述に含まれているが、これらは、本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。個別の実施例の文脈で記述されたある特徴は、単一の実施例において組み合わせて実現されてもよい。対照的に、単一の実施例の文脈で記述された様々な特徴は、複数の実施例において、個別にまたは任意の適切なサブ組み合わせで実現されてもよい。
【0120】
本トピックは、構造的特徴及び/又は方法的ロジック動作に固有の言語で記述されているが、添付の特許請求の範囲において限定されるトピックは、上記記述された特定の特徴又は動作に必ずしも限定されないことを理解すべきである。対照的に、上記で記述された特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形態にすぎない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の検索意図に対応する検索語を受信することと、
検索結果ページに、各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示することであって、ここで、前記ターゲット検索結果は、前記検索意図を特徴づけるキー情報、及び前記キー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを含むことと、を含む、ことを特徴とする検索結果表示方法。
【請求項2】
検索結果ページに、各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示することは、
前記検索結果ページに、予め設定された方向に配列される複数の検索結果カードを表示し、ここで、異なる検索結果カードに、異なる検索意図に関連するターゲット検索結果を表示することを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲットマルチメディアコンテンツは、前記ターゲットマルチメディアコンテンツのキー情報を表示するためのマルチメディアコンテンツプレビュー情報を含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前述した、検索結果ページに、各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示することは、
前記検索結果ページに、第1の予め設定された順序に従って各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示し、ここで、前記第1の予め設定された順序は、各前記検索意図に対するユーザの注目度に基づいて決定されることを含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
前述した、検索結果ページに、各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示することは、
前記検索結果ページに、第2の予め設定された順序に従って各前記検索意図に関連するターゲット検索結果と、前記検索語に対応する複数の検索結果とを領域別に表示し、ここで、異なる領域は、異なる検索意図に関連するターゲット検索結果又は検索語に対応する検索結果を表示し、前記第2の予め設定された順序は、前記検索意図に対するユーザの注目度と前記検索結果の第1の設定指標値に基づいて決定され、前記第1の設定指標値は、前記検索結果と前記検索語との間の相関度、前記検索結果のコンテンツ品質、前記検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つを含むことを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記検索結果ページのターゲット領域に、前記検索語に対応する複数の検索結果を表示し、ここで、前記ターゲット領域は、各前記検索意図に関連するターゲット検索結果が位置する各領域の後の表示領域であることをさらに含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項7】
前記ターゲットマルチメディアコンテンツは、第2の設定指標値に基づいて前記検索意図に関連する一種の検索結果からスクリーニングして決定され、
ここで、前記第2の設定指標値は、前記キー情報の属性、前記検索結果と前記検索語との間の相関度、前記検索結果のコンテンツ品質、前記検索結果のクリック率のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記検索意図に関連するターゲット検索結果には、予め設定されたコントロールがさらに含まれ、
検索結果ページに、各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示した後、前記方法は、
前記予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、前記検索結果ページから特集ページにジャンプし、且つ前記特集ページに前記予め設定されたコントロールに対応する前記検索意図に関連する一種の検索結果を表示すること、
又は、前記予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、前記検索結果ページにフローティングレイヤページを作成し、且つ前記フローティングレイヤページに、前記予め設定されたコントロールに対応する前記検索意図に関連する一種の検索結果を表示すること、
又は、前記予め設定されたコントロールに対するトリガ操作が検出された場合に、前記検索結果ページに、前記予め設定されたコントロールに対応する領域を拡張し、且つ拡張後の領域に、前記予め設定されたコントロールに対応する前記検索意図に関連する一種の検索結果を表示し、且つ拡張方向に前記予め設定されたコントロールに対応する領域の後にある各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を前記拡張方向に沿って移動させることをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記検索意図に関連するターゲット検索結果には、前記検索意図に関連する一種の検索結果の数がさらに含まれる、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記検索意図は、多義語検索意図又はマルチトピック検索意図である、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
複数の検索意図に対応する検索語を受信するための検索語受信モジュールと、
検索結果ページに、各前記検索意図に関連するターゲット検索結果を領域別に表示するための検索結果表示モジュールであって、ここで、前記ターゲット検索結果は、前記検索意図を特徴づけるキー情報、及び前記キー情報に対応するターゲットマルチメディアコンテンツを含む検索結果表示モジュールと、を含む、ことを特徴とする検索結果表示装置。
【請求項12】
プロセッサと、
実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を含み、
ここで、前記プロセッサは、前記メモリから前記実行可能な指令を読み取り、且つ前記実行可能な指令を実行して上記請求項1又は2に記載の検索結果表示方法を実現させるために用いられる、ことを特徴とする検索結果表示機器。
【請求項13】
プロセッサによって実行されるとき、プロセッサに上記請求項1又は2に記載の検索結果表示方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶される、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【国際調査報告】