(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-04-22
(54)【発明の名称】ビーム応用時間の決定方法、装置及び通信機器
(51)【国際特許分類】
H04W 16/28 20090101AFI20240415BHJP
H04W 72/23 20230101ALI20240415BHJP
H04W 72/0453 20230101ALI20240415BHJP
H04W 72/0457 20230101ALI20240415BHJP
【FI】
H04W16/28
H04W72/23
H04W72/0453
H04W72/0457 110
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023571198
(86)(22)【出願日】2022-05-18
(85)【翻訳文提出日】2023-11-15
(86)【国際出願番号】 CN2022093551
(87)【国際公開番号】W WO2022242677
(87)【国際公開日】2022-11-24
(31)【優先権主張番号】202110542174.0
(32)【優先日】2021-05-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100159329
【氏名又は名称】三縄 隆
(72)【発明者】
【氏名】▲楊▼ 宇
(72)【発明者】
【氏名】▲孫▼ ▲鵬▼
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE61
5K067JJ13
5K067KK02
(57)【要約】
本出願は、ビーム応用時間の決定方法、装置及び通信機器を開示し、通信技術分野に属し、本出願の実施例の方法は、端末が、公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを受信することと、前記端末がサブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定することであって、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含むことと、端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することであって、ビーム応用時間が、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むこととを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビーム応用時間の決定方法であって、
端末が、公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを受信することと、
前記端末がサブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定することであって、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することであって、前記ビーム応用時間が、前記N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むこととを含む、ビーム応用時間の決定方法。
【請求項2】
前記端末がビーム指示シグナリングを受信することは、
端末が下りリンク制御情報DCI又はメディアアクセスコントロール制御ユニットMAC CEを受信することを含み、前記DCI又は前記MAC CEは、前記ビーム指示シグナリングを運ぶ、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記DCI又は前記MAC CEは、データ伝送のスケジューリングに用いられない、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
N>1であり、前記N個のCCは、第一のCCグループに属し、
前記DCI又は前記MAC CEは、前記第一のCCグループの識別子情報を指示し、
又は、前記DCI又は前記MAC CEは、第一のCCの識別子情報を指示し、前記第一のCCは、前記第一のCCグループに含まれる、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記サブキャリア間隔決定ルールは、
前記N個のCCのうちのいずれか一つのCCである第二のCCのサブキャリア間隔を前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔として決定することと、
前記DCIを運ぶPDCCHである第一の物理下りリンク制御チャネルPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第二のCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第二のCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第二の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
第二のCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第三の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第六の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第七の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記サブキャリア間隔決定ルールは、
第二のCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔を前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔として決定することと、
第二のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHであることと、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPである第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第八の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第九の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の前記第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の前記第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記N個のCCのうちのすべてのCC上のすべての第一のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十二の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十三の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記予め設定される処理ルールは、
最大となるサブキャリア間隔を選択することと、
最小となるサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最小となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最大となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最小となるBWPのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最大となるBWPのサブキャリア間隔を選択することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項5又は6に記載の方法。
【請求項8】
前記端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することは、
前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、又は前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、第一の時間長を決定することと、
前記第一の時間長に基づいて、ビーム応用時間を決定することとを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである、請求項2に記載の方法。
【請求項9】
前記第一の時間長に基づいて、ビーム応用時間を決定することは、
第一の時間単位の後に位置する第一の時間長の時間単位を前記ビーム応用時間として決定することを含み、
ここで、前記第一の時間単位は、
前記DCIの位置する時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの位置する時間単位と、
前記DCIの位置する時間単位の後の第二の時間長の時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの時間単位の後の第二の時間長の時間単位とのうちの一つである、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、第一の時間長を決定することは、
前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔との比に基づいて、第一の時間長を決定することを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記第二の時間長は、
前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔と、
前記第一のPDCCHの位置するBWPのサブキャリア間隔と、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPのサブキャリア間隔とのうちの一つに基づいて決定される、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することは、
第一の条件を満たす場合に、前記端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することを含み、
ここで、前記第一の条件は、
第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なることと、
前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なり、且つ前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔以下であることとのうちの一つを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである、請求項2に記載の方法。
【請求項13】
ビーム応用時間の決定方法であって、
ネットワーク側機器がビーム指示シグナリングを送信することであって、前記ビーム指示シグナリングが公衆ビーム情報を指示するために用いられることと、
前記ネットワーク側機器がサブキャリア間隔決定ルールに基づいてターゲットサブキャリア間隔を決定することであって、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記ネットワーク側機器が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することであって、前記ビーム応用時間が、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むこととを含む、ビーム応用時間の決定方法。
【請求項14】
前記ネットワーク側機器がビーム指示シグナリングを送信することは、
ネットワーク側機器が下りリンク制御情報DCI又はメディアアクセスコントロール制御ユニットMAC CEを送信することを含み、前記DCI又は前記MAC CEは、前記ビーム指示シグナリングを運ぶ、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記DCI又は前記MAC CEは、データ伝送のスケジューリングに用いられない、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
N>1であり、N個のCCは、第一のCCグループに属し、
前記DCI又は前記MAC CEは、前記第一のCCグループの識別子情報を指示し、
又は、前記DCI又は前記MAC CEは、第一のCCの識別子情報を指示し、前記第一のCCは、前記第一のCCグループに含まれる、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記サブキャリア間隔決定ルールは、
前記N個のCCのうちのいずれか一つのCCである第二のCCのサブキャリア間隔を前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔として決定することと、
前記DCIを運ぶPDCCHである第一の物理下りリンク制御チャネルPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第二のCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第二のCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第二の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
第二のCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第三の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第六の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第七の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項14に記載の方法。
【請求項18】
前記サブキャリア間隔決定ルールは、
第二のCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔を前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔として決定することと、
第二のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHであることと、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPである第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第八の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第九の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の前記第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の前記第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記N個のCCのうちのすべてのCC上のすべての第一のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十二の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十三の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項14に記載の方法。
【請求項19】
前記予め設定される処理ルールは、
最大となるサブキャリア間隔を選択することと、
最小となるサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最小となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最大となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最小となるBWPのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最大となるBWPのサブキャリア間隔を選択することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項17又は18に記載の方法。
【請求項20】
前記ネットワーク側機器が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することは、
前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、又は前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、第一の時間長を決定することと、
前記第一の時間長に基づいて、ビーム応用時間を決定することとを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである、請求項14に記載の方法。
【請求項21】
前記第一の時間長に基づいて、ビーム応用時間を決定することは、
第一の時間単位の後に位置する第一の時間長の時間単位を前記ビーム応用時間として決定することを含み、
ここで、前記第一の時間単位は、
前記DCIの位置する時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの位置する時間単位と、
前記DCIの位置する時間単位の後の第二の時間長の時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの時間単位の後の第二の時間長の時間単位とのうちの一つである、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、第一の時間長を決定することは、
前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔との比に基づいて、第一の時間長を決定することを含む、請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記第二の時間長は、
前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔と、
前記第一のPDCCHの位置するBWPのサブキャリア間隔と、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPのサブキャリア間隔とのうちの一つに基づいて決定される、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
前記ネットワーク側機器が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することは、
第一の条件を満たす場合に、前記ネットワーク側機器が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することとを含み、
ここで、前記第一の条件は、
第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なることと、
前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なり、且つ前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔以下であることとのうちの一つを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである、請求項14に記載の方法。
【請求項25】
ビーム応用時間の決定装置であって、
公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを受信するための第一の送受信モジュールと、
サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定するための第一の決定モジュールであって、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含む第一の決定モジュールと、
前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むビーム応用時間を決定するための第二の決定モジュールとを含む、ビーム応用時間の決定装置。
【請求項26】
前記第一の送受信モジュールは、下りリンク制御情報DCI又はメディアアクセスコントロール制御ユニットMAC CEを受信するために用いられ、前記DCI又は前記MAC CEは、前記ビーム指示シグナリングを運ぶ、請求項25に記載の装置。
【請求項27】
ビーム応用時間の決定装置であって、
公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを送信するための第二の送受信モジュールと、
サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定するための第三の決定モジュールであって、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含む第三の決定モジュールと、
前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むビーム応用時間を決定するための第四の決定モジュールとを含む、ビーム応用時間の決定装置。
【請求項28】
前記第二の送受信モジュールは、下りリンク制御情報DCI又はメディアアクセスコントロール制御ユニットMAC CEを送信するために用いられ、前記DCI又は前記MAC CEは、前記ビーム指示シグナリングを運ぶ、請求項27に記載の装置。
【請求項29】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含む端末であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から12のいずれか1項に記載のビーム応用時間の決定方法のステップを実現する、端末。
【請求項30】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含むネットワーク側機器であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項13から24のいずれか1項に記載のビーム応用時間の決定方法のステップを実現する、ネットワーク側機器。
【請求項31】
プログラム又は命令が記憶される可読記憶媒体であって、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から12のいずれか1項に記載のビーム応用時間の決定方法のステップを実現し、又は、請求項13から24のいずれか1項に記載のビーム応用時間の決定方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項32】
プロセッサと通信インターフェースとを含むチップであって、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、請求項1から12のいずれか1項に記載のビーム応用時間の決定方法のステップを実現し、又は請求項13から24のいずれか1項に記載のビーム応用時間の決定方法のステップを実現するために用いられる、チップ。
【請求項33】
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項1から12のいずれか1項に記載のビーム応用時間の決定方法のステップを実現し、又は、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項13から24のいずれか1項に記載のビーム応用時間の決定方法のステップを実現する、コンピュータプログラム製品。
【請求項34】
通信機器であって、請求項1から12のいずれか1項に記載のビーム応用時間の決定方法のステップを実行するように構成され、又は、請求項13から24のいずれか1項に記載のビーム応用時間の決定方法のステップを実行するように構成される、通信機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年05月18日に中国で提出された中国特許出願No.202110542174.0の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
【0002】
本出願は、通信技術分野に関し、特にビーム応用時間の決定方法、装置及び通信機器に関する。
【背景技術】
【0003】
下りリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)が公衆ビーム(common beam)を指示し、common beamが一組のコンポーネントキャリア(Component Carrier、CC)のビーム情報を決定するために用いられる場合に、DCIの位置するCC、一組のCCにおける各CCのサブキャリア間隔(Sub Carrier Spacing、SCS)がいずれも異なる可能性があるため、どのように一組のCCのうちの各CC上のビーム応用時間(Beam Application Time、BAT)を決定するかは、まだ関連する方案がない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願の実施例は、どのようにコンポーネントキャリアグループにおける各コンポーネントキャリア上のビーム応用時間を決定するかという問題を解決できるビーム応用時間の決定方法、装置及び通信機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第一の態様は、ビーム応用時間の決定方法を提供し、このビーム応用時間の決定方法は、
端末が、公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを受信することと、
前記端末がサブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定することであって、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することであって、前記ビーム応用時間が、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むこととを含む。
【0006】
第二の態様は、ビーム応用時間の決定方法を提供し、このビーム応用時間の決定方法は、
ネットワーク側機器がビーム指示シグナリングを送信することであって、前記ビーム指示シグナリングが公衆ビーム情報を指示するために用いられることと、
前記ネットワーク側機器がサブキャリア間隔決定ルールに基づいてターゲットサブキャリア間隔を決定することであって、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記ネットワーク側機器が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することであって、前記ビーム応用時間が、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むこととを含む。
【0007】
第三の態様は、ビーム応用時間の決定装置を提供し、このビーム応用時間の決定装置は、
公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを受信するための第一の送受信モジュールと、
サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定するための第一の決定モジュールであって、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含む第一の決定モジュールと、
前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むビーム応用時間を決定するための第二の決定モジュールとを含む。
【0008】
第四の態様は、ビーム応用時間の決定装置を提供し、このビーム応用時間の決定装置は、
公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを送信するための第二の送受信モジュールと、
サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定するための第三の決定モジュールであって、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含む第三の決定モジュールと、
前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むビーム応用時間を決定するための第四の決定モジュールとを含む。
【0009】
第五の態様は、端末を提供し、この端末は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0010】
第六の態様は、プロセッサと通信インターフェースとを含む端末を提供し、前記通信インターフェースは、公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを受信するために用いられ、前記プロセッサは、サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定するために用いられ、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含み、前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むビーム応用時間を決定する。
【0011】
第七の態様は、ネットワーク側機器を提供し、このネットワーク側機器は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第二の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0012】
第八の態様は、プロセッサと通信インターフェースとを含むネットワーク側機器を提供し、前記通信インターフェースは、公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを送信するために用いられ、前記プロセッサは、サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定するために用いられ、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含み、前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むビーム応用時間を決定する。
【0013】
第九の態様は、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体上にプログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現し、又は第二の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0014】
第十の態様は、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、第一の態様に記載の方法を実現し、又は第二の態様に記載の方法を実現するために用いられる。
【0015】
第十一の態様は、コンピュータプログラム/プログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が記憶媒体に記憶されており、前記プログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様又は第二の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0016】
第十二の態様は、通信機器を提供し、この通信機器は、第一の態様に記載の方法のステップを実行し、又は、第二の態様に記載の方法のステップを実行するように構成される。
【発明の効果】
【0017】
本出願の実施例では、端末は、ビーム指示シグナリングを受信した後に、サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、第一のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第一のビーム応用時間を決定し、又は第二のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第二のビーム応用時間を決定することによって、複数のCC又は複数のCC上のBWPに対応するビーム応用時間を決定する目的を実現し、ネットワークとUEとによる上記ビーム応用時間に対する理解一致性を保証し、さらにビームの整列とデータの正しい伝送を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本出願の実施例が適用可能な通信システムの構造図を示す。
【
図2】本出願の実施例のビーム応用時間の決定方法フローチャートのその一を示す。
【
図3】本出願の実施例のビーム応用時間の決定方法のフローチャートのその二を示す。
【
図4】本出願の実施例のビーム応用時間の決定装置のモジュール概略図のその一を示す。
【
図5】本出願の実施例の通信機器の構造ブロック図を示す。
【
図6】本出願の実施例の端末の構造ブロック図を示す。
【
図7】本出願の実施例のビーム応用時間の決定装置のモジュール概略図のその二を示す。
【
図8】本出願の実施例のネットワーク側機器の構造ブロック図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭に記述し、明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者により得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0020】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用される用語は、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能であり、且つ「第一」、「第二」によって区別される対象は、一般的には同一種類であり、対象の個数を限定せず、例えば、第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0021】
指摘すべきこととして、本出願の実施例に記述された技術は、ロングタームエボリューション型(Long Term Evolution、LTE)/LTEの進化(LTE-Advanced、LTE-A)システムに限らず、他の無線通信システム、例えばシンボル分割多重接続(Code Division Multiple Access、CDMA)、時分割多重接続(Time Division Multiple Access、TDMA)、周波数分割多重接続(Frequency Division Multiple Access、FDMA)、直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、OFDMA)、単一キャリア周波数分割多重接続(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access、SC-FDMA)と他のシステムにも適用できる。本出願の実施例における用語である「システム」と「ネットワーク」は、常に交換可能に使用され、記述された技術は、以上に言及されたシステムとラジオ技術に用いられてもよく、他のシステムとラジオ技術に用いられてもよい。以下の記述は、例示の目的でニューラジオ(New Radio、NR)システムを記述しているとともに、以下の大部分の記述においてNR用語を使用しており、これらの技術は、NRシステム応用以外の応用、例えば、第六世代(6th Generation、6G)通信システムに適用されてもよい。
【0022】
図1は、本出願の実施例が適用可能な無線通信システムの構造図を示す。無線通信システムは、端末11とネットワーク側機器12とを含む。ここで、端末11は、端末機器又はユーザ端末(User Equipment、UE)と呼ばれてもよく、端末11は、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)(又は、ノートパソコンと呼ばれる)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、パームトップコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、モバイルインターネットディバイス(Mobile Internet Device、MID)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)又は車載機器(Vehicle User Equipment、VUE)、歩行者端末(Pedestrian User Equipment、PUE)などの端末側機器であってもよく、ウェアラブルデバイスは、スマートウォッチ、ブレスレット、イヤホン、メガネなどを含む。説明すべきこととして、本出願の実施例の端末11の具体的なタイプを限定するものではない。ネットワーク側機器12は、基地局又はコアネットワーク機器であってもよく、ここで、基地局は、ノードB、進化ノードB、アクセスポイント、ベーストランシーバステーション(Base Transceiver Station、BTS)、ラジオ基地局、ラジオ送受信機、ベーシックサービスセット(Basic Service Set、BSS)、拡張サービスセット(Extended Service Set、ESS)、Bノード、進化型Bノード(Evolved Node B、eNB)、家庭用Bノード、家庭用進化型Bノード、ワイアレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)アクセスポイント、ワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、WiFi)ノード、トランスミッションポイント(Transmission Reception Point、TRP)又は当分野における他のある適切な用語と呼ばれてもよく、同じ技術的効果が達成される限り、前記基地局は、特定の技術用語に限らず、説明すべきこととして、本出願の実施例においてNRシステムにおける基地局のみを例にするが、基地局の具体的なタイプを限定するものではない。
【0023】
以下では、図面を結び付けながら、いくつかの実施例及びその応用シナリオによって本出願の実施例によるビーム応用時間の決定方法を詳細に説明する。
【0024】
図2に示すように、本出願の実施例は、ビーム応用時間の決定方法を提供し、このビーム応用時間の決定方法は、以下のステップを含む。
【0025】
ステップ201:端末は、公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを受信する。
【0026】
本ステップでは、上記ビーム指示シグナリングは、N個のコンポーネントキャリア(Component Carrier、CC)の公衆ビーム情報を指示するために用いられ、この公衆ビーム情報は、前記CCの全部又は一部のチャネル又はリファレンス信号のビーム情報を決定するために用いられ、例えば端末のPDSCHにおける専用受信(UE-dedicated reception on PDSCH)、端末固有の制御リソースセット(UE-specific CORESET)、非端末固有の制御リソースセット(non-UE-specific CORESET)、PUCCH又はPUSCHなどのビーム情報を決定するために用いられ、ここで、Nは、1以上である。
【0027】
この公衆ビーム情報は、ジョイントTCI状態(joint TCI state)又は独立TCI状態(separate TCI state)であってもよい。前記ジョイントTCI状態は、上りリンクリンクと下りリンクリンクが同じTCI状態を共有し、即ち同じビーム情報を共有することであり、前記独立TCI状態は、上りリンクリンクと下りリンクリンクの各々がそれぞれのTCI状態を使用し、即ち各々がそれぞれのビーム情報を使用することである。
【0028】
説明すべきこととして、本出願の実施例におけるビーム情報は、ビームの識別子情報、空間関係(spatial relation)情報、空間領域送信フィルタ(spatial domain transmission filter)情報、空間領域受信フィルタ(spatial domain receptionfilter)情報、空間領域フィルタ(spatial filter)情報、伝送構成指示状態(TCI state)情報、疑似コロケーション(Quasi co-location、QCL)情報又はQCLパラメータなどと呼ばれてもよい。ここで、下りリンクビーム情報は、一般的にはTCI state情報又はQCL情報で表されてもよい。上りリンクビーム情報は、一般的にはTCI state情報又はspatial relation情報で表されてもよい。
【0029】
ステップ202:前記端末は、サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定し、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分(Bandwidth Part、BWP)に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含む。
【0030】
ステップ203:前記端末は、前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定し、前記ビーム応用時間は、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含む。
【0031】
具体的には、第一のターゲットサブキャリア間隔に基づいて、この第一のビーム応用時間を決定し、又は、上記第二のターゲットサブキャリア間隔に基づいて、この第二のビーム応用時間を決定する。
【0032】
本出願の実施例のビーム応用時間の決定方法では、端末は、ビーム指示シグナリングを受信した後に、サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、第一のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第一のビーム応用時間を決定し、又は第二のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第二のビーム応用時間を決定することによって、複数のCC又は複数のCC上のBWPに対応するビーム応用時間を決定する目的を実現し、ネットワークとUEとによる上記ビーム応用時間に対する理解一致性を保証し、さらにビームの整列とデータの正しい伝送を保証することができる。
【0033】
選択的に、前記端末がビーム指示シグナリングを受信することは、
端末が下りリンク制御情報DCI又はメディアアクセスコントロール制御ユニットMAC CEを受信することを含み、前記DCI又は前記MAC CEは、前記ビーム指示シグナリングを運ぶ。
【0034】
例えば、上記ビーム指示シグナリングは、下りリンク伝送をスケジューリングするDCIフォーマット(DCI format with DL assignment)又は下りリンク伝送をスケジューリングしないDCIフォーマット(DCI format without DL assignment)、例えばDCI format 1_1又は1_2で送信される。
【0035】
選択的に、前記DCI又は前記MAC CEは、データ伝送のスケジューリングに用いられない。
【0036】
選択的に、N>1であり、N個のCCは、第一のCCグループに属し、
前記DCI又は前記MAC CEは、前記第一のCCグループの識別子情報を指示し、
又は、前記DCI又は前記MAC CEは、第一のCCの識別子情報を指示し、前記第一のCCは、前記第一のCCグループに含まれる。
【0037】
この実現方式では、ネットワークにCCリスト(list)又はCCグループ(group)が構成され、このCCリスト又はCCグループに一組のCCが含まれ、このグループのCCは、帯域内(intra-band)キャリアアグリゲーションのCCであってもよく、帯域間(inter-band)キャリアアグリゲーションのCCであってもよい。
【0038】
第一の選択的な実現方式としては、前記サブキャリア間隔決定ルールは、
前記N個のCCのうちのいずれか一つのCCである第二のCCのサブキャリア間隔を前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔として決定し、つまり、各CCのサブキャリア間隔に基づいて、各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えばCC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であると、SCS1をCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2をCC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
前記DCIを運ぶPDCCHである第一の物理下りリンク制御チャネルPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第二のCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば、第二のCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔を第一のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えばCC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であり、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSpdcchであると、SCS1とSCSpdcchとのうちの最小SCSをCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2とSCSpdcchとのうちの最小SCSをCC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
前記第二のCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第二の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば、第二のCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔を第一のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えばCC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であり、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCS1とSCSackとのうちの最小SCSをCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2とSCSackとのうちの最小SCSをCC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
第二のCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第三の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば、第二のCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔を第一のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えばCC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であり、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSpdcchであり、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCS1と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSをCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSをCC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
前記N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えばN個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔をN個のCCのうちの各CCの同じ第一のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えばN=2であり、CC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であると、SCS1とSCS2とのうちの最小SCSをCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、CC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、即ちCC1とCC2との第一のターゲットサブキャリア間隔が同じであることと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えばN個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔をN個のCCのうちの各CCの同じ第一のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えばN=2であり、CC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であり、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSpdcchであると、SCS1と、SCS2と、SCSpdcchとのうちの最小SCSをCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、CC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、即ちCC1とCC2との第一のターゲットサブキャリア間隔が同じであることと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第六の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えばN個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔をN個のCCのうちの各CCの同じ第一のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えばN=2であり、CC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であり、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCS1と、SCS2と、SCSackとのうちの最小SCSをCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、CC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、即ちCC1とCC2との第一のターゲットサブキャリア間隔が同じであることと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第七の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えばN個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔をN個のCCのうちの各CCの同じ第一のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えばN=2であり、CC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であり、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSpdcchであり、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCS1と、SCS2と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSをCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、CC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、即ちCC1とCC2との第一のターゲットサブキャリア間隔が同じであることとのうちの少なくとも一つを含む。
【0039】
第二の選択的な実現方式としては、前記サブキャリア間隔決定ルールは、
第二のCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔を前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔として決定し、つまり、公衆ビーム情報を応用する各第一のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、各第一のBWPそれぞれに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば、第一のBWPがBWP1とBWP2とを含み、BWP1のサブキャリア間隔がSCS1であり、BWP2のサブキャリア間隔がSCS2であると、SCS1をBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2をBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
第二のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHであることと、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPである第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第八の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば公衆ビーム情報を応用する第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔を第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えば、第一のBWPがBWP1とBWP2とを含み、BWP1のサブキャリア間隔がSCS1であり、BWP2のサブキャリア間隔がSCS2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであると、SCS1とSCSpdcchとのうちの最小SCSをBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2とSCSpdcchとのうちの最小SCSをBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第九の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の前記第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば公衆ビーム情報を応用する第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔を第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えば、第一のBWPがBWP1とBWP2とを含み、BWP1のサブキャリア間隔がSCS1であり、BWP2のサブキャリア間隔がSCS2であり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCS1とSCSackとのうちの最小SCSをBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2とSCSackとのうちの最小SCSをBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の前記第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば公衆ビーム情報を応用する第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔を第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えば、第一のBWPがBWP1とBWP2とを含み、BWP1のサブキャリア間隔がSCS1であり、BWP2のサブキャリア間隔がSCS2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCS1と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSをBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSをBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
前記N個のCCのうちのすべてのCC上のすべての第一のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWPのみであると、前記第一のBWPが上りリンクBWPであり、又は、公衆ビーム情報を応用するBWPに上りリンクBWPと下りリンクBWPとが含まれ、前記第一のBWPがそのうちの上りリンクBWPを含むと、N個のCCのうちのすべてのCC上のすべての上りリンクBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して上記第二のターゲットサブキャリア間隔を得、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが下りリンクBWPのみであると、前記第一のBWPが下りリンクBWPであり、又は、公衆ビーム情報を応用するBWPに上りリンクBWPと下りリンクBWPとが含まれ、前記第一のBWPがそのうちの下りリンクBWPを含むと、N個のCCのうちのすべてのCC上のすべての下りリンクBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して上記第二のターゲットサブキャリア間隔を得、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPに上りリンクBWPと下りリンクBWPとが含まれ、前記第一のBWPがこれらの上りリンクBWPと下りリンクBWPとを含むと、N個のCCのうちのすべてのCC上のすべての下りリンクBWPと上りリンクBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して上記第二のターゲットサブキャリア間隔を得、例えば公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1と上りリンクBWP2であり、第一のBWPが上りリンクBWP1とBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であると、SCSUL1とSCSUL2とのうちの最小SCSを上りリンクBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、上りリンクBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、即ち上りリンクBWP1と上りリンクBWP2との第二のターゲットサブキャリア間隔が同じであり、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と上りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であると、SCSUL1とSCSUL2とのうちの最小SCSを上りリンクBWP1と上りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は第一のBWPがそのうちの下りリンクBWP1と下りリンクBWP2とを含み、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であると、SCSDL1とSCSDL2とのうちの最小SCSを下りリンクBWP1と下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と、上りリンクBWP2と、下りリンクBWP1と、下りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSDL1と、SCSDL2とのうちの最小SCSを上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十二の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1と上りリンクBWP2であり、第一のBWPが上りリンクBWP1とBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSpdcchとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、上りリンクBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、即ち上りリンクBWP1と上りリンクBWP2との第二のターゲットサブキャリア間隔が同じであり、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と上りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSpdcchとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1と上りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は第一のBWPがそのうちの下りリンクBWP1と下りリンクBWP2とを含み、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであると、SCSDL1と、SCSDL2と、SCSpdcchとのうちの最小SCSを下りリンクBWP1と下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と、上りリンクBWP2と、下りリンクBWP1と、下りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSDL1と、SCSDL2と、SCSpdcchとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十三の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1と上りリンクBWP2であり、第一のBWPが上りリンクBWP1とBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSackとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、上りリンクBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、即ち上りリンクBWP1と上りリンクBWP2との第二のターゲットサブキャリア間隔が同じであり、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と上りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSackとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1と上りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は第一のBWPがそのうちの下りリンクBWP1と下りリンクBWP2とを含み、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSDL1と、SCSDL2と、SCSackとのうちの最小SCSを下りリンクBWP1と下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と、上りリンクBWP2と、下りリンクBWP1と、下りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSDL1と、SCSDL2と、SCSackとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1と上りリンクBWP2であり、第一のBWPが上りリンクBWP1とBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、上りリンクBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、即ち上りリンクBWP1と上りリンクBWP2との第二のターゲットサブキャリア間隔が同じであり、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と上りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1と上りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は第一のBWPがそのうちの下りリンクBWP1と下りリンクBWP2とを含み、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSDL1と、SCSDL2と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSを下りリンクBWP1と下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と、上りリンクBWP2と、下りリンクBWP1と、下りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSDL1と、SCSDL2と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とすることとのうちの少なくとも一つを含む。
【0040】
さらに選択的に、上記予め設定される処理ルールは、
最大となるサブキャリア間隔を選択することと、
最小となるサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最小となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最大となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最小となるBWPのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最大となるBWPのサブキャリア間隔を選択することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0041】
例えば、端末がサブキャリア間隔決定ルールに基づいて、上記第一のターゲットサブキャリア間隔を決定する場合に、上記予め設定される処理ルールは、
最大となるサブキャリア間隔を選択することと、
最小となるサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最小となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最大となるCCのサブキャリア間隔を選択することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0042】
また例えば、端末がサブキャリア間隔決定ルールに基づいて、上記第二のターゲットサブキャリア間隔を決定する場合に、上記予め設定される処理ルールは、
最大となるサブキャリア間隔を選択することと、
最小となるサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最小となるBWPのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最大となるBWPのサブキャリア間隔を選択することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0043】
選択的に、前記端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することは、
前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、又は前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、第一の時間長を決定することと、
前記第一の時間長に基づいて、ビーム応用時間を決定することとを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである。
【0044】
選択的に、前記第一の時間長に基づいて、ビーム応用時間を決定することは、
第一の時間単位の後に位置する第一の時間長の時間単位を前記ビーム応用時間として決定することを含み、
ここで、前記第一の時間単位は、
前記DCIの位置する時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの位置する時間単位と、
前記DCIの位置する時間単位の後の第二の時間長の時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの時間単位の後の第二の時間長の時間単位とのうちの一つである。
【0045】
一つの具体的な実施例では、前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、第一の時間長、例えば28個のシンボルを決定し、且つ第一の時間単位の後に位置する28個のシンボルの時間単位を上記ビーム応用時間として決定する。本出願の実施例における時間単位は、スロット、シンボルなどであってもよい。
【0046】
別の具体的な実施例では、前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔との比に基づいて、第一の時間長を決定する。具体的には、前記ターゲットサブキャリア間隔を分子とし、前記第十五の予め設定されるサブキャリアを分母とし、両者を除算して比を得、そしてこの比をdと乗算し、上記第一の時間長を得、ここで、dと第十五の予め設定されるサブキャリア間隔とは、対応関係が存在し、例えば、第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が0に等しいと、dは、8(単位がシンボルである)に等しく、第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が1であると、dは、8(単位がシンボルである)に等しく、第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が2であると、dは、14(単位がシンボルである)に等しい。
【0047】
また、前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、第一の時間長を決定する時、上記サブキャリア間隔決定ルールは、
前記N個のCCのうちのいずれか一つのCCである第二のCCのサブキャリア間隔を前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔として決定し、即ち、各CCがそれぞれの第一のターゲットサブキャリア間隔に対応することと、
前記N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、即ち、各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔が同じであることとのうちの少なくとも一つを含む。
【0048】
又は、上記予め設定されるサブキャリア間隔決定ルールは、
第二のCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔を前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔として決定し、即ち、各第一のBWPがそれぞれの第二のターゲットサブキャリア間隔に対応することと、
前記N個のCCのうちのすべてのCC上のすべての第一のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、即ち、各第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔が同じであることとのうちの少なくとも一つを含む。
【0049】
選択的に、前記第二の時間長は、
前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔と、
前記第一のPDCCHの位置するBWPのサブキャリア間隔と、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPのサブキャリア間隔とのうちの一つに基づいて決定される。
【0050】
例えば、上記ビーム応用時間が第一のビーム応用時間であると、第二の時間長は、例えば、
前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、第二の時間長がY個のシンボルであると決定すること、
又は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、第二の時間長がY個のシンボルであると決定することのうちの一つに基づいて決定される。
【0051】
また例えば、上記ビーム応用時間が第二のビーム応用時間であると、第二の時間長は、
前記第一のPDCCHの位置するBWPのサブキャリア間隔に基づいて、第二の時間長がY個のシンボルであると決定すること、
又は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPのサブキャリア間隔に基づいて、第二の時間長がY個のシンボルであると決定することのうちの一つに基づいて決定される。
【0052】
選択的に、前記端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することは、
第一の条件を満たす場合に、前記端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することを含み、
ここで、前記第一の条件は、
第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なり、例えば、第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔SCSackであり、SCSackが前記ターゲットサブキャリア間隔に等しくなく、また例えば、第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔SCSpdcchであり、SCSpdcchが前記ターゲットサブキャリア間隔に等しくないことと、
前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なり、且つ前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔以下であり、例えば、第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔SCSackであり、SCSack<前記ターゲットサブキャリア間隔であり、また例えば、第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔SCSpdcchであり、SCSpdcch<前記ターゲットサブキャリア間隔であることとのうちの一つを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである。
【0053】
本出願の実施例のビーム応用時間の決定方法では、端末は、ビーム指示シグナリングを受信した後に、サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、第一のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第一のビーム応用時間を決定し、又は第二のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第二のビーム応用時間を決定することによって、複数のCC又は複数のCC上のBWPに対応するビーム応用時間を決定する目的を実現し、ネットワークとUEとによる上記ビーム応用時間に対する理解一致性を保証し、さらにビームの整列とデータの正しい伝送を保証することができる。
【0054】
図3に示すように、本出願の実施例は、ビーム応用時間の決定方法をさらに提供し、このビーム応用時間の決定方法は、以下のステップを含む。
【0055】
ステップ301:ネットワーク側機器は、公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを送信する。
【0056】
本ステップでは、上記ビーム指示シグナリングは、N個のコンポーネントキャリア(Component Carrier、CC)の公衆ビーム情報を指示するために用いられ、この公衆ビーム情報は、前記CCの全部又は一部のチャネル又はリファレンス信号のビーム情報を決定するために用いられ、例えば端末のPDSCHにおける専用受信(UE-dedicated reception on PDSCH)、端末固有の制御リソースセット(UE-specific CORESET)、非端末固有の制御リソースセット(non-UE-specific CORESET)、PUCCH又はPUSCHなどのビーム情報を決定するために用いられ、ここで、Nは、1以上である。
【0057】
この公衆ビーム情報は、ジョイントTCI状態(joint TCI state)又は独立TCI状態(separate TCI state)であってもよい。前記ジョイントTCI状態は、上りリンクリンクと下りリンクリンクが同じTCI状態を共有し、即ち同じビーム情報を共有することであり、前記独立TCI状態は、上りリンクリンクと下りリンクリンクの各々がそれぞれのTCI状態を使用し、即ち各々がそれぞれのビーム情報を使用することである。
【0058】
説明すべきこととして、本出願の実施例におけるビーム情報は、ビームの識別子情報、空間関係(spatial relation)情報、空間領域送信フィルタ(spatial domain transmission filter)情報、空間領域受信フィルタ(spatial domain receptionfilter)情報、空間領域フィルタ(spatial filter)情報、伝送構成指示状態(TCI state)情報、疑似コロケーション(QCL)情報又はQCLパラメータなどと呼ばれてもよい。ここで、下りリンクビーム情報は、一般的にはTCI state情報又はQCL情報で表されてもよい。上りリンクビーム情報は、一般的にはTCI state情報又はspatial relation情報で表されてもよい。
【0059】
ステップ302:前記ネットワーク側機器は、サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定し、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含む。
【0060】
ステップ303:前記ネットワーク側機器は、前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定し、前記ビーム応用時間は、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含む。
【0061】
具体的には、第一のターゲットサブキャリア間隔に基づいて、この第一のビーム応用時間を決定し、又は、上記第二のターゲットサブキャリア間隔に基づいて、この第二のビーム応用時間を決定する。
【0062】
本出願の実施例のビーム応用時間の決定方法では、ネットワーク側機器は、ビーム指示シグナリングを送信した後に、サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、第一のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第一のビーム応用時間を決定し、又は第二のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第二のビーム応用時間を決定することによって、複数のCC又は複数のCC上のBWPに対応するビーム応用時間を決定する目的を実現し、ネットワークとUEとによる上記ビーム応用時間に対する理解一致性を保証し、さらにビームの整列とデータの正しい伝送を保証することができる。
【0063】
選択的に、前記ネットワーク側機器がビーム指示シグナリングを送信することは、
ネットワーク側機器が下りリンク制御情報DCI又はメディアアクセスコントロール制御ユニットMAC CEを送信することを含み、前記DCI又は前記MAC CEは、前記ビーム指示シグナリングを運ぶ。
【0064】
例えば、上記ビーム指示シグナリングは、下りリンク伝送をスケジューリングするDCIフォーマット(DCI format with DL assignment)又は下りリンク伝送をスケジューリングしないDCIフォーマット(DCI format without DL assignment)、例えばDCI format 1_1又は1_2で送信される。
【0065】
選択的に、前記DCI又は前記MAC CEは、データ伝送のスケジューリングに用いられない。
【0066】
選択的に、N>1であり、N個のCCは、第一のCCグループに属し、
前記DCI又は前記MAC CEは、前記第一のCCグループの識別子情報を指示し、
又は、前記DCI又は前記MAC CEは、第一のCCの識別子情報を指示し、前記第一のCCは、前記第一のCCグループに含まれる。
【0067】
この実現方式では、ネットワークにCCリスト(list)又はCCグループ(group)が構成され、このCCリスト又はCCグループに一組のCCが含まれ、このグループのCCは、帯域内(intra-band)キャリアアグリゲーションのCCであってもよく、帯域間(inter-band)キャリアアグリゲーションのCCであってもよい。
【0068】
第一の選択的な実現方式としては、前記サブキャリア間隔決定ルールは、
前記N個のCCのうちのいずれか一つのCCである第二のCCのサブキャリア間隔を前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔として決定し、つまり、各CCのサブキャリア間隔に基づいて、各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えばCC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であると、SCS1をCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2をCC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
前記DCIを運ぶPDCCHである第一の物理下りリンク制御チャネルPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第二のCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えばCC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であり、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSpdcchであると、SCS1とSCSpdcchとのうちの最小SCSをCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2とSCSpdcchとのうちの最小SCSをCC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
前記第二のCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第二の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えばCC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であり、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCS1とSCSackとのうちの最小SCSをCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2とSCSackとのうちの最小SCSをCC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
第二のCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第三の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば、第二のCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔を第一のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えばCC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であり、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSpdcchであり、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCS1と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSをCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSをCC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
前記N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えばN個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔をN個のCCのうちの各CCの同じ第一のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えばN=2であり、CC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であると、SCS1とSCS2とのうちの最小SCSをCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、CC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、即ちCC1とCC2との第一のターゲットサブキャリア間隔が同じであることと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えばN個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔をN個のCCのうちの各CCの同じ第一のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えばN=2であり、CC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であり、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSpdcchであると、SCS1と、SCS2と、SCSpdcchとのうちの最小SCSをCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、CC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、即ちCC1とCC2との第一のターゲットサブキャリア間隔が同じであることと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第六の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えばN個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔をN個のCCのうちの各CCの同じ第一のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えばN=2であり、CC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であり、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCS1と、SCS2と、SCSackとのうちの最小SCSをCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、CC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、即ちCC1とCC2との第一のターゲットサブキャリア間隔が同じであることと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第七の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えばN個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔をN個のCCのうちの各CCの同じ第一のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えばN=2であり、CC1のサブキャリア間隔がSCS1であり、CC2のサブキャリア間隔がSCS2であり、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSpdcchであり、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCS1と、SCS2と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSをCC1に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、CC2に対応する第一のターゲットサブキャリア間隔とし、即ちCC1とCC2との第一のターゲットサブキャリア間隔が同じであることとのうちの少なくとも一つを含む。
【0069】
第二の選択的な実現方式としては、前記サブキャリア間隔決定ルールは、
第二のCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔を前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔として決定し、つまり、公衆ビーム情報を応用する各第一のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、各第一のBWPそれぞれに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば、第一のBWPがBWP1とBWP2とを含み、BWP1のサブキャリア間隔がSCS1であり、BWP2のサブキャリア間隔がSCS2であると、SCS1をBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2をBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
第二のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHであることと、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPである第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第八の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば公衆ビーム情報を応用する第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔を第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えば、第一のBWPがBWP1とBWP2とを含み、BWP1のサブキャリア間隔がSCS1であり、BWP2のサブキャリア間隔がSCS2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであると、SCS1とSCSpdcchとのうちの最小SCSをBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2とSCSpdcchとのうちの最小SCSをBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第九の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の前記第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば公衆ビーム情報を応用する第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔を第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えば、第一のBWPがBWP1とBWP2とを含み、BWP1のサブキャリア間隔がSCS1であり、BWP2のサブキャリア間隔がSCS2であり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCS1とSCSackとのうちの最小SCSをBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2とSCSackとのうちの最小SCSをBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の前記第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば公衆ビーム情報を応用する第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔から、最大又は最小サブキャリア間隔を第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔として選択し、例えば、第一のBWPがBWP1とBWP2とを含み、BWP1のサブキャリア間隔がSCS1であり、BWP2のサブキャリア間隔がSCS2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCS1と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSをBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、SCS2と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSをBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
前記N個のCCのうちのすべてのCC上のすべての第一のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWPのみであると、前記第一のBWPが上りリンクBWPであり、又は、公衆ビーム情報を応用するBWPに上りリンクBWPと下りリンクBWPとが含まれ、前記第一のBWPがそのうちの上りリンクBWPを含むと、N個のCCのうちのすべてのCC上のすべての上りリンクBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して上記第二のターゲットサブキャリア間隔を得、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが下りリンクBWPのみであると、前記第一のBWPが下りリンクBWPであり、又は、公衆ビーム情報を応用するBWPに上りリンクBWPと下りリンクBWPとが含まれ、前記第一のBWPがそのうちの下りリンクBWPを含むと、N個のCCのうちのすべてのCC上のすべての下りリンクBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して上記第二のターゲットサブキャリア間隔を得、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPに上りリンクBWPと下りリンクBWPとが含まれ、前記第一のBWPがこれらの上りリンクBWPと下りリンクBWPとを含むと、N個のCCのうちのすべてのCC上のすべての下りリンクBWPと上りリンクBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して上記第二のターゲットサブキャリア間隔を得、例えば公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1と上りリンクBWP2であり、第一のBWPが上りリンクBWP1とBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であると、SCSUL1とSCSUL2とのうちの最小SCSを上りリンクBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、上りリンクBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、即ち上りリンクBWP1と上りリンクBWP2との第二のターゲットサブキャリア間隔が同じであり、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と上りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であると、SCSUL1とSCSUL2とのうちの最小SCSを上りリンクBWP1と上りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は第一のBWPがそのうちの下りリンクBWP1と下りリンクBWP2とを含み、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であると、SCSDL1とSCSDL2とのうちの最小SCSを下りリンクBWP1と下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と、上りリンクBWP2と、下りリンクBWP1と、下りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSDL1と、SCSDL2とのうちの最小SCSを上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十二の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1と上りリンクBWP2であり、第一のBWPが上りリンクBWP1とBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSpdcchとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、上りリンクBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、即ち上りリンクBWP1と上りリンクBWP2との第二のターゲットサブキャリア間隔が同じであり、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と上りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSpdcchとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1と上りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は第一のBWPがそのうちの下りリンクBWP1と下りリンクBWP2とを含み、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであると、SCSDL1と、SCSDL2と、SCSpdcchとのうちの最小SCSを下りリンクBWP1と下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と、上りリンクBWP2と、下りリンクBWP1と、下りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSDL1と、SCSDL2と、SCSpdcchとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十三の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1と上りリンクBWP2であり、第一のBWPが上りリンクBWP1とBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSackとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、上りリンクBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、即ち上りリンクBWP1と上りリンクBWP2との第二のターゲットサブキャリア間隔が同じであり、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と上りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSackとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1と上りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は第一のBWPがそのうちの下りリンクBWP1と下りリンクBWP2とを含み、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSDL1と、SCSDL2と、SCSackとのうちの最小SCSを下りリンクBWP1と下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と、上りリンクBWP2と、下りリンクBWP1と、下りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSDL1と、SCSDL2と、SCSackとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とすることと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1と上りリンクBWP2であり、第一のBWPが上りリンクBWP1とBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とするとともに、上りリンクBWP2に対応する第二のターゲットサブキャリア間隔とし、即ち上りリンクBWP1と上りリンクBWP2との第二のターゲットサブキャリア間隔が同じであり、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と上りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1と上りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は第一のBWPがそのうちの下りリンクBWP1と下りリンクBWP2とを含み、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSDL1と、SCSDL2と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSを下りリンクBWP1と下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とし、又は、また例えば、公衆ビーム情報を応用するBWPが上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2であり、第一のBWPがそのうちの上りリンクBWP1と、上りリンクBWP2と、下りリンクBWP1と、下りリンクBWP2とを含み、上りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSUL1であり、上りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSUL2であり、下りリンクBWP1のサブキャリア間隔がSCSDL1であり、下りリンクBWP2のサブキャリア間隔がSCSDL2であり、第二のBWPのサブキャリア間隔がSCSpdcchであり、第三のBWPのサブキャリア間隔がSCSackであると、SCSUL1と、SCSUL2と、SCSDL1と、SCSDL2と、SCSpdcchと、SCSackとのうちの最小SCSを上りリンクBWP1、上りリンクBWP2、下りリンクBWP1、下りリンクBWP2に対応する同じ第二のターゲットサブキャリア間隔とすることとのうちの少なくとも一つを含む。
【0070】
選択的に、前記予め設定される処理ルールは、
最大となるサブキャリア間隔を選択することと、
最小となるサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最小となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最大となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最小となるBWPのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最大となるBWPのサブキャリア間隔を選択することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0071】
選択的に、前記ネットワーク側機器が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することは、
前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、又は前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、第一の時間長を決定することと、
前記第一の時間長に基づいて、ビーム応用時間を決定することとを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである。
【0072】
選択的に、前記第一の時間長に基づいて、ビーム応用時間を決定することは、
第一の時間単位の後に位置する第一の時間長の時間単位を前記ビーム応用時間として決定することを含み、
ここで、前記第一の時間単位は、
前記DCIの位置する時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの位置する時間単位と、
前記DCIの位置する時間単位の後の第二の時間長の時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの時間単位の後の第二の時間長の時間単位とのうちの一つである。
【0073】
選択的に、前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、第一の時間長を決定することは、
前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔との比に基づいて、第一の時間長を決定することを含む。
【0074】
選択的に、前記第二の時間長は、
前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔と、
前記第一のPDCCHの位置するBWPのサブキャリア間隔と、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPのサブキャリア間隔とのうちの一つに基づいて決定される。
【0075】
選択的に、前記ネットワーク側機器が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することは、
第一の条件を満たす場合に、前記ネットワーク側機器が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することを含み、
ここで、前記第一の条件は、
第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なり、例えば、第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔SCSackであり、SCSackが前記ターゲットサブキャリア間隔に等しくなく、また例えば、第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔SCSpdcchであり、SCSpdcchが前記ターゲットサブキャリア間隔に等しくないことと、
前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なり、且つ前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔以下であり、例えば、第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔SCSackであり、SCSack<前記ターゲットサブキャリア間隔であり、また例えば、第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔SCSpdcchであり、SCSpdcch<前記ターゲットサブキャリア間隔であることとのうちの一つを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである。
【0076】
本出願の実施例のビーム応用時間の決定方法では、ネットワーク側機器は、ビーム指示シグナリングを送信した後に、サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、第一のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第一のビーム応用時間を決定し、又は第二のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第二のビーム応用時間を決定することによって、複数のCC又は複数のCC上のBWPに対応するビーム応用時間を決定する目的を実現し、ネットワークとUEとによる上記ビーム応用時間に対する理解一致性を保証し、さらにビームの整列とデータの正しい伝送を保証することができる。
【0077】
説明すべきこととして、本出願の実施例によるビーム応用時間の決定方法の実行本体は、ビーム応用時間の決定装置、又は、このビーム応用時間の決定装置におけるビーム応用時間の決定方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例では、ビーム応用時間の決定装置がビーム応用時間の決定方法を実行することを例とし、本出願の実施例によるビーム応用時間の決定装置を説明する。
【0078】
図4に示すように、本出願の実施例は、ビーム応用時間の決定装置400を提供し、このビーム応用時間の決定装置400は、
公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを受信するための第一の送受信モジュール401と、
サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定するための第一の決定モジュール402であって、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含む第一の決定モジュール402と、
前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むビーム応用時間を決定するための第二の決定モジュール403とを含む。
【0079】
選択的に、前記第一の送受信モジュールは、下りリンク制御情報DCI又はメディアアクセスコントロール制御ユニットMAC CEを受信するために用いられ、前記DCI又は前記MAC CEは、前記ビーム指示シグナリングを運ぶ。
【0080】
選択的に、前記DCI又は前記MAC CEは、データ伝送のスケジューリングに用いられない。
【0081】
選択的に、N>1であり、N個のCCは、第一のCCグループに属し、
前記DCI又は前記MAC CEは、前記第一のCCグループの識別子情報を指示し、
又は、前記DCI又は前記MAC CEは、第一のCCの識別子情報を指示し、前記第一のCCは、前記第一のCCグループに含まれる。
【0082】
選択的に、前記サブキャリア間隔決定ルールは、
前記N個のCCのうちのいずれか一つのCCである第二のCCのサブキャリア間隔を前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔として決定することと、
前記DCIを運ぶPDCCHである第一の物理下りリンク制御チャネルPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第二のCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第二のCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第二の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
第二のCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第三の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第六の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第七の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0083】
選択的に、前記サブキャリア間隔決定ルールは、
第二のCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔を前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔として決定することと、
第二のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHであることと、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPである第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第八の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第九の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の前記第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の前記第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記N個のCCのうちのすべてのCC上のすべての第一のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十二の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十三の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0084】
選択的に、前記予め設定される処理ルールは、
最大となるサブキャリア間隔を選択することと、
最小となるサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最小となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最大となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最小となるBWPのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最大となるBWPのサブキャリア間隔を選択することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0085】
選択的に、前記第二の決定モジュールは、
前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、又は前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、第一の時間長を決定するための第一の決定サブモジュールと、
前記第一の時間長に基づいて、ビーム応用時間を決定するための第二の決定サブモジュールとを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである。
【0086】
選択的に、前記第二の決定サブモジュールは、第一の時間単位の後に位置する第一の時間長の時間単位を前記ビーム応用時間として決定するために用いられ、
ここで、前記第一の時間単位は、
前記DCIの位置する時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの位置する時間単位と、
前記DCIの位置する時間単位の後の第二の時間長の時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの時間単位の後の第二の時間長の時間単位とのうちの一つである。
【0087】
選択的に、前記第一の決定サブモジュールは、前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔との比に基づいて、第一の時間長を決定するために用いられる。
【0088】
選択的に、前記第二の時間長は、
前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔と、
前記第一のPDCCHの位置するBWPのサブキャリア間隔と、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPのサブキャリア間隔とのうちの一つに基づいて決定される。
【0089】
選択的に、前記第二の決定モジュールは、第一の条件を満たす場合に、前記端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定するために用いられ、
ここで、前記第一の条件は、
第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なることと、
前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なり、且つ前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔以下であることとのうちの一つを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである。
【0090】
本出願の実施例のビーム応用時間の決定装置では、端末は、ビーム指示シグナリングを受信した後に、サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、第一のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第一のビーム応用時間を決定し、又は第二のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第二のビーム応用時間を決定することによって、複数のCC又は複数のCC上のBWPに対応するビーム応用時間を決定する目的を実現し、ネットワークとUEとによる上記ビーム応用時間に対する理解一致性を保証し、さらにビームの整列とデータの正しい伝送を保証することができる。
【0091】
本出願の実施例におけるビーム応用時間の決定装置は、装置、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置又は電子機器は、移動端末であってもよく、非移動端末であってもよい。例示的には、移動端末は、以上に列挙された端末11のタイプを含んでもよいが、それらに限らず、非移動端末は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、テレビ(television、TV)、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0092】
本出願の実施例による装置は、
図2の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0093】
選択的に、
図5に示すように、本出願の実施例は、通信機器500をさらに提供し、この通信機器500は、プロセッサ501と、メモリ502と、メモリ502に記憶されており、且つ前記プロセッサ501上で運行できるプログラム又は命令とを含み、例えばこの通信機器500が端末である場合、このプログラム又は命令がプロセッサ501により実行される時、上記端末に用いられるビーム応用時間の決定方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。この通信機器500がネットワーク側機器である場合、このプログラム又は命令がプロセッサ501により実行される時、上記ネットワーク側機器に用いられるビーム応用時間の決定方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0094】
本出願の実施例は、端末をさらに提供し、この端末は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、通信インターフェースは、公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを受信するために用いられ、前記プロセッサは、サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定するために用いられ、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含み、前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むビーム応用時間を決定する。
【0095】
この端末の実施例は、上記端末側方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこの端末の実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。具体的には、
図6は、本出願の実施例の端末を実現するハードウェア構造概略図であり、この端末600は、無線周波数ユニット601、ネットワークモジュール602、オーディオ出力ユニット603、入力ユニット604、センサ605、表示ユニット606、ユーザ入力ユニット607、インターフェースユニット608、メモリ609、及びプロセッサ610などのうちの少なくとも一部の部材を含むが、それらに限らない。
【0096】
当業者であれば理解できるように、端末600は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ610にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。
図6に示す端末構造は、端末に対する限定を構成せず、端末は、図示された部材の数よりも多く又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0097】
理解すべきこととして、本出願の実施例では、入力ユニット604は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)6041とマイクロホン6042を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ6041は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット606は、表示パネル6061を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形式で表示パネル6061が構成されてもよい。ユーザ入力ユニット607は、タッチパネル6071及び他の入力機器6072を含む。タッチパネル6071は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル6071は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。他の入力機器6072は、物理的キーボード、機能キー(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここでこれ以上説明しない。
【0098】
本出願の実施例では、無線周波数ユニット601は、ネットワーク側機器からの下りリンクのデータを受信した後に、プロセッサ610に処理させ、また、上りリンクのデータをネットワーク側機器に送信する。一般的には、無線周波数ユニット601は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。
【0099】
メモリ609は、ソフトウェアプログラム又は命令及び様々なデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ609は、主にプログラム又は命令記憶領域とデータ記憶領域を含んでもよく、ここで、プログラム又は命令記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム又は命令(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができる。なお、メモリ609は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリを含んでもよく、ここで、非揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非揮発性ソリッドステートメモリデバイスであってもよい。
【0100】
プロセッサ610は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ610は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを統合してもよい。ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェースとアプリケーションプログラム又は命令などを処理するものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するものであり、例えばベースバンドプロセッサである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ610に統合されなくてもよい。
【0101】
前記無線周波数ユニット601は、公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを受信するために用いられ、
前記プロセッサ610は、前記端末がサブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定するために用いられ、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含み、前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むビーム応用時間を決定する。
【0102】
選択的に、前記無線周波数ユニット601は、下りリンク制御情報DCI又はメディアアクセスコントロール制御ユニットMAC CEを受信するために用いられ、前記DCI又は前記MAC CEは、前記ビーム指示シグナリングを運ぶ。
【0103】
選択的に、前記DCI又は前記MAC CEは、データ伝送のスケジューリングに用いられない。
【0104】
選択的に、N>1であり、N個のCCは、第一のCCグループに属し、
前記DCI又は前記MAC CEは、前記第一のCCグループの識別子情報を指示し、
又は、前記DCI又は前記MAC CEは、第一のCCの識別子情報を指示し、前記第一のCCは、前記第一のCCグループに含まれる。
【0105】
選択的に、前記サブキャリア間隔決定ルールは、
前記N個のCCのうちのいずれか一つのCCである第二のCCのサブキャリア間隔を前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔として決定することと、
前記DCIを運ぶPDCCHである第一の物理下りリンク制御チャネルPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第二のCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第二のCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第二の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
第二のCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第三の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第六の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第七の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0106】
選択的に、前記サブキャリア間隔決定ルールは、
第二のCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔を前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔として決定することと、
第二のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHであることと、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPである第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第八の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第九の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の前記第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の前記第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記N個のCCのうちのすべてのCC上のすべての第一のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十二の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十三の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0107】
選択的に、前記予め設定される処理ルールは、
最大となるサブキャリア間隔を選択することと、
最小となるサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最小となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最大となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最小となるBWPのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最大となるBWPのサブキャリア間隔を選択することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0108】
選択的に、前記プロセッサ610は、前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、又は前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、第一の時間長を決定し、前記第一の時間長に基づいて、ビーム応用時間を決定するために用いられ、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである。
【0109】
選択的に、前記プロセッサ610は、第一の時間単位の後に位置する第一の時間長の時間単位を前記ビーム応用時間として決定するために用いられ、
ここで、前記第一の時間単位は、
前記DCIの位置する時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの位置する時間単位と、
前記DCIの位置する時間単位の後の第二の時間長の時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの時間単位の後の第二の時間長の時間単位とのうちの一つである。
【0110】
選択的に、前記プロセッサ610は、前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔との比に基づいて、第一の時間長を決定するために用いられる。
【0111】
選択的に、前記第二の時間長は、
前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔と、
前記第一のPDCCHの位置するBWPのサブキャリア間隔と、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPのサブキャリア間隔とのうちの一つに基づいて決定される。
【0112】
選択的に、前記プロセッサ610は、第一の条件を満たす場合に、前記端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定するために用いられ、
ここで、前記第一の条件は、
第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なることと、
前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なり、且つ前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔以下であることとのうちの一つを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである。
【0113】
本出願の実施例では、端末は、ビーム指示シグナリングを受信した後に、サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、第一のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第一のビーム応用時間を決定し、又は第二のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第二のビーム応用時間を決定することによって、複数のCC又は複数のCC上のBWPに対応するビーム応用時間を決定する目的を実現し、ネットワークとUEとによる上記ビーム応用時間に対する理解一致性を保証し、さらにビームの整列とデータの正しい伝送を保証することができる。
【0114】
図7に示すように、本出願の実施例は、ビーム応用時間の決定装置700をさらに提供し、このビーム応用時間の決定装置700は、
公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを送信するための第二の送受信モジュール701と、
サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定するための第三の決定モジュール702であって、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含む第三の決定モジュール702と、
前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むビーム応用時間を決定するための第四の決定モジュール703とを含む。
【0115】
選択的に、前記第二の送受信モジュールは、下りリンク制御情報DCI又はメディアアクセスコントロール制御ユニットMAC CEを送信するために用いられ、前記DCI又は前記MAC CEは、前記ビーム指示シグナリングを運ぶ。
【0116】
選択的に、前記DCI又は前記MAC CEは、データ伝送のスケジューリングに用いられない。
【0117】
選択的に、N>1であり、N個のCCは、第一のCCグループに属し、
前記DCI又は前記MAC CEは、前記第一のCCグループの識別子情報を指示し、
又は、前記DCI又は前記MAC CEは、第一のCCの識別子情報を指示し、前記第一のCCは、前記第一のCCグループに含まれる。
【0118】
選択的に、前記サブキャリア間隔決定ルールは、
前記N個のCCのうちのいずれか一つのCCである第二のCCのサブキャリア間隔を前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔として決定することと、
前記DCIを運ぶPDCCHである第一の物理下りリンク制御チャネルPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第二のCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第二のCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第二の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
第二のCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第三の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第六の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔、前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第七の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0119】
選択的に、前記サブキャリア間隔決定ルールは、
第二のCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔を前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔として決定することと、
第二のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHであることと、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPである第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第八の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第九の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の前記第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記第二のCC上の前記第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
前記N個のCCのうちのすべてのCC上のすべての第一のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十一の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第二のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十二の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十三の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することと、
N個のCCのうちのすべてのCC上の第一のBWPのサブキャリア間隔、前記第二のBWPのサブキャリア間隔と前記第三のBWPのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第十四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CC上の第一のBWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0120】
選択的に、前記予め設定される処理ルールは、
最大となるサブキャリア間隔を選択することと、
最小となるサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最小となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
インデックスが最大となるCCのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最小となるBWPのサブキャリア間隔を選択することと、
BWP識別子が最大となるBWPのサブキャリア間隔を選択することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0121】
選択的に、前記第四の決定モジュールは、
前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、又は前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、第一の時間長を決定するための第三の決定サブモジュールと、
前記第一の時間長に基づいて、ビーム応用時間を決定するための第四の決定サブモジュールとを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである。
【0122】
選択的に、前記第四の決定サブモジュールは、第一の時間単位の後に位置する第一の時間長の時間単位を前記ビーム応用時間として決定するために用いられ、
ここで、前記第一の時間単位は、
前記DCIの位置する時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの位置する時間単位と、
前記DCIの位置する時間単位の後の第二の時間長の時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの時間単位の後の第二の時間長の時間単位とのうちの一つである。
【0123】
選択的に、前記第三の決定サブモジュールは、前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔との比に基づいて、第一の時間長を決定するために用いられる。
【0124】
選択的に、前記第二の時間長は、
前記第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔と、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔と、
前記第一のPDCCHの位置するBWPのサブキャリア間隔と、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するBWPのサブキャリア間隔とのうちの一つに基づいて決定される。
【0125】
選択的に、前記第四の決定モジュールは、第一の条件を満たす場合に、前記ネットワーク側機器が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定するために用いられ、
ここで、前記第一の条件は、
第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なることと、
前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なり、且つ前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔以下であることとのうちの一つを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである。
【0126】
本出願の実施例では、ネットワーク側機器は、ビーム指示シグナリングを送信した後に、サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を決定し、第一のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第一のビーム応用時間を決定し、又は第二のターゲットサブキャリア間隔に基づいて第二のビーム応用時間を決定することによって、複数のCC又は複数のCC上のBWPに対応するビーム応用時間を決定する目的を実現し、ネットワークとUEとによる上記ビーム応用時間に対する理解一致性を保証し、さらにビームの整列とデータの正しい伝送を保証することができる。
【0127】
本出願の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供し、このネットワーク側機器は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、通信インターフェースは、公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを送信するために用いられ、プロセッサは、サブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定するために用いられ、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含み、前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むビーム応用時間を決定する。このネットワーク側機器の実施例は、上記ネットワーク側機器方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこのネットワーク側機器の実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。
【0128】
具体的には、本出願の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供する。
図8に示すように、このネットワーク機器800は、アンテナ801と、無線周波数装置802と、ベースバンド装置803とを含む。アンテナ801と無線周波数装置802とが接続される。上りリンク方向において、無線周波数装置802は、アンテナ801を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置803に送信して処理させる。下りリンク方向において、ベースバンド装置803は、送信する情報を処理し、無線周波数装置802に送信し、無線周波数装置802は、受信した情報を処理した後にアンテナ801を介して送出する。
【0129】
上記周波数帯域処理装置は、ベースバンド装置803に位置してもよく、以上の実施例においてネットワーク側機器により実行される方法は、ベースバンド装置803に実現されてもよく、このベースバンド装置803は、プロセッサ804とメモリ805とを含む。
【0130】
ベースバンド装置803は、例えば少なくとも一つのベースバンドボードを含んでもよく、このベースバンドボード上に複数のチップが設置され、
図8に示すように、そのうちの一つのチップは、例えばプロセッサ804であり、メモリ805と接続されて、メモリ805におけるプログラムを呼び出し、以上の方法の実施例に示すネットワーク側機器の操作を実行する。
【0131】
このベースバンド装置803は、無線周波数装置802との情報のやり取りに用いられるネットワークインターフェース806をさらに含んでもよく、このインターフェースは、例えば共通公衆無線インターフェース(common public radio interface、CPRIと略称)である。
【0132】
具体的には、本発明の実施例のネットワーク側機器は、メモリ805に記憶されており、且つプロセッサ804上で運行できる命令又はプログラムをさらに含み、プロセッサ804は、メモリ805における命令又はプログラムを呼び出し、
図7に示す各モジュールにより実行される方法を実行し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0133】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体は、非揮発性であってもよく、揮発性であってもよく、前記可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記ビーム応用時間の決定方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0134】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の端末におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0135】
本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラム製品が記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、上記ビーム応用時間の決定方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0136】
本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記ビーム応用時間の決定方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0137】
理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0138】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含する」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
【0139】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案が実質には又は従来の技術に寄与した部分は、コンピュータソフトウェア製品の形式で具現化されてもよく、このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶されており、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器などであってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0140】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と特許請求の範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【手続補正書】
【提出日】2023-11-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビーム応用時間の決定方法であって、
端末が、公衆ビーム情報を指示するためのビーム指示シグナリングを受信することと、
前記端末がサブキャリア間隔決定ルールに基づいて、ターゲットサブキャリア間隔を決定することであって、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することであって、前記ビーム応用時間が、前記N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むこととを含む、ビーム応用時間の決定方法。
【請求項2】
前記端末がビーム指示シグナリングを受信することは、
端末が下りリンク制御情報DCI又はメディアアクセスコントロール制御ユニットMAC CEを受信することを含み、前記DCI又は前記MAC CEは、前記ビーム指示シグナリングを運ぶ、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記DCI又は前記MAC CEは、データ伝送のスケジューリングに用いられない、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
N>1であり、前記N個のCCは、第一のCCグループに属し、
前記DCI又は前記MAC CEは、前記第一のCCグループの識別子情報を指示し、
又は、前記DCI又は前記MAC CEは、第一のCCの識別子情報を指示し、前記第一のCCは、前記第一のCCグループに含まれる、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記サブキャリア間隔決定ルールは
、
前記N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定するこ
とを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記予め設定される処理ルールは
、
最小となるサブキャリア間隔を選択するこ
とを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することは、
前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいて、又は前記ターゲットサブキャリア間隔と第十五の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、第一の時間長を決定することと、
前記第一の時間長に基づいて、ビーム応用時間を決定することとを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである、請求項2に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、さらに、
第一の時間長に基づいて、ビーム応用時間を決定することを含み、
前記第一の時間長に基づいて、ビーム応用時間を決定することは、
第一の時間単位の後に位置する第一の時間長の時間単位を前記ビーム応用時間として決定することを含み、
ここで、前記第一の時間単位は、
前記DCIの位置する時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの位置する時間単位と、
前記DCIの位置する時間単位の後の第二の時間長の時間単位と、
前記DCIに対応するACKメッセージの時間単位の後の第二の時間長の時間単位とのうちの一つである、請求項
2に記載の方法。
【請求項9】
前記第二の時間長は
、
前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間
隔に基づいて決定される、請求項
8に記載の方法。
【請求項10】
前記端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することは、
第一の条件を満たす場合に、前記端末が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することを含み、
ここで、前記第一の条件は、
第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なることと、
前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔と異なり、且つ前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔が前記ターゲットサブキャリア間隔以下であることとのうちの一つを含み、
ここで、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、前記DCIの確認ACKメッセージの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、又は第一のPDCCHの位置するCCのサブキャリア間隔に基づいて決定され、
又は、前記第十五の予め設定されるサブキャリア間隔は、第二のBWPのサブキャリア間隔又は第三のBWPのサブキャリア間隔に基づいて決定され、前記第二のBWPは、第一のPDCCHの位置するBWPであり、前記第三のBWPは、前記DCIのACKメッセージの位置するBWPであり、前記第一のPDCCHは、前記DCIを運ぶPDCCHである、請求項2に記載の方法。
【請求項11】
ビーム応用時間の決定方法であって、
ネットワーク側機器がビーム指示シグナリングを送信することであって、前記ビーム指示シグナリングが公衆ビーム情報を指示するために用いられることと、
前記ネットワーク側機器がサブキャリア間隔決定ルールに基づいてターゲットサブキャリア間隔を決定することであって、前記ターゲットサブキャリア間隔は、N個のコンポーネントキャリアCCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔又はN個のCCの第一の帯域幅部分BWPに対応する第二のターゲットサブキャリア間隔を含み、Nは、1以上であり、前記第一のBWPは、前記公衆ビーム情報を応用するBWPであり、前記第一のBWPは、上りリンクBWPと下りリンクBWPとのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記ネットワーク側機器が前記ターゲットサブキャリア間隔に基づいてビーム応用時間を決定することであって、前記ビーム応用時間が、N個のCCに対応する第一のビーム応用時間、又は、前記N個のCCの第一のBWPに対応する第二のビーム応用時間を含むこととを含む、ビーム応用時間の決定方法。
【請求項12】
前記ネットワーク側機器がビーム指示シグナリングを送信することは、
ネットワーク側機器が下りリンク制御情報DCI又はメディアアクセスコントロール制御ユニットMAC CEを送信することを含み、前記DCI又は前記MAC CEは、前記ビーム指示シグナリングを運ぶ、請求項
11に記載の方法。
【請求項13】
前記サブキャリア間隔決定ルールは
、
前記N個のCCのうちのすべてのCCのサブキャリア間隔を予め設定される処理ルールに従って処理して得られる第四の予め設定されるサブキャリア間隔に基づいて、前記N個のCCのうちの各CCに対応する第一のターゲットサブキャリア間隔を決定するこ
とを含む、請求項
12に記載の方法。
【請求項14】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含む端末であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から
10のいずれか1項に記載のビーム応用時間の決定方法のステップを実現する、端末。
【請求項15】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含むネットワーク側機器であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項
11から
13のいずれか1項に記載のビーム応用時間の決定方法のステップを実現する、ネットワーク側機器。
【国際調査報告】