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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-04-23
(54)【発明の名称】ポータブル看板
(51)【国際特許分類】
   G09F 19/00 20060101AFI20240416BHJP
   H04W 4/029 20180101ALI20240416BHJP
   H04W 84/12 20090101ALI20240416BHJP
   H04W 88/10 20090101ALI20240416BHJP
   H04W 84/10 20090101ALI20240416BHJP
   G06Q 30/0241 20230101ALI20240416BHJP
【FI】
G09F19/00 Z
H04W4/029
H04W84/12
H04W88/10
H04W84/10 110
G06Q30/0241
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023562805
(86)(22)【出願日】2022-03-21
(85)【翻訳文提出日】2023-11-08
(86)【国際出願番号】 US2022021101
(87)【国際公開番号】W WO2022220994
(87)【国際公開日】2022-10-20
(31)【優先権主張番号】17/230,008
(32)【優先日】2021-04-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/316,275
(32)【優先日】2021-05-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
2.ZIGBEE
(71)【出願人】
【識別番号】521229108
【氏名又は名称】プロダクティブ、アプリケーション、ソリューションズ、インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】PRODUCTIVE APPLICATION SOLUTIONS INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100114775
【弁理士】
【氏名又は名称】高岡 亮一
(74)【代理人】
【識別番号】100121511
【弁理士】
【氏名又は名称】小田 直
(74)【代理人】
【識別番号】100202751
【弁理士】
【氏名又は名称】岩堀 明代
(74)【代理人】
【識別番号】100208580
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 玲奈
(74)【代理人】
【識別番号】100191086
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 香元
(72)【発明者】
【氏名】マリシェフスキ,ジェラルド
(72)【発明者】
【氏名】タァ,ピーター
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE56
5K067FF01
5K067JJ51
(57)【要約】
メディアを選択的に投影し、メディアが投影されたことに応答して有効化信号を提供するためのポータブルメディア投影サブシステムを含むポータブル看板が提示される。ロケーションデバイスは、メディア投影サブシステムの地理的位置を提供する。検証器は、有効化信号および地理的位置を受信し、あらかじめ定められた最小持続時間の間、静止位置からメディアが投影されたことに対応する検証情報を提供する。通信サブシステムは、検証情報を受信し、その後のダウンロードのために情報を記憶するか、または情報を中央制御サーバに送信する。ターゲティングサブシステムは、エンティティが複数の値で重み付けされたターゲット静止位置からターゲット静止位置を選択することを可能にする。ターゲティングアプリケーションは、通常、選択されたターゲット静止位置の値に応答して報酬を提供する。
【選択図】図1A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポータブル看板システムであって、
メディアを選択的に投影するためのインターフェースと、前記メディアが投影されたことに応答して有効化信号を提供するためのインターフェースとを備えるポータブルメディア投影サブシステムと、
前記メディア投影サブシステムの地理的位置を提供するためのロケーションデバイスと、
前記有効化信号、前記地理的位置を受信するためのインターフェースと、あらかじめ定められた最小持続時間の間、静止位置から前記メディアが投影されたことに応答して、前記有効化信号および前記地理的位置を含む検証情報を提供するためのインターフェースとを有する検証器と、
検証情報を受信するためのインターフェースと、前記検証情報を通信するためのインターフェースとを有する通信サブシステムと、
複数の値で重み付けされたターゲット静止位置からターゲット静止位置、選択を可能にするターゲティングサブシステムと
を備えるポータブル看板システム。
【請求項2】
前記ターゲット静止位置が、近接する車両の交通量、視線、近接する歩行者の交通量、高さ、文化イベントへの近接度、文化施設への近接度、投影されるメディアのタイプ、時刻、曜日、日付、前記メディアが投影される時間の長さ、およびそれらの組合せからなる群から選択される要因に対応する重み付けされた値を有する、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記メディア投影サブシステムが、表示された画像、放送音声、またはそれらの組合せからなる群から選択されるメディアを投影する、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記通信サブシステムが、サーバからメディアアップロードを受信し、
前記通信サブシステムが、投影のために前記メディア投影サブシステムに前記メディアアップロードを提供する、
請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記メディア投影サブシステムに近接する前記地理的位置の画像を提供するための出力を有するカメラ
をさらに備える請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記ターゲティングアプリケーションが、前記選択されたターゲット静止位置の値に応答して報酬を提供する、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
IEEE802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)、IEEE802.15ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)AP、およびWLANとWPANの両方のAPからなる群から選択される、前記メディア投影サブシステムに取り付けるように構成された、公的にアクセス可能なAP
をさらに備える請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
通信サブシステム通信統計の測定値を提供する出力を有する通信ゲージと、
前記通信統計に応答して、前記アクセスポイントに関連付けられた通信値を相殺するためのインターフェースを有するハンディキャップサブシステムと
をさらに含む、請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記通信サブシステムから前記検証情報を受け入れるためのインターフェースを有するサーバと、
前記検証情報を記憶するためのサーバメモリと
をさらに備える請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記サーバが、前記メディア投影サブシステムを選択的に有効にする、請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
前記メディア投影サブシステムが、画像プロジェクタ、トッパー、格納式スクリーン、液晶ディスプレイ、ホログラフィックディスプレイ、発光ダイオードディスプレイ、ウォールスケープ、エレクトロルミネセント(EL)ディスプレイ、切替式ガラスディスプレイ、永続的画像ファン、およびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項1に記載のシステム。
【請求項12】
投影されたメディアへの公衆の露出を測定するためのインターフェースと、露出測定値を提供するための出力とを有する監視サブシステムと、
前記露出測定値に応答して計算された、前記メディア投影サブシステムの前記有効化に関連付けられたメディア値を相殺する出力を有するハンディキャップサブシステムと
をさらに備える請求項1に記載のシステム。
【請求項13】
前記監視サブシステムが、
カメラと、
カメラから画像を受け入れ、カメラ画像から顔を選択し、前記顔が前記メディア投影サブシステムに向けられている持続時間を測定する顔方向検出サブシステムと
を備える、請求項12に記載のシステム。
【請求項14】
複数のポータブルメディア投影サブシステムをさらに備え、
メディア投影サブシステムの前記組合せが、コーディネートされたメディア統合ディスプレイを提供し、前記コーディネートされたメディアの第1の部分が前記コーディネートされたメディアの第2の部分にリンクされている、
請求項1に記載のシステム。
【請求項15】
地上ベース、水上ベース、または空中のモバイルプラットフォームからなる群から選択されるモバイルプラットフォーム上に取り付けられたメディア投影サブシステムをさらに備え、
前記ポータブルメディア投影サブシステムとモバイルプラットフォームメディア投影サブシステムとの前記組合せが、コーディネートされたメディア統合ディスプレイを提供し、前記コーディネートされたメディアの第1の部分が前記コーディネートされたメディアの第2の部分にリンクされている、
請求項1に記載のシステム。
【請求項16】
ポータブル看板から配信されるメディアの提供を監視するための方法であって、
静的に取り付けることができるポータブルメディア投影サブシステムを提供することと、
複数の値で重み付けされたターゲット静止位置からターゲット静止位置を選択することと、
前記選択されたターゲット静止位置に前記メディア投影サブシステムを取り付けることと、
前記メディア投影サブシステムを取り付けた後、前記メディア投影サブシステムを選択的に有効にすることと、
前記メディア投影サブシステムの前記地理的位置を決定することと、
前記メディア投影システムの前記有効化、前記地理的位置、およびあらかじめ定められた最小持続時間の間の前記静止位置の維持を検証することと、
検証情報を通信することと
を含む方法。
【請求項17】
サーバが前記通信された検証情報を受け入れることと、
前記検証情報をサーバの非一時的メモリに記憶することと
をさらに含む請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記サーバが、前記メディア投影サブシステムを選択的に有効にする、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記ターゲット静止位置の値に応答して報酬を提供すること
をさらに含む請求項16に記載の方法。
【請求項20】
サーバからメディアアップロードを受信することをさらに含み、
前記メディア投影サブシステムを有効にすることが、前記メディア投影サブシステムが前記メディアアップロードを投影することを含む、
請求項16に記載の方法。
【請求項21】
IEEE802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)、IEEE802.15ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)AP、またはWLANとWPANの両方のAPからなる群から選択される、前記メディア投影サブシステムに取り付けるように構成された、公的にアクセス可能なAPを提供すること
をさらに含む請求項16に記載の方法。
【請求項22】
通信サブシステム通信統計を測定することと、
前記通信統計に応答して、前記アクセスポイントに関連付けられた通信値を相殺することと
をさらに含む請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記ターゲット静止位置が、近接する車両の交通量、視線、近接する歩行者の交通量、文化イベントへの近接度、文化施設への近接度、投影されるメディアのタイプ、時刻、曜日、日付、前記メディアが投影される時間の長さ、およびそれらの組合せからなる群から選択される要因に対応する重み付けされた値を有する、請求項16に記載の方法。
【請求項24】
前記メディア投影サブシステムを有効にすることが、表示された画像、放送音声、またはそれらの組合せからなる群から選択されるメディアを投影することを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項25】
前記メディア投影サブシステムに近接する前記地理的位置の写真画像を記録すること
をさらに含む請求項16に記載の方法。
【請求項26】
投影されたメディアへの公衆の露出を測定し、露出測定値を提供することと、
前記露出測定値に応答して計算された、前記メディア投影サブシステムの前記有効化に関連付けられたメディア値を相殺することと
をさらに含む請求項16に記載の方法。
【請求項27】
公衆の露出を前記測定することが、
前記メディア投影サブシステムに近接する前記地理的位置の写真画像を記録することと、
写真画像から顔を選択し、前記顔が前記メディア投影サブシステムに向けられる前記持続時間を測定することと
のような公衆の露出を測定することを含む、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記ポータブルメディア投影サブシステムを提供することが、複数のポータブルメディア投影サブシステムを提供することを含み、
前記メディア投影サブシステムを有効にすることが、有効にされたメディア投影サブシステムの前記組合せが、コーディネートされたメディア統合ディスプレイを提供することを含み、前記コーディネートされたメディアの第1の部分が前記コーディネートされたメディアの第2の部分にリンクされている、請求項16に記載の方法。
【請求項29】
前記複数のポータブルメディア投影サブシステムを提供することが、地上ベース、水上ベース、または空中のモバイルプラットフォームからなる群から選択されるモバイルプラットフォーム上に取り付けられた前記メディア投影サブシステムのうちの少なくとも1つを提供することを含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
ポータブルアクセスポイントシステムであって、
IEEE802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)、IEEE802.15ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)AP、またはWLANとWPANの両方のAPからなる群から選択され、前記APが有効にされたことに応答して、有効化信号を提供するためのインターフェースを有する、公的にアクセス可能なAPと、
前記APの地理的位置を提供するためのロケーションデバイスと、
前記有効化信号および前記地理的位置を受信するためのインターフェースと、前記APがあらかじめ定められた最小持続時間の間、静止位置で有効にされたことに応答して、前記有効化信号および前記地理的位置を含む検証情報を提供するためのインターフェースとを有する検証器と、
検証情報を受信するためのインターフェースと、前記検証情報を通信するためのインターフェースとを有する通信サブシステムと、
エンティティが複数の値で重み付けされたターゲット静止位置からターゲット静止位置を選択することを可能にするターゲティングサブシステムと
を備えるポータブルアクセスポイントシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、ポータブルメディアプラットフォームに関し、より詳細には、ポータブル看板上に提示されるメディアの提示を追跡するシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
市場調査によれば、屋外看板のマーケティングスペースはますます見つけにくくなっており、したがって、価値が高まっている。同時に、自動車は平均的な消費者が負担する最も高額な出費の1つである。皮肉なことに、ほとんどの自動車は、1日の大部分の間、未使用状態で停止している。Peter Taらによって発明され、2019年10月14日に出願された、SYSTEM AND METHOD FOR TARGETING THE DISTRIBUTION OF MEDIA FROM A MOBILE PLATFORMという名称のUS10,796,340は、自動車にメディアディスプレイサブシステムの追加機能を追加し、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)IEEE 802.11(WiFi)アクセスポイント(ホットスポット)も含み得る自動車専用駐車システムを提供することによって、より多くの屋外広告スペースを見つけるという問題に対処する。
【0003】
上記のシステムは、自動車の「ギグエコノミー」利用による追加の屋外広告の提供に対応しているが、駐車の行為には潜在的な問題が残っている。大都市圏の多くの望ましい広告場所の駐車場は、1時間または2時間のみに制限されていることが多い。さらに、駐車場所を頻繁に変える必要があることが負担となり、所有者によっては、自動車をモバイルメディアセンターとして使用することが非現実的になる可能性がある。
【0004】
Peter Taらによって発明され、2020年9月17日に出願された「AERIAL BILLBOARD」という名称の親出願第17/023,546号は、無人航空機(UAV)などの航空機を別のタイプのメディアプラットフォームとして使用することを提供している。しかしながら、バッテリーで動作するデバイスは、充電が必要なために時間的制約があり、地域によっては潜在的な空域の法的規制が存在する可能性がある。
【0005】
モバイルプラットフォームのみを使用するという要件を超えて、通信およびメディアの提示のために、追加の不動産を見つけることができれば有利になる。
【発明の概要】
【0006】
本明細書では、メディア投影サブシステム、および/または、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)IEEE802.11(例えば、WiFiホットスポット)またはワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)(例えば、Bluetooth)アクセスポイント(AP)など、公的にアクセス可能なアクセスポイントを含むメディアサブシステムを提供するのに使用する、ポータブル看板用のシステムおよび方法が開示される。有利なことに、システムは、いくつかの例を挙げると、バルコニー、窓、壁、および屋根から吊り下げることができる。ポータブル看板は、投影されたメディアおよび/またはAP通信の有効性を測定する能力において、従来の看板(signage)と区別することができる。ある場所は他の場所よりも注目を集めるため、測定の1つは場所である。別の測定は、実際の有効化であり、これは、メディアが実際に公衆によって見られた回数および持続時間を意味する。効率的な配備を奨励するために、ポータブル看板を所有または管理するエンティティは、これらの有効性測定に基づいて報酬を受け取る。ポータブルな看板は、メディアおよびWLAN/WPANサービスの好ましいターゲット位置への選択的な配備を指示することによって、屋外広告市場セグメント内の市場シェアを拡大し、獲得しようとする広告プラットフォームとして機能する可能性がある。システムは、以下の情報、(i)使用中のデバイスの一意の識別子(例えば、無線周波数識別)、(ii)(全地球測位衛星(GPS)またはセルラー三角測量システムを使用した)時間、日付、持続時間、および位置、(iii)メディア投影サブシステムが配備されたことを示す指示、および(iv)WLAN/WPANアクセスポイントが使用中であることを示す指示を送信し得る。グラフィック情報システム(GIS)マッピング技術は、指定された位置での運営するためのシステムに関連付けられた個人または企業エンティティに対して補償するために使用され得る。
【0007】
したがって、メディアを選択的に投影し、メディアが投影されたことに応答して有効化信号を提供するためのポータブルメディア投影サブシステムを含むポータブル看板システムが提示される。一般に、メディア投影サブシステムは、画像を表示し、かつ/または音声メッセージをブロードキャストすることができる。メディア投影サブシステムのいくつかの具体例には、画像プロジェクタ、格納式スクリーン、液晶ディスプレイ、ホログラフィックディスプレイ、発光ダイオードディスプレイ、ウォールスケープ、切替式ガラスディスプレイ、およびこれらの組合せがある。識別子または識別コードは、メディア投影サブシステムおよび/またはメディア投影サブシステムに関連付けられたエンティティに関連付けられている。ロケーションデバイスは、メディア投影サブシステムの地理的位置を提供する。検証器は、有効化信号、識別コード、および地理的位置を受信し、有効化信号、識別コード、および地理的位置に対応する検証情報を提供する。検証器はまた、メディアがあらかじめ定められた最小持続時間の間、静止位置から投影されたことの指示も提供する。通信サブシステムは、検証情報を受信し、その後のダウンロードのために情報を記憶するか、または情報を中央制御サーバに送信する。ターゲティングサブシステムは、エンティティが複数の値で重み付けされたターゲット静止位置からターゲット静止位置を選択することを可能にする。通常、ターゲット静止位置が、近接する車両の交通量、視線、近接する歩行者の交通量、文化イベントへの近接度、文化施設への近接度、メディアの場所(可視性または高さ)、投影されるメディアのタイプ、時刻、曜日、日付、メディアが投影される時間の長さ、およびそれらの組合せなどの要因に対応する重み付けされた値を有する。ターゲティングアプリケーションは、選択されたターゲット静止位置の値に応答して、メディア投影サブシステム関連エンティティに報酬を提供し得る。
【0008】
一態様では、通信サブシステムは、提示のためにメディア投影サブシステムに提供されるメディアアップロードをサーバから受信する。別の態様では、カメラは、メディア投影サブシステムに近接する地理的位置の画像を提供する。監視サブシステムは、投影されたメディアへの公衆の露出を測定し、ハンディキャップサブシステムは、露出測定値に応答して計算された、メディア投影サブシステムの有効化に関連付けられたメディア値を相殺し得る。たとえば、監視サブシステムは、カメラと、カメラから画像を受け入れ、カメラ画像から顔を選択し、顔がメディア投影サブシステムに向けられている持続時間を測定する顔方向検出サブシステムとを含み得る。
【0009】
システムは、メディア投影サブシステムに取り付けるように構成された、WLAN、例えばWiFiホットスポット、WPAN、例えばBluetooth AP、またはWLANとWPANの両方のアクセスポイントなど、公的にアクセス可能なアクセスポイントをさらに含み得る。この場合、システムは、通信サブシステム通信統計を測定するための通信ゲージを含み得、上記のハンディキャップサブシステムは、通信統計に応答して、アクセスポイントに関連付けられた通信値を相殺し得る。
【0010】
一態様では、システムは、メディア投影サブシステムの組合せが、コーディネートされたメディアの第1の部分がコーディネートされたメディアの第2の部分にリンクされている、コーディネートされたモバイルメディア統合ディスプレイを提供するように、複数のポータブルメディア投影サブシステムを含み得る。一変形例では、メディア投影サブシステムのうちの少なくとも1つは、地上ベース、水上ベース、または空中のモバイルプラットフォームに取り付けられる。
【0011】
ポータブル看板から配信されるメディアの提供を監視するための上記のシステムおよび関連する方法の追加の詳細を以下に示す。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1A図1D。ポータブル看板システムを示す図である。
図2】ポータブルアクセスポイントシステムを示す概略ブロック図である。
図3図1Aおよび図2に示されたサーバの概略ブロック図である。
図4】様々な静止位置の重み付けされた値と相互参照された地理的領域の平面図である。
図5】ポータブル看板の方法を示すフローチャートである。
図6】ポータブルアクセスポイントを提供するための方法を示すフローチャートである。
図7】建物の壁に取り付けられたポータブル看板メディア投影サブシステム、および建物の前庭に設置された別のサブシステムを示す図である。
図8】イメージングプロジェクタとして有効にされたポータブル看板メディア投影サブシステムを示す図である。
図9】建物の屋上でホログラフィック画像として有効にされたポータブル看板メディア投影サブシステムを示す図である。
図10】歩道のサンドイッチボード上にLCD、LED、EL、または静止画像スクリーンとして有効にされたポータブル看板メディア投影サブシステムを示す図である。
図11】イメージングプロジェクタとして有効にされたポータブル看板メディア投影サブシステムを示す図である。
図12】「鳥の巣」ドローン充電ステーションを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1A図1Dは、ポータブル看板システムを示す図である。本明細書で使用される場合、「ポータブル」という用語は、システムを1人または2人で操作できるように十分に軽量であることを意味すると推測される。また、この用語は、現在取り付けられている場所がどこであれ、システムが必ずしも固定された恒久的な備品であるとは限らないことを意味することも理解されたい。しかしながら、システムが恒久的あるいは半恒久的に取り付けられることを妨げるものは何もない。また、「ポータブル」という用語は、看板があらかじめ定められた位置に取り付けられていないことを意味するとも解釈され得る。システム100は、メディア投影サブシステム102を備え、選択的に作動され得、有効にされると、バスライン104上に有効化信号を提供する。一態様では、システムはシャーシを備え、メディア投影サブシステムがシャーシに埋め込まれていると理解され得る。メディア投影サブシステム102は、メディア108の形式を投影するための、参照指示子106によって表されるインターフェースを有する。メディア投影サブシステム102のいくつかの例には、画像プロジェクタ、格納式スクリーン、液晶ディスプレイ(LCD)または発光ダイオード(LED)TVモニタ型ディスプレイ、ウォールスケープ、ホログラフィックディスプレイ、切替式ガラスディスプレイ(Gauzy製など)、およびそれらの組合せがある。例えば、スクリーン配備機構は、可撓性スクリーン材料をローラーに巻き付けたり巻き戻したりすることができる。メディア投影サブシステム102は、特定のタイプのスクリーン材料または配備手段に限定されない。メディア投影サブシステム102は、配備されたビューイングスクリーン上に画像を投影するように選択的に係合可能であってもよい。メディア投影サブシステム102は、音声メッセージ、または音声メッセージと視覚メッセージの組合せをブロードキャストすることもできる。
【0014】
メディア投影サブシステム102は、ホームシアタータイプのビデオプロジェクタと同様の液晶(LC)またはLEDディスプレイとして有効にされた画像プロジェクタであってもよい。あるいは、高性能(たとえば、水銀アークやキセノンアークなど)ランプ、陰極線管(CRT)、デジタルライトプロセッシング(DLP)、プラズマ、シリコンX-tal反射ディスプレイ(SXRD)、または赤緑青(RGB)レーザーを使用してもよい。メディア投影サブシステム102はまた、永続的画像ファンまたはエレクトロルミネッセンス(EL)ディスプレイであってもよい。言い換えれば、メディア投影サブシステム102は、2次元または3次元画像であってもよく、一時的であってもなくてもよい。一時的な画像には、一連の静止画像、動画、またはそれらの組合せがある。
【0015】
メディア投影サブシステム102は、内部バッテリーおよび/または外部電源に取り付けるためのケーブルも含み得る。メディア投影サブシステム102は、当技術分野でよく理解されているように、通常、以下に説明する主要構成要素をサポートするために必要な様々な電子回路を含む。メディア投影サブシステム102、またはメディア投影サブシステムシャーシは、壁、窓、またはバルコニーに取り付けるための構成要素、または歩道や芝生に取り付けるためのスタンドを含み得る。
【0016】
システム100は、メディア投影サブシステムの地理的位置を提供するためのライン104上の出力を有する位置サブシステム110をさらに備える。ロケーションサブシステム110の例には、全地球測位衛星(GPS)システム受信機、セルタワーデータを利用したアシストGPS、ワイヤレスローカルエリアネットワークIEEE 802.11(WiFi)測位システム、セルサイトマルチラテレーション、衛星マルチラテレーション、またはハイブリッド測位システムがある。ハイブリッド測位システムは、GPSなどの複数の異なる測位技術と、セルタワー信号、ワイヤレスインターネット信号、Bluetoothセンサー、IPアドレス、およびネットワーク環境データを組み合わせて位置を特定する。セルタワー信号は、建物や悪天候によって妨げられないという利点があるが、通常、測位の精度が低くなる。WiFi測位システムは、WiFiアクセスポイントの包括的なデータベースに応じて、WiFi密度の高い都市部で非常に正確な測位を行うことができる。さらに、LORANタイプのシステムやLoJack(登録商標)タイプのシステムは、位置決定の目的に適合し得る。参照により本明細書に組み込まれるUS10,796,340に記載されているように、カメラ画像、ならびに近接するスマートフォン、ラップトップ、および個人用通信機器の位置データも、位置を決定するために使用することができる。
【0017】
検証器または検証サブシステム112は、ライン104上にインターフェースを有する。ここで、検証器112は、有効化信号、識別コード、地理的位置を受信し、有効化信号、識別コード、地理的位置、およびメディアがあらかじめ定められた最小持続時間の間静止位置から投影されることに対応する検証情報を提供するためのプロセッサ実行可能命令を含む、ローカル非一時的メモリ114に記憶されたソフトウェアアプリケーションとして有効にされる。あらかじめ定められた最小持続時間は、5分などの固定値とすることができる。あるいは、あらかじめ定められた持続時間は、いくつかの例を挙げれば、位置、時刻、およびメディアのタイプのために変わり得る。あるいは、検証器の一部の構成要素をハードウェアで有効にすることもできる。別の代替として、検証器の一部のソフトウェアモジュールは、サーバ118の非一時的メモリ116に記憶されていてもよい。
【0018】
システム100は、検証情報を受け入れるためのライン104上のインターフェースと、検証情報を通信するためのインターフェースとを有する通信サブシステム120を含む。示されるように、通信サブシステム120は、アンテナ122を備えたワイヤレストランシーバである。ワイヤレス通信サブシステム116の最も典型的な例は、セルラーシステム(例えば、Global System for Mobile Communications(GSM)、ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunications System:UMTS)-時分割複信(TDD)、ロングタームエボリューション(Long-Term Evolution:LTE)、第4世代(4G)、または第5世代(5G))などである。あまり一般的ではないが、通信サブシステム120は、WLAN IEEE 802.11(WiFi)、さらには長距離ワイヤレストランシーバで有効にされ得る。長距離ワイヤレスシステムの例には、Digital Enhanced Cordless Telecommunications(DECT)、Evolution-data Optimized(EVDO)、General Packet Radio Service(GPRS)、High Speed Packet Access(HSPA)、IEEE 802.20(iBurst)、Multichannel Multipoint Distribution Service(MMDS)、Muni WiFi、商用衛星、およびIEEE 802.16 Worldwide Interoperability for Microwave Access(WiMAX (WiBro))などがある。別の代替として、通信サブシステムは、検証情報および他の通信メッセージをデータ124としてシステムローカルメモリ114に記憶し、このデータ124は、ワイヤレス接続またはハードワイヤ接続を使用して定期的にダウンロードされ得る。システム100は、任意の特定のタイプの通信サブシステムに限定されるものではない。一態様では、通信サブシステム120は、提示のためにライン104を介してメディア投影サブシステム102に提供するメディアアップロードをサーバ118から受信する。
【0019】
ターゲティングサブシステム126は、対応する位置値を有する複数の潜在的なターゲット静止位置からメディア投影サブシステムターゲット静止位置を選択するために使用される。示されるように、ターゲティングサブシステムは、サーバメモリ116に記憶されたソフトウェアアプリケーションとして有効にされ、ターゲット位置を選択するためのプロセッサ実行可能ステップのシーケンスを含む。ターゲット位置は、メディア投影サブシステムまたはサーバから選択することができる。あるいは、ターゲティングサブシステムは、仮想的に示されるように、メディア投影サブシステムローカルメモリ114に記憶され得る。システム100の一態様では、代替的にターゲティングサブシステムのサブモジュールと見なされ得る報酬サブシステム128は、選択されたターゲット静止位置に応答して、エンティティに報酬を提供する。報酬を受け取るエンティティは、メディア投影サブシステムを管理するエンティティ、サーバを管理するエンティティ、メディア投影サブシステムがある敷地を所有するエンティティ、または上記のエンティティの組合せを含み得る。したがって、報酬サブシステム128は、通常、サーバメモリ116に記憶されたソフトウェアアプリケーションとして有効にされ、プロセッサ実行可能なステップのシーケンスを含む。あるいは、仮想的に示されるように、報酬サブシステムは、ローカルメモリ114に記憶され得る。
【0020】
別の態様では、システム100は、公的にアクセス可能なアクセスポイント(AP)130をさらに含む。AP130は、WiFiホットスポットなどのIEEE 802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、BluetoothアクセスポイントなどのIEEE 802.15ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)、またはアンテナ132に接続されたWLANとWPANの両方のアクセスポイントであってもよい。あるいは、あまり一般的ではないが、アクセスポイント130は、IEEE 802.15.4 Zigbee、WPAN IEEE 802.15 Li-Fi、またはワイヤレスUSBデバイスであってもよい。アクセスポイントとしてさらに可能性が低いのは、長距離ワイヤレスシステムである。WiFiまたはBluetoothアクセスポイントが通信サブシステム120の構成要素(例えば、サーバ118と通信する)である場合、アイテム130および120は、コロケートされ得る。本明細書で使用される「公的にアクセス可能な」APとは、パスワードまたは類似のセキュリティ対策なしに一般の人々がアクセスできるAP、またはパスワードが公的に配布されるAPである。公的にアクセス可能なAPの一例は、典型的なスターバックスコーヒーショップが提供するWiFiホットスポットサービスである。アクセスにパスワードが必要な場合、パスワードはモバイルプラットフォームにプリントされるか、メディア投影サブシステムによって表示されるか、メディア投影電話アプリケーションまたはウェブサイトを通じて利用可能になる。一態様では、通信ゲージ134は、通信サブシステム通信統計の測定値を提供するためにライン104上に出力を有する。図示されていない一態様では、通信ゲージの構成要素は、ローカルメモリまたはサーバメモリのいずれかに記憶されたソフトウェアアプリケーションとして少なくとも部分的に有効にされ得る。ハンディキャップサブシステム136は、通信統計に応答して、アクセスポイント130または通信サブシステム120に関連付けられた通信値を相殺するためのインターフェースを有する。通常、ハンディキャップサブシステム136は、ローカルメモリ114(仮想的に示される)またはサーバメモリ116のいずれかに記憶されたソフトウェアアプリケーションとして有効にされる。
【0021】
無線周波数(RF)通信の有効性を測定するための多くの方法が当技術分野で知られており、測定、通信統計を可能にするために使用することができる。いくつかの例には、ビット誤り率(BER)および信号強度の測定がある。通信ゲージの一部の構成要素は、ソフトウェアで有効にされ得る。報酬アプリケーション128は、通信統計によって相殺された通信値に応答して、エンティティに報酬を提供し得る。報酬は、ターゲット位置、有効性、提示時間および持続時間の値と組み合わせて計算される。
【0022】
AP130に関与する基本的なリンクは2つある。1つのリンクは、通信サブシステム120を介して、AP対応メディア投影サブシステム102と中央コントローラサーバ118との間にある。このリンク、したがって通信統計は、メディア投影サブシステムがある特定の位置に静止している限り、比較的一貫性を保つはずである。他方のリンクは、AP130と、スマートフォン、ラップトップ、およびパーソナル通信デバイスなどのユーザデバイス138との間である。これらの通信統計は、ユーザがAP130に短時間しか接続されていない可能性があり、ユーザが接続している間に位置を変えている可能性があるという点で、より変動しやすい。
【0023】
一態様では、アクセスポイント130および/または通信サブシステム120は、通過するエンティティ、またはアクセスポイントと関わるエンティティ、または通信サブシステム120を使用するエンティティからデータを収集するために使用できる。このデータは、その後の回復のためにローカルメモリ114に記憶するか、サーバ118に送信することができる。
【0024】
システム100は、メディア投影サブシステム102に近接する地理的位置の画像を記録するカメラ138を含み得る。カメラ画像はローカルメモリ114に記憶されてもよく、または通信サブシステム120が画像をサーバ118に送信してもよい。一態様では、カメラはターゲット位置の値を修正するためにも使用され得る。例えば、ある位置で記録された交通量が予想よりも多く、それに応じて目標値が調整されることがある。すなわち、より多くの歩行者または車両の交通量を記録する画像ほど値が高くなり得る。データは、メディアまたは位置の有効性を決定するのを助けるために使用され得る。代替的または追加的に、カメラ画像は、メディアプロジェクタサブシステムが有効になっていること、メディア投影サブシステム102が静止していること、またはメディア投影サブシステムが特定の位置に配置されていることを検証するために機能し得る。一態様では、画像の変化、したがって近接のトラフィックを記録するだけで、メディアプロジェクタサブシステムの有効性を証明する手段として使用することができる。カメラの代替として、またはカメラに加えて、システムは、近くの動きを感知するため、または近くの車両もしくは歩行者の交通量の密度を測定するための近接検出器サブシステムをさらに備えることができ、これらのデータは、通信サブシステムによって送信されるか、またはローカルメモリに記録される。
【0025】
上述したように、システム100は、通信サブシステム120から検証情報を受け入れるためのアンテナ140として表されるインターフェースを有し、検証情報を記憶するためのサーバメモリ116を有するサーバ118をさらに備え得る。サーバ118は、サーバおよびメディアを管理するエンティティ、および/またはメディアの提示の恩恵を受けるクライアントエンティティに関連付けられ得る。メディア投影サブシステムが、サーバに関連付けられているエンティティとは異なるエンティティによって管理されている場合、この異なるエンティティは、メディア投影サブシステムを選択的に有効にし、位置を選択するエンティティであり得る。
【0026】
システムは、投影されたメディアへの公衆の露出を測定するための参照指定子144によって表されるインターフェース、および露出測定値を提供するためのライン104上の出力を有する監視サブシステム142をさらに備え得る。監視サブシステム142は、カメラ、ソナー、LIDAR、光検出器測距サブシステム、およびそれらの組合せなどの構成要素を使用することによって有効にされ得る。通常、これらの構成要素は、メディア投影サブシステム102またはメディア投影サブシステムシャーシに取り付けられる。
【0027】
一形態では、監視サブシステム142は、図1Bに示されるように、実際のメディア投影サブシステムの視野角を測定する。点線は、人間の目またはカメラによって現実的に認識できるメディア画像によって制限される可能性のある可能な最大視野を表す。LEDまたはLCDディスプレイの場合、その技術固有の制限により、最大(側方)視野角が制限される。実線は、実際の視野角を表す。ここで、メディア投影サブシステム102に関連付けられた視野角の一部は、近隣の家によって遮られる。そうでない場合、上述したように、カメラ138は、交通量および/または歩行者の密度、あるいは時刻の観点から、観客を「測定」し得る。他の態様では、監視サブシステム142は、天候条件による露出の低下を測定することができ、この場合、監視サブシステムは雨量計を含み得る。その他の露出要因は、環境光、太陽の角度(ディスプレイが読みにくくなる)、または交通量を含み得る。例えば、メディア投影サブシステムのディスプレイを車が遮って交通が止まっている場合、それは露出の低下とみなされる可能性がある。さらに、交通があらかじめ定められた制限よりも速く通過する場合、それも露出の低下とみなされる可能性がある。天候および交通関連のデータは、外部監視システム、従来のインターネットウェブサイト、または従来の携帯電話アプリケーションから取得することもできる。
【0028】
ハンディキャップサブシステム136は、露出測定値に応答して計算された、メディア投影サブシステムの有効化に関連付けられたメディア値を相殺するために使用することもできる。言い換えれば、メディア投影サブシステム102によって提示される各タイプのメディアは、必ずしも同じ値を有する必要はない。例えば、広告の場合、一部のクライアントは、他のクライアントよりも、そのメディアの提示に対して、もっとお金を払ってもいいと思っている場合がある。したがって、支払額の差は名目上のメディア値の差を表す。メディア値が異なる公称値を有するかどうかにかかわらず、これらのメディア値は、提示の質に基づいて調整することができる。例えば、メディア値は、最大視野角を有する提示に基づいてもよく、監視サブシステム142が視野角の低下を測定した場合、メディア値を下方に調整することができる。広告メディアの場合、メディア値の相殺は、広告クライアントのコスト削減、および/またはメディアの提示に関連付けられたエンティティの報酬削減につながる可能性がある。
【0029】
一態様では、顔方向検出サブシステム146は、カメラ138から画像を受け入れるインターフェースを有しており、カメラ画像から顔を選択し、顔がメディア投影サブシステムに向けられている持続時間を測定することができる。この「フェイスタイム」測定は、メディア露出を測定するもうひとつの手段である。顔方向検出サブシステム146は、顔方向持続時間を測定するためのプロセッサ実行可能なステップを有する、サーバメモリ116に記憶されたソフトウェアアプリケーションとして有効にされ得る。メモリおよびプロセッサの制約により可能性は低いが、顔方向検出アプリケーションは、仮想的に示されるように、ローカルメモリ114に埋め込まれてもよい。
【0030】
顔認識システムは、当技術分野でよく知られるようになった。さらに、これらのシステムの変形例は、US2021/0034843に記載されているように、顔認識を最適化するために、カメラ位置を調整するために使用されてきた。人間の目が向いている方向である顔の向きの検出は、個人の識別を可能にする顔の特徴を認識するよりもはるかに単純なタスクである。
【0031】
上述のように、報酬サブシステム128は、露出測定値によって相殺されたメディア値に応答して、エンティティに報酬を提供し得る。本明細書で使用する場合、「エンティティ」は、識別コード、メディア投影サブシステム102、システム100、中央制御サーバ118、メディア投影サブシステムが配置されている土地の所有者、またはサーバクライアントの所有権またはそれとの関連性を主張できる、個人、企業、法人、または任意のタイプの社会組織もしくは事業単位であり得る。通常、報酬サブシステム128は、サーバ118がより大きい記憶容量および処理能力を有する可能性が高いので、サーバメモリ116にソフトウェアアプリケーションとして埋め込まれることになるが、代わりに、仮想的に示されるように、ローカルメモリ114に記憶されてもよい。
【0032】
当技術分野において理解されるように、メディア投影サブシステム102は、非一時的ローカルメモリ114内のソフトウェアアプリケーションと協働するプロセッサ148を備えることになる。本明細書に記載の非一時的メモリは、データおよび/または他のコンピュータ可読命令を記憶することができる任意のタイプまたは形態の不揮発性記憶装置または媒体であってもよい。メモリの例には、読み取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、または任意の他の適切なメモリデバイスがあるが、これらに限定されない。必須ではないが、特定の実施形態では、本明細書に記載のシステムは、揮発性メモリユニットと不揮発性記憶装置の両方を含み得る。メモリは、ネットワークデバイスにおける共有メモリおよび/または分散メモリとして実装され得る。
【0033】
多くのコンピュータシステムで一般的であるように、周辺インターフェースを含み得るプロセッサ148は、バスライン104に接続され、オペレーティングシステム(OS)150およびメモリ114内のソフトウェアアプリケーションから動作命令を引き出し、システム100の様々な構成要素間の通信を管理する。同様に、サーバ118は、プロセッサ152およびOS154の使用を通じて有効になる。理解しやすくするため、上記の機能は、個々の構成要素として説明されている。しかしながら、実際には、複数の機能が単一のデバイス、サブシステム、またはソフトウェアアプリケーションによって実行される可能性があることを理解されたい。
【0034】
図1Dに示されるように、システム100は、複数のポータブルメディア投影サブシステムをさらに備え得る。メディア投影サブシステム102aおよび102bが示されており、メディア投影サブシステム102aは、バルコニーから取り付けられ、メディア投影サブシステム102bは、窓から吊り下げられている。参照により本明細書に組み込まれる親出願第17/179,574号により詳細に説明されるように、メディア投影サブシステムの組合せが、コーディネートされたメディアの第1の部分がコーディネートされたメディアの第2の部分にリンクされている、コーディネートされたメディア統合ディスプレイを提供する。代替的に、または追加として、システムは、地上ベース(例えば、自動車)または水上ベース(例えば、ボート)モバイルプラットフォーム、または示されるように空中(例えば、ドローン)モバイルプラットフォーム156などのモバイルプラットフォームに取り付けられたメディア投影サブシステム102cをさらに備え得る。この例では、メディア投影サブシステム102aおよび102cも、コーディネートされたメディア統合ディスプレイを形成する。
【0035】
図2は、ポータブルアクセスポイントシステムを示す概略ブロック図である。システム200は、選択的に作動され得る公的にアクセス可能なアクセスポイント130を備える。AP130は、WLAN(例えば、WiFiホットスポット))、WPAN(例えば、Bluetooth)、またはWLANとWPANの両方のアクセスポイントであってもよい。AP130は、有効にされたことに応答して、有効化信号を提供するためのインターフェースをライン104上に有する。ロケーションデバイス120は、APの地理的位置をライン104に提供する。検証器112は、有効化信号、識別コード、地理的位置を受信し、AP112があらかじめ定められた最小持続時間の間、静止位置で有効にされたことに応答して、識別コード、有効化信号、地理的位置を含む検証情報を提供するためのインターフェースをライン104上に有する。通信サブシステム120は、検証情報を受信するためのライン104上のインターフェースと、検証情報を通信するためのアンテナ122に接続されたインターフェースとを有する。いくつかの態様では、通信サブシステム120は、中央制御サーバ118とのAP通信も送受信する。ターゲティングサブシステム126は、エンティティが複数の値で重み付けされたターゲット静止位置からターゲット静止位置を選択することを可能にする。報酬サブシステム128は、選択された静止位置に応答して、エンティティに報酬を提供し得る。示されるように、報酬サブシステム128およびターゲティングサブシステム126は、サーバメモリ116内のソフトウェアアプリケーションとして有効にされる。あるいは、図示しないが、ターゲティングサブシステムおよび報酬サブシステムは、ローカルメモリ114に記憶されてもよい。
【0036】
図3は、図1Aおよび図2に示されたサーバの概略ブロック図である。便宜上、サーバ118に関連付けられたすべての構成要素が単一の概略ブロックとして埋め込まれて示されているが、これらの構成要素は必ずしも単一のハードウェアユニットまたはサーバに埋め込まれているわけではなく、互いに通信しているわけでもないことを理解されたい。あるいは、ソフトウェアアプリケーションは、全体的なソフトウェアシステムの協働する構成要素であってもよい。また、サーバは、互いに通信するサーバのネットワークを表し得る。示されるように、サーバ118は、通信デバイス302を介してアンテナ140に接続され、検証情報を受信し、いくつかの態様では、AP通信および他の情報をシステム(100、図1A参照)と送受信する。ワイヤレスシステムとして示されているが、通信デバイスによって表されるリンクは、セルタワー基地局およびクラウド検索エンジン、あるいは任意の他の通信手段へのインターネットおよびEthernetのリンクを表し得、一般にポータルと呼ばれることもあることを理解されたい。
【0037】
顧客ポータルとも呼ばれるライン304上の第2のインターフェースは、いくつかの例を挙げると、ターゲット市場、配備時間、配備率、ポジションなどの顧客目標を受信する。また、ライン304上の顧客ポータルは、エンティティ(例えば、クライアントまたはサーバプロバイダ)から明示的な宛先および/またはメディア選択の指示も受信し得る。あるいは、宛先アプリケーション306がメモリ126に埋め込まれ、クライアントの目標に応答して、宛先指示を自動的に(人間が直接介入することなく)決定するためのプロセッサ命令を含む。一態様では、宛先アプリケーションは、第2のエンティティによって以前に提供された複数の手動指示をサンプリングすることによって訓練され、モデルから宛先を推測する機械学習(ML)モデルである。宛先指示は、ターゲティング126および報酬アプリケーション128に対応することもある。クライアントの目標およびターゲティングは、位置、地域の人口統計、交通量、人口密度、配備の長さ、およびそれらの組合せなどの要因に対応し得る。オペレーティングシステム154は、プロセッサ152と協働して、メモリ116内のソフトウェアアプリケーションを有効にし、通信デバイス302との間で情報を処理する。
【0038】
図1A図2、および図3を考慮すると、アクセスポイント130および通信サブシステム120は、一種のデータマッピングをサポートするために使用することができる。アクセスポイントは、スマートフォン、パーソナルデバイス、または一般に任意のタイプのコンピューティングデバイスを含むユーザデバイス138から公的にアクセス可能である。通常、ユーザデバイス138は、WiFiおよびBluetooth通信が可能である。多くのユーザにとって典型的なケースであるように、有効にしたままにしておくと、通信データリンクが確立されていない場合でも、ユーザデバイスは近くのアクセスポイントと対話することができる。本明細書で使用する場合、データマッピングという用語は、ユーザデバイス138からのデータ収集を含む。一態様では、インターネットブラウザ、電子メール、インターネット、またはソーシャルメディアサービスの提供など、アクセスポイントが提供するサービスに応答して、ユーザがデータ収集に明示的に同意することで、ユーザデータ情報(アドレスなど)が自発的に収集される。例えば、アクセスポイント130が、ユーザデバイス(例えば、スマートフォン)からのユニフォームリソースロケータ(URL)アドレス要求を受け入れるWiFiホットスポットである場合、URLアドレス要求は、サーバ118に埋め込まれたドメインネームシステム(DNS)サービス308に送信され得る。DNSサービス308は、必要に応じて、ライン308上のインターネットインターフェースを介してアドレス検索を行う。同様に、顧客ポータルは、ライン310上のインターネットインターフェースを使用して有効にされ得る。それ以外の場合、合法である場合、ユーザの明示的な同意なしに情報が収集される。エンティティへの報酬は、収集されたWiFiホットスポットまたはアクセスポイントのデータを介したトラフィック量に基づき得る。いくつかの態様では、カメラ画像は、顔認識ソフトウェアアプリケーション312(例えば、DeepFace)と連携して、データ追跡に使用される。
【0039】
図4は、様々な静止位置の重み付けされた値と相互参照された地理的領域の平面図である。示されるように、メインストリート沿いの地域は、最高評価である1の値を有する。ブロードウェイ沿いの地域は2の値を有する。オーク沿いの地域は3の値を有する。メインストリートに近いエルム沿いの地域は3の値を有し、シンクレアストリートの近くでは4の値に減少し、シンクレアストリート沿いの地域は5の値を有する。
【0040】
上述したシステムは、広告主または営利団体が性能に基づいてサービスの対価を支払うモデルでの使用に適合させることができる。例えば、広告(サーバ)クライアントは、ターゲット市場および配備時間/レートを規定したシステムプロバイダと契約することがある。システムプロバイダ(仲介組織)は、場所、人口統計、交通量、人口密度、および他の変数に基づいて、広告主のターゲット市場を満たす、またはそれを超えるジオフェンスロケーションを決定する。プラットフォームの配備時間、場所、品質コード、およびユーザ情報はサーバによって記録される。システムプロバイダアルゴリズムは、配備の長さ、契約レート、メンテナンス費用の償還、ロケーション品質コードに基づいてプラットフォームの性能を決定する。
【0041】
上述したシステムは、ポータブル看板またはアクセスポイントを選択的に配備することができるターゲット位置システムをサポートする。ディスプレイおよび/またはアクセスポイントの配備と連携して、組織または関連するユーザは、好ましい場所に誘導される。例えば、交通量の多い都市部の大通り沿いに標識を配備することは、郊外の脇道に配備するよりも値が高い可能性がある。目標値を算出するために使用され得る他の要因は、時刻および配備の長さを含み得る。したがって、システムのいくつかの重要な特徴は、ディスプレイおよび/またはアクセスポイントが実際に配備されていること、および配備された後にシステムの位置を決定することである。
【0042】
図5は、ポータブル看板の方法を示すフローチャートである。方法は、わかりやすくするために一連の番号が付けられたステップとして示されているが、番号の付け方は必ずしもステップの順序を指示するものではない。これらのステップの一部は、スキップされてもよく、並行して実行されてもよく、または厳密な順序を維持する必要なしに実行されてもよいことを理解されたい。方法ステップは上記のシステムの説明によってサポートされており、一般に、方法は示されたステップの番号に従う。この方法は、ステップ500で開始する。
【0043】
ステップ502は、静的に取り付けることができるポータブルメディア投影サブシステムを提供する。通常、識別子は、メディア投影サブシステムおよび/または第1のエンティティに関連付けられている。ステップ504において、エンティティは、複数の値で重み付けされたターゲット静止位置からターゲット静止位置を選択する。一態様では、看板を管理する、または看板を取り付けるエンティティが位置を選択する。ステップ506において、ポータブルメディア投影サブシステムが選択された静止位置に取り付けられる。メディア投影サブシステムを取り付けた後、ステップ508は、メディア投影サブシステムを選択的に有効にする。一態様では、ステップ507は、サーバからメディアアップロードを受信し、ステップ508において、メディア投影サブシステムがメディアアップロードを投影する。
【0044】
ステップ510は、メディア投影サブシステムの地理的位置を決定する。ステップ512は、メディア投影システムの有効化、識別子(提供されている場合)、地理的位置、およびあらかじめ定められた最小持続時間の間の静止位置の維持を検証する。ステップ514は、検証情報をサーバへの送信によって、またはその後のダウンロードのためにローカルメモリに記憶することによって通信する。一態様では、ステップ516において、サーバは、通信された検証情報を受け入れ、ステップ518において、検証情報をサーバの非一時的メモリに記憶する。別の態様では、サーバは、サーバプロバイダまたはサーバクライアントなどの第2のエンティティに関連付けられ、ステップ508において、看板に関連付けられた第1のエンティティが、メディア投影サブシステムを選択的に有効にする。いくつかの態様では、第1または第2のエンティティのいずれかがターゲット静止位置を選択し、第1または第2のエンティティのいずれかがメディア投影サブシステムを有効にし得る。任意選択で、ステップ520は、選択されたターゲット静止位置の値に対応する報酬を提供する。
【0045】
一変形例では、ステップ502は、WLAN、WPAN、およびWLANとWPANの両方のアクセスポイントであり得る、公的にアクセス可能なアクセスポイントを提供する。その場合、ステップ509は、通信サブシステムの通信統計を測定し得、ステップ520は、通信統計に応答して、アクセスポイントに関連付けられた通信値をオフセットし得る。別の変形例では、ステップ511aは、メディア投影サブシステムに近接する地理的位置の写真画像を記録する。代替的に、または追加として、ステップ511bは、投影されたメディアへの公衆の露出を測定し、露出測定値を提供し得、ステップ520は、露出測定値に応答して計算された、メディア投影サブシステムの有効化に関連付けられたメディア値を相殺し得る。一変形例では、公衆の露出を測定することは、ステップ511aにおいて、メディア投影サブシステムに近接する地理的位置の写真画像を記録することを含み、ステップ511b1は、写真画像から顔を選択し、顔がメディア投影サブシステムに向けられる持続時間を測定する。
【0046】
一態様では、ステップ502は、複数のポータブルメディア投影サブシステムを提供し、ステップ508においてメディア投影サブシステムを有効にすることは、コーディネートされたメディアの第1の部分がコーディネートされたメディアの第2の部分にリンクされている、コーディネートされたメディア統合ディスプレイを提供するメディア投影サブシステムの組合せを含む。一変形例では、メディア投影サブシステムのうちの少なくとも1つは、地上ベース、水上ベース、または空中のモバイルプラットフォームに取り付けられる。
【0047】
図6は、ポータブルアクセスポイントを提供するための方法を示すフローチャートである。この方法は、ステップ600で開始する。ステップ602は、WLAN、WPAN、またはWLANとWPANの両方のアクセスポイントであり得る、第1のエンティティに関連付けられた公的にアクセス可能なアクセスポイント(AP)を提供する。ステップ604において、エンティティは、複数の値で重み付けされたターゲット静止位置からターゲット静止位置を選択する。ステップ606は、APが有効にされたことに応答して、有効化信号を提供する。ステップ608は、APの地理的位置を提供する。ステップ610は、APがあらかじめ定められた最小持続時間の間、静止位置で有効にされたことに応答して、APまたは第1のエンティティ(提供された場合)に関連付けられた識別コード、有効化信号、および地理的位置を含む検証情報を提供する。ステップ612は、情報をサーバに送信するか、またはその続のダウンロードのためにローカルメモリに情報を記憶することによって、検証情報を通信する。一態様では、ステップ614は、選択された静止位置の値に対応する報酬を提供する。第1のエンティティがAPに関連付けられ得、またはサーバプロバイダもしくはサーバクライアントに関連付けられた第2のエンティティが、ターゲット位置を選択する可能性があり、いずれかのエンティティまたは両方が、報酬の対象となり得る。
【0048】
図7は、建物の壁に取り付けられたポータブル看板メディア投影サブシステム、および建物の前庭に設置された別のサブシステムを示す図である。壁に取り付けられたメディア投影サブシステム102aは、建物の電源コンセントに差し込まれたACコード介して給電され、芝生に設置されたメディア投影サブシステム102bは、内蔵バッテリーで給電される。
【0049】
図8は、イメージングプロジェクタとして有効にされたポータブル看板メディア投影サブシステムを示す図である。メディア投影サブシステム102aのイメージングプロジェクタ806は、建物の外面にウォールスケープ800を作成し、外部バッテリパック802によって給電される。イメージングプロジェクタ(図示せず)がウィンドウ804をバックライトして画像を作成する。
【0050】
図9は、建物の屋上でホログラフィック画像として有効にされたポータブル看板メディア投影サブシステムを示す図である。
【0051】
図10は、歩道のサンドイッチボード上にLCD、LED、EL、または静止画像スクリーンとして有効にされたポータブル看板メディア投影サブシステムを示す図である。メディア投影サブシステムは、スタンド1000によってサポートされている。
【0052】
図11は、イメージングプロジェクタとして有効にされたポータブル看板メディア投影サブシステムを示す図である。この場合、メディア投影サブシステム102は、建物のバルコニーから取り付けられ、イメージングプロジェクタコンポーネント1100は、建物の側面にウォールスケープ画像1102を作成する。
【0053】
図12は、「鳥の巣」ドローン充電ステーションを示す図である。充電ステーション1200aは、看板1202の上にあり、充電ステーション1200bは、建物の屋上1204にある。示されるように、ドローン1206aのメディア投影サブシステムは、充電中は有効にされない。示される設計に応じて、ドローンの一種(1206b)は、充電ステーションに止まっている間にメディアを投影することができ、したがって、充電されているかどうかに関係なく、ポータブル看板として機能する。言い換えれば、充電ステーションは、ポータブル看板の静止位置として機能する可能性がある。
【0054】
ポータブル看板およびポータブルアクセスポイントのためのシステムおよび方法が提供されている。本発明を説明するために、特定のメッセージ構造、概略的なブロック連結、およびハードウェアユニットの例を提示した。しかしながら、本発明はこれらの例のみに限定されるものではない。当業者であれば、本発明の他の変形および実施形態を思いつくであろう。
図1A
図1B
図1C
図1D
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【国際調査報告】