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特表2024-517853クエリー結果表示方法、装置、媒体及び電子機器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-04-23
(54)【発明の名称】クエリー結果表示方法、装置、媒体及び電子機器
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/9032 20190101AFI20240416BHJP
【FI】
G06F16/9032
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023568193
(86)(22)【出願日】2022-07-06
(85)【翻訳文提出日】2023-11-06
(86)【国際出願番号】 CN2022104090
(87)【国際公開番号】W WO2023024716
(87)【国際公開日】2023-03-02
(31)【優先権主張番号】202110991160.7
(32)【優先日】2021-08-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ポン,ロイチー
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175HA01
5B175HA05
(57)【要約】
本開示は、クエリー結果表示方法、装置、媒体及び電子機器に関し、前記方法は、クエリー内容を受信することと、前記クエリー内容と、前記クエリー内容に基づいて得られたクエリー結果との間のマッチング度を表すための、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定することと、前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することと、前記表示順序に基づいて前記推薦ワード集合を前記クエリー結果に追加して、ターゲットクエリー結果を得ることと、前記ターゲットクエリー結果を端末に送信して、前記端末がクエリー結果インタフェースにおける前記表示順序に対応する表示位置に前記推薦ワード集合を提示することとを含む。それによって、クエリー内容に基づいて、推薦ワード集合のクエリー結果における表示順序を動的に決定し、当該推薦ワード集合の表示位置がユーザのクエリー需要及び派生クエリー需要を満たすことができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
クエリー内容を受信することと、
前記クエリー内容と、前記クエリー内容に基づいて得られたクエリー結果との間のマッチング度を表すための、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定することと、
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することと、
前記表示順序に基づいて前記推薦ワード集合を前記クエリー結果に追加して、ターゲットクエリー結果を得ることと、
前記ターゲットクエリー結果を端末に送信して、前記端末がクエリー結果インタフェースにおける前記表示順序に対応する表示位置に前記推薦ワード集合を提示することと、を含む、ことを特徴とするクエリー結果表示方法。
【請求項2】
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することは、
前記端末のクエリー結果インタフェースに表示可能なターゲットクエリー結果のターゲット数を決定することと、
前記クエリー結果品質情報の品質規格情報と前記クエリー結果品質情報との差分値、及び前記ターゲット数に基づいて、前記表示順序を決定することであって、前記クエリー結果品質情報の値は、ゼロ以上であり、前記クエリー結果品質情報の値は、前記品質規格情報以下であることと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することは、
前記推薦ワード集合の表示順序のターゲット範囲を取得することと、
前記決定された表示順序が前記ターゲット範囲を超える場合に、前記ターゲット範囲に基づいて前記表示順序を校正して校正順序を得て、前記表示順序を前記校正順序に更新することと、をさらに含む、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記クエリー内容に複数のクエリーキーワードが含まれ、
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することは、
各前記クエリーキーワードに対して、当該クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて、当該クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序を決定することと、
各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に基づいて、前記クエリー内容に対応する表示順序を決定することとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記複数のクエリーキーワードの間は、OR関係であり、
各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に基づいて、前記クエリー内容に対応する表示順序を決定することは、
前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序が異なる場合に、前記各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序をいずれも前記クエリー内容に対応する表示順序として決定し、当該推薦ワード表示順序に対応するクエリーキーワードに基づいて、当該推薦ワード表示順序に対応する推薦ワード集合における推薦ワードを決定し、前記推薦ワードを前記ターゲットクエリー結果に追加することと、
複数の前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序が同じである場合に、当該推薦ワード表示順序を当該複数の前記キーワードの表示順序として決定し、当該推薦ワード表示順序に対応するクエリーキーワードの総数、及び前記推薦ワード集合における表示可能な推薦ワードの表示数に基づいて、当該推薦ワード集合における当該複数のクエリーキーワードのそれぞれに対応する推薦ワードの数を決定して、当該複数のクエリーキーワードのそれぞれに対応する数の推薦ワードを取得して前記ターゲットクエリー結果に追加することとを含む、ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に基づいて、前記クエリー内容に対応する表示順序を決定することは、
各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に対して平均丸め込みを行ったうえに得られた順序を前記クエリー内容に対応する表示順序として決定することを含む、ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報は、前記クエリー内容に含まれるクエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報は、
前記クエリーキーワードに対応する複数の履歴クエリー記録を取得することと、
前記複数の履歴クエリー記録を予処理し、各前記履歴クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を得ることであって、前記クエリー結果確認情報は、ユーザが前記クエリーキーワードに基づいてクエリーを完了する過程において実行する操作を特徴付けるために用いられ、前記操作は、確認操作と、ページめくり操作と、キーワード修正操作と、閲覧操作とのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記複数の履歴クエリー記録に対応する前記クエリー結果確認情報と決定木モデルに基づいて、前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報を決定することにより、予め決定されるものであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記決定木モデルは、
訓練サンプルセットを取得することであって、前記訓練サンプルセットにおける各訓練サンプルは、前記訓練サンプルに対応する訓練クエリー記録及び前記訓練クエリー記録に対応するマーキングクエリー結果品質情報を含むことと、
前記訓練クエリー記録を予処理し、各前記訓練クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を得ることと、
前記訓練クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を入力として、前記訓練クエリー記録に対応するマーキングクエリー結果品質情報をターゲット出力としてモデル訓練を行い、前記決定木モデルを得ることとによって、訓練されて得られるものであることを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
各前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報は、品質情報セットにより記憶され、前記方法は、
更新するための複数のターゲットクエリー記録を取得することと、
前記複数のターゲットクエリー記録を予処理し、各前記ターゲットクエリー記録におけるターゲットキーワードと前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果確認情報とを得ることであって、前記ターゲットキーワードは、前記ターゲットクエリー記録に対応するクエリー内容における一番目のキーワードであることと、
前記決定木モデルと、同一のターゲットキーワードに対応するクエリー結果確認情報とに基づいて、前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果品質情報を決定することと、
前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて、前記品質情報セットを更新することと、をさらに含む、ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項10】
受信されたクエリー内容をサーバに送信することと、
前記サーバにより送信されたターゲットクエリー結果を受信したことに応答して、前記ターゲットクエリー結果により指示される推薦ワード集合に対応する表示順序に基づいて、前記推薦ワード集合に対応する表示位置を決定することであって、前記ターゲットクエリー結果は、前記推薦ワード集合と前記表示順序、及び前記クエリー内容に基づいて得られるクエリー結果を含み、前記表示順序は、前記サーバにより前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリー結果品質情報は、前記クエリー内容と前記クエリー結果との間のマッチング度を表すために用いられることと、
クエリー結果インタフェースにおける前記表示位置に、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合を提示することと、を含む、ことを特徴とするクエリー結果表示方法。
【請求項11】
クエリー内容を受信するための受信モジュールと、
前記クエリー内容と、前記クエリー内容に基づいて得られたクエリー結果との間のマッチング度を表すための、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定するための第一決定モジュールと、
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定するための第二決定モジュールと、
前記表示順序に基づいて前記推薦ワード集合を前記クエリー結果に追加して、ターゲットクエリー結果を得るための処理モジュールと、
前記ターゲットクエリー結果を端末に送信して、前記端末がクエリー結果インタフェースにおける前記表示順序に対応する表示位置に前記推薦ワード集合を提示するための第一送信モジュールと、を含む、ことを特徴とするクエリー結果表示装置。
【請求項12】
受信されたクエリー内容をサーバに送信するための第二送信モジュールと、
前記サーバにより送信されたターゲットクエリー結果を受信したことに応答して、前記ターゲットクエリー結果により指示される推薦ワード集合に対応する表示順序に基づいて、前記推薦ワード集合に対応する表示位置を決定するための第四決定モジュールであって、前記ターゲットクエリー結果は、前記推薦ワード集合と前記表示順序、及び前記クエリー内容に基づいて得られるクエリー結果を含み、前記表示順序は、前記サーバにより前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリー結果品質情報は、前記クエリー内容と前記クエリー結果との間のマッチング度を表すために用いられる第四決定モジュールと、
クエリー結果インタフェースにおける前記表示位置に、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合を提示するための提示モジュールと、を含む、ことを特徴とするクエリー結果表示装置。
【請求項13】
コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読媒体であって、このプログラムが処理装置により実行されると、請求項1から10のうちのいずれか一つに記載の方法のステップを実現する、ことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【請求項14】
コンピュータプログラムが記憶される記憶装置と、
前記記憶装置における前記コンピュータプログラムを実行して、請求項1から10のうちのいずれか一つに記載の方法のステップを実現するための処理装置と、を含む、ことを特徴とする電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は、出願番号が202110991160.7であり、出願日が2021年08月26日であり、名称が「クエリー結果表示方法、装置、媒体及び電子機器」と称される中国特許出願に基づいて提出され、この中国特許出願の優先権を主張し、この中国特許出願のすべての内容は、ここで参考として引用で本出願に取り込まれる。
【0002】
[技術分野]
本開示は、コンピュータ技術分野に関し、具体的には、クエリー結果表示方法、装置、媒体及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
ユーザがキーワードに基づいて内容サーチを行う時、表示されたクエリー結果がユーザの需要を直接に満たすことができない場合があり、その際には、ユーザがキーワードを書き換えることでクエリーを継続することができる。この場合に、ユーザが書き換える時でも適切な書き換え方式を決定できないため、クエリー効率が不足してしまう。
【0004】
関連技術において、一般的にはクエリー結果においてユーザに推薦クエリーワードを表示する方式でユーザのクエリー条件を拡張するが、上記過程においてこの推薦クエリーワードの表示位置は、一般的には固定され、この推薦ワードの表示が前にあることになりすぎると、このユーザによる必要なクエリー結果に対する取得に影響を与え、このクエリー推薦ワードの表示が後ろにあることになりすぎると、ユーザが必要なクエリー結果を見つける時、一般的には今回のクエリーを終了させ、ユーザが推薦ワードに基づいて拡張クエリーを行うことが困難であり、ユーザの派生クエリー需要を満たすことが困難であり、クエリーの効率を低減させる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明の概要部分は、後述する具体的な実施の形態部分に詳細に説明されるアイデアを簡潔な形式で紹介するために提供される。この発明の概要の部分は、保護を必要とする技術案の重要な特徴又は必要な特徴を識別することを目的とせず、また、保護を必要とする技術案の範囲を制限することを目的としない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一態様によれば、本開示は、クエリー結果表示方法を提供し、前記方法は、
クエリー内容を受信することと、
前記クエリー内容と、前記クエリー内容に基づいて得られたクエリー結果との間のマッチング度を表すための、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定することと、
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することと、
前記表示順序に基づいて前記推薦ワード集合を前記クエリー結果に追加して、ターゲットクエリー結果を得ることと、
前記ターゲットクエリー結果を端末に送信して、前記端末がクエリー結果インタフェースにおける前記表示順序に対応する表示位置に前記推薦ワード集合を提示(display、present)することとを含む。
【0007】
第二態様によれば、本開示は、クエリー内容結果方法を提供し、前記方法は、
受信されたクエリー内容をサーバに送信することと、
前記サーバにより送信されたターゲットクエリー結果を受信したことに応答して、前記ターゲットクエリー結果により指示される推薦ワード集合に対応する表示順序に基づいて、前記推薦ワード集合に対応する表示位置を決定することであって、前記ターゲットクエリー結果は、前記推薦ワード集合と前記表示順序、及び前記クエリー内容に基づいて得られるクエリー結果を含み、前記表示順序は、前記サーバにより前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリー結果品質情報は、前記クエリー内容と前記クエリー結果との間のマッチング度を表すために用いられることと、
クエリー結果インタフェースにおける前記表示位置に、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合を提示することとを含む。
【0008】
第三態様によれば、本開示は、クエリー結果表示装置を提供し、前記装置は、
クエリー内容を受信するための受信モジュールと、
前記クエリー内容と、前記クエリー内容に基づいて得られたクエリー結果との間のマッチング度を表すための、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定するための第一決定モジュールと、
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定するための第二決定モジュールと、
前記表示順序に基づいて前記推薦ワード集合を前記クエリー結果に追加して、ターゲットクエリー結果を得るための処理モジュールと、
前記ターゲットクエリー結果を端末に送信して、前記端末がクエリー結果インタフェースにおける前記表示順序に対応する表示位置に前記推薦ワード集合を提示するための第一送信モジュールとを含む。
【0009】
第四態様によれば、本開示は、クエリー内容結果装置を提供し、前記装置は、
受信されたクエリー内容をサーバに送信するための第二送信モジュールと、
前記サーバにより送信されたターゲットクエリー結果を受信したことに応答して、前記ターゲットクエリー結果により指示される推薦ワード集合に対応する表示順序に基づいて、前記推薦ワード集合に対応する表示位置を決定するための第四決定モジュールであって、前記ターゲットクエリー結果は、前記推薦ワード集合と前記表示順序、及び前記クエリー内容に基づいて得られるクエリー結果を含み、前記表示順序は、前記サーバにより前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリー結果品質情報は、前記クエリー内容と前記クエリー結果との間のマッチング度を表すために用いられる第四決定モジュールと、
クエリー結果インタフェースにおける前記表示位置に、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合を提示するための提示モジュールとを含む。
【0010】
第五態様は、コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読媒体を提供し、このプログラムが処理装置により実行されると、第一態様又は第二態様に記載の方法のステップを実現する。
【0011】
第六態様は、電子機器を提供し、この電子機器は、
コンピュータプログラムが記憶される記憶装置と、
前記記憶装置における前記コンピュータプログラムを実行して、第一態様又は第二態様に記載の方法のステップを実現するための処理装置とを含む。
【発明の効果】
【0012】
上記技術案において、クエリー内容を受信し、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定し、さらに前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー内容に対応するクエリー結果における表示順序を決定して、前記表示順序に基づいて前記推薦ワード集合を前記クエリー結果に追加して、ターゲットクエリー結果を得て、それによって前記ターゲットクエリー結果を端末に送信して、前記端末がクエリー結果インタフェースにおける表示順序に対応する表示位置に前記推薦ワード集合を提示することができる。上記技術案により、クエリー内容に基づいて、推薦ワード集合のクエリー結果における表示順序を動的に決定し、当該推薦ワード集合に含まれる推薦ワードの表示順序がユーザのクエリー需要を満たすようにすることができ、推薦ワードの表示が前にあることになりすぎてユーザがクエリー結果をクエリーして見ることに対する影響を回避し、ユーザが必要な内容をより速くクエリーできることを保証することができ、また、推薦ワードによりユーザが新たなクエリー行為を開始するようにガイドし、ユーザの派生クエリー需要を満たし、ユーザが使用しやすく、ユーザクエリー効率を向上させるとともに、ユーザ使用体験を高める。
【0013】
本開示の他の特徴と利点は、その後の具体的な実施の形態部分において詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図面を結び付けながら以下の発明を実施するための形態を参照し、本開示の各実施例の上記と他の特徴、利点及び態様は、より明らかになる。図面全体において、同じ又は類似する符号は、同じ又は類似する要素を表す。理解すべきこととして、図面は、概略的であり、部材と要素は必ずしも比例して描かれていない。図面において、
図1】本開示の一つの実施の形態によるクエリー結果表示方法のフローチャートである。
図2A】一つの実施例におけるクエリー結果インタフェースの概略図である。
図2B】一つの実施例におけるクエリー結果インタフェースの概略図である。
図3】一つの実施例におけるクエリー結果インタフェースの概略図である。
図4】一つの実施例におけるクエリー結果インタフェースの概略図である。
図5】本開示の一つの実施の形態によるクエリー結果表示装置のブロック図である。
図6】本開示の実施例を実現するのに適する電子機器の構造概略図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下は、図面を参照して本開示の実施例をより詳細に記述する。図面において本開示のいくつかの実施例が示されるが、理解すべきこととして、本開示は様々な形態で実現でき、そしてここで述べられた実施例に限定されると解釈すべきではなく、むしろこれらの実施例は、本開示をより深く且つ完全に理解するために提供される。理解すべきこととして、本開示の図面及び実施例は、例示的な作用のためだけに使用され、本開示の保護範囲を制限するためのものではない。
【0016】
理解すべきこととして、本開示の方法の実施の形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、及び/又は並列に実行されてもよい。なお、方法の実施の形態は、追加するステップを含んでもよい及び/又は図示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点において制限されない。
【0017】
本明細書で使用される用語の「含む」及びその変形は、「含むが、限定されない」という開放的な包含である。用語の「に基づく」は「少なくとも部分的に基づく」である。用語の「一つの実施例」は、「少なくとも一つの実施例」を表し、用語の「別の実施例」は、「少なくとも一つの別の実施例」を表し、用語の「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連定義は、以下の記述において与えられる。
【0018】
注意すべきこととして、本開示において言及されている「第一」、「第二」などの概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためだけに使用され、これらの装置、モジュール又はユニットが実行する機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではない。
【0019】
注意すべきこととして、本開示において言及されている「一つ」、「複数」の修飾は限定ではなく概略的であり、当業者であれば理解すべきこととして、文脈で特に明示的に指摘されない限り、「一つ又は複数」と理解すべきである。
【0020】
本開示の実施の形態における複数の装置の間でインタラクションされるメッセージ又は情報の名称は、説明する目的のためにのみ使用され、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限するためのものではない。
【0021】
図1に示すように、本開示の一つの実施の形態によるクエリー結果表示方法のフローチャートであり、図1に示すように、前記方法は、以下のことを含んでもよい。
【0022】
ステップ11において、クエリー内容を受信し、ここで、当該クエリー内容は、ユーザにより入力されたクエリー条件であってもよく、このキーワードに基づいて内容サーチを行うように、当該クエリー内容に一つ又は複数のキーワードが含まれてもよい。
【0023】
ステップ12において、クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定し、前記クエリー結果品質情報は、前記クエリー内容と、前記クエリー内容に基づいて得られたクエリー結果との間のマッチング度を表すために用いられ、このマッチング度越が高いほど、ユーザのクエリー内容に対応するクエリー結果に対する満足度レベルが高くなり、即ちユーザに必要なクエリー結果のクエリー結果インタフェースにおける表示順序が前にあることになる。
【0024】
例示的に、品質情報セットにおいて当該クエリー内容におけるキーワードでクエリーしてもよく、対応するクエリー結果品質情報をクエリーした場合に、クエリーした結果に基づいて、当該クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定することができる。ここで、ユーザ許可を得た場合に、ユーザ許可のデータに基づいて予め抽出して、品質情報セットにおけるキーワードとクエリー結果品質情報との対応関係を得ることができる。
【0025】
ステップ13において、クエリー結果品質情報に基づいて、クエリー内容に対応する推薦ワード集合のクエリー結果における表示順序を決定する。ここで、推薦ワード集合に複数の推薦ワードが含まれてもよく、この推薦ワードは、クエリー内容に基づいて決定されるものである。
【0026】
このクエリー結果品質情報はマッチング度がより高いことを表す時、ユーザのこのクエリー結果に対する満足度レベルが比較的高く、即ちクエリー結果のうちより前にある記録がユーザのクエリー需要を満たすことができることを特徴付け、この時、当該推薦ワード集合をより前にある位置に表示して、ユーザのクエリー需要を満たすとともに、ユーザに拡張クエリーを提供することができる。
【0027】
ステップ14において、表示順序に基づいて推薦ワード集合をクエリー結果に追加して、ターゲットクエリー結果を得る。
【0028】
ステップ15において、ターゲットクエリー結果を端末に送信して、端末は、クエリー結果インタフェースにおける表示順序に対応する表示位置に推薦ワード集合を提示する。
【0029】
例示的に、クエリー結果インタフェースに6つのクエリー結果を表示してもよく、当該クエリー内容に基づいて決定されたクエリー結果は、図2Aに示すように、順にA1、A2、A3、A4、A5、A6である。例として、決定した表示順序が4であると、クエリー結果インタフェースにおける4番目に推薦ワード集合に含まれる推薦ワードを表示し、即ち当該推薦ワード集合Cを表示順序に従ってこのクエリー結果に追加してもよく、この時、得たターゲットクエリー結果における表示キュー表示順序は、図2Bに示すように、A1、A2、A3、C、A4、A5となる。
【0030】
それによって、上記技術案において、クエリー内容を受信し、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定し、さらに前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー内容に対応するクエリー結果における表示順序を決定して、前記表示順序に基づいて前記推薦ワード集合を前記クエリー結果に追加して、ターゲットクエリー結果を得て、それによって前記ターゲットクエリー結果を端末に送信して、前記端末がクエリー結果インタフェースにおける表示順序に対応する表示位置に前記推薦ワード集合を提示することができる。上記技術案により、クエリー内容に基づいて、推薦ワード集合のクエリー結果における表示順序を動的に決定し、当該推薦ワード集合に含まれる推薦ワードの表示順序がユーザのクエリー需要を満たすようにすることができ、推薦ワードの表示が前にあることになりすぎてユーザがクエリー結果をクエリーして見ることに対する影響を回避し、ユーザが必要な内容をより速くクエリーできることを保証することができ、また、推薦ワードによりユーザが新たなクエリー行為を発するようにガイドし、ユーザの派生クエリー需要を満たし、ユーザが使用しやすく、ユーザクエリー効率を向上させるとともに、ユーザ使用体験を高める。
【0031】
一つの可能な実施例では、ステップ13においてクエリー結果品質情報に基づいて、クエリー内容に対応する推薦ワード集合のクエリー結果における表示順序を決定する例示的な実現方式は、以下のとおりである。このステップは、前記端末のクエリー結果インタフェースに表示可能なターゲットクエリー結果のターゲット数を決定することを含んでもよい。
【0032】
ここで、このターゲット数は、対応する端末の表示情報を取得することでその一つの表示インタフェースに表示可能なクエリー結果の数、即ちスライド又はスクロール表示がない場合に、一つのスクリーンに表示可能なクエリー結果の数を決定してもよい。例えば、端末の表示解像度及びクエリー結果のサイズ情報に基づいて決定してもよく、例示的に、この端末が携帯電話端末である場合、それにより決定されたターゲット数は、6であってもよく、又は予めこのターゲット数をこの端末の表示情報に設定してもよく、それによって直接に得ることができる。
【0033】
その後、前記クエリー結果品質情報の品質規格情報と前記クエリー結果品質情報との差分値、及び前記ターゲット数に基づいて、前記表示順序を決定し、前記クエリー結果品質情報の値はゼロ以上であり、前記クエリー結果品質情報の値は、前記品質規格情報以下である。
【0034】
例として、前記クエリー結果品質情報の品質規格情報と前記クエリー結果品質情報との差分値を正規化したうえに得られた数値と、前記ターゲット数との積を決定し初期表示順序としててもよく、式は、以下のとおりである。
【0035】
H =f(D-A)*N、
ここで、前記Hは、前記初期表示順序を表すために用いられ、
前記Dは、前記クエリー結果品質情報の品質規格情報を表すために用いられ、例示的に、この品質規格情報は、1であってもよく、
前記Aは、前記クエリー結果品質情報を表すために用いられ、前記クエリー結果品質情報の値範囲は、[0,D]であり、
前記Nは、前記ターゲット数を表すために用いられ、
f(x)は、xを正規化することを表すために用いられ、例示的に、前記クエリー結果品質情報の品質規格情報と前記クエリー結果品質情報との差分値をこのクエリー結果品質情報の品質規格情報で割って正規化を行ってもよい。この品質規格情報が1である場合、正規化操作を行わなくてもよい。
【0036】
その後、初期表示順序が整数ではない場合に、初期表示順序に対して丸め込み操作を行い、表示順序を得る。
【0037】
初期表示順序が整数である場合に、直接にこの初期表示順序をこの表示順序としてもよい。
【0038】
ここで、この丸め込み方式は、切り上げ又は切り下げを採用してもよく、それは、実際の使用シナリオに応じて設定され、本開示は、これを限定しない。
【0039】
例として、ユーザにより入力されたクエリー内容が「劉徳華」で、決定した当該クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報が0.7で、クエリー結果品質情報の品質規格情報が1で、クエリー結果インタフェースに表示できるクエリー結果のターゲット数が10であると、上記方式により決定された初期表示順序は、以下のとおりである。
【0040】
H =f(D-A)*N =(1-0.7)*10 = 3
この場合に、クエリー内容「劉徳華」に対応する推薦ワード集合の表示順序が3であると直接に決定し、即ち当該推薦ワード集合を3番目のクエリー結果としてクエリー結果インタフェースに提示してもよく、図3においてM領域に示すようである。
【0041】
別の例としては、ユーザにより入力されたクエリー内容が「青春アイドルドラマ」で、決定した当該クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報が0.33であると、上記方式により決定された初期表示順序は、以下のとおりである。
【0042】
H =f(D-A)*N =(1-0.33)*10 = 6.7
この場合に、この初期表示順序に対して丸め込み操作を行う必要があり、例示的に切り下げ操作を採用してもよく、決定された表示順序は、6であり、即ちクエリー内容「青春アイドルドラマ」に対応する推薦ワード集合の表示順序が6であると決定し、当該推薦ワード集合を6番目のクエリー結果としてクエリー結果インタフェースに提示してもよい。
【0043】
それによって、上記技術案により、ユーザにより入力されたクエリー内容に基づいて、当該クエリー内容に対応する推薦ワード集合の表示順序を決定して、ユーザの入力内容に基づいて、推薦ワード集合の表示順序を動的に調整することができ、ユーザがそれに必要なクエリー結果を取得する需要を満たすことができるとともに、ユーザにより多くの推薦ワードクエリーを提供し、ユーザの操作を節約し、ユーザの派生クエリー需要をある程度満たし、ユーザのクエリー体験を高める。
【0044】
一つの可能な実施例では、クエリー結果品質情報に基づいて、クエリー内容に対応する推薦ワード集合のクエリー結果における表示順序を決定する例示的な実現方式は、以下のとおりである。このステップは、上記ステップを含む以外、このステップはさらに、以下のことを含んでもよい。
【0045】
前記推薦ワード集合の表示順序のターゲット範囲を取得する。ここで、本開示では推薦ワード集合を表示することによって、ユーザに拡張クエリーを行いやすくさせ、ユーザが自分でクエリー条件を修正する必要がなく、さらなるクエリー又は関連するクエリーを実現することができる。そのため、ユーザのクエリー操作を行いやすくするために、本開示では推薦ワード集合の表示順序のターゲット範囲を予め設定することができ、それが前にあること、又は後ろにあることになりすぎることによるユーザクエリー体験に対する悪い影響を回避する。
【0046】
前記決定された表示順序が前記ターゲット範囲を超える場合に、前記ターゲット範囲に基づいて前記表示順序を校正して校正順序を得て、前記表示順序を前記校正順序に更新する。
【0047】
ここで、推薦ワード集合の表示順序のターゲット範囲を予め設定することができ、例えばクエリー結果インタフェースに表示できるクエリー結果のターゲット数が10であると、当該推薦ワード集合の表示順序のターゲット範囲を[3,8]に設定することができ、即ち推薦ワード集合をクエリー結果インタフェースにおける表示結果のうち、3番目から8番目のものとすることができる。
【0048】
例示的に、前記ターゲット範囲に基づいて前記表示順序を校正して校正順序を得ることは、この表示順序がこのターゲット範囲の下限値よりも小さい場合に、このターゲット範囲の下限値をこの校正順序とすることと、この表示順序がこのターゲット範囲の上限値よりも大きい場合に、このターゲット範囲の上限値をこの校正順序とすることとを含んでもよい。
【0049】
この実施例では、得た表示順序が2である場合、即ち推薦ワード集合に対応する表示順序が推薦ワード集合の表示順序のターゲット範囲を超えるため、このターゲット範囲の下限値3をこの校正順序とし、この表示順序を3として更新することができる。
【0050】
それによって、上記技術案により、推薦ワード集合の表示順序のターゲット範囲に基づいて、推薦ワード集合の表示順序を制限して校正することができ、推薦ワード集合の表示順序が前にあることになりすぎるため、ユーザに必要な内容が後に表示され、クエリー効率が低減するという問題を回避することができ、また、推薦ワード集合の表示順序が後ろにあることになりすぎるため、関連するクエリーを行うには、ユーザが自分でクエリー内容を修正する必要があるという問題を回避することができ、ユーザの使用需要を満たす。
【0051】
一つの可能な実施例では、前記クエリー内容に複数のクエリーキーワードが含まれ、これに対応して、ステップ13において、クエリー結果品質情報に基づいて、クエリー内容に対応する推薦ワード集合のクエリー結果における表示順序を決定する例示的な実現方式は、各前記クエリーキーワードに対して、当該クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて、当該クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序を決定すること、以を含んでもよい。
【0052】
この実施例では、各クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報は同じであることもあれば異なることもあるため、各クエリーキーワードに対して、当該クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて、当該クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序を決定することができ、この表示順序に対応する表示位置は、当該クエリーキーワードに対応する推薦ワードを提示するために用いられる。ここで、以上に記載のクエリー結果品質情報に基づいて表示順序を決定する方式により、当該推薦ワード表示順序を決定してもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0053】
その後、各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に基づいて、前記クエリー内容に対応する表示順序を決定する。
【0054】
各クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序を決定した後、各キーワードの間の関係に基づいて、クエリー内容に対応する表示順序を総合的に決定することができる。
【0055】
例として、前記クエリー内容に含まれる複数のクエリーキーワードの間は、OR関係であり、つまりこのクエリー結果は、複数のクエリーキーワードのうちのいずれか一つに基づいてクエリーされてもよい。例えば、クエリーキーワードが「劉徳華、梁朝偉、黎明」であると、クエリー結果には、劉徳華のみに関連する記録、梁朝偉のみに関連する記録、黎明のみに関連する記録などが含まれてもよく、そのうちの複数人に関連する記録が含まれてもよい。
【0056】
この実施例では、各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に基づいて、前記クエリー内容に対応する表示順序を決定する例示的な実現方式は、以下のとおりである。このステップは、前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序が異なる場合に、前記各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序をいずれも前記クエリー内容に対応する表示順序として決定し、当該推薦ワード表示順序に対応するクエリーキーワードに基づいて、当該推薦ワード表示順序に対応する推薦ワード集合における推薦ワードを決定し、前記推薦ワードを前記ターゲットクエリー結果に追加することを含んでもよい。
【0057】
複数の前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序が同じである場合に、当該推薦ワード表示順序を当該複数の前記キーワードの表示順序として決定し、当該推薦ワード表示順序に対応するクエリーキーワードの総数、及び前記推薦ワード集合における表示可能な推薦ワードの表示数に基づいて、当該推薦ワード集合における当該複数のクエリーキーワードのそれぞれに対応する推薦ワードの数を決定して、当該複数のクエリーキーワードのそれぞれに対応する数の推薦ワードを取得して前記ターゲットクエリー結果に追加することと
【0058】
ここで、各前記推薦ワード表示順序は、推薦ワード集合に対応する。つまり、この実施例では、「劉徳華」、「梁朝偉」、「黎明」のそれぞれに対応するクエリー結果品質情報に基づいて、それに対応する推薦ワード集合の表示順序を決定することができ、表示順序の具体的な決定方式は、すでに以上に述べられており、ここでこれ以上説明しない。例示的に、決定した表示順序は、それぞれ、以下のとおりである。「劉徳華」に対応する表示順序が3で、「梁朝偉」に対応する表示順序が3で、「黎明」に対応する表示順序が6である。
【0059】
上記例では、クエリーキーワード「劉徳華」と「梁朝偉」に対応する推薦ワード表示順序が同じであるため、この表示順序に対応する推薦ワード集合を決定する際に、この二つのクエリーキーワードに対応する推薦ワードから、表示しようとする推薦ワードを選択する必要がある。
【0060】
例示的に、推薦ワード集合に表示可能な推薦ワードの表示数が4で、当該推薦ワード表示順序に対応するクエリーキーワードの総数が2であると、当該推薦ワード集合における当該複数のクエリーキーワードのそれぞれに対応する推薦ワードの数を決定することができ、この例において、「劉徳華」と「梁朝偉」のそれぞれに対応する推薦ワードの数が2つであると決定することができ、その後、それぞれこの「劉徳華」と「梁朝偉」に対応する推薦ワードから2つの推薦ワードをこの表示順序に対応する推薦ワード集合における推薦ワードとして選択し、ターゲットクエリー結果に追加することができる。対応するターゲットクエリー結果のクエリー結果インタフェースは、図4においてN領域に示す。
【0061】
以上に記載の表示順序6に対応するクエリーキーワードは、一つ、即ち「黎明」であるため、直接に当該推薦ワード表示順序に対応するクエリーキーワード「黎明」に基づいて、当該推薦ワード表示順序に対応する推薦ワード集合における推薦ワードを決定し、前記推薦ワードを前記ターゲットクエリー結果に追加することができる。例示的に、推薦ワード集合における表示可能な推薦ワードの表示数が4であると、この「黎明」に対応する推薦ワードから4つの推薦ワードをこの表示順序に対応する推薦ワード集合における推薦ワードとして選択し、ターゲットクエリー結果に追加することができ、対応するターゲットクエリー結果のクエリー結果インタフェースは、図4におけるQ領域に示す。それによって、複数のクエリーキーワードに対応する推薦ワードをそれぞれ表示し、推薦クエリーの多様性を向上させることができる。
【0062】
一つの可能な実施例では、クエリー結果は、複数のクエリーキーワードに基づいてクエリーされるのもであってもよい。例えば、クエリーキーワードが「劉徳華と梁朝偉と黎明の共同作品」であると、クエリー結果にこの複数人に関連する記録が含まれる。
【0063】
これに対応して、各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に基づいて、前記クエリー内容に対応する表示順序を決定する例示的な実現方式は、以下のとおりである。
【0064】
各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に対して平均丸め込みを行ったうえに得られた順序を前記クエリー内容に対応する表示順序として決定することを含む。
【0065】
上記例の続きとして、決定した推薦ワード表示順序は、それぞれ以下のとおりである。「劉徳華」に対応する表示順序が3で、「梁朝偉」に対応する推薦ワード表示順序が3で、「黎明」に対応する推薦ワード表示順序が6であると、クエリー内容に対応する表示順序は、4(即ち、(3+3+6)/3)であってもよい。その後、さらに表示すべき推薦ワード集合における推薦ワードを決定し、ターゲットクエリー結果に追加することができ、その実現方式は上記ですでに詳細に説明されているので、ここでこれ以上説明しない。それによって、複数のクエリーキーワードに対応する推薦ワードを総合的に表示することができる。
【0066】
それによって、上記技術案により、クエリー内容におけるクエリーキーワードが複数である場合、当該複数のクエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序をそれぞれ決定することができ、それによって当該複数の推薦ワード表示順序と複数のクエリーキーワードとの間の関係に基づいて、クエリー内容に対応する表示順序を決定して、当該複数のクエリーキーワードに対応する推薦ワードを提示することができ、ユーザのクエリー需要を満たすことができ、ユーザに対して目的性のある異なる推薦ワードを提示することができ、ユーザが後続のクエリーを行いやすく、ユーザ使用体験を高める。
【0067】
一つの可能な実施例では、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報は、前記クエリー内容に含まれるクエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報は、以下のような方式により予め決定されるものである。
【0068】
前記クエリーキーワードに対応する複数の履歴クエリー記録を取得する。ここで、ユーザが許可した場合に、ユーザがクエリーして生成したクエリー記録を履歴クエリー記録として取得することができ、各履歴クエリー記録は、当該クエリーキーワードに基づいてクエリーの一回の完全な過程を行ったことを表すために用いられる。
【0069】
その後、前記複数の履歴クエリー記録を予処理し、各前記履歴クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を得て、ここで、前記クエリー結果確認情報は、ユーザが前記クエリーキーワードに基づいてクエリーを完了する過程において実行する操作を特徴付けるために用いられ、前記操作は、確認操作と、ページめくり操作と、キーワード修正操作と、閲覧操作とのうちの少なくとも一つを含み、
確認操作は、ユーザが今回のクエリーにおいてクエリー結果に対して確認操作を行って見たかどうか、及び見た場合にユーザの確認したクエリー結果の、クエリーしたすべてのクエリー結果における表示順位を決定するためのものであり、
ページめくり操作は、ユーザが当該クエリー記録に対応するクエリー過程においてトリガーするページめくり操作回数を決定するためのものであり、回数が0であると、ページめくり操作を行っていないことを表し、
キーワード修正操作は、当該クエリー記録に対応するクエリー過程においてユーザによるクエリーキーワードに対する修正回数を決定するためのものであり、回数が0であると、キーワード修正操作を行っていないことを表し、
閲覧操作は、当該クエリー記録に対応するクエリー過程においてユーザがクエリー結果を見ることに対応する時間長情報を決定するためのものである。
【0070】
ここで、履歴クエリー記録における対応するフィールドの値に基づいて、このクエリー結果確認情報を決定することができ、ここでこれ以上説明しない。
【0071】
その後、前記複数の履歴クエリー記録に対応する前記クエリー結果確認情報と決定木モデルに基づいて、前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報を決定することができる。
【0072】
例示的に、当該複数の履歴クエリー記録に対応する前記クエリー結果確認情報をこの決定木モデルに入力し、それによって各履歴クエリー記録に対応する決定パラメータを得て、この各履歴クエリー記録に対応する決定パラメータの平均値を当該クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報として決定し、対応して記憶して品質情報セットを得ることができる。
【0073】
それによって、上記技術案により、クエリーキーワードに対応する履歴クエリー記録に基づいて、クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報を決定することができるとともに、この過程においてマルチユーザのクエリー過程に基づいて決定することができ、それによって決定されたクエリー結果品質情報とクエリーキーワードのマッチング性を保証し、単一ユーザデータによる偏差を回避し、このクエリー結果表示方法の使用範囲を高める。
【0074】
一つの可能な実施例では、前記決定木モデルは、以下の方式により訓練して得られ、
訓練サンプルセットを取得し、前記訓練サンプルセットにおける各訓練サンプルが、前記訓練サンプルに対応する訓練クエリー記録及び前記訓練クエリー記録に対応するマーキングクエリー結果品質情報を含む。
【0075】
ここで、訓練クエリー記録におけるユーザにより実行された操作に基づいて、クエリー結果品質情報をマーキングすることができる。例として、以下のようである。
【0076】
記録1:キーワードをクエリーし、一番目のクエリー結果をクリックし、クエリーを完了する。ユーザが実行する操作は極めて少なくてもクエリー操作を完了することができ、クエリー結果の満足度が非常に良いことを示し、クエリー結果品質情報0.9をマーキングすることができる。
【0077】
記録2:キーワードをクエリーし、複数のクエリー結果をクリックし、クエリーを完了する。ユーザが実行する操作は比較的少なくてもクエリー操作を完了することができ、クエリー結果の満足度が比較的良いことを示し、クエリー結果品質情報0.6をマーキングすることができる。
【0078】
記録3:キーワードをクエリーし、クエリー結果をクリックしておらず、クエリーキーワードを複数書き換えることによって、クエリーを完了する。ユーザが実行する操作は比較的多く、クエリー操作を完了し、クエリー結果の満足度が比較的悪いことを示し、クエリー結果品質情報0.2をマーキングすることができる。
【0079】
その後、前記訓練クエリー記録を予処理し、各前記訓練クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を得る。ここで、このステップは、すでに以上に記述され、ここでこれ以上説明しない。
【0080】
前記訓練クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を入力とし、前記訓練クエリー記録に対応するマーキングクエリー結果品質情報をターゲット出力としてモデル訓練を行い、決定木モデルを得る。
【0081】
この実施例では、決定木モデルにおける各クエリー結果確認情報に対応する重み値をランダムに初期化し、又は同じ値に初期化してもよい。その後、訓練クエリー記録及び前記訓練クエリー記録に対応するマーキングクエリー結果品質情報により、この決定木モデルにおける重み値を調整し、さらに訓練が完了した決定木モデルを得ることができる。ここで、訓練サンプルに基づいて決定木モデルを訓練する方式は、当分野における常用の訓練方式を採用することができ、ここでこれ以上説明しない。
【0082】
それによって、上記技術案により、クエリー記録におけるクエリー結果確認情報の複数の次元に基づいて、決定木モデルを訓練することができ、各次元の正確な重みを決定して、複数の次元の重要性を並べ替えることができ、この後、クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報を決定しやすく、手動でマーキングする必要がなく、手動の作業負荷を効果的に削減する。
【0083】
一つの可能な実施例では、各前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報は、品質情報セットにより記憶され、前記方法は、更新するための複数のターゲットクエリー記録を取得することをさらに含んでもよい。
【0084】
例示的に、前回の更新からの時間が予め設定される時間に達し、又は前回の更新の後に生成されたクエリー記録が予め設定される数に達する時、更新するための複数のターゲットクエリー記録を取得する。それに応じて、このターゲットクエリー記録は、前回に更新した後に生成されたクエリー記録であってもよく、前回に更新した後に生成されたクエリー記録及び前回に更新した前の一部のクエリー記録であってもよい。
【0085】
前記複数のターゲットクエリー記録を予処理し、各前記ターゲットクエリー記録におけるターゲットキーワードと前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果確認情報とを得て、前記ターゲットキーワードは、前記ターゲットクエリー記録に対応するクエリー内容における一番目のキーワードである。ここで、このターゲットクエリー記録に一般的には複数のクエリーキーワードに対応するクエリー記録が含まれ、この更新すべきクエリーキーワードは、前記ターゲットクエリー記録に含まれる複数のクエリーキーワードにおける一番目のキーワードであり、具体的にクエリー結果確認情報を決定する方式は、すでに以上に記述され、ここでこれ以上説明しない。
【0086】
その後、前記決定木モデルと、同一のターゲットキーワードに対応するクエリー結果確認情報とに基づいて、前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果品質情報を決定する。
【0087】
この実施例では、各クエリー記録に対応するターゲットキーワードに基づいてグループ分けを行い、各ターゲットキーワードに対応するクエリー記録グループを得ることができる。各クエリー記録グループにおける記録に基づいて、当該クエリー記録グループに対応するターゲットキーワードのクエリー結果品質情報を決定し、その具体的な実現方式は、以上に記載の前記複数の履歴クエリー記録に対応する前記クエリー結果確認情報と決定木モデルとに基づいて、前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報を決定する具体的な実現方式と類似しており、ここでこれ以上説明しない。
【0088】
その後、前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて、前記品質情報セットを更新することができる。
【0089】
例として、この品質情報セットにはターゲットキーワードに対応するクエリー結果品質情報が存在しないと、このターゲットキーワードに対応するクエリー結果品質情報を前記品質情報セットに直接に記憶することができ、この品質情報セットにはターゲットキーワードに対応するクエリー結果品質情報が存在すると、このターゲットキーワードに対応するクエリー結果品質情報で前記品質情報セットに記憶されたクエリー結果品質情報を置き換え、それによって品質情報セットの更新を実現する。
【0090】
それによって、上記技術案により、クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報を更新することができ、一方では、最近のユーザのクエリー操作に基づいて、新たなクエリー結果品質情報を決定し、品質情報セットにおけるデータ量を増加することができ、それによってこの品質情報セットをより広範囲の範囲での内容クエリーに適用するようにする。他方では、この前に決定されたクエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報を更新することができ、それによって品質情報セットにおけるクエリー結果品質情報と実際ユーザクエリー操作がマッチングすることを保証し、さらにユーザに推薦ワードを提示する正確性を保証し、ユーザが使用しやすい。
【0091】
本開示は、クエリー結果表示方法をさらに提供し、前記方法は、以下のことを含む。
【0092】
受信されたクエリー内容をサーバに送信する。ここで、当該クエリー内容は、受信されたユーザにより入力された内容であってもよい。
【0093】
前記サーバにより送信されたターゲットクエリー結果を受信したことに応答して、前記ターゲットクエリー結果により指示される推薦ワード集合に対応する表示順序に基づいて、前記推薦ワード集合に対応する表示位置を決定し、ここで、前記ターゲットクエリー結果は、前記推薦ワード集合と前記表示順序、及び前記クエリー内容に基づいて得られるクエリー結果を含み、前記表示順序は、前記サーバにより前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリー結果品質情報は、前記クエリー内容と前記クエリー結果との間のマッチング度を表すために用いられる。
【0094】
クエリー結果インタフェースにおける前記表示位置に、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合を提示する。
【0095】
ここで、受信されたターゲットクエリー結果には、当該クエリー内容に基づいてクエリーして得られたクエリー結果が含まれてもよく、当該クエリー内容に基づいて決定された推薦ワード集合が含まれてもよく、当該推薦ワード集合に対応する表示順序は、当該クエリー内容に基づいて動的に決定されてもよい。端末にターゲットクエリー結果を表示する時、この表示順序に基づいて、推薦ワード集合に対応する表示位置を決定し、例えば決定された表示順序が4であると、クエリー結果を提示する時、クエリー結果インタフェースにおける4番目の表示位置に当該推薦ワード集合における推薦ワードを提示し、それに対応する表示方式及び表示インタフェースの概略図は、すでに以上に詳細に記述される。
【0096】
それによって、上記技術案により、推薦ワード集合のクエリー結果における表示順序は、クエリー内容に基づいて動的に決定されてもよく、それによって端末がクエリー結果における推薦ワード集合を提示する時、当該推薦ワード集合の表示位置を動的に決定し、当該推薦ワード集合に含まれる推薦ワードの表示位置がユーザのクエリー需要を満たすようにすることができ、推薦ワードの表示が前にあることになりすぎてユーザがクエリー結果をクエリーして見ることに対する影響を回避し、ユーザが必要な内容をより速くクエリーできることを保証することができ、また、推薦ワードによりユーザが新たなクエリー行為を開始するようにガイドし、ユーザの派生クエリー需要を満たし、ユーザが使用しやすく、ユーザクエリー効率を向上させるとともに、ユーザ使用体験を高める。
【0097】
本開示は、クエリー結果表示装置をさらに提供し、図5に示すように、前記装置10は、
クエリー内容を受信するための受信モジュール101と、
前記クエリー内容と、前記クエリー内容に基づいて得られたクエリー結果との間のマッチング度を表すための、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定するための第一決定モジュール102と、
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定するための第二決定モジュール103と、
前記表示順序に基づいて前記推薦ワード集合を前記クエリー結果に追加して、ターゲットクエリー結果を得るための処理モジュール104と、
前記ターゲットクエリー結果を端末に送信して、前記端末がクエリー結果インタフェースにおける前記表示順序に対応する表示位置に前記推薦ワード集合を提示するための第一送信モジュール105とを含む。
【0098】
選択的に、前記第二決定モジュールは、
前記端末のクエリー結果インタフェースに表示可能なターゲットクエリー結果のターゲット数を決定するための第一決定サブモジュールと、
前記クエリー結果品質情報の品質規格情報と前記クエリー結果品質情報との差分値、及び前記ターゲット数に基づいて、前記表示順序を決定するための第二決定サブモジュールであって、前記クエリー結果品質情報の値は、ゼロ以上であり、前記クエリー結果品質情報の値は、前記品質規格情報以下である第二決定サブモジュールとを含む。
【0099】
選択的に、前記第二決定モジュールは、
前記推薦ワード集合の表示順序のターゲット範囲を取得するための取得サブモジュールと、
前記決定された表示順序が前記ターゲット範囲を超える場合に、前記ターゲット範囲に基づいて前記表示順序を校正して校正順序を得て、前記表示順序を前記校正順序に更新するための校正サブモジュールとをさらに含む。
【0100】
選択的に、前記クエリー内容に複数のクエリーキーワードが含まれ、
前記第二決定モジュールは、
各前記クエリーキーワードに対して、当該クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて、当該クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序を決定するための第三決定サブモジュールと、
各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に基づいて、前記クエリー内容に対応する表示順序を決定するための第四決定サブモジュールとを含む。
【0101】
選択的に、前記複数のクエリーキーワードの間は、OR関係であり、
前記第四決定サブモジュールは、
前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序が異なる場合に、前記各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序をいずれも前記クエリー内容に対応する表示順序として決定し、当該推薦ワード表示順序に対応するクエリーキーワードに基づいて、当該推薦ワード表示順序に対応する推薦ワード集合における推薦ワードを決定し、前記推薦ワードを前記ターゲットクエリー結果に追加するための第一処理サブモジュールと、
複数の前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序が同じである場合に、当該推薦ワード表示順序を当該複数の前記キーワードの表示順序として決定し、当該推薦ワード表示順序に対応するクエリーキーワードの総数、及び前記推薦ワード集合における表示可能な推薦ワードの表示数に基づいて、当該推薦ワード集合における当該複数のクエリーキーワードのそれぞれに対応する推薦ワードの数を決定して、当該複数のクエリーキーワードのそれぞれに対応する数の推薦ワードを取得して前記ターゲットクエリー結果に追加するための第二処理サブモジュールとを含む。
【0102】
選択的に、前記第四決定サブモジュールは、
各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に対して平均丸め込みを行ったうえに得られた順序を前記クエリー内容に対応する表示順序として決定するための第三処理サブモジュールを含む。
【0103】
選択的に、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報は、前記クエリー内容に含まれるクエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報は、
前記クエリーキーワードに対応する複数の履歴クエリー記録を取得することと、
前記複数の履歴クエリー記録を予処理し、各前記履歴クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を得ることであって、前記クエリー結果確認情報は、ユーザが前記クエリーキーワードに基づいてクエリーを完了する過程において実行する操作を特徴付けるために用いられ、前記操作は、確認操作と、ページめくり操作と、キーワード修正操作と、閲覧操作とのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記複数の履歴クエリー記録に対応する前記クエリー結果確認情報と決定木モデルに基づいて、前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報を決定することとによって、予め決定されるものである。
【0104】
選択的に、前記決定木モデルは、
訓練サンプルセットを取得すること、前記訓練サンプルセットにおける各訓練サンプルが、前記訓練サンプルに対応する訓練クエリー記録及び前記訓練クエリー記録に対応するマーキングクエリー結果品質情報を含むことと、
前記訓練クエリー記録を予処理し、各前記訓練クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を得ることと、
前記訓練クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を入力として、前記訓練クエリー記録に対応するマーキングクエリー結果品質情報をターゲット出力としてモデル訓練を行い、前記決定木モデルを得ることによって、訓練されて得られる。
【0105】
選択的に、各前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報は、品質情報セットにより記憶され、前記装置は、
更新するための複数のターゲットクエリー記録を取得するための取得モジュールと、
前記複数のターゲットクエリー記録を予処理し、各前記ターゲットクエリー記録におけるターゲットキーワードと前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果確認情報とを得るための予処理モジュールであって、前記ターゲットキーワードは、前記ターゲットクエリー記録に対応するクエリー内容における一番目のキーワードである予処理モジュールと、
前記決定木モデルと、同一のターゲットキーワードに対応するクエリー結果確認情報とに基づいて、前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果品質情報を決定するための第三決定モジュールと、
前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて、前記品質情報セットを更新するための更新モジュールとをさらに含む。
【0106】
本開示は、クエリー結果表示装置をさらに提供し、前記装置は、
受信されたクエリー内容をサーバに送信するための第二送信モジュールと、
前記サーバにより送信されたターゲットクエリー結果を受信したことに応答して、前記ターゲットクエリー結果により指示される推薦ワード集合に対応する表示順序に基づいて、前記推薦ワード集合に対応する表示位置を決定するための第四決定モジュールであって、前記ターゲットクエリー結果は、前記推薦ワード集合と前記表示順序、及び前記クエリー内容に基づいて得られるクエリー結果を含み、前記表示順序は、前記サーバにより前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリー結果品質情報は、前記クエリー内容と前記クエリー結果との間のマッチング度を表すために用いられる第四決定モジュールと、
クエリー結果インタフェースにおける前記表示位置に、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合を提示するための提示モジュールとを含む。
【0107】
以下、図6を参照し、本開示の実施例を実現するのに適する電子機器600の構造概略図を示す。本開示の実施例における端末機器は、例えば、携帯電話、ノートパソコン、デジタルブロードキャスト受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットパソコン)、PMP(携帯型マルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)などの移動端末及び例えば、デジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含んでもよいが、それらに限らない。図6に示す電子機器は単なる一例であり、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何ら制限を与えるものではない。
【0108】
図6に示すように、電子機器600は、処理装置(例えば中央プロセッサ、グラフィックスプロセッサなど)601を含んでもよく、それは、リードオンリーメモリ(ROM)602におけるプログラムに記憶された又は記憶装置608からランダムアクセスメモリ(RAM)603にロードされたプログラムに基づいて様々な適切な動作と処理を実行することができる。RAM 603に、電子機器600の操作に必要な様々なプログラムとデータがさらに記憶される。処理装置601、ROM 602及びRAM 603は、バス604を介して互いに接続されている。入力/出力(I/O)インターフェース605もバス604に接続されている。
【0109】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチボード、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置606と、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、バイブレータなどを含む出力装置607と、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置608と、通信装置609とは、I/Oインターフェース605に接続されてもよい。通信装置609は、電子機器600が他の機器とデータを交換するために無線又は有線通信することを可能にすることができる。図6に示される様々な装置を有する電子機器600るが、理解すべきこととして、図示された装置のすべてを実施又は備える必要はない。代替的に、より多く又はより少ない装置を実施又は具備することができる。
【0110】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して上述した過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてもよい。例えば、本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品を含み、それは、非一時的なコンピュータ可読媒体に乗せられるコンピュータプログラムを含み、このコンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、このコンピュータプログラムは、通信装置609を介してネットワークからダウンロードされてインストールされてもよく、又は記憶装置608からインストールされてもよく、又はROM 602からインストールされてもよい。このコンピュータプログラムが処理装置601により実行されると、本開示の実施例の方法で限定される上記機能を実行する。
【0111】
説明すべきこととして、本開示の上記コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記両方のいずれか組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば電気、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又はいずれかの以上の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、一つ又は複数の導線を有する電気的な接続、携帯型コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型コンパクト磁気ディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記のいずれか適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含む又は記憶する任意の有形媒体であってもよく、このプログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用され又はそれらと組み合わせて使用されてもよい。本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドにおいて又はキャリアの一部として伝播するデータ信号を含んでもよく、それに、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードが乗せられている。このような伝播するデータ信号は、電磁信号、光信号又は上記のいずれか適切な組み合わせを含むが、それらに限らない様々な形式を用いてもよい。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用され又はそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、電線、ケーブル、RF(無線周波数)など、又は上記のいずれか適切な組み合わせを含むが、それらに限らない任意の適切な媒体で伝送されてもよい。
【0112】
いくつかの実施の形態では、クライアント、サーバは、例えば、HTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキスト転送プロトコル)のような現在知られている又は将来開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、いずれか形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、エクストラネット(例えば、インターネット)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び現在知られている又は将来開発される任意のネットワークを含む。
【0113】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれてもよく、この電子機器に組み込まれずに別個に存在してもよい。
【0114】
上記コンピュータ可読媒体に一つ又は複数のプログラムが載せられており、上記一つ又は複数のプログラムがこの電子機器により実行されると、クエリー内容を受信することと、前記クエリー内容と、前記クエリー内容に基づいて得られたクエリー結果との間のマッチング度を表すための、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定することと、前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することと、前記表示順序に基づいて前記推薦ワード集合を前記クエリー結果に追加して、ターゲットクエリー結果を得ることと、前記ターゲットクエリー結果を端末に送信して、前記端末がクエリー結果インタフェースにおける前記表示順序に対応する表示位置に前記推薦ワード集合を提示することとを、この電子機器に行わせる。
【0115】
又は、上記コンピュータ可読媒体に一つ又は複数のプログラムが載せられており、上記一つ又は複数のプログラムがこの電子機器により実行されると、受信されたクエリー内容をサーバに送信することと、前記サーバにより送信されたターゲットクエリー結果を受信したことに応答して、前記ターゲットクエリー結果により指示される推薦ワード集合に対応する表示順序に基づいて、前記推薦ワード集合に対応する表示位置を決定することであって、前記ターゲットクエリー結果は、前記推薦ワード集合と前記表示順序、及び前記クエリー内容に基づいて得られるクエリー結果を含み、前記表示順序は、前記サーバにより前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリー結果品質情報は、前記クエリー内容と前記クエリー結果との間のマッチング度を表すために用いられることと、クエリー結果インタフェースにおける前記表示位置に、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合を提示することとを、この電子機器に行わせる。
【0116】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを一種又は様々なプログラミング言語又はその組み合わせで記述してもよく、上記プログラミング言語は、例えば、Java、Smalltalk、C++オブジェクト指向プログラミング言語を含むが、それらに限らず、一般的なプロシージャプログラミング言語、例えば、「C」言語又は類似しているプログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータ上で実行されてもよく、部分的にユーザコンピュータ上で実行されてもよく、一つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、部分的にユーザコンピュータ上で部分的にリモートコンピュータ上で実行されてもよく、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバ上で実行されてもよい。リモートコンピュータに関連する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含むいずれか種類のネットワークを介してユーザコンピュータに接続され、又は、外部コンピュータに接続され(例えばインターネットサービスプロバイダでインターネットを介して接続され)てもよい。
【0117】
図面におけるフローチャートとブロック図は、本開示の様々な実施例によるシステム、方法とコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能と操作を図示する。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、一つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を代表してもよく、このモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は、規定された論理機能を実行するための一つ又は複数の実行可能な命令を含む。注意すべきこととして、いくつかの代替的な実現では、ブロックにマークされる機能は、図面にマークされる順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、二つの連続的に表されるブロックは、実際には基本的に並列に実行されてもよく、機能に応じて、逆の順序で実行されることもある。注意すべきこととして、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、規定される機能又は操作を実行するハードウェアに基づく専用のシステムで実現されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実現されてもよい。
【0118】
本開示の実施例の記述に係るモジュールは、ソフトウェアの方式で実現されてもよく、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、モジュールの名称は、ある場合にこのモジュール自体に対する限定を構成するものではなく、例えば受信モジュールは、さらに、「クエリー内容を受信するモジュール」と記述されてもよい。
【0119】
本明細書では以上に記述される機能は、少なくとも部分的に一つ又は複数のハードウェア論理部材で実行されてもよい。例えば、非限定的に使用できる例示的なタイプのハードウェア論理部材は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、専用集積回路(ASIC)、専用標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複雑プログラマブルロジックデバイス(CPLD)などを含む。
【0120】
本開示のコンテキストでは、マシン可読媒体は、有形媒体であってもよく、命令実行システム、装置又は機器により使用される又は命令実行システム、装置又は機器と組み合わせて使用されるプログラムを含んでもよく又は記憶してもよい。マシン可読媒体は、マシン可読信号媒体又はマシン可読記憶媒体であってもよい。マシン可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体システム、装置又は機器、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。マシン可読記憶媒体のより具体的な例は、一つ又は複数の線に基づく電気接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含む。
【0121】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例1は、クエリー結果表示方法を提供し、ここで、前記方法は、
クエリー内容を受信することと、
前記クエリー内容と、前記クエリー内容に基づいて得られたクエリー結果との間のマッチング度を表すための、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定することと、
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することと、
前記表示順序に基づいて前記推薦ワード集合を前記クエリー結果に追加して、ターゲットクエリー結果を得ることと、
前記ターゲットクエリー結果を端末に送信して、前記端末がクエリー結果インタフェースにおける前記表示順序に対応する表示位置に前記推薦ワード集合を提示することとを含む。
【0122】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例2は、例1の方法を提供し、ここで、前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することは、
前記端末のクエリー結果インタフェースに表示可能なターゲットクエリー結果のターゲット数を決定することと、
前記クエリー結果品質情報の品質規格情報と前記クエリー結果品質情報との差分値、及び前記ターゲット数に基づいて、前記表示順序を決定することであって、前記クエリー結果品質情報の値は、ゼロ以上であり、前記クエリー結果品質情報の値は、前記品質規格情報以下であることとを含む。
【0123】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例3は、例2の方法を提供し、ここで、前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することは、
前記推薦ワード集合の表示順序のターゲット範囲を取得することと、
前記決定された表示順序が前記ターゲット範囲を超える場合に、前記ターゲット範囲に基づいて前記表示順序を校正して校正順序を得て、前記表示順序を前記校正順序に更新することとをさらに含む。
【0124】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例4は、例1の方法を提供し、ここで、前記クエリー内容に複数のクエリーキーワードが含まれ、
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することは、
各前記クエリーキーワードに対して、当該クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて、当該クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序を決定することと、
各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に基づいて、前記クエリー内容に対応する表示順序を決定することとを含む。
【0125】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例5は、例4の方法を提供し、ここで、前記複数のクエリーキーワードの間は、OR関係であり、
各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に基づいて、前記クエリー内容に対応する表示順序を決定することは、
前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序が異なる場合に、前記各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序をいずれも前記クエリー内容に対応する表示順序として決定し、当該推薦ワード表示順序に対応するクエリーキーワードに基づいて、当該推薦ワード表示順序に対応する推薦ワード集合における推薦ワードを決定し、前記推薦ワードを前記ターゲットクエリー結果に追加することと、
複数の前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序が同じである場合に、当該推薦ワード表示順序を当該複数の前記キーワードの表示順序として決定し、当該推薦ワード表示順序に対応するクエリーキーワードの総数、及び前記推薦ワード集合における表示可能な推薦ワードの表示数に基づいて、当該推薦ワード集合における当該複数のクエリーキーワードのそれぞれに対応する推薦ワードの数を決定して、当該複数のクエリーキーワードのそれぞれに対応する数の推薦ワードを取得して前記ターゲットクエリー結果に追加することとを含む。
【0126】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例6は、例4の方法を提供し、ここで、各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に基づいて、前記クエリー内容に対応する表示順序を決定することは、
各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に対して平均丸め込みを行ったうえに得られた順序を前記クエリー内容に対応する表示順序として決定することを含む。
【0127】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例7は、例1から例6のうちのいずれか一例の方法を提供し、ここで、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報は、前記クエリー内容に含まれるクエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報は、
前記クエリーキーワードに対応する複数の履歴クエリー記録を取得することと、
前記複数の履歴クエリー記録を予処理し、各前記履歴クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を得ることであって、前記クエリー結果確認情報は、ユーザが前記クエリーキーワードに基づいてクエリーを完了する過程において実行する操作を特徴付けるために用いられ、前記操作は、確認操作と、ページめくり操作と、キーワード修正操作と、閲覧操作とのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記複数の履歴クエリー記録に対応する前記クエリー結果確認情報と決定木モデルとに基づいて、前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報を決定することとによって予め決定されるものである。
【0128】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例8は、例7の方法を提供し、ここで、前記決定木モデルは、
訓練サンプルセットを取得することであって、前記訓練サンプルセットにおける各訓練サンプルは、前記訓練サンプルに対応する訓練クエリー記録及び前記訓練クエリー記録に対応するマーキングクエリー結果品質情報を含むことと、
前記訓練クエリー記録を予処理し、各前記訓練クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を得ることと、
前記訓練クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を入力として、前記訓練クエリー記録に対応するマーキングクエリー結果品質情報をターゲット出力としてモデル訓練を行い、前記決定木モデルを得ることとによって訓練されて得られるものである。
【0129】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例9は、例7の方法を提供し、ここで、各前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報は、品質情報セットにより記憶され、前記方法は、
更新するための複数のターゲットクエリー記録を取得することと、
前記複数のターゲットクエリー記録を予処理し、各前記ターゲットクエリー記録におけるターゲットキーワードと前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果確認情報とを得ることであって、前記ターゲットキーワードは、前記ターゲットクエリー記録に対応するクエリー内容における一番目のキーワードであることと、
前記決定木モデルと、同一のターゲットキーワードに対応するクエリー結果確認情報とに基づいて、前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果品質情報を決定することと、
前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて、前記品質情報セットを更新することとをさらに含む。
【0130】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例10は、クエリー結果表示方法を提供し、ここで、前記方法は、
受信されたクエリー内容をサーバに送信することと、
前記サーバにより送信されたターゲットクエリー結果を受信したことに応答して、前記ターゲットクエリー結果により指示される推薦ワード集合に対応する表示順序に基づいて、前記推薦ワード集合に対応する表示位置を決定することであって、前記ターゲットクエリー結果は、前記推薦ワード集合と前記表示順序、及び前記クエリー内容に基づいて得られるクエリー結果を含み、前記表示順序は、前記サーバにより前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリー結果品質情報は、前記クエリー内容と前記クエリー結果との間のマッチング度を表すために用いられることと、
クエリー結果インタフェースにおける前記表示位置に、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合を提示することとを含む。
【0131】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例11は、クエリー結果表示装置を提供し、ここで、前記装置は、
クエリー内容を受信するための受信モジュールと、
前記クエリー内容と、前記クエリー内容に基づいて得られたクエリー結果との間のマッチング度を表すための、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定するための第一決定モジュールと、
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定するための第二決定モジュールと、
前記表示順序に基づいて前記推薦ワード集合を前記クエリー結果に追加して、ターゲットクエリー結果を得るための処理モジュールと、
前記ターゲットクエリー結果を端末に送信して、前記端末がクエリー結果インタフェースにおける前記表示順序に対応する表示位置に前記推薦ワード集合を提示するための第一送信モジュールとを含む。
【0132】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例12は、クエリー結果表示装置を提供し、ここで、前記装置は、
受信されたクエリー内容をサーバに送信するための第二送信モジュールと、
前記サーバにより送信されたターゲットクエリー結果を受信したことに応答して、前記ターゲットクエリー結果により指示される推薦ワード集合に対応する表示順序に基づいて、前記推薦ワード集合に対応する表示位置を決定するための第四決定モジュールであって、前記ターゲットクエリー結果は、前記推薦ワード集合と前記表示順序、及び前記クエリー内容に基づいて得られるクエリー結果を含み、前記表示順序は、前記サーバにより前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリー結果品質情報は、前記クエリー内容と前記クエリー結果との間のマッチング度を表すために用いられる第四決定モジュールと、
クエリー結果インタフェースにおける前記表示位置に、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合を提示するための提示モジュールとを含む。
【0133】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例13は、コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読媒体を提供し、このプログラムが処理装置により実行されると、例1から例10のうちのいずれか一例に記載の方法のステップを実現する。
【0134】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例14は、電子機器を提供し、それには
コンピュータプログラムが記憶される記憶装置と、
前記記憶装置における前記コンピュータプログラムを実行して、例1から例10のうちのいずれか一例に記載の方法のステップを実現するための処理装置とを含む。
【0135】
以上の記述は、本開示の好適な実施例及び使用される技術原理の説明にすぎない。当業者であれば理解すべきこととして、本開示に係る開示の範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせによる技術案に限定されるものではなく、そして、上記開示の構想を逸脱することなく、上記技術的特徴又はその同等特徴を任意に組み合わせて形成された他の技術案、例えば、上記特徴と本開示に開示されている(但しこれに限定されない)、類似機能を有する技術的特徴とが互いに置き換えられて形成された技術案も包含すべきである。
【0136】
なお、特定の手順を用いて各操作を図示しているが、これは、これらの操作が図示された特定の手順又は順序で実行することが要求されていると理解すべきではない。一定の環境下では、マルチタスクと並列処理が有利である可能性がある。同様に、上記の論述に若干の具体的な実現詳細が含まれるが、これらは、本開示の範囲の制限として解釈されるべきではない。個々の実施例のコンテキストに記述されるいくつかの特徴は、単一の実施例に組み合わせて実現されてもよい。むしろ、単一の実施例のコンテキストに記述される様々な特徴は、単独で又は任意の適切なサブ組み合わせの方式で複数の実施例に実現されてもよい。
【0137】
本発明は、構造的特徴及び/又は方法的論理動作に固有の言語を用いて記述されてきたが、理解すべきこととして、添付の特許請求の範囲に限定された発明は、必ずしも上述の特定の特徴又は動作に限定されるものではない。むしろ、上述した特定の特徴と動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形式にすぎない。上記実施例における装置に関して、ここで、各モジュールが操作を実行する具体的な方式は、すでに関連するこの方法の実施例において詳細に記述され、ここで詳細に説明しない。
図1
図2A
図2B
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2023-11-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
クエリー内容を受信することと、
前記クエリー内容と、前記クエリー内容に基づいて得られたクエリー結果との間のマッチング度を表すための、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定することと、
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することと、
前記表示順序に基づいて前記推薦ワード集合を前記クエリー結果に追加して、ターゲットクエリー結果を得ることと、
前記ターゲットクエリー結果を端末に送信して、前記端末がクエリー結果インタフェースにおける前記表示順序に対応する表示位置に前記推薦ワード集合を提示することと、を含む、ことを特徴とするクエリー結果表示方法。
【請求項2】
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することは、
前記端末のクエリー結果インタフェースに表示可能なターゲットクエリー結果のターゲット数を決定することと、
前記クエリー結果品質情報の品質規格情報と前記クエリー結果品質情報との差分値、及び前記ターゲット数に基づいて、前記表示順序を決定することであって、前記クエリー結果品質情報の値は、ゼロ以上であり、前記クエリー結果品質情報の値は、前記品質規格情報以下であることと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することは、
前記推薦ワード集合の表示順序のターゲット範囲を取得することと、
前記決定された表示順序が前記ターゲット範囲を超える場合に、前記ターゲット範囲に基づいて前記表示順序を校正して校正順序を得て、前記表示順序を前記校正順序に更新することと、をさらに含む、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記クエリー内容に複数のクエリーキーワードが含まれ、
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定することは、
各前記クエリーキーワードに対して、当該クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて、当該クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序を決定することと、
各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に基づいて、前記クエリー内容に対応する表示順序を決定することとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記複数のクエリーキーワードの間は、OR関係であり、
各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に基づいて、前記クエリー内容に対応する表示順序を決定することは、
前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序が異なる場合に、前記各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序をいずれも前記クエリー内容に対応する表示順序として決定し、当該推薦ワード表示順序に対応するクエリーキーワードに基づいて、当該推薦ワード表示順序に対応する推薦ワード集合における推薦ワードを決定し、前記推薦ワードを前記ターゲットクエリー結果に追加することと、
複数の前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序が同じである場合に、当該推薦ワード表示順序を当該複数の前記クエリーキーワードの表示順序として決定し、当該推薦ワード表示順序に対応するクエリーキーワードの総数、及び前記推薦ワード集合における表示可能な推薦ワードの表示数に基づいて、当該推薦ワード集合における当該複数のクエリーキーワードのそれぞれに対応する推薦ワードの数を決定して、当該複数のクエリーキーワードのそれぞれに対応する数の推薦ワードを取得して前記ターゲットクエリー結果に追加することとを含む、ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に基づいて、前記クエリー内容に対応する表示順序を決定することは、
各前記クエリーキーワードに対応する推薦ワード表示順序に対して平均丸め込みを行ったうえに得られた順序を前記クエリー内容に対応する表示順序として決定することを含む、ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報は、前記クエリー内容に含まれるクエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報は、
前記クエリーキーワードに対応する複数の履歴クエリー記録を取得することと、
前記複数の履歴クエリー記録を予処理し、各前記履歴クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を得ることであって、前記クエリー結果確認情報は、ユーザが前記クエリーキーワードに基づいてクエリーを完了する過程において実行する操作を特徴付けるために用いられ、前記操作は、確認操作と、ページめくり操作と、キーワード修正操作と、閲覧操作とのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記複数の履歴クエリー記録に対応する前記クエリー結果確認情報と決定木モデルに基づいて、前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報を決定することにより、予め決定されるものであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記決定木モデルは、
訓練サンプルセットを取得することであって、前記訓練サンプルセットにおける各訓練サンプルは、前記訓練サンプルに対応する訓練クエリー記録及び前記訓練クエリー記録に対応するマーキングクエリー結果品質情報を含むことと、
前記訓練クエリー記録を予処理し、各前記訓練クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を得ることと、
前記訓練クエリー記録に対応するクエリー結果確認情報を入力として、前記訓練クエリー記録に対応するマーキングクエリー結果品質情報をターゲット出力としてモデル訓練を行い、前記決定木モデルを得ることとによって、訓練されて得られるものであることを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
各前記クエリーキーワードに対応するクエリー結果品質情報は、品質情報セットにより記憶され、前記方法は、
更新するための複数のターゲットクエリー記録を取得することと、
前記複数のターゲットクエリー記録を予処理し、各前記ターゲットクエリー記録におけるターゲットキーワードと前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果確認情報とを得ることであって、前記ターゲットキーワードは、前記ターゲットクエリー記録に対応するクエリー内容における一番目のキーワードであることと、
前記決定木モデルと、同一のターゲットキーワードに対応するクエリー結果確認情報とに基づいて、前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果品質情報を決定することと、
前記ターゲットキーワードに対応するクエリー結果品質情報に基づいて、前記品質情報セットを更新することと、をさらに含む、ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項10】
受信されたクエリー内容をサーバに送信することと、
前記サーバにより送信されたターゲットクエリー結果を受信したことに応答して、前記ターゲットクエリー結果により指示される推薦ワード集合に対応する表示順序に基づいて、前記推薦ワード集合に対応する表示位置を決定することであって、前記ターゲットクエリー結果は、前記推薦ワード集合と前記表示順序、及び前記クエリー内容に基づいて得られるクエリー結果を含み、前記表示順序は、前記サーバにより前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリー結果品質情報は、前記クエリー内容と前記クエリー結果との間のマッチング度を表すために用いられることと、
クエリー結果インタフェースにおける前記表示位置に、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合を提示することと、を含む、ことを特徴とするクエリー結果表示方法。
【請求項11】
クエリー内容を受信するための受信モジュールと、
前記クエリー内容と、前記クエリー内容に基づいて得られたクエリー結果との間のマッチング度を表すための、前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報を決定するための第一決定モジュールと、
前記クエリー結果品質情報に基づいて、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合の前記クエリー結果における表示順序を決定するための第二決定モジュールと、
前記表示順序に基づいて前記推薦ワード集合を前記クエリー結果に追加して、ターゲットクエリー結果を得るための処理モジュールと、
前記ターゲットクエリー結果を端末に送信して、前記端末がクエリー結果インタフェースにおける前記表示順序に対応する表示位置に前記推薦ワード集合を提示するための第一送信モジュールと、を含む、ことを特徴とするクエリー結果表示装置。
【請求項12】
受信されたクエリー内容をサーバに送信するための第二送信モジュールと、
前記サーバにより送信されたターゲットクエリー結果を受信したことに応答して、前記ターゲットクエリー結果により指示される推薦ワード集合に対応する表示順序に基づいて、前記推薦ワード集合に対応する表示位置を決定するための第四決定モジュールであって、前記ターゲットクエリー結果は、前記推薦ワード集合と前記表示順序、及び前記クエリー内容に基づいて得られるクエリー結果を含み、前記表示順序は、前記サーバにより前記クエリー内容に対応するクエリー結果品質情報に基づいて決定され、前記クエリー結果品質情報は、前記クエリー内容と前記クエリー結果との間のマッチング度を表すために用いられる第四決定モジュールと、
クエリー結果インタフェースにおける前記表示位置に、前記クエリー内容に対応する推薦ワード集合を提示するための提示モジュールと、を含む、ことを特徴とするクエリー結果表示装置。
【請求項13】
コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読媒体であって、このプログラムが処理装置により実行されると、請求項1から10のうちのいずれか一つに記載の方法のステップを実現する、ことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【請求項14】
コンピュータプログラムが記憶される記憶装置と、
前記記憶装置における前記コンピュータプログラムを実行して、請求項1から10のうちのいずれか一つに記載の方法のステップを実現するための処理装置と、を含む、ことを特徴とする電子機器。
【請求項15】
処理装置により実行されると、請求項1から10のうちのいずれか一つに記載の方法のステップを実現する、ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【国際調査報告】