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特表2024-517886ネットワーク選択情報の伝送方法は、装置、通信デバイス及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-04-23
(54)【発明の名称】ネットワーク選択情報の伝送方法は、装置、通信デバイス及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 36/14 20090101AFI20240416BHJP
   H04W 48/18 20090101ALI20240416BHJP
【FI】
H04W36/14
H04W48/18 115
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023568510
(86)(22)【出願日】2021-05-10
(85)【翻訳文提出日】2023-11-09
(86)【国際出願番号】 CN2021092849
(87)【国際公開番号】W WO2022236607
(87)【国際公開日】2022-11-17
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ブルートゥース
(71)【出願人】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100108213
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 豊隆
(72)【発明者】
【氏名】ホン,ウェイ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067JJ31
(57)【要約】
本開示の実施例は、ネットワーク選択情報の伝送方法を提供し、当該方法は第1の通信ノードによって実行され、当該方法は、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信するステップを含み、前記ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の通信ノードによって実行されるネットワーク選択情報の伝送方法であって、
第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信するステップを含み、
前記ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する、
ことを特徴とするネットワーク選択情報の伝送方法。
【請求項2】
前記ネットワークは、独立ネットワーキングの非公衆ネットワークSNPNである、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ネットワーク選択情報は、
少なくとも1つのSNPN及び前記SNPNが選択される優先順位を指示するための第1のネットワーク選択情報、及び
少なくとも1つのSNPNグループ及び前記SNPNグループが選択される優先順位を指示するための第2のネットワーク選択情報であって、前記SNPNグループは少なくとも1つのSNPNを含む第2のネットワーク選択情報、とのうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記第2の通信ノードによって送信された、前記ネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ネットワーク選択情報は、端末が前記ネットワーク選択情報を受信した後にフィードバック情報を送信するように指示するためのフィードバック指示情報をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記ネットワーク選択情報が更新されていないと決定し、前記ネットワーク選択情報に所定識別子が運ばれる決定するステップ、
又は、
前記ネットワーク選択情報が更新されていないと決定し、及び前記ネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定されると決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信するステップは、
前記ネットワーク選択情報が更新されたと決定するステップと、
前記第2の通信ノードに更新された前記ネットワーク選択情報を送信するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ネットワーク選択情報はローミングステアリングSoR情報に含まれるか、又は、前記ネットワーク選択情報は端末パラメータ更新UPU情報に含まれる、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
第2の通信ノードによって実行されるネットワーク選択情報の伝送方法であって、
第1の通信ノードによって送信されたネットワーク選択情報を受信するステップであって、
前記ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示するステップを含む、
ことを特徴とするネットワーク選択情報の伝送方法。
【請求項10】
前記ネットワークはSNPNである、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記方法は、
端末に前記ネットワーク選択情報を送信するステップをさらに含む、 ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記ネットワーク選択情報は、
少なくとも1つのSNPN及び前記SNPNが選択される優先順位を指示するための第1のネットワーク選択情報と、
少なくとも1つのSNPNグループ及び前記SNPNグループが選択される優先順位を指示するための第2のネットワーク選択情報であって、前記SNPNグループは少なくとも1つのSNPNを含む第2のネットワーク選択情報と、のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項13】
前記方法は、
前記端末によって送信されたネットワーク登録の要求メッセージを受信するステップと、
前記第1の通信ノードに少なくとも前記ネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを送信するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項14】
前記ネットワーク選択情報は、端末が前記ネットワーク選択情報を受信した後にフィードバック情報を送信するように指示するためのフィードバック指示情報をさらに含む、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項15】
前記ネットワーク選択情報が更新されていない場合、前記ネットワーク選択情報に所定識別子が運ばれるか、又は、前記ネットワーク選択情報が更新されていない場合、前記ネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定される、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項16】
前記ネットワーク選択情報はSoR情報に含まれるか、又は、前記ネットワーク選択情報は端末パラメータ更新UPU情報に含まれる、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項17】
端末によって実行されるネットワーク選択情報の伝送方法であって、
第2の通信ノードによって送信されたネットワーク選択情報を受信するステップを含み、
前記ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する、
ことを特徴とするネットワーク選択情報の伝送方法。
【請求項18】
前記ネットワークはSNPNである、
ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記ネットワーク選択情報は、
少なくとも1つのSNPN及び前記SNPNが選択される優先順位を指示するための第1のネットワーク選択情報と、
少なくとも1つのSNPNグループ及び前記SNPNグループが選択される優先順位を指示するための第2のネットワーク選択情報であって、前記SNPNグループは少なくとも1つのSNPNを含む第2のネットワーク選択情報と、のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記方法は、前記第2の通信ノードにネットワーク登録の要求メッセージを送信するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項21】
前記ネットワーク選択情報は、端末が前記ネットワーク選択情報を受信した後にフィードバック情報を送信するように指示するためのフィードバック指示情報をさらに含む、
ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項22】
前記ネットワーク選択情報が更新されていない場合、前記ネットワーク選択情報に所定識別子が運ばれるか、又は、前記ネットワーク選択情報が更新されていない場合、前記ネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定される、
ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項23】
前記ネットワーク選択情報はSoR情報に含まれるか、又は、前記ネットワーク選択情報は端末パラメータ更新UPU情報に含まれる、
ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項24】
ネットワーク選択情報の伝送装置であって、
前記装置は、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信するための送信モジュールを含み、
前記ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する、
ことを特徴とするネットワーク選択情報の伝送装置。
【請求項25】
ネットワーク選択情報の伝送装置であって、
前記装置は、第1の通信ノードによって送信されたネットワーク選択情報を受信するための受信モジュールを含み、
前記ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する、
ことを特徴とするネットワーク選択情報の伝送装置。
【請求項26】
ネットワーク選択情報の伝送装置であって、
前記装置は、第2の通信ノードによって送信されるネットワーク選択情報を受信するための受信モジュールを含み、
前記ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する、
ことを特徴とするネットワーク選択情報の伝送装置。
【請求項27】
通信デバイスであって、
アンテナと、
メモリと、
プロセッサとを含み、
前記プロセッサは、それぞれが前記アンテナ及びメモリに接続され、前記メモリ上に記憶されるコンピュータ実行可能な命令を実行することにより、前記アンテナの送受信を制御し、且つ請求項1~8、請求項9~16又は請求項17~23のいずれかに記載の方法を実現する、
ことを特徴とする通信デバイス。
【請求項28】
コンピュータ記憶媒体であって、
前記コンピュータ記憶媒体にコンピュータ実行可能な命令が記憶されており、前記コンピュータ実行可能な命令がプロセッサによって実行された後、請求項1~8、請求項9~16又は請求項17~23のいずれかに記載の方法を実現する、
ことを特徴とするコンピュータ記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、無線通信技術分野に関するが無線通信技術分野に限らず、特にネットワーク選択情報の伝送方法は、装置、通信デバイス及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
独立ネットワーキングの非公衆ネットワーク(SNPN、Standalone Non-public Network)は第五世代移動通信技術(5G、5th-Generation)の商用の重要な配置のシーンになる。より専門的で高品質の業務を提供することができる。例えば、コンサート会場は、SNPNを介してより専門的で高品質の音楽又はビデオ業務を提供することができる。一方、公衆陸上移動ネットワーク(PLMN、Public Land Mobile Network)は、広いカバレッジの特性を利用して一般的なデータ及び音声などの業務を提供することができる。このようにして、ユーザは、ユーザの体験を改善するように、対応する業務を取得するために必要に応じてネットワークを合理的に選択することができる。
【0003】
関連技術において、端末が常駐するネットワークは、如何に端末を指定されたSNPNまでに再選択させるかが、考慮される必要が問題である。
【発明の概要】
【0004】
本開示の実施例は、ネットワーク選択情報の伝送方法は、装置、通信デバイス及び記憶媒体を開示する。
【0005】
本開示の実施例の第1の態様によれば、ネットワーク選択情報の伝送方法を提供する。前記方法は第1の通信ノードによって実行され、前記方法は、
第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信するステップを含み、
前記ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。
【0006】
1つの実施例において、前記ネットワークは、独立ネットワーキングの非公衆ネットワークSNPNである。
【0007】
1つの実施例において、前記ネットワーク選択情報は、
少なくとも1つのSNPN及び前記SNPNが選択される優先順位を指示するための第1のネットワーク選択情報と、
少なくとも1つのSNPNグループ及び前記SNPNグループが選択される優先順位を指示するための第2のネットワーク選択情報であって、前記SNPNグループは少なくとも1つのSNPNを含む第2のネットワーク選択情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0008】
1つの実施例において、前記方法は、
前記第2の通信ノードによって送信された、前記ネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信するステップをさらに含む。
【0009】
1つの実施例において、前記ネットワーク選択情報は、端末が前記ネットワーク選択情報を受信した後にフィードバック情報を送信するように指示するためのフィードバック指示情報をさらに含む。
【0010】
1つの実施例において、前記方法は、
前記ネットワーク選択情報が更新されていないと決定するステップ、及び前記ネットワーク選択情報に所定識別子が運ばれると決定するステップ、
又は、
前記ネットワーク選択情報が更新されていないと決定するステップ、及び前記ネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定されると決定するステップをさらに含む。
【0011】
1つの実施例において、前記第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信するステップは、
前記ネットワーク選択情報が更新されたと決定するステップと、
前記第2の通信ノードに更新された前記ネットワーク選択情報を送信するステップと、をさらに含む。
【0012】
1つの実施例において、前記ネットワーク選択情報はSoR情報に含まれるか、又は、前記ネットワーク選択情報は端末パラメータ更新UPU情報に含まれる。
【0013】
本開示の実施例の第2の態様によれば、ネットワーク選択情報の伝送方法を提供する。前記方法は第2の通信ノードによって実行され、前記方法は、
第1の通信ノードによって送信されたネットワーク選択情報を受信するステップを含み、
前記ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。
【0014】
1つの実施例において、前記ネットワークはSNPNである。
【0015】
1つの実施例において、前記方法は、
端末に前記ネットワーク選択情報を送信するステップをさらに含む。
【0016】
1つの実施例において、前記ネットワーク選択情報は、
少なくとも1つのSNPN及び前記SNPNが選択される優先順位を指示するための第1のネットワーク選択情報と、
少なくとも1つのSNPNグループ及び前記SNPNグループが選択される優先順位を指示するための第2のネットワーク選択情報であって、前記SNPNグループは少なくとも1つのSNPNを含む第2のネットワーク選択情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0017】
1つの実施例において、前記方法は、
前記端末によって送信されたネットワーク登録の要求メッセージを受信するステップと、
前記第1の通信ノードに少なくとも前記ネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを送信するステップと、をさらに含む。
【0018】
1つの実施例において、前記ネットワーク選択情報は、端末が前記ネットワーク選択情報を受信した後にフィードバック情報を送信するように指示するためのフィードバック指示情報をさらに含む。
【0019】
1つの実施例において、前記ネットワーク選択情報が更新されていない場合、前記ネットワーク選択情報に所定識別子が運ばれるか、又は、前記ネットワーク選択情報が更新されていない場合、前記ネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定される。
【0020】
1つの実施例において、前記ネットワーク選択情報はSoR情報に含まれるか、又は、前記ネットワーク選択情報は端末パラメータ更新UPU情報に含まれる。
【0021】
本開示の実施例の第3の態様によれば、ネットワーク選択情報の伝送方法を提供する。前記方法は端末によって実行され、前記方法は、
第2の通信ノードによって送信されたネットワーク選択情報を受信するステップを含み、
前記ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。
【0022】
1つの実施例において、前記ネットワークはSNPNである。
【0023】
1つの実施例において、前記ネットワーク選択情報は、
少なくとも1つのSNPN及び前記SNPNが選択される優先順位を指示するための第1のネットワーク選択情報と、
少なくとも1つのSNPNグループ及び前記SNPNグループが選択される優先順位を指示するための第2のネットワーク選択情報であって、前記SNPNグループは少なくとも1つのSNPNを含む第2のネットワーク選択情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0024】
1つの実施例において、前記方法は、
前記第2の通信ノードにネットワーク登録の要求メッセージを送信するステップをさらに含む。
【0025】
1つの実施例において、前記ネットワーク選択情報は、端末が前記ネットワーク選択情報を受信した後にフィードバック情報を送信するように指示するためのフィードバック指示情報をさらに含む。
【0026】
1つの実施例において、前記ネットワーク選択情報が更新されていない場合、前記ネットワーク選択情報に所定識別子が運ばれるか、又は、前記ネットワーク選択情報が更新されていない場合、前記ネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定される。
【0027】
1つの実施例において、前記ネットワーク選択情報はSoR情報に含まれるか、又は、前記ネットワーク選択情報は端末パラメータ更新UPU情報に含まれる。
【0028】
本開示の実施例の第4の態様によれば、ネットワーク選択情報の伝送装置を提供する。前記装置は、
第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信するための送信モジュールを含み、
前記ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。
【0029】
本開示の実施例の第5の態様によれば、ネットワーク選択情報の伝送装置を提供する。前記装置は、
第1の通信ノードによって送信されたネットワーク選択情報を受信するための受信モジュールを含み、
前記ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。
【0030】
本開示の実施例の第6の態様によれば、ネットワーク選択情報の伝送装置を提供する。前記装置は、
第2の通信ノードによって送信されたネットワーク選択情報を受信するための受信モジュールを含み、
前記ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。
【0031】
本開示の実施例の第7の態様によれば、通信デバイスを提供する。前記通信デバイスは、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するためのメモリとを含み、
前記プロセッサは、前記実行可能な命令を運行するために用いられる場合、本開示の任意の実施例に記載の方法を実現するように配置される。
【0032】
本開示の実施例の第8の態様によれば、コンピュータ記憶媒体を提供する。前記コンピュータ記憶媒体にはコンピュータによって実行可能なプログラムが記憶されており、前記実行可能なプログラムがプロセッサによって実行される場合、本開示の任意の実施例に記載の方法を実現する。
【発明の効果】
【0033】
本開示の実施例において、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信し、前記ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。第1の通信ノードが第2の通信ノードに端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示するネットワーク選択情報を送信するため、前記端末が前記第2の通信ノードによって送信された前記ネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報に基づいてネットワークの再選択を行うことができ、ネットワーク選択情報に基づいてネットワークの再選択を行うことができない方式に比べて、端末による再選択はより効率的で信頼性がある。
【図面の簡単な説明】
【0034】
図1】一例示的な実施例に示す無線通信システムによる構造概略図である。
図2】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送方法による概略図である。
図3】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送方法によるフロー概略図である。
図4】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送方法によるフロー概略図である。
図5】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送方法によるフロー概略図である。
図6】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送方法によるフロー概略図である。
図7】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送方法によるフロー概略図である。
図8】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送方法によるフロー概略図である。
図9】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送方法によるフロー概略図である。
図10】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送方法によるフロー概略図である。
図11】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送方法によるフロー概略図である。
図12】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送方法によるフロー概略図である。
図13】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送方法によるフロー概略図である。
図14】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送装置による概略図である。
図15】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送装置による概略図である。
図16】一例示的な実施例に示すネットワーク選択情報の伝送装置による概略図である。
図17】一例示的な実施例に示す端末による構造概略図である。
図18】一例示的な実施例に示す基地局によるブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0035】
例示的な実施例を詳細に説明し、その例は図面に示される。以下の説明が図面に係る場合、特に断りがない限り、異なる図面における同じ数字は同じ又は類似する要素を示す。以下の例示的な実施例において説明される実施の形態は、本開示の実施例と一致するすべての実施の形態を代表するものではない。逆に、それは、添付される特許請求の範囲に詳述される本開示の実施例のいくつかの態様と一致する装置及び方法の例に過ぎない。
【0036】
本開示の実施例において使用される用語は、特定の実施例を説明するためのものに過ぎず、本開示の実施例を制限することを意図するものではない。本開示の実施例及び添付される特許請求の範囲で使用される単数形の「一種」及び「当該」は、文脈で他の意味が明確に示されない限り、複数形も含むことを意図する。さらに理解すべきこととして、本明細書で使用される用語「及び/又は」は、1つ又は複数の関連する列挙項目の任意又はすべての可能な組み合わせを指し且つ含む。
【0037】
理解すべきこととして、本開示の実施例において用語である「第1」、「第2」、「第3」などを用いて様々な情報を説明する可能性があるにもかかわらず、これらの情報はこれらの用語に限られるものではない。これらの用語は同一タイプの情報を互いに区別するためのものに過ぎない。例えば、本開示の実施例の範囲を逸脱しない場合、第1の情報は第2の情報として呼ばれてもよく、同様に、第2の情報は第1の情報として呼ばれてもよい。文脈に依存し、例えば、ここで使用される言葉である「もし」は、「…時」、又は「…場合」、又は「…に応じて決定する」として解釈され得る。
【0038】
簡潔化及び理解しやすくするために、本明細書において大小関係を表す場合、「…よりも大きい」又は「…よりも小さい」という用語を使用する。ただし、当業者にとっては、「…よりも大きい」という用語は、「…以上」の意味も含み、「…よりも小さい」という用語は、「…以下」の意味も含む。
【0039】
図1を参照して、図1は、本開示の実施例による無線通信システムの構造概略図を示す。図1に示すように、無線通信システムは移動通信技術に基づく通信システムであり、当該無線通信システムは、いくつかのユーザ機器110及びいくつかの基地局120を含んでもよい。
【0040】
ユーザ機器110は、ユーザに音声及び/又はデータの接続性を提供するデバイスを指してもよい。ユーザ機器110は、ラジオアクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を介して1つ又は複数のコアネットワークと通信してもよく、ユーザ機器110は、物のインターネットのユーザ機器、例えば、センサデバイス、携帯電話及び物のインターネットのユーザ機器を有するコンピュータであってもよく、例えば、固定型、携帯型、ポケット型、手持ち型、コンピュータが内蔵されたもの又は車載装置であってもよい。例えば、ステーション(Station、STA)、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者ステーション(subscriber station)、移動ステーション(mobile station)、移動局(mobile)、リモートステーション(remote station)、アクセスポイント、リモートユーザ機器(remote terminal)、アクセスユーザ機器(access terminal)、ユーザ装置(user terminal)、ユーザエージェント(user agent)、ユーザ機器(user device)、又はユーザ設備(user equipment)であってもよい。又は、ユーザ機器110は無人飛行体のデバイスであってもよい。又は、ユーザ機器110は、車載デバイス、例えば無線通信機能を有する車載コンピュータ、又は車載コンピュータに外付けされる無線ユーザ機器であってもよい。又は、ユーザ機器110は路側機、例えば、無線通信機能を有する街路灯、信号機又は他の路側機などであってもよい。
【0041】
基地局120は、無線通信システムにおけるネットワーク側デバイスであってもよい。当該無線通信システムは、第4世代移動通信技術(the 4th generation mobile communication、4G)システムであってもよく、長期的進化(Long Term Evolution、LTE)システムとも呼ばれ、又は、当該無線通信システムは、5Gシステムであってもよく、ニューラジオシステム又は5G NRシステムとも呼ばれる。又は、当該無線通信システムは、5Gシステムの次々世代システムであってもよい。5Gシステムにおけるアクセスネットワークは、NG-RAN(New Generation-Radio Access Network、新世代ラジオアクセスネットワーク)と呼ばれてもよい。
【0042】
基地局120は、4Gシステムにおいて採用された進化型基地局(eNB)であってもよい。又は、基地局120は5Gシステムにおいて採用された集中分散型アーキテクチャの基地局(gNB)であってもよい。基地局120が集中分散型アーキテクチャを採用する場合、一般的には、センターユニット(central unit、CU)及び少なくとも2つの分散ユニット(distributed unit、DU)を含む。センターユニットにパケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)層、ラジオリンクコントロールプロトコル(Radio Link Control、RLC)層、メディアアクセスコントロール(Media Access Control、MAC)層のプロトコルスタックが設定され、分散ユニットに物理(Physical、PHY)層プロトコルスタックが設定され、本開示の実施例は、基地局120の具体的な実現の形態を限定しない。
【0043】
基地局120とユーザ機器110との間は、無線エアインターフェースを介して無線接続を確立してもよい。異なる実施の形態において、当該無線エアインターフェースは、第4世代移動通信ネットワーク技術(4G)規格に基づく無線エアインターフェースであり、又は、当該無線エアインターフェースは、第5世代移動通信ネットワーク技術(5G)規格に基づく無線エアインターフェースであり、例えば、当該無線エアインターフェースはニューラジオであり、又は、当該無線エアインターフェースは、5Gの次々世代移動通信ネットワーク技術規格に基づく無線エアインターフェースであってもよい。
【0044】
いくつかの実施例において、ユーザ機器110の間は、E2E(End to End、エンド・ツー・エンド)接続を確立してもよい。例えば、車のインタネット通信(vehicle to everything、V2X)におけるV2V(vehicle to vehicle、車車間)通信、V2I(vehicle to Infrastructure、路車間)通信、及びV2P(vehicle to pedestrian、車・歩行者間)通信などのシナリオであってもよい。
【0045】
上記ユーザ機器は、以下の実施例の端末デバイスと思われてもよい。
【0046】
いくつかの実施例において、上記無線通信システムは、ネットワーク管理デバイス130をさらに含んでもよい。
【0047】
いくつかの基地局120はそれぞれネットワーク管理デバイス130に接続される。ネットワーク管理デバイス130は、無線通信システムにおけるコアネットワークデバイスであってもよく、例えば、当該ネットワーク管理デバイス130は、進化型データパケットコアネットワーク(Evolved Packet Core、EPC)におけるモビリティマネジメントエンティティ(Mobility Management Entity、MME)であってもよい。又は、当該ネットワーク管理デバイスは、他のコアネットワークデバイス、例えばサービングゲートウェイ(Serving GateWay、SGW)、パブリックデータネットワークゲートウェイ(Public Data Network GateWay、PGW)、ポリシー及び課金ルール機能ユニット(Policy and Charging Rules Function、PCRF)又は加入者管理サーバ(Home Subscriber Server、HSS)などであってもよい。ネットワーク管理デバイス130の実現の形態について、本開示の実施例は限定しない。
【0048】
当業者が容易に理解するために、本開示の実施例は、本開示の実施例の技術案を明確に説明するために複数の実施の形態を列挙した。もちろん、当業者が理解できるように、本開示の実施例による複数の実施例は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例における他の実施例の方法と組み合わせて実行されてもよく、独立し又は組み合わせた後に他の関連技術におけるいくつかの方法とともに実行されてもよく、本開示の実施例はこれについて限定しない。
【0049】
図2に示すように、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送方法を提供する。当該方法は第1の通信ノードによって実行され、当該方法は、
第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信するステップ21を含み、
ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。
【0050】
1つの実施例において、第1の通信ノードは、統合データ管理(UDM、unified data management)であってもよい。第2の通信ノードは、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF、Access and Mobility Management Function)又はモビリティ管理エンティティ(MME、Mobility Management Entity)などであってもよい。当該AMFは基地局を介して端末にデータを伝送してもよい。基地局は、端末がネットワークにアクセスするインタフェースデバイスである。
【0051】
いくつかの実施例において、当該端末は、携帯電話、ウェアラブルデバイス、車載端末、路側ユニット(RSU、Road Side Unit)、スマートハウス端末、産業用センサデバイス又は医療デバイスなどであってもよいが、それらに限らない。
【0052】
いくつかの実施例において、基地局は、様々なタイプの基地局、例えば、第3世代移動通信(3G)ネットワークの基地局、第4世代移動通信(4G)ネットワークの基地局、第5世代移動通信(5G)ネットワークの基地局又は他の進化型基地局であってもよい。
【0053】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークの識別子情報を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3である。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。このように、端末は第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークから任意1つのネットワークを選択して再選択を行うことができる。このようにして、端末はネットワークの再選択を速やか且つ信頼的に完了させることができる。
【0054】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークの識別子情報及び対応するネットワークの優先順位を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3であり、対応する優先順位はそれぞれ第1の優先順位、第2の優先順位及び第3の優先順位であり、第1の優先順位は第2の優先順位よりも高く、第2の優先順位は第3の優先順位よりも高い。このように、端末はネットワークの再選択を行う場合、第1の優先順位の第1のネットワークを優先して選択し再選択を行い、第1のネットワークの再選択に成功しなかった場合、第2の優先順位の第2のネットワークをさらに選択し再選択を行うか又は第3の優先順位の第3のネットワークをさらに選択し再選択を行うことができる。
【0055】
1つの実施例において、ネットワークの伝送帯域幅に基づいて、ネットワークが再選択される優先順位を決定する。1つの実施例において、第1のネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークの伝送帯域幅よりも大きいことに応答して、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも高いと決定する。第1のネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークの伝送帯域幅よりも小さいことに応答して、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも低いと決定する。
【0056】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークの優先順位を明示的に指示してもよい。例えば、優先順位識別子を利用してネットワークの優先順位を指示する。端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの優先順位識別子はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも高く、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも高い。
【0057】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークの優先順位を暗黙的に指示してもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも高く、第2のネットワークが再選択される優先順位は第3のネットワークが再選択される優先順位よりも高い。
【0058】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークグループの識別子情報を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。各ネットワークグループに少なくとも1つのネットワークが含まれる。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3である。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。このように、端末は第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループから任意1つのネットワークを選択して再選択を行うことができる。このようにして、端末はネットワークの再選択を速やか且つ信頼的に完了させることができる。
【0059】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループの識別子情報と、対応するネットワークグループの優先順位とを含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3であり、対応する優先順位はそれぞれ第1の優先順位、第2の優先順位及び第3の優先順位である、第1の優先順位は第2の優先順位よりも高く、第2の優先順位は第3の優先順位よりも高い。このように、端末はネットワークの再選択を行う場合、第1の優先順位の第1のネットワークグループにおけるネットワークを優先して選択し再選択を行い、第1のネットワークグループにおけるネットワークの再選択に成功しなかった場合、第2の優先順位の第2のネットワークグループにおけるネットワークをさらに選択し再選択を行うか又は第3の優先順位の第3のネットワークグループにおけるネットワークをさらに選択し再選択を行うことができる。
【0060】
1つの実施例において、ネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅に基づいて、ネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位を決定する。1つの実施例において、第1のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅よりも大きいことに応答して、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高いと決定する。第1のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅よりも小さいことに応答して、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも低いと決定する。
【0061】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークグループの優先順位を明示的に指示してもよい。例えば、優先順位識別子を利用してネットワークグループの優先順位を指示する。端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの優先順位識別子はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも高く、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも高い。
【0062】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークグループの優先順位を暗黙的に指示してもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高く、第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第3のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高い。
【0063】
1つの実施例において、表1を参照して、表1は、ネットワーク選択情報をリスト形式で明示的に指示する。端末が再選択することができネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含み、対応するネットワーク識別子はそれぞれSNPN ID1、SNPN ID2及びSNPN ID3であり、対応する優先順位はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも大きく、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも大きい。
【0064】
【表1】
【0065】
1つの実施例において、表2を参照して、表2は、ネットワーク選択情報をリスト形式で暗黙的に指示する。端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含み、対応するネットワーク識別子はそれぞれSNPN ID1、SNPN ID2及びSNPN ID3であり、当該識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークの優先順位は第2のネットワークの優先順位よりも大きく、第2のネットワークの優先順位は第3のネットワークの優先順位よりも大きい。
【0066】
【表2】
【0067】
1つの実施例において、表3を参照して、表3は、ネットワーク選択情報をリスト形式で明示的に指示する。端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含み、対応するネットワークグループの識別子はそれぞれSNPN ID1、SNPN ID2及びSNPN ID3であり、対応する優先順位はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも大きく、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも大きい。第1のネットワークグループは、ネットワーク1、ネットワーク2及びネットワーク3を含み、第2のネットワークグループは、ネットワーク4、ネットワーク5及びネットワーク6を含み、第3のネットワークグループは、ネットワーク7、ネットワーク8及びネットワーク9を含む。
【0068】
【表3】
【0069】
1つの実施例において、第1の通信ノードは、ローミングステアリング(SoR、steering of roaming)メッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信する。
【0070】
別の実施例において、第1の通信ノードは、端末パラメータ更新(UPU、UE parameter Update)メッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信する。
【0071】
1つの実施例において、第1の通信ノードから第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信してもよく、第2の通信ノードはネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報を端末に送信する。端末はネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報に基づいてネットワークの再選択を行うことができる。
【0072】
1つの実施例において、端末によって第2の通信ノードにネットワーク登録の要求メッセージを送信し、第2の通信ノードがネットワーク登録の要求メッセージを受信した後、第2の通信ノードは、第2の通信ノードに保存される文脈情報に基づいて、第1の通信ノードにネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを送信し、第1の通信ノードはネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信した後、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信し、第2の通信ノードはネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報を端末に送信する。端末はネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報に基づいてネットワークの再選択を行うことができる。
【0073】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報が更新された場合、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信する。別の実施例において、第2の通信ノードに周期的にネットワーク選択情報を送信してもよい。ネットワーク選択情報の更新は、ネットワーク選択情報によって指示されるネットワークの追加、ネットワークの変更又は優先順位の変更などであってもよい。
【0074】
本開示の実施例において、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信し、ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。第1の通信ノードが第2の通信ノードに端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示するネットワーク選択情報を送信したため、端末は第2の通信ノードによって送信されたネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報に基づいてネットワークの再選択を行うことができ、ネットワーク選択情報に基づいてネットワークの再選択を行うことができない形態に比べて、端末の再選択はより効率的で信頼性がある。
【0075】
なお、当業者が理解できるように、本開示の実施例による方法は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例におけるいくつかの方法又は関連技術におけるいくつかの方法とともに実行されてもよい。
【0076】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、
少なくとも1つのSNPN及びSNPNが選択される優先順位を指示するための第1のネットワーク選択情報と、
少なくとも1つのSNPNグループ及びSNPNグループが選択される優先順位を指示するための第2のネットワーク選択情報であって、SNPNグループは少なくとも1つのSNPNを含む第2のネットワーク選択情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0077】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークの識別子情報を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3である。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。このように、端末は第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークから任意1つのネットワークを選択して再選択することができる。このようにして、端末はネットワークの再選択を速やか且つ信頼的に完了させることができる。
【0078】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークの識別子情報及び対応するネットワークの優先順位を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3であり、対応する優先順位はそれぞれ第1の優先順位、第2の優先順位及び第3の優先順位であり、第1の優先順位は第2の優先順位よりも高く、第2の優先順位は第3の優先順位よりも高い。このように、端末はネットワークの再選択を行う場合、第1の優先順位の第1のネットワークを優先して選択し再選択を行い、第1のネットワークの再選択に成功しなかった場合、第2の優先順位の第2のネットワークをさらに選択し再選択を行うか又は第3の優先順位の第3のネットワークをさらに選択し再選択を行うことができる。
【0079】
1つの実施例において、ネットワークの伝送帯域幅に基づいて、ネットワークが再選択される優先順位を決定する。1つの実施例において、第1のネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークの伝送帯域幅よりも大きいことに応答して、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも高いと決定する。第1のネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークの伝送帯域幅よりも小さいことに応答して、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも低いと決定する。
【0080】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークの優先順位を明示的に指示してもよい。例えば、優先順位識別子を利用してネットワークの優先順位を指示する。端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの優先順位識別子はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも高く、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも高い。
【0081】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークの優先順位を暗黙的に指示してもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも高く、第2のネットワークが再選択される優先順位は第3のネットワークが再選択される優先順位よりも高い。
【0082】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークグループの識別子情報を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。各ネットワークグループに少なくとも1つのネットワークが含まれる。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3である。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。このように、端末は第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループから任意1つのネットワークを選択して再選択を行うことができ。このようにして、端末はネットワークの再選択を速やか且つ信頼的に完了させることができる。
【0083】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループの識別子情報及び対応するネットワークグループの優先順位を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3であり、対応する優先順位はそれぞれ第1の優先順位、第2の優先順位及び第3の優先順位であり、第1の優先順位は第2の優先順位よりも高く、第2の優先順位は第3の優先順位よりも高い。このように、端末はネットワークの再選択を行う場合、第1の優先順位の第1のネットワークグループにおけるネットワークを優先して選択し再選択を行い、第1のネットワークグループにおけるネットワークの再選択に成功しなかった場合、第2の優先順位の第2のネットワークグループにおけるネットワークをさらに選択し再選択を行うか又は第3の優先順位の第3のネットワークグループにおけるネットワークをさらに選択し再選択を行うことができる。
【0084】
1つの実施例において、ネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅に基づいて、ネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位を決定する。1つの実施例において、第1のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅よりも大きいことに応答して、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高いと決定する。第1のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅よりも小さいことに応答して、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも低いと決定する。
【0085】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークグループの優先順位を明示的に指示してもよい。例えば、優先順位識別子を利用してネットワークグループの優先順位を指示する。端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの優先順位識別子はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも高く、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも高い。
【0086】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークグループの優先順位を暗黙的に指示してもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高く、第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第3のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高い。
【0087】
図3に示すように、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送方法を提供する。当該方法は第1の通信ノードによって実行され、当該方法は、
第2の通信ノードによって送信された、ネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信するステップ31を含む。
【0088】
1つの実施例において、端末は第2の通信ノードにネットワーク登録の要求メッセージを送信し、第2の通信ノードはネットワーク登録の要求メッセージを受信した後、第2の通信ノードは第2の通信ノードに保存される文脈情報に基づいて第1の通信ノードにネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを送信し、第1の通信ノードはネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信した後、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信し、第2の通信ノードはネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報を端末に送信する。端末はネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報に基づいてネットワークの再選択を行うことができる。
【0089】
1つの実施例において、第2の通信ノードによって送信された、ネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信した後、第1の通信ノードはSoRメッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信することができる。
【0090】
別の実施例において、第2の通信ノードによって送信された、ネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信した後、第1の通信ノードはUPUメッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信することができる。
【0091】
なお、当業者が理解できるように、本開示の実施例による方法は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例におけるいくつかの方法又は関連技術におけるいくつかの方法ととも実行されてもよい。
【0092】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末がネットワーク選択情報を受信した後にフィードバック情報を送信するように指示するためのフィードバック指示情報をさらに含む。
【0093】
1つの実施例において、端末によって受信されたネットワーク選択情報にフィードバック指示情報が含まれる場合、端末はネットワーク選択情報を成功的に受信した後にネットワークにフィードバック情報を送信する。
【0094】
別の実施例において、端末によって受信されたネットワーク選択情報にフィードバック指示情報が含まれていない場合、端末はネットワーク選択情報を成功的に受信した後にネットワークにフィードバック情報を送信しない。
【0095】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報が位置するフィールドにフィールドを追加してもよく、当該フィールドは指示情報をフィードバックするように指示するために用いられる。
【0096】
図4に示すように、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送方法を提供する。当該方法は第1の通信ノードによって実行され、当該方法は、
ネットワーク選択情報が更新されていないと決定し、ネットワーク選択情報に所定識別子が運ばれると決定するか、
又は、
ネットワーク選択情報が更新されていないと決定し、ネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定されると決定するステップ41を含む。
【0097】
1つの実施例において、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信する前、現在時刻のネットワーク選択情報と前回ネットワーク選択情報を送信する時のネットワーク選択情報とに変更が発生したか否かを比較してもよく、ネットワーク選択情報に変更が発生した場合、ネットワーク選択情報が更新されたと決定し、ネットワーク選択情報に変更が発生しなかった場合、ネットワーク選択情報が更新されていないと決定する。
【0098】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報が更新されていない場合、ネットワーク選択情報にネットワーク選択情報が変更されていないことを指示する所定識別子が運ばれる。端末は当該所定識別子が運ばれるネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報が更新されていないと決定する。
【0099】
別の実施例において、ネットワーク選択情報が更新されていない場合、ネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定されてもよい。当該所定値はnullであってもよい。端末はネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定されると決定した場合、ネットワーク選択情報が更新されていないと決定する。
【0100】
なお、当業者が理解できるように、本開示の実施例による方法は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例におけるいくつかの方法又は関連技術におけるいくつかの方法ととも実行されてもよい。
【0101】
図5に示すように、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送方法を提供する。当該方法は第1の通信ノードによって実行され、当該方法は、
ネットワーク選択情報が更新されたと決定するステップ51と、
第2の通信ノードに更新されたネットワーク選択情報を送信するステップ52とを含む。
【0102】
1つの実施例において、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信する前、現在時刻のネットワーク選択情報と前回ネットワーク選択情報を送信する時のネットワーク選択情報とに変更が発生したか否かを比較してもよく、ネットワーク選択情報に変更が発生した場合、ネットワーク選択情報が更新されたと決定し、ネットワーク選択情報に変更が発生しなかった場合、ネットワーク選択情報が更新されていないと決定する。
【0103】
1つの実施例において、第1の通信ノードはUPUメッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信することができる。なお、第1の通信ノードは端末からネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信しなかった場合、UPUメッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信することができる。
【0104】
なお、当業者が理解できるように、本開示の実施例による方法は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例におけるいくつかの方法又は関連技術におけるいくつかの方法ととも実行されてもよい。
【0105】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報はSoR情報に含まれるか、又は、ネットワーク選択情報は端末パラメータ更新UPU情報に含まれる。
【0106】
1つの実施例において、第2の通信ノードによって送信された、ネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信した後、第1の通信ノードはSoRメッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信することができる。
【0107】
別の実施例において、第2の通信ノードによって送信された、ネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信した後、第1の通信ノードはUPUメッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信することができる。
【0108】
図6に示すように、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送方法を提供する。当該方法は第2の通信ノードによって実行され、当該方法は、
第1の通信ノードによって送信されたネットワーク選択情報を受信するステップ61を含み、
ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。
【0109】
1つの実施例において、第1の通信ノードは統合データ管理(UDM、unified data management)であってもよい。第2の通信ノードは、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF、Access and Mobility Management Function)又は移動管理エンティティ(MME、Mobility Management Entity)などであってもよい。当該AMFは基地局を介して端末にデータを伝送してもよい。基地局は端末がネットワークにアクセスするインタフェースデバイスである。1つの実施例において、ネットワークはSNPNである。
【0110】
いくつかの実施例において、当該端末は、携帯電話、ウェアラブルデバイス、車載端末、路側ユニット(RSU、Road Side Unit)、スマートハウス端末、産業用センサデバイス又は医療デバイスなどであってもよいが、それらに限らない。
【0111】
いくつかの実施例において、基地局は、様々なタイプの基地局、例えば、第3世代移動通信(3G)ネットワークの基地局、第4世代移動通信(4G)ネットワークの基地局、第5世代移動通信(5G)ネットワークの基地局又は他の進化型基地局であってもよい。
【0112】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークの識別子情報を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3である。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。このように、端末は第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークから任意1つのネットワークを選択して再選択を行うことができる。このようにして、端末はネットワークの再選択を速やか且つ信頼的に完了させることができる。
【0113】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークの識別子情報及び対応するネットワークの優先順位を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3であり、対応する優先順位はそれぞれ第1の優先順位、第2の優先順位及び第3の優先順位であり、第1の優先順位は第2の優先順位よりも高く、第2の優先順位は第3の優先順位よりも高い。このように、端末はネットワークの再選択を行う場合、第1の優先順位の第1のネットワークを優先して選択し再選択を行い、第1のネットワークの再選択に成功しなかった場合、第2の優先順位の第2のネットワークをさらに選択し再選択を行うか又は第3の優先順位の第3のネットワークをさらに選択し再選択を行うことができる。
【0114】
1つの実施例において、ネットワークの伝送帯域幅に基づいて、ネットワークが再選択される優先順位を選択する。1つの実施例において、第1のネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークの伝送帯域幅よりも大きいことに応答して、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも高いと決定する。第1のネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークの伝送帯域幅よりも小さいことに応答して、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも低いと決定する。
【0115】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークの優先順位を明示的に指示してもよい。例えば、優先順位識別子を利用してネットワークの優先順位を指示する。端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの優先順位識別子はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも高く、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも高い。
【0116】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークの優先順位を暗黙的に指示してもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも高く、第2のネットワークが再選択される優先順位は第3のネットワークが再選択される優先順位よりも高い。
【0117】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークグループの識別子情報を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。各ネットワークグループに少なくとも1つのネットワークが含まれる。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3である。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。このように、端末は第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループから任意1つのネットワークを選択して再選択を行うことができ。このようにして、端末はネットワークの再選択を速やか且つ信頼的に完了させることができる。
【0118】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループの識別子情報及び対応するネットワークグループの優先順位を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3であり、対応する優先順位はそれぞれ第1の優先順位、第2の優先順位及び第3の優先順位であり、第1の優先順位は第2の優先順位よりも高く、第2の優先順位は第3の優先順位よりも高い。このように、端末はネットワークの再選択を行う場合、第1の優先順位の第1のネットワークグループにおけるネットワークを優先して選択し再選択を行い、第1のネットワークグループにおけるネットワークの再選択に成功しなかった場合、第2の優先順位の第2のネットワークグループにおけるネットワークをさらに選択し再選択を行うか又は第3の優先順位の第3のネットワークグループにおけるネットワークをさらに選択し再選択を行うことができる。
【0119】
1つの実施例において、ネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅に基づいて、ネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位を決定する。1つの実施例において、第1のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅よりも大きいことに応答して、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高いと決定する。第1のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅よりも小さいことに応答して、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも低いと決定する。
【0120】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークグループの優先順位を明示的に指示してもよい。例えば、優先順位識別子を利用してネットワークグループの優先順位を指示する。端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの優先順位識別子はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも高く、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも高い。
【0121】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークグループの優先順位を暗黙的に指示してもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高く、第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第3のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高い。
【0122】
1つの実施例において、再び表1を参照して、表1は、ネットワーク選択情報をリスト形式で明示的に指示する。端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含み、対応するネットワーク識別子はそれぞれSNPN ID1、SNPN ID2及びSNPN ID3であり、対応する優先順位はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも大きく、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも大きい。
【0123】
1つの実施例において、再び表2を参照して、表2は、ネットワーク選択情報をリスト形式で暗黙的に指示する。端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含み、対応するネットワーク識別子はそれぞれSNPN ID1、SNPN ID2及びSNPN ID3であり、当該識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークの優先順位は第2のネットワークの優先順位よりも大きく、第2のネットワークの優先順位は第3のネットワークの優先順位よりも大きい。
【0124】
1つの実施例において、再び表3を参照して、表3は、ネットワーク選択情報をリスト形式で明示的に指示する。端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含み、対応するネットワークグループの識別子はそれぞれSNPN ID1、SNPN ID2及びSNPN ID3であり、対応する優先順位はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも大きく、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも大きい。第1のネットワークグループは、ネットワーク1、ネットワーク2及びネットワーク3を含み、第2のネットワークグループは、ネットワーク4、ネットワーク5及びネットワーク6を含み、第3のネットワークグループは、ネットワーク7、ネットワーク8及びネットワーク9を含む。
【0125】
1つの実施例において、第1の通信ノードはローミングステアリング(SoR、steering of roaming)メッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信する。
【0126】
別の実施例において、第1の通信ノードは端末パラメータ更新(UPU、UE parameter Update)メッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信する。
【0127】
1つの実施例において、第1の通信ノードから第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信してもよく、第2の通信ノードはネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報を端末に送信する。端末はネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報に基づいてネットワークの再選択を行うことができる。
【0128】
1つの実施例において、端末は第2の通信ノードにネットワーク登録の要求メッセージを送信し、第2の通信ノードはネットワーク登録の要求メッセージを受信した後、第2の通信ノードは、第2の通信ノードに保存される文脈情報に基づいて、第1の通信ノードにネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを送信し、第1の通信ノードはネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信した後、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信し、第2の通信ノードはネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報を端末に送信する。端末はネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報に基づいてネットワークの再選択を行うことができる。
【0129】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報が更新された場合、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信する。別の実施例において、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を周期的に送信してもよい。ネットワーク選択情報の更新は、ネットワーク選択情報によって指示されるネットワークの追加、ネットワークの変更及び優先順位の変更などであってもよい。
【0130】
なお、当業者が理解できるように、本開示の実施例による方法は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例におけるいくつかの方法又は関連技術におけるいくつかの方法ととも実行されてもよい。
【0131】
図7に示すように、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送方法を提供する。当該方法は第2の通信ノードによって実行され、当該方法は、
端末にネットワーク選択情報を送信するステップ71を含む。
【0132】
1つの実施例において、第2の通信ノードは、第1の通信ノードがローミングステアリング(SoR、steering of roaming)メッセージを利用して送信したネットワーク選択情報を受信し、端末にネットワーク選択情報を送信する。
【0133】
別の実施例において、第2の通信ノードは、第1の通信ノードが端末パラメータ更新(UPU、UE parameter Update)メッセージを利用して送信したネットワーク選択情報を受信し、端末にネットワーク選択情報を送信する。
【0134】
なお、当業者が理解できるように、本開示の実施例による方法は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例におけるいくつかの方法又は関連技術におけるいくつかの方法ととも実行されてもよい。
【0135】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、
少なくとも1つのSNPN及びSNPNが選択される優先順位を指示するための第1のネットワーク選択情報と、
少なくとも1つのSNPNグループ及びSNPNグループが選択される優先順位を指示するための第2のネットワーク選択情報であって、SNPNグループは少なくとも1つのSNPNを含む第2のネットワーク選択情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0136】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークの識別子情報を含んでもいい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3である。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。このように、端末は第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークから任意1つのネットワークを選択して再選択を行うことができる。このようにして、端末はネットワークの再選択を速やか且つ信頼的に完了させることができる。
【0137】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークの識別子情報及び対応するネットワークの優先順位を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3であり、対応する優先順位はそれぞれ第1の優先順位、第2の優先順位及び第3の優先順位であり、第1の優先順位は第2の優先順位よりも高く、第2の優先順位は第3の優先順位よりも高い。このように、端末はネットワークの再選択を行う場合、第1の優先順位の第1のネットワークを選択し再選択を行い、第1のネットワークの再選択に成功しなかった場合、第2の優先順位の第2のネットワークをさらに選択し再選択を行うか又は第3の優先順位の第3のネットワークをさらに選択し再選択を行うことができる。
【0138】
1つの実施例において、ネットワークの伝送帯域幅に基づいて、ネットワークが再選択される優先順位を決定する。1つの実施例において、第1のネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークの伝送帯域幅よりも大きいことに応答して、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも高いと決定する。第1のネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークの伝送帯域幅よりも小さいことに応答して、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも低いと決定する。
【0139】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークの優先順位を明示的に指示してもよい。例えば、優先順位識別子を利用してネットワークの優先順位を指示する。端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの優先順位識別子はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも高く、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも高い。
【0140】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークの優先順位を暗黙的に指示してもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも高く、第2のネットワークが再選択される優先順位は第3のネットワークが再選択される優先順位よりも高い。
【0141】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークグループの識別子情報を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。各ネットワークグループに少なくとも1つのネットワークが含まれる。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3である。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。このように、端末は第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループから任意1つのネットワークを選択して再選択を行うことができる。このようにして、端末はネットワークの再選択を速やか且つ信頼的に完了させることができる。
【0142】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループの識別子情報及び対応するネットワークグループの優先順位を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3であり、対応する優先順位はそれぞれ第1の優先順位、第2の優先順位及び第3の優先順位であり、第1の優先順位は第2の優先順位よりも高く、第2の優先順位は第3の優先順位よりも高い。このように、端末はネットワークの再選択を行う場合、第1の優先順位の第1のネットワークグループにおけるネットワークを優先して選択し再選択を行い、第1のネットワークグループにおけるネットワークの再選択に成功しなかった場合、第2の優先順位の第2のネットワークグループにおけるネットワークをさらに選択し再選択を行うか又は第3の優先順位の第3のネットワークグループにおけるネットワークをさらに選択し再選択を行うことができる。
【0143】
1つの実施例において、ネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅に基づいて、ネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位を決定する。1つの実施例において、第1のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅が大きいことに応答して、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高いと決定する。第1のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅よりも小さいことに応答して、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも低いと決定する。
【0144】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークグループの優先順位を明示的に指示してもよい。例えば、優先順位識別子を利用してネットワークグループの優先順位を指示する。端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの優先順位識別子はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも高く、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも高い。
【0145】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークグループの優先順位を暗黙的に指示してもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高く、第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第3のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高い。
【0146】
図8に示すように、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送方法を提供する、当該方法は第2の通信ノードによって実行され、当該方法は、
端末によって送信されたネットワーク登録の要求メッセージを受信するステップ81と、
第1の通信ノードに少なくともネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを送信するステップ82とを含む。
【0147】
1つの実施例において、端末は第2の通信ノードにネットワーク登録の要求メッセージを送信し、第2の通信ノードはネットワーク登録の要求メッセージを受信した後、第2の通信ノードは、第2の通信ノードに保存される文脈情報に基づいて、第1の通信ノードにネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを送信し、第1の通信ノードはネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信した後、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信し、第2の通信ノードはネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報を端末に送信する。端末はネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報に基づいてネットワークの再選択を行うことができる。
【0148】
1つの実施例において、端末がネットワーク登録要求メッセージを送信する場合、第2の通信ノードはそれに保存される端末の文脈におけるSoR 更新知識update indicatorの識別子に基づいて、第1の通信ノードにSoRメッセージを取得する要求メッセージを送信する。当該要求メッセージはネットワーク選択情報を含む。
【0149】
なお、当業者が理解できるように、本開示の実施例による方法は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例におけるいくつかの方法又は関連技術におけるいくつかの方法ととも実行されてもよい。
【0150】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末がネットワーク選択情報を受信した後フィードバック情報を送信するように指示するためのフィードバック指示情報をさらに含む。
【0151】
1つの実施例において、端末によって受信されたネットワーク選択情報にフィードバック指示情報が含まれる場合、端末はネットワーク選択情報を成功的に受信した後ネットワークにフィードバック情報を送信する。
【0152】
別の実施例において、端末によって受信されたネットワーク選択情報にフィードバック指示情報が含まれない場合、端末はネットワーク選択情報を成功的に受信した後ネットワークにフィードバック情報を送信しない。
【0153】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報が位置するフィールドにフィールドを追加してもよく、当該フィールドは指示情報をフィードバックするように指示するために用いられる。
【0154】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報が更新されていない場合、ネットワーク選択情報に所定識別子が運ばれるか、又は、ネットワーク選択情報が更新されていない場合、ネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定される。
【0155】
1つの実施例において、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信する前、現在時刻のネットワーク選択情報と前回ネットワーク選択情報を送信する時のネットワーク選択情報とに変更が発生したか否かを比較し、ネットワーク選択情報に変更が発生した場合、ネットワーク選択情報が更新されたと決定し、ネットワーク選択情報に変更が発生していない場合、ネットワーク選択情報が更新されていないと決定する。
【0156】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報が更新されていない場合、ネットワーク選択情報にネットワーク選択情報が変更されていないことを指示する所定識別子が運ばれる。端末は当該所定識別子が運ばれるネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報が更新されていないと決定する。
【0157】
別の実施例において、ネットワーク選択情報が更新されていない場合、ネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定されてもよい。当該所定値はnullであってもよい。端末においてネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定されると決定し、ネットワーク選択情報が更新されていないと決定する。
【0158】
なお、当業者が理解できるように、本開示の実施例による方法は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例におけるいくつかの方法又は関連技術におけるいくつかの方法ととも実行されてもよい。
【0159】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報はSoR情報に含まれるか、又は、ネットワーク選択情報は端末パラメータ更新UPU情報に含まれる。
【0160】
1つの実施例において、第2の通信ノードによって送信された、ネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信した後、第1の通信ノードはSoRメッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信することができる。
【0161】
別の実施例において、第2の通信ノードによって送信された、ネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信した後、第1の通信ノードはUPUメッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信することができる。
【0162】
図9に示すように、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送方法を提供する、当該方法は端末によって実行され、当該方法は、
第2の通信ノードによって送信されたネットワーク選択情報を受信するステップ91を含み、
ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。
【0163】
1つの実施例において、第1の通信ノードは統合データ管理(UDM、unified data management)であってもよい。第2の通信ノードはアクセス及びモビリティ管理機能(AMF、Access and Mobility Management Function)又は移動管理エンティティ(MME、Mobility Management Entity)などであってもよい。当該AMFは基地局を介して端末にデータを伝送することができる。基地局は端末がネットワークにアクセスするインタフェースデバイスである。1つの実施例において、ネットワークはSNPNである。
【0164】
いくつかの実施例において、当該端末は、携帯電話、ウェアラブルデバイス、車載端末、路側ユニット(RSU、Road Side Unit)、スマートハウス端末、産業用センサデバイス又は医療デバイスなどであってもよいが、それらに限らない。
【0165】
いくつかの実施例において、基地局は様々なタイプの基地局、例えば、第3世代移動通信(3G)ネットワークの基地局、第4世代移動通信(4G)ネットワークの基地局、第5世代移動通信(5G)ネットワークの基地局又は他の進化型基地局であってもよい。
【0166】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークの識別子情報を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3である。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。このように、端末は第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークから任意1つのネットワークを選択して再選択を行うことができる。このようにして、端末はネットワークの再選択を速やか且つ信頼的に完了させることができる。
【0167】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークの識別子情報及び対応するネットワークの優先順位を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3であり、対応する優先順位はそれぞれ第1の優先順位、第2の優先順位及び第3の優先順位であり、第1の優先順位は第2の優先順位よりも高く、第2の優先順位は第3の優先順位よりも高い。このように、端末はネットワークの再選択を行う場合、第1の優先順位の第1のネットワークを選択し再選択を行い、第1のネットワークの再選択に成功しなかった場合、第2の優先順位の第2のネットワークをさらに選択し再選択を行うか又は第3の優先順位の第3のネットワークをさらに選択し再選択を行うことができる。
【0168】
1つの実施例において、ネットワークの伝送帯域幅に基づいて、ネットワークが再選択される優先順位を決定する。1つの実施例において、第1のネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークの伝送帯域幅よりも大きいことに応答して、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも高いと決定する。第1のネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークの伝送帯域幅よりも小さいことに応答して、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも低いと決定する。
【0169】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークの優先順位を明示的に指示してもよい。例えば、優先順位識別子を利用してネットワークの優先順位を指示する。端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの優先順位識別子はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも高く、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも高い。
【0170】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークの優先順位を暗黙的に指示してもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも高く、第2のネットワークが再選択される優先順位は第3のネットワークが再選択される優先順位よりも高い。
【0171】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークグループの識別子情報を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。各ネットワークグループに少なくとも1つのネットワークが含まれる。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3である。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。このように、端末は第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループから任意1つのネットワークを選択して再選択を行うことができる。このようにして、端末はネットワークの再選択を速やか且つ信頼的に完了させることができる。
【0172】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループの識別子情報及び対応するネットワークグループの優先順位を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3であり、対応する優先順位はそれぞれ第1の優先順位、第2の優先順位及び第3の優先順位であり、第1の優先順位は第2の優先順位よりも高く、第2の優先順位は第3の優先順位よりも高い。このように、端末はネットワークの再選択を行う場合、第1の優先順位の第1のネットワークグループにおけるネットワークを優先して選択し再選択を行い、第1のネットワークグループにおけるネットワークの再選択に成功しなかった場合、第2の優先順位の第2のネットワークグループにおけるネットワークをさらに選択し再選択を行うか又は第3の優先順位の第3のネットワークグループにおけるネットワークをさらに選択し再選択を行うことができる。
【0173】
1つの実施例において、ネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅に基づいて、ネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位を決定する。1つの実施例において、第1のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅よりも大きいことに応答して、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高いと決定する。第1のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅よりも小さいことに応答して、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも低いと決定する。
【0174】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークグループの優先順位を明示的に指示してもよい。例えば、優先順位識別子を利用してネットワークグループの優先順位を指示する。端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの優先順位識別子はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも高く、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも高い。
【0175】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークグループの優先順位を暗黙的に指示してもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高く、第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第3のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高い。
【0176】
1つの実施例において、再び表1を参照して、表1は、ネットワーク選択情報をリスト形式で明示的に指示する。端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含み、対応するネットワーク識別子はそれぞれSNPN ID1、SNPN ID2及びSNPN ID3であり、対応する優先順位はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも大きく、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも大きい。
【0177】
1つの実施例において、再び表2を参照して、表2は、ネットワーク選択情報をリスト形式で暗黙的に指示する。端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含み、対応するネットワーク識別子はそれぞれSNPN ID1、SNPN ID2及びSNPN ID3であり、当該識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークの優先順位は第2のネットワークの優先順位よりも大きく、第2のネットワークの優先順位は第3のネットワークの優先順位よりも大きい。
【0178】
1つの実施例において、再び表3を参照して、表3は、ネットワーク選択情報をリスト形式で明示的に指示する。端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含み、対応するネットワークグループの識別子はそれぞれSNPN ID1、SNPN ID2及びSNPN ID3であり、対応する優先順位はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも大きく、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも大きい。第1のネットワークグループは、ネットワーク1、ネットワーク2及びネットワーク3を含み、第2のネットワークグループは、ネットワーク4、ネットワーク5及びネットワーク6を含み、第3のネットワークグループは、ネットワーク7、ネットワーク8及びネットワーク9を含む。
【0179】
1つの実施例において、第1の通信ノードはローミングステアリング(SoR、steering of roaming)メッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信する。
【0180】
別の実施例において、第1の通信ノードは端末パラメータ更新(UPU、UE parameter Update)メッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信する。
【0181】
1つの実施例において、第1の通信ノードから第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信してもよく、第2の通信ノードはネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報を端末に送信する。端末はネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報に基づいてネットワークの再選択を行うことができる。
【0182】
1つの実施例において、端末は第2の通信ノードにネットワーク登録の要求メッセージを送信し、第2の通信ノードはネットワーク登録の要求メッセージを受信した後、第2の通信ノードは、第2の通信ノードに保存される文脈情報に基づいて、第1の通信ノードにネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを送信し、第1の通信ノードはネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信した後、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信し、第2の通信ノードはネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報を端末に送信する。端末はネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報に基づいてネットワークの再選択を行うことができる。
【0183】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報が更新された場合、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信する。別の実施例において、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を周期的に送信してもよい。ネットワーク選択情報の更新は、ネットワーク選択情報によって指示されるネットワークの追加、ネットワークの変更又は優先順位の変更などであってもよい。
【0184】
なお、当業者が理解できるように、本開示の実施例による方法は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例におけるいくつかの方法又は関連技術におけるいくつかの方法ととも実行されてもよい。
【0185】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークの識別子情報を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3である。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。このように、端末は第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークから任意1つのネットワークを選択して再選択を行うことができる。このようにして、端末はネットワークの再選択を速やか且つ信頼的に完了させることができる。
【0186】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークの識別子情報及び対応するネットワークの優先順位を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3であり、対応する優先順位はそれぞれ第1の優先順位、第2の優先順位及び第3の優先順位であり、第1の優先順位は第2の優先順位よりも高く、第2の優先順位は第3の優先順位よりも高い。このように、端末はネットワークの再選択を行う場合、第1の優先順位の第1のネットワークを選択し再選択を行い、第1のネットワークの再選択に成功しなかった場合、第2の優先順位の第2のネットワークをさらに選択し再選択を行うか又は第3の優先順位の第3のネットワークをさらに選択し再選択を行うことができる。
【0187】
1つの実施例において、ネットワークの伝送帯域幅に基づいて、ネットワークが再選択される優先順位を決定する。1つの実施例において、第1のネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークの伝送帯域幅よりも大きいことに応答して、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも高いと決定する。第1のネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークの伝送帯域幅よりも小さいことに応答して、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも低いと決定する。
【0188】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークの優先順位を明示的に指示してもよい。例えば、優先順位識別子を利用してネットワークの優先順位を指示する。端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの優先順位識別子はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも高く、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも高い。
【0189】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークの優先順位を暗黙的に指示してもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークは、第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワーク、第2のネットワーク及び第3のネットワークの識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークが再選択される優先順位よりも高く、第2のネットワークが再選択される優先順位は第3のネットワークが再選択される優先順位よりも高い。
【0190】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークグループの識別子情報を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。各ネットワークグループに少なくとも1つのネットワークが含まれる。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3である。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。このように、端末は第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループから任意1つのネットワークを選択して再選択を行うことができる。このようにして、端末はネットワークの再選択を速やか且つ信頼的に完了させることができる。
【0191】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループの識別子情報及び対応するネットワークグループの優先順位を含んでもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークが位置するネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はそれぞれID1、ID2及びID3であり、対応する優先順位はそれぞれ第1の優先順位、第2の優先順位及び第3の優先順位であり、第1の優先順位は第2の優先順位よりも高く、第2の優先順位は第3の優先順位よりも高い。このように、端末はネットワークの再選択を行う場合、第1の優先順位の第1のネットワークグループにおけるネットワークを優先して選択し再選択を行い、第1のネットワークグループにおけるネットワークの再選択に成功しなかった場合、第2の優先順位の第2のネットワークグループにおけるネットワークをさらに選択し再選択を行うか又は第3の優先順位の第3のネットワークグループにおけるネットワークをさらに選択し再選択を行うことができる。
【0192】
1つの実施例において、ネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅に基づいて、ネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位を決定する。1つの実施例において、第1のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅が第2のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅よりも大きいことに応答して、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高いと決定する。第1のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅は第2のネットワークグループにおけるネットワークの伝送帯域幅よりも小さいことに応答して、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも低いと決定す。
【0193】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークグループの優先順位を明示的に指示してもよい。例えば、優先順位識別子を利用してネットワークグループの優先順位を指示する。端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの優先順位識別子はそれぞれU1、U2及びU3である。U1によって指示される優先順位はU2によって指示される優先順位よりも高く、U2によって指示される優先順位はU3によって指示される優先順位よりも高い。
【0194】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報によってネットワークグループの優先順位を暗黙的に指示してもよい。例えば、端末が再選択することができるネットワークグループは、第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループを含む。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループにおけるネットワークはいずれもSNPNであってもよい。第1のネットワークグループ、第2のネットワークグループ及び第3のネットワークグループの識別子はフィールドにおいて順に並べられ、第1のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高く、第2のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位は第3のネットワークグループにおけるネットワークが再選択される優先順位よりも高い。
【0195】
図10に示すように、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送方法を提供する、当該方法は端末によって実行され、当該方法は、
第2の通信ノードにネットワーク登録の要求メッセージを送信するステップ101を含む。
1つの実施例において、端末は第2の通信ノードにネットワーク登録の要求メッセージを送信し、第2の通信ノードはネットワーク登録の要求メッセージを受信した後、第2の通信ノードは、第2の通信ノードに保存される文脈情報に基づいて、第1の通信ノードにネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを送信し、第1の通信ノードはネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信した後、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信し、第2の通信ノードはネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報を端末に送信する。端末はネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報に基づいてネットワークの再選択を行うことができる。
【0196】
1つの実施例において、端末によってネットワーク登録要求メッセージを送信する場合、第2の通信ノードはそれに保存される端末の文脈におけるSoR 更新知識update indicatorの識別子に基づいて、第1の通信ノードにSoRメッセージを取得する要求メッセージを送信する。当該要求メッセージはネットワーク選択情報を含む。
【0197】
なお、当業者が理解できるように、本開示の実施例による方法は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例におけるいくつかの方法又は関連技術におけるいくつかの方法ととも実行されてもよい。
【0198】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報は、端末がネットワーク選択情報を受信した後フィードバック情報を送信するように指示するためのフィードバック指示情報をさらに含む。
【0199】
1つの実施例において、端末によって受信されたネットワーク選択情報にフィードバック指示情報が含まれる場合、端末はネットワーク選択情報を成功的に受信した後ネットワークにフィードバック情報を送信する。
【0200】
別の実施例において、端末によって受信されたネットワーク選択情報にフィードバック指示情報が含まれていない場合、端末はネットワーク選択情報を成功的に受信した後ネットワークにフィードバック情報を送信しない。
【0201】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報が位置するフィールドにフィールドを追加してもよく、当該フィールドは指示情報をフィードバックするように指示するために用いられる。
【0202】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報が更新されていない場合、ネットワーク選択情報に所定識別子が運ばれるか、又は、ネットワーク選択情報が更新されていない場合、ネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定される。
【0203】
1つの実施例において、第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信する前、現在時刻のネットワーク選択情報と前回ネットワーク選択情報を送信する時のネットワーク選択情報とに変更が発生したか否かを比較してもよく、ネットワーク選択情報に変更が発生した場合、ネットワーク選択情報が更新されたと決定し、ネットワーク選択情報に変更が発生していない場合、ネットワーク選択情報が更新されていないと決定する。
【0204】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報が更新されていない場合、ネットワーク選択情報にネットワーク選択情報が変更されていないことを指示する所定識別子が運ばれる。端末によって当該所定識別子が運ばれるネットワーク選択情報を受信した後、ネットワーク選択情報が更新されていないと決定する。
【0205】
別の実施例において、ネットワーク選択情報が更新されていない場合、ネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定されてもよい。当該所定値はnullであってもよい。端末においてネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定されると決定し、ネットワーク選択情報が更新されていないと決定する。
【0206】
なお、当業者が理解できるように、本開示の実施例による方法は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例におけるいくつかの方法又は関連技術におけるいくつかの方法ととも実行されてもよい。
【0207】
1つの実施例において、ネットワーク選択情報はSoR情報に含まれるか、又は、ネットワーク選択情報は端末パラメータ更新UPU情報に含まれる。
【0208】
1つの実施例において、第2の通信ノードによって送信された、ネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信した場合、第1の通信ノードはSoRメッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信することができる。
【0209】
別の実施例において、第2の通信ノードによって送信された、ネットワーク選択情報を取得する要求メッセージを受信した後、第1の通信ノードはUPUメッセージを利用して第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信することができる。
【0210】
本開示の実施例をよりよく理解するために、以下、3つの例示的な実施例によって本開示の実施例をさらに説明する。
【0211】
先ず、各例において使用される関連用語を説明する。
【0212】
SoR情報はローミングステアリング情報である。
【0213】
UEは端末である。
【0214】
UDMは統合データ管理ノードである。
【0215】
NWはネットワークである。
【0216】
AMFはアクセス及びモビリティ管理機能エンティティである。
【0217】
vAMFは拡張AMFである。
【0218】
SNPNは独立ネットワーキングの非公衆ネットワークである。
【0219】
vSNPNは拡張SNPNである。
【0220】
ACK indicationは確認指示である。
【0221】
listはリストである。
【0222】
例1
【0223】
図11を参照して、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送方法を提供する、第1の通信ノードはUDMであり、第2の通信ノードはAMFであり、当該方法は次のステップを含む。
ステップa1:UEはネットワークvSNPNに対してネットワーク登録の要求メッセージをAMFに送信する。
ステップa2:AMFはそのホームネットワークのUDMにSoR情報の要求メッセージを送信する。
ステップa3:AMFの要求、又はホームネットワークのポリシー、ホームネットワークのUDMに基づいて拡張型SoR情報を送信するか否かを決定する。拡張型SoR情報はネットワーク選択情報を含む。
【0224】
ネットワーク選択情報は、
少なくとも1つのSNPN及びSNPNが選択される優先順位を指示するための第1のネットワーク選択情報と、
少なくとも1つのSNPNグループ及びSNPNグループが選択される優先順位を指示するための第2のネットワーク選択情報であって、SNPNグループは少なくとも1つのSNPNを含む第2のネットワーク選択情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0225】
これらの情報はリスト形式でそれぞれUEに記憶される対応するリストに更新される。
【0226】
ネットワーク選択情報はACK indicationを含み、当該ACK indicationは、UEが成功的に受信した後にネットワークにフィードバック情報を送信するか否かを指示するために用いられる。ネットワーク選択情報が更新されていないと決定し、ネットワーク選択情報に所定識別子が運ばれると決定し、又は、ネットワーク選択情報が更新されていないと決定し、ネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定されると決定する。
【0227】
ステップa4:ホームネットワークSNPN UDMは拡張型SoR情報をAMFに送信する。
【0228】
ステップa5:AMFはホームネットワークUDMに対してSoRイベント通知サービスを申し込む。
【0229】
ステップa6:vAMFは拡張型SoR情報をUEに送信する。
【0230】
ステップa7:UEはSoR情報を受信する時に、セキュリティチェックを行う。
【0231】
ステップa8:登録を完了させる。
【0232】
ステップa9:ネットワークがUEによってACKをフィードバックするようにリクエストする場合、ネットワークに対してACK情報をホームネットワークのUDMに送信する。
【0233】
ステップa10:UEによってSoRがローカルの対応するlistに更新される場合、UEは必要に応じてネットワークの再選択を行う。
【0234】
なお、当業者が理解できるように、本開示の実施例による方法は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例におけるいくつかの方法又は関連技術におけるいくつかの方法ととも実行されてもよい。
【0235】
例2
【0236】
図12を参照して、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送方法を提供する、第1の通信ノードはUDMであり、第2の通信ノードはAMFであり、当該方法は次のステップを含む。
【0237】
ステップb1:UEのホームネットワークのUDMにおけるSoR情報が更新された場合、UDMは通知メッセージをアクティブに開始して更新されたローミングステアリングSoR情報をUEに送信し、拡張型SoR情報はネットワーク選択情報を含む。
【0238】
ネットワーク選択情報は、
少なくとも1つのSNPN及びSNPNが選択される優先順位を指示するための第1のネットワーク選択情報と、
少なくとも1つのSNPNグループ及びSNPNグループが選択される優先順位を指示するための第2のネットワーク選択情報であって、SNPNグループは少なくとも1つのSNPNを含む第2のネットワーク選択情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0239】
これらの情報はリスト形式でそれぞれUEに記憶される対応するリストに更新される。
【0240】
ネットワーク選択情報はACK indicationを含み、当該ACK indicationは、UEが成功的に受信した後にネットワークにフィードバック情報を送信するか否かを指示するために用いられる。ネットワーク選択情報が更新されていないと決定し、ネットワーク選択情報に所定識別子が運ばれると決定し、又は、ネットワーク選択情報が更新されていないと決定し、ネットワーク選択情報を指示するフィールドが所定値に設定されると決定する。
【0241】
ステップb2:AMFはSoR情報をUEに送信する。
【0242】
ステップb3:UEはSoR情報を受信し、改ざんされるか否かのセキュリティチェックを行う。ステップb1における2つのlistをそれぞれUEのローカルに対応するlistに更新する。
【0243】
ステップb4:SoR情報にACK indicationが含まれる場合、UEはネットワークにACK確認メッセージを送信する。
【0244】
ステップb5:受信したSoR情報におけるネットワーク選択情報に基づいて、ネットワークの再選択を行う。
【0245】
例3
【0246】
図13を参照して、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送方法を提供する、第1の通信ノードはUDMであり、第2の通信ノードはAMFであり、当該方法は次のステップを含む。
ステップc1:UEの要求又はパラメータの更新イベントに基づいて、UDMはUEのネットワーク選択情報を更新するように決定する。
【0247】
ステップc2:UDMは更新されたネットワーク選択パラメータ情報をAMFに送信し、ネットワーク選択情報は、
少なくとも1つのSNPN及びSNPNが選択される優先順位を指示するための第1のネットワーク選択情報と、
少なくとも1つのSNPNグループ及びSNPNグループが選択される優先順位を指示するための第2のネットワーク選択情報であって、SNPNグループは少なくとも1つのSNPNを含む第2のネットワーク選択情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0248】
ステップc3:ネットワークがUEをページングすることができない場合、又はUEの状態が達することができない場合、失敗フィードバックをUDMに返信する。
【0249】
ステップc4:AMFはネットワーク選択情報をUEに送信し、UEはネットワーク選択情報をローカルの対応するリストに更新する。
【0250】
ステップc5:ネットワークがUEによってフィードバックACKをUDMにフィードバックすることをリクエストする場合、UEはACK情報をUDMに送信する。
【0251】
ステップc6:UEが情報を成功的に受信した後に改めて登録を開始する指示が運ばれる場合、登録を開始し且つ改めて登録する。
【0252】
図14に示すように、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送装置を提供する。装置は、
第2の通信ノードにネットワーク選択情報を送信するための送信モジュール141を含み、
ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。
【0253】
なお、当業者が理解できるように、本開示の実施例による方法は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例におけるいくつかの方法又は関連技術におけるいくつかの方法ととも実行されてもよい。
【0254】
図15に示すように、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送装置を提供する。装置は、
第1の通信ノードによって送信されたネットワーク選択情報を受信するための受信モジュール151を含み、
ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。
【0255】
なお、当業者が理解できるように、本開示の実施例による方法は、独立して実行されてもよく、本開示の実施例におけるいくつかの方法又は関連技術におけるいくつかの方法ととも実行されてもよい。
【0256】
図16に示すように、本実施例においてネットワーク選択情報の伝送装置を提供する。装置は、
第2の通信ノードによって送信されたネットワーク選択情報を受信するための受信モジュール161を含み、
ネットワーク選択情報は、端末が再選択するための少なくとも1つのネットワークを指示する。
【0257】
本開示の実施例は通信デバイスを提供する。通信デバイスは、
プロセッサと、
プロセッサによって実行可能な命令を記憶するためのメモリとを含み、
プロセッサは、実行可能な命令を運行するために用いられる場合、本開示の任意の実施例に適用される方法を実現するように配置される。
【0258】
プロセッサは様々なタイプの記憶媒体を含んでもよく、当該記憶媒体は非一時的なコンピュータ記憶媒体であり、通信デバイスの電源が切られた後にそこに記憶される情報を継続して記憶することができる。
【0259】
プロセッサはバスなどを介してメモリに接続されてもよく、メモリ上に記憶される実行可能なプログラムを読み取るために用いられる。
【0260】
本開示の実施例は、コンピュータ記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ記憶媒体にコンピュータによって実行可能なプログラムが記憶されており、実行可能なプログラムがプロセッサによって実行される場合、本開示の任意の実施例の方法を実現する。
【0261】
上記実施例における装置に関して、各モジュールによって操作を実行する具体的な形態は、当該方法に関連する実施例において既に詳細に説明したため、ここでこれ以上説明しない。
【0262】
図17に示すように、本開示の一実施例は端末の構造を提供する。
【0263】
図17に示す端末800を参照して、本実施例は端末800を提供し、当該端末は、具体的に、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信機、ゲーム機のコントローラ、タブレットデバイス、医療デバイス、身体エクササイズデバイス、パーソナルディジタルアシスタントなどであってもよい。
【0264】
図17を参照して、端末800は、処理コンポーネント802、メモリ804、電源コンポーネント806、マルチメディアコンポーネント808、オーディオコンポーネント810、入出力(I/O)のインタフェース812、センサコンポーネント814、及び通信コンポーネント816のうちの少なくとも1つ又は複数のコンポーネントを含んでもよい。
【0265】
処理コンポーネント802は、一般的に、端末800の操作全体、例えば、表示、通話、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作を制御する。処理コンポーネント802は、上記の方法のすべて又は一部のステップを完成させるように、1つ又は複数のプロセッサ820を含んで命令を実行してもよい。なお、処理コンポーネント802は、処理コンポーネント802と他のコンポーネントとの間のインタラクションを容易にするために、1つ又は複数のモジュールを含んでもよい。例えば、処理コンポーネント802は、マルチメディアコンポーネント808と処理コンポーネント802との間のインタラクションを容易にするために、マルチメディアモジュールを含んでもよい。
【0266】
メモリ804は、デバイス800における操作をサポートするために、様々なタイプのデータを記憶するように配置される。これらのデータは、例えば端末800上で操作するためのいかなるアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡先のデータ、電話帳のデータ、メッセージ、ピクチャー、ビデオなどを含む。メモリ804は、いかなるタイプの揮発性又は不揮発性記憶デバイス又はそれらの組み合わせ、例えば、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、電気的に消去・記録可能なリードオンリーメモリ(EEPROM)、消去・記録可能なリードオンリーメモリ(EPROM)、記録可能なリードオンリーメモリ(PROM)、リードオンリーメモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスクによって実現されてもよい。
【0267】
電源コンポーネント806は、端末800の様々なコンポーネントに電力を提供する。電源コンポーネント806は、電源管理システム、1つ又は複数の電源、及び端末800に対して電力を生成、管理及び分配することに関連する他のコンポーネントを含んでもよい。
【0268】
マルチメディアコンポーネント808は、端末800とユーザとの間に1つの出力インタフェースを提供するスクリーンを含む。いくつかの実施例において、スクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD)及びタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含む場合、スクリーンは、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンとして実現されてもよい。タッチパネルは、タッチ、スライド及びタッチパネル上のジェスチャを検知するように、1つ又は複数のタッチセンサを含む。タッチセンサは、タッチ又はスライド動作の境界を検知するだけではなく、タッチ又はスライド操作に関連する持続時間及び圧力を検出してもよい。いくつかの実施例において、マルチメディアコンポーネント808は、1つのフロントカメラ及び/又はバックカメラを含む。デバイス800が操作モード、例えば撮影モード又はビデオモードにある場合、フロントカメラ及び/又はバックカメラは外部のマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラ及びバックカメラは、1つの固定された光学レンズシステムであってもよく、又は焦点距離及び光学焦点可変能力を有してもよい。
【0269】
オーディオコンポーネント810は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように配置される。例えば、オーディオコンポーネント810は1つのマイクロホン(MIC)を含み、端末800が操作モード、例えば、呼びモード、記録モード及び音声識別モードにある場合、マイクロホンは、外部のオーディオ信号を受信するように配置される。受信されたオーディオ信号は、さらに、メモリ804に記憶されてもよく、又は通信コンポーネント816を介して送信されてもよい。いくつかの実施例において、オーディオコンポーネント810は、オーディオ信号を出力するための1つのスピーカをさらに含む。
【0270】
I/Oインタフェース812は、処理コンポーネント802と周辺インタフェースモジュールとの間にインタフェースを提供し、上記周辺インタフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、スタートボタン及びロックボタンを含んでもよいが、それらに限らない。
【0271】
センサコンポーネント814は、端末800に様々なの状態評価を提供するための1つ又は複数のセンサを含む。例えば、センサコンポーネント814はデバイス800の開閉状態、コンポーネントの相対的な位置決めを検出することができ、例えば、コンポーネントは端末800のディスプレイ及びキーパッドであり、センサコンポーネント814は、端末800又は端末800の1つのコンポーネントの位置の変更、ユーザと端末800との接触が存在するか否か、端末800の方位又は加減速及び端末800の温度の変更をさらに検出することができる。センサコンポーネント814は、いかなる物理的な接触がない場合周りの物体の存在を検出するように配置される接近センサを含んでもよい。センサコンポーネント814は、撮像アプリケーションに使用される光センサ、例えば、CMOS又はCCDイメージセンサをさらに含んでもよい。いくつかの実施例において、当該センサコンポーネント814は、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサ又は温度センサをさらに含んでもよい。
【0272】
通信コンポーネント816は、端末800と他のデバイスとの間の有線又は無線方式による通信を容易にさせるように配置される。端末800は、通信規格に基づく無線ネットワーク、例えば、Wi-Fi、2G又は3G、又はそれらの組み合わせにアクセスすることができる。一例示的な実施例において、通信コンポーネント816は、放送チャネルを介して外部放送管理システムからの放送信号又は放送関連情報を受信する。一例示的な実施例において、通信コンポーネント816は、近距離通信を促すように、近距離通信(NFC)モジュールをさらに含む。例えば、NFCモジュールは、無線周波数識別(RFID)技術、アイアールディーエー(IrDA)技術、ウルトラワイドバンド(UWB)技術、ブルートゥース(BT)技術又は他の技術によって実現されてもよい。
【0273】
例示的な実施例において、端末800は、上記方法を実行するように、1つ又は複数のアプリケーション専用集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジック素子(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ又は他の電子部品よって実現されてもよい。
【0274】
例示的な実施例において、命令を含む非一時的なコンピュータ可読の記憶媒体、例えば、命令を含むメモリ804をさらに提供し、上記命令は、上記方法を実現するように、端末800のプロセッサ820によって実行されてもよい。例えば、非一時的なコンピュータ可読の記憶媒体は、ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フレキシブルディスク及び光データ記憶デバイスなどであってもよい。
【0275】
図18に示すように、本開示の一実施例は基地局の構造を示す。例えば、基地局900は1つのネットワーク側デバイスとして提供されてもよい。図18を参照して、基地局900は処理コンポーネント922を含み、1つ又は複数のプロセッサ、及びメモリ932によって代表されるメモリリソースをさらに含み、処理コンポーネント922によって実行可能な命令、例えばアプリケーションプログラムを記憶するために用いられる。メモリ932に記憶されるアプリケーションプログラムは、1つ以上の、それぞれ一連の命令に対応するモジュールを含んでもよい。なお、処理コンポーネント922は、上記方法が前記基地局に適用される任意の方法を実行するように、命令を実行するように配置される。
【0276】
基地局900は、基地局900の電源管理を実行するように配置される1つの電源コンポーネント926、基地局900をネットワークに接続する1つの有線又は無線ネットワークインタフェース950、及び1つの入出力(I/O)インタフェース958をさらに含んでもよい。基地局900は、メモリ932に記憶されるオペレーションシステム、例えば、Windows Server TM、Mac OS XTM、UnixTM、LinuxTM、FreeBSDTM又は類似するものを操作することができる。
【0277】
当業者は明細書を理解し且つここで開示された発明を実現した後、本発明の他の実施方案を容易に想到できる。本開示は、本発明の任意の変形、用途又は対応する変更をカバーすることを意図し、これらの変形、用途又は対応する変更は、本発明の一般的な原理を満たし且つ本開示に開示されていない本技術分野における公知常識又は慣用技術的手段を含む。明細書及び実施例は例示的なものに過ぎず、本発明の範囲及び精神は特許請求の範囲に示される。
【0278】
理解すべきこととして、本発明は以上に説明し且つ図面に示された精度の良い構造に限定されるものではなく、その範囲を逸脱しない限り様々な修正及び変更を行うことができる。本発明の範囲は特許請求の範囲によって唯一に限定される
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【国際調査報告】