IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフトの特許一覧

<>
  • 特表-自動車の液体装置 図1
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-04-23
(54)【発明の名称】自動車の液体装置
(51)【国際特許分類】
   B60S 1/66 20060101AFI20240416BHJP
【FI】
B60S1/66
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023569970
(86)(22)【出願日】2022-04-27
(85)【翻訳文提出日】2023-12-20
(86)【国際出願番号】 EP2022061276
(87)【国際公開番号】W WO2022238127
(87)【国際公開日】2022-11-17
(31)【優先権主張番号】102021002499.0
(32)【優先日】2021-05-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】598051819
【氏名又は名称】メルセデス・ベンツ グループ アクチェンゲゼルシャフト
【氏名又は名称原語表記】Mercedes-Benz Group AG
【住所又は居所原語表記】Mercedesstrasse 120,70372 Stuttgart,Germany
(74)【代理人】
【識別番号】100101856
【弁理士】
【氏名又は名称】赤澤 日出夫
(72)【発明者】
【氏名】ピータース,スティーヴン
【テーマコード(参考)】
3D225
【Fターム(参考)】
3D225AA16
3D225AC02
3D225AD26
3D225AF05
(57)【要約】
【課題】液体噴流を対応する液体容器に送ることができる液体装置及び方法を提供する。
【解決手段】本発明は、液体出口(16)を備え、液体出口を介して、ポンプ装置(18)によって生成されタンク(20)から供給される液体噴流(28)が自動車(12)の外側領域(10)に出る、自動車(12)の外側領域(10)に液体噴流(28)を生成するための液体装置に関し、液体装置(14)は、液体出口(16)から出る液体噴流(28)を自動車の外側領域(10)において受け入れる液体入口(26)を有し、導管(22)を介してタンク(20)に接続されている液体容器(24)を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体出口(16)を備え、前記液体出口を介して、ポンプ装置(18)によって生成されタンク(20)から供給される液体噴流(28)が自動車(12)の外側領域(10)に出る、前記自動車(12)の前記外側領域(10)に前記液体噴流(28)を生成するための液体装置において、
前記液体出口(16)から出る前記液体噴流(28)を前記自動車の前記外側領域(10)で受け入れることができる液体入口(26)を有し、導管(22)を介して前記タンク(20)に接続されている液体容器(24)
を備えることを特徴とする液体装置(14)。
【請求項2】
前記液体噴流(28)は、前記液体出口(16)から前記液体容器(24)までの飛行軌道上を案内され得る
ことを特徴とする、請求項1記載の液体装置(14)。
【請求項3】
前記液体出口(16)が前記自動車(12)の前方外側領域(10a)に配置され、前記液体入口(26)が前記自動車の後方外側領域(10b)に配置されている
ことを特徴とする、請求項2記載の液体装置(14)。
【請求項4】
前記液体噴流(28)を照明可能である光源
を更に備えることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項記載の液体装置(14)。
【請求項5】
前記タンク(20)に接続された少なくとも1つの別の導管によって、前記自動車(12)の少なくとも1つの別のコンポーネントからの一定量の液体を前記タンク(20)に供給可能である
ことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項記載の液体装置(14)。
【請求項6】
少なくとも部分的に自動化されたスイッチユニット(66)によって前記液体装置(14)を制御可能である
ことを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか一項記載の液体装置(14)。
【請求項7】
第2のポンプ装置(19)に対応する少なくとも1つの別の第2の液体出口(17)と、前記第2の液体入口(27)を有する少なくとも1つの別の第2の液体容器(25)とが配置され、少なくとも1つの第2の液体噴流(29)を前記液体噴流(28)と同様に案内可能である
ことを特徴とする請求項1~請求項6のいずれか一項記載の液体装置(14)。
【請求項8】
前記液体容器(24)に複数の液体噴流(28、29)を収容可能である
ことを特徴とする請求項1~請求項7のいずれか一項記載の液体装置(14)。
【請求項9】
前記複数の液体噴流(28、29)を互いに独立して制御可能である
ことを特徴とする請求項8記載の液体装置(14)。
【請求項10】
液体出口(16)を介して出る、ポンプ装置(18)によって生成されタンク(20)から供給される液体噴流(28)が自動車(12)の外側領域(10)で提供される、前記自動車(12)の前記外側領域(10)に前記液体噴流(28)を生成するための液体装置(14)を動作させる方法において、
前記自動車の前記外側領域(10)に配置され、かつ導管(22)を介して前記タンク(20)に接続されている液体入口(26)を含む液体容器(24)によって、前記液体出口(16)から出る前記液体噴流(28)が収容される
ことを特徴とする方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前段に記載の液体装置に関する。本発明は更に、請求項10の前段に記載のそのような液体装置を動作させる方法に関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1から、それぞれ水タンク、水ポンプ、接続ホース、及び外側ボタン若しくは外側管からなる複数のユニットから構成されるシステムが知られている。外側ボタン若しくは外側管は、水噴流の圧力によって出口ノズルが外側に旋回するようボディに取り付けられている。このシステムは、車両の内側からだけでなく、外側からも、そして遠隔操作で始動及び制御することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】独国特許出願公開第10 2012 006 754 A1号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、液体噴流を対応する液体容器に送ることができる液体装置及び方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題は、請求項1の特徴を有する液体装置によって、及び請求項10の特徴を有する方法によって解決される。本発明による液体装置の有利な実施形態は、本発明による方法の利点及び有利な実施形態とみなされるべきであり、またその逆も同様である。
【0006】
自動車の外側領域に液体噴流(液体ジェット)を生成するための本発明による液体装置は、液体出口を備え、この液体出口を介して、ポンプ装置によって生成されタンクから供給される液体噴流が自動車の外側領域に出る。
【0007】
その際、液体噴流を対応する液体容器に送ることができる液体装置を提供するために、本発明によれば、液体装置が液体入口を有する液体容器を備え、この液体容器内に、液体出口から出る液体噴流を自動車の外側領域で収容可能であることが企図されている。更に、液体入口が導管を介してタンクに接続されている。言い換えれば、ポンプにタンクからの液体が供給され、液体は、液体出口によって液体噴流として液体装置の周囲環境に送られる。液体噴流は、液体容器とその液体入口に到達する軌道(飛行軌道)に沿って移動する。液体は、液体容器から導管によって再びタンクに導かれ、それによって液体の回路が閉じる。
【0008】
この場合、液体出口は、例えば、車両長手方向における自動車の前方外側領域に配置され、液体入口は、車両長手方向における後方外側領域に配置される。この場合、液体出口は、液体噴流を車両長手方向における後方と車両高さ方向における上方との間の角度で、液体入口及び液体容器が配置されている後方外側領域に送るように形成されている。言い換えれば、この液体装置によって、液体噴流が液体容器に流れ込むような飛行軌道で液体噴流を液体出口から流出させることが可能である。この場合、液体入口は、例えば少なくとも部分的に円錐形に形成され、それにより異なった、例えば風に起因した異なった飛行軌道を補償する許容範囲が可能になる。
【0009】
そのために、ポンプ装置は、液体噴流が液体容器に入るときに、導管を介して液体をタンクに送るように形成され、それによって液体容器の容積に比して少ない量の液体が収容され、残りが回路に供給される。これにより、液体噴流を引き続き放出するために、タンクが液体で満たされる。それに加えて、特に、ポンプ装置によって1つの液体噴流だけでなく、連続的に放出される複数の液体噴流を放出することも可能である。言い換えれば、これにより、ポンプ装置によって、水噴流若しくは帯状水の短い液体噴流若しくは一連の水噴流を自動車若しくは車両の前部から後部の方向に噴射する液体装置若しくは貯水装置の組み込みが可能である。水はそこに集められて再び戻されるため、自動車の外側領域で視覚的な噴水機能(Optisches Wasserspiel)を生じさせるのに、小型タンク内に運ばれる少量の液体若しくは水で十分である。
【0010】
本発明の有利な実施形態は、液体噴流が液体出口から液体容器までの飛行軌道上を案内され得ることを企図する。その場合、例えば、特に液体入口への液体噴流の飛行軌道の入射角で、少なくとも部分的に車両長手方向で前方に傾けて取り付けられるように液体容器を形成することが可能である。この場合、液体容器の調整可能な実施形態はいくつかの角度を可能にし、それにより、例えば制御装置及びアクチュエータによってこの角度を調整することができる。液体出口の対応する制御が液体噴流の出口角度を適応させることもできる。したがって、液体噴流の飛行軌道を少なくとも部分的に制御することができる。
【0011】
本発明の別の有利な実施形態では、液体出口が自動車の前方外側領域に配置され、液体入口が自動車の後方外側領域に配置されていることが企図されている。前方外側領域は、特に自動車のフロントフードによって提供される。特に、この場合、液体出口は、フロントフードの車両長手方向における前方中央領域に配置されている。この場合、液体出口をカバー要素の下、特に自動車のエンブレムの下に配置することが可能であり、液体装置が使用されるときに、液体装置の別のアクチュエータによってカバー要素を開くことができるか、又は繰り出すことができ、液体出口が繰り出し可能に形成されていてもよい。
【0012】
液体入口は、特に車両長手方向における後方中央領域に配置されている。この場合、液体入口を第2のカバー要素の下、特に自動車のアンテナの下に配置することが可能であり、液体装置が使用されるときに、当該カバー要素を液体装置のアクチュエータによって開くことができ、液体入口を繰り出すことができる。
【0013】
更に、本発明の別の有利な一実施形態では、液体装置が光源特にレーザビームを備え、これによって液体噴流を照明可能である。この場合、光源は、例えば、光源が液体噴流を、例えばカラーで照明するか、若しくは照らし、それによって噴水機能に加えて光機能(Lichtspiel)が生成される位置に配置されている。
【0014】
本発明の別の有利な実施形態は、タンクに接続された少なくとも1つの別の導管によって、自動車の少なくとも1つの別のコンポーネントからの一定量の液体をタンクに供給可能であることを企図する。この場合、他のコンポーネントは、例えば、液体が生じ、そこから取り出し可能な自動車の空調システムとして提供されている。供給は、例えば、別の導管によって、並びにポンプ装置及び対応するバルブによって制御することができる。
【0015】
それに加えて、本発明の別の有利な実施形態では、少なくとも部分的に自動化されたスイッチユニットによって液体装置を制御できることが企図されている。スイッチユニットは、特に自動車の駐車中に、手動で及び/又は少なくとも一部自動的に操作可能であり、それによって光学効果のために液体装置をオンに切り替えることができる。特に、スイッチユニットは、自動車の電気計算装置及び/又は運転者支援システムに電子的に接続可能であり、それによって、例えばID送信器若しくは遠隔制御キーを介した遠隔制御も可能である。更に、液体装置は、移動電話、及び自動車に無線で接続可能な対応するアプリケーションを用いて制御することもできる。液体噴流と光源とを遠隔制御によって調整することも可能である。
【0016】
更に、本発明の有利な実施形態は、第2のポンプ装置に対応する少なくとも1つの別の第2の液体出口と、第2の液体入口を有する少なくとも1つの別の第2の液体容器とが配置される。この場合、少なくとも第2の液体噴流を液体噴流と同様に案内可能である。言い換えれば、それにより、少なくとも1つの第2の液体噴流、特に、噴水機能を更に拡充する複数の第2の液体噴流を生成することができる。特に、すべての液体出口と液体入口は同じタンクに接続され、それによって回路が維持される。
【0017】
それに加えて、本発明の別の実施形態は、液体容器に複数の液体噴流を収容可能であることを示す。このことは、液体噴流の数に関係なく1つの液体容器が、すべての液体噴流を収容するように形成されていることを意味する。このために、例えば、このために設けられた移動装置によって、あらゆる自由度で液体容器の角度を変更することが考えられる。
【0018】
本発明の別の有利な実施形態は、複数の液体噴流を互いに独立して制御できることを企図する。したがって、さまざまな液体噴流を、さまざまな形状及びタイミングの効果が可能になるように形成することが可能である。光源と組み合わせて、噴水機能及び光効果の最適化された実施形態が可能である光効果を、例えばスピーカや関連する音響で拡張することができる。それにより、例えば水の音を噴水機能に付け加えることが可能であり、例えばふさわしい音楽又は他の音を設定することも可能である。更には、複数の液体噴流をセンサ装置によって制御することができ、それによってこれを少なくとも一部自動的にオン及びオフに切り替えることができる。例えば、通行人が自動車に近づくと、センサ装置によって液体装置をオンに切り替えることができる。通行人が立ち去った後に、液体装置は自動的に再びオフに切り替わり、それによってエネルギーの節約が可能である。このことは、液体装置のタイマを用いても可能である。タイマは、所定の時間が経過すると液体装置を作動させ、それによってもエネルギーの節約が可能になる。それに加えて、液体装置が複数の場合、それぞれのタイマを用いて噴水機能を拡充及び最適化することが可能である。
【0019】
本発明の別の態様は、自動車の外側領域に液体噴流を生成するための液体装置を動作させる方法であって、ポンプ装置によって生成されタンクから供給され液体出口を介して出る液体噴流が自動車の外側領域で提供される方法に関する。この方法は、液体出口から出る液体噴流が、自動車の外側領域に配置され、かつ導管を介してタンクに接続されている、液体入口を含む液体容器によって収容されることを特徴とする。
【0020】
要約すると、本発明は、自動車の外側領域で水を供給することによる吐水器若しくは噴水機能を記載するものである。この場合、流出強度と流出方向は、液体噴流の飛行軌道を制御するために必要な2つのパラメータであり、液体噴流はポンプ装置及びアクチュエータによってもたらされる。
【0021】
本発明のその他の利点、構成要件、及び具体的事項は、好ましい実施形態についての以下の説明から、並びに図面を参照して、明らかとなる。上の記述で挙げた構成要件や構成要件組合せ、並びに以下に図面の説明で挙げる、及び/又はただ1つの図面に単独で示す構成要件や構成要件組合せは、それぞれ記載されている組合せとしてだけでなく、本発明の枠組みから外れることなくそれ以外の組合せでも、あるいは単独でも、適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】本発明に係る作動中の液体装置を備えた自動車の斜視図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0023】
図1において、同一の要素又は機能的に同一の要素には、同一の参照符号を付している。
【0024】
図1は、作動中の液体装置14を備えた自動車12の外側領域10、特に前外側領域10a及び後外部領域10bの斜視図を示す。この場合、液体装置14は、液体出口16、ポンプ装置18及びタンク20を有し、それに加えて、液体容器24をタンク20に接続する導管22の3つの導管領域22a、22b、22cを有し、液体容器24は液体入口26を有する。言い換えれば、液体装置14は、液体噴流28を放出するように形成されており、ポンプ装置18によって生成されタンク20から供給される液体噴流28は、液体出口16を経由する飛行軌道を経て液体容器24に到達する。液体噴流28は、液体入口26を介して液体容器24に収容できる。液体容器24は、第1の導管領域22aによってタンク20に接続されている。タンク20は、第2の導管領域22bによってポンプ装置18に接続され、第3の導管領域22cを介して液体出口16に接続され、それにより液体装置14が使用されるときに回路は閉じられる。
【0025】
前方外側領域10aは、自動車12のカバーフード30によって提供される。この場合、液体出口16は、カバーフード30の車両長手方向xにおける前方領域32、特に前方領域32の、車両幅方向yにおける中央領域34に配置されている。この場合、液体出口16は、第1のカバー要素36の下、特に自動車12のエンブレムの下に配置される。液体装置14が使用されるときに、カバー要素36を液体装置14の第1のアクチュエータ38によって開くことができるか、又は繰り出すことができ、液体出口16は、液体装置14の第2のアクチュエータ40によって車両高さ方向zに上昇することによって露出される。
【0026】
後方外側領域10bは、自動車12の後部44によって提供される。この場合、液体入口26は、後部44の車両長手方向xにおける後方領域46、特に後方領域46の、車両幅方向yにおける中央領域48に配置されている。この場合、液体入口26は、第2のカバー要素50の下、特に自動車12のアンテナの下に配置される。液体装置14が使用されるときに、第2のカバー要素50を液体装置14の第3のアクチュエータ52によって開くことができ、液体入口26は、液体装置14の第4のアクチュエータ54によって車両高さ方向Zに上昇することによって露出され、液体容器24の傾動は液体装置14の第5のアクチュエータ56によって可能になる。ポンプ装置18によって、流出方向58及び/又は流出強度60に関して液体噴流28を制御することが可能である。このようにして、液体噴流28を生成することができる。
【0027】
更に、光源62、特にレーザビームが液体装置14に配置され、光源は、液体噴流28を例えばカラーで照明する。この場合、光源62は、例えば位置64に配置され、そこから光源62が液体噴流28を照明し、それによって、その結果として生じる噴水機能に加えて、光学効果から光機能が生成される。光源62を自動車12の別の位置、例えば自動車の後部領域に配置することもできる。
【0028】
それに加えて、タンク20と接続された、図1に図示されない少なくとも1つの別の第2の導管によって、自動車12の少なくとも1つの別のコンポーネントからの一定量の液体をタンク20に供給することができる。この場合、図1に同様に図示されない別のコンポーネントが、例えば自動車12の空調システムとして提供され、そこから液体を取り出すことができる。この場合、供給は、別の第2の導管によって、及びポンプ装置18に対応するバルブによって制御可能である。
【0029】
更には、液体装置14には、少なくとも部分的に自動化されたスイッチユニット66が割り当てられている。スイッチユニット66は、特に自動車12の駐車中に、手動で及び/又は少なくとも一部自動的に操作可能であり、それによって光学効果のために液体装置14をオンに切り替えることができる。特に、スイッチユニットは、電気計算装置及び/又は自動車12の運転支援システムに電子的に接続可能であり、それによって、例えばID送信器若しくは遠隔制御キーなどの遠隔制御器68を介して液体装置14をオンに切り替えることもできる。更に、自動車12に無線で接続可能な移動電話及びアプリケーションによってスイッチユニットをオンに切り替えることができる。遠隔制御器68によって液体噴流28及び光源62を調整することも可能である。
図1
【国際調査報告】