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特表2024-518611流体接続アセンブリ、並びに流体接続アセンブリの接続および分離工具
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-01
(54)【発明の名称】流体接続アセンブリ、並びに流体接続アセンブリの接続および分離工具
(51)【国際特許分類】
   F16L 37/091 20060101AFI20240423BHJP
【FI】
F16L37/091
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023571421
(86)(22)【出願日】2021-05-19
(85)【翻訳文提出日】2023-11-16
(86)【国際出願番号】 US2021033112
(87)【国際公開番号】W WO2022245345
(87)【国際公開日】2022-11-24
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519147290
【氏名又は名称】オエティカ エヌワイ インク
【氏名又は名称原語表記】Oetiker NY, Inc.
【住所又は居所原語表記】4437 Walden Avenue, Lancaster, New York, U.S.A
(74)【代理人】
【識別番号】110002675
【氏名又は名称】弁理士法人ドライト国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】アンダーソン, トーマス エー.
【テーマコード(参考)】
3J106
【Fターム(参考)】
3J106AA01
3J106AA04
3J106AA05
3J106AB01
3J106BA02
3J106BB01
3J106BC04
3J106BD01
3J106BE22
3J106CA17
3J106EA03
3J106EB02
3J106ED12
(57)【要約】
コネクタ本体であって、第1の端部と、第2の端部と、貫通孔と、溝を備え、前記溝が第2の半径方向外向面と第1の開口部とを含む、第1の半径方向外向面と、を含むコネクタ本体と、前記コネクタ本体に取外しできるように接続可能に構成されたリテーナであって、第1の係合部材であって、第1の半径方向内向面と、前記第1の半径方向内向面から延び、前記第1の開口部を通って前記貫通孔内に延びることができるように構成された第1の突起と、を含む第1の係合部材と、第2の半径方向内向面を含む第2の係合部材と、を含むリテーナと、を備え、前記第2の係合部材は、枢動可能に接続された複数のアームによって前記第1の係合部材に接続される、流体接続アセンブリ。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コネクタ本体であって、
第1の端部と、
第2の端部と、
貫通孔と、
溝を備え、前記溝が第2の半径方向外向面と第1の開口部とを含む、第1の半径方向外向面と、
を含むコネクタ本体と、
前記コネクタ本体に取外しできるように接続可能に構成されたリテーナであって、
第1の係合部材であって、
第1の半径方向内向面と、
前記第1の半径方向内向面から延び、前記第1の開口部を通って前記貫通孔内に延びることができるように構成された第1の突起と、
を含む第1の係合部材と、
第2の半径方向内向面を含む第2の係合部材と、
を含むリテーナと、を備え、
前記第2の係合部材は、枢動可能に接続された複数のアームによって前記第1の係合部材に接続される、
流体接続アセンブリ。
【請求項2】
前記リテーナは、前記溝と係合可能に構成される、
請求項1に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項3】
前記第1の半径方向内向面および前記第2の半径方向内向面は、前記第2の半径方向外向面に当接する、
請求項1に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項4】
前記溝は、第2の開口部をさらに備え、
前記第2の係合部材は、前記第2の半径方向内向面から延び前記第2の開口部を通って前記貫通孔内に延びることができるように構成された第2の突起をさらに備える、
請求項3に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項5】
前記第1の突起は、
第1の軸方向に向く第1の面と、
第2の軸方向に向く第2の面と、
前記第1の面と前記第2の面とを接続し、半径方向内側に向く第3の面と、を備える、
請求項1に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項6】
前記第1の面は、前記第1の半径方向内向面に対して垂直であり、
前記第2の面は、前記第1の半径方向内向面に対して垂直ではない、
請求項5に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項7】
前記枢動可能に接続された複数のアームは、
前記第1の係合部材に枢動可能に接続される第1のアームと、
前記第1のアームに枢動可能に接続される第2のアームと、
前記第2のアームに枢動可能に接続されるとともに前記第2の係合部材に枢動可能に接続される第3のアームと、を備える、
請求項1に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項8】
前記第1のアームは、前記第1の係合部材から第1の周方向に半径方向外側に延び、
前記第3のアームは、前記第2のアームから前記第1の周方向に半径方向内側に延びる、
請求項7に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項9】
前記リテーナは、前記第1の係合部材および前記第2の係合部材の少なくとも一方から半径方向外側に延びる少なくとも1つのフックをさらに備える、
請求項1に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項10】
前記リテーナを前記コネクタ本体から取外すために、前記第1の係合部材および前記第2の係合部材を半径方向外側に変位させて、前記第1の突起を前記第1の開口部から外す、
請求項1に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項11】
円錐台状の半径方向外向面と、前記第1の端部と係合して前記リテーナを前記コネクタ本体に接続可能に構成された突起と、を含む接続工具をさらに備える、
請求項1に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項12】
コネクタ本体であって、
第1の端部と、
第2の端部と、
貫通孔と、
溝を備え、前記溝が第2の半径方向外向面、第1の開口部および第2の開口部を含む、第1の半径方向外向面と、
を含むコネクタ本体と、
前記コネクタ本体に取外しできるように接続可能に構成されたリテーナであって、
第1の係合部材であって、
第1の半径方向内向面と、
前記第1の半径方向内向面から延び、前記第1の開口部を通って前記貫通孔内に延びることができるように構成された第1の突起と、
を含む第1の係合部材と、
第2の係合部材であって、
第2の半径方向内向面と、
前記第2の半径方向内向面から延び、前記第2の開口部を通って前記貫通孔内に延びることができるように構成された第2の突起と、
を含み、第1の枢動可能に接続された複数のアームによって前記第1の係合部材に接続された第2の係合部材と、
を含むリテーナと、
肩を含むチューブであって、ロック状態では、前記リテーナが前記チューブを前記コネクタ本体に固定するチューブと、を備える、
流体接続アセンブリ。
【請求項13】
前記ロック状態において、前記リテーナは、前記溝と係合する、
請求項11に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項14】
前記ロック状態において、前記第1の半径方向内向面および前記第2の半径方向内向面は、前記第2の半径方向外向面に当接する、
請求項11に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項15】
前記第1の突起および前記第2の突起のうちの少なくとも一方は、
第1の軸方向に向く第1の面と、
第2の軸方向に向く第2の面と、
前記第1の面と前記第2の面を接続し、半径方向内側に向く第3の面と、を備える、
請求項11に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項16】
前記第1の面は、前記第1の半径方向内向面に対して垂直であり、
前記第2の面は、前記第1の半径方向内向面に対して垂直ではない、
請求項15に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項17】
前記第1の枢動可能に接続された複数のアームは、
前記第1の係合部材に枢動可能に接続される第1のアームと、
前記第1のアームに枢動可能に接続される第2のアームと、
前記第2のアームに枢動可能に接続されるとともに前記第2係合部材に枢動可能に接続される第3のアームと、を備える、
請求項11に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項18】
前記第1のアームは、前記第1の係合部材から第1の周方向に半径方向外側に延び、
前記第3のアームは、前記第2のアームから前記第1の周方向に半径方向内側に延びる、
請求項17に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項19】
前記リテーナは、前記第1の係合部材を前記第2の係合部材に接続する第2の枢動可能に接続された複数のアームをさらに備え、
前記第1の枢動可能に接続された複数のアームは、前記第1の係合部材から第1の周方向に延び、
前記第2の枢動可能に接続された複数のアームは、前記第1の係合部材から、前記第1の周方向とは反対の第2の周方向に延びる、
請求項17に記載の流体接続アセンブリ。
【請求項20】
前記リテーナは、前記第1の係合部材および前記第2の係合部材の少なくとも一方から半径方向外側に延びる少なくとも1つのフックをさらに備える、
請求項11に記載の流体接続アセンブリ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、流体コネクタに関し、より詳細には、組立てに必要な挿入力を低減し、工具を必要とせずに迅速な組立てを可能にするリテーナを含む流体接続アセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
流体コネクタ、流体接続部および流体接続アセンブリは、多くの用途、特に自動車用途にとって不可欠な構成要素である。自動車システムは、ラジエーター、トランスミッション、エンジンなどのさまざまな構成要素で構成されているため、流体は、各構成要素内だけでなく、構成要素間を移動できる必要がある。構成要素間を移動する流体の例は、トランスミッション流体の温度を下げるためにトランスミッションからトランスミッションオイルクーラーまで移動するトランスミッション流体である。流体は主に、流体コネクタによって各構成要素に接続された柔軟なまたは硬いホースを介して構成要素間を移動する。このような流体コネクタは、通常、チューブがコネクタ本体に完全に挿入されたときにチューブの隆起した肩の後ろにスナップするように適合された、コネクタ本体に搭載された保持クリップ、保持リングクリップ、またはスナップリングを含む。ただし、組立工程中に、コネクタ本体へ保持クリップを取付けることは困難であり、保持クリップを適切に取付けないと、保持クリップの構造的完全性が危険にさらされる可能性がある。加えて、チューブをコネクタ本体に係合し、保持クリップの半径方向の力に勝つのに必要な力は、現在の設計では非常に大きくなる。また、保持クリップは非常に薄く小さいため、落としたり置き忘れたりすると紛失しやすくなる。さらに、一部の接続アセンブリ解決案は固定に時間がかかり、組立工程に工具が必要である。
【0003】
したがって、分解が可能であり、組立てが容易であり、流体コネクタを組立てるのに必要な挿入力を低減するリテーナを含む流体接続アセンブリに対する長年の切実なニーズがある。
【発明の概要】
【0004】
本明細書に示される態様によれば、コネクタ本体であって、第1の端部と、第2の端部と、貫通孔と、溝を備え、前記溝が第2の半径方向外向面と第1の開口部とを含む、第1の半径方向外向面と、を含むコネクタ本体と、前記コネクタ本体に取外しできるように接続可能に構成されたリテーナであって、第1の係合部材であって、第1の半径方向内向面と、前記第1の半径方向内向面から延び、前記第1の開口部を通って前記貫通孔内に延びることができるように構成された第1の突起と、を含む第1の係合部材と、第2の半径方向内向面を含む第2の係合部材と、を含むリテーナと、を備え、前記第2の係合部材は、枢動可能に接続された複数のアームによって前記第1の係合部材に接続される、流体接続アセンブリが提供される。
【0005】
いくつかの実施形態では、前記リテーナは、前記溝と係合可能に構成される。いくつかの実施形態では、前記第1の半径方向内向面および前記第2の半径方向内向面は、前記第2の半径方向外向面に当接する。いくつかの実施形態では、前記溝は、第2の開口部をさらに備え、前記第2の係合部材は、前記第2の半径方向内向面から延び前記第2の開口部を通って前記貫通孔内に延びることができるように構成された第2の突起をさらに備える。いくつかの実施形態では、前記第1の突起は、第1の軸方向に向く第1の面と、第2の軸方向に向く第2の面と、前記第1の面と前記第2の面とを接続し、半径方向内側に向く第3の面と、を備える。いくつかの実施形態では、前記第1の面は、前記第1の半径方向内向面に対して垂直であり、前記第2の面は、前記第1の半径方向内向面に対して垂直ではない。いくつかの実施形態では、前記枢動可能に接続された複数のアームは、前記第1の係合部材に枢動可能に接続される第1のアームと、前記第1のアームに枢動可能に接続される第2のアームと、前記第2のアームに枢動可能に接続されるとともに前記第2の係合部材に枢動可能に接続される第3のアームと、を備える。いくつかの実施形態では、前記第1のアームは、前記第1の係合部材から第1の周方向に半径方向外側に延び、前記第3のアームは、前記第2のアームから前記第1の周方向に半径方向内側に延びる。いくつかの実施形態では、前記リテーナは、前記第1の係合部材および前記第2の係合部材の少なくとも一方から半径方向外側に延びる少なくとも1つのフックをさらに備える。いくつかの実施形態では、前記リテーナを前記コネクタ本体から取外すために、前記第1の係合部材および前記第2の係合部材を半径方向外側に変位させて、前記第1の突起を前記第1の開口部から外す。いくつかの実施形態では、流体接続アセンブリは、円錐台状の半径方向外向面と、前記第1の端部と係合して前記リテーナを前記コネクタ本体に接続可能に構成された突起と、を含む接続工具をさらに備える。
【0006】
本明細書に示される態様によれば、コネクタ本体であって、第1の端部と、第2の端部と、貫通孔と、溝を備え、前記溝が第2の半径方向外向面、第1の開口部および第2の開口部を含む、第1の半径方向外向面と、を含むコネクタ本体と、前記コネクタ本体に取外しできるように接続可能に構成されたリテーナであって、第1の係合部材であって、第1の半径方向内向面と、前記第1の半径方向内向面から延び、前記第1の開口部を通って前記貫通孔内に延びることができるように構成された第1の突起と、を含む第1の係合部材と、第2の係合部材であって、第2の半径方向内向面と、前記第2の半径方向内向面から延び、前記第2の開口部を通って前記貫通孔内に延びることができるように構成された第2の突起と、を含み、第1の枢動可能に接続された複数のアームによって前記第1の係合部材に接続された第2の係合部材と、を含むリテーナと、肩を含むチューブであって、ロック状態では、前記リテーナが前記チューブを前記コネクタ本体に固定するチューブと、を備える、流体接続アセンブリが提供される。
【0007】
いくつかの実施形態では、前記ロック状態において、前記リテーナは、前記溝と係合する。いくつかの実施形態では、前記ロック状態において、前記第1の半径方向内向面および前記第2の半径方向内向面は、前記第2の半径方向外向面に当接する。いくつかの実施形態では、前記第1の突起および前記第2の突起のうちの少なくとも一方は、第1の軸方向に向く第1の面と、第2の軸方向に向く第2の面と、前記第1の面と前記第2の面を接続し、半径方向内側に向く第3の面と、を備える。いくつかの実施形態では、前記第1の面は、前記第1の半径方向内向面に対して垂直であり、前記第2の面は、前記第1の半径方向内向面に対して垂直ではない。いくつかの実施形態では、前記第1の枢動可能に接続された複数のアームは、前記第1の係合部材に枢動可能に接続される第1のアームと、前記第1のアームに枢動可能に接続される第2のアームと、前記第2のアームに枢動可能に接続されるとともに前記第2係合部材に枢動可能に接続される第3のアームと、を備える。いくつかの実施形態では、前記第1のアームは、前記第1の係合部材から第1の周方向に半径方向外側に延び、前記第3のアームは、前記第2のアームから前記第1の周方向に半径方向内側に延びる。いくつかの実施形態では、前記リテーナは、前記第1の係合部材を前記第2の係合部材に接続する第2の枢動可能に接続された複数のアームをさらに備え、前記第1の枢動可能に接続された複数のアームは、前記第1の係合部材から第1の周方向に延び、前記第2の枢動可能に接続された複数のアームは、前記第1の係合部材から、前記第1の周方向とは反対の第2の周方向に延びる。いくつかの実施形態では、前記リテーナは、前記第1の係合部材および前記第2の係合部材の少なくとも一方から半径方向外側に延びる少なくとも1つのフックをさらに備える。
【0008】
本明細書に示される態様によれば、第1の端部と、第2の端部と、第1の端部から第2の端部まで延びる貫通孔と、第1のセクションと、第1のセクションに接続された第2のセクションと、第1のセクションおよび第2のセクションのうちの少なくとも一方によって形成され、第1の端部から第2の端部まで延びる第1の半径方向外向面と、第2の端部から第1の軸方向に延び、ランプ面を含む少なくとも1つの突起と、を備える、流体接続アセンブリ用の分離工具が提供される。
【0009】
いくつかの実施形態では、第1の半径方向外向面は、第1の端部から第2の端部まで可変直径を備える。いくつかの実施形態では、第1の半径方向外向面は、第1の端部から第2の端部まで一定の直径を含む。いくつかの実施形態では、第2のセクションは、第1のセクションにヒンジ接続される。いくつかの実施形態では、第2のセクションは、リビングヒンジを介して第1のセクションに接続される。いくつかの実施形態では、リビングヒンジは、第1の半径方向外向面から半径方向外向きに突出する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの突起は、第2の半径方向外向面をさらに備える。いくつかの実施形態では、ランプ面は、第2の半径方向外向面から第1の周方向に半径方向内向きに延びる。いくつかの実施形態では、第2の半径方向外向面は、半径方向外向きに延びるボスを備える。いくつかの実施形態では、ボスは、球形である。いくつかの実施形態では、第1の半径方向外向面は、第1の直径を備え、第2の半径方向外向面は、第2の直径を備え、第2の直径は、第1の直径に等しい。
【0010】
本明細書に示される態様によれば、コネクタ本体、リテーナ、およびリテーナによってコネクタ本体にロック可能に構成されたチューブを含む流体接続アセンブリ用の分離工具であって、第1の端部と、第2の端部と、第1の端部から第2の端部まで延びる貫通孔と、第1のセクションと、第1のセクションに枢動可能に接続された第2のセクションと、第1のセクションおよび第2のセクションのうちの少なくとも一方によって形成される第1の半径方向外向面と、第1の端部から第2の端部まで延びる第1の半径方向外向面と、第2の端部から第1の軸方向に延びる複数の突起と、を備え、複数の突起は、複数の突起がコネクタ本体に対して半径方向外側にリテーナを変位可能に構成され、第1のセクションに接続され第1のランプ面を含む第1の突起と、第2のセクションに接続され第1の突起から周方向に間隔を空けて設けられる第2の突起と、を少なくとも備え、第2の突起は、第2のランプ面を含む、分離工具が提供される。
【0011】
いくつかの実施形態では、第1の半径方向外向面は、第1の端部から第2の端部まで可変直径を備える。いくつかの実施形態では、第2のセクションは、リビングヒンジを介して第1のセクションに接続される。いくつかの実施形態では、リビングヒンジは、第1の半径方向外向面から半径方向外向きに突出する。いくつかの実施形態では、第1の突起は、第2の半径方向外向面を備え、第1のランプ面は、第2の半径方向外向面から第1の周方向に半径方向内側に延び、第2の突起は、第3の半径方向外向面を備え、第2のランプ面は、第3の半径方向外向面から第1の周方向に半径方向内側に延びる。いくつかの実施形態では、分離工具の貫通孔は、チューブと軸方向および半径方向に係合可能に構成される。いくつかの実施形態では、第2の半径方向外向面は、第1の半径方向外側に延びるボスを備え、第3の半径方向外向面は、第2の半径方向外側に延びるボスを備える。いくつかの実施形態では、第1のボスおよび第2のボスのうちの少なくとも一方は、球形である。いくつかの実施形態では、第1の半径方向外向面は、第1の直径を備え、第2の半径方向外向面は、第1の直径に等しい第2の直径を備え、第3の半径方向外向面は、第2の直径に等しい第3の直径を備える。
【0012】
本明細書に示される態様によれば、コネクタ本体、リテーナ、およびチューブを備える流体接続アセンブリまたは流体クイックコネクトが提供される。いくつかの実施形態では、リテーナは、準拠したプラスチック製のリテーナである。流体クイックコネクトは、組立プロセスおよび/または組立ライン条件中に流体ラインに低力でチューブを挿入することで迅速な接続を提供する。さらに、流体クイックコネクトにより、チューブの取外しプロセスを低力で行うことができ、保守が容易になる。流体クイックコネクトは、工具やその他のハードウェアを必要とせずに流体ラインの接続を可能にするアセンブリをユーザーに提供する。リテーナにより、チューブ接続の挿入力が小さくなり、取外しプロセスも低力で行うことができる。流体クイックコネクトにより、分解と保守も可能になる。
【0013】
いくつかの実施形態では、流体接続アセンブリは、チューブ、リテーナ、およびコネクタ本体と係合してリテーナをチューブの肩から外すように構成された取外しまたは分離工具をさらに備える。いくつかの実施形態では、分離工具は、リテーナの係合部材を半径方向外側に変位させるためのランプ面を含む少なくとも1つの突起を備える。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの突起はまた、リテーナの傾斜した保持歯(すなわち、係合部材)の全クリアランスのために、半径方向外向面上に隆起したボスを含む。いくつかの実施形態では、分離工具は、第2のセクションにヒンジ接続された第1のセクションを備え、これにより片手での操作が可能になる。ヒンジ付きの設計により、工具がチューブに半径方向に係合することもできる(つまり、2つのセクションを開いてチューブの周りに配置でき、その時点で2つのセクションをチューブの周りで一緒に閉じることができる)。
【0014】
いくつかの実施形態では、流体接続アセンブリは、リテーナをコネクタ本体に容易に組み付けることができるように、コネクタ本体と係合するように構成された準拠した保持リング取付け工具または接続工具をさらに備える。接続工具は、半径方向外向きの円錐台状の面を備え、コネクタ本体と係合可能に構成される。リテーナは、接続工具上でコネクタ本体上にスライドされる。接続工具を使用すると、保持リングの接合部を完全に拡張して、保持リングをコネクタ本体上でスライドすることができる。
【0015】
リテーナは、リテーナが移動してチューブに解放可能に係合することを可能にする、複数のジョイントのような屈曲点を備える。いくつかの実施形態では、リテーナは、それぞれの係合部材または歯と位置合わせされた1つまたは複数のループを備え、チューブおよび/またはコネクタ本体からのリテーナの取外しまたは係合解除を可能にする。係合部材または歯のそれぞれは、コネクタ本体へのチューブの挿入時にチューブの肩と係合するように設計された傾斜面を備える。また、傾斜面により、チューブの挿入力が低くなり、より人間工学的に優しい組立てが可能になる。係合部材のそれぞれは、傾斜面の反対側に平坦な背面を備え、ロック位置でチューブの肩と係合して分解を防止する。いくつかの実施形態では、リテーナは、一体型のプラスチック製のリング形状の設計を備える。リテーナは、さまざまなスタイルのチューブの肩タイプで使用できる。
【0016】
本開示のこれらおよび他の目的、特徴、および利点は、図面および添付の特許請求の範囲を考慮して、本開示の以下の詳細な説明を検討することで容易に明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0017】
対応の参照符号が対応の部品を指す添付の概略図を参照して、様々な実施形態が例としてのみ開示される。
図1】ロック状態にある流体接続アセンブリの正面斜視図である。
図2図1に示される流体接続アセンブリの分解正面斜視図である。
図3A図1に示されるリテーナの背面斜視図である。
図3B図3Aに示されるリテーナの正面立面図である。
図4図1の線4-4に概ね沿う流体接続アセンブリの断面図である。
図5図1の線5-5に概ね沿う流体接続アセンブリの断面図である。
図6】接続工具の斜視図である。
図7】コネクタ本体と係合した図6に示す接続工具の斜視図である。
図8図7の線8-8に概ね沿う、コネクタ本体と係合した接続工具の断面図である。
図9A】分離工具の正面斜視図である。
図9B図9Aに示す分離工具の背面斜視図である。
図10】流体接続アセンブリと係合した、図9Aに示される分離工具の斜視図である。
図11図10の線11-11に概ね沿う、流体接続アセンブリと係合した分離工具の断面図である。
図12図10の線12-12に概ね沿う、流体接続アセンブリと係合した分離工具の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
初めに、異なる図面での同様の図面番号は、同一または機能的に類似の構造要素を特定することを認識されたい。特許請求の範囲は、開示された態様に限定されないことを理解されたい。
【0019】
さらに、本開示は、記載された特定の方法、材料、および変形に限定されず、そのため当然ながら変化しうることを理解されたい。ここで使用される用語は、特定の態様を記述することのみを目的とし、特許請求の範囲を限定する意図がないことも理解されたい。
【0020】
他に定義されなければ、ここに使用される技術的および科学的な語すべては、この開示が関連する技術分野の当業者に一般的に理解されるものと同じ意味を有する。ここに記載されるものと類似または同等の方法、装置、または材料が実施形態例の実施または試験に使用されることを理解されたい。本開示のアセンブリは、油圧、電子機器、空気圧、および/またはばねによって駆動されうる。
【0021】
「実質的に」の語は、「近く」、「非常に近く」、「約」、「およそ」、「だいたい」、「近似する」、「近い」、「本質的に」、「近隣に」、「近傍に」等のような語と同義語であって、このような語は、明細書および特許請求の範囲に出現する際に互換的に使用されうることを認識されたい。「近接の」の語は、「近くに」、「近い」、「隣接の」、「近隣の」、「直近の」、「隣の」等のような語と同義語であって、このような語は、明細書および特許請求の範囲に出現する際に互換的に使用されうることを理解されたい。「およそ」の語は、指定値の10パーセント以内の値を意味することが意図されている。
【0022】
本出願における「または」の使用は、特に明記しない限り、「非排他的」な取り合わせに関するものであることを理解されたい。例えば、「アイテムxはAまたはBである」という場合、これは次の(1)、(2)のいずれかを意味することが理解される。(1)アイテムxはAおよびBの一方または他方のみである。(2)アイテムxはAとBの両方である。言い換えれば、「または」という言葉は、「排他的なまたは」の取り合わせを定義するためには使用されない。例えば、「アイテムxはAまたはBである」という記載についての「排他的なまたは」の取り合わせは、xがAおよびBのいずれか1つのみであることが必要とされる。さらに、ここで使用される「および/または」は、列挙された要素または条件の1つまたは複数が含まれるか、または発生する可能性があることを示すために使用される文法上の接続詞を意味することを意図している。例えば、第1の要素、第2の要素および/または第3の要素を備える装置は、以下の構造的取り合わせのいずれか1つとして解釈されることを意図する。すなわち、第1の要素を備える装置、第2の要素を備える装置、第3の要素を備える装置、第1の要素および第2の要素を備える装置、第1の要素および第3の要素を備える装置、第1の要素、第2の要素、および第3の要素を備える装置、または、第2の要素および第3の要素を備える装置。
【0023】
さらに、本明細書で使用される場合、システムまたは要素と組合わせた「の少なくとも1つを備える」および「の少なくとも1つを備えている」という表現は、システムまたは要素が、その表現の後に挙げられた要素の1つまたは複数を含むことを意味することを意図している。例えば、第1の要素、第2の要素および第3の要素の少なくとも1つの要素を備える装置、は、以下の構造的取り合わせのいずれか1つとして解釈されることを意図している。すなわち、第1の要素を備える装置、第2の要素を備える装置、第3の要素を備える装置、第1の要素および第2の要素を備える装置、第1の要素および第3の要素を備える装置、第1の要素、第2の要素および第3の要素を備える装置、または、第2の要素および第3の要素を備える装置。同様の解釈は、「の少なくとも1つで使用される」という表現が本明細書で使用されている場合にも意図されている。さらに、本明細書で使用される場合、「および/または」は、列挙された要素または条件の1つまたは複数が含まれるかまたは発生する可能性があることを示すために使用される文法上の接続詞を意味することを意図している。例えば、第1の要素、第2の要素および/または第3の要素を備える装置、は、以下の構造的取り合わせのいずれか1つとして解釈されることを意図する。すなわち、第1の要素を備える装置、第2の要素を備える装置、第3の要素を備える装置、第1の要素および第2の要素を備える装置、第1の要素および第3の要素を備える装置、第1の要素、第2の要素および第3の要素を備える装置、または、第2の要素および第3の要素を備える装置。
【0024】
ここで使用する「チューブ」という語は、ホース、パイプ、チャネル、導管、チューブ端形成部、または水力学および流体力学で使用される他の任意の適切なパイプ流と同義であることを認識されたい。さらに、「チューブ」という語は、気体または液体の流れを含みかつ許容するのに適した任意の材料の硬いまたは柔軟な導管を意味しうることを認識されたい。
【0025】
ここで図面に移ると、図1は、ロック状態にある流体接続アセンブリ10の正面斜視図である。図2は、流体接続アセンブリ10の分解正面斜視図である。流体接続アセンブリ10は、概して、リテーナ20、チューブ80、およびコネクタ本体40を備える。以下の説明は、図1図2と照らし合わせて解釈されたい。
【0026】
チューブ80は、端部82、セクション83、ビードまたは肩87、セクション89、端部92、および貫通孔94を備える。貫通孔94は、チューブ80を通って端部82から端部92まで延びる。セクション83は、端部82と肩87との間に配置されており、半径方向外向面84を備える。半径方向外向面84は、実質的に一定の直径を含む。いくつかの実施形態では、半径方向外向面84は、端部82に近接した円錐台状のテーパまたは曲線面を備える(図4を参照)。肩87は、セクション83とセクション89との間に配置されており、面86および面88を備える。いくつかの実施形態では、面86は、軸方向AD1に少なくとも部分的に向くアキシャル面であり、面88は、軸方向AD2に少なくとも部分的に向くアキシャル面である。いくつかの実施形態では、面86は、肩87の半径方向外向面から軸方向AD1に半径方向内側に延びる円錐台状の面である。例えば、面86は、直線円錐形状であってもよく、軸方向AD2に直径が増加する。いくつかの実施形態では、面86は、直線部分と、円錐状または円錐台状部分とを備えていてもよい。セクション89は、肩87と端部92との間に配置されており、半径方向外向面90を備える。半径方向外向面90は、実質的に一定の直径を含む。チューブ80は、具体的には端部82を先にしてコネクタ本体40内に挿入されるように構成されている。チューブ80は、セクション83、または半径方向外向面84がシール62と係合するまで、コネクタ本体40内に挿入される(図4を参照)。肩87は、コネクタ本体40の外側に軸方向に間隔を置いて配置され、その時点でリテーナ20が組立てられ、以下でより詳細に説明するように、チューブ80をコネクタ本体40に固定する。チューブ80は、ビード、半径方向外向きに延びる突起もしくはフランジ、またはランプ輪郭を備える任意の従来のチューブまたはチューブ端形成部であってもよく、これは、チューブの外側面上で半径方向外側および軸方向に延び、コネクタ本体内にチューブを固定することを認識されたい。いくつかの実施形態では、チューブ80は、金属を備える。いくつかの実施形態では、チューブ80は、ポリマーを備える。いくつかの実施形態では、チューブ80は、セラミックを備える。
【0027】
図3Aは、リテーナ20の背面斜視図である。図3Bは、リテーナ20の正面立面図である。図4は、図1の線4-4に概ね沿う流体接続アセンブリ10の断面図である。図5は、図1の線5-5に概ね沿う流体接続アセンブリの断面図である。以下の説明は、図1図5と照らし合わせて解釈されたい。
【0028】
リテーナ20は、概ねリング形状であり、穴21と複数の係合部材、例えば係合部材22A~Dとを備える。いくつかの実施形態では、リテーナ20は、連続したリングである。いくつかの実施形態では、リテーナ20は、金属を備える。いくつかの実施形態では、リテーナ20は、ポリマーを備える。いくつかの実施形態では、リテーナ20は、セラミックを備える。
【0029】
係合部材22Aは、半径方向内向面23Aと、半径方向内向面23Aから半径方向RD2に半径方向内側に延びる突起24Aとを備える。半径方向内向面23Aは、コネクタ本体40と係合可能に、具体的には、溝54の半径方向外向面53に当接可能に構成されている。突起24Aは、コネクタ本体40の開口部、例えば開口部55Aを通って延びてチューブ80の肩87と係合可能に構成されている。突起24Aは、アキシャル面25A、半径方向内向面26A、およびアキシャル面27Aを備える。いくつかの実施形態では、面25Aは、半径方向内向面23Aに対して垂直ではない、すなわち、面25Aは、(図2および4に最も良く示されているように)軸方向AD1に半径方向内側に延びる。面25Aの角度は、チューブ80をコネクタ本体40に挿入する際に、係合部材22Aおよびリテーナ20の半径方向外側への拡張を促進する。いくつかの実施形態では、面27Aは、半径方向内向面23Aに対して垂直であり、これにより、チューブ80がコネクタ本体40から取外されることが防止される。半径方向内向面26Aは、面25Aと面27Aを接続する。いくつかの実施形態では、半径方向内向面26Aは、半径方向内向面23Aに対して平行、および/または面27Aに対して垂直である。いくつかの実施形態では、係合部材22Aは、そこから半径方向外側に延びるフックまたはループ28Aをさらに備える。フック28Aは、係合部材22Aを半径方向外側に変位させ、チューブ80の肩87および/またはコネクタ本体40の開口部55Aとの係合から外すために使用されてもよい(すなわち、工具を使用してフック28Aを半径方向RD2に引っ張ることができる)。
【0030】
係合部材22Aは、複数のアーム、例えばアーム29A、30A、31Aを介して係合部材22Bに接続されている。アーム29Aは、係合部材22Aに枢動可能に接続されている。アーム29Aは、半径方向内向面23Aから半径方向外向きに周方向CD1に延びている。アーム30Aは、アーム29Aに枢動可能に接続されており、アーム29Aから周方向CD1に延びている。アーム31Aは、アーム30Aに枢動可能に接続されており、アーム30Aから半径方向内側に周方向CD1に延びている。アーム31Aはまた、係合部材22Bに枢動可能に接続されている。枢動可能な接続は、ヒンジ、リビングヒンジ、または別の適切な手段として具体化され得ることを認識されたい。例えば、アーム29Aは、リビングヒンジを介して係合部材22Aに枢動可能に接続され、アーム30Aは、リビングヒンジを介してアーム29Aに枢動可能に接続され、アーム31Aは、リビングヒンジを介してアーム30Aに枢動可能に接続され、アーム31Aは、リビングヒンジを介して係合部材22Bに接続される。係合部材22Aは、枢動可能に接続された複数のアームを介して係合部材22Bに接続されているので、係合部材22Aと係合部材22Bとは枢動可能に接続されているといえる。
【0031】
係合部材22Bは、半径方向内向面23Bと、半径方向内向面23Bから半径方向RD2に半径方向内側に延びる突起24Bとを備える。半径方向内向面23Bは、コネクタ本体40と係合可能に、具体的には、溝54の半径方向外向面53に当接可能に構成されている。突起24Bは、コネクタ本体40の開口部、例えば開口部55Bを通って延びてチューブ80の肩87に係合可能に構成されている。突起24Bは、アキシャル面25B、半径方向内向面26B、およびアキシャル面27Bを備える。いくつかの実施形態では、面25Bは、半径方向内向面23Bに対して垂直ではない、すなわち、面25Bは、軸方向AD1に半径方向内側に延びる(突起24Aと実質的に同様)。面25Bの角度は、チューブ80をコネクタ本体40に挿入する際に、係合部材22Bおよびリテーナ20の半径方向外方への拡張を促進する。いくつかの実施形態では、面27Bは、半径方向内向面23Bに対して垂直であり、これにより、チューブ80がコネクタ本体40から取外されることが防止される。半径方向内向面26Bは、面25Bと面27Bを接続する。いくつかの実施形態では、半径方向内向面26Bは、半径方向内向面23Bに平行、および/または面27Bに垂直である。いくつかの実施形態では、係合部材22Bは、そこから半径方向外側に延びるフックまたはループ28Bをさらに備える。フック28Bは、係合部材22Bを半径方向外側に変位させ、チューブ80の肩87および/またはコネクタ本体40の開口部55Bとの係合から外すために使用されてもよい(すなわち、工具を使用してフック28Bを半径方向RD2に引っ張ることができる)。
【0032】
係合部材22Bは、複数のアーム、例えばアーム29B、30B、31Bを介して係合部材22Cに接続されている。アーム29Bは、係合部材22Bに枢動可能に接続されている。アーム29Bは、半径方向内向面23Bから半径方向外側に周方向CD1に延びている。アーム30Bは、アーム29Bに枢動可能に接続されており、アーム29Bから周方向CD1に延びている。アーム31Bは、アーム30Bに枢動可能に接続されており、アーム30Bから半径方向内側に周方向CD1に延びている。アーム31Bはまた、係合部材22Cに枢動可能に接続されている。枢動可能な接続は、ヒンジ、リビングヒンジ、または別の適切な手段として具体化され得ることを認識されたい。例えば、アーム29Bは、リビングヒンジを介して係合部材22Bに枢動可能に接続され、アーム30Bは、リビングヒンジを介してアーム29Bに枢動可能に接続され、アーム31Bは、リビングヒンジを介してアーム30Bに枢動可能に接続され、アーム31Bは、リビングヒンジを介して係合部材22Cに接続される。係合部材22Bは、枢動可能に接続された複数のアームを介して係合部材22Cに接続されているので、係合部材22Bと係合部材22Cとは枢動可能に接続されているといえる。
【0033】
係合部材22Cは、半径方向内向面23Cと、半径方向内向面23Cから半径方向RD2に半径方向内側に延びる突起24Cと、を備える。半径方向内向面23Cは、コネクタ本体40と係合可能に、具体的には、溝54の半径方向外向面53に当接可能に接続されている。突起24Cは、コネクタ本体40の開口部、例えば開口部55Cを通って延びてチューブ80の肩87に係合可能に構成されている。突起24Cは、アキシャル面25C、半径方向内向面26C、およびアキシャル面27Cを備える。いくつかの実施形態では、面25Cは、半径方向内向面23Cに対して垂直ではない、すなわち、面25Cは、(図2および4に最も良く示されているように)軸方向AD1に半径方向内側に延びる。面25Cの角度は、チューブ80をコネクタ本体40に挿入する際に、係合部材22Cおよびリテーナ20の半径方向外側への拡張を促進する。いくつかの実施形態では、面27Cは、半径方向内向面23Cに対して垂直であり、これにより、チューブ80がコネクタ本体40から取外されることが防止される。半径方向内向面26Cは、面25Cと面27Cを接続する。いくつかの実施形態では、半径方向内向面26Cは、半径方向内向面23Cに対して平行、および/または面27Cに対して垂直である。いくつかの実施形態では、係合部材22Cは、そこから半径方向外側に延びるフックまたはループ28Cをさらに備える。フック28Cは、係合部材22Cを半径方向外側に変位させ、チューブ80の肩87および/またはコネクタ本体40の開口部55Cとの係合から外すために使用されてもよい(すなわち、工具を使用してフック28Cを半径方向RD2に引っ張ることができる)。
【0034】
係合部材22Cは、複数のアーム、例えばアーム29C、30C、31Cを介して係合部材22Dに接続されている。アーム29Cは、係合部材22Cに枢動可能に接続されている。アーム29Cは、半径方向内向面23Cから半径方向外側に周方向CD1に延びている。アーム30Cは、アーム29Cに枢動可能に接続されており、アーム29Cから周方向CD1に延びている。アーム31Cは、アーム30Cに枢動可能に接続されており、アーム30Cから半径方向内側に周方向CD1に延びている。アーム31Cはまた、係合部材22Dに枢動可能に接続されている。枢動可能な接続は、ヒンジ、リビングヒンジ、または別の適切な手段として具体化され得ることを認識されたい。例えば、アーム29Cは、リビングヒンジを介して係合部材22Cに枢動可能に接続され、アーム30Cは、リビングヒンジを介してアーム29Cに枢動可能に接続され、アーム31Cは、リビングヒンジを介してアーム30Cに接続され、アーム31Cは、リビングヒンジを介して係合部材22Dに接続される。係合部材22Cは、枢動可能に接続された複数のアームを介して係合部材22Dに接続されているので、係合部材22Cと係合部材22Dとは枢動可能に接続されているといえる。
【0035】
係合部材22Dは、半径方向内向面23Dと、半径方向内向面23Dから半径方向RD2に半径方向内側に延びる突起24Dと、を備える。半径方向内向面23Dは、コネクタ本体40と係合可能に、具体的には、溝54の半径方向外向面53に当接可能に接続されている。突起24Dは、コネクタ本体40の開口部、例えば開口部55Dを通って延びてチューブ80の肩87に係合可能に構成されている。突起24Dは、アキシャル面25D、半径方向内向面26D、およびアキシャル面27Dを備える。いくつかの実施形態では、面25Dは、半径方向内向面23Dに対して垂直ではない、すなわち、面25Dは、(図2および4に最も良く示されているように)軸方向AD1に半径方向内側に延びる。面25Dの角度は、チューブ80をコネクタ本体40に挿入する際に、係合部材22Dおよびリテーナ20の半径方向外側への拡張を促進する。いくつかの実施形態では、面27Dは、半径方向内向面23Dに対して垂直であり、これにより、チューブ80がコネクタ本体40から取外されるのが防止される。半径方向内向面26Dは、面25Dと面27Dを接続する。いくつかの実施形態では、半径方向内向面26Dは、半径方向内向面23Dに対して平行、および/または面27Dに対して垂直である。いくつかの実施形態では、係合部材22Dは、そこから半径方向外側に延びるフックまたはループ28Dをさらに備える。フック28Dは、係合部材22Dを半径方向外側に変位させ、チューブ80の肩87および/またはコネクタ本体40の開口部55Dとの係合から外すために使用されてもよい(すなわち、工具を使用してフック28Dを半径方向RD2に引っ張ることができる)。
【0036】
係合部材22Dは、複数のアーム、例えばアーム29D、30D、31Dを介して係合部材22Aに接続されている。アーム29Dは、係合部材22Dに枢動可能に接続されている。アーム29Dは、半径方向内向面23Dから半径方向外側に周方向CD1に延びている。アーム30Dは、アーム29Dに枢動可能に接続されており、アーム29Dから周方向CD1に延びている。アーム31Dは、アーム30Dに枢動可能に接続されており、アーム30Dから半径方向内側に周方向CD1に延びている。アーム31Dはまた、係合部材22Aに枢動可能に接続されている。枢動可能な接続は、ヒンジ、リビングヒンジ、または別の適切な手段として具体化され得ることを認識されたい。例えば、アーム29Dは、リビングヒンジを介して係合部材22Dに枢動可能に接続され、アーム30Dは、リビングヒンジを介してアーム29Dに枢動可能に接続され、アーム31Dは、リビングヒンジを介してアーム30Dに接続され、アーム31Dは、リビングヒンジを介して係合部材22Aに接続される。係合部材22Dは、枢動可能に接続された複数のアームを介して係合部材22Aに接続されているので、係合部材22Dと係合部材22Aとは枢動可能に接続されているといえる。
【0037】
コネクタ本体40は、端部42から端部44まで延びる貫通孔41と、半径方向内向面46と、半径方向内向面48と、溝50と、半径方向外向面52と、溝54と、ヘッド58と、半径方向外向面60とを備える。コネクタ本体40は、流体が充填されるか流体が流れる構成要素に接続されるように構成される。例えば、コネクタ本体40は、雄ねじを備えていてもよい半径方向外向面60を介して冷凍圧縮機または変速機に接続されてもよい。コネクタ本体40は、ヘッド58を介して(例えば、レンチを使用して)圧縮機のねじ穴にねじ込まれ、その後、冷媒流体で満たされる。いくつかの実施形態では、ヘッド58は、六角形である。しかしながら、ヘッド58は、コネクタ本体40にトルクを加えるのに適した任意の幾何学的形状を備えることができることを認識されたい。流体コネクタ10、具体的にはコネクタ本体40が取付けられ得る別の構成要素は、凝縮器、蒸発器、またはポンプである。流体コネクタ10は、流体接続が望まれる他の様々な構成要素、アセンブリ、およびサブアセンブリに使用できることを認識されたい。半径方向外向面60は、溝56をさらに備えていてもよい。シールまたはOリング64は、溝56内に配置され、コネクタ本体40とコネクタ本体40が接続される構成要素との間に流体密シールを形成する。
【0038】
シール62は、コネクタ本体40内に配置される。具体的には、シール62は、溝50内に配置される。溝50は半径方向内向面48に配置される。いくつかの実施形態では、シール62は、Oリングである。いくつかの実施形態では、半径方向内向面46は、端部44から面47まで延びる円筒状の面である。半径方向内向面46は、面47を介して半径方向内向面48に接続されている。いくつかの実施形態では、面47は、概ね円筒状の半径方向内向面46を概ね円筒状の半径方向内向面48に接続する円錐台状の面である。いくつかの実施形態では、面47は、軸方向AD2に向くアキシャル面である。いくつかの実施形態では、半径方向内向面48は、端部42から面47まで延びる円筒状の面である。
【0039】
溝54は、半径方向外向面52に配置されており、半径方向外向面53を備える。半径方向外向面53の直径は、半径方向外向面52の直径よりも小さい。溝54は、端部44とヘッド58との間で軸方向に配置される。いくつかの実施形態では、溝54は、ヘッド58のすぐ隣に配置される。溝54は、リテーナ20、具体的には半径方向内向面23A~Dと係合してリテーナ20をコネクタ本体40に接続可能に構成される。溝54は、さらに、少なくとも1つの開口部、例えば開口部55A~Dを備える。開口部55A~Dは、係合部材22A~D、特に突起24A~Dとそれぞれ係合可能に構成されており、リテーナ20が肩87に係合してチューブ80をコネクタ本体40内にロックできるようになっている。いくつかの実施形態では、コネクタ本体40は、金属を備える。いくつかの実施形態では、コネクタ本体40は、ポリマーを備える。いくつかの実施形態では、コネクタ本体40は、セラミックを備える。
【0040】
流体接続アセンブリ10を組立てるには、半径方向内向面23A~Dが溝54の半径方向外向面53と係合し、突起24A~Dが開口部55A~Dと係合するように、リテーナ20がコネクタ本体40上に配置される(図4図5を参照)。リテーナ20は、面25A~Dが軸方向AD1を向き、面27A~Dが軸方向AD2を向くように配向されるべきである。リテーナ20をコネクタ本体40上に組付けるには、突起24A~Dが半径方向外向面52を通過するように係合部材22A~Dを半径方向RD1に半径方向外側に変位させるべきであり、その時点で、リテーナ20は、コネクタ本体40上で軸方向AD1にスライドされる。これは、以下でより詳細に説明するように、半径方向の拡張のためにフック28A~Dと係合する工具または工具100を使用して行うことができる。
【0041】
次に、チューブ80は、端部82を先にしてコネクタ本体40内に軸方向AD1に挿入される。半径方向外向面84は、シール62と係合し、セクション83は、コネクタ本体40の内部の半径方向内向面48に近接して配置される。肩87は、突起24A~Dの面25A~Dと係合し、係合部材22A~Dを半径方向RD1に半径方向外側に押す。肩87が半径方向内向面26A~Dを通過すると(すなわち、突起24A~Dと面47との間の軸方向に配置されると)、係合部材22A~Dは、半径方向RD2に半径方向内側にスナップバックしてロック状態を形成する。ロック状態では、肩87は、面47および面27A~Dと係合する。面47は、肩87、したがってチューブ80が軸方向AD1に変位することを防止し、面27A~Dは、肩87、したがってチューブ80がコネクタ本体40に対して軸方向AD2に変位することを防ぐ。かくして、リテーナ20とコネクタ本体40およびチューブ80との係合は、コネクタ本体40に対するチューブ80の軸方向AD1およびAD2ならびに半径方向RD1およびRD2への変位を防止する。流体接続アセンブリ10のロックを解除するには、係合部材22A~Dを半径方向RD1に半径方向外側に変位させ、突起24A~Dが肩87から外れるまでリテーナ20を拡張し、その時点でチューブ80をコネクタ本体40から取外すことができる。
【0042】
図6は、接続または組立工具100の斜視図である。図7は、コネクタ本体40と係合した接続工具100の斜視図である。図8は、図7の線8-8に概ね沿う、コネクタ本体40と係合した接続工具100の断面図である。以下の説明は、図1図8と照らし合わせて解釈されたい。
【0043】
接続工具100は、概して、端部102、端部104、及び端部102から端部104まで延びる半径方向外向面106を備える。半径方向外向面106は、円錐台状であり、軸方向AD1に直径が増加する。したがって、端部102における半径方向外向面106の直径は、端部104における半径方向外向面106の直径よりも大きい。接続工具100は、端部102から軸方向AD1に延びる突起108をさらに備える。突起108は、半径方向外向面110を備える。半径方向外向面110は、端部102における半径方向外向面106の直径よりも小さい直径を備える。いくつかの実施形態では、接続工具100は、貫通孔101をさらに備える。いくつかの実施形態では、貫通孔101は、円錐台状である(図8を参照)。いくつかの実施形態では、貫通孔101は、円筒状である。
【0044】
接続工具100は、リテーナ20をコネクタ本体40に組付けることができるように、コネクタ本体40と係合可能に構成されている。図7図8に最も良く示されているように、接続工具100は、端部102が端部44と当接するまで突起108をコネクタ本体40に挿入することによってコネクタ本体40と係合する。半径方向外向面110は、半径方向内向面46と係合または当接する。いくつかの実施形態では、端部102における半径方向外向面106の直径は、半径方向外向面52の直径よりも大きい。いくつかの実施形態では、端部102における半径方向外向面106の直径は、半径方向外向面52の直径に等しい。完全に係合されると、リテーナ20は、接続工具100に沿って軸方向AD1にスライドされる。リテーナ20が接続工具100に沿って軸方向AD1に変位すると、突起24A~D、特に半径方向内向面26A~Dが半径方向外向面106に係合し、それによって係合部材22A~Dを半径方向RD1に半径方向外側に変位させる。リテーナ20が端部102に到達すると、リテーナ20は拡張し、半径方向内向面26A~Dが半径方向外向面52を通過して、リテーナ20を溝54内に滑り込ませることができる。リテーナ20が溝54内に適切に配置されると、接続工具100をコネクタ本体40から取外すことができ、続いてチューブ80をコネクタ本体40に挿入することができる。
【0045】
図9Aは、分離工具120の正面斜視図である。図9Bは、分離工具120の背面斜視図である。図10は、流体接続アセンブリ10と係合した分離工具120の斜視図である。図11は、図10の線11-11に概ね沿う、流体接続アセンブリ10と係合した分離工具120の断面図である。図12は、図10の線12-12に概ね沿う、流体接続アセンブリ10と係合した分離工具120の断面図である。以下の説明は、図1図5および図9A図12と照らし合わせて解釈されたい。
【0046】
分離工具120は、概して、セクション120A、セクション120B、端部122、端部124、半径方向外向面128、および貫通孔121を備える。いくつかの実施形態では、セクション120Bは、例えばヒンジ接続126を介して、セクション120Aにヒンジまたは枢動可能に接続される。ヒンジ接続126は、例えば、ヒンジ、リビングヒンジ、または枢動可能な接続のための何らかの他の手段であってもよい。半径方向外向面128は、端部122から端部124まで延びている。セクション120Aと120Bとの間のヒンジ接続により、分離工具120は、端92からチューブ80上を軸方向にスライドするのではなく、チューブ80に半径方向に係合することができる。図面に示すように、ヒンジ接続126は、半径方向外向面128またはセクション120A~Bから、半径方向RD1に半径方向外側に突き出ている。換言すれば、ヒンジ接続126は、セクション120A~Bからオフセットされている。
【0047】
いくつかの実施形態では、図示のように、半径方向外向面128は、段状になっている(すなわち、直径が変化している)。いくつかの実施形態では、半径方向外向面128は、一定の直径を備える。端部122に近接した、半径方向外向面128は、半径方向内向面146の直径よりも小さい直径を備える。さらに、貫通孔121の直径は、半径方向外向面90の直径よりも大きい。これにより、端部122は、コネクタ本体40とチューブ80の間、具体的には、半径方向内向面146と半径方向外向面90との間で半径方向にスライドさせて、突起24A~Dと係合させる。
【0048】
分離工具120は、1つまたは複数の突起、例えば突起130をさらに備える。突起130は、端部122から軸方向AD1に延び、突起24A~Dと係合可能に構成される。突起130のそれぞれは、ランプまたは周方向ランプ面132と、半径方向外向面134とを備える。いくつかの実施形態では、半径方向外向面134は、半径方向外向面128と半径方向に位置合わせされる(すなわち、半径方向外向面134の直径は、半径方向外向面128の直径と等しい)。ランプ132は、半径方向外向面134から貫通孔121まで延びる。具体的には、ランプ132の直径は、周方向CD1に減少する(図12を参照)。ランプ132は、突起124A~Dと係合して係合部材122A~Dを半径方向に拡張可能に構成されている。いくつかの実施形態では、半径方向外向面134は、そこから突出するボス136をさらに備える。ボス136は、突起124A~Dと係合して、係合部材122A~Dを半径方向外側にさらに変位させて肩87および/または開口部55A~Bを通過するように構成されている。いくつかの実施形態では、ボス136の形状は球形である。
【0049】
流体接続アセンブリ10がロック位置にあるときにチューブ80をコネクタ本体40から分離するには、まず分離工具120をチューブ80、特に半径方向外向面90と同心円状に係合させ、突起130をコネクタ本体40に軸方向AD1に向ける。これは、分離工具120を端部92からチューブ80上で軸方向にスライドさせることによって行うことができ、あるいは、前述したように、セクション120Bをセクション120Aから遠ざけ、その後、貫通孔121が半径方向外向面90に係合するように分離工具120をチューブ80の周囲に半径方向に位置決めすることによって行うことができる。次に、分離工具120を、突起130が突起24A~Dと係合するまで、チューブ80に沿って軸方向AD1に変位させる。「係合する」とは、図12に最もよく示されるように、突起130が突起24A~Dの間で周方向に配置されるべきであることを意味する。次いで、ランプ132が突起24A~Dと係合するように、分離工具120を周方向CD1に変位させる。ランプ132は、半径方向内向面26A~Dを半径方向RD1に半径方向外側に押す。半径方向内向面26A~Dが半径方向外向面134および/またはボス136と位置合わせされ、その上に配置されると、突起24A~Dが肩87から外れ、チューブ80および分離工具120の両方をコネクタ本体40から軸方向AD2に取外すことができる。すなわち、半径方向外向面134および/またはボス136の最外半径は、肩87の最外半径以上である。いくつかの実施形態では、半径方向内向面26A~Dが半径方向外向面134および/またはボス136と位置合わせされ、その上に配置されると、リテーナ20を溝54から、ひいてはコネクタ本体40から取外すことができる。かくして、いくつかの実施形態では、分離工具120を使用して、コネクタ本体40からチューブ80のロックを解除するだけでなく、リテーナ20をコネクタ本体40から取外すことができる。
【0050】
上記の開示の様々な態様、ならびに他の特徴および機能、あるいはそれらの代替物は、望ましくは、他の多くの異なるシステムまたは用途に組合わせることができることが認識されよう。その中の様々な現在予期しないまたは予期しない代替、変形、変更、または改善は、当業者によって今後行われることがあり、これらも以下の特許請求の範囲に含まれることも意図される。
【符号の説明】
【0051】
10 流体接続アセンブリ
20 リテーナ
20A セクション
20B セクション
21 穴
22A 係合部材
22B 係合部材
22C 係合部材
22D 係合部材
23A 半径方向内向面
23B 半径方向内向面
23C 半径方向内向面
23D 半径方向内向面
24A 突起
24B 突起
24C 突起
24D 突起
25A 面
25B 面
25C 面
25D 面
26A 面
26B 面
26C 面
26D 面
27A 面
27B 面
27C 面
27D 面
28A フック
28B フック
28C フック
28D フック
29A アーム
29B アーム
29C アーム
29D アーム
30A アーム
30B アーム
30C アーム
30D アーム
31A アーム
31B アーム
31C アーム
31D アーム
40 コネクタ本体
41 貫通孔
42 端部
44 端部
46 半径方向内向面
48 半径方向内向面
50 溝
52 半径方向外向面
53 半径方向外向面
54 溝
55A 開口部
55B 開口部
55C 開口部
55D 開口部
56 溝
58 ヘッド
60 半径方向外向面
62 シール
64 シール
80 チューブ
82 端部
83 セクション
84 半径方向外向面
86 面
87 肩またはビード
88 面
89 セクション
90 半径方向外向面
92 端部
94 貫通孔
100 接続工具
101 貫通穴
102 端部
104 端部
106 半径方向外向面
108 突起
110 半径方向外向面
120 分離工具
120A セクション
120B セクション
121 穴
122 端部
124 端部
126 ヒンジまたはヒンジ接続部
128 半径方向外向面
130 突起
132 ランプまたはランプ面
134 半径方向外向面
136 ボス
AD1 軸方向
AD2 軸方向
CD1 周方向
CD2 周方向
RD1 半径方向
RD2 半径方向

図1
図2
図3A
図3B
図4
図5
図6
図7
図8
図9A
図9B
図10
図11
図12
【国際調査報告】