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特表2024-518775メッセージ処理方法、第1メッセージ処理装置、第2メッセージ処理装置及び電子機器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-02
(54)【発明の名称】メッセージ処理方法、第1メッセージ処理装置、第2メッセージ処理装置及び電子機器
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0481 20220101AFI20240424BHJP
   H04L 51/216 20220101ALI20240424BHJP
【FI】
G06F3/0481
H04L51/216
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023565452
(86)(22)【出願日】2022-04-25
(85)【翻訳文提出日】2023-10-24
(86)【国際出願番号】 CN2022088951
(87)【国際公開番号】W WO2022228376
(87)【国際公開日】2022-11-03
(31)【優先権主張番号】202110469080.5
(32)【優先日】2021-04-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ホー、チョン
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA24
5E555AA26
5E555BA02
5E555BA04
5E555BA76
5E555BA78
5E555BB02
5E555BB04
5E555BC10
5E555BD07
5E555BD09
5E555CA12
5E555DB25
5E555DB39
5E555DD07
5E555FA00
(57)【要約】
本出願はメッセージ処理方法、装置及び電子機器を開示し、該方法は、通信インタフェース上で第1メッセージが表示される場合に、第1メッセージに対する第1ユーザの第1入力を受信するステップと、第1入力に応答して、通信インタフェース上で第2メッセージを表示するステップであって、第2メッセージが、第1メッセージと、第1メッセージ内の第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含むステップと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1メッセージ処理装置に適用されるメッセージ処理方法であって、
通信インタフェース上で第1メッセージが表示される場合に、前記第1メッセージに対する第1ユーザの第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答して、前記通信インタフェース上で第2メッセージを表示するステップであって、前記第2メッセージが、前記第1メッセージと、前記第1メッセージ内の第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含むステップと、を含む、メッセージ処理方法。
【請求項2】
前記第1メッセージに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後に、
前記第1メッセージ内のM個の前記第1メッセージセグメントに対するユーザの第2入力を受信するステップと、
前記第2入力に応答して、前記通信インタフェースのプリセット位置でM個の第1返信識別子を表示するステップであって、前記第1返信識別子が1つの前記第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられるステップと、をさらに含み、
Mは正の整数である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記通信インタフェースはメッセージ入力ウィンドウをさらに含み、前記第1メッセージ内のM個の第1メッセージセグメントに対するユーザの第2入力を受信する前記ステップは、
前記第1メッセージ内のi個目の前記第1メッセージセグメントに対する前記第1ユーザの第1サブ入力を受信するステップと、
前記第iサブ入力に応答して、i個目の前記第1メッセージセグメントを選択状態に更新するステップと、
前記メッセージ入力ウィンドウに対する前記第1ユーザの第2サブ入力を受信するステップであって、前記第2サブ入力が返信メッセージを入力するために用いられるステップと、
前記第2サブ入力に応答して、前記第2サブ入力により入力された返信メッセージ及びi個目の前記第1メッセージセグメントに基づいて、i個目の前記第1返信識別子を生成するステップと、を含み、
iは正の整数であり、i≦Mである、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記通信インタフェース上で前記第2メッセージを表示する前記ステップの前に、
前記第1ユーザの第3入力を受信するステップであって、前記第3入力がM個の前記第1メッセージセグメントの返信メッセージが編集済みであることを指示するために用いられるステップと、
前記第3入力に応答して、前記第1メッセージとM個の前記第1返信識別子に基づいて、第2メッセージを生成するステップと、をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記通信インタフェースは目標グループのグループ会話インタフェースであり、第2メッセージを生成する前記ステップの後に、
前記第1ユーザの第4入力を受信するステップと、
前記第4入力に応答して、前記第4入力により選択された属性オプションに基づいて、前記第2メッセージの第1表示属性を決定するステップと、をさらに含み、
前記第1表示属性は、前記第2メッセージが前記目標グループのグループメンバーのうちのプリセットメンバーに表示されること、あるいは、前記第2メッセージが前記目標グループの全てのグループメンバーに表示されることを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記通信インタフェースは目標グループのグループ会話インタフェースであり、第2メッセージを生成する前記ステップの後に、
M個の前記第1メッセージセグメントのうちの目標メッセージセグメントに対する前記第1ユーザの第5入力を受信するステップと、
前記第2メッセージが前記第1返信識別子を含む場合に、前記第5入力に応答して、前記目標メッセージセグメントに対応する前記第1目標返信識別子の第2表示属性を決定するステップと、
前記第2メッセージが前記第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージのメッセージ内容を含む場合に、前記第5入力に応答して、前記目標メッセージセグメントに対応する前記返信メッセージのメッセージ内容の第2表示属性を決定するステップと、をさらに含み、
前記第2表示属性は、前記第1目標返信識別子又は前記返信メッセージのメッセージ内容が前記目標グループのグループメンバーのうちのプリセットメンバーに表示されること、あるいは、前記第1目標返信識別子又は前記返信メッセージのメッセージ内容が前記目標グループの全てのグループメンバーに表示されることを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記第1返信識別子に対する前記第1ユーザの第6入力を受信するステップと、
前記第6入力に応答して、前記第2メッセージの第1領域に、前記第1返信識別子により指示される返信メッセージのメッセージ内容を表示するステップと、をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項8】
前記第2メッセージが前記第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージのメッセージ内容を含む場合に、
前記第2メッセージ内の第1メッセージセグメントは第1表示モードであり、前記第1表示モードは前記第1メッセージセグメントが引用されていることを指示するために用いられ、
前記第2メッセージの第2領域は前記第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージのメッセージ内容をさらに含むこと、をさらに含む、請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
第2メッセージ処理装置に適用されるメッセージ処理方法であって、
通信インタフェース上で第2メッセージを表示するステップであって、前記第2メッセージが前記第1メッセージ処理装置から送信されたメッセージであるステップと、
前記第2メッセージがM個の第1返信識別子を含む場合に、前記M個の第1返信識別子のうちの1つの第1返信識別子に対する第2ユーザの第7入力を受信するステップと、
前記第7入力に応答して、前記第1返信識別子により指示される返信メッセージのメッセージ内容を表示するステップと、を含み、
Mは正の整数であり、前記第1返信識別子は1つの前記第1メッセージセグメントの返信メッセージを指示するために用いられる、メッセージ処理方法。
【請求項10】
通信インタフェース上で第2メッセージを表示する前記ステップの後に、
前記第2メッセージに対する第2ユーザの第8入力を受信するステップと、
前記第8入力に応答して、前記通信インタフェース上で第3メッセージを表示するステップと、をさらに含み、
前記第3メッセージは、前記第2メッセージと、前記第2メッセージ内の第2メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記第3メッセージは第2返信識別子を含み、前記第2返信識別子は前記第2メッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられ、前記第2返信識別子と前記第1返信識別子は異なる表示モードである、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記通信インタフェース上で第3メッセージを表示する前記ステップの後に、
前記第3メッセージに対する第2ユーザの第9入力を受信するステップと、
前記第9入力に応答して、前記返信メッセージに対応するユーザに応じて、前記第2メッセージ内の前記第1返信識別子と第2返信識別子をパーティション表示するステップと、をさらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
通信インタフェース上で第1メッセージが表示される場合に、前記第1メッセージに対する第1ユーザの第1入力を受信するための受信モジュールと、
前記受信モジュールが受信した前記第1入力に応答して、前記通信インタフェース上で第2メッセージを表示するための処理モジュールであって、前記第2メッセージが、前記第1メッセージと、前記第1メッセージ内の第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含む処理モジュールと、を含む、第1メッセージ処理装置。
【請求項14】
通信インタフェース上で第2メッセージを表示するための表示モジュールであって、第2メッセージが前記第1メッセージ処理装置から送信されたメッセージである表示モジュールと、
前記第2メッセージがM個の返信識別子を含む場合に、前記M個の返信識別子のうちの1つの第1返信識別子に対する第2ユーザの第7入力を受信するための受信モジュールと、を含み、
前記表示モジュールはさらに、前記受信モジュールが受信した前記第7入力に応答して、前記第1返信識別子により指示される返信メッセージのメッセージ内容を表示するために用いられ、Mは正の整数であり、前記返信識別子は1つのメッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられ、前記第1返信識別子は前記第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられる、第2メッセージ処理装置。
【請求項15】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを含み、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項1から8のいずれか1項に記載のメッセージ処理方法のステップが実現される、電子機器。
【請求項16】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを含み、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項9から12のいずれか1項に記載のメッセージ処理方法のステップが実現される、電子機器。
【請求項17】
プロセッサにより実行されると、請求項1から8のいずれか1項に記載のメッセージ処理方法のステップが実現され、又は請求項9から12のいずれか1項に記載のメッセージ処理方法のステップが実現されるプログラム又はコマンドが記憶されている、可読記憶媒体。
【請求項18】
プロセッサと通信インタフェースとを含み、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行し、請求項1から8のいずれか1項に記載のメッセージ処理方法を実現し、又は請求項9から12のいずれか1項に記載のメッセージ処理方法を実現するためのものである、チップ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、通信の技術分野に属し、具体的には、メッセージ処理方法、装置及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
通信技術の発展に伴い、ユーザが電子機器を用いて通信ソフトウェアによるコミュニケーションを行うシーンはますます増えていく。ユーザ間の電子機器を介した効果的なコミュニケーションを容易にするために、通信ソフトウェアは、通信インタフェース上で、他のユーザが送信した履歴メッセージ全体を引用して返信する機能をユーザに提供し、ユーザが該メッセージがどの履歴メッセージに対する返信メッセージであるかを知るように、返信した内容を引用された履歴メッセージ全体の下に表示している。
【0003】
しかしながら、ユーザが引用返信機能を使用する場合に、履歴メッセージ全体に返信しなければならず、返信メッセージを受信したユーザが、メッセージに返信したユーザの意図を正確に理解できない可能性があり、その結果、ユーザがメッセージに返信する際の会話効率は低くなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願の実施例の目的は、ユーザがメッセージ全体を引用して返信することによる会話効率の低下という問題を解決できる、メッセージ処理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1態様において、本出願の実施例は、通信インタフェース上で第1メッセージが表示される場合に、第1メッセージに対する第1ユーザの第1入力を受信するステップと、第1入力に応答して、通信インタフェース上で第2メッセージを表示するステップであって、第2メッセージが、第1メッセージと、第1メッセージ内の第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含むステップと、を含む、メッセージ処理方法を提供する。
【0006】
第2態様において、本出願の実施例は、通信インタフェース上で第2メッセージを表示するステップであって、第2メッセージが第1メッセージ処理装置から送信されたメッセージであるステップと、第2メッセージがM個の第1返信識別子を含む場合に、M個の第1返信識別子のうちの第1返信識別子に対する第2ユーザの第7入力を受信するステップと、第7入力に応答して、第1返信識別子により指示される返信メッセージのメッセージ内容を表示するステップと、を含み、Mは正の整数であり、第1返信識別子は1つのメッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられる、メッセージ処理方法を提供する。
【0007】
第3態様において、本出願の実施例は、通信インタフェース上で第1メッセージが表示される場合に、第1メッセージに対する第1ユーザの第1入力を受信するための受信モジュールと、受信モジュールが受信した第1入力に応答して、通信インタフェース上で第2メッセージを表示するための処理モジュールであって、第2メッセージが、第1メッセージと、第1メッセージ内の第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含む処理モジュールと、を含む、第1メッセージ処理装置を提供する。
【0008】
第4態様において、本出願の実施例は、通信インタフェース上で第2メッセージを表示するための表示モジュールであって、第2メッセージが第1メッセージ処理装置から送信されたメッセージである表示モジュールと、第2メッセージがM個の第1返信識別子を含む場合に、M個の第1返信識別子のうちの第1返信識別子に対する第2ユーザの第7入力を受信するための受信モジュールと、を含み、表示モジュールはさらに、受信モジュールが受信した第7入力に応答して、第1返信識別子により指示される返信メッセージのメッセージ内容を表示するために用いられ、Mは正の整数であり、第1返信識別子は1つのメッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられる、第2メッセージ処理装置を提供する。
【0009】
第5態様において、本出願の実施例は、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶され且つプロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを含み、プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、第1態様又は第2態様に記載のメッセージ処理方法のステップが実現される、電子機器を提供する。
【0010】
第6態様において、本出願の実施例は、プロセッサにより実行されると、第1態様又は第2態様に記載のメッセージ処理方法のステップが実現されるプログラム又はコマンドが記憶されている、可読記憶媒体を提供する
【0011】
第7態様において、本出願の実施例は、プロセッサと通信インタフェースとを含み、通信インタフェースとプロセッサが結合され、プロセッサがプログラム又はコマンドを実行し、第1態様又は第2態様に記載のメッセージ処理方法を実現するためのものである、チップを提供する。
【発明の効果】
【0012】
本出願の実施例において、電子機器が通信インタフェース上で第1メッセージを表示した後、第1ユーザは第1メッセージに対して入力を行うことができ、このように、電子機器が第1メッセージに対する第1ユーザの第1入力を受信した後、通信インタフェース上で第2メッセージ(該第2メッセージは、第1メッセージを引用した内容と、第1メッセージ内の第1メッセージセグメントに対する返信メッセージとを含む)を表示し、第1メッセージの一部の内容(即ち、第1メッセージセグメント)に対する第1ユーザの的を絞った返信を実現することができ、つまり、第1ユーザは、会話を行う通信インタフェース上で、他のユーザから送信された大量のメッセージが含まれる履歴メッセージ全体の一部の内容に対して的を絞って返信することができ、これにより、返信メッセージを読んだユーザは、メッセージに返信したユーザの意図を即時且つ正確に理解することができ、ユーザがメッセージに返信する際の会話効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の実施例で提供されるメッセージ処理方法の手順模式図1である。
図2】本発明の実施例で提供されるメッセージ処理方法の表示インタフェース模式図1である。
図3】本発明の実施例で提供されるメッセージ処理方法の表示インタフェース模式図2である。
図4】本発明の実施例で提供されるメッセージ処理方法の表示インタフェース模式図3である。
図5】本発明の実施例で提供されるメッセージ処理方法の表示インタフェース模式図4である。
図6】本発明の実施例で提供されるメッセージ処理方法の表示インタフェース模式図5である。
図7】本発明の実施例で提供されるメッセージ処理方法の手順模式図2である。
図8】本発明の実施例で提供されるメッセージ処理方法の表示インタフェース模式図6である。
図9】本発明の実施例で提供されるメッセージ処理方法の表示インタフェース模式図7である。
図10】本発明の実施例で提供されるメッセージ処理方法の表示インタフェース模式図8である。
図11】本発明の実施例で提供される第1メッセージ処理装置の可能な構造模式図である。
図12】本発明の実施例で提供される第2メッセージ処理装置の可能な構造模式図である。
図13】本発明の実施例で提供される電子機器の構造模式図である。
図14】本発明の実施例で提供される電子機器のハードウェア構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下において、本発明の実施例における図面を参照しながら、本発明の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本発明の実施例の一部であり、全ての実施例ではない。本発明における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属するものである。
【0015】
本出願の明細書及び特許請求の範囲における用語「第1」、「第2」等は、特定の順序又は先後順序を記述するためのものではなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用される用語は、本出願の実施例がここで図示又は記述される以外の順序で実施できるように、適当な場合において互いに置き換えてもよいことを理解すべきである。また、明細書及び特許請求の範囲において「及び/又は」は、接続している対象のうちの少なくとも1つを示し、符号の「/」は、一般的には前後の関連対象が「又は」という関係にあることを示す。本発明の実施例における複数とは、少なくとも2つを意味する。
【0016】
説明すべきことは、本発明の実施例において、「例示的に」又は「例えば」等の用語は例、例証又は説明とすることを示すためのものである点である。本発明の実施例において「例示的に」又は「例えば」と説明されるいなかる実施例又は設計案も他の実施例又は設計案より好ましい又は有利であると解釈されるべきではない。厳密に言えば、「例示的に」又は「例えば」等の用語は具体的な形態で関連概念を示す目的で使用される。
【0017】
携帯電話、パソコン等の電子機器の発展に伴い、ソーシャルアプリケーションプログラムはユーザに広く利用されるようになった。ソーシャルアプリケーションプログラムにより、ユーザは仕事や生活において他人と簡単にコミュニケーションや対話をすることができる。関連技術では、ユーザが他のユーザから送信されたメッセージに返信しようとする時、引用返信機能を用いて履歴メッセージ全体に対して引用返信を行うことができる。
【0018】
説明すべきことは、本出願の実施例で提供される技術的解決手段の実行主体はメッセージ処理装置であり得、該装置は、電子機器であってもよいし、電子機器における機能モジュール及び/又は機能主体であってもよく、具体的には、実際の使用のニーズに応じて決定することができ、本出願の実施例ではこれについて限定しない点である。本出願の実施例で提供されるメッセージ処理の方法をより明確に説明するために、以下の方法の実施例において、メッセージ処理装置をメッセージ処理方法の実行主体として例示的に説明する。
【0019】
以下において、図1から図10を参照しながら、本発明の実施例のメッセージ処理方法を説明する。
【0020】
本発明の実施例で提供されるメッセージ処理方法の手順模式図である図1に示すように、該メッセージ処理方法は以下のステップ101~ステップ103を含む。
【0021】
ステップ101で、第1メッセージ処理装置は通信インタフェース上で第1メッセージを表示する。
【0022】
本出願の実施例において、上記第1メッセージは、第1メッセージ処理装置が第1通信インタフェース上で表示しているメッセージであってもよく、第1通信インタフェースにおける履歴メッセージであってもよい。
【0023】
本出願の実施例において、上記第1メッセージは、文字メッセージ、絵文字メッセージ及び画像メッセージ等の形態のメッセージであってもよく、上記形態が混在したメッセージ、例えば、文字と画像が混在したメッセージであってもよい。具体的には、実際の使用のニーズに応じて決定することができ、本出願の実施例ではこれについて限定しない。
【0024】
本出願の実施例において、上記通信インタフェースは、グループ会話通信インタフェースであってもよく、2人のユーザ間の会話通信インタフェースであってもよい。
【0025】
ステップ102で、第1メッセージ処理装置は第1メッセージに対する第1ユーザの第1入力を受信する。
【0026】
本出願の実施例において、上記第1メッセージは、第1ユーザ以外の他のユーザから送信されたメッセージであってもよく、第1ユーザが過去に送信した履歴メッセージであってもよい。例示的に、第1ユーザが、過去に送信した第1メッセージ内の特定のセグメントをさらに解釈及び説明する必要がある場合に、第1メッセージは第1ユーザが第1メッセージ処理装置によって送信したメッセージであってもよい。
【0027】
上記第1入力は第1メッセージに対する第1ユーザの入力であってもよいことが理解可能である。即ち、ユーザが第1メッセージに対して第1入力を実行すると、第1メッセージ処理装置は、引用返信を必要とする一部のメッセージ内容を第1メッセージから選択することがユーザにとって必要となり得ると判断することができる。
【0028】
例示的に、上記第1入力は、上記第1メッセージに対する第1ユーザのタッチ入力又は他の可能な入力であり得、本出願の実施例ではこれについて限定しない。例えば、上記第1入力は、第1ユーザが通信インタフェース上で第1メッセージに対して実行する1回又は複数回のクリック入力であってもよく、第1ユーザが第1メッセージに対して実行するスライド入力であってもよく、第1メッセージセグメントに対する第1ユーザの長押し(例えば、第1メッセージ上で所定時間以上押す)入力であってもよい。
【0029】
ステップ103で、第1メッセージ処理装置は、第1入力に応答して、通信インタフェース上で第2メッセージを表示する。
【0030】
ここで、上記第2メッセージは、第1メッセージと、第1メッセージ内の第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含む。
【0031】
本出願の実施例において、上記第1メッセージ処理装置は、第1入力に応答して、「セグメント返信モード」に入る。
【0032】
説明すべきことは、「セグメント返信モード」では、第1ユーザは、他の入力によって第1メッセージから第1メッセージセグメントを選択し続け、該第1メッセージセグメントに対して的を絞った返信を行い、全ての第1メッセージセグメントに対する返信を完了することができる点である。
【0033】
例示的に、上記第1メッセージ処理装置は、第1ユーザが上記第1メッセージセグメントに対してメッセージ返信を行うために、新たなメッセージ返信インタフェースに入ってもよいし、又は上記第1メッセージ処理装置は通信インタフェースを表示し続けてもよく、この場合、第1ユーザは通信インタフェースの入力ボックスによって第1メッセージセグメントに返信することができる。一例において、上記第1メッセージ処理装置が「セグメント返信モード」に入った後、第1メッセージ処理装置は、第1ユーザが第1メッセージセグメントを選択し、且つ該第1メッセージセグメントに対する返信メッセージを入力するために、メッセージ返信インタフェースに切り替えることができる。全ての返信メッセージの編集が完了した後、第1メッセージ処理装置は、該返信メッセージに基づいて第2メッセージを生成し、第2メッセージを上記通信インタフェースに切り替えて表示することができる。
【0034】
さらに選択的に、該メッセージ返信インタフェースは全画面インタフェースとすることができ、ユーザが第1メッセージセグメントを選択して返信メッセージを入力することを容易にする。例示的に、図2中の(a)に示すように、通信インタフェースが「グループ1」のグループチャットインタフェースであることを例として、ユーザX(第1ユーザ、又は第1ユーザ以外の他のユーザであることができる)が第1メッセージ201を送信した後、該グループチャットインタフェース20は該第1メッセージ201を表示し、「グループ1」内の第1ユーザが、第1メッセージ201内の一部のセグメントメッセージ(例えば、「トラックは1時間あたり48キロメートル走行し」)を引用返信しようとする場合に、第1ユーザは、第1メッセージ処理装置に対して第1入力を行うことによって該第1メッセージ201を選択することができる。図2中の(b)に示すように、第1メッセージ処理装置は、第1入力に応答して、「セグメント返信モード」に進み、且つメッセージ返信インタフェース21に切り替えて表示し、該メッセージ返信インタフェース21では、第1メッセージ201の内容が表示され、第1ユーザは、該インタフェース上で第1メッセージセグメント202を選択した後、該インタフェースの入力ボックスに、「トラックは、合計で48キロメートル走行するのではなく、1時間あたり48キロメートル走行するのです」という返信メッセージを入力することができる。
【0035】
一例において、上記第1メッセージ処理装置が「セグメント返信モード」に入った後、第1メッセージ処理装置は上記通信インタフェースの表示を維持し続けてもよく、第1ユーザは、該通信インタフェース内で、第1メッセージセグメントを選択し、且つ該第1メッセージセグメントに対する返信メッセージを入力することができる。
【0036】
例示的に、上記第2メッセージは第1メッセージの内容を含み、第2メッセージは第1メッセージと同じ内容及び組版フォーマットを有することができ、即ち、該第2メッセージは、第2メッセージを読んだユーザが、第2メッセージと第1メッセージとの間に関連関係があることを理解できるように、第1メッセージの内容及び組版を変更せず、該関連関係は、第2メッセージが第1メッセージに返信するために表示されるメッセージであると理解することができる。
【0037】
例示的に、上記第2メッセージ内の第1メッセージセグメントは第2メッセージ中に区別して表示することができる。例えば、第2メッセージ内の第1メッセージセグメントは、第1メッセージセグメントが、第2メッセージ内の、第1メッセージセグメントを除いた他の内容と区別して表示することができるように、ハイライト表示、特別な色で表示、強調表示等することができ、それによって、第1ユーザは、ユーザの返信メッセージが第1メッセージのどの部分の内容に対する引用返信であるかを正確に理解することができる。例を挙げて説明すると、図2中の(b)に示すように、第1ユーザが第1メッセージセグメント201を選択した後、該第1メッセージセグメント201は他の内容と区別して表示され、第1ユーザが編集した返信メッセージがどの部分を対象としているかを、他のユーザが簡単に分かるようにする。
【0038】
さらに選択的に、上記第2メッセージ内の第1メッセージセグメントは第1表示モードであり、該第1表示モードは第1メッセージセグメントが引用されていることを指示するために用いられる。
【0039】
例示的に、上記第2メッセージにおける返信メッセージは上記通信インタフェース内に直接表示することができ、このような返信メッセージを直接表示するモードは第1表示モードであり、例えば、返信メッセージは注釈の形態で第2メッセージの横に表示する。例を挙げて説明すると、図3に示すように、第1メッセージ処理装置は、第1入力に応答して、返信メッセージを上記通信インタフェース内に直接表示する。返信メッセージを第1メッセージセグメントに関連付けて表示すると、ユーザが該返信メッセージを的を絞って読むことができるため、返信メッセージは注釈の形態で通信インタフェース内に表示する。注釈は第1メッセージセグメントを引用することによって、第1メッセージセグメントが引用されていることを指示し、「トラックは、合計で48キロメートル走行するのではなく、1時間あたり48キロメートル走行するのです」、「46×3.5+48×3.5のはずです」という返信メッセージのメッセージ内容が注釈欄内に表示され、これによって、他のユーザは全ての返信メッセージの内容を直観的に読むことができる。
【0040】
例示的に、上記第2メッセージの第2領域内に、第1メッセージセグメントの返信メッセージのメッセージ内容を表示することができる。図3に示すように、注釈の注釈欄は、ユーザが第1メッセージセグメントと該第1メッセージセグメントに対する返信メッセージとを比較しやすいように、第2領域の右側に表示され、第1メッセージセグメントの位置に対応する。
【0041】
このように、第1メッセージ処理装置は、第2メッセージを表示するとともに、全ての返信メッセージを直接表示することができ、これにより、他のユーザは第1メッセージ内の全ての第1メッセージセグメントに対する第1ユーザの返信メッセージを容易に読むことができる。
【0042】
さらに選択的に、該第2メッセージが該第1メッセージと同じ組版フォーマットを維持し、第2メッセージと返信メッセージを同時に表示する際にメッセージ内容が乱雑になりすぎて、他のユーザの読み体験に影響を与えることを回避するために、上記第2メッセージにおける返信メッセージは上記通信インタフェース内に間接的に表示されてもよい。例を挙げて説明すると、第2メッセージに識別子を表示する形態で返信メッセージを指示し、該表示形態は以下のステップ104及びステップ105において詳細に説明するため、ここでは詳細な説明を省略する。
【0043】
説明すべきことは、本出願の実施例における識別子は情報の文字、符号、画像等を指示するために用いられ、コントロール又は他のコンテナを情報を表示するキャリアとすることができ、文字識別子、符号識別子、画像識別子を含むが、これらに限定されない点である。
【0044】
本出願の実施例で提供されるメッセージ処理方法は、第1メッセージ処理装置が通信インタフェース上で第1メッセージを表示した後、第1ユーザは第1メッセージの一部のメッセージ内容を選択することができ、このように、第1メッセージ処理装置は、第1メッセージに対するユーザの第1入力を受信した後、通信インタフェース上で第2メッセージ(該第2メッセージは、第1メッセージを引用した内容と、第1メッセージ内の第1メッセージセグメントに対する返信メッセージとを含む)を表示し、第1メッセージの一部の内容(即ち、第1メッセージセグメント)に対する第1ユーザの的を絞った返信を実現することができ、つまり、第1ユーザは、会話を行う通信インタフェース上で、他のユーザから送信された大量のメッセージが含まれる履歴メッセージ全体の一部の内容に対して的を絞って返信することができ、これにより、返信メッセージを読んだユーザは、メッセージに返信したユーザの意図を即時且つ正確に理解することができ、ユーザがメッセージに返信する際の会話効率が向上する。
【0045】
選択的に、上記ステップ102の後に、本出願の実施例で提供されるメッセージ処理方法は、以下のステップ104~ステップ105をさらに含んでもよい。
【0046】
ステップ104で、第1メッセージ処理装置は、第1メッセージ内のM個の第1メッセージセグメントに対するユーザの第2入力を受信する。
【0047】
例示的に、上記第1メッセージセグメントは第1メッセージの一部の内容であってもよい。
【0048】
例示的に、上記第1メッセージセグメントは文字メッセージ、絵文字メッセージ及び画像メッセージ等の形態のメッセージであってもよい。
【0049】
例示的に、上記第1メッセージセグメントは上記第1メッセージ内の1つ又は複数のメッセージセグメントを含むことができ、本出願の実施例ではこれについて限定しない。上記第1メッセージはM個の第1メッセージセグメント(Mは1より大きい整数である)を含み、それに応じて、上記第2メッセージにおける返信メッセージはM個の返信メッセージを含み、1つの返信メッセージは第1ユーザが選択した1つの第1メッセージセグメントに対応する。
【0050】
上記第2入力は、第1メッセージ内の第1メッセージセグメントに対する第1ユーザの入力であってもよいことが理解可能である。即ち、ユーザが第1メッセージセグメントに対して第2入力を実行すると、第1メッセージ処理装置は、第2入力の対象となった第1メッセージセグメントに返信することが第1ユーザにとって必要となり得ると判断することができる。
【0051】
例示的に、上記第2入力は、上記第2メッセージに対するユーザのタッチ入力、又は他の可能な入力であってもよく、本出願の実施例ではこれについて限定しない。例えば、上記第2入力は、第2ユーザが通信インタフェース上で第2メッセージに対して実行する1回又は複数回のクリック入力であってもよく、第2ユーザが第2メッセージに対して実行するスライド入力であってもよく、第2メッセージセグメントに対する第2ユーザの長押し(例えば、第2メッセージ上で所定時間以上押す)入力であってもよい。
【0052】
さらに選択的に、上記第1メッセージ処理装置が「セグメント返信モード」に入った後、第1メッセージ処理装置は上記通信インタフェースの表示を維持し続けてもよく、該通信インタフェースは第1表示領域と第2表示領域に分けることができ、第1表示領域内に第1メッセージを表示し、第2表示領域は、編集中の第2メッセージを表示するための編集領域である。通信インタフェースがメッセージ入力ウィンドウをさらに含む場合に、本出願の実施例で提供されるメッセージ処理方法におけるステップ104は、具体的には、ステップ1041、ステップ1042、ステップ1043及びステップ1044をさらに含む。
【0053】
ステップ1041で、第1メッセージ処理装置は、第1メッセージ内のi個目の第1メッセージセグメントに対する第1ユーザの第1サブ入力を受信する。
【0054】
iは正の整数であり、且つi≦Mである。
【0055】
本出願の実施例において、上記第1サブ入力は第1ユーザが第1メッセージから第1メッセージセグメントを選択する入力であってもよい。第1サブ入力の数はM個としてもよく、M個の第1サブ入力は第1メッセージからM個の第1メッセージセグメントを選択するために用いられる。i個目の第1サブ入力は第1メッセージからi個目の第1メッセージセグメントを選択するために用いられる。
【0056】
例示的に、図4に示すように、第1メッセージ処理装置が「セグメント返信モード」に入った後、通信インタフェースは第1表示領域31と第2表示領域32に分けられ、第2表示領域32は第1メッセージのメッセージ内容を表示し、第1ユーザの第1メッセージの内容への編集を容易にする。第1ユーザは「46×3.5+48」に対して第1サブ入力を行うことによって、的を絞って返信する必要がある第1メッセージセグメントを選択する。
【0057】
ステップ1042で、第1メッセージ処理装置は、i個目のサブ入力に応答して、i個目の第1メッセージセグメントを選択状態に更新する。
【0058】
さらに選択的に、上記選択状態は、第1メッセージセグメントを第1メッセージの他の内容と区別して表示する表示状態であってもよく、例えば、第1サブ入力によって選択された第1メッセージセグメントをハイライト表示、特別な色で表示、強調表示等することができる。
【0059】
例示的に、図4に示すように、第1メッセージ処理装置は、第1ユーザが第1サブ入力によって選択した「46×3.5+48」という第1メッセージセグメントに応答して、第2表示領域内に、「46×3.5+48」という第1メッセージセグメントをハイライト表示状態に更新する。
【0060】
ステップ1043で、第1メッセージ処理装置はメッセージ入力ウィンドウに対する第1ユーザの第2サブ入力を受信する。
【0061】
ここで、第2サブ入力は返信メッセージを入力するために用いられる。
【0062】
本出願の実施例において、上記第2サブ入力は第1ユーザが返信メッセージを入力する入力であってもよい。第2サブ入力の数はM個としてもよく、M個の第2サブ入力はM個の第1メッセージセグメントに対する返信メッセージを入力するために用いられる。i個目の第2サブ入力はi個目の第1メッセージセグメントに対する返信メッセージを入力するために用いられる。
【0063】
例示的に、図4に示すように、通信インタフェース上でメッセージ入力ウィンドウを表示し、第1ユーザは、メッセージ入力ウィンドウ内に、「46×3.5+48×3.5のはずです」という的を絞った返信メッセージを入力することができ、該返信メッセージは、第1ユーザがi個目の第1サブ入力によって選択した「46×3.5+48」という第1メッセージセグメントに対する返信メッセージである。
【0064】
ステップ1044で、第1メッセージ処理装置は、第2サブ入力に応答して、i個目の第1返信識別子を生成する。
【0065】
ここで、i個目の第1返信識別子は、第2サブ入力により入力された返信メッセージとi個目のメッセージセグメントに基づいて生成されたものである。
【0066】
本出願の実施例において、第1ユーザが第2サブ入力によって返信メッセージを入力した後、第1メッセージ処理装置は第1返信識別子を生成し、該第1返信識別子は返信メッセージを指示するために用いられ、これによって、第2メッセージが第1メッセージと同じ組版フォーマットを有することを維持する。
【0067】
本出願の実施例において、上記i個目の第1返信識別子、i個目の第1メッセージセグメント及びi個目の返信メッセージは、一対一で対応する関係にある。i個目の第1返信識別子はi個目の返信メッセージを指示するために用いられ、i個目の返信メッセージはi個目の第1メッセージセグメントに返信するために用いられる。
【0068】
説明すべきことは、上記第1返信識別子はコントロール又は他のコンテナを情報を表示するキャリアとすることができる点であり、説明すべきことは、本発明の実施例では第1返信識別子の表示形態を具体的に限定せず、具体的には、実際の使用のニーズに応じて決定することができる点である。
【0069】
本出願の実施例において、上記第1返信識別子の形態は文字識別子、符号識別子、画像識別子を含むが、これらに限定されない。
【0070】
さらに選択的に、上記第1返信識別子の表示領域は、返信メッセージのキーワード、番号、第1ユーザのユーザ名、メッセージ返信時の返信時間等のメッセージのうちの1つ又はそれらの組み合わせを含んでもよく、上記第1返信識別子の表示領域には、返信メッセージのいかなる内容も表示しないとしてもよい。
【0071】
例示的に、図4に示すように、第1メッセージ処理装置は、i個目の第2サブ入力に応答して、i個目の第1返信識別子301を生成し、該i個目の第1返信識別子301は編集中の第2メッセージ上に表示され、「トラックは1時間あたり48キロメートル走行し」というi個目の第1メッセージセグメントに対する返信メッセージを指示するために用いられる。
【0072】
このように、第1メッセージ処理装置は第1ユーザの第1サブ入力と第2サブ入力に応答することによって第1返信識別子を生成することができ、第1返信識別子は第1メッセージセグメントに対する返信メッセージを指示するために用いられ、第1返信識別子を用いて返信メッセージを指示することによって、第2メッセージの組版フォーマットがより明確、且つきれいになり得る。
【0073】
ステップ105で、第1メッセージ処理装置は、第2入力に応答して、通信インタフェースのプリセット位置でM個の第1返信識別子を表示する。
【0074】
ここで、第1返信識別子は1つの第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられる。
【0075】
本出願の実施例において、上記第1メッセージ処理装置は、第1ユーザによる第2入力に応答して、返信メッセージを指示する第1返信識別子を表示することで、第1メッセージに返信メッセージが間接的に表示される表示効果を実現し、第2メッセージを通信インタフェース内に明確、且つきれいに表示させる。
【0076】
例示的に、上記第1返信識別子は通信インタフェースのプリセット位置で表示することができ、該プリセット位置は第1メッセージセグメントに関連付けられた位置であってもよい。該プリセット位置は、第1メッセージセグメントの右上隅、左上隅又は横の領域位置としてもよい。例を挙げて説明すると、図4に示すように、第1返信識別子301は第1メッセージセグメントの右上隅に表示する。
【0077】
このように、第1メッセージ処理装置は第1返信識別子を表示することによって返信メッセージを指示し、第1メッセージの組版と内容を変更することなく、第2メッセージを表示することができ、それによって、第2メッセージは、返信メッセージを混在して表示することにより混乱して理解しにくくなることなく、第1メッセージと一致する表示形態を有する。また、第1ユーザ又は他のユーザが返信メッセージを読む必要がある場合、第1返信識別子に対して第2入力を行うことによって、第1メッセージ処理装置に返信メッセージを表示させることができ、通信インタフェースをよりきれい、且つ明確にすることができ、ユーザは、第1メッセージに対するユーザの的を絞った返信の返信内容を即時且つ正確に理解することができ、会話効率が向上した。
【0078】
選択的に、上記ステップ103の前に、本出願の実施例で提供されるメッセージ処理方法は、以下のステップ106~ステップ107をさらに含んでもよい。
【0079】
ステップ106で、第1メッセージ処理装置はユーザの第3入力を受信する。
【0080】
ここで、第3入力はM個の第1メッセージセグメントの返信メッセージが編集済みであることを指示するために用いられる。
【0081】
本出願の実施例において、第1ユーザはM個の第1メッセージセグメントに対して的を絞って返信することができ、第1ユーザがM個の第1メッセージセグメントの全てに対する返信メッセージの編集を完了すると、第1ユーザは、第1メッセージ処理装置に第3入力を入力することによって、第1ユーザが第2メッセージの編集を完了したことを指示することができる。
【0082】
さらに選択的に、第1メッセージ処理装置は、通信インタフェースの入力ウィンドウ内に、第2メッセージを生成するコントロールを表示することによって、第1ユーザの第3入力を受信することができる。当然ながら、第1メッセージ処理装置は他の形態で第1ユーザの第3入力を受信してもよく、例えば、第1ユーザのプリセットパスに該当するスライド入力を受信することによっても、又は第1ユーザのプリセットジェスチャに該当するフローティングジェスチャを受信することによっても、第1メッセージ処理装置が第1ユーザの第3入力を受信する効果を実現することができ、本出願ではこれについて限定しない。
【0083】
例示的に、図5に示すように、本出願の実施例は、通信インタフェースの入力ウィンドウ内に、第2メッセージを生成するコントロールが表示され、該コントロールに表示される内容は「編集完了」であり、第2メッセージの編集を完了した後に、該コントロールを操作して第2メッセージを生成することができることを第1ユーザに表示する。
【0084】
ステップ107で、第1メッセージ処理装置は、第3入力に応答して、第1メッセージとM個の第1返信識別子に基づいて、第2メッセージを生成する。
【0085】
本出願の実施例において、第1メッセージ処理装置は、第3入力に応答して、第2メッセージを送信し、第2メッセージは第1メッセージの内容とM個の第1返信識別子に基づいて生成されたものである。
【0086】
例示的に、図5に示すように、第1ユーザが第3入力によって「編集完了、送信」のコントロールをクリックした後、第2メッセージを生成し、該第2メッセージは第1メッセージの内容とM個の第1返信識別子に基づいて生成されたものであり、該第2メッセージは、第1メッセージの内容及び2つの第1返信識別子(それぞれ第1返信識別子301と第1返信識別子302である)を含んでもよい。
【0087】
このように、第1メッセージ処理装置は、第1ユーザが第2メッセージの編集を完了した第3入力に応答した後、第1メッセージとM個の第1返信識別子に基づいて第2メッセージを生成することによって、第1ユーザはM個の第1メッセージセグメントに対して的を絞って返信することができ、且つM個の第1メッセージセグメントの全ての返信メッセージを完了してから第2メッセージが生成される。
【0088】
選択的に、通信インタフェースが目標グループのグループ会話インタフェースである場合に、上記ステップ107の後に、本出願の実施例で提供されるメッセージ処理方法はステップ108とステップ109をさらに含む。
【0089】
ステップ108で、第1メッセージ処理装置は第1ユーザの第4入力を受信する。
【0090】
本出願の実施例において、上記第1ユーザは第4入力によって第2メッセージの第1表示属性を選択することができ、該第1表示属性は、第2メッセージが目標グループのグループメンバーのうちのプリセットメンバーに表示されること、あるいは、第2メッセージが目標グループの全てのグループメンバーに表示されることを含む。
【0091】
さらに選択的に、第1メッセージ処理装置は、通信インタフェースの入力ウィンドウ内に、第2メッセージの第1表示属性を選択するためのコントロールを表示することによって、第1ユーザの第4入力を受信することができる。当然ながら、第1メッセージ処理装置は他の形態で第1ユーザの第4入力を受信してもよく、例えば、第1ユーザのプリセットパスに該当するスライド入力を受信することによっても、又は第1ユーザのプリセットジェスチャに該当するフローティングジェスチャを受信することによっても、第1メッセージ処理装置が第1ユーザの第4入力を受信する効果を実現することができ、本出願ではこれについて限定しない。
【0092】
ステップ109で、第1メッセージ処理装置は、第4入力に応答して、第4入力により選択された属性オプションに基づいて、第2メッセージの第1表示属性を決定する。
【0093】
例示的に、図6の(a)に示すように、第1メッセージ処理装置は、通信インタフェース内に、第2メッセージの第1表示属性を選択するための「プライベート送信」コントロールと「パブリック送信」コントロールを表示する。第1ユーザが「プライベート送信」コントロール又は「パブリック送信」コントロールに対して入力を行った後、第1メッセージ処理装置は、該入力に応答して、第2メッセージの第1表示属性を決定する。第1メッセージ処理装置が第1ユーザの「プライベート送信」コントロールに対する入力を受信した場合、第2メッセージはプリセットメンバーのみに表示され、即ち、第1ユーザのプリセットメンバーの送信デバイスのみに該第2メッセージが表示される。第1メッセージ処理装置が第1ユーザの「パブリック送信」コントロールに対する入力を受信した場合、第2メッセージはグループ内の全てのメンバーに表示され、即ち、グループ内の全てのメンバーの送信デバイスに該第2メッセージが表示されることが理解可能である。図6の(b)に示すように、第1メッセージ処理装置が第1ユーザの「パブリック送信」コントロールに対する第4入力を受信すると、第1メッセージ処理装置は第2メッセージ62を通信インタフェースに送信し、目標グループの全てのメンバーは、該第1メッセージ61、及び第1メッセージ61内の第1メッセージセグメントに対して返信した第2メッセージ62を読むことができる。
【0094】
一例において、第1メッセージ処理装置が第1表示属性に対する第1ユーザの第4入力を受信した後、第1表示属性が、第2メッセージが目標グループのグループメンバーのうちのプリセットメンバーに表示されることである場合に、第1メッセージ処理装置は、第1ユーザがグループメンバーから第2メッセージを読む権限を有するメンバーを選択するように、グループメンバーリストを表示することができる。
【0095】
一例において、第2メッセージの第1表示属性が、第2メッセージが目標グループのグループメンバーのうちのプリセットメンバーに表示されることである場合に、第1メッセージ処理装置は第1ユーザによるプリセットメンバーの選択に基づいて、第2メッセージをプリセットメンバーに個別に送信するか、あるいは、第1メッセージ処理装置は第1ユーザによるプリセットメンバーの選択に基づいて、第2メッセージをプリセットメンバーのみが含まれる新たなグループに送信することができる。
【0096】
このように、第1メッセージ処理装置が第2メッセージの第1表示属性を提供することによって、第1ユーザは返信メッセージの内容に応じて、返信メッセージを含む該第2メッセージを読む特定のユーザを選択することができ、即ち、第2メッセージの読み対象を制限する。引用返信をする際のプライバシーニーズを保証する一方で、第2メッセージに興味のないグループ通信インタフェース内の他のユーザを邪魔することなく第2メッセージを表示することもできる。
【0097】
選択的に、通信インタフェースが目標グループのグループ会話インタフェースである場合に、上記ステップ107の後に、本出願の実施例で提供されるメッセージ処理方法はステップ110とステップ111をさらに含む。
【0098】
ステップ110で、第1メッセージ処理装置は、M個の第1メッセージセグメントのうちの目標メッセージセグメントに対する第1ユーザの第5入力を受信する。
【0099】
本出願の実施例において、上記第5入力は、第1ユーザが、第1メッセージ処理装置が目標メッセージセグメントを選択することをトリガする入力であってもよい。ユーザが編集済みの第2メッセージに対して第5入力を行う場合に、第1メッセージ処理装置は、目標メッセージセグメントに対応する返信メッセージの第2表示属性を決定することが第1ユーザにとって必要となり得ると判断することができる。
【0100】
目標メッセージセグメントは、第1ユーザが第5入力によってM個の第1メッセージセグメントから選択した1つ又は複数の第1メッセージセグメントであることが理解可能である。
【0101】
例示的に、上記第5入力は、第1ユーザが目標メッセージセグメントに対して実行する1回又は複数回のクリック入力であってもよく、第1ユーザが目標メッセージセグメントに対して実行するスライド入力であってもよく、目標メッセージセグメントに対する第1ユーザの長押し入力であってもよく、具体的には、実際の使用のニーズに応じて決定することができ、本発明の実施例では限定しない。
【0102】
ステップ111で、第1メッセージ処理装置は、第5入力に応答して、目標メッセージセグメントに対応する第1目標返信識別子の第2表示属性を決定し、又は目標メッセージセグメントに対応する返信メッセージのメッセージ内容の第2表示属性を決定する。
【0103】
ここで、第2表示属性は、第1目標返信識別子又は返信メッセージのメッセージ内容が目標グループのグループメンバーのうちのプリセットメンバーに表示されること、あるいは、第1目標返信識別子又は返信メッセージのメッセージ内容が目標グループの全てのグループメンバーに表示されることを含む。
【0104】
一例において、上記第2メッセージにおける返信メッセージは通信インタフェース内に直接表示してもよい。例えば、返信メッセージは注釈の形態で第2メッセージの横に表示してもよい。この場合に、第1メッセージ処理装置は、第1ユーザの第5入力に応答して、目標メッセージセグメントの返信メッセージの第2表示属性を決定することができる。その第2表示属性が、目標グループのグループメンバーのうちのプリセットメンバーに表示される(プライベート表示)ことである場合に、第1ユーザがプリセットしたメンバーのみが該返信メッセージを読むことができる。その第2表示属性が、目標グループのグループメンバーの全てのメンバーに表示される(パブリック表示)ことである場合に、目標グループの全てのメンバーが該返信メッセージを読むことができる。
【0105】
説明すべきことは、M個の第1メッセージセグメントはM個の返信メッセージがマッチングされており、第1ユーザは実際のニーズに応じて、第2メッセージにおける返信メッセージの一部の第2表示属性をプライベート表示として選択し、他の返信メッセージの表示属性をパブリック表示として選択することができる点である。
【0106】
一例において、上記第2メッセージに第1返信識別子を表示し、該第1返信識別子によって第1メッセージセグメントの返信情報を指示する。この場合に、第1メッセージ処理装置は、第1ユーザの第5入力に応答して、目標メッセージセグメントに対応する第1目標返信識別子の第2表示属性を決定することができる。その第2表示属性が、目標グループのグループメンバーのうちのプリセットメンバーに表示される(プライベート表示)ことである場合に、第1ユーザがプリセットしたメンバーのみが該第1目標返信識別子を読むことができる。その第2表示属性が、目標グループのグループメンバーの全てのメンバーに表示される(パブリック表示)ことである場合に、目標グループの全てのメンバーが該第1目標返信識別子を読むことができる。
【0107】
説明すべきことは、第1目標返信識別子の表示属性がプライベート表示であるため、第1目標返信識別子により指示される返信メッセージも同様にプライベート表示となり、目標グループ内のプリセットメンバーのみが該識別子を見ることができる点である。目標グループ内のプリセットメンバー以外のメンバーは、該識別子が見られないため、該第1目標返信識別子により指示される返信メッセージも読むことができず、これにより、該表示メッセージをプリセットメンバー以外に秘密にすることを実現する。
【0108】
このように、第1メッセージ処理装置が目標メッセージセグメントに対応する第1目標返信識別子、又は目標メッセージセグメントに対応する返信メッセージのメッセージ内容の第2表示属性を決定することによって、第1ユーザは、複数の返信メッセージの異なる内容に応じて、異なる返信メッセージへの読み権限をユーザ別に設定することができ、第1ユーザは、グループ内のプリセットメンバーが他のメンバーと異なる数の返信メッセージを読めるように選択することができ、即ち、第2メッセージにおける一部の返信メッセージの読み対象を制限し、第1ユーザの返信引用時のプライバシーニーズをさらに満たしている。
【0109】
選択的に、ステップ103の後に、本出願の実施例で提供されるメッセージ処理方法は、ステップ112とステップ113をさらに含む。
【0110】
ステップ112で、第1メッセージ処理装置は第1返信識別子に対する第1ユーザの第6入力を受信する。
【0111】
本出願の実施例において、上記第6入力は、第1ユーザが、第1メッセージ処理装置が返信メッセージを表示することをトリガする入力であってもよい。即ち、ユーザが第1メッセージ処理装置に対して第6入力を行う場合に、第1メッセージ処理装置は、返信メッセージを読むことが第1ユーザにとって必要となり得ると判断することができる。
【0112】
例示的に、上記第6入力は、上記第1ユーザが通信インタフェース上で第1返信識別子に対して実行する1回又は複数回のクリック入力であってもよく、第1ユーザが第1返信識別子に対して実行するスライド入力であってもよく、第1返信識別子に対する第1ユーザの長押し(例えば、第1返信識別子上で所定時間以上押す)入力であってもよく、さらに、第1返信識別子に対する第1ユーザの他の可能な操作であってもよく、具体的には、実際の使用のニーズに応じて決定することができ、本発明の実施例では限定しない。
【0113】
ステップ113で、第1メッセージ処理装置は、第6入力に応答して、第2メッセージの第1領域に、第1返信識別子により指示される返信メッセージのメッセージ内容を表示する。
【0114】
例示的に、上記返信メッセージは、通信インタフェース内に表示し、且つ第2メッセージの第1領域内に表示することができ、該第1領域は、第2メッセージの横領域としてもよく、第1メッセージセグメントの対応する位置に対応する。
【0115】
このように、第1メッセージ処理装置は、第1返信識別子を表示することによって返信メッセージを指示し、第1ユーザが過去に送信した第2メッセージにおける返信メッセージを読む必要がある場合には、第2メッセージ内の第1返信識別子に対して第6入力を行うことによって、第1メッセージ処理装置に該返信メッセージを表示させることができ、これにより会話効率が向上した。
【0116】
本発明の実施例で提供されるメッセージ処理方法の手順模式図である図7に示すように、該表示方法は以下のステップ701~ステップ703を含む。
【0117】
ステップ701で、第2メッセージ処理装置は通信インタフェース上で第2メッセージを表示する。
【0118】
ここで、第2メッセージは第1メッセージ処理装置から送信されたメッセージである。
【0119】
本出願の実施例において、上記第2メッセージは、文字メッセージ、絵文字メッセージ及び画像メッセージ等の形態のメッセージであってもよく、上記形態が混在したメッセージ、例えば、文字と画像が混在したメッセージであってもよい。具体的には、実際の使用のニーズに応じて決定することができ、本出願の実施例ではこれについて限定しない。
【0120】
本出願の実施例において、上記通信インタフェースは、グループ会話通信インタフェースであってもよく、2人のユーザ間の会話通信インタフェースであってもよい。
【0121】
ステップ702で、第2メッセージがM個の第1返信識別子を含む場合に、第2メッセージ処理装置は、M個の第1返信識別子のうちの第1返信識別子に対する第2ユーザの第7入力を受信する。
【0122】
ここで、Mは正の整数である。
【0123】
本出願の実施例において、第1返信識別子は1つの第1メッセージセグメントの返信メッセージを指示するために用いられる。
【0124】
本出願の実施例において、第2メッセージにM個の第1返信識別子が含まれ、第2ユーザは、M個の第1返信識別子から1つの第1返信識別子を選択して第7入力を行うことによって、該第1返信識別子により指示される返信メッセージを選択的に読むことができる。
【0125】
ステップ703で、第2メッセージ処理装置は、第7入力に応答して、第1返信識別子により指示される返信メッセージのメッセージ内容を表示する。
【0126】
例示的に、上記第7入力は、第2ユーザが通信インタフェース上で第1返信識別子に対して実行する1回又は複数回のクリック入力であってもよく、ユーザが第1返信識別子に対して実行するスライド入力であってもよく、第1返信識別子に対するユーザの長押し(例えば、第1返信識別子上で所定時間以上押す)入力であってもよく、さらに、第1返信識別子に対するユーザの他の可能な操作であってもよく、具体的には、実際の使用のニーズに応じて決定することができ、本発明の実施例では限定しない。
【0127】
例示的に、上記返信メッセージは通信インタフェース内に表示してもよく、該返信メッセージは第1メッセージと同じ内容のメッセージの横に表示してもよい。
【0128】
一例において、上記返信メッセージは、第2メッセージ処理装置の通信インタフェース内に表示してもよい。例を挙げて説明すると、図8に示すように、第2メッセージ処理装置は、通信インタフェース上の第1返信識別子2に対する第2ユーザの入力に応答して、通信インタフェース上で、第1ユーザが第1返信識別子2をクリックすることによって指示する「46×3.5+48×3.5のはずです」という返信メッセージを第2メッセージの下に表示する。
【0129】
一例において、上記返信メッセージは、第2メッセージ処理装置がインタフェースを切り替えた後に表示したインタフェース内に表示してもよい。例を挙げて説明すると、第2メッセージ処理装置は、通信インタフェース上の第1返信識別子に対する第2ユーザの入力に応答して、現在のインタフェースを新たなメッセージ表示インタフェースに切り替え、メッセージ表示インタフェース上で第1ユーザが第1返信識別子により指示する返信メッセージを表示する。
【0130】
本出願で提供されるメッセージ処理方法では、第2メッセージ処理装置は第1返信識別子を表示することによって返信メッセージを指示し、第1メッセージの組版と内容を変更することなく、第2メッセージを表示することができ、それによって、第2ユーザが返信メッセージを読む必要がある場合に、第1返信識別子に対して第7入力を行うことによって、第2メッセージ処理装置に返信メッセージを表示させることができ、通信インタフェースをよりきれい、且つ明確にすることができ、第2ユーザは、第1メッセージに対する第1ユーザの的を絞った返信の返信内容を即時且つ正確に理解することができ、会話効率も向上した。
【0131】
選択的に、上記ステップ701の後に、本出願の実施例で提供されるメッセージ処理方法は、ステップ704とステップ705をさらに含んでもよい。
【0132】
ステップ704で、第2メッセージ処理装置は第2メッセージに対する第2ユーザの第8入力を受信する。
【0133】
上記第8入力は第2メッセージに対する第2ユーザの入力であってもよいことが理解可能である。即ち、第2ユーザが第2メッセージに対して第8入力を実行すると、第2メッセージ処理装置は、引用返信を必要とする一部のメッセージ内容を第2メッセージから選択することが第2ユーザにとって必要となり得ると判断することができる。
【0134】
ステップ705で、第2メッセージ処理装置は、第8入力に応答して、通信インタフェース上で第3メッセージを表示する。
【0135】
第3メッセージは、第2メッセージと、第2メッセージ内の第2メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含む。
【0136】
本出願の実施例において、上記第2メッセージ処理装置は、第8入力に応答して、「セグメント返信モード」に入る。説明すべきことは、第2ユーザが第2メッセージ処理装置によって「セグメント返信モード」に入って第3メッセージを編集するプロセスは、上述した第1ユーザが第1メッセージ処理装置によって第2メッセージを編集するプロセスを参考できる点であり、該プロセスについては上文で詳細に説明したので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0137】
例示的に、上記第2メッセージセグメントの内容は第1メッセージセグメントの内容と同じであってもよく、つまり、第2ユーザは、第2メッセージ内の引用返信されたメッセージセグメントに対して、さらに引用返信を続けることができる。上記第2メッセージセグメントの内容は第1メッセージセグメントの内容と異なってもよく、第2ユーザは第2メッセージを基礎として、的を絞った返信をする予定の他のメッセージセグメントに対して的を絞って返信することができる。
【0138】
例を挙げて説明すると、図9に示すように、第2ユーザが、第1ユーザが引用していない内容に対して返信しようとする場合に、内容が第1メッセージセグメント902及び第1メッセージセグメント903と異なる第2メッセージセグメント901を、第2メッセージ92から選択することができる。第2ユーザが第1メッセージセグメント902及び第2メッセージセグメント903を引用し続けたい場合に、第2メッセージ92内の第1メッセージセグメント902又は第1メッセージセグメント903を引用し続けることができることが理解可能である。
【0139】
例示的に、上記第2メッセージセグメントは1つの第1メッセージセグメントのみを含んでもよい。第2ユーザは第2メッセージからN個のセグメントを選択してそれぞれ返信してもよく、この場合に、第2メッセージにはN個の第2メッセージセグメントを含んでもよく、Nは1以上の整数である。
【0140】
例示的に、上記第3メッセージは第2メッセージと同じ内容及び組版フォーマットを有することができ、即ち、該第3メッセージは、第3メッセージを読んだユーザが、第3メッセージと第2メッセージとの間に関連関係があることを理解できるように、第2メッセージの内容及び組版を変更せず、該関連関係は、第3メッセージが第2メッセージに返信するために表示されるメッセージであると理解することができる。
【0141】
例示的に、上記第3メッセージは、第2メッセージのメッセージ内容と、第2メッセージ内の第2メッセージセグメントに対する返信メッセージとを含むことができ、第2メッセージは第1メッセージ及び第1メッセージセグメントに対する返信メッセージを含み、即ち、第3メッセージには、第1メッセージに対する異なるユーザの全ての返信メッセージが含まれる。
【0142】
例を挙げて説明すると、図9に示すように、通信インタフェース内に第3メッセージ92を表示し、第3メッセージ92は第2メッセージ91の内容を含み、且つ第3メッセージ92と第2メッセージ91はフォーマットが同じであり、それによって、他のユーザは、第3メッセージ92が第2メッセージ91の一部の内容を引用返信した返信メッセージであることを明確に理解することができる。また、第3メッセージは、第2メッセージにおける第1ユーザの返信メッセージだけでなく、第3ユーザが編集した返信メッセージをも含み、そのため、第3メッセージは第1メッセージに対する異なるユーザの全ての返信メッセージを包括的に含み、それによって、他のユーザは、他のメッセージを確認する必要がなく、第3メッセージを確認するだけで、第1メッセージに対する異なるユーザの全ての返信メッセージを知ることができる。
【0143】
このように、第2ユーザは第3メッセージを編集することによって第2メッセージを再び引用返信することができ、第2メッセージ処理装置が第1通信インタフェース上で第3メッセージを表示した後、第3メッセージには、第2メッセージセグメントに対する第2ユーザの返信メッセージだけでなく、第1メッセージセグメントに対する第1ユーザの返信メッセージも含まれるため、他のユーザは第3メッセージを確認することによって、同一のメッセージ(本出願の実施例における第1メッセージ)に対する全ての返信メッセージを確認することができ、ユーザが第1メッセージに対する引用返信メッセージを確認する必要がある場合に、独立した、関連性のない複数のメッセージを確認する必要がなく、操作を容易にし、会話効率を向上させた。
【0144】
選択的に、本出願の実施例において、上記第3メッセージは第2返信識別子を含み、第2返信識別子は第2メッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられ、第2返信識別子は、第1返信識別子とは異なる表示モードである。
【0145】
例示的に、第2メッセージセグメントに対する第2ユーザの返信メッセージは、第2返信識別子により指示されるように第3メッセージに含まれてもよい。
【0146】
一例において、上記第2返信識別子はフローティングコントロールの形態で第3メッセージに表示することができ、説明すべきことは、本発明の実施例は、該フローティングコントロールの表示形態を具体的に限定せず、具体的には、実際の使用のニーズに応じて決定することができる点である。例えば、表示形態は形状と大きさを含むことができる。
【0147】
一例において、上記第2返信識別子の表示領域には、返信メッセージのキーワード、番号、ユーザ名、メッセージ返信時の返信時間等のメッセージのうちの1つ又はそれらの組み合わせを含んでもよく、上記第2返信識別子の表示領域には、返信メッセージのいかなる内容も表示しないとしてもよい。
【0148】
一例において、上記第2返信識別子は第1返信識別子と区別して表示することができる。区別表示の形態は、第1返信識別子と第2返信識別子が異なる表示領域に位置することと、第1返信識別子と第2返信識別子が異なる色で表示されることと、第1返信識別子と第2返信識別子が異なる形状で表示される等の表示形態とのうちの1つ又はそれらの組み合わせを含んでもよく、又は、異なる返信メッセージは異なるユーザが異なるメッセージ処理装置によって出力したものであることをユーザに理解させることができる他の表示形態であってもよい。
【0149】
このように、第2メッセージ処理装置は第1返信識別子と第2返信識別子を区別して表示する。それによって、ユーザは、異なるユーザの返信メッセージが異なるユーザによって出力されることを知ることができる。ユーザが特定のユーザの返信メッセージを確認する必要がある場合に、第1返信識別子又は第2返信識別子に対して入力を行うことができ、これによって、ユーザは必要に応じて、異なるメッセージセグメントに対する異なるユーザの返信内容を知ることができ、会話効率が向上した。
【0150】
選択的に、上記ステップ705の後に、本出願の実施例で提供されるメッセージ処理方法は、ステップ706とステップ707をさらに含んでもよい。
【0151】
ステップ706で、第2表示装置は第3メッセージに対する第2ユーザの第9入力を受信する。
【0152】
本出願の実施例において、上記第9入力は、第2ユーザが、第2メッセージ処理装置が異なる返信識別子をパーティション表示することをトリガする入力であってもよい。第2ユーザが編集済みの第3メッセージに対して第9入力を行う場合に、第2メッセージ処理装置は、第1返信識別子と第2返信識別子をパーティション表示することが第2ユーザにとって必要となり得ると判断することができる。
【0153】
ステップ707で、第2メッセージ処理装置は、第9入力に応答して、返信メッセージに対応するユーザに応じて、第2メッセージ内の第1返信識別子と第2返信識別子をパーティション表示する。
【0154】
一例において、第2ユーザは第8入力によって、第3メッセージ内の第2返信識別子と第1返信識別子を異なる領域に表示することができる。例を挙げて説明すると、図10に示すように、第1返信識別子1001と第2返信識別子1002はそれぞれ第3メッセージの右側に表示され、且つユーザが区別しやすいように、第1返信識別子1001と第2返信識別子1002を異なる領域に位置させる。第1返信識別子1001はそれぞれ第1ユーザのアイコンの下に位置し、第1返信識別子1001が、第1ユーザが第1メッセージ処理装置によって出力したメッセージであることを示し、第2返信識別子1002はそれぞれ第2ユーザのアイコンの下に位置し、第2返信識別子1002が、第2ユーザが第2メッセージ処理装置によって出力したメッセージであることを示す。
【0155】
このように、第2メッセージ処理装置は第1返信識別子と第2返信識別子をパーティション表示する。それによって、ユーザは、異なるユーザの返信メッセージが異なるユーザによって出力されることを一層容易に知ることができ、ユーザは必要に応じて、異なるメッセージセグメントに対する異なるユーザの返信内容を迅速に知ることができ、会話効率が向上した。
【0156】
図11に示すように、本出願の実施例は、第1メッセージ処理装置1100をさらに提供し、該装置1100は受信モジュール1101と処理モジュール1102を含み、受信モジュール1101は、通信インタフェース上で第1メッセージが表示される場合に、第1メッセージに対する第1ユーザの第1入力を受信するために用いられ、処理モジュール1102は、受信モジュール1101が受信した第1入力に応答して、通信インタフェース上で第2メッセージを表示するために用いられ、第2メッセージは、第1メッセージと、第1メッセージ内の第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含む。
【0157】
選択的に、本出願の実施例において、受信モジュール1101はさらに、第1メッセージ内のM個の第1メッセージセグメントに対するユーザの第2入力を受信するために用いられ、処理モジュール1102はさらに、第2入力に応答して、通信インタフェースのプリセット位置でM個の第1返信識別子を表示するために用いられ、第1返信識別子は1つの第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられ、ここでMは正の整数である。
【0158】
選択的に、本出願の実施例において、通信インタフェースはメッセージ入力ウィンドウをさらに含み、受信モジュール1101はさらに具体的に、第1メッセージ内のi個目の第1メッセージセグメントに対する第1ユーザの第1サブ入力を受信するために用いられ、処理モジュール1102はさらに、i個目のサブ入力に応答して、i個目の第1メッセージセグメントを選択状態に更新するために用いられ、受信モジュール1101はさらに具体的に、メッセージ入力ウィンドウに対する第1ユーザの第2サブ入力を受信するために用いられ、第2サブ入力は返信メッセージを入力するために用いられ、処理モジュール1102はさらに具体的に、第2サブ入力に応答して、第2サブ入力により入力された返信メッセージ及びi個目の第1メッセージセグメントに基づいて、i個目の第1返信識別子を生成するために用いられ、ここでiは正の整数であり、i≦Mである。
【0159】
選択的に、本出願の実施例において、受信モジュール1101はさらに具体的に、第1ユーザの第3入力を受信するために用いられ、第3入力はM個の第1メッセージセグメントの返信メッセージが編集済みであることを指示するために用いられ、処理モジュール1102はさらに具体的に、第3入力に応答して、第1メッセージとM個の第1返信識別子に基づいて、第2メッセージを生成するために用いられる。
【0160】
選択的に、本出願の実施例において、受信モジュール1101はさらに具体的に、第1ユーザの第4入力を受信するために用いられ、処理モジュール1102はさらに具体的に、第4入力に応答して、第4入力により選択された属性オプションに基づいて、第2メッセージの第1表示属性を決定するために用いられ、ここで第1表示属性は、第2メッセージが目標グループのグループメンバーのうちのプリセットメンバーに表示されること、あるいは、第2メッセージが目標グループの全てのグループメンバーに表示されることを含む。
【0161】
選択的に、本出願の実施例において、受信モジュール1101はさらに具体的に、M個の第1メッセージセグメントのうちの目標メッセージセグメントに対する第1ユーザの第5入力を受信するために用いられる。第2メッセージが第1返信識別子を含む場合に、処理モジュール1102はさらに具体的に、第5入力に応答して、目標メッセージセグメントに対応する第1目標返信識別子の第2表示属性を決定するために用いられ、あるいは、第2メッセージが第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージのメッセージ内容を含む場合に、処理モジュール1102はさらに具体的に、第5入力に応答して、目標メッセージセグメントに対応する返信メッセージのメッセージ内容の第2表示属性を決定するために用いられ、ここで第2表示属性は、第1目標返信識別子又は返信メッセージのメッセージ内容が目標グループのグループメンバーのうちのプリセットメンバーに表示されること、あるいは、第1目標返信識別子又は返信メッセージのメッセージ内容が目標グループの全てのグループメンバーに表示されることを含む。
【0162】
選択的に、本出願の実施例において、受信モジュール1101はさらに具体的に、第1返信識別子に対する第1ユーザの第6入力を受信するために用いられ、処理モジュール1102はさらに具体的に、第6入力に応答して、第2メッセージの第1領域に、第1返信識別子により指示される返信メッセージのメッセージ内容を表示するために用いられる。
【0163】
選択的に、本出願の実施例において、第2メッセージ内の第1メッセージセグメントは第1表示モードであり、第1表示モードは第1メッセージセグメントが引用されていることを指示するために用いられ、第2メッセージの第2領域は第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージのメッセージ内容をさらに含む。
【0164】
本出願の実施例における第1メッセージ処理装置1100は装置であっても、端末における部材、集積回路、もしくはチップであってもよい。該装置は、携帯型の電子機器であってもよく、非携帯型の電子機器であってもよい。例示的に、携帯型の電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブルデバイス、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer,UMPC)、ネットブック又はパーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant,PDA)等であってもよく、非携帯型の電子機器は、ネットワーク接続ストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビジョン(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0165】
本出願の実施例における第1メッセージ処理装置1100は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。該オペレーティングシステムは、アンドロイド(登録商標)(Android(登録商標))オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0166】
本出願の実施例で提供されるメッセージ処理装置1100は図1図6のメッセージ処理方法の実施例で実現される各プロセスを実現することができ、重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0167】
図12に示すように、本出願の実施例は第2メッセージ処理装置1200をさらに提供し、該装置1200は表示モジュール1201と受信モジュール1202を含み、表示モジュール1201は、通信インタフェース上で第2メッセージを表示するために用いられ、第2メッセージは第1メッセージ処理装置から送信されたメッセージであり、受信モジュール1202は、第2メッセージがM個の返信識別子を含む場合に、M個の返信識別子のうちの第1返信識別子に対する第2ユーザの第7入力を受信するために用いられ、表示モジュール1201はさらに、受信モジュールが受信した第7入力に応答して、第1返信識別子により指示される返信メッセージのメッセージ内容を表示するために用いられ、ここでMは正の整数であり、返信識別子は1つのメッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられ、第1返信識別子は第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられる。
【0168】
選択的に、本出願の実施例において、受信モジュール1202はさらに具体的に、第2メッセージに対する第2ユーザの第8入力を受信するために用いられ、表示モジュール1201はさらに具体的に、第8入力に応答して、通信インタフェース上で第3メッセージを表示するために用いられ、ここで第3メッセージは、第2メッセージと、第2メッセージ内の第2メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含む。
【0169】
選択的に、本出願の実施例において、第3メッセージは第2返信識別子を含み、第2返信識別子は第2メッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられ、第2返信識別子と第1返信識別子は異なる表示モードである。
【0170】
選択的に、本出願の実施例において、受信モジュール1202はさらに具体的に、第3メッセージに対する第2ユーザの第9入力を受信するために用いられ、表示モジュール1201はさらに具体的に、第9入力に応答して、返信メッセージに対応するユーザに応じて、第2メッセージ内の第1返信識別子と第2返信識別子をパーティション表示するために用いられる。
【0171】
本出願の実施例における第2メッセージ処理装置1200は装置であっても、端末における部材、集積回路、もしくはチップであってもよい。該装置は、携帯型の電子機器であってもよく、非携帯型の電子機器であってもよい。例示的に、携帯型の電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブルデバイス、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer,UMPC)、ネットブック又はパーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant,PDA)等であってもよく、非携帯型の電子機器は、ネットワーク接続ストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビジョン(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0172】
本出願の実施例における第2メッセージ処理装置1200は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。該オペレーティングシステムは、アンドロイド(登録商標)(Android(登録商標))オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0173】
本出願の実施例で提供されるメッセージ処理装置1200は図7図10の方法実施例で実現される各プロセスを実現することができ、重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0174】
図13に示すように、本出願の実施例は、電子機器1300をさらに提供する。
【0175】
該電子機器が第1電子機器である場合に、プロセッサ1301と、メモリ1302と、メモリ1302に記憶され且つプロセッサ1301上で実行可能なプログラム又はコマンドとを含み、該プログラム又はコマンドはプロセッサ1301により実行されると、上記第1メッセージ処理装置用のメッセージ処理方法の実施例の各プロセスが実現され、同様な技術效果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0176】
該電子機器が第2電子機器である場合に、プロセッサ1301と、メモリ1302と、メモリ1302に記憶され且つプロセッサ1301上で実行可能なプログラム又はコマンドとを含み、該プログラム又はコマンドはプロセッサ1301により実行されると、上記第2メッセージ処理装置用のメッセージ処理方法の実施例の各プロセスが実現され、同様な技術效果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0177】
説明すべきことは、本出願の実施例における電子機器は上述した携帯型の電子機器及び非携帯型の電子機器を含む点である。
【0178】
図14は本出願の実施例を実現する電子機器のハードウェア構造模式図である。
【0179】
該電子機器が第1電子機器である場合に、該電子機器1400は、高周波ユニット1401、ネットワークモジュール1402、オーディオ出力ユニット1403、入力ユニット1404、センサ1405、表示ユニット1406、ユーザ入力ユニット1407、インタフェースユニット1408、メモリ1409、及びプロセッサ1410等の部材を含むが、それらに限定されない。
【0180】
当業者であれば、電子機器1400は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ1410に論理的に接続し、さらに電源管理システムによって充放電の管理、及び電力消費管理等の機能を実現することができることが理解可能である。
【0181】
ユーザ入力ユニット1407は、通信インタフェース上で第1メッセージが表示される場合に、第1メッセージに対する第1ユーザの第1入力を受信するために用いられ、プロセッサ1410は、第1入力に応答して、通信インタフェース上で第2メッセージを表示し、第2メッセージは、第1メッセージと、第1メッセージ内の第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含む。
【0182】
選択的に、本出願の実施例において、ユーザ入力ユニット1407はさらに具体的に、第1メッセージ内のM個の第1メッセージセグメントに対するユーザの第2入力を受信するために用いられ、プロセッサ1410はさらに具体的に、第2入力に応答して、通信インタフェースのプリセット位置でM個の第1返信識別子を表示するために用いられ、第1返信識別子は1つの第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられ、ここでMは正の整数である。
【0183】
選択的に、本出願の実施例において、ユーザ入力ユニット1407はさらに具体的に、第1メッセージ内のi個目の第1メッセージセグメントに対する第1ユーザの第1サブ入力を受信するために用いられ、プロセッサ1410はさらに具体的に、i個目のサブ入力に応答して、i個目の第1メッセージセグメントを選択状態に更新するために用いられ、ユーザ入力ユニット1407はさらに具体的に、メッセージ入力ウィンドウに対する第1ユーザの第2サブ入力を受信するために用いられ、第2サブ入力は返信メッセージを入力するために用いられ、プロセッサ1410はさらに具体的に、第2サブ入力に応答して、第2サブ入力により入力された返信メッセージ及びi個目の第1メッセージセグメントに基づいて、i個目の第1返信識別子を生成するために用いられ、ここでiは正の整数であり、i≦Mである。
【0184】
選択的に、本出願の実施例において、ユーザ入力ユニット1407はさらに具体的に、第1ユーザの第3入力を受信するために用いられ、第3入力はM個の第1メッセージセグメントの返信メッセージが編集済みであることを指示するために用いられ、プロセッサ1410はさらに具体的に、第3入力に応答して、第1メッセージとM個の第1返信識別子に基づいて、第2メッセージを生成するために用いられる。
【0185】
選択的に、本出願の実施例において、ユーザ入力ユニット1407はさらに具体的に、第1ユーザの第4入力を受信するために用いられ、プロセッサ1410はさらに具体的に、第4入力に応答して、第4入力により選択された属性オプションに基づいて、第2メッセージの第1表示属性を決定するために用いられ、第1表示属性は、第2メッセージが目標グループのグループメンバーのうちのプリセットメンバーに表示されること、あるいは、第2メッセージが目標グループの全てのグループメンバーに表示されることを含む。
【0186】
選択的に、本出願の実施例において、ユーザ入力ユニット1407はさらに具体的に、M個の第1メッセージセグメントのうちの目標メッセージセグメントに対する第1ユーザの第5入力を受信するために用いられ、第2メッセージが第1返信識別子を含む場合に、プロセッサ1410はさらに具体的に、第5入力に応答して、目標メッセージセグメントに対応する第1目標返信識別子の第2表示属性を決定するために用いられ、あるいは、第2メッセージが第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージのメッセージ内容を含む場合に、プロセッサ1410はさらに具体的に、第5入力に応答して、目標メッセージセグメントに対応する返信メッセージのメッセージ内容の第2表示属性を決定するために用いられ、第2表示属性は、第1目標返信識別子又は返信メッセージのメッセージ内容が目標グループのグループメンバーのうちのプリセットメンバーに表示されること、あるいは、第1目標返信識別子又は返信メッセージのメッセージ内容が目標グループの全てのグループメンバーに表示されることを含む。
【0187】
選択的に、本出願の実施例において、ユーザ入力ユニット1407はさらに具体的に、第1返信識別子に対する第1ユーザの第6入力を受信するために用いられ、プロセッサ1410はさらに具体的に、第6入力に応答して、第2メッセージの第1領域に、第1返信識別子により指示される返信メッセージのメッセージ内容を表示するために用いられる。
【0188】
本出願の実施例で提供される第1電子機器は、本出願で提供される第1メッセージ処理装置用のメッセージ処理方法を実現することができる。したがって、本出願の第1メッセージ処理装置により実行されるメッセージ処理方法の全ての有益な効果を有する。具体的には、本出願の実施例において、電子機器が通信インタフェース上で第1メッセージを表示した後、第1ユーザは第1メッセージに対して入力を行うことができ、このように、電子機器が第1メッセージに対する第1ユーザの第1入力を受信した後、通信インタフェース上で第2メッセージ(該第2メッセージは、第1メッセージを引用した内容と、第1メッセージ内の第1メッセージセグメントに対する返信メッセージとを含む)を表示し、第1メッセージの一部の内容(即ち、第1メッセージセグメント)に対する第1ユーザの的を絞った返信を実現することができ、つまり、第1ユーザは、会話を行う通信インタフェース上で、他のユーザから送信された大量のメッセージが含まれる履歴メッセージ全体の一部の内容に対して的を絞って返信することができ、これにより、返信メッセージを読んだユーザは、メッセージに返信したユーザの意図を即時且つ正確に理解することができ、ユーザがメッセージに返信する際の会話効率が向上する。
【0189】
該電子機器が第2電子機器である場合に、該電子機器1400は、高周波ユニット1401、ネットワークモジュール1402、オーディオ出力ユニット1403、入力ユニット1404、センサ1405、表示ユニット1406、ユーザ入力ユニット1407、インタフェースユニット1408、メモリ1409、及びプロセッサ1410等の部材を含むが、それらに限定されない。
【0190】
当業者であれば、電子機器1400は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ1410に論理的に接続し、さらに電源管理システムによって充放電の管理、及び電力消費管理等の機能を実現することができることが理解可能である。
【0191】
表示ユニット1406は、通信インタフェース上で第2メッセージを表示するために用いられ、第2メッセージは第1メッセージ処理装置から送信されたメッセージであり、ユーザ入力ユニット1407は、第2メッセージがM個の返信識別子を含む場合に、M個の返信識別子のうちの第1返信識別子に対する第2ユーザの第7入力を受信するために用いられ、表示ユニット1406はさらに、受信モジュールが受信した第7入力に応答して、第1返信識別子により指示される返信メッセージのメッセージ内容を表示するために用いられ、ここでMは正の整数であり、返信識別子は1つのメッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられ、第1返信識別子は第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられる。
【0192】
選択的に、本出願の実施例において、ユーザ入力ユニット1407はさらに具体的に、第2メッセージに対する第2ユーザの第8入力を受信するために用いられ、表示ユニット1406はさらに具体的に、第8入力に応答して、通信インタフェース上で第3メッセージを表示するために用いられ、ここで第3メッセージは、第2メッセージと、第2メッセージ内の第2メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含む。
【0193】
選択的に、本出願の実施例において、ユーザ入力ユニット1407はさらに具体的に、第3メッセージに対する第2ユーザの第9入力を受信するために用いられ、表示ユニット1406はさらに具体的に、第9入力に応答して、返信メッセージに対応するユーザに応じて、第2メッセージ内の第1返信識別子と第2返信識別子をパーティション表示するために用いられる。
【0194】
本出願の実施例で提供される第2電子機器は、本出願で提供される第2メッセージ処理装置用のメッセージ処理方法を実現することができる。したがって、本出願の第2メッセージ処理装置により実行されるメッセージ処理方法の全ての有益な効果を有する。具体的には、本出願の実施例において、第2電子機器は第1返信識別子を表示することによって返信メッセージを指示し、第1メッセージの組版と内容を変更することなく、第2メッセージを表示することができ、それによって、第2ユーザが返信メッセージを読む必要がある場合に、第1返信識別子に対して第7入力を行うことによって、第2メッセージ処理装置に返信メッセージを表示させることができ、通信インタフェースをよりきれい、且つ明確にすることができ、第2ユーザは、第1メッセージに対する第1ユーザの的を絞った返信の返信内容を即時且つ正確に理解することができ、会話効率も向上した。
【0195】
本出願の実施例中、入力ユニット1404は、ビデオ獲得モード又は画像獲得モードで画像獲得装置(例えば、カメラ)により取得した静的画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット(Graphics Processing Unit,GPU)1441と、マイクロホン1442とを含んでもよいことを理解すべきである。表示ユニット1406は表示パネル1461を含んでもよく、表示パネル1461は液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形式で配置してもよい。ユーザ入力ユニット1407はタッチパネル1471及び他の入力デバイス1472を含む。タッチパネル1471はタッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル1471は、タッチ検出装置及びタッチ制御器という2つの部分を含んでもよい。他の入力デバイス1472は、物理キーボード、機能ボタン(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、これらに限定されず、ここでは詳細な説明を省略する。メモリ1409は、アプリケーション及びオペレーティングシステムを含むがそれらに限定されないソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いることができる。プロセッサ1410には、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ1410に統合されなくてもよいことが理解可能である。
【0196】
本出願の実施例は可読記憶媒体をさらに提供し、該可読記憶媒体にはプログラム又はコマンドが記憶されており、該プログラム又はコマンドはプロセッサにより実行されると、上記メッセージ処理方法の実施例の各プロセスが実現され、同様な技術效果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0197】
ここで、プロセッサは上記実施例における電子機器におけるプロセッサである。可読記憶媒体は、例えばコンピュータ読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等のようなコンピュータ可読記憶媒体を含む。
【0198】
本出願の実施例はチップをさらに提供し、チップはプロセッサと通信インタフェースとを含み、通信インタフェースとプロセッサは結合され、プロセッサはプログラム又はコマンドを実行し、上記メッセージ処理方法の実施例の各プロセスを実現するためのものであり、同様な技術效果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0199】
本出願の実施例で言及したチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と呼ばれてもよいことを理解すべきである。
【0200】
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は、非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「1つの……を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。また、指摘すべきことは、本出願の実施形態における方法及び装置の範囲は、図示又は検討された順序で機能を実行することに限定されず、係る機能に応じて実質的に同時に又は逆の順序で機能を実行することも含み得る点であり、例えば、説明されたものと異なる順番で、説明された方法を実行してもよく、さらに各種のステップを追加、省略、又は組み合わせてもよい。また、何らかの例を参照して説明した特徴は他の例において組み合わせられてもよい。
【0201】
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本出願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はコンピュータソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えば、ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器等であってもよい)に本出願の各実施例における方法を実行させる複数のコマンドを含む。
【0202】
以上、図面を参照しながら本出願の実施例を説明したが、本出願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本出願の示唆をもとに、当業者が本出願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。
【0203】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年04月28日に中国で出願した中国特許出願番号202110469080.5の優先権を主張し、その全ての内容は参照によって本出願に組み込まれる。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【手続補正書】
【提出日】2023-10-24
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0086】
例示的に、図5に示すように、第1ユーザが第3入力によって「編集完了」のコントロールをクリックした後、第2メッセージを生成し、該第2メッセージは第1メッセージの内容とM個の第1返信識別子に基づいて生成されたものであり、該第2メッセージは、第1メッセージの内容及び2つの第1返信識別子(それぞれ第1返信識別子301と第1返信識別子302である)を含んでもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1メッセージ処理装置に適用されるメッセージ処理方法であって、
通信インタフェース上で第1メッセージが表示される場合に、前記第1メッセージに対する第1ユーザの第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答して、前記通信インタフェース上で第2メッセージを表示するステップであって、前記第2メッセージが、前記第1メッセージと、前記第1メッセージ内の第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含むステップと、を含む、メッセージ処理方法。
【請求項2】
前記第1メッセージに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後に、
前記第1メッセージ内のM個の前記第1メッセージセグメントに対するユーザの第2入力を受信するステップと、
前記第2入力に応答して、前記通信インタフェースのプリセット位置でM個の第1返信識別子を表示するステップであって、前記第1返信識別子が1つの前記第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられるステップと、をさらに含み、
Mは正の整数である、請求項1に記載のメッセージ処理方法。
【請求項3】
前記通信インタフェースはメッセージ入力ウィンドウをさらに含み、前記第1メッセージ内のM個の第1メッセージセグメントに対するユーザの第2入力を受信する前記ステップは、
前記第1メッセージ内のi個目の前記第1メッセージセグメントに対する前記第1ユーザの第1サブ入力を受信するステップと、
第iサブ入力に応答して、i個目の前記第1メッセージセグメントを選択状態に更新するステップと、
前記メッセージ入力ウィンドウに対する前記第1ユーザの第2サブ入力を受信するステップであって、前記第2サブ入力が返信メッセージを入力するために用いられるステップと、
前記第2サブ入力に応答して、前記第2サブ入力により入力された返信メッセージ及びi個目の前記第1メッセージセグメントに基づいて、i個目の前記第1返信識別子を生成するステップと、を含み、
iは正の整数であり、i≦Mである、請求項2に記載のメッセージ処理方法。
【請求項4】
前記通信インタフェース上で前記第2メッセージを表示する前記ステップの前に、
前記第1ユーザの第3入力を受信するステップであって、前記第3入力がM個の前記第1メッセージセグメントの返信メッセージが編集済みであることを指示するために用いられるステップと、
前記第3入力に応答して、前記第1メッセージとM個の前記第1返信識別子に基づいて、第2メッセージを生成するステップと、をさらに含む、請求項2に記載のメッセージ処理方法。
【請求項5】
前記通信インタフェースは目標グループのグループ会話インタフェースであり、第2メッセージを生成する前記ステップの後に、
前記第1ユーザの第4入力を受信するステップと、
前記第4入力に応答して、前記第4入力により選択された属性オプションに基づいて、前記第2メッセージの第1表示属性を決定するステップと、をさらに含み、
前記第1表示属性は、前記第2メッセージが前記目標グループのグループメンバーのうちのプリセットメンバーに表示されること、あるいは、前記第2メッセージが前記目標グループの全てのグループメンバーに表示されることを含
又は、
前記通信インタフェースは目標グループのグループ会話インタフェースであり、第2メッセージを生成する前記ステップの後に、
M個の前記第1メッセージセグメントのうちの目標メッセージセグメントに対する前記第1ユーザの第5入力を受信するステップと、
前記第2メッセージが前記第1返信識別子を含む場合に、前記第5入力に応答して、前記目標メッセージセグメントに対応する第1目標返信識別子の第2表示属性を決定するステップと、
前記第2メッセージが前記第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージのメッセージ内容を含む場合に、前記第5入力に応答して、前記目標メッセージセグメントに対応する前記返信メッセージのメッセージ内容の第2表示属性を決定するステップと、をさらに含み、
前記第2表示属性は、前記第1目標返信識別子又は前記返信メッセージのメッセージ内容が前記目標グループのグループメンバーのうちのプリセットメンバーに表示されること、あるいは、前記第1目標返信識別子又は前記返信メッセージのメッセージ内容が前記目標グループの全てのグループメンバーに表示されることを含む、
請求項4に記載のメッセージ処理方法。
【請求項6】
前記第1返信識別子に対する前記第1ユーザの第6入力を受信するステップと、
前記第6入力に応答して、前記第2メッセージの第1領域に、前記第1返信識別子により指示される返信メッセージのメッセージ内容を表示するステップと、をさらに含む、請求項2に記載のメッセージ処理方法。
【請求項7】
前記第2メッセージが前記第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージのメッセージ内容を含む場合に、
前記第2メッセージ内の第1メッセージセグメントは第1表示モードであり、前記第1表示モードは前記第1メッセージセグメントが引用されていることを指示するために用いられ、
前記第2メッセージの第2領域は前記第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージのメッセージ内容をさらに含むこと、をさらに含む、請求項1に記載のメッセージ処理方法。
【請求項8】
第2メッセージ処理装置に適用されるメッセージ処理方法であって、
通信インタフェース上で第2メッセージを表示するステップであって、前記第2メッセージが第1メッセージ処理装置から送信されたメッセージであるステップと、
前記第2メッセージがM個の第1返信識別子を含む場合に、前記M個の第1返信識別子のうちの1つの第1返信識別子に対する第2ユーザの第7入力を受信するステップと、
前記第7入力に応答して、前記第1返信識別子により指示される返信メッセージのメッセージ内容を表示するステップと、を含み、
Mは正の整数であり、前記第1返信識別子は1つの第1メッセージセグメントの返信メッセージを指示するために用いられる、メッセージ処理方法。
【請求項9】
通信インタフェース上で第2メッセージを表示する前記ステップの後に、
前記第2メッセージに対する第2ユーザの第8入力を受信するステップと、
前記第8入力に応答して、前記通信インタフェース上で第3メッセージを表示するステップと、をさらに含み、
前記第3メッセージは、前記第2メッセージと、前記第2メッセージ内の第2メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含む、請求項に記載のメッセージ処理方法。
【請求項10】
前記第3メッセージは第2返信識別子を含み、前記第2返信識別子は前記第2メッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられ、前記第2返信識別子と前記第1返信識別子は異なる表示モードである、請求項に記載のメッセージ処理方法。
【請求項11】
前記通信インタフェース上で第3メッセージを表示する前記ステップの後に、
前記第3メッセージに対する第2ユーザの第9入力を受信するステップと、
前記第9入力に応答して、前記返信メッセージに対応するユーザに応じて、前記第2メッセージ内の前記第1返信識別子と第2返信識別子をパーティション表示するステップと、をさらに含む、請求項10に記載のメッセージ処理方法。
【請求項12】
通信インタフェース上で第1メッセージが表示される場合に、前記第1メッセージに対する第1ユーザの第1入力を受信するための受信モジュールと、
前記受信モジュールが受信した前記第1入力に応答して、前記通信インタフェース上で第2メッセージを表示するための処理モジュールであって、前記第2メッセージが、前記第1メッセージと、前記第1メッセージ内の第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージとを含む処理モジュールと、を含む、第1メッセージ処理装置。
【請求項13】
通信インタフェース上で第2メッセージを表示するための表示モジュールであって、第2メッセージが第1メッセージ処理装置から送信されたメッセージである表示モジュールと、
前記第2メッセージがM個の返信識別子を含む場合に、前記M個の返信識別子のうちの1つの第1返信識別子に対する第2ユーザの第7入力を受信するための受信モジュールと、を含み、
前記表示モジュールはさらに、前記受信モジュールが受信した前記第7入力に応答して、前記第1返信識別子により指示される返信メッセージのメッセージ内容を表示するために用いられ、Mは正の整数であり、前記返信識別子は1つのメッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられ、前記第1返信識別子は第1メッセージセグメントを引用した返信メッセージを指示するために用いられる、第2メッセージ処理装置。
【請求項14】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを含み、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のメッセージ処理方法のステップが実現される、電子機器。
【請求項15】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを含み、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項から請求項11のいずれか1項に記載のメッセージ処理方法のステップが実現される、電子機器。
【国際調査報告】