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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-07
(54)【発明の名称】ベースエッジ保護用トップカバー
(51)【国際特許分類】
   E02F 9/28 20060101AFI20240425BHJP
【FI】
E02F9/28 B
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023570243
(86)(22)【出願日】2022-05-06
(85)【翻訳文提出日】2023-11-22
(86)【国際出願番号】 US2022028061
(87)【国際公開番号】W WO2022245557
(87)【国際公開日】2022-11-24
(31)【優先権主張番号】17/325,410
(32)【優先日】2021-05-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】391020193
【氏名又は名称】キャタピラー インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】CATERPILLAR INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ウェルズ、コーリー マイケル
(72)【発明者】
【氏名】セルリエ、ダグラス シー.
【テーマコード(参考)】
2D015
【Fターム(参考)】
2D015KA03
(57)【要約】
ベースエッジ保護用トップカバー(300)は、材料流れ方向(310)に沿って前方ランプ部分(314)とリアエッジ(312)との間に配置された第1締結具受容空隙(304)を画定する。トップカバー(300)の上部凸状ランプ(318)は、材料流れ方向(310)に沿って延びる第1材料流れ溝を画定し、第1流れランプ(324)を含む。第1材料流れ溝(322)は、横方向(308)かつ材料流れ方向(310)に沿って第1締結具収容空隙(304)に隣接して配置される。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースエッジ(202)保護用トップカバー(300、400、500、600)であって、
第1締結具受容空隙(304、404、504、604)と、アセンブリの垂直方向(306、406、506、606)と、アセンブリの垂直方向(306、406、506、606)に垂直な横方向(308、408、508、608)と、アセンブリの垂直方向(306、406、506、606)および横方向(308、408、508、608)に垂直な材料流れ方向(310、410、510、610)とを画定し、材料流れ方向(310、410、510、610)に沿って配置された後取り付け部分(302、402、502、602)と、
前記後取り付け部分(302、402、502、602)から前記材料流れ方向(310、410、510、610)に沿って前方に延び、垂直下方に向かって前摩耗エッジ(316、416、516、616)を形成する前方ランプ部分(314、414、514、614)と、
前記リアエッジ(312、412、512、612)から前記前摩耗エッジ(316、416、516、616)まで延びる頂部凸角面(318、418、518、618)と、
前記リアエッジ(312、412、512、612)から前記前摩耗エッジ(316、416、516、616)まで延びる底部凹角面(320、420、520、620)と、を含み、
前記第1締結具受容空隙(304、404、504、604)は、材料流れ方向(310、410、510、610)に沿って前方ランプ部分(314、414、514、614)と前記リアエッジ(312、412、512、612)との間に配置され、前記頂部凸角面(318、418、518、618)は、材料流れ方向(310、410、510、610)に沿って延びる第1材料流れ溝(322、422、522、622)を画定し、第1流れランプ(324、424、524、624)を含み、前記第1材料流れ溝(322、422、522、622)は、横方向(308、408、508、608)および材料流れ方向(310、410、510、610)に沿って第1締結具受容空隙(304、404、504、604)に隣接して配置される、ベースエッジ(202)保護用トップカバー(300、400、500、600)。
【請求項2】
前記リアエッジ(312、412、512、612)から前摩耗エッジ(316、416、516、616)まで延びる第1横方向外側エッジ(326、426、526、626)と、前記リアエッジ(312、412、516、612)から前摩耗エッジ(316、416、516、616)まで延びる第2横方向外側エッジ(328、428、528、628)と、をさらに含み、前記第1締結具受容空隙(304、404、504、604)は、前記第1横方向外側エッジ(326、426、526、626)および前記リアエッジ(312、412、512、612)に近接して配置され、12、512、612)は、沈埋孔(332、432、532、632)を画定する突起(330、430、530、630)によって囲まれており、前記突起(330、430、530、630)は、隣接する前方ランプ部分(314、414、514、614)から前記沈埋孔(332、432、532、632)に向かって前記材料流れ方向(310、410、510、610)に沿って延びる第1傾斜面(334、434、534、634)を含み、前記突起(330、430、530、630)は、少なくとも部分的に前記第1材料流れ溝(322、422、522、622)を画定し、前記第1傾斜面(334、434、534、634)は、前記第1材料流れ溝(322、422、522、622)に横方向に隣接して配置され、前記突起(330、430、530、630)は、前記材料流れ方向(310、410、510、610)に沿って隣接する前記リアエッジ(312、412、512、612)から前記沈埋孔(332、432、532、632)に向かって延びる第2傾斜面(336、436、536、636)を含み、頂部凸角面(318、418、518、618)は、第2材料流れ方向(310、410、510、610)に沿って、隣接する前記リアエッジ(312、412、512、612)から前記第1材料流れ溝(322、422、522、622)に向かって延び、第2流れランプ(340、440、540、640)を含み、第2材料流れ溝(338、438、538、638)は、前記第1材料流れ溝(322、422、522、622)と横方向に整列している、請求項1に記載のトップカバー(300、400、500、600)。
【請求項3】
前記第1材料流れ溝(322、422、522、622)および前記第2材料流れ溝(338、438、538、638)は、前記材料流れ方向(310、410、510、610)に延びるチャネル(441、541)で接続されている、請求項2に記載のトップカバー(300、400、500、600)。
【請求項4】
第2締結具受容空隙(342、442、542、642)と、第3締結具受容空隙(344、444、544、644)と、前記材料流れ方向(310、410、510、610)に沿って前記第2締結具受容空隙(342、442、542、642)の前部に配置された第3傾斜面(346、446、546、646)と、前記材料流れ方向(310、410、510、610)に沿って前記第2締結具受容空隙(342、442、542、642)の後部に配置された第4傾斜面(348、448、548、648)と、をさらに含み、前記第3傾斜面(346、446、546、646)は、前記第1材料流れ溝(322、)に横方向に隣接して配置され、前記第4傾斜面(348、448、548、648)は、第2材料流れ溝(338、438、538、638)に横方向に隣接して配置され、第4傾斜面(348、448、548、648)は、第3材料流れ溝(350、450、550、650)に横方向に隣接して配置され、前記第4傾斜面(348、448、548、648)は、前記第2締結具受容空隙(342、442、542、642)と前記第3締結具受容空隙(344、444、544、644)との間に横方向に配置された前記第3材料流れ溝(350、450、550、650)に横方向に隣接して配置される、請求項2に記載のトップカバー(300、400、500、600)。
【請求項5】
前記第3傾斜面(346、446、546、646前記)は、第3締結具受容空隙(344、444、544、644)の前部で、第1材料流れ溝(322、422、522、622)に対して中央平面(354)を中心に対称な前記第4材料流れ溝(352)まで横方向に延びている、請求項4に記載のトップカバー(300、400、500、600)。
【請求項6】
ベースエッジ(202)保護用トップカバー(300、400、500、600)であって、
第1締結具受容空隙(304、404、504、604)と、アセンブリの垂直方向(306、406、506、606)と、アセンブリの垂直方向(306、406、506、606)に垂直な横方向(308、408、508、608)と、アセンブリの垂直方向(306、406、506、606)および横方向(308、408、510、610)に垂直な材料流れ方向(310、410、512、612)を画定し、材料流れ方向(310、410、510、610)に沿って配置されたリアエッジ(312、412、512、612)、410、510、610)を含む後取り付け部分(302、402、502、602)と、
前記後取り付け部分(302、402、502、602)から前記材料流れ方向(310、410、510、610)に沿って前方に延び、垂直下方に向かって前摩耗エッジ(316、416、516、616)を形成する前方ランプ部分(314、414、514、614)と、
前記リアエッジ(312、412、512、612)から前記前摩耗エッジ(316、416、516、616)まで延びる頂部凸角面(318、418、518、618)と、
前記リアエッジ(312、412、512、612)から前記前摩耗エッジ(316、416、516、616)まで延びる底部凹角面(320、420、520、620)と、
前記リアエッジ(312、412、512、612)から前記前摩耗エッジ(316、416、516、616)まで延びる第1横方向外側エッジ(326、426、526、626)と、
前記リアエッジ(312、412、512、612)から前記前摩耗エッジ(316、416、516、616)まで延びる第2横方向外側エッジ(328、428、528、628)と、を含み、
前記頂部凸角面(318、418、518、618)は、前記隣接する前摩耗エッジ(316、416、516、616)から前記第1横方向外側エッジ(326、426、526、626)まで延びる第1切り出し領域(356、456、556、656)と、前記隣接する前摩耗エッジ(316、416、516、616)から前記第2横方向外側エッジ(328、428、528、628)まで延びる第2切り出し領域(358、458、558、658)とを画定する、ベースエッジ(202)保護用トップカバー(300、400、500、600)。
【請求項7】
前記第1切り出し領域(356、456、556、656)は、前記隣接する前摩耗エッジ(316、416、516、616)から前記第1横方向外側エッジ(326、426、526、626)まで延びる第1凹状円弧状流れ面(360、460、560、660)を含み、前記第2切り出し領域(358、458、558、658)は、前記隣接する前摩耗エッジ(316、416、516、616)から前記第2横方向外側エッジ(328、428、528、628)まで延びる第2凹状円弧状流れ面(362、462、562、662)を含み、前記底部凹角面(320、420、520、620)は、前記後取り付け部分(302)を通って垂直方向に延びる第1締結具受容空隙(364)を画定し、前記第1締結具受容空隙(362)を中心とする第1矩形嵌合パッド(366)を含む、請求項6に記載のトップカバー(300、400、500、600)。
【請求項8】
前記底部凹角面(320、420、520、620)は、前記材料流れ方向(310、410、510、610)に沿って前記リアエッジ(312、412、512、612)および前記第1矩形嵌合パッド(366)の近くに配置され、前記横方向(308、408、508、608)に沿って前記第1矩形嵌合パッド(366)に対して同中心である第1矩形凹部(368)をさらに画定する、請求項7に記載のトップカバー(300、400、500、600)。
【請求項9】
前記第1矩形凹部(368)は、前記第1矩形パッドの一部を切り出し、前記第1矩形凹部(368)の底面から延びるボス(370)を囲んでおり、前記トップカバー(300、400、500、600)は、前記材料流れ方向(310、410、510、610)に沿って前記前方ランプ部分(314、414、514、614)と前記第1矩形嵌合パッド(366)との間に配置され、前記横方向(308、408、508、608)に沿って前記第1矩形嵌合パッド(366)に対して同中心である第2矩形凹部(372)を画定する、請求項8に記載のトップカバー(300、400、500、600)。
【請求項10】
前記第1矩形凹部(368)は第1凹部横幅(W368)を規定し、前記第2矩形凹部(372)は第2凹部横幅(W372)を規定し、前記第1矩形嵌合パッド(366)はパッド横幅(W366)を規定し、前記第1凹部横幅(W368)と前記パッド横幅(W366)の比は0.35~0.75であり、前記第2凹部横幅(W372)と前記パッド横幅(W366)の比は0.95~1.05である、請求項9に記載のトップカバー(300、400、500、600)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、土木、鉱山、建設機械などで使用されるバケットアセンブリなどの作業工具アセンブリに関する。より具体的には、本開示は、ベースエッジを摩耗から保護する構成要素を採用するアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
ホイールローダ、掘削機などの機械は、土、岩石、砂などの材料に対する作業を助けるために、歯やチップが取り付けられているバケットアセンブリ、熊手、ハサミなどを含む作業工具アセンブリを採用する。例えば、歯やチップは、バケットアセンブリが地面を貫通するのを助け、バケットなどへの土の掬い上げを容易にするために、バケットアセンブリに接続され得る。アダプタは、通常、バケットまたは他の作業工具の作業端(例えば、底端、側端など)に取り付けられており、異なる形式の歯やチップが作業工具に取り付けられるようになっている。また、摩耗した場合には、作業工具に接続するアダプタを設けることにより、チップや歯を容易に交換することができる。さらに、ベースエッジプロテクタは、摩耗を防止するのに役立つようにベースエッジに直接接続することができる。
【0003】
しかし、ベースエッジプロテクタ自体が経時的に摩耗したり、ベースエッジを十分にカバーできない場合がある。そのため、ベースエッジの上部にトップカバーが取り付けられることがあり、ベースエッジの下部にもボトムベースエッジプロテクタが取り付けられる。
【0004】
米国特許第959,807号は、上脚部と、下脚部と、上脚部を貫通して延びるロック機構穴とを含むエッジプロテクタまたはシュラウドを開示する。上部脚は下部脚よりも摩耗しやすい場合があり、エッジプロテクタの半分以上がまだ機能していても、エッジプロテクタ全体を取り外す必要がある。また、ロック機構に使用中のデブリが入り込む可能性があり、エッジプロテクタの取り外しがより困難になる可能性がある。
【0005】
このため、より長寿命で、より確実に着脱可能なベースエッジ保護用トップカバーが必要となる。
【発明の概要】
【0006】
本開示の実施形態によれば、ベースエッジ保護用トップカバーは、第1締結具受容空隙と、アセンブリの垂直方向と、アセンブリの垂直方向に垂直な横方向と、アセンブリの垂直方向および横方向に垂直な材料流れ方向とを画定する後取り付け部分を含んでもよい。トップカバーは、材料流れ方向に沿って配置されたリアエッジ部と、後取り付け部分から材料流れ方向に向かって前方に延び、前摩耗エッジを垂直下方に形成する前方ランプ部分と、リアエッジ部から前摩耗エッジに延びる頂部凸角面と、リアエッジ部から前摩耗エッジに延びる底部凹角面とを含んでもよい。第1締結具受容空隙は、前方ランプ部分とリアエッジとの間の材料流れ方向に沿って配置され、頂部凸角面は、材料流れ方向に沿って延びる第1材料流れ溝を画定し、第1流れランプを含んでもよい。第1材料流れ溝は、横方向および材料流れ方向に沿って、第1締結具受容空隙に隣接して配置されてもよい。
【0007】
本開示の別の実施形態に係るベースエッジ保護用トップカバーは、第1締結具受容空隙と、アセンブリの垂直方向と、アセンブリの垂直方向に垂直な横方向と、アセンブリの垂直方向および横方向に垂直な材料流れ方向とを画定する後取り付け部分を含んでもよい。トップカバーは、材料流れ方向に沿って配置されたリアエッジ部と、後取り付け部分から材料流れ方向に向かって前方に延び、前摩耗エッジを垂直下方に形成する前方ランプ部分と、リアエッジ部から前摩耗エッジに延びる頂部凸角面と、リアエッジ部から前摩耗エッジに延びる底部凹角面とを含んでもよい。さらに、第1横方向外側エッジはリアエッジから前摩耗エッジまで延び、第2横方向外側エッジはリアエッジから前摩耗エッジまで延びてもよい。頂部凸角面は、隣接する前摩耗エッジから第1横方向外側エッジまで延びる第1切り出し領域と、隣接する前摩耗エッジから第2横方向外側エッジまで延びる第2切り出し領域とを画定してもよい。
【0008】
本開示のさらに別の実施形態によれば、ベースエッジ保護用トップカバーは、第1締結具受容空隙と、アセンブリの垂直方向と、アセンブリの垂直方向に垂直な横方向と、アセンブリの垂直方向および横方向に垂直な材料流れ方向と、を画定する後取り付け部分を含んでもよい。トップカバーは、材料流れ方向に沿って配置されたリアエッジと、後取り付け部分から材料流れ方向に向かって前方に延び、前摩耗エッジを垂直下方に形成する前方ランプ部分と、リアエッジから前摩耗エッジまで延びる頂部凸角面と、リアエッジから前摩耗エッジまで延びる底部凹角面と、リアエッジから前摩耗エッジまで延びる第1横方向外側エッジと、リアエッジから前摩耗エッジまで延びる第2横方向外側エッジとを含んでもよい。底部凹角面は、複数の嵌合パッドと、複数の凹部と、後取り付け部分を前方ランプ部分に連結する浮き彫りとを含んでもよい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本開示の一実施形態に係る作業工具アセンブリ、例えばベースエッジプロテクタ上の上部鋳造キャップを使用するバケットアセンブリの斜視図である。
図2】本開示の第1実施形態による、図1のバケットアセンブリに使用され得る、上部キャストカバーの上部斜視図である。
図3図2の上部キャスティングカバーの底面透視図である。
図4】トップキャストカバーの第2実施形態の上面斜視図である。
図5】トップキャストカバーの第3実施形態のトップ斜視図である。
図6】トップキャストカバーの第4実施形態の上面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態を詳細に参照し、その例を添付図面に示す。可能な限り、図面において、同一の参照番号を使用して同一または類似の部品を示す。いくつかの場合において、参照番号は本明細書で示されており、図面は、参照番号を、その後に英文字が続くように、例えば100a、100bのような形で示し、または、その後にプライムインジケータが続くように、例えば100’、100’’のような形で示す。参照番号の直後に文字または素数を使用することは、例えば幾何学的形状が対称平面鏡像を囲む場合によく見られるように、これらの特徴が類似した形状および類似した機能を有することを示すことを理解されたい。本明細書における説明を容易にするために、文字またはプライムは本明細書に含まれないことが多いが、本明細書内で説明する特徴の重複を示すために図面に示される場合がある。
バケットアセンブリまたは他のタイプの作業器具アセンブリのベースエッジ摩耗保護のために提供される、本開示のさまざまな実施形態による鋳造トップカバーについて簡単に説明する。鋳造カバーは、部品の寿命全体にわたる均一な摩耗を促進するためのいくつかの特徴、寿命の終わりに部品を取り外すのを助けるためのボルトとナットの保護のための隆起した表面、ボルトとナットからの材料の流出を促進するための前方と後方の傾斜した斜面、適切な組立のための斜面の解放、場合によっては、製造を助けるための中間斜面の省略と鋳造プロセスで使用される湯口の特定の領域の確保、適切な組立を確実にするためのパッドの取り付け、軽量化と製造性の向上のための部品の底部の切り込みなどを有することができる。なお、鋳造に加えて、または鋳造に代えて、様々な形態の鍛造、機械加工等の他の製造工程を用いることができる。
【0011】
図1から始めると、作業工具アセンブリ100は、ホイールローダによって使用され、実質的に閉じられた内部と連通する開口部102を画定する筐体101を含むバケットアセンブリ100’の形態をとってもよい。図1に示すように、バケットアセンブリ100の後部から始めて、バケットアセンブリ100は、シェル104の上端の後壁106に取り付けられた湾曲したハウジング輪郭104を含む。シェルの他端は、アセンブリ100の底板108に取り付けられている。流出ガード112、天板110、後壁106、底板108、およびシェル104のサイドエッジには、2つの実質的に平坦な端板114が取り付けられている。
【0012】
サイドエッジアセンブリ115は各端板114に取り付けられ、フロントエッジアセンブリ116はバケットアセンブリ100の底板108のフロントエッジに取り付けられる。フロントエッジアセンブリ200は、ベースエッジ202(フロントリップとも呼ぶ)と、ベースエッジ202に取り付けられた複数の中央アダプタ204と、ベースエッジおよび端板(複数可)に取り付けられた1対のコーナアダプタ205と、アダプタに取り付けられた複数のチップ206または歯と、ベースエッジ202の下側から延びる複数のボトムエッジプロテクタ208と、所望のボトムエッジプロテクタを提供するのを助けるためにボトムエッジプロテクタに接触するかまたはほぼ接触する複数のトップカバー300とを含む。ボトムエッジプロテクタおよびトップカバーは、ボルト210およびナット212を用いてボトムエッジに固定される。ボルトおよびナットの自由端が図1に示されている。ただし、ボルトの頭はバケットアセンブリの下側にあることは示されていない。
【0013】
作業工具アセンブリは、レーキアセンブリ、シャーアセンブリなどを含むバケットアセンブリ以外の他の形態をとってもよいことが理解されるべきである。また、刃先チップの実施形態のいずれも、他の異なる構成のバケットアセンブリを含む他の形態の作業工具アセンブリのいずれにも使用することができる。
【0014】
まず、軽量化を実現し、作業工具アセンブリへの材料の流入と流出を促進するトップカバーについて説明する。
【0015】
このようなトップカバー300、400、500、600は、図2および図4図6において示されている。トップカバー300、400、500、600は、第1締結具受容空隙304、404、504、604と、アセンブリの垂直方向306、406、506、606とを画定する後取り付け部分302、402、502、602を含んでもよい(空隙304は、組立のためにボルトが垂直に挿入される円筒軸を画定することができるので、このように呼ばれる)。同様に、アセンブリの垂直方向に垂直な横方向308、408、508、608と、アセンブリの垂直方向に垂直な材料流れ方向310、410、510、610および横方向とがある。材料流れ方向と呼ばれるのは、材料が通常バケットや他の作業工具に入ったり出たりする方向だからである。
【0016】
トップカバー300、400、500、600はまた、材料流れ方向310、410、510、610に沿って配置されたリアエッジ312、412、512、612と、材料流れ方向に沿って後取り付け部分302、402、502、602から前方に延び、前摩耗エッジ316、416、516、616を垂直下方に向かって形成する前方ランプ部分314、414、514、614とを含んでもよい。
【0017】
相補形状の表面は、トップカバーの一般的な厚さを規定することができる。例えば、頂部凸角面318、418、518、618はリアエッジ312、412、512、612から前摩耗エッジ314、414、514、614まで延びてもよく、底部凹角面320、420、520、620はリアエッジ312、412、512、612から前摩耗エッジ314、414、514、614まで延びてもよい。
【0018】
第1締結具受容空隙304、404、504、604は、材料流れ方向310、410、510、610に沿って前方ランプ部分分314、414、514、614とリアエッジ312、412、512、612との間に配置され、頂部凸角面318、418、518、618は、材料流れ310等の方向に沿って延びる第1材料流れ溝322、422、522、622を画定することができる。(これは、流れ溝の最大範囲の方向である)。第1材料流れ溝は、第1流れランプ324、424、524、624を含んでもよい。さらに、第1材料流れ溝322、422、522、622は、横方向308、408、508、608および材料流れ方向310、410、510、610に沿って、第1締結具受容空隙304、404、504、604に隣接して配置されてもよい(例えば、空隙に対して斜めに配置されてもよい)。これは、材料を空隙から遠ざけるのに役立ち、同時にトップカバーの重量とコストも削減する。
【0019】
さらに、第1横方向外側エッジ326、426、526、626は、リアエッジ部312、412、512、612から前摩耗エッジ316、416、516、616まで延びてもよく、第2横方向外側エッジ328、428、528、628は、リアエッジ部から前摩耗エッジまで延びてもよい。場合によっては、第1締結具受容空隙304、404、504、604は、第1横方向外側エッジ326、426、526、626およびリアエッジ312、412、512、612に近接して(例えば、コーナーに近接して)配置される。本開示の他の実施形態では、他の構成が可能である。さらに、この空隙304、404、504、604は、沈埋孔332、432、532、632を画定する突起330、430、530、630によって取り囲まれてもよい。そのため、ボルトとナットの自由端はトップカバーの上面に対して凹んでいて、汚れや破片の侵入、磨耗などを最小限に抑えることができる。
【0020】
突起は、材料流れ方向310、410、510、610に沿って隣接する前方ランプ部分314、414、514、614から沈埋孔332、432、532、632に向かって延びる第1傾斜面334、434、534、634を含んでもよい。突起330、430、530、630は、第1材料流れ溝322、422、522、622を少なくとも部分的に画定してもよい。さらに、第1傾斜面334、434、534、634は、第1材料流れ溝322、422、522、622に横方向に隣接して配置されてもよい。本開示の他の実施形態では、他の構成が可能である。
【0021】
同様に、突起330、430、530、630は、隣接するリアエッジ312、412、512、612から材料流れ方向310、410、510、610に沿って沈埋孔332、432、532、632に向かって延びる第2傾斜面336、436、536、636を含んでもよい。本開示の他の実施形態では、そうでない場合がある。第1傾斜面および第2傾斜面は、図示のように横方向に位置合わせされていてもよいが、必ずしもそうではない。
【0022】
図2および図4図6を続けて参照すると、頂部凸角面318、418、518、618は、隣接するリアエッジ312、412、512、610から材料流れ方向310、410、510、610に沿って第1材料流れ溝322、422、522、622に向かって延びる第2材料流れ溝338、438、538、638を画定することができ、流れ溝の底部に第2流れランプ340、440、540、640を含んでもよい。場合によっては、第2材料流れ溝338、438、538、638は、第1材料流れ溝322、422、522、622と横方向に位置合わせされていてもよいが、必ずしもそうではない。この位置合わせは、材料が沈埋孔を流れるのを助けることができる。
【0023】
図4および図5において、第1材料流れ溝422、522および第2材料流れ溝438、538は、材料流れ方向410、510に沿って延びるチャネル441、541によって接続されている。1対の締結具受容空隙は、このチャネルを跨いでいてもよい。
【0024】
図2および図4図6を再度参照すると、トップカバー300、400、500、600は、第2締結具受容空隙342、442、542、642および第3締結具受容空隙344、444、544、644を画定してもよい。第3傾斜面346、446、546、646は、材料流れ方向および横方向に沿って、第2締結具受容空隙342、442、542、642の前方に配置されてもよい。第4傾斜面348、448、548、648は、材料流れ方向310、410、510、610に沿って、第2締結具受容空隙342、442、542、642の後方に配置されてもよい。第3傾斜面346、446、546、646は、第1材料流れ溝322、422、522、622に横方向に隣接して配置され、第4傾斜面348、448、548、648は、第2材料流れ溝338、438、538、638に横方向に隣接して配置されてもよい。さらに、第4傾斜面348、448、548、648は、第2締結具受容空隙342、442、542、642と第3締結具受容空隙344、444、544、644との間に横方向に配置された第3材料流れ溝350、450、550、650に隣接して横方向に配置されてもよい。
【0025】
図2では、第3傾斜面346は、第3締結具受容空隙344の前で、第1材料流れ溝352と対称な第4材料流れ溝352まで横方向に延びている。このより大きな傾斜面346は、鋳造プロセス中にライザー位置を提供することによって製造を容易にすることができる。図4図6に示すような他の実施形態では、このような状況ではない可能性がある。
【0026】
一般に、トップカバー300、400、500、600およびそのすべての関連する特徴(上部および下部の特徴を含む)は、中央平面354、454、554、654を中心に対称であってもよい。これは、本開示の他の実施形態には当てはまらない場合がある。
【0027】
次に、図2図4図6を参照して、重量が軽減され、より均一に摩耗することができるトップカバーについて説明する。
【0028】
頂部凸角面318、418、518、618は、隣接する前摩耗エッジ316、416、516、616から第1横方向外側エッジ326、426、526、626まで延びる第1切り出し領域356、456、556、656と、隣接する前摩耗エッジ316、416、516、616から第2横方向外側エッジ326、426、526、626まで延びる第2切り出し領域358、458、558、658とを画定する。
【0029】
これらの領域の軽量化は、部品の寿命全体にわたって均一な摩耗を提供する摩耗シミュレーションの材料フローに基づいている。この目的のために、第1切り出し領域356、456、556、656は、隣接する前摩耗エッジ316、416、516、616から第1横方向外側エッジ326、426、526、626まで延びて、使用中に材料を案内するのを助ける第1凹状円弧状流れ面360、460、560、660を含んでもよい。同様に、第2切り出し領域358、458、558、658は第2凹状円弧状流れ面362、462、562、662を含んでもよく、この第2凹状円弧状流れ面は、隣接する前摩耗エッジ、スプライン、多項式、楕円(複数可)などか、例えば、316、416、516、616から、同じ目的で、第2横方向外側エッジ326、426、526、626に延びる。
【0030】
本明細書で使用されるように、「円弧」という用語は、半径または一連の半径、スプライン、多項式、楕円などを含むがこれらに限定されない様々な幾何学的エンティティから形成される形状を含む任意の曲線形状を含んでもよい。
【0031】
ここで図3を見ると、底部凹角面320は、後部接続部302を通って垂直に延びる第1締結具受容孔364(第1締結具受容空隙304と連通することができる)を画定し、第1締結具受容孔362の周りに位置合わせされた第1矩形嵌合パッド366を含むことが分かる。
【0032】
さらに、底部凹角面320は、リアエッジ312に近接して配置された第1矩形凹部368と、材料流れ方向310に沿って配置された第1矩形嵌合パッド366とをさらに画定してもよい。この凹部368は、横方向308に沿って、第1矩形嵌合パッド366に対して同中心にあってもよい。
【0033】
図3に示すように、第1矩形凹部368は、第1矩形嵌合パッド366の一部を切り出すことができるが、必ずしもそうではない。また、第1矩形凹部368は、第1矩形凹部368の底面から延びるボス370(リブともいう)を囲んでいてもよい。本開示の他の実施形態では、そうでない場合がある。
【0034】
さらに、底部凹角面320は、材料流れ方向310に沿って前方ランプ部分314と第1矩形嵌合パッド366との間に配置された第2矩形凹部372を画定してもよい。この凹部372は、横方向308に沿って第1矩形嵌合パッド366に対して同中心にあってもよいが、必ずしもそうではない。
【0035】
これらの凹部368、372は、トップカバーの強度を損なうことなく、重量およびコストを低減するように形成されてもよいすることがでる。従って、第1矩形凹部368は第1凹部横幅W368を規定し、第2矩形凹部372は第2凹部横幅W372を規定し、第1矩形嵌合パッド366はパッド横幅W366を規定してもよい。第1凹部横幅W368とパッド横幅W66の比は0.35~0.75の範囲内であり、第2凹部横幅W372とパッド横幅W366の比は0.95~1.05の範囲内であってもよい。本開示の他の実施形態では、他の構成が可能である。
【0036】
図4~6のトップカバー400、500、600の下側または底部凹角面420、520、620は、嵌合パッド、第1矩形凹部、第2矩形凹部、および締結具受容穴が追加または省略され得るいくつかの例を除いて、図3の凹角面として同様または同様に構成されてもよいことを理解されたい。また、先ほどの比率はトップカバーのサイズなどに合わせて調整することができる。
【0037】
図3を続けて参照すると、トップカバー300の下側およびその特徴は、以下のように特徴付けることができる。底部凹角面320は、複数の嵌合パッド(例えば、366を参照)と、複数の凹部(例えば、368、372を参照)と、後取り付け部分302を前方ランプ部分314に連結する浮き彫り374とを含んでもよい。
【0038】
複数の嵌合パッドは、横方向308に沿って後取り付け部分302に配置された矩形嵌合パッド366、366a、366bの第1直線状配列(例えば、3つまたは4つの例を有することができる)に配置されてもよい。
【0039】
同様に、複数の凹部は、後取り付け部分302の第2直線状配列(例えば、368、368aを参照)と、後取り付け部分302の第3直線状配列(例えば、372、372aを参照)とに配置され、第1直線状配列と第2直線状配列との間に材料流れ方向310に沿って挿入された複数の嵌合パッド(例えば、366を参照)は、材料流れ方向310に沿って第1直線状配列から離間して配置されてもよい。
【0040】
より具体的には、第2直線状配列は、複数対の凹部を含んでもよく(例えば、368を参照)、第2直線状配列は、複数の凹部のうちの4つを含んでもよい(例えば、372を参照)。複数の嵌合パッド(例えば、364を参照)を介して垂直に延びる複数の穴は、複数の嵌合パッドに対してセンタリングされ、締結プロセス中に安定したインターフェイスを提供する。本開示の他の実施形態では、他の構成が可能である。
【0041】
また、なお、様々な手段の比率、寸法、角度、表面積、および/または構成の範囲のいずれもは、本明細書で具体的に言及されていないものも含め、所望または必要に応じて変更してもよい。特に説明されていないが、フィレットなどのブレンドがさまざまなサーフェスを接続することが示されている。これらは他の実施形態では省略されることがあり、特に明記しない限り、本明細書を読む際にはそれらの存在が無視される場合があることを理解されたい。
【産業上の利用可能性】
【0042】
実際には、機械、作業工具アセンブリ、チップアセンブリまたは摩耗部材アセンブリ、チップおよびアダプタアセンブリ、リテーナスリーブ、リテーナおよびリテーナスリーブアセンブリ、および/またはこれらのさまざまなアセンブリおよび部品の任意の組合せは、アフターマーケット環境で機械または作業工具アセンブリを現場で改造するために製造、購入、または販売することができ、あるいは代替的に相手先商標製品製造業者(OEM)環境で製造、購入、販売またはその他の方法で入手してもよい。
【0043】
上記の部品は、鉄、ねずみ鋳鉄、鋼、プラスチック、ゴム、発泡体などを含む任意の適切な材料から製造されてもよい。
【0044】
トップカバーは、部品の耐用年数全体にわたって均等に摩耗するように、部品の中心に材料が割り当てられた鋳造プロセスによって製造される場合がありる。ボルトとナットを保護するための隆起した表面が設けられており、耐用年数が経過したときに部品を取り外しやすくなっている。また、ボルトおよびナットから材料を遠ざけるのを容易にするために、前方および後方に角度付きランプを設けることができる。前述したように、いくつかの実施形態では、鋳造プロセスによる製造を容易にし、ライザーに指定された領域を確保するために、中心材料の流れ溝およびそれに関連する流れランプを省略することができる。ベベルレリーフは、ベースエッジに正しく取り付けられるように提供することができる。嵌合パッドはまた、ベースエッジへの正確な取付を確実にするために設けられてもよい。軽量化と製造性の向上を図るために、部品の底部に切り出しや凹部を設けることができる。たとえば、材料の厚い部分が減少し、鋳造プロセス中にボイドや多孔性などが発生するリスクが軽減される。
【0045】
前述の説明は、開示されたアセンブリおよび技術の例を提供することを理解されたい。しかしながら、本開示の他の実施態様は、細部で前述の例と異なり得ることが予想される。本開示またはその例へのすべての参照は、その点で説明されている特定の例を参照することを意図しており、本開示の範囲のより一般的ないかなる制限を示唆することを意図していない。ある特定のフィーチャに関する区別および非難のすべての言語は、これらのフィーチャに対する選好の欠如を示すことを意図しているが、別段の記載がない限り、本開示の範囲から完全に除外されるものではない。
【0046】
本明細書で別段の指示がない限り、本明細書における値の範囲の記述は、範囲内に入っている個々の値を個別に参照するための簡潔な方法としてのみ意図されており、個々の値は、本明細書で個別に記述されているかのように本明細書に組み込まれる。
【0047】
本明細書で使用される場合、冠詞「1つ(a)」および「1つ(an)」は、1つまたは複数の項目を含むことが意図されており、「1つまたは複数」と交換して使用され得る。1つの項目のみを使用することが意図されている場合は、用語「1つの」または類似の用語が使用される。また、本明細書で使用される場合、「有する(has)」、「有する(have)」、「有する(having)」、「有する(with)」などの用語は、無制限の用語であることを意図しているさらに、「に基づいて」という語句は、特に明記しない限り、「少なくとも部分的に基づく」ということを意味することを意図している。
【0048】
当業者にとって明らかなように、本発明の範囲または精神から逸脱することなく、本明細書で論じた装置および組立方法の実施形態に様々な修正および変更を加えることができる。本明細書に開示された様々な実施形態の仕様および実践を考慮することによって、本開示の他の実施形態は当業者にとって明らかである。例えば、いくつかの機器は、本明細書に記載されたものとは異なる構成および機能を有してもよく、いずれかの方法のある特定のステップは、省略されてもよく、既に具体的に言及されたものとは異なる順序で実行されてもよく、場合によっては同時にまたはサブステップで実行されてもよい。さらに、様々な実施形態の特定の態様またはフィーチャは、さらなる実施形態を作成するために変更または修正されてもよく、様々な実施形態のフィーチャおよび態様は、さらにさらなる実施形態を提供するために、他の実施形態の他のフィーチャまたは態様に追加され、またはそれらの代わりになってもよい。
【0049】
したがって、本開示は、適用法によって許容される場合には、添付の特許請求の範囲に記載された主題のすべての修正および均など物を含む。さらに、本明細書に別段の指示がない限り、または文脈と明らかに矛盾しない限り、そのすべての可能な変更における上記の要素の任意の組み合わせは、本開示に含まれる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【国際調査報告】