(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-10
(54)【発明の名称】バーチャルライブルームの表示方法、装置、クライアント、サーバ、及び媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0483 20130101AFI20240501BHJP
H04N 21/431 20110101ALI20240501BHJP
H04N 21/235 20110101ALI20240501BHJP
【FI】
G06F3/0483
H04N21/431
H04N21/235
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023568192
(86)(22)【出願日】2022-04-24
(85)【翻訳文提出日】2023-11-06
(86)【国際出願番号】 CN2022088717
(87)【国際公開番号】W WO2022247547
(87)【国際公開日】2022-12-01
(31)【優先権主張番号】202110591745.X
(32)【優先日】2021-05-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】チェン,イェ
(72)【発明者】
【氏名】シェ,シンチー
(72)【発明者】
【氏名】ポン,ジュンクゥー
(72)【発明者】
【氏名】ワン,イェン
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164MB11S
5C164SB08P
5C164SB29S
5C164SB41S
5C164UB10S
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5C164YA11
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5E555AA25
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5E555FA00
(57)【要約】
本開示は、バーチャルライブルームの表示方法、装置、クライアント、サーバ、及び媒体に関する。ユーザがライブ配信ページにおいてインタラクション操作をトリガすると、クライアントは、インタラクション操作にバインドされた更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子を決定し、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子をサーバに送信し得る。サーバは、バーチャルライブルームのルーム識別子により、相応なルーム状態変化に対応するバーチャルライブルームの関連情報を照会し、バーチャルライブルームの関連情報をクライアントに送信する。それにより、クライアントは、バーチャルライブルームの関連情報を迅速に特定、修正し、ライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームの更新及び各バーチャルライブルームにおけるデータのリフレッシュをタイムリーに実現することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザが第1のライブ配信ページで実行した第1の操作を受け付けることと、
前記第1の操作にバインドされた、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子を含むルーム識別子セットを決定することと、
サーバに前記ルーム識別子セットを送信することと、
前記サーバから前記ルーム識別子セットに対応する状態内容セットを受信することであって、前記状態内容セットには、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報とが含まれ、前記関連情報は、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム状態とライブ配信内容を表すためのものであり、前記状態内容セットは、前記サーバがルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係に基づいて決定したものであり、前記ルーム状態は、バーチャルライブルームのライブ配信状態及び/又はライブ配信内容状態を含むことと、
前記状態内容セットに基づいて、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個(Nは正の整数)のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することとを含む、バーチャルライブルームの表示方法。
【請求項2】
前記状態内容セットに基づいて、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することは、
前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々のルーム状態に基づいて、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々のページ位置を決定することと、
前記各バーチャルライブルームのページ位置に基づいて、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームから前記N個のバーチャルライブルームを選択することと、
前記状態内容セットから前記N個のバーチャルライブルームに対応するライブ配信内容を取得することと、
前記N個のバーチャルライブルームのページ位置に従って、N個のバーチャルライブルームに対応するライブ配信内容がロードされたN個のバーチャルライブルームを前記第2のライブ配信ページに表示することとを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の操作にバインドされたルーム識別子セットを決定することは、
前記第1の操作が前記第1のライブ配信ページにおける1つのコントロールが選択されたことを示すために用いられる場合、前記ルーム識別子セットに前記コントロールにバインドされたバーチャルライブルームのルーム識別子が含まれると決定し、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームが前記コントロールにバインドされたバーチャルライブルームを含むと決定することを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の操作が、前記コントロールが選択された後に前記コントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュ又はロードするために用いられる場合、前記コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは、前記第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームを含み、
前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することは、
前記第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルーム以外の、前記コントロールにバインドされた残りのバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるM1個のバーチャルライブルームと、前記第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるM2個のバーチャルライブルームを前記第2のライブ配信ページに表示することを含み、M1+M2=Nであり、M1及びM2は整数である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の操作が、前記コントロールを選択するために用いられる場合、前記コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは、前記第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームを含まなく、
前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することは、
前記コントロールにバインドされたバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるN個のバーチャルライブルームを前記第2のライブ配信ページに表示することを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは、全てのルームタイプのバーチャルライブルーム、又は、同じルームタイプのバーチャルライブルームを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記ライブ配信ページにおける1つのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをライブ配信ページに表示し、前記ライブ配信ページにおける残りのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームを表示することを準備する関連操作を実行することをさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項8】
ライブ配信ページに所定のパターンで各バーチャルライブルームを表示し、前記所定のパターンは、カード、アイコン、文字、画像又は映像のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記N個のバーチャルライブルームに、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームが存在するか否かを決定することと、
前記N個のバーチャルライブルームのうち、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームが存在する場合には、前記ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームのライブ配信内容を更新表示することとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
ライブ配信ページとディスカバーページとは、集約ページに集約設置されており、前記ライブ配信ページは、バーチャルライブルームを表示するためのものであり、前記ディスカバーページは、クライアントにおける、前記ライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルーム以外の機能セットを表示するためのものであり、前記集約ページには、前記ディスカバーページにアクセスするための第1のオプションと、前記ライブ配信ページにアクセスするための第2のオプションとが含まれ、
前記方法は、
前記ユーザが前記第1のオプションで実行した第2の操作を受け付けたことに応答して、前記ライブ配信ページから前記ディスカバーページに切替表示することと、
前記ユーザが前記第2のオプションでトリガした第3の操作を受け付けたことに応答して、前記ディスカバーページから前記ライブ配信ページに切替表示することとをさらに含む、請求項1~9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
メッセージページは、前記ユーザがクライアントにおいて受信したメッセージを表示するためのものであり、前記メッセージページには、ライブ配信ページにアクセスするための第1のコントロールが含まれ、前記ライブ配信ページには、前記メッセージページにアクセスするための第2のコントロールが含まれ、前記ライブ配信ページは、バーチャルライブルームを表示するためのものであり、
前記方法は、
前記ユーザが前記第1のコントロールで実行した第4の操作を受け付けたことに応答して、前記メッセージページから前記ライブ配信ページにジャンプ表示することと、
前記ユーザが前記第2のコントロールで実行した第5の操作を受け付けたことに応答して、前記ライブ配信ページから前記メッセージページにジャンプ表示することとをさらに含む、請求項1~9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
前記ユーザがクライアントにログインしたことを確認したら、前記第1のライブ配信ページを表示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
クライアントが受信したユーザが第1のライブ配信ページで実行した操作である第1の操作にバインドされた、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子を含むルーム識別子セットを前記クライアントから受信することと、
ルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係に基づいて、前記ルーム識別子セットに対応する状態内容セットを決定することであって、前記ルーム状態は、バーチャルライブルームのライブ配信状態及び/又はライブ配信内容状態を含み、前記状態内容セットは、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報とを含み、前記関連情報は、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム状態とライブ配信内容を表すためのものであることと、
前記クライアントが前記状態内容セットに基づいて、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個(Nは正の整数)のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示するように、前記クライアントに前記状態内容セットを送信することとを含む、バーチャルライブルームの表示方法。
【請求項14】
前記ルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係に基づいて、前記ルーム識別子セットに対応する状態内容セットを決定することは、
前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々に対して、
前記バーチャルライブルームのルーム識別子に基づいて、前記バーチャルライブルームに対応するルックアップテーブルセットを決定することであって、前記ルックアップテーブルセットには、少なくとも1つのルックアップテーブルが含まれ、各ルックアップテーブルには、同じルーム状態の全てのバーチャルライブルームの関連情報が格納されていることと、
前記バーチャルライブルームに対応するルックアップテーブルセットに基づいて、前記状態内容セットには前記バーチャルライブルームの関連情報が含まれると決定することとを含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームのライブ配信状態がライブ配信開始状態に設定されている場合に、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々に対して、具体的には、
ライブ配信状態がライブ配信開始状態からライブ配信終了状態になった全てのバーチャルライブルームのルーム識別子が格納されている第1のルックアップテーブルに前記バーチャルライブルームのルーム識別子が格納されているか否かを判断することと、
前記バーチャルライブルームのルーム識別子が前記第1のルックアップテーブルに格納されている場合、前記状態内容セットに前記バーチャルライブルームのルーム識別子と前記バーチャルライブルームのライブ配信終了状態が含まれると決定することと、
前記バーチャルライブルームのルーム識別子が前記第1のルックアップテーブルに格納されていない場合、ライブ配信内容が変化した全てのバーチャルライブルームのルーム識別子とライブ配信内容が格納されている第2のルックアップテーブルに前記バーチャルライブルームのルーム識別子が格納されているか否かを判断することと、
前記バーチャルライブルームのルーム識別子が前記第2のルックアップテーブルに格納されている場合、前記状態内容セットに前記バーチャルライブルームのルーム識別子と前記バーチャルライブルームのライブ配信内容が含まれると決定することとを実行する、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
ユーザが第1のライブ配信ページで実行した第1の操作を受け付けるための第1の受付モジュールと、
前記第1の操作にバインドされた、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子を含むルーム識別子セットを決定するための第1の決定モジュールと、
サーバに前記ルーム識別子セットを送信するための第1の送信モジュールと、
状態内容セットに基づいて、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個(Nは正の整数)のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示するための表示モジュールとを含み、
前記第1の受付モジュールは、さらに、前記サーバから前記ルーム識別子セットに対応する状態内容セットを受信することに用いられ、前記状態内容セットは、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報とを含み、前記関連情報は、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム状態とライブ配信内容を表すためのものであり、前記状態内容セットは、前記サーバがルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係に基づいて決定したものであり、前記ルーム状態は、バーチャルライブルームのライブ配信状態及び/又はライブ配信内容状態を含む、バーチャルライブルームの表示装置。
【請求項17】
クライアントが受信したユーザが第1のライブ配信ページで実行した操作である第1の操作にバインドされた、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子を含むルーム識別子セットを前記クライアントから受け付けるための第2の受付モジュールと、
ルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係に基づいて、前記ルーム識別子セットに対応する状態内容セットを決定するための第2の決定モジュールであって、前記ルーム状態は、バーチャルライブルームのライブ配信状態及び/又はライブ配信内容状態を含み、前記状態内容セットには、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報とが含まれ、前記関連情報は、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム状態とライブ配信内容を表すためのものである第2の決定モジュールと、
前記クライアントが前記状態内容セットに基づいて、前記更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個(Nは正の整数)のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示するように、前記クライアントに前記状態内容セットを送信するための第2の送信モジュールとを含む、バーチャルライブルームの表示装置。
【請求項18】
1つ又は複数のプロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶された1つ又は複数のコンピュータプログラムと、を含むクライアントであって、前記1つ又は複数のコンピュータプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記クライアントに請求項1に記載のバーチャルライブルームの表示方法を実現させる、クライアント。
【請求項19】
1つ又は複数のプロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶された1つ又は複数のコンピュータプログラムと、を含むサーバであって、前記1つ又は複数のコンピュータプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記サーバに請求項13~15のいずれか1項に記載のバーチャルライブルームの表示方法を実現させる、サーバ。
【請求項20】
電子機器で稼動すると、前記電子機器に請求項1に記載のバーチャルライブルームの表示方法を実行させ、又は、前記電子機器に請求項13~15のいずれか1項に記載のバーチャルライブルームの表示方法を実行させるためのコンピュータ命令を含む、コンピュータ記憶媒体。
【請求項21】
コンピュータで稼動すると、前記コンピュータに請求項1に記載のバーチャルライブルームの表示方法を実行させ、又は、前記コンピュータに請求項13~15のいずれか1項に記載のバーチャルライブルームの表示方法を実行させる、コンピュータプログラム製品。
【請求項22】
プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに請求項1に記載のバーチャルライブルームの表示方法を実行させ、又は、前記プロセッサに請求項13~15のいずれか1項に記載のバーチャルライブルームの表示方法を実行させるための命令を含む、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
この出願は、出願番号が202110591745.Xであり、出願日が2021年5月28日である中国出願を基礎としており、その優先権を主張し、該中国出願の開示内容の全てが参照によって本出願に取り込まれる。
【0002】
本開示は、コンピュータ技術分野に関し、特にバーチャルライブルームの表示方法、装置、クライアント、サーバ、及び媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の発展に伴い、インターネットライブ配信が機運に乗じて生じ、ユーザに豊かな娯楽生活を提供している。インターネットライブ配信を通じて、多者の異なる地点でのリアルタイムインタラクションを実現することができる。一般的には、異なるインターネットライブ配信に異なるアクセスアドレス(又はリンクアドレスと呼ばれる)を割り当て、バーチャルライブルームと略称する。それにより、ユーザは、バーチャルライブルームにアクセスして視聴し、インタラクションを行うことができる。
【発明の概要】
【0004】
第1の側面によれば、本開示は、ユーザが第1のライブ配信ページで実行した第1の操作を受け付けることと、第1の操作にバインドされた、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子を含むルーム識別子セットを決定することと、サーバにルーム識別子セットを送信することと、サーバからルーム識別子セットに対応する状態内容セットを受信することであって、状態内容セットは、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報とを含み、サーバがルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係に基づいて決定され、関連情報は、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム状態とライブ配信内容を表すためのものであり、ルーム状態は、バーチャルライブルームのライブ配信状態及び/又はライブ配信内容状態を含むことと、状態内容セットに基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個(Nは正の整数)のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することとを含む、バーチャルライブルームの表示方法を提供する。
【0005】
幾つかの実施例では、状態内容セットに基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することは、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々のルーム状態に基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々のページ位置を決定することと、各バーチャルライブルームのページ位置に基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームからN個のバーチャルライブルームを選択することと、状態内容セットからN個のバーチャルライブルームに対応するライブ配信内容を取得することと、N個のバーチャルライブルームのページ位置に従って、N個のバーチャルライブルームに対応するライブ配信内容がロードされたN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することとを含む。
【0006】
幾つかの実施例では、第1の操作にバインドされたルーム識別子セットを決定することは、第1の操作が第1のライブ配信ページにおける1つのコントロールが選択されたことを示すために用いられる場合、ルーム識別子セットがコントロールにバインドされたバーチャルライブルームのルーム識別子を含むと決定し、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームがコントロールにバインドされたバーチャルライブルームを含むと決定することを含む。
【0007】
幾つかの実施例では、第1の操作が、コントロールの選択後に、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュ又はロードするために用いられる場合、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームを含み、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することは、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルーム以外の、コントロールにバインドされた残りのバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるM1個のバーチャルライブルームと、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるM2個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することを含み、M1+M2=Nであり、M1及びM2は整数である。
【0008】
幾つかの実施例では、第1の操作がコントロールを選択するために用いられる場合、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームを含まなく、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することは、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することを含む。
【0009】
幾つかの実施例では、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは、全てのルームタイプのバーチャルライブルーム、又は、同じルームタイプのバーチャルライブルームを含む。
【0010】
幾つかの実施例では、該方法は、ライブ配信ページにおける1つのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをライブ配信ページに表示し、ライブ配信ページにおける残りのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームを表示することを準備する関連操作を実行することをさらに含む。
【0011】
幾つかの実施例では、該方法は、具体的には、ライブ配信ページに所定のパターンで各バーチャルライブルームを表示することを含み、所定のパターンは、カード、アイコン、文字、画像又は映像のうちの少なくとも1つを含む。
【0012】
幾つかの実施例では、該方法は、N個のバーチャルライブルームに、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームが存在するか否かを決定することと、N個のバーチャルライブルームのうち、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームが存在する場合には、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームのライブ配信内容を更新表示することとをさらに含む。
【0013】
幾つかの実施例では、ライブ配信ページとディスカバーページとは、集約ページに集約設置されており、ライブ配信ページは、バーチャルライブルームを表示するためのものであり、ディスカバーページは、クライアントにおける、ライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルーム以外の機能セットを表示するためのものであり、集約ページには、ディスカバーページにアクセスするための第1のオプションと、ライブ配信ページにアクセスするための第2のオプションとが含まれ、該方法は、ユーザが第1のオプションで実行した第2の操作を受け付けたことに応答して、ライブ配信ページからディスカバーページに切替表示することと、ユーザが第2のオプションでトリガした第3の操作を受け付けたことに応答して、ディスカバーページからライブ配信ページに切替表示することとをさらに含む。
【0014】
幾つかの実施例では、メッセージページは、ユーザがクライアントにおいて受信したメッセージを表示するためのものであり、メッセージページには、ライブ配信ページにアクセスするための第1のコントロールが含まれ、ライブ配信ページは、バーチャルライブルームを表示するためのものであり、ライブ配信ページには、メッセージページにアクセスするための第2のコントロールが含まれ、該方法は、ユーザが第1のコントロールで実行した第4の操作を受け付けたことに応答して、メッセージページからライブ配信ページにジャンプして表示することと、ユーザが第2のコントロールで実行した第5の操作を受け付けたことに応答して、ライブ配信ページからメッセージページにジャンプ表示することとをさらに含む。
【0015】
幾つかの実施例では、該方法は、ユーザがクライアントにログインしたことを確認したら、ライブ配信ページを表示することをさらに含む。
【0016】
第2の側面によれば、本開示は、クライアントが受け付けたユーザが第1のライブ配信ページで実行した操作である第1の操作にバインドされた、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子を含むルーム識別子セットをクライアントから受信することと、ルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係に基づいて、ルーム識別子セットに対応する状態内容セットを決定することであって、ルーム状態は、バーチャルライブルームのライブ配信状態及び/又はライブ配信内容状態を含み、状態内容セットには、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報とが含まれ、関連情報は、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム状態とライブ配信内容を表すためのものであることと、クライアントが状態内容セットに基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個(Nは正の整数)のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示するように、クライアントに状態内容セットを送信することとを含む、バーチャルライブルームの表示方法を提供する。
【0017】
幾つかの実施例では、ルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係に基づいて、ルーム識別子セットに対応する状態内容セットを決定することは、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々に対して、バーチャルライブルームのルーム識別子に基づいて、バーチャルライブルームに対応するルックアップテーブルセットを決定することであって、ルックアップテーブルセットには、少なくとも1つのルックアップテーブルが含まれ、各ルックアップテーブルには、同じルーム状態の全てのバーチャルライブルームの関連情報が格納されていることと、バーチャルライブルームに対応するルックアップテーブルセットに基づいて、状態内容セットにバーチャルライブルームの関連情報が含まれていると決定することとを含む。
【0018】
幾つかの実施例では、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームのライブ配信状態がライブ配信開始状態に設定されている場合に、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々に対して、具体的には、ライブ配信状態がライブ配信開始状態からライブ配信終了状態になった全てのバーチャルライブルームのルーム識別子が格納されている第1のルックアップテーブルにバーチャルライブルームのルーム識別子が格納されているか否かを判断することと、バーチャルライブルームのルーム識別子が第1のルックアップテーブルに格納されている場合、状態内容セットにバーチャルライブルームのルーム識別子及びバーチャルライブルームのライブ配信終了状態が含まれると決定することと、バーチャルライブルームのルーム識別子が第1のルックアップテーブルに格納されていない場合、ライブ配信内容が変化した全てのバーチャルライブルームのルーム識別子とライブ配信内容が格納されている第2のルックアップテーブルにバーチャルライブルームのルーム識別子が格納されているか否かを判断することと、バーチャルライブルームのルーム識別子が第2のルックアップテーブルに格納されている場合、状態内容セットにバーチャルライブルームのルーム識別子及びバーチャルライブルームのライブ配信内容が含まれると決定することとを実行する。
【0019】
第3の側面によれば、本開示は、ユーザが第1のライブ配信ページで実行した第1の操作を受け付けるための第1の受付モジュールと、第1の操作にバインドされた、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子を含むルーム識別子セットを決定するための第1の決定モジュールと、サーバにルーム識別子セットを送信するための第1の送信モジュールと、状態内容セットに基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個(Nは正の整数)のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示するための表示モジュールとを含み、第1の受付モジュールは、さらに、サーバからルーム識別子セットに対応する状態内容セットを受信するために用いられ、状態内容セットには、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報とが含まれ、関連情報は、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム状態とライブ配信内容を表すためのものであり、状態内容セットは、サーバがルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係に基づいて決定したものであり、ルーム状態は、バーチャルライブルームのライブ配信状態及び/又はライブ配信内容状態を含む、バーチャルライブルームの表示装置を提供する。
【0020】
幾つかの実施例では、表示モジュールは、具体的には、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々のルーム状態に基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々のページ位置を決定することと、各バーチャルライブルームのページ位置に基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームからN個のバーチャルライブルームを選択することと、状態内容セットからN個のバーチャルライブルームに対応するライブ配信内容を取得することと、N個のバーチャルライブルームのページ位置に従って、N個のバーチャルライブルームに対応するライブ配信内容がロードされたN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することとに用いられる。
【0021】
幾つかの実施例では、第1の決定モジュールは、具体的には、第1の操作が第1のライブ配信ページにおける1つのコントロールが選択されたことを示すために用いられる場合、ルーム識別子セットにコントロールにバインドされたバーチャルライブルームのルーム識別子が含まれると決定し、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームがコントロールにバインドされたバーチャルライブルームを含むと決定することに用いられる。
【0022】
幾つかの実施例では、第1の操作が、コントロールの選択後に、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュ又はロードするために用いられる場合、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームを含み、表示モジュールは、具体的には、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルーム以外の、コントロールにバインドされた残りのバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるM1個のバーチャルライブルームと、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるM2個のバーチャルライブルームとを第2のライブ配信ページに表示することに用いられ、M1+M2=Nであり、M1及びM2は整数である。
【0023】
幾つかの実施例では、第1の操作がコントロールを選択するために用いられる場合、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームを含まなく、表示モジュールは、具体的には、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することに用いられる。
【0024】
幾つかの実施例では、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは、全てのルームタイプのバーチャルライブルーム、又は、同じルームタイプのバーチャルライブルームを含む。
【0025】
幾つかの実施例では、表示モジュールは、さらに、ライブ配信ページにおける1つのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをライブ配信ページに表示し、ライブ配信ページにおける残りのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームを表示することを準備する関連操作を実行することに用いられる。
【0026】
幾つかの実施例では、表示モジュールは、具体的には、ライブ配信ページに所定のパターンで各バーチャルライブルームを表示することに用いられ、所定のパターンは、カード、アイコン、文字、画像又は映像のうちの少なくとも1つを含む。
【0027】
幾つかの実施例では、表示モジュールは、さらに、N個のバーチャルライブルームに、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームが存在するか否かを決定することと、N個のバーチャルライブルームのうち、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームが存在する場合には、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームのライブ配信内容を更新表示することとに用いられる。
【0028】
幾つかの実施例では、ライブ配信ページとディスカバーページとは、集約ページに集約設置されており、ライブ配信ページは、バーチャルライブルームを表示するためのものであり、ディスカバーページは、クライアントにおける、ライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルーム以外の機能セットを表示するためのものであり、集約ページには、ディスカバーページにアクセスするための第1のオプションと、ライブ配信ページにアクセスするための第2のオプションとが含まれ、表示モジュールは、ユーザが第1のオプションで実行した第2の操作を受け付けたことに応答して、ライブ配信ページからディスカバーページに切替表示することと、ユーザが第2のオプションでトリガした第3の操作を受け付けたことに応答して、ディスカバーページからライブ配信ページに切替表示することとに用いられる。
【0029】
幾つかの実施例では、メッセージページは、ユーザがクライアントにおいて受信したメッセージを表示するためのものであり、メッセージページには、ライブ配信ページにアクセスするための第1のコントロールが含まれ、ライブ配信ページは、バーチャルライブルームを表示するためのものであり、ライブ配信ページには、メッセージページにアクセスするための第2のコントロールが含まれ、表示モジュールは、ユーザが第1のコントロールで実行した第4の操作を受け付けたことに応答して、メッセージページからライブ配信ページにジャンプ表示することと、ユーザが第2のコントロールで実行した第5の操作を受け付けたことに応答して、ライブ配信ページからメッセージページにジャンプ表示することとに用いられる。
【0030】
幾つかの実施例では、表示モジュールは、ユーザがクライアントにログインしたことを確認したら、第1のライブ配信ページを表示することに用いられる。
【0031】
第4の側面によれば、本開示は、クライアントが受信したユーザが第1のライブ配信ページで実行した操作である第1の操作にバインドされた、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子を含むルーム識別子セットをクライアントから受け付けるための第2の受付モジュールと、ルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係に基づいて、ルーム識別子セットに対応する状態内容セットを決定するための第2の決定モジュールであって、ルーム状態には、バーチャルライブルームのライブ配信状態及び/又はライブ配信内容状態が含まれ、状態内容セットには、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報とが含まれ、関連情報は、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム状態とライブ配信内容を表すためのものである第2の決定モジュールと、クライアントが状態内容セットに基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個(Nは正の整数)のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示するように、クライアントに状態内容セットを送信するための第2の送信モジュールとを含む、バーチャルライブルームの表示装置を提供する。
【0032】
幾つかの実施例では、第2の決定モジュールは、具体的には、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々に対して、バーチャルライブルームのルーム識別子に基づいて、バーチャルライブルームに対応するルックアップテーブルセットを決定することであって、ルックアップテーブルセットには、少なくとも1つのルックアップテーブルが含まれ、各ルックアップテーブルには、同じルーム状態の全てのバーチャルライブルームの関連情報が格納されていることと、バーチャルライブルームに対応するルックアップテーブルセットに基づいて、状態内容セットにバーチャルライブルームの関連情報が含まれていると決定することとを実行するために用いられる。
【0033】
幾つかの実施例では、第2の決定モジュールは、具体的には、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームのライブ配信状態がライブ配信開始状態に設定されている場合に、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々に対して、具体的には、ライブ配信状態がライブ配信開始状態からライブ配信終了状態になった全てのバーチャルライブルームのルーム識別子が格納されている第1のルックアップテーブルにバーチャルライブルームのルーム識別子が格納されているか否かを判断することと、バーチャルライブルームのルーム識別子が第1のルックアップテーブルに格納されている場合、状態内容セットにバーチャルライブルームのルーム識別子及びバーチャルライブルームのライブ配信終了状態が含まれると決定することと、バーチャルライブルームのルーム識別子が第1のルックアップテーブルに格納されていない場合、ライブ配信内容が変化した全てのバーチャルライブルームのルーム識別子とライブ配信内容が格納されている第2のルックアップテーブルにバーチャルライブルームのルーム識別子が格納されているか否かを判断することと、バーチャルライブルームのルーム識別子が第2のルックアップテーブルに格納されている場合、状態内容セットにバーチャルライブルームのルーム識別子及びバーチャルライブルームのライブ配信内容が含まれると決定することとを実行するために用いられる。
【0034】
第5の側面によれば、本開示は、クライアントであって、プログラム命令を記憶するためのメモリと、メモリ中のプログラム命令を呼び出してクライアントに第1の側面及び第1の側面のいずれか1つの実施例におけるバーチャルライブルームの表示方法を実行させるためのプロセッサとを含むクライアントを提供する。
【0035】
第6の側面によれば、本開示は、プログラム命令を記憶するためのメモリと、メモリ中のプログラム命令を呼び出してサーバに第2の側面及び第2の側面のいずれか1つの実施例におけるバーチャルライブルームの表示方法を実行させるためのプロセッサとを含むサーバを提供する。
【0036】
第7の側面によれば、本開示は、電子機器で稼動すると、電子機器に第1の側面及び第1の側面のいずれか1つの実施例におけるバーチャルライブルームの表示方法を実行させ、又は、電子機器に第2の側面及び第2の側面のいずれか1つの実施例におけるバーチャルライブルームの表示方法を実行させるためのコンピュータ命令を含むコンピュータ記憶媒体を提供する。
【0037】
第8の側面によれば、本開示は、コンピュータで稼動すると、コンピュータに第1の側面及び第1の側面のいずれか1つの実施例におけるバーチャルライブルームの表示方法を実行させ、又はコンピュータに第2の側面及び第2の側面のいずれか1つの実施例におけるバーチャルライブルームの表示方法を実行させるコンピュータプログラム製品を提供する。
【0038】
第9の側面によれば、本開示は、ディスプレイ、メモリ、センサを含む電子機器に応用されるチップシステムであって、メモリに記憶されたコンピュータ命令を実行すると、電子機器に第1の側面及び第1の側面のいずれか1つの実施例におけるバーチャルライブルームの表示方法を実行させ、又は電子機器に第2の側面及び第2の側面のいずれか1つの実施例におけるバーチャルライブルームの表示方法を実行させるプロセッサを含むチップシステムを提供する。
【0039】
第10の側面によれば、本開示は、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに第1の側面及び第1の側面のいずれか1つの実施例におけるバーチャルライブルームの表示方法を実行させ、又は、前記プロセッサに第2の側面及び第2の側面のいずれか1つの実施例におけるバーチャルライブルームの表示方法を実行させるための命令を含むコンピュータプログラムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0040】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示しており、明細書とともに本開示の原理を説明するために用いられる。
本開示の実施例又は従来技術における技術案をより明確に説明するために、以下は、実施例又は従来技術の説明において使用される必要がある図面を簡単に説明する。自明なことに、当業者であれば、創造的な労力を払うことなく、それらの図面に基づき、他の図面を取得することもできる。
【
図1】本開示の実施例による通信システムの模式図である。
【
図2】本開示の実施例によるクライアントにおけるビュー管理モジュールのソフトウェアブロック図である。
【
図3A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図3B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図3C】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図3D】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図3E】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図3F】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図3G】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図3H】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図4A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図4B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図4C】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図4D】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図4E】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図4F】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図5A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図5B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図5C】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図6】本開示の実施例によるバーチャルライブルームの表示方法のシグナリングインタラクション図である。
【
図7】本開示の実施例によるバーチャルライブルームの表示方法のフローチャートを示す図である。
【
図8】本開示の実施例によるバーチャルライブルームの表示方法のフローチャートを示す図である。
【
図9】本開示の実施例によるバーチャルライブルームの表示方法のフローチャートを示す図である。
【
図10】本開示の実施例によるバーチャルライブルームの表示装置の構成模式図である。
【
図11】本開示の実施例によるバーチャルライブルームの表示装置の構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0041】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下は、本開示の方案についてさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0042】
本開示を十分に理解するために、以下の説明において、多くの具体的な詳細が説明されているが、本開示は、ここで説明されている形態と異なる他の形態で実施されてもよい。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0043】
例示的に、本開示は、バーチャルライブルームのルーム識別子を介して、クライアントとサーバの間のデータやり取りを実現し、クライアントがサーバから更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの関連情報を取得し、ライブ配信ページにバーチャルライブルームの関連情報を更新表示できる、バーチャルライブルームの表示方法、装置、クライアント、サーバ、コンピュータ記憶媒体及びコンピュータプログラム製品を提供する。ユーザがライブ配信ページのインタラクション操作をトリガすると、クライアントは、インタラクション操作にバインドされた更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームを決定し、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子をサーバに送信し得る。サーバは、バーチャルライブルームのルーム識別子により、相応なルーム状態変化に対応するバーチャルライブルームの関連情報を照会する。サーバは、バーチャルライブルームの関連情報をクライアントに送信する。それにより、クライアントは、バーチャルライブルームの関連情報を迅速に特定、修正し、ライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームの更新及び各バーチャルライブルームにおけるデータのリフレッシュをタイムリーに実現することができる。それにより、バーチャルライブルームの関連情報を照会するのに要する時間を最適化し、端末機器のオペレーティングシステムがライブ配信ページを更新することに起因する負荷を軽減する。従って、ユーザがライブ配信ページのインタラクション操作をトリガすると、クライアントは、ライブ配信ページにおけるバーチャルライブルーム及びバーチャルライブルームにおける関連情報を迅速に更新することができる。それによって、ユーザは、バーチャルライブルームにおけるデータの更新状況を迅速に取得することができ、ユーザがアプリケーションを利用する体験感が向上する。
【0044】
ここで、バーチャルライブルームのルーム識別子は、バーチャルライブルームを一意に識別子するためのものであり、例えば、身分識別番号(identity document、ID)で表される。
【0045】
ここで、ライブ配信ページは、複数のバーチャルライブルームの関連情報を展示するためのものである。ここでの関連情報は、バーチャルライブルームのルーム状態とライブ配信内容を示すためのものである。理解できるように、関連情報は、バーチャルライブルームのルーム状態及び/又はライブ配信内容を含んでもよい。
【0046】
ここで、ルーム状態は、ライブ配信状態と、ライブ配信内容状態を含んでもよい。ライブ配信状態は、ライブ配信未開始状態、ライブ配信未開始状態からライブ配信開始状態への変化、及びライブ配信開始状態からライブ配信終了状態への変化を含んでもよい。ライブ配信内容状態とは、ライブ配信内容が変化したこと及びライブ配信内容が変化していないことを指す。ライブ配信内容が変化したことは、バーチャルライブルームに展示されるライブ配信画面、バーチャルライブルームで質問された問題の変化、又はバーチャルライブルームに展示された商品情報の変化などであってもよい。
【0047】
ここで、ライブ配信内容は、ライブ配信画面(即ち、ライブストリーミング)及び/又はライブ配信画面における商品、問題などの具体的な内容を含んでもよい。
【0048】
ここで、クライアントは、バーチャルライブルームのルーム識別子、関連情報及びバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報との間のマッピング関係をメンテナンスすることができる。サーバは、バーチャルライブルームのルーム識別子、ルーム状態、ライブ配信内容及び三者間のマッピング関係をメンテナンスすることができる。後続の迅速な照会を容易にするために、前記マッピング関係は、例えば、キー値、テーブル、又は配列などの方式で格納されてもよい。
【0049】
図1を参照する。
図1は、本開示の実施例による通信システムの模式図である。
図1に示すように、本開示による通信システムは、サーバとクライアントを含んでもよく、サーバとクライアントとの間は相互通信を実現することができる。
【0050】
ここで、クライアントは、端末機器におけるアプリケーション(application、APP)、公式アカウント、ウェブページなどの方式によって本開示によるバーチャルライブルームの表示方法を実現することができる。端末機器は、携帯電話(例えば、折り畳みスマホ、スマートフォンなど)、パーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、タブレット、ノートパソコン、ウルトラモバイルパソコン(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック、ウェアラブル電子機器、スマートホーム機器などの機器を含んでもよく、本開示は、端末機器の具体的なタイプを何ら制限するものではない。
【0051】
ここで、本開示は、端末機器のオペレーティングシステムのタイプを限定するものではない。例えば、Androidシステム、Linux(登録商標)システム、Windowsシステム、又はiOSシステムなどである。
【0052】
図2を参照する。
図2は、本開示の実施例によるクライアントにおけるビュー管理モジュールのソフトウェアブロック図である。
図2において、クライアントにおけるビュー管理モジュールは、クライアントのライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームの描画論理を管理するためのものであり、且つ、ビュー管理モジュールは、端末機器のオペレーティングシステムと相互通信して、ライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームの描画を実現することができる。
【0053】
図2に示すように、本開示によるクライアントにおけるビュー管理モジュールは、再利用再描画モジュール、通知再描画モジュール、初期描画モジュール、ビュータグ(tag)マーキングモジュール、親レイアウト記録モジュール、ビューデータマーキングモジュール、ビューデータ管理モジュール、インクリメンタル更新管理モジュールを含んでもよい。
【0054】
再利用再描画モジュールは、クライアントのライブ配信ページが更新されるときライブ配信ページにおける元のバーチャルライブルームのパターン又はレイアウトフレームなどの再利用可能なパラメータを保留することができるものであり、後でライブ配信ページを更新する際に元のバーチャルライブルームの高速描画を実現することに有利になり、かつ、ライブルームにおける元のバーチャルライブルームの画像や映像などのデータを破棄し、端末機器の過多なリソースを占有して無駄になる現象を回避する。
【0055】
幾つかの実施例では、端末機器が携帯電話である場合を例にして、携帯電話の画面には、クライアントのライブ配信ページにバーチャルライブルーム1及びバーチャルライブルーム2が表示される。ライブ配信ページを更新することを指示するための操作を受け付けると、再利用再描画モジュールは、バーチャルライブルーム1及びバーチャルライブルーム2のパラメータ(例えば、パターンなどのパラメータ)を保留し、バーチャルライブルーム1及びバーチャルライブルーム2のデータ(例えば、映像データなど)を破棄し、携帯電話の画面に更新後のライブ配信ページを表示することができる。
【0056】
通知再描画モジュールは、ライブ配信ページにおける、端末機器の画面に表示されていないバーチャルライブルームを描画する旨を端末機器/クライアントに通知するためのものである。
【0057】
幾つかの実施例では、端末機器が携帯電話である場合を例にして、携帯電話の画面には、クライアントのライブ配信ページにバーチャルライブルーム1、バーチャルライブルーム2、バーチャルライブルーム3及びバーチャルライブルーム4が表示される。該ライブ配信ページにおけるもっと多くのバーチャルライブルームをロードするための操作を受け付けると、通知再描画モジュールは、バーチャルライブルーム5及びバーチャルライブルーム6を描画する旨を携帯電話に通知してもよい。それにより、携帯電話の画面は、該ライブ配信ページにバーチャルライブルーム3、バーチャルライブルーム4、バーチャルライブルーム5及びバーチャルライブルーム6を表示することができる。
【0058】
初期描画モジュールは、ライブ配信ページを描画したことがない場合に、ライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームを描画する旨を端末機器/クライアントに通知するためのものである。
【0059】
幾つかの実施例では、端末機器が携帯電話である場合を例にして、携帯電話には、クライアントのライブ配信ページが表示されたことがない。ライブ配信ページを表示するための操作を受け付けると、初期描画モジュールは、該ライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームを描画する旨を携帯電話に通知してもよい。それにより、携帯電話の画面は、該ライブ配信ページにバーチャルライブルームを表示することができる。
【0060】
ビュータグマーキングモジュール、親レイアウト記録モジュール及びビューデータマーキングモジュールは、ライブ配信ページにおける、端末機器の画面に表示されていなく、ルーム状態が変化したバーチャルライブルームをマーキングするためのものであり、該ライブ配信ページにもっと多くのバーチャルライブルームが表示される場合、ルーム状態が変化したバーチャルライブルームの再描画を迅速に実現することに有利になる。
【0061】
ここで、ビュータグマーキングモジュールは、バーチャルライブルーム自身をマーキングすることができ、親レイアウト記録モジュールは、管理者(即ち、グローバル)の角度に基づいてバーチャルライブルームをマーキングすることができ、ビューデータマーキングモジュールは、バーチャルライブルームの関連情報をマーキングすることができる。それにより、マーキングされたバーチャルライブルームの再描画を行う旨を端末機器/クライアントに通知する。
【0062】
説明する必要があるのは、クライアントにおけるビュー管理モジュールは、ビュータグマーキングモジュール、親レイアウト記録モジュール、ビューデータマーキングモジュールという3つのモジュールから1つを選択してバーチャルライブルームをマーキングすることができる。
【0063】
幾つかの実施例では、端末機器が携帯電話である場合を例にして、携帯電話の画面には、クライアントのライブ配信ページにバーチャルライブルーム1、バーチャルライブルーム2、バーチャルライブルーム3及びバーチャルライブルーム4が表示される。バーチャルライブルーム5のルーム状態が変化した場合、ビュータグマーキングモジュールは、バーチャルライブルーム5をマーキングすることができる。該ライブ配信ページにおけるもっと多くのバーチャルライブルームをロードするための操作を受け付けると、ビュータグマーキングモジュールは、バーチャルライブルーム5のマークに基づいて、バーチャルライブルーム5を再描画する必要がある旨を携帯電話に通知してもよい。それにより、携帯電話の画面は、該ライブ配信ページにバーチャルライブルーム3、バーチャルライブルーム4、バーチャルライブルーム5及びバーチャルライブルーム6を表示することができる。且つ、このとき、バーチャルライブルーム1のルーム状態が変化した場合、ビュータグマーキングモジュールは、バーチャルライブルーム1をマーキングすることができる。該ライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームを振り返るための操作を受け付けると、ビュータグマーキングモジュールは、バーチャルライブルーム1のマークに基づいて、バーチャルライブルーム1を再描画する必要がある旨を携帯電話に通知してもよい。それにより、携帯電話の画面は、該ライブ配信ページにバーチャルライブルーム1、バーチャルライブルーム2、バーチャルライブルーム3及びバーチャルライブルーム4を表示することができる。
【0064】
ビューデータ管理モジュールは、クライアントのライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームを管理するためのものであり、再利用再描画モジュールを呼び出して、表示された元のバーチャルライブルームを快速に描画する必要があるか否かを決定し、通知再描画モジュールを呼び出して、ライブ配信ページにおける、端末機器の画面に表示されていないバーチャルライブルームを描画する必要があるか否かを決定し、初期描画モジュールを呼び出して、ライブ配信ページを描画したことがない場合にライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームを描画するか否かを決定し、ビュータグマーキングモジュール、親レイアウト記録モジュール及びビューデータマーキングモジュールのうちの少なくとも1つを呼び出して、マーキングされたバーチャルライブルームを描画する必要があるか否かを決定することができる。
【0065】
インクリメンタル更新管理モジュールは、クライアントのライブ配信ページにおけるルーム状態が変化したバーチャルライブルームを管理するためのものであり、再利用再描画モジュールを呼び出して、表示された元のバーチャルライブルームを快速に描画する必要があるか否かを決定し、通知再描画モジュールを呼び出して、ライブ配信ページにおける、端末機器の画面に表示されていないバーチャルライブルームを描画する必要があるか否かを決定し、初期描画モジュールを呼び出して、ライブ配信ページを描画したことがない場合にライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームを描画するか否かを決定し、ビュータグマーキングモジュール、親レイアウト記録モジュール及びビューデータマーキングモジュールのうちの少なくとも1つを呼び出して、マーキングされたバーチャルライブルームを描画する必要があるか否かを決定することができる。
【0066】
以上のように、クライアントにおけるビュー管理モジュールは、ライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームのルーム状態及び/又はライブ配信内容などの関連情報を管理して、バーチャルライブルームの表示ポリシーに従って、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームに対して削除、リフレッシュ、ロードなどの操作を行う必要があるか否かを決定し、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームをマーキングすることにより、バーチャルライブルームの初回表示、リフレッシュ表示、又はもっと多くロードなどの描画論理を実現することができる。それにより、端末機器のオペレーティングシステムは、対応する描画倫理に従ってライブ配信ページにバーチャルライブルームを描画する。
【0067】
前の説明に基づいて、シーン1とシーン2を参照して、端末機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているクライアントがショートビデオソーシャルAPP(アプリケーション1と略称)である場合を例にして、本開示によるバーチャルライブルームの表示方法の具体的な実現プロセスを説明する。
【0068】
ここで、シーン1とシーン2は、それぞれ、クライアントにおけるライブ配信ページの異なるエントリを展示する。また、本開示は、上記のライブ配信ページへの2つのエントリ方式に限定されない。
【0069】
シーン1
シーン1では、クライアントは、ライブ配信ページとディスカバーページとを集約ページに集約設置することができる。ここで、ライブ配信ページは、バーチャルライブルームを表示するためのものであり、ディスカバーページは、クライアントの、ライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルーム以外の機能セットを提供するためのものである。例えば、ディスカバーページは、アプリケーション1の注目話題展示と音楽推薦という2つの機能セットを展示することができる。
【0070】
図3A~
図3H及び
図4A~
図4Fを参照する。
図3A~
図3Hは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図であり、
図4A~
図4Fは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【0071】
1、ライブ配信ページのエントリ
携帯電話が縦画面状態にある場合、携帯電話の画面には、
図3Aに示されるユーザインターフェース10が表示されてもよい。ユーザインターフェース10は、アプリケーション1におけるライブ配信ページのログインインターフェースを表示するためのものである。
【0072】
図3Aでは、ユーザインターフェース10には、コントロール101が含まれてもよい。ユーザは、ユーザインターフェース10からコントロール101をトリガすることができる。ここで、コントロール101は、ライブ配信ページにアクセスするために、アプリケーション1におけるユーザのログインをトリガするためのものである。
【0073】
また、ユーザインターフェース10には、ユーザがユーザインターフェース10からオプション102又はオプション103をトリガできることを示すためのオプション102とオプション103がさらに含まれてもよい。ここで、オプション102は、ディスカバーページの表示をトリガするためのものであり、オプション103は、ライブ配信ページの表示をトリガするためのものである。
【0074】
それにより、アプリケーション1がユーザ1が
図3Aに示されるユーザインターフェース10においてオプション102をトリガした操作を受け付けると、アプリケーション1は、ディスカバーページを携帯電話に表示してもよい。アプリケーション1がユーザ1が
図3Aに示されるユーザインターフェース10においてオプション103をトリガした操作を受け付けると、アプリケーション1は、ライブ配信ページを携帯電話に表示してもよい。
【0075】
説明する必要があるのは、オプション103をトリガした後、アプリケーション1は、直接ライブ配信ページを表示してもよいし、例えば、検証などの中間ページを表示した後にライブ配信ページを表示してもよく、本開示はこれについて限定しない。また、上記ログイン方式の他にも、ユーザ1はアプリケーション1の他のページにログインを行ってもよい。
【0076】
本開示では、ライブ配信ページに展示されるバーチャルライブルームのパターンは、複数の種類を含み得る。
【0077】
以下、パターン1とパターン2を参照してバーチャルライブルームの展示をそれぞれ説明する。
【0078】
パターン1がカードパターンである場合、アプリケーション1がバーチャルライブルームを展示するプロセスは、以下のことを含んでもよい。
【0079】
2.1、ライブ配信ページにパターン1を採用したバーチャルライブルームを表示
アプリケーション1が、ユーザ1が
図3Aに示されるユーザインターフェース10においてコントロール103をトリガした操作を受け付けると、アプリケーション1においてライブ配信開始状態にあるユーザ1がフォローする他のユーザ(即ち、他のユーザのバーチャルライブルーム)が存在する場合、アプリケーション1は、
図3Bに例示的に示されるユーザインターフェース11を携帯電話に表示してもよい。アプリケーション1においてライブ配信開始状態にあるユーザ1がフォローする他のユーザ(即ち、他のユーザのバーチャルライブルーム)が存在しない場合、アプリケーション1は、
図3Cに例示的に示されるユーザインターフェース12を携帯電話に表示してもよい。ここで、ユーザインターフェース11とユーザインターフェース12は、ライブ配信ページにおいてパターン1のバーチャルライブルームを展示するためのものである。
【0080】
説明する必要があるのは、ライブ配信開始状態にあるバーチャルライブルームを表示することに加えて、ユーザインターフェース11とユーザインターフェース12には、アプリケーション1においてユーザ1がフォローするライブ配信終了状態にあるバーチャルライブルームを表示してもよい。
【0081】
図3Bにおいて、ユーザインターフェース11には、領域104と領域105とが含まれてもよい。
【0082】
ここで、領域104は、ライブ配信開始権限のエントリをユーザ1に提供し、アプリケーション1においてユーザ1がフォローする他のユーザのバーチャルライブルームを展示するためのものである。幾つかの実施例では、領域104は、ライブ配信開始状態にある他のユーザのバーチャルライブルームを展示し、ユーザ1による迅速な視聴を実現することができる。また、領域104における他のユーザのバーチャルライブルームは、対応する他のユーザのアカウントニックネームやアカウントアバターなどの識別子方式で展示されてもよい。
【0083】
ここで、領域105は、複数のバーチャルライブルームを展示するためのものである。幾つかの実施例では、領域105は、ライブ配信開始状態にあるバーチャルライブルームを展示してもよい。説明する必要があるのは、本開示によるユーザの閲覧履歴、アカウントニックネーム、アカウントアバター、ジャケット、ユーザの動作などの情報は、何れもユーザが端末機器/クライアントによる取得を希望し、ユーザから同意を受けた情報である。
【0084】
また、アプリケーション1は、バーチャルライブルームのタイプに基づいて、領域105におけるバーチャルライブルームを分類することができる。それにより、同じタイプのバーチャルライブルームをユーザ1に迅速且つ容易に展示することができる。
【0085】
幾つかの実施例では、領域105には、領域1051と領域1052とが含まれてもよい。
【0086】
ここで、領域1051は、バーチャルライブルームのタイプ、例えば、全てのタイプ、ショッピングタイプ、クイズタイプ、インタラクションタイプ(即ち、ボイスチャットタイプ)、音楽タイプ、ゲームタイプ、KTVタイプ、音声タイプ、一般タイプ、その他のタイプなどを展示するためのものである。
【0087】
また、各タイプのバーチャルライブルームに1つのコントロールをバインドしてもよい。例えば、領域1051におけるコントロール1051aと1052bは、それぞれユーザが領域1051からコントロール1051aとコントロール1052bをトリガできることを示すためのものである。ここで、コントロール1051aは、全てのタイプのバーチャルライブルームの表示をトリガするためのものであり、コントロール1052bは、ショッピングタイプのバーチャルライブルームの表示をトリガするためのものである。
【0088】
また、コントロールの数が予め設定された値を超えた場合、領域1051に、予め設定された値の数のコントロールを表示し、予め設定された値の数を超えたコントロールを非表示にしてもよい。ここで、本開示は、様々な方式を採用して、非表示にされたコントロールを展示することができる。幾つかの実施例では、領域1051には1つのコントロールが設けられてもよく、ユーザが該コントロールをトリガした後、アプリケーション1は、領域1051に全てのコントロールを展示してもよい。別の幾つかの実施例では、ユーザが領域1051においてスワイプ操作を実行した後、アプリケーション1は、非表示にされたコントロールを領域1051に展示してもよい。
【0089】
ここで、領域1052は、パターン1を採用して領域1051における各コントロールにバインドされたバーチャルライブルームセット(バーチャルライブルームリストと呼ばれてもよい)を展示するためのものであり、例えば、領域1051においてコントロール1051aが選択されると、領域1052にコントロール1051aにバインドされた全てのタイプのバーチャルライブルームセットを表示してもよく、又は領域1051におけるコントロール1051bが選択されると、領域1052にコントロール1051bにバインドされたショッピングタイプのバーチャルライブルームセットを表示してもよい。また、選択されたコントロールを領域1051に強調表示又は太く表示してもよい。
【0090】
また、アプリケーション1は、バーチャルライブルームセットにおけるバーチャルライブルームのタイプに基づいて、バーチャルライブルームの異なるデータを展示してもよい。各コントロールにバインドされたバーチャルライブルームセットにおけるバーチャルライブルームは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。各バーチャルライブルームセットにおけるバーチャルライブルームの数は、携帯電話の画面における領域1052のサイズに基づいて設定されればよく、本開示はこれについて限定しない。
【0091】
幾つかの実施例では、
図3Bに示すように、ユーザ1が領域1051においてコントロール1051aを選択した場合、領域1052には、パターン1を採用したカード1052a、カード1052b、カード1052c及びカード1052dが含まれてもよい。
【0092】
ここで、カード1052aは、一般タイプのバーチャルライブルームの、現在の視聴人数、ジャケット画像又はライブ配信リアルタイム画面、タイトル(文字で全部を展示、またはサムネイルで展示してもよい)、対応するユーザのアカウントアバター、対応するユーザのアカウントニックネーム、認証識別子などのデータを展示するためのものである。
【0093】
ここで、カード1052bは、ショッピングタイプのバーチャルライブルームの、現在の視聴人数、ジャケット画像又はライブ配信リアルタイム画面、タイトル(文字で全部を展示、またはサムネイルで展示してもよい)、対応するユーザのアカウントアバター、対応するユーザのアカウントニックネーム、認証識別子、リアルタイムで販売されている商品情報(例えば、一部の商品を選択順に展示し、残りの商品を商品発売順にカートに展示する)、リアルタイムで販売されている商品数などのデータを展示するためのものである。
【0094】
ここで、カード1052cは、クイズタイプのバーチャルライブルームの、例えば、現在の視聴人数、タイトル(文字で全部を展示、またはサムネイルで展示してもよい)、対応するユーザのアカウントアバター、対応するユーザのアカウントニックネーム、認証識別子、リアルタイムのクイズ問題などのデータを展示するためのものである。
【0095】
ここで、カード1052dは、インタラクションタイプのバーチャルライブルームの、例えば、現在の視聴人数、ジャケット画像又はライブ配信リアルタイム画面、タイトル(文字で全部を展示、またはサムネイルで展示してもよい)、対応するユーザのアカウントアバター、対応するユーザのアカウントニックネーム、認証識別子、インタラクションするユーザのアカウントアバター、インタラクションするユーザのアカウントニックネームなどのデータを展示するためのものである。
【0096】
図3Cにおいて、ユーザインターフェース12には、
図3Bに示されるユーザインターフェース11における領域105が含まれてもよく、具体的な実装形態は前述の説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。説明の便宜上、本開示は、
図3Bのユーザインターフェース11に展示されるライブ配信ページを例にして、後の内容を説明する。
【0097】
2.2、ライブ配信ページにパターン1を採用したバーチャルライブルームを更新
アプリケーション1がユーザ1が
図3Bに示されるユーザインターフェース11においてトリガした更新操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図3Bに示されるユーザインターフェース11に示されるバーチャルライブルームを更新してもよい。ここで、本開示は、前記更新操作の具体的な実装形態を限定するものではない。
A、ライブ配信ページにもっと多くのバーチャルライブルームをロードする
【0098】
ユーザがコントロール1051aを選択した後、コントロール1051aにバインドされたバーチャルライブルームをロードする場合、アプリケーション1がユーザ1が
図3Bに示される領域1052の空き位置において実行した上へスワイプしたような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図3Dに例示的に示されるユーザインターフェース13を携帯電話に表示してもよい。ユーザインターフェース13は、ライブ配信ページにもっと多くのバーチャルライブルーム、例えば、カード1052eに対応するバーチャルライブルーム、およびカード1052fに対応するバーチャルライブルームを展示するためのものである。
【0099】
よって、ユーザインターフェース11には、カード1052a、カード1052b、カード1052c及びカード1052dが展示される。アプリケーション1がロードして、それぞれカード1052e及びカード1052fに対応する2つのバーチャルライブルームを得る場合、ユーザインターフェース13にはカード1052c、カード1052d、カード1052e及びカード1052fが順次展示される。
【0100】
説明する必要があるのは、ライブ配信ページにそれ以上のバーチャルライブルームが存在しないまで下へスワイプした場合、アプリケーション1は、もはやそれ以上のバーチャルライブルームを表示しない。
【0101】
以上のように、アプリケーション1は、ユーザがライブ配信ページにおいてもっと多くのバーチャルライブルームをロードする操作をトリガすると、もっと多くのバーチャルライブルームをロードすることができ、バーチャルライブルームの展示確率を増加させる。
B、ライブ配信ページに1つのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュする
【0102】
ユーザがコントロール1051aを選択した後、コントロール1051aにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュするとき、アプリケーション1がユーザ1が
図3Bに示される領域1051において実行した例えばコントロール1051aをダブルタップしたような操作を受け付け、又は、アプリケーション1がユーザ1が
図3Bに示される領域1052の空き位置において実行した例えば下へスワイプしたような操作を受け付けると、ライブ配信ページにおけるリフレッシュされたバーチャルライブルームのリフレッシュ数(例えば、1)が領域1052に展示されるバーチャルライブルームの予め設定された値(例えば、4)よりも小さい場合、アプリケーション1は、
図3Eに例示的に示されるユーザインターフェース14を携帯電話に表示してもよい。ライブ配信ページにおけるリフレッシュされたバーチャルライブルームのリフレッシュ数が領域1052に展示されるバーチャルライブルームの予め設定された値以上である場合、アプリケーション1は、
図3Fに例示的に示されるユーザインターフェース15を携帯電話に表示してもよい。ユーザインターフェース14とユーザインターフェース15は、ライブ配信ページにおけるリフレッシュされたバーチャルライブルームを展示するためのものであり、且つユーザインターフェース15には、ユーザインターフェース14と異なるリフレッシュされたバーチャルライブルームが表示される。
【0103】
ここで、リフレッシュされたバーチャルライブルームを、ライブ配信状態が変化し、例えば、ライブ配信未開始状態からライブ配信開始状態へ変化し、且つ/又はライブ配信開始状態からライブ配信終了状態へ変化したバーチャルライブルームとして捉えることができる。また、ユーザ1がタイムリーにリフレッシュされたバーチャルライブルームを視聴できるように、リフレッシュされたバーチャルライブルームの表示位置は、通常、領域1052に表示されていたバーチャルライブルームの前に位置している(例えば、ライブ配信ページの開始位置からバーチャルライブルームを表示する)。
【0104】
説明する必要があるのは、ユーザインターフェース14及びユーザインターフェース15は、ライブ配信状態がライブ配信開始状態からライブ配信終了状態になったバーチャルライブルームを非表示にして、ライブ配信開始状態にあるバーチャルライブルームを表示してもよい。また、ライブ配信ページにリフレッシュされたバーチャルライブルームが存在しない場合、アプリケーション1は、引き続きユーザインターフェース11を表示してもよい。また、ライブ配信ページにリフレッシュされたバーチャルライブルームが存在しないまで上へスワイプ又はダブルタップした場合、アプリケーション1は、もはやリフレッシュされたバーチャルライブルームを表示しない。
【0105】
よって、ユーザインターフェース11には、カード1052a、カード1052b、カード1052c及びカード1052dが展示される。アプリケーション1がリフレッシュして、カード1052gに対応する1つのバーチャルライブルームを得る場合、ユーザインターフェース14には、カード1052g、カード1052a、カード1052b及びカード1052cが順次展示される。そのうち、カード1052gは、現在のライブ配信ページにおける開始位置に表示され、カード1052a、カード1052b及びカード1052cは、カード1052gの表示位置の後に順次表示される。アプリケーション1がリフレッシュして、それぞれカード1052h、カード1052i、カード1052j及びカード1052kに対応する4つのバーチャルライブルームを得る場合、ユーザインターフェース15にはカード1052h、カード1052i、カード1052j及びカード1052kが順次展示される。
【0106】
以上の通り、アプリケーション1は、ユーザがライブ配信ページにおいてバーチャルライブルームをリフレッシュする操作をトリガすると、1つのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュすることができ、ライブ配信ページにリフレッシュされたバーチャルライブルームをタイムリーに表示することを容易にする。
【0107】
C、ライブ配信ページに異なるコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュ
アプリケーション1がユーザ1が
図3Bに示される領域1051において実行した例えばコントロール1051bをタップしたような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図3Gに例示的に示されるユーザインターフェース16を携帯電話に表示してもよい。ユーザインターフェース16は、ライブ配信ページにコントロール1051bに対応するショッピングタイプのバーチャルライブルーム、例えば、カード1052lに対応するバーチャルライブルーム、カード1052mに対応するバーチャルライブルーム、カード1052nに対応するバーチャルライブルーム及びカード1052oに対応するバーチャルライブルームを展示するためのものである。
【0108】
よって、ユーザインターフェース11には、カード1052a、カード1052b、カード1052c及びカード1052dが展示される。アプリケーション1がリフレッシュして、それぞれカード1052l、カード1052m、カード1052n及びカード1052oに対応する4つのバーチャルライブルームを得る場合、ユーザインターフェース16にはカード1052l、カード1052m、1052n及びカード1052oが順次展示される。
【0109】
以上のように、アプリケーション1は、ユーザが別のコントロールにバインドされたバーチャルライブルームを表示する操作をトリガすると、ライブ配信ページにおいて1つのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームを別のコントロールにバインドされたバーチャルライブルームに切り替えることができ、ライブ配信ページに各タイプのバーチャルライブルームを展示することを容易にする。
【0110】
説明する必要があるのは、ユーザインターフェース16は、ユーザインターフェース11と同じ更新操作を用いて、バーチャルライブルームのロード、リフレッシュ及び切替表示を実現してもよく、具体的な実装形態は前述の説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。
【0111】
2.3、ライブ配信ページからパターン1を採用した1つのバーチャルライブルームの再生ページにジャンプ
アプリケーション1がユーザ1が
図3Bに示される領域1052において実行した例えばカード1052aをタップしたような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図3Hに例示的に示されるユーザインターフェース30を携帯電話に表示してもよい。ユーザインターフェース30は、カード1052aに対応するバーチャルライブルームのライブ配信画面にアクセスするためのものである。
【0112】
また、ユーザインターフェース30は、さらに、別のバーチャルライブルームのライブ配信画面にアクセスするために用いられる。幾つかの実施例では、アプリケーション1がユーザが
図3Hに示されるユーザインターフェース30において実行した例えば上へスワイプ又は下へスワイプしたような操作を受け付けると、アプリケーション1は、別のバーチャルライブルームのライブ配信画面を表示してもよい。
【0113】
以上のように、アプリケーション1は、ユーザがライブ配信ページにおいて1つのバーチャルライブルームの操作をトリガすると、再生ページに該バーチャルライブルームのライブ配信画面を表示することができ、バーチャルライブルームのライブ配信画面をユーザに容易に展示する。パターン2が情報パターンである場合、アプリケーション1がバーチャルライブルームを展示するプロセスは、以下のことを含んでもよい。
【0114】
3.1、ライブ配信ページにパターン2を採用したバーチャルライブルームを表示
アプリケーション1が、ユーザ1が
図3Aに示されるユーザインターフェース10においてコントロール103をトリガした操作を受け付けると、アプリケーション1においてライブ配信開始状態)にあるユーザ1がフォローする他のユーザ(即ち、他のユーザのバーチャルライブルームが存在する場合、アプリケーション1は、
図4Aに例示的に示されるユーザインターフェース21を携帯電話に表示してもよい。アプリケーション1においてユーザ1がフォローする他のユーザが存在しない場合(即ち、他のユーザのバーチャルライブルーム)、アプリケーション1は、
図4Bに例示的に示されるユーザインターフェース22を携帯電話に表示してもよい。ここで、ユーザインターフェース21とユーザインターフェース22は、ライブ配信ページにおいてパターン2のバーチャルライブルームを展示するためのものである。
【0115】
説明する必要があるのは、ライブ配信開始状態にあるバーチャルライブルームを表示することに加えて、ユーザインターフェース21とユーザインターフェース22には、アプリケーション1においてユーザ1がフォローするライブ配信終了状態にあるバーチャルライブルームを表示してもよい。
【0116】
図4Aにおいて、ユーザインターフェース21には、領域104と領域105とが含まれてもよい。
【0117】
ここで、
図4Aにおける領域104の具体的な実装形態は、
図3Bにおける領域104の説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。
【0118】
ここで、
図4Aにおける領域105には、領域1051と領域1053とが含まれてもよい。
【0119】
説明する必要があるのは、バーチャルライブルームが異なるパターンで展示されること以外は、
図4Aにおける領域105の具体的な実装形態は、
図3Bにおける領域105の説明を参照すればよく、
図4Aにおける領域1051の具体的な実装形態は、
図3Bにおける領域1051の説明を参照すればよく、
図4Aにおける領域1053の具体的な実装形態は、
図3Bにおける領域1052の説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。
【0120】
幾つかの実施例では、
図4Aに示すように、ユーザ1が領域1051においてコントロール1051aを選択した場合、領域1053には、パターン2を採用したオプション1053a、オプション1053b、オプション1053c及びオプション1053dが含まれてもよい。
【0121】
ここで、オプション1053aは、一般タイプのバーチャルライブルームの、例えば現在の視聴人数、タイトル(文字で全部を展示、またはサムネイルで展示してもよい)、対応するユーザのアカウントアバター、対応するユーザのアカウントニックネーム、認証識別子などのデータを展示するためのものである。
【0122】
ここで、オプション1053bは、ショッピングタイプのバーチャルライブルームの、例えば現在の視聴人数、タイトル(文字で全部を展示、またはサムネイルで展示してもよい)、対応するユーザのアカウントアバター、対応するユーザのアカウントニックネーム、認証識別子、展示中識別子、リアルタイムで販売されている商品情報(例えば、一部の商品を選択順に展示し、残りの商品を商品発売順にカートに展示する)、リアルタイムで販売されている商品数などのデータを展示するためのものである。
【0123】
ここで、オプション1053cは、クイズタイプのバーチャルライブルームの、例えば現在の視聴人数、タイトル(文字で全部を展示、またはサムネイルで展示してもよい)、対応するユーザのアカウントアバター、対応するユーザのアカウントニックネーム、認証識別子、質疑応答中識別子、リアルタイムのクイズ問題などのデータを展示するためのものである。
【0124】
ここで、オプション1053dは、インタラクションタイプのバーチャルライブルームの、例えば現在の視聴人数、タイトル(文字で全部を展示、またはサムネイルで展示してもよい)、対応するユーザのアカウントアバター、対応するユーザのアカウントニックネーム、認証識別子、ボイスチャット中識別子、インタラクションするユーザのアカウントアバター、インタラクションするユーザのアカウントニックネームなどのデータを展示するためのものである。
【0125】
図4Bにおいて、ユーザインターフェース22には、
図4Aに示されるユーザインターフェース21における領域105が含まれてもよく、具体的な実装形態は前述の説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。説明の便宜上、本開示は、
図4Aのユーザインターフェース21に展示されるライブ配信ページを例にして、後の内容を説明する。
【0126】
3.2、ライブ配信ページにパターン2を採用したバーチャルライブルームを更新
アプリケーション1がユーザ1が
図4Aに示されるユーザインターフェース21においてトリガした更新操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図4Aに示されるユーザインターフェース21に示されるバーチャルライブルームを更新してもよい。ここで、本開示は、前記更新操作の具体的な実装形態を限定するものではない。
【0127】
A、ライブ配信ページにもっと多くのバーチャルライブルームをロード
ユーザがコントロール1051aを選択した後、コントロール1051aにバインドされたバーチャルライブルームをロードする場合、アプリケーション1がユーザ1が
図4Aに示される領域1053の空き位置において実行した例えば上へスワイプしたような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図4Cに例示的に示されるユーザインターフェース23を携帯電話に表示してもよい。ユーザインターフェース23は、ライブ配信ページにもっと多くのバーチャルライブルーム、例えば、オプション1053eに対応するバーチャルライブルームおよびオプション1053fに対応するバーチャルライブルームを展示するためのものである。
【0128】
よって、ユーザインターフェース21には、オプション1053a、オプション1053b、オプション1053c及びオプション1053dが展示される。アプリケーション1がロードして、それぞれカード1053e及びカード1053fに対応する2つのバーチャルライブルームを得る場合、ユーザインターフェース23にはオプション1053c、オプション1053d、オプション1053e及びオプション1053fが順次展示される。
【0129】
説明する必要があるのは、ライブ配信ページにそれ以上のバーチャルライブルームが存在しないまで下へスワイプした場合、アプリケーション1は、もはやそれ以上のバーチャルライブルームを表示しない。
【0130】
以上のように、アプリケーション1は、ユーザがライブ配信ページにおいてもっと多くのバーチャルライブルームをロードする操作をトリガすると、もっと多くのバーチャルライブルームをロードすることができ、バーチャルライブルームの展示確率を増加させる。
【0131】
B、ライブ配信ページに1つのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュ
ユーザがコントロール1051aを選択した後コントロール1051aにバインドされたバーチャルライブルームを更新するとき、アプリケーション1がユーザ1が
図4Aに示される領域1051において実行した例えばコントロール1051aをダブルタップしたような操作を受け付け、又は、アプリケーション1がユーザ1が
図4Aに示される領域1053の空き位置において実行した例えば下へスワイプしたような操作を受け付けると、ライブ配信ページにおけるリフレッシュされたバーチャルライブルームのリフレッシュ数(例えば、1)が領域1053に展示されるバーチャルライブルームの予め設定された値(例えば、4)よりも小さい場合、アプリケーション1は、
図4Dに例示的に示されるユーザインターフェース24を携帯電話に表示してもよい。ライブ配信ページにおけるリフレッシュされたバーチャルライブルームのリフレッシュ数が領域1053に展示されるバーチャルライブルームの予め設定された値以上である場合、アプリケーション1は、
図4Eに例示的に示されるユーザインターフェース25を携帯電話に表示してもよい。ユーザインターフェース24とユーザインターフェース25は、ライブ配信ページにおけるリフレッシュされたバーチャルライブルームを展示するためのものであり、且つユーザインターフェース25には、ユーザインターフェース24と異なるリフレッシュされたバーチャルライブルームが表示される。
【0132】
ここで、リフレッシュされたバーチャルライブルームを、ライブ配信状態が変化し、例えば、ライブ配信未開始状態からライブ配信開始状態へ変化し、且つ/又はライブ配信開始状態からライブ配信終了状態へ変化したバーチャルライブルームとして捉えることができる。また、ユーザ1がタイムリーにリフレッシュされたバーチャルライブルームを視聴できるように、リフレッシュされたバーチャルライブルームの表示位置は、通常、領域1053に表示されていたバーチャルライブルームの前に位置している(例えば、ライブ配信ページの開始位置からバーチャルライブルームを表示する)。
【0133】
説明する必要があるのは、ユーザインターフェース24及びユーザインターフェース25は、ライブ配信状態がライブ配信開始状態からライブ配信終了状態になったバーチャルライブルームを非表示にして、前記バーチャルライブルームの削除を実現し、ライブ配信開始状態にあるバーチャルライブルームを表示してもよい。また、ライブ配信ページにリフレッシュされたバーチャルライブルームが存在しない場合、アプリケーション1は、引き続きユーザインターフェース21を表示してもよい。また、ライブ配信ページにリフレッシュされたバーチャルライブルームが存在しないまで上へスワイプ又はダブルタップした場合、アプリケーション1は、もはやリフレッシュされたバーチャルライブルームを表示しない。
【0134】
よって、ユーザインターフェース21には、オプション1053a、オプション1053b、オプション1053c及びオプション1053dが展示される。アプリケーション1がリフレッシュして、カード1053gに対応する1つのバーチャルライブルームを得る場合、ユーザインターフェース24には、オプション1053g、オプション1053a、オプション1053b及びオプション1053cが順次展示される。そのうち、カード1053gは、現在のライブ配信ページにおける開始位置に表示され、カード1053a、カード1053b、カード1053cは、カード1053gの表示位置の後に順次表示される。アプリケーション1がリフレッシュして、それぞれカード1053h、カード1053i、カード1053j及びカード1053kに対応する4つのバーチャルライブルームを得る場合、ユーザインターフェース25にはオプション1053h、オプション1053i、オプション1053j及びオプション1053kが順次展示される。
【0135】
以上の通り、アプリケーション1は、ユーザがライブ配信ページにおいてバーチャルライブルームをリフレッシュする操作をトリガすると、1つのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュすることができ、ライブ配信ページにリフレッシュされたバーチャルライブルームをタイムリーに表示することを容易にする。
C、ライブ配信ページに異なるコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュする
【0136】
アプリケーション1がユーザ1が
図4Aに示される領域1051において実行した例えばコントロール1051bをタップしたような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図4Fに例示的に示されるユーザインターフェース26を携帯電話に表示してもよい。ユーザインターフェース26は、ライブ配信ページにコントロール1051bに対応するショッピングタイプのバーチャルライブルーム、例えば、オプション1053lに対応するバーチャルライブルーム、オプション1053mに対応するバーチャルライブルーム、オプション1053nに対応するバーチャルライブルーム、及びオプション1053oに対応するバーチャルライブルームを展示するためのものである。
【0137】
よって、ユーザインターフェース21には、オプション1053a、オプション1053b、オプション1053c及びオプション1053dが展示される。アプリケーション1がリフレッシュして、それぞれカード1053l、カード1053m、カード1053n及びカード1053oに対応する4つのバーチャルライブルームを得る場合、ユーザインターフェース26にはオプション1053l、オプション1053m、オプション1053n及びオプション1053oが順次展示される。
【0138】
以上のように、アプリケーション1は、ユーザが別のコントロールにバインドされたバーチャルライブルームを表示する操作をトリガすると、ライブ配信ページにおいて1つのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームを別のコントロールにバインドされたバーチャルライブルームに切り替えることができ、ライブ配信ページに各タイプのバーチャルライブルームを表示することを容易にする。
【0139】
説明する必要があるのは、ユーザインターフェース26は、ユーザインターフェース21と同じ更新操作を用いて、バーチャルライブルームのロード、リフレッシュ及び切替表示を実現してもよく、具体的な実装形態は前述の説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。
【0140】
3.3、ライブ配信ページからパターン2を採用した1つのバーチャルライブルームの再生ページにジャンプ
アプリケーション1がユーザ1が
図4Aに示される領域1053において実行した例えばオプション1053aをタップしたような操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図3Hに例示的に示されるユーザインターフェース30を携帯電話に表示してもよい。ユーザインターフェース30は、オプション1053aに対応するバーチャルライブルームのライブ配信画面にアクセスするためのものである。
【0141】
また、ユーザインターフェース30は、さらに、別のバーチャルライブルームのライブ配信画面にアクセスするために用いられる。幾つかの実施例では、アプリケーション1がユーザが
図3Hに示されるユーザインターフェース30において実行した例えば上へスワイプ又は下へスワイプしたような操作を受け付けると、アプリケーション1は、別のバーチャルライブルームのライブ配信画面を表示してもよい。
【0142】
以上のように、アプリケーション1は、ユーザ1がライブ配信ページにおいて1つのバーチャルライブルームにアクセスする操作をトリガすると、再生ページにバーチャルライブルームのライブ配信画面を表示することができ、バーチャルライブルームのライブ配信画面をユーザに容易に展示する。
【0143】
図3A~
図3H及び
図4A~
図4Fの実施例の説明に基づいて、アプリケーション1は、ディスカバーページを介してライブ配信ページにアクセスことができる。ユーザがバーチャルライブルームのインタラクション操作をトリガすると、ライブ配信ページにおいてインタラクション操作にバインドされたバーチャルライブルームの初回表示、リフレッシュ表示、又はもっと多くロードなどの描画論理を実現することができる。
【0144】
シーン2
シーン2では、クライアントは、ライブ配信ページをメッセージページに集約することができる。ここで、ライブ配信ページは、バーチャルライブルームを表示するためのものであり、メッセージページは、ユーザがクライアントにおいて受信したメッセージ、例えば、クライアントが送信したシステムメッセージ、ユーザがクライアントでフォローしているユーザが送信したメッセージ、又はユーザがクライアントでフォローしていないユーザが送信したメッセージなどを表示するためのものである。
【0145】
図5A~
図5Cを参照する。
図5A~
図5Cは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
1、ライブ配信ページのエントリ
【0146】
携帯電話が縦画面状態にある場合、携帯電話の画面には、
図5Aに示されるユーザインターフェース40が表示されてもよい。ユーザインターフェース40は、アプリケーション1におけるメッセージページを表示するためのものである。
【0147】
ここで、ユーザインターフェース40には、ユーザがユーザインターフェース40からコントロール201をトリガできることを示すためのコントロール201が含まれる。ここで、コントロール201は、ライブ配信ページの表示をトリガするためのものである。
2、ライブ配信ページがパターン1を採用してバーチャルライブルームを表示する
【0148】
アプリケーション1が、ユーザ1が
図5Aに示されるユーザインターフェース40においてコントロール101をトリガした操作を受け付けると、アプリケーション1においてライブ配信開始状態にあるユーザ1がフォローする他のユーザ(即ち、他のユーザのバーチャルライブルーム)が存在する場合、アプリケーション1は、
図5Bに例示的に示されるユーザインターフェース51を携帯電話に表示してもよい。ユーザインターフェース51は、ライブ配信ページにパターン1のバーチャルライブルームを展示するためのものである。
【0149】
ここで、ユーザインターフェース51の具体的な実装形態は、
図3Bに示されるユーザインターフェース11の説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。
【0150】
3、ライブ配信ページがパターン2を採用してバーチャルライブルームを表示
アプリケーション1が、ユーザ1が
図5Aに示されるユーザインターフェース40においてコントロール101をトリガした操作を受け付けると、アプリケーション1においてライブ配信開始状態にあるユーザ1がフォローする他のユーザ(即ち、他のユーザのバーチャルライブルーム)が存在する場合、アプリケーション1は、
図5Cに例示的に示されるユーザインターフェース52を携帯電話に表示してもよい。ユーザインターフェース52は、ライブ配信ページにパターン2のバーチャルライブルームを展示するためのものである。
【0151】
ここで、ユーザインターフェース52の具体的な実装形態は、
図4Aに示されるユーザインターフェース21の説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。
【0152】
また、
図5Bと
図5Cには、ユーザがユーザインターフェース51又はユーザインターフェース52からオプション201をトリガできることを示すためのコントロール201がさらに含まれてもよい。ここで、コントロール201は、ユーザインターフェース40へ戻ることをトリガするためのものであり、メッセージページの表示を実現することができる。
【0153】
それにより、アプリケーション1が、ユーザ1が
図5Bに示されるユーザインターフェース51においてコントロール201をトリガした操作を受け付け、又は、アプリケーション1が、ユーザ1が
図5Cに示されるユーザインターフェース52においてコントロール201をトリガした操作を受け付けると、アプリケーション1は、
図5Aに例示的に示されるユーザインターフェース40を携帯電話に表示することができる。
【0154】
図5A~
図5Cの実施例の説明に基づいて、アプリケーション1は、メッセージページを介してライブ配信ページにアクセスことができる。ユーザがライブ配信ページにおいてバーチャルライブルームのインタラクション操作をトリガすると、ライブ配信ページにおいてインタラクション操作にバインドされたバーチャルライブルームの初回表示、リフレッシュ表示、又はもっと多くロードなどの描画論理を実現することができる。
【0155】
また、
図3B、
図3D~
図3H、
図4A、
図3C~
図4F及び
図5B~
図5Cに示される領域104におけるバーチャルライブルームは、
図3B、
図3D~
図3H、
図4A、
図3C~
図4F及び
図5B~
図5Cに示される領域105におけるバーチャルライブルームの更新時に更新してもよいし、予め設定された時間長に従って更新してもよく、本開示はこれについて限定しない。幾つかの実施例では、領域104におけるバーチャルライブルームがライブ配信終了状態にあるとき、非表示にして、上述のバーチャルライブルームの削除を実現してもよい。
【0156】
説明する必要があるのは、ライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームを更新することに加えて、クライアントは、ライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームのライブ配信内容が変化すると、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームのライブ配信内容を更新表示してもよい。
【0157】
ここで、クライアントは、ライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームのライブ配信内容をサーバから能動的に取得してもよい。又は、サーバは、ライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームのライブ配信内容が変化すると、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームのライブ配信内容をクライアントに送信してもよい。
【0158】
幾つかの実施例では、ショッピングタイプのバーチャルライブルームのライブ配信内容が変化すると、クライアントは、バーチャルライブルームのライブ配信画面及び/又は商品情報をリアルタイムで更新表示してもよい(例えば、
図3Bを例にして、1052bにおける商品カードをリアルタイムで更新してもよい)。
【0159】
別の幾つかの実施例では、クイズタイプのバーチャルライブルームのライブ配信内容が変化すると、クライアントは、バーチャルライブルームのライブ配信画面及び/又は質問情報を更新表示してもよい(例えば、
図3Bを例にして、105cにおける質問の内容をリアルタイムで更新してもよい)。
【0160】
シーン1及びシーン2に関する前の説明に基づいて、本開示の実施例は、
図1と
図2におけるサーバとクライアントを例にして、図面と応用場面とを参照して、本開示によるバーチャルライブルームの表示方法を詳細に説明する。
【0161】
図6を参照する。
図6は、本開示の実施例によるバーチャルライブルームの表示方法のシグナリングインタラクション図である。
図6に示すように、本開示によるバーチャルライブルームの表示方法は、以下のステップを含み得る。
【0162】
S101:クライアントは、ユーザが第1のライブ配信ページで実行した第1の操作を受け付ける。
【0163】
クライアントは、端末機器の画面に第1のライブ配信ページを表示することができる。ここで、第1のライブ配信ページは、クライアントにおけるライブ配信ページであり、バーチャルライブルームを表示するためのものである。
【0164】
ここで、本開示は、第1のライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームのタイプと表示形態を限定するものではない。幾つかの実施例では、第1のライブ配信ページは、ライブ配信開始状態にあるバーチャルライブルームを展示して、ユーザがライブ配信開始状態にあるバーチャルライブルームにアクセスしてリアルタイムインタラクションを行うことを容易にすることができる。
【0165】
ユーザは、端末機器の画面においてタップ、ダブルタップ、長押し、スワイプなどのタイプの第1の操作を実行してもよい。それにより、端末機器は、第1の操作を第1の操作に対応するコマンドに変換してクライアントに送信する。
【0166】
S102:クライアントが第1の操作にバインドされた、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子を含むルーム識別子セットを決定する。
【0167】
第1の操作に対応するコマンドを受信すると、クライアントは、第1の操作によって表される初回表示、リフレッシュ表示、又はもっと多くロードする操作などの描画論理に基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルーム、即ち、第1の操作にバインドされたバーチャルライブルームを決定し、バーチャルライブルームとルーム識別子との間のマッピング関係に基づいて、第1の操作にバインドされたルーム識別子セットを決定することができる。
【0168】
ここで、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームは、1つ又は複数のバーチャルライブルームであってもよく、且つ更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームと第1の操作との間にはバインド関係があり、第1の操作のトリガ位置及び/又はトリガタイプなどのパラメータに基づいてバインドしてもよい。
【0169】
S103:クライアントは、サーバにルーム識別子セットを送信する。
【0170】
S104:サーバは、ルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係に基づいて、ルーム識別子セットに対応する状態内容セットを決定し、ルーム状態は、バーチャルライブルームのライブ配信状態及び/又はライブ配信内容状態を含み、関連情報は、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム状態とライブ配信内容を示すためのものであり、状態内容セットには、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報とが含まれる。
【0171】
S105:サーバは、クライアントに状態内容セットを送信する。
【0172】
第1の操作にバインドされたルーム識別子セットを決定した後、クライアントは、サーバに第1の操作にバインドされたルーム識別子セットを送信することにより、現在の更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの関連情報を取得し、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのリアルタイム展示を実現することができる。
【0173】
第1の操作にバインドされたルーム識別子セットを受信した後、サーバは、ルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係に基づいて、ルーム識別子セットにおける各ルーム識別子にマッピングされるルーム状態を決定し、前記ルーム状態にマッピングされるバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報に基づいて、ルーム識別子セットに対応する状態内容セットを決定することができる。
【0174】
それにより、サーバは、状態内容セットをクライアントに送信することができる。それにより、クライアントは、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの関連情報をタイムリーに更新することができる。ここで、本開示は、サーバが状態内容セットを伝送する具体的な実装形態を限定するものではない。
【0175】
ここで、バーチャルライブルームの関連情報は、バーチャルライブルームのルーム状態とライブ配信内容を示すために用いられてもよい。
【0176】
幾つかの実施例では、バーチャルライブルームの関連情報は、ルーム状態を含んでもよい。例えば、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちの1つのバーチャルライブルームがライブ配信開始状態からライブ配信終了状態になった場合、バーチャルライブルームの関連情報は、該バーチャルライブルームのライブ配信終了状態を含んでもよい。
【0177】
又は、バーチャルライブルームの関連情報は、ライブ配信内容を含んでもよい。例えば、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちの1つのバーチャルライブルームが依然としてライブ配信開始状態にあり、且つ該バーチャルライブルームのライブ配信内容が変化した場合、バーチャルライブルームの関連情報は、該バーチャルライブルームのライブ配信内容を含んでもよい。
【0178】
又は、バーチャルライブルームの関連情報は、ルーム状態とライブ配信内容を含んでもよい。例えば、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちの1つのバーチャルライブルームがライブ配信未開始状態からライブ配信開始状態になり、且つ該バーチャルライブルームのライブ配信内容が変化した場合、バーチャルライブルームの関連情報は、該バーチャルライブルームのライブ配信内容を含んでもよい。
【0179】
幾つかの実施例では、サーバは、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々のルーム識別子と関連情報をクライアントに伝送してもよい。
【0180】
別の幾つかの実施例では、サーバは、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのルーム状態が変化したバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報をクライアントに伝送してもよい。
【0181】
例えば、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのバーチャルライブルームは、ライブ配信未開始状態、ライブ配信開始状態にあり、又はライブ配信開始状態からライブ配信終了状態に変化する可能性がある。従って、クライアントにおけるライブ配信ページにライブ配信開始状態にあるバーチャルライブルームが展示されるとき、サーバは、ライブ配信状態がライブ配信未開始状態からライブ配信開始状態になったバーチャルライブルームのルーム識別子、ライブ配信状態とライブ配信内容をクライアントに送信し、ライブ配信状態がライブ配信開始状態からライブ配信終了状態になったバーチャルライブルームのルーム識別子とルーム状態をクライアントに送信し、ライブ配信開始状態にあり、且つライブ配信内容状態が変化したバーチャルライブルームのルーム識別子とライブ配信内容をクライアントに送信してもよい。それにより、サーバとクライアントとの間のデータ伝送量が低減される。
【0182】
S106:クライアントは、状態内容セットに基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個(Nは正の整数)のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示する。
【0183】
状態内容セットを受信すると、クライアントは、状態内容セットに含まれる更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報に基づいて、第1のライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームに対して初回表示、リフレッシュ表示、又はもっと多くロードなどの描画論理を行ってもよい。
【0184】
それにより、クライアントは、第1の操作によって表される描画論理及びバーチャルライブルームの表示ポリシーに従って、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームからN個のバーチャルライブルームを決定し、端末機器の画面においてN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示し、N個のバーチャルライブルームの関連情報をロードすることができる。
【0185】
ここで、第1のライブ配信ページは、更新前のライブ配信ページであり、第2のライブ配信ページは、更新されたライブ配信ページであり、第2のライブ配信ページと第1のバーチャルライブルームの展示内容とは一部重複してもよいし、全部異なっていてもよい。更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの数は、Nと同じであってもよいし、異なっていてもよく、第1の操作に対応する描画論理と表示ポリシーとに基づいて決定されてもよい。本開示でいう表示ポリシーは、バーチャルライブルームの端末機器の画面における表示領域や表示数などのパラメータを決定するためのものであり、端末機器の画面の大きさ、バーチャルライブルームのルーム状態、バーチャルライブルームのページ位置、及びクライアントのライブ配信ページに展示されるバーチャルライブルームの数などのパラメータに基づいて設定されることができる。
【0186】
また、上記の操作を容易にするために、クライアントは、状態内容セットを格納してもよい。
【0187】
本開示によるバーチャルライブルームの表示方法は、バーチャルライブルームのルーム識別子により、クライアントとサーバとの間のデータやり取りを実現する。ユーザがライブ配信ページにおいてインタラクション操作をトリガすると、クライアントは、インタラクション操作にバインドされた更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子を決定し、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子をサーバに送信し得る。サーバは、バーチャルライブルームのルーム識別子により、相応なルーム状態変化に対応するバーチャルライブルームの関連情報を照会する。サーバは、バーチャルライブルームの関連情報をクライアントに送信する。それにより、クライアントは、バーチャルライブルームの関連情報を迅速に特定、修正し、ライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームの更新及び各バーチャルライブルームにおけるデータのリフレッシュをタイムリーに実現することができる。それにより、バーチャルライブルームの関連情報を照会するのに要する時間を最適化し、電子機器のオペレーティングシステムがライブ配信ページを更新することに起因する負荷を軽減する。従って、ユーザがライブ配信ページのインタラクション操作をトリガすると、クライアントは、ライブ配信ページにおけるバーチャルライブルーム及びバーチャルライブルームにおける関連情報を迅速に更新することができる。それによって、ユーザは、バーチャルライブルームにおけるデータの更新状況を迅速に取得することができ、アプリケーションを利用する体験感が向上する。
【0188】
ステップS106の実施例の説明に基づいて、クライアントは、様々な方式を採用して、状態内容セットに基づいて、N個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することができる。
【0189】
図7を参照する。
図7は、本開示の実施例によるバーチャルライブルームの表示方法のフローチャートを示す図である。
図7に示すように、本開示によるバーチャルライブルームの表示方法は、以下のステップを含み得る。
【0190】
S201:クライアントは、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々のルーム状態に基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々のページ位置を決定する。
【0191】
クライアントは、バーチャルライブルームのルーム状態に基づいて、バーチャルライブルームの表示ポリシーと併せて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々の位置をソートし、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々のページ位置を得る。
【0192】
幾つかの実施例では、バーチャルライブルームの表示ポリシーは、以下の表示ポリシーを含んでもよいが、それらに限定されない。即ち、ライブ配信状態がライブ配信未開始状態からライブ配信終了状態になったバーチャルライブルームを、表示されたバーチャルライブルームの前に表示してもよい。ライブ配信内容状態が変化したバーチャルライブルームを、ライブ配信内容状態が変化していなく、且つライブ配信開始状態にあるバーチャルライブルームの前に表示してもよい。ライブ配信状態がライブ配信開始状態からライブ配信終了状態になったバーチャルライブルームを非表示にして、前記バーチャルライブルームの削除を実現してもよい。
【0193】
S202:クライアントは、各バーチャルライブルームのページ位置に基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームからN個のバーチャルライブルームを選択する。
【0194】
更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々のページ位置を決定した後、クライアントは、例えば、バーチャルライブルームのページ位置の前後順に、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームから、ページ位置が前にあるN個のバーチャルライブルームを選択してN個のバーチャルライブルームとしてもよい。または、クライアントは、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームからN個のバーチャルライブルームをランダムに選択してもよい。本開示は、クライアントがN個のバーチャルライブルームを選択する形態を限定するものではない。
【0195】
S203:クライアントは、状態内容セットからN個のバーチャルライブルームに対応するライブ配信内容を取得する。
【0196】
S204:クライアントは、N個のバーチャルライブルームのページ位置に従って、N個のバーチャルライブルームに対応するライブ配信内容がロードされたN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示する。
【0197】
N個のバーチャルライブルームを決定した後、クライアントは、バーチャルライブルームとバーチャルライブルームの関連情報との間のマッピング関係に基づいて、状態内容セットからN個のバーチャルライブルームの各々のライブ配信内容を取得してもよい。それにより、クライアントは、N個のバーチャルライブルームのページ位置に従って、N個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することができ、且つN個のバーチャルライブルームの各々のライブ配信内容は、対応するバーチャルライブルームにロードされる。
【0198】
以上のように、クライアントは、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちの全てのバーチャルライブルームのページ位置を決定し、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームからN個のバーチャルライブルームを選択し、N個のバーチャルライブルーム及びN個のライブルームのライブ配信内容をライブ配信ページに展示してもよい。それにより、クライアントは、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちの全てのバーチャルライブルームのライブ配信内容を取得する必要がなく、クライアントが呼び出すデータのデータ量を低減する。
【0199】
ステップS102の実施例の説明に基づいて、クライアントは、様々な方式を採用して、第1の操作にバインドされたルーム識別子セットを決定することができ、例えば、ライブ配信ページにおける各コントロールとバーチャルライブルームのルーム識別子との間のバインド関係を予め確立して、コントロールとバーチャルライブルームをバインドしてもよい。
【0200】
ここで、クライアントは、バーチャルライブルームのタイプに基づいてコントロールをバインドしてもよい。幾つかの実施例では、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは、全てのルームタイプのバーチャルライブルーム(例えば、
図3B~
図3G、
図4A~
図4F及び
図5B~
図5Cにおけるコントロール1051aを参照してもよい)、又は、同じルームタイプのバーチャルライブルーム(例えば、
図3B~
図3G、
図4A~
図4F及び
図5B~
図5Cにおけるコントロール1051bを参照してもよい)を含んでもよい。
【0201】
それにより、クライアントは、第1の操作に基づいて、第1のライブ配信ページにおける選択されたコントロールを決定することができる。ここで、第1の操作は、該コントロールに作用する操作であってもよいし、該コントロールに作用しない操作であってもよく、本開示はこれについて限定しない。
【0202】
それにより、クライアントは、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームが、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームを含むものとして決定し、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームのルーム識別子が、第1の操作にバインドされたルーム識別子セットとして決定することができる。
【0203】
第1の操作がコントロールが選択された後にコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュ又はロードするために用いられる場合、クライアントは、第1のライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームのリフレッシュ表示又はもっと多くロードを実現する必要があると決定し得る。このとき、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームを含む。
【0204】
そのうち、ここで関わる第1の操作は、様々な実装形態を含んでもよい。
【0205】
幾つかの実施例では、ユーザがアプリケーションにログインしたと決定した後、クライアントは、第1のライブ配信ページにおける1つのコントロールが選択されたと黙認してもよい。このとき、ユーザは、第1のライブ配信ページにおいて、該コントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュ又はロードするための第1の操作を実行してもよい。
【0206】
別の幾つかの実施例では、ユーザがアプリケーションにログインしたと決定した後、ユーザは、第1のライブ配信ページにおいて1つのコントロールを選択してもよい。クライアントが第1のライブルームに該コントロールにバインドされたバーチャルライブルームを表示した後、ユーザは、第1のライブ配信ページにおいて、該コントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュ又はロードするための操作を実行してもよい。よって、第1の操作は、1つのコントロールを選択する操作と、該コントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュ又はロードするための操作を含む。
【0207】
それにより、クライアントは、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルーム以外の、コントロールにバインドされた残りのバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるM1個のバーチャルライブルームと、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるM2個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することができ、M1+M2=Nであり、M1及びM2は整数である。
【0208】
例えば、第1の操作が、コントロールが選択された後にコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュするために用いられる場合、第1の操作の具体的な実装形態は、ユーザ1が
図3Bに示される領域1051において実行した例えばコントロール1051aをダブルタップしたような操作、又はユーザ1が
図3Bに示される領域1052の空き位置において実行した例えば下へスワイプしたような操作を参照してもよく、該コントロールの具体的な実装形態は、
図3Bに示されるコントロール1052aを参照してもよく、第1のライブ配信ページの具体的な実装形態は、
図3Bに示されるユーザインターフェース11を参照してもよく、第2のライブ配信ページの具体的な実装形態は、
図3Eに示されるユーザインターフェース14又は
図3Fに示されるユーザインターフェース15を参照してもよい。
図3Eでは、N=4、M1=1、M2=3である。
図3Fでは、N=4、M1=4、M2=0である。
【0209】
又は、第1の操作がコントロールが選択された後にコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュするために用いられる場合、第1の操作の具体的な実装形態は、ユーザ1が
図4Aに示される領域1051において実行した例えばコントロール1051aをダブルタップしたような操作、又はユーザ1が
図4Aに示される領域1053の空き位置において実行した例えば下へスワイプしたような操作を参照してもよく、該コントロールの具体的な実装形態は、
図4Aに示されるコントロール1053aを参照してもよく、第1のライブ配信ページの具体的な実装形態は、
図4Aに示されるユーザインターフェース21を参照してもよく、第2のライブ配信ページの具体的な実装形態は、
図4Dに示されるユーザインターフェース24又は
図4Eに示されるユーザインターフェース25を参照してもよい。
図4Dでは、N=4、M1=1、M2=3である。
図4Eでは、N=4、M1=4、M2=0である。
【0210】
例えば、第1の操作がコントロールが選択された後にコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをロッドするために用いられる場合、第1の操作の具体的な実装形態は、ユーザ1が
図3Bに示される領域1052の空き位置において実行した例えば上へスワイプしたような操作を参照してもよく、該コントロールの具体的な実装形態は、
図3Bに示されるコントロール1052aを参照してもよく、第1のライブ配信ページの具体的な実装形態は、
図3Bに示されるユーザインターフェース11を参照してもよく、第2のライブ配信ページの具体的な実装形態は、
図3Dに示されるユーザインターフェース13を参照してもよい。
図3Dでは、N=4、M1=2、M2=2である。
【0211】
又は、第1の操作がコントロールが選択された後にコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをロッドするために用いられる場合、第1の操作の具体的な実装形態は、ユーザ1が
図4Aに示される領域1053の空き位置において実行した例えば上へスワイプしたような操作を参照してもよく、該コントロールの具体的な実装形態は、
図4Aに示されるコントロール1053aを参照してもよく、第1のライブ配信ページの具体的な実装形態は、
図4Aに示されるユーザインターフェース21を参照してもよく、第2のライブ配信ページの具体的な実装形態は、
図4Cに示されるユーザインターフェース23を参照してもよい。
図4Cでは、N=4、M1=2、M2=2である。
【0212】
第1の操作がコントロールを選択するために用いられる場合、クライアントは、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームから第2のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルーム(即ち、ライブ配信ページにおけるバーチャルライブルームの初回表示)に切り替えることを実現する必要があると決定してもよい。このとき、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームを含まない。
【0213】
そのうち、ここで関わる第1の操作は、様々な実装形態を含んでもよい。
【0214】
幾つかの実施例では、ユーザがアプリケーションにログインしたと決定した後、ユーザは、第1のライブ配信ページにおいて1つのコントロールを選択してもよい。よって、第1の操作は、1つのコントロールを選択する操作を含んでもよい。
【0215】
それにより、クライアントは、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することができる。
【0216】
例えば、第1の操作がコントロールを選択するために用いられる場合、第1の操作の具体的な実装形態は、ユーザ1が
図3Bに示される領域1051において実行した例えばコントロール1051bをタップしたような操作を参照してもよく、該コントロールの具体的な実装形態は、
図3Bに示されるコントロール1051bを参照してもよく、第1のライブ配信ページの具体的な実装形態は、
図3Bに示されるユーザインターフェース11を参照してもよく、第2のライブ配信ページの具体的な実装形態は、
図3Gに示されるユーザインターフェース16を参照してもよい。
【0217】
又は、第1の操作がコントロールを選択するために用いられる場合、第1の操作の具体的な実装形態は、ユーザ1が
図4Aに示される領域1051において実行した例えばコントロール1051bをタップしたような操作を参照してもよく、該コントロールの具体的な実装形態は、
図4Aに示されるコントロール1051bを参照してもよく、第1のライブ配信ページの具体的な実装形態は、
図4Aに示されるユーザインターフェース21を参照してもよく、第2のライブ配信ページの具体的な実装形態は、
図4Fに示されるユーザインターフェース26を参照してもよい。
【0218】
幾つかの実施例では、クライアントは、ライブ配信ページ(例えば、第1のライブ配信ページ又は第2のライブ配信ページ)において該ライブ配信ページにおける1つのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームを表示し、該ライブ配信ページにおける残りのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームを表示することを準備する関連操作を実行し、残りのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームのデータのプリロードを実現してもよい。ここで、残りのコントロールの数は、1つ又は複数であってもよい。
【0219】
【0220】
又は、第1のライブ配信ページの具体的な実装形態は、
図3Bに示されるユーザインターフェース11を参照してもよく、1つのコントロールの具体的な実装形態は、
図3G及び
図4Fに示されるコントロール1051bを参照してもよく、残りのコントロールの具体的な実装形態は、
図3G及び
図4Fに示されるコントロール1051aを参照してもよい。
【0221】
それにより、クライアントがライブ配信ページにおいてトリガ操作にバインドされたバーチャルライブルームを更新表示する時間長を節約する。
【0222】
幾つかの実施例では、クライアントは、ライブ配信ページ(例えば、第1のライブ配信ページ又は第2のライブ配信ページ)において所定のパターンを採用して各バーチャルライブルームを表示してもよく、所定のパターンは、カード、アイコン、文字、画像又は映像のうちの少なくとも1つを含む。ここで、所定のパターンは、
図3B~
図3G及び
図5Bにおけるパターン1、又は、
図4A~
図4F及び
図5Cにおけるパターン2を参照してもよい。
【0223】
幾つかの実施例では、バーチャルライブルームは、クライアントがユーザに推奨したバーチャルライブルームと、ユーザがクライアントにおいてフォローしているバーチャルライブルームとに分けられてもよい。
【0224】
更新が必要なバーチャルライブルームがクライアントがユーザに推奨したバーチャルライブルームである場合、クライアントは、クライアントがユーザに推奨したバーチャルライブルームと、ユーザがクライアントにおいてフォローしているバーチャルライブルームとをライブ配信ページに同時に表示してもよい。
【0225】
ここで、クライアントは、クライアントがユーザに推奨したバーチャルライブルームと、ユーザがクライアントにおいてフォローしているバーチャルライブルームとを領域別に表示してもよい。例えば、クライアントがユーザに推奨したバーチャルライブルームは、
図3B~
図3G、
図4A~
図4F及び
図5B~
図5Cにおける領域105に表示されてもよく、ユーザがクライアントにおいてフォローしているバーチャルライブルームは、
図3B、
図3D~
図3G、
図4A、
図4C~
図4F及び
図5B~
図5Cにおける領域104に表示されてもよい。
【0226】
それにより、クライアントにおけるライブ配信ページのページの多様性を豊富にした。
【0227】
本開示では、クライアントは、ライブ配信ページにおけるライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームをリアルタイムで更新することができる。それにより、ユーザは、バーチャルライブルームにおけるデータ更新状況を迅速に取得することができる。
【0228】
幾つかの実施例では、クライアントは、N個のバーチャルライブルームのうち、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームが存在するか否かを決定してもよい。それにより、N個のバーチャルライブルームのうち、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームが存在する場合には、クライアントは、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームのライブ配信内容を更新表示することができる。
【0229】
例えば、
図3Aに示すように、カード1051aに対応するバーチャルライブルームに展示されるライブ配信画面が変化した場合、アプリケーション1は、カード1051aにおけるライブ配信画面を更新してもよい。
【0230】
カード1052aに対応するバーチャルライブルームに展示される商品情報が変化した場合、アプリケーション1は、カード1052aにおける商品情報を更新してもよい。カード1053aに対応するバーチャルライブルームにおいて質問される問題内容が変化した場合、アプリケーション1は、カード1053aにおける問題内容を更新してもよい。
【0231】
本開示では、クライアントは、ライブ配信ページにアクセスする様々なエントリを含んでもよい。
【0232】
幾つかの実施例では、クライアントは、ライブ配信ページとディスカバーページとを集約ページに集約してもよい。ここで、ライブ配信ページは、バーチャルライブルームを表示するためのものであり、ディスカバーページは、クライアントの、ライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルーム以外の機能セットを提供するためのものである。具体的な実装形態は、ディスカバーページに関する上記の説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。
【0233】
ここで、集約ページには、ディスカバーページにアクセスするための第1のオプションと、ライブ配信ページにアクセスするための第2のオプションとが含まれる。
【0234】
クライアントは、ユーザが第1のオプションで実行した第2の操作を受け付けると、ライブ配信ページからディスカバーページに切替表示してもよい。
【0235】
クライアントは、ユーザが第2のオプションでトリガした第3の操作を受け付けると、ディスカバーページからライブ配信ページに切替表示してもよい。
【0236】
例えば、第1のオプションの具体的な実装形態は、
図3Aにおけるオプション102を参照してもよく、第2のオプションの具体的な実装形態は、
図3Aにおけるオプション103を参照してもよい。
【0237】
以上のように、クライアントは、ディスカバーページとライブ配信ページとが集約されたページから、ライブ配信ページ又はディスカバーページにアクセスすることができ、ディスカバーページとライブ配信ページとの間の相互の切り替えを実現した。
【0238】
別の幾つかの実施例では、クライアントは、ライブ配信ページをメッセージページに集約設置してもよい。ここで、ライブ配信ページは、バーチャルライブルームを表示するためのものであり、メッセージページは、ユーザがクライアントにおいて受信したメッセージを表示するためのものである。具体的な実装形態は、メッセージページに関する上記の説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。
【0239】
ここで、メッセージページには、ライブ配信ページにアクセスするための第1のコントロールが含まれる。ライブ配信ページには、メッセージページにアクセスするための第2のコントロールが含まれる。
【0240】
クライアントは、ユーザが第1のコントロールで実行した第4の操作を受け付けると、メッセージページから、ライブ配信ページにジャンプ表示してもよい。
【0241】
クライアントは、ユーザが第2のコントロールで実行した第5の操作を受け付けると、ライブ配信ページからメッセージページにジャンプ表示してもよい。
【0242】
例えば、第1のコントロールの具体的な実装形態は、
図5Aにおけるコントロール201を参照してもよく、第2のコントロールの具体的な実装形態は、
図5B~
図5Cにおけるコントロール202を参照してもよい。
【0243】
以上のように、クライアントは、メッセージページからライブ配信ページにアクセスすることができ、また、ライブ配信ページからメッセージページに戻ることができ、メッセージページとライブ配信ページとの間の相互の切り替えを実現した。
【0244】
幾つかの実施例では、ユーザがクライアントにログインしたことを確認したら、クライアントは、第1のライブ配信ページを表示してもよい。ここで、上記プロセスの具体的な実装形態は、
図3Aに示されるコントロール101をタップしてライブ配信ページにログインする説明を参照すればよく、第1のライブ配信ページの具体的な実装形態は、
図3Bに示されるユーザインターフェース11、
図3Cに示されるユーザインターフェース12、
図4Aに示されるユーザインターフェース21又は
図4Bに示されるユーザインターフェース22におけるライブ配信ページの説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。
【0245】
ステップS106の実施例の説明に基づいて、サーバは、ルーム状態とルーム識別子との間のマッピング関係を確立することによって、同じルーム状態の全てのバーチャルライブルームの関連情報を1つのルックアップテーブルに格納することができる。それにより、ルックアップテーブルは、ルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係を表すことができる。それにより、サーバは、ルックアップテーブルにより、ルーム識別子セットに対応する状態内容セットを決定することができる。
【0246】
図8を参照する。
図8は、本開示の実施例によるバーチャルライブルームの表示方法のフローチャートを示す図である。
図8に示すように、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々に対して、本開示によるバーチャルライブルームの表示方法は、以下のステップを含み得る。
【0247】
S301:サーバは、バーチャルライブルームのルーム識別子に基づいて、バーチャルライブルームに対応するルックアップテーブルセットを決定し、ルックアップテーブルセットには、少なくとも1つのルックアップテーブルが含まれ、各ルックアップテーブルには、同じルーム状態の全てのバーチャルライブルームの関連情報が格納されている。
【0248】
S302:サーバは、バーチャルライブルームに対応するルックアップテーブルセットに基づいて、状態内容セットにバーチャルライブルームの関連情報が含まれると決定する。
【0249】
サーバは、1つのバーチャルライブルームのルーム識別子から、該バーチャルライブルームの、ルーム状態とルーム識別子との間のマッピング関係に対応するルックアップテーブルセットを決定することができる。ここで、ルックアップテーブルセットにおけるルックアップテーブルの数は、1つ又は複数であってもよい。
【0250】
それにより、サーバは、ルックアップテーブルセットのうちの各ルックアップテーブルから該バーチャルライブルームの関連情報を照会し、状態内容セットに該バーチャルライブルームの関連情報が含まれると決定することができる。
【0251】
幾つかの実施例では、ライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームのライブ配信状態がライブ配信開始状態に設定されている場合、サーバは、ルーム状態が変化した全てのバーチャルライブルームの情報を1つのルックアップテーブルに格納し、ルーム状態が変化していないバーチャルライブルームの関連情報を格納しなくてもよい。
【0252】
ここで、サーバには、第1のルックアップテーブルと第2のルックアップテーブルとが格納されてもよい。第1のルックアップテーブルには、ライブ配信状態がライブ配信開始状態からライブ配信終了状態になった全てのバーチャルライブルームのルーム識別子が格納されている。第2のルックアップテーブルには、ライブ配信内容が変化した全てのバーチャルライブルームのルーム識別子とライブ配信内容が格納されている。
【0253】
図9を参照する。
図9は、本開示の実施例によるバーチャルライブルームの表示方法のフローチャートを示す図である。
図9に示すように、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々に対して、本開示によるバーチャルライブルームの表示方法は、以下のステップを含み得る。
【0254】
S401:サーバは、1つのバーチャルライブルームのルーム識別子が第1のルックアップテーブルに格納されているか否かを判断する。
【0255】
第1のルックアップテーブルには、ライブ配信状態がライブ配信開始状態からライブ配信終了状態になった全てのバーチャルライブルームのルーム識別子が格納されているため、サーバは、1つのバーチャルライブルームのルーム識別子が第1のルックアップテーブルに格納されているか否かを判断することができる。ここで、サーバは、例えば、ルーム識別子、ルーム識別子とルーム状態との間のキー値などの方式を採用して、該バーチャルライブルームのルーム識別子をルックアップテーブルに格納してもよい。
【0256】
該バーチャルライブルームのルーム識別子が第1のルックアップテーブルに格納されている場合、サーバは、ステップS402を実行し、該バーチャルライブルームのルーム識別子が第1のルックアップテーブルに格納されていない場合、サーバは、ステップS403を実行する。
【0257】
S402:サーバは、状態内容セットに1つのバーチャルライブルームのルーム識別子とライブ配信終了状態が含まれると決定する。
【0258】
S403:サーバは、1つのバーチャルライブルームのルーム識別子が第2のルックアップテーブルに格納されているか否かを判断する。
【0259】
第2のルックアップテーブルには、ライブ配信内容が変化した全てのバーチャルライブルームのルーム識別子が格納されているため、サーバは、該バーチャルライブルームのルーム識別子が第2のルックアップテーブルに格納されているか否かを判断することができる。ここで、サーバは、例えば、ルーム識別子、ルーム識別子とルーム状態との間のキー値などの方式を採用して、該バーチャルライブルームのルーム識別子をルックアップテーブルに格納してもよい。
【0260】
該バーチャルライブルームのルーム識別子が第2のルックアップテーブルに格納されている場合、サーバは、ステップS404を実行し、該バーチャルライブルームのルーム識別子が第2のルックアップテーブルに格納されていない場合、サーバは、ステップS405を実行する。
【0261】
S404:サーバは、状態内容セットに1つのバーチャルライブルームのルーム識別子とライブ配信内容が含まれると決定する。
【0262】
S405:サーバは、ステップS401を実行して、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちの最後のバーチャルライブルームまで、次のバーチャルライブルームのルーム識別子が第1のルックアップテーブルに格納されているか否かを判断する。
【0263】
以上のように、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々に対して、サーバは、状態内容セットには、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうち、ルックアップテーブルを照会できる全てのバーチャルライブルームの関連情報が含まれると決定することができる。
【0264】
説明する必要があるのは、サーバが各タイプのルーム状態に基づいて何れも1つのルックアップテーブルを設定する場合、サーバは、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々に対して、各バーチャルライブルームに対応するルックアップテーブルセットを照会することができる。従って、サーバは、状態内容セットには、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちの全てのバーチャルライブルームの関連情報が含まれると決定することができる。
【0265】
例示的に、本開示は、バーチャルライブルームの表示装置を提供する。
【0266】
図10を参照する。
図10は、本開示の実施例によるバーチャルライブルームの表示装置の構成模式図である。本開示によるバーチャルライブルームの表示装置は、端末機器に設置されてもよく、上記
図1~
図9の実施例によるバーチャルライブルームの表示方法に対応する端末機器におけるクライアントの操作を実現することができる。
【0267】
図10に示すように、本開示によるバーチャルライブルームの表示装置100は、第1の受付モジュール101と、第1の決定モジュール102と、第1の送信モジュール103と、表示モジュール104とを含んでもよい。
【0268】
第1の受付モジュール101は、ユーザが第1のライブ配信ページで実行した第1の操作を受け付けるためのものである。
【0269】
第1の決定モジュール102は、第1の操作にバインドされた、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子を含むルーム識別子セットを決定するためのものである。
【0270】
第1の送信モジュール103は、サーバにルーム識別子セットを送信するためのものである。
【0271】
第1の受付モジュール101は、さらに、サーバからルーム識別子セットに対応する状態内容セットを受信することに用いられ、状態内容セットには、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報とを含み、サーバがルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係に基づいて決定され、関連情報は、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム状態とライブ配信内容を表すためのものであり、ルーム状態は、バーチャルライブルームのライブ配信状態及び/又はライブ配信内容状態を含む。
【0272】
表示モジュール104は、状態内容セットに基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個(Nは正の整数)のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示するためのものである。
【0273】
幾つかの実施例では、表示モジュール104は、具体的には、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々のルーム状態に基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々のページ位置を決定することと、各バーチャルライブルームのページ位置に基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームからN個のバーチャルライブルームを選択することと、状態内容セットからN個のバーチャルライブルームに対応するライブ配信内容を取得することと、N個のバーチャルライブルームのページ位置に従って、N個のバーチャルライブルームに対応するライブ配信内容がロードされたN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することとに用いられる。
【0274】
幾つかの実施例では、第1の決定モジュール102は、具体的には、第1の操作が第1のライブ配信ページにおける1つのコントロールが選択されたことを示すために用いられる場合、ルーム識別子セットにコントロールにバインドされたバーチャルライブルームのルーム識別子が含まれると決定し、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームがコントロールにバインドされたバーチャルライブルームを含むと決定することに用いられる。
【0275】
幾つかの実施例では、第1の操作が、コントロールの選択後に、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームをリフレッシュ又はロードするために用いられる場合、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームを含み、表示モジュール104は、具体的には、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルーム以外の、コントロールにバインドされた残りのバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるM1個のバーチャルライブルームと、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるM2個のバーチャルライブルームとを第2のライブ配信ページに表示することに用いられ、M1+M2=Nであり、M1及びM2は整数である。
【0276】
幾つかの実施例では、第1の操作がコントロールを選択するために用いられる場合、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームを含まなく、表示モジュール104は、具体的には、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームのうち、ライブ配信開始状態にあるN個のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示することに用いられる。
【0277】
幾つかの実施例では、コントロールにバインドされたバーチャルライブルームは、全てのルームタイプのバーチャルライブルーム、又は、同じルームタイプのバーチャルライブルームを含む。
【0278】
幾つかの実施例では、表示モジュール104は、さらに、ライブ配信ページにおける1つのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームをライブ配信ページに表示し、ライブ配信ページにおける残りのコントロールにバインドされたバーチャルライブルームを表示することを準備する関連操作を実行することに用いられる。
【0279】
幾つかの実施例では、表示モジュール104は、具体的には、ライブ配信ページに所定のパターンで各バーチャルライブルームを表示することに用いられ、所定のパターンは、カード、アイコン、文字、画像又は映像のうちの少なくとも1つを含む。
【0280】
幾つかの実施例では、表示モジュール104は、さらに、N個のバーチャルライブルームに、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームが存在するか否かを決定することと、N個のバーチャルライブルームのうち、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームが存在する場合には、ライブ配信内容が変化したバーチャルライブルームのライブ配信内容を更新表示することとに用いられる。
【0281】
幾つかの実施例では、表示モジュール104は、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームがクライアントがユーザに推奨したバーチャルライブルームである場合、クライアントがユーザに推奨したバーチャルライブルームと、ユーザがクライアントにおいてフォローしているバーチャルライブルームとをライブ配信ページに表示することに用いられる。
【0282】
幾つかの実施例では、ライブ配信ページと1つのディスカバーページとは、集約ページに集約設置されており、ディスカバーページは、クライアントにおける、ライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルーム以外の機能セットを表示するためのものであり、ライブ配信ページは、バーチャルライブルームを表示するためのものであり、集約ページには、ディスカバーページにアクセスするための第1のオプションと、ライブ配信ページにアクセスするための第2のオプションとが含まれる。
【0283】
表示モジュール104は、ユーザが第1のオプションで実行した第2の操作を受け付けたことに応答して、ライブ配信ページからディスカバーページに切替表示することと、ユーザが第2のオプションでトリガした第3の操作を受け付けたことに応答して、ディスカバーページからライブ配信ページに切替表示することとに用いられる。
【0284】
幾つかの実施例では、メッセージページは、ユーザがクライアントにおいて受信したメッセージを表示するためのものであり、メッセージページには、ライブ配信ページにアクセスするための第1のコントロールが含まれ、ライブ配信ページは、バーチャルライブルームを表示するためのものであり、ライブ配信ページには、メッセージページにアクセスするための第2のコントロールが含まれる。
【0285】
表示モジュール104は、ユーザが第1のコントロールで実行した第4の操作を受け付けたことに応答して、メッセージページからライブ配信ページにジャンプ表示することと、ユーザが第2のコントロールで実行した第5の操作を受け付けたことに応答して、ライブ配信ページからメッセージページにジャンプ表示することとに用いられる。
【0286】
幾つかの実施例では、表示モジュール104は、ユーザがクライアントにログインしたことを確認したら、第1のライブ配信ページを表示することに用いられる。
【0287】
本開示によるバーチャルライブルームの表示装置は、上記方法実施例を実行することができ、その具体的な実現原理と技術効果は、上記方法実施例を参照すればよく、本開示はここではこれ以上説明しない。
【0288】
例示的に、本開示は、バーチャルライブルームの表示装置を提供する。
【0289】
図11を参照する。
図11は、本開示の実施例によるバーチャルライブルームの表示装置の構成模式図である。本開示によるバーチャルライブルームの表示装置は、サーバに設置されてもよく、上記
図1~
図9の実施例によるバーチャルライブルームの表示方法に対応するサーバの操作を実現することができる。
【0290】
図11に示すように、本開示によるバーチャルライブルームの表示装置200は、第2の受付モジュール201と、第2の決定モジュール202と、第2の送信モジュール203とを含んでもよい。
【0291】
第2の受付モジュール201は、クライアントが受け付けたユーザが第1のライブ配信ページで実行した操作である第1の操作にバインドされた、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子を含むルーム識別子セットをクライアントから受け付けるためのものである。
【0292】
第2の決定モジュール202は、ルーム識別子とルーム状態との間のマッピング関係に基づいて、ルーム識別子セットに対応する状態内容セットを決定するために用いられ、ルーム状態は、バーチャルライブルームのライブ配信状態及び/又はライブ配信内容状態を含み、状態内容セットには、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム識別子と関連情報とが含まれ、関連情報は、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのルーム状態とライブ配信内容を表すためのものである。
【0293】
第2の送信モジュール203は、クライアントが状態内容セットに基づいて、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームのうちのN個(Nは正の整数)のバーチャルライブルームを第2のライブ配信ページに表示するように、クライアントに状態内容セットを送信するためのものである。
【0294】
幾つかの実施例では、第2の決定モジュール202は、具体的には、更新が必要な1つ又は複数のバーチャルライブルームの各々に対して、バーチャルライブルームのルーム識別子に基づいて、バーチャルライブルームに対応するルックアップテーブルセットを決定することであって、ルックアップテーブルセットには、少なくとも1つのルックアップテーブルが含まれ、各ルックアップテーブルには、同じルーム状態の全てのバーチャルライブルームの関連情報が格納されていることと、バーチャルライブルームに対応するルックアップテーブルセットに基づいて、状態内容セットにバーチャルライブルームの関連情報が含まれていると決定することとを実行するために用いられる。
【0295】
幾つかの実施例では、第2の決定モジュール202は、具体的には、第1のライブ配信ページに表示されたバーチャルライブルームのライブ配信状態がライブ配信開始状態に設定されている場合に、ライブ配信状態がライブ配信開始状態からライブ配信終了状態になった全てのバーチャルライブルームのルーム識別子が格納されている第1のルックアップテーブルにバーチャルライブルームのルーム識別子が格納されているか否かを判断することと、バーチャルライブルームのルーム識別子が第1のルックアップテーブルに格納されている場合、状態内容セットにバーチャルライブルームのルーム識別子とバーチャルライブルームのライブ配信終了状態が含まれると決定することと、バーチャルライブルームのルーム識別子が第1のルックアップテーブルに格納されていない場合、ライブ配信内容が変化した全てのバーチャルライブルームのルーム識別子とライブ配信内容が格納されている第2のルックアップテーブルにバーチャルライブルームのルーム識別子が格納されているか否かを判断することと、バーチャルライブルームのルーム識別子が第2のルックアップテーブルに格納されている場合、状態内容セットにバーチャルライブルームのルーム識別子とバーチャルライブルームのライブ配信内容が含まれると決定することとに用いられる。
【0296】
本開示によるバーチャルライブルームの表示装置は、上記方法実施例を実行することができ、その具体的な実現原理と技術効果は、上記方法実施例を参照すればよく、本開示はここではこれ以上説明しない。
【0297】
例示的に、本開示は、1つ又は複数のプロセッサと、メモリと、メモリに記憶された1つ又は複数のコンピュータプログラムと、を含むクライアントであって、1つ又は複数のコンピュータプログラムが1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、クライアントに、上記実施例のバーチャルライブルームの表示方法を実現させるクライアントを提供する。
【0298】
例示的に、本開示は、1つ又は複数のプロセッサと、メモリと、メモリに記憶された1つ又は複数のコンピュータプログラムと、を含むサーバであって、1つ又は複数のコンピュータプログラムが1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、サーバに、上記実施例のバーチャルライブルームの表示方法を実現させるサーバを提供する。
【0299】
例示的に、本開示は、ディスプレイ、メモリ、センサを含む電子機器に応用されるチップシステムであって、メモリに記憶されたコンピュータ命令を実行すると、電子機器に上記実施例のバーチャルライブルームの表示方法を実行させるプロセッサを含むチップシステムを提供する。
【0300】
例示的に、本開示は、プロセッサによって実行されると、電子機器に上記実施例のバーチャルライブルームの表示方法を実現させるコンピュータプログラムを格納したコンピュータ可読記録媒体を提供する。
【0301】
例示的に、本開示は、コンピュータで稼動すると、コンピュータに上記実施例のバーチャルライブルームの表示方法を実行させるコンピュータプログラム製品を提供する。
【0302】
例示的に、本開示は、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに上記実施例のバーチャルライブルームの表示方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラムを提供する。
【0303】
上記実施例の全部又は一部の機能は、ソフトウェア、ハードウェア又はそれらの組み合わせによって実現されてもよい。ソフトウェアによって実現される場合、その全部又は一部がコンピュータプログラム製品の形で実現されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされて実行されると、本開示の実施例のプロセス又は機能の全部又は一部が生じる。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又はその他のプログラマブル装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる如何なる使用可能な媒体であってもよいし、又は、1つ又は複数の使用可能な媒体が集積されたサーバ、データセンタなどのデータ記憶デバイスであってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、又は半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(solid state disk、SSD))などであり得る。
【0304】
なお、本明細書において、「第1」及び「第2」などのような関係用語は、単に一のエンティティ又は動作を他のエンティティ又は動作と区別する目的だけに用いられ、これらエンティティ又は動作間にこのような実際の関係又は順序が存在することを要求又は暗示するものではない。さらに、用語「含む」、「包含する」又はその任意の他の変体は、非排他的な含有を示すことで、一系列の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、それらの要素だけでなく、明示されていない他の要素も含み、又はこのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素も含む。さらに多い制限がない場合に、「1つの・・・を含む」によって限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、物品又は機器にほかの同じ要素も含むことを除外しない。
【0305】
以上は本開示の具体的な実施形態にすぎず、当業者が本開示を理解又は実現することを可能にするためのものである。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者には自明となり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく他の実施例において実現され得る。従って、本開示は、本明細書のこれら実施例に限定されるものではなく、本明細書で開示される原理及び新規の特徴に適合する最も広い範囲を有する。
【国際調査報告】