(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-10
(54)【発明の名称】ディスプレイ装置
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0487 20130101AFI20240501BHJP
【FI】
G06F3/0487
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023569780
(86)(22)【出願日】2021-05-11
(85)【翻訳文提出日】2023-12-12
(86)【国際出願番号】 KR2021005836
(87)【国際公開番号】W WO2022239881
(87)【国際公開日】2022-11-17
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】502032105
【氏名又は名称】エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド
【氏名又は名称原語表記】LG ELECTRONICS INC.
【住所又は居所原語表記】128, Yeoui-daero, Yeongdeungpo-gu, 07336 Seoul,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100109841
【氏名又は名称】堅田 健史
(74)【代理人】
【識別番号】230112025
【氏名又は名称】小林 英了
(74)【代理人】
【識別番号】230117802
【氏名又は名称】大野 浩之
(74)【代理人】
【識別番号】100131451
【氏名又は名称】津田 理
(74)【代理人】
【識別番号】100167933
【氏名又は名称】松野 知紘
(74)【代理人】
【識別番号】100184181
【氏名又は名称】野本 裕史
(72)【発明者】
【氏名】リ,ビトナ
(72)【発明者】
【氏名】キム,アンナ
(72)【発明者】
【氏名】ムン,ジヘ
(72)【発明者】
【氏名】ジョン,デン
(72)【発明者】
【氏名】ソ,ソクウォン
(72)【発明者】
【氏名】リ,ドンヘ
(72)【発明者】
【氏名】パク,デグン
(72)【発明者】
【氏名】キム,ソヒュン
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA10
5E555BA02
5E555BA19
5E555BB02
5E555BB19
5E555BC04
5E555CA02
5E555CA12
5E555CB02
5E555CB12
5E555CC03
5E555CC22
5E555FA00
(57)【要約】
本開示は、タッチ入力を受信するユーザ入力部、アプリケーションから提供する画面を出力するディスプレイ部、前記アプリケーションのタッチ入力の支援をするのか否かを判断し、前記アプリケーションがタッチ入力を支援しない場合、マウス入力機能を支援するのか否かを判断し、前記マウス入力機能を支援するのか否かに基づいて、前記タッチ入力に対応する機能を実行するディスプレイ装置を提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチ入力を受信するユーザ入力部と、
アプリケーションから提供する画面を出力するディスプレイ部と、
前記アプリケーションのタッチ入力の支援をするのか否かを判断し、
前記アプリケーションがタッチ入力を支援しない場合、マウス入力機能を支援するのか否かを判断し、
前記マウス入力機能を支援するのか否かに基づいて、前記タッチ入力に対応する機能を実行する、ディスプレイ装置。
【請求項2】
前記画面は、少なくとも1つのコンテンツを含み、
前記アプリケーションがマウス入力機能を支援する場合、前記制御部は、前記タッチ入力をマウス入力に転換し、前記マウス入力に相応する機能を実行する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項3】
前記タッチ入力が特定位置のタッチである場合、前記制御部は、前記タッチ入力を前記特定位置のマウスクリック入力に転換し、前記特定位置に前記マウスクリック入力を実行する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記タッチ入力が前記コンテンツに対するロングプレス入力である場合、前記タッチ入力を前記コンテンツに対するロングクリック入力に転換し、前記コンテンツに対するロングクリック入力に対応する前記コンテンツに対する詳細情報を出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
前記タッチ入力が特定位置をタッチして特定方向にドラッグである場合、
前記制御部は、前記タッチ入力を前記特定位置をクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、
前記特定位置が前記特定方向に対応する方向に移動された画面を出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項5】
前記タッチ入力が特定位置をタッチして特定方向にドラッグである場合、
前記制御部は、前記タッチ入力を前記特定位置をクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、
前記特定位置が前記特定方向に対応する方向に移動された画面を出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項6】
前記制御部は、1つのカテゴリーに含まれた複数のコンテンツを特定方向に羅列して出力し、
前記タッチ入力が前記複数のコンテンツのうちいずれか1つをタッチして前記特定方向にドラッグである場合、
前記タッチ入力をタッチされたコンテンツをクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、
前記特定方向に前記複数のコンテンツが移動された画面を出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項7】
前記タッチ入力がロングプレス入力以後特定方向にドラッグである場合、
前記制御部は、前記タッチ入力を再生中のコンテンツの現在時点をクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、
現在時点から特定方向にマウスドラッグ入力だけ時点が進行したコンテンツを出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項8】
前記制御部は、ディスプレイ部を介してコンテンツの再生進行程度を表わすプログレスバーを出力し、
前記タッチ入力が特定地点をタッチして特定方向にドラッグである場合、
前記タッチ入力を前記プログレスバーをクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、
現在時点から特定方向だけ時点が進行したコンテンツを出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記タッチ入力に対応する前記マウス入力機能をガイドするためのガイドウィンドウを出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項10】
前記ガイドウィンドウは、ユーザの手の動きをガイドするガイドイメージ及び前記「ユーザ入力に対応する前記マウス入力機能」に応じた画面移動方向に対するガイドイメージのうち少なくとも1つを含む、請求項9に記載のディスプレイ装置。
【請求項11】
前記画面は、少なくとも1つのコンテンツを含み、
前記制御部は、前記アプリケーションが前記マウス入力機能を支援しない場合、前記タッチ入力を方向キー入力に転換し、前記方向キー入力に対応する機能を実行する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項12】
前記タッチ入力が特定位置のタッチである場合、前記制御部は、前記タッチ入力を前記特定位置の選択入力に転換し、前記特定位置に前記選択入力を実行する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【請求項13】
前記タッチ入力が特定位置をタッチして特定方向にドラッグである場合、前記制御部は、前記特定方向と反対方向に対応する第1方向の方向キー入力に転換し、前記特定位置が前記特定方向に対応する方向に移動された画面を出力する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【請求項14】
前記制御部は、1つのカテゴリーに含まれた複数のコンテンツを特定方向に羅列して出力し、
前記タッチ入力が前記複数のコンテンツのうちいずれか1つをタッチして前記特定方向にドラッグである場合、
前記タッチ入力をタッチされたコンテンツを選択し、前記特定方向と反対方向に対応する第1方向の方向キー入力に転換し、
前記特定方向に前記複数のコンテンツが移動された画面を出力する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【請求項15】
前記タッチ入力がロングプレス入力以後特定方向にドラッグである場合、
前記制御部は、前記タッチ入力を再生中のコンテンツの現在時点を選択し、前記特定方向に方向キー入力に転換し、
現在時点から前記特定方向に方向キー入力だけ時点が進行したコンテンツを出力する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【請求項16】
前記制御部は、ディスプレイ部を介してコンテンツの再生進行程度を表わすプログレスバーを出力し、
前記ユーザ入力が前記プログレスバー上の特定時点をタッチして特定方向にドラッグである場合、前記特定方向に対応する第1方向の方向キー入力であると判断し、前記コンテンツの特定時点から特定方向に前記方向キー入力だけ時点が進行したコンテンツを出力する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【請求項17】
前記制御部は、前記ユーザ入力に対応する前記方向キー入力機能をガイドするためのガイドウィンドウを出力する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【請求項18】
前記ガイドウィンドウは、ユーザの手の動きをガイドするガイドイメージ及び前記「ユーザ入力に対応する前記方向キー入力機能」に応じた画面移動方向に対するガイドイメージのうち少なくとも1つを含む、請求項17に記載のディスプレイ装置。
【請求項19】
前記画面は、スクロールすることができるスクロールバーをさらに含み、
前記制御部は、前記タッチ入力がスクロールバーの特定領域をタッチして特定方向にドラッグする入力である場合、前記タッチ入力を前記スクロールバーの特定領域をクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、前記特定方向にスクロールされた画面を出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項20】
前記画面は、スクロールすることができるスクロールバーをさらに含み、
前記制御部は、前記タッチ入力がスクロールバーの特定領域をタッチして特定方向にドラッグする入力である場合、前記タッチ入力を前記スクロールバーの特定領域を選択し、前記特定方向に方向キー入力に転換し、前記特定方向にスクロールされた画面を出力する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、タッチ入力を利用してディスプレイ装置を制御する方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ディスプレイ装置は、ユーザが視聴できる映像を受信、処理及び表示する機能を備えた装置である。ディスプレイ装置は、例えば放送局から送出される放送信号のうちユーザが選択した放送信号を受信し、受信した信号から映像信号を分離し、分離された映像信号を再びディスプレイに表示する。
【0003】
一方、TVのようなディスプレイ装置でもスマートフォンのような多様なアプリケーションが駆動されるようになり、チャンネル変更、ボリューム調節だけではなく、動作されているアプリケーションを制御するための方法が必要となった。
【0004】
また、ユーザ入力方式の多様化により、リモートコントロール装置を利用したユーザ入力、ユーザタッチ入力によるユーザ入力が提供され、これによりディスプレイ装置は、ユーザタッチ入力が受信される場合、当該タッチ入力のユーザの意図を把握してユーザが意図した機能を実行する方式でディスプレイ装置を制御することができた。
【0005】
一方、タッチ入力による動作が実行されるためには、ディスプレイ装置だけではなくアプリケーションもタッチ入力に対応する機能を受信できなければならないが、ディスプレイ装置は、タッチ入力を受信することができるが、現在実行中のアプリケーションの種類によってタッチ入力に対応する機能を提供しない場合、ユーザタッチ入力に対応する機能が実行されない問題が発生した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の目的は、ディスプレイ装置で提供されるアプリケーションがタッチ入力機能を支援しない場合、ユーザのタッチ入力をマウス入力に転換してユーザタッチ入力に対応する命令を実行するディスプレイ装置を提供することにある。
【0007】
本開示の目的は、ディスプレイ装置で提供されるアプリケーションがタッチ入力機能を支援しない場合、ユーザのタッチ入力を方向キー入力に転換してユーザタッチ入力に対応する命令を実行するディスプレイ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の実施例に係るディスプレイ装置は、タッチ入力を受信するユーザ入力部、アプリケーションから提供する画面を出力するディスプレイ部、前記アプリケーションのタッチ入力の支援をするのか否かを判断し、前記アプリケーションがタッチ入力を支援しない場合、マウス入力機能を支援するのか否かを判断し、前記マウス入力機能を支援するのか否かに基づいて、前記タッチ入力に対応する機能を実行することができる。
【0009】
また、前記画面は、少なくとも1つのコンテンツを含み、前記アプリケーションがマウス入力機能を支援する場合、前記制御部は、前記タッチ入力をマウス入力に転換し、前記マウス入力に相応する機能を実行することができる。
【0010】
また、前記タッチ入力が特定位置のタッチである場合、前記制御部は、前記タッチ入力を前記特定位置のマウスクリック入力に転換し、前記特定位置に前記マウスクリック入力を実行することができる。
【0011】
また、前記制御部は、前記タッチ入力が前記コンテンツに対するロングプレス入力である場合、前記タッチ入力を前記コンテンツに対するロングクリック入力に転換し、前記コンテンツに対するロングクリック入力に対応する前記コンテンツに対する詳細情報を出力することができる。
【0012】
また、前記タッチ入力が特定位置をタッチして特定方向にドラッグである場合、前記制御部は、前記タッチ入力を前記特定位置をクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、前記特定位置が前記特定方向に対応する方向に移動された画面を出力することができる。
【0013】
また、前記タッチ入力が特定位置をタッチして特定方向にドラッグである場合、前記制御部は、前記タッチ入力を前記特定位置をクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、前記特定位置が前記特定方向に対応する方向に移動された画面を出力することができる。
【0014】
また、前記制御部は、1つのカテゴリーに含まれた複数のコンテンツを特定方向に羅列して出力し、前記タッチ入力が前記複数のコンテンツのうちいずれか1つをタッチして前記特定方向にドラッグである場合、前記タッチ入力をタッチされたコンテンツをクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、前記特定方向に前記複数のコンテンツが移動された画面を出力することができる。
【0015】
また、前記タッチ入力がロングプレス入力以後特定方向にドラッグである場合、前記制御部は、前記タッチ入力を再生中のコンテンツの現在時点をクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、現在時点から特定方向にマウスドラッグ入力だけ時点が進行したコンテンツを出力することができる。
【0016】
また、前記制御部は、ディスプレイ部を介してコンテンツの再生進行程度を表わすプログレスバーを出力し、前記タッチ入力が特定地点をタッチして特定方向にドラッグである場合、前記タッチ入力を前記プログレスバーをクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、現在時点から特定方向だけ時点が進行したコンテンツを出力することができる。
また、前記制御部は、前記タッチ入力に対応する前記マウス入力機能をガイドするためのガイドウィンドウを出力することができる。
【0017】
また、前記ガイドウィンドウは、ユーザの手の動きをガイドするガイドイメージ及び前記「ユーザ入力に対応する前記マウス入力機能」に応じた画面移動方向に対するガイドイメージのうち少なくとも1つを含むことができる。
【0018】
また、前記画面は、少なくとも1つのコンテンツを含み、前記制御部は、前記アプリケーションが前記マウス入力機能を支援しない場合、前記タッチ入力を方向キー入力に転換し、前記方向キー入力に対応する機能を実行することができる。
【0019】
また、前記タッチ入力が特定位置のタッチである場合、前記制御部は、前記タッチ入力を前記特定位置の選択入力に転換し、前記特定位置に前記選択入力を実行することができる。
【0020】
また、前記タッチ入力が特定位置をタッチして特定方向にドラッグである場合、前記制御部は、前記特定方向と反対方向に対応する第1方向の方向キー入力に転換し、前記特定位置が前記特定方向に対応する方向に移動された画面を出力することができる。
【0021】
また、前記制御部は、1つのカテゴリーに含まれた複数のコンテンツを特定方向に羅列して出力し、前記タッチ入力が前記複数のコンテンツのうちいずれか1つをタッチして前記特定方向にドラッグである場合、前記タッチ入力をタッチされたコンテンツを選択し、前記特定方向と反対方向に対応する第1方向の方向キー入力に転換し、前記特定方向に前記複数のコンテンツが移動された画面を出力することができる。
【0022】
また、前記タッチ入力がロングプレス入力以後特定方向にドラッグである場合、前記制御部は、前記タッチ入力を再生中のコンテンツの現在時点を選択し、前記特定方向に方向キー入力に転換し、現在時点から前記特定方向に方向キー入力だけ時点が進行したコンテンツを出力することができる。
【0023】
また、前記制御部は、ディスプレイ部を介してコンテンツの再生進行程度を表わすプログレスバーを出力し、前記ユーザ入力が前記プログレスバー上の特定時点をタッチして特定方向にドラッグである場合、前記特定方向に対応する第1方向の方向キー入力であると判断し、前記コンテンツの特定時点から特定方向に前記方向キー入力だけ時点が進行したコンテンツを出力することができる。
【0024】
また、前記制御部は、前記ユーザ入力に対応する前記方向キー入力機能をガイドするためのガイドウィンドウを出力することができる。
【0025】
また、前記ガイドウィンドウは、ユーザの手の動きをガイドするガイドイメージ及び前記「ユーザ入力に対応する前記方向キー入力機能」に応じた画面移動方向に対するガイドイメージのうち少なくとも1つを含むことができる。
【0026】
また、前記画面は、スクロールすることができるスクロールバーをさらに含み、前記制御部は、前記タッチ入力がスクロールバーの特定領域をタッチして特定方向にドラッグする入力である場合、前記タッチ入力を前記スクロールバーの特定領域をクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、前記特定方向にスクロールされた画面を出力することができる。
【0027】
また、前記制御部は、前記タッチ入力がスクロールバーの特定領域をタッチして特定方向にドラッグする入力である場合、前記タッチ入力を前記スクロールバーの特定領域を選択し、前記特定方向に方向キー入力に転換し、前記特定方向にスクロールされた画面を出力することができる。
【発明の効果】
【0028】
本開示の実施例によればタッチ入力を支援するディスプレイ装置でディスプレイ装置内に設置されたタッチを支援しないアプリケーションが実行されても、マウス入力または方向キー入力に転換してユーザのタッチ入力に対応する命令を実行するようにディスプレイ装置を制御することができる。
【0029】
本開示の実施例によれば、タッチ入力が実行されていることを表わすガイドを提供して、ユーザにタッチを支援しないアプリケーションにおいてもタッチ入力が可能であるという知らせを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【
図1】本開示の一実施例に係るディスプレイ装置の構成をブロック図で図示したものである。
【
図2】本開示の一実施例に係るリモートコントロール装置のブロック図である。
【
図3】本開示の一実施例に係るリモートコントロール装置の実際構成例を示す。
【
図4】本開示の実施例によりリモートコントロール装置を活用する例を示す。
【
図5】本開示の実施例に係るフローチャートを示した図面である。
【
図6】本開示の実施例に係るタッチ後ドラッグ入力による画面移動を示した図面である。
【
図7】本開示の実施例に係るタッチ後ドラッグ入力によるコンテンツ移動を示した図面である。
【
図8】本開示の実施例に係るロングプレス入力による画面を示した図面である。
【
図9】本開示の実施例に係る画面移動をガイドするためのガイドウィンドウを示した図面である。
【
図10】本開示の実施例に係る画面移動をガイドするためのガイドウィンドウを示した図面である。
【
図11】本開示の実施例に係る画面移動をガイドするためのガイドウィンドウを示した図面である。
【
図12】本開示の実施例に係るタッチ入力時再生時点移動を示した図面である。
【
図13】本開示の実施例に係るタッチ入力時再生時点移動を示した図面である。
【
図14】本開示の実施例に係るタッチ入力時再生時点移動を示した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、本発明の実施例を図面を参照してより詳しく説明する。以下の説明で用いられる構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は、明細書の作成を容易にするために付与また混用されるものとして、それ自体で相互区別される意味または役割を有するものではない。
【0032】
図1は、本発明の一実施例に係るディスプレイ装置の構成をブロック図で図示したものである。
【0033】
図1を参照すると、ディスプレイ装置100は、放送受信部130、外部装置インタフェース部135、貯蔵部140、ユーザ入力インタフェース部150、制御部170、無線通信部173、音声獲得部175、ディスプレイ部180、オーディオ出力部185、電源供給部190を含むことができる。
【0034】
放送受信部130は、チューナー131、復調部132及びネットワークインタフェース部133を含むことができる。
【0035】
チューナー131は、チャンネル選局命令に応じて特定放送チャンネルを選局することができる。チューナー131は、選局された特定放送チャンネルに対する放送信号を受信することができる。
【0036】
復調部132は、受信した放送信号をビデオ信号、オーディオ信号、放送プログラムに関連したデータ信号に分離することができ、分離されたビデオ信号、オーディオ信号及びデータ信号を出力が可能な形態に復元することができる。
【0037】
ネットワークインタフェース部133は、ディスプレイ装置100をインターネット網を含む有/無線ネットワークと連結するためのインタフェースを提供することができる。ネットワークインタフェース部133は、接続されたネットワークまたは接続されたネットワークにリンクされた他のネットワークを介して、他のユーザまたは他の電子機器とデータを送信または受信することができる。
【0038】
ネットワークインタフェース部133は、接続されたネットワークまたは接続されたネットワークにリンクされた他のネットワークを介して、所定のウェブページに接続することができる。即ち、ネットワークを介して所定のウェブページに接続して、当該サーバーとデータを送信または受信することができる。
【0039】
そして、ネットワークインタフェース部133は、コンテンツ提供者またはネットワーク運営者が提供するコンテンツまたはデータを受信することができる。即ち、ネットワークインタフェース部133は、ネットワークを介してコンテンツ提供者またはネットワーク提供者から提供される映画、広告、ゲーム、VOD、放送信号等のコンテンツ及びそれに関連した情報を受信することができる。
【0040】
また、ネットワークインタフェース部133は、ネットワーク運営者が提供するファームウェアのアップデート情報及びアップデートファイルを受信することができ、インターネットまたはコンテンツ提供者またはネットワーク運営者にデータを送信することができる。
【0041】
ネットワークインタフェース部133は、ネットワークを介して、公衆に公開(open)されたアプリケーションから所望のアプリケーションを選択して受信することができる。
【0042】
外部装置インタフェース部135は、隣接する外部装置内のアプリケーションまたはアプリケーションリストを受信し、制御部170または貯蔵部140に伝達することができる。
【0043】
外部装置インタフェース部135は、ディスプレイ装置100と外部装置の間の連結経路を提供することができる。外部装置インタフェース部135は、ディスプレイ装置100に無線または有線で連結された外部装置から出力された映像、オーディオのうちの1つ以上を受信し、制御部170に伝達することができる。外部装置インタフェース部135は、複数の外部入力端子を含むことができる。複数の外部入力端子はRGB端子、1つ以上のHDMI(High Definition Multimedia Interface)端子、コンポーネント(Component)端子を含むことができる。
【0044】
外部装置インタフェース部135を介して入力された外部装置の映像信号は、ディスプレイ部180を介して出力される。外部装置インタフェース部135を介して入力された外部装置の音声信号は、オーディオ出力部185を介して出力される。
【0045】
外部装置インタフェース部135に連結可能な外部装置は、セットトップボックス、ブルーレイプレーヤー、DVDプレーヤー、ゲーム機、サウンドバー、スマートフォン、PC、USBメモリー、ホームシアターのうちいずれか1つであってもよいが、これは例示に過ぎない。
【0046】
また、ディスプレイ装置100に、予め登録された他のユーザまたは他の電子機器のうち選択されたユーザまたは選択された電子機器に、ディスプレイ装置100に貯蔵された一部のコンテンツデータを送信することができる。
【0047】
貯蔵部140は、制御部170内の各信号処理及び制御のためのプログラムを貯蔵し、信号処理された映像、音声またはデータ信号を貯蔵することができる。
【0048】
また、貯蔵部140は、外部装置インタフェース部135またはネットワークインタフェース部133から入力される映像、音声またはデータ信号の臨時貯蔵のための機能をすることもでき、チャンネル記憶機能を介して所定イメージに関する情報を貯蔵することもできる。
【0049】
貯蔵部140は、外部装置インタフェース部135またはネットワークインタフェース部133から入力されるアプリケーションまたはアプリケーションリストを貯蔵することができる。
【0050】
ディスプレイ装置100は、貯蔵部140内に貯蔵されているコンテンツファイル(動画ファイル、静止映像ファイル、音楽ファイル、文書ファイル、アプリケーションファイル等)を再生してユーザに提供することができる。
【0051】
ユーザ入力インタフェース部150は、ユーザが入力した信号を制御部170に伝達したり、制御部170からの信号をユーザに伝達することができる。例えば、ユーザ入力インタフェース部150は、Bluetooth、WB(Ultra Wideband)、ZigBee方式、RF(Radio Frequency)通信方式または赤外線(IR)通信方式等多様な通信方式に応じて、遠隔制御装置200から電源のオン/オフ、チャンネル選択、画面設定等の制御信号を受信して処理したり、制御部170からの制御信号を遠隔制御装置200に送信するように処理することができる。
【0052】
また、ユーザ入力インタフェース部150は、電源キー、チャンネルキー、ボリュームキー、設定値等のローカルキー(不図示)から入力される制御信号を制御部170に伝達することができる。
【0053】
制御部170で映像処理された映像信号は、ディスプレイ部180に入力され、当該映像信号に対応する映像として表示される。また、制御部170で映像処理された映像信号は、外部装置インタフェース部135を介して外部出力装置に入力される。
【0054】
制御部170で処理された音声信号は、オーディオ出力部185にオーディオ出力される。また、制御部170で処理された音声信号は、外部装置インタフェース部135を介して外部出力装置に入力される。
【0055】
また、制御部170は、ディスプレイ装置100内の全般的な動作を制御することができる。
【0056】
また、制御部170は、ユーザ入力インタフェース部150を介して入力されたユーザ命令または内部プログラムによってディスプレイ装置100を制御することができ、ネットワークに接続してユーザが所望するアプリケーションまたはアプリケーションリストをディスプレイ装置100内にダウンロードできるようにすることができる。
【0057】
制御部170は、ユーザが選択したチャンネル情報等が処理した映像または音声信号と一緒にディスプレイ部180またはオーディオ出力部185を介して出力されるようにする。
【0058】
また、制御部170は、ユーザ入力インタフェース部150を介して受信した外部装置映像再生命令に応じて、外部装置インタフェース部135を介して入力される外部装置、例えばカメラまたはビデオカメラからの映像信号または音声信号がディスプレイ部180またはオーディオ出力部185を介して出力されるようにする。
【0059】
一方、制御部170は、映像を表示するようにディスプレイ部180を制御することができ、例えばチューナー131を介して入力される放送映像または外部装置インタフェース部135を介して入力される外部入力映像またはネットワークインタフェース部を介して入力される映像または貯蔵部140に貯蔵された映像がディスプレイ部180で表示されるように制御することができる。この場合、ディスプレイ部180に表示される映像は、停止映像または動画であってもよく、2D映像または3D映像であってもよい。
【0060】
また、制御部170は、ディスプレイ装置100内に貯蔵されたコンテンツまたは受信した放送コンテンツ、外部から入力される外部入力コンテンツが再生するように制御することができ、コンテンツは、放送映像、外部入力映像、オーディオファイル、停止映像、接続されたウェブ画面、及び文書ファイル等多様な形態を有することができる。
【0061】
無線通信部173は、有線または無線通信を介して外部機器と通信を行うことができる。無線通信部173は、外部機器と近距離通信(Short range communication)を行うことができる。このために、無線通信部173は、Bluetooth(登録商標)、BLE(Bluetooth Low Energy)、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(Infrared Data Association:IrDA)、UWB(Ultra Wideband)、ZigBee、NFC(Near Field Communication)、Wi‐Fi(Wireless‐Fidelity)、Wi‐Fi Direct、Wireless USB(Wireless Universal Serial Bus)技術のうち少なくとも1つを利用して、近距離通信を支援することができる。このような、無線通信部173は、近距離無線通信網(Wireless Area Networks)を介してディスプレイ装置100と無線通信システムの間、ディスプレイ装置100と他のディスプレイ装置100の間または、ディスプレイ装置100とディスプレイ装置100(または外部サーバー)が位置したネットワークの間の無線通信を支援することができる。近距離無線通信網は、WPAN(Wireless Personal Area Networks)であってもよい。
【0062】
ここで、他のディスプレイ装置100は、本発明によるディスプレイ装置100とデータを交換できる(または連動可能な)ウェアラブルデバイス(wearable device)(例えば、スマートウォッチ(smartwatch)、スマートグラス(smart glass)、HMD(head mounted display))、スマートフォンのような移動端末であってもよい。無線通信部173は、ディスプレイ装置100周辺に、通信可能なウェアラブルデバイスを感知(または認識)することができる。さらに、制御部170は、感知されたウェアラブルデバイスが本発明によるディスプレイ装置100と通信するように認証された(authenticated)デバイスである場合、ディスプレイ装置100で処理されるデータの少なくとも一部を、無線通信部173を介してウェアラブルデバイスに送信することができる。従って、ウェアラブルデバイスのユーザは、ディスプレイ装置100で処理されるデータを、ウェアラブルデバイスを介して利用することができる。
【0063】
音声獲得部175は、オーディオを獲得することができる。音声獲得部175は、少なくとも1つのマイク(不図示)を含むことができ、マイク(不図示)を介してディスプレイ装置100周辺のオーディオを獲得することができる。
【0064】
ディスプレイ部180は、制御部170で処理された映像信号、データ信号、OSD信号または外部装置インタフェース部135で受信される映像信号、データ信号等をそれぞれR、G、B信号に変換して駆動信号を生成することができる。
【0065】
一方、
図1に図示されたディスプレイ装置100は、本発明の一実施例に過ぎず、図示された構成要素のうちの一部は、実際具現されるディスプレイ装置100の仕様に応じて統合、追加または省略することができる。
【0066】
即ち、必要に応じて2以上の構成要素が1つの構成要素として統合されたり、或いは、1つの構成要素が2以上の構成要素に細分されて構成されてもよい。また、各ブロックでなされる機能は、本発明の実施例を説明するためのものであり、その具体的な動作や装置は、本発明の権利範囲を制限するものではない。
【0067】
本発明のさらに別の実施例によれば、ディスプレイ装置100は、
図1に図示されたものとは違って、チューナー131と復調部132を備えず、ネットワークインタフェース部133または外部装置インタフェース部135を介して映像を受信して再生することもできる。
【0068】
例えば、ディスプレイ装置100は、放送信号または多様なネットワークサービスによるコンテンツを受信するため等のようなセットトップボックス等のような映像処理装置と映像処理装置から入力されるコンテンツを再生するコンテンツ再生装置に分離されて具現されてもよい。
【0069】
この場合、以下で説明する本発明の実施例に係るディスプレイ装置の動作方法は、
図1を参照して説明したようなディスプレイ装置100のみならず、分離されたセットトップボックス等のような映像処理装置または、ディスプレイ部180及びオーディオ出力部185を備えるコンテンツ再生装置のうちいずれか1つによって実行されてもよい。
【0070】
オーディオ出力部185は、制御部170で音声処理された信号を受信して音声で出力する。
【0071】
電源供給部190は、ディスプレイ装置100全般にわたって電源を供給する。特に、SOC(System On Chip)の形態に具現できる制御部170と、映像表示のためのディスプレイ部180、及びオーディオ出力のためのオーディオ出力部185等に電源を供給することができる。
【0072】
具体的に、電源供給部190は、交流電源を直流電源に変換するコンバータと、直流電源のレベルを変換するdc/dcコンバータを備えることができる。
【0073】
次に、
図2~
図3を参照して、本発明の一実施例に係る遠隔制御装置に対して説明する。
【0074】
図2は、本発明の一実施例に係る遠隔制御装置のブロック図であり、
図3は、本発明の一実施例に係る遠隔制御装置の実際の構成例を示す。
【0075】
まず、
図2を参照すると、遠隔制御装置200は、指紋認識部210、無線通信部220、ユーザ入力部230、センサ部240、出力部250、電源供給部260、貯蔵部270、制御部280、音声獲得部290を含むことができる。
図2を参照すると、無線通信部220は、前述した本発明の実施例に係るディスプレイ装置のうち任意のいずれか1つと信号を送受信する。
【0076】
遠隔制御装置200は、RF通信規格に応じてディスプレイ装置100と信号を送受信できるRFモジュール221を備え、IR通信規格に応じてディスプレイ装置100と信号を送受信できるIRモジュール223を備えることができる。また、遠隔制御装置200はBluetooth通信規格に応じてディスプレイ装置100と信号を送受信できるBluetoothモジュール225を備えることができる。また、遠隔制御装置200は、NFC(Near Field Communication)通信規格に応じてディスプレイ装置100と信号を送受信できるNFCモジュール227を備え、WLAN(Wireless LAN)通信規格に応じてディスプレイ装置100と信号を送受信できるWLANモジュール229を備えることができる。
【0077】
また、遠隔制御装置200は、ディスプレイ装置100に遠隔制御装置200の動き等に関する情報が入った信号を無線通信部220を介して伝送する。
【0078】
一方、遠隔制御装置200は、ディスプレイ装置100が伝送した信号をRFモジュール221を介して受信することができ、必要に応じてIRモジュール223を介してディスプレイ装置100に電源のオン/オフ、チャンネル変更、ボリューム変更等に関する命令を伝送することができる。
【0079】
ユーザ入力部230は、キーパッド、ボタン、タッチパッドまたはタッチスクリーン等から構成されてもよい。ユーザは、ユーザ入力部230を操作して遠隔制御装置200でディスプレイ装置100に関連した命令を入力することができる。ユーザ入力部230がハードキーボタンを備える場合、ユーザは、ハードキーボタンのプッシュ動作を介して遠隔制御装置200でディスプレイ装置100に関連した命令を入力することができる。これついては、
図3を参照して説明する。
【0080】
図3を参照すると、遠隔制御装置200は、複数のボタンを含むことができる。複数のボタンは、指紋認識ボタン212、電源ボタン231、ホームボタン232、ライブボタン233、外部入力ボタン234、音量調節ボタン235、音声認識ボタン236、チャンネル変更ボタン237、確認ボタン238及び戻るボタン239を含むことができる。
【0081】
指紋認識ボタン212は、ユーザの指紋を認識するためのボタンであってもよい。一実施例として、指紋認識ボタン212は、プッシュ動作が可能であり、プッシュ動作及び指紋認識動作を受信することもできる。電源ボタン231は、ディスプレイ装置100の電源をオン/オフするためのボタンであってもよい。ホームボタン232は、ディスプレイ装置100のホーム画面に移動するためのボタンであってもよい。ライブボタン233は、ライブ放送プログラムをディスプレイするためのボタンであってもよい。外部入力ボタン234は、ディスプレイ装置100に連結された外部入力を受信するためのボタンであってもよい。音量調節ボタン235は、ディスプレイ装置100が出力する音量の大きさを調節するためのボタンであってもよい。音声認識ボタン236は、ユーザの音声を受信し、受信した音声を認識するためのボタンであってもよい。チャンネル変更ボタン237は、特定放送チャンネルの放送信号を受信するためのボタンであってもよい。確認ボタン238は、特定機能を選択するためのボタンであってもよく、戻るボタン239は、前の画面に戻るためのボタンであってもよい。
【0082】
図2を再説明する。
ユーザ入力部230がタッチスクリーンを備える場合、ユーザは、タッチスクリーンのソフトキーをタッチして遠隔制御装置200でディスプレイ装置100に関連した命令を入力することができる。また、ユーザ入力部230は、スクロールキーや、ジョグキー等ユーザが操作できる多様な種類の入力手段を備えることができ、本実施例は、本発明の権利範囲を制限するものではない。
【0083】
センサ部240は、ジャイロセンサ241または加速度センサ243を備えることができ、ジャイロセンサ241は、遠隔制御装置200の動きに関する情報をセンシングすることができる。
【0084】
例えば、ジャイロセンサ241は、遠隔制御装置200の動作に関する情報をx、y、z軸を基準としてセンシングすることができ、加速度センサ243は、遠隔制御装置200の移動速度等に関する情報をセンシングすることができる。一方、遠隔制御装置200は、距離測定センサをさらに備えることができ、ディスプレイ装置100のディスプレイ部180との距離をセンシングすることができる。
【0085】
出力部250は、ユーザ入力部230の操作に対応または、ディスプレイ装置100から伝送した信号に対応する映像または音声信号を出力することができる。出力部250を介してユーザは、ユーザ入力部230の操作の有無または、ディスプレイ装置100の制御の有無を認知することができる。
【0086】
例えば、出力部250は、ユーザ入力部230が操作されるか無線通信部220を介してディスプレイ装置100と信号が送受信されると、点灯するLEDモジュール251、振動を発生する振動モジュール253、音響を出力する音響出力モジュール255または映像を出力するディスプレイモジュール257を備えることができる。
【0087】
また、電源供給部260は、遠隔制御装置200に電源を供給し、遠隔制御装置200が所定時間の間動いていない場合、電源供給を中断することで電源の浪費を減らすことができる。電源供給部260は、遠隔制御装置200に備えられた所定のキーが操作された場合に、電源供給を再開することができる。
【0088】
貯蔵部270は、遠隔制御装置200の制御または動作に必要な色様な種類のプログラム、アプリケーションデータ等を貯蔵することができる。もし、遠隔制御装置200がディスプレイ装置100とRFモジュール221を介して無線で信号を送受信する場合、遠隔制御装置200とディスプレイ装置100は、所定の周波数帯域を介して信号を送受信する。
【0089】
遠隔制御装置200の制御部280は、遠隔制御装置200とペアリングされたディスプレイ装置100と信号を無線で送受信できる周波数帯域等に関する情報を貯蔵部270に貯蔵して参照することができる。
【0090】
制御部280は、遠隔制御装置200の制御に関連した諸般事項を制御する。制御部280は、ユーザ入力部230の所定のキー操作に対応する信号またはセンサ部240でセンシングした遠隔制御装置200の動きに対応する信号を無線通信部220を介してディスプレイ装置100に伝送することができる。
【0091】
また、遠隔制御装置200の音声獲得部290は、音声を獲得することができる。
【0092】
音声獲得部290は、少なくとも1つ以上のマイク291を含むことができ、マイク291を介して音声を獲得することができる。
【0093】
次に、
図4を説明する。
図4は、本発明の実施例に応じて遠隔制御装置を活用する例を示す。
図4の(a)は、遠隔制御装置200に対応するポインタ205がディスプレイ部180に表示されることを例示する。
【0094】
ユーザは、遠隔制御装置200を上下、左右に動いたり回転することができる。ディスプレイ装置100のディスプレイ部180に表示されたポインタ205は、遠隔制御装置200の動きに対応する。このような遠隔制御装置200は、図面のように、3D空間上の動きに応じて当該ポインタ205が移動して表示されるので、空間リモコンと命名することができる。
【0095】
図4の(b)は、ユーザが遠隔制御装置200を左に移動すると、ディスプレイ装置100のディスプレイ部180に表示されたポインタ205もこれに対し対応して左に移動することを例示する。
【0096】
遠隔制御装置200のセンサを介して感知された遠隔制御装置200の動きに関する情報は、ディスプレイ装置100に伝送される。ディスプレイ装置100は、遠隔制御装置200の動きに関する情報からポインタ205の座標を算出することができる。ディスプレイ装置100は、算出した座標に対応するようにポインタ205を表示することができる。
【0097】
図4の(c)は、遠隔制御装置200内の特定ボタンを押した状態で、ユーザが遠隔制御装置200をディスプレイ部180から離れるように移動する場合を例示する。これにより、ポインタ205に対応するディスプレイ部180内の選択領域がズームインされて拡大表示される。
【0098】
逆に、ユーザが遠隔制御装置200をディスプレイ部180に近づくように移動する場合、ポインタ205に対応するディスプレイ部180内の選択領域がズームアウトされて縮小表示される。
【0099】
一方、遠隔制御装置200がディスプレイ部180から離れる場合、選択領域がズームアウトされ、遠隔制御装置200がディスプレイ部180に近づく場合、選択領域がズームインされる。
【0100】
また、遠隔制御装置200内の特定ボタンを押した状態では、上下左右の移動の認識が排除される。即ち、遠隔制御装置200がディスプレイ部180から離れるか接近するように移動する場合、上下左右の移動は認識されず、前後の移動のみが認識されるようにすることができる。遠隔制御装置200内の特定ボタンを押していない状態では、遠隔制御装置200の上下左右の移動に応じてポインタ205のみが移動することになる。
一方、ポインタ205の移動速度や移動方向は、遠隔制御装置200の移動速度や移動方向に対応することができる。
【0101】
一方、本明細書におけるポインタは、遠隔制御装置200の動作に対応して、ディスプレイ部180に表示されるオブジェクトを意味する。従って、ポインタ205で図面に図示された矢印形状以外に多様な形状のオブジェクトが可能である。例えば、点、カーソル、プロンプト、厚い枠線等を含む概念ある。そして、ポインタ205がディスプレイ部180上の横軸と縦軸のうちいずれか1つの地点(point)に対応して表示されるものは勿論、ライン(line)、面(surface)等複数地点に対応して表示されることも可能である。
【0102】
以下、本開示の実施例に係るディスプレイ装置の動作フローチャートに対して説明する。
【0103】
まず、本開示の実施例に係るディスプレイ装置100は、ユーザ入力部120をさらに含むことができる。
【0104】
ユーザ入力部120は、機械式(mechanical)入力手段(または、メカニカルキー、例えばAI装置100の前/後面または側面に位置するボタン、ドームスイッチ(dome switch)、ジョグホイール、ジョグスイッチ等)及びタッチ式入力手段を含むことができる。
【0105】
一例として、タッチ式入力手段は、ソフトウェア的な処理によりタッチスクリーンに表示される仮想キー(virtual key)、ソフトキー(soft key)またはビジュアルキー(visual key)からなるか、前記タッチスクリーン以外の部分に配置されるタッチキー(touch key)からなることができる。
【0106】
または、ディスプレイ装置100は、ディスプレイ部で受信するユーザタッチ入力をユーザ入力部120のタッチ式入力手段に対応させて受信することも可能である。
【0107】
即ち、ユーザはディスプレイ装置100のディスプレイ部をタッチすることでユーザ入力部120にタッチ入力を提供し、制御部はユーザ入力部120を介してユーザからのタッチ入力を受信することができる。
【0108】
図5は、本開示の実施例に係るディスプレイ装置の動作フローチャートを示したのである。
【0109】
図5を参照すると、ディスプレイ装置100はアプリケーションを実行することができる(S510)。具体的に、アプリケーションとは、少なくとも1つ以上の映像コンテンツを提供することができ、アプリケーションは、ディスプレイ装置の貯蔵部140に貯蔵されるか、ディスプレイ装置と連結されたサーバーまたはセットトップボックスから提供されてもよい。
【0110】
例えば、アプリケーションは、映像及びイメージコンテンツ、ウェブブラウザ、スマートガイド、別途のケーブルまたは無線で連結される外部入力コンテンツ等を含むことができる。
【0111】
ディスプレイ装置100の制御部170は、ディスプレイ部を介してアプリケーションが実行されると、アプリケーションが提供する画面を出力することができる。
本開示の実施例に係る制御部170は、アプリケーションがタッチ入力を支援するのか否かを判断することができる(S520)。
【0112】
まず、アプリケーションは、タッチ入力を受信すると、当該タッチ入力に対応する命令を実行する機能を提供するアプリケーションと、タッチ入力に対応する命令を実行する機能を提供しないアプリケーションとに区分することができる。
【0113】
本開示の実施例に係る制御部170は、現在ディスプレイ装置で動作されるOSにおいて特定アプリケーションが実行中である場合、前記特定アプリケーションが出力された画面にタッチ入力が受信されると、実行中のアプリケーションがタッチ入力を支援するのか否かを判断し、当該タッチ入力に対応する命令を実行する機能をアプリケーションが提供するのか否かを判断することができる。
【0114】
一般的に、ディスプレイ装置100に搭載されたOSは、実行されるアプリケーションのアプリケーション情報を貯蔵しているので、制御部170は、前記アプリケーション情報を利用して当該アプリケーションがタッチ入力に対応する命令を実行する機能を提供するのか否かを判断することができる。
【0115】
この時、アプリケーション情報は、アプリケーション種類、設置日付、機能、固有番号等アプリケーション動作に必要な多様な情報を含むことができる。
【0116】
本開示の実施例に係る制御部170は、OSにより実行されるアプリケーションに含まれたアプリケーション情報を利用してタッチ入力の支援をするのか否かを判断することができる。
【0117】
本開示の実施例に係る制御部170は、実行中のアプリケーションがタッチ入力を支援する場合、入力部120を介してユーザのタッチ入力を受信してタッチ入力に対応する機能を実行することができる(S531)。
【0118】
一方、本開示の実施例に係る制御部170は、実行中のアプリケーションがタッチ入力を支援しない場合(S520)、ユーザのタッチ入力を分析し(S530)、アプリケーションがマウス入力機能を支援するのか否かに基づいてタッチ入力に対応する機能を実行することができる(S540)。
【0119】
具体的に、前記アプリケーションがマウス入力機能を支援する場合、前記制御部は、前記タッチ入力をマウス入力に転換し、前記マウス入力に対応する機能を実行することができる(S552、S562)。
【0120】
また、前記制御部は、前記アプリケーションが前記マウス入力機能を支援しない場合、前記タッチ入力を方向キー入力に転換し、前記方向キー入力に対応する機能を実行することができる(S551、S561)。
【0121】
以下、本開示の実施例に係るユーザタッチ入力の種類に対して説明し、それに対応する画面移動及びコンテンツ再生に対して説明する。
【0122】
まず、本開示の実施例に係る制御部170は、ユーザのタッチ入力を分析することができる(S530)。
【0123】
この時、ユーザタッチ入力分析は、タッチ入力を提供するディスプレイ装置において、ディスプレイ部180を介して入力されるユーザタッチ入力または入力部を介して入力されるユーザタッチ入力に対応する機能を分析することを意味することができる。
【0124】
制御部170は、ユーザタッチ入力を分析して当該タッチ入力が特定位置タッチ、特定位置タッチ後ドラッグ、特定位置ロングプレス、プログレスバータッチ後ドラッグ、スクロールバータッチ後ドラッグ等多様なユーザのタッチ入力を認識することができる。
【0125】
図6は、本開示の実施例に係るタッチ後ドラッグ入力による画面移動を示した図面である。
【0126】
まず、ディスプレイ装置100でアプリケーションが実行される場合、ディスプレイ装置の制御部170は、少なくとも1つ以上のコンテンツを含むアプリケーションが提供する画面を出力することができる。
【0127】
ユーザは、前記画面に対してタッチ入力を入力することができる。
【0128】
本開示の実施例係る制御部170は、ユーザのタッチ入力が前記画面上の特定位置のタッチである場合、前記制御部は、前記タッチ入力を前記特定位置のマウスクリック入力に転換し、前記特定位置に前記マウスクリック入力を実行することができる。
【0129】
例えば、制御部170は、画面610上の第1コンテンツ613に対してユーザタッチ入力が受信された場合、前記タッチ入力を第1コンテンツ613に対するクリック入力に転換して認識し、第1コンテンツ613を実行することができる。
また、ユーザは、画面の移動のために特定位置をタッチした後ドラッグ入力をすることができる。
【0130】
本開示の実施例に係る制御部170は、ユーザのタッチ入力が特定位置611をタッチして特定方向612にドラッグである場合、前記タッチ入力を前記特定位置611をクリックして前記特定方向612にマウスドラッグ入力に転換し、前記特定位置が前記特定方向612に対応する方向に移動された画面を出力することができる。
【0131】
例えば、
図6(a)のように、ユーザのタッチ入力が特定位置611をタッチして特定方向612にドラッグである場合、制御部170は、前記特定位置611をマウスクリックし、前記特定方向612にマウスドラッグ入力に転換して認識することができる。
【0132】
図6(b)を参照すると、前記マウス入力に応じて、制御部は特定位置611が特定方向612に対応する方向に移動された画面630を出力することができる。
【0133】
移動された画面630には第1コンテンツ611と異なるコンテンツ631が出力される。
【0134】
本開示の別の実施例に係る、アプリケーションがマウス入力機能を提供しない場合を説明する。
【0135】
本開示の実施例に係る制御部170は、前記ユーザのタッチ入力が特定位置のタッチである場合、前記タッチ入力を前記特定位置の選択入力に転換し、前記特定位置に前記選択入力を実行することができる。
【0136】
例えば、制御部170は、画面上の第1コンテンツ613に対してユーザタッチ入力が受信された場合、前記タッチ入力を第1コンテンツ613に対する選択入力に転換して認識し、第1コンテンツを実行することができる。
また、ユーザは、画面の移動のために特定位置をタッチした後ドラッグ入力をすることができる。
【0137】
本開示の実施例に係る制御部170は、ユーザのタッチ入力が特定位置611をタッチして特定方向612にドラッグである場合、前記制御部170は、前記特定方向612と反対方向に対応する第1方向の方向キー入力に転換して前記特定位置611が前記特定方向612に対応する方向に移動された画面を出力することができる。
【0138】
例えば、
図6(a)のように、ユーザのタッチ入力が特定位置611をタッチして特定方向612にドラッグである場合、制御部は、前記特定位置611を選択し、前記特定方向612と反対方向に対応する第1方向の方向キー入力に転換して認識することができる。
【0139】
図6(b)を参照すると、前記第1方向の方向キー入力に応じて、制御部170は特定位置611が特定方向612に対応する方向に移動された画面630を出力することができる。
【0140】
即ち、本開示の実施例によれば、ユーザタッチ入力に対応する画面移動及びコンテンツ実行出力結果は、マウス入力機能及び方向キー入力機能に同様の表れることがわかる。
【0141】
図7は、本開示の実施例に係るタッチ後ドラッグ入力によるコンテンツ移動を示した図面である。
【0142】
まず、アプリケーションがマウス入力機能を支援する場合に対して説明する。
【0143】
図7を参照すると、ユーザは、複数のコンテンツがカテゴリー別にまとめられている場合、フォーカシングにされたコンテンツを他のコンテンツに転換したり、カテゴリーに含まれた複数のコンテンツリストを見るためのドラッグタッチ入力を入力することができる。
【0144】
具体的に、ディスプレイ装置100の制御部170は、1つのカテゴリーに含まれた複数のコンテンツを特定方向に羅列して出力することができる。
【0145】
この時、ユーザのタッチ入力が前記複数のコンテンツのうちいずれか1つをタッチして前記特定方向にドラッグである場合、制御部は、前記タッチ入力をタッチされたコンテンツをクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換することができる。
【0146】
制御部170は、ディスプレイ部180を介して特定方向に前記複数のコンテンツが移動された画面を出力することができる。
【0147】
例えば、
図7(a)の画面710には類似するカテゴリーでまとめられたコンテンツ713、714が出力される。
【0148】
ユーザは、カテゴリーに含まれた複数のコンテンツリストを見るために特定位置711をタッチしたまま特定方向712にドラッグ入力を入力することができる。
【0149】
この時、特定位置711は、類似するカテゴリーでまとめられたコンテンツのうちいずれか1つ(713)であってもよい。
【0150】
本開示の実施例に係る制御部170は、前記タッチ入力を特定位置711をクリックしたまま特定方向712にマウスドラッグ入力に転換することができる。
【0151】
以後、制御部170は、
図7(b)のように、前記特定方向712に前記複数のコンテンツ713、714が移動された画面730を出力することができる。
【0152】
以下、アプリケーションが方向キー入力機能を支援する場合を説明する。
【0153】
本開示の別の実施例によれば、ユーザタッチ入力が前記複数のコンテンツのうちいずれか1つをタッチして前記特定方向にドラッグである場合、前記制御部170は、前記タッチ入力をタッチされたコンテンツを選択し、前記特定方向と反対方向に対応する第1方向の方向キー入力に転換し、前記特定方向に前記複数のコンテンツが移動された画面を出力することができる。
【0154】
先述したように
図7(a)を参照すると、ユーザは、カテゴリーに含まれた複数のコンテンツリストを見るために特定位置711をタッチしたまま特定方向712にドラッグ入力を入力することができる。
【0155】
本開示の実施例に係る制御部170は、前記タッチ入力を特定位置711を選択したまま特定方向712と反対方向に対応する第1方向の方向キー入力に転換することができる。
【0156】
以後、制御部170は、前記特定方向712に前記複数のコンテンツ713、714が移動された画面730を出力することができる。
【0157】
図8は、本開示の実施例に係るロングプレス入力による画面を示した図面である。
【0158】
本開示の実施例によれば、ユーザタッチ入力が特定コンテンツに対するロングプレス入力以後特定方向にドラッグである場合、制御部170は、画面に前記特定コンテンツに対する詳細情報を出力することができる。
【0159】
具体的に、制御部170は、実行中のアプリケーションがマウス入力機能を提供する場合、前記タッチ入力を前記コンテンツに対するロングクリック入力に転換し、前記コンテンツに対するロングクリック入力に対応する前記コンテンツに対する詳細情報を出力することができる。
【0160】
この時、ロングクリック入力はマウスのクリックした状態で一定時間以上維持する入力を意味することができる。
【0161】
図8(a)と
図8(b)を参照すると、制御部170は特定コンテンツ810に対するユーザのロングプレス入力811が受信される場合、当該ロングプレス入力をコンテンツ810に対するロングクリック入力に転換し、前記コンテンツに対する詳細情報ウィンドウ820を出力することができる。
【0162】
この時、コンテンツが映像である場合、詳細情報ウィンドウにはコンテンツに対するタイトル、再生時間、日付、予告編、製作者、再生、プレビュー等の情報のうち少なくとも1つを含むことができる。
【0163】
図9は、本開示の実施例に係る画面移動をガイドするためのガイドウィンドウを示した図面である。
【0164】
本開示の実施例によりタッチ入力が支援されないアプリケーションであるにもかかわらずタッチ入力による動作が実行される。よって、ディスプレイ装置100は、ユーザにタッチ入力がマウス入力機能または方向キー入力機能に転換されて実行されることを知らせるガイドを出力することができる。
【0165】
具体的に
図9(a)と
図9(b)を参照すると、ユーザが第1コンテンツ910に対する特定位置911にタッチ入力を入力すると、前記制御部170は、前記タッチ入力に対応する前記マウス入力機能をガイドするためのガイドウィンドウ920を出力することができる。
【0166】
例えば、マウス入力機能を提供するアプリケーションの場合、前記ガイドウィンドウは、ユーザの手の動きをガイドするガイドイメージ921とマウス入力機能が実行されていることを表わすカーソルガイドイメージ922及び現在タッチ入力が受信されていることを表わすガイドイメージ923のうち少なくとも1つを含むことができる。
【0167】
また、マウス入力機能がマウスドラッグに対応する場合、画面移動方向に対するガイドイメージを出力することも可能である。
【0168】
図10は、本開示の実施例に係る画面移動をガイドするためのガイドウィンドウを示した図面である。
【0169】
本開示の別の実施例により、方向キー入力機能を提供するアプリケーションの場合、制御部170は、ユーザ入力に対応する前記方向キー入力機能をガイドするためのガイドウィンドウ1120を出力することができる。
【0170】
具体的に、ユーザの第1コンテンツ1010に対する特定位置1011のタッチ後特定方向1012にドラッグ入力が受信される場合、制御部170は、方向キー入力をガイドするための前記ガイドウィンドウ1020を出力することができる。
【0171】
前記方向キー入力をガイドするためのガイドウィンドウ1020は、ユーザの手の動きをガイドするガイドイメージ1021及び前記「ユーザ入力に対応する前記方向キー入力機能」に応じた画面移動方向に対するガイドイメージ1022のうち少なくとも1つを含むことができる。
【0172】
また、制御部170は、ユーザのタッチ入力に応じて画面を特定方向に移動させる場合、当該方向の方向キーを活性化して表わすことも可能である。
【0173】
図11は、本開示の実施例に係るタッチ入力時画面移動を示した図面である。
【0174】
一方、アプリケーションが提供する画面には、スクロールバーのように画面を移動させやすいツールが提供されてもよい。ユーザがアプリケーションが提供する画面を移動させるためにスクロールバーにタッチ入力を入力する場合の制御部の動作を説明する。
【0175】
まず、アプリケーションがマウス入力機能を提供する場合に対して説明する。
本開示の実施例に係る制御部170は、実行中のユーザのタッチ入力がスクロールバーの特定領域をタッチして特定方向にドラッグする入力である場合、前記タッチ入力を前記スクロールバーの特定領域をクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、前記特定方向にスクロールされた画面を出力することができる。
【0176】
例えば
図11を参照すると、画面は、スクロールバー1110を含むことができる。制御部170は、ユーザのタッチ入力がスクロールバー1110の特定領域1111をタッチして特定方向1112にドラッグする入力である場合、前記特定領域1111をクリックしたまま特定方向1112にマウスドラッグ入力に転換し、前記特定方向1112にスクロールされた画面を出力することができる。
【0177】
この時、スクロールされる程度は、ユーザの特定方向1112にドラッグ強度に応じて異なるように設定されてもよい。
【0178】
以下、アプリケーションが方向キー入力機能を提供する場合に対して説明する。
【0179】
本開示の別の実施例に係る制御部170は、実行中のユーザのタッチ入力がスクロールバーの特定領域をタッチして特定方向にドラッグする入力である場合、前記タッチ入力を前記スクロールバーの特定領域を選択し、前記特定方向に方向キー入力に転換し、前記特定方向にスクロールされた画面を出力することができる。
【0180】
例えば
図12を参照すると、制御部170は、ユーザのタッチ入力がスクロールバー1110の特定領域1111をタッチして特定方向1112にドラッグする入力である場合、前記特定領域1111を選択したまま特定方向1112に方向キー入力に転換し、前記特定方向1112にスクロールされた画面を出力することができる。
【0181】
同様に、スクロールされる程度は、ユーザの特定方向1112にドラッグ強度に応じて異なるように設定されてもよい。
【0182】
一方、制御部170は、前記タッチ入力がスクロールバーの特定領域をタッチしてドラッグする入力がマウス入力機能または方向キー入力機能に転換された場合、特定方向に画面が移動していることを表わすガイドウィンドウ1130を出力することができる。
【0183】
先述したように、ガイドウィンドウ1130には画面の移動方向に対応するガイドイメージが活性化されて表示されてもよい。
【0184】
以下
図12~
図14では、コンテンツが再生されている場合、ユーザのタッチ入力に応じてコンテンツの再生時点を設定する実施例を説明する。
【0185】
図12は、本開示の実施例に係るタッチ入力時再生時点移動を示した図面である。
【0186】
図12を参照すると、制御部170は、アプリケーションに含まれたコンテンツを再生することができる。この時、コンテンツは、一定再生時間を有する映像またはイメージデータであってもよい。
【0187】
ユーザは、コンテンツ再生中一時停止、早送り、巻き戻し及び特定時点に移動等のための多様なタッチ入力を入力することができる。
【0188】
本開示の実施例に係る制御部170は、ユーザのタッチ入力がロングプレス入力以後特定方向にドラッグである場合、前記タッチ入力を再生中のコンテンツの現在時点をクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、現在時点から特定方向にマウスドラッグ入力だけ時点が進行したコンテンツを出力することができる。
【0189】
例えば、
図12を参照すると、ディスプレイ部180にはコンテンツ1210が再生されており、ユーザが当該コンテンツの特定位置1211をロングプレス入力以後特定方向1212(例えば、右側方向)にドラッグする場合、制御部170は、前記タッチ入力を再生中のコンテンツの現在時点をクリックしたまま右側方向にマウスドラッグ入力に転換して認識することができる。
【0190】
制御部170は、現在時点から右側方向にマウスドラッグ入力だけ時点が進行(1213)したコンテンツ1220を出力することができる。
【0191】
一方、
図13に示されたように、前記制御部170は、ディスプレイ部180を介してコンテンツの再生進行程度を表わすプログレスバー1310を出力することができる。先述と同様に、ユーザのタッチ入力が特定地点1311をタッチして特定方向1312にドラッグである場合、制御部170は、前記タッチ入力を現在時点のプログレスバー1310をクリックし、前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換して認識することができる。
【0192】
また、制御部170は、現在時点1311から特定方向1312にドラッグ強度だけ時点が進行したプログレスバー1313を出力し、前記プログレスバー1313に対応する時点のコンテンツを出力することができる。
【0193】
本開示の別の実施例によりアプリケーションが方向キー入力を提供する場合を説明する。
【0194】
本開示の実施例に係る制御部170は、前記タッチ入力がロングプレス入力以後特定方向にドラッグが受信されると、前記タッチ入力を再生中のコンテンツの現在時点を選択し、前記特定方向に方向キー入力に転換することができる。
また制御部170は、現在時点から前記特定方向1312に方向キー入力だけ時点が進行したコンテンツを出力することができる。
【0195】
また、前記制御部170は、ディスプレイ部180を介してコンテンツの再生進行程度を表わすプログレスバー1310を出力し、前記ユーザ入力が前記プログレスバー上の特定時点1311をタッチして特定方向1312にドラッグである場合、前記特定方向1312に対応する第1方向の方向キー入力であると判断し、前記コンテンツの特定時点から特定方向に前記方向キー入力だけ時点が進行したコンテンツを出力することができる。
【0196】
例えば、プログレスバー上の特定時点1311をタッチして右側にドラッグした場合、
図13に示されたように、再生中のコンテンツ1310の特定時点1311から右側に方向キー入力だけ時点が進行したコンテンツ1320を出力することができる。
【0197】
以下、再生時点移動に応じてマウス入力機能または方向キー入力機能のガイドウィンドウを説明する。
【0198】
図13を参照すると、マウス入力機能が実行されることにより、制御部170は、ディスプレイ部180を介してユーザに再生時点移動をガイドするためのガイドウィンドウ1320を出力することができる。
【0199】
本開示の実施例に係るガイドウィンドウ1320は、マウス入力機能に応じてユーザの手の動きガイドイメージ1321及びカーソルガイドイメージ1322及び特定方向1312に対応する方向に時点が移動されていることをガイドするイメージ1323のうち少なくとも1つを含むことができる。
【0200】
制御部170は、ディスプレイ部180を介してユーザがプログレスバーの現在時点1310をタッチして特定方向に移動させて以後時点1313までドラッグする場合、前記ガイドウィンドウ1320に含まれた手の動きガイドイメージとカーソルガイドイメージが移動する効果1323を出力することができる。
【0201】
前記実施例は、マウス入力機能だけではなく、方向キー入力機能を提供するアプリケーションにも同様に適用することができる。
【0202】
図14は、本開示の実施例に係るタッチ入力時再生時点移動を示した図面である。
【0203】
図14を参照すると、方向キー入力機能が実行されることにより、制御部170は、ディスプレイ部180を介してユーザに再生時点移動をガイドするためのガイドウィンドウ1420を出力することができる。
【0204】
本開示の実施例に係るガイドウィンドウ1420は、方向キー入力機能に応じてユーザの手の動きガイドイメージ1421及び方向キーガイドイメージ1422を含むことができる。
【0205】
制御部170は、ディスプレイ部180を介してユーザがプログレスバーの現在時点をタッチして特定方向に移動させて以後時点までドラッグする場合だけではなく、コンテンツが再生される途中特定領域1411をタッチして特定方向1412にドラッグする場合にも、前記ガイドウィンドウ1420に含まれた方向キーガイドイメージがコンテンツ再生時点を調節する方向に活性化されたガイドイメージを出力することができる。
【0206】
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したことに過ぎず、本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者であれば、本発明の本質的な特性を逸脱しない範囲内で多様な修正及び変形が可能であろう。
【0207】
従って、本発明に開示された実施例は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明をするためのものであり、このような実施例により本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。
【0208】
本発明の保護範囲は、添付された請求の範囲によって解釈されるべきであり、それと同等な範囲内にある全ての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれると解釈されるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2023-12-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチ入力を受信するユーザ入力部と、
アプリケーションから提供する画面を出力するディスプレイ部と、
前記アプリケーションのタッチ入力の支援をするのか否かを判断し、前記アプリケーションがタッチ入力を支援しない場合、マウス入力機能を支援するのか否かを判断し、前記マウス入力機能を支援するのか否かに基づいて、前記タッチ入力に対応する機能を実行する制御部と、を含む、ディスプレイ装置。
【請求項2】
前記画面は、少なくとも1つのコンテンツを含み、
前記アプリケーションがマウス入力機能を支援する場合、前記制御部は、前記タッチ入力をマウス入力に転換し、前記マウス入力に相応する機能を実行する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項3】
前記タッチ入力が特定位置のタッチである場合、前記制御部は、
前記タッチ入力を前記特定位置のマウスクリック入力に転換し、
前記特定位置に前記マウスクリック入力を実行する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項4】
前記タッチ入力が前記コンテンツに対するロングプレス入力である場合、前記制御部は、
前記タッチ入力を前記コンテンツに対するロングクリック入力に転換し、
前記コンテンツに対するロングクリック入力に対応する前記コンテンツに対する詳細情報を出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項5】
前記タッチ入力が特定位置をタッチして特定方向にドラッグである場合、前記制御部は、
前記タッチ入力を前記特定位置をクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、
前記特定位置が前記特定方向に対応する方向に移動された画面を出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項6】
前記制御部は、1つのカテゴリーに含まれた複数のコンテンツを特定方向に羅列して出力し、前記タッチ入力が前記複数のコンテンツのうちいずれか1つをタッチして前記特定方向にドラッグである場合、
前記タッチ入力をタッチされたコンテンツをクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、
前記特定方向に前記複数のコンテンツが移動された画面を出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項7】
前記タッチ入力がロングプレス入力以後特定方向にドラッグである場合、
前記制御部は、
前記タッチ入力を再生中のコンテンツの現在時点をクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、
現在時点から特定方向にマウスドラッグ入力だけ時点が進行したコンテンツを出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項8】
前記制御部は、ディスプレイ部を介してコンテンツの再生進行程度を表わすプログレスバーを出力し、前記タッチ入力が特定地点をタッチして特定方向にドラッグである場合、
前記タッチ入力を前記プログレスバーをクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、
現在時点から特定方向だけ時点が進行したコンテンツを出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記タッチ入力に対応する前記マウス入力機能をガイドするためのガイドウィンドウを出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項10】
前記ガイドウィンドウは、ユーザの手の動きをガイドするガイドイメージ及び前記「ユーザ入力に対応する前記マウス入力機能」に応じた画面移動方向に対するガイドイメージのうち少なくとも1つを含む、請求項9に記載のディスプレイ装置。
【請求項11】
前記画面は、少なくとも1つのコンテンツを含み、
前記制御部は、前記アプリケーションが前記マウス入力機能を支援しない場合、前記タッチ入力を方向キー入力に転換し、前記方向キー入力に対応する機能を実行する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項12】
前記タッチ入力が特定位置のタッチである場合、前記制御部は、前記タッチ入力を前記特定位置の選択入力に転換し、前記特定位置に前記選択入力を実行する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【請求項13】
前記タッチ入力が特定位置をタッチして特定方向にドラッグである場合、前記制御部は、
前記特定方向と反対方向に対応する第1方向の方向キー入力に転換し、
前記特定位置が前記特定方向に対応する方向に移動された画面を出力する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【請求項14】
前記制御部は、1つのカテゴリーに含まれた複数のコンテンツを特定方向に羅列して出力し、前記タッチ入力が前記複数のコンテンツのうちいずれか1つをタッチして前記特定方向にドラッグである場合、
前記タッチ入力をタッチされたコンテンツを選択し、前記特定方向と反対方向に対応する第1方向の方向キー入力に転換し、
前記特定方向に前記複数のコンテンツが移動された画面を出力する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【請求項15】
前記タッチ入力がロングプレス入力以後特定方向にドラッグである場合、前記制御部は、
前記タッチ入力を再生中のコンテンツの現在時点を選択し、前記特定方向に方向キー入力に転換し、
現在時点から前記特定方向に方向キー入力だけ時点が進行したコンテンツを出力する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【請求項16】
前記制御部は、ディスプレイ部を介してコンテンツの再生進行程度を表わすプログレスバーを出力し、前記ユーザ入力が前記プログレスバー上の特定時点をタッチして特定方向にドラッグである場合、前記特定方向に対応する第1方向の方向キー入力であると判断し、前記コンテンツの特定時点から特定方向に前記方向キー入力だけ時点が進行したコンテンツを出力する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【請求項17】
前記制御部は、前記ユーザ入力に対応する前記方向キー入力に対応する機能をガイドするためのガイドウィンドウを出力する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【請求項18】
前記ガイドウィンドウは、ユーザの手の動きをガイドするガイドイメージ及び前記「ユーザ入力に対応する前記方向キー入力機能」に応じた画面移動方向に対するガイドイメージのうち少なくとも1つを含む、請求項17に記載のディスプレイ装置。
【請求項19】
前記画面は、スクロールすることができるスクロールバーをさらに含み、
前記制御部は、前記タッチ入力がスクロールバーの特定領域をタッチして特定方向にドラッグする入力である場合、
前記タッチ入力を前記スクロールバーの特定領域をクリックして前記特定方向にマウスドラッグ入力に転換し、
前記特定方向にスクロールされた画面を出力する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項20】
前記画面は、スクロールすることができるスクロールバーをさらに含み、
前記制御部は、前記タッチ入力がスクロールバーの特定領域をタッチして特定方向にドラッグする入力である場合、
前記タッチ入力を前記スクロールバーの特定領域を選択し、前記特定方向に方向キー入力に転換し、
前記特定方向にスクロールされた画面を出力する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【国際調査報告】