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特表2024-519330資産取引を支援するための方法、システムおよび非一過性のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
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  • 特表-資産取引を支援するための方法、システムおよび非一過性のコンピュータ読み取り可能な記録媒体 図1
  • 特表-資産取引を支援するための方法、システムおよび非一過性のコンピュータ読み取り可能な記録媒体 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-10
(54)【発明の名称】資産取引を支援するための方法、システムおよび非一過性のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
(51)【国際特許分類】
   G06Q 40/04 20120101AFI20240501BHJP
【FI】
G06Q40/04
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023569817
(86)(22)【出願日】2023-04-18
(85)【翻訳文提出日】2023-11-08
(86)【国際出願番号】 KR2023005205
(87)【国際公開番号】W WO2023204560
(87)【国際公開日】2023-10-26
(31)【優先権主張番号】10-2022-0047843
(32)【優先日】2022-04-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2022-0058044
(32)【優先日】2022-05-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2022-0096837
(32)【優先日】2022-08-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ブルートゥース
2.BLUETOOTH
(71)【出願人】
【識別番号】523424260
【氏名又は名称】コリア セキュリティーズ レンディング カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110002468
【氏名又は名称】弁理士法人後藤特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ハ ジェウ
【テーマコード(参考)】
5L040
【Fターム(参考)】
5L040BB51
(57)【要約】
本発明の一態様によると、資産取引を支援するための方法であって、資産取引プラットフォームを利用する第1取引者ノードから前記資産取引プラットフォームを利用しない第2取引者ノードを対象とした資産取引要請情報を受信する段階、前記資産取引要請情報を参照して前記第2取引者ノードに伝送される第1リンクを生成する段階、前記第1リンクを通じて前記資産取引プラットフォームに接続した前記第2取引者ノードから前記資産取引要請情報に対応する資産取引受諾情報を受信する段階、および前記資産取引受諾情報を参照して前記第1取引者ノードと前記第2取引者ノードの間の資産取引の締結を確定する段階を含む方法が提供される。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
資産取引を支援するための方法であって、
資産取引プラットフォームを利用する第1取引者ノードから前記資産取引プラットフォームを利用しない第2取引者ノードを対象とした資産取引要請情報を受信する段階、
前記資産取引要請情報を参照して前記第2取引者ノードに伝送される第1リンクを生成する段階、
前記第1リンクを通じて前記資産取引プラットフォームに接続した前記第2取引者ノードから前記資産取引要請情報に対応する資産取引受諾情報を受信する段階、および
前記資産取引受諾情報を参照して前記第1取引者ノードと前記第2取引者ノードの間の資産取引の締結を確定する段階を含む、方法。
【請求項2】
前記第1リンクは、前記第1取引者ノードを通じて前記第2取引者ノードに迂迴的に伝送されるか、前記資産取引プラットフォームから前記第2取引者ノードに直接的に伝送される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1リンクが前記第2取引者ノードに伝送されることに対応して、前記締結された資産取引の管理のための第2リンクも前記第2取引者ノードに伝送される、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第2取引者ノードは前記第2リンクを通じて前記締結された資産取引の条件を変更したり前記締結された資産取引を取り消すことができる、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第2取引者ノードが前記締結された資産取引の条件を変更したり前記締結された資産取引を取り消そうとすることに対応して、前記第1取引者ノードに通知が提供される、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第2取引者ノードが前記締結された資産取引の条件を変更したり前記締結された資産取引を取り消すことは前記第1取引者ノードが承認することに対応して確定される、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記第2取引者ノードは前記資産取引要請情報に対応する資産取引の条件を変更して前記第1取引者ノードに資産取引要請情報を再び伝送できる、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
請求項1に記載された方法を実行するためのコンピュータプログラムを記録する、非一過性のコンピュータ読み取り可能記録媒体。
【請求項9】
資産取引を支援するためのシステムであって、
資産取引プラットフォームを利用する第1取引者ノードから前記資産取引プラットフォームを利用しない第2取引者ノードを対象とした資産取引要請情報を受信する第1受信部、
前記資産取引要請情報を参照して前記第2取引者ノードに伝送される第1リンクを生成する生成部、
前記第1リンクを通じて前記資産取引プラットフォームに接続した前記第2取引者ノードから前記資産取引要請情報に対応する資産取引受諾情報を受信する第2受信部、および
前記資産取引受諾情報を参照して前記第1取引者ノードと前記第2取引者ノードの間の資産取引の締結を確定する資産取引管理部を含む、システム。
【請求項10】
前記第1リンクは、前記第1取引者ノードを通じて前記第2取引者ノードに迂迴的に伝送されるか、前記資産取引プラットフォームから前記第2取引者ノードに直接的に伝送される、請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
前記第1リンクが前記第2取引者ノードに伝送されることに対応して、前記締結された資産取引の管理のための第2リンクも前記第2取引者ノードに伝送される、請求項10に記載のシステム。
【請求項12】
前記第2取引者ノードは前記第2リンクを通じて前記締結された資産取引の条件を変更したり前記締結された資産取引を取り消すことができる、請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
前記第2取引者ノードが前記締結された資産取引の条件を変更したり前記締結された資産取引を取り消そうとすることに対応して、前記第1取引者ノードに通知が提供される、請求項12に記載のシステム。
【請求項14】
前記第2取引者ノードが前記締結された資産取引の条件を変更したり前記締結された資産取引を取り消すことは前記第1取引者ノードが承認することに対応して確定される、請求項12に記載のシステム。
【請求項15】
前記第2取引者ノードは前記資産取引要請情報に対応する資産取引の条件を変更して前記第1取引者ノードに資産取引要請情報を再び伝送できる、請求項9に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は資産取引を支援するための方法、システムおよび非一過性のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
株式などのような資産を場外で取引する時に取引参加者は電子取引プラットフォームを利用することができる。ただし、電子取引プラットフォームは該当プラットフォームに加入した利用者のみを対象に資産取引を許容するのが一般的であるので、取引参加者が同じ電子取引プラットフォームを利用しない場合には取引参加者の間で資産取引がなされ得ないという問題が発生する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は前述した従来技術の問題点をすべて解決することをその目的とする。
【0004】
また、本発明は、取引参加者のうちいずれか一方が特定の電子取引プラットフォームを利用しない場合にも、該当電子取引プラットフォームで資産取引が正常に行われ得るように支援することを他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を達成するための本発明の代表的な構成は次の通りである。
【0006】
本発明の一態様によると、資産取引を支援するための方法であって、資産取引プラットフォームを利用する第1取引者ノードから前記資産取引プラットフォームを利用しない第2取引者ノードを対象とした資産取引要請情報を受信する段階、前記資産取引要請情報を参照して前記第2取引者ノードに伝送される第1リンクを生成する段階、前記第1リンクを通じて前記資産取引プラットフォームに接続した前記第2取引者ノードから前記資産取引要請情報に対応する資産取引受諾情報を受信する段階、および前記資産取引受諾情報を参照して前記第1取引者ノードと前記第2取引者ノードの間の資産取引の締結を確定する段階を含む方法が提供される。
【0007】
本発明の他の態様によると、資産取引を支援するためのシステムであって、資産取引プラットフォームを利用する第1取引者ノードから前記資産取引プラットフォームを利用しない第2取引者ノードを対象とした資産取引要請情報を受信する第1受信部、前記資産取引要請情報を参照して前記第2取引者ノードに伝送される第1リンクを生成する生成部、前記第1リンクを通じて前記資産取引プラットフォームに接続した前記第2取引者ノードから前記資産取引要請情報に対応する資産取引受諾情報を受信する第2受信部、および前記資産取引受諾情報を参照して前記第1取引者ノードと前記第2取引者ノードの間の資産取引の締結を確定する資産取引管理部を含むシステムが提供される。
【0008】
この他にも、本発明を具現するための他の方法、他のシステムおよび前記方法を実行するためのコンピュータプログラムを記録する非一過性のコンピュータ読み取り可能な記録媒体がさらに提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、取引参加者のうちいずれか一方が特定の電子取引プラットフォームを利用しない場合にも、該当電子取引プラットフォームで資産取引が正常に行われ得るように支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施例により資産取引を支援するための全体システムの概略的な構成を示す図面である。
図2】本発明の一実施例に係る支援システムの内部構成を詳細に図示する図面である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
後述する本発明についての詳細な説明は、本発明が実施され得る特定実施例を例示として図示する添付図面を参照する。このような実施例は当業者が本発明を充分に実施できるように詳細に説明される。本発明の多様な実施例は互いに異なるが相互排他的である必要はないことが理解されるべきである。例えば、本明細書に記載されている特定形状、構造および特性は本発明の精神と範囲を逸脱することなく一実施例から他の実施例に変更されて具現され得る。また、それぞれの実施例内の個別構成要素の位置または配置も本発明の精神と範囲を逸脱することなく変更され得ることが理解されるべきである。したがって、後述する詳細な説明は限定的な意味として行われるものではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲の請求項が請求する範囲およびそれと均等なすべての範囲を包括するものと理解されるべきである。図面で類似する参照符号は多様な側面に亘って同一または類似する構成要素を示す。
【0012】
本明細書における資産とは、金融資産(例えば、有価証券)、非金融資産(例えば、不動産)、その他の資産(例えば、仮想通貨、ポイント、マイレージなど)等を総称する概念であって、経済的価値のあるすべての対象を包括する最広義の意味で理解されるべきである。
【0013】
また、本明細書における資産取引プラットフォームとは、場外金融取引プラットフォーム、場外仮想通貨取引プラットフォームなどの場外で電子的に資産を取引できるように構築されたプラットフォームを意味し得る。
【0014】
以下では、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が本発明を容易に実施できるようにするために、本発明の多様な好ましい実施例に関して添付された図面を参照して詳細に説明することにする。
【0015】
全体システムの構成
【0016】
図1は、本発明の一実施例により資産取引を支援するための全体システムの概略的な構成を示す図面である。
【0017】
図1に図示された通り、本発明の一実施例に係る全体システムは通信網100、支援システム200およびデバイス300を含むことができる。
【0018】
まず、本発明の一実施例に係る通信網100は有線通信や無線通信のような通信の様態にかかわらず構成され得、近距離通信網(LAN;Local Area Network)、都市圏通信網(MAN;Metropolitan Area Network)、広域通信網(WAN;Wide Area Network)等の多様な通信網で構成され得る。好ましくは、本明細書における通信網100は公知のインターネットまたはワールドワイドウェブ(WWW;World Wide Web)であり得る。しかし、通信網100は、あえてこれに限定されず、公知の有線/無線データ通信網、公知の電話網または公知の有線/無線テレビ通信網をその少なくとも一部において含んでもよい。
【0019】
例えば、通信網100は無線データ通信網であって、ワイファイ(WiFi)通信、ワイファイダイレクト(WiFi-Direct)通信、ロングタームエボリューション(LTE;Long Term Evolution)通信、5G通信、ブルートゥース通信(低電力ブルートゥース(BLE;Bluetooth Low Energy)通信を含む)、赤外線通信、超音波通信などのような従来の通信方法を少なくともその一部分において具現するものであり得る。他の例として、通信網100は光通信網であって、ライファイ(LiFi;Light Fidelity)などのような従来の通信方法を少なくともその一部分において具現するものであり得る。
【0020】
次に、本発明の一実施例に係る支援システム200は通信網100を通じて後述するデバイス300との通信を遂行でき、資産取引プラットフォームを利用する第1取引者ノードから前記資産取引プラットフォームを利用しない第2取引者ノードを対象とした資産取引要請情報を受信し、前記資産取引要請情報を参照して前記第2取引者ノードに伝送される第1リンクを生成し、前記第1リンクを通じて前記資産取引プラットフォームに接続した前記第2取引者ノードから前記資産取引要請情報に対応する資産取引受諾情報を受信し、前記資産取引受諾情報を参照して前記第1取引者ノードと前記第2取引者ノードの間の資産取引の締結を確定する機能を遂行することができる。一方、このような支援システム200はメモリ手段を具備し、マイクロプロセッサを搭載して演算能力を備えたデジタル機器であり得、例えば通信網100上で運営されるサーバーシステムであってもよい。
【0021】
本発明の一実施例に係る支援システム200の構成と機能に関しては、以下の詳細な説明を通じて詳察することにする。
【0022】
次に、本発明の一実施例に係るデバイス300は支援システム200に接続した後に通信できる機能を含むデジタル機器であって、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートバンド、スマートグラス、デスクトップコンピュータ、ノートパソコン、ワークステーション、PDA、ウェブパッド、移動電話機などのように、メモリ手段を具備し、マイクロプロセッサを搭載して演算能力を備えたデジタル機器であればいくらでも本発明に係るデバイス300として採択され得る。
【0023】
また、本発明の一実施例によると、デバイス300には本発明に係る機能を遂行するためのアプリケーションプログラムがさらに含まれていてもよい。このようなアプリケーションは該当デバイス300内でプログラムモジュールの形態で存在することができる。このようなプログラムモジュールの性格は、後述するような支援システム200の第1受信部210、生成部220、第2受信部230、資産取引管理部240、通信部250および制御部260と全般的に類似し得る。ここで、アプリケーションはその少なくとも一部が必要に応じてそれと実質的に同一であるか均等な機能を遂行できるハードウェア装置やファームウェア装置に置換されてもよい。
【0024】
支援システムの構成
【0025】
以下では、本発明の具現のために重要な機能を遂行する支援システム200の内部構成と各構成要素の機能について詳察することにする。
【0026】
図2は、本発明の一実施例に係る支援システム200の内部構成を詳細に図示する図面である。
【0027】
図2に図示された通り、本発明の一実施例に係る支援システム200は、第1受信部210、生成部220、第2受信部230、資産取引管理部240、通信部250および制御部260を含むことができる。本発明の一実施例によると、支援システム200の第1受信部210、生成部220、第2受信部230、資産取引管理部240、通信部250および制御部260は、そのうち少なくとも一部が外部のシステム(図示されず)と通信するプログラムモジュールであり得る。このようなプログラムモジュールは運営システム、アプリケーションモジュールまたはその他のプログラムモジュールの形態で支援システム200に含まれ得、物理的には多様な公知の記憶装置に保存され得る。また、このようなプログラムモジュールは支援システム200と通信可能な遠隔記憶装置に保存されてもよい。一方、このようなプログラムモジュールは本発明により後述する特定業務を遂行したり特定の抽象データ類型を実行するルーチン、サブルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを包括するが、これに制限されはしない。
【0028】
一方、支援システム200に関して前記のように説明されたが、このような説明は例示的なものであり、支援システム200の構成要素または機能のうち少なくとも一部が必要に応じてデバイス300またはサーバー(図示されず)内で具現されたり外部システム(図示されず)内に含まれてもよいのは当業者に自明である。
【0029】
また、このような支援システム200は前述した資産取引プラットフォームを具現するためのシステムであり得、これに伴い、支援システム200それ自体が資産取引プラットフォームと指称されてもよい。ただし、場合により支援システム200と資産取引プラットフォームが異なる構成であるように指摘されることもあることを明らかにしておく。
【0030】
まず、本発明の一実施例に係る第1受信部210は、資産取引プラットフォームを利用する第1取引者ノードから資産取引プラットフォームを利用しない第2取引者ノードを対象とした資産取引要請情報を受信することができる。
【0031】
具体的には、本発明の一実施例によると、特定の資産取引プラットフォームに加入した第1取引者ノードは、該当資産取引プラットフォームに加入していない第2取引者ノードを対象に資産取引(資産借入または資産貸付)を締結するために、第1受信部210に資産取引要請情報を伝送することができる。ここで、本発明の一実施例によると、第1取引者ノードが第1受信部210に伝送する資産取引要請情報には取引希望物量、取引希望料率などが含まれ得る。
【0032】
次に、本発明の一実施例に係る生成部220は、第1受信部210が受信した資産取引要請情報を参照して第2取引者ノードに伝送される第1リンクを生成することができる。
【0033】
具体的には、本発明の一実施例に係る生成部220は、資産取引プラットフォームに加入していない第2取引者ノードが資産取引プラットフォームに接続できるようにする第1リンクを生成することができる。本発明の一実施例によると、このような第1リンクはウェブリンクなどの形式で生成され得、所定の時間が経過するとそれ以上有効でないように設定され得る。また、本発明の一実施例によると、このような第1リンクは第1取引者ノードの資産取引要請情報を参照して生成されて複数のリンクが互いに重複しないようで設定され得る。
【0034】
また、本発明の一実施例に係る生成部220は、第1リンクが生成されることに対応して第1コードを生成することができる。具体的には、本発明の一実施例によると、このような第1コードは第1リンクと連動されるコードであり得る。本発明の一実施例によると、第2取引者ノードが第1リンクを通じて資産取引プラットフォームに接続した後に第1取引者ノードと資産取引を締結するためには認証が必要となり得るが、第2取引者ノードは第1コードを利用して認証を終えることができる。ここで、本発明の一実施例によると、第1コードはOTPのような形式のコードであり得るが、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0035】
一方、本発明の一実施例によると、生成部220で生成された第1リンクは第1取引者ノードを通じて第2取引者ノードに迂迴的に伝送されるか、生成部220(または資産取引プラットフォーム)から第2取引者ノードに直接的に伝送され得る。例えば、生成部220で第1リンクが生成された以後に、生成部220から第1取引者ノードに第1リンクが伝送され得、再び第1取引者ノードから第2取引者ノードに第1リンクが伝送され得る。ここで、第1取引者ノードはウェブメール、ウェブメッセージ、モバイルメッセージなどの伝送手段を利用して受動的に第1リンクを第2取引者ノードに伝送することができる。他の例として、生成部220で第1リンクが生成された以後に、生成部220から第2取引者ノードに第1リンクが伝送され得る。ここで、生成部220はウェブメール、ウェブメッセージ、モバイルメッセージなどの伝送手段を利用して自動的に第1リンクを第2取引者ノードに伝送することができる。
【0036】
一方、本発明の一実施例によると、第1コードは第1リンクと同じ方式で第2取引者ノードに伝送されてもよいが、異なる方式で第2取引者ノードに伝送されてもよい。例えば、第1リンクが迂迴的方式で第2取引者ノードに伝送される場合に、第1コードは迂迴的方式で第2取引者ノードに伝送されてもよく、直接的方式で第2取引者ノードに伝送されてもよい。他の例として、第1リンクが直接的方式で第2取引者ノードに伝送される場合に、第1コードは直接的方式で第2取引者ノードに伝送されてもよく、迂迴的方式で第2取引者ノードに伝送されてもよい。
【0037】
次に、本発明の一実施例に係る第2受信部230は、第1リンクを通じて資産取引プラットフォームに接続した第2取引者ノードから資産取引要請情報に対応する資産取引受諾情報を受信する機能を遂行することができる。
【0038】
具体的には、本発明の一実施例によると、第2取引者ノードは第1リンクを通じて資産取引プラットフォームを接続した後(具体的には、第1コードを利用して認証まで終えた後)、第1取引者ノードの資産取引要請情報(例えば、取引希望物量、取引希望料率など)を確認することができる。本発明の一実施例によると、第2取引者ノードは、第1取引者ノードの資産取引要請情報により第1取引者ノードと資産取引を締結しようとする場合、第2受信部230に第1取引者ノードの資産取引要請情報に対応する資産取引受諾情報を伝送することができる。
【0039】
一方、本発明の一実施例によると、第2取引者ノードは第1取引者ノードの資産取引要請情報に対応する資産取引の条件に同意しない場合、該当条件を変更して第1取引者ノードに資産取引要請情報を再び伝送することができる(具体的には、第2取引者ノードは資産取引要請情報を第2受信部230に伝送でき、第1取引者ノードは資産取引プラットフォームに接続して第2取引者ノードの資産取引要請情報を確認することができる。)。この場合、本発明の一実施例によると、資産取引を最終的に受諾する主体は第2取引者ノードではなく第1取引者ノードであり得る。すなわち、本発明の一実施例によると、第1取引者ノードは、第2取引者ノードの資産取引要請情報により第2取引者ノードと資産取引を締結しようとする場合、第2受信部230に第2取引者ノードの資産取引要請情報に対応する資産取引受諾情報を伝送することができる。
【0040】
次に、本発明の一実施例に係る資産取引管理部240は、第2受信部230が受信した資産取引受諾情報を参照して第1取引者ノードと第2取引者ノードの間の資産取引の締結を確定され得る。
【0041】
また、本発明の一実施例に係る資産取引管理部240は、第1取引者ノードと第2取引者ノードの間の資産取引の締結を確定された後に、資産取引契約情報を生成して第1取引者ノードおよび第2取引者ノードに伝送することができる。ここで、本発明の一実施例によると、資産取引契約情報には資産取引の締結日時、資産取引契約番号などが含まれ得る。
【0042】
一方、本発明の一実施例によると、第1取引者ノードおよび第2取引者ノードのうち少なくとも一つのノードは、資産取引の締結が確定された以後に資産取引の条件を変更したり資産取引を取り消すことができるが、資産取引プラットフォームの加入者ではない第2取引者ノードは資産取引の条件を変更したり資産取引を取り消すために第2リンクを利用することができる。
【0043】
具体的には、本発明の一実施例に係る生成部220は、前述した第1リンク以外に第2リンクをさらに生成することができる。本発明の一実施例によると、第2リンクは第1リンクと異なるリンクであって、第1取引者ノードと第2取引者ノードの間に資産取引の締結が確定された以後に第2取引者ノードが資産取引の条件を変更したり資産取引を取り消そうとする場合に資産取引プラットフォームに接続できるようにするリンクであり得る。本発明の一実施例によると、このような第2リンクはウェブリンクなどの形式で生成され得、第1リンクが第2取引者ノードに伝送されることに対応して第1リンクとともに第2取引者ノードに伝送されたり第1リンクと所定の時間差を置いて第2取引者ノードに伝送され得る。例えば、第2リンクは第1取引者ノードと第2取引者ノードの間に資産取引の締結が確定された以後に第2取引者ノードに伝送され得る。
【0044】
また、本発明の一実施例に係る生成部220は、第2リンクが生成されることに対応して第2コードを生成することができる。具体的には、本発明の一実施例によると、このような第2コードは第2リンクと連動されるコードであり得る。本発明の一実施例によると、第2取引者ノードが第2リンクを通じて資産取引プラットフォームに接続した後に第1取引者ノードと締結された資産取引の条件を変更したり資産取引を取り消すためには認証が必要となり得るが、第2取引者ノードは第2コードを利用して認証を終えることができる。ここで、本発明の一実施例によると、第2コードはOTPのような形式のコードであり得るが、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0045】
一方、本発明の一実施例によると、生成部220で生成された第2リンクは第1取引者ノードを通じて第2取引者ノードに迂迴的に伝送されるか、生成部220(または資産取引プラットフォーム)から第2取引者ノードに直接的に伝送され得る。例えば、生成部220で第2リンクが生成された以後に、生成部220から第1取引者ノードに第2リンクが伝送され得、再び第1取引者ノードから第2取引者ノードに第2リンクが伝送され得る。ここで、第1取引者ノードはウェブメール、ウェブメッセージ、モバイルメッセージなどの伝送手段を利用して受動的に第2リンクを第2取引者ノードに伝送することができる。他の例として、生成部220で第2リンクが生成された以後に、生成部220から第2取引者ノードに第2リンクが伝送され得る。ここで、生成部220はウェブメール、ウェブメッセージ、モバイルメッセージなどの伝送手段を利用して自動的に第2リンクを第2取引者ノードに伝送することができる。
【0046】
一方、本発明の一実施例によると、第2コードは第2リンクと同じ方式で第2取引者ノードに伝送されてもよいが、異なる方式で第2取引者ノードに伝送されてもよい。例えば、第2リンクが迂迴的方式で第2取引者ノードに伝送される場合に、第2コードは迂迴的方式で第2取引者ノードに伝送されてもよく、直接的方式で第2取引者ノードに伝送されてもよい。他の例として、第2リンクが直接的方式で第2取引者ノードに伝送される場合に、第2コードは直接的方式で第2取引者ノードに伝送されてもよく、迂迴的方式で第2取引者ノードに伝送されてもよい。
【0047】
一方、本発明の一実施例によると、第1取引者ノードまたは第2取引者ノードが資産取引の締結が確定された以後に資産取引の条件を変更したり資産取引を取り消そうとすることに対応して、資産取引の相手方に該当するノードに通知が提供され得る。例えば、第2取引者ノードが資産取引の締結が確定された以後に資産取引の条件を変更したり資産取引を取り消そうとすることに対応して、資産取引の相手方に該当する第1取引者ノードに通知が提供され得る。
【0048】
また、本発明の一実施例によると、第1取引者ノードまたは第2取引者ノードが資産取引の締結が確定された以後に資産取引の条件を変更したり資産取引を取り消すことは資産取引の相手方に該当するノードが承認することに対応して確定され得る。例えば、第2取引者ノードが資産取引の締結が確定された以後に資産取引の条件を変更したり資産取引を取り消すことは資産取引の相手方に該当する第1取引者ノードが承認することに対応して確定され得る。
【0049】
次に、本発明の一実施例に係る通信部250は第1受信部210、生成部220、第2受信部230および資産取引管理部240からの/へのデータ送受信を可能にする機能を遂行することができる。
【0050】
最後に、本発明の一実施例に係る制御部260は第1受信部210、生成部220、第2受信部230、資産取引管理部240および通信部250間のデータの流れを制御する機能を遂行することができる。すなわち、本発明に係る制御部260は支援システム200の外部からの/へのデータの流れまたは支援システム200の各構成要素間のデータの流れを制御することによって、第1受信部210、生成部220、第2受信部230、資産取引管理部240および通信部250でそれぞれ固有機能を遂行するように制御することができる。
【0051】
以上で説明された本発明に係る実施例は、多様なコンピュータ構成要素を通じて遂行され得るプログラム命令語の形態で具現されてコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録され得る。前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体はプログラム命令語、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含むことができる。前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されるプログラム命令語は本発明のために特別に設計されて構成されたものであるか、コンピュータソフトウェア分野の当業者に公知になっている使用可能なものであり得る。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピーディスクおよび磁気テープのような磁気媒体。、CD-ROMおよびDVDのような光記録媒体。、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気-光媒体。(magneto-optical medium)、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのような、プログラム命令語を保存し実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令語の例には、コンパイラによって作られるような機械語コードだけでなくインタープリタなどを使ってコンピュータによって遂行され得る高級言語コードも含まれる。ハードウェア装置は本発明に係る処理を遂行するために一つ以上のソフトウェアモジュールに変更され得、その逆も同様である。
【0052】
以上、本発明が具体的な構成要素などのような特定事項と限定された実施例および図面によって説明されたが、これは本発明のより全般的な理解を助けるために提供されたものに過ぎず、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であればこのような記載から多様な修正と変更を試みることができる。
【0053】
したがって、本発明の思想は前記説明された実施例に限定されて定められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなくこの特許請求の範囲と均等なまたはこれから等価的に変更されたすべての範囲は本発明の思想の範疇に属すると言える。
【符号の説明】
【0054】
100:通信網
200:支援システム
210:第1受信部
220:生成部
230:第2受信部
240:資産取引管理部
250:通信部
260:制御部
300:デバイス
図1
図2
【国際調査報告】