(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-10
(54)【発明の名称】情報インタラクション方法、装置、システム及び電子機器
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/1053 20230101AFI20240501BHJP
【FI】
G06Q10/1053
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023571355
(86)(22)【出願日】2022-05-17
(85)【翻訳文提出日】2023-11-16
(86)【国際出願番号】 CN2022093337
(87)【国際公開番号】W WO2022242647
(87)【国際公開日】2022-11-24
(31)【優先権主張番号】202110543159.8
(32)【優先日】2021-05-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】シュ,チェンイー
(72)【発明者】
【氏名】ルー,シュハン
(57)【要約】
情報インタラクション方法は、ユーザにより送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信することと、端末装置を予め決定されたネットワーク会議室に接続するよう、面接命令に基づいて生成された面接リクエストをマルチメディア会議サーバーに送信し、面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて、ユーザのユーザアイデンティティを特定することと、ユーザのユーザアイデンティティが面接官である場合、マルチメディア会議サーバーから返信された、面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報であって、候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を受信し、履歴書情報に示される履歴書を表示することと、を含む。更に、情報インタラクション装置、電子機器及びコンピュータ可読媒体が提供される。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザから送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信することと、
予め決定されたネットワーク会議室に端末装置を接続するよう、マルチメディア会議サーバーに指示するために、前記面接命令に基づいて生成された面接リクエストを前記マルチメディア会議サーバーに送信し、前記面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて前記ユーザのユーザアイデンティティを特定することであって、前記ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含むことと、
前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官である場合、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報であって、候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を受信することと、
前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにおいて、前記履歴書情報に示される履歴書を表示することと、を含む、ことを特徴とする、情報インタラクション方法。
【請求項2】
前記方法は、ユーザにより送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信する前に、
前記マルチメディア会議クライアントにて、面接に入るための、前記ネットワーク会議室のアドレス情報が含まれる第1のリンクを表示することを更に含み、
ユーザにより送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信することは、
前記第1のリンクに対するユーザの選択操作による前記面接命令を受信することを含み、
前記第1のリンクは、
求人アプリケーションサーバーが、求人アプリケーションクライアントから受信された面接予約リクエストに基づいて、会議室予約リクエストをマルチメディア会議サーバーに送信することであって、面接予約リクエストが面接官情報、面接時間情報及び候補者情報を含むことと、
マルチメディア会議サーバーが、前記会議室予約リクエストに基づいてネットワーク会議室を決定し、プリセットのルール及び前記ネットワーク会議室の情報に基づいて前記第1のリンクを生成することと、
前記マルチメディア会議サーバーが、前記第1のリンクが前記求人アプリケーションサーバーにより前記ユーザに送信されるために、前記第1のリンクを前記求人アプリケーションサーバーに送信することと、
に基づいて決定される、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記候補者の履歴書情報には、候補者の履歴書のネットワーク記憶アドレスが含まれ、
前記方法は、前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示される履歴書が表示される前に、
前記ネットワーク記憶アドレスに基づいて前記履歴書を取得することを更に含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにおいて、前記履歴書情報に示される履歴書を表示することは、
前記マルチメディア会議クライアントにおいて、前記マルチメディア会議クライアントに組み込まれた、応募者情報を表示するためのプリセットのアプリケーションを動作させることと、
前記プリセットのアプリケーションの履歴書表示ウィンドウにて、前記履歴書情報に示される履歴書を表示することと、を含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の面接情報には第1の面接マルチメディア情報が更に含まれ、
前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにおいて、前記履歴書情報に示される履歴書を表示することは、
マルチメディア会議クライアントにて第1の表示ウィンドウを表示する際に、第2の表示ウィンドウへの切り替えを指示するための切替命令を受信したことに応答して、前記切替命令に基づいて、前記第1の表示ウィンドウを前記第2の表示ウィンドウに切り替えることを含み、
前記第1の表示ウィンドウは、履歴書を表示するためのプリセットのアプリケーションの履歴書表示ウィンドウであり、前記第2の表示ウィンドウは、前記第1の面接マルチメディア情報を表示するための第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウであり、或いは
前記第1の表示ウィンドウは前記第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウであり、前記第2の表示ウィンドウは前記履歴書表示ウィンドウである、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の面接情報には第1の面接マルチメディア情報が更に含まれ、
前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにおいて、前記履歴書情報に示される履歴書を表示することは、
前記マルチメディア会議クライアントにて、第1の面接マルチメディア情報を表示するための第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウと、履歴書を表示するための履歴書表示ウィンドウとを同時に表示することを含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記マルチメディア会議クライアントにて、第1の面接マルチメディア情報を表示するための第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウと、前記履歴書を表示するための履歴書表示ウィンドウとを同時に表示することは、
前記第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウを前記履歴書表示ウィンドウの上に表示することを含む、ことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記マルチメディア会議クライアントにて、第1の面接マルチメディア情報を表示するための第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウと、前記履歴書を表示するための履歴書表示ウィンドウとを同時に表示することは、
前記マルチメディア会議クライアントの表示インターフェースにおいて、領域を分けて前記第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウと、前記履歴書表示ウィンドウとを表示することを含む、ことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウは、大きさが前記履歴書表示ウィンドウより大きいである、ことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの大きさと前記履歴書表示ウィンドウの大きさは、ユーザによる表示大きさ調整操作によって調整される、ことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記履歴書表示ウィンドウの表示領域及び/又は第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの表示領域の領域切替操作を受信したことに応答して、前記領域切替操作に応じて、前記履歴書表示ウィンドウ及び/又は第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの表示領域を切り替えることを更に含む、ことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記方法は、前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示される履歴書を表示する前に、
求人アプリケーションサーバーにより送信された、前記履歴書を表示する許可情報を受信することを更に含み、
前記許可情報は、前記プリセットのアプリケーションにログインされたユーザのユーザアイデンティティが面接官であることに応答して、前記求人アプリケーションサーバーにより送信されるものであり、
前記プリセットのアプリケーションの履歴書表示ウィンドウにて前記履歴書情報に示される履歴書を表示することは、
前記許可情報に基づいて、前記プリセットのアプリケーションの履歴書表示ウィンドウにて前記履歴書を表示することを含む、ことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項13】
前記ユーザにより前記履歴書表示ウィンドウに入力された面接評価情報を受信することと、
前記プリセットのアプリケーションを用いて、前記面接評価情報を求人アプリケーションサーバーに同期することと、を更に含む、ことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項14】
前記面接の終了時に面接評価の書き込みを指示するための面接評価コントロールに対して前記ユーザによって行われるプリセット操作を受信し、前記マルチメディア会議クライアントを閉じ、前記履歴書のアドレスを開くようブラウザを呼び出すことと、
ブラウザを用いて面接評価情報入力ウィンドウを表示することと、
前記ユーザによって前記面接評価情報入力ウィンドウに入力された面接評価情報を受信し、前記面接評価情報を求人アプリケーションサーバーに送信することと、を更に含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記面接官のマルチメディア会議クライアントにおける表示インターフェースには、面接官のプリセット権限に一致するプリセット権限コントロールが含まれる、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記ユーザのユーザアイデンティティが候補者である場合、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、第2の面接マルチメディア情報が含まれる第2の面接情報を受信することと、
前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにて、前記第2の面接マルチメディア情報を表示することと、を更に含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
端末装置により送信された面接リクエストであって、前記面接リクエストを送信したユーザのユーザ情報、及び予め決定されたネットワーク会議室の情報が含まれる面接リクエストを受信することと、
前記ネットワーク会議室の情報に示されたネットワーク会議室に前記端末装置を接続し、前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザのユーザアイデンティティを特定することであって、前記ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含むことと、
前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、マルチメディア会議クライアントにて履歴書情報に示される履歴書を表示するよう前記端末装置に指示するために、面接官に対応する第1の面接情報を前記端末装置に送信することであって、第1の面接情報が候補者の履歴書情報を含むことと、を含む、ことを特徴とする、情報インタラクション方法。
【請求項18】
前記端末装置により送信された面接リクエストを受信することは、
表示された第1のリンクに対するユーザの選択操作に応じて前記端末装置により送信された面接リクエストを受信することを含み、
前記第1のリンクには、前記ネットワーク会議室のアドレスが含まれる、ことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記方法は、前記端末装置により送信された面接リクエストを受信する前に、
求人アプリケーションクライアントから受信された、面接官情報、面接時間情報及び候補者情報が含まれる面接予約リクエストに応じて求人アプリケーションサーバーによりマルチメディア会議サーバーに送信された会議室予約リクエストを受信することと、
前記会議室予約リクエストに基づいてネットワーク会議室を決定し、プリセットのルール及び前記ネットワーク会議室の情報に基づいて前記第1のリンクを生成することと、
前記第1のリンクが前記求人アプリケーションサーバーにより前記ユーザに送信されるように、前記第1のリンクを前記求人アプリケーションサーバーに送信することと、をさらに含む、ことを特徴とする、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、面接官に対応する第1の面接情報を前記端末装置に送信することは、
前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、前記面接リクエストに基づいて、面接リクエストに示される候補者の履歴書情報を求人アプリケーションサーバーから取得することと、
前記第1の面接情報を前記端末装置に送信することと、を含む、ことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
【請求項21】
前記ユーザのユーザアイデンティティが候補者であると特定された場合、マルチメディア会議クライアントにて第2の面接情報に含まれる第2の面接マルチメディア情報を表示するよう前記端末装置に指示するために、候補者に対応する前記第2の面接情報を前記端末装置に送信することを更に含む、ことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
【請求項22】
ユーザにより送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信する第1の受信ユニットと、
予め決定されたネットワーク会議室に端末装置を接続するよう、マルチメディア会議サーバーに指示するために、前記面接命令に基づいて生成された面接リクエストを前記マルチメディア会議サーバーに送信し、前記面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて前記ユーザのユーザアイデンティティを特定する第1の送信ユニットであって、前記ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含む第1の送信ユニットと、
前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官である場合、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報であって、候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を受信する第2の受信ユニットと、
前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにおいて、前記履歴書情報に示される履歴書を表示する表示ユニットと、を備える、ことを特徴とする、情報インタラクション装置。
【請求項23】
端末装置により送信された面接リクエストであって、前記面接リクエストを送信したユーザのユーザ情報、及び予め決定されたネットワーク会議室の識別情報が含まれる面接リクエストを受信する第3の受信ユニットと、
前記識別情報に示されたネットワーク会議室に前記端末装置を接続し、前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザのユーザアイデンティティを特定する接続ユニットであって、前記ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含む接続ユニットと、
前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、マルチメディア会議クライアントにて履歴書情報に示される履歴書を表示するよう前記端末装置に指示するために、面接官に対応する第1の面接情報を前記端末装置に送信する第2の送信ユニットであって、第1の面接情報が候補者の履歴書情報を含む第2の送信ユニットとを備える、ことを特徴とする、情報インタラクション装置。
【請求項24】
面接官の第1のクライアントと、候補者の第2のクライアントと、求人アプリケーションサーバーと、マルチメディア会議サーバーとを備え、
前記求人アプリケーションサーバーは、
受信された面接予約リクエストに応じて、前記マルチメディア会議サーバーにネットワーク会議室予約リクエストを送信することと、
前記マルチメディア会議サーバーが前記ネットワーク会議室予約リクエストに基づいて返信されたネットワーク会議室の情報を受信し、前記ネットワーク会議室の情報に基づいて第1のリンクを生成し、前記第1のリンクを前記面接官及び前記候補者に送信することとに用いられ、
前記面接予約リクエストと前記ネットワーク会議室予約リクエストのいずれも、面接官情報、候補者情報、及び面接時間を含み、
前記マルチメディア会議サーバーは、
受信された前記求人アプリケーションサーバーにより送信された会議室予約リクエストに基づいて、ネットワーク会議室を決定し、前記ネットワーク会議室の情報を前記求人アプリケーションサーバーに送信することと、
前記第1のクライアント及び前記第2のクライアントが前記第1のリンクに基づいて送信された面接リクエストを受信し、前記第1のクライアント及び前記第2のクライアントを、それぞれ前記ネットワーク会議室に接続し、面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて、ユーザのユーザアイデンティティを面接官又は候補者として特定することと、
面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報であって、第1の面接マルチメディア情報及び候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を前記第1のクライアントに送信することと、
第2の面接マルチメディア情報が含まれる第2の面接情報を前記第2のクライアントに送信することに用いられ、
前記第1のクライアントは、
前記第1のリンクに基づいて前記マルチメディア会議サーバーに面接リクエストを送信し、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、前記面接官アイデンティティに一致する前記第1の面接情報を受信することと、
マルチメディア会議クライアントにおいて前記履歴書情報に示される履歴書を表示することとに用いられ、
前記第2のクライアントは、
前記第1のリンクに基づいて前記マルチメディア会議サーバーに面接リクエストを送信し、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、候補者アイデンティティに一致する前記第2の面接情報を受信することと、
マルチメディア会議クライアントにて前記第2の面接マルチメディア情報を表示することと、に用いられる、ことを特徴とする、情報インタラクションシステム。
【請求項25】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置と、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムは、前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、請求項1~16又は17~21のいずれか1項に記載の方法を前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる、ことを特徴とする、電子機器。
【請求項26】
プロセッサによって実行される場合、請求項1~16又は17~21のいずれか1項に記載の方法を実現させるコンピュータプログラムを含むコンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[参照による援用]
本願は、2021年05月18日に出願された、出願番号が202110543159.8で、「情報インタラクション方法、装置、システム及び電子機器」を発明の名称とする中国特許出願の優先権を主張し、該出願の全ての内容が、参照により本願に組み込まれる。
[技術分野]
本開示は、インターネット技術の分野に関し、特に、情報インタラクション方法、装置、システム及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネット技術の発展に伴い、ユーザはますますインターネットを使用して情報を伝達することができる。
【0003】
面接は企業の人材獲得において必須のプロセスである。従来の面接では、企業の面接官は通常、候補者と対面での会話を通じて、候補者の知識、能力、経験などが企業の募集しているポジションに適合しているか否かを評価する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この部分の開示内容は、アイディアを簡単に説明するが、これらのアイディアは後述する「発明を実施するための形態」で詳しく説明される。該開示内容は、保護が請求される技術案の主要な特徴又は必須な特徴を特定することを意図するものではなく、保護が請求される技術案の範囲を限定するものでもない。
【0005】
本開示の実施例は、情報インタラクション方法、装置、システム及び電子機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様において、本開示の実施例は、情報インタラクション方法を提供する。該方法は、ユーザにより送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信することと、予め決定されたネットワーク会議室に端末装置を接続するよう、前記マルチメディア会議サーバーに指示するために、前記面接命令に基づいて生成された面接リクエストをマルチメディア会議サーバーに送信し、前記面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて前記ユーザのユーザアイデンティティを特定することであって、ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含むことと、前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官である場合、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、前記面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報であって、候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を受信することと、前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにおいて、前記履歴書情報に示される履歴書を表示することとを含む。
【0007】
第2の態様において、本開示の実施例は、情報インタラクション方法を提供する。該方法は、端末装置により送信された面接リクエストであって、前記面接リクエストを送信したユーザのユーザ情報と、予め決定されたネットワーク会議室の情報とが含まれる面接リクエストを受信することと、前記端末装置を前記ネットワーク会議室の情報に示されるネットワーク会議室に接続し、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザのユーザアイデンティティを特定することであって、ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含むことと、前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、マルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示される履歴書を表示するよう前記端末装置に指示するために、面接官に対応する第1の面接情報であって、候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を前記端末装置に送信することとを含む。
【0008】
第3の態様において、本開示の実施例は、情報インタラクション装置を提供する。該装置は、ユーザにより送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信する第1の受信ユニットと、予め決定されたネットワーク会議室に端末装置を接続するよう、マルチメディア会議サーバーに指示するために、面接命令に基づいて生成された面接リクエストをマルチメディア会議サーバーに送信し、面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて、ユーザのユーザアイデンティティを特定する第1の送信ユニットであって、ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含む第1の送信ユニットと、ユーザのユーザアイデンティティが面接官である場合、マルチメディア会議サーバーから返信された、面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報であって、候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を受信するための第2の受信ユニットと、前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにおいて、履歴書情報に示される履歴書を表示するための表示ユニットとを備える。
【0009】
第4の態様において、本開示の実施例は、マルチメディア会議サーバーに用いられる情報インタラクション装置を提供する。該装置は、端末装置により送信された面接リクエストであって、前記面接リクエストを送信したユーザのユーザ情報と、予め決定されたネットワーク会議室の情報とが含まれる面接リクエストを受信するための第3の受信ユニットと、端末装置を識別情報に示されるネットワーク会議室に接続し、ユーザ情報に基づいて、ユーザのユーザアイデンティティを特定する接続ユニットであって、ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含む接続ユニットと、ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、マルチメディア会議クライアントにて履歴書情報に示される履歴書を表示するよう端末装置に指示するために、面接官に対応する第1の面接情報であって、候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を端末装置に送信するための第2の送信ユニットとを備える。
【0010】
第5の態様において、本開示の実施例は、情報インタラクションシステムを提供する。該システムは、面接官の第1のクライアントと、候補者の第2のクライアントと、求人アプリケーションサーバーと、マルチメディア会議サーバーとを備える。前記求人アプリケーションサーバーは、受信された面接予約リクエストに応じて、前記マルチメディア会議サーバーにネットワーク会議室予約リクエストを送信することと、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、前記ネットワーク会議室予約リクエストに基づくネットワーク会議室の情報を受信し、前記ネットワーク会議室の情報に基づいて第1のリンクを生成し、前記第1のリンクを前記面接官及び前記候補者に送信することとに用いられる。ここで、前記面接予約リクエストと前記ネットワーク会議室予約リクエストのいずれも、面接官情報、候補者情報、及び面接時間を含む。前記マルチメディア会議サーバーは、受信された前記求人アプリケーションサーバーにより送信された会議室予約リクエストに応じて、ネットワーク会議室を決定し、前記ネットワーク会議室の情報を前記求人アプリケーションサーバーに送信することと、前記第1のクライアント、前記第2のクライアントから送信された、前記第1のリンクに基づく面接リクエストを受信し、前記第1のクライアント、前記第2のクライアントを、それぞれ前記ネットワーク会議室に接続し、面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて、ユーザのユーザアイデンティティを面接官又は候補者として特定することと、面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報であって、第1の面接マルチメディア情報と、候補者の履歴書情報とが含まれる第1の面接情報を前記第1のクライアントに送信することと、第2の面接マルチメディア情報が含まれる第2の面接情報を前記第2のクライアントに送信することとに用いられる。前記第1のクライアントは、前記第1のリンクに基づいて前記マルチメディア会議サーバーに面接リクエストを送信し、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、前記面接官アイデンティティに一致する前記第1の面接情報を受信することと、マルチメディア会議クライアントにおいて前記履歴書情報に示される履歴書を表示することとに用いられる。前記第2のクライアントは、前記第1のリンクに基づいて、前記マルチメディア会議サーバーに面接リクエストを送信し、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、前記候補者アイデンティティに一致する前記第2の面接情報を受信することと、マルチメディア会議クライアントにおいて前記第2の面接マルチメディア情報を表示することとに用いられる。
【0011】
第6の態様において、本開示の実施例は、電子機器を提供する、該電子機器は、1つ又は複数のプロセッサと、1つ又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置とを備える。1つ又は複数のプログラムは、1つ又は複数のプロセッサにより実行されることにより、1つ又は複数のプロセッサに第1の態様における情報インタラクション方法、又は第2の態様における情報インタラクション方法を実現させる。
【0012】
第7の態様において、本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読媒体を提供する。該プログラムは、プロセッサにより実行されると、第1の態様における情報インタラクション方法、又は第2の態様における情報インタラクション方法の工程を実現させる。
【0013】
本開示の実施例に係る情報インタラクション方法、装置、システム及び電子機器は、ユーザにより送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信し、予め決定されたネットワーク会議室に端末装置を接続するよう、マルチメディア会議サーバーに指示するために、面接命令に基づいて生成された面接リクエストをマルチメディア会議サーバーに送信し、面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて、ユーザのユーザアイデンティティを特定することであって、ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含み、ユーザのユーザアイデンティティが面接官である場合、マルチメディア会議サーバーから送信された、面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報であって、候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を受信し、マルチメディア会議クライアントにおいて履歴書情報に示される履歴書を表示する。これにより、マルチメディア会議を使用して候補者の履歴書を閲覧することができ、面接官が面接マルチメディア情報と候補者の履歴書を切り替える操作を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
以下、図と併せて具体的な実施形態を参照すると、本開示の各実施例における上記及びその他の特徴、利点及び態様がより明らかになるであろう。図において、同一又は同様の参照符号は、同一又は同様の素子を示す。図は概略的に示すものであり、実際の素子は必ずしも縮尺どおりに作成されていないことが理解されたい。
【0015】
【
図1】
図1は、本開示に係る情報インタラクション方法の1つの実施例を示すフローチャートである。
【
図2】
図2は、本開示に係る情報インタラクション方法の別の実施例を示すフローチャートである。
【
図3】
図3は、本開示に係る情報インタラクション方法の更に別の実施例を示すフローチャートである。
【
図4】
図4は、本開示に係る情報インタラクション方法のインタラクション原理を示す模式図である。
【
図5】
図5は、本開示に係る情報インタラクション装置の1つの実施例の構造を示す模式図である。
【
図6】
図6は、本開示に係る情報インタラクション装置の1つの実施例の構造を示す模式図である。
【
図7】
図7は、本開示の1つの実施例に係る情報インタラクション方法が適用されるシステムアーキテクチャの一例を示す図である。
【
図8】
図8は、本開示の実施例に係る電子機器の基本構造を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図を参照しながら、本開示の実施例について更に詳しく説明する。図には本開示のいくつかの実施例が示されているが、本開示は様々な形態で実現可能であり、本開示に記載された実施例に限定されると解釈されるべきではない。これらの実施例は、むしろ、本開示をより徹底的かつ完全に理解するために提供されるものであることを理解されたい。なお、本開示の図及び実施例は、例示的なものであり、本開示の保護範囲を限定するためのものではない。
【0017】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよい。また、方法の実施形態は、追加するステップを含んでもよく、及び/又は示されたステップを実行しなくてもよい。本開示の範囲はこれについて限定されない。
【0018】
本明細書に記載の「~を含む」という技術用語及びその変形は、開放的な意味であり、即ち、「~を含むが、これらに限定されない」を意味する。「~に基づく」という技術用語は、「~少なくとも一部に基づく」を意味する。「1つの実施例」と技術用語は、「~少なく1つの実施例」を表す。「別の実施例」という技術用語は、「~少なくとも1つの別の実施例」を表す。「いくつかの実施例」という技術用語は、「~少なくともいくつかの実施例」を表す。その他の技術用語について、以下の説明で定義される。
【0019】
本開示における「第1の」、「第2の」などの記載は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するために用いられ、これらの装置、モジュール又はユニットにより実行される機能の順番又は相互の依存関係を限定するものではないことを注意されたい。
【0020】
なお、本開示における「1つの」、「複数の」という記載は、例示的なものであり、限定的なものではない。当業者であれば、本文に明確に示されない限り、「1つ又は複数の」を意味すると理解すべきである。
【0021】
本開示の実施形態における複数の装置間に交換されるメッセージ又は情報の名称は説明するためのものにすぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するものではない。
【0022】
図1は、本開示に係る情報インタラクション方法の1つの実施例のフローを示している。
図1を参照して、該情報インタラクション方法は端末装置に用いられる。
図1に示すように、該情報インタラクション方法は以下のステップを含む。
【0023】
ステップ101:ユーザにより送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信する。上記のユーザは、企業の面接官であってもよく、候補者であってもよい。それに対応して、上記の端末装置は、面接官により使用される端末装置であってもよく、候補者により使用される端末装置であってもよい。ここの端末装置は、ユーザが携帯する移動端末であってもよく、デスクトップコンピュータであってもよい。また、マルチメディア会議端末装置であってもよい。
【0024】
本実施例において、上記の面接は事前に約束した面接であってもよい。予約の際に、今回の面接の面接官、候補者を指定することができる。ここの面接官の数は1以上であってもよい。
【0025】
上記の面接官及び候補者は、様々な方法で、上記の予約面接に入る面接命令を端末装置に発することができる。
【0026】
いくつかの応用場面において、ユーザは、端末装置において面接に対応するネットワーク会議室のアドレスを入力することにより、面接に入る面接命令を端末装置に発することができる。
【0027】
いくつかの応用場面において、上記の端末装置に上記の面接に入る第1のリンクが記憶されている。これらの応用場面において、上記のステップ101の前に、上記の情報インタラクション方法は、マルチメディア会議クライアントにて面接に入るための第1のリンクを表示することを更に含む。上記の第1のリンクには、面接を行うネットワーク会議室のアドレス情報が含まれる。
【0028】
これらの応用場面において、上記のステップ101は、上記の第1のリンクに対するユーザの選択操作により送信された上記の面接命令を受信することが含まれる。
【0029】
具体的に、上記の第1のリンクは以下の方式に基づいて特定される。まず、求人アプリケーションサーバーは、例えば、求人アプリケーションクライアントから受信された面接予約リクエストに応じて、マルチメディア会議サーバーに会議室予約リクエストを送信することができる。前記面接予約リクエストには、面接官情報、面接時間情報、及び候補者情報が含まれる。ここの求人アプリケーションクライアントは、端末装置上で動作する独立したアプリケーションクライアントであってもよく、ブラウザに組み込まれたウェブアプリケーションクライアントであってもよい。
【0030】
企業の採用担当者は、募集の職種に基づいて複数の候補者の履歴書から候補者を選択ことができる。更に、企業の採用担当者は、面接の段取りを行うことができる。面接の段取りの際、募集の職種に基づいて事前に面接官を選定し、面接時間を決定することができる。
【0031】
面接官を選定すると、企業の採用担当者は求人アプリケーションクライアントによって求人アプリケーションサーバーに面接予約リクエストを送信することができる。上記の面接予約リクエストには、面接官情報、候補者情報、及び面接時間が含まれてもよい。
【0032】
求人アプリケーションサーバーは、求人アプリケーションクライアントにより送信された面接予約リクエストを受信することができる。
【0033】
次に、マルチメディア会議サーバーは、前記会議室予約リクエストに基づいてネットワーク会議室を決定し、プリセットのルール及び前記ネットワーク会議室の情報から前記第1のリンクを生成する。最後に、前記マルチメディア会議サーバーは、前記第1のリンクが前記求人アプリケーションサーバーにより前記ユーザに送信されるよう、前記第1のリンクを前記求人アプリケーションサーバーに送信する。
【0034】
求人アプリケーションサーバーは、上記の面接予約リクエストを受信すると、マルチメディア会議サーバーに会議室予約リクエストを送信してもよい。ここのマルチメディア会議サーバーは、複数のネットワーク会議室を管理し、マルチメディア会議情報を転送するサーバーであってもよい。
【0035】
上記の会議室予約リクエストにも、上記の面接官情報、候補者情報、及び面接時間が含まれてもよい。
【0036】
上記のマルチメディア会議サーバーは、上記の会議室予約リクエストに基づいて、今回の面接に対応するネットワーク会議室を決定してもよい。
【0037】
今回の面接のネットワーク会議室が決定されると、上記のマルチメディア会議サーバーは、プリセットのルール及びネットワーク会議室の情報に基づいて第1のリンクを生成してもよい。ここのネットワーク会議室の情報には、ネットワーク会議室のネットワークアドレス情報及び/又はネットワーク会議室の識別情報が含まれてもよい。
【0038】
前記マルチメディア会議サーバーは、生成された第1のリンクを前記求人アプリケーションサーバーに送信してもよい。求人アプリケーションサーバーは、更に、前記第1のリンクを上記のユーザに送信する。
【0039】
ステップ102:予め決定されたネットワーク会議室に端末装置を接続するよう、マルチメディア会議サーバーに指示するために、面接命令に基づいて生成された面接リクエストをマルチメディア会議サーバーに送信し、面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて、ユーザのユーザアイデンティティを特定する。ここで、ユーザアイデンティティは、面接官又は候補者を含む。
【0040】
いくつかの応用場面において、上記の面接リクエストには、ネットワーク会議室のアドレス情報及びユーザ情報が含まれてもよい。
【0041】
マルチメディア会議サーバーは、上記のアドレス情報に基づいて、端末装置を上記の面接に対応するネットワーク会議室に接続してもよい。実際には、端末装置をネットワーク会議室に接続することは、サーバーが端末装置との通信接続を確立することを意味してもよい。
【0042】
マルチメディア会議サーバーは、上記のアドレス情報に基づいて、端末装置を上記の面接に対応するネットワーク会議室に接続すると共に、上記のユーザ情報に基づいてユーザのユーザアイデンティティを特定してもよい。ここのユーザ情報は、異なるユーザを識別するためのものである。
【0043】
マルチメディア会議サーバーには、今回の面接に対応する面接官情報及び候補者情報が予め保存されてもよい。ここの面接官情報及び候補者情報には、それぞれ、ユーザがマルチメディア会議クライアントにログインするユーザアイデンティティ情報が含まれてもよいが、これに限定されない。
【0044】
マルチメディア会議サーバーは、ユーザのユーザ情報と予め記憶された面接官情報とを照合することができる。一致する場合、ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定する。一致しない場合、マルチメディア会議サーバーは、更に、ユーザのユーザ情報と予め記憶された候補者情報とを照合することができる。一致する場合、ユーザのユーザアイデンティティが候補者であると特定する。いずれも一致しない場合、マルチメディア会議サーバーは、ユーザ情報が異常である旨を示す異常アラート情報を返信する。
【0045】
別のいくつかの応用場面において、上記の面接リクエストは、ユーザがプリセット面接に入るための第1のリンクをクリックすることに基づいて生成されてもよい。上記の第1のリンクは、上記のネットワーク会議室のアドレス情報を含んでもよく、ユーザのユーザアイデンティティ情報を含んでもよい。
【0046】
これらの応用場面において、上記のマルチメディア会議サーバーは、上記のネットワーク会議室のアドレス情報に基づいて、上記の端末装置を上記のネットワーク会議室に接続することができる。
【0047】
上記のマルチメディア会議サーバーは、第1のリンクにより送信されたユーザアイデンティティ情報について確認することができる。例えば、上記の端末装置によってユーザのユーザ情報を取得し、ユーザ情報と、予め記憶された今回の面接の面接官情報及び候補者情報とを照合し、照合結果からユーザのユーザアイデンティティを確認する。
【0048】
ステップ103:上記のユーザのユーザアイデンティティが面接官である場合、マルチメディア会議サーバーから返信された、面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報を受信する。ここで、第1の面接情報には、候補者の履歴書情報が含まれる。
【0049】
マルチメディア会議サーバーは、自身に対して面接リクエストを送信したユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定した場合、面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報を前記ユーザにより使用される端末装置に送信してもよい。上記の第1の面接情報には、候補者の履歴書情報が含まれる。
【0050】
また、上記の第1の面接情報には更に、第1の面接マルチメディア情報が含まれる。上記の第1の面接マルチメディア情報には、音声データストリーム及び/又は映像データストリームと、音声データストリーム及び/又は映像データストリームを表示するためのページ情報とが含まれる。上記の音声データストリーム及び/又は映像データストリームを表示するためのページ情報には、面接官の権限に対応するコントロール情報が含まれる。
【0051】
ステップ104:端末装置のマルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示される履歴書を表示する。
【0052】
本実施例において、端末装置は、第1の面接情報を受信すると、第1の面接情報をその上で動作されているマルチメディア会議クライアントに伝送してもよい。マルチメディア会議クライアントは、上記の履歴書情報に示される履歴書を表示することができる。
【0053】
いくつかの応用場面において、上記のステップ104は、マルチメディアクライアントにおいて面接マルチメディア情報を表示する際に、上記の履歴書情報に示される履歴書を表示することを含む。
【0054】
いくつかの応用場面において、上記の候補者の履歴書情報には、候補者の履歴書のネットワーク記憶アドレスが含まれる。候補者の履歴書は電子履歴書であってもよい。
【0055】
これらの応用場面において、上記のステップ104の前に、上記の情報インタラクション方法は、上記のネットワーク記憶アドレスから上記の候補者の履歴書を取得することを更に含む。
【0056】
いくつかの応用場面において、マルチメディア会議クライアントのページを第1の領域と第2の領域とに分割してもよい。第1の領域に上記の面接マルチメディア情報が表示され、第2の領域に上記の候補者の履歴書が表示される。
【0057】
本実施例に係る情報インタラクション方法は、ユーザにより送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信し、予め決定されたネットワーク会議室に前記端末装置を接続するよう、マルチメディア会議サーバーに指示するために、前記面接命令に基づいて生成された面接リクエストをマルチメディア会議サーバーに送信し、前記面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて、前記ユーザのユーザアイデンティティを特定し、ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含み、前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官である場合、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、前記面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報であって、候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を受信し、マルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示される履歴書を表示する。これにより、マルチメディア会議を使用して面接を行うと共に、候補者の履歴書を閲覧することが実現される。
【0058】
関連技術において、面接映像コンテンツ、候補者履歴書を異なるウィンドウにて表示する。面接官が面接する際、面接映像コンテンツを表示するウィンドウと、候補者履歴書を表示するウィンドウとで絶えず切り替えなければならない。本実施例に係る技術案によれば、面接官は、マルチメディア会議クライアントの表示ウィンドウで候補者の履歴書を表示することができるため、ユーザが異なるウィンドウでの切り替え操作を低減することができる。
【0059】
続いて
図2を参照する。
図2は、本開示に係る情報インタラクション方法の1つの実施例のフローを示している。該情報インタラクション方法は端末装置に用いられる。
図2に示すように、該情報インタラクション方法は以下のステップを含む。
【0060】
ステップ201:ユーザにより送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信する。
【0061】
ステップ202:予め決定されたネットワーク会議室に端末装置を接続するよう、マルチメディア会議サーバーに指示するために、面接命令に基づいて生成された面接リクエストをマルチメディア会議サーバーに送信し、面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて、ユーザのユーザアイデンティティを特定する。ここで、ユーザアイデンティティには、面接官又は候補者が含まれる。
【0062】
ステップ203:上記のユーザのユーザアイデンティティが面接官である場合、マルチメディア会議サーバーから返信された、面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報を受信する。ここで、前記第1の面接情報には、候補者の履歴書情報が含まれる。
【0063】
本実施例において、上記のステップ201~ステップ203は、
図1に示す実施例におけるステップ101~103と同一又は類似してもよい。
【0064】
ステップ204:前記マルチメディア会議クライアントにて、前記マルチメディア会議クライアントに組み込まれた、応募者情報を表示するためのプリセットのアプリケーションを動作させる。
【0065】
ステップ205:前記プリセットのアプリケーションの履歴書表示ウィンドウにて前記履歴書情報に示される履歴書を表示する。
【0066】
本実施例において、上記のマルチメディア会議クライアントには、プリセットのアプリケーションが組み込まれてもよい。ここのプリセットのアプリケーションは、例えば、埋め込みブラウザ、アプレット等であってもよい。
【0067】
いくつかの応用場面において、上記の候補者の履歴書情報には、候補者の電子履歴書を記憶するネットワーク記憶アドレスが含まれてもよい。
【0068】
これらの応用場面において、上記のステップ205の前に、上記の情報インタラクション方法は、ネットワーク記憶アドレスから、上記の候補者の履歴書を取得することを更に含む。
【0069】
いくつかの応用場面において、マルチメディア会議クライアントのページを第1の領域と第2の領域とに分割することができる。第1の領域には上記の面接マルチメディア情報が表示され、第2の領域には、上記の候補者の履歴書が表示される。
【0070】
いくつかの応用場面において、上記のプリセットのアプリケーションは、ウェブページに組み込まれたウェブ版求人アプリケーションであってもよい。
【0071】
これらの応用場面において、マルチメディア会議クライアントにて、組み込まれたブラウザを動作させてもよい。ブラウザで上記のプリセットのアプリケーションを開く。
【0072】
上記のプリセットの求人アプリケーションの表示ウィンドウは、上記の面接マルチメディア情報の表示インターフェース上に表示されてもよい。プリセットのアプリケーションの表示ウィンドウは、大きさが面接マルチメディア情報の表示インターフェースより小さくてもよい。
【0073】
このように、面接官がマルチメディア会議クライアントを使用して面接を行う際、候補者の履歴書を閲覧することができる。
【0074】
いくつかの任意の実施形態において、上記の第1の面接情報には、第1の面接マルチメディア情報が更に含まれる。上記のマルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示される履歴書を表示することは、マルチメディア会議クライアントにて第1の表示ウィンドウを表示する際に、第2の表示ウィンドウへの切り替えを指示するための切替命令を受信したことに応答して、前記切替命令に基づいて、前記第1の表示ウィンドウを前記第2の表示ウィンドウへ切り替えることを含む。
【0075】
前記第1の表示ウィンドウは、前記履歴書を表示するためのプリセットのアプリケーションの履歴書表示ウィンドウであり、前記第2の表示ウィンドウは、前記第1の面接マルチメディア情報を表示するための第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウである。或いは、前記第1の表示ウィンドウは前記第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウであり、前記第2の表示ウィンドウは前記履歴書表示ウィンドウである。
【0076】
これらの応用場面において、第1の面接マルチメディア情報と履歴書は、異なるウィンドウにて表示される。2つのウィンドウの内の一方のウィンドウに、他方のウィンドウに切り替えるための切替コントロールを設けてもよい。面接官は、一方のウィンドウにおける切替コントロールに対してクリック、タッチ等の簡単な操作を実行することで、他方のウィンドウに切り替えることができる。これにより、面接官による面接情報と候補者の履歴書情報の閲覧が便利になる。
【0077】
別のいくつかの任意の実施形態において、上記の第1の面接情報には更に、第1の面接マルチメディア情報が含まれる。上記のマルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示される履歴書を表示することは、前記マルチメディア会議クライアントにおいて、第1の面接マルチメディア情報を表示するための第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウと、前記履歴書を表示するための履歴書表示ウィンドウとを同時に表示することを含む。
【0078】
これらの任意の実施形態において、第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウと、履歴書表示ウィンドウとをマルチメディア会議クライアントに同時に表示することで、面接官は、第1の面接マルチメディア情報と、面接対象者の履歴書を同時に閲覧することができる。これにより、面接官が音声/映像情報を通じて面接対象者とコミュニケーションする際に、面接対象者の履歴書情報の把握がより便利になる。
【0079】
或いは、上記の第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウが履歴書表示ウィンドウの上に表示される。これらの任意の実施形態において、第1のマルチメディアストリームウィンドウは、ポップアップウィンドウ又はフローティングウィンドウの形態で履歴書表示ウィンドウの上に表示されてもよい。これにより、マルチメディア会議クライアントにて第1のマルチメディアストリームウィンドウと履歴書表示ウィンドウとを同時に表示することができる。
【0080】
いくつかの応用場面において、上記の第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウは、大きさが前記履歴書表示ウィンドウより大きい。これらの応用場面において、第1のマルチメディアストリームウィンドウを履歴書表示ウィンドウより小さく設けることにより、面接官が履歴書をより明確に閲覧できる。
【0081】
いくつかの任意の実施形態において、第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの大きさと前記履歴書表示ウィンドウの大きさは、ユーザによる表示大きさ調節操作に基づいて調整される。
【0082】
これらの任意の実施形態において、第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの大きさと履歴書表示ウィンドウの大きさは、表示大きさ調節操作によって調整される。例えば、第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウのフレーム又は頂点をクリック又はタッチした後、ドラッグ操作を行うことによって、第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの表示サイズを調整する。或いは、履歴書表示ウィンドウのフレームや頂点をクリック又はタッチした後、ドラッグ操作を行うことによって、履歴書表示ウィンドウの表示サイズを調整する。第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウ及び/又は履歴書表示ウィンドウのサイズを調整することにより、面接官は自分のニーズに合った第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウ及び履歴書ウィンドウを設定することができる。
【0083】
別のいくつかの任意の実施形態において、情報インタラクション方法は更に、前記履歴書表示ウィンドウの表示領域及び/又は第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの表示領域の領域切替操作を受信したことに応答して、前記領域切替操作により、前記履歴書表示ウィンドウ及び/又は第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの表示領域を切り替える。
【0084】
上記の切替操作には、例えば、ドラッグ、クリック、ダブルクリックなどが含まれる。領域切替操作により、第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの表示領域が調整でき、履歴書表示ウィンドウの表示領域が調整できる。
【0085】
いくつかの応用場面において、第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウ、履歴書表示ウィンドウに、領域インタラクティブコントロールが設けられてもよい。面接官によりいずれかのウィンドウにおける領域インタラクティブコントロールがクリックされると、第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウと履歴書表示ウィンドウの表示領域を入れ替えることができる。
【0086】
これらの応用場面において、領域インタラクティブコントロールのトリガー操作に従って、第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウのレイヤーをインタラクションすることができる。例えば、領域インタラクティブコントロールがトリガーされる前に、第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウがフローティングレイヤーウィンドウとして表示される場合、面接官が領域インタラクティブコントロールに対してトリガー操作を行うと、第1の面接マルチメディア情報をフローティングレイヤーウィンドウに表示し、履歴書をフローティングウィンドウの下のウィンドウに表示することができる。
【0087】
いくつかの任意の実施形態において、上記のステップ205の前に、上記の情報インタラクション方法は更に、前記求人アプリケーションサーバーにより送信された、履歴書を表示する許可情報を受信することを含む。ここで、前記許可情報は、前記プリセットのアプリケーションにログインしたユーザのユーザアイデンティティが面接官であることに応答して上記の求人アプリケーションサーバーによって送信されるものである。
【0088】
これらの任意の実施形態において、マルチメディア会議クライアントに組み込まれたプリセットのアプリケーションは、マルチメディア会議クライアントにログインするためのユーザのログインアカウントを取得し、該ログインアカウントを求人アプリケーションにログインするためのユーザのログインアカウントとして決定することができる。また、求人アプリケーションサーバーは、マルチメディア会議クライアントに組み込まれたプリセットのアプリケーションからユーザのログインアカウントを取得し、該ログインアカウントに対応するユーザのユーザアイデンティティを特定することができる。該ログインアカウントに対応するユーザアイデンティティが面接官である場合、候補者の履歴書を表示する許可情報を上記の端末装置に送信することができる。
【0089】
上記のステップ205は、上記の許可情報に従って、プリセットのアプリケーションの履歴書表示ウィンドウにて履歴書を表示することを含んでもよい。
【0090】
いくつかの任意の実施形態において、上記の情報インタラクション方法は更に、前記マルチメディア会議クライアントに表示されているプリセットの切替コントロールに対するユーザの切替操作に応答して、前記切替操作に示された表示オブジェクトをフォアグラウンドに表示することを含む。ここで、前記表示オブジェクトは、前記プリセットのアプリケーションを表示する表示ウィンドウ、及び第1の面接マルチメディア情報を表示する第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウを含む。
【0091】
上記のプリセットの切替コントロールは、マルチメディア会議クライアントでプリセットのアプリケーションが動作する場合、プリセットのアプリケーションの表示ウィンドウが上記の切替コントロールを妨げないように、マルチメディア会議クライアントに設けてもよい。
【0092】
ユーザは、上記の切替コントロールに対して切替操作を行うことにより、切替操作に示される現在の表示オブジェクトをフォアグラウンドに表示させることができる。つまり、マルチメディア会議クライアントにて面接マルチメディア情報を表示する際、面接マルチメディア情報を表示する表示インターフェースの上にプリセットのアプリケーションの表示ウィンドウを表示することができる。ユーザが上記の切替コントロールをクリックすると、第1の面接マルチメディア情報の表示インターフェースをフォアグラウンドに表示する(つまり、第1の面接マルチメディア情報の表示インターフェースのみを表示する)ことができる。第1の面接マルチメディア情報の表示インターフェースをフォアグラウンドに表示する(つまり、第1の面接マルチメディア情報の表示インターフェースのみを表示する)際に、上記の切替コントロールをクリックして、上記の第1の面接マルチメディア情報を表示する表示インターフェース上に、上記のプリセットのアプリケーションを表示する表示ウィンドウを表示することができる。
【0093】
これらの任意の実施形態において、マルチメディア会議クライアントに切替コントロールを設けることで、第1の面接マルチメディア情報を表示する表示インターフェースと、写真アプリケーションを表示する表示ウィンドウを自由に切り替えることができる。これにより、面接官は、上記のマルチメディア会議クライアントにおける上記の表示インターフェースと上記の表示ウィンドウとの切り替えが便利になる。
【0094】
ステップ206:ユーザにより上記の表示ウィンドウに入力された面接評価情報を受信する。上記のユーザは面接官であり、面接官は、上記の履歴書を表示するプリセットの求人アプリケーションの表示ウィンドウに面接評価情報を入力することができる。
【0095】
いくつかの応用場面において、上記の表示ウィンドウに、面接評価情報を入力する情報入力ウィンドウを設けてもよい。ユーザは、上記の情報入力ウィンドウを介して面接評価情報を入力することができる。
【0096】
ステップ207:プリセットの求人アプリケーションを用いて、面接評価情報を求人アプリケーションサーバーに同期する。端末装置は、上記のプリセットのアプリケーションを用いて、上記の面接評価情報を求人情報サーバーに同期させてもよい。これにより、上記の面接評価情報を求人アプリケーションサーバーに保存することができる。
【0097】
図1に示す実施例に比べ、本実施例は、マルチメディア会議クライアントにて、組み込まれたプリセットの求人アプリケーションを使用して候補者の履歴書を表示し、求人アプリケーション表示ウィンドウにて、ユーザにより入力された面接評価情報を受信し、求人アプリケーションを用いて、面接評価情報を求人アプリケーションサーバーにアップロードするステップを強調している。これにより、面接官は、マルチメディア会議クライアントを使用して面接を行う時、ウィンドウを切り替えことなく候補者の履歴書を閲覧することができ、履歴書を表示するウィンドウに面接評価情報を入力することができる。このように、面接中に第1の面接マルチメディア情報や、候補者の履歴書を閲覧したり、面接評価情報を書き込んだりするために異なるウィンドウを切り替える操作を低減する一方、面接評価情報は、求人アプリケーションを介して求人アプリケーションサーバーへフィードバックされ、求人アプリケーションサーバーは面接情報に対して統計分析することができる。
【0098】
本開示に係る情報インタラクション方法は、各実施例のいくつかの任意の実施形態において、
図1に示す実施例及び
図2に示す実施例の情報インタラクション方法は、まず、面接の終了時に面接評価の書き込みを指示するための面接評価コントロールに対して前記ユーザが行われたプリセット操作を受信して、前記マルチメディア会議クライアントを閉じ、前記履歴書のアドレスを開くようブラウザを呼び出すことと、次に、ブラウザを使用して面接評価情報入力ウィンドウを表示することと、更に、ユーザにより前記評価情報入力ウィンドウに入力された面接評価情報を受信し、前記面接評価情報を前記求人アプリケーションサーバーに送信することとを更に含んでもよい。
【0099】
いくつかの応用場面において、上記の面接評価コントロールは、マルチメディア会議クライアントの、面接マルチメディア情報を表示する表示インターフェースに表示されてもよい。これらの応用場面において、ユーザは、今回の面接を終了する際に、上記の面接評価コントロールをクリックしもよい。例えば、面接終了コントロール又はマルチメディア会議クライアント終了コントロールに対してプリセット操作を行って面接を終了する前に、上記の面接評価コントロールをクリックする。
【0100】
別のいくつかの応用場面において、ユーザが、面接を終了するために、面接終了コントロール又はマルチメディア会議クライアント終了コントロールに対してプリセット操作を行うと、上記の面接評価コントロールは、フローティングウィンドウ又はポップアップウィンドウの形態で表示されてもよい。
【0101】
ユーザが面接評価コントロールに対してプリセット操作を行うと、端末装置は、上記のマルチメディア会議クライアントを閉じると共に、ブラウザを呼び出す。ブラウザを使用して上記の候補者の履歴書を開く。上記のブラウザには、面接評価情報入力ウィンドウが更に表示されてもよい。面接官は、引き続き面接評価情報入力ウィンドウにて今回の面接に関する面接評価情報を入力することができる。ブラウザは、上記の面接評価情報を求人アプリケーションサーバーに送信する。
【0102】
これらの任意の実施形態において、面接官は、今回の面接を終了した後、引き続きブラウザを介してウェブ版求人アプリケーションクライアントに接続し、上記のウェブ版求人アプリケーションクライアントにて引き続き候補者の履歴書を表示することができる。ユーザは引き続き、上記のウェブ版求人アプリケーションクライアントにて面接評価情報を入力することができる。上記のウェブ版求人アプリケーションは、求人アプリケーションサーバーが面接評価情報を記録し、又は面接評価情報に対して統計分析を行うよう、ユーザにより入力された面接評価情報を求人アプリケーションサーバーに送信することができる。
【0103】
本開示に係る情報インタラクション方法の各実施例のいくつかの任意の実施形態において、
図1に示す実施例及び
図2に示す実施例の情報インタラクション方法は、前記面接官のマルチメディア会議クライアントにおける表示インターフェースには、面接官のプリセット権限に一致するプリセット権限コントロールが含まれる。
【0104】
上記のプリセット権限は、マルチメディアメッセージの音量調整、カメラのオン/オフ、マイクのオン/オフ、面接の終了などの権限を含むが、これらに限定されない。
【0105】
面接官に対応するマルチメディア情報クライアントにおいて、上記のマルチメディア情報クライアントにおける、面接マルチメディア情報を表示する表示インターフェースには、上記のプリセット権限コントロールが表示されてもよい。これにより、面接官は上記の面接について自身の権限に対応する制御を行い易くなる。
【0106】
これらの任意の実施形態において、面接官が面接シナリオをコントロールできるよう、複数の面接官に、それぞれのユーザアイデンティティに一致する権限を与えてもよい。
【0107】
本開示に係る情報インタラクション方法の各実施例のいくつかの任意の実施形態において、
図1に示す実施例及び
図2に示す実施例の情報インタラクション方法は、更に以下のステップを含んでもよい。ステップ105:ユーザのユーザアイデンティティが候補者である場合、マルチメディア会議サーバーから返信された第2の面接情報を受信する。第2の面接情報には、第2の面接マルチメディア情報が含まれる。ステップ106:端末装置のマルチメディア会議クライアントにて第2の面接マルチメディア情報を表示する。
【0108】
これらの任意の実施形態において、マルチメディア会議サーバーにより、ユーザのユーザアイデンティティが候補者であると特定されると、上記の端末装置にのみ上記の第2の面接情報を送信してもよい。上記の第2の面接情報には、第2の面接マルチメディア情報が含まれてもよい。上記の第2の面接マルチメディア情報は、音声データストリーム及び/又は映像データストリームを含んでもよい。
【0109】
端末装置は、その上で動作するマルチメディア会議クライアントにて上記の第2の面接マルチメディア情報を表示してもよい。つまり、端末装置を介してプリセット面接に入る面接指示を行ったユーザが候補者である場合、今回の面接の面接マルチメディア情報を候補者にのみ送信することができる。
【0110】
これらの任意の実施形態において、ユーザのアイデンティティに一致する面接情報をユーザの端末装置に送信することで、面接官と候補者の面接シナリオがユニークになり、ユーザ体験が向上する。
【0111】
図3は、本開示に係る情報インタラクション方法の別の実施例を示すフローチャートである。
図3を参照して、該情報インタラクション方法は、マルチメディア会議サーバーに用いられ、以下のステップを含む。
【0112】
ステップ301:端末装置により送信された面接リクエストを受信する。前記面接リクエストには、前記面接リクエストを送信したユーザのユーザ情報、及び予め決定されたネットワーク会議室の情報が含まれる。
【0113】
ここのネットワーク会議室の情報には、ネットワーク会議室のロゴ、ネットワーク会議室のアドレス等が含まれてもよい。ここのネットワーク会議室のロゴには、文字、数字及び/又は記号が含まれてもよい。ネットワーク会議室のロゴは、異なるネットワーク会議室を区別するために使用することができる。
【0114】
ステップ302:端末装置をネットワーク会議室の情報に示されたネットワーク会議室に接続し、ユーザ情報に基づいて前記ユーザのユーザアイデンティティを特定する。ユーザアイデンティティには、面接官又は候補者が含まれる
【0115】
ステップ303:上記のユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、マルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示された履歴書を表示するよう端末装置に指示するために、面接官に対応する第1の面接情報を前記端末装置に送信する。前記第1の面接情報には、候補者の履歴書情報が含まれる。
【0116】
本実施例のいくつかの任意の実施形態において、上記の情報インタラクション方法は、ステップ304:上記のユーザのユーザアイデンティティが候補者である場合、マルチメディア会議クライアントにて第2の面接マルチメディア情報を表示するよう端末装置に指示するために、候補者に対応する第2の面接情報を端末装置に送信することを更に含む。第2の面接情報には、第2の面接マルチメディア情報が含まれる。
【0117】
いくつかの任意の実施形態において、上記のステップ301は、表示された第1のリンクに対するユーザの選択操作に応じて前記端末装置により送信された面接リクエストを受信することを含んでもよい。ここで、前記第1のリンクには、前記ネットワーク会議室のアドレスが含まれる。
【0118】
いくつかの任意の実施形態において、在上記のステップ301の前に、前記情報インタラクション方法は、更に、求人アプリケーションクライアントから受信された面接予約リクエストに基づいて求人アプリケーションサーバーにより前記マルチメディア会議サーバーに送信された会議室予約リクエストを受信することと、前記会議室予約リクエストから決定されたネットワーク会議室と、プリセットのルール及び前記ネットワーク会議室の情報とに基づいて、前記第1のリンクを生成することと、前記第1のリンクが前記求人アプリケーションサーバーにより前記ユーザに送信されるよう、前記第1のリンクを前記求人アプリケーションサーバーに送信することとを含む。ここで、前記面接予約リクエストには、面接官情報、面接時間情報、及び候補者情報が含まれる。
【0119】
いくつかの任意の実施形態において、上記のステップ303は、前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、前記面接リクエストに基づいて、求人アプリケーションサーバーから面接リクエストに示される候補者の履歴書情報を取得することと、前記第1の面接情報を前記端末装置に送信することとを含む。
【0120】
本実施例における各ステップの詳細な説明については、
図1に示す実施例又は
図2に示す実施例の関連部分の説明を参照することができ、ここでは説明を繰り返さない。
【0121】
本実施例に係る情報インタラクション方法は、端末装置により送信された面接リクエストであって、ユーザのユーザ情報、及び予め決定されたネットワーク会議室の識別情報が含まれる面接リクエストを受信する。前記端末装置を前記識別情報に示されたネットワーク会議室に接続し、前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザのユーザアイデンティティを特定する。前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、マルチメディア会議クライアントにて第1の面接マルチメディア情報を表示する際に、前記履歴書情報に示された履歴書を表示するよう、前記端末装置に指示するために、面接官に対応する第1の面接情報であって、候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を前記端末装置に送信する。これにより、ユーザのアイデンティティに一致する面接情報をユーザの端末装置に送信することで、面接官と候補者の面接シナリオがユニークになり、ユーザ体験が向上する。また、面接官はマルチメディア会議を使用して面接を実施しながら、候補者の履歴書を閲覧することができる。これにより、面接官がマルチメディア会議中に候補者の履歴書を参照する必要がある場合に、別のウィンドウへの切り替え操作が低減される。
【0122】
図4は、本開示に係る情報インタラクション方法のインタラクション原理を示す模式図である。
図4に示すように、求人アプリケーションサーバー404は、受信された面接予約リクエストに基づいて、マルチメディア会議サーバー403にネットワーク会議室予約リクエスト405を送信する。ここで、前記面接予約リクエストと前記ネットワーク会議室予約リクエストのいずれも、面接官情報、候補者情報、及び面接時間を含む。
【0123】
マルチメディア会議サーバー403は、求人アプリケーションサーバー404により送信された会議室予約リクエスト405に基づいて、今回の面接用のネットワーク会議室を決定し、前記ネットワーク会議室の会議室情報406を求人アプリケーションサーバー404に送信すると共に、今回の面接に対応する面接官情報及び候補者情報を記録する。
【0124】
求人アプリケーションサーバー404は、マルチメディア会議サーバー403により送信された会議室情報406を受信すると、会議室情報406に基づいて第1のリンク407を生成し、第1のリンク407を面接官及び候補者のそれぞれに対応する第1の端末装置及び第2の端末装置に送信してもよい。上記の第1のリンク407には、ネットワーク会議室のアドレス情報が含まれる。
【0125】
面接官マルチメディア会議クライアント402は、面接官の第1の端末装置において動作する。第1の端末装置は、求人アプリケーションサーバー404により送信された第1のリンクを受信すると、第1のリンクを面接官マルチメディア会議クライアント402にて表示してもよい。面接官マルチメディア会議クライアント402は、第1のリンクに対する面接官の選択操作、例えば、クリック操作408を受信する。面接官マルチメディア会議クライアント402は、第1のリンクに対するユーザの選択操作に基づいて、面接に入る面接リクエスト409をマルチメディア会議サーバー403に送信する。面接リクエスト409には、ユーザ情報が含まれてもよい。
【0126】
マルチメディア会議サーバー403は、受信された面接リクエスト409に基づいて、面接官マルチメディア会議クライアント402を予め決定されたネットワーク会議室に接続し、ユーザ情報に基づいてユーザアイデンティティ410を特定する。ここで、ユーザ情報に基づいて特定されたユーザアイデンティティが面接官である。マルチメディア会議サーバー403は、面接官に対応する第1の面接情報411を面接官マルチメディア会議クライアント402に送信してもよい。第1の面接情報411には、第1の面接マルチメディア情報及び候補者の履歴書情報が含まれる。面接官マルチメディア会議クライアント402にて前記第1の面接マルチメディア情報中を表示する際、前記履歴書情報に示される履歴書412を表示する。
【0127】
候補者マルチメディア会議クライアント401は、候補者に対応する第2の端末装置において動作する。第2の装置に送信された第1のリンクは、電子メールなど、対応するウェブページに表示されてもよい。候補者は、電子メールなどの対応するウェブページ内の上記第1のリンクを閲覧した後、上記第1のリンクに対してクリックなどの選択操作を行うことができる。第2の端末装置は、候補者による上記の選択操作を受信すると、マルチメディア会議クライアントがローカルにインストールされているか否かを特定することができる。マルチメディア会議クライアントがインストールされている場合、そのまま予めインストールされたマルチメディア会議クライアントを呼び出す。第2の端末装置に上記のマルチメディア会議クライアントが予めインストールされていない場合、第2の端末装置は、マルチメディア会議クライアントをダウンロードしてインストールするよう、候補者に促してもよい。候補者が上記のプロンプトに従って第2の端末装置にマルチメディア会議クライアントをインストールできる(即ち、候補者マルチメディア会議クライアント401)。第2の端末装置は、候補者マルチメディア会議クライアント401をインストールすると、第1のリンクに対するユーザの選択操作413に基づいて、面接に入る面接リクエスト414をマルチメディア会議サーバー403に送信することができる。面接リクエストには、ユーザ情報が含まれてもよい。マルチメディア会議サーバー403は、受信された面接リクエストに基づいて、候補者マルチメディア会議クライアント401を予め決定されたネットワーク会議室に接続し、ユーザ情報に基づいてユーザアイデンティティ415を特定する。ここで、ユーザ情報に基づいて特定されたユーザアイデンティティが候補者である。マルチメディア会議サーバー403は、候補者に対応する第2の面接情報416を候補者マルチメディア会議クライアント401に送信してもよい。第2の面接情報416には、第2の面接マルチメディア情報が含まれる。候補者マルチメディア会議クライアント401は、第2の面接マルチメディア情報417を表示する。
【0128】
更に、
図5を参照して、上記の各図に示す方法を実現するために、本開示は、情報インタラクション装置の一実施例を提供する。該装置の実施例は、
図1に示す方法の実施例に対応し、該装置は、具体的に端末装置に用いられることができる。
【0129】
図5に示すように、本実施例に係る情報インタラクション装置は、第1の受信ユニット501と、第1の送信ユニット502と、第2の受信ユニット503と、表示ユニット504とを備える。ここで、第1の受信ユニット501は、ユーザにより送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信することに用いられる。予め決定されたネットワーク会議室に前記端末装置を接続するよう、マルチメディア会議サーバーに指示するために、前記面接命令に基づいて生成された面接リクエストをマルチメディア会議サーバーに送信し、前記面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて、前記ユーザのユーザアイデンティティを特定することに用いられる。ここで、前記ユーザアイデンティティには、面接官又は候補者が含まれる。第2の受信ユニット503は、前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官である場合、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、前記面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報を受信することに用いられる。ここで、前記第1の面接情報には、候補者の履歴書情報が含まれる。表示ユニット504は、前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示される履歴書を表示することに用いられる。
【0130】
本実施例において、情報インタラクション装置における第1の受信ユニット501、第1の送信ユニット502、第2の受信ユニット503及び表示ユニット504の具体的な処理及びそれらによる技術的効果は、それぞれ、
図1に対応する実施例におけるステップ101、ステップ102、ステップ103及びステップ104の関連説明を参照することができ、ここで説明を繰り返さない。
【0131】
いくつかの任意の実施形態において、情報インタラクション装置は、リンク表示ユニット(図示せず)を更に含む。リンク表示ユニットは、ユーザにより送信された、面接に入るプリセット面接命令が第1の受信ユニット501により受信される前に、前記マルチメディア会議クライアントにて、面接に入るための第1のリンクを表示することに用いられる。前記第1のリンクには、前記ネットワーク会議室のアドレス情報が含まれる。上記の第1の受信ユニット501は、前記第1のリンクに対するユーザの選択操作による前記面接命令を受信することに用いられる。ここで、前記第1のリンクは以下の方式に基づいて決定される。この方式は、求人アプリケーションサーバーが、求人アプリケーションクライアントから受信された面接予約リクエストに基づいて、会議室予約リクエストをマルチメディア会議サーバーに送信することであって、面接予約リクエストが面接官情報、面接時間情報、及び候補者情報を含むことと、マルチメディア会議サーバーが、前記会議室予約リクエストに基づいてネットワーク会議室を決定し、プリセットのルール及び前記ネットワーク会議室の情報に基づいて前記第1のリンクを生成することと、前記マルチメディア会議サーバーが、前記求人アプリケーションサーバーにより前記第1のリンクが前記ユーザに送信されるよう、前記第1のリンクを前記求人アプリケーションサーバーに送信することとを含む。
【0132】
いくつかの任意の実施形態において、前記候補者の履歴書情報には、候補者の履歴書のネットワーク記憶アドレスが含まれ、情報インタラクション装置は取得ユニット(図示せず)を更に含む。取得ユニットは、前記マルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示される履歴書が表示ユニット504により表示される前に、上記のネットワーク記憶アドレスに基づいて前記履歴書を取得することに用いられる。
【0133】
いくつかの任意の実施形態において、表示ユニット504は更に、前記マルチメディア会議クライアントにおいて前記マルチメディア会議クライアントに組み込まれた、応募者情報を表示するためのプリセットのアプリケーションを動作させることと、前記プリセットのアプリケーションの履歴書表示ウィンドウにて前記履歴書情報に示される履歴書を表示することとに用いられる。
【0134】
いくつかの任意の実施形態において、前記第1の面接情報には第1の面接マルチメディア情報が更に含まれ、表示ユニット504は、更に、マルチメディア会議クライアントにて第1の表示ウィンドウを表示する際に、第2の表示ウィンドウへの切り替えを指示するための切替命令を受信したことに応答して、前記切替命令に基づいて、前記第1の表示ウィンドウを前記第2の表示ウィンドウに切り替えることに用いられる。ここで、前記第1の表示ウィンドウは、履歴書を表示するためのプリセットのアプリケーションの履歴書表示ウィンドウであり、前記第2の表示ウィンドウは、前記第1の面接マルチメディア情報を表示するための第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウである。或いは、前記第1の表示ウィンドウは前記第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウであり、前記第2の表示ウィンドウは前記履歴書表示ウィンドウである。
【0135】
いくつかの任意の実施形態において、前記第1の面接情報には第1の面接マルチメディア情報が更に含まれ、表示ユニット504は、更に、前記マルチメディア会議クライアントにて、第1の面接マルチメディア情報を表示するための第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウと、履歴書を表示するための履歴書表示ウィンドウとを同時に表示することに用いられる。
【0136】
いくつかの任意の実施形態において、表示ユニット504は、更に、前記マルチメディア会議クライアントの表示インターフェースにおいて、領域を分けて前記第1のマルチメディアストリームウィンドウと、前記履歴書表示ウィンドウとを表示することに用いられる。
【0137】
いくつかの任意の実施形態において、前記第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウは、大きさが前記履歴書表示ウィンドウより大きい。
【0138】
いくつかの任意の実施形態において、前記第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの大きさと前記履歴書表示ウィンドウの大きさは、ユーザによる表示大きさ調節操作によって調整される。
【0139】
いくつかの任意の実施形態において、表示ユニット504は、更に、前記履歴書表示ウィンドウの表示領域及び/又は第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの表示領域の領域切替操作を受信したことに応答して、前記領域切替操作に基づいて、前記履歴書表示ウィンドウ及び/又は第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの表示領域を切り替えることに用いられる。
【0140】
いくつかの任意の実施形態において、情報インタラクション装置は、許可情報受信ユニット(図示せず)を更に含む。許可情報受信ユニットは、表示ユニット504によりマルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示される履歴書が表示される前に、求人アプリケーションサーバーにより送信された、前記履歴書を表示する許可情報を受信することに用いられる。ここで、前記許可情報は、前記プリセットのアプリケーションにログインしたユーザのユーザアイデンティティが面接官であることに応答して、前記求人アプリケーションサーバーにより送信されたものである。表示ユニット504は、更に、上記の許可情報に基づいて、前記プリセットのアプリケーションの履歴書表示ウィンドウにて上記の履歴書を表示することに用いられる。
【0141】
いくつかの任意の実施形態において、情報インタラクション装置は、第1の面接評価情報入力ユニット(図示せず)を更に含む。第1の面接評価情報入力ユニットは、上記のユーザにより前記履歴書表示ウィンドウに入力された面接評価情報を受信することと、前記プリセットのアプリケーションを用いて、上記の面接評価情報を求人アプリケーションサーバーに同期することとに用いられる。
【0142】
いくつかの任意の実施形態において、前記情報インタラクション装置は、第2の面接評価情報入力ユニット(図示せず)を更に含む。第2の面接評価情報入力ユニットは、前記面接の終了時に前記面接評価の書き込みを指示するための面接評価コントロールに対して前記ユーザによって行われたプリセット操作を受信し、前記マルチメディア会議クライアントを閉じ、前記履歴書のアドレスを開くようブラウザを呼び出すことと、ブラウザを用いて面接評価情報入力ウィンドウを表示することと、前記ユーザによって前記評価情報入力ウィンドウに入力された面接評価情報を受信し、前記面接評価情報を求人アプリケーションサーバーに送信することとに用いられる。
【0143】
いくつかの任意の実施形態において、面接官のマルチメディア会議クライアントにおける表示インターフェースには、面接官のプリセット権限に一致するプリセット権限コントロールが含まれる。
【0144】
いくつかの任意の実施形態において、第2の受信ユニット503は、更に、前記ユーザのユーザアイデンティティが候補者である場合、マルチメディア会議サーバーから返信された第2の面接情報を受信することに用いられる。前記第2の面接情報には、第2の面接マルチメディア情報が含まれる。表示ユニット504は、更に、前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにて前記第2の面接マルチメディア情報を表示することに用いられる。
【0145】
更に、
図6を参照して、上記の各図に示す方法を実現するために、本開示は、情報インタラクション装置の1つの実施例を提供する。該装置の実施例は、
図1に示す方法の実施例に対応し、該装置は、具体的にマルチメディア会議サーバーに用いられることができる。
【0146】
図6に示すように、本実施例に係る情報インタラクション装置は、第3の受信ユニット601と、接続ユニット602と、第2の送信ユニット603とを備える。ここで、第3の受信ユニット601は、端末装置により送信された面接リクエストを受信することに用いられる。前記面接リクエストには、前記面接リクエストを送信したユーザのユーザ情報、及び予め決定されたネットワーク会議室の情報が含まれる。接続ユニット602は、前記端末装置を前記ネットワーク会議室の情報に示されたネットワーク会議室に接続し、前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザのユーザアイデンティティを特定することに用いられる。前記ユーザアイデンティティには、面接官又は候補者が含まれる。第2の送信ユニット603は、前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、マルチメディア会議クライアントにて前記第1の面接マルチメディア情報を表示する際に、前記履歴書情報に示される履歴書を表示するよう前記端末装置に指示するために、面接官に対応する第1の面接情報を前記端末装置に送信することに用いられる。前記第1の面接情報には、候補者の履歴書情報が含まれる。
【0147】
本実施例において、情報インタラクション装置的第3の受信ユニット601、接続ユニット602及び第2の送信ユニット603の具体的な処理及びそれらによる技術的効果は、それぞれ、
図3に対応する実施例におけるステップ301、ステップ302及びステップ303の関連説明を参照することができ、ここで説明を繰り返さない。
【0148】
いくつかの任意の実施形態において、第2の送信ユニット603は、更に、前記ユーザのユーザアイデンティティが候補者であると特定された場合、マルチメディア会議クライアントにて前記第2の面接情報に含まれた第2の面接マルチメディア情報を表示するよう、前記端末装置に指示するために、候補者に対応する第2の面接情報を前記端末装置に送信することに用いられる。
【0149】
いくつかの任意の実施形態において、第3の受信ユニット601は、更に、表示された第1のリンクに対するユーザの選択操作に基づいて前記端末装置により送信された面接リクエストを受信することに用いられる。ここで、前記第1のリンクには、前記ネットワーク会議室に用いられるアドレスが含まれる。
【0150】
いくつかの任意の実施形態において、情報インタラクション装置は、リンク送信ユニット(図示せず)を更に含む。リンク送信ユニットは、第3の受信ユニット601にて端末装置により送信された面接リクエストを受信することであって、面接リクエストには前記面接リクエストを送信したユーザのユーザ情報、及び予め決定されたネットワーク会議室の情報が含まれる前に、求人アプリケーションクライアントから受信された面接予約リクエストであって、面接官情報、面接時間情報、及び候補者情報が含まれる面接予約リクエストに基づいて、求人アプリケーションサーバーにより前記マルチメディア会議サーバーに送信された会議室予約リクエストを受信することと、前記会議室予約リクエストに基づいてネットワーク会議室を決定し、プリセットのルール及び前記ネットワーク会議室の情報に基づいて前記第1のリンクを生成することと、前記第1のリンクが前記求人アプリケーションサーバーにより前記ユーザに送信されるよう、前記第1のリンクを前記求人アプリケーションサーバーに送信することとに用いられる。
【0151】
いくつかの任意の実施形態において、第2の送信ユニット603は、更に、前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、前記面接リクエストに基づいて、求人アプリケーションサーバーから面接リクエストに示される候補者の履歴書情報を取得することと、前記第1の面接情報を前記端末装置に送信することとに用いられる。
【0152】
図7を参照する。
図7は、本開示の1つの実施例に係る情報インタラクション方法が適用され得る例示的なシステムアーキテクチャを示す図である。
【0153】
図7に示すように、システムアーキテクチャは、面接官の第1のクライアントと、候補者の第2のクライアントと、求人アプリケーションサーバー703と、マルチメディア会議サーバー704とを備えてもよい。第1のクライアントは、第1の端末装置701において動作し得る。第2のクライアントは候補者の第2の端末装置702において動作し得る。第1のクライアントとマルチメディア会議サーバー704との間、第2のクライアントとマルチメディア会議サーバー704との間、第1のクライアントと求人アプリケーションサーバー703との間、第2のクライアントと求人アプリケーションサーバー703との間、及び求人アプリケーションサーバー703とマルチメディア会議サーバー704との間は、ネットワークを介して通信接続される。上記のネットワークは、有線、無線通信リンク、光ファイバーケーブルなど、様々な接続タイプを含んでもよい。
【0154】
第1のクライアント及び第2のクライアントは、ネットワークを介してマルチメディア会議サーバー704とインタラクションを行い、メッセージなどを送受信することができる。第1のクライアント及び第2のクライアントには、ウェブブラウザアプリケーションやマルチメディア会議アプリケーションなどの様々なクライアントアプリケーションをインストールすることができる。第1のクライアントと第2のクライアントにおけるクライアントアプリケーションは、ユーザの命令を受信し、ユーザの命令に従って対応する機能を実現することができる。例えば、ユーザの命令に従って、マルチメディア会議サーバーからマルチメディア会議データストリームを取得する。
【0155】
第1の端末装置701及び第2の端末装置702は、ハードウェアであってもよく、ソフトウェアであってもよい。第1の端末装置701及び第2の端末装置702がハードウェアである場合、表示画面を備え、ウェブブラウジングをサポートする様々な電子装置であり得る。例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータなどが挙げられるが、これらに限定されない。第1の端末装置701及び第2の端末装置702がソフトウェアである場合には、上記の電子機器にインストールすることができる。複数のソフトウェア又はソフトウェアモジュール(例えば、分散型サービスを提供するためのソフトウェア又はソフトウェアモジュール)として実現されてもよく、単一のソフトウェア又はソフトウェアモジュールとして実現されてもよい。ここでは具体的に限定されない。
【0156】
マルチメディア会議サーバー704は、複数のサーバーを備えてもよい。マルチメディア会議サーバー704は、様々なサービスを提供する。例えば、第1のクライアント及び第2のクライアントから送信されたマルチメディア情報取得リクエストを受信し、マルチメディア情報取得リクエストに基づいて、マルチメディア情報取得リクエストに対応するマルチメディア情報を様々な方法で取得し、マルチメディア情報を第1のクライアント及び第2のクライアントに送信する。
【0157】
求人アプリケーションサーバー703は、複数のサーバーを備えてもよい。求人アプリケーションサーバー703は、様々なサービスを提供する。例えば、採用担当者の面接予約に基づいて、マルチメディア会議サーバーで会議室を予約する。
【0158】
求人アプリケーションサーバー703は、受信された面接予約リクエストに基づいて、マルチメディア会議サーバーにネットワーク会議室予約リクエストを送信することと、前記ネットワーク会議室予約リクエストに基づいてマルチメディア会議サーバーにより返信されたネットワーク会議室の情報を受信し、前記ネットワーク会議室の情報に基づいて第1のリンクを生成し、前記第1のリンクを前記面接官及び前記候補者に送信することとに用いられる。ここで、前記面接予約リクエスト及び前記ネットワーク会議室予約リクエストには、いずれも、面接官情報、候補者情報、及び面接時間が含まれる。
【0159】
マルチメディア会議サーバー704は、受信された求人アプリケーションサーバーにより送信された会議室予約リクエストに基づいて、ネットワーク会議室を決定し、前記ネットワーク会議室の情報を求人アプリケーションサーバーに送信することと、第1のクライアント及び第2のクライアントにより送信された第1のリンクに基づく面接リクエストを受信し、前記第1のクライアントと第2のクライアントをそれぞれ前記ネットワーク会議室に接続し、面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて、ユーザのユーザアイデンティティを面接官又は候補者として特定することと、面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報であって、前記第1の面接マルチメディア情報及び候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を前記第1のクライアントに送信することと、第2の面接マルチメディア情報が含まれる第2の面接情報を前記第2のクライアントに送信することとに用いられる。
【0160】
第1のクライアントは、第1のリンクに基づいて、マルチメディア会議サーバーに面接リクエストを送信し、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、前記面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報を受信することと、マルチメディア会議クライアントにて前記第1の面接マルチメディア情報を表示する際に、前記履歴書情報に示される履歴書を表示することとに用いられる。
【0161】
第2のクライアントは、第1のリンクに基づいて、マルチメディア会議サーバーに面接リクエストを送信し、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、前記候補者アイデンティティに一致する第2の面接情報を受信することと、マルチメディア会議クライアントにて前記第2の面接マルチメディア情報を表示することとに用いられる。
【0162】
なお、本開示の実施例に係る情報インタラクション方法は、第1の端末装置701により実行されてもよく、第2の端末装置702により実行されてもよい。それに対応して、情報インタラクション装置は、第1の端末装置701に設置されてもよく、第2の端末装置702に設置されてもよい。また、本開示の実施例に係る情報インタラクション方法は、更に、マルチメディア会議サーバー705により実行されてもよい。それに対応して、情報インタラクション装置は、マルチメディア会議サーバー705に設置されてもよい。
【0163】
なお、
図7における第1の端末装置、第2の端末装置、マルチメディア会議サーバー及び求人アプリケーションサーバーの数は例示的なものに過ぎない。第1の端末装置、第2の端末装置、マルチメディア会議サーバー及び求人アプリケーションサーバーの数は、実現の需要に応じて任意であってもよい。
【0164】
以下、
図8を参照する。
図8は、本開示の実施例を実現するのに適した電子機器(
図7の端末装置又はマルチメディア会議サーバーのサーバーなど)の構造を示す概略図である。本開示の実施例における端末装置は、携帯電話、ラップトップコンピュータ、デジタル放送受信機、PDA(Personal Digital Assistant)、PAD(タブレットコンピュータ)、PMP(Portable Multimedia Player)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)等の移動端末や、デジタルテレビ、デスクトップコンピュータ等の固定端末が含まれるが、これらに限定されない。
図8に示される電子機器は単なる一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲を限定するものではない。
【0165】
図8に示すように、電子機器は、処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックプロセッサなど)801を含んでもよい。該処理装置は、読み取り専用メモリ(ROM)802に記憶されたプログラム、又は記憶装置808からランダムアクセスメモリ(RAM)803にロードされたプログラムに従って、様々な適切な動作及び処理を実行することができる。RAM803には、電子機器800の動作に必要な各種プログラムやデータが更に記憶される。処理装置801、ROM802及びRAM803はバス804を介して互いに接続される。入出力(I/O)インターフェース805もバス804に接続される。
【0166】
通常、入力装置806、出力装置807、記憶装置808及び通信装置809がI/Oインターフェース805に接続され得る。入力装置806は、例えば、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープなどが含まれる。出力装置807は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、バイブレータ等が含まれる。記憶装置808は、例えば、磁気テープ、ハードディスク等が含まれる。通信装置809は、電子機器が他の機器と無線又は有線で通信してデータを交換できるようにすることができる。
図8には様々な装置を有する電子機器が示されているが、図示された装置の全てを実施する、又は備える必要がないことを理解されたい。代わりに、より多くの、又はより少ない装置を実施する又は備えることも可能である。
【0167】
特に、本開示の実施例によれば、上記のフローチャートを参照して説明したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現され得る。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含む。該コンピュータプログラム製品は、非一時的なコンピュータ可読媒体上に担持されるコンピュータプログラムを含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、該コンピュータプログラムは、通信装置809を介してネットワークからダウンロードしてインストールされてもよく、或いは記憶装置808又はROM802からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムは、処理装置801によって実行されると、本開示の実施例に係る方法において定義される上述の機能が実行される。
【0168】
なお、本開示において、上記のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体であってもよく、或いは両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光学、電磁、赤外線であってもよく、半導体システム、装置又は機器であってもよい。或いは、それらの任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、1つ又は複数のリード線を有する電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、書き換え可能な読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、光学記憶装置、磁気記憶装置、又は上記の任意の適切な組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含む、又は記憶する任意の有形媒体であり得る。該プログラムは、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用されてもよく、それらと組み合わせて使用されてもよい。一方、本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドで伝搬されるデータ信号を含んでもよく、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードが担持されたキャリアの一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよい。このような伝搬データ信号は様々な形態でありうる。例えば、電磁信号、光信号、又は上記の任意の適切な組み合わせが含まれるが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置、又は機器により使用される、又はそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播、又は伝送可能なコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよい。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体によって伝送することができる。該媒体は、有線、光ファイバーケーブル、RF(無線周波数)等、又はそれらの任意の適切な組み合わせが含まれるが、これらに限定されない。
【0169】
いくつかの実施形態では、クライアントとサーバーは、HTTP(HyperText Transfer Protocol:ハイパーテキスト転送プロトコル)などの既知の、又は将来開送信されるネットワークプロトコルを使用して通信することができ、任意の形態又は媒体であるデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例として、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、エクストラネット(例えば、インターネット)、エンドツーエンドネットワーク(例えば、アドホックエンドツーエンドネットワーク)、及び既知のネットワークや将来開送信されるネットワークが挙げられる。
【0170】
上記のコンピュータ可読媒体は、上記の電子機器に含まれるものであってもよく、電子機器に組み込まれずに単独で存在してもよい。
【0171】
上記のコンピュータ可読媒体には1つ又は複数のプログラムが含まれる。
【0172】
いくつかの実施例において、上記1つ又は複数のプログラムは、電子機器によって実行されると、ユーザから送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信することと、予め決定されたネットワーク会議室に前記端末装置を接続するよう、マルチメディア会議サーバーに指示するために、前記面接命令に基づいて生成された面接リクエストをマルチメディア会議サーバーに送信し、前記面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて、前記ユーザのユーザアイデンティティを特定することであって、ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含むことと、前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官である場合、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、前記面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報であって、候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を受信することと、前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示される履歴書を表示することとを電子機器に実行させる。
【0173】
いくつかの実施例において、上記の1つ又は複数のプログラムは、電子機器によって実行されると、端末装置により送信された面接リクエストであって、前記面接リクエストを送信したユーザのユーザ情報、及び予め決定されたネットワーク会議室の識別情報が含まれる面接リクエストを受信することと、前記端末装置を前記識別情報に示されたネットワーク会議室に接続し、前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザのユーザアイデンティティを特定することと、前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、マルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示される履歴書を表示するよう前記端末装置に指示するために、面接官に対応する第1の面接情報であって、候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を前記端末装置に送信することとを該電子機器に実行させる。
【0174】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、1つ又は複数のプログラミング言語、又はそれらの組み合わせで記述することができる。上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」言語などの従来の手続き型プログラミング言語が含まれるが、これらに限定されない。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で実行されてもよく、部分的にユーザのコンピュータ上で実行されてもよい。また、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、部分的にユーザのコンピュータ上で実行され部分的にリモートコンピュータ上で実行されてもよい。更に、完全にリモートコンピュータ又はサーバー上で実行されてもよい。リモートコンピュータの場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)やワイドエリアネットワーク(WAN)を含むあらゆる種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されていてもよく、外部のコンピュータに接続されていてもよい(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネット経由で接続する)。
【0175】
図におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例に従って実施され得るシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品のアーキテクチャ、機能、及び操作を示している。この点について、フローチャート又はブロック図における各ボックスは、モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができる。該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部には、所定の論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令が含まれる。また、代替としてのいくつかの実現において、ボックス内に示された機能は、図示された順序とは異なる順序で発生可能であることに留意されたい。例えば、連続して示された2つのボックスは、関連の機能によって、実際には基本的に並行して実行されてもよく、逆順に実行されることもある。また、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ボックス、及びブロック図及び/又はフローチャート内のボックスの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行する専用のハードウェアベースのシステムを用いて実現されてもよく、専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせを用いて実現されてもよいことに留意されたい。
【0176】
本開示の実施例に言及されたユニットは、ソフトウェアによって実現されてもよく、ハードウェアによって実現されてもよい。ここで、ユニットの名称は、場合によってはユニット自体を限定するものではない。
【0177】
本明細書に記載の上記の機能は、少なくとも一部が、1つ又は複数のハードウェア論理素子によって実行され得る。例えば、使用され得るハードウェア論理素子の例として、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、特定用途向け標準製品(ASSP:Application Specific Standard Product)、システムオンチップ(SOC)、複合プログラマブルロジックデバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)などが含まれるが、これらに限定されない。
【0178】
本開示において、機械可読媒体は、命令実行システム、装置、又は機器により使用される、又は命令実行システム、装置、又は機器と組み合わせて使用されるプログラムを含む、又は格納することができる有形の媒体であり得る。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であり得る。機械可読媒体には、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、半導体のシステム、装置、機器、又はこれらの適切な組み合わせが含まれるが、これらに限定されない。機械可読媒体のより具体的な例としては、1つ又は複数のリード線を有する電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、書き換え可能な読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、光学記憶装置、磁気記憶装置、又は上記の任意の適切な組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
【0179】
上記の記載は、本開示の好ましい実施例及び用いられた技術的原理に対する説明に過ぎない。当業者であれば、本開示の開示範囲は、上記の技術的特徴の特定の組み合わせによって形成される技術案に限定されるものではなく、上記の開示された主旨から逸脱することなく、上記の技術的特徴又はそれらと同等の特徴の任意の組み合わせによって形成される他の技術案も含まれることを理解すべきである。例えば、上記の特徴を、本開示において開示される(ただし、これらに限定されない)同様の機能を有する技術的特徴と置き換えることによって形成される技術案も含まれる。
【0180】
また、各操作は特定の順序で説明されたが、これらの操作が、示された特定の順序に従って実行されること、又は順番通りに実行されることを要求するものとして解釈されるべきではない。特定の環境において、マルチタスク及び並行処理は、有利な場合がある。同様に、上記に記載のいくつかの具体的な実現の詳細は、本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。個別の実施例に説明された特定の特徴は、単一の実施例において組み合わせて実現可能である。逆に、単一の実施例に説明される各特徴は、単独に、又は任意の適切な組合せで複数の実施例において実現され得る。
【0181】
本開示の主題は、方法の構造的特徴及び/又は論理的動作に特有の言葉を用いて説明されてきたが、添付の特許請求の範囲において限定される主題は、必ずしも上記の特定の特徴又は動作に限定されるものではないことを理解されたい。むしろ、上述した特定の特徴や動作は、特許請求の範囲を実現するための例示的な形態に過ぎない。
【手続補正書】
【提出日】2023-11-16
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザから送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信することと、
予め決定されたネットワーク会議室に端末装置を接続するよう、マルチメディア会議サーバーに指示するために、前記面接命令に基づいて生成された面接リクエストを前記マルチメディア会議サーバーに送信し、前記面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて前記ユーザのユーザアイデンティティを特定することであって、前記ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含むことと、
前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官である場合、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報であって、候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を受信することと、
前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにおいて、前記履歴書情報に示される履歴書を表示することと、を含む、ことを特徴とする、情報インタラクション方法。
【請求項2】
前記方法は、ユーザにより送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信する前に、
前記マルチメディア会議クライアントにて、面接に入るための、前記ネットワーク会議室のアドレス情報が含まれる第1のリンクを表示することを更に含み、
ユーザにより送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信することは、
前記第1のリンクに対するユーザの選択操作による前記面接命令を受信することを含み、
前記第1のリンクは、
求人アプリケーションサーバーが、求人アプリケーションクライアントから受信された面接予約リクエストに基づいて、会議室予約リクエストをマルチメディア会議サーバーに送信することであって、面接予約リクエストが面接官情報、面接時間情報及び候補者情報を含むことと、
マルチメディア会議サーバーが、前記会議室予約リクエストに基づいてネットワーク会議室を決定し、プリセットのルール及び前記ネットワーク会議室の情報に基づいて前記第1のリンクを生成することと、
前記マルチメディア会議サーバーが、前記第1のリンクが前記求人アプリケーションサーバーにより前記ユーザに送信されるために、前記第1のリンクを前記求人アプリケーションサーバーに送信することと、
に基づいて決定される、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記候補者の履歴書情報には、候補者の履歴書のネットワーク記憶アドレスが含まれ、
前記方法は、前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示される履歴書が表示される前に、
前記ネットワーク記憶アドレスに基づいて前記履歴書を取得することを更に含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにおいて、前記履歴書情報に示される履歴書を表示することは、
前記マルチメディア会議クライアントにおいて、前記マルチメディア会議クライアントに組み込まれた、応募者情報を表示するためのプリセットのアプリケーションを動作させることと、
前記プリセットのアプリケーションの履歴書表示ウィンドウにて、前記履歴書情報に示される履歴書を表示することと、を含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の面接情報には第1の面接マルチメディア情報が更に含まれ、
前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにおいて、前記履歴書情報に示される履歴書を表示することは、
マルチメディア会議クライアントにて第1の表示ウィンドウを表示する際に、第2の表示ウィンドウへの切り替えを指示するための切替命令を受信したことに応答して、前記切替命令に基づいて、前記第1の表示ウィンドウを前記第2の表示ウィンドウに切り替えることを含み、
前記第1の表示ウィンドウは、履歴書を表示するためのプリセットのアプリケーションの履歴書表示ウィンドウであり、前記第2の表示ウィンドウは、前記第1の面接マルチメディア情報を表示するための第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウであり、或いは
前記第1の表示ウィンドウは前記第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウであり、前記第2の表示ウィンドウは前記履歴書表示ウィンドウである、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の面接情報には第1の面接マルチメディア情報が更に含まれ、
前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにおいて、前記履歴書情報に示される履歴書を表示することは、
前記マルチメディア会議クライアントにて、第1の面接マルチメディア情報を表示するための第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウと、履歴書を表示するための履歴書表示ウィンドウとを同時に表示することを含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記マルチメディア会議クライアントにて、第1の面接マルチメディア情報を表示するための第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウと、前記履歴書を表示するための履歴書表示ウィンドウとを同時に表示することは、
前記第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウを前記履歴書表示ウィンドウの上に表示することを含む、ことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記マルチメディア会議クライアントにて、第1の面接マルチメディア情報を表示するための第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウと、前記履歴書を表示するための履歴書表示ウィンドウとを同時に表示することは、
前記マルチメディア会議クライアントの表示インターフェースにおいて、領域を分けて前記第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウと、前記履歴書表示ウィンドウとを表示することを含む、ことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウは、大きさが前記履歴書表示ウィンドウより大きいである、ことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの大きさと前記履歴書表示ウィンドウの大きさは、ユーザによる表示大きさ調整操作によって調整される、ことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記履歴書表示ウィンドウの表示領域及び/又は第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの表示領域の領域切替操作を受信したことに応答して、前記領域切替操作に応じて、前記履歴書表示ウィンドウ及び/又は第1のマルチメディアストリーム表示ウィンドウの表示領域を切り替えることを更に含む、ことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記方法は、前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにて前記履歴書情報に示される履歴書を表示する前に、
求人アプリケーションサーバーにより送信された、前記履歴書を表示する許可情報を受信することを更に含み、
前記許可情報は、前記プリセットのアプリケーションにログインされたユーザのユーザアイデンティティが面接官であることに応答して、前記求人アプリケーションサーバーにより送信されるものであり、
前記プリセットのアプリケーションの履歴書表示ウィンドウにて前記履歴書情報に示される履歴書を表示することは、
前記許可情報に基づいて、前記プリセットのアプリケーションの履歴書表示ウィンドウにて前記履歴書を表示することを含む、ことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項13】
前記ユーザにより前記履歴書表示ウィンドウに入力された面接評価情報を受信することと、
前記プリセットのアプリケーションを用いて、前記面接評価情報を求人アプリケーションサーバーに同期することと、を更に含む、ことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項14】
前記面接の終了時に面接評価の書き込みを指示するための面接評価コントロールに対して前記ユーザによって行われるプリセット操作を受信し、前記マルチメディア会議クライアントを閉じ、前記履歴書のアドレスを開くようブラウザを呼び出すことと、
ブラウザを用いて面接評価情報入力ウィンドウを表示することと、
前記ユーザによって前記面接評価情報入力ウィンドウに入力された面接評価情報を受信し、前記面接評価情報を求人アプリケーションサーバーに送信することと、を更に含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記面接官のマルチメディア会議クライアントにおける表示インターフェースには、面接官のプリセット権限に一致するプリセット権限コントロールが含まれる、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記ユーザのユーザアイデンティティが候補者である場合、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、第2の面接マルチメディア情報が含まれる第2の面接情報を受信することと、
前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにて、前記第2の面接マルチメディア情報を表示することと、を更に含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
端末装置により送信された面接リクエストであって、前記面接リクエストを送信したユーザのユーザ情報、及び予め決定されたネットワーク会議室の情報が含まれる面接リクエストを受信することと、
前記ネットワーク会議室の情報に示されたネットワーク会議室に前記端末装置を接続し、前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザのユーザアイデンティティを特定することであって、前記ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含むことと、
前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、マルチメディア会議クライアントにて履歴書情報に示される履歴書を表示するよう前記端末装置に指示するために、面接官に対応する第1の面接情報を前記端末装置に送信することであって、第1の面接情報が候補者の履歴書情報を含むことと、を含む、ことを特徴とする、情報インタラクション方法。
【請求項18】
前記端末装置により送信された面接リクエストを受信することは、
表示された第1のリンクに対するユーザの選択操作に応じて前記端末装置により送信された面接リクエストを受信することを含み、
前記第1のリンクには、前記ネットワーク会議室のアドレスが含まれる、ことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記方法は、前記端末装置により送信された面接リクエストを受信する前に、
求人アプリケーションクライアントから受信された、面接官情報、面接時間情報及び候補者情報が含まれる面接予約リクエストに応じて求人アプリケーションサーバーによりマルチメディア会議サーバーに送信された会議室予約リクエストを受信することと、
前記会議室予約リクエストに基づいてネットワーク会議室を決定し、プリセットのルール及び前記ネットワーク会議室の情報に基づいて前記第1のリンクを生成することと、
前記第1のリンクが前記求人アプリケーションサーバーにより前記ユーザに送信されるように、前記第1のリンクを前記求人アプリケーションサーバーに送信することと、をさらに含む、ことを特徴とする、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、面接官に対応する第1の面接情報を前記端末装置に送信することは、
前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、前記面接リクエストに基づいて、面接リクエストに示される候補者の履歴書情報を求人アプリケーションサーバーから取得することと、
前記第1の面接情報を前記端末装置に送信することと、を含む、ことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
【請求項21】
前記ユーザのユーザアイデンティティが候補者であると特定された場合、マルチメディア会議クライアントにて第2の面接情報に含まれる第2の面接マルチメディア情報を表示するよう前記端末装置に指示するために、候補者に対応する前記第2の面接情報を前記端末装置に送信することを更に含む、ことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
【請求項22】
ユーザにより送信された、プリセット面接に入る面接命令を受信する第1の受信ユニットと、
予め決定されたネットワーク会議室に端末装置を接続するよう、マルチメディア会議サーバーに指示するために、前記面接命令に基づいて生成された面接リクエストを前記マルチメディア会議サーバーに送信し、前記面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて前記ユーザのユーザアイデンティティを特定する第1の送信ユニットであって、前記ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含む第1の送信ユニットと、
前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官である場合、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報であって、候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を受信する第2の受信ユニットと、
前記端末装置のマルチメディア会議クライアントにおいて、前記履歴書情報に示される履歴書を表示する表示ユニットと、を備える、ことを特徴とする、情報インタラクション装置。
【請求項23】
端末装置により送信された面接リクエストであって、前記面接リクエストを送信したユーザのユーザ情報、及び予め決定されたネットワーク会議室の識別情報が含まれる面接リクエストを受信する第3の受信ユニットと、
前記識別情報に示されたネットワーク会議室に前記端末装置を接続し、前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザのユーザアイデンティティを特定する接続ユニットであって、前記ユーザアイデンティティが面接官又は候補者を含む接続ユニットと、
前記ユーザのユーザアイデンティティが面接官であると特定された場合、マルチメディア会議クライアントにて履歴書情報に示される履歴書を表示するよう前記端末装置に指示するために、面接官に対応する第1の面接情報を前記端末装置に送信する第2の送信ユニットであって、第1の面接情報が候補者の履歴書情報を含む第2の送信ユニットとを備える、ことを特徴とする、情報インタラクション装置。
【請求項24】
面接官の第1のクライアントと、候補者の第2のクライアントと、求人アプリケーションサーバーと、マルチメディア会議サーバーとを備え、
前記求人アプリケーションサーバーは、
受信された面接予約リクエストに応じて、前記マルチメディア会議サーバーにネットワーク会議室予約リクエストを送信することと、
前記マルチメディア会議サーバーが前記ネットワーク会議室予約リクエストに基づいて返信されたネットワーク会議室の情報を受信し、前記ネットワーク会議室の情報に基づいて第1のリンクを生成し、前記第1のリンクを前記面接官及び前記候補者に送信することとに用いられ、
前記面接予約リクエストと前記ネットワーク会議室予約リクエストのいずれも、面接官情報、候補者情報、及び面接時間を含み、
前記マルチメディア会議サーバーは、
受信された前記求人アプリケーションサーバーにより送信された会議室予約リクエストに基づいて、ネットワーク会議室を決定し、前記ネットワーク会議室の情報を前記求人アプリケーションサーバーに送信することと、
前記第1のクライアント及び前記第2のクライアントが前記第1のリンクに基づいて送信された面接リクエストを受信し、前記第1のクライアント及び前記第2のクライアントを、それぞれ前記ネットワーク会議室に接続し、面接リクエストに示されるユーザ情報に基づいて、ユーザのユーザアイデンティティを面接官又は候補者として特定することと、
面接官アイデンティティに一致する第1の面接情報であって、第1の面接マルチメディア情報及び候補者の履歴書情報が含まれる第1の面接情報を前記第1のクライアントに送信することと、
第2の面接マルチメディア情報が含まれる第2の面接情報を前記第2のクライアントに送信することに用いられ、
前記第1のクライアントは、
前記第1のリンクに基づいて前記マルチメディア会議サーバーに面接リクエストを送信し、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、前記面接官アイデンティティに一致する前記第1の面接情報を受信することと、
マルチメディア会議クライアントにおいて前記履歴書情報に示される履歴書を表示することとに用いられ、
前記第2のクライアントは、
前記第1のリンクに基づいて前記マルチメディア会議サーバーに面接リクエストを送信し、前記マルチメディア会議サーバーから返信された、候補者アイデンティティに一致する前記第2の面接情報を受信することと、
マルチメディア会議クライアントにて前記第2の面接マルチメディア情報を表示することと、に用いられる、ことを特徴とする、情報インタラクションシステム。
【請求項25】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置と、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムは、前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、請求項1~16又は17~21のいずれか1項に記載の方法を前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる、ことを特徴とする、電子機器。
【請求項26】
プロセッサによって実行される場合、請求項1~16又は17~21のいずれか1項に記載の方法を実現させるコンピュータプログラ
ム。
【国際調査報告】