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特表2024-519375音声再生方法及び音声伝送方法、装置、電子機器及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-10
(54)【発明の名称】音声再生方法及び音声伝送方法、装置、電子機器及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/87 20140101AFI20240501BHJP
   A63F 13/54 20140101ALI20240501BHJP
   A63F 13/86 20140101ALI20240501BHJP
   A63F 13/79 20140101ALI20240501BHJP
   A63F 13/215 20140101ALI20240501BHJP
【FI】
A63F13/87
A63F13/54
A63F13/86
A63F13/79
A63F13/215
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023571702
(86)(22)【出願日】2022-07-13
(85)【翻訳文提出日】2023-11-17
(86)【国際出願番号】 CN2022105399
(87)【国際公開番号】W WO2023016178
(87)【国際公開日】2023-02-16
(31)【優先権主張番号】202110927050.4
(32)【優先日】2021-08-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ANDROID
2.iOS
(71)【出願人】
【識別番号】517392436
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】TENCENT TECHNOLOGY (SHENZHEN) COMPANY LIMITED
【住所又は居所原語表記】35/F,Tencent Building,Kejizhongyi Road,Midwest District of Hi-tech Park,Nanshan District, Shenzhen,Guangdong 518057,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100150197
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 直樹
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 嘉▲ル▼
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 俊
(72)【発明者】
【氏名】▲畢▼ 宇
(72)【発明者】
【氏名】▲楊▼ 帆
(72)【発明者】
【氏名】秦 ▲嶺▼
(57)【要約】
本発明は、音声再生方法と音声伝送方法、装置及び電子機器を開示する。ここで、該方法は、オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントが1ラウンドのゲームを傍観することを選択する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、該1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にある時に前記ユーザ機器が1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウントから発生した音声を再生することを許可するための音声再生オブジェクトとを表示するステップと、音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントが第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生するステップと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器により実行される音声再生方法であって、
オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントが1ラウンドのゲームを傍観することを選択する場合、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と音声再生オブジェクトとを表示するステップであって、前記音声再生オブジェクトは、オン状態にある場合に、前記1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウントから発生した音声を前記ユーザ機器で再生することを許可するものであるステップと、
前記音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第2のアカウントの設定情報が、前記第1のアカウントが前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームにおいて前記第2のアカウントから発生した音声を再生するステップと、を含む、
ことを特徴とする音声再生方法。
【請求項2】
前記第1のアカウントが傍観している前記1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、デフォルトでオン状態にある前記音声再生オブジェクトを表示するステップ、又は
オフ状態にある前記音声再生オブジェクトに対して実行された第1のターゲット操作に応答し、前記音声再生オブジェクトをオン状態として設定するステップ、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記音声再生オブジェクトが前記オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第2のアカウントの設定情報が、前記第1のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を前記第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップ、又は
前記第1のアカウントが傍観している前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、オン状態にある時に前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を前記第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトを表示し、前記音声収集オブジェクトがオン状態にある時に、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を前記第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップ、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のアカウントが傍観している前記1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、デフォルトで前記オン状態にある前記音声収集オブジェクトを表示するステップ、又は
オフ状態にある前記音声収集オブジェクトに対して実行された第2のターゲット操作に応答し、前記音声収集オブジェクトをオン状態として設定するステップ、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と、音声再生オブジェクトとを表示する前に、前記方法は、
N個の関連づけられた傍観入口を表示するステップであって、ここで、前記N個の関連づけられた傍観入口のうちの各傍観入口は、N個のアカウントのうちの一つのアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、前記N個のアカウントのうちの各アカウントは、前記第1のアカウントと相関関係を有し、前記N個のアカウントは、前記第2のアカウントを含み、Nは、自然数である、ステップと、
前記N個の関連づけられた傍観入口のうちの第1の関連づけられた傍観入口に対して実行された第3のターゲット操作を取得するステップであって、ここで、前記第1の関連づけられた傍観入口は、前記第2のアカウントが参加している前記1ラウンドのゲームの傍観入口であり、前記第3のターゲット操作は、前記第1のアカウントが、前記第2のアカウントが参加している前記1ラウンドのゲームを傍観することを選択することを指示するために用いられる、ステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記音声再生オブジェクトが前記オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第2のアカウントの設定情報が、前記第1のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を前記第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップは、
前記第1のアカウントが前記第2のアカウントと相関関係を有し、前記音声再生オブジェクトが前記オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第2のアカウントの設定情報が、前記第1のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を前記第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップを含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のアカウントが傍観している前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、音声収集オブジェクトを表示するステップは、
前記第1のアカウントが前記第2のアカウントと相関関係を有し、且つ前記第1のアカウントが傍観している前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、前記音声収集オブジェクトを表示するステップを含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のアカウントが傍観している前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を前記第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを禁止するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と、音声再生オブジェクトとを表示するステップの前に、前記方法は、
M個の推薦傍観入口を表示するステップであって、ここで、前記M個の推薦傍観入口のうちの各推薦傍観入口は、前記オンラインゲームシステムがゲームを行っているアカウントから選択された、推薦されたM個のアカウントのうちの一つのアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、前記M個のアカウントは、前記第2のアカウントを含み、Mは、自然数である、ステップと、
前記M個の推薦傍観入口のうちの第1の推薦傍観入口に対して実行された第4のターゲット操作を取得するステップであって、ここで、前記第1の推薦傍観入口は、前記第2のアカウントが参加している前記1ラウンドのゲームの傍観入口であり、前記第4のターゲット操作は、前記第1のアカウントが、前記第2のアカウントが参加している前記1ラウンドのゲームを傍観することを選択することを指示するために用いられる、ステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、前記方法は、
前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームを傍観する第3のアカウントから発生した音声を再生するステップと、
前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームに参加する第4のアカウントから発生した音声を再生するステップであって、ここで、前記第2のアカウントは、前記1ラウンドのゲームに参加する過程において前記第4のアカウントと同一陣営にある、ステップと、
前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームに参加する第5のアカウントから発生した音声を再生するステップであって、ここで、前記第2のアカウントは、前記1ラウンドのゲームに参加する過程において前記第5のアカウントと異なる陣営にある、ステップと、のうちの少なくとも一つをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
電子機器により実行される音声伝送方法であって、
オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントが1ラウンドのゲームに参加する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記第2のアカウントから発生した音声を、前記1ラウンドのゲームを傍観する前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトとを表示するステップと、
前記音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記第2のアカウントから発生した音声を前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップと、を含む、
ことを特徴とする音声伝送方法。
【請求項12】
前記第2のアカウントが参加する前記1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、デフォルトでオン状態にある前記音声収集オブジェクトを表示するステップ、又は
オフ状態にある前記音声収集オブジェクトに対して実行された第1のターゲット操作に応答し、前記音声収集オブジェクトを収集状態として設定するステップ、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記方法は、
前記音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントに前記第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を再生するステップと、
前記第2のアカウントが参加する前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、オン状態にある時に前記1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントから発生した音声を再生することを許可するための音声再生オブジェクトを表示し、前記音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントに前記第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を再生するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記第2のアカウントが参加する前記1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、デフォルトで前記オン状態にある前記音声再生オブジェクトを表示するステップ、又は
オフ状態にある前記音声再生オブジェクトに対して実行された第2のターゲット操作に応答し、前記音声再生オブジェクトをオン状態として設定するステップ、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントに前記第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を再生するステップは、
前記第1のアカウントが前記第2のアカウントと相関関係を有し、前記音声収集オブジェクトが前記オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントに前記第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を再生するステップを含む、
ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と、音声収集オブジェクトとを表示するステップは、
前記第1のアカウントが前記第2のアカウントと相関関係を有し、且つ前記第2のアカウントが参加する前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記音声再生オブジェクトを表示するステップを含む、
ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記第2のアカウントが参加する前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を再生することを禁止するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項18】
前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、前記方法は、
前記第2のアカウントから発生した音声を、前記1ラウンドのゲームを傍観する第3のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送するステップと、
前記1ラウンドのゲームに参加する過程において前記第4のアカウントと同一陣営にある前記第2のアカウントから発生した音声を、前記1ラウンドのゲームに参加する第4のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送するステップと、
前記1ラウンドのゲームに参加する過程において前記第5のアカウントと異なる陣営にある前記第2のアカウントから発生した音声を、前記1ラウンドのゲームに参加する第5のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送するステップと、のうちの少なくとも一つをさらに含む、
ことを特徴とする請求項11~17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
コンピュータ可読の記憶媒体であって、
実行される時に上記請求項1~18のいずれか一項に記載の方法を実行するプログラムを記憶する、
ことを特徴とするコンピュータ可読の記憶媒体。
【請求項20】
コンピュータプログラムが記憶されているメモリと、前記コンピュータプログラムによって前記請求項1~18のいずれか一項に記載の方法を実行するように設定されるプロセッサとを含む、
ことを特徴とする電子機器。
【請求項21】
音声再生装置であって、
オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントが1ラウンドのゲームを傍観することを選択する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と音声再生オブジェクトとを表示する表示ユニットであって、前記音声再生オブジェクトは、オン状態にある場合に、前記1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウントから発生した音声を前記ユーザ機器で再生することを許可するものである表示ユニットと、
前記音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第2のアカウントの設定情報が、前記第1のアカウントが前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームにおいて前記第2のアカウントから発生した音声を再生するための再生ユニットと、を含んでもよい、
ことを特徴とする音声再生装置。
【請求項22】
音声伝送装置であって、
オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントが1ラウンドのゲームに参加する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記第2のアカウントから発生した音声を、前記1ラウンドのゲームを傍観する前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトとを表示するための表示ユニットと、
前記音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記第2のアカウントから発生した音声を前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するための伝送ユニットと、を含んでもよい、
ことを特徴とする音声伝送装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2021年08月12日に中国特許局に提出された、出願番号が2021109270504であり、出願名称が「音声再生方法と音声伝送方法及び記憶媒体と電子機器」である中国特許出願の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、本願に参照として取り込まれる。
【0002】
本発明は、コンピュータ分野に関し、具体的には、音声再生方法及び音声伝送方法、装置及び電子機器の提供に関する。
【背景技術】
【0003】
近年、オンラインゲームの発展はますます急速になっている。通常、オンラインゲームプラットフォームは、限られた数量のユーザが対戦相手として1ラウンドのゲームに参加することしか許さない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施例は、オンラインゲームプラットフォームの少なくとも一つの能力を改善するための音声再生方法及び音声伝送方法、装置及び電子機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例は、音声再生方法を提供し、前記方法は、
オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントが1ラウンドのゲームを傍観することを選択する場合、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と音声再生オブジェクトとを表示するステップであって、前記音声再生オブジェクトは、オン状態にある場合に、前記1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウントから発生した音声を前記ユーザ機器で再生することを許可するものであるステップと、
前記音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第2のアカウントの設定情報が、前記第1のアカウントが前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームにおいて前記第2のアカウントから発生した音声を再生するステップと、を含む。
【0006】
本発明の実施例は、音声伝送方法をさらに提供し、前記方法は、
オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントが1ラウンドのゲームに参加する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記第2のアカウントから発生した音声を、前記1ラウンドのゲームを傍観する前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトとを表示するステップと、
前記音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記第2のアカウントから発生した音声を前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップと、を含む。
【0007】
本発明の実施例は、実行される時に上記方法を実行するように設定されるコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読の記憶媒体をさらに提供する。
【0008】
本発明の実施例は、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶されており且つプロセッサで実行できるコンピュータプログラムと、を含む電子機器をさらに提供し、ここで、上記プロセッサは、コンピュータプログラムによって上記方法を実行する。
【0009】
いくつかの実施例による音声再生装置は、
オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントが1ラウンドのゲームを傍観することを選択する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と音声再生オブジェクトとを表示する表示ユニットであって、前記音声再生オブジェクトは、オン状態にある場合に、前記1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウントから発生した音声を前記ユーザ機器で再生することを許可するものである表示ユニットと、
前記音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第2のアカウントの設定情報が、前記第1のアカウントが前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームにおいて前記第2のアカウントから発生した音声を再生するための再生ユニットと、を含んでもよい。
【0010】
いくつかの実施例による音声伝送装置は、
オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントが1ラウンドのゲームに参加する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記第2のアカウントから発生した音声を、前記1ラウンドのゲームを傍観する前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトとを表示するための表示ユニットと、
前記音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記第2のアカウントから発生した音声を前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するための伝送ユニットと、を含んでもよい。
【発明の効果】
【0011】
本発明の実施例では、第1のアカウントが、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームを観戦する時に、音声再生オブジェクトによって、第2のアカウントが上記1ラウンドのゲームにおいてリアルタイムに発生した音声を取得して再生し、関連技術のように、第2のアカウントが現在に参加している1ラウンドのゲームを終了し、またゲームホールにおけるチャットチャンネルにおいて、第1のアカウントに音声メッセージを送信する必要がない。このように、オンラインゲームシステムがオンラインゲームサービスを提供する能力を補強し、オンラインゲームシステムの性能を改善した。
【0012】
他方、本発明の実施例では、第1のアカウントが、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームを観戦する時に、音声再生オブジェクトによって、又は、音声再生オブジェクトと音声収集オブジェクトによって、双方向の音声対話を実現し、すなわち、第1のアカウントが、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームを観戦する時に、第1のアカウントは、第2のアカウントが上記1ラウンドのゲームにおいてリアルタイムに発生した音声を聞くことができ、第2のアカウントは、上記1ラウンドのゲームを観戦する時に第1のアカウントがリアルタイムに発生した音声を聞くこともでき、それにより、オンラインゲームシステムがオンラインゲームサービスを提供する能力を補強し、オンラインゲームシステムの性能を改善した。
【0013】
ここで説明される図面は、本発明へのさらなる理解を提供するために使用され、本願の一部を構成し、本発明の例示的な実施例及びその説明は、本発明を説明するためのものであり、本発明への不適切な限定を構成するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の実施例による音声再生方法のアプリケーション環境の模式図である。
図2】本発明の実施例による音声再生方法のフローチャートである。
図3】本発明の実施例による音声再生方法の模式図である。
図4】本発明の実施例による音声再生方法の模式図である。
図5】本発明の実施例による音声再生方法の模式図である。
図6】本発明の実施例による音声再生方法の模式図である。
図7】本発明の実施例による音声再生方法の模式図である。
図8】本発明の実施例による音声再生方法の模式図である。
図9】本発明の実施例による音声再生方法の模式図である。
図10】本発明の実施例による音声再生方法の模式図である。
図11】本発明の実施例による音声再生方法の模式図である。
図12】本発明の実施例による音声伝送方法のフローチャートである。
図13】本発明の実施例による音声伝送方法の模式図である。
図14】本発明の実施例による音声伝送方法の模式図である。
図15】本発明の実施例による音声再生装置の模式図である。
図16】本発明の実施例による音声伝送装置の模式図である。
図17】本発明の実施例による電子機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
当業者に本発明の方案をよりよく理解させるために、以下は、本発明の実施例における図面を参照しながら、本発明の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本発明の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本発明における実施例に基づき、当業者が創造な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属すべきである。
【0016】
なお、本発明の明細書と特許請求の範囲及び上記図面における用語である「第1の」、「第2の」などは、類似した対象を区別するためのものであり、必ずしも特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解できるように、このように使用されるデータは、適切な場合に交換可能である。それによって、ここに記述される本発明の実施例は、ここに図示され又は記載されたもの以外の順序で実施することができる。なお、「含む」と「有する」という用語及びそれらの任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、必ずしも明瞭にリストアップされているそれらのステップ又はユニットに限らず、明瞭にリストアップされていない又はそれらのプロセス、方法、製品又は機器に固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。
【0017】
本発明の実施例の理解を容易にするために、以下では、本発明に係る用語又は名詞の一部を説明する:
【0018】
多人オンライン戦術競技ゲーム(Multiplayer Online Battle Arena、MOBAと略称される):戦闘において一般的に装備を購入する必要があり、プレイヤは、通常で二つのチームに分けられ、二つのチームは、分散したゲームマップで競い合う。
【0019】
対局内(「ラウンド内」とも呼ばれる):MOBAゲームにおいて、実際の参加者としてゲーム内にゲームにおけるキャラクタ(いくつかのゲームにおいてヒーローと呼ばれる)を操作することを指す。
【0020】
観戦:すなわち傍観であり、MOBAゲームにおいて、非対局者の身分として対局を視聴し、ゲームにおけるキャラクタを操作することができないことを指す。
【0021】
本発明の実施例は、音声再生方法を提供する。該方法は、図1に示される環境を含むが、それに限らない環境に応用することができる。ここで、該環境は、ユーザ機器102と、ネットワーク110と、サーバ112とを含むが、それらに限らず、ここで、該ユーザ機器102には、ディスプレイ108と、プロセッサ106と、メモリ104とが含まれるが、それらに限らない。
【0022】
一実施例では、該方法は、以下のステップを含んでもよい:
【0023】
ステップS102、ユーザ機器102は、ディスプレイ108において表示される1ラウンドのゲームのゲーム画面上で選択操作を認識し、且つ該選択操作は、音声再生オブジェクト1022上でトリガされたものであり、さらに音声オン指令を取得し、ここで、該音声オン指令は、該1ラウンドのゲームを視聴する視聴者と該1ラウンドのゲームに参加する参加者(被視聴者)との間の音声チャンネルをオンするために用いられる。
【0024】
ステップS104~S106、ユーザ機器102は、ネットワーク110によって音声オン指令をサーバ112に送信する。
【0025】
ステップS108、サーバ112は、処理エンジン116によって該音声オン指令処理を行うことにより、指令応答結果を生成する。
【0026】
ステップS110~S112、サーバ112は、ネットワーク110によって指令応答結果をユーザ機器102に送信し、ユーザ機器102におけるプロセッサ106は、指令応答結果の指示に基づいて音声チャンネルをオンするか否かを決定し、且つ該指令応答結果をディスプレイ108に表示し(例えばオンすれば、音声再生オブジェクト1022が点灯し、オフすれば、音声再生オブジェクト1022が暗くなる等)、且つ指令応答結果をメモリ104に記憶する。
【0027】
図1に示される例以外に、上記ステップは、ユーザ機器102により独立して完了することができ、すなわちユーザ機器102により音声オン指令の処理等のステップを実行することにより、サーバの処理圧力を軽減する。該ユーザ機器102は、ハンドヘルドデバイス(例えば携帯電話)、ノートパソコン、デスクトップパソコン、車載機器等を含むが、それらに限らず、本発明は、ユーザ機器102の具体的な実現形態を制限しない。
【0028】
いくつかの実施例では、図2に示すように、音声再生方法は、以下のステップを含む:該方法は、ユーザ機器又はサーバ等の電子機器により実行することができる。該方法がユーザ機器により実行される時に、いくつかのステップは、暗黙的に、サーバにより支援して実現され、例えば、ユーザ機器は、再生する必要な音声データをサーバから取得して再生する。該方法がサーバにより実行される時に、いくつかのステップは、暗黙的に、ユーザ機器により支援して実現され、例えば、サーバは、再生する必要な音声データをユーザ機器に提供し、ユーザ機器により再生される。
【0029】
S202、オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントが1ラウンドのゲームを傍観することを選択する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームのゲーム画面と音声再生オブジェクトとを表示し、前記音声再生オブジェクトは、オン状態にある場合に、前記1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウントから発生した音声を前記ユーザ機器で再生することを許可するものである。
【0030】
S204、音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つオンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントが第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生する。
【0031】
いくつかの実施例では、オンラインゲームシステムにおける一つのアカウントの設定情報は、該アカウントによりオンラインゲームシステムのユーザ設定情報において予め設定される情報であってもよい。
【0032】
いくつかの実施例では、オンラインゲームシステムにおける一つのアカウントの設定情報は、該アカウントにより1ラウンドのゲームに対して設定された情報であってもよい。
【0033】
いくつかの実施例では、設定情報は、オンラインゲームシステムにおける全てのアカウントに対して設定された、全てのユーザが該アカウントの音声を聴取することを許可するか否かの設定情報であってもよい。
【0034】
いくつかの実施例では、設定情報は、一つ又は複数の指定されたユーザに対して設定された、指定されたアカウントが該アカウントの音声を聴取することを許可するか否かの設定情報であってもよい。
【0035】
いくつかの実施例では、上記音声再生方法は、MOBAゲームシーンに応用することができる、それに限らない。例えば、1ラウンドのMOBAゲームの実行過程において、対局相手は、実際の参加者としてゲーム内にゲームにおけるキャラクタを操作し、非対局相手の他のユーザは、非対局者(すなわち傍観者、視聴者)の身分として対局を視聴することができ、ゲームにおけるキャラクタを操作することができない。上記音声再生方法を利用し、非対局者の身分として対局を視聴する視聴者(すなわち傍観者)、実際の参加者としての被視聴者(すなわちゲームプレイヤ)に音声伝送をサポートする一つ又は複数のチャンネルを提供することにより、視聴者は、ゲームプレイヤから当ラウンドのMOBAゲームにおいて発生した音声を受信することができる。同様に、ゲームプレイヤは、視聴者から当ラウンドのMOBAゲームの実行前/時/後に発生した音声を受信してもよいが、それに限らない。
【0036】
第1のアカウントは、1ラウンドのゲームを観戦する観戦アカウント(傍観アカウントとも呼ばれる)であり、第2のアカウントは、1ラウンドのゲームに参加する被観戦アカウント(プレイヤアカウントとも呼ばれる)である。第1のアカウントと第2のアカウントとは、ゲームプラットフォームにおいて相関関係が存在すれば、例えば、フレンド関係、又は注目と被注目の関係である場合、第1のアカウントのユーザは、プライベートチャット(すなわちゲームプラットフォームによるユーザの間にチャットメッセージを交換するメカニズム)の方式でゲーム中の第2のアカウントと音声伝送を行うことを選択することができる。しかし、第1のアカウントが該1ラウンドのゲームの傍観インターフェースを一時的に終了し、フレンドプライベートチャットの音声伝送チャンネル又はインターフェースを単独に呼び出す必要がある。
【0037】
本実施例では、音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントが第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合、第1のアカウントが該1ラウンドのゲームの傍観画面を終了することなく、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生することができ、煩雑な操作ステップを省き、オンラインゲームシステムがオンラインゲームサービスを提供する能力を補強し、オンラインゲームシステムの性能を改善した。
【0038】
本実施例では、音声再生オブジェクトは、ゲーム画面上に表示される音声再生標識、例えばバーチャルマイク標識、バーチャル受話器標識、バーチャル耳標識、バーチャル唇標識等を含んでもよいが、それらに限らない。なお、音声再生オブジェクトは、例えばオン状態、オフ状態、禁止状態、冷却状態等の複数の状態にあってもよいが、それらに限らない。音声再生オブジェクトがオフ状態にある時に、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生しなくてもよいが、それに限らず、音声再生オブジェクトがオフ状態にあり、且つ音声再生オブジェクト上でトリガされるオン操作を取得する時に、音声再生オブジェクトをオン状態に調整してもよいが、それに限らず、音声再生オブジェクトが禁止状態にある時に、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生しなくてもよいが、それに限らず、且つ音声再生オブジェクト上でトリガされるオン操作を取得する時に、音声再生オブジェクトを禁止状態に保持してもよいが、それに限らず、音声再生オブジェクトが冷却状態にある時に、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生しなくてもよいが、それに限らず、且つ音声再生オブジェクト上でトリガされるオン操作を取得し、冷却状態にある時間長が予め設定された時間長に達していない時に、音声再生オブジェクトを冷却状態に保持してもよいが、それに限らない。
【0039】
第1のアカウントが1ラウンドのゲームを傍観する時に、傍観インターフェース上で音声伝送のための音声再生オブジェクトを提供し、且つ音声再生オブジェクトの状態を判断することによって、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生することにより、オンラインゲームシステムがオンラインゲームサービスを提供する能力を補強し、オンラインゲームシステムの性能を改善した。
【0040】
本発明の実施例の音声再生方法によって、傍観者が現在に傍観している1ラウンドのゲームの傍観インターフェースを終了し、他のチャットメカニズムを利用して音声再生を完了する方式と比べて、本発明の実施例の方案は、傍観者が他の音声伝送メカニズムに切り替える必要がなく、ゲームの傍観インターフェース内に直接的に実現し、傍観者の複雑なインターフェース調整操作を省き、ゲームプレイヤは、現在のゲームインターフェースを他の音声伝送メカニズムのインターフェースに切り替える必要もなく、それにより、オンラインゲームシステムがオンラインゲームサービスを提供する能力を補強し、オンラインゲームシステムの性能を改善した。
【0041】
図3に示すように、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、第1のアカウント(傍観者)が傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にある時に1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウント(ゲームプレイヤ)に発生した音声を再生することを許可するための音声再生オブジェクト302とを表示し、音声再生オブジェクト1022がオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントが第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生する。
【0042】
なお、本実施例の第1のアカウント(傍観者)が傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面において、対局相手の共計10個のゲームアカウントが表示され、且つ上記10個のゲームアカウントが二つの陣営に区分され、各陣営には5個のゲームアカウントが割り当てられる。これに基づき、第2のアカウント(ゲームプレイヤ)は、10個のゲームアカウントのうちの一つであってもよいが、それに限らず、二つの陣営のうちの一つの陣営里の全べてのゲームアカウントであってもよいが、それに限らず、10個のゲームアカウントの全てのアカウントであってもよいが、それに限らない。
【0043】
本実施例の第1のアカウント(傍観者)が傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面において、第1のアカウント(傍観者)により上記1ラウンドのゲームにおける異なる時点に対応するゲーム画面を調整することもでき、且つ再生過程において、第1のアカウント(傍観者)により再生速度を調整してもよいが、それに限らず、さらに、再生される第2のアカウントから1ラウンドのゲームにおいて発生した音声は、調整されるゲーム画面に対応してもよいが、それに限らず、例えば現在に表示しているゲーム画面は、ゲームプロセスが「01:27」の時間での画面であり、さらに、再生される第2のアカウントから1ラウンドのゲームにおいて発生した音声は、ゲームプロセスが「01:27」の時間での音声であってもよいが、それに限らない。
【0044】
本実施例では、再生される第2のアカウントから1ラウンドのゲームにおいて発生した音声は、リアルタイム音声として理解されてもよいが、それに限らず、例えば現在に表示しているゲーム画面は、ゲームプロセスが「01:27」の時間での画面であるが、再生される第2のアカウントから1ラウンドのゲームにおいて発生した音声は、「25:12」の時間での音声、すなわちリアルタイム音声であってもよいが、それに限らない。
【0045】
本願による実施例によって、第1のアカウントが1ラウンドのゲームを傍観することを選択する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にある時に第1のアカウントでログインしているユーザ機器1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウントから発生した音声を再生することを許可するための音声再生オブジェクトとを表示し、音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントが第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生することにより、オンラインゲームシステムがオンラインゲームサービスを提供する能力を補強し、オンラインゲームシステムの性能を改善した。
【0046】
いくつかの実施例では、該方法は、以下をさらに含んでもよい:
【0047】
S1、第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、デフォルトでオン状態にある音声再生オブジェクトを表示する。
【0048】
S2、オフ状態にある音声再生オブジェクトに対して実行された第1のターゲット操作に応答し、音声再生オブジェクトをオン状態として設定する。
【0049】
本実施例では、第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、音声再生オブジェクトの状態は、オン状態又はオフ状態等のある固定状態としてデフォルトで設定されるが、それらに限らない。
【0050】
本実施例では、音声再生オブジェクトの状態を調整するように、音声再生オブジェクトに対して実行された第1のターゲット操作に応答することができ、例えばオフ状態にある音声再生オブジェクトに対して実行された第1のターゲット操作に応答し、音声再生オブジェクトをオン状態として設定する。
【0051】
図3に示されるシーンに基づき、図4に示すように、現在の音声再生オブジェクト302がオフ状態にあるとすると、図4における(a)に示されるシーンにおいて、オフ状態にある音声再生オブジェクト302に対して実行された第1のターゲット操作を取得し、さらに図4における(b)に示すように、オフ状態にある音声再生オブジェクト302に対して実行された第1のターゲット操作に応答し、音声再生オブジェクト302をオン状態として設定する。
【0052】
いくつかの実施例では、方法は、以下をさらに含む:
【0053】
S1、音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生する。又は、
【0054】
S2、第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、オン状態にある時に1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトを表示し、音声収集オブジェクトがオン状態にある時に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生する。
【0055】
いくつかの実施例では、オンラインゲームシステムにおける一つのアカウントの設定情報は、該アカウントによりオンラインゲームシステムのユーザ設定情報において予め設定された情報であってもよい。
【0056】
いくつかの実施例では、オンラインゲームシステムにおける一つのアカウントの設定情報は、該アカウントにより1ラウンドのゲームに対して設定された情報であってもよい。
【0057】
いくつかの実施例では、設定情報は、オンラインゲームシステムにおける全てのアカウントに対して設定された、該アカウントが全てのアカウントにおける任意の一つのユーザの音声を聴取するか否かの設定情報であってもよい。
【0058】
いくつかの実施例では、設定情報は、一つ又は複数の指定されたアカウントに対して設定された、該アカウントが指定されたアカウントの音声を聴取するか否かの設定情報であってもよい。
【0059】
本実施例では、音声再生オブジェクトは、音声再生(1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生する)及び音声伝送(1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生する)を制御するために用いることができるが、それらに限らない。例えば、音声再生オブジェクトがオン状態にある場合に、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生するか否か、又は1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するか否かは、第2のアカウント側の権限開通状況に依存し、すなわち前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントが第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生し、又は前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を受信することを許可することを指示する場合に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生する。
【0060】
1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントに伝送するステップは、音声再生オブジェクトがオン状態にあるか否かによって決定され、第2のアカウントが該音声を再生するか否かは、第2のアカウント側の再生権限によって決定され、例えば音声再生オブジェクトがオン状態にあり、第2のアカウントが該音声の再生権限をオフする場合、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントに伝送するが、再生しない。
【0061】
本実施例では、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップは、音声再生オブジェクトがオン状態にあるか否か、及び第2のアカウントが該音声を再生するか否かによって、第2のアカウント側の再生権限で共同で決定されてもよいが、それらに限らず、例えば音声再生オブジェクトがオン状態にあり、第2のアカウントが該音声の再生権限をオフする場合、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを禁止する。
【0062】
本実施例では、音声再生オブジェクトは、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生するか否かを単独に決定するために用いることができるが、それに限らず、音声収集オブジェクトは、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するか否かを単独に決定するために用いることができるが、それに限らない。
【0063】
図3に示されるシーンに基づき、図5に示すように、第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、音声再生オブジェクト302と、オン状態にある時に1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクト502とを表示し、音声再生オブジェクト302がオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントが第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生し、音声収集オブジェクト502がオン状態にある時に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生する。
【0064】
本実施例では、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップは、音声収集オブジェクトがオン状態にあるか否かにのみ関連してもよいが、それに限らず、前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントの音声を聴取することを許可するか否かを指示することに関連しない。本実施例では、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップは、音声収集オブジェクトがオン状態にあるか否か、及び前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントの音声を聴取することを許可するか否かを指示することに関連してもよいが、それらに限らず、例えば音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生する。
【0065】
いくつかの実施例では、該方法は、以下をさらに含む:
【0066】
S1、第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、デフォルトでオン状態にある音声収集オブジェクトを表示する。又は、
【0067】
S2、オフ状態にある音声収集オブジェクトに対して実行された第2のターゲット操作に応答し、音声収集オブジェクトをオン状態として設定する。
【0068】
本実施例では、第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、音声収集オブジェクトの状態は、オン状態又はオフ状態等のある固定状態としてデフォルトで設定されるが、それらに限らない。
【0069】
本実施例では、音声収集オブジェクトの状態を調整するように、音声収集オブジェクトに対して実行された第2のターゲット操作に応答することができ、例えばオフ状態にある音声再生オブジェクトに対して実行された第2のターゲット操作に応答し、音声収集オブジェクトをオン状態として設定する。
【0070】
いくつかの実施例では、1ラウンドのゲームのゲーム画面と、音声再生オブジェクトとを表示する前に、方法は、以下を含む:
【0071】
S1、N個の関連づけられた傍観入口を表示し、ここで、N個の関連づけられた傍観入口のうちの各関連づけられた傍観入口は、N個のアカウントのうちの対応するアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、N個のアカウントのうちの各アカウントは、第1のアカウントと相関関係を有し、N個のアカウントは、第2のアカウントを含み、Nは、自然数である。
【0072】
S2、N個の関連づけられた傍観入口のうちの第1の関連づけられた傍観入口に対して実行された第3のターゲット操作を取得し、ここで、第1の関連づけられた傍観入口は、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、第3のターゲット操作は、第1のアカウントが、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームを傍観することを選択することを指示するために用いられる。
【0073】
本実施例では、相関関係は、予め確立されたアカウントとアカウントとの間の関係、例えばフレンド関係、戦隊仲間関係、親密度関係(例えば身内、恋人、兄弟等)、地域関係(例えば地理的に近い)、操作オブジェクト関係(例えば得意・好みのゲームにおけるキャラクタが同じ又は類似している)等を表示するために用いることができるが、それらに限らない。
【0074】
なお、N個の関連づけられた傍観入口を表示し、且つN個の関連づけられた傍観入口のうちの第1の傍観入口に対して実行された第3のターゲット操作に応答し、第1のアカウントが、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームを傍観することを選択することを指示する。
【0075】
フレンド関係を例として、図6における(a)に示すように、アカウントAのバーチャルゲームマスタインターフェースを表示し、且つ該マスタインターフェースにおいて、右上隅に表示された3個のバーチャルアイコン等の複数のバーチャルアイコンがさらに表示されており、左から右までは、それぞれフレンドアイコン、傍観アイコン、メールボックスアイコンであり、傍観アイコンに対して実行された第1の選択操作を取得するとする。
【0076】
該第1の選択操作に応答し、図6における(b)に示すように、傍観インターフェースを表示し、且つ該傍観インターフェースにおいて、推薦傍観、フレンド傍観、戦隊傍観及びローカル再生などの傍観リストがさらに表示されており、例えば、フレンド傍観に対して実行された第2の選択操作を取得するとする。
【0077】
該第2の選択操作に応答し、図6における(c)に示すように、フレンド傍観リスト下にある傍観サブインターフェースを表示し、且つ該傍観サブインターフェースにおいて複数(二つ)の傍観入口が表示され、且つ各傍観入口は、それぞれアカウントBとアカウントCに対応し、且つアカウントBとアカウントCは、いずれもアカウントAのフレンドアカウントであり、アカウントBに対応する傍観入口に対して第3のターゲット操作を実行するとすると、さらにアカウントBが参加している1ラウンドのゲームを傍観するようにアカウントAに指示する。
【0078】
本願による実施例によって、N個の関連づけられた傍観入口を表示し、ここで、N個の関連づけられた傍観入口のうちの各関連づけられた傍観入口は、N個のアカウントのうちの対応するアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、N個のアカウントのうちの各アカウントは、第1のアカウントと相関関係を有し、N個のアカウントは、第2のアカウントを含み、Nは、自然数であり、N個の関連づけられた傍観入口のうちの第1の傍観入口に対して実行された第3のターゲット操作を取得し、ここで、第1の傍観入口は、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、第3のターゲット操作は、第1のアカウントが、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームを傍観することを選択することを指示するために用いられ、相関関係を有するアカウントが参加する1ラウンドのゲームを迅速に傍観するという目的を達成し、オンラインゲームシステムがオンラインゲームサービスを提供する能力を補強し、オンラインゲームシステムの性能を改善した。
【0079】
いくつかの実施例では、音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップは、
第1のアカウントが第2のアカウントと相関関係を有し、音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップを含む。
【0080】
本実施例では、第1のアカウントが第2のアカウントと相関関係を有するシーンで、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップは、音声再生オブジェクトがオン状態にあるか否か、及び前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントの音声を聴取することを許可するか否かを指示することによって共同で決定することができるが、それらに限らない。
【0081】
本実施例では、第1のアカウントが第2のアカウントと相関関係を有する場合、音声再生オブジェクトがオン状態にあり、第2のアカウントの現在の設定情報が、第1のアカウントの音声を聴取することを許可しないことを指示時に、相関関係を有する第1のアカウントの現在傍観中であり、且つその音声再生オブジェクトがオン状態にあることを提示するための提示情報を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に送信することができるが、それに限らない。
【0082】
いくつかの実施例では、第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、音声収集オブジェクトを表示するステップは、
第1のアカウントが第2のアカウントと相関関係を有し、且つ第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、音声収集オブジェクトを表示するステップを含む。
【0083】
本実施例では、第1のアカウントと第2のアカウントとの間に傍観とゲームプレイヤとの関係のほか、さらにと相関関係があることを考慮し、両者は、音声伝送に対するニーズがより大きい可能性があるため、音声再生オブジェクトを表示するほか、さらに音声収集オブジェクトを表示する。
【0084】
いくつかの実施例では、該方法は、
第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを禁止するステップをさらに含む。
【0085】
なお、第1のアカウントの数は、複数である可能性があるため、さらに第2のアカウントにとって、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを直接的に許可すれば、音声データが膨大になりすぎて、第2のアカウントのゲームプロセス影響を与えるという問題が発生する可能性が高い。さらに第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを禁止し、第2のアカウントのゲーム過程が音声伝送の影響を受ける程度を低減させることができる。
【0086】
いくつかの実施例では、1ラウンドのゲームのゲーム画面と、音声再生オブジェクトとを表示する前に、方法は、以下を含む:
【0087】
S1、推薦されたM個の推薦傍観入口を表示し、ここで、M個の推薦傍観入口のうちの各推薦傍観入口は、M個のアカウントのうちの対応するアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、M個のアカウントは、第2のアカウントを含み、Mは、自然数である。
【0088】
S2、M個の推薦傍観入口のうちの第1の推薦傍観入口に対して実行された第4のターゲット操作を取得し、ここで、第1の推薦傍観入口は、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、第4のターゲット操作は、前記第1のアカウントが、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームを傍観することを選択することを指示するために用いられる。
【0089】
本実施例では、各アカウントから現在に参加している1ラウンドのゲームにおいて一つ又は複数のゲーム属性が発生し、例えばK(Kill)D(Death)A(Assisst)値等であり、該ゲームデータが予め設定される閾値を満たす場合、一定のプロファイルを傍観することが推奨される。
【0090】
推薦傍観を例として説明し、図7に示すように、まず図7における(a)に示すように、アカウントAのバーチャルゲームマスタインターフェースを表示し、且つ該マスタインターフェースにおいて、右上隅に表示された3個のバーチャルアイコン等の複数のバーチャルアイコンがさらに表示されており、左から右までは、それぞれフレンドアイコン、傍観アイコン、メールボックスアイコンであり、傍観アイコンに対して実行された第1の選択操作を取得するとする。
【0091】
該第1の選択操作に応答し、図7における(b)に示すように、傍観インターフェースを表示し、且つ該傍観インターフェースにおいて、推薦傍観、フレンド傍観、戦隊傍観及びローカル再生などの傍観リストがさらに表示されており、例えば、推薦傍観に対して実行された第2の選択操作を取得するとする。
【0092】
該第2の選択操作に応答し、図7における(c)に示すように、推薦傍観リスト下にある傍観サブインターフェースを表示し、且つ該傍観サブインターフェースにおいて複数(二つ)の傍観入口が表示され、且つ各傍観入口は、それぞれアカウントDとアカウントEに対応し、且つアカウントDとアカウントEは、いずれも「推薦アカウント」であり、アカウントDに対応する傍観入口に対して第4のターゲット操作を実行するとすると、さらにアカウントDが参加している1ラウンドのゲームを傍観するようにアカウントAに指示する。
【0093】
本願による実施例によって、推薦されたM個の推薦傍観入口を表示し、ここで、M個の推薦傍観入口のうちの各傍観入口は、M個のアカウントのうちの対応するアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、M個のアカウントは、第2のアカウントを含み、Mは、自然数であり、M個の推薦傍観入口のうちの第1の推薦傍観入口に対して実行された第4のターゲット操作を取得し、ここで、第2の傍観入口は、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、第4のターゲット操作は、第1のアカウントが、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームを傍観することを選択することを指示するために用いられ、推薦アカウントが参加する1ラウンドのゲームを迅速に傍観するという目的を達成し、オンラインゲームシステムの実行効率を向上させる。
【0094】
いくつかの実施例では、1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、該方法は、以下のうちの少なくとも一つをさらに含む:
【0095】
S1、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームを傍観する第3のアカウントから発生した音声を再生する。
【0096】
S2、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームに参加する過程において第2のアカウントと同一陣営にある、1ラウンドのゲームに参加する第4のアカウントから発生した音声を再生する。
【0097】
S3、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームに参加する過程において第2のアカウントと異なる陣営にある、1ラウンドのゲームに参加する第5のアカウントから発生した音声を再生する。
【0098】
本実施例では、傍観者としての第1のアカウントは、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生することができるほか、傍観者としての他の音声、例えば1ラウンドのゲームを傍観する第3のアカウントから発生した音声を再生することができる。
【0099】
本実施例では、傍観者としての第1のアカウントは、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生することができるほか、1ラウンドのゲームに参加し且つ第2のアカウントと同じ陣営にあるアカウントの音声を再生することができ、例えば1ラウンドのゲームに参加する第4のアカウントから発生した音声を再生することができる。
【0100】
本実施例では、傍観者としての第1のアカウントは、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生することができるほか、1ラウンドのゲームに参加し且つ第2のアカウントと異なる陣営にあるアカウントの音声を再生することができ、例えば1ラウンドのゲームに参加する第5のアカウントから発生した音声を再生することができる。
【0101】
なお、1ラウンドのゲームを傍観する第3のアカウントから発生した音声を再生し、第2のアカウントと同一陣営にある、1ラウンドのゲームに参加する第4のアカウントから発生した音声を再生し、第2のアカウントと異なる陣営にある、1ラウンドのゲームに参加する第5のアカウントから発生した音声を再生する。
【0102】
以下では、バーチャル音声ルームを例として説明する。各バーチャル音声ルームは、オンラインゲームシステムにおける一つのデュアルユーザ又はマルチユーザの音声チャットセッションに対応し、オンラインゲームシステムユーザインターフェースにおいて、一つの専用のチャットインターフェースとして表示することができる。各バーチャル音声ルームにおけるアカウントの間には音声伝送が許可され、且つ各バーチャル音声ルームの間は、独立しており、且つ関連づけられず、すなわち異なるバーチャル音声ルームのアカウントは、音声伝送を行うことができる。図8に示すように、同じバーチャル音声ルームにあるゲームプレイヤ(第1のアカウント)と傍観者(第3のアカウント)との間には音声伝送を行うことができ、同じバーチャル音声ルームにあるゲームプレイヤ(第1のアカウント)と傍観者(第2のアカウント)との間には音声伝送を行うこともでき、異なるバーチャル音声ルームにある第3のアカウントと第2のアカウントとの間には音声伝送を行うことができない。
【0103】
図9に示すように、同じバーチャル音声ルームにあるゲームプレイヤ(第1のアカウント)と傍観者(第2のアカウント及び第3のアカウント)との間には音声伝送を行うことができる。
【0104】
図10に示すように、同じバーチャル音声ルーム(例えばチーム内音声)にあるゲームプレイヤ(第1のアカウント及び第4のアカウント)の間には音声伝送を行うことができ、且つ同じバーチャル音声ルームのゲームプレイヤ(第1のアカウント)と傍観者(第2のアカウント)との間には音声伝送を行うこともでき、異なるバーチャル音声ルームにある第4のアカウントと第2のアカウントとの間には音声伝送を行うことができない。
【0105】
本願による実施例によって、1ラウンドのゲームを傍観する第3のアカウントから発生した音声を再生し、1ラウンドのゲームに参加する過程において第2のアカウントと同一陣営にある、1ラウンドのゲームに参加する第4のアカウントから発生した音声を再生する。1ラウンドのゲームに参加する過程において第2のアカウントと異なる陣営にある、1ラウンドのゲームに参加する第5のアカウントから発生した音声を再生する。上記機能を支持することによって、オンラインゲームシステムがオンラインゲームサービスを提供する能力を補強し、オンラインゲームシステムの性能を改善した。
【0106】
以下では、上記音声再生方法をMOBAゲームシーンに応用することを例として説明する。
【0107】
キャスタがゲームプレイヤとしてゲームを行うことを複数の傍観者が視聴するシーンについて、例えば、1ラウンドのゲームを傍観することが推薦される時に、単一チャネル音声伝送を行い、すなわちゲームプレイヤが話し、傍観者が聞く。傍観者の傍観インターフェースに対して、傍観スピーカー機能を新規追加し、デフォルトでオンになっており、ゲームプレイヤがマイクロフォンをオンにした後に話した言葉を聴取することができ、ゲームプレイヤのラウンド内戦闘ページに対して、該ラウンドが推薦傍観に推薦される時に、マイクロフォン機能(本ラウンド内にもはや消えない)を新規追加し、マイクロフォンがデフォルトでオフになっており、オンにした後に音声がゲームプレイヤに伝送される。
【0108】
フレンド傍観がソーシャルシーンとして、傍観者とゲームプレイヤの双方は、コミュニケーションすることができ、すなわちゲームプレイヤは、話す+聞くことができ、傍観者も話す+聞くことができる。具体的には、傍観者の傍観ページに対して、傍観スピーカーと傍観マイクロフォン機能を新規追加し、スピーカーがデフォルトでオンになっており、マイクロフォンがデフォルトでオフになっている。傍観スピーカーは、ゲームプレイヤの話しを聴取することができ、傍観マイクロフォンは、音声をゲームプレイヤに伝送する。ゲームプレイヤのラウンド内戦闘ページに対して、該ラウンドでフレンドが自分を傍観する時に、傍観スピーカーと傍観マイクロフォン機能(本ラウンド内にもはや消えない)を新規追加し、スピーカーがデフォルトでオンになっており、マイクロフォンがデフォルトでオフになっている。傍観スピーカーは、傍観者の話しを聴取することができ、傍観マイクロフォンは、音声を傍観者に伝送する。
【0109】
図11に示すように、傍観とラウンド内プレイヤの音声コミュニケーションの方法は、ゲームプレイヤ、傍観者、ホールサーバー、戦闘サーバー、音声サーバーという5個の環境で変換され、ステップS1-2のように、傍観者は、二つの入口の傍観リストの中から、ゲームプレイヤを希望するプレイヤを選択して傍観を申し込み、戦闘サーバーで現在の傍観者数がサポートされることができるか否かをチェックし、満たさない場合は直接拒否する(傍観がオールサーバープレイヤーに向けることが推奨され、戦闘サーバーが溢れている場合があり、サポートできないと判断した場合は傍観を拒否する)。さらにステップS3-4のように、リクエストが正当であれば、バーチャル音声ルームキーを傍観者とゲームプレイヤに送信する(同一のプレイヤが複数のバーチャル音声ルームにいることになり、異なるバーチャル音声ルームが互いに干渉しない)。最後にステップS5-1、S5-2のように、キーでバーチャル音声ルームに入る。
【0110】
前のMOBAゲームの傍観は、傍観者を一つの独立した、切り離されたシーンに入れることができ、傍観過程において任意の効果的なインタラクションを行うことができず、過程が退屈であり、傍観の心理的ハードルも高くなる。本実施例によって、傍観者とゲームプレイヤとの間のコミュニケーションが成立し、傍観者の前のコミュニケーションも成立し、インタラクション頻度が向上し、傍観の利用率向上が促進される。
【0111】
いくつかの実施例では、図12に示すように、音声伝送方法は、以下を含んでもよい:
【0112】
S1202、第2のアカウントが1ラウンドのゲームに参加する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にある時に1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウントから発生した音声を、1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送することを許可するための音声収集オブジェクトとを表示する。
【0113】
S1204、音声収集オブジェクトがオン状態にある時に、第2のアカウントから発生した音声を第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生する。
【0114】
該方法は、ユーザ機器又はサーバ等の電子機器により実行することができる。該方法がユーザ機器により実行される時に、いくつかのステップは、暗黙的に、サーバにより支援して実現され、例えば、ユーザ機器は、再生する必要な音声データをサーバから取得して再生する。該方法がサーバにより実行される時に、いくつかのステップは、暗黙的に、ユーザ機器により支援して実現され、例えば、サーバは、再生する必要な音声データをユーザ機器に提供し、ユーザ機器により再生される。
【0115】
各実施例の音声再生方法と音声伝送方法は、同一のユーザ機器により実現することができ、すなわち、一つの物理ユーザ機器は、音声再生方法を実行することができるし、音声伝送方法を実行することもできる。例えば、ユーザ機器がログインしているアカウントが、1ラウンドのゲームを傍観することを選択する場合に、該ユーザ機器は、各実施例の音声再生方法を実行することができ、ユーザ機器がログインしているアカウントが、プレイヤとして1ラウンドのゲームに参加することを選択する場合に、該ユーザ機器は、各実施例の音声伝送方法を実行することができる。同様の理由により、各実施例の装置と電子機器は、各実施例の音声再生方法と各実施例の音声伝送方法を実行する機能も同時に備える。
【0116】
本実施例では、上記方法は、MOBAゲームシーンに応用することができるが、それに限らず、例えば1ラウンドのMOBAゲームの実行過程において、対局相手は、実際の参加者としてゲーム内にゲームにおけるキャラクタを操作し、非対局相手の他のユーザは、非対局者の身分として対局を視聴することができ、ゲームにおけるキャラクタを操作することができず、上記方法を利用し、非対局者の身分として対局を視聴する視聴者(すなわち傍観者)、実際の参加者としてのゲームプレイヤに音声伝送をサポートする一つ又は複数のチャンネルを提供することにより、視聴者は、ゲームプレイヤから当ラウンドのMOBAゲームにおいて発生した音声を受信することができ、同様に、ゲームプレイヤは、視聴者から当ラウンドのMOBAゲームの実行前/時/後に発生した音声を受信してもよいが、それに限らない。
【0117】
本実施例では、第1のアカウントは、1ラウンドのゲームを傍観する傍観アカウントであり、第2のアカウントは、1ラウンドのゲームに参加するゲームプレイヤアカウントである。第1のアカウントと第2のアカウントとは、フレンド関係であれば、第1のアカウントユーザは、フレンドプライベートチャットの方式でゲーム中の第2のアカウントと音声伝送を行うことを選択することができるが、第1のアカウントが該1ラウンドのゲームの傍観インターフェースを一時的に終了し、フレンドプライベートチャットの音声伝送チャンネル又はインターフェースを単独に呼び出す必要があり、操作が比較的に煩雑である。
【0118】
本実施例では、音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントが第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合、第1のアカウントが該1ラウンドのゲームの傍観画面を終了することなく、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生することができ、煩雑な操作ステップを省き、オンラインゲームシステムがオンラインゲームサービスを提供する能力を補強し、オンラインゲームシステムの性能を改善した。
【0119】
本実施例では、音声収集オブジェクトは、ゲーム画面上に表示される音声収集標識、例えばバーチャルマイク標識、バーチャル受話器標識、バーチャル耳標識、バーチャル唇標識等として理解されてもよいが、それらに限らない。なお、音声収集オブジェクトは、例えばオン状態、オフ状態、禁止状態、冷却状態等の複数の状態にあってもよいが、それらに限らない。音声収集オブジェクトがオフ状態にある時に、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を収集しなくてもよいが、それに限らず、音声収集オブジェクトがオフ状態にあり、且つ音声収集オブジェクト上でトリガされるオン操作を取得する時に、音声収集オブジェクトをオン状態に調整してもよいが、それに限らず、音声収集オブジェクトが禁止状態にある時に、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を収集しなくてもよいが、それに限らず、且つ音声収集オブジェクト上でトリガされるオン操作を取得する時に、音声収集オブジェクトを禁止状態に保持してもよいが、それに限らず、音声収集オブジェクトが冷却状態にある時に、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を収集しなくてもよいが、それに限らず、且つ音声収集オブジェクト上でトリガされるオン操作を取得し、冷却状態にある時間長が予め設定された時間長に達していない時に、音声収集オブジェクトを冷却状態に保持してもよいが、それに限らない。
【0120】
なお、第1のアカウントが1ラウンドのゲームを傍観する時に音声伝送のための音声再生オブジェクトを提供し、且つ音声収集オブジェクトの状態を判断することによって、第2のアカウントから発生した音声を第1のアカウントでログインしているユーザ機器に効率的に伝送して再生し、オンラインゲームシステムがオンラインゲームサービスを提供する能力を補強し、オンラインゲームシステムの性能を改善した。
【0121】
本発明の実施例による傍観者及びゲームプレイヤ向けの音声伝送方法によって、関連技術では現在に傍観している1ラウンドのゲームを終了し、他のチャットチャンネルを利用して音声伝送を完了する方式と比べて、本発明の音声伝送は、傍観者が他の音声伝送を呼び出す必要がなく、ゲームのラウンド内に直接的に実現し、このように、傍観者が複雑なチャンネル調整操作を省き、ゲームプレイヤは、現在のゲームインターフェースを音声伝送のためのチャットインターフェースに切り替える必要もなく、それにより、オンラインゲームシステムがオンラインゲームサービスを提供する能力を補強し、オンラインゲームシステムの性能を改善した。
【0122】
図13に示すように、第2のアカウントが参加する1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントから発生した音声を、1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクト1302とを表示し、音声収集オブジェクト1302がオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントから発生した音声を第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生する。
【0123】
なお、本実施例の第2のアカウント(傍観者)が参加する1ラウンドのゲームのゲーム画面において、対局相手の共計10個のゲームアカウントが表示され、且つ上記10個のゲームアカウントが二つの陣営に区分され、各陣営には5個のゲームアカウントが割り当てられ、これに基づき、第2のアカウント(ゲームプレイヤ)は、10個のゲームアカウントのうちの一つであってもよいが、それに限らず、二つの陣営のうちの一つの陣営の全てのゲームアカウントは、10個のゲームアカウントの全てのアカウントであってもよいが、それに限らない。
【0124】
本願の実施例によって、第2のアカウントが1ラウンドのゲームに参加する時に、1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントから発生した音声を、1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトとを表示し、音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントから発生した音声を第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することにより、オンラインゲームシステムがオンラインゲームサービスを提供する能力を補強し、オンラインゲームシステムの性能を改善した。
【0125】
いくつかの実施例では、該方法は、以下をさらに含んでもよい:
【0126】
S1、第2のアカウントが参加する1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、デフォルトでオン状態にある音声収集オブジェクトを表示する。又は、
【0127】
S2、オフ状態にある音声収集オブジェクトに対して実行された第1のターゲット操作に応答し、音声収集オブジェクトを収集状態として設定する。
【0128】
本実施例では、第2のアカウントが参加する1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、音声収集オブジェクトの状態は、オン状態又はオフ状態等のある固定状態としてデフォルトで設定されるが、それらに限らない。
【0129】
本実施例では、音声収集オブジェクトの状態を調整するように、音声収集オブジェクトに対して実行された第1のターゲット操作に応答することができ、例えばオフ状態にある音声収集オブジェクトに対して実行された第1のターゲット操作に応答し、音声再生オブジェクトをオン状態として設定する。
【0130】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0131】
いくつかの実施例では、該方法は、以下をさらに含んでもよい:
【0132】
S1、音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントに第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を再生する。
【0133】
S2、第2のアカウントが参加する1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、オン状態にある時に1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントから発生した音声を再生することを許可するための音声再生オブジェクトを表示し、音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントでログインしているユーザ機器に第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を再生する。
【0134】
本実施例では、音声収集オブジェクトは、音声収集(1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を収集する)及び音声伝送(第2のアカウントから1ラウンドのゲームに参加する時に発生した音声を第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生する)を制御するために用いることができるが、それらに限らない。
【0135】
図13に示されるシーンに基づき、図14に示すように、第2のアカウントが参加する1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、オン状態にある時に1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントから発生した音声を再生することを許可するための音声再生オブジェクト1402と、音声収集オブジェクト1302とを表示し、音声再生オブジェクト1402がオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントでログインしているユーザ機器に第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を再生する。
【0136】
いくつかの実施例では、該方法は、以下をさらに含んでもよい:
【0137】
S1、第2のアカウントが参加する1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、デフォルトでオン状態にある音声再生オブジェクトを表示する。又は、
【0138】
S2、オフ状態にある音声再生オブジェクトに対して実行された第2のターゲット操作に応答し、音声再生オブジェクトをオン状態として設定する。
【0139】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0140】
いくつかの実施例では、音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントでログインしているユーザ機器に第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を再生するステップは、
第1のアカウントが第2のアカウントと相関関係を有し、音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントでログインしているユーザ機器に第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を再生するステップを含む。
【0141】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0142】
いくつかの実施例では、1ラウンドのゲームのゲーム画面と、音声収集オブジェクトとを表示するステップは、
第1のアカウントが第2のアカウントと相関関係を有し、且つ第2のアカウントが参加する1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、音声再生オブジェクトを表示するステップを含む。
【0143】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0144】
いくつかの実施例では、該方法は、
第2のアカウントが参加する1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を再生することを禁止するステップを含む。
【0145】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0146】
いくつかの実施例では、1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、該方法は、以下のうちの少なくとも一つをさらに含んでもよい:
【0147】
S1、第2のアカウントから発生した音声を、1ラウンドのゲームを傍観する第3のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送する。
【0148】
S2、1ラウンドのゲームに参加する過程において第4のアカウントと同一陣営にある第2のアカウントから発生した音声を1ラウンドのゲームに参加する第4のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送する。
【0149】
S3、1ラウンドのゲームに参加する過程において第5のアカウントと異なる陣営にある第2のアカウントから発生した音声を1ラウンドのゲームに参加する第5のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送する。
【0150】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0151】
なお、前記各方法の実施例について、簡単に説明するために、一連の動作の組み合わせとして記述されているが、当業者は、本発明に従って、あるステップが他の順序でまたは同時に行われ得るので、本発明が、記述された行為の順序によって限定されないことを知るべきである。次に、当業者は、本明細書に記述された実施例は、いずれも好ましい実施例であり、係る動作及びモジュールは、必ずしも本発明に必須ではないことも知るべきである。
【0152】
本発明の実施例による別の態様によると、上記方法を実施するための音声再生装置をさらに提供する。
【0153】
いくつかの実施例による音声再生装置は、
オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントが1ラウンドのゲームを傍観することを選択する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と音声再生オブジェクトとを表示する表示ユニットであって、前記音声再生オブジェクトは、オン状態にある場合に、前記1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウントから発生した音声を前記ユーザ機器で再生することを許可するものである表示ユニットと、
前記音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第2のアカウントの設定情報が、前記第1のアカウントが前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームにおいて前記第2のアカウントから発生した音声を再生するための再生ユニットと、を含んでもよい。
【0154】
いくつかの実施例の音声伝送装置は、
オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントが1ラウンドのゲームに参加する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記第2のアカウントから発生した音声を、前記1ラウンドのゲームを傍観する前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトとを表示するための表示ユニットと、
前記音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記第2のアカウントから発生した音声を前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するための伝送ユニットと、を含んでもよい。
【0155】
いくつかの実施例では、図15に示すように、音声伝送装置は、
オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントが1ラウンドのゲームに参加する時に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、該1ラウンドのゲームのゲーム画面と音声収集オブジェクトとを表示するための第1の表示ユニット1502であって、ここで、音声再生オブジェクトは、オン状態にある時に1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウントから発生した音声を再生することを許可するための第1の表示ユニット1502と、
音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントが第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生するための第1の再生ユニット1504と、を含んでもよい。
【0156】
具体的な実施例は、上記音声伝送方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0157】
いくつかの実施例では、装置は、
第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、デフォルトでオン状態にある音声再生オブジェクトを表示するための第2の表示ユニット、又は
オフ状態にある音声再生オブジェクトに対して実行された第1のターゲット操作に応答し、音声再生オブジェクトをオン状態として設定するための第1の設定ユニット、をさらに含む。
【0158】
いくつかの実施例では、装置は、
音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するための第1の伝送ユニット、又は、
第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、オン状態にある時に1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトを表示し、音声収集オブジェクトがオン状態にある時に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するための第3の表示ユニット、をさらに含む。
【0159】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0160】
いくつかの実施例では、装置は、
第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、デフォルトでオン状態にある音声収集オブジェクトを表示するための第4の表示ユニット、又は、
オフ状態にある音声収集オブジェクトに対して実行された第2のターゲット操作に応答し、音声収集オブジェクトをオン状態として設定するための第2の設定ユニット、をさらに含む。
【0161】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0162】
いくつかの実施例では、装置は、
第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面と、音声再生オブジェクトとを表示する前に、N個の関連づけられた傍観入口を表示するための第5の表示ユニットであって、ここで、N個の関連づけられた傍観入口のうちの各関連づけられた傍観入口は、N個のアカウントのうちの対応するアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、N個のアカウントのうちの各アカウントは、第1のアカウントと相関関係を有し、N個のアカウントは、第2のアカウントを含み、Nは、自然数である第5の表示ユニットと、
第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面と、音声再生オブジェクトとを表示する前に、N個の関連づけられた傍観入口のうちの第1の関連づけられた傍観入口に対して実行された第3のターゲット操作を取得するための取得ユニットであって、ここで、第1の関連づけられた傍観入口は、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、第3のターゲット操作は、第1のアカウントが、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームを傍観することを選択することを指示するための取得ユニットと、を含む。
【0163】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0164】
いくつかの実施例では、第1の伝送ユニットは、
第1のアカウントが第2のアカウントと相関関係を有し、音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するための第1の再生モジュールを含む。
【0165】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0166】
いくつかの実施例では、第3の表示ユニットは、
第1のアカウントが第2のアカウントと相関関係を有し、且つ第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、音声収集オブジェクトを表示するための第1の表示モジュールを含む。
【0167】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0168】
いくつかの実施例では、装置は、
第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを禁止するための第1の禁止ユニットをさらに含む。
【0169】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0170】
いくつかの実施例では、装置は、
第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面と、音声再生オブジェクトとを表示する前に、M個の推薦傍観入口を表示するための第6の表示ユニットであって、ここで、M個の推薦傍観入口のうちの各推薦傍観入口は、前記オンラインゲームシステムがゲームを行っているアカウントから選択された、推薦されたM個のアカウントのうちの一つのアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、M個のアカウントは、第2のアカウントを含み、Mは、自然数である第6の表示ユニットと、
第1のアカウントが傍観している1ラウンドのゲームのゲーム画面と、音声再生オブジェクトとを表示する前に、M個の推薦傍観入口のうちの第1の推薦傍観入口に対して実行された第4のターゲット操作を取得するための取得ユニットであって、ここで、第1の推薦傍観入口は、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、第4のターゲット操作は、第1のアカウントが、第2のアカウントが参加している1ラウンドのゲームを傍観することを選択することを指示するための取得ユニットと、を含む。
【0171】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0172】
いくつかの実施例では、
1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生する過程において、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームを傍観する第3のアカウントから発生した音声を再生するための第2の再生ユニットと、
1ラウンドのゲームに参加する過程において第4のアカウントと同一陣営にある第2のアカウントから1ラウンドのゲームにおいて発生した音声を再生する過程において、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームに参加する第4のアカウントから発生した音声を再生するための第3の再生ユニットと、
1ラウンドのゲームに参加する過程において第5のアカウントと異なる陣営にある第2のアカウントから1ラウンドのゲームにおいて発生した音声を再生する過程において、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームに参加する第5のアカウントから発生した音声を再生するための第4の再生ユニットと、のうちの少なくとも一つをさらに含む。
【0173】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0174】
本発明の実施例による別の態様によると、上記音声伝送方法を実施するための音声伝送装置をさらに提供する。図16に示すように、
第2のアカウントが1ラウンドのゲームに参加する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントから発生した音声を、1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトとを表示するための第7の表示ユニット1602と、
音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントから発生した音声を第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するための第2の伝送ユニット1604と、を含む。
【0175】
具体的な実施例は、上記音声伝送方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0176】
いくつかの実施例では、装置は、
表示ユニット、第2のアカウントが参加する1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示ためを開始する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、デフォルトでオン状態にある音声収集オブジェクトを表示するための第8の表示ユニット、又は、
オフ状態にある音声収集オブジェクトに対して実行された第1のターゲット操作に応答し、音声収集オブジェクトを収集状態として設定するための第3の設定ユニット、をさらに含む。
【0177】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0178】
いくつかの実施例では、装置は、
音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントに第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を再生するための第5の再生ユニットと、
第2のアカウントが参加する1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、オン状態にある時に1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントから発生した音声を再生することを許可するための音声再生オブジェクトを表示し、音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントに第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を再生するための第9の表示ユニットと、をさらに含む。
【0179】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0180】
いくつかの実施例では、装置は、
表示ユニット、第2のアカウントが参加する1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示ためを開始する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、デフォルトでオン状態にある音声再生オブジェクトを表示するための第10の表示ユニット、又は、
オフ状態にある音声再生オブジェクトに対して実行された第2のターゲット操作に応答し、音声再生オブジェクトをオン状態として設定するための第4の設定ユニット、をさらに含む。
【0181】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0182】
いくつかの実施例では、第5の再生ユニットは、
第1のアカウントが第2のアカウントと相関関係を有し、音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントに第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を再生するための第2の再生モジュールを含む。
【0183】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0184】
いくつかの実施例では、第9の表示ユニットは、
第1のアカウントが第2のアカウントと相関関係を有し、且つ第2のアカウントが参加する1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、音声再生オブジェクトを表示するための第2の表示モジュールを含む。
【0185】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0186】
いくつかの実施例では、装置は、
第2のアカウントが参加する1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、1ラウンドのゲームを傍観する時に第1のアカウントから発生した音声を再生することを禁止するための第2の禁止ユニットを含む。
【0187】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0188】
いくつかの実施例では、
第2のアカウントから発生した音声を第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生する過程において、第2のアカウントから発生した音声を、1ラウンドのゲームを傍観する第3のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送するための第3の伝送ユニットと、
1ラウンドのゲームに参加する過程において第4のアカウントと同一陣営にある第2のアカウントから発生した音声を第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生する過程において、第2のアカウントから発生した音声を1ラウンドのゲームに参加する第4のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送するための第4の伝送ユニットと、
1ラウンドのゲームに参加する過程において第5のアカウントと異なる陣営にある第2のアカウントから発生した音声を第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生する過程において、第2のアカウントから発生した音声を1ラウンドのゲームに参加する第5のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送するための第5の伝送ユニットと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0189】
具体的な実施例は、上記音声再生方法に示された例を参照してもよく、本例ではこれ以上説明しない。
【0190】
本発明の実施例によるまた別の態様によると、上記音声再生方法及び音声伝送方法を実施するための電子機器をさらに提供する。図17に示すように、該電子機器は、コンピュータプログラムが記憶されているメモリ1702と、コンピュータプログラムによって上記いずれか一項の方法の実施例におけるステップを実行するように設定されるプロセッサ1704と、を含む。
【0191】
本実施例では、上記電子機器は、コンピュータネットワークの複数のネットワーク機器のうちの少なくとも一つのネットワーク機器に位置してもよい。
【0192】
本実施例では、上記プロセッサは、コンピュータプログラムによって以下のステップを実行するように設定されてもよい:
【0193】
S1、オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントが1ラウンドのゲームを傍観することを選択する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームのゲーム画面と音声再生オブジェクトとを表示し、前記音声再生オブジェクトは、オン状態にある場合に、前記1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウントから発生した音声を前記ユーザ機器で再生することを許可するものである。
【0194】
S2、音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントが第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生する。又は、
【0195】
S1、オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントが1ラウンドのゲームに参加する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントから発生した音声を、1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトとを表示する。
【0196】
S2、音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントから発生した音声を第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生する。
【0197】
当業者であれば、図17に示される構造は、単なる模式的なものに過ぎず、電子機器は、スマートフォン(例えば、Android携帯電話、iOS携帯電話など)、タブレット、ハンドヘルド、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Devices、MID)、PADなどの端末機器であってもよいことを理解することができる。図17は、上記電子機器の構造を限定するものではない。例えば、電子機器は、図17に示されるものよりも多く又は少ないアセンブリ(例えばネットワークインターフェース等)をさらに含んでもよく、又は図17に示されるものと異なる配置を有する。
【0198】
ここで、メモリ1702は、本発明の実施例における音声再生がオンラインゲームを提供する方法及び音声伝送方法と装置に対応するプログラム指令/モジュール等のソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶するために用いることができ、プロセッサ1704は、メモリ1702内に記憶されているソフトウェアプログラム及びモジュールを実行させることにより、様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、すなわち上記音声再生がオンラインゲームを提供する方法及び音声伝送方法方法を実現する。メモリ1702は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、一つ又は複数の磁性記憶装置、フラッシュメモリ、又は他の不揮発性固体メモリなどの不揮発性メモリをさらに含んでもよい。いくつかの実例では、メモリ1702は、プロセッサ1704に対してリモートに設置されるメモリをさらに含んでもよく、これらのリモートメモリは、ネットワークによって端末に接続されることができる。上記ネットワークの実例は、インターネット、企業イントラネット、ローカルエリアネットワーク、移動通信ネットワーク及びその組み合わせを含むが、それらに限らない。ここで、メモリ1702は、具体的には、第1のアカウント及び第2のアカウントなどの情報を記憶するために用いることができるが、それらに限らない。例として、図17に示すように、上記メモリ1702には、上記音声再生装置における第1の表示ユニット1502及び第1の再生ユニット1504、又は図17の上記音声伝送装置に表示されていない第7の表示ユニット1602及び第2の伝送ユニット1604)が含まれてもよいが、それらに限らない。なお、上記音声再生装置における他のモジュールユニットをさらに含んでもよいが、それらに限らず、本例ではこれ以上説明しない。
【0199】
上記の伝送装置1706は、一つのネットワークを介してデータを受信又は送信するために用いられる。上記ネットワーク具体実例は、有線ネットワーク及び無線インターネットを含んでもよい。一つの実例では、伝送装置1706は、一つのネットワークアダプタ(Network Interface Controller、NIC)を含み、それは、ネットワークケーブルを介して他のネットワーク機器とルータに接続することができ、それによりインターネット又はローカルエリアネットワークと通信することができる。一つの実例では、伝送装置1706は、無線周波数(Radio Frequency、RF)モジュールであり、それは、無線方式によってインターネットと通信するために用いられる。
【0200】
なお、上記電子機器は、上記第1のアカウント及び第2のアカウント等の情報を表示するためのディスプレイ1708と、上記電子機器における各モジュール部品を接続するための接続バス1710とをさらに含む。
【0201】
他の実施例では、上記端末機器又はサーバは、一つの分散型システムのうちの一つのノードであってもよく、ここで、該分散型システムは、ブロックチェーンシステムであってもよく、該ブロックチェーンシステムは、該複数のノードによりネットワーク通信の形式で接続して形成された分散型システムであってもよい。ここで、ノードの間は、ピアツーピア(Peer To Peer、P2Pと略称される)ネットワークを構成することができ、任意の形式のコンピューティング機器、例えばサーバ、端末等の電子機器は、いずれも該ピアツーピアネットワークに加えることで、該ブロックチェーンシステムのうちの一つのノードになることができる。
【0202】
本願の一つの態様によると、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されているコンピュータ指令を含むコンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムを提供する。コンピュータ機器のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から該コンピュータ指令を読み取り、プロセッサは、該コンピュータ指令を実行することにより、該コンピュータ機器に上記音声再生方法及び音声伝送方法を実行させ、ここで、該コンピュータプログラムは、実行される時に上記いずれか一項の方法の実施例におけるステップを実行するように設定される。
【0203】
本実施例では、上記コンピュータ可読の記憶媒体は、以下のステップを実行するためのコンピュータプログラムを記憶するように設定されてもよい:
【0204】
S1、オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントが1ラウンドのゲームを傍観することを選択する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームのゲーム画面と音声再生オブジェクトとを表示し、前記音声再生オブジェクトは、オン状態にある場合に、前記1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウントから発生した音声を前記ユーザ機器で再生することを許可するものである。
【0205】
S2、音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントの設定情報が、第1のアカウントが第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームにおいて第2のアカウントから発生した音声を再生する。又は、
【0206】
S1、オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントが1ラウンドのゲームに参加する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントから発生した音声を、1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトとを表示する。
【0207】
S2、音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントの設定情報が、第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントから発生した音声を第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生する。
【0208】
本実施例では、当業者が理解できるように、上記実施例の様々な方法における全て又は一部のステップは、プログラムを介して端末機器に関連するハードウェアを指令して完了させることができ、該プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶することができ、記憶媒体は、フラッシュメモリディスク、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又はディスク等を含んでもよい。
【0209】
上記本発明の実施例の番号は、単に説明のためのものであり、実施例の優劣を表すものではない。
【0210】
上記実施例における集積されるユニットは、ソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、且つ独立上記製品として販売又は使用される場合、上記コンピュータ可読の記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解を踏まえて、本発明の技術案は、実質的には又は現在の技術に寄与した部分又は該技術案に関する全て又は部分がソフトウェア製品の形式によって表われてもよい。該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、1台又は複数台のコンピュータ機器(パソコン、サーバ、又はネットワーク機器などであってもよい)に本発明の各実施例に記載の方法の全て又は一部のステップを実行させるための若干の指令を含む。
【0211】
本発明の上記実施例では、各実施例の記述に重点が置かれており、ある実施例には詳細な部分がなく、他の実施例の関連記述を参照してもよい。
【0212】
本願によるいくつかの実施例では、理解すべきこととして、掲示されたクライアントは、他の方式によって実現されてもよい。ここで、以上に記述された装置の実施例は、単なる例示的なものであり、例えば、前記ユニットの区分は、単なる論理的機能区分であり、実際に実現する時、他の区分方式があってもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、別のシステムに結合されてもよく、又は集積されてもよく、又はいくつかの特徴が無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。また、表示又は討論された同士間の結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインターフェース、ユニット又はモジュールによる間接の結合又は通信接続であってもよく、電気的又は他の形式であってもよい。
【0213】
前記分離された部品として説明されるユニットは、物理的に分離されてもよく、又は物理的に分離されなくてもよく、ユニットとして表示される部品は、物理的なユニットであってもよく、又は、物理的なユニットでなくてもよい。すなわち、一つの場所に位置してもよく、又は複数のネットワークユニットに分布されてもよい。実際の必要に応じて、そのうちの一部又は全部のユニットを選択して、本実施例の方案の目的を実現することができる。
【0214】
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは、一つの処理ユニットに集積されてもよく、各ユニットが物理的に単独に存在しもよく、二つ以上のユニットが一つのユニットに集積されてもよい。上記集積されるユニットは、ハードウェアの形式を採用して実現されてもよく、ソフトウェア機能ユニットの形式を採用して実現されてもよい。
【0215】
以上に記載は、本発明の好ましい実施形態である。指摘すべきことは、当業者にとって、本発明の原理を逸脱することなく、いくつかの改良および修正を行うことが可能であり、これらの改良および修正も本発明の保護範囲にあると見なすべきである。
【符号の説明】
【0216】
102 ユーザ機器
104 メモリ
106 プロセッサ
108 ディスプレイ
110 ネットワーク
112 サーバ
114 データベース
116 処理エンジン
302 音声再生オブジェクト
502 音声収集オブジェクト
1022 音声再生オブジェクト
1302 音声収集オブジェクト
1402 音声再生オブジェクト
1502 第1の表示ユニット
1504 第1の再生ユニット
1602 第7の表示ユニット
1604 第2の伝送ユニット
1702 メモリ
1704 プロセッサ
1706 伝送装置
1708 ディスプレイ
1710 接続バス
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
【手続補正書】
【提出日】2023-11-17
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器により実行される音声再生方法であって、
オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントが1ラウンドのゲームを傍観することを選択する場合、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と音声再生オブジェクトとを表示するステップであって、前記音声再生オブジェクトは、オン状態にある場合に、前記1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウントから発生した音声を前記ユーザ機器で再生することを許可するものであるステップと、
前記音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第2のアカウントの設定情報が、前記第1のアカウントが前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームにおいて前記第2のアカウントから発生した音声を再生するステップと、を含む、
ことを特徴とする音声再生方法。
【請求項2】
前記第1のアカウントが傍観している前記1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、デフォルトでオン状態にある前記音声再生オブジェクトを表示するステップ、又は
オフ状態にある前記音声再生オブジェクトに対して実行された第1のターゲット操作に応答し、前記音声再生オブジェクトをオン状態として設定するステップ、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記音声再生オブジェクトが前記オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第2のアカウントの設定情報が、前記第1のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を前記第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップ、又は
前記第1のアカウントが傍観している前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、オン状態にある時に前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を前記第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトを表示し、前記音声収集オブジェクトがオン状態にある時に、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を前記第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップ、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のアカウントが傍観している前記1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、デフォルトで前記オン状態にある前記音声収集オブジェクトを表示するステップ、又は
オフ状態にある前記音声収集オブジェクトに対して実行された第2のターゲット操作に応答し、前記音声収集オブジェクトをオン状態として設定するステップ、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と、音声再生オブジェクトとを表示する前に、前記方法は、
N個の関連づけられた傍観入口を表示するステップであって、ここで、前記N個の関連づけられた傍観入口のうちの各傍観入口は、N個のアカウントのうちの一つのアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、前記N個のアカウントのうちの各アカウントは、前記第1のアカウントと相関関係を有し、前記N個のアカウントは、前記第2のアカウントを含み、Nは、自然数である、ステップと、
前記N個の関連づけられた傍観入口のうちの第1の関連づけられた傍観入口に対して実行された第3のターゲット操作を取得するステップであって、ここで、前記第1の関連づけられた傍観入口は、前記第2のアカウントが参加している前記1ラウンドのゲームの傍観入口であり、前記第3のターゲット操作は、前記第1のアカウントが、前記第2のアカウントが参加している前記1ラウンドのゲームを傍観することを選択することを指示するために用いられる、ステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記音声再生オブジェクトが前記オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第2のアカウントの設定情報が、前記第1のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を前記第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップは、
前記第1のアカウントが前記第2のアカウントと相関関係を有し、前記音声再生オブジェクトが前記オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第2のアカウントの設定情報が、前記第1のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を前記第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップを含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のアカウントが傍観している前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、音声収集オブジェクトを表示するステップは、
前記第1のアカウントが前記第2のアカウントと相関関係を有し、且つ前記第1のアカウントが傍観している前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、前記音声収集オブジェクトを表示するステップを含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のアカウントが傍観している前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を前記第2のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを禁止するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と、音声再生オブジェクトとを表示するステップの前に、前記方法は、
M個の推薦傍観入口を表示するステップであって、ここで、前記M個の推薦傍観入口のうちの各推薦傍観入口は、前記オンラインゲームシステムがゲームを行っているアカウントから選択された、推薦されたM個のアカウントのうちの一つのアカウントが参加している1ラウンドのゲームの傍観入口であり、前記M個のアカウントは、前記第2のアカウントを含み、Mは、自然数である、ステップと、
前記M個の推薦傍観入口のうちの第1の推薦傍観入口に対して実行された第4のターゲット操作を取得するステップであって、ここで、前記第1の推薦傍観入口は、前記第2のアカウントが参加している前記1ラウンドのゲームの傍観入口であり、前記第4のターゲット操作は、前記第1のアカウントが、前記第2のアカウントが参加している前記1ラウンドのゲームを傍観することを選択することを指示するために用いられる、ステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、前記方法は、
前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームを傍観する第3のアカウントから発生した音声を再生するステップと、
前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームに参加する第4のアカウントから発生した音声を再生するステップであって、ここで、前記第2のアカウントは、前記1ラウンドのゲームに参加する過程において前記第4のアカウントと同一陣営にある、ステップと、
前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームに参加する第5のアカウントから発生した音声を再生するステップであって、ここで、前記第2のアカウントは、前記1ラウンドのゲームに参加する過程において前記第5のアカウントと異なる陣営にある、ステップと、のうちの少なくとも一つをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
電子機器により実行される音声伝送方法であって、
オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントが1ラウンドのゲームに参加する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記第2のアカウントから発生した音声を、前記1ラウンドのゲームを傍観する前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトとを表示するステップと、
前記音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記第2のアカウントから発生した音声を前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するステップと、を含む、
ことを特徴とする音声伝送方法。
【請求項12】
前記第2のアカウントが参加する前記1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、デフォルトでオン状態にある前記音声収集オブジェクトを表示するステップ、又は
オフ状態にある前記音声収集オブジェクトに対して実行された第1のターゲット操作に応答し、前記音声収集オブジェクトを収集状態として設定するステップ、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記方法は、
前記音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントに前記第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を再生するステップと、
前記第2のアカウントが参加する前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、オン状態にある時に前記1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントから発生した音声を再生することを許可するための音声再生オブジェクトを表示し、前記音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントに前記第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を再生するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記第2のアカウントが参加する前記1ラウンドのゲームのゲーム画面の表示を開始する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、デフォルトで前記オン状態にある前記音声再生オブジェクトを表示するステップ、又は
オフ状態にある前記音声再生オブジェクトに対して実行された第2のターゲット操作に応答し、前記音声再生オブジェクトをオン状態として設定するステップ、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントに前記第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を再生するステップは、
前記第1のアカウントが前記第2のアカウントと相関関係を有し、前記音声収集オブジェクトが前記オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントに前記第1のアカウントから発生した音声を伝送することを許可することを指示する場合に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を再生するステップを含む、
ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と、音声収集オブジェクトとを表示するステップは、
前記第1のアカウントが前記第2のアカウントと相関関係を有し、且つ前記第2のアカウントが参加する前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記音声再生オブジェクトを表示するステップを含む、
ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記第2のアカウントが参加する前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、前記1ラウンドのゲームを傍観する時に前記第1のアカウントから発生した音声を再生することを禁止するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項18】
前記1ラウンドのゲームのゲーム画面を表示する時に、前記方法は、
前記第2のアカウントから発生した音声を、前記1ラウンドのゲームを傍観する第3のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送するステップと、
前記1ラウンドのゲームに参加する過程において前記第4のアカウントと同一陣営にある前記第2のアカウントから発生した音声を、前記1ラウンドのゲームに参加する第4のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送するステップと、
前記1ラウンドのゲームに参加する過程において前記第5のアカウントと異なる陣営にある前記第2のアカウントから発生した音声を、前記1ラウンドのゲームに参加する第5のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送するステップと、のうちの少なくとも一つをさらに含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項19】
行される時に上記請求項1~18のいずれか一項に記載の方法を実行することを特徴とするプログラムを記憶する、
ことを特徴とするコンピュータ可読の記憶媒体。
【請求項20】
コンピュータプログラムが記憶されているメモリと、前記コンピュータプログラムによって前記請求項1~18のいずれか一項に記載の方法を実行するように設定されるプロセッサとを含む、
ことを特徴とする電子機器。
【請求項21】
音声再生装置であって、
オンラインゲームシステムにおける第1のアカウントが1ラウンドのゲームを傍観することを選択する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と音声再生オブジェクトとを表示する表示ユニットであって、前記音声再生オブジェクトは、オン状態にある場合に、前記1ラウンドのゲームに参加する第2のアカウントから発生した音声を前記ユーザ機器で再生することを許可するものである表示ユニットと、
前記音声再生オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第2のアカウントの設定情報が、前記第1のアカウントが前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、第1のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームにおいて前記第2のアカウントから発生した音声を再生するための再生ユニットと、を含んでもよい、
ことを特徴とする音声再生装置。
【請求項22】
音声伝送装置であって、
オンラインゲームシステムにおける第2のアカウントが1ラウンドのゲームに参加する時に、第2のアカウントでログインしているユーザ機器において、前記1ラウンドのゲームのゲーム画面と、オン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記1ラウンドのゲームを傍観する第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記第2のアカウントから発生した音声を、前記1ラウンドのゲームを傍観する前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生することを許可するための音声収集オブジェクトとを表示するための表示ユニットと、
前記音声収集オブジェクトがオン状態にあり、且つ前記オンラインゲームシステムにおける前記第1のアカウントの設定情報が、前記第2のアカウントの音声を聴取することを許可することを指示する場合に、前記第2のアカウントから発生した音声を前記第1のアカウントでログインしているユーザ機器に伝送して再生するための伝送ユニットと、を含んでもよい、
ことを特徴とする音声伝送装置。
【国際調査報告】