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特表2024-519554リソースキュー管理インターフェースの検証方法、電子機器、記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-16
(54)【発明の名称】リソースキュー管理インターフェースの検証方法、電子機器、記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 11/22 20060101AFI20240509BHJP
【FI】
G06F11/22 610
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023572965
(86)(22)【出願日】2022-03-23
(85)【翻訳文提出日】2023-11-24
(86)【国際出願番号】 CN2022082550
(87)【国際公開番号】W WO2022247422
(87)【国際公開日】2022-12-01
(31)【優先権主張番号】202110588355.7
(32)【優先日】2021-05-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516010548
【氏名又は名称】セインチップス テクノロジー カンパニーリミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100112656
【弁理士】
【氏名又は名称】宮田 英毅
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】王麗萍
(72)【発明者】
【氏名】盛海波
(57)【要約】
本願は、リソースキュー管理インターフェースの検証方法、電子機器、記憶媒体を提供する。リソースキュー管理インターフェースの検証方法は、検証インスタンスを生成するステップと、検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが検証対象メインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに接続された場合、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現するステップと、検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに接続された場合、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現するステップと、検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの両方に接続された場合、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現するステップとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
検証インスタンスを生成するステップと、
前記検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに接続された場合、前記検証インスタンスにより前記検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現するステップと、
前記検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに接続された場合、前記検証インスタンスにより前記検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現するステップと、
前記検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが前記第2のリソースキュー管理インターフェースと前記第3のリソースキュー管理インターフェースとの両方に接続された場合、前記検証インスタンスにより前記第2のリソースキュー管理インターフェースと前記第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現するステップと、を含む、
リソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項2】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを送信し、前記第1のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース申請であることを示し、前記第1のリクエストデータは申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含むステップと、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第1の応答データが受信され、且つ前記第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答無効信号が受信されるまで、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する第2の応答データの受信を続け、前記第2の応答データは申請したリソース識別子(ID)を含むステップと、
前記申請したリソースIDを、前記申請したリソースIDに対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに追加し、前記申請したリソースIDの状態をアイドル状態に設定するステップと、
前記リクエスト有効信号が収集された場合、前記第1のリクエストタイプ情報および第1のリクエストデータを収集するステップと、
前記第1のリクエストタイプ情報が前記リクエストタイプはリソース申請であることを示し、前記応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ前記第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、前記応答無効信号が収集されるまで前記第2の応答データの収集を続けるステップと、
収集した前記第2の応答データの数および前記申請の必要なリソースの数に基づいて、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定するステップと、を含む、
請求項1に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項3】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する前記応答有効信号および前記第1の応答データが受信され、且つ前記第1の応答データがリソース申請失敗を示す場合、リソース申請操作が完了したと確定するステップと、
前記第1のリクエストタイプ情報が前記リクエストタイプはリソース申請であることを示し、前記応答有効信号および前記第1の応答データが収集され、且つ前記第1の応答データがリソース申請失敗を示す場合、リソース申請データの収集が完了したと確定するステップと、をさらに含む、
請求項2に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項4】
収集した前記第2の応答データの数および前記申請が必要なリソースの数に基づいて、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは、
収集した前記第2の応答データの数と前記申請の必要なリソースの数が同一である場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定するステップと、
収集した前記第2の応答データの数と前記申請の必要なリソースの数が異なる場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定して、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第1の警報情報を出力するステップと、含む、
請求項2に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項5】
前記リソース申請操作の完了を確定した後に、
前記申請したリソースIDにおける各リソースIDをチェックして、第1のチェック結果を得るステップと、
前記第1のチェック結果が、前記申請したリソースIDの各々がいずれも正常であることを示す場合、前記申請したリソースIDを、前記申請したリソースIDに対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに追加するステップを引き続き実行するステップと、
前記第1のチェック結果が、前記申請したリソースIDのうちの少なくとも1つのリソースIDが異常であることを示す場合、前記少なくとも1つのリソースIDが異常であることを示す第2の警告情報を出力するステップと、をさらに含む、
請求項2に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項6】
前記申請したリソースIDはリソースプールにおけるリソースIDであり、異なる検証インスタンスは同一のリソースプールを共有する、
請求項2に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項7】
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを送信するステップの前に、前記検証インスタンスにより前記検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
構成パラメータに基づいて各リソースタイプに対応するリソースIDシーケンスを生成するステップと、
前記構成パラメータを前記検証対象のメインモジュール内に配置するステップと、
前記リソースIDシーケンスのデータ記憶空間アドレスパラメータを前記検証対象のメインモジュール内に配置するステップと、
前記リソースIDシーケンスを前記データ記憶空間アドレスパラメータに対応するデータ記憶空間アドレスに書き込むステップと、
前記検証対象のメインモジュールが前記データ記憶空間アドレスから前記リソースIDシーケンスを読み取った後、前記リソースIDシーケンスを消去するステップと、をさらに含む、
請求項2から6のいずれか1項に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項8】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
アイドル状態にある少なくとも1つのリソースIDを読み取り、読み取ったリソースIDを前記リソースIDに対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスから削除するステップと、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータを送信し、前記第2のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース解放であることを示し、第2のリクエストデータは、解放の必要なリソースの数を含み、前記解放の必要なリソースの数は前記読み取ったリソースIDの数であるステップと、
前記読み取ったリソースIDを第3のリクエストデータに含めて、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリクエストデータを前記第2のリソースキュー管理インターフェースに送信するステップと、
前記第3のリクエストデータを送信することにより前記読み取ったリソースIDを全て送信した後、前記リクエスト有効信号をリクエスト無効信号に変換して、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記リクエスト無効信号を前記第2のリソースキュー管理インターフェースに送信するステップと、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号が受信された場合、リソース解放操作が完了したと確定するステップと、
前記リクエスト有効信号が収集された場合、前記第2のリクエストタイプ情報および前 記第2のリクエストデータを収集するステップと、
前記第2のリクエストタイプ情報が前記リクエストタイプはリソース解放であることを示す場合、前記リクエスト無効信号が収集されるまで、前記第3のリクエストデータの収集を続けるステップと、
前記応答有効信号が収集された場合、収集した前記第3のリクエストデータの数および前記解放が必要なリソースの数に基づいて、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定するステップと、を含む、
請求項1に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項9】
収集した前記第3のリクエストデータの数および前記解放の必要なリソースの数に基づいて、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは、
収集した前記第3のリクエストデータの数と前記解放の必要なリソースの数が同一である場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定するステップと、
収集した前記第3のリクエストデータの数と前記解放の必要なリソースの数が異なる場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第3の警報情報を出力するステップと、を含む、
請求項8に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項10】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
アイドル状態にある1つのリソースIDを読み取り、読み取ったリソースIDの状態を占有状態に修正するステップと、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータを送信し、前記第3のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースエンキューであることを示し、前記第4のリクエストデータは前記読み取ったリソースIDを含むステップと、
前記読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータを第5のリクエストデータに含めて、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第5のリクエストデータを前記第2のリソースキュー管理インターフェースに送信するステップと、
前記第5のリクエストデータを送信することにより前記エンキュー特徴パラメータを全て送信した後、前記リクエスト有効信号をリクエスト無効信号に変換して、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記リクエスト無効信号を前記第2のリソースキュー管理インターフェースに送信するステップと、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号が受信された場合、リソースエンキュー操作が完了したと確定するステップと、
前記リクエスト有効信号が収集された場合、前記第3のリクエストタイプ情報および前記第4のリクエストデータを収集するステップと、
前記第3のリクエストタイプ情報が前記リクエストタイプはリソースエンキューであることを示す場合、前記リクエスト無効信号が収集されるまで、前記第5のリクエストデータの収集を続けるステップと、
前記応答有効信号を収集した場合、収集した前記第5のリクエストデータの数および前記読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定するステップと、を含む、
請求項1に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項11】
収集した前記第5のリクエストデータの数および前記読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは、
収集した前記第5のリクエストデータの数と前記読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数が同一である場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定するステップと、
収集した前記第5のリクエストデータの数と前記読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数が異なる場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第4の警報情報を出力するステップと、を含む、
請求項10に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項12】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する1つのキューのキュータスク指示有効信号またはキュータスク指示無効信号を受信するステップと、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータを送信し、前記第4のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースデキューであることを示し、前記第6のリクエストデータはデキューのキュー番号を含むステップと、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データが受信され、前記第3の応答データはデキュー成功を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示無効信号である場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第5の警報情報を出力するステップと、
前記1つのキューのキュータスク指示有効信号またはキュータスク指示無効信号を収集するステップと、
前記リクエスト有効信号が収集された場合、前記第4のリクエストタイプ情報および前記第6のリクエストデータを収集するステップと、
前記応答有効信号および前記第3の応答データが収集され、且つ前記第3の応答データがデキュー成功を示す場合、リソースデキューデータの収集が完了したと確定するステップと、を含む、
請求項1に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項13】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する前記応答有効信号および前記第3の応答データが受信され、前記第3の応答データがデキュー失敗を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示有効信号である場合、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する第4の応答データを受信するステップと、
前記第4の応答データが、キューが空であるというエラーコードを含む場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第6の警告情報を出力するステップと、
前記応答有効信号および前記第3の応答データが収集され、且つ前記第3の応答データがデキュー失敗を示す場合、前記第4の応答データを収集するステップと、を含む、
請求項12に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項14】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する前記応答有効信号および前記第3の応答データが受信され、前記第3の応答データがデキュー成功を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示有効信号である場合、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する第5の応答データを受信し、前記第5の応答データは、前記デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスにおける最初のリソースIDを含むステップと、
前記最初のリソースIDの状態をアイドル状態に修正するステップと、
前記応答有効信号および前記第3の応答データが収集され、且つ前記第3の応答データがデキュー成功を示す場合、前記第5の応答データを収集するステップと、を含む、
請求項12に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項15】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
前記最初のリソースIDをチェックして第2のチェック結果を得るステップと、
前記第2のチェック結果が、前記最初のリソースIDが正常であることを示す場合、前記最初のリソースIDの状態をアイドル状態に修正するステップを引き続き実行するステップと、
前記第2のチェック結果が、前記第1のリソースIDが異常であることを示す場合、前記第1のリソースIDが異常であることを示す第7の警報情報を出力するステップと、をさらに含む、
請求項14に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項16】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する前記応答有効信号および前記第3の応答データが受信され、前記第3の応答データがデキュー失敗を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示無効信号である場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する第6の応答データを受信し、前記第6の応答データはエラーコードを含むステップと、
前記応答有効信号および前記第3の応答データが収集され、且つ前記第3の応答データがデキュー失敗を示す場合、前記第6の応答データを収集するステップと、をさらに含む、
請求項12に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項17】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータが受信され、前記第1のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース申請であることを示し、前記第1のリクエストデータは申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含む場合、前記申請の必要なリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスからアイドル状態にあるリソースIDを検索するステップと、
検索されたアイドル状態にあるリソースIDの数が前記申請の必要なリソースの数以上である場合、前記検索されたアイドル状態にあるリソースIDの中からN個のリソースIDを選択し、選択したN個のリソースIDの状態を占用状態に修正し、Nは前記申請の必要なリソースの数であるステップと、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第1の応答データを送信し、前記第1の応答データはリソース申請成功を示すステップと、
前記選択したN個のリソースIDを第2の応答データに含めて、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2の応答データを第3のリソースキュー管理インターフェースに送信するステップと、
前記第2の応答データを送信することにより前記選択したN個のリソースIDの全てを送信した後、前記応答有効信号を応答無効信号に変換して、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記応答無効信号を前記第3のリソースキュー管理インターフェースに送信するステップと、
前記リクエスト有効信号が収集された場合、前記第1のリクエストタイプ情報および前記第1のリクエストデータを収集するステップと、
前記第1のリクエストタイプ情報が前記リクエストタイプはリソース申請であることを示し、前記応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、前記応答無効信号が収集されるまで、前記第2の応答データの収集を続けるステップと、
収集した前記第2の応答データの数および前記申請の必要なリソースの数に基づいて、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定するステップと、を含む、
請求項1に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項18】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
前記検索されたアイドル状態にあるリソースIDの数が前記申請の必要なリソースの数より小さい場合、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリソースキュー管理インターフェースに前記応答有効信号および前記第1の応答データを送信し、前記第1の応答データはリソース申請失敗を示すステップと、
前記第1のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース申請であることを示し、前記応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ前記第1の応答データがリソース申請失敗を示す場合、リソース申請データの収集が完了したと確定するステップと、をさらに含む、
請求項17に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項19】
収集した前記第2の応答データの数および前記申請の必要なリソースの数に基づいて、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは、
収集した第2の応答データの数と前記申請の必要なリソースの数が同一である場合、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定するステップと、
収集した前記第2の応答データの数と前記申請の必要なリソースの数が異なる場合、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第8の警報情報を出力するステップと、を含む、
請求項17に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項20】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータが受信され、前記第2のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース解放であることを示し、前記第2のリクエストデータが解放の必要なリソースの数を含む場合、前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト無効信号が受信されるまで、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第3のリクエストデータの受信を続け、前記第3のリクエストデータは解放の必要なリソースIDを含むステップと、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号を送信するステップと、
前記解放の必要なリソースIDの状態をアイドル状態に修正するステップと、
前記リクエスト有効信号が収集された場合、前記第2のリクエストタイプ情報および第2のリクエストデータを収集するステップと、
前記第2のリクエストタイプ情報が前記リクエストタイプはリソース解放であることを示す場合、前記リクエスト無効信号が受信されるまで、前記第3のリクエストデータの収集を続けるステップと、
前記応答有効信号が収集された場合、収集した前記第3のリクエストデータの数および前記解放が必要なリソースの数に基づいて、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定するステップと、を含む、
請求項1に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項21】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
前記解放の必要なリソースIDにおける各々をチェックし、第3のチェック結果を得るステップと、
前記第3のチェック結果が、前記解放の必要なリソースIDにおける各々がいずれも正常であることを示す場合、前記解放の必要なリソースIDの状態をアイドル状態に修正するステップを引き続き実行するステップと、
前記第3のチェック結果が、前記解放の必要なリソースIDのうちの少なくとも1つが異常であることを示す場合、前記解放の必要なリソースIDの少なくとも1つが異常であることを示す、および異常なリソースIDを示す第9の警報情報を出力するステップと、をさらに含む、
請求項20に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項22】
収集した前記第3のリクエストデータの数および前記解放の必要なリソースの数に基づいて、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは、
収集した前記第3のリクエストデータの数と前記解放の必要なリソースの数が同一である場合、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングは正常であると確定するステップと、
収集した前記第3のリクエストデータの数と前記解放の必要なリソースの数が異なる場合、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングは異常であると確定し、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第10の警報情報を出力するステップと、を含む、
請求項20に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項23】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータが受信され、前記第3のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソースエンキューであることを示し、前記第4のリクエストデータがエンキューのリソースIDを含む場合、リクエスト無効信号が受信されるまで、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第5のリクエストデータの受信を続け、前記第5のリクエストデータは前記エンキューのリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータを含むステップと、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号を送信するステップと、
前記エンキューのリソースIDの状態をアイドル状態に修正するステップと、
前記リクエスト有効信号が収集された場合、前記第3のリクエストタイプ情報および第4のリクエストデータを収集するステップと、
前記第3のリクエストタイプ情報が前記リクエストタイプはリソースエンキューであることを示す場合、リクエスト無効信号が受信されるまで、前記第5のリクエストデータの収集を続けるステップと、
前記応答有効信号が収集された場合、収集した前記第5のリクエストデータの数および前記エンキュー特徴パラメータの数に基づいて、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定するステップと、を含む、
請求項1に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項24】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
前記エンキューのリソースIDをチェックして第4のチェック結果を得るステップと、
前記第4のチェック結果が、前記エンキューのリソースIDが正常であることを示す場合、前記エンキューのリソースIDの状態をアイドル状態に修正するステップを引き続き実行するステップと、
前記エンキューのリソースIDが異常である場合、前記エンキューのリソースIDが異常であることを示す第11の警報情報を出力するステップと、をさらに含む、
請求項23に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項25】
収集した前記第5のリクエストデータの数および前記エンキュー特徴パラメータの数に基づいて、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは、
収集した前記第5のリクエストデータの数と前記エンキュー特徴パラメータの数が同一である場合、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定するステップと、
収集した前記第5のリクエストデータの数と前記エンキュー特徴パラメータの数が異なる場合、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第12の警報情報を出力するステップと、を含む、
請求項23に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項26】
前記検証インスタンスにより前記検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
1つのキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空でない場合、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリソースキュー管理インターフェースに前記1つのキューのキュータスク指示有効信号を送信するステップと、
前記1つのキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空である場合、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリソースキュー管理インターフェースに前記1つのキューのキュータスク指示無効信号を送信するステップと、
前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータが受信され、前記第4のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソースデキューであることを示し、前記第6のリクエストデータがデキューのキュー番号を含む場合、前記デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空であるかどうかを判断するステップと、
前記デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空でない場合、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第3の応答データを送信し、前記第3の応答データはデキュー成功を示すステップと、
前記デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスにおける最初のリソースIDを第5の応答データに含めて、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第5の応答データを前記第3のリソースキュー管理インターフェースに送信するステップと、
前記1つのキューの前記キュータスク指示有効信号または前記キュータスク指示無効信号を収集するステップと、
前記リクエスト有効信号が収集された場合、第4のリクエストタイプ情報および第6のリクエストデータを収集するステップと、
前記応答有効信号と、前記第3の応答有効信号と、前記キュータスク指示有効信号が収集され、且つ前記第3の応答有効信号がデキュー成功を示す場合、前記第5の応答データを収集するステップと、を含む、
請求項1に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項27】
検証インスタンスにより前記検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは、
前記デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空である場合、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第3の応答データを送信し、前記第3の応答データはデキュー失敗を示すステップと、
ランダムなエラーコードを第6の応答データに含めて、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第6の応答データを前記第3のリソースキュー管理インターフェースに送信するステップと、
前記応答有効信号と、前記第3の応答有効信号と、前記キュータスク指示無効信号が収集され、且つ前記第3の応答有効信号がデキュー失敗を示す場合、前記第6の応答データを収集するステップと、含む、
請求項26に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項28】
前記検証インスタンスにより前記第2のリソースキュー管理インターフェースと前記第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現することは、
前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを収集し、前記第1のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース申請であることを示し、前記第1のリクエストデータは申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含むステップと、
前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第1の応答データを収集するステップと、
前記第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答無効信号が収集されるまで、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する第2の応答データの収集を続け、前記第2の応答データは申請したリソースIDを含むステップと、
収集した前記第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定するステップと、を含む、
請求項1に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項29】
前記検証インスタンスにより前記第2のリソースキュー管理インターフェースと前記第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現することは、
前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータを収集し、前記第2のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース解放であることを示し、前記第2のリクエストデータは解放の必要なリソースの数を含むステップと、
第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト無効信号が収集されるまで、前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第3のリクエストデータの収集を続け、前記第3のリクエストデータは解放の必要なリソースIDを含むステップと、
前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号を収集するステップと、
収集した前記第3のリクエストデータの数および前記解放の必要なリソースの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定するステップと、を含む、
請求項1に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項30】
前記検証インスタンスにより前記第2のリソースキュー管理インターフェースと前記第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現することは、
前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータを収集し、前記第3のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースエンキューであることを示し、前記第4のリクエストデータはエンキューしたリソースIDを含むステップと、
リクエスト無効信号が収集されるまで、前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第5のリクエストデータの収集を続け、前記第5のリクエストデータは、前記エンキューのリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータを含むステップと、
前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号を収集するステップと、
収集した前記第5のリクエストデータの数およびエンキューのリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定するステップと、を含む、
請求項1に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項31】
前記検証インスタンスにより前記第2のリソースキュー管理インターフェースと前記第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現することは、
前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する1つのキューのキュータスク指示有効信号またはキュータスク指示無効信号を収集するステップと、
前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータを収集し、前記第4のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースデキューであることを示し、前記第6のリクエストデータはデキューのキュー番号を含むステップと、
前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー成功を示す場合、リソースデキューデータの収集が完了したと確定するステップと、を含む、
請求項1に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法。
【請求項32】
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムが記憶され、前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、請求項1から31のいずれか一項に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法を実現するメモリと、を含む、
電子機器。
【請求項33】
コンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1から31のいずれか一項に記載のリソースキュー管理インターフェースの検証方法を実現する、
記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願の実施例はチップ技術分野に関するものである。
【背景技術】
【0002】
リソースキュー管理インターフェースとは、チップにおけるメインモジュールとスレーブモジュールとの間でリソースキュー管理信号およびリソースキュー管理データを伝送するインターフェースである。現在のリソースキュー管理インターフェースの検証方法は主に、メインモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールを用いてメインモジュールを検証し、スレーブモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールを用いてスレーブモジュールを検証するというものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本願の実施例は、リソースキュー管理インターフェースの検証方法、電子機器、記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の態様において、本願はリソースキュー管理インターフェースの検証方法を提供し、当該方法は、検証インスタンスを生成するステップと、前記検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに接続された場合、前記検証インスタンスにより前記検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現するステップと、前記検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに接続された場合、前記検証インスタンスにより前記検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現するステップと、前記検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが前記第2のリソースキュー管理インターフェースと前記第3のリソースキュー管理インターフェースとの両方に接続された場合、前記検証インスタンスにより前記第2のリソースキュー管理インターフェースと前記第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現するステップと、を含む。
【0005】
第2の態様において、本願は電子機器を提供し、当該電子機器は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプログラムが記憶され、前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、上記の任意のリソースキュー管理インターフェースの検証方法を実現するメモリと、を含む。
【0006】
第3の態様において、本願は記憶媒体を提供し、当該記憶媒体は、コンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記の任意のリソースキュー管理インターフェースの検証方法を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】関連技術におけるメインモジュールとスレーブモジュールのインタラクションを示す模式図である。
図2】関連技術における、メインモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールを用いてメインモジュールを検証する模式図である。
図3】関連技術における、スレーブモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールを用いてスレーブモジュールを検証する模式図である。
図4】本願の実施例によるリソースキュー管理インターフェースの検証方法のフローチャートである。
図5】本願の実施例による検証対象のメインモジュールに対応する第2のリソースキュー管理インターフェースを検証するシーンにおけるリソースプール内のリソースの状態変化を示す模式図である。
図6】本願の実施例による検証対象のスレーブモジュールに対応する第3のリソースキュー管理インターフェースを検証するシーンにおけるリソースプール内のリソースの状態変化を示す模式図である。
図7】本願の実施例によるパケット化のデータ構造を示す模式図である。
図8】本願の実施例によるリソースキュー管理インターフェースの検証装置のブロック図である。
図9】本願の実施例による検証インスタンスの構成ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本願の技術案を当業者がよりよく理解できるように、以下では、本願が提供するリソースキュー管理インターフェースの検証方法、電子機器、記憶媒体について、図面を組み合わせて詳細に説明する。
【0009】
下文では図面を参照しながら例示的な実施例について詳しく説明するが、説明する例示的な実施例は、異なる態様により体現することができるものであって、本明細書で述べる実施例に限定されると解釈してはならない。これらの実施例を提供する目的は、本願を詳らかにかつ完全なものとして、当業者が本願の範囲を十分理解できるようにすることである。
【0010】
矛盾することがなければ、本願における各実施例および実施例における各特徴は互いに組み合わせることができる。
【0011】
本明細書で用いる「および/または」という用語は、少なくとも1つの関連して列挙される項目の任意の組み合わせおよびすべての組み合わせを含む。
【0012】
本明細書で用いる用語は特定の実施例を説明するためのものに過ぎず、本願を制限することを意図しない。本明細書において、文脈上明らかでない限り、単数形の「1つ」および「当該」は複数形も含むことを意図している。また、本明細書において「含む」および/または「……からなる」という用語を使用する際は、特定の特徴、全体、ステップ、操作、素子および/または構成要素が存在することを示すが、少なくとも1つのその他の特徴、全体、ステップ、操作、素子、構成要素および/またはそのグループが存在すること、またはそれらが追加されることを排除するものではない。
【0013】
特に限定しない限り、本明細書で用いる全ての用語(技術用語および科学用語を含む)は、当業者によって通常理解されるものと同一の意味を有する。また、常用の辞書で限定されている用語については、関連技術および本願の背景におけるものと同一の意味を有すると理解されるべきであり、本明細書で明らかに限定されない限り、理想化された意味または過度の形式的な意味を有すると解釈されるべきではない。
【0014】
図1は関連技術におけるメインモジュールとスレーブモジュールのインタラクションを示す模式図である。図1に示すように、メインモジュールはインターフェース1を含み、スレーブモジュールはインターフェース2を含み、メインモジュールおよびスレーブモジュールはインターフェース1およびインターフェース2によりリソースキュー管理信号およびリソースキュー管理データを伝送する。メインモジュールはリソースキュー管理モジュールであり、スレーブモジュールはリソースリクエストとキュータスクを受信する処理モジュールである。リソースキュー管理インターフェースとしてのインターフェース1およびインターフェース2は具体的には対応する数のピンを用いて実現することができる。リソースキュー管理は具体的にリソース申請、リソース解放、リソースエンキュー、リソースデキューの四種類の操作を含む。
【0015】
現在のリソースキュー管理インターフェースの検証方法は、主に、メインモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールを用いてメインモジュールを検証し、スレーブモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールを用いてスレーブモジュールを検証するというものである。このような方法においては、メインモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールとスレーブモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールの一部が、コードが重複するということを実現し、コードのメンテナンス効率が低く、メインモジュールとスレーブモジュールとの間のリソースキュー管理インターフェースのインタラクションプロセスを実現できない。
【0016】
図2は関連技術における、メインモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールを用いてメインモジュールを検証する模式図である。図2に示すように、メインモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールは、インターフェース3によりメインモジュールのインターフェース1とリソースキュー管理信号およびリソースキュー管理データの伝送を行う。
【0017】
メインモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールがメインモジュールを検証するプロセスは以下のことを含んでよい。インターフェース3により検証対象のメインモジュールのインターフェース1にリクエスト有効信号と、リソース申請を特徴づけるリクエストタイプと、申請の必要なリソースタイプと、申請の必要なリソースの数を送信する。インターフェース3により、検証対象のメインモジュールがインターフェース1を介して送信する応答有効信号および応答データを受信する。インターフェース3が送信するリクエスト有効信号と、リソース申請を特徴付けるリクエストタイプと、申請の必要なリソースタイプと、申請の必要なリソースの数を収集し、インターフェース3が受信する応答有効信号および応答データを受信し、収集したデータに基づいて検証対象のメインモジュールを検証する。インターフェース3により検証対象のメインモジュールのインターフェース1にリクエスト有効信号と、リソース解放を特徴付けるリクエストタイプと、解放するリソースの数と、解放するリソース識別子(ID,IDentifier)シーケンスを送信する。インターフェース3により、検証対象のメインモジュールがインターフェース1を介して送信する応答有効信号を受信する。インターフェース3が送信するリクエスト有効信号と、リソース解放を特徴付けるリクエストタイプと、解放するリソースの数と、解放するリソースIDシーケンスを収集し、インターフェース3が送信する応答有効信号を収集する。インターフェース3により検証対象のメインモジュールのインターフェース1にリクエスト有効信号と、リソースエンキューを特徴付けるリクエストタイプと、エンキューするリソースIDと、エンキュー特徴パラメータを送信する。インターフェース3により、検証対象のメインモジュールがインターフェース1を介して送信する応答有効信号を受信する。インターフェース3が送信するリクエスト有効信号と、リソースエンキューを特徴付けるリクエストタイプと、エンキューするリソースIDと、エンキュー特徴パラメータを収集し、インターフェース3が受信する応答有効信号を収集する。インターフェース3により検出対象のメインモジュールのインターフェース1にリクエスト有効信号と、リソースデキューを特徴付けるリクエストタイプと、リソースデキューのキュー番号を送信する。インターフェース3により、検証対象のメインモジュールがインターフェース1を介して送信する応答有効信号および応答データを受信する。インターフェース3が送信するリクエスト有効信号と、リソースデキューを特徴づけるリクエストタイプと、リソースデキューのキュー番号を収集し、インターフェース3が受信する応答有効信号および応答データを収集する。収集した四種類の操作のデータをその他の検証モジュールに送信してその他の検証を行う。
【0018】
図3は関連技術において、スレーブモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールを用いてスレーブモジュールを検証する模式図である。図3に示すように、スレーブモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールは、インターフェース4によりスレーブモジュールインターフェース2とリソースキュー管理信号およびリソースキュー管理データの伝送を行う。
【0019】
スレーブモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールがスレーブモジュールを検証するプロセスは概ね以下のことを含む。インターフェース4により、検証対象のスレーブモジュールがインターフェース2を介して送信するリクエスト有効信号およびリクエストタイプ情報を検出する。リクエストタイプ情報を解析する。リクエストタイプ情報が、リクエストタイプはリソース申請およびリソースデキューであることを示す場合、インターフェース4により検証対象のスレーブモジュールのインターフェース2に応答有効信号と、応答データと、リソースIDを送信する。インターフェース4が受信するリクエスト有効信号およびリクエストタイプ情報を収集し、インターフェース4が送信する応答有効信号と、応答データと、リソースIDを収集して、収集したデータに基づいて検証対象のスレーブモジュールを検証する。リクエストタイプ情報が、リクエストタイプはリソース解放およびリソースエンキューであることを示す場合、インターフェース4により検証対象のスレーブモジュールのインターフェース2に応答有効信号を送信する。インターフェース4が受信するリクエスト有効信号およびリクエストタイプ情報を収集し、インターフェース4が送信する応答有効信号を収集する。収集した四種類の操作のデータを他の検証モジュールに送信して他の検証を行う。
【0020】
したがって、上記検証プロセスにおいて、メインモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールは、インターフェース3が送受信するデータを収集する必要があり、スレーブモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールは、インターフェース4が送受信するデータを収集する必要があり、メインモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールとスレーブモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールは、互いに独立した2つのモジュールであることから、インターフェース3とインターフェース4も異なるインターフェースであるため、インターフェース3とインターフェース4が送受信するデータを、それぞれ対応するコードを用いて収集する必要があり、つまり、インターフェース3が送受信するデータの収集の実現コードと、インターフェース4が送受信するデータの収集の実現コードは実際のところ同一であり、つまり重複するものである。
【0021】
また、検証対象のメインモジュールが複数セットのインターフェース1を含む場合、セットのインターフェース1毎に、対応するコードをそれぞれ作成して当該セットのインターフェース1の検証を実現する必要があり、異なるセットのインターフェース1のコードは各自でメンテナンスされる。同様に、検証対象のスレーブモジュールが複数セットのインターフェース2を含む場合、セットのインターフェース2毎に、対応するコードをそれぞれ作成して当該セットのインターフェース2の検証を実現する必要があり、異なるセットのインターフェース2のコードは各自でメンテナンスされる。この場合、検証プロセス内にコードの改善の共有を実現できず、常にピットを繰り返し、コードのメンテナンス効率を低下させる。
【0022】
また、前記メインモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールは、検証対象のメインモジュールのリソースキュー管理インターフェースしか検証できず、スレーブモジュールに対応するリソースキュー管理インターフェースプロキシモジュールは、検証対象のスレーブモジュールのリソースキュー管理インターフェースしか検証できないため、メインモジュールとスレーブモジュールとの間のリソースキュー管理インターフェースのインタラクションプロセスを検証することができない。
【0023】
本願の実施例によれば、リソースキュー管理インターフェースの検証とは、リソースキュー管理インターフェースがリソースキュー管理信号およびリソースキュー管理データを伝送することに対する検証と、データ伝送のタイミングに対する検証を指し、これにより、リソースキュー管理インターフェースのリソースキュー管理信号およびリソースキュー管理データ伝送の正確性および伝送データのタイミングの正確性を保証する。
【0024】
本願の実施例によれば、メインモジュールはリソースキューの管理を担当し、スレーブモジュールはリソースリクエストとキュータスクの受信の処理を担当する。
【0025】
本願の実施例によれば、リソースはメインモジュールとスレーブモジュールがサービス処理プロセスにおいて使用するデータ記憶空間であり、リソースは複数の種類、複数の数に分けられ、異なる種類のリソースはパラメータの区別があり、例えば、ある種類のリソースは同一のベースアドレスを有し、且つ各リソースは一定数でオフセットされるが、いずれも最大オフセット範囲内にある。
【0026】
本願の実施例によれば、リソースIDはリソースの先頭アドレスであり、一連の規則的な、重複せずに、互いに干渉しないアドレスシーケンスの先頭アドレスである。
【0027】
図4は本願の実施例によるリソースキュー管理インターフェースの検証方法のフローチャートである。
【0028】
図4を参照すると、本願の実施例によるリソースキュー管理インターフェースの検証方法は、ステップ400~403を含む。
【0029】
ステップ400において、検証インスタンスを生成する。
【0030】
本願の実施例によれば、1つの検証インスタンスは、1セットのリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することができる。例えば、1つの検証インスタンスは、検証対象のメインモジュールの1セットのリソースキュー管理インターフェースの検証を実現してもよく、検証対象のスレーブモジュールの1セットのリソースキュー管理インターフェースの検証を実現してもよく、検証対象のメインモジュールの1セットのリソースキュー管理インターフェースと検証対象のスレーブモジュールの1セットのリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現してもよい。
【0031】
検証対象のメインモジュールが2セットまたは2セット以上のリソースキュー管理インターフェースを含む場合、検証対象のメインモジュールの2セットまたは2セット以上のリソースキュー管理インターフェースの検証を実現するために、2つまたは2つ以上の検証インスタンスを生成することができ、コードを改めて作成する必要はなく、コードの使用効率を向上させている。
【0032】
検証対象のスレーブモジュールが2セットまたは2セット以上のリソースキュー管理インターフェースを含む場合、検証対象のスレーブモジュールの2セットまたは2セット以上のリソースキュー管理インターフェースの検証を実現するために、2つまたは2つ以上の検証インスタンスを生成することができ、コードを改めて作成する必要はなく、コードの使用効率を向上させている。
【0033】
検証対象のメインモジュールの2セットまたは2セット以上のリソースキュー管理インターフェースと検証対象のスレーブモジュールの2セットまたは2セット以上のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスを検証する必要がある場合、2つまたは2つ以上の検証インスタンスを生成して検証を実現することができ、コードを改めて作成する必要はなく、コードの使用効率を向上させている。
【0034】
本願の実施例によれば、メインモジュールにおけるリソースプール内のリソースの生成および管理プロセスを抽出し、且つリソースの生成および管理プロセスをグローバル共有プロセスとして設定し、リソースプールにおけるリソースは自ずとグローバル共有のリソースとなり、検証インスタンスが使用され、異なる検証インスタンスが同一のリソースの生成および管理プロセスを共有することにより、リソースの生成および管理プロセスにおいてリソースに対するカバレッジを向上させ、リソースの衝突を低減させている。
【0035】
ステップ401において、検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに接続された場合、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースの検証を実現する。
【0036】
本願の実施例によれば、リソースキュー管理インターフェースはリソース申請と、リソース解放と、リソースエンキューと、リソースデキューの四種類の操作を含み、以下では、この四種類の操作について、第2のリソースキュー管理インターフェースの検証プロセスをそれぞれ説明する。
【0037】
本願の実施例によれば、検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースを検証する前に、リソースプールにおけるリソースを生成して、リソースプールにおけるリソースの管理権限を検証対象のメインモジュールに渡す必要がある。
【0038】
例えば、以下の方式によりリソースプールにおけるリソースを生成して、リソースプールにおけるリソースの管理権限を検証対象のメインモジュールに渡すことができる。構成パラメータに基づいて各リソースタイプに対応するリソースIDシーケンスを生成する。構成パラメータを検証対象のメインモジュールに配置する。リソースIDシーケンスのデータ記憶空間アドレスパラメータを検証対象のメインモジュール内に配置する。リソースIDシーケンスをデータ記憶空間アドレスパラメータに対応するデータ記憶空間アドレスに書き込む。検証対象のメインモジュールがデータ記憶空間アドレスからリソースIDシーケンスを読み取った後、リソースIDシーケンスを消去する。
【0039】
本願の実施例によれば、構成パラメータはリソースベースアドレス、リソースの数、リソース最大オフセット範囲パラメータ、リソースの最小オフセットアドレスを含む。
【0040】
本願の実施例によれば、初期状態において、即ち、検証の前に、リソースプール内のリソースIDシーケンスは空である。つまり、リソースプール内のリソースの管理権限を検証対象のメインモジュールに渡した後、リソースプールには利用可能なリソースIDがない。検証終了後、リソースプール内のリソースIDシーケンスも空であるはずであり、これにより、リソースプールには利用可能なリソースIDがなく、リソースプール内の全てのリソースがみな検証対象のメインモジュールの内部に戻されて管理されることを保証する。
【0041】
図5は本願の実施例による検証対象のメインモジュールに対応する第2のリソースキュー管理インターフェースを検証するシーンにおけるリソースプール内のリソースの状態変化を示す模式図である。図5に示すように、リソースIDシーケンスを生成した後、生成されたリソースIDシーケンスにおけるすべてのリソースIDの状態はいずれもアイドル状態であり、リソースの管理権限を検証対象のメインモジュールに渡した後、即ち、検証を行う前には、リソースプール内のリソースIDは空であり、検証プロセスにおいて、いくつかのリソースIDの状態は占有状態に修正され、検証後には、リソースプール内のリソースIDは空である。
【0042】
(I)リソース申請
本願の実施例によれば、リソース申請は、リソース申請成功とリソース申請失敗との2つの状況を含み、これら2つの状況の検証プロセスについて以下にそれぞれ説明する。
【0043】
(1)リソース申請成功の場合
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは以下のことを含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを送信し、第1のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース申請であることを示し、第1のリクエストデータは申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第1の応答データが受信され、且つ第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答無効信号が受信されるまで、第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する第2の応答データの受信を続け、第2の応答データは申請したリソースIDを含む。申請したリソースIDを、申請したリソースIDに対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに追加し、申請したリソースIDの状態をアイドル状態に設定する。リクエスト有効信号が収集された場合、第1のリクエストタイプ情報および第1のリクエストデータを収集する。第1のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース申請であることを示し、応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ第1の応答データがリソース申請の成功を示す場合、応答無効信号が収集されるまで、第2の応答データの収集を続ける。収集した第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0044】
本願の実施例によれば、リクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータは並行して送信され、応答有効信号および第1の応答データも並行して受信され、第2の応答データを受信するプロセスにおいても応答有効信号を同時に受信し、即ち、応答有効信号および第2の応答データも並行して受信する。
【0045】
つまり、応答有効信号が受信された場合に限って、第1の応答データおよび第2の応答データを得ることができ、応答無効信号が受信された場合には、第1の応答データおよび第2の応答データを得ることができない。
【0046】
本願の実施例によれば、収集した第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは以下のことを含む。収集した第2の応答データの数と申請の必要なリソースの数が同一である場合、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定する。収集した第2の応答データの数と申請の必要なリソースの数が同一でない場合、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を指示するための第1警報情報を出力する。
【0047】
(2)リソース申請失敗の場合
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは以下のことを含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを送信し、第1のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース申請であることを示し、第1のリクエストデータは申請を必要とするリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を示す。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第1の応答データを受信し、且つ第1の応答データがリソース申請失敗を示す場合、リソース申請動作が完了したと確定する。リクエスト有効信号が収集された場合、第1のリクエストタイプ情報および第1のリクエストデータを収集する。第1のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース申請であることを示し、応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ第1の応答データがリソース申請失敗を示す場合、リソース申請データ収集が完了したと確定する。
【0048】
本願の実施例によれば、リソース申請動作が完了したと確定した後、当該方法は以下のことをさらに含む。申請したリソースIDにおける各リソースIDをチェックして、第1のチェック結果を得る。第1のチェック結果が申請したリソースIDの各々がいずれも正常であることを示す場合、申請したリソースIDを、申請したリソースIDに対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに追加するステップを引き続き実行する。第1のチェック結果が、申請したリソースIDのうちの少なくとも1つのリソースIDが異常であることを示す場合、第2の警報情報を出力し、第2の警報情報は、少なくとも1つの申請したリソースIDが異常であることを示し、第2の警報情報は、リソースIDが異常であることを示すための情報と、異常なリソースIDを含んでもよい。
【0049】
本願の実施例によれば、申請したリソースIDにおける各リソースIDをチェックすることは以下のことを含む。該申請したリソースIDのリソース最小オフセットアドレスをチェックして得られたチェック結果がチェック成功であり、且つ当該申請したリソースIDのリソースタイプに対して計算が成功し、且つ該申請したリソースIDが、対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに存在しない場合、該申請したリソースIDが正常であると確定する。当該申請したリソースIDのリソース最小オフセットアドレスをチェックして得られたチェック結果がチェック失敗であるか、または当該申請したリソースIDのリソースタイプ計算に失敗した、または該申請したリソースIDが、対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに存在する場合、該申請したリソースIDが異常であると確定する。
【0050】
本願の実施例によれば、申請したリソースIDはリソースプールにおけるリソースIDであり、異なる検証インスタンスは同一のリソースプールを共有する。
【0051】
(II)リソース解放
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは以下のことを含む。少なくとも1つのアイドル状態にあるリソースIDを読み取り、読み取ったリソースIDをリソースIDに対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスから削除し、これはこれらのリソースIDが既に解放されたことを表し、励起として使用できない。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータを送信し、第2のリクエストタイプ情報は、リクエストタイプがリソース解放であることを示し、第2のリクエストデータは、解放の必要なリソースの数、即ち、読み取ったリソースIDの数である。読み取ったリソースIDを第3のリクエストデータに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリクエストデータを第2のリソースキュー管理インターフェースに送信する。第3のリクエストデータを送信することにより読み取ったリソースIDを全て送信した後、リクエスト有効信号をリクエスト無効信号に変換して、第1のリソースキュー管理インターフェースによりリクエスト無効信号を第2のリソースキュー管理インターフェースに送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号が受信された場合、リソース解放操作が完了したと確定する。リクエスト有効信号が収集された場合、第2のリクエストタイプ情報および第2のリクエストデータを収集する。第2のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース解放であることを示す場合、リクエスト無効信号が収集されるまで、第3のリクエストデータの収集を続ける。応答有効信号が収集された場合、収集した前記第3のリクエストデータの数および前記解放の必要なリソースの数に基づいて、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0052】
本願の実施例によれば、リクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータは並行して送信され、第3のリクエストデータを送信すると同時に、リクエスト有効信号も送信され、即ち、リクエスト有効信号および第3のリクエストデータも並行して送信される。
【0053】
つまり、リクエスト有効信号が第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータと、第3のリクエストデータと並行して送信される場合に限って、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータと、第3のリクエストデータの送信は受信端によって取得される。
【0054】
本願の実施例によれば、前記収集した前記第3のリクエストデータの数および前記解放の必要なリソースの数に基づいて、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは以下のことを含む。収集した前記第3のリクエストデータの数と前記解放の必要なリソースの数が同一である場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定する。収集した前記第3のリクエストデータの数と前記解放の必要なリソースの数が同一でない場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、第3の警報情報を出力し、第3の警報情報は、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す。
【0055】
(III)リソースエンキュー
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは以下のことを含む。1つのアイドル状態にあるリソースIDを読み取り、読み取ったリソースIDの状態を占有状態に修正する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータを送信し、第3のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースエンキューであることを示し、第4のリクエストデータは読み取ったリソースIDを含む。読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータを第5のリクエストデータに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第5のリクエストデータを第2のリソースキュー管理インターフェースに送信する。第5のリクエストデータを送信することによりエンキュー特徴パラメータを全て送信した後、リクエスト有効信号をリクエスト無効信号に変換して、第1のリソースキュー管理インターフェースによりリクエスト無効信号を第2のリソースキュー管理インターフェースに送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号が受信された場合、リソースエンキュー操作が完了したと確定する。リクエスト有効信号が収集された場合、第3のリクエストタイプ情報および第4のリクエストデータを収集する。第3のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソースエンキューであることを示す場合、リクエスト無効信号が収集されるまで、第5のリクエストデータの収集を続ける。応答有効信号が収集された場合、収集された第5のリクエストデータの数および読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
本願の実施例によれば、リクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータは並行して送信され、第5のリクエストデータを送信すると同時に、リクエスト有効信号も送信され、即ち、第5のリクエストデータおよびリクエスト有効信号も並行して送信される。
【0056】
つまり、リクエスト有効信号が第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータと、第5のリクエストデータと並行して送信された場合に限って、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータと、第5のリクエストデータの送信は受信端によって取得される。
【0057】
本願の実施例によれば、収集した第5のリクエストデータの数および読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは以下のことを含む。収集した第5のリクエストデータの数と読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数が同一である場合、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定する。収集した第5のリクエストデータの数と読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数が同一でない場合、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、第4の警報情報を出力し、第4の警報情報は第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す。
【0058】
(IV)リソースデキュー
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースを検証することは以下のことを含む。前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する1つのキューのキュータスク指示有効信号またはキュータスク指示無効信号を受信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータを送信し、第4のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースデキューであることを示し、第6のリクエストデータはデキューのキュー番号を含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データを受信し、第3の応答データがデキュー成功を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示無効信号である場合、第5の警報情報を出力し、第5の警報情報は第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す。前記1つのキューのキュータスク指示有効信号またはキュータスク指示無効信号を収集する。リクエスト有効信号が収集された場合、第4のリクエストタイプ情報および第6のリクエストデータを収集する。応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー成功を示す場合、リソースデキューデータ収集が完了したと確定する。
本願の実施例によれば、リクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータは並行して送信され、応答有効信号および第3の応答データも並行して送信される。
【0059】
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは以下のことをさらに含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データを受信し、第3の応答データがデキュー失敗を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示有効信号である場合、第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する第4の応答データを受信する。第4の応答データが、キューは空であるというエラーコードを含む場合、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第6の警告情報を出力する。応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示す場合、第4の応答データを収集する。
【0060】
本願の実施例よれば、応答有効信号および第3の応答データは並行して送信される。
【0061】
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは以下のことをさらに含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データを受信し、第3の応答データがデキュー成功を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示有効信号である場合、第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する第5の応答データを受信し、第5の応答データは、デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスにおける最初のリソースIDを含む。最初のリソースIDの状態をアイドル状態に修正する。応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー成功を示す場合、第5の応答データを収集する。
【0062】
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは以下のことをさらに含む。最初のリソースIDをチェックして第2のチェック結果を得る。第2のチェック結果が、最初のリソースIDが正常であることを示す場合、最初のリソースIDの状態をアイドル状態に修正するステップを引き続き実行する。第2のチェック結果が、最初のリソースIDが異常であることを示す場合、最初のリソースIDが異常であることを示す第7の警告情報を出力する。
【0063】
本願の実施例によれば、最初のリソースIDをチェックすることは以下のことを含む。最初のリソースIDのリソース最小オフセットアドレスをチェックして得られたチェック結果がチェック成功であり、且つ最初のリソースIDのリソースタイプに対して計算が成功し、且つ最初のリソースIDが、対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに存在せず、且つ最初のリソースIDの状態がアイドル状態である場合、最初のリソースIDが正常であると確定する。最初のリソースIDのリソース最小オフセットアドレスをチェックして得られたチェック結果がチェック失敗であるか、または最初のリソースIDのリソースタイプ計算に失敗した、または最初のリソースIDが、対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに存在し、且つ最初のリソースIDの状態が占有状態である場合、最初のリソースIDが異常であると確定する。
【0064】
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは以下のことをさらに含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データが受信され、第3の応答データがデキュー失敗を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示無効信号である場合、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する第6の応答データを受信し、第6の応答データはエラーコードを含む。応答有効信号と、第3の応答データと、キュータスク指示無効信号が収集され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示す場合、第6の応答データを収集する。
【0065】
本願の実施例によれば、本願の実施例によるリソースキュー管理インターフェースの検証方法は、上記四種類の操作の検証プロセスにおいて収集したデータをパッケージ化して他の検証モジュールに送信してその他の検証を行うことをさらに含み、パッケージ化されたデータ構造は図7に示す通りである。
【0066】
ステップ402において、検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに接続された場合、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースの検証を実現する。
【0067】
本願の実施例によれば、リソースキュー管理インターフェースはリソース申請と、リソース解放と、リソースエンキューと、リソースデキューの四種類の操作を含み、この四種類の操作について、第3のリソースキュー管理インターフェースの検証プロセスを以下にそれぞれ説明する。
【0068】
本願の実施例によれば、検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースを検証する前に、リソースプールにおけるリソースを生成して、リソースプール内に生成したリソースの構成パラメータを検証対象のスレーブモジュールに送信し、検証対象のスレーブモジュールが正常に動作できるようにする必要がある。例えば、構成パラメータに基づいて各リソースタイプに対応するリソースIDシーケンスを生成するという方式により、リソースプールにおけるリソースを生成してもよい。
【0069】
本願の実施例によれば、構成パラメータは、リソースベースアドレス、リソースの数、リソース最大オフセット範囲パラメータ、リソース最小オフセットアドレスを含む。
本願の実施例によれば、初期状態において、即ち、検証の前に、リソースプールにおけるリソースIDシーケンスは空でなく、即ち、リソースプール内に利用可能なリソースがあり、且つリソースプールにおけるリソースの状態はアイドル状態である必要がある。検証終了後、リソースプールにおけるリソースIDシーケンスも空でないはずであり、リソースプールにおけるリソースIDシーケンスの数が初期状態のリソースプールにおけるリソースIDシーケンスの数と同一であることを保証し、また、リソースプールにおけるリソースIDの状態もアイドル状態でなければならず、検証対象のスレーブモジュール内に異常なリソースがなく、リソースタスクも検証対象のスレーブモジュール内に残っていないことを保証する。
【0070】
図6は、本願の実施例による検証対象のスレーブモジュールに対応する第3のリソースキュー管理インターフェースを検証するシーンにおけるリソースプール内のリソースの状態変化を示す模式図である。図6に示すように、検証前と検証後において、リソースプール内のリソースIDシーケンスは空でなく、リソースIDシーケンスの数も同一であり、リソースIDの状態もみなアイドル状態であり、検証プロセス内で、いくつかのリソースIDの状態が占有状態に修正される。
【0071】
(I)リソース申請
本願の実施例によれば、リソース申請は、リソース申請成功とリソース申請失敗との2つの状況を含み、これら2つの状況の検証プロセスについて以下にそれぞれ説明する。
【0072】
(1)リソース申請成功の場合
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースの検証を実現することは以下のことを含む。
【0073】
第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータが受信され、第1のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース申請であることを示し、第1のリクエストデータは申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含む場合、申請の必要なリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスからアイドル状態にあるリソースIDを検索する。検索されたアイドル状態にあるリソースIDの数が申請の必要なリソースの数以上である場合、検索されたアイドル状態にあるリソースIDの中からN個のリソースIDを選択し、選択したN個のリソースIDの状態を占用状態に修正し、選択したN個のリソースIDは励起として使用することができなくなり、Nは申請の必要なリソースの数である。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第1の応答データを送信し、第1の応答データはリソース申請成功を示す。前記選択したN個のリソースIDを第2の応答データに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2の応答データを第3のリソースキュー管理インターフェースに送信する。第2の応答データを送信することにより選択したN個のリソースIDの全てを送信した後、応答有効信号を応答無効信号に変換して、第1のリソースキュー管理インターフェースにより応答無効信号を第3のリソースキュー管理インターフェースに送信する。リクエスト有効信号が収集された場合、第1のリクエストタイプ情報および第1のリクエストデータを収集する。第1のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース申請であることを示し、応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、応答無効信号が収集されるまで、第2の応答データの収集を続ける。収集した第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0074】
本願の実施例によれば、リクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータは並行して受信され、応答有効信号および第1の応答データは並行して送信され、第2の応答データを送信すると同時に、応答有効信号も送信され、即ち、第2の応答データおよび応答有効信号も並行して送信される。
【0075】
本願の実施例によれば、収集した第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは以下のことを含む。収集した第2の応答データの数と申請の必要なリソースの数が同一である場合、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定する。収集した第2の応答データの数と申請の必要なリソースの数が異なる場合、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第8の警報情報を出力する。
【0076】
(2)リソース申請失敗の場合
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースの検証を実現することは以下のことを含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータが受信され、第1のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース申請であることを示し、第1のリクエストデータが、申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含む場合、申請の必要なリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスからアイドル状態にあるリソースIDを検索する。検索されたアイドル状態にあるリソースIDの数が申請の必要なリソースの数より小さい場合、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第1の応答データを送信し、第1の応答データはリソース申請失敗を示す。リクエスト有効信号が収集された場合、第1のリクエストタイプ情報および第1のリクエストデータを収集する。第1のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース申請であることを示し、応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ第1の応答データがリソース申請失敗を示す場合、リソース申請データの収集が完了したと確定する。
【0077】
(II)リソース解放
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースを検証することは以下のことを含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータが受信され、第2のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース解放であることを示し、第2のリクエストデータが解放の必要なリソースの数を含む場合、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト無効信号が受信されるまで、第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第3のリクエストデータの受信を続け、第3のリクエストデータは、解放の必要なリソースIDを含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号を送信する。解放の必要なリソースIDの状態をアイドル状態に修正する。リクエスト有効信号が収集された場合、第2のリクエストタイプ情報および第2のリクエストデータを収集する。第2のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース解放であることを示す場合、リクエスト無効信号が受信されるまで、第3のリクエストデータの収集を続ける。応答有効信号が収集された場合、収集した第3のリクエストデータの数および解放の必要なリソースの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
本願の実施例によれば、リクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータは並行して送信され、第3のリクエストデータを送信すると同時に、リクエスト有効信号も送信され、即ち、リクエスト有効信号および第3のリクエストデータも並行して送信される。
【0078】
即ち、リクエスト有効信号が第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータと、第3のリクエストデータと並行して送信される場合に限って、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータと、第3のリクエストデータは受信端によって取得される。
【0079】
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは以下のことを含む。解放の必要なリソースIDにおける各々をチェックし、第3のチェック結果を得る。第3のチェック結果が、解放の必要なリソースIDにおける各々がいずれも正常であることを示す場合、解放の必要なリソースIDの状態をアイドル状態に修正するステップを引き続き実行する。第3のチェック結果が、解放の必要なリソースIDのうちの少なくとも1つが異常であることを示す場合、解放の必要なリソースIDの少なくとも1つが異常であることを示す第9の警報情報を出力し、第9の警報情報は、リソースIDの異常を示す情報および異常なリソースIDを含んでもよい。
【0080】
本願の実施例によれば、解放の必要なリソースIDの各々に対してチェックを行うことは以下のことを含む。当該解放の必要なリソースIDのリソース最小オフセットアドレスをチェックして得られたチェック結果がチェック成功であり、当該解放が必要なリソースIDのリソースタイプに対して計算が成功し、且つ当該解放が必要なリソースIDが、対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに存在しない場合、当該解放が必要なリソースIDが正常であると確定する。当該解放が必要なリソースIDのリソース最小オフセットアドレスをチェックして得られたチェック結果がチェック失敗である、または、当該解放が必要なリソースIDのリソースタイプ計算に失敗した、または、当該解放が必要なリソースIDが、対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに存在する場合、当該解放が必要なリソースIDが異常であると確定する。
【0081】
本願の実施例によれば、収集した第3のリクエストデータの数および解放の必要なリソースの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは以下のことを含む。収集した第3のリクエストデータの数と解放の必要なリソースの数が同一である場合、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングは正常であると確定する。収集した第3のリクエストデータの数と解放の必要なリソースの数が異なる場合、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングは異常であると確定し、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第10の警報情報を出力する。
【0082】
(III)リソースエンキュー
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースの検証を実現することは以下のことを含む。
【0083】
第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータが受信され、第3のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソースエンキューであることを示し、第4のリクエストデータがエンキューのリソースIDを含む場合、リクエスト無効信号が受信されるまで、第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第5のリクエストデータの受信を続け、第5のリクエストデータはエンキューのリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータを含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号を送信する。エンキューのリソースIDの状態をアイドル状態に修正する。リクエスト有効信号が収集された場合、第3のリクエストタイプ情報および第4のリクエストデータを収集する。第3のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソースエンキューであることを示す場合、リクエスト無効信号が受信されるまで、第5のリクエストデータの収集を続ける。応答有効信号が収集された場合、収集した第5のリクエストデータの数およびエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0084】
本願の実施例によれば、リクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータは並行して受信され、第5のリクエストデータを受信すると同時に、リクエスト有効信号も受信し、即ち、第5のリクエストデータおよびリクエスト有効信号も並行して受信される。リクエスト有効信号を受信した場合に限って、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータと、第5のリクエストデータが取得される。
【0085】
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することは以下のことをさらに含む。エンキューのリソースIDをチェックして第4のチェック結果を得る。第4のチェック結果が、エンキューのリソースIDが正常であることを示す場合、エンキューのリソースIDの状態をアイドル状態に修正するステップを引き続き実行する。エンキューさされたリソースIDが異常である場合、エンキューのリソースIDが異常であることを示す第11の警報情報を出力する。
【0086】
本願の実施例によれば、エンキューのリソースIDをチェックすることは以下のことを含む。エンキューのリソースIDのリソース最小オフセットアドレスをチェックして得られたチェック結果がチェック成功であり、エンキューのリソースIDのリソースタイプに対して計算が成功し、エンキューのリソースIDが、対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに存在せず、且つエンキューのリソースIDの状態が占有状態である場合、エンキューのリソースIDが正常であると確定する。エンキューのリソースIDのリソース最小オフセットアドレスをチェックして得られたチェック結果がチェック失敗である、または、エンキューのリソースIDのリソースタイプ計算に失敗した、または、エンキューのリソースIDに対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスが存在する、または、エンキューのリソースIDの状態がアイドル状態である場合、エンキューのリソースIDが異常であると確定する。
【0087】
本願の実施例によれば、収集した第5のリクエストデータの数およびエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは以下のことを含む。収集した第5のリクエストデータの数とエンキュー特徴パラメータの数が同一である場合、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定する。収集した第5のリクエストデータの数とエンキュー特徴パラメータの数が異なる場合、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第12の警報情報を出力する。
【0088】
(IV)リソースデキュー
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースの検証を実現することは以下のことをさらに含む。1つのキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空でない場合、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリソースキュー管理インターフェースに前記1つのキューのキュータスク指示有効信号を送信する。1つのキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空である場合、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリソースキュー管理インターフェースに前記1つのキューのキュータスク指示無効信号を送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータが受信され、第4のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソースデキューであることを示し、第6のリクエストデータがデキューのキュー番号を含む場合、デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空であるかどうかを判断する。デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空でない場合、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第3の応答データを送信し、第3の応答データはデキュー成功を示す。デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスにおける最初のリソースIDを第5の応答データに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第5の応答データを第3のリソースキュー管理インターフェースに送信する。前記1つのキューのキュータスク指示有効信号またはキュータスク指示無効信号を収集する。リクエスト有効信号が収集された場合、第4のリクエストタイプ情報および第6のリクエストデータを収集する。応答有効信号と、第3の応答有効信号と、キュータスク指示有効信号が収集され、且つ第3応答有効信号がデキュー成功を示す場合、第5の応答データを収集する。
【0089】
本願の実施例によれば、リクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータは並行して受信され、応答有効信号および第3の応答データは並行して送信され、第5の応答データおよび応答有効信号も並行して送信される。
【0090】
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースの検証を実現することは以下のことをさらに含む。デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空である場合、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第3の応答データを送信し、第3の応答データはデキュー失敗を示す。ランダムなエラーコードを第6の応答データに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第6の応答データを第3のリソースキュー管理インターフェースに送信する。応答有効信号と、第3の応答有効信号と、キュータスク指示無効信号が収集され、且つ第3の応答有効信号がデキュー失敗を示す場合、第6の応答データを収集する。
【0091】
本願の実施例によれば、応答有効信号および第3の応答データは並行して送信される。
【0092】
本願の実施例によれば、当該方法は、上記四種類の操作の検証プロセスにおいて収集したデータをパッケージ化して他の検証モジュールに送信して他の検証を行うことをさらに含み、パッケージ化されたデータ構造は図7に示す通りである。
【0093】
ステップ403において、検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが同時に第2のリソースキュー管理インターフェースおよび第3のリソースキュー管理インターフェースに接続された場合、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現する。
【0094】
本願の実施例によれば、リソースキュー管理インターフェースは、リソース申請と、リソース解放と、リソースエンキューと、リソースデキューの四種類の操作を含み、この四種類の操作について、第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証プロセスを以下にそれぞれ説明する。
【0095】
(I)リソース申請
いくつかの例示的な実施例において、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現することは以下のことを含む。第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを収集し、第1のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース申請であることを示し、第1のリクエストデータは申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含む。第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第1の応答データを収集する。第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答無効信号が収集されるまで、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する第2の応答データの収集を続け、第2の応答データは申請したリソースIDを含む。収集した第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0096】
本願の実施例によれば、収集した第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは以下のことを含む。収集した第2の応答データの数と申請の必要なリソースの数が同一である場合、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定する。収集した第2の応答データの数と申請の必要なリソースの数が異なる場合、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第1の警報情報を出力する。
【0097】
本願の実施例によれば、申請したリソースIDを収集できない場合、予め生成された仮想リソースIDを代わりに用いることができる。
【0098】
(II)リソース解放
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現することは以下のことを含む。第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータを収集し、第2のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース解放であることを示し、第2のリクエストデータは申請の必要なリソースの数を含む。第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト無効信号が収集されるまで、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第3のリクエストデータの収集を続け、第3のリクエストデータは解放の必要なリソースIDを含む。第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号を収集する。収集した前記第3のリクエストデータの数および前記解放の必要なリソースの数に基づいて、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0099】
本願の実施例によれば、解放の必要なリソースIDを収集できない場合、予め生成された仮想リソースIDを代わりに用いることができる。
【0100】
本願の実施例によれば、収集した前記第3のリクエストデータの数および前記解放の必要なリソースの数に基づいて、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは以下のことを含む。収集した前記第3のリクエストデータの数と前記解放の必要なリソースの数が同一である場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定する。収集した前記第3のリクエストデータの数と前記解放の必要なリソースの数が異なる場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、第3の警報情報を出力する。
【0101】
(III)リソースエンキュー
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現することは以下のことを含む。第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータを収集し、第3のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースエンキューであることを示し、第4のリクエストデータはエンキューしたリソースIDを含む。リクエスト無効信号が収集されるまで、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第5のリクエストデータの収集を続け、第5のリクエストデータは、エンキューのリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータを含む。第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号を収集する。収集した第5のリクエストデータの数およびエンキューのリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
本願の実施例によれば、エンキューのリソースIDを収集できない場合、予め生成された仮想リソースIDを代わりに用いることができる。
【0102】
本願の実施例によれば、収集した第5のリクエストデータの数およびエンキューのリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することは以下のことを含む。収集した第5のリクエストデータの数とエンキュー特徴パラメータの数が同一である場合、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定する。収集した第5のリクエストデータの数とエンキュー特徴パラメータの数が同一である場合、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第11の警報情報を出力する。
【0103】
(IV)リソースデキュー
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現することは以下のことを含む。第2のリソースキュー管理インターフェースが送信するいずれかのキューのキュータスク指示有効信号またはキュータスク指示無効信号を収集する。第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータを収集し、第4のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースデキューであることを示し、第6のリクエストデータはデキューのキュー番号を含む。第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー成功を示す場合、リソースデキューデータ収集が完了したと確定する。
【0104】
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現することは、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示す場合、第4の応答データを収集することをさらに含む。
【0105】
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現することは、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー成功を示す場合、第5の応答データを収集することをさらに含む。
【0106】
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現することは、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示す場合、第6の応答データを収集することをさらに含む。
【0107】
本願の実施例によれば、当該方法は以下のことをさらに含む。
【0108】
上記四種類の操作の検証プロセスで収集したデータをパッケージ化して他の検証モジュールに送信して他の検証を行い、パッケージ化されたデータ構造は図7に示す通りである。
本願の実施例によるリソースキュー管理インターフェースの検証方法は、検証インスタンスを生成するという方式により、リソースキュー管理インターフェースの検証方法を実現し、同一の検証インスタンスは、検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェース、検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェース、第2のリソースキュー管理インターフェースおよび第3のリソースキュー管理インターフェースの間のインタラクションプロセスを検証することができるため、コードには重複する部分が生じることがなくなり、且つ1セットのコードをメンテナンスするだけでよく、コードのメンテナンス効率を向上させ、且つメインモジュールとスレーブモジュールとの間のリソースキュー管理インターフェースのインタラクションプロセスに対する検証を実現している。
【0109】
本願は電子機器にさらに係るものであり、当該電子機器は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプログラムが記憶され、少なくとも1つのプログラムが少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、上記の任意のリソースキュー管理インターフェースの検証方法を実現するメモリと、を含む。
【0110】
プロセッサはデータ処理能力を有する素子であり、これには中央処理装置(CPU)などが含まれるがこれに限定されない。メモリはデータ記憶能力を有する素子であり、これにはランダムアクセスメモリ(RAM、より具体的にはSDRAM、DDRなど)、リードオンリーメモリ(ROM)、電気的消去が可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ(FLASH)が含まれるがこれらに限定されない。
【0111】
本願の実施例によれば、プロセッサとメモリはバスにより互いに接続され、ひいては計算機器のその他のコンポーネントに接続される。
【0112】
本願は記憶媒体にさらに係るものであり、当該記憶媒体は、コンピュータプログラムが記憶され、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記の任意のリソースキュー管理インターフェースの検証方法を実現する。
【0113】
図8は本願の実施例によるリソースキュー管理インターフェースの検証装置のブロック図である。
【0114】
図8を参照すると、本願の実施例に係るリソースキュー管理インターフェースの検証装置は、生成モジュール801および検証モジュール802を含む。
【0115】
生成モジュール801は、検証インスタンスを生成するために使用される。
【0116】
検証モジュール802は、検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに接続された場合、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースの検証を実現し、検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに接続された場合、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースの検証を実現し、検証インスタンスの第1のリソースキュー管理インターフェースが第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースの両方に接続された場合、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現するために使用される。
【0117】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式により、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現することに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを送信し、第1のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース申請であることを示し、第1のリクエストデータは申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第1の応答データが受信され、且つ第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答無効信号が受信されるまで、第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する第2の応答データの受信を続け、第2の応答データは申請したリソース識別子(ID)を含む。申請したリソースIDを、申請したリソースIDに対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに追加し、申請したリソースIDの状態をアイドル状態に設定する。リクエスト有効信号が収集された場合、第1のリクエストタイプ情報および第1のリクエストデータを収集する。第1のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース申請であることを示し、応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、応答無効信号が収集されるまで、第2の応答データの収集を続ける。収集した第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0118】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は以下のことにさらに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第1の応答データが受信され、且つ第1の応答データがリソース申請失敗を示す場合、リソース申請操作が完了したと確定する。第1のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース申請であることを示し、応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ第1の応答データがリソース申請失敗を示す場合、リソース申請データの収集が完了したと確定する。
【0119】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式により、収集した第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することを実現する。収集した第2の応答データの数と申請の必要なリソースの数が同一である場合、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定する。収集した第2の応答データの数と申請の必要なリソースの数が異なる場合、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定して、第1の警報情報を出力する。
【0120】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下のことにさらに使用される。全ての申請したリソースIDにおける各リソースIDをチェックして、第1のチェック結果を得る。第1のチェック結果が、申請したリソースIDの各々がいずれも正常であることを示す場合、申請したリソースIDを、前記申請したリソースIDに対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに追加するステップを引き続き実行する。第1のチェック結果が、申請したリソースIDのうちの少なくとも1つのリソースIDが異常であることを示す場合、第2の警告情報を出力する。
【0121】
本願の実施例によれば、申請したリソースIDはリソースプールにおけるリソースIDであり、異なる検証インスタンスは同一のリソースプールを共有する。
【0122】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下のことにさらに使用される。構成パラメータに基づいて各リソースタイプに対応するリソースIDシーケンスを生成する。構成パラメータを検証対象のメインモジュール内に配置する。リソースIDシーケンスのデータ記憶空間アドレスパラメータを検証対象のメインモジュール内に配置する。リソースIDシーケンスを前記データ記憶空間アドレスパラメータに対応するデータ記憶空間アドレスに書き込む。検証対象のメインモジュールがデータ記憶空間アドレスからリソースIDシーケンスを読み取った後、リソースIDシーケンスを消去する。
【0123】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式で、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現する。アイドル状態にある少なくとも1つのリソースIDを読み取り、読み取ったリソースIDを、リソースIDに対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスから削除する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータを送信し、第2のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース解放であることを示し、第2のリクエストデータは、解放の必要なリソースの数、つまり読み取ったリソースIDの数を含む。読み取ったリソースIDを第3のリクエストデータに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリクエストデータを第2のリソースキュー管理インターフェースに送信する。第3のリクエストデータを送信することにより読み取ったリソースIDを全て送信した後、リクエスト有効信号をリクエスト無効信号に変換して、第1のリソースキュー管理インターフェースによりリクエスト無効信号を第2のリソースキュー管理インターフェースに送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号が受信された場合、リソース解放操作が完了したと確定する。リクエスト有効信号が収集された場合、第2のリクエストタイプ情報および第2のリクエストデータを収集する。第2のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース解放であることを示す場合、リクエスト無効信号が収集されるまで、第3のリクエストデータの収集を続ける。応答有効信号が収集された場合、収集した第3のリクエストデータの数および解放が必要なリソースの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0124】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式により、収集した前記第3のリクエストデータの数および前記解放の必要なリソースの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。収集した前記第3のリクエストデータの数と前記解放の必要なリソースの数が同一である場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定する。収集した前記第3のリクエストデータの数と前記解放の必要なリソースの数が異なる場合、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、第3の警報情報を出力する。
【0125】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式により、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現する。アイドル状態にある1つのリソースIDを読み取り、読み取ったリソースIDの状態を占有状態に修正する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータを送信し、第3のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースエンキューであることを示し、第4のリクエストデータは読み取ったリソースIDを含む。読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータを第5のリクエストデータに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第5のリクエストデータを第2のリソースキュー管理インターフェースに送信する。第5のリクエストデータを送信することによりエンキュー特徴パラメータを全て送信した後、リクエスト有効信号をリクエスト無効信号に変換して、第1のリソースキュー管理インターフェースによりリクエスト無効信号を第2のリソースキュー管理インターフェースに送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号が受信された場合、リソースエンキュー操作が完了したと確定する。リクエスト有効信号が収集された場合、第3のリクエストタイプ情報および第4のリクエストデータを収集する。第3のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソースエンキューであることを示す場合、リクエスト無効信号が収集されるまで、第5のリクエストデータの収集を続ける。応答有効信号を収集した場合、収集した第5のリクエストデータの数および読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0126】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式により、収集した第5のリクエストデータの数および読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することを実現する。収集した第5のリクエストデータの数と読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数が同一である場合、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定する。収集した第5のリクエストデータの数と読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数が異なる場合、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、第4の警報情報を出力する。
【0127】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式により、検証インスタンスにより検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現する。前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する1つのキューのキュータスク指示有効信号またはキュータスク指示無効信号を受信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータを送信し、第4のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースデキューであることを示し、第6のリクエストデータはデキューのキュー番号を含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、応答有効信号および第3の応答データが受信され、且つ第3の応答データはデキュー成功を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示無効信号である場合、第5の警報情報を出力する。リクエスト有効信号が収集された場合、第4のリクエストタイプ情報および第6のリクエストデータを収集する。応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ前記第3の応答データがデキュー成功を示す場合、リソースデキューデータの収集が完了したと確定する。
【0128】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は以下のことにさらに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、応答有効信号および第3の応答データが受信され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示有効信号である場合、第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第4の応答データを受信する。第4の応答データが、キューが空であるというエラーコードを含む場合、第6の警告情報を出力する。応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示す場合、第4の応答データを収集する。
【0129】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は以下のことにさらに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、応答有効信号および第3の応答データが受信され、且つ第3の応答データがデキュー成功を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示有効信号である場合、第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第5の応答データを受信し、第5の応答データは、デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスにおける最初のリソースIDを含む。最初のリソースIDの状態をアイドル状態に修正する。応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー成功を示す場合、第5応答データを収集する。
【0130】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は以下のことにさらに使用される。最初のリソースIDをチェックして第2のチェック結果を得る。第2のチェック結果が、最初のリソースIDが正常であることを示す場合、最初のリソースIDの状態をアイドル状態に修正するステップを引き続き実行する。第2のチェック結果が、最初のリソースIDが異常であることを示す場合、第7の警報情報を出力する。
【0131】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は以下のことにさらに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、応答有効信号および第3の応答データが受信され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示無効信号である場合、第6の応答データを受信し、第6の応答データはランダムなエラーコードを含む。応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示す場合、第6の応答データを収集する。
【0132】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式により、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータが受信され、第1のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース申請であることを示し、第1のリクエストデータは申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含む場合、申請の必要なリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスからアイドル状態にあるリソースIDを検索する。検索されたアイドル状態にあるリソースIDの数が申請の必要なリソースの数以上である場合、検索されたアイドル状態にあるリソースIDの中からN個のリソースIDを選択し、選択したN個のリソースIDの状態を占用状態に修正し、Nは申請の必要なリソースの数であるステップ。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第1の応答データを送信し、第1の応答データはリソース申請成功を示す。選択したN個のリソースIDを第2の応答データに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2の応答データを第3のリソースキュー管理インターフェースに送信する。第2の応答データを送信することにより選択したN個のリソースIDの全てを送信した後、応答有効信号を応答無効信号に変換して、第1のリソースキュー管理インターフェースにより応答無効信号を第3のリソースキュー管理インターフェースに送信する。リクエスト有効信号が収集された場合、第1のリクエストタイプ情報および第1のリクエストデータを収集する。第1のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース申請であることを示し、応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、応答無効信号が収集されるまで、第2の応答データの収集を続ける。収集した第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0133】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は以下のことにさらに使用される。検索されたアイドル状態にあるリソースIDの数が申請の必要なリソースの数より小さい場合、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第1の応答データを送信し、第1の応答データはリソース申請失敗を示す。第1のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース申請であることを示し、応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ第1の応答データがリソース申請失敗を示す場合、リソース申請データの収集が完了したと確定する。
【0134】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式により、収集した第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することを実現する。収集した第2の応答データの数と申請の必要なリソースの数が同一である場合、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定する。収集した第2の応答データの数と申請の必要なリソースの数が異なる場合、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、第8の警報情報を出力する。
【0135】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式により、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータが受信され、第2のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース解放であることを示し、第2のリクエストデータが解放の必要なリソースの数を含む場合、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト無効信号が受信されるまで、第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第3のリクエストデータの受信を続け、第3のリクエストデータは解放の必要なリソースIDを含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号を送信する。解放の必要なリソースIDの状態をアイドル状態に修正する。リクエスト有効信号が収集された場合、第2のリクエストタイプ情報および第2のリクエストデータを収集する。第2のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース解放であることを示す場合、リクエスト無効信号が受信されるまで、第3のリクエストデータの収集を続ける。応答有効信号が収集された場合、収集した第3のリクエストデータの数および解放が必要なリソースの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0136】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は以下のことにさらに使用される。解放の必要なリソースIDにおける各々をチェックし、第3のチェック結果を得る。第3のチェック結果が、解放の必要なリソースIDにおける各々がいずれも正常であることを示す場合、解放の必要なリソースIDの状態をアイドル状態に修正するステップを引き続き実行する。第3のチェック結果が、解放の必要なリソースIDのうちの少なくとも1つが異常であることを示す場合、第9の警報情報を出力する。
【0137】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式により、収集した第3のリクエストデータの数および解放の必要なリソースの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定することを実現する。収集した第3のリクエストデータの数と解放の必要なリソースの数が同一である場合、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングは正常であると確定する。収集した第3のリクエストデータの数と解放の必要なリソースの数が異なる場合、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングは異常であると確定し、第10の警報情報を出力する。
【0138】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式により、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータが受信され、第3のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソースエンキューであることを示し、第4のリクエストデータがエンキューのリソースIDを含む場合、リクエスト無効信号が受信されるまで、第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第5のリクエストデータの受信を続け、第5のリクエストデータはエンキューのリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータを含む。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号を送信する。エンキューのリソースIDの状態をアイドル状態に修正する。リクエスト有効信号が収集された場合、第3のリクエストタイプ情報および第4のリクエストデータを収集する。第3のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソースエンキューであることを示す場合、リクエスト無効信号が受信されるまで、第5のリクエストデータの収集を続ける。応答有効信号が収集された場合、収集した第5のリクエストデータの数およびエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0139】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は以下のことにさらに使用される。エンキューのリソースIDをチェックして第4のチェック結果を得る。第4のチェック結果が、エンキューのリソースIDが正常であることを示す場合、エンキューのリソースIDの状態をアイドル状態に修正するステップを引き続き実行する。エンキューのリソースIDが異常である場合、第11の警報情報を出力する。
【0140】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式により、収集した第5のリクエストデータの数およびエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。収集した第5のリクエストデータの数とエンキュー特徴パラメータの数が同一である場合、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であると確定する。収集した第5のリクエストデータの数とエンキュー特徴パラメータの数が異なる場合、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが異常であると確定し、第12の警報情報を出力する。
【0141】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式により、検証インスタンスにより検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースに対する検証を実現する。1つのキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空でない場合、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリソースキュー管理インターフェースに前記1つのキューのキュータスク指示有効信号を送信する。1つのキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空である場合、前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリソースキュー管理インターフェースに前記1つのキューのキュータスク指示無効信号を送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータが受信され、第4のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソースデキューであることを示し、第6のリクエストデータがデキューのキュー番号を含む場合、デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空であるかどうかを判断する。デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空でない場合、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第3の応答データを送信し、第3の応答データはデキュー成功を示す。デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスにおける最初のリソースIDを第5の応答データに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第5の応答データを第3のリソースキュー管理インターフェースに送信する。前記1つのキューの前記キュータスク指示有効信号または前記キュータスク指示無効信号を収集する。リクエスト有効信号が収集された場合、第4のリクエストタイプ情報および第6のリクエストデータを収集する。応答有効信号と、第3の応答有効信号と、キュータスク指示有効信号が収集され、且つ第3応答有効信号がデキュー成功を示す場合、第5の応答データを収集する。
【0142】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は以下のことにさらに使用される。デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空である場合、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第3の応答データを送信し、第3の応答データはデキュー失敗を示す。ランダムなエラーコードを第6の応答データに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第6の応答データを第3のリソースキュー管理インターフェースに送信する。応答有効信号および第3の応答有効信号が収集され、且つ第3の応答有効信号がデキュー失敗を示す場合、第6の応答データを収集する。
【0143】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式で、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現する。第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを収集し、第1のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース申請であることを示し、第1のリクエストデータは申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含む。第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第1の応答データを収集する。第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答無効信号が収集されるまで、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する第2の応答データの収集を続け、第2の応答データは申請したリソースIDを含む。収集した第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0144】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式で、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現する。前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータを収集し、前記第2のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース解放であることを示し、前記第2のリクエストデータは解放の必要なリソースの数を含む。第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト無効信号が収集されるまで、前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第3のリクエストデータの収集を続け、前記第3のリクエストデータは解放の必要なリソースIDを含む。前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号を収集する。収集した前記第3のリクエストデータの数および前記解放の必要なリソースの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0145】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式で、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現する。第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータを収集し、第3のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースエンキューであることを示し、第4のリクエストデータはエンキューしたリソースIDを含む。リクエスト無効信号が収集されるまで、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第5のリクエストデータの収集を続け、第5のリクエストデータは、エンキューのリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータを含む。第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号を収集する。収集した第5のリクエストデータの数およびエンキューのリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、前記第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0146】
本願の実施例によれば、検証モジュール802は、以下の方式で、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現する。第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する1つのキューのキュータスク指示有効信号またはキュータスク指示無効信号を収集する。前記第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータを収集し、前記第4のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースデキューであることを示し、前記第6のリクエストデータはデキューのキュー番号を含む。第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー成功を示す場合、リソースデキューデータの収集が完了したと確定する。
【0147】
本願の実施例によるリソースキュー管理インターフェースの検証装置の具体的な実現プロセスは、前記の本願の実施例によるリソースキュー管理インターフェースの検証方法の具体的な実現プロセスと同一であり、ここでは改めて説明しない。
【0148】
本願の実施例によるリソースキュー管理インターフェースの検証装置の実現プロセスをより直観的に表現するために、以下では、1つの検証インスタンスを説明して検証に含まれるユニットを実現する。
【0149】
図9は本願の実施例による検証インスタンスの構成ブロック図である。
【0150】
図9に示すように、各検証インスタンスは、リソースプールユニットと、メイン駆動ユニットと、収集ユニットと、スレーブ駆動ユニットと、インターフェースユニットによって実現され、異なる検証インスタンスは同一のリソースプールユニットを共有し、異なる検証インスタンスのメイン駆動ユニット、収集ユニット、スレーブ駆動ユニット、インターフェースユニットはいずれも同一ではない。
【0151】
インターフェースユニットは、第1のリソースキュー管理インターフェースを含む。
【0152】
(I)検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースの検証
検証を行う前に、リソースプールユニットは以下のことに使用される。構成パラメータに基づいて各リソースタイプに対応するリソースIDシーケンスを生成する。構成パラメータを検証対象のメインモジュール内に配置する。リソースIDシーケンスのデータ記憶空間アドレスパラメータを検証対象のメインモジュール内に配置する。リソースIDシーケンスをデータ記憶空間アドレスパラメータに対応するデータ記憶空間アドレスに書き込む。検証対象のメインモジュールがデータ記憶空間アドレスからリソースIDシーケンスを読み取った後、リソースIDシーケンスを消去する。
【0153】
(1)リソース申請
A. リソース申請成功の場合について
メイン駆動ユニットは以下のことに使用される。インターフェースユニットにリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを送信し、第1のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース申請であることを示し、第1のリクエストデータは申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含む。インターフェースユニットが送信する応答有効信号および第1の応答データが受信され、且つ第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、インターフェースユニットが送信する応答無効信号が受信されるまで、インターフェースユニットが送信する第2の応答データの受信を続け、第2の応答データは、申請したリソースIDを含む。
【0154】
インターフェースユニットは以下のことに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを送信し、リクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータをメイン駆動ユニットに送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第1の応答データが受信され、且つ第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答無効信号が受信されるまで、第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する第2の応答データの受信を続ける。応答有効信号と、第1の応答データと、第2の応答データをメイン駆動ユニットに送信する。
【0155】
リソースプールユニットは以下のことに使用される。申請したリソースIDを、申請したリソースIDに対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに追加し、申請したリソースIDの状態識別子をアイドル状態としてマークする。
【0156】
収集ユニットは以下のことに使用される。リクエスト有効信号が収集された場合、第1のリクエストタイプ情報および第1のリクエストデータを収集する。第1のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース申請であることを示し、応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、応答無効信号が収集されるまで、第2の応答データの収集を続ける。収集した第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0157】
本願の実施例によれば、リソースプールユニットは以下のことにさらに使用される。申請したリソースID毎にチェックを行い、第1のチェック結果を得る。第1のチェック結果が申請したリソースIDの各々がいずれも正常であることを示す場合、申請したリソースIDを、申請したリソースIDに対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスに追加するステップを引き続き実行する。第1のチェック結果が、申請したリソースIDのうちの少なくとも1つが異常であることを示す場合、メイン駆動ユニットに第2警告情報を送信する。
【0158】
メイン駆動ユニットは、第2の警報情報を出力することにさらに使用され、第2の警報情報は、申請したリソースIDのうちの少なくとも1つが異常であることを示し、第2の警報情報は、リソースIDが異常であることを示すための情報と、異常なリソースIDを含んでもよい。
【0159】
B. リソース申請失敗の場合について
メイン駆動ユニットは以下のことに使用される。インターフェースユニットにリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを送信し、第1のリクエストタイプ情報は、リクエストタイプがリソース申請であることを示し、第1のリクエストデータは、申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含む。インターフェースユニットが送信する応答有効信号および第1の応答データを受信し、且つ第1の応答データがリソース申請失敗を示す場合、リソース申請操作が完了したと確定する。
【0160】
インターフェースユニットは以下のことに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを送信し、リクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータをメイン駆動ユニットに送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第1の応答データを受信し、且つ第1の応答データがリソース申請失敗を示す場合、リソース申請動作が完了したと確定する。応答有効信号および第1の応答データをメイン駆動ユニットに送信する。
【0161】
収集ユニットは以下のことに使用される。リクエスト有効信号が収集された場合、第1のリクエストタイプ情報および第1のリクエストデータを収集する。第1のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース申請であることを示し、且つ応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ第1の応答データがリソース申請失敗を示す場合、リソース申請データ収集が完了したと確定する。
【0162】
(2)リソース解放
メイン駆動ユニットは以下のことに使用される。アイドル状態にある少なくとも1つのリソースIDを読み取る。インターフェースユニットにリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータを送信し、第2のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース解放であることを示し、第2のリクエストデータは、解放の必要なリソースの数、即ち、読み取ったリソースIDの数を含む。読み取ったリソースIDを第3のリクエストデータに含めて、第3のリクエストデータをインターフェースユニットに送信する。第3のリクエストデータを送信することにより読み取ったリソースIDを全て送信した後、リクエスト有効信号をリクエスト無効信号に変換して、リクエスト無効信号をインターフェースユニットに送信する。インターフェースユニットが送信する応答有効信号が受信された場合、リソース解放操作が完了したと確定する。
【0163】
リソースプールユニット、読み取ったリソースIDを、対応するリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスから削除することに使用され、これらのリソースIDは既に解放されたことを示し、励起として使用できない。
【0164】
インターフェースユニットは以下のことに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータを送信する。読み取ったリソースIDを第3のリクエストデータに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースに順次送信する。読み取ったリソースIDが全て伝送完了した後、リクエスト有効信号をリクエスト無効信号に変換して第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースに送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号を受信した場合、リソース解放操作が完了したと確定する。
【0165】
収集ユニットは以下のことに使用される。リクエスト有効信号が収集された場合、第2のリクエストタイプ情報および第2のリクエストデータを収集する。第2のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース解放であることを示す場合、リクエスト無効信号が収集されるまで、第3のリクエストデータの収集を続ける。応答有効信号が収集された場合、収集した前記第3のリクエストデータの数および前記解放の必要なリソースの数に基づいて、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0166】
(3)リソースエンキュー
メイン駆動ユニットは以下のことに使用される。アイドル状態にある1つのリソースIDを読み取り、リソースプールユニットに通知し、読み取ったリソースIDの状態を占有状態に修正する。インターフェースユニットにリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータを送信し、第3のリクエストタイプ情報は、リクエストタイプがリソースエンキューであることを示し、第4のリクエストデータは、読み取ったリソースIDを含む。読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータを第5のリクエストデータに含めて、第5のリクエストデータをインターフェースユニットに送信する。第5のリクエストデータを送信することによりエンキュー特徴パラメータを全て送信した後、リクエスト有効信号をリクエスト無効信号に変換して、リクエスト無効信号をインターフェースユニットに送信する。インターフェースユニットが送信する応答有効信号を受信した場合、リソースエンキュー操作が完了したと確定する。
【0167】
インターフェースユニットは以下のことに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータを送信する。読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータを第5のリクエストデータに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第5のリクエストデータを第2のリソースキュー管理インターフェースに送信する。第5のリクエストデータを送信することによりエンキュー特徴パラメータを全て送信した後、リクエスト有効信号をリクエスト無効信号に変換して、第1のリソースキュー管理インターフェースによりリクエスト無効信号を第2のリソースキュー管理インターフェースに送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号を受信した場合、メイン駆動ユニットに応答有効信号を送信する。
【0168】
リソースプールユニットは、読み取ったリソースIDの状態を占有状態に修正することに使用される。
【0169】
収集ユニットは以下のことに使用される。リクエスト有効信号を収集した場合、第3のリクエストタイプ情報および第4のリクエストデータを収集する。第3のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソースエンキューであることを示す場合、リクエスト無効信号が収集されるまで、第5のリクエストデータの収集を続ける。応答有効信号が収集された場合、収集した第5のリクエストデータの数および読み取ったリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0170】
(4)リソースデキュー
本願の実施例によれば、メイン駆動ユニットは以下のことに使用される。インターフェースユニットが送信する1つのキューのキュータスク指示有効信号またはキュータスク指示無効信号を受信する。インターフェースユニットにリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータを送信し、第4のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースデキューであることを示し、第6のリクエストデータはデキューのキュー番号を含む。インターフェースユニットが送信する応答有効信号および第3の応答データが受信され、且つ第3の応答データがデキュー成功を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示無効信号である場合、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第4の警告情報を出力する。
【0171】
インターフェースユニットは以下のことに使用される。前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより、前記第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する1つのキューのキュータスク指示有効信号またはキュータスク指示無効信号を受信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2のリソースキュー管理インターフェースにリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータを送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより応答有効信号および第3の応答データを受信し、メイン駆動ユニットに応答有効信号と、第3の応答データと、キュータスク指示無効信号を送信する。
【0172】
収集ユニットは以下のことに使用される。前記1つのキューのキュータスク指示有効信号またはキュータスク指示無効信号を収集する。リクエスト有効信号が収集された場合、第4のリクエストタイプ情報および第6のリクエストデータを収集する。応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー成功を示す場合、リソースデキューデータ収集が完了したと確定する。
【0173】
本願の実施例によれば、インターフェースユニットは以下のことにさらに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより応答有効信号および第3の応答データが受信され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示す場合、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第4の応答データを受信する。メイン駆動モジュールに応答有効信号および第3の応答データを送信し、メイン駆動ユニットに第4の応答データを送信する。
【0174】
主駆動ユニットは以下のことにさらに使用される。インターフェースユニットが送信する応答有効信号および第3の応答データが受信され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示有効信号である場合、インターフェースユニットが送信する第4の応答データを受信する。第4の応答データが、キューが空であるというエラーコードを含む場合、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミング異常を示す第5の警告情報を出力する。
収集ユニットは以下のことにさらに使用される。応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示す場合、第4の応答データを収集する。
【0175】
本願の実施例によれば、インターフェースユニットは以下のことにさらに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより応答有効信号および第3の応答データが受信され、且つ第3の応答データがデキュー成功を示す場合、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第5の応答データを受信し、第5の応答データは、デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスにおける最初のリソースIDを含む。メイン駆動ユニットに応答有効信号および第3の応答データを送信する。メイン駆動ユニットに第5の応答データを送信する。
【0176】
主駆動ユニットは以下のことにさらに使用される。インターフェースユニットが送信する応答有効信号および第3の応答データが受信され、且つ第3の応答データがデキュー成功を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示有効信号である場合、インターフェースユニットが送信する第5の応答データを受信する。
【0177】
リソースプールユニットは、最初のリソースIDのステータスをアイドル状態に修正することにさらに使用される。
【0178】
収集ユニットは、応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー成功を示す場合、第5の応答データを収集することにさらに使用される。
本願の実施例によれば、インターフェースユニットは以下のことにさらに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより応答有効信号および第3の応答データが受信され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示す場合、第6の応答データを受信し、第6の応答データは、ランダムなエラーコードを含む。メイン駆動ユニットに応答有効信号と、第3の応答データと、キュータスク指示無効信号を送信する。メイン駆動ユニットに第6の応答データを送信する。
【0179】
メイン駆動ユニットは以下のことにさらに使用される。インターフェースユニットが送信する応答有効信号および第3の応答データが受信され、第3の応答データがデキュー失敗を示し、且つ前記デキューのキュー番号に対応するキュータスク指示信号がキュータスク指示無効信号である場合、インターフェースユニットが送信する第6の応答データを受信する。
【0180】
収集ユニットは以下のことにさらに使用される。応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示す場合、第6応答データを収集する。
【0181】
(II)検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースの検証
【0182】
(1)リソース申請
A. リソース申請成功の場合について
インターフェースユニットは以下のことに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを受信し、第1のリクエストタイプ情報は、リクエストタイプがリソース申請であることを示し、第1のリクエストデータは、申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含む。スレーブ駆動ユニットにリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを送信する。
【0183】
スレーブ駆動ユニットは以下のことに使用される。インターフェースユニットが送信するリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを受信した場合、申請の必要なリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスの中からアイドル状態にあるリソースIDを検索する。検索されたアイドル状態にあるリソースIDの数が申請の必要なリソースの数以上である場合、検索されたアイドル状態にあるリソースIDの中からN個のリソースIDを選択する。
【0184】
リソースプールユニットは、選択されたN個のリソースIDの状態を占有状態に修正することに使用され、選択されたN個のリソースIDは励起として使用することができず、Nは申請の必要なリソースの数である。
【0185】
スレーブ駆動ユニットは以下のことにさらに使用される。インターフェースユニットに応答有効信号および第1の応答データを送信し、第1の応答データはリソース申請成功を示す。選択したN個のリソースIDを第2の応答データに含めて、第2の応答データをインターフェースユニットに送信する。第2の応答データを送信することにより選択したN個のリソースIDを全て送信し終わった後、応答有効信号を応答無効信号に変換して、応答無効信号をインターフェースユニットに送信する。
【0186】
インターフェースユニットは以下のことにさらに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第1の応答データを送信する。選択したN個のリソースIDを第2の応答データに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第2の応答データを第3のリソースキュー管理インターフェースに送信する。第2の応答データを送信することにより選択したN個のリソースIDを全て送信し終わった後、応答有効信号を応答無効信号に変換して、第1のリソースキュー管理インターフェースにより対応する無効信号を第3のリソースキュー管理インターフェースに送信する。
【0187】
収集ユニットは以下のことに使用される。リクエスト有効信号が収集された場合、第1のリクエストタイプ情報および第1のリクエストデータを収集する。第1のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース申請であることを示し、応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、応答無効信号が収集されるまで、第2の応答データの収集を続ける。収集した第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0188】
B. リソース申請失敗の場合について
インターフェースユニットは以下のことに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを受信し、第1のリクエストタイプ情報は、リクエストタイプがリソース申請であることを示し、第1のリクエストデータは、申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含む。スレーブ駆動ユニットにリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを送信する。
【0189】
スレーブ駆動ユニットは以下のことに使用される。インターフェースユニットが送信するリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを受信した場合、申請の必要なリソースタイプに対応するリソースIDシーケンスの中からアイドル状態にあるリソースIDを検索する。検索されたアイドル状態にあるリソースIDの数が申請の必要なリソースの数より小さい場合、インターフェースユニットに応答有効信号および第1の応答データを送信し、第1の応答データはリソース申請失敗を示す。
【0190】
インターフェースユニットは、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第1の応答データを送信することにさらに使用される。
【0191】
収集ユニットは以下のことに使用される。リクエスト有効信号が収集された場合、第1のリクエストタイプ情報および第1のリクエストデータを収集する。第1のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース申請であることを示し、応答有効信号および第1の応答データが収集され、且つ第1の応答データがリソース申請失敗を示す場合、リソース申請データ収集が完了したと確定する。
【0192】
(2)リソース解放
スレーブ駆動ユニットは以下のことに使用される。インターフェースユニットが送信するリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータを受信し、第2のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース解放であることを示し、第2のリクエストデータが解放の必要なリソースの数を含む場合、インターフェースユニットが送信するリクエスト無効信号を受信するまで、インターフェースユニットが送信する第3のリクエストデータの受信を続け、第3のリクエストデータは、解放の必要なリソースIDを含む。インターフェースユニットに応答有効信号を送信する。
【0193】
インターフェースユニットは以下のことに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータを受信した場合、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト無効信号を受信するまで、第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第3のリクエストデータの受信を続ける。スレーブ駆動ユニットにリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータを送信する。スレーブ駆動ユニットに第3のリクエストデータを送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号を送信する。
【0194】
リソースプールユニットは、解放の必要なリソースIDの状態をアイドル状態に修正することに使用される。
【0195】
収集ユニットは以下のことに使用される。リクエスト有効信号が収集された場合、第2のリクエストタイプ情報および第2のリクエストデータを収集する。第2のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソース解放であることを示す場合、リクエスト無効信号が受信されるまで、第3のリクエストデータの収集を続ける。応答有効信号が収集された場合、収集した第3のリクエストデータの数および解放の必要なリソースの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0196】
本願の実施例によれば、リソースプールユニットは以下のことにさらに使用される。解放の必要なリソースIDをチェックして第3のチェック結果を得る。第3のチェック結果が、解放の必要なリソースIDが正常であることを示す場合、解放の必要なリソースIDの状態をアイドル状態に修正するステップを引き続き実行する。第3のチェック結果が、解放の必要な少なくとも1つのリソースIDが異常であることを示す場合、スレーブ駆動ユニットに第8の警告情報を送信する。
【0197】
駆動ユニットは、第8の警報情報を出力することにさらに使用され、第8の警報情報は、解放の必要な少なくとも1つのリソースIDが異常であることを示し、第8の警報情報は、リソースIDが異常であることを示すための情報と、異常なリソースIDを含んでもよい。
【0198】
(3)リソースエンキュー
インターフェースユニットは以下のことに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータを受信し、第3のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソースエンキューであることを示し、第4のリクエストデータがエンキューのリソースIDを含む場合、リクエスト無効信号を受信するまで、第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第5のリクエストデータの受信を続け、第5のリクエストデータは、エンキューのリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータを含む。スレーブユニットにリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータを送信する。スレーブ駆動ユニットに第5のリクエストデータを続けて送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号を送信する。
【0199】
スレーブ駆動ユニットは以下のことに使用される。インターフェースユニットが送信するリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータが受信された場合、リクエスト無効信号を受信するまで、第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第5のリクエストデータの受信を続ける。インターフェースユニットに応答有効信号を送信する。
【0200】
リソースプールユニットは、エンキューのリソースIDの状態をアイドル状態に修正することに使用される。
【0201】
収集ユニットは以下のことに使用される。リクエスト有効信号が収集された場合、第3のリクエストタイプ情報および第4のリクエストデータを収集する。第3のリクエストタイプ情報がリクエストタイプはリソースエンキューであることを示す場合、リクエスト無効信号を受信するまで、第5のリクエストデータの収集を続ける。応答有効信号が収集された場合、収集した第5のリクエストデータの数およびエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0202】
本願の実施例によれば、リソースプールユニットは以下のことにさらに使用される。エンキューのリソースIDをチェックして第4のチェック結果を得る。第4のチェック結果が、エンキューのリソースIDが正常であるというものである場合、エンキューのリソースIDの状態をアイドル状態に修正するステップを引き続き実行する。エンキューのリソースIDが異常である場合、スレーブ駆動ユニットに第10の警告情報を送信する。
【0203】
スレーブ駆動ユニットは、エンキューのリソースIDが異常であることを示す第10の警報情報を出力することにさらに使用される。
【0204】
(4)リソースデキュー
インターフェースユニットは以下のことに使用される。前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリソースキュー管理インターフェースに1つのキューのキュータスク指示有効信号を送信する。前記第1のリソースキュー管理インターフェースにより前記第3のリソースキュー管理インターフェースに前記1つのキューのキュータスク指示無効信号を送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータを受信し、第4のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースデキューであることを示し、第6のリクエストデータはデキューのキュー番号を含む。スレーブ駆動ユニットにリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータを送信する。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第3の応答データを送信し、第3の応答データはデキュー成功を示す。デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンス内の最初のリソースIDを第5の応答データに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第5の応答データを第3のリソースキュー管理インターフェースに送信する。
【0205】
スレーブ駆動ユニットは以下のことに使用される。1つのキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空でない場合、インターフェースユニットに前記1つのキューのキュータスク指示有効信号を送信する。1つのキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空である場合、インターフェースユニットに前記1つのキューのキュータスク指示無効信号を送信する。インターフェースユニットが送信するリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータを受信した場合、デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空であるかどうかを判断する。デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空でない場合、インターフェースユニットに応答有効信号および第3の応答データを送信する。デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンス内の最初のリソースIDを第5応答データに含めてインターフェースユニットに送信する。
【0206】
収集モジュールは以下のことに使用される。前記1つのキューの前記キュータスク指示有効信号または前記キュータスク指示無効信号を収集する。リクエスト有効信号が収集された場合、第4のリクエストタイプ情報および第6のリクエストデータを収集する。応答有効信号および第3の応答有効信号が収集され、且つ第3の応答有効信号がデキュー成功を示す場合、第5の応答データを収集する。
【0207】
本願の実施例によれば、スレーブ駆動ユニットは以下のことにさらに使用される。デキューのキュー番号に対応するリソースIDシーケンスが空である場合、インターフェースユニットに応答有効信号および第3の応答データを送信し、第3の応答データはデキュー失敗を示す。ランダムなエラーコードを第6の応答データに含めて、第6の応答データをインターフェースユニットに送信する。
【0208】
インターフェースユニットは以下のことにさらに使用される。第1のリソースキュー管理インターフェースにより第3のリソースキュー管理インターフェースに応答有効信号および第3の応答データを送信する。ランダムなエラーコードを第6の応答データに含めて、第1のリソースキュー管理インターフェースにより第6の応答データを第3のリソースキュー管理インターフェースに送信する。
【0209】
収集ユニットは、応答有効信号および第3の応答有効信号が収集され、且つ第3の応答有効信号がデキュー失敗を示す場合、第6の応答データを収集することにさらに使用される。
【0210】
(III)検証対象のメインモジュールの第2のリソースキュー管理インターフェースと検証対象のスレーブモジュールの第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証
【0211】
(1)リソース申請
収集ユニットは以下のことに使用される。第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第1のリクエストタイプ情報と、第1のリクエストデータを収集し、第1のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース申請であることを示し、第1のリクエストデータは申請の必要なリソースタイプおよび申請の必要なリソースの数を含む。第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第1の応答データを収集する。第1の応答データがリソース申請成功を示す場合、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答無効信号が収集されるまで、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する第2の応答データの収集を続け、第2の応答データは、申請したリソースIDを含む。収集した第2の応答データの数および申請の必要なリソースの数に基づいて、第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0212】
(2)リソース解放
収集ユニットは以下のことに使用される。第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第2のリクエストタイプ情報と、第2のリクエストデータを収集し、第2のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソース解放であることを示し、第2のリクエストデータは解放が必要なリソースの数を含む。第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト無効信号が収集されるまで、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第3のリクエストデータの収集を続け、第3のリクエストデータは解放が必要なリソースIDを含む。第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号を収集する。収集した第3のリクエストデータの数および解放が必要なリソースの数に基づいて、前記第2のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0213】
(3)リソースエンキュー
収集ユニットは以下のことに使用される。第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第3のリクエストタイプ情報と、第4のリクエストデータを収集し、第3のリクエストタイプ情報は、リクエストタイプがリソースエンキューであることを示し、第4のリクエストデータは、エンキューのリソースIDを含む。リクエスト無効信号が収集されるまで、第3のリソースキュー管理インターフェースが送信する第5のリクエストデータの収集を続け、第5のリクエストデータは、エンキューのリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータを含む。第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号を収集する。収集した第5のリクエストデータの数およびエンキューのリソースIDに対応するエンキュー特徴パラメータの数に基づいて、第3のリソースキュー管理インターフェースのタイミングが正常であるかどうかを確定する。
【0214】
(4)リソースデキュー
収集ユニットは以下のことに使用される。第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する1つのキューのキュータスク指示有効信号またはキュータスク指示無効信号を収集する。第3のリソースキュー管理インターフェースが送信するリクエスト有効信号と、第4のリクエストタイプ情報と、第6のリクエストデータを収集し、第4のリクエストタイプ情報はリクエストタイプがリソースデキューであることを示し、第6のリクエストデータはデキューのキュー番号を含む。第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキューの成功を示す場合、リソースデキューデータ収集が完了したと確定する。
【0215】
本願の実施例によれば、検証インスタンスにより第2のリソースキュー管理インターフェースと第3のリソースキュー管理インターフェースとの間のインタラクションプロセスに対する検証を実現することは、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示す場合、第4の応答データを収集することをさらに含む。
【0216】
本願の実施例によれば、収集ユニットは、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー成功を示す場合、第5の応答データを収集することにさらに使用される。
【0217】
本願の実施例によれば、収集ユニットは、第2のリソースキュー管理インターフェースが送信する応答有効信号および第3の応答データが収集され、且つ第3の応答データがデキュー失敗を示す場合、第6の応答データを収集することにさらに使用される。
【0218】
本願の実施例によれば、収集ユニットは、リソース申請、リソース解放、リソースエンキュー、リソースデキューの回数を統計するためにさらに使用される。
【0219】
本願の実施例によれば、インターフェースユニットは、アサーションおよびカバレッジ統計を行うためにさらに使用される。
【0220】
以上で開示した方法における全てまたは一部のステップ、システム、装置における機能モジュール/ユニットは、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、およびそれらの適切な組み合わせとして実施され得ることを当業者は理解するであろう。ハードウェアによる実施形態において、上記の説明で言及した機能モジュール/ユニット間の区分は、必ずしも物理的コンポーネントの区分に対応しない。例えば、1つの物理的コンポーネントは複数の機能を有してもよく、あるいは1つの機能またはステップは幾つかの物理的コンポーネントが連携して実行されてもよい。ある物理的コンポーネントまたは全ての物理的コンポーネントは、プロセッサ(例えば、中央処理装置、デジタル信号プロセッサまたはマイクロプロセッサ)によって実行されるソフトウェアとして実施されてもよく、ハードウェアとして、または専用集積回路などの集積回路として実施されてもよい。このようなソフトウェアはコンピュータ読み取り可能な媒体上に配置されてもよく、コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体(または非一時的媒体)および通信媒体(または一時的媒体)を含んでもよい。当業者によく知られているように、コンピュータ記憶媒体という用語は、コンピュータ読み取り可能なコマンド、データ構造、プログラムモジュールまたは他のデータなどの情報を記憶するための任意の方法または技術で実施される揮発性および不揮発性、取り外し可能および取り外し不可能な媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、CD-ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)もしくは他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージ装置、または所望の情報を記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含むが、これらに限定されない。また、通信媒体は通常コンピュータ読み取り可能なコマンド、データ構造、プログラムモジュール、または搬送波もしくは他の搬送機構などの変調データ信号内の他のデータを含み、任意の情報配信媒体を含み得ることが当業者に知られている。
【0221】
本明細書では例示的な実施例を公開し、具体的な用語を用いたが、それらは一般的な説明に用いたものに過ぎず、またそのように解釈されるべきであり、限定を目的としたものではない。別途明確に指摘しない限り、一部の実施例においては、特定の実施例と組み合わせて説明した特徴、特性および/もしくは素子を単独で使用することも、またはその他の実施例と組み合わせて説明した特徴、特性および/もしくは素子と組み合わせて使用することもできることは当業者にとって自明である。したがって、添付の特許請求の範囲によって示される本願の範囲から逸脱しない場合、様々な形態および詳細において変更できると当業者は理解するであろう。
【0222】
以上の実施の形態は、本願の原理を説明するために採用された例示的な実施形態に過ぎず、本願はこれに限定されないことを理解されたい。当業者であれば、本願の精神および実質を逸脱することなく、様々な変形および改良が可能であり、これらの変形および改良も本願の請求範囲内に入るとみなされる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【国際調査報告】