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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-21
(54)【発明の名称】ゲームパッド
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/24 20140101AFI20240514BHJP
   H05K 5/02 20060101ALI20240514BHJP
   H01R 13/631 20060101ALI20240514BHJP
【FI】
A63F13/24
H05K5/02 C
H01R13/631
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023555246
(86)(22)【出願日】2022-05-30
(85)【翻訳文提出日】2023-09-20
(86)【国際出願番号】 CN2022095918
(87)【国際公開番号】W WO2023201848
(87)【国際公開日】2023-10-26
(31)【優先権主張番号】202220891125.8
(32)【優先日】2022-04-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523341819
【氏名又は名称】広州小鶏快▲ほう▼网絡科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110001173
【氏名又は名称】弁理士法人川口國際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】馬尭
【テーマコード(参考)】
4E360
5E021
【Fターム(参考)】
4E360AB42
4E360AD05
4E360AD13
4E360GA53
4E360GB26
5E021FA05
5E021FA09
5E021FA14
5E021FA16
5E021FB02
5E021FB14
5E021FC05
5E021FC31
5E021FC40
5E021HA05
(57)【要約】
本願は、ゲームパッドの技術分野に関し、ゲームパッドを開示する。該ゲームパッドは、第1のコンソール、第2のコンソール及び接続板を備える。第1のコンソールは、コンソール本体、インタフェースモジュール及び水平移動モジュールを備え、インタフェースモジュールは、コンソール本体内に設けられ、インタフェースモジュールの一端は、コンソール本体の開口を通過した後に接続待ち機器に接続可能であり、水平移動モジュールは、第1の方向に沿って順次設けられた第1の弾きブロック及び第1の弾性材を備え、第1の弾きブロック及び第1の弾性材は、コンソール本体内に設けられ、第1の弾きブロックの第1の端は、インタフェースモジュールに接続され、第1の弾きブロックの第2の端は、第1の弾性材の第1の端に接続され、第1の弾性材の第2の端は、コンソール本体の内壁に当接する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の方向に沿って対向して設けられた第1のコンソール(1)及び第2のコンソール(2)、並びに前記第1のコンソール(1)と前記第2のコンソール(2)とを接続する接続板(3)を備えるゲームパッドであって、
前記接続板(3)は、接続待ち機器が置かれるために用いられ、
前記第1のコンソール(1)は、
コンソール本体(11)と、
開口(111)が開設された前記コンソール本体(11)内に設けられ、一端が前記コンソール本体(11)の前記開口(111)を通過した後に前記接続待ち機器に接続可能であるインタフェースモジュール(12)と、
前記第1の方向に沿って順次設けられていずれも前記コンソール本体(11)内に設けられた第1の弾きブロック(131)及び第1の弾性材(132)を備え、前記第1の弾きブロック(131)の第1の端が前記インタフェースモジュール(12)に接続され、前記第1の弾きブロック(131)の第2の端が前記第1の弾性材(132)の第1の端に接続され、前記第1の弾性材(132)の第2の端が前記コンソール本体(11)の内壁に当接することにより、前記第1の弾きブロック(131)は終始に前記インタフェースモジュール(12)に向かって近接する運動傾向を有する水平移動モジュール(13)と、を備える、
ゲームパッド。
【請求項2】
前記第1の弾きブロック(131)は、第2の方向に沿って対向して設けられた第1の位置規制部(1311)及び第2の位置規制部(1312)を有し、前記インタフェースモジュール(12)の前記第2の方向に沿った両端はそれぞれ前記第1の位置規制部(1311)及び前記第2の位置規制部(1312)に接続され、前記第1の位置規制部(1311)及び前記第2の位置規制部(1312)の前記第1の方向に沿った一端はいずれも、前記コンソール本体(11)の前記開口(111)における側壁に当接可能である、
請求項1に記載のゲームパッド。
【請求項3】
前記インタフェースモジュール(12)の前記第2の方向に沿った両端にはいずれも回動部(121)が設けられており、前記インタフェースモジュール(12)は、前記回動部(121)により前記第1の弾きブロック(131)に回動的に設けられる、
請求項2に記載のゲームパッド。
【請求項4】
前記第1の位置規制部(1311)及び前記第2の位置規制部(1312)にはいずれも、鉛直方向に沿って延在して設けられたスライド溝(1313)が開設されており、前記回動部(121)は、前記スライド溝(1313)内に設けられる、
請求項3に記載のゲームパッド。
【請求項5】
前記第1のコンソール(1)は、鉛直移動モジュール(14)をさらに備え、前記鉛直移動モジュール(14)は、前記コンソール本体(11)内に設けられ、且つ前記インタフェースモジュール(12)の下方に位置し、前記鉛直移動モジュール(14)の駆動端は、前記インタフェースモジュール(12)に当接し、前記インタフェースモジュール(12)を前記鉛直方向に沿って上へ移動するように駆動するように構成される、
請求項4に記載のゲームパッド。
【請求項6】
前記鉛直移動モジュール(14)は、第2の弾きブロック(141)、第2の弾性材(142)及び支持座(143)を備え、前記支持座(143)は、前記コンソール本体(11)に設けられ、前記第2の弾きブロック(141)及び前記支持座(143)は、前記鉛直方向に沿って対向して設けられ、前記第2の弾きブロック(141)の第1の端は、前記インタフェースモジュール(12)に当接し、前記第2の弾きブロック(141)の第2の端は、前記第2の弾性材(142)の第1の端に当接し、前記第2の弾性材(142)の第2の端は、前記支持座(143)に当接することにより、前記第2の弾きブロック(141)は終始に前記インタフェースモジュール(12)に向かって近接する運動傾向を有する、
請求項5に記載のゲームパッド。
【請求項7】
前記第2の弾きブロック(141)の頂端には、傾斜して設けられた係着溝(1411)が開設されており、前記インタフェースモジュール(12)は、回動後に前記係着溝(1411)内に係着可能である、
請求項6に記載のゲームパッド。
【請求項8】
前記係着溝(1411)と水平面とがなす挟角は、90度よりも小さい、
請求項7に記載のゲームパッド。
【請求項9】
前記支持座(143)は、支持壁(1431)を有し、前記第1の弾きブロック(131)の下端は、前記支持壁(1431)に当接し、前記第1の弾きブロック(131)は、前記支持壁(1431)において前記第1の方向に沿って摺動可能である、
請求項6に記載のゲームパッド。
【請求項10】
前記コンソール本体(11)の前記開口(111)の前記鉛直方向における長さは、前記インタフェースモジュール(12)の前記鉛直方向における長さよりも大きい、
請求項4に記載のゲームパッド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2022年04月18日に中国専利局に出願された、出願番号が202220891125.8である中国特許出願の優先権を主張し、該出願の全ての内容は、引用により本願に組み込まれている。
【0002】
本願は、ゲームパッドの技術分野に関し、例えばゲームパッドである。
【背景技術】
【0003】
関連技術におけるゲームパッドは、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、USB)インタフェースにより携帯電話に繋がるが、ゲームパッドにおけるUSBインタフェースは固定式インタフェースであり、プレイヤが携帯電話をUSBインタフェースに取り付けるには不便であり、且つ携帯電話がUSBインタフェースに対して差し込まれたり引き抜かれたりするときに、さらにUSBインタフェース及び携帯電話本体の損傷を引き起こしやすく、同時に、固定式インタフェースのゲームパッドは汎用性が低く、様々なサイズの携帯電話には適用不可である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願は、関連技術における携帯電話がゲームパッドに取り付けられにくいという問題、及びゲームパッドが複数のサイズの大きさの携帯電話に適用不可である問題を解決するためのゲームパッドを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願は、第1の方向に沿って対向して設けられた第1のコンソール及び第2のコンソール、並びに上記第1のコンソールと上記第2のコンソールとを接続する接続板を備えるゲームパッドを提供し、上記接続板は、接続待ち機器が置かれるために用いられ、
上記第1のコンソールは、
コンソール本体と、
開口が開設された上記コンソール本体内に設けられ、一端が上記コンソール本体の上記開口を通過した後に上記接続待ち機器に接続可能であるインタフェースモジュールと、
上記第1の方向に沿って順次設けられていずれも上記コンソール本体内に設けられた第1の弾きブロック及び第1の弾性材を備え、上記第1の弾きブロックの第1の端が上記インタフェースモジュールに接続され、上記第1の弾きブロックの第2の端が上記第1の弾性材の第1の端に接続され、上記第1の弾性材の第2の端が上記コンソール本体の内壁に当接することにより、上記第1の弾きブロックは終始に上記インタフェースモジュールに向かって近接する運動傾向を有する水平移動モジュールとを備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本願の実施例に係るゲームパッドの構造模式図である。
図2】本願の実施例に係るゲームパッドの断面図である。
図3図2におけるA箇所の部分拡大図である。
図4】本願の実施例に係るゲームパッドの一部構造の模式図である。
図5】本願の実施例に係るインタフェースモジュールの構造模式図である。
図6】本願の実施例に係る水平移動モジュール及び鉛直移動モジュールの構造模式図である。
【符号の説明】
【0007】
1・・・第1のコンソール、11・・・コンソール本体、111・・・開口、12・・・インタフェースモジュール、121・・・回動部、13・・・水平移動モジュール、131・・・第1の弾きブロック、1311・・・第1の位置規制部、1312・・・第2の位置規制部、1313・・・スライド溝、132・・・第1の弾性材、14・・・鉛直移動モジュール、141・・・第2の弾きブロック、1411・・・係着溝、142・・・第2の弾性材、143・・・支持座、1431・・・支持壁、2・・・第2のコンソール、3・・・接続板。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら本願を説明し、説明される実施例は、本願の一部の実施例であり、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行わない前提で得られる全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
【0009】
なお、本願の説明において、用語「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「内」、「外」などによって指示される方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づくものであり、本願の説明を容易にし、説明を簡略化するためのものであり、かかる装置又は素子が特定の方位を有し、特定の方位から構成されて操作されることを指示又は暗示するものではない。また、用語「第1」、「第2」は、説明の目的のためのものに過ぎず、相対的な重要性を指示又は暗示するものとしては理解できない。ここで、用語「第1の位置」及び「第2の位置」は、2つの異なる位置であり、さらに、第1の特徴が第2の特徴の「上」、「上方」及び「上面」にあることは、第1の特徴が第2の特徴の真上及び斜め上にあることを含むか、又は単に第1の特徴の水平高さが第2の特徴よりも高いことを示す。第1の特徴が第2の特徴の「下」、「下方」及び「下面」にあることは、第1の特徴が第2の特徴の真下及び斜め下にあることを含むか、又は単に第1の特徴の水平高さが第2の特徴よりも小さいことを示す。
【0010】
本願の説明において、用語「取り付ける」、「繋がる」、「接続」は広義に理解されるべきであり、例えば、固定接続であってもよいし、取外可能な接続であってもよいし、又は一体的に接続されてもよく、機械的接続であってもよいし、電気的接続であってもよく、直接繋がってもよいし、中間媒体を介して間接的に繋がってもよく、2つの素子の内部の連通であってもよい。当業者であれば、上記用語の本願における意味は、実際の状況に応じて理解することができる。
【0011】
以下、本願の実施例を説明するが、前記実施例の例は、図面に示されており、そのうち、最初から最後まで同じ又は類似する符号は、同じ又は類似の素子、或いは同じ又は類似の機能を有する素子を示す。以下、図面を参照することにより説明される実施例は、例示的なものであり、本願を解釈するためのものである。
【0012】
本実施例は、接続待ち機器に接続可能であり、接続待ち機器の操作を補助するためのゲームパッド(例えば、可動インタフェースを有するゲームパッド)を提供する。
【0013】
図1~6に示すように、該ゲームパッドは、第1の方向(即ち図面におけるX方向)に沿って対向して設けられた第1のコンソール1及び第2のコンソール2、並びに第1のコンソール1と第2のコンソール2とを接続する接続板3を備え、接続板3は、接続待ち機器が置かれるために用いられる。そのうち、第1のコンソール1は、コンソール本体11、インタフェースモジュール12及び水平移動モジュール13を備える。インタフェースモジュール12は、コンソール本体11内に設けられ、且つコンソール本体11には、開口111が開設されており、インタフェースモジュール12の一端は、コンソール本体11の開口111を通過した後に接続待ち機器に接続可能であるため、接続待ち機器とゲームパッドとの電気的接続が実現され、ユーザのゲームパッドの操作による接続待ち機器の操作の代替に便利である。一実施例において、インタフェースモジュール12の一端は、接続待ち機器に接続するように構成され、インタフェースモジュール12の他端は、主体本体11における回路基板に通信接続される。
【0014】
水平移動モジュール13は、第1の方向に沿って順次設けられた第1の弾きブロック131及び第1の弾性材132を備え、第1の弾きブロック131及び第1の弾性材132はいずれもコンソール本体11内に設けられ、且つ第1の弾きブロック131の第1の端は、インタフェースモジュール12に接続され、第1の弾きブロック131の第2の端は、第1の弾性材132の第1の端に接続され、同時に、第1の弾性材132の第2の端は、コンソール本体11の内壁に当接することにより、第1の弾きブロック131は終始にインタフェースモジュール12に向かって近接する運動傾向を有し、従って、第1の弾きブロック131は一部のインタフェースモジュール12がコンソール本体11の外部に位置可能であることを確保するために、インタフェースモジュール12をコンソール本体11の外部に向かって移動するように動かせることができる。同時に、インタフェースモジュール12の第1の方向に沿った移動は、ゲームパッドを複数のサイズの大きさの接続待ち機器に適用させ、接続待ち機器の取付を便利にすることができ、且つ接続待ち機器がインタフェースモジュール12に対して接したり分離したりするときに、第1の方向に沿って移動するインタフェースモジュール12は緩衝機能を有することができ、、インタフェースモジュール12と接続待ち機器とが剛性接続するときに両者が損傷することを回避可能である。好ましくは、接続待ち機器は、スマートタッチスクリーン携帯電話であり、インタフェースモジュール12は、USBインタフェースを有する端子である。接続待ち機器は、他の種類の機器であってもよい。
【0015】
図3~6に示すように、第1の弾きブロック131は、第2の方向(即ち図面におけるY方向)に沿って対向して設けられた第1の位置規制部1311及び第2の位置規制部1312を有し、インタフェースモジュール12の第2の方向に沿った両端はそれぞれ第1の位置規制部1311及び第2の位置規制部1312に接続され、且つ第1の位置規制部1311及び第2の位置規制部1312の第1の方向に沿った一端はいずれも、コンソール本体11の開口111における側壁に当接可能であり、従って、第1の位置規制部1311及び第2の位置規制部1312により、一部のインタフェースモジュール12はコンソール本体11内部に位置規制可能であり、これにより、接続待ち機器を引き抜くときに、インタフェースモジュール12を第1のコンソール1から脱離するように動かせることが回避され、第1のコンソール1に対する損傷が防止される。
【0016】
一実施例において、インタフェースモジュール12の第2の方向に沿った両端にはいずれも回動部121が設けられており、インタフェースモジュール12は、回動部121により第1の弾きブロック131に回動的に設けられ、従って、ユーザはゲームパッドを使用するときに、先にインタフェースモジュール12を回動させてから、インタフェースモジュール12を接続待ち機器に接続することができ、接続待ち機器の取付及び取外の難度が低減される。
【0017】
一実施例において、第1の位置規制部1311及び第2の位置規制部1312にはいずれも、鉛直方向に沿って延在して設けられたスライド溝1313が開設されており、且つ回動部121は、スライド溝1313内に設けられ、これにより、インタフェースモジュール12は、第1の位置規制部1311及び第2の位置規制部1312によるスライド溝1313内での摺動が鉛直方向に沿うことが可能であり、従って、インタフェースモジュール12の鉛直方向に沿った移動は、ゲームパッドを異なる厚さの接続待ち機器に適用させ、且つ接続待ち機器の取付を便利にすることができる。好ましくは、図1に示すように、コンソール本体11の開口111の鉛直方向における長さは、インタフェースモジュール12の鉛直方向における長さよりも大きく、従って、インタフェースモジュール12は、鉛直方向における移動が実現可能であり、且つインタフェースモジュール12の回動に便利である。同時に、コンソール本体11の開口111の鉛直方向における長さは、インタフェースモジュール12の鉛直方向における移動範囲を限定することができる。そのうち、第1の方向、第2の方向及び鉛直方向は、2つずつ互いに垂直になるように設けられる。
【0018】
本実施例における該ゲームパッドは汎用性が高く、インタフェースモジュール12の第1の方向に沿った移動、鉛直方向に沿った移動及びインタフェースモジュール12自体の回動により、インタフェースモジュール12の第1のコンソール1における位置を柔軟に変えて、異なるタイプの接続待ち機器の取付のニーズを満たすことができる。
【0019】
図3~4に示すように、第1のコンソール1は、鉛直移動モジュール14をさらに備え、鉛直移動モジュール14は、コンソール本体11内に設けられ、且つインタフェースモジュール12の下方に位置し、同時に、鉛直移動モジュール14の駆動端は、インタフェースモジュール12に当接し、インタフェースモジュール12を鉛直方向に沿って上へ移動するように駆動するように構成され、従って、インタフェースモジュール12は上端がコンソール本体11の内壁に当接するように、鉛直移動モジュール14の駆動により終始上へ移動可能であり、接続待ち機器を取り付けるときに、ユーザは、手動でインタフェースモジュール12を把持する必要がなく、接続待ち機器の取付及び取外の難度が低減される。
【0020】
一実施例において、鉛直移動モジュール14は、第2の弾きブロック141、第2の弾性材142及び支持座143を備え、支持座143は、コンソール本体11に設けられ、第2の弾きブロック141及び支持座143は、鉛直方向に沿って対向して設けられ、且つ第2の弾きブロック141の第1の端は、インタフェースモジュール12に当接し、第2の弾きブロック141の第2の端は、第2の弾性材142の第1の端に当接し、同時に、第2の弾性材142の第2の端は、支持座143に当接することにより、第2の弾きブロック141は終始にインタフェースモジュール12に向かって近接する運動傾向を有し、従って、第2の弾きブロック141はインタフェースモジュール12の上への移動を実現するために、インタフェースモジュール12を押し上げることができる。そのうち、支持座143は、支持壁1431を有し、第1の弾きブロック131の下端は、支持壁1431に当接し、且つ第1の弾きブロック131は、支持壁1431において第1の方向に沿って摺動可能であり、さらに支持壁1431により第1の弾きブロック131を支持可能であり、同時に、支持壁1431及びコンソール本体11の内壁により、第1の弾きブロック131に対して鉛直方向において位置規制可能であり、これにより、第1の弾きブロック131の支持壁1431における摺動時の安定性が確保され、こじり現象の出現が回避される。好ましくは、第1の弾性材132及び第2の弾性材142はいずれもバネである。第1の弾性材132及び第2の弾性材142は、弾性を有する他の部品であってもよい。
【0021】
図3、6に示すように、第2の弾きブロック141の頂端には、傾斜して設けられた係着溝1411が開設されており、インタフェースモジュール12は、回動後に係着溝1411内に係着可能であり、従って、先にインタフェースモジュール12を回動させることにより、インタフェースモジュール12を係着溝1411内に係着したら、ユーザによる接続待ち機器の取付を便利にすることができ、且つ接続待ち機器が接続板3に置かれた後に、インタフェースモジュール12は、回動により自動的に復位可能である。好ましくは、係着溝1411と水平面とがなす挟角は、90度よりも小さく、従って、インタフェースモジュール12が係着溝1411に係着された後、インタフェースモジュール12と水平面との挟角も90度よりも小さく、該角度範囲は、ユーザが接続待ち機器を差し込む際のほとんどの取付角度に適応可能である。
【0022】
本願に係るゲームパッドは、第1の方向に沿って対向して設けられた第1のコンソール及び第2のコンソール、並びに第1のコンソールと第2のコンソールとを接続する接続板を備え、接続板は、接続待ち機器が置かれるために用いられる。そのうち、第1のコンソールは、コンソール本体、インタフェースモジュール及び水平移動モジュールを備える。インタフェースモジュールは、コンソール本体内に設けられ、且つコンソール本体には、開口が開設されており、インタフェースモジュールの一端は、コンソール本体の開口を通過した後に接続待ち機器に接続可能であるため、接続待ち機器とゲームパッドとの電気的接続が実現され、ユーザのゲームパッドの操作による接続待ち機器の操作の代替に便利である。水平移動モジュールは、第1の方向に沿って順次設けられた第1の弾きブロック及び第1の弾性材を備え、第1の弾きブロック及び第1の弾性材はいずれもコンソール本体内に設けられ、且つ第1の弾きブロックの第1の端は、インタフェースモジュールに接続され、第1の弾きブロックの第2の端は、第1の弾性材の第1の端に接続され、同時に、第1の弾性材の第2の端は、コンソール本体の内壁に当接することにより、第1の弾きブロックは終始にインタフェースモジュールに向かって近接する運動傾向を有し、従って、第1の弾きブロックは一部のインタフェースモジュールがコンソール本体の外部に位置可能であることを確保するために、インタフェースモジュールをコンソール本体の外部に向かって移動するように動かせることができる。同時に、インタフェースモジュールの第1の方向に沿った移動は、ゲームパッドを複数のサイズの大きさの接続待ち機器に適用させ、接続待ち機器の取付を便利にすることができ、且つ接続待ち機器がインタフェースモジュールに対して接したり分離したりするときに、第1の方向に沿って移動するインタフェースモジュールは緩衝機能を有することができ、インタフェースモジュールと接続待ち機器とが剛性接続するときに両者が損傷することを回避可能である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【国際調査報告】