(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-21
(54)【発明の名称】光干渉防止の赤外線透過筐体及び赤外線位置決めハンドル
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0346 20130101AFI20240514BHJP
【FI】
G06F3/0346 421
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023569605
(86)(22)【出願日】2021-09-16
(85)【翻訳文提出日】2023-11-09
(86)【国際出願番号】 CN2021118833
(87)【国際公開番号】W WO2022237032
(87)【国際公開日】2022-11-17
(31)【優先権主張番号】202110505110.3
(32)【優先日】2021-05-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522013832
【氏名又は名称】青▲島▼小▲鳥▼看看科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】Qingdao Pico Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】4/F, Building 3, Qingdao Research Institute of Beihang University, No. 393, Songling Road, Laoshan District, Qingdao, Shandong Province, P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】リ,チアン
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ズシャン
【テーマコード(参考)】
5B087
【Fターム(参考)】
5B087AA02
5B087AA07
5B087AA09
(57)【要約】
本願は、光干渉防止の赤外線透過筐体及び赤外線位置決めハンドルを提供する。光干渉防止の赤外線透過筐体は、第1の筐体と、第1の筐体の外側に設けられた第2の筐体とを備え、第1の筐体は、赤外線透過部材であり、第2の筐体は、遮光部材であり、第2の筐体には、外部機器の赤外線ランプの位置に対応するビアホールが設けられ、第1の筐体と第2の筐体とは、ダブルインジェクション射出成形により一体成型される。上記の出願により、ビアホールの位置を正確に確保し、筐体にがたつきが生じてユーザの体験に影響を与えることを防止することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光干渉防止の赤外線透過筐体であって、第1の筐体と、前記第1の筐体の外側に設けられた第2の筐体とを備え、
前記第1の筐体は、赤外線透過部材であり、前記第2の筐体は、遮光部材であり、
前記第2の筐体には、外部機器の赤外線ランプの位置に対応するビアホールが設けられ、
前記第1の筐体と前記第2の筐体とは、ダブルインジェクション射出成形により一体成型されることを特徴とする、光干渉防止の赤外線透過筐体。
【請求項2】
前記第2の筐体には、さらに複数の衝突防止突起が設けられ、
複数の前記衝突防止突起は、前記第2の筐体の外側を取り囲むように均等に分布することを特徴とする、請求項1に記載の光干渉防止の赤外線透過筐体。
【請求項3】
前記衝突防止突起は、円形、楕円形又は短冊形であることを特徴とする、請求項2に記載の光干渉防止の赤外線透過筐体。
【請求項4】
前記第1の筐体は、赤外線透過プラスチック部材であり、
前記第2の筐体は、遮光シリコーン部材又は遮光プラスッチ部材であることを特徴とする、請求項1に記載の光干渉防止の赤外線透過筐体。
【請求項5】
前記第1の筐体における前記第2の筐体から離れた内側に、位置決め構造が設けられ、
前記位置決め構造が設けられた位置は、前記赤外線ランプが設けられた外部機器に適合していることを特徴とする、請求項1に記載の光干渉防止の赤外線透過筐体。
【請求項6】
前記位置決め構造と前記第1の筐体とは、一体成型構造であることを特徴とする、請求項5に記載の光干渉防止の赤外線透過筐体。
【請求項7】
前記ビアホールのサイズは、対応する位置での赤外線ランプのサイズに適合して、
前記ビアホールは、前記第2の筐体を貫通して設けられることを特徴とする、請求項1に記載の光干渉防止の赤外線透過筐体。
【請求項8】
ハンドル本体と、前記ハンドル本体の上端に設けられたインナ筐体及びアウタ筐体と、前記インナ筐体と前記アウタ筐体との間に設けられた赤外線ランプリングとを備え、
前記アウタ筐体の外側における前記赤外線ランプリングに対応する位置に、赤外線透過筐体が嵌設され、前記赤外線透過筐体が、請求項1~7のいずれか1項に記載の光干渉防止の赤外線透過筐体である、赤外線位置決めハンドル。
【請求項9】
前記光干渉防止の赤外線透過筐体におけるビアホールの位置と前記赤外線ランプリングにおける赤外ランプの位置とが1対1に対応していることを特徴とする、請求項8に記載の赤外線位置決めハンドル。
【請求項10】
前記光干渉防止の赤外線透過筐体は、第1の筐体内に位置する位置決め部材によって前記アウタ筐体の外側壁に固定されることを特徴とする、請求項8に記載の赤外線位置決めハンドル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2021年5月10日に中国国家知的財産権局に提出された、出願番号が202110505110.3であり、発明の名称が「光干渉防止の赤外線透過筐体及び赤外線位置決めハンドル」である特許出願の優先権を主張している。
【0002】
本願は、赤外線位置決めハンドルという分野に関し、より具体的には、光干渉防止の赤外線透過筐体及び赤外線位置決めハンドルに関する。
【背景技術】
【0003】
社会の進歩、技術の発展に伴い、人工現実(Artificial Reality)システムのコンピュータゲーム、健康・安全、産業・教育などの分野における応用はますます普及してきた。例えば、人工現実システムは、モバイルデバイス、ゲーム機、パーソナルコンピュータ、映画館、及びテーマパークに組み込まれている。一般的には、人工現実は、ユーザに提示される前に何らかの方式で現実を調整する一形態であり、例えば、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、複合現実(MR)、又はそれらの何らかの組み合わせ及び/又は派生物を含み得る。典型的な人工現実システムは、1つ又は複数の機器を使用してシステムとやり取りを行い、1つ又は複数のユーザにコンテンツを提示し表示する。例示として、人工現実システムは、ユーザが装着するヘッドマウントディスプレイ(HMD)と、位置決めハンドルとを含んでもよく、ユーザに人工現実の関連コンテンツを出力するように構成される。
【0004】
従来の位置決めハンドルは、一般的に赤外線ランプの外に赤外線透過プラスチック材料を被覆する。この方式では、外部遮光部材を追加しないため、光の強い室内又は室外では、位置決めハンドルを使用することができず、適用範囲が限られる。この課題を解決するために、通常、位置決めハンドルの赤外線透過プラスチック材料の外側に、直接的に全体としての遮光カバーを被せるが、遮光カバーと赤外線透過プラスチック材料との間で精確な位置決め又は堅固な位置決めを行うことができないため、使用中に、位置決めハンドルの外部での遮光カバーのがたつきが生じやすく、赤外線ランプの使用及びユーザ体験に影響を与える。
【発明の概要】
【0005】
本願は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来の位置決めハンドルに存在する遮光カバーと赤外線透過部材との間にがたつきが生じやすく、赤外線ランプの透光位置を正確に位置決めできず、ユーザ体験に影響を与えるなどの問題を解決する光干渉防止の赤外線透過筐体及び赤外線位置決めハンドルを提供することにある。
【0006】
本願による光干渉防止の赤外線透過筐体は、第1の筐体と、第1の筐体の外側に設けられた第2の筐体とを備え、第1の筐体は、赤外線透過部材であり、第2の筐体は、遮光部材であり、第2の筐体には、外部機器の赤外線ランプの位置に対応するビアホールが設けられ、第1の筐体と第2の筐体とは、ダブルインジェクション射出成形により一体成型される。
【0007】
また、選択的な技術案として、第2の筐体には、さらに複数の衝突防止突起が設けられ、複数の衝突防止突起は、第2の筐体の外側を取り囲むように均等に分布する。
【0008】
また、選択的な技術案として、衝突防止突起は、円形、楕円形又は短冊形である。
【0009】
また、選択的な技術案として、第1の筐体は、赤外線透過プラスチック部材であり、第2の筐体は、遮光シリコーン部材又は遮光プラスッチ部材である。
【0010】
また、選択的な技術案として、第1の筐体における第2の筐体から離れた内側に、位置決め構造が設けられ、位置決め構造が設けられた位置は、赤外線ランプが設けられた外部機器に適合している。
【0011】
また、選択的な技術案として、位置決め構造と第1の筐体とは一体成型構造である。
【0012】
また、選択的な技術案として、ビアホールのサイズは、対応する位置での赤外線ランプのサイズに適合して、ビアホールは、第2の筐体を貫通して設けられる。
【0013】
本願の別の態様によれば、ハンドル本体と、ハンドル本体の上端に設けられたインナ筐体及びアウタ筐体と、インナ筐体とアウタ筐体との間に設けられた赤外線ランプリングとを備え、アウタ筐体の外側における赤外線ランプリングに対応する位置に、赤外線透過筐体が嵌設され、赤外線透過筐体が、上述した光干渉防止の赤外線透過筐体である、赤外線位置決めハンドルを提供する。
【0014】
また、選択的な技術案として、光干渉防止の赤外線透過筐体におけるビアホールの位置と赤外ランプリングにおける赤外ランプの位置とが1対1に対応している。
【0015】
また、選択的な技術案として、光干渉防止の赤外線透過筐体は、第1の筐体内に位置する位置決め部材によってアウタ筐体の外側壁に固定される。
【0016】
上記の光干渉防止の赤外線透過筐体及び赤外線位置決めハンドルによれば、第1の筐体は赤外線透過部材であり、第2の筐体は、遮光部材であり、第2の筐体には、外部機器の赤外線ランプの位置に対応するビアホールが形成され、第1の筐体と第2の筐体とは、ダブルインジェクション射出成形により一体成型され、赤外線ランプの遮光部位に対する正確な位置決めを実現できるとともに、赤外線透過部材と遮光部材との位置ずれを防止でき、筐体の組み立てが容易で、性能が安定し、ユーザ体験が高い。
【0017】
上記及び関連する目的を実現するために、本願の1つ又は複数の態様は、以下で詳細に説明される特徴を含む。以下の説明及び添付図面は、本願の何らかの例示的な態様を詳細に説明しますが、これらの態様は、本願の原理が使用され得る様々な形態のうちのいくつかの形態を示すに過ぎない。さらに、本願は、これらの態様の全て及びそれらの均等物を含むことを意図している。
【図面の簡単な説明】
【0018】
本願の他の目的及び効果は、添付図面と併せて以下の説明を参照することにより、また本願に対するより全面的な理解により、より明らかになり、より容易に理解される。添付図面において、
【
図1】本願の実施例による光干渉防止の赤外線透過筐体の斜視図。
【
図2】本願の実施例による第1の筐体の構造概略図。
【
図3】本願の実施例による赤外線位置決めハンドルの構造概略図。 そのうち、以下の符号を含む。 1:ハンドル本体 2:第1の筐体 3:第2の筐体 4:ビアホール 5:衝突防止突起 6:位置決め構造 図面全体において、同じ符号は、同様の又は対応する特徴又は機能を示す。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下の説明では、説明の目的で、1つ又は複数の実施例に対する全面的な解釈を提供するために、多数の具体的な詳細が記載される。しかしながら、これらの実施例は、これらの具体的な詳細なしに実現されてもよいことは明らかである。他の例では、1つ又は複数の実施例の説明を容易にするために、公知の構造及び機器がブロック図の形態で示されている。
【0020】
本願の説明において、理解すべきことは、技術用語「中心」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「時計回り」、「反時計回り」、「軸方向」、「径方向」、「周方向」などの用語によって示された方位又は位置関係は、添付図面に示す方位又は位置関係に基づき、本願の説明の便宜又は説明の簡略化を図るためのものであり、言及された装置又は素子が特定の方位を有し、特定の方位で構造及び操作される必要があることを指示又は暗示するわけではないので、本願を限定するものと理解されるべきではない。
【0021】
本願による光干渉防止の赤外線透過筐体及び赤外線位置決めハンドルを詳細に説明するために、以下、添付図面と併せて本願の具体的な実施例を詳細に説明する。
【0022】
図1は、本願の実施例による光干渉防止の赤外線透過筐体の模式的な構造を示す。
【0023】
図1に示すように、本願の実施例による光干渉防止の赤外線透過筐体(赤外線透過筐体と略称)は、第1の筐体2と、第1の筐体2の外側に設けられた第2の筐体3とを備え、第1の筐体2は、赤外線透過部材であり、第2の筐体3は、遮光部材であり、第2の筐体3には、外部機器の赤外線ランプの位置に対応するビアホール4が形成され、赤外線透過筐体は、赤外線ランプの外側を覆うように設けられ、且つ、第1の筐体2と第2の筐体3とは、ダブルインジェクション射出成形により一体成型され、即ち、第1の筐体2と第2の筐体3とは一体成型構造であり、二つ筐体が互いにずれることがない。
【0024】
また、使用中に外部機器が赤外線透過筐体に衝突することを防止するために、第2の筐体3の表面に複数の衝突防止突起5がさらに設けてもよい。衝突防止突起5の位置を赤外線透過筐体の形状又は構造に応じて設定することができ、例えば、衝突防止突起5を、第2の筐体3の外側を取り囲むように均等に分布するように設置し、又は衝突防止突起5を衝突が発生しやすい位置などに設置することができる。
【0025】
具体例として、衝突防止突起5を円形、楕円形又は短冊形などの様々な形状としてもよい。該衝突防止突起5は、第2の筐体3と一体成型されてもよく、即ち、ダブルインジェクション射出成形法によって、第2の筐体3の外側に直接的に複数の衝突防止突起5を形成してもよい。
【0026】
本願の一実施形態において、第1の筐体2を赤外線透過プラスチック部材とし、第2の筐体3を遮光シリコーン部材又は遮光プラスチック部材などの遮光機能を有する構造部材としてもよい。第1の筐体2と第2の筐体3とは、ダブルインジェクション射出成形により一体成型される。ここで、ダブルインジェクション射出成形により、2種類の異なる組成物の熱可塑性部材を製造し、材料が異なる第1の筐体2と第2の筐体3とを一体構造として射出成形するようにできる。
【0027】
赤外線透過筐体と外部機器との間の正確な位置決めを確保するために、第1の筐体2における第2の筐体3から離れた内側に位置決め構造を設けてもよい。位置決め構造が設けられた位置は、赤外線ランプが設置される外部機器における位置決め部に適合している。赤外線透過筐体の組み立て過程において、位置決め構造と外部機器の位置決め部とが互に適合していることを確保すれば、ビアホール4の位置と赤外線ランプの位置とが互に対応することを確保し、赤外線透過筐体の取り付けを簡素化し、赤外線透過筐体の位置精度を確保することができる。
【0028】
具体的には、
図2は、本願の実施例による第1の筐体の概略構造を示す。
【0029】
図2に示すように、ダブルインジェクション射出過程において、第1の筐体2は、赤外線透過部材であり、その内部には、4本の突起する円柱状の位置決め構造6が設置されている。該位置決め構造6が設けられた位置及び個数は、外部機器の位置決め部に合わせて設置してもよい。衝突防止突起と同様に、本願の位置決め構造は、第1の筐体2と一体成型構造として設置してもよい。
【0030】
また、位置決め構造6の形状、サイズ及び設けられた位置は、いずれも外部設置の要求に応じて設置、調整可能であり、図面に示すような具体的な円柱状の構造に限定されず、第1の筐体2の内側を取り囲むように均等に分布する複数本の位置決め構造として設けてもよい。
【0031】
本願の一実施形態において、ビアホールは第2の筐体に設置され、第2の筐体を貫通して設けられる。ビアホールが設けられた位置及び個数は、赤外線ランプの位置及び個数にそれぞれ対応する。ビアホールのサイズは、赤外線ランプのサイズ及び要求に応じて調整可能である。赤外線透過筐体と外部機器の組み立てが完了した後、対応するビアホール及び第1の筐体2によって、赤外線ランプの光線を伝達し、他の位置は第2の筐体によって遮蔽され、外部光線が赤外線ランプ又は赤外線位置決めに影響を与えることを防止し、遮蔽する位置が正確であるだけでなく、筐体間のがたつきがなくなり、外部機器の位置決め要求を満たす。
【0032】
上述した光干渉防止の赤外線透過筐体に対応して、本願は、赤外線位置決めハンドルをさらに提供する。即ち、上記の外部機器は、赤外線位置決めハンドルなど、赤外線ランプを設置する必要がある他の機器又は装置であり得る。具体的には、
図3は、本願の実施例による赤外線位置決めハンドルの模式的な構造を示す。
【0033】
図3に示すように、本願の実施例による赤外線位置決めハンドルは、ハンドル本体1と、ハンドル本体1の上端に設けられたインナ筐体(図示せず)及びアウタ筐体(図示せず)と、インナ筐体とアウタ筐体との間に設けられた赤外線ランプリングとを備え、アウタ筐体の外側における赤外線ランプリングに対応する位置に、赤外線透過筐体が嵌設され、該赤外線透過筐体が、上述した光干渉防止の赤外線透過筐体である。
【0034】
ここで、赤外線透過筐体におけるビアホールの位置と、赤外線ランプリングにおける赤外線ランプの位置とが1対1に対応する。赤外線透過筐体は、第1の筐体内に位置する位置決め部材(即ち、光干渉防止の赤外線透過筐体の実施例における位置決め構造)によって、アウタ筐体の外側壁に固定されている。
【0035】
上記赤外線位置決めハンドルの実施例は、光干渉防止の赤外線透過筐体の実施例における説明を参照することができるため、ここではこれ以上説明しない。
【0036】
本願による上記の光干渉防止の赤外線透過筐体及び赤外線位置決めハンドルによれば、第2の筐体により外部機器の非赤外線部分を遮蔽し、外部光線が赤外線ランプ又は赤外線位置決めに影響を与えることを防止でき、遮蔽部位の位置決めが正確で、筐体にがたつきが生じない。また、局所に衝突防止突起を設けることにより、意外の衝突による機器に対する破損を効果的に防止でき、赤外線透過筐体の組み立てが簡単で便利であり、位置精度が高い。
【0037】
以上、添付図面を参照して例示的に本願による光干渉防止の赤外線透過筐体及び赤外線位置決めハンドルを説明した。しかしながら、当業者であれば理解できるように、本願が提案した上記の光干渉防止の赤外線透過筐体及び赤外線位置決めハンドルは、本願の内容から逸脱しない範囲で、種々の改良を加えることができる。従って、本願の保護範囲は、添付された特許請求の範囲の内容によって決定されるべきである。
【国際調査報告】