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特表2024-520262電磁弁アセンブリ及びそれを有する制御弁アセンブリ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-24
(54)【発明の名称】電磁弁アセンブリ及びそれを有する制御弁アセンブリ
(51)【国際特許分類】
   F16K 31/06 20060101AFI20240517BHJP
   F16K 1/38 20060101ALI20240517BHJP
【FI】
F16K31/06 305J
F16K31/06 305G
F16K1/38 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023564225
(86)(22)【出願日】2022-05-25
(85)【翻訳文提出日】2023-12-05
(86)【国際出願番号】 CN2022095044
(87)【国際公開番号】W WO2022247872
(87)【国際公開日】2022-12-01
(31)【優先権主張番号】202110574283.0
(32)【優先日】2021-05-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】515266108
【氏名又は名称】浙江盾安人工環境股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Zhejiang DunAn Artificial Environment Co., Ltd
【住所又は居所原語表記】Diankou Industry Zone, Zhuji, Zhejiang, China
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100108213
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 豊隆
(72)【発明者】
【氏名】兪 舟
(72)【発明者】
【氏名】馮 忠波
(72)【発明者】
【氏名】康 志軍
【テーマコード(参考)】
3H052
3H106
【Fターム(参考)】
3H052AA01
3H052BA25
3H052CA03
3H052CA19
3H052CA23
3H052CB20
3H106DA07
3H106DA23
3H106DB02
3H106DB12
3H106DB23
3H106DC02
3H106DD02
3H106EE34
3H106GA19
3H106GB10
3H106GC05
(57)【要約】
固定ホルダ(41)及びコイル(42)と、固定鉄心(30)と、スリーブ(46)と、可動鉄心(43)と、を含み、コイル(42)は固定ホルダ(41)に巻き付けられ、固定ホルダ(41)内には、固定ホルダ(41)の高さ方向に沿って延びて、固定ホルダ(41)を貫通して設けられる第2流れ通路が設けられ、固定鉄心(30)は第2流れ通路内に取り付けられ、固定鉄心(30)の少なくとも一部は第2流れ通路から上方に突出して設けられ、固定鉄心(30)には、固定鉄心(30)の高さ方向に沿って延びて、固定鉄心(30)を貫通して設けられる流路(30a)が設けられ、スリーブ(46)は第2流れ通路内に取り付けられ、スリーブ(46)の一端は固定鉄心(30)に接続され、スリーブ(46)の他端は第2流れ通路から下方に突出して設けられ、スリーブ(46)の他端には弁口が設けられ、可動鉄心(43)は、スリーブ(46)内に移動可能に設けられ、弁口を閉塞する第1初期状態及び弁口を開放する第1開放状態を有する、電磁弁アセンブリ及びそれを有する制御弁アセンブリ。この電磁弁アセンブリは、従来技術における電磁弁アセンブリのボリュームが大きすぎるという技術課題を解決することができる。
【選択図】 図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定ホルダ(41)及びコイル(42)と、固定鉄心(30)と、スリーブ(46)と、可動鉄心(43)と、を含み、
前記コイル(42)は前記固定ホルダ(41)に巻き付けられ、前記固定ホルダ(41)内には、前記固定ホルダ(41)の高さ方向に沿って延びて、前記固定ホルダ(41)を貫通して設けられる第2流れ通路が設けられ、
前記固定鉄心(30)は前記第2流れ通路内に取り付けられ、前記固定鉄心(30)の少なくとも一部は前記第2流れ通路から上方に突出して設けられ、前記固定鉄心(30)には、前記固定鉄心(30)の高さ方向に沿って延びて、前記固定鉄心(30)を貫通して設けられる流路(30a)が設けられ、
前記スリーブ(46)は前記第2流れ通路内に取り付けられ、前記スリーブ(46)の一端は前記固定鉄心(30)に接続され、前記スリーブ(46)の他端は前記第2流れ通路から下方に突出して設けられ、前記スリーブ(46)の他端には弁口が設けられ、
前記可動鉄心(43)は、前記スリーブ(46)内に移動可能に設けられ、前記弁口を閉塞する第1初期状態及び前記弁口を開放する第1開放状態を有する、電磁弁アセンブリ。
【請求項2】
前記スリーブ(46)の前記固定鉄心(30)から離れた一端はテーパ端であり、前記テーパ端の流れ面積は、前記固定鉄心(30)から離れる方向に沿って徐々に減少し、前記テーパ端の端口は前記弁口を形成する、請求項1に記載の電磁弁アセンブリ。
【請求項3】
延長管(47)を更に含み、
前記延長管(47)は、互いに接続されたテーパケーシングセグメント(471)及び直線ケーシングセグメント(472)を有し、前記テーパケーシングセグメント(471)は前記テーパ端に嵌合され、前記直線ケーシングセグメント(472)は、前記スリーブ(46)から離れる方向に延びる、請求項2に記載の電磁弁アセンブリ。
【請求項4】
前記スリーブ(46)は直線管セグメント構造であり、前記スリーブ(46)の一端は前記固定鉄心(30)に嵌合される電磁弁アセンブリであって、
弁座(48)を更に含み、
前記弁座(48)は、前記スリーブ(46)の他端に取り付けられ、端部にラッパ口を有し、前記ラッパ口が前記弁口を形成する、請求項1に記載の電磁弁アセンブリ。
【請求項5】
延長管(47)を更に含み、
前記延長管(47)は、互いに接続された第1管セグメント(473)及び第2管セグメント(474)を含み、前記第1管セグメント(473)は前記スリーブ(46)に嵌合され、前記第2管セグメント(474)は前記スリーブ(46)から離れる方向に延び、前記第2管セグメント(474)の流れ面積は前記第1管セグメント(473)の流れ面積よりも小さい、請求項4に記載の電磁弁アセンブリ。
【請求項6】
前記可動鉄心(43)の前記弁口に近接した一端には密封部材(50)が設けられ、前記可動鉄心(43)が前記第1初期状態にある場合、前記密封部材(50)によって前記弁口を密封する、請求項1に記載の電磁弁アセンブリ。
【請求項7】
前記可動鉄心(43)内に第3流れ通路が設けられる電磁弁アセンブリであって、
第1復帰バネ(44)を更に含み、
前記可動鉄心(43)は、本体セグメント(432)と縮径セグメント(433)とを含み、
前記本体セグメント(432)は、前記第2流れ通路の形状に適合し、前記第3流れ通路の流入端は前記本体セグメント(432)の前記固定鉄心(30)に近接した端部に位置し、前記第3流れ通路の流出端は前記本体セグメント(432)の前記固定鉄心(30)から離れた側壁に位置し、前記第1復帰バネ(44)は前記第3流れ通路内に設けられ、
前記縮径セグメント(433)は前記本体セグメント(432)に接続され、前記密封部材(50)は前記縮径セグメント(433)に取り付けられる、請求項6に記載の電磁弁アセンブリ。
【請求項8】
前記第3流れ通路は第1流路及び第2流路を含み、前記第1流路は前記本体セグメント(432)の軸方向に沿って延び、前記第2流路は前記本体セグメント(432)の径方向に沿って延びる、請求項7に記載の電磁弁アセンブリ。
【請求項9】
密封部材(50)を更に含み、前記縮径セグメント(433)には取り付け溝が設けられ、前記密封部材(50)は前記取り付け溝に取り付けられる、請求項7に記載の電磁弁アセンブリ。
【請求項10】
磁気誘導フレーム(45)を更に含み、
前記磁気誘導フレーム(45)は前記コイル(42)の外側に係合され、前記スリーブ(46)の他端は前記磁気誘導フレーム(45)から下方に突出して設けられ、前記磁気誘導フレーム(45)は前記スリーブ(46)に溶接される、請求項1に記載の電磁弁アセンブリ。
【請求項11】
前記磁気誘導フレーム(45)には回転防止孔(451)が設けられ、前記固定鉄心(30)には回転防止セグメント(32)が設けられる電磁弁アセンブリであって、
前記磁気誘導フレーム(45)は、取り付け天板(453)と取り付け底板(454)とを含み、
前記回転防止孔(451)は前記取り付け天板(453)に設けられ、
前記取り付け底板(454)には取り付け孔(452)が設けられ、前記取り付け孔(452)は前記回転防止孔(451)と対向して設けられ、前記取り付け孔(452)の孔断面積は前記回転防止孔(451)の孔断面積よりも大きく、前記固定鉄心(30)は、順に接続された第1接続セグメント(31)、前記回転防止セグメント(32)及び第2接続セグメント(33)を含み、前記第1接続セグメント(31)の外径は前記第2接続セグメント(33)の外径よりも大きく、前記第1接続セグメント(31)は前記スリーブ(46)に接続され、前記第2接続セグメント(33)の外径は前記回転防止セグメント(32)の横幅よりも大きく、前記第2接続セグメント(33)は被接続部材に取り外し可能に接続され、前記第1接続セグメント(31)は前記磁気誘導フレーム(45)に固定され、前記取り付け孔(452)の断面積は前記第1接続セグメント(31)の横断面積よりも大きく、前記回転防止孔(451)の断面積は、前記第2接続セグメント(33)の横断面積よりは大きいが、前記第1接続セグメント(31)の横断面積よりは小さく、
前記電磁弁アセンブリは、係合部材(80)を更に含み、前記スリーブ(46)が前記取り付け孔(452)に差し込まれ、前記固定鉄心(30)が前記取り付け孔(452)及び前記回転防止孔(451)に差し込まれた後に、前記係合部材(80)が前記回転防止セグメント(32)に係合される、請求項10に記載の電磁弁アセンブリ。
【請求項12】
カバー(10)と電磁弁アセンブリとを含み、
前記カバー(10)は、液体入口(10a)、液体出口(10b)及び第1流れ通路を有し、前記液体入口(10a)及び前記液体出口(10b)は前記第1流れ通路にそれぞれ連通され、前記カバー(10)は、ボトルの瓶口に接続される第1接続構造(10c)を有し、前記液体入口(10a)は瓶口に連通するために用いられ、
前記電磁弁アセンブリは、請求項1から11のいずれか一項に記載の電磁弁アセンブリであり、前記電磁弁アセンブリの第2流れ通路は前記液体出口(10b)に連通される、制御弁アセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2021年5月25日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が202110574283.0であり、出願の名称が「電磁弁アセンブリ及びそれを有する制御弁アセンブリ」である特許出願の優先権を主張する。
【0002】
本出願は電磁弁構造の技術分野に関し、具体的には、電磁弁アセンブリ及びそれを有する制御弁アセンブリに関する。
【背景技術】
【0003】
現在、従来技術における電磁弁アセンブリは、一般的に、磁気誘導フレーム、弁座、可動鉄心、固定鉄心、コイル及びコイルボビンを含み、コイルはコイルボビンに巻き付けられ、可動鉄心及び固定鉄心は、弁座の弁室内に取り付けられ、弁座は磁気誘導フレームに固定される。また、従来技術における可動鉄心の可動範囲は、一般的に、磁気誘導フレームの取り付け底板と取り付け天板との間であるため、従来技術における電磁弁は横太構造をなすことが多く、これにより電磁弁アセンブリの全体のボリュームが増加し、電磁弁アセンブリの小型化設計に不利である。
【発明の概要】
【0004】
本出願の主な目的は、従来技術における電磁弁アセンブリのボリュームが大きすぎるという技術課題を解決するための電磁弁アセンブリ及びそれを有する制御弁アセンブリを提供することにある。
【0005】
上記の目的を達成するために、本出願の一態様に基づいて、固定ホルダ及びコイルと、固定鉄心と、スリーブと、可動鉄心と、を含み、コイルは固定ホルダに巻き付けられ、固定ホルダ内には、固定ホルダの高さ方向に沿って延びて、固定ホルダを貫通して設けられる第2流れ通路が設けられ、固定鉄心は第2流れ通路内に取り付けられ、固定鉄心の少なくとも一部は第2流れ通路から上方に突出して設けられ、固定鉄心には、固定鉄心の高さ方向に沿って延びて、固定鉄心を貫通して設けられる流路が設けられ、スリーブは第2流れ通路内に取り付けられ、スリーブの一端は固定鉄心に接続され、スリーブの他端は第2流れ通路から下方に突出して設けられ、スリーブの他端には弁口が設けられ、可動鉄心は、スリーブ内に移動可能に設けられ、弁口を閉塞する第1初期状態及び弁口を開放する第1開放状態を有する、電磁弁アセンブリを提供している。
【0006】
更に、スリーブの固定鉄心から離れた一端はテーパ端であり、テーパ端の流れ面積は固定鉄心から離れる方向に沿って徐々に減少し、テーパ端の端口は弁口を形成する。
【0007】
更に、電磁弁アセンブリは延長管を更に含み、延長管は、互いに接続されたテーパケーシングセグメント及び直線ケーシングセグメントを有し、テーパケーシングセグメントはテーパ端に嵌合され、直線ケーシングセグメントはスリーブから離れる方向に延びる。
【0008】
更に、スリーブは直線管セグメント構造であり、スリーブの一端は固定鉄心に嵌合され、電磁弁アセンブリは弁座を更に含み、弁座は、スリーブの他端に取り付けられ、端部にラッパ口を有し、ラッパ口が弁口を形成する。
【0009】
更に、電磁弁アセンブリは延長管を更に含み、延長管は、互いに接続された第1管セグメント及び第2管セグメントを含み、第1管セグメントはスリーブに嵌合され、第2管セグメントはスリーブから離れる方向に延び、第2管セグメントの流れ面積は第1管セグメントの流れ面積よりも小さい。
【0010】
更に、可動鉄心の弁口に近接した一端には密封部材が設けられ、可動鉄心が第1初期状態にある場合、密封部材によって弁口を密封する。
【0011】
更に、電磁弁アセンブリは第1復帰バネを更に含み、可動鉄心内には第3流れ通路が設けられ、可動鉄心は、本体セグメントと縮径セグメントとを含み、本体セグメントは第2流れ通路の形状に適合し、第3流れ通路の流入端は本体セグメントの固定鉄心に近接した端部に位置し、第3流れ通路の流出端は本体セグメントの固定鉄心から離れた側壁に位置し、第1復帰バネは第3流れ通路内に設けられ、縮径セグメントは本体セグメントに接続され、密封部材は縮径セグメントに取り付けられる。
【0012】
更に、第3流れ通路は第1流路及び第2流路を含み、第1流路は本体セグメントの軸方向に沿って延び、第2流路は本体セグメントの径方向に沿って延びる。
【0013】
更に、電磁弁アセンブリは密封部材を更に含み、縮径セグメントには取り付け溝が設けられ、密封部材は取り付け溝に取り付けられる。
【0014】
更に、電磁弁アセンブリは磁気誘導フレームを更に含み、磁気誘導フレームはコイルの外側に係合され、スリーブの他端は磁気誘導フレームから下方に突出して設けられ、磁気誘導フレームはスリーブに溶接される。
【0015】
更に、磁気誘導フレームには回転防止孔が設けられ、固定鉄心には回転防止セグメントが設けられ、回転防止セグメントは回転防止孔に係合される。
【0016】
更に、磁気誘導フレームは、取り付け天板と取り付け底板とを含み、回転防止孔は取り付け天板に設けられ、取り付け底板には取り付け孔が設けられ、取り付け孔は回転防止孔と対向して設けられ、取り付け孔の孔断面積は回転防止孔の孔断面積よりも大きく、固定鉄心は、順に接続された第1接続セグメント、回転防止セグメント及び第2接続セグメントを含み、第1接続セグメントの外径は第2接続セグメントの外径よりも大きく、第1接続セグメントはスリーブに接続され、第2接続セグメントの外径は回転防止セグメントの外径よりも大きく、第2接続セグメントは被接続部材に取り外し可能に接続され、第1接続セグメントは磁気誘導フレームに固定され、取り付け孔の孔断面積は第1接続セグメントの横断面積よりも大きく、回転防止孔の孔断面積は、第2接続セグメントの横断面積よりは大きいが、第1接続セグメントの横断面積よりは小さく、電磁弁アセンブリは、係合部材を更に含み、スリーブが取り付け孔に差し込まれ、固定鉄心が取り付け孔及び回転防止孔に差し込まれた後に、係合部材が回転防止セグメントに係合される。
【0017】
本出願の別の態様に基づいて、カバーと電磁弁アセンブリとを含み、カバーは、液体入口、液体出口及び第1流れ通路を有し、液体入口及び液体出口は第1流れ通路にそれぞれ連通され、カバーは、ボトルの瓶口に接続される第1接続構造を有し、液体入口は瓶口に連通するために用いられ、電磁弁アセンブリは、上記で提供される電磁弁アセンブリであり、電磁弁アセンブリの第2流れ通路は液体出口に連通される、制御弁アセンブリを提供している。
【0018】
本出願の技術態様を適用すると、スリーブを設け、且つスリーブを第2流れ通路から下方に突出させることによって、実際の必要に応じて、スリーブの高さを変更するだけで、可動鉄心の移動範囲及び可動鉄心の構造を変更することができ、他の構造を変更する必要がないだけでなく、電磁弁アセンブリの全体の高さ及び幅の寸法に影響を与えることもないため、電磁弁アセンブリの占有ボリュームを容易に減少できる。従って、本出願によって提供される技術態様によって、従来技術における電磁弁アセンブリのボリュームが大きすぎるという技術課題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
本出願の一部を構成する明細書の図面は本出願に対する更なる理解を提供するためのものであり、本出願の模式的な実施例及びその説明は本出願を解釈するためのものであり、本出願を不適切に限定するものではない。
【0020】
図1】本出願の実施例1によって提供される電磁弁アセンブリがボトルに取り付けられる場合の断面図を示す。
図2】本出願の実施例2によって提供される電磁弁アセンブリの断面図を示す。
図3】本出願の実施例3によって提供される電磁弁アセンブリがボトルに取り付けられる場合の断面図を示す。
図4】本出願の実施例3によって提供される電磁弁アセンブリがボトルに取り付けられる場合の構成模式図を示す。
図5】本出願の実施例3によって提供される電磁弁アセンブリの断面図を示す。
図6】本出願の実施例4によって提供される電磁弁アセンブリの断面図を示す。
図7】本出願の実施例によって提供される固定鉄心及び磁気誘導フレームの分解図を示す。
図8】本出願の実施例によって提供されるカバーに一方向弁アセンブリが設けられていない電磁弁アセンブリの断面図を示す。
図9】本出願の実施例によって提供される上部ケーシングの断面図を示す。
図10】本出願の実施例によって提供される下部ケーシングの断面図を示す。
図11】本出願の実施例によって提供される下部ケーシングの構成模式図を示す。
【0021】
ここで、上記の図面には以下の符号が含まれる。
10 カバー、10a 液体入口、10b 液体出口、10c 第1接続構造、10d 給気通路、10e 第2接続構造、11 上部ケーシング、111 第1連通孔、112 給気柱、12 下部ケーシング、121 第2連通孔、
20 一方向弁アセンブリ、21 弁芯、22 第2復帰バネ、
30 固定鉄心、30a 流路、31 第1接続セグメント、32 回転防止セグメント、33 第2接続セグメント、
40 電磁弁アセンブリ、40a 弁口、41 固定ホルダ、42 コイル、43 可動鉄心、431 第3流れ通路、432 本体セグメント、433 縮径セグメント、44 第1復帰バネ、45 磁気誘導フレーム、451 回転防止孔、452 取り付け孔、453 取り付け天板、454 取り付け底板、46 スリーブ、47 延長管、471 テーパケーシングセグメント、472 直線ケーシングセグメント、473 第1管セグメント、474 第2管セグメント、48 弁座、
50 密封部材、60 ボトル、70 気道管、80 係合部材。
【発明を実施するための形態】
【0022】
説明すべきこととして、矛盾しない限り、本出願における実施例及び実施例における特徴は互いに組み合わせることができる。以下、図面を参照して実施例と併せて本出願を詳細に説明する。
【0023】
図1から図11に示すように、本出願の実施例は、固定ホルダ41、コイル42、固定鉄心30、スリーブ46及び可動鉄心43を含み、コイル42は固定ホルダ41に巻き付けられ、固定ホルダ41内には、固定ホルダ41の高さ方向に沿って延びて、固定ホルダ41を貫通して設けられる第2流れ通路が設けられる、電磁弁アセンブリ40を提供している。固定鉄心30は第2流れ通路内に取り付けられ、固定鉄心30の少なくとも一部は第2流れ通路から上方に突出して設けられ、固定鉄心30には、固定鉄心30の高さ方向に沿って延びて、固定鉄心30を貫通して設けられる流路30aが設けられる。スリーブ46は第2流れ通路内に取り付けられ、スリーブ46の一端は固定鉄心30に接続され、スリーブ46の他端は第2流れ通路から下方に突出して設けられ、スリーブ46の他端には弁口40aが設けられる。可動鉄心43は、スリーブ46内に移動可能に設けられ、弁口40aを閉塞する第1初期状態及び弁口40aを開放する第1開放状態を有する。
【0024】
本実施によって提供される電磁弁アセンブリ40を用いると、スリーブ46を設け、且つスリーブ46を第2流れ通路から下方に突出させることによって、実際の必要に応じて、スリーブ46の高さを変更するだけで、可動鉄心43の移動範囲及び可動鉄心43の構造を変更することができ、他の構造を変更する必要がないだけでなく、電磁弁アセンブリ40の全体の高さ及び幅の寸法に影響を与えることもないため、電磁弁アセンブリ40の占有ボリュームを容易に減少できる。従って、本実施例によって提供される電磁弁アセンブリ40によって、従来技術における電磁弁アセンブリ40のボリュームが大きすぎるという技術課題を解決することができる。
【0025】
具体的には、本実施例におけるスリーブ46は金属材料からなり、このような構造設定を用いると、磁気誘導性能を向上させ、磁気漏洩を減少させることが容易になる。
【0026】
図1に示すように、実施例1では、スリーブ46の固定鉄心30から離れた一端にはテーパケーシングがあり、テーパケーシングの流れ面積は、スリーブ46の一端からスリーブ46の他端までの延在方向に沿って徐々に減少し、テーパケーシングの固定鉄心30から離れた端部は弁口40aを有する。このような構造設定を用いると、弁口40aにおける液体の流速を容易に増加させることができると同時に、テーパケーシング構造が簡単で、製造が容易である。
【0027】
具体的には、スリーブ46の固定鉄心30から離れた一端はテーパ端であり、テーパ端の流れ面積は、固定鉄心30から離れる方向に沿って徐々に減少し、テーパ端の端口は弁口40aを形成する。
【0028】
図2に示すように、本出願の実施例2は電磁弁アセンブリ40を提供しており、実施例2における電磁弁アセンブリ40は、実施例1における電磁弁アセンブリ40を基礎として改良を行ったものである。本実施例における電磁弁アセンブリ40は延長管47を更に含み、延長管47は、互いに接続されたテーパケーシングセグメント471及び直線ケーシングセグメント472を有し、テーパケーシングセグメント471はテーパ端に嵌合され、直線ケーシングセグメント472は、スリーブ46から離れる方向に延びる。このような構造設定を用いると、延長管47によって容易にガイドすることができるだけでなく、延長管47による他の構造との接続も容易になる。
【0029】
図3に示すように、本出願の実施例3は電磁弁アセンブリ40を提供しており、本実施例における電磁弁アセンブリ40は、スリーブ46の構造が異なる点で実施例1における電磁弁アセンブリ40と区別される。本実施例におけるスリーブ46は直線管セグメント構造であり、スリーブ46の一端は固定鉄心30に嵌合される。電磁弁アセンブリ40は弁座48を更に含み、弁座48は、スリーブ46の他端に取り付けられ、端部にラッパ口を有し、ラッパ口が弁口40aを形成する。このような構造設定を用いると、取り付け及び取り外しを容易にすることができるだけでなく、弁口40aにおける液体の流速の増加も容易になる。
【0030】
図6に示すように、本出願の実施例4は電磁弁アセンブリ40を提供しており、本実施例における電磁弁アセンブリ40は、実施例3における電磁弁アセンブリ40を基礎として改良を行ったものである。本実施例における電磁弁アセンブリ40は延長管47を更に含み、延長管47は、互いに接続された第1管セグメント473及び第2管セグメント474を含み、第1管セグメント473はスリーブ46に嵌合され、第2管セグメント474はスリーブ46から離れる方向に延び、第2管セグメント474の流れ面積は第1管セグメント473の流れ面積よりも小さい。このような構造設定を用いると、弁口40aにおける液体の流速を容易に増加させ、且つ延長管47によって液体の流れ方向を容易にガイドすることができるだけでなく、延長管47による他の構造との接続も容易になる。
【0031】
上記の全ての実施例では、可動鉄心43の弁口40aに近接した一端には密封部材50が設けられ、可動鉄心43が第1初期状態にある場合、密封部材50によって弁口40aを密封する。このような構造設定を用いると、液体のリークを容易に減少させることができる。
【0032】
上記の全ての実施例では、電磁弁アセンブリ40は第1復帰バネ44を更に含み、可動鉄心43内には第3流れ通路431が設けられ、可動鉄心43は、本体セグメント432と縮径セグメント433とを含み、本体セグメント432は第2流れ通路の形状に適合し、第3流れ通路431の流入端は本体セグメント432の固定鉄心30に近接した端部に位置し、第3流れ通路431の流出端は本体セグメント432の固定鉄心30から離れた側壁に位置する。第1復帰バネ44は第3流れ通路431内に設けられる。縮径セグメント433は本体セグメント432に接続され、密封部材50は縮径セグメント433に取り付けられる。上記の構造を用いることによって、構造のコンパクトさが向上し、内部構造のレイアウトが最適化される。
【0033】
上記の全ての実施例では、第3流れ通路431は第1流路及び第2流路を含み、第1流路は本体セグメント432の軸方向に沿って延び、第2流路は本体セグメント432の径方向に沿って延びる。このような構造設定を用いると、弁口40aにおける液体の流出量を容易に制御することができる。
【0034】
上記の全ての実施例では、本実施例における電磁弁アセンブリ40は密封部材50を更に含み、縮径セグメント433には取り付け溝が設けられ、密封部材50は取り付け溝に取り付けられる。このような構造設定を用いることによって、内部構造のコンパクトさが向上し、密封性能も向上する。
【0035】
上記の全ての実施例では、電磁弁アセンブリ40は磁気誘導フレーム45を更に含み、磁気誘導フレーム45はコイル42の外側に係合され、スリーブ46の他端は磁気誘導フレーム45から下方に突出して設けられ、磁気誘導フレーム45はスリーブ46に溶接される。このような構造設定を用いると、構造がコンパクトになり、且つ内部構造の接続が確実なものになる。
【0036】
上記の全ての実施例では、磁気誘導フレーム45には回転防止孔451が設けられ、固定鉄心30には回転防止セグメント32が設けられる。このような構造設定を用いると、固定鉄心30に対して回転防止の役割を効果的に果たすことを容易にすることができ、固定鉄心30の設置安定性が向上する。
【0037】
上記の全ての実施例では、磁気誘導フレーム45は、取り付け天板453と取り付け底板454とを含み、回転防止孔451は取り付け天板453に設けられ、取り付け底板454には取り付け孔452が設けられ、取り付け孔452は回転防止孔451と対向して設けられ、取り付け孔452の孔断面積は回転防止孔451の孔断面積よりも大きい。固定鉄心30は、順に接続された第1接続セグメント31、回転防止セグメント32及び第2接続セグメント33を含み、第1接続セグメント31の外径は第2接続セグメント33の最大外径よりも大きく、第1接続セグメント31はスリーブ46に接続され、スリーブ46は第1接続セグメント31に嵌合され、第2接続セグメント33の外径は回転防止セグメント32の横幅よりも大きく、第2接続セグメント33は被接続部材に取り外し可能に接続され、第1接続セグメント31は磁気誘導フレーム45に固定される。取り付け孔452の孔断面積は第1接続セグメント31の横断面積よりも大きく、回転防止孔451の孔断面積は、第2接続セグメント33の横断面積よりは大きいが、第1接続セグメント31の横断面積よりは小さい。ここで、電磁弁アセンブリ40は係合部材80を更に含み、スリーブ46が取り付け孔452に差し込まれ、固定鉄心30が取り付け孔452及び回転防止孔451に差し込まれた後に、係合部材80が回転防止セグメント32に係合される。このような構造設定を用いると、取り付ける際に、固定鉄心30を取り付け孔452に差し込んだ後に、第2取り付け孔452に差し込んでから、係合部材80を回転防止セグメント32に係合すればよいため、固定鉄心30の設置安定性が向上し、電磁弁アセンブリ40の作動安定性も向上する。第1接続セグメント31にはフライス溝が設けられ、フライス溝は、固定鉄心30が回転防止孔451から抜けるのを防止することができ、係合部材80は、固定鉄心30が回転防止孔451から脱落するのを防止することができる。
【0038】
具体的には、係合部材80は、係合板又は係合筋であってもよく、係合板又は係合筋にはいずれも係合溝が設けられればよい。係合部材80は、係合溝によって回転防止セグメント32の外側に嵌合される。
【0039】
本出願の実施例5は、カバー10と電磁弁アセンブリ40とを含み、カバー10は、液体入口10a、液体出口10b及び第1流れ通路を有し、液体入口10a及び液体出口10bは第1流れ通路にそれぞれ連通され、カバー10は、ボトル60の瓶口に接続される第1接続構造10cを有し、液体入口10aは瓶口に連通するために用いられる、制御弁アセンブリを提供している。電磁弁アセンブリ40は、上記の全ての実施例によって提供される電磁弁アセンブリ40であり、電磁弁アセンブリ40の第2流れ通路は液体出口10bに連通される。
【0040】
本実施例によって提供される制御弁アセンブリを用いると、電磁弁アセンブリ40によってボトル60内の液体の流出を容易に制御することができ、操作が容易になる。本実施例におけるボトル60は主に精油ボトルであり、精油ボトル内には精油が収容される。
【0041】
本実施例では、カバー10に一方向弁アセンブリ20が更に設けられてもよく、これにより、ボトル60が逆さになった場合に、ボトル内の液体が流れ出ることを避けることができ、操作がより容易になる。一方向弁アセンブリ20は、瓶口を閉塞する第2初期状態及び瓶口を開放する第2開放状態を有し、一方向弁アセンブリ20が第1開放状態にあり、電磁弁アセンブリ40が第2開放状態にある場合にしかボトル内の液体(主に精油)をスムーズに流出させることができない。具体的には一方向弁アセンブリ20は、弁芯21及び第2復帰バネ22を含む。
【0042】
本実施例では、カバー10は、一体構造でも別体構造でもあってもよく、図8におけるカバー10は一体構造である。図9から図11に示すカバー10は別体構造であり、カバー10は、上部ケーシング11及び下部ケーシング12に分けられ、上部ケーシング11と下部ケーシング12とは取り外し可能に接続され、上部ケーシング11は、ボトル60の瓶口に取り外し可能に接続するために用いられ、下部ケーシング12は、電磁弁の固定鉄心30に取り外し可能に接続するために用いられ、上部ケーシング11と下部ケーシング12との間には一方向弁アセンブリ20が設けられる。具体的には、上部ケーシング11には第1接続構造10cが設けられ、下部ケーシング12には第2接続構造10eが設けられ、第1接続構造10c及び第2接続構造10eはいずれもネジ構造であってもよい。上部ケーシング11には第1連通孔111及び給気柱112が設けられ、給気柱112内には給気通路10dが設けられ、第1連通孔111と給気通路10dとは間隔を置いて設けられ、下部ケーシング12には第2連通孔121が設けられ、第1連通孔111と第2連通孔121とは対向して設けられ、且つ連通されて、第1連通通路を形成する。給気通路10dは、ボトル60の底部に通気して、ボトル内の気圧を外部の気圧と一致するように保ちやすくし、ボトル内の液体がスムーズに流出できるようにしやすくするためのものである。ボトル60内により良く給気するために、給気柱112には気道管70が嵌合される。
【0043】
以上の説明から分かるように、本出願の上記の実施例は、以下のような技術効果を達成している。本実施例における電磁弁アセンブリは、小型化設計を実現することができ、電磁弁アセンブリの内部構造のコンパクトさを向上させた。
【0044】
ここで用いられる用語は、具体的な実施形態を説明するためのものにすぎず、本出願による例示的な実施形態を限定することを意図するものではないことに注意すべきである。ここで用いられるように、文脈上明確な指摘がなされていない限り単数形式は複数形式を含むことも意図し、更に本明細書において「包含する」及び/又は「含む」という用語が用いられる場合、特徴、ステップ、操作、デバイス、アセンブリ及び/又はそれらの組み合わせが存在することを意味することも理解されるべきである。
【0045】
特に具体的に説明しない限り、これらの実施例に記載された部材及びステップの相対的な配置、数式、及び数値は、本出願の範囲を限定するものではない。同時に、説明の便宜上、図面に示す各部分の寸法は実際の比率関係で描かれたものではないことは理解されるべきである。当業者に既に知られている技術、方法及び機器については詳細な説明を省略する場合があるが、必要に応じて、当該技術、方法及び機器は、承認された明細書の一部としてみなされるべきである。ここで示し且つ説明した全ての例では、いずれの具体的な値も例示的なものにすぎず、限定するためのものではないと解釈すべきである。従って、例示的な実施例の他の例は異なる値を有してもよい。類似した符号及び文字は、以下の図面において類似したものを表すため、あるものが1つの図面において定義されると、その後の図面においては、それについて更に説明する必要がないことに注意すべきである。
【0046】
本出願の説明において、「前、後、上、下、左、右」、「横方向、縦方向、垂直、水平」及び「頂、底」等のような方位用語で表される方位又は位置関係は、一般的に、図面に示す方位又は位置関係に基づくものであるが、本出願の説明を容易にし、且つ簡潔にするためのものにすぎず、逆の説明がない場合、これらの方位用語は、示された装置又は素子が必ずしも特定の方位を有するか、あるいは、特定の方位で構成し操作されることを示し且つ暗示するものではないため、本出願の保護範囲を限定するものとして理解されるべきではなく、「内、外」という方位用語は、各部材自体の輪郭に対する内、外である。
【0047】
説明の便宜上、ここでは「…の上に」、「…の上方に」、「…の上面に」、「上の」等のような空間相対用語を用いて、図に示すような1つのデバイス又は特徴と他のデバイス又は特徴との空間位置関係を説明することができる。空間相対用語は、デバイスの図に記載された方位以外の、使用又は操作中の異なる方位を包含することを意図するものであることは理解されるべきである。例えば、図面中のデバイスの上下が逆さまになると、「他のデバイス又は構造の上方に」又は「他のデバイス又は構造の上に」と説明されたデバイスは、その後「他のデバイス又は構造の下方に」又は「他のデバイス又は構造の下に」と位置付けられることになる。よって、例示的な用語「…の上方に」は、「…の上方に」及び「…の下方に」の2つの方位を含むことができる。このデバイスは、他の異なる方法で位置付けし(90度回転又は他の方位に位置させ)、且つここで用いられる空間の相対的な説明について対応する解釈を行うこともできる。
【0048】
更に、説明すべきこととして、「第1」、「第2」等の用語を用いて部品を限定することは、対応する部品を区別するためのものにすぎず、特に説明がない限り、上記用語は特別な意味を持たないため、本出願の保護範囲を限定するものとして理解されるべきではない。
【0049】
上述したものは、本出願の好ましい実施例にすぎず、本出願を制限するためのものではなく、当業者にとって、本出願は様々な変更及び変化が可能である。本出願の精神及び原則の範囲内でなされたいかなる修正、同等の置換、改良等はいずれも本出願の保護範囲内に含まれるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
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図10
図11
【国際調査報告】