(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-24
(54)【発明の名称】アプリケーションのインタラクション方法、装置及び電子機器
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0481 20220101AFI20240517BHJP
G06F 3/0482 20130101ALI20240517BHJP
【FI】
G06F3/0481
G06F3/0482
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023571800
(86)(22)【出願日】2022-04-29
(85)【翻訳文提出日】2024-01-17
(86)【国際出願番号】 CN2022090440
(87)【国際公開番号】W WO2022242453
(87)【国際公開日】2022-11-24
(31)【優先権主張番号】202110559456.1
(32)【優先日】2021-05-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】グオ,ワンイー
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ユーチェン
(72)【発明者】
【氏名】ツァオ,イールイ
(72)【発明者】
【氏名】ソン,チン
(72)【発明者】
【氏名】ソン,リーツォン
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ファシン
(72)【発明者】
【氏名】ジー,リーユェ
(72)【発明者】
【氏名】ヤン,ゼァ
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA59
5E555BA03
5E555BA05
5E555BA06
5E555BA19
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5E555BA38
5E555BA87
5E555BA89
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5E555BB23
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5E555BB38
5E555BC04
5E555BC17
5E555CA12
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5E555CB34
5E555CB42
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5E555CB76
5E555CC05
5E555DB11
5E555DB18
5E555DB20
5E555DC12
5E555DC13
5E555DC29
5E555DC59
5E555DD07
5E555EA08
5E555FA00
(57)【要約】
本開示は、アプリケーションのインタラクション方法、装置及び電子機器に関する。該方法は、アプリケーションにおける1つのターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生することと、マルチメディアコンテンツの再生ページに、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することとを含み、インタラクションコンポーネントは、集積設置されたインタラクションカードと、アクションボタンとを含み、インタラクションカードは、ターゲットオブジェクトの紹介内容を記述するために用いられ、ターゲットオブジェクトの紹介内容は、ターゲットオブジェクトのアイコン、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及びターゲットオブジェクトの拡張情報を含み、アクションボタンは、ターゲットオブジェクトのインタラクションページへのアクセスを提供するために用いられる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーションにおける1つのターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生することと、
前記マルチメディアコンテンツの再生ページに、前記ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することとを含み、前記インタラクションコンポーネントは、集積設置されたインタラクションカードと、アクションボタンとを含み、前記インタラクションカードは、前記ターゲットオブジェクトの紹介内容を記述するために用いられ、前記ターゲットオブジェクトの紹介内容は、前記ターゲットオブジェクトのアイコン、前記ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及び前記ターゲットオブジェクトの拡張情報を含み、前記アクションボタンは、前記ターゲットオブジェクトのインタラクションページへのアクセスを提供するために用いられる、アプリケーションのインタラクション方法。
【請求項2】
前記の前記マルチメディアコンテンツの再生ページに前記ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することは、
第1の予め設定された時間長が経過すると、前記再生ページに、前記インタラクションコンポーネントと、前記インタラクションコンポーネントと前記ターゲットオブジェクトの第2の基礎情報とを切替表示するための戻るボタンとを表示することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記戻るボタンでトリガされた第1の操作を受け付けると、前記再生ページにおいて前記インタラクションコンポーネントを前記第2の基礎情報に切替表示することと、
前記戻るボタンでトリガされた第2の操作を受け付けると、前記再生ページにおいて前記第2の基礎情報を前記インタラクションコンポーネントに切替表示することと、をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記の前記マルチメディアコンテンツの再生ページに前記ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することは、
第2の予め設定された時間長が経過すると、前記再生ページに、前記インタラクションコンポーネントと、第1の状態にある位置標識とを表示することを含み、前記位置標識は、前記再生ページに前記インタラクションコンポーネント又は前記ターゲットオブジェクトの第2の基礎情報が表示されていることを示すために用いられ、前記第1の状態にある位置標識は、前記再生ページに前記インタラクションコンポーネントが表示されていることを示すために用いられる、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記インタラクションコンポーネントでスワイプする第3の操作を受け付けると、前記再生ページにおいて、前記インタラクションコンポーネントを前記第2の基礎情報に切替表示し、前記第1の状態にある位置標識を、前記再生ページに前記第2の基礎情報が表示されていることを示すための、第2の状態にある位置標識に切替表示することと、
前記情報表示領域でスワイプする第4の操作を受け付けると、前記再生ページにおいて前記基礎情報を前記インタラクションコンポーネントに切替表示し、前記第2の状態にある位置標識を前記第1の状態にある位置標識に切替表示することとをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記インタラクションコンポーネントの透明度は、予め設定された範囲内に設定される、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記アクションボタンでトリガされた第5の操作を受け付けると、前記再生ページから前記インタラクションページに切替表示することをさらに含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプであり、前記インタラクションカードのターゲット領域にゲームインタラクション内容を提供するための拡張情報が表示される場合、前記方法は、
前記ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、前記再生ページに前記ゲームインタラクション内容に対応する動画を再生することをさらに含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプであり、前記インタラクションカードのターゲット領域に、商品変化状況を提供するための拡張情報が表示される場合、前記方法は、
前記インタラクションコンポーネントに前記商品変化状況を動的に表示することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
アプリケーションにおける1つのターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生するための再生モジュールと、
前記マルチメディアコンテンツの再生ページに、前記ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示するための表示モジュールとを含み、前記インタラクションコンポーネントは、集積設置されたインタラクションカードと、アクションボタンとを含み、前記インタラクションカードは、前記ターゲットオブジェクトの紹介内容を記述するために用いられ、前記ターゲットオブジェクトの紹介内容は、前記ターゲットオブジェクトのアイコン、前記ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及び前記ターゲットオブジェクトの拡張情報を含み、前記アクションボタンは、前記ターゲットオブジェクトのインタラクションページへのアクセスを提供するために用いられる、アプリケーションのインタラクション装置。
【請求項11】
1つ又は複数のプロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶された1つ又は複数のコンピュータプログラムと、を含む電子機器であって、前記1つ又は複数のコンピュータプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記電子機器に請求項1~9のいずれか1項に記載のアプリケーションのインタラクション方法を実現させる、電子機器。
【請求項12】
電子機器で稼動すると、前記電子機器に請求項1~9のいずれか1項に記載のアプリケーションのインタラクション方法を実行させるためのコンピュータ命令を含む、不揮発性コンピュータ記憶媒体。
【請求項13】
コンピュータで稼動すると、前記コンピュータに請求項1~9のいずれか1項に記載のアプリケーションのインタラクション方法を実行させる、コンピュータプログラム製品。
【請求項14】
プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに請求項1~9のいずれか1項に記載のアプリケーションのインタラクション方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、出願番号がCN202110559456.1であり、出願日が2021年5月21日である出願を基礎としており、その優先権を主張し、当該中国出願の全ての開示内容は参照により本出願に組み込まれる。
(技術分野)
本開示は、コンピュータ技術分野に関し、特にアプリケーションのインタラクション方法、装置及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネット技術が進んでいるに伴い、アプリケーションは、ゲーム、商品又は教育などの分野の推薦オブジェクトのマルチメディアコンテンツ(例えば、ショートビデオ)を再生中で、推薦オブジェクトの紹介内容と案内内容をカードの形で順次に表示することにより、ユーザに推薦オブジェクトの詳細を展示することができる。
【発明の概要】
【0003】
第1の態様によれば、本開示は、アプリケーションのインタラクション方法を提供し、該方法は、
アプリケーションにおける1つのターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生することと、
マルチメディアコンテンツの再生ページに、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することとを含み、インタラクションコンポーネントは、集積設置されたインタラクションカードと、アクションボタンとを含み、インタラクションカードは、ターゲットオブジェクトの紹介内容を記述するために用いられ、ターゲットオブジェクトの紹介内容は、ターゲットオブジェクトのアイコン、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及びターゲットオブジェクトの拡張情報を含み、アクションボタンは、ターゲットオブジェクトのインタラクションページへのアクセスを提供するために用いられる。そのうち、第1の基礎情報は、ターゲットオブジェクトの名称及び/又はタイトルを記述するために用いられる。
【0004】
幾つかの実施例では、マルチメディアコンテンツの再生ページにターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することは、
第1の予め設定された時間長が経過すると、再生ページに、インタラクションコンポーネントと、インタラクションコンポーネントとターゲットオブジェクトの第2の基礎情報とを切替表示するための、戻るボタンとを表示することを含む。
【0005】
幾つかの実施例では、この方法は、
戻るボタンでトリガされた第1の操作を受け付けると、再生ページにインタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示することと、
戻るボタンでトリガされた第2の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示することと、をさらに含む。
【0006】
幾つかの実施例では、マルチメディアコンテンツの再生ページにターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することは、
第2の予め設定された時間長が経過すると、再生ページに、インタラクションコンポーネントと、第1の状態にある位置標識とを表示することを含み、位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネント又はターゲットオブジェクトの第2の基礎情報が表示されていることを示すために用いられ、第1の状態にある位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネントが表示されていることを示すために用いられる。
【0007】
幾つかの実施例では、この方法は、
インタラクションコンポーネントでスワイプする第3の操作を受け付けると、再生ページにおいて、インタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示し、第1の状態にある位置標識を、再生ページに第2の基礎情報が表示されていることを示すための、第2の状態にある位置標識に切替表示することと、
情報表示領域でスワイプする第4の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示し、第2の状態にある位置標識を第1の状態にある位置標識に切替表示することとをさらに含む。
【0008】
幾つかの実施例では、インタラクションコンポーネントの透明度は、予め設定された範囲内に設定される。それにより、インタラクションコンポーネントの透明度を調整することにより、透明度がより高く、コンテンツがより豊富で、より自然なインタラクションコンポーネントを作り出すことができ、インタラクションコンポーネントとマルチメディアコンテンツとの融合度を向上させ、インタラクションコンポーネントの邪魔感を低減させ、ユーザが関心のあるコンテンツにより注目することに有利になり、アプリケーションがターゲットオブジェクトをより自然に展示することを可能にし、ユーザがターゲットオブジェクトを了解する興味を向上させることに寄与する。幾つかの実施例では、該方法は、アクションボタンでトリガされた第5の操作を受け付けると、再生ページからインタラクションページに切替表示することをさらに含む。
【0009】
幾つかの実施例では、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプであり、インタラクションカードのターゲット領域にゲームインタラクション内容を提供するための拡張情報が表示される場合、該方法は、ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、再生ページにゲームインタラクション内容に対応する動画を再生することをさらに含む。幾つかの実施例では、ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプであり、インタラクションカードのターゲット領域に商品変化状況を提供するための拡張情報が表示される場合、該方法は、インタラクションコンポーネントに商品変化状況を動的に表示することをさらに含む。
【0010】
第2の態様によれば、本開示は、アプリケーションのインタラクション装置を提供し、該装置は、
アプリケーションにおける1つのターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生するための再生モジュールと、
マルチメディアコンテンツの再生ページに、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示するための表示モジュールとを含み、インタラクションコンポーネントは、集積設置されたインタラクションカードと、アクションボタンとを含み、インタラクションカードは、ターゲットオブジェクトの紹介内容を記述するために用いられ、ターゲットオブジェクトの紹介内容は、ターゲットオブジェクトのアイコン、ターゲットオブジェクトのジャケット、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及びターゲットオブジェクトの拡張情報を含み、アクションボタンは、ターゲットオブジェクトのインタラクションページへのアクセスを提供するために用いられる。
【0011】
そのうち、第1の基礎情報は、ターゲットオブジェクトの名称及び/又はタイトルを記述するために用いられる。
【0012】
幾つかの実施例では、表示モジュールは、具体的には、第1の予め設定された時間長が経過すると、再生ページに、インタラクションコンポーネントと、インタラクションコンポーネントとターゲットオブジェクトの第2の基礎情報とを切替表示するための、戻るボタンとを表示するために用いられる。
【0013】
幾つかの実施例では、表示モジュールは、さらに、戻るボタンでトリガされた第1の操作を受け付けると、再生ページにインタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示し、又は、戻るボタンでトリガされた第2の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示するために用いられる。
【0014】
幾つかの実施例では、表示モジュールは、具体的には、第2の予め設定された時間長が経過すると、再生ページに、インタラクションコンポーネントと、第1の状態にある位置標識とを表示するために用いられ、位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネント又はターゲットオブジェクトの第2の基礎情報が表示されていることを示すために用いられ、第1の状態にある位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネントが表示されていることを示すために用いられる。
【0015】
幾つかの実施例では、表示モジュールは、さらに、インタラクションコンポーネントでスワイプする第3の操作を受け付けると、再生ページにおいて、インタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示し、第1の状態にある位置標識を、再生ページに第2の基礎情報が表示されていることを示すための、第2の状態にある位置標識に切替表示し、又は、情報表示領域でスワイプする第4の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示し、第2の状態にある位置標識を第1の状態にある位置標識に切替表示するために用いられる。
【0016】
幾つかの実施例では、インタラクションコンポーネントの透明度は、予め設定された範囲内に設定される。
【0017】
幾つかの実施例では、表示モジュールは、さらに、アクションボタンでトリガされた第5の操作を受け付けると、再生ページからインタラクションページに切替表示するために用いられる。
【0018】
幾つかの実施例では、再生モジュールは、さらに、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプであり、インタラクションカードのターゲット領域にゲームインタラクション内容を提供するための拡張情報が表示される場合、ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、再生ページにゲームインタラクション内容に対応する動画を再生するために用いられる。幾つかの実施例では、表示モジュールは、さらに、ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプであり、インタラクションカードのターゲット領域に商品変化状況を提供するための拡張情報が表示される場合、インタラクションコンポーネントに商品変化状況を動的に表示するために用いられる。
【0019】
第3の態様によれば、本開示は、プログラム命令を記憶するためのメモリと、メモリ中のプログラム命令を呼び出して電子機器に第1の態様及び第1の態様のいずれか1つの実施例におけるアプリケーションのインタラクション方法を実行させるためのプロセッサとを含む電子機器を提供する。
【0020】
第4の態様によれば、本開示は、電子機器で稼動すると、電子機器に第1の態様及び第1の態様のいずれか1つの実施例におけるアプリケーションのインタラクション方法を実行させるためのコンピュータ命令を含む不揮発性コンピュータ記憶媒体を提供する。
【0021】
第5の態様によれば、本開示は、コンピュータで稼動すると、コンピュータに第1の態様及び第1の態様のいずれか1つの実施例におけるアプリケーションのインタラクション方法を実行させるコンピュータプログラム製品を提供する。
【0022】
第6の態様によれば、本開示は、メモリに記憶されたコンピュータ命令を実行すると、電子機器に第1の態様及び第1の態様のいずれか1つの実施例におけるアプリケーションのインタラクション方法を実行させるプロセッサを含むチップシステムを提供する。
【0023】
第7の態様によれば、本開示は、プロセッサによって実行されると、プロセッサにいずれか1つの実施例におけるアプリケーションのインタラクション方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示しており、明細書とともに本開示の原理を説明するために用いられる。
【0025】
本開示の実施例又は従来技術における技術案をより明確に説明するために、以下は、実施例又は従来技術の説明において使用される必要がある図面を簡単に説明する。自明なことに、当業者であれば、創造的な労力を払うことなく、それらの図面に基づき、他の図面を取得することもできる。
【
図1】本開示の実施例によるアプリケーションのインタラクション方法の流れを示す模式図である。
【
図2】本開示の実施例によるインタラクションコンポーネントの展示パターンの模式図である。
【
図3A】本開示の実施例によるインタラクションコンポーネントのターゲットオブジェクトの異なるタイプにおける展示パターンの模式図である。
【
図3B】本開示の実施例によるインタラクションコンポーネントのターゲットオブジェクトの異なるタイプにおける展示パターンの模式図である。
【
図3C】本開示の実施例によるインタラクションコンポーネントのターゲットオブジェクトの異なるタイプにおける展示パターンの模式図である。
【
図4A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図4B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図4C】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図4D】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図4E】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図5A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図5B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図5C】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図6A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図6B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図7A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図7B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図8A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図8B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図9】本開示の実施例によるアプリケーションのインタラクション装置の構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下は、本開示の方案についてさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0027】
本開示を十分に理解するために、以下の説明において、多くの具体的な詳細が説明されているが、本開示は、ここで説明されている形態と異なる他の形態で実施されてもよい。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0028】
幾つかの実施例では、本開示によるアプリケーションのインタラクション方法、装置、機器、不揮発性コンピュータ記憶媒体及びコンピュータプログラム製品は、インタラクションコンポーネントにインタラクションカードとアクションボタンを集積することができ、インタラクションカードとアクションボタンの分割表示に起因する、マルチメディアコンテンツの再生が妨げられることを回避し、且つインタラクションコンポーネントに付帯するターゲットオブジェクトの紹介内容が豊富で、ユーザがターゲットオブジェクトを迅速かつ全面的に理解することを可能にする。それにより、インタラクションカードとアクションボタンの表示と提示を最適化し、インタラクションコンポーネントとマルチメディアコンテンツとの融合度を向上させ、ユーザが関心のあるコンテンツにより注目することに有利になり、アプリケーションがターゲットオブジェクトをより自然且つイメージ的に展示することを可能にし、ユーザが推薦オブジェクトを了解する興味度を向上させることに寄与する。
また、インタラクションコンポーネントの透明度は、予め設定された範囲内に設定される。それにより、インタラクションコンポーネントを視覚的にマルチメディアコンテンツに融合させることができ、インタラクションコンポーネントの境界感を低減させることができる。それにより、インタラクションコンポーネントの透明度を調整することにより、透明度がより高く、コンテンツがより豊富でより自然なインタラクションコンポーネントを作り出すことができ、インタラクションコンポーネントとマルチメディアコンテンツとの融合度を向上させ、インタラクションコンポーネントの邪魔感を低減させる。
【0029】
ここで、本開示のアプリケーションのインタラクション方法は、電子機器によって実行される。電子機器は、タブレット、携帯電話、ウェアラブルデバイス、車載機器、拡張現実(augmented reality、AR)/仮想現実(virtual reality、VR)機器、ノートパソコン、ウルトラモバイルパソコン(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック、パーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、スマートテレビ、スマートスクリーン、ハイビジョン、4Kテレビ、スマートスピーカ、スマートプロジェクターなどの機器であってもよく、本開示は、電子機器の具体的なタイプを何ら制限するものではない。
【0030】
ここで、本開示は、電子機器のオペレーティングシステムのタイプを限定するものではない。例えば、Android(登録商標)システム、Linux(登録商標)システム、Windows(登録商標)システム、iOS(登録商標)システムなどである。
【0031】
再生ページに紹介内容と誘導内容に対応するカードが順に現れて境界感があり、視覚的にマルチメディアコンテンツの再生に邪魔になりやすく、且つ紹介内容と誘導内容に対応するカードが一度に提示する内容量が小さいため、ユーザは推薦オブジェクトを全面的に了解することができず、推薦オブジェクトに対するユーザの興味を惹くことに不利である。
【0032】
上記技術課題を解決し、又は少なくとも部分的に上記技術課題を解決するために、本開示は、アプリケーションのインタラクション方法、装置及び電子機器を提供する。
【0033】
まず、当業者の理解を容易にするために、開示における一部の用語について以下に説明する。
【0034】
前の説明に基づいて、本開示の実施例は、電子機器を例に、図面と応用場面とを参照して、本開示によるアプリケーションのインタラクション方法を詳細に説明する。
【0035】
図1を参照する。
図1は、本開示の実施例によるアプリケーションのインタラクション方法の流れを示す模式図である。
図1に示すように、本開示によるアプリケーションのインタラクション方法は、以下のステップを含み得る。
【0036】
S101:アプリケーションにおける1つのターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生する。
【0037】
S102:マルチメディアコンテンツの再生ページに、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示する。
【0038】
第1の態様による方法によれば、電子機器は、アプリケーションにおける1つのターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生することができる。マルチメディアコンテンツの再生ページに、電子機器は、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することができ、該インタラクションコンポーネントにインタラクションカードとアクションボタンが集積設置されるだけでなく、且つ該インタラクションコンポーネントにターゲットオブジェクトのアイコン、ターゲットオブジェクトのジャケット、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及びターゲットオブジェクトの拡張情報を含むターゲットオブジェクトの紹介内容が付帯される。それにより、インタラクションカードを統合して、インタラクションコンポーネントの内容量を豊富にすることで、より生き生きとしてより自然なインタラクションコンポーネントを作り出すことができ、インタラクションカードとアクションボタンの表示と提示を最適化し、インタラクションコンポーネントとマルチメディアコンテンツとの融合度を向上させ、ユーザが関心のあるコンテンツにより注目することに有利になり、アプリケーションがターゲットオブジェクトをより自然に展示することを可能にし、ユーザがターゲットオブジェクトを了解する興味度を向上させることに寄与する。上記第2の態様及び上記第2の態様の各可能な設計によるアプリケーションのインタラクション装置の有益な効果は、上記第1の態様及び第1の態様の各実施形態による有益な効果を参照することができる。ここでは省略する。
【0039】
電子機器は、再生ページに1つのターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生することができる。
【0040】
ここで、再生ページは、アプリケーションの1つのページであり、ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを展示するために用いられる。ターゲットオブジェクトは、アプリケーションがユーザに推薦するオブジェクト(即ち、推薦オブジェクト)である。ターゲットオブジェクトのタイプは、ゲームタイプ、電子商取引タイプ、及び教育タイプを含んでもよいが、これらに限定されない。ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツは、ターゲットオブジェクトの詳細を展示するために用いられる。本開示は、アプリケーション、再生ページとターゲットオブジェクトの具体的な実装方式を限定しない。
【0041】
例えば、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプである場合、ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツは、ゲーム紹介ビデオ又はゲーム試遊ビデオであってもよい。ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプである場合、ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツは、商品展示ビデオ又は商品試用ビデオであってもよい。ターゲットオブジェクトのタイプが教育タイプである場合、ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツは、レッスン紹介ビデオ又はレッスン試学ビデオであってもよい。
【0042】
また、電子機器は、再生ページに、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示してもよい。
【0043】
インタラクションコンポーネントは、集積設置されたインタラクションカードと、アクションボタンとを含んでもよい。それにより、インタラクションカードとアクションボタンとをインタラクションコンポーネントとして統合することができる。
【0044】
ここで、インタラクションカードは、ターゲットオブジェクトの紹介内容を記述するために用いられる。本開示は、ターゲットオブジェクトの紹介内容の具体的な内容を限定しない。幾つかの実施例では、ターゲットオブジェクトの紹介内容は、ターゲットオブジェクトのアイコン(icon)、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及びターゲットオブジェクトの拡張情報を含んでもよい。
【0045】
図2を参照する。
図2は、本開示の実施例によるインタラクションコンポーネントの展示パターンの模式図である。説明の便宜上、
図2では、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているアプリケーションがショートビデオソーシャルAPPである例を示している。
【0046】
図2に示すように、インタラクションコンポーネントの展示パターンは、第1の領域A11、第2の領域A12、第3の領域A13、及び第4の領域A20を含んでもよい。第1の領域A11は、ターゲットオブジェクトのアイコン、例えば、ジャケットを展示するために用いられ、第2の領域A12は、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、例えば、名称及び/又はタイトルを展示するために用いられ、第3の領域A13は、ターゲットオブジェクトの拡張情報を展示するために用いられ、第4の領域A20は、アクションボタンを展示するために用いられる。
【0047】
図3A~
図3Cを参照する。
図3A~
図3Cは、本開示の実施例によるインタラクションコンポーネントのターゲットオブジェクトの異なるタイプにおける展示パターンの模式図である。説明の便宜上、
図3A~
図3Cでは、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているアプリケーションがショートビデオソーシャルAPPである例を示している。
【0048】
ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプである場合、インタラクションコンポーネントは、
図3Aに例示的に示される展示パターンを採用してもよい。ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプである場合、インタラクションコンポーネントは、
図3Bに例示的に示される展示パターンを採用してもよい。ターゲットオブジェクトのタイプが教育タイプである場合、インタラクションコンポーネントは、
図3Cに例示的に示される展示パターンを採用してもよい。
【0049】
ここで、アクションボタンは、ターゲットオブジェクトのインタラクションページへのアクセスを提供するために用いられる。ターゲットオブジェクトのインタラクションページは、アプリケーションの別のページであり、ターゲットオブジェクトのインタラクション状況を展示するために用いられる。本開示は、ターゲットオブジェクトのインタラクションページの具体的な実装方式を限定しない。
【0050】
例えば、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプである場合、ターゲットオブジェクトのインタラクションページは、ゲームダウンロードページであってもよい。ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプである場合、ターゲットオブジェクトのインタラクションページは、商品購入ページであってもよい。ターゲットオブジェクトのタイプが教育タイプである場合、ターゲットオブジェクトのインタラクションページは、レッスン購入ページであってもよい。
【0051】
幾つかの実施例では、電子機器は、アクションボタンでトリガされた第5の操作を受け付けると、再生ページからインタラクションページに切替表示してもよい。これにより、電子機器は、ユーザにターゲットオブジェクトのインタラクション状況を展示することができ、アプリケーションがターゲットオブジェクトを推薦する方式を豊富にした。ここで、第5の操作は、タップ、ダブルタップ、スワイプ、長押しなどの操作を含んでもよいが、これらに限定されない。
【0052】
本開示によるアプリケーションのインタラクション方法によれば、電子機器により、アプリケーションにおける1つのターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生することができる。マルチメディアコンテンツの再生ページに、電子機器は、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することができ、該インタラクションコンポーネントにインタラクションカードとアクションボタンが集積設置されるだけでなく、且つ該インタラクションコンポーネントにターゲットオブジェクトのアイコン、ターゲットオブジェクトのジャケット、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及びターゲットオブジェクトの拡張情報を含むターゲットオブジェクトの紹介内容が付帯される。それにより、インタラクションカードとアクションボタンを統合して、インタラクションコンポーネントの内容量を豊富にすることで、より生き生きとしてより自然なインタラクションコンポーネントを作り出すことができ、インタラクションカードとアクションボタンの表示と提示を最適化し、インタラクションコンポーネントとマルチメディアコンテンツとの融合度を向上させ、ユーザが関心のあるコンテンツにより注目することに有利になり、アプリケーションがターゲットオブジェクトをより自然に展示することを可能にし、ユーザがターゲットオブジェクトを了解する興味度を向上させることに寄与する。
【0053】
上記の実施例の記述に基づいて、インタラクションコンポーネントの透明度は、予め設定された範囲内に設定される。それにより、インタラクションコンポーネントの境界感を弱め、インタラクションコンポーネントを視覚的にマルチメディアコンテンツに融合させることを可能にする。
【0054】
ここで、本開示は、予め設定された範囲の大きさを限定するものではない。幾つかの実施例では、再生ページの透明度は、通常、0%に設定される。従って、予め設定された範囲は、90%以上であってもよい。これにより、インタラクションコンポーネントの透明度と再生ページの透明度とは差が比較的小さく、又は同じであり、インタラクションコンポーネントが視覚的にマルチメディアコンテンツの展示の一部とされることを可能にする。
【0055】
上記の実施例の記述に基づいて、電子機器は、複数の方式を採用してマルチメディアコンテンツの再生ページに、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することができる。
【0056】
幾つかの実施例では、電子機器は、第1の予め設定された時間長が経過すると、再生ページにインタラクションコンポーネントと戻るボタンとを表示してもよい。
【0057】
ここで、本開示は、第1の予め設定された時間長の具体的な数値を限定するものではない。戻るボタンは、インタラクションコンポーネントとターゲットオブジェクトの第2の基礎情報とを切替表示するために用いられる。本開示は、戻るボタンの形状、大きさ、位置などのパラメータを限定するものではない。また、本開示は、第2の基礎情報が再生ページに表示されるパターン、位置、形状、大きさなどのパラメータを限定するものではない。
【0058】
再生ページにインタラクションコンポーネントが表示されている場合、電子機器は、戻るボタンでトリガされた第1の操作を受け付けると、再生ページにインタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示してもよい。
【0059】
再生ページに第2の基礎情報が表示されている場合、電子機器は、戻るボタンでトリガされた第2の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示してもよい。
【0060】
ここで、第1の操作と第2の操作は、タップ、ダブルタップ、スワイプ、長押しなどの操作を含んでもよいが、これらに限定されない。本開示は、切り替えのアニメーション効果の具体的な実装方式を限定するものではない。幾つかの実施例では、インタラクションコンポーネントと第2の基礎情報との間で上下反転という切り替えのアニメーション効果を実現することができる。
【0061】
それにより、電子機器は、戻るボタンのトリガ操作により、インタラクションコンポーネントと第2の基礎情報との間のなだらかな遷移を実現し、より滑らかで邪魔感の弱い遷移効果を達成することができる。
【0062】
別の幾つかの実施例では、電子機器は、第2の予め設定された時間長が経過すると、再生ページにインタラクションコンポーネントと第1の状態にある位置標識とを表示してもよい。
【0063】
ここで、本開示は、第2の予め設定された時間長の具体的な数値を限定するものではない。位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネント又はターゲットオブジェクトの第2の基礎情報が表示されていることを示すために用いられ、第1の状態にある位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネントが表示されていることを示すために用いられる。本開示は、位置標識の形状、大きさ、位置などのパラメータを限定するものではない。
【0064】
再生ページにインタラクションコンポーネントが表示されている場合、電子機器は、インタラクションコンポーネントでスワイプする第3の操作を受け付けると、再生ページにおいて、インタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示し、第1の状態にある位置標識を、再生ページに第2の基礎情報が表示されていることを示すための、第2の状態にある位置標識に切替表示してもよい。
【0065】
再生ページに第2の基礎情報が表示されている場合、電子機器は、情報表示領域でスワイプする第4の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示し、第2の状態にある位置標識を第1の状態にある位置標識に切替表示してもよい。
【0066】
ここで、第3の操作と第4の操作は、タップ、ダブルタップ、スワイプ、長押しなどの操作を含んでもよいが、これらに限定されない。本開示は、切り替えのアニメーション効果の具体的な実装方式を限定しない。幾つかの実施例では、インタラクションコンポーネントと第2の基礎情報との間で上下反転という切り替えのアニメーション効果を実現することができる。
【0067】
それにより、電子機器は、再生ページのトリガ操作により、インタラクションコンポーネントと第2の基礎情報との間のなだらかな遷移を実現し、より滑らかで邪魔感の弱い遷移効果を達成することができ、また、位置標識の状態によって、再生ページに現在表示されている情報をユーザに明確に伝えることができる。
【0068】
以下、
図4A~
図4Eと併せて、本開示のインタラクションコンポーネントと第2の基礎情報との切り替えの具体的な実装プロセスについて説明する。
【0069】
説明の便宜上、
図4A~
図4Eでは、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているアプリケーションがショートビデオソーシャルAPP(アプリケーション1と略称する)であり、アプリケーション1の1つのターゲットオブジェクト(ターゲットオブジェクト1と略称する)のタイプがゲームタイプである例を示している。
【0070】
図4A~
図4Eを参照する。
図4A~
図4Eは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【0071】
アプリケーション1は、携帯電話に
図4Aに例示的に示されるユーザインターフェース10を表示することができる。ユーザインターフェース10は、ターゲットオブジェクト1のマルチメディアコンテンツを再生するために用いられる。
【0072】
第1の予め設定された時間長が経過すると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース10に
図4Bに例示的に示されるインタラクションコンポーネント101と戻るボタン102とを表示してもよい。
【0073】
アプリケーション1がユーザ1が
図4Bに示す戻るボタン102において実行したタップのような第1の操作を受け付けると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース10に
図4Cに例示的に示される基礎情報103と戻るボタン102とを表示してもよい。ここで、基礎情報103には名称が含まれる。なお、基礎情報103は、タイトルをさらに含んでもよく、タイトルは、名称の下に位置してもよい。
【0074】
アプリケーション1がユーザ1が
図4Cに示す戻るボタン102において実行したタップのような第2の操作を受け付けると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース10に
図4Bに例示的に示されるインタラクションコンポーネント101と戻るボタン102とを表示してもよい。
【0075】
以上の通り、携帯電話は、戻るボタンでのトリガ操作により、インタラクションコンポーネント101と基礎情報103との間のなだらかな遷移を実現することができ、遷移効果をより滑らかにし、邪魔感を弱めることができる。
【0076】
第2の予め設定された時間長が経過すると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース10に
図4Dに例示的に示されるインタラクションコンポーネント101と第1の状態にある位置標識104とを表示してもよい。
【0077】
アプリケーション1がユーザ1が
図4Dに示すインタラクションコンポーネント101において実行した上へのスワイプのような第3の操作を受け付けると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース10に
図4Eに例示的に示される基礎情報103と第2の状態にある位置標識104とを表示してもよい。ここで、基礎情報103には名称が含まれる。なお、基礎情報103は、タイトルをさらに含んでもよく、タイトルは、名称の下に位置してもよい。
【0078】
アプリケーション1がユーザ1が
図4Eに示す戻るボタン102において実行した下へのスワイプのような第4の操作を受け付けると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース10に
図4Dに例示的に示されるインタラクションコンポーネント101と第1の状態にある位置標識104とを表示してもよい。
【0079】
以上の通り、電子機器は、インタラクションコンポーネント101又は基礎情報103が位置する領域におけるスワイプ操作によって、インタラクションコンポーネント101と基礎情報103との間のなだらかな遷移を実現することができ、遷移効果をより滑らかにし、邪魔感を弱めることができ、また、位置標識104の状態によって、再生ページに現在表示されている情報がインタラクションコンポーネント101であるか基礎情報103であるかを示すことができる。
【0080】
上記の実施例の記述に基づいて、ターゲットオブジェクトの第2の基礎情報は、ターゲットオブジェクトの基礎情報、例えば、名称/タイトルを展示するために用いられ、概念上の角度からユーザにターゲットオブジェクトを紹介することができる。ここで、タイトルは、ターゲットオブジェクトの宣伝スローガン、記述情報又は注意情報などの内容と捉えることができる。また、ターゲットオブジェクトの拡張情報は、ターゲットオブジェクトのパーソナライズ情報を展示するために用いられ、ターゲットオブジェクトの第2の基礎情報がより全面的にターゲットオブジェクトを紹介することを支援することができる。説明の便宜上、電子機器は、インタラクションカードにおいて拡張情報を表示する領域をターゲット領域と見なしてもよい。
【0081】
ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプである場合、ターゲット領域にゲームインタラクション内容を提供するための拡張情報が表示されてもよい。それにより、電子機器は、ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、再生ページにゲームインタラクション内容に対応する動画を再生することができる。
ここで、本開示は、ターゲット領域の位置、大きさ、形態などのパラメータを限定するものではない。幾つかの実施例では、ターゲット領域は、
図2における領域A13を参照してもよい。第6の操作は、タップ、ダブルタップ、スワイプ、長押しなどの操作を含んでもよいが、これらに限定されない。本開示は、ゲームインタラクション内容と動画の具体的な実装方式を限定するものではない。
【0082】
ゲームインタラクション内容がゲームブラインドボックスを提供する拡張情報であってもよい場合、電子機器は、ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、再生ページにゲームブラインドボックスからゲームアイテムを抽選する画面を再生してもよい。
【0083】
ここで、上述した動画は、ゲームブラインドボックスが開かれてから結果が表示されるまでの過程を示すために用いられてもよいが、本開示は、動画の画面内容や再生時間長などのパラメータを限定するものではない。
【0084】
それにより、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプである場合、電子機器は、インタラクションカードにおけるターゲットオブジェクトの拡張情報により、ユーザにブラインドボックスシーンの連動体験を提供することができる。それにより、ユーザは、ゲームブラインドボックスを抽選する視覚体験を感じることができ、ユーザがターゲットオブジェクトを了解する興味度を高めることに有利になる。
【0085】
以下、
図5A~
図5Cと併せて、本開示の電子機器がブラインドボックスシーンの連動体験を実現する具体的な実装プロセスを説明する。
説明の便宜上、
図5A~
図5Cでは、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているアプリケーションがショートビデオソーシャルAPP(アプリケーション1と略称する)であり、アプリケーション1の1つのターゲットオブジェクト(ターゲットオブジェクト1と略称する)のタイプがゲームタイプである例を示している。
【0086】
図5A~
図5Cを参照する。
図5A~
図5Cは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【0087】
アプリケーション1は、携帯電話に
図5Aに例示的に示されるユーザインターフェース21を表示することができる。ユーザインターフェース21は、ターゲットオブジェクト1のマルチメディアコンテンツを再生し、インタラクションコンポーネントにおけるターゲット領域201を表示するために用いられる。ここで、ターゲット領域201は、ターゲットオブジェクト1の拡張情報を表示するために用いられる。ターゲット領域201には、ブラインドボックスからのゲームアイテムの抽選の起動をトリガするためのゲームブラインドボックスアイコン202が含まれてもよい。
【0088】
アプリケーション1がユーザ1が
図5Aに示すゲームブラインドボックスアイコン202において実行したタップのような第6の操作を受け付けると、アプリケーション1は、携帯電話に
図5Bに例示的に示されるユーザインターフェース22と
図5Cに例示的に示されるユーザインターフェース23を順次表示してもよい。ここで、ユーザインターフェース22とユーザインターフェース23は、ブラインドボックスからゲームアイテムを抽選する動画を示すために用いられる。
【0089】
以上の通り、携帯電話は、ゲームブラインドボックスアイコン202でのトリガ操作により、再生ページにユーザがゲームブラインドボックスからゲームアイテムを抽選する動画を再生することができ、ブラインドボックスシーンの連動体験を実現し、ユーザがターゲットオブジェクトを了解したい興味を向上させる。
【0090】
ゲームインタラクション内容が、裸眼3Dアニメーション効果、例えば、ゲームキャラクタがゲームプロセスを完成させる3Dアニメーション効果を提供する拡張情報であってもよい場合、電子機器は、ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、再生ページに裸眼3Dアニメーション効果に従ってマルチメディアコンテンツを第3の予め設定された時間長再生してもよい。
【0091】
ここで、上述した動画とは、裸眼3Dアニメーション効果に従ってマルチメディアコンテンツを第3の予め設定された時間長再生するものである。上述した裸眼3Dアニメーション効果は、ターゲットオブジェクトにおけるゲームプロセスの立体視効果を実現するために用いられる。本開示は、裸眼3Dアニメーション効果の具体的な実装方式と、第3の予め設定された時間長の具体的な数値を限定するものではない。
【0092】
それにより、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプである場合、電子機器は、インタラクションカードにおけるターゲットオブジェクトの拡張情報により、ユーザに裸眼3Dシーンの連動体験を提供することができる。それにより、ユーザは、裸眼3Dアニメーション効果の視覚体験を感じることができ、ユーザがターゲットオブジェクトを了解する興味度を高めることに有利になる。
【0093】
以下、
図6A~
図6Bと併せて、本開示の電子機器が裸眼3Dシーンの連動体験を実現する具体的な実装プロセスを説明する。
【0094】
説明の便宜上、
図6A~
図6Bでは、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているアプリケーションがショートビデオソーシャルAPP(アプリケーション1と略称する)であり、アプリケーション1の1つのターゲットオブジェクト(ターゲットオブジェクト1と略称する)のタイプがゲームタイプである例を示している。
【0095】
図6A~
図6Bを参照する。
図6A~
図6Bは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【0096】
アプリケーション1は、携帯電話に
図6Aに例示的に示されるユーザインターフェース31を表示することができる。ユーザインターフェース31は、ターゲットオブジェクト1のマルチメディアコンテンツを再生し、インタラクションコンポーネントにおけるターゲット領域301を表示するために用いられる。ここで、ターゲット領域301は、ターゲットオブジェクト1の拡張情報を表示するために用いられる。オブジェクト領域301は、対応するゲームキャラクタ(
図6Aではキャラクタ2を例示する)を採用した裸眼3Dアニメーション効果の表示をトリガするためのゲームキャラクタアイコン302を含んでもよい。
【0097】
アプリケーション1がユーザ1が
図6Aに示すゲームキャラクタアイコン302において実行したタップのような第6の操作を受け付けると、アプリケーション1は、携帯電話に
図6Bに例示的に示されるユーザインターフェース32を表示してもよい。ここで、ユーザインターフェース32は、キャラクタ2の裸眼3Dアニメーション効果に従ってマルチメディアコンテンツにおける1つの画面を第3の予め設定された時間長再生することを示すために用いられる。
【0098】
以上の通り、携帯電話は、ゲームキャラクタアイコン302でのトリガ操作により、再生ページにおいて、対応するゲームキャラクタの裸眼3Dアニメーション効果に従ってマルチメディアコンテンツを第3の予め設定された時間長再生することができ、裸眼3Dシーンの連動体験を実現し、ユーザがターゲットオブジェクトを了解したい興味を向上させる。
【0099】
ゲームインタラクション内容が、ゲームキャラクタを切り替える拡張情報であってもよい場合、電子機器は、ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、再生ページに切替後のゲームキャラクタを採用してマルチメディアコンテンツを第4の予め設定された時間長再生することができる。
【0100】
ここで、上述した動画とは、切替後のゲームキャラクタを採用してマルチメディアコンテンツを第4の予め設定された時間長再生するものである。本開示は、第4の予め設定された時間長の具体的な数値を限定するものではない。
それにより、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプである場合、電子機器は、インタラクションカードにおけるターゲットオブジェクトの拡張情報により、ユーザにキャラクタ切り替えシーンの連動体験を提供することができる。それにより、ユーザは、ゲームキャラクタを切り替える視覚体験を感じることができ、ユーザがターゲットオブジェクトを了解する興味度を高めることに有利になる。
【0101】
以下、
図7A~
図7Bと併せて、本開示の電子機器がキャラクタ切り替えシーンの連動体験を実現する具体的な実装プロセスを説明する。
【0102】
説明の便宜上、
図7A~
図7Bでは、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているアプリケーションがショートビデオソーシャルAPP(アプリケーション1と略称する)であり、アプリケーション1の1つのターゲットオブジェクト(ターゲットオブジェクト1と略称する)のタイプがゲームタイプである例を示している。
【0103】
図7A~
図7Bを参照する。
図7A~
図7Bは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【0104】
アプリケーション1は、携帯電話に
図7Aに例示的に示されるユーザインターフェース41を表示することができる。ユーザインターフェース41は、ターゲットオブジェクト1のマルチメディアコンテンツを再生し、インタラクションコンポーネントにおけるターゲット領域401を表示するために用いられる。ここで、ターゲット領域401は、ターゲットオブジェクト1の拡張情報を表示するために用いられる。ターゲット領域401には、対応するゲームキャラクタの切り替えをトリガするためのゲームキャラクタアイコン402とゲームキャラクタアイコン403とが含まれてもよく、ゲームキャラクタアイコン402は、キャラクタ1のアバターアイコンであり、ゲームキャラクタアイコン403は、キャラクタ2のアバターアイコンである。
【0105】
図7Aでは、ユーザインターフェース41におけるマルチメディアコンテンツは、キャラクタ1を採用して再生され、ゲームキャラクタアイコン402は強調表示され、ゲームキャラクタアイコン403は強調表示されない。
【0106】
アプリケーション1がユーザ1が
図7Aに示すゲームキャラクタアイコン303において実行したタップのような第6の操作を受け付けると、アプリケーション1は、携帯電話に
図7Bに例示的に示されるユーザインターフェース42を表示してもよい。ここで、ユーザインターフェース42は、キャラクタ2を採用してマルチメディアコンテンツにおける1つの画面を第4の予め設定された時間長再生することを示すために用いられる。また、ターゲット領域401には、ゲームキャラクタアイコン402は強調表示されなく、ゲームキャラクタアイコン403は強調表示される。
【0107】
以上の通り、携帯電話は、ゲームキャラクタアイコン403でのトリガ操作により、再生ページにおいて、対応するゲームキャラクタに従ってマルチメディアコンテンツを第4の予め設定された時間長再生することができ、キャラクタ切り替えシーンの連動体験を実現し、ユーザがターゲットオブジェクトを了解したい興味を向上させる。
【0108】
ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプである場合、ターゲット領域には、商品変化状況を提供するための拡張情報が表示されてもよい。それにより、電子機器は、インタラクションコンポーネントに商品変化状況を動的に表示することができる。
【0109】
ここで、商品の変化状況は、所定期間内の商品の価格状況、又は、所定期間内の商品の販売状況、又は、商品の同種対比状況を示すために用いられてもよい。
【0110】
それにより、ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプである場合、電子機器は、インタラクションカードにおけるターゲットオブジェクトの拡張情報により、ユーザに商品変化状況シーンの連動体験を提供することができる。それにより、ユーザは、商品変化状況の視覚体験を感じることができ、ユーザがターゲットオブジェクトを了解する興味度を高めることに有利になる。
【0111】
なお、ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプであることに加えて、電子機器は、ターゲットオブジェクトがゲーム又は教育など他のタイプである場合にも、商品変化状況シーンの連動体験を実現することができる。
【0112】
以下、
図8A~
図8Bと併せて、本開示の電子機器が商品変化状況シーンの連動体験を実現する具体的な実装プロセスを説明する。
【0113】
説明の便宜上、
図8A~
図8Bでは、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているアプリケーションがショートビデオソーシャルAPP(アプリケーション1と略称する)であり、アプリケーション1の1つのターゲットオブジェクト(ターゲットオブジェクト1と略称する)がゲームタイプである例を示している。
【0114】
図8A~
図8Bを参照する。
図8A~
図8Bは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【0115】
アプリケーション1は、携帯電話に
図8Aに例示的に示されるユーザインターフェース50を表示することができる。ユーザインターフェース50は、ターゲットオブジェクト1のマルチメディアコンテンツを再生し、インタラクションコンポーネントにおけるターゲット領域501を表示するために用いられる。ここで、ターゲット領域501は、ターゲットオブジェクト1の拡張情報を表示するために用いられる。
【0116】
図8Aでは、ターゲット領域501に商品の紹介情報が記述されてもよい。
【0117】
所定期間が経過すると、アプリケーションは、ユーザインターフェース50に更新後のターゲット領域501を表示してもよい。ここで、ターゲット領域501は、ターゲットオブジェクト1の拡張情報を表示するために用いられる。
図8Bにおいて、ターゲット領域501は、曲線で商品の日常価格とイベント価格を示すことができる。それにより、ユーザは、商品の履歴の最安価格を直観的に把握することができ、ユーザが商品を購入することに便宜を与える。
【0118】
以上の通り、携帯電話は、ターゲット領域501における拡張情報により、再生ページに商品の価格変化状況を表示することができ、商品変化状況シーンの連動体験を実現し、ユーザがターゲットオブジェクトを了解したい興味を向上させる。
【0119】
幾つかの実施例では、本開示は、アプリケーションのインタラクション装置を提供する。
【0120】
図9を参照する。
図9は、本開示の実施例によるアプリケーションのインタラクション装置の構成模式図である。本開示のアプリケーションのインタラクション装置は、電子機器に設置されてもよく、上記
図1~
図8Bの実施例によるアプリケーションのインタラクション方法に対応する電子機器の動作を実現することができる。
【0121】
図9に示すように、本開示によるアプリケーションのインタラクション装置100は、再生モジュール101と表示モジュール102とを含み得る。
【0122】
再生モジュール101は、アプリケーションにおける1つのターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生するために用いられる。
【0123】
表示モジュール102は、マルチメディアコンテンツの再生ページに、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示するために用いられ、インタラクションコンポーネントは、集積設置されたインタラクションカードと、アクションボタンとを含み、インタラクションカードは、ターゲットオブジェクトの紹介内容を記述するために用いられ、ターゲットオブジェクトの紹介内容は、ターゲットオブジェクトのアイコン、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及びターゲットオブジェクトの拡張情報を含み、アクションボタンは、ターゲットオブジェクトのインタラクションページへのアクセスを提供するために用いられる。
【0124】
そのうち、第1の基礎情報は、ターゲットオブジェクトの名称及び/又はタイトルを記述するために用いられる。
【0125】
幾つかの実施例では、表示モジュール102は、具体的には、第1の予め設定された時間長が経過すると、再生ページに、インタラクションコンポーネントと、インタラクションコンポーネントとターゲットオブジェクトの第2の基礎情報とを切替表示するための戻るボタンとを表示するために用いられる。
【0126】
幾つかの実施例では、表示モジュール102は、さらに、戻るボタンでトリガされた第1の操作を受け付けると、再生ページにインタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示し、又は、戻るボタンでトリガされた第2の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示するために用いられる。
【0127】
幾つかの実施例では、表示モジュール102は、具体的には、第2の予め設定された時間長が経過すると、再生ページに、インタラクションコンポーネントと、第1の状態にある位置標識とを表示するために用いられ、位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネント又はターゲットオブジェクトの第2の基礎情報が表示されていることを示すために用いられ、第1の状態にある位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネントが表示されていることを示すために用いられる。
【0128】
幾つかの実施例では、表示モジュール102は、さらに、インタラクションコンポーネントでスワイプする第3の操作を受け付けると、再生ページにおいて、インタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示し、第1の状態にある位置標識を、再生ページに第2の基礎情報が表示されていることを示すための、第2の状態にある位置標識に切替表示し、又は、情報表示領域でスワイプする第4の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示し、第2の状態にある位置標識を第1の状態にある位置標識に切替表示するために用いられる。
【0129】
幾つかの実施例では、インタラクションコンポーネントの透明度は、予め設定された範囲内に設定される。
【0130】
幾つかの実施例では、表示モジュール102は、アクションボタンでトリガされた第5の操作を受け付けると、再生ページからインタラクションページに切替表示するために用いられる。
【0131】
幾つかの実施例では、再生モジュール101は、さらに、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプであり、インタラクションカードのターゲット領域にゲームインタラクション内容を提供するための拡張情報が表示される場合、ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、再生ページにゲームインタラクション内容に対応する動画を再生するために用いられる。
【0132】
幾つかの実施例では、表示モジュール102は、さらに、ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプであり、インタラクションカードのターゲット領域に商品変化状況を提供するための拡張情報が表示される場合、インタラクションコンポーネントに商品変化状況を動的に表示するために用いられる。
【0133】
本開示によるアプリケーションのインタラクション装置は、上記方法実施例を実行することができ、その具体的な実現原理と技術効果は、上記方法の実施例を参照することができ、本開示はここでは省略する。
【0134】
幾つかの実施例では、本開示は、1つ又は複数のプロセッサと、メモリと、メモリに記憶された1つ又は複数のコンピュータプログラムと、を含む電子機器であって、1つ又は複数のコンピュータプログラムが1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、電子機器に上記実施例のアプリケーションのインタラクション方法を実現させる電子機器を提供する。
【0135】
幾つかの実施例では、本開示は、表示器と、メモリと、センサとを含む電子機器に応用されるチップシステムであって、上記実施例のアプリケーションのインタラクション方法を実行するプロセッサを含むチップシステムを提供する。
【0136】
幾つかの実施例では、本開示は、プロセッサによって実行されると、電子機器に上記実施例のアプリケーションのインタラクション方法を実行させるコンピュータプログラムを格納した不揮発性コンピュータ可読記録媒体を提供する。
【0137】
幾つかの実施例では、本開示は、コンピュータで稼動すると、コンピュータに上記実施例のアプリケーションのインタラクション方法を実行させるコンピュータプログラム製品を提供する。
【0138】
幾つかの実施例では、本開示は、プロセッサによって実行されると、プロセッサにいずれか1つの実施例におけるアプリケーションのインタラクション方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラムを提供する。
【0139】
上記実施例の全部又は一部の機能は、ソフトウェア、ハードウェア又はそれらの組み合わせによって実現されてもよい。ソフトウェアによって実現される場合、その全部又は一部がコンピュータプログラム製品の形で実現されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされて実行されると、本開示の実施例のプロセス又は機能の全部又は一部が生じる。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又はその他のプログラマブル装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる如何なる使用可能な媒体であってもよいし、又は、1つ又は複数の使用可能な媒体が集積されたサーバ、データセンタなどのデータ記憶デバイスであってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、又は半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(solid state disk、SSD))などであり得る。
【0140】
なお、本明細書において、「第1」及び「第2」などのような関係用語は、単にあるエンティティ又は動作を他のエンティティ又は動作と区別する目的だけに用いられ、こられエンティティ又は動作間にこのような実際の関係又は順序が存在することを要求又は暗示するものではない。さらに、用語「含む」、「包含する」又はその任意の他の変体は、非排他的な含有を示すことで、一系列の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、それらの要素だけでなく、明示されていない他の要素も含み、又はこのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素も含む。さらに多い制限がない場合に、「1つの・・・を含む」によって限定される要素は、要素を含む過程、方法、物品又は機器にほかの同じ要素も含むことを除外しない。
【0141】
以上は本開示の具体的な実施形態にすぎず、当業者が本開示を理解又は実現することを可能にするためのものである。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者には自明となり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく他の実施例において実現され得る。従って、本開示は、本明細書のこれら実施例に限定されるものではなく、本明細書で開示される原理及び新規の特徴に適合する最も広い範囲を有する。
【0142】
当業者であれば分かるように、本開示の実施例は、方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供されてもよい。従って、本開示は、完全なハードウェアの実施例、完全なソフトウェアの実施例、又はソフトウェア及びハードウェアを組み合わせた実施例の形態を採用してもよい。また、本開示は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む1つ又は複数のコンピュータ使用可能な非一時的な記憶媒体(磁気ディスクメモリ、CD-ROM、光メモリなどを含むが、それらに限定されない)で実施されたコンピュータプログラム製品の形態を採用してもよい。
【0143】
ここまで、本開示の各実施例を詳細に説明した。本開示の構想を遮らないように、本分野で公知の幾つかの詳細については説明されない。当業者は、上記の説明から、本明細書に開示される技術案をどのように実施するかを完全に理解することができる。
【0144】
本開示の方法及びシステムは、様々な方式で実現され得る。例えば、本開示の方法及びシステムは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアの任意の組み合わせによって実現されてもよい。前記方法のステップに用いられる上記の順序は、説明の目的だけに用いられ、特に説明されていない限り、本開示の方法のステップは、上述した具体的に説明された順序に限定されない。また、幾つかの実施例では、本開示は、本開示による方法を実現するための機械可読命令を含み、記録媒体に記録されたプログラムとして実施されてもよい。従って、本開示には、本発明による方法を実行するためのプログラムを記憶した記録媒体も含まれる。
【0145】
例によって本開示の幾つかの特定の実施例について詳細に説明したが、当業者であれば理解できるように、上記の例は説明するためのものであり、本開示の範囲を制限するためのものではない。当業者でれば理解できるように、本開示の精神から逸脱しない範囲内に、上記の実施例を変形してもよい。本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲に示されている。
【手続補正書】
【提出日】2024-01-17
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生することと、
前記マルチメディアコンテンツの再生ページに、前記ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することとを含み、前記インタラクションコンポーネントは、集積設置されたインタラクションカードと、アクションボタンとを含み、前記インタラクションカードは、前記ターゲットオブジェクトの紹介内容を記述するために用いられ、前記ターゲットオブジェクトの紹介内容は、前記ターゲットオブジェクトのアイコン、前記ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及び前記ターゲットオブジェクトの拡張情報を含み、前記アクションボタンは、前記ターゲットオブジェクトのインタラクションページへのアクセスを提供するために用いられる、アプリケーションのインタラクション方法。
【請求項2】
前記の前記マルチメディアコンテンツの再生ページに前記ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することは、
第1の予め設定された時間長が経過すると、前記再生ページに、前記インタラクションコンポーネントと、前記インタラクションコンポーネントと前記ターゲットオブジェクトの第2の基礎情報とを切替表示するための戻るボタンとを表示することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記戻るボタンでトリガされた第1の操作を受け付けると、前記再生ページにおいて前記インタラクションコンポーネントを前記第2の基礎情報に切替表示することと、
前記戻るボタンでトリガされた第2の操作を受け付けると、前記再生ページにおいて前記第2の基礎情報を前記インタラクションコンポーネントに切替表示することと、をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記の前記マルチメディアコンテンツの再生ページに前記ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することは、
第2の予め設定された時間長が経過すると、前記再生ページに、前記インタラクションコンポーネントと、第1の状態にある位置標識とを表示することを含み、前記位置標識は、前記再生ページに前記インタラクションコンポーネント又は前記ターゲットオブジェクトの第2の基礎情報が表示されていることを示すために用いられ、前記第1の状態にある位置標識は、前記再生ページに前記インタラクションコンポーネントが表示されていることを示すために用いられる、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記インタラクションコンポーネントでスワイプする第3の操作を受け付けると、前記再生ページにおいて、前記インタラクションコンポーネントを前記第2の基礎情報に切替表示し、前記第1の状態にある位置標識を、前記再生ページに前記第2の基礎情報が表示されていることを示すための、第2の状態にある位置標識に切替表示することと、
前記情報表示領域でスワイプする第4の操作を受け付けると、前記再生ページにおいて前記基礎情報を前記インタラクションコンポーネントに切替表示し、前記第2の状態にある位置標識を前記第1の状態にある位置標識に切替表示することとをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記インタラクションコンポーネントの透明度は、予め設定された範囲内に設定される、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記アクションボタンでトリガされた第5の操作を受け付けると、前記再生ページから前記インタラクションページに切替表示することをさらに含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプであり、前記インタラクションカードのターゲット領域にゲームインタラクション内容を提供するための拡張情報が表示される場合、前記方法は、
前記ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、前記再生ページに前記ゲームインタラクション内容に対応する動画を再生することをさらに含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプであり、前記インタラクションカードのターゲット領域に、商品変化状況を提供するための拡張情報が表示される場合、前記方法は、
前記インタラクションコンポーネントに前記商品変化状況を動的に表示することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記のターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生することは、
アプリケーションにおける前記ターゲットオブジェクトの前記マルチメディアコンテンツを再生することを含み、
前記再生ページが、前記アプリケーションのユーザインターフェースである、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生するための再生モジュールと、
前記マルチメディアコンテンツの再生ページに、前記ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示するための表示モジュールとを含み、前記インタラクションコンポーネントは、集積設置されたインタラクションカードと、アクションボタンとを含み、前記インタラクションカードは、前記ターゲットオブジェクトの紹介内容を記述するために用いられ、前記ターゲットオブジェクトの紹介内容は、前記ターゲットオブジェクトのアイコン、前記ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及び前記ターゲットオブジェクトの拡張情報を含み、前記アクションボタンは、前記ターゲットオブジェクトのインタラクションページへのアクセスを提供するために用いられる、アプリケーションのインタラクション装置。
【請求項12】
1つ又は複数のプロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶された1つ又は複数のコンピュータプログラムと、を含む電子機器であって、前記1つ又は複数のコンピュータプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記電子機器に請求項
1に記載のアプリケーションのインタラクション方法を実現させる、電子機器。
【請求項13】
電子機器で稼動すると、前記電子機器に請求項
1に記載のアプリケーションのインタラクション方法を実行させるためのコンピュータ命令を含む、不揮発性コンピュータ記憶媒体。
【請求項14】
プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに請求項
1に記載のアプリケーションのインタラクション方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、出願番号がCN202110559456.1であり、出願日が2021年5月21日である出願を基礎としており、その優先権を主張し、当該中国出願の全ての開示内容は参照により本出願に組み込まれる。
(技術分野)
本開示は、コンピュータ技術分野に関し、特にアプリケーションのインタラクション方法、装置及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネット技術が進んでいるに伴い、アプリケーションは、ゲーム、商品又は教育などの分野の推薦オブジェクトのマルチメディアコンテンツ(例えば、ショートビデオ)を再生中で、推薦オブジェクトの紹介内容と案内内容をカードの形で順次に表示することにより、ユーザに推薦オブジェクトの詳細を展示することができる。
【発明の概要】
【0003】
第1の態様によれば、本開示は、アプリケーションのインタラクション方法を提供し、該方法は、
ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生することと、
マルチメディアコンテンツの再生ページに、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することとを含み、インタラクションコンポーネントは、集積設置されたインタラクションカードと、アクションボタンとを含み、インタラクションカードは、ターゲットオブジェクトの紹介内容を記述するために用いられ、ターゲットオブジェクトの紹介内容は、ターゲットオブジェクトのアイコン、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及びターゲットオブジェクトの拡張情報を含み、アクションボタンは、ターゲットオブジェクトのインタラクションページへのアクセスを提供するために用いられる。そのうち、第1の基礎情報は、ターゲットオブジェクトの名称及び/又はタイトルを記述するために用いられる。
【0004】
幾つかの実施例では、マルチメディアコンテンツの再生ページにターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することは、
第1の予め設定された時間長が経過すると、再生ページに、インタラクションコンポーネントと、インタラクションコンポーネントとターゲットオブジェクトの第2の基礎情報とを切替表示するための、戻るボタンとを表示することを含む。
【0005】
幾つかの実施例では、この方法は、
戻るボタンでトリガされた第1の操作を受け付けると、再生ページにインタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示することと、
戻るボタンでトリガされた第2の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示することと、をさらに含む。
【0006】
幾つかの実施例では、マルチメディアコンテンツの再生ページにターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することは、
第2の予め設定された時間長が経過すると、再生ページに、インタラクションコンポーネントと、第1の状態にある位置標識とを表示することを含み、位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネント又はターゲットオブジェクトの第2の基礎情報が表示されていることを示すために用いられ、第1の状態にある位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネントが表示されていることを示すために用いられる。
【0007】
幾つかの実施例では、この方法は、
インタラクションコンポーネントでスワイプする第3の操作を受け付けると、再生ページにおいて、インタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示し、第1の状態にある位置標識を、再生ページに第2の基礎情報が表示されていることを示すための、第2の状態にある位置標識に切替表示することと、
情報表示領域でスワイプする第4の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示し、第2の状態にある位置標識を第1の状態にある位置標識に切替表示することとをさらに含む。
【0008】
幾つかの実施例では、インタラクションコンポーネントの透明度は、予め設定された範囲内に設定される。それにより、インタラクションコンポーネントの透明度を調整することにより、透明度がより高く、コンテンツがより豊富で、より自然なインタラクションコンポーネントを作り出すことができ、インタラクションコンポーネントとマルチメディアコンテンツとの融合度を向上させ、インタラクションコンポーネントの邪魔感を低減させ、ユーザが関心のあるコンテンツにより注目することに有利になり、アプリケーションがターゲットオブジェクトをより自然に展示することを可能にし、ユーザがターゲットオブジェクトを了解する興味を向上させることに寄与する。幾つかの実施例では、該方法は、アクションボタンでトリガされた第5の操作を受け付けると、再生ページからインタラクションページに切替表示することをさらに含む。
【0009】
幾つかの実施例では、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプであり、インタラクションカードのターゲット領域にゲームインタラクション内容を提供するための拡張情報が表示される場合、該方法は、ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、再生ページにゲームインタラクション内容に対応する動画を再生することをさらに含む。幾つかの実施例では、ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプであり、インタラクションカードのターゲット領域に商品変化状況を提供するための拡張情報が表示される場合、該方法は、インタラクションコンポーネントに商品変化状況を動的に表示することをさらに含む。
【0010】
幾つかの実施例では、ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生することは、アプリケーションにおけるターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生することを含み、再生ページがアプリケーションのユーザインターフェースである。
【0011】
第2の態様によれば、本開示は、アプリケーションのインタラクション装置を提供し、該装置は、
ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生するための再生モジュールと、
マルチメディアコンテンツの再生ページに、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示するための表示モジュールとを含み、インタラクションコンポーネントは、集積設置されたインタラクションカードと、アクションボタンとを含み、インタラクションカードは、ターゲットオブジェクトの紹介内容を記述するために用いられ、ターゲットオブジェクトの紹介内容は、ターゲットオブジェクトのアイコン、ターゲットオブジェクトのジャケット、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及びターゲットオブジェクトの拡張情報を含み、アクションボタンは、ターゲットオブジェクトのインタラクションページへのアクセスを提供するために用いられる。
【0012】
そのうち、第1の基礎情報は、ターゲットオブジェクトの名称及び/又はタイトルを記述するために用いられる。
【0013】
幾つかの実施例では、表示モジュールは、具体的には、第1の予め設定された時間長が経過すると、再生ページに、インタラクションコンポーネントと、インタラクションコンポーネントとターゲットオブジェクトの第2の基礎情報とを切替表示するための、戻るボタンとを表示するために用いられる。
【0014】
幾つかの実施例では、表示モジュールは、さらに、戻るボタンでトリガされた第1の操作を受け付けると、再生ページにインタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示し、又は、戻るボタンでトリガされた第2の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示するために用いられる。
【0015】
幾つかの実施例では、表示モジュールは、具体的には、第2の予め設定された時間長が経過すると、再生ページに、インタラクションコンポーネントと、第1の状態にある位置標識とを表示するために用いられ、位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネント又はターゲットオブジェクトの第2の基礎情報が表示されていることを示すために用いられ、第1の状態にある位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネントが表示されていることを示すために用いられる。
幾つかの実施例では、表示モジュールは、さらに、インタラクションコンポーネントでスワイプする第3の操作を受け付けると、再生ページにおいて、インタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示し、第1の状態にある位置標識を、再生ページに第2の基礎情報が表示されていることを示すための、第2の状態にある位置標識に切替表示し、又は、情報表示領域でスワイプする第4の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示し、第2の状態にある位置標識を第1の状態にある位置標識に切替表示するために用いられる。
【0016】
幾つかの実施例では、インタラクションコンポーネントの透明度は、予め設定された範囲内に設定される。
【0017】
幾つかの実施例では、表示モジュールは、さらに、アクションボタンでトリガされた第5の操作を受け付けると、再生ページからインタラクションページに切替表示するために用いられる。
【0018】
幾つかの実施例では、再生モジュールは、さらに、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプであり、インタラクションカードのターゲット領域にゲームインタラクション内容を提供するための拡張情報が表示される場合、ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、再生ページにゲームインタラクション内容に対応する動画を再生するために用いられる。幾つかの実施例では、表示モジュールは、さらに、ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプであり、インタラクションカードのターゲット領域に商品変化状況を提供するための拡張情報が表示される場合、インタラクションコンポーネントに商品変化状況を動的に表示するために用いられる。
【0019】
幾つかの実施例では、再生モジュールは、アプリケーションにおけるターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生し、再生ページは、アプリケーションのユーザインターフェースである。
【0020】
第3の態様によれば、本開示は、プログラム命令を記憶するためのメモリと、メモリ中のプログラム命令を呼び出して電子機器に第1の態様及び第1の態様のいずれか1つの実施例におけるアプリケーションのインタラクション方法を実行させるためのプロセッサとを含む電子機器を提供する。
【0021】
第4の態様によれば、本開示は、電子機器で稼動すると、電子機器に第1の態様及び第1の態様のいずれか1つの実施例におけるアプリケーションのインタラクション方法を実行させるためのコンピュータ命令を含む不揮発性コンピュータ記憶媒体を提供する。
【0022】
第5の態様によれば、本開示は、コンピュータで稼動すると、コンピュータに第1の態様及び第1の態様のいずれか1つの実施例におけるアプリケーションのインタラクション方法を実行させるコンピュータプログラム製品を提供する。
【0023】
第6の態様によれば、本開示は、メモリに記憶されたコンピュータ命令を実行すると、電子機器に第1の態様及び第1の態様のいずれか1つの実施例におけるアプリケーションのインタラクション方法を実行させるプロセッサを含むチップシステムを提供する。
【0024】
第7の態様によれば、本開示は、プロセッサによって実行されると、プロセッサにいずれか1つの実施例におけるアプリケーションのインタラクション方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0025】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示しており、明細書とともに本開示の原理を説明するために用いられる。
【0026】
本開示の実施例又は従来技術における技術案をより明確に説明するために、以下は、実施例又は従来技術の説明において使用される必要がある図面を簡単に説明する。自明なことに、当業者であれば、創造的な労力を払うことなく、それらの図面に基づき、他の図面を取得することもできる。
【
図1】本開示の実施例によるアプリケーションのインタラクション方法の流れを示す模式図である。
【
図2】本開示の実施例によるインタラクションコンポーネントの展示パターンの模式図である。
【
図3A】本開示の実施例によるインタラクションコンポーネントのターゲットオブジェクトの異なるタイプにおける展示パターンの模式図である。
【
図3B】本開示の実施例によるインタラクションコンポーネントのターゲットオブジェクトの異なるタイプにおける展示パターンの模式図である。
【
図3C】本開示の実施例によるインタラクションコンポーネントのターゲットオブジェクトの異なるタイプにおける展示パターンの模式図である。
【
図4A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図4B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図4C】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図4D】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図4E】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図5A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図5B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図5C】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図6A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図6B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図7A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図7B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図8A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図8B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【
図9】本開示の実施例によるアプリケーションのインタラクション装置の構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下は、本開示の方案についてさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0028】
本開示を十分に理解するために、以下の説明において、多くの具体的な詳細が説明されているが、本開示は、ここで説明されている形態と異なる他の形態で実施されてもよい。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0029】
幾つかの実施例では、本開示によるアプリケーションのインタラクション方法、装置、機器、不揮発性コンピュータ記憶媒体及びコンピュータプログラム製品は、インタラクションコンポーネントにインタラクションカードとアクションボタンを集積することができ、インタラクションカードとアクションボタンの分割表示に起因する、マルチメディアコンテンツの再生が妨げられることを回避し、且つインタラクションコンポーネントに付帯するターゲットオブジェクトの紹介内容が豊富で、ユーザがターゲットオブジェクトを迅速かつ全面的に理解することを可能にする。それにより、インタラクションカードとアクションボタンの表示と提示を最適化し、インタラクションコンポーネントとマルチメディアコンテンツとの融合度を向上させ、ユーザが関心のあるコンテンツにより注目することに有利になり、アプリケーションがターゲットオブジェクトをより自然且つイメージ的に展示することを可能にし、ユーザが推薦オブジェクトを了解する興味度を向上させることに寄与する。
【0030】
幾つかの実施例では、インタラクションカードは、アプリケーションのユーザインターフェースにおける領域である。例えば、インタラクションカードは、ターゲットオブジェクトの紹介内容を表示するための少なくとも一つの領域を含み、前記ターゲットオブジェクトの紹介内容は、ターゲットオブジェクトのアイコン、ターゲットオブジェクトの基礎情報、及びターゲットオブジェクトの拡張情報を含む。
幾つかの実施例では、インタラクションコンポーネントは、アプリケーションのユーザインターフェースにおける領域である。例えば、インタラクションコンポーネントは、ターゲットオブジェクトの紹介内容とアクションボタンとを表示するための複数の領域を含む。
【0031】
また、インタラクションコンポーネントの透明度は、予め設定された範囲内に設定される。それにより、インタラクションコンポーネントを視覚的にマルチメディアコンテンツに融合させることができ、インタラクションコンポーネントの境界感を低減させることができる。それにより、インタラクションコンポーネントの透明度を調整することにより、透明度がより高く、コンテンツがより豊富でより自然なインタラクションコンポーネントを作り出すことができ、インタラクションコンポーネントとマルチメディアコンテンツとの融合度を向上させ、インタラクションコンポーネントの邪魔感を低減させる。
【0032】
ここで、本開示のアプリケーションのインタラクション方法は、電子機器によって実行される。電子機器は、タブレット、携帯電話、ウェアラブルデバイス、車載機器、拡張現実(augmented reality、AR)/仮想現実(virtual reality、VR)機器、ノートパソコン、ウルトラモバイルパソコン(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック、パーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、スマートテレビ、スマートスクリーン、ハイビジョン、4Kテレビ、スマートスピーカ、スマートプロジェクターなどの機器であってもよく、本開示は、電子機器の具体的なタイプを何ら制限するものではない。
【0033】
ここで、本開示は、電子機器のオペレーティングシステムのタイプを限定するものではない。例えば、Android(登録商標)システム、Linux(登録商標)システム、Windows(登録商標)システム、iOS(登録商標)システムなどである。
【0034】
再生ページに紹介内容と誘導内容に対応するカードが順に現れて境界感があり、視覚的にマルチメディアコンテンツの再生に邪魔になりやすく、且つ紹介内容と誘導内容に対応するカードが一度に提示する内容量が小さいため、ユーザは推薦オブジェクトを全面的に了解することができず、推薦オブジェクトに対するユーザの興味を惹くことに不利である。
【0035】
上記技術課題を解決し、又は少なくとも部分的に上記技術課題を解決するために、本開示は、アプリケーションのインタラクション方法、装置及び電子機器を提供する。
【0036】
まず、当業者の理解を容易にするために、開示における一部の用語について以下に説明する。
【0037】
前の説明に基づいて、本開示の実施例は、電子機器を例に、図面と応用場面とを参照して、本開示によるアプリケーションのインタラクション方法を詳細に説明する。
【0038】
図1を参照する。
図1は、本開示の実施例によるアプリケーションのインタラクション方法の流れを示す模式図である。
図1に示すように、本開示によるアプリケーションのインタラクション方法は、以下のステップを含み得る。
【0039】
S101:ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生する。例えば、アプリケーションにおけるターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生する。再生ページがアプリケーションのユーザインターフェースである。
【0040】
S102:マルチメディアコンテンツの再生ページに、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示する。
【0041】
第1の態様による方法によれば、電子機器は、アプリケーションにおける1つのターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生することができる。マルチメディアコンテンツの再生ページに、電子機器は、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することができ、該インタラクションコンポーネントにインタラクションカードとアクションボタンが集積設置されるだけでなく、且つ該インタラクションコンポーネントにターゲットオブジェクトのアイコン、ターゲットオブジェクトのジャケット、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及びターゲットオブジェクトの拡張情報を含むターゲットオブジェクトの紹介内容が付帯される。それにより、インタラクションカードを統合して、インタラクションコンポーネントの内容量を豊富にすることで、より生き生きとしてより自然なインタラクションコンポーネントを作り出すことができ、インタラクションカードとアクションボタンの表示と提示を最適化し、インタラクションコンポーネントとマルチメディアコンテンツとの融合度を向上させ、ユーザが関心のあるコンテンツにより注目することに有利になり、アプリケーションがターゲットオブジェクトをより自然に展示することを可能にし、ユーザがターゲットオブジェクトを了解する興味度を向上させることに寄与する。上記第2の態様及び上記第2の態様の各可能な設計によるアプリケーションのインタラクション装置の有益な効果は、上記第1の態様及び第1の態様の各実施形態による有益な効果を参照することができる。ここでは省略する。
【0042】
電子機器は、再生ページに1つのターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生することができる。
【0043】
ここで、再生ページは、アプリケーションの1つのページであり、ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを展示するために用いられる。ターゲットオブジェクトは、アプリケーションがユーザに推薦するオブジェクト(即ち、推薦オブジェクト)である。ターゲットオブジェクトのタイプは、ゲームタイプ、電子商取引タイプ、及び教育タイプを含んでもよいが、これらに限定されない。ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツは、ターゲットオブジェクトの詳細を展示するために用いられる。本開示は、アプリケーション、再生ページとターゲットオブジェクトの具体的な実装方式を限定しない。
【0044】
例えば、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプである場合、ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツは、ゲーム紹介ビデオ又はゲーム試遊ビデオであってもよい。ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプである場合、ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツは、商品展示ビデオ又は商品試用ビデオであってもよい。ターゲットオブジェクトのタイプが教育タイプである場合、ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツは、レッスン紹介ビデオ又はレッスン試学ビデオであってもよい。
【0045】
また、電子機器は、再生ページに、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示してもよい。
【0046】
インタラクションコンポーネントは、集積設置されたインタラクションカードと、アクションボタンとを含んでもよい。それにより、インタラクションカードとアクションボタンとをインタラクションコンポーネントとして統合することができる。
【0047】
ここで、インタラクションカードは、ターゲットオブジェクトの紹介内容を記述するために用いられる。本開示は、ターゲットオブジェクトの紹介内容の具体的な内容を限定しない。幾つかの実施例では、ターゲットオブジェクトの紹介内容は、ターゲットオブジェクトのアイコン(icon)、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及びターゲットオブジェクトの拡張情報を含んでもよい。
【0048】
図2を参照する。
図2は、本開示の実施例によるインタラクションコンポーネントの展示パターンの模式図である。説明の便宜上、
図2では、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているアプリケーションがショートビデオソーシャルAPPである例を示している。
【0049】
図2に示すように、インタラクションコンポーネントの展示パターンは、第1の領域A11、第2の領域A12、第3の領域A13、及び第4の領域A20を含んでもよい。第1の領域A11は、ターゲットオブジェクトのアイコン、例えば、ジャケットを展示するために用いられ、第2の領域A12は、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、例えば、名称及び/又はタイトルを展示するために用いられ、第3の領域A13は、ターゲットオブジェクトの拡張情報を展示するために用いられ、第4の領域A20は、アクションボタンを展示するために用いられる。
【0050】
図3A~
図3Cを参照する。
図3A~
図3Cは、本開示の実施例によるインタラクションコンポーネントのターゲットオブジェクトの異なるタイプにおける展示パターンの模式図である。説明の便宜上、
図3A~
図3Cでは、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているアプリケーションがショートビデオソーシャルAPPである例を示している。
【0051】
ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプである場合、インタラクションコンポーネントは、
図3Aに例示的に示される展示パターンを採用してもよい。ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプである場合、インタラクションコンポーネントは、
図3Bに例示的に示される展示パターンを採用してもよい。ターゲットオブジェクトのタイプが教育タイプである場合、インタラクションコンポーネントは、
図3Cに例示的に示される展示パターンを採用してもよい。
【0052】
ここで、アクションボタンは、ターゲットオブジェクトのインタラクションページへのアクセスを提供するために用いられる。ターゲットオブジェクトのインタラクションページは、アプリケーションの別のページであり、ターゲットオブジェクトのインタラクション状況を展示するために用いられる。本開示は、ターゲットオブジェクトのインタラクションページの具体的な実装方式を限定しない。
【0053】
例えば、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプである場合、ターゲットオブジェクトのインタラクションページは、ゲームダウンロードページであってもよい。ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプである場合、ターゲットオブジェクトのインタラクションページは、商品購入ページであってもよい。ターゲットオブジェクトのタイプが教育タイプである場合、ターゲットオブジェクトのインタラクションページは、レッスン購入ページであってもよい。
【0054】
幾つかの実施例では、電子機器は、アクションボタンでトリガされた第5の操作を受け付けると、再生ページからインタラクションページに切替表示してもよい。これにより、電子機器は、ユーザにターゲットオブジェクトのインタラクション状況を展示することができ、アプリケーションがターゲットオブジェクトを推薦する方式を豊富にした。ここで、第5の操作は、タップ、ダブルタップ、スワイプ、長押しなどの操作を含んでもよいが、これらに限定されない。
【0055】
本開示によるアプリケーションのインタラクション方法によれば、電子機器により、ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生することができる。マルチメディアコンテンツの再生ページに、電子機器は、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することができ、該インタラクションコンポーネントにインタラクションカードとアクションボタンが集積設置されるだけでなく、且つ該インタラクションコンポーネントにターゲットオブジェクトのアイコン、ターゲットオブジェクトのジャケット、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及びターゲットオブジェクトの拡張情報を含むターゲットオブジェクトの紹介内容が付帯される。それにより、インタラクションカードとアクションボタンを統合して、インタラクションコンポーネントの内容量を豊富にすることで、より生き生きとしてより自然なインタラクションコンポーネントを作り出すことができ、インタラクションカードとアクションボタンの表示と提示を最適化し、インタラクションコンポーネントとマルチメディアコンテンツとの融合度を向上させ、ユーザが関心のあるコンテンツにより注目することに有利になり、アプリケーションがターゲットオブジェクトをより自然に展示することを可能にし、ユーザがターゲットオブジェクトを了解する興味度を向上させることに寄与する。
【0056】
上記の実施例の記述に基づいて、インタラクションコンポーネントの透明度は、予め設定された範囲内に設定される。それにより、インタラクションコンポーネントの境界感を弱め、インタラクションコンポーネントを視覚的にマルチメディアコンテンツに融合させることを可能にする。
【0057】
ここで、本開示は、予め設定された範囲の大きさを限定するものではない。幾つかの実施例では、再生ページの透明度は、通常、0%に設定される。従って、予め設定された範囲は、90%以上であってもよい。これにより、インタラクションコンポーネントの透明度と再生ページの透明度とは差が比較的小さく、又は同じであり、インタラクションコンポーネントが視覚的にマルチメディアコンテンツの展示の一部とされることを可能にする。
【0058】
上記の実施例の記述に基づいて、電子機器は、複数の方式を採用してマルチメディアコンテンツの再生ページに、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示することができる。
【0059】
幾つかの実施例では、電子機器は、第1の予め設定された時間長が経過すると、再生ページにインタラクションコンポーネントと戻るボタンとを表示してもよい。
ここで、本開示は、第1の予め設定された時間長の具体的な数値を限定するものではない。戻るボタンは、インタラクションコンポーネントとターゲットオブジェクトの第2の基礎情報とを切替表示するために用いられる。本開示は、戻るボタンの形状、大きさ、位置などのパラメータを限定するものではない。また、本開示は、第2の基礎情報が再生ページに表示されるパターン、位置、形状、大きさなどのパラメータを限定するものではない。
【0060】
再生ページにインタラクションコンポーネントが表示されている場合、電子機器は、戻るボタンでトリガされた第1の操作を受け付けると、再生ページにインタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示してもよい。
【0061】
再生ページに第2の基礎情報が表示されている場合、電子機器は、戻るボタンでトリガされた第2の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示してもよい。
【0062】
ここで、第1の操作と第2の操作は、タップ、ダブルタップ、スワイプ、長押しなどの操作を含んでもよいが、これらに限定されない。本開示は、切り替えのアニメーション効果の具体的な実装方式を限定するものではない。幾つかの実施例では、インタラクションコンポーネントと第2の基礎情報との間で上下反転という切り替えのアニメーション効果を実現することができる。
【0063】
それにより、電子機器は、戻るボタンのトリガ操作により、インタラクションコンポーネントと第2の基礎情報との間のなだらかな遷移を実現し、より滑らかで邪魔感の弱い遷移効果を達成することができる。
別の幾つかの実施例では、電子機器は、第2の予め設定された時間長が経過すると、再生ページにインタラクションコンポーネントと第1の状態にある位置標識とを表示してもよい。
【0064】
ここで、本開示は、第2の予め設定された時間長の具体的な数値を限定するものではない。位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネント又はターゲットオブジェクトの第2の基礎情報が表示されていることを示すために用いられ、第1の状態にある位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネントが表示されていることを示すために用いられる。本開示は、位置標識の形状、大きさ、位置などのパラメータを限定するものではない。
【0065】
再生ページにインタラクションコンポーネントが表示されている場合、電子機器は、インタラクションコンポーネントでスワイプする第3の操作を受け付けると、再生ページにおいて、インタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示し、第1の状態にある位置標識を、再生ページに第2の基礎情報が表示されていることを示すための、第2の状態にある位置標識に切替表示してもよい。
【0066】
再生ページに第2の基礎情報が表示されている場合、電子機器は、情報表示領域でスワイプする第4の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示し、第2の状態にある位置標識を第1の状態にある位置標識に切替表示してもよい。
【0067】
ここで、第3の操作と第4の操作は、タップ、ダブルタップ、スワイプ、長押しなどの操作を含んでもよいが、これらに限定されない。本開示は、切り替えのアニメーション効果の具体的な実装方式を限定しない。幾つかの実施例では、インタラクションコンポーネントと第2の基礎情報との間で上下反転という切り替えのアニメーション効果を実現することができる。
【0068】
それにより、電子機器は、再生ページのトリガ操作により、インタラクションコンポーネントと第2の基礎情報との間のなだらかな遷移を実現し、より滑らかで邪魔感の弱い遷移効果を達成することができ、また、位置標識の状態によって、再生ページに現在表示されている情報をユーザに明確に伝えることができる。
【0069】
以下、
図4A~
図4Eと併せて、本開示のインタラクションコンポーネントと第2の基礎情報との切り替えの具体的な実装プロセスについて説明する。
【0070】
説明の便宜上、
図4A~
図4Eでは、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているアプリケーションがショートビデオソーシャルAPP(アプリケーション1と略称する)であり、アプリケーション1の1つのターゲットオブジェクト(ターゲットオブジェクト1と略称する)のタイプがゲームタイプである例を示している。
【0071】
図4A~
図4Eを参照する。
図4A~
図4Eは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【0072】
アプリケーション1は、携帯電話に
図4Aに例示的に示されるユーザインターフェース10を表示することができる。ユーザインターフェース10は、ターゲットオブジェクト1のマルチメディアコンテンツを再生するために用いられる。
第1の予め設定された時間長が経過すると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース10に
図4Bに例示的に示されるインタラクションコンポーネント101と戻るボタン102とを表示してもよい。
【0073】
アプリケーション1がユーザ1が
図4Bに示す戻るボタン102において実行したタップのような第1の操作を受け付けると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース10に
図4Cに例示的に示される基礎情報103と戻るボタン102とを表示してもよい。ここで、基礎情報103には名称が含まれる。なお、基礎情報103は、タイトルをさらに含んでもよく、タイトルは、名称の下に位置してもよい。
【0074】
アプリケーション1がユーザ1が
図4Cに示す戻るボタン102において実行したタップのような第2の操作を受け付けると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース10に
図4Bに例示的に示されるインタラクションコンポーネント101と戻るボタン102とを表示してもよい。
【0075】
以上の通り、携帯電話は、戻るボタンでのトリガ操作により、インタラクションコンポーネント101と基礎情報103との間のなだらかな遷移を実現することができ、遷移効果をより滑らかにし、邪魔感を弱めることができる。
【0076】
第2の予め設定された時間長が経過すると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース10に
図4Dに例示的に示されるインタラクションコンポーネント101と第1の状態にある位置標識104とを表示してもよい。
【0077】
アプリケーション1がユーザ1が
図4Dに示すインタラクションコンポーネント101において実行した上へのスワイプのような第3の操作を受け付けると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース10に
図4Eに例示的に示される基礎情報103と第2の状態にある位置標識104とを表示してもよい。ここで、基礎情報103には名称が含まれる。なお、基礎情報103は、タイトルをさらに含んでもよく、タイトルは、名称の下に位置してもよい。
【0078】
アプリケーション1がユーザ1が
図4Eに示す戻るボタン102において実行した下へのスワイプのような第4の操作を受け付けると、アプリケーション1は、ユーザインターフェース10に
図4Dに例示的に示されるインタラクションコンポーネント101と第1の状態にある位置標識104とを表示してもよい。
【0079】
以上の通り、電子機器は、インタラクションコンポーネント101又は基礎情報103が位置する領域におけるスワイプ操作によって、インタラクションコンポーネント101と基礎情報103との間のなだらかな遷移を実現することができ、遷移効果をより滑らかにし、邪魔感を弱めることができ、また、位置標識104の状態によって、再生ページに現在表示されている情報がインタラクションコンポーネント101であるか基礎情報103であるかを示すことができる。
【0080】
上記の実施例の記述に基づいて、ターゲットオブジェクトの第2の基礎情報は、ターゲットオブジェクトの基礎情報、例えば、名称/タイトルを展示するために用いられ、概念上の角度からユーザにターゲットオブジェクトを紹介することができる。ここで、タイトルは、ターゲットオブジェクトの宣伝スローガン、記述情報又は注意情報などの内容と捉えることができる。また、ターゲットオブジェクトの拡張情報は、ターゲットオブジェクトのパーソナライズ情報を展示するために用いられ、ターゲットオブジェクトの第2の基礎情報がより全面的にターゲットオブジェクトを紹介することを支援することができる。説明の便宜上、電子機器は、インタラクションカードにおいて拡張情報を表示する領域をターゲット領域と見なしてもよい。
【0081】
ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプである場合、ターゲット領域にゲームインタラクション内容を提供するための拡張情報が表示されてもよい。それにより、電子機器は、ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、再生ページにゲームインタラクション内容に対応する動画を再生することができる。
【0082】
ここで、本開示は、ターゲット領域の位置、大きさ、形態などのパラメータを限定するものではない。幾つかの実施例では、ターゲット領域は、
図2における領域A13を参照してもよい。第6の操作は、タップ、ダブルタップ、スワイプ、長押しなどの操作を含んでもよいが、これらに限定されない。本開示は、ゲームインタラクション内容と動画の具体的な実装方式を限定するものではない。
【0083】
ゲームインタラクション内容がゲームブラインドボックスを提供する拡張情報であってもよい場合、電子機器は、ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、再生ページにゲームブラインドボックスからゲームアイテムを抽選する画面を再生してもよい。
【0084】
ここで、上述した動画は、ゲームブラインドボックスが開かれてから結果が表示されるまでの過程を示すために用いられてもよいが、本開示は、動画の画面内容や再生時間長などのパラメータを限定するものではない。
【0085】
それにより、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプである場合、電子機器は、インタラクションカードにおけるターゲットオブジェクトの拡張情報により、ユーザにブラインドボックスシーンの連動体験を提供することができる。それにより、ユーザは、ゲームブラインドボックスを抽選する視覚体験を感じることができ、ユーザがターゲットオブジェクトを了解する興味度を高めることに有利になる。
【0086】
以下、
図5A~
図5Cと併せて、本開示の電子機器がブラインドボックスシーンの連動体験を実現する具体的な実装プロセスを説明する。
【0087】
説明の便宜上、
図5A~
図5Cでは、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているアプリケーションがショートビデオソーシャルAPP(アプリケーション1と略称する)であり、アプリケーション1の1つのターゲットオブジェクト(ターゲットオブジェクト1と略称する)のタイプがゲームタイプである例を示している。
【0088】
図5A~
図5Cを参照する。
図5A~
図5Cは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【0089】
アプリケーション1は、携帯電話に
図5Aに例示的に示されるユーザインターフェース21を表示することができる。ユーザインターフェース21は、ターゲットオブジェクト1のマルチメディアコンテンツを再生し、インタラクションコンポーネントにおけるターゲット領域201を表示するために用いられる。ここで、ターゲット領域201は、ターゲットオブジェクト1の拡張情報を表示するために用いられる。ターゲット領域201には、ブラインドボックスからのゲームアイテムの抽選の起動をトリガするためのゲームブラインドボックスアイコン202が含まれてもよい。
【0090】
アプリケーション1がユーザ1が
図5Aに示すゲームブラインドボックスアイコン202において実行したタップのような第6の操作を受け付けると、アプリケーション1は、携帯電話に
図5Bに例示的に示されるユーザインターフェース22と
図5Cに例示的に示されるユーザインターフェース23を順次表示してもよい。ここで、ユーザインターフェース22とユーザインターフェース23は、ブラインドボックスからゲームアイテムを抽選する動画を示すために用いられる。
【0091】
以上の通り、携帯電話は、ゲームブラインドボックスアイコン202でのトリガ操作により、再生ページにユーザがゲームブラインドボックスからゲームアイテムを抽選する動画を再生することができ、ブラインドボックスシーンの連動体験を実現し、ユーザがターゲットオブジェクトを了解したい興味を向上させる。
【0092】
ゲームインタラクション内容が、裸眼3Dアニメーション効果、例えば、ゲームキャラクタがゲームプロセスを完成させる3Dアニメーション効果を提供する拡張情報であってもよい場合、電子機器は、ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、再生ページに裸眼3Dアニメーション効果に従ってマルチメディアコンテンツを第3の予め設定された時間長再生してもよい。
【0093】
ここで、上述した動画とは、裸眼3Dアニメーション効果に従ってマルチメディアコンテンツを第3の予め設定された時間長再生するものである。上述した裸眼3Dアニメーション効果は、ターゲットオブジェクトにおけるゲームプロセスの立体視効果を実現するために用いられる。本開示は、裸眼3Dアニメーション効果の具体的な実装方式と、第3の予め設定された時間長の具体的な数値を限定するものではない。
【0094】
それにより、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプである場合、電子機器は、インタラクションカードにおけるターゲットオブジェクトの拡張情報により、ユーザに裸眼3Dシーンの連動体験を提供することができる。それにより、ユーザは、裸眼3Dアニメーション効果の視覚体験を感じることができ、ユーザがターゲットオブジェクトを了解する興味度を高めることに有利になる。
【0095】
以下、
図6A~
図6Bと併せて、本開示の電子機器が裸眼3Dシーンの連動体験を実現する具体的な実装プロセスを説明する。
【0096】
説明の便宜上、
図6A~
図6Bでは、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているアプリケーションがショートビデオソーシャルAPP(アプリケーション1と略称する)であり、アプリケーション1の1つのターゲットオブジェクト(ターゲットオブジェクト1と略称する)のタイプがゲームタイプである例を示している。
【0097】
図6A~
図6Bを参照する。
図6A~
図6Bは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【0098】
アプリケーション1は、携帯電話に
図6Aに例示的に示されるユーザインターフェース31を表示することができる。ユーザインターフェース31は、ターゲットオブジェクト1のマルチメディアコンテンツを再生し、インタラクションコンポーネントにおけるターゲット領域301を表示するために用いられる。ここで、ターゲット領域301は、ターゲットオブジェクト1の拡張情報を表示するために用いられる。オブジェクト領域301は、対応するゲームキャラクタ(
図6Aではキャラクタ2を例示する)を採用した裸眼3Dアニメーション効果の表示をトリガするためのゲームキャラクタアイコン302を含んでもよい。
【0099】
アプリケーション1がユーザ1が
図6Aに示すゲームキャラクタアイコン302において実行したタップのような第6の操作を受け付けると、アプリケーション1は、携帯電話に
図6Bに例示的に示されるユーザインターフェース32を表示してもよい。ここで、ユーザインターフェース32は、キャラクタ2の裸眼3Dアニメーション効果に従ってマルチメディアコンテンツにおける1つの画面を第3の予め設定された時間長再生することを示すために用いられる。
【0100】
以上の通り、携帯電話は、ゲームキャラクタアイコン302でのトリガ操作により、再生ページにおいて、対応するゲームキャラクタの裸眼3Dアニメーション効果に従ってマルチメディアコンテンツを第3の予め設定された時間長再生することができ、裸眼3Dシーンの連動体験を実現し、ユーザがターゲットオブジェクトを了解したい興味を向上させる。
【0101】
ゲームインタラクション内容が、ゲームキャラクタを切り替える拡張情報であってもよい場合、電子機器は、ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、再生ページに切替後のゲームキャラクタを採用してマルチメディアコンテンツを第4の予め設定された時間長再生することができる。
【0102】
ここで、上述した動画とは、切替後のゲームキャラクタを採用してマルチメディアコンテンツを第4の予め設定された時間長再生するものである。本開示は、第4の予め設定された時間長の具体的な数値を限定するものではない。
それにより、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプである場合、電子機器は、インタラクションカードにおけるターゲットオブジェクトの拡張情報により、ユーザにキャラクタ切り替えシーンの連動体験を提供することができる。それにより、ユーザは、ゲームキャラクタを切り替える視覚体験を感じることができ、ユーザがターゲットオブジェクトを了解する興味度を高めることに有利になる。
以下、
図7A~
図7Bと併せて、本開示の電子機器がキャラクタ切り替えシーンの連動体験を実現する具体的な実装プロセスを説明する。
【0103】
説明の便宜上、
図7A~
図7Bでは、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているアプリケーションがショートビデオソーシャルAPP(アプリケーション1と略称する)であり、アプリケーション1の1つのターゲットオブジェクト(ターゲットオブジェクト1と略称する)のタイプがゲームタイプである例を示している。
【0104】
図7A~
図7Bを参照する。
図7A~
図7Bは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【0105】
アプリケーション1は、携帯電話に
図7Aに例示的に示されるユーザインターフェース41を表示することができる。ユーザインターフェース41は、ターゲットオブジェクト1のマルチメディアコンテンツを再生し、インタラクションコンポーネントにおけるターゲット領域401を表示するために用いられる。ここで、ターゲット領域401は、ターゲットオブジェクト1の拡張情報を表示するために用いられる。ターゲット領域401には、対応するゲームキャラクタの切り替えをトリガするためのゲームキャラクタアイコン402とゲームキャラクタアイコン403とが含まれてもよく、ゲームキャラクタアイコン402は、キャラクタ1のアバターアイコンであり、ゲームキャラクタアイコン403は、キャラクタ2のアバターアイコンである。
【0106】
図7Aでは、ユーザインターフェース41におけるマルチメディアコンテンツは、キャラクタ1を採用して再生され、ゲームキャラクタアイコン402は強調表示され、ゲームキャラクタアイコン403は強調表示されない。
【0107】
アプリケーション1がユーザ1が
図7Aに示すゲームキャラクタアイコン303において実行したタップのような第6の操作を受け付けると、アプリケーション1は、携帯電話に
図7Bに例示的に示されるユーザインターフェース42を表示してもよい。ここで、ユーザインターフェース42は、キャラクタ2を採用してマルチメディアコンテンツにおける1つの画面を第4の予め設定された時間長再生することを示すために用いられる。また、ターゲット領域401には、ゲームキャラクタアイコン402は強調表示されなく、ゲームキャラクタアイコン403は強調表示される。
【0108】
以上の通り、携帯電話は、ゲームキャラクタアイコン403でのトリガ操作により、再生ページにおいて、対応するゲームキャラクタに従ってマルチメディアコンテンツを第4の予め設定された時間長再生することができ、キャラクタ切り替えシーンの連動体験を実現し、ユーザがターゲットオブジェクトを了解したい興味を向上させる。
【0109】
ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプである場合、ターゲット領域には、商品変化状況を提供するための拡張情報が表示されてもよい。それにより、電子機器は、インタラクションコンポーネントに商品変化状況を動的に表示することができる。
【0110】
ここで、商品の変化状況は、所定期間内の商品の価格状況、又は、所定期間内の商品の販売状況、又は、商品の同種対比状況を示すために用いられてもよい。
【0111】
それにより、ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプである場合、電子機器は、インタラクションカードにおけるターゲットオブジェクトの拡張情報により、ユーザに商品変化状況シーンの連動体験を提供することができる。それにより、ユーザは、商品変化状況の視覚体験を感じることができ、ユーザがターゲットオブジェクトを了解する興味度を高めることに有利になる。
【0112】
なお、ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプであることに加えて、電子機器は、ターゲットオブジェクトがゲーム又は教育など他のタイプである場合にも、商品変化状況シーンの連動体験を実現することができる。
【0113】
以下、
図8A~
図8Bと併せて、本開示の電子機器が商品変化状況シーンの連動体験を実現する具体的な実装プロセスを説明する。
【0114】
説明の便宜上、
図8A~
図8Bでは、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にインストールされているアプリケーションがショートビデオソーシャルAPP(アプリケーション1と略称する)であり、アプリケーション1の1つのターゲットオブジェクト(ターゲットオブジェクト1と略称する)がゲームタイプである例を示している。
【0115】
図8A~
図8Bを参照する。
図8A~
図8Bは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインターフェースの模式図である。
【0116】
アプリケーション1は、携帯電話に
図8Aに例示的に示されるユーザインターフェース50を表示することができる。ユーザインターフェース50は、ターゲットオブジェクト1のマルチメディアコンテンツを再生し、インタラクションコンポーネントにおけるターゲット領域501を表示するために用いられる。ここで、ターゲット領域501は、ターゲットオブジェクト1の拡張情報を表示するために用いられる。
【0117】
図8Aでは、ターゲット領域501に商品の紹介情報が記述されてもよい。
【0118】
所定期間が経過すると、アプリケーションは、ユーザインターフェース50に更新後のターゲット領域501を表示してもよい。ここで、ターゲット領域501は、ターゲットオブジェクト1の拡張情報を表示するために用いられる。
【0119】
図8Bにおいて、ターゲット領域501は、曲線で商品の日常価格とイベント価格を示すことができる。それにより、ユーザは、商品の履歴の最安価格を直観的に把握することができ、ユーザが商品を購入することに便宜を与える。
【0120】
以上の通り、携帯電話は、ターゲット領域501における拡張情報により、再生ページに商品の価格変化状況を表示することができ、商品変化状況シーンの連動体験を実現し、ユーザがターゲットオブジェクトを了解したい興味を向上させる。
【0121】
幾つかの実施例では、本開示は、アプリケーションのインタラクション装置を提供する。
【0122】
図9を参照する。
図9は、本開示の実施例によるアプリケーションのインタラクション装置の構成模式図である。本開示のアプリケーションのインタラクション装置は、電子機器に設置されてもよく、上記
図1~
図8Bの実施例によるアプリケーションのインタラクション方法に対応する電子機器の動作を実現することができる。
【0123】
図9に示すように、本開示によるアプリケーションのインタラクション装置100は、再生モジュール101と表示モジュール102とを含み得る。
再生モジュール101は
、ターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生するために用いられる。
例えば、再生モジュール101は、アプリケーションにおけるターゲットオブジェクトのマルチメディアコンテンツを再生し、再生ページは、アプリケーションのユーザインターフェースである。
【0124】
表示モジュール102は、マルチメディアコンテンツの再生ページに、ターゲットオブジェクトのインタラクションコンポーネントを表示するために用いられ、インタラクションコンポーネントは、集積設置されたインタラクションカードと、アクションボタンとを含み、インタラクションカードは、ターゲットオブジェクトの紹介内容を記述するために用いられ、ターゲットオブジェクトの紹介内容は、ターゲットオブジェクトのアイコン、ターゲットオブジェクトの第1の基礎情報、及びターゲットオブジェクトの拡張情報を含み、アクションボタンは、ターゲットオブジェクトのインタラクションページへのアクセスを提供するために用いられる。
そのうち、第1の基礎情報は、ターゲットオブジェクトの名称及び/又はタイトルを記述するために用いられる。
【0125】
幾つかの実施例では、表示モジュール102は、具体的には、第1の予め設定された時間長が経過すると、再生ページに、インタラクションコンポーネントと、インタラクションコンポーネントとターゲットオブジェクトの第2の基礎情報とを切替表示するための戻るボタンとを表示するために用いられる。
【0126】
幾つかの実施例では、表示モジュール102は、さらに、戻るボタンでトリガされた第1の操作を受け付けると、再生ページにインタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示し、又は、戻るボタンでトリガされた第2の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示するために用いられる。
【0127】
幾つかの実施例では、表示モジュール102は、具体的には、第2の予め設定された時間長が経過すると、再生ページに、インタラクションコンポーネントと、第1の状態にある位置標識とを表示するために用いられ、位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネント又はターゲットオブジェクトの第2の基礎情報が表示されていることを示すために用いられ、第1の状態にある位置標識は、再生ページにインタラクションコンポーネントが表示されていることを示すために用いられる。
【0128】
幾つかの実施例では、表示モジュール102は、さらに、インタラクションコンポーネントでスワイプする第3の操作を受け付けると、再生ページにおいて、インタラクションコンポーネントを第2の基礎情報に切替表示し、第1の状態にある位置標識を、再生ページに第2の基礎情報が表示されていることを示すための、第2の状態にある位置標識に切替表示し、又は、情報表示領域でスワイプする第4の操作を受け付けると、再生ページに第2の基礎情報をインタラクションコンポーネントに切替表示し、第2の状態にある位置標識を第1の状態にある位置標識に切替表示するために用いられる。
【0129】
幾つかの実施例では、インタラクションコンポーネントの透明度は、予め設定された範囲内に設定される。
【0130】
幾つかの実施例では、表示モジュール102は、アクションボタンでトリガされた第5の操作を受け付けると、再生ページからインタラクションページに切替表示するために用いられる。
【0131】
幾つかの実施例では、再生モジュール101は、さらに、ターゲットオブジェクトのタイプがゲームタイプであり、インタラクションカードのターゲット領域にゲームインタラクション内容を提供するための拡張情報が表示される場合、ターゲット領域でトリガされた第6の操作を受け付けると、再生ページにゲームインタラクション内容に対応する動画を再生するために用いられる。
【0132】
幾つかの実施例では、表示モジュール102は、さらに、ターゲットオブジェクトのタイプが電子商取引タイプであり、インタラクションカードのターゲット領域に商品変化状況を提供するための拡張情報が表示される場合、インタラクションコンポーネントに商品変化状況を動的に表示するために用いられる。
【0133】
本開示によるアプリケーションのインタラクション装置は、上記方法実施例を実行することができ、その具体的な実現原理と技術効果は、上記方法の実施例を参照することができ、本開示はここでは省略する。
【0134】
幾つかの実施例では、本開示は、1つ又は複数のプロセッサと、メモリと、メモリに記憶された1つ又は複数のコンピュータプログラムと、を含む電子機器であって、1つ又は複数のコンピュータプログラムが1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、電子機器に上記実施例のアプリケーションのインタラクション方法を実現させる電子機器を提供する。
幾つかの実施例では、本開示は、表示器と、メモリと、センサとを含む電子機器に応用されるチップシステムであって、上記実施例のアプリケーションのインタラクション方法を実行するプロセッサを含むチップシステムを提供する。
【0135】
幾つかの実施例では、本開示は、プロセッサによって実行されると、電子機器に上記実施例のアプリケーションのインタラクション方法を実行させるコンピュータプログラムを格納した不揮発性コンピュータ可読記録媒体を提供する。
幾つかの実施例では、本開示は、コンピュータで稼動すると、コンピュータに上記実施例のアプリケーションのインタラクション方法を実行させるコンピュータプログラム製品を提供する。
【0136】
幾つかの実施例では、本開示は、プロセッサによって実行されると、プロセッサにいずれか1つの実施例におけるアプリケーションのインタラクション方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラムを提供する。
【0137】
上記実施例の全部又は一部の機能は、ソフトウェア、ハードウェア又はそれらの組み合わせによって実現されてもよい。ソフトウェアによって実現される場合、その全部又は一部がコンピュータプログラム製品の形で実現されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされて実行されると、本開示の実施例のプロセス又は機能の全部又は一部が生じる。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又はその他のプログラマブル装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる如何なる使用可能な媒体であってもよいし、又は、1つ又は複数の使用可能な媒体が集積されたサーバ、データセンタなどのデータ記憶デバイスであってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、又は半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(solid state disk、SSD))などであり得る。
【0138】
なお、本明細書において、「第1」及び「第2」などのような関係用語は、単にあるエンティティ又は動作を他のエンティティ又は動作と区別する目的だけに用いられ、こられエンティティ又は動作間にこのような実際の関係又は順序が存在することを要求又は暗示するものではない。さらに、用語「含む」、「包含する」又はその任意の他の変体は、非排他的な含有を示すことで、一系列の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、それらの要素だけでなく、明示されていない他の要素も含み、又はこのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素も含む。さらに多い制限がない場合に、「1つの・・・を含む」によって限定される要素は、要素を含む過程、方法、物品又は機器にほかの同じ要素も含むことを除外しない。
【0139】
以上は本開示の具体的な実施形態にすぎず、当業者が本開示を理解又は実現することを可能にするためのものである。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者には自明となり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく他の実施例において実現され得る。従って、本開示は、本明細書のこれら実施例に限定されるものではなく、本明細書で開示される原理及び新規の特徴に適合する最も広い範囲を有する。
【0140】
当業者であれば分かるように、本開示の実施例は、方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供されてもよい。従って、本開示は、完全なハードウェアの実施例、完全なソフトウェアの実施例、又はソフトウェア及びハードウェアを組み合わせた実施例の形態を採用してもよい。また、本開示は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む1つ又は複数のコンピュータ使用可能な非一時的な記憶媒体(磁気ディスクメモリ、CD-ROM、光メモリなどを含むが、それらに限定されない)で実施されたコンピュータプログラム製品の形態を採用してもよい。
【0141】
ここまで、本開示の各実施例を詳細に説明した。本開示の構想を遮らないように、本分野で公知の幾つかの詳細については説明されない。当業者は、上記の説明から、本明細書に開示される技術案をどのように実施するかを完全に理解することができる。
【0142】
本開示の方法及びシステムは、様々な方式で実現され得る。例えば、本開示の方法及びシステムは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアの任意の組み合わせによって実現されてもよい。前記方法のステップに用いられる上記の順序は、説明の目的だけに用いられ、特に説明されていない限り、本開示の方法のステップは、上述した具体的に説明された順序に限定されない。また、幾つかの実施例では、本開示は、本開示による方法を実現するための機械可読命令を含み、記録媒体に記録されたプログラムとして実施されてもよい。従って、本開示には、本発明による方法を実行するためのプログラムを記憶した記録媒体も含まれる。
【0143】
例によって本開示の幾つかの特定の実施例について詳細に説明したが、当業者であれば理解できるように、上記の例は説明するためのものであり、本開示の範囲を制限するためのものではない。当業者でれば理解できるように、本開示の精神から逸脱しない範囲内に、上記の実施例を変形してもよい。本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲に示されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】
【国際調査報告】